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「あれ?ここどこだろう?」 気がつくと私は、辺り一面が真っ白である見たこともない場所にいた。 「んー、よくわかんないけど…とりあえず歩き回ってみよっかな」 そう思い、歩き出してみた。 「…なたー……」 「ふえ?今、誰か私のこと呼んだ?」 「こなたー……」 やっぱり誰かが私のことを呼んでるみたい。 というか、この声はたぶん…。 「もしかして、かがみん?」 「こなた…」 私の予想は正しかったようだ。 声のするほうへ歩いていくと、すぐにかがみを見つけることができた。 変な場所で一人ぼっちにされて少し淋しい思いをしていた私は、早速かがみに話しかけた。 「かがみ~ん、寂しかったよ~。ここって一体どこなんだろね?」 「こなた…」 「ひょっとして、ここは私とかがみの2人だけの世界、とかいう展開なのかな?」 「こなた…」 「…えーと。さっきから会話が成立してないような気がするんだけど…」 「こなた…」 …なんでかがみはさっきから「こなた」としか発言しないのだろうか。 何か、何か嫌な予感がする。 「こなた…」 大体、なんでこんなにかがみは私に近づいてくるのだろうか? すでにキス出来そうな位密着しちゃってますよ!? 「か、かがみ、一体どうしたの?言いたいことがあるならちゃんと言おうよ、ね!?」 私は必死になってかがみに呼びかける。 さらにかがみとの距離を離そうとしてみるが、何故か抱きしめられて失敗した。 なんなのさこの展開はっ!? 「こなた…。私ね、やっと気づいたの…」 「な、何に?ってゆーか苦しいんだけど…」 やっとかがみが普通に喋ってくれたよ…。 でも、なんで抱きしめる力がどんどん強くなっていくんだろ…? 疑問を抱く私をよそに、一呼吸置いたかがみは真剣な目で私を見つめている。 私はその瞳に絡めとられ、身じろぎすることもできない。 「こなたのことが、好き…。友達としてじゃなくて、恋愛対象として…」 「うええっ!?」 か、かがみに…告白された? 「えっ、あの、そのう…、だから!ええっと…!」 うわっ、私もの凄く慌てちゃってるよ…。 でも、かがみの告白はすごくうれしい。 私もずっと、かがみのことが好きだったから。 この想いは、叶うことがないって、諦めかけてたから…。 「か、かがみ!実は私も…」 焦る気持ちを抑えて、私の気持ちを伝えようとする。 これで私とかがみんは両想いだよ~♪ しかし、 「いいわっ、こなた!アンタの気持ちはよく分かってる!」 「ふえっ?」 かがみに遮られてしまった…ってゆーか私の気持ち悟られてたの? 「しょせん私とこなたは女同士…。私の想いはアンタには届かない…!」 ……はい? ちょっ、ぜんぜん私の気持ちに気づけてないよー!? 「でもね、私思ったの…。それで諦めていいのか、って…」 「あ、あのー、かがみん?」 「私の可愛いこなたんが、どこの馬の骨とも知れない男とくっついてもいいのかって!」 私の言葉を完全に無視して話し続けるかがみ。 ちなみに力強く私を抱きしめたままだ。 「だから私ね、こなたに百合の素晴らしさを体に教え込んであげようって思いついたの♪」 「………え?」 耳がおかしくなったのかなー? 体に教え込む? そんなエロゲ的展開が私に? しかも、あのかがみが? はっはっは、そんな馬鹿な~。 「さあ、始めるわよ~♪」 「ちょっと待ってかがみ、だから私はそんなことしなくても…うにゃああああっ!?」 軽い現実逃避を行った私に、かがみが襲い掛かってきた! 「や、やめてよ、服脱がさないでえ…!んむっ!?」 「んんっ、ちゅっ、こなた、可愛い…」 キスされてしまい、舌まで入れられて力が抜けてしまう。 気づくと私は裸になっていた。 …展開が速すぎてついていけない。 「んひゃっ、あううう!?そこダメぇ…ひゃううううううっ!」 「ふふっ、こなたったら凄く感じやすいのね…」 体中の敏感な所を弄られ、声を抑えることができない。 うう、かがみん上手すぎ…。 「さ~てこなた、ここからが本番よ?それじゃ、いただきま~す♪」 「か、かがみん、それ以上は…!にゃああああああああああああああっ!?」 …嫌な予感が的中しちゃったなー。 純愛フラグが立ったと思ったら、まさか強制18禁イベント発動とはね…。 ギャルゲーやエロゲを極めた私でも気づかなかったよ、ははは…。 薄れ行く意識の中で、私はそんなことを考えていた…。 「こなたー、朝だぞー」 「うう~ん、かがみ~、ダメぇ…あれ?」 目を開けると、お父さんの顔がどアップで映った。 もしかしてさっきのは、全部…夢? あ、あはは、そうだよね、かがみがあんなことするはずないよね! 少しだけ残念に思いつつも、私は自分にそう言い聞かせた。 今日はかがみが家に来ることになっている。 とりあえず「お父さんキモい!」というセリフでお父さんを部屋から追い出し、準備をしておく。 うあ…、今かがみの顔見たら絶対おかしくなっちゃうな…。 注意しとかないとね! ピンポーン 「は~い、今行くよ~、かがみ~ん♪」 「おっす、こなた」 「ヤフ~、今日も可愛いね、かがみんは♪」 「ば、ばか。何言ってんのよ」 いつも通りじゃれあう私たち。 しかしこのときの私は、あの夢の出来事が現実におこるとは思っていなかった…。 コメントフォーム 名前 コメント GJ!!(≧∀≦)b -- 名無しさん (2023-04-16 20 57 20) 一応、コレで完結みたいですね… そうじろうカワイソス -- 名無しさん (2011-05-05 07 19 24) ↓同感!!続編に期待!!! -- 名無しさん (2008-06-12 21 31 30) 続きに期待 -- 名無しさん (2008-02-09 21 19 39)
