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恋愛勇者/ Last Note. feat. GUMI(作詞・作曲:Last Note. ) ( 公式試聴ページ ) ( 初音ミクWikiでの解説 ) Lv CHAIN 譜面属性 BPM TIME Version Genre Illustrator Effect NOVICE 03 0530 190 BOOTH10 EXIT TUNESボーカロイド スオウ DJ UTO ADVANCED 08 0673 EXHAUST 12 0965 +難易度投票 NOVICE 選択肢 投票数 投票 詐称 0 強 0 中 0 弱 0 逆詐称 0 ADVANCED 選択肢 投票数 投票 詐称 0 強 0 中 0 弱 0 逆詐称 0 EXHAUST 選択肢 投票数 投票 詐称 0 強 0 中 0 弱 1 逆詐称 4 攻略・解説 譜面・楽曲の攻略についてはこちらへどうぞ 見辛さ解消の為に改行や文頭の編集、不適切なコメントを削除することがあります [NOV]SDVX入門としては地雷か。少し速い縦連、うねうねみーつまなど、レベル3にふさわしい配置か疑わしいところあり。曲を知っていれば問題ないか。 -- 名無しさん (2012-08-24 20 04 29) EXHのCHAIN数は965です。 -- 名無しさん (2012-08-25 00 02 34) [EXH]逆詐称な気がする。初めと終わりの鍵盤からすぐ摘みのさえミスらなければUCいけると思う。 -- 名無しさん (2012-09-05 18 34 50) 名前 コメント ※文頭に[ bgcolor(#aaf){NOV}]、[ bgcolor(#ffa){ADV}]、[ bgcolor(#faa){EXH}]をコピー ペーストすると見やすくなります コメント 楽曲やイラストなどのコメントについてはこちらへどうぞ [EXH]NEERになる要素が少ないので14クリア安定15少しクリア程度の地力でもPUCが可能 -- (名無しさん) 2012-08-24 20 01 16 凛花もwoundもすっ飛ばしてEXT譜面初UC。こんなこともあるんだな… -- (名無しさん) 2012-09-24 13 03 19 名前 コメント すべてのコメントを見る
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二つ名:硝子の勇者 名前: 詳細: 硝子のように壊れやすいが絶大な切れ味を誇る結晶剣を扱うことのできる数少ない剣士。その剣の特性故に筋力をつけてはいけないため、重たいものが持てないのが悩み その他:
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二つ名:悪食の勇者 名前: 詳細: とある王国の騎士だった青年。ある日討伐した魔物の肉を食べた日から魔物、魔族の肉しか食べられなくなった。その後王国を追われたがむしろ自由になったので偏食ライフを楽しんでいる その他:
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第十八章-第一幕- 絶望、怨嗟、そして恐慌 第十七章-第三幕- 第十八章-第二幕- ロバートやイノ達幹部が反逆し、しかも勇者軍主力部隊が 押し迫っている中、エッセ教皇は珍しく焦っていた。 しかも外にはあれほどソルが警戒していたイグジスター達が わんさと迫り、既に別の入り口から中に入り始めているという。 これで焦らないのなら、肝が据わっているか、よほどの馬鹿かだ。 「ちいッ……予備養分として取っておいた人間達を処刑し、 ただちに埋めて魔神王様の復活を急がせる他、手が無いか。 もうすぐ復活するとなまじの情けをかけてやったのが失敗だった。 ターレットの予測した時間はもう間もなくだが、 今はイグジスターや勇者軍の撃退も急がねばならぬ!」 信者の一人を呼びつけるエッセ教皇。 「予備養分用に備えていた『贄の間』の者達を今すぐ絶命させなさい。 一人残らず養分とし、更に魔神王様の復活を急がせます!」 