約 1,475,951 件
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/1695.html
その1 その2 「ゆっゆっゆ!!しょせんじじいじゃまりさたちにはかてなかったんだぜ!!」 「ゆっきゃっきゃ!みにょほどしりゃずのじじぃはしょこではいちゅくばってりゅんだぜ!!」 「ゆっゆっゆ!きたにゃいじじぃはゆっくちちねぇ!!」 「「「ゆっゆっゆっゆっゆ!!!」」」 「くっ・・・・まさか俺がゆっくり如きに・・・!」 俺は今厨房の床にうつ伏せに倒れていてその上を親まりさ1匹と赤まりさ2匹が勝ち誇ったように飛び跳ねている なぜこんなことになってしまったのか、 それはほんの3分前の出来事である。 ――1階 厨房―― 「ゆっくりしてる子はどーこでーすかー(笑)」 俺は厨房の前にいた、ところどころ餡子が付着した体で さっきから厨房で物音がしていたので気になって見に来たのだ、 がしゃんがしゃんがしゃ!グワングワン・・・・ 「うっみぇ!みぇっちゃうっみぇ!!」 はい、もう確定ですね 早速厨房に入ってみる 「ゆ!おじしゃんのばーきゃ!!」 「おしりぴぇんぴぇーんだよ!!」 そこにいたのは料理の残りにたかっていた赤まりさ2匹だった 赤まりさがまな板に自分の腹(顎?)を叩きつけてる姿は三秒で握りつぶしたくなる それにしても何とも脈絡のない罵倒だ。もしかして何か誘っている・・・? 「よし、いいだろう乗ってやる」 そう言って俺は赤まりさに迫る 「ゆ!!いみゃだよ!おとーしゃん!!」 「ゆーーーーーー!!」 赤まりさの合図と共に親まりさが鍋の中から俺めがけて一直線で飛んでくる!! な!?待ち伏せだとぉ!!?やられる・・・・ ボヨン!・・・ぼでっ わけないよね饅頭如きに、ちょっとびっくりしちゃったじゃないか 「ゆ!やったぜ!!」 そーなのかー? と言いたいところだがあえてやられてみる 「ぐああああああああおのれゆっくりいいいいいいい(棒読み)」 かなり大袈裟にうつ伏せで倒れた。まあゆっくりにはこれ位が丁度いいだろう 「ゆ!まりさたちのかんぜんしょーりだぜ!!」 「おとーしゃんすごいんだじぇー!」 ここで冒頭に戻る 「ゆっゆっゆ!!これでじじいはいっしょーまりさのどれーなんだぜ!!」 「かわいいまりしゃたちのためにまいにちおいちいあまあましゃんをもってくりゅんだじぇ!」 「しょれとゆっくりぷれーしゅももってくりゅんだじぇ!!」 「それからまいにちまりさのあしをなめてもらうぜ!!」 言いたい放題だな、 それと言っていなかったが俺は調子に乗ったゆっくりをどん底に突き落とすのが好きなんだ つまりこれは全て布石!!しかしどう虐めるかが問題・・・などということは心配無用 さて問題ですここは厨房で背中の上にはしゃべる人面饅頭3つ、さて次にする事とは? もちろん決まっている そこで俺はゆっくり達に言った 「ではお嬢様なんなりとお申し付けください」 うわぁ・・・自分で言っといて少し引いた、紅魔館のメイド長さんも引くだろうな だが低脳なゆっくり達はご満悦らしく 「ゆ!じじいもやっとわかってきたんだぜ!!」 「じゃあ、ちゃっちょくあまあましゃんをもっちぇきちぇね!!」 「かしこまりました!」 そう言うと俺はゆーゆー笑ってる子まりさを掴みフライパンに乗せフタをした ちなみにフライパンはすでに常温に戻っているので今は火傷する心配は無い それとフライパンにフタをしたのは別に蒸し焼きにしたいわけではなく赤まりさを逃がさないためだ 今の動作、人間から見れば大した事はないがゆっくりしていたゆっくり達にとってはまさに刹那だったろう それ故ゆっくり達は今俺が何をしたのかしばらく理解できないでいた が我に返った親まりさが言った 「ゆううう!!??じじいなにしてるうううううう!!!」 「ええ?何ってあまあまさんの用意ですけどぉ?」 すぐに死なれても面白くないから弱火で着火 ボッという音とともに青白い炎が点った 「ゆ!?くらいんだじぇ!こわいんだじぇ!おとおおしゃあああああん!!」 「ゆがあああああ!!ばりじゃだぢはあまあまざんじゃないい!!はやぐやめるんだぜえええ!?」 「さあ!今週も始まりました虐待お兄さんの3分クッキング!今回作る料理はとっても簡単蒸し饅頭です!」 「むじずるなあああああああああ!!!」 「ゆううう?だんだんあちゅくなってきちゃ・・・・・びゃああああああ!!!あぢゅいいいいいい!!」 赤まりさが自分の大切な足を守ろうとぴょんぴょん跳ね、その度にフタで頭を打ち顔面から着地する じゅううううううううううう 「いやー、この音がなんとも食欲をそそりますねえ」 「ゆびゅうううううう!!ばりじゃのかわいいおかおがあああああああああ!!」 あー本当だ渋谷のコギャルみてえ、 「ゆがあああああ!!やべろおおおおお!!ばりざのあがじゃんをはなぜええええ!!」 「大丈夫!ゆっくりは3分の2の餡子さえ失わなければ死なないから!」 「だいじょうぶじゃないいいいいい!!ごれはめいれいだぞおおおお!!あがじゃんをはなぜええええ!!」 命令なら仕方ない(笑) 俺はフライパンから菜箸で赤まりさを持ち上げて親れいむの近くに落としたやった 「ゆべっ!いじゃいよおおおおおおおおお」 そらそうだ、人間で言えば全身大火傷で全治何ヶ月といったところだ 餡子は出なかったが顔全体が火傷で腫れて前も見えない状態なので顔面から着地し、あまりの痛さにのた打ち回っていた 「ゆぐううううう・・・ばりざのあがぢゃんがああああ」 さっきから気になっていたがこのまりさは他のまりさより母性本能が高いらしい 普通のまりさならここで 「ゆっくりできないあかちゃんはそこでゆっくりしんでね!」 と吐き捨て逃走するはずだが・・・もっともそんな事をしたら追いかけてって人思いに握りつぶしてやるけどな よしこのまりさを試す事にしよう 「なあ、まりさ、お前の赤ちゃんを治してやる方法があるんだけど・・・・どうする?」 「ゆ゛!!はやぐやっでね!!ぐず!!もじせいこうしだらばりざのどれいにじであげるぜ!!!」 「じゃあ、この話は無かったことに・・・」 「ゆあああああ!!うぞでず!!ぢょーじのっでばしだ!!ばりざがどれいになりばずうううううう!!!」 「よし分かった」 俺はニコリと笑うと赤まりさを持ち上げまな板に乗せた 「ゆぎゃあああああああ!!おがあじゃあああん!おどおおじゃああん!!いじゃいよおおお!!」 俺が触る度にいちいち喚かれたんじゃたまらないので母親同様(その2参照)ホッチキスで口を止める 「んん゛っんー!!んんんん゛んんっん゛ーーーー!!」 「さて・・・あれどこにあったけかなーっと、お!あったあった」 取り出したものは主婦のお助けアイテム、簡易皮むき器こと「ピーラー」だ!! 父まりさはきょとんとしている。 それは気にせず俺は硬くなった赤まりさの皮に優しくピーラーを当てて・・・・・ シピッ! 宙を舞う赤まりさの皮、驚愕する父まりさ、苦悶の表情を浮かべる赤まりさ、笑う俺 しばしの沈黙 「・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・ニコリ」 「おばえばなにをじでるううううう!!」 「手術だよ、手術。皮全部はいで痛みをなくしてやるから」 ゆっくりは再生能力が他の生物と比べると群を抜いている。それから考えればあながち嘘でもないが 「んん゛!!?んんっん゛ーー!!んんんんんっ!!」 「あがぢゃんがいやがっでるだるんだぜえええええ!?ざっざとやべるんだぜえええ!!」 父まりさが体当たりの構えを見せた、 「おっと、あんまり騒がしくしちゃうとうっかり手が滑っちゃうかもよ?」 手元のピーラーを赤まりさに当てる さすがに命がかかっているとなると父まりさも赤まりさも静かになった だが父まりさはすごい形相でこちらを見てる 多分、 赤まりささえつかまってなければこんな奴一撃で倒せるのに とか思ってるんだろうな。 「さ、早く手術しないと死んじゃうかもしれないから早くしないとな!(笑)」 俺は容赦なく赤まりさの皮を削る! 「セイッ!!」 「んんんんんんんんんんんん!!」 「セイッ!!」 「ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ーーーー!!!」 「セッ・・・・ああ髪の毛邪魔だな抜こ」 ぶぢぢぢっぢっぢぢぢ!! 「ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ーーーーーーーー!!!??」 皮むきを始め3分、そこには透明な薄皮に包まれた餡子玉が一つ。ちなみにホッチキスの針も邪魔なので無理矢理抜いた 「・・・・っゆ・・ゆっ・・・ゆう・・」 それにしてもゆっくりは不思議な生き物だここまでされたら人間なら途中でショック死するだろう それなのにゆっくりはまだ意識があるのだ、頑丈なのか軟弱なのか。 「ゆうううう・・・・ばりざのあがぢゃんがあああああああ・・・・」 あ、皮むくのに夢中で父まりさのこと忘れてた 「ゆー・・・・ゆうー・・・」 「ゆぐうううう!!ばりざのあがぢゃんゆっぐりできでないんだぜえええええ!??」 「そらそうだろ、皮全部むかれたんだから」 さも当たり前のように答えた 「おばえがやっだんだろおおおお!!ばやぐなおぜええええええ!!」 仕方ないので冷蔵庫からオレンジジュース出してかけてやった 「ほら、飲め」 「ゆおおおおおおおおおお・・・・・!」 染みるのだろう、声も弱々しい と思ったら 「すっきりーーー!!」 おおすげえ、一瞬で皮が再生した。本当にどうなってんだ 「ゆっ!!!