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トラコンホール 7 名前:水先案名無い人:2009/10/30(金) 07 45 49 ID XjQ7rjok0 せんせんしゅにゅうしょう!! 虎殺しは生きていた!! 更なる研鑚を積みにんけん凶器かよみかえった!!! ふしん!! 愚地とっほたァ――――!!! そうこうかくとうきはすてに我々か完成している!! 日本けんほう稲城文之信たァ――――!!! 組み付きしたい投けまくってやる!! こりんアマレスたいひょう ロシャー・ハーロンたァッ!!! すてのなくり合いなら我々の歴史かものを言う!! すてのムエタイ ムエカッチュアー シャカッタ・シャーマン!!! 真のこしんを知らしめたい!! しょうりんしけんほう 三崎けんこたァ!!! ホクシンクは3階級制覇たかケンカならせんかいきゅうオレのものた!! ハナマの鉄拳 ラヘルト・ケランた!!! たけき対策はかんへきた!! せんにほんしゅうとう 畑中公平!!!! せんかくとうきのヘスト・ティフェンスは私の中にある!! レスリンクの神様か来たッ ローラント・イスタス!!! タイマンならせったいに敗けん!! ほうそうそくのケンカ見せたる 特攻隊長 しは千春た!!! ハーリ・トゥート(なんてもあり)ならこいつか怖い!! フラシルのヒュア・ファイター スールた!!! 韓国海兵隊から炎の虎かしょうりくた!! テコントー 李猛虎!!! ルールの無いケンカかしたいからハウンサー(ようしんほう)になったのた!! フロのケンカを見せてやる!!リチャート・フィルス!!! めいとのみやけにヘルトとはよく言ったもの!! たつしんのおうきか今 しっせんてハクハツする!! しふさわ流しゅうしゅつ しふさわこうき先生た―――!!! 世界ヘウィ級チャンフこそかちしょう最強のたいめいした!! まさかこの男かきてくれるとはッッ アイアン・マイケル!!! 闘いたいからここまてきたッ キャリア一切不明!!!! カナタのヒット(ケンカ)ファイター シャック・ハンマーた!!! オレたちは立ちわさ最強ではないかくとうきて最強なのた!! こそんしムエタイ テントラニー・シットハイカー!!! しゅうしゅつのほんはは今やフラシルにある!! オレをおとろかせる奴はいないのか!! セルシオ・シルハた!!! テカァァァァァいッ説明不要!! にメートルよんしゅう!!! さんひゃくしっきろくらむ!!! アントレアス・リーカンた!!! しゅうしゅつはしっせんで使えてナンホのモン!!! 超しっせんしゅうしゅつ!! 本家日本からもとへいそうのとうしょうた!!! ヘルトはオレのもの しゃまするやつは思いきりなくり思いきり蹴るたけ!! キック・ホクシンク統一おうしゃ ロフ・ロヒンソン しふんを試しに日本へきたッ!! サンホせんロシアチャンフ セルケイ・タクタロフ!!! しのき流に更なるみかきをかけ ”紐切り”しのき昂昇か帰ってきたァ!!! 今のしふんに死角はないッッ!! シュート・レスラー山本 稔!!! ちゅうこく四千年のけんきか今ヘールを脱く!! 香港から 烈海王た!!! ファンの前でならオレはいつでもせんせいきた!! 燃える闘魂 いかりかんし 本名でとうしょうた!!! 医者のしことはとーしたッ 闘士の炎 未た消えすッ!! 治すも壊すも思いのまま!! しのき紅葉た!!! 特に理由はないッ よこつなか強いのは当たりまえ!! 協会にはないしょた!!! 日の下開山! 金竜山かきてくれた―――!!! あんこくかいてみかいたしっせんカラテ!! 神心会のテンシャラス・ライオン 加藤清澄た!!! しっせんたったらこの人をはすせない!! 超A級喧嘩師 花山薫た!!! 超一流レスラーの超一流の喧嘩た!! 生ておかんてオトロキやかれッ ニューヨークのこうてつしん!! マイク・クイン!!! ふしゅつ空手はこの男か完成させた!! 神心会の切り札!! 愚地克巳た!!! 若き王者か帰ってきたッ とこへ行っていたンたッ チャンヒオンッッ 俺達は君を待っていたッッッ範馬はきのとうしょうた――――――――ッ 加えて負傷者発生に備え超こうかなリサーハーを4名こようい致しました! カホエイラ フランシス・シャヒエル!! てんとう派空手 栗木たくし!! 東洋のきょしん!マウントとは! ……ッッ とーやらもう一名は到着か遅れている様てすか、到着したいッ皆様にこ紹介致しますッッ トラコンホール http //changi.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1253721865/ 関連レス 118 :マロン名無しさん:2009/10/29(木) 18 21 32 ID ??? おつ。 テカァァァァァイwww 11 名前:水先案名無い人:2009/10/30(金) 16 30 46 ID 2u/y0YD9O 7-10 アリカトオオッ! コメント 名前
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小鳥「千早ちゃんのお尻を開発!」P「ひゃっほう!」 執筆開始日時 2012/08/01 元スレURL ログ速URL 概要 千早「ちょっと!外して下さい!」 P「いや、外したら殴られそうだし」 小鳥「あれだけ絶頂を迎えたら、そんな体力ありませんよ」 P「それもそうですね」 小鳥「実は千早ちゃん、お尻の方の素質アリのようですから」 P「うむ、なら是非もないな」 タグ ^音無小鳥 ^如月千早 ^天海春香 ^R-18 まとめサイト 森きのこ!
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『エゴだよ、それは』 4KB 小ネタ 理不尽なお話 ※注意! 何もしていないゆっくりが理不尽に酷い目にあいます。 アムロやシャアは特に関係ありません。 靴を突っかけながら外に出る。 玄関から少し離れた所に、一匹の子れいむがいた。 「ゆっくちしていっちぇにぇ! れいみゅはれいみゅだよ!」 つま先をとんとんと地面に打ちつけ、靴をしっかりと履く。 「にんげんしゃん! れいみゅね! れいみゅね! ひとりでおしゃんぽできりゅんだよ! しゅごいでしょ!」 玄関に鍵をかける。 さて、出かけるか。 「ゆゆっ? むしちないでにぇ! むしちないでにぇ! ゆっくちしていっちぇにぇ!」 俺はおもむろに子れいむを蹴った。 「ゆぴいっ! いちゃいよ! やめてにぇ! やめてにぇ!」 二度三度と蹴り続けながら歩を進める。 あまり強く蹴ると表皮が破れてしまう。こう見えて、力加減が難しい。 子れいむの、ぽよんぽよんとした柔らかい感触は、靴を通してなお、つま先に心地よかった。 「いちゃいよっ! いちゃいよっ! れいみゅにひどいことしにゃいでねっ! ゆっくちしていっちぇにぇっ!」 赤信号の横断歩道で足を止めた。 同時に子れいむを蹴るのをやめ、今度は足の裏全体で軽く踏みつけながら転がす。 ぷよぷよとした程よい弾力。これもなかなか心地よい。 「ゆぎゅうううう! ちゅ、ちゅぶれりゅうううう!?」俺の足の下でもがく子れいむ。「どうちてこんなことしゅるにょおおお!?」 子れいむのその言葉に、俺ははっとする。 そういえば、どうしてだろう。俺はどうしてこんなことをするのか――。 