約 66,491 件
https://w.atwiki.jp/monosepia/pages/4915.html
中国書記官スパイ事件 【Web記事】 / 【掲示板】 松下政経塾〔Wikipedia〕 首相も輩出――謎の全寮制組織・松下政経塾のまとめ〔NEVERまとめ〕 松下政経塾 塾生募集中! ● 塾生一覧 ● 卒塾生入塾期順一覧 ■資料 松下政経塾の裏の顔 「おもいつくまま(2011.3.9)」より (※ 掲載記事中に資料リンクなど情報量が多いので、ここに置くことにした。) (追記2012/01/06) ファシスト国家を目指す松下政経塾 http //yokodo999.blog104.fc2.com/blog-entry-493.html (追記2012/04/14) 「紙の爆弾」 藤原肇と本澤二郎の対談:暴走する”松下ホモ人脈”が日本を潰す!? http //quasimoto.exblog.jp/17771360/ 【政局】 ■ 「松下政経塾=アメリカ」が「みんなの党」の解体を狙う 「ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報(2014.4.4)」より / 渡辺喜美・みんなの党代表がDHCの吉田嘉明会長から選挙直前に計8億円を借りた問題が政界を揺るがしている。この問題についての私の分析を書いておく。一言で言えば、「松下政経塾がみんなの党を乗っ取る」ということだ。オーナーの渡辺喜美はお払い箱になるということである。 渡辺喜美の「追い出し作戦」が始まっているが、これは渡辺喜美が「責任野党」路線で、安倍政権に擦り寄ったからである。渡辺喜美は、日本郵政顧問に就任して いた坂篤郎前社長の退任劇は、みんなの党の渡辺喜美代表が菅義偉官房長官に「通報」するなど、自民党のかつての盟友たちとの連携を強め ていた。 これに江口克彦らを始めとするみんなの党だけではなく、野党側の松下政経塾やそれに連なる「既得権益を打破する会」の勢力が怒ったということであ る。 (※ 後略) 【Web記事】 ■ 松下政経塾から立ち昇るきな臭い煙 「アマがえるブログ(2012.5.29)」より 警視庁公安部が注目している中国政府のスパイも、この松下政経塾に一時在籍したが、彼は中国人民解放軍の情報機関・総参謀部第2部出身というより抜きであり、イルミー構成員であることはまず疑いない。 彼は偵察に来ていたというよりは、監修かスカウトに来ていたのか?松下政経塾の同期生は5人ほどが通例だが、玄葉氏、前原氏が彼を知らない訳がないのであって、この惚け様を鑑み、民主党そのものが一大スパイ組織である可能性を踏まえ、厳正な捜査を警視庁に期待したい。 ------------------------------ ■ 野田政権を揺るがす中国書記官スパイ事件 「陽光堂主人の読書日記(2012.5.30)」より 問題は、なぜ公安警察が今回に限って事件化したのかという点です。警視庁公安部が、中国書記官に出頭命令を出したのは、外交官の商業活動を禁止したウィーン条約に違反している疑いがあるからですが、もっと深刻な事例は外にもあるはずです。事件化されること自体、珍しいのです。 相手は外交官ですから、出頭命令を出したところでやって来る見込みはありません。現に中国側は、当の書記官は既に帰国済みと発表しており、事情聴取させるつもりはありません。この点は織り込み済みで、警視庁としては、事件化さえすればよかったのでしょう。その狙いは何なのでしょうか? 注目すべきは、この書記官が松下政経塾に在籍していたことです。ということは、同じく塾生である野田総理や玄葉外務大臣、前原政調会長らと繋がりがあったわけです。しかし、彼らは面識がないとトボケています。 ★■ 松下政経塾はもういらない 「JB press(2012.4.9)」より 一見、大成功を収めた政経塾だが、同塾出身の政治家に対する風当たりは強い。最近では「政経塾が日本を悪くしている」といった声まで聞かれるほどだ。なぜ、政経塾は嫌われるのか。その歴史を振り返りつつ考えてみたい。 ■ 衝撃、松下政経塾の真実 「日本の狂った反日スポーツライターたち(2012.3.5)」より 原口一博が公共の電波を通じ、↓のように 「いかに国を転覆するかを橋下徹(当時)大阪府知事と密談した」と口走ったのか? その謎が解けました。 (※ 霞ヶ関官僚組織に乗っ取られている国を転覆する、という意味の言葉の綾か、あるいは本音か?) ■ 日本を滅ぼす松下政経塾 「今を読む(2001.7.24)」より 【掲示板】 □ 中国書記官スパイ、松下政経塾に入塾・・・同期生に民主党国会議員 「政経ch(2012.5.29)」より .
