約 93,581 件
https://w.atwiki.jp/tproyale/pages/84.html
推薦作品:勇者30 媒体:ゲーム 粗筋:5つのルートを全て終わらせることでゲームクリアになる。 勇者30……女神歴100年。ただ足が早いことが取り柄の旅人ユウシャは、とある城に立ち寄った際 『30秒で世界を滅ぼすハメツの呪文』(この世界では半日掛けて行われる大呪文)を唱えようとする 悪の魔王と遭遇する。しかしレベルが足りず打ち倒されてしまい、 気が付くとその日の朝に戻っていた。その時傍らにいたのは時の女神様で、色々お得だというのでうっかり契約したのが 運のつき。お金の工面とレベル上げの時間に追われる毎日が始まったのでした。 「ギブアンドテイクは基本よね!」をスローガンに30秒で世界を救う超速RPG。 魔王30……女神歴200年。マオウの恋人『ミレニア』はモンスター化の呪いを受けていた。一応意志疎通はできるし問題は無かったので 放っておいたのだが、バイオレット城で紫色の毛並みを持つミレニアの淹れてくれたバイオレットティーを飲んでいた ある日の夜。正気を失った麓の村の住民の襲撃事件から進行が速まった。 村人が正気を失った原因であるノワール像をミレニアを元に戻す『ついで』に破壊し、セカイセーフク(マオウはよく意味が解っていない) しようとする30秒で村人殲滅結果的に悪行根絶超速TRPG。 王女30……女神歴300年。世界は、あり得ないほど強い王様のお陰で1つの国となり平和な時が流れていた。 ところが王様はタチの悪い病気で寝込んでしまったため、薬草を取りに世界王の娘オウジョは行く! 30秒間の門限を守りつつボウガンを所構わずブッ放つ超速STG。 騎士30……女神歴500年。時の女神が魔王ノワールに(猿でも引っ掛からないような罠で)倒され、世界は魔物蔓延る暗黒時代 となった。とある城でもあまりの恐怖に責任感の強い1人を除いて兵士が城を置いて逃げ出していた。 当然残った1人、キシは死んでしまったがそこに現れたケンジャによって生き返らせられ、ギブアンドテイク的に ケンジャの身を守りながら戦う事になる。 敵を全滅させる魔法を唱えるまでの30秒間ケンジャを守り抜く超速アクションゲーム ループorTPを起こす要因、状況(複数回答可): 時の女神様と契約した契約者が女神様にお金を払うことで時間を最初まで巻き戻してもらえる。 共通特殊技能 時間の間隔の違い:通常どんな作品においても(時が加速する等々の特殊な環境化でなければ)1日は24時間である。 何を当然のことをと思うだろうが、だが彼ら『勇者30』の登場人物達は早朝から夕方まで30秒、 夕方から朝まで30秒の1日1分という超速度で生活している。 ちなみに現実の時間に換算すると1秒=1440秒(24分)である。 これが本ロワにて何をもたらすのかは未だ不明。 個別特殊技能 女神との契約: 女神像にお金を捧げたり絨毯の上に乗ったり女神様に直接お金を払ったり。ただし時間を巻き戻す度に必要なお金は増える。 お金が払えないと絶対に女神様は時間を巻き戻してくれない。 文無しでも身包み全部と引き換えに一回だけ時間を巻き戻す事が可能だが、以降はお金を持っていても時間を巻き戻してくれなくなる。 時間が巻き戻っても女神様の力で良いことだけは引き継ぐことができ、レベルアップした能力、手に入れた道具やお金、 人間関係等はそのままに倒したボス的な敵も復活しないととてもお得。 女神様は非情なほど守銭奴なので、例え世界が滅亡の危機に瀕してもお金以外の交渉で時間を戻すことはない。
https://w.atwiki.jp/mugenwars/pages/322.html
二つ名:不信の勇者 名前: 詳細: 要人の暗殺を請け負うとある暗殺組織に所属する暗殺者の一人。幼いころから神はいないと教え込まれ、信託を受けてなお女神を神と認めない姿勢を貫いている その他:
