約 1,476,219 件
https://w.atwiki.jp/kyo-saki/pages/63.html
583 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/11/22(日) 01 50 07 ID lEH47o0u 咲「京ちゃん、一緒に帰…」 京太郎「悪い!ノート提出すんの忘れてた。先に帰ってくれ」 和「それでは宮永さん、一緒に帰りましょうか?」(ニコッ) 咲「う、うん」(最近、京ちゃんが私を避けてる気がする…) ………… 京「あんな感じで…良かったか?」 和「もう少し冷たくして欲しかったのですが…まぁ良しとしましょう」 京「そ、それじゃ約束の…ゴクリ」 和「ふ、服の上から触るだけですよっ」 京「あぁ。わ…わかってるよ…」 むにむにむに… 和「…ん……はっ…っ」 京「わ、わり。い、痛かった?」 和「い、いぇ…」 京「の…のどかの…おっぱい…はぁはぁ」 和「ん……ぁ…あんっ」(や…やだ。声が…出ちゃ…ぅ) 京「はぁ…はぁ…はぁ」(うぉぉぉ…服の上からでもやわらけぇ…こ、これ乳首…立ってる?) 和「す、須賀くんっ。き、今日はここまでっ」 京「わ、わかった」 和「また明日からも…はぁはぁ…宮永さんには……今日の様な感じでお願いします」 京「あ、あぁ。…なぁ、和」 和「何ですか?」 京「こ、こんな取り引きしなくても…俺は別に咲の事は…」 和「須賀くんに無くても宮永さ……ゴホン。と、とにかく、取り引きしたんですからっ」 京「あ…あぁ。あ、和」 和「まだ何か?」 京「さっき…本当に痛く無かったか?俺…こうゆうの慣れてなくて…その」 和「へっ変な事を言わないでくださいっ。わ、私、帰りますっ」 京「あ、送って」 和「結構です」 タッタッタ… 京「…やっぱり痛かったかな?次はもっと優しくしねーと………はぁ…最低だ、俺」 和「あんな顔で…優しい事を言うなんて…男の子なんか…須賀くんなんか…大嫌いっ」 咲「あ、京ちゃん。お昼一緒に…」 京太郎「悪い!ちょっと先生に呼ばれてんだ」 和「それでは宮永さん。一緒に食べましょうか」 咲「う、うん」(やっぱり…やっぱり私避けられてるの?京ちゃん) 和「……」 ………… 京「うぅ~さみぃ…この季節に屋上はこたえるな…えくしっ」 和「こんな所で何をしてるんですか?」 京「おー和。咲とのお昼はもういいのか?」 和「ええ…宮永さん…ずっと上の空だから…それより須賀くんはどうして?」 京「あー…一応先生に呼ばれてるって設定だから…アリバイ工作?」 和「私はむしろ無い方が良いですけれど…」 京「?…えくしっ…」 和「それ、麻雀のゲームですか?」 京「あぁ…昔からこれで暇な時は練習してんだけど…って和?」(何で俺の隣に密着して座る?) 和「そこは、切らない方が良いですよ」 京「あ、あぁ。そ、そうね」(あんまり密着して話さないでくれ…や、やべぇ) 和「ごめんなさい…」 京「へ?な、何が?」 和「せっかくの昼休みなのに、こんな所で…」(まるで私が追い出したみたい) 京「あ、あぁ。全然平気。それより和こそ良いのか?まだ時間あるのにこんな所に来て」 和「わ、私の事は良いんですっ」(どうして…どうしてそんなに優しくするんですか……須賀くんなんか…嫌いです) 京「あ、そ、そうだ。パン食うか?俺一人じゃ食べきれなくて」 和「…どうして」 京「最近、買い出しのスキルが上がってさ。これとか半額だぜ?はは…」 和「どうしてそんなに優しくするんですか?」 京「の、和?」 和「今日だって私のせいで…こんな所にいるのに…どうして」(正直に私を責めれば良いじゃないですか) 京「あ、いや。えーと…そ、それは」(あんまり密着しないでくれ…ヤバい。和、良い匂い…って落ち着け、俺!) 和「それは?」 京「の、和の事が好きだから」 和「ぇっ」 京「俺は和が好き…だから」 和「……」 京「あ、あはは」(な、何をいきなり告ってんだ?俺!うわあぁぁあ) 和「…ここは冷えますね」 京「へ?あ、あぁ…って和?」(何で俺の前に密着して座る?) 和「今日の……お礼です。私は借りを作るのは嫌いなので」 京「あ、あぁ。そ、そうね」(ヤバい、抑えらんねー) 和「須賀くん?」 京「和っ」 ぎゅっ… 和「きゃっ…」 京「好きだ」 和「っ…」 京「大好きだ」 和「な、何回も言わなくて良いですっ」(な、何か…変な…感じ) 京「痛く…ないか?」 和「は…はぃ」(み、耳元で…囁かないで…) 京「…ん…ちゅ」 和「ゃっ!?つ…冷たっ」(く、首筋を) 京「ぺろ…ぺろ…ぺろ」 和「んっ…は…はっ…はぁっ」 京「は…は…はっ」(優しくしねーと優しく優しく優しく…) 和「ん…ぁ…あ…ぁンっ!……き、今日はここまでっ」 京「あ、あぁ…わ、わり」(うぁぁぁ。また乱暴にしちまった。俺の馬鹿!) 和「はー…はー…っ」(これは、あくまでお互いの利害が一致した取り引き…ただそれだけ…なんだからっ) ………… 優希「の、のどちゃんに…京太郎…何を…何をしてたんだじぇ!?」 咲「あれ?優希ちゃん?どうしたの?そんなに急いで」 優「な、何でもないじょ!何でも…」(多分…見間違えただけだじぇ) 京太郎「おーす、和」 和「す、須賀くん?おはよう…ございます」 京「何か顔赤いぞ?風邪か?」 和「え、あ…平気です」(どうしたの?この前から須賀くんの顔が見れない…) 京「な、なら良いんだけど」(うわ、露骨に目を逸らされてる。やっぱりこの前から機嫌直ってねーんだな…orz) 咲「あ、京ちゃん。おはよ。久しぶりだね、一緒になるの」 京「お、おう。そうだな…」 咲「原村さん、おはよ」 和「…」(どうしたの?私が好きな人は…) 咲「原村さん?」 和「え?あっ。お、おはようございますっ」 咲「大丈夫?」 和「え、ええ」 京「あー、俺さ今日は日直だから先に行くわ。じゃな」 咲「え?京ちゃん」 和「あ…須賀くん」 タッタッタ 咲「…行っちゃった」(やっぱり私、避けられてるんだ…) 和「……」(どうして?せっかく須賀くんが宮永さんと二人にしてくれたのに…) 咲&和「はぁ…」 ………… 京「…なぁ、和。まだ怒ってるのか?」 和「い、いえ、別に」 京「な、なら良いんだけど」(また目を逸らされた…) 和「……」 京「あ、あのさ、和。『お礼』の事だけど…」 和「は、はいっ!どどど…どうじょっ」 京「もう止めようぜ、こんな事」 和「え…。ど、どうして…ですか?」 京「和の事は好きだけど…やっぱり咲も俺にとっては大切な友達で幼なじみなんだよ」 和「…いや」 京「それに…和だって好きでもない奴に体触られるのは」 和「そんなの嫌です!」 京「の、和?」 和「ちょ、直接!直接触っていいから!お願いします!私に協力して下さい!」(そうだ。私がこんなに必死になってるのは…須賀くんが宮永さんを一人占めしようとしてるから。ただそれだけ…) 京「ば…馬鹿っ!ヤメロ!そんな事したら止まれなくなっちまう!」 和「っ」 ガチャン 咲「何を…してるの?原村さん…京ちゃん…」 抱き合う格好の二人「あ」 和「みっ…宮永さん…」 京「さっ…咲…」 咲「あ、あはっ。あははっ。おかしいと思ってたんだ。最近、二人ともよそよそしいし……隠れて二人っきりで会ってたんだね」 和「ち、違うんです。宮永さ…」 京「そ、そうだぞ。咲。これはたまたまで…」 咲「息合わせて嘘つかないでっ!!」 和 京「ビクッ」 咲「ご…ごめんね。わ、私、馬鹿だから…鈍くて…全然気付かなく……て…ぐすっ」 和「宮永…さん」 京「咲…」 咲「じ…邪魔してごめんね。それじゃ」 和「み、宮永さ」 咲「触らないで!!」 和「あ……」 咲「さっ…さよならっ」 タッタッタ… 京「…咲…」 和「何を…してるんですか?早く宮永さんを追いかけてください」 京「え?いや…でも…和こそいいのか?」 和「いいわけないじゃないですかっ」 京「わ、悪い…」 和「…宮永さんが必要なのは…私じゃなくて…須賀くん、だから」 京「…」 和「は、早く行ってくださいっ!」 京「わかった。…けどな、咲のためじゃないぞ。和が必要なのは…俺じゃなくて咲だから…追いかけるんだ。それでも良いか?」 和「!……い、い、いちいち言わなくて良いですっ!そんなこと…」 京「絶対に連れて来るからな」 タッタッタ… 和「…………ばか」 ……… 京「咲!待てよ!」 咲「き、京ちゃん…」(かぁぁあっ) 京「はぁっはぁっ…はぁはぁ…」 咲「お、追いかけてくれたんだ…」(ドキドキ) 京「さ、さっきのはマジで違うんだ…はぁはぁ…お、俺が一方的に和に付きまとってるだけで」 咲「―…!」 京「だから…お前が和と距離を置く必要なんて…」 咲「凄いね、京ちゃん」 京「え…」 咲「大好きな原村さんのためだけにそんなに必死に走ってきて。私の気持ちなんてこれっぽっちも考える余裕なかったんだね」 京「さ、咲…?」 咲「一瞬ぬか喜びしちゃって…馬鹿みたいだよ、私…あはっ…あははっ」 京「い、いやっ。違ーって。ただ俺は咲と和は前みたいに戻って欲しいだけで」 咲「無理だよ。どうしてわからないかな?京ちゃんが原村さんのために必死になればなる程…私、原村さんが大嫌いになっていくんだよ」 京「っ」 咲「だから、ごめんね。京ちゃん」 京「た…頼む…咲。俺の事はどう幻滅してもかまわねー。だから…和と仲直りしてくれ」 咲「嫌」 京「な…何でもするからさ!頼むっ!咲!!」 咲「…」 ガチャン。 優希「およっ?咲ちゃんに馬鹿犬。どしたんだじょ?」 京「た…タコスッ」 咲「くすっ。京ちゃん、私考えてもいいよ」 京「ほ、本当かっ」 スッ… 咲「私の犬になってよ」 京「っ!?」 優「咲ちゃん?今、何か言ったか?」 咲「ううん、何も。私もう帰るね」 京「さ…咲…」 咲「今度お返事ちょうだいね」(ボソッ) 京「―…」 バタン。 優「京太郎…咲ちゃん、何て耳打ちしたんだじぇ?」 京「…」 優「京太郎ー」 京「…」 ゲシッ。 京「な、何すんだっ」 優「主人を無視するからだじぇっ!咲ちゃんと何を密談したんだじょ?」 京「…お前には関係ねーよ」 優「かっ関係あるじぇ!京太郎は私の犬であるからして…駄犬のしつけは飼い主の義務だじぇ!」 京「うるせぇな」 優「じょ?反抗期か?許さないじぇ!お前をそんな風に育てた覚えは」 京「うるせぇって言ってんだよ!!」 優「ビクッ」 京「俺は…俺は今、お前の相手してる余裕がねーんだ!んな事もわかんねーのか!?この馬鹿!!」 優「ひっ」 京「…あ」(ハッ) 優「っ…う…うっ…」 京「わ、わり…」 優「うわああぁあんっ」 京「わ、悪かった…本当にすまねぇ…俺とした事が…」 優「うわぁぁぁぁっ。下剋上だじょぉっ。飼い犬に噛みつかれたじぇぇぇっ」 京「な、泣くなって。タコス奢ってやるから」(泣きたいのは俺の方だってのにコイツは…) 優「うくっ…うっ……おかわりも…自由か?」 