約 1,001,277 件
https://w.atwiki.jp/zensensyu/pages/2923.html
地獄先生ぬ~べ~・エロい場面 280 名前:水先案名無い人 :2008/03/02(日) 15 28 33 ID oAVPdkpq0 地獄先生ぬ~べ~のエロイシーン入場!! ゆきめは生きていた! 料理の研鑽を積み、次は夜伽だ!!! 裸身!! ゆきめがぬ~べ~に迫るシーンだァ――――!!! (15巻) 読者サービスはすでに二話目で完成している!! 郷子がヌードモデルと勘違いして教室で脱いだァ――――!!! (1巻) 絡みつき次第 少女の身体を締めまくってやる!! ゲストキャラ代表 チャイドル桜井奈絵が蛇の痕のついた身体を見せるシーンだァッ!!! (3巻) 肌の重ね合いなら、既成事実がものを言う!! 全裸のショタぬ~べ~と水着のゆきめが風呂場のタイルで密着!!! (25巻) 真の読者サービスを知らしめたい! 温泉美人のろちゃん リンボーダンサーいずな 水芸郷子 地獄のすごろくだァ!!! (19巻) パン一姿は3段コマブチ抜きだがページをめくれば全裸だ!! 赤なめの巻冒頭 2ページ丸まる郷子の脱衣シーンだ!!! (7巻) 万引き対策は完璧だ!! お嬢様、篠崎愛の脱衣シーンだ!!!! (9巻) 探している恋人は木の中にいる!! 木登り幽霊が来たッ 美樹の豪快パンチラシーン!!! (6巻) ロリコンなら絶対に見とけ!! 幼女の絶ちション見せたる 園児の郷子の野外放尿シーンだ!!! (14巻) 男子の人気取りのため(なんでもあり)ならこいつらが怖い!! 郷子と美樹の教室内ストリップ騒動だ!!! (18巻) トイレの個室からパン一で脱出だ!! 放尿中に脅かされた郷子!!! (2巻) 恩返しがしたいから人間の下半身になったのだ!! 人魚の×××を見せてやる!! 速目のがばーーっとね!!! (8巻、10巻) 「今日はバックに挑戦しようか」「ええっ…いきなり怖いわ」とはよく言わせたもの!! スク水の小学生が 大開脚する!! 全編水着だらけの第四コースの幽霊の巻だ―――!!! (6巻) 小学生の身体検査こそが地上最強の代名詞だ!! まさかこの男がきてしまうとはッッ こなきジジイの5-3生徒へのセクハラ事件!!! (25巻) 胸を大きくしたいからここまでやったッ 効果一切不明!!!! 屈辱的なストレッチ ひなひなひなひな あおたのりこ~だ!!! (19巻) オレは羽衣ではない 一反木綿なのだ!! 御存知パンツはいてない 天女の羽衣の巻だ!!! (10巻) 入浴の読者サービス役はいつも郷子にある!! 私の×××に飛び込む奴はいないのか!! 広ミクロ化の巻だ!!! (29巻) デカァァァァァいッ説明不要!! 小5!!! Dカップ!!! 美樹のバストだ!!! (説明不要) 下着姿はカラーで拝めてナンボのモン!!! 獣姦未遂もあり!! 幽体引っ張りゲームの登場だ!!! (7巻) 鵺野先生はあたしもの! 邪魔するやつは思いきり殴り思いきり呪うだけ!! ロリ熟女! まみ先生の 裸マント(15巻) 郷子を除きに風呂場へきたッ!! 多彩なアングルからオールヌード満載 入浴中の郷子がろくろ組美樹に驚いて全裸で飛び出す!!!(4巻) 変態にさらなる磨きをかけ 濡れ女子と喪男による赤ちゃんプレイがきたァ!!! (16巻) 今の自分に衣服はないッッ!! 人体発火現象!! 全編いずなのヌード連発!(14巻) 第3の小学生ヒロインが今ズボンを脱ぐ!! 件の巻から のろちゃんのトイレシーンだ!!! (11巻) 妹の前なら、俺はいつでもいいお兄ちゃんだ!! 克也の背景にかわいい妹のイメージが なぜか一部裸で登場だ!!! (2巻) 中学以降の記憶はどーした 郷子の胸 未だAカップッ!? 今は美樹も3児のママ!! 郷子26歳バージョンの寝起き下着姿だ!!! (16巻) 特に理由はないッ 手術衣で下を履いてない当たりまえ!! 実年齢はバアさんなのはないしょだ!!! 服の下開禁! (元)美少女、高山君枝が転んで際どいマンチラがきてくれた―――!!! (5巻) たぬきが生み出した実現エクトプラズム!! 作中屈指のデンジャラス・シーン ぬ~べ~の欲望が具現化して律子先生をレイプだ!!! (6巻) エロシーンだったらこの回を外せない!! 超A級エロ回 お色気妖怪パウチの巻だ!!!(16巻) 超一流の妖怪の超一流の×××だ!! 生で拝んでオドロキやがれッ 眠鬼の初登場シーン!! 履いてない!! (28巻) 理想の妹はこの男が完成させた!! 服がキツくなるほど成長してしまった愛美!! 木村兄妹の近親相姦寸前だ!!! (21巻) エロき王者が帰ってきたッ どこへ行ってしまうンだッ ジャンプッッ 俺達はこんな話を待っていたッッッ 男子生徒が皆パンツになり、それを女子生徒が直接はいてしまうシーンだ――――――――ッ(28巻) 加えてエロシーンと捕らえるのは気が咎める女の子のヌードシーンを4箇所ピックアップしました! 妖怪として生まれた悲劇 女郎蜘蛛 糸美!! (14巻) 反魂の術で蘇った死人 杉田琴美!! (9巻) 念縛霊!てけてけ! (3巻) ……ッッ どーやら赤いチャンチャンコに郷子が襲われているようですが、乳首が露出次第ッ皆様にご紹介致しますッッ(6巻) ……最初は怖いシーンと半々にやっていくつもりだったのにいつのまにかエロいシーンだけになっていたッッッ!! 関連レス 284 名前:水先案名無い人 :2008/03/02(日) 16 03 48 ID VNnQSaLz0 どうしよう、全部思い出せる自分が怖い…… 285 名前:水先案名無い人 :2008/03/02(日) 19 37 50 ID gWteAThk0 いずなちゃん可愛かったよな。 286 名前:水先案名無い人 :2008/03/02(日) 20 00 47 ID 2LCq5TDX0 最終回あたりのぬーべーとゆきめの初夜を鬼の手がバッチシ見てたよーってシーンが良かった 287 名前:水先案名無い人 :2008/03/02(日) 20 00 49 ID raPZFlLd0 今いずなが主役の漫画がやってるんだっけか 288 名前:水先案名無い人 :2008/03/02(日) 20 48 42 ID vPuMoCG9O あかなめ出現→銭湯ヌードフィーバー はすごかった 289 名前:水先案名無い人 :2008/03/02(日) 22 56 30 ID B0KpWb3y0 発想に負けたぜw 288が入ってないのは自分も気になったが露骨過ぎたからあえてはずした? 290 名前:水先案名無い人 :2008/03/03(月) 01 13 59 ID undiQ9QH0 だって冒頭のシーンの方が ジャンプマーク貼ってなくてエロイんだもんw 291 名前:水先案名無い人 :2008/03/03(月) 01 17 28 ID Auw3FYE40 288 「自主規制」 でジャンプのマークがw 292 名前:水先案名無い人 :2008/03/04(火) 08 55 21 ID 35EXSYkB0 その点、ToLOVEるはやってくれたよなぁ~ 乳首の加筆とか コメント 名前
https://w.atwiki.jp/jcbr/pages/315.html
0186:裁断・祭壇 ◆HKNE1iTG9I 「おい、雷電さん…」 「いや、大丈夫だ。問題ない」 少年、奈良シカマルは同行者に声をかける。同行者の名は雷電。 古今無双の博覧強記を誇る偉丈夫であり、古今東西の武術に通じた豪傑でもある、男塾の知識の大家。 男、雷電は、傍目には何の動揺も無いかのように、微塵も揺るぎはしていないかのように。しかし。 先ほどの放送、剣桃太郎の名前が呼ばれた瞬間の雷電の様子を知るシカマルは理解していた。 雷電の心を走る、例えようが無いほどの痛苦を。身を引き裂かれるような痛みを押し隠し、今の彼があるということを。 (18人も死んでる…いや、殺されたって言うのかよ…ったく、メンドクセェな) シカマルは歯噛みする。自分の見通しの甘さに対して。 (確かに…考えてみれば当然のことか。あそこには、どう見ても殺し合いとは縁の無い連中も大勢いた。まるで里の連中のように。 そんな奴らが、殺し合いの場に投げ込まれて平静でいられるわけがねぇ。 守るために殺すか、生きるために殺すか。それとも狂っちまって、殺すために殺すか…ったく、メンドクセェったらねぇぜ) 今、自分が持っている支給品、仙豆。これは間違いなく、どのような参加者も喉から手が出るほど欲しがる一品だろう。 これは確実に争いの火種となりうる。もし、仙豆の存在が他の参加者に知られれば、だが。 幸いなことに、今、仙豆の存在を知っているのは自分と雷電の二人だけだ。 そして仙豆は、争いの火種となりうるのと同様に、争いの火種をかき消す救いともなりうる。この場で廃棄するわけにはいかない。 二人の男は歩みを進める。二人の影も、それに続いて… ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ (よかった…キルアは無事か…) 少年、ゴン=フリークスは大きく息をついた。