https://w.atwiki.jp/sdvx/pages/225.html
恋愛勇者/ Last Note. feat. GUMI(作詞・作曲:Last Note. ) ( 公式試聴ページ ) ( 初音ミクWikiでの解説 ) Lv CHAIN 譜面属性 BPM TIME Version Genre Illustrator Effect NOVICE 03 0530 190 BOOTH10 EXIT TUNESボーカロイド スオウ DJ UTO ADVANCED 08 0673 EXHAUST 12 0965 +難易度投票 NOVICE 選択肢 投票数 投票 詐称 0 強 0 中 0 弱 0 逆詐称 0 ADVANCED 選択肢 投票数 投票 詐称 0 強 0 中 0 弱 0 逆詐称 0 EXHAUST 選択肢 投票数 投票 詐称 0 強 0 中 0 弱 1 逆詐称 4 攻略・解説 譜面・楽曲の攻略についてはこちらへどうぞ 見辛さ解消の為に改行や文頭の編集、不適切なコメントを削除することがあります [NOV]SDVX入門としては地雷か。少し速い縦連、うねうねみーつまなど、レベル3にふさわしい配置か疑わしいところあり。曲を知っていれば問題ないか。 -- 名無しさん (2012-08-24 20 04 29) EXHのCHAIN数は965です。 -- 名無しさん (2012-08-25 00 02 34) [EXH]逆詐称な気がする。初めと終わりの鍵盤からすぐ摘みのさえミスらなければUCいけると思う。 -- 名無しさん (2012-09-05 18 34 50) 名前 コメント ※文頭に[ bgcolor(#aaf){NOV}]、[ bgcolor(#ffa){ADV}]、[ bgcolor(#faa){EXH}]をコピー ペーストすると見やすくなります コメント 楽曲やイラストなどのコメントについてはこちらへどうぞ [EXH]NEERになる要素が少ないので14クリア安定15少しクリア程度の地力でもPUCが可能 -- (名無しさん) 2012-08-24 20 01 16 凛花もwoundもすっ飛ばしてEXT譜面初UC。こんなこともあるんだな… -- (名無しさん) 2012-09-24 13 03 19 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/arunau32167/pages/372.html
勇者の剣 HP:http //members.jcom.home.ne.jp/wajutushi/ +スクリーンショット ゲーム内容の説明 関連作品 作品名 登録タグ 2D格闘ツクール2nd(フリーウェア) 最終更新日時 2011-08-16 22 54 17 (Tue)
https://w.atwiki.jp/houseofhero/pages/3008.html
第十二章-第二幕- 練兵戦技(前編) 第十二章-第一幕- 第十二章-第三幕- 勇者軍主力部隊は謎のニンジャからの襲撃を受け流しつつ、 アースシールドをメイベルに預け、 遂にバイオレット・ヴィレッジへと辿り付いた。 長い山道を登ってくるのも一苦労だったが、 体力に乏しいキョウカ王妃を連れ歩くのはもっと厳しい。 勇者軍とのタフネスを比較して示すなら、 病人ないし怪我人と、トライアスロンの世界チャンプほどの差がある。 実際、キョウカは良く付いて来ているのだった。 (もっともメイベルがアースシールドを持ったおかげであるが) 「今日は宿でも取りましょうか、キョウカ王妃」 と、ソニア。 「ええ、ゼクウさんに会うのは明日でもいいですわね。 明日、アーリア家にお伺いしましょうか」 「賛成!」 