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●追加マイナーチェンジ 発売日:1995年7月 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ビキニカウル装着のバージョンRとともに精悍で質感の高いスターライトシルバーをカラー追加した。 ●カラーチェンジ 発売日:1996年1月 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ●マイナーチェンジ 発売日:1996年12月 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 シートカウルをよりスポーティーな形状に変更するとともに制動フィーリングに優れた異径4ポット対向ピストンキャリパーを採用するなど足まわりを充実させた。 ●フルモデルチェンジ 発売日:1999年2月 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 新開発「HYPER VTEC」は吸排気効率や燃焼効率の向上を目指しホンダ独自のバルブ制御システムであるVTEC技術をさらに進化させたもので、カムがリフターを介してバルブを直に押す「直押しタイプ」としては、量産車世界初の機構。 排出ガス浄化システムとしてエキゾーストエアインジェクションシステム(二次空気導入装置)を採用することで国内で新たに導入される新排出ガス規制に適合。 ●マイナーチェンジ 発売日:2000年2月 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 カラーリングの変更を施すことで、さらに精悍なイメージを高め、リアサスペンションスプリングは従来のブラックからレッドに変更し、躍動感を強調させた。 また、盗難抑止に効果的な強化コンビネーションスイッチを新たに採用している。 次のページ
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散急4000系は、散野急行鉄道の車両である。本項では試作車についても解説する。なお以下のスペックは量産車のものである。 概要 散野急行鉄道4000系電車(量産車) 基本情報 運用者 散野急行鉄道 製造所 船橋重工業豊崎工場春咲車輛・雨宮車両製作所 製造年 1999〜2003年 製造両数 256両 運用開始 2000年11月13日 主要諸元 軌間 1,067mm 電気方式 直流1500V(架空電車線方式) 最高運転速度 120km/h 設計最高速度 120km/h 起動加速度 3.3km/h/s 減速度 3.5km/h/s(常用)4.1km/h/s(非常) 車両定員 本文参照 全長 先頭車 20,200mm中間車 20,000mm 自重 Tc1車,Tc2車 26.8tM1車 33.4tM2車 33.6tT車 25.0t 全幅 2,820mm 全高 4,050mm 床面高さ 1,125mm 台車 ボルスタレス方式空気ばね台車電動車 FHI-MB91E3付随車 FHI-TB91E3 主電動機 かご形三相誘導電動機FEI-IM97E1 主電動機出力 150kw 駆動方式 TD継手式中実軸平行カルダン方式 歯車比 87 14(6.21) 制御装置 IGBT素子VVVFインバータ制御 制動装置 回生併用電気指令式電磁直通ブレーキ 保安装置 本文参照 2000年に導入された車両。社内最多の編成数である。 雨川高速鉄道春沢線・商栄線・菊池急行鉄道にも乗り入れている。 現在 32編成256両+予備車6両 試作車 本形式は雨宮車両製作所と船橋重工業に試作車を製作させ,比較検討の上で量産車の生産を行った。この試作車はそれぞれが3両ずつ(雨宮車両製作所は下り梅田市側,船橋重工業は上り新都中央側,それぞれ先頭車と電動車ユニット)を製造。比較検討の結果,雨宮の設計した車体に船橋重工業の機器類を組み合わせ,製造は両者が折半して16本ずつの担当となった。なお試作車はそれ以降は運用に入らず,予備車となっている(船橋重工業製の先頭車であるクハ4801は量産車と前面が異なり,雨川高速鉄道への乗り入れに対応できないことも理由の1つ)。 以下編集中…
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NOOSE CRUISER 概要 車体:特殊(緊急)車両 会社:VAPID ベース車両:CRUISER 和音:ヌースクルーザー ドア:4枚 駆動:RWD 実車:FORD Police Interceptor(NYPD仕様) 日本訳:輪縄クルーザー 性能 重量:1,700kg 速度:241km/h 加速力:2.0m/s トランスミッション:5速 制動:- サス:やや柔らかい 解説 指名手配レベル3、あるいはロードブロック時に出現する。 特殊部隊NOOSEのカラーリングが施された車両であるが、搭乗員は通常と同じショットガン・ピストル装備の制服警官である。 車内にはノート型パソコンが設置されていて、ミッションで使用する。 NOOSE PATRIOTと同様のカラーリングなのだが出現率が低めなので根気よく追われる必要がある。 また、NOOSE PATRIOTと一緒に出現することはない。 例によってTAXI、POLICE CRUISERと同型車なので走行性能もおよそ等しい。 POLICE CRUISERとの識別点は前述のカラーリングとサイレンの形状。 POLICE~は割と大きく真上から見て逆V字型に並んでいるが、NOOSE~は小ぶりなランプが直線に並んでいる。 パッと見で分かりやすいのはボンネット、トランクリッドがペイントされているか真白かだろう(NOOSE~は後者)。 パトライトの形状を見る限りLEDのバータイプと思われる。 NOOSE隊員が搭乗できるように後部座席の屋根がPOLICE CRUISERと比べて高くなっている(NOOSE隊員のヘルメットが屋根を突き出ないようにモデリングされている)。 上記の通り、出現率が低いのでNOOSE PATRIOTと並んで影が薄い。 出現する確率も低いので、警察車両マニアの方は一台くらい保存しておいてもいいだろう。 特別仕様、レアカラー 特別仕様、レアカラーは存在しない 画像 実車 FORD Police Interceptor(NYPD仕様) 画像はNYPD(ニューヨーク市警)仕様