あくまで、密やかに。決して、誰にも気付かれないように。 湧き出てくるのは、微かな安堵。自分の親友が生きていたという事実。 そして先程までの、もしもという想像が妄想であったということに対する、感謝。 (もう18人も…) 少年、ゴン=フリークスは大きく息をついた。あくまで、しめやかに。疑いようの無い、鎮魂の思いを込めて。 湧き出てくるのは、確かな怒り。大勢の人間が、塵のように死んでいったという事実。 そして先程までの、もしもという想像がいつでも現実に変わりうるという事実に対する、恐れ。 キルアは強い。いつも冷静沈着で、自分のように自ら窮地に突っ込んで行ったりはしない。それは確信。 だが。 それでも。 俯くゴンの脳裏によぎるは、自分の父親、ジン。そしてジンの教え子だったという、腕利きハンター、カイト。 カイトはすごいハンターだった。でも、自分たちを庇って、癒えない傷を負った。だからこそ、不安が消えない。消えてくれない。 不安は、まるで纏わりつく影のように。不安は、常に自分と共にある。そう、まるで影法師であるがの如く。 (キルアは絶対生きてる!もしかしたら怪我をしてるかもしれないけど、こんな訳の分からないゲームなんかで絶対に死んだりしない!!) 少年、ゴン=フリークスは顔を上げる。見つめるものは彼方の未来。 だがその様はまるで、自らを縛ってやまない不安の影絵から逃れようと闇雲に足掻いているかのように。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 進むこと数刻。シカマルと雷電が見た光景。 それは一人の男が、まるで生贄に捧げられたかのごとく、天高く串刺しにされていたというもの。 (惨いことを…) 男、雷電は数秒の黙祷を捧げる。ふと隣をみると、同行者、奈良シカマルも同じように目を瞑って祈りを捧げていた。 その様子は、まるで何かの神聖な儀式。供物に捧げられたのは、昨晩までは笑い、泣き、生きていたであろう人の形の残滓。人間の…亡骸。 (剣殿…お主の最期はどうだったのだ。男として、悔いの無いものを遂げられたのか…) 灼熱が込み上げるのを感じながら、あくまで表には出さず、雷電は問う。男塾一号生筆頭、今は亡き剣桃太郎に対して。 怒りの矛先は、主催者に対してか。それとも、このような残虐な所業を行う、悪魔に対してのものなのか。 (これは…土遁の術によく似てやがるな…まさか、大蛇丸って野郎か?) 奈良シカマルは考える。最善手とは何か、を。 そして、一薙ぎの風が流れ――― 人知れず、シカマルは苦笑。傍らの男に声をかける。この男を埋葬してはどうか…と。 このような無惨な状態のまま放置しておくのも心が咎めるし、このような非道なオブジェは、更なる悲劇の引き金となるのも確実だろう。 なにより、そのようなことは、この死んでいった男も望んではいまい。 勿論、雷電に異論などあるはずも無かった。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「しっかし、誰にも会わねぇな」 「うむ、しかし、ここが最大の都市であるのも事実」 埋葬が終わり、しばし。雷電とシカマル、二人が話すのは、今後の行動について。 「なぁ、雷電さん。オレとしては、ここで一旦別行動をとらねぇか?」 「別行動、とは?」 「雷電さんは、ここで他の参加者を待つ。オレは、移動しながら他の参加者を探す。 効率的に仲間を集めねぇと、ある程度状況が出来上がっちまったらどうしようもなくなるぜ?」 「ふむ…」 「オレは、東北ってトコに行ってみようと思ってる」 「そうだな…それもよかろう」 雷電とシカマル、二人が話すのは、今後の行動について。 物陰からその様子を眺めるのは、少年ゴン=フリークス。 (別行動か…もしとるなら、移動するほうについていったほうがキルアに会いやすいよね) 自分のデイパックを掴み、すぐに行動に移れるように身構える。 彼は知らない。探し人、キルア・ゾルディックの居場所は何も。 誰も知らない。シカマルが。雷電が。ゴンが。 彼らが探し人に会えるのか、ということは。 【東京都/午前】 【ゴン=フリークス@HUNTER×HUNTER】 [状態]:健康 [装備]:無し [道具]:荷物一式(食料一食分消費)、テニスボール×3@テニスの王子様 [思考] 1:キルアを捜す 2:奈良シカマル・雷電を尾行し、情報を集める 【奈良シカマル@NARUTO】 [状態]:健康 [装備]:無し [道具]:荷物一式(食料一食分消費)、仙豆(一粒)@DRAGON BALL [思考]:1.東北に移動 2.知り合いとの合流(男塾メンバー含む) 【雷電@魁!!男塾】 [状態]:健康 [装備]:木刀(洞爺湖と刻んである)@銀魂 [道具]:荷物一式(食料一食分消費) [思考]:知り合いとの合流(うずまきナルト、春野サクラ含む) 【備考】ゴンのテニスボールですが、あとの二つはデイパックの中に入っています。 時系列に読む Back 白の闇 再生の赤 Next 拳王地に臥す 投下順に読む Back 白の闇 再生の赤 Next 読者諸君、待たせたね!それではそのつぶらな瞳をしっかりあけて僕のエレガントなバトルをしっかり堪能してくれたまえ!by趙公明 0121 shadow 雷電 0260 (無題) 0121 shadow 奈良シカマル 0194 殺し屋と忍者と伏兵と 0121 shadow ゴン=フリークス 0194 殺し屋と忍者と伏兵と
https://w.atwiki.jp/nitendo/pages/8545.html
アウグスト とは、【ファイアーエムブレム トラキア776】のキャラクター。 プロフィール 作品別 元ネタ推測 関連キャラクター 余談 コメント プロフィール アウグスト 他言語 August (英語) 種族 【人間】 性別 男 職業 元ブラギの司祭 所属 ブラギ教→リフィス団→フィアナ義勇軍→北トラキア解放軍 声優 野川雅史 初登場 【ファイアーエムブレム トラキア776】 かつてブラギ教に所属していた司祭。非情な現実主義者で、甘い考えに鋭い説教で釘を刺して更生させる。 【レヴィン】の命令を受け、北トラキアで苦戦するリーフの軍師として彼を支えて行く。 作品別 【ファイアーエムブレム トラキア776】 第2章の会話シーンで登場。この時点ではリフィス団に協力し、【バクス】?に無益な殺生を止めるように促していた。会話内容からするにリーフを探すために【リフィス】を利用していただけの模様。 第2章クリア後にリーフの前に登場し、さもリフィス団と関わりが無いような体でリーフへの協力を宣言。民家を全て救っていた場合は彼の案内で海賊島へと向かう事となる。 彼が軍にいる間はリーフの指揮レベルが1増える特典がある。 第3章クリア時に一旦離れ離れとなるが、第6章で再登場。以降はリーフの軍師として活躍し、リーフが甘ったれた言葉を発するたびにくどくどと説教を始める。 第9章からは新たに加わった【ドリアス】?も進言をするようになるためやや出番は減る。第11章外伝では貴族と平民の感性の違いでドリアスと衝突する事も。 第3章で加入した後のリフィスとは暫く関わりが無かったが、第12章外伝ではアウグストがリフィスの身元を把握した上で無理矢理配置に付かせているため、恐らく海賊島で関わりを持っている点はある程度周知されているものと思われる。 第14章外伝ではレヴィンと会話しており、彼の根回しでリーフ達の手助けを行っている事がわかる。 第18章のクリア後ではアルスターに進軍を考えるリーフに対し、ドリアスと二人がかりで猛反対。 しかしリーフの強い頼み込みにドリアスが心を折られ、彼はアウグストを信用してリーフの元へと残す。この際には「意見をちがえた時もあったが、貴公なくして今のわれらはなかった」とまで評される。 ドリアスはその後に戦死。狼狽えるリーフを叱咤し、強引にでも生き延びる策を講じる。 そして【セリス】達の援軍が間に合い、無事に北トラキア解放軍は生存。彼の働きがなければ壊滅する所であった。(ちなみに『聖戦の系譜』の同状況では3人しか残っていない。単にユニットとして数えられていないだけで、大勢の仲間がいたとは思われるが) が、そんな死にかけの戦いがあった後にもかかわらず、第21章で外伝に行く条件を満した際はリーフのわがままを咎める事は諦め、捕虜収容所に向かう事を容認している。 最終章のクリア時にはある方の命を受けてリーフの軍師になった事を話し始め、「北トラキアの開放など無理だと思っておりました」と本音を語りつつも、リーフのあまりにもひたむきな姿に慕うようになった事を打ち明ける。 常に堅物だった彼もリーフの真っ直ぐな心に感化されて行ったようだ。第21章の発言もそのためだろう。 『聖戦の系譜』には存在しないキャラクターであり、本作の追加キャラの中でも話の筋の大きなウエイトを占める人物。 彼の助言によりリーフ達の軍行は成功を重ね、北トラキア解放軍は『聖戦の系譜』と違う道を歩む事となった。 本来の歴史から話を変えた追加キャラという意味では、タイムトラベルを起こした相棒の発端と言えるような存在かもしれない。 【ファイアーエムブレム ヒーローズ】 第5回英雄総選挙で投票可能キャラに追加。『トラキア776』の未実装キャラクターの中で最も多い票数を集めていた。 通常版 称号 武器 移動 声優 イラスト 時代を読む軍師 杖 歩行系 野川雅史 鈴木理華 HP 攻撃 速さ 守備 魔防 40 40 17 32 43 武器 補助 奥義 軍師の諌言の杖 プッシュ+ 業火静水の祝福+ A B C 守備魔防の絆4 なし 快癒・偶数3 実装日 ★ 入手 分類 2022/03/18 5 英雄召喚 英雄 2022/03/18から開催の新英雄召喚イベント「新英雄 開花マリータ」で実装。 専用武器「軍師の諌言の杖」は、ターン開始時、支援相手の攻撃・守備・魔防+6、「自分から攻撃時、絶対追撃」の状態を付与。更にターン開始時、味方が1人以上撃破されている時、支援相手の奥義発動カウント-2、「敵は追撃不可」を付与。 「味方が撃破されている時」という、とんでも条件のスキルをひっさげて登場した初の英雄。恐らく、ドリアスの死亡後に北トラキア解放軍が持ち堪えた状況の再現と思われる。 大英雄戦やコロシアムでは発動をまったく期待できないが、英雄決闘では味方が倒される事を前提とした戦いも行えるため、そちらでの活躍を見込める効果である。 元ネタ推測 英語名ではそのままAugustと綴られている事からわかるように、Augustのラテン語読みが名前の由来である。また、August自体はローマ帝国の初代皇帝アウグストゥスが由来である。 関連キャラクター 【レヴィン】 【リーフ(ファイアーエムブレム 聖戦の系譜)】 【リフィス】 【ドリアス】? 余談 章開始時のユニットの初期配置が分割配置されている事を俗に「アウグストの罠」と呼ばれている。これはアウグストが「二手に分かれる方がよい」と18章のユニットを分割配置した事に由来する。(トラキア776自体、ユニットの初期配置が分割配置されている章が多い。) コメント 細かい事ですが、アウグストが「主人公の右腕」や「主人公を支える軍師の発端」と言えるかどうかはもう少し検証したい所です。軍師としては正直、暗黒竜のモロドフや紋章(英雄戦争)のジェイガンと似たように感じますし、もっと表立って主張と行動を起こすような感じでないと、後の軍師主人公の発端にはあまり感じられない気がします。(この時点では軍師主人公の考え方はなかったので、当たり前と言えば当たり前なのですが・・・) - 名無しさん (2022-03-19 10 11 08) 軍師という括りよりも話の展開を変えた追加キャラクターという点で記載しておきます。 - よしこう (2022-03-19 12 37 17) その観点だと、ルフレの他、新紋章のクリスも該当すると思いますがいかがでしょうか? - 名無しさん (2022-03-19 15 12 43) 新紋章は話自体はほぼ変わらないままだったので省いて書いていましたが、似たような立ち位置であるのは確かだとは思います。 - よしこう (2022-03-19 15 21 49) この人は軍師という立ち位置ですが、作中での活躍はどちらかといえば「教育係」なんですよね。山賊の遺した宝をそのまま軍のものにしようとしたモロドフは教育に悪そうでしたが、リーフが後に賢王と称されたことを考えても、軍師というより教育かがりとして活躍された気がしてならない。 - 名無しさん (2022-10-23 15 18 28) 名前 全てのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/47021.html
登録日:2021/01/17 (日曜日) 21 58 00 更新日:2024/03/25 Mon 21 25 23 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 おかわりもいいぞ みんなのトラウマ エロガキ オリバー・ツイスト カレーライス 宇治田 救いがない 検索してはいけない 狂四郎2030 落ちこぼれ 【概要】 宇治田とは漫画「狂四郎2030」の登場人物。 左側頭部にじゃりっぱげがある少々太めの少年。 劇中では既に故人であり、出番も主人公廻狂四郎の回想に1話だけ出るモブキャラなのだが、 そのあまりにも衝撃的な最期が多くの読者にトラウマを植え付けたことで有名。 誰だか知らない人は「おかわりもいいぞ!」の元ネタだと言えば伝わりやすいか。 【出番】 狂四郎とその親友白鳥みつるがかつていた「関東厚生病院」。そこは表向きは児童福祉や障害者福祉を謳いつつ、裏では少年達を戦闘兵士にするために過酷な訓練を課していた。 そこで狂四郎と白鳥がトップクラスの成績を収める中、一番の落ちこぼれが宇治田であった。他の少年達よりも体力が劣る上に途中入院という立場が災いし、全ての項目で最下位だったのである。 施設内では成績優秀な者は優遇され、劣る者はあからさまなほどに冷遇されていた。他の少年達は多段ベッドで寝起きしていたのに対し、宇治田は薄い毛布1枚のみを与えられて床で寝かされていた。 だが一番過酷な差別は食事だった。ある日の食事は狂四郎と白鳥が「シチューとサラダ、コッペパン二個に山盛りのご飯、牛乳付き」なのに対して、宇治田は「小さなビスケットのような物が一枚だけ」という有様。周りの少年達からも「あれでは死ねと言われているようなもの」と言われていた。 そんな宇治田を見かねて、狂四郎と白鳥は自分達の食事を教官の目を盗んで分け与え、さらに自分達のベッドスペースに迎え入れてやる。礼などいらないという2人の優しさに対して宇治田は…… 「女の子のお○んこどうなってるかおせーてやろうか?」 お礼代わりにどこからか入手してきた(主にエロ方面の)知識を提供する。生まれ持ってのスケベ心か、あるいはそれまでその手の物に触れることなく育った反動故か、狂四郎も白鳥もこれを二つ返事で了承。 以降三人はギブアンドテイクの関係を築きつつ、過酷な日々の中で友情を育むようになる。どちらかというと狂四郎と白鳥が宇治田に貢いでいたように見えなくもないが ちなみにギャグにしか見えないこの場面だが 「知力も体力も優れている狂四郎や白鳥に対して、エロ知識という下らない“武器”で宇治田が優位に立つことがある」 「強者である狂四郎たちが弱者の宇治田を一方的に守るだけでなく、宇治田がエロ知識で狂四郎たちを従えている」 という描写であり、 本編のテーマとして重要なことをサラッと描いている 。 「えっ今日は全員カレーライス食っていいのか!!」 「ああ…しっかり食え」 そんなある日、訓練の成績に関係なく全員に平等にカレーライスが振る舞われた。それは普段成績の悪い宇治田も例外ではなく、初めて沢山食べられる喜びを噛みしめる宇治田。 だがそんな彼にさらなる衝撃が与えられる。 「おかわりもいいぞ!」 なんとおかわりまで自由。信じられないという表情をしながらも、宇治田はおずおずと皿を差し出す。 「遠慮するな 今までの分食え…」 だが教官は一切咎めることなく、快くおかわりに応じてくれた。嬉し涙を流しながらカレーを頬張る宇治田を見て、狂四郎と白鳥も思わず笑顔になるのであった。 衝撃のネタバレ注意。 ある程度少年達がカレーライスを食べたところで、何故か教官達は徐ろにガスマスクを装着する。そして食堂内に、声が響いた。 「ただ今より毒ガス訓練を開始する!!」 そう、これも非情な訓練の一つだった。合図と共に天井の空調から突如毒ガスが散布され、途端に少年達は悶絶しながら食べたばかりのカレーを嘔吐していく。 それは狂四郎と白鳥、そして宇治田も例外ではなく…… 「この感覚を体で覚えろ!今散布しているのは31%の嘔吐ガスだ。心配するな計算上死ぬ事はない!!」 「ただし…いやしく腹いっぱい食った奴ほど苦痛は続く!!」 そして訓練が終了し、換気が終わった後。他の少年達より体力が劣り、さらに人の倍以上カレーを食べていた宇治田は、食堂の床で嘔吐物にまみれた無惨な姿になって息絶えていた。 「まさか死ぬとはな…」 「計算以下の体力の落ちこぼれだ」 「いずれ消えていく運命だ…」 最期まで、スプーンは握りしめたまま…… そんな背景の中、成長していった狂四郎。真に恐るべきはこの凄惨な光景ですら施設内ではありふれた光景の一つでしかなかったことだろう。 【余談】 ネット上で見かけるパロディ絵はほとんどが「何かしら食べ物を美味そうに食べ、嬉しそうにおかわりする」シーンばかりで、 初見では何が面白いのか、何かまずいのか分からない人も多かったと思われる。そして元ネタを調べて心底後悔した人も 追記、修正はカレーライスを腹一杯食べてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] おかわりもいいぞとやったねたえちゃんはトラウマ -- 名無しさん (2021-01-17 22 16 12) そんな展開だったんだ。 -- 名無しさん (2021-01-17 22 23 47) 何が酷いって、有名なこの場面すら序の口に過ぎない事。