同じく歩きっ放しで疲れているルシアも賛成する。 ジルベルトも内心疲れているのか、こくこくと頷いた。 勿論勇者軍の進軍上に限って、そんなに平穏で済むはずもなく、 まずはバスクの部屋に異変が起こった。 どすっ! 枕元に手裏剣が叩き込まれたのだ。 まだ寝てはいなかったバスクが、素早く回避する。 「……手紙?」 手裏剣には手紙が巻き付けてあった。 同様の異変はフローベールの部屋にも起こっていた。 「危なかった……ん、手紙かしら?」 もちろん、ソニア、ルシア、メイベルにも同様の事が起こり、 最後にジルベルトの部屋に手裏剣が叩き込まれた。 どすっ! 「!」 ジルベルトは避けはせず、実はまだ捨てていなかった 効果切れのプラズマブラスターの書でガードした。 本当につくづく役に立つ魔道書である。 ……魔道書としての用途からはかなり外れてはいるが。 (手紙?) 他と全く同じ文面の手紙が巻きつけられていた。 『練度の足りない新兵と、経験不足の新兵が二名。 我が権限によって君達は、フレイデッド・タワーへ 即時召喚される事が決定した。 速やかに戦闘準備を整え、参られよ。 ――ゼクウ=ユウキ』 ……という内容だった。するとジルベルトの部屋に、 キョウカを除く面々がどたばたと押しかけてきた。 「ジルベルト君、もうそっちは準備出来てるの?」 同じ文面を見て先に準備を始めた他のメンツが急かしてくる。 ジルベルトは慌てて支度を整え始めた。 『それじゃあ、ユイナママ。ちょっと行って来るの』 ジルベルトのメールをキョウカは読んではいなかった。 何故なら彼女はとっくに寝ていたからである。 フレイデッド・タワー。4階建ての塔である。 観光用の建築物で通常はニンジャ的なアトラクションが 豊富に盛り込まれているが、ちょっと手を入れるだけで 訓練施設へと早変わりするという特徴がある。 その場合の機能はさながら戦闘的要塞と言ってもいい。 イザという時は防衛用の拠点にさえ成り得るのだ。 それが今、新兵を多く含む勇者軍主力部隊に向けられる。 その入口に差し掛かろうかという時、妙な床が見えた。 石ばかりの砂利道かと思いきや、 その実、尖った石を多数並べて足のツボを刺激し、 激痛を与えて時間を稼ぐという仕掛けだ。 一見地味だが撒き菱などと違って撤去出来ないために厄介である。 欠点は健康体そのものであれば、 まったく効果が無いに近い事ぐらいだ。 むしろついでに健康になるかもしれない。 ルシアが試しに一歩踏み出してみると、物凄く痛かった。 「あだだだだだだだ!」 思わず飛び退いて泣き叫ぶ。予想以上に痛い。 不摂生がたたったのかもしれないが、 良くない状況に変わりは無い。 「ルシアさん……私に掴まって下さい……飛びます」 「ありがと、メイベル」 ブースターを吹かして二人は入口へと入っていった。 看板を見ると『この先、馬や天馬厳禁』と書いてあるので、 フローベールとバスクは、泣く泣く愛馬を置いていく事にした。 ルシア以外は特に問題も無く、石畳を通過し、 全員揃ってあっさりと通過したのであった。 フレイデッド・タワー1F。 一番広い階であるが、それだけに大味なトラップ。 時折壁から巨大かつ猛烈なバネ仕掛けが飛び出してくるが、 それらは敵を直接叩くためのものではなく、転がっている鉄球を 擬似半永久的に往復させるためだけの装置である。 つまり片側からのバネで鉄球をもう片側へ押し出し、 ひたすらそれを繰り返しているのだ。 この転がっている鉄球というのが生半可な大きさではない。 まさに建築現場で使うスチールボールそのものである。 また、壁から叩き出されるスピードも車よりよほど速く、 もはや勇者軍主力部隊を轢き殺す気なのではないかと思うほどだ。 そうしている間にも、フローベールの目の前を鉄球がかすめていく。 「きゃっ!? 