約 1,001,258 件
https://w.atwiki.jp/tohofight/pages/1901.html
神奈「どうせババァだよ私なんて……近頃の若い子の考えることなんてわかんないよ…… 早苗の考えることも最近わかんないし、諏訪子は諏訪子で私なんかほっといてどっか行っちゃうしさ。 やっぱり若さが足りないんだろうね……でも私だって、ねえ? ねえ、どう思う店主?」 ミス「そ、そうですね……思うに、そろそろお酒は控えたほうが……」 神奈「飲まなきゃやってられるかってんだぁ! だ、だいたいそんな皆してババァババァってさ…… そこまで言うことないじゃん……えぐっ、私だって……もっと信仰があればさ…… それにロリ化だってできなくはないんだよぉ、諏訪子が『キャラかぶりカッコ悪い』とか言うから、ひっく……」 ミス「(小声で)誰かー助けてー」 お空「呼ばれて飛び出てただいま参上!」 JS1「良い子の皆、東方ファイトの時間がやってきたぞ!」 ミス「た、助かりました! もうお酒も尽きそうなんですよ、1石くらいは買い置きしてたのに…… まさか『もうお酒出せません』なんて言えないし、早くどうにかしてください!」 お空「うにゅ、わかったよ、でも戦うのは私じゃないの! 行け、同胞たちよ!」 鴉ズ「カー!」 チアリーダーの格好をしているものの、指示を飛ばす様はどちらかというと悪の総司令官風味のお空、 その掛け声に応じて、地獄鴉たちが神奈子へと突進する。 神奈「どわっ!? なんだこりゃ、鴉の大群!?」 鴉ズ「カー、カー、カー!」 神奈「何、直訴しに来ただぁ!? 帰れ帰れ、わたしゃ大名でも明治政府でも無いよ!」 酒瓶片手に弾幕をぶっ放す神奈子。 ミス「あー!? 屋台が、屋台がー!?」 鴉ズ「カー!? カー、カー!」 ミス「ち、ちょっと避難させてもらうからね!? それでお客さんが切れても私のせいじゃないからよろしくー!」 慌てふためくミスティアと鴉たち。 酔ってるせいで弾幕が粗いが、それでも2ボスやモブキャラたちにとっては脅威である。 慌てて屋台ごと避難するミスティア。だが、鴉たちは避難しようとしない。 お空「ええい怯むなみんなー! どうしても叶えてほしいことがあるんじゃなかったのかー!」 鴉ズ「カ、カー!」 鴉たちは諦めない。一羽、また一羽と落とされつつも、神奈子へと肉薄していく。 神奈「ぬっ……道中ザコキャラ風情が、何をそんなに必死に…… いいだろう、一体何が望みだ。聞かせるが良い」 鴉ズ「カー、カー!」 神奈「何、自分たちも神の力が欲しい? 友達を仲間はずれにしたくない、だって?」 地獄鴉たちは思いの丈をぶつけた。 元は自分たちと同じ地獄鴉だったのに、今や神様鴉になってしまったお空。 そのせいかちょっと頭が悪くなり、無茶苦茶強くなってしまい、 いつしか、地獄鴉の輪から外れがちになってしまったという。 神奈「ううん、事情はわかった、しかし……八咫烏をそうほいほいと渡すわけにもだな…… お空は元々強かったから八咫烏を受け入れられたのであって、お前たちもそうなる保証も無いし、 それにそんないっぱい核融合の力があっても困るし、ただでさえ爆発オチ多いし、 変に事を荒立てて早苗たちに嫌われたくないし……」 酒の飲みすぎで泣き上戸になっていた神奈子、今度は弱気スパイラルに陥ってしまう。 JS1「よろしい、ならばこれを見るといい」 神奈「え?」 突如、JS1の手元の鏡がぺかー、っと光る。 そこに映るのは、今まで辿ってきた神奈子の生き様だ。 武神として、諏訪子と堂々と戦う姿があった。 外の世界で、諏訪子と手を取り合い信仰を広める姿があった。 幻想郷で、早苗に信仰の何たるかを説く姿があった。 東方ファイトで、諏訪子帽の侵略から幻想郷の危機を救った姿があった。 今まで生き抜いてきた、神奈子の激動の人生。 そこには、一切の偽りも翳りも無い、純粋な熱意があった―― JS1「自らの正義を疑ってはならない! 正義とは、常に正しくあらねばならない! ならば今ここで、貴女の行いを咎める理由がどこにある、なぜなら貴女は正しかったのだから!」 神奈「わ……私が正しかった!?」 JS1「そう、我ら正義の使者ジャッジメントシーズン! そこには閻魔も神も関係無い、純粋な正義の志があればいい! なればこそ、この地獄鴉たちの意気にどう応えるか……もう答えは出ているのだろう!?」 神奈「そうか、そうだったな……いいだろう地獄鴉たちよ、神の力、受け取るがいい!」 鴉ズ「カー!」 ジョインジョインオキュー! 元鴉ズ「キュー!」 お空「ああ! 鴉だったはずの皆が九官鳥のおキューちゃんに! これで皆一緒だね、やったぁ!」 JS77「待ちなさいお空、皆を地底に連れて帰ることはなりません」 お空「あれ? 神様が消えて、JSさんが二人になったよ?」 JS77「良いですか、こんなおキューちゃんの大群を地底に連れ帰って、もし何か間違いがあったらどうする? 核爆発的な意味で」 お空「う、うにゅ? でも、みんな一緒に帰らないと、また仲間外れに……」 JS77「話は最後まで聞きなさい。全員一緒で無ければいいのです。 地獄鴉のうち、半分は守矢神社に身を寄せなさい。 おキューちゃんたちは八咫烏を通じて繋がっている、勿論それは貴女もです。 つまり、貴女やおキューちゃんがもし核爆発的な間違いを起こそうとしても、 守矢神社側のおキューちゃんからそれに干渉して止めることができるようになるのです」 お空「う、うにゅ? えーと、繋がってるから仲間外れじゃない?」 JS77「それもそうだし、守矢神社側のおキューちゃんと地霊殿側のおキューちゃんを定期的に交替させれば問題ありません。 ちょうど、貴女が地霊殿と核融合研究センターとを交互に行き来しているように」 お空「そっか! これで皆一緒だ! ありがとう、JSさん!」 ……ほとぼりが冷めたかと思い、その場に戻ってきたミスティアはこう語る。 ミス「神様が落ち着いたかと思って戻ってきたらJSが二人いて、核融合鴉が核融合九官鳥に囲まれていた、 な、何を言ってるのかわからねーと思うが(ry」 混乱するミスティアを尻目に、おキューちゃんズは空と一緒に大喜び、 JS二人は満足げに、その様子を見守っていたという。 というわけでこの勝負、神奈子を説得したジャッジメント・シーズンの勝利! 後日談 早苗「か、神奈子様ぁ、本当にこの子たち大丈夫なんですか?」 神奈「大丈夫大丈夫、結構大人しいし可愛いもんだよ」 諏訪「いやいや……なんでこんなことになっちゃったの?」 神奈「まあなんでもいいじゃないか。ところでお前たち、今日の予定は?」 早苗「え? 今日はいつも通り、そのへんの妖怪を退治しに――」 神奈「ほう? 自ら信仰を減らすような真似を……?」(可愛がっていたおキューちゃんのうち一羽を早苗のほうに向ける) 早苗「ヒィッ!? い、いや勿論弾幕ごっこの範囲でですね、遊んであげた上で信仰を広めようと!」 神奈「そうか、それは良いことだ。頑張っておいで」 諏訪「ち、ちょっとちょっと、物騒な脅しかけないでよ。もし爆発したら神社が消し飛んじゃうじゃ――」 神奈「建物なんかよりも大事なものがあるって、諏訪子はソウ思ワナイカイ……?」 諏訪「(やばい、目がマジだ!?) そ、そそそそうだね!? わ、私も里にお買い物に行ってきまーす!」 何だか一部で、神奈子様への信仰が鰻上りだったそうです、主に畏れ的な意味で。 おキューちゃん コスプレ ジャッジメントシーズン ミスティア モブキャラ 同人ネタ 少数対多数戦 映姫 神奈子 空 鳥
https://w.atwiki.jp/iwaswaiting/
キタマッテタまたはキタマッテタ系とは、主にニコニコ静画の漫画作品に出没して主力としてスクリプトを用いてニコニコサーバーに負荷をかける。 ニコニコ静画創世期の2011年(平成23年)ごろから今日にいたるまで爆撃単語を変えながら、現在も進行中の古参の自己主張・煽動型コメント荒らし、なりすまし・ヘイト工作荒らしである。 特徴 作品の更新アップと同時にコメント欄の1ページ目の先頭に「キタマッテタ」・「きたまってた」・「タマッテタ」・「たまってた」・「キマシテタ」・「きましてた」・「マッテタ」・「きた」・「まってた」・「1」・「イチ」・「いち」・「1コメ」・「イチコメ」・「いちこめ」・「カエラナイイツモココデマッテル」・「エラナイイツモココデマッテル」・「イツモココデマッテル」・「ツモココデマッテル」などといった文字列(文字種別・全角・半角・一字違い・感嘆符・符号・複数の文字種別の組合わせなど言語も問わない。)を原則いずれ一つかそれ以上複数同時に爆撃するが、上記の単語または上記の単語の一部の派生単語、類似語を付け加えた派生爆撃したり、 4つから 9つ同時爆撃することもあり、上記単語の間にスペースなど入れたり、様式は固定と変則に分けて爆撃しているが、最近では複数回線を用いて怨念や呪詛めいた単語も単体またはセットで爆撃している。 ※ 派生書き込みに文字数・文字種別・単語は特に定めていない。また別回線も保持していて同時に同一単語も爆撃している。 作品の更新アップと同時に複数アカウント(約数千)とスクリプトを使用して、複数作品(20作品以上、実際はその3倍以上にのぼる。)・同時刻に無差別にコメント欄に爆撃しているが、2021年(令和3年)4月ごろから補完のために「手動」でも行っている。 爆撃しつつ、爆撃した後の作品のコメント欄の確認も兼ね、都合の悪いコメントに対して「荒らし・あたおか」とレッテルを貼ったり、相手を嘲笑するコメントを書く、コメント欄に都合の悪いコメントの排除を呼びかけをしていたり、敵対者に成りすまして敵対者を咎めたり、咎めるように仕向け排除させる行為、自ら排除に乗り出して都合の悪いコメントを虚偽の内容で通報して削除させたり、BANさせ相手の動きを封じているが、もっぱらキタマッテタ爆撃の後、間をあけて、なりすましのヘイトコメント爆撃を行い、注意を逸らしたり、自己擁護したりして注意を逸らし、あわよくば自分に対する反感感情を逸らしている。 更新日と更新時間が一定しない作品でも更新アップと同時に爆撃されていたり、新作の第 1回目から爆撃を行っている。 2019年(令和元年)から2020年(令和2年)にかけては瞬時に21 ~ 32作品に爆撃をしていた。(実際はそれより多いと思われる。) 更新以降も投下した作品を含む、未投下の他作品に対して一日に数回、複数アカウント(約数千)・スクリプト+手動(補完のために手動も兼ねる。)を使用した痕跡残しのための再爆撃を行っている。