まりさのあかちゃんがもとにもどったんだぜ!!」 「ゆ!じじぃ!!まりしゃになにしちぇんだじぇ!!ゆっくちできにゃいじじぃはおとーしゃんにやりゃれてね!!」 「わかったよ!ゆっくりできないじじいはゆっくりしんでもらうよ!!」 「子供を助けたら奴隷になるんじゃなかったのか」 「ゆ?なにいってるんだぜ?まりさはどれーなんかにならないぜ!!」 「どりぇーはじじぃでちょ!!ちゅかえないどりぇーはゆっくちちんでね!!」 都合の悪いことは忘れるゆっくり、さすがに俺もちょっと頭にきた そして俺はおもむろに棚からあるものが入ったビンを取り出し栓を開けて赤まりさの口に液体を5分の1程流し込んだ 「ゆ!?なにしゅ・・・ごべヴぉ!!ごぶっ!!」 「ゆゆ!じじい!!まりさのあかちゃんになにのませたんだぜ!!?」 「だいじょーぶ!ゆっくりできる飲み物だから!!」 ここは厨房だ、毒や劇薬などの類は置いてない 「ゆ!?ゆっくりできるのみもの!?まりさにもちょうだいだぜ!!」 「じゃあ赤ちゃんが感想を言ったらまりさにも特別に飲ませてあげよう!」 「あかちゃん!!はやくかんそーをいってゆっくりするんだぜ!」 だがここで親まりさは気づくべきだった、いや気づいても何もできないだろうけど さっきから赤ゆっくりが小刻みに痙攣していることに 「ゆ?どーしたのあか・・・ゆうううう!!?あかちゃんゆっくりしてないよおおおおお!!?」 どんどん痙攣が大きくなってきてしまいには顔が真っ赤になってきた、むしろ紅・・・あ、今度は青だ。忙しい奴だな 「どうしたのあかちゃん!?ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!」 「ゆぼぼぼぼ・・・・・・」 あー、今度は泡吹いてる、目も完全に白目向いてるし だが次の瞬間不意にゆっくりの痙攣が止まった 「ゆ!ゆっくりした!?ゆっくりしていってね!?」 「ゆぼえええああああええええええええ!!!!」 「ゆおおおおおおおお!???」 赤まりさは一目で致死量と分かる量の餡子を吐き出し、息絶えた 餡子まみれになった親まりさが俺に一言 「どぼじでえええぇぇぇえええぇええぇえ!!??」 勘のいい読者の皆さんは気づいておられるでしょう。 俺がさっき赤まりさに飲ませたのはそう、酒だ だが普通の酒ではない。 知る人ぞ知るアルコール度数96%の化け物酒、ウォッカの「スピリタス」だ! もちろんこれは決してストレートで飲むものではない、それこそ自殺行為 人間がもしさっきゆっくりに与えた量を飲んだら急性アルコール中毒であの世逝き、閻魔さまに渋い顔をされるだろう それをあのソフトボールサイズの赤まりさが一気に摂取したのだ、こうなるのは当然だ 「赤まりさは餡子が出るほどおいしかった、ってさ!」 「いやだあああああ!!ばりざをだずげでぐだざいおべがいじばずうううううう!!どれいになりばずがらあああああ!」 本能が勝ったみたいだな、必死で媚を売ってくる。二度も同じ手に引っかかるか 俺が無理矢理口をこじあける為に親まりさに近づいていくとあることに気がついた 「もう一匹のまりさはどこに行った・・・?」 「・・・・・・・・・・ゆ」 この様子から、隙を見て親まりさが赤まりさを逃がしたことは明確だった!! くおおおおおっ!!まさかゆっくりに出し抜かれるとは・・・虐待お兄さん一生の不覚! 「ゆー!そんなことよりまりさをかわいがるんだぜ!おにいさんはとってもいけめんだぜ!!」 こいつ・・・この期に及んでまだ媚売ってやがる! もうキレた!こいつらは簡単に殺さん!!じわじわとなぶり殺しにしてくれるわっ!! 「いけめんなおにいさん!まりさをかわいがっ!!!!」 俺は親まりさを鷲掴みにしビンの飲み口に口を固定し、輪ゴムで更に固定した ビンの口は上を向いているので直接口に入ることは無い、 が、アルコール度数96%のこの酒はすぐ気化するのでじきに親まりさの口はアルコールでいっぱいになるだろう アルコール度数96%ってほぼエタノールだからな! 「ゆっ!?なんがひだがひびれてひたよ!!」 通訳すると「ゆっなんか舌がしびれてきたよ」だ・・・って早いな。 さっさとあの逃げた赤まりさを捕まえなくば! そして俺は厨房を後にした 残りゆっくり 10匹 残り時間 1時間45分 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― こんにちわHILOです。 これがゆっくりとかくれんぼシリーズ第三作目となります 今回は一匹のゆっくりしか虐めてませんね。次はもうちょっとテンポ良くしたいです それと色々と説明不足な点があったので、あれ?と思った人は↓を参考にしてください ゆっくりは体内の餡子の3分の2がなくなると死にます。それ以外では死にません 親ゆっくりはバスケットボール、子ゆっくりはバレーボール程度の大きさ このかくれんぼは全てのゆっくりが「ゆっくりできなくなれば」虐待お兄さんの勝ちです つまり拘束されたゆっくり、死んだゆっくり、「ゆっくりできない」と宣言したゆっくりがそれに当てはまります この作品を最後まで読んでくれた皆さんありがとうございました ペース的には5話完結にするつもりです。 では今後とも これじゃあぜんぜんゆっくりできないよおおおおお!! -''" `''-、 __ _____ ______ ヽ ヽ ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ | \ 'r ´ ヽ、ン、 ,''_,.! \,_ ,'==─- -─==', i _..,,-" _________/ "'''-, i イ iレ__,イ人レ、_!_ルヽイ i | -..,,_ / ゝ ァ'" レリイi.旡≧/ /≦乏圷.| .|、i .|| !ソ二‐ _,.! ;;;;``゙;~;;;;` 二ハ二,! !Y! | |/ / / / | | 「 !ノ i | ( ,.ヘ ,)、ソ.';; ;゙`゙;~;;;;`゙;~゚;;'''。`''",( ( ( ,.) ; L.',| | , --- 、 | | L」 ノ| .| "; ; " ; ; " ;; ; `'';; ;Ξミ,.~;;;;`゙;~゚;;'''。W V ゝ ゝ | ||ヽ、 ー⌒ ー' ,イ| |イ| / ( ,.ヘ ,)、ソ. . ) ノ 人 ,.)~;;;;`゙;~゚;;'''。 .)(|ルレ レ ル` ー--─ ´ルレ レ´ ⌒;´;`∵; ´~;;;;`゙;~゚;;~;;;;`゙;~゚;; ´;`∵ ``゙;~´;`∵ その4 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/4211.html
優希「こんちわー!今日も部活がんばるじぇー!」 京太郎「…」 優希「お、京太郎いたのか。いたなら返事してほしいじぇ」 京太郎「…」 優希「無視かよ、まぁいいじぇ。それよりも今日の分のタコスを寄越すんだじぇ!」 京太郎「…」スッ 優希「むー、まだ黙秘を続けるか。犬の癖に生意気だじぇ、とりあえずはタコスをいただく!」 京太郎「…」 優希「うんまー!相変わらずタコス作りだけは上手いな、麻雀は下手くそだけど」 京太郎「…」 優希「ほんとの事言われて怒ったか?言い返せないから黙り込むなんてまったく、京太郎はガキだじぇ」 京太郎「…」 優希「…なんか言い返せよー」 京太郎「…」 優希「きょうたろー?」 京太郎「…」 優希「つまんないやつだじぇ、こんな奴はほっといて部活の準備しよーっと」 京太郎「…」 優希「京太郎、本気で怒ってる?」 京太郎「…」 優希「か、軽い夫婦のコミュニケーションじゃんか」 京太郎「…」 優希「このくらいで怒るとか、夫としての器量が」 京太郎「」プイッ 優希「あっ…」 京太郎「…」 優希「京太郎、あ、あの、ごめん…だじぇ」 京太郎「…」 優希「私も言いすぎたじぇ、反省してるから許してほしいじょ」 京太郎「…」 優希「きょうたろぉ…」 京太郎「…」 優希「もうこれからワガママ言わないから…エグッ…タコス買いに行かせたりしないから…ヒクッ…」 京太郎「…」 優希「だから、返事をしてよ…京太郎…」 京太郎「…」 優希「…ウゥッ」 ガチャッ 咲「京ちゃんおまたせ、薬貰ってきたよ!あ、優希ちゃんも来てたんだ」 優希「咲ちゃん…京太郎がぁ…」 京太郎「くっ、くくくっ」 優希「えっ?」 京太郎「あはははははっ!」 咲「どうしたの?二人とも」 京太郎「いや、なんでもねぇよ。それより薬ありがとな」 咲「あ、うん。私水を注いでくるね」 京太郎「おう頼む」 優希「咲ちゃん、薬って?」 咲「歯の痛み止めだよ。京ちゃん昨日親知らず抜いたらしくてまだ痛むんだって。だから私が保健室に痛み止め貰いに行ってたの。はい京ちゃんお水」 京太郎「さんきゅ」 優希「…京太郎?」 京太郎「なんだ?優希」 優希「さっき返事をしなかったのは」 京太郎「最初はほんとに痛くて話せなかったんだぞ?まぁ途中からはお前が面白くて黙ってたけど」 優希「よ、よくも騙したな!」 京太郎「お前が勝手に話してただけだろー」ニヤニヤ 優希「うるさいうるさいうるさい!慰謝料としてタコスを要求するじぇ!」 京太郎「あっれー、ワガママ言ったりパシらせたりはしないんじゃなかったかー?」ニヤニヤ 優希「なっ!?//…今日はボコボコにしてやるから覚悟しとけよ!」 京太郎「残念ながらこの後歯医者に行かなきゃならないから今日は打てないぜ」ニヤニヤ 優希「なんだとおおおお」 ワーワーギャーギャー 咲「今日も仲が良いなぁ」 かんっ!
