約 1,243 件
https://w.atwiki.jp/goronka/pages/1454.html
【作品名】DRAGON QUEST -ダイの大冒険- 【ジャンル】ジャンプ漫画 後半は完全にドラクエではない 【先鋒】ポップ 【次鋒】竜魔人バラン 【中堅】真ミストバーン 【副将】竜魔人ダイ 【大将】バーンパレスwith大魔王バーン(老) <参考> 【名前】超魔ハドラー 【属性】超魔生物 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】剣での攻撃力は鬼岩城(副将参照)を剣で破壊したキャラと互角。 イオナズン:ダイのアバンストラッシュ(※1)を相殺し、その威力を完全に殺した爆裂呪文。射程十数m。タメ数秒。 ベギラゴン:島の反対側からでも確認できる直径数十m以上の大爆発を起こす閃熱呪文。 『我が最強の呪文』らしいので上記イオナズン以上の威力が見込める。射程数十m。タメ数秒。 地獄の爪:拳の骨を魔力で硬化、鋭い爪を突出させて敵を貫く必殺技。 『地上に長さ100m以上の裂け目を作った剣風でも皮一枚しか切れなかったキャラ』に致命傷を与えた。 超魔爆炎覇:炎の暗黒闘気を全身に纏って突撃し剣で両断する超魔ハドラー最大最強の必殺技。 アバンストラッシュ(※1)を涼風も同然にかき消せる威力がある。 【防御力】 竜魔人バランのドルオーラを全力で防御すれば防ぐことが可能なキャラと、少なくとも同等以上の肉体強度を持つ。 アバンストラッシュ(※1)の5倍以上の威力を誇るストラッシュクロスをまともに喰らった後でも戦闘続行が可能。 アバンストラッシュ(※1)を剣を仕込んだ右手で軽く受け止めることができる。 【素早さ】※なしのダイとほぼ同レベル。飛行可能。 【特殊能力】暗黒闘気で受けた傷やダメージは治療できない。魔炎気を発する超魔生物細胞は高熱に強いぞ。 タメ無しの爆裂呪文を手の平の間で炸裂させその閃光で敵を驚かす目眩ましコンボを持つ(要は猫騙し)。 【長所】素早さと防御力が高い。 【短所】若干火力不足。 【先鋒】ポップ 【属性】大魔法使い 【大きさ】男子中学生並み 【攻撃力】 ベタン:20m程の範囲に超重力磁場を発生させ、相手を押しつぶす魔法。杖を振ってベタンと叫ぶことで使用。 地面を数mほど陥没させ、5m程の竜を5匹まとめて巻き込んで三体撃破する。10m程の巨大な亀のモンスターに撃ったときも同様に押しつぶして撃破する。 メドローア:片手に火炎魔法のメラゾーマ、もう片手に氷結魔法マヒャドを発生させ、弓矢状にして放つ魔法。 正と負の熱エネルギーをスパークさせ、進路上のすべての物質を消滅させる極大魔法とのこと。(作中説明より) 作中使用した際は、進路上のあらゆる存在を消滅させた。 肉体に時間を停止させ永続的に動けなくしてしまう呪法がかけてあり、いかなる衝撃も受けつけず、ダメージを受けるということがない 敵にすら効果がある。魔法の太さは数十m、射程数百mほど。 雷速の戦闘速度を持つ相手が10m程の距離でかわせない弾速。メドローアを作って発射する寸前でも問題なくポップ自身は動ける 【防御力】 宇宙から気絶して落下してくるダイを地表ギリギリでキャッチしてもほとんどノーダメージ。 竜魔人バランのドルオーラを全力で防御すればほぼ無傷で防ぐことが可能な中期ダイより、比べ物にならないほどパワーアップした(※1)のダイに かなりのダメージを与える真・バーンの攻撃にある程度耐えられる。(たまに直撃も受けている) 中期のダイよりは防御力があるか。 【素早さ】 雷速以上の戦闘速度を持つ三人の動きを余裕で見切って反撃できる真バーンの格闘戦の奥義を視認してどういう技か見切る。 上記戦闘速度を持つバーンの手刀が振り下ろされる寸前にダイを助けて数m移動したりできる反応。 また9m程の距離にいる敵にメドローア発射後、4mほどメドローアが進行した後ルーラでその距離をつめた後、雷速以上の反応を持つ中堅の前に移動、 後、雷速以上の反応を持つミストバーンが反応できない速度でおじいさんを抱え、ついでに蹴りを入れてバランスを崩させ、メドローアが到達する前に 離脱できる戦闘速度。 上記一連の動きの後でもメドローアは2mも進んでいなかった。 ルーラによって飛行しながら戦闘可能。飛びながら雷速で戦えるダイよりうまく飛翔できる。 ルーラ:任意でどんなに遠いところでも一度行ったことがあれば瞬時に移動可能。また、目の前10mほどの距離を一瞬で移動して相手を攻撃することも可能。 【特殊能力】 ベホマ:自身のダメージを全回復させる魔術。闘いながら即使用できる。 【長所】すべての物質を消滅させるメドローア。どう見ても主人公 【短所】主人公扱いな上物語終了後は美人二人と旅とか勝ち組過ぎ よかったね参戦出来て 【戦法】即メドローア発射 【次鋒】竜魔人バラン 【属性】竜の騎士 主人公の親父 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】上空で剣を振るった際の剣風だけで地上に長さ100m以上の裂け目ができた。剣での攻撃力は超魔ハドラーと互角。 紋章閃:収束させた竜闘気のエネルギーで敵を貫く技。山をも砕く威力。 『地上に長さ100m以上の裂け目を作った剣風でも皮一枚しか切れなかったキャラ』の肩を貫通した。射程数十m。 ギガデイン:鋼鉄より硬い体をもち大砲が全く効かないヒドラ(巨大竜)を絶命させたライデインよりさらに強力な最強の電撃呪文。 ギガブレイク:上記のギガデインの落雷を剣に受け、その威力とともに突進し敵を両断する必殺技。 超魔ハドラーの超魔爆炎覇と通常状態でほぼ互角の威力。 竜魔人状態で使えば、威力はさらに倍増する。 ドルオーラ:圧縮した竜闘気を放出する竜の騎士最大最強の切り札。射程1,5km以上。タメ数秒。 一国を半島ごと消滅させる威力(半島の大きさは「大陸消滅~空の彼方、数百km」)。 【防御力】自分のドルオーラを全力で防御すれば防ぐことが可能なキャラと、少なくとも同等以上の肉体強度を持つ。 『地上に長さ100m以上の裂け目を作った剣風でも皮一枚しか切れなかったキャラ』に致命傷を与えた超魔ハドラーの地獄の爪が刺さらない。 分厚い岩壁を割り、衝撃で地平線の彼方まで溝を抉った斧の攻撃を受けて無傷。 直径十数m以上、深さ数m以上のクレーターを作り、上記ヒドラの亜種数匹を絶命させた重圧呪文を受けても無傷。 【素早さ】下記のダイとほぼ同レベル(※は除く)。飛行可能。 【特殊能力】数千年分の戦闘経験。相手の五感を奪う特殊な笛の音の力が通用しなかった。 【長所】バランスがいい。 【短所】ドルオーラにタメが必要。 【戦法】ギガブレイク→ドルオーラ。 【中堅】真ミストバーン 【属性】魔軍司令 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】地味目な格闘のみで特別な必殺技を出した描写は無いが設定上、超魔ハドラーや竜魔人バラン以上の肉弾スペックが見込める。 【防御力】 肉体に時間を停止させ永続的に動けなくしてしまう呪法がかけてありいかなる衝撃も受けつけず、ダメージを受けるということがない。 生命活動が停止しているため、生体破壊効果を持つ攻撃も通用しなかった。 あらゆる物質を問答無用で消滅させる呪文・メドローアを当てれば倒せる可能性がある。 フェニックスウイング:あらゆる呪文をはじき返す超高速の掌撃。この技でメドローアをはじき返した。 【素早さ】下記のダイ(※1)とほぼ同レベル。飛行可能。 【特殊能力】 時間が止まった肉体に幽霊のような怪物が取り憑き動かしているため物理的な攻撃に対してはほぼ無敵。 またその怪物には、相手の体に取り憑いて魂を砕き、生きた人形にするという能力もある。 【長所】肉体の時間が止まっているため通常の攻撃が効かない。 【短所】物質そのものを消滅させる攻撃なら効く可能性がある。 【戦法】生物相手には魂砕き。無生物相手には地道に攻撃。 【副将】竜魔人ダイ 【属性】勇者 主人公 【大きさ】12歳の少年並み 【攻撃力】 大地斬:大砲の一斉砲撃が効かない鬼岩城(全長145m)を破壊した。 海波斬:猛スピードの剣風で炎や水や呪文など、形のないものを斬る技。アバン流刀殺法最速。 空裂斬:ガス生命体やエネルギー生命体の急所を射抜きその命を断つ技。物理威力も岬の突端を吹き飛ばすくらいはある。射程数十m。 アバンストラッシュ:上記3つの技の要素を併せ持つ、アバン流刀殺法奥義。 直径1,5km以上の大爆発を防ぐバリアを破り、それを展開していた 『山を完全に貫通して稜線の一部を抉る技でも傷つけられなかったキャラ』を黒焦げにした。 数kmの射程を誇る闘気を飛ばすAタイプと、敵に突進して両断するBタイプが存在する。 ストラッシュクロス:AタイプとBタイプのストラッシュを敵の懐でX字に同時炸裂させる技。破壊力は、通常のアバンストラッシュの5倍以上。 ギガストラッシュ:ギガブレイクとアバンストラッシュの合成フォームから繰り出されるダイ最強の必殺技。 ストラッシュクロスにも耐えた超魔ハドラーを戦闘不能に追い込んだ。ただし、発動までに10秒かかるという弱点がある。 (※1)上記【攻撃力】は全て過去(竜の紋章1個時代)の描写。 竜の紋章が2個になった際に、本人曰く「以前とは比較にならないパワーを得た」らしい。 ドルオーラ:圧縮した竜闘気を放出する竜の騎士最大最強の切り札。射程1,5km以上。 一国を半島ごと消滅させる威力(半島の大きさは「大陸消滅~空の彼方、数百km」)。 (※2)ここまでの【攻撃力】は全て竜魔人になる以前の描写。 ここからさらに竜魔人状態に移行することで、上記までの状態では全く歯が立たなかったキャラを素手で圧倒できるようになった。 また、その際の格闘戦の余波で、空中要塞バーンパレスが完全に崩壊した。 無防備状態でドルオーラを喰らっても無傷のキャラを単なる斬撃で切り裂く通常攻撃力有。 【防御力】上記の超魔ハドラーや竜魔人バラン以上。 【素早さ】 落雷(マッハ440)が落ち始めた後でその落雷より速く剣を投げつけ目的を果たした反応と攻撃速度。 その剣を投げる速度と少なくとも同等以上の速さを持つ自分のAタイプストラッシュに放った後から動きだして追いつける反応と戦闘速度。 トベルーラ(飛翔呪文)を使いその戦闘速度で敵と自在に空中戦ができる飛行速度。 また、その戦闘速度でも避けられない攻撃をルーラ(長距離移動の呪文)で避けることができる。 ※上記【素早さ】は全て過去(竜の紋章1個時代)の描写。 竜の紋章が2個になった際に本人曰く「以前とは比較にならないスピードを得た」らしい。 【特殊能力】生身での大気圏突入可能。宇宙戦闘可能 心眼により敵の生命エネルギーを感じることで、見えない敵を見つけたり、目に頼らずに敵と戦うことができる。 ある程度以上の竜闘気で受けたダメージはしばらく治療が効かない。 【長所】バランスがいい。 【短所】難しい字が読めない。 【戦法】ドルオーラ→ぶった切る。 【大将】バーンパレス 【属性】大魔宮 【大きさ】全長3,15km 全幅3,15km 全高550m 【攻撃力】 ピラァ・オブ・バーン:バーンパレスの各所に計6本装備されている巨大な柱。投下型の兵器で、地面に刺さると大爆発をおこす。 その威力で巨大なクレーターができ山脈地帯が平らになった。 黒の核晶:魔力を無尽蔵に吸収する特殊な石を呪術で加工すると完成する魔界の超爆弾。 6本のピラァ・オブ・バーン全てに装備されており、その破壊力は大陸破壊の10倍以上。 6本の柱を世界中に六芒星を描く配置で投下した後に黒の核晶を起爆するとその破壊力は六芒魔法陣の魔力によって増幅され、 地上そのものを確実に消し飛ばすらしい。 通常は最後の柱の投下によって全ての柱の時限装置が同時に作動し始め6分後に爆発するのだが、黒の核晶を造った大魔王バーン(老)が その気にさえなればいつでも自由に起爆ができる。 また、黒の核晶は氷系以外の呪文をぶつけられたり、爆発による高熱に影響されたりすると誘爆をおこす。 【防御力】 大魔宮は結界で覆われており外周部で大陸破壊級の爆弾が爆発しても内部に影響はなかった。 地上そのものが消滅する大爆発が起きても、やはり内部に影響はないらしい。 【素早さ】詳細不明だが空を飛び、世界中を移動できる。 【特殊能力】外から中に入ることも、中から外へ出ることもできない。 【長所】攻撃力と防御力。 【短所】もはやドラクエでもなんでもない 【戦法】柱を投下してすぐ起爆。ちなみに中には大魔王バーン(老)が乗っている 【名前】大魔王バーン(老) 【属性】魔王 【攻撃力】 カラミティウォール:半円で進む衝撃波の壁。10mほどの距離から全力で放てばカイザー同様『避ける』という選択肢が無いスピード。城の一部を吹き飛ばす。 圧縮暗黒闘気:手から放出するエネルギー波。壁を破壊する。溜め無し。回復不可。 イオラ:腕一振りで五発ほど放てる。連発可。直径2mほどの爆発を起こす。 カイザーフェニックス:火の鳥が飛んでいき敵を焼き尽くす。連射可。(※1)のアバンストラッシュで丁度相殺出来る威力。 10m先からはなってもポップでも避けられないレベル。 光魔の杖:バーン最大の攻撃力を秘める魔法剣。 鬼岩城を真っ二つにしたオリハルコン製のダイの剣を折る。 魔力の通っていない武具や生身の体などは確実に切れると考えていい。 【防御力】光魔の杖を盾として使う。(※1)のダイのドルオーラを防ぎきった。 だがそのレベルの攻撃を連発されると耐えられない。 肉体的強度は達人レベル。闘気を纏うことで増強されるが同じく魔力をやつした武器にはまったくの無力。 【素早さ】(※1)のダイと同程度のスピード。 ただし魔法発動は一瞬。 【特殊能力】マホカンタ:魔法を跳ね返す。一瞬で発動する。 バーンのマホカンタは呪文の威力を100%反射することができる。 逃走防止結界:入ることも出ることも出来ない結界。作中では数100mはあろうかというバーンパレスを完全に覆っていた。 2回同時行動:マホカンタしながら切りつける等、異なる二つの動作を同時に実行できる。 【長所】本命はその防御力。魔法に絶対的に強く、物理防御もかなりのもの。 またその防御力に篭城しながら攻撃できるためタチが悪い。 【短所】スタミナ不足。ドルオーラを2回防ぎ、かつその戦い中に何度か大魔法を使ってМP切れ。 また光魔の剣を出しっぱなしにするとかなり早い段階でМPが不足する。どうせなら鬼岩眼状態で参戦させたかったが、テンプレがない! 【備考】これがランキングに入ったら直下に「雷速戦闘の壁」を作るべきだと思う 参戦 vol.88 387-391 vol.89 79 ダイ大考察その1 sage 2009/09/06(日) 15 29 42 ID FjTEfO9L DRAGON QUEST~ダイの大冒険~ 超適当考察 【先鋒】マッハ4400の防御無視+数百km破壊耐久+マッハ440強+マッハ8800反応+ワープ+回復 【次鋒】山脈破壊数倍+タメ数百km破壊+マッハ440 【中堅】巨大城塞破壊+物理&魔法系無効+マッハ440+魂砕き 【副将】地上壊滅攻撃無傷破壊+数百km破壊耐久+マッハ440+宇宙戦闘 【大将】地上壊滅攻防の空中大要塞 もはやドラクエでも何でもない。先鋒のメドローアと大将の爆撃がめっちゃ強いため防御無視の壁から 封神演義より下には攻防速でだいたい勝てる 防御無視以上の連中は考察しにくいから、今回の考察が間違ってる可能性は非常に高い ○封神演義 【先鋒】先手取って瞬殺 【次鋒】重力万倍負け 【中堅】先手取って魂砕けばこの食い倒れ人形でも殺せるじゃろ 勝ち 【副将】斬って勝ち 【大将】空爆勝ち この作品考察しづらいな ×FFⅦ 【先鋒~副将】0秒で死亡。負け 【大将】空爆勝ち ○ウォーシップガンナー2 【先鋒】メドローア→ルーラ→内部から削って勝ち 【次鋒】先手取って勝ち 【中堅】分けだな 【副将】切り刻みまくって勝ち 【大将】空爆勝ち △仮面ライダーV3 【先鋒】先手石化負け 【次鋒】速くて当たらんので分け 【中堅】オーロラ負け 【副将】音が届く前にドルオーラ勝ち 【大将】空爆勝ち △ルーンウルフは逃がさない 【先鋒】刺殺負け 【次鋒】内部破壊負け 【中堅】分けですね 【副将】まあ広範囲爆撃で勝てるか 【大将】飛べないので空爆で殺せる △うえきの法則 【先鋒】速すぎて当らんが長期戦で負ける 【次鋒】ドルオーラ勝ち 【中堅】宇宙追放負け 【副将】速すぎて当らんが当てられん 【大将】圧勝 80 ダイ大考察その2 sage 2009/09/06(日) 15 33 07 ID FjTEfO9L △超時空要塞マクロス 【先鋒】ルーラ→メドローア勝ち 【次鋒】速くて当らんので勝てないが負けん 【中堅】分けだろ 【副将】速すぎて当らんので負け 【大将】硬いので分け ×創聖のアクエリオン 【先鋒】光負け 【次鋒】食われ負け 【中堅】分け 【副将】ドルオーラ勝ち 【大将】分け ○魔法戦隊マジレンジャー 反応はマッハ200とする 【先鋒】先手勝ち 【次鋒】ドルオーラ勝ち 【中堅】魂消して勝ち 【副将】ほとんど同スペックなので分けか 【大将】食われ負け ×デジモンテイマーズ 【先鋒】爆破負け 【次鋒】先手負け 【中堅】分け 【副将】片っ端から切っているうちにどんどん増えていって惑星がなくなって負け 【大将】空爆勝ち ○星のカービィ ウルトラスーパーデラックス 【先鋒】先手勝ち 【次鋒】ドルオーラ勝ち 【中堅】突撃で惑星ぶっ飛ばされて負け 【副将】ドルオーラ→斬撃勝ち 【大将】突撃負け ○アルジェントソーマ 【先鋒】肉薄してメドローア勝ち 【次鋒】ドルオーラ勝ち 【中堅】魂砕いて勝ち 【副将】結構硬いが斬り続ければ倒せる 【大将】完敗 ○ウルトラ6兄弟vs怪獣軍団 【先鋒】メドローア勝ち 【次鋒】ためてる間に逃げられ分け 【中堅】魂砕き勝ち 【副将・大将】完敗 ○魔術士オーフェンはぐれ旅 【先鋒】うーん、メドローアで倒せると思うけど 【次鋒】支配負け 【中堅】魂砕いて勝ち 【副将】支配負け 【大将】空爆勝ち 81 ダイ大考察その3 sage 2009/09/06(日) 15 36 21 ID FjTEfO9L ×真女神転生 【先鋒】でかすぎ負け 【次鋒】拘束負け 【中堅】光負け 【副将】速く動けば指さされないから分け 【大将】宇宙追放負け ○奏光のストレイン 【先鋒】速すぎ分け 【次鋒】ドルオーラ勝ち 【中堅】分け 【副将】ドルオーラ勝ち 【大将】速すぎ分け ×ジーンダイバー 【先鋒】互いに決め手なし 【次鋒】ドルオーラ勝ち 【中堅・副将】惑星破壊負け 【大将】意識飛ばされて負け ×ドラゴンボールZ3 【先鋒】先手勝ち 【次鋒】爆破負け 【中堅】わけ 【副将】爆破負け 【大将】分け ここから先は無理だろう (ジーンダイバー)××○×○○○○×○×△△△△○×(防御無視の壁) ジーンダイバー>奏光のストレイン=真女神転生Ⅱ=DRAGON QUEST -ダイの大冒険->魔術士オーフェン 考察が適当なので間違ってる可能性は高いがな 82 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 15 51 36 ID lKC5QY7t 下に負けると思う 封神は妙に高い位置にいるし 83 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 15 54 41 ID lKC5QY7t つうかなんでポップが8800反応なんだ? 84 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 16 22 28 ID LMfiN/rb そもそもメドローアってタメ時間なかったっけ? 発動状態で参戦とか書いてないし、発動状態でルーラとか他の呪文使えたっけ? 85 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 17 27 06 ID qy0e/pTX 84 シグマ戦なんかでは一瞬で作ってた気がする。偽装メドローア撃った後に作った奴。 86 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 17 50 53 ID LMfiN/rb 85 シグマ戦は数秒以上かかってる 描写もだが本来一瞬で燃え尽きるポップが時間経っても消えてないことに驚いてるのに一瞬なわけがない 一番速いのは多分ダイヤの9の時、手元にないからうろ覚えだけど ついでにメドローアやドルオーラの回数制限ってテンプレに書かないの? 87 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 17 54 42 ID LMfiN/rb 正確には一瞬で消滅するはずが時間経って燃え尽きようとしてる (本当のメドローアじゃないのに気付いた)に驚いてるだ 88 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 18 07 16 ID qy0e/pTX ダイヤの9の時はハドラーが身代わりになってる間に速攻で作ってたっけか。 数秒もかからず作れるとは思うけど。 ドルオーラはともかくメドローアに回数制限あったっけ? 89 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 18 32 02 ID CaY8V6Ty メドローアは最初のほうは一日二発制限だったはず 初めてバーンと戦ったときメドローア→マホカンタ→メドローアで相殺→これでもうメドローア撃てない、とか言ってたから その後魔法力がアップしてるから回数増えてるかもしれないけど回数制限があることは確実 とりあえず、氷呪文と炎呪文を両手に作って、合わせて、狙い打つからそこそこ時間はかかりそうだけど最速シーンはどこかはわからん まあ、漫画時間は最強スレの感覚とはズレがちだしな…マッハ4400で戦闘してたら1秒もあったら何千回攻撃されることやら、ってかんじだし 90 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 18 34 36 ID LMfiN/rb 88 中盤では数発しか打てない設定、MP切れて打てない描写あり その後パワーアップしたけど何発打てるようになったかは分からない パワーアップ後もダイヤの9の時MP尽きて打てなかった描写あり MP回復なしで打った最大描写は多分2発 何十回も打ってるとかMP切れの描写ないなら回数制限無しでもよさそうだけどこんなでもいいの? 94 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 18 39 39 ID qy0e/pTX 90 ダイヤの時はシグマ戦で魔法使いまくった後だから仕方ないんじゃ。 やられるたびにベホマで回復してたし。 95 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 18 44 53 ID mpJ22R7+ 確か単行本の巻末だかに メラゾーマなら20発以上いけるがメドローアは3、4発が限度 とか書いてなかったっけ 96 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 18 45 02 ID CaY8V6Ty とはいえ、世界観的にも回数制限があるのは確実じゃね? ポップは回復用の羽も持ってないしなぁ あと、ポップの防御力は中期ダイよりパワーアップしたダイより本当に上なの? ダイがどれくらいのダメージを受けて、ポップがどれくらいのダメージを受けたのか細かく書いてくれないと テンプレ見るだけだとわからないんだけど 実はダイは竜魔人モードより死に掛けゴメちゃんと一緒にいるときのほうが強いとか 防御無視持ってるマァムとか出した方がいいんじゃね? とか思わなくもない あ、ライデインとかギガデインも一応防御無視攻撃か。食らった相手黒こげになってたりするし 97 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 18 47 40 ID qy0e/pTX ポップは終盤本気バーンの攻撃直撃してるシーンは何個かあるから中盤のダイより上なのは確実だと思う。 後半のダイでも双竜紋前なら老バーンの攻撃直撃したら気絶するくらいはしてたし。 98 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 18 48 52 ID mpJ22R7+ ttp //dragonquestdai.matome-site.jp/%258B%25C9%2591%25E5%258F%25C1%2596%25C5%258E%25F4%2595%25B6%2528%2583%2581%2583h%2583%258D%2581%255B%2583A%2529/ 訂正 MP満タンで2、3発だったみたい 99 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 18 49 32 ID LMfiN/rb 93 21巻か22巻でMP満タンでも2,3発しか打てないって設定がある パワーアップ後に何発打てるかはわからない、描写で三発以上打ったことはない MPに制限ないなら戦闘でどれだけMP使ってもMP切れなんてないはず 100 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 18 51 14 ID qy0e/pTX 21巻だとパワーアップ前だからパワーアップ後は3発はいけるんじゃね? 戦闘でMP消費しながらでも2回は使用したことあるし。 101 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 18 51 41 ID CaY8V6Ty それならダイが気を失うほどのダメージを受ける攻撃を受けても戦闘続行可能、って書けるな ただ、竜の紋章を全開で防御に回してた状態のダイより、素の戦闘状態のダイの防御力は上なのか? バラン戦後に超魔生物との戦いで一瞬で自分の力を爆発させる戦い方にシフトしたからそこらへんがわからない気がするんだけど 102 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 18 52 24 ID qy0e/pTX んじゃ、三発は撃てるってことで良いんじゃね? 103 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 18 59 05 ID qy0e/pTX 101 細かく見るとバランとハドラーもこのときのダイ以上の防御力があるかどうかは不明になりそう。 現在のテンプレもバラン戦後の戦闘描写を見て書いてるもんだろうし。 104 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 19 02 31 ID LMfiN/rb 97 >終盤本気バーンの攻撃直撃してるシーンは何個かある ちなみにどこ? 片腕切られて心臓潰されて体内に直接電撃何発も叩き込まれて さらに腕力が弱まってると明言されてるバーンからしか直撃食らってないような? 35巻の47ページは直撃じゃないだろうし 105 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 19 05 51 ID qy0e/pTX 104 手元にないんで詳しくはあれだが、構えといて直接攻撃して来たシーンでラーハルトとかといっしょに攻撃くらって吹っ飛んでる。 106 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 19 15 32 ID LMfiN/rb 105 それ35巻の47ページ、直撃には見えん 何個もってことは他は? 107 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 19 17 42 ID qy0e/pTX 直撃に見えんってのは主観だと思うんだが、少なくとも攻撃くらって吹っ飛んでるわけだし。 他は老バーンのカイザーフェニックスとかかなぁ。ダイの攻撃に合わせて放出した気よりは全然強いだろうし。 108 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 19 30 25 ID LMfiN/rb 107 主観っても描写からだと バーン構えとき接近→次のコマで周囲に置いてあった物と半死人ダイとポップが吹っ飛ぶ →バーンが両手で攻撃→ダイやポップの前にいたヒム、ラーハルト吹っ飛ぶ 前にいた二人が庇ったけど庇いきれなくて吹っ飛んだようにも直撃しないで衝撃だけで 吹っ飛んだようにも見える 周囲に置いてあった瞳一つ一つをバーン攻撃したの? 109 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 19 34 11 ID qy0e/pTX 前にいて攻撃くらって吹っ飛んでりゃ十分だと思うが。 避けてる描写があるならともかく。 110 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 19 46 09 ID LMfiN/rb 状況が半死人のダイとポップの周りに瞳が落ちててヒムとラーハルトが前にいて 攻撃のシーンもなく、(演出上カットしたのかもしれんけど)バーンが構えといて接近しただけで 前にいたヒムとラーハルトは吹っ飛ばず後ろの二人と瞳が吹っ飛んだ その後直接攻撃してヒムとラーハルトが吹っ飛んだ 直接攻撃くらって吹っ飛んでる描写ないんだがこれでもいいの?いいならいいけど 111 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2009/09/06(日) 20 00 00 ID qy0e/pTX 微妙なようなら老バーンのカイザーフェニックスを耐えた方でとってもいいと思うけど。 言ってしまえばバラン戦以降パワーアップしたダイに大ダメージを与えるくらいの技で考えればいいわけだし。 vol.110 442 :格無しさん:2013/03/13(水) 22 52 41.94 ID rKy7AvWs DRAGON QUEST -ダイの大冒険- 攻撃力倍加の説明が無い
https://w.atwiki.jp/tsundereidayon/pages/715.html
1 年経ると、動物や自然物、人工物にも魂が宿ると言う。 彼女もそういった存在だ。日本刀に宿る魂、名を霞という。 縁あって、現在は隆弘という少年と行動を共にしている。 「…で、あれが信号。交差点で車や人がぶつからない様に、進めとか停まれとか合図するもの」 盆を過ぎたとある夏の朝。まだ日の出前だが、ウォーキングやペットの散歩など、出歩く人はそこかしこに見られる。 その中に、周囲からはやや浮き気味に、隆弘と霞の姿もあった。 少年はTシャツにトレーニングパンツという特におかしな所の無い服装だ。 一方傍らの凛とした美女は、着物に袴という時代劇から抜け出したような格好である。 だが誰一人として彼女に視線を向ける事はない。 その姿は少年にしか見えていないからだ。 少年が浮いている理由は、片手に携えた中身入りの太刀袋と、独り言にしてはかなり大きい声。 すれ違う際にあからさまに距離をとる者も少なくない。 2 『隆弘。何故そこかしこのものを一つ一つ説明しているのか』 「だって霞さん、まだ今の時代の事よく知らないんでしょ」 『うむ』 「だから説明しようかなって」 人のよさそうな笑顔の隆弘に対し、無愛想な態度で返す霞。実際は、彼女の方がかなり周囲を気にしていた。 『拙者は他人には見えぬ。もう少し声量を落とした方が良いと思われるが』 「…そう?」 今一わかっていない少年に、美女はやや困惑気味に柳眉をひそめた。それからふと思い出して言葉を続ける。 『それに、拙者は、同調すれば相手と記憶を共有する事もできる』 先頃はその同調――簡単に言えば憑依――によって共に強敵を退けた。だからこそ、それ程深くは考えずに思い付きを口にした。 「ふーん」 彼女の言葉にちょっとだけ意外そうに霞を見る少年。先ほどまでの笑顔は消えている。 「でも僕そういうの嫌だな」 『――!む、無論記憶云々はまず相手の同意があってからの話だ』 慌てて取り繕う。内心は後悔の嵐だが、武士たるもの無闇に感情を顕にしてはいけないと自制しているので、結局無愛想になるしかない。 「そう?」 『そうだとも。拙者は武人だからな。そのような無礼な振る舞いはせぬ』 それ程厚みのない胸を張ってみせると、納得したのか少年の顔に笑顔が戻った。 霞も、つられたように表情を緩めかけ、それに気付いて慌ててそっぽを向く。 『と、兎に角だ、説明は有難いのだが、もう少し周囲を気にした方がよい』 「んー、難しいなぁ。僕からすると霞さん、普通の人と変わらないから」 『そ、そうか』 無表情を装いつつも、少年が自分を生きている人間と同様に扱ってくれる事が、経験の少ない霞には嬉しい反面非常に気恥ずかしい。 よく見れば、頬が朱に染まっているのがわかる。 のだが。 「あ、じゃあ、幸樹呼ぼうか。二人なら会話してるように見えるし」 『…え、と?』 思い付きを即行動に移す少年に、虚を突かれた霞は対応出来なかった。 「あ、これ、携帯電話。遠くの人と話が出来る道具。――あ、おはよう幸樹」 3 爽やかな笑顔の少年と仏頂面の連れ達は、揃って大きな家の門をくぐった。隆弘の生家、地元ではかなりの名家である。 「ああ、走るの久しぶりだったけど気持ちいいね」 「そうかい」 小一時間ほど汗を流し、そろそろ気温も上がり始めたので引き上げてきたところだ。 玄関を上がると、連絡を受けていた隆之の母親が苦笑交じりに出迎えた。 「あらあら幸樹君、何時も御免なさいね」 「慣れてるんで」 「朝ご飯食べてってもらうから」 「はいはい、準備してありますよ」 そのまま居間に移動した。暖かい純和風の食卓を囲んで三人が談笑しながら食事する間、霞は所在無さげに縁側に腰を下ろしていた。 霞の事は、母親には内緒にしてある。余計な心労をかけるだけだと霞本人が引き止めた。 自分で申し出た事とは言え、こういう状況は酷く孤独に感じてしまう。 やや俯き加減になっていたのだが、ふと、何か気配を感じて振り返る。 居間を挟んだ廊下の向こう側で、何者かがこちらを伺っていた気がしたのだが。 「幸樹君、どうしかした?」 母親の声に意識を戻す。霞と同じ方向を、幸樹も何故か不満げに伺っていたようだ。 「…いや、何でもないです」 そう言って食事を再開する幸樹。不思議そうに顔を見合わせたものの、親子は特に追究することもなく、再び世間話に戻った。 そんなこんなで食事が終わる頃になって、そうそう、と母親が切り出した。 「お願いがあるんだけど」 4 朝食が済むと、三人は敷地内にある蔵に向かった。 母親の頼み事――前日に隆之の従兄がTV番組に出場するのだと言って蔵の中を物色して行ったのだが、その後片付けをするためである。 確かに蔵の中は、事情を知らない者が見たら泥棒に入られたと思われる程に荒らされていた。 ぶつぶつと文句を垂れながら、床に乱雑に置かれた古民具等をひょいひょいまたいで奥に進む幸樹。 「くそ、とっとと片付けるぞ。お前ん家、長居すると碌な目に遭わないからな」 その言葉が終わらないうちに、ぱこん、と小気味いい音が響いた。どこからともなく降ってきたダンボール箱が、幸樹の頭に着地した音で ある。 「…くっそー」 頭を押さえつつ空箱を蹴飛ばす親友を不思議そうに見ていた少年だが、傍らの美女は得心が行ったという風だ。 『どうやら幸樹殿は、霊媒体質のようだな』 「れいばい?」 『霊的な干渉を受けやすいと言う事だ』 「ふうん」 そんな話聞いたこと無いなぁと呟く少年を背に、霞は油断無く闇の向こうを睨みつけていた。 小さな影が一つ、闇の向こうに消えるのを見たからだ。 5 二時間で荒らされた蔵を片付けるのに、結局半日近くかかった。 幸樹の頭に、空箱や蛇や古本や古着が降った以外には特におかしな事はない。 「ご苦労さん」 「二度とやらん」 隆弘の倍は埃まみれになっている若者は、差し出された麦茶を受け取り、何故かそのまま固まった。 「幸樹?」 何事かと顔を覗き込むが、幼馴染の表情は完全に不機嫌な状態だ。 よく見るとグラスを握る腕はかなり力が入っているのか、筋や血管が浮き上がり小さく震えている。 霞には、その腕に幼い子供――ただし、額からは角が生えている――が二人、楽しそうにしがみつき、ぶら下がっているのが見えていた。 『これ、童。悪戯が過ぎるな』 呆れつつも手刀で薙ぐように払うと、幼児は威嚇の為か歯をむき出しつつも慌ててとび離れた。 と同時に突然枷を外された腕は勢い余って振り上げられ、グラスの中身を己の頭にぶちまけてしまう。 「糞餓鬼が」 壊れそうな勢いでグラスをテーブルに置く幸樹。だが何が起こったのか今一解らない親友に説明するつもりはないらしい。 『どうやらこの家には良くないものが居るようだ』 代わりに厳しい顔で霞は告げた。 6 先にシャワーでさっぱりとしてから、三人は隆弘の部屋に移動した。 ベッドには隆弘、幸樹は床に直接座り、霞は専用に用意されている座布団に正座する。 大まかに霞から説明を受けたものの、少年には今一実感がわかないらしい。 「視えるの?」 不思議そうに、幼馴染に問いかけた。 「視えん、聴こえん。触れられたり気配を感じたりはするが、いつもガン無視してやる」 アイスバーを頬張りながら、未だ怒り収まらないのか鼻息荒く言い切る幸樹。 「霞さんの事は?」 「同じだ。普通じゃないって感覚だけわかる」 『要するに常人より勘が鋭い程度で収まっておると言う事か』 霞がまとめたが、それでも納得がいかないのだろう。首を捻っている。 『それより今回の事象に心当たりは?』 「守り神様かなぁ?」 『何者だ?』 少年の呟きを、霞は鋭く聞き咎めた。 「守り神様は、家の守り神様だって聞いたよ」 「説明になってねぇ」 返す言葉を失った美女の代わりに突っ込む幸樹。 「だって、僕はそうとしか聞いてないからなぁ」 『幸樹殿は何か気付いた事は?』 天然についていけないのか複雑な面持ちで視線を移す霞。同様に隆弘が顔を向けた事で漸く、若者は自分が何か問われていることに気が付いた。 「説明を端折るな。聴こえねぇつったろうが」 7 広い屋敷の一角、普段は使われていない別棟にある廊下。雨戸も締め切られたままになっているため、かなり暗い。 「餓鬼の頃、ここで散々酷い目に遭わされた」 「ああ、家の中で神隠しに遭ったっけ」 思い出に耽る二人をさておいて、霞は辺りを伺った。 成る程、廊下の突き当たりに鬼門が口を開けている。そこから子鬼が出入りを行っているのも見えた。 『隆弘、同調してもらえぬだろうか』 「あ、うん」 少年は刀を鞘から抜き放つ。 親友に見守られる中、刀身から放たれたほんのりとした輝きは青いオーラとなり、炎のように少年の体にも移り、全身を覆う。 『視えるか』 「うん。凄いねぇ。大きな穴が開いてる」 『塞いでおこう。やり方はわかるな?』 「大丈夫」 返事をすると同時に少年から穏やかな雰囲気が消失した。代わりに放たれる心地よい緊張感に高揚したのか、白刃が微かに震える。 若武者は正眼に構え、鋭い呼気と共に一撃を放った。青い輝きが通り過ぎた直後、闇はにじむようにかき消える。 「ご苦労さん。じゃ次行くか」 『何!?』 「まだあるの!?」 