京「あー。もう今日は好きなだけ食え」 優「ぐすっ……わかったじぇ…それで手打ちにしてやるじょ…」 ……… 京「…おい。まだ食うのかよ?」 優「今日は京太郎の奢りだからな。いつも以上にタコスが喉を通るんだじょ。うまうま」 京「はー…ったく、お前は幸せそうでいいよな」 優「お?犬の分際でメランコリックか?お姉さんに相談してみ?」 京「はぁ…」 優「ん」 京「?なんだよ」 優「タコス食え。元気が出るじぇ。腹が減っては戦は出来ないじぇ」 京「ったく。俺の金だっつーの。…もぐもぐ」 優「どうだ?メランコリックな時のタコスはいつも以上に無敵になるんだじぇっ」 京「あぁ」 優「えへへ」 京「…優希」 優「じょ?」 京「ありがとな」 優「っ…れ…れっ…礼には及ばないじょ。飼い犬の面倒を見るのも飼い主の勤めだじぇ…」(かぁぁぁっ) 京「よし。お礼に頭を撫でてやろう」 なでなでなでなで 優「じ、じょっ!?」 京「よーしよしよし…」(何かコイツは癒されるな…マイナスイオン?) 優「ふわぁっ…なっ生意気な犬だじぇ…」(ドキドキドキドキドキドキ) ピンポーン 咲「はーい…あ、京ちゃん。決めてくれた?」 京「…あ、あぁ。でも具体的に何をすれば良いんだ?」 咲「えへへ。取り合えず上がってよ」 ………… 咲「原村さん!昨日はごめんね。私、取り乱しちゃって…もう大丈夫だから、また仲良くしてくれる?」 和「え…えぇ。私こそ失礼しました。本当に…」 咲「全部京ちゃんのおかげだよ。ね?」 京「は…はは」 和「須賀くん?」(何だろう?様子がおかしい…) ガチャ 優「お疲れちゃんだじぇー」 咲「あ、優希ちゃん。今から皆で一局どう?ちょうど四人揃ったし」 優「いいじぇ。京太郎ー。茶とタコスの用…」 京「もう用意してあるぞ」 優「おぉ!お前はやっぱり使える犬だっ」 京「…そりゃドーモ」 咲「うふふ」 和「……」(やっぱり何かおかしい…) ……… 咲「あんな感じで良かったかな?」 京「あ、あぁ」 咲「それじゃあ…ご褒美してくれる?」 京「わ、わかった」 咲「ぁん。駄目だよ、京ちゃん。返事は犬語!昨日言ったでしょ?」 京「く……わ…わん…」 咲「ん…手を使っちゃ…駄目だからね。ちゃんとお口で靴下を脱がしてくれなきゃ」 京「わ…わふ」(し…死にてぇ) スル…スル…スル… 咲「…ん…き…京ちゃん…上手…今度は足の指のお掃除お願いね?」 京「…わふ…わふ…」 ぺろ…ぺろぺろ… 咲「あ…はっ…は…んにゅ」 京「…く」(こ…こんな所を誰かに見られたら俺は死ぬ) グリッ 京「あだっ」 咲「こらっ、京ちゃん。もっと真面目にお掃除してくれなきゃ駄目でしょー」 ぐりぐりぐり… 京「ちょっ…まっ…さ、咲っ!背中踏まないで…」 咲「ぁはっ。ごめんね。京ちゃんは仰向けの方が好きだっけ?」 京「そ、そういう事じゃなく…てっ」 咲「えいっ…えいっ…え~いっ」 京「さ、さ、咲っ…も、もうやめっ」(何で股間を重点的に踏んでくるんだっ!?) 咲「もうっ。返事は犬語って言ってるでしょ~!お仕置きだべ~」 ぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐり… 京「あだっ…いっ…いだだだだだだっ…わぅっ」 咲「京ちゃんって本当にドMだよねー。あははっ可愛い~」 817 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/12/02(水) 01 21 07 ID FPolN0Bx 以上です。 何か…色々スミマセン…
https://w.atwiki.jp/ani3sisya/pages/1077.html
707 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/04(日) 01 21 30 ID NxK6XYQI C.C.「………」 ひたぎ「………」 C.C.「…今日も誰も来なかったな」 ひたぎ「…そうね」 C.C.「………」 ひたぎ「………」 C.C.「…なぁひーちゃん…確認したいんだが…」 ひたぎ「何…?」 C.C.「12月3日は、『けいおん!』勢にとって記念すべき日になるはずだったと思うんだが…」 ひたぎ「…そうね…きっとこの『死者スレ』にいる4人も純粋に喜びたかったでしょうね…」 C.C.「………」 ひたぎ「………」 C.C.「…何とも言えんな」 ひたぎ「…そうね」 C.C.「正直、4人の様子を書く強者はいるだろうか…?」 ひたぎ「少なくともこの書き手さんには無理よ…いつもふざけた話しか書いてないもの…」 C.C.「そうだな…」 ひたぎ「ええ…」 C.C.「………」 ひたぎ「………」 C.C.「食堂に行くか?」 ひたぎ「今行っても誰もいないでしょ…きっとみんな、彼女たちを慰めるのに忙しいでしょうから…」 C.C.「…そうだな」 708 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/04(日) 13 48 14 ID NxK6XYQI インデックス「はぁ~!待ってたけどやっぱり今回は出番なかったんだよ!とりあえずご飯かも!」バタン 上条「…あぁ…おかえりインデックス…今から作るから…」 美琴「………」 黒子「………」 士郎「………」 セイバー「………」 アーチャー「………」 インデックス「あ、あれ…?どうしたのかな…?雰囲気が重いんだよ…?」 ひたぎ「みんなで集まって本編を観てたらしいのだけど…」 C.C.「色々あって気が重くなってしまったようでな…」 インデックス「ふーん…それは私が知っちゃいけないことかな?」 ひたぎ「まぁ…貴方はまだ生きてるからダメでしょうね…」 インデックス「…じゃあ聞かないでおくんだよ」 C.C.「ある程度予想はしてたんだが…ここまで重苦しいと息が詰まるな…」 ひたぎ「食堂にも本編中継モニター付けるべきじゃない?彼女達と一緒じゃ落ち着かないでしょ?」 C.C.「まぁ私達は使わないがな…控え室にモニターあるし…」 アーチャー「…検討しておく」 上条「できたぞ…簡単なものだけど…」コト インデックス「…いただきます」 709 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/05(月) 15 42 30 ID 0ZyCeCIo 上条「4人がまだ落ち込んでるらしいな…」 美琴「うん…バンドの練習も身が入ってない感じだった…」 ひたぎ「はいシーちゃん、アーン」 C.C.「アーン…」モグモグ 士郎「何とか元気づけてやれないかな…」 黒子「そうですわね…」 C.C.「ひーちゃんも、アーン」 ひたぎ「アーン…」モグモグ セイバー「やはり美味しいものを食べるのが一番です!食こそ人に与えられた最高の嗜好です!」モグモグ インデックス「同意なんだよ!!全くもってその通りなんだよ!!」モグモグ アーチャー「それは否定しないが、君たちはあまりに単純すぎるぞ…」 ひたぎ「じゃあ今度はこれを、アーン」 C.C.「アーン…ひーちゃんも、アーン」モグモグ ひたぎ「アーン…じゃあ次h」モグモグ 上条「お前らはさっきからそこで何をやってんだ!?」 ひたぎ「え?見れば分かるでしょう?」 C.C.「ピザを食べさせ合っているんだ」 上条「それは分かってる!何でわざわざ食べさせ合っているのかを聞いてるんだ!!」 ひたぎ「そんなの、仲良しだからに決まってるじゃない」 C.C.「分かり切ったことを聞いてくるな」 上条「………疑惑が深まる一方だぞ」 ひたぎ「『ひたぎウィッチ百合疑惑』のこと?」 C.C.「そんなのはっきり否定してしまえば問題ない。そこのコスプレ騎士王と同じ失敗はしないぞ」 セイバー「私も否定しました!!!否定したのに…」シクシク 士郎「泣くなよセイバー…よく似合ってるぞ…」 黒子「士郎さん…それフォローになってないとおm」 セイバー「本当ですかシロウ!?」 黒子「…ってフォローになってますの」 710 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/05(月) 15 42 54 ID 0ZyCeCIo ひたぎ「とにかく私たちはそんな関係じゃないわ」 C.C.「ただ仲がいいだけなのだからな」 ひたぎ「ただ一緒にお風呂に入って体の洗いっこをしたり…」 C.C.「一緒の布団で寝て互いを抱き枕にしたり…」 ひたぎ「外を歩くときに手を繋いだり…」 C.C.「たまに腕を組んだりしてはいるが…」 二人「「決してそんな関係ではございません」」 アーチャー「前に聞いた時より増えている気がするのだが…」 上条「益々疑わしくなるだけだぞ…」 ひたぎ「だから違うと言ってるでしょう?」 C.C.「決してそれ以上のことはしてないぞ」 ひたぎ「具体的に言えば(ピーーーー)せなんかしてないわ」 上条「コラァーーーーー!!!!!」 アーチャー「いきなり問題発言をするんじゃない!!!」 ひたぎ「何よ?ほとんど伏字にしたじゃない」 アーチャー「分かる者には分かってしまうだろうが!!」 C.C.「そんなの分かる方に問題があるんだよ」 ひたぎ「一応言っておくけど(ピーー)デ(ピーー)とかペ(ピーーーー)なんかも使ったことはないわよ」 上条「やめろおぉーーーーーーーーー!!!!!!!!!」 アーチャー「それ以上口を開くなあぁーーーーーーーーー!!!!!!!!!」 ひたぎ「でもツッコむってことは…」 C.C.「意味を知ってるということだな」 上条「いっ!?」 アーチャー「ぐっ!?」 美琴「…会話についていけないんだけど…」 黒子「意味が分からないなら、黒子が教えて差し上げm」 美琴「いやいい、何となく分かった…」 士郎「………」 セイバー「シロウ…まさかとは思いますが…」 士郎「いや!俺は知らない!!知らないぞ!!!」 711 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/05(月) 15 43 28 ID 0ZyCeCIo ひたぎ「で、何の話だったかしら?」 C.C.「あの4人の元気がないからどうしようか、という話じゃなかったか?」 士郎「この流れで話を戻すんだ…」 ひたぎ「本当にどうしたものかしらね…」 C.C.「こんな状況では迂闊に馬鹿な話もできない」 アーチャー「今の一連の会話は馬鹿な話じゃないという気か…?」 セイバー「ですから美味しい料理です!!それに勝る物はありません!!!」 インデックス「そうなんだよ!!美味しいものを食べれば元気になるんだよ!!!」 セイバー「いっそのことみんなでパーティをしてしまいましょう!それがいい!」 インデックス「おお!グッドアイディアなんだよ!」 上条「…それお前達が食いたいだけなんじゃないか?」 セイバー「何か問題が!?」 インデックス「みんなが元気になれば問題なしなんだよ!」 美琴「否定しないんだ…」 士郎「じゃあ季節も季節だし鍋パーティでも開くか?」 アーチャー「うむ…それでいいんじゃないか?」 ひたぎ「じゃあ私たちはパーティに必要な物を集めてくるわ」 上条「ん?クラッカーとかそういうのか?」 C.C.「まぁ似たようなものだな。いつもの執事に頼めば持ってきてくれるだろ」 ―――そして――― アーチャー「………なんだこれは?」 ひたぎ「見れば分かるでしょう?カラオケマシーンよ」 アーチャー「………何故そんなものが食堂にある?」 C.C.「あいつらなら歌えば元気になると思ったのでな」 アーチャー「………」 美琴「…勝手に食堂に物を増やされて怒りたいけど、言ってることも分かるから怒れないって顔になってるわよ」 アーチャー「…人の心を読むな」 712 :名無しさんなんだじぇ:2011/12/06(火) 00 00 08 ID 6.nz4ehc ―――鍋&カラオケパーティ終了――― 律「はぁ~食った~」 唯「思いっきり歌った~」 梓「久々に楽しめましたね」 ムギ「そうね」 ワイワイガヤガヤ バタン アーチャー「………」グッタリ 士郎「………」グッタリ 上条「………」グッタリ 美琴「お疲れ様…本当に忙しかったわね…」 黒子「『死者スレ』にいる方ほぼ全員来ていましたから…仕方ないでしょう…と言いたいところですが…」 セイバー「全く…この程度でだらしがない…」モグモグ インデックス「まだまだ足りないんだよ!早く次の鍋を持ってくるかも!!」モグモグ 黒子「ほとんどあなた方が原因ですの!!一体2人だけで何杯の鍋を空にする気ですの!?」 セイバー&インデックス「Our stomach is the universe!!!」モグモグ 黒子「だからそのネタウケてませんの!!!英語にしても一緒ですの!!!」 ひたぎ「いい加減誰か手伝ってあげてもいいのに…」 C.C.「まあ目的は果たしたし、結果オーライと言ったところか?」 美琴「…ま、そうね…ところでこのカラオケマシーンどうするの?」 ひたぎ「え?ここに置いておくつもりだけど…」 美琴「…料理長の許可は?」 C.C.「得ていると思うか?」 美琴「思わない」 ひたぎ「別にいいじゃない。誰かが困る訳でもないし」 C.C.「寧ろ新しいネタに繋げられると思うべきだ」 美琴「…もう何も言うまい」
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/390.html
穏乃「みんなあ~。あれ、はぐれたのかな?」 京太郎「しかし、タコスを材料を買いに待ちに出るなんて……せっかく東京に来たのにさ」 優希「つべこべ言わず歩けイヌ。これも重要な仕事だじぇ」 京太郎「和が、いや、せめて咲が来てくれればこの疲れは半減したのに」トホホ 優希「いいかなとっとと歩く「和!?」……わあっ!?」 京太郎「うわ、なんて危ない格好。東京ってのはこんなんもいるのか?」 穏乃「ね、ねえ、今、和って言いました? 和ってあの原村和?」 優希「このちっさいのはイヌの知り合いか~」 京太郎「ええい、俺を巻き込むなタコス娘」 優希「のどちゃんは私ののチームメイトだじぇ」 穏乃「う、嘘。ってことは清澄?」 京太郎「確かにそうだけどお嬢さん。とりあえず場所を移動しないか?」 皆で移動中 優希「へえ、和と同級生だったんだ」 穏乃「うん!! 最高の友達だよ」 京太郎「ほら、優希、高鴨さん」 優希「おお、タコス味のペポシとはさすがわかってるじぇ」 穏乃「な、長野の人は変わったものを飲むんだね。あ、私は穏乃でいいよ。なんかその呼び方こそばゆくて」 京太郎「いや、こいつだけ特殊なだけだよ。じゃあ、俺も京太郎でいいよ」 穏乃「うん、きょうたろうっ」ニカ 京太郎「それで他の人たちとはぐれたんだって?」 穏乃「た、多分。だから、とりあえずホテルに戻ろうとしていたんだけど」 京太郎「携帯電話とか持ち歩いてないのか?」 穏乃「うっかり、忘れちゃって。困ったら、憧、友達に借りればいいかなって」 優希「しずしずもうっかりやさんだじぇ」 穏乃「えへへ」 京太郎「とりあえず、俺の携帯電話を貸すから友達に連絡しな」 穏乃「ありがとうぉぉ」ガバッ 京太郎「って、抱きついてくるな。暑苦しい」 優希「なんと、イヌが発情しないですんだじょ」 穏乃「じゃあ、あっちで連絡してくる」 京太郎「まるで俺が年がら年中スケベな妄想しているように言うな」 京太郎「なんていうか、抱きつかれても女って感じがしないんだよな。なんつーか、子犬?」 優希「なんとなく分かるな。たしかにしずしずは子犬っぽいじぇ」 京太郎「はあ、俺はたゆんたゆんな人に抱きつかれたいのになあ」 優希「…………」スカスカ 京太郎「何やっているんだ? 目の前の空気を押してるとか?」 優希「なんでもないじぇ!!」フン 穏乃「きょうたろう、優希ちゃん。繋がったよ」 京太郎「おお、良かったじゃないか。で、どこいけばいいんだ?」 穏乃「えっ、ついて来てくれるの?」 京太郎「ウチに迷子のスペシャリストがいてな。ウチでは迷子にはできるだけ誰かを付けるってルールがあるんだ」 穏乃「ぷぷ、変な子だね」 優希「しずしずはのどちゃんの友達だしほっとけないじぇ(ホントは京太郎とのデートがしたかったけど仕方ないじぇ)」 穏乃「ありがとう、二人とも!! えっと、新宿駅あたりだって」 京太郎「じゃあ、地下鉄に乗らないとなあ。さすがにその後のことは分からないけど」 優希「地下鉄は……あっちだじぇ!」 京太郎「じゃあ、行こうぜ。穏乃」 穏乃「うんっ」ギュッ 京太郎「手を握るのか?」 穏乃「?? 駄目なの?」キョトン 京太郎「はあ、いいよ別に。こっちもはぐれないようにしときたいからな」 優希「イヌ、こっちも握るじぇ!!」 京太郎「ひったくるように持つな。馬鹿タコス!!」 穏乃「行こう、きょうたろう!!」 優希「さっさと行くじぇ」 京太郎「わかった、分かったから(なんだか妹が二人いるみたいだ~。うう、大きい胸の人に甘えたい)」 全国大会と迷子って便利だよね 穏乃「お~い。あこぉぉぉ!!」 憧「あっ、しず。どこに行ってたのよ」 穏乃「ごめんごめん。迷子になってさあ」 憧「ほんと、お猿さんなんだから」 京太郎「よかったな。穏乃」 優希「しずしずよかったじぇ」 穏乃「ああ、そうだ!!」 憧「ちょ、いきなりなによ?」 穏乃「二人のことを紹介するね。私を助けてくれた人での、なんと和と同じ高校の人だって!!」 憧「う、うそ。ほ、本当なんですか。えぇと……」 優希「本当だじぇ。私の名前は片岡優希だじぇ。優希でいいよ」 京太郎「ちなみにタコスの申し子だな」 優希「イヌの癖にいいフォローをするじゃないか!!」 京太郎「あ、あれ? 貶したはずなんだが。あ。俺の名前は須賀京太郎っていうんだ。よろしくな」 憧「あ、はい。私の名前は新子憧って言います。憧でいいです」 京太郎「じゃあ、俺も京太郎でいいぜ。憧ちゃん」 憧「しずが迷惑掛けて本当にすみません!! しかも、和の高校の人なんて」 優希「大丈夫だじぇ。こっちも色々と盛り上がることができたし楽しかったじぇ」 京太郎「そうそう。ただの材料の買出しのはずが中々面白いことになったしな」 憧「材料?」 穏乃「そうそう、きょうたろうはタコスが作れるんだよ~」 憧「タ、タコス!? って、しず。馴れ馴れしすぎ。なんで手をつないでるのよ」 穏乃「ええ~? だって、なんとなくフィット感がいいんだもん」 憧「男の人とそういうのはいけないでしょ。いくらしずが男勝りでも。それに彼女さんにも迷惑でしょ」 優希「か、か、彼女!?」 京太郎「憧ちゃん。そいつは違うぜ。こいつとはなんともないんだよ」 憧「えっ、そんなんですか?」 京太郎「当たり前じゃないか」ハハッ 優希「…………フンッ」 憧「(な、なんかあの子は否定していそうな雰囲気が)」 穏乃「そういえば、玄さんとかは?」 憧「先に行っててもらったわよ」 穏乃「うわちゃ~。ホントにごめんね、憧」 憧「もう慣れましたから」 京太郎「じゃあ、このへんでおさらばかな」 優希「だじぇ」 穏乃「ええ? もう少しいようよ。きょうたろう、優希ちゃん」 憧「ほら、わがまま言わないの」 憧「あ、でも、お買い物をするんでしたら手伝いますよ。みんなとは後からも合流できるし」 京太郎「いいよ。他の人を待たせているんだろ?」 憧「しずがお世話になりましたし」 憧「あのままだとしずは本当にどっかいきそうな気がして。お猿さんみたいな体力だし」コソコソ 京太郎「は、はは。優希どうする?」 優希「貸しを作っとくのも気持ち悪いし、なによりしずしずともっと喋りたいじぇ」 京太郎「仲良くなったなあ、お前ら」 穏乃「優希ちゃああん!!」ウリウリ 優希「し、しずしず、熱いじぇ」 京太郎「じゃあ、手伝ってもらっていいですか?」 憧「そんなに下手にでなくてもいいですよ」 京太郎「なんとなくだよ、ハハッ」 憧「ふふ、とりあえずみんなに連絡してきますね」 憧「あっ、そういえばこの携帯番号」 京太郎「あ、俺のだよ。こっちも消しといたから後で消しといていいぞ」 憧「はい、色々とありがとうございます」 穏乃「お~い。憧、きょうたろう。はやくぅ!!」 優希「イヌ~、憧ちゃん、とっとと行くじぇ」 憧「全くしずは……」 京太郎「ウチのもなんかすみません」 憧「じゃあ、私たちもいきましょ……きゃっ」ドンッ 京太郎「おっと」ギュッ 憧「あ、あれ。痛くない……って、うえぇぇ」 京太郎「人が多くなって来たから早く移動したほうがいいかもな。大丈夫か、憧ちゃん?」 憧「は、はい。(お、同い年くらいのひ、人がこんなに近くに)」カアァ 京太郎「じゃあ、とっとと行こうぜ。また、見失っちまいそうだ」 京太郎「とりあえずお手を拝借してよろしいですか、お姫様」 憧「え、えっ、ええ??」 京太郎「はは、冗談だって。(咲みたいにいいリアクションするな。なんか女の子って感じだなあ)」 憧「じょ、冗談ですか……」 京太郎「あの二人もうっさくなってきたし本当に行こうか」 憧「は、はい……あ、和のことも道中教えてください」 京太郎「ああ、俺に分かる限りならいいぜ。じゃあ、行くか」 憧「はいっ!!」 続いてしまった。なんだかんだで憧が男に一番免疫がなさそう 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/abokadou/pages/152.html
2011年、2月20日、24時間配信凸企画中にオープンクエスチョンについて石炭さんと話していた際に寝惚けた丫戊个堂が突然言い出した名言(風の台詞)である。 石炭「オープンクエスチョンってウミガメのスープでしちゃいけないタイプの質問形式のことですか?」 ↓ あぼ「いや、焼いていいんだよ、この場合」 何を言っているのかわからないかもしれないが、私にもわからない。丫戊个堂自身ですら意味はわからないだろう。
https://w.atwiki.jp/animerowa-3rd/pages/1641.html
984 :名無しさんなんだじぇ:2010/10/11(月) 18 50 19 ID r19RaP1k とーか「うーん、やはりやるしかないですわね」 リリーナ「スレも終盤ですし、投下が二つ残ってますから、それらがひと段落ついてからですね」 小萌「水泳大会みたいにグダグダにならなければいいんですけどぉ」 とーか「そこは徹底的にマークしておきませんといけませんわね」 美穂子「あの…提案があるのですけど」 とーか「…面白いですわね」 リリーナ「でもいいのでしょうか、また何かされたら…」 小萌「若者の夢は何としても守る!それが聖職者ですぅ!」 とーか「ですわね。死後の世界にまで心残りを残してはいけませんわ」 美穂子「では…」 とーか「えぇ、また三つ巴で行きましょう!今度は男女混合ですわよ!」 【死者スレ大運動会-風紀vs特攻vs主催、立案】 美穂子「良かった…」 とーか「それにしても、なぜ海原さんのために参加させようと思われたんですの?」 美穂子「人の恋路には敏感なんです」 985 :名無しさんなんだじぇ:2010/10/11(月) 19 16 29 ID kIkFdZ0o リボンズ「フフフ、これは僕の出番だね」 イリヤ「はいはい今忙しいんだから帰るわよ」 リボンズ「でも、君は本当に忙しいのかな?」 イリヤ「なんのこと?」 リボンズ「タイガー道場ジャスティs(ドカッ イリヤ「そこの話題は出すな!」ズルズル
https://w.atwiki.jp/animerowa-3rd/pages/1243.html
48 :名無しさんなんだじぇ:2010/05/23(日) 21 33 29 ID lwFbs.Dc レイ「…」ピクピク 船井「なぁ兄ちゃん。腹決めて律はんに会ってきたらどうや?」 レイ「…」 船井「いつまでもここに篭る訳にもいかんやろ?」 レイ「しかし…」 船井「嬢ちゃんがキャスターはんに襲われとる間だけの自由なんて辛いやろ?相手はただの女子高生やん」 レイ「ああ、破滅的な威力を持つ二丁のマシンガンを自在に操るただの女子高生だな」 船井「まあまあそう嫌味に言うなって。兄ちゃんかていままで生き残ってきた実力者やん」 レイ「戦えと言うのか?」 船井「や、そういうわけやないけど…。ようは男ならぼこられるん承知で和解してこいゆうことや」 レイ「それは…」 船井「確かに嬢ちゃんが不幸の道を歩むきっかけになったんは兄ちゃんに違いないからな」 レイ「し、知らん!俺は関係ない!」 船井「往生際が悪い!嬢ちゃんが麻薬に苦しんだんも、キャスターはんに性的な意味で襲われるんも、光秀はんに襲われるんも、俺のちょっとした恋心に気づかんのんも全部あんさんのせいや!」 レイ「おいちょっと待ておかしくないか」 船井「おかしゅうない!ほらとっとと行けや!大丈夫、ここなら死んでも復活できるさかい!」 レイ「そういう問題じゃない!」 49 :名無しさんなんだじぇ:2010/05/23(日) 22 13 42 ID Dqk6XWuQ 唯「あ、レイさんだー」 レイ「……何か用か」 唯「ねぇねぇ、今からν放課後ティータイムのみんなでお菓子食べるんだけど、レイさんも来ない?」 レイ「断る」 唯「えー、なんでー? レイさん暇でしょー?」 レイ「俺は忙しいんだ」 船井「控室の隅っこで突っ立ってるだけやないか」 レイ「……潜入任務中だ。あっちへ行け」 唯「いこーよーレイさーん。ほら、私たち名前似てるし!」 レイ「名前は関係ないだろうが!」 船井「ワイも協力したるで嬢ちゃん」 レイ「ま、待て! あのメンバーには確かっ……」 船井「だからやないか。おら、とっとと覚悟決めて行ってこいや!」 レイ「やめろおおおおおおっ!!!」 プリシラ「おそいなぁ唯。何やってんだろ」 かじゅ「誰か連れてくると言っていたが」 唯「おまたせーみんな。ごめんごめん遅くなっちゃった」 律「何やってたん……!!!」 レイ「……………」 唯「紹介するね。控室の主のレイさん! あたしと名前一文字しか名前違わないんだよ!」 一同「………………」 唯「あ、あれ?」 紬(よりにもよって彼を連れてくるなんて……) 船井(やっぱマズかったんやろか) 美琴(壊滅的にマズいに決まってんでしょうが!あーもうどうしよ……) 律「お前っ……お前のせいであたしがどんな目にあったとっ……!」 レイ「知らん」 律「っっっ!!!」ジャキッ レイ「お前の事など俺の知ったことではない。俺はただ俺の目的を遂行しようとしただけだ」 律「あーそうかい、じゃああたしがここであんたを撃ってもいいってことかい?」 レイ「好きにしろ。俺はもう死んだ。俺はもう、どうでもいい」 律「……………ちっくしょう……こんな抜け殻みたいなやつ撃てるわけないだろっ……」 唯「りっちゃん……ほら、お菓子たべよ?おいしいよ」 律「うぅっ……ぐすっ……」 レイ「…………」 唯「ほら、レイさんも」 レイ「いらん。俺は帰る」 律「………………」 カチャカチャカチャ……(食器の触れる音) かじゅ(き、気まずい……) 梓(この空気はキツイです……) 50 :名無しさんなんだじぇ:2010/05/23(日) 22 33 50 ID lryysBa6 オーナー「ふなちゃん」 船井「ナンデショウカ、オーナー」 オーナー「少しこちらに…」 船井「ワカリマシタ」 ムギ「ごめんなさい、少し席を外すわね」 唯「う、うん」 律「……」 かじゅ「うーむ、どうしたもの…」 タキューン、タキューン 一同「!」 …… ムギ「今戻ったわ」 唯「あれ、船井さんは?」 ムギ「用があるとかでどこかへ行ってしまったわ」 あずにゃん「そ、そうですか…」 ムギ「さあ、続きと行きましょう。まだお茶もお菓子もあるわよ」 律「あ、ああ…なんかごめんな」 ムギ「別にいいわよ、気にしないで」 プリシラ「(ムギちゃんから硝煙の臭いがするのにはつっこまないほうがいいよね?)」 美琴「(やめといたほうがいいと思うわ)」 51 :名無しさんなんだじぇ:2010/05/24(月) 00 01 09 ID n8kMOrTo ~~酒場~~ 船井「ワテかて良かれと思ってやったんやで?ちゅーか連れてったん嬢ちゃんやし…」 小十郎「まぁお前さんの言いたいことも分かるが…」 兵藤「謝れば済むというものではないが、一言あればまた変わるのにのう。」 政宗「HA!まったく強情なヤツだぜ。」 カイジ「そういやあんたはいいのか?」 玄霧「…恨んでいない、と言えば嘘になりますが、此処でそういったものに囚われていてもしかたありませんしね。ただそれを彼女に強要出来ません。」 安藤「でも、何時までもこのままと言うわけにもいきませんよね?」 一同「う~ん…」
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1516.html
判断ミス 30KB 自業自得 引越し 作者はマ・あきです 作者はマ・あきです 一話完結 これまでの作品とは一切関係なし 一枚絵が元ネタ 判断ミス 「くしゃいおうちで、ふゆをこしゅなんちぇできないよ!ぷんぷん!」 「ゆゆ!れいみゅ、まつんだじぇ!」 季節は冬。 とある路地裏。 子れいむと、それを追って子まりさが、 築地・魚庄さんまと書かれたトロ箱から出て行く。 トロ箱の一角には子ゆっくりが通れる大きさの穴が開いている。 このトロ箱、雨を通さず、幾らかは寒さを和らげ、外敵から身を隠してくれると いいこと尽くめの、野良ゆ垂涎のベストハウスであった。 唯一つ、生臭いということに目を瞑るというか、鼻を塞げばではあるが。 ここは街中であり、ゆっくりも巣の中で一冬を越すということこそしないが、 寒く、食糧も不足しがちな上に、雨に雪にと死因に事欠かない。 越冬は野良か野生かを問わず、ゆっくりにとっては、厳しい試練なのだ。 この路地裏には雑然と生ゴミが散らばっている。 勿論、しばらくすれば片付けられるが、不心得者が不定期にゴミを捨てていくのだ。 それが、カラスやらネズミやらゆっくりやらに荒らされ路地裏にぶち撒けられる。 野良ゆからすれば至上のご馳走だ。 特に冬場はそうである。 その上、トロ箱のある位置は隣の建物の暖かな排気があたっており、 冬の寒さから脆弱な子ゆっくりたちを守ってくれていた。 トロ箱に、暖かな排気、生ゴミの散らばる路地と、 無力な子ゆっくりでも越冬成功の僅かな光が見えるほどだ。 そんな厳しい越冬を前に、件のベストハウスを捨てて出て行く理由は一つ。 本ゆんが言うとおり、臭くてゆっくりできないからだ。 「まってにぇ、れいみゅ!おそとはしゃむいしゃむいだよ!」 追いつき引きとめようとする子まりさ。 「ゆんゆん!れいみゅはれいみゅにふさわしいゆっくちプレイちゅをさがすよ! あっちゃかくて、くさくにゃくて、あまあまいっぱいのおうちだよ!」 構わず先に進む子れいむ。 「ゆ、ゆゆ?ゆっくちプレイちゅ?あまあま?」 子れいむに引きずられるように、子まりさもトロ箱からどんどん離れていく。 子ゆっくりが越冬を控え、あるいはその最中にこれほどの好条件の住処を捨てるなど、 無謀以外の何物でもない。 子ゆっくりとは言え、その程度の知識はないものだろうか。 引き止めてくれる家族はいないのだろうか。 「そうだよ!こんにゃくしゃいおうちじゃにゃくて、 まえにれいみゅとまりしゃが、すんでたみたいにゃおうちだよ!」 「ゆ・・・。まりしゃと、れいみゅのゆっくちプレイちゅ・・・。」 子れいむの言葉に子まりさも何かを思い出すような、 それでいて今にも泣き出しそうな顔になる。 知識と家族。 この子ゆっくりたちにはどちらもない。 二匹はつい先日まで、ほんの十日間ほどだが飼いゆっくりだった。 金銀といった優良個体ではない。 一匹五百円も払えば買える、躾をされていないゆっくりである。 大量に生産され、そのままゆっくりショップの店頭に並べられた。 別に二匹は姉妹でもなく、同じ出荷元から送られ、同じ飼い主に買われただけだ。 この二匹は一応はペット用で、金をかけたくない人か、余程熟練した飼い主向けだ。 この子れいむと子まりさは、初心者かつ金をかけたくない飼い主に買われた。 そして、飼い主にゆっくりを飼うには相応の努力か、金を費やすしかないという、 あまり役に立たない教訓を身につけさせた。 自身はその代わりでもないだろうが、路地裏に捨てられている。 その路地裏にあったのがベストハウス。 この恵まれた条件の場所に捨てたのは、無責任ではあっても、 飼い主の、子ゆっくりたちへの最後の情だったのではないだろうか。 確かにトロ箱は未だ生臭さがきつく、ゆっくりし難いだろう。 