https://w.atwiki.jp/sakura-color/pages/116.html
コンコンと生徒会室に控えめなノックの音が響く。 「入れ」 生徒会の誰かだろうと、 勝手に目星をつけていた俺の予想を裏切られた。 顔を現したのは、テニス部の後輩で、 恋人の越前リョーマだった。 「越前か…」 「…何?不満?」 「いや。嬉しい」 「バッ!……バカァ…」 そういうと俯いて、ソファに座ってしまった。 可愛い。 「…ねぇ。後、どれくらいで終わる?」 「……十分もあれば終わるだろう」 「ふーん…」 「何だ。その薄い反応は」 「意外と早いなぁって…」 「そうか」 「もう!俺と話してないで、さっさと終わらせてよぉ!」 『話してきたのは、越前だろう』などとは、口が裂けても言えなかった。 そう言ってしまえば、拗ねて『帰る』と言われかねない。 折角、久しぶりに会えたのに、其れは避けたかった。 ふと、越前の方を見ると目が合った。 しかし、すぐに逸らされた。 「…終わったの?」 「あぁ」 「そ、そっか」 「越前…帰るか?」 足元に置いていた荷物を取り上げ、訊く。 「うん!」 一瞬、キョトンとした越前だったが、すぐに笑みを浮かべ頷いてくれた。 バタンという重い音を上げ、扉が閉まった。 「ほら」 「?」 リョーマに向けて手を差し伸べたが、意味が解らなかったのか 頭に疑問符を浮かべていた。 「手」 「…え!?だ、だってココ学校…!」 「其れがどうした?嫌なのか」 少し意地悪な質問をしてみた。 リョーマが手を繋ぐことが好きなのは知っている。 「ぶ、部長がしたいっていうなら…」 リョーマは顔を朱に染めながら、手を添えてきた。 言い訳も可愛いのだが… 「リョーマ…部長じゃない」 「…手塚先輩?」 「リョーマ…」 「!…で、でもぉ……く、にみつさ、ん?」 「あぁ」 『合格』と、頭を撫でると、嬉しそうに擦り寄ってきた。 「リョーマ。本屋に寄っても良いか?」 「本屋?うん。良いけど…珍しいね。 く、国光さんが寄り道なんて」 「そうだな」 手を固く繋ぎながら道を歩く。 元々、俺もリョーマも喋る方ではないので、 会話は殆ど無いに近いが、苦は無い。 むしろ温かい。 「あ。あそこ?」 その本屋は、閑静な住宅街に、ぽつりと在る。 老年の夫婦が切り盛りしている小さな本屋だが、 品揃いは豊富なので、昔から贔屓にしていた。 「あぁ」 ギィと扉を開くと、 「あら?お久しぶりねぇ。手塚くん」 老年の女性に声をかけられた。 「お久しぶりです。鈴木さん」 「あら。可愛い子つれて。お名前は?」 「え、越前リョーマです」 「あらまぁ。こっちへ、いらっしゃい。少しお話しましょう」 「え、あ、はい」 彼女は微笑みながら、リョーマを手招いた。 「じゃあ、俺はあっちに居るから」 「あ、うん」 そう言いリョーマと別れた。 目当てのものは、雑誌。 リョーマがアメリカで優勝した時に取材されたものだ。 大型の本屋は入れ替わりが激しいが、 小さな処だとそこまででは無いと推測したからだ。 表紙を眺めていくと、それは有った。 此処に有って好かった。 俺は、其れを手に取り、レジへ向かった。 「見つかったのかい?」 「はい、お蔭様で」 「其れは好かったね …コレは、少し状態が悪いから値引きして上げるわね」 見た目は悪くない。 しかし、ここはご好意に甘えてもいいのだろう。 「え、あ。有り難う御座います?」 「はい。じゃあ、お釣りね。また、いらっしゃいね。 今度は夫も居ると良いわね」 「そうですね」 「気をつけて帰るのよ」 「はい。越前、帰るぞ」 「うん。じゃあ、また…」 「またね、越前くん」 すっかり暗くなってしまった道を、行きと同じように、 手を固く繋ぎ、歩く。 「先は何の話をしていたんだ?」 「…教えない」 「そうか」 「じゃあ、国光さんは何買ったの?」 「…黙秘する」 「ほら。やっぱり…まぁ、良いけどさ」 あと少しで、越前の家。 もう少し一緒に居たかった。 「ねぇ、国光さん」 「何だ」 「今日、一緒に居れて、嬉しかったよ…… でも、もう少し居たかった…」 「リョーマ…」 固く繋いだ手を更に固く繋ぐ。 「リョーマ」 「何?」 「次の休みの日に泊まりに来ないか?」 「…行っていいの?」 「あぁ。是非、来てくれ」 「行く!絶対行く!」 リョーマは少し興奮ぎみに返事をした。 全て、可愛い。 「ほら、着いたぞ」 「あ…」 「また、明日も一緒に帰ろう。約束だ」 「…うん!じゃぁね、国光さん」 ちゅッ 「…リョーマ?」 「まだまだだね」 【手を取り、】 (そう言ったリョーマの笑みを俺は、忘れることが出来なかった。) ・─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─・ 瀬那さま、リクエスト有り難う御座いました! 本屋一軒だけで、帰り道デートになるのか微妙だし、 ラブラブより、ほのぼの、にだし、無駄に長いし…何だか済みません! リョーマサイドも、その内、書きたいと思います。 好かったら貰って下さい。 2010.02.13.志花久遠. novelへ戻る
https://w.atwiki.jp/dattai/pages/3333.html
76-32 32 :(○口○*)さん :09/02/15(日) 21 35 ID q31RvSOh0 俺:古参ギルメン A:キャラ火力♂中身♂ B:キャラ支援♀中身♀ C:キャラ支援♀中身不明。姫気質満載の自称初心者 Aが加入したのが半年ほど前。まっさら初心者だったAは皆に愛されすくすく育つ。 そんなAが狩場で仲良くなったのがB。同じくまっさら初心者同士で気があったのか 二人はよくペアをするようになっていた。ギルメン全員がヤキモキしながら見守り リアルRO共に女慣れしていないAがついにBに告白し、二人は相方関係となった。 その後、Bがリアル都合により無期限の休止に入る。 Aは結婚キャラを放置し別キャラを育成し1年以上Bの帰りを待っていた。 Bと接続時間が被る事の多かった俺は連絡用としてBとメッセ登録をしていたのだが 一ヶ月ほど前に久しぶりにBからのメッセが届く。「もうすぐ復帰できます」との事。 ただしAへのサプライズのため、実際に復帰するまで内緒にしてて欲しいと頼まれた。 そんな時期に加入した自称初心者C。 姫気質満載の発言、そして言動を繰り返すも俺を含むギルメンは完全放置。 しかし根がイイヤツなBはそんなCを哀れんだのか頻繁に声をかけるようになる。 日に日にAとCのペア狩り時間は増えていき、またAからCへの装備やゼニーも 相当な額が動いたようであった(目撃したギルメン有) そんな時期にB復帰。案の定、A、B、Cの3人は気まずい雰囲気となる。 すっかりBの愚痴聞き役となる俺。INしても狩りに行けずBとのチャットのみの日々。 そして週末のバレンタイン。詳細は書き切れないので省略するが、ついに Aを挟んでのB、Cの正面衝突勃発。事態の収集ができずオロオロするばかりのA。 そんなAを見かねて、ついにBが「もう勝手にしてください」とギルドを脱退。 Bに誘われてついていく俺。結果、めでたくペアギルド結成となる。 まあ、男の優柔不断は最低だなーというそんな話。 33 :(○口○*)さん :09/02/15(日) 21 38 ID q31RvSOh0 長いので産業で Bという相方復帰待ちのAに擦り寄る姫C バレンタインで女の戦い勃発。BがAを見捨て俺とペアギルド作成 念願のBという相方を手に入れた俺は内緒の別垢のCをキャラ削除 43 :(○口○*)さん :09/02/15(日) 22 13 ID q31RvSOh0 うちのギルド、あ、いや元いたギルドではにゅ缶どころかLiveROも見ない人ばっかだぜw 当然、Bもこんなところの存在なんか知る由も無い。その辺は抜かりないぜw 45 :(○口○*)さん :09/02/15(日) 22 17 ID q31RvSOh0 ついでに言えば、AはCを選んだりはしてないよ。 それどころかずっとBを待ち続けた純情すぎる忠犬ハチ公みたいなやつだった。 ただ、イイヒトと言うかオヒトヨシというかCを傷つけないようにしようとして そのあたりがBにはgdgdっぽく見えたんじゃないかな? 俺自身もそう見えるように演出したしなw 57 :(○口○*)さん :09/02/15(日) 23 30 ID q31RvSOh0 うはwww念の為に入れたフェイクのせいで時系列がおかしいwwww 52に言われるまで素で気が付かなかったわ。 これ実は昨日の話じゃないんだな。その辺は察してくれ。 バレンタインじゃなくても「そういうイベントの日」はあるだろう? そろそろID変わる時間なのでまとめ。 俺、加入当時のBには全然興味なかったんだぜ本当に。 OFF会に来たBがめっさ好みですげー後悔したんだ。でもそんときはAが相方気取りでいたからな。 俺もギルド内での「温厚な常識人」って評判を崩したくなかったしその時は何もできなかったわ。 BのメッセそのものもRO休止に合わせて上がってくる事は無かったしなあ。 Aから貰ったのは対したものはなかったよ。M単位のものなんてもらってねえしw せいぜい初心者装備とか見た目装備とか消耗品、あとクエにつかう材料くらいかな? ついでに風の噂で聞いたところによるとAは引退したそうだ。 61 :(○口○*)さん :09/02/15(日) 23 53 ID q31RvSOh0 「直結」ってのは「思考が下半身に直結してる」ってことじゃねえの? 俺自身からBに無理やり迫ったわけじゃねーよ。 つーか惚れた女落とす為ならあらゆる手段を使うのが普通だろうに。 そんなだからお前ら童貞なんだよ。本気で惚れたのなら手段を選ぶ事は無い。 相手に迷惑をかけないなら・・・な。 63 :(○口○*)さん :09/02/15(日) 23 56 ID q31RvSOh0 きれいごというよりBを手に入れた俺は勝ちだと思ってるよ。 前ページ次ページスレ76
https://w.atwiki.jp/isekaikouryu/pages/2591.html
ニシューネン市の中心部からやや外れた小道。 赤煉瓦通と名付けられたその街路の奥にひっそりと佇む店がある。 薬草を専門に扱う店『傷に石二分草八分』だ。 おそろしく頑丈な玄関戸を開けると、ツヤツヤに磨き上げられた床と 巨木からムクで削り出されたカウンター、そして巨大な棚と そこにぎっしりと並べられた薬瓶と薬草を収めた箱が目に飛び込んでくる。 店主は御年90歳を越えたノーム。 薬草学はエルフの専売特許ではない。そういう事のようだ。 「どもー。ちぇーす。 傷薬50個ください。多分それくらいいる」 「適当すぎだよ。 それに何に使うか用途を伝えないとダメだよ」 「その前に50個は買いすぎなのだわ。 予算も考えるのだわ。 金勘定が苦手にもほどがあるのだわ」 店内の静けさを急に珍妙な3人組が奪った。 耳の短いエルフと普通のエルフ、それにゴブリンの3人組だ。 「用途なぁ・・・ まずは切り傷に擦り傷だろ。 それに火傷の薬もいるかもな。 これから火竜の卵をかっぱらいに行くんだから。 おっと、いただきに参上するんだからな」 「言い換えても意味ないだろ。 あと、鎮精剤が欲しいな。それと湿布も」 「胃腸の薬が必要なのだわ。 ウチは誰かさんみたいにお腹が丈夫じゃないのだわ」 「うるせぇぞガキども。 どうせ薬草の一つもわからんくせに。 既製品でも買ってさっさと出て行け」 手にした新聞から顔を上げ、ノームの店主は酷く不機嫌な声を出した。 その言葉を聞いて、エルフが眉間にしわを寄せて言いだした。 「えっと、じゃあ擦過傷用に乾燥ニングルとフヒトの種と皇樹の根を。 火傷にはナモ実とジザ粉を。 鎮精剤に妖練樹の実と雫。 胃腸薬は…チキューからセーロ丸を持ちこんでるからいらないや」 エルフがつらつらと注文を始めると、ゴブリンが懐から算盤を引っ張り出して弾きはじめる。 「ここの所、海が穏やかで積み荷が多く届いているのだわ。 おとといも随分と商船団が入港したのだわねぇ。 薬草も少しダブついて値崩れしたのは知っているのだわ。 根拠は?とか聞きたそうな顔をなさっておいでだけれども、はい新聞。ここ見るのだわ。 パチパチのパチ。まあ少しイロつけてこんなモンなのだわ。 これ以上は銅貨1枚も出さないのだわ」 「・・・好き勝手言いおってからに」 「なあなあところでノームの爺さんよ。 それ、ネモチー海賊団で取り仕切ってる竜馬競争の予想だろ? 露骨な八百長でも無ぇ限り、八番札の『エレシエデルン』で決まりだぜ」 「へぇ。メノー、そんなのわかるんだ」 「毎日のように飛竜に乗ってれば、筋肉のハリだの仕上がりだので見たらわかるようになるんだよ」 「う・・・むん。 そうか。七番札か八番札かで迷っとったが。 ほれ出番じゃ。仕事せんか」 ノームが足元の箱を蹴飛ばすと、風精霊がふわりと吹き上がってきた。 「八番札に賭けてこい。ほれ」 風精霊はノームからラ・ムール金貨を1枚受け取ると、ふわりと飛び立った。 「それで、薬はこの価格で売ってくださるのですわね?なのだわ」 笛野瑪瑙とイスズ・サレンスカ、それとアリョーシャ・ギョーシャの3人は、 『傷に石二分草八分』で買った薬を山ほど抱えて赤煉瓦通を歩いていた。 「メノーに竜馬競争を当てる特技があったなんて知らなかったよ」 イスズが心底感心して言うと、メノーは笑って言った。 「いや、あれ絶対に当たらねぇから」 それを聞いたイスズが絶句すると、フンと鼻を鳴らしてアリョーシャが言う。 「ネモチー海賊団が仕込みなく賭場を開くわけが無いのだわ。 皆が仕上がりを疑わない竜馬を負けさせて大儲けに決まってるのだわ。 そもそもレンキューだのナツヤスミだのでしか来ないこの男より、 真面目に飛竜牧場を経営してるウチらの方が目が肥えてるに決まってるのだわ」 「言われてみると・・・ え?じゃあメノーはウソついたの!? 何でそんなひどい事するのさ!」 「薬を安く買いたかったから」 「当たると信じてウチらに安く売ったあの爺さんが悪いのだわ」 そう言うと2人は酷く悪い顔をして笑った。 『なお、薬屋の店主の買った竜馬競争の券はちゃんと当たったのだわ。 密かに話をつけたのだわ。ヤンチャな主人を持つと苦労するのだわ』 係留された宿屋の竜小屋で、ワナヴァンが密かにため息をついた。 RPGにあるような道具の売買や所持を実際にするとなると量や大きさとか如実に反映されてくるよね。異世界の賭け事ってちゃんと成立させるために取り立ても支払いもがっつり厳しそうだ -- (名無しさん) 2016-11-03 07 18 20 本当に効き目がありそうな素材の名前がイイ。日本円でどれくらいなんだろう総額 -- (名無しさん) 2016-11-08 00 36 50 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/kairakunoza/pages/1202.html
恥ずかしいことをしてしまうのは、気持ち良くなりたいから? ……それは、本当。快感が得られなければ、そんなことを続けたりなんかしない。 でも私の場合、もう一つ、もっと切ない理由がある。 私が、求めているのは……。 みなみべりーぱにっく ~闇の腐女子の本の7話ver~ 「ふぁ、ゆたか……っ」 それは、手を出してはいけない欲望。 広すぎるベッドの上に身体を投げ出し、恋しい人の名前を呼ぶ。 「あ、やっ……」 コンプレックスの元になっている、女らしさに欠けた胸。 しかしその頂は、カーテン越しの月明かりの中でも分かるほど自己主張し、白磁の素肌に 淡い影を落としている。 渇望に耐えきれなくなって摘むと、皮膚をざわめかせながら甘い痺れが拡がる。 それが女の器官に伝わって、思わず太股がくねる。 『好きだよ、優しい所も、かっこいい所も、綺麗な体も……全部大好きだよ、みなみちゃん』 「わ、私も、好き……大好き……」 股間から沸き出す熱に身悶えながら、目を閉じて、捻じ曲げられた夢を見る。 私の上に跨って、呼吸を甘く乱しているゆたか。 いつもの純真さからは想像もできない仕草に当てられて、とっくに湿り気を湛えていた秘所から 更なる愛液が溢れ出す。 くちゅり、と、勝手に擦り合わされる股間から水音が響く。恥ずかしい……悪いことをしている ようで、思わず顔を背ける私を、ゆたかが覗き込んでくる。 『みなみちゃん、感じて……?』 「ゆたか、違……」 『ごめん、みなみちゃんが可愛すぎて、私……』 描いたゆたかの幻に合わせて、脇やお腹を撫で上げていた指先を一気に秘所に沈める。 泥濘をまぶして蕾を弄ると、全身が弾かれたように勝手に跳ねる。 もう、止まらない。 理性も感情も忘れて、壊れたように快楽を貪る。 「だめ、ゆたか、ゆたかっ」 誰にも明かせない、恋。 太股にまで溢れるほど濡れた秘唇を弄っているのも、弾けそうに膨れた乳首を慰めているのも、 決してゆたかの手ではない。もちろん、これからもずっと。 「い、――――――――――ッッ」 だけど、せめて今だけ……。 いけないことだと分かっていても、それが大好きなゆたかへの冒涜だと気付いていても。 一瞬でも切なさと孤独を忘れる時間がないと、恋焦がれ続ける心が壊れてしまう。 だから私は、いつも大きすぎるベッドで、全身が蕩けるような絶頂の …………。 「にぎゃーーーーーーーーーーーーーーっ!!」 幻想世界に片足突っ込みかけたひよりは、思わず頭抱えて絶叫した。 「だあぁぁーーーめっス!こんな腐った目で友達を見たりしちゃ駄目っ!!落ち着け私!! 自重しろ自重しろ自重しろーーっ」 手の平に人と3回書いて飲み込み、ついでに素数っぽいものを数えてくーるだうんする。 っくはーすーはーすーはー……うん、よし、さすが歴戦の勇者だぞ田村ひより。 心拍数も血圧も壊れモード高良先輩の3分の1くらいに低下した。 常に極限状態に身を置く同人作家ならば、この程度の感情のコントロールは基本中の基本っ。 「けど岩崎さんて、そのテの知識あるのかな?」 友達とだべっていれば、普通は普通に入って来るけど、岩崎さんの場合あまり人と話さない。 兄弟とかいれば違うけど一人っ子だし…… とすると官能小説とか? いや、もしかしたら、泉先輩(のエロゲとか同人誌とかかがみ先輩との実技指導とか)から 学習した小早川さんが、スト○ニの光○×天○みたいに週一くらいで組んずほぐれず初心な 岩崎さんに夜通しあんなことやこんなことを……………… ゆたか「もう、だめだよみなみちゃん、私が『いい』って言うまで我慢してなくちゃ」 みなみ「ひぐっ、んっ、ご、ごめん……」 ゆたか「ごめん、じゃないでしょ」 みなみ「ううっ……も、申し訳ありません、ゆたか、さま……」 ゆたか「ふふっ。泣き虫でえっちなみなみち 「ぬぎょーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっ!!! まじで自重しろ自重するんだ私、おおお落ち着け落ち着け落ち着け落ち(以下省略) 真っ白な原稿用紙を流れる鼻血でベタ染めながら、苦悶と恍惚がごちゃ混ぜになった顔で のたうち回る田村ひより。 しかし、みなみとゆたかが……いや、この世に萌えがある限り、彼女が安眠できる日は来ない。 闘えひよりん!負けるなひよりん!! 幾多の〆切乗り越えて、勝利をその手に掴むまで!!! コメントフォーム 名前 コメント wwwぐはぁwwww -- 名無しさん (2010-06-07 19 04 46) えへへ☆みなみちゃんってドMなんだねっ! -- ゆたか (2010-04-11 03 19 56) 『どうしてあげようか、ねぇ、みなみちゃん?』 『・・悪・・即・・斬・・・。』 -- 名無しさん (2009-03-26 23 07 04) 幾多の〆切り… -- 名無しさん (2009-03-12 23 25 58)
https://w.atwiki.jp/theurgy/pages/611.html
ボレロ:4 ついに最後のパートへ入った。 ボレロは元々、長大な曲だ。何度となく同じフレーズを繰り返し、その中でオーケストラの全てに等しいほどの楽器と人数が合わさっていき、最後には壮大な音楽になる……。 それがショートプログラムの短さに切り取られても、フレーズそのものは変わらない。でもその盛り上がりはわかりやすいものになる。一気に、会場を揺らす。 ――呼吸さえ忘れてしまいそうな静寂。いくつものスポットライトに照らされた白氷の上。練習の時とは違う重い緊張が、広いはずの場内で、狭苦しそうに横たわっていた。 刻んできた軌跡の数々も、ステップの度にかきあげられる氷片も、きびきびうねり広げられる足と腕も、その一つ一つが、空気と一緒に煌めいていた。 なだらかな孤を描いた助走。ぶらりと後ろへ振り下ろした足と一緒に、自分の体を持ち上げた。 アクセルジャンプ――このプログラムの中で、最高難度を誇るジャンプだ。他のジャンプとは違い、唯一の前を向いた状態でのジャンプ。当然、着地は他と同じように後ろ向きになるため、半回転分の力が要る。それだけでなく、前向きで飛ぶという恐怖に打ち勝つメンタルが求められる。 でもそれは、今の僕にとって、何ら困難ではない。 高速で動き回る視界の中で――それでも僕には、視えていた。 これまでの数々の軌跡が、赤い線となって……。 今のスケートリンクは、僕を暖かく迎えて、盛り上げてくれるようだった。 誰も、客席に座っている者はいない。僕がする演技を、誰も見届けてくれる人はいない。 ボレロなんて曲は、スピーカーからは流れていない。でも僕には聞こえる。僕だけには聞こえている。何度も何度も何度も何度も繰り返される演奏。何度も何度も何度も何度も何度も何度も頭に擦りこまれた音楽。スピーカーを介する必要なんてない。僕の頭の中で、全ては揃い、完成されている。 会場に響き渡るこの演奏を、誰も聞いてくれていないことが少し哀れに思えてしまうぐらい 何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も練習をしてきた。着地だって完璧だ。 吹奏が僕を祝福する。 打楽が僕を鼓舞する。 弦楽が僕を誘惑する。 コンビネーションジャンプへの繋ぎだって、足の皮が向けるほど練習してきた。マメを何個も潰した。血が滲んだこともたくさんあった。キツく締め付けられたボロボロのスケートシューズには、僕の肉体と同じぐらいに血が染み入っている。もはや血肉の一つで、身体の一部だ。紐の結び目も、ブレードの先端までもが、僕の意のままに動いている。 呼吸をするように、ジャンプをして、そうしながらスケートリンクの中央へ向かう。 赤い軌跡の中心点があった。 氷に滲み、じわじわと溶かし始めている液体の赤が。 僕には、視えている。 足が使い物にならなくなって、じっと横たわっている。 至るところから、温かいだけの赤い血を垂れ流して、その中で溺れるように沈んでいる。 目が覚めているのか、眠っているのか、それとも意識さえないのか、はたまた命さえなくしているのか。 今の僕には、彼がどんな状態で、どんな気持ちでそこにいるのかなんて、どうでもいい。 彼がそこにいて、僕の演技を、僕の伴奏を、リンクの中央という最上級の特等席で見られる場所にあることが、いちばん重要なんだ。 フィナーレへ導入する――その直前。僕の最後のジャンプが終わる時。 僕は嬉しかった。人生で一番。こんなに甘い歓喜があったんだと感動に打ち震えるぐらいに、頭の奥から聞こえてくる伴奏に、僕自身の演技に、酔いしれてしまっていた。 今この瞬間は、僕の人生で発揮できる以上の、僕じゃない誰かに操られているんじゃないかと疑ってしまうほどのクオリティを、実現できている。 もう一度、彼の演技を見ても、僕は何も感動に思うことはない。あの時の躍動も、表現なんていう抽象的なことも、全部ぜんぶ全部ぜんぶ全部ぜんぶ全部ぜんぶ、無意味だ。 もう彼が障害になることはない。 もう彼を見上げるなどない。 もう彼への憧れはない。 もう彼はいらない。 何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も思い描いてきた、この瞬間に。 僕の身体で。僕の技術で。僕のジャンプで。僕のスケートブレードで。 着地の瞬間――決して僕を見ることのないままの彼の頭を、綺羅びやかなこの先端で。 ――切り潰してやる。
https://w.atwiki.jp/ebmr/pages/116.html
『ダグ×フレイ (2)』 日が短くなり始めたとはいっても、いまだセルフィアの朝は早い。 「……ん、」 目蓋を通して突き刺さる光に深く沈んでいた意識が浮上する。 なんだかいつもと方角が違うと訝しむながら、カーテンを閉めようと伸ばした手が宙を掻いて初めて感じた違和感。 腕の中の温かさの理由と存在を思い出して開いた視界の先には、淡翠色の髪の少女、フレイがいた。 「……あ、あー…そっかそっカ……」 フレイの顔を見た途端に甦った昨夜の記憶に、意味もなく髪を掻き回す。 穏やかな寝顔に安心してしまうのは、昨夜辛い思いをさせた自覚があるからだ。 本人は否定するだろうが、この強い……肉体的にも精神的にも……フレイが泣きながら「痛い」と口にしたのだから、少なくとも彼女の身体には負担を強いたはず。 ただ、とても嬉しそうに「幸せ」と囁いたのもフレイで。 (やべェ、朝から勃ちそうダ) 健康的な朝の日差しの中で思い出すべきではなかったと反省してみる。 しかし目の前には紅い華がいくつも咲いた首筋と柔らかさを知っている唇、柔らかな曲線二つで作られた谷間。 フレイに触りたいと思うけれど、肌に触れると熱がぶり返しそうで、枕の上に広がっている髪を一房手にとりその滑らかさを堪能するに留めた。 頭を撫でるときとはまた違う感触を楽しんでいると、フレイが小さく愚図るような声を上げ、ぼんやりとした瞳を見せた。 「ん……だぐ……?」 「はヨ、フレイ」 「ぅん……」 舌足らずに「おはよう」と返し、フレイは俺に擦り寄る。 早朝の空気は彼女の肩を震わせるには充分に冷たく、俺もフレイをぎゅっとしてみる。 このまま布団から出たくないなと思いながらも、フレイは農場やらの仕事、こっちは店の開店準備でそうもいかない。 名残惜しさを振り切るつもりでおでこにキスをすると、フレイは嬉しそうに笑った。 「お、おはようっございます!!」 ……そう、俺達はイチャイチャしていた。人の気配に気付かぬほどに。 「……」 「……」 「「!?」」 一瞬状況が理解できなかった俺達は飛び起きた。 パジャマの上を着損ねていた俺は温かさから離れて微かに寒さをかんじたがそれどころじゃなくて、目の前で顔を真っ赤にして目を泳がせているビシュナルを凝視する。 隣ではフレイもビシュナルを凝視していて、彼は俺達の視線から逃げようとしているようにも見えた。 「きょ……今日は、おまおまつり、で、すよ……」 噛み噛みでそれだけ言い切ったビシュナルは、今度は小声で「執事は動揺しない執事は動揺しない」と繰り返す。 彼の大先輩の教えだと理解するのに時間はかからなかった。 主人の恋愛に口を出さない、執事は動揺しない、主人の命令は絶対。 「フレイ!モーニングコールは停止しとけヨッ!?」 「忘れてたんだもんっ!」 半泣きでシーツを胸に引き寄せるフレイに悪気があるとは思えなくて、俺はため息をつく。 フレイの普段着なら見えないであろう位置につけたキスマークも、彼女のパジャマでは丸見えだろう。 ビシュナルが何を想像しているかもわかるし、それは真実だから、弁解の必要性はない。 「それでは僕はこりぇで!!」と裏返った声で告げて走り去る友人の背中を見送りながら、次に会ったら過剰反応されそうだなと心配になる。 「……明日からは解除しとけヨ……」 「うん……」 俺達のためにも、彼のためにも。 「ま、さっさと起きるカ。今日は祭らしいしナ」 ベッド近くにかけられているカレンダーを見るといろいろ釣り大会と書いてある。 フレイと、気にくわないがディラスが壮絶な優勝争いを繰り広げる祭りのひとつ。じ っと待つのが苦手な自分にはあまり縁のない祭りだ。 ……まぐれで入賞することはあるが。 脚に絡むシーツを軽く蹴飛ばして、ベッドから降りる。 伸びをしながら手に取った服は昨日着ていたやつだが、下着しか替えを持ってきていないから仕方がない。 あとで部屋で着替えてこよう、そう考えながら着替えていた俺の後ろで、ドサッという、軽いのか重いのかわからない音がした。 「……どうしタ?」 振り返ると、そこには床に座り込んだフレイがいた。 俺も驚いたが本人も驚いたらしく、もともと大きい目がさらに大きく円くなっている。 立たせてやろうと手を差し出した俺を見上げて、一拍置いて、フレイは顔を真っ赤にした。 「?」 「ぁ…脚、力入らない……」 「…………」 「ばかぁっ……」 「……!!」 俺も真っ赤になったのは当然で。……こんな体調のフレイが釣りなどできるわけもなく。 街の皆に不思議がられながら三位に甘んじたフレイの腰を労りながら、これもなかなかに幸せな過ごし方だなんて思った。
https://w.atwiki.jp/dngss3giji/pages/44.html
鎌瀬戌 ■性別 男性 ■学年 人造獣人 ■所持武器 鎖鎌術 ■ステータス 攻撃:4 防御:15 体力:12 精神力:2 FS(かませいぬ):4 ヒトヒニヒトカミ 発動率:100% 成功率:90% スタイル:パッシブ タイプ:瞬間型 効果:即死 範囲+対象:前ターン終了時にいたマスの敵味方全員 時間:一瞬 制約:一度のみ 能力原理 能力を発動してから3秒後に、能力発動時に戌が居た場所に雷が落ちる能力。 たとえ雲ひとつない晴空の下、屋内など地球上にいるならどんな状況下に置いてでも、能力が発動すると必ず雷は発生し該当場所に到達する。 「神鳴り」が語源と言われる雷を状況に関係なく引き寄せるこの能力は「かませ犬の宿命」の究極系ともいえる能力である。 一日一神(ヒトヒニヒトカミ)―――読んで字の如く、この能力を使用出来るのは一日に一回のみ。翌日の0時00分になると使用制限がリセットされる。 範囲は縦に長い半径1メートルの円柱状。 その範囲内は大地を穿つ程の雷撃が蹂躙するが、数センチでも外に出ると雷は当たらなくなる。 上記以外では基本的に普通の雷と同じ性質を持っている。 キャラクタ説明 かませ犬派遣商会によって生み出された人造獣人。 商会は女性の獣人のみを作ってきたが、幼い少年の獣人も欲しいとの要望により男性獣人「鎌瀬戌」が造られた。 初の試みであるため厳重に管理され、商品として売り出される予定の10歳になるまで鎌瀬白という女性が世話役に就いていた。 だが「かませ犬の宿命」を覚醒させるための最終処理の時点で戌は抵抗し、別の魔人能力「ヒトヒニヒトカミ」に目覚めた。 