「はっ!」 信者が総員に指令を出すためにコントロールルームへと向かう。 更なる絶望と怨嗟が吹き荒れようとしていた。 「ふはは……魔神王様さえ予定通り復活して下されば、 イグジスターも、勇者軍さえも恐れるところではない。 誰がどう足掻こうが、最後に笑うのはこの私だ!」 いくらか冷静さを取り戻し、しかし確実に病んだ心で エッセ=ギーゼンは残虐な笑みを浮かべる。 そして遂にロバートが入らなかった『贄の間』では 既に多くの血が流れており、 今また新たな血が捧げられようとしていた。 「はーなーせー! 出しやがれクソ野郎共がー!」 「エカテリーナぁー! 俺はまだ死んでねぇぞー! 必ず帰るー!」 好き勝手にぎゃーぎゃー喚き立てる哀れな生贄達は、 完全に拘束され、今にも斬り殺されそうだ。 中には諦観から死んだような目をしている者もいる。 「悪いが生贄になってもらう。恨むなよ?」 「恨むに決まってるだろうがこのクソ野郎共! ふざけんな!!」 一際元気な生贄の男を信者が蹴る。 「ごっふ!」 「悪い事ぁ言わねぇ、死ぬ時ぐらいは静かにしとくもんだ」 「だ……れが手前ェ等の言う事なんざ聞いてやるか! 死ぬその瞬間まで俺は足掻きつくしてやる!! 支配者気取りのクズ共め、俺は決して屈しねぇぞオラ!」 「そうだそうだー! 生贄なら勝手に自分でなってろボケー!」 「貴様等に幸福な未来が許されていいわけねぇ、呪われろ、カスが!」 更に息巻いて猛抗議を繰り返す生贄に腹を立てる信者達。 「そうかい! ならせいぜい足掻いて死ねい!」 剣を振り上げる信者達。一気に全員が斬られようとした。 ボゴガン! すると、凄まじい音を立てて 『贄の間』のドアが木っ端微塵に砕けた。 黒煙の中から現れたのはイノ、ロバート。 そしてソル、ゲイリー、サキ、ターレットの面々である。 「教皇の事だからこれぐらいはやりかねんと思ったが、やはりか」 「一応足を運んでおいて良かったぜ」 ソルがむしろ納得したように頷く。サキも同調する。 「やい、俺の魔神王復活予測時間はあと一日を切っていたんだ。 だってのになんでわざわざそんな事する必要があるんだよ!」 「こうやって直に見るとひでぇもんだな……許せねぇ!」 ターレットとゲイリーが面と向かって信者達を非難する。 「ふん、裏切り者の幹部と幹部候補生が何を今更! 魔神王様の復活を急ぎ、イグジスターとやらを蹴散らすまで! 貴様等は指を咥えてそこで見ていればいい! 背信者共め!」 信者の一人が怒鳴り返すが、ロバートはもう聞いていない。 一人をすぐさま刺殺し、返す剣で二人を一刀両断にする。 その剣閃たるや、イノと戦った時とは別人のようだった。 そして彼は、叫ぶ。勇者軍主力部隊やエナがもし聞いていたなら、 それだけで感涙してしまいそうなほどの絶妙のタイミングで。 「怨念怨嗟をその身に纏い! 正義とのたまう悪鬼の者を! 命の摂理をその身に纏い! 悪を背負って俺等が討つ!! 豪放反逆ストレンジャー! 俺の逆鱗に触れた奴ぁ許しゃしねぇ!!」 いつものなびきマントがあれば最高に決まっていたのだが、 軽めの格好でスタイリッシュに決めるのも悪くは無い。 そうも思いながら、ロバートはその怒りを剣に込めた。 「格好いい……私もやりたい」 ぼそりと呟くイノを、じろりと睨むサキ。 「何? お前ああいうのやりたいのか?」 「い、今はいいの。またいつかね!」 指摘され、珍しく慌ててロバートの援護に出るイノ。 「……やれやれ」 ぼやきながらもそれに続く他四名。 「増援だ、増援を呼べーッ! 敵だーッがはッ!!」 コントロールルームに通信を送る信者。 「しまった、増援を阻止できなかったか……!」 ゲイリーが弭槍の矢で通信を行った信者を射抜く。 「全員薙ぎ倒すのみだ、めげるな、ゲイリー!」 「おうよ、ソル!」 二人のコンビネーションでかなりの数が薙ぎ散らされていく。 「拘束を解除しろ、ターレット!」 「護衛は任せるぜ、サキ!!」 腕を斬り、斬られた間柄だが、今は絶妙のコンビネーションで、 かなりの数がいる生贄の拘束を解除して回る。 百人以上いるので、さりげにかなりの大仕事だ。 彼等の役割は、この場において非常に大きい。 