考え始め、しかしその瞬間に考えるだけ無駄だと気付く。 たとえば道端の石ころを蹴るのに、理由を求める人間がいるのだろうか。 信号が青に変わった。俺は再び子れいむを蹴りながら歩き始める。 「いぢゃいよおおお! だぢゅげぢぇぇえええ! おかっ! おかあしゃっ……おがあじゃあああああん!」 相変わらず子れいむは騒いでいるが、当然、それを気にする通行人はいない。やかましさで言えば街の喧騒の方がよほど上だ。 ふと、足元の声がいつの間にか消えていることに気付く。 視線を下にやり、俺は思わず舌打ちした。 ぼうっと歩いていたせいだ。無意識に子れいむを踏み潰してしまったらしい。つま先と靴の裏に、餡子がベッタリとついていた。 仕方ないので、公園の水道ででも、軽く洗い流すとしよう。 通りかかった公園。 その入口に、一匹のれいむがいた。 「♪ゆっ! ゆっ! ゆっ! ぴこぴっこ、おひさまさんむけ~て~」 体をくねくねさせながら歌うれいむの前には、口を上に向けた空き缶。 「♪ぷりんぷりん、おしりゆすれ~ば~」 俺はおもむろにれいむを蹴った。 「♪ひかりの……ゆごおおっ!?」 ずっしりと重めの蹴り応えに満足する。 れいむは後方にまっすぐ吹っ飛んで、ころりと仰向けに転がって地面を滑り、そのまま公園に入っていった。 ――ゴール。 心の中でそう呟く。 れいむを追って――というわけではもちろんないが、俺も公園内に向かう。水道を見つけて、靴についた餡子を落とすためだ。 水道はすぐに見つかった。 蛇口を捻り、水を出す。 「ゆひゅううううっ!」 風が吹き抜けるような音に振り向くと、先ほどのれいむが起き上がり、こちらを睨んでいた。 「に、にんげんひゃん!」歯が折れたらしいれいむが、不明瞭に叫ぶ。「どうひてこんなこひょひゅりゅのおおお!?」 れいむのその言葉に、俺ははっとする。 そういえば、どうしてだろう。俺はどうしてあんなことをしたのか――。 考え始め、しかしその瞬間に考えるだけ無駄だと気付く。 たとえば足元にボールが転がっていたら、ちょっと蹴ってみたくなるのが人のサガだ。 俺は蛇口を閉め、れいむの元に向かう。 れいむがびくりと体を動かした。 「やめふぇね! やめふぇね! いひゃいこひょひないでね!」 じたばたするれいむ。 その眉間を狙いすまして蹴ってやると、「ゆぎょっ!」という奇声を発しながら、れいむは砂場に突っ込んだ。 ――バンカー。 心の中でそう呟く。 俺は改めて水道に向かい、靴の餡子を洗い流した。 途中、少年たちのはしゃぎ声に顔を上げる。 俺が砂場に蹴りこんだれいむを、彼らがサッカーボール代わりにして遊んでいるのが見えた。 二つ三つ野暮用をすませて帰宅する途中。 ドブ川の脇に、一匹のまりさがいた。 「ゆんせ! ゆんせ! まっててね、れいむ! おちびちゃんたち! おとうさんが、おいしいごはんをたくっさんっ! もってかえるからね!」 まりさは表皮に砂糖水の汗を浮かべ、せっせと雑草を引き抜いている。 俺は足早にまりさに近づいた。 「ゆんせ! ゆんせ! ……ゆっ? にんげんさん? まりさになにかごよう?」 こちらを見上げるその横っ面に、渾身の蹴りを叩き込んでやる。 「ゆごおっ!?」まりさの体が宙に舞った。「おぞらをとんでるみだいっ!?」 どぼん、と汚れた水の中に落ちるまりさ。 ドブ川を見下ろすと、まりさと目が合った。 「ごぼっ! ごぼぼぼっ! ど、どぼじでごんなごどずるのおおおおおっ!?」 恐怖に染まった目で俺を見上げながら、口の中に水が入るのも構わず、まりさは絶叫する。 理由はある。 考えるまでもなく即答できる。 俺はまりさ種という存在が大嫌いなのだ。 その黒い三角帽子、その金髪。目元といい口元といい――とにかく全てが大嫌いだ。 だから蹴った。それだけだ。 「ゆぼぼぼぼぼっ!? おぼぼぼっ、おぼれるうううううっ! しずむうううううっ! とどっ! とげるうううううっ!?」 いちいち耳障りな声を出しながら、せわしなく浮き沈みを繰り返すまりさ。 じきにその体は跡形もなく溶けて無くなり、汚水となって下流へと流れていくのだろう。 いい気味だ。 「ぎゅぼぼぼぼっ! どどどどぼっ! どぼじでこんなこどにいいいいいいっ!?」 その問いかけにも即答できる。 それは、おまえがまりさ種としてこの世に発生してしまったからだ。 もし、仮に。 例えばおまえがれいむ種だったなら、俺は絶対こんな事をしないのに。 (了) 作:藪あき
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naviで指定しているページは存在しません アキは倉庫へと足を運んでいた。 僅かに足取りは重く、躊躇いの色が伺える。「置き去りにしたポケモンの後始末をする」 そう自分に言い聞かせながら、倉庫の扉を開け放つ。 いた。 昨日と同じように、逃げることもせずに。 昨日と同じように、畏怖と怨嵯の籠もった瞳を向けながら。「逃げなかったのか」 そのポケモンの前にしゃがみ込み、頬に手を差し出す。 恐怖に震えながら瞳を強く瞑り、息を漏らしながら鳴き声を抑えている。 その姿が、アキの心を締め付ける。 ――罪悪感。 感じる事の無かった感情、感じようとする事を紛らわしていただけなのだが……。 気がつけば、アキはポケモンを抱き締めていた。 強く強く、震えるポケモンをアキ自身も震えながら、抱き締めていた。 子供のように泣きながら「ごめん」と、何度も呟いた。「ひゃははははっひひ! なんだよアキ!? 気でも狂っちまったかぁ?」 突然の声に振り向き、アキは一瞬…… 幻覚を見たかのような気分に陥る。 自分と、懐で震えるポケモン以外には誰も居なかったはずの倉庫内。 不愉快な笑い声と共に現れたのは、倉庫内を埋め尽くさんとするかのような、大量の虫ポケモン達だった。 体力の無くなった昆虫が『アリ』に囲まれたら、恐らく同じ恐怖を味わうのだろう。 危険性を本能で感じてしまうほどの、独特の羽音。 その両腕から鋭く伸びる槍。 黄色と黒の警戒色は、恐怖と共に美しくすら感じるコントラストだ。 スピアーの群。 1対1であれば、大して警戒するほどのポケモンではない。 たが、群を成しているとするならば…… 話は別だ。 体長1m前後の巨大な蜂に囲まれる…… よほどの実力と自信のある者であっても、そこに勝機を見出す事など出来ないだろう。 アキ自身、体中に冷や汗が噴出しているのを自覚していた。 ナイフや拳銃を突き付けられるかのような恐怖とは違う。 酷く現実的で、例えるならば『地震や台風』といった、災害の最中にいるような恐怖。「……何のつもりだ?」 