「何故か知らんが、前来た時よりは増えてる感じだな」 面倒臭そうに頭を掻く幸樹。仕方ないねと嘆息しつつ、隆弘も刀を鞘に納めると、歩き出した。 もう一度鬼門のあった辺りを見やってから、霞も追従する。 と、幸樹の肩からきらりと流れる光の筋が見えた。近寄って確かめてみたが、蜘蛛の糸が風に揺れているだけだ。 『…まぁ無理もないか。ここも長い事手入れされておらぬようだし』 ほんの少し違和感を感じたが、気にするほどの事ではあるまいと、放置した。 8 幸樹の勘だけを頼りに回る為、三箇所目の穴を塞いだ頃には、太陽は西の稜線に差し掛かっていた。 「これで一旦帰るわ」 早朝から動き通しの為、さすがに疲労が顔に表れている幸樹。「泊まってく?」という隆弘に「嫌」と即答し、さっさと屋敷を後にした。 「幸樹でも疲れるんだねぇ」 『小鬼に絶えずちょっかいを出されておったし、余分に気を消耗したのだろう』 こういう時には妙に目端の利く少年は、美女の姿が何時もより朧げになっている事にも気付いていた。 「霞さんも今日はありがとう」 『む…別に、取り立てて礼を言われる程の事はしておらぬ』 が、彼女が慌ててそっぽを向く理由には何故か思い至らない。真っ赤になった顔を見られまいとしていただけなのだが。 「霞さんって幸樹に似てるよね、ぶっきらぼうなとことか」 『…ぅぁ…』 霞は言葉を失うしかない。意図通り顔は見られていないようだが誤解されるのもと言うか何故比較対象にあの男…と内心はかなり複雑だ。 だが、ふと嫌な気配を感じて顔を上げた。 ほぼ同時に玄関横の部屋の襖が開き、奥から人影が現れた。隆弘の母親だ。淡い色のスーツを身にまとっている。 「あれ、母さん。出かけるの?」 「ええ」 いつものやわらかい笑顔で、けれどどこかしら感じる違和感。 霞が警告するべきか悩む間も、母親は言葉を続けながら少年に近づいた。 9 「母さん婦人会に行くから」 「うん」 少年は、完全に油断していた。脇を通り過ぎる女性から、つ、と伸びた手に左手を掴まれても反応できなかった。 「『だカラ、アソボウ?』 勢いよく捻りあげられた腕から、ごきりと鈍い音が響く。 突然の激痛に思わず取り落とした刀を、母親は笑顔のまま玄関の三和土まで蹴り飛ばした。 「母、さ、ん?」 『違う!』 霞の声は、悲鳴に近い。 品の良い中年女性の華奢な体躯が内側から盛り上がり、弾けるように一瞬で掻き消えた。 代わりに現れたのは、廊下の幅一杯を占める程の屈強な巨体。頭に生えた緩やかに湾曲する角は、天井にこすれそうになっている。 にたにたと下卑た表情で嗤う鬼は、少年をそのまま宙吊りにすると、もと来た場所――玄関横の部屋へ戻るべく向きを変えた。 開いた襖の向こうには、光の届かぬ穴が口を開けていた。 『手を!』 短い言葉が示す意味を一瞬で理解し、少年は僅か先に立つ美女に向けて拘束されていない手を伸ばす。 触れれば、同調すれば、使用者の手を離れている刀でもある程度まで移動する事ができる。 だがそれより早く、闇の中から無数の手が伸びて少年を絡めとった。 『隆之!』 霞が必死に伸ばした手は、虚しく空を掴んだだけだった。 10 『どうしようどうしようどうしよう』 立ち竦み、唇を噛み締める。使用者が居ない今、霞はその場から動く事さえ儘ならない。 悔しさと不安と自身に対する怒り。零れる筈のない涙で視界がにじむ。 と、突然背後で玄関が開いた。残党がいたかと慌てて身構える。 「携帯忘れた」 『幸樹殿!』 先ほど帰ったばかりの若者の姿を捕らえ、美女の表情に光が差した。 何時もなら邪魔な存在としか思えないのだが、今回ばかりは唯一の助け手の登場に、僅かながらの安堵を覚えた。 一方の幸樹は、床に投げ出された刀に気付き、それから辺りを見回して親友の姿がないのを確認する。 どうやら自分が居ない間に良くない何かが起こったらしい。瞬時に理解し、盛大に溜息をついた。 若者が状況を知る為の手っ取り早い手段は、お互い良く理解している。 「触るけど怒んなよ」 『緊急だ、致し方ない』 幸樹は刀の柄を握ると、刀身を鞘から引き抜いた。 11 踏み込んだ時には既に襖の向こうに開いていた筈の鬼門はどこにも見当たらなかった。 『く、閉じられたか』 頭の中だけで響く声はかなり大きく、幸樹は顔をしかめた。 「俺等どんだけ相性良くないんだろうな」 『下らぬ事を言っておる場合か!』 怒りをあらわに幸樹を睨みつける美女だが、その姿はすぐ傍だというのに若者の目に映っていない。 『くう、厄介な』 ほぼ完全な同調状態――その気になれば使用者の体を霞の意思のままに動かす事も出来る――になっている筈だが、この男が言う通り余程相性が悪いらしい。 「そういやアイツ携帯持ってってるよな」 『何をしておるか!?』 屋敷奥へ向かう若者を制することすら出来ない。 「心配すんなよ、ちゃんと探してやるから…―とあったあった」 隆之の部屋に忘れていた携帯電話を見つけると、幸樹は早速ボタンを操作した。 「餓鬼の頃、携帯持ってりゃなー、と思ったもんよ」 通話口から続く呼び出し音。 ふと、聞きなれない音が微かに響いている事に霞も気が付いた。 「…仏間か?いや、あそこか…?」 『…?』 勝手知ったる何とやら、幼い頃から遊び場だった屋敷を迷うことなく進む若者。 微かだった音が次第にはっきりとした旋律を伴い、やがてある部屋の前に到達した。 「開かずの間。守り神様の部屋だからだとさ」 説明しながら襖を開けて中へ入る。 八畳ほどの部屋は手入れが行き届いていた。 明かりはなく、雨戸も締め切られているが、小さな光を伴いながら軽快な音楽を発する携帯電話はすぐに見つかった。 奥のほうに設置されている祭壇の前だ。 そして、そこにも鬼門が一つ、深い闇の口を広げていた。 12 上も下も塗りつぶされた闇の中を、二人は早足で進む。 この穴は鬼達に使われていないのだろうか、今のところ何の気配もない。 『守り神とやらが、手助けをしてくれているのだろうか』 我ながら楽観的な事を言っていると自嘲していたが、返ってきた返事は「そうかもな」というものだった。 『幸樹殿は守り神に会った事が?』 「…あれを神様と呼ぶにはちと抵抗があるが」 嫌な事を思い出したというように渋面になる若者だが、霞にとってはそれは隆弘が助かる可能性が高いという朗報だった。 『急ごう』 「…あんま期待しない方がいいぞ」 急かす霞だが、幸樹の方は今一足取りが重い。 やがて突然視界が開けた。より広い場所へ到達したのだ。 無数の鬼が思い思いに蠢いている様子から、どうやら鬼の住処らしい。 『まずいな、一旦退いて身を隠すべきだ』 その言葉が終わらないうちに、見張りだろう一頭の鬼がこちらに気づき、大声で吼えた。 鬼が、いっせいに振り向いた。 13 「おぅわっ!」 辛うじて体を捻るのが間に合った。風を切る音とともに、丸太のように太い腕が幸樹の脇をかすめていく。その風圧だけで体が流されそうになるが何とか踏みとどまった。 『体を貸せ!全て切り伏せる!』 「そんなほいほい貸せりゃ苦労しねえよ!」 襲い掛かってくる鬼に対してなりふり構わず刀を振り回す幸樹だが、剣術に関して素人なのはすぐに見透かされ、威嚇にもならない。 あっという間に取り囲まれてしまう。 『ならば、仕方ない』 (何だ!?) 声の響きに感じた違和感に、幸樹の背筋に悪寒が走った。戦いの最中だというのに手中に視線を走らせる。 刀身からゆらゆらと立ち上っていたオーラが、染み込むように消えていくのが見えた。 異変を好機と見たのか、鬼が数体まとめて襲いかかった。振り上げられた鋭い鍵爪が到達するまさにその瞬間。 凄まじい旋風のように白刃が閃き、赤い飛沫を伴いながら鬼の体を寸断した。 一瞬たじろいだ鬼達だが、すぐに数に任せて猛攻を開始した。それらを若者は先程までとは別人のような滑らかな動きで切り伏せる。 鬼を見据える瞳の奥で燃える青い輝きは、先ほどまで刀身から放たれていたものと同質だった。 (あー糞、冗談じゃねぇぞ) 頭の中で微かに響く声。 「許せ、隆弘を救うためだ」 幸樹の唇から紡がれたのは、女の――霞の声だった。 そのまま鬼の屍を越えて駆け抜けた。さざめく鬼の垣を切り払い、さらに奥へと向かう。 視線は少年の姿を求めて彷徨っていた。 14 完全に憑依した状態が負担をかけているのは明らかだった。若者の顔が見る見る憔悴していく。 「長くは保たぬか」 焦りは隙を生むとはわかっているものの、このままでは鬼の巣の中で力尽きてしまうのは明らかだ。 その前に隆弘を見つけ出したいのだが、肝心のその姿は何処にも見当たらない。 既に、鬼の手に掛けられてしまったのだろうか。 (もう少し冷静になれよ) 「わかっておる!」 不安を紛らわせるためか、ぎしりと音を立てそうな勢いで奥歯を噛み締める霞。 そのまま横に凪いだ刃は、鬼の体にめり込んだものの背骨を断ち切ることが出来ずに止まった。 引き抜く為に僅かに動作が遅れた。 鬼が、一斉に飛び掛ってきた。 突如上空から白い糸が降ってきた。投網のように中空で広がり絡み合い、あたり一面を覆い尽くす。 もちろん中心で暴れていた霞と幸樹とて例外ではない。だが、纏わり付こうとしたそれは、鬼に対して構えていた一刀で辛うじて切り払えた。 「これは…蜘蛛の糸、か?」 通常の数十倍の太さを備えるその糸は、高い粘度を備えていた。一度捕らえられてしまうと、逃れるにはかなりの時間を要するだろう。霊刀とは言えそれを切れたのは幸運に近い。 『暴れてるのは誰だろうねぇ』 上の方、糸が放たれた辺りから女の声が響いた。糸に絡め摂られた鬼達が、一斉に悲鳴を上げる。 『新手か』 身構えようとする霞だが、幸樹の反応は鈍い。より正確に言えば、再び自律行動を取り始めていた。 『幸樹殿?』 「来た来た来た来た」 顔を引きつらせてじりじりと後ずさる。 そうしている間にも、粘つく糸を音もなく伝い、声の主は現れた。 霞よりもやや年上の、肉感的な美女だ。 身に着けている色鮮やかな着物は胸元が大きく開いており、ただでさえ豊かな乳房がこぼれそうになっている。 同様にはだけているへその辺りから下は、八本の足と、黄と黒の縞模様の巨大な腹、巨大な女郎蜘蛛へと変わっていた。 15 『煩いのは嫌いだと、言っておいた筈だがねぇ?』 さも面倒臭そうに、長い黒髪を掻き揚げながら蜘蛛女は辺りを見渡していた。 『黙レ!此処ハ元々我等ノ住処!!我ノ封印ガ解カレタ今、貴様ノ好キニハサセヌ!』 女の言葉に反応したのは、少年を連れ去った大鬼だった。どうやら群れの頭らしい。網の範囲内からぎりぎり外れた場所に一頭だけで立っていた。 その姿を見た瞬間に飛び掛かろうとした霞だが、幸か不幸か既に体の主導権は幸樹が完全に取り戻している。 仮に霞の意思通りに動けたとして、周囲を覆う蜘蛛の糸に足を捕られて三歩も進めなかっただろう。 霞達を気に留める事も無く、鬼と蜘蛛女のやり取りは続いていた。 『アノ小僧ヲ殺セバ祭ル者ノ血ハ絶エル!サスレバ貴様モ力ヲ失ウ!』 『ふぅん、そう。で?』 『グゥ…!!』 鬼と蜘蛛女は対立しているらしく、そして優位に立っているのは明らかに蜘蛛女の方だった。 『隆弘は何処だ!?』 割って入る形で大声で霞が問いかけると、大鬼はすさまじい形相のままこちらを睨みつけてきた。 蜘蛛女の方も、何故か不機嫌そうに霞に視線を移す。 『何処だ!』 重ねて問いかけると、大鬼ではなく蜘蛛女の方が動いた。 右手を上げ、指先をちょいちょいと動かすと、糸に支えられた少年がおろされてきた。 妖艶な美女は、気絶しているのだろう、ぐったりしたままの少年を両手で受けとめ、胸元へ抱き寄せた。 『鬼共が嬉しそうにしてるんでねぇ、ちょいと横から拝借してやったのさね』 蠱惑的な笑みを浮かべて、少年の髪に白い指を絡める蜘蛛女。 「うあっつ!」 突然の静電気に、幸樹は思わず刀を取り落としそうになった。 気が付くと正面に、ぼんやりとした女侍の背が見えていた。 16 その場を支配する雰囲気は、先程とは明らかに変化した。 ぴりぴりと張り詰めた空気に、幸樹のみならず網から逃れようともがいていた鬼達さえも、息を殺して身じろぎすらしない。 唯一、空気に呑まれたのかやや遠慮気味にではあるが、主導権を取り戻そうと大鬼が声を上げた。 『ソノ小僧ヲ寄越セ――』 『黙れ』 『お黙り』 二人の美女に同時に睨まれ、慌てて口をつぐむ。 周囲の状況を他所に、美女達は再度向き直った。 『守り神とは貴女の事か』 一切の表情を消して蜘蛛女を見据える霞。 一方の蜘蛛女も、口元には笑みを浮かべているものの、瞳の底は底冷えするような冷たい光を帯びている。 『知らないねぇ。巣の端の上に住んでいる人間が、勝手に祭っているみたいだけど』 『では、其の者に用は無いな?ならばこちらに引き渡して頂こう』 『あんたに渡さなきゃいけない理由は何処にもないねぇ』 『いいや』 霞は決意を確かめるように一瞬目を伏せた後、真っ直ぐに、少年の姿を見つめた。 『拙者は隆弘の守護者だ。証明する者も居る。――…幸樹殿?』 「ああー、はいはい」 やや他人事風に返事を返す若者に微かに眉をひそめながら、霞は蜘蛛女に視線を戻した。 17 『…ふぅーん』 つまらなさそうに鼻を鳴らすと、蜘蛛女は名残惜しそうに指先を這わせつつも、素直に少年を地へ横たわらせた。 『何をしておる幸樹殿。早く隆弘を背負わぬか』 「俺疲れてるし、乳魔神に担いでって貰えばいいj」 『いいから早くせい!!』 (うわメンドクセー) 内心毒づきながら少年の元へ向かう。覚醒を期待して軽く揺すってみたが、それは叶わないらしい。仕方なく背負う。 その間も、二人の美女の対峙は続いていた。 『まだ随分とお若いようだけど?鬼如きにさえ遅れを取る様なお嬢ちゃんに、守護者なんて務まるのかねぇ?』 『ご心配無く。足元で騒がれて漸く気が付くご老体とは違います故』 『そうかい。それならここいらの土地の守護もお嬢ちゃんにお任せした方がいいかも知れないねぇ?』 『それ程には拙者は厚かましくはありませぬ』 (色々ツッコみてぇが口出したら死ぬだろうな) 『…ほほほ』 『…ふふふ』 表面上はにこやかな笑顔の美女達に挟まれた形で立つ若者は、ただ早く帰宅したいとそればかりを願っていた。 三人が鬼の巣を立ち去った直後。 『あんな小娘に、縄張りにずかずか踏み込まれてるなんて、あたしも鈍ってるわねぇ』 ぶつぶつと独り言ちながら、妖艶な美女は大鬼の前に降り立った。 『あんたもとっとと逃げればよかったのにねぇ』 細い細い、正しく蜘蛛の糸と呼べるそれで強靭な足を捕らえられ、逃げることが出来なかった大鬼が口を開く前に。 新たに放たれたしなやか且つ鋼を凌駕する強靭さを備えた糸によって、その場に居た全ての鬼は一瞬で絶命した。 18 翌日。 「霞さんから聞いたよ。幸樹、いつも迷惑掛けてごめん。後、ありがとう」 『今回は拙者からも礼を言う。かたじけない』 「って霞さんも言ってる」 『…わかったから、寝かせてくれ…』 外はまだ日の出前。前日の騒動の疲労もあり、幼馴染は着信には何とか応じたものの沈没寸前らしい。 「いいけど、携帯は切っちゃ駄目だよ。昨日言ったよね?霞さんと会話するの誤魔化さなきゃいけないんだから」 『…あー…んん……』 通話口から寝息が聞こえ始めた携帯電話をホルダーに納め、イヤホンマイクを装着し、少年は門をくぐって外へ出た。 『本当に、腕に異常は無いのか?』 「うん。ほら」 心配そうな霞に対して、少年はやや大げさにくるくると左腕を回してみせる。 先晩に鬼によってありえない方向へ捻じ曲げられた筈の腕は、全く問題なく動いていた。 『問題が無いならばそれで良いが』 「守り神様が治してくれたんだよ」 にこにこと無邪気な笑顔を浮かべる少年。 霞は、やや不満げな様子である。 『それで、隆弘はあの守り神…殿とは』 「そうそう、結局僕だけ見てないんだよね、僕ん家で祭ってる神様なのに。お礼言いたいのになー」 『そう、か。そうだな』 邪念など微塵も感じさせない少年らしい言動に、美女は無意識に頬を緩めた。 ふと気が付くと、少年がじっとこちらを見つめている。 『何か?』 「ううん、何でもないよ。ちょっと良い事あっただけ」 そう言ってにっこり笑う。霞は不思議そうに首を傾げていたものの、嬉しそうな少年に「そろそろ行こうか」と声を掛けられると、穏やかな笑顔で頷いた。 余分な19 「…彼女?」 幼馴染に向かって、漸くそれだけ言葉をつむいだ。 「殴っていいか?いいか?いいな?」 「うーん、嫌」 幸樹が怒っているのはいつもどおりだから、大した事は無いんだろうと、隆弘は勝手に納得する。 霞も、複雑な表情で二人を見上げていた。 『そこで何をしておるのか』 『ほほほ、確かでぇと?でぃえと?と言う、のよねぇ?』 「絶対違う!」 かさかさと音を立てる巨大な蜘蛛の足は、重力を無視しているかのように逆さになったまま信号機をしっかり捉えている。 早朝の薄暗がりの中、ランニング中の二人の前に現れたのは、身体の半分近くを糸で巻き取られた若者を両腕に抱えた蜘蛛女だった。 「これは当て付けという行動であqwsでrftgyふじこlp」 『ほ、ほほほほ、照れてるなんて可愛いわねぇ』 ちらちらと少年の方を伺いつつ、余計な事を言えないようにと抱きつく振りをして若者に更に糸を巻きつける蜘蛛女。 「…んーと」 困ったように霞と顔を見合わせる隆弘。 「放っといてもいいのかな?」 『でーととは仲睦まじい男女が行うのだろう?本人がそう言っておるのだから問題あるまい』 「うん、そうだね」 『あ、ちょ』 「あ、でも、他の人もびっくりするから、人間に化けられるなら下を歩いた方がいいと思うよ」 邪魔しちゃ悪いから、そう言ってさっさと立ち去る二人を蜘蛛女は未練がましくも見送るしかない。 (絶対殴る) ぎりぎりと歯軋りしながら心に誓う若者。 遠くの山の頂が、朝陽を反射して明るくなりつつあった。
https://w.atwiki.jp/bokenote/pages/347.html
【Page74】 山男に惚れちゃいけない、本当の理由とは? (ハネ毛) 結果発表日時:2005-07-14 19 43 10 総ボケ数:236 [ 163位 ] 王レッサー 夜、山男に会うと彼の背後には常に死兆星が光り輝いている。 [イカロス侍 5 | Revin 1 | ピカキー 3 | モモ 3 | 虹色の瞳 3 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 5 | 芭蕉 1 | 竹仙人 2 | マサムネ(今中) 2] [計28点] [笑率45] コメント:[ ] [ 163位 ] めいぷる 初めての夜、胸の稜線にハーケンを打ち込んじゃうから。 [イカロス侍 4 | Revin 1 | ピカキー 2 | モモ 4 | 虹色の瞳 5 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 5 | 芭蕉 1 | 竹仙人 1 | マサムネ(今中) 2] [計28点] [笑率45] コメント:[ ] [ 163位 ] ルー シュート回転の外角低めのボールに対しての反応が遅れてしまう。 [イカロス侍 6 | Revin 1 | ピカキー 3 | モモ 2 | 虹色の瞳 1 | ヴァギマ 2 | 最後の晩餐 3 | 芭蕉 5 | 竹仙人 4 | マサムネ(今中) 1] [計28点] [笑率45] コメント:[ ] [ 163位 ] 風shi 「今回の汚職事件は氷山の一角に過ぎません」と聞くと氷山を目指し殺される [イカロス侍 6 | Revin 1 | ピカキー 2 | モモ 4 | 虹色の瞳 3 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 5 | 芭蕉 1 | 竹仙人 1 | マサムネ(今中) 2] [計28点] [笑率45] コメント:[ ] [ 163位 ] 久介 女の子は惚れるより惚れられる方が幸せになれるから [イカロス侍 3 | Revin 1 | ピカキー 2 | モモ 3 | 虹色の瞳 10 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 3 | 芭蕉 1 | 竹仙人 1 | マサムネ(今中) 1] [計28点] [笑率45] コメント:[ ] [ 168位 ] 魔少年D.T 「山男」が出版、映画、ドラマ化して自分には1銭も印税が入ってこない。 [イカロス侍 4 | Revin 1 | ピカキー 3 | モモ 4 | 虹色の瞳 2 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 4 | 芭蕉 1 | 竹仙人 3 | マサムネ(今中) 2] [計27点] [笑率44] コメント:[ ] [ 168位 ] 迷走 どこからともなくターミネーターのテーマが流れてくるから [イカロス侍 3 | Revin 1 | ピカキー 3 | モモ 2 | 虹色の瞳 2 | ヴァギマ 4 | 最後の晩餐 4 | 芭蕉 1 | 竹仙人 6 | マサムネ(今中) 1] [計27点] [笑率44] コメント:[ ] [ 168位 ] B 山男は心が傷ついたり、落ち込んだりするといつの間にか富士の樹海に入っていっちゃう。 [イカロス侍 4 | Revin 1 | ピカキー 4 | モモ 4 | 虹色の瞳 2 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 4 | 芭蕉 1 | 竹仙人 2 | マサムネ(今中) 2] [計27点] [笑率44] コメント:[ ] [ 168位 ] 半チク 山男にほれると山はもちろんビル、極めつけは人間に登り始める。最終的にはカップルでお互いを登りあって愛を確認するようになる。気がつけば血豆フェチになっている。 [イカロス侍 5 | Revin 1 | ピカキー 5 | モモ 2 | 虹色の瞳 3 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 4 | 芭蕉 1 | 竹仙人 2 | マサムネ(今中) 1] [計27点] [笑率44] コメント:[ ] [ 168位 ] 苦虫 「野比のび太の未来が変わってしまう」血相変えたタイムパトローラーたちがわらわらと!! [イカロス侍 2 | Revin 2 | ピカキー 3 | モモ 2 | 虹色の瞳 2 | ヴァギマ 5 | 最後の晩餐 4 | 芭蕉 1 | 竹仙人 3 | マサムネ(今中) 3] [計27点] [笑率44] コメント:[ ] [ 168位 ] 裏切りの早乙女博士 旦那が嫁の悪口を言う際、「うちの豚」というのが一般的だが、 山男は「うちのイノシシ」と吐き捨てるからである。 [イカロス侍 4 | Revin 2 | ピカキー 3 | モモ 2 | 虹色の瞳 6 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 3 | 芭蕉 1 | 竹仙人 2 | マサムネ(今中) 1] [計27点] [笑率44] コメント:[ ] [ 168位 ] ワトソン博士 山での生活が長すぎて、テレビのことを魔法の箱と呼び家に招くたびに絶叫するから [イカロス侍 4 | Revin 1 | ピカキー 4 | モモ 4 | 虹色の瞳 2 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 3 | 芭蕉 1 | 竹仙人 2 | マサムネ(今中) 3] [計27点] [笑率44] コメント:[ ] [ 168位 ] ゆうじん マリオに色んなキノコを売りつけてる犯人だから [イカロス侍 3 | Revin 2 | ピカキー 4 | モモ 3 | 虹色の瞳 1 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 6 | 芭蕉 1 | 竹仙人 3 | マサムネ(今中) 1] [計27点] [笑率44] コメント:[ ] [ 168位 ] チャーハンキンポー 『山男の妻たち~惚れたら地獄~』を観れば分かる。 [イカロス侍 6 | Revin 1 | ピカキー 4 | モモ 5 | 虹色の瞳 2 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 3 | 芭蕉 1 | 竹仙人 1 | マサムネ(今中) 1] [計27点] [笑率44] コメント:[ ] [ 168位 ] 別段の定め 多額の借金のため仕方なく性の奴隷を演じているだけだから [イカロス侍 5 | Revin 2 | ピカキー 4 | モモ 3 | 虹色の瞳 1 | ヴァギマ 4 | 最後の晩餐 4 | 芭蕉 1 | 竹仙人 2 | マサムネ(今中) 1] [計27点] [笑率44] コメント:[ ] [ 168位 ] ポレステ 家に連れ込んだときに毛がそこら中に落ちるので家族が嫌がる [イカロス侍 4 | Revin 1 | ピカキー 4 | モモ 4 | 虹色の瞳 3 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 4 | 芭蕉 1 | 竹仙人 1 | マサムネ(今中) 2] [計27点] [笑率44] コメント:[ ] [ 168位 ] 遊 山男は心肺機能を高めるため、下山中は常に息を止めているから [イカロス侍 4 | Revin 1 | ピカキー 2 | モモ 3 | 虹色の瞳 4 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 4 | 芭蕉 1 | 竹仙人 4 | マサムネ(今中) 1] [計27点] [笑率44] コメント:[ ] [ 168位 ] ドラゴンシュート むかつくぐらい似てないシャラポアの真似を延々見せられる [イカロス侍 2 | Revin 1 | ピカキー 4 | モモ 3 | 虹色の瞳 1 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 5 | 芭蕉 5 | 竹仙人 2 | マサムネ(今中) 1] [計27点] [笑率44] コメント:[ ] [ 168位 ] しおりのしおり 唯一受けた教育は捕らぬ狸の皮算用 [イカロス侍 5 | Revin 3 | ピカキー 4 | モモ 3 | 虹色の瞳 2 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 4 | 芭蕉 1 | 竹仙人 1 | マサムネ(今中) 1] [計27点] [笑率44] コメント:[ ] [ 168位 ] カリコテ 山じゃこれが御馳走なんだ、と言われる食材には 必ず「ヘビ」とか「モドキ」とかが名前に入ってる [イカロス侍 4 | Revin 1 | ピカキー 2 | モモ 6 | 虹色の瞳 3 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 4 | 芭蕉 1 | 竹仙人 1 | マサムネ(今中) 2] [計27点] [笑率44] コメント:[ ] [ 168位 ] ED 無限に増えている途中だから [イカロス侍 3 | Revin 2 | ピカキー 2 | モモ 1 | 虹色の瞳 2 | ヴァギマ 4 | 最後の晩餐 4 | 芭蕉 5 | 竹仙人 2 | マサムネ(今中) 2] [計27点] [笑率44] コメント:[ ] [ 184位 ] グルト アウトドア派と見せかけてライブドア派 [イカロス侍 3 | Revin 1 | ピカキー 4 | モモ 3 | 虹色の瞳 3 | ヴァギマ 4 | 最後の晩餐 2 | 芭蕉 1 | 竹仙人 3 | マサムネ(今中) 2] [計26点] [笑率42] コメント:[ ] [ 184位 ] 肉うどん 海の幸が食べれないので老後の食卓が寂しい [イカロス侍 4 | Revin 3 | ピカキー 2 | モモ 3 | 虹色の瞳 2 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 4 | 芭蕉 1 | 竹仙人 2 | マサムネ(今中) 2] [計26点] [笑率42] コメント:[ ] [ 184位 ] 飛車次郎 付き合ったら付き合ったで『今日で絶対終わりだから!』と毎日泣きながら千円せがんでくる。 [イカロス侍 4 | Revin 1 | ピカキー 2 | モモ 5 | 虹色の瞳 2 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 5 | 芭蕉 1 | 竹仙人 2 | マサムネ(今中) 1] [計26点] [笑率42] コメント:[ ] [ 184位 ] 赤 男 飲み込む時に細かい骨が喉を襲う [イカロス侍 6 | Revin 1 | ピカキー 2 | モモ 4 | 虹色の瞳 3 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 4 | 芭蕉 1 | 竹仙人 1 | マサムネ(今中) 1] [計26点] [笑率42] コメント:[ ] [ 184位 ] 8射 『山』と『男』の中に娘が入ると、TEAM山男の全体のアベレージが下がってしまうから [イカロス侍 4 | Revin 1 | ピカキー 4 | モモ 3 | 虹色の瞳 3 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 4 | 芭蕉 1 | 竹仙人 2 | マサムネ(今中) 1] [計26点] [笑率42] コメント:[ ] [ 184位 ] ボンボン♪ その大きさゆえに見上げすぎると首を痛める [イカロス侍 6 | Revin 1 | ピカキー 2 | モモ 2 | 虹色の瞳 3 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 3 | 芭蕉 1 | 竹仙人 4 | マサムネ(今中) 1] [計26点] [笑率42] コメント:[ ] [ 184位 ] しろ 岩ポケモンしか持っていないから [イカロス侍 2 | Revin 4 | ピカキー 5 | モモ 2 | 虹色の瞳 2 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 4 | 芭蕉 1 | 竹仙人 1 | マサムネ(今中) 2] [計26点] [笑率42] コメント:[ ] [ 184位 ] 八っぽん足 新婚旅行がチョモランマ縦断。 [イカロス侍 5 | Revin 1 | ピカキー 4 | モモ 1 | 虹色の瞳 3 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 5 | 芭蕉 1 | 竹仙人 2 | マサムネ(今中) 1] [計26点] [笑率42] コメント:[ ] [ 184位 ] 恋次 山を愛する者にとって、この世でもっとも忌み嫌うもののひとつに 世俗に染まった都会の中心で愛を叫ばれることである。 ~ヤマアイの福音 16.7.14~ [イカロス侍 7 | Revin 1 | ピカキー 3 | モモ 4 | 虹色の瞳 2 | ヴァギマ 2 | 最後の晩餐 3 | 芭蕉 1 | 竹仙人 2 | マサムネ(今中) 1] [計26点] [笑率42] コメント:[ ] [ 193位 ] 畳くん 「○○どえ~す!!」というキャラ作りなのに実はドM [イカロス侍 3 | Revin 1 | ピカキー 5 | モモ 2 | 虹色の瞳 1 | ヴァギマ 4 | 最後の晩餐 3 | 芭蕉 1 | 竹仙人 3 | マサムネ(今中) 2] [計25点] [笑率40] コメント:[ ] [ 193位 ] ベロニカ カップ麺を食べる時に3分待てない [イカロス侍 3 | Revin 1 | ピカキー 2 | モモ 4 | 虹色の瞳 3 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 4 | 芭蕉 1 | 竹仙人 3 | マサムネ(今中) 1] [計25点] [笑率40] コメント:[ ] [ 193位 ] ぽん毛人 付き合うと必ずテレビのチャンネル権は山男が独占するから [イカロス侍 3 | Revin 1 | ピカキー 3 | モモ 4 | 虹色の瞳 2 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 4 | 芭蕉 1 | 竹仙人 3 | マサムネ(今中) 1] [計25点] [笑率40] コメント:[ ] [ 193位 ] 夜行バス にさん日ほっとくと凍死している [イカロス侍 2 | Revin 1 | ピカキー 3 | モモ 2 | 虹色の瞳 2 | ヴァギマ 4 | 最後の晩餐 2 | 芭蕉 1 | 竹仙人 7 | マサムネ(今中) 1] [計25点] [笑率40] コメント:[ ] [ 197位 ] さかも党<駄作王> 「ハァ~・・やっと息子に春が来たよ」母(雪女)の、ため息で凍らされてしまうから [イカロス侍 3 | Revin 1 | ピカキー 2 | モモ 2 | 虹色の瞳 6 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 3 | 芭蕉 1 | 竹仙人 1 | マサムネ(今中) 2] [計24点] [笑率39] コメント:[ ] [ 197位 ] tom 映画「森林の謎」の撮影の強行スケジュールに参加させられるから [イカロス侍 3 | Revin 1 | ピカキー 4 | モモ 3 | 虹色の瞳 3 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 4 | 芭蕉 1 | 竹仙人 1 | マサムネ(今中) 1] [計24点] [笑率39] コメント:[ ] [ 197位 ] kubochi 反対から読んでも山男だから。 [イカロス侍 4 | Revin 1 | ピカキー 3 | モモ 3 | 虹色の瞳 3 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 3 | 芭蕉 1 | 竹仙人 2 | マサムネ(今中) 1] [計24点] [笑率39] コメント:[ ] [ 197位 ] もげる 山を削り 田んぼを作りすぎた為に里の人間が 力を持ちすぎて絶滅危惧種になり政府の許可無しには嫁を貰えない。 [イカロス侍 4 | Revin 1 | ピカキー 3 | モモ 2 | 虹色の瞳 3 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 4 | 芭蕉 1 | 竹仙人 1 | マサムネ(今中) 2] [計24点] [笑率39] コメント:[ ] [ 197位 ] 番茶が飲みたい 惚れた女はお前だけ だからそろそろ許してくれ もうしませんから 山女「問答無用!」 [イカロス侍 4 | Revin 1 | ピカキー 2 | モモ 4 | 虹色の瞳 5 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 2 | 芭蕉 1 | 竹仙人 1 | マサムネ(今中) 1] [計24点] [笑率39] コメント:[ ] [ 197位 ] 素良 夏休みの合宿で登山にやってきた純心女子高等学校の生徒たち ところが天気予報が外れ大雨になり、身動きできない状況になってしまった。そこへ通りかかった山男:太郎 太郎「こ、これは助けて女の子と仲良くなるチャンスだ! いや待てよ…雨で彼女たちがビショ濡れになれば下着が透けて~ いかんいかん!そんなことになったら俺のことだ、そっちにばっか目が行って嫌がられるのがオチだ。 ここは次の展開を期待するところだ。」 彼女たちのもとに数メートル近づいてふと、立ち止まる太郎 太郎「いや待てよ…全部で2~30人いるな。いくら俺でも全員助けるのは無理だ。 せいぜい4~5人だな。ここは山男仲間たちを呼んできて~ 違う違う!そうしたらどうせあいつらが美味しいトコ持ってくんだ! 今までいつもそうだ!だとすると俺一人でやった方がいい。」 彼女たちのもとに数メートル近づいてまた、立ち止まる太郎。双眼鏡を手に取る。 太郎「いや待てよ…どうせ4~5人なら先に助ける子を決めてった方がいいな。 やっぱりカワイイ子だよな~あの子カワイイな、あの子も捨てがたい! 嗚呼あの子も、うわこの子も、あの子もこの子も~ ダメだダメだ!30人中15人とか無理だ!虻蜂取らずになる。 よし!あの5人に決めた!」 彼女たちのもとに数メートル近づいて更に、立ち止まる太郎 太郎「いや待てよ…助けたからって好かれるとは限らないよな。お礼されてハイ終わり、ってのも有り得る。 だとしたら金持ってそうな子を助けるうちに入れといた方が無難だよな。 あの太ってる子、高そうなピアスと指輪してるな~ 無理だ無理だ!アレは物理的に助けられない!」 女子生徒「さっきからちょっとずつ近づいて来るあのキモイ人、何?」 [イカロス侍 2 | Revin 2 | ピカキー 2 | モモ 4 | 虹色の瞳 3 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 3 | 芭蕉 1 | 竹仙人 2 | マサムネ(今中) 2] [計24点] [笑率39] コメント:[ ] [ 197位 ] 麻薬ストア 山男「炎のチャレンジャー!あの山の頂上に俺より早く着いたら100万円!」 と、山を訪れる人と競争をするのだが山を愛するがためそーっとそーっと歩いてしまうから勝てるはずがない 結局、今度は黒スーツの人と競争するハメになり山男に惚れてもすぐにいなくなってしまう [イカロス侍 4 | Revin 1 | ピカキー 3 | モモ 2 | 虹色の瞳 4 | ヴァギマ 4 | 最後の晩餐 3 | 芭蕉 1 | 竹仙人 1 | マサムネ(今中) 1] [計24点] [笑率39] コメント:[ ] [ 197位 ] 局地的カルボナーラ どんな怪我をしても「唾つけときゃ治る」で済まされてしまうから。 [イカロス侍 4 | Revin 1 | ピカキー 2 | モモ 3 | 虹色の瞳 5 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 3 | 芭蕉 1 | 竹仙人 1 | マサムネ(今中) 1] [計24点] [笑率39] コメント:[ ] [ 197位 ] どん君 山の男、山の男になっちゃうから [イカロス侍 4 | Revin 1 | ピカキー 2 | モモ 1 | 虹色の瞳 5 | ヴァギマ 4 | 最後の晩餐 4 | 芭蕉 1 | 竹仙人 1 | マサムネ(今中) 1] [計24点] [笑率39] コメント:[ ] [ 206位 ] case3 俺も俺もと川男、海男、島男などが押しかけてくる。 [イカロス侍 4 | Revin 1 | ピカキー 4 | モモ 1 | 虹色の瞳 2 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 4 | 芭蕉 1 | 竹仙人 2 | マサムネ(今中) 1] [計23点] [笑率37] コメント:[ ] [ 206位 ] パセリ 山男が都会に流入してくるのは迷惑だから [イカロス侍 4 | Revin 1 | ピカキー 4 | モモ 1 | 虹色の瞳 2 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 4 | 芭蕉 1 | 竹仙人 2 | マサムネ(今中) 1] [計23点] [笑率37] コメント:[ ] [ 206位 ] だて 山女の嫉妬心に打ち勝ったものは未だかつていない… [イカロス侍 2 | Revin 1 | ピカキー 2 | モモ 4 | 虹色の瞳 4 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 4 | 芭蕉 1 | 竹仙人 1 | マサムネ(今中) 1] [計23点] [笑率37] コメント:[ ] [ 206位 ] たまご塾 デートに必ず見栄晴を連れて来るから [イカロス侍 4 | Revin 1 | ピカキー 2 | モモ 1 | 虹色の瞳 1 | ヴァギマ 4 | 最後の晩餐 3 | 芭蕉 5 | 竹仙人 1 | マサムネ(今中) 1] [計23点] [笑率37] コメント:[ ] [ 206位 ] 吉光 浮気した相手がメスのマウンテンゴリラだったから [イカロス侍 2 | Revin 2 | ピカキー 2 | モモ 2 | 虹色の瞳 2 | ヴァギマ 2 | 最後の晩餐 3 | 芭蕉 5 | 竹仙人 2 | マサムネ(今中) 1] [計23点] [笑率37] コメント:[ ] [ 206位 ] たらこスパゲッティ 一週間以内に他の誰かを山男に惚れさせないとテレビの中から出てきてそのまま居座り続ける [イカロス侍 3 | Revin 1 | ピカキー 1 | モモ 2 | 虹色の瞳 4 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 3 | 芭蕉 1 | 竹仙人 3 | マサムネ(今中) 2] [計23点] [笑率37] コメント:[ ] [ 206位 ] 童子 彼らの背後で鋭く光る山女の視線 [イカロス侍 4 | Revin 1 | ピカキー 1 | モモ 3 | 虹色の瞳 4 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 4 | 芭蕉 1 | 竹仙人 1 | マサムネ(今中) 1] [計23点] [笑率37] コメント:[ ] [ 206位 ] harry1491 ロリコンものの同人誌作家で 時期になるとベタ塗りやトーン張りを手伝わされる。 [イカロス侍 3 | Revin 2 | ピカキー 4 | モモ 4 | 虹色の瞳 1 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 2 | 芭蕉 1 | 竹仙人 2 | マサムネ(今中) 1] [計23点] [笑率37] コメント:[ ] [ 206位 ] 凪 女「山男を解き放って!あなたは人間なのよ!」 山男「黙れ小僧!!」 [イカロス侍 3 | Revin 1 | ピカキー 3 | モモ 5 | 虹色の瞳 3 | ヴァギマ 2 | 最後の晩餐 3 | 芭蕉 1 | 竹仙人 1 | マサムネ(今中) 1] [計23点] [笑率37] コメント:[ ] [ 215位 ] もあ たまに間違えて1UPキノコを食べて繁殖しちゃうから。 [イカロス侍 3 | Revin 1 | ピカキー 3 | モモ 2 | 虹色の瞳 3 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 4 | 芭蕉 1 | 竹仙人 1 | マサムネ(今中) 1] [計22点] [笑率35] コメント:[ ] [ 215位 ] ルイ 以前川男と山男の間でもてた方が覇権を握るという掟があり、山男がやや有利だった。 どうしても覇権を握りたい川男はこの言葉を思いついた。 なんとこの言葉は広まり山男は壊滅状態になった。 川男の目論見は成功したのである。 しかし山男が壊滅状態になったからといって川男は依然もてていない。 [イカロス侍 3 | Revin 1 | ピカキー 4 | モモ 3 | 虹色の瞳 1 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 4 | 芭蕉 1 | 竹仙人 1 | マサムネ(今中) 1] [計22点] [笑率35] コメント:[ ] [ 215位 ] キング・トム 付き合い始めた瞬間から語尾に「ニャン」がつく [イカロス侍 3 | Revin 1 | ピカキー 5 | モモ 2 | 虹色の瞳 1 | ヴァギマ 5 | 最後の晩餐 2 | 芭蕉 1 | 竹仙人 1 | マサムネ(今中) 1] [計22点] [笑率35] コメント:[ ] [ 215位 ] スポンジ 山男が人間に恋をすると死んでしまう。 それか、たぶんやけど、火傷するんちゃう? [イカロス侍 3 | Revin 2 | ピカキー 2 | モモ 3 | 虹色の瞳 2 | ヴァギマ 2 | 最後の晩餐 3 | 芭蕉 1 | 竹仙人 2 | マサムネ(今中) 2] [計22点] [笑率35] コメント:[ ] [ 215位 ] higu 山男は夜の帝王と呼ばれるほど遊び慣れた者ばかりで、人間界の女性もきっと、もてあそばれてしまうから。 [イカロス侍 4 | Revin 1 | ピカキー 2 | モモ 3 | 虹色の瞳 3 | ヴァギマ 2 | 最後の晩餐 3 | 芭蕉 1 | 竹仙人 1 | マサムネ(今中) 2] [計22点] [笑率35] コメント:[ ] [ 215位 ] ブンブン ものすご朝早い。 [イカロス侍 2 | Revin 2 | ピカキー 1 | モモ 5 | 虹色の瞳 4 | ヴァギマ 2 | 最後の晩餐 3 | 芭蕉 1 | 竹仙人 1 | マサムネ(今中) 1] [計22点] [笑率35] コメント:[ ] [ 215位 ] ヌコッティ 実は海側のスパイだから [イカロス侍 4 | Revin 1 | ピカキー 2 | モモ 1 | 虹色の瞳 3 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 4 | 芭蕉 1 | 竹仙人 2 | マサムネ(今中) 1] [計22点] [笑率35] コメント:[ ] [ 215位 ] クリスタル鍵 海男よりも質が悪いから。 [イカロス侍 3 | Revin 1 | ピカキー 3 | モモ 1 | 虹色の瞳 3 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 4 | 芭蕉 1 | 竹仙人 2 | マサムネ(今中) 1] [計22点] [笑率35] コメント:[ ] [ 215位 ] 藤岡隊長 とある近国の国家首席の息子、金 山男(サンナム)。 いつ強制送還されてもおかしくない彼は胸にバッジを付け、今も山に潜む [イカロス侍 4 | Revin 1 | ピカキー 2 | モモ 3 | 虹色の瞳 2 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 3 | 芭蕉 1 | 竹仙人 1 | マサムネ(今中) 2] [計22点] [笑率35] コメント:[ ] [ 215位 ] ハブたろ~ 付き合って上手くいかないと山にひきこもっちゃう [イカロス侍 4 | Revin 1 | ピカキー 3 | モモ 1 | 虹色の瞳 2 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 4 | 芭蕉 1 | 竹仙人 2 | マサムネ(今中) 1] [計22点] [笑率35] コメント:[ ] [ 215位 ] 伝七 山男が「惚れられるより惚れたい、マジで」って言ったから [イカロス侍 4 | Revin 1 | ピカキー 2 | モモ 2 | 虹色の瞳 4 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 3 | 芭蕉 1 | 竹仙人 1 | マサムネ(今中) 1] [計22点] [笑率35] コメント:[ ] [ 215位 ] ミシシッピ山 女「山男さん!私をスキーに連れてって!!」 湾岸スキーヤー「チッ」 [イカロス侍 5 | Revin 1 | ピカキー 2 | モモ 2 | 虹色の瞳 3 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 3 | 芭蕉 1 | 竹仙人 1 | マサムネ(今中) 1] [計22点] [笑率35] コメント:[ ] [ 227位 ] ミー 二人の山男に挟まれると、ひっくり返されて白くなってしまうから。 [イカロス侍 3 | Revin 1 | ピカキー 1 | モモ 3 | 虹色の瞳 2 | ヴァギマ 1 | 最後の晩餐 3 | 芭蕉 1 | 竹仙人 4 | マサムネ(今中) 1] [計20点] [笑率32] コメント:[ ] [ 227位 ] JOKER ジェニファーとナターシャがバックドロップと卍固めをかけ合い、伝説の女レスラー対決が始まる気がしたから [イカロス侍 4 | Revin 1 | ピカキー 2 | モモ 2 | 虹色の瞳 1 | ヴァギマ 4 | 最後の晩餐 3 | 芭蕉 1 | 竹仙人 1 | マサムネ(今中) 1] [計20点] [笑率32] コメント:[ ] [ 229位 ] Tai NTTの回し者だから [イカロス侍 2 | Revin 1 | ピカキー 2 | モモ 1 | 虹色の瞳 2 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 3 | 芭蕉 1 | 竹仙人 3 | マサムネ(今中) 1] [計19点] [笑率31] コメント:[ ] [ 229位 ] マンジウガニ ヒゲだから [イカロス侍 2 | Revin 1 | ピカキー 1 | モモ 1 | 虹色の瞳 3 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 3 | 芭蕉 1 | 竹仙人 3 | マサムネ(今中) 1] [計19点] [笑率31] コメント:[ ] [ 229位 ] けんぼ~ 海男と川男もやってきてユニットを組んでデビューしそうになる [イカロス侍 3 | Revin 1 | ピカキー 3 | モモ 1 | 虹色の瞳 2 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 3 | 芭蕉 1 | 竹仙人 1 | マサムネ(今中) 1] [計19点] [笑率31] コメント:[ ] [ 229位 ] 耳鳴り豆腐館 名前が 山田 力。 [イカロス侍 3 | Revin 1 | ピカキー 1 | モモ 1 | 虹色の瞳 2 | ヴァギマ 2 | 最後の晩餐 3 | 芭蕉 1 | 竹仙人 4 | マサムネ(今中) 1] [計19点] [笑率31] コメント:[ ] [ 229位 ] 佐々木ヒデタカ 私は海女だから [イカロス侍 3 | Revin 1 | ピカキー 2 | モモ 1 | 虹色の瞳 3 | ヴァギマ 3 | 最後の晩餐 3 | 芭蕉 1 | 竹仙人 1 | マサムネ(今中) 1] [計19点] [笑率31] コメント:[ ] [ 234位 ] ぼーくん 喋るとき語尾に「やま」をつけなくてはならない [イカロス侍 4 | Revin 1 | ピカキー 4 | モモ 1 | 虹色の瞳 1 | ヴァギマ 2 | 最後の晩餐 2 | 芭蕉 1 | 竹仙人 1 | マサムネ(今中) 1] [計18点] [笑率29] コメント:[ ] [ 235位 ] 煩悩ジプシー やまびこの語尾が「でちゅ~」になってしまうからでちゅ~ [イカロス侍 1 | Revin 1 | ピカキー 3 | モモ 2 | 虹色の瞳 3 | ヴァギマ 2 | 最後の晩餐 2 | 芭蕉 1 | 竹仙人 1 | マサムネ(今中) 1] [計17点] [笑率27] コメント:[ ね[ikaros] ] [ 236位 ] 猫まっしぐら 彼が好きなのはキノコの味噌汁 私が好きなのはワカメの味噌汁 でも二人ともゾウさんの方がもーっと好きです。 [イカロス侍 1 | Revin 1 | ピカキー 2 | モモ 4 | 虹色の瞳 1 | ヴァギマ 1 | 最後の晩餐 3 | 芭蕉 1 | 竹仙人 1 | マサムネ(今中) 1] [計16点] [笑率26] コメント:[ ]
https://w.atwiki.jp/nekomimi-mirror/pages/600.html
こっちをむいてよ!! ご主人様 闘争!! ホワイトデー 樹木生い茂る山の斜面をソラヤが走る。流れる汗に柔かな黒髪が頬に張り付く。 「ハッ、ハッ、ハァッ・・・」 荒い息と共に小柄な体がギクシャクと泳ぐように走る。低木樹の林なので藪が多く、 ソラヤが藪を掻き分けるたびシルクの衣装は裂け、柔らかそうな太ももに、二の腕に 小さく傷が付く。 「!? 」『ずざざざざっ!!』 藪に隠れていた木の根につまずき倒れこむソラヤ。端正な顔が落ち葉で汚れた。 のろのろと身を起こそうとするソラヤ・・・。深みのあるはずの群青色の瞳は放心しているのか 今はガラス玉のように見えた。 その時だった、背後の木々が弾けるようになぎ倒される! 『バキバキ・・・メキメキッ!!!!』『パオーン!』 林を割って現れたのはなんと『象』。このネコの国には生息していないはずの動物である。 そしてその背には象使いなのだろうか?人影があった・・・ 「どうした?鬼ごっこはもう終わりかい?ヒヒッ」 背にまたがったローブ姿の老婆が耳障りな声で叫ぶ。 ソラヤはぎくしゃくと立ち上がる。手をひねったのかぷらぷらと右手首を振っている。 そして振り返ると同時に・・・ 『・・・ザンッ!』 それはほぼモーションなしの跳躍!象の背の上の老婆へと弾丸のように、一陣の風のように 飛び掛かる。水がしぶくようにキラキラとした冷たい光の残像が右手の前方からこぼれる・・・ 『ブゥン・・・バチッ』 ソラヤの動きに全く対応できていない老婆だが、ソラヤの右手がひらめく瞬間、 羽虫の集団のような音と共に老婆の前に防御力場が形成され火花が散った。力場に触れた ソラヤの小さな手が黒焦げになり、元の場所へと弾き返された。キラキラとクリスタルの 細片が舞う。 命を狙われたことに気がついた老婆が逆上気味に叫んで言う。 「ふははははっ、この愚か者!逃げられると思ったかぁ!わしの秘密を知った奴隷の末路は これよぉっ!」 『パオーン!』。両前足を高々と上げた象は大怪我をして倒れたソラヤの上に丸太のような 足を振り下ろす! 『グシャリ!』 ・・・哀れ、悲鳴さえなく潰されるソラヤ。ありえない方向に背骨が曲がってしまい下半身は 半ば落ち葉の積もる地面にめり込む。これでは万に一つも生きてはいない・・・ 「ふん・・・上玉なのに惜しいことをしたわい・・・まあ、ヒト奴隷を誘拐しているなんて王宮の 『血塗れフローラ』の耳にちょっとでも入れば三度死んでも追いつかんからのぉ・・・ ふぉふぉふぉ・・・」 と、美しい少年がどれだけ無残で残酷な最期を迎えたのかと、暗い愉悦とともに足元を見て 愕然とする老婆。 『ぷしゅう・・・』 ソラヤが消えてなくなり、ひらひらと舞い残されたのは折り紙のいわゆる『やっこさん』 の人型・・・ フードの下の血走った細い目を見開いて老婆は呟く。 「やられた・・・やられたわい!あの手癖の悪いヒト奴隷めが・・・」 外見に似合わない機敏な動きで象から飛び降りる老婆。 『ぷしゅう・・・』 そして同時にまたがる象が大気に溶けるように消えた。そのかわりに折り紙で折られた 『象』がひらひらと残った。それには目もくれず、老婆が手を払うように振るとその 『象』はポッと炎を上げ、見る間に灰になり地面に落ちる前に燃え落ちた。 「生きては帰さんぞえ・・・あのこわっぱめが・・・」 そんな老婆の足元に影がよぎった。慌てて頭上を見れば木立の隙間からグライダーが 陸地を目指し通過していく。忌々しげに天を見上げた老婆の濁った瞳には狂気が宿っている・・・ 時は戻る・・・ シュバルツカッツェ城、東ウイング通称『姫様長屋』の『最下層』と呼ばれるフロアである。 別に地下にあるわけではなく実際は城の2階である。その正体は、幼年学校を出たばかりの ネコ姫様が住まう賃料がタダの1LDKのありふれた部屋のことだ。 普通のごく一般的な王女さまなら成人すると、ある程度の家賃と引き換えに間取りが広く 部屋の改造も利く上のフロアに引っ越していく。この大陸の文化や経済をリードしている ネコの王女として、陳情客のために応接室やら自己を鍛えるためのフィットネスルームぐらい あってもいい。さらにお金を出せばもう一段階上の高級フロアで一流ホテルもかくや、 という生活もできるがそれは限られたブルジョアの何人かのネコ姫のこと。 そして今日の話は最下層に唯一、今だ居座るネコ姫様の部屋から始まる・・・ 「ここをこうやって折って・・・ほら、ペンギンだよ」 『コクコク』ソラヤ君は少し驚いたように頷いて小さく手を叩く。ここはぼくのご主人様の 部屋のリビング。ヘタったソファの下に隣り合って座りながらぼくとソラヤ君は折り紙遊びを している。 「ほら、ソラヤくんもやってみて」 ぼくは手元の折り紙をソラヤ君に渡す。ソラヤ君はドキドキしながらぎこちない手つきで 慎重に角と角を合わせながら千代紙を折っていく。つまるたびに後から手をそえて折るのを 手伝ってあげる。この遊びに夢中なのか、後から見えるソラヤくんの白い頬がほんのり赤く 染まっている。ちょっと雑ながらぼくが作った同じ『ペンギン』の形を作り上げると 『ぱぁっ』と満足気に表情を輝かせる。とはいっても微妙な表情の変化なのであまり 他人にはわからないと思う。 ぼくはソラヤ君を褒めてあげてからもっと驚かせたくなってがんばる。 「ほら、ソラヤくん・・・今度は帆かけ船だよ。えっとね・・・ここの『帆』の部分を持って 目をつぶって見て・・・」 『ぎゅ・・・』「・・・・・・」 「ほらほら!いつの間にか舳先の部分を持ってるよ、びっくりでしょ、でしょ?」 「・・・!! 」(無表情だけどソラヤ君驚愕の瞳) 「他にもあるんだよ、えっと、新しい折り紙は・・・」 とテーブルを探せば、用意した覚えのない折り紙が置いてある。 「あれれ、こんな折り紙買ってたっけ・・・ふむふむ、『変身折り紙』・・・なんだこれ・・・」 首をひねりながら手を伸ばせば背後から声。 「ちょっと待つにゃ!それはわたしが作ったマジックアイテムにゃ!」 後から折り紙の束を取り上げながらそのネコ姫は言う。 「なにが『デショデショ』にゃあ、ソラヤ、わたしは今からコイツと大事な用事があるから とっととおいとまするにゃあ」 いきなりこの部屋の主が現れた。どうやら研究、というかこの折り紙、マジックアイテムらしいが・・・ の製作が終わったらしい・・・どうせ怪しげな代物に違いない。ぼくはご主人様に言う。 「ムッ・・・ティッシュの箱を小脇に抱えて『大事な用事』なんてのたまわないで下さい、 ご主人様・・・」 無表情なソラヤ君も心なしか不機嫌な感じ。 「そんな子供の遊びより、わたしが大人の火遊びを手ほどきしてやるにゃあ、にゃんにゃら 二人いっぺんでも・・・」 ソラヤ君にこんなやり取りを聞かれるなんて、家族のみんなでテレビを見ていたのにボタンの 操作により入れたままのエッチなDVDがいきなり再生されたような感じです・・・きっと。 ぼくはソラヤ君とご主人様の間に割って入り言う。 「ご主人様は作業室に戻っててください。ソラヤくんのような小さな子にはこのお城の爛れた 日常よりもこういう情操教育が必要なんです!! シッシッ!」 「むぅ・・・」 じゃけんにマナを追い払おうとする召使いに、ソラヤがそ知らぬフリで言う。 「お兄さま・・・ここ、どうやるの?」 「え、それはね、こうやって・・・」 テーブルにそそくさと向き直りソラヤに手を添えてやるマナの召使い。そしてソラヤはマナの 召使いの手元を覗き込むフリをしつつその肩に頬を寄せ、ふいにマナの方を見やる。二人の視線が キケンに絡み合う・・・ 『ニヤリ・・・』(フフン、このビッチが・・・という目つき) 「にゃ、にゃにゃっ・・・!」 ワナワナと震えるマナ。二枚重ねティッシュの箱がぐしゃりとつぶれる。 「ソ、ソラヤ・・・と、とっとと帰れにゃ――っ!! 」 叫ぶマナ。慌てて召使いが割ってはいる。 「どうしたんですご主人様!こんな小さな子供に向かって・・・お仕事で疲れてイライラ してるんですか?夕方までお休みになったほうが・・・」 「にゃにゃっ、ちがうにゃあ!お前はその小悪魔にだまされてるにゃあ!」 ワナワナと召使いの背後のソラヤを指差して言うマナ。うろたえる召使いだが、目をウルウルさせ、 おびえてすがり付くソラヤを見て、召使いは溜息をついて言う。 「ご主人様、もっと大人にならないと・・・こんな小さな男の子相手にヤキモチしちゃダメですよ・・・」 あんまりなことを言う召使いにマナは怒りを押さえ込むのが精一杯。しかしソラヤは自分を かばう様に前に立つマナの召使いの肩に背後から顎を『トン』と乗せて『お兄さま』に甘えて見せる・・・ 『ニヤ・・・』(計画どおり・・・) 『ぷちっ・・・』 「にゃっ、ふっ、にゃにゃっ・・・ひ、ひっ・・・久しぶりにキレちまったにゃあ・・・壁にうつった影に してやるにゃあ!爆炎招来!・・・天・・・地・・・ネ・・・」 「わあああああっ!ご主人様、こんな狭い所で物騒な物騒な呪文となえちゃダメ――っ!! 」 じたばたと揉みあう二人。ソラヤも止めるフリをしつつ、好きなお兄さまの腰にどさくさ紛れに 抱きつき更なるマナの逆鱗をかう。 そのときキッチンの時計から不意にアラームが鳴った。驚いたのか動きがピタッと一瞬だけ止まる三人。 「あっ、バイトの時間だ・・・」 「にゃにゃっ、今日はバイトじゃにゃいはずにゃあ・・・」 「えっ、あの、それは・・・臨時で・・・」 口ごもる召使いにソラヤがマナとくっ付いてるお兄さまを自分の方に引っ張り込み、小さな胸に お兄さまの腕を抱えながら得意げに言う。 「お兄さまは『ほわいとでー』とかがあるからいつもより忙しいです、マナ様には内緒で ソラヤにだけ話してくれたのですけど・・・」 ソラヤにしては長いセリフだが効果は抜群だった。 「にゃ、にゃんのことかわからにゃいけど・・・そ、そうだったにゃ、マジックアイテムマニアの所に 納品に行ってこにゃいと・・・べ、別に期待してにゃいんだから!」(棒読み) と、あたふたと後ポケットにさしていた悪趣味な模様の紙袋に折り紙をしまい、まとまりのないことを 言いつつ、そそくさとスキップしながら退散するマナ。 マナが部屋から出て行くと、『あちゃ~』という顔をして天を仰ぐマナの召使い。 『・・・・・・?』 きょとんとしてマナの召使いを見やるソラヤに、城下町へと出かける用意をしながら『ぼく』は 『ほわいとでー』について説明するのであった・・・ かくしてソラヤは繁華街の周旋屋にいた。簡単に言うと臨時アルバイトの募集を探しに来ている。 掲示板に貼ってあるメモを一つ一つ覗き込む。なかなかヒト用やヒトでもできる仕事を 見つけることはできなかった。もともと物欲のないソラヤは自室の引き出しの中にうなるほど お小遣いがあったりする。引き出しに放り込むばかりで数えたことはない・・・。でも、ソラヤが 自分のご主人様の次ぐらいに尊敬するお兄さまは言うのだ。 『せっかく贈り物するんだから自分で稼いだお金で贈り物をしたいよね、どんな安物でもね・・・ そっちの方がミルフィ様も喜ぶと思うよ・・・』 そうかもしれないとソラヤは思う。ソラヤは自分がミルフィに『ほわいとでー』の贈り物を するシーンを想像して・・・世慣れてないソラヤにその想像の結末はまったく思いつかなかったが 胸の中が甘酸っぱくなる・・・それは悪くない気持ち。 あんまり熱心に掲示板を見つめるソラヤに興味が湧いたのか周旋屋の親父がソラヤに声をかける。 「ぼうず、仕事かぁ?」 『こくこく』 頷くソラヤ。耳に羽ペンを挿したネコの親父は逞しい腕を組んで言う。 「ヒト用の仕事なんてのは、なかなかないんだよなぁ・・・ウチは風俗関係の周旋はやってないしなあ・・・」 さすがマナの召使いが紹介するだけあって健全かつ良心的な周旋屋らしい。 「ぼうず、ご主人様はいるんだろ?」 『ふるふる』 首を振るソラヤ。さっきお兄さまが・・・ 『あまりお城で働いてるって言わない方がいいよ、お城に繋ぎをつけようとするタチの悪い 商人が寄ってくるからね』などと言っていたので少々の方便を言う。 「そうか・・・野良ニンゲンか・・・苦労するなぁ・・・」 周旋屋の親父も掲示板に貼っていない時期の古い求人票の紙束を引っ張り出し、親身になって探すが ついには申し訳なさそうに首を振った・・・ 結局仕事は見つからず、溜息をついてソラヤは周旋屋から出たところをさっきから二人の話を背後で こっそり聞いていたネコの老婆がよろよろと追いかけ言う。 「よろしいかの?」 「・・・・・・」 「ワシはの、今日街にマジックアイテムの買い出しに来たんじゃが、少々買い込みすぎてしまっての・・・ この老骨一人では少々重すぎるだけで獣人の人足を雇うほどではないんじゃが・・・ワシの屋敷まで荷物を いくつか持つのを手伝ってくれないかの?」 ネコ・・・らしいが黒いフードに覆われており人相ははっきりしない。ただ、『ニッ』と笑った 口の端から黄色い八重歯が覗いている。背にはパンパンに膨らんだ背嚢。腕にも大きな箱を抱え、 手には趣味の悪い模様の紙袋を下げていた・・・ その見覚えのある紙袋に記憶をたどるソラヤだったがその記憶が繋がる前に老婆は言う。 「多くは出せないが駄賃をだしますじゃ、どうかのぉ?」 『こくこく』 ソラヤはためらいなく頷いた。そしてソラヤは大き目の箱を抱きつくように持ってよちよちと 老婆の後を追うのであった。 路面電車でしばらく南下し、そのまま『東西大街道』を横切り港に出た。そしてそのまま 自家製ボートに乗って湾内にある老婆が住む小さな無人島に上陸する。尖がった山の中腹に そのネコの老女の屋敷がポツンとあった。3時間ほどかかったが、この距離ならお城の門限に戻れそうと ほっと胸を撫で下ろすソラヤ。 小ぢんまりとした洋館にドアを軋ませ入ると指定された場所に箱を置く。慣れない筋肉を使ったので 腕が少々強張ってはいたが勤労の成果の結果なので心地よく感じる。 「ふぉふぉふぉっ・・・それではの、駄賃を用意するのでここで待っとってのぉ・・・」 老女はソラヤをリビングに案内するといそいそと廊下に消える。ソラヤを舐め回すような じっとりとした視線が不快だがなんとか我慢する。 『・・・・・・』 手持ちぶたさにリビングを見て回るソラヤ。壁に掛けてある絵も、応接セットの調度品も 派手ではあるが贋作だったり、見えないところや裏地が貧弱だったりする。飛び乗るようにソファに 座れば『ギシュリ』と嫌な音をたてて反発する。 しかし窓の外を見れば急な斜面に屋敷が建っているせいかネコの国の湾内が一望できた。 この眺望だけはなんとか合格点が出せる・・・たが窓の外に嵌っている鉄格子が珠にキズといったところか。 やがて水平線に太陽が近寄ってくるとソラヤも少々焦る。ソラヤは一旦お城に帰還しようと スッと立ち上がり、リビングのドアに手をかける・・・ 『ガチャ・・・』 閉まっていた・・・。リビングにいるにも関わらず外鍵とは・・・なにかおかしい。 「・・・・・・」 ソラヤはシャカシャカと手を振ってから壁に付いていた鉄製のフックにジャンプ。そして三角とびの 要領でそのフックを足がかりに天井へとさらに音もなく二段ジャンプ。あわや天井板に頭から衝突・・・ といったところで頭上に差し上げた手が小さく円を描くように閃く。同時にパクリと天井板が大きな 円盤状に切り抜かれた。その穴にソラヤの体が吸い込まれる。 マンホール状の穴は天井面でクルクルと回転してから音もなく元の天井面を見せて切れ目なく 元に戻った・・・。 静けさが誰もいなくなった部屋に満ちる。ちなみに鉄製のフックにぶら下がっていたのは長い鎖、 そしてその末端の手錠・・・浮く錆は血のせいか・・・ この屋敷、掃除をするものがいないのか、はたまたいい加減なのか、どこもが薄汚れているような 気がする。それがまた見た目豪華な調度をさらにニセモノ臭くチープに見せている。そんな書斎の 一室で老婆が話している。 「ふぉふぉふぉ・・・ヒト奴隷をの、買い取って欲しいんじゃよ・・・また誘拐?人聞きの悪い・・・今度は れっきとした野良ヒトじゃ、周旋屋で自分で言っておったわい・・・歳も幼いし上玉じゃし2万セパタ・・・ いや、王城の召使いクラスのヒト奴隷じゃから20万は欲しいのお・・・ふぉふぉふぉ」 部屋の中なのに黒いフードを脱ぎもせず遠話器でまくしたてている老婆。どうやら闇の奴隷商人に 連絡しているらしい。 『シャリン・・・』天井にキラッとした光が小さく反射。 同時に天井が四角くパカリと開口すると落下する天井板を小さな両手がキャッチ。天井板が天井内に 引き込まれるのと引き換えに音もなくするりと逆しまに上半身を出したのはソラヤ。眉毛の少し上で 切りそろえた前髪が重力で下に落ち、いつもと違うおでこが丸見えスタイルなのが結構新鮮な姿。 ソラヤは老婆の浅ましい姿を見てムッと眉をしかめる。氷のような表情のまま、シャカシャカと 手を振るが、すんでのところで老婆の周りを浮遊しているいくつかの小さな輝石に気がついた。 口の中で小さく呟く・・・ 『多位相浮遊障壁・・・』。 物理攻撃や魔法攻撃をほぼ完全にシャットアウトするマジックアイテムである。 ちなみにソラヤがこれを知っているのは身近な人間が使用しているせいだ。ネコの国の女王は その輝石を装身具にして王妹ふたりにつけさせており、常に二人の中間に位置している。ソラヤは 幾多の暗殺者が、その障壁力場により返り討ちにされているのを何度も目の当たりにしている。 下手に攻撃して『障壁防御』だけでなく、『カウンター』や『スタン』の追加呪文を食らうのは 実に危険であろう・・・ ちなみに女王がよく使用しているのは『スロウ』の遅延魔法である。追加呪文をかけられたのも 知らず、再び亀のような遅さで向かってくる暗殺者を王妹二人が膾切りにしていくのを笑いながら 鑑賞するのが趣味である。 ソラヤは忍者としてあっさり見切りをつけるとスルスルと天井に戻ろうとする。しかしふと書斎の テーブルの上に今日買い込み、自分が運んできた荷物が置いてあるのに気がついた。 『・・・・・・』 テーブルの上の荷物の横に悪趣味な紙袋・・・。王都の有名なアダルトショップの紙袋であったが ソラヤには別に見覚えがあった。たしか今日のお兄さまの部屋で・・・ 『にゃ、にゃんのことかわからにゃいけど・・・そ、そうだったにゃ、マジックアイテムの納品に 行ってこにゃいと・・・べ、別に期待してにゃいんだから!』 と言って、マナ姫がお尻のポケットに刺してあった紙袋にマジックアイテムを詰めた紙袋と 同じデザイン・・・ ソラヤの値段交渉に夢中の老婆の背後に気配を殺して大胆に忍び寄るソラヤ。そのまま頭を 低くしつつテーブルの上の紙袋に手を伸ばすと中をそっと探る。やはり出てきたのはマナ姫が 作ったマジックアイテム。『変身折り紙(めたふぉるくらふと)』と汚い字で書いてある以外は 普通の折り紙にしか見えない。ソラヤはそっと2,3枚を引き抜くと元通りにテーブルの上に 紙袋を置いてそのまま音もなく飛び上がる。開口部のふちに指をかけると音もなく天井の中に 消えた。そしてすばやく天井を戻すが天井板はよほど目を凝らさないと切断されたのが わからないほどその切り口は滑らかであった・・・。今の行動全てで5秒も経過しておらず、 さらにソラヤが外に脱出するまで一分もかからなかった。 『パオーン・・・』 下のほうで象の鳴き声・・・時間稼ぎは成功したらしい。ソラヤは既にこの小さな無人島の てっぺんに近い切り立った稜線の上に立っていた。おもむろにポケットから折り紙を出して 慎重に折っていく。残りはあと1枚・・・ 『ぺた、ぺた・・・』 おぼつかない手つきで完成させたのは単なる『紙飛行機』。しかし折り終えたと同時に マジックアイテムが発動、魔洸力が押し寄せる感覚。みるみる『紙飛行機』は大きくなり、 同時にその形態を変化させていく・・・ そしてなんとソラヤの目の前に現れたのはホンモノのハンググライダー。 「・・・・・・」 ソラヤは小さく頷くとグライダーを背負うように持ち上げる。このときだけソラヤの形良い 眉がしかめられる。気合を入れて足をシャンとさせると一気に崖に向かって走り出す。 『タンッ!』 ためらわずに度胸良く飛び出すソラヤ。グライダーは上昇気流をしっかり捉え、ソラヤを 空中の住人にする。足をハーネスに押し込めながらソラヤは前方を確認。薄っすらとした 夕暮れの中、灯台の明かりで方角を確認。港に下りるよりもその遥か向こうに見える黒く ぬめ光るシュバルツカッツェ城に直接帰った方が門限的にもいいだろう・・・ 悠々と空を旅するソラヤ。少し寒いが上空からの眺めはソラヤの好奇心を刺激するのは十分で ある。文明の進んだネコの国の眠ることを知らない工場の騒音、マッチ箱のような家から上がる 炊煙、気の早いネオン灯の光、城下に走る魔洸路面電車の窓からは柔かな橙色の灯火があふれて スルスルと地面を移動している。 「こんどご主人様と一緒に飛んでみたいな・・・」 うっとりと呟くソラヤだが。背後に聞こえる小さな羽ばたき音に慌てて首だけ振り返る。 「・・・!? 」 いた・・・。巨大な鶴に跨りばっさばっさとソラヤを追ってくる老婆・・・ 「クックックッ・・・わしを出し抜くとはやってくれるよ・・・じわじわ恐怖にまみれて死ね」 ソラヤは慌てて急降下して逃れようとするが風任せでなく自力飛行できる鶴に乗った老婆は 見る見る距離を詰めてくる。弄るように空中で距離を保つと何か投げつけた。 『ザク!ザク!』 「!!!」 ソラヤのハンググライダーの羽に刺さるのはなんと四方手裏剣。鈍色の手裏剣は刺さると 同時に折り紙の『手裏剣』へと姿を戻してしまうが、グライダーを裂いた大穴はしっかりと 残ったままだ。 「くっ!」 操縦が不能になりかけ、旋回しながら失速を逃れるソラヤ。しかしグライダーの大穴は 見る間に強い風圧により広がり、そして・・・ 『ぷしゅう・・・』 無情にもハンググライダーはもとの『紙飛行機』に戻ってしまった! 空中に投げ出されるソラヤ。下は幸いにもまだ海の上、湾内ではあるがこの状況で老婆の 追撃を受けることを考えれば寿命が1、2分ほど延びたと言うことぐらいにしか過ぎない。 『・・・・・・』 風圧に絹糸のような黒髪をもみくちゃにされながらソラヤはまだ冷静だった。ポケットから 最後の折り紙を手に取り考える。 『また紙飛行機を折っても追いつかれる・・・かといって鶴を折る時間もないし・・・反撃も 多位相浮遊障壁が・・・』 唇を噛むと同時に人間が最期の時に見る走馬灯のように過去のシーンが頭を駆け巡る・・・が それは一日どころか何時間前でストップされた・・・午前中にお兄さまと一緒に、たしか・・・ ソラヤの手が慌てて動き、落下しながら折り紙を折っていく。 「間に合って・・・これでっ・・・」 『ドパーン!!!!!』 ソラヤが落下したにしては巨大な水柱が湾内に撒き上がった。 巨大な水柱を避け、上空を旋回するマジックアイテムマニアの老婆。水煙が収まると そこにはへんぽんと湾内を進む木製の小さめの和船が浮かんでいた。 「折り紙を折る時間がなかったようじゃな・・・どんな風に適当に折るとあんな不細工な 船ができるんじゃか・・・?」 自分の美意識に反する物をみて鼻を鳴らす老婆。不意に良い事を思いつき邪悪に笑う。 「それならせいぜい死ぬときには美しいわしの作品で送ってやろうかのぉ」 舳先に立つソラヤに対するよう老婆は鶴を船の中央、帆柱が立っているところに着地させる。 『ぷしゅう・・・』 同時に鶴は消え、『折鶴』となって海面に落ちていく。 「・・・・・・」 睨むソラヤに老婆は言う。 「ずいぶん手間取らせたの、すっかり赤字じゃわい・・・さて、鬼ごっこももう終わりじゃ」 懐から黒色の折り紙を出す老婆。凄まじい速度で手が動いた。正方形の紙は老婆の手指の 残像と共に見る間に動物の形に折りあがる。 「見るがよい、これぞメタフォルクラフト奥義!出でよ『オンサ』っ!!」 折り紙は偽りの命を吹き込まれ、黒い毛並みのジャガーが現れた。小さく唸りながら ソラヤを見て舌舐めずりしている。まったくあの最下層のイワシ姫はロクな物を作ってくれる・・・ 「・・・・・・」 この場から逃げたいのか、じわじわと舳先へと移動していくソラヤ。しかし小さな船では すぐに下がる場所がなくなる。泳ぐには遠すぎる遥か向こうに岸が見えた。水平線に半ば没した 太陽は次に起きることを暗示させているのか、甲板の上のものを全て血の色に染め上げている。 「ふぉふぉふぉ、こんなところで逃げられるものかい・・・食い殺されるか?溺れ死ぬか? 好きな方を選べぃ・・・行けい!」 老婆がソラヤを指差すと音もなくジャガーは飛び掛る。肉食獣の生臭い息がソラヤにかかる。 その瞬間! 「いまだっ・・・」 ソラヤが舳先に飛びつく。同時に凄まじい速度で甲板が傾きだした。船が立ち上がる・・・!? 慌てて床に爪をたて踏ん張るジャガーの鼻面にソラヤは舳先にしがみつつ、空いた爪先でキック! 「ギャオン!? 」 「な、なんじゃっ!? 」 舷側に必死につかまりながら老婆は叫ぶ。手が塞がれば当然折り紙も折れない。そしてあっさりと 上からソラヤに蹴り落とされたジャガーに巻き込まれた。 『バチンッ!』 「グワオオオッ!!」 『多位相浮遊障壁』によりオンサは黒焦げになり、瞬く間に半焦げの折り紙に戻るが衝突の 質量までは吸収出来ない。無傷ながら老婆ははじき飛ばされ甲板をごろごろと転がり落ち、 海面に叩き込まれる。 「お、折り紙っ・・・ひいっ!濡れて折れないっ・・・うあっ沈・・・ゴボゴボ・・・」 水泳をするには老婆のローブは重かったらしい。ゆっくりと湾内の水底に消えていく・・・ ついに魔法使いの老婆の追跡を振り切ったソラヤ。 「ふう・・・」 舳先・・・いや、なぜかいつの間にか帆のてっぺんにしがみ付いていたソラヤは大きく息をつく。 後に残ったのは海面に漂う色とりどりの無数の千代紙だけ・・・でもすでにソラヤは今までの事より 船旅の時間のロスのほうが気になっていた・・・ その日の夜、ソラヤは初めて門限を破った・・・ シュバルツカッツェ城最上階。ミルフィ姫のリビング・・・ ミルフィは食堂に用意してあった料理を全てダストボックスに叩き込む。ソラヤに食事抜きを 命じて自分だけ食べるわけにはいかない。そのままふらふらとリビングに戻ると目を瞑り大きな ソファに身を投げるように座る、いつもは包み込むような柔かな感触も今はよそよそしい・・・ 『ソラヤがわたくしに秘密なんて・・・』 別に怒ってはいないのだ。時間を忘れて遊ぶのも歳相応の行動でソラヤにとって悪くないとさえ 思っていた。だからマナは気に食わないが、マナの召使いと遊ぶことも許している。しかし遅れた 理由を言わず口をつぐんでいることがミルフィの心を波立たせるのだ。 「ふう・・・」 ミルフィは大きな溜息とともに抱きしめたクッションから顔を上げるとなぜかあの第三十番姫が 真向かいに座っていた・・・ 「にゃふ・・・ずいぶん修羅場みたいだったからそっとお邪魔したにゃあ」 勝手にワインセラーからワインを取り出していて『ガジガジ』とコルクに歯を立て、 ぐりぐりきゅぽんと栓を抜くとラッパ飲みでぐびぐびと飲りはじめる。 「にゃふぅ・・・悪くにゃいにゃあ、何々・・・『シャトー・ルパン・・・』ふむ、ルパンもパチンコに なったりワインになったり大変にゃあ・・・」 「ちょ・・・それ、な、なっ!・・・」 先ほど前までのソラヤとのやり取りを聞かれた恥ずかしさや、マナの理不尽な登場と高価な ワインが見る間に消費されていくことに激高するミルフィ。 「あ、そうだったにゃあ・・・お前に『謝りたい』って言うから連れてきたにゃあ・・・」 「へ・・・?」 怒気を賺されれば、ドアの影にコソコソと隠れていたマナの召使いが駆け寄ってきて いきなり土下座して言う。 「す、すいません!ぼく、ソラヤ君に余計なこと言って・・・さっきまでソラヤ君が 帰ってこなかったのは実はかくかくしかじか・・・」 マナの召使いは絨毯に額を擦り付けて言う。 「・・・だから、だから、ソラヤ君のこと怒らないであげてください~っ!」 「お、怒ってませんっ!そして言うのが遅いわよっ!・・・でもそうだったの、そうだったの ・・・うふふ・・・」 いきなり笑い出すミルフィを薄気味悪く見つめるマナ。尻ポケットから持参したチーカマに かぶりつきながら横の召使いに囁く。何でもポケットに仕舞うクセがあるのだろうか? 「にゃにゃっ!ついに狂ったにゃ・・・脳にいく栄養が胸に行き過ぎたんにゃ、もう手遅れにゃあ・・・」 「いっ・・・いいから、もう出て行け―――っ!! 」 ハッと気がついたミルフィはマナを外に蹴りだす。とっておきのワインを取り上げずに追い出したのは 口には出さないがちょっとした礼の代わり・・・ 「もう、もう・・・ソラヤったら、召使いから品物を貰って喜ぶ主人なんているはず・・・」 ソファに座りながら一人ごちるミルフィ。ただ顔がにやけてしまい、ソファの上のクッションを 抱きしめて火照った顔を隠し、ワニワニと体をスイングさせる。 「もう、もう・・・」 さっきまでの鬱状態はどこへやら、そわそわとミルフィは立ちあがる。そしてこの大声で 叫びたくなるようなふつふつとした気持ちを昇華させるべく、日記にしたためようと自室へと急いだ。 廊下に出るとドアの閉まる小さな音。そして目をやれば丁度ソラヤの部屋のドアが閉まるところだった。 薄暗い廊下にソラヤの白い服の裾がはためいてドアの隙間に消えた。 「私の寝室に用があったのかしら・・・自分のお部屋で反省してなさいって言ったのに・・・」 眉をしかめるミルフィ。ソラヤには隣の寝室に自由に出入りしていい許可を与えているものの、 やはり気分は悪い。 「反抗期なのかしら・・・」 憮然として部屋に入る。 「あら・・・?」 ミルフィ自慢のビクトリア調の化粧台の上に何か置いてあった・・・。 それは折り紙で作った『鎖つづり』。いわゆる七夕で使う輪っかをいくつもつなげた代物である。 手に取るミルフィ。 糊の匂いもまだ新しく、紙の端がところどころずれた不器用な『鎖つづり』は最初と最後を つなぎ合わせた輪っかになっていて・・・メモ用紙があった・・・ 『ごしゅじんさまいつもありがとう てらやより』 「もう・・・、もうっ!自分の名前を間違えるなんて・・・明日勉強を教えてあげなくちゃ・・・」 たどたどしい文字。間違ったスペル。チープな首飾り・・・。ちょっとだけミルフィの瞬きの回数が 増えた。くさくさした気持ちはとろとろに溶け去り、じわじわと暖いものがのこった・・・ ミルフィはうやうやしくその『鎖つづり』を首にかける、破れないように慎重に縦ロールの 金髪を抜いて・・・ 「うふふ・・・」 ミルフィは何度も何度も鏡面の前でくるりくるりと回る。 金色の髪はキラキラと。 首飾りの紙はサラサラと。 その首飾りの擦れる乾いた音はどんなネックレスの貴金属の触れ合う音にも負けない。 頭がくらくらするほど回転した後でミルフィは鏡台の天板をあげる。そして螺鈿の宝石箱を開き、 大事に仕舞ってあったグリーンブラックの夜会用の大粒真珠のネックレスを宝石箱から外に出す。 代わりにソラヤの紙つづり大事そうに入れ、そっとそっと宝石箱を閉じるのであった・・・ おしまい