危なかったぁ……」 「ここは私の出番みたいね」 下品に指の骨をバキバキ鳴らしてからソニアが前に出た。 「ソニア先輩、何をするんですか?」 「まあ見てなさいって、バスク」 今にも弾かれる鉄球のコース上に陣取るソニア。 鉄球の接触とのタイミングを見計らい、蹴りを繰り出した。 「蹴脚!!」 ごがっ! 鈍い音を立てて鉄球がピタリ、と止まった。 即座に別の方向へ回り込むソニア。 「掌底!」 手の平を押し当てるように鉄球へと叩き込む。 すると鉄球はバネ仕掛けなど問題にならないスピードで射出され、 他の鉄球にドカドカ当たって、ビリヤード状態で鉄球が 不規則に動き回り、その事でレーンから外れていく鉄球群。 その事によってほぼ全ての鉄球が無力化され、停止した。 「ほえー……」 口をあんぐりと開けるフローベールとバスク。 その勇者軍の前に先程会ったニンジャが現れた。 何故か、丁寧に鉄球の上だ。 「……乱」 それだけ言い残すとすぐに立ち去った。 「どういう意味?」 『乱暴だけど、まあいいだろう、って意味みたい』 こういう相手にはジルベルトのテレパスは便利だった。 「合格ってことでいいのかしらね。じゃあ次行きましょう」 2Fは小部屋ばかりだった。しかも扉らしきものが無い…… 「?」 ジルベルトが壁を適当にぺたぺた触っていると、突然壁が回転し、 ジルベルトはその先へと進んでしまった。 「……仕掛け扉?」 メイベルが訝しむが、すぐそれに続く。他の者も同様だった。 しかし仕掛け扉がある部屋もあれば、戻るしか無い部屋もあり、 さながら回転扉の迷路、という様相を呈していた。 ここで力を発揮したのは情報端末であった。 マッピング機能をバスクがフル稼働した事により、 ほとんど無駄足を踏まずに通過出来たのだ。 次の階段の前にニンジャは立っていた。 「速」 それだけ言い残してニンジャは去って行く。 『予想以上に速かった。見事だ、って』 ジルベルトの意訳メールが即座に入る。 ソニアはなんとなく、ジルベルトとあのニンジャ、 何となく気が合うかもしれない、などと どうでもいい事を考えてしまったが、 それはともかく、先を急がなくてはならない。 フレイデッド・タワー3F。 面積としてはだいぶ狭くなったが、自由に動き回れないだけ、 より危険になっていると言っても良かった。 ジルベルトが足を踏み出した瞬間、床から槍が飛び出してきた。 だが、瞬間的に気付いたフローベールによって引き寄せられた。 ただし首根っこを引っ掴んでいるのでかなり苦しかったようだが。 「隊長、大丈夫ですか!?」 『ありがとー』 かなりびっくりしたのか、目を丸くしているジルベルト。 やはり殺す気仕様で作っているのかもしれない。 「……面倒ですね……」 上下移動でかなり気分が億劫なのか、メイベルがおもむろに 前へと歩み出る。正直に言って無造作過ぎる。 「メイベル、迂闊に……!」 フローベールが制止する間も無く、左右から槍が飛び出してきた。 ぱきぽきっ! メイベルのスカーレット・アーマーに傷さえ付けることなく、 槍はあっさりと片端から折れてしまった。 どうやらスカーレット・アーマーの硬度は 当代最強レベルのようだった。前戦役では 酸攻撃という予想外の攻撃に溶かされてしまったものの、 一部の攻撃を除いては、この鎧に死角はほぼ無い模様である。 「後からついて来て下さい」 メイベルがいつになく自信満々に言うと、また無造作に歩き出す。 槍だけでなく、手裏剣も飛んできたし、爆薬も出てきたが、 ことごとく弾き返すか、折れるかなどしてたちまち無力化される。 まさに重騎士の本領発揮であると言えるだろう。 狭いだけに、程無く4F――最上階への階段へと至った。 もちろんその前には例のニンジャがいた。 「秀」 『優秀な判断、見事だ、って言ってるよー』 ニンジャは頷くと、更に一言加える。 「待」 それだけ言うと、また上へと去って行く。 『上で待っている、って』 「兄様がいなかったら、コミュニケーションが 成立しなさそうですね……」 これまた今はどうでもいい事をメイベルが呟く。 「とにかく、ようやく認めてくれたってことかな。 ようし、行くぞ、最上階だ!!」 バスクが意気込んで階段を昇り出す。 他の者も遅れじと、急いで階段を昇り始めた―― <第十二章-第三幕-へと続く>
