約 632,478 件
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/4372.html
『猫ちぇん』 15KB 愛で ギャグ 小ネタ 変態 飼いゆ 現代 独自設定 ちぇん・みょんにも出番を! このSSは基本愛でSSです 作者は猫を飼ったこと無いので猫描写が適当である為、ねーよと言う所があるかもしれませんがご容赦のほどを 作者に都合のよい独自設定があります これを書いたのはHENTAIあきです!HENTAIが苦手な人は注意してね! それでもいいというひとはゆっくりよんでいってね!!! 今俺は恐ろしい獣に襲われかけている。 そいつは俺の体に圧し掛かり首筋に鋭い歯を突き立てており、俺は必死にそいつを振り払おうとあがく。 暴れる俺が不快なのか、そいつは低い唸り声をあげて先ほどよりも強く俺にしがみついてきた。 「だ!か!ら!いい加減俺にHENTAIの気は無いってことを覚えろ!」 大声を出しつつ俺はようやくそいつを振りほどくことが出来た。 振りほどかれたそいつは器用に空中で体勢を整え床に四つん這いで着地する。 「にゃーにゃー。」 「そんな顔で見られても駄目なもんは駄目なんだよ!」 落ち込んだような声で一鳴きして俺を見つめてくるのは何も身に付けていない胴付きのちぇんだ。 怒鳴りつけたせいかちぇんの耳と尻尾は垂れているがここで甘やかすとまた襲ってこられる。 そもそも胴付きのゆっくりであれば服を着るはずなのだが、こいつはある理由で服を着ていない。 諦めたのか、ちぇんは四つん這いである場所へと這っていく。 「にゃあー。」 「ニャオー。」 悲しそうに鳴くちぇんの顔を、俺の飼い猫であるクロのやつが慰める様に舐めてやっている。 そもそもこいつがすべての元凶なのだが、当の本人は知らん顔でちぇんを慰め続けているが。 一通りちぇんを慰めたクロは俺の元にやってくると、批判するような目で俺を見てきた。 「何だよ、俺が悪いのかよ?」 その通りだと言わんばかりに俺をジッと見つめてくる 俺は悪くないはずなのだが、残念ながらこうなると俺が折れなければならない。 さもないと今夜俺の枕元には、クロが取ってくる戦利品が置かれることになるだろう。 これで機嫌を直せということなんだろうが、こっちとしては最悪な目覚めにしかならないから困る。 「分かったよ、もう怒ってない。だからそんなに落ち込むな。」 「にゃおー!!!」 途端に俺の元へと走ってくるちぇんに危うく押し倒されそうになる。 満足したのかクロのやつはいつもの日課である散歩に出かける為、専用の入口から出て行った。 俺の顔を舐めてくるちぇんを引き離しながら、こいつがやってきた時のことを思いだす。 元々俺はゆっくりにあまり良い印象を持っていない。 あいつらは汚いし口は悪いし、無視してもわざわざこっちにからんできて最悪だ。 ペットにする人間もいるようだが、俺にはまったくゆっくりの可愛さが理解できない。 飼い猫のクロもいる為その時の俺にゆっくりを飼う気持ちなど微塵もなかった。 そんなある日、日課となっている外の散歩から帰ってきたクロは口に何かをくわえて帰って来た。 「何だ?人形でも持ってきたのか?」 「シャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」 確認しようと近づいたら牙を向いて威嚇され、慌てて後ずさる。 口元から人形が床に落ちると、驚くことに人形がぴくりと動いたのだ。 「・・・きゃ・・・な・・・。」 消え入りそうな声を出す人形に驚く俺を尻目に、クロのやつは必死にその人形を舐め始める。 何処で拾ってきたのか、どうやら胴付きのゆっくりを拾って来たようだ。 まだ小さなことから子供っぽいが、とりあえず俺は冷蔵庫に何か甘い物でもないか探す始めた。 あんまりゆっくりには詳しくないが、確かこいつらは甘いもので元気になるんだよな。 「何かねーかな?胴付きってすげー高く売れるみたいだしどうにか元気になってもらわないと。」 以前ゆっくりショップで見た時の値段が思い出されてくる。 突然やってきた臨時収入を逃さないためにも冷蔵庫を漁るが、悲しいことに酒とつまみぐらいしか無い。 どうして俺は甘い物を買ってないんだよ畜生! 「しょうがねえ、これで良いか。」 ムカつく顔のゆっくりと『あっめ!こりぇめっちぇあめ!マックシュコーヒーゲスまりさ味』と書かれた缶を手に取る。 酔った勢いで買ったは良いが、とんでもない甘さに一口飲んでずっと冷蔵庫に置きっぱなしのコーヒーを持って居間に戻った。 居間では必死にクロのやつがゆっくりを舐めていたが、元々弱っていたせいか今はピクリとも動かない。 コーヒーを舐めない様に一旦クロのやつをゆっくりから引き剥がすか。 「ウゥー、ニャー!」 「いて!ちょっとの間大人しくしてろ!」 暴れるクロをケージに入れて、とりあえずコーヒーをゆっくりにかけてみた。 元気になったのか体がびくびくと反応している。 「にぎゃ・・・あま・・・。」 先ほどよりもしっかりと喋れるようになったようだし、とりあえず大丈夫だろう。 クロが舐めてもいいようにタオルで拭いて、クロをケージから出してやると一目散にゆっくりの元へ走っていく。 口にゆっくりを加えると、クロのやつは何故か部屋から出て行ってしまう。 少々傷ついたが、それよりも俺はさっきのゆっくりがどれ程になるのかが気になってさっそくパソコンで調べることにする。 「えーと、ゆっくりの値段はっと・・・。」 Yuhooで検索してみるとどんどんとゆっくりの値段が出てくる。 生き餌用赤ゆ10匹100円、虐待用成体ゆっくり500円、PSD胴付きゆうかにゃん○○万円って高! 普通のやつが安いのに胴付きになると本当に高くなるもんなんだな。 「お?これかなさっきのゆっくりは。なるほど、猫みたいなゆっくりでちぇんって言うのか。」 まあ名前なんて関係ないがそれよりもお値段はいくらだ? 「こんなに高いのか!?こりゃクロのやつにご馳走してやらないとな。」 画面に浮かぶ0の多さについ顔がにやけてしまい、褒めてやるためにもクロを呼ばないと。 しかしいくら読んでもクロはやってこず、慌てて家の中を探したが何所にも姿が見えない。 結局、この日クロのやつは家に帰ってこなかった。 ちぇんを拾ってきたあの日からクロを探したがまったく見つからなかった。 クロの行きそうな場所や近所の人にも聞き回ったがまったく行方は分からないでいた。 今日も歩きまわって探してみたが、見つからずに重い足取りで家へと帰る途中だ。 「そこのくそじじい!まりささまにあまあまをよこすんだぜ!」 薄汚れて見るからに野良だと思われるゆっくりがふざけたことを言って出てきた。 何でこいつらはわざわざそんなことを言うのか、自殺願望でもあるのか。 無視して通り過ぎようとするが、俺の足に何かがぶつかってきた。 「むしするんじゃないんだぜ!いまのはてかげんしてやったけど、つぎはほんきでいくんだぜ!」 むかつく顔でそんなこと言うのはやっぱり死にたいんだな。 お望みどうりにしてやろうと振り返り潰そうとするが、ゆっくりがいなくなっていた。 「ゆぎぎ!いたいんだぜ!まりささまのからだにふれるならもっとていねいにするんだぜ!」 塀のあたりからさっきのむかつくゆっくりの声が聞こえてそちらを向くと、自分の目を疑う光景があった。 全裸の少女がゆっくりを口を銜えて塀の上に座っていた、おまけに猫耳と尻尾をつけてだ。 混乱している俺のことなど目に入っていないのか、少女の方はそのままゆっくりを口に銜えたまま塀の上を走って行った。 「っておい!?あれまさかあのちぇんか!?」 ようやく混乱から立ち直った俺は慌ててちぇんだと思われる少女の後を追いかける。 もしかしたらクロのやつがいるかもしれないとちぇんを追うが、これ傍から見たらどうみても変態だな。 そんなことを考えながら追い続けると、クロのやつもよく来る猫の溜まり場の空地へと到着した。 「にゃお~ご~。」 何だか気の抜けるような泣き声でちぇんが一鳴きすると、途端にわらわらと猫たちが集まってきた。 中には飼い猫らしいのもいるが、猫達はみなちぇんが銜えているゆっくりに視線を向けている。 「ゆひぃ!ねこさんはこっちこないでね!まりさはおいしくないよ!」 先ほどとは違って随分と弱気になっているゆっくりは、ちぇんに銜えられながら尻(?)をぶんぶんと振っている。 「ンニャア!」 「ゆんやああああああああああああああああ!まりさのたくましいあんよがああああああああああああああ!」 目の前で揺れるゆっくりの尻に我慢できなくなったのか猫パンチをおみまいされている。 爪で引っ掻かれて痛いのか、ゆっくりのやつ涙と小便まみれだ。 「いだいいいいいい!どぼぢでこんなことするのおおおおおおおおおおおお!」 うん、お前がその汚い尻を振り回すからだと思うぞ。 それに猫にそんなこと言ったところで意味はないだろうけどな。 「うにゃん。」 「ゆげ!もうやぢゃ・・・、おちょうしょんたちゅけちぇ・・・。」 ようやくちぇんが口からゆっくりを放すと、ゆっくりのやつ這いつくばって逃げようとする。 引っ掻かれたせいで餡子が地面に漏れているが、それでも少しづつ移動している。 それにしてもきもい、子供じみた口調でずりずり動く姿が特にきもい。 「まりちゃはあいぢょるなんだよ、みんにゃからあいしゃれりゅあいゆぴぃ!」 あ・・・、猫達が群がってゆっくりを食ってる。 何というかゾンビ映画みたいにガツガツとゆっくりにかじりついてる。 「やめちぇぇぇぇぇぇぇぇ!まりちゃはごはんしゃんじゃにゃいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」 食われながらゆっくりが叫んでるがお構いなしに猫達はゆっくりを食い続けている。 