https://w.atwiki.jp/hnagashi/pages/17.html
2月11-12日 御池岳・藤原岳 捜索情報リンク集 御池岳・藤原岳 捜索情報リンク集 2 日付順リンク集 2月11日〜 日付順リンク集 3月18日〜 日付順リンク集 4月09日〜 日付別リンク集 3月18日〜 ◇ 2012年04月08日(日)(日帰り) 鞍掛峠ー焼尾山-河内谷遡上 (ハイキング / 霊仙・伊吹・藤原) メンバー:kimidori (ヤマレコ) ◇ 2012年4月08日 谷行かば by カッチャン 2012年4月10日(火) (やぶこぎネット 山のフォーラム) ◇ 2012年04月08日(日) 今年 何度目の冬? 御池岳~鈴北岳 vol. 2 2012年04月10日 (気弱なウルフの山のあしあと ) ◇ 2012年04月08日(日) 今年 何度目の冬?… 御池岳~鈴北岳 vol. 1 2012年04月09日 (気弱なウルフの山のあしあと ) ◇ 2012年04月08日 御池谷左又捜索行 ― (小屋番の山日記) ◇ 2012年04月08日 御池岳周辺の携帯電波状況測定まとめ (4/8まとめ) 2012.4.11 (りゅう太の徒然日記(+鉄分少々)) ◇ 2012年04月08日 4/8 御池岳は冬に逆戻り その2 2012.4.9 (りゅう太の徒然日記(+鉄分少々)) ◇ 2012年04月08日 4/8 御池岳は冬に逆戻り その1 2012.4.9 (りゅう太の徒然日記(+鉄分少々)) ◇ 2012年04月08日【鈴鹿】鈴北岳北面を探る ネコマサノクラ・タヌクラを経て by わりばし » 2012年4月08日(日) 20 45 (やぶこぎネット 山のフォーラム) ◇ 2012年04月08日(日)(日帰り) 御池岳 白瀬峠-真の谷-御池南東支尾根-白瀬峠 (キャンプ等、その他 / 霊仙・伊吹・藤原) メンバー:mto033 (ヤマレコ) ◇ 2012年04月08日 藤原岳~御池岳~鞍掛峠 201 2'4/8 その2 2012/4/11(水) (更なる高嶺へ?カッキーの山登り! ) ◇ 2012年04月08日 藤原岳~御池岳~鞍掛峠 2012'04/8 その1 2012/4/10(火) (更なる高嶺へ?カッキーの山登り! ) ◇ 2012年04月08日 御池岳 青空に新雪! でももう4月だよ・・。H24.04.08 晴れ 2012/4/16(月) (晴山雨読記) 2012/04/08 先週に続き 孫太尾根から藤原岳 木和田尾根の降りる(2) 2012/4/9(月) (フラワートレッキング ) 2012/04/08 先週に続き 孫太尾根から藤原岳 木和田尾根の降りる 2012/4/8(日) (フラワートレッキング ) 2012年04月08日(日)(日帰り) 2012/4/8御池岳天狗尾根直登(御池橋→ゴロ谷→天狗尾根→天狗の鼻→ボタンブチ→伊勢尾根→御池橋 (雪山ハイキング / 霊仙・伊吹・藤原) メンバー:westkapp (ヤマレコ) 2012年04月08日(日)(日帰り) 快晴の孫太尾根から藤原岳 頭陀が平 木和田尾根へ (雪山ハイキング / 霊仙・伊吹・藤原) メンバー:gannchann (CL) その他メンバー3人 (ヤマレコ) 2012年04月08日(日)(日帰り) 藤原岳 フクジュソウと4月の雪 (ハイキング / 霊仙・伊吹・藤原) メンバー:todokiti (ヤマレコ) 2012-04-08 犬返谷から冷川岳・頭陀ヶ平 (おさないG山行記録 ) 2012/04/08 フクジュソウお花見登山 2012/4/8(日) (御池池守のブログ ) 2012年04月08日 鈴鹿の山 藤原孫太尾根 大人のどろんこ遊び? 2012/4/10(火) (メタボ男爵の山日記 ) 2012年04月08日 藤原岳 1q84 その他メンバー1人 (ヤマレコ) 2012年04月08日 御池岳 suzuka (ヤマレコ) 2012年04月08日 藤原岳 wataruchan (ヤマレコ) 2012年04月08日 福寿草の咲く 藤原岳 (1,171M) に登る (風の便り) 2012年04月08日 快晴の御池岳 (四季山遊 ) 2012年04月08日 快晴の御池岳 (比良雪稜会 山行記録等 ) 2012年04月08日 藤原岳へ福寿草に会いに。 (A Luckyの小屋 里山日記 ) 2012年04月08日 ぶらり東海ロケ@藤原岳(鈴鹿) No.661 NHKスタッフ、utty、隊長、うさぎ (Photo Club(歩人倶楽部)の山歩き) 2012年04月08日 藤原岳ロケ(2012/4/8) (uttyのトレイル日記 ) 2012年04月08日 お楽しみ満載♪ 西尾根から藤原岳 (酒と涙と山と撫子 京都山岳会 ) 2012年04月08日 御池岳 (KITASUGI) (京都洛中勤労者山岳会の若手メンバーのサイト) ◇ 2012年04月07日 頭蛇ケ平南斜面捜索@藤原岳(鈴鹿)2012年4月7日 No.660 とおる、りん、いわなっち、隊長 (Photo Club(歩人倶楽部)の山歩き) ◇ 2012年04月07日 行方不明者捜索その8 4月7日(日) くもり のち 晴れ 一時 吹雪 隊長、いわなっち、tohru、RIN (RINさんのへべれけワールド2) 2012年04月07日(土)(日帰り) 残雪期の藤原岳~竜ヶ岳縦走 (積雪期ピークハント/縦走 / 霊仙・伊吹・藤原)メンバー:gucci1212 (ヤマレコ) 2012年04月07日(土)(日帰り) 藤原岳 福寿草登山 (雪山ハイキング / 霊仙・伊吹・藤原) メンバー:yshoji2347 その他メンバー3人 (ヤマレコ) 2012年04月07日(土)(日帰り) 藤原岳【ヤマレコ友達と初めての山行】 (ハイキング / 霊仙・伊吹・藤原) メンバー:guhikazuki , yucon (ヤマレコ) 2012年04月07日(土)(日帰り) 藤原岳・・・雪の孫太尾根~泥の大貝戸 (積雪期ピークハント/縦走 / 霊仙・伊吹・藤原) メンバー:B42791 その他メンバー4人 (ヤマレコ) 2012年04月07日 ~ 2012年04月08日 藤原岳(フクジュソウが迎えてくれました!) slowlife その他メンバー2人 (ヤマレコ) 2012年04月07日 ☆季節外れの吹雪、藤原岳・・2012年4月7日 (登山用品の専門店シャモニ【お店】) 2012年04月07日 藤原岳 坂本谷コースにトライするも途中棄権 (みむのいつでも夏休み日記 ) 2012年04月07日 藤原岳 オフ会バースデー登山(4月7日) (熊取のおっちゃんの徒然草 ) 2012年04月07日 福寿草~藤原岳 (アイラブ・鮎・薔薇・クレマチス) 2012年04月07日(土)(日帰り)快晴の孫太尾根から藤原岳 頭陀が平 木和田尾根へ (雪山ハイキング / 霊仙・伊吹・藤原)メンバー:gannchann (CL) , mitti (食事) その他メンバー2人 (ヤマレコ) 2012年04月07日(土)(日帰り)花の百名山 藤原岳 (雪山ハイキング / 霊仙・伊吹・藤原)メンバー:mieyama その他メンバー3人 (ヤマレコ) 2012年04月06日~07日 鈴鹿 藤原岳 2012/4/6(金)~7(土) (旅と日常のあいだ ) H24.04.06 藤原岳 ~久しぶりの山の会メンバーで~ 2012/04/10 (つくだに日記 ) ◇ 2012年04月05日 又~この所へ。。。 2012年4月 6日 (金) (gaku ) 2012年04月05日(木)(日帰り)藤原岳 滋賀県側からの超難コースです (積雪期ピークハント/縦走 / 霊仙・伊吹・藤原)メンバー:thinkmover (ヤマレコ) 2012年04月02日(月)(日帰り) 藤原岳(福寿草と樹氷) (ハイキング / 霊仙・伊吹・藤原) メンバー:sisyamo (ヤマレコ) 2012年04月02日(月)(日帰り) 藤原岳(福寿草いっぱい♪)・早春の花々と展望を楽しむ (雪山ハイキング / 霊仙・伊吹・藤原) メンバー:komaki その他メンバー2人 (ヤマレコ) 2012年04月02日 4/2日 藤原岳 木和田尾を途中まで (下):来た道を引き返す。 (気ままに野山 ) 2012年04月02日 4/2日 藤原岳 木和田尾を途中まで (中):今回の最遠点まで行き、そこから引き返す (気ままに野山 ) 2012年04月02日 4/2日 藤原岳 木和田尾を途中まで (上):やっと雪の無い道になりました。 (気ままに野山 ) ◇ 2012年04月01日(日)(日帰り) 藤原岳「捜索6」 (雪山ハイキング / 霊仙・伊吹・藤原) メンバー:kimidori (ヤマレコ) ◇ 2012年04月01日 御池岳捜索三回目 12.04.01(SUN) (鈴鹿樹林の回廊 ) ◇ 2012年04月01日 藤原岳(鈴鹿山系) 2012年4月1日 No.659 隊長、うさぎ (Photo Club(歩人倶楽部)の山歩き) ◇ 2012年04月01日(日)(日帰り)《御池岳~真の谷~白船峠~コグルミ谷》 久々の親子登山 (ハイキング / 霊仙・伊吹・藤原) メンバー:yucon (CL) その他メンバー1人 (ヤマレコ) 2012年04月01日(日) おやこ登山 ~久々の親子登山~ 2012-04-15 (Parkinson's alpinist yucon's climbing struggle record ) ◇ 2012年04月01日(日)(日帰り) 御池岳 木和田尾より冷川岳周辺2 (キャンプ等、その他 / 霊仙・伊吹・藤原) メンバー:mto033 (ヤマレコ) ◇ 2012年04月01日 週末は いつも冬景色 カタクリ峠~藤原岳 vol. 2 2012年04月04日 (気弱なウルフの山のあしあと ) ◇ 2012年04月01日 週末は いつも冬景色 カタクリ峠~藤原岳 vol. 1 2012年04月02日 (気弱なウルフの山のあしあと ) ◇ 2012年04月01日 行方不明者捜索その7 (RINさんのへべれけワールド2) ◇ 2012年04月01日 御池岳 遭難者捜索その4 犬返し谷下降 H24.04.01 曇り 2012/4/7(土) (晴山雨読記) ◇ 2012/04/01 藤原岳 2012年04月05日 (I love nature ) 2012年04月01日(日)(日帰り) 藤原岳 (雪山ハイキング / 霊仙・伊吹・藤原) メンバー:sabu-suzu その他メンバー4人 (ヤマレコ) 2012年04月01日 藤原岳 2012/4/1(日) (この先どうなる。。。 ) 2012年04月01日 まだ降るか・・雪の藤原岳 2012年04月02日 (トドクロちゃんと山登り) 2012年04月01日 福寿草の藤原岳 (三岐鉄道 登山大会)2012/4/1(日) (鈴鹿山脈を歩く ) 2012年04月01日 藤原岳の福寿草 2012年4月1日 (三岐鉄道主催の藤原岳登山) (La・Kunnでおでかけ ) 2012年4月01日 藤原岳の福寿草に会えたよ!2012/4/1(日) (山が呼んでいる\(^o^)/ ) 2012年04月01日 御池岳─ルートファイト&雪洞訓練─ April 01, 2012 (Rockkenの山歩き帳 ) 2012年04月01日 春の花旅 (木和田尾) Toshi42 (ヤマレコ) 2012年04月01日 藤原岳 ymanohei (ヤマレコ) 2012年04月01日 藤原岳・・「福寿草は来週か・・」aoikasa その他メンバー1人 (ヤマレコ) 2012/04/01 孫太尾根から 藤原岳 木和田尾根の 福寿草をめでに 2012/4/2(月) (フラワートレッキング ) 2012年04月01日(日)(日帰り) 御池岳~素晴らしい霧氷、でも山頂でまたもやホワイトアウト、の巻 (雪山ハイキング / 霊仙・伊吹・藤原) メンバー:utaoto その他メンバー2人 (ヤマレコ) 2012年04月01日(日)藤原岳 2012/04/01 (さぶの気ままな山旅 ) 2012年04月01日 4月1日…土倉岳から御池テーブルランド (頑張らない山歩き 岳通信 ) 2012年04月01日 土倉岳~御池岳~♪ (のんびり 楽しい 山歩き~♪ ) 2012年04月01日 土倉岳~御池岳~♪ (のんびり 楽しい 山歩き~♪ ) 2012年04月01日 土倉(はぜくら)岳登山 (山歯水明日記 ) 2012年04月01日(日) 寒さに震えるフクジュソウ 藤原岳・天狗岩 大貝戸~天狗岩~山口 (私の山と花日記 ) 2012年04月01日(日) 三度 御池岳へ(コグルミ谷から) 2012年 04月 09日 (つーさんのNatureDiary) 2012年04月01日 坂本谷20120401 (ハセヤマさん) 2012年04月01日 坂本谷へ福寿草 (ハセヤマさん) 2012年04月01日 2012年4月1日 木和田尾から坂本谷 (ハセヤマさん) 2012年04月01日 ここわ どこ? 2 (藤原岳) (富士山発♪ ひとちが凸凹ライフ2 ) 2012年04月01日 「藤原岳 1,120m」 (“山に癒されて・・・” ) 2012年04月01日 福寿草 2012 (shinoda9900の写真ブログ ) 2012年04月01日 木和田尾~天狗岳、藤原岳 (名古屋ありんこ山岳会) 2012.04.01? 藤原岳?! (楽しいことが好き ) 2012年04月01日(日)(日帰り) 藤原岳 (雪山ハイキング / 霊仙・伊吹・藤原)メンバー:zizou その他メンバー4人 (ヤマレコ) ◇ 2012年03月31日(土)(日帰り) 木和田尾根と丸尾の取り付き「捜索5」 (ハイキング / 霊仙・伊吹・藤原) メンバー:kimidori (ヤマレコ) ◇ 2012年03月30日(金)(日帰り) 鈴北岳「晴天の鞍掛道・捜索4」 (雪山ハイキング / 霊仙・伊吹・藤原) メンバー:kimidori (ヤマレコ) ◇ 2012年03月30日 福寿草を見に藤原岳へ 2012.4.5 ( りゅう太の徒然日記(+鉄分少々)) ◇ 2012年03月30日(金) 晴れたら山へ 頭陀ヶ平~カタクリ峠 ( 手前まで ) 2012年03月30日 (気弱なウルフの山のあしあと ) ◇ 2012/03/30 藤原岳-カタクリ峠の縦走 (りゅう太) (御池岳・藤原岳 捜索情報 BBS (Res 70) 2012年03月30日 藤原岳 2012/03/30 (山・日々の戯言綴り ) ◇ 2012年03月29日(木)(日帰り) 治田峠「捜索の南限つぶし・捜索3」 (ハイキング / 霊仙・伊吹・藤原) メンバー:kimidori (ヤマレコ) ◇ 2012年03月29日 【鈴鹿】藤原天狗岩から坂本谷右股右岸尾根へ by 通風山 2012年3月30日(金) (やぶこぎネット 山のフォーラム) 2012年03月29日 3月29日の藤原岳 2012/3/29(木) (野の花・山の花 ) 2012年03月29日 わんこと山歩き 福寿草咲く藤原岳 2012/3/30(金) (Sundaysのブログ ) 2012年03月29日 鈴鹿・藤原岳へ行ってきました。 (4)天狗岩~下山 2012/4/2(月) (たけちよクラブ ) 2012年03月29日 鈴鹿・藤原岳へ行ってきました。(3)山荘まで 2012/4/1(日) (たけちよクラブ ) 2012年03月29日 鈴鹿 藤原岳へ行ってきました。 (2)8合目まで 2012/3/31(土) (たけちよクラブ ) 2012年03月29日 鈴鹿 藤原岳へ行ってきました。 (1)プロローグ 2012/3/29(木) (たけちよクラブ ) 2012年03月29日 藤原岳とフクジュソウ 2012 2012/3/29(木) (山駆けの日記) 2012年03月29日 藤原1128峰 12年03月29日(木)快晴 2012/4/1(日) (駅からお山歩 鈴鹿編 ) 2012年03月29日? 遠足尾根から孫太尾根周回 (頑張らない山歩き 岳通信 ) 2012年03月29日 頭陀ヶ平~藤原岳 (日本300名山と鈴鹿の山 ) ◇ 2012年03月28日 丸尾P673周辺捜索 2012年03月28日(水) (歩人倶楽部日記 ) ◇ 2012年03月28日(水)(日帰り) 鈴鹿御池岳 (御池橋→ゴロ谷→ボタンブチ直登)(雪山ハイキング / 霊仙・伊吹・藤原) メンバー:westkapp (ヤマレコ) 2012年03月28日 福寿草の藤原岳 (好日山荘【お店】) 2012年03月28日 動画あり ★福寿草咲く藤原岳・・2012年3月28日 &山SKI・野伏ヶ岳3月18日 (登山用品の専門店シャモニ【お店】) 2012年03月27日(火)(日帰り) 藤原岳 ~花レコのつもりが雪レコ (雪山ハイキング / 霊仙・伊吹・藤原) メンバー:mets , NezmyOtoko (ヤマレコ) 2012年03月27日 藤原岳 (日本300名山と鈴鹿の山 ) 2012年03月27日 平成24年3月27日(火) 孫太尾根から⑨藤原岳 1120m 表登山道(大貝戸道)下山 (夫婦でテクテク登山 大阪枚方より発信 ) ◇ 2012-03-25 行方不明者捜索その6 3月25日(日) 曇り 時々 雪 隊長、うさぎ、じんじん、いわなっちくん、くまちゃん、RIN (RINさんのへべれけワールド2) ◇ 2012年03月25日 木和田尾根、白瀬峠周辺の捜索(鈴鹿) No.657 参加者:じんじんさん、いわなっちくん、りんちゃん、くまさん、隊長、うさぎ (Photo Club(歩人倶楽部)の山歩き) ◇ 2012年3月25日(日) 春まだ遠し 藤原岳~冷川岳 vol. 1 2012年03月26日 (気弱なウルフの山のあしあと ) ◇ 2012年3月25日(日) 春まだ遠し 藤原岳~冷川岳 vol. 2 2012年03月27日 (気弱なウルフの山のあしあと ) ◇ (日記)2012.03.25 Nさんのテン泊地は… (りゅう太の徒然日記(+鉄分少々)) ◇ 2012年03月25日(日)(日帰り) 御池岳「続・捜索」 (講習/トレーニング / 霊仙・伊吹・藤原) メンバー:kimidori (ヤマレコ) ◇ 2012年03月25日(日)(日帰り) 御池岳 木和田尾より冷川岳周辺 (キャンプ等、その他 / 霊仙・伊吹・藤原) メンバー:mto033 (ヤマレコ) ◇ 2012年03月25日 御池岳 木和田尾~コグルミ谷 3/25 2012/3/28(水) (更なる高嶺へ?カッキーの山登り! ) ◇ 2012年03月25日 藤原岳 吹雪の雪中花見 H24.03.25 曇時々雪 2012/4/4(水) (晴山雨読記) 2012年03月25日(日)(日帰り) 藤原岳 天狗岩 (ハイキング / 霊仙・伊吹・藤原) メンバー:sanzoku その他メンバー1人 (ヤマレコ) 2012/03/25 福寿草を求め藤原岳 その2 2012/3/26(月) (山賊の隠れ家 ) 2012/03/25 福寿草を求め藤原岳 2012/3/26(月) (山賊の隠れ家 ) 2012年03月25日(日)(日帰り) 藤原岳(西尾根~治田峠) (雪山ハイキング / 霊仙・伊吹・藤原) メンバー:ups_downs (ヤマレコ) 2012年03月25日(日)(日帰り) 藤原岳付近の丸山 (ハイキング / 霊仙・伊吹・藤原) メンバー:finetah その他メンバー5人 (ヤマレコ) 2012年03月25日(日)(日帰り) 藤原岳 (雪山ハイキング / 霊仙・伊吹・藤原) メンバー:bearpink その他メンバー1人 (ヤマレコ) 2012年03月25日(日)(日帰り)鈴鹿 藤原岳 (雪山ハイキング / 霊仙・伊吹・藤原) メンバー:ynit その他メンバー5人 (ヤマレコ) 2012年03月25日(日)(日帰り) 藤原岳 (雪山ハイキング / 霊仙・伊吹・藤原) メンバー:ken4649 (ヤマレコ) 2012年3月25日(日) 藤原岳 福寿草はドコですか? 2012年03月28日 (ups and downs ) 20120325 藤原岳 2012年03月28日 (ハムのお気楽のほほん日記 ) 2012年(平成24年)03月25日(日) 山を仰ぎて・・・その日その時にできること by とっちゃん(都津茶女) » 2012年3月30日(金) (やぶこぎネット 山のフォーラム) 2012年03月25日 藤原岳 nishi24503 (ヤマレコ) 2012年02月25日? 鈴鹿 ijikemusi (ヤマレコ) 2012年03月25日 藤原岳-木和田尾 (山岳同人・ローテルプラッツ ) 2012年03月25日 極寒の藤原岳 (seigoyの日記 ) 2012年03月25日 藤原岳(2012年3月25日) (山歩き(撤退・その他)) (鉄路の山旅(山編)) 2012年03月25日 藤原岳(孫太尾根) 三重県いなべ市藤原 2012/4/2(月) (ミツルの山登り日記 ) 2012年03月25日 藤原岳(三重県鈴鹿山系) 2012年03月27日 (京都トレッキング協会 なおちゃんのぶらぶら山歩き ) 2012年03月25日 藤原岳を時計回りに一筆書き (下):大貝戸道は泥んこ道、下山後は長い平坦路歩き 2012-03-29 (気ままに野山 ) 2012年03月25日 藤原岳を時計回りに一筆書き (中):稜線に出る。雪の降る中を足を滑らせながら登る 2012-03-28 (気ままに野山 ) 2012年03月25日 藤原岳を時計回りに一筆書き (上):車のアプローチは雨、山に入って吹雪、あとは泥んこ道 2012-03-27 (気ままに野山 ) 2012年03月25日 【鈴鹿】藤原岳…雪の中に福寿草 2012/3/27(火) (山へ行きたい! ) 2012年03月25日 2012年3月の藤原岳は福寿草どころかまだまだ雪景色・・(後編) 2012/3/25(日) (Blue Sky, Blue Water ) 2012年03月25日 2012年3月の藤原岳は福寿草どころかまだまだ雪景色・・(前編) 2012/3/25(日) (Blue Sky, Blue Water ) 2012年03月25日 今年も藤原岳へ・・・福寿草に会いに行きました♪ 2012/3/25(日) (のんびり歩こう ) 2012年03月25日 藤原岳 木和田尾根コ-ス (sasayuriねっこ_2010 ) (春日井 峠の会?) ◇ 2012年03月24日 季節外れの雪が降る中を… カタクリ峠 ( 手前まで ) (気弱なウルフの山のあしあと ) ◇ 2012/03/24 捜索の帰りに 寄り道にて 藤原岳 福寿草 2012/3/27(火) ( フラワートレッキング ) 2012年03月24日 長靴登山隊が藤原岳を征服・・・福寿草を観賞 2012/3/25(日) (ねじりはちまきおじさんのブログ ) (日記) 2012年03月23日(金) Nさんの足取りを推測した捜索 (歩人倶楽部日記 ) 遭難対策委員会 (1) 遭難対策研修会 2/19 藤原岳御池岳行方不明者捜索に切り換え実施 三重岳連関係者 41 名を含め 67 名態勢で捜索を実施した (2) 藤原岳御池岳行方不明者捜索の進行状況 2/13-2/19 連日10名程度+いなべ警察署員とで捜索を実施 以後 2/25 2名、2/26 49名、2/28 4名、3/1 7名、3/3 34名、3/4 35名、 3/7 9名、3/8 8名、3/10 24名、3/11 42名、 と捜索を実施したが 3/17 現在手がかり無し、以後も土日祭日を中心に継続の方針 3/17 現在出動者延べ人数 344 名、以降 18 日(20 数名)・20 日(11 名)も捜索。 三重岳連関係者 232 名、JAC 東海支部 63 名、一般参加 49 名 (三重県山岳連盟 2011年度第12回(3月)理事会議事録 2012.3.22(水)19 00-20 20鈴鹿市文化会館より転載) ◇ 2012年03月22日(木)(日帰り) 御池岳(捜索) (キャンプ等、その他 / 霊仙・伊吹・藤原) メンバー:kimidori (ヤマレコ) 2012年03月22日 H24. 3. 22 (木) 晴後曇、強風 花山策に 藤原岳 ///// 鈴鹿北部 ///// (山・海・酒幸彦 つれづれの記 ) ◇ (日記) 2012.03.21 2/11の足跡 2012.3.21 (りゅう太の徒然日記(+鉄分少々)) 2012年03月21日 藤原岳 2012.3.21.その3 (自然のいとなみ ) 2012年03月21日 藤原岳 2012.3.21.その2 (自然のいとなみ ) 2012年03月21日 藤原岳 2012.3.21. (自然のいとなみ ) 2012年03月21日 藤原岳20120321 (桃太郎の山歩記 ) 2012年03月21日(水) 必見!!藤原岳 福寿草情報・・なんて (^^ゞ (ルネオバの なんだかねぇ・・) 2012/03/21 3月21日の御池岳・藤原岳方面 2012/3/21(水) (野の花・山の花 ) 2012年03月21日 藤原岳 福寿草 2012年3月25日 (山のブログ ) ◇ 2012年03月20日 藤原岳 春の使者の様子を窺いに H24.03.20 晴れ 2012/4/2(月) ((晴山雨読記) ◇ (日記) 2012/03/20 御池岳遭難を考える 2 2012/3/20(火) (晴山雨読記) ◇ 2012年03月20日 Nさんの足跡を by カッチャン 2012年3月21日(水) (やぶこぎネット 雑談コーナー) ◇ 2012年03月20日 トレーニングを兼ねて鈴鹿バリエーションコース入門? by oku (やぶこぎネット 山のフォーラム) 2012年03月20日(火)(日帰り) 藤原岳・多志田山 (雪山ハイキング / 霊仙・伊吹・藤原) メンバー:sabu-suzu (ヤマレコ) 2012年3月20日 鈴鹿の山 藤原岳頂上台地縦走 週間!福寿草便り?2012/3/20(火) (メタボ男爵の山日記 ) 2012年03月20日 2012 山野草・その2 - 2012.03.20 Tue (ヨレヨレ山便り II ) 2012年03月19日(月) ~ 2012年03月20日(火) 鈴北岳~御池岳~藤原岳 (積雪期ピークハント/縦走 / 霊仙・伊吹・藤原) メンバー:yasunosuke (ヤマレコ) 2012年03月20日(火) 藤原岳・多志田山・丸山 2012/03/20 (さぶの気ままな山旅 ) 2012年03月20日 御池岳・・・・テーブルランドに行ってきました。 広大です。 ② (行きたい所へ行こう ) 2012年03月20日 御池岳・・・・テーブルランドに行ってきました。 広大です。 ① (行きたい所へ行こう ) 2012年03月20日 藤原岳 2012.3.20 (やま風に吹かれて・・・ ) 2012年03月20日 藤原岳 (お山歩日記 ) 2012年03月20日 福寿草の藤原岳へ yamauchi-m その他メンバー1人 (ヤマレコ) 2012年03月20日 鈴鹿(再)--御池岳 ijikemusi (ヤマレコ) 2012年03月20日 福寿草の開花・藤原岳 2012/4/1(日) (鈴鹿山系探検記 ) 2012年03月20日 ハセヤマさんの画像 (ハセヤマさん) 2012年03月20日 藤原岳 (山ちゃんのときどきホームページ ) 2012年03月19日 ちょこっと山歩き・早春の藤原岳! (山大好きの山ちゃん ) 2012年03月19日 藤原岳 福寿草咲いていました。 (りゅうちゃんの犬日記) ◇ 2012/03/18(日) 御池岳 遭難者捜索その3 カタクリ峠周辺 H24.03.18 曇り 2012/3/31(土) (晴山雨読記) ◇ 2012年3月18日 行方不明者捜索その5 RINさんのへべれけワールド2 ◇ 2012年03月18日 コグルミ谷&かたくり峠周辺の捜索(鈴鹿)No.655 参加者:たろーさん、くまさん、りんちゃん、うっちー、隊長 (Photo Club(歩人倶楽部)の山歩き) ◇ 2012年03月18日(日) 某山で遭難しそうになるお話 2012/3/19(月) (りゅう太さん) (りゅう太の徒然日記(+鉄分少々)) ◇ 2012年03月18日(日)早く山に春が来ないかと願う 木和田尾~カタクリ峠 2012年03月18日 (気弱なウルフの山のあしあと ) ◇ 2012/03/18 プローブ(英語)=ゾンデ(ドイツ語) 2012/3/19(月) (くにやんのブログ ) ◇ 2012年03月18日 【鈴鹿】リベンジ御池岳:はるかなるテーブルランド by シュークリーム 2012年3月20日(火) (やぶこぎネット 山のフォーラム) ◇ 2012/03/18 御池岳不明者捜索4 (uttyのトレイル日記 ) 2012/03/18(日) 再び・・・藤原岳へ 2012/3/18(日) (50歳から楽しめること! ) 2012年03月18日 早春の藤原岳 2012.03 (山とカヌーの休日 ) 2012年03月18日 春よ~来い。。 ( gaku ) (動画 YouTube) 2012年03月18日 藤原岳山頂より cckoichi さん 2012年03月18日 3月18日の茨川方面 (野の花・山の花 ) 2012年03月18日(日)藤原岳、雨にもめげず花咲かす福寿草 2012/3/24(土) (スカイウォーカー気ままな山歩き ) Last Update 2012/05/18 10 28 04 最終更新日時 0000-00-00 00 00 00
https://w.atwiki.jp/ngso/pages/42.html
SS・イラスト 敵の大群はゆっくりとこちらに攻撃の矛先を向けた、もうすぐ敵からの一斉攻撃が開始されるのは間違いない。 その迫力は今までにあった数多くの戦いの中でも、抜きん出たものがある。 敵からの距離はかなりあるのに、肌に敵意がぴりぴりと伝わってくる。 さすが先日FEGメンバーを一瞬にして行動不能にした連中だ、その戦闘力はすさまじいものだろう。 しかしだからといって気圧されてなどいられない、こんなとこで死ぬつもりなんてさらさら無い。 「皆で生きて帰る」、そのためにここまでやってきたのだから。 敵の攻撃を耐え切るためには、敵の攻撃をしっかりと見極めること、そして被害を受けないために最適な行動に移すために冷静な判断力が求められる。 だから必死に勇気を振り絞って、恐れをしまいこみ、平常心をとり戻した。 そしてまっすぐ前方を見据えた。 そのかすかにおびえを残した瞳の奥には、しかし誰にもゆるがせない強い信念が垣間見られた。 絶対に生き残ってみせる、その瞳はそう物語っていた。 「そろそろ来るぞ、準備はいいな!一斉に動くぞ」 「いつでもいいですよ!」 「なんとしてでもこの1撃は耐えてみせます!」 敵の我々に対する憎悪が一気に膨れ上がった、そう思った瞬間、敵からの容赦ない攻撃が始まった。 しかしもう誰一人としておびえてなどいない、その攻撃をしっかりと目に焼き付けている。 1803.jpg 1804.jpg 「来たぞ!皆、絶対に生き延びるぞ!!」 「任せてください!」 「1、2、3、今だ!!」 「おおう!!」 1831.jpg 救出チームは一糸乱れぬ最高のチームワークを発揮し、敵からの攻撃の防御を始めた… 作戦 【地形】 攻撃の的にならないよう、稜線や丘の上などの高所をさけ、低地を移動する。 地形地理や自然条件、建築物などを盾や目くらましとして使い、防御・回避を行う 予め攻撃が来る方向を予測しておき、遮蔽になるであろう物を見つけておく。 凹凸のない場所はなるべく避ける。 【装備】 銃身への迷彩:草原、森、砂漠などの地形に応じて銃身にカモフラージュペイントを施すことで周囲の背景にとけこんで目立ちにくくなる。 迷彩によって距離感を狂わせる 発煙弾、閃光弾を発射。敵の視界を奪う。 増加装甲板:アメショーに装備される増加装甲板。アメショーはモジュールタイプの装甲を持っており、装甲は簡単に交換できる。 即応セット:弾薬や整備工具、スコップ、テントなどが詰められた箱。アメショーの背中に装備されている。 【陣形】 敵の攻撃を集中させないようにできる限り広く分散する。 四方八方にちらばることで間隔をできる限り広く取る。 分散移動することで敵の照準を絞りにくくする。 有視界内では仲間との連携をブロックサインで密に取る。 【体術】 相手が攻撃してきた際は体全体を攻撃線からはずすようにして防御する。 回避するときは常に建物の壁を背にする。 遮蔽物や塹壕、地面のへこみなどを利用して直接敵の攻撃をくらわないようにする 各員が常に情報リンクする事で、敵情報を速やかに伝達し、回避がスムーズにできる。 防御に使える物は全部使い、伏せの可能不可能に関わらず身を限りなく低くする。 敵の射戦に対して、90度に移動するようにする。 敵に対して装甲の厚い面を極力見せるようにする。 防御するため、しっかりとした足場を立ち回れるようにする 敵に接近して走り回ることで相手の視界から見えなくなり反撃を防ぐ 部隊員と死角を補い合う 相手の勢いや距離、間合いを意識する 自分にとってベストの間合いで戦うことを意識する 気を抜かず、最後までしっかり防御に集中する 即座に行動できるよう自身の姿勢を意識し、常に維持する 敵の攻撃を回避する時はただ後ろに下がるのではなく斜め前方か後方に移動して回り込みすぐに反撃できるように体勢を整える。 敵の目の動き(赤い光の動き)から回避動作を選択する 夜目の効く猫妖精・鼻の効く犬妖精に判断を仰ぎながら戦う 視界が不良でも、オペレートによって位置情報を連絡してもらうことで、統率の取れた防御動作が可能となる。 敵の挙動をつぶさに観察し、少しでも不審な動きをすればすぐに回避行動を行う 望遠ズームやセンサーを最大限駆使し敵情報を速やかに得ることで回避がスムーズにできる。 不正規機動(重心を揺らしてふらふらと移動する)で、予測射撃を防ぐ。 シールドを使って防御 シールドを斜めに傾けることで 受け流す効果も発生させる 相手の攻撃が来た場合、銃や杖、刀など手持ちの装備を使って防御する。 攻撃の軌道を見極め上段・中段・下段の防御を使い分ける。 攻撃を受けても動きが止まらないように受け流す 一度に攻撃されないように一対一を繰り返すように立ち回る 敵の爆破系攻撃時には遮蔽物の陰に伏して耐衝撃姿勢を取る 【オペレータとの連携】 オペレーターからの情報で敵の陣形が判っており、敵攻撃の弱い方向へ移動する オペレーターからの情報で敵の種別が判別しており、敵の攻撃に関する情報がある オペレーターからの情報で敵の移動ルート及び移動速度が判別しており、最適な回避・防御行動が取れる オペレーターからの誘導で、火力を展開するのに適切な配置が行われている オペレーターからの誘導と地図から、最適な移動ルートがとれている 地形情報のオペレートをうけることで、隠蔽がとれる地形が判っている 地形情報のオペレートをうけることで、安定した射撃姿勢が取れるポイントが判っている 会話をすることで緊張をほぐせる 参戦者事前RP ゆうみ@悪童同盟 「ここは通さへんで!こらえてみせたる・・・!ってあれ?西国人になったからか訛ってる!?」 嘉納@海法よけ藩国 「装甲展開、い、いやな思い出が!! トラウマを払拭させてくれ!」 応援 草ノ端@わかば@伏見藩国「苦しいでしょうけど、耐えて下さい! あなた方を待つ人は、助けに待つ人だけじゃない。あなた方を助けてくれている方々も、無事を祈っているんですから」 草ノ端@わかば@伏見藩国「しっかり立って! 弱気になったら、そこでお終いですよ!」 水沢紫遠@伏見藩国「生き残るコツは、諦めない事。何があっても、最後まで耐え抜くんだ」」(ごめんなさい、さっき藩国名付け忘れました) きみこ@FVB「耐えて耐えて!姿勢低くして!