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RIPLEY 概要 車体:トーイングカー 会社:---- 和音:リプリー ドア:2枚 駆動:RWD 実車:英Douglas社 DC8-44 性能 重量:9,500kg 速度:113km/h 加速力:1.6秒 ギア:3速 制動:やや弱い サス:中 解説 トーイングカー(トーイングタグ、トーイングトラクターとも)。ちなみにトーイングカーとは空港で航空機・貨物等を牽引する車両。 空港の目立つ場所にかなりの台数駐車されており、また滑走路入り口のゲート付近で待機していると走ってくることもあるためBUSと並んで影の濃い大型車。 このRIPLEYはジャンボジェットクラスの航空機をを牽引するタイプである。 それだけにかなりの馬力があり、また1速が日本のバスやトラックと同じく超ローギアであり、重量もあるため速度は遅い。 元々重量物牽引のための車なのでスピードが度外視されるのは仕方がないだろう。 大型車両に分類されるが、ホイールベースが車長の半分程度であり、ガラス張りの運転席はオーバーハング部に位置するという大変ユニークなクルマである。 なお、GTAIVのゲーム内では当然ではあるが航空機を牽引することはできない。 この車はリアエンジン車扱いであるためBUSと同じく対衝突に優れる。 しかしスピードが出ないことに加え、大きいタイヤは銃撃を食らってパンクしやすく、ガラス張りの運転席が仇となって内部の乗員に銃弾が非常に当たりやすい。 当然後ろからのドライブバイにも弱い(BUSより遅いこの車は悲惨なことになるかも。)などと戦闘に持ち込むにはお勧めできない点が多い。 ちなみにサイドミラーに当たり判定がある珍しい車である。 空港周辺にまれにこの車に乗ったNPCが観られる(目撃済み) GTAⅤでもストーリーモードのみ登場。 特別仕様、レアカラー なし 画像 実車 英Douglas社 DC8-44 トーイングカー仕様 左下で航空機をプッシュバックしている。
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TRASHMASTER 概要 車体:ゴミ収集車 会社:JOBUILT 和音:トラッシュマスター ドア:2枚(後部に2人つかまっている) 駆動:RWD 実車:MACK LE-613 日本語訳:ゴミ収集車 性能 重量:6,500kg 速度:161km/h 加速力:1.1m/s ギア:6速 制動:やや弱い サス:中 解説 Liberty Sanitation Department(リバティー衛生局)の車両。 街のゴミを回収して回るゴミ収集車。 ゴミの回収時間帯である深夜~明け方にかけて走っている。 ディーゼル・エンジンの上サイズが大きく重量が重いので、スピードは遅い。しかし、耐久力はある程度ある。 重量6.5tはENFORCERと同じであるが、車高が高いためか、それとも軽いのかは解からないがCAVALCADEなどのSUVでも比較的簡単に横転させることが出来てしまう。 Rayのミッション「Taking In the Trash」で使用する。ちなみにミッション中は後部のゴミ投入口を開閉できる。 後ろの部分に2人の清掃員がつかまっているが、追突しても落下することはない。ただ、PHANTOMなどの重量&パワーがある車で、 尚且つ猛スピードで追突や正面衝突すると、運転手と清掃員が飛び降りる。(追突の場合、哀れな清掃員2人は自車に轢かれる。) 銃撃を受けるとそのままダウンする。 車両自体は、アルゴンキンの北にあるフィッシュマーケット・サウスにあるLSDの集積所に何台も駐車しているので容易に入手できる。 BUS等もそうだが、四角い車体は非常に汚れが目立つため、GTA4の車の中でも特に酷く汚れているように見えやすい。 車体が大きいため洗車機には入らないが、塗装屋で塗り直すことは出来る。 再塗装するとクリアホワイトのピカピカの車体になり、見違えるほど綺麗になる。トラックやバスが好きな人はぜひ塗装屋で塗り直してみてはいかがだろうか? 画像 GTA3 VC LCS VCS GTASA GTA5 ?plugin=ref serial=3290 実車マック・LE
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TR-2000系電車は,塔野高速鉄道の通勤型車両である。 本記事では,系列車のTR-2030系電車についても記述する。 塔野高速鉄道TR-2000系電車 基本情報 運用者 塔野高速鉄道 製造所 船橋重工業豊崎工場 製造年 1975年〜1991年 製造両数 224(*1)両 運用開始 1976年3月10日 主要諸元 軌間 1,067mm 電気方式 直流1500V(架空電車線方式) 最高運転速度 110km/h(1〜9次車)120km/h(10〜11次車) 設計最高速度 110km/h(1〜9次車)120km/h(10〜11次車) 起動加速度 3.0km/h/s(1〜9次車製造時,6M4T/5M3T)3.3km/h/s(10〜12次車,更新車) 減速度 4.2km/h/s(常用)5.0km/h/s(非常) 車両定員 本文参照 全長 20,000mm 自重 (1~7次車)Tc1車,Tc2車 29.8tM1車 35.7tM2車 36.2tM3車 35.5tT2車 30.0t(8,9次車)Tc1車,Tc2車 28.4tM1車 35.0tM2車 35.8tT1車 26.8t(10~12次車)Tc1車,Tc2車 28.0tM1車 34.4tM2車 35.6tT1車 26.2t 全幅 2,800mm 全高 4,050mm 床面高さ 1,130mm 台車 (1〜9次車)軸ばね式ダイレクトマウント空気ばね台車電動車 TRB-M75付随車 TRB-T75(10〜12次車)ボルスタレス式空気ばね台車電動車 TRB-M86付随車 TRB-T86 主電動機 (1〜7次車,登場時)直流直巻電動機TRM-75(8〜10次車,登場時)直流直巻電動機TRM-84(11次車,10次車更新車の一部(*2))かご形三相誘導電動機TRM-I88 主電動機出力 150kw 駆動方式 (1〜7次車)中空軸平行カルダン方式(8〜11次車)TD継手式中実軸平行カルダン方式 歯車比 99 16(6.19) 制御装置 (1〜10次車製造時)電機子チョッパ制御(11次車,10次車更新車の一部(*2))GTO素子VVVFインバータ制御 制動装置 回生併用電気指令式空気ブレーキ 保安装置 本文参照