あっという間にゆっくりの姿は無くなり、被っていた帽子だけが残された。 食事を終えた猫達もいなくなり、空地には俺とちぇんだけになった。 「・・・なあ、お前クロのやつ知らないか?。」 「にゃおん?」 言葉が通じるか分からないがちぇんに質問するが、知らんと言わんばかりに手で顔を洗っている。 よく見たらこいつ手まで猫みたいに肉級までありやがる、猫好きとしてはすごく触りたい。 だが俺の愛猫はクロだけなんだ。 「お前あれだよな、クロに銜えられて家にきたちぇんなんじゃないか?頼むからクロの居所を教えてくれよ。」 頼み込むがやはりちぇんは俺のことなど無視して毛づくろいをしている。 根気強くちぇんに話しかけていたところ、後ろから聞きなれた鳴き声が聞こえてきた。 振り向くとそこにはクロが小さなゆっくりを銜えていた。 「クロ!?お前一体何してたんだよ!」 急いで駆け寄ろうとするが、クロのやつは俺の横を素通りした。 振り向くと、クロのやつはゆっくりを地面に置き、ちぇんのやつが小さなゆっくりを食っていた。 「にゃごー。」 「ニャオー。」 「やめちぇね!きゃわいいれいみゅをたべにゃいでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」 ちぇんの口元に付いた餡子をクロのやつが綺麗に舐め取っている。 心配してたがとりあえず元気そうで何よりだ。 「ほら、早く家に帰るぞ。」 クロを抱えようとした瞬間、ちぇんのやつが俺に飛びかかってきた。 ゆっくりとは思えないスピードで、避けられずちぇんに馬乗りのような格好で押し倒されてしまう。 「いきなり何しやがる!この野郎!?」 力ずくで払いのけるが、ちぇんはまたしても俺に飛びかかってきた。 こんどは何とか避けることが出来たが、毛を逆立ててこちらを睨みつけて威嚇してくる。 負けじと睨み返し、緊迫した雰囲気の最中にクロのやつがのそのそと割って入ってきた。 途端にちぇんはまさに猫を被ったかのように威嚇を止めて大人しくなった。 「おいクロ、お前まさかいなくなってた間ちぇんを育てたのか・・・。」 肯定するようにクロは尻尾を振って俺を見つめてくる。 これじゃ売れに売れないだろうが畜生・・・。 「もういいや、疲れたからとりあえず帰ろう。」 肩を落として家へと向かう俺の後をクロとちぇんが着いてくる。 帰宅する途中、警察から職質を受ける羽目になった。 どうやら少女を全裸で連れまわしている変態がいると通報されたようだ、死にたい・・・。 新しく家族が出来たのだが、どうやらうちのちぇんは普通とは違うらしい。 ゆっくり自体にも詳しくないうえ、胴付きのことなどまったく知らない俺にとってこんなものかと思っていた。 一度健康診断も兼ねてゆっくりショップに連れて行った時、店員さんが首をかしげていた。 「すいません・・・、正直こんなちぇんは初めて見る物なので何と言えば良いか。 ぶっちゃけゆっくりなのにこんな猫みたいに毛が生えて肉級があるなんて、一体何したんですか?」 こっちは特に何かしたというわけじゃないんだけどな。 「弱ってたんで甘いコーヒーかけた後、家で飼ってる猫が連れて行ったんで俺は何もしてませんよ。」 「あー、じゃあ多分原因はそれですかね。」 なにそれ怖い。 「あくまでも例えですけど、コーヒーをかけられた時にこのちぇんの頭の中はリセットされたんですよ。 それでゆっくりの常識や記憶も無くなって猫に育てられて自分を猫だと思いこんだんじゃないかと。」 「さすがにそれは無いんじゃないですか?」 「いや、ゆっくりですから百パーセント無いって言いきれないんですよ。」 だからってこんなに変化するものなのかよ。 店員さんに普通の胴付きのちぇんの写真を見させてもらったが、家のちぇんとはまったく姿が違っていた。 服の代わりに体は体毛で覆われて、四足歩行しやすいようにか両手は肉級になってるし本当に猫そっくりだ。 例えるなら猫耳っ娘とけものっ娘ぐらいにちがうね。 「一応飼いゆっくりなのでバッジを着けとかないといけないのですが、少し問題がありまして。」 「何です?」 店員さんが言うには本来飼いゆっくりにはバッジをつけることで保護されるようになっているらしい。 バッジには複数あり、試験に合格することでその保護も手厚くなっていくのだがその試験に合格出来るかが問題らしい。 「胴付きなら結構簡単に銀バッジぐらいは合格出来るんですけど、あれじゃちょっと・・・。」 店員さんが視線を向けた先には、赤ゆを肉級で転がして遊んでいるちぇんの姿だ。 不安だったのか落ち着きが無かったので生き餌用のゆっくりを与えたら、食べずに遊んでいる。 「うにゃー。」 「めがまわりゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!」 「もうやぢゃぁぁぁぁぁぁぁ!まりちゃもうこーりょこーりょしちゃくないいいいいいいいいいいいい!」 目をキラキラさせながら遊んでいるちぇんは楽しそうだが、遊ばれているゆっくりの方はまさに地獄だろうな。 猫なら偶にあんな風に遊ぶから別に問題ない気もするけど何がいけないんだろう。 「うにゃにゃにゃにゃにゃ!」 「ぷぎゅ!やめちぇ、ぶ!どぼぢで、ゆぎゃ!ぽんぽんしゅ、ぎゅ!」 転がすのに飽きたのか今度は赤ゆを叩きはじめた。 肉級だからそんなに痛くないかもしれないが、叩かれる方は堪ったものではないだろう。 よく見たら一匹は餡子を吐いて動かなくなってた。 「思考が猫だから、ゆっくりのバッジ試験に合格するかどうか怪しいところです。」 「そんなに難しい物なんですか?」 「銅バッジなら書類を書いてもらえればすぐお渡しできますが、やっぱり胴付きだともしもの場合に銅だと危ないですから。」 別に銅でも良いや、何かあったらその時はその時に考えよう。 書類に必要事項を書き込んで店員さんに渡すと、すぐに銅バッジとやらが手渡される。 「それで、これは何処に付けたら良いんです?」 「飼いゆだと分かるように目立つ所です、普通ならお飾りと呼ばれる帽子や髪飾りに付けますよ。」 そう言われてちぇんを見てみるが、それらしき物は無い。 こいつ服どころかパンツも履いてないから困る、何か着せようとすると暴れるしすぐに脱ごうとする。 唯一抵抗なく身に付けているのは、昔クロのやつに付けていた首輪だけだ。 「ちぇん、ちょっとこっちにきてくれ。」 「うにゃん!」 呼びかけると嬉しそうにちぇんがゆっくりを銜えて駆けてきた。 俺の足に首を擦りつけ、銜えていたゆっくりを俺の足元に置いて尻尾を振ってこっちを見つめている。 「あー、えらいなちぇん。」 「うにゃぁ・・・。」 多分この獲物をやると言っているのだろう。 喉元を撫でて褒めてやると、ちぇんを気持ち良さそうにごろごろと喉を鳴らす。 くつろいでいるちぇんの首輪にバッジを付けて、これで要件は済んだな。 「んじゃ帰るからまた服を着ような。」 「んにゃああああああああ!」 さすがにこのままで外に出すわけには行かないので、来た時のように服を着させようとするがちぇんは嫌がって暴れ出す。 暴れるちぇんに手こずりながらも、なんとかちぇんに服を着させることに成功出来た。 「よしよし、じゃあ帰るとするか。」 店員に礼を言って、ちぇんを抱えて店を出る。 いくら服を着させても四つん這いで外を歩かせるわけには行かないからな。 俺の顔を舐めてくるちぇんを見て視線が突き刺さってくるので足早に俺は家へと急ぐ。 困った同居人が増えたもんだよ。 おまけ 猫のあれはやばい 「やっぱりいつ見てもちぇんは可愛いな!!!」 「うにゃあああああああああああああああああああああああ!!!」 「おい止めろ馬鹿、どう見てもちぇんが嫌がってるじゃねーか。」 「そんな訳ないだろ?俺の愛でテクニックならどんな嫌がる猫でもビンに入れられるほどだぜ?」 「そう言いながらちぇんの体を弄るのは止めろ、そのせいかやけにちぇんのやつ発情して大変なんだぞ。」 「良いじゃねーか、こんな可愛いちぇんに襲われるなら俺なら喜んで受け入れるぞ。」 「ほう?じゃあちぇんが発情して俺を襲った時のこと話してやろうか。」 そう言って飼い主はやってきた友人に発情したちぇんが飼い主にやってきたことを話し出した。 本を読んでてつい眠っていた所、突然尻に痛みを感じて目を覚ますとちぇんが棘のついたぺにぺにを生やして襲ってきた時のことを。 仰向けに寝ていれば大丈夫だろうと思っていたら、ざらついた舌で敏感な息子を舐められ痛みで飛び起きたこと。 尻尾をあにゃるに入れて無理やりすっきりーしようとしてきたこと。 最後まで聞いた友人は飼い主を同情したように肩をたたいた。。 後書き たまにはケモナーもいいよね!!! 最近ちぇん・みょんの出番が減って希少種扱いされて可哀そうだったのでちぇんを書いてみました。 みょんには隠語+胴付きになれば性的になれるのに対して、ちぇんにはいまいちそういった要素が無い。 こうなったら持ち味を生かすしか無いと思い猫よりなちぇんをイメージして書いてみました。 しかしアイディアはあるけど時間が無いです、正直時間がもっとほしいです。 猫関連の情報を集めたとき、猫のすっきりは基本れいぽぉと言う事実を知り驚愕したHENTAIあきでした。 最近書いたもの anko4283 大きいことは良いことだ 感想等がありましたら下のスレにぜひお願いします http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/13854/1274853561/l50 P・S ぷにあきさん復活ッ!ぷにあきさん復活ッ!今夜のおかずはれいむちゃんで!