(爆撃と手動書き込みの併用は可能。) あくまでも" 一番乗りで書き込むことではなく "、自分の書き込んだこと(爆撃)の痕跡残しと自己の存在を内外に知らしめ、自己の行為を不特定多数に対して認知させ、その行為を正当化させる目的(一種の他者承認欲求の心理)のための「1ページ目先頭」であるものの目的が変わっている。 「1ページ目先頭」表示に固執している。 目的達成のためには手段を選ばず、自分の目的に不快感を表したコメントや不利を蒙ることが行われた場合、激しく憎悪を燃やし、攻撃的かつコメント欄やタグで荒らし認定して、不特定多数に対して被害を受けたなどと自演と虚偽の書き込みを行い、通報を呼びかけて敵対者を封じる工作も行っている。 近年、異世界モノ作品と転生モノ作品(小説家になろう系)が非常に多いが特に限定しておらず、コメントできるならジャンルや作者の素性は問わない。(2021年11月現在、小説家になろう系作品以外で週 1回・月 1回連載中の作品147作品にも短期爆撃されている。) 全時間帯に亘って爆撃を行っているため、24時間365日稼働させている。 もう一つの目的としてYahoo! JAPANやGoogleなどの検索においての一種の検索妨害も行っている。 作品は単に上記の通りの一種の他者承認欲求の心理による踏み台にしか過ぎない。 コメント欄のコメントが出来ない作品には絶対に出没しない。(タグでは自分の痕跡が残せないことが主な理由である。) 有料の先行公開作品には手を出さない。(目的のためとは言え、積極的にはお金を出すつもりはない。) だが、自己を正当化・保身するためなら、金を出してでも架空の出来事を作り、自身の行為は正当なものであり、あたかも常識だと思い込ませるように仕向ける工作を展開中である。 自分で投稿したコメントに称賛・自己擁護したりして敵対者を攻撃、SNS上でも他人のフリして自分を称賛する。 爆撃後、投稿した作品に戻って痕跡残し確認のチェックを必ず行っており、「1ページ目先頭」表示に固執しているため、自分の痕跡残しに不快感を表したコメントや痕跡残しに不利を蒙ることが行われた場合、激しく憎悪を燃やし、コメント欄やタグでレッテル貼り(スクリプト爆撃を正当化した上で、"スクリプト行為への非難に対して非難する事こそが、スクリプトを使った個人への攻撃とレッテル貼ってまでして、正当で健全な利用者を悪者扱いし排除を目論む害悪荒らし"と断言したり 、"キタマッテタの不特定多数作品への爆撃は荒らしではなく正当で健全な利用者による正当な行為、それを非難する奴こそが害悪な荒らし"である宣言 など)・揚げ足取り・挑発・誹謗中傷・コメント封じ対策・威圧的コメントや脅迫・異を唱える者を封じるために不特定多数に対して通報を呼びかける、多数の作品に敵対者に成りすまして敵対者への誹謗中傷を行うなどの報復行為がある。 2020年(令和2年)後半期から「1ページ目先頭」表示状態維持のため、目的達成の障害となるコメントに対して、威圧的コメント・脅迫・コメント封じの実行にも力を注いでいる。 ※ ただし、ほぼランダムのため個人的に見ているとされる作品(お気に入りリストされていると思われる作品)・話題作・人気作などを除けば、全部に戻ってくるとは限らない。 過去にタグで誹謗中傷した上に検索妨害を行い、不特定多数に対して一時的に混乱に陥れたことがある。 2012年(平成24年)ごろから爆撃し続けており、ニコニコ静画の漫画作品初期から今日にいたるまで現在進行で荒らしを行っている。 特筆した能力も持ち合わせておらず、自分で努力することも出来ない・努力したくない体たらくでありながら、自分の欲求だけは貪欲に欲する強欲、かつ極めて自己中心的な存在と言える。 ニコニコに対するサーバー負荷 ニコニコサーバーに負荷をかけていることにより、サイトパフォーマンス(サイトにアクセスが集中して表示速度の低下・不完全表示状態にして利用困難にする。)やサーバーダウンに陥れ、他のサイトにも間接的に悪影響を与えている。 2021年(令和 3年) 8月 5日11時52分頃、サーバーに何らかの不具合が出始め、同日14時00分頃から15時03分頃までサーバーメンテナンスを行った。(メンテナンス理由は明かされていないが、毎日行われている爆撃の影響の関係があるのでは?と思われる。) メンテナンス終了後もページが「表示されにくい・コメントがしづらい・タグの付加・削除が出来ない」などサーバーが不安定な状態が続いている。 サーバーが不安定な状態に対して、この荒らしには何の影響も無いようで、爆撃を続けている。 2021年(令和 3年) 8月 5日、10時30分頃に再びサーバーダウンが発生。(11時50分に復旧。) この影響を受けたが、回復と同時に爆撃を開始している。
https://w.atwiki.jp/mgshokan/pages/37.html
肉体に与えられる苦痛は大したことはないと、ずっと思っていた。 今まで戦場で受けた傷は程度は違えどいつかは癒えるものばかりであったし、 軍人として拷問も含めた大抵の痛みには耐えられるよう昔から訓練をしていたからだ。 だが今回は少々趣きが異なっていた。 ヴォルギンの大きな手が肌を這うと、触られた場所がぞくりと粟立った。 着ていた服を力任せに裂かれ一糸纏わない生まれたままの姿で愛撫されているというの に情欲は微塵も湧かず、ただ男に対する嫌悪感と僅かな恐怖感のみが心の中にくすぶっ ていた。 黙ってそれを受け入れていると、男の手が膝の間に差し入れられ、そのまま大きく開いた。 立たせたままの膝には服の布地越しに男の硬くなったそれがずっと触れていたので、 男の意図は分かっていた。 堪えきれなくなった欲望を、すぐに満たそうという事なのだろう。 性急な行為を咎めるような視線で睨み上げると、男は女のそれに気付き、楽しそうに鼻で 笑ってみせた。 「なんだその目は……自分の立場を忘れたわけではないだろう?」 女はその言葉を聞き、観念したように黙ったまま目を閉じた。 脚の付け根を這っていた手が、ついにそこに触れた。 きっちりと合わせられていた粘膜を指先でなぞり上げ、太い指がその先端の敏感な尖り に無遠慮に触れる。 男に対する嫌悪感といきなり与えられた強い快感に、思わず体がびくりと跳ねた。 男はそれに気付き満足そうに笑うと、小動物をいたぶるかのように女を言葉でも辱め始め た。 「あんたも女という事か……ここがいいのか?」 指の腹が女の敏感な箇所に押し当てられ、芯の通り始めたそこを擦りあげる。 弄ばれて間を置かず、気持ちとは裏腹にそこは充血してだんだんと硬くなっていった。 愛した男がこの世を去ってから、こんな風に触れられたのは久しぶりだ。 性欲がないわけではなかったが、どんな抱かれ方をしてもいいと思えるほど深く愛した男 はすでにこの世を去っていたし、他にそんな相手もいなかったからだ。 彼女はよりきつく目を閉じて物理的な刺激しか感じない愛撫を受けながら、かつて同じよう に肌を触られた事をぼんやりと思い出していた。 「ジョイ、ゆっくりでいい……開いて」 彼はいつも優しい声で、抱かれ方も満足に知らない自分を導いてくれた。 彼とは戦場で他の隊員の目を盗み何度も抱き合ったが、初めて抱かれたのは補給所の 小さな小屋の中だった。 前線から戻り久しぶりに風呂に入り体を清め、皆が寝静まった深夜に会って、夢中でその 行為に耽った。 「見ないで……」 それだけ口にするのが精一杯だった。膝を大きく開かれ、彼の目の前に女の体の全てを 晒していると思うと恥ずかしく、自然と体が熱く火照った。 だが、嫌な気分ではなく、むしろ嬉しいような高揚感があった。 「大丈夫だ……怖い事は何もしないし、途中で嫌になったら拒否してくれて構わないから」 男は彼女が初めてである事に気づいていたようだった。言いながら太い指を躊躇いがちに そこに触れさせ、愛撫を始めた。 その指先はゆっくりと後ろから前へと移動し、合わせられていた唇を少しづつ解していった。 始めは薄く控えめな姿をしていたそこも触れられるうちにふっくらと艶かしい様子に変わり、 奥から溢れたシロップで蜜をかけられたタルトの上の果物のようにしっとりと濡れ、これ以上 ないくらい妖艶な姿へと変貌していった。 「ソロー、だめよ……」 弄られている場所が、まるで熱せられた鉄のようにどんどん熱くなっていくのが分かった。 彼が指を動かす度に触れられているもう一つの唇と彼の指との間に濡れた音が響き、恥 ずかしさに耐えられず無意識のうちにそんな言葉が漏れた。 「大丈夫だ……力を抜いて、俺に任せてくれ」 気遣うような声でそう言いながら、指を中に差し入れる。 挿入は彼女にとってそれほど苦痛ではなかった。むしろ触れられた場所が甘くとろける様 な興奮と快感があった。 中を確かめるようにそのままゆっくり旋回される感触に、我慢できずに焦れたような声を 上げたのは彼女の方だった。 「……ソロー、来て……」 彼女の中は、望み通りに男で一杯に満たされた。 一度では受け止めきれないその質量とひりつくような痛みに最初は圧倒されていたが、 強く突き上げられるうちにゆるゆると柔軟に受け止める事ができるようになっていった。 女としての初めての儀式に気づかないうちに涙が零れていたが、後悔はなかった。 「ベッドに肘をつけ……」 一度だけではヴォルギンは満足しなかった。 今夜は存分に楽しむつもりらしい。女は言われるまま獣が交わる姿勢を作って男に背中を 向け、諦めたように小さく溜息をついた。 「そうだ……よくできたな」 言葉の最後に、くくくと男の喉から笑い声が聞こえる。後ろから貫かれ、女は短い悲鳴を上げた。 これは陵辱ではない、責め苦だ。 男は生理的な欲望を満たす為ではなく、女を辱め、いたぶるのが目的のようだった。 「そうだ……素直に私を受け入れ楽しませるのなら、あの話は忘れてやる」 言いながら、男の手が乳房の上を這うように付けられた古傷をなぞってゆく。 それは子を産んだ際に彼女が受けた痛みの記憶そのものだった。 彼女は戦場で出産した。 好きな男の子であった為、それを失った悲しみは尋常ではなかった。 その子は「賢者達」と呼ばれる組織に奪われ、彼女を戒める為の人質になった。 偽装亡命としてこの国に渡り、遺産を奪取する為に合流した若者の姿を見て、彼女は全 てを理解した。 若者の姿には、昔愛した男の面影があった。 その若者こそが、彼女の愛する子だったのだ。 「まさかあのガキが、あんたの子だとはな……調べた時には驚いたぞ」 ヴォルギンは女を突き上げながら、優越感に浸るように語り始めた。 力によって女を痛めつけ屈服させて貫くだけでは飽き足らず、言葉でも辱めるつもりのようだ。 スパイとしてヴォルギンの愛人を演じているEVAの言葉を思い出す。 痛めつけて快楽を得る、最低の男だと。 「言うな……」 突き上げられる度に体が軋み、搾り出すような声でそう告げるのが精一杯だった。 「しかもあのガキがそれを知らないとは」 腰を抱き寄せられ、挿入の角度が変わった。 ヴォルギンの抱き方には、抱かれる女への配慮など一つもない。 硬いそれで中を乱暴に掻き回される苦しみと屈辱に、意識はゆっくりと遠のき、幸いな事に 苦痛も次第と薄れていった。 責め苦から開放されたのは、夜明けになってからだ。 疲労の為に重く感じる体をベッドから起こして窓の外を見ると、日の光がグレーがかった 雲に透け、美しい夜明けの景色が広がっている。 「大佐……約束は忘れるな」 乱暴に抱かれ痛む体をなんとか起こし、身支度を整えながらそう言葉を紡ぐのがやっと だった。 自分が母親であると若者に告げない条件のもと彼女はこの責め苦を受け入れる道を選 んだのだが、その約束が履行されるかはヴォルギンの心次第だ。 「分かっている……十分に楽しませてもらった事だしな」 下卑た笑いを唇の端に浮かべ、男は身支度をしている女の耳に軽く口付けをした。