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アマジナ鉱山鉄道社あまじなこうざんてつどうしゃ / Amajina Sons Mineral Concern アマジナ鉱山協会のグループ企業のひとつ。 中央ザナラーンに敷設された鉱山鉄道の運営を行っている。 その線路は、ナナワ銀山からブラックブラッシュ停留所を経由し、ウルダハ操車庫、ウルダハ都市内に至る。 鉱山で採掘された鉱石を、製錬施設があるブラックブラッシュに運搬し、加工された金属を都市部に移送するようだ。 歴史 第六星暦末期(旧FF14時代)に、下記のような台詞が存在していた。 そういえば、ここウルダハでは「荒野の真ん中に鉄の道を敷いて 魔導仕掛けのトロッコを走らせよう」だなんて計画もあるらしいぞ。 キミも、こうした新しい知識を仕入れておきたまえよ。 つまり第七霊災前から計画が進行しており、霊災を経て復興特需に対応するため、運行を開始したようだ。 青燐機関車 現在、実際に列車が運行している様子は確認できないが、NPCの台詞によると、「青燐機関車」で貨物車を牽引しているようだ。 この線路の上を、鉱山から来た青燐機関車が走るんだ。 ずっしり重い鉱石を満載した貨物車を引っ張ってね。 線路をよく見てみると、中央に三本目のレールが敷設されているのを見ることができる。 中央のレールは溝が掘られており、「ラック式鉄道(Rack Railway)」であることが解る。 これは歯型レールと、機関車に設置された歯車状の車輪を噛み合わせることで、推進力と制動力を増すための措置である。 おそらく、青燐機関車の重い鉱石を運搬するには推進力が低めであり、こうした設備が必要だったのだろう。 ちなみに、ガレマール帝国軍が敷設した線路は二本であり、 ウルダハ製の青燐機関車よりは性能的に上回っていることが、その点からもよく解る。 名前 日本語版では「鉱山鉄道社」として記されているが、 英語版では「アマジナ鉱山社」とは特に区別されていないようだ。
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概要 北海急行電鉄では初めての本格的な高性能電車となった2300系は、初期にいろいろな問題点こそ浮上したものの、 そうした諸問題は早期に改善され、以後はおもに特急用として乗客の好評を博するまでになっていた。 しかし2300系が登場してから15年が経過し、その間に新型車両が多数製造されるようになると、さすがに設備面での陳腐化が目立ち、更なるサービスレベルの向上が必須課題となった。 このため、代替となる特急車両を新造する必要が生じた。この状況に鑑み、1981年より営業運転を開始したのが今回紹介する5000系電車である。 (1997年ごろの5000系) 車体 車体外板の塗装はアイボリーを基本としており、それまでの慣例に従い特急用形式を意味するスカーレットのデザインが配された。 前面部分は同じ日本車輌製で、先に登場していた遠州鉄道のモハ51+クハ61を基本とするが、時代を反映してライトケースは角型となっており、 また、さすがに大手の車両らしく方向幕と種別幕が左右に振り分けられ、その中央部に標識灯が設置されているあたりが北海道らしい。 正面窓は熱線吸収・防曇ガラスとしたが、後年積雪による破損対策としてポリカーボネート樹脂版に交換されている。 車体構造は従前通り普通鋼を用いているが、骨組みや戸袋部分など強度が必要な部分にはステンレス鋼を採用している。 車体長は17500mmとしているが、先頭車については運転室面積を広く取る都合上18100mmとされた。 このため連結面間の距離は先頭車18640mm、中間車18140mmとなっている。 出入口は片側2箇所に設置されており、側扉は両開き式のものである。開口幅は1300mm。 車内設備 編成苫小牧方向に位置する特別車両は室内にシートピッチ1080mmの回転リクライニングシートを、 それ以外の一般車両はシートピッチ900mmの転換クロスシートを基本としている。 座席はグリーン系統であるが、優先座席についてはグレー系統とした。 特別車両の出入台付近はデッキ式となっており、編成先頭に位置するモロ5100形の後位側には自販機とカード式電話が、続くモロ5200形の後位側には洋式便所と洗面台が設けられていた。 また、サハ5300形の前位側貫通扉には特別席である旨の表記がなされていた。 側窓はすべて熱線吸収・複層ガラス構成としたが、一部の窓は非常時の換気を考慮し一段下降式である。カーテンにはベージュ系色の横引き式プリーツカーテンを設置する。 貫通扉は各連結面に設置しており、側扉については室内側は化粧板仕上げ、ドアガラスは側窓同様のグレーの複層ガラスである。 走行機器 制御装置の主回路は、三菱電機製の界磁チョッパ制御装置を採用している。これは、北急の電車としては2700系に続き採用されたものである。 主電動機は直流複巻式のものを採用しており、出力は1基あたり150kWである。 制動装置は、すでに2700系などでの実績があるHSC-R形電磁直通ブレーキを装備している。このブレーキ装置は回生ブレーキを併用する方式である。 台車は車体直結型空気ばね台車としている。軸箱支持はコイルばねと気圧ダンパーを使用した円筒案内方式である。 運用 6両固定編成であり、基本的には単独で石狩市~札幌~苫小牧間ならびに石狩市~札幌~定山渓温泉間の「特急」および石狩市~札幌~新千歳空港間の「空港特急」の運用にあたっていた。 土休日には夕張鉄道への直通運用にも使用されていたほか、多客時には2両編成の一般車両を増結し、8両編成で運用されることもあった。 