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非常勤職員 945 名前:脱北者 投稿日:2006/12/24(日) 21 56 43 ID D/5nWcQg0 938 OK公務員のバイトって雇用期間最大何ヶ月? 947 名前:(´=∀=`) 投稿日:2006/12/24(日) 21 58 13 ID agCQFH3+0 ?BRZ(5353) 945 たぶんリストラされるまで無限だと思うけど。 955 名前:名無し所属タレント 投稿日:2006/12/24(日) 22 00 53 ID D/5nWcQg0 947 非常勤職員の連続雇用は36ヶ月までだ 最初に説明することになってる 961 名前:名無し所属タレント 投稿日:2006/12/24(日) 22 04 04 ID D/5nWcQg0 ちなみに非常勤職員は徴収業務できない。 正規の資格が要るのよん 非常勤職員は課内の事務処理のみ可能。 169 名前:後に伝説の書き込みと呼ばれる 投稿日:2006/12/26(火) 21 27 40 ID 0nt1i68/0 だから、 なんで在学中の奴が非常勤職員やれるんだと、そういう話。 説明できる? 197 名前:(´=∀=`) 投稿日:2006/12/26(火) 21 35 21 ID Kx8UdF910 ?BRZ(5353) 職員じゃなくてパートだし。お前本当に社会を知らんなw いま腹筋筋が3本くらい切れた音がした。 ぶっちゃけ履歴書要らない役所とかもあるぞ 212 名前:転売厨 投稿日:2006/12/26(火) 21 37 20 ID ScD2gkOW0 :職員じゃなくてパート いや、あのね。 公務員の職場では、パートのことを非常勤職員って言うんだよ。
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3話 勇者と女子高生の遭遇 エリアE-6の公民館。 非常灯が灯る廊下を、頭に白い鉢巻を巻いた青年、アレックスが歩く。 「暗いなぁ……べ、別に怖い訳じゃないけど」 デイパックの中に入っていた懐中電灯を使いたい所ではあるが、 下手に明かりを灯せば窓から見付かるかもしれない。 「殺し合いか…」 首にはめられた首輪に触れるアレックス。 この首輪によりアンデッドナイ軍のヘレンの偽物、ディオナが惨殺された。 傍にいた同じアンデッドナイ軍の自分の偽物、クレアスとリリアの偽物、エロリアは、 一体何を思ったのだろう。その心境は推し量れない。 アレックスは殺し合いに乗る気は無い。 仮にも勇者である自分が自分の命のために他人を殺して回るなどあってはならない事だ。 仲間を集め、この殺し合いを潰す。アレックスはそう決めていた。 しかし、不安な事も多い。この殺し合いに呼ばれている自分の友人、知り合いの事。 全員、このような馬鹿げたゲームに乗るはずは無い、と信じたいが、 例えば魔王軍四天王の一人ダーエロ。ストーカー相手であるヘレンのために、 殺し合いに乗る可能性もある。 ヘレンもまた然り。最近の彼女は、自分にも原因はあるのだが、どんどん性格的に黒くなりつつある。 アンデッドナイ軍の二人は最も警戒するべきであろう。 仲間を目の前で殺された時も、大して悲しんでいる様子は無かった。 本当は全員信じたいが、それは甘過ぎるだろう。 「はぁ…」 思わずアレックスが溜息をつく。 「支給品、思いっ切り外れだったしなぁ」 アレックスのデイパックの中には、基本支給品の他、硬式野球ボールが3個入っていた。 この野球ボール3個が彼のランダム支給品である。 野球でもしろと言うのか。いやそれ以前に相手もグローブもバットも無いので、 投擲以外には使えない。これなら木の棒でも振り回していた方がマシである。 「まず武器が欲しい所だな……」 魔法も、もしもの力も使えない今、頼りに出来るのは自分の腕のみ。 襲われた時のためにも武器の確保は必須だった。 そしてアレックスは適当な部屋の扉のノブに手を掛けた。 ◆ 伊東結は、公民館内の会議室で目を覚ました。 一瞬、さっきまでの出来事が夢のように感じられたが、首にはめられた首輪を確認し、 あれは夢では無かった事を知る。 「マジ有り得ないって…何よ殺し合いって。ふざけてるってもんじゃないよコレ。 一応ウチの国って法治国家でしょ? こんなの許される訳無いよ。 ああ、夢であってくれたら良いのに…………」 しかし、現実。残念ながら現実。頬を抓れば当然痛い。 「私、ただの女子高生なのに…何か悪い事したっけ……ああ、 もしかして万引きしたから? それともアイスの当たりクジ偽装して駄菓子屋のおばあちゃん、 何度も騙したから? それとも…って、心当たりが有り過ぎて困る」 ぶつぶつと今まで犯してきた覚えている限りの罪を言う結。 何か喋っていないと気がおかしくなりそうだった。 「…あ、デイパック」 傍らに置かれていたデイパックに気付き、手に取って中身を調べる。 名簿が出てきたので開いて見るが知らない名前ばかりだ。 「私、独りぼっちなんだ……」 殺し合いという状況下で誰も頼れる存在がいないという事実に結は孤独感に襲われる。 それを無理矢理振り払い、次に地図を開く。 地図には街と、少しの森が描かれていた。ホテルや警察署、健康センターなど主要な施設が載っている。 また、マス目でエリア分けされており、これは恐らく主催者の香取が言っていた「禁止エリア」と関係があるのだろう。 今自分がいるのはエリアE-6にある公民館だろうか。 地図をテーブルの上に置き、更にデイパックを漁る。 すると、鞘に収められた鋼鉄製の長剣と、小型のリボルバー拳銃と予備弾薬十数発が出て来た。 剣も拳銃も本物。人を殺傷出来る武器である。 「これで殺し合いを……どうしよう、知り合いもいないし……乗っちゃう? いや……無理無理無理。殺し合いなんてやっぱり出来ないよ……」 知り合いがいないので殺し合いに乗る、と言える程割り切れはしない。 そう簡単に人としての一線は超えられない。 「マジどうしよ……………………」 結の言葉が止まる。 さっきまでいなかったはずの青年と目が合ったから。 「どの辺りから?」 「私、独りぼっちなんだ、の辺りから」 「そうか」 公民館の中に少女の悲鳴が響いた。 ◆ 「ごめん、悲鳴上げちゃって」 「いや、良いさ…俺も驚かせてすまなかった」 数分後、どうにか少女を落ち着かせ、アレックスは少し疲れた様子で話し始める。 「それで……結、さっきの君の独り言から察するに、 君は殺し合いには乗っていないと見て良いか?」 「え? あ、うん……そうだね、殺し合いはする気無いよ」 「そうか……」 「アレックス、だったっけ? あんたは……」 「乗ってない。何とかして、この殺し合いを潰そうと思ってるんだ。 結、君も協力してくれないか」 「…………良いよ。一人で寂しかったし」 結はアレックスの申し出を受け入れた。 アレックスの意志に共感した、と言うよりも、独りでいるのが嫌だったから、 単独より二人の方が生存率は上がると踏んだためであるが。 「なぁ、結、何か…武器になりそうな物持ってないか? 俺、支給品がこれだけなんだ…」 そう言いながら自分のデイパックから野球ボールを3個取り出すアレックス。 「私は、この二つ……」 結も自分の支給品である鋼鉄製の長剣ロングソードと、 小型リボルバー拳銃コルト ディテクティヴスペシャルをアレックスに見せる。 「剣と銃か…結、ロングソード俺にくれないか?」 「良いよ…じゃあ、私は銃ね」 結はロングソードをアレックスに手渡し自身はディテクティヴスペシャルを装備した。 生まれて初めて持つ実銃の感触にごくりと生唾を飲み込む。 この引き金を引けば弾丸が発射される。その先に人がいればいとも容易く殺傷する事が出来る。 そう思うと怖い、という言葉だけでは説明出来ない感情が湧いてくる。 一方のアレックスは、当座の武器を確保出来た事に少し安心していた。 「それで、これからどうするのアレックス」 「そうだな。この殺し合い、俺の仲間や知り合いが大勢呼ばれてるんだ。 そいつらを捜しながら、この首にはめられた首輪を外せそうな奴も捜そう。 まず何よりもこの首輪を何とかしないと、脱出なんて無理だろうからな」 「アレックスの知り合いって…?」 「ああ。教えとくよ」 アレックスは名簿を取り出し、この殺し合いに呼ばれている自分の仲間、知人について、 結に一人ずつ簡単に説明した。 「成程ね…分かった」 「まあ、ちょっとクセのある奴が多いけど、会ったら宜しく」 「オーケー」 【一日目/深夜/E-6公民館会議室】 【アレックス@VIPRPGシリーズ】 [状態]健康 [装備]ロングソード [所持品]基本支給品一式、硬式野球ボール(3) [思考・行動] 基本:殺し合いを潰す。仲間や魔王軍の連中を捜す。首輪を解除する方法を探す。 1:結と行動。 2:エロリア、クレアスは警戒。 3:やむを得ない場合は戦闘も辞さない。 [備考] ※魔法は一切使えなくなっています。 【伊東結@オリキャラ】 [状態]健康 [装備]コルト ディテクティヴスペシャル(6/6) [所持品]基本支給品一式、.38SP弾(18) [思考・行動] 基本:生き残る事優先。死にたくない。 1:アレックスに守って貰う。 [備考] ※アレックスの仲間、知人の情報を得ました。 ≪支給品紹介≫ 【硬式野球ボール】 硬式野球で使う、何の変哲も無い普通の野球ボール。 【ロングソード】 鋼鉄製の量産型の長剣。 【コルト ディテクティヴスペシャル】 1927年に発売されたコルト社製の小型リボルバー拳銃。 「ディテクティヴ」とは「探偵、刑事」を意味し、私服の警官や探偵の護身用として設計された。 ≪オリキャラ紹介≫ 【名前】伊東結(いとう・ゆい) 【年齢】17 【性別】女 【職業】高校生、CD屋でバイト 【性格】勝気だが、根は怖がりだったりする 【身体的特徴】茶髪のポニーテール、赤い瞳 【服装】高校制服(赤い縁取りがされた黒いブレザーに、チェック柄のミニスカート) 【趣味】携帯いじり、買物、友達と遊ぶ事 【特技】足が早い 【経歴】小学校二年の時に父親が蒸発し、以来母子家庭で育つ 【備考】不良ぶっているが、緊急時には怖がりな部分を露呈する。 万引きなど軽犯罪行為も行っているが今のところバレたり補導されたりはしていない。 身体を売るような真似はしないと決めている。 Gold&Silver 時系列順 時と場合によっては誤解されるのは致命的 Gold&Silver 投下順 時と場合によっては誤解されるのは致命的 ゲーム開始 アレックス もしもアレックスとムシャの共同戦線+α ゲーム開始 伊東結 もしもアレックスとムシャの共同戦線+α
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部品構造 大部品 中央銀行の警戒態勢 RD 62 評価値 10大部品 基本的な要素 RD 4 評価値 3部品 外見 部品 中央制御室 部品 ならされた地面 部品 警備に採用されてる人員 大部品 高物理防犯システム RD 8 評価値 5部品 電子制御 部品 アクセスコントロールシステム 部品 侵入者探知システム 部品 出欠・労働時間管理 部品 火災検知システム・非常灯 部品 IT資産管理システム 部品 金属探知機 部品 自動化ゲート 大部品 低物理防犯システム RD 8 評価値 5部品 ダンジョン型トラップ 部品 魔法は不使用 部品 導入目的 部品 ピット 部品 水流 部品 さえぎる壁 部品 回転床 部品 宝箱 大部品 警備体制 RD 42 評価値 9大部品 警戒態勢の詳細 RD 8 評価値 5部品 見回り 部品 不審者への声掛け 部品 警備員の監視 部品 ツーマンセル行動 部品 不審物の目視確認 部品 警備員の面接 部品 要注意人物リストの作成と周知 部品 手荷物検査 大部品 警備員間の連絡 RD 7 評価値 5部品 定時連絡 部品 発見時の連絡 部品 上司報告 部品 アラート毎の状況報告 部品 外部組織との連携 部品 警察への報告 部品 点呼 大部品 警戒対象物 RD 7 評価値 5部品 施設内 部品 設備 部品 ゴミ箱 部品 立入禁止区域 部品 通路 部品 食事・給水 部品 要所 大部品 警備中での対応 RD 10 評価値 5部品 不審者を発見 部品 連絡途絶 部品 該当者確保 部品 テロ行為発生の場合 部品 避難誘導 部品 不審物の発見時 大部品 危険物対策班 RD 4 評価値 3部品 危険物処理メンバー 部品 危険物の発見 部品 運搬方法 部品 爆発・密閉処理 大部品 警備員間の確認 RD 4 評価値 3部品 相方 部品 装備 部品 担当 部品 連絡手段 大部品 警戒アラート RD 5 評価値 4部品 終始警戒 部品 通常警戒 部品 低度待機警戒 部品 限界警備体勢 部品 非常事態対応 部品 警備体制流用実績 部品定義 部品 外見 城を意識した作り。星鋼京建築らしく絢爛に、建材は石で作られている。堀で囲まれており、表口と裏口の二か所に跳ね橋で出入り口がある。裏口は普段は上げられているが表口は非常事態でもない限り跳ね橋は下げられたままになっている。 部品 中央制御室 中央銀行の防犯システムを管理している場所。 防犯カメラの映像を監視したり、中央銀行の電子制御に異常がないかの確認や、防犯システムの作動報告などを受け付けたりしている。 部品 ならされた地面 地下から穴を掘られての侵入を防ぐために、建設着工前に地盤は固くならされている。大型重機や土木I=D、絶技などを使われれば可能かもしれないが、手掘りや手持ち機械(ドリル)などではまず無理目な固さである。 部品 警備に採用されてる人員 重要施設のため、基本的に近衛兵より選ばれた人員が配置される。近衛兵の在職が長い壮年の者が選ばれることが多い。 部品 電子制御 電子制御による防犯システム。 ネットワークの権威、セントラル越前さんに監修をいただくことで隙を出来る限りなくしている。 部品 アクセスコントロールシステム 部屋、区画、エリアに対して、入室、退室できるユーザーの権限を設定し、権限に沿ったルールで出入りを許可し、更に出入りの日時の記録を保存し管理することができる設備。これにより不審者の出入りを防止、また万が一不審者の出入りがあってもいつ侵入したかを調べることができる。 部品 侵入者探知システム 赤外線による正規の出入り口及び時間外の侵入者を探知するシステム。 感知すると中央制御室で警報が鳴る。 記録媒体のハードディスクレコーダーはセンサーが反応してから、最大15分前まで時間をさかのぼって録画することが可能。 部品 出欠・労働時間管理 IDカードにて、出勤者・ゲストの滞在時間を管理している。これにより出勤者の異常、ゲストの不法滞在を察知する。 部品 火災検知システム・非常灯 基本、中央銀行は石造りで出来ているが、火災にも備えている。煙探知による火災検知、またそれに連動して非常電源による非常灯の点灯の用意がある。 部品 IT資産管理システム 中央銀行で動いている端末の管理システム。 不正なアクセスや操作があった場合などに、アクセスログや操作ログを辿ることで、どの端末からの操作であるかを追跡することが可能となる。 