約 1,001,258 件
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/2270.html
アンリエッタ王女が馬車から降りると、 学院の前で待ちわびていた生徒達から歓声が上がった。 清楚なドレスに身を包みながらも少女は陰鬱な表情で俯く。 それは、その端麗な容姿さえも曇らせる。 たとえるならば萎れた花というべきか。 「なんだ、わたしの方が美人じゃないか」 盛り上がる群集の中、イザベラだけが冷めた目で彼女を見つめる。 不遜ともいえる勝利宣言を口にしても咎める者はいない。 傍らで固まっている男子生徒たちは二台の馬車を眺めながら、 まだ見ぬ姫の容姿について熱い議論を交わしている。 シャルロット姫について訊ねられたイザベラが正直に “自分とは正反対の性格だ”と答えると一同は騒然となった。 彼等の中で“万人を愛し人々に尊敬される素晴らしき姫”という、 聖女の如きシャルロット姫のイメージが紡がれていく。 “わたしがガリアの実権を握った暁には覚悟はできてるんだろうね” そこから自分に対する評価を理解したイザベラが殺意を滾らせる。 そんな彼女には気付かずマリコルヌが齎した、 “ティファニア姫の容姿の特徴”で男子生徒たちは更に盛り上がりを見せる。 大歓声を上げる彼等に向けられる奇異の目を避けようと イザベラがその場を離れようとした瞬間だった。 背筋に伝わる刃にも似た冷たい感覚。 咄嗟に彼女は振り返って辺りを見回した。 そして誰かが自分を見ている事に気付いた。 そこにあるのは好奇や不審といったものではない。 明確な憎悪と殺意。他人に怨まれるのは慣れている彼女でさえ血の気が引いた。 まるで杖を向けられたかのように目の前に迫った死が感じ取れる。 呼吸が荒い。空気を取り込む事にさえ緊張を強いられる。 必死に睨み返すわたしに、その男は不敵な笑みを浮かべ立ち去っていった。 遠ざかっていく騎士の背中を凝視するわたしにギーシュが問う。 「知り合いかい?」 「いや、ガリアならともかく余所の連中に怨まれる記憶はないね」 「……それは勿論、トリステインを除いてだよね?」 嫌みの混じったギーシュの声を無視し、 イザベラは男が紛れ込んだ一団を見やる。 そこは他国に比べ華に欠けるアルビオン王国の警護団。 アルビオンにだって他国に勝るとも劣らない竜騎士隊があったはず。 それなのに姫の護衛に付いて来たのは今一つ冴えない騎士やメイジの集まり。 よほど余裕がないのか、それを鼻で笑いながら彼女はガリアの馬車へと視線を向け直した。 イザベラに殺意をちらつかせて見せた騎士が戻る。 その彼に、中年の騎士が眼鏡の位置を直しながら訊ねた。 「何かあったのか?」 「大した事じゃねえよ。ちょっと知った顔があったんでな」 「顔見知りか? だとすると厄介だな」 「いや、向こうは俺の顔なんて知らねえはずさ。こっちが一方的に知ってるだけだ」 「そうか。だが目立つ行動は慎め」 「その必要はないだろう。もう時間だ」 顔を顰めた中年騎士に、男はほくそ笑みながら答える。 馬に積んだ荷を解き、中から布のような物を取り出す。 見れば何人かは彼と同様の行動を取っていた。 「だからこそだ。最後まで詰めを怠るな」 学院の塔の上で、彼は眼下に広がる光景に目を移した。 準備を始めたアルビオンの騎士たちの姿を確認すると、 彼は口語に近い呪文の調べを口にする。 薄っすらと掛かっていた靄が次第に濃密な霧へと変わっていく。 やるべき事を終えて彼は下らなそうに視線を外した。 (やはり人間は蛮族にすぎぬか) 己と異なる者を愛し、その間に子を儲け、そして我々との共存の道を望む。 私が出会った男は今までにはいなかった人間だった。 しかし男が解決の為に選んだのは、 他の野蛮な人間達と同様、同族同士で殺しあう道だった。 血を流さずに解決は出来ない、それが人間という種族の性なのか。 「ならば好きにするがいい。 その累が我々に及ばなければそれでいい」 そう呟いてビダーシャルは自らが作り出した霧の中へと姿を消した。 「な、何が起きたの?」 ルイズの困惑する声に答えられる者はいない。 一寸先も分からぬほど濃い霧が彼女たちの視界を覆う。 先程まで彼女を詰問していた衛兵たちも事態の異常さに戸惑うばかり。 それはイザベラたちがいる正門近くでも同じだった。 何とか声を掛け合い、生徒たちは互いの位置を確認しあう。 「我々は騎士ではない」 中年の騎士が部下たちに静かに告げた。 皆一様に荷に積んであった布で身体を覆い、 そこから鋭い眼だけを覗かせている。 杖を抜き、中には詠唱を始めている者もいる。 「我々は賊ではない」 近くで彼等を探す何も知らないアルビオン兵たちの声が響く。 それを無視して彼等はゆっくりと気取られぬように歩を進めた。 その向こう側でおぼろげに見える衛兵と思しき人影を彼は杖で示す。 「我々は人でなしだ」 次の瞬間、放たれた火球が衛兵を炎に包んだ。 悲鳴を上げる間もなく絶命した衛兵がその場に崩れ落ちる。 それを皮切りに彼等は行動を開始した。 「ミスタ・ギトー! ミセス・シュヴルーズ! 生徒たちを早く校舎の中へ! 急いで!」 濃厚な霧の中で幽かに浮かぶ赤。 最初にその異変に気付いたのはコルベールだった。 その光を眼にしたのは彼一人ではなかった。 だが、それが何かを即座に理解できたのは彼のみ。 凄まじい彼の剣幕に面食らいながらも彼等はコルベールの言葉に従った。 更に急かすコルベールを鬱陶しく感じながらも、 声で誘導しながら生徒たちの避難を始める。 あえてコルベールは状況を説明しない。 言えばパニックになるのは目に見えていた。 それでは生徒たち全員を助けるなど到底出来はしない。 漂ってくる臭いに必死に彼は吐き気を堪えた。 忘れるはずがない。忘れようがない。 アカデミーの実験部隊に所属してから幾度も嗅いだこの臭いを。 人が焼ける、とても嫌な臭いを。 「隊長! これは一体!?」 「慌てるな! 馬車を、シャルロット様をお守りするのだ!」 東薔薇騎士団の一人がカステルモールに問う。 それに冷静に答えを返し彼等は馬車を囲むように集う。 この状況が何者かによって作り出されたものなら、 その狙いは間違いなくこの場に集った重要人物に違いない。 そう判断して彼はシャルロットの身の安全を図る。 「シャルロット様、御安心を。 我ら東薔薇花壇警護騎士団、一命に代えても御身をお守りします」 馬車の中で不安に打ち震えているであろう少女に、 カステルモールは優しく、されど力強く語りかけた。 しかし、返答はなく車内からは気配らしきものさえ感じられない。 「御免!」 咄嗟に彼は鍵の掛かった馬車の扉をこじ開けた。 霧を通り抜けてくる僅かな明かりが暗い車内に差し込む。 そこにシャルロットの姿は無かった。 車内を眼にしたカステルモールの顔が蒼白に変わる。 確かに出発前には馬車に乗り込む姫の姿を目撃している。 (まさか馬車から降りて…!?) 最悪の事態を想定して彼は命令を変更する。 だが優先すべきはシャルロットを守る事、それだけは変わらない。 「東薔薇花壇警護騎士団、全軍散開! シャルロット様の保護を最優先とし状況の確認に当たれ!」 「はっ!」 カステルモールの命を受け、東薔薇騎士団が散らばっていく。 残された無人の馬車の中、カステルモールも気付けなかった小さな人形が転がっていた。 彼等は知らない。それがここまで守ってきたシャルロット王女そのものだという事を。
https://w.atwiki.jp/hosyoku/pages/293.html
真っ白な部屋の中にいた 何もない部屋には、俺だけがいた。 壁はあるが、天井はなく、見上げたら空があった その空に昇っていく男女の姿があった。 男の方がこっちを振り返る 「お前が跡継ぎか。少し驚くかもしれないが、悪いもんじゃないぜ。ま、後はよろしくな」 そう言い残すとふたたび空へ向き直し、見えなくなるまで昇って行った。 何の跡継ぎだ?ここで何を継ぐんだ? そして… 目を覚ます 不思議な夢だった。 見回すといつも通りの俺の部屋だった。 昨夜の騒乱の後を残す放り出されたクッションや飲みかけのグラスが目に留まる ああ、そうだ。昨日は… 「あたしのこと、本当に好きなの?」 恵美にそう言われて、俺は驚いた。 たしかに最近仕事が忙しくてあまり構ってやれていない。 しかし、そういうことを言ってるわけではないようだ 昨日はいつもより妙に積極的だった恵美は初めて俺の部屋へあがりこんだ。 そして、グラスを傾けた後、ふと目にとまった時計を見て 「終電、大丈夫か?送ってやろうか?」 それから一転、真っ赤になった恵美は取りつく島もないほどに怒り、あの一言を残して帰ってしまった。 何に怒っているのか? これから彼女に何か言うべきなのか? 謝るべきなのか?だとしたら何に? 起き抜けの頭が昨日の騒乱の収拾に動き出した頃、頭の中で、不思議な声が聞こえた 「何をしている。早くあそこへ行くんだ。時間はないぞ」 どこかで聞いたような声とともに、激しい頭痛が響く。 なぜか、それを皮切りに俺の意識に叫びかけるものがいた ココハオレノイルベキバショジャナイ そこからは、急だった。 何かにせかされるように俺は身一つで部屋を出て、駅へ向かった そこから向かったのは、行ったこともない町 そこで降りた俺は、フラフラと港へでて、船に乗った 船の行き先を見ることもなく。 船は島へつき、そのまま俺は山へ歩いて行った 途中、買ってあったドリンクを飲む 部屋を出てからずっと、妙にのどが渇くのだ そして、腹が減って仕方なかった 店の人が驚くほど買った弁当や菓子類が気が付いたらほとんどなくなっていた そして、焦点の定まらない目でたどりついたのは山頂の大きな建物 そこに入ると、誰もが俺を見咎めることなく建物へ招き入れた 嫌に丁寧に。 いや、崇めるような目線で。 俺は、招かれるまま部屋へ引き入れられた。 疲れた… 豪華な飾り付けがされた広い部屋に俺は倒れこんだ。 服はいつの間にか脱いでいたようだが、いつ服を脱いだかすら記憶になかった 俺の意識はそのまま眠りの海へ沈んでいった。 また、あの部屋にいた 俺はただ一人だった ここで、何をするのか? 腹が減っていた。 