「たた、助けてくれるのか!?」 「俺も立場は似たようなモンでな、安心しなよ!」 一人一人に声をかけて、民間人を救出していくターレット。 その手際は流石に見事と言う他無かった。 イノとロバートはアタッカーとして、信者達を残らず叩き斬る。 正義のためなどというつもりはない。命の大事さを問いながら 目の前の命を叩き斬る罪悪感、裏切った罪悪感もゼロではない。 だが、彼等は誰もが生命の根源のために戦っていた。 すなわち『生きていたい』という衝動が全てである。 そのために、そのためだけに戦っているのだ。 それは誰よりも人間らしく、生物らしい姿であり、 血まみれであるにも関わらず、怖気をふるうほどの美しさだった。 「ようし、これで最後の一人だ!」 ターレットの手により、最後の民間人が救出された。 「おお、やってくれたか、助かるぞ、ターレット!」 「やだな、誉めてくれんなよ、照れちまうぜ」 「お前等、そんな事やってる場合か、新手が来たぞ!」 ソルの賞賛に素直に照れるターレットを叱り飛ばすゲイリー。 通路からは更なる信者達が数百人規模でやってくる。 どこにこんなにいっぱいいたのか、と全員が驚く。 ソルを筆頭とする幹部達でも これほどの規模の教団だとは思っていなかった。 組織の実態を知っている者がほとんどいないという点では 確かに脅威の組織であると言って良かった。 「ひぃぃ、やっぱり駄目なのかよぉ!」 民間人達の一人が恐怖に震え出す。 「安心して、私達が必ず守る! 見てたでしょ!?」 イノの激励に落ち着きを取り戻す民間人達。 「おい、あれを見ろ!」 サキが突然、信者達が来るのとは反対側の通路を指差す。 そこからイグジスター達が大挙してやってきたのだ。 「俺の知ってる入り口からやってきたのか!?」 驚くロバートに、イノは冷静に答える。 「入り口は一箇所だけとは限らない。いくつか非常路もあるもの」 「たくよ、余計なモン作りやがって!」 愚痴を言いながら、様子を見ていると、 イグジスターは数の多いだけの信者の方へ 一斉に向かい、丸呑みにしていく。 「あああああああああッ!?」 「お助けぇぇぇぇぇぇ!」 「食われ、食われる! ぎゃああああ!!」 「ひぎぃぃぃ!! 魔神王様ぁぁぁ!!」 哀れ、信者達はイグジスターの贄となる。 信じる魔神王の贄ならまだしも、忌み嫌うべき 化け物の擬態と養分に成り下がったのだ。 その苦痛と無念たるや、想像を絶すると言える。 だがそれを斟酌するだけの余裕はロバート達には無かった。 「よし、武器庫へ再避難だ、サキ、ゲイリー、誘導と護衛。 残りは殿軍としてイグジスターを警戒しながら退くぞ!」 「ちょっと、信者達は見捨てるの!?」 「奴等は擬態するんだ……見分けの付かない奴を助けて まともに生き残れると思うなよ……こいつらと共に脱出だ! 勇者軍主力部隊が来る予定もある、脱出を急げ!」 軽い恐怖を振り払いつつ、ロバートはイノに向かって叫ぶ。 「……分かったわ。総員、信者達が丸呑みされてる間に さっさと退避するのよ。急いで、見ないでね!」 イノの指示に従い、信者達を見捨てて逃亡するロバート達。 武器で抵抗する者も数多くいたが、 ロバート達が見えなくなる頃には 概ねほとんどが丸呑みされ、擬態しきってしまっていた。 彼我戦力差は推定だが、最低でも1:150だ。 その状況での勝利をただの信者に求めるのは酷だった。 信者とイグジスター、双方の群れに追い立てられ、追い詰められ、 ロバート達は武器庫への後退を余儀なくされつつあった。 <第十八章-第二幕-へ続く>
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勇者トムソーラー ベリーレア 自然 コスト8 パワー6000 ビーストフォーク/ドリームメイト/アーク・セラフィム ■場に光のクリーチャーがいる時、このクリーチャーのパワーは+6000され「T・ブレイカー」を得る。 ■自分の光のクリーチャーのパワーは+2000される。 ■W・ブレイカー (F)「探険家仲間を率いて旅立つのさ! 真の太陽のもとへ!」―――勇者トムソーラー 作者:まじまん 評価