部品 金属探知機 窓口の奥、重要区画前には金属探知機のゲートが設置されており、不必要な金属の持ち込みは禁止されている。 部品 自動化ゲート 金属探知機のゲートと同じ場所に設置されており、IDカードと指紋認証により奥の区画へ進むことができるようになっている。 もちろん、アクセスコントロールで許可されていない区画へは入ることはできない。 部品 ダンジョン型トラップ 双海 環が蓮田屋藤乃さんに相談して実装した防犯システム。 本場、ダンジョン作成国家の後ほねっこ藩国さんからいも子さん経由で、職人を派遣してもらいアドバイスを受けながら作られた。 部品 魔法は不使用 星鋼京は高物理国家のため魔法を使った仕掛けはなく、すべてからくり仕掛けのため、発動の初速が遅い・点検整備が大変などの欠点もあるが停電や低物理シフト(入れ歯が落ちるレベルだとさすがに動かないが)を受けても動くのが魅力。 部品 導入目的 低物理トラップは即死性が高いので、柔らか目に導入してある。あくまで高物理防犯システムの補助で、侵入者に電子防犯システム以外の防犯トラップがあることを見せて、動きを鈍らせるのが目的。 部品 ピット 落とし穴。 普段は作動しないが、作動レバーを引くと落ちるようになっている。 間違って職員が落ちると危ないので、落ちた先に尖ったものは置かれていない。 その代り、レバーをさらに押し込むと穴の底がさらに開いて、下層に落とされる。 部品 水流 落とし穴を落ちた先にある下層は通路になっている。落とし穴以外で中央銀行は繋がっていないが、通路の途中に踏んだら作動する罠があり、これを踏むと通路に大量の水が流れてきて外のお堀まで押し出される。 部品 さえぎる壁 壁のある一点を押すと、壁の一部分がせり出してきて通路を塞ぐ。賊を押しつぶす用というより、それ以上の侵入を防ぐ、反対に外に出るのを妨害する時に使われる。 部品 回転床 乗った人の重量と重心移動を利用して、ぐるりと回転する床。 引っかかると気持ち悪くなる。場所は職員に周知してあるが、たまに引っかかる職員がいるらしい。 部品 宝箱 何故か置いてある宝箱。もちろんトラップ。 開けると催眠ガスが噴き出してくる。「こんなあからさまな罠に引っかかる人はいないですよ」と散々言われたが、双海 環の趣味で実装された。 部品 見回り 巡回を実施し警備対象を見回る。何かあればすぐに関係各所にすぐに連絡を入れて対応できる体制を敷いている。 部品 不審者への声掛け 挙動がおかしかったり、怪しい行動をしている人には、声かけをしていく。声かけすれば、不審者の行動を抑制することができる。 部品 警備員の監視 警備員の監視によって、犯罪を抑制する。監視により犯罪の早期発見するとともに、警備員存在そのものが防犯効果を出せることもある。 部品 ツーマンセル行動 二人一組で行動する。二人で行動するため、視点や対応方法が増える。片方の人員が危ない時、もう片方が支援できる。 部品 不審物の目視確認 不審物がないかのチェックを行う。トイレやゴミ箱。果てはベンチの下や植木の間など、細かくチェックを行うため不審物が発見しやすいようにされている。 部品 警備員の面接 配備される警備員はしっかりと面接を行い、経歴や素行などについてもしっかりと調査しておく。これにより、不審人物が警備員になるのを抑制する。 部品 要注意人物リストの作成と周知 犯罪などを犯したことのある要注意人物のリストを、顔写真、名前、年齢、性別、備考などを載せて作り警備員に周知する。万が一要注意人物がいた場合発見しやすくなる。 部品 手荷物検査 警備対象内に危険なもの、危険と判断されるものなどを持ち込まれないよう、特定の入り口または進路上にて実施し危険の排除を行う。 部品 定時連絡 ツーマンセルでの警備中、異常がないことの報告を定時で行う。細かく確認することで、連絡不能になった場合、すぐに対応を取ることができる。 部品 発見時の連絡 不審者の発見時、アクションを行う警備員の相方が発見の報告を行う。以後連絡が途絶えた場合、他の付近にいる警備員が即座に対応を行う。 部品 上司報告 上司に対し、不審者の発見の対応可否、対応状況の確認を行う。上司からの連絡が途絶えていた場合、事前に決められていた別の警備員の上司役が割り振られ、迅速に役職の対応が行われる。 部品 アラート毎の状況報告 警戒アラートに合わせて警備体制が変化するため、各アラートにあった状況報告を行い、緊急性の高いものが優先されるようになる。 部品 外部組織との連携 警察機関・警備機関・役所と連携し、注意すべき点の確認や、対応方法、もしもの場合の連絡、空港外部の警備などの打ち合わせを行い、連携して行動する。 部品 警察への報告 事件やテロ発生時、迅速に警察への連絡・報告が行われる。主として上司役の警備員が連絡を行い、異常がないか定期的に報告入れることにしている。 部品 点呼 定時連絡とは別に、定期的に人員に異常が起こっていないかの確認に点呼を行う。異常事態発生時も基本的にこの点呼が行われる。 部品 施設内 地図を使い、各警備員の見回りルートを選定する。ルート選定は、トイレはもちろん、死角になる場所を見つけつつ修正する。 部品 設備 添付設備や外部持ち込みの設備のチェックは複数回にわたって綿密に行われ、不具合や脆弱性を利用したテロに使われないよう注意を払う。 部品 ゴミ箱 ゴミ箱に爆発物などの不審物が入っていないかのチェックを行う。ゴミ箱の設置個所周辺にはツーマンセルの警備スタッフが配置されており、笑顔で挨拶してくれる。 部品 立入禁止区域 一般人が入れない且つ、関係者でも決められた人しか入れない区域も捜査対象。特別許可を得た警備員が選出され対象の区域を警備する。 部品 通路 会場の通路は物を片づけ、不審物があれば一目でわかるよう作られている。また、通路はセキュリティレベルによっては入れる関係者の種類を分けており、不審者も発見しやすくしている。 部品 食事・給水 異物混入・水質汚染が無いよう、関係設備や納入業者へチェックが行われる。また、外部からの持ち込みによるテロを防ぐため、機内搭乗時は飲食物のチェックは厳しくなる。 部品 要所 要所要所のポイントには人がたち、不審な動きがないかの確認が行われる。また各要所には責任者がおかれ、連携がとれるように図られた。 部品 不審者を発見 危険人物・不審物の発見時、ツーマンセルで連絡・対応を行う。不審物の発見時は一端連絡し、上司からの指示を仰ぐ。近辺から人払いをし、危険人物の発見時、即座に連絡が行われ、最も近い位置にいる警備員のチームは即座に急行する。 部品 連絡途絶 定時連絡・報告が途絶えた場合、全警備員への通達後、近くにいる警備員が2チーム集合し、当該区域に急行、状況確認、対応を行う。警備の空きに合わせ、警備担当区域は再編成される。 部品 該当者確保 危険人物を確保した場合、当該人物を所定の部屋まで誘導または拘置し、警察機構に連絡の後、対応を行う事。 部品 テロ行為発生の場合 テロ発生時、連絡を行い避難誘導や要人の確保、当該場所への対応を、それぞれ最も近い位置にいるチームが行う。また外部組織への報告も行う。欠員が出た場合、現場の判断によって欠員個所に警備員が急行する。 部品 避難誘導 災害、またはテロ発生時、事前の打ち合わせのもとに一般利用者、施設関係者に対し指定区域まで避難誘導を行う。主に近くに配置された警備員が誘導を行う。ある程度現場の裁量にまかせられている。 部品 不審物の発見時 不審物の発見時、発見したスタッフは即座に報告を行い、危険物対策班への連絡を要請。その近辺から人払いをする。処理班からの指示を受け、待機・対応を行う。 部品 危険物処理メンバー 危険物処理メンバーは、専門チームが組織された。メンバーには爆発物処理班としての経験のある軍人や警察関係者が選ばれた。 部品 危険物の発見 放置されたトランク、キャリーケース等の荷物など「本来そこにあるべきものでないもの」は、危険物とみなされて専門チームへ。 部品 運搬方法 危険物は現場で冷却・凍結処理等の一次処理が行われたあと、特殊車両によって運搬される。運搬先は人家や人気がないところを事前に設定。 部品 爆発・密閉処理 爆発物は原則として密閉、爆破などで安全な処理が図られた。また、通常の爆破処理では問題がある場合は、専門家に速やかに連絡をとり、むやみな判断をしないこととした。 部品 相方 ツーマンセルの相方同士が途中で入れ替わっていないか確認するため、朝一の確認の際に各組同士で符牒が決められた。トイレ等で一時的に離れる場合も、合流時には必ず符牒を確認することとされた。 部品 装備 装備品や配布物は自分の名前を必ず書くことになっている。他の人と混ざらないようにするだけでなく、テロリスト等による紛失やなりすましを防ぐためである。 部品 担当 各自の担当領域、フォロー領域は事前のブリーフィングでの確認の後、現地での業務開始前にも確認が行われ、死角ができないように注意が払われる。 部品 連絡手段 インカム、伝令、電話など様々な連絡手段のネットワークが構築された。連絡ネットワークは組織ピラミッドの上位に行けば行くほど複雑になるため、必要に応じて連絡専門の担当者を置いて対応に当たる。 部品 終始警戒 アラートLv1 通常業務を終えてから開始までの間、対象が活動をしていない時に設定されているアラートレベル。人員も活動も最低限になる。 部品 通常警戒 アラートLv2 平時の時のアラートレベル。開始から終了までの間の最低レベルのアラートであり基本業務はすべて行われる。 部品 低度待機警戒 アラートLv3 脅迫や警察機関からの通知、外部要因(周辺で起こった重犯罪等)によって引き上げられるアラートレベル。通常業務の年密な遂行が求められるようになる。 部品 限界警備体勢 アラートLv4 直接的な対象への被害が予測される要因が確認、または警察機構からの要請があった場合に発せられるアラート。この段階で単純な警戒レベルは最大になる。 部品 非常事態対応 アラートLv5 対象への直接な被害が発生、または警察機構などからの緊急度の高い通達が発せられた場合に引き上げられるアラートレベル。発生した被害に応じた対応をする。 部品 警備体制流用実績 警備体制の流用実績 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 提出書式 大部品 中央銀行の警戒態勢 RD 62 評価値 10 -大部品 基本的な要素 RD 4 評価値 3 --部品 外見 --部品 中央制御室 --部品 ならされた地面 --部品 警備に採用されてる人員 -大部品 高物理防犯システム RD 8 評価値 5 --部品 電子制御 --部品 アクセスコントロールシステム --部品 侵入者探知システム --部品 出欠・労働時間管理 --部品 火災検知システム・非常灯 --部品 IT資産管理システム --部品 金属探知機 --部品 自動化ゲート -大部品 低物理防犯システム RD 8 評価値 5 --部品 ダンジョン型トラップ --部品 魔法は不使用 --部品 導入目的 --部品 ピット --部品 水流 --部品 さえぎる壁 --部品 回転床 --部品 宝箱 -大部品 警備体制 RD 42 評価値 9 --大部品 警戒態勢の詳細 RD 8 評価値 5 ---部品 見回り ---部品 不審者への声掛け ---部品 警備員の監視 ---部品 ツーマンセル行動 ---部品 不審物の目視確認 ---部品 警備員の面接 ---部品 要注意人物リストの作成と周知 ---部品 手荷物検査 --大部品 警備員間の連絡 RD 7 評価値 5 ---部品 定時連絡 ---部品 発見時の連絡 ---部品 上司報告 ---部品 アラート毎の状況報告 ---部品 外部組織との連携 ---部品 警察への報告 ---部品 点呼 --大部品 警戒対象物 RD 7 評価値 5 ---部品 施設内 ---部品 設備 ---部品 ゴミ箱 ---部品 立入禁止区域 ---部品 通路 ---部品 食事・給水 ---部品 要所 --大部品 警備中での対応 RD 10 評価値 5 ---部品 不審者を発見 ---部品 連絡途絶 ---部品 該当者確保 ---部品 テロ行為発生の場合 ---部品 避難誘導 ---部品 不審物の発見時 ---大部品 危険物対策班 RD 4 評価値 3 ----部品 危険物処理メンバー ----部品 危険物の発見 ----部品 運搬方法 ----部品 爆発・密閉処理 --大部品 警備員間の確認 RD 4 評価値 3 ---部品 相方 ---部品 装備 ---部品 担当 ---部品 連絡手段 --大部品 警戒アラート RD 5 評価値 4 ---部品 終始警戒 ---部品 通常警戒 ---部品 低度待機警戒 ---部品 限界警備体勢 ---部品 非常事態対応 --部品 警備体制流用実績 部品 外見 城を意識した作り。星鋼京建築らしく絢爛に、建材は石で作られている。堀で囲まれており、表口と裏口の二か所に跳ね橋で出入り口がある。裏口は普段は上げられているが表口は非常事態でもない限り跳ね橋は下げられたままになっている。 部品 中央制御室 中央銀行の防犯システムを管理している場所。 防犯カメラの映像を監視したり、中央銀行の電子制御に異常がないかの確認や、防犯システムの作動報告などを受け付けたりしている。 部品 ならされた地面 地下から穴を掘られての侵入を防ぐために、建設着工前に地盤は固くならされている。大型重機や土木I=D、絶技などを使われれば可能かもしれないが、手掘りや手持ち機械(ドリル)などではまず無理目な固さである。 部品 警備に採用されてる人員 重要施設のため、基本的に近衛兵より選ばれた人員が配置される。近衛兵の在職が長い壮年の者が選ばれることが多い。 部品 電子制御 電子制御による防犯システム。 ネットワークの権威、セントラル越前さんに監修をいただくことで隙を出来る限りなくしている。 部品 アクセスコントロールシステム 部屋、区画、エリアに対して、入室、退室できるユーザーの権限を設定し、権限に沿ったルールで出入りを許可し、更に出入りの日時の記録を保存し管理することができる設備。これにより不審者の出入りを防止、また万が一不審者の出入りがあってもいつ侵入したかを調べることができる。 部品 侵入者探知システム 赤外線による正規の出入り口及び時間外の侵入者を探知するシステム。 感知すると中央制御室で警報が鳴る。 記録媒体のハードディスクレコーダーはセンサーが反応してから、最大15分前まで時間をさかのぼって録画することが可能。 部品 出欠・労働時間管理 IDカードにて、出勤者・ゲストの滞在時間を管理している。これにより出勤者の異常、ゲストの不法滞在を察知する。 部品 火災検知システム・非常灯 基本、中央銀行は石造りで出来ているが、火災にも備えている。煙探知による火災検知、またそれに連動して非常電源による非常灯の点灯の用意がある。 部品 IT資産管理システム 中央銀行で動いている端末の管理システム。 不正なアクセスや操作があった場合などに、アクセスログや操作ログを辿ることで、どの端末からの操作であるかを追跡することが可能となる。 部品 金属探知機 窓口の奥、重要区画前には金属探知機のゲートが設置されており、不必要な金属の持ち込みは禁止されている。 