改造、その後 その後、後継車両の6000系が登場するにあたり、2002年から2003年にかけて順次、通勤型電車への格下げ改造が実施された。 おもな改造点としては 座席の全ロングシート化 車体中央部に1300mm幅の乗降扉増設 車いすスペースの設置 便所設備の撤去 が挙げられる。なお、性能面では変化はないが、改造にあわせ塗装の変更(スカーレット→フェザントグリーン)が実施されている。 現在は主に本線・定山渓線の急行運用を中心に活躍している。 主要諸元 最大寸法:18640×2840×4100mm(M1c/M2c)、18140×2840×4100mm(M2/M1)、18140×2840×4070mm(T1/T2) 空車重量:M1c=36.0t、M2=36.3t、T1/T2=31.0t、M1=36.2t、M2c=35.8t 出力:150kW×4/両 駆動方式:WNドライブ 歯数比:5.31 制御方式:他励界磁チョッパ制御(1C8M) 制動方式:HSC-R(回生併用電磁直通ブレーキ) 台車:HKS-81M/HKS-81T 製造:日本車輌製造・東急車輛製造・川崎重工業 (各数値は改造後のものを示す) 編成図 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (hk6000_f.png)
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TURISMO 概要 車体:スポーツカー 会社:GROTTI 和音:ツーリスモ ドア:2枚 駆動:RWD 実車:フェラーリ・360 モデナ、F430、F430スクーデリア(ネット限定リアスポイラー)、ベクター M12 日本語訳:(スペイン語で)観光 性能 重量:1500kg 速度:336km/h 0-100km/h:5.3秒 ギア:5速 制動:やや強い サス:中 解説 INFERNUS、COMET、SUPER GT、BANSHEEなどと並ぶSAから登場したスーパースポーツカー。 今回はダウンサイジングでやや小型となり、相変わらず機動力は優れている。 制動力が極めて優秀で、旋回時のブレーキング時もスピンがほぼ起こらなく、 スーパーカーの中では扱いやすい部類。 他のスーパーカー(INFERNUS、COMET等)よりトップスピードが遅い様な気がするが、 持前の機動力を活かし、コーナーが多数のレースではほかのスーパーカーと比べると有利である。 フェラーリサウンドのような甲高いエンジン音も魅力。 GTASAでも登場しており、その頃はF40のような形をしていた。 ファイアフライ・アイランドにあるFaustin邸のガレージに固定出現する。 また、アルゴンクイン東部のセーフハウス近くにあるGROTTIのディーラーに展示されている。 また、見ての通りエンジンが後ろに搭載されているのに加えて、他のスポーツカーより若干衝突に強い(気がする)。 ちなみに、この車はチートで出現させる事が可能。(227-555-0147) TBoGTでは元から希少性がとても高いINFERNUSが出やすくなった他、他のライバルカーであるCOMETとSUPER GTはドラッグウォーでレアカラーを纏うし新たなライバルであるF620の登場、GTASA出身の同期であるBULLET GTの復帰などトピックスが多い中、この車にはそういう事柄は無かった。 希少性が最も低いがスーパースポーツの中で最も入手しやすい(GROTTIのショールームから失敬)のが特長か SAでは同じくフェラーリ製のF40を模したものであり、次回作GTA5では、2014年3月4日に「ビジネス」アップデートにて後継車の"TURISMO R"が登場。モデルはLa.Ferrari、マルシャ・B2である。 加速能力・ハンドリングに優れていて、コーナーが多数のレースではこちらも優位に立てる辺りが後継車らしい。 特別仕様、レアカラー スポーツ リアフェンダーにエアインテークが設けられたモデル。 ブロンズ Stevieの車集めミッションで登場。 リアスポイラー GTA4内のインターネットでAUTO EROTICARのホームページに いくと映っているリアウィング付のモデル。 もちろん入手は不可能である。 TVレア GTA4内のTV番組「I`m Rich」に登場。通常仕様とホイールが違うレア仕様。 ソリッドイエロー(マジョーラ無し) ブルーシーのミッションNo.1で競争相手のNPCが乗ってる車。 一見すると通常カラーの様に見えるが実はレアカラー。タクシーの色と言えば分かりやすいだろうか。 ソリッドカラーの他にも、ベースカラーの黄色は固定で、白、水色、ソリッドカラーに近い薄いピンクなどのマジョーラカラーを確認。他にもバリエーションがあると思われるが、天候や時間帯によって見えたり見えなかったりして判別は難しい。ちなみに通常カラーは黄色/黄色マジョーラ。影に入ると緑がかって見えたりする。 入手方法はいくつか有る。まず一つは普通にレースに勝った時に後続車両との距離によっては、真後ろに無人の状態で停まることが稀にあるが、その場合そのまま乗っている車で駐車スペースまで押して行って車に乗った状態で駐車スペースからある程度離れてから再び戻ると乗り込む事が出来る様になる。が、この場合、手に入るかどうかはぶっちゃけ運である。 確実に欲しい場合は、まずブルーシーを殺しライバル車を視界から外さずにある程度離れてから再び近づくと、なぜか運転手がレース用ドライバーNPCから一般市民NPCに変わっているので、銃で脅すなどすれば勝手に車から降りてくれる。ただし相変わらず車に乗ることは出来ないので他の車で隠れ家まで押して行く必要がある。損傷で出火させずに隠れ家まで押して行く自信が無い場合あらかじめ消防車を呼んでそれで押していくのも一つの手。火が出たらすぐに鎮火しよう。 ちなみにドライバーNPCは車を転倒させるかショットガンで後輪から出火させるかしても車から降ろすことが出来る。ドライバーNPCを乗せたままにしたり死体が乗った状態だと保存できずに車が消えてしまうので気をつけよう。 ブレーキパッド ブレーキパッドがついた仕様色は赤固定でランダムでついてくる。 しかしPS3版ベスト・コンプリート・ノーマル・海外のGTA4 TLAD TBoGTすべてにおいてPS3版ではないと思われる。 おそらく処理を軽くするためだと思われる。またComet SuperGTでも確認。 画像 通常仕様 スポーツ エメラルドグリーン レアカラー ミッション『No.1』 ソリッドイエロー(マジョーラ無し) ソリッドイエロー(左)とメタリックイエロー(右)の比較 ブロンズ(車集め) SA GTA5(Turismo R) 実車フェラーリ・360 モデナ 実車フェラーリ・F430 実車 ベクター M12 非公式CM
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⑤*⑥/ /第十話 蓋を開けてみれば何から何まで事前情報と異なるとは、こういう事を言うらしい──。 後退支援戦闘に当たって迎撃戦闘に転じた部下の二人ともが瞬く間に撃滅された状況下にあって、ウルフ・アッドは冷静に事態を捉えていた。 本社情報部の連中が遣した詳細に依れば、独立系傭兵部隊〝サンドゲイル〟は比較的優秀なAC戦力を保有しているものの、独立勢力としては目立った所のない一勢力に過ぎないとの事だった。 やはり、本社の情報部は信用ならんな──。 先だって投入された先行戦力群──グレイヴ・メイカーという戦闘に際しては素人の域を出ない技術屋集団が壊走したのは当然の顛末だったとして、それは否定しない。 同時に、その壊走が始まるまでの戦域映像が本社からの指示でデータリンク適用外とされていた事が、仇になったのもまた、否めない感があった。 仮にも特殊部隊管轄軍の精鋭部隊を自負する我々の戦力の大半が、容易く撃破されたのだ。 自身の脳裏を過ぎった可能性に対して、小さく口許を歪める。 純粋戦力の数的差が産まれつつある現状にあって、ウルフは恐ろしく冷徹にあった。圧倒的不利な状況下での作戦などは、此れまでに嫌というほど経験してきている。 その中で常に生き残ってきたという経歴とそこで得た鋭い経験則が、常に彼を冷静に足らしめていた。 そして少なくとも、ウルフが相対する者──淡い桜色の塗装が施された軽量級ACとの戦闘を始めてから終始、彼自身にとって状況は優位に推移していた。 偶然に僅かな意図を絡めて、ウルフはその機体を自らが相手をするべき敵性動体として選択した。今回の作戦を嘗ての原隊に口利きした張本人である同期のリヒト・マウザーが少々気に掛けていたのだ。 敵AC機体に搭乗するパイロットの名は、シルヴィア・マッケンジー──。 そのフルネームに、ウルフは以前から聞き覚えがあった。 以前行なわれた本社外部指令一四四二号作戦──自身を出し抜いたウルフが受諾し、幾つかの友軍の犠牲を出しながらも遂行した作戦である。 後に垣間見た事後報告では、本社が必要としていた遺失技術資材の確保が作戦骨子だった。その作戦で起きた不測の事態に関与した人物の中に、シルヴィア・マッケンジーという若年レイヴンが名を連ねていたのである。 そのレイヴンはフリーランスであった為に詳細を得る事も叶わず、事態の混乱に紛れて姿を消し、作戦の事後経過でも消息不明として扱われた。 運の良いレイヴンもいたものだと、その時のウルフも軽く得心していたに過ぎなかった。 しかし、運命は往々にして巡り合うものなのだな、とウルフは今回の作戦に際して考えた。 その名を持つ当人と思しきレイヴンがサンドゲイルにいると、作戦の立案段階でリヒトはさも楽しそうに言ったのをよく覚えている。 そのレイヴンが今、自分と戦火を交えている──運が良かったのかどうか、それも含めて単純な興味のあったウルフは戦闘を開始して数分、既に僅かな落胆を覚えてもいた。 「ふん、幼いものだな──」 搭乗機、中量級二脚機〝ガト・モンテス〟は光学兵器類を搭載武装の軸とし、瞬間火力と戦闘継続力を高水準で実現している。非常に長い年月を共にしてきた事でウルフはその機体の特性を細部に渡るまで熟知していた。 微細な機体制御で常に敵性動体を有視界に捕捉し続け、ウルフは両背部連装式武装の浮遊設置型光学兵器──イクシード・オービットを射出した。正確な反応を返した敵機は高出力の収束光を回避してみせる。小気味良い偏差機動を駆使してはいるが、次の攻撃への対応準備は非常に緩慢なものであった。 此方の意図する様に戦域を右往左往する敵機へ向け、機体内蔵型の同種武装を展開、低出力の代わりに速射力を底上げした収束光を射線上に放つ。武装の仕様上、一次捕捉に限定される収束光が同時多角から殺到、見せかけは安定していた回避機動を途端に崩し始める。 基本的な操作技術は優れている。絶対的な経験の浅さ故か、機体制御に於いて甘い点が散見できるが、同時に相当なセンスの良さも垣間見せてくれる。 しかし、それでウルフの構築した優位な戦況を覆すのは、聊か困難な話である。 それでも偏差機動を継続し、あくまで回避行動を続ける様子を余裕を保った姿勢で見ると、ウルフは今一度、背部イクシード・オービットを見舞う。 前方広範囲から殺到させる光学攻撃に紛れ、ウルフは操縦把付随のトリガーを引く。右腕部携行兵装のレーザーライフルから確定捕捉を完結した収束光が大地を縦断し、敵機の側頭部複合装甲を焼却した。 継続的な高火力攻撃を見舞う中、オープンチャンネルでの通信要請を戦術支援AIが受信する。 『貴方達、ルア・リーフェスを知っているか──っ?』 状況の割りに、随分と余裕な様子だな──鼻で小さく笑い、気まぐれ程度にと応えてやった。 「知っていたとして、応える必要はない。我々の任務とは無関係だ──」 『なら、此処で貴方に用はない──!』 敵機のレイヴンの声音は何処か中性的だが、気質の幼さを垣間見せる所があった。 だが、威勢の良さだけは評価してやってもいいか──。 「ふ、前評判通りのレイヴンか──今時、珍しいものだ」 ルア・リーフェス──確かに、知っている。 本社外部指令一四四二号作戦で、リヒトが持ち帰った遺失技術資材の〝小娘〟の名だ。 リヒト自身も確か、こう言っていた。 戦場での玩具と小娘のまま事など、見ていて気分の良いものではない──。 悪辣な気質のリヒトらしい言葉だった。 そしてその小娘と相対するウルフは、彼の言った言葉の意図する所に同調している節があった。 「護りたい、奪い返したい、殺したい──生臭い感情を垂れ流す割には、大人しい立ち回りをするものだ……」 若年であろうと幼かろうと、戦士として自らの志と共に戦場に在るのなら、その生き方に忠実であれ。 出来ない者程早く死ぬ、その理はどの戦場であろうと大した差にはならない。 「貴様一人に時間は掛けられん──」 ウルフは冷徹な殺意を湛えた。 * ルア・リーフェスを知っているか──。 その問いに対する敵パイロットの応答は、耳を打つ内容としては到底満足の往くものでなかった。 そもそも一瞬の感情の昂りをついて出てしまったような、一過性の言葉に過ぎないとシルヴィアが自身でよく分かっていた。 戦術の一切を固定せず、多彩な戦闘機動を展開する敵機を前に翻弄される中、シルヴィアはその状況とは裏腹にコクピット内で確信を得ていた。 奴は、ルアの事を知っている──。 総合して中量級二脚構成のACは光学兵器群による洗練した手管を緩めず、搭載センサー群を駆使して尚、此方が知覚できない巧妙さを持って打撃を確実に与えてくる。 一方的な防戦から瓦解する前にと、シルヴィアはフットペダルを一層細かく踏んで偏差機動を行なう。 光学兵器の弾幕を引き剥がした隙に、背部ミサイルコンテナへ火器管制システムを移行──反撃の糸口を掴む為に、牽制の意味合いを強く含んだマイクロミサイルを射出した。 至近距離で吹き荒ぶ収束光の間隙を縫ってミサイルが飛翔を開始、それに紛れて右腕部に携えた長砲身の遠距離用滑腔砲からAPFSDS(離脱装弾筒付翼安定徹甲弾)弾を連射した。 ジルエリッタの主兵装が最低限稼動できる間合いを取らなければ、この戦域ではそれは全く役に立たない。 AC機の生命線である機動駆動系──膝関節部を狙ったAPFSDS弾は正確な射線を辿り、しかし、其処へ投入された浮遊設置型の光学兵器に阻まれた。光学兵器が爆発、四散して細かい残骸を周囲にばら撒く。 そしてさらに光学兵器群が敵機体との間に割って入り、マイクロミサイルの弾頭を正面から誘爆させた。撃ち漏らしたミサイル群も敵機が備えるレーザーライフルによって正確に撃ち貫かれる。 無駄な回避機動を一切含まない、非常に洗練された動作──。 黒煙混じりの火球が渦巻く中で敵機体のカメラアイと一瞬視線が交錯し、直後、再び光学兵器群による収束光の嵐が殺到する。 交戦する中量級二脚AC──それに乗り込む搭乗者が手加減をしている事にシルヴィアが気づいたのは、戦闘状態へ移行してから間もなくの事だった。一定以上の相対距離を保持して慎重に出方を視ていたつもりが、いつのまにか相手の意図に引きずり込まれていたのだ。 多様な光学兵器群による同時攻撃は圧倒的で、しかもその戦術に無駄はない。烈火の如き激しい攻撃に搭乗機ジルエリッタが曝されてなお、その暫くを持ち堪えていたという事実が、相手が手を抜いているだろうという確信の一助となった。 圧倒的な殺意を持っていることに変わりはない──しかし、何処か此方を値踏みするかのような視線の介在をシルヴィアは感じていた。そしてそれが、まるで自分の事を以前からある程度知っているかのような、そんな不快さを孕んでいたのである。 それについて言外に咎める気はなかった。もし知られているというのなら、その見覚えがシルヴィアには密かに合るからだ。 シルヴィアがその視線を許す事ができないのは、もっと根本的な部分に根ざした事実故である。 自分がパイロットとして半人前どころか、まだ児戯に等しいなどという事は誰に指摘されなくともよく理解しているつもりだった。 戦場に臨む兵士として、最も致命的に欠落した部分──自分の両の眼で相手を見て、躊躇があろうと何だろうと、殺すと決めた相手を必ず殺す、その意識と覚悟がシルヴィアにはなかった。 兵士として在ると決めながら、シルヴィアはその実、長い時間その覚悟を持つ事を恐れて生きてきた。 自らの汚点である事は知っているし、それに対する恥かしみもある。 だが、それをして尚、シルヴィアは絶対的にその汚点を否定してはいなかった。 それがシルヴィアの戦士としての、一つの覚悟なのだ。それを敵は見誤り、自分を一人の戦士としてすら認めていない──シルヴィアはそう確信を得ていた。 護りたいモノを護り抜くために必要な覚悟──即ち、自らの軍靴で何者かの命を踏み躙る事を未だに畏れているのだと。 何処かで私が、それをしなくても生き残れるかもしれないなどと言う淡い希望を抱いているのだと。 その浅ましい考えを、敵は見抜いている。 しかし、シルヴィアは自分のその気構えを、決して否定しない。 二流だろうと三流だろうと構わない。誰に甘すぎると罵られたって、構わない。 自分がそうやって生きて、生き残って意思を貫いて、代償を呑んでも護りたいモノが私にはある。 シルヴィアは心の中で一時、瞼を下ろす。そして次の瞬間には極限にまで研ぎ澄ました戦意を双眸に湛え、そして、咆哮した。 「僕は、こんな所で死ぬ訳にいかないんだ!」 その苛烈な戦意が伝わったのかどうか、敵機はそれまで緩急をつけていた機体動作を止め、此れまでとは桁外れに鋭角的な戦闘機動へと移行する。 既に生かしていたぶる価値がなくなったか、時間が惜しくなりでもしたのか定かでないが、その苛烈な攻撃を前にしては数分と持たないだろう事は明白だった。 シルヴィアは白熱した意識の中で覚悟し、展開していた回避重視の偏差機動を最低限に留める。火器管制機構と搭載センサー群を最大稼動効率で運用、機体周囲に展開する光学兵器群を把握すると同時に、此れまで蓄積したイクシード・オービットの軌道情報をHMD画面に出力する。 その中でも僅かな予測のぶれを敵機が行う為に、シルヴィアはその修正を手動──即ち自らの直感に掛けた。 圧倒的な瞬間火力の収束光がジルエリッタの機体各部へ焦熱痕を穿ち、過剰損害による被害状況を戦術支援AIがけたたましく伝える。レッドアラートがコクピット内を反響する中、メインディスプレイの一点に集約した〝狙撃座標〟が導き出され、シルヴィアは全力でトリガーを引いた。 APFSDS弾を四発斉射、一発目の砲弾が射線に重なった光学兵器群──二基の浮遊設置式子機と、その最後衛で機体に追従するEO機の計三基を纏めて貫通する。内部機構の爆発を招いたEOが後背部から衝撃を齎し、敵の戦闘機動を鈍らせる。 そこを狙った三発の砲弾が、複合装甲非搭載の膝関節部と右腕部マニピュレータ、そして頭部を破壊した。 機体制御を著しく低下させた敵機体レイダー3が荒野を削り、やがて噴煙の中でその機動を完全に停止した。 