なんとこの直後に狂四郎も白鳥もこの訓練所に感謝してしまうほどのやばい場面が来る -- 名無しさん (2021-01-17 22 46 15) ↑このシーンしか知らないけどそんなヤバい漫画なのか…… -- 名無しさん (2021-01-18 00 17 26) んめ んめ -- 名無しさん (2021-01-18 01 25 03) ↑2 ディストピア漫画だからね、全編ヤバいシーンだらけだ。 -- 名無しさん (2021-01-18 02 33 13) 教官も本当に死ぬとは思ってなかったようで、冷酷なことを言いつつもバツが悪そうな表情してたな… -- 名無しさん (2021-01-18 07 37 59) これ書いてる人エロギャグが有名だけどディストピアの凄惨な描写の方が得意なんじゃないかって思うくらいだからな -- 名無しさん (2021-01-18 13 09 43) ↑ターちゃんも根底のテーマはかなり重いからなぁ -- 名無しさん (2021-01-18 14 03 43) ↑6 外ではM型遺伝子だと分かった瞬間に市民からリンチくらって殺されるので、厚生病院の中はまだマシだったという -- 名無しさん (2021-01-18 14 57 40) 主人公は根っこに殺戮マシンを抱え、ヒロインは図らずもド淫乱、国策で人種(遺伝子)差別が蔓延してる上にディストピア。挙句総統すら軟禁状態。素敵な世界へようこそ! -- 名無しさん (2021-01-18 18 45 03) 今日は全員カレーライス食ってもいいのか! -- 名無しさん (2021-01-18 20 11 21) 非道なシーンではあるが、この訓練を受けた狂四郎や白鳥には毒ガスが効かないという重要な伏線であるんだよね -- 名無しさん (2021-01-19 16 11 48) 後の展開を考えると、ここで逝った方が宇治田にとって幸せだったようにも見えるな…苦しみながらの死だったけど、その前にひと時の喜びはあったし -- 名無しさん (2022-01-29 20 27 06) え!! おなじ日にステーキおかわりを!? -- 名無しさん (2022-09-19 12 22 35) 本編のテーマの縮図ときたか -- 名無しさん (2022-12-27 19 34 51) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/3853.html
24話:未完成過ぎる奴ら 武器屋には銃器や刃物が大量に陳列されていた。 店主には悪いが頂こう、と、武器屋に訪れた三人は思う。 「あんまり多く持って行っても嵩張るだけだから、厳選しないと……」 「そうだな……ああ、俺、馬だから武器持てねぇ」 「僕は……うーん」 アルジャーノンを除く二人は武器屋内を漁る。 かれんは今装備している自動小銃が重く嵩張るため、小型の銃器が欲しい所だった。 「これで良いか……」 銃の知識に疎い彼女が選んだのは旧式回転式拳銃エンフィールドNo.2。 旧式ではあるがこれはとある会社が再生産を行った物らしくそれ程古い物では無い。 使用するには十分だ。 回転式拳銃の方が自動拳銃より、扱いが簡単だと言う事は流石のかれんも知っていた。 予備の弾を少し多めに取っておく。 「ああ、僕はこれにしよう」 一方の凌河は刃物コーナーに目を行かせ、サバイバルナイフを手に入れていた。 既に拳銃を持っているが弾が切れた時のバックアップとして、と言う考えである。 と、ここで武器屋に訪れる者がまた現れる。 「誰!?」 かれんが声を上げエンフィールドNo.2を構える。 店に入ってきたのは自分と同世代と思われる少年と黒い人狼の男だった。 「待て、俺達はやり合うつもりなんか無い」 「武器を調達しに来ただけだ」 「本当?」 「お二人も殺し合いには乗っていないんですか、じゃあ」 「名を名乗れ!」 「……俺は唐橋圭輔」 「俺はバイロンだ、ああ、殺し合いには乗っていない」 「……私は戸賀崎かれん」 「僕は久木山凌河です」 「俺はアルジャーノン」 三人と二人は互いに軽く自己紹介を交わす。 「あの、久木山忠則と言う人を見ていませんか? 僕と同じ毛色の犬の男性なんですが、僕の父なんです」 ここでもやはり凌河は父の事を尋ねるが、またしても色良い返事は得られなかった。 二人共、返って来た答えは「存じない」。 またか、と、一向に父の手掛かりが得られない事に落ち込む凌河。 「……俺も人を捜しているんだ、深谷春那って言う虎の少女なんだけど」 圭輔もまた捜し人の事を三人に尋ねるが、こちらも凌河の時と同様だった。 特に有益な情報も得られなかった圭輔とバイロンの二人は、ここへやって来た目的に従い、新たな武装を探し始める。 そして、圭輔はワルサーMPL短機関銃と予備弾薬、バイロンはコルトトルーパー回転式拳銃と予備弾薬を入手する。 本来、フルオート短機関銃は圭輔の国では許可や適性検査を受けなければ入手出来ないのだが、 今は咎める店主や警官、役人もいない。 その後、二人は店を出て行った。 かれんが共に行動しないか提案したが、大人数で行動すると返って目立つと、圭輔とバイロンから断られてしまった。 「また会えると良いな」 「うん……」 「僕達は、僕達で行動しましょう……」 かれん、アルジャーノン、凌河の三人も、荷物を纏めて出発した。 【朝/C-3武器屋付近】 【戸賀崎かれん】 [状態]健康 [装備]エンフィールドNo.2(6/6) [持物]基本支給品一式、.380エンフィールド弾(24)、トカレフM1940自動小銃(10/10)、 トカレフM1940自動小銃の弾倉(3)、長ネギ(3)、鍋の蓋 [思考・行動] 0:仲間を集めてこの殺し合いから脱出する。 1:アルジャーノンさん、凌河君と行動。 [備考] ※久木山忠則、深谷春那の情報を得ました。 【アルジャーノン】 [状態]健康 [装備]無し [持物]基本支給品一式 [思考・行動] 0:殺し合いをする気は無いが、良い男がいたら掘りたい。 1:かれん、凌河と行動。 [備考] ※久木山忠則、深谷春那の情報を得ました。 【久木山凌河】 [状態]全身打撲、頭部より流血(歩ける位には治癒) [装備]シグザウエルP239(7/7) [持物]基本支給品一式、シグザウエルP239の弾倉(2)、ウィンチェスターM1912(4/5)、12ゲージショットシェル(10)、 馬のペ*ス型ディルド、サバイバルナイフ [思考・行動] 0:お父さんを捜す。 1:戸賀崎さん、アルジャーノンさんと行動。 [備考] ※滅多な事では死にませんが、頭部を破壊されるか身体を焼かれるかすると死にます。 ※深谷春那の情報を得ました。 【唐橋圭輔】 [状態]健康 [装備]ワルサーMPL(32/32) [持物]基本支給品一式、ワルサーMPLの弾倉(5)、コルトパイソン(6/6)、.357マグナム弾(24) [思考・行動] 0:殺し合いをする気は無いが自分の身を守るためなら武力行使は厭わない。 1:春那を捜す。バイロンと行動。 [備考] ※バイロンの知人、久木山忠則の情報を得ました。 ※かれん、アルジャーノン、凌河の三人とは別方向に進んでいます。 【バイロン】 [状態]健康 [装備]コルトトルーパー(6/6) [持物]基本支給品一式、.357マグナム弾(24)、鉄の杖、ISRBウェルロッドMk.I(5/5) [思考・行動] 0:殺し合いをする気は無いが襲い掛かる奴には容赦しない。 1:圭輔と行動。圭輔の知人を捜索。自分の知人は特に親しい訳でも無いので後回し。 [備考] ※知人はコーディ、アドレイド、クローイの三人です。 ※深谷春那、久木山忠則の情報を得ました。 ※かれん、アルジャーノン、凌河の三人とは別方向に進んでいます。 ≪調達品紹介≫ 【エンフィールドNo.2】 戸賀崎かれんが調達。 イギリスのRSAF(Royal Small Arms Factory:王室小火器工廠、或いはエンフィールド造兵廠) が製造したダブルアクションの中折れ式回転式拳銃。 ウェブリー&スコット社のウェブリーMkVIを基に1920年代末に開発され、1932年、 「No.2 Mk1」の名で当時のイギリス軍の制式拳銃として採用された。 【サバイバルナイフ】 久木山凌河が調達。 未開地で生き延びるのに役立つ、多くの工夫がこらされた多目的ナイフ。 【ワルサーMPL】 唐橋圭輔が調達。 カール・ワルサー社が1963年に公開した短機関銃。 同時期、同じ西ドイツ(当時)ではH K社のMP5が登場していたが、凝ったメカニズムを持つMP5と異なり、 MPLは構造もずっと単純であり、当時のワルサー社は、高性能だが高価でもあるMP5に対し、 資金の乏しい顧客に低価格路線で売り込んだ、が、余り成功しなかった。 【コルトトルーパー】 バイロンが調達。 コルト社が1953年に開発した、同社初の357マグナムリボルバー。 同社の傑作リボルバー・パイソンの陰に隠れ、影の薄い存在になってしまった。 前:賑わいを見せる錆塗れの遊戯場 次:全ては君を”救う”ために 前:可愛いは正義 戸賀崎かれん 次:You took the best parts of my life 前:可愛いは正義 アルジャーノン 次:You took the best parts of my life 前:可愛いは正義 久木山凌河 次:You took the best parts of my life 前:Promised land 唐橋圭輔 次:beautiful human life 前:Promised land バイロン 次:beautiful human life
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/2253.html
「どうやら到着したようじゃな。あの『ガリアの問題児』が」 左右に開いた大きな窓からオールド・オスマンは眼下を見渡す。 塔の下には豪奢な装飾があしらわれた馬車とそれを守る護衛数人。 事前にあった通達どおりイザベラを乗せた馬車は無事学院に到着した。 もっともガリア王国が誇る花壇警護騎士団が護衛に付いているのだ。 何かがあるなどとは到底考えられない。 「ラ・ヴァリエール公爵の三女に、オレルアン王の姪か」 これだけの重要人物を二人も抱える場所は珍しいだろう。 肩に圧し掛かる責任の重さと共に、彼は大きな溜息をついた。 もし、彼女達の立場だけを考えるのなら望ましい限りだろう。 いずれ彼女達があるべき地位に就いた際、その恩師にもそれなりの見返りはある。 下手をすればオールド・オスマンを免責し、自分が学院長に成り代わろうとするかもしれない。 だが、そんな奇特な人間は今の所一人も出ていない。 当然だ。誰もやりたくない仕事を率先して代わる者はいない。 次代を担うべき少女達。 だが、その両者はどちらも負けず劣らずの問題児だった。 「何度も言うようですが仮にも王家の人間なのですから、 それに相応しい礼節と態度を持って……」 カステルモールの小言を右から左に聞き流す。 コイツが気にしているのは王家の面子だけ。 わたしが笑われようがどうしようが構わないと思ってる。 ようやく言っても無駄だと理解したのか、 カステルモールは部下を引き連れてシャルロットのいるガリアへと帰っていく。 その後姿を馬車の中からあくびをしつつ見送る。 完全にアイツの背中が視界から消えた頃、馬車の周りには田舎者が集まり始めた。 (さて、そろそろ出番か) カステルモールの言葉が耳元で残響する。 まるで呪いみたいにこびり付いた声を長い髪と共に振り払う。 (うるさいな、分かってるよ。王族らしい振る舞いだろう) ざわめく生徒達の前で大きな音を立てながら馬車の扉が蹴り開けられる。 青みがかった長い髪とドレスを翻しながら彼女は降り立つ。 そして開口一番。近くにいた桃みがかった髪の少女を指差し、 「そこのお前、わたしの部屋に案内おし。荷物を持ってな」 それは正しく絵に描いた暴君の如き振る舞いだった。 カツンと大理石を杖で小突いたような音が辺りに響く。 それは白の騎士が黒の城砦へと攻め入り打ち倒した音。 崩れた城砦が盤の上を転がり床へと滑り落ちる。 大理石で作られた駒と床が互いの存在を主張するように甲高い音を鳴り響かせる。 しかし盤面を挟んで睨み合う二人の耳には露の滴る音ほどにも聞こえない。 両者の実力は伯仲し、僅かな緩みでさえ勝負を決する域にある。 「今頃、魔法学院に着いているんだろうな。……心配ではないのか?」 「別に。お前とシャルロットのような関係に我々は当て嵌まらんのだろうな」 「それでも血の繋がった親子だ。いずれは自分の大切な者に気付く時がくる」 シャルルの言葉に揺らぐ素振りさえ見せずにジョゼフは敵陣に騎士を打ち返す。 その一手を熟慮しながらも迎え撃ちながらシャルルは続けた。 だがジョゼフから返って来るのは言葉ではなく黙々と打ち続ける手のみ。 失敗したか、とシャルルは自戒した。 彼の兄ジョゼフは感情の起伏に乏しい人物だった。 魔法の才がないと嘲りを受けようとも、 受け継いで当然の王位を弟に奪われた時も、 父である先王の死の際にも感情らしいものを見せる事はなかった。 恐らくは彼自身もそれを悩みとして抱えているのだろう。 土足で彼の心に踏み入った事を詫びながらシャルルは話題を切り替えた。 「厳しいな。この守りを抜くには城砦と騎士の力を併せ持つ駒が必要だ」 一見すると手薄に見えるジョゼフの守りを眺めてシャルルは呟く。 しかし冗談じみたその言葉にジョゼフは真面目な顔で返答した。 「そういえば今は“そういう物”を作っているな」 「……何だって?」 「言葉通り“城砦の力を持った騎士”だ」 ジョゼフの言葉に目をパチクリさせながらシャルルは聞き返す。 城砦の巨体と強度、騎士の動きを持つガーゴイル。 まるで悪い冗談のような代物をジョゼフは作り、しかも実用化寸前までこぎつけたと言う。 呆れるべきなのか、感心すべきなのか分からずに呆然とするシャルルの前で、 ジョゼフは顔を顰めながら口と駒を持った手を同時に動かす。 「後は強度の問題だ。いくら動きが速くともあの巨体だ。 砲火や魔法を集中されれば容易く打ち砕かれる。 それさえ解決できれば国境沿いの兵を大分減らせるのだがな。 そうなればその分、人も金も両用艦隊に回せる」 「……両用艦隊。それはアルビオンへの備えか?」 「相変わらず察しが良いなシャルル。その通りだ」 さも当然と言わんばかりにジョゼフは答えた。 王にも秘匿された軍備拡大。それは彼の範疇を超えた明らかな越権行為だった。 そして“騎士人形”の件も今聞かされるまではシャルルの耳には届いていなかった。 しかし、それを咎める事はせずシャルルはジョゼフへと問う。 「アルビオンは確かに軍事強国だ。 しかし一時期は荒れていた政情も落ち着きを取り戻している。 今更、他国を相手に暴発するとは思えんのだが」 「そうかもしれぬ。だが、そうでもないかもしれぬ」 そう言いながら彼は騎士を捨て駒に王への道を切り開く。 形勢を逆転させるその一手にシャルルの表情が凍った。 「一つだけ確かなのは、戦争には“待った”も“次局”もないという事だ」 決着が付いた盤とそれを睨むシャルルを残しジョゼフは席を立った。 グラン・トロワから去ろうとする彼を背後から呼び止めるシャルルの声。 それに応じて彼は足を止めた。 「成程。では初めからそのつもりだったのだな」 「……何の事だ?」 「とぼけるな。彼女の留学の事だ」 振り返った先でシャルルが怒りを滲ませる。 珍しい弟の姿に冷静なジョゼフも僅かに驚きを示した。 無言のままのジョゼフにシャルルが言う。 「トリステイン魔法学院に留学させれば、かの国と同盟を結ぶキッカケになるだろう。 正直、人質を提供したようで気が引けるが有効な手だ。 だが! 自分の娘まで駒として扱うなど決して許さん!」 ジョゼフに浮かんだ感情は困惑だけだった。 何故、弟は無関係な人間にまでそんな感情を向けられるのか。 それが理解できないと彼は呆然と立ち尽くすしかなかった。 「……すまない。少し感情的になりすぎたようだ。 この国の為を思えばこその行動を非難する謂れはない」 「いや、恐らくはお前が正しいのだろう。俺がそれを理解できないだけだ」 「………………」 ジョゼフの返答にシャルルは言葉を詰まらせた。 何を言うべきかも分からずに目を伏せて押し黙る。 しかし意を決して彼は口を開いた。 「それにまんざら悪い話でもない。 上手くすればトリステインと友好的な関係が築けるかも知れんしな」 「シャルル」 笑みを浮かべるシャルルに、ジョゼフが彼の名を小さく呼んで制す。 そして僅かな沈黙が舞い降りた後にジョゼフは告げた。 「それをアレに期待するのは酷というものだ」 同時刻、トリステイン王立魔法学院ではいつもより一際大きい砂煙が立ち昇っていた。
https://w.atwiki.jp/dgrpss/pages/827.html