装甲もつよ、がんばって!」 水沢紫遠「助けに来たやつが倒れてどうする、みんなで生きて帰るんだ!」 でかあさ@フィーブル藩国「オペレーターの通信があれば安全な場所もわかるかも!利用して身を守って!!」 でかあさ@フィーブル藩国「必死に耐えて下さい!I=Dの装甲や遮蔽物を上手く利用して!」 でかあさ@フィーブル藩国[] 高原鋼一郎@キノウツン「I=Dの装甲で受け流すんだ!トロールの馬鹿力をまともに受け止めたら持たないぞ!」 摩目@奇眼藩国「味方の装甲を信じてがんばれ!」 豊国 ミルメーク@詩歌藩国「可能ならば真っ向から受け止めないで、なんとか受け流してダメージを軽減してください!がんばって!」 鍋@ふぁん@鍋の国「耐えて!!ここで負けたらダメ!!踏ん張りどころだー!!」 龍鍋 ユウ@鍋の国「防御でがっちりとガードだ! どんな攻撃でも防ぐ手段はきっとある!!」 からす@海法よけ藩国「その場に踏みとどまらず、巧く捌きましょう。」 ツグ@海法よけ藩国「今、ここで皆で耐え切れれば、きっとチャンスは来るから。今は防御に集中しましょう」 はやて@るしにゃん王国「護るためにそこまで行ったんだろ?しっかりやれよっ、信じてるぜ!」 亀助@海法よけ藩国「人を守りたいと思う心が最強の盾になるんです!」 サーペント@FEG「真正面からは受けるな!捌け!」 曲直瀬りま@FVB「大丈夫。いつも通りにいきましょう。相手の動きをしっかり見てればいいよ」 鍋谷いわずみ子@鍋の国「ええ、ある程度受け流すと良いです。何事もね、ファイトッ」 はっぷん@るしにゃん王国「直撃しなければどうということはないぞー」 七海@るしにゃん王国「大丈夫!自分と装甲を信じて防御を!!」 霧原涼@芥辺境藩国「ここは耐えてください!出来るだけ回避を!!」 S43@るしにゃん王国「最小限の動きでかわせ!後は装甲を信じるんだ!」 テル@るしにゃん王国「踏ん張ってください! 大丈夫きっと耐えれます!」 ちゃき@るしにゃん王国「完全に受けなくてもいいんだ!ある程度受け流せ!!」 高神喜一郎@紅葉国 : 「もう少し、耐えてください!」 常世 知行@芥辺境藩国 : 「耐えてくれ」 栗田 雷一@FVB : 「全力で回避を開始してください!」 嘉納@海法よけ藩国 : 「………やっぱりふせ!!」 関朝戸@え~藩国 : 「耐えるんだー!」 星青玉@ビギナーズ王国 : 「アメショー耐えろ!」 でかあさ@フィーブル藩国 : 「よぉーし使い慣れた機体だ。しっかりガードです!」 久堂尋軌@世界忍者国 : 「堅くさせて防ぐぞコラァ!」 プロフェッサーG@奇眼藩国 : 「老骨に鞭打ってもう少し耐えてくれよ、アメショー!」 扇りんく@世界忍者国 : 「耐えて、お願い!」 天河宵@FVB : 「逃げっ、伏せろ、当たらなければ大丈夫、避けて」 オカミチ@FVB : 「非道な攻撃に耐えてくれ」 御鷹@伏見藩国 : 「今は耐えて。回避をなるべく」 織子@ナニワアームズ商藩国 : 「がっちりガードしてください!」 田中申@akiharu国 : 「藤原さんが言ってました! 『みんな生き残ります』! 生き残ると決めたから生き残ります! 絶対です!」 小鳥遊@芥辺境藩国 : 「アメショー、子供達を助けるまでは耐えて!」 竹戸 初@たけきの藩国 : 「返り討ちにしてやる!」 む~む~@紅葉国 : 「ここはきっちり耐え抜いてください!」 GENZ@無名 : 「装甲の厚い部分を向けて耐衝撃姿勢…!」 みぽりん@神聖巫連盟 : 「守るです!頑張って!」 月代由利@世界忍者国 : 「アメショ固くないんだけどねー;; ともかく、子供とかそういうの以外で何か盾にして耐えてー!!!」 藤野俊彦@FEG : 「絶対に耐えてください!あと少しです!」 涼原秋春@akiharu国 : 「上手く攻撃を引きつけつつ、耐えてくれ!」 草ノ端@わかば@伏見藩国 : 「攻撃、来ます! 回避運動を!」 くま@鍋の国 : 「ふんばってー!まきさんがつくったアメショは結構丈夫よー!」 さちひこ@アウトウェイ : 「耐えてくれ!」 ノーマ・リー@るしにゃん王国 : 「耐えてー 耐えてーー! 引き付けてーー! みんなで生き残るために!」 平 祥子@リワマヒ国 : 「耐えてください。子ども人質にとるようなやつらにやられちゃだめです。」 神室想真@紅葉国 : 「子供達を助けるために。今はひたすら耐えてくれよ…」 刀岐乃@越前藩国 : 「身を低くして!」 S43@るしにゃん王国 : 「耐えぬけー!ここが正念場だ」 天河宵@FVB : 「頼む、耐えて、子ども達を逃がすまで、あぁ、でも当たっちゃめーですよ」 黒崎克哉@海法よけ藩国 : 「頑張って防いでくれ!」 萩野むつき@レンジャー連邦 : 「アメショ頑張れ!絶対まけちゃだけだよ、皆応援してうからね!」 結城由羅@世界忍者国 : 「世界に神がいるのなら、守ってください」 歩露@芥辺境藩国 : 「ガード固めていけー! 四足モードで遮蔽を取って!」 YOT@ゴロネコ藩国 : 「アメショーに加護を!」 琴美@になし藩国 : 「ここは耐えて、次にそなえてくださいっ」 とよのか苺@FEG : 「アメショー、頑張って耐えて!」 戸裏 永流@ヲチ藩国 : 「しっかり耐えて」 山吹弓美@え~藩国 : 「もう少し、もう少しだから! 耐え切れ、アメショー!」 支那実@よんた藩国 : 「堪えて反撃のタイミングを待ってーー」 グラジオラス@よんた藩国 : 「アメショー、耐えて!耐えて!」 よっきー@悪童同盟 : 「観測員のいない砲撃など、当たるもんじゃないよ!」 三祭ノア@愛鳴藩国 : 「ははは、子供達と、皆さんの無事を確認するまでは、倒れるわけにはいきませんよっと」 結城玲音@紅葉国 : 「耐えてください…!」 玄霧@玄霧藩国 : 「猫の歴史に残る名機だろう。コレくらいは耐え切れるさ」 高原鋼一郎@キノウツン : 「まともに喰らわないように敵の砲撃を避けてー!」 竹戸 初@たけきの藩国 : 「回避、体移動だけで!」 津軽@都築藩国 : 「あと少し!耐えてーー!」 涼原秋春@akiharu国 : 「装甲どの角度とかを利用するんだ!」 うにょ@海法よけ藩国 : 「もう少しで子供達を助けられます、それまで耐えて!」 小鳥遊@芥辺境藩国 : 「今は耐えて、子供達を助けるまでは!」 liang@ヲチ藩国 : 「もう少し耐えて、敵の注意をひきつけてくれ!」 おおとり@フィーブル藩国 : 「耐え抜いてー!がんばって!!」 更夜@るしにゃん王国 : 「ここは踏ん張りどころです。耐えてください」 神室想真@紅葉国 : 「伏せたり横を向いたり、とにかく被弾面積を下げるんだ」 amur@ビギナーズ王国 : 「装甲高い面をうまく使ってください!」 橘嶺@FEG : 「集中して!ほらきますよ!守って!」 御鷹@伏見藩国 : 「次につなげるためにも耐えて」 さちひこ@アウトウェイ : 「前面で受けるようにすれば 多少は装甲がある!」 でかあさ@フィーブル藩国 : 「ここまできたんだ、しっかりガードして、皆でかえりましょう!」 木曽池春海@奇眼藩国 : 「耐え切れぇーッ! 突入部隊に時間を! もののついでに生き残ってやる!」 刻生・F・悠也@フィーブル藩国 : 「耐えろ、おじいちゃん。アメショーは固いって有名だぜ」 K2@FEG : 「耐えろ!」 那限逢真・三影@芥辺境藩国 : 「アメショーも使って長い。防御戦術も慣れっこだな」 ホードー@ナニワアームズ商藩国 : 「子供タチヲ救ウマデ、防御デ敵ヲ引キツケテオクノデスヨ~」 萩野むつき@レンジャー連邦 : 「アメショ頑張れ!絶対まけちゃだけだよ、皆応援してるからね!」 YOT@ゴロネコ藩国 : 「アメショー伏せ!」 ガロウ@越前藩国 : 「耐えて!」 くま@鍋の国 : 「被弾場所に注意してね!出来るだけ被害が少ないように気をつけてー!」 みぽりん@神聖巫連盟 : 「あと一息ですよ。みんなで仲間を助けにいきましょう」 織子@ナニワアームズ商藩国 : 「きっと耐え切れます!頑張って!」 ユーラ@後ほねっこ男爵領 : 「相手の観測を台無しにしてやりましょう。素早く移動してください」 守上藤丸@ナニワアームズ商藩国 : 「当たらなければどうって事ありません!避けてください~~~!!」 島鍋 玖日@鍋の国 : 「もう少しがんばれ、アメショー。子供たちや友を逃がすため、今はただ敵からの攻撃に対処を」 NOIS@ジェントルラット : 「子供の為に耐えてーっ!」 結城由羅@世界忍者国 : 「ここで倒れたら、子供たちを誰が守る!耐えて耐え抜いて!」 オカミチ@FVB : 「障害物のかげにかくれて!」 須藤鑑正@詩歌藩国 : 「子供たちを逃がすまでは耐え抜くんだ!」 ジャイ@FEG : 「アメショーの装甲なら耐えれるはずです!」 阪明日見@akiharu国 : 「貴方がたの頑張りで子供達が救えるかどうか分かれます・・・頑張れー!」 志水高末@たけきの藩国 : 「頑張れ、耐えろ!」 さちひこ@アウトウェイ : 「耐えレー!」 助清@伏見藩国 : 「神武の超鋼よ!アメショーを護りたまえ!」 田中申@akiharu国 : 「バク宙、側転で回避です」 天河宵@FVB : 「一点に喰らわないように、できるならばらけさせて、もっとできれば避けてー」 さちひこ@アウトウェイ : 「たえてくれー!」 比嘉劉輝@ながみ藩国 : 「砲戦ならこちらに一日の長がある。地形を利用して伏せて下さい!」 悪童屋@悪童同盟 : 「回避行動!!」 こんこ@たけきの藩国 : 「あともうちょっとなんだ!こんなところでやられるわけにはいかないぞ!」 支那実@よんた藩国 : 「子供を盾に取るような敵に負けるわけにいかないです!」 444@akiharu国 : 「よけて! 動いて! 防いで!」 さちひこ@アウトウェイ : 「死ぬなー!」 木曽池春海@奇眼藩国 : 「遮蔽物何でも使って! カバーリングも!」 黒崎克哉@海法よけ藩国 : 「ここで頑張らないと何時頑張るんだ!耐えてくれ」 濃紺@人狼領地 : 「耐えぬけー!!ここさえ抜けたら後はどうにかなる!!」 刀岐乃@越前藩国 : 「遮蔽物をうまく使って!」 でかあさ@フィーブル藩国 : 「お約束ですが、遮蔽物とお耳の恋人、しっかり利用しちゃいましょう!」 ポレポレ@伏見藩国 : 「できれば遮蔽を!このさい民家とかでも!」 松@悪童同盟 : 「伏見藩国で見せてもらったが、アメショーは本当に名作だったよ。名作はいつまでも名作だと、俺に見せてくれ」 高神喜一郎@紅葉国 : 「子供も、FEGの冒険隊も、勇気ある女性も、自分たちの命も、すべてすべて守ってこその、救助隊です。」 とよのか苺@FEG : 「パイロットの皆さん、少しの間衝撃にたえてください!」 くま@鍋の国 : 「アメショーは変形できちゃうもんね!うまくやり過ごしてー!ファイトー!」 さちひこ@アウトウェイ : 「みんな生きて買えるんだー!」 刀岐乃@越前藩国 : 「ここが正念場!」 小鳥遊@芥辺境藩国 : 「子供達の苦しみを考えれば、これぐらい!」 草ノ端@わかば@伏見藩国 : 「フットワークの軽さが売りでしょ?! 『猫』ならっ」 雑賀有@ゴロネコ藩国 : 「なんとか耐え切ってくださいよー!」 SW-M@ビギナーズ王国 : 「子供たちのためにも耐えてー!」 刻生・F・悠也@フィーブル藩国 : 「機体は正面からの攻撃に一番強く設計されるから、受けるなら正面ね」 たまき@愛鳴藩国 : 「足回りに気をつけてー!」 よっきー@悪童同盟 : 「オペレータの弾道観測データをうまく利用して!」 キギ@無名 : 「装甲の暑い部分を向けて!耐えろー」 栗田 雷一@FVB : 「子供達のためにも、今は耐えて下さい」 琴美@になし藩国 : 「装甲の厚い部分で耐え切ってください!」 プロフェッサーG@奇眼藩国 : 「春海くん!回避、回避ー!!」 扇りんく@世界忍者国 : 「これさえ凌げば、何とかなります! がんばって!!」 青にして紺碧@海法よけ藩国 : 「たえるんじゃー!しのぐんじゃー!」 島鍋 玖日@鍋の国 : 「使えるものは利用して、自分たちと子供たちの安全を確保」 ハルキ@愛鳴藩国 : 「耐えてください~」 でかあさ@フィーブル藩国 : 「あなた達が怪我をすれば僕達も悲しいです!しっかりガードを!」 木曽池春海@奇眼藩国 : 「猫マークの機体だ! いつもの紙じゃないんだから!」 阪明日見@akiharu国 : 「装甲を信じて!」 竹戸 初@たけきの藩国 : 「子供達の盾となれ、アメショー!」 涼原秋春@akiharu国 : 「伏せ形態とかを上手く使って耐えるんだー!」 亀助@海法よけ藩国 : 「しっかりガードして!」 さちひこ@アウトウェイ : 「連携して 被弾面積をなんとかして すくなsくしてー!」 藤野俊彦@FEG : 「アメショー・・・勇敢なるパイロット達を守ってください」 田中申@akiharu国 : 「冷静に敵の攻撃を読むです」 山吹弓美@え~藩国 : 「耐えて避けて踏ん張ればこっちのもん!」 らうーる@都築藩国 : 「回避と防御を使い分けて被害を抑えましょう!」 都築つらね@都築藩国 : 「不義に鉄槌を。しかし、今は耐えてください。」 久織えにる@フィーブル藩国 : 「フォーメーション、前面への投影面積を最小に」 嘉納@海法よけ藩国 : 「伏せ、背を丸め!!」 御鷹@伏見藩国 : 「変形でも回避でもして安全を確保して」 天河宵@FVB : 「よ、そこだ、もうちょい、あぁ危ない、わわ、伏せてええ!」 フィサリス@よんた藩国 : 「装甲は厚いですよ、外道の攻撃では貫けないに決まってます」 寿々乃@たけきの藩国 : 「ここで耐えないと後々支障がでるかと!がんばって耐えてー!」 刻生・F・悠也@フィーブル藩国 : 「耐え切って、敵を慌てさせるんだ。こっちには山の盾など必要ないと」 ユーラ@後ほねっこ男爵領 : 「地形データを使って防御しやすいところに移動を」 とよのか苺@FEG : 「ダメージを最小限に!」 TAKA@たけきの藩国 : 「正念場ですよ、ここはなんとしても耐えてください」 乃亜Ⅰ型@ナニワアームズ商藩国 : 「まともに受けるな! 被弾面は最小に!」 GT@伏見藩国 : 「あっぶないッスよ、伏せろーッ!」 小鳥遊@芥辺境藩国 : 「アメショーならいける、いくつもの戦いを経てきたんだ、これくらい耐えられる!」 よっきー@悪童同盟 : 「直撃弾さえ受けなければ、多少の破片などは跳ね返せる!」 みぽりん@神聖巫連盟 : 「今はしっかり守り、耐えるですよ。」 島鍋 玖日@鍋の国 : 「よけれるものはよけて、防ぐものはきっちり防ぐ」 木曽池春海@奇眼藩国 : 「待ってる人がいるんだ、約束したんだ! 死ねるかぁ―――ッ!!!」 でかあさ@フィーブル藩国 : 「殴られた後には殴るチャンスがあるモンです!ココは耐えて!!」 守上藤丸@ナニワアームズ商藩国 : 「兄猫さん、感覚フル動員ー!!」 ポレポレ@伏見藩国 : 「向こうの観測ずらせば、砲撃の精度は落ちるはず。ラッキーヒットは草々ないっ!」 さちひこ@アウトウェイ : 「死ぬなー」 高原鋼一郎@キノウツン : 「最後の最後まで諦めないために頑張って!」 グラジオラス@よんた藩国 : 「とにかく被弾を最小限に抑えて!」 棉鍋ミサ@鍋の国 : 「当たりそうだったら受け流して!」 瑠璃@になし藩 : 「なるべく姿勢を低くしてっ」 鍋@ふぁん@鍋の国 : 「がんばれ。負けるな!」 亀助@海法よけ藩国 : 「アメショ!耐えてー!」 三祭ノア@愛鳴藩国 : 「この目は絶対に閉じん! 簡単に直撃すると思うなよ!」 高神喜一郎@紅葉国 : 「アメショーは、汎用性の高い作品です。大丈夫、耐え切れる」 田中申@akiharu国 : 「アメショーの高速回避を見せてやるです」 くま@鍋の国 : 「落ち着いて、被害を最小限に抑えてー!がんばれー、まけるなー!」 でかあさ@フィーブル藩国 : 「みんな藩国であなた方の帰りを待ってます!無事に帰ってきて!」 島鍋 玖日@鍋の国 : 「周囲の状況や地形を利用して、被害を最小限に持っていこう」 天河宵@FVB : 「うう、じっと耐えてください、もう少しですから」 田中申@akiharu国 : 「アメショーは無敵ですよ」 草ノ端@わかば@伏見藩国 : 「前に出過ぎないように! 敵の攻撃の的になるだけですよ!」 サク@レンジャー連邦 : 「できるだけ被弾面積少なく!!」 プロフェッサーG@奇眼藩国 : 「これさえ耐えればなんとかなる!」 阪明日見@akiharu国 : 「まだまだアメショーは頑張れます」 刀岐乃@越前藩国 : 「最後まであきらめなければなんとかなる!」 田中申@akiharu国 : 「アメショーの有能さを見せつけるです! 証明するです!」 刻生・F・悠也@フィーブル藩国 : 「判るか、これが歴戦を戦い抜いたアメショーの装甲だ!」 ながみゆきと@ながみ藩国 : 「耐えて!」 オカミチ@FVB : 「ここで倒れる名機じゃないぞー!」 くま@鍋の国 : 「アメショーは強い子!ふんばってー!」 こんこ@たけきの藩国 : 「助ける人たち全部助けて、みんなで生きて帰るんよ」 涼華@海法よけ藩国 : 「少しだけ耐えてください!そして、無事みんな帰ってきてください!」 瑠璃@になし藩 : 「ここで倒れたら私たちの前とあとにいる人たちが倒れちゃう。。。アメショー踏ん張って!」 木曽池春海@奇眼藩国 : 「耐え切る! 生き抜く! ぜったいこの足で帰るんだ!」 くぅ@玄霧藩国 : 「耐え抜いて!」 栗田 雷一@FVB : 「I=Dならば、破片が来ても大丈夫なはず、頑張ってよけてください」 鉤生@フィーブル藩国 : 「なんとか凌いでください.」 amur@ビギナーズ王国 : 「姿勢制御しっかり! 気を抜かず!」 琴美@になし藩国 : 「落ち着いて、深呼吸して、ぐっと耐えてー!」 夜継景屠@玄霧藩国 : 「取り合えず伏せてーっ!」 くま@鍋の国 : 「鍋ファイ!」 扇りんく@世界忍者国 : 「みせろアメショーの底力!!」 sakaki@ナニワアームズ : 「頑張って耐え抜いて~」 御鷹@伏見藩国 : 「ここで耐えられたらいけるはず」 とよのか苺@FEG : 「こどもと、そしてできたら仲間の命のために・・・耐えてください」 天河宵@FVB : 「いい子強い子耐えられる子、信じてる、頼む、護って」 刻生・F・悠也@フィーブル藩国 : 「関節には当たらぬよう、そして物陰があれば利用して」 みぽりん@神聖巫連盟 : 「ふんばりましょう。あと一息です」 瑠璃@になし藩 : 「ネコのしなやかさを生かしてー」 liang@ヲチ藩国 : 「掩蔽物を利用して、直撃を避けろ!直撃しなければI=Dの装甲なら耐えれるはずだ」 亀助@海法よけ藩国 : 「頑張って!アメショ!」 さちひこ@アウトウェイ : 「生き抜いてー!」 草ノ端@わかば@伏見藩国 : 「踏ん張って! 次に備えるためにも、脚を保って!」 でかあさ@フィーブル藩国 : 「アメショー、ガードです!!」 くま@鍋の国 : 「我慢!我慢!落ち着いて被弾面変えてー!」 高神喜一郎@紅葉国 : 「長い間共に闘い、私たちを守ってくれた戦友です。ここで破壊される訳がない!」 む~む~@紅葉国 : 「きついだろうけど耐えて、子供たちを助けるために!」 須藤鑑正@詩歌藩国 : 「被弾面積を減らして、ダメージを最小限に!」 グラジオラス@よんた藩国 : 「とにかく防御専念でー!」 小鳥遊@芥辺境藩国 : 「投影面積を少なく! 大丈夫、耐えられますよ!」 助清@伏見藩国 : 「男の子でしょ~~~!」 南無@るしにゃん王国 : 「いけますよ、頑張りましょう」 イク@玄霧藩国 : 「にゃぁんこ ファイト!」 結城由羅@世界忍者国 : 「耐えろ!アメショー!猫の誇り」 守上藤丸@ナニワアームズ商藩国 : 「あと一息!踏ん張って!!」 ハロルド・ロット@ながみ藩国 : 「ここまでやったんだ。大団円以外ありえないだろう!? 耐えてくれ!」 へぽGS@フィーブル : 「幸い機械だ、直撃さえ避ければどうとでもなる」 でかあさ@フィーブル藩国 : 「耐え抜いて皆を守って、アメショー!」 瑠璃@になし藩 : 「爆風ぐらいならすり抜けられるよ」 刻生・F・悠也@フィーブル藩国 : 「耐えればこちらの番。今は、相手をぶちのめす為に我慢我慢」 イク@玄霧藩国 : 「猫の誇りを」 小宇宙@キノウツン藩国 : 「アメショーの限界なんてまだまだだ!その力を魅せてくれ!」 三祭ノア@愛鳴藩国 : 「まっだまだぁ! お、あの瓦礫いいな、盾にしよう。・・・・・・止まると狙い撃ちになるから動き続けますけどね!」 田中申@akiharu国 : 「にゃんにゃんのすごさを見せてください、アメショー」 琴美@になし藩国 : 「耐え切れるはずです!がんばって!」 キギ@無名 : 「子供たちのため、耐えて!」 草ノ端@わかば@伏見藩国 : 「斃れても諦めるな! アメショーくらい俊敏なら、リカバリーの早さも行けます!」 島鍋 玖日@鍋の国 : 「子供たちを助けるためにも耐える。ここが正念場だ」 木曽池春海@奇眼藩国 : 「負…ける…もんかあああああああ!!!」 刀岐乃@越前藩国 : 「アメショーは乗ったからどんな機体かわかってる。このくらいビクともしないってね!」 od@ヲチ藩国 : 「箱座りで防御!」 天河宵@FVB : 「ひょいっと、避けるんですよ、ひょいっと。あったらなきゃどうってこたーないんです」 瑠璃@になし藩 : 「あと少しだからね、アメショー」 たまき@愛鳴藩国 : 「考えるより動いて!反射で避けられます!」 御鷹@伏見藩国 : 「あと少しなんだ。がんばれ」 でかあさ@フィーブル藩国 : 「これ以上、被害が増えませんように!」 藤野俊彦@FEG : 「歩兵よりは装甲はあります!耐えてください!」 みぽりん@神聖巫連盟 : 「よく見て、避けるですよ」 よっきー@悪童同盟 : 「相手の砲撃に効果がある振りして、注意をひきつけるんだよ!」 オカミチ@FVB : 「まだまだですよ。耐えてー!」 ユーラ@後ほねっこ男爵領 : 「敵の砲撃の着弾予測とかもらって避けちゃってください!」 でかあさ@フィーブル藩国 : 「あとちょっとです。チョッとで戦闘が終わります!ココは絶えて!」 鍋嶋つづみ@鍋の国 : 「アメショーいけーーー!!まきさんがデザインした機体なんだから大丈夫!」 よんた@よんた藩国 : 「被弾面積を減らして!!」 (分量が多いためつづきはこちら)
https://w.atwiki.jp/mayshared/pages/535.html
インターフェイスを経由していないかたは一度ご覧ください できるだけラノのバージョンで読んでください 3 「ぬををおおおーーーッ!! ――よし、一匹は俺でなんとかなる。お前たち、あと二匹は頼ん だッ!」 クマ階堂悟郎が、満身の力を籠めた両腕で魔甲蜈蚣〈ダイア・ピード〉を押さえ込む。魔甲 蜈蚣の毒牙が悟郎の首筋に食い込んでいるようにも見えるが、ヒグマの分厚い毛皮が肉にまで 達するのを防いでくれているのだろう。 魔甲蜈蚣はおおよそ体幅が30センチ、そして節足肢の幅もほぼ同じくらい。長さは実に6 メートルにもおよぶ、実にラルヴァらしいラルヴァだった。 その毒々しい紅色の外殻は7・62ミリライフル弾を受けつけず、重火器以上の破壊力か、 心得のある異能者の、魂源力(アツィルト)をまとった攻撃によってのみ打ち砕くことができ る。といっても固さそのものが普通のムカデ並というわけではなく、魂源力の籠った日本刀で あっても、斬撃能力そのものが向上されていないと刃を通すのは至難の業だ。 これだけ巨大な中級怪物が3体も出た場合、普通なら6人だけで対処するということはない。 急ごしらえの第8分隊にとって、魔甲蜈蚣はあきらかに荷の重い相手だった。三匹中の一匹を、 悟郎がひとりで抑えてくれているだけでも相当の行幸だ。あとでクマ牧場のヒグマさんにはた っぷりとごちそうを振る舞う必要があるだろう。 魔甲蜈蚣の残り二匹は出遅れていたものの、その無数の肢でもって急斜面をガサガサと音を たてながら登ってきている。 クマ階堂と、ひときわ大きかった一匹目の魔甲蜈蚣の勝負は我慢比べに移行していた。ヒグ マのパワーを得ている悟郎が魔甲蜈蚣を押し潰すのが先か、あるいは魔甲蜈蚣の毒牙がクマ階 堂の分厚い毛皮を貫くのが先か…… 残された組み合わせは、2対5――魔甲蜈蚣に「助け合い」の精神はないとはいえ、依然厳 しい戦いとなるだろうことに変わりはない。 「米良さん、援護はたのむ! 〈降ろす〉……ヒマはないか」 綾乃へ明確な指示を出してから、明日羽がやや期待の入り交じった視線を投げかけた先には 二礼がいる。彼女は実家の祭神を喚び出す能力を持っている巫女ではあるが、降神の儀式とい うのはそんなに簡単ではない。 「〈場〉の準備からしてないっすからねえ。しかもここは蝦夷地だし……もしかしたら、物珍 しさでひょっこり出てくるかもしれないっすけど」 あまり自信のなさそうな口調で応じた二礼だったが、 「なら、やってみて。一匹はちょっと連れまわしてくるから」 といって、質が前に出た。 「へ? あの化け物をひとりで引きつけるっていうんですか?」 露骨に胡散くさそうな顔をした綾乃に対して、質はそっけなく答える。 「ひっぱるだけ。間違っても倒すのは無理だから期待しないで」 崖を登ってくる魔甲蜈蚣はもう20メートルほどにまで近寄ってきていた。右の一匹に狙い を絞り、質はポケットから銀色のものをつまみ出すと、そのまま落とす。パチンコ球だ。 パチンコ球を20メートルの高さから鉄板へ向けて落としても大した音はしないものだが、 質の手を離れた銀球は、魔甲蜈蚣の頭にあたって異様なまでに鈍い響きを発した。上へ跳ね返 らず、斜め下へ落ちていくところを見ると、衝撃はほとんど全部魔甲蜈蚣に加えられたことが うかがえる。 魔甲蜈蚣が長大な身をしならせ、多脚をせわしなく動かしてキチキチと音を鳴らした。これ がこいつなりの怒りの表現なのかもしれない。基本は巨大な虫であるから、発声器官はないの だ。 質はといえば、無表情にパチンコ球をもうひとつ落としただけ。 反り返っていた魔甲蜈蚣の、背面ほどの硬度はない、腹側にあたったパチンコ球は、今度は 跳ね返されずにめり込んだ。 耳障りな雑音をあげながら、魔甲蜈蚣が山肌に順面で着地し直す。心持ち、先ほどより地面 と胴体の間の隙間が狭くなったようにも見える。 確実に質ひとりを目がけて、大アゴを打ち鳴らしながら魔甲蜈蚣が迫ってきた。ギリギリま で引き寄せて、質が崖ぎわからジャンプすると、その身がふわりと宙に浮いた。魔甲蜈蚣は半 身を伸ばしたが、質はその頭上を飛び越えて、谷底へ緩降下していった。方向転換して、魔甲 蜈蚣がそのあとを追う。 質の声が響いた。 「倒す方法は持ってないですからね、期待しても無駄だからそのつもりで!」 「え? なに、弱いとかいっといて念動力者かなにかですかあの人? パチンコ球で怪物の装 甲ぶち抜くし!」 綾乃が素っ頓狂な声をあげたところで、三匹目の魔甲蜈蚣が崖のふちから頭を出した。牙の 先から、毒液が滴り落ちる。 明日羽は刀を構えて前に出た。 「説明はあとで。私が頭を抑えて、やつの隙をうかがう。拍手くん、私の合図で発勁を打てる か?」 「こいつにダメージ通すとなると、たっぷり30秒は練気しないと無理!」 「相変わらず役に立たないっすねえ」 右手で御幣をつけた榊の枝を、左手で鈴を振りながら、二礼が軽口をたたく。すでに楮(こ うぞ)と三椏(みつまた)で漉かれた和紙を敷き、中央に実家のご神木の枝から削り出した木 刀を置いた、簡易陣で降神の儀式をはじめていた。普通神事の間は無駄口を慎むものだが、彼 女の実家の神さまは割に鷹揚な性格らしい。 「……練り終わったあとなら、気を五秒くらいなら保持できる、たぶん」 先輩としての威厳を示すためか、敬がなんとか請け合う。明日羽はひとつうなずいて、綾乃 のほうへ首を巡らせた。綾乃もこくりとうなずいて、合図を待つ。 魔甲蜈蚣は崖を登りきり、長い長い胴体を二度ほど折り返してから、人間どもへ、感情のこ もらぬ四つの単眼を向けた。一瞬の停滞。 「いまだ!」 叫ぶと同時に、わずかに右まわりの弧を描きながら、明日羽が突撃を敢行する。 「――ッつぇいやァッ!!」 裂帛の気合とともに、綾乃が火焔弾を放り投げた。さほどの豪速球というわけではなかった が、確実に魔甲蜈蚣の頭部に命中し、派手な爆発を起こす。 狙いどおり、明日羽は視線を封じられた魔甲蜈蚣の側面にまわりこむことができた。 喚声とともに刃を振るい、節肢を二本ばかり斬り飛ばす。何百本あるのか見当もつかないほ どだが、わずかであってもダメージはダメージだ。 首を振って魔甲蜈蚣は炎を振り払ったが、 「まだまだァッ!!」 綾乃の二撃目、三撃目が、悪趣味な紅色の外殻に弾けて爆閃を散らした。 爆風で長大な身をあおられかけ、腹側をさらすのはまずいと本能で察したのか、魔甲蜈蚣は 地面を節肢でしっかりとつかむ。 体高が低くなった魔甲蜈蚣の上を取って、明日羽が刀を逆手に持ち替え、体節の隙間へ刃を 打ち降ろした。鈍い金属音が響いたが、魔甲蜈蚣の身体へ食い込むにはいたらない。 「くっ……なんて硬さだ」 背中側の外殻を貫くことはできない、明日羽はそう判断したが、ラルヴァのほうは、側面の 小娘に目もくれず、一番小うるさい相手のほうへと突き進んでいく。 もちろん狙われたほうはたまったものではない。 「ちょっ……こっちくんな!」 綾乃は迎撃の火焔を浴びせるが、当然ながらより引きつける結果となるだけで効果は振るわ ない。 テンパリかかる綾乃へ、二礼がうしろから声をかけた。 「メラ子、こっち!」 「いいか、あの紙踏む前に、二回お辞儀して、二回拍手して、もう一回お辞儀だぞ」 捕足を加えてから、敬は綾乃と魔甲蜈蚣の間に割って入った。肩幅に開いた両脚で地面を踏 みしめ、腰を落とす。 「さあこい、一発は入れてやる……って、シカトかてめぇッ!?」 立ちはだかる敬に対して、魔甲蜈蚣は面倒くさいとでもいいたげに長大な身を捻って迂回し た。それほど綾乃の火焔攻撃がうっとうしかったのか。 「俺の脇を素通りするたぁ、ふてえ根性だ。振り向かせてやるぜ……!」 全身の気を錬成して左の掌底へ集束させていく敬だったが、同じく魔甲蜈蚣から無視されて いる明日羽が声を張った。 「フルパワーで打つなら、頭部側から36個目の体節を狙って! そこがそいつの魂源力の 要のようだ。刃物は通らないが、発勁なら浸透させることができるはず」 「36個目って……これ数えろと!?」 一般的なムカデの体節が200を超えることはないが、魔甲蜈蚣の場合はあきらかにもっと 多い。しかもかなりの速度で動いている。 とっさには無理だろう。 「〈縛〉で止めるから、ちょっと待って! ほら、メラ子早く」 さすがに余裕がなくなってきたか、舞いの動作は止めないものの、二礼の言葉に常の軽い調 子はない。最後の一拝と同時になぜかすっ転びながら、綾乃が和紙の敷物に飛び込む。二畳ほ どしかない、大して広くもない空間だが―― 魔甲蜈蚣が綾乃の後を追って結界へ突っ込むと、雷鳴を凝縮したような、残響こそないがす さまじい音があがった。見えない巨大な手で頭をつかまれたかのように、魔甲蜈蚣の前進が食 い止められる。胴体部が暴れ狂い、敬と明日羽はとっさに身を伏せて躱した。 「……ちっ、経費は学園持ちだっていうから、思いっきり高いやつ持ってきたのに」 悠然とした所作を保って舞い続けてはいるが、二礼の額には玉の汗が浮かんでいた。敷物に 記されている祝詞の文字が、蒼く発光している。二礼が神楽を通じてささげている魂源力を、 片端から消費しているのだろう。中級ラルヴァは霊的にも強大なパワーを持っているらしい。 魔甲蜈蚣は、闇雲に振り回していた胴体を落ち着かせ、がっしりと数百本の肢で地面をつか んだ。拘束されていた頭部が、じりじりとだが、動きはじめる。大アゴを開いて、結界の下地 になっている敷物へと迫る。霊媒質になっているだけで、物理的にはただの和紙だ。 「結界を破る気か……!」 怪物の意図を察して、立ちあがった敬がうしろから距離を詰める。 「動きが止まった、拍手くん、チャンスだ!」 「よっしゃ、36番目だったな!」 明日羽は、異能の力で魂源力の流れを視覚的に捉えることができる。魔甲蜈蚣は魂源力を攻 撃的な能力にはあまり転化していない。ならば魂源力の中枢に打撃を与えれば、防御力が弱ま って、綾乃の火焔や敬の通常発勁で充分なダメージを与えることができるようになるはずだ。 魔甲蜈蚣が結界用紙に大アゴを触れさせようというところで、 「今日の俺の全力だ、釣りはいらねぇから持ってけやァッ!!」 敬の、文字どおりに全身全霊が籠った左の掌打が、頭側から36個目の体節にたたき込ま れる。 瞬間、魔甲蜈蚣の全節足肢が、動きを止めた。明日羽の眼は、たしかにラルヴァの魂源力と 敬の魂源力が衝突したのを捉えていた。敬の魂源力は、一般人にしては多い、という程度だが、 総量(ストック)と流量(フロー)はイコールではない。全身の魂源力ほぼすべてを瞬時に放 出し切ることのできる敬の全力発勁は、その一撃に限れば歴戦のベテラン異能者とまったく遜 色ない。 確実に魔甲蜈蚣を弱体化させた。 とはいえ、倒しやすくなっただけで、凶暴さや攻撃力が低下したわけではない。 魔甲蜈蚣の動きが変わった。肢を踏ん張って、結界に突っ込んでいた頭部を引き抜きにかか る。いまの一撃は相当に効いたらしい。 「冗談じゃねえ、食われてたまる……か」 力を出し尽くしてふらふらになった敬は、魔甲蜈蚣が結界から抜け出すのと入れ替わりに 〈縛〉がかかるのもおかまいなしで和紙の敷物へと倒れ込む。 「センパーイ、だいじょぶですかー?」 綾乃がその身を揺するが、精根尽きはて、その上、結界へ踏み込む際に礼を失したものを等 しくいましめる〈縛〉を食らった敬はまったく応答しない。 「しばらく転がしておけばある程度回復するから、それより隊長を援護してあげて。こっちは もうちょっとかかる」 榊の枝を振りながら、二礼が綾乃をうながす。狙っていた獲物がどちらも安全地帯に逃げ込 んでしまったことを察したのか、魔甲蜈蚣は明日羽のほうへと向かっていた。明日羽は退がろ うとしないが、いくら防御力が低下したといっても、いまだ鋼の強度を誇る魔甲蜈蚣の外殻を 貫くのは難しいだろう。 「結界内から撃っちゃダメですか?」 「たぶん〈縛〉がかかるから、出て」 簡易的なものとはいえ、神域内での荒事は厳禁だろう。大丈夫であれば、安全なところから 一方的に遠隔攻撃ができるので楽ですむのだが、いまもし失敗すれば明日羽の命に関わる。 「うひぃ、了解……っと、なんか身体軽いな」 「いちおう〈加護〉はかけたから、がんばれ」 二礼のエールを背に、綾乃は結界から足を踏み出した。 「っし、いくぜ化けムカデ、食らえぇぇっ!『祝福されし灼熱波〈セイクリッド・バーニング ウェイヴ〉』!!」 いま考えたばかりのかけ声とともに、綾乃の両手から炎の束が迸り出た。結界内にしばらく とどまって気力と体力が回復している上に、もらったばかりの加護が乗っている。即席でこん な芸当ができるとは、荒削りながら綾乃はかなりセンスが良いらしい。 魔甲蜈蚣の背に直撃した灼熱波は、先ほどまでの、爆発したり弾き返されておしまいだった ものとは違った。炎の渦と化して、長大な怪物を包み込む。魔甲蜈蚣が身悶えして苦しみはじ めた。 「おお、いけるんじゃね?」 我ながら会心の攻撃に、綾乃の頬がゆるむ。 しかし―― 魔甲蜈蚣は、その身を丸めると地面を転がりまわりだした。意思を持つかのようにまとわり ついていた炎も、振り払われて消えていく。 火を揉み潰し終え、再び全身を伸ばした魔甲蜈蚣は、片方の触角が焼け落ちた頭部を綾乃へ と向けた。 「結界に戻るんだ、米良さん!」 駆け寄った明日羽が、魔甲蜈蚣へと刀を突き込んだ。魂源力の隙間を狙った今回の攻撃は見 事に決まり、尖っ先が二割ほど体節の継ぎ目にめり込む。青紫の、毒々しい色をした体液が噴 き出した。 苦痛の感覚はあるのか、魔甲蜈蚣が大きく身を捻った。突き刺さってしまった刀は抜くこと ができず、明日羽は仕方なく得物を手放したが、跳び退がるのが一瞬遅れ、波打つ胴体の直撃 を受けてしまった。 吹き飛ばされる。 ぶつかってから明日羽へ攻撃を決めたことに気づいたらしく、一度地面ではねてから動かな くなった彼女へ向け、魔甲蜈蚣が動きだした。 「――先輩っ!」 後退するどころか前へ出ながら、綾乃が火焔弾を投げつけた。しかし、まだ中等部生である 彼女にフル・パワーの攻撃を連続で出せるほどの魂源力はない。さっきの「祝福されし灼熱波 〈セイクリッド・バーニングウェイヴ〉」も、結界内での休息と、もらった「加護」の賜物だ。 魔甲蜈蚣の側面で爆発が生じたが、注意を引くこともできなかった。どうやら、攻撃を受け たら単純に応戦する、という性質ではないらしい。直前にダメージを与えてきた相手を狙うの だろうか。 どうにか半身を起こした明日羽だったが、もう逃げられる距離ではなくなっていた。魔甲蜈 蚣が、大アゴを全開に広げる。 刹那。 すさまじい速度で飛来してきた二礼の木刀が、魔甲蜈蚣の頭を消し飛ばした。 木刀はそのままの勢いで、はるか山嶺の稜線目がけて飛んでいく。 振り返った明日羽と綾乃が見たのは、舞うのを終えている二礼と、相変わらず伸びたままの 敬、そして―― 雅やかな雰囲気の、羽衣をまとった天女。どうやら彼女が二礼の実家の祭神さまらしい。六 等身弱の、十歳ちょっとの少女にしか見えないのは、招請の儀式が完璧ではないからだろう。 神さまは、左手に光を束ねて象作《かたちづく》られている弓を下げていた。どうやらこれ で木刀を射ち出したようだ。 『結界の外へ攻撃する手段はこれくらいしかなくてな』 「いや、助かったっすよ。また木刀なくしちゃったのは痛いっすけど」 『まったくだ、あいつをあまり削るなよ。いちおうあれもあれで〈神〉なのだからな。従者が いなくなっては、出雲へ出向くとき恰好がつかん』 「次のはなくさないように気をつけるっす」 神さまとごく普通に会話をしている二礼の様子に、明日羽と綾乃は目をしばたたかせるばか りだったが、 『なんだその間抜け面は? こちらへこい、歩ける程度には体力を回復させてやる。だが、も う戦いは控えたがよいぞ』 神さまのほうは気安いようで、敬を足蹴にしながらふたりへ手招きする。敬がうめき声をあ げながらも、もぞもぞと動きだしたところを見ると、虐待しているのではなく回復させてあげ ているらしい。 そこへ、全身擦り切れまみれになりながらも、クマ階堂悟郎が現れた。 「いやあ、まさか中級の大物にひとりで勝てるとは思わなかったぞ」 「まじであれをひとりで倒しましたか……化け物め」 綾乃が呆然となるのも当然だろう。こちらは総力戦の挙句に、神さまの助けまで借りてよう やく勝ったというのに。 『あの奇怪な毛玉はなんだ?』 「いちおう、うちの学校の先輩っすよ。動物と融合できる能力を持ってるっす」 二礼の説明で納得したのかどうか、神さまはクマ階堂へも鷹揚に話しかけた。 『お主もこっちへこい、傷くらいは治してやろう。それと、お主蠱毒(こどく)に冒されてお るぞ。放っておくと、その羆神(カムイ)との合身を解いた途端に死ぬ』 「な、なんだって!?」 『とりあえず毒も抜いてやるから、あとで当宮へ詣るように』 「あ、はい、わかりました。お賽銭はいかほど準備していけばよろしいでしょう?」 『ふむ、話の理解が早いやつだな。あとでこいつに聞いておけ。……二礼、水増し請求して自 分の懐に収めようなどとは考えないようにな』 「いやっすねえ、金銭にはがめつくないっすよ自分」 『うん? だれと一緒だと思ってもらっては困るだと?』 