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第3部 序章-第二幕- 五つの滅将 第3部 序章-第一幕- 第3部 序章-第三幕- イノ=ヘレティックが魔神軍を正式に発足してから数日―― ただでさえ駆逐されつつあったイグジスターは勇者軍、魔神軍、 そして各国軍の協力によって完全絶滅も遠くないと思われていた。 そう、希望はすぐ先に見え始めていたはずだった。 一方、勇者軍気象観測センターにおいては ウォルフ王子の指揮下において監視活動を行っていた 予備役隊員が異常なものを発見したところであった。 「あれは……! ウォルフ王子、王子!!」 「騒々しいですよ……どうしました?」 「どうしたもこうしたもありません、映像回します!」 「…………!?」 ウォルフ王子は驚愕に目を見開いた。 それはイグジスターを生み出す、通称『ブラック・レイン』。 黒き雨にしか見えない災厄そのものであった。 それがまた、再び惑星アースに訪れたのだ。 「また……ですか……!」 ようやくシェルターやら避難施設やらから一般市民を 順次帰宅させる算段を整え始めていたというタイミングで、 この有り様である。下手を打てば暴動に発展しかねない。 いざとなったら強権を発動する必要さえあるだろう。 「観測しているのはこのカメラだけではありません!」 「各国どころか、惑星アース外のコロニーからも支援要請が!」 「なんと!?」 ウォルフ王子は更に驚愕する。 少なくとも前回の戦争には無かった現象である。 ブラック・レインもその大半がザン共和王国内で 発生したものであったし、残りもダイギン共和国の内部で起こった。 間違っても惑星アース外で発生したという報告は無かったはずだ。 「くっ……いざとなったら市民を疎開させようという計画も これで水泡に帰す事となるのか……! だが反撃の手は緩められない! せめて物流の最大拠点であるスペースポートに増援を送れ! あそこを遮断されたら、相互のライフラインが途絶えかねない! 最終的には連携すら考えているのに、それだけは許容出来ない!」 「は、はい! 周囲の友軍を検索……これは!」 一縷の希望を見出したように予備役隊員は叫ぶ。 「ロバート隊長とエナ伍長です! 偶然ですが、近くにいます!」 「それは不幸中の幸いです。最優先で行かせなさい!」 「更に、多少距離がありますがローザ中尉も所在、確認出来ました! 暗号通信で緊急支援要請、出します! 許可を!!」 「言うまでもありませんし多少遅れても構いません、すぐに!」 「はっ!」 一息つきながらもウォルフ王子は対策を練り始めていた。 「コロニーも駄目、陸地も論外、ならばどこに市民を逃がす……!?」 途方も無いような問いを自問自答しながら、ウォルフ王子は悩んだ。 すぐに解決策は出なくとも、早期に結論は出さねばならないのだから。 ウォルフ王子がその存在を察知し、勇者ロバート達の支援を 待ち始めた頃、更に情勢は大きく動き始めていた。 イグジスターの多くは無抵抗の市民を丸呑みし、擬態し、 充分に識別装置の揃い切らない 現状の市街地をひたすら蹂躙し始めた。 だがそれらの中にわずかなイレギュラーが混ざっており、 群れからうっかりはぐれて行動した結果、民間人以外の、 しかも極めて強力なナインサークルの生物を丸呑みした イグジスターが五体ほども現れ、頭一つ抜けて頭角を現したのだ。 「…………」 竜族の王城、竜宮城からはかなり離れた森林地帯にて 一人の竜人――ドラグーン形態を保った竜族を丸呑みした イグジスターが、ゆらり、と立ち上がった。 相当に疲労していたのだろうか、あっさり丸呑み出来た。 だがそのポテンシャルや知性は高く、人の言語も操り得る。 極めて強力な竜族――ミズチの個体と言えるだろう。 「これが、こいつの武器か」 傍に転がっていた斧を握り締める。手にしっくりきた。 「よし、他にも俺のようなイレギュラーがいるかもしれん、探すか」 ミズチ・イグジスターはすぐさまその場を離れた。 下手に他の竜族に見つかっては厄介であるからだ。 それも、ミズチ自身の知識であるのだが。 「中途半端だこと」 人魚の亜人族、セイレーンを丸呑みしたイグジスターが一言こぼす。 だが、人魚でありながら空を飛行する事が出来る。 それがセイレーン族の特徴でもあった。それを理解し、 セイレーン・イグジスターはニヤリと笑う。 「慣れてしまえば便利そうね。気に入ったわ。声もいいし」 そう言うと岩礁から去り、水の中へと潜っていった。 「みーっ!」 人語こそ話せないものの、 希少な生物を丸呑みしたイグジスターが叫ぶ。 彼が呑んだのは妖精族の小型生物、カーバンクル。 極寒の地にわずかな数だけ生きている超絶希少生物だ。 基本的に臆病であまり他者の前に姿を晒さないその生態を 忠実に再現して、こっそりと隠れるカーバンクル・イグジスター。 「………………」 人もいない寂れた某所の洋館にて、 がちゃがちゃ、と中身の無い鎧が動き出す。 イグジスターといえど非実体である怪物族のゴースト種は呑めないが、 リビングメイルという物理媒体を通す事で辛うじてそれを実現した。 リビングメイル・イグジスターはその場に落ちていた 頑強そうな槍を拾い、ただ無言でその場を後にする。 そして最後に、放置されたきりの旧魔神王教団本部施設。 腐敗した謎の人間と思しき死体を丸呑みしたイグジスターがいた。 「この人間の怨念……並々ならぬものがある、面白い。 どうせ俗物とは思うが、我が力として使ってくれよう!」 そう、その腐敗した死体は魔神王教団教皇、エッセ=ギーゼン。 死してなお、彼女の身体に安息は許されていなかった。 エッセ=イグジスターは彼女の武器、爪杖ベアーズクローを手に取り、 病んだような薄笑いを浮かべながら、ゆるりとその場を去る。 その後、この五体のイグジスターは速やかに合流し、 『イグジスター五滅将』と名乗って他のイグジスターを指揮し始めた。 今までバラバラ、あるいは小規模で動いていたイグジスターが 大規模な統制の下に動き始めた事で、事態はより悪化を深め、 勇者軍の対策すら無意味にしかねないほど、 勢力拡大を進めるのであった―― <第3部 序章-第三幕- へ続く>
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勇者降臨!
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第二十章-第四幕- 対たる蒼紅の鎧 第二十章-第三幕- 第二十章-第五幕- 「う……んん……?」 キョウカ王妃の胸に優しく抱かれたメイベルが意識を取り戻した。 アルヘイ島から大きく離れ、既に大陸へと戻っている。 「キョウカ様……戦況は!?」 キョウカ王妃は黙って顔で方向を示す。アルヘイ島の方向だ。 「あれは……!?」 メイベルも気が付いた。 あまりに巨大な竜が……否、龍がそこにいる。 「太古の昔にはあのような形の龍が多く版図を広げたと聞きます。 太古龍……エンシェント・ドラゴンというところでしょうか。 それにネイチャー・ファンダメンタルが 遺伝子調整を加えたのでしょう」 「大変……行かないと!」 「お待ち下さい、メイベルさん! スカーレット・アーマーも アースシールドも無いというのに、無茶はいけません!!」 「止めないで下さい、キョウカ様! 兄様が! みんなが……!!」 涙をぼろぼろとこぼしながら、 承諾を得るために説得するメイベル。 「キョウカ王妃の言う通りだ、メイベル、無理をしてはいけない」 「その声は……」 突如二人の前に姿を現した声の持ち主は―― 「疾風剣! 烈風剣! 疾風剣!! 烈風剣!!」 もはやなりふり構わず、 ライナスは突貫をかけて身体をひたすら切り裂く。 鱗が剥がれ、血は吹き出し、たちまち傷だらけになるマキナ。 だがあまりの巨体に、少々のダメージ程度にしかならないようだった。 しかも呪鞘カオスリキッドの力を借りてこの始末である。 それでも痛いのは痛いのか、マキナは時折怯み、 トップクラスのダメージソースを叩き出すライナスを狙う。 「させんぞ、マキナ!!」 そこへヴァジェスが割って入り、 大口径のレーザー・ブレスを放つ。 彼自身の必殺奥技でもあったが、流石にマキナは冷静に対処。 「レーザー・ブレス!!」 