極力絞った警戒推力で至近距離まで接近し、赤銅色の噴煙を挟んで主兵装の砲口を突きつける。 荒野を走る陣風が噴煙をさらい、やがて大地に各坐したレイダー3の無残な姿が露になった。後背部は爆発したEOの影響で背部兵装のコンテナ群が損壊、他の部分も緊急制動の影響で負荷限界を超えた為か、醜くひしゃげていた。 オープンチャンネルで再び通信要請を行うと、以外にもすんなりと回線が確立された。 上がっていた呼気を整え、凛とした態度を保ってシルヴィアは宣言する。 「貴方の命までは取らない……」 『小娘が──その軍事的偽善が、貴様の答えか……』 重々しい口調で毒づくパイロットに返答は返さず、しかし胸中で、シルヴィアは頷く。 これが、私の戦争なのだと。 シルヴィアは完全に継続戦闘力を失った敵機体を残し、既に先行した二機の後にジルエリッタを向かわせた。 * ふ、私も焼きが回っていたという事か──。 あちこちから火花の散るコクピットの中で、ウルフ・アッドは自嘲した。 「仮に会う事があったら、これも予定調和だったと、貴様は抜かすのだろうな」 古い戦友の後ろ姿を脳裏に浮かべ、コクピットの内壁に吊るしていたホルスターから自動拳銃を抜く。 サンドゲイルと我々の衝突は、奴が──リヒト・マウザーが最初から望んで描いた未来だったのだ。 そして、自分達が撃滅される事も恐らく、予定された可能性の範疇に含まれていた。 踏み台にして上り詰めるつもりが、私はまたしてもあの男に一杯食わされたという事だ。 邪魔立てしようとする者は、誰であろうと逃さない。 「そこまでして貴様は何処へ行くつもりだ、リヒト──」 長年使い込んだ得物の遊底を引き、その銃身を一時見下ろした後、銃口を顎に押し付けた。 「貴様は、一人の〝鬼〟を戦場に解き放った。そいつがどう大きくなってゆくのか、俺は高みから見ていてやろう──」 何の躊躇もなく、引き金を絞った。 * コンテナを積み込んだ軽量級二脚〝レイダー4〟は無駄な反攻をせず、素直に周辺戦域外への離脱を計っていた。相対距離にして一〇〇メートル以内、それは交戦距離として極至近であり、効果に程度はあれど必中を狙える距離である。しかし、マイは積極的な攻勢に出るのを躊躇していた。 「ダメだ、射撃精度が足りない──」 吟味する間もなく出撃した経緯から、レイダー4を追撃する蒼竜騎の武装は中近距離戦闘用に調整されたままであった。現状を鑑みるならば、右腕部に携える短機関砲で敵機の機動力を奪う──即ち、関節部などの要所を攻撃するのが通例だろう。だが、それを実践するには余りにも、その兵装が状況として適応していなかった。 もし、予定外の部位を攻撃してしまったら──? 間違って関節部内のアクチュエータ機構へ致命的な損害を与えようものなら、レイダー4は推進安定を失って瞬く間に倒壊するだろう。 その際に、背部のコンテナが巻き込まれては本末転倒も良い所だった。 射撃精度に秀でた武装で、要所のみを確実に狙わねばならない。 その最低要件が、蒼龍騎の持つ武装の何れにも決定的に不足していた。 速やかな戦線離脱を計るレイダー4も既に状況を把握済みのようで、その後退機動には余裕すら垣間見える。マイが先程からできる事と言えば、短機関砲による牽制射撃を周囲に穿って進路を逸らさせ、僅かにでも時間を稼ぐ事だけだった。 マイは僅かな焦燥が、脳裏で渦巻きはじめているのを自覚していた。 「じきに領域圏外だ──どうする?」 閉鎖型自治区【ソグラト】を含む近隣自治帯は何れの統治勢力の管轄下にもない、いわば空白地帯である。その中をレイダー4は、最寄のミラージュ社管轄境界線に向けて進行中であった。此方が積極的な攻撃に出れるとしたら、それは敵機が境界線を割るまで。 もしマイが領土侵犯を犯して越境すれば、それを正当な名目としての、事実上の武力粛清は免れ得ない。 逆に空白地帯である近隣自治帯内で事を納めれば、この状況を静かに遣り遂せる可能性は非常に高かった。前後状況を鑑みるに、既にミラージュ社は相当数の実行部隊を派遣している。これ以上目立つ行動をすれば、空白地帯に隣接する他の統治勢力を刺激するのは火を見るよりも明らかだった。 現在の機動速度を維持された場合、境界線を割るまでの所要時間は一〇分を切ると戦術支援AIは算出している。 俺は、何も果たせないのか──? マイの脳裏を考えてはならない可能性が過ぎり、古い過去がその流れを後押しする。 他の誰よりも幼く、何もかもを見捨てて命にすがった頃。 誰もそれを咎めなかった。だが、自分はその腐敗しゆく心を許せなかった。 故にマイは、自らに覚悟を課したのだ──。 「どうすれば──……」 焦燥が口をついて出た時、第一種狭域索敵態勢で稼動中のレーダーに、友軍の識別信号が二つ、浮上する。後方から瞬く間に距離を詰めてきた動体反応──友軍機のツエルブとフィクスブラウが両側を突出し、その機影を有視界で直接確認した。 『ドラグーン、此方ザックセル──どういう状況だ?』 素早くレイダー4の左舷前方へ迂回したACの搭乗者である親方のシェルブ──ザックセルが問う。 「蒼竜騎では狙い撃てない、射撃精度が不足しています……」 『なるほど──此方とフィクスブラウで挟撃を仕掛け、揺さ振りを掛けよう。出来るか、スコープアイ?』 『──問題ない』 ツエルブの正対位置、右舷前方を併走中のフィクスブラウを駆るシーアが冷静に応答した。 戦術支援AIが随時算出中の境界線までの限界時間は残り五分を切っている。この状況下で二機もの増援が間に合った意味は途方もなく大きい。 前方の二機が揺さ振りを掛ける間に蒼龍騎で後方から接近、至近距離から要点を単撃する──状況として依然困難であることに変わりはないが、それが出来なければ状況の打開は見込めない。 意思を固め、マイが強襲機動に掛かろうとした、その矢先だった。 有視界に捕捉中のレイダー4が見せた変化を搭載センサー群が詳細に解析、戦術支援AIが羅列情報と合わせてプログラムボイスで報告する。 『──レイダー4、内蔵燃料電池の内部温度が上昇しています。機体各部温度も上昇、一部機構融解が始まっています』 その事実報告に一瞬戸惑い、しかし直にマイは気づいた。 『マズいな。この野郎、自爆しやがるぞ──俺達の手に渡る位ならって奴か!』 確立状態の共有回線を通じてスコープアイが毒づく。 搭載センサー群が更新するレイダー4の機体状態が劇的に変化、ものの数秒で動力源部の内部温度は数百度に達した。 現存のAC兵器には燃料電池という代物が、主な動力源として通じて採用されている。 機体内部の密閉状態から突沸した気化物が拡散爆発を起こすよう人為的に仕向ける事は、決して不可能ではない。 不都合な事実を抹消する為や、単純な自決の為に度々こういった処置が施されているという事は、戦場では珍しくない話だ。だからこそ、マイは焦燥した。 往々にして、その結末は周囲に甚大な被害を齎して収束する。 シェルブが共有回線を通じて叫んだ。 『全員退避しろ、吹き飛ぶぞ!』 その言葉に従ってフィクスブラウと、自ら発したツエルブが距離を保つ。しかし、マイは推力調節用のフットペダルを強く踏み込んだ。 その様子を垣間見てザックセルが、 『馬鹿野郎、みすみす死ぬ気か!』 「すみません、行きます──」 自らに教えを与えた親方ですら退く状況──それは致命的な状況以外の何者でもなく、マイが行なうその行動は既に、親方のそれからすらも遠くかけ離れた境地となっていた。 自身がその事実を既に自覚し、だからこそ、マイは迷いなく蒼龍騎を駆って突進を仕掛ける。 相対距離は五〇メートル弱──拡散爆発の発生まで想定一〇秒を切っている。 間に合わないかもしれない。自分以外の誰も彼もが、現状を諦めているかもしれない。 彼女──イリヤですらも。 しかし、誰かの手を離す事を、マイは良しとしなかった。 機体温度を上げながらも尚、境界線へ向けて疾走し続けるレイダー4を追う。 その時、レーダー反応に友軍の別な識別信号が現れ、友軍識別コード・ジルエリッタが表示される。 それと同時に、白燐の急激燃焼による赤い軌跡を引いたAPFSDS弾(離脱装弾筒付徹翼安定徹甲弾)が蒼竜騎の側面を走る。 後方距離は、遥か四三五〇メートル──遠距離攻撃用滑腔砲に於ける有効精密殺傷圏の間際という遠方から行なわれた狙撃が、レイダー4の後方噴射ノズルの片割れを吹き飛ばす。機動速度を途端に落としたレイダー4がよろめく。 回線を通じて〝キャスパー〟の名を持つシルヴィアが叫んだ。 『行って、マイ──!』 「オーケー。流石だ、シルヴィ!」 コンソールを叩き、左腕部以外の武装を全て強制投棄する。死荷重のそれらによる制約から解放されると同時に限界速度が跳ね上がり、マイは一層強くフットペダルを踏みつけた。 極高速の強襲機動が身体を軋ませ、状態異常を察知したメディカルシステムが異常警報を発する。 瞬く間に眼前のレイダー4へ肉薄、マイは知らぬ間に咆哮していた。 背部搭載コンテナの接続部に狙いを定め、左腕部武装のレーザーブレード発振装置から現出させた刀身を振り払う。出撃前に換装処置が成された左腕は発振装置への出力供給を高効率で実現、それによって規格外の高熱量を帯びた刀身が鋭く、背部接続部分を焼き切った。 落下を始める前にすかさず、右腕部のマニピュレータで人型大のコンテナを捕捉。強襲機動の残余推力から強制制動をかけて機体を反転させ、コンテナを抱え込んで蒼竜騎に耐久姿勢を取らせる。 ──一拍後、耳を劈く爆発音と共に後方から衝撃が叩きつけた。 緩衝機構ですら相殺しきれない衝撃が機体を覆い、警告文字がディスプレイ上を埋め尽くす。爆炎が有視界を長時間駆け巡る。 容赦ない衝撃負荷に、マイは歯を食い縛って耐え続けた。 暫くして漸く機体の震動が収束し、爆発の残響音が荒野の地平線に遠のいていく。 『機体磨耗率上昇──頭部中破、背部複合装甲消失──累計機体磨耗率、八四パーセントです。緊急冷却措置を最優先で実行、機体稼動再開までの所要時間は三分──』 戦術支援AIの抑揚に乏しい音声報告が、静けさに満ちたコクピット内に響く。 「はあ──ふう……」 大きく息を吐き、マイはヘルメットをコンソール脇に投げ置いた。強か打ち付けたような激痛が全身にあり、しかし、それを度外視してコンソールに指を伸ばす。 戦術支援AIがその他報告事項を段階的に述べ、その過程でどうやら戦域周辺に敵性勢力の反応は全て消失した事を確認した。 破損したカメラアイを介し、激しいノイズが走る有視界で蒼竜騎が右腕部に抱えるコンテナを見下ろす。表面部は余す事なく焼け焦げ、外からではどうにも内部の状況を判断できそうになかった。 冷却処置の完了を待ってマイは、コンテナと機体双方に余計な負荷を掛けないよう注意を払いつつ、コンテナを地上へそっと下ろした。 身体に鞭打ってパイロットシート脇の背嚢を背負い、開放したハッチからタラップを使って地上に降りる。 インカムに繋いだ共有回線に、有効殺傷圏外へ寸での所で離脱した友軍AC──ツエルブから通信が入った。 『マイ、大丈夫か──?』 「大丈夫です、親方……今からコンテナを開けます」 鋼鉄の残骸、残り火や黒煙が周囲一帯に散在し、鉄屑の焦げる特有の臭気がマイの鼻を鈍くつく。 焼け焦げたコンテナの前に立つと、マイは冷却用ゲルボンベで冷却措置を済ませてから解体工具を用い、一つ一つコンテナの部品を取り外していった。 そして、施錠部の部品を取り外し、コンテナのハッチを両手と肩を使って持ち上げる。 「──大丈夫か、イリヤ?」 薄暗い内部で、まるで初めて遭遇したいつかの時と同様に、彼女は目の前に横たわっていた。 しかし、今の彼女は明確な意識を保ってマイの目の前にいた。 イリヤが小さく口を開く。 「貴方は本当に馬鹿だわ、こんな私の為に……」 相変わらず表情の薄い彼女と視線を重ね、マイは強張っていた表情を俄かに緩めた。 上体を起こそうとする彼女の背中に腕を回し、手伝う。 その時、視界に横合いから橙色の鋭い光源が差し込み、マイは眼を細めた。 もう、そんな時間か── マイの手助けを得てコンテナから降りた彼女は、初めて立つかのように正しく大地を踏みしめ、荒野の果てに揺らぐ斜陽の光に身を浸す。 傍に寄り添うマイは戦火の残り香が揺らめく荒野を見回し、最後に彼女の横顔を眼に収めた。 戦陣の残り香を掻き消すかのように、荒野の風が吹き抜ける。 瞑っていた眼を彼女が開いた時、目許に溢れていた涙がその風に包まれて舞った。 斜陽の光を孕んだ大粒の雫が結晶のように煌めき、深い橙色の荒野の何処かへと貰われてゆく。 イリヤは、口許に淡い微笑みを湛えた。 「ありがとう。でも、今はそれが嬉しい──」 第九話 終 →Next… 第十話 コメントフォーム 名前 コメント