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/2271.html
http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1359722728/ 20xx年2月1日 ―清澄高校― 麻雀部部室 京太郎 「失礼しまーす」 久「あら、須賀くんお久しぶりね」 京太郎「久先輩お久しぶりです、今日はどうして部室に?」 久「須賀くんから部長って呼ばれないのも新鮮ねぇ」 久「今日は現部長まこのお願いでみっちり須賀くんを鍛えるわよ!!」 京太郎「だからまこ先輩居ないんですね……ところで他の3人は?」 久「他の3人も今日は来ないわよ」 京太郎「じゃあ俺一人で先輩の相手をするんですか……」 久「不満そうねぇ?」 京太郎「まさか、今日の指導よろしくお願いします」 久「うんうん、いい心構えね」 久「さぁ、ビシバシ行くから覚悟しなさい!」 久(それにしてもどのくらい時間稼げばいいのかしら?聞いとけばよかったわね) ―清澄高校の帰り道にある商店街― 優希「いくじぇいくじぇいくじぇ~」ドタドタ 和「ゆーき!!そんなに走ったらコケますよ」 まこ「相変わらず元気じゃのう」 咲「み、みんな待ってよー」 咲「今日は皆で京ちゃんの誕生日プレゼントを買いに来たんだから」 優希「ごめんだじぇ咲ちゃん」 和「それにしても明日が須賀君の誕生日だったとは、初耳です」 咲「あはは……京ちゃんあんまり自分の誕生日覚えてないから」 優希「しっかし犬も幸せものだじぇ、部活の皆からプレゼントが貰えるんだから」 和「まぁせっかくの誕生日ですから」 咲「みんなはもう誕生日プレゼントは決めた?」 優希「バッチリだじぇ」 和「同い年の男性に贈り物をするのは初めてですけど一応の目処はつけて来ました」 まこ「よし、じゃあ店を回ろうかの」 -タコス屋- 和「な、なんでタコス屋なんですか……」 タコスのおじちゃん(56)「おう!優希ちゃん待ってたぜ!」ビシッ 優希「私は今日この日のためにおじちゃんにあるお願いをしてたんだじぇ」 咲「お願い?」 おじちゃん「ふふふ、嬢ちゃんそれはな………これだよ!」ピラッ 優希「タコス無料券10枚綴り!!」 優希「私がもらって嬉しいプレゼント、第1位だじぇ!!」 おじちゃん「この店だけでしか使えない特別仕様よ!優希ちゃんにだけの限定サービスだぜ」 優希「これを受け取ったらあの犬も涙を流して喜ぶはずだじぇ」 咲「あはは……優希ちゃんらしいというかなんというか」 咲「でもとってもいい誕生日プレゼントだと思うよ!」 優希「ここのタコスは私の中でも1、2を争う名店だじぇ」 おじちゃん「優希ちゃん、なんて嬉しいこと言ってくれるんだ!おじちゃん涙が出てくるよ」 優希「へへ///おじちゃんにはお世話になってるから…」 和「それでは次のお店に向かいますか?」 優希「そうするじぇ、おじちゃ~んありがとー」フリフリ おじちゃん「おーう優希ちゃんこれからもご贔屓にな~」フリフリ まこ「さて、じゃあ次はどこに向かうかのぅ」 和「たしか雑貨屋さんがこの近くにあったと思います」 咲「なら次は雑貨屋さんだね」 -雑貨屋- 咲「和ちゃんは誕生日プレゼントはどんなものにしたの?」 和「私は須賀君の趣味はよくわからないので実用的なものにしようと思ってます」 和「とりあえずフォトフレームかボールペンでしょうか」 まこ「ふむ、ボールペンならこのエトペンがモデルになったやつなんかどうじゃ」 和「あっ、それ自分用に欲しいですね」 咲「和ちゃんなんのために雑貨屋にきたの…」 優希「んっ……あれは………」トトト 咲「京ちゃんにはこのパーカーのボールペンなんかどうかな?」 和「そうですね……値段もそれなりですしこれにしましょうか」 優希「咲ちゃん咲ちゃん」ポンポン 咲「どうしたの優希ちゃ………」 優希「ドヤァ……………」ハナメガネ 咲「プッ………ってあわわわ」グラグラ まこ「おっと、こんなところでコケんでくれよ」ガシッ 咲「あわわ、染谷先輩ありがとうございます……」 和「ゆーき!!」 優希「咲ちゃんごめーんだじぇ」 咲「あはは………優希ちゃん今日は勘弁しないよ!」ゴッ 優希「ダッシュでにげるじぇ~」 まこ「まったく、何やっとるんじゃあの二人は」 和「丁度いいですし、このボールペンの精算してきますね」 まこ「おう、行ってこい………ってそのエトペンボールペンも買うんじゃな」 和「………///」 -本屋- まこ「次は本屋か……ここで買うのは?」 咲「はい!私です」 和「本……ですか?須賀君はあまり読書家には見えませんけど」 優希「犬はバカだからなぁ」 咲「読書用の本じゃなくて、麻雀教本を買ってあげようと思って」 咲「最近京ちゃんも頑張って練習してるし」 和「麻雀教本だと……………このコーナーですか」 『振り込まない麻雀の鉄則:著 大沼秋一郎』 『都内のカツ丼名店集vol1:著 藤田靖子』 『牌のお姉さんが教える-ここから覚える麻雀!-:著 瑞原はやり』 『中級者必携 手配の育て方全集:著 三尋木咏』 『年下の男の子を落とす100の方法:著 小鍛治健夜』 和「なんというか……ここに置いていてはいけないものがいくつかあるような……」 まこ「藤田プロのこれはグルメ雑誌かなにかかのぅ」 和「それにものすごく役に立ちそうにない雑誌が………どれとは言いませんけど」 優希「それで咲ちゃん、この中のどれにするんだじぇ?」 和「初心者向けは瑞原プロですが、最近の須賀君向けとなると……」 まこ「京太郎は振り込んでのトビが多いからのう、大沼プロの本がオススメじゃな」 優希「手配の育て方も興味があるな、日本の打点王だじょ」 咲「いえ、実はどの本を買うかはもう決まってるんです」 まこ「ほう、それはそれは」 咲「京ちゃんに麻雀の本を買うならこれしかないと思うんです!」 『ア◯ギ ~闇に降り立った天才~』 まこ「え…」 和「え…」 優希「え…」 咲「これにします!」 優希「と、とにかくこれで後は染谷先輩だけだじぇ」 まこ「あー、実はのぅ」 まこ「わしはもう用意してあるんじゃ、店の馴染みの客がいい商品を持ち込んでくれてのぅ」 和「そうなんですか?」 まこ「たしか京太郎は麻雀牌を持っておらんかったろう」 咲「家で一緒に打つ人が居ないからですね」 まこ「麻雀部員だったら自前の麻雀牌くらい持っておいたほうがいいじゃろう?」 まこ「もう2ヶ月で一年生も先輩になって新入部員が入ってくるしのぅ」 和「なるほど、確かに後輩の男子部員などに教えるときに麻雀牌を持ってると便利ですよね」 優希「机さえあればどこでも出来るじぇ」 まこ「うむ、じゃからあとは今時間稼ぎをしてくれとる先輩にメールを送らんと」 まこ「よし、送信」ピピッ 和「この後はどうするんですか?」 まこ「明日の準備はもうだいたい済んどるしここで解散じゃのう」 優希「よーし、明日は犬をびっくりさせてやるじぇ」 和「それではゆーき、染谷先輩、咲さんまた明日」フリフリ 優希「咲ちゃーんまた明日だじぇ~」フリフリ まこ「寄り道せずにかえりんさい」フリフリ 咲「はい!お疲れ様でした」 咲「………………」 咲「みんな帰ったよね?……アレ取りに行こうっと」 ―清澄高校― 麻雀部部室 PC「ツモ リーチ風牌混一色ドラ1 跳満です」ネトマッ 久「ちょっと見ない間に随分成長したわねー」 京太郎「そりゃまぁ、そろそろ麻雀を始めてから1年になりますしね」 京太郎「それに、IH終わってから部活の皆にこれでもかと鍛えられましたから」 京太郎「今年の春から入ってくる新入生にも教えないといけませんし」 久「点数計算も出来なかった須賀くんが………時間は過ぎるのはほんと早いわね」 京太郎「先輩そんなこと言ってるとふけて」 久「」グリグリ 京太郎「ちょ、先輩痛いです!頭グリグリするのヤメテ!」 ピピッ 久「っと、私の携帯だわ」チラッ 京太郎「あー、もういい時間ですし切り上げますか?」 久「そうね…ん。そうしましょうか、私の用事も終わったし」 京太郎「誰か待っていたんですか?」 久「そういうわけじゃないんだけどね…。じゃ、須賀くん今日はお疲れ様」 京太郎「いえ、久先輩こそご指導ありがとうございました」ペコリ 久「部屋の鍵は私が返しておくから」 京太郎「はい、お疲れ様です」 久「須賀くん、ちょっと待って」 京太郎「………どうしたんですか?」 久「…………ううん。なんでもないわ」 久「頑張ってね」 京太郎「…?はい、お先に失礼します」ガチャ 久「みんな青春してるわねぇ…」 久「今日は美穂子のところにでも転がり込もうかしら?」 ―清澄高校の帰り道にある商店街― 咲(お店に受け取りに行ったし、もう明日の準備は万端かな……) 咲(京ちゃん喜んでくれるといいなぁ) 咲(去年はあんまりプレゼントを渡せるような関係じゃなかったし…) 咲(もしかしたらプレゼント渡した後あんなことやこんなことも……) 咲(京太郎「咲、誕生日プレゼントありがとうな。俺からの返事はこれだ!」ゼンラッ とか) 咲「……………えへへ///」フラフラ 京太郎「………あの道の真ん中でフラフラ歩いてんの咲だよな…」 京太郎「……………」 京太郎「いや、スルーは無いな。声かけとくか」 咲(もしかしたら明日でいくとこまでいっちゃうかも!) 咲(あ……結婚式とかどうすればよかったんだっけ?) 咲(こないだ読んだゼ◯シィに書いてあったような……) 京太郎「おい!大丈夫かお姫様?」 咲「ひょわぁ!!」 京太郎「おわっ、咲暴れるなって。俺だ、俺!」 咲「きょ…京ちゃん!どどどどうしてここに?」 京太郎「いや、俺としてはお前がここにいることのほうが…」 咲「わ、私はみんなと本屋に行って、それで……」 京太郎「……ああ、新しい本を買ってたのか」 咲「は、はわっ。そ、そうだよ!新しい文庫が出てたから…」 京太郎「はは、相変わらず咲は文学少女だなぁ」ナデナデ 咲「ちょ、京ちゃん///道の真ん中だと恥ずかしいよ………」 京太郎「悪い悪い、ちょうどいい位置に頭があったもんだからさ」 京太郎「もうあたりも暗いし家まで送ってくよ」 咲「あ、ありがとう。京ちゃん///」 咲「ねぇ京ちゃん」 京太郎「どした?」 咲「明日、部活あるの覚えてる?」 京太郎「お前は俺をなんだと思ってるんだよ…土曜で学校は休みだけど午後から部活だろ」 咲「うん、午後3時からだからね!時間を守ってね!」 京太郎「にしても随分中途半端な時間だな…昼からじゃダメなのか?」 咲「う、うん。みんなが揃うのが午後3時らしいから。それに合わせて来て」 京太郎「よし、分かった……話してたら、もう咲の家か」 咲「京ちゃん送ってくれてありがとう、また明日学校でね」フリフリ 京太郎「おう!また明日な!」 ガチャ 京太郎「…………」 京太郎「さて、帰りますかね……」 ―須賀家― 京太郎「母さん、明日部活で学校行くから昼過ぎたくらいに家出るからよろしく」 京太郎母「あら?そうなの。…あ、明日は夕飯までには帰って来なさい。それまでは好きにしていいから」 京太郎「…?ああ、そのつもりだけど」 京太郎母「ちゃんと分かってるのかしら……」 京太郎「分かってるって、夕飯には間に合うようにするから」 京太郎母「それなら良し!」 京太郎「ったく、じゃあ俺もう寝るから」 京太郎母「はーい、おやすみ~」 カピー「キュー」 京太郎「カピーもおやすみ、また明日な」 カピー「キュー」スリスリ ―翌日の午後3時前―清澄高校麻雀部部室前― 京太郎「さて、時間は……約束通りちょうど3時前だな」 京太郎「しっかし、旧校舎にも通い慣れたなぁ」 京太郎「相変わらず『麻雀部』の札はそのまんまだし」 京太郎「なんだかんだ1年間近く頑張ってきたんだ……」 京太郎「俺も少しはあいつらに近づけたかな」 京太郎「…………」 京太郎「よしっ、今日も気合入れて行くか!」 