二人のレーザー・ブレスが同時に放たれ、 正面からぶつかり合うが、ヴァジェスのブレスがパワー負けし、 ヴァジェスは寸前の所で上空に退避して 難を逃れるのが精一杯であった。 「化け物か、こいつは!?」 「ふ、皮肉なものだな。普段化け物呼ばわりされ続けている 勇者軍に似つかわしくない台詞だ。言い慣れまい?」 「この期に及んでブラックジョークは 無しにしてほしいんだけど!?」 レイリアがとにかくありったけの火器を叩き込むが、 やはりライナス同様に、少々のダメージ程度が精一杯だった。 「どれ、少しは動くか」 マキナはロクに身体を動かしていなかったが、 派手に地面をはいずり始める。鱗も逆立ち、 文字通り逆鱗となって刃と化す。そのまま移動する事で、 勇者軍のかなりのメンバーが 砕けた破片によって傷まみれになる。 唯一無事なのは飛行している ヴァジェスとフローベールぐらいであった。 「動くだけで災害級の攻撃とはね……!」 リュミエルが愚痴りながらも攻撃の手は緩めない。 「もう手段は選べねぇ!! 親父、聞こえてるか! また出番だぞ!!」 『分かっています、コンラッド。 しかし到着に少し時間がかかります。 引き潮が終わっていないので 移動可能区域が限られているのです』 「……なるべく早くでいい、頼むぜ!!」 コンラッドが通信を切る。もはや猫の手も借りたかった。 一方で、エイリアやギースなど近接攻撃ばかりが得意で、 かつスピードとテクニックに特化したメンバーは 更なる苦戦を強いられた。 もはや回避に専念するより他無い、というほどの状況悪化ぶりだ。 かろうじてダメージソースとなっているのはエイリアだけで、 フローベールも、バスクも、ゼクウも手を出しあぐねていた。 「爆!」 ゼクウは早くもありったけの爆薬を叩き込むが、 それは辛うじてダメージソースとなった。 しかしそれだけで終わってしまう。 そして爆薬はもちろん無限ではない。 「例のスチールボールボム、とかいう兵器だったか。 あれの使い所を間違ったと見える。 友軍救出などという任務なら己の独力でこなせただろうに、 あのような兵器に頼ったのは……勇者軍よ、 明らかに君達の怠慢の結果と言えるだろう!」 「仲間を救出するために全力を尽くしただけの事なのよ!」 フローベールがマキナの爪を回避しつつも抗弁する。 「そうだ! ソニアさんが死んだりしていれば隊長が泣いた! キョウカ王妃が死んでいればイスティーム王や皆が泣いた! 俺やフローベールが死ねば親父もお袋もきっと泣いたさ!! みんなの親父やお袋、親兄弟がみんな泣くんだ! 本当は来たかったはずのメンバーも、ユイナ姫だって泣く! マキナ! お前にはそれが分からないのか!?」 「バスク……」 その剣幕にフローベールは驚いた。 これだけの事を言ってのける胆力が備わっている程に 自らの弟が成長を見せているとは思いもしなかったのだ。 「分かりたくても理解しようがあるまい! 我に親兄弟はおらぬ! 心を通わせた友も、今自らこの手でその命を絶ったのだからな! その道義を押し通す気ならば、我が命を絶ってそれを成せ!」 「もはやそうするしかあるまいな、マキナ」 と、ギースも同意する。 「それにスチールボールボムなど無くても俺達は勝つ!」 「是」 ギースにつられてゼクウも同意する。 「見るがいい! 僕達の後方より現れるは人類史上最強の私設軍筆頭! 勇気と、技と、機智との象徴にして、地上最強の勇者!! その名もジルベルト=ストレンジャーだ! 慄け天よ、震え地よ! 人よ命よ、始まりを見ろ! 我等が隊長殿のお通りだ!! 道を開けろぉッ!!」 これ以上無いほどの確信を持ってサイモンが呼ばわると、 後方からいよいよジルベルトが砲剣自身の推進力で飛翔し、 マキナの眼前へと躍り出る。 「ぬぅぅぅぅぅあああああああああ!」 マキナが最大出力でのレーザー・ブレスを放つが、 巧みに軌道を変え、ジルベルトは回避。 バキン! 魔力により生み出した魔力弾のベルトリンクを全てパージする。 それをマキナの背に叩き込み、即座に射撃態勢に移った。 「終焉来撃砲!!」 間髪入れず即座に全力砲撃。魔力弾も全て破裂し、 凄まじい爆発力と爆風を生む。 イスティーム王以下全ての人間が 大きく身じろぐわ、吹き飛ぶわ、転げ回るわの阿鼻叫喚だ。 「やったのか!?」 テディがその遠くまで見渡す視力で周囲を見回すが、 大量に出血こそしているものの、マキナは未だ健在だった。 それに比べ、ジルベルトは その魔力のほとんどを使い果たした。 「いかん、聖杯ライブチャージャーよ、力を!」 温存していた力を供給し、何とかジルベルトを通常の状態に戻す。 「くっ、だがこんな調子ではすぐに力が底を尽くぞ!」 テディまでもが遂に愚痴をこぼし始める。 「兄様ーッ!!」 するとそこに、何故かスカーレット・アーマーを着た メイベルが飛び込んでくる。壊されたはずなのだが。 「メイベル!?」 あまりにびっくりしてソニアもつい名を呼ぶ。 「アフターバーナータックルっ!!」 どごんッ! 赤き鋼鉄の塊と化したメイベルが体当たりをかける。 だが、速度はともかく、質量があまりに小さすぎた。 相手は8000トンクラスのエンシェント・ドラゴンなのだ。 それに比べて、メイベルは鎧を含めても200キロを下回る。 これではいくら速度が速かろうが、 人間に砂糖で攻撃するようなものだ。 「あーうぅ~……」 よろよろふらふらと着地し、何とか態勢を整えるメイベル。 一方、ジルベルトはこの隙に離脱を終えていた。 もっとも彼自身もメイベルが復帰した謎は理解できていないが。 「勇者軍サブメンバー、推参!!」 すると、引き潮だった地続きの道から勇者軍らしき人物が現れた。 先陣を切っているのはジルベルトの叔父、ケヴィンである。 「ケヴィン、どうしてここに!?」 ヴァジェスも流石に驚く。 「一筋縄ではいかない相手のようだからな。 無条件に信じて去っていったド天然姉貴の代理をしに来た。 俺はそこまでオプチミスト(楽観主義者)でもなくてね。 ……まあ性分だ。気にしなくていい」 「悪いが、この老骨も参加させてもらうぞ」 後ろにはその祖父、グスタフもいる。 いや、しかもそれだけではない。 エリシャの部下達となっていた者達どころか、 ジルベルトの祖父、エドウィンの部下だった者達まで、 いるわいるわ、総勢数十名規模の(勇者軍的な)大隊規模である。 「そうか、メイベルのアーマーはケヴィンさんが……!」 ルシアもようやく事情を察したようであった。 そしてケヴィン一行の最後尾にはキョウカ王妃とチトセもいる。 どうやら戦況の変化が気になって戻ってきたようだった。 「突撃だ、野郎共! 現役の若造共に遅れを取るな!」 「おおおおーッ!」 多くの英傑達がめいめいに攻撃ターゲットを分散し、 任意に攻撃を開始した。マキナは少々うろたえたが…… 「少々数が増えたぐらいでどうにかなるものか!」 とむしろ激昂し、地面へ潜る。 「なっ!?」 ソニアが驚愕する。あの巨体で地中へ潜るとは、 まさに常識の範囲外からの攻撃である。 ずどごぉぉぉぉん!! そして地下から飛び出て牙を剥く。 「うううおおおおおおおッ!!」 「テディ!」 カリン=カレン。テディの母親の悲鳴が響く。 マキナの口にくわえ込まれ、今にも噛み砕かれようとしていた。 しかしテディはすんでのところで手と足で踏ん張る事で、 上下から迫る牙の脅威から、何とか逃れていた。 実はライブチャージャーの生命力を放出し続けて成せる技であり、 ここでも彼は家宝に助けられたと言って良かった。 ずどごん!! 「!!?」 突然遠距離からミサイルと砲弾が飛び込んでくる。 マキナは衝撃に耐えかね、大口を開けてしまった。 その隙にテディは難なく脱出に成功したようだった。 「とっておきですよ……四大精霊元素爆裂剣!!」 同時にそれをフォローするために、 イスティーム王の幻杖レプリアーツが、 ストックしておいた、総帥エリシャの使う必殺奥技を叩き込む。 「カーティスか! ナイスタイミングだ!」 ケヴィンが素直に同僚の力を賞賛する。 が、その時、ケヴィンがジルベルトの立ち回りを見て気付く。 色こそ違うが、スカーレット・アーマーのフレームに似た何かを ジルベルトが振り回している。気にならないはずもない。 「まさか、あの形は……ジルベルト、すぐ来てくれ!」 その要請に応じて、ジルベルトは飛来する。 「?」 