https://w.atwiki.jp/mugenwars/pages/132.html
二つ名:編章の勇者 名前: 詳細: 本を読むのが好きで、本に記されていることを現実にする能力の持ち主。しかし能力に使用したページが千切れてなくなってしまうため、本好きとしてはあまり使いたくないらしい その他:
https://w.atwiki.jp/mugenwars/pages/370.html
二つ名:迷宮の勇者 名前: 詳細: ありとあらゆる迷宮を踏破してきた探索者。迷宮の奥で見つけた魔法の道具は数知れず、抜けられない迷路はないと豪語する。しかし戦闘力はあまりないので魔物が蔓延るダンジョンは苦手 その他:
https://w.atwiki.jp/mugenwars/pages/40.html
二つ名:魔剣の勇者 名前: 詳細: 喋る剣を持った少年。 剣の力に取り込まれそうになっていたときに神託を受け、剣を扱うことができる力を得た。剣は魔王と自称しており、大変なものを手に入れてしまったと後悔している >設定 ◎勇者 城下町の裏路地に住む12歳の少年。臆病で泣き虫で体力はないが、それなりにまじめ。家は昔、町を守る勇者だった父のおかげで暮らせていたが、小さなころに父が魔族を倒しに出かけて以来戻らず、今では貧乏な暮らしを送っている。毎日の暮らしは母親の内職と裏山での山菜取りでようやく成り立っている。 将来の夢は行方不明の父の消息を知ることと、父を家に連れ帰って元の生活に戻ること。 ある日、少年が山菜を取りに山を歩き回っていると血まみれの黒い剣を見つけた。何気なく触ろうとしたところ、剣が宿していた魔力が少年の体へ一気に流れ込む。胸が内側から抉られるような痛みに耐えきれず、少年は意識を失ってしまう。 気が付くと、少年は闇の中にいた。足元も目の前も自分の姿すら見えないほどの闇だった。何も見えない不安に襲われて、うずくまろうとした少年は、ふと自分の頭上が明るくなったことに気づいた。顔を上げると、そこには闇の中でまばゆく光る1人の女性が少年を見つめながら佇んでいた。 女性は少年に両手を差しのべながら告げた。 「少年よ。今まさに、悪しき者の手によって命を奪われようとしている哀れな子よ。魔を恐れることはありません。あなたは私がえらんだ、いずれ多くの悪しきものを打ち払うであろう勇者となるべき人間なのですから。 …あなたに、襲いくる魔に打ち勝つ力を授けましょう。さあ、その剣を手に取り、世の平和を乱す魔王を倒すのです。」 言い終わった瞬間、女性の手の中から光が漏れたかと思うと、そこに1粒の赤い宝石が現れた。宝石が戸惑う少年の手の中に納まると、女神はそのまま消えていく。女性が去って周囲に闇が戻ったところで少年は別の場所から聞こえる「起きろ!起きろよ寝坊助!」というしわがれ声によって目を覚ました。 目が覚めると、すぐ近くで先ほどの声が聞こえた。周囲を見渡してはみるが、周囲は先ほどと変わらず緑しかない。しばらく探した後で、ようやくそのしわがれ声が地面に横たわった黒い剣からするものだと気付いた。見れば、剣の柄には牙のはえた顔のような施しがしてあり、その顔についた大きな口から、自分たちのわかる言葉が、確かに音として発せられ ている。少年はあまりの驚きに、その場から動けなかった。 剣のほうはというと、少年の意識が戻ったとわかり、真っ先にこう聞いた。 「あんた、その手の宝石はどこで手に入れた?」 