「なにもいってないっす、なにも考えてないっす」 にこやかに首を振る二礼の表情が、普段より硬いのは気のせいだろうか。 ――ようやく、なにか忘れていたことを一同が思い出したのは、消耗した四人への応急処置 を済ませた神さまが去り、再出発の準備ができてからだった。 「……あ、重換先輩どこ?」 綾乃がぽつりとつぶやく。 「そういえば」 「あのムカデももう一匹残ってるはずなんだよな……」 「む、いわれてみれば足りなくなっている」 四人が崖ぎわへ行って周囲を見まわしている間に、明日羽は本営へ問い合わせてみた。こち らかテレパスを発信する手段はないので、モバイルを使うことになる。 回答まで十数秒。緊張していた明日羽の表情が、安堵へと変わった。 「――大丈夫、無事らしい。魔甲蜈蚣の反応も消えていないようだが」 「よかった。迎えにいけそうっすか?」 二礼の質問に、明日羽は少し難しい顔になった。 「北へ900メートル、結構いっちゃってるな。それに、あれがもう一匹いるとなると――」 「一度、戻ったほうがよさげじゃないかと」 綾乃の提案は現実的なものだった。神さまも、もう戦うのは避けたほうがよいといっていた ほどだ。綾乃本人に加え、全力で発勁を打った敬、降神を行った二礼も、歩く体力はあるもの の魂源力は空っぽだ。まだ元気に戦えるのはクマ悟郎くらいだろう。 明日羽自身も、傷を治してはもらえたが本調子にはほど遠い。しかも、魔甲蜈蚣の分厚い外 殻に負けて、刀は刃こぼれしてしまっていた。 「そうだな。ほかにも戻っている分隊があるようだし、二階堂先輩にはそっちのチームの元気 な隊員と合流して再出撃してもらうか」 撤収申請は受理され、ラルヴァのいないルートを教えてもらって、第8分隊はベースキャン プへ帰還することになった。 ※ 14個の分隊と12名の遊撃担当、さらにバックアップの自衛隊と政府直属の特務部隊―― これらすべての連携を保持するために、司令部はフル回転していた。 弥乃里の「位相界の眼〈Ethereal Eye〉」は、決して怪物の存在を見落とさぬ、神眼に等し い能力ではあるが、 「実際にフタを開けてみるまでなにが出たのかわからない」 というこまった特性がある。いまのところ蟲型ラルヴァ以外は出現していないようだが、蟲 型といってもその強さはピンキリだ。大々蚊〈ガガガンボ〉のようなネタレベルの雑魚もいれ ば、魔甲蜈蚣〈ダイア・ピード〉のように並の異能者では太刀打ちできないほど強力なやつも いる。 作戦開始から2時間で、すでに、14分隊のうち3分隊が継戦能力を喪失していた。下級を 16体、中級を2体倒した第8分隊は及第点といえたが、第2分隊と第14分隊は最初の遭遇 戦でリソースの大半を使い切り、遊撃隊員に救出されていた。 「戦力は等分に割り振ったはずなのよねえ。それが下策というのはわかっているけど、組織戦 じゃないし……やりにくいわあ」 各分隊と遊撃手、バックアップチーム、そしてラルヴァ反応――それらが刻一刻と投影型デ ィスプレイ上で動くのを見ながら、都治倉生徒課長はため息をついた。 通常の組織戦編成であれば、アタッカーをまとめて打撃チームが編成される。それと複数の 援護チームをセットにし、斥候の得てきた情報を元に展開、攻撃を開始――もっとも、古びて 久しいこのやりかたは、今世紀に入ってからの対テロ戦争においてはまったく役に立たなくな っているが。 相手が知性を持たない蟲型ラルヴァとなれば、もはやその動きには秩序の欠片もない。 「せめて軍隊アリレベルでいいから動きに法則があれば、罠張ってさっさと片づくんだけど」 そういいながら、都治倉はディスプレイへ目をやった。「位相界の眼〈Ethereal Eye〉」が 捉えているラルヴァ反応は547体。2時間で150は減っているが、このペースだとあと7 時間以上かかってしまう。そんなに長く戦い続けられるほど体力のある者は、異能者といえど も多くない。 「一度昼くらいで切り上げて、シフト制にして3日くらいじっくりやろうかしらねえ……」 そう、大儀げにつぶやく都治倉のかたわらへ、学園生がひとりやってきた。 涼しげな声が響く。 「私を使ってはどうですか? 50くらいなら一時間で片づけてきますが」 「あなたの仕事は本営の防衛よ。戦力になる人は出払っているのだから、きちんとポジション を守ってちょうだい」 大仰な動作で肩をすくめてみせた学園生に対し、都治倉は少し表情を緩めた。 「フォクシィア、あなたに頼んで楽をしたいとは、私も内心では思っているのよ。だけど今日 は特異技研もきてるし、自衛隊も展開してる」 「ええ、承知してます。出し惜しみということでしょう。しかし、連中は見てるだけで本当に 役に立たない。軽火器で始末できるものくらい、事前に処分しておけばいいものを」 「私の顔を立ててくれているのよ。裏を返せば学園側の指揮能力の不足を印象づけようとして いる」 フォクシィアと呼ばれた少女の表情が変わった。 都治倉は、自嘲ぎみに笑い、話を継ぐ。 「あなたは本当にこんな話にばかり興味を持つのね。——普段の好成績は末端の異能者チーム の編成と連携の妙によるもので、個々は充分に優秀なはずの急造チームをまともに運用できな いというのなら、学園上層部は分不相応な戦力を抱えているということになる。動員された学 園生の指揮権をもぎ取るには、充分な大義名分になるわね」 「それがわかっていながら、なお私を使おうとしないのはなぜでしょうか?」 「あなたが〈ジョーカー〉だからよ。ここでも〈ジョーカー〉にすがるというなら、私が普段 の仕事で学園を統括できているのも〈ジョーカー〉に頼っているからにすぎない、という証明 になるってわけ」 フォクシィアの顔に理解の色が浮かんだが、続いた科白は皮肉げな口調だった。 「あなたの〈ジョーカー〉というのは、デリンジャー軍曹ですか。上官にはしたくないが部下 にはもっといらないタイプの人間ですね。学園での彼女の、スタンドアロンな立場は適正にあ っていると思っていましたが」 「あなたNATOではOF2でしょ。もしあの娘と同じ戦場に立つことがあったら、あなたが 上官よ」 「学園での私はしがない中等部生ですよ。風紀委員長どのに逆らうなど」 そういうフォクシィアだが、実際のところまったく中等部生には見えない。168センチの 長身で、白皙の大人びた美貌。教室にいるときも口ぶりはいまとまったく同じだ。カナダから の留学生だから同い歳の日本の子より年上に見える、といっても、ここまでくるとやや無理が ある。 とはいえ彼女は本当に生まれて14年しか経っていないのだが。 「そういえば、戦術プランナーがいませんね。演算系の異能者も全員出払っていたのですか?」 フォクシィアが話題を変えた。それでも、あくまで戦術的なことだ。 「将来有望な〈策士ークオレンティンー〉ならひとり心あたりがあったのだけどね。歳之瀬(と しのせ)先生に拒否権を発動されちゃって、連れてこられなかったわ」 「拒否権? 双葉学園では一般教諭にそんな越権を与えているのですか?」 「比喩よ、冗談。でも、強く反対されたのはたしかだけどね。『雑魚の掃討戦に〈ワンオフ〉 を呼び込むつもりか』だなんてすごまれちゃ、さすがに無理を押し切れないわ」 「演算系の異能者ひとりに〈ワンオフ〉が興味を持つ? その一般教諭、偏執狂かなにかでは ないのですか。精神鑑定はしてあるのでしょうね?」 フォクシィアは、胡散くさいというレベルを通り越して、攻撃的な口調になっていた。都治 倉は、意識して穏やかな声で応じる。 「歳之瀬先生は、目をかけていた教え子が怪物に再起不能な障害を負わされて以降、戦闘に長 けていない有望な異能者を外部の目にさらすことを極端に恐れるようになっているわ。気持は わかるけれどね」 「ここに詰めている非戦闘要員は有能でないとでも? 自分が目をかけていない学園生なら、 どうなってもいいというのですかその教諭は」 僭越な物いいに、都治倉はさすがに柳眉をつりあげた。 「口が過ぎるわよ。あなたは強いからそういうことがいえる」 「あなたこそ、我々の過去をわかっていていったでしょう?」 「なら、目をかけていた者を喪った悲しみ、目を配れなかったがゆえに守りきれなかった後悔 ——わかってもいいんじゃない?」 「……浅慮でした。慎みます」 一礼し、ひとつ息をついてからフォクシィアはきびすを返した。見事な超ロングストレート の銀髪がひるがえる。 「やっぱりまだまだ子供ね」 司令室から退出するフォクシィアの背中を見送って、都治倉は教育者としての、慈しみある 笑みを浮かべるのだった。 その一方、四方山智佳は視線誘導方式のポイントカーソルを動かして、フォクシィアの行く 先をマスキングしていた。 「あんま動かんでほしいなあ。みーの異能って問答無用なんだからさ。ディスプレイ上にいき なり怪物反応が出たら大混乱になるじゃないか」 もちろん口に出してはいない。フォクシィアの正体を知らされているのは、司令部の学園生 スタッフの中では弥乃里と智佳だけだった。彼女はかなり高位のデミヒューマンラルヴァの一 種なのだ。ランクでいえば中級S−1。決して無条件で友好的な種族ではない。もちろんそう いう意味では、となりの国の同じ人間と大した違いはないというものだが。 ——と。 [まこちはだいじょうぶなの?] モニタの一隅に、テキストボックスが現れた。弥乃里からのプライベートメッセージだ。異 能力「位相界の眼〈Ethereal Eye〉」を使用している最中の弥乃里は、極度の集中を必要とし、 外界を知覚することがほぼできなくなる。つまり完全に無防備な状態になるわけで、彼女が通 常の討伐ミッションには喚ばれない最大の要因がこれだった。 智佳は、弥乃里の捉えた怪物反応の情報をコンピュータへ伝える脳発火読み取り装置にひと つデコード回路を追加して、自分の端末へ簡単な文章を送信できるように細工していた。返信 のほうは、弥乃里が周辺情報の遮断のためにつけているイヤホンの、緊急事態通知用のスピー カを通じてテキストを読みあげられるようにしてある。 いまのところ注意されたことはない。割に堂々と改造を施したので、ちょっと調べればわか るはずだ。つまり黙認されているのだろう。 各分隊へ伝達するべき情報を手早く選別してテレパス班の端末へ、あるいは直接、各分隊長 の持つ端末へ送りながら、智佳は返信メッセージを入力した。 [無事だよ。久留間先輩が迎えにいったから、たぶん15分くらいで戻ってくる] [よかった〜] ほんの短いテキストだが、弥乃里がどれだけ安堵したのか、智佳には我がことのようにわか っていた。質の異能はあきらかに戦闘向けではない。いや、ほかの、しかるべき能力を持った 者と組めば、ひょっとすると戦略級のすさまじい威力を生み出すかもしれなかったが、いまの ところは、まだ実現性はなかった。智佳自ら「情報集約〈Intelligent Node〉」の異能で調べ たのだから間違いない。可能性の示唆がなされたにとどまっている。 はやく質が帰ってきますように。この先は喚び出されることがありませんように。 その願いと裏腹に、今後学園が自分たちの異能を手放すつもりはないだろうということには、 智佳も弥乃里も薄々勘づいていた。 前へ 次へ インターフェイスページへ トップに戻る
https://w.atwiki.jp/fate_overheaven/pages/53.html
アラもう聞いた? 誰から聞いた? メアリーさんのそのウワサ 綺麗な綺麗な女の子 ワンコと一緒の外人さん 午後十一時に現れて 遊びませんかって微笑むの! 悪い大人はにっこにこ メアリーさんの手を引いて アンナコトやコンナコト ホテルに泊まってお楽しみ! だけど朝になったらメアリーさん どこを探しても見つからない なにをしたかも覚えてない メアリーさんがいた証拠 それはたった一つだけ 鏡にルージュの伝言が残ってるって 見滝原ではもっぱらのウワサ! ワタクシザンコクデシテヨッ! 今夜この場で誰よりも幸運だったのは床で転がっている男だ。 そして誰よりも幸福だったのは『彼』と、彼女だ。 ――深夜、見滝原市繁華街のホテルの一室。 床の上に青ざめた顔で横倒しになっているのは、ショウという名前のホストだ。 深夜の公園でぽつりと一人佇む少女を見つけ、声をかけ、ホテルに連れ込んだ顛末については特に語るまい。 彼の目論見は明白であったし、それが果たされずに終わったこともまた明白だからだ。 故に見るべきは、その少女。 浅黒い肌の上にふわりとした白いドレスを纏った、儚げとも、蠱惑的とも呼べる少女。 夜の世界に迷い込んだという風にも見れるし、彼女こそ夜の住人なのだとも思える彼女。 その彼女は今、一頭の犬を背に庇うようにして脅威と対峙していた。 たとえ建前にしろ何にしろ、愛の営みを行うためのホテルには似つかわしくない者だ。 男は時代錯誤な長ぞろい外套を着こなした紳士然とした態度で、にんまりとその顔に厭らしい笑みを浮かべた。 「メアリーさん。ははは、この都市伝説を聞いた時にピーンと来たんだ。 おおかた外国人の家出少女じゃないか? どこにでもある都市伝説だ? ふふふ、とんでもない!」 「……」 少女は答えない。ただ背後で牙を剥き唸る犬を気遣い、ただそれを守ることにだけ意識を集中しているようだった。 男はその見るも哀れな様を小馬鹿にしたように鼻で笑い、袖口から――とても中に収まるとは思えない!――杖を抜く。 こつり、こつり。毛足の短い安物の絨毯を杖で叩きながら、男は転がされたホストを軽く小突いた。 「実は私はある者を探しているんだ。ここだけの話、合衆国に関係ある人々が、高い懸賞金をかけていてね。 ちょっと特殊な能力を持った女の子なんだ。不思議な、そう魔法みたいなことのできる――いやいや、嘘じゃあない」 こつり、こつり。 そうして男が一歩ずつ近づいてくる度、娘の背後に控えていた犬の唸り声が低くなる。 それは明確な敵意の表明――いや、そもそもからしてこの男の全身から匂い立つ、殺意への反応なのだろう。 鬱陶しげに顔をしかめた男は、わざとらしく目を見開いて言った。 「ほう、シベリアンハスキーか。茶色の毛並みとは珍しい」 「……っ」 わずかに娘の表情が強張ったのを、男は見逃さなかった。 見ればむしゃぶりつきたくなるような、瑞々しい果実を思わせるような容貌である。 ふわりと薫る甘い匂いは、緊張から滲んだ汗のそれだろう。 男は自身の内側で、むくむくと欲望が隆起する感触に気がついた。 「名前はスミレ、と聞いていた……」 そしてそれに抗おうかと一瞬考え――……すぐにそれを投げ捨てる。 「――そういえば、君の髪や瞳は綺麗なスミレ色だねぇ」 「ダメです、お待ちください……っ!」 その時、男の言葉を理解したかのように、一声吠えて犬が床を蹴って跳び上がった。 太い手足は男を簡単に組み伏せるだろう。 鋭利な牙は男の手足を縫い止めるだろう。 鋭い牙は容易く男の喉笛を引き裂くだろう。 人と獣の力の差は明白だ。人は獣に勝てない。 ――だが、それは男がただの人であればの話だ。 「あぁ……ッ!!」 「しつけのなっていないケダモノめ……! 主の質もこれではしれたものだ!」 娘の悲鳴が寝室に響き、ギャンという動物の鳴き声が上がる。 男の振るったステッキから不可視の力場が放たれ、哀れな犬を致命的なまでに打ちのめしたのだ。 念動力! すなわちサイコキネシス!! 意思だけで見えざる力を生み出し物体を操作するという超能力ッ! 数十年の修行を積んだインドの修験者の中には、ヒマラヤを転がり落ちる巨石すら止められる者がいるという! 犬は天上に叩きつけられて骨と内臓の砕かれる音を立てた後、ゴミを投げ捨てるように壁へ放られる。 安っぽいホテルの壁に当たった犬はそのまま床へ落ち、ボロ布のような有様で身動き一つすらしていない。 ――疑いようの余地なく死んだ。生命活動が停止したのだ! 「獣をしつけるにはこうするのが一番だ。なに、お前も素直に言うことを聞くのならば可愛がって――――……」 ――――その時、男は気づくべきだったのだ。 娘の瞳が、今まさに襲いかかろうとする自分ではなく、ただまっすぐに床へ落ちた犬を見つめていることに。 そしてその犬に起こった現象に。 わずかに聞こえた異様な唸り声に! 明らかに死んだはずだった。内臓はぐちゃぐちゃに潰されたはずだ。 だが生きている! 呼吸もしている! 青く変色した体毛を逆立てながら、犬がゆっくりと立ち上がる。 いや! 「それ」はもはや犬とは呼べまい! 瞳孔散大! 平滑筋弛緩! 細胞組織が変化! 皮膚は特殊なプロテクターに変わり、筋肉・骨格・腱に宿るのは強力なパワーッ! 額には赤い瞳の如き触角が輝き、金色の目は射抜くように男を睨むッ! バ ル ッ これがッ l| l| ll ll ll ll ll ll ll ll ll ll ll ″ " ,〃 ゞ’ ,〃 こ れ が ッ _ _ | || | | \ _| _|| _| | \ _ | | | | | | | | _ _ / | | | ./ | | レ'i | _|| _| |\ 《 __| |_j / _/ 《__/ / |  ̄ ̄ / /  ̄ こ れ が 『 バ オ ー 』 だ ッ ! ! ・ ・ ・ .・ ・ ・ .・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ そ い つ に 触 れ る こ と は 死 を 意 味 す る ッ ! ! rー-- / / / / __,、 / / ャ――z / 廴丿  ̄ ̄ ̄> / / / -≠ミ ζ lー ''''" ̄ ̄"  ̄ ̄`'、 / / / / ∠,,、 -z ,r――― ''" ¨´ ./ / 、 '"´,、ィ / ./ / 、 '" ,、 '" ツ / |^l r<  ̄ ̄ ̄7 ´ ̄ 、-' ,、 '´ / / /'''',,,," 彡 | / | ,、 '´ / / `゙^ _,| │ |^l | / l ̄7 '´ / /l/ .,/,_ | ;‐i /'''',,,," 彡 | / ./ / // l_,'" | .| lニ ニl ;‐i `゙^ _,| │ | / ./ / l_,l゙ .〈/!_| lニ ニl .,/,_ | | ムイ / 〈/!_| l_,'" | .| | l {_,l゙ . | ィニ7 〉 l>'"´ .|L_ソ 「!? 第48の男ッ!!」 「御意ッ!!」 この異常事態に対して、男はもちうる手段の中でもっとも的確なものを選択した。 男は賢明だった。愚かではなかった。この奇妙な状況を冷静に判断したのだ。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ これはヤバイ――俺以外のヤツをぶつけるべきだ。 男の声に応じて、その傍らに立つパワーあるヴィジョンが生み出される。 影が滲むようにして現れたそれは、紛うことなき鎧武者であり、ゆらりと下げた刀を即座に振りかぶる。 その姿を頼もしげに眺めながら、男は己の杖を振り回して声高に叫んだ。 「第48の男! 優れた鍛冶師が魂を込めて鍛え上げた武具には、念が宿り、力あるヴィジョンを作り出す! 数ヶ月前に東北である組織の研究所が崩壊した! こいつはそこから私が拾い上げたものだ! 人間のベテラン兵士ですら現役で戦える期間は二十年から三十年程度! しかし第48の男の戦歴は数百年! 殺した数も2500人はくだらん! 命を持たぬが故にいかなる攻撃も無意味! 高度な知性に加え、殺すことをためらわない残忍な性格! ちょっとでも気を抜けば私だとて危ういが――――しかし頼もしいヤツよ!」 男たちには、目前でバイクのエンジン音が如き唸りを上げる「それ」が何であるかなど理解できなかったろう。 秘密結社ドレスに所属する天才科学者が作り出した生物兵器。 動物は危険が迫ったりケガなどをすると、副腎髄質という内蔵器からアドレナリンという物質を分泌し、体を緊張させる。 このアドレナリン量を感知し、脳に寄生する「バオー」は宿主を生命の危険から守るべく無敵の肉体に変身させたのだ。 それこそが地球上で最も生命力のある究極の生物「バオー」であるなどとは、男にはわかるわけもない。 そしてそれは「バオー」にとっても同じだった。 「バオー」には男たちが何者であるかなど関係なかった。 ただ生きるために戦う「バオー」には、視覚も聴覚も嗅覚も意味がない。 額の触角が「バオー」の全ての感覚を担うのだ。 バオーは男たちの発する危険な「におい」を額の触角で感じ……その「におい」が大嫌いだった。 恐怖の「におい」! 憎しみの「におい」! 殺意の「におい」! 敵の「におい」だ! バオーは思った! こいつらの「におい」を消してやるッ!! 「ウオオォオオォオムッ!!」 「怪物め……ッ!!」 吐き捨てるようにおめいて刀を振りかぶる第48の男の目前で、バオーは跳躍した。 第48の男はすばやくその動きに応じて刃の軌跡を宙に描く。 鎌倉時代に鍛えられた無銘の業物。退魔の剣。第48の男が頼みとする、唯一無二の武具! これにて討ち果たせぬ怪物はいない。第48の男は心からそう確信していた。 だが! 「な……ッ!?」 バオーの四肢から伸びたきらめく光刃が、その刃をすぱりと切断し、ナンバー48の篭手を切り落とす! ――――バオー・リスキニハーデン・セイバー・フェノメノン! それはバオーの力によって皮膚を硬質化し、刃に再構成する武装現象(アームド・フェノメノン)! 硬質化して刃と化した皮膚の表面では、サメの牙の如く生え揃った微小な棘が高速で動き回っている。 光の乱反射を伴うその切れ味はダイアモンドカッター以上! 自分の失われた腕を、刀を、第48の男は信じられない思いで見つめる。 たとえどんな剣豪や英傑であろうとも無視できない、その一瞬の驚愕。 それが致命的だった。 次の瞬間、第48の男の視界一杯に、バオーの大きく開いた顎が迫っていた! 「バルバルバルバルバルバルバルバルゥッ!!!!」 「がッ!?」 第48の男の頭は何百年も及ぶ戦いの中で幾度となく刀で、槍で、銃で! 攻撃されて尚健在! 鍛え抜かれた鋼鉄のその体は、およそ獣の牙など文字通り歯が立たないものである。 にも関わらず音もなく第48の男の兜は噛みちぎられ――いや! いや、これは違うっ! 牙や唾液によって溶解され、そのままに断ち切られたのだ! ――――バオー・メルテッディン・パルム・フェノメノン! 体液を強酸性のものに変化させて分泌、体外へと放射する武装現象! バオー・リスキニハーデン・セイバー・フェノメノンと組み合わせれば、この世のあらゆる物を切断する! 頭部を失った第48の男の甲冑が、影が光へ溶けるように消えていく。 「ドッゲエーッ!? 第48の男ォッ!?」 だが男は一声大声で喚いたかと思うと、それ以上感傷に浸ることなく脱出行動を開始していた。 ホテルの一室。選択肢は二つ。窓かドアか。窓ははめ殺し。ドアだ。 男は自らの念動力を身にまとって身体強化を施しながら、脱兎のごとくドアに向けて走り出した。 あの怪物は戦闘直後で即座に反応はできまい。後はあの小娘以上の速度を出せれば生存は確定する。 この場を切り抜けさえすれば、後はどうとでもなるのだ。戦力を整え体勢を立て直しての逆襲。あるいは見滝原からの逃走。 「申し訳ありません。……ここで果てていただかないと、困るのです」 だが、男の喉にするりと腕が絡みついた。ぎくりと体が強張る。 耳をくすぐる甘やかな声。振り返ってはいけない。鼻に薫る甘やかな香り。振り返ってはいけない。 だが、男の意思に反して首が巡る、体が動く。わずかに眉を下げた、幼ささえ感じる少女の顔。スミレ色の瞳。 そして僅かな隙間からちろりと舌が覗き、軽く唇を舐め、そして――口吻。 その瞬間、男の全身を文字通りの意味で絶頂的な快楽が貫いた。 「お、ああ、、あ、あ、あ、あ、、あああ、あ、あ、、あ、あ!?」 男は意味不明な言葉を喉から絞り出しながら、全身からありとあらゆる体液を吹き出し、病的な痙攣を繰り返し崩れ落ちる。 病的な体の震えは男の四肢を捻じ曲げ、引きつったように動かし、男の体を床の上でのたうち回らせた。 それはまさに死の舞踏(ダンス・マカブル)。 やがて男の肉体はじゅうじゅうと煙を上げながら腐敗し、ドロドロに融け、やがて床の上の黒いシミへと成り果てた。 「ご無事ですか……! 良かった……」 少女はそう言って、腐食性の黒いシミが広がる床を物ともせずに跪き、バオーへと頭を垂れた。 いや、青い毛並みは元の茶色へと戻りはじめているから、それはもうバオーではない、『彼』だ。 先ほど内臓を叩き潰されたはずなのにも関わらず、もうそのような痕跡は一つもない。 精悍な顔つきこそ変わらぬものの、そこにいるのはもはやただのシベリアンハスキーだった。 「どうやらサーヴァントやマスター、ではなかったようですね。 NPCというのでしょうか。……奇妙な存在が多いのは、今に始まった事ではありませんけれど」 少女は自らの指にはめた銀の指輪をそっと撫でてそう呟き、次いで物憂げに眉を下げた。 それは親に怒られて家の外に放り出される事を恐れる、今にも泣き出しそうな子供のような顔であった。 「マスター……。申し訳ありません。これではどちらがマスターでサーヴァントなのか、わかりませんね」 ジール……いや、アサシンの英霊ハサン・サッバーハは、そう言いながら恐る恐る『彼』へ手を伸ばした。 『彼』はためらうことなく鼻面を押し付け、頬を擦りつけ、ばかりか躊躇うことなくその手を舌で舐めたではないか。 毒の手。触れることは死を意味するその手。しかしバオーと『彼』は彼女の「におい」が好きだった。 なんて悲しい「におい」だろう! なんて優しい「におい」だろう! それはバオーとその宿主である『彼』が、あの冷たい研究所で常に感じていたものだった。 そして『彼』とバオーには終ぞ与えられることのなかった、心地のよい温もりだった。 「ああ……っ」 アサシンの顔が陶然と緩み、その瞳が情愛の涙で潤む。 他の者が見たら嘲るだろうか。犬畜生に媚を売っているなどと指差すだろうか。 初代様がこんな浅ましい自分を見たらどう思われるだろう。きっと首を差し出さねばなるまい。 ――――そう、この一頭のシベリアンハスキーこそが、サーヴァントとして召喚された彼女のマスターだった。 出会ったのは霊地でも何でもない、薄暗い路地裏。 恐らくは巻き込まれた者に召喚されたのだろう。聖杯から与えられた知識は彼女にそう囁きかける。 だがそれでも構わなかった。 アサシン、暗殺者たる彼女は神と主君に忠実にあり、そのためにこそ振るわれる刃であるべきだから。 跪いて頭を垂れ、口上を述べることにいささかの躊躇もなかった。 懸念はただ一つ。近くに人の気配が一切感じられないことだった。 そしてだからこそ、その違和感こそが幸運だったと言っても良い。 「――――? あ……っ!?」 不意うつように、彼女の頬を何かが舐めたのだ。 それは薄汚れた一頭の犬で、不覚を取ったこと以上に彼女の心は千々に乱れた。 彼女は自分がどれほどの「毒」であるのかを理解している。 一瞬後にはこの犬が内臓から何から腐り果て、死んでしまう姿がありありと思い描けた。 だが、そうはならなかった。 そうはならず、『彼』は彼女と共に在る。 契約によって繋がった魔力のラインも、そこを通じて流れ込む『彼』の気持ちも。 全てが『彼』こそが自分のマスターであると示していた。 これは奇跡のような出会いだ。 恐らく何千、何万回、英霊として顕現しようとも、掴み取れる機会は数えるほどしか無いだろう。 他の霊基でどのような巡り合わせがあるにせよ、今この場にいる彼女は、まさに運命に出会ったのだ。 それに比べれば、たかだか異形に転じてサーヴァントとも互角に戦えることが何だというのだろう。 静謐のハサンと呼ばれる彼女にとって、そんなことは些事に過ぎなかった。 「……では、マスター。今日はもう休みましょう。 戦闘に感づいたものがいたとしても、我々はすぐに移動したと考えるはず。とどまっていた方が安全です。 それで、その……」 少女はその浅黒い肌をわずかに羞恥から紅潮させながら、手を自分の首筋へ伸ばし、服の紐をするりと解いた。 白い衣装は音もなく彼女の足元へと落ちて蹲り、一糸まとわぬ彼女の――柔らかで美しい稜線が露わになる。 「よろしければ、今夜も褥を共にしては頂けませんか……?」 『彼』は一声吠えて、そこが自分の居場所であるとでも言うようにベッドへ上がって丸くなった。 その姿を認めた彼女は、そっと頬を緩めて寝台に上がり、『彼』の傍らへと身を侍らせる。 それは最愛の伴侶を見出した牝の顔でもあり、同時に大好きな犬を抱きしめて眠る少女の顔でもあった。 今夜この場で誰よりも幸福だったのは『彼』と、彼女だった。 ――――そして何にせよ、今夜この場で誰よりも幸運だったのは床で転がっているホストだ。 夢と現の区別もつかず、財布の中身も抜き取られ、散々な一晩だったと考えるのだろう。 きっと自分が生きていることがありえないような状況にあったなんて、思いもよらないだろう。 『彼』と彼女に触れることは死を意味するというのに、生きていることがどれほど幸運かなんてわからないだろう。 ショウという名前のホストは朝起きて、鏡を見て、その時に気づくのだ。 鏡に描かれたルージュの伝言に。 『 The Visitor for "Over the Heaven"!』 【クラス名】アサシン 【真名】静謐のハサン@Fate/Grand Order 【性別】女 【属性】秩序・悪 【パラメータ】筋力D 耐久D 敏捷A+ 魔力C 幸運A 宝具C 【クラス別スキル】 気配遮断:A+ サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 完全に気配を絶てば発見する事は不可能に近い。 ただし、自らが攻撃行動に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 単独行動:A マスターからの魔力供給を絶ってもしばらくは自立できる能力。 ランクAならば、マスターを失っても一週間は現界可能。 【保有スキル】 変化(潜入):C 文字通りに変身する能力。自在に姿を変え、暗殺すべき対象に接近する事が可能になる。 ただし、変身できるのは自分と似た背格好の人物のみ。 この条件さえ満たしていれば、特定の人物そっくりに変身する事も可能。 多少の体型の違いであれば条件に影響はないため、異性への変身も可能である。 投擲(毒の刃):C++ 短刀を弾丸として放つ能力。 毒ステータスを対象に付与するという付帯効果を持つ。 楽園への扉:B+ 魔性の美貌と毒により異性・同性を問わず惹きつける。 ランクBではほぼ対象の意思を無視して精神を支配する。 毒による効果が伴うため、対魔力スキルでは抵抗できない。 【宝具】 『妄想毒身(ザバーニーヤ)』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人 猛毒の塊と言えるアサシンの肉体そのもの。触れるすべてを毒殺し続けた彼女の在り方が宝具化したもの。 爪、肌、体液、吐息さえも“死”で構成されており、全身が宝具と化している。またあらゆる毒を無効化する。 宝具ではない武装であれば、瞬時に腐蝕させることも可能。武装を腐食させるかどうかは任意に決定できる。 しかし生物に対しては「加減」することができないため、触れた相手を必ず殺してしまう。 この毒は幻創種すら殺害するほどの威力であり、特に粘膜の毒は強力。 人間であればどれほどの者でも接吻だけで死亡し、英霊であっても二度も接吻を受ければ同じ末路になる。 二度の接吻に耐えたとしても、合計三度の粘膜接触で大抵の存在は絶命する――例外も存在するが。 これは自分の意志では完全に制御することは出来ず、触れた者に無差別に作用してしまう。 さらに犠牲者の体にまで毒は残留し、遺体に触れた者にも被害が及ぶ。 『静寂の舞踏』 宝具『妄想毒身』を用いた範囲攻撃。 静謐のハサンの踊りは毒を振りまき、対象を弱らせ、宝具の効果を確実なものとする。 汗を揮発させることで密室に毒を充満させたり、風に毒を乗せて万軍をを葬り去るなども可能。 ただし範囲が拡大される反面、毒の強度という意味では粘膜接触には劣ってしまう。 一度きりの奥の手として、至近距離で自身の肉体を四散させて大量の毒を浴びせるという隠し技も持っている。 【Weapon】 『ダーク』 投擲用に調整された黒灰白三色の短剣。 宝具ではなく補充ができないため、戦闘の度に回収が必要。 【人物背景】 髑髏の仮面を被った、瑞々しくしなやかな容姿の少女。 暗殺教団の教主「山の翁」を務めた歴代ハサン・サッバーハの一人。 伝説上の存在「毒の娘」を暗殺教団が再現し、暗殺の道具、兵器として作り上げたもの。 彼女の肉体は毒の塊であり、爪はおろか肌や体液さえをも猛毒へと変化させている。 その美貌を活かして異性を誘惑、理性を失わせ、褥に誘っては毒で暗殺するという手法を最も得意とする。 しかし誰とも触れ合うことができない孤独感は生前から彼女を苛み、その精神を軋ませていた。 直接戦闘は得意ではなく、純粋な暗殺者として優れた力量を発揮する。 そのため現在は「ジール」を名乗り、主の寝床を確保するためホテルを転々としている。 幸いなことに主が殺戮を忌避することから粘膜接触は避け、誘惑された人々は昏倒で済んでいるようだ。 バオー犬は触れても死なないため、彼こそが自身の望んでいた相手だと認識している。 その感情は依存、服従、忠誠、恋慕の全てが入り混じったうえで、その全てを凌駕するもの。 【聖杯にかける願い】 主に全てを捧げ、願わくば共に生きる。 【マスター名】バオー犬 【出典】バオー 来訪者 【性別】オス 【能力・技能】 シベリアンハスキー ツンドラ地帯を原産とする大型犬。 多くは白黒の毛だが、この個体は茶白である。 一般的に強靭な体力・持久力を持ち、知能も高い犬種とされている。 自ら威嚇することのほとんどない穏やかな犬種だが、頑固で意思が強い。 一度共同体とみなした仲間を守るためなら勇敢に立ち向かう。 寄生虫バオー 秘密結社ドレスが作り出した生物兵器B.A.O.H。 極限の環境に晒し、適応した動物を交配させる「人工進化」によって誕生した「新生物」。 血管を通じて脳に寄生し、宿主は寄生から数日ほどでバオーの分泌液で皮膚がただれ始める。 バオーは宿主へ恐ろしいほどの再生能力を与え、脳を完全に破壊しない限り宿主は消して死なない。 この再生力は分泌液に由来し、バオーと宿主の意思が一致したなら、飲んだ者の致命傷すら癒やす薬となる。 レーザーや火炎放射などの高熱が弱点であるとされるが、それに対してすら異様な耐久性を発揮する。 また水中などで肺呼吸が完全に遮断されると仮死状態となり、この間は老化も一切進むことがない。 そしてバオーは生物として常に学習・成長・進化を続けており、その終着点は未だ誰も知らない。 武装現象(アームド・フェノメノン) 危険に晒されたバオーが、分泌液によって宿主を瞬時に戦闘形態へと変態(メタモルフォーゼ)させる現象。 宿主は身体能力の大幅な増強をはじめ完全に変化して、地上で最も生命力のある生物へ変貌を遂げる。 これがッ! これがッ! これが『バオー』だッ!! 発現時には全身の体毛が青く変化して逆立ち、額には第三の目を思わせる赤い触角が発生する。 武装現象発現中はこの触角で全感覚を賄うため、通常の五感はバオーにとって無意味なものとなる。 バオーは触角で「におい」を察知して行動し、特に邪悪な「におい」すなわち自身への殺意の「におい」を最も嫌う。 この「におい」を察知すると、バオーは即座にこれを排除すべく行動を開始する。 主に宿主と自身を守るために発現し、発現中はバオーが肉体の制御権を得るが、宿主の意思を尊重することもある。 そのため宿主の意思での発現も可能だが、基本的にバオーは生物としては穏やかであり、無意味な殺戮を行うことはない。 バオーを完全に宿主の制御下へおくためには、宿主の理性とバオーの本能が一致しなければならない。 また武装現象発現中、バオーは「バル!」「バルバルバルバル!!」「ウォォォ――ム!!」など異様な咆哮を轟かせる。 《バオー・アームド・フェノメノン》 バオーが最初に発現させる第一の武装能力。 痛覚を遮断、瞳孔散大、平滑筋弛緩、細胞組織が変化。 皮膚は特殊なプロテクターに変わり、筋肉・骨格・腱には強力なパワーが宿る。 加えて以下の武装現象を自在に発現させ、使いこなせるようになる。 《バオー・メルテッディン・パルム・フェノメノン》 体外に排出されると強力な溶解液へと変わる分泌液を放射し、標的の肉体や金属などを融かす武装現象。 噴射の際に自身の体組織も溶解させるが、同時に新たな皮膚を生成・再生するため、事実上のダメージはない。 またこの溶解液と前述の再生能力を組み合わせ、「生きた生物の中に潜り込んで身を隠す」なども可能とする。 《バオー・リスキニハーデン・セイバー・フェノメノン》 皮膚組織を再構築し、硬質化させて刃物状にする武装現象。 刀身の表面でサメの歯のような極小のトゲが高速で動き回り、光の乱反射を起こしつつ標的を切断する。 柱の男たちが振るう光の流法「輝彩滑刀」と同質のものであるとされる。 切り離して発射することで、飛び道具としても使用可能。 《バオー・シューティングビースス・スティンガー・フェノメノン》 体毛を硬質化して射出する武装現象。 この体毛は体温の伝導などで一定温度に達すると発火し、突き刺さった標的を焼き尽くす。 発火自体も脅威的だが、体毛の鋭さも凄まじいものがある。 《バオー・ブレイク・ダーク・サンダー・フェノメノン》 体細胞から発生される生体電気を直列にして放出、放電する武装現象。 デンキウナギと同様の原理だが、バオーの筋肉細胞は一つ一つが強力なために60,000ボルトの高圧電流となる。 直接放電する以外にも機械などへ電力供給を行うことも可能。 【人物背景】 研究機関ドレスの実験体としてバオーを寄生させられた茶毛のシベリアンハスキー。 既に寄生から一ヶ月が経過しており、バオーとしての完成度は高い。体毛で隠された肉体はただれている。 秘密結社ドレスでは出資者へのデモンストレーションに用いられ、改造を施された虎との戦闘を強制された。 頭部を砕かれた直後に武装現象を発現、一瞬の内に虎を葬り去り、出資者へバオーの恐ろしさを見せつけた。 しかしバオーの殺害方法を説明するためにレーザー照射で脳を破壊され、焼却処分されてしまった。 施設から脱走することができたのか、処分寸前にソウルジェムを手にしたのか……。 そしてマスターがこの犬なのか、それとも寄生しているバオーなのかすらさだかではない。 【聖杯にかける願い】 生きる この少女を守る 見滝原に満ちる「嫌なにおい」を消してやる 【ソウルジェム】 透き通った青の中に赤が滲むもの。 指輪型でバオー犬が所持できないため、普段はアサシンが管理している。 首輪を手に入れることができらバオー犬に持たせられるかもしれない。 【方針】 専守防衛 無害な「大型犬を伴った少女」を装って見滝原を探索し、襲撃者を排除する 主にC3公園からB3-4駅付近のホテル、あるいはC6繁華街のホテルを転々とする 男を誘って昏倒させる都市伝説『メアリーさん』の噂は広がっているかもしれない 【把握資料】 アサシン(静謐のハサン) 『Fate/Grand Order』および『Fate/prototype 蒼銀のフラグメンツ』 本編中のマテリアルなどを参照のこと。 バオー犬 『バオー 来訪者』文庫版およびOVA版 バオー犬は序盤に登場、バオーの説明をするためのデモンストレーションで殺処分となった。 バオーそれ自体の戦闘能力は、本編主人公「橋沢育朗」のものに準拠する。 原作コミックスでは「バオーは寄生から一定期間で成体となり、宿主を食い破る」設定があるが、 OVA版ではカットされているため、このバオー犬についても同様に時間制限は無いものとする。 .