かろうじて搾り出した声も、無数の羽音にかき消されてしまう。 それでも相手は、アキの表情を見て悟ったのか、笑い声に殺意を込めながら言い放つ。「くひひゃひひっ!! お前よぉ、もしかしたら自分は逃げ切れるとか考えてんじゃねぇよなぁ?」「今更、光の当たるような世界になんか逃がさねえぞぉ? ひひ」「禍根ってのはよぉ、伸びて育って芽を出す前に……綺麗さっぱり消さなきゃならねぇ……ひひっひゃははははっ」 矢継ぎ早に繰り出される言葉。 露骨なまでの殺意が含まれた言葉。 アキの背筋は、何百もの蛞蝓が這いずり回るような不快感を感じ続けている。 ……尚も、笑う男の言葉は続く。「俺も友達だからよぉ、元締めの旦那に『お願い』したんだぜ?」「『どうかアキの命までは助けてやって下さい』ってなぁ……」 男の言葉を聞きながら、アキは周囲に目を向ける。 無数のスピアー達から逃げるための、突破口を見つけるためだ。「でもな…… ひっ、旦那は何て答えたと思う? ……ひひひっ」「『脆くなった手駒は潰して丸めて消しちまえ』、だとよ!!」「ひっひひふはひゃぁっははひひゃははははっ!! あぐぁひゃははははっひぃぁはははぁぁっ!!」 今まででも十分に不愉快な笑い声だったが、もはや不愉快を通り越して恐怖すら感じる笑い方だ。 決してアキ達から目を離さず、男はひたすらに笑い続ける。 アキの記憶にある、「あの少女」とは真逆の…… 悪意と殺意と悦楽の混じりきった汚い笑顔。 そして、ついにスピアー達を動かす言葉が吐き出される。「……やっちまえ」 一斉に襲いかかるスピアー達の様は、さながら雪崩のような凄まじさを体現する。 逃げ場など、皆無に等しい状況下でもなお、寸分の油断も無く襲いかかる殺し屋達。 その様を眺めながら、男はアキ達の死を確信していた。 次の瞬間に、倉庫を炎が包み込むまでは……。 アキは眈々と機会を伺っていた。 たとえ名のあるトレーナーと言えど、1人で数百のポケモンを操りきれるわけがない。 必ず仕掛けがあるはずだ、と……。 その読みは、見事に的中していた。 笑う男の背後…… 上手く見えない位置に隠していたのだろうが、合図と共に姿を現した…… もう1種類の虫ポケモン。 このスピアー達を操り、笑う男の指示を直接受ける存在。「……ビークイン、か……」 その姿を見つけるなり、アキは懐からジッポーライターを取り出す。 そして、躊躇い無く背後のドラム缶口へと放り込んだのだ。 ――トルエンキシレン 内容物の成分表示に、そう書かれたドラム缶。 主に、船舶外板塗料の溶剤として用いられる液体だ。 俗に言う『シンナー』である。 その着火性は、それこそジッポーライターに使用するオイルと同等。 アキはドラム缶に火を放つと、勢い良くスピアー達に向かってドラム缶を蹴り飛ばした。 炎を纏った液体は瞬時に散らばり、周囲の木材や、それこそスピアー達の体をも…… あっという間に飲み込んでいく。 炎に我を忘れて逃げ惑うスピアー達は、いかにビークインの能力をもってしても…… 操りきれるものではなかった。 倉庫の中は、たちまち阿鼻叫喚の地獄絵図へと様変わりする。 その混乱を機に、アキは倉庫から逃げ出した。 背後からは罵声と笑い声が聞こえるが、振り向く事無くアキは走り去った。 その腕に、1匹のポケモンを抱きながら……。 ページの先頭へ戻る
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便座が冷たい。 何も考えずに勢いよく座り込んだから思わず変な声が出てしまった。 そっか……もう11月だから当たり前か……。 ママに暖房のスイッチ入れていいか後で訊いておかないと。 毎回こんな調子だとトイレにも集中できない……って、トイレトイレ。便座に出鼻を挫かれてしまった。 「はあ〜……」 それにしても、もうこんな季節かあ……。 三年生になってから時間の経過が早くなったような気がする。 いや、高校生になってからかな? とにかく早い。 学祭が終わったと思ったらあっという間に11月に突入してしまった。 軽音部としての活動が「一応」終わってからというものの、本格的な受験体制に突入している。今は部室でみんなと一緒に勉強の毎日だ。 勉強嫌いの律と唯も文句は言ってるけど、なんだかんだでがんばってめげずについてきている。 ムギのお菓子のおかげでがんばれる! ……みたいなこと言ってるけど実際は「みんなで同じ大学に行く!」という目標が大きな原動力だと思う。これは私とムギも同じ気持ちだ。 (私たちよりも一つ学年が下であるはずの)梓も唯と律に勉強を教えている。 本当に健気な後輩でいつも迷惑かけてばかりだ。今度何かお礼を言わないと。 私とムギもできる範囲はサポートするようにしている。教えられるってことは、自分が理解できているってことの証明にもなるし、復習にもなる。 これはこれで良い体制なんだと思う。 ……密かに心配なのは私自身の受験だ。 自分で言うのもなんだけど、成績はまずまずだと思う。 さわ子先生にも今のまま勉強を続けていれば心配することはないって言われてる。けど、心配性の私は不安でしょうがない。だから家に帰ってからも机に向かっている。 ふと、寝る前に「自分だけ落ちてしまったらどうしよう」とか悪い方に考えてしまう。こんなこと律に言えば笑われるだろうけど、私にとっては大きな心配の種だ。 今みたいに一人になった時に考え込んでしまう。 ……いけない、いけない! こんな時は前向きに捉えないと! だいじょうぶ、いつも通りにやればきっとだいじょうぶ。 がんばればきっと報われるはずだ。つらい時にこそ踏ん張らなくちゃいけないんだ。 「ほかほか……れっぐうぉーまー……!」 良い感じのタイトルが思い浮かんだ! この調子なら歌詞もすらすら出てくるかも……今日の勉強はここまでにして、歌詞考えようかな。 ジャアアアアアアアッ 憂鬱な時は詩を書いて気分転換。 ついついのめり込んで夜更かししないように気をつけないと……。 数日後 「ふぅ……ん?」 べ、便座が暖かい! あ〜……気持ちいい……ママ暖房入れてくれてたんだ……。 外が寒いだけあってお尻が暖かい……。学校の椅子もこんなのだったらいいのに……って、トイレトイレ……。 便座の温度にいちいち感動してるなんてことがバレたら恥ずかしい。 最近、律と唯が勉強している時にチラチラ楽器の方を見つめている。 多分演奏したがってるんだと思う。引退する前まではあんなに練習する機会があったのに今さら触りたがるなんて……。 けど、それは私も同じ気持ちだ。だからこそ今も毎日エリザベスを背負って学校に通っている。 ムギだってそのはず。