能力を使って暴れ、かませ犬派遣商会から脱走。以後も追手を能力で撃退しながらスラム街で生活してきた。 脱走の際に白は戌をかばって殺されてしまい、戌はそのことを自分の弱さによるものだと思い込み常に自責の念に駆られている。 現在18歳。身長は168センチ。体重は57kg。 Tシャツ短パンの上に擦り切れて汚れたローブを羽織っており、首には1メートル程の鎖が垂れ下がった首輪を付けている。 ぼさぼさに伸びきった黒髪の隙間からは犬耳が出ていて、外からは見えないがローブの下には犬の尻尾も生えている。 鋭く伸びた犬歯、周りを牽制するような鋭い目つきのせいかあまり人を寄せ付けない雰囲気を纏っているが、意外と人懐っこい性格である。戦闘に対しては冷静かつ不敵な態度で挑む。 好きなものは自由と肉料理。嫌いなものはかませ犬派遣商会と注射。 獣人であるため、機動力と体力は優れている。知能は人並み。スラム街でかませ犬派遣商会の追手やチンピラを相手に戦うことが多かったため戦闘経験は豊富である。戦闘では能力以外に後述する我流鎖鎌術を扱う。 10歳の頃とは違い強くなったのだと確かめるため、そしてスポンサーの力を借りてかませ犬派遣商会を潰すためにザ・キングオブトワイライトに参加した。賞金は白の墓を作ることと「かませ犬派遣商会の被害者を救う会」の創設に使うつもりであり、余りはスラム街で世話になった仲間に分けようと考えている。 我流鎖鎌術 戌がスラム街で生き残るために自分の力で習得した鎖鎌術。 鎖の先端に分銅がついた鎖鎌を主に使用するが、ローブの中にも刺突用の針が付いた鎖など複数の鎖を隠し持っており状況によって鎌に付け替えたりあるいは鎖単体で使用する。 かませ犬派遣商会 「かませ犬」とよばれる人造獣人を生み出し、世に流通させている組織。 商会で造られたかませ犬は「かませ犬の宿命」という周囲の魔人能力や攻撃を引き寄せ避雷針の様な働きをするパッシブ能力を持つ。「かませ犬の宿命」は後天的なものであり、商会独自の技術を使い何年もかけて強制的に覚醒させる。 事故を起こさず魔人能力を試す用途に重宝され、暴力によるストレス発散用のサンドバックや愛玩奴隷としても人気が高い。 ちなみにかませ犬は人造ではあるが普通の人間と同じく感情を持っている。 商会は海賊がその興盛を極めていた時代から存在していたともいわれ、裏社会で細々と経営していたが「かませ犬の宿命」が近年世界的に蔓延した謎のウイルスも引き寄せることが判明してからはウイルスに対する避雷針としての需要が高まり、今では大企業に成長した。 鎌瀬白(かませしろ) 戌と同じくかませ犬派遣商会によって造られた人造獣人。名前の通り、肌も髪の毛も真っ白。 商会では「不良品」と呼ばれ、戌の世話役を充てがわれていた。 戌が脱走する際に戌をかばって死亡。当時18歳だった。
https://w.atwiki.jp/slowlove/pages/709.html
どうも猫です。 数ヶ月間ROMしてましたが他の人の文法などを見て多少は勉強しました。でもまだ文法は駄目駄目です。 注意 現代設定です。 自分設定ふんだんです。 突然だが僕はれいむを一匹飼っている。もちろん躾もばっちりこなしてある。そのれいむが僕に向かって・・・ 「どうしてにんげんさんはゆっくりしてないの?」と質問してきた。 どうやら働くという概念ないゆっくりからしたら人間は「とってもゆっくりしてない生き物」と思ってるのだろう。 よし!なら社会を見学させてあげようじゃないか!!。 ところ変わってここはある都会のビルの前…そう僕の職場の入ったビルである。前日上司にゆっくり同伴の許可も得ており女性社員も期待しているらしい。 「ゆゆ!とってもおおきいおいわさんだね!ゆっくりしていってね!!」 どうやらビルを岩だと思ってるらしい。とりあえず中に入りいつもどおりに受付嬢に会釈し、エレベーターへ乗るが… 「せまいのはゆっくりできないよ!!ゆっくりでようね!!」どうやら閉じ込められると思ってるようだ。 しかたがないので階段を駆け上がることをした。 タイムカードを押し自分のデクスの上にれいむを置きパソコンの電源を入れた。 「ゆゆ!えっちいことするんだね!おおひわい、ひわい」…どうやら自宅で18禁ゲームをしていた影響かパソコン=エロいものと判断しているみたいだ。 …女性陣がすごい白い目で見てくる。お茶を淹れてくれたOLもなんか目が怖い。 結婚とかには興味ないがやはり白い目で見られてるのは気分のいいものではない。 しばらくして上司から書類を手渡された。30枚前後の書類をエクセルに書き込んでプレゼン用の資料を作成する作業だ…。 一方のれいむはあたりを見渡して目を輝かせていた。 「ゆゆ!とっても広いね!」お家宣言はしないように教育していたもののやはり新鮮な環境なためいささか興奮状態。 デクスから高さがあるため飛び落ちることはないがデクスの上をぴょんぴょん飛び跳ねている。 そして悲劇が起きた。アツアツのお茶をれいむが倒してれいむの底部がびしょ濡れになった。 「ゆぎゃーれいむのあんよがーーー!!」僕もその悲鳴で状況を理解した。僕は冷静にデクスの一番下の引き出しに入っている タオル(普段は頭に巻いてやる気を上げるアクセサリーとして使っている)を取り出しれいむを拭こうとしたが…。 「あづいよーゆっくりしたいよー!」とれいむが暴れて中々拭けない。OLが数人驚いてやってきたのでれいむを押さえさせ底部を拭いた。 書類はびっしょり濡れていたが書き込みには問題ないしパソコンも奇跡的に無傷だったため作業は順調に進んだ。 お昼休みになりれいむと一緒に食堂へ足を運んだ。 「ここはお仕事をしている人だけが食べれる食堂ってところだよ」 「ゆゆ!どんなのたべてるの?ゆっくりできるの?」れいむもまたも興奮状態である。 とりあえずれいむにはうどんを頼みたかったがさっきのことをあるので親子丼をオーダー。 僕はいつもどおり定食を頼み数分後には席についた。 「むーしゃむーしゃしあわせー!!」れいむの歓喜と興奮を表すにはふさわしい言葉が辺りを包み込む。 