私は暑さに頭でもやられてしまったのだろうか。 それとも、時間を有り余すことに慣れていないせいなのか。 いずれにせよ、普段の自分では無いことは確かだった。 健康に悪いことは承知だが、クーラーの温度を一気に下げた。 鋭さすら感じる風が、頬を突いた。 少し、冷静さを取り戻せた気がする。 改めて、自分の所業と向き直した。 デフォルメされすぎているが、確かに彼を模っている。 その、苗木君の姿を。 「なんでこんな物を作ってしまったのかしら……」 こんな物、と言いつつも、それに親しみを感じてしまうのが苛立った。 あまりいい出来では無いぬいぐるみが、人畜無害の微笑みを張り付かせている。 そもそもとして、仕事が休みなのがいけない。 加えて、苗木君が休みでは無いのもいけない。 調子が狂うからと、自分も出勤しようとしたら、 半ば怒っているような形相で、咎める苗木君もいけない。 そして、それに気圧されてしまった私もいけない。 これだけ重なってしまったのだから、しょうがない。 そう自分を宥められる人間なら、もう少し楽に生きられている。 もやもやを苗木君にぶつけた。 とは言っても、もどきにすぎないぬいぐるみを抱き締めても、 気持ちが晴れるはずが無いのに。 ……はずが無いのに。 どうして、落ち着いてしまうのだろうか。 本当に、普段の自分からはかけ離れているようだ。 もう、思考を続けるのも嫌になった。 ベッドに身を投げて、意識を手放した。 「……切さん……霧……さん」 ぶつ切れの声が、耳に入った。 重たい瞼を上げると、ぼんやりとした輪郭が映った。 苗木君、だろうか。 いや、彼がここにいるはずがない。 今頃は、忙しさに追われて、夜まで身動きが取れないはずだ。 ということは、さっきのぬいぐるみだろうか。 全く、どうかしているらしい。 幻聴まで聞こえるなんて。 それにしても、随分離れているように見える。 胸に抱えていたはずなのに。 癪だが、もう一度引き寄せることにした。 「こんな冷えた部屋で寝てたら、風邪を引いちゃうよ。取りあえず一回外に……な、なにをしてるの?」 幻聴まで、私を気遣ってくるのは、らしいと言うのか何なのか。 まあ、悪い気はしなかった。 さっきよりも、気持ちが安らいでいる。 どうしてか、抱き締めると、しっかりとした感触が伝わって、 ……苗木君の匂いがした。 それに、風邪を引くなんて現実味が無い話だと思った。 こんなに暖かいのに。 心地よいまどろみの中で、頬を緩めた。 意識が戻ったのは、昼下がりを少し過ぎたあたりだった。 行き場の無い思いはすっかり消えてしまっている。 頭の中は澄み切っていて、普段より冴えていた。 こんなに寝覚めが良かったのはいつ以来だろうか。 意外と、このぬいぐるみも捨てたものではないらしい。 ……ぬいぐるみ? ……これが? ピグマリオン効果、というものだろうか。 彫刻に恋焦がれて、本物の人間のように接していたら、 本当に命が宿ったというあれだ。 ……いや、それは名称の元になっただけで、ただのフィクションだ。 無機物に当てはまる訳がない。 じゃあ、どういうことだ? どう見ても、等身大だった。 顔は埋めていて、分からないが、特徴的なくせっ毛が、ぴょこぴょこと忙しなく動いている。 肩と思わしきものを掴んで、仰向けに直した。 「苗木君、なの?」 「だ、誰に見えるの?」 苗木君に見える。 ……えっ? 数瞬置いて、澄み切った頭は平穏を失くした。 「……ごめんなさい。拘束してしまって」 「い、いや。別にそれはいいんだけどさ」 必死に平静を装っているが、目は合わせられなかった。 「どうして、ここにいるのかしら?」 「……哲学的、だね」 「いいから答えて」 足らないのは分かっているが、もう上手く言葉が出て来ない。 相当、参っているらしい。 誤魔化すように、苗木君を睨んだ。 ……またやってしまった。 「え、えっと。午前中で切り上げられたからさ、早めに帰って来られたんだ」 「……そう。幻聴じゃなかったのね」 「えっ?」 「いえ、なんでもないわ」 連絡の一つでも寄越して欲しいと思ったのは我儘だろうか。 ……いや、眠っていて対応出来ないのかもしれないが。 どちらにせよ、こんな醜態を晒す羽目になる可能性が少しは減ったと思う。 「あ、あのさ……これ、どうしたの?」 苗木君が向いた先にあったのは、苗木君だった。 いい加減、平静を装うのも辛くなってきた。 「寂しかったのよ……」 「えっ?」 「なんて言ったら、あなたは慰めてくれるのかしら?」 「だ、騙したね……」 別に、苗木君を騙してはいなかった。 騙したのは、自分の気持ちの方だ。 寂しかったに決まっている。 こんなおもちゃを作って、気を紛らわせているぐらいには。 本当に、慰めて欲しかったが、そんな弱味は見せたくない。 いくら苗木君の前でも、そこまで晒す勇気は出なかった。 「暇だったから、なんとなく作っただけよ。意外とかわいらしいでしょう?」 「自分のぬいぐるみをかわいいとは思えないよ……」 「それもそうね」 ごもっともな意見だった。 少し、可笑しくなって、気持ちが落ち着いて来た。 冷静になって苗木君の方を見ると、様子が変なのが分かった。 どこかそわそわとしていて、覚束なかった。 やっぱり、分かり易い。 それに気付かなかったあたり、事態の深刻さを物語っていた。 「苗木君、落ち着きが無いけど、何か隠しているの?」 「い、いや……なんでもないよ……」 「分かり易いあなたには隠し事なんて向いてないわ。 さっきも、『それは』いいんだけどって言っていたじゃない。 私に出来ることなら力になるから、教えてもらえないかしら?」 「ありがとう……嬉しいけどさ、本当に分かっているの?」 「……生意気な物言いね」 らしくないような問いだった。 少し、ムキになっているように見える。 「霧切さんの鋭さなら、そんなこと言わなくても分かると思うんだけど……」 「本当に、生意気ね。いいから、話してもらえない?」 「だからさ! 霧切さんは凄くかわいいんだから、 ずっと抱き付かれていたら落ち着かないのは当たり前だよ!」 「えっ?」 苗木君が言うには無理がある言葉だった。 だから、一瞬で彼の顔が真っ赤になったのはその証明で、 本音であることが痛い程に分かってしまった。 ……かわいい? ……私が? 意味を認識するまでには、数秒掛かった。 認識してから、顔に熱が集まるまでは、一秒も掛からなかった。 堪らなくなって、苗木君の胸に顔を埋めていた。 「き、霧切さん……?」 「何も、言わないで……」 どうせ、酷い顔をしているなんて、隠せてもいない。 それでも、気休め程度のことはしたかった。 苗木君は私の言った通りに、何も言わなかった。 ただ、軽く背中に手を回して、抱き留めてくれていた。 「……やっぱり、かわいいなんて、あなたが言うには無理があるセリフね」 「ボクが一番痛感したよ……」 「だから、私も、一つだけ無理を言いたいの。いいかしら」 「えっと、どうしたの?」 「……寂しかったわ。慰めて」
https://w.atwiki.jp/crackingeffect/pages/96.html
相模湾沖に幽けく揺蕩う魔界軍艦の存在は、既に都市伝説の一つとして鎌倉より全国に発信されている。 聖杯戦争とは民間人へ秘匿したまま行うのがセオリーであるが、最早鎌倉の聖杯戦争に道理などは存在しない。 紛争地域で銃器の所持を咎めるようなものだ。魔都に魔が跋扈していて何が悪いと、世間にはそう認知され始めている。 この一ヶ月間で、三桁を軽く越すほどの市民が死亡、行方不明となった。 原因の大半は不明。証拠を探れば探るほど、都市伝説という不確かなものの関与を疑わねばならなくなる。 否――それは果たして、本当に疑っているのか。望んでいる、の誤りではないのか。問うた所で答えは決して返らない。 両手足の指を足し合わせて尚足りない怪異の満ちた魔都鎌倉には、その中でも一際異質を極めた伝説が存在した。 伝説、という形容は少々不適切かもしれない。 屍食鬼を始めとした数多の怪異は、実在しなければ辻褄の合わない事柄が多すぎるとはいえ、あくまでまだ噂の範疇に留まっている。しかし、これより語るモノについては間違いなく実在が確認されているのだ。 誰もが知りながら目を背けている。それは、夢見る奴隷となった民草に残された最後の正気の名残なのか。ならばいずれ畏怖は期待へと変わろう。もっと面白いモノを見せろと、痴れた音色を奏で立てるに違いない。 されど、その彼らをして本能的に直感している。あれは近付いてはならないモノであると。 半端な心根であれの領海へ踏み入ろうものならば、あれは喜々として砲火を注いでくるだろうと。 そういう確信を、皆が直感的に得ていた。 ――海原の真ん中に憚ることもなく停泊し、微動だにせず其処へ在り続ける「ソレ」は、この時代に存在する筈のない威容を湛えている。漆黒の黒金は朝の陽射しすら吸い込み咀嚼する深みを帯びていた。 これは戦艦。名を伊吹。鋼鉄の暴力装置。百年前の戦にて駆られた殺戮の道具であり、棺桶とでも呼ぶべき代物である。 その背後に浮かぶ空は朱く燃え上がっている。それは錯覚ではなく、現実を浸食しつつある悪夢の片鱗に違いなかった。 伊吹の真下に広がる海は愉悦にせせら笑う魔王の貌であるかのごとく、さらなる絶望を与えてやろうと不気味にうねり、絶えることなく鳴動している。 何一つ、何一つとして、そこに希望的なものはない。 そこは正しく魔王の城。地獄の入口であり、蓋が開かれれば極大規模の災禍が解き放たれて全てを破滅へ導くだろう。 サーヴァント・ライダー。英霊でありながら、聖杯戦争の行方を一人で担うだけの力を秘めたる者。 今にも溢れ出さんとする混沌の戦火が立ち込める天を背景に、楽園の夢を求めた男が播磨外道を吟じている。 寄せ来る全てを平等に迎え入れんとばかりに仁王立ちし、彼方の陸地を見据えて宣戦している。 魔王とは待ち受けるもの。自ずから出向き、その力を振るうものではないと彼が心得ていたことがせめてもの幸いか。 地獄の釜は未だ開いていない。その蓋に手をかける者も現れていない。 そこへ誘う悪魔も不在であり、魔界戦艦伊吹に逐わすのは真実光の魔王と、彼を呼んだ男のみである。 「感じる、感じるぞ。おまえたちの賛歌が俺の耳には確かに届いている」 この時代は腐敗している。 痴愚の思想が根付き、ライダーが最も忌避する人種が溢れ返っている。 彼にしてみれば、まさしく地獄と呼ぶにも相応しい環境であった。 