部品 自動化ゲート 金属探知機のゲートと同じ場所に設置されており、IDカードと指紋認証により奥の区画へ進むことができるようになっている。 もちろん、アクセスコントロールで許可されていない区画へは入ることはできない。 部品 ダンジョン型トラップ 双海 環が蓮田屋藤乃さんに相談して実装した防犯システム。 本場、ダンジョン作成国家の後ほねっこ藩国さんからいも子さん経由で、職人を派遣してもらいアドバイスを受けながら作られた。 部品 魔法は不使用 星鋼京は高物理国家のため魔法を使った仕掛けはなく、すべてからくり仕掛けのため、発動の初速が遅い・点検整備が大変などの欠点もあるが停電や低物理シフト(入れ歯が落ちるレベルだとさすがに動かないが)を受けても動くのが魅力。 部品 導入目的 低物理トラップは即死性が高いので、柔らか目に導入してある。あくまで高物理防犯システムの補助で、侵入者に電子防犯システム以外の防犯トラップがあることを見せて、動きを鈍らせるのが目的。 部品 ピット 落とし穴。 普段は作動しないが、作動レバーを引くと落ちるようになっている。 間違って職員が落ちると危ないので、落ちた先に尖ったものは置かれていない。 その代り、レバーをさらに押し込むと穴の底がさらに開いて、下層に落とされる。 部品 水流 落とし穴を落ちた先にある下層は通路になっている。落とし穴以外で中央銀行は繋がっていないが、通路の途中に踏んだら作動する罠があり、これを踏むと通路に大量の水が流れてきて外のお堀まで押し出される。 部品 さえぎる壁 壁のある一点を押すと、壁の一部分がせり出してきて通路を塞ぐ。賊を押しつぶす用というより、それ以上の侵入を防ぐ、反対に外に出るのを妨害する時に使われる。 部品 回転床 乗った人の重量と重心移動を利用して、ぐるりと回転する床。 引っかかると気持ち悪くなる。場所は職員に周知してあるが、たまに引っかかる職員がいるらしい。 部品 宝箱 何故か置いてある宝箱。もちろんトラップ。 開けると催眠ガスが噴き出してくる。「こんなあからさまな罠に引っかかる人はいないですよ」と散々言われたが、双海 環の趣味で実装された。 部品 見回り 巡回を実施し警備対象を見回る。何かあればすぐに関係各所にすぐに連絡を入れて対応できる体制を敷いている。 部品 不審者への声掛け 挙動がおかしかったり、怪しい行動をしている人には、声かけをしていく。声かけすれば、不審者の行動を抑制することができる。 部品 警備員の監視 警備員の監視によって、犯罪を抑制する。監視により犯罪の早期発見するとともに、警備員存在そのものが防犯効果を出せることもある。 部品 ツーマンセル行動 二人一組で行動する。二人で行動するため、視点や対応方法が増える。片方の人員が危ない時、もう片方が支援できる。 部品 不審物の目視確認 不審物がないかのチェックを行う。トイレやゴミ箱。果てはベンチの下や植木の間など、細かくチェックを行うため不審物が発見しやすいようにされている。 部品 警備員の面接 配備される警備員はしっかりと面接を行い、経歴や素行などについてもしっかりと調査しておく。これにより、不審人物が警備員になるのを抑制する。 部品 要注意人物リストの作成と周知 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"position" null, "character" { "id" 189, "name" "白河 輝" }, "localID" 41 } ], "position" null, "character" { "id" 189, "name" "白河 輝" }, "expanded" true, "localID" 34 }, { "id" 2359, "title" "警戒対象物", "description" null, "part_type" "group", "created_at" "2017-08-20 05 22 51.21974", "updated_at" "2017-08-20 05 22 51.21974", "children" [ { "id" 2360, "title" "施設内", "description" "地図を使い、各警備員の見回りルートを選定する。ルート選定は、トイレはもちろん、死角になる場所を見つけつつ修正する。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-20 05 22 51.22077", "updated_at" "2017-08-20 05 22 51.22077", "children" [], "position" null, "character" { "id" 189, "name" "白河 輝" }, "localID" 43 }, { "id" 2361, "title" "設備", "description" "添付設備や外部持ち込みの設備のチェックは複数回にわたって綿密に行われ、不具合や脆弱性を利用したテロに使われないよう注意を払う。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-20 05 22 51.229054", "updated_at" "2017-08-20 05 22 51.229054", "children" [], "position" null, "character" { "id" 189, "name" "白河 輝" }, "localID" 44 }, { "id" 2362, "title" "ゴミ箱", "description" "ゴミ箱に爆発物などの不審物が入っていないかのチェックを行う。ゴミ箱の設置個所周辺にはツーマンセルの警備スタッフが配置されており、笑顔で挨拶してくれる。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-20 05 22 51.237546", "updated_at" "2017-08-20 05 22 51.237546", "children" [], "position" null, "character" { "id" 189, "name" "白河 輝" }, "localID" 45 }, { "id" 2363, "title" "立入禁止区域", "description" "一般人が入れない且つ、関係者でも決められた人しか入れない区域も捜査対象。特別許可を得た警備員が選出され対象の区域を警備する。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-20 05 22 51.245801", "updated_at" "2017-08-20 05 22 51.245801", "children" [], "position" null, "character" { "id" 189, "name" "白河 輝" }, "localID" 46 }, { "id" 2364, "title" "通路", "description" "会場の通路は物を片づけ、不審物があれば一目でわかるよう作られている。また、通路はセキュリティレベルによっては入れる関係者の種類を分けており、不審者も発見しやすくしている。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-20 05 22 51.254796", "updated_at" "2017-08-20 05 22 51.254796", "children" [], "position" null, "character" { "id" 189, "name" "白河 輝" }, "localID" 47 }, { "id" 2365, "title" "食事・給水", "description" "異物混入・水質汚染が無いよう、関係設備や納入業者へチェックが行われる。また、外部からの持ち込みによるテロを防ぐため、機内搭乗時は飲食物のチェックは厳しくなる。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-20 05 22 51.262734", "updated_at" "2017-08-20 05 22 51.262734", "children" [], "position" null, "character" { "id" 189, "name" "白河 輝" }, "localID" 48 }, { "id" 2366, "title" "要所", "description" "要所要所のポイントには人がたち、不審な動きがないかの確認が行われる。また各要所には責任者がおかれ、連携がとれるように図られた。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-20 05 22 51.270521", "updated_at" "2017-08-20 05 22 51.270521", "children" [], "position" null, "character" { "id" 189, "name" "白河 輝" }, "localID" 49 } ], "position" null, "character" { "id" 189, "name" "白河 輝" }, "expanded" true, "localID" 42 }, { "id" 2367, "title" "警備中での対応", "description" null, "part_type" "group", "created_at" "2017-08-20 05 22 51.287587", "updated_at" "2017-08-20 05 22 51.287587", "children" [ { "id" 2368, "title" "不審者を発見", "description" "危険人物・不審物の発見時、ツーマンセルで連絡・対応を行う。不審物の発見時は一端連絡し、上司からの指示を仰ぐ。近辺から人払いをし、危険人物の発見時、即座に連絡が行われ、最も近い位置にいる警備員のチームは即座に急行する。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-20 05 22 51.288793", "updated_at" "2017-08-20 05 22 51.288793", "children" [], "position" null, "character" { "id" 189, "name" "白河 輝" }, "localID" 51 }, { "id" 2369, "title" "連絡途絶", "description" "定時連絡・報告が途絶えた場合、全警備員への通達後、近くにいる警備員が2チーム集合し、当該区域に急行、状況確認、対応を行う。警備の空きに合わせ、警備担当区域は再編成される。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-20 05 22 51.29633", "updated_at" "2017-08-20 05 22 51.29633", "children" [], "position" null, "character" { "id" 189, "name" "白河 輝" }, "localID" 52 }, { "id" 2370, "title" "該当者確保", "description" "危険人物を確保した場合、当該人物を所定の部屋まで誘導または拘置し、警察機構に連絡の後、対応を行う事。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-20 05 22 51.302882", "updated_at" "2017-08-20 05 22 51.302882", "children" [], "position" null, "character" { "id" 189, "name" "白河 輝" }, "localID" 53 }, { "id" 2371, "title" "テロ行為発生の場合", "description" "テロ発生時、連絡を行い避難誘導や要人の確保、当該場所への対応を、それぞれ最も近い位置にいるチームが行う。また外部組織への報告も行う。欠員が出た場合、現場の判断によって欠員個所に警備員が急行する。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-20 05 22 51.309723", "updated_at" "2017-08-20 05 22 51.309723", "children" [], "position" null, "character" { "id" 189, "name" "白河 輝" }, "localID" 54 }, { "id" 2372, "title" "避難誘導", "description" "災害、またはテロ発生時、事前の打ち合わせのもとに一般利用者、施設関係者に対し指定区域まで避難誘導を行う。主に近くに配置された警備員が誘導を行う。ある程度現場の裁量にまかせられている。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-20 05 22 51.316557", "updated_at" "2017-08-20 05 22 51.316557", "children" [], "position" null, "character" { "id" 189, "name" "白河 輝" }, "localID" 55 }, { "id" 2373, "title" "不審物の発見時", "description" "不審物の発見時、発見したスタッフは即座に報告を行い、危険物対策班への連絡を要請。その近辺から人払いをする。処理班からの指示を受け、待機・対応を行う。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-20 05 22 51.324367", "updated_at" "2017-08-20 05 22 51.324367", "children" [], "position" null, "character" { "id" 189, "name" "白河 輝" }, "localID" 56 }, { "id" 2374, "title" "危険物対策班", "description" null, 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"name" "白河 輝" }, "localID" 60 }, { "id" 2378, "title" "爆発・密閉処理", "description" "爆発物は原則として密閉、爆破などで安全な処理が図られた。また、通常の爆破処理では問題がある場合は、専門家に速やかに連絡をとり、むやみな判断をしないこととした。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-20 05 22 51.360565", "updated_at" "2017-08-20 05 22 51.360565", "children" [], "position" null, "character" { "id" 189, "name" "白河 輝" }, "localID" 61 } ], "position" null, "character" { "id" 189, "name" "白河 輝" }, "expanded" true, "localID" 57 } ], "position" null, "character" { "id" 189, "name" "白河 輝" }, "expanded" true, "localID" 50 }, { "id" 2379, "title" "警備員間の確認", "description" null, "part_type" "group", "created_at" "2017-08-20 05 22 51.402594", "updated_at" "2017-08-20 05 22 51.402594", "children" [ { "id" 2380, "title" "相方", "description" "ツーマンセルの相方同士が途中で入れ替わっていないか確認するため、朝一の確認の際に各組同士で符牒が決められた。トイレ等で一時的に離れる場合も、合流時には必ず符牒を確認することとされた。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-20 05 22 51.404113", "updated_at" "2017-08-20 05 22 51.404113", "children" [], "position" null, "character" { "id" 189, "name" "白河 輝" }, "localID" 63 }, { "id" 2381, "title" "装備", "description" "装備品や配布物は自分の名前を必ず書くことになっている。他の人と混ざらないようにするだけでなく、テロリスト等による紛失やなりすましを防ぐためである。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-20 05 22 51.414924", "updated_at" "2017-08-20 05 22 51.414924", "children" [], "position" null, "character" { "id" 189, "name" "白河 輝" }, "localID" 64 }, { "id" 2382, "title" "担当", "description" "各自の担当領域、フォロー領域は事前のブリーフィングでの確認の後、現地での業務開始前にも確認が行われ、死角ができないように注意が払われる。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-20 05 22 51.42632", "updated_at" "2017-08-20 05 22 51.42632", "children" [], "position" null, "character" { "id" 189, "name" "白河 輝" }, "localID" 65 }, { "id" 2383, "title" "連絡手段", "description" "インカム、伝令、電話など様々な連絡手段のネットワークが構築された。連絡ネットワークは組織ピラミッドの上位に行けば行くほど複雑になるため、必要に応じて連絡専門の担当者を置いて対応に当たる。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-20 05 22 51.438499", "updated_at" "2017-08-20 05 22 51.438499", "children" [], "position" null, "character" { "id" 189, "name" "白河 輝" }, "localID" 66 } ], "position" null, "character" { "id" 189, "name" "白河 輝" }, "expanded" true, "localID" 62 }, { "id" 2384, "title" "警戒アラート", "description" null, "part_type" "group", "created_at" "2017-08-20 05 22 51.458608", "updated_at" "2017-08-20 05 22 51.458608", "children" [ { "id" 2385, "title" "終始警戒", "description" "アラートLv1 通常業務を終えてから開始までの間、対象が活動をしていない時に設定されているアラートレベル。人員も活動も最低限になる。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-20 05 22 51.459484", "updated_at" "2017-08-20 05 22 51.459484", "children" [], "position" null, "character" { "id" 189, "name" "白河 輝" }, "localID" 68 }, { "id" 2386, "title" "通常警戒", "description" "アラートLv2 平時の時のアラートレベル。開始から終了までの間の最低レベルのアラートであり基本業務はすべて行われる。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-20 05 22 51.469447", "updated_at" "2017-08-20 05 22 51.469447", "children" [], "position" null, "character" { "id" 189, "name" "白河 輝" }, "localID" 69 }, { "id" 2387, "title" "低度待機警戒", "description" "アラートLv3 脅迫や警察機関からの通知、外部要因(周辺で起こった重犯罪等)によって引き上げられるアラートレベル。通常業務の年密な遂行が求められるようになる。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-20 05 22 51.480025", "updated_at" "2017-08-20 05 22 51.480025", "children" [], "position" null, "character" { "id" 189, "name" "白河 輝" }, "localID" 70 }, { "id" 2388, "title" "限界警備体勢", "description" "アラートLv4 直接的な対象への被害が予測される要因が確認、または警察機構からの要請があった場合に発せられるアラート。この段階で単純な警戒レベルは最大になる。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-20 05 22 51.490765", "updated_at" "2017-08-20 05 22 51.490765", "children" [], "position" null, "character" { "id" 189, "name" "白河 輝" }, "localID" 71 }, { "id" 2389, "title" "非常事態対応", "description" "アラートLv5 対象への直接な被害が発生、または警察機構などからの緊急度の高い通達が発せられた場合に引き上げられるアラートレベル。発生した被害に応じた対応をする。", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-20 05 22 51.502579", "updated_at" "2017-08-20 05 22 51.502579", "children" [], "position" null, "character" { "id" 189, "name" "白河 輝" }, "localID" 72 } ], "position" null, "character" { "id" 189, "name" "白河 輝" }, "expanded" true, "localID" 67 }, { "id" 66797, "title" "警備体制流用実績", "description" "警備体制の流用実績\n\n\n\n\n\n\nxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx", "part_type" "part", "created_at" "2017-08-24 15 50 40.038882", "updated_at" "2017-08-24 15 50 40.038882", "children" [], "position" null, "character" { "id" 189, "name" "白河 輝" }, "localID" 73 } ], "position" null, "character" { "id" 189, "name" "白河 輝" }, "expanded" true, "localID" 24 } ], "localID" 0, "expanded" true } ]
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予想出来ないことではなかったが、いざ直面してみると、厄介だった。魔界は、量子の拘束を解いてから、部屋を見渡した。コンクリート製の、箱のようなものだ。窓はない。扉は外されている。 拳で二度床を叩いてから、手の中のものを無双へ滑らせた。親指ほどの長さの刃がついた、ナイフである。小さいが、量子を縛っていた麻縄を簡単に切ってしまった。 硬いもので、床を叩く音。無双が、こちらに何かを滑らせてきた。銃のようなもの。だが、見たこともない形をしている。オートマチックに似た形だが、スライドがない。排莢部がある辺りからトリガーがある辺りまで、箱のようなものがついている。 無双が、何かを手に持った仕草をし、さらにその何かを指差していた。どこかを見させようとしているようだ。グリップと、箱の間。小さなスライドレバーがついている。安全装置のようだ。 無双の指示のまま、それを動かした。銃ではなさそうだが、いざと言う時に使え、ということだろう。 魔界は、無双が張り付いている反対側の、入口側壁に転がり込んだ。ここなら、相手には見えない。つまりこちらも、相手を捕捉できないということだが、それは壁に張り付いている場合の話である。 量子。椅子からは離れたが、椅子のそばで膝立ちになっていた。指で合図する。意味が伝わったのか、量子は中腰のまま、無双の側へ移動した。 くそったれ。魔界は、心の中で毒づいた。銃を持った相手など、初めてだった。どうしたらいいのか、見当もつかない。 無双が、一瞬だけ、頭を外に出した。外で、何かが弾ける音がした。無双。こちらに、指で何か合図している。外。見ろ、というのか。撃たれたらどうするのだ。 もう一度、合図。ためらったが、じっとしている場合ではなかった。恐る恐る、頭を壁から離して、外を見る。 意外なことが起きた。入口の壁と壁。その隙間から、廊下の先にいる相手が、はっきり見えた。シルエットだが、二人、たしかにいた。階段に照明かなにかがあるのだ。それで、その前にいる二人が見えている。 しかし、向こうは何もしてこない。見えていないのだろうか。距離にして、十メートルほどだろうか。一人は中腰で、もう一人は直立である。 無双が、こっちを見ていた。魔界。唇が、はっきりとそう動いた。無双の側には、廊下の奥から明かりがさしていると、今ようやく気付いた。 「援護、頼む」 小さな声がした。それから、何かを構えるような仕草。これで、狙えってことか。魔界は、手の中のものを握り直した。くそったれ。壁からなるべく離れないように、外に向けて構えた。 相手。まだ気付いていない。直立のほうに、狙いを定める。 「どっち?」 「上」 「頭を」 頷く。無双も頷いた。それから、ひと呼吸。自分の心臓がうるさい。頭。シルエットは動かない。 無双が、外に転がり出た。トリガーを絞る。空気が抜けるような音がした。 あっさりすぎるほど、簡単に終わった。視界の中で、シルエットは二つとも倒れた。壁際から身を離す。廊下に出た無双が、ゆっくり立ち上がっていた。 量子。こちらを見ていた。混乱しているようでも、怯えているようでもない。ただ、見ている。その量子に合図して、廊下に出た。 「どうする」 シルエットのほうへ目を向けながら、無双に尋ねた。まだ、アオがいる。どこにいるのか。 「この階にはいない」 「判るのか」 「いたら、二人だけじゃ済まない」 言って、無双は階段のほうへ歩き始めた。倒れている、二人。脇を通る時、目を凝らしてみた。足下は暗すぎて、どうなっているのか判らなかった。だが、死んでいる。それだけは、なぜかはっきりと判った。血のにおい。微かに、鼻をついた。 さっき自分が撃ったものは、なんだったのだろうか。この手の中にある、冷たいもの。何かを放った。そして、こいつは死んだ。自分が殺したのだ。誰かも判らない、こいつを。 はっとして、魔界は振り返った。量子。 量子は、特に気にするふうでもなく、ついてきていた。倒れているのが、死んでいるのだと気付いていないのだろうか。目の前にいるのが、人殺しだと。 馬鹿な。魔界は、強く目を閉じた。今は、考えることではない。無双に渡されたものを持っている手が、わずかに震えていた。 不意に、無双が片手を少し挙げて、立ち止まった。挙げた手の人差し指を唇に当てながら、半身振り返る。目はこちらを向いていない。 「奥だ」 ぽつりと、量子が言った。無双が一瞬目を細め、魔界の脇をすり抜けた。そう思った瞬間、無双は駆けていた。慌てて後を追う。何が起きたのか。量子の斜め後ろを追走するかたちになった。 廊下はしばらく真っ直ぐ続き、右に折れていた。その先に、別の階段があった。無双が、一瞬下を覗いてから、上に駆けた。不思議なことに、足音がまったくしない。それに、腰から上はほとんど動かない。 