https://w.atwiki.jp/beginners_kingdom/pages/75.html
独自兵器開発:エアバイクピケ ↑クリックで拡大表示 作:SOUさん L:エアバイクピケ={ t:名称=エアバイクピケ(騎跨装備) t:評価=なし t:特殊={ *エアバイクピケの騎跨装備カテゴリ = バイクとして扱う。 *ピケはウォードレスを含む歩兵、偵察兵が使うことができる装備である。 *ピケを装備する歩兵・偵察兵のARに+3する。 *ピケを装備する歩兵・偵察兵の中距離移動で消費するARは1である。 *エアバイクピケの人機数=0.5人機として扱う。 } →次のアイドレス:・変形型エアバイクI=D(乗り物)・サイドカーの開発(乗り物)・対戦車ライフル付きエアバイク(乗り物) } 設定文章 【独自兵器開発記念ゲーム】 Aの魔法陣によるビギナレース大会 (前編):http //74405495.at.webry.info/200705/article_1.html (後編):http //74405495.at.webry.info/200705/article_2.html ○BIGINA-B01 ピケ わんわん帝國ビギナーズ王国で開発が進められた歩兵用兵器。 偵察能力に劣る帝國のI=Dを補助する目的で開発されているため、各種センサーと情報処理機能が内蔵されている。反面、兵装は皆無となっている。また、静粛性の確保に技術が投下されている。 ジャイロを回転させることによる重力制御による浮遊機構と、ロケット噴出による推進機構をもつ。通常の2輪バイクではなく、エアバイクが開発された最大の理由はその高い走破性である。開発が行われたビギナーズ王国では一年の多くが雪に覆われるため、雪上においても迅速に歩兵を運用する必要があった。ロケット噴出機構は急発進・急制動を可能とするために採用された。ロケット噴射に伴う騒音は、逆波長の振動を発生するノイズキャンセラーが組み込まれ、静粛性が確保されている。 操縦は体重移動とフットペダルによる。前部風防裏にグリップが用意されているものの、両手を自由にした操縦を前提にした設計になっている。自由となった両手により戦闘あるいは前部風防裏にあるコンソールの情報処理を行う。 各種センサは高速で移動する際の障害物探知にも利用されるが、その主たる目的は敵陣に潜入した際の偵察、情報収集用である。敵部隊の発見のみならず、周囲の地形の解析、敵武装の分析が行われる。部隊の先駆けとして戦場を疾走し、情報を収集、火力部隊の運用を促すことこそがエアバイクの本領であるといえる。 所属 わんわん帝國 全長 2.4m 全高 1.1m 乾燥重量 300kg 使用用途 陸戦/偵察 機動性 最高 センサー 優秀 装甲 最低 搭乗者 1名 固定武装 なし 推力 静止500kg ステーション なし 装備可能武装 なし 機能:空中・水上移動、シーカー装備、サーマルセンサー・レーダー・ソナー等の各種センサーとその情報を処理する高性能コンピュータ、姿勢制御コンピュータ、各種状況をパイロットに伝えるコンタクト型網膜投影式モニター 独自兵器開発史 ■始まりはハリセンから ボケーズとツッコミーズ ビギナーズ王国、十数名のフィクションノートを抱えるこの国では、建国以来、体がギャグで出来ているボケーズと常識人集団ツッコミーズがいつ終わるともしれない抗争を繰り返してた。 ボケーズ筆頭はビギナーズ王国が誇る摂政SOU。今は亡き執政刻生。そして両刀使いといいつつボケーズに走った、ウィルことWyrd=紘也。後に星青玉、ピストンを加えて陣容を厚くすることとなる。 一方のツッコミーズ筆頭は執政SW-Mである。ツッコミーズはS×H、tacty、ニーズホッグ、amurといった人数の面ではボケーズを圧倒する勢力を築いていた。しかし、積極的にボケーズに対して統制を加えるのは執政SW-Mのみであり、実働戦力としてはボケーズに遅れをとってしまっていた。 ちなみに、ツッコミーズの中でyuzuki、西條による天然コンビが独自勢力を築きつつあるが、それはまた別の話である。 斬艦ハリセン登場 「スパーンッ!!!」 一閃。振り上げられたハリセンの軌跡。星になったSOU。 トモエリバーの試験飛行を無事に終え、帰ってきた宴席の最中にも、ボケーズとツッコミーズは互いにしのぎを削っていた。 隙あらばボケを噛まそうとするボケーズと、常在戦場といわんばかりに鋭く反応するツッコミーズ。 その夜。両者の対立の均衡を崩す者が現れた。ウィルである。 ツッコミとして名を馳せていたウィルは突如パンダの着ぐるみで現れたのだった。 この奇行にボケーズとツッコミーズのバランスは崩壊。全フィクションノートがツッコミを開始した。 これに対しウィルは華麗にツッコミをスルーし、遂にSW-Mのハリセンまでも無効化してしまった。 そのウィルを叩き切ったのがSW-Mが持ち出した斬艦ハリセンであった。 材質はトモエリバーの装甲板を流用し、一枚一枚研ぎ澄まされた扇子状部位。紙と呼ばれたその装甲も、軽量が故の使い回し。その末端には高周波振動装置が内蔵されており、あらゆる物を叩き切る。 斬艦ハリセンを振りかぶったSW-Mの表情は、もはや常識人のそれとはかけ離れていた。 藩王会議の開催通知により事なきを得た宴席であったが、出席者の心胆は震え上がっており、斬艦ハリセンの名は王国全土に轟いたのだった。 独自兵器開発開始 81207002。になし藩国への根源種族侵攻ならびに撃退作戦から帰還した藩王たくまは、バトルメード達の帰還を待って、戦力強化に乗り出した。フィクションノートの意見を受けて実施した政策の一つが独自兵器開発の検討とコンペティションの開催であった。第一次独自兵器開発コンペである。 藩王たくまは独自兵器開発に、戦力強化のみならず、王国のアピール的な要素も期待していた。当時のビギナーズ王国はわんわん帝國の中において資産的には中規模、その中でも比較的恵まれている方であった。しかし、知名度という点からは帝國に限っても低く、外交窓口も摂政SOUに限られていたために、友好的な関係にある藩国も皆無といえた。独自兵器により、中小藩国群の一つという立場から抜け出そう、それが藩王たくまの狙いであった。 第一次コンペには多くのフィクションノートから募集が寄せられた。 「斬艦ハリセンをっ!」「巨大ハリセンをっ!」 SW-Mの斬艦ハリセンを求める声。 「パンダ量産の暁にはっ!」 ウィルのパンダを求める声。 ツッコミーズとボケーズの抗争を象徴するかのような意見対立はみられたものの、大勢は斬艦ハリセンに傾きつつあった。 藩王は半ば呆れながらも、フィクションノート達の熱意を受け、独自兵器開発を進める決意を固めていた。 ■戦艦だっ!戦艦しかない! 方針転換 独自兵器の開発自体は既定路線として国家政策になりつつあった。 しかし、開発者である執政SW-Mの個人レベルでは斬艦ハリセンの開発が進められていたものの、その正式採用は噂の域を出なかった。 この背景には当時の世界情勢が大きく影響している。 当時は未だ同時多発爆発事件すら勃発しておらず、戦争がどのような展開となるのか判断することはできなかった。 技術力の面では他国に遜色のない王国であったが、積極的な工業化を避けたために工業力が限られていた。 そのため、開発能力への工業力の割り振りには細心の注意が求められており、藩王たくまは迂闊な決断をすることができなかった。 ハリセン、パンダと歩兵用兵装への関心の流れが急転換する事件が起こる。 同時多発爆発に端を発する根源種族の本格侵攻である。 根源種族、とくにアラダの戦闘能力は圧倒的であった。 この時のビギナーズ王国の戦力はトモエリバー6機とバトルメード部隊。 トモエリバーは同時期ににゃんにゃん共和国で次々とロールアウトされていた新型機に比べると、大きく見劣っていた。 バトルメードは援軍能力により帝國全体の戦力不足をカバーする役目を果たしていたが、純粋に戦力として評価すると心許なかった。 独自兵器の開発も王国の戦力増強策として注目されることとなる。 こうして、王国内での独自兵器開発議論が活発化する。そして、第二次独自兵器開発コンペの開催が高らかに宣言された。 深まる対立 第二次コンペの議論の対象は歩兵用兵装からキャリアへと移っていた。 「戦闘機だ。航空偵察で、帝國の偵察国家として名を馳せるんだ!」 「RBだ。もうトモエの時代は終わった!」 「小型戦艦だ。アイドレス初の機動戦艦をっ!!」 「やはり斬艦ハリセンが・・・」 各々全く異なるタイプの意見が提出され、議論は紛糾。 藩王たくまを始め、戦闘機を望むものは、その機動性と制空能力に魅せられていた。 ピストンは、RBのポテンシャルに期待をかけていた。 SOUは、自国のアイドレスの戦力の低さに注目し、大型のI=D、小型戦艦への戦力集中を訴えた。 一方で、ニーズホッグやタルクは斬艦ハリセンへの思い入れを改めてアピールした。 摂政の思い入れは特に強かったようだ。ある日、フィクションノートを召集し、彼らの前で熱く戦艦への思いを語った。 「私はあるアニメが好きなんだ。 その戦艦は単艦で行軍するのだよ。重力制御で攻撃する砲と人型機動兵器のみを頼りに。 自分達が信じる正義をなすために宇宙を駆けめぐるんだ。 その正義は一度くじけるのだけれど・・・再び立ち上がって彼らの正義を為すんだっ! 何が言いたいかというと・・・そうだ。ロマンだ。戦艦にはロマンがあるんだっ! そしてオペレーターの女の子に『馬鹿ばっか』と言われたいんだっ!」 摂政の演説もむなしく、第二次コンペは多数の意見が乱立する結果となる。 その後、議論は継続され、様々な兵器案がその対象となった。 たくまやSOUが必至に意見の収集に努め、議論の方向を固めつつあったものの、決定打ともいえる意見は未だ見えなかった。 ■キノウツンの衝撃 歩兵大活躍 作戦名「The thing which removes a mistake」 。 青森救出を目的としたこの作戦は、戦団長海法による歩兵の運用が脚光を浴び、歩兵の再認識がなされた作戦である。 ビギナーズ王国国民もこの作戦に従事しており、独自兵器の開発にも大きな影響を与えることとなる。 歩兵の運用に注目したのはエアバイク派である。 作戦前から歩兵の機動兵器の提案はなされていたため、作戦の結果は彼らを大いに発憤させることになる。 一方で、作戦を決定づけた火力に注目したのは戦艦派である。 すでに戦艦を提案した摂政SOUはエアバイクを提案し、その中核で活動していたが、彼の意見を引き継ぎ戦艦開発を主張していた。 藩国の意見は依然収拾には至らなかった。 藩王たくまとしてはこのまま議論の終結を待つわけにはいかない。決断の時は迫っていた。 たくまは最終的な決定をフィクションノートの投票に委ねた。 投票はたくまが好んで取る意思決定であった。 投票は最適な意思決定手段とはいえないが、国民へ主権を付加し、国民の政策参加を促す効果はある。 中小藩国の藩王たくまの処世術であったといえる。 投票は案の定エアバイクと戦艦に意見が割れる結果となる。 なお、この時、動物兵器を希望する意見が形成されつつあったが、時は既に採択の局面に移っていた。 採択されたのはエアバイクだった。 そして、amurは一人こう訴えるのだった。 「航空機に乗りたい」と。 ■エアバイクの開発 投票の結果を受けて、エアバイクの開発が高らかに宣言された。 ビギナーズ王国技術者陣は歓声を上げてこれを迎え入れた。 王国の技術者達は独自兵器開発宣言から散々準備を続けて、ひたすら本採用を待ち続けていたのだった。 隠れて試作型の作成を行うものすらいた。 技師でもある摂政SOUもその例に漏れず、既にエアバイクの試作機を完成させていた。 藩王たくまはSOUを中心に正式な開発計画を立ち上げた。 開発総指揮兼技術主任SOU。 開発事務官兼記録官ピストン。 そして、ビギナーズ王国技術開発局と王国吏族を動員したエアバイクの開発が始まった。 ■開発宣言 81407002。 ビギナーズ王国で長期に渡り議論が続けられた独自兵器の開発問題もようやくの解決を迎えようとしていた。 エアバイク。I=Dに先んじて行動し、戦場を駆けめぐる機動歩兵部隊の設立を目指した歩兵支援兵器が、投票により最多得票を得たのである。 藩王たくまは独自兵器開発計画発動を宣言。ここにエアバイクの開発が始まった。 開発総指揮には、摂政のSOUが任じられた。彼は、多忙な身なれど技術主任も兼任することになっている。 他のフィクションノートとして、開発事務官としてピストンがあてられた。 その職務は書類の準備から、開発資材の発注、工場ラインの確保などであり、有り体に言えば雑用である。 また、同時に文族として開発計画を記録することにもなった。 その他、量産機製作にはビギナーズ王国技術開発局の職員があてられ、吏族達が事務官団としてピストンを補佐した。 ■試作機の分析 開発決定を待たずに試作機を作り上げていた人物がいた。ビギナーズ王国の摂政SOUである。 王国の摂政業務に加えて、参謀府においても獅子奮迅の活躍をする彼は、独自兵器の開発においても正式決定を待たずにエアバイクの試作機を完成させていた。この人は一体いつ寝ているのか?フィクションノート達の疑問がさらに深まる離れ技であった。 激務のただ中にあるSOUが開発担当に任ぜられたのも、偏に彼が試作機を作り上げたからである。 「うむむ・・・」 試作機を目の前に技術者達が頭をかかえていた。 「いかがいたしました?」 油の臭いが漂う整備工場に不釣り合いのエプロンドレスを身にまとったメードが尋ねる。 「おう、ピストンかよ。危ないからすっこんでろ。」 棘のある言葉にピストンがたじろぐ。 別に技術者と事務官の仲が悪いわけでも、職人意識が素人を拒んでいる訳でもない。ただ、メードガイを毛嫌いしていた。 メードガイ。多くの藩国がそうであるように、王国のフィクションノートにおいてもメードのほとんどが男性であった。 ピストンもその例に漏れず、北国人特有の美しい容姿と化粧、服装でごまかしているものの、立派な男性であった。 美しい容姿といっても、北国人からすれば当たり前の話であるので、男性が女装している姿が気分のいいものではない。 さらに、技師の一人yuzukiは王国唯一の女性メードであった。 yuzukiは技術者として一流でありながら、愛嬌のある顔立ちの持ち主である。その上、彼女の振る舞いはどこか人を和ませる。 その上でメード服である。自然、技術者達の中にもyuzukiのファンは多い。 開発局などでメード服を見かけ、「yuzukiたん♪」とつい反応した挙げ句、よくよく見ると摂政だった。 なんてことが日常茶飯事である技術者にとってメードガイは敵である。 そして、技術陣にとって腕の見せ所である独自兵器開発の現場に現れたのが、SOUとピストンのメードガイ二人。 まさに悪夢であった。 SOUは試作機を仕上げた後、別の職務に追い立てたれていたため、現場に顔を出すのはピストンのみ。 自然、ピストンは技術者達の憎悪を一身に受けることになっていた。 一方のピストンは慣れない事務仕事に加えての、この仕打ちである。 結局、この日も最低限の仕事を回すのが精一杯で家路につこうとしていた。 「えらく落ち込んでいますね。」 居酒屋でひたすらビールを飲み続けるピストンに声をかけたのはニーズホッグだった。 「んああ。ニーズさん。」 ニーズホッグの顔を見て、ピストンの表情が弛緩する。 落ち着いた物腰のニーズホッグは、SOUのように派手に立ち回ることはないものの、その仕事ぶり、振る舞いから周囲の信頼が厚い。 「ニーズさぁぁん。聞いて下さいよぉ。」 頬も赤くなり、すっかり酔いの回ったピストンは、持っていたジョッキを飲み干しながら愚痴り出した。 「なるほど。わかりました。」 半ば泣き言に近くなっていたピストンの説明を聞き終えたニーズホッグは、手元のウィスキーのグラスを空けると立ち上がってピストンの肩を叩いた。 「まぁ、技術開発局の件はお手伝いしますよ。それよりだいぶお疲れのようですから。今日はもうゆっくり休んで下さい。」 そう促してのぞき込むと、ピストンはうとうとと、船を漕ぎ始めていた。 翌日、整備服姿のニーズホッグが顔を出すと、技術者達の態度は違っていた。 試作機を囲みながら状況を確認すると、どうやら浮遊機構がよく理解できない構造になっているらしい。 エアバイクの要になる部分であるため、ゆめゆめ疎かにはできない部分である。 試作機設計者のSOUはここのところ参謀府に出払っているためか政庁にもほとんど姿を見せない。 幸い浮遊機構については、ニーズホッグに当てがあるらしい。翌日、クルクル文化圏だかどうだか説明していた。 ピストン一人で工場に赴くとまだぎこちない部分はあるが、量産機の製作は何とか軌道にのりそうだった。 ■テスト走行 春めいてきた王国の首都外環道路を一台の車が走っていた。制限速度を超えているようだが、見なかったことにして欲しい。 今日は量産機の雪上走行テストの日である。大事なテストの日である。そのテストに遅刻、していた。。。 別にピストンが時間にルーズだから、とか寝坊しがちだから、とかいうのは普段の日常なのだが、今回だけは違う。 テストパイロットとして依頼していたS×Hが、急遽参謀府から出頭要請を受けていたのだ。連絡を受けたピストンが慌てて、車で参謀府まで迎えに行く。 参謀府で出会ったS×Hは見る影もなくやつれていた。顔色は悪く、目はうつろ。髪は真っ白になっていた。 「大丈夫、さあ急ごう。。zzz」と、助手席に乗り込んだS×Hは出発前に眠り込んでいた。 全然大丈夫じゃないS×Hを横目に、ピストンは車を走らせた。 首都郊外の空き地を借りた仮設テスト会場にたどり着くと、すでに技術者の面々が準備を整え、首を長くして待っていた。 首都南部の雪原はまた雪が降り積もっており、一面の銀世界である。 そこに鎮座するエアバイク。真っ白なボディが周囲の色と同化しつつも、その流線的なボディは機会オンチなピストンにも鮮烈に映った。 「へぇ。これですか。新型機ってやつは。」 傍らに立ち新型機を見つめるS×Hの目は輝き、生気を取り戻してる。 パイロットスーツに着替えた後、軽いブリーフィングを行う。 スペック的な話ならばピストンが車の中で行ってもよかったのだが、何せ移動中は貴重な睡眠時間であったし、S×Hはピストンからまともな説明が聞けるとは思っていなかった。 すっかり取り残されたピストンを尻目に、技術者と話し込んだ後、「やっぱり乗ってみないとな」と、エアバイクにまたがった。 「ところでピストンさん、コイツの名前はなんていうんですか?」 突然名前を聞かれてピストンは戸惑った。技術者とは「バイク」で通っていたし、そもそも名称なんて考えていない。 「い、いや、まだ決まってませんよ。」 名前か、どうしたものかな?と考えていると、S×Hは不満そうだった。 「これから命を預ける機体に名前がないなんて愛がない。」 そうだな・・・と考え込んだS×Hは、機体を触り始める。 「うん。そうだ。ピケにしよう。決まり。」 「えっ?」 呆気にとられたピストンを意に介さず、S×Hは続ける。 「おし、ピケ。よろしくなっ。」 そう言うと、S×Hは何かを握り目をつぶった。彼なりの精神集中であることは、依然I=Dに同乗した時に知っていた。 それにしても・・・勝手に名前を決めていいのかな? ピストンはそう思いもしたが、この日を境に公式文書にエアバイクの名称としてピケが登場することになる。 目を見開いたS×Hは話しかけるのも躊躇われるほど顔つきが変わっていた。 ピケはキーを差し込まれ静かに起動した。白銀の機体が音もなく浮かび上がる姿は幻想的であった。 最初ピストンがピケをみた時には何かの魔法か尋ねたものだったが、どうやら違うらしい。ニーズホッグさんによれば、クルクル文化圏というところで開発された科学技術で、ジャイロの回転を利用して定常的に反重力を生成する技術らしい。 小一時間ほどかけて原理について説明してくれたのだが、ピストンにはさっぱり理解することができなかった。 フットペダルに徐々に荷重がかけられる。遊びを越えた当たりでスラスターが点火され、ピケが前身を開始した。 時速90kmほどに達したところで今度は旋回。旋回は体重移動によるため、通常のオートバイと同じ感覚で操縦できる。 そして、さらに加速を続ける。時速150km、180km・・・時速200kmを超えたところで、減速。 戻っていたS×Hは満足そうだった。 「うん。気持ちいいね。次はリミッター外してみよう。」 技術者の顔が蒼白になる。エアバイクに搭載されたロケットブースターは急発進・急制動を可能とするために出力を高めに設定されていた上、未調整であったためにリミッターが設定されていた。浮上するエアバイクでは路面との摩擦抵抗が発生しないため、通常のバイク以上の速度による走行が可能である。先ほどの走行でも軽く時速200kmは出ていた。おそらくリミッターをカットすれば300km、400kmでの走行も可能になる。 しかし、そんなレーサーでもない機体で最高速を追求する意味はない。また、貴重なテストパイロットであるS×Hの危険を考えるととても容認することはできない提案だった。結局ニーズホッグがなだめることよって、事なきを得るに至る。 テストの結果は早速量産機にフィードバックされることになる。 こうしたテストや、耐久テストなどは短期間ながら繰り返され、エアバイクの量産に向けてツメの調整が進められた。この代償としてS×Hが過労気味になり、参謀府でぶっ倒れる、という事件がおこるのだが、それはまた別の話である。 そして量産に向けた障壁は技術面だけではなかった。 ■生産開始 機体の調整の裏側では、膨大な書類仕事がピストンを待っていた。 実務に関してはほとんど吏族達に丸投げしていたのだが、それでもピストンが処理すべき問題は山積みである。 そもそも吏族でなく、事務仕事経験がほとんどないピストンの仕事の効率が極端に悪いせいもあるのだが、突貫の計画であるために問題が紛糾していたからだ。資材の追加調達、バイク業界との折衝、追加予算の申請書類。 臨時に設けられた執務室に山積みの書類を前に、現実逃避の欲求に駆られるピストンであったが、泣く泣く仕事を続けるのであった。 今日も生産ラインの確保に国内をかけずり回ってきたところである。 元々生産ライン自体は計画発動前から確保されていたのだが、王国には独自のI=D生産ラインを持たないために初期配備の数を少しでも確保しようと腐心していたのだった。 「まずい・・これ以上仕事が遅れると、計画の遅延がますます進行してしまう。。。」 この時点で計画の遅延は必至であった。それでも、ここで妥協しては、と泥沼にはまっているピストンであった。 「調子はどうですか?って、大変なことになってますね。」 執務室を訪れたのはtactyだった。吏族・護民官・参謀の資格を有し、その事務能力には定評のある人物である。 王国の財務処理やフィクションノートの根源力などの監査・管理業務を積極的に指揮し、国内での実績を着実に積み上げている。 対外的にも参謀での戦力集計業務を中心に忠実に職務をこなし、最近では宰相の補佐官に登用されるという噂があるほどである。 「た、tactyさ~ん」 どうでもいいが、ピストン。泣き言を上げてばかりである。 「はいはい。ピストンさん、一人で仕事やりすぎなんですよ。もっと他の人間を使って上げないと。」 と言いつつ、積み上げられた書類に次々と目を通し、内容、重要度、緊急性によって整理を始める。 「自称丸投げ師は伊達じゃありませんよ」 目は書類に向けながらも、にこやかに微笑みながら、そう告げる。 「ピストンさんはここに積んだ書類から処理を始めて下さい。吏族で出来る仕事、摂政か執政に回す仕事、藩王に奏上する仕事はとりあえず振り分けておきますので。」 その後も、暇をみてはtactyはピストンの下を訪れ、仕事の振り分け、事務処理の協力を行った。 いよいよ、国内の生産能力をあげての独自兵器の生産が開始されることとなる。 ■摂政の暗躍 遂にエアバイクのロールアウトを目前に控えたその日。 ピストンはせめてもの感謝と労いにと、ニーズホッグ、S×H、tactyら、フィクションノートの面々に加えて、主要な技術者、吏族を招いての酒宴を設けていた。 大概の酒宴ではピストンは酒が進むに連れて暴走を始め、混乱の極地の中でお開きとなるのだが、今日に限ってはピストンも大人しいものだった。しかし、抑えられたエネルギーは間違えた方向へ発散されようとしていた。 「大体、摂政はどこにいってるんだっつーの。」 疲れのためか普段より早く顔を赤くしているピストンは、ここぞとばかりに積み上げられた不満を口にした。 「結局計画中あの人の姿全然みてねーよ。。。一応総指揮なら肩書きらしく・・」 「ピストンさん、それ、違いますよ。」 ピストンが愚痴りはじめたのをみて、ニーズホッグが穏やかな口調で否定する。 「確かに摂政は色々制約があって、満足に動けていなかったかもしれませんが、立派に職務を果たしてましたよ。大体、私がここにいるのも摂政の指示ですし。」 「えっ?」呆気にとられるピストン。 「あっ、その意味では私も一緒ですよ。結局こっちに回った分の参謀府の仕事肩代わりしてくれたのは摂政ですしね。」 S×Hもニーズホッグに賛同する。 「うんうん。私も摂政の指示がありましたしね。」 tactyはさらに続ける。 「あの方、ピストンさんがぐるぐるしているのを察して、色々人回していたんですよ。その上、昨日までエアバイクに追加武装積めないか検討続けていたみたいですよ。ピストンさんも書類みているはずでしょう?」 にやり、としながら発せられたtactyの言葉に、ピストンの記憶が一致する。 「あっ、そういえば。。。」 生産ラインが稼働した後にもかかわらず、追加武装の検討と試算に関する書類が提出されていて、不信に思っていたのだ。 「彼らのメードガイ嫌いも一番よく知っているのは摂政ですし。」 ニーズホッグが隣のテーブルで酒を呑む技術者達を見ながら、tactyの言葉を補う。 「結局、あの人の手の上で踊っていたわけですか。。。」 ピストンは憮然とした、どこかやりきれない表情ながら、摂政を思う。 「まぁ、今日この場に摂政がいたら面白い光景が見れたんでしょうけどねぇ?」 S×Hが面白がってピストンを冷やかす。 S×Hの言葉に、自分が摂政に完膚無きまでに打ちひしがれている姿を想像したピストンは身震いする。 その様に一堂が笑いを堪えていると、最後の参加者が登場した。 宴席は計画総指揮の苦労を労い無事に終了した。思えば摂政が五体満足で済む宴席も珍しいものであった。 こうしてビギナーズ王国の独自兵器は、エアバイク「ピケ」として日の目をみることになる。 願わくばピケが帝國の目となり足となり、王国の勇壮を讃える機体とならんこと。 作:ピストンさん
https://w.atwiki.jp/memopadhd7/pages/21.html
ここではMeMO Pad HD 7に搭載されているASUS独自の機能について紹介します。 Androidの操作に慣れている人でも、一度試してみると新たな発見があるかもしれません。 ASUSクイック設定 画面上部の通知領域を指で下にスワイプすると出てくる、通知パネルとクイック操作を兼ねたASUS独自のパネル。 GPS、Bluetooth、無線LAN、画面回転のオンオフなどをワンタッチで切り替えられるトグルボタン、ディスプレイの明るさをスライド調節、 無線LANや音響(Audio Wizard)、ワイヤレスディスプレイの設定、そしてAndroidの標準設定と、一通りの設定項目はここからできるようになっている。 ASUSカスタマイズ設定 設定→「ASUSカスタマイズ設定」から入ることで、ASUS独自の機能の設定ができる。 スクリーンショットマルチタスクボタン長押しでスクリーンショットをキャプチャする機能。手軽にできて便利。 システムバーロックたとえば動画を見てる時に不意に「戻る」ボタンを押してしまったりしてイラッと来たりするのを防ぐために、操作ボタンを一時的に無効化する機能。これを使うと画面下部に鍵型アイコンのみが表示されるようになり、ロックがかかっていることを示している。解除するにはこの鍵型アイコンをタップして上側にスライドさせる。 ASUSクイック設定を使用するAndroid標準の通知パネルと切り替えできる。通常は使用するにチェックでOK Fast Scrollerの有効化標準ブラウザにスクロールバーを表示する機能。高速にWEBページをスクロールできる。 スマート・バックライト・アジャスターの有効化ディスプレイの明るさを画面の表示内容によって自動調節する節電機能。←節電にならず、むしろバッテリーを余計消耗するだけである。 スリープモード時のネットワーク設定 トランスカバーを有効化カバー装着時にカバーを閉じると自動的に画面が消灯になる機能 Media Frameを有効化スリープ中に写真や動画を自動再生するスクリーンセーバー機能の一種。しかし、電池を無駄に食うだけなので、使わないほうがいい。 浮動アプリ 画面下にあるホーム、戻る、マルチタスクの3種類のボタンの左にある「△」型のボタンから起動できる「浮動アプリ」機能。 これはアプリ画面の上にもう1つの小窓のようなスモールサイズのアプリを起動するというもの。 たとえばブラウザを見ている時に電卓を重ねて使用したり、メモを取ったりというような使い方ができる。 標準で登録されている浮動アプリは、電卓、AudioWizard、ビデオプレイヤー、unitconverter(単位変換)、 カウントダウン、ストップウォッチ、コンパス、カレンダー、ブラウザ、メールなど。 ここにASUS To-Doなど他のウィジェットを登録したい時は小さな「+」のアイコンをタップ。 また右のペン型のアイコンをタップすれば、表示順を入れ替えたり使わないウィジェットを削除することができる。 しかし、この機能を無効化することはできない。要らない人にとっては邪魔かも。 クイックツール 画面下のホームボタンを長押しすると半円上に配置された5つの機能といくつかのアプリに素早くアクセスできるショートカットアイコンが出てくる。 5つの機能の方は左から、音声検索、システムバーロック、Google Now、アプリ一覧、Select Shortcuts(ショートカット設定)。 アプリはデフォルトだと左から、カレンダー、電卓、SuperNoteLite、ASUSスタジオ、ブラウザ、の5つが登録されている。 このアプリを入れ替えるには、Select Shortcutsを押して設定することができるので、使う頻度の高いアプリを登録しておくとよい。最大8個までのアプリを登録できる。 プリインストールアプリ ファイルマネージャーファイラー。MicroSDの中のファイルなども探れる。 アプリのバックアップローカルストレージにインストール済みのアプリと関連データをバックアップすることができる。 ペアレンタルロック (無効化不可)保護者が子どもの視聴できる番組やコンテンツを制限する機能。 ASUS To-Do (無効化可)ToDoアプリ。浮動アプリとしても使えるのが何気に便利。 MyBitCast (無効化可)メモや写真、音声などで思いついたアイディアを保存するメモアプリ。ASUS WebStorageアカウントと連動して使う。 SuperNote Lite (無効化不可)手描き可能なノートアプリ。指で手書きでも使えるが、タッチペンと組み合わせて使うとかなり使い勝手が向上する。タッチペンは100円ショップなどでiPhone用と銘打って売られてたりするものでもOK。もちろん手書き以外にも文字入力、写真なども使える。 ASUS Artist写真に手描き文字やイラスト、各種効果などを加え、グリーティングカードを作成できる画像編集アプリ。 ASUSスタジオ写真や動画の管理・閲覧。写真やビデオの参照や並び替え、写真の編集、各種効果の設定、自分だけのアルバムの作成、SNSでのファイルの共有など ASUS Story (無効化可)撮影した写真で絵本のようなストーリーを作成・編集 Movie Studio動画編集 ASUS Splendid好みに合わせて色温度、色相、彩度などの画質を調整。この機種で最初に確認しておきたい必須アプリ AudioWizard使用シーンに合わせて音質を最適化 App Locker (無効化不可)アプリを個別にパスワードでロックできる。 BuddyBuzz (無効化可)FacebookやtwitterなどSNSの統合管理。 My Library Lite電子書籍管理アプリ。ePub、PDF、TXT形式に対応。紙のページをめくるような質感が味わえる。音声読み上げやマーカーの記入も可能。 省電力設定省電力の設定や電池残量のグラフなど。「超省電力モード」にするとスリープ時のバッテリー消費を極限まで抑えるので、バッテリー保ちを重視したい時にオススメ。また、カスタマイズモードでは「電子メール」「書籍」「ビデオ」といった動作ごとに省電力設定や画面輝度を設定することができる。 WebStorageオンラインストレージアプリ。16GBまで1年間無料で利用できる。 プリインストールウィジェット ASUS Battery (無効化可) ASUS E-mail (無効化可) ASUS Task manager ASUS Time(時計アプリに付属) ASUS To-Do(To-Doアプリに付属) ASUS Weather Time (無効化可) World Clock(無効化不可) Media Frame(無効化不可) PhotoFrame(無効化不可)
https://w.atwiki.jp/nmaserver/pages/19.html
独自アイテム一覧 今後の更新にて独自アイテムを実装予定です。今後の展開をお楽しみに!
https://w.atwiki.jp/ryuunabe/pages/143.html
独自兵器開発 独自兵器開発(イベント) 一般性能要求(要点) 独自兵器とはI=Dでない兵器の総称である。 これらは各藩国が独自に開発し、運用した低性能代替兵器だったが、量産性に優れるために大量配備されたケースも多かった。 周辺環境:なし 評価:なし 特殊: *独自兵器開発のイベントカテゴリは藩国イベントとして扱う。 *独自兵器開発の位置づけは生産イベントとして扱う。 *その国用の独自兵器を作成することができる。 →次のアイドレス:なし 未婚号(海法よけ藩国) →次のアイドレス:・結城小夜(ACE)・古関里美(ACE)・暁ゆかり(ACE)・雷鳥号(I=D) エアバイク ビケ(ビギナーズ王国) →次のアイドレス:・変形型エアバイクI=D(乗り物)・サイドカー(乗り物)・対戦車ライフル付きエアバイク(乗り物) 白夜号(悪童同盟) →次のアイドレス:航空機・戦闘機型白夜号の開発(イベント) 長距離ミサイルの開発(イベント) コメット(世界忍者国) →次のアイドレス:・荻ふみこ(ACE)・ハンターキラウイッチ(職業)・魔法猫(猫士職業) レオドール(ゴロネコ藩国) t:→次のアイドレス = 戦闘ゴーレムの開発(イベント),汎用ゴーレムの開発(イベント),守護神の開発(イベント),ゴーレムマスター(職業) コメント 独自兵器なだけに各国独自な兵器が登場する可能性多いにあるんだよねぇ おまけ 派生元リスト テストパイロット→その前整備士 無人戦隊→蒼龍2→蒼龍(プロモ前)→蒼龍号(プロモ前)
https://w.atwiki.jp/poo-server/pages/15.html
poo+ Server 独自変更点 Lv120以降経験値独自テーブル MVP沸き時間の変更 MVP強化 青箱の中身 紫箱の中身 デワタドラゴンカードの効果 イフリートカードの効果
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/4051.html
『れいむ・スプラッシュ』 8KB 小ネタ 思いやり 不運 自業自得 日常模様 飼いゆ 子ゆ 希少種 現代 愛護人間 独自設定 うんしー あけおめ! 明けましておめでとう御座います。今年もよろしくお願いします。 さなえあきさん、素敵なカレンダーをありがとうございます。今から10月が楽しみです。 ※うんうん描写あります。お汁粉でも食べながらお読みください。 『れいむ・スプラッシュ』 TXTあき ふかふかの絨毯の上で、子ゆっくりのれいむとさなえが仲良く餌を食べている。 2匹の周りには、ゆっくり用のおもちゃが沢山ある。 ゆっくり用のすべり台や、シーソなどの値段の張る遊具まである。 一見して飼い主に愛されていることが見て取れた。 「じゃぁ出かけてくるから。仲良く遊んでいるのよ」 飼い主であるお姉さんはそう言い残すと、2匹が寂しくないようにラジオをかけ、ゆっ くり福袋を買いにショップへ出かけていった。 2匹は笑顔でお姉さんを見送り、餌を食べ終えると仲良く遊び始めるのであった。 「れーみゅは今日もぶちゃいくでちゅね!」 「どぼじてしょんなこというにょおお!」 2匹は同じブリーダーの下で生まれ育ち、2匹一緒にお姉さんに買われ、現在飼いゆっ くりとして何不自由なく暮らしている。 姉妹ではないが、同じぐらい仲がいい。 「今日は豚の屠殺ごっこをちまちょう!もちろんれーみゅがぶたしゃんでしゅよ!」 「れーみゅぶたしゃんじゃないいぃぃ!」 「誤解しないでくだちゃい。ごっこ!ごっこでしゅよ!れーみゅがぶたしゃんて意味じゃ ないでしゅよ。ぶたさんの役をするんでしゅ。なんと主役でしゅよ!!」 (れーみゅがぶたしゃんなんて、ぶたしゃんに失礼でちゅ) 「ゆゆ!主役しゃん!可愛いれーみゅにピッタンコだにぇ!やりゅやりゅ」 れいむはさなえの言葉に興奮して、何度もぽいんぽいんと飛び跳ねた。 さなえはその様子を見ると、満足げに微笑み小さな棒を取り出してくわえた。 「まずこれでれいみゅのポンポンをひきさきまちゅ!」 「ゆ? ねぇしゃなえ、しょんなことしたらスッゴク痛いよ?」 「え? しゃなえは痛くありましぇんよ?」 れいむは歯茎を剥き出しにして抗議する。 「れーみゅがイタイイタイでちょおおおおおお!馬鹿なの!死ぬの!無能なのおおお!」 「でもそうちないと、皮をムキムキできまちぇんよ?」 「当たり前のように怖いこといわないでねええぇ!ぷきゅー!」 怒るれいむにさなえは笑顔で近づいていく 「まぁまぁ、とりあえずやってみまちょうよ!」 「や、やめちぇね!こないでにぇ!」 れいむは生命の危機を感じた。本能が警告を鳴らす。 (しゃなえは本気だよ!ゆっくり逃げるよ!) れいむさなえに背を向け必死に逃げ始めた。 一生懸命に跳ねる!跳ねる!跳ねる! さなえも跳ねた。れいむを捕まえるために。 (泣いたり、笑ったりできなくしてやりまちゅ!) 2匹はテーブルの下をくぐり、クッションの上を超え、おもちゃの賽銭箱の周りをぐる ぐる回る。 なお、誤解の無いように説明するがさなえとれいむは仲が悪いわけではない。 先ほど言ったように仲が良い。 例えるならば、のび太とジャイアンの関係であろうか。 普段は問題にならないのが不思議になるほどいじめているが、劇場版になると不自然な ほど強い絆で団結する。 そんな関係である。 「ゆひぃ、ゆひぃ。こないでね。こないでにぇ」 れいむは夢中で逃げ惑い、ゆっくり遊具の『トンネル(透明バージョン)』に逃げ込ん だ。 このトンネルはハムスターグッズのトンネルのゆっくり版である。 長さは子ゆっくりが2匹入るか入らないかぐらいしかない。 中で詰まっても助けやすいように短いのだ。 「ほーりゃ、ちゅかまえちゃいまちゅよー」 さなえもれいむに続いてトンネルに入った。 「ゆゆっ!」「ゆっ?」 そして、見事に詰まった。 2匹は毎日お腹いっぱい餌を食べることができる。 そのため標準の子ゆっくりよりも大きく、また先ほど餌を食べ終えたばかりだったこと で、いつもより更に大きい状態であった。 その結果、トンネルに詰まってしまったのだ。 トンネルの出口かられいむが顔を半分だし、入口ではさなえがお尻を半分出した状態で 詰まっていた。 外から見ると細長いゆっくりがトンネルに嵌っているように見える。 「トンネルしゃん、れいみゅを放してね!れいみゅ困ってるよ!」 「れ、れーみゅのあにゃるが目の前にありまちゅ……最低でしゅ」 れいむもさなえも体をもるんもるん振りながら脱出しようとするが、一向に出ることが できない。 そのうちにれいむが口を開いた。 「に、にぇえさなえ、あ、あにょね……そにょおぉ」 「なんでしゅか?はっきりいってくだしゃい」 さなえがイライラしながら答える。れいむは頬をほんのりと赤く染め言った。 「れーみゅ、うんうんしちゃくなっちゃった!!」 「………………ゆるちまちぇんよ……」 れいむのあにゃるがヒクヒク蠢く。 さなえの顔が恐怖に染まる。 「いま、うんうんしたらしゃなえのお顔がたいへんなことになりましゅ!我慢してくだち ゃい!」 さなえは必死である。密閉空間におけるうんうんの炸裂。 顔面へのBUKKAKE。必殺のヘッドショット。 それはさなえにとって、トラウマ必至の地獄の咆哮である。 「でりゅようぅ…くるちぃ……」 「頑張ってくだちゃい!」 「……しゃなえ、れーみゅをいじめてたよね」 「……記憶にありまちぇん」 「ゆー、我慢できないかみょ?」 「ごめんなちゃいいいいい!」 「絶対に許さないよ!こりぇは、せいっしゃいだよ!」 「ゆぴいぃぃぃい!」 れいむがびくりと震えた。 さなえは最悪の瞬間を覚悟した。 ・ ・ ・ しかし、その時は訪れなかった。 「うしょ(嘘)だよ。れーみゅはしゃなえが大好きだよ……。大事な家族だから……。だ から…だから!れーみゅがんばりゅ!!」 れいむが腹痛に耐えながら声を上げた。 家族を守るという強い思い。 その決意がれいむの双眼に炎を灯す! (れーみゅ……) 「しゃ、しゃなえ!しゃなえもれーみゅが、だいちゅきでしゅ!いっちょにおねーしゃん が帰って来るまで頑張りまちょう!!」 さなえも泣きながら答える。 さなえは、あの穀潰しで、意地汚くて、頭が悪くて、顔も残念で、カメムシの匂いがし て、バッチ試験のお勉強のときブリーダーさんが「マジでやばいな、コイツ」とため息を 吐いたほど出来が悪くて、うんうんと並んでいたら時々どっちがうんうんなのか見分けが つかなくて、というよりむしろうんうんそのもので、もう原因とか理由とかどうでもいい から爆発しないかなと思っていたれいむが、こんなにも自分を大切に思っていたことを知 り感動で体が震えた。 2匹は口を閉じる。 今、部屋のなかではラジオの音しかしない。 時計がカチッカチッカチッと音を立てた。 れいむがやにわに口を開いた。 「やっぱり無理だよ!!ごめーんにぇ!!」 「諦めるのが早すぎるでっしょおおおおぉぉお!」 れいむの決意は本物であった。 しかし、れいむの遺志の硬さは豆腐と同じ硬さなのだ。 つまり、大きいと自重で潰れる。 さなえは叫ぶ。 「がんばちぇ!がんばちぇ!きっともうちゅこち(もう少し)でお姉しゃんが帰ってきま ちゅ!」 れいむは便意に震え、脂汗を滴らせながら 「が…ん…ばる……よ」 と答える。 限界が近いのだろう。満足にしゃべることが出来ていない。 そんな極限状態のれいむの耳?に聞きなれた歌が聞こえてきた。 『ハーイ。次の曲はキリライター氏のヒット曲「うんうん体操」です。』 ラジオから聞こえてくる曲は「うんうん体操」といい、歌に合わせて体を動かすことに よりスムーズにうんうんをすることができる歌である。 れいむはこの歌が好きで、うんうんをするときはよく自分で歌っている。 「う…んうん……さ…お出かけ……」 「れーみゅ聞いちゃダメェエエえ!ラジオしゃんやめちぇねぇ!時と場合と考えてくだち ゃいいい!TPOしゃんは大事なんでちゅうよおおお!ぷきゅうぅ!」 さなえは泣きながらぷくーと膨れようとするが、狭くて膨れることができない。 れいむはビクンッ!ビクンッ!と痙攣を始めている。 最早あにゃる決壊は時間の問題であった。 (ゆううぅ、ゆうぅ,どうちまちょう?) さなえは必死に考える。 考える。 考える。 ふと、自分が小さな棒をくわえていることに気がついた。 そして閃く。 (こ、これでしゅ!これで栓をすれば!かなこしゃま、すわこしゃましゃなえに力を。信 仰の力を。奇跡をくだしゃい!) 臭いものには蓋をする。 締まりのないあにゃるには栓をする。 もう時間は残されてはいない。 「ゆおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉおおお!!!」 「んほおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉおおお!!」 渾身の力を込め裂帛(れっぱく)の気合と共に、さなえは棒をれいむのあにゃるに突き 刺した。 今まさに開かんとしていた地獄の門を閉めるための一撃! 絶望の未来を変えるための希望をこめた一撃! 奇跡を起こすための信仰の一撃! さなえは勝利を確信した。 「汝等こゝに入るもの一切の望みを棄てよ」 地獄の門の銘文である。 さなえは過ちを犯した。さなえは開いてしまったのだ。 棒は栓としては細すぎたのだ。 ……ぷぴっ…… それは爆発であった。爆裂であり炸裂であった。噴出であり噴火であった。 奔流であり激流であった。恐怖であり絶望であった。 また、逃げることのできない現実であり絶対的な暴力であった。 さなえは何も見えない闇の中で、地獄のラッパの音(ね)を聞いた。 信仰の無力さを感じながら。 れいむとさなえは、2時間後に帰宅したお姉さんにより無事救出された。 ちなみに、福袋にはゆっくりトンネル(桃色バージョン)が入っていた。 おしまい
https://w.atwiki.jp/elusion/pages/92.html
「落ちこぼれの意地を見せようか」 Data 【名前】アイリス・フォン・ルズィフィール 【性別】♂/♀ 【年齢】人間基準で18 【種族】真祖の吸血鬼 【役職】一夜城城主 【属性】混沌・善 【能力】魔眼『名称不明』 【武装】アイリス・エゼル(共に短剣) Profile 都市がある世界とは違う世界の出自。歪みでフラリとやって来て以来、居心地の良さに居ついてしまった。 貴族の血筋だが、本人の口からは出ない。アイリスの出自を知るのは一部の者だけである。 話しかけるが、聞く側に立つことが多い。 容姿は所謂『男の娘』という類のもの。 色白で金髪と空のように蒼い瞳を持つ。容姿と相まって性別の判別は難しい。 水を被れば性別が反転するため、本当に性別が分かりにくくなるが、女性時は言葉尻が柔らかくなり、幾分か子供らしさも見せるのが特徴。 交友関係は行動範囲は狭いながらも浅く広く。 種族を問わず知り合いが多く、同族ということで吸血鬼達とは深い付き合いをしている。 女性との付き合いが多い面が見られることが多いが、同性の友人がもっと欲しいというのは本人の言。 AGカフェのカウンター席で何かをしている姿がよく見られる。 Skill 魔眼『名称不明』 アイリスが保持する『切れやすい線』『切れる線』を視る魔眼。能力行使の際それぞれ赤・虹に瞳の色が変わる。 『脳のチャンネル』を変えた時(=瞳の色が変化する時)が能力使用時に該当するため、能力の発動時が分かり辛い。 +【能力詳細】 『線』は『脳のチャンネル』から『目』を通して視えるものであり、なぞるだけで結果が現れる。 能力発動の際は瞳の色が変化し、アイリスの視界は線に覆われる。少しづつだが成長を続ける特殊な魔眼である。 この魔眼の存在のせいで多くの吸血鬼が持つ『魅了の魔眼』がアイリスには存在しない。 赤い眼は『切れやすい線』が視え、線に沿って切る事によってその部分を傷つけることが可能である。 線の太さにより、傷付ける度合いが変化する。なぞる線が細い程、深く鋭く傷つけることが可能だが、切断は出来ない。深さはどうであれ、飽くまで傷つけるだけである。 虹の眼は『切れる線』が視え、線に沿って切る事によってその部分を切断することが可能である。 『切れる線』をなぞってやれば『切断』される結果を生み出す。余りにも綺麗に切断されるため治癒・再生が早く済む。 武術の嗜み 物心ついた頃、この少年の母と叔母に教えられた武器の扱い方。 流派の名すら本人は知らない。身につけたのは基礎程度である。 現在、萌葱アテナを師と仰ぎ格闘術の基礎の突きから習得しようとしている。 魔術行使 一族に伝わる魔術と呼ばれる術を行使する能力。 日常生活の補助するものから戦闘用のものまで幅広い術式が存在する。 アイリス自身は中レベルまで行使可能だが、短剣を触媒に利用することで威力を上げることも可能である。 威力を上げることは詠唱を長くする必要があるため、威力を上げようとするならそれだけ長い詠唱時間が必要になる。 アイリスの実力では無詠唱での行使は不可能である。 魔眼の性能が上がればあがるだけ魔術の性能が落ちていく。 眷属行使 コウモリを使役出来る力と、コウモリを呼ぶ力が複合されたもの。 アイリスの血液を飲ませることで使い魔にも出来るが、使い魔にしても戦闘能力を持つことは無い。 アイリスに情報を伝えることのみが可能となる。 情報といっても非常に大雑把なもので、大きな出来事を知らせるかどうかのレベルである為情報収集には使えない。 『自動書記』等の何かを媒体に挟む術式を通す場合や記録媒体に残す場合、ミミズが這ったような記号にしか見えないものが残る。 黄金律 人生においてどれほどお金が付いて回るかという宿命。 母から受け継いだスキル。生まれながらにして大金持ち Equipment 短剣アイリス 刃渡り約30cm 装飾は柄の中心に家紋、柄頭には菖蒲が描かれている、真っ直ぐで両刃のもの。 家紋が有るため、儀礼剣寄りの武器。 材料は『オリハルコンと云われるもの』と母と叔母とアイリスの血液、アイリスの肋骨。 アイリスの血液と肋骨で、アイリスと短剣の繋がりを『強固』にしている。 母と叔母の血液は、魔術的側面から『切り裂く為の剣』と『護るための盾』の加護と、魔術行使の際バックアップを行う。 +【使用を限定する武器】 短剣エゼル 刃渡り約30cm 材料は『ダマスカス鋼らしきもの』を使用。祖国から素材を取り寄せ、銃寺森クロスに作成依頼をして誕生した短剣。 自身の名を関する短剣と重さと重量配分を同じにしており、取り回し自体は慣れている短剣と変わりはしない。 目立った装飾は無いが、美しい木目状の模様を消し去るように剣身にびっしりと刻まれた禍々しい紋が装飾代わりとなっている。 紋の効果は『痛覚倍増』 この術式が乗る武器で斬られると、傷口から術式が流され強制的に痛覚を過敏にさせる。 衣擦れや風を受けても痛みと感じさせるようにすることが出来る。 『痛覚を鈍感にさせる』術式等、痛覚を感じさせなくするような術式でマイナス補正を加えることが出来る為、重ねがけで効果を大幅にダウンさせることが可能。 闇祓騎士団対策に作成した為、使用は闇祓騎士団限定。武器の名はアイリスの実家がある世界の古語『呪い』から。 Another 空間操作 受け継いた技能。時が止まった倉庫。 現在、自分専用の空間を開き物置にする程度しか出来ない。 二本の短剣もこの中にある。 黒い羽根 父から教えて貰った魔術。点から点へ移動する、現代でいう『空間転移』と呼ばれる魔術。 父の魔術に自己流の改良を施した。 しかし、改良の結果の代償が『自宅の何処に行き着くか分からない』ところ。基本的に外出先から一夜城への一方通行である。 使い魔キルリス 魔改造された元黒猫現使い魔。 黒猫の成猫サイズでありながら、中身と人格は古龍という不思議な使い魔 最大の特徴は蒼と紅のオッドアイの瞳 銃寺森クロスの血液 完成した短剣エゼルを受け取りに行った際に銃寺森クロスの血液をグラスに入れ飲まされたもの。 口に入った以上、吸血鬼としての本能でグラスを空にした。 飲んだ直後は何も影響を与えなかったが、どのような意図でアイリスに飲ませたのか、どのような効果を齎すのか、今後どのような影響をあたえるのか。 それらすべてが不明である。全てを知るのは銃寺森クロスのみである。 飲血 吸血鬼としての本能とも象徴ともいえるもの。 必要な際は、吸血のように一部だけを貰うのではなく対象の体を巡る血液を全て飲み尽くす。 身内の血液を飲み尽くした時に限り、何かしらの結果が現れる。 一部の吸血鬼に見られる『吸血した相手の能力』は使えるようにならない。 +【真祖の吸血鬼】 真祖の吸血鬼 生まれながらにして吸血鬼である。生きる吸血鬼。 吸血鬼に噛まれ吸血鬼化した者、後天的な者との決定的な違いは『吸血鬼の弱点』とされるものに対し、個体差はあれど、ある程度の耐性を持つことである。 アイリスの属するルズィフィール家は古くからヒトのように婚姻し、子を設ける『家』制度を持つ少ない家系の一つ。 ある事情により血を吸う相手は限りなく少ないが、その質は非常に良いものであるため血を吸う機会は少なく、一般的な吸血鬼像と比べて吸血鬼らしくないとも言える。 中の人の独自設定である為、参考にならない。 +【性別の反転】 性別の反転 ある時、ある人物を驚かせるために薬を煽る。 それ以降、水を浴びれば女性となる体になる。スタイルは上から87・55・86となる。 ただしアイリスは女性になってしまうことを想定していない為、下着の類は持ち歩いていない。 Details 指輪 左手薬指にはめられている指輪。吸血鬼としての力を封じるもので、指の肉に食いつくように『返し』がついている。 この指輪がなければ日常生活を送るのは困難なものとなる為、余程の事がない限り、外すことはない。 今の処アイリスは付き合っている人物はおらず、未婚である。 指輪をはめる意味は『種族特性(再生能力・怪力・吸血衝動)』を抑制するため。 何故左手薬指なのか。その理由を聞いてもはぐらかされ今に至るのである。 再生能力や吸血衝動を殺すことに力の7割を要している為、怪力は完全に殺しきれていない。その為に、アイリスは常人より遥かに優れた身体能力を持つ。 2010/07/11 プロフィールの加筆修正。スキルに『女性時の魔眼』・『飲血』を加えた。 2010/12/05 髪の長さを修正。魔法行使の欄に加筆。 2012/01/24 使い魔キルリスの項を追加 2012/06/28 プロフィール・能力を加筆修正、相性を追記。役職を一夜城城主に修正。武器を追加、魔術行使に加筆。ディテールに吸血鬼としての弱点を記載 2014/01/27 大幅編集。基礎データの修正。プロフィールの修正。スキルの編集。装備品欄を新設。アナザー欄編集。ディテイル欄の編集。 2014/03/02 プロフィールを編集。『能力詳細』『使用を限定する武器』『真祖の吸血鬼』『性別の反転』の欄を隠すようにする。
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1753.html
黒いオオカミ~chapter2~ 7KB 虐待-凄惨 制裁 パロディ 差別・格差 赤子・子供 ゲス れいぱー 希少種 自然界 幻想郷 うんしー ぺにまむ おまたせしました第弐話です。 (書いた小説) ふたば系ゆっくりいじめ 818 黒いオオカミ~chapter1~ (注意事項だより。) ゆっくり虐待SS第二話。 おかしい所もあり矛盾な所もありますが、どうか温かい目で見て下さい。 オリジナルキャラが幻想郷へIN。 東方キャラは登場します。 オリキャラ、善良のゆっくり、人間等は「」。ゲスゆっくりは『』です。 オレ設定だが善良なゆっくりは頭が良いにしている。 独自設定集です。ご注意ください 獣の常識を遥かに超えているだろう!!という設定です 歩きながらだが自己紹介をする 俺は「ジェヴォーダンの獣」。または「ベート」と呼ばれている。 第一村人(とういより珍獣?)ゆっくりという生物に出会ってある程度の情報を知る事が出来た。 どうも俺は、幻想郷と呼ばれる異界の地に迷い込んでしまったらしい。 何故そうなったのかは聞いても無理だった(餡子脳だしね・・・)。 だが、この異界は人間や妖怪等が住んでいる。 ・・・・まぁ、悩んでも仕方無い。 獣は獣らしく生きる為に喰らわなければならない。 仮に、妖怪と出くわしたとしても、・・・戦って死ぬ方を選ぶ。 俺の死体は骨も残さず妖怪に食われるか、それとも跡形も無く消されるか、はたまた どのような結末になろうとも、それが自然の摂理ならば従う。 『ゆっへっへっー!!ここをとおりたければまりさたちにあまあまをよこすんだぜー!!』 『そうだよ!!まりさをおこらせるといぬさん、ゆっくりできなくなるよー!!』 俺が真剣に考えていると眼前のにゲスの一家どもがいた。 数はれいむとまりさが1ずつ、子ゆっくりが6つだな。 人が考えているのを邪魔してカツアゲをしている・・・。 こんな事をしても野生じゃ生き残れない。この俺がその身に叩き込んでやる!!! 「ガゥアアアアッ!!!」 大地を蹴ってまりさに飛びかかる。 鋭い牙で頭を噛む。 当然、ゆっくりたちには何が起きたのかは全然、理解は出来ていない。 まりさは悲鳴を上げる。 『ゆぎゃ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!!!!』 『ばりざぁ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!!!』 『『『『お゛、お゛どぉーじゃ゛ーん゛!!!?』』』』 家族も有らん限りの悲鳴を上げる。 どんなに悲鳴をあげようがこの魔獣は決して離さない。 獲物が息の根を止めるしかないのだからだ。 しかし、愚かにもこの狼に歯向かうのだった。 『ゆっくりしないで、まりさをはなしてね!!!このくそいぬ!!』 その言葉に反応したのか、体を反らして咥えたまりさを勢いよく振りれいむに向けて叩きつける。 『ゆぐぇ!!!』 頭から叩きつけたため凹んでしまい不細工なスライムに早変わりした。 一方のまりさの方も相当のダメージを受けていた。底面部分が破損し餡子が少しだけ漏れていた。 『ゆ゛っ・・・ゆ゛るじ、ゆ゛ぎゃ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!』 ベートは首を横に振りまりさを更に苦しめるている。 獣はただ獲物を食べるだけでは無い。 熊やヒョウアザラシはこうして獲物をいたぶり弄ぶという残虐な方法を行う。 "痛い"ことを最大に嫌うゆっくりにとってはこれ以上に無い拷問だ。 『ゆぐぇ゛え゛え゛え゛え゛えぇ゛ぇ゛ぇ゛っ!!』 『ゆ゛ぎぃ゛い゛い゛い゛い゛いぃ゛ぃ゛ぃ゛っ!!!』 『ゆびぃ゛い゛い゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛っ!!!!』 『ゆ゛があ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!!!!』 虐待お兄さんが聞いたら「イィヤッハァァァァァァ!!」と狂喜する悲鳴の音楽。 流石に、五月蝿いのでブン投げた。 『お゛・・・お゛じょら゛を゛どんで・・・ぶぎゅえ゛!!』 『ゆ゛ぐっ!!』 放り投げた先は先程のれいむだった。 まりさはもう助からない、噛まれた部分からは噴水の如く餡子が漏れていた。 勢いよく投げたかられいむは明らかに潰れ絶命した。 残った子ゆっくりは茫然としていた。 餡子脳だから処理が追いつけないのか、両親が死んで精神が壊れたのかどれかだろう。 『ゆふふふ・・・これはゆめしゃんだよね。』 『しょうだよね。ゆめだよね。』 ゆふふふっと笑い、目はレイプ目状態、口から涎が垂れており、しーしーとうんうんが垂れ流しだった。 そして、両親を殺した魔獣が残酷に言う。 「・・・お前らも親のところへ送ってやる。」 鋭い牙と爪で子ゆっくりたちもゆん生を終えたのだった。 ・ ・ ・ ・ 流石にあの餓鬼どもが糞尿を漏らして汚れた奴は食わずに爪で引き裂いた。 ゆっくりの尿は砂糖水、糞は餡子でできているから他の生物が食っても害は無い。 まぁ、そんなものは蟻にでもくれてやる。 誰かが言い争う声が聞こえた。 目の前に銀色の髪に三つ網ポニテール、赤い十字のマークの青色の帽子をかぶったゆっくりが現れた。 これまで見たことが無いタイプだ 何かに逃げていたのだろうか息を切らしてこっちを見ると驚いていた。 「落ち着け、俺はお前を食いはしない。」 「そ、そうなんですか・・・よ、よかった。」 「俺の名はベート。お前の名前は?」 「私はえーりんと申します。助けて下さい!!わたしは追われているのです!!」 「追われている・・・?」 ガサガサッとえーりんというゆっくりが来た茂みから音がする。 えーりんは俺の傍による。 現れたのは2メートルもある金髪に赤い帯の様なものが着いているゆっくりありすだった。 様子がどうも辺だ。顔が赤いし目はトローンしている。あごの下には棒状の様なもの天に向けて立っている。 『んほぉーーーーーー!!みつけたわよっ!!ありすのとかいはなてくにっくですっきりー♪させるわよー!!』 発情期を迎えているというわけか・・・それを見たえーりんは怯えている 「い、いや・・・・」 なるほど、事情は読めた。 このえーりんはあの発情しているゆっくりに襲われて命からがら逃げたというわけか。 そういえばウサギという動物は自分の子孫を残すために他の動物と交配することがあると聞いたことがある。 ・・・小さい奴を襲うとはとんだ腐れゆっくりだ。 しかし、これだむ大きい相手だと仕留めるのは難しいが・・・・大きい相手ほどやりがいがある。 ベロリッと舌なめずりをして相手の右頬を噛みつきながらきりもみに回転し引き千切る。 『ゆぎぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛!!い、いだいわ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!』 「ちっ、一撃ではあの程度の傷か。それならお前のプライドをズタズタにしてやる。」 狙うはあのでかい棒。 俺はあのれいぱーありすの棒状のものぺにぺにを噛みつく。 『ゆほっ!!いぬさん、なかなかのてくにしゃんねぇぇぇぇぇぇ!!!』 気色の悪い声をあげるありすだがベートはそのまま力を入れてぺにぺにを噛み千切った。 プジャア!!という音が響く。引き千切られた部分からカスタードが噴出した。 ドサッとありすのぺにぺにが落ち、ベートは距離を置く ありすは自分の身に何か起きたのかは解らなかった。 だが、足元にあるそれをみた途端、この世の終わりの様に泣き叫んだ。 『べにべにがぁぁぁぁぁぁぁ!!!!あ゛り゛ずのじま゛ん゛の゛べに゛べに゛がぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!!!!!!!!!!』 「本当に五月蝿い奴だ。お前の様なクズが交配する権利は・・・ない!!!」 そこからは一方的な虐殺、いや野生の弱肉強食だった。 牙で目を潰し、爪で口や頬を引き裂き、髪の噛んで千切れないよう加減して木に何回も叩き付けたりとしていた。 どんなに泣き叫ぼうともこの悪魔の獣の前では全ては無意味だった。 カスタードがまるで血飛沫の様に舞っていた。 時間はかからなかった。れいぱーありすは物言わぬ物体となっていた。 千切れた部分からはカスタードが漏れていた。 ありすの死体の上にベートが立ち天向けて勝利の雄叫びをあげた 「ウオオオーーーーーッ!!!」 吠えた終わるとえーりんは茂みから出てきた。 ありすと戦っている間、避難していたのだろう。 他のゆっくりより明らかに知恵が回るようだ。 「ありがとうございます。 あの・・・あなたが最近、ゆっくりできないげすを狩っているという噂の狼さんでしょうか?」 「ああっ、そうだ。噂になっていたのか・・・・」 「ええっ・・・なんでも、私たち良いゆっくりから守っているとか」 「守っている?勘違いはするな。俺は獣だ。頭と性格が悪い奴を狩っているだけだ。」 (それを、私たち良いゆっくりを守っているんですけどね・・・・。) 「乗れ。お前の住処まで送ってやる。」 「えっ?ですが・・・・」 「日が暮れるし、またあの色情魔と出くわす可能性がある。遠慮するな。」 「では、お言葉に甘えて。」 俺は伏せる。えーりんが背中に乗ったのを確認して立ちあがりえーりんの住処へ向かう チャプター2はこれで終了です。 少しは文章がうまくなったかな・・・(^^; 次回はベートの能力が判明します。 ヒントはチャプター1にて隠されています。 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る このシリーズめっちゃおもろいわ笑 -- 2014-09-19 23 53 03 いい狼だな -- 2011-05-23 22 21 09 自分のことをいいゆっくりだと言うゆっくりって大概ろくな奴じゃないよな。 -- 2011-01-09 04 14 57 良いゆっくりを自認してるのかこのえーりん -- 2010-10-25 07 35 45 いぬはいいやつだな -- 2010-08-18 14 27 06
https://w.atwiki.jp/jailhouse/pages/43.html
独自データ 各社 12.7mm重機関銃 着脱式三脚と3点のガスベント・システムを備えています。三脚を除いた本体重量のみでも40kg程度と非常に重く、反動も強力なため、屈強なトロールといえどもジャイロ・スタビライザ無しに立射することは不可能です(トロールであっても筋力10は要します)。 ヘビーマシンガン(HMG) Damage AP モード RC 弾薬 入手値 価格 各社 12.7mm重機関銃 9P -4 FA 3(10) 100(belt) 18F 14,000 ゴム散弾 ショットガン用のゴム散弾です。DV+2(精神)、AP修正+6、対衝撃装甲値を適用します。入手値は4R、価格は10新円です。