だからこそ、己が試練を課し、輝かせてやる必要があると大真面目にこの男は考え、そして実行へ移さんとしているのだ。 善悪関係なく困難に立ち向かう、そんな輝きを常に生み出せる天地。愛と勇気の人間賛歌に満たされた地平を。 その世界は艱難辛苦に満ちている。 雲を衝く大巨人が多頭の大蛇と争い、雷を握り締めた神霊が地の底からいずる不浄な魂に裁きを落とす。 大地震、大津波が全世界規模で発生し、天変地異と神話の戦争が絶えず吹き荒れる。 常に何かの脅威が起こり続ける為に、一瞬の気の緩みさえ許されない世界。 世界は夢で溢れ、あらゆる神話の英雄、怪物、神格――果てにはあらゆる者が思い描いた物語の登場人物が現実世界に出現し、それゆえ神話レベルの災害と試練が既存文明を粉々に破壊していく。 まさしく修羅道だ。そしてそんな世界こそが、このサーヴァントにとっての理想郷。 脅威、試練がなければ人は輝くことが出来ないのだから、俺がそれを齎してやろう。遠慮はするな受け取るがいい――これぞ全ての救い也。魂の劣化が決して起きず、自らの輝きであらゆる夢が掴み取れる世界。 それを――楽園(ぱらいぞ)という。 「さあ、さあ、さあ――来い。俺はいつだとて此処に在るぞ。おまえたちを待っているのだ。 聖なる杯が欲しいのだろう? ならば俺を斃せよ。 俺とて英霊(ヒト)だ、この心臓を貫けば容易く殺せる程度の存在に過ぎん。 おまえたちの賛歌で俺を納得させてみるがいい。それが叶ったならば、俺は喜んで豪笑と共に退場しようではないか」 地獄の歯車が回っている。 悪魔の不在という矛盾点を抱えたまま、鋼鉄の歯を噛み合わせて。 「さあ、先ずは作法通りの宣戦と行こうか」 伊吹の砲身が火を噴いた。 伸縮自在、物理法則など完全無視。 あらゆる道理より抜け出ている、百年前の軍艦どころか、百年後ですらありえないような―― しかし可能である。出来てしまうのだ。何故ならこれは夢であるから。 甘粕正彦という盧生が描き、紡ぎ上げる邯鄲の夢。夢幻である限り、そこに不可能は存在しない。 放たれた砲弾は業火の塊と化し、七里ヶ浜に着弾。 電鉄線を焼き尽くし、災禍の大火を引き起こした。 不運にもその地へ居合わせた者は、一人の例外もなく塵と消えたことだろう。 さあ、目を覚ますがいい。 そして直視しろ。己が立ち向かうべき者は此処にある。 これにて誰もが魔王の実在を知る。 これより誰もが魔王の威容を知覚する。 「きりやれんず きりすてれんず きりやれんず ――――おおおおォォッ、ぐろぉぉぉりあああああす!!!!」 地獄の釜は少しずつ、少しずつ――しかし確実に、開き始めていた。 いや。あるいは、全てが夢なのかもしれない。 【E-2/相良湾沖/1日目・午後】 【トワイス・H・ピースマン@Fate/EXTRA】 [令呪] 三画 [状態] 健康 [装備] なし [道具] なし [所持金] 不要 [思考・状況] 基本行動方針:勝ち抜く為に、今は待つ 1:しかし、この男は…… 【ライダー(甘粕正彦)@相州戦神館學園 八命陣】 [状態] 健康、高揚 [装備] 軍刀 [道具] 『戦艦伊吹』 [所持金] 不要 [思考・状況] 基本行動方針:魔王として君臨する 1:さあ、来い [備考] ※午後十二時三十分、D-1エリアが電鉄線と車両を巻き込んで半壊します。 BACK NEXT 008 メルトダウン・ラヴァーズ 投下順 010 穢れきった奇跡を背に 021 善悪の彼岸 時系列順 020 焦熱世界・月光の剣 BACK 登場キャラ NEXT 000 封神演義 トワイス・H・ピースマン 054 夢より怪、来たる ライダー(甘粕正彦) 042 楽園の華が咲く
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/2075.html
4.一週間のうちの八日間 何年先から来たのかも分からない未来人によって振り回された長い一週間が終わった。その間の俺はといえば、心配事ばかりで他のことを考えている余裕なぞ毛ほどもなかった。そのおかげで俺の成績はガタ落ちなのに違いない。もともと悪いくせに、などというツッコミは無用だ。 あれから古泉とは多少は気まずかったが、一月が終わり、二週間が過ぎていくうちに、いつのまにかそんな空気はなくなり、SOS団の五人でいるときも、何かの弾みで二人になったときも、ごく普通に会話するようになっていた。 そう、「普通」に戻ったのだ。 でも、俺の心にはずっとあのときの古泉がひっかかっていた。お前はハルヒのことを本当に神様だと思っているのかと聞いたときの、その質問への答え。あのときの表情、あの瞳には、目の前にいないハルヒが映っているようだった。それを見た俺は何と言っていいのか分からず、ただ「そうか」とつぶやいただけだった。去年の春の踏み切りのときのように、俺はただ自分を情けなく思った。 考える暇がなかったとはいえ、潜在的な感情は抑えきれるものではないらしく、それから古泉と話したり、ボードゲームなんぞをやっているとき、決まって俺を言いようのないやるせなさが襲った。俺が何故お前のことでこんな思いをせねばならんのかと心の中で古泉に逆ギレしてみたりもしたが、それでもその思いは消えてくれない。 昼休み、何をするでもなくぶらりと部室に足を向けた。扉を開けると、長門と古泉がいた。反射的にあの日のことが思い出されたが、俺は頭を軽く振ることでそれを打ち消した。長門は定位置ではなく、古泉の横の椅子に腰を下ろしていた。いつも手に持っている本は、今は長門の手の中ではなく長机の上に置かれている。 「やあ、こんにちは」 古泉はそう言った瞬間に立ち上がり、次は体育なので先に失礼しますと言ってさっさと部屋を出て行ってしまった。俺に聞かれたら困るような話でもしていたんだろうか。何か異常事態が――いや、違うか。ハルヒがらみでなにかあれば、しかるべき時に言ってくるだろう。 俺はいつもの椅子には座らず、ポットのほうへ歩み寄り、急須と茶筒を取り出した。 「長門も飲むか?」 首をかしげたのが目に入った。俺は茶碗を二つ取り出す。 実はここ最近、こんなことがよくある。いや、こんなことというのは俺が茶を入れているとかそういうことではなく、古泉と長門のことだ。二人でなにやら会話している。人が入ってくると止める。これはどういうことなんだろう。まさか二人は付き合っ……それはないな。俺はあの渡り廊下のときの古泉の顔を思い出した。さてさて、茶も入ったことだし飲んで頭でも冷やすか。 俺は茶碗を両手に持ち、いつもの席に座った。長門に茶碗を渡すと、ありがとうと礼を言われた。 「なあ、さっき古泉と何を話してたんだ?」 長門はこくりと茶を一口飲んでから答えた。 「それは秘密」 「えっ」 「約束だから」 「プライベートな話なのか?」 「そう」 「そ、そうなのか……」 うむ、長門らしいような長門らしくないような答えだ。というか、やっぱり俺に聞かれたらまずい話をしていたんだな。いや、まあ古泉にだって長門にだってプライバシーというものはあるから深く詮索する気はまったくないが。それでもやっぱり意外な組み合わせであることには変わりないので、正直言ってものすごく気になる。それに意外といえば組み合わせもそうなのだが、長門が誰かと内緒話をしているという事実もなかなか信じがたいことじゃないか? 思わず腕組みして考えていると、長門が「聞きたいことがある」と話しかけてきた。顔を上げて茶碗を手に取った。 「何だ?」 「……あなたは、涼宮ハルヒに恋愛感情を抱いている?」 「ぶはっ」 な、何てことを聞いてくるんだ。一体誰にそんなことを吹き込まれたんだ? 古泉か。古泉なのか。まああいつが何を言っているのかは知らんが、ここは否定しておかないと。 「おぞましい事を言うな。そんなことはありえない」 「あなたは嘘をついている。私の発言を聞いてから心拍数が上昇しつづけている」 訳の分からんことをいきなり言うから、驚いただけだ。まったくどいつもこいつも、どうしたらそう見えるってんだ。俺には理解しかねるね。ああ、もうこれ以上この話題に身を置きたくない。 「そういうお前はどうなんだよ」 「何が」 「古泉のこと、好きだったりするのか?」 まあ多分そういうことはありえないんだろうが。俺の苦し紛れの言葉に、長門は少し首を傾けた。 「私は古泉一樹の話し相手をしている。彼は、そう……言うなれば『友人』」 俺はその、答えになってるんだかなってないんだかよく分からない言葉を聞いている間、ずっと長門の顔を見ていた。長門の言葉に嘘はないようだった。何故分かったかって? そりゃ一年近く付き合ってれば、嘘を言ってるかどうかぐらいは分かるようになるさ。それに俺には長門が嘘をつくなんて思えない。理由としてはそれで充分だ。 そして、そこでチャイムが鳴った。うわやべえ遅刻だ。と思ってはみたものの、わざわざ駆け足で教室に行くほど俺は優等生ではないので、長門と一緒に普通に廊下を歩いていった。 部室棟を抜けて教室に入った。言わずもがな授業は既に始まっているので、廊下はとても静かだ。九組の前を通ったとき、俺はまたやるせなくなって、思わず長門に話しかけた。 