踊場を抜けた辺りで、無双がスピードを落とした。太股のホルダーから、ナイフを抜く。さっき魔界に渡したものとは別の、細長く、真っ直ぐなやつだ。鍔も柄もない。階段の非常灯を受けて、鈍い光を放っている。 階段を、音なく上がっていく。 三階も、二階と同じ造りのようだ。やや直進して、左に折れる。そこで、無双が立ち止まった。動くな。ここにいろ。手と目で、そう合図してきた。量子も判ったのか、その場で立ち止まった。 無双。部屋の様子を伺っているようだ。廊下には、右側にしか部屋がついていない。それも全て、ドアはない。穴のような入口があるだけだ。だがどういうわけか、その入口全てから、薄明かりが漏れていた。 手前から三番目の部屋の前で、無双が止まった。一瞬、無双の体が縮んで見えた。 次の瞬間、無双の体が弾けた。いや、実際には、ナイフを投げたのだ。無双がこちらへ片手を挙げ、部屋に入ってゆく。 部屋は十畳ほどで、窓があった。正確には、窓の跡らしき四角い穴である。そこから、少し離れた街の明かりが見えている。明かりの正体は、これだったようだ。はっとするほど明るく感じる。 窓の下に、人影が倒れていた。男である。そしてその男の脇に、長いものが落ちていた。 「ライフルか」 思わず、魔界は呟いていた。銃にはさほど詳しくないが、現代的なライフルのようだ。ライフル。そんなものまで持っているのか。 「東洋貿易ってのは、武装集団なのか」 「違うわ」 窓の脇から外を確かめていた無双が、こちらも見ずに言った。 「じゃあ、こいつがプロか。さっきの二人も?」 「さっきの二人は、素人ね。撃ち方が下手くそだったから」 無双は男の横にしゃがみ、男の首筋からナイフを抜き取った。量子。相変わらず黙ったまま、その様子を眺めている。 量子は、なぜ落ち着いているのか。実はもう、精神が参っているのかもしれない。あるいは、何が起きているのか、理解出来ていないだけか。いや、そのわりには、冷静すぎる。 魔界は窓の脇に回り込んで、下を見た。木々の中の道。そして車が三台。 「一台多いわ」 魔界が感じたのと同じことを、無双が言った。 「さっきの音、あれを狙っていたのかもしれない」 「音?」 「聞いたから、ここに来たんじゃない。サイレンサーを付けるなんて、無茶なことをするわ」 そう言って、無双はライフルを持ち上げた。 「待てよ。だとしたら、あの一台はなんなんだ?」 「判らない。少なくとも、マトの仲間ではないようだけど」 空気を割るような、乾いた音がした。銃声。思わず中腰になる。量子も同じような反応をしたが、無双だけが、ライフルを抱えたまま、廊下のほうを振り向いた。 「なんだ?」 無双が、低い声で呟いた。銃声。今度は、二度。 「まさか」 アオ。考えられるのは、それくらいである。しかし、なぜ三度も。しかも、消音器も付けていない銃で。 人の気配がして、魔界は窓脇の壁に背中を押しつけた。外。眼下を、複数の人影が走っていた。車に向かっている。 「おい、あれ」 無双が、ライフルを構えたまま窓辺に駆け寄って来た。そのまま下を向く。消音というにはうるさい、低い音がした。人影。一人、倒れていた。無双がすぐに脇へ隠れる。僅か遅れて、壁が弾ける音がした。 銃撃である。やはり、消音器付きだ。さっきの音はなんなのか。 破裂音。やはり、奴らとは別に、銃を使っている奴がいる。 「この中だ」 車のドアを閉じる音が、いくつか聞こえた。無双はライフルを投げ捨て、もう走り始めていた。
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「『クラウディア』に不正アクセス確認! ウイルスがセキュリティシステムを突破していきます!」 警報が鳴り止まぬ中、オペレーターが振り向きもせずに報告する。 眼前のメインモニターに『WARNING』の文字が大きく点滅。 さらに二つ目、三つ目のアラートがモニターに表示され、あっという間に全てのモニターが『WARNING』で埋め尽くされていく。 「ウィルスだと!?」 クロノは反射的に外に目をやり、爛々と光り輝く『星舟』を凝視した。 前触れの無き不正アクセス、システムへのウイルス侵入。 『クラウディア』のデータリンクが機能していない今、そんなことが出来るのはこいつしかいない! 「これは、どう見てもあれからの攻撃です」 クロノと同じ結論に達したのだろう。副長も眉を歪めて『星舟』を睨みつけた。 「あれは……敵は『クラウディア』にハッキングを仕掛けている。もしも、このままメインシステムを制圧されたら……」 「……その先は言うな」 『クラウディア』を知り尽くしているクロノにとって、副長の言いたいことは簡単に想像できた。 小人数化が推し進められた管理局艦艇は、艦の機能のほとんどがコンピューターで制御されている。 と、言うことは、メインコンピューターさえ落としてしまえば、弾を一発も放つことなく艦艇を無力化出来るのだ。 「すぐにバスターを起動しろ! ウイルスを除去するんだ!」 クロノが指示するや、オペレーターが素早くキーボードを操作しワクチンプログラムを投入する。 「ダ、ダメです! バスター、まるで効果無し! ウィルスがメインホスト障壁に接触しました!」 しかし、結果は無情なものだった。 「ウィルス、第一、第二障壁を同時突破。システムに無数のアクセス反応を確認!」 「回復操作受けつけません! バックアップも汚染されていきます!」 「汚染されたシステムをシャットダウン……ってなんでコマンドを受け付けないんだよぉ!?」 「貴艦に告ぐ。我々に敵対の意志はない。即座に攻撃を中止されたし。繰り返す、即座に攻撃を中止されたし!」 ブリッジクルーの悲鳴に近い報告が続く。彼等はそれぞれの手段で対抗してはいるが、まったく効果がない。 「あ、ありえませんぞ……『クラウディア』のセキュリティは航行隊でも随一のはず、それがこうも簡単に……」 副長の顔が青白く染まったそのとき―― 「ウィルスが最終防壁を突破。メインシステムが破壊されていきます!」 オペレーターの非常な報告が、艦の運命を決定付けた。 「か、隔壁が……!」 メインモニターに、次々と閉じていく隔壁の映像が流れている。 ウィルスが艦の防衛システムに誤作動を引き起こしたのだ。これでもうブリッジには誰も助けに入れない。 クロノはメインコンピューターの完全停止を指示するが、もう手遅れだった。 システムそのものが破壊されつつあるせいで、一切のコマンドを受けつけない。 なにか手は無いかと異なるキーを叩き続けるが、ただの徒労で終わりそうだった。 (どうする……いったいどうすれば……!?) 『クラウディア』を救うべく思考錯誤を繰り返すクロノ。 そのとき、ふと彼は、眼前のメインモニターに何かが映し出されていくのに気がついた。 それは『クラウディア』のデータベースに保管されていたデータ類だ。 何重ものプロテクトに守られていたはずのデータファイルが次々と開かれていく。 ミッドチルダの時空座標、市民生活、文明レベル、聖王教会、時空管理局の構成、人事、艦艇データ、魔法技術―― それだけではない―― 『アルカンシェルの設計データ』『ベルカ式カートリッジシステムの詳細』 『夜天の魔導書とリィンフォースI』『次元航行システム』『AMF』―― 本来なら、本局から許可が降りないと閲覧できないはずの重要機密までもが盗まれていく。 (そうか、そう言うことだったのか) 表示されては消えていくファイルを見て、クロノは敵の真意を確信した。 (敵の目的は攻撃ではなく情報収集だったんだ。だから砲台を使わずにハッキングなんかを……) しかし、もう遅すぎる。 メインシステムはウィルスにより陥落寸前。障壁により乗員のブリッジ到達は困難。 今のクロノ達には『星舟』の暴挙を止める術は無い。 ブリッジの照明が再び落ちて、非常灯だけになった。照明は、もう二度と付くことは無いだろう。 スピーカーからは、警報音が空しく鳴り続けていた。 「ウィルス、『クラウディア』のシステムを完全に破壊しました。復旧は、不可能です」 オペレーターの声が震えている。 軽く拍手をしていた砲雷長も、「あと三日だ―」と言っていたサブオペレーターも、皆茫然自失といった状態だ。 「もう、ここまでですな」 副長が俯いていた。頬を不気味に歪ませ、悔しそうに俯いていた。 「すぐに退艦命令を。この『クラウディア』を……管理局の新鋭艦を、無傷で放棄するのは惜しいですが、 今は本局に戻ってあれの対策を講じねば。恐らく、あれの次の狙いはミッドチルダと管理局です。それは盗まれた情報からも推測できましょう」 「…………」 クロノは口を噤むと、両手で頭を抱えて髪を掻き乱した。 艦のシステムは完全に破壊され、逃げることも戦うこともままならない以上、 『クラウディア』の放棄は避けられないと言っていいだろう。しかし、ここで艦を放棄すれば、クロノは、 『敵と戦うことなく艦を捨てた上に重要情報を全て盗まれた無能』 として中傷の的となってしまう。 訳を話せば多少は理解してくれるかもしれないが、それでも僻地の守備隊や、地方艦隊への左遷は免れない。 そうなってしまったら管理局の要職に就いている母親や執務宮として頑張っている義妹に多大な迷惑がかかってしまう。 ここは、ハラオウンの名誉の為に無理をしてでも戦うべきではなかろうか。 確か、副砲なら人力でも発射可能だと聞いた。それを使えば……。 ……いや、ダメだ。そんなことをしたら艦全体を今以上の危険に晒すだけだ。 自分の功名の為に多くの部下を道連れに? そんなことは出来ない! 部下のことと、これからのことを考えたら、ここはなんとしても生きて帰らねば。しかし…… クルーは何も言わず、じっとクロノの命令を待っている。 彼等は信じていた。クロノなら正しい決断をしてくれるだろうと。 沈黙が支配するブリッジ。気が付けば、もう警報音すら聞こえない。 数時間にも感じられる――実際には数秒程の沈黙の後、クロノはついに決断した。 「……わかった、総員退艦だ」 そのときだった。クロノの視界が一面赤黒く染まった。 『星舟』からのレーザーが、ブリッジを突き抜けクロノの体を一瞬で肉塊へと変えたのだ。 灼熱のレーザーがバリアを張れない『クラウディア』を瞬時に貫き、青白い光弾が乗員達を跡形も無く吹き飛ばす。 艦中央部のメイン動力炉が、保管されていた弾薬が一斉に大爆発。 炎が艦内を席巻し、生き残りの乗員を次々に焼き払っていく。 棒状砲台からの弾幕が艦体に無数の穴を空けていき、そこから噴き出す火柱が亜空間に色を添える。 やがて、集中砲火を浴びせ続けられた『クラウディア』は轟音を響かせながら、カッと光に包まれた。 そして光が治まった後には、元は『クラウディア』だったであろう無数の鉄屑と乗員の残骸が浮かんでいた。 家族の姿を見ることもなく、『星舟』のことを誰にも伝えられず。 クロノ達の体は一人残らず、次元の海に四散した。 ―― 情報収集完了 目標の利用価値消失 これより排除を開始する ――完了 所用時間 8秒 生態反応無し 目標完全消滅 しかしこの攻撃により残存エネルギーを全て消失 以後の補給無き戦闘行為は不可能 続いて情報の解析に移行する ――完了 所用時間17秒 管理局 ミッドチルダ 共に解析完了 文明ランクSS 即時抹消の必要あり 攻撃目標を 文明ランクAAA 太陽系第三惑星から管理局及びミッドチルダへと変更 最優先事項 1・管理局及びミッドチルダにおける文明の完全破壊と知的生命体の絶滅 目的達成までの推定時間 31536000秒 これより行動を開始する ――エラー 船体の損傷率89% 残存戦力の現在地 不明 即時行動開始は不可能 行動内容変更 1・船体の修復と戦力の再編 2・有益情報の戦力化 3・戦略 戦術の再考 全目標達成までの推定時間 7776000秒 全目標達成後 即座にミッドチルダ及び管理局へ進撃するものとす 次元航行システム組み込み完了 これより行動を開始する 全砲塔を収納した『星舟』が黒い闇に包まれて行く。 闇が晴れた後には何も無く、『星舟』は次元空間から霞みのように姿を消していた。 ―― 『クラウディア』の爆沈事件はすぐにミッドチルダ中へと広まった。 初めは真相究明に努めていた管理局であったが、 現場からなんの手がかりが見つからなかったことと、事件当日、その地点で次元震らしき反応が観測されていたことにより、 管理局は『クラウディア』爆沈の原因を次元災害に巻き込まれた不幸な事故と断定。 総務統括官リンディ・ハラオウンの必死の嘆願にも関わらずに調査は打ち切りとなった。 だから、彼等は知ることはなかった。 この事件の真犯人と、それが成そうとしていることに。 管理局が再び『星舟』と接触するのは事件から三ヶ月後のことである。 魔導師達は、自分達が立ち向かうべき劫火と闇を、今はまだ知らずにいた。 『星舟』活動再開まで後90日―― To be Continued. "mission5『無限の欲望』" 戻る 目次へ 次へ
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15話 Encounter of the night hospital 白峰守矢とレオノーレは、やっとの思いで目的の医院に到着する。 「乗っている人がいるかもしれない、気を付けて行こう」 「うん」 地図にも載っている上、建物の規模もそれなりにあるこの医院。 自分達以外にも訪れる人はいると見た方が良い。 その来訪者が殺し合いをやる気になっている人物である可能性は十分に考えられる。 警戒するに超した事は無い。 守矢はサバイバルナイフ、レオノーレは62式7.62mm機関銃と、 それぞれの支給武器を持って医院正面口の自動ドアを潜る。 医院の中は静かで、非常灯以外には明かりも灯っておらず暗い。 見取り図が壁に貼られていたので二人はそれを見て医院のおおよその構造を覚えようとする。 「二階建て、いやそれは外から見た時に分かったけど。 後地下があって、一回には診察室……事務室……検査室……」 「結構広いから誰かいてもおかしく無いわね。 ゲームが始まってから二時間ぐらい経ってるし……」 「一階から見てみよう、守矢君」 「分かった……」 面倒ではあるが一部屋一部屋見て回る事にした。 誰か隠れているかもと考えていては落ち着いて休息する事も出来ない。 休んでいる時に急襲でも掛けられては敵わない。 診察室、受付、事務室、薬局、処置室、検査室、点滴室、レントゲン室、厨房、院長室……。 一階のフロアの三分の二程を回るが今の所誰もいない。 「夜の病院なんておっかないなあ……怪談ものでよく病院が舞台なのあるし」 「私が昔見た奴は、何だか黒い影みたいなのが追っかけてきて追いつかれたら……」 「やめて下さい」 「地下は……あれ」 地下に行こうとしたが、地下の入口はシャッターが下りていて通れなくなっている。 誰かが下ろしたのか、元々下りていたのかは分からないが、 いくらシャッターを上げようとしてもびくともしないので、二人は諦めて二階の病室区画へ向かう。 ◆◆◆ 医院二階の病室の一つ。 ベッドの上で、黒狐獣人の少年と赤髪の美少女が、互いの秘部を舐め合っていた。 「こ、こんな事して良いのかな……」 「こんなにおっきくして何言ってんのよ、嘉晴君。 いつ死ぬか分からないんだから、楽しめる時に楽しまなくちゃ」 「そ、そうだね、東員さん……」 「祐華で良いよ。