https://w.atwiki.jp/moedra/pages/225.html
「何?もうあの雌火竜を手懐けたと申すのか!?」 翌朝僕の報告を聞いた時の王女の喜びようは、とても言葉では言い表せないものがあった。 「はい・・・ですが彼女・・・レイアとの信頼をより深めるには、あの口輪をも外してやる必要があります」 「なんじゃと?ならん!それはならんぞ!万が一にもまた暴れられてはかなわぬからな」 「で、ですが・・・」 だが王女は言いかけた僕の言葉を手で制すると、椅子からピョコンと飛び降りていた。 「くどいぞ。前の雄火竜などは口輪をつけなかったせいで取り押さえられず、結局死なせてしまったではないか」 確かに僕がこの王宮で職についた直後、今のように頑丈ではない庭園の小屋で小柄なリオレウスが飼われていたのが記憶に残っている。 だが小柄とはいえ流石は飛竜の王というべきか、甲高い咆哮を上げながら小屋を破壊し辺りを飛び回る雄火竜に手を焼き、結局数人のハンター達を雇って討伐したという事件があった。 それなら最初から飛竜など飼わなければいいだろうという声が聞こえてきそうだが、その点については王女はなんら見直すつもりはないらしい。 「しかし・・・雄よりも気が荒いと言われる雌火竜をこうも容易く手懐けるとは、そなた一体何をしたのだ?」 「僕はただ・・・レイアに餌をやり、鎖を外してやっただけです」 「ふん・・・それで口輪も外してやろうと考えたのか?まあいい・・・わらわはレイアの様子を見に行くぞ」 王女はそう言うと、王や第二王子の心配そうな眼差しを振り切って庭園へと飛び出していった。 一緒に行ってやらなくても大丈夫だろうか・・・? あのリオレイアが今更人間を襲うようには見えないが、それでも何となく嫌な胸騒ぎがする。 だが王女の後を追おうとした僕を、その場にいた王が引き止めた。 「行かせてやるがいい。お前が必要ならその時は、衛兵が呼びにくるだろう」 「・・・はい」 庭園を小屋に向かって駆けていく王女の後姿を回廊の窓から見つめながら、僕は胸に手を当てて何事も起こらないことを祈っていた。 ガラ・・・ガララ・・・ 逸る気持ちを抑えながら小屋の扉を少しだけ開けて中を覗くと、奥の方で巨大な雌火竜が地面の上に蹲っていた。 ここへ来た時は壁から垂れ下がっている鎖に全身を雁字搦めにされていたというのに、今やその神々しいまでの姿態は何の束縛も受けずに悠然と小屋の中で佇んでいる。 飛竜特有の高い治癒力が全身の傷をみるみる癒していったようで、あれ程手酷く痛めつけられて傷だらけだった顔も翼も、既に元の刺々しさを取り戻しつつあった。 流石に切断された尾だけは修復に時間がかかるらしくまだ傷口を分厚い肉膜が覆っているだけだったが、他の生物なら命に関わるようなあんな深手でさえ、数ヶ月もあれば完全に元通りの姿を取り戻すのだろう。 わらわは高鳴る胸に手を当てながら小屋の中へと足を踏み入れると、放し飼いにされた雌火竜の動向を注意深く見守りながらそろそろと近づいていった。 「グル・・・?」 いつもと違う人間の気配を感じて、私は浅い眠りを中断して頭を持ち上げた。 見れば、年若い1人の娘が目をキラキラと輝かせながらこちらへと近づいてくる。 一体誰だというのだ? ハンターの仲間ではないようだが、小屋の入口からハラハラと落ち着かない様子でこちらを窺っている数人の男達を見る限り、この娘は人間達の中ではいささか身分の高い者なのだろう。 本人はどうか知らないが、私から見ればあまりにも無防備に近づいてくるその娘の様子から、どうやら私は相当に甘く見られているらしい。 私の縛めを解いてくれたあの男に気を許したことがどうにかしてこの娘に伝わったのか、まさか私が危害を加えるとは微塵も思っていないようだった。 面白い・・・陸の女王たる私を軽く見るとどういうことになるのか、その身にたっぷりと思い知らせてくれる。 「グルルルル・・・・・・」 私はここしばらく胸の内に押し留めていた溢れんばかりの殺気を辺りに巻き散らすと、尾を引くように長い唸り声を上げて小さな娘を威嚇した。 鈍感な娘もこれには流石に身の危険を感じたのか、半ばニヤついていた顔から一切の笑みが消えていく。 だが既に単身小屋の中程までやってきてしまっていた娘に、私から逃げ切る術など残されてはいなかった。 突然雌火竜が上げた恐ろしげな唸り声に、わらわは思わず足を止めていた。 真っ直ぐにわらわの顔を睨みつけているリオレイアの眼から、はっきりとした敵意が見て取れる。 「う・・・な、なんじゃ・・・レイアを手懐けたのではなかったのか?」 ポツリと漏らしたその言葉に反応したのか、リオレイアが突然その巨体を持ち上げた。 同じ種の中でもとりわけ異常な程に大きな体躯を誇るキングサイズのリオレイア・・・ その握り拳よりも大きな爛々と輝く瞳に射抜かれ、恐怖に魅入られた本能が激しく警鐘を打ち鳴らしている。 「グルルル・・・」 やがて低く唸りながら身を引いた雌火竜の様子に、わらわは踵を返すと全力で逃げ出していた。 「グオアアアアアーッ!」 「ひいぃぃぃぃ!」 次の瞬間、地響きのような振動とともにリオレイアがこちらへ向かって突進を始めていた。 あまりの恐怖に心の余裕がなくなり、フラフラと足元が縺れてしまう。 ガッ だがグラリと傾いだ視界にあっと思ったその時には、わらわは自らの足に躓いて地面の上に激しく転倒していた。 「ああっ!」 無様に転んで地面に強かに打ちつけた胸の痛みに呻く間もなく、背筋を凍らせるような飛竜の足音がすぐそこにまで迫ってきている。 ドドドドドド・・・ 「だ、誰か・・・!」 「お、王女様!」 わらわの助けを呼ぶ声に小屋の外から様子を見守っていた数人の衛兵達が一斉に中へと雪崩れ込んできたものの、なぜかその足が急にピタリと止まった。 ふと気がつけば、あれほど盛大に鳴り響いていた足音は何時の間にか消え、辺りを不気味な静寂が覆っている。 ズシッ・・・ だが何事かと思って衛兵達が見つめている視線の先を追おうとしたその時、うつ伏せに倒れ込んだわらわの背の上に何か巨大なものが乗せられる感触があった。 それがリオレイアの脚だと理解するのに、パニックに陥った頭が数秒の時間を要する。 「な、何をするのじゃ・・・誰か助け・・・あぅ・・・」 巨大な飛竜に踏みつけられた割にはなぜかさほど苦しくはなかったものの、一切の抵抗が封じられてしまう。 そしてそこから逃れようともがくわらわの生白い首筋に、おぞましいリオレイアの舌が這わせられた。 シュルッ・・・ペロ・・・ペロペロッ・・・ 「ひっ・・・よ、よせ・・・よさぬかぁ・・・」 首筋にたっぷりと塗りたくられた唾液がリオレイアの生暖かい吐息でゆっくりと冷やされ、わらわの心を徐々に恐怖で蝕んでいく。 「おい、早く・・・早くあの男を呼んでこい!」 「あ、ああ、わかった!」 慌てた衛兵達が小屋の外で何やら話している声が聞こえたが、わらわは必死に目を瞑って拳を握り締めたまま飛竜の女王の拷問に耐え続けていた。 ドタドタドタッという酷く慌てた足音を立てながら2人の衛兵達が城の中へと駆け込んできたのを目にすると、僕は嫌な予感が的中したことを確信していた。 「す、すぐに来てくれ!王女がレイアに襲われているんだ!」 襲われている?それならもう手遅れじゃないか。 それとも、あの狭い小屋の中でリオレイアを相手に鬼ごっこでもしているというのだろうか? だが息を荒げた衛兵達はこれ以上にない程激しい焦燥感に満ち満ちてはいたものの、とにかく王女の方はまだ生きているらしい。 とりあえず、呼ばれたからには行ってやるとしよう。 「待て、ワシも行く」 僕が2人の衛兵達について王の間を後にしようとすると、王が慌てて後をついてきた。 普段は冷静な王も流石に自分の娘が飛竜に襲われているとあっては、心配で心配で仕方がないのだろう。 やがて庭園に辿り着くと、相変わらず数人の衛兵達が小屋の外から小さく開けた扉の中を覗き込んで何やら騒ぎ立てていた。 その喧騒の中に飛び込むようにして、僕も小屋の中を覗き込んでみる。 そこでは、リオレイアに踏みつけられた王女が体中をペロペロと舐め回されては泣きながら助けを求めていた。 「ひ、ひぃ・・・」 「グオアッ!グルルル・・・」 だが周囲を取り囲んでいる衛兵達が少しでも彼女に近づこうとすると、途端にそちらの方をギラリと睨み付けては頻りに唸り声を上げて威嚇している。 なるほど・・・多分、リオレイアは最初から王女を殺すつもりなどないのだろう。 ただ王女の振舞いか、或いは言葉を交わさずとも読み取れるその他者を見下したような高圧的な態度にか、誇り高い彼女が何らかの原因で腹を立てたのは確からしかった。 「おお!なんということだ・・・おい、早くなんとかせぬか!娘を助けてくれ!」 少し遅れて小屋の中を覗き込んだ王が、慌てて僕へと掴みかかってくる。 だが僕は王の肩に手を添えると、彼を落ち着かせようと努めて穏やかな声をかけた。 「大丈夫ですよ。落ち着いてください。あれは襲っているのではなく・・・その、ちょっとしたお仕置きですよ」 「お、お仕置きだと・・・?何を言っているのだお前は!?」 「きっと、王女がレイアをどうにかして怒らせたのでしょう。ですが、あれに飽きれば勝手に離してくれますよ」 だが王は先程より多少落ち着きを取り戻したものの、依然として娘の身を案じて心配そうな表情を浮かべている。 「し、しかし・・・これ以上は見ておれん。すぐに止めさせてくれ」 「・・・わかりました」 僕はそう小さく頷くと、衛兵達を押し退けて小屋の中へと入っていった。 そして入口近くの壁際に山と詰まれている生肉の塊を2つばかり手に持ち、それを振りながらリオレイアに近づいていく。 彼女は人間達の群れの中に僕の姿を見付けると、少しだけ穏やかな表情を見せた。 「もういいだろ?王女を離してやってくれ」 そう言いながら手にした肉をポイッと口元に投げてやると、彼女はもう口輪の存在など意に介していないかのようにパクリと肉に食いついた。 それで僕の意図を読み取ったのか、彼女が踏みつけていた王女からようやく足を離す。 王女があまり苦しんでいなかったのを見ればさして体重をかけられていたわけではないのだろうが、仮にも国王の娘が地べたの上に大の字で転がっている様は、僕にはいささか憐れに見えた。 「それじゃあ、王女を頼みます」 「あ、ああ・・・わかった」 皆一様にホッと安堵の息をついた衛兵達に王女の世話を任せると、僕はリオレイアを小屋の奥へと誘った。 よほど楽しいガス抜きになったのか、彼女の顔に満足げな笑みが浮かんでいるようにすら見える。 そのまま彼女が地面の上に蹲ったのを確認すると、僕は彼女の巨大な顔をそっと撫でながら衛兵達や泣き腫らした娘を伴った王が小屋から出ていくのを静かに眺めていた。 「全く・・・お前は自分が一体何をしたかわかっておるのか!?」 「・・・はい・・・父上・・・」 衛兵達の目に付かぬようにして娘を寝室の中へと連れ込むと、ワシはまだグスグスと目を擦っている娘を大声で叱りつけていた。 「あの男のお陰でリオレイアの方に殺意がなかったからよかったようなものの・・・少しは自分の立場を弁えろ」 こやつがいくらワシの言うこともロクに聞かぬじゃじゃ馬娘であっても、いずれはこの国の中枢を担うべくして世に産まれた王女の身分なのだ。 それが飛竜をペットにしたいなどと戯けたことを目論んだ上にその飛竜に危うく殺されかけたというのだから、ワシの怒りはしばらくの間容易には収まりそうになかった。 だがまあ、今回のことは娘にもよい薬になったことだろう。 これを機にもう子供っぽい駄々を捏ねるようなことがなくなってくれれば、それに越したことはないのだが・・・ 最早十分に反省したのか、ベッドの上に腰掛けて視線を落としたまま無言で鼻を啜り上げている娘をその場に残すと、ワシはそっと寝室を後にした。 そして近くにいた1人の衛兵を小声で呼びつけ、寝室の扉を見張らせる。 「晩餐に呼ぶまで、娘が部屋を出ないようにここを見張っていてくれ」 「はっ、かしこまりました!」 よし、これでいい・・・後は・・・あの男にも、いずれ改めて礼を言わねばならぬだろうな・・・ 昼下がりの陽気に明るく照らし出された回廊を歩きながら、ワシはぼんやりとそんなことを考えていた。 その日の夜、晩餐を終えてようやく寝室への監禁から解放された王女が、丁度前を通りかかった1人の衛兵を呼び止めた。 「これ、そこの。1つわらわの頼みを聞いてほしいのじゃが、よいか?」 「は、はい!何でしょう・・・?」 そして怪訝そうな表情を浮かべて改まった衛兵に、王女が長い間握り締めていたのか手汗でじっとりと湿ってしまった1枚の羊皮紙を手渡す。 「これを今すぐ、ハンターズギルドへ届けてもらいたいのじゃ」 「これは・・・?」 だが衛兵がそこに書いてある内容を確認しようと羊皮紙を広げかけた途端、王女が慌てた様子でそれを制止する。 「待て、見てはならん!」 「し、しかし王女様・・・」 「ええい!そなたは黙ってこれを届ければよいのじゃ!よいか、決して中を見てはならんぞ!」 次々と大声で捲くし立てる王女の剣幕に押され、衛兵は思わず頷いてしまっていた。 「は、はい・・・確かに承りました!」 ハンターへの密かな依頼を託した衛兵の姿が見えなくなると、わらわは自室のベッドの上にドサリと倒れ込んだ。 わらわにあのような屈辱的な仕打ちをしたリオレイアを、これ以上生かしておくことなどできない。 あやつがあの雑用係の男にしか懐かぬというのなら、最早わらわのペットとしては何の価値もないのだ。 だがこれで、あろうことかこのわらわを踏みつけにしたあの憎き雌火竜の命も精々明日の夜明けまでだろう。 そんな歪んだ復讐の喜びが顔に表れそうになるのをグッと堪えると、わらわは漆黒の闇を映す大きな部屋の窓をほんの少しだけ開けた。 そして微かに部屋の中に吹き込んでくる生暖かい風に衣服を揺らしながら、首にかけていた小さな鍵を手に取る。 「・・・ふん・・・これももう、わらわには必要ないわ」 誰に言うとでもなくそう独りごちると、わらわは手にしたそれ・・・ リオレイアの口輪を唯一外すことのできる鍵を、眼下を流れる水路目掛けて放り投げていた。 ドンドルマの街の夜・・・大人数を収容できる大闘技場前の広場では歌姫の幻想的な歌声が辺りに響き渡り、命がけの狩りに疲れたハンター達に一時の憩いの場を提供している。 そんな心落ち着く静かな空間とは対照的に、酒場では新たに届いた王女の依頼に大勢のハンター達が名乗りを上げていた。 しかめっ面をしながらマスターが娘に手渡した羊皮紙に書かれていた依頼は、王宮の庭園に捕らえたリオレイアを討伐すること。 咆哮も上げられず火球も吐けぬ雌火竜など、熟達したハンター達にしてみれば正に達磨同然なのだ。 これ幸いにと酒場のカウンターに差し出された受注の希望に、娘は小さく溜息をつくしかなかった。 コンコン・・・コンコンコン・・・ 深夜の城内に突如響いた、眠りを妨げるドアのノック音。 僕は手放し難いまどろみに埋もれながら、目を閉じたまままだ見ぬ訪問者を誰何した。 「・・・誰だい?」 「開けてください。お話があります」 男の声だ。多分、衛兵の1人だろう。いや、つい最近どこかで聞いた声のような気もする。 僕はふうっと息を吐き出すと、ベッドから這い出して扉の鍵を開けてやった。 「一体どうしたんだ?こんな夜中に・・・」 「失礼します」 扉を開けて中に入って来たのは、昼間王女の助けを求めて城の中に駆け込んで来たあの衛兵の1人だった。 その衛兵が、たかが雑用係を相手に妙に畏まっている。 だが彼は僕が勧めた椅子に座る時間も惜しいといった様子で、すぐに用件を切り出していた。 「あのレイアが殺されます」 「え・・・?」 「晩餐が終わった後、私は王女に呼び止められました。そしてギルドにある依頼を届けてくれと頼まれたのです」 眠気でぼーっと靄のかかっていた頭に、彼の言葉が突風のように吹き荒ぶ。 「そ、それで?」 「決して中を見るなと言われましたが、ギルドの情報屋のもとへ向かう途中でつい堪え切れなくなって・・・」 なるほど・・・どうせ王女に懐かぬのなら、昼間の腹いせに殺してしまおうと考えたというわけか。 あの王女らしいといえばらしいが、リオレイアの気持ちを考えれば、それだけはさせてはならない。 「ありがとう、よく知らせてくれた。それで、ハンター達はいつこっちに着くんだ?」 「恐らく夜明け前には・・・ああ・・・情けない話ですが、一体私はどうしたら・・・」 僕は王女を守る立場であるはずの衛兵が何故こんなことで悩んでいるのか不思議だったが、やがてある前提がその問を答えに導いた。 つまり・・・彼もまた、昼間の一件で王女を懲らしめた粋な雌火竜に傾倒してしまったのに違いない。 それ程にあの王女は人遣いが荒く、それでいて他人の迷惑を省みない困った性格なのだ。 更に言えば、また火竜を飼うからと言ってあんな小屋を急遽作らさせられたのは他でもないこの衛兵達だ。 王女が殺されると思ってリオレイアを牽制していた時は必死だったのだろうが、後になって何と言うかこう・・・胸がスカッとしたのだろう。 だがこうなってしまったら、僕の取るべき道はもう1つしかない。 「いや、あんたはもうこのまま知らない振りをしていた方がいい。後は僕が何とかする」 「レイアを・・・逃がすんだな?」 「そうだ。夜明けも近いし、もうそろそろハンター達が到着してもおかしくない」 だが心得たとばかりに頷いた衛兵の顔には、まだ不安の影が見え隠れしている。 「どうかしたのか?」 彼の心境を読み取って投げかけたその質問には、すぐに答えが返ってきた。 「他に、私にできることはないか?」 「それなら、王女の部屋を見張っていてくれ。僕の邪魔をするとしたら、王女以外にいないからね」 「ああ、わかった。まかせてくれ」 今度は歯切れの良い返事を返した衛兵が王女の部屋の方へと走っていくと、僕は着替え終わった服をベッドの上に放り投げて庭園へと急いだ。 東の稜線のすぐ向こうに朝日の気配を感じながら小屋の前までやってくると、僕は小屋の扉を一杯に開いた。 奥で眠っていたリオレイアがその音で目を覚まし、不思議そうな顔でこちらを眺めている。 そしてようやく彼女も通れそうなくらいの入口を確保すると、僕は急いで彼女のもとへと走っていった。 「グルルゥ・・・?」 まだ夜も明けきっていないこんな早朝から一体何事かと訝るように、彼女が困惑した唸り声を上げる。 「早く、ここから逃げるぞ!」 僕はそう言いながらなかなか動こうとしてくれない彼女の顔に生えた刺を力一杯引っ張ってみたが、所詮人間の力では彼女を力尽くでどうにかなどできるはずがない。 「レイア!ハンター達が来るんだ!お前を殺しに来るんだぞ!」 それでも、彼女は動かなかった。 なんてことだ・・・こんなところでぐずぐずしていたら、きっと彼女なんてあっという間に殺されてしまうに違いない。 本来ならリオレイアの一番の武器である毒刺の生えた尾は途中からぷっつりと切断され、口輪のせいで火球も、咆哮も、あまつさえその巨大な牙までもが無力なものとして封じられてしまっている。 王女がハンター達に彼女の討伐を依頼したのだとしたら、きっとこのこともハンター達に知られているだろう。 「グオッ・・・?」 その時、彼女が突然顔を持ち上げた。 まさかと思って彼女の視線の先・・・大きく開けられた小屋の入口の方へと目を向けると、ゴツゴツしたシルエットを纏った数人の人影が立っている。 飛竜の甲殻で作られた防具を纏う、手練のハンター達だ。 「くそっ!間に合わなかった・・・」 だがそう毒づいた僕の様子で、彼女は己の身に差し迫った事態を察したらしかった。 のそりという静かな音とともに巨大な緑色の山が動き、数日振りに現れた彼女に敵対する人間達を怒りのこもった眼で睨みつける。 「だめだよレイア、まだ戦えるような体じゃないだろ!?」 見上げるような高さにまで立ち上がった彼女の脚に縋りながら、僕は必死で声を張り上げていた。 「グルル・・・」 突如目の前に現れた憎きハンター達に敵意を燃やしながらも、私は足元で必死に何かを訴えかけている人間に視線を戻した。 恐らく彼は、この私に逃げろと言っているのに違いない。 確かに今の私の体は、とてもではないがあの人間達と戦えるような状態ではなかった。 いや、寧ろ満身創痍といっても過言ではないだろう。 しかしいくらこの身が傷ついていようとも、あの者達に一矢報いずに逃げることなど到底できそうにない。 「頼むよレイア・・・僕・・・お前を失いたくない・・・」 だがいざハンター達を蹴散らそうと突進を始めかけたその時、私は足元の人間の声が急にくぐもったのを感じた。 見れば、人間が私の脚の爪の上に突っ伏して泣いている。 何故だ・・・?何故、この人間は私の身を案じて涙を流すのだ? それ程までに私を気遣わなければならぬ、一体どんな理由があるというのだろう? 「グルルルル・・・」 私は本当に、このままハンター達と戦うべきなのだろうか・・・ 逡巡している間にも徐々に近づいてくるハンター達を鋭く睨みつけながら、私は激しい葛藤に苛まれていた。 「レイア・・・うぅ・・・お願いだよ・・・」 半ば絶望に近い黒々とした悲しみに嘆いていたその時、突然僕の耳に生暖かい風が吹きつけられた。 それとほぼ同時に、涙で濡れた頬を彼女の大きな舌がペロリと這い上がっていく。 「う・・・レイア・・・?」 鼻を啜り上げながら顔を上げると、彼女は武器を構えながらじりじりと近づいてくるハンター達には目もくれずにじっと僕の顔を覗き込んでいた。 そしてその巨体を深々と沈め、まだ切断されたままの尻尾を曲げて僕の前へと近づけてくる。 何をするつもりだと思ってもう1度彼女の顔に視線を戻すと、僕はようやくその意図を悟ることができた。 「ああ、わかった」 次の瞬間、僕は大きく頷くと眼前に差し出された尻尾を伝って彼女の体を攀じ登り始めた。 そして何層もの分厚い甲殻で覆われた彼女の背中に跨り、翼の付け根をしっかりと掴む。 「いいよ、レイア」 「グルッ」 ようやく、彼女は逃げる決断を下してくれたのだ。 僕の声に返事をするかのように小さい唸り声を発して、彼女がゆっくりと溜めを作るように体を引く。 やがてリオレイアの突進の予兆を読み取ったハンター達が身構えたのを確認すると、彼女は大きく開けられた小屋の入口へ向かって全力で走り出していた。 「グオアアアアアアアアーーッ!!」 禍禍しい凶器を構えようとするハンター達を威嚇するかのように精一杯の雄叫びを上げながら、傷ついた雌火竜が敵を殺すためではなく、無事に生き残るために疾走していく。 そして海が割れるかのように左右に分かれたハンター達の間を突っ切って小屋の外へと抜け出すと、彼女はそれまで畳んでいた翼を大きく広げて羽ばたき始めた。 バサッバサッという空気を叩く音とともに庭園に植えられた草花が靡き、飛竜の巨大な体を宙へと浮かせていく。 「ぐ・・・」 予想以上に凄まじい振動と衝撃に、思わず翼の付け根を掴んだ手が離れそうになる。 だが必死に力を入れて何とかそれを堪えると、僕は後を追ってくるハンター達の方を振り向いた。 その内の1人が、手にした大きなボウガンを構えている。 パシュン!カキン! 「うわっ!」 小さな火薬の爆発音と空気を切り裂く音、それに速度を失った弾が彼女の鱗で跳ね返る音が連続して聞こえ、僕は思わず悲鳴を上げて身を伏せた。 だが、なかなか2発目の弾が飛んでこない。 不思議に思ってもう1度背後を振り向くと、先程のハンターが別の弾をボウガンに装填しているところだった。 待てよ・・・あの黒と茶色を基調にした複雑な形状・・・確か、タンクメイジという名のボウガンだ。 となれば恐らく、今装填しているのはタンクメイジが最も得意とする弾種・・・散弾に違いない。 「レイア、早く!もっと高く飛んでくれ!」 だがそう叫んだ僕の背後から、ボウガンを構えるガシャッという音が聞こえてくる。 バシュッ!ビシッビスビスビスッ! 「うああっ!」 次の瞬間、ボウガンから撃ち出された弾が火薬の爆発と風圧によって四散する。 その容赦のない一撃で、無数の竜の牙の欠片が凶器と化して僕とリオレイアに襲いかかった。 逃げ場のない弾幕に曝されて腕と背中に数発の弾が食い込み、痛みと衝撃が全身を駆け巡る。 僕の悲鳴を聞き取った彼女が、激しい憤怒の形相を浮かべて眼下のハンター達を睨みつけた。 だが傷ついた僕の様子にここは逃げるべきだと判断したのか、ギリッと音がする程に食い縛った牙を剥き出しにしながらも彼女が顔を前に向ける。 「くそっ、逃がしたぞ!」 地上でハンター達が毒づくのが聞こえると、彼女は十分に稼いだ高度を生かして水平飛行を始めていた。 「よ、よかった・・・逃げ切れたね・・・レイア・・・」 顔に叩きつける涼しい風を感じながら小声でそう呟くと、僕はしっかりと彼女の背にしがみついてはいたものの、激しい痛みと出血でフッと意識を失ってしまっていた。 「グルル・・・グルルル・・・」 おのれ・・・許せぬ・・・あのハンター達め・・・八つ裂きにしてやっても飽き足らぬぞ・・・! 私の背に乗った人間が見えぬわけはないというのに、彼にまで危害を加えるとは一体どういうつもりなのだ! 気絶した人間を落とさぬようにゆっくりと森の上空を飛びながらも、抑え切れぬ怒りが今にも爆発しそうになる。 かつて感じたことのない大切な他者を傷つけられたことへの憤りを抱えながら、私は森の中にぽっかりと空いた水飲み場へと静かに滑空していった。 森と丘の中心にある、木々に囲まれた薄暗い天然の回廊。 その一角にある小さな広場が、私のお気に入りの水飲み場だった。 食事をするときも水を飲むときも、時には眠りにつくときも、かつてここへ足を運ばなかった日は1日としてない。 燦燦と辺りを照らし始めた太陽から隠れるようにして泉の辺へと着地すると、私は人間の安否を気遣った。 堅い鱗越しに暖かい体温と呼吸の波が感じられ、思わずホッと安堵の息を漏らしてしまう。 不思議なものだ。1度は殺そうとしたこともあったというのに、今ではこの人間が堪らなく愛しい。 できる限り身を低くしてそっと人間を背の上から振るい落とすと、私は地面に転がった彼の体を見回した。 背中と右腕に尖った牙の破片がいくつか突き刺さっていて、彼の衣服を血に染めている。 私はその光景に一瞬驚いたものの、傷そのものは比較的小さいようだった。 舌の先で傷口をなぞってやると、思いの外簡単に弾が抜けていく。 助けられるかもしれないという希望が胸の内を満たし、私は一心不乱に人間の体を舐め回していた。 「う・・・うぅ・・・レ、レイア・・・?」 全身に感じられる鈍い痛みと微かな快感に、僕は何とか意識を取り戻した。 王宮の庭園とは違う固い土と岩で覆われた大地の上で、彼女がひたすらに僕の背中を舐め回している感触がある。 「うぐ・・・く・・・」 軋む体に力を入れてゴロリと寝返りを打つように仰向けに転がると、彼女が心配そうな眼差しを僕に向けていた。 その顎には、今もまだ王女の呪いのように頑丈な口輪がはめられている。 「レイア、ごめんよ・・・その口輪・・・外してやれなかった・・・」 「グル・・・ルル・・・」 彼女と会ってからのこの数日間で初めて聞いた、穏やかで優しげな唸り声。 「許してくれるのか・・・ありがとう・・・」 ポツリと呟くようにそう漏らすと、僕は近づけられた彼女の顔を両手で抱き締めていた。 数ヶ月後、ドンドルマの街には不思議な噂が広がっていた。 森と丘を散策していると、稀に口輪をはめられた巨大なリオレイアを目にすることができるのだという。 その雌火竜はハンター達を見ても決して戦おうとはせず、すぐにどこかへと飛び去ってしまうらしかった。 中には、空を飛ぶリオレイアの背に人間が乗っているのを見たという者までいるという。 しかしやがてその人間と雌火竜が王女のもとから逃げ出した"あの"1人と1匹だということが知れると多くのハンター達は彼らに同情し、ハンター達もまたそのリオレイアに敵意を向けることはなくなっていった。 美しい木々に囲まれた森と遥かな絶景を望む緑の丘。 その自然の懐で、今日も1人の元ハンターとかつての陸の女王が仲睦まじい一時を過ごしている。 無惨にも切断されていた巨大な尾はすでに元通りの再生を果たし、今や顎にはめられた口輪だけがかつての屈辱と、そして甘酸っぱい人間との邂逅を雌火竜の脳裏に去来させていた。 「レイア・・・僕・・・これからもずっと、お前のそばにいていいかい・・・?」 くすんだ緑色の山に背を預けながらそう話しかけた人間を、飛竜の大きな翼膜がそっと包み込む。 数十年後死が彼らを別つまで、人間と飛竜はお互いに同族の誰もが経験したことのない数奇な、それでいて幸福な生涯を送ることになるだろう・・・ 完 感想 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/26.html