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/2322.html
廊下を駆ける。咎める者はいない。 通りかかる者も、呼び止める者も、誰もいない。 どこまでも、どこまで走っても誰とも出会わない。 ただ無機質な廊下と壁が果てしなく続く道。 そこを彼は息を切らせて走り続けた。 気付いていた、これは夢だと。 この世界に来てから何度目だろうか。 いや、本当はこちらが本当の世界で、 ルイズと過ごした日々が幻なのかもしれない。 悪夢から逃げるように走り続け、彼はそこに辿り着いた。 向かう側から差し込む陽の光。 あれほど巨大で存在感のあった隔壁は姿を消し、 代わりにその先へと続く道が視界一杯に広がっていた。 そこには皆いた。 投薬の繰り返しで身体が崩壊した者に、 過酷な環境実験に耐え切れずに死んだ者、 そして自分の代わりに焼き殺された最後の仲間。 そこにはドレスの実験で死んだ仲間達がいた。 日を背にした彼等の影が足元に映る。 彼等の一匹が小さく吠えた。 君はもう十分すぎるほどに戦った。 だから胸を張っていいんだ。 もう争う必要はない、一緒に行こうと。 涙が零れそうになった。 溢れた感情を抑えきれずに叫びたかった。 悲しみも嬉しさも全て吐き出してしまいたかった。 彼等は自分を受け入れてくれた。 憎しみに負けて破壊の限りを尽くす怪物に堕ちた自分を、 それでも彼等は仲間だと言ってくれた。 その感謝と歓喜は言葉では言い表せなかった。 このまま心安らかに仲間達と逝ければどれほど幸せだろう。 だけど、黙って首を横に振った。 まだやらなければいけない事が残っているから。 ルイズを守るという誓いはまだ果たされていないから。 誰に誓ったものじゃないけれど自分に誓ったから。 彼女が運命に負けないように、もう少しだけ力になりたいんだ。 爪を床に突き立ててあらん限りの力で吼える。 蒼い獣へと変貌し去っていく彼の姿を仲間達は見送った。 これでいい。何物に縛られる必要はない。 彼は自分の意思で自由に生きている、誰にも止められない。 自分たちがいくら望もうとも得られなかった物。 ならば彼等の行く末を見守ろう。 彼等はこの研究所から飛び出した一筋の希望なのだから。 「貴様と僕とでは覚悟が違うッ! 全てを捨てられる者こそが最も強いのだ!」 目の前のバオーに失望を覚えながらワルドは杖を押し込んだ。 彼が倒したかったのは、このバオーではない。 教会で見た真の恐怖と殺意を纏った怪物。 正に“世界を破滅させる存在”というべき姿だった。 だが今は違う。倒すべき敵にさえ情けをかけ挙句の果てにこの様だ。 彼の心を満たした充足感は薄れ、代わりに空虚な想いだけが込み上げる。 果たして、全てを賭して打ち倒す価値はあったのだろうか。 苛立ち紛れにワルドは押し込んだ杖をさらに抉り込む。 「………!」 ルイズも、タバサも、シルフィードも限界だった。 使い果たした体力がではない。 込み上げる怒りが既に限度を突破していた。 彼を嬲る姿を見せつけられて冷静でいられるはずがない。 タバサは精神力を使い果たし、ルイズの詠唱は時間が掛かりすぎる。 シルフィードは長時間の戦闘で体力が残されていない。 だけど彼女たちは一歩も引こうとはしない。 たとえここで敗れる事になろうと背は見せられない。 決意を込めた眼差しを向ける少女たちにワルドが向き直る。 満身創痍ではあったが、それでも彼女たちを倒すだけの力は十分に残されている。 身の程も弁えずに牙を剥く連中を片付けようと彼は杖を引き抜いた。 そして詠唱へと入ろうとした瞬間、彼の耳が何か異音のようなものを捉えた。 それは耳を澄まさねば聞こえないほど小さくか細い音。 音のする方へとワルドは視線を向ける。 そこには風竜へと爪を突き立てるバオーの姿があった。 否。突き立てるなどという勇ましいものではない。 力を失った爪頑強な鱗に阻まれて逆に指先から剥がれ落ちていく。 それでも爪をなくした手でバオーは風竜を引っ掻き続ける。 指先の通り抜けた跡に付いた血が赤い線となり風竜の鱗を彩る。 戦う力は失われている、だが彼の眼だけは力を失っていなかった。 “おまえの相手はルイズじゃない”その眼がそう強く叫んでいた。 「汚らわしいぞ! 貴様は負けたのだ!」 横薙ぎに払われた杖がバオーの額を裂く。 飛び散る血飛沫にも彼は目を逸らさなかった。 その視線に、さらに憎悪を募らせたワルドが杖を振るう。 「この僕の前でこれ以上の醜態を晒すな!」 まるで捨てられた子犬のように無力で哀れな姿。 なのに、それでも尚も足掻こうとする無様。 許せなかった。僕との闘いを侮辱しているかのように思えた。 潔く敗北を認めて死を迎えれば苦痛を味わう事もないというのに。 勝てる見込みもなくただ抗うだけ。 短い溜息をついてワルドは杖を構えた。 「……もういい。貴様はここで死ね」 どくん、とワルドの言葉に反応するように何かが脈動した。 だがワルドは気付かない。それはあまりにも微弱すぎる反応だった。 黙れ。おまえに何が分かる。 彼はまだ生きている、生きているからこそ足掻く。 何かが出来ると信じているから戦える。 それを否定する権利はおまえにも誰にもない。 ずっと彼の目を通して見てきた。 彼の耳を通して聞いていた。 彼の感情を通じて感じていた。 悲しみも憎しみも恐怖も勇気も優しさも、全てを。 それは研究所の中では知り得なかったもの。 何も知らなかった僕に、彼は生きる意味を教えてくれた。 辛くて、悲しくて、厳しくて、それでも価値のあるものだと。 自分が生きているからこそ何かを成せるのだと。 生まれてきた事に意味なんて無い。だからこそ誰もが意味を求める。 誰に作られたのか、何の為に生まれたのかなんて関係ない。 自身の意思で彼を守る為にこの命を使おう。 唯一、自分の為に泣いてくれた彼の為に。 穿たれた頭部の穴から何かが飛び出す。 それは1cmにも満たない小さな寄生虫。 彼の体から這い出た虫は一瞬にして風竜の傷口へと入り込む。 切り裂かれた皮膚の下、血管内を通り抜けて脳へと至る。 体内への異物の進入、その激痛に風竜が暴れ狂う。 「くっ! どうした!?」 突然、制御を失った騎竜にワルドは困惑の声を上げた。 構えた杖を下げて必死に振り落とされないようしがみ付く。 “寄生虫バオー”の麻酔作用開始! 脳内に入り込んだ“寄生虫バオー”は風竜の精神を麻酔し、その肉体を完全に支配した! 次第に落ち着きを取り戻していく風竜。 それを目にして安堵するワルドの前で異変は起こった。 瞳孔散大! 平滑筋弛緩! 異質な輝きを放つ黄金の瞳! 裂けた額からは竜には存在しない触覚器官! 「こ……これは!」 “寄生虫バオー”の分泌液は血管を伝って細胞組織を変化させ、 皮膚と鱗を特殊なプロテクターに変え、筋肉・骨格・腱に強力なパワーを与える! ワルドの足元にいるのは、もはや風竜ではない。 怪物に変貌した騎竜を前にワルドは驚愕するほかなかった。 言葉を失った彼の代わりに“それ”は咆哮を上げた。 「ウオオォォォォォム!!」 これがッ! これがッ!! これが“バオー”! “バオー武装現象”だッ! 戻る 目次 進む
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/2270.html
アンリエッタ王女が馬車から降りると、 学院の前で待ちわびていた生徒達から歓声が上がった。 清楚なドレスに身を包みながらも少女は陰鬱な表情で俯く。 それは、その端麗な容姿さえも曇らせる。 たとえるならば萎れた花というべきか。 「なんだ、わたしの方が美人じゃないか」 盛り上がる群集の中、イザベラだけが冷めた目で彼女を見つめる。 不遜ともいえる勝利宣言を口にしても咎める者はいない。 傍らで固まっている男子生徒たちは二台の馬車を眺めながら、 まだ見ぬ姫の容姿について熱い議論を交わしている。 シャルロット姫について訊ねられたイザベラが正直に “自分とは正反対の性格だ”と答えると一同は騒然となった。 彼等の中で“万人を愛し人々に尊敬される素晴らしき姫”という、 聖女の如きシャルロット姫のイメージが紡がれていく。 “わたしがガリアの実権を握った暁には覚悟はできてるんだろうね” そこから自分に対する評価を理解したイザベラが殺意を滾らせる。 そんな彼女には気付かずマリコルヌが齎した、 “ティファニア姫の容姿の特徴”で男子生徒たちは更に盛り上がりを見せる。 大歓声を上げる彼等に向けられる奇異の目を避けようと イザベラがその場を離れようとした瞬間だった。 背筋に伝わる刃にも似た冷たい感覚。 咄嗟に彼女は振り返って辺りを見回した。 そして誰かが自分を見ている事に気付いた。 そこにあるのは好奇や不審といったものではない。 明確な憎悪と殺意。他人に怨まれるのは慣れている彼女でさえ血の気が引いた。 まるで杖を向けられたかのように目の前に迫った死が感じ取れる。 呼吸が荒い。空気を取り込む事にさえ緊張を強いられる。 必死に睨み返すわたしに、その男は不敵な笑みを浮かべ立ち去っていった。 遠ざかっていく騎士の背中を凝視するわたしにギーシュが問う。 「知り合いかい?」 「いや、ガリアならともかく余所の連中に怨まれる記憶はないね」 「……それは勿論、トリステインを除いてだよね?」 嫌みの混じったギーシュの声を無視し、 イザベラは男が紛れ込んだ一団を見やる。 