京太郎「おはようございまーす」ガチャ 咲「京ちゃん!!!!」 京太郎「!?」 咲染優和「誕生日おめでとう!!」 京太郎「え…………あっ!」 優希「きょうたろーう!!」ダキッ 京太郎「うわっ、おい優希!急に飛びついてくるなって。倒れる倒れる!」 優希「私からの誕生日プレゼントを受けとれーい!」 京太郎「これは…おっちゃんの店のタコス無料券!あの店こんなことしてたのか!?」 優希「おじちゃんが作ってくれたんだじぇ、特別仕様だじょ」 京太郎「あそこのタコスはウマイからな、ありがとう優希」 京太郎「でも流石に退いてくれ、そろそろ重い……」 優希「おもっ……!このバカ犬!」バシバシ 京太郎「いてぇ、いや本気で痛いから止せ!」 和「それでは次は私から、どうぞ須賀君」スッ 京太郎「これは、今開けてもいいか?」 和「ええ、むしろここで開けてもらわないと困ります…ふふっ」 ガサガサッ 京太郎「これは、ボールペンか!高そうだな…」 和「ごめんなさい、須賀君の好みがよくわからなかったので実用的なものを、と」 京太郎「いや、嬉しいよ。大切に使う」 まこ「わしからはこれじゃ」 京太郎「これは麻雀牌と、マットですね…牌が黒い!かっこいいですねこれ!」 まこ「そうじゃろう、そうじゃろう。そう喜ばれると買うてきた甲斐があったわ」 京太郎「なんというか厨二心をくすぐられます、ありがとうございます染谷先輩」 まこ「これを使って来年度からの新入生の指導も頑張ってくれるかの」 京太郎「男なら黒!ってことですか?頑張ります!」 咲「京ちゃん!私からはこの本だよ!」 『ア◯ギ ~闇に降り立った天才~』 京太郎「ア◯ギさんの本じゃねーか!あの人本も出してたんだな」 咲「この前の秋の大会で京ちゃんあの人とすごく仲良くなってたから」 京太郎「さすが幼馴染、よく見てるな」 京太郎「ありがとう咲、うれしいよ」ナデナデ 咲「えへへ……///」 優希「むー………」 まこ「はいはい、全員プレゼントも渡し終わったしケーキを切り分けるかのぅ」 京太郎「ケーキもあるんですか!?なんというか申し訳ないです」 和「このケーキは元部長からのプレゼントだそうですよ」 京太郎「久先輩が俺に…あとでありがとうって連絡しとこう」 優希「ケーキ食べたら麻雀を打つじぇ!今日の総合最下位は部室に残って片づけな!」 京太郎「おう!乗ってやるよ。今日の俺はひと味違うぜ!!」 優希「ツモ!!おやっぱね!」 京太郎「ぐわぁぁぁぁぁ!」 和「須賀君、その牌です!平和タンヤオドラ1は5200」 京太郎「ぬわぁああ」 咲「カン!カン!カン!……ツモ!嶺上開花三槓子、親だから4000オール!」 京太郎「ファ!?」 咲「一本場だよ、京ちゃん」ニッコリ 咲「カン!カン!……ツモ!嶺上開花対々和タンヤオ、6000オールから6100!」ゴッ 京太郎「」マッシロ 咲「麻雀って楽しいよね!京ちゃん!」 京太郎「」ポロッ 和「ロンです、タンヤオドラ1は2600の3200」 優希「ゴミ手和了ったじぇ、1000、500」 京太郎「」 … ……… …………… 和「それで結局最下位ですか……」 まこ「飛ばなくなっただけでも成長かのぅ…」 京太郎「」プスプス 咲「京ちゃん大丈夫?」 京太郎「」ムクリ 京太郎「くっそー、今日は負けたけど今度は負けねぇ」 京太郎「週明けの部活は覚悟しとけよ!タコス娘!!」 優希「また返り討ちにしてやるじぇ!じゃあまた今度な~バカ犬!」バタン 和「ゆーき待ちなさい!須賀君今日は片付けおねがいしますね」ペコリ 京太郎「おう、負けは負けだしな。そんじゃまた週明けに」 まこ「まったく慌ただしいのう、京太郎あとは頼んだ」 京太郎「おまかせあれ!!」 ガチャ 咲「京ちゃんほんとに一人で大丈夫?」 京太郎「大丈夫だって、去年の雑用生活で体力とかは十分にあるしな」 京太郎「だから先に帰ってくれても大丈夫だぞ?」 咲「………ううん、ここで待ってる」 京太郎「そっか、分かった」サッサッ 咲「ねぇ京ちゃん」 咲「掃除が終わったら大切な話、いい?」 京太郎「それで…話ってなんなんだ?」 咲「その前に私からもう一つの誕生日プレゼントをあげるね」 京太郎「これは…箱か?」 咲「うん、開けてみて」パカッ 京太郎「何が入ってるんだ?……指輪?」 咲「京ちゃんの誕生石のアメジストの指輪、どうかな?」 京太郎「そりゃ嬉しいけど、これは……」 咲「私がさ、京ちゃんに誘われて麻雀部に来てからもうすぐ1年」 咲「辛いことや大変なこともあったけど、和ちゃんとか部活の友達も出来たし。全国の決勝でもお姉ちゃんと話せて」 咲「私、本当に嬉しかったんだ」 咲「京ちゃんがずっと支えてくれたおかげだよ」 京太郎「俺は大したことはしてないって」 京太郎「咲がそこまで頑張れたのは、咲の努力と麻雀の神様が咲を見守ってたからだ」 咲「ううん、それだけじゃないよ」 咲「私の中で家族に並んで大切なものがあったから、ずっと心のなかで一緒だった人がいたから」 咲「だから、私は京ちゃんが………」 京太郎「待った!」 咲「す……ふぇ!?」 京太郎「そっから先を言う前に俺も伝えたいことがあるんだ」 京太郎「…………いいか?」 咲「…………うん」 京太郎「最初お前を誘ったときは俺はただのカモだと思って部室まで連れてきたんだ」 京太郎「その時の俺は咲の家族の問題とか、麻雀に対する思いなんて何も考えちゃいなかった」 京太郎「俺はおもちが好きだったからさ、和に近づくために咲を利用したと言っても過言じゃないと思う」 咲「うん、知ってるよ。だって京ちゃん分かりやすかったから…」 京太郎「でもさ、地区大会で優勝して。全国大会でも強豪校と鎬を削りながら戦ってる咲の姿を見て」 京太郎「あらためて思ったんだ」 京太郎「咲、俺は麻雀部に入る前の教室で小説を読んでた文学少女な咲が好きだ」 京太郎「俺が強引にレディースランチに誘った時のムッとした顔の咲も好きだ」 京太郎「そしてなにより、楽しそうに麻雀を打ってる咲が大好きだ!」 京太郎「だから俺と付き合ってくれ、咲!」 咲「はい………よろこんで!」 京太郎「そうだ、この指輪は咲がつけてくれないか」 咲「えっ!でもこの指輪は京ちゃんにあげたものだよ」 京太郎「俺のものなんだから好きにしてもいいだろ。ほら左手出して」 咲「この指輪は私が京ちゃんに着けてあげたかったのに」ボソッ 京太郎「それではお姫様、お手を拝借」 咲「わっ、強引だよ!京ちゃん」 京太郎「薬指は未来のために取っておくとして、中指かな?」 咲「でも、この指輪京ちゃん用につくったものだからブカブカだよ」 京太郎「いいんだよ、明日一緒にお店に行って咲用に打ち直してもらうから」 咲「もう、京ちゃんはほんとに強引なんだから」 京太郎「そういうとこも含めて好きなってくれたんだろ… 目を閉じてくれるか?」 咲「ん………///」 京太郎「ふっ……ん…」 咲「ぷはっ、……京ちゃん///」 京太郎「はは、顔真っ赤だな咲。そうだ今日は俺の家に飯食いに来てくれよ」 京太郎「母さんや父さんに報告させてくれ、自慢の嫁さんをやっと連れてきたよって」 咲「嫁さん///……まだ嫁さん違います!」 咲「恋人です!!」 カン!
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/10009.html
619 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/11/24(月) 14 12 28.05 ID HDZXBT3u0 なんとなく困報告。 両手装備の刀(フレーバーを考慮すると多分野太刀とかそういう部類)を持った娘っこを作った。 剣を振った際の衝撃波を飛ばすことで射程のある攻撃が出来るスキルとか、フレーバー的に見ると多分居合とか抜刀術とかそのへんのスキルを持ってるキャラだったんだが。 なんか「自称・武術に詳しい」さんが唐突に湧いて出て「野太刀で抜刀術とかありえない」「衝撃波を飛ばすとか武術的にあり得ない」「そもそも女の子が野太刀振り回せるわけない」などのリアルリアリティさんだった。 んな事言われたってデータ的に出来るし、気やら魔法やらが存在する世界観で「現実の武術」を持ち出されても困るんだけど、ひたすらdisられ続けるマイキャラ。 そろそろ人格否定になり始めてうんざりしてきた頃合いに横から自分と親しい人が出てきて「某武術流派には野太刀の抜刀術あるぞ」と口突っ込んできた。 「は?」って言って止まる困。その後、「君の言っている武術についての知識は大体あってるのが2割程度だ」と言う前置きと共に次々と否定される困の発言。 最初は「あり得ない」とか「武術に詳しいふりしてるだけで俺が正しい」的な事を言ってたがじょじょに困の証言にぶれが生じ始めて、結果的に困はムギャオーして退出していった。 その後親しい人に「遅れてすまない」と謝られたが、悪いのはその人じゃなくて困なので逆にお礼言っておいた。今は平和です、と言うお話。 620 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/11/24(月) 14 21 32.03 ID 8wyvGbx90 [1/2] 半端者ほど付け焼き刃の知識を振りかざす みんな知ってるね 621 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/11/24(月) 14 21 38.64 ID WAN5OGsk0 [2/3] 乙。良かったなぁ そういうリアルリアリティを持ち出す輩の大抵は無知といういい例だね 622 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/11/24(月) 14 24 59.49 ID 4987AQvL0 [2/3] 619 報告乙 リアルリアリティ困を撃退した親しい人GJないい話だ 反撃が遅れたのは困が小連鎖でチマチマ攻めてきている間に 大連鎖組んで一気に ばよえ~ん したみたいだなと思ったぜ 623 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/11/24(月) 14 31 16.58 ID s4krqQ9m0 619 報告乙 そう言えば前に何となく調べた時に、そんな感じのをwikiで見かけたっけなあ>野太刀の抜刀術がある流派 別段剣術とかに詳しいわけじゃない俺でも(偶然とは言え)知れる程度の情報も知らんかったのか、その困は スレ402
https://w.atwiki.jp/ani3sisya/pages/764.html