呼び捨てで」 「ゆ、祐華」 「良く出来ました。ん、はあ……舌がざらついててイイ……。 私も、男の子のこれ始めてしゃぶるけど……凄いね……」 「気持ち良い……ん?」 「どうしたの? 嘉晴君」 嘉晴と呼ばれた黒狐獣人少年の耳がピクピクと動く。 「足音が聞こえる……」 「ええ? 私には何も……」 「いや確かに聞こえた……誰か来たっぽい」 「マジ……?」 やむなく二人は行為を中断し、濡れた秘部を適当な掛け布団で拭くと、 パンツとズボン(祐華はスカート)を穿き直して、 嘉晴は組立式十文字槍、祐華は短機関銃H K MP7をそれぞれ装備して、 入口の扉の陰に左右に分かれ、警戒態勢を取った。 やがて足音は祐華の耳にもはっきり聞こえるぐらいに大きくなる。 しかも一人では無く二人のようだ。 その上、病室を一部屋一部屋確認しているのか扉の開閉音も聞こえてくる。 とすればこの部屋にも来るだろう。 殺し合いに乗っているのか否か、二人で行動しているのなら、 乗ってはいない可能性が高い。と言うのも一人しか優勝出来ないのに、わざわざ徒党を組む理由が無い。 とは言え例外も有り得るので、警戒するには越した事は無い。 そして。 ガチャ。 扉が開き、ツインテールの髪を持ったえらく露出の多い格好の少女と、 黒い身体の竜人の少年が入ってきた。 「動かないで!」 「止まれ!」 祐華と嘉晴は持っていた武器を、入ってきた二人に突き付けた。 ◆◆◆ いくら警戒していてもそれが功を奏するとは限らないのだと守矢は思った。 今回幸運だったのは、二階病室で武器を突き付けてきた、 東員祐華と伊神嘉晴の二人が殺し合いには乗っていなかった事だろう。 「ごめんなさい、いきなり武器向けたりして……」 「いいのいいの。こんな状況だもの、警戒するのは当たり前よ。責めたりはしないわ」 「伊神さんに、東員さんでしたっけ……二人は一緒に行動してるんですか?」 「ああそうだよ」 「成程……あ、いや、それだけです」 「ここに俺と祐華が来た時も見て回ったけど、誰もいなかったぞ。 お前とレオノーレさんが来るまで足音も聞こえなかったし、この病院には今、 俺らだけって事になるな」 「へえ……」 「東員さんに伊神君、殺し合いに乗っていないんなら、 私達の仲間になって欲しいんだけど……どうかな?」 レオノーレの提案に、祐華と嘉晴はしばし考える。 程無く結論を、祐華が口に出す。 「良いわ。仲間になる、けど、同行は出来ないわね」 「え? 何で?」 「四人になったら大所帯で目立つでしょ」 「あ……それもそう、だけど」 仲間にはなるが一緒に行動はしないと言う事だった。 しかし祐華の言う事にも理はあるとレオノーレと守矢は思う。 四人で同時に行動するのは彼女の言う通り大所帯になって目立つ。 いざと言う時の機動性にも問題があるからだ。 その後、守矢とレオノーレは祐華と嘉晴の病室の隣にある病室に移動し、そこでしばらく休む事にした。 「殺し合いに乗ってない人がいて良かった」 「そうね」 「……」 「……」 「しちゃおうか、守矢君?」 「……お願いします」 守矢とレオノーレは、互いにドキドキとしながら、互いの身体にそっと手を触れ合う。 ◆◆◆ 「ふぅ、殺し合いに乗ってない人達で良かったわ」 「そうだね……」 「さて、続きをしようか」 祐華はパンツとスカートを脱いだ。 「あ……」 「ほら、嘉晴君も脱いで」 「よし」 嘉晴もまたズボンとパンツを脱ぎ捨てる。 興奮した二人の愉悦の時間はまだ始まったばかり。 【黎明/B-2/医院二階206号室】 【白峰守矢】 [状態]健康 [装備]サバイバルナイフ [持物]基本支給品一式、ピアノ線 [思考]1:レオノーレさんと行動する。死ぬ気は今の所失せた。 2:レオノーレさんと……。 [備考]※樊欽の外見のみ記憶しました。 【レオノーレ】 [状態]健康 [装備]62式7.62mm機関銃(200/200) [持物]基本支給品一式、7.62mm×51ベルトリンク(200) [思考]1:守矢君と行動する。安全そうな場所を見付けたら守矢君にさせてあげよう。 2:守矢君と……。 [備考]※樊欽の外見のみ記憶しました。 【黎明/B-2/医院二階205号室】 【東員祐華】 [状態]健康 [装備]H K MP7(40/40) [持物]基本支給品一式、H K MP7の弾倉(5) [思考]1:嘉晴君と行動。 2:取り敢えず今は嘉晴君と愉しむ。 [備考]※白峰守矢、レオノーレは殺し合いに乗っていないと判断しました。 【伊神嘉晴】 [状態]健康 [装備]組立式十文字槍 [持物]基本支給品一式 [思考]1:祐華と行動。 2:取り敢えず今は祐華と愉しむ。 [備考]※白峰守矢、レオノーレは殺し合いに乗っていないと判断しました。 《参加者紹介》 【名前】東員祐華(とういん ゆうか) 【年齢】17歳 【性別】女 【職業】高校生 【性格】基本的に誰に対しても面倒見が良いが年下や自分の気に入った相手に対しては特にそれが顕著 【身体的特徴】赤髪ロングの美少女 【服装】学校制服のセーラー服 【趣味】レゴブロック制作 【特技】手先が器用 【経歴】東員財閥の次女として生まれた 【備考】日本風国家に存在する財閥の一つ、東員財閥の現総帥、東員幸祐の次女。 小遣いは多く貰っているが余り沢山は持ち歩かないようにしている。 防犯のためと言うよりは多く持っていると浪費してしまう癖があるため。 自宅の部屋では全裸で過ごす裸族で、性にも多分に興味がある 【名前】伊神嘉晴(いがみ よしはる) 【年齢】16歳 【性別】男 【職業】高校生 【性格】少し内気 【身体的特徴】黄色の狐獣人。細目 【服装】学校制服のブレザー 【趣味】自動車関係の本を読み漁る事 【特技】自動車の構造を概ね把握し多少弄る事と運転が出来る 【経歴】小学生の頃から無免許運転をしているが捕まった事は今の所無い 【備考】車好き。将来は自動車会社に勤務しようと考えている 前:後悔先ニ立タズ、死ハイツモ身近ニ 目次順 次:静と動 前:デッドマンズチェスト 白峰守矢 次:旅は道連れ世は情け 前:デッドマンズチェスト レオノーレ 次:旅は道連れ世は情け GAME START 東員祐華 次:旅は道連れ世は情け GAME START 伊神嘉晴 次:旅は道連れ世は情け
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き キ 【き】 (鉄道) 車両の構造種別を表す記号。気動車を示す。「気動車」のキ。試作されたガスタービン車も、これ。 キ 【き】 (鉄道) 貨車の重量記号。積載加重25トン以上を表わす。 キ 【き】 (鉄道) 貨車の用途記号。除雪車を表わした。貨車と言いつつも、実態は事業用車。語源は「雪」のキだろうか。 木 【き】 (社会) Wood 近年、林業が衰退しているのは、木製品の使用が減ったのが主要因といわれている。たしかに、電柱や鉄道の枕木、住宅の建材など、多くで代替製品が出回っている。日本の木材は、紙には向かないらしく、これも、林業の衰退の一因となっている。では、どうやれば木材の流通がよくなるか。コスト面により、その検討は実験段階にとどまっているのが現状だけど、少なからずの実用化例がある。 木 【き】 (鉄道) Wood その昔、客車は当然全て木製だった。戦後の苦しい時期、国鉄はその全てを鋼体化する。というのも列車衝突が多発して破損した車体で負傷あるいは死亡する事故が頻発したから。とにもかくも、日本は世界で初めて全鋼体化を終わらせた国となった。とはいえ、車内に木製の部分はかなり残されており、特急「こだま」の151系ですら、大工さんが活躍していた。現在では不燃性を第一に木を使われることは少ない。キハ72系「ゆふいんの森」は、内装に木を多用しているが、それは難燃加工されたものを使っている。戦時設計の蒸機では、コールバンカやデフレクタが木でできていた。戦後は標準化改造されて、木製の部分はなくなった。 → コールバンカ、こだま、デフレクタ、ゆふいんの森 黄色い新幹線 【きいろいしんかんせん】 (鉄道) Doctor Yellow 新幹線の軌道・電気・保安を走行しながら検測する車両を指す。部内では「ドクターイエロー」と言われている。黄色は新幹線における事業用を示す。一部の女子高生の間では、この黄色い新幹線を見るといいことがあるとか言われている。ちなみに、けっこう走ってるらしいぞ。mi-sa.も何度か見かけている。一般に、その運行ダイヤは公表されていないけれど、目撃情報を積み重ねることにより、的中率の高い予測ができるようである。外れたら、自己責任ということで。ほかの人に当たらないように。 軌間 【きかん】 (鉄道) Track Gauge レール幅のこと。これによってその路線が持つ性格までもが決まってしまう。過去には、これが元で、戦争の進展具合が変わったことすらある。日本では762mm(三岐鉄道北勢線)、1,067mm(JR在来線など)、1,372mm(京王電鉄など)、1,435mm(新幹線、近鉄など)がある。世界的には914mmとか1,000mm、1,520mm、1,667mmなんてものもある。なんだか、どれも中途半端な数字だけど、ヤード・ポンド法に換算すれば、ぴったりしたカンジの数字になる。762mmは2フィート6インチ、1,067mmは3フィート6インチ、1,435mmは4フィート8.5インチ。1,435mmは標準軌と言われるものなんだけど、なんだか、これも中途半端だよね。一説には、車輪の厚さも含んだ車軸の長さが5フィートになるようにしたためと言われている。 菊 【きく】 (その他) Chrysanthemum mi-sa.さんの通っていた小学校では、全学年が菊を育てるというのがあった。で、6年生になると大菊を作らせてくれる。菊っていうのはずいぶんとデリケートな植物のようで、夏休みでもまいにち水やりをしなければならず、さらには養分補給をさせなければならない。そのため、当番を組んでやっていた。この「菊を育てる」ということが何を意味してたのか、きちんと理解できたのはずいぶんと後になってからの話である。もちろん、中には理解できてない人もいる。 機材 【きざい】 (航空) 航空機の種類ごとの区分。形式によって定員数や座席設定が異なるので、運用が乱れるとそのやりくりが大変なことになる。面倒になると、休航になる。 ギザ十 【ぎざじゅう】 (その他) Old Type 10 yen Coin 1951年から58年にかけて鋳造された十円硬貨は、縁にギザギザがついているので、こういわれる。1957(昭和32)年あたりのは、もともと製造数が少ないため、かなり希少価値があるとか。ちなみに、1956(昭和31)年は製造されていないので、とうぜん見つからない。 如月 玲於奈 【きさらぎ れおな】 (創作) Kisaragi Reona 『絵空事』の作品群を支える貴重な存在。はたして、その正体は?(笑) ちなみにこの名前はペンネームで、ノーベル賞受賞科学者の江崎 玲於奈博士と同じ名前なのが自慢。『天使のKiss』に同名のキャラが出てくる予定。 几帳面 【きちょうめん】 (その他) Scrupulosity よく「几帳面ですね」と言われるmi-sa.。そんなことはありません(苦笑)。 喫煙場所 【きつえんばしょ】 (タバコ) Smoking Area パッケージに「For Use Outside」なんて書いてあるんで、とりあえず外で吸う。ましてや、『Sister☆Princess』のフィギュアが部屋に来てるので。「妹」たちにケムリを吸わせたくないとかそういうんではなく、ヤニで汚れてしまうため。実家でも外で吸うようにしてたら、いつの間にか父親までが外で吸うようになっていた。兄上も子供が生まれてからは外で吸うようになった。……、冬はつらいよね。 橘花 【きっか】 (軍事) 日本初のジェット機。1945年8月7日に初飛行した。速く飛べるということよりも、レシプロ機用よりも粗悪な燃料が使えることで、その開発が急がれた。独逸の世界初の実用ジェット機Me262の資料の一部を持ち帰って(有料だった!)、開発が進められた。よく、そのコピー機と言われるけど、コピーができるほどの資料はなく、その殆どは日本側(中島航空機)の技術陣の知恵によって設計されている。何枚か残っている当時の写真を見ると、後退翼のスタイルになってないので、操縦は難しかったように思える。特攻機として使う予定だったけど、その前に終戦。日本のジェット機は、それから13年後の航空自衛隊用練習機T-1の登場を待つことになる。ちなみに、橘花はアメリカ軍が持ち帰ってしまい、その後のジェット機開発の礎となったとか。日本国内には、某所にそのエンジンが保存されている(一般見学不可)。 → ジェット機、Me262 切符を買う 【きっぷをかう】 (鉄道) 基本的には自動券売機で買うけど、たまにヘンな行程を思いついてしまうので、そのときはさすがに窓口に並ぶ。そういう時は、なぜかやたらと時間が掛かり、後ろで並んでいる人から顰蹙を買ってしまう。つーかさ、単なる乗り継ぎなんだから、それぐらいでまごつくなよ、マルスっ。だいたいにして、切符を買う人のほうが、詳しかったりする。 機動警察パトレイバー 【きどうけいさつぱとれいばー】 (コミック) Mobile Police Patlarbor ゆうき まさみ原作の近未来の東京を描いたコミック。様々な犯罪と、それを駆逐する警察の物語。いろいろと物議を醸し出したので、問題作と言えると思う。ちなみに、「近未来」とは1990年ごろから見た20世紀末のことである。TVアニメ・劇場版は見たことがない。主人公、泉 野明のCVは、冨永みーなだった。 気動車の床下 【きどうしゃのゆかした】 (鉄道) 気動車は、地方線区に配置されることが原則なんで、極力自走できるように、ほとんどがエンジンを搭載している。加えて運転台もあるんで、その関連の機器、ブレーキといった保安機器、冷房電源用エンジン、汚水貯留タンク等々、床下は機器がいっぱい。便所用の水タンクや、ラジエーターを屋根上に持っていってしまうほどなんだから。その中で、キハ80系の食堂車、キシ80形は、形式のごとくエンジンを搭載していた。どんな設計だったんだろう? 記念硬貨 【きねんこうか】 (その他) Commemorative Coin 国家的な行事があると記念して発行される硬貨。基本的に発行時に硬貨の中で最高額のもので造られる。なので、ここ最近は五百円硬貨となる。以前は百円硬貨だった。もちろん大きさや重さといった規格も、それに合わせてある。昭和天皇在位60年記念の十万円金貨と一万円銀貨は特別。1975年の沖縄海洋博覧会開催記念の百円硬貨が、おつりに混じってたりすることが今でもあるけど、それ以外はなかなか見つからない。使わない人のほうが多いんだろうな。 岐阜市の南の辺り 【ぎふしのみなみのあたり】 (地理) South Side Of Gifu City うわー、地名が輻輳してる~。つーか、こーゆーところこそ市町村合併して欲しいよな。って、したのに小さかったりもするんだね。もう、知らないっ! 地図を作る身にもなってほしいもんである。 → 名古屋市の南の辺り、新潟市の南の辺り ギロチンドア 【ぎろちんどあ】 (鉄道) 東京メトロ8000系初期編成で見られる側扉のこと。圧縮空気で動くので、勢いよく開いて、勢いよく閉まるため、こう言われている。動作時の音もすごい。なので「爆弾ドア」とも言われている。 → 爆弾ドア 脚 【きゃく】 (写真) Tripod 三脚のコト。一脚はちがうらしい。鉄道写真の現場では、三脚として使うよりも場所取りアイテムとしての意味合いのほうが強い。時には脚立になったりもするけど。なぜか「ゲパ」とも言う。なんで? → 三脚、ゲパ 客室乗務員 【きゃくしつじょうむいん】 (鉄道) Passengers Staff かつての優等列車では、旅客専務車掌の他、様々な客室乗務員がいたもんである。今ではせいぜい、車内販売員ぐらいか。さいきんでは、その確保も難しくなり、それすら省略する列車も少なくはない。JR九州の特急列車は、車掌すら乗ってないのもある。 客車 【きゃくしゃ】 (鉄道) Passengers Car 以前、旅客列車と言えばほとんどが客車を連ねたものだった。2003年、東北新幹線八戸開業に伴い、津軽海峡線の快速「海峡」が廃止となり、これで日本のおける「定期普通客車列車」は全廃になった。欧州ではペンデルツークといって、機関車牽引ながら客車に運転台を設けた列車があり、推進運転を普通に行っている例もあり、まだまだ見られそう。TGVだって、両端が機関車で、中間は客車なんだし。動力分散式の電車・気動車がこれほどまでに発達しているのは、日本ぐらいなもんなんである。 ギャル 【ぎゃる】 (コトバ) Gal 悪いイミで、時代の最先端を行く女のコたちのことを指すコトバと思ってまちがいない。このヒトたちのエネルギーは、あるイミ、ヲタクに通ずるものがある。 ぎゃるげ 【ぎゃるげ】 (A G) Aventure Game 恋愛シュミレーションゲームのこと。世間では「美少女ゲーム」とも言うけれど(笑)、mi-sa.はこのように記す。ゲームはこれぐらいしかやらないため、いつ、子供を誘拐するかと周囲から危険視されたりもする。ちなみに、ゲームはあと、『電車でGo!』ぐらいしかしないってのも、モンダイなのかもしれない。 究極超人あ~る 【きゅうきょくちょうじんあ~る】 (コミック) Android R 週刊少年サンデーで連載された、ゆうきまさみのコミック。鉄道ヲタクたちのバイブルともなっている(ホント?・笑)。 急行 【きゅうこう】 (鉄道) Express 2005年2月の段階で、JRに残っている急行列車は、「はまなす」(青森-札幌、夜行・一部寝台、PC)、「銀河」(東京-大阪、夜行・寝台、PC)、「能登」(上野-金沢、夜行、EC)、「かすが」(名古屋-奈良、昼行、DC)、「きたぐに」(大阪-新潟、夜行・一部寝台、EC、上り新津-新潟は快速)、「つやま」(岡山-津山、昼行、DC)、「みよし」(広島-三次、昼行、DC、4往復中1往復は普通で三次-備後落合)と、いう状況。全部で7列車。2004年10月のダイヤ改正では、「だいせん」が廃止された。このなかで、純然たる「急行型車両」を使うのは、「みよし」だけになった。ちなみに、私鉄では優等列車を「急行」としているところは多い中、東武伊勢崎・日光線に急行料金を徴収し、急行専用の車両を用いての、純然たる急行列車が残っている。 → 急行型 急行型 【きゅうこうがた】 (鉄道) Express Type ボックスシートで側扉2箇所のデッキ付き車両のこと。電車形式の場合、編成単位で、グリーン車とビュッフェを組み込んだ。ヨンサントウを境に、急行の特急格上げ、あるいは快速格下げが相次ぎ、定期の急行として残っている列車は、ごくわずかとなった。そもそも、急行があるから特急があるはずなのに、特急ばかりになってしまった。 → 急行、近郊型、特急型、ヨンサントウ 旧ジテ編成 【きゅうじてへんせい】 (鉄道) 旧満鉄の機械式ディーゼルカーの編成のこと。終戦後、その行方は知られていなかったが、最近になって、撫順の炭鉱労務者輸送用の電車に改造されているのが判明した。 九州新幹線 【きゅうしゅうしんかんせん】 (鉄道) Kyushu Shinkansen 2004年3月、新八代-鹿児島中央(←西鹿児島)をようやく完成させた。博多までは10年後の完成が見込まれている。第三セクター化された八代ー川内は単線が多く、ほとんど投資がされてなかったため(電化と保安設備の整備ぐらい?)、JR九州に見捨てられた感がある。それ以外の並行在来線は、そのまま存続させるつもりらしい。それだけの設備投資をしてきたからか? 列車愛称名は「つばめ」。はたして、東京まで乗り入れる日は来るのか? → つばめ 給水 【きゅうすい】 (鉄道) Water Supply 蒸気機関車は大量に水を消費する。そのくせ、割とデリケートで、そんじょそこいらの水だと、おなかを壊す。福山の鞆鉄道では、機関区の水質が良くなかったために、中間駅に給水施設を設置し、そこで目いっぱい給水をしていたとか。 旧ヤテ編成 【きゅうやてへんせい】 (鉄道) 山手電車区に所属していた205系のこと。E231系500番台の投入により、他線区へと異動したが、山手時代の小さな窓の側扉をそのまま使っているので、素人でもカンタンに見分けがつく。で、その車両で編成されたものを、旧ヤテ編成を言う。こうやって書くとなんだか、旧ジテ編成みたいだね。2004年6月、近くの大井工場と統合されて東京総合車両センター(東トウ)と名称を変えたけれど、205系に関してはやっぱり「東ヤテ」が似合う。 → 旧ジテ編成 仰角 【ぎょうかく】 (軍事) 砲身を上げること。当然、砲弾は弧を描いて飛んでいく。長距離の砲撃に向いている。 → 俯角 京都議定書 【きょうとぎていしょ】 (社会) 1997年、京都で開催された地球温暖化防止京都会議で採択された、先進国・地域に二酸化炭素をはじめとする6種類の温暖化ガスの排出削減を義務づけた国際的な合意。日本では2005年2月に発効。しかしながら、排出量第1位のアメリカは国内産業への影響が大きいとして議定書から離脱、続く第2位の中国は「先進国」ではないため削減義務がなく、結局どれだけの効果があるのか疑問視されている。いいじゃん、それでも増えてたらアメリカと中国のせいにすればいいんだから。温暖化ガス削減のためには、例えばライトアップの中止、自家用車から公共交通機関への切り替え、ごみ焼却量の削減などが考えられる。この勢いに乗じて原子力発電を進めようとしている動きもあるんで注意。 魚雷発射管の注水音 【ぎょらいはっしゃかんのちゅうすいおん】 (軍事) Pouring Water Sound Of Torpedo Tube 相手への攻撃準備が整ったことを示す音。これを聴いたら注意すべし。この音はなかなか消せないようである。潜水艦乗りにとって、とってもイヤな音。 禁煙車 【きんえんしゃ】 (鉄道) Non Smoking Car タバコの煙を嫌う人のための車両。その以前、東海道山陽新幹線では、自由席の1号車しか設定されていなかったけれど、年々増えていった。近郊電車でも、その以前は吸えたけれど、いまでは全面的に禁煙。通勤型では、その当初から灰皿が設置されていない。喫煙者でも、他人の煙が嫌だからと禁煙車に乗ってくる。でも、吸いたいので、そのときはわざわざ灰皿のあるデッキまで行く。mi-sa.の部屋には、旧デザインの禁煙車ステッカーがあったりする。実際、部屋の中は禁煙。 → 喫煙場所 銀河鉄道管理局 【ぎんがてつどうかんりきょく】 (A G) BSフジで放映されたアニメ『銀河鉄道物語』の製作チームのこと。近頃、アニメでは「○○製作委員会」なるものを組織して製作することが多くなった。しかし、「製作委員会」というネーミングではつまらないと感じたのか、そのネーミングもだんだん凝ってきた。TX系のアニメ『ななか6/17』なんか「ななか会」だった。おもしろいんで、続けて欲しい。 銀河鐵道の夜 【ぎんがてつどうのよる】 (創作) 宮澤 賢治の壮大な構想を物語化した作品だが、生前ついに完成することがなかった未刊の大作でもある。モチーフは日本なのだろうが(イーハトーブ)、mi-sa.はどうしても洋式化してしまう。カムパネルラは上等な外套を着ていたんだと思うし、ジョバンニとて、質素ながらもそれなりの格好をしてたんだと想像してしまう。列車の客室の木ではなく、アンティーク調のスチール製の意匠を凝らした脚台や取っ手があったんだと思う。そして今夜も行くであろう汽車を探すように、夜空を見上げるのであった。 → イーハトーブ、宮澤賢治 近畿車輛 【きんきしゃりょう】 (鉄道) Kinki Sharyo Co. Ltd. 鉄道車両メーカのひとつ。近畿日本鉄道のグループの一員で、近鉄の車両のすべてを製造。もちろん、他社も多く手がけていて、海外にも納入実績がある。 銀行 【ぎんこう】 (その他) Bank パチンコやスロットをATM代わりにしている人もいたりする。負けたら「きょうはおカネを納めてきた」なんて言う。こういう人たちは負けず嫌いなんである。 → 負ける 近郊型 【きんこうがた】 (鉄道) Local Type 地方都市相互間の運用を主目的とした車両のこと。電車の場合、1両につき3ヶ所の両開側扉(デッキなし)で、扉間にボックスシート、側扉脇にロングシートを配した車内構成が基本で、編成中1ヶ所以上の便所を有するのが、近郊電車の基本編成だった。気動車には便所を有する以外、純然たる近郊型の定義がなかったように感じる。キハ66・67形や115系3000番台、117系などはデッキなしの2扉、転換クロスシートの車内構成で、急行格下げの快速運用を前提としていた設計だった。 → 便所 銀座線 【ぎんざせん】 (鉄道) Ginza Line 浅草-渋谷を結ぶ東京地下鉄の路線の一つ。日本最古の地下鉄ゆえに、地表から近いところに路線がある。設備も古いながら、施設をフル活用し、日中の高頻度運転を実施。01系以前の電車に乗ると、走行中時々車内の明かりが消えて、非常灯だけになってた。小さかった頃、それがすごく怖かった。でも、あの非常灯のデザインはよかった。01系は予備電源を搭載しているんで、室内灯が消えることはもうなくなった。 近車 【きんしゃ】 (鉄道) 鉄道車両メーカ、近畿車輛のこと。 → 近畿車輛 銀箱 【ぎんばこ】 (写真) Aluminum Bag アルミバッグ。カメラを入れておく、アルミ製のカバンのこと。頑丈で、それ自体だけで、とても重たい。撮鉄の目印ともなっているらしく、それを嫌い、使わない人もいるが、その頑丈さゆえに、ちょっとした台にもなり便利と言えば便利。mi-sa.は重たいので使わない。撮鉄が使っている場合は、「鉄箱」と言う。 → 鉄箱 金ロー 【きんろー】 (放送) NTV系金曜日21時から放映されている、今では数少ない地上波での映画プログラム。スタジオ ジブリのアニメもやってくれる。しかし、普段はあんまり関心が持てない。そこがやっぱり日テレなんだろうな。
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アニメキャラバトルロワイアル3rdにおける地図 A-7にあるのは「櫓(やぐら)」で、灰色の部分は都市 施設解説 ※ネタバレを含みます(キャラの死体状況等) 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 MAPに記載された施設 エリア 施設 解説 A-1 心霊スポット 巫条ビル@空の境界。最上階に換金ボックスと無人販売機あり、施設毎のサービスは内容不明。現在は倒壊状態。倒壊場所がどうなっているのかの詳細な描写は今のところ無し。 A-5 敵のアジト 小川マンション@空の境界。荒耶宋蓮が、根源に近づく為の実験場として用いていたマンション。半円形をした10階建ての生活棟が隣り合い、その中心を円柱が繋いでいるという奇妙な形をしている。荒耶による魔術的な措置や、建物自体の構造から、中にいる者の精神に異常をきたしやすいという特徴がある。3階にはギャンブルルームが一室設置されており、『ギャンブルゲーム(麻雀)』が置かれている。『ギャンブルゲーム(麻雀)』についてはどうしようもないわしに光の天使が降りてきたからもう賭博なんてしない参照式によって首を切断され、首輪を回収された兵藤和尊の死体が放置されている、現在は倒壊している A-7 櫓 詳細描写なし。現在禁止エリア。現在破壊されている B-2 間欠泉 火口と繋がっている。詳細描写は裸だったら何が悪い!~ヒイロ―! ヒイロ―!~(前編)参照 B-3 城 安土城@戦国BASARA。現在は倒壊状態。倒壊場所がどうなっているのかの詳細な描写はソードマスターマサムネ参照倒壊場所には宝物庫が残っている。しかし、そこから荒耶宗蓮の工房に繋がる道は既に閉ざされている。 B-4 駅 他の駅と同様に電光掲示板がある。ハロによる車両整備が行われている B-4~B-5 トンネル 現在まで特筆すべき特徴はなし B-5 ギャンブル船 ペリカ、もしくは血液等を賭けた各種ギャンブルゲームを楽しめる。タラップは船頭側と船尾側にあり、船頭側に駐車場がある。施設の位置は、甲板下の3階にスイートルーム客室、食堂。2階にギャンブルルーム。1階に駐車場。他にも施設は存在している。ペリカでアイテムを購入することも可能。賞品の中に【参加者の現在位置(1時間) 3000万ペリカ】がある。位置は要求者のデバイスにリアルタイム送信される。1時間有効。スタッフは【黒服@逆境無頼カイジ】が一人と【ハロ@機動戦士ガンダム00】が無数。特別なギャンブルとして『勇者の道(ブレイブ・メン・ロード)@逆境無頼カイジ』に『Eカード@逆境無頼カイジ』、『女性限定水上アスレチックレース@ガン×ソード』がある模様ギャンブルルーム内ではディーラーや他参加者への戦闘行為を一切認めておらず、それに違反した物はその時点で首輪が爆発する施設別サービスは『ギャンブル船出航サービス』。内容はギャンブル船そのものが【F-3】の船着場に移動するというもの甲板上に伊藤開司の死体あり。 C-3 憩いの館 外観はホラーハウス、最低でも二階建て。玄関から左側の廊下の奥は軽音部部室@けいおん!がある。地下には温泉とゲームセンター(温泉が大部分を占める)ゲームセンターにあるのは『ギャンブルゲーム(麻雀)』『パチンコゲーム(CR戦国BASARA)』『アクションゲーム(ガンダムVSガンダムVSヨロイVSナイトメアフレーム~戦場の絆~)』ゲームの詳細は機械人形の館参照secret facesにて外観に反して二階建てである事と、トイレは階段を降りてすぐであることが明らかになった。 C-5 神様に祈る場所 冬木の教会(言峰綺礼の本拠地)@Fate/stay night 内部にキャスター、田井中律、黒桐幹也の死体が放置されている。黒桐幹也以外は首を両儀式に切断され、首輪を回収されている C-6 死者の眠る場所 阿良々木暦から見て、普通の墓地。施設別サービスのタイトルは『断末魔サービス』となっており、そのサービス内容は死亡した参加者の最後の声を聞く事ができる。また、瘴気に汚染されたプリシラの死体が放置されている D-1~E-1 吊り橋 都市部になぜが掛けられた不可解な吊り橋。規模は大きいようだ D-1 廃ビル この施設がD-1一帯の廃ビル郡を指すのか、その内の一棟を指すのかは不明。ビル郡の内でも、とある廃工場とその付近はヒイロ・ユイが起こした爆発で吹き飛んでいる D-2 駅 始発であり終着。電車を収納する車庫がある D-4 円形闘技場 観客席に囲まれた円形大闘技場がメインの施設。また内部には控え室と幾つかの個室もある。首輪換金装置と無人自動販売機の位置は控え室内部。施設別サービスの内容は『ライブ会場サービス』 D-5 政庁 政庁@コードギアスとは完全に別モノの七階建てのビル。一階には出生届等の受付カウンター、五階には会議室がある。最上階の七階にある情報管理室に置かれたコンピュータ、パソコン等の機材はブリタニア製ではないがブリタニアとほぼ同じ技術レベルで作られたもの。端子の規格が異なる為、ハロ@ガンダム00と接続できる機械は無い。隠しエレベーターから進入できる地下室には荒耶宗蓮の工房がある。しかし、現在はバーサーカーとの戦いで政庁が完全倒壊し施設サ^ビスは謎のまま終わった。 D-6 駅 入口には切符売り場と改札、ホームにはベンチがある。電光掲示板も設置されている。現在まで二度も電車に突っ込まれた可哀想な駅。 E-1 ショッピングセンター 正確な階数等は不明。最上階はフードコートとなっている。一階には『五月人形、鎧、兜、鯉のぼりのお店』 がある。また階数は明記されていないが、『玩具店』『日曜大工店』『模型店』の存在も確認されている。ちなみに屋上もある。ただし現在内部は信長によって滅茶苦茶に破壊されているので、品物がどの程度無事に残っているのかは不明。首輪換金装置と無人自動販売機の位置は屋外駐車場。 E-2 学校 三階の『職員室』内部に加治木ゆみの死体あり。同じく三階には『科学室』がある。階数は不明だが『視聴覚室』の遮光カーテンが剥ぎ取られいて窓ガラスは破壊されている。なお、二階から一階に降りる階段は浅上藤乃によって凶げられている為、通行不可能である。 E-3 象の像 そのまんま象の像。十メートル以上ある。キャスターはこれに何かを感じ取っていた E-4 薬局 最奥の商品棚に神性上昇の魔法薬あり。麻薬に相当する違法薬物も多数確認されている。『施設サービス』は怪我の治療。 E-6 公園 冬木市自然公園@Fate/stay night 参加者を閉じ込める結界が展開されている E-7 学校 現在まで描写一切無し F-2 遺跡 神根島の遺跡@コードギアス 反逆のルルーシュR2 地下通路を通るとE-3・象の像の前に出る。 F-3 駅 ホームにAED装置が設置されている。電光掲示板も設置されている F-3 船着場 この近くからは幾艘もの船が座礁している光景が見えるらしい。船を格納するためのドックが併設されている。ちなみに、『ギャンブル船出航サービス』によるエスポワール号の到着場所でもある F-5 駅 売店がある。ホームにはベンチ。 F-6 展示場 地下深部に荒耶宗蓮の研究室が秘匿されている F-7 ホール ただのホールにしては大きな建物。内部に五つの広間がある。各広間の名称と入室条件は下記の通り。1『平和の広間:参加者を一人も殺害していない者のみ入室可能、ただし同行者が2人以上必要』2『四暗の広間:参加者を四人以上殺害した者のみ入室可能』3『一発の広間:ゲーム開始から6時間以内のみ入室可能、6時間経過後に室内に居る者の首輪は爆破される』4『国士の広間:第六回放送後のみ入室可能』5『連荘の広間:地図に名前ありで記載された施設を8ヶ所以上立ち寄った者が入室可能』 G-2 太陽光発電所 GNスパと、スパ内に『ギャンブルゲーム(麻雀)』が置かれている。『ギャンブルゲーム(麻雀)』についてはどうしようもないわしに光の天使が降りてきたからもう賭博なんてしない参照。 G-5 タワー 管制室から【太陽光発電所】【展示場】【ホール】【政庁】【ショッピングセンター】、二つの【学校】へとビデオメールを送信できる。リアルタイム通信は行えず、送信はタワーからの一方通行 MAPに記載されていない施設 場所 施設 解説 D-4南東 カフェテリア デパート内のカフェテリア D-6(駅の近く) デパート 中にカフェテリアがある D-6駅前 喫茶店 こよみパーティー 会場 D-6の駅のそば 大型スーパーマーケット 店内は非常灯が点いており、裏のシャッターは開いている。品揃えはルルーシュががっつりいただいた商品を参考に E-1 模型店 撃墜されたアリオスガンダムがポイ捨てされている E-5 診療所 薬局同様簡単な薬や救急道具が置いてあり。内部には休む為のベッドを完備している E-5南西 衛宮邸 冬木市にある衛宮士郎の住居を模した日本家屋
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● 「うわぁ…」 先程から、目を輝かせて天井を見上げている里保。 それを隣で見ている香音はにやにやが止まらない。 二人は今、リヒトラウムが誇る大アトラクションである「ギャラクシー」に乗るために、長蛇の列に並んで いるところ。宇宙空間に見立てたドーム状の巨大な建物の中を、10人乗りのコースターが縦横無尽に駆け 回る。特筆すべきは、CG技術と精巧なオブジェによってまるで本当の宇宙空間にいるのではないかと思え るほどのリアルさ。これだけの列ができるのも頷ける話だ。 ちなみに列に並んで待っている間も、真っ暗な通路の上下左右全体に宇宙空間が映し出され、瞬く星たちや 巨大な惑星、美しく流れる彗星を楽しむことができる。里保が子供のようにはしゃいでるのは、その演出の せいでもあった。 一度剣を構えれば、他を寄せ付けない圧倒的な実力を誇る里保。 「水軍流」という歴史ある流派の担い手であるが故に、武に明け暮れる日々を送っていたのかと思いきや、 どうやらそうでもないのだという。 じいさまと遊んでいるうちに、自然と身についた。実に簡素な言葉で、里保は香音にそう教えてくれた。 遊ぶくらいで千年を超える歴史の超武術が身につくくらいなら、かのも習いたいっての。そう思わずには いられない。 まるで珍しいものを見るかのようにずっと首をあげている、そんな彼女の姿を見ていると、嫉妬交じりの感 情も薄れていってしまう。普段は年相応の子供らしさを抑えて、無理をしているようにすら見えてしまう里 保。今のリゾナンターの攻撃の要が彼女をおいて他にいないという事実がそうさせているのだろう。 だから、こういう時くらいは素直に羽目を外していただいたほうがいいのかもしれない。まあ、香音から言 わせて貰えば、普段の里保も十分子供っぽい上にドジっ子なのだが。 というわけで、普段は滅多に見られない彼女の肩肘張らない姿を香音は楽しんでいる。 ただそれも、長くは続かなかった。 空気が、急に変わったような気がした。 香音はすぐに、それが目の前の親友のせいだと理解した。 彼女の直感は正しい。先ほどまで無邪気にはしゃいでいた里保の姿はもう、どこにもない。香音の目に映る は、一人の剣士。 驚いているのは香音だけではなかった。 里保を一瞬にして剣士へと変えた、張本人。 勝田里奈は、右手首を押さえながら舌打ちをする。 こいつ、私のことが見えてるのか? 里奈の能力は、「隠密(ステルス)」。 能力の射程距離にあるこの通路にいる限り、彼女の姿を視認するのは不可能だ。 …まさか、殺気だけで? 推測は当たっていた。 里保は、背後から迫り来る殺気に反応し、そして腰の鞘を後ろに思い切り押し込んだのだ。 まるで見えているかのように、正確にナイフの持ち手を打ち抜こうとする鞘先。咄嗟に手を引いたからまだ 打撲で済んだものの、まともに当たっていれば手首の骨を砕かれていただろう。 それでも、里奈は余裕の笑みを見せる。 なぜなら。 「あれ。うち、何で…?」 里保は辺りを見回し、そして首を傾げる。 彼女の脳内は、彼女自身が取った行動に混乱していた。 里奈のステルス能力の真骨頂。 それは、彼女の存在だけではなく、彼女の取った行動すら、相手の脳内から消してしまうことにある。 つまり、今の里保は「なぜ自分が刀の鞘を後ろに突き出したのか」が理解できない。 これは戦いにおいて致命的とすら言えよう。 極論を言えば。 頬を切り裂かれようと。 腿を抉られようと。 そして心臓を一突きにされてもなお。 里保はなぜそうなったのか理解できないまま、死を迎えるということ。 相手がわずかな殺気に対しても鋭く反応するのはわかった。 しかし、そんなものはいくらでも対策が打てる。 里奈は心を鎮め、一歩ずつ、そして確実に里保へと近づいていった。 里保は、じわりじわりと迫る危機に、気づくことさえ許されない。 ● 花音の放った刺客たちは、他のリゾナンターたちにも既に接触していた。 ホラーハウス仕立ての建物内を、かぼちゃ風のゴンドラで移動するアトラクション「ミッドナイトハロウィ ン」。 お化け屋敷は絶対に嫌だ、と残留した遥と優樹。特に遥は普段の強気はどこへやら、涙目になって必死に訴 えてきたせいでたった一人でかぼちゃのゴンドラに乗る羽目になった亜佑美は。 一人しかいないはずのゴンドラで、見知らぬ少女の訪問を受けていた。 「あんた、誰よ」 「誰よって言われましても」 のんびりとした、関西のイントネーションで喋る同乗者。 薄手のセーターから、白い肌を覗かせている。おっとりした態度からは敵意は見えないが。 そもそも。亜佑美は首を振る。乗り場で乗った時は確かに一人だったのに。 「うちの能力で、みなさんがどこにいるかはすぐにわかりました。鞘師さんは、宇宙エリアに。譜久村さん は冒険エリア、生田さんはショッピングモール…そして石田さんは、ここに」 「あたしたちの名前を知ってる…何が目的?」 「つまり、4人の要注意人物にうちらが宛がわれたってことです」 「いいから答えなさいよ!!」 問答無用。 亜佑美は即座に蒼き鉄巨人を喚び出す。丸太ほどの太い腕が、ゴンドラをまるで豆腐のように叩き潰した。 箱が拉げるその前に亜佑美はゴンドラから脱出し、軌道レールから外れる。 非常灯の明かりのおかげで完全に暗くはなっていないが、視界が悪いことには変わりない。 「ひどいわぁ。いきなり仕掛けてくるなんて」 レールから脱線しぺしゃんこになったゴンドラから、少女が這い出てくる。 見たところ、まったくの無傷。いきなり現れた経緯から予測はついていたが、やはり何らかの能力者か。 「だってあんた敵でしょ」 「まあそうなんやけど…」 身構える亜佑美の前で、刺客の少女 ― 中西香菜 ― は両手から何やら白い靄のようなものを生み出し てゆく。 そして。 「論より証拠や。もっぺん、うちのこと殴ってみてくださいよ」 「はぁ?」 これは明らかに、挑発。 先程のようにバルクの一撃を防ぐばかりか、逆に何らかの罠を仕掛けるつもりか。 ならばこちらにも考えがある。 「カムオン、リオン!!」 打撃が効かなければ斬撃。 陽炎のように揺らめきながら現れた蒼の獅子は、大きな唸り声とともに香菜に飛びかかるが。 まるで香菜の目の前に大きな壁でもあるかのように。 リオンは大きく弾かれ、回転しながら亜佑美の前で着地する。 「結界、っちゅう奴です。あんたの操る見えざる獣の攻撃はうちには効きません」 香菜が目を細め、にぃと笑う。 嫌な奴だ。自分の優位を疑うことすらない。 「効かないかどうか…やってみないとわからないでしょ!!」 大地が揺れ、青甲冑に身を包んだ巨人が姿を現す。同時召喚。 負けず嫌いの亜佑美の心に、火が付いた。 ● リヒトラウムのほぼ中央に、テーマパークのシンボルとも言える建造物があった。 「シャイニーキャッスル」と呼ばれるそれは、まるで中世の城そのもの。夜ともなると、城壁に散りばめら れた照明が輝き、文字通りの輝く城と化す。 その城門の前に、人だかりがあった。 観光客、ではあるのだが、みな一様に目の光を失っている。 彼らを侍らせているのは。 「シンデレラ、なってみるとずいぶん呆気ないものね」 花音は、嘲笑交じりに輝く城を見上げる。 城の前で多くの人間を従えている現状を、おとぎ話の姫に準えているのだ。 「さて。りなぷー、かななん、めいめい、それにタケ。あの子たちの戦い…どうなると思う?」 花音が傍らにいる女性に話しかける。 その女性は生気のない表情で、 「それはもちろん、まろ様の勝利でございます」 と機械仕掛けの人形のようにそんな台詞を口にする。 満足そうな笑みを浮かべた花音は、その女性の顔を思い切りひっ叩いた。 抵抗することなく平手打ちを受けた女性は、表情を変えることなく、同じ言葉を繰り返す。 「これだから操り人形はつまらない。てかまろって何。何か高貴な感じだから別にいいけど。私の考えは… 聞きたい? どうしようかなあ…しょうがないから特別に教えてあげる。ぶっちゃけ…五分五分ってとこかな」 現在の戦力を、最も効果的な相手にぶつけたつもりだったが。 勝負事はどうひっくり返るかわからない。その意味においての、五分五分。 もちろん花音は勝算のない戦いなどしない。矛盾しているように見えて、決してそうではない理由。 策は、いくつも講じるものだ。 自分たちを「生み出した」白衣の科学者はそう言っていた。 確かにその通りだと思う。例え予想外のことが起こったとしても。 最終的に、花音自身が勝利すればいいだけの話。 四人がそれぞれの相手をを負かしてくれればそれに越したことはないが、しくじった場合でも。 リゾナンターがこの場所まで来れば、何の問題もない。 一つだけ、気がかりなのは。 リヒトラウムの警備について。 どういう繋がりかは知らないが、このテーマパークの警備を、例の金儲けが得意な能力者集団が担当していると いう。 もちろん多忙な連中のことだから、テーマパーク如きに割く人員など1人が関の山だろう。 ただ、それが連中の言うところの「位の高い能力者」ならば面倒だ。できればそいつとの接触は避けたい。 「さて、誰が一番に私のところに辿り着けるかな」 そう言いつつも、花音は知っていた。 誰が最初に、自分の目の前に現れるのかを。 投稿日:2015/01/10(土) 10 34 16.98 0 back 『リゾナンター爻(シャオ)』 26話 next 『リゾナンター爻(シャオ)』 28話
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非常食セット 商品ページ L:非常食セット = { t:名称 = 非常食セット(アイテム) t:要点 = 発熱剤,レトルト食,ごはん,スープ t:周辺環境 = 非常事態 t:評価 = なし t:特殊 = { *非常食セットのアイテムカテゴリ = ,,,{携帯型アイテム,消費型アイテム} *非常食セットの位置づけ = ,,,{国内政策用アイテム,ショップアイテム} *非常食セットの取り扱い = ,,,アイドレス・アイテム・ショップ *非常食セットの販売価格 = ,,,2400個/1マイル *非常食セットの特殊能力 = ,,,設定国民の食事として使用することができる *非常食セットの使用回数 = ,,,1回 } t:→次のアイドレス = なし } コメント 非常食である。非常食とはいいつつも栄養はもちろんの事だが、ちゃーんっと温かい食事を食べたいよね。 そんな非常食は発熱剤を使用しており、身体が暖まるスープもついている。非常時で寒い時なんて時には暖かいもの欲しいよね。