今日だって、梓が一人で練習している姿を時々羨ましそうに見ていた。でも今はまだやらないといけないことがたくさんあるから……。 ……特に律と唯は。 それに「勉強勉強」言ってる私が提案するのも変だから……やっぱり言えない。 もう少し勉強ペースが上がれば息抜きのためにもそういう時間を設けようかな。 そうでもしないと、いつか私までも破裂してしまいそうだ。 だから今は我慢の時だ……。 「ほんと、どうなるのかな……」 私の受験に対するただぼんやりとした不安は今でも胸の中で渦巻いている。 模試の判定も「A」と出ている。それでも油断はできない。本番、何が起こるかは誰にもわからない。 ……何が起こるかわからないといえば、まさか全員同じ大学を目指すだなんてまったく想像もしていなかった。まさかこういう流れになるなんて。 大学は取りあえず自分のレベルに合った所にしようと思ってた。 たとえ律と離れ離れになっても、大学を卒業すれば社会人。大学は高校よりももっと時間が早く過ぎてしまうのかもしれない。結局、いつかは一人になる。 だからそうなってもしょうがないって思っていた。早く一人で……。 けど、ムギが進学先を女子大学にするって言って律と唯も「そこにしようかな」って言った時、私はこれまでの高校生活を思い返した。 一番先に思い浮かぶのは軽音部にいる私だ。 部活以外にも楽しいことはいっぱいあったけど、やっぱり…… 律がいて、ムギがいて、唯がいて、梓がいて、私もその中にいて……そんな軽音部が私は大好きなんだと強く思った。 ──もう少しだけ、みんなと一緒にいたい。 決意を固めると、そのあとはとんとん拍子だった。 私が志望校をみんなと同じにすると打ち明けると、みんな喜んでくれた。律は心配そうな顔をして「いいのか?」って訊いてきた。私が頷くと、いつもの調子で笑ってくれた。本当にわかりやすいなあ……。 ──自分の進みたい道へ、まっすぐと! 「……ひとりぼっちの雪だるま!」 わっ! また良い感じのができそうだ。 トイレにこもっているとそういうインスピレーションが沸くのかも……? とにかく、早くメモしなくっちゃ。 ジャアアアアアアッ 「よーし、がんばるぞーっ!」 部室 「ちょっとトイレに行ってくるよ」 「あ、わたしも〜!」 唯はお菓子食べ過ぎだと思う……。まあ勉強もしてるからいいけど。 ……うう、廊下は寒い。隣を歩く唯は楽しそうな表情だ。 早く済ませて部室に戻ろう。 バタン ガチャッ ふう……毎日勉強だからちょっと疲れる。 部室に戻ったらもう一杯紅茶もらおうかな…… 「ひゃうっ!」 「ど、どうしたの、澪ちゃん?」 「へっ!? う、ううん、何でもないよ!」 まさかの不意打ちだった。 この恥ずかしさも冬のせいかなあ……。 「はあ……」 私たちの冬はこれから……それも、まだまだ長そうだ。もっと厳しい冬になるかもしれない。 でも、みんなで力を合わせればきっと乗り越えられるはず! 私はそう信じている。 いつかは暖かい春が訪れる。 そんな優しい季節の中を、私たち全員が笑って卒業できますように……。 〜完〜 戻る
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24代目スレ 2008/05/28(水) 【屋内プール】 マーズ「こんちゃー、ごちゅーもんの品ぁ、お届けに上がりやしたぁー」 アイミ「わ、ほんとに持ってきてくれたんだ」 マーズ「おれの取説に、契約不履行という文字はねーっ! あいよ、スピード社製競泳用水着『レーザーレーサー』、 まだ市場に出まわってねー、最新モデル!」 アイミ「へぇ、これが」 カル「凄い凄いって聞くけど、ほんとなのかな」 マーズ「伸縮、撥水性に優れた最新素材を使用! さらには生地表面に極薄のポリウレタンを使用して、 全身の皮膚や筋肉をタイトに締め付けるもんだから、水のてーこーをパねーくれー減らしちゃう! こいつを着りゃー、もー、ドーピングしてんじゃねーかっちゅーくれースイスイとぉー、 んっと、あれ、おにーさん、誰? 新顔? 新顔いらねーって叩かなきゃダメ?」 カル「あ、いや、俺は」 アイミ「カルくんは、わりと昔からいるのよ? 強化選手に選ばれてたから、ここ最近ちょっと外国に行ってたんだけど」 マーズ「ふーん。えーと、はじめまして、マーズくんです。ロボです。 バイオねんりょーで動いてます。好きな食べ物はナマのトウモロコシです。 好きな聖闘士はクリスタルセイントと炎熱聖闘士です。 こえー聖闘士は乙女座バルゴのシホミおばちゃんです」 カル「あ、これはどうも、ご丁寧に」 マーズ「で、おにーさんは、聖闘士でゆうと、どーゆーポジションなの?」 カル「ライオネット蛮かな」 マーズ「やべー、ちょーいーヒトだ」 カル「ねね、おにーさんさ、センシュだってーなら、こっちもどーよ。 複合ゴム素材のひょーめんに水分子をキューチャクさせて、 水とのマサツをキョクゲンまで減らしちゃうっちゅー仕組みでね。 国内製だから、いま揺れてるスポンサー問題もばっちしパスすんよ」 カル「へえ」 アイミ「これ、ありがと。早速試してみるね!」 マーズ「えっ、あれ!? レーザーレーサー、着ちゃうの!? コレクター的なきょーみで欲しがってたんじゃなかったの!? ちゅーか、いつ着替えたの!? それ、着るのにパねー時間かかんのに! あ~、ちょっと待ってちょっと待って! それ着て泳ぐのぁーっ!」 ばっしゃーん! マーズ「あ~」 カル「どうしたんだい。まさか、なにか危険があるんじゃ」 マーズ「やー、危険はねーし、性能も問題ねー」 ばしゃばしゃばしゃっ! カル「ほんとだ。メチャクチャ早い」 マーズ「泳ぐぶんにゃー、なんの問題もねーのよ。泳ぐだけなら。 んでも、ありゃー、泳ぐことをツイキューし過ぎちまった水着なんだよー」 カル「どういうことだい?」 マーズ「伸縮性が高すぎて、水から出ると全身をぎゅーぎゅー締め付けんだ。 あの水着試してみた女性キョーエイ選手のヒトが、 さっさと脱いじまいたくって片肌剥いちゃったとこを週プレとかに激写されちまうくれー」 カル「えっ、それじゃ」 マーズ「水から上がったシュンカン、首まわりから胸もとにかけて、 そりゃもー、揉みしだかれてるよーに!」 アイミ「59秒83! やった、新記録だ!」ばしゃっ カル「アイミさん、ダメだ!」 アイミ「んひゃぅん!」 カル「アイミさーん!」 マーズ「へー、きょーか合宿って、そんなあっちこっち行くんだ」 カル「ああ、やっぱり、世界トップクラスのアスリートたちと寝食を共にするのはいい刺激になった。 あんな充実した期間、俺の人生でも初めてだったよ」 マーズ「そんなら、わざわざこんなヘンテコな町に帰ってこなくたっていーじゃねーの」 カル「そういうわけにもいかないさ。 ここには、また会いたいひともいたからね」 マーズ「あ~、さっきの、赤毛のおねーさんだー。 きゃー、えっちえっちー」 カル「まぁ、それもそうなんだけど」 マーズ「それもそうなんだ」 カル「もうひとり、男が、ね」 マーズ「ふーん、友達?」 カル「いや、友達なんてもんじゃない。 次に会ったときは決着を付けようと、そう誓い合った相手さ」 マーズ「あー、うんうん、わかるわかる。あれでしょ? 龍星座ドラゴンしりゅーさんと、かつてのしゅぎょー仲間の王虎さんみてーなもんでしょ? あの話の作画レベルがどーのこーのって、ミツハルさんがゆってた」 カル「猛虎烈風紫電拳の王虎というのが何者なのかはわからないけれど」 マーズ「や、技の名前までは知んなかったけど」 カル「君は、ミナト・カノウという男を知っているかい?」 マーズ「ふぇっ!? カノウ兄弟の、Perfumeの『無限のフロンティア』公式ソング起用に 誰よりもテンション上がったほーのこと?」 カル「いや、先走りしがちな兄の押さえ役にまわることの多い男で」 マーズ「や、だから、カノウ兄弟のPerfumeがアイドルなのかテクノなのかについて フィリオせんせーと三日三晩にわたってギロンを戦わせたほーのことでしょ?」 カル「あ、いやいや、そうじゃなくて。 冷静になりきれない自分を常に戒めている」 マーズ「ん~? どーも、話が噛み合わねーな。 ね、誰かと勘違いしてんじゃねーの?」 カル「いや、そんなはずはない。俺が、ほかでもないあいつの名前を間違えるなんてありえない」 マーズ「やー、だって、カノウ兄弟の、ノッチといえばデンジャラスじゃなくて Perfumeなほーってなぁー、あすこにいる」 ミナト「ばっ♪ ばっ♪ ばーららいっか♪ ばっ♪ ばっ♪ ばーららいっか♪ こっの♪ 想いは止・め・ら・れ・な・い♪ ふぉっふぉっふぉー!」 カル「・・・・・・は?」 マーズ「ほら、やっぱ人違いだ」 カル「いや、あれは間違いなくミナトだ。 間違いはないけど、あれはいったい、なにをやっているんだ?」 マキネ「あれは『バラライカ』! 『きらりん☆レボリューション』の2ndオープニングテーマであり、 歌うは月島きらり starring クスミコハル! オリコン初登場8位を記録した売上金の一部は『ホテル・モスクワ』の活動資金になっているともっぱらの噂! なお、『バラライカ』を『やらないか』と空耳する行為は、ダメ・ゼッタイ!」 マーズ「わーい! マキネさんだーっ! 解説のこーはん部分がデタラメもいーとこのマキネさんだぁーっ!」 マキネ「うぃっす、帰ってきたんだ、カル。久しぶりぃ」 カル「あぁ、マキネさん、お久しぶりです。相変わらず元気ですね」 マキネ「ラ・ギアスかどっかにいるであろう、あたしの兄ちゃんだか弟だかは元気?」 カル「いや、ラ・ギアスにもしばらく滞在してはいましたが、 マキネさんの、怒ると髪が赤くなるという設定を持つご兄弟は見かけませんでしたが」 マキネ「うん、ありがと。でも、その設定は黙ってて欲しかった」 マーズ「んひゃひゃひゃひゃっ! 赤くなるって! 髪が赤くなるって! ちょージャキガン! ちょーちゅーに!」 マキネ「よりにもよって、このロボがいるところでさ。 しっかし、しょうがないね、我が家の男どもは。年単位で迷子になっちゃってさ」 マーズ「えー、年単位って、そりゃもー、失踪届とか出したほーがいーんじゃねーのぉー?」 マキネ「なにいってるのさ。そんなことでいちいち失踪届出してたら、 うちのおやじなんかとっくの昔に死亡扱いされてるよ」 カル「まだ帰ってこられないのですか」 マキネ「ああ、一向にね。じいちゃんいるから困んないけどね」 カル「ところで、あれは」 ミナト「トキメキ♪ ヤキモチ♪ ス・キ・よ♪」 ばきっ レタス「オタ芸をやるなキモいからと、公共の場でオタ芸をやるなキモ過ぎるからと、 いったい何度いえばわかるのでして、あなたは」 ミナト「バカヤロウ! 皮膚感覚だけでオタ芸キモいとか、お前はいったい何様だ! いいか、オタ芸っていうのはな、古くは70年代から始まった、歴史あるパフォーマンスなんだよ! アイドルのステージとは、いわばアイドルとオタ芸が共同で作り上げるミラクルでありファンタジーなんだぁっ!」 レタス「そういうパフォーマンスをやりたいなら、 パンクなりメタルなりのライブでやればよろしいのではなくて? そうではなくて?」 ミナト「いや、だってさ、そういうのはさ、ほら、調子に乗りすぎると ギタリストとかベーシストとかドラマーとかにぶっ飛ばされるから」 レタス「だからといって、アイドルや声優のライブでやってよいという話にはならないのではなくて? 特に声優のライブのような狭いハコで暴れ回るような真似、正気を疑わざるを得なくてよ?」 ミナト「愛ゆえにだぁっ!」 レタス「自己愛というのでしてよ、その愛は」 カル「あれは誰だい? 転校生かな」 マキネ「なにいってんの、あんたとおなじクラスのレタスじゃない。 ひところコロニーに戻ってたみたいだけど」 カル「バカな。俺が知っているレタスは、男だったはず」 マキネ「あー、あれじゃない? 水かぶったら女になっちゃったんだよ」 カル「では、お湯をかければ男に戻るのでしょうか」 マキネ「やー、お湯をかけたら音痴になった」 カル「そんな、では、運動音痴であるがゆえに文武両道の友人リオトに 憧れにも似た友情を抱いていたレタスは」 レタス「よってたかたって、両親のあまりフィーチャーされていない欠点を わたくしに遺伝させようとするのはやめてくださらなくて?」 マキネ「運動音痴ではないと思うよ? 水泳大会で上位グループに混じってたし」 カル「レタス! あなたはいったい、どんな複雑な呪泉郷に落ちてしまったのですか!」 レタス「呪泉郷の実在を前提として話すのはやめてくださる?」 カル「あなたの友人の、中学時代カラテの全国大会に出場したものの、 リウトなる弟にコンプレックスを感じてゲームに逃避し、 しかしゲームの腕前も全国級のリオトはどうしてしまったのですか?」 マキネ「なんなの、その、後ろから蹴りを入れたくなるようなスペックの人物は」 レタス「このあたりはすっかりイスルギの勢力下ですから、 マオ社の人間を両親に持つあの方たちは、転校していったのではなくて?」 マーズ「名前からしてちゅーごく系だね。おれ、仲良くできそーもねーや」 マキネ「見つかったら、唐揚げにされて食われちゃうよぉ~?」 マーズ「やーん」 カル「そうだ、ユウカは? 紅茶ぐるいの父親の反動でコーヒー党なユウカはどこに?」 レタス「覚えてなくていいことを覚えてる方ですのね、あなた」 マキネ「あぁ、ダメダメ。あんたB組オーラ出てるもん。 あの子、怖がって出てこないよ」 カル「いったい、俺がいない間になにが起こったと」 レタス「見知った人間がフッといなくなるのは、この町ではよくあることでしてよ」 マキネ「あぁ~、そうそう、定期的に、ひとりが死んでひとりが消えてく的な」 マーズ「え、じゃー、最近おれが歩いてっと、 うしろからひたひたと、足跡がよけーに聞こえてくんのは」 マキネ「それはあんたが四本脚だから」 ミナト「ちょぉっと♪ キケンな♪ カ・ン・ジ♪」 レタス「ちぃっ、性懲りもなく」 マーズ「あっ、ちょっと、おにーさん?」 カル「・・・・・・」スタスタ ばきぃっ! ミナト「いってーな! なにすんだ!」 カル「ミナト・カノウ! そのザマはいったいどうしたことだ!」 ミナト「なんだ、お菓子作りしか取り柄のないカルじゃん。 最近見なかったけど、どこか行ってたのか?」 カル「なにをいっているんだ。お前も見送りに来ていたじゃないか!」 ミナト「そうだっけ?」 カル「あのときの誓いを忘れたとはいわせないぞ!」 ミナト「ああ、心配すんなよ。 『会いたかった』なら、ちゃんとナッツミィバージョンまでマスターしてるから」 カル「ミナト! 『俺の恋人はこの刀さ』などといっていたお前は、どこに行ってしまったんだ!」 ミナト「ないっすわぁ~、カタナが恋人とか、正直ないっすわぁ~」 マーズ「カタナが恋人って、それはそれであぶねーかんね」 マキネ「なんだったんだろうね、その、カタナが恋人発言は」 レタス「フロイト的にも危険ですこと」 カル「どんなつらいことがあったか知らないが」 ミナト「つらいことっていわれてもなぁ」 マキネ「いやぁ、なんもないなんもない」 マーズ「いーこともわりーこともしねーまんま、自堕落に生きた結果が、ソレだよ」 レタス「教訓的ですこと」 カル「ミナト、お前がレイナさんに想いを寄せていることは知っている」 ミナト「それ、とっくの昔に吹っ切れてるからなぁ。 いまは、どっちかっていうとレイニャのほうがハァ~ン」 カル「だからといって、そうまで自分をおとしめることはないだろう!」 ミナト「おとしめてるつもりはないんだけどなぁ」 マキネ「いや、堕ちてるよ。ガンガン堕ちてるよ」 カル「お前は、そんなことでアイミさんに顔向けできると思っているのか?」 ミナト「なんでアイミが出てくるんだよ」 カル「ミナト、お前にわかるか。俺が、どんな気持ちでトレーニングを積んできたのか」 ミナト「わかるかっていわれても、ごくろうさんとしか」 カル「お前との再会を、どんなに待ち望んだことか!」 ミナト「そりゃどうも」 カル「毎日、お前の顔を思い浮かべないことはなかった」 ミナト「嬉しい反面、ちょっとイヤだよ」 カル「あぁ、俺はアイミさんのことが好きだ! でもな、お前のこともおなじくらい好きなんだ!」 ミナト「あの、なんていうか、ごめんなさい」 カル「反省したんだな。よし、行こう。俺が、必ず立ち直らせてやる!」 ミナト「は? あ、いや、ちょっと待てちょっと待て。 今日は『ホテル・モスクワ』のカチコミ終了記念イベントが」 カル「バラライカさんはステージなんか出ない!」 ミナト「待とう、まず待とう! 危険を感じる、身の危険を感じる!」 ずるずるずるずるずるずるずるずるずるずるずるずる マキネ「『バラライカ』を『やらないか』と空耳する行為は、ダメ・ゼッタイ」 マーズ「どーして繰り返したの」
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47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/25(水) 02 05 33.52 ID 2jrM1lx50 [2/5] ツンデレと賭けカードゲームをしたら 「あー、暇だなー……」 『……どうせタカシは、やるべきことがあっても、放置してだらけるくせに……』 「なかなか耳が痛いことをおっしゃる……。あ、そうだ、カードゲームしようぜカードゲーム」 『……カード、ゲーム……?』 「そーそー、最近ネットでやってたらはまってさ、実際に買ってみたんだけど相手がいなかったんだよ」 『……ふん、仕方ない、タカシがそこまで言うなら……私の貴重な時間を割いてやろう……』 「お前だって暇そうに本読んでたくせに」 『……う、うるさい、さっさとルールを説明しろ……!』 『……なるほど……基本はシンプルだけど、カードの組み合わせによって、複雑になっていく、と……』 「ま、そんな感じだ。ちなみは飲み込み早いから、今ので大体わかったかな」 『……当たり前だ……初めてでも、タカシ程度に負けるはずがない……』 「お、言ったな? じゃあ何か賭けようじゃないか」 『……別に良いけど……あまり大変な物を賭けると、あとで苦しむのは、タカシだよ……?』 「へ、今のうちに言っとけ」 ――そして、しばらく後。 「……ふぅー、一点差でギリギリ俺の勝ちだな」 『……くっ、いくら初めてとはいえ……タカシにこの手のゲームで負けるとは、なんという屈辱……玉座と拷問人のコンボなんて鬼畜過ぎる……』 48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/25(水) 02 07 31.38 ID 2jrM1lx50 [3/5] 「そう言うお前だって、魔女ばっか使ってきただろうが。ま、何はともあれ、勝ちは勝ちだ……賭けの内容は覚えてるよな」 『うっ……お、覚えてるに決まってる……な、何でも命令すればいい……』 「んふふ、じゃ、存分にぺろぺろさせていただきますかな!」 『えっ……? ちょ、ちょっと、やめっ……ひゃぁ、んあっ……』 『うぅ……鬼畜やろうに全身を蹂躙されてしまった……』 「いや、ほっぺと首筋しかぺろぺろしてないっちゅーに、鬼畜野郎ってお前……」 『うるさい、この変態異常性欲魔……! ……はぁ、もうお嫁に行けない……』 「ちなみは可愛いから大丈夫だろ」 『……っ!? か、可愛いとか、タカシに言われても、う、嬉しくないし……!』 「ま、ホントに貰い手がいなかったら、俺が貰ってやるよ」 『にぇっ!? ば、馬鹿、な、何言ってるのよ、馬鹿……ばか』 「はは、やっぱ駄目か」 『……だ、駄目じゃ、ないけど……あの、えっと、ていうかその、私も、た、タカシのこと……!』 「よし、セット完了っと! もう一戦やろうぜ、ちなみ! ……ん、どうした? 顔真っ赤だぞお前」 『~~っ! ……この、馬鹿、馬鹿、馬鹿ぁっ』 「ちょ、いたっ、痛いって! な、何なんだよ一体!?」
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東方ファイト53 より ttp //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/41116/1328374268/ 対戦者:紅魔館を乗っ取ったチルノvsゴリアテの影に隠れて忘れられがちだけど、十分デカいティターニアさん 競技内容:はぐれボススレを乗っ取ってきて下さい チルノ「さいきょーのあたいがはぐれスレを乗っ取ったー!」 大妖精「乗っ取ったー!」 リリー白「乗っ取りましたよー」 はたて「お姉さま、乗っ取りですよ、乗っ取り!」 幽香「妖精でしょ、好きにやらせておきなさいよ」 メディ「今日はいつものおねーさん達と一緒じゃないの?」 チルノ「乗っ取りぐらいあたい一人でできるもん!」 大妖精「でもねチルノちゃん、三人一組でやるのがマナーなのよ」 リリー白「そうなんですよー」 ティターニア「……」 上海「シャンハーイ?」 蓬莱「ホラーイ……」 ティターニア「(こくこく)」 上海「……シャンハーイ!」 蓬莱「……ホラーイ!」 ティターニア「!!」 上海「シャンハーイ!」 蓬莱「ホラーイ!」 ティターニア「…………!」 はたて「あっちは何してるんでしょうね?」 幽香「乗っ取ったーじゃないの?」 上海「シャンハーイ!」 メディ「そうみたいだよ」 蓬莱「ホラーイ!」 はたて「いや、言われても解らないから」 蓬莱「……ホラーイ……(ぶらーん)」 はたて「やめて!目の前で首吊るのやめて!」 ティターニア「……!」 チルノ「うぉっ、お前はこの間のちっこいだいだらぼっち!」 ティターニア「……!!」 チルノ「乗っ取りで勝負だな!でもそれならあたいの勝ちだ、あたいは紅魔館を既に乗っ取った!」 ティターニア「!?」 チルノ「嘘なんかじゃない!さあ、お前は何を乗っ取るんだ!」 ティターニア「……!?……??」 上海「シャンハーイ!」 蓬莱「ホラーイ……」 ティターニア「……orz」 はたて「なんか会話が成立した上に勝負がついてるんだけど……」 幽香「あれくらい解るでしょ」 メディ「わかるよね」 はたて「マジで!?」 レミィ「やれやれ、ちょっと出掛けてる間に妖精メイド達は蹴散らされてるし、 一体うちの門番は何をしてたのかし……うっひゃぁっ!?冷たっ!私の玉座凍ってるじゃないの!」 咲夜「そのようですね」 レミィ「何これ何なの?黒幕による異常寒波?パチェの魔法実験?」 咲夜「とりあえず……私が座って暖めます、お嬢様どうぞ遠慮なく私の上にお座り下さいッ!」 レミィ「今そこに座ったら咲夜の鼻から出てるそれで血達磨でしょうが……」 結果:チルノが乗っ取りの実績をアピールしてティターニアの心?を挫き、快勝 ―裏― お邪魔しましたー ―裏― 編注:このジャッジは、はぐれボススレの4スレ目に投稿されました。 はたて チルノ メディスン リリーホワイト 上海 人形 大妖精 幽香 建物 蓬莱
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イエティ ウルトラレア 必要魔力 16 遠距離 攻撃 防御 TOTAL 親愛度MAX 5440 2958 8398 6000 誕生日 12月23日 身長 142cm 体重 33kg 3サイズ スキル 土壇場効果 防御が少なくなった瀕死時に攻撃力大up 親愛度 コメント 低 わーぃ!雪だ雪だー!君もお散歩ですか?えへへー雪の日のお散歩は楽しいですよねー♪そうだ!一緒に雪だるま作りませんか?おっきいの!じゃああたしは頭を作りますから…君は体をお願いしますね♪ 中 てりゃー!ふへへー♪どうですか?あたし特製雪玉は!油断大敵なのですー♪…あれ?なんですか?その雪玉…あはは…まさか…ひゃぁ!そんないっぱい卑怯なんですーっ! 高 はぁ〜…手が冷たくなっちゃいました…わわわっ!…君の手まで冷たくなっちゃいます…うぅ…君の手はとても温かいです…なんかドキドキしちゃうんです…えへへ…今日はこのまま手をつないでお散歩しましょう♪ 嫁 君のことを想うととってもあったかい気持ちになります!あったかくて雪も解けてしまいそうです…でもでも!雪が解けて春が来てもずーっとずーっとあたしと一緒にいてくださいね♪約束なんですから! 親愛度 セリフ 低 お散歩楽しいです! 寒いのはお嫌いですか? 雪だるまを作りましょう! ふわふわの雪です〜 中 雪合戦ですよー! 覚悟してくださいね! こう見えて雪合戦は得意なんですから! いっきますよー! 高 君の手あったかいです… 手をつないでお散歩しましょう! ドキドキなんです! ちょっと恥ずかしいですね♪ 嫁 ぎゅーってしてください! あたしたち…ラブラブですね♪ 君の温かさにクラクラです♪ 春がきてもずっと一緒です! スキンシップ後 朝 おはよーございます!朝の雪はキラキラしてますよ! 夜 寝るときはちゃんと温かくして寝てくださいね! なでなで えへへ~♪君の手あったか~い… その他 誕生日 今日はあたしの誕生日なんです!え?知ってたんですか!? ローゼンデート思い出 雪が大好きだけど、秋のバラも好きだー!ふへへー、君と過ごしたローゼンデート。ずーっとずーっと歩いていたかったな♪君がくれた光り輝くバラのように美しい君の瞳はいつまでも忘れないよ。 おはよーございます!朝の雪はキラキラしてますよ! -- 朝スキンシップ (2013-08-05 08 54 29) はぁ~…手が冷たくなっちゃいました…わわわっ!…君の手まで冷たくなっちゃいます…うぅ…君の手はとても温かいです…なんかドキドキしちゃうんです…えへへ…今日はこのまま手をつないでお散歩しましょう♪ -- 親愛度 高 セリフ (2013-08-07 16 02 16) 上のはコメントです、すいません -- 名無しさん (2013-08-07 16 04 04) 君の手あったかいです… -- 親愛度 高 セリフ (2013-08-07 16 05 24) 手をつないでお散歩しましょう! -- 親愛度 高 セリフ (2013-08-07 16 06 02) ドキドキなんです! -- 親愛度 高 セリフ (2013-08-07 16 06 34) ちょっと恥ずかしいですね♪ -- 親愛度 高 セリフ (2013-08-07 16 07 06) 名前 コメント