人間だって、我慢できないかもしれない。 しかし、子ゆっくりが自力で越冬を成功させるには余程の幸運が必要だ。 トロ箱と生ごみの絶えない路地裏のような。 そして、そんな幸運にばかり恵まれるはずもない。 それでも二匹の子ゆっくりはトロ箱を捨て、路地裏を出る。 さらなるゆっくりを求めて。 子ゆっくりたちは判断ミスをした。 それも致命的な。 さよなら魚庄さんまのトロ箱。 二匹はぽゆんぽゆんと道路を跳ねていく。 「ゆっゆゆーん!おひっこちだよ!かわいいれいみゅとまりしゃのおひっこちだよ!」 「ゆゆゆ、ゆっくちー!ゆっくちプレイちゅなんだじぇー!」 子れいむは元より、慎重論を唱えた子まりさもすっかり引越しに乗り気だ。 寒空の下、何故こんなにも陽気に振舞えるのか。 勿論ゆっくり特有の餡子脳故でもある。 だが、安価ではあるにせよ飼いゆっくりとして売られ、 飼われた経験が二匹をそうさせた。 二匹の頭だけの頭にあるのは、かつて過ごしたゆっくりショップ。 そして、三日ほど前まで過ごした飼い主さんのお家。 ゆっくりショップはともかく、飼い主さんは勝手が分からないこともあり、 結構子ゆっくりに甘かった。 初めてのゆっくりに舞い上がった飼い主さんは、 二匹にそれなりにいい値段のゆっくりフードを買ってきて、甘いお菓子も与えた。 専用のハウスこそ用意しなかったが、ダンボールにタオルを敷いて、 快適なプレイスまで作ってやった。 多少の粗相なら笑って許した。 きつく叱るということをしなかった。 元々躾を受けていないところに加え、それらの厚遇が裏目に出て 急速に態度が悪くなってきた子ゆっくりたちは見事、捨てられた訳だ。 二匹には野良としてやっていく知恵などない。 かといって人間から躾を受け、人間との関係を学んだわけでもない。 今まで、ごはんは黙っていても勝手に出てきた。 生まれたときから、それなりに快適なおうちとごはんがあった。 買われていった先は、おうちもごはんも更にすてきなゆっくりプレイスだった。 その次のおうちは臭かったが、これは何かの間違いだろう。 二匹にとって、すてきなおうちと、おいしいごはんは、 あって当たり前のものなのだ。 「ゆーん・・・?ゆっくちプレイちゅが、みちゅからにゃいよ・・・。」 トロ箱と別れてから、約二十分。 子れいむは、いつまで経っても新しいお家が見つからず、一旦あんよをとめた。 おかしい。 一念発起すれば、ゆっくりプレイスの一つや二つすぐに見つかるはずだ。 なんといっても自分はゆっくり。 ゆっくりするのが仕事です! なのに、一向にプレイスは見つからない。 影も形も見えてこない。 「しょうだにぇ・・・。ゆっくちプレイちゅ、みちゅからないのじぇ・・・。」 子まりさも予想以上に新しいおうちが見つからないことに、意気消沈してしまった。 かといって路上で、いつまでもあんよを止めているわけにもいかない。 外は寒いし、おなかも減ってくる。 早く今までのように、快適で、ごはんを出してくれる人間さんのいる ゆっくりプレイスに辿り着かなければ。 長旅に疲れたあんよでずーりずーりする。 「れいみゅ・・・。まりちゃ、ちゅかれたんだじぇ・・・。 ちょっとやすむんだじぇ・・・。」 「ゆ・・・。れいみゅもちゅかれたよ・・・。ちょっとおやしゅみしようにぇ・・・。」 とうとう疲れ果て、本格的に休憩をすることにした子ゆっくり。 しかし、休憩をとるといっても寒さが気になる。 寒い寒いとは感じてはいたが、あんよを止めるとなお更に寒く感じる。 アスファルトはすっかり冷え切っていて、 その上で留まっていてはまるでゆっくりできない。 「ゆわーん!ゆっくちできにゃいいーーー!!」 「まりちゃ、あんよがしゃむいんだじぇーーー!!」 アスファルトから這い登るように伝わってくる冷気に、 二匹は疲れているにもかかわらず、その場でぴょんぴょん跳びはねる羽目になった。 ちょうど、ホットプレートで足焼きされているのと同じ様だ。 そんなことをしても、一向に何の解決にもならないが、とにかく目先の非ゆっくり、 つまりは、あんよの冷たさを何とかしたかったのだ。 しばらく、跳ね続ける二匹。 トロ箱を出て三十分。 疲れ果てた二匹は、一夜の仮の宿を求める。 「ゆぅ・・・、ゆぅ・・・。まりちゃ・・・、れいみゅちゅかれたよ・・・。 きょうはおうちがみつからにゃくても、しょうがにゃいよ・・・。」 「ゆん・・・。ここはしゃむいから、かぜのあたらにゃいところにいこうにぇ・・・。」 それから更に三十分。 「ゆ・・・。ここにゃら、ちょっとだけあったかいにぇ・・・。」 子ゆっくりたちが、潜り込んだのは自動販売機の裏。 狭い所に体をねじ込んだ。 しかし、そのおかげで凍死の心配だけはなさそうだ。 「そうだにぇ・・・。きょうはここですーやすーやするのじぇ・・・。」 まだ、やっと夕方といったところだが、体力も根性もない二匹は もうこの宿から離れる気はないらしい。 ぐぅぅぅぅぅ 「おにゃかがへったけど、きょうはしゃむいしゃむいだし、 つかれたから、くささんをたべるよ・・・。」 「まりちゃも、くささんをたべるのじぇ・・・。」 自動販売機の近くに生えている僅かな草を口に運ぶ。 「むーちゃむーちゃ・・・、ゆ、ゆげぇぇ、ぐぐぐ、ごっきゅん、それにゃりー・・・。」 「くささん、にがいのじぇ・・・。おにゃかいっぱいにならにゃいのじぇ・・・。」 ほんの気休め程度に食事をして、再び自動販売機の裏に戻る。 「まりちゃ、あしたはおにゃかいっぱい、むーちゃむーちゃしようにぇ・・・。」 「あしたは、あまあまたべたいのじぇ・・・。 まえのおうちでたべた、はいきべんとうさんでもいいんだじぇ・・・。」 トロ箱を捨てて初めての夜が更けていく。 ガタガタ、ガタガタ ガチガチ、ガチガチ 「しゃ、しゃむいよ・・・。」 「ねみゅいよ・・・。」 まるで重なるようにして皮を寄せ合う二匹は、震えが止まらない。 話す合間にも、ガチガチと歯が鳴っている。 凍死こそ免れたが、朝方の冷え込みは只事ではなく、 普段は目覚めないような早朝に目を覚ましてしまった。 運が悪かったのは夜になってから、雲ひとつない快晴になってしまったことだろう。 「ゆぅぅ・・・。ちょっとあかるくにゃってきたけど・・・。 ごはんさん、さがしにいきゅ・・・?」 「まだ、くらいし、にぇいむいよ・・・。 もうちょっとあかるくにゃってからいくのじぇ・・・。」 まだ薄暗いなりに、日は昇りつつあったが子ゆっくりたちは、 まだ、出かけるつもりはないらしい。 確かにまだ薄暗く、気温の上がる日中のほうが出かけやすい。 ただ、早朝に出なければ生ゴミのような上物は手に入らないことを二匹は知らない。 恵まれすぎた境遇と幼さが、それを理解させない。 「ゆん・・・。しゃむいにぇ・・・。 ゆ!まりちゃ、れいみゅとしゅーりしゅーりしようにぇ!」 「ゆゆ!それはめいあんなのじぇ!しゅーりしゅーりするのじぇ!」 しゅーりしゅーり、しあわせーーー!!! スーパーすりすりタイム。 寒さと空腹に苛まれながら、それでも一時の安らぎがそこにはあった。 本格的に日差しもあたり、気温も大分高くなってきた。 夜中からの快晴は今も変わらず、この分だと日中は過ごしやすくなりそうだ。 「ゆーん!あっちゃかくにゃってきたにぇ! まりちゃ、そろそろごはんさんとおうちをさがしにいこうにぇ!」 「ゆっくちりかいしたのじぇ! まりちゃ、おにゃかがすいたから、ごはんさん、さきにさがすのじぇ!」 「ゆ!さすがまりちゃだね!めいあんだよ!れいみゅもおにゃかすいたよ! さきにごはんさん、むーちゃむーちゃしようにぇ!」 よし、まずは腹ごしらえだ。 腹が減っては戦はできぬ。 おうちも、ゆっくちプレイちゅも、むーちゃむーちゃのあとだ。 二匹の子ゆっくりは、ぴょんぴょんと元気良く跳ねていく。 「ゆっゆゆーん!ごはんさん、でてきてにぇ! かわいいれいみゅのおにゃかが、ぺーこぺーこだよ!」 「まりちゃもだよ!おにゃかが、ぺーこぺーこだからはやくでてくるんだじぇ!」 ぴょーんぴょーん しばらく、ごはんを探してみる。 といっても生ゴミのありそうなところを見て回るでもなく、虫や花を探すわけでもない。 この二匹、どうすれば食べ物が手に入るかまったく理解していない。 ただ、適当に跳ね回っているだけだ。 「ゆー?あまあま、みつからにゃいね・・・。」 「そうだにぇ・・・。はやくごはんさんたべたいにょに・・・。 どうしてごはんさん、ないんだじぇ・・・。」 今まで、こんなに空腹だったことはない。 昨日の午後から、苦い草ぐらいしか口にしていない。 それも、僅かな量だ。 今までこんなことはなかった。 いつでも、ある程度満足のいく食事が、満足のいく量、供されていたではないか。 子ゆっくりたちには、ごはんがあるのが当たり前であり、 自分達の目の前にごはんがないことが、本気で不思議でならなかった。 子れいむは、跳ねながらも考え続け、そして閃いた。 そう言えば、臭いおうちにいたとき以外は、 人間さんが食事を持ってきてくれていた・・・。 「ゆゆゆ!!れいみゅ、わかっちゃよ!」 「ゆ?れいみゅ、どうしちゃにょ?」 れいみゅは、りかいしちゃよ! おいしいあまあま、たべれるよ! 「にんげんさんに、おねがいしようにぇ!」 「ゆゆ!?にんげんさん・・・?」 にんげんさんに、おねがいするってにゃんのことなのじぇ・・・。 「にんげんさんに、ごはんもらおうにぇ!あまあまいっぱいだよ!」 「ゆ?ゆゆゆ!?」 れいみゅ、いったい、にゃいいってるのじぇ? にゃんで、にんげんさんにごはんさんもらうのじぇ? 「おもいだしてにぇ! れいみゅたちのごはんは、にんげんさんがよういしてくれるんだよ!」 そう、れいむとまりさのごはんはにんげんさんが用意してくれるものなのだ。 何故かは良く分からない。 そういうものなのだろう。 もしかすると、れいむとまりさが、あんまりにもかわいいからかもしれない。 「ゆゆ!そうなにゃのじぇ! まりちゃたちのごはんは、にんげんさんがくれるのじぇ!」 そう言えば、そうだった。 大体一日に二、三回ごはんが出てくるのだ。 ここ数日、おうちが急に寒くて臭い場所に変わったり、 今まで一緒に住んでいたはずのにんげんさんがいなくなっていたりと、 慌しくてゆっくりと考えている暇もなかったが、そういうことになっていた。 それならば、にんげんさんにお願いしてみるというのは良い方法だ。 もしかすると、うっかりれいみゅとまりちゃのお世話を忘れているのかもしれない。 まあ、にんげんさんたちは皆、見るからにゆっくりしていないし、 忙しいこともあるのだろう。 別に怒っているわけではないのだ。 ごはんさえ出してくれれば文句は言わない。 「それじゃ、にんげんさんにあまあまもらうのじぇ!」 「おにゃかすいてるから、いっぱいもらおうにぇ!」 そうと決まれば、早くお願いしなければ。 道行く手近なにんげんさんに声をかけてみる。 「にんげんさん!れいみゅと、まりちゃにあまあまちょーだいにぇ!」 「まりちゃたち、おにゃかすいてるのじぇ!いっぱいほしいのじぇ!」 元気良く、にんげんさんに声をかける子ゆっくりたち。 「・・・。ええと、なんでいきなり俺に、ごはんくれなんて言ってるのかな?」 一瞬呆けた後、気を取り直して尋ねてみる。 「ゆ?れーみゅたち、おにゃかすいてるよ・・・?」 「まりちゃも、おにゃかぺーこぺーこなのじぇ? きのうから、くささんしかたべてにゃいのじぇ。」 おなかがすいたら、にんげんさんが、ごはんをくれるんじゃなかったか。 おかしいな・・・。 今までずっとそういう決まりだったはずだなんだが。 子ゆっくりたちのほうも「?」といった疑問符が浮かんだかのような表情で、 にんげんさんに空腹を訴えてみる。 「そうか・・・。お前ら腹減ってるのか・・・。」 まだどうみても子どもだよな、こいつら。 野良なんだろうけど、それほど汚れてないし、最近捨てられた飼いゆっくりとかかな。 「ゆ!そうだよ!れいみゅ、あまあまたべたいよ!」 「まりちゃも!まりちゃも、あまあま、おにゃかいっぱいたべたいのじぇ!」 やっと分かってくれたか。 一瞬何のことだろうという顔をされたときは、こっちが不安になってしまった。 まあ、とにかくここ数日碌なものを食べていないから、 今日はおなかいっぱい、おいしいものを食べたい。 「ええと・・・。そうだ・・・。 じゃあ、これあげるよ。二人で半分づつな。」 ちょっと可哀想だな・・・。 そういえば食べかけのチョコレートがあったな。 半分食べて、あと六個残ってる。 二匹で半分に分ければちょうどいいよな。 「ゆゆ!ちょこれーとさん!にんげんさん、ゆっくちありがちょう!」 「ゆー!まりちゃ、ちょこれーと、だいしゅきなのじぇ!」 チョコレート! あまあまのなかでも、特に好きなものだ。 やっぱり、にんげんさんがごはんをくれるんだね。 もっと早くこうすれば良かったよ。 「それじゃ、俺は行くから。」 ゆっくりは甘いものが好きだとは聞いていたけど、 あんなに喜んでくれると、まあ悪い気はしないな。 でも、あんなに喜ぶってことは余程腹が減ってたんだろうな・・・。 そう思うと、やっぱりちょっと可哀想だな。 「ゆ!まりちゃ、ごはんはべつのところでむーちゃむーちゃしようにぇ!」 「ゆん!ゆっくちりかいしたのじぇ!」 こんなだだっ広い場所じゃゆっくりできないね。 もっとゆっくりした場所にいこうね。 ??? でも、良く見たら、ちょっとあまあまの量が少ない気がする。 いつもならこれくらいでも十分だが、今は特におなかぺーこぺーこだ。 もうちょっと貰ったほうがいいだろう。 「にんげんさん!あまあま、もうちょっとちょうだいにぇ! ゆ・・・。にんげんさん?」 「ゆぅ・・・。にんげんさん、もういっちゃたのじぇ・・・。」 しまった。 チョコレートに喜んでいる間に、にんげんさんは行ってしまったようだ。 やっぱり、にんげんさんはゆっくりしていない。 随分忙しいことだ。 まあ、いい。 これだけあまあまがあれば、一食分としては十分だ。 「ゆ・・・!あまあま、むーちゃむーちゃして、しあわちぇーするよ!」 「あまあまなのじぇ!はやくいくのじぇ!」 二匹は落ち着ける場所を探し、道路の脇の植え込みを選んだ。 本当はもっとゆっくりした場所が良かったが、子ゆっくりの移動能力では そうそう良い場所は見つからない。 それに空腹に加え、魅力的なチョコレートを持ったまま 長時間、我慢などしていられなかった。 「ゆっくちいただくよ!」 「ちょこれーとさん、むーちゃむーちゃするのじぇ!」 むーちゃむーちゃ むーちゃむーちゃ 「ちちち、ちあわちぇーーー!!」 「おいしいんだじぇ!もっちょたべるんだじぇ!」 むーちゃむーちゃ、ばーくばーく むーちゃむーちゃ、ばーくばーく あっと言う間に、三つずつのチョコレートを食べ尽す二匹。 「ゆっふー!おにゃかいっぱいだよ!でも、まだたべちゃいよ!」 「まりちゃも、もっとあまあまたべたいのじぇ! もっと、にんげんさんに、あまあまもらうのじぇ!」 「ゆん!そうだにぇ!にんげんさんに、おねがいしようにぇ!」 ごはんは、にんげんさんにお願いして貰うのが正しい作法なのだ。 これまでの経験に加え、先ほどのチョコレートの件で 子ゆっくりたちは完全に確信した。 「ゆ!にんげんさん!れいみゅたちに、あまあまちょーだいにぇ! ちょっとでいいよ!」 「まりちゃ、またちょこれーとさんがいいのじぇ!」 再び道行く人に声をかける。 「・・・・・・。」 にんげんさんは、ちらりと二匹に目を遣るとそのまま足も止めず歩き去ってしまった。 「ゆ・・・。ゆゆぅ!?にんげんさん、まっちぇね! れいみゅ、あまあまほしいよ!」 「にんげんさん!まりちゃたち、まだちょこれーとさん、たべられるのじぇ!」 にんげんさん! 子れいむと、子まりさの必死の呼びかけにも、 にんげんさんは振り返りもせず遠ざかっていってしまった。 「ゆぅ・・・。にんげんさん、あまあまくれなかったにぇ・・・。」 「ゆぅ・・・。きっと、まりちゃたちにきづかなかったのじぇ・・・。」 もうちょっと、チョコレートが食べたいと思っていた二匹はしょんぼりと俯く。 「ゆ!まりちゃ、つぎのにんげんさんは、きっとあまあまくれるよ! げんきだしてにぇ!」 「そうだにぇ!つぎは、もっとげんきよく、おねがいするんだじぇ!」 すぐに元気を取り戻した二匹は、次々とにんげんさんたちに声をかけ始めた。 夕方。 あれから、子れいむと子まりさは片っ端からにんげんさんに声をかけ続けた。 「ゆん!にんげんさん、れいみゅと、まりちゃにあまあまちょーだいにぇ!」 「まりちゃたちに、ごはんさんちょーだいなんだじぇ!」 「ゆ!にんげんさん!れいみゅたち、またおにゃかすいてきちゃよ! はやく、ごはんさんよういしてにぇ!」 「まりちゃたちに、ちょこれーとさん、たべさせてほしいんだじぇ! ・・・なんで、まりちゃたちのこえ、きこえにゃいんだじぇぇ!!」 「ゆぅ・・・。れいみゅ、もうちゅかれたよ・・・。 なんでもいいから、たべちゃいよ・・・。」 「ゆわーん!ゆぴーーー!!まつんだじぇ! ・・・いかにゃいでほしんだじぇ!まってにぇーーーー!!」 結局、最初にチョコレートをくれたにんげんさん以外、誰一人、 子ゆっくりたちに食べ物を分けてくれることはなかった。 もう日は沈みかけている。 ゆっくりはおうちへ帰る時間だ。 「ゆー・・・。そういえば、きょうもおうちみつからにゃかったにぇ・・・。」 「そうだじぇ・・・。おうち、さがしてにゃいんだじぇ・・・。」 一日中にんげんさんに声をかけ続けて、 おうちを探しに行くのを失念してしまっていた。 二匹の子ゆっくりが、これからどうしたものかと ゆんゆん唸っていると、すぐ脇を自動車が走り抜けていった。 ばしゃっ 「ゆぴぃぃぃぃぃ!!!?」 「まりちゃ!!?」 自動車は通り抜けるときに、近くの水溜りの水を盛大に跳ねていった。 子まりさは、全身でその水を被ってしまった。 「ゆ、ゆ、、ゆっっしょん!!」 「まりちゃ、だいじょうぶにゃの!?」 慌てて、子まりさの安否を確認する子れいむ。 「ゆっしょん!ゆ、ゆ、ゆ、ゆ・・・。 しゃ、しゃむいけど、まりちゃはだいじょうなのじぇ!」 全身ずぶ濡れだが、長時間水に浸かっていた訳ではないので命に別状はなさそうだ。 ただ、この時期の水浴びは流石に辛そうだ。 濡れた体に、容赦なく冷たい風が体温を奪っていく。 子まりさは、ガタガタと酷く震えて、早くもくしゃみが出ている。 「よかったよ!おみずにぬれると、ゆっくちできにゃくなっちゃうにぇ! まりちゃが、おびょーきににゃるとたいへんだから、もうおうちにかえろーにぇ!」 「ゆっしょん!・・・しょうだにぇ!おうちでゆっくちするんだじぇ! ・・・ゆ?おうち?」 そうだ。 おうちに帰ってゆっくりするのはいいが、肝心のおうちがまだ見つかっていない。 「ゆーん・・・。しょうだ!きのうのおうちで、ゆっくちしようにぇ! ちょっとしゃむいしゃむいだけど、がまんしようにぇ!」 「そうだじぇ!しゃむいしゃむいのときは、しゅーりしゅーりすればいいのじぇ!」 「ゆゆ!まりちゃはてんさいだにぇ! いっぱいしゅーりしゅーりすれば、しゃむくにゃいにぇ!」 今日も一日、何の成果もなく昨日の自動販売機に逆戻りだ。 自動販売機の裏は、相変わらず熱がこもって暖かい。 といえ、今日も雲の少ない天候のせいで、夜中は冷え込むだろう。 まして、子まりさの濡れた体はすぐに乾くわけでもない。 体が乾くまで、風で熱を奪われ続ける。 ガタガタ ブルブル 自動販売機の裏に戻ってからしばらく経つが、子まりさの様子がおかしい。 空腹で体力が落ちているところに、体が冷え切ったのが良くなかったのだろう。 おそらくは、ゆ風邪だ。 「れいみゅ・・・。まりちゃ、しゃむいよ・・・。おにゃかしゅいたよ・・・。」 今にも消え入りそうな声で寒さと飢えを訴える。 「ゆぅ・・・。まりちゃ、しっかりしてにぇ!ゆっくち、ゆっくちだよ!」 体力の低下が危険なレベルにあることを察して励ます声にも必死さが滲む。 「ゆぅぅぅ、ゆっぐ、ゆえぇぇぇぇん!しゃむいぃぃぃ、しゃむいよぉぉぉぉ!」 子まりさは、一転して大きな声で泣き出した。 が、まだ大きな声を出すだけの余裕があるのだと楽観視することは、 流石に能天気な子饅頭にもできそうになかった。 どちらかと言えば、それは死を間近にしたものが錯乱しているとしか見えなかった。 子れいむは、動揺しつつも励ますことをやめない。 「しゅーりしゅーり!しゅーりしゅーり! しゅーりしゅーりはゆっくちできるよ!まりちゃ、あったかくにゃった?」 「・・・・・。」 急に子まりさが黙り込む。 不安になった子れいむが、子まりさの様子を窺う。 「ゆぅ・・・。」 子まりさは衰弱しきった弱弱しい表情を浮かべている。 「まりちゃ・・・。まりちゃ、げんきだしてにぇ、しゅーりしゅーり・・・。」 子れいむは、どうすることもできず、 ただ、すーりすーりで少しでも子まりさを暖めてやった。 子まりさは、眠っていたり、起きていても眠ったように静かでいたかと思うと、 不意に大声で泣き出し、大騒ぎするということを何度も繰り返した。 その都度、子れいむは必死で子まりさを慰め、励ました。 できることは、すーりすーりと、声をかけてやることだけだった。 「ゆぅ・・・。まりちゃ、ねむったんだにぇ・・・。」 しばらく子まりさが静かだ。 もしかしたら、まりちゃもおちついたのかもしれないね・・・。 そうだと良いのだけれど。 「ゆぴー・・・。ゆぴー・・・・。むにゃ・・・。ゆ・・・?」 どうやら、ちょっと眠っていたらしい。 まあ普通なら眠っている時間なのだから当たり前だ。 ただ、子まりさの具合が心配な今は、そうそう安心して眠ってもいられない。 とはいっても、あの大泣きをしないのだから大丈夫なのだろう。 「ゆ・・・。」 良かった。 思ったより、穏やかな表情で眠っている。 ゆっくりできているようだ。 「・・・・・?」 子まりさと触れている皮が冷たい。 眠っているうちに冷えてしまったのだろうか。 またすーりすーりしてやったほうがいいだろうか。 「・・・・・??」 いや。 それにしてもおかしい。 いくらなんでも冷たすぎる。 「まりちゃ・・・!まりちゃ、ゆっくちおきてにぇ! まりちゃ!まりちゃ!!」 不安になった子れいむは、子まりさを起こそうと声をかける。 必死に子まりさの体を揺すってみる。 「まりちゃ!おきてにぇ、まりちゃ!ゆっくちおきてにぇ! おにぇぼうさんはゆっくちできにゃいよ!!」 「・・・・・・・・!!!」 「・・・・・・・・!!!」 「・・・・・・・・!!!」 「・・・・・・・・!!!」 「ゆっ!ゆっぐ・・・!ゆびぇぇぇぇぇぇん!!! まりちゃぁぁぁぁぁ!!!」 あれからどれだけ声をかけても、揺すってみても、 子まりさは目を開けてくれなかった。 その冷たい体に触れてみれば良く分かる。 まりちゃは永遠にゆっくりしてしまった・・・。 「ゆっ・・・、ゆぐ、ぐしゅん・・・。まりちゃ・・・。」 泣き疲れていつのまにか眠ってしまった子れいむ。 子れいむにしても、体力は落ちている上に、 昨日今日と睡眠不足も手伝って熟睡してしまった。 目が覚めるのは遅い時間になるだろう。 「ゆ・・・。れいみゅ、めがさめちゃよ・・・。」 わざわざ目が覚めた宣言と共に起き上がる子れいむ。 案の定、お日様は大分高くなっている。 「まりちゃ・・・。」 夢であればと思う。 だが、そうでないことは子ゆっくりとはいえ理解できている。 「ぐしゅ・・・。ゆ!れいみゅ、もうなかにゃいよ!」 そう。 れいむは強い子ゆっくりな子。 もう泣かない。 子まりさの分までゆっくりしなければ。 「ゆん!れいみゅ、おにゃかぺーこぺーこだよ!」 昨日の午前中にチョコレートを食べてから何も口にしていない。 まずは、にんげんさんにお願いして、ごはんを貰おう。 全てはそれからだ。 「ゆっくちしていってにぇ!にんげんさん、れいみゅ、おにゃかぺーこぺーこだよ! ごはんさんちょーだいにぇ!」 昨日と同じくにんげんさんに、ごはんを貰おう。 僅かに違いがあるのは、まず最初にきちんとご挨拶から始めること。 あとは、贅沢を言わず、あまあまに限定せずに、 ごはんさんを要求していることだろうか。 大した進歩かもしれない。 だが、にんげんさんたちは一向に止まってくれない。 それでも、子れいむは挫けない。 子まりさの分までゆっくりするのだと、誓ったばかりでもあるし、 子れいむ自身、抜き差しならないところまで空腹が酷いのだ。 「にんげんさん、れいみゅにごはんさんくだしゃい!」 「れいみゅ、おにゃかぺーこぺーこなんでしゅ! なんでもいいから、たべもにょをくだしゃい!」 「れいみゅは、いっしょにいた、まりちゃがしんじゃったんでしゅ! とっちぇもかわいそうだから、ごはんさんくだしゃいぃぃぃ!!」 必死ににんげんさんたちに食い下がるが、成果は芳しくない。 しつこくなった分、にんげんさんたちは、 迷惑そうな苛立たしげな目を向けているが、子れいむはその危険な視線に気づかない。 子ゆっくり故、餡子脳故のこともあるが、このことについても 一回目でたまたまごはん調達に成功してしまったことが、 却って悪いほうに作用してしまった。 にんげんさんにお願いすれば、ごはんが出てくる。 その偏った知識がそれ以前の経験と相まって、 完全に正解としてインプットされてしまっている。 「ゆぅぅぅ・・・。にゃんで、にんげんさん、ごはんくれにゃいのぉぉぉぉ・・・。」 子れいむは訝しみ、嘆きながらも道端の草をむーしゃむーしゃしていた。 本来、自分にはもっとちゃんとしたごはんが出されるはずで、 こんなものを食べる必要などない。 しかし、現実としてすきっ腹を抱えたまま、変わらずごはんは用意されない。 仕方なく、手近で入手できる食料に手をつけたのだった。 その後、再びにんげんさんに声をかけ続ける子れいむ。 まったく成果があがらぬまま夕方を迎えてしまう。 それでも、今日は粘ってごはん調達に励む。 「ゆん!にんげんさん、ゆっくちしていっちぇにぇ! おにゃかぺーこぺーこのれいみゅに、なにかたべものちょーだいにぇ!」 「・・・。お前、腹減ってるのか。」 「ゆ・・・。そうだよ!れいみゅは、とっちぇもおにゃかぺーこぺーこだよ!」 「よし・・・。それじゃ、俺についてきたら食い物やるよ。どうする?」 「ゆゆ!?いくよ!れいみゅは、にんげんさんについてくよ! それで、おにゃかいっぱいむーちゃむーちゃするよ!」 いくよ! 子れいむは、キリッ、と表情を引き締めると、間髪入れずに決意する。 れいみゅは、おにゃかいっぱい、むーちゃむーちゃするんだよ・・・!! 「よし。それじゃ、俺の手に乗るんだ・・・。」 「ゆ!?ゆん!!」 一瞬、戸惑うがすぐに決意し、大きな掌に飛び乗る。 そして、視界が高くなっていく。 「ゆゆ!れいみゅ、おそらをとんでるみちゃい!!」 にんげんさんに運ばれてやってきたのは、公園だった。 もう日が暮れている今は、人気もない。 「ほら、これ食えよ。」 子れいむを地面に下ろすと、にんげんさんは何かを子れいむの前に放った。 あまあま! あまあまだ! 「ゆ!にんげんさん、ありがちょうだよ! れいみゅ、ゆっくちいただきましゅ!」 むーちゃむーちゃ むーちゃむーちゃ、ちちち、ちあわちぇぇぇぇーーー!!! 「ゆっぷー!れいみゅ、おにゃかいっぱいだよ! ・・・ゆゆ!!?」 あまあまを全て平らげて、大満足な子れいむの体が宙に浮く。 一体何が起こったのだ? と、疑問に思った瞬間、 みちみちっ 「ゆ!いちゃいよ!れいみゅのぴこぴこさん、ひっぱらにゃいでにぇ!」 にんげんさんは、子れいむのもみあげを摘まんで持ち上げると、 そのまま振り回した。 「いちゃいーーー!!いちゃいよーーーー!! れいみゅのピコピコさん、はにゃしちぇーーーーー!!!」 思いっきり、振り回された子れいむは、 もみあげが根本から千切れ地面に叩きつけられた。 「ゆっ、ゆっ、ゆ・・・。れいみゅのぴこぴこさん・・・。 ぴこぴこさん、はやくれいみゅにくっついてにぇ・・・。」 ぺーろぺーろ 子れいむは、にんげんさんが地面に投げ捨てたもみあげの元へ跳ねていくと、 懸命にぺーろぺーろした。 「ぺーろぺー・・・。ゆ!!!!? やめちぇにぇ!はやくれいみゅを、はにゃちちぇにぇ!」 同じように持ち上げられ、もう片方のもみあげも千切られてしまう。 「れいみゅ・・・。れいみゅのぴこぴこさん・・・。 れいみゅ・・・、もうぴこぴこも、わさわさもできにゃいよ・・・・。」 地面に転がりながら、目に涙を溜めてもみあげを見詰める子れいむ。 にんげんさんにそっと落ち上げられる。 「ゆ!!!?やめちぇにぇ!れいみゅにひどいことしにゃいでにぇ!」 にんげんさんの手の上で、大騒ぎする子れいむ。 にんげんさんは、そんな子れいむを無視して、 もう一方の手を子れいむに添える。 そして、優しく子れいむを撫で、揺すりだす。 「ゆ?ゆぅぅ・・・。」 最初の内は激しく抵抗していたが、だんだんと頬が上気し、 抵抗が止んでくる。 「ゆ、ゆふぅぅ・・・。れいみゅ、にゃんかへんだよぉ・・・。」 だんだんと激しく動き出すにんげんさんの掌。 「ゆ!ゆっ!ゆゆぅっ・・・!ゆふっ!にんげんしゃん、れいみゅ! れいみゅ、きもちーよっ!もっちょしてねっ!もっちょしてねっっ!」 息も荒く、にんげんさんに行為を催促する子れいむ。 子れいむの顎の下辺りに、小さな突起が顔を出している。 小さいながらも、痛いほど張り詰めたそれを、 にんげんさんは無造作に千切る。 ぶちっ 「ゆ!ゆゆゆゆゆ!!!?い、いちゃいいいーーーーーー!!! れいみゅの、れいみゅのぺにぺにがーーーーーー!!!」 子れいむと、ぺにぺにを投げ捨てるにんげんさん。 子れいむは、横たわったまま、自分の眼前に落ちたぺにぺにを見て 涙を流しながら呟く。 「れいみゅのぺにぺに・・・。 れいみゅ・・・、もう、あかちゃん、うめにゃいよ・・・。」 更に、持ち上げられる子れいむ。 今度は逆さまだ。 「もう、やめちぇぇぇーーーーー!!!れいみゅをはなしちぇーーーーー!!!」 このにんげんさんは、危険だ。 恐怖に支配された子れいむは、 逆さまにされた底部をぐにぐにと動かして、 必死でにんげんさんから逃れようとする。 にんげんさんは、それに全く構わず、 拾った木の枝で子れいむの底部を傷つけていく。 ぐさっ ぐさっ ぐぐぅー、ぐしゅ 「ゆんやーーーー!!!ゆぴっ、ゆぴっ、ゆぴぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!」 木の枝で底部を突き刺し、掻き回し、徹底的に破壊する。 そっと、地面に下ろされたとき、 子れいむの底部は全く機能しなくなっていた。 「ゆ・・・。れいみゅのかわいいあんよが・・・。 もう、ぴょんぴょんも、ずーりずーりもできにゃいよ・・・。」 呆然と呟く子れいむ。 もう、呟く以外、移動するどころか、ぴこぴこわさわさすらできない。 にんげんさんが、子れいむに手を伸ばす。 子れいむは、とっくに絶望しきって、 抵抗しようともしない むんずっ ぶちっ 「ゆ!?」 にんげんさんは、れいむのお飾りを奪った。 「ゆ!?にんげんさん、れいみゅのおかざりかえしちぇ! れいみゅ、おりぼんさんにゃいと、ゆっくちできにゃいよ!! にんげんさん!!!!」 お飾りを奪ったにんげんさんは、そのまま行ってしまった。 手に子れいむのお飾りを持ったまま。 「・・・・・・。」 子れいむは、もう何も言わない。 動くことができない。 周りには助けてくれそうな何者もいない。 仮にいたとしても、今の、ぴこぴこも、 お飾りもないれいみゅを助けてくれるとは思えない。 もう、赤ちゃんも産めない。 生きている意味などない。 全て諦めた。 ただ、疑問だけがあった。 れいみゅ、にゃんにもわるいことしてないよ・・・。 にゃんで、こんなめにあうにょ・・・? にゃんで、まりちゃはしんじゃったにょ・・・? れいみゅたち、なにかわるいことしちゃの・・・? 子れいむには理解できない。 ただ、ふと臭いおうちのことを思い出した。 臭かったけど、今思えば、あの頃はゆっくりしていたな・・・。 元ネタ絵 by儚いあき 挿絵 by儚いあき アナザーなラスト 「よし、ついたぞ。ここが俺の家だ。」 にんげんさんに運ばれて来たのは、にんげんさんのおうちだった。 「ゆわぁぁぁーーー!!とっちぇもゆっくちしてるにぇ!!」 「ほーら、あまあまだぞー。」 「むちゃむーちゃ、しあわちぇーーーー!!」 その後、事情を聞いたにんげんさんは、大急ぎで子まりさを連れてきた。 永遠にゆっくりしたと思われた子まりさは、実は仮死状態で、 にんげんさんの手厚い治療で元気になりました。 そのまま、にんげんさんの飼いゆっくりになった二匹は大人になり、 数百匹の子や孫に囲まれ幸せなゆん生を送りました。 挿絵 by嘆きあき 昨日、マ・あきのところに一匹の子まりさがやってきました。 仲良くやってます。 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る アナザーエンドは公園で残虐行為をした人間が世話をしたってこと? -- 2019-11-21 17 35 15 飼い主がちゃんと処分しろよwwそれが最初の判断ミスwww -- 2018-02-07 13 44 11 ハッピーエンドじゃねーか -- 2017-11-08 20 38 28 わざわざ自分は我慢ができないことコメントで教えなくてもいいと思う -- 2016-02-16 00 44 51 どこの世界でも原理主義者はゆっくりのうんうん以下の存在だな 何でもかんでも自分の価値観通りじゃないと文句を言う この話のれいみゅのほうがまだ賢いわ -- 2015-02-28 06 53 33 ↓文句あんならてめぇーが書けや、つまらなかったら内に留めて来なきゃいいじゃん。 -- 2014-12-15 20 52 13 こいつの書くssほんとしょーもない。他の作品に、ゆっくりを地獄に叩き落す鬼のような人間さん(嘘)てのがあるんやけど、愛ででもなく虐待でもなく、形容するならばぬる愛でみたいなんだわ。ほんまどこに需要あんねんて感じ。しょーもないわ。そんなぬっるいお話はお前の頭ン中だけに留めとけっての。 -- 2014-07-02 04 47 57 ほんとアナザーいらない。なんかエロ漫画のオチをギャグにして 全て台無しにするのと同じ。 -- 2013-04-22 04 00 58 ↓タイトル「選択肢」じゃないですね。間違えました -- 2013-04-19 22 22 55 アナザーが蛇足すぎです。「選択肢」というタイトルとも合致してないし アナザーに付けられたイラストがまた苛つきを増幅させますね -- 2013-04-19 22 22 14 アナザーは少しかわいそうと言う人には、途中で分岐する話になり、いい気味と思う人には、 残念ながら生前の潜在意識から作りあげたさいごの幻or夢と言うことにしたら? -- 2012-03-10 01 10 42 はいはい、喋るゴキちゃんはさっさと氏にましょうねぇ~w 誰が人語で鳴くだけのナマモノに同情するかよwwwww -- 2011-12-16 00 48 08 という夢を見たのさ! Fin. -- 2011-09-27 07 13 35 実は仮死状態でって時点で笑いを取るためだろ。吹いた -- 2011-07-29 01 20 07 最後は『という夢だったのさ!』というオチを付けたら良かったよ。 普通に考えても数百匹も出産させてもらえるのは工場の生産用だけだろ。 -- 2011-07-12 20 59 02 つうか判断ミスってSSなんだから アナザーはトロ箱を出て行かなかった場合とか この子ゆっくり達が別の判断をしていた場合を書けよ もし話かけたのがたまたま愛でお兄さんだったらとか判断関係ねえしw -- 2011-07-03 15 24 35 たまには救いがあってもいいじゃない -- 2011-02-06 07 14 49 野犬、野猫、野ゆっくりに餌をやる常識知らずの馬鹿は、ゆっくりしね。 -- 2011-01-27 20 51 51 いらんいらんばっかで意味を汲もうとしてる奴が少ないな -- 2011-01-21 14 28 53 やれやれ、こいつらは… -- 2010-12-09 16 44 42
https://w.atwiki.jp/ani3sisya/pages/962.html
242 :名無しさんなんだじぇ:2010/12/25(土) 23 08 02 ID TIfXnjLY 士郎「なあイリヤ、俺はそろそろみんなのところに戻りたいんだが……」 イリヤ「えーーーっ、まだお喋りしたんないし、まだまだシロウと二人っきりのクリスマスを満喫してないよー!」 士郎「俺はお前の所有物じゃないって」 イリヤ「私はここのところ出番がなくてずーーーっと暇してたんよ!もう少しぐらいいいでしょ?」 士郎「といってもなぁ、俺にも用事があるし、長時間お前に付き合わされたんだからもういいだろ」 イリヤ「むーーーっ!!シロウのケチ!!」 ワーーーーーッ!!! 士郎「って、もうライブの時間かよ!」 イリヤ「なんだか歌って騒いで楽しそうだねぇ……ねえシロウ、私もあそこに行きたいから連れてってよ」 士郎「はぁー……ま、みんなのところに戻れるからいいか」 【イリヤ、シロウ独り占めでクリスマスを満喫中】 少々文の構成が練り足りないかもしれないが、 237で表現しきれなかったこと(イリヤはただ士郎と遊びたかった)を補足しました。 243 :名無しさんなんだじぇ:2010/12/26(日) 05 56 18 ID D58IJ2JY ~~某所~~ 上条「くそっ、何処にもいねえ!」 インデックス「う~~~……X'mas終わったら主催側に帰らないといけないのに、ちっともとうまと二人っきりになれないんだよ」 アーチャー「全く、何故私達まで駆り出されるのだ」 黒子「で、本当に貴女の仕業ではありませんのですわね?」 セイバー「貴女もくどいですね。 まあ、貴女なら拉致されたと見せかけて人気の無い場所にシロウを飛ばしておいて、後で二人きりになる位はやりそうですがね」 黒子「あらまあ、流石亡国の騎士王殿は発想も腹黒い事で」 二人「「うふふふふふふふふふふふふ……」」 上条「お前らなあ……時間も無いんだから、喧嘩してないで真面目に……」 ワーーーーー!!! 上条「やばい、ライブが始まったか!」 黒子「時間切れですわね……上条さん、貴方だけでもお姉様の元へ向かって下さいな」 上条「け、けど白井はどうするんだよ!?」 黒子「わたくしは士郎さんを見つけた時点でライブ会場に跳べば問題ありませんわ。 それに、このだだっ広いたまり場を虱潰しに探すにしても空間転移が使えた方が都合が宜しいですのよ」 インデックス「とうまがいるとテレポートも使えないもんね」 士郎「ぐっ…! 仕方ねえ、行くぞインデックス!」 インデックス「わ、分かったんだよ!」 【上条、インデックス ライブ会場へ】
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/2705.html
京太郎「あ、マイハニー楓ちゃ~ん……もうすぐ出来るからね~……」カランッカランッ 京太郎「……何やってるんだろう…空の鍋に火なんか点けて……エア彼女とお話……」 京太郎「今日はクリスマス……一人寂しく空鍋パーティー……はぁ……サンタなんか死んじゃえばいいんだ!!」 京太郎「……虚しい」 ピンポーン 京太郎「ん?誰だぁこんな時に…はいは~い!」ドタドタ ガチャッ 優希「メリークリスマス!京太郎!」 京太郎「ゆ、優希!…何か用か?」 優希「おう!今日は一人か?」 京太郎「……ああ、一人だよ。一日中な」 優希「ならば喜べ京太郎!今から二人だじょ!」 京太郎「……はっ?」 優希「察しが悪いな京太郎!今日一日私が一緒にいてやるって言ってるんだじぇ!」 京太郎「………」 優希「な、何だ?嬉しくないのか?」 京太郎「(ぶわぁ!)優希ぃ!ありがとう!愛してる~!」だきっ 優希「わわっ!///…とりあえず中に入れてくれぃ!寒くて死にそうだじぇ」 京太郎「あ、ああ!すまねえ。どうぞ、お姫様」 優希「うむ!お邪魔するじょ」 京太郎「…本当にありがとな、優希。お前が来てくれて嬉しいよ」 優希「べ、別に!私も暇だっただけだじぇ!///」 京太郎「そうか……まあ、ゆっくりしていってくれ」 優希「おう!」 こうして俺は優希と一日中過ごす事となった。ありがとう優希!ありがとうサンタさん! メリークリスマス! カンッ
https://w.atwiki.jp/animerowa-3rd/pages/1729.html
242 :名無しさんなんだじぇ:2010/12/25(土) 23 08 02 ID TIfXnjLY 士郎「なあイリヤ、俺はそろそろみんなのところに戻りたいんだが……」 イリヤ「えーーーっ、まだお喋りしたんないし、まだまだシロウと二人っきりのクリスマスを満喫してないよー!」 士郎「俺はお前の所有物じゃないって」 イリヤ「私はここのところ出番がなくてずーーーっと暇してたんよ!もう少しぐらいいいでしょ?」 士郎「といってもなぁ、俺にも用事があるし、長時間お前に付き合わされたんだからもういいだろ」 イリヤ「むーーーっ!!シロウのケチ!!」 ワーーーーーッ!!! 士郎「って、もうライブの時間かよ!」 イリヤ「なんだか歌って騒いで楽しそうだねぇ……ねえシロウ、私もあそこに行きたいから連れてってよ」 士郎「はぁー……ま、みんなのところに戻れるからいいか」 【イリヤ、シロウ独り占めでクリスマスを満喫中】 少々文の構成が練り足りないかもしれないが、 237で表現しきれなかったこと(イリヤはただ士郎と遊びたかった)を補足しました。 243 :名無しさんなんだじぇ:2010/12/26(日) 05 56 18 ID D58IJ2JY ~~某所~~ 上条「くそっ、何処にもいねえ!」 インデックス「う~~~……X'mas終わったら主催側に帰らないといけないのに、ちっともとうまと二人っきりになれないんだよ」 アーチャー「全く、何故私達まで駆り出されるのだ」 黒子「で、本当に貴女の仕業ではありませんのですわね?」 セイバー「貴女もくどいですね。 まあ、貴女なら拉致されたと見せかけて人気の無い場所にシロウを飛ばしておいて、後で二人きりになる位はやりそうですがね」 黒子「あらまあ、流石亡国の騎士王殿は発想も腹黒い事で」 二人「「うふふふふふふふふふふふふ……」」 上条「お前らなあ……時間も無いんだから、喧嘩してないで真面目に……」 ワーーーーー!!! 上条「やばい、ライブが始まったか!」 黒子「時間切れですわね……上条さん、貴方だけでもお姉様の元へ向かって下さいな」 上条「け、けど白井はどうするんだよ!?」 黒子「わたくしは士郎さんを見つけた時点でライブ会場に跳べば問題ありませんわ。 それに、このだだっ広いたまり場を虱潰しに探すにしても空間転移が使えた方が都合が宜しいですのよ」 インデックス「とうまがいるとテレポートも使えないもんね」 士郎「ぐっ…! 仕方ねえ、行くぞインデックス!」 インデックス「わ、分かったんだよ!」 【上条、インデックス ライブ会場へ】