無性に腹が減って仕方なかった。 目が覚めた まず覚えたのが体の違和感だった。 手足の感覚がない 腹ばいをしている感覚 起き上がろうとしても起きられない 体をよじるようにして動いてみる ドシン! 大きな音が響く まるで重量物を壁にたたき付けたような そして、体の一部に衝撃が伝わる 俺の体が出した音なのか? わからないことだらけな中で、視界に入ったのは変な服を着た男だった 「お待ちしておりました。崇神様」 なんだ?崇神様って? 何かを尋ねようと口を動かすが、声にならない 「こちらへお越しになってから3日間お眠りになっておりました。 その間に先代様にも劣らぬ見事な崇神様になられたようでお喜び申し上げます。 さ、どうぞ。神々しいお姿をご確認ください」 差し出された鏡に映った姿を見た俺は気を失い、その場に倒れた。 そこに映っていたのは金色に輝く巨大な蛇そのものだった。 再び意識を取り戻す。 あの男はもういない。 俺は崇神様と称する巨大な蛇になってしまった。 この姿では外に出ることはできない。 出てしまっても人間扱いされるはずがない。 どうすればいいのだ? 混乱する俺の意識を支配するもう一つの感情 腹が減った 体が変化したせいか、それともこの体がもともと燃費が悪いせいなのかとにかく腹が減って仕方なかった しかし、頭に浮かぶのは今まで俺が食べてきたいろんな食べ物ではなかった その代わりに、もやもやした不思議な想念が浮かんでいた。 しかし、その想念を俺ののこっていた人間の理性が必死に阻んでいた 不思議な想念が浮かんでは消え、浮かんでは消える どれくらいそれを繰り返したろうか… あの男がやってきた 「これより、崇神様お就きの儀式がございます。申し訳ありませんがご足労願います」 そういってドアを開けて俺を導く。 特に何をするでもないし、何をすべきかすらわからない俺は、慣れない蛇の体を引きずりながら部屋を出た 長い廊下を通って、ドアの向こうには 大きな祭壇があった そして、眼下には多くの人の姿 彼らは不思議な祈りを俺に捧げている なんとなく、俺の位置が分かった 彼らの信仰する宗教の崇めるご神体というのが崇神様、つまり俺だということだ。 なぜ俺がそんなものになったのかはわからない。 もちろん、この後俺が何をするのかも ただ、ひたすら腹が減っていた。 わけのわからない儀式が俺を無視して祭壇の前で行われている。 儀式が進むたびに群集の興奮も上がっているようだ そして… 「これより崇神様に初めての生贄を召し上がっていただきます」 生贄? そういわれて、祭壇に運ばれたのは全裸の娘だった 娘は祭壇に乗せられる。 その姿を見た俺の意識に、あの想念が浮かんだ 「ウマソウ…食ベタイ」 娘を目にしてから、その想念は防ぎようもなく拡大していた その想念の拡大に混乱している俺の目の前で、さらに信じられない景色が進行していた 娘を数人の信者の男が輪姦していったのだ 恐怖に怯えつつも、娘は動くことも逃げることもなく男たちに犯されるままになっていた。 娘の股間から破瓜のそれと思しき出血が見える 娘は少しずつ恐怖の中に女性の快感を擦り込まれていく そして、全員に犯された後、残ったのは放心状態で股間から精液を垂れ流し、全身精液まみれにされた無残な姿だった。 信者たちは娘を祭壇から俺の目の前に移す 娘は、弱弱しい視線を俺に向ける ナントウマソウナ ムスメダ そう思った一瞬後のことだった 俺の口の中から大きな舌が伸び、娘を口の中へ飲み込んだ そして、娘の体は抵抗なく喉を通っていく。 俺は、あの娘を飲み込んだ? のど越しに、娘の弾力のある肉感、すべすべの肌の感覚、 そして、たれ流れた愛液からにじみ出る女性の臭い あの娘のすべてがのど越しに感じられた 小さな顔と頭はするすると喉を通っていき、その下にある二つの膨らみがのどを刺激する その刺激はいったん腹のくびれで弱まって、腰の尻の肉や太腿で再び強くなる 肉質の良い尻や太腿を俺の喉は感じていた 娘の体は、腹の中で留まった。 娘はもぞもぞと俺の腹の中で動く 動くたびに娘の柔らない体を感じていた。 その娘の動きが突然急なものになった。 それとともに、腹の奥に今まで味わったことのない味が広がった 濃縮した女性の味とでもいうような甘美な味だった そして、腹の中の娘の感触が、舌の上で溶ける砂糖菓子のように崩れていった 俺の腹の中で消化されている そう感じたころには、娘は動きを止めていた。 溶けていく娘の体が奥へ奥へと流し込まれる 俺の感覚は、それが顔の肉なのか太腿の肉なのか膣のなれの果てなのかがはっきりと識別していた あの娘を俺は食べてしまった。
https://w.atwiki.jp/msgk/pages/59.html
童貞 現代の一般的な理解に照らせば、「童貞」という言葉は ・性交未経験の男性 ・男性が性交未経験の状態 のいずれかを指すが、「挿入と射精がセットとなり、はじめて童貞喪失となる」「自慰行為を以って童貞喪失とみなす」などの見解も存在する。Wikipediaより この言葉の意味、定義は人によって価値観が違い曖昧である。じゃあなぜ今回私が”定義”にこだわっているのか、それは平穏な日常の最中流れた一つのTweetだった。 『エロ同人でよくある「童貞チンポに犯されてイクぅ♡♡」というようなのがあるが、挿入をした時点で童貞チンポから非童貞チンポになっているので間違いではないのか?それとも童貞は初セックスを終えるまでが童貞なのだろうか…。議論の余地があると思われる』 インンターネットが普及し皆も同人誌のサンプル画などがツイッターで流れたりもするだろう。またスキャニングしてアップロードして同人誌を閲覧できるサイトも利用してるであろうか。後者は転載禁止だから~ となる議論はさておき、この記事を読んでる紳士諸君はこのツイートの意味がわかると思われる。同人誌に限らずこの様な展開の絵も多く世の中には出回っている。Wikiで答えが出てるなら別にいいじゃない?と考える人もいるだろうが、それも正確な答えでないのもまた事実で、改めて童貞とは何か、価値は、基準について私の持てる限りの知力をここに注ぐ。 概要 そもそも「童貞」という言葉は本来カトリックの修道女を意味しており、文字通りの「童(わらわ)の如く操が貞(ただ)しい≒性的に純潔である」キリスト教において「純潔」は特別な意味合いであるのは皆知っているだろう。聖母マリアがそうであったがため「処女」は特別な物だったのだ。 1874年に設立された「仏語童貞学校」や、花村萬月の小説『ゲルマニウムの夜』などにそうした意味での使用例が見られたそうだ。このあたりはWikiを見るなり各自で調べてもらうと詳しくわかるだろう。しかし、20世紀初頭に入るとキリスト教徒でない大部分の日本人にも広まり、単に性経験の無い女性の事を指して「童貞」と言うようになる。 ただ性行為の経験がない男性を指す言葉だと思って調べてみると歴史がとても深いものです。宗教、歴史、文化が今の童貞を築きあげました。 その定義とは 童貞の定義は冒頭にWikiの記事を載せてあるが、本題はここらと言っても過言ではない。『挿入をした時点で童貞は喪失するのか?』私も童貞は挿入した瞬間になくなるものと考えていました。成人漫画でも挿入時に「これで卒業だね」などの描写も見られたし、処女が膜が破れて喪失なのであれば同じ動作だと自分で位置付けた。しかし、『性行為をした』となれば話は変わってくる。つまり一通りの行為が終わって童貞卒業と考える人もいるのだ。少し話はそれて、皆さんは中学時代広辞苑などでこのような言葉を調べませんでしたか?私も調べました。その中で「挿入時」卒業と価値観が決まったのです。ただ『性行為』という言葉も定義は広く、男性器を女性器に挿入して射精までを指す事もあれば、愛撫のみやオーラルセックスも性行為とみなされるだろう。そこは法律とかうんぬん難しいのでこの場では『男性器を女性器に挿入して射精』までの事にしましょう。ただ難しいのは明確な判断基準がない事です。女性の処女膜と違い、本人の自己申告でしか行為の有無を確かめるほかありません。だからこそ定義も曖昧になるのではないでしょうか?中世ヨーロッパでは処女であるか確かめるために指を突っ込んで確かめたとか・・・ ただ男性に突っ込むとしても誰も得を得ないので物理的な手段は皆無でしょう。ですから私はその線引きとして 『異性の性器と自分の性器が触れた時』が童貞を喪失した瞬間 じゃないかと思います。感覚の話になりますが、今まで体験した事のない感触、ぬくもり、快楽を得た時「自分は次のステップに進んだ」と感じませんか?ただ、 挿入後オーガズムに達して射精し、互いの息が落ちついたとこで「終わり」としてその時点を喪失 としてもいいでしょう。「挿入時」「射精後」この二つで意見が多く別れると思います。私は前者の思想を掲げてきましたが、調べるうちに後者でも「たしかに」となっとくするようになりました。ここまで皆さんはどうお考えですか?成人漫画、ゲームなどでよくある大人の女性が童貞の性器を堪能する場面が感慨深いものになるかと思います。童貞を味わう 感じる裏には作者の思惑があったりなかったり 男性の肛門に挿入したら? と意見がありそうですが、ここでは記述しません。 価値観 ” かくいう私も童貞でね。”合田 一人 これは童貞を代表する名言ではないでしょうか?攻殻機動隊S.A.C 2nd SIGにて黒幕が放った言葉だ。彼は「個別の11人」なるウィルスで英雄をプロデュースし社会情勢の操作を試みた。その際ウィルスが発症する因子として組み込まれたのが「童貞」であった。(厳密には義体化以前に童貞) 自分が(ウィルス作成の)犯人ならという前提で答えた内容によれば「童貞は英雄には欠かせない要素」としている。これはあくまでアニメ作品であるが歴史上の偉人には童貞が数多く存在する。少し例をあげるなら ・イエス・キリスト ・レオナルド・ダ・ヴィンチ ・アイザック・ニュートン ・正岡子規 ・宮沢健二 などなど、ヒトラー・ガウディ・フリードリヒなど歴史に名を刻んだ者も皆童貞である。私の記憶では織田信長も童貞だったかもしれないが、男色の趣味など言い伝えが多いので不明だ。じゃあなぜこんな偉人が多いの?と思うかもしれないが、諸説あるが童貞は性エネルギーの全てを創作・知的活動に向けることができるため、集中力を高める脳内化学物質(性交経験により減少する)の分泌量が多いため、宗教的信念が強く活力があるためとの説がある。 固定概念 結局のところ結論を出せるかと問われると「出せない」と私は答えます。上記で述べた「挿入時」「射精時」の二つの他にも考え方があるからです。ここでそれを決めつけるのはよくありませんし、私の価値観を押し付けるのもダメです。なぜなら私も創作物を作る人間だからです。多くの人に自分の作品を見てもらう人間が固定概念、決めつけた事を述べるのは良くないことだと考えます。 幸いにも私はSS「ショートストーリー」と呼ばれるジャンルで、会話だけで物語が進んだり、ライトノベルよりページが少ない物を投稿しております。また主要な登場人物は全員女性であるために童貞より処女の方が使う場面はあるでしょうか。このWikiのどこかに隠しページとして投稿してますのでまだ読んでない方、興味がある方は探してみてください。はぐらん先生の欲望が生みだした美少女「メスガキ」とその亜種として焼き豚さんから生まれた「イベリコ」「コウ」の三人が中心のSSです。 だいぶ脱線しましたが、動画投稿者、同人作家の方々もその様な描写にする時に悩むでしょう。ですが貴方の考えで創作すればいいと私は思います。現に答えがないのですから、コメントで批判されても「私はこう考えてます」と答えれば良いでしょう。好きに作り、好きに展開させるのが自分のためでもあり、読者・視聴者の望みではないでしょうか? 「童貞」についてまた少し考えを改めてみませんか?ただ調べると童貞は歴史、宗教が大きく関係してきますので宗教団体や故人を咎めるとうな発言は控えましょう。言葉を知ればもっと面白く、誇らしくなるでしょう。 あまり言葉の綾が冴えない私の文章に付き合って下さりありがとうございました。そろそろ筆を置いてこれにて終わりたいと思います。 これにてドロン 著者 genette91
https://w.atwiki.jp/orirowavr/pages/193.html
「まずはもう一度、兄さんのいる位置を確認してみません?」 「そうですね。情報を更新しておくのは大切な事です」 正義たちと別れた秀才と月乃がまず行ったのは指差し確認だった。 最初に太陽の位置を割り出してから数時間は経過している。 太陽は一所にじっとしているような性質ではない。 合流を目指すにあたって現在をもう一度割り出して目標地点を修正しなくてはならないだろう。 それでは、と前置きして秀才が太陽が居そうな場所を適当に指さす。 だが彼の人差し指が指示したのは最初に指した方向とは真逆の方向だった。 つまりはこれまで向かっていた進行方向をそのまま指していた。 「あれ? 兄さん反対方向に行っちゃったんでしょうか?」 ニアミスしてすれ違った可能性はないとは言えないが、あれ程目立つ存在が近くを通り過ぎて気づかないと言う事もないだろう。 かと言って、この短時間で真逆に回り込まれたかと言えば、月乃が持ってるような瞬間移動できるアイテムでも使わない限りそれも考えづらい。 「バイアスがかかっているのかもしれませんね」 そう言って秀才が刺した指を顔に引き戻し眼鏡をクイと上げる。 「どういう意味です?」 「私があちらに太陽がいるかもと無意識の内に認識しているため、そちらを指してしまったのかもしれないという事です」 元より明確な意思ではなく無意識に頼る方法である。 その無意識にバイアスがかかっていれば正常な結果は得られないだろう。 「まあ、もともと確証のある方法ではないですから、最初からハズレだったと言う可能性も大いにありますが」 「やっぱりそうですかねぇ」 月乃が残念そうに肩を落とす。 その様子を見て秀才が厳しい表情を浮かべた。 「月乃くん、先に断っておきます」 「なんでしょう? 出多方さん」 真面目な雰囲気を感じ取り月乃が佇まいを正す。 その妙に畏まった態度に、秀才が一つ咳払いをした。 「当面の目標として私たちは太陽との合流を目指してはいますが、会えるという確証がある訳でもない。 確証のない方法にいつまでも時間を割くわけにはいきません。ある程度の区切りは必要です」 「それは……そうですね」 直接的な人探しのスキルではなく、スキル同士の反発作用を利用した裏技のようなモノだ。 確実性のないこの細い糸を辿るような方法を頼って、いつまでも探索を続けるわけにもいかない。 「もちろん太陽を探す道中でも志を同じくする多くの人を集めながら、脱出に向けての情報収集は行えるでしょう。 それは必要なことだ。ですが、それも中央エリアまでで区切るべきだと考えています。 積雪エリアや諸島エリアまでは探索の足を延ばさず、どういう結果になろうとも一旦そこで大和くんたちとの合流を目指す。 この行動方針で行こうと思います。構いませんね?」 希望を持たせすぎないよう現実を突きつけるように厳しい口調で言う。 兄を心配する妹からすれば受け入れがたい方針だろうが、納得してもらわなければならない。 太陽と合流が果たせなければ、武力のない二人だ。 月乃の歌である程度の戦闘は回避できるかもしれないだろうが、それにも限界がある。 太陽のとの合流の線が細くなった以上、月乃の安全を第一に考えるのならば正義との早めの合流も視野に入れておいた方がいいだろう。 「そうですね。そうしましょうか」 「え、いいんですか?」 「なんで出多方さんが驚いてるんですか?」 「い、いえ。そういう訳では」 あえて厳しいことを言ったのだが、こうもあっさり受け入れられると言った方が戸惑ってしまう。 だが月乃はちゃんと理解している。 秀才が自らの安全と心情を案じて言ってくれていることを。 全てを含んだ上で月乃は気丈に笑った。 「大丈夫ですって。だってあの兄さんですよ? 殺したって死にませんよ。 それより私たちの安全第一ってことですよね?」 太陽が死ぬはずがないのだから、自分たちが生きていれば必ず会える。 兄を信じればこそ、その理屈は正しい。 「……まあ、そうですね」 そのイメージに関しては秀才も同意する。 なにせ登校途中に車道に飛び出した猫を庇ってトラックにはねられても、そのまま登校して授業を受け続けたような男だ。 銃で撃たれようがそれこそ怪物に襲われようとも簡単に死ぬとは思えない。 「ただ…………」 懸念があるとするならば、この地にいるのは太陽ではなく、太陽の作り物の体(アバター)――邪神曰くむき出しの魂か?――であるという点だ。 いくら不死身の太陽でも、その体が別物になっていればどうなるかは分からない。 「ただ、なんです?」 「いえ、何でもありません」 秀才は口を濁す。 頭を振って自らの悪い予感を打ち消した。 わざわざ口に出して不安がらせる必要はないだろう。 彼にできるのは兄を信じる妹のように、親友の無事を信じるのみである。 ■ 草原を踏みしめる蹄が規則正しい音をかき鳴らしていた。 夜の闇を切り裂くがごとく白馬が駆ける。 それは守護るべき姫を運ぶ人馬一体の白馬の騎士だった。 騎士は輝かんばかりの白銀の鎧に全身を包み、その両腕には手綱ではなく剣と盾が握られていた。 馬上での戦闘を前提とする騎士にとって、馬の操作に手綱を必要としない事は基本技能の一つではあるのだが、上体一つ動かさぬ様子からは熟練した技量が伺える。 それもそのはず、この白騎士の人馬一体と言うのは比喩ではない。 なにせ騎士の上半身は白馬の背から生えていた。 常では見られぬ異なる生物。いや、生物ですらないだろう。 馬上の背後で揺られる少女、三土梨緒のスキルによって生み出された非生物。 それがこの騎士の正体である。 白馬に揺られること数分。 梨緒が狙撃された地点からは、ずいぶんと移動できた。 ここまでくれば大丈夫だろうか? 狙撃手の射程範囲なんて知らない梨緒からすればどこが安全なラインかなんて判断できないため、大袈裟に移動しすぎたかもしれない。 白騎士を操り白馬の足を緩めさせる。 徐々に速度を落として行く白馬が足踏みをして草原に静止する。 梨緒は馬の背から降りようとしたが、思った以上の高さに僅かに戸惑った。 だが、馬の背に張り付いた騎士はエスコートなどしてくれない。 仕方なしに梨緒は飛び降りるようにして馬の背から降りた。 「ッ…………!」 馬上から地面に足を付いた衝撃で、撃たれた肩が痛んだ。 何故自分がこんな目に合わなければいけないのか。 痛みと共に怒りのような感情が湧き上がってくる。 「消えなさい……!」 苛立ちをぶつけるように白騎士に向けて吐き捨てる。 すると白騎士の体がノイズのように歪み、徐々に散り散りに欠けながら消えていった。 自らを助けた白騎士を不満そうに見送りながら梨緒は舌を打った。 競走馬のような移動速度。加えて狙撃すら防ぐ鉄壁さ。 まだ発揮されていない攻撃性能もこれならば期待できるだろう。 Aランクスキルは伊達ではないこの性能のどこに不満があるのか。 言うまでもない、外見である。 白騎士は異形が過ぎた。 人馬一体どころか鎧や剣盾まで一体化している。 恐らく装備だけをはぎ取れないようにと言うゲームバランス的な配慮だろう。 だが、これでは騎士どころか白くのっぺりしたケンタウロスだ。 いや背中から人が生えてる時点でケンタウロスですらない。 カッコいい王子様を希望して選んだはずのスキルだったはずなのに。 本音を言えば自分を守る王子様との物語のようなドラマを期待したヒロイン願望的なところもある。 だというのに、なんだこのクリーチャーは。 こんなのを連れて歩いていたら自分から危ない奴ですと言っているようなものだ。 それに実際召喚して分かったことだが、白騎士は召喚まである程度時間がかかる。 10秒未満の短い時間だが、先ほどの狙撃の様な奇襲には対応できないし、危険人物に襲われてから出しているようでは遅い。 常に侍らすには不気味過ぎる。 だと言うのに緊急時に出すには遅い。 切り札に足る能力を持ってはいるが、使い勝手が悪すぎる。 その穴を埋める別の手が必要である。 だからわざわざ太陽を洗脳して使ってやっていたのだが、それも太陽の暴走により台無しとなった。 まったくどいつもこいつも使えない。 梨緒は助け合いなどと言う相互関係は求めていない。 信頼関係によって築かれる関係性など人間不信である梨緒は最初から信じていなかった。 何よりこんな状況でそんな関係を築けるはずもないだろう。 求めているのは、梨緒だけが得をする一方的な関係性。 梨緒が生き残るために、利用するだけの道具だ。 それを得るために、必要なものは――――。 ■ 「助けてください!」 草原を進む秀才たちの歩みがコロシアムに差し掛かった所で、巨大なコロシアムの陰から唐突に血相を変えた少女が飛び出してきた。 わざとらしいくらいに息を切らした少女は、銃撃でも受けたのか肩を抑えて苦痛に表情を歪めていた。 「だ、大丈夫ですか!?」 「月乃くん…………ッ!」 突然現れた少女に秀才は警戒して身構えたが、月乃は傷ついた少女を案じて近寄って行った。 秀才はこの行為を軽率と窘めるべきか迷ったが、戦うつもりのない人間の保護も目的に含まれる以上難しい所だ。 少なくとも、面識のない人間に対して最低限の警戒がないのは咎めるべきだが、その優しさまで咎めるのは憚られた。 ひとまず、駆け寄った月乃に少女が何かをする気配はない。 助けを求めると見せかけて不意打つつもりという事もなさそうだ。 月乃が無事であることに胸をなでおろし、秀才もひとまず少女を受け入れることにした。 「なにがあったんですか?」 「わかりません。森でいきなり誰かに襲われて……」 「襲われた? 襲撃者はどうしたんですか?」 まさか追ってきているのか、秀才が少女のやってきた方向を確認する。 だが、視界には薄暗い夜の闇が広がるばかりであり、ひとまず追ってくる気配はなさそうである。 「……わかりません。必死で逃げていたらいつの間にか振り切ってたようです」 少女は弱々しく首を振る。 混乱しているのか返答もわからないばかりで要領を得ない。 それを月乃が大丈夫ですよと背をさすりながら元気づける。 必死で逃げていて振り切った。 襲撃者もプロとは限らない以上、そういうこともあるのか? 少なくとも肩の傷がある以上、何らかの襲撃を受けたというのは本当だろう。 だが、秀才の中で何かが引っかかるものがあった。 それは冷静スキルによるものか、神経質な本来の気質によるものかはわからないが、少女に対して何か違和感のようなものを拭えずにいた。 「うっ!」 「大丈夫ですか?」 「傷が……ッ!」 「痛むんですか!? そうだ! 回復薬がありますよ!」 月乃が正義より譲り受けた回復薬の存在を思い出し、それを取り出そうとアイテム欄を操作する。 だが、回復薬を使おうとする月乃を秀才が制止した。 「待ってください。見る限り、彼女の傷は回復薬を使う程の傷ではない。 ありあわせの道具で応急処置をすれば十分では?」 正義より1つずつ譲り受けた回復薬はある程度の重症でも回復する強力なモノだ。 傷である以上それなりには痛いだろうが、少なくとも希少な回復薬を使う程の傷には見えない。 「そんな……酷いです出多方さん。こんなに痛がってるのに」 月乃が悲しそうに眉を下げる。 少女は月乃の胸の中でうっうっと嗚咽を漏らしていた。 人が良すぎる月乃からすれば、こんな様子の少女を放置するなどできないのだろう。 それにしても、少女の言い分を受け入れすぎなような気もするが。 「まあ、月乃くんに譲られた回復薬をどう使おうとそれは月乃くんの自由ですが……」 少女二人の責めるような態度に耐え切れず、秀才は折れた。 真正面からの議論なら打ち負かす自信はあるが、こういう攻め手にはめっぽう弱い。 だが、見る限り肩を掠めた程度の傷である。 既に血も止まっているようだし、過剰な治療は必要ないと思うのだが。 (……止まっている?) 秀才が眉を顰める。 少女に対して最初から抱いていた違和感に気づいた。 少女の傷はもともと大した傷ではない、ある程度時間がたてば自然と出血も止まるだろう。 だが、息を切らした少女の様子から、襲撃を受けて逃げてきたばかりのはずである。 その傷がすでに乾いているというのはどういうことか? 少女を見る。 既に月乃が回復薬を使用していた。 傷が治り、疑惑の根本である証拠が消える。 「ありがとうございます。えっと……」 「あ、まだ名乗ってなかったですね。大日輪月乃です。同い年くらい、かな?」 傷が治ってすっかり元気を取り戻したのか、少女は佇まいを正し丁寧に頭を下げて礼をする。 「はい。範当高校2年、栗村雪です。アバター名はユキで登録してます。よろしくお願いします」 ■ ――――上手くいった。 三土梨緒は内心でほくそ笑んだ。 新しく利用できる相手を見つけ、上手く取り入ることができた。 声をかけたのが危険人物だったら自爆するだけなのだが、声をかける前からある程度の勝算はあった。 二人組だったと言うのがまず一つ。 たった一人の生き残りを目指すこのゲームで複数名で行動するという事は生き残りを目指していない、殺し合いに反発する太陽のような連中である可能性が高い。 まあ一概には言えないが、当の梨緒のような存在もいるだろう。 勿論根拠はそれだけではない。 男女双方に見覚えがあったことが彼らを選んだ最大の理由である。 勿論、直接的な面識がある訳ではない。 見覚えと言っても、男の方は顔ではなく服装にある。 男が着ているのは太陽と同じ制服だった。 同じ制服に身を包んでいるが受ける印象は太陽とは対極である。 面白みのない真面目さだけが取り柄ですと言った顔である。 いかにも童貞臭い、女に耐性のなさそうな男など、ちょっと涙でも見せれば騙せるだろう。 対して、女の方は目を引くような美形だった。 そう生まれただけで人生の勝ち組になるような理不尽な美しさ。 その顔は知っている。アイドルの「TSUKINO」だ。 そして、あの愚か者、大日輪太陽の妹でもある。 彼女の存在は太陽から聞いていた。 というか妹についてべらべらと喋っている隙に人間操りタブレットを取り付けたのだから。 そうじゃなくてもメディアで見かけて最低限の人となりは知っていた。 クールな外見に見合わない頭の弱いぼやけた女だったと記憶している。騙すのも容易いだろう。 だが、だからと言って、その所感を当てにはしない。 彼らを利用するために万全を尽くす。 幸せになるための努力は怠らない。 ここに来るまでに、太陽から捧げられたポイントでスキルを得た。 捧げられたこのポイントだけが、使えなかったあの男の唯一の功績だ。 獲得したのは、自分の言葉を信じさせる効果のある『演説』スキルである。 ランクは100ptを使用した最上級のAランク。 これがあれば、日和見主義の連中の中に潜り込むのは容易い。 目論見通り妹の方は私の事を信じているようである。お陰で怪我も回復できた。 太陽。お前のおかげで得たスキルによって妹を利用することができた、その点は素直に感謝しておこう。 男の方は微妙な反応だが、スキルがある以上信じない問う事もないはずである。 恐らく眉目秀麗な雪の顔に近寄り難いと思っているだけだろう。 役に立たなかった兄と違って、精々役に立ってから死んでくれ。 [D-5/コロシアム近く平原/1日目・早朝] [出多方 秀才] [パラメータ]:STR:E VIT:B AGI:B DEX:B LUK:B [ステータス]:健康 [アイテム]:焔のブレスレット(E)、おもしろ写真セット、回復薬×1、万能薬×1 [GP]:10pt [プロセス] 基本行動方針:出来る限り多くの人間と共に脱出を目指す 0.ユキを警戒 1.太陽を探しながら同士を集め情報収集。 2.月乃の歌でこの殺し合いを止めたい 3.ある程度の目途が立ったら正義との合流 [大日輪 月乃] [パラメータ]:STR:E VIT:B AGI:D DEX:D LUK:A [ステータス]:健康 [アイテム]:海神の槍、ワープストーン(2/3)、ドロップ缶、万能薬×1、不明支給品×1(確認済) [GP]:10pt [プロセス] 基本行動方針:歌で殺し合いを止める。 1.兄さんを探す。 2.金髪の人(エンジ君)には、次に会ったら負けない。 [三土 梨緒(ユキ)] [パラメータ]:STR:E VIT:D AGI:C DEX:D LUK:B [ステータス]:健康 [アイテム]:人間操りタブレット、隠形の札、不明支給品×1(確認済) M1500狙撃銃+弾丸10発、スタングレネード、歌姫のマイク [GP]:136pt→36pt(スキル習得(A)に100ptを使用) [プロセス] 基本行動方針:優勝し、惨めな自分と決別する。 1.生き残るべく秀才と月乃を利用する。 ※演説(A)を習得しました 【演説(A)】 自身の言葉を信じさせるスキル。 Aランクともなればかなり無茶な理屈でも相手に信じさせることができる。 ただし相手に精神耐性や同ランク以上の思考力に関するスキルや矛盾点を付くスキルがある場合その効果は大幅に落ちる。 046.虎尾春氷――序章 投下順で読む 048.中国気功クラブ 時系列順で読む 熱き血潮に 出多方 秀才 信頼 大日輪 月乃 Flame Run 三土 梨緒
https://w.atwiki.jp/eiketsu-taisen/pages/921.html
武将名 さわらよしつら 佐原義連 統一名称:佐原義連 生没年:不明「俺が真っ先に飛ぶ! キエエエエエエエ!!」三浦義澄の弟。源頼朝に信頼され、寝所を警備する十一人の近習に選ばれた御家人。頼朝に無礼を働いた上総広常を咎める、御家人間の乱闘を止めるなど誠実な人柄だった。一の谷の戦いでは源義経の軍に属し、鵯越の逆落としで先陣を切った。 勢力 蒼 時代 平安 レアリティ N コスト 1.5 兵種 騎兵 武力 5 知力 6 特技 気合 計略 奉武の飛翔(ほうぶのひしょう) 武力が上がり、旋回操作を行うと向いている方向に跳躍を行うようになる。跳躍中は計略の対象にならなくなり、着地時に敵に武力によるダメージを与える。ダメージは互いの武力で上下する。味方の陣形の効果を受けている時、この計略の必要士気が下がる 必要士気 5 効果時間 知力時間 Illust. 松野トンジ 声優 吉野裕行 計略内容 カテゴリ 士気 武力 知力 速度 兵力 効果時間 備考 奉武 5 +6 - - - 8.3c(知力依存0.4c) 再飛翔まで1.25c(3秒)味方陣形の効果を受けていると必要士気-1 カテゴリ 士気 基礎ダメージ 相手の武力 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 武力11時 5 20% ダメージ 64% 42% 34.7% 31% 約28.8% 27.3% 26.3% 25.5% 24.9% 24.4% 24% (最新Ver.1.6.0C) 調整履歴 修正Ver. 変更点 内容 備考 Ver.1.6.0C 武力上昇値 +5 → +6 ↑ - 所感 コスト比平均的な武力・知力に気合を備えた、安定感のあるスペックの蒼1.5コスト騎兵。 計略は自身の武力上昇に加え、新たに旋回操作での「跳躍」アクションが可能となる強化計略。 通常の士気は5だが、奉武カテゴリのため味方陣形内では士気4で発動可能。 英傑大戦初となる「跳躍」だが、 ①自身の前方(カードの向いている方向)に円形の範囲が表示される ②カードを旋回させるとその中心に向かって佐原が跳躍する ③着地時にはその範囲内の敵に武力依存ダメージを与える という内容となっている。 高めの武力上昇値に加え「跳躍」の固定ダメージも高く、「跳躍」を連続で当て続けられれば、高武力が相手でもゴリゴリ兵力を削っていけるのが強み。 また兵種アクションとは違い、「跳躍」は乱戦時でも発動可能。 迎撃や斬撃による速度低下中でも発動可能なため、無防備な時間を減らす手段として活用できる。 乱戦→「跳躍」で敵の兵力を無駄なく削ることとができるほか、他の部隊に守られた陣形持ちや舞い部隊へ目掛けて奇襲することも可能となるため、取れる戦術の幅は広い。 さらに「跳躍」中は一切の計略の対象にならず、乱戦や兵種アクションなど一切の攻撃の対象にもならない。 ただし、この効果はあくまでも「跳躍」時のみで、着地時など「跳躍」していない間は通常通りの判定となることには注意。 敵のダメージ計略や兵種アクションをかわしつつ攻撃を続けられるため、相手側からするとかなり厄介な効果となっている。 ただし、騎兵に対して「跳躍」を当てる際には注意が必要。 というのも、突撃準備状態の騎兵に対して「跳躍」を当てた場合、「跳躍」のダメージを与えるのと同時にこちらも突撃を受けてしまう。 このため(突撃準備状態の)複数の騎兵や超絶騎馬に対して「跳躍」を当てた場合、同時に受ける突撃ダメージで佐原側が撤退しかねないことは覚えておきたいところ。 また「跳躍」中の計略の対象とならない効果だが、敵からの計略は勿論、味方の計略からも対象外となる点には要注意。 味方撤退を伴う計略も例外ではなく、(併用するかはともかく)例えば跳躍中に「大政奉還」が発動すると佐原のみが生き残る。 武力上昇や兵力回復を佐原にもかけたい場合は、必ず佐原が跳躍する前に発動するように心掛けたい。 ただし、舞い計略の効果は例外。 例として、 静御前の計略中に、「跳躍」中の佐原に対して号令や強化計略を発動した場合。 計略ステルス効果によって、号令や強化計略の効果は佐原には届かないが、静御前の舞いによる効果だけは「跳躍」中であってもきちんと発動し、佐原の兵力も回復する。 解説 彼の孫から蘆名氏を名乗る。宗家の血脈は蘆名盛氏の時点で途絶えたが大名としての蘆名は江戸中期まで続いた。 現在の蘆名は第14代当主(盛氏の叔父)の子が興した針生氏が断絶後に藩命で改名したものである。 彼の末裔には現在の千円札に描かれている野口英世がいる(佐原→猪苗代(蘆名氏支流)→小桧山→野口)。 大戦シリーズにおいて 部隊が跳躍する飛翔計略は三国志大戦(新)稼動開始時のSR呂布「天下無双・飛」が初出。 武力と速度が大幅に上がり、計略使用時に一度だけ飛び、着地点を中心とした円形範囲に武力差ダメージを与えるもの。 その後、歩兵や象兵にも飛翔するものが現れた。 槍に刺さることなく乱戦に持ち込む、柵を飛び越えるなど使い道はあるものの、計略発動から着地までのタイムラグにより武力差ダメージを避けられることもしばしば。 また、跳躍効果は強制発動であるため乱戦や攻城が解除されるなど融通が効きにくい側面もあり、呂布を除いてあまり使われないのが実状だった。 英傑大戦では跳躍がアクションとして割り当てられたことで「飛ばない選択」が可能となり、避けられた場合も再発動できるなど当時の欠点を改善したものとなっている。 台詞 \ 台詞 開幕 この程度で俺は怯まぬ!千人で俺を囲んでみろぉ! 計略 我が飛翔より、この戦は始まるぅ! └絆武将 三浦に不可能はなぁい!! 兵種アクション キエエエエエエエ!! 撤退 飛ばし過ぎたか…… 復活 ひりついて来たぞぉ…… 伏兵 キョエエエエエエエ! 攻城 俺が真っ先に翔ぶ!キエエエエエエエ!! 落城 この場は三浦力を宿す者•佐原義連が納めた 贈り物① こんなものをくれずとも俺は飛ばせてくれればそれでいい。 贈り物② 安らぎを捨てたはずの俺にこんな幸せが待っているとはな。 贈り物(お正月) あけましておめでとう。いつだって一筋に、我らの勝利を願っている。 贈り物(バレンタインデー) ええええ!! こんなものを頂いていいのか?うれしぃぃぞぉお!! 贈り物(ホワイトデー) 一人と決めたならば私がのばす手はひとつ。あなたのために。 贈り物(ハロウィン) 賑やかなのは構わぬが、なにやら人にジロジロ見られる。どういう祭りなのだ? 友好度上昇 ひりついて来たぞぉ…… 寵臣 困難であればあるほど、ゾクゾクするぅ!! └特殊 - 贈り物の特殊演出 会話武将 台詞 情報提供・誤った点に気付いた等、何かありましたら気楽にコメントしてください。 名前 贈り物(ホワイトデー):一人と決めたならば私がのばす手はひとつ。(改行)あなたのために。 - 名無しさん (2024-03-25 21 54 04) 絆武将台詞が「三浦に不可能はなぁい!!」でした。 - 名無しさん (2024-01-18 23 28 23) 1.6.0c調整履歴の備考にある、回復量増加とはなんのことを - 名無しさん (2023-06-30 00 58 05) 修正しました。ログに無関係な内容の記述があったので削除 - 名無しさん (2023-06-30 17 12 21)
https://w.atwiki.jp/beatles801/pages/171.html
403 :ホワイトアノレバムさん:2009/07/27(月) 04 55 39 ID ???O R/Jの夢見ちゃった…何かのお告げかなあ。 404 :ホワイトアノレバムさん:2009/07/27(月) 08 17 35 ID ???0 その夢、kwsk!! 405 :ホワイトアノレバムさん:2009/07/28(火) 04 19 38 ID ???O 夢だからよく覚えてないんだけど、確かJがお気に入りの帽子を失くして困っていたら、Rがどこかから見つけ出したみたいな感じだったかな。 二人とも日本語使ってたのが、さすが夢ww 406 :ホワイトアノレバムさん:2009/07/28(火) 04 59 28 ID ???0 ありがとう! なんだかほのぼのとした夢だったようですねwwww。 帽子を失くして困ってるジョンを想像して、萌え! 長男らしく困った次男を助けるリンゴ兄さんに惚れますwwwww。 407 :406:2009/07/29(水) 05 01 44 ID ???O いえいえこちらこそ。 大好きなジョンの夢を見たのを誰かに語りたかったので、ここで語れて嬉しかったです。 「ビートルズで801 実質8スレ目」より Don’t Pass Me By Title Don’t Pass Me By BGM:Take a giant step(the Monkees) Pairing:Ringo/John Rating:Fan-Fiction どこいっちまったかなあ。ジョンはそんなことを思いながらウロウロとクロゼットの周りを歩いていた。 「どうしたんだい、ジョン」 新聞から顔を上げて、リンゴが訝しげに話しかけた。 「昨日から、その辺見て回ってるよね」 「ああ、リンゴ…」 声をかけられてジョンは、なぜかほっとした気分になった。そして『まさかなあ』と思いつつも、藁をも掴む気持ちでリンゴに尋ねてみた。期待は半分以下。 なぜなら、ソレを知っているのは自分しかいないはずなのだから。 「いや、あのさ…。帽子、なんだ」 「帽子?」 訊き直すリンゴに、ジョンは少し気弱げな目を向ける。 「オレの、お気に入りの帽子がさ…見当たらないんだよね」 そういえば、最近いつも身につけている帽子を、昨日の写真撮影の時には被っていなかったなあと思い出し、リンゴは 「ふむ」、とその小さな顎に手を置いた。 「他の場所はちゃんと見てみたのか? つまり…風呂場とかも」 「映画じゃあるまいし、帽子被ったまま風呂になんか入るかよ。でも、そういえば風呂場は見てなかったな…」 一瞬元気が戻ったと思えたジョンの顔が、また神妙になった。リンゴは思わず笑ってしまった。すまんすまん、ちょっとからかっただけだよ。 「オレは真剣なんだぜ?」 普段なら気付くはずなのに、真剣に受け取ってしまった自分の間抜けさに顔を赤くして、ジョンはリンゴを睨んだ。琥珀色の目がきつく細められてリンゴの青い目を刺す。 「悪かったって」 しかし、リンゴはそんなジョンに笑みを残した顔のまま、新聞をテーブルに置くと立ち上がり、ジョンの隣に並ぶと、その顔を覗き込んだ。 「なくした時の状況を思い出せるか?」 その、大きな青い目に映る自分の顔を見ながら、ジョンはえーっと、と首をかしげる。 リンゴの眼は大きくてゆったりとした光を含んでいた。それを見ているだけでも、ジョンの心はゆっくりと落ち着いて、だんだんと状況が胸によみがえっていく。 確か、おとついまではあったんだよ。 ちゃんと被って外にでたもんな。んで…ああそうだ、帰ってきた時は大分酔ってたなあ…。 「どこの店で飲んだか覚えてるか?」 「…いや、色々とはしごしちゃって」 少し猫背かかったその背を、更に丸くしてジョンはうーんと唸った。どこかの店に置いてきてしまっただろうか。もしそうならもう二度と見つからない。せっかく ディランと同じ帽子を見つけたのにと、ジョンはがっかりと肩を落としそうになった。 その時 「いや、大丈夫だよ」 リンゴの目が明るく光った。そして、ぽかんとしたジョンの手を掴むと、今彼が使っているベッドルームに足を向けた。 リンゴ? ジョンの声無き呼びかけに、リンゴはにっこりと笑った。 そして、ベッド下 ―― ちょうど枕が当たる場所に手を突っ込み、ごそごそと探ると――― 果たして 「ほら!」 しゃがみこんだリンゴの手に、ジョンの探していた帽子があった。 「え、あれえ? あったあ!」 思わず声を上げたジョンの顔は、安堵と疑問を行ったりきたりした。 リンゴが、にっこりと種明かしをする。 「確かジョン、一昨日帰ってきたとき、服着たまんまベッドルームに入っちゃったよな?」 「えと……あ、そうだ。お陰で服にしわがよって、ネルに叱られたんだ」 『お前、服にしわを寄せるのは簡単だがな、それを伸ばす身にもなれ!』 ニールの怒鳴り声が、ジョンの耳元を再び震わせた 「きっと服だけじゃなくて、何もかもそのままにして寝ちまったんだよ」 「あ、そっか…帽子もかぶったまんま…」 リンゴが頷く。 「その時、なにかの拍子で落ちちゃったんだな」 そういいながら、埃を払いつつリンゴはジョンに帽子を差し出した。 「よかったな、見つかって」 そう言うリンゴの笑顔には、何の屈託もない。困っていた友人の役に立てた嬉しさが浮かんでいる。 そんな彼から、自分ではどう探しても見つからなかった帽子を受け取って、ジョンも明るい笑顔を返した。 まったく、持つべき友達だ。そんな風に思いながら。 照れた顔で早速、ジョンは帽子を被る。 背筋が伸びて、気持ちがしゃんとする………ようだった。気のせいかもしれないけど、それでもいいやとジョンは思った。 気のせいでもいいんだ。そう思えることが大切なのさ。 「よし、じゃあ飲みに行っか!」 今までの気弱さはどこへやら、威勢のいい声をジョンは上げると、リンゴの肩を抱いてにっかりと笑った。 「おいおい、せっかく見つけた帽子を、また無くすんじゃないのか?」 呆れた顔を向けるリンゴに、ジョンは大げさにウィンクしてこう答えた。 「大丈夫! オレには優秀な記憶装置があるからな!」 リンゴが、一瞬「ん?」と眉を寄せたが、すぐに人の悪い笑顔を浮かべると、その手を伸ばしてジョンの帽子を奪った。 なにするんだよ! とジョンが咎めると 「それだったら、最初から俺が持ってる方が面倒ないよ」 リンゴはそう答えて、まんまと帽子を被るとジョンに舌を出した。 なにいってんだよ、返せ! さあね? ―― 帽子を取り合いながら、二人は部屋を後にした。 まったく、持つべきは友達だ。ジョンはもう一度胸の中でそう呟くと、リンゴの頭からまた帽子をひったくって、楽しそうな笑い声をあげた。 静まり返った廊下に、何時までも二人の笑い声が響いていた。 407 861Hedge-Hog's present "Don't Pass Me By" *the end* *ちなみに、上のレスで 404,406は、わたくしこと861Hedge-Hogでございました。407さま、この時名乗らなかったことをお詫びすると共に良い萌えをいただけたことを感謝いたします。 ありがとうございました!
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/8531.html
遠くへ転校してしまった大切な友人、原村和。 彼女との再会、遊びたいと願った少女から始まったもう一つの物語。 その舞台、新生阿知賀麻雀部はインターハイの出場を目指し日々麻雀を打っている。 「はあ」 やる気に水をさすような大きなため息が一つ漏れた。 「憧、どうしたどうした、そんな気のない声を出しちゃってさ。時間は有限だよ」 阿知賀麻雀部の顧問、レジェンド赤土晴絵は少しばかり咎めるかのような言葉を告げる。 「ハルエ、そうは言うけどね……」 「まあね」 憧の反意にレジェンドも同意した。 軽口に顧問らしく言ってはみたもののこの状況ではしょうがないかなと思ってもいたのだ。 「玄ちゃん来れなくてごめんね」 「別に仕方ないわよ、松実舘の人手が足りなくなったなら手伝うのは当然だもんね」 「あはは……」 憧の言葉に宥は苦笑する。 妹が家の手伝いをしているというのに接客が苦手だからと麻雀部に顔を出している自分を如何ともし難く思ってしまったのだ。 「同じように家の都合で休んでいる灼さんにも何も思うとこはないんだけど、しずの奴よ」 この再起した麻雀部の発起人。 高鴨穏乃は風邪で休んでいた。 暖かい日もあれば寒い日もある。寒暖差があり、加えて黄砂と花粉がお鼻にダイレクトアタックを決めてくる危険な初春、そんな中で超ミニズボンにジャージのみの薄い格好から病を患ったのだ。 「はあ」 憧は再び大きくため息を吐いた。 「三人だもんね」 「三麻にも飽きたわよ」 「それじゃあ、今日はもうお休みにでもしよっか?」 そう言われると頷きたくなくなるのが人である。 かと言って通常の麻雀とルールが異なる三麻を続けるのもなっと憧は思った。 帰っても、皆が忙しい中でボイラー室に篭るのもちょっと嫌かなと宥は考える。 「続ける?」 煮え切らない二人にレジェンドが問うた。 「ちょっと休憩」 三人は同意した。 暖かくなりたくなった宥が三人分のお茶を入れる。独特な燻した香り立つ京茶番ことほうじ茶だ。 「「「ふう」」」 美味しいお茶に至福の息が自然と漏れる。 「ハルエ、彼氏とかいないの?」 「あ?」 二十代半ばの乙女に禁句である。 実家では日夜、家族から良い人はいないかと尋ねられ、急かされ、追われているのだ。 「ああ、良かったいないんだ」 凄まじい形相、般若もかくや、角も見えんや、正に人を射殺さんばかりの目であった。 「ちょっ、ちょっと憧ちゃん!?」 「だって、ハルエに彼氏出来たらうちのお姉ちゃんが自分に男がいないことを妬んで怒りそうだし、とばっちりとか面倒だもん。だから、単なる確認よ」 レジェンドは親友も行き遅れていることに暗い喜びを感じた。レジェンドの機嫌が上がった。レジェンドはアラサールートを進んでいる。 「ふーん、望も彼氏いないんだ。私と違ってずっと地元にいるのに情けないな」 私は麻雀に情熱を捧げていたから。 私はずっと女子校に通っていたから。 だから、レジェンドに男の影がないのはしょうがないのだ。出来る女、格好良い女、だってだってレジェンドだもの。 「憧や宥は彼氏が……いないか」 全部を聞くまでもない。 二人の表情から晴絵は判断を下した。 「好きな男子とかもいないの?」 「同年代の男子って子供っぽいから、微妙なのよね。彼氏が欲しいとは思わなくもないんだけど……恋人の関係に憧れはあるけど、男がちょっと怖いって言うかさ……」 「私は昔男の子によくこの格好をからかわれていたから、ちょっと男性が苦手かな……」 「そっか」 やったねハルちゃん未来の同類候補だよ。 「しずもまだまだ恋愛とか興味ないみたいだし、灼さんもそんな感じじゃないよね」 「玄も男より同姓の胸、大きなものばかり追ってるからな……」 「あれ同姓でも訴えられかねないから……」 ここは女学校。 そもそも出会いがない。 憧と晴絵はちょっとブルーな気分に淡く息を零す。 「あの、二人とも玄ちゃんは好きな人いるよ」 妹が誤解されることに躊躇いを覚えた優しい姉はポロリと漏らす。 「「は?」」 疑問、不理解。 「「はああああっ!?」」 驚愕、動転。 予想だにしない事実に二人はあんぐりと口を開いた。 「嘘、え? 宥姉マジ?」 確認の問いかけに宥はこくりと頷いた。 「玄の好きな人って誰々? 私が知っている奴だったりする? 格好良いの? そいつどんな人? 写真とかない?」 興味津々、親しい友人の恋話に食いつく姿は年頃の女の子である。怒濤の質問に宥はたじたじだ。 「憧、落ち着きなさい。確かに、すごく気になるけど、宥も困ってるよ」 そう言ったレジェンドも教え子の恋について知りたくて堪らないと目が語っている。 「玄ちゃんの好きな人はね、地元の人じゃないよ」 宥は口を滑らせる。 玄の好きな子は松実舘に宿泊した男の子だ。数年前までは毎年、ある時期に必ず泊まりに来ていたが、近年はご無沙汰である。 宥自身は直接会ったことはない。 遠目から見た少年の姿は中々格好良かったそうだ。 「へえ、イケメンね」 「玄の奴、そんな人がいたことを私たちに黙っていたなんて酷いな」 金髪の少年。 玄がきょうたろうくんと呼んでいた男の子。 「彼が来る度に玄ちゃんはとっても嬉しそうで、何時も楽しみにしていたんだよ」 最初から好きだったわけじゃあない。 最も親しい異性の友人、その程度だっただろう。 二人は相性が良く、端からは親友と呼べるほどに親しそうにしていた。 「だけど、毎年来ていた彼と家族が松実舘に来なくなったの」 「「…………」」 「常連さんが来てくれなくなるのはとっても寂しい、玄ちゃんにとってはそれ以上の衝撃だったんだ」 彼に会えなくなって泣いていた。 悲しくて、辛くて、苦しくて、切なくて、愛しい。 いつの間にか恋に落ちていたのだと失ってから初めて自分の心に秘められていた想いに気づいたのだ。 「玄ちゃんは今も待ってる。彼が松実舘に来ることをきっと待ってるの。毎年、彼の家族が来ていた時期は溢れんばかりの笑顔を浮かべて凄く働くんだよ。でもね、夜になると一人でしくしく泣いてるの……」 大切な妹のそんな姿を姉は毎年見ている。 彼が悪いわけじゃないけれど、妹を泣かせるきょうたろうくんがちょっと嫌いだとおどけるように宥は言った。 「……はあ、恋か。そんなに想える恋をしたことがない私はちょっと玄が羨ましいな」 晴絵はどこか遠くを見ながらそう口にする。 「最初はからかってやろうかと思っていたけど、軽口も叩けないじゃない。……何時か、玄が好きな人と再会できると良いわね……」 友人の恋に感情移入したのか、憧は涙ぐんでいた。 「……麻雀しよっか」 「うん」 しんみりとした気分を紛らわせるように牌の打音が部室に響く。 まだ、誰も知らない。 一人の少女の想いから始まった物語がとある少女の恋路を道開く新たな物語へと紡がれることを。 友情と恋、吹き荒れる灼熱の嵐。 それは夏のインターハイで巻き起こる少年と少女たちの恋物語。 カンッ!
https://w.atwiki.jp/tesu002/pages/3551.html
梓「めちゃめちゃ描いちゃーえwwwwwwwwwwww」 カキカキカキwww 唯「あー! もー! あずにゃん部室にらくがきしちゃだめー!!!」 梓「らくがきんちょwwwwらくがきんちょwwwwwwwww」 カキカキカキカキ 唯「もー!! こらー!」 梓「んんwwwwwwwwwww」 カキカキカキカキカキカキカキカキ /|\ /|\ /|\ /|\  ̄| ̄  ̄| ̄  ̄| ̄  ̄| ̄ 唯|梓 唯|梓 唯|梓 唯|梓 唯「け、消さないとっ!!! また澪ちゃんたちに怒られちゃうよぉ……」 梓「たのひーwwwwwwwwwww」 唯「待ってってばぁ!! もー消した側から描かないでよ! 大変でしょ!!」 梓「らくがきんちょwwwらくがきんちょwwwwww」 梓「あーwwめちゃめちゃ描いちゃーえwwwwwwwww」 唯「没収! ペン没収します!!」 梓「それはwwwwwwだめです!」 唯「渡しなさい! 禁止!!」 梓「……えっ」 唯「消すのも大変なんだからね!! なかなか落ちないし!」 梓「……ww」 唯「なんで半笑いなの」 梓「プク……プククww」 唯「あ、あずにゃん……?」 梓「らくがきんちょwwwwwwらくがきんちょwwwwwwwww」 カキカキカキカキwwwwwwww 唯「こらー!!!」 唯「し、しかも変なのばっかり書くし……うぅ……」 発展途上の唯先輩のおっぱい×2 年 タ私 後 イと 唯 の →LOVE×LOVE 唯ヤ 先 私 先キ 輩 達 輩と ↓ 唯先輩→あずにゃん←唯先輩←ギー太 (やばい、どうしたらいいんですかー) 梓「……」ニタァ 唯「あずにゃん……恥ずかしいよ。一緒に消そ?」 梓「でもこれはwwwwww大事なことですのでwwwwwww」 唯「なんで? 全然わかんないよ私」 梓「こうやって見せつけないとwwww盗られちゃいますwwwwww」 唯「なにを?」 梓「んんwwwwこの人は……ったくwwwwwww」 唯「壁はダメだよ。ホワイトボードにしといてよ」 梓「それじゃ意味ないですし」 唯「いまならまだ怒ってないよ? だから一緒に消そうね?」 梓「……そんなぁ」 唯「早くしないとみんなが来ちゃうよ!」 梓「来てくれないと困ります」 唯「これ見られたら……私とあずにゃんがその……付き合ってるみたいじゃん」 梓「……」 唯「ね?」 梓「……ww」 唯「なんでちょっと笑ったの」 梓「いえ、問題ありません」 唯「私は問題大有りだよー」 梓「この際一緒に描きましょうよ」 唯「はぁ? 私は消そうっていってるの!」 梓「二人で描いちゃえばwwwwもはやこわいもん無しです」 梓「そう、私と唯先輩は……いわゆる」 梓「運命wwww」 梓「共www」 梓「同wwwwwwww」 梓「体wwwwwwwwwwwwwwwプッ」 梓「でしょ?」 唯「ほぁ? どのへんが?」 梓「同じギターパートじゃないですかwwwwwwwwwwwwww」 唯「関連性薄いよぉ」 梓「ほら、ペンをしっかり握って!」 ギュウ 唯「う……いらないよぉ」 梓「一緒に歌うとノリノリになれますよ!」 唯「そんなことないと思うけどなぁ……」 梓「……なれるとおもいません?」 唯「そ、そうかなぁ……」 梓「なれますよ? なれますなれますなれますなれます」 唯「か、かもしんないね……」 梓「ほら、想像してみてください。この壁一面の広大なキャンパスに、 あなたはいまから手当たり次第にらくがきんちょできるんですよ?」 唯「……ゴクリ」 梓「ストレスとかたまってるよね? 主に私でwwwっておいwww何言わすんですかwwwww」 唯「……」イラッ 唯「……まぁたしかに、ストレス解消にはすごくいいかも……うん、そうかも」 梓「そうだよねwwwwwwwwwwwwwwwwww」 唯「不思議なもんだねぇ。人ってペンをもつと衝動的に何か書きたくなるんだね」 梓「わかるwwwwwwwwww」 唯「さっきからなんでちょいちょいタメ口なの」 梓「こういうのは勢いに任せてやっちまえばいいんです」 唯「……」 梓「ほら、ペンをもつ手に力をぐっといれて、魂を乗っける感じです」 唯「……」グッ 梓「そしてイマジネーションを高めます。 これは壁じゃない、キャンパスです。私たちだけの、夢を描くキャンパスです」 唯「……夢……描く」ドキドキ ドキドキ 梓「さぁ、キャップという名の足枷を外してください。 自由の匂いが体中に染みてくるでしょう?」 唯「……すんすん……うん……なんだか懐かしい、インキの匂いがする……」 梓「あなたは子供に戻り……らくがきんちょになるんですよ」 唯「らくがきんちょ……」 梓「だれでも昔はらくがきんちょでした……」 梓「無邪気に、真っ白な心のままに…… おもいのたけを、ぶつけるだけの……絶対の表現者」 唯「そっか……書いていいんだ……私」 梓「ここに咎める大人はいやしません。 いいんですよ、めちゃくちゃに描いちゃいましょう」 唯「……うん!!!」 梓「大きく息を吸って……」 唯「すぅ……」 梓「吐いて」 唯「ほへぇ……」 梓「吸って……www」 唯「……すぅ」 梓「吐いてーwwww」 唯「はぁー……」 梓「吸ってwwwwwwwwwww」 唯「すぅー」 梓「吐いてーwwwwwwwwwwwwwww」 唯「はぁー……」 梓(もうすぐ特製インキが体中に染み渡るですwwwwwwwwwww) 唯「あ、なんか楽しくなってきた……! うきうきする!」 梓「しってますwwwwwwww」 唯「らくがきしたい……する……らくがき、らくがき……らく、が……」 唯「らくがきんちょwwwwwwwらくがきんちょwwwwwwwwww」 カキカキカキカキカキカキカキカキwww 梓「めちゃめちゃ描いちゃーえwwwwwwwwwwwww」 唯「らくがきんちょwwwwwwwらくがきんちょwwwwwwwwwww」 カキカキカキカキカキカキカキカキ カキカキカキカキカキカキカキカキ カキカキカキカキカキwwwwwww 梓「いいですねぇwwww熱いソウルがつたわってきますよwwwwwww」 唯「らくがきんちょwwwwwwwらくがきんちょwwwwwww」 梓「唯先輩はやっぱり絵を書くのが大好きなんですねwww」 梓「私は絵へたなのでwwwwすんまそwwwwwwwww」 唯「らくがきwwwんちょwwwwwwwwww」 カキカキカキカキカキカキカキカキ 梓「やだぁもう、私の絵ばっかり描かないでくださいよぉ」 唯「あずにゃんwwwwwwwんんwwwwww」 カキカキカキカキカキカキカキカキ 梓「唯先輩ったらぁ……お好きなんですから///」ポッ 唯「あwwずwwwwwwwくえぇええwwwwww」 カキカキカキカキカキカキカキカキ 梓「さてと。私も唯先輩への純粋な想いをしたためますか」 梓「この穢れ無きまっさらなキャンパスにね!」 梓「……」カキカキ キュッキュ /|\ /|\ /|\ /|\  ̄| ̄  ̄| ̄  ̄| ̄  ̄| ̄ 唯|梓 ♀|♀ 穴|穴 嫁|嫁 梓「うんうん!」 唯「あずwwwwにゃwwwwwwwwwwwひwwwwうまうまwww」 梓「上手ですねー」ナデナデ 唯「あずにゃんが褒めてくれる! もっと! もっと書くwwwwwwwwww」 唯「らくがきんちょwwwwwwwらくがきんちょwwwwwwww」 梓「あーもうっ! だめですよーそれは壁じゃなくてドラムです」 唯「いいじゃんいいじゃんwwwww部室イズwwwキャンパスwwwwwwww」 カキカキ! 梓「あーあーあーそんなに汚して……wwwいいですねwwww」 コツコツ コツコツ < でさー、唯のやつまた寝ててさー < ほんと唯は授業きいてないからなー和も大変そうだ 梓「!」 唯「んんwwwwらくがきんちょwwwらくがきんちょwwwwwwwwwwwwwwww」 唯「ヘーイwwwwwwこのキーボードもキャンパスかなwwwwww」 カキカキwwwwww 梓「……」 2
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/635.html
97 :YVH:2012/01/23(月) 09 11 43 昨日投稿の→32の後半です。 -大日本帝国軍、試製・都市級改機動要塞「シラサギ」ー -シラサギ内、要塞司令部兼艦橋- 「跳躍成功。各部署、状況知らせ」 オペレーターの指示に各部署からは、異常無し、問題無し等の報告が上がってきた。 それを提督席の傍らで聞いていたシラサギ司令大日本帝国軍中将・池田厚政「侯爵」は 本来、彼が座る席に腰を下ろす女性に声をかけた。 「殿下、この後は?」 声をかけられた女性、四品女王・月詠宮皐月は正面の大画面3Dスクリーンを見詰めながら答えた。 「まずは同盟の方々に挨拶を。その後、このシラサギで目的地手前まで移動。現地へは艦隊で参ります。 ですので、同盟の方々をシラサギに招待なさい。勿論、艦隊ごとね」 そんな宮様の言葉に池田侯は唯一言、御意、と答えた。 それに一つ頷くと、彼女は立ち上がり艦橋を出ようとする寸前、 参謀長の本多少将に声をかけられた。 「殿下、お待ちを」 その声に振り返り、参謀長に先を話す様、目で促す。 「万が一、妨害等が御座いましたら対処はどの様に?」 最初、同盟は日本が銀河帝国に接触するのを非常に嫌い あの手この手で遅延工作を行ってきたのだが、その態度に 苛ついた日本政府が、強い調子で抗議し (抗議と前後して、日本へ派遣した使節団から詳細な報告が届き、同盟側が軟化) 漸く、ここまで来た経緯から、参謀長は何かあると読んでいた。 その言葉に宮は、笑みをたたえて答えた。 「ふふふっ。その時は[遺憾]だけど、 不幸になって貰いましょう」 その言葉に少将は唯、一礼する。 その後、同盟艦隊に対し、こちらの代表が招待したい故 こちらに艦隊ごとお越し下さい、とシラサギから通信が入り 折り良く(悪く?)盤古艦橋に居たキタザキ氏が司令官を押し切り 結果、同盟艦隊は、シラサギの賓客となった。 98 :YVH:2012/01/23(月) 09 13 08 日本側艦艇の説明です。少々、はっちゃけていますが ご容赦を。 試製・長門級戦艦 全長 二千四百メートル 全幅 三百五十メートル -武装- 四十センチ口径、埋め込み式主砲×四十基 夢幻会系の技術者集団がブリュンヒルト搭載の物を 苦労(主に予算上)の末、開発。 ほぼ、全周囲に対する射角を確保している。 十四センチ口径、対空砲×五十基 主砲の縮小版。ただし、単一目標に十基ばかりが 集中斉射した場合、大型戦艦でも撃沈可能。 百十センチ電磁投射砲×八基 ミサイル発射管多数 弾種 通常誘導型:所謂、熱元・レーダー誘導型 思考誘導型:所謂、ファン○○ミサイル 電脳技術の応用で、専門射手の思考波を 艦内戦術電算機経由でミサイルに送り、 目標に当てる物。 唯、まだ試験段階で各種の問題を抱える。 試製・伊勢級量産型戦艦 全長 千九百メートル 全幅 三百三十メートル -武装- 三十五センチ口径、埋め込み式主砲×三十二基 口径以外は、長門級と同タイプ。 十四センチ口径、対空砲×六十基 百センチ電磁投射砲×四基 ミサイル発射管、多数 弾種 思考誘導型が無いだけで、後は長門級に準じる。 ー長門級・伊勢級に付いてー 夢幻会が国の全権を掌握した頃から、対銀河帝国・対同盟を 主眼に建造していた戦艦シリーズ。 艦体が大型なのは、母艦機能の搭載を計画した為であるが 肝心の艦載機の選定が進んでおらず (それぞれのヲタ達が自分たちの推しを主張して譲らない為) やむなく、長期間の作戦行動に耐えられる様、物資のベイロードを 確保したとして、お茶を濁している。 試製・都市級、機動要塞型 全周数キロの巨大構造体。 多くは、小型小惑星を改造した物で、内部には 各艦艇用のドックを始め、各種物資の生産プラント 造兵工廠、食料生産プラント、医療施設、娯楽施設を 備える。 武装に付いては、基本的に艦艇搭載型の拡大版が基本だが 大きさを生かした兵器を装備した型も存在する。 上記、試製型艦艇には、新開発の跳躍機構が搭載されており、 これにより、サジタリアス回廊を天体規模でも 「跳び越える」事が可能になった。 他国には,部外秘。 -防御機構 艦・要塞、共通- エネルギー中和磁場 アンチ・ビーム爆雷(サジタリアス回廊では、環境的に使用不能) ヤタノカガミ:ビーム偏向粒子を吸着させたナノマシンを周辺に散布 それをコントロールする事で、防御にも又、反射させて 相手に反す事も出来る。 100 :YVH:2012/01/23(月) 09 18 49 -シラサギ内・式典ホール- 同盟側代表団が入室すると、そこには数名の男女が彼らを待っていた。 その中から気品のある女性が立ち上がって、挨拶をしようとしたのだが、 同盟代表のキタザト氏が、先に喋り始めてしまった。 「この度は、遠路はるばる我が同盟へのお越し、ご苦労様です。 私〔わたくし〕、代表のキタザトと申します・・・」 この後、歓待の言葉をとうとうと述べる彼に日本側の人員が 苛付き始めた時、キタザト氏の秘書が彼の袖を引いて話を強制的に終わらせた。 最初はその行為を咎め様とした彼だったが、ここに来て、相手方の代表の挨拶を遮った事に気付いた。 しかし、かなしいかな。彼は日本側の人員を銀河帝国からの亡命貴族と 同列と見ており(日本側からの通達で対銀河帝国派遣人員は、貴族階級を派遣するとあった為) その為、自然と貴族を軽んずる癖が付いていて、この失礼に値する行為にも、 特に注意を払わなかったのであるが同盟側にも、その行為を咎めるような空気があった為、内心では 面白くなかったが。一応は、謝罪した。一応は・・・ それから、漸く相手の挨拶が始まった。 「初めまして。私、月詠宮皐月と申します この度は、お出迎え頂き恐縮です。キタザト代表」 そう、静かに述べ優雅に一礼する月詠宮。 その挨拶にキタザト氏は鷹揚に頷き、爆弾を投下した。 「ほぅ。ツクヨミノミヤ サツキ・・・ 何とも言い辛いファミリーネームですなぁ おお、そうだ。ミス・サツキと呼ばせて頂いても宜しいかな?」 ここまで彼が言った時、宮と一緒に座っていた男性が立ち上がり、キタザト氏に注意した。 「貴公、少し失礼ではないのかね?」 その言葉に、彼は発言した男性を:何だ、こいつは:という目で見て 相手の名前を知らない事に気が付き、かなりぞんざいに名前を尋ねた。 「何だね、君は?ああ、失礼。名を聞いていなかったな・・名前は?」 そんな態度にも、男性は優雅に一礼してから答えた。 「お初にお目にかかる。私、久我通雅と申す、恐れ多くも 代表、四品・月詠宮皐月女王「殿下」の輔弼を御上より命ぜられし者」 その名乗りに、言われた本人よりもその秘書の方が真っ青になり 慌てて上司の耳元に小声で~宮とはファミリーネームではなく、 彼の国の皇族を表す称号だと囁いた。 部下の言葉が、彼の頭に浸透していくのに反比例して顔から凄い勢いで血の気が失せ始め、 最後は失神して、その場で昏倒してしまった。 結局、挨拶会は中止になり、この事が外部に伝わると、日本側の同盟側に対する態度は余所余所しくなり それに耐えかね、出港しますと同盟側が言えば「歓待せよとの殿下の御状が御座いますので」の一点張りで断られ、 目的地の手前、ポレヴィド星域に着くまで針のムシロ状態を味わう事を余儀なくされた・・・ ちなみに、本多少将の疑念は現実の物になり、幾つもの海賊、帝国という名にヒステリーを起こす 「自称、愛国者団体(笑)」の船団が行く手を遮ったが、海賊の船団は「動力炉の突然の暴走」で次々と爆沈し 市民団体(笑)の船団は、生命活動に関する装置以外、すべて反応しなくなり、その場に放置プレイされ、 日本側の通報で駆けつけた付近の基地の艦隊に、拿捕されたそうである。 【あとがき】 如何だったでしょうか? 偏りすぎた知識や経験は、身を滅ぼす。 帝国然り、同盟もまた、然り・・・
https://w.atwiki.jp/zooo2ndunofficial/pages/276.html
[#VASPオーディション] 基本情報 ルーム https //www.showroom-live.com/VCHETVASP_0411 名前 める 番号 411 ニックネーム ファンネーム ルーム挨拶(入室) ルーム挨拶(退出) Twitter https //twitter.com/krzk_ren/ マシュマロ YouTube 配信タグ ファンアートタグ Twitter以外のSNSなど項目も適宜追加してください 目次 詳細情報自己紹介 配信タイムテーブル 活動の記録スタートダッシュ期間 予選イベント期間 決勝イベント期間 本選後の消息 用語・名言集 ファンのブログやnote、togetterまとめ 詳細情報 自己紹介 初めまして!!める です 【この度私vaspに参加します⸜🙌🏻⸝】 不慣れな事ばかりですが、、、全力で頑張るので応援して頂けると嬉しいです🤤🤍 日本語はかたことですが精一杯頑張ります💕💕 【雑談♡お絵描き♡ゲーム メインです】 \ 学生 | showroom初心者 |日本語勉強中 / 配信タイムテーブル 日付 配信開始 配信終了 星集め 星捨て 備考 活動の記録 スタートダッシュ期間 予選イベント期間 決勝イベント期間 本選後の消息 用語・名言集 ファンのブログやnote、togetterまとめ Twitter用画像です。本画像はページ最下部に配置してください。