自然呪文 自然クロスギア 自然城 自然D2フィールド 自然オーラ 自然タマシード カードリスト OR 《貴優成主 ダーウィン》 《五星響命 コネクト・オブ・ヴァース》 LC 《軍隊る侵略 メイトリボルバー》 《裏切りの侵略 ギョギョパラス》 《烈風の侵略 ゲイルファルコン》 ≡V≡ 《界王類伝説目 ワルド・ガイアール》 《ネイチャー・ラフレシアン》/《フィオナの地神 トワイライティア》 《偽りの名 ウワジマ・タイメシ》 《牙の大地ヤブサメ・カイザー》/《怒涛 キザクラ・オオフブキ》 《超時空ブリザード・キザクラ》/《疾風怒濤 キングザクラ・カイザー》 《氷点下の女神ギンギラ・セカイ》/《冬将軍のダイカンパ・ダブルオー》 《リベンジ・ヴォルグ》/《電光石火ケーニッヒ・ヴォルバーン》 《勇者降臨》 《十二星神ゾディアック=キャンサー》 《十二星神ゾディアック=カプリコーン》 《恐怒槌 レイジハンマー》/《真なる原始 サソリスRAGE》 SR 《暴喰の超人》 《殲滅勇者デュアファン》 《超神羅帝トルネード・ムーン》 《絶神級 ダンガン・ゴッド999》 《無限重奏 フォレスト・オーケストラ》 《界王類龍秘陣肉食目 ワルド・ジュラング・ドラゴン》 《激天龍アべックス/お前はもう終わっている》 《ザムザ・ガッザム》 《巨殻星王 キャンサー・ダブルペンチ》 《自然武者》 《世界樹の守護者テラ・パルトス》 《時空の樹冠サイファー》/《天蓋の覚醒者エメラルド・サイファー》 《回帰の角ジュブナイル》 《大魂蟲ギラファ・クワガタス》 《ボルメテウス・エメラルド・ドラゴン》 《閉ざされし嘘 ゼイガンディス》 《大いなる鎧冑 ゼイラ》 《シェル・マーケティング》 《大宇宙神砕コスモ・ハルマゲドン》 《エターナル・ミョウガ》 《大神砕ザラガ》 《英雄の名 ジャングリラ・オニフブキ》 《魚天の超人》 《偽りの名 ラスベガス》 《ウルトラ大勇者「百満開のフブキ」》 《時空の精霊エメラルド》/《翡翠の覚醒者エメラルデン》 《怒涛に咆えるガイア・ホーン》 《緑神龍ドグマセンチュリオン》 《緑神龍アーク・デラセルナ・ジオツー》 《鬼夜叉の大地ダンジューロウ》 《緑神龍ジーラドルガラン》 《雨天の超人》 《大勇者「震災の薙刀」》 《大勇者「撃墜の宝剣」》 《大地鎧冑ガイアリンゲン》 《時空の氷河シベリア》/《大陸の覚醒者ユーラシア》 《大神龍ガンザル》 《式神フェンリール》 《無敵奇想パルバン》 《驚愕の大地メルフォース》 《武士帝の超人》 《電流の大地キングダム・オブ・ビースト》 《大神砕リミテッド・フォレスター》 《無双霊樹ジオ・ソル・メサイヤ》 《ダイヤモンド・サンダーボルト》 《キャノンヘッド・ビートル》 《集結の大地グラズヘイム》 《デスタシオ・リヴ・バイパー》 《豪空ジオ・キヴァンゴ・エグ》/《鎧鬼ン・キルグレ・凰》 《ソワルの大地ラングドシャ》 《妖精王ユキダル・オベロン》/《緑神龍ディルタニア》 《時空の妖精王ユキダル・オベロン》/《妻凶の覚醒者ディルガ・タイタニア》 《大神菜ハバネロ・タイラント》 《大宇宙ジオ・ショッキング》 《超双神龍ヴァイタライザー》 《源流の大勇者<ライジング・サン>フブキ》 《大神菜ベジューロウ・キング》 《激森!ユグドラ・カイザー》 《爆獣カイザー・クヌーズI世》 《星杯の大地インテグラル》 《大巨匠ディー・オー・シー》 《星めぐりの角ブロイア》 《稜線のグリフォーン》 《大神砕トリニティ・アース》 《緑神龍プルシャプラ》 《白昼夢の化身》 《ブロイアの聖僧、セント=イフス》 《九十九角の真勇者》 《武神甲皇ヘラクレイドス》 《激震の緑神龍ヴェスター・ジーナ》 《偽りの名 アウラ・ヴェイン》 《世界樹セフィロティーク》 《神樹の大地ジオ・フンドシ》 《爆獣ガオウ・ライオン》 《神喰らうウルシ》 《真実の角 フィアナ》 《時空の鉄壁オーガ》/《大地の覚醒者ティターン》 《花蓮妖精 リリウム》 《超神星フェーベ・ブライトナイト》 《永久の感情 野菜合体アルティメット・べジカイザー》 《森の守護神 フィオナ》 《増幅するオーラ・ホーン》 《邪神デストロイ・ハングリー》 《誇りの角 セイクリッド・フィオナ》 《界王類龍帝目 ディルガベジウス》 《革命類恐皇目 ガラムティラノ》 《世界樹 セフィロカバラ》 《闘匠 スカアハ》 《護りの神角 セフィラ》 《危機悔改》 《マックス・ホーネット》 《神砕類アイヴィーウイング》 《グランド・ギラファリオン/ギラファード・コロシアム》 《精樹龍 グランド・クラン》 《神雷のブリッツ・コーカサス》 《ミノガミ <フィオナ.Star>》 《山月の猛虎》 《卍 グ・ゾウデツ 卍/卍天トラップ》 《蟲翁無尽 ヴェール・マンティス》 《暁天の超人》 《神羅月解 パンゲア・アース》 《起死快晴のサニー・オア・サンライズ》 《豊穣の翁 ヤヨイさま》 《煌天風刃 シナツヒコ》 《鳴魂の森響 タマヒビキ》 《バングリッドX7<ヘラクレ.Star>》 《真実の味頭領ドン・モア》 《貴優成主 ゲオルギオス》 《ガリック・パンツァー》 《ジェネラルド・スタッガー》 《勝竣の芽吹き ショウミョウ》 《エンパイア・グランクレス》 《豪傑妖精ナダレ》 《森林侵略 グリーンゾーン》? VR 《真実の味頭領ドン・モア》 《緑神龍ヒノワレオ》 《殲滅の超人》 《酔い止めの超人》 《四重奏 ボンボコポン》 《龍木の信玄 ガロウ》 《樹の開拓者 メグミ》 《下弦の大地ライヴァ》 《超神龍ダグラ・ワイルド》 《神足の超人》 《真実の妖精 High・G》 《ゼッピントリュフ》 《奈落の超人》 《破滅の超人》 《沙汰蝶ダルセーニョ》 《ボルメテウス・グリーン・ドラゴン》 《緑神龍ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》 《腐肉の巨人》 《緑神龍バガリザガーバ》 《惑星の大地ジ・アース》 《ミスター 01069》 《大菜王ニック・ジャガーノート》 《超進化の超人》 《五虹の大地ダブル・エス・エフ》 《シェル・ティターン》 《変貌するウロボロス・ホーン》 《翔神サイクロン》 《撃大無双タイトォーン》 《輝石の大地ヒスドラダムス》 《時空の僧侶ビシャモン》/《神秘の覚醒者ヴィシュラバーナ》 《神土の大地シンフォニア》 《電電太鼓の化身》 《緑神龍ガイアフォート》 《剛撃無頼スサノオウ》 《大地鎧冑サンバルド》 《反撃の超人》 《緑神龍ウーラドルグルン》 《王壁の大地オーナー・ザ・サバイバー》 《緑神龍ベルゴ・モノノフ》 《武士帝の無双ダイサギ・ゴーレム》 《緑神龍カンクロウ・ペダル》/《剛撃無双ベリー・ペダル・ガイナシア》 《武士帝蒼大将ソウクロウ》 《緑神龍ジオ・アルニタク》/《無限のミラクル・ドライガー》 《決意の超人》 《伝説のサムライ ウォーズ・タイガー》 《大勇者「大地の傷痕」》 《緑神龍ガルドルム・メイソン》 《壇ノ浦の超人》 《大神砕ヒュペリオン・エース》 《包囲戦の超人》 《天下神ドクソン》 《鬼の若武者サンセット・フブキ》 《緑神龍エックス・エル・エス》 《大神砕カタストロフ・ゴルゴーン》 《時空の獣王レオン》/《覇王の覚醒者マスター・レオン》 《バルガイケメン・カンクロウ》 《強者の大地レオン・マグナス》 《高嶺の超人》 《幻翼霊樹アザトース・トーテム》 《大宇宙スヴェイン王》 《緑神龍デュープレクス》 《デスペラード・ビートル》 《エメラルド・ドラグーン》 《エヴリア森の守護者、ドグナ》 《大和神オオハツクニ》 《偽りの名 オーバー・ジーン》 《大見得の化身》 《超龍妖精マルル・ダイヤモンド》 《大妖精ローズ・ローザ》 《大妖精アルガ》 《ドクマキアシダケ》 《再誕の緑神龍ハルクーン・ベルガ》 《騎爆神クフリン》 《緑神龍グランタール》 《無双要塞マルドゥーク》 《王龍エロイカ》 《聖剣妖精カルマ》 《爆獣の大地オーラヴルII世》 《超神龍 インペリアル・ジェイド》 《轟進時代 メンデラ・イーダ》 《森の番人 オーク》 《原始 スリーガー》 《緑神龍 ボルメテウス・グランド》 《召喚の化身》 《侵蝕する残滓 ニガ=エルブ》/《五邪龍 ワームウッド》 《口寄せの化身龍》 《黄昏ヤドリギ》 《捕食の大樹龍 リンネヴィーナス》 《D2I インセクイーン》 《龍装車 パラスクス / 龍秘陣 パラス・パンデミック》 《蒙昧の辞書︎︎ ハヌクラ》 《ダイヤモンド・イリュージョン》 《神童霊騎ラギ・エレメンタル》 《天虹大帝 ミノガミ》 《迅撃隊 ディエンビエンフー/プラトーン・トラップ》 《天地星動 バラギアラ》 《時空の風神シナツヒコ》/《神風の覚醒者シナツヒコノカミ》 《フィア・エルダース》/《黒壌の秘陣》 《四季神妖精ダイヤモンド・シーズンズ》 《バイバイ・ベリー》 《龍装車 ベベントー/運命的で致命的なトラップ》 《命魂類誕生目 マナカ・ラデルーサ》 《超神龍グラスヒール・ワンダー》 《貴優成主 フランシス》 《貴優成主 ワーミング》 《界王類魔覇目 ジュラノキシュー》 《アケビビア・パンツァー》 R 《獣軍隊ジャッカル》 《ラサス・ザ・エレメンタル》 《三重奏 フルートリ》 《マナの見習い ナチュラ》 《無垢の面 アイラ》 《逸彩楽砕 パンテーラ》 《樹の精鋭 メグミ》 《シェル・トルネードγ》 《緑神龍ゼノンマスダガル》 《聖緑の超人》 《大昆虫レインボーマンティス》 《斬撃するシャープ・ホーン》 《交錯するアイデンティティー・ホーン》 《ヴェルデッド・カイザー》 《神速の超人》 《ボーソー・クワガンγ》 《バトルノイズ・カナブン》 《縛られし者ポールン》 《縛られし者ジョブズ》 《縛られし者レイ・ザ・ガンマン》 《緑神龍ガブリアース》 《悦楽蝶モデラート》 《スリリング・G》 《オドロキナナフシ》 《剛撃大地ハルマ・ニョライ》 《クアトロクロス・ビートル》 《偽りのミスター 7su・オドリ》 《シェル・ガバナンス》 《亀裂の大地ザラガミラ》 《緑狼の始祖ヘイワドリーム》 《波打ち際のハローネコ》 《ダイヤモンド・TR》 《フブキ隊の神羅ガッデムゴング》 《聖銅石の鎧》 《神化の大地エボリューション》 《覚醒樹サイキック・ブロッサム》 《幻獣ミスター 101》 《竜脈の超人》 《シェル・キュムロニンバス》 《雷帝の超人》 《妖精伝説 エヴァンジェリーナ》 《大勇者「八岐ノ暴走特急」》 《シェル・プリズマー》 《シェル・ライジング》 《セイレーン・ケティデッド》 《永遠を生きるアンフィニ・ホーン》 《転生するブランチ・ホーン》 《パライジスの化身》 《大呪詛キマジナ》 《猛育星チンクイデア》 《アラームネイチャーγ》 《棘刺ジオ・ローズ》 《シェル・コンボイγ》 《無限勇者「破天の荒脈」》 《ムゲンボウチョウダケ》 《シェル・ポッド》 《センメツカワラダケ》 《猛毒アジサイ》 《いにしえの鎧》 《緑神龍ゼキラ》 《無双式神ケッカイ》 《マタドール・ボックリ》 《世界樹ミリオンジーガ》 《超神龍ガイアドレール》 《超空要塞アルカトラズ》 《無双賢樹ガオウ》 《剛撃霊樹ミスリアム》 《緑神龍カノン》 《霊騎グリムール》 《式神シヘイ》 《未発掘の探検家ジョン》 《土隠の鬼若ジローボウ》 《式神鎧冑ヤシロフライ》 《紋章無双バラ》 《文明の逆鱗》 《開闢妖精アナストラ》 《緑神龍バルグライラゲルン》 《式神リーフ・サーファー》 《式神イザナギ・ランサー》 《緑神龍イナズマナイン》 《千夜一夜の化身》 《緑神龍フェザントムーア》 《大宇宙ギンガ》 《無双霊騎アステリオン》 《剛撃勇猛ジオ・ケンタウリ》 《森羅万象の超人》 《超神龍ウォーズ・エボリューション》 《剛撃大地ユーラシア》 《新世フェイブル・ニュートロン》 《次元の長の化身》 《ヴェルサイユの化身》/《救星のララー・クレイドラー》 《一刀大地・松刃》 《ハイドラの超人》 《冒涜せしナチュラル・マキナ》 《無双大地ビバ・ガガルディ》 《ソワルの妖菓子卿》 《レジェンスの自然主義者》 《蟻塚の巨像》 《霊脈の超人》 《シェル・グレートウォール》 《歓喜の踊り子カタリーニャ》 《砲丸の化身》 《共鳴するボルト・ホーン》 《シェル・カテドラル》 《戦絆の大地グランダム》 《捕鯨の超人》 《満員御礼! エメラルド・カイザー》 《ソワル大霊卿 フラウリア=シェリー》 《SUDACHI・カイザー》/《四国統一! HENRO・ドラゴン》 《蹂躙するチャリオット・ホーン》 《霊騎ルサカーン》 《緑神龍サバイバル・グリーン》 《葉の嵐トラップネイチャー》 《凍結の大地フリーズヴァイン》 《残骸の超人》 《どすこい雲龍!イダイダマル》 《最強行司ハッケヨイ・グンバイ》 《シンリョク・エメラルド・カイザー》 《激辛のヒーハー・カイザー》 《神誕のゴッド・エッグ》 《震撃の大地トランシルバー》 《エヴリア森の自然魔導師》 《鎌鼬のグリフォーン》 《メサイアの高僧、イフス》 《風纏のタイガー次郎》 《荒廃の化身》 《幻妖ザクラ》 《勇猛爆獣ボスワレフI世》 《緑神龍ディンパザイル》 《式神ゴストン》 《オホツチ・ダスト》 《熱情の超人》 《秘護聖ゼビリス》 《森霊エヴリア》 《ドグナの侍女、トリネー》 《緑神龍ギア・アース》 《緑神龍アースガルド》 《再生のハニハニ・ファーマー》 《激発の大地グスタフ・ドーラ》 《巨立の大地ヤッテマレ》 《斜陽の超人》 《大昆虫タイタンマンティス》 《入子の化身》 《緑神龍グラムランザγ》 《シェル・メガロドームγ》 《墓標の化身》 《虎穴の顎》 《オメガ・トゥレイト》 《緑神龍ラグライシス》 《祈りの角ジャスティス》 《妖艶ハイビスカス》 《式神ピュリッツァー》 《粉砕の拳》 《夢纏の狼師ウルフル先生》 《緑神龍グリンバルト》 《グリ-ド・グラスホッパー》 《偽りの王 シュトラウス》 《葉踊の化身》 《深緑の大王ライノハイパー》 《偽りの名エアリーズ》 《緑神龍エンジェル・フェイク》 《パパラッチ・カカオッチ》 《怒れる湖のティンさん》 《陽炎妖精フューシャ》 《お山の大将マウンテンゴリ太》 《花束妖精ミポロン》 《大自然のP・H ガイア・グリーン》 《花蓮妖精 ロータス》 《花蓮妖精 フロックス》 《刹那の驚愕 ドッキ・リッパー》 《激情司令ファーマー》 《収穫の大木ハーベスト》 《同化の大木マーモット》 《森の番人 リーブス》 《無法超人のグランド・エッグ》 《氷化妖精バニーラ》 《剛撃無双 ナグルファル》 《捕縛の化身》 《超風軍 フェザーホーク》 《ベジハニー・パンツァー》 《剛撃妖精ティターニア》 《希望龍覇 フウリン》 《具現左神 凹》 《神羅デスフォレスト・ムーン》 《世界渡航者 ニック》 《輪廻神Q・スピリチュアル》 《山岳騎士メビウス》 《白米妖精ラララライス》 《緑神龍イナズマーチ》 《ゴージャス・ピスタチオ》 《虚の名 13/虚偽計画》 《祝祭妖精チャーグ/マインドフェスティバル》 《貴優成主 ヘンリエッタ》 《貴優成主 エレノア》 《根絶の超人》 《ワユレサビ》 《放浪する遺産 アイアンラビットンボ》 UC 《きまじめライノス》 《グレファブ・カープ》 《七夕彩るハクチョウさん》 《覚悟の桜嵐》 《妖精 ギフトー3》 《二重奏 ラビアーノ》 《独奏 ヴァイオリス》 《森の生者 グランド・デオン》 《シェル・ホールド》/《フィオナの地神 トワイライティア》 《鼓動するリヴリ・ホーン》/《フィオナの地神 トワイライティア》 《土隠ケムリダマ》 《牛乳配達プータロー》 《旋風イワカベ‐雲隠れ‐》 《霊騎バラード》 《溜息と共に吐き出された本音》 《慈愛の言葉〜哀れむだけですか?〜》 《支配タンポポ‐チライソ‐》 《食いしん坊ストロベリー》 《緑神龍ガイアグラス》 《幻想の超人》 《舞曲妖精ステップ》 《タートルエリンギ》 《時空の盾ミドルガード》/《守護の覚醒者ジャイアントガード》 《枯枝の化身》 《乱歩するユニット・ホーン》 《受信するアンテナ・ホーン》 《剛勇妖精プリティ・メロン》 《森の神秘クリスト》 《一つ目ラフレシア》 《魅惑の踊り狐フォクシーヌ》 《お疲れ用心棒クマっ太》 《バリア・フライ》 《霊騎オルカβ》 《ヘルツ・ビートル》 《荒廃ゼンマイ》 《ホーネット・ストライカー》 《カオス・スタッグビートル》 《盗聴の耳》 《DM 3rd 緑鬼龍クサナギ》 《ウラツキドクタケ》 《緑神龍バタユス》 《狡猾の化身》 《狂食竜ベルガ》 《シゲルピア・ピー》 《守護聖天テンプレア・パニック》 《紳士マツボックリストファー》 《コウガイマイタケ》 《フブキの親衛隊セレン=シェリー》 《ソワル黄金商ハッキン・パンプキン》 《シェル・カンパニー》 《茂りクロヅル》 《剛勇幻獣キャロットナイト》 《吹雪鬼の一番槍》 《シェル・ウェザーノート》 《入道雲の超人》 《森獣ジゼラ・バイパー》 《魔獣妖精クラリッサ》 《緑神龍オーガトレイン》 《大神砕グレンデルペタ》 《シャロン・プッピー》 《シェル・ジャガーノート》 《ウェイク・クリケット》 《ユニコーン・クインビー》 《翡翠ハルジオン》 《災厄のアネモネ》 《黄泉返りマーガレット》 《ヤタの化身》 《星道の鎧》 《緑神龍ジオ・ギルガメッシュ》 《時空の打々々ピコ》/《兆打の覚醒具ピコピコ・フルボッコ》 《土隠忍シュンゲツ》 《時空の団結リートレクス》/《超軍の覚醒者ウェーブ・エリーテクス》 《再生妖精レソポンガソ》 《ソリッド・マンティスβ》 《時空の遊蝶アゲハβ》/《魔蝶の覚醒者トビシ・アゲハβ》 《賢樹妖精リルガ》 《チェンジ・カリサリス》 《ネイギットネイチャー》 《抜刀の巨人》 《時空の猫又ワビー》/《闇又の覚醒者ワビサビ・サイレンサー》 《散光するミラージュ・ホーン》 《結界の化身》 《穿つ三叉》 《エンシェント・カマキリ》 《恨みオニヅタ》 《時空の金枝リャンメン》/《時空の緑樹リャンメン》 《獅子の戦槍》 《緑神龍ガイアフォーク》 《抜き足クロユリ》 《無頼霊樹ウィーン・ブルテン》 《勇猛無双ゾルファンネル》 《鎧冑無頼ブレードリンゲン》 《剛撃武装ガイアフォーク・利通》 《一瞬の化身》 《グングンクスノキ》 《ファインネイチャー》 《放浪者エル》 《式神マンハッタン》 《来貢するグリーニング・ホーン》 《空中冒険スパイドル・ムック》 《演劇の読み手カンアミ》 《爆走するメガスプリンター・ホーン》 《剛撃奇想ロドルフォン》 《合奏妖精ウノドス》 《キサラギネイチャー》 《使い魔ヨーホー》 《無頼霊騎テンデラム》 《青磁の杯》 《旋風ヒューイ》 《霊騎レッサー・クックー》 《緑神龍ゼルガマルグラン》 《アイビス・パーシャ》 《凰翔キリューダック》 《パンダニアコーン》 《時空の白翼コノハズク》/《未来の覚醒者シューティング・リーフ》 《武士帝の大地ギアニマ》 《柑橘の棍棒》 《パンダニアコーン》 《武士帝のマイアミ・オニダケ》 《宇宙凰翔パーシャ・ピタゴラス》 《シェル・ファルコン》 《モンレッドチョウ》 《幻獣妖精ジオ・タウゴン》 《勇猛妖精アポロヅノ》 《パックンの化身》 《緑神龍ジェミニライズ》 《式神アルカイック》 《トルネード・バイパー》 《沈黙せしボイステラス》 《破壊せしリジェネーラー》 《鬼桜寺院の後継者》/《怒涛 キザクラ・オオフブキ》 《疾風の歩哨》/《疾風の軍勢将》 《自然の干渉の超人》 《妖精大地ユートピア》 《ギアズの化身》/《雷雲竜ガイギアズ・ボルトカイザー》 《式神行司イノスケ》 《爆散花粉スギノキ》 《霊騎ゼレル》 《フォレストサーチネイチャー》 《神秘の大地ベリアルド》 《DM 緑神龍ヤブサメ》 《時空の龍樹ナージャ》/《世界樹の覚醒者ジャベリン・ナーガ》 《大地の武者デイブレイク・フブキ》 《霊騎スネグロスティカ》 《蛍雪の功》 《秘精獣ソルペガス》/《聖帝王アークディアス》 《バラバラ・カミキリ》 《宇宙飛行オルドリン》 《ソウクロウの影絵武者》 《シー・ジー・エムの化身》 《アンテナ・キャロット》 《野獣の剣牙》 《ワンケングレンオー~豊穣祈願~》 《西南のキリノ・カイザー》 《超空要塞ジオ・ヘキサゴン》 《永遠の剛勇妖精ピーチプリン・プリンセス》 《がぶり寄り・地皇魁山》 《グリーン・NOZAWANA・カイザー》/《サナダ・CRIMSON・ドラゴン》 《レッツ!タイマン・カイザー》 《巨匠ライガウディ》 《ヘップバーンの巫女 スタア》 《蔦を巡るヘビー・ホーン》 《ブロイアの耕し手》 《メサイア山峡の審問官》 《慈雨の超人》 《シェル・ジオフロント》 《爆獣の大地エセルレッドII世》 《アカツキ・ダスト》 《恍惚するトランス・ホーン》 《ノコギリヒマワリ》 《シェル・ガレージ》 《黒きエヴリアに泣く者》 《森霊の鎮魂師》 《牧場のハニハニ・ポニー》 《猛撃の甲者ドルクス》 《方神ビャッコ》 《友愛の化身》 《霊騎アリューク》 《闘将セルセ》 《心優しいホワイトベアっち》 《チャクラム・センティピート》 《オニテングダケβ》 《ダイヤモンド・ストーム》 《結束マングローブ》 《花椿の用心棒》 《夢想妖精リュッカ》 《教典の楔》 《祈祷妖精ミチア》 《剛撃の鎚》 《テッキュウ・クルクルン》 《爆撃ヤシノキ》 《波紋の化身》 《神頼みカスミソウβ》 《魔導妖精 アステナ》 《封印無頼 キング・ファング》 《花蓮妖精 コスモス》 《花蓮妖精 ブロッサム》 《爆獣男爵ヒゲール・ポテトVXIII世》 《湖畔妖精ヴィヴィアン》 《ガイア・フレーム 剛》 《緑神龍 ジェギラン》 《怒りの野菜レッド・キャベツ》 《勇気の野菜オレンジ・カリフラワー》 《喜びの野菜イエロー・ゴーヤ》 《恐怖の野菜グリーン・パプリカ》 《悲しみの野菜ブルー・トマト》 《嫌悪の野菜インディゴ・キャロット》 《欲望の野菜パープル・ポテト》 《繁殖の大木タージン》 《シェル・コロムビアβ》 《双角目 ダントプス》 《雪精 フレチア》 《獣軍隊 ドクドック》 《成長の化身》 《雪精 アマーギ・ゴーエY》 《爪翼 ハヤブサ》 《侵略者 ブレードル》 《剛撃横綱アケボノ》 《龍覇 クローン・デッドマン》 《求婚 リリー》 《応援妖精エール》 《グラトニー・アント》 《幻獣妖精ダルマドラ》 《軽減 ギフト-2》 《不死身のトレントβ/リターン・オブ・ザ・サバイバー》 《爛漫妖精 チャッピマイ》 《希望の使者 グリン》 《リザレクトネイチャー》/《超命獣リザレクト・アンデッド》 《時空妖精トキノ》/《覚醒妖精トキノ・クウカ》 《旋風刃 シマキ》/《疾風の始天龍 カミカゼ》 《列挙の超人》 《怒流牙 石川の超人》 《ヤッタレロボDX》 《ショウラン》 《白銅の鎧》 《貴優成主 エドガー》 《貴優成主 エラスムス》 《モブタ》 《キュリウリ》 《グレーフレー》 《プラフラム》 《かきつね》 《しょうがー》 《みょうがー》 《あくびのほるるん》 《自然精霊カモージュ》 C 《甘垂の超人》 《オドロキ》 《薄氷妖精ベルーシャ》 《打木の超人》 《桜咲く祝盃》 《作者がネタ切れしたらしいので作られた妖精》 《地獄醋苦羅覇亜の奴》 《土精 ゴーラム》 《捕食吸血植物 ヴァドレンテ》 《喧騒のメガニューラ》 《お伽噺の式神 ブラック・コミック》 《樹の民 キュール》 《民族語ギンダ》 《告白〜愛のメッセージ〜》 《式神ファンクション》 《微塵妖精ハリナ》 《深緑の刀》 《反比例するゲート・ホーン》 《承諾の守護者メガ・ラパム》 《霊賢樹マンドラ・ガンダラ》 《緑天の守護者ラ・グリーン》 《守護するヨーゼフ・ホーン》 《シェル・スピカ》 《ピーコック・ビートル》 《ブラッディ・フライ》 《北風妖精ヒューン》 《ヤケタダレダケ》 《夜の牙突》 《奇襲するストライク・ホーン》 《激高するパワード・ホーン》 《朝焼けの化身》 《パニッシュ・コンブ》 《ホワイト・パプリカ》 《シェル・スプリング》 《ブレイクアウェイ・ワスプ》 《常夏ココナッツ》 《レプリカ・パプリカ》 《極彩妖精ビビッド》 《孤独妖精クルコα》 《白金の眼》 《拝謁蝶ア・テンポ》 《秘護精シャッチーα》 《バリヤード・スコーピオン》 《ドリーム・ホタルン》 《馴染の茶衣》 《鹿毛の銀杏》 《グローイング・クラスター》 《真・ギガホーン》 《言霊妖精イノリ》 《フワリダケ》 《シンリョクネイチャー》 《メガトン・ビートル》 《不思議の化身》 《光合兵シードガン》 《翠変の次元ゴブニュ・ホーン》 《大宇宙アマツ》 《魔晶妖精リリース》 《ブンブンブン・ハチガトブン》 《痛烈ヒガンバナ》 《式神マトリックス》 《昇天するハピネス・ホーン》 《超越の超人》 《緑神龍エボルベラル》 《恵みの長竜ブラキオリア》 《ネズッチネイチャー》 《平和妖精ミラク》 《ガジガジ・アリジゴクン》 《スーパー・キューリマン》 《スタームシ》 《テンプレアの守護者タイホウ・ホーメロス》 《吹雪妖精ツクモユキ》 《無敵剛勇キョダイコン》 《啓発するハリケーン・ホーン》 《ソワルの幻想主義者》 《虹館に佇むイリス・ホーン》 《緑神龍ギアズ・レンガ》 《剛勇幻獣ジャガ・ジャガー》 《無頼幻獣ヤルキング》 《城守の化身》 《闘匠ガンバリック・ハンマー》 《シオリ・テフテフ》 《曲角の達人ヤギリーン》 《邁進するベルゼ・ホーン》 《毒舌の魔術師ペロンメロン》 《森の迷子スットコドンキー》 《シェル・クラウド》 《緑替えの巫女アメリータ》 《夜狩せしムーンレス・ムーンナイト》 《星団の精霊ジュピター》 《星見鶏の化身》 《シェル・オグル》 《ウーラニア・スパイダー》 《ショウリョウ・ドグマ》 《聖痕ラフレシア》 《レモラ・サザンカ》 《ミドリホウキタケ》 《翡翠の従者》 《緑葬の石槍》 《禁忌の杖》 《くろがねの蹄鉄》 《葉染の布》 《アクア・グリーンスター》 《衝撃の大地フルゴズマ》 《寒空の雪ん子チルチル・コナユキ》/《冬将軍のダイカンパ・ダブルオー》 《適功の銛》 《式神リンダ・ウェズン》 《時空の石角ディボα》/《天角の覚醒者タラントゥ・ディボックスα》 《前線の超人》 《契約の印》 《式神キネット》 《金色の手甲》 《時空の大地タイジュ》/《地殻の覚醒者シンボク》 《スティール・スティーラー》 《戦乱の篝火》 《青銅の薙刀》 《霊騎パープルノワール》 《時空の挑戦者ファルコン》/《鉄拳の覚醒者ファルコン・ナックル》 《天候の化身》 《またたきヒマワリ》 《突撃の矛》 《迎撃の盾》 《シェル・ボンバーダ》 《頂の超人》 《青銅の聖槍》 《アドバルーン》 《白銀の超人》 《ざわめきモクラン》 《シェル・ナガマサ》 《シェル・マイト》 《緑神龍アーチ》 《虹館のシェル・ラビリンス》 《配置するトラップ・ホーン》 《時空の博識ポルタス》/《開拓の覚醒者エンパイア》 《シェル・パレード》 《式神バンリ》 《ポレゴン SP》 《城下の門番フウタロウ》 《クロスソード・カマキリ》 《土隠ジロウマル》 《無双獣ベール・ゲート》 《使い魔タロット》 《護法僧メイキュウ》 《無頼幻獣カッチコッチ》 《霊騎チューバ》 《囃子の超人》 《シェル・ラジオ》 《魔性妖精クライナ》 《式神センヤ》 《崇高の指揮剣》 《光浴するバスライト・ホーン》 《狸の解決屋スラスラ》 《踏み荒らすコロニー・ホーン》 《雪解妖精スノット》 《氷海の隊員サムザム中尉》 《虹館の護法僧ドッペル》 《セレモニー・セツブーン》 《霊騎クジャール・ピスタ》 《時空の武人スパロウ》/《武神の覚醒者シャバ・スパロウ》 《武士帝のホワイトアイ・バタフライ》 《時空の冷笑ユーコン》/《賛美の覚醒者ユーフラテス》 《野生なる軍剣》 《二槍するブレイカー・ホーン》 《ゴウゲキ・メガ・オプタリスク》 《霊騎グーテン・ブリーテン》 《交差するソウル・ホーン》 《シェル・ジオ・ピーコック》 《剣舞するダンシング・ホーン》 《ネロ・ポトムの幻部ヒョウ》 《呪文帝の化身》 《シェル・シェル・ターボ》 《帝魂の超人》 《シェル・トロピカル》 《パワーツルタケ》 《吼える闘魂マジャップ》 《小さな戦士ガンバ》 《結束の勇士》 《サキン・パンプキン》 《築かれしウォール・ガーネシア》 《封印せしパワー・スリーパー》 《ドラゴ・バイパー》 《勇猛ハンドレッドホーン・バイパー》 《銀狼の太刀》 《掃除学者マール》/《勝火山 マール・アスピーテ》 《トゥミラスの槍斥候》 《健忘するココヤシ》 《接触せしシンリン・ウォーク》 《緑の新生子》 《鎧の遺志》 《挑発の化身》 《パンプキン・ジャック》 《式神アカシア》 《ユキグニシメジ》 《キュア・ユリーネ》 《炸裂ホウセンカ》 《スケットネイチャー》 《ニチリンアシダケ》 《レイダー・ホーネット》 《幻想家ソワル・ジェイド》 《永遠の独眼流ナッポウ》 《DM ケッカイ・グレート》/《DM大将軍 ガイギアズ・VORTEX》 《銀箔の盾》 《スダチ・SP ネイチャー》 《金箔の槍》 《旋風トラップ・ビートル》 《無垢なる牙ハクロウ》/《大想幻イノセント・ファング》 《老賢ククノチ》 《森の剛力ゴリランダー》 《ココノツボシ・テントウ》 《陰陽妖精セーマン》 《ジェー・エー・エム・バイパー》 《星団の朗》 《星館のカエルム・ホーン》 《ドラグーンメイソン・シャーマン バラメイ》 《ランネイチャー~決起~》 《ケングレンオー~森林浴~》 《激震の飛脚ウーメンボ》 《風来の狩人ビワソード》 《東洋の君主センゴク・HIMEJI》/《大陸統一!難攻不落のディス・ユーラシア》 《若頭戦艦 ライオン丸》 《シビレジオダケ》/《絶滅危惧種!DASHレッドリスト》 《地男審判ツッパリ・ミランダ》 《シヴエルの灰狼》 《爆進するダブル・ホーン》 《仇討妖精ウラミン》 《エボ・アイニー》 《パルム・エレメンタル》 《なうネイチャー》 《星団の化身》 《賢樹妖精ゴルゴーン・ショコラ》 《怒りの猪》 《イフスの愛弟子》 《エヴリア森の血統種》 《ブロイアの召喚者》 《ボンバース・アイニー》 《ソーラー・マーメン》 《緑神龍ジオ・フール》 《嘘であれと願う化身》 《ダンダン・ダンゴロン》 《無刃取りの刹那》 《爆森獣バレットネイチャー》 《緑神龍アウローラ》 《幻想の奏で手サイモン》 《ハナビ・ダスト》 《背水の刃》 《音素妖精ミュー・レイ》 《エヴリアの霊獣》 《ブロイアの門護衛》 《シェル・ドレッドノート》 《化合の化身》 《大神の魂》 《先駆けの甲者オーロック》 《密林のハニハニ・アーミー》 《勇気の甲者ヤマト》 《式神オウガ》 《式神ヒイロ》 《堅牢の牙》 《絡め取りヤナギ》 《益荒男の超人》 《仇花の化身》 《力自慢ボンバイソン》 《アーミー・パイナップル》 《ソルジャー・アントリオンα》 《彩虹妖精テンキュウ》 《猛奮するラーテ・ホーン》 《霊賢樹ラブメシア》 《開墾キリカブα》 《堅守するエスコート・ホーン》 《噛み付きアップル》 《ミラージュ・タマムシ》 《シェル・グラットン》 《豪雪妖精ドカユキ》 《警護するチャッカー・ホーン》 《爛漫妖精ミルキー》 《式神キョーラン》 《式神アカシア》 《激突するチャージング・ホーンα》 《霊騎ヤンダール》 《エダーマ・メンター》 《式神 クルトム》 《霊騎 シュタール》 《大自然のP・H マンティス・グリーン》 《花蓮妖精 ホワイトローズ》 《花蓮妖精 ブルーローズ》 《花蓮妖精 ブラックローズ》 《花蓮妖精 レッドローズ》 《花蓮妖精 グリンローズ》 《紫煙の用心棒》 《シェル・コロッセオ》 《MERON》 《グレマスター》 《森の番人 ホッパー》 《呪木の願》 《求婚 クロッカス》 《ダンシング・エルフィン》 《式神マチャリティ/バニラ・トラップ》 《春風妖精ウララ》 《小波妖精ナツミ》 《紅葉妖精モミジ》 《風花妖精ユキノ》 《希望賢樹ヨーヴン》 《時空の尖兵トメル》/《先駆の覚醒者ガードン》 《希望の使者 マミド/バニラ・ライフ》 《時空妖精クウカ》/《覚醒妖精トキノ・クウカ》 《青銅の開拓》 《先駆の森響 フェロークス》 《舞舞妖精 アサガオ/フェアリー・トラップ》 《共鳴するグリーン・ホーン》 《希望龍覇 マッハーサー》 《コモン・ヘーゼル》 《フーレシア・タンク/グロス・ライフ》 P 《ドトン・スパイダー》 《ブイブイ》 《大昆虫アトミックマンティス》 《慈愛蝶レント》 《緑神龍バルグオーガスタス》 《「紅」の超人》/《「紅」の頂 プレミアム・エンドカイザー》 《土隠剛勇パンプキン》 《DM 超神龍サイコ・フェニカ》 《雪獣の銀爪》 《人獣の鉄爪》 《洞穴の明ランプッタ》 《七草妖精カーユ》 《青紋の林檎》 《パックン・マンゴー》 《剛流無双キャロットヘッド》 《野菜大陸 ベジューロウ》 《パインガリー・ゼロ》/《野菜大陸 パイナップル・サマー》 《竜呼の谷の尖兵》 《大宇宙ジェヴァナ》 《DM 緑神龍ツバキ》 《超神龍バリオス・ニクス》 《緑神龍リーブス・ゲイル》 《霜見妖精キッカ》 《竜舞妖精タンゴ》 《大地の角ガイア》 《猛追するオクタプル・ホーン》 《昂進するグランド・ホーン》 《掘進するラグマ・ホーン》 《決壊するバリア・ホーン》 《剛勇猛ギューナス・ボーン》 《リュウノコシカケβ》 《連撃の超人》 《爆獣の霊騎トリスタ》 《爆獣の大盾》 《踊る旋風ダルタニャン》 《未知引きの手 ノイン》 《シュタイフェ・ヴィンド/シュネル・アングリフ》 《獅子舞の超人》 《豪壊の超人》