「ジルベルト、お前のその剣のフレームは…… まさか、スカーレット・アーマーなのか? その剣を交えて進化したというのか?」 「……」 ただこくこくと頷くジルベルト。そわそわしている。 前方では味方が奮戦しているのだ、 時間はかけられないのだろう。 「この設計図はスカーレット・アーマーの没デザインだ。 見てくれジルベルト。お前の砲剣とそっくりだろう?」 「!」 渡された図面を見ると、確かにそっくりだった。 「これは変形機構を備え、 武器と一体化するプランだったものだ。 ひょっとすると、お前の砲剣にその機能が備わっていないか? よく装飾やその他の部分を見直してみてくれ。 あるいは、そこに活路があるかもしれん」 慌ててジルベルトは砲剣のあちこちを見渡す。 中折れ式フレーム。砲撃用砲門、剣の刃、そしてセレクター。 更に見れば明らかに今までに無い 撃鉄らしき稼動部が入っている。 (……これかな?) ジルベルトがその撃鉄らしき部位を押し込むと、 絶壁砲剣『矛盾』を覆っていた スカーレット・アーマーがパージされた。 ジルベルトの魔力に反応して砲剣自体も、 そしてジルベルト自身も浮く。 (何、何、何!?) ジルベルトは内心慌てるが、もはや成り行きに任せるしかない。 すると装甲は鎧のような形となり、まず胴を包み、 腰を包み、両腕を、両足を、そして頭を包み込む。 それはさながら、スカーレット・アーマーの 再来のようであった。 「技術的難点から実現しなかったが、 まさか完成をこの目で見れるとは。 これはスカーレット・アーマーとは言い難いが、見事だ…… まさに、真紅の鎧と双璧を成すべき逸品だろう」 ケヴィンは驚きつつも賞賛する。 スカーレット・アーマーを模した全身鎧。 ただ違いは青い色と、そしてフルフェイスに近い兜である。 Y字型のスリットにより、 目と、鼻と、口の行き場だけが確保されている。 「そうだな、アズール・アーマーと呼ぶべきところか。 ジルベルト、その鎧がきっとお前を守ってくれる…… そしてそのアースシールドと砲剣もお前の力となる。 行って来い、そして必ず帰って来い!!」 「うん!」 ジルベルトはアズール・アーマーのブースターを吹かして飛翔。 青き空へ蒼き勇者が輝かしく飛び立ったのであった。 戦いは、いよいよ最終局面へと向かおうとしている。 <第二十章-第五幕-へと続く>
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二つ名:憑依の勇者 名前: 詳細: 山の奥で獣を狩って生活していた狩人。しかしある日、言葉をしゃべる狐に憑りつかれてしまい、困っているところで神託を受けた。憑りつかれた影響でキツネ耳と尻尾が生えてしまい、よく魔物と間違われる 【基本】 名前:??? 年齢:21歳 性別:女性 身長:165cm 血液型:B 【生活環境】 山奥のログハウスにひとりで暮らしている。食料調達に狩りをするが野菜や調味料など、足りないものは麓の町まで買いに行く。多めに狩れた日は売りに行く。 【性格】 常識人。無口でマイペース。話すのは苦手ではない。 自立心が強いけど一人暮らしが長いため少し寂しいと思っていた。(みんなにはナイショだ) そんなところに話し相手ができたよ、やったね! 憑依)―”―)<四六時中話しかけてくる相手はいらん! でも無視しない優しい子。 【狐さん】 喋れる。つまり可愛らしい外見にそぐわない妖力を持っているのだ。 勇者が喋らなくても勝手に喋るくらいよく喋る。 基本的に他人には見えないし聞こえない。 【戦闘技能】 ・妖狐系の呪術が使える。喋れる狐さんの妖力があればこそ。 例:狐火、絡みつくような炎を発生させる。なかなか消えない。 ・狩人として弓やダガーなどを扱える。 ・生えちゃった耳や尻尾の影響で感覚が鋭く、運動能力も上がっている。
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二つ名:探索の勇者 名前: 詳細: 各地の怪事件を調べており大抵が魔王による超常的な事件であるが、本人に武力は備わっていないのであらゆる知略を駆使して退けている。今調べているのは人が赤い花になって消えてしまう事件 その他: