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『冬の別れ』 16KB 制裁 観察 自業自得 家族崩壊 駆除 野良ゆ 姉妹 子ゆ 都会 現代 人間なし 創作亜種 独自設定 冬は話が創りやすいです 「冬の別れ」 羽付きあき * ゆっくり視点です * いくつかの独自設定を使っております * 独自ゆっくり登場注意 小麦粉の肌が痛みを感じるほどの寒さの中で空き缶まりさはいた。 季節は冬へと移り変わっており、日の光を阻むかのように時折見えるわずかな青空以外は灰色の雲が街全体を覆っている。 ・・・底部に履いた「靴」と帽子があるから寒さ自体はそれほど感じない 空き缶まりさはふと母ありす達と過ごしていた日々を反芻していた。 寒さに震える自分にすーりすーりをしてくれた母ありすの温もりと大きな体、そして「とかいは」な笑顔は今でも心の奥底から忘れる事は決してなかった。 物理的な温かさは今の方が格段に良い。 だが、空き缶まりさは昔の方が暖かいと、なぜかそう感じていた。 空き缶まりさの帽子の一部は継ぎ足すように黒い布が縫い付けてある。 ・・・以前ありすにバッヂごと食い破られた為だ。 母ありすの面影を感じたありすにゆっくりにとっては命と同等な程も大事な飾りを傷つけられる。 それがどれ程、痛切で悲しい行為であるかは想像に難くない。 だが、空き缶まりさはそれでも恨んだりする気にはならなかった。 あのありす親子にも事情があっただろうし、何よりも自分の目の前でゆっくりできなくなってしまった。 この街はありす種が少ない。 ・・・厳密にいえばありす種は少なくならざる負えない。 数年前まではまりさ種とれいむ種に次いで、ありす種が多いと言う街ではごくありふれた光景が広がっていた。 少なくなった理由は数年前に街にいた「くいーんありすの群れ」が一斉駆除を受けたことに起因するとは知っていたが、それ以上を知る事は無かった。 今では時折捨てありすが街に現れる程度だ。 現に今まで自分が出会ったありす種は全てが元飼いゆっくりだった。 そう頭の中でぐるぐると考えていると、道端に、何かが落ちているのを見つけた。 底部にネチョリとした感覚が伝わる。 「・・・?」 辺りを見ると、小麦粉の皮が少量飛び散った後と尾を引くように電柱の陰へと続くカスタードクリームの跡。 ・・・なるほど、捨てありすか何かが車に轢かれたのか。 空き缶まりさが電柱へと向かう。 まだそれほど時間が経ってないなら助けられるかもしれない。 空き缶まりさが電柱の陰を見たとき、そこには確かに三体のありす種がいた。 「みゃみゃっ!みゃみゃぁぁぁ・・・!」 「ゆっきゅりよくにゃりゅにょよ!ぺーろぺーろ!」 ソフトボールほどのサイズの子ありすが二体、一体は砂糖水の涙を流しながら、横たわっているありす種らしきゆっくりにすーりすーりを続けている。 もう一体の方は、小麦粉の皮が裂けた部分を必死にぺーろぺーろしていた。 もう少し近づいてみると、横たわっていたゆっくりの全貌が分かった。 「ゆひゅー”・・・!ゆ”ひゅー・・・!お・・・ぢ・・・び・・・ぢゃ・・・」 後ろの部分が轢き潰されてカスタードクリームが漏れ出ていた。 ・・・裂けた部分が多すぎる、そして、漏れたクリームの量も多い。 (これはだめだよ・・・) 空き缶まりさは心の中でそう呟いた。 ・・・現にありすの方は寒天の目が白目をむきかけて、弱い呼気を繰り返していた。 脇には落ちたまりさ種の帽子が見える。番いの形見か何かだろうか? その中に入ってある物が目に入る (・・・"あまあまさん"!?) 空き缶まりさは驚いた。 ・・・そこにはドーナツや菓子パン、飴玉やリンゴ等の果物があった。街ありす、それも捨てありすには到底これだけの量は集められない物だ。 ここで確信した。このありすは恐らく盗んだのだ。「おうち宣言」の様に、窓ガラスを石でたたき割って。 そして急いで自身の「おうち」か何かに戻ろうとして、この道を突っ切った時に轢かれた・・・こういうところだろう。 「お・・・ぢび・・・ぢゃ・・・ゆ”っ・・・!までぃ・・・ざ・・・の・・・おぼう・・・じを・・・もっで・・・にげ・・・で・・・」 ・・・子ありす達より先に空き缶まりさに気付いた様だ。 霞む視界の中、銅バッジを見たのだろう。 だが、ありすの意図とは裏腹に、子ありす達は涙を流しながら空き缶まりさの方に振り向くと、こう懇願した。 「おにぇがいっ!みゃみゃをっ・・・!みゃみゃをおいしゃさんにみせちぇあげちぇぇぇっ・・・!」 「みゃみゃちょっちぇもきゅるししょうぢゃわっ・・・!あまあましゃんもあげりゅきゃら・・・!だきゃら・・・!」 空き缶まりさはこの子ありす達に憐憫の情の籠ったまなざしを向ける。 多分、子ありす達は違う所で待っていたのだろう。だから「ままのとってきたあまあま」としか思っていない。 ・・・バッヂ付きのゆっくりでなければゆっくりに専門の治療は受けられない。 捨てゆっくりである以上それは知っているのだろう。 涙ぐみ、空き缶まりさを見上げ、必死にあまあまを小さな体で前に押してきながら、必死に、必死に頼んでいる。 「・・・ごめんね、まりさにはどうすることもできないよ」 「どうしちぇっ!?ばっぢちゅきにょゆっきゅりにゃらおいしゃしゃんにみちぇもりゃえりゅんでしょ!?」 「あみゃあみゃだっちぇありゅわっ・・・!」 食い下がる子ありす達を宥めるように、ゆっくりと空き缶まりさは言った。 「ちいきゆっくりやかいゆっくりじゃなきゃおいしゃさんにはみてもらえないよ。まりさがいくらいってもだめなんだよ。」 「ぢゃっちゃりゃありしゅをちいきゆっきゅりにしちぇぇぇっ!」 「ありしゅもっ!いっちょうけんめいがんびゃりゅわっ・・・!ありしゅちゃちはおうちゃだっちぇおどれりゅしおぢょりぢゃっちぇじょうじゅぢゃわ!」 目の前でクネクネと小麦粉の体を動かし、必死に「とかいは」なアピールを繰り返す子ありす達。 ・・・この子ありす達は知らない。数年前、くいーんありすの群れが駆除された時から、「ありす種」は地域ゆっくりになる事が出来ない事を。 「・・・だめなんだよ。ありすたちはちいきゆっくりにはなれないんだよ。それにこのあまあまさんは、そこのありすがにんげんさんからぬすんできたものだよ。まりさはそれをうけとるきはないよ。」 子ありす達の動きが止まる。 あらゆる可能性を、母ありすが助かる可能性を考えていたのだろう。だが、空き缶まりさの一言が、そのすべての可能性を奪った。 「ありすも・・・もうたすからないよ。このあまあまさんはにんげんさんのものだからまりさはかえさなきゃいけないよ。そのかわり、いままりさがもってるあまあまさんをぜんぶあげるから、それをもってどこかへいってね、まりさには・・・まりさにはそれぐらいしかできないよ」 後ろでありすが口からカスタードクリームの固まりをゴボリと吐き出した。 いよいよ、クリームの量が無くなってきたようだ。 「ゆぐっ!ゆげぇぇぇっ・・・!ひゅー・・・ひゅー・・・」 「「みゃみゃあああああああ!!」」 子ありす二体が瀕死のありすに向かって跳ねる。 ありすが苦しそうな表情をしながらも笑いながら、こう言った。 「ま・・・で・・・ざ・・・ありが・・・どう・・・おぢび・・・ぢゃ・・・とかい・・・は・・・な・・・ゆっくり・・・に・・・なる・・・の・・・よ・・・」 「みゃみゃっ!みゃみゃぁぁぁっ!ありしゅをおいちぇかにゃいぢぇえええええっ!」 「あしりゅいいきょにしゅりゅわっ!おうちゃぢゃっちぇじょうじゅににゃりゅしおぢょりぢゃっちぇ・・・!」 空き缶まりさが帽子の中から、ありったけのあまあまを、ありすの持っていたまりさ種の帽子の中に詰め込む。 ふっとありすが微笑んだ、そして。 「おぢ・・・び・・・ぢゃ・・・ど・・・が・・・い・・・ば・・・」 「「みゃみゃあああああああああ!!」」 空き缶まりさの目の前で、ありすはゆっくりできなくなった。 ありすの盗んだあまあまを帽子に積め込むと、空き缶まりさは、振り向いて跳ね出した。元の持ち主はだれかは分からないが、とにかくゆっくりが盗んだバッヂ等を見つけた時は、人間さんに報告しなければならない。 ・・・少なくとも今の空き缶まりさは、自身が出来る精一杯の事はやったつもりだった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「・・・むきゅ、あまあまさんはべつのにんげんさんをつうじてもちぬしにかえしたそうだわ」 「ゆっくりわかったよ」 その夜、地域ゆっくり達の「おうち」が集まる土地に空き缶まりさは戻っていた。 ・・・いるのは自身の「おうち」ではなく、ぱちゅりーのおうちだ。 ぱちゅりーとの会話に茶々を挟むように、隣にいたまりさが言った。 「ゆっへっへ!あまあまさんはよごれててもうたべられないのぜ!」 「でもしかたないよ。まりさにできることはここまでなんだよ」 空き缶まりさが反論する、まりさの顔から笑みが消えた。 「・・・ほんとうにじぶんのしたことがいいことだとおもってるのかぜ?」 「ゆ?」 「あきかん。すてありすのこありすがこれからこのまちでいきていけるとおもってるのかぜ?」 「それは・・・」 「あきかん。あまあまをやったのはなんでなんだぜ?かわいそうだからかぜ?」 「・・・ゆゆぅ」 「なんにもできないこありすたちが、それだけのあまあまをもっていどうしている。げすゆっくりやれいぱーありすからすればかもにしかみえないんだぜ」 「・・・」 「あまったれたことをするのもいいかげんにするんだぜ。ちかいうちにそのこありすたちはげすゆっくりたちにせいっさいっされてくるしんで、のたうちまわったあげくにしぬんだぜ。あまあまをあげなけりゃこごえてねむるようにゆっくりできなくなれたものを。あきかん。おまえのしたことはだれもとくをしないことだぜ。」 「まりさ・・・」 「そんなんじゃ、もしまりさやれいむやぱちゅりーがいなくなったときにどうするつもりかぜ?いつまでもまりさたちがいるわけじゃないんだぜ」 まりさはそういうと、ぱちゅりーのおうちを飛び出す。 空き缶まりさは、何も言えずに立っている事しかできなかった。 ・・・・・・・・・ ・・・・・・ ・・・ あれから数日が経った。 それまでぼちぼち晴れていた空も、灰色に覆われ、今にも雪が降りそうなほど冷え込んでいた。 空き缶まりさは、いつもの様に、空き缶を袋に詰めていく。 ・・・あの子ありす達、そしてまりさに言われた言葉がいまだに心の奥に刺さっていた。 しかし、もうどうする事も出来ない。 あの時はああすることが最善の方法だと思っていた。 「誰も得をしない」・・・地域ゆっくりと言っても「街ゆっくり」だ。シビアに考えていかなければならないのは空き缶まりさにも何となくはわかっている。 だが、だからと言って割り切れるものでない。 それでも、割り切らなければならないのか、それとも慣れていくのか、空き缶まりさにはそこらへんの答えをまだ見つけてはいなかった。 空き缶を粗方集め終えて、帰路に就いた時、空き缶まりさは何やら地域ゆっくり達が集まっているのを見た。 近くにれいむがいるのをみつけると、飛び跳ねてれいむの方へと向かう。 「れいむ、なにかあったの?」 「ゆゆ、"あきかん"!それが、ちいきゆっくりのおうちにしのびこんでごはんさんをぬすもうとしたありすがいるみたいなんだよ!」 「・・・ゆ!?もうおおきいの!?」 「まだ、おちびちゃんぐらいだよ!」 ・・・れいむの言葉を聞いて空き缶まりさは青ざめた。 ゆっくり達を割り行って、輪の真ん中へと身を投じる、そこには、ボロボロの風貌になりながらも以前あったあの子ありす二体が、カタカタと震えながら辺りを見回していた。 「ちいきゆっくりの、ましてやまりさのおうちのごはんさんをぬすもうなんてむぼうなゆっくりなんだぜ」 「ゆ、ゆ、ゆるしちぇぇぇ・・・ありしゅちゃちはおなきゃがすいちぇちゃだけにゃにょ・・・」 「おねーしゃんっ・・・!わりゅいにょはありしゅよ!おねーしゃんにはにゃにもしにゃいぢぇっ!」 ・・・相当他のゆっくりに痛めつけられたのだろう。生傷だらけだ。それに砂糖細工の歯も欠けている。 地域ゆっくり達にやられたのか、それとも別のゆっくりにやられたのかは分からない。 まりさが空き缶まりさの姿を見つける。 「あきかん!ちょうどよかったんだぜ。くるのぜ」 ビクリと震える。水飴の冷や汗が流れ出た。 ゆっくりと進み寄ると、子ありす二体が空き缶まりさの小麦粉の皮をすーりすーりし始める。どうやら自分の事を覚えている様だ。 「まりしゃぁぁ・・・ちゃすけちぇぇぇ・・・」 「ありしゅちゃちあみゃあみゃをいなきゃもにょにちょられちゃっちゃの・・・だきゃら・・・しきゃちゃにゃいにょ・・・」 「ゆ・・・」 子ありす達が必死に空き缶まりさに食らいつく。 「しょ、しょうぢゃわ!しかちゃなかっちゃにょよ・・・!まりしゃはわかっちぇきゅりぇりゅわよにぇ・・・」 「ありしゅちゃちをたすけちぇっ・・・!」 ・・・空き缶まりさがたじろいでいると、まりさは、帽子の中から小石を取り出して、空き缶まりさに渡す。 「おまえがやるのぜ」 「ゆ・・・!?まりさ、それって・・・!」 「そうだぜ。あきかん。おまえがこのありすたちをらくにしてやるのぜ。できなきゃちいきゆっくりからついっほうっするんだぜ。」 全身がガタガタと震える。