先ほどのOLたちもれいむにおかずをあげたり撫でたりしてリラックスしていた。(どうやら最初の白い目事件は記憶から消え去ったようだ) 午後になり僕はお得意先への営業へ行くことになった。 時間よりも早く到着し会議が始まりれいむも隣の空いてる席に置いておく。 会議が始まり数分でれいむはアニメでありそうな鼻ちょうちんを出して眠ってる。 そのおかげか場の空気が和んでスムーズに会議は進んだ。そして会議も終わりれいむを揺すって起こすことにした。 「ゆゆ!!ケーキは?アイスは?おにいさんゆっくりしないでかえしてね!!」夢の中の話だろうかれいむは涙ながら僕に擦り寄ってきた…しょうがないのでコンビニでアイスを買ってあげることにした。 仕事から帰り数枚の書類を編集し本日の勤務は終わった。ハプニングはあったがれいむは楽しかったようだ。 どうだったか?と聞いたら… 「ゆっくりできたよ!おにいさんまたつれていってね!!」と答えてきてくれたが…昇給とかしたときにでもまた連れてくるとするか。 終 あとがき ゆっくりを会社に見学させたらどうなるのかを想像しながら書き上げてみました。 でもペットを職場に持ち込むのは不謹慎だからリアルでは真似しないようにね(誰もしないか) れいむちゃんは本当に喰うことしか考えとらんな。 僕と一緒だ。 -- 名無しさん (2012-07-03 21 50 23) このれいむかわええ -- ともあき (2013-10-12 19 50 08) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gumdamblackcat/pages/366.html
【猫と饅頭】 放課後。 俯いて家路についていたときだった。 「ゆっくりしていってね!!!」 電柱の陰から、なにかが飛び出してきた。それは奇妙な丸い物体で、人語を操っている。言うなれば、人間の頭部そのままだ。弾力のありそうな肌は饅頭っぽい。 生首饅頭はなにが楽しいのか、ぴょんぴょんと跳ねて近づいてくる。 「おねえさんはゆっくりできるひと?」 答えに窮する。いきなり生首に話しかけられて戸惑わない人はいないだろう。ゆっくりできるひと、の定義もよくわからない。 まあ、無視をするのも気が引けるし、とりあえずはこの生物を観察してみようという興味が湧いた。 「多分、ゆっくり……できるひとだよ。ねえ、あなたのお名前はなんていうのかな」 生首はにへらと笑った。 「れいむはれいむだよ! ゆっくりできるおねえさんはいいひとだよ!」 生首にいい人と言われてもなんだかなぁ。 「れいむ、ね。私の名前は中野梓だよ」 喋る生首饅頭に自己紹介をする女子高生、私の名前は中野梓。 「ゆゆーん! あずさおねえさんだね!」 梓お姉さんか。悪くない。兄弟姉妹のいない私にとって、お姉さんなんて呼び方は新鮮で魅力的な響きに聞こえる。 話を聞くと、れいむは自分を飼ってくれる人を捜しているらしい。 うちの両親はいつも帰りが遅いし家を空けることもしょっちゅうあるから、寂しさを紛らわす意味でれいむを飼うことにした。 ……別に、お姉さんと呼ばれたくて家に招いたわけではない。 ――――― 「「ゆっくり! まったり! みんなだいすきゆっくりらいっふぅー!」」 れいむが私の家にきて数日が過ぎた。食事やトイレの躾は言えばできたから問題ない。なにより活発で騒がしく、寂しさを感じさせないれいむの存在は、私のなかで大きくなっていた。 今日も一緒に唄って遊んでいた。曲名は「ゆっくりライフ」。生きる喜びと楽しさを伝える歌……はおおげさだけど、意味合いとしてはそんな感じだ。 「おうたはゆっくりできるね!」 「そうだね。れいむはうたがじょうずだね」 「ゆわーい! おねえさんにほめられたよ!」 跳ね回って喜びを全身で表す。 今はもう見られないあの人のはしゃぐ姿と、儚く過ぎ去った日々を思い出す。 少しだけ、涙がこぼれた。 ――――― 平沢唯は、不慮の事故で亡くなった。誰もが自らの耳を疑い、そして否定した。唯が、唯先輩が、唯ちゃんが、お姉ちゃんが死ぬはずがない。 安らかな眠りも、別れの言葉もなく。死んだという事実だけが私たちを打ちのめした。 太陽を失った草木は萎れ、やがて枯れていく。律先輩も澪先輩もムギ先輩も憂も私も、みんな同じように静かに枯れていった。 唯先輩が亡くなってから、私はほとんど部活に顔を出さなくなった。時間だけが過ぎる。 いつしか心に空いた穴は塞がった。そう、思い込んだ。いつまでも悲しんではいられない。忘れるのではなく、刻みつける。笑顔を思い出せる、それだけでいいと思った。 しかし、憂も先輩たちも違った。憂は学校に来なくなり、先輩たちは抜け殻になっていた。 「唯先輩の分まで生きましょう」。そんなことは言えない。私は、無神経になれなかった。 止まった時間のなかで、唯先輩は悲しく笑っている。 「あずにゃん、元気出して。抱きしめてあげるから」 体に感じる温もりは、二度と戻らない。 ――――― 「おねえさん……? どうしたの?」 「あ、ごめんね。なんでもないよ」 なんでもないはずがない。でも、私は生きている。生きてしまっている。 「かなしいときは、すーりすーりだよ!」 れいむが私の体に擦り寄る。ほのかに感じる体温が、ひどく懐かしい。唯先輩がいなくっても、私にはれいむがいる。代用品、なんて言い方は嫌だけど。今はただ、誰かの温もりが欲しかった。 「おねえさんはあまえんぼうさんだね! 」 「うん。甘えん坊だよ。一人じゃ、なにもできないんだ」 「おねえさんにはれいむがいるよ!」 うれしかった。 今度、ちゃんとみんなで集まろう。そのときには、れいむも連れて行こう。 ――――― こんにちは、平沢唯です! 「私」は死んじゃったけど、私はいつでもみんなの近くににいます。 私は「私」じゃないけど、私なんだよ。たまにでもいいから、思い出してくれたらうれしいな。 ――――― 「ゆっくりゆっくり! まったりまったり! あまあまはおかずだよ~!」 「おいおい、なんだよそれ」 「まるで唯ちゃんみたいね」 「あはは、そうだな」 「れいむ、ほっぺにクリームついてるよ。ほら」 「ゆゆーん! みんなだいすきっ! だよ!」 完