そこは他国に比べ華に欠けるアルビオン王国の警護団。 アルビオンにだって他国に勝るとも劣らない竜騎士隊があったはず。 それなのに姫の護衛に付いて来たのは今一つ冴えない騎士やメイジの集まり。 よほど余裕がないのか、それを鼻で笑いながら彼女はガリアの馬車へと視線を向け直した。 イザベラに殺意をちらつかせて見せた騎士が戻る。 その彼に、中年の騎士が眼鏡の位置を直しながら訊ねた。 「何かあったのか?」 「大した事じゃねえよ。ちょっと知った顔があったんでな」 「顔見知りか? だとすると厄介だな」 「いや、向こうは俺の顔なんて知らねえはずさ。こっちが一方的に知ってるだけだ」 「そうか。だが目立つ行動は慎め」 「その必要はないだろう。もう時間だ」 顔を顰めた中年騎士に、男はほくそ笑みながら答える。 馬に積んだ荷を解き、中から布のような物を取り出す。 見れば何人かは彼と同様の行動を取っていた。 「だからこそだ。最後まで詰めを怠るな」 学院の塔の上で、彼は眼下に広がる光景に目を移した。 準備を始めたアルビオンの騎士たちの姿を確認すると、 彼は口語に近い呪文の調べを口にする。 薄っすらと掛かっていた靄が次第に濃密な霧へと変わっていく。 やるべき事を終えて彼は下らなそうに視線を外した。 (やはり人間は蛮族にすぎぬか) 己と異なる者を愛し、その間に子を儲け、そして我々との共存の道を望む。 私が出会った男は今までにはいなかった人間だった。 しかし男が解決の為に選んだのは、 他の野蛮な人間達と同様、同族同士で殺しあう道だった。 血を流さずに解決は出来ない、それが人間という種族の性なのか。 「ならば好きにするがいい。 その累が我々に及ばなければそれでいい」 そう呟いてビダーシャルは自らが作り出した霧の中へと姿を消した。 「な、何が起きたの?」 ルイズの困惑する声に答えられる者はいない。 一寸先も分からぬほど濃い霧が彼女たちの視界を覆う。 先程まで彼女を詰問していた衛兵たちも事態の異常さに戸惑うばかり。 それはイザベラたちがいる正門近くでも同じだった。 何とか声を掛け合い、生徒たちは互いの位置を確認しあう。 「我々は騎士ではない」 中年の騎士が部下たちに静かに告げた。 皆一様に荷に積んであった布で身体を覆い、 そこから鋭い眼だけを覗かせている。 杖を抜き、中には詠唱を始めている者もいる。 「我々は賊ではない」 近くで彼等を探す何も知らないアルビオン兵たちの声が響く。 それを無視して彼等はゆっくりと気取られぬように歩を進めた。 その向こう側でおぼろげに見える衛兵と思しき人影を彼は杖で示す。 「我々は人でなしだ」 次の瞬間、放たれた火球が衛兵を炎に包んだ。 悲鳴を上げる間もなく絶命した衛兵がその場に崩れ落ちる。 それを皮切りに彼等は行動を開始した。 「ミスタ・ギトー! ミセス・シュヴルーズ! 生徒たちを早く校舎の中へ! 急いで!」 濃厚な霧の中で幽かに浮かぶ赤。 最初にその異変に気付いたのはコルベールだった。 その光を眼にしたのは彼一人ではなかった。 だが、それが何かを即座に理解できたのは彼のみ。 凄まじい彼の剣幕に面食らいながらも彼等はコルベールの言葉に従った。 更に急かすコルベールを鬱陶しく感じながらも、 声で誘導しながら生徒たちの避難を始める。 あえてコルベールは状況を説明しない。 言えばパニックになるのは目に見えていた。 それでは生徒たち全員を助けるなど到底出来はしない。 漂ってくる臭いに必死に彼は吐き気を堪えた。 忘れるはずがない。忘れようがない。 アカデミーの実験部隊に所属してから幾度も嗅いだこの臭いを。 人が焼ける、とても嫌な臭いを。 「隊長! これは一体!?」 「慌てるな! 馬車を、シャルロット様をお守りするのだ!」 東薔薇騎士団の一人がカステルモールに問う。 それに冷静に答えを返し彼等は馬車を囲むように集う。 この状況が何者かによって作り出されたものなら、 その狙いは間違いなくこの場に集った重要人物に違いない。 そう判断して彼はシャルロットの身の安全を図る。 「シャルロット様、御安心を。 我ら東薔薇花壇警護騎士団、一命に代えても御身をお守りします」 馬車の中で不安に打ち震えているであろう少女に、 カステルモールは優しく、されど力強く語りかけた。 しかし、返答はなく車内からは気配らしきものさえ感じられない。 「御免!」 咄嗟に彼は鍵の掛かった馬車の扉をこじ開けた。 霧を通り抜けてくる僅かな明かりが暗い車内に差し込む。 そこにシャルロットの姿は無かった。 車内を眼にしたカステルモールの顔が蒼白に変わる。 確かに出発前には馬車に乗り込む姫の姿を目撃している。 (まさか馬車から降りて…!?) 最悪の事態を想定して彼は命令を変更する。 だが優先すべきはシャルロットを守る事、それだけは変わらない。 「東薔薇花壇警護騎士団、全軍散開! シャルロット様の保護を最優先とし状況の確認に当たれ!」 「はっ!」 カステルモールの命を受け、東薔薇騎士団が散らばっていく。 残された無人の馬車の中、カステルモールも気付けなかった小さな人形が転がっていた。 彼等は知らない。それがここまで守ってきたシャルロット王女そのものだという事を。
https://w.atwiki.jp/hosyoku/pages/293.html
真っ白な部屋の中にいた 何もない部屋には、俺だけがいた。 壁はあるが、天井はなく、見上げたら空があった その空に昇っていく男女の姿があった。 男の方がこっちを振り返る 「お前が跡継ぎか。少し驚くかもしれないが、悪いもんじゃないぜ。ま、後はよろしくな」 そう言い残すとふたたび空へ向き直し、見えなくなるまで昇って行った。 何の跡継ぎだ?ここで何を継ぐんだ? そして… 目を覚ます 不思議な夢だった。 見回すといつも通りの俺の部屋だった。 昨夜の騒乱の後を残す放り出されたクッションや飲みかけのグラスが目に留まる ああ、そうだ。昨日は… 「あたしのこと、本当に好きなの?」 恵美にそう言われて、俺は驚いた。 たしかに最近仕事が忙しくてあまり構ってやれていない。 しかし、そういうことを言ってるわけではないようだ 昨日はいつもより妙に積極的だった恵美は初めて俺の部屋へあがりこんだ。 そして、グラスを傾けた後、ふと目にとまった時計を見て 「終電、大丈夫か?送ってやろうか?」 それから一転、真っ赤になった恵美は取りつく島もないほどに怒り、あの一言を残して帰ってしまった。 何に怒っているのか? これから彼女に何か言うべきなのか? 謝るべきなのか?だとしたら何に? 起き抜けの頭が昨日の騒乱の収拾に動き出した頃、頭の中で、不思議な声が聞こえた 「何をしている。早くあそこへ行くんだ。時間はないぞ」 どこかで聞いたような声とともに、激しい頭痛が響く。 なぜか、それを皮切りに俺の意識に叫びかけるものがいた ココハオレノイルベキバショジャナイ そこからは、急だった。 何かにせかされるように俺は身一つで部屋を出て、駅へ向かった そこから向かったのは、行ったこともない町 そこで降りた俺は、フラフラと港へでて、船に乗った 船の行き先を見ることもなく。 船は島へつき、そのまま俺は山へ歩いて行った 途中、買ってあったドリンクを飲む 部屋を出てからずっと、妙にのどが渇くのだ そして、腹が減って仕方なかった 店の人が驚くほど買った弁当や菓子類が気が付いたらほとんどなくなっていた そして、焦点の定まらない目でたどりついたのは山頂の大きな建物 そこに入ると、誰もが俺を見咎めることなく建物へ招き入れた 嫌に丁寧に。 いや、崇めるような目線で。 俺は、招かれるまま部屋へ引き入れられた。 疲れた… 豪華な飾り付けがされた広い部屋に俺は倒れこんだ。 服はいつの間にか脱いでいたようだが、いつ服を脱いだかすら記憶になかった 俺の意識はそのまま眠りの海へ沈んでいった。 また、あの部屋にいた 俺はただ一人だった ここで、何をするのか? 腹が減っていた。 無性に腹が減って仕方なかった。 目が覚めた まず覚えたのが体の違和感だった。 手足の感覚がない 腹ばいをしている感覚 起き上がろうとしても起きられない 体をよじるようにして動いてみる ドシン! 大きな音が響く まるで重量物を壁にたたき付けたような そして、体の一部に衝撃が伝わる 俺の体が出した音なのか? わからないことだらけな中で、視界に入ったのは変な服を着た男だった 「お待ちしておりました。崇神様」 なんだ?崇神様って? 何かを尋ねようと口を動かすが、声にならない 「こちらへお越しになってから3日間お眠りになっておりました。 その間に先代様にも劣らぬ見事な崇神様になられたようでお喜び申し上げます。 さ、どうぞ。神々しいお姿をご確認ください」 差し出された鏡に映った姿を見た俺は気を失い、その場に倒れた。 そこに映っていたのは金色に輝く巨大な蛇そのものだった。 再び意識を取り戻す。 あの男はもういない。 俺は崇神様と称する巨大な蛇になってしまった。 この姿では外に出ることはできない。 出てしまっても人間扱いされるはずがない。 どうすればいいのだ? 混乱する俺の意識を支配するもう一つの感情 腹が減った 体が変化したせいか、それともこの体がもともと燃費が悪いせいなのかとにかく腹が減って仕方なかった しかし、頭に浮かぶのは今まで俺が食べてきたいろんな食べ物ではなかった その代わりに、もやもやした不思議な想念が浮かんでいた。 しかし、その想念を俺ののこっていた人間の理性が必死に阻んでいた 不思議な想念が浮かんでは消え、浮かんでは消える どれくらいそれを繰り返したろうか… あの男がやってきた 「これより、崇神様お就きの儀式がございます。申し訳ありませんがご足労願います」 そういってドアを開けて俺を導く。 特に何をするでもないし、何をすべきかすらわからない俺は、慣れない蛇の体を引きずりながら部屋を出た 長い廊下を通って、ドアの向こうには 大きな祭壇があった そして、眼下には多くの人の姿 彼らは不思議な祈りを俺に捧げている なんとなく、俺の位置が分かった 彼らの信仰する宗教の崇めるご神体というのが崇神様、つまり俺だということだ。 なぜ俺がそんなものになったのかはわからない。 もちろん、この後俺が何をするのかも ただ、ひたすら腹が減っていた。 わけのわからない儀式が俺を無視して祭壇の前で行われている。 儀式が進むたびに群集の興奮も上がっているようだ そして… 「これより崇神様に初めての生贄を召し上がっていただきます」 生贄? そういわれて、祭壇に運ばれたのは全裸の娘だった 娘は祭壇に乗せられる。 その姿を見た俺の意識に、あの想念が浮かんだ 「ウマソウ…食ベタイ」 娘を目にしてから、その想念は防ぎようもなく拡大していた その想念の拡大に混乱している俺の目の前で、さらに信じられない景色が進行していた 娘を数人の信者の男が輪姦していったのだ 恐怖に怯えつつも、娘は動くことも逃げることもなく男たちに犯されるままになっていた。 娘の股間から破瓜のそれと思しき出血が見える 娘は少しずつ恐怖の中に女性の快感を擦り込まれていく そして、全員に犯された後、残ったのは放心状態で股間から精液を垂れ流し、全身精液まみれにされた無残な姿だった。 信者たちは娘を祭壇から俺の目の前に移す 娘は、弱弱しい視線を俺に向ける ナントウマソウナ ムスメダ そう思った一瞬後のことだった 俺の口の中から大きな舌が伸び、娘を口の中へ飲み込んだ そして、娘の体は抵抗なく喉を通っていく。 俺は、あの娘を飲み込んだ? のど越しに、娘の弾力のある肉感、すべすべの肌の感覚、 そして、たれ流れた愛液からにじみ出る女性の臭い あの娘のすべてがのど越しに感じられた 小さな顔と頭はするすると喉を通っていき、その下にある二つの膨らみがのどを刺激する その刺激はいったん腹のくびれで弱まって、腰の尻の肉や太腿で再び強くなる 肉質の良い尻や太腿を俺の喉は感じていた 娘の体は、腹の中で留まった。 娘はもぞもぞと俺の腹の中で動く 動くたびに娘の柔らない体を感じていた。 その娘の動きが突然急なものになった。 それとともに、腹の奥に今まで味わったことのない味が広がった 濃縮した女性の味とでもいうような甘美な味だった そして、腹の中の娘の感触が、舌の上で溶ける砂糖菓子のように崩れていった 俺の腹の中で消化されている そう感じたころには、娘は動きを止めていた。 溶けていく娘の体が奥へ奥へと流し込まれる 俺の感覚は、それが顔の肉なのか太腿の肉なのか膣のなれの果てなのかがはっきりと識別していた あの娘を俺は食べてしまった。
https://w.atwiki.jp/msgk/pages/59.html
童貞 現代の一般的な理解に照らせば、「童貞」という言葉は ・性交未経験の男性 ・男性が性交未経験の状態 のいずれかを指すが、「挿入と射精がセットとなり、はじめて童貞喪失となる」「自慰行為を以って童貞喪失とみなす」などの見解も存在する。Wikipediaより この言葉の意味、定義は人によって価値観が違い曖昧である。じゃあなぜ今回私が”定義”にこだわっているのか、それは平穏な日常の最中流れた一つのTweetだった。 『エロ同人でよくある「童貞チンポに犯されてイクぅ♡♡」というようなのがあるが、挿入をした時点で童貞チンポから非童貞チンポになっているので間違いではないのか?それとも童貞は初セックスを終えるまでが童貞なのだろうか…。議論の余地があると思われる』 インンターネットが普及し皆も同人誌のサンプル画などがツイッターで流れたりもするだろう。またスキャニングしてアップロードして同人誌を閲覧できるサイトも利用してるであろうか。後者は転載禁止だから~ となる議論はさておき、この記事を読んでる紳士諸君はこのツイートの意味がわかると思われる。同人誌に限らずこの様な展開の絵も多く世の中には出回っている。Wikiで答えが出てるなら別にいいじゃない?と考える人もいるだろうが、それも正確な答えでないのもまた事実で、改めて童貞とは何か、価値は、基準について私の持てる限りの知力をここに注ぐ。 概要 そもそも「童貞」という言葉は本来カトリックの修道女を意味しており、文字通りの「童(わらわ)の如く操が貞(ただ)しい≒性的に純潔である」キリスト教において「純潔」は特別な意味合いであるのは皆知っているだろう。聖母マリアがそうであったがため「処女」は特別な物だったのだ。 1874年に設立された「仏語童貞学校」や、花村萬月の小説『ゲルマニウムの夜』などにそうした意味での使用例が見られたそうだ。このあたりはWikiを見るなり各自で調べてもらうと詳しくわかるだろう。しかし、20世紀初頭に入るとキリスト教徒でない大部分の日本人にも広まり、単に性経験の無い女性の事を指して「童貞」と言うようになる。 ただ性行為の経験がない男性を指す言葉だと思って調べてみると歴史がとても深いものです。宗教、歴史、文化が今の童貞を築きあげました。 その定義とは 童貞の定義は冒頭にWikiの記事を載せてあるが、本題はここらと言っても過言ではない。『挿入をした時点で童貞は喪失するのか?』私も童貞は挿入した瞬間になくなるものと考えていました。成人漫画でも挿入時に「これで卒業だね」などの描写も見られたし、処女が膜が破れて喪失なのであれば同じ動作だと自分で位置付けた。しかし、『性行為をした』となれば話は変わってくる。つまり一通りの行為が終わって童貞卒業と考える人もいるのだ。少し話はそれて、皆さんは中学時代広辞苑などでこのような言葉を調べませんでしたか?私も調べました。その中で「挿入時」卒業と価値観が決まったのです。ただ『性行為』という言葉も定義は広く、男性器を女性器に挿入して射精までを指す事もあれば、愛撫のみやオーラルセックスも性行為とみなされるだろう。そこは法律とかうんぬん難しいのでこの場では『男性器を女性器に挿入して射精』までの事にしましょう。ただ難しいのは明確な判断基準がない事です。女性の処女膜と違い、本人の自己申告でしか行為の有無を確かめるほかありません。だからこそ定義も曖昧になるのではないでしょうか?中世ヨーロッパでは処女であるか確かめるために指を突っ込んで確かめたとか・・・ ただ男性に突っ込むとしても誰も得を得ないので物理的な手段は皆無でしょう。ですから私はその線引きとして 『異性の性器と自分の性器が触れた時』が童貞を喪失した瞬間 じゃないかと思います。感覚の話になりますが、今まで体験した事のない感触、ぬくもり、快楽を得た時「自分は次のステップに進んだ」と感じませんか?ただ、 挿入後オーガズムに達して射精し、互いの息が落ちついたとこで「終わり」としてその時点を喪失 としてもいいでしょう。「挿入時」「射精後」この二つで意見が多く別れると思います。私は前者の思想を掲げてきましたが、調べるうちに後者でも「たしかに」となっとくするようになりました。ここまで皆さんはどうお考えですか?成人漫画、ゲームなどでよくある大人の女性が童貞の性器を堪能する場面が感慨深いものになるかと思います。童貞を味わう 感じる裏には作者の思惑があったりなかったり 男性の肛門に挿入したら? と意見がありそうですが、ここでは記述しません。 価値観 ” かくいう私も童貞でね。”合田 一人 これは童貞を代表する名言ではないでしょうか?攻殻機動隊S.A.C 2nd SIGにて黒幕が放った言葉だ。彼は「個別の11人」なるウィルスで英雄をプロデュースし社会情勢の操作を試みた。その際ウィルスが発症する因子として組み込まれたのが「童貞」であった。(厳密には義体化以前に童貞) 自分が(ウィルス作成の)犯人ならという前提で答えた内容によれば「童貞は英雄には欠かせない要素」としている。これはあくまでアニメ作品であるが歴史上の偉人には童貞が数多く存在する。少し例をあげるなら ・イエス・キリスト ・レオナルド・ダ・ヴィンチ ・アイザック・ニュートン ・正岡子規 ・宮沢健二 などなど、ヒトラー・ガウディ・フリードリヒなど歴史に名を刻んだ者も皆童貞である。私の記憶では織田信長も童貞だったかもしれないが、男色の趣味など言い伝えが多いので不明だ。じゃあなぜこんな偉人が多いの?と思うかもしれないが、諸説あるが童貞は性エネルギーの全てを創作・知的活動に向けることができるため、集中力を高める脳内化学物質(性交経験により減少する)の分泌量が多いため、宗教的信念が強く活力があるためとの説がある。 固定概念 結局のところ結論を出せるかと問われると「出せない」と私は答えます。上記で述べた「挿入時」「射精時」の二つの他にも考え方があるからです。ここでそれを決めつけるのはよくありませんし、私の価値観を押し付けるのもダメです。なぜなら私も創作物を作る人間だからです。多くの人に自分の作品を見てもらう人間が固定概念、決めつけた事を述べるのは良くないことだと考えます。 幸いにも私はSS「ショートストーリー」と呼ばれるジャンルで、会話だけで物語が進んだり、ライトノベルよりページが少ない物を投稿しております。また主要な登場人物は全員女性であるために童貞より処女の方が使う場面はあるでしょうか。このWikiのどこかに隠しページとして投稿してますのでまだ読んでない方、興味がある方は探してみてください。はぐらん先生の欲望が生みだした美少女「メスガキ」とその亜種として焼き豚さんから生まれた「イベリコ」「コウ」の三人が中心のSSです。 だいぶ脱線しましたが、動画投稿者、同人作家の方々もその様な描写にする時に悩むでしょう。ですが貴方の考えで創作すればいいと私は思います。現に答えがないのですから、コメントで批判されても「私はこう考えてます」と答えれば良いでしょう。好きに作り、好きに展開させるのが自分のためでもあり、読者・視聴者の望みではないでしょうか? 「童貞」についてまた少し考えを改めてみませんか?ただ調べると童貞は歴史、宗教が大きく関係してきますので宗教団体や故人を咎めるとうな発言は控えましょう。言葉を知ればもっと面白く、誇らしくなるでしょう。 あまり言葉の綾が冴えない私の文章に付き合って下さりありがとうございました。そろそろ筆を置いてこれにて終わりたいと思います。 これにてドロン 著者 genette91
https://w.atwiki.jp/orirowavr/pages/193.html
「まずはもう一度、兄さんのいる位置を確認してみません?」 「そうですね。情報を更新しておくのは大切な事です」 正義たちと別れた秀才と月乃がまず行ったのは指差し確認だった。 最初に太陽の位置を割り出してから数時間は経過している。 太陽は一所にじっとしているような性質ではない。 合流を目指すにあたって現在をもう一度割り出して目標地点を修正しなくてはならないだろう。 それでは、と前置きして秀才が太陽が居そうな場所を適当に指さす。 だが彼の人差し指が指示したのは最初に指した方向とは真逆の方向だった。 つまりはこれまで向かっていた進行方向をそのまま指していた。 「あれ? 兄さん反対方向に行っちゃったんでしょうか?」 ニアミスしてすれ違った可能性はないとは言えないが、あれ程目立つ存在が近くを通り過ぎて気づかないと言う事もないだろう。 かと言って、この短時間で真逆に回り込まれたかと言えば、月乃が持ってるような瞬間移動できるアイテムでも使わない限りそれも考えづらい。 「バイアスがかかっているのかもしれませんね」 そう言って秀才が刺した指を顔に引き戻し眼鏡をクイと上げる。 「どういう意味です?」 「私があちらに太陽がいるかもと無意識の内に認識しているため、そちらを指してしまったのかもしれないという事です」 元より明確な意思ではなく無意識に頼る方法である。 その無意識にバイアスがかかっていれば正常な結果は得られないだろう。 「まあ、もともと確証のある方法ではないですから、最初からハズレだったと言う可能性も大いにありますが」 「やっぱりそうですかねぇ」 月乃が残念そうに肩を落とす。 その様子を見て秀才が厳しい表情を浮かべた。 「月乃くん、先に断っておきます」 「なんでしょう? 出多方さん」 真面目な雰囲気を感じ取り月乃が佇まいを正す。 その妙に畏まった態度に、秀才が一つ咳払いをした。 「当面の目標として私たちは太陽との合流を目指してはいますが、会えるという確証がある訳でもない。 確証のない方法にいつまでも時間を割くわけにはいきません。ある程度の区切りは必要です」 「それは……そうですね」 直接的な人探しのスキルではなく、スキル同士の反発作用を利用した裏技のようなモノだ。 確実性のないこの細い糸を辿るような方法を頼って、いつまでも探索を続けるわけにもいかない。 「もちろん太陽を探す道中でも志を同じくする多くの人を集めながら、脱出に向けての情報収集は行えるでしょう。 それは必要なことだ。ですが、それも中央エリアまでで区切るべきだと考えています。 積雪エリアや諸島エリアまでは探索の足を延ばさず、どういう結果になろうとも一旦そこで大和くんたちとの合流を目指す。 この行動方針で行こうと思います。構いませんね?」 希望を持たせすぎないよう現実を突きつけるように厳しい口調で言う。 兄を心配する妹からすれば受け入れがたい方針だろうが、納得してもらわなければならない。 太陽と合流が果たせなければ、武力のない二人だ。 月乃の歌である程度の戦闘は回避できるかもしれないだろうが、それにも限界がある。 太陽のとの合流の線が細くなった以上、月乃の安全を第一に考えるのならば正義との早めの合流も視野に入れておいた方がいいだろう。 「そうですね。そうしましょうか」 「え、いいんですか?」 「なんで出多方さんが驚いてるんですか?」 「い、いえ。そういう訳では」 あえて厳しいことを言ったのだが、こうもあっさり受け入れられると言った方が戸惑ってしまう。 だが月乃はちゃんと理解している。 秀才が自らの安全と心情を案じて言ってくれていることを。 全てを含んだ上で月乃は気丈に笑った。 「大丈夫ですって。だってあの兄さんですよ? 殺したって死にませんよ。 それより私たちの安全第一ってことですよね?」 太陽が死ぬはずがないのだから、自分たちが生きていれば必ず会える。 兄を信じればこそ、その理屈は正しい。 「……まあ、そうですね」 そのイメージに関しては秀才も同意する。 なにせ登校途中に車道に飛び出した猫を庇ってトラックにはねられても、そのまま登校して授業を受け続けたような男だ。 銃で撃たれようがそれこそ怪物に襲われようとも簡単に死ぬとは思えない。 「ただ…………」 懸念があるとするならば、この地にいるのは太陽ではなく、太陽の作り物の体(アバター)――邪神曰くむき出しの魂か?――であるという点だ。 いくら不死身の太陽でも、その体が別物になっていればどうなるかは分からない。 「ただ、なんです?」 「いえ、何でもありません」 秀才は口を濁す。 頭を振って自らの悪い予感を打ち消した。 わざわざ口に出して不安がらせる必要はないだろう。 彼にできるのは兄を信じる妹のように、親友の無事を信じるのみである。 ■ 草原を踏みしめる蹄が規則正しい音をかき鳴らしていた。 夜の闇を切り裂くがごとく白馬が駆ける。 それは守護るべき姫を運ぶ人馬一体の白馬の騎士だった。 騎士は輝かんばかりの白銀の鎧に全身を包み、その両腕には手綱ではなく剣と盾が握られていた。 馬上での戦闘を前提とする騎士にとって、馬の操作に手綱を必要としない事は基本技能の一つではあるのだが、上体一つ動かさぬ様子からは熟練した技量が伺える。 それもそのはず、この白騎士の人馬一体と言うのは比喩ではない。 なにせ騎士の上半身は白馬の背から生えていた。 常では見られぬ異なる生物。いや、生物ですらないだろう。 馬上の背後で揺られる少女、三土梨緒のスキルによって生み出された非生物。 それがこの騎士の正体である。 白馬に揺られること数分。 梨緒が狙撃された地点からは、ずいぶんと移動できた。 ここまでくれば大丈夫だろうか? 狙撃手の射程範囲なんて知らない梨緒からすればどこが安全なラインかなんて判断できないため、大袈裟に移動しすぎたかもしれない。 白騎士を操り白馬の足を緩めさせる。 徐々に速度を落として行く白馬が足踏みをして草原に静止する。 梨緒は馬の背から降りようとしたが、思った以上の高さに僅かに戸惑った。 だが、馬の背に張り付いた騎士はエスコートなどしてくれない。 仕方なしに梨緒は飛び降りるようにして馬の背から降りた。 「ッ…………!」 馬上から地面に足を付いた衝撃で、撃たれた肩が痛んだ。 何故自分がこんな目に合わなければいけないのか。 痛みと共に怒りのような感情が湧き上がってくる。 「消えなさい……!」 苛立ちをぶつけるように白騎士に向けて吐き捨てる。 すると白騎士の体がノイズのように歪み、徐々に散り散りに欠けながら消えていった。 自らを助けた白騎士を不満そうに見送りながら梨緒は舌を打った。 競走馬のような移動速度。加えて狙撃すら防ぐ鉄壁さ。 まだ発揮されていない攻撃性能もこれならば期待できるだろう。 Aランクスキルは伊達ではないこの性能のどこに不満があるのか。 言うまでもない、外見である。 白騎士は異形が過ぎた。 人馬一体どころか鎧や剣盾まで一体化している。 恐らく装備だけをはぎ取れないようにと言うゲームバランス的な配慮だろう。 だが、これでは騎士どころか白くのっぺりしたケンタウロスだ。 いや背中から人が生えてる時点でケンタウロスですらない。 カッコいい王子様を希望して選んだはずのスキルだったはずなのに。 本音を言えば自分を守る王子様との物語のようなドラマを期待したヒロイン願望的なところもある。 だというのに、なんだこのクリーチャーは。 こんなのを連れて歩いていたら自分から危ない奴ですと言っているようなものだ。 それに実際召喚して分かったことだが、白騎士は召喚まである程度時間がかかる。 10秒未満の短い時間だが、先ほどの狙撃の様な奇襲には対応できないし、危険人物に襲われてから出しているようでは遅い。 常に侍らすには不気味過ぎる。 だと言うのに緊急時に出すには遅い。 切り札に足る能力を持ってはいるが、使い勝手が悪すぎる。 その穴を埋める別の手が必要である。 だからわざわざ太陽を洗脳して使ってやっていたのだが、それも太陽の暴走により台無しとなった。 まったくどいつもこいつも使えない。 梨緒は助け合いなどと言う相互関係は求めていない。 信頼関係によって築かれる関係性など人間不信である梨緒は最初から信じていなかった。 何よりこんな状況でそんな関係を築けるはずもないだろう。 求めているのは、梨緒だけが得をする一方的な関係性。 梨緒が生き残るために、利用するだけの道具だ。 それを得るために、必要なものは――――。 ■ 「助けてください!」 草原を進む秀才たちの歩みがコロシアムに差し掛かった所で、巨大なコロシアムの陰から唐突に血相を変えた少女が飛び出してきた。 わざとらしいくらいに息を切らした少女は、銃撃でも受けたのか肩を抑えて苦痛に表情を歪めていた。 「だ、大丈夫ですか!?」 「月乃くん…………ッ!」 突然現れた少女に秀才は警戒して身構えたが、月乃は傷ついた少女を案じて近寄って行った。 秀才はこの行為を軽率と窘めるべきか迷ったが、戦うつもりのない人間の保護も目的に含まれる以上難しい所だ。 少なくとも、面識のない人間に対して最低限の警戒がないのは咎めるべきだが、その優しさまで咎めるのは憚られた。 ひとまず、駆け寄った月乃に少女が何かをする気配はない。 助けを求めると見せかけて不意打つつもりという事もなさそうだ。 月乃が無事であることに胸をなでおろし、秀才もひとまず少女を受け入れることにした。 「なにがあったんですか?」 「わかりません。森でいきなり誰かに襲われて……」 「襲われた? 襲撃者はどうしたんですか?」 まさか追ってきているのか、秀才が少女のやってきた方向を確認する。 だが、視界には薄暗い夜の闇が広がるばかりであり、ひとまず追ってくる気配はなさそうである。 「……わかりません。必死で逃げていたらいつの間にか振り切ってたようです」 少女は弱々しく首を振る。 混乱しているのか返答もわからないばかりで要領を得ない。 それを月乃が大丈夫ですよと背をさすりながら元気づける。 必死で逃げていて振り切った。 襲撃者もプロとは限らない以上、そういうこともあるのか? 少なくとも肩の傷がある以上、何らかの襲撃を受けたというのは本当だろう。 だが、秀才の中で何かが引っかかるものがあった。 それは冷静スキルによるものか、神経質な本来の気質によるものかはわからないが、少女に対して何か違和感のようなものを拭えずにいた。 「うっ!」 「大丈夫ですか?」 「傷が……ッ!」 「痛むんですか!? そうだ! 回復薬がありますよ!」 月乃が正義より譲り受けた回復薬の存在を思い出し、それを取り出そうとアイテム欄を操作する。 だが、回復薬を使おうとする月乃を秀才が制止した。 「待ってください。見る限り、彼女の傷は回復薬を使う程の傷ではない。 ありあわせの道具で応急処置をすれば十分では?」 正義より1つずつ譲り受けた回復薬はある程度の重症でも回復する強力なモノだ。 傷である以上それなりには痛いだろうが、少なくとも希少な回復薬を使う程の傷には見えない。 「そんな……酷いです出多方さん。こんなに痛がってるのに」 月乃が悲しそうに眉を下げる。 少女は月乃の胸の中でうっうっと嗚咽を漏らしていた。 人が良すぎる月乃からすれば、こんな様子の少女を放置するなどできないのだろう。 それにしても、少女の言い分を受け入れすぎなような気もするが。 「まあ、月乃くんに譲られた回復薬をどう使おうとそれは月乃くんの自由ですが……」 少女二人の責めるような態度に耐え切れず、秀才は折れた。 真正面からの議論なら打ち負かす自信はあるが、こういう攻め手にはめっぽう弱い。 だが、見る限り肩を掠めた程度の傷である。 既に血も止まっているようだし、過剰な治療は必要ないと思うのだが。 (……止まっている?) 秀才が眉を顰める。 少女に対して最初から抱いていた違和感に気づいた。 少女の傷はもともと大した傷ではない、ある程度時間がたてば自然と出血も止まるだろう。 だが、息を切らした少女の様子から、襲撃を受けて逃げてきたばかりのはずである。 その傷がすでに乾いているというのはどういうことか? 少女を見る。 既に月乃が回復薬を使用していた。 傷が治り、疑惑の根本である証拠が消える。 「ありがとうございます。えっと……」 「あ、まだ名乗ってなかったですね。大日輪月乃です。同い年くらい、かな?」 傷が治ってすっかり元気を取り戻したのか、少女は佇まいを正し丁寧に頭を下げて礼をする。 「はい。範当高校2年、栗村雪です。アバター名はユキで登録してます。よろしくお願いします」 ■ ――――上手くいった。 三土梨緒は内心でほくそ笑んだ。 新しく利用できる相手を見つけ、上手く取り入ることができた。 声をかけたのが危険人物だったら自爆するだけなのだが、声をかける前からある程度の勝算はあった。 二人組だったと言うのがまず一つ。 たった一人の生き残りを目指すこのゲームで複数名で行動するという事は生き残りを目指していない、殺し合いに反発する太陽のような連中である可能性が高い。 まあ一概には言えないが、当の梨緒のような存在もいるだろう。 勿論根拠はそれだけではない。 男女双方に見覚えがあったことが彼らを選んだ最大の理由である。 勿論、直接的な面識がある訳ではない。 見覚えと言っても、男の方は顔ではなく服装にある。 男が着ているのは太陽と同じ制服だった。 同じ制服に身を包んでいるが受ける印象は太陽とは対極である。 面白みのない真面目さだけが取り柄ですと言った顔である。 いかにも童貞臭い、女に耐性のなさそうな男など、ちょっと涙でも見せれば騙せるだろう。 対して、女の方は目を引くような美形だった。 そう生まれただけで人生の勝ち組になるような理不尽な美しさ。 その顔は知っている。アイドルの「TSUKINO」だ。 そして、あの愚か者、大日輪太陽の妹でもある。 彼女の存在は太陽から聞いていた。 というか妹についてべらべらと喋っている隙に人間操りタブレットを取り付けたのだから。 そうじゃなくてもメディアで見かけて最低限の人となりは知っていた。 クールな外見に見合わない頭の弱いぼやけた女だったと記憶している。騙すのも容易いだろう。 だが、だからと言って、その所感を当てにはしない。 彼らを利用するために万全を尽くす。 幸せになるための努力は怠らない。 ここに来るまでに、太陽から捧げられたポイントでスキルを得た。 捧げられたこのポイントだけが、使えなかったあの男の唯一の功績だ。 獲得したのは、自分の言葉を信じさせる効果のある『演説』スキルである。 ランクは100ptを使用した最上級のAランク。 これがあれば、日和見主義の連中の中に潜り込むのは容易い。 目論見通り妹の方は私の事を信じているようである。お陰で怪我も回復できた。 太陽。お前のおかげで得たスキルによって妹を利用することができた、その点は素直に感謝しておこう。 男の方は微妙な反応だが、スキルがある以上信じない問う事もないはずである。 恐らく眉目秀麗な雪の顔に近寄り難いと思っているだけだろう。 役に立たなかった兄と違って、精々役に立ってから死んでくれ。 [D-5/コロシアム近く平原/1日目・早朝] [出多方 秀才] [パラメータ]:STR:E VIT:B AGI:B DEX:B LUK:B [ステータス]:健康 [アイテム]:焔のブレスレット(E)、おもしろ写真セット、回復薬×1、万能薬×1 [GP]:10pt [プロセス] 基本行動方針:出来る限り多くの人間と共に脱出を目指す 0.ユキを警戒 1.太陽を探しながら同士を集め情報収集。 2.月乃の歌でこの殺し合いを止めたい 3.ある程度の目途が立ったら正義との合流 [大日輪 月乃] [パラメータ]:STR:E VIT:B AGI:D DEX:D LUK:A [ステータス]:健康 [アイテム]:海神の槍、ワープストーン(2/3)、ドロップ缶、万能薬×1、不明支給品×1(確認済) [GP]:10pt [プロセス] 基本行動方針:歌で殺し合いを止める。 1.兄さんを探す。 2.金髪の人(エンジ君)には、次に会ったら負けない。 [三土 梨緒(ユキ)] [パラメータ]:STR:E VIT:D AGI:C DEX:D LUK:B [ステータス]:健康 [アイテム]:人間操りタブレット、隠形の札、不明支給品×1(確認済) M1500狙撃銃+弾丸10発、スタングレネード、歌姫のマイク [GP]:136pt→36pt(スキル習得(A)に100ptを使用) [プロセス] 基本行動方針:優勝し、惨めな自分と決別する。 1.生き残るべく秀才と月乃を利用する。 ※演説(A)を習得しました 【演説(A)】 自身の言葉を信じさせるスキル。 Aランクともなればかなり無茶な理屈でも相手に信じさせることができる。 ただし相手に精神耐性や同ランク以上の思考力に関するスキルや矛盾点を付くスキルがある場合その効果は大幅に落ちる。 046.虎尾春氷――序章 投下順で読む 048.中国気功クラブ 時系列順で読む 熱き血潮に 出多方 秀才 信頼 大日輪 月乃 Flame Run 三土 梨緒
https://w.atwiki.jp/tenis_o/pages/38.html
忍足侑士 ◆Stw.e6Ocjg ロリコンやけど 7幼女 ロリコンやけど 7幼女 807 名前: 忍足侑士 ◆Stw.e6Ocjg 2007/03/06(火) 09 20 40 0 アwwwボwwwwwwリwwwwwwジwwニwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww 808 名前: 忍足侑士 ◆Stw.e6Ocjg 2007/03/06(火) 09 23 55 0 あいつら馬鹿だからwwwwww 日本語通じないからwwwwwwwww とりあえず亜脱臼亜脱臼って言ってたらwwwwwwww 馬鹿ウケwwwwwwwwwwwwwwww アボリジニが亜脱臼で馬鹿ウケwwwwwwwww馬鹿wwwwwwwww アボリジニが涙流すとこ初めて見たwwwwwwwwwwwwwwwwwwww 810 名前: 忍足侑士 ◆Stw.e6Ocjg 2007/03/06(火) 09 25 43 0 食欲はありませんが 僕が食べなきゃ おなかの中の大切なお友達が死んでしまうので 僕は友情のために食べるのです 812 名前: 忍足侑士 ◆Stw.e6Ocjg 2007/03/06(火) 09 28 46 0 僕を捨てた復讐だ お前が病気したら 優しく看病してやる 枕元でりんごを剥いてやる 汗を拭いてあげる 散歩に連れてってやる 葬式も立派に取り仕切ってやる どうだ 814 名前: 忍足侑士 ◆Stw.e6Ocjg 2007/03/06(火) 09 31 44 0 死は寒い 死は怖い 死は雪だるま 死はニットの帽子 死は昨日の会話 死はコーヒーの湯気 死は車庫の隅の三輪車 死はお風呂 死は春一番 死は桜の蕾 死はテレビが急にきしむ音 816 名前: 忍足侑士 ◆Stw.e6Ocjg 2007/03/06(火) 09 36 33 0 地震が来たらどうしよう 壊れた僕の家がテレビに映される どうせなら 野糞してるとこ映せよ お風呂入れない女の人を映せよ 行き場のない赤ちゃんのおむつ映せよ 817 名前: 忍足侑士 ◆Stw.e6Ocjg 2007/03/06(火) 09 37 55 0 亜脱臼? 亜脱臼。 820 名前: 忍足侑士 ◆Stw.e6Ocjg 2007/03/06(火) 09 41 51 0 地は果てませんしwwwwwwwwwwwwwww 海は尽きませんからwwwwwwwwwwwwwwwwwww 一生待ってろアホwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww 824 名前: 忍足侑士 ◆Stw.e6Ocjg 2007/03/06(火) 09 45 46 0 殴られても 罵られても 痛くありません 好意を感じるからです まだ僕に関心を覚えてるということだからです 826 名前: 忍足侑士 ◆Stw.e6Ocjg 2007/03/06(火) 09 48 04 0 血反吐を吐いても 同じ口からご飯を食べなきゃ たんぱく質は 摂れません 827 名前: 忍足侑士 ◆Stw.e6Ocjg 2007/03/06(火) 09 49 04 0 死んだアザラシの 中に入って 癒される 生で食べれば ビタミンももらえる 829 名前: 忍足侑士 ◆Stw.e6Ocjg 2007/03/06(火) 09 50 56 0 また今日も 明日と変わらない朝が来た また明後日も一昨日と変わらない 一日になるのだらう 834 名前: 忍足侑士 ◆Stw.e6Ocjg 2007/03/06(火) 10 13 33 0 「どうしたのミキ?」 「大変あゆみ!タカシが!事故に!」 「え!?タカシが!?」 キキィー バン! タッタッタ バターン! 「タカシ!」 「・・・残念ですが」 「いやああああああ」 「俺は・・・死んだのか・・・さらば」 835 名前: 忍足侑士 ◆Stw.e6Ocjg 2007/03/06(火) 10 17 23 0 銀の剣を振り回していたら しょっぴかれた件 836 名前: 忍足侑士 ◆Stw.e6Ocjg 2007/03/06(火) 10 18 46 0 生麦 生米 生写真 850 名前: 忍足侑士 ◆Stw.e6Ocjg 2007/03/06(火) 10 34 49 0 神様なんていまっせぇーん☆ミ プギャー 心の中に 咎める声が 響くのならばそれでいい 854 名前: 忍足侑士 ◆Stw.e6Ocjg 2007/03/06(火) 10 39 47 0 がい骨を カクカクさせて こんにちは 白い前歯は 日々のお手入れ 857 名前: 忍足侑士 ◆Stw.e6Ocjg 2007/03/06(火) 10 43 03 0 掃除機は 何でも吸い込むブラックホール 入浴剤を 吸い取って 858 名前: 忍足侑士 ◆Stw.e6Ocjg 2007/03/06(火) 10 44 04 0 車に乗るぜ!☆彡 863 名前: 忍足侑士 ◆Stw.e6Ocjg 2007/03/06(火) 10 46 50 0 エクスタシーはフランソワ アナスタシアはラスプーチン オルガスムスはドイツ語 名詞と形容詞は 生き物 866 名前: 忍足侑士 ◆Stw.e6Ocjg 2007/03/06(火) 10 47 56 0 同じ仲間は 同じクレヨンで色分け 赤 赤 きいろ ピンクにきみどり 867 名前: 忍足侑士 ◆Stw.e6Ocjg 2007/03/06(火) 10 48 32 0 美技にブージーウージー 870 名前: 忍足侑士 ◆Stw.e6Ocjg 2007/03/06(火) 10 49 48 0 腰を回して踊っても 幸せは手に入らない かっさらえたのは 誰かのお金 872 名前: 忍足侑士 ◆Stw.e6Ocjg 2007/03/06(火) 10 50 49 0 前奏と間奏の間に 何をしたか それが問題だ 874 名前: 忍足侑士 ◆Stw.e6Ocjg 2007/03/06(火) 10 52 20 0 キャーキャー言われるのは簡単です どういう意味ですか? 風が強いんですよ 今日も 875 名前: 忍足侑士 ◆Stw.e6Ocjg 2007/03/06(火) 10 53 45 0 思いついたいくつかの言葉に 簡単なメロディーを乗せて 俺はお空も飛べるのです 877 名前: 忍足侑士 ◆Stw.e6Ocjg 2007/03/06(火) 10 56 15 0 大丈夫 泣いても何も変わりません だから泣いてもいいですよ 絶望しながら泣きなさい 878 名前: 忍足侑士 ◆Stw.e6Ocjg 2007/03/06(火) 10 57 17 0 爪を出せ ひっかいてみろ お前らと違って 人間は毛がないんやで 884 名前: 忍足侑士 ◆Stw.e6Ocjg 2007/03/06(火) 11 02 28 0 布団の中で丸くなって 俺は発熱するのです 寒いと眠れないのは 生きてる証 885 名前: 忍足侑士 ◆Stw.e6Ocjg 2007/03/06(火) 11 04 28 0 このヒモ 結んだことないし 外にたらしておくと邪魔 中に入れても気持ち悪い でも捨てられない かわいそう 886 名前: 忍足侑士 ◆Stw.e6Ocjg 2007/03/06(火) 11 07 44 0 海の表面に浮いている 泡や木くずは ゴミじゃないけど 汚らしい 889 名前: 忍足侑士 ◆Stw.e6Ocjg 2007/03/06(火) 11 09 40 0 愛はあなたを愛うえお 愛ゆえに恋やぶれて山河あり この島国は 世界のフラクタル 891 名前: 忍足侑士 ◆Stw.e6Ocjg 2007/03/06(火) 11 11 06 0 たくさんの夢と希望を詰めた箱を 日本海に投げ捨てよう きっと海が割れて でっかい壁になるでしょう さようなら佐渡島 898 名前: 忍足侑土 ◆Stw.e6Ocjg 2007/03/06(火) 11 18 28 0 ありがとう ありがとう こんなことはありがとう 英語で言うならレアなこと 899 名前: 忍足侑士 ◆Stw.e6Ocjg 2007/03/06(火) 11 21 55 0 そんなにカチカチ押しても 世界は早く動いたりしないよ 君がゆっくり 生きればいい
https://w.atwiki.jp/eiketsu-taisen/pages/921.html
武将名 さわらよしつら 佐原義連 統一名称:佐原義連 生没年:不明「俺が真っ先に飛ぶ! キエエエエエエエ!!」三浦義澄の弟。源頼朝に信頼され、寝所を警備する十一人の近習に選ばれた御家人。頼朝に無礼を働いた上総広常を咎める、御家人間の乱闘を止めるなど誠実な人柄だった。一の谷の戦いでは源義経の軍に属し、鵯越の逆落としで先陣を切った。 勢力 蒼 時代 平安 レアリティ N コスト 1.5 兵種 騎兵 武力 5 知力 6 特技 気合 計略 奉武の飛翔(ほうぶのひしょう) 武力が上がり、旋回操作を行うと向いている方向に跳躍を行うようになる。跳躍中は計略の対象にならなくなり、着地時に敵に武力によるダメージを与える。ダメージは互いの武力で上下する。味方の陣形の効果を受けている時、この計略の必要士気が下がる 必要士気 5 効果時間 知力時間 Illust. 松野トンジ 声優 吉野裕行 計略内容 カテゴリ 士気 武力 知力 速度 兵力 効果時間 備考 奉武 5 +6 - - - 8.3c(知力依存0.4c) 再飛翔まで1.25c(3秒)味方陣形の効果を受けていると必要士気-1 カテゴリ 士気 基礎ダメージ 相手の武力 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 武力11時 5 20% ダメージ 64% 42% 34.7% 31% 約28.8% 27.3% 26.3% 25.5% 24.9% 24.4% 24% (最新Ver.1.6.0C) 調整履歴 修正Ver. 変更点 内容 備考 Ver.1.6.0C 武力上昇値 +5 → +6 ↑ - 所感 コスト比平均的な武力・知力に気合を備えた、安定感のあるスペックの蒼1.5コスト騎兵。 計略は自身の武力上昇に加え、新たに旋回操作での「跳躍」アクションが可能となる強化計略。 通常の士気は5だが、奉武カテゴリのため味方陣形内では士気4で発動可能。 英傑大戦初となる「跳躍」だが、 ①自身の前方(カードの向いている方向)に円形の範囲が表示される ②カードを旋回させるとその中心に向かって佐原が跳躍する ③着地時にはその範囲内の敵に武力依存ダメージを与える という内容となっている。 高めの武力上昇値に加え「跳躍」の固定ダメージも高く、「跳躍」を連続で当て続けられれば、高武力が相手でもゴリゴリ兵力を削っていけるのが強み。 また兵種アクションとは違い、「跳躍」は乱戦時でも発動可能。 迎撃や斬撃による速度低下中でも発動可能なため、無防備な時間を減らす手段として活用できる。 乱戦→「跳躍」で敵の兵力を無駄なく削ることとができるほか、他の部隊に守られた陣形持ちや舞い部隊へ目掛けて奇襲することも可能となるため、取れる戦術の幅は広い。 さらに「跳躍」中は一切の計略の対象にならず、乱戦や兵種アクションなど一切の攻撃の対象にもならない。 ただし、この効果はあくまでも「跳躍」時のみで、着地時など「跳躍」していない間は通常通りの判定となることには注意。 敵のダメージ計略や兵種アクションをかわしつつ攻撃を続けられるため、相手側からするとかなり厄介な効果となっている。 ただし、騎兵に対して「跳躍」を当てる際には注意が必要。 というのも、突撃準備状態の騎兵に対して「跳躍」を当てた場合、「跳躍」のダメージを与えるのと同時にこちらも突撃を受けてしまう。 このため(突撃準備状態の)複数の騎兵や超絶騎馬に対して「跳躍」を当てた場合、同時に受ける突撃ダメージで佐原側が撤退しかねないことは覚えておきたいところ。 また「跳躍」中の計略の対象とならない効果だが、敵からの計略は勿論、味方の計略からも対象外となる点には要注意。 味方撤退を伴う計略も例外ではなく、(併用するかはともかく)例えば跳躍中に「大政奉還」が発動すると佐原のみが生き残る。 武力上昇や兵力回復を佐原にもかけたい場合は、必ず佐原が跳躍する前に発動するように心掛けたい。 ただし、舞い計略の効果は例外。 例として、 静御前の計略中に、「跳躍」中の佐原に対して号令や強化計略を発動した場合。 計略ステルス効果によって、号令や強化計略の効果は佐原には届かないが、静御前の舞いによる効果だけは「跳躍」中であってもきちんと発動し、佐原の兵力も回復する。 解説 彼の孫から蘆名氏を名乗る。宗家の血脈は蘆名盛氏の時点で途絶えたが大名としての蘆名は江戸中期まで続いた。 現在の蘆名は第14代当主(盛氏の叔父)の子が興した針生氏が断絶後に藩命で改名したものである。 彼の末裔には現在の千円札に描かれている野口英世がいる(佐原→猪苗代(蘆名氏支流)→小桧山→野口)。 大戦シリーズにおいて 部隊が跳躍する飛翔計略は三国志大戦(新)稼動開始時のSR呂布「天下無双・飛」が初出。 武力と速度が大幅に上がり、計略使用時に一度だけ飛び、着地点を中心とした円形範囲に武力差ダメージを与えるもの。 その後、歩兵や象兵にも飛翔するものが現れた。 槍に刺さることなく乱戦に持ち込む、柵を飛び越えるなど使い道はあるものの、計略発動から着地までのタイムラグにより武力差ダメージを避けられることもしばしば。 また、跳躍効果は強制発動であるため乱戦や攻城が解除されるなど融通が効きにくい側面もあり、呂布を除いてあまり使われないのが実状だった。 英傑大戦では跳躍がアクションとして割り当てられたことで「飛ばない選択」が可能となり、避けられた場合も再発動できるなど当時の欠点を改善したものとなっている。 台詞 \ 台詞 開幕 この程度で俺は怯まぬ!千人で俺を囲んでみろぉ! 計略 我が飛翔より、この戦は始まるぅ! └絆武将 三浦に不可能はなぁい!! 兵種アクション キエエエエエエエ!! 撤退 飛ばし過ぎたか…… 復活 ひりついて来たぞぉ…… 伏兵 キョエエエエエエエ! 攻城 俺が真っ先に翔ぶ!キエエエエエエエ!! 落城 この場は三浦力を宿す者•佐原義連が納めた 贈り物① こんなものをくれずとも俺は飛ばせてくれればそれでいい。 贈り物② 安らぎを捨てたはずの俺にこんな幸せが待っているとはな。 贈り物(お正月) あけましておめでとう。いつだって一筋に、我らの勝利を願っている。 贈り物(バレンタインデー) ええええ!! こんなものを頂いていいのか?うれしぃぃぞぉお!! 贈り物(ホワイトデー) 一人と決めたならば私がのばす手はひとつ。あなたのために。 贈り物(ハロウィン) 賑やかなのは構わぬが、なにやら人にジロジロ見られる。どういう祭りなのだ? 友好度上昇 ひりついて来たぞぉ…… 寵臣 困難であればあるほど、ゾクゾクするぅ!! └特殊 - 贈り物の特殊演出 会話武将 台詞 情報提供・誤った点に気付いた等、何かありましたら気楽にコメントしてください。 名前 贈り物(ホワイトデー):一人と決めたならば私がのばす手はひとつ。(改行)あなたのために。 - 名無しさん (2024-03-25 21 54 04) 絆武将台詞が「三浦に不可能はなぁい!!」でした。 - 名無しさん (2024-01-18 23 28 23) 1.6.0c調整履歴の備考にある、回復量増加とはなんのことを - 名無しさん (2023-06-30 00 58 05) 修正しました。ログに無関係な内容の記述があったので削除 - 名無しさん (2023-06-30 17 12 21)