目の前が真っ暗になった。息が苦しい。 今まで、そんな事をした事は無かった。する必要は無かったし、させてもくれなかった。 だが、目の前でまりさは、小石を置いた。 「このありすたちがこんなことをしたのも、すべてのげんいんはおまえにあるのぜ。このままでもゆっくりできなくなるのはきまってるんだぜ。だったら、せめておまえがらくにしてやるんだぜ」 「ま、まって、まってね」 「はやくするんだぜ!」 空き缶まりさは頭が真っ白になりながらも小石を取った。 「ゆんやぁぁぁ!まりしゃっ!まっちぇっ!ありしゅちゃちのおはにゃしをきいちぇぇぇ!」 「たすけちぇっ!たすけちぇぇぇっ!」 ・・・底部をもそもそと動かしながら、遅々としたスピードで殆ど移動していない。 底部が潰れているのだ・・・多分、まりさがやったのだろう。 「ご、ご、ごめ、ごめんね・・・ごめんねっ・・・ごめんねぇぇぇぇっ!」 目をつぶって、小石を振り下ろす。柔らかいものをクッションに、地面に当たった様な感触を感じた。 「ゆ”ぎゃ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”あ”あ”あ”っ”!い”ぢゃ”い”わ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”っ”!!」 「おねぇしゃあああああん!?」 「ゆわぁぁーーーーっ!?」 空き缶まりさは恐怖で声を上げた。外したのだ。 目を開けると、底部付近の小麦粉の皮が裂けて、カスタードクリームが飛び散っている。 そして、苦しそうにぐーねぐーねと小麦粉の体を動かし、絶叫する子ありす。 「い”ぢゃ”い”ぃ”ぃ”ぃ”っ!い”ぢゃ”い”ぃ”ぃ”ぃ”わ”ぁ”ぁ”ぁ”っ”!!」 「ゆひぃぃぃ・・・!ゆはっ・・・!ゆは・・・!ゆひ!ゆひいいいいいい!まりしゃ!ちょかいはっ!ちょかいはぁぁぁっ!!」 ・・・もう一体の子ありすがうんうんとしーしーをもらしながら、空き缶まりさの名を呼んでカタカタと震えている。 空き缶まりさは、震える舌で、半乱狂になりながら、小石を振り下ろした。 「あぎっ!や”べぢぇ”ぇ”ぇ”ぇ”っ”!や”べぢぇ”ぇ”ぇ”ぇ”よ”ぉ”ぉ”ぉ”っ”!!み”ゃ”み”ゃ”っ”!み”ゃ”み”ゃ”ぁ”ぁ”ぁ”っ”!!」 今度も外してしまった。何度も振り下ろすたびに、小麦粉の皮が裂け、カスタードクリームが飛び散っていく。 それでもなお、子ありすは苦しみ、泣き叫び、絶叫しながらも、ぐーねぐーねとその場から逃げようとする。 「ゆ”わ”ぁ”ぁ”っ!!ごべんねっ!ごべんねっ!ごべんねっ!ごべんねええええええええええ!!」 震える舌で出来るだけ正確に小石を振り下ろすが、出来ない。 やがてズタズタになった子ありすの動きが徐々に鈍くなっていく。 「い”・・・ぢゃ・・・ぃ”・・・わ”・・・ぁ”ぁ”・・・!ゆ”っ・・・!ゆ”っ・・・!ゆ”っ・・・!ぎびっ!」 最後の一撃がカチューシャ越しに決まると、ぼてりと前のめりに倒れて、ピクピクと小麦粉の体を動かしながら、徐々に動かなくなっていった。 「つぎはそこのありすなんだぜ」 まりさの声が突き刺さる。 呆然としながら、まりさの方へと空き缶は顔を向けた。 「・・・ふるえてちゃさっきのにのまいなんだぜ、ふみつぶしてやったほうがまだいいとおもうんだぜ」 「ゆ・・・」 空き缶まりさがもう一体の子ありすの方へと振り向いた。 子ありすはその瞬間、さらにしーしーとうんうんを漏らしながら、穴と言う穴から砂糖水の液体を垂れ流し、口を大きく開けて叫び始める。 まりさが、子ありすを空き缶まりさの目の前に突き出した。 「ゆ”あ”あ”あ”あ”っ”!!あ”あ”あ”あ”----------------っ”!!!」 子ありすは、子ゆっくりとも思えぬ声を上げて、ぐーねぐーねと小麦粉の皮を激しく歪ませていく。 空き缶まりさは、目をつぶって震えた。そして、底部に力を込めていく。 「や”べぢぇ”え”え”え”え”え”え”え”っ”!!あ”り”ぢゅ”じにぢゃぐに”ゃ”い”わ”ぁ”ぁ”ぁ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ぁ”ぁ”ぁ” あ”ぁ”ぁ”あ”あ”ぁ”ぁ”あ”あ”ぁ”ぁ”あ”あ”!!!!!!!だぢゅげぢぇ”よ”お”お”お”お”お”お”お”-----------っ”!!」 空き缶まりさが飛び上がる。 「み”ゃ”み”ゃ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”びょっ!!!」 グチリと音がして、子ありすは、弾け飛んだ。 ・・・空き缶まりさが我に帰る。 飛び散った小麦粉の皮やカスタードクリームを見たとき、空き缶まりさは、口から餡子を吐いた。 「ゆ"・・・ゆ"・・・ゆげぇぇぇえええーーーーっ!げぇぇぇえええええっ!!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 雪が降っている。 街の明かりに火がともり出した頃、空き缶まりさは空を見上げた。 ・・・地域ゆっくりになれば、必ずしなければならない事。 「羽付きの推薦」で入ってきた自分には関係のない事と思っていた。 だが、まりさは空き缶まりさにそれをするように言った。 何故そうしたのかは今となってはわからない。 空き缶は考えていた。まりさは、何を伝えたかったのだろうか? ・・・既にまりさは地域ゆっくりから姿を消していた。 厳密にいえば、人間さんに乞われて、金バッジ待遇でゆっくりブリーダーの補助をする為に、抜擢されたそうだ。 空き缶まりさを叱りつけた段階で、既に決まっていたことらしい。 街かどで、何やら声が聞こえたのでそちらを見る。 見れば、バスケットボール程のれいむが、左後部がグシャシャに潰れて、餡子の圧力で、寒天の目玉の片方が飛び出たソフトボール程の子れいむのぴこぴこを咥えて引っ張りながら、必死に叫んでいた。 「おでがいでずっ!でいぶのおぢびぢゃんをだずげでぐだざい”い”い”い”い”っ”」 「ゅ”・・・!おぎゃ・・・じゃ・・・い・・・ぢゃ・・・い・・・ぃ・・・よ・・・どぼ・・・じ・・・で・・・」 ぴこぴこを上下に振り、砂糖水の涙を流して、砂糖水の涎を周りに飛び散らしながら、れいむは叫んでいた。 道行く人々は当然無視をする。当然だ。 やがてれいむは、空き缶まりさを見つけたのか、必死にずーりずーりとこっちの方に気ながら、空き缶まりさに捲し立てる。 「までぃざぁぁああ!おぢびぢゃんをおいじゃざんにみぜであげでねっ!ごのままじゃゆっぐりでぎなぐなるよおおおおおお!」 「・・・」 「でいぶはただおうだをうだっでだだげなのにいいいいいいいい!ゆっぐりでぎないぐるまざんがっ!ぐるまざんがああああああ!」 ・・・嘘だろう。見ればわかる。 車に轢かれた様な後じゃない。 この子れいむの傷は、どう見ても成体のゆっくりに踏まれた後だ。 空き缶まりさは振り向くとそのままれいむ親子から離れ出す。 暫く未練がましく叫んでいたれいむであったが、すぐに他の人混みに向かって叫び始めていた。 「おでがいじばずっ!おぢびぢゃんがっ!でいぶの・・・!ゆゆ!?ゆぎゃぁああ!いだいいいいいいいいいい!!」 ・・・れいむの悲鳴が上がった。 うるさいので蹴飛ばされたのだろう。 恐らく、もう会う事も無い。 まりさは何を伝えたかったのか、空き缶まりさには何となくわかった。 小さい頃から兄貴分として一緒にいたのだ。それが、何故あんなことを言ったのか。 優しさと甘さは違うのか、空き缶まりさはそれを考えながら今日も街を行く。 それ以来、空き缶まりさがまりさと会う事は二度となかった。
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鬼威惨の、目指せ金バッジ! 15KB 虐待-普通 考証 実験・改造 飼いゆ ゲス 現代 独自設定 金バッジネタを諦めきれないので…。少しだけ人間が人間を虐めるシーンがあります。 ※『ゆっくりブリーダー』よりインスパイアされました。 ※独自設定垂れ流し。 ※「ぼくのかんがえたさいきょうのがじぇっと」が炸裂する俺設定 SUGEEE! 文章です。 ※設定上、『ふたば系ゆっくりいじめ 563 エコを目指す加工所』とつながりがありますが読まなくても 問題ないです。 ※『不良品の証』で批評されてもまだ金バッジ系のお話を諦めきれなかった。 その結果がこれだよ! 虐待鬼威惨を辞める、そんな書き込みを見た。虐待を利用した金バッジ教育を行ったがうまくいかず、 試験官から引退を勧められて失意のどん底、というものだ。 虐待ではイキイキとした素晴らしいゆっくりは育てられない、そう批難されたんだそうだ。…生意気な 試験官だ。 俺は天邪鬼鬼威惨。無理といわれれば道理を引っ込めさせてでも通らせて見せる。 俺が、虐待でも金バッジを育てられると証明してやろうじゃないか。 『鬼威惨の、目指せ金バッジ!』 必殺引篭り人 もちろんいくら俺が天邪鬼でも勝算のない戦いはしない。俺には秘策があった。それは 『餡電位多重再生装置』。知り合いの加工所研究員から譲ってもらったものだ。 もともとは加工所が技術指導したゴミ処理場用に開発されたものだそうだ。しかし今ではこれに頼って いないらしい。もっと効率良くゴミ処理用ゆっくりを糖化させる方法を開発したんだそうだ (相変わらずゆっくり相手には容赦しないな、加工所は)。それでお払い箱になった装置を俺が もらったわけだ。 俺がもらったのは最終プロダクト版で、サイズは極小。これを使ってゆっくりを教育、金バッジにまで 持っていってやる。それも強度のゲスゆっくりを、だ。 俺はゲス化して返品された子まりさをペットショップから譲ってもらった。餡統は金バッジの両親を 持つサラブレッド。しかし所詮は不思議饅頭、かならずゲス資質は何%かは現れてしまう。 そしてこいつは銀バッジ試験落第というオマケ付きだ。これで餡統が悪ければ即お払い箱のゆっくり。 それを格安で譲ってもらったのだ。 俺はショップに餡統とゲス資質発現の証明書を書いてもらい、透明箱に入った子まりさを持ち帰った。 家に帰ると地下の防音室で子まりさを取り出す。 「やっとでられたんだぜ!このくずどれい!まりささまはえらんだぜ!まりささまをゆっくりさせない くずどれいはゆっくりしないでしぬんだぜ!」 第一声がこれだ。調教のしがいがある。 もちろんこんな言葉にいちいち反応する趣味はない。俺は無言でまりさをつかむ。 「ゆっ!?きたないてをはなすんだぜ、くずどれい!まりささまのこうきなからだにふれるしかくなんて おまえにはないんだぜ!…ゆぎぃ!?!?」 俺は右手に持っていた金属片をこめかみあたりに突き刺して中へと入れた。素早くオレンジジュース を塗ってやると、傷は跡形もなく消えていた。 「い、いたいんだぜぇぇぇ!このくそどれいいぃぃぃ!?まりささまになにをしたんだぜぇぇ!!」 「こうしたんだよ。」 ポケットから取り出したのはカード状の金属。それをまりさの頭にペチんと当てた。 その瞬間。 「……?ゆ、ゆぴっ…?…ゆっぴぃぃぃ!?いだいんだぜぇぇ!!!ゆぎぎぎぎぃぃ!? あんよが、まりざざまのあんよがあづいいいいぃぃ!!がらだのなががいだいぃぃぃ!!」 左右に頭をブンブンと振り、体中から砂糖水の汗を吹き出しながら叫ぶまりさ。 「がらだのながに針がざざっでるんだぜぇぇぇ!?お、おべべぇぇぇ!ばでぃざのおめめがみえないん だぜぇぇぇ!!!!」 両目から滝のように涙を流す。ついには床に倒れ、そのままビッタンビッタンと体をうちつけ始める。 これが餡電位多重再生装置の実力だ。 まりさのこめかみに入れたのは受信機。俺がもっている金属製カードが送信機。送信機が近づくと 受信機はそこから電力と情報をもらい、ゆっくりの体内に餡電位を発生させる。 今まりさが感じているのは虐待時にゆっくりの体内で発生する餡電位。それを複数同時に流している。 まりさには複数の異なる虐待を同時に受けているよう感じているだろう。 もちろん死なない程度に電位は下げてある。 金バッジ試験のために虐待するといっても直接体に与えるわけにはさすがにいかないからな。虐待の跡 を消すのは難しい。だがこの餡電位多重再生装置なら安全かつ確実に虐待できる。しかも体には跡が 残らない。理想的なガジェットだ。 それにこれには他にも利点があるのだ。 「おい聞けまりさ。お前はこれから俺の指導のもと、金バッジを取るんだ。」 「…ゆはー、ゆはー…。な、なんで…まりざざまが…くずどれいの…、いうことをきかないと いけないんだ…ぜぇぇ…。ゆはー…。」 ぺちん。俺は金属製カードでまりさの頭をはたく。 再びまりさは若鮎のように跳ね回る。もちろん喜びではなく苦しみからだが。 「何度でも言うぞ。俺に従うんだ。」 「わ、わがっだんだぜぇぇ!!いうことをきくんだぜぇぇぇ!!」 「では最初の命令だ。『だぜ口調』をやめろ。」 「ゆっ…。わ、わかったん…だぜ。」 ぺちん。ビッタンビッタン!! 「モノを考えてしゃべれよ。そうでないと何度でも苦しむぞ。」 「ゆ、ゆわぁぁぁぁん!もうやだおうじがえる!!がえっでう゛んう゛んじでねる!」 「よし、やればできるじゃないか。」 まりさを寝床に放り込んだ後、俺は部屋を出る。 「ゆぎぎぎぃぃ…!あのくそどれい!ぜったいにゆるさないんだぜぇぇ!」 小型監視カメラからの映像は、ギリギリと歯軋りしながらつぶやくまりさをバッチリ映していた。 もちろんこのように反抗的な部分が残っているのは予想済み。俺は金属製カードについたフラットボタン を押し込む。 監視カメラには捕れたての元気な魚が写っていた。 それから毎日、俺はまりさを教育した。 「むーしゃむーしゃ…、…しあわせぇぇ。」 「こぼすな。」 ぺちん。ビッタンビッタン!! 「ごっくんしてからしあわせを言え。わかったな。」 「わ゛、わ゛がっだんだぜぇぇ!!!」 「だぜ口調は禁止!」 ぺちん。ビッタンビッタンビッタンビッタン!! 「お、おぼうしかえしてね!かえしてね!」 「金バッジは家の中でお飾りを外すのが基本だ。覚えろ。」 「そ、そんなことどうでもいいでしょぉぉぉ!まりさのおぼうしかえしてねぇぇぇ!!」 ぺちん。ビッタンぺちんビッタンビッタンビッタン!! 「お、おぼうじばずじばずううう!おうちのなかでおぼうしはずしますぅぅ!!」 「まりさ、1の次はなんだ?」 「2だよ…。」 「じゃあ2の次は?」 「3、だよ…。」 「その次は?」 「…い、いっぱい、だよ…?」 ぺちん。 「ゆっ、ゆっぎぐっげごぉぉぉ…!」 まりさは体を限界まで固く縮こませ、必死に耐えている。これは躾というよりは勉強なので餡電位は 少なめにしておいた。 「もう一度だ。」 「1、2、3、4、5、6、7、8、9、10…でずぅぅ!!」 「よしよし。さすがにコイツの後は物覚えがよくなるな。」 そう、ゆっくりがなぜ痛みや苦しみを感じると甘くなるのか。 それはゆっくりは糖分を使って記憶しているからだ。 痛みや苦しみを感じると、ゆっくりは一時的に記憶力を上げる。そしてそのような状況を回避するよう 原因を記憶するのだ。その記憶のために体内に糖分が生成される。 餡電位多重再生装置により虐待されたまりさの体内には大量の糖分が生成される。そしてその糖分は まりさに高い記憶力を与える。 教育は順調に進んでいった。 「さあ飼い主が帰ってきたぞ。」 「ゆっくりしないで…げんかんさんまでおでむかえ…。かいぬしさん、きょうもおつかれさまでした…。 おうちで、…ゆっくり…、していってね…。」 「飼い主がリビングでくつろいでいるぞ。」 「まりさが…、おうたをうたうよ…。ゆっくり、できる…よね?」 「うるさいと言われたぞ。」 「すぐにおうたをやめるよ…。」 日常生活もしっかり覚えたようだ。 「ゆっくりしていってね!」 「…。」 「ゆっくりしていってね!」 「…。」 「もう答えてもいいぞ。」 「ゆっくり…していってね。」 お返事の抑制も完璧だ。 まりさの教育は完了した。これでどこへ出しても恥ずかしくない、 『虐待済みゆっくり』 になった。 その目は虚ろだ。お口にもお顔にもなんの表情も浮かんでいない。生きているのさえわからないほど の、完全な被虐状態だ。 試験官が批難したのはこういう状態のことだろう。躾や教育が完全でも、ペットとしては完璧に失敗作 だ。 だがここからが俺のテクの見せどころ。餡電位多重再生装置はこういう使い方もできるのさ。 「おいまりさ。」 「…ゆっ、なあに、おにいさん…?」 「命令だ。元気で明るいゆっくりの真似をしろ。」 「…げんき…、あか…るい…?それって…、どんな…ゆっくりなの…?」 俺は愛で派の DVD を見せてやる。画面の中で、子れいむは楽しそうに歌っていた。子まりさは元気よく 飛び跳ねていた。ありすは素敵なダンスを踊っていた。 その顔は、輝いていた。笑顔がこぼれおちそうだった。 まりさはそんなゆっくり達を食い入るように見ていた。もちろん羨ましい、とかそうなりたい、と いう感情からではない。俺が、命令したからだ。俺の命令を実行するために必死で記憶しているのだ。 「…ゆっ、わかった…よ。」 「じゃあ真似してみろ。」 「ゆっくりしていってね!まりさはまりさだよ!かいぬしさん、いつもおいしいごはんさん、 ありがとう! …これで、…いいの?」 「ああ、完璧だ。さすがだな、まりさ。」 俺はそっとまりさのこめかみあたりを撫でてやった。すると。 「……、し、ししししあわせぇぇぇ~~~!!」 最上級の笑顔で喜ぶまりさ。口元はゆるみ、よだれまでたらすほど。 まりさに埋め込んだ受信機、あれは人間の体に流れる微弱な電気を感知すると餡電位を発生させる ように調整してある。つまり人間が頭をなでると受信機が反応して発生する。 そう、『しあわせ』の多重餡電位を。 飢餓状態だった赤ゆっくりが、初めてケーキを食べた時。親から引き離され孤独に押しつぶされる直前 で親に再会し、そのやさしいほっぺですりすりしてもらった時。大好きだった幼馴染への告白を 受け止めてもらえた時。 そんな、『しあわせ』としか言い表せないほどの幸福を感じたときの餡電位が、まりさの体を駆け抜けて いった。 「お前が元気いっぱいで可愛いゆっくりの真似をするたび、感じることができるんだぞ。」 「ま、まりさは…、がんばるよ…。」 その瞳に、希望がほのかに燃え出していた。 「かいぬしさん!おかえりなさい!まりさすっごくさみしかったよ! おふろさんわいてるよ!まずはあせをながしてさっぱりすっきりしてね!」 「はい、びーるさん!まりさがんばってぷるたぶさんをあけたんだよ!」 「え、これたべていいの!?かいぬしさん、ありがとう!じゃあ、ちょっとだけもらうね! むーしゃむーしゃ、ごっくん!ゆっ、ゆわぁぁぁ!すっごくおいしいよ!しあわせー、だよ!」 元気に明るく前向きで、でもちょっとおませなまりさ。今までの被虐状況ゆっくりとは比べ物になら ない進歩だ。 しかしこれは演技。まりさの根底には決して消えない虐待の記憶がある。演技の切れ目にはその 虚ろな心がチラチラと現れてしまう。俺が頭をなでるたび体に走る『しあわせーの餡電位』を単純に 求めているだけだ。 だが、あと一押し。それで完成だ。 「おいまりさ。」 俺は金属製カードをチラつかせる。とたんにまりさは泣きそうな顔で怯え始める。 「ま、まりさは…、がんばってるよ…?」 「そうだな。頑張ってるな。…なあまりさ。よく考えてみろ。 このカードと苦しみに怯えるお前と、あの幸せの笑顔のお前、 …本当のお前は、どっちだ?」 「…ゆ?」 「お前が選ぶんだ。カードに怯え続ける自分と、飼い主に撫でてもらって幸せを感じるお前、 どちらを選ぶ?どちらが良いんだ? よく考えて、答えろ。本当の自分は、どっちなんだ?」 「………まりさは…。」 「さあ、選べ。…どっちだ?」 「まりさのほんとうは、しあわせー!なまりさだよ!かーどさんにこわいこわいするのは…うその ばでぃざなんだぁぁぁぁ!!!!」 号泣しながらも言い切った。 「じゃあ、幸せなまりさが本当の自分だと、死ぬ気で思い込め。カードを怖がるまりさは偽物だと、 死に物狂いで信じ込め。」 「ぞうだよ!がーどざんをごわがるばでぃざはうぞゆっぐりだぁぁぁ!ばでぃざは、ばでぃざは、 …ばでぃざはがいぬじざんにずーりずーりじでぼらっで、ぞれでじあばぜー!になるのが ばでぃざなんだぁぁぁ!!」 何度も何度も、嘘だ嘘だとまりさは叫び続けた。 「…信じられない…。」 試験官は呆然としていた。 「おねえさん!まりさ、どうだった!?まりさがんばったよね!しけんさん、ごうかくなの?」 明るい笑顔でぴょんこぴょんこと飛び跳ねるまりさ。その笑顔は絶え間なく続き、自分の合格を 一新に願う気持ちがあふれていた。 「どうです?うちのまりさは。」 「…ええ、合格よ…。でも、まさか…。」 「ね?虐待鬼威惨でも金バッジゆっくりは育てられるんですよ?」 「何かの間違いじゃ…。あなたみたいな最低の虐待鬼威惨が…。」 「ゆー!おねえさん!まりさのおにいさんにひどいこといわないでね!まりさはおにいさんの おかげですごくゆっくりしたゆっくりになれたんだよ!ゆっくりあやまってね!」 「こらまりさ。試験官さんに失礼だろ。」 「ゆー…。ごめんなさい、おにいさん。でも、まりさくやしくって…。」 「ありがとうな、まりさ。」 いつもの虐待派の俺なら虫酸の走る会話だ。だが今はとなりにこいつがいる。そう、生意気なことを いったこの女が。 「なんで…?このまりさ…、子まりさのころは強度のゲスだったって証明書が…。」 目の前の事が信じられないといった表情で呆然としている。ククッ、いくら考えてもわからんだろう。 まりさがどれだけの虐待を受け、そして過去の自分を嘘だと信じ込むに至ったのかを。 よく言われることだが、ゆっくりは思い込みの生き物(?)だ。俺がやったのは都合の良い人格 (ゆん格)を用意して、そしてそちらが本当の自分だと思い込ませただけだ。しかしそこは 思い込み界ナンバーワンのゆっくり。綺麗に過去の事は忘れ、(人間にとって)都合の良いゆん格 を選んでくれた。 いや、忘れたわけじゃないだろう。今でも金属製カードを見せるとひるんでいるからな。だがまりさ の中では、虐待を受けたゆっくりというのはお話で聞かされた物語の中のゆっくりだと思い込んでいる。 自分が虐待を受けているなんて考えたら生きていけないからな。それも当然だ。 そしてまりさはもとの飼い主のところへ戻っていった。飼い主は格段に性格がよくなったまりさを いつもほめて撫でているらしい。まりさも幸せなことだろう。 意外なほど高値でまりさが引き取られたことに気を良くした俺は、本格的にブリーダー業をやること にした。だが俺はもともとは虐待鬼威惨、毎回あんな手間は掛けたくない。 「さあ、もう一度だよ!」 ふてぶてしく笑うれいむが命令する。その前には赤ゆっくりを卒業したばかりの子まりさや子れいむ、 子ありす達。 「か、かいぬしさん、…ゆっくりしていくんだぜっ!」 ぺちん。れいむがもみあげを使い、金属製カードで子まりさをはたく。 子まりさが若鮎になるのを、他の子ゆっくりは恐怖の目で見ていた。 「れいむの言う事を忘れるばかゆっくりはこうなるよ!よく覚えてね!」 このれいむは教師れいむ。俺が子ゆっくりの教育方法をイチから叩き込んだゆっくりだ。もちろん こいつにも餡電位多重再生装置を仕込んで調教した。死んだ魚の目をしたれいむも、教師ゆっくりの ゆん格を最終的に受け入れ、今では幸せそうに子ゆっくりを虐待、ではなく教育している。 ま、俺は心の中じゃ獄長れいむって呼んでるけどな。教育よりお仕置きをサディスティックなまでに 求めているようだし。おそらく子ゆっくり達も似たようなことを考えているだろう。 「さあ、次は数の数え方だよ!昨日教えたことを忘れてたら…。」 ひゅんひゅんと金属製カードを振り回すれいむ。今日もノリノリだ。 これで楽をして金が稼げる。いままで以上に虐待に金がつぎ込めるってものだ。 俺はリクライニングチェアに寝そべりながら、横にいるれいむに声をかける。 「ほらほら、もっとのびのびして紐を引っ張らないと赤ゆっくりがゴマ団子になるぞ?」 「ゆえええん!?ゆっほ、ゆっほ!おちびちゃんはっ!おかあさんがっ!ぜったいにっ!まもるよっ!」 れいむは体を伸ばして垂れ下がる紐をくわえると、体を縮めてそれをひっぱる。 するとれいむの横に吊るされた赤ゆっくり達が上へと引き上げられる。 赤ゆっくり達の体にはゴマがびっしりとつけられている。そしてその下には煮えたぎる油があった。 れいむが紐をひっぱらないと赤ゆっくり達はこんがりと美味しそうな揚げゴマ団子になってしまうのだ。 「おかあしゃぁぁぁん!まりしゃあちゅいよぉぉぉ!!」 「れいみゅごみゃだんぎょしゃんににゃりちゃくにゃいぃぃぃ!」 「まっててねおちびちゃんたちっ!ゆっほっ!おかあさんがっ!いまっ!たすけるよっ!ゆっほっ!」 「はやきゅしりょこのくちょばばぁぁぁぁ!!」 「どぼじでぞんなごどいうのぉぉぉ!?」 紐をひっぱるのをやめると、赤ゆっくりの入った籠はどんどん油鍋へと落ちていく。 「はやきゅひっぱりぇ、このくじゅおや!れいみゅをころしょうとしゅるくそばばぁはちねぇ!」 「まりしゃをたしゅけりゅのがおやのせきにんなんだじぇぇぇ!はやきゅひっぱりぇ!」 「ゆっほっ!どぼじでっ!ゆっほっ!おかあさんにっ!そんなっ!こというのぉぉぉ!」 もちろん最速でのびのびし続けても、決して赤ゆっくりは助からない。最後には親れいむが力尽き、 揚げゴマ団子は完成するのが定めだ。 だが親れいむは諦めない。きっとなんとかなる、そう前向きに考えている。さすがは餡子脳だ。 俺は獄長れいむが子ゆっくり達を虐待、じゃなく教育するのを見ながら、揚げゴマ団子の完成を 楽しみに待った。 過去作品 ふたば系ゆっくりいじめ 644 れいぱー対策 ふたば系ゆっくりいじめ 602 不良品の証 ふたば系ゆっくりいじめ 563 エコを目指す加工所 ふたば系ゆっくりいじめ 551 真実を知るということ ふたば系ゆっくりいじめ 544 モチモチを生かして ふたば系ゆっくりいじめ 509 おかされいむ ふたば系ゆっくりいじめ 464 ゆ身売買 ふたば系ゆっくりいじめ 387 れいむはよげんしゃ ふたば系ゆっくりいじめ 248 ゆっくりできない理由 ふたば系ゆっくりいじめ 220 ゆっくりスクール【ゲス更正編】 ふたば系ゆっくりいじめ 216 子まりさの反乱 ふたば系ゆっくりいじめ 182 どすすぱーくをうつよ! ふたば系ゆっくりいじめ 177 人間の畑だと説得してみよう ふたば系ゆっくりいじめ 147 陰口 ふたば系ゆっくりいじめ 111 効率化の道 必殺引篭り人の作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 試験官のおねえさんざまぁ -- 2013-08-07 12 34 33 ↓↓ゆっくりできないコメントさんはしねぇ!! -- 2012-07-02 21 07 38 どぼじでぞんなごどいうのーー!!!! -- 2012-04-02 18 54 18 この人の作品一通り読んだけど ほとんどが他人の作品にすこぉぉぉしだけオリジナル入れただけだよね その他人の作品って部分も文章力が乏しくて表現しきれてないしw そもそもふたばでコテにあきをつけない時点で、お飾りさんの無いゆっくりみたいなもんだねーゆぷぷwwww -- 2012-03-17 15 47 05 ごまだんごさんはゆっくりできたよ! -- 2011-09-21 14 29 35 なんかこれだと教祖様の前ではいつも不自然にニコニコしているカルト教団の信者みたくなりそう -- 2011-09-14 21 23 34 おもしろかったよ! 思い込みで性格まで変えさせるの -- 2011-06-13 12 38 42 ゴマ団子食べたくなった。 -- 2011-03-08 23 53 49 とりあえず経過を知らない僕は単品の作品としてよい虐待でしたと書かせていただきます。 ゴマ団子でお茶うめぇ。 -- 2010-12-05 17 13 15 鬼威惨が貶められたからって虐待マンセーな俺設定で他人様の作品汚さないでくださいよ。 -- 2010-11-27 22 35 56 何がインスパイアだよ、クソ作者。虐厨の人間が痛い目見たのが気に入らないから書いた単なる当てつけssだろ。 -- 2010-11-27 21 12 00 金属板っていうのが小道具の見た目としても面白いと思う -- 2010-11-22 14 10 16 虐待で金バッチを取らせるか、中々面白い趣向だと思う。 すっきりー! -- 2010-11-08 18 55 30 おいしそう -- 2010-09-06 16 22 18 ↓饅頭を飼おうなんて酔狂な人たちなんだお!普通の人が気にならない様なことにも執着するお! 血餡書とか発行したり、愛護団体つくったり、ゆっくり飼おうなんてのは変人ばっかりなんだお! 常人・凡人・普通人の価値観では測りきれないんだお! -- 2010-08-03 04 52 26 ↓ゆっくりの生い立ちなんて知ったところで無駄な気がするしそんなもんにこだわる人が多いとも思えんのだが。 -- 2010-08-02 18 55 35 金バッジのスペックがあっても背景にこんな鬱事情があったら、需要は少なそう。 ペットの生い立ちを知りたがる人ってけっこういるらしいし。 -- 2010-07-17 23 14 14 とても楽しかったよ! -- 2010-06-08 03 06 03 すっきりー♪ -- 2010-04-18 21 19 42 うわゆっくりできねぇ -- 2010-03-30 18 08 31
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弟切草 【おとぎりそう】 ジャンル サウンドノベル 対応機種 スーパーファミコン メディア 8MbitROMカートリッジ 発売・開発元 チュンソフト 発売日 1992年3月7日 定価 8,800円 セーブデータ 3個(バッテリーバックアップ) 配信 バーチャルコンソール【Wii】2007年8月28日/823Wiiポイント【WiiU】2014年7月30日/823円(表示価格は全て税8%込) レーティング CERO C(15才以上対象)(*1) 書換 ニンテンドウパワー1997年9月30日/1,000円/F×2・B×4 コンテンツアイコン 恋愛、セクシャル 判定 なし ポイント サウンドノベル第1作ホラーの皮をかぶったカオスギャグ チュンソフトサウンドノベルシリーズ 概要 システム 評価点 問題点 総評 余談 その後の展開 花言葉は、「復讐」 概要 画面全体に表示されるテキストを読むゲーム。同社が打ち立てた、小説をベースに背景グラフィックや音響効果を追加した新ジャンル「サウンドノベル」の第1作目である。 全編に通じて登場するモチーフである「弟切草」とそれにまつわる悲劇の伝説を主軸に、夜道をドライブしていた主人公とヒロイン「奈美」の2人が、山奥の洋館に迷い込むところから物語は展開していく。 シチュエーション設定から想像される通り、本作の全体的な雰囲気はホラーテイストを基調としている。 脚本と監修は、江戸川乱歩賞作家の長坂秀佳氏が担当している。 システム プレイヤーの入力操作はボタンを押してテキストを読み進める事と、特定ポイントで2~4種類ほど表示される選択肢を選ぶ事。この2つだけである。 シナリオは10数本存在し、選択肢に応じて分岐する。ただし、舞台設定は共通で、節ごとに描写のバリエーションはあるがあらすじはだいたい同じ。大きく変化するのは、結末が決定される終盤のみである。 ゲーム開始時のシーンの描写も複数のパターン(これはランダムで決定される)がある。本作のシナリオを管理するフラグを図示するとあみだクジのような姿をしていて、選択肢によってシナリオ間をジャンプする形をとっている。 いわゆるゲームオーバーは存在せず、必ず何かしらの結末にたどり着く。 初回でたどり着ける結末は3通り程度。エンディングを迎えて周回を繰り返すごとに新しい選択肢が追加され、それによって新しいシナリオが解放される仕組みになっている。 周回数を重ねていくと、先の展開を具体的に先読みしたり、緊急事態に対し不自然なほど冷静になったりと、だんだんギャグ調の選択肢やシナリオも混じってくる。これは、プレイヤー側がゲームに慣れてくる事を見越したメタフィクションの手法によるもの。 セーブは手動では行わず、ページ送りやエンディングのたびにオートセーブされる。 クリア達成度に応じて、セーブデータ画面のデータファイルである「栞」の色が変化する隠し要素がある。栞の色がピンクになった時は、ちょっとエッチな内容の新シナリオが解放される。 + 劇中テキスト引用:主人公が弟切草の伝承を語るシーン 「あのダエン形の葉を光にすかすと、黒い点々がいくつも見える。それは・・・弟の怨みの血なのさ」「弟の血・・・」「平安の昔、ある鷹匠の兄弟がいた。その家には代々、鷹の傷を治す秘薬が伝えられていたんだ。ところが、その秘伝が世間に広まってしまった。弟が自分の恋人に教えたせいだ。・・・怒り狂った兄は」奈美が息を呑むのがわかった。「刀で弟の首を、バサッ」・・・奈美は小さく首をすくめた。「その血しぶきが、葉にかかった・・・。それから、あの花は弟切草と呼ばれるようになった」「そんなことが・・・」降り出した雨を受けて、あたりの弟切草が一斉にうなずいたように見えた。「悲しい話ね。兄弟で殺し合うなんて」うっすらと涙まで浮かべている。一人ッ子の奈美を感傷的にさせてしまった。 A 感傷的になっている奈美を観ショウした。 ※周回で追加される選択肢 B ぼくはちょっとやりすぎたかなと思った。 C ぼくは話題を変えようとしていった。「奈美、おなかすいたな」 D ぼくは奈美の肩へ手を回すタイミングをはかった。 ※ピンクの栞後の追加選択肢 大抵の選択肢制ADVは、選択肢と分岐先の因果関係がなんとなくわかるものだが、本作で最初から解放されている選択肢(ここではB・C)は、それを推察できないケースが多い。反面、周回で追加される選択肢は分岐・シナリオ展開とも茶目っ気があり、ピンクの栞で追加される選択肢は選択肢自体がややピンク、という傾向がある。 このシーンは引用した通常パターンの他に、細部を盛ったロング版、ホラー風味のスプラッタ版、適当に切り上げるショート版、やり込み後のお楽しみであるピンク版がある。これ以外のシーンも、同様に複数のパターンが用意されている。 評価点 1つのシチュエーションから複数のシナリオが展開する仕掛けは、繰り返しプレイするモチベーションとして十分である。多くのシナリオを読ませるという目的に対し、新機軸のゲームデザインはうまくハマった。シナリオ自体も、襲いくる怪奇現象、館の謎、ヒロインの秘密などをテンポ良く読ませる。 周回をこなす事で少しずつ新しい要素が解放されていくスタイルを明確に打ち出した代表的なADVは本作である。本作の存在は、他のADVゲームにも大きく影響を与えた。 映像や音響効果などに支えられた恐怖演出は、非常にインパクトが大きかった。サウンドノベルの初っ端にホラージャンルを選んだのは正解だったと言える。 要所でしかBGMはかからず基本無音状態だが、使いどころが限定されている分、曲が印象的なものになる。 問題点 フラグ管理の構造上、ストーリーの前後がつながらず整合性がメチャクチャになるという欠点がある。 「冒頭シーンはシナリオA、館に迷い込むシーンはシナリオCのもの、物語が急展開するシーンはシナリオBで、結末はシナリオF」…この調子では話がうまくつながるはずがない。 話の流れによっては、さっき台所に行ったばかりなのに「キッチンを探そう!」と言い出したり、唐突にどこから持ってきたのか分からないビンを取り出して割ったり、主人公が奈美を連れ込むために下見までした館だったはずなのに結末は奈美一家の芝居だったりと、露骨に矛盾が多発する。 選択肢の数が少ない初回プレイ時は、不自然なつながり方をしないきちんとした形で遊べる。しかし、選択肢を増やすと辻褄が合わなくなる事は必至なので、追加シナリオにメタフィクションギャグが増えていく、というわけである。 読みやすいがやや崩し気味の文章であるため、小説をよく読む人ほど、文体にひっかかりを覚えるかもしれない。 ギャグセンスも一種独特。ツボにはまる人と肌に合わない人で感想が割れる事もある。 スタッフロール後に「完」と表示される本作の本当のラストシーンを見る条件は、「すべてのエンディングを踏破する」という、フローチャートや速読機能のない時代のノベルゲームにおいては極めて困難なもの。 中でもとあるエンディングは結末が全く一緒でありながら「道中で選んだ選択肢が違う」というだけで別物扱いになるので、攻略情報などを参照しないことにはまず辿り着けない。 総評 映像とテキストを主体とするADVでコマンド選択型以外のスタイルを一般に広め、新しいジャンルとして定着させた、ノベルゲームの代表作である。後に続く同様のノベルゲームにホラーものが多かったのも、本作の影響があったと思われる。 一方で、単体のゲームとしての評価について言えば、映像などの演出は効果的に働き、物語の筋道もしっかりしているが、周回を重ねると多く見られる突拍子も無い伏線ブレイクはシナリオ主体のゲームの仕様としていかがなものか、という問題は常につきまとう。グラフィックの質も場面ごとにムラがあり、完成度は少々不安定と言わざるを得ないだろう。 しかし、このサウンドノベル処女作が果たした役割は大きかった。後にチュンソフトは、一般的にも高い評価を獲得する同ジャンル作品を多数輩出していくが、その起点に本作の存在がある事は紛れもない事実である。 余談 あくまで「サウンドノベル」を名乗る第1作目であり、ノベルゲームの元祖ではない。 1988年にPC-8801で「ノベルウェア」として発売された『DOME』(システムサコム)等が存在している。(プロジェクトEGG) 花言葉について 劇中に登場する花言葉はゲーム内の独自設定であり、現実のものとは異なっている。 弟切草の花言葉が劇中では「復讐」と語られるが、現実では「迷信」「敵意」「秘密」「恨み」等となっている。「恨み」がやや近いとも言えなくはないが。 「復讐」の花言葉を持つ花は、現実では「シロツメクサ」「トリカブト」「アザミ」等である。 また、ライラックの花言葉も「初恋の痛み」と語られるが、現実では「思い出」「友情」「謙虚」等である。 「初恋の痛み」については、現実ではライラックどころかそのような花言葉の植物が存在しない。 一応、紫色のライラックには「恋の芽生え」「初恋」といった花言葉がある。 一応フォローしておくと、そもそもこの部分で重要なのは花言葉ではなく、弟切草の由来である「弟」を「切」ったという不気味さを感じさせる名前と逸話の方である。花言葉はいわば伝承に真実味を持たせる為のエッセンスであり、正確さは求められていない。 ピンクの栞を出した写真をチュンソフトに送るとプレゼントがもらえるキャンペーンが行われていた。 『チャンピオンシップ・ロードランナー』の認定証キャンペーンなどにも似ているが、SFCソフトのADVでこれをやったのは当時としては珍しい(PCソフトのADVなら類似のキャンペーンは数多く存在したが)のではないだろうか。 本作のゲームデザインはベースが小説なだけあって、「ソフト代金を小説購入費に充てた方がいいのでは」という突っ込みを受ける事がある。実際には本作のシナリオ演出や音響演出などは、小説にはないTVゲーム独自のものであるが、ゲームに慣れ親しんでいない層からはそのように見えるようだ。 チュンソフト開発のローグライクRPG『不思議のダンジョンシリーズ』には、第1作『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン』から通して、HP+状態異常回復の万能薬アイテムとしてしばしば「弟切草」が登場している。 この名称及び効能は(実際の「オトギリソウ科オトギリソウ属オトギリソウ」と比べると誇張されているが)本作を意識したものと考えられる。 弟切草をショーで初のお披露目で中村光一氏は堀井雄二氏に「難しい事やってるね」と声をかけられたとファミ通のインタビューで答えている。 前例の無いジャンルで、他社がグラフィックに力を入れる中、サウンドに目をつけた挑戦に対してのもの。 インタビューでは開発途中の話で最初の落雷の音だけで数メガ吹っ飛んだ等のエピソードも語られている。 その後の展開 サウンドノベル2作目『かまいたちの夜』はミステリー仕立てのストーリーになった。映像面・演出面とも全体的にパワーアップした名作である。 「普段冴えないけどやる時はやる男性」と「ちょっと勝ち気で才色兼備の女性」という主人公とヒロインの組み合わせは、どことなく本作のメイン2人のコンビを彷彿とさせる。 本作の後にチュンソフトが出したサウンドノベルの3作品をPSでリメイクする「サウンドノベルエボリューション」の企画の一環として、『弟切草 蘇生篇』が発売された。 また、リメイク版の発売以降、小説・漫画・ゲームブック・実写映画等の様々なメディアミックスがなされた。そちらの詳細も『蘇生篇』のページを参照。
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初期設定
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CAPCOMが発売したゲーム『バイオハザード』シリーズに登場する人工生物。 ハンターと言っても彼らや彼女やプレデターではないので注意。 アンブレラ社が作り出した「B.O.W.」(バイオ・オーガニック・ウェポン)である。 T-ウイルスに直接感染したゾンビと異なり、人間と爬虫類の細胞をT-ウイルスによって掛け合わせた*1生物。 同一個体との巧みな連携で獲物を仕留める事からハンターと名付けられている (両手から生えている巨大な爪を使った首を狩る攻撃を得意とする事から、首狩り族→首狩り→ハンターという線もある)。 いくつか種類があるが、いずれも二足歩行で、簡単な命令を理解する程度の知能があるという共通点があり、ゾンビよりも兵器として優れている。 それまでのクリーチャーより高い知能と機動力、そして即死攻撃「首狩り」のショッキングさもあって多くのプレイヤーのトラウマとなっている。 + ハンターの種類一覧 ハンターα コードNo.はMA-121。 初代に登場した試作型のB.O.W.。全身が緑色且つ筋肉質でゴリラのような肉体を持つ。 施設の護衛用として作られた初のB.O.W.であり、多数生産された。 高い跳躍力で相手に飛びかかり、鋭い爪で首を狩る。 一方で、『アウトブレイク』の「零下」ステージで判明した「気温が一定以下になると活動を停止する」という弱点もある。 洋館事件において、最も高い成果を出した事と、低コストで生産可能である事から、後に後述する改良型が多数生産される。 初登場はゲーム後半。洋館の探索を一度終え、寄宿舎のボスを撃破してもう一度洋館に戻ってくると、 物凄い勢いで追跡してくるハンター視点のムービーと共に出現。そのまま訳も分からず首を狩られたプレイヤーも多いだろう。 洋館内のゾンビがいた場所にもハンターが再配置されている(ゾンビはハンターに殺されたのか消えている)ため、 既にゾンビを倒して安全を確保したと思っていた場所も更なる危険地帯と化している。 クリス編におけるレベッカ救出イベントにも関わっており、救出が間に合わなければレベッカは首を狩られて死ぬ。 後のシリーズで死んだ際は血しぶきが多く出て倒れたり、血濡れになるなど多少はマイルドな表現となっているが、本作のハンターの首狩りで死ぬと、 首狩りの名の通り本当に首が飛び、ゲームオーバー画面でのプレイヤーの死体も首無しとなる亊も相まってプレイヤーに多大なトラウマを植え付けた。 また本作発売前の予告PVの最後はハンターの首狩りでクリスの首が飛ばされて締めとなっていた。 但しこのハンターの首狩りは「こちらの体力がCaution(黄色)以下かつハンターがこちらの攻撃である程度ダメージを受けた状態」とならないと使わない。 そのため、無理に戦わず回避に徹して逃げるか、またはマグナムなどの強力な火器を使って一撃で仕留めれば対処出来るのが救い。 また、セガサターン版ではダニの遺伝子を組み込んだ「ディックス」という個体が登場。 外見もそれに準じたものとなっているが、性能は大差ない。 ちなみに同作で入手できる、洋館でT-ウイルスの研究を続けていた研究員の一人が事故により感染し、 徐々にゾンビ化していく様を描いた文書ファイル「飼育員の日誌」には名前の言及こそないものの、 「新しい化け物」「皮をひんむいたゴリラ」という記述がハンターを指すと思われる。 + 飼育員の日誌(通称 「かゆうま日記」 ) May 9, 1998 夜、警備員のスコットとエリアス、研究員のスティーブとポーカーをやった。 スティーブの奴、やたらついてやがったがきっといかさまにちがいねェ。 俺たちをばかにしやがって。 May 10, 1998 今日、研究員のおえら方から新しい化け物の世話を頼まれた。 皮をひんむいたゴリラのような奴だ。 生きたえさがいいってんで、豚を投げこんだら、奴ら、足をもぎ取ったり内臓を引き出したり 遊んだあげくやっと食いやがる。 May 11, 1998 今朝5時頃、宇宙服みてえな防護衣を着たスコットに突然たたき起こされて 俺も宇宙服を着せられた。なんでも、研究所で事故があったらしい。 研究員の連中ときたら、夜も寝ないで実験ばかりやってるからこんな事になるんだ。 May 12, 1998 昨日からこのいまいましい宇宙服をつけたままなんで、背中がむれちまって妙にかゆい。 いらいらするんで、腹いせにあの犬どもの飯を抜きにしてやった。 いい気味だ。 May 13, 1998 あまりに背中がかゆいんで医務室にいったら、背中にでっけえバンソウコウを貼られた。 それから、もう俺は宇宙服を着なくていいと医者がいった。 おかげで今夜はよく眠れそうだぜ。 May 14, 1998 朝起きたら、背中だけでなく足にも腫物ができてやがった。 犬どものオリがやけに静かなんで、足引きずって見に行ったら数が全然たりねえ。 めしを三日抜いたくらいで逃げやがって。 おえら方に見つかったら大変だ。 May 16, 1998 昨日、この屋しきから逃げ出そとした研究いんが一人、射さつされた、て はなしだ。 夜、からだ中 あついかゆい。 胸のはれ物 かきむし たら 肉がくさり落ちやがた。 いったいおれ どうな て May 19, 1998 やと ねつ ひいた も とてもかゆい 今日 はらへったの、いぬ のエサ くう May 21, 1998 かゆい かゆい スコット― きた ひどいかおなんで ころし うまかっ です。 4 かゆい うま なお、最後の記述が初期版または一部移植版で「かゆ うま」になっていたと間違われる事がよくあるが、 そのような事実はなく、最初から「かゆい うま」で統一されている (「腕のはれ物」という箇所がGC版以降で「胸のはれ物」に変わったのが正しい)。 ただ、同日誌を指す通称としては語呂の問題から「かゆうま日記」が専ら使われている。 同日誌はシリーズでも有名な文書ファイルで、以後もCAPCOMによるセルフオマージュが度々為されており、 『バイオハザード』シリーズに留まらず『戦国BASARA』シリーズにおいても「かゆ オジャ」を最後に消息を絶った研究員がいたりする。 さらに、『バイオハザード』の世界観を再現したレストラン「S.T.A.R.S」のメニューで「かゆい うま」という名前のおかゆが存在する。 外部出演では『PXZ』ならびに続編『PXZ2』で登場。前者では 景浦大輔 氏、後者では 帆世雄一 氏が演じている。 ハンターβ αに遺伝子改造を加えた個体。頭から肩にかけて腫瘍のような物体ができている醜悪な外見となっている。 αに比べ、全体的に細く攻撃力が劣る反面、俊敏性が優れており、銃弾をも躱す。 20体前後が実戦テストとしてラクーンシティに投入された。 ハンターγ 『3』で初登場。通称「フロッガー」。 α、βがアメリカの研究チーム主導で開発されたのに対し、こちらはそのノウハウを生かしてアンブレラのヨーロッパ研究所が独自に開発した個体である。 こちらは両生類をベースに人間の遺伝子を合成しているため、両手・両足にヒレが付いており、両目・歯は退化している。 その知能は予想に反してβにも劣らない反面、現実の両生類同様、直射日光や乾燥に弱いため、商品化は難しいとされている。 ラクーンシティに投入されたのは、ヨーロッパ支部による牽制が目的と思われる。 獲物を丸呑みにする即死攻撃を行う。 『3』劇中中盤、ネメシス-T型との戦闘でT-ウィルスに冒されたジルを救うべく、 カルロス・オリヴェイラがラクーンシティの病院に立ち寄った際に培養カプセルで保管されているのを発見している。 後発作品等ではこの病院の院長はアンブレラと癒着関係にあった事が示されているが この個体に関してはアンブレラの研究との繋がりは一切無く、ラクーンシティで起きている異常事態が 未知のウィルス感染によるものと突き止めた病院関係者が命懸けで捕獲に成功したもの。 彼らはその後T-ウィルスのワクチン開発完了を目前に全滅しているが、凄まじい根性である。 『RE 3』ではデザインが大きく変更され、体色が白くなったほか前脚が退化した二足歩行のオタマジャクシのような、よりグロテスクな姿になっている。 即死攻撃の丸呑みも、四つに裂けた花弁状の顎で相手に食らいつくというおぞましいものになったが、開いた口腔内こそが弱点でもある。 こちらは失敗作としてアンブレラ上層部から開発中止命令が出されていたようだが、その性質に惚れ込んだ研究員が下水道内で勝手に育てていたらしい。 ハンター改 『CODE Veronica』に登場。 カタログスペックはαと同等だが、自走式監視機との連携を考慮。 監視機のセンサーが捉えた標的のみを攻撃する事が可能と、より運用性が高まっている。 また、体色が紫色のスウィーパーという個体も存在し、こちらは爪に毒を含んでいる。 即死攻撃は爪振り下ろし。 なお、開発はアンブレラ社の敵対組織である「H.C.F.」によるものであり、同組織に流れ着いたアルバート・ウェスカーの手で製造法が伝えられたと思われる。 ハンター(エリート) 『ガンサバイバー4』に登場。 アンブレラの品評会のために調整が加えられた個体。大きく見開いた目が特徴。 耐久力が高く、銃弾を避ける俊敏性も健在とエリートの名に恥じぬクリーチャーだが、口内が弱点。 ハンターμ 『アウトブレイク2』の「突破」ステージに登場。αに似ているが非常に小さい。 耐久力は低いが俊敏で攻撃が当てにくいという特性を持つ。 なお、ボスクリーチャーでないにもかかわらず、かなりレアなキャラで1か所でしか見られない。 ファルファレルロ 『リベレーションズ』に登場。 ハンターに新型ウィルスt-Abyssを投与して生まれた改良型。 戦闘能力の強化に加えて新たに透明化する能力を得ている。 (以上、ニコニコ大百科、pixiv百科事典より一部引用・改変) MUGENにおけるハンター armin_iuf氏による手描きのハンターαが存在。 現在は海外サイト「The Mugen Multiverse」にて代理公開されている。 原作の鳴き声がボイスに使用されており、ゲージ消費技として仲間のハンターと連携攻撃を行う。 AIは並程度のものがデフォルトで搭載済み。 原作設定的にもストーリー動画等に使いやすいと思われる。 参考動画 出場大会 「[大会] [ハンター]」をタグに含むページは1つもありません。 出演ストーリー MUGEN STORIES INFINITY *1 分かりにくいが、異なる生物の細胞が混じるキメラと違い、1つの細胞に複数の遺伝子が混ざっている状態。 なおゲームの独自設定ではなく、ウィルスでこういう経緯が起こる事を含め「細胞融合」という実在の現象である。
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らーす鯖独自の仕様 ここでは、らーす鯖独自の仕様を詳しく解説しています 目次 MOBに関して Townyに関して mcMMOに関して MOBに関して スポナーはダイヤ以上のシルクタッチが付いたつるはしで回収できます。 スポナーに入れられる卵はブタ、ブレイズ、マグマキューブだけになります。 村人の繁殖、治療はできません。 村人はJobsショップから卵を入手できます。 MOBは1チャンク16体までに制限されています。 Townyに関して らーす鯖では名前の横に国旗を表示させることができます。 国旗の設定方法はこちらに記載しています。 mcMMOに関して 採掘スキルに関して金鉱石のボーナスドロップは無効化されています。 精錬スキルに関して金鉱石のボーナスドロップは無効化されています。 戦闘系の調教、弓、斧、剣、素手に関するスキルは無効化されています。
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【軍事帝国アスティーレ】 南方系の褐色人種トリス人の国家 信奉神は狩猟と戦争の神で狩人と戦士の守護者ルゥポ 炎の毛皮を纏った狼として現世に姿を現すとされ、トリス人は狼を神聖視している トリス人はかつては蛮族と揶揄されるほど獰猛で野性的な民族だったが、バヌム王が即位したことを契機に革命的な進化を遂げることとなった。 天才的な軍師の才を持っていたバヌム王は、本能のまま無作に戦うトリス人に戦略を与え、統率のとれた軍事国家としての骨子を築き上げた もとより勇猛な戦士の集まりであったトリス軍は戦術という武器を得て、その力を遺憾なく発揮することとなる。 その勢いはとどまることを知らず、近隣の小国を統合し統一帝国を建立を成し遂げた。 近隣諸国統一後、トリス王国は国名をアスティーレ帝国とし、その野心はとどまることを知らず虎視眈々と隣国であるサントアルマの領地を狙っている。 【魔法王国セノアルベ】 賢者トゥーレとその13人の弟子たちによって聖樹アルベを中心に起こった魔法使いの国家 国家宗教や信奉神は特にないが文字を人間に教えたとされる知識を司る女神スクルタを信仰する者が多い 魔法研究と神代魔法の復活を目的としさまざまな文化的研究を行っている 常設の軍隊は存在しないが有事の際は国民すべてが杖をもち戦うという国民皆兵制度を敷く国家 王家は完全なる世襲制であり王は賢者トゥーレの直系、政を担う賢者議会はその弟子の子孫によって行われている。 北の永久凍土を領地としており、外交などはほとんど行っていない。 セノアルベとは聖樹アルベの洞という意味である。 【騎士王の国サントアルマ】 騎士王ローウェンによって建国された騎士の国 信仰神は剣の神アルマ 代々の王はローウェンの所持した聖剣に所持者だと認められなければ王位を継承できない 大陸最強と称される騎士団を戦力として有しており、王自らも戦場に出て先陣を切ることも珍しくない。 身分制度は王を頂点に、騎士と平民に分かれ、騎士は騎士団への入隊が義務付けられている。 騎士団には平民も志願すれば入隊試験を経て入隊は可能だが、基本的には入隊しても身分は平民のままである。 しかし大きな功績を立てれば騎士の栄誉を授かることもある。 現在はアスティーレ帝国とにらみ合っている 【技術大国マルティフェッロ】 魔石加工を得意とするメスティ人によって建国された国 信仰神は鍛冶屋の守護者とされるマルテロ 国家としての規模はそれほど大きくはない 数多の魔石武器や防具を生み出してきた歴史をもつ 地下には魔石採掘のために長い年月掘り進められた長大で入り組んだ坑道がまるで迷宮のように存在している 商業国家メルカトレと同盟関係にある 【商業国家メルカトレ 】 東洋系の人種ペザ人の国 交易が主な国家で運輸と貿易が主な産業 ペザ人の多くが信仰する神は商売の女神メナだが取引相手の国によって信仰をコロコロ変える 国家の意思決定は「コンパーニ」と呼ばれる有力商人たちの組合の多数決で決定される マルティフェッロとは同盟関係 【軍事帝国ラーマ 】 南方系の褐色人種スグル人の国家 信奉神は狩猟と戦争の神で狩人と戦士の守護者ヤウナ 炎の毛皮を纏った狼として現世に姿を現すとされ、スグル人は狼を神聖視している 槍と弓を得意とし騎馬兵を中心とした機動戦術を得意とする 【魔法王国アモスフィア】 賢者トゥーレとその13人の弟子たちによって聖樹アモスを中心に起こった魔法使いの国家 魔法研究と神代魔法の復活を目的としさまざまな文化的研究を行っている 常設の軍隊は存在しないが有事の際は国民すべてが杖をもち戦うという国民皆兵制度を敷く国家 アモスフィアとは「聖樹アモスの学び舎」という意味 騎士王の国ヴレイムラント 騎士王ローウェンによって建国された騎士の国 代々の王はローウェンの所持した聖剣に所持者だと認められなければ王位を継承できない 魔法騎士団を主力とし現在中原の宮の領有をめぐってラーマ帝国とにらみ合っている 【技術大国トラザ】 魔石加工を得意とするレグレム人によって建国された国 国家としての規模はそれほど大きくはない 数多の魔石武器や防具を生み出してきた歴史をもつ 地下には魔石採掘のために長い年月掘り進められた長大で入り組んだ坑道がまるで迷宮のように存在している 商業国家ルーム・ルーと同盟関係にある 【商業国家ルーム・ルー】 東洋系の人種サリハ人の国 交易が主な国家でトラザの物品を各国に売ったり各国の物品を買ったりして利益を出している 国家の意思決定は「ラザール」と呼ばれる有力商人たちの組合の多数決で決定される トラザとは同盟関係 【自由都市同盟】 小規模な国家が相互協力関係を結び成り立つ都市国家軍 【稲穂国】 (玉藻御前を変えるか?) 黄金の国、稲穂国。主な産出品は黄金で、黄金の産出量ならば大陸屈指の量である。また、マ ナの恵みを受けた大地は稲穂の実る時期に文字通り国中が黄金に染まる。米の生産量もまた大 陸屈指の生産量である。 この国を治めているのが高位の魔族である玉藻御前で住民は彼女を祭りで楽しませる。そして 彼女はこの国に豊穣を約束し、外敵を排除する。そんな関係でなり立っている国。彼女の機嫌 にさえ注意すれば、のんびり余生を余生を過ごすには最適な国である。なお、彼女他に数十名 の上位の魔獣がいたりする。上位の魔獣がねじり鉢巻を装備して畑仕事している光景が拝見できるのはこの国だけである。 【倭国】 (稲穂国と設定重複?) 帝によって統治されている極東にある島国。 外との外交を殆ど行わず、その実態は大陸からは謎に包まれている。 大陸の情報が入らないため独自の文化形態が構築されている。 特定の神への信仰を持たないが、全てのモノに神は宿るという独自の信仰を持つ。 陰陽道というどの魔法形態にも属さない術式も存在する。 富士と呼ばれる国内最高峰の霊山があり、その山頂はとある浮遊大陸と繋がっている。 外交を絶っているため人間と魔族の対立に関して知識がないため特に敵対するでもなく 割と普通に受け入れ、魔族は「妖(あやし)」と呼ばれるようになりそのまま共存している。
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番号 略名 正式名 088 ガイア ガイア 階級 NT値 戦艦 航空 車両 MS MA 中尉 - × ○ ○ ○ ○ ランク 指揮 魅力 射撃 格闘 耐久 反応 S 15 12 13 16 16 14 A 14 11 12 15 15 13 B 13 10 11 14 14 12 C 12 9 10 13 13 11 D 11 8 9 12 12 10 E 参加陣営 参加時期 離脱 死亡 ジオン公国 最初から 中尉D WB隊へ黒い三連星派遣YESで死亡 正統ジオン発生で離脱 正統ジオン 最初から 大尉C(経験150) 味方会話キャラ オルテガ&マッシュ 敵戦闘時会話キャラ 友好キャラ オルテガ マッシュ 専用機 ザクⅠ/3S ザクR1A/3S ドム/3S ゲルググB型/3S ギャンB型/3S 戦闘前特殊セリフ機体 出典 機動戦士ガンダム 寸評 エースチーム『黒い三連星』の隊長を務める指揮官型パイロット。マッシュやオルテガと一括りにされがちだが、彼ら全員がエース級の人材。ガイアのステータス構成はマツナガと類似(ガイアは射撃−1、耐久+2)しており、全体的に高水準でまとまっている。射撃より格闘が高いため、限界の高いMSに乗せて最前線で戦わせたい。ただし、本作は格闘よりも射撃優勢なゲームバランスであるため、トータルでは射撃に秀でたマッシュの方が強い。代わりにガイアは他二人が持っていない高い指揮・魅力を有しており、特にランクSの指揮15はジャミトフやグレミーと同値。優秀な指揮能力を活かすためにも、積極的に将官クラスの撃墜を狙い、指揮範囲の発生する少佐まで昇進させたいところだ。ジオン公国編のV作戦(ホワイトベース隊追撃)イベントに派遣した場合、確実に死亡するので注意。ただし、マッドアングラー隊イベントでジャブローの最短攻略を目指すためには史実通りチームごと死んでもらうしかない。とはいえ第1部での利益はともかく、第2部以降を考えるとあまりに大きい損失かも。当然なから正統ジオン発生でも離脱するため、こちらも避けた方が良い。なお、独戦では黒い三連星を派遣する段階でドワッジを開発終了していた場合、送るかどうかの選択肢が発生した。これでドワッジを黒い三連星へ配備するとホワイトベース隊に勝利してくれたが、今作ではこのイベントは実装されておらず、ドワッジを開発していても死亡するので注意。 うんちく等 エースチーム『黒い三連星』の隊長。階級は大尉。常に攻撃の先頭に立つ役目を担う。自ら先駆けつつも敵機の技量や能力を分析し、瞬時に有効な攻撃を組み上げる。三位一体の「ジェットストリームアタック」を得意とし、ガイア、マッシュ、オルテガの艦船の撃破スコアはチームで14隻。3割りするとシップスエースの要件である5隻を満たさなかったりするが、彼らの場合はシップスエースとされるらしい。劇中ではNTの存在を語る最初期の人物であり、実在を信じていた人物としても殆ど初登場。ただしこの時期はエース全員がNTの可能性有りといわれていた時期であり、ガイアたちも自身がNTの素養有りと持ち上げられたことがあるらしく、そのためNTという存在に悪い気はしていなかったらしい。旧来のMSVではA・ガイアという名が見られる。ルウム戦役で3人が搭乗したのはザクⅡC型(本作未登場)であり、レビル将軍を捕虜にした功績でS型(本作未登場)が配備された。本作のジオン公国編の初期ユニットである専用ザクⅠは、S型のオーバーホール中の軍事演習で使用した教官機である。その後、最新のR-1A型を受領して宇宙で戦果を上げていたところ、オデッサ救援のために地上へ配置換えをキシリア少将から命令される。最新鋭のドムを受領し、月の重力区画で訓練後に地球へ着任し、ホワイトベース隊と交戦、といった流れである。TV版第24話でホワイトベース隊を急襲。迎撃に出たガンダムに対し、得意のジェットストリームアタックを2回敢行した。ガイアはいずれも先頭を走り、2回目では胸部の拡散ビーム砲で目眩ましを行ってガンダムを両断しようとするが、乗機のドムをジャンプしたガンダムに踏み越えられ、「な、何ぃ? 俺を踏み台にしたぁ!?」と驚愕。同時にマッシュのドムがビームサーベルで撃破されたため、撤退した。続く第25話ではオデッサ戦の最中、オルテガと共に再度ガンダムに挑むが、オルテガが眼前で倒され、自身もヒートサーベルで交錯した際に機体を貫かれ戦死した。劇場版『哀・戦士編』ではこれら2つの戦闘が1つのシーンに纏められたほか、NT設定の登場が前倒しされたため、マ・クベとの会話がNTに関する台詞になった。また、撃破された際の断末魔の叫びが2人への詫びではなく、ガンダム1機に壊滅させられた事に対する驚愕(本物のNTとしてのアムロを引き立てる台詞)へ変更されている。安彦良和が独自設定を加えた『THE ORIGIN』では、本名はミゲル・ガイアとされ、元はムンゾ防衛隊時代のランバ・ラルの部下。兵卒時代の階級は軍曹だったらしい。叩き上げの軍人だが、マッシュやオルテガと共にMS開発の初期段階においてテストパイロットに選出されて士官となった。他の2人を兵隊ヤクザとこき下ろしていたラルも、軍人としての礼儀を弁えたガイアに関しては一目置いていた。同作における初のMS同士の戦闘、スミス海(雨の海)の戦いではザクⅠに搭乗。また、R-1A型の登場が早められた結果、ルウム戦役ではR−1A型を用いた三位一体の連携で連邦艦隊を翻弄し、旗艦アナンケを撃沈。レビル将軍を捕虜にした。一方でガイアは抑えてはいるが、士官学校卒で自分たち以上に目立っているシャアを何かと目の仇にしていた。また、専用の高機動ザクが与えられた際も、性能がどうこうよりカラーリングとシンボルマークにばかり気が行っているなど、コミカルさが強調されている。原作通りホワイトベース隊に挑むが、1回目の戦闘でマッシュが戦死。その後の2回目は少々内容が変更され、新たに6人の部下(乗機はドム)を鍛え上げて「Wジェットストリームアタック」という新技を完成させてアムロのガンダムにリベンジを挑んだ。しかし、NTとして覚醒しつつあったアムロには敵わず、やはり全滅してしまった。御大はこの三連星をよほど気に入ったのか、その後のガンダム、はては「聖戦士ダンバイン」にまで似たような人物を登場させている。特にダンバインのは完全にそっくりさんである。以降のガンダム作品の三人組のチーム(ZZのジャムルの3D、UCのトライスター、Destinyのドム・トルーパー隊など)の元祖的な存在が黒い三連星と言えるだろう。 このページ内で加筆、訂正があり、編集方法が判らない方は、下のコメントからどうぞ。編集が出来る方は気付き次第、編集お願いします。ページ内容編集に直接関係の無い内容は雑談用掲示板でお願いします。 アクシズのラカン・ダカランを指揮で1、魅力と反応で2づつ上回る。向こうはデフォルトで指揮範囲持ちという利点があるが。 -- 名無しさん (2014-02-01 23 39 25) シン・マツナガとは指揮・魅力・格闘・反応が同じで射撃で1負けるが耐久では2上。初期階級も同じなのでほとんど同じと言っていい性能である。 -- 名無しさん (2014-02-01 23 43 26) ガイアはランバラル程度。オルテガはドズルより少し弱い程度。マッシュはシンマツナガ程度。オルテガが少し癖あるけど個々の能力はガトー並。 -- 名無しさん (2016-06-22 21 57 34) 正直指揮はノリスより少し下でもいいと思うんだ(指揮13・魅力12) -- 名無しさん (2022-06-22 17 35 46) 耐久も高く戦闘能力はトップエース。アムロなんかに構わず他の2人と引き離して単身赴任でルナツーのゴップを撃墜して佐官にしよう。 -- 名無しさん (2023-02-25 10 08 46) 実際連邦のオールドタイプで三連星を上回る戦闘ステ持つのははヤザンだけだしな。 -- 名無しさん (2023-02-25 11 36 02) バニング… -- 名無しさん (2023-02-25 12 10 39) うん、戦闘ステってのは射撃、格闘、耐久、反応の合計の事ね。バニングさん耐久低いからね・・・ -- 名無しさん (2023-02-25 15 36 28) 耐久が6違うってのは結構大きい -- 名無しさん (2023-02-25 16 54 09) そういえば、基本殺されたキャラって耐久低い傾向があるけど3連星の耐久みんな高いのな。確かマッシュの13で4分の1ダメージカット、バルカンとかでもダメージ減衰がかかりやすくなるんだっけか。 -- 名無しさん (2023-02-25 21 01 06) ↑むしろ戦死したキャラのが耐久高い。ドズルしかりリュウしかり。低いのは基本強化人間勢とかネタ枠くらいじゃない -- 名無しさん (2023-02-26 00 16 48) ジオンではイグルー系が虚弱だねデュバル、ホルバイン、ソンネン、ソンネンとか死に掛けで相手を道連れにしてるから耐久高そうだが。そうしてみると単なる作ってる側の趣味なのかね。 -- 名無しさん (2023-02-26 01 12 15) 恰幅のいい人や潜伏してる残党や08小隊みたいな、良いとは言えない環境で頑張ってるタイプはニキみたいな例外はあれど軒並み高いからある程度の基準はありそう -- 名無しさん (2023-02-26 13 31 38) 正直指揮はもうちょい低くても(12~13)いいと思う。ORIGINでは配下連れてダブルジェットストリームをかましたけどあっさりアムロにいなされたし。 -- 名無しさん (2023-07-18 17 31 31) さすがにアムロのNT能力に前には指揮でどうこう出来るとは思えんし 大戦の中で的確に総大将艦を狙って落とすのだから判断力、統率力はやっぱり高そう -- 名無しさん (2023-07-18 22 09 40) 正統LAWマックスでアムロが加入してくるが、元からNTが揃ってるキシリア軍であんな化け物が入ってきたら三連星の居場所がなくなりそう -- 名無しさん (2023-07-23 10 40 19) ドワッジで勝てるならここはあえて更に強いドライセン渡してみたい -- 名無しさん (2024-03-08 11 05 54) ↑そんなまるでウィンキー時代のスパロボみたいな… -- 名無しさん (2024-03-08 15 09 54) ジオン2部は3人の会話内容が異なる。 -- 名無しさん (2024-03-20 12 54 07) 名前 コメント
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『みにくいれみりゃのこ』 16KB 虐待 制裁 自業自得 差別・格差 妊娠 追放 捕食種 自然界 現代 独自設定 二作目です。虐待自体は薄目です。 ※独自設定ありです苦手な方はご注意を れみりゃの一人称はコロコロ変わりますが、そういうものと思ってください。 作中で言及されるれみりゃとは、基本的に胴付きのことです。胴無しとは別生命とお考えください。 ゆっくりのセリフに読みづらい箇所がありますが、ご容赦ください。 ある森の中に、一匹の胴付きれみりゃが暮らしていました。 そこは人間が訪れることもほとんどなく、危険な野生動物もふらんもいません。 れみりゃもそんな環境で、思う存分ゆっくりと暮らしていました。 「すてきなおぜうさまは~、せかいじゅうからあいされてるんだど~☆」 そんなことを本気で言い切っています。 「でも~、ぷっでぃ~んをだ~れももってこないんだど~!めしつかいのしつけがなってないど~!」 おやおや、世界中が自分の召使いだと思っているようです。 こんな性格から、人間からの好感度は最悪なれみりゃ。そんなれみりゃにある変化が訪れました…。 -みにくいれみりゃのこ- 能天気なれみりゃ、今日も今日とて【かりすまだんす☆(自称)】を踊っています。 「うっうー☆うあ☆うあ!せぷ☆てっ☆ど~!にっぱ~☆」 もたもたぼてぼて、体を振り回しています。本物のダンサーに見せたら怒り心頭でしょう。 「う~、きょうもいちだんとかりすまにみがきがかかったんだどぅー!」 「うあ?なんだかぽんぽんがすこしくるちぃど~?」 お腹の違和感に気づいたようです。食べすぎて肥えたのでしょうか? 「うっ!そういえばむかし、みゃんみゃ~がいってたど!れみぃをうむまえぽんぽんがいたかったって!」 「う~!きっとれみりゃにもあがぢゃんがいるんだど~!」 どうやらにんっしん!したようです。 「う~!うれちぃんだど~!たのしみなんだど~!!」 とても嬉しそうです。れみりゃにも母性があるのでしょうか。 「これでりっぱなれでぃ☆なんだど~!もっとかりすまになって、みんなにじまんできるんだど~!」 ……どうやら赤ちゃんは自分の為に生まれると思っているようです。(他のゆっくりも大差はないけれど…) しかし1人で暮らしてすっきりー!もしていないのに、どうしてにんっしん!したのでしょう。 れみりゃはプライドが高くわがままなため、他のれみりゃとの助け合いなど考えません。 それに普通のゆっくりに比べ数は少ないけれど、力は強いため、群れを作ることもありません。 ゲスのように他のれみりゃを利用するほどおつむの回転も良くありません。 そのうえ大半のゆっくりをご飯と思っているため番もいません。 結果、れみりゃはすっきりー!に頼らない繁殖方法を得ました。 それはいっぱいいっぱいゆっくりすることです。 れみりゃは幸せを感じるほど、自分のカリスマが高まっていくように感じます。 そんなカリスマな自分にはかわいい赤ちゃんができるべきだ、と本能的に思います。 すると、ゆっくりの思い込みパワーにより本当ににんっしん!してしまうのです。 人間・ふらん・一部の希少種に会わない限り好き勝手にできるれみりゃならではの能力です。 そのようにしてにんっしん!したれみりゃはと言えば… 「うー!あがぢゃんがおおきくなったらうごけないんだどー!いまのうちにあまあまをたくさんつかまえるんだど~!」 なんと、ゆっくり界随一のおバカのれみりゃがご飯の貯蔵を思い付きました。 番のいないれみりゃには、ご飯を採ってきてくれる相手はいません。 にんっしんっ!したことで、ぷっでぃ~ん!脳も、少しはまともになったのでしょうか。 「おぜうさまは~、かしこいからぁ~、あまあまを~、あちゅめるんだど~!さすがだど~!」 こんなときも自分をほめることを忘れません。 「こんなときにいないなんて、やくたたずなめしつかいだど!おせっきょうしてやるんだど!」 見たこともない召使いへのお叱りも欠かしません。 「うああ゛ぁぁあ゛あ゛あ゛あぁぁっぁああ!!!でびぢゃだぁぁぁぁ!!!」 「どぼぢでいるのよぉおおおぉおお!!!とかいはじゃないわああああああ!」 「わぎゃらにゃいよぉぉおおおぉ!らんしゃみゃああああああ!!!」 「むっぎゅううぅぅうぅうう!! エレエレエレエレ……」 「まりささまだけはいきのこるんだぜ!ほかにやつらはゆっくりたb おそらをとんでるみたい!」 さっそくご飯集めです。単身群れにカチコミです。 「あまあまは~、れみりゃにたべられるためにあるんだど~!」 「だから~、おとなしくたべられてねぇ~ん!」 目に映るご飯を手当たり次第に捕まえては永遠にゆっくりさせます。 「ちっちゃいあまあまは~、じぶんへのごほうびにたべちゃうんだど~!」 保存のきかない赤ゆっくりはすぐに食べちゃいます。 しばらくたつと、もう動くご飯は見えません。 「う~!れみぃったら、かりもたつじんきゅうなんだど~!み~んなつかまえちゃったど!」 本当は半分以上逃がしているのですが、れみりゃが気付けるはずがありません。 それに本当の達人は、味の鮮度が落ちぬよう生かさず殺さず捕まえます。 「さっそくこーまかんにもってかえるんんだど~」 ご飯を両手に抱え、えっちらおっちら歩いていきます。 重い体にたくさんのご飯。空を飛べるわけがありません。 なんとか住処のほら穴に着いたれみりゃ。ドサドサご飯を地面に落としました。 「う~!もっとたくさんとってくるど!」 と、自慢のこーまかんを離れるれみりゃ。他の群れを探しに行きます。生態系の破壊もなんのその! その後もいくつも群れを荒らして、たくさんのご飯を手に入れました。 「う~。これでしばらくだいじょうぶなんだど~!」 どうやらもう、赤ちゃんが生まれるまでこーまかんに籠って暮らすようです。 あれから一週間後、れみりゃはしゅっさんっ!真っ只中です。 「う゛ぅぅぅぅう~~~!!くるちぃど~!いちゃいどぉ~!!」 さすがのカリスマ(笑)おぜうさまもしゅっさんっ!は苦しいようです。 「ざぐやぁ~~!はやぐなんどがずるんだど~!ぽんぽん…いぢゃいど~!!」 れみりゃはさくやを呼びつけます。絶対来るはずないのにね。 「あがぢゃんはばやぐうばれるんだど~!!おそずぎるど~~!」 とうとうお腹の赤ちゃんにまで文句を言い始めました。そんなことを言っても生まれてきません。 「う゛う゛ぅぅううう~~!うあ゛ぁああぁ~~!う゛っ!!」 長い長い格闘のすえ、ついに赤ちゃんが生まれました。 「みゃんみゃ~、れみりゃだぢょ~!」 「う゛~~!!あがぢゃんれびぃにぞっくりでがわいいど~!」 やっぱり自分にそっくりな赤ちゃんはかわいいみたいです。 「うぁっ!?まだうばれるど!?」 おやおや2匹目がいたようです。 「う゛あ゛っ!!」 今度はすぐに生まれました。 「おきゃ~しゃん!あみゃあみゃほちいぢょ~!」 「う~~…ぷりち~なあがぢゃんふたりもいるど~!!」 2匹目にも大喜び。苦しかったけど笑顔です。 「う゛ぅ!?まだいるのがど!?も゛ういらないど!?」 酷いことを言います。 「うっぎゃあ゛あああぁぁぁあぁぁ!!!」 とっても痛くて叫んでしまいます。 「う~…もういないんだど…ゆっくりするんだど…。」 少し休んで大分落ち着いたれみりゃ。3匹目の赤ちゃんを見ようとします。 「きっとこんどのあがぢゃんもかわいいんだど~!おちびちゃんがた~くさん!かりすまなんだど~!!」 さっきの苦痛もどこへやら、もうすっかり元気です。 「み゛ゃんみ゛ゃぁ~!ゆっくぢじでいっでなど~!」 「うあ゛???」 そこにいたのは自分とは似ても似つかない(と思っている)目と口が異常に離れた赤ちゃんでした…。 「うぅぅうう~~…、ぶちゃいくなおちびちゃんなんだど…」 れみりゃもぶさいくですが、それを遥かに凌ぐぶさいくさです。 「みゃんみゃ~!おなががずいだんだど~!」 声もガラガラ、ぶさいくれみりゃが母親に近づきます。 「ふん゛っ!!」 なんと生まれたて自分の子どもを本気で突き飛ばしました。 「おまえみたいなぶちゃいく!かりすまなおぜうさまのおちびちゃんにふさわしくないど!なれなれしいど!!」 「う゛…うあ…」 自分の子どもを否定してしまいました。 「みゃんみゃ~、どうちたの~?」 「おにゃかしゅいたんだど~! う?しょこのぶちゃいくなのにゃ~に?」 他の子どももよちよちやってきました。 「う~!なんでもないど~!ちょっとれみぃはでかけてくるからおちびちゃんたちはこのあまあまをたべてまってるんだど!」 れみりゃはあのぶさいくな子どもを抱えてこーまかんから出ていきます。 「み゛ゃんみ゛ゃ~!どうぢでおそどにいぐにょ~?でびりゃもあみゃあみゃたべだいど~!」 無視してれみりゃはこーまかんから離れていきます。 こーまかんが見えなくなってきた頃… 「こんなみにくいこはおぜうさまのこどもじゃないど!ぶちゃいくながきはポォ~イ!だど~!」 笑顔で自分の子どもを捨てるれみりゃ。罪悪感はないようです。 「みゃんみゃー!!みゃんみゃーーー… みゃ…ん…みゃ…。」 急いでそこから離れるれみりゃ。変な子が居なくなって清々しい気分です。 「う~!おぢびぢゃんたちおまたせなんだど~!ままがかえってきたんだど~!」 叫ぶれみりゃ。すっかり捨てた子どものことは考えていません。 しかし、声はかえってきません。産まれたばかり赤ちゃんは、さわがしいはずです。 「う~…」 「おぢびちゃん!?どこにいるんだど?こっちにくるんだど!」 聞こえた声にほっと一安心したれみりゃ。おちびちゃんを呼びつけます。 「う~…しね!!」 なんと、怖~い怖~いゆっくりふらんが陰から姿を現しました。した。しかも体がついています。 「どぼじてふらんがいるんだどぉおぉおおおお!?」 さすがのれみりゃも大慌て。この森にはめったにいないふらん、それも胴付きです。 ふと、ふらんの足元に目が行きました。するとそこにあったのは…。 「お、お、おおおおおお、おぢびぢゃん゛んんんん!?どぼじでちんじゃっでるんだどぅ~~~!!!」 2匹の赤ちゃんの無残な姿でした。 頭は半分無く、首から下はズタズタです。 「おぢびぢゃんがじんじゃったど~~…!ごれじゃありっぱなれでぃじゃないど!かりずまになれないど~~~~……。」 かりすま溢れるゆん生計画が台無しになったれみりゃ。その後ろから…。 「やあれみりゃ、ゆっくりしてないね!」 「あ、おにーさん!」 1人の男性が声をかけてきました。どうやらふらんの飼い主のようです。 「う゛ぅぅぅうう~~!めしづがい!おぞずぎるんだど~!おぜうさまのあがぢゃんしんじゃっだんだど~!」 どうやら事態は理解できていないご様子。 「ばやぐあのぶれいもののぶらんをぜいっざい!ずるんだど~!!そのあどおまえもぜいっざい!だど!」 男性に命令するれみりゃ。それに対して男は…。 「ねえ、君はじぶんのおちびちゃんを捨ててたんだよね?」 「うあ゛!?」 どうしてどうしてこっそりいったのに…。男の言葉にれみりゃはうろたえます。 れみりゃもさすがに子捨ては悪いことだと知っていたようです。でもかりすまだからばれないと思っていたのです。 実は彼は出産直前かられみりゃを見ています。 その後れみりゃが子どもを捨てに行ったのを見送り、ふらんと共に待ち伏せしていたのでした。 子捨て自体は彼にとってどうでもよく、単なる虐待の口実に過ぎないのですが…。 「ヒャア!子を捨てるゲスれみりゃは虐待だぁ!!赤ん坊に罪はねぇ!ふらんのおもちゃとして死なせてやったぜ!!感謝しな!!」 「うー!しね!ゆっくりしね!げすはしね!」 本性を現した虐待お兄さんとふらんが声を上げます。 「うあぁ・・・!ざぐやぁあああああああ!!!おだぢゅげぢでぇぇえぇえええぇぇええ!」 その後れみりゃは1か月間死ぬより苦しい虐待を受け続け、自分を醜い豚以下の存在と思い込み、絶望の末に死んでいったとさ。 めでたしめでたし 一方、幸運(?)にも捨てられたぶさいくれみりゃ。 「う~みゃんみゃ…」 慣れない足つきでよたよた森を歩いています。 ですがおうちにたどり着けはしません。 産まれてから何も食べておらず、もう体力の限界です。 大人のゆっくりに殺されるかもしれません。 「すーや…すーや…」 「うあ?」 どこかから寝息のようなものが聞こえます。 音の出どころを探してみると… 「う~!あみゃあみゃだ!」 木の穴で、数匹の赤ゆっくり達が寝ていました。どうやらお留守番中のようです。 「う~!おいちいど~!」 パクパク!と口に入れていきます。 「う~!みゃんぷくだど~!」 もうすっかり元気です。母親のことなんて忘れてしまいました。すると…。 「どぼじでれみりゃがいるんだぜ~~~!!」 「おぢびぢゃんんんん!!べんじじでぇええぇええ!」 赤ゆっくりの両親でしょう、大人のまりさとれいむが帰ってきました。 「うーー!おおきなあみゃあみゃ!」 「ゆぎゅぶりゅぐぅ…!!」 まりさはもっとゆっくりしたかったという間もなく、潰されてしまいました。 お腹いっぱい元気いっぱいのれみりゃ。もうおとなのゆっくりも怖くありません。 「ばりざああああああああああ!!!!」 れいむはもうなにがなんだかわかりません。 「う~…このあみゃあみゃはさっきのほどおいちくないんだど…」 手に付いた餡子を舐めながら言うれみりゃ。 「こっちのおおきなあみゃあみゃもいりゃにゃいからちゅぶしちゃうど~~~!」 「ゆびゃぎゅえぐでぶふぅ……!!!」 れいむも潰したれみりゃ。 「ふんじゃうんだど~!」 死んだ二匹の死体を踏みつけるれみりゃ。満腹だからもったいないとは思いません。 一瞬で苦しむことなく死ねたこの一家は幸せだったのかもしれません。 しばらくたって… 「ぎゃおーーー☆たーべちゃうぞーー!」 「「「「れみりゃだあああああああああ!!! おもにかおがきもいいいいいいいいい!!」」」」 「う~~☆しつれいなあまあまなんだど~!」 すっかり大きくなったれみりゃは、その醜い顔から森のゆっくり達に最も恐れられる存在になっていました。 あまりの醜さにふらんが逃げ去ったということもありました。 その結果れみりゃは自分がこの世で一番偉いと思い込むようになりました。 群れを作らないから、その醜さにも気づかず、自分はとってもびゅぅ~てふる!と思っています。 今では母親以上に無駄なプライドを持っています。 「う~~…。こんなところおぜうさまにはふさわしくないんだど…!」 ある朝、れみりゃは自分の住む森に不満を感じていました。 「かりすまなおぜうさまは、このしっこくのつばさでもっとおおきなせかいにはばたくんだど!!」 森を出ようというのです。 「どこかにれみりゃのためのほんとうのかりすまこーまかんがあるんだど…」 「そしてさくやとたくさんのめしつかいにぷっでぃ~んをもってこさせるんだど!!!」 れみりゃはとっても野心家です。 さあ、思い立ったが吉日。早速森を出ることにしました。 「うー☆うー☆うあ☆うあ☆」 森から出て道を歩くれみりゃ初めて見る森の外の世界にとってもご機嫌です。 すると、道のそばにお家のようなものが見えてきました。 「うーー!れみりゃのこーまかんにちがいないんだど!いそぐど!!」 れみりゃはワクワクして走り出します。 「うあ?」 するとどうでしょう。自分の為のこーまかんなのに、嫌なものがあるではないですか。 「う゛ぅぅーーーー!どうしておやしゃいがあるんだど!!」 そう、れみりゃはお野菜が大嫌いなのです。 「うー!まじゅいおやしゃいはポーイッ☆くしゃいおやしゃいはポーイっ☆だど~!!」 こーまかんの主として、邪魔なものは排除しなくてはなりません。 「いやなおやしゃいは~、こうっ!こうだどっ!!」 自慢のあんよでぐちゃぐちゃに踏み潰します。 すると…。 「おいっ!!そこの糞豚まん!!うちの売りもんに何してやがる!!!」 「うぎゅぶぅっ…!!!」 怒った男性がれみりゃを殴りつけます。 そう、ここはこーまかんではなく野菜の無人販売所なのでした。 れみりゃにとっては見たこともない立派な屋根が付いていたため勘違いしたのです。 ゆっくりに売り物の野菜を地面に叩きつけられ踏み潰され、まともなものはほとんど残っていない。 しかも食べるためですらない。男はたまったものではありません。 さらに不運なのは、まだ早朝だから野菜はまだ売れていなかったことです。被害は大きいです。 「おぜうざまになにずるんだど~~~!!ざぐやあ~~~!こいづをごろずんだど~~~!!!」 「うるっせぇ!俺が丹精込めて作った野菜を!!収入源を!!台無しにしやがって!!!」 近所ではかなり評判の彼の野菜。無人販売もなかなかの利益になるのです。 「(どぼじでおぜうさまがこんなめに!?こーまがんをおそうじしてただけなのに!!)」 理不尽を感じるれみりゃ。しかし本当に理不尽なのは意味なく野菜を潰された男性のほうです 男は怒りに任せてれみりゃの全身をサンドバッグにします。 「ゆぶっ!ぶふぅ!うげっ!おえっ!」 痛くて怖くて何が何だかわからないれみりゃ。 「うっぴぃぃぃいい!ざぐやぁああ!ごわいひどがいるぅぅううぅうう!」 とうとうさくやを呼ぼうとするれみりゃ。すると、れみりゃを殴る手が止まりました。 「う?さく…や…?」 ついにれみりゃの叫びがとどいたのか、そこには完全で瀟洒なこーまかんのメイド長さくやが……… いるわけがありません。 「う?うあ?おぜうさまのかりしゅまにきづいたの…?」 恐る恐る尋ねるれみりゃに男は…。 「このれみりゃ、なんか一段と不細工じゃないか?」 「う゛ぅっ…!!!?」 男は少し冷静になって気づきました。 ただでさえ不細工なれみりゃですがこのれみりゃはその比ではありません。 男は自分の記憶を掘り起こします。 「うー!おぜうさまはとってもびゅぅ~てふる!なんだど!ぶちゃいくじゃないど!」 たしか目口がが異常にはなれたこの不細工れみりゃは… 「そうだっ!こいつはぶさりゃだ!!!」 ぶさりゃとは… それは数年前発見されたばかりのれみりゃの亜種のことです。 なぜか胴付き以外には存在せず、ただでさえ不細工な胴付きれみりゃを遥かに超える醜さで一時話題になったのです。 けれど、ぶさりゃは醜いだけで有名になったのではありません。 味がこの上なく美味だったのです。 様々なグルメ評論家からの絶賛を受け、究極至高の肉まんの太鼓判を押されたぶさりゃ。 当然加工所は量産を試みましたが失敗。低い確率で産まれるのを待つしかないのです。 よってその値段は高騰し、一匹につき数百万は下らない最高級食材ゆっくりとなったのです。 そんなぶさりゃを目の前にした男は… 「すげぇ!超貴重食材じゃないか!こいつを売れば野菜の損益なんて大したことないぞ!!」 「う?ぶたないの?」 何が何だかわからないれみりゃですが、れみりゃを賞賛してるようです。 「う~!はんせいしたんならぷっでぃ~んをもっでくるんだど!たぁ~くさんだど!いそぐんだど!」 調子に乗ったれみりゃはここぞとばかりに命令をします。 「おぜうさまをなぐったつみはおもいど!さくやにし~から~れちゃ~うぞ~?そのあとはいっしょうどれいt 「早速加工所を呼ばなくちゃ!!」 「うあ!?」 加工所…それはゆっくりたちにとって一斉駆除と並ぶ恐怖の代名詞です。 どうやらそれはおぜうさま(笑)たるれみりゃでも例外はないみたいで…。 「うあ゛あああああああああ!かごうじょはいやなんだどぉぉおおお!!」 「ほらほら暴れんな!大事な大事な高級食材なんだからさ!」 男は満面の笑みを浮かべていました…。 その後、れみりゃは加工所で、苦痛と悲しみに満ちた最期を迎えましたとさ。 実の親からさえ見捨てられたみにくいみにくいれみりゃの正体は、美味しい美味しい高級食材だったのです。 れみりゃはその黒い翼とともに、大きな大きな市場(せかい)に羽ばたけたのでした。 ―完― あとがきなんだど!! どうも、二作目です。 一作目を書き終えた後、他の童話をモチーフにして考えたら、これが一番しっくりきたので書き始めた次第です。 でもやっぱり胴付きれみりゃの虐待はいいですね!他の胴付きはダメなのになぜだろう…。 きっとあのにやにやした顔にボテボテした体のバランスが絶妙だからですね! 中身が善良ならこの上なくかわいいんだけどな… ~過去の作品~ anko3815 はだかのれみりゃ
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ブリ鯖独自仕様 死亡時 死亡し、復活したとき通常は全回復して復活しますが、 ブリ鯖ではハート0.5、満腹度5の状態で復活します。 ただし、PVP専用ワールドで復活する場合は通常通り全回復します。 また、PVPワールドかどうかに関わらず、復活してから 5秒間はダメージを受けません。 剣によるガード 剣でガードしている場合、正面からの矢や雪玉などを 無効化することができます。 ツタの成長 ツタはジャングルバイオーム以外では成長しません。 伸ばす場合は自分で伸ばしていく必要があります。 伸ばすときには、1つ目のブロックに張り付いたツタを 右クリックすることで、手に持ったツタを消費して 最大100ブロック分伸ばすことができます。 皮の帽子によるチーム 同じ色の皮の帽子を装備しているプレイヤー同士は 攻撃が無効化されます。 経験値とドロップ モンスターを直接攻撃によって倒すと通常の10倍の経験値が手に入ります。 間接的に倒す(弓矢など)と5倍の経験値が手に入ります。 ただし、スポーンブロックから出現したモンスターは、 経験値、アイテムを落としません。 羊毛ブロックについて はさみを使って羊毛ブロックを破壊すると通常のマイクラでも早く壊せますが、 ブリ鯖ではワンタッチで破壊できます。 エンチャントについて エンチャ台を使用するとき、一番下の選択肢に、 周りの本棚とプレイヤーのレベルから、 利用できる最大のエンチャントが常に選択できます。 (何度も置きなおす必要がありません・・・!) なお、レベル計算は旧仕様のため、最大50レベルのエンチャントが可能です。 TNTについて 特定の道具を持ってTNTを右クリックすると、着火済みのTNTを弾き飛ばすことができます。 弾き飛ばした際、起爆までの時間もリセットされます。 道具によって、弾いたときの飛び方が変わります。 高さ 木のシャベル>木のクワ>木のツルハシ>木の斧 飛距離 木の斧>木のツルハシ>木のクワ>木のシャベル エンチャントのブック化 エンチャントがついたアイテムからエンチャント効果を本に移すことができます。 本にしたいアイテムのほか、本1冊、ラピスラズリ6個をインベントリに入れておき、 本にしたいアイテムを手にもって、エメラルドブロックを右クリック。 10%の確率でエンチャント本になります。 石の剣に幸運5がついてもなぁ・・・ エメラルドブロックと本とラピスラズリを用意して 右クリック!失敗・・・(アイテム、本、ラピスラズリは無くなります) 右クリック!成功の場合(6回は試せる準備したのになぁ・・・) 引き継がれるエンチャントはそれぞれ10%の確率です。