406 :名無しさんなんだじぇ:2010/08/21(土) 08 45 05 ID Mr1OEY9U 律「はぁ…いいなぁみんな楽しそうでさ」 アーニャ「今は安静にしておくのが一番」 律「そうだな。どっかの誰かさんが強力な麻酔打ってくれたおかげで体が麻痺しちゃってるもんな」 アーニャ「……なんのことかわからない」 律「よく言うよ…」 キャスター「まぁまぁ、そうふて腐れないで律ちゃん。私退院したけど側にいてあげるから」 律「それは嬉しいんですけど…」 キャスター「どうしたの?」 律「せっかくの誕生日なのに病院で寝たきりなんて…。ま、もう死んでるからあまり関係ないですけどね…」 キャスター「まぁ!律ちゃん今日誕生日なの!?」 律「はぁ、実は」 キャスター「そうだったの…。それは可哀相ね。じゃあ、プレゼントをあげるわ!」 律「へ?」 キャスター「とびっきりの愛を受けとってね、律ちゃん!」ガバッ 律「ちょっ安静にって言われ…か、体が痺れて逃げられな……アッー!!!」 407 :名無しさんなんだじぇ:2010/08/21(土) 09 32 08 ID jLqj2ea2 唯「りっちゃーん、おったんじょうび…うえぇぇ?!」 あずにゃん「唯先輩どうしたんで…うわあ・・・」 プリシラ「うわー、思わず引いちゃうくらい激しいね」 唯「あ、あずにゃん!すごいよ!拳骨があんなに…肘まで…!」 あずにゃん「人体って不思議ですねぇ…」 プリシラ「でもりっちゃん、とても幸せそう…お嫁さんになるってあんな感じなのかな…」 かじゅ「私もモモとあんな風に…ハッ?!わたしは…何を…!?」 キャスター「りっちゃ~ん♪今わたしの指はなんの形になってるか分かる?」 律「ふうぁ…!パ、パーですか?!」 キャスター「ざんねーん、ウサギちゃんでした!ぴょんぴょんぴょん♪」 律「あふぅ…!ふあ!」 ムギ「これがキャスターさんのバースディスペシャル…!凄まじいわ…」 アーニャ「エンジョイ&エキサイティング…」 ムギ「でもそろそろ止めたほうがいいかしら?キャスターさんも暴走しつつあるみたいだし」 【誕生日って怖いね】
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/1361.html
「お? ゆっくりがいる」 自動販売機の脇の暗がりで固まっているゆっくり一家――親まりさに親れいむ、子まりさ――を横目に、男はボタンを押した。 「ゆう、ゆう」という小さな寝息をたてて、一家は眠っていた。 「うちのが欲しがってんだよなあ。どこがかわいいんだか、こんな饅頭」 落ちてきた缶コーヒーを手に取る。男のかじかんだ手に、缶の温もりが染み渡った。 「これ、土産に持っていってやるかな。喜ぶぞ~。『お父さんありがとう!』なんつってさ! ははは」 夜の路地に、楽しげな男の声が響く。 缶コーヒーを両手で転がしながら、男は一家に顔を近づけて、まじまじと眺めた。 「このちっちゃいのなら、まだかわいく見えるかな……」 男は、自分の拳ほどの大きさの子まりさを、指で摘んで持ち上げた。 「むにゃむにゃ、おしょらを……」 子まりさは寝言を言ったが、それでも目覚める気配はない。口の端から砂糖水のよだれをたらし、熟睡しているようだ。 「おうおう、よく寝てるわ」 男はそう言って、子まりさを手に、その場を立ち去った。 男は体を震わせた、 「ん、ちょっと小便……」 この辺りにはトイレもないので、ちょうど通りかかった空き地で済ませてしまうことにした――男は酔っていた。 目の前には、男よりも頭ひとつ分くらい高いブロック塀がある。 その上に飲みかけの缶コーヒーと、いまだ眠ったままの子まりさを置く。 そしてズボンのベルトをはずし―― 「……ふう、すっきり」 ことを終えた男は缶コーヒーを手に取り、一口飲む。 そして時計を見て、 「やべ、終電行っちゃうじゃねーか!」 駅に向かって、慌てて走り出した。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「きょわいんだじぇええええ!!」 塀の上から両親を見下ろし、子まりさはパニックになっていた。 自分はおうちで両親に寄り添って眠っていたはずだ。 それがなぜ、目が覚めたら自分ただ一匹で、なおかつ目も眩むような高い塀の上にいるのだろう。 ちょっと踏み出せば地面までまっ逆さま。 こんな場所で眠っていたなんて。もし寝ぼけて下に落ちていたらと思うとゾッとする。 何がどうなってこんな状況になったのか、子まりさにはまったく見当がつかなかった。 「まりしゃをたしゅけちぇにぇええええええ!! たしゅけりゅんだじぇえええええ!!」 子まりさは、眼下の両親――まりさとれいむに、泣きながら助けを求め続けた。 「おちびちゃん! ゆっくり! ゆっくりするのぜ!!」 塀の下から子まりさを見上げるまりさも、パニックになっていた。 自分たちと一緒に寝ていた子まりさが朝起きると見当たらない。 慌てて探すと、なぜか高い塀の上で泣き喚いているではないか。 とてもじゃないが、子まりさに――そして自分にも――登れる高さではない。 登れないというのは、降りられないということでもある。 「すぐにたすけてあげるからねええええ!!」 つがいのれいむは子まりさに言うが、少なくともまりさには、どうしたらいいかわからない。 「かべさん! いじわるしないでおちびちゃんをおろしてあげるんだぜ! ゆっくりやさしくたのむのぜ!」 まりさが訴えてみても、もちろん事態は好転しなかった。 「ゆっくり優しく」以前の問題で、まったく反応無し。塀はうんともすんとも言わない。 「かべさんはいじわるなのぜ!」 「かべさんはいじわるだね!」 そういうことになった。 「はやくまりしゃをたしゅけちぇえええええ!! ゆっくちしちゃだめなのじぇえええええ!!」 子まりさのおそろしーしーが、足もとのブロックの色を変えた。 上空に黒い影が見えた。 「ゆっ!? あれはからすさんなのぜ!!」 まりさは叫び、そして思い出していた。 おちびちゃんの前のおちびちゃん――塀の上の子まりさの前の子どもは、カラスに襲われ、永遠にゆっくりさせられた。 ゴミ捨て場で食料を漁っていた時に急襲されたのだ。 それ以来、まりさとれいむはカラスを避けて生きてきたし、生ゴミの日にゴミ捨て場に近づくことをしなくなった。 カラスは仇であり天敵なのだ。 その恐ろしいカラスが、子まりさのいるブロック塀の上に降り立った。 目的はわかりきっている――前のおちびちゃんの時と同じだ。 「こにゃいでにぇ! こにゃいでにぇ! ままままりしゃはおきょるとこわいのじぇ? ぷ、ぷきゅううううう!!」 子まりさが『ぷくー』をするが、どうにも様になっていない。当然、カラスには何の効果もなかった。 「おちびちゃん! ゆっくりしないでにげるんだぜええええええ!!」 「おちびちゃんにげてねええええええ!!」 塀の下の二匹にそう叫ばれ、困ったのは子まりさだ。 「どきょににげればいいんだじぇええええ!?」 子まりさに逃げ場などない。 しいて言うなら飛び下りるくらいだが――それはカラスに食われるか、墜落するか、原因が変わるだけで、結果はどちらも変わらない。 それに思い当たったまりさが、今度はカラスに呼びかける。 「からすさん! ゆっくりこっちをみるんだぜ! ぷくーなんだぜ! ぷくうううううう!!」 『ぷくー』だ。まりさは頬に空気を溜め、威嚇態勢に入った。 「ぷくううううう!! はやくこっちをみるんだぜ!! そしてしっぽをまいてにげるのぜ!! ぷくううううう!!」 「からすさん! まりさのぷくーをみてね! すごいよ! こわいんだよ! こわいからはやくみてあげてね!」 カラスは二匹を無視して子まりさに近づき、その小さい体に鋭い爪をあてた。 そしてその尖った嘴が子まりさに―― 「たしゅけちぇえええええ!! いぢゃいよおおおおおお!! まりしゃをはなしちぇにぇえええええ!!」 「おちびちゃあああああん! れいむもぷくーするよ! からすさんは、れいむとまりさのだぶるぷくーでこわがってね! ぷくううううう!!」 頬を大きく膨らますれいむとは逆に、まりさは頬から空気を抜いた。 「ぷくうううう!! ……ゆっ? まりさああああ!! どうしてぷくーをやめちゃうのおおおお!?」 れいむの問いかけに、まりさは、 「……こうなったらいちかばちかなのぜ!!」 強い口調で言った。 まりさは自分の帽子の中から小さな木の実を取り出し、素早く口に含む。 そして今にも子まりさを食べようとするカラスに狙いを定め、 「くらいやがれなのぜ!!」 叫ぶと同時に、木の実を「ぷっ!」と吹いた。 木の実は勢いよく――とはお世辞にも言えない速度で放物線を描き、それでもカラスの目に命中した。 カラスはビクッと体を震わせ、子まりさを押さえていた爪を離す。そしてそのままどこかへ飛び去ってしまった。 「お、おとうしゃん、しゅごいにょじぇ……」 そうつぶやき、子まりさは放心した。しーしーがちょろちょろと流れる。 爪があたっていた所が少し傷になっているくらいで、いたって無事だ。 それを見たまりさは体の力を抜き、大きく息を吐いた。 「ゆふう……。ききいっぱつだったのぜ!」 「すごいよまりさ!! いまの、とってもゆっくりしたわざだったよ!!」 そんなまりさを、れいむは尊敬を込めた目で見つめる。 まりさはれいむにニヤリと笑いかけ、 「ゆっへっへ。きのみさんをつかった、みようみまねのどすすぱーくなのぜ! まだみかんせいだったけどうまくいってよかったのぜ!」 得意げに言った。 「でも、おめめにあたったのはできすぎなのぜ! うんがよかったのぜ!」 そして照れたように笑う。 「ゆゆ~ん。さすがはれいむのまりさだよお~」 「ゆふっ。あさっぱらからやめるのぜれいむう~」 体をくねらせ、こすりあわせる二匹を見て、 「まりしゃをたしゅけりゅんだじぇええええ!!」 ちょっと拗ねたように、子まりさが叫んだ。 塀の上に黒い影が見えた。 「ゆっ!? あれはねこさんなのぜ!!」 まりさは叫び、そして思い出していた。 おちびちゃんの前の、そのまた前のおちびちゃん――塀の上の子まりさの前の、そのまた前の子どもは、猫に襲われ、永遠にゆっくりさせられた。 花壇で食料を漁っていた時に急襲されたのだ。 それ以来、まりさとれいむは猫を避けて生きてきたし、花壇で花を食べることをしなくなった。 猫は仇であり天敵なのだ。 その恐ろしい猫が、ブロック塀の端から子まりさに迫る。 目的はわかりきっている――前の、そのまた前のおちびちゃんの時と同じだ。 「こにゃいでにぇ! こにゃいでにぇ! ままままりしゃはおきょるとこわいのじぇ? ぷ、ぷきゅううううう!!」 子まりさが『ぷくー』をするが、やはり様になっていない。当然、猫にも効果がなかった。 「おちびちゃああああん!! まりさ、さっきのわざだよ! ねこさんをゆっくりやっつけてね!」 「ゆう……」 「なにをぐずぐずしているの? ばかなの? しぬの?」 「もう、きのみさんがないのぜ……」 「ゆううっ!?」 まりさは木の実を先ほどの一つしか持っていなかった。 木の実が無ければ、あの技は使えない。 「どぼじでちゃんとよういしておかないのおおおお!?」 「ゆっくりごめんなさいなのぜ!! ふそくのじたいなのぜ!!」 二匹が揉めている間にも、猫は子まりさに迫る。 「ゆんやあああああああ!! きょわいんだじぇええええええ!!」 「お、おちびちゃん! こうなったらぷくーするのぜ! ぷくううううううう!!」 「れいむもぷくーするよ! ねこさんはせいぜいこわがってね! ぷくううううう!!」 猫は二匹を無視して体を屈め、尻をフリフリと揺すった。 「ゆっ!?」 まりさは恐怖した。猫のその動きに見覚えがあったからだ。 あの動きのあとに、猫は、前の前のおちびちゃんに飛びかかったのだ。 まりさが恐怖したその一瞬に、れいむはすでに行動していた。 「やめでねえええええ!! ねござん!! やめでねえええええ!!」 れいむは叫びながら、ブロック塀に体当たりする。 「おぢびぢゃんをいじめないでねええええ!! ゆっぐりじでいっでねえええええ!!」 二度三度と繰り返されるれいむの体当たり。そんなもので塀やその上の猫がどうにかなるわけもなく、まったくの無駄だったが、その叫び声には効果があった。 切羽詰まったれいむの声に反応し、子まりさに飛びかかるタイミングを誤った猫が、バランスを崩してブロック塀の反対側に落下したのだ。 「ねござん! ゆっぐり! ゆっぐり!」 それに気づかないれいむは、いまだ壁に体当たりしている。 まりさは息を止めてしばらく待ったが、猫がもう一度塀の上に現れることはなかった。 「おとうしゃん、おかあしゃん! ねこしゃんがにげちぇいっちゃのじぇ!!」 子まりさが笑顔で言った。 どうやらどこかへ行ってくれたようだ。 「……こんどこしょだめきゃとおもったのじぇええ……」 塀の上でだらりと体を伸ばす子まりさ。相変わらずしーしーが漏れている。 その様子に安心したまりさは、体当たりを続けるれいむに声をかけた。 「れいむ! もういいのぜ! もうおちびちゃんはたすかったのぜ!」 「ゆ、ゆう……。もうだいじょうぶなの?」 れいむの体のあちこちに、黒い染みが浮かんでいた――痣だ。 無理もない。固いブロック塀に何度も体をぶつけたのだ。 「れいむのおかげなのぜ! すごいのぜ! れいむのつよさにはまりさもかたなしなのぜ!」 「うんがよかったんだよ……」 「おかあしゃん! かっこよかったのじぇ!」 塀の上から、興奮を隠しきれない声で子まりさが叫んだ。 「そのとおりなのぜ、れいむ! さあ、めいよのふしょうをまりさがぺーろぺーろしてあげるのぜ!」 まりさはそう言って、れいむの体を舐め始めた。 「ゆゆ~ん。くすぐったいよ、まりさあ~」 「ゆっへっへ~。ひょっとしてへんなきぶんになってきたのかぜ~?」 「ゆふん。あさからへんなこといわないでね!」 そう言いながら、れいむはまりさにちゅっちゅした。 そんな二匹を見て、 「ゆっ? おとうしゃんとおかあしゃん、にゃにをしちぇいるんだじぇ?」 不思議そうに、子まりさが言った。 カラスと猫を追い払いはしたが、それで子まりさが塀から降りられるわけではない。 「まりしゃ、はやくおりちゃいのじぇええ……」 子まりさはベソをかいていた。 「ゆーん。どうすればいいのぜ……」 「どうしよう……」 まりさとれいむはゆんゆん唸るが、良い案は浮かばない。 「まりさのじゃんぷりょくでも、さすがにこのたかさはむりなのぜ!」 「ゆう。とりさんやうーぱっくみたいに、れいむたちにもはねがはえていればよかったのにね!」 うーぱっく――れいむのその言葉に、まりさは閃いた。 「そうなのぜ! うーぱっくならおそらをとべるのぜ!」 「ゆっ? それはあたりまえだよ!」 「もしかしたらいけるかもしれないのぜ!」 「どういうこと? れいむにゆっくりせつめいしてね!」 まりさは眉毛をキリッとさせて、早口でまくしたてる。 「まりさのともだちのまりさは、うんそうやさんをしているのぜ!」 まりさの友人のまりさは、ゆっくり相手に運送屋を営んでいる。その運送屋まりさのパートナー兼荷物運搬係こそ――誰あろう、うーぱっくなのだ。 「まりさとうーぱっくなら、きっとちからをかしてくれるのぜ!」 その言葉に、れいむの顔が輝く。 「ゆっくりりかいしたよ!」 「すぐにたのみにいってみるのぜ! おちびちゃん、もうすこしがまんするのぜ!」 「ゆっくりいそいでいってきてね! おねがいだよ、まりさ!」 「おとうしゃん! ゆっくりいっちぇらっしゃい! まりしゃ、もうすこしがみゃんしゅりゅのじぇ!」 れいむと子まりさの声を受けて、 「ゆっくりいってくるのぜ!」 まりさは運送屋まりさの元に向かった。 運送屋まりさは快諾してくれた。 うーぱっくはあいにくと仕事中で不在だったが、戻り次第、すぐに駆けつけてくれるそうだ。 運送屋まりさに礼を言って、まりさは家族の元にとって返した。 「ゆっ、ゆっ、ゆっ! おちびちゃん、れいむ、もうあんしんなのぜ!」 そう、もう安心なのだ。 まりさはとてもゆっくりとした――晴れやかな気分で歩を進めた。 「まりさがいまかえるのぜ!」 まりさは、この短い時間に起こったことを思い返していた。 自分はカラスから、れいむは猫から、普段なら敵わない相手から立て続けに子まりさを守った。 どちらも単に運が良かっただけということは、まりさにもわかっている。 しかしその「運が良かった」が二度続いたのだ。 いや、二度ではない。三度だ。 運良く、身近にうーぱっくがいてくれたではないか。 当事者の自分にも信じられない運の良さだ。これはなんと素晴らしいことか。 今のような、この素晴らしい状況を表す言葉を、まりさは知っていた。 それは「奇跡」だ。 「ゆっ、ゆっ、ゆっ!」 奇跡。 その言葉を思い浮かべた途端、まりさの足取りはより軽くなった。 まりさとれいむは奇跡を起こし、カラスと猫を撃退したのだ。 ならば、自分たちの子どもである子まりさはどうか? 今日この日なら、きっと何かしらの奇跡を起こしてくれるのではないか――いや、起こすのだ。 子まりさが起こす奇跡とは――そんなものは決まっている。あの絶望的なまでに高いブロック塀から、うーぱっくに乗って無事生還してくれるのだ。 そして三匹仲良く、いつまでもゆっくりとしたゆん生を送るのだ。 「ゆっくりとうちゃくなのぜ!」 やがて、子まりさとれいむの姿が見えた。 「ゆっくりのひ~、まったりのひ~」 「ゆっくち! ゆっくち!」 れいむの歌に合わせて、子まりさがリズムを取っている。 ああ、なんとゆっくりした光景なのだろうか。 まりさのは思わず微笑む。 「れいむ、おちびちゃん! ゆっくりただいまなのぜ!」 二匹に向けて、まりさは元気に挨拶した。 「ゆっくりおかえりなさい!」 「おきゃえりなしゃいにゃのじぇ!」 まりさの笑顔を見て、二匹は心の底から安心したようだ。 そう、もう安心なのだ。 これから何があろうとも、自分たちはずっとゆっくり生きていける。 まりさには、自分たちに降りかかった今日のこの災難すら、とても素晴らしいことに思えた。 今となってはよくわかる。 苦しさも悲しさも、すべては奇跡の一環だったのだから。 その時、風が吹いた。 「まりしゃのしゅてきなおぼうししゃん!」 風に飛ばされた帽子を追って、子まりさは足もとのブロックを蹴った。 一瞬の浮遊感。 「ゆわーい! まりしゃ、おしょらをとんでるみちゃい!」 子まりさの視線の端に、笑顔を凍り付かせた両親の姿が映った。 その身ひとつで空を翔ける――最初で最後のそんな奇跡を体験した子まりさは、直後地面に落下し、体を四散させて死んだ。 (了) 以前書いたもの…… ふたば系ゆっくりいじめ 525 犬 ふたば系ゆっくりいじめ 532 川原の一家 ふたば系ゆっくりいじめ 554 ゴキブリ(前編) ふたば系ゆっくりいじめ 555 ゴキブリ(後編) ふたば系ゆっくりいじめ 569 ねとられいむ ふたば系ゆっくりいじめ 622 格子越しの情景 挿絵:儚いあき 挿絵:ゆんあき
https://w.atwiki.jp/ani3sisya/pages/722.html
340 :名無しさんなんだじぇ:2010/07/20(火) 23 49 41 ID iRwpZrn. ゴゴゴ・・・ 刹那「くっ、何がおきたか分からんがここはもう持たない!一時休戦といこう!」 ムギ「仕方有りませんがそのようですね・・・」 刹那「こっちだ!非常階段がある!」 ムギ「キャッ!!」ドサッ 刹那「オーナー!」 ムギ「大丈夫、つまずいただけです!」 グラァッ 刹那「危ない!柱が倒れる!」 ムギ「・・・えっ?きゃぁぁぁ!」 刹那(くっ、間に合えぇぇぇぇ!!!)ダッ ズゥゥゥゥン・・・ 刹那(・・・うっ・・) ホンダム(気が付いたか、相棒) 刹那(ホンダム!?) ホンダム(どうやら無事のようだな、間に合ってよかった。) ギシ・・・ 刹那(!!落ちてくる瓦礫から守ってくてたのか、礼を言うホンダム。・・・そうだ!オーナーは!?) ホンダム(案ずるな、お前同様気を失ってはいるが大事無い。) 刹那(・・・そうか、良かった・・・) ホンダム(安心しているところ悪いが相棒、いつまでもゆっくりとはしてられん。一応崩落が止んだとはいえ、いつまで持つか分からんからな・・・) 刹那(そうだ、早いとこ脱出しないと!) ホンダム(しかし、おーなー殿は気絶しておるうえ、某が動くと一気に崩れかねん。) 刹那(となると・・・) ホンダム(うむ、まず貴殿には救助を呼んできてもらいたい。) 刹那(分かった、直ぐに助けを連れて戻ってくる。その間オーナーの事を頼む…) ホンダム(応!) ホンダム(…無事外に出られた様だな…グッ…少し無茶が過ぎたか…頼むぞ、相棒…) 341 :名無しさんなんだじぇ:2010/07/21(水) 00 13 21 ID MGMeVOTo ゴゴゴ…… 唯「あずにゃん、この音なんだろ?」 あずにゃん「見てください、廃ビルが!」 唯「崩れてる……ムギちゃん!」 あずにゃん「急ぎましょう!」 刹那「そこにいるのは平沢と中野か?」 唯「刹那くん!」 あずにゃん「紬先輩はどうしたんですか!?一緒にいたんじゃ!?」 刹那「俺はホンダムの助けでなんとか脱出できたんだが、オーナーはまだ……」 唯「わかったよ!」 あずにゃん「行きましょう、唯先輩!」 刹那「お、おいお前たちだけでは……」 【唯、あずにゃん ムギの救援へ】 342 :名無しさんなんだじぇ:2010/07/21(水) 00 17 01 ID 9i7QhzO. ヴァン『危ねぇな、今なんか踏み抜いたぞ。……しばらく乗ってなかったからな。もう少し慣らすか』 【ヴァン、ヨロイで散歩中】 343 :名無しさんなんだじぇ:2010/07/21(水) 01 15 50 ID 9i7QhzO. レイ「……というわけで貴様はここでビルを支えていろ」 ヴァン『あぁ?ふざけんな、なんで俺がそんなk』 唯「ありがとうヴァンさん!さぁ行くよあずにゃん!」 梓「わかってます!ヴァンさん、ありがとうございます!」 刹那「感謝する」 ヴァン『えーと…その…』 レイ「支えていろ」 ヴァン『……はい』
https://w.atwiki.jp/god14/pages/1584.html
発言者:マグサリオン 対象者:必要性がない人 黒白のアヴェスターの最終章におけるマグサリオンの台詞。 寂しかった――そうかもしれない。でも俺が、他と違うからってだけじゃ説明がつかないぞ。クワルナフたちだって異物は異物だ 俺とあいつらのどこが違う。なぜ俺だけが、こんなに誰からも遠いんだッ それは簡単な話だろう 兄者は存在に必要性がないんだよ さっき真我(アレ)が言ってただろう。あんたはイレギュラーだ。本来、ここに出てくる予定なんかなかったのさ 要は別にいなくてもいい だからあんたは俺を作った 存在証明を外に求める軟弱者、とは言わんよ兄者。あんたはそうするしかなかったんだろうし、俺もあんたに反発することで自我を確立させたクチだ 面倒を見てやる。救ってやるよ兄者 神座が代替わりして流転するのは理の内。 よってクワルナフ、カイホスルー、スィリオスたちは、生まれるべくして生まれた存在である。 いずれも志半ばで果てたとはいえ、彼ら覇道の資格者たちが鎬を削って次代の神を決するのはこの世界の自然なルールだ。 比べてワルフラーンはどうか?この時代、このタイミングで、彼に用意された席があったか? 答えは否だ。 現段階で万神軍を興す必要性が、これといって特にないのである。 真我としてはワルフラーンが成功すれば御の字ではあるが、別に自身の戦力を保有している以上、彼が失敗したところで痛手はない為、はっきり言ってどうでもいい。 しかも第一神座の段階で速攻を仕掛けるのは奇襲的な観点では有効(*1)かもしれないが、“零”との戦いが劇的に優位へ働くわけでもなく、頓挫したところでシステム上の不都合はなかった。どこまでも想定外で、員数外で、名簿に名前が記されていなかった者。 だからこそ、戒律で他者の大事なモノを奪い、人並みになる事で自分がここにいてもいいと承認されたかった。 これこそが勇者ワルフラーンの真実である。 関連項目 俺は今、ここに在る……存在証明その1 ああ、私は今――生きている!……存在証明その2 勝負しようかァッ!……存在証明その3 etc 居なくても良いはずの男が子を成した、その子は神の計画を大幅に軌道修正させた、やっぱ必要じゃん! -- 名無しさん (2021-07-26 08 37 33) 兄者が滅茶苦茶しなかったらスィリオス様のお労しさがさらに倍増してた可能性(妹の勇者属性とスィリオスの愛を奪われなかった場合を考えながら) -- 名無しさん (2021-07-26 08 48 44) 真我「おめーの席ねぇから!」しかしまぁ第一神座は本当に後につながるいろんな要素があるな… -- 名無しさん (2021-07-26 12 35 14) た、対象者欄…… -- 名無しさん (2021-07-26 13 25 36) と言うか人間って必要性で産まれるもんじゃ無いからワルフラーン自身がズレてんだよ、必要性とかどうでも良いだろ兄者ってマグサリオンは言いたい訳で -- 名無しさん (2021-07-26 13 33 45) 不要だから排除するじゃなく、だからこそ救ってやるよってなるマグサリオン、マジヒーロー -- 名無しさん (2021-07-26 14 17 54) しかし、このやりとりでもマグの中身が憎しみだけじゃないってのが分かるから好きだわ… -- 名無しさん (2021-07-26 14 36 33) 最終的にはコウハと互いに弟の自慢話してそうくらいには落ち着いたしな。萌豚というか軽いブラコンにはなってるかもな -- 名無しさん (2021-07-26 14 38 00) 愛をさついというkたt -- 名無しさん (2021-07-26 15 00 37) 途中送信。愛を殺意という形でしか出力できないだけでマグサリオンなんだかんだ情が深いよね -- 名無しさん (2021-07-26 15 01 33) ( 🔵‿ゝ🔴)「食卓にちくわ必要?あっても構わないけど、なくてもよいだろう?」兄者「高タンパクだし必要だろ?・・・必要だよね?」≪◉»//|\\«◉≫「おでんにするか」 -- 名無しさん (2021-07-26 18 40 32) ≪◉»//|\\«◉≫「真我、貴様に喰わせるおでんは無い」 -- 名無しさん (2021-07-26 19 33 08) ↑この三人で真我ハブると食べられるの兄者しか居ないのでは?こんな所でも勝者の総取りとかさぁ -- 名無しさん (2021-07-26 19 34 49) ↑マグサリオンの場合、ハブられて仲間外れにされると思っているミトラを、強引に席に着けて、栄養満点で手間暇掛けたミトラが嫌いな食い物を山盛り出すと思うわ -- 名無しさん (2021-07-26 19 58 48) ↑≪◉»//|\\«◉≫「お見舞いするぞぉぉ!!」 -- 名無しさん (2021-07-26 20 50 26) ちくわにウナギのタレをかけて焼くと気持ちウナギのかば焼きに似るから必要かな -- 名無しさん (2021-07-26 20 51 00) ちくわの磯辺揚げ旨いじゃん。ちくわは工夫次第でいくらでも美味しくなるんだぞ。ちくわ(兄者)を馬鹿にするなよ! -- 名無しさん (2021-07-26 21 02 46) ≪◉»//|\\«◉≫「どうしてもと言うなら、俺手ずから食わせてやろう(第二戒律で一瞬のうちにちくわ、餅巾着、卵、がんもどきを口に投入)」( 🔵‿ゝ🔴)「 ~+£?|#$!」 -- 名無しさん (2021-07-26 21 19 15) クイン「私がおでんを作りました」 -- 名無しさん (2021-07-26 21 32 05) (川▽^)「必要ないものなんてないんだよ。だからこのおでんは全部私が食べるね(ペロリ」 -- 名無しさん (2021-07-26 21 39 18) 「俺のほうが美味しい」 -- 名無しさん (2021-07-26 21 51 29) 必要不要とか問わず屈託なくチクワうまー!してくれそうなヒルメちゃん -- 名無しさん (2021-07-26 23 40 55) 馬鹿「熱々のおでんだと?ならば、俺はそれに勝たねばならん(鍋に拳を叩き込む)」 -- 名無しさん (2021-07-26 23 49 37) 是非、開放待ちの極奥神座で親睦を深めてほしい。 -- 名無しさん (2021-07-27 00 19 35) 人生茶番どころか存在そのものを否定された兄者か…やミ糞 -- 名無しさん (2021-07-27 00 54 48) (∴)おでんには俺だけあればいい -- 名無しさん (2021-07-27 19 11 50) 拡張性ゼロで人々全員に何かしらの役割(主役でもエキストラでも)が割り振られる第一神坐だからこそ、此処まで拗らせた気がしないでもない。 -- 名無しさん (2021-07-27 23 26 22) 「自分だけの役割」を見い出せれば求道神いけただろう辺り、第一神座だからこその悩みというべきか -- 名無しさん (2021-07-31 22 45 29) マグサリオンもそうだが完全に倒すことは不可能までも単純な武力は神超えてるあたりこの兄弟はおかしい -- 名無しさん (2021-08-01 00 49 28) 正田氏は相変わらず、思想で殴るのが好きですね。 -- 名無しさん (2021-08-14 17 25 05) 神と同等の力を持つが、神ではなく人であるためミトラさんの七柱の神を集める計画には特に必要がない -- 名無しさん (2021-10-09 16 08 40) 明かされていく才能のヤバさに連れて可哀想さが上がっていく兄者 こんな凄いのにいやこんな凄いからこそ仲間外れという悲劇 -- 名無しさん (2021-10-09 17 19 26) 一天では必要性はなかったかもだけど、七天では必要だったかもしれない兄者 PANTHEONリリースされてアヴェスターの連載も終わってたら、七天にワルフラーン転移二次創作とかあったかもな -- 名無しさん (2021-10-10 14 07 23) 一番上 マグサリオンが神になったおかげで“ワルフラーンがいたお陰でマグサリオンが生まれてきた“とワルフラーンに必要性が生まれたのか ホンマ慈悲深いな -- 名無しさん (2022-06-30 10 31 58) 改めて考えるとミトラの挫折する性質の現れが兄者なんだなって -- 名無しさん (2022-11-14 10 57 09) ↑戒律による因果と考えると後の自滅因子めいてる。ミトラにとっての自滅因子ってやっぱヴァルナになるのかな -- 名無しさん (2022-11-15 20 31 46) 挫折はワルフラーンというか、第一神座の連中がほとんど持ってる業だからなぁ。マグサリオン含めて登場人物全員に転機となる出来事や失敗エピソードあるやろ -- 名無しさん (2022-11-15 21 41 00) 兄者は劇中で名簿に名前が無かったみたいに言われてたけど、それは他の面々みたいに元になる壊者が居ないって意味だったりするのだろうか。ただ一人零から新しく生まれた存在とか。 -- 名無しさん (2023-05-22 12 26 27) 一応勝率高かったらしいけど、どういう戦いの流れになってたんだろね ワルフラーンVSナラカ -- 名無しさん (2023-05-22 13 14 59) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hyakukami/pages/1057.html
依頼主 クーフーリン 出現条件 クーフーリン最終進化 クリア条件 以下の神様の親密度を上げるクーフーリン:親密度40 成功報酬 エリクサー 依頼時 スカサハ師匠に勝つためにも、俺はもっと強くなりたいんだ…頼む!お前も一緒に、俺が強くなるために協力してくれよ! クリア時 お前のおかげでこれだけ強くなれたぜ!ほら、これ、お前の冒険に役に立ちそうだからやるよ!
https://w.atwiki.jp/ani3sisya/pages/1062.html
631 :名無しさんなんだじぇ:2011/11/22(火) 22 52 59 ID BwjcxFYI ―――死者スレ控え室――― C.C.「………」 C.C.「…暇だな」 C.C.「………」 C.C.「…独りで『控え室』にいるというのも、退屈だな」 C.C.「………」 C.C.「…以前ひーちゃんが独りだったときも、こんな感じだったのか」 C.C.「………」 C.C.「…にしても遅過ぎるな」 C.C.「一体いつまで会議をやってるんだ?」 C.C.「………」 C.C.「…迎えに行くか」 C.C.「………」ガチャ C.C.「あ…アジトの場所はどこだったかな…」 C.C.「………」 C.C.「…まぁ、適当に探すか」バタン 632 :名無しさんなんだじぇ:2011/11/22(火) 22 53 21 ID BwjcxFYI ―――三十分後――― C.C.「ふぅ…やっと着いた…ん?」 ゴースト「………」 C.C.「八九寺真宵じゃないか、何をやってるんだ?」 ゴースト「あ、C券さんじゃないですか」 C.C.「生憎私は聖徳太子や伊藤博文が描いてある日本円札じゃない。私の名前はC.C.だ」 ゴースト「失礼、噛みました」 C.C.「そうか、噛んだなら仕方ないな」 ゴースト「いやいやいや!そこは『違う、わざとだ』と返すべきところでしょう!?何を納得してるんですか!?」 C.C.「すまんな、私にはそこまでのツッコミスキルが無いんだ」 ゴースト「えぇー…まぁいいです…ところでC.C.さん、今の私は八九寺真宵ではありません。『特攻野郎Sチーム』の一員、ゴーストです」 C.C.「…その設定まだ引っ張るのか…一年近く活動してなかった癖に…まぁ分かった。すまなかったなトースト」 ゴースト「いきなり間違えてます!?私は朝食にジャムやバターを塗って美味しくいただくトースターで加熱した食パンじゃありません!!私のコードネームはゴーストです!!」 C.C.「すまんな、噛んでしまった」 ゴースト「いいえ、わざとです」 C.C.「噛んめみまった」 ゴースト「わざとじゃない!?」 C.C.「家政婦の○タ」 ゴースト「毎週水曜夜10時放送中!…って何でドラマの宣伝してるんですか!?そして私がツッコんじゃってます!!私の持ちネタが奪われました!!」 C.C.「いいじゃないか、減るものでもないし。寧ろそれだけ浸透している証拠だから、増えてるとも言える」 ゴースト「何だかその物言いデジャブを感じます!」 633 :名無しさんなんだじぇ:2011/11/22(火) 22 53 48 ID BwjcxFYI C.C.「それで?お前はアジトのドアの前で、一体何をやってるんだ?」 ゴースト「あ~…え~とですね…何と言ったらいいのか…」 ドドドズガーンバキキィンドガガーン C.C.「………」 ゴースト「………」 C.C.「…何があった?」 ゴースト「あはは…実は…」 ―――回想――― オーナー「ではこれより、トリのラジオの日に起こるであろう大規模戦闘の対策会議を行います」 ゴースト「はい」 ガンダムバカ「…」 ホンダム「…」 ザ・自爆「…」 モンキー「うむ」 ホチキス「ええ」 みっちー「ふふふふふふふふ…」 ふなちゃん「…おーい、ここにもう何かトんどる奴がおんで」 みっちー「ふふふふ…まだですか?宴はまだですか?もう血がたぎってしまって…待ち切れないのですよ…ふふふふ…」 ゴースト「あー…ここしばらく戦闘を行ってないから切れちゃってますね…」 ホチキス「戦国ゲームやったのが最後の登場じゃ仕方ないかもね…そこのかつては本編人気トップだったコンビも…」 ガンダムバカ「…」 ホンダム「…」 モンキー「あー…先輩、それは言わない方向で頼む」 634 :名無しさんなんだじぇ:2011/11/22(火) 22 54 14 ID BwjcxFYI ザ・自爆「…それで、何を話し合うんだ?」 オーナー「ゴースト、詳細を」 ゴースト「はい、皆さんも知っての通り、第五回放送分の『死者スレラジオ』…そのトリを飾るのはあの二人です」 モンキー「うむ…私と筆頭のパーソナリティのラストを飾るに相応しいコンビだ」 ゴースト「つまり一名、そのラジオを妨害しようとする人物がいる…私達はその人物を何としても止めなければなりません」 オーナー「既に『風紀委員』やその他の戦闘要員も、それぞれ準備を進めてるはず…私達も遅れを取る訳にはいきません」 ゴースト「しかしその人物はその二人のことになると、EXランク相当のスキル『嫉妬』を発動します。これにより『幸運』以外のパラメータが軒並み上昇します」 ふなちゃん「いやランクとかスキルとかパラメータとか言われても…」 ゴースト「簡単に言っちゃえば物凄く強くなります…もう手が付けられない程に…」 ふなちゃん「いやそんなんみんな知っとるわ…今更言わんでも…」 オーナー「よって戦闘は正面からではなく、搦め手を使うことにします」 ガンダムバカ「どうするんだ?」 オーナー「ゴースト、見取り図を」 ゴースト「はい」バサッ オーナー「私達が彼女を迎え撃つポイントとして、予想されるのはここです」 ガンダムバカ「根拠は?」 オーナー「当日はキャスターさんがこのポイントから少し離れた…このポイントに結界を使って閉じ込める手はずになっています」 ふなちゃん「…って『食堂』やんけ」 ゴースト「はい、まずは彼女を美味しい料理で足止めします」 オーナー「彼女はいつもお腹を空かせていますから…当然、その日『食堂』のラジオは止めておきます」 ふなちゃん「ほんならもう大丈夫ちゃうんか?」 ゴースト「甘いですふなちゃん…彼女はAランクの『直感』を持っているんですよ?」 オーナー「必ず気付きます…これはそれを少しでも遅らせる為の策でしかありません…キャスターさんの結界も、どこまで時間を稼げるか…『食堂』内では、アーチャーさんが出来る限り足止めしてくれることを祈るしかありません…料理にしても戦闘にしても…」 635 :名無しさんなんだじぇ:2011/11/22(火) 22 54 40 ID BwjcxFYI ゴースト「そしてそこを突破されたとして…スタジオまでの最短ルートが…」 ガンダムバカ「成程…このポイントで待ち受ければ必ずやって来る訳か…」 オーナー「その通り。それで配置ですが…モンキーは当日パーソナリティを務める為、戦闘には参加できません」 モンキー「むぅ…みんなすまない…」 ホチキス「気にすることはないわ…貴方は貴方の仕事をしなさい」 モンキー「…ありがとう先輩」 オーナー「改めて配置ですが…ガンダムバカとホンダムがここ…ザ・自爆がここ…みっちーがここ…ホチキスがここ…そしてふなちゃんがここ」 ふなちゃん「え?俺も参加すんの?」 ゴースト「当たり前じゃないですか!ふなちゃんは今回の作戦の要ですよ!」 ふなちゃん「へ?お、俺が要?」 オーナー「はい、この作戦は、貴方無くしては成功しません…期待しています」 ふなちゃん「え?そ、そう?まぁそこまで言われたらいっちょやったるで!…で、どんな作戦なんや?」 オーナー「はい、まずは皆さん、予定された配置で彼女を待ち受けます」 ふなちゃん「うん」 ゴースト「そして皆さんの姿を確認した彼女は、必ず渾身の一撃を撃とうとします」 ふなちゃん「うんうん」 オーナー「そうしたら皆さんは彼女を挟むように、ふなちゃんと逆サイドに移動して下さい」 ふなちゃん「うん?」 ゴースト「彼女の攻撃はどっちを向いていようと必ずふなちゃんの方に向かっていきます。こうやって移動すれば必ず初撃は避けられます」 ふなちゃん「おぉーーーーーーーーい!!!!!?」 オーナー「一撃を放った後は必ず隙があります。そこを」 ザ・自爆「一気に攻める訳か…」 ガンダムバカ「成程…否の打ち所のない作戦だ」 ふなちゃん「いやいやいやいや!!おかしい!!明らかな否があるやろ!!?これじゃ俺囮みたいやんけ!!」 ゴースト「みたいじゃなくてそうなんですけど」 ふなちゃん「尚のこと悪いわ!!!」 オーナー「他に貴方にどんな使い道があるんですか?撃墜王さん?」 ふなちゃん「ちくしょーーーーーーーー!!!!!」 636 :名無しさんなんだじぇ:2011/11/22(火) 22 55 03 ID BwjcxFYI オーナー「大まかの流れは分かりましたか?ラジオ当日まではまだ時間があります。それまでに更に作戦を詰めたいと思うのですが…」 みっちー「………」ブツブツ ふなちゃん「くそぅ…ん?どないしたんやみっちー?」 みっちー「…もう…」 ふなちゃん「もう?」 みっちー「もう我慢できませイエャーーー!!!」ザシュッ ふなちゃん「ぐぎゃーーー!!!」バタン ゴースト「ああ!?ふなちゃんがまた死んだ!!?」 ガンダムバカ「みっちー!!どういうつもりだ!?」 みっちー「もう押さえ切れないんですよ!これ以上血を見ない日々を送るなんて御免被ります!!もうここで暴れさせてもらいますよ!!!」 モンキー「何てことだ!!みっちーが暴走した!!」 ガンダムバカ「くっ!ホンダム!ザ・自爆!奴を止めるぞ!!」 ホンダム「…!!」 ザ・自爆「分かった!」 ホチキス「下がってなさい」 ガンダムバカ「…何だと?」 ホチキス「下がれと言ったのよ、私一人で充分だわ…みっちー、今すぐその鎌を下しなさい」 みっちー「無理な相談ですね…私は今すぐ闘いたいのですよ…」 ホチキス「そう…ならいいわ…望み通り血を見せてあげるだけよ…貴方自身の血をね…」 みっちー「…ほぅ?貴方はそこまで自分の実力に自信をお持ちで?」 ホチキス「当然よ…私が登場率10%にも満たない空気キャラに敗れる道理などないわ」 ゴースト「いやホチキスさん!登場率と戦闘力はあまり関係ない気がしますが!!」 ホチキス「そんなことはないわ、田井中さんや竹井さんがいい例じゃない」 ゴースト「言われてみれば!」 637 :名無しさんなんだじぇ:2011/11/22(火) 22 55 28 ID BwjcxFYI ホチキス「という訳で、貴方達はさっさと出て行きなさい」 ガンダムバカ「そうはいかない。この場をお前一人に任せる訳にはいかない」 ホンダム「…!」 ホチキス「…ああ…貴方達も出番が欲しいのね…最近全く出番がないから」 ガンダムバカ「い、いや…別に…」 ザ・自爆「そういう訳では…ない…」 ホチキス「…分かりやすいリアクションね…でもはっきり言って邪魔よ。空気キャラの援護なんて必要ないわ」 ガンダムバカ「…」カチン ホンダム「…」カチン ザ・自爆「…」カチン ガンダムバカ「俺達が空気キャラだと…本編ではお前の方が空気だったのを忘れたか…」 ホチキス「…」カチン ふなちゃん「うぐぅ…」ムクリ ホチキス「…言ってはいけないことを言ったわね…いいわ、全員まとめて潰してあげましょう…」 ふなちゃん「…え?何やこの雰囲気?」 みっちー「ではそろそろ始めましょうか…」 ふなちゃん「え?始めるって何を?」 ゴースト「あわわ…ど、どうしましょうオーナー…?」 ムギ「あっそうだわ~。私みんなにお誕生日会に呼ばれてたんだわ~。急いで行かないと~」 ゴースト「っていきなり素に戻ってる~~~!?」 神原「そうだ!私も筆頭とラジオの打ち合わせがあったんだ!急がないと!」 ゴースト「ってこっちも戻ってる~~~!?」 ムギ「それじゃ!」 神原「また!」 バタン ゴースト「あ、え~と…じゃあ私は外で待ってますんで!」 ふなちゃん「おいちょっと待て!!一体どういうk」バタン ズガガガドンドンキンバキゴン ギャーーー ―――回想終了――― 638 :名無しさんなんだじぇ:2011/11/22(火) 22 55 50 ID BwjcxFYI ゴースト「…という訳です」 C.C.「………」 ゴースト「…あの~…C.C.さん?」 C.C.「…今言ったことは本当か?」 ゴースト「え?ええ…それで今皆さん中で暴れているという有り様で…」 C.C.「…何ということだ…」 ゴースト「ええ…本当に…このままだとアジトが崩壊してしまいます…」 C.C.「そんなことはどうでもいい…」 ゴースト「へ?」 C.C.「『食堂』を結界で封じるだと!?それじゃあ私はその日何処でピザを食べればいいんだ!?」 ゴースト「そんなこと考えてたんですか!!?」 C.C.「そんなことだと!?アーチャーも戦闘に参加するからいつものピザは諦めようと思ってはいたが、材料と作る環境さえあれば誰かに作ってもらおうと思っていたんだぞ!!」 ゴースト「は、はぁ…ってご自分では作る気ないんですね…」 C.C.「なのに『食堂』自体が使えなくなったら、一体どうしたらいいと言うんだ!?」 ゴースト「えーと…非戦闘員の人達は、現在建設中の避難所に移動するように当日通達するそうですが…」 C.C.「そこにピザはあるのか!?」 ゴースト「はぁ…冷凍のならあるんじゃないですか…レンジも…」 C.C.「むぅ…仕方ない…それで我慢するか…」 639 :名無しさんなんだじぇ:2011/11/22(火) 22 56 18 ID BwjcxFYI ゴースト「…て言うか中の様子は心配じゃないんですか?ホチキスさんとは仲いいんでしょ?」 C.C.「ああひーちゃん…いやホチキスとは大の仲良し…という設定にされてしまった」 ゴースト「不満なんですか!?」 C.C.「まぁ心配など不要だな…むしろ他の5人の心配をすべきだ」 ゴースト「へ?」 ガチャ 戦場ヶ原「ふぅ…あら?」 C.C.「やぁひーちゃん…いやホチキス、迎えに来たぞ」 戦場ヶ原「ひーちゃんでいいわよシーちゃん、もう今日の『特攻野郎』の活動は終わったから」 真宵「あ、本当です…私の名前も戻ってます…」 C.C.「そうか、じゃあ帰ろうかひーちゃん」 真宵「あ、あの!ホチキス…じゃなくて戦場ヶ原さん!」 戦場ヶ原「何かしらおみくじちゃん」 真宵「私は神社に売ってる吉とか凶のくじではありません!!私の名前は八九寺です!!」 戦場ヶ原「ごめんなさい、噛まされたわ」 真宵「噛まされた!?一体誰に!?」 戦場ヶ原「このレスの書き手の意思に」 真宵「ですよね!ってまた私がツッコミになってます!!」 C.C.「諦めろ、私達相手でボケに回れると思うな」 640 :名無しさんなんだじぇ:2011/11/22(火) 22 56 38 ID BwjcxFYI 真宵「いやそれより!中の様子は一体どうなっているんですか!?」 戦場ヶ原「心配しなくても固有結界を張ったから、アジトには傷一つないわ」 真宵「あ~そうですか…他の人達は?」 戦場ヶ原「ちょっとお見せできない状態になってるわ…まさか出番が減っただけでここまで弱体化してるなんて…」 C.C.「おいおい…そんな調子で当日あいつを止められるのか?」 戦場ヶ原「そうね…全員ヤ○チャになるのが目に見えてるわ…デコイを上手く使えば或いは…」 真宵「いやいやいや、船井さんの体が持ちませんよ…デコイは一回が限度でしょう…」 戦場ヶ原「そうでもないわよ…今の戦闘でも283回も復活したもの…『十二の試練』もびっくりね」 真宵「何でそんなに殺してるんですか!?と言うかよく数えてましたね!!」 戦場ヶ原「ちなみに私は176回殺したわ」 真宵「半分以上貴方が犯人じゃないですか!!」 C.C.「じゃあ、そろそろ帰るか」 戦場ヶ原「ええ、じゃあね八九寺ちゃん」 C.C.「気が向いたら遊びに来てもいいぞ」 真宵「…遠慮しておきます」 C.C.「遊びに来たらお菓子をあげるぞ」 真宵「キャッホーイ!絶対に行きます!!」 戦場ヶ原「待ってるわ…」 真宵「……………さて…皆さんは一体どうなって…」ガチャ 真宵「…!!!!!!???」 真宵「………」バタン 真宵「…見なかったことにしましょう…」