「古泉はお前と話しているときも、あのニヤケ面でいるのか」 長門はゆっくりと俺の顔を見上げた。 「話題による」 そうか。そうなのか。 古泉と長門が二人きりで話しているわけが、なんとなく分かったような気がした。俺と長門は、それっきり言葉を交わさずまた歩き始めた。九組を通り過ぎるときに、窓から中をすこしのぞいてみた。なんとなく古泉の姿を目で探した。だがほとんど一瞬のことだったので当たり前ではあるが、その姿を見つけることはできなかった。 俺が教室に戻って、咎める教師に向かってすいませんとか言いながら席につくと、ハルヒが「バカじゃないの」とでも言いたげな視線を投げかけてきた。俺が背を向けるといつものようにシャーペンで背中を突っつかれる。抗議しようとして後ろを向くと、ハルヒと目が合った。そしてさっきの長門の言葉を反射的に思い出してしまった。 『あなたは、涼宮ハルヒに――』 いや、ないから。ねーよ。ないって。ほんとに。などと心の中で反論しながら、思わず俺は固まっていた。するとハルヒが急に顔を赤らめ、眉根を寄せた。 「何よ、人の顔をじろじろ見て」 「別になんでもねえよ」 なぜだか自分の顔の温度も上がっているような気がする。くそ、ハルヒが顔を見られて赤くなるなんてらしくない態度を取るものだからつられてしまった。いいから前を向けと背中を押され、俺は黒板を見た。ぜんぜん頭に入ってこない。集中できない。 そのまま机に突っ伏した俺は、あの小さな手袋のことを思い出していた。
https://w.atwiki.jp/buttobasour/pages/93.html
桜井侑斗【CV 中村優一】(仮面ライダーゼロノス・桐矢京介) (※同一のセリフを各項目で聞く場合、耳にする頻度の高い項目にそのセリフを置き、同一のセリフを同ページ内に重複して書くことがないようにして下さい) 長くなってしまった項目は、場合によって折りたたむなどの措置をお願い致します。 タイトル画面 ブットバソウルの世界へようこそ! 説明 スキャン バトル チャンスタイム プレイ終了後 特定のキャラに対する反応 汎用セリフ シチュエーション不明 その他 別ページにあるクロスオーバー コメント欄 [部分編集] タイトル画面 タイトルコール「仮面ライダーブットバソウル! 最初に言っておく、一緒にするな! レベルが違う!」 放置時に流れる広告等 プレイ開始「ごめん、俺は忘れないから」 [部分編集] ブットバソウルの世界へようこそ! 自分について「ここがブットバソウルの世界か。」 「俺は桜井侑斗、仮面ライダーゼロノスだ」 ブットバソウルについて このシーンのみのセリフ 説明 ゲームシステムの説明 +... エントリー方法 攻略メダル プレイ前の注意 追加スキャンアイテム エナジーアイテムの効果 フルボトルの効果 当たりやすくなるコツ その他 各キャンペーンの説明 ゲーム開始 [部分編集] スキャン スキャン全般「このメダルでOKなら、ボタンを押せ」 「スキャン成功!」 エントリーメダル メダル「よし、相手の弱点と同じマークのメダルだ」 エナジーアイテム フルボトル バトル 敵の登場 ルーレット「マークボーナスルーレット!」 「よーし、言っただろ! 俺は強いし、運もあるってな!」 バトル開始「最初に言っておく!俺はかーなーりやる気だ」 ギャレン乱入「橘! 何で見てんだ! おい、橘! はっまさかお前、また裏切ったのか」 カットイン HIT数「おりゃ!おりゃ!おーりゃー!」 「すごいHIT数だな!どんだけぶっ飛ばすんだよ」 エナジーアイテム発動 決着勝ち「どうだ?最初に言ったとおり、俺はかーなーり強かっただろ?」 [部分編集] チャンスタイム チャンスタイム専用セリフ通常時「デカすぎだろこの岩!」 「なんだこれは。別の時間に移動したのか?」 ピンチ時「もしかして墜落してるのか?」 「やばくないか?」 特殊演出専用セリフ(デンライナーチャンス)「野上!頼んだぞ」 (テラーチャンス)「おい、なんだ!あのドロドロしたやつ」 「テラー……相当ヤバい相手だな」 (失敗)「なんだ!?これは……ダブルを応援する風都の人達の声か!?」 「よし、ダブル!お前が決めろ!」 (トライドロン登場チャンス)「あの車は……確か、トライドロン?」 (ウィザード登場チャンス)「最後の希望か……! あの時、デネブも言ってたっけな」 当選結果 超大当たり「さらに、激レアフルボトルゲット!」 プレイ終了後 [部分編集] 特定のキャラに対する反応 +仮面ライダー響鬼 ヒビキ/仮面ライダー響鬼「ヒビキさん!俺と勝負して下さい。何でもいい!俺はあなたを乗り越えたいんです!」 イブキ/仮面ライダー威吹鬼「イブキさん。天美さんなんかより僕を弟子にしてくれませんか?この際あなたでも構わない。結果的にヒビキさんを乗り越えられればそれでいいんだ!天美さんより優秀ですよ、俺は。お買い得だと思いますけど」 トドロキ/仮面ライダー轟鬼「トドロキさんですよね?あなたも鬼の一人だ。調べはついているんです。俺を弟子にしてください。必ず歴史に残るような凄い鬼になってみせます。お願いします、先生!」 ザンキ/仮面ライダー斬鬼「ザンキさんは、トドロキさんの師匠らしいですね。ザンキさんがいくら師匠として優秀な人でも、師弟関係としては俺とヒビキさんの方が上なんじゃないかな。なんなら勝負してもいいですよ。……あれ?ヒビキさん。何で睨んでるんです?」 シュキ/仮面ライダー朱鬼「トドロキさんの師匠のザンキさんの師匠の人……でもこの人、鬼を辞めさせられた人なんだろ?ヒビキさんの弟子の俺にはあんまり関係ないか」 アキラ/仮面ライダー天鬼「君は天美さんじゃないか。修行を辞めた君が、何で鬼になっているんだ?俺に隠れて修行していたのか?ズルいじゃないか!……え?別人だって?どういうことなんだ」 カブキ・ゴウキ・ショウキ・キラメキ・ハバタキ/仮面ライダー歌舞鬼・剛鬼・勝鬼・煌鬼・羽撃鬼「他の鬼の皆さんには悪いですけど、歴史に名を残すような一番強い鬼になるのは俺ですから。俺はヒビキさんの弟子ですからね。一番強くなるのは当然のことです。……何ですか?その疑いの眼差しは」 (関東十一鬼は同じセリフ?) +仮面ライダー電王 仮面ライダー電王 モモタロス/仮面ライダー電王ソードフォーム「モモタロス。消えるとか消えないとか関係なく今を守りたいっていうお前の気持ち、俺も分かる。ちなみに、今更だが言っておく。俺の方がクライマックスだからな!」 ウラタロス/仮面ライダー電王ロッドフォーム「おい、ウラタロス。最初から言ってるけどな、俺は僕ちゃんじゃねぇ!僕ちゃんって呼ぶなー!わかったか?」 リュウタロス/仮面ライダー電王ガンフォーム「リュウタロス。もう俺を倒そうとかすんなよ。カードも勿体ないしなぁ。わかったか!?お子様電王!そんなことより、野上の……頼んだぞ。言っとくが、答えは聞いてない!から」 野上良太郎/仮面ライダー電王クライマックスフォーム「野上、あのなあ。最初に行っておけばよかったんだけどな、その……てんこもりとかいうの……変だぞ」 +仮面ライダー555 仮面ライダー555 乾巧/仮面ライダーファイズ「俺達仮面ライダーには、命を懸けても守りたいものがある。それが、ただの悲劇なのか、ハッピーエンドなのか……決めるのは自分自身。そうだろう?乾!」 海堂直也/ライオトルーパー「海堂、この空を守ったのは誰なのか、ちゃんと覚えている」 +仮面ライダー剣 仮面ライダー剣 橘朔也/仮面ライダーギャレン「例え全てを失っても、最後に残ったもの……仲間だけは信じられる。そうだったよな?橘」 [部分編集] 汎用セリフ 喜び ツッコミ 驚き 悲しみや哀れみ 怒りや咎める口調 戸惑い・疑問 励まし 威勢がいい・挑発的 不特定多数に向けて 作中内での台詞や口癖「最初に言っておく、俺はかーなーり強い!」 その他 [部分編集] シチュエーション不明 [部分編集] その他 [部分編集] 別ページにあるクロスオーバー ブットバソウルの世界へようこそ! とにかくデネブと侑斗を中心とした話が多い。 何とかして侑斗に友達を作ろうとするデネブと、それを何とかして阻止したい侑斗。 詩島剛との再会、久しぶりに派手な名乗りを披露する剛と、もう二度とあんなことは。と言う侑斗。 ※3号・4号ネタ 各世界の相棒組を見て、「まるで侑斗と野上みたいだ〜」と言うデネブ。「俺と野上は、なんか、もっとこう……あれだ。ってなに言わせんだ!」 「俺の身体はボロボロだ!」と言う橘朔也と、治療を施すチェイス。見守る侑斗とデネブ。 戦闘員が準備中 ブットバソウルの世界のライダー達を、モモタロス達に重ね合わせて見る侑斗とデネブ。 京介と侑斗を間違えるデネブ。 ロード時間をマッハで飛ばせないかな〜とぼやく剛と、時の運行が乱れるからやめろ!と怒る侑斗。 ホットけない!チャンスタイム 何故かアタッシュケースから出てきた『ナオミのコーヒー』と、それを見つけたソウゴ・戦兎・万丈に、デネブと一緒にツッコミを入れている。 コメント欄 情報や誤載の指摘等、何かありましたらお気軽にどうぞ。 名前