言われて気付かぬうちに握りしめていた手を見ると、夢の中で見た赤い宝石があった。 「ゆ、夢の中で女の人にもらったんだ。」少年は正直に答えた。 それを聞くと、少し魔を置いた後に剣は先ほどの魔力が自分の意志で流したものであることを謝罪し、自分が元々魂を操り食らう魔王であり、食料を得るために人間として聖界にやってきたが、勇者に見つかり、肉体を失ってしまったといった。自らの力のおかげで、なんとか助かったものの、自分では動けなくて困っていると話して、こう切り出した。 「おまえ、その様子だと、勇者だろ?しかも選ばれたばかりの。お前たちの仕事は俺たち魔王をぶっ倒すことだろう?でも、ちっちゃくて弱そうなおまえにどうにもできないだろ?良かったら、この俺様が協力してやろうか? 俺は、お前が魔族どもを殺す手伝いをして、すべてお前の手柄にしてやる。その代わり、倒した魔族の魂はすべて俺の食料として提供しろ。お前は俺の力を使って『強い勇者』として周りから崇められ、お互い十分な食料を得られて満足できる。どうだ?」 少年は困惑した。夢の中の女性―女神は「その剣を取り…」と言った。だが、その剣は自らが魔王である、と主張する。小さなころから「勇者は魔王を倒すもの」と教えられたのに、これでは魔王に協力することになるではないか。 だが、あの女神さまがこのことがわからないはずはない。きっと何か考えがあってのことなのだ。それに勇者になれば家の仕事も楽になるし、もしかしたら今の状況の原因である行方不明の父の手がかりを見つけられるかもしれない。幼いながら、彼は勇者としての義務より、家族を救うことを選んだ。 例え相手が魔王であったとしても。 ◎魔剣 魔族・人間関係なく魂を食料とすることで長い時を生きる「食心」と呼ばれる魔族の長で、その種族が住む世界を統治する「魂の魔王」。弱肉強食主義で、自分よりも弱いものを嫌う。 魂の世界の中心にある、別世界に通じる門の元門番で、魔王になるまでに多くの勇者のパーティと戦った経験から、対多勢の戦闘につよい。 食心はこの世界にのみ住む民族で、魂の世界の生き物不足により食糧難に見舞われ、ほかの世界の商人から魂を買ったり、あるいは魔王軍が聖界に赴き、人間たちを誘拐したりしてようやく種をつないでいた。 だがある時、赤い目の勇者の襲撃により、魂の世界を攻め落とされ、自分も自らの世界を捨てて聖界に逃げた。 逃げてから数日間は人間に化けて乞食として生活していたが、魔王を追ってきた赤目の勇者に正体を見破られ、近くの深い山奥で追いつめられてしまう。最後の力を振り絞って体を捨てて武器に取りつき、勇者の魂を食らうことでなんとか打ち勝ったものの、体を失った魔王は武器から動けないまま長い年月を過ごす。 しばらくして、不意に自分の体が持ち上げられた。柄のほうを見ると、人間がそこに立っていた。長い間食事をとっていなかった魔王は魂を食らおうと少年の精神に潜り込んだ。すると、突然自分の力を少年の体が弾き飛ばしてしまう。驚いた魔剣が周りを見渡すと、倒れこんだ少年のは自分が殺されかけた時にも見たような、赤い宝石を握りしめていた。 聞こえるように大声で少年を起こすと、目覚めた少年が、見覚えのある赤い目で自分を見ていた。もしかすると、こいつは…。 「おまえ、勇者だろ?聞くところによると、お前たちの仕事は『悪い魔王をやっつけること』らしいじゃないか。でも、ちっちゃくて弱そうなおまえにどうにもできないんじゃないか?…それならこうしよう。…」 少し考えた後に、魔王は提案をする。自分の生きる手段のために。そして、あの忌々しい赤目の勇者への復讐のために…。 >その他詳細 ・普段の勇者と魔剣 魔剣は後述の呪いのために直接は触りづらいので、普段は父のおさがりの背中に背負う形の鞘に入れて持ち歩いている。少し重いので、持ち歩いているときは頻繁に座り込んで休んでいる。 魔剣は自己中心的な節があり、何かと自分勝手な言い分を少年に通そうとする。最初は少年も魔剣が怖いので従っていたが、自らの能力「魔抵抗」の扱いに慣れてくると魔抵抗力の効果が魔剣にも及ぶことを理解し、魔剣の勝手な行動をある程度制限できるようになった。 しかし、人に剣の正体をばらすたびに何かと都合が悪くなってしまうため、元々の魔剣の性格も相まって魔剣と組んだことを少し後悔している。 ・魔王の従えていた種族 すべての生き物の魂を糧として生きる200~300人程度の少数民族。人型をしているが、体は胸部にある心臓にあたる魂の宿るガラス体以外すべて魔力でできており、腕はすべて人間の骨のような形状になっている。脚部はガス状になっていて浮遊することができる。また、頭部には脳の代わりの器官はあるが、ガラス体から発せられる微弱な魔力の波で 感知できるようになったことから眼球は退化して空洞となっている。 この特徴から、たいていの物理攻撃は胸部に存在する心臓部以外は効かない。魔王軍兵士のほとんどは常に魂を守るためのチェストアーマーを身に着けている。憑依・念力系の魔術に長けているが、反対に魔術に対する耐性はほぼないに等しい。これが、この民族が少数である理由の一因でもある。 ・父「黒影の勇者」 影を自由自在に操るといわれた、赤い目と黒くまがまがしい剣を持つ勇者。魔剣の勇者の父親であり、5歳の時から行方知れずとなっている。 まがまがしく強面な見た目とは裏腹に物腰柔らかで優しい人物だったといわれている。 彼が行方不明になる前の数年間はひたすらにとある種族の討伐に追われていたという。 ・少年の住んでいた村と両親 少年の住んでいた村は周りが大きな森のある山に囲まれていた。森には山菜や木々がうっそうと生い茂って常に暗く、何人もの人間が夜のうちに失踪する事件が相次いでいた。少年の父親はその事件が魔族のものであることを暴き、「黒影の勇者」として町を守るために民を襲う魔族と戦い続けていた。 少年が5歳の時についにその魔族のいる世界を見つけ、それらを滅ぼすために父は旅立っていった。 最初は街の住人も父親が帰ってくると信じていたが、3年たった頃には「もう帰っては来ないだろう」とあきらめ、彼の存在を忘れ始めていた。 このこと以来、少年には「勇者にならないでほしい」と言い聞かせてきた。が、少年は「父さんを探す」と言って勇者になってしまう。勇者として旅に出た今でも転生するたびに母は止めようと説得している。 ・魂の味 魂にも味があり、魔力を多く含む魂や過剰な自信をもった魂は食心にとっての一番のごちそう。それ以外は魔剣曰く「からからに乾いた甘味のないスイカのような味」らしい。 >能力 ◎勇者 ・魔抵抗力 女神から与えられた力。 魔剣の持つ強力な魔力にほぼ完全に抵抗できる。 また、自分に対するすべての魔法の威力が軽減される。ただし、自分に向かってかけられた治癒魔法や補助魔法など、プラスとなる魔術も跳ね返してしまう。 この力はある程度調節することができ、魔抵抗を緩めることでいつもはあまり効かない補助魔法・治癒魔法が効くようになるが、代わりに攻撃魔法も当たるようになる。 ◎魔剣 ・憑りつき 魔王の魂を無機物に宿らせて、その無機物を魔王に操作させる。死者・生存者問わず生き物には憑りつくことができない。また、憑依時のみ、この能力の下に書かれたすべての能力が一時的に無効・または使用不可となる。 ・魂切り 相手の肉体ではなく魂そのものを切る。相手のあらゆる装甲を無視してダメージを負わせることができる。 ・魂喰い 刀身に相手の肉体が触れた瞬間に発動可能。相手の肉体に潜り込み、魂を丸呑みする。魔族や、少年のように魔力に対する抵抗力が高い人間は、瀕死の状態にまで弱らせなければ丸呑みするどころか潜り込むこともできない。特に呪い(後述)の加速が大きく、試みるだけでも3回使うのがやっとなので注意が必要。 ・代心支援 魔王が、表向きは「勇者への手助けの一つ」として少年に使った術。 剣の柄を握っている間、使用者の身体能力を格段に引き上げる。 これにより、本来子供の体で戦闘すら困難である少年が魔族等の外敵とまともにやりあうことを可能にしている。 ただし、この術が有効になっている間、支援の代償として使用者の魂が魔剣の魔力によって苦痛を伴う侵蝕を受ける。柄から手を放したり、剣を鞘にしまうことで術の効果は切れるが、魂の状態が回復することはどのような魔術を用いても一切ない。 副作用の進行はわずかずつではあるが、進行するにつれて少しずつ使用者は「感情」を失っていき、最終的には呼吸をするだけの「生きる屍」となってしまう。 >覚醒<死神> 魔剣の勇者が死の恐怖、または強烈な絶望を感じた時、証の力を借りて魔剣の魂と入れ替わり、体が黒い衣をまとった死神のような「魔力体」に変化する。 ◎特徴 ・武器が剣から大鎌に変わる ・霊体であるため、魔抵抗は無効となる代わりに物理攻撃をうけなくなり、ゆっくりと浮遊することができるようになる。 ・それまでに受けた傷はいったんリセットされ、心蝕の呪いの影響をすべて0に戻すことができる。 ・また、代心支援の影響を受けずに装甲無視のダメージを与えることができる。 ・戦闘態勢にある生き物がいなくなると元の姿に戻り、気絶してしまう。 >弱点 ・上記の代心支援の効果により、時間がたてばたつほど苦痛が彼を襲い、長期戦になると厳しくなる。 ・魔術耐性は女神の力により勇者の中でも特に高いが、物理耐性はほぼゼロ。 ・魔術耐性は治癒魔法も対象に入るため、魔法による回復がほぼ不可能である。 ・憑りつきを行っている瞬間は、魔剣からの支援を受けられないため、完全に無防備になる。 ・覚醒中は逆に魔法耐性がないため、魔法中心の相手には不利になる。 ・覚醒中は魔王が自由意思を持った体を得ているため、魔剣の考え次第で魔王が仲間の勇者や周囲の無関係な人間を襲う可能性がある。
https://w.atwiki.jp/mugenwars/pages/116.html
二つ名:憑依の勇者 名前: 詳細: 山の奥で獣を狩って生活していた狩人。しかしある日、言葉をしゃべる狐に憑りつかれてしまい、困っているところで神託を受けた。憑りつかれた影響でキツネ耳と尻尾が生えてしまい、よく魔物と間違われる 【基本】 名前:??? 年齢:21歳 性別:女性 身長:165cm 血液型:B 【生活環境】 山奥のログハウスにひとりで暮らしている。食料調達に狩りをするが野菜や調味料など、足りないものは麓の町まで買いに行く。多めに狩れた日は売りに行く。 【性格】 常識人。無口でマイペース。話すのは苦手ではない。 自立心が強いけど一人暮らしが長いため少し寂しいと思っていた。(みんなにはナイショだ) そんなところに話し相手ができたよ、やったね! 憑依)―”―)<四六時中話しかけてくる相手はいらん! でも無視しない優しい子。 【狐さん】 喋れる。つまり可愛らしい外見にそぐわない妖力を持っているのだ。 勇者が喋らなくても勝手に喋るくらいよく喋る。 基本的に他人には見えないし聞こえない。 【戦闘技能】 ・妖狐系の呪術が使える。喋れる狐さんの妖力があればこそ。 例:狐火、絡みつくような炎を発生させる。なかなか消えない。 ・狩人として弓やダガーなどを扱える。 ・生えちゃった耳や尻尾の影響で感覚が鋭く、運動能力も上がっている。
https://w.atwiki.jp/mugenwars/pages/107.html
二つ名:悪食の勇者 名前: 詳細: とある王国の騎士だった青年。ある日討伐した魔物の肉を食べた日から魔物、魔族の肉しか食べられなくなった。その後王国を追われたがむしろ自由になったので偏食ライフを楽しんでいる その他: