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夜食 突然の頭痛に、草加雅人は足を止めた。 それは硝子を引っ掻く様な甲高い幻聴を伴い、彼の意識を責め苛む。 「…………っ」 思わず右手を額に当て、顔を顰めてしまう。と、その様子に気付いたのか同行者がこちらへ振り向いた。 「雅人、どうかしたのか?」 同行者、城戸真司。 この“ゲーム”において草加が最初に出会った、自分以外の参加者。 もう一つの言い方をするなら、草加が最初に手に入れた“駒”か。 「…いや、ちょっとめまいがしてね。気にしないでくれ」 そう言って草加はごまかしと共に笑みを返す。だがそれは“本当は大丈夫ではない”という事を匂わせる、苦笑に近いものだった。 「本当に大丈夫か? どっか部屋に入って休むか?」 思惑通り、城戸はこちらを気遣って休憩を提案してきた。その事に、相変わらず単純な奴だ、と感想を抱き、と同時に城戸が見渡した自分達の周囲を再確認する。 そこは白亜の廊下だった。 清潔さを主張する為か壁や天井が白の壁紙で包装され、床は黒のタイルが敷かれている。向かって左の壁にはスライド式の扉が、右の壁には窓硝子が並列し、施設の2階という高地故に地上を見渡せる。 典型的な病院の廊下だった。 「休む部屋には事欠かないぞ。何たってここは病院なんだからな」 励まそうとしているのか笑みを向けてくる城戸に、そうだね、と草加は相づちをうつ。 ……馬鹿な男だ…… 再三になる城戸への評価を草加は抱く。 参加者同士が殺し合うこの“バトルロワイヤル”、その中にあって無心に自分以外の参加者を助けようとする男。これを馬鹿と言わずして何と言うのか。 ……まあ、だからこそ扱い易いんだけどな…… 相づちと共に浮かんだ草加の笑み、それが嘲笑であったと城戸は気付かないだろう。 「本当に大した事じゃないんだ、気にしないでくれ」 「……本当か?」 殺し合いという状況に不安を抱き、些末な事にも過剰な対応をしてしまうのだろう。歯切れの悪い城戸の態度に、草加は内心で鬱陶しく思う。 そうして、何か話題を変えるか、と視線を上げれば丁度いいものを目に入った。 「じゃあ…城戸君、あの部屋で休まないか?」 草加が前方を指差し、城戸はその先を見る。 やや斜めに向かう指先は左手の壁、つまり並列する病室の扉を向いている。指が定めるのはその内の一つ、扉の脇に無数のネームプレート入れが張り付いた扉だ。 無数のネームプレートが必要になる病室、それは複数の病人が寝る大部屋だと言う事だ。 その扉を開いて中を見た時、草加はその予想が正しかった事を確認した。 「おお、ベットが沢山ある」 一歩後ろに立つ城戸が内装を口にする。 大部屋に置かれたベットは全部6つ、向かって左に3つと右に3つ、全て枕のある側を壁に密着させた配置だ。シーツや壁は白く、正面の壁一面に嵌められた窓硝子が夜の野外を見せている。 「ここを拠点にしよう、城戸君」 言いつつ草加は室内に歩を進めた。 「部屋は大きくベットもある。出入り口は一つだけ、窓は大きくて開放感があり、しかも2階だから敵に入られる心配もない」 まあオルフェノクみたいな化け物がこの“ゲーム”にいた場合、その限りではないだろうが。 「……ここで一休みして、それから病院内を探索しようか。それから、傷付いた参加者に出会ったらここへ連れてこよう。ここでならきっと守れる」 そんなつもりは一切無いがな、と草加は内心で付け加える。傷付いている奴がいたら始末する、そうでなくとも利用する、助けるという行動は論外だ。 「成る程な……、やっぱり雅人は頭が良いな!」 「それ程でもないよ」 ……お前が馬鹿なだけさ…… 城戸に背を向けているのを良い事に草加は露骨な嘲笑を浮かべる。そのまま一番奥の左側に並ぶベットへと腰を下ろし、 「俺はこのベットを使わせてもらうよ。城戸君も、好きな所を使うと良い」 城戸に行動を促す。 言われた城戸はどこか嬉しげに室内へと足を踏み入れ、 「そうだな、俺はどのベットを使わせてもらおうか――」 た瞬間、盛大にずっこけた。 「……………………」 その結果に草加は呆然とする。それ程までに見事な転倒ぶりだったのだ。 一切の受身を取る事無く、全身の全面を大振りにして床へと叩き付けられる。その遠心力のせいなのか両腕は上に伸びきり、城戸は一直線の姿勢で床に倒れている。 ……馬鹿の上に、阿呆だったのか…… その感想を内心に収めるのは、非常な労力が必要となった。あらゆる嘲笑の動作を殺し終えた所で、草加は口を開く。 「……大丈夫か、城戸君?」 心配する振りをして草加はベットから腰を浮かせる。直後、 「っ!?」 何かが病室の床に飛来した。飛来物は衝突の衝撃に砕け散り、甲高い音を立てて破片を周囲に散らす。 突然の異変に草加は両腕で頭を庇い、腰を引かせた。それを解除するのは、破砕発生から数拍後だ。 「一体、何が」 恐る恐ると腕を下ろし、飛来した何かを草加は見る。 衝突によって砕け散ったそれは、原型を影も形も留めていない。だが霧散した破片からそれを予想する事は出来る。 透明度の高い硬質な破片、大多数は粒子と呼べる程に細分化されている。そこから草加が想像する原型は、 「……瓶?」 それは瓶だったのだろう。辛うじて残っていた大きな破片、それが円柱を象っていた事からそう思う。 しかし何故そんなものがここにある、否、飛来したのか。 考えようとした草加は面を上げた。 「――!?」 そして見た。 視線の先、倒れた城戸の背を踏みつける人物を。巨大な鉄槌を右手に持ったその男を。 「動くな」 男は城戸を踏みにじり、軽く苦悶を上げさせる。 その事で草加は、新たに現れた事が敵にしかなりえない事を悟った。 そしてその男が三度目の言葉を放つ。 「――お前らが“ゼロ”の手下か?」 放たれた声色は、まるで悪魔の様だ、と草加は思った。 ● はんたがその男達を見つけたのは、丁度そいつ等が病室に入っていく所だった。 ……奴らか……? 二人組の男、その後ろ姿にはんたは疑惑を抱く。つい先ほど、自分をこけにしたゼロなる男の手下なのだろうか、という疑惑を。 ゼロ、思い起こすのも忌々しい男。それを思い起こしてはんたの内心が荒れる。 ……借りは必ず返してやる…… この自分を相手にし、小細工で逃げ延びた口の達者な男だった。奴に曰く、この病院には“黒き騎士達”なる手下が潜んでいるらしい。ゼロが病院に仕込まれた爆薬を操る以上、奴の手下を狙うしかない。 目の前の2人が“黒き騎士達”なのか、それとも違うのか。 ……どちらでも構わないがな…… その思いによってはんたは考察を断ち切る。 はんたがこの殺し合いにおいて選んだスタンスは“皆殺し”だ。 自分を除く全ての参加者、その末には主催者である2人の男も殺す。そうやって全てを終わらせる。 それこそがはんたの選んだ道だった。 故にはんたは、二人組の男を強襲する事にした。 「成る程な……、やっぱり雅人は頭が良いな!」 「それ程でもないよ」 二人組の片割、“雅人”なる男はすでに部屋の奥だ。もう一人の方は出入り口の辺りに立っている。 通路の暗がりによって身を隠したはんたは息を殺し、もう一人が動くのを待つ。そして、 「俺はこのベットを使わせてもらうよ。城戸君も、好きな所を使うと良い」 部屋の奥から響いた“雅人”の声、それによって動作を作った。 「そうだな」 “雅人”の言葉にもう一人が歩を進め、 「俺はどのベットを」 通路がもう一人の男の死角になった所で走り込み、 「使わせてもらおう」 扉の縁に背を付け、そして後ろ手に一つの物品を室内に投げた。 投げ入れたのは院内で手に入れた空の酒瓶。円柱型のそれは室内を転がり、もう一人の男が持ち上げた男の片足を潜り、下ろされた足裏と床の間に割り込んだ。 それによって生じるのは、円柱を踏んだ事による着地の不安定、 「か――」 そして転倒だ。 男は豪快にも前のめりに倒れ、その前面を床に叩き付ける。 「……大丈夫か、城戸君?」 どうやら“城戸”というらしい転倒した男、それを気遣ってか“草加”が動いたのをはんたは悟る。 しかし“城戸”を転倒させ、宙へと跳び上がった酒瓶がそれを止める。 「っ!?」 中空を下る酒瓶が床に落ち、その衝撃によって炸裂した。破片を室内にまき散らし、“雅人”を驚愕によって停止させる。 その隙をついて、はんたは動く。 起立と疾走は同時に発生、扉を回り込んで室内に入り、左足を持って転倒する“城戸”の背を踏みつける。 「――!?」 「動くな」 “城戸”は踏みつけられた事によって、“雅人”は視界を広げた事によって、はんたに気付く。 だがはんたはそれを無視して問う。殺すべき相手に、気遣う必要などない。 「――お前らが“ゼロ”の手下か?」 ● 「……ゼロ? 誰の事だ?」 突如現れ、城戸を踏みつけた男の問い。それに対して草加は率直な感想を口にする。 ……人の名前か? しかし名簿を見た限りでは“ゼロ”という名前の参加者はいなかった筈だ。ならば偽名という事か。そしてこの男は“ゼロ”と敵対関係にあるという事か。 ……まさか、もう衝突が始まっているのか? “ゲーム”が始まって2時間が過ぎた。 自分や、おそらく目の前の男の様に“ゲーム”に乗った者達が既に争い始めていても可笑しくはない。 ただ、今ここで襲われる、というのは想定外だった。 「質問に質問で返すな。訊いているのは俺だ」 現状の主導権は男が握っている。どうやら男は、こちらのあらゆる行動を許すつもりはなさそうだ。 「お前は“ゼロ”の手下か? 違うのか?」 再度の問い。 もしここで男の意にそぐわぬ事をすれば、どうなるか。 城戸にそれが行けば良いが、自分に来る可能性もある。よしんば城戸に行ったとしても、次に来るのは草加だろう。 故に草加は正直に答える事にした。 「……違う」 「そ、そうだそうだ! 俺達はゼロなんて奴、知らないぞ!?」 男に踏みつけられた城戸が便乗して喚く。が、黙れ、という男の一言と共に踏みにじられて押し黙った。 「とぼけているのか? それとも、本当にそうなのか?」 まあどちらでも良いが、と男は区切る。そして、 「――お前らを殺す事に変わりは無い」 断言した。 ……頭おかしいんじゃないか!? この殺人鬼が!! 自身の指針を棚上げして草加は内心罵倒する。 殺人という行動に耐える方法は、主に二つある。 誤摩化すか、軽視するか、だ。 自分はこうした理由があったから人を殺した、という理由付けが“誤摩化し”。 人を殺す程度の事が一体なんだというのか、という理由付けが“軽視”。 自分は前者だが、この男は恐らく後者にあたるのだろう。 ……こんな糞野郎を相手にしてやれるか! 何か、何か対応策を…… 最初から城戸の救出という行いを除外し、草加の思考は巡る。 「お前の支給品を寄越せ。さもなければ、この男の脚を砕く」 「……雅人! 俺に構わず逃げろ!!」 ……当たり前だ! 誰がお前を助けるか!! 城戸を踏みつける男の要求、踏みつけられた城戸の言葉、そのどちらも草加は罵倒する。城戸の救出を最初から考えない草加にとって、それはどれ程の価値も無いからだ。 ……糞野郎……俺を殺す前に、こっちの全てを奪い取ろうという判断か! 考える。 何とか自分だけでも生き残る方法は無いか、と。しかし男はその猶予を与えるつもりはない様だ。 「俺がやらない、と思っているのか?」 こちらの不動に痺れを切らして男は動く。 背に置いていた足を城戸の右足首に移し、右手に持った巨大な鉄槌を高々と振り上げ、そして、 城戸の右膝を粉砕した。 「――――――――――――――――――――――――――っッっ!!!」 城戸の口から溢れるのは獣声。大き過ぎる痛みが、本能としての反応が、城戸の声から人間らしさを消失させた。 そして男が鉄槌を持ち上げた時、そこに城戸の膝は無かった。否、“膝だったもの”ならばあった。 圧倒的な腕力と重量によって振り落とされた一撃によって平たく潰れ、さながら薄いハンバークのとなった肉体を“膝”と定義出来るならば、の話だが。 圧縮されたのが原因か、皮膚から血液が噴出し、平面化した肉皮に砕かれた骨の輪郭が浮き出ている。 「お前が望むなら、或は遅いなら、あと三回は繰り返せるな」 男の言葉は忠告だ。仲間の四肢を守りたければさっさと言う事をきけ、と。 ……下らない、俺が言う事を聞いたらまとめて殺す気だろうが!? だが男にとって、そして城戸にとって不幸な事は、“草加が城戸をどれ程も助けたいとは思っていない”という事だった。 男の忠告は草加にとっては幸運、“あと3回分の猶予が出来た”と思うだけだ。 だから、 ……何か、何か考えなければ…… 「――左脚」 ……早く考えろ……生き残る術を……! 「――右腕」 ……ああ時間が無い、早く早く早く早く……ッ!! 「――左腕」 城戸の四肢が全て粉砕されても、草加の思考に乱れは無かった。焦りもあって良案は浮かばなかったが。 「……っ……ぁ…………」 四肢の関節を平たい肉片に変えられた城戸は、陸に上げられた魚の様に喘いでいた。目は血走り、脂汗に濡れ、全身を浮かせて呼吸し、喉を傷付けたのか僅かな血痕が周囲に散っていた。 そして男は、最早城戸に価値は無しと見たのか、足を退けてこちらを見やる。 「何だ、お前そうだったのか。……だったら最初から言え、無駄な労力を使った」 そうして男は、草加に対する感想を一言にした。 「――お前は、誰がどんな目に遭っても無視出来る糞野郎か」 それと共に男はこちらへと歩んできた。 「糞野郎相手じゃあ、この手は通じないな」 城戸の四肢を肉片に変えた鉄槌を下げて。 「鎮圧する手間を避けようと思ったが……結局二度手間か」 後退りする草加だったが、その背中は直ぐに窓に衝突する。逃げ場は無い。 「――糞野郎の相手は、本当に面倒だ」 そして男は鉄槌を振り上げた。今度は時間をかけるつもりは無いのだろう。鉄槌は、草加の額を狙っている。 ……死、ぬ…… 逃げ場を失い、致死の攻撃に迫られ、草加から一切の感情が消えた。 冷えきった脳髄と意思。そして、 「――死ね」 「うああああああぁぁぁぁぁぁぁっ!! 真理いぃぃぃぃっっ!!!」 鉄槌は振り下ろされた。 ● どうやら気絶していたらしい。 四肢に感じる激痛、それによって城戸は目を覚ました。 「……ぎ、…っ、………ぐぅ……」 それぞれの関節が全て叩き潰されていた。血管、骨格、神経、筋肉、その全てがただの肉屑となり、手足は全く動かない。 まるで虫けらにでもなった様な感覚、それに城戸の感情は波打つ。 だが、この“ゲーム”においても助け合いを望んだ城戸の意思は、喚く事よりも心配する事を望んだ。 「――雅人!? 草加はどうした!?」 唯一動く首を回して城戸は周囲を確認する。自分の体をここまで痛めつけた犯人、そいつが残る草加雅人を狙わない筈が無い。 必死になって首を回し、そして城戸は雅人を発見した。 「……雅人! 雅人、大丈夫か!?」 雅人は床に尻をつき、その背をベットの格子に預けていた。その表情は驚愕と恐怖、双眸を最大限に剥き出し、一つ所を凝視している。 「雅人っ! おい、雅人、どうしたんだよ!?」 「……ば、ばけものが……ばけものが……っ!!」 震える声を漏らし、雅人は凝視する方向を指差した。一体何を、と思い見たものは、 背から4対の三角の突起を生やした、男の後ろ姿だった。 「……な、何だよ、これ」 男は、確かに城戸の四肢を粉々に砕いた男だった。 その男が何故、体内から三角の突起を、爪を生やしているのか。 「――ぉ」 とその時、男が僅かに苦悶した。身じろぎし、今まで隠れていたその向こう側が見える。 そこにあったのは、窓硝子から両腕を生やす人型の虎だった。太い両腕に生えた4対の爪が男の胴を貫き、その先端を背から露出させていたのだ。 そして城戸には、その怪物を見た事があった。 「――ミラーモンスター」 白に青で彩られた、虎型のミラーモンスターがそこにいる。獰猛な双眸は両腕によって貫いた男を凝視し、獰猛な気配が硝子越しにでも伝わってきた。 ……なんでコイツがここに……!? 「ぐ……ぉ…」 男は首をもたげ、窓硝子に移るモンスターを睨む。 その表情は城戸から見る事は出来ない。しかし、そこに込められた感情の強さは解る。何故なら、有り余る怒気が男の背から滲み出していたのだから。 「……おま、えぇ…っ!!」 強靭な両腕がモンスターの両腕を掴む。強靭な握力が強固な腕を握り締め、圧壊させようとする。しかし、臓腑を貫かれたその状態でどれ程の力が入る筈も無く、男はそのまま、窓硝子に引きずり込まれた。 窓硝子は割れる事も無く、まるで水面の様に男を引きずり込む。そして響くのは、猛獣が獣を補食する生々しい音。城戸にとって、疎みながらも聞き覚えてしまった音だった。 皮を裂き、肉を喰らい、血を啜り、骨を咀嚼し、命というものを一滴残らず摂取する音が響く。 それが途絶えた後に、ようやく病室へと静寂が戻ってきた。 残されたのは、四肢を潰された城戸と、未だ抜けきらない恐慌に呆然とする草加、そして散乱した男の所持品。 「――一体、何だったんだ」 雅人の呟きが、やけに大きく聞こえた。 「あの化け物は一体何なんだ……? どうして窓硝子の中にいた……?」 『――教えて欲しいか』 その瞬間、声がした。 城戸のものでも雅人のものでもなく、ましてや喰われた男のものでもない、新たな声。それが強い耳鳴りを引き連れて、窓硝子に現れた。 モンスターと同様に、病室の窓硝子に現れた男。 「――神崎!!」 城戸にとっては馴染み深く、雅人にとってはこの“ゲーム”に巻き込まれた元凶とも言える存在。そんな男が、突如として城戸達の前に出現した。 『いい様だな、城戸真司』 「うるせぇ! それより何なんだ、このゲームは!? これも……ライダー同士の戦いの戦いだっていうのか!?」 こちらを見下す神崎に城戸は吠え、しかし神崎の興味は城戸に向かなかった。おそらくその一言だけが言いたかったのだろう。 神崎が視線を向けた相手は、草加雅人だ。 『草加雅人。城戸や浅倉とは違う種の仮面ライダーに変身する男。……お前には、カードデッキを預けた』 「……な、何!?」 城戸の驚愕、だが目前の二人はそれを無視して話を進める。 草加は震えつつも自身のデイバックを開き、中から支給品を取り出す。取り出されたそれは、深い青をした長方形の箱、中央には虎を模した紋章があった。 城戸は見た事のない物だったが、カードデッキの一つである事はすぐに解った。 ……雅人に…カードデッキが支給されてたのか…… 予想だにしなかった事実だが、それならば先ほどの出来事も納得出来る。 カードデッキの持ち主、契約者の危機に契約モンスターが防衛行動をとったのだ。 「これが、何だと言うんだ」 タイガのカードデッキを片手にし、草加は神崎へと問い掛ける。 『それがカードデッキ。お前の知るライダーベルトとは完全に機構の異なる……俺が造ったライダーベルトの様なものだ。鏡や硝子にかざす事で、仮面ライダーに変身する事が出来る』 神崎の言葉に雅人が押し黙る。 話しているうちに頭が冷えてきたのか、値踏みする様な目で神崎を見返し、 「……どうして俺にそれを教える? 参加者同士を殺し合わせる事が、お前の目的じゃないのか?」 『そうだ。故にこの戦いにおいて、カードデッキには戦いを促す機能を持たせた』 何、と問い掛ける雅人に神崎は語る。 『カードデッキには、持ち主に力を貸す契約モンスターがついている。だが契約モンスターに長期間人間を喰わせないと、契約違反となってそのモンスターは持ち主を襲う』 そして、 『――この戦いで配るにあたり、カードデッキにはその猶予期間を12時間にまで短縮しておいた』 「な、何だと!!?」 城戸と雅人が同時に驚愕する。 それはつまり、12時間に1人、契約モンスターに喰わせなければ自分が喰われるという事だ。 『加えて言えば、変身や契約モンスターへの命令を1分持続する毎に、その猶予時間は10分消耗される。つまり最長でも……変身や命令は1時間12分しか維持出来ない』 もしもそれ以上行い続ければ、その瞬間に変身が解けて契約モンスターに襲われる。 「だ、だったらカードデッキなんか捨てれば良い!」 『それも無駄だ。カードデッキを捨てた場合も、契約モンスターは持ち主を襲うようにしてある』 「……そんな」 それでは八方ふさがりではないか。 自分が生き残る為には、自分以外を殺さなければならないではないか。 『そうだ。生き残りたければ殺せ、自分以外の参加者を。それ以外にお前が生き残る術は無い』 窓硝子の向こうで、神崎が雅人を指差す。 『――戦え、戦わなければ生き残れない』 戦え、戦え、戦え、戦え。 その言葉だけを反響させ、神崎の姿は窓硝子から遠のいていった。 ● 神崎が消えた病室、そこには静寂だけが残された。 城戸は部屋の出入り口辺りに倒れ、そして草加は俯いてしゃがみ込んでいた。 ……神崎……この戦いを仕組んだ、“主催者”の片割…… とんだ糞野郎だ、と草加は毒気づく。 自分をこんな場所に連れ込み、人間の四肢をああも無惨に潰せる男と戦わせ、その果てには、窓硝子に潜む化け物の飼い主に仕立て上げた。 ……それも、時限爆弾付きとはな…… 成る程、よく出来た仕組みだ。 1日に1人を喰わせろ、さもなくば自分が喰われる。使用すればその分だけ猶予が減るから確実に相手を喰わせる必要がある。そして、カードデッキとやらを捨てても自分は喰われる。 成る程、これまで徹底されては、 ……殺し合うしか、無いよなぁ……? 自分が生き残る為、自分が帰還する為、その為に他の参加者を犠牲にするしかない。 「おい、雅人……雅人!」 と、城戸の呼びかけに草加は思考の奥に沈んでいた意識を取り戻した。 「大丈夫か…?」 四肢の関節を潰され、床に這いつくばる城戸。頭だけを持ち上げてこちらを心配そうに見る。 「神崎の口車なんか気になよ。大丈夫、何か方法はあるって!」 城戸はこちらへと励ましを送る。 這いつくばったまま励ますその姿を、草加はまじまじと見つめた。 「ど、どうした?」 ……あぁ、何だ…… どうやら当面、あの虎型の化け物に喰われる心配はなさそうだ。何故なら、 ……こんな所に、都合の良い“餌”があったじゃないか…… 四肢を潰されて身動き出来ない、格好の獲物が。 「お、おい雅人?」 城戸の窺いを無視して草加は立ち上がり、城戸へと歩み寄る。そして城戸の胴を担ぎ上げ、近場のベットへと投げ捨てた。 「…ぎ、ぐぁ……っ!!」 粉砕された四肢が刺激されて城戸が悲鳴を上げる。 だがそれさえも草加は無視し、隣のベットから剥がしたシーツで城戸の体をベットに縛りつけた。 「――雅人! 一体何のつもりだ!?」 驚きに問い詰める城戸を、そこに至ってようやく草加は応対する。 「……“餌”だよ」 暗く残忍な笑みを浮かべて、草加は呟く。 「時間になったらモンスターに喰わせる……“餌”が無いとヤバいだろ? それを保存してるのさ」 「“餌”って……俺の事か!?」 その言葉は無視する。当然の事を改めて言う無駄を草加は好まない。 だから草加は城戸に背を向け、病室を後にした。新たな“餌”を捕獲する為に。 廊下に出れば、並列した窓硝子がある。そしてそこには、獰猛な両眼でこちらを見る虎型の怪物もいた。 「――待っていろ化け物、すぐに“餌”を捕まえてやる」 期間限定の下僕となったその化け物に笑いかけ、草加は病院の廊下を行く。 「――雅人っ!! 雅人おおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっ!!!」 背後に響く城戸の叫びを、やはり無視しながら。 草加雅人、残る猶予は――11時間59分。 【緑の悪魔はんた@メタルサーガStS 死亡】 【一日目 AM2 33】 【現在地 H-4 病院内】 【草加雅人@マスカレード】 [参戦時間軸]ACT.14終了後くらい。 [状態]健康 [装備]カードデッキ(タイガ)@リリカル龍騎 [道具]支給品一式・デュエルディスク@リリカル遊戯王GX・拡声器(メガホン)・ウェットティッシュ・城戸のデイバック [思考・状況] 基本 利用出来る物は全て利用し、最後の一人になる 1.病院に来た奴は全員“餌”だ…… 2.早く参加者を捕まえないとな 4.カイザギアも探さないとなぁ 5.北崎は俺が殺す 備考 ※病院を拠点兼“食料庫”と定義しました ※城戸真司に対する認識が“馬鹿”から“餌”に変わりました ※ゲーム中盤くらいまでは演技を続けるつもりです ※名前は知りませんが地獄兄弟、特に「影山瞬」を怨んでいます。天道総司も同様です ※ウェットティッシュは元からの草加の持ち物です。没収漏れです 【城戸真司@リリカル龍騎】 [参戦時間軸]第二十話~第二十一話あたり。オーディンを殴った後 [状態]両肘・両膝部が粉砕・ベットの上に拘束 [装備]無し [道具]無し [思考・状況] 基本 神崎の思い通りにはさせない。絶対にこんな戦い止めさせてやる! 1.雅人、正気に戻ってくれ!! 2.体中が痛ぇ……っ! 3.なのはちゃん達と合流したい 備考 ※名簿のなのはやフェイトを自分の良く知るなのはやフェイトだと勘違いしてます。 共通の備考 ※まだ草加は、自分がなのは達の知り合いである事は明かしていません。 故に真司は、草加がなのは達の知り合いである事は知りません ※病院の2階にある大部屋病室に、“四肢を砕かれた城戸真司”が拘束されています。また同室に、“はんたが持っていた全ての所持品”が散乱しています 【カードデッキについて】 支給品化に際しての制限は以下の5つです ・12時間毎に1人、契約モンスターに“生きた参加者”を喰わせないと所有者が襲われるようになります ・参加者を1人喰わせると、猶予が12時間に補充されます。猶予は12時間より増えません ・変身や契約モンスターへの命令を1分継続させる毎に、10分の猶予を消費します。つまり変身・命令は最長で1時間12分間維持出来ます ・猶予を使い切るとその瞬間に変身が解除され、契約モンスターに襲われるようになります ・所有者が自らの意思でカードデッキを捨てた場合、その所有者は契約モンスターに喰われます。無意識・譲渡・強奪の場合は適用されません 032 本編投下順 034
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【ギルガメッシュ】 【作品名】Fateシリーズ 【ジャンル】エロゲ+小説 【名前】 ギルガメッシュ 【属性】 アーチャークラスの受肉したサーヴァント、2/3が神・1/3が人、最古の英雄王 【大きさ】 182cm 68kg+乖離剣エア装備 【攻撃力】 乖離剣エア:ドリルのような片手剣。『天地乖離す開闢の星』を参照。 3つの円柱が縦に並ぶ外見で、それぞれが地殻変動に等しい重さとパワーで回転している。 真名解放せずとも、円柱を激しく回転させるだけで、自身の周囲に暴風を渦巻かせる。 起動はほんの一瞬で可能。『天の鎖』との併用が可能だが、テンプレの時点では鎖は宝物庫の中。 暴風の中心は紛れもない奈落の穴であり、接近したものは無へと落ちていく。 地方都市を埋め尽くした推定数千万体にも及ぶ人間サイズの敵の軍勢が短時間で壊滅した。 天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ) :乖離剣エアの真名解放。空間切断が可能。擬似時空断層を作成。 ただし同ダメージなら相殺可能 1000体以上の敵をまとめて粉砕可能。レンジは飛距離40kmの攻撃以上。 振り下ろすと大地~天にまでに及ぶ世界そのものに亀裂を発生させ、 その周囲100m前後の物を吸い込み 虚無へと飲み込まれ消える。 形あるもののみならず、森羅万象全てを崩壊させる力。ただし同ダメージなら相殺可能。 真名解放中に起こる風で武器が吹き散らされる為『王の財宝』との併用は不可能。 攻撃後硬直時間があり、最大出力で放つとそれは数秒ほど。 王の財宝(ゲート・オブ・バビロン) :生前彼が所有していた、世界中の伝説伝承に姿を現す武具の原典 (オリジナル)を自分の周囲の空間に最高47も出現させる。全て宝具であり、所有する種類は千を超える。 武具は普通に扱う場合と、ガトリングのようにまとめて射出する用法がある。射程は500m以上。 近接戦では相手の前後左右上下から取り囲むような射出も可能。 強化されたF15Jと併走して戦闘可能かつ、光速反応でも視認困難な速度で一挙に10発は繰り出される槍を 捌ける相手でも回避がやっと。 以下はそれらの武器の能力。これらは全て射出可能。 一射の4本で200mの怪物の体を3割削る威力。山をも穿つ威力(地の文)。 16連射で、倉庫街の周辺建築物と街頭を全て倒壊させた。 太陽剣グラム:竜殺しの力を持つ最強の魔剣。衛宮士郎の『勝利すべき黄金の剣』の原典(さらに強力ということ) であり、セイバーの剣と同格とされる。 原罪(メロダック):太陽剣グラムの原典。『勝利すべき黄金の剣』を破壊。振るだけで強烈なビームを放つ。 ハルペー:自然治癒でなければ癒せない傷を与える鎌剣。ゴルゴンの首を刎ねた鎌のような神剣の原典 鎌:相手の守りを無視し、魔力を奪う鎌 空間を固定させる剣:剣を振るった空間の1~2m程範囲を氷漬けにする。 ゲイボルクの原典:ゲイボルクを超える性能を持つ。家屋破壊級の攻撃で無傷かつ致命傷を負っても 十数秒行動可能な能力を持つ敵の心臓を突き即死させる 【防御力】瞬時に着脱可能な黄金の鎧を着ている。 鎧の強度は、数トンのコンクリの塊を片腕で時速400kmで弾き飛ばし、 能力が十分の一になった上で王の財宝3~4射に耐えたサーヴァントを両手の一刀で切り伏せる斬撃を、 10回ほど受けて耐えられるぐらい。 素の肉体強度は上記のサーヴァントが普段の能力を発揮している頃と同等。 人体が触れるとで消滅する聖杯の泥に顔の下半分まで使っても健在で、脱出を試みようとしていた(妨害されて失敗) 盾 確認できるので2個。強化されたF15Jのミサイルを防げる 対多重次元屈折現象防具:無限に列なる並行世界に隙間を空ける行為を利用した攻撃を防げる。 王の財宝に入った状態から、自身に匹敵する反応でも見切れるかどうかの近接攻撃に対応して 取り出して防御可能。 【素早さ】光速の攻撃を視認できるキャラと同等かそれ以上の能力でも視認困難な速度で、 10発は一挙に繰り出される槍を捌くセイバーと同等の反応。単純計算で光速の10倍。 ヴィマーナ:黄金の飛行船(20m位か)。物理法則外の運動性を所持し、機体の能力が大幅上昇したF15Jと 互角にドッグファイトできるくらいのスピードで動ける。自身の意思で自在に飛行する船。 魔力により性能が大幅上昇しているF15J戦闘機から放たれるミサイルや機関銃を10数mから王の財宝で 相殺したり、当たる直前に 身をかわす様な不自然な動きで回避ができる。 【特殊能力】 いかな英雄でも耐えきれない呪いを受けてまるで正気を失わなず、汚染もされない 生身の人間であれば吸っただけで死に至る大気の中でも平然と戦闘できたり、精神防御スキルを持つサーヴァントが 作中にいることから、精神攻撃耐性や汚染耐性持ちでも耐えられない精神攻撃や汚染を受けても平気と考えられる 受肉しているため実体を持つが、受肉から10年を経ても一切加齢しておらず、 死亡時には受肉していないサーヴァントと同様に消滅するため、通常の生物とは別物と考えられる 魂の色は黄金で常人の数十万人分の比重を持ち、他のサーヴァント3騎分に相当するらしい 単独行動:完全に受肉している為マスターが不要 対魔力:ダメージ数値を多少削減する。どの程度かは不明 天の鎖(エルキドゥ):『王の財宝』によって相手の周囲に瞬時に現れ、拘束する10?前後の鎖。 目標の神の資質が高ければ高いほど拘束する力は強まる。 バーサーカーが、令呪のブーストを受けても脱出できなかった(その後怒りで粉砕された) ま、目標に神の資質がなければただの鎖である。射程5m程度。 【長所】 圧倒的な火力 【短所】 性格を考慮されると危なかった 【戦法】 初手エヌマ・エリシュ。届かなければヴィマーナを取り出して搭乗。財宝掃射しつつエアの射程まで接近。 【備考】第4次、第5次聖杯戦争にて主人公と戦うラスボス的存在 まとめ 【名前】ギルガメッシュ 【属性】最古の英雄王 【大きさ】182cm 【攻撃力】 乖離剣エア:円柱を激しく回転させると周囲に暴風を渦巻かせる。 暴風に接近したものは無へと落ちていく。 天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ): 世界そのものに亀裂を発生させ周囲百m以上の物を虚無へと飲み込む。 森羅万象全てを崩壊させる力。相手の作った異空間も破壊。射程40km以上。 王の財宝(ゲート・オブ・バビロン):生前所有していた世界中の伝説の宝具を自分の周囲に47つ出現させる。 相手を取り囲むように射出可能。山破壊並の威力。射程500m以上。 ゲイボルクの原典:相手の心臓を突き即死させる 【防御力】山脈破壊レベルの攻撃に耐えれるくらい 触れると消滅する聖杯の泥に顔の下半分まで埋まっても平気 精神攻撃耐性や汚染耐性持ちでも耐えられない精神攻撃や汚染を受けても平気 【素早さ】光速の10倍程度 【特殊能力】天の鎖(エルキドゥ):『王の財宝』によって相手の周囲に瞬時に現れ、拘束する。射程5m程。 相手の神の資質が高ければ高いほど拘束する力は強まる。相手に神の資質がなければただの鎖。 【長所】慢心せずして何が王か 【短所】油断大敵 vol.100 698 :格無しさん:2016/06/06(月) 19 02 10.05 ID WCbNCuqq 続編か否かってか 原作者の那須きのこがFAKEの後書きで、zeroはS/N本編とは繋がってないパラレル って言ってたのに、ギルガメッシュは両作の混ぜてるから、矛盾あっても繋げられるんじゃね 699 :格無しさん:2016/06/06(月) 19 16 01.11 ID s2DRb+5K 過去ログ(vol.97)を確認してきたけどギルガメッシュは 他の話題があって議論が流れただけで問題ないとはされていないな 702 :格無しさん:2016/06/06(月) 21 04 03.16 ID ugD/H+iH 698 正確には言ってないぞ そう解釈してる人は多いが ぼかした言い方してるのでどうとでも取れる vol.97 841 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2015/10/10(土) 12 49 50.73 ID F6OzSsZm ちな Fateシリーズのギルガメッシュだが 公式でzeroがSNと繋がってないパラレルワールドになったので描写流用できないから テンプレ直す必要がある 842 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2015/10/10(土) 13 04 51.06 ID 0o1wSWjt [1/3] 841 公式にSNとか前日譚とか書かれていたが 例え否定する記述があっても最大値だよ 843 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2015/10/10(土) 13 14 52.69 ID 79iYeofh [1/2] 「設定矛盾」なら最大値だけど 「設定変更」なら従う必要があるから どちらなのかによって対応が変わるな (省略) 844 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2015/10/10(土) 13 59 35.89 ID Rdcq0FoN [1/3] 作中のキャラのスペックは矛盾は最大値だが、作品同士の繋がり方やなんかは最新の設定準拠だったはずだよ。 昔は前日譚扱いでも最新の公式で繋がって無いと言われたら当然上書き。 845 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2015/10/10(土) 14 34 26.09 ID 79iYeofh [2/2] 本の初版→改訂版やゲームのパッチなんかは 基本最新版準拠だったと記憶しているけど 作品同士の繋がり方もそうなのか? (省略) 848 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2015/10/10(土) 16 40 00.28 ID 0o1wSWjt [2/3] 845 fate/strange fakeという全然別の作品の後書きでそれらしいことが言われただけ 849 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2015/10/10(土) 16 51 33.80 ID Rdcq0FoN [3/3] 那須きのこか武内の公式発言ならともかく、 フェイク作者の成田の発言じゃ本編には影響無しだな。 フェイク内の設定には重要かもだが。 850 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2015/10/10(土) 17 12 51.94 ID 0o1wSWjt [3/3] いやfakeのあとがきできのこの書く欄があったのよ 確か条件は一緒だけど微妙に異なる とかそんな感じの発言 vol.93 845 :格無しさん:2012/08/18(土) 10 27 50.97 ID 8wYBrpE9 ギルガメッシュ再考察 ぶっちゃけ「出せれば勝ち」。精神耐性も異常。物理オンリーでも倒せない。 ○ニドヴォルク 天地乖離す開闢の星勝ち ×百目タイタン 詠唱中に焼き殺される ×芦川美鶴 こいつもっと上でよくね? ○マダム・ケツハリの部下 「汚いツラを見せるな雑種!」などと言いつつ瞬殺 ○○○○○庵原隷~ホワイト将軍 天地乖離す開闢の星勝ち ×黄猿 レーザーキック負け ×アノン 魔王負け ○○○○悪のロボット~オメガウェポン 天地乖離す開闢の星勝ち ×ハルキヨ 火炎負け ○アンチゼーガ・マインディエ 接近される前に適当に剣振って勝ち ○レオン・カスカータ 王の財宝を総動員して殺しまくって勝ち ×青キジ アイスエイジ負け ×サルバトーレ 空間破壊負け △音無彩名 たぶん気づきすらしない。 ○オーバーデビル 天地乖離す開闢の星勝ち ○神凪厳馬 天地乖離す開闢の星で何とかいけるか? ○フォルテ 天地乖離す開闢の星勝ち ×××クロノ・ジル~仮面ライダーコーカサス 無理無理 △デビッド・メイザー 分け ×ヒースクリフ 操作負け ×ミストバーン そのうち負け ○黒闇天 天地乖離す開闢の星勝ち ×バラガン 死の息吹負け ○ザッタン 「そんな目で我を見るなトカゲ!」などと言いつつ瞬殺 ○マーラー 「雑魚が調子に乗るな!」などと言いつつ瞬殺 ○布留部市の竜 耐えて天地乖離す開闢の星勝ち ○神谷スバル 単なる精神攻撃なら勝てる ○ペイルライダー 「死神風情が我の命を奪うなど1万年早いわ!」などと言いつつ瞬殺 ○ヤドン 「間の抜けたツラを見せるな下等動物!」などと言いつつ瞬殺 ○死の自画像 「下らん落書きを見せるな!」などと言いつつ瞬殺 ○アヤネ 耐えて天地乖離す開闢の星勝ち ×申公豹 雷光鞭負け ×姫 殺した後復活されて超振動負け ×シーレン 即死負け ×虚無の眷属 削りきれず消滅負け 申公豹>ギルガメッシュ>死の自画像>アヤネ 77スレ目 211 :格無しさん:2011/01/21(金) 17 16 14 ID DSkXZ0eb 流れぶった切って悪いが、ギルガメシュは光速の何十倍とかがなければ後は問題ないのか? 昨日暇だったんで近接光速反応で考察してみたら普通に光速の壁当たりで止まったんだけど。 212 :格無しさん:2011/01/21(金) 18 53 04 ID nT3PLlSi 211 テンプレの光速の攻撃を視認できるキャラっていうのは士郎のことだろうが 防いでいるが視認できていないので問題ある 228 :格無しさん:2011/01/25(火) 01 31 15 ID Xvaz0xmh 212 HFルート終盤の士郎がセイバーオルタの斬撃(地の文で光速)を視認していて、 そのときの士郎は、アーチャーの能力と経験を耐久力と一部の魔術以外コピーした状態だから、 アーチャーの方もそれと同等以上って理屈じゃなかったか 229 :格無しさん:2011/01/25(火) 01 39 50 ID Lt0JXv+N 228 士郎がセイバーオルタの攻撃を視認できていないことは書いてあるが 視認でできているってどこに書いてある? 230 :格無しさん:2011/01/25(火) 01 49 28 ID Xvaz0xmh 229 士郎がセイバーオルタの攻撃を視認できていないことは書いてあるが それってwikiのどこに? 231 :格無しさん:2011/01/25(火) 01 55 33 ID Lt0JXv+N 230 wikiじゃなくて本編中で 232 :格無しさん:2011/01/25(火) 02 04 06 ID /lW7tWSO 地の文と言ってもFateの文章は一人称だから実質他称 信用できない人物の他称は採用できない アーチャーの腕を使い始めた士郎は意識がおかしくなっていて信用できない 233 :格無しさん:2011/01/25(火) 02 09 41 ID Xvaz0xmh 231 それがどこのシーンだったかぱっと思い浮かばないけど、「切り返される光速の一撃」って描写があったと思う 視認できてないならこんな書き方にはならないから、このときは切り返しを目視できてるはず 視認不可で速度不明の場面と、そうでない場面があるなら、 単純に前者のときの攻撃が後者のときの攻撃より速い扱いになるんじゃないかな 234 :格無しさん:2011/01/25(火) 02 18 11 ID 9XevvkjX 232 前にもそう言ってた奴がいたけど、 一人称小説の参戦が実質不可能になるって指摘されて沈黙してたなw 地の文まで台詞での自称と同一視してたら、結構な数の文字媒体が扱えなくなるぞ 235 :格無しさん:2011/01/25(火) 02 25 22 ID /lW7tWSO 別に信用できる人物ならいいよ でもアーチャーの腕を使い始めた士郎はおかしくなっていて駄目 236 :格無しさん:2011/01/25(火) 02 32 31 ID Xvaz0xmh 日常の記憶とかは消えかけてるけど、戦闘に関することはむしろ普段より上だよ 平たく言えば、並行世界の自分が一生に積み上げた膨大な戦闘経験をダウンロードして戦ってるようなものだし 237 :格無しさん:2011/01/25(火) 02 37 47 ID 9XevvkjX 信用できる奴っていうのは、何も専門分野の研究者とかばかりを言うんじゃない 236みたいな裏打ちがある奴なら充分だろう 238 :格無しさん:2011/01/25(火) 02 53 54 ID /lW7tWSO 目に見えているモノの意味が理解できなくなったり 戦闘中に発狂はとうに過去でありとか訳の分からないこと思考してたり 十分戦闘に関してもおかしい 239 :格無しさん:2011/01/25(火) 02 57 18 ID 9XevvkjX 本当におかしいなら、そもそも戦えてないはずじゃないのかな? それとも、戦術を立てたり相手の動きを読んだりとかできずに、ひたすら暴れまわる戦闘しかできないの? 240 :格無しさん:2011/01/25(火) 03 01 19 ID Xvaz0xmh 239 むしろ逆だと思う 緻密に戦術を立て続けて、桁違いの強敵に薄氷の戦いを挑んでる場面 バーサク状態どころか結構頭を使って戦ってる感じ 241 :格無しさん:2011/01/25(火) 03 05 21 ID 9XevvkjX なるほど、そういうシーンか なら尚更問題なさそうだ 何度かつついてしまったが、どうやらスルー推奨だな 242 :格無しさん:2011/01/25(火) 03 09 52 ID pEY+SEjo 一連のシーン(地の文光速)は昔画像であげたなぁ 懐かしい 261 :格無しさん:2011/01/26(水) 23 58 19 ID 8xrjcNJ7 ギルガメッシュの反応について簡単な考察 258のとおりアーチャーが光速対応として、プロローグのアーチャー対ランサーのCGを見ると、 アーチャーが1発攻撃を弾いているところで、ランサーの槍の残像が10ほど確認できた このときはランサーの側に能力制限が掛かっていて、制限なしならアーチャーでも不可視の速度 で、ギルガメッシュとランサーが戦ったときは、最近出た設定本によると半日ほど戦闘が続いていたらしい ランサーの能力制限は、他の聖杯戦争の参加者の能力を測れという命令によるものなので、員数外のギルに対しては多分効果なし 「戦闘速度が○○で射出攻撃無効のランサーと半日に渡って戦闘を繰り広げられる」と書けば一番すっきりするのかな 252 :211:2011/01/26(水) 17 57 35 ID x6qgJ6SK 228-241 ・・・で、結局ギルの反応は光速になるんですかね? 私はアニメ版の途中までしかFateの記憶がないんで「えっアーチャーの腕って何!?士朗に何が起こったんだ?」状態なんですけど ギルの反応が光速(至近距離)で問題ないならコピペして考察結果張りますけど。 前はなぜかノストラさんの直下だったから50位以上落ちたけど。 258 :格無しさん:2011/01/26(水) 22 57 52 ID 8xrjcNJ7 そういえば、士郎がセイバーオルタの剣撃を防いだ場面があったな そもそも切り返しを食らったときは、攻撃を当てたら逆に剣が砕けて、 その直後に切りつけられたっていうシーンだし HF終盤の士郎を光速対応とするなら、上位互換のアーチャーも少なくともそれくらいで、 そこから本編の描写を辿っていけばギルガメの反応もはっきりしそうだ 261 :格無しさん:2011/01/26(水) 23 58 19 ID 8xrjcNJ7 ギルガメッシュの反応について簡単な考察 258のとおりアーチャーが光速対応として、プロローグのアーチャー対ランサーのCGを見ると、 アーチャーが1発攻撃を弾いているところで、ランサーの槍の残像が10ほど確認できた このときはランサーの側に能力制限が掛かっていて、制限なしならアーチャーでも不可視の速度 で、ギルガメッシュとランサーが戦ったときは、最近出た設定本によると半日ほど戦闘が続いていたらしい ランサーの能力制限は、他の聖杯戦争の参加者の能力を測れという命令によるものなので、員数外のギルに対しては多分効果なし 「戦闘速度が○○で射出攻撃無効のランサーと半日に渡って戦闘を繰り広げられる」と書けば一番すっきりするのかな 264 :格無しさん:2011/01/27(木) 00 32 12 ID oM3FbE6Y 261 最近出た設定本ってなんて題名? 265 :格無しさん:2011/01/27(木) 00 39 23 ID IpnRyXg2 Fate/complete material IIだな ランサーはギルガメッシュにそれなりのダメージを与えたらしいから、 王の財宝で一方的に半日攻撃したわけではないのは間違いない 攻撃を受け、なおかつ倒されないように対処するような戦闘だったもよう 356 :ギルの反応は近接光速でいいんですか?:2011/01/29(土) 14 57 50 ID 8YNnlwpY ギルガメッシュ再考察 ヴァニラの上位互換なのでそこから ○ プッチ神父>完全生命体イフ 丸ごとエヌマエリシュで消し去って勝ち ○ アムプーラ>アスラリエル>ウラガーン 並みの光速反応よりは速いか。エヌマエリシュ勝ち △ 黄猿 対応距離が凄く至近なので相討ちか。 × カルパッチョ 先手負け ○ かぐや エヌマエリシュ勝ち △ ミスティカ星人 空間攻撃すら通じまい、分け × 覚醒ゼロ 速すぎ負け × イドゥン 空間耐性持ち。逆に歪曲回転体くらって負け △ ニドヴォルク 相討ち × 芦川美鶴 速すぎ負け ○ ヴァン・ランクス エヌマエリシュ勝ち ○ マダムケツハリの部下 精神耐性持ちだし勝てる ○ 庵原隷 空間ごと消して勝ち × 六嶺美登里 範囲が広すぎて回避不可能。停止負け ○ 闇司教 エヌマエリシュ勝ち × ナハト 大陸破壊級の攻撃には耐えられない。腐炎負け × ギャスケル大将軍 光速の3,3倍反応なので消滅負け × アノン、ホワイト将軍 速すぎ負け △ 悪のロボット 恐らく相討ち × シャドームーン 速すぎ負け ○ オメガウェポン>モルボル エヌマエリシュ勝ち × ハルキヨ~神凪巌馬 どいつもこいつも速すぎる。5連敗 ○ シ~ミストバーン エアで吸収して勝ち。4連勝 × 黒闇天 空間の裂け目に落とされて負け ○ ザッタン~ヤドン 精神&毒耐性あるので屁でもない。瞬殺瞬殺、6連勝 ○ アヤネ 表裏反転くらわずエヌマエリシュ勝ち × 姫 分子崩壊負け × シーレン 即死負け ○ 虚無の卷族 エヌマエリシュ勝ち × 魔神の目&足 光線負け × 朔夜 即死負け × アテナ>バジリスク 石化負け × コティングリー 凍結負け 姫>ギルガメッシュ>姫 9スレ目 修正 718 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2008/03/16(日) 00 12 30 ギルガメッシュ ×芦川美鶴 光速無理 ○ン・ダグバ・ゼバ~ 先手エア勝ち 芦川美鶴>ギルガメッシュ>ン・ダグバ・ゼバ 6スレ目 766 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2007/09/14(金) 12 39 02 バビロンって普通に200mクラスの奴の体三割削ってた気がする 767 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2007/09/14(金) 12 40 30 素早さイミフ 768 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2007/09/14(金) 12 41 03 つーかバビロンは山を破壊できる威力なんだろ 769 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2007/09/14(金) 12 43 32 山を貫通するだったような 770 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2007/09/14(金) 12 58 54 設定で空間切断なんだから空間切断だろ。 実際に空間切り開いて地獄を呼び出し周囲の奴を飲み込んで消し去ったし。 771 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2007/09/14(金) 13 02 51 山云々は口で言ってるだけじゃなかったっけ 772 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2007/09/14(金) 13 06 00 アダルトアクションアドベンチャーゲーム文学 773 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2007/09/14(金) 13 10 34 疑似空間切断だ 空間切断じゃない 774 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2007/09/14(金) 13 13 47 空間切断なら防御無視だったのにな 775 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2007/09/14(金) 13 14 29 異次元追放あるみたいだけどな 776 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2007/09/14(金) 13 18 41 バビロンの山云々は自称で範囲は伴っていない 777 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2007/09/14(金) 13 19 35 これからが地獄だ 778 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2007/09/14(金) 13 23 19 fate辞典を見てみた 剣・エアによる空間切断 擬似的な時空断層 だった 781 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2007/09/14(金) 13 41 38 ちゃんとルール読んで設定と描写で強い方だけ書いといてくれ。マジで。 27スレ目 440 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2008/11/16(日) 15 19 13 ギルガメッシュ ○カルパッチョ>黄猿>プッチ>ヴァニラ:エア勝ち ちょっと飛ぶ ○>ギャスケル大将軍>闇司教>ギレン・ザビ>六嶺美登里>庵原隷 :エア勝ち ×>アノン:速度差すごい。負け ○悪のロボット:エア勝ち ×>ナッパ:クン負け こっから上無理 ギルガメッシュ=悪のロボット=アノン 32スレ目 773 :格無しさん:2008/11/27(木) 21 26 48 ギルガメッシュのテンプレにちょっと追加 用途が限定される耐性だからこれで位置が上がったりはしないだろうけど、今後のためにはなるだろう 防御力に 人間が触れるとその部位が一瞬で消滅する聖杯の泥に顔の下半分まで使っても健在で、脱出を試みようとしていた(妨害されて失敗) と追加して、特殊能力の一部を 生身の人間であれば吸っただけで死に至る瘴気の中でも平然と戦闘できたり、精神防御スキルを持つサーヴァントが作中にいることから、 精神攻撃耐性や汚染耐性持ちでも耐えられない精神攻撃や汚染を受けても平気と考えられる と加筆変更 864 :格無しさん:2008/11/27(木) 23 01 18 なんか耐性が微妙に増えたようなので、ギルガメッシュ再考 ×バジリスク 目を見て負け? ○グレン・アザレイ エヌマ・エリシュ勝ち ○アルケスティス たぶん相手の能力は効果ない。エヌマ・エリシュ勝ち ○アンサラー 汚染には耐えられる。エヌマ・エリシュ勝ち ○オルファン どれくらい削られても平気なのか不明だが火力で勝てるか △~×ヤマタノオロチ さすがに倒しきれない ×ルルタ=クーザンクーナ 考察ログがないので扱いがよく分からんが、負けか? △アルゴス 相手は遅いので、ヴィマーナに搭乗していればそうそう当たらないだろう ○アーモンド・ラッセル 考察ログでは空間攻撃は効く扱いになっているので ○カーリー 消滅や発狂は聞かないだろう。エヌマ・エリシュ勝ち ○バーンパレス 結界をエヌマ・エリシュで突破できるなら勝ち ○水神様 開始時の位置関係からして、正面にエヌマ・エリシュを撃てば本体に当たるだろう ?クインメザード こいつよく分からん ○縮退の王 エヌマ・エリシュ勝ち ?ヤーブナ 夕暮れというビジョンがあるようだが、こいつの支配空間は大きさ分距離開けるのか? ○デスタムーア 別次元へ移動する前にエヌマ・エリシュで勝ち ○オデッサ・エイ 乗っ取りは効かない ×魔竜 相手は空間攻撃に耐性がある ○ノストラダムス 精神耐性で魔眼は防げる……かな? ×黒き月withノア たぶん無理だろう ここから先は幾らなんでもでかすぎる 「?」が嫌な間合いで挟まってて、位置がよく分からない 879 :格無しさん:2008/11/27(木) 23 09 42 864 クインメザードとヤーブナに負けても連敗にはならないから、魔竜の下かな? 885 :格無しさん:2008/11/27(木) 23 13 24 864 オルファン無茶でかいからギルガメッシュじゃ削りきられ前に体当たりで負ける バーンパレスも効果範囲100Mなのに削りきられる前にコア爆発して負けだろ 886 :格無しさん:2008/11/27(木) 23 13 39 864 ギルの精神耐性って常人より強いより強いって感じじゃね? オデッサに勝てんの? 893 :格無しさん:2008/11/27(木) 23 15 40 885 100mは吸い込みの範囲では 切断自体は陸地から空まで届くくらいはあるっぽい 895 :格無しさん:2008/11/27(木) 23 15 59 精神防御スキルを持つサーヴァントが作中にいるとなんでギルガメッシュが精神攻撃平気になるの? 898 :格無しさん:2008/11/27(木) 23 17 32 892 後者 893 なら納得 900 :格無しさん:2008/11/27(木) 23 19 01 886 オデッサは 単に人間を気絶させるだけなら一瞬で纏めて数十人は余裕。 ギルのこの世全ての悪の耐性の方が強いと思う 903 :格無しさん:2008/11/27(木) 23 20 35 886 サーヴァントのスキルに精神干渉を無効にするのがある それを持つ奴が本編で出てるのに、どんなサーヴァントでも正気を失うという設定の呪いで、 ギルガメッシュはそれに対して「3倍は持ってこい」と豪語するくらいに余裕 904 :格無しさん:2008/11/27(木) 23 21 50 900 乗っ取りは人外にも効くレベルじゃ 909 :格無しさん:2008/11/27(木) 23 24 20 895 精神攻撃耐性自体は、そのサーヴァントを考慮しなくても実績ありだぞ? 考慮するともう一段階上になるだけで 914 :格無しさん:2008/11/27(木) 23 29 43 884 攻撃がいつ発動するのか、とか どうやったら倒される扱いなのか、とか 反応ないし常時とも書いてないから困った
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『メルラン・プリズムリバー』とはZUN制作の弾幕STG「東方Project」のキャラクターである。 概要 東方妖々夢で初登場。 三姉妹は冥界にある白玉楼(西行寺幽々子の屋敷)の演奏のためにたびたび招集されていていた。 冥界の結界が薄れる以前から結界の上を飛び越えて行き来しており、妖々夢では演奏に呼ばれていたところを冥界の結界前で主人公たちに出会い弾幕ごっこを繰り広げることになった。 自機に「十六夜 咲夜」選ぶと4面ボスとして現れる。 騒霊(ポルターガイスト)の姉妹であるプリズムリバー三姉妹の次女。 姉妹での演奏隊ライブにおいては中央にいる事が多くライブの花形である。 その為彼女が楽団のリーダーだと勘違いする人も多い。 楽器演奏においては管楽器が得意で、主にトランペットを愛用している。 三姉妹でのライブ以外にも、楽団のリーダーであり姉のルナサの指示で墓場等でソロライブを行っている模様。 また、湖に向かう途中で遠くからラッパの音が聞こえる(求聞史紀より)と言った情報もある。 ライブ前口上では、持っているトランペットは「多くのジャズペッターの生き血を吸ってきた、恐怖のトランペットの幽霊」である(ただし、真偽は不明) 性格は、余裕たっぷりの笑顔の絶えない明るいものでる。 異常に陽気で落ち込む事を知らない、とまで言われるほど。 かなり陽気で、落ち込む事を知らない、と言われる程でありこの陽気さ故か、若しくは躁病の気のせいか、時々意味不明な言葉を発したりする事もある。 他の種族とは友好的で、人間との友好度は高い。 しかし単独行動のメルランと遭遇するとまともに会話が成立せず、意思の疎通が難しい事もあるようだ。 その為、上手く意思疎通出来ないと喧嘩を売っているなどと誤解される事も全くあり、もしそうなると危険であり、実は少し危険人物であったりする。 なお、メルランは「魔法の力は最強だが使い道を誤る」らしい。 恐らく三姉妹の中では「最強」という設定であると思われ、どの範囲での最強なのかは明らかにされてはいない。 しかし、よく魔法の使い道を誤るらしい。 ちなみに座右の銘は花映塚でのマッチモード勝利時の「どんな時も、ハッピーの魂を忘れちゃいけないわ!」である。 プリズムリバー三姉妹 三姉妹は人間の貴族の娘であった、プリズムリバー家の四女「レイラ・プリズムリバー」の能力とマジックアイテムの力により生み出され、生き別れになった姉たちの姿を模して生み出した騒霊(ポルターガイスト)の三姉妹。 長女ルナサ、次女メルラン、三女リリカの3人からなる。 レイラの実際の人間の姉達は、あくまで三人のモデルというだけであり騒霊三姉妹と姉達の間に直接の繋がりは無い。 この騒霊は、生み出された当初は幻影や幻聴と同じだったが、次第に実体を持ち、いつしかレイラの本当の家族のような存在となっていった。 レイラが亡くなったときに消滅するはずだったが、何故か彼女等が消える事は無く、その後三姉妹は楽器の演奏を音楽を覚え、幻想郷で音楽活動を始めるようになった。 ちなみに前述のとおり騒霊の三姉妹はあくまでレイラが三人の姉をモデルに作り出したものであり、レイラの人間である三人の姉達とは全く別の存在である。 『花映塚』のリリカストーリーにおける四季映姫の話によると、三姉妹の存在の拠り所は「彼女たちを産み出したレイラは今はもう居ない人間」であり、そのため三姉妹は存在が不安定であるとの事。 三姉妹は「プリズムリバー楽団」として音楽活動を行っておりルナサやメルランはソロで活動することもあるが、リリカはソロ活動をしていないらしい。 ちなみに普段は紅魔館のある霧の湖近くの廃洋館に住んでいる。 この廃洋館は後述のレイラが自身ごと外の世界から幻想郷に移転させたもので館中に入っても姿は見えず練習の音しか聞こえないというまさに幽霊屋敷である。 特徴、年齢、など 髪は薄い水色で、稗田阿求曰く「姉妹で一番明るい色」 瞳の色は青。 身長は「やや低い」が、姉妹の中では一番背が高い。 髪は全体的に強いウェーブがかかった、ふんわりした感じである。 原作絵では右半分はセミロング、左半分は左頭部辺りで纏め左右非対称の特徴的な髪型。 ちなみに複雑な髪型である故に、二次創作における再現率は非常に低く、ある程度は原作絵における髪形を再現している絵は、全体の1%にも満たないと言われている(9割以上が普通ウェーブのかかったウェーブセミロングである) 円錐状で返しのあるピンクの帽子を被っており、返しは一箇所に切れ目がある。 また返しの淵にフリルが付いている。 他の姉妹と同じく、帽子の頂点にある飾りがあり、青い球体に青い円柱状の棒が何本か突き立っており、見ためは太陽らしき物。 ルナサの赤い三日月、リリカの緑の星との対比でもあると思われ、メルランは太陽のような明るい性格を表しているのかもしれない。 服装は、黒縁のついた薄ピンクの前面ボタン閉じタイプのベストを着ており、青い丸ボタンが2つ付いている。 ベストと同色のシャツのようなものを着用している。 また薄ピンクのフレアスカートを履いている。 ベストやスカートの裾には、ランドルト環(視力検査記号)を二つ並べて棒で繋いだような形の、青い模様があしらってある。 またベストの裾、スカートの端、襟の淵フリル手前、帽子の返しの淵フリル手前には黒いラインがある。 花映塚での2Pカラーは、シャツ、ベスト、スカートの薄ピンクだった生地が蛍光色っぽい薄い青緑色、黒かったライン等が紫色となっており、トランペット金色が銀色になっている。 テーマ曲 『東方妖々夢、東方花映塚』 ・「幽霊楽団 〜 Phantom Ensemble」は三姉妹共有のテーマ曲。 二つ名 ・騒霊トランペッター 能力 ・「手足を使わずに楽器を演奏する程度の能力」(妖々夢.求聞史紀) 彼女達騒霊は楽器の霊を操ると共に、音の霊を操って演奏している。 なので直接楽器を弾く必要もなく、様々な音を使う事ができ、三姉妹は手で持たずとも楽器を演奏出来るし、東方求聞史紀では「楽器は象徴のようなもので、無くても演奏出来るのではないか」と『稗田 阿求』に推測されている。 ポルターガイスト現象において何も触れていないのにひとりでに家具などが動いたり所謂ラップ音が鳴ったりする現象を楽器演奏に転用した能力であると思われる。 なお、三姉妹らの楽器習得はレイラの死後である為、レイラの生前の能力は楽器の関係ない「手足を使わずに物や音を操る 程度の能力「であったと推測され現在の能力はその応用だと思われる。 余談だが東方求聞史紀では「手を使わずに〜」と、妖々夢の時と比べ「足」が抜けていたりする。 ・「躁の音を演奏する程度の能力」 始めに躁病(そうびょう)とは気分が異常に高揚し、まともに会話が出来なくなったり、他者へ過剰に積極的に干渉するようになったりする精神疾患の一つ。 メルランが奏でる躁の音とは「音の幽霊」が精神を持つ存在に作用して起こるものであり、精神を高揚させる効果があり聞く者の気持ちを高揚させる音である。 落ち込んでいる者や適度に聴程なら良い高揚感を与える音であるが、元から気分が高揚している者が聴いたり影響を受け過ぎたりすると、気分が異常に良くなり、突然踊り出したい気分になったり、まともに会話出来なくなったりする。 この音は耳ではなく精神に直接作用する為、ルナサの音と同様肉体の無い者など精神に依存する処の大きい存在に好まれる一方、人間には影響が強すぎる事もある。 またトランペットは遠くに響く音である為、遠くから聞こえてきた場合でも聴きすぎると精神に影響を及ぼす事もある。 ちなみに末妹であるリリカの演奏はこれらの効果を打ち消す効果があり、メルランのソロ以外なら結構安全に聴くことができる。 ゲーム内では、東方花映塚のマッチモードにおいてメルラン又はルナサが勝利すると、通常なら泣き顔になる筈の相手の立ち絵が、強制的に笑顔又はウンザリ顔になる、という演出がある。 その効果は三姉妹以外の全キャラに及び、種族が人間から妖怪、半幽や死神にすら効く。 種族 ・幽霊(騒霊=ポルターガイスト) 「東方求聞史紀」では便宜上、幽霊に分類されているが、厳密には騒霊は幽霊ではなく、三姉妹の誕生の経緯の旨が記された上で幽霊に分類されている。 もう一度いうが、厳密には幽霊ではなく生物が死んでなったものではなく、レイラによって作り出された存在であり概念的には魔法生物や精霊といった分類が妥当かもしれない。 呼称 メルラン、メル姉 ξ・∀・)めるぽ 『めるぽ』とは2chで流行ってた「ぬるぽ」にメルランを融合させた姿で、メルランの顔文字としても定着ている模様。 スペルカード メルラン・プリズムリバーの項目に記載。 二次創作設定
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おかしな遺言 ルール確認中 写真掲載予定 (原題 Letzte Wille, Der) 発売年 2011年 imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。 プレイ人数 2~5人 プレイ時間 45~75分 対象年齢 13歳以上 デザイナー 備考 完全日本語版発売 ゲーム概要 ルール(概略) コメント欠点 お勧めタイプ 【お勧め度:★★★★☆☆----】 その他 ゲーム概要 大金持ちの叔父は、要約するとこんな感じの遺言を残して死にました。 「与えた金を誰よりも早く使いきれ。一位の者に残りの遺産をくれてやる」 継承者候補となったプレイヤーは、豪遊に次ぐ豪遊で散財の限りを尽くします。 不動産投資もできますが、所詮は耐久消耗財。より一層のお金を使うチャンスと見る事もできるでしょう。 所定の金額を使いきり資産もゼロ、その時点で最も負債額の多いプレイヤーの勝利です。 ルール(概略) コンポーネントの特徴 メインボードは大別すると2つのエリアがあり、そのラウンドの行動計画を選択するスペースと、従者アクションを行うスペースがある。サブボードは個々のプレイヤーが住む屋敷を表し、不動産を建てたり人物を囲ったりする。スペースの拡張可。 カードは「不動産」「人物」「贅沢」「使用人」の4種類。上手く使えば散財ペースを上げる事ができる。5種類目として、背中の絵柄が特別な「特殊カード」があり、使用人以外の3種がランダムに出現。レベルは3段階あり、ラウンドが進むにつれて効果も強力になる。 これ以外には、お金タイル、相場タイル、必要に応じてカードに乗せる不動産コマ・使用人コマ等々がある。 セットアップ メインボードを組み立てる 各プレイヤーはコンポーネント一式(*1)を受け取る 5種類のカードをシャッフルし、それぞれの山を作る特殊カードのみ、背中のアイコン数別にシャッフルし、1→2→3の順になるよう山を積むこと 従者アクションの「相場」スペースに4種のタイルをランダム配置 ラウンド開始処理として、カード置場の指示に従いカードを表向きに補充する(*2) スタートプレイヤーは、スタートプレイヤーコマを受け取る 目標額タイルからランダムに1枚引き、各プレイヤーが額面通りの初期資産を受け取ってゲーム開始 プレイ上のポイント ラウンド開始時に、まず行動計画を行う。選択肢に表示されているのは、「数字(ドローできるカードの枚数)」「帽子(従者アクションの回数)」「数字+A(アクション数)」。 スタートプレイヤーの逆順(ここあやふや)で、マスの中から好きな組み合わせの行動計画を選択し、円柱コマを置く。 確定したら、不動産・人物・贅沢・使用人の中から数字の分だけ組み合わせてカードを引き、プレイヤーボード左のアクション表示スペースに円盤を置いて目印にする。 行動計画の決定後は従者アクションを行う。行動計画の内、左側にあるコマのプレイヤーから順に帽子コマを置いてアクションを選択する。手番が一周したら、2回選べる人のみ二週目を行う。アクションは大きく分けて「カードを引く」「相場をいじる」「屋敷の拡張」「舞踏会(即-2金)」。相場をいじるアクションを選択した人は、場に見えている4枚のタイルを全て、好きに入れ替えて良い。 帽子を置くスペースの数だけしか、そのアクションは選択できない。 従者アクションが全て終了したらサブボードに焦点を移し、スタートプレイヤーから順にメインアクションを行う。r行動計画で示された分だけアクションを実行可能。主に以下のような事を行う。不動産カード・人物カードの配置及び使用配置は、自分のボードに空きが有る場合のみ実行可能。置いておくだけで何らかの浪費をもたらす存在である。 不動産は、メンテナンスを行う事で定期的に散財できる。メンテしないとターンごとに価値の下がっていく物件もあり、これも浪費のポイント。 人物の効果は、カードによって様々。他のカードに対し、左上のアイコンを参照して浪費量を上げるものもある。上手く組み合わせてシナジーさせるとお得、いや無駄遣い。 使用したカードは、ボードの線に従って少し下げておくとわかりやすい。 不動産の売却物件は4種に色分けされていて、対応した相場によって所定の金額から+3金~-3金に価値が変動する。 高く買って安く売る のも財テクの一つ。 不動産はそれ自体が資産価値を持っているため、所有したままだと破産できない。 売却は1アクション消費する。 贅沢カードの使用メインアクション中はいつでも単体で使用可能。即時でお金を消費したり、アクション数を増やしたりできる。 カード効果には、特定の使用人カードを併用する事で効果量を上げられるものが多い。犬・馬・コック・愛人と種類があるので、引き運が悪い場合は従者アクションでワイルドカードを持って来るといいだろう。 ラウンドが終了したら、以下の手順を踏んだ後に次のラウンドへ。コマの回収 カード類のクリンナップメインボード上のカードを全て流した後にボードの指示に従って補充し、使用されたワイルドカードも戻す。 使用した人物カード、メンテナンスした不動産の位置を元に戻す。 不動産価値の減少時間経過で劣化する不動産は、価値を1段階下げる。メンテナンスをした場合、既に最低額の場合は減少しない。 手札は2枚になるまで減らす 終了条件・得点計算 7ラウンド満了でゲーム終了。また、不動産を持たずに手持ちの金を使い切り資産がマイナスになったプレイヤーが出た場合も、そのラウンドをプレイした時点で終了する。資産の最も低い人が勝利。 ゲームの流れ セットアップ ラウンド開始行動計画 従者アクション メインアクション ラウンド終了7ラウンド未満では、終了処理をして2へ戻る 7ラウンド終了、または破産者出現でゲーム終了 ラウンドの最初に「カード・第一アクション・第二アクション」の数を決める。 そして、メインボード上の第一アクション(従者)で準備を整え、サブボード上の第二アクション(メイン)でお金を使う感じ。 コメント +プレイ感と感想について テーマ お金を使いまくって破産したら勝利という、普通とは逆の個性あるテーマ性が本作最大の特徴。ネットでのレビューでもよく取り上げられ、評価されている部分である。それはそうなんだけど…… ゲーム性 中々お金が減らないんだこれが。最初の行動計画はどれを選んでも悩ましいし、アクション数やリソース類の消費量に対する費用のレートはキッチリ管理・調整されている。バカ丸出しでぶわーっと散財、みたいなゲーム展開ではない。実は勝利条件のプラスとマイナスの価値観が逆転しているだけで、実質的には資産を構築していくタイプの普通の経営ゲーとあまり変わらない気もする。 バランス ゲームバランスを大きく揺るがす強力なコンボやパワーカード、言い換えれば「ロマン」の類は無い。ぶわーっと散財したかった身としては残念な点。それでいて、4系統のカード、4色の不動産、4種の使用人……と、扱うものの種類は豊富なので、シナジーを組もうと考えると結構引き運の影響が大きい。意外にチマチマしたバランスのゲームと思われる。 欠点 ラウンド終了処理が面倒。メインボードの最適化、サブボードの最適化、手札上限……あちこち減らして増やしてといじるためか、面倒くささと煩雑さは否めず。 ゲームを遊ぶに必要十分なコンポーネントは一通り整っているのだが、テーマのバカさ加減に照らしてみると「遊びが足りない」という印象。飯を食う、足に金をかける、旅行する、といった贅沢カードの絵柄や人物カードのキャラクターが、系統ごとに全部一緒というのはいただけない。せっかく不動産コマは固有の形状なのに、使用人コマは円盤で済まされているのも寂しい。 お勧めタイプ テーマの着眼点はユニーク。調整は丁寧だが平坦。要素の複雑さに対しランダム性大。さほどユーモアに溢れた作りではないが、初期資金は潤沢なのでゲームへの導入はしやすい。そんな感じ。 思うに、「無難にまとまっている」という表現にどういう印象を受けるか次第ではないかと考える。少なくとも、欠点だらけのクソゲーではない。 個人的には「笑いを取りに来ていないバカゲー」「パンチの弱い地味ゲー」という中途半端さを感じるため、お勧め度の伸びはイマイチ。 【お勧め度:★★★★☆☆----】 その他 二人用バリアント行動計画フェイズにて、「灰色の円盤をそれぞれが任意の場所に置く」手順が増える。円盤の置かれた場所は、プレイヤーは選択できない。スタートプレイヤーがまずツブし、それを受けて相手がツブし、それから後手側が選択し、最後にスタートプレイヤーが選択する。いつも同じマスばかり選ばれる事態は回避できるが、スタピー不利という不思議バランスに。
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ウサギのナミダ ACT 1-31 □ 翌日。 俺はいつものように午前の遅めの時間に、ゲームセンターに向かった。 ついに虎実との対戦だ。 虎実のバトルはよく側で見ていたから、まだ一回しか対戦していないという実感はない。 ティアと戦うために、納得いくまで技を練り上げたという。 それだけでも興味は尽きない。 はたして、虎実はどんな武装神姫になったのか。 駅前で、久住さんと合流する。 彼女も、彼女の神姫・ミスティも、ティアと虎実の対戦は是非観たい、と熱望していた。 あのゲーセンには、感情的に入りづらいので、久住さんが同行してくれるのは心強い限りだった。 ほどなくして、ゲーセンの入り口にたどり着く。 入り口をくぐる。 バトルロンドのコーナーにいるすべての客が俺たちに視線を向けた。 ランキングバトル一位の大城と戦うから、注目されているのだろうか。 それにしては、雰囲気が微妙な感じだが……。 そんな俺の思考を、大声が中断させる。 「あああぁぁっ!! 来た! やっと来た!! まったく君は、どこに行ってたんだよっ!!」 大騒ぎしながら、俺に近寄ってくる、その男。 忘れるはずもない。 「井山……貴様が何でここにいる?」 「決まってるだろ、アケミちゃんを返してもらうためだよっ!!」 そう言う井山の態度には、いつぞやのような余裕は微塵もなかった。 怒りの形相で、目をギョロギョロとさせて俺を睨んでいる。 口調はせっぱ詰まっていた。 俺は久住さんよりも一歩前に出て、彼女を守る位置に。 胸ポケットから、震えが伝わってきた。 俺は胸ポケットをそっと手のひらで隠す。 「くどいやつだな。何度来たって、ティアは絶対に渡さない。あきらめろ」 「うるさいっ! あきらめられるもんか! もうアケミちゃんしかいないんだよ! この間の一斉取り締まり以来、酷い目に遭ってるんだ! 雑誌の連載は打ち切られて、残りのギャラをもらうどころか、とばっちりで怒られる! 神姫風俗はほとんどなくなっちゃって、馴染みの店も神姫もいなくなっちゃったんだぞ! それどころか、取り締まりの日は、逃げるのが大変だったんだ!」 どうやらこいつは、逃げるのだけは得意らしい。 「それからたびたび、警察には捕まりそうになるし、ボクにすり寄ってきた連中はいなくなっちゃうし! 神姫風俗なんか、もうろくな店が残っていないんだ! もう一ヶ月も、神姫でやってないんだぞ!? 頭がおかしくなりそうだ!」 ……こっちの方がおかしくなりそうだ。 周りを見回すと、どうやら井山は俺が来る前から持論を展開していたようだ。 ギャラリーは一様にうんざりとした顔をしている。 「君が素直にアケミちゃんを渡せば、こんなことにはならなかったんだよっ! だいたい、元々ボクの神姫なのに、それを返そうとしないなんて、盗人猛々しいにもほどがある!」 「……自分でゴミ捨て場に投げ捨てておいて、よく言う」 俺の呟きに、井山の顔が引きつった。 ギャラリーがざわめく。 「な、なにを……」 「貴様は、店の追っ手から逃げ切れそうになくなって、それを神姫のせいにして、ゴミ捨て場に投げ捨てた。 雨の中、電柱に叩きつけてな。 腕も脚も折られていて……そんなんでよく自分の神姫だなんて言い張れるな」 「き、君……見ていたのか!?」 「ああ。その後すぐに、お前が悪態をついていたゴミ捨て場で、神姫を見つけた」 ティアの素性は、もうばれている。 だから、ティアを見つけたときのことを隠しておく必要もなくなった。 いまや俺はなんのためらいもなく、井山と対峙できる。 そもそも、素性をばらしたのは井山だ。自業自得だな。 「ティアは確かに、貴様が捨てた神姫だ。 だけど俺が拾ったときには、壊れた精密機械ゴミのような状態だった。 俺は動けるように修理して、自分の神姫にした。 それなのに、まともに動くことがわかったら、また自分のものだと言い張って……盗人猛々しいのは貴様の方だ」 「ひ、開き直って……」 井山はもはや反論もできない様子だ。 もともとこいつの話は正論ではないのだ。 俺が追い込まれたあの時とは事情も違っている。 だから今回は、俺も余裕を持って対峙できる。 ギャラリーはざわついていた。井山の話が、結局は身勝手で一方的なものだということが分かったようだ。。 「く、クイーンとちょっといい勝負したからって……ちょっと雑誌で取り上げられたからって……いい気になりやがって……この、淫乱神姫がっ!」 俺の胸ポケットが、びくり、と震えた。 ティアが怯えている。 俺と本当に心を通じ合わせた今でもなお、この男とのしがらみは、ティアの心を縛り付けている。 こいつだけは許せない。 俺の心にも暗い炎が宿った。 「ふざけるな……この犯罪者」 俺の言葉は、地の底から響くようだった。 「貴様のような奴がいるから、いつまでも神姫たちの悲しみがなくならないんだ。 神姫虐待の犯罪者が、神姫の悪口を言う資格なんざない。 神姫の気持ちも考えず、ただ性のはけ口としてしか考えない貴様と、貴様と同類の連中を、俺は絶対に許さない」 「し、神姫の気持ちなんて……考える方がおかしいだろ!? 神姫なんて、人間様の言うことを素直に聞いてりゃいいんだよっ!!」 次の瞬間、ギャラリーから一斉にブーイングがあがり、井山に罵声を浴びせた。 当然だ。 周りにいるギャラリーは、バトルロンドのプレイヤーばかりだ。共に戦う神姫を、多かれ少なかれ、大切なパートナーと考えている。 今の一言で、井山はここにいる神姫とマスターすべてを敵に回していた。 「うるさい、うるさいっ! 自分の神姫をどんなふうに扱ったって、そんなの勝手だろ!?」 「うるさいのはお前の方だ!」 「この変態野郎が、いい加減にしろ!」 「お前に神姫マスターの資格はねぇ!」 「だいたい、神姫風俗の店から盗んできた神姫は自分のじゃないんじゃね?」 「神姫いじめて悦んでること自体がサイテー」 「普通、神姫風俗行ってたことを自分で言ったりしねぇよな。頭おかしいよ、こいつ」 ギャラリーはいつも無責任に当事者たちを罵倒する。 今回は俺ではなく、井山に向けられている、それだけの話だ。 だが、井山は追いつめられた。 この場で、井山の味方など誰一人としていない。 それでもなおこの場に踏みとどまっているのは、ティアに対する執念なのか。 井山は顔を青くしたり赤くしたりしながら、俺を指さしてこう言った。 「だ、だったら、バトルロンドで勝負だっ! アケミちゃんを賭けて正々堂々と勝負しろっ!」 何が「だったら」なのかよく分からないが。 井山の背後にいた大城が言う。 「アホか! そんな勝負、受けるまでもねぇだろ! それに、遠野たちになんのメリットもないだろが!?」 「もし、万が一、ボクが負けたら……ボクは二度と君たちの前に姿を現さない。アケミちゃんも諦めてあげるよ」 「それだけじゃ、賭けるものが釣り合わないだろ」 俺の言葉に、大城が驚いたようにこちらを見る。 続いてギャラリーがみな、俺に注目した。 「貴様が負けたら、警察に行け。そして、二度と俺たちの前に姿を現すな」 「遠野くん!?」 俺の後ろから、久住さんが悲鳴のように俺を呼ぶ。 俺は少し彼女を振り返った。 彼女が心配してくれるのは嬉しい。 言いたいことも分かる。こんな勝負、受ける必要がない、そう言いたいのだ。 だが、俺は井山と雌雄を決するつもりでいた。 ティアが奴への恐怖を克服しない限り、ティアの本当の安息は訪れない。 だったら、奴とのしがらみをここで断ち切るほかにない。 俺は、もう決心していたのだ。 久住さんは俺と目を合わせた。 彼女の大きな瞳に、俺のくそ真面目な顔が映っている。 久住さんはそっと溜息をつくと、俺から視線をはずした。 心配してくれた彼女には申し訳ない、と思う。 俺は井山の野郎に向き直る。 「どうだ。その条件が飲めるなら、バトルロンドで勝負しようじゃないか」 「そ、そんなことしたら、ボクが捕まっちゃうかも知れないだろ!?」 「だから、負けたらおとなしく捕まれ、と言っている。 警察には、ティアの過去の記憶も提出済みだ。解析も終わっていて、顧客も特定されているだろう。 貴様は神姫虐待の容疑で間違いなく逮捕される立場だ。 警察に逮捕された上で、自分の罪を反省し、二度と俺たちに前に姿を現すな」 「な、な、なんでこのボクが、たかが神姫のために、そこまで体を張らなくちゃいけないんだよ!!」 「俺はティアのために、すべてを賭ける覚悟をした。 貴様が仕掛けた罠を覆すためにな。 自分がティアのオーナーだと主張するなら……貴様もすべてを賭けて勝負に挑め」 「や、やっぱり……今回の神姫風俗の件は……君の仕業かっ!!」 「……俺はきっかけだったに過ぎないけどな」 井山の視線には憎悪すらこもっていた。 だがそれは逆恨みというものだ。 警察が神姫風俗取り締まりに動こうとしていたそもそもの理由は、井山が提供した、あの雑誌記事だったのだから。 結局は自業自得なのだ。 せっぱ詰まっていた井山だったが、不意に、表情を変えた。 いつものいやらしい、余裕の笑みをにじませる。 「いいよ、わかったよ。ボクが負けたら警察に行く。勝ったら、アケミちゃんはボクのもの。どちらにしても、君たちの前には二度と姿を現さない。 その条件でバトルしよう」 「……どういう風の吹き回しだ?」 「いいじゃないか。ボクが条件を飲むって言ってるんだからさぁ。すぐ始めようよ」 「貴様、神姫をつれてきてるのか?」 「ここにいるよ」 井山は、手に持っていたアタッシュケースを持ち上げて見せた。 何が入ってるのかと思えば、神姫だったのか。 「条件を飲むかわりに、ステージはボクが指定するよ」 「断る」 俺は即座に井山の意見を却下した。 ティアがまともに戦えないステージを指定されては意味がない。 「わかってるよ、アケミちゃんが戦えるステージじゃないと、ダメなんだろ? ボクが指定するのは……塔だ」 「……塔?」 ギャラリーがざわめく。 俺は記憶をたぐり寄せる。 塔ステージは人気の低い、かなりマイナーなステージだ。 確か、巨大な円柱状の塔の内部がそのフィールドである。 塔の内部はそこそこの広さがある。 外周部に螺旋状に階段がしつらえてある。 全体は強固な石造り。 明かりはたいまつによって、ところどころ照らし出されている。 天頂部は閉じられており、出入り口もない。 円柱状の巨大な密室だ。 特別な仕掛けもない。 なぜこの塔ステージが人気がないのかというと、面白味がないからだ。 飛行タイプの神姫は、最高速度も出せないし、機動も制限される。 地上タイプは身を隠すところもなく、縦方向への移動は螺旋階段のみ。 あらゆる神姫が、お互いの持ち味を発揮できないフィールドなのだ。 奴がこんなステージを指定してくること自体が不可解だ。ティアだけではなく、奴の神姫にだってメリットはない。 「どうだい? ここならアケミちゃんの機動を制限する訳じゃないし。壁走りだってできるよねぇ?」 「……!」 井山はバトルロンドに興味がないのかと思っていたが、そうではないらしい。 少なくとも、ティアの戦闘スタイルを知っている。 ある程度、俺たちを研究していると見るのが妥当か……。 身を隠すところがないのは不安だが、だからといってティアに不利なステージでもない。 井山の神姫がどんなやつなのかは気になるところだが、塔で有利な神姫というのはちょっと思いつかない。 俺たちが有利になりこそすれ、不利な要素は何もなかった。 唯一の気がかりは、奴が何を考えているのか、それだけだった。 「……いいだろう」 「うふふふ、それじゃあ、はじめようよ」 井山は大きな体を揺らしながら、筐体の方に歩いていく。 客たちは、汚いモノに触れるのをいやがるように、奴に道をあけた。 そんな客の態度を、井山は気にもとめない。 「遠野くん……こんなバトル、受けてもよかったの?」 久住さんが心配そうに尋ねてくる。 「ああ。あいつをのさばらせたままじゃ、ティアはいつまでも怯えて暮らさなくちゃならない。ここで奴に引導を渡して、ティアの過去も断ち切る。 これは、どうしても必要なバトルなんだ」 「でも……ハイリスク過ぎるわ」 「わかってる……でも、リスクが高いのは奴も同じだ」 いままで必死に逃げ回っていたのに、このバトルに負けたら、警察に素直に捕まらなくてはならない。 井山の人生においては、大きな事件になるだろう。 お互いにハイリスクなものを賭けたバトル。 それでも俺は一歩も引く気はなかった。引くわけには行かなかった。 「ティア……」 おれは胸ポケットでうずくまる神姫に声をかける。 「怖いか?」 「はい……」 ティアの声は震えている。 実のところ、俺の心は怒りで煮えくり返っていた。 あんな奴のせいで、今もティアはこんなに怯えている。 あいつだけは、絶対に許さない。 「いいか? これから井山とバトルする」 ティアがびくり、と身体を震わせた。 「だが、怖がることなんてない。 昔のお前は一人きりで、奴の言うなりだった。 今は違う。俺がいる。お前と一緒に戦う。あんな奴には決して負けない。 だから……勇気を持て」 ティアが俺の方に顔を上げた。 瞳に涙が滲んでいた。 「戦うのはお前なのに……勝手に奴とのバトルを決めて、ごめんな」 「……いいえ」 ティアは弱々しく微笑んだ。 胸が痛くなる。 このバトルは、ティアには気の進まない戦いだ。 なのに俺はそれをティアに強要する。 だから俺はエゴイストだというのだ。 だが、この戦いがティアに必要だという考えも揺らがない。 一連の騒動に決着をつける最後のピースは、ティアが自らの過去と決別することだ。 そうしなければ、ティアはいつまでも自分の過去を引きずってしまう。 このバトルで、ティアの過去を断ち切る。 俺は強い決意を持って、筐体の前に座った。 「おい、遠野」 「大城……」 大城は俺の後ろにやってきて、くそ真面目な顔をしている。 「すまんな、お前たちとのバトルは、これが終わるまで待っていてくれ」 「……勝つんだろうな?」 「負ける気はさらさらない」 俺も真面目に受け答えする。 大城は頷いた。 このバトルに勝たなくては、長く目標としてきた大城たちとの対戦も実現しない。 俺が決意を新たにしていると。 なんと虎実が、ティアに声をかけた。 ■ マスターが何の考えもなしに、こんなバトルを受けるとは思っていない。 思っていないけれど。 心に刻み込まれた恐怖は、簡単には拭えない。 あの人の……かつてわたしのお客さんだった人の顔を見るだけで、恐怖に身がすくむ。 条件反射のようなものか。 あの手がわたしを掴んだ瞬間から、もう逃げようのない虐待が始まるのだと、どうしてもそう考えてしまう。 マスターは、そんなわたしに気を遣ってくれた。 それはとても嬉しいのだけれど。 でも、マスターの言うような勇気は、まだ絞り出せていない。 バトルに挑む心ができないまま、わたしは筐体の上に立つ。 身体が小刻みに震えているのが分かる。 マスターの指示通りに戦えば、勝てると信じているけれど。 どうしても、どうしても、怖くて怖くて仕方がない。 このままでは、勝てる試合も勝てないのではないか……。 そんな弱気が心に浮かんだ時。 わたしを呼ぶ声が、聞こえた。 「ティア!」 「……え?」 「アンタがあんな奴の神姫に負けるはずがねぇ! さっさと勝って、アタシと対戦だ。忘れんな!!」 驚いた。 虎実さんがこんな風に私に声をかけてくれるなんて、初めてかも知れない。 虎実さんは、まっすぐにわたしを見つめてくる。 真剣な表情に、わたしは息を飲む。 マスターの後ろから、別の神姫の声が聞こえてきた。 「そうよ、自信を持ちなさい! あなたは、この『エトランゼ』にも勝てる、あの『クイーン』とだって渡り合える実力があるんだから!」 ミスティ。 彼女はいつもわたしの心配をしてくれる。 そして、いつの間にかマスターの後ろに来ていた、四人の少女たち……久住さんの弟子?の四人の肩の上から、次々と声がかかる。 「ティア、がんばって!」 「また、あのきれいなバトルを見せて下さい!」 「勝てる、勝てるよ!」 「あんな奴に負けないで、ティア!」 ライトアーマーの神姫たち。 会話するのも初めての彼女たちが、わたしを激励してくれている。 どれほど驚いたことだろう。 どれほど嬉しかったことだろう! わたしは、驚きに見開いていた目を、一度伏せる。 そして再び目を開いたとき。 恐怖に怯える気持ちは、小さくしぼんでいた。 「ありがとう……みんな」 ずっと、独りだと思っていた。 マスターのところに来たときから、わたしは誰にも迷惑をかけないように、独りでいなくちゃならない、そう思っていた。 だけど今は、仲間がいる。 わたしを認めてくれる友達がいる 折れそうなわたしの心を支えてくれる。 アクセスポッドに歩み寄る。 向かい合う相手のマスターは、どうしても怖いけれど。 今は、マスターと仲間たちがくれる、勇気の方が勝っている。 わたしは戦える。 このバトルに勝って、約束を果たそう。 □ 仲間ができた。 俺たちを信じてくれる仲間は、何よりかけがえのない存在だ。 俺は仲間たちに支えられて、絶望の淵から立ち上がることができた。 だから、ティア。 お前も仲間たちの言葉を胸に、勇気を持って走り出せ。 お前が走れるのなら、俺が勝利への道を示してやる。 そして、この事件のすべてに決着をつけよう。 「……準備はいいか?」 俺は井山に尋ねる。 相変わらずの、薄気味悪い笑み。 「いいとも。はじめよう」 俺と井山は同時にスタートボタンを押した。 筐体に今回のフィールドである「塔」が浮かび上がる。 対戦カードが表示される。 『ティア VS クロコダイル』 『GET READY …… GO!』 塔の内部が表示される。 薄暗い塔の中、ティアがたたずんでいる。 どこか、不安な表情。 塔の中は静寂に包まれている。 奴の神姫は…… 瞬間、井山の耳障りな叫びが響きわたった。 「ひゃははははは! かかった、かかったね!? もうこれで、ボクの勝ちさ! さあ、アケミちゃん、思いだしなよ。 これが、ボクの神姫だ!!」 その叫びと共に。 塔の上の方から。 奴の神姫が姿を現した。 次へ> トップページに戻る
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build 座るための仕組み sitスクリプト build 今回は椅子を作ってみましょう。 第一回でも触れましたが、buildで椅子を作っただけでは、正しく座ることができません。 椅子はやっぱり座れたほうが心休まりますので、座れる椅子を作ることにします。 スクリプトで椅子を作り出すことも不可能ではありませんが、いきなりでは難しいので、buildツールを使って椅子の形を作ってください。 椅子の形についてはどんなものでもかまいません。 ソファであろうが、スツールであろうが、buildの練習のために好みの形の椅子を自作してみるのが良いかもしれません。 「スクリプトだけ勉強したいんだ!」 という方は、とりあえず円柱なり立方体なりで間に合わせてもOKです。 もちろん、以前に椅子を作ったことがあって、 「ちゃんと座れるようにしたいのになぁ・・・」 という方は、ぜひその椅子に今回のスクリプトを組み込んでみてください。 Snapshot_090-s.jpg 私はこんなのを作ってみました。 座るための仕組み 椅子スクリプトの構成は、実にシンプルです。 やりたいことは「正しい位置に座れるようにする」ことです。 つまり、今まで説明してきたスクリプトの構成要素のうち、「反応」に当たる部分が、 「正しい位置に座れるようにする」 ということになります。 これを実現するためのスクリプトの命令を調べて見ましょう。 2007年4月現在、最も充実しているスクリプトの辞典は「lsl Wiki(英語)」です。 英語はどうも我が心の流儀に合わぬのだ・・・という方のために、当サイトにも一応「リファレンス」があります。 簡単な日本語の説明付きで、lslで使える関数(命令)の一覧を掲載しています。 まあ、ここ見ている方はほとんど日本人だと思いますので、当サイトの「リファレンス」のページで今回の目的にかなうスクリプト命令を探してみることにしましょう。 かなり下のほうまで見ないと出てきませんが、 「座る位置の調整」 をする命令が見つかるでしょうか。 llSitTarget?という名前の命令です。 今回はこのllSitTarget?を「反応」として使います。 次にステート(状態)についても考えます。 単に「正しい位置に座れるようにする」だけですので、ステートは一つだけで良いでしょう。 「初期状態」であるdefaultステートを使います。 最後はイベント(きっかけ)ですが、素直に考えると、 「座ったとき」 というきっかけにしたいところです。 ところが、残念ながらlslには「座ったとき」のイベントそのものはありません。 「オブジェクトが変化したとき」のイベントを使って、誰かが座っているかどうかの判定をすることができますが、今回は別のイベントを使います。 実は今回使うllSitTarget?という命令は、一度実行しておけば、あとは何度座っても、誰が座っても、同じ位置、同じ角度に座るようになる命令です。 座るたびに実行するものではありません。 一度実行しておけば良いのですから、ここは素直に、 「スクリプトが開始されたとき」 に実行すべきでしょう。 これでスクリプトの構成については決まりました。 「初期状態」で「スクリプトが開始されたとき」に「正しい位置に座れるようにする」スクリプトです。 これを意識しながら、実際にコードを書いていきましょう。 sitスクリプト まずは椅子の中にスクリプトを作ります。 前回書いたように、コンテンツタブで「New Script」です。 ハロー・アバター・スクリプトが作成されますが、使えるところは残し、いらないところを消していくとしましょう。 まずはステートですが、すでにdefaultステートが書いてあるはずです。 これをそのまま利用しましょう。 イベントについても「開始されたとき」に発動するstate_entry()があります。 これも残しておきます。 state_entry?()の中にあるllSay()や、touch_start?()イベントなどは不要な部分です。 まずはこれらを消してしまいましょう。 こんなふうになります。 default { state_entry() { } } すでにステートとイベントについては完璧ですw あとは「正しい位置に座れるようにする」命令を書き込むだけです。 llSitTarget?を使うときは、「位置」と「角度」を指定します。 llSitTarget( 0.0,0.0,0.5 , 0.0,0.0,0.0,1.0 ); で囲まれた数字が何やら二つありますが、最初の が位置、二番目の が角度です。 ここに指定する数字は、皆さんが作った椅子によってそれぞれ異なります。 ひとまず数字の意味を説明しておきましょう。 位置を示す 0.0,0.0,0.5 は、vector(ベクタ)型と言われるデータです。 ,で区切られた3つの数字が並んでいます。 最初の数字はX値、真ん中はY値、最後はZ値です。 XYZと聞くと、buildツールに出てくる赤と緑と青の矢印を思い出す方もいるでしょう。 まさにアレです。 今回使うこのvector型のデータは、椅子の座標から、XYZ方向にどれだけズレた位置に座るか、を意味します。 単位はmです。 0.0,0.0,0.0,1.0 は回転を示すrotatin(ローテーション)型のデータです。 数字が増えて4つになっています。 最初の三つはvector型と一緒で、X,Y,Zですが、最後の一つはSという隠れキャラです(謎 サンバルカンに白バラ仮面がついているようなものです・・・いや、よくわかんないんですが(^^; 少々専門的になりますが、この4つの数の組み合わせは「四元数(クォータニオン)」と言い、3D座標系において回転の計算をする上で非常に便利な行列です。 SLでは内部的に回転のデータは全てこの四元数で管理されています。 ですが、4つの数字を見て、どのような回転をするのかパッとイメージできる人は多くはないでしょう。 buildツールのように、XYZのそれぞれの角度を度数で指定するほうがやはり馴染みがあります。 そのあたりは当然考慮されており、X,Y,Zの回転角度からrotation型のデータを作り出すための命令が用意されています。 llEuler2Rotという関数がそれで、この関数に X,Y,Z の回転角度を指定すると、 X,Y,Z,S のrotation型に変換してくれます。 私は3D回転のエキスパートではないので素直にこのllEuler2Rotを使うことにします。 しかし難点がもう一つあります。 llEuler2Rotに指定する X,Y,Z は度数ではなく、ラジアンなのです。 ラジアンは高校の数学で出てくるのでなんとなくわかる人もいるかもしれませんが、やはり度数のほうがわかりやすいでしょう。 そこでもう一つ小細工をします。 度数で X,Y,Z を指定し、そこにDEG_TO_RADという呪文をかけると、なんと、ラジアンに変わるのです。 以上2つの小細工をすることによって、 度数>ラジアン>四元数 の変換ができます。 具体的にはこんなふうに書きます。 llEuler2Rot( 0.0, 0.0, 90.0 * DEG_TO_RAD) lslで角度を扱うときにはこの方法が便利ですので、この書き方は覚えてしまったほうが早いです。 さて、これでようやく位置と回転の設定ができます。 llSitTarget?に位置と回転を指定して、スクリプトに追加しましょう。 default { state_entry() { llSitTarget( 0.0, -0.3, 0.4 , llEuler2Rot( 0.0, 0.0, 270.0 * DEG_TO_RAD)); } } この例では、Y軸のマイナス方向(後ろ)に30cm、Z軸の+方向(上方向)に40cmずれた位置で、Z軸まわりに270度回転した格好で座るようになります。 皆さんの作った椅子ではこの数字はそれぞれ違ってくると思いますので、書き換えて試してみて下さい。 正しい位置に座らなかった場合は、スクリプトの数字を調整し、保存してから座りなおします。 座ったままですと位置は変わりませんので注意しましょう。 Snapshot_091-s.jpg きちんと座れるようになったら、椅子のスクリプトは見事完成です。 うまくできたら、家の中に置くのも良いですし、商品にさえなるでしょう。 ぜひ素敵な椅子を作ってみて下さい。 次回は「ドア」のスクリプトを作ってみたいと思います。 名前 コメント
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地球人口に対する超能力者の割合はすでに一割を超えている。 超能力者の存在が公式に認知されたのは異形種―ヴァリアント―出現の数十年前。 観測初期は地球総人口の数パーセントに満たなかった超能力者の比率だが、 ここ半世紀の統計記録を見てもその増加傾向は顕著だった。 超能力者は―少なくとも国籍を保持する者に関しては―各々の国家によって管理されている。 彼らは検査によってその能力の種別、強度を分類され、 日常生活においては数値に応じて安全装置、つまりはリミッターの着用を義務づけられた。 状況に応じてリミッターの解除が許可されているのは、 一部の者――例えばヴァリアントハンター達―のみである。 種別は複合能力、合成能力を含めると膨大な数に上るが、 強度についてはレベル0(無能力者、つまり一般人)からレベル12までが国際基準で定められている。 レベルについて気体操作能力者、俗に言う風使いを例にすると、 レベル1ではほんの微風、レベル6では暴風、レベル12になると台風、 つまり自然災害クラスの風を巻き起こせる能力者という分類になっている。 現在の統計ではレベルの低い能力者ほど数は多く、 レベル12に該当する超能力者に至っては全世界でも百名以下しか存在しない。 しかしなぜこれほど厳密な分類、管理の実施が成されているのか。 回答は至って明瞭である。 それは全人類の九割を占める一般人が――彼らを恐れているからに他ならない。 * * * 田中れいなは東京都内、渋谷区の一角にある繁華街の裏路地を歩いていた。 妖しげなバーやスナック、風俗店の看板が立ち並んでいるが、 日中だけあって人通りも乏しく、それらの看板からも毒気が抜かれている気がする。 ほどなくして、数刻前に通報のあった安普請のラブホテルに到着。 エントランスには部屋の種類と値段を表示した電光パネルが置かれている。 生憎とプライベートでは利用した経験がないのだが、 職業柄パネルの光が消えているそれが使用中の部屋であると判断できる。 光の消えている部屋は一室。通報にあった部屋番号とも一致する。 くもり硝子で仕切られたスタッフルームを一瞥すると、 べっとりと赤黒い血糊が人の手形を残して付着していた。 硝子の隙間から室内を覗うと、ひび割れた壁や床、 そして原型がなくなるまですり潰された人間の死体が見える。 辛うじて原型を留めている引き千切られた右腕には電話の受話器。 通報の電話が悲鳴と共に途切れたと聞いていたから想像はしていたが、 ―――まったくもって、度し難い。 胸の奥にたぎる物を感じながらも、平静を装って件の部屋へと向かう。 スタッフルームから拝借してきた合鍵を使って室内へ。 毛足の短いカーペットを土足で踏みしめ、 「………呆れた」 「こっちの台詞だっつーの。しつけーんだよお前ら」 れいなの呟きに、ソファで紫煙をくゆらせる上半身裸の男が応えた。 たいした上背もなく、見るからにひ弱そうな細い手足と薄い胸板。 目つきこそ凶悪だが、容姿を見ただけでは指名手配中の凶悪犯とは誰も思わないだろう。 ベッドでは同じく指名手配中のやつれた女が虚ろな視線を宙に漂わせ、 口からは涎が泡となって滴り落ちている。 傍らには注射器。大方ダウナー系のクスリにでも手を出したのだろう。 「警視庁刑事部捜査一課特殊犯捜査第5係、田中れいな。 アンタらを強盗、殺人、公務執行妨害、その他多数の容疑で逮捕する」 特殊班捜査第5係。 近年では珍しくなくなった、超能力犯罪への対策班である。 「ひとつ質問。逃げずに留まってるくせに通報者を殺した理由は?」 「理由? ハッ、んなのムカついたからに決まってんだろーが」 「……オーケー、今ので決めた。五体満足で逮捕してやるのはやめた」 パンツスーツの腰に提げた伸縮式警棒を手に取り、 血振りの要領でアルミ合金製の円柱を引き延ばす。 「馬鹿じゃね? 第5係ってことはテメーも超能力者だろうが、 一人で俺らを捕まえられるとでも思ってんのか? レベルはいくつよ?」 「0」 「は?」 瞳に戦意を滾らせながらも無表情を貫くれいなの回答に、 男が狐につままれたような表情になる。 「オイオイオイオイ。こりゃまた笑える冗談だなオイ。 つい一昨日に数人がかりで返り討ちに遭ったの覚えてねーのか警察ってのは。 自慢じゃねーがリミッター外した俺のレベルは10だぞ?」 「覚えてるに決まっちょる。ついでに能力の種類は念動力(サイコキネシス)でしょ」 「ああ、なるほど。この建物周辺にSATだか何だかが待機してるわけだ? 要するにてめーはただのおとりだな」 「違う。ここにはれな一人しかおらん。それで充分ってのが上の判断」 「……もういいわ。テメーうぜぇよ。死ね」 頭をかかえた男が、さも面倒臭そうに掌をれいなに向ける。 瞬間、不可視の刃が周囲の景色を歪めながら男の目の前に据えられたテーブルを木屑へと変じさせる。 刃は勢いそのまま床板を張り裂きながられいな目掛けて突き進み、その矮躯を直撃した。 「なっ?!」 が、れいなは先と同じに警棒を正眼に構えたまま微動だにしていない。 「クソッ、無効化能力者(スキル・キャンセラー)か?! おい出番だぞ女ぁッ!」 「あ……?」 「いつまでもキマってんじゃねーよ! 次の餌が欲しけりゃ仕事しろっつってんだよ!」 「え、さ……クス、リ……ッ!」 それまで虚ろな瞳を彷徨わせていた女の焦点が集い、男が掲げた白い粉の入った袋に向けられる。 次いで、その瞳は殺意を以てれいなの方へ。 「クスリ…欲しい…獲物……止める……ッ!」 女が両の掌を合わせてこちらにかざし、何らかの能力を発動したのがれいなにも気配でわかった。 しかしれいなが女に向ける瞳にあるのは焦燥ではなく、むしろ憐憫だ。 クスリ漬けにされ、ほとんど意識のないまま男に飼われている。 その前情報に確信が持てた。 「ハッハーッ! コイツもテメェと同じ無効化能力者だ。 テメェのほんとのレベルがいくつかは知らねぇが、 レベル9のコイツを相手にしながら俺の攻撃は無効化できねぇよなぁ?!」 先にこの男の逮捕に向かった班が返り討ちに遭った理由がこれだ。 レベル10と言えば決して個体数の多い能力値ではないが、 同等以上の能力者なら警察側にも存在する。 だが、レベル9の能力無効化を受けて力が半減した状態では流石に撤退を余儀なくされた。 当然、れいながただの無効化能力者であったのなら同じ轍を踏むことになる。 「今度こそ死ねやぁッ!」 再び不可視の刃が、必殺の確信をこめてれいなに牙を剥く。 そして、直撃。 男の能力が舞い上げた埃や床板の破片が煙となってれいなを覆う。 男は丸太のように斬り潰されたれいなの死体を夢想した。 だが男はこの時点で、――致命的な誤解をしていることに気づく由もなかった。 「がっ?!」 気がつくと、男は床に打ち倒され、天井を仰ぎ見ている。 鼻に激痛。手を触れると、鼻骨はあらぬ方向に捻じ曲がり、 掌にはべったりと濃い赤が付着していた。 揺らぐ視界を混乱も収まらぬ内に持ち上げると、 男を見下す位置でれいなが警棒の先端をひたりと男の鼻先に据えている。 「へ、へめぇッ?! ろうして?!」 「言ったでしょ。れなはレベル0。無能力者。要するに一般人やって」 「ふあけんなッ! いっはんひんがおれに――」 呂律の回らない舌で喚く男のこめかみに、警棒を軽く一閃。黙らせる。 「どこで検査しても何の反応も出ない、正真正銘の無能力者。 ただし、どういう原理かどんな能力でも強弱問わず霧散させることができる、 まあ言ってみれば体質? 超能力判定がレベル0だから、 超能力者であることが前提のヴァリアントハンターにはなれなかったけどね。 上司は能力無効化(スキル・キャンセル)ならぬ能力殺し(スキル・キリング)なんて呼ぶよ」 「ち、ちひしょ、れめぇ、おほへてろ……ッ!」 「あら、この期に及んでそういう口利くっちゃね。 言い忘れてたけど、れなは能力に関しては確かに一般人。ただし――」 そこでれいなは、微笑と呼ぶにはあまりに嗜虐的な、 男がそれこそその場で失禁するほどの笑みを見せた。 「剣道二段。柔道初段。極真空手二段。 ついでに古流剣術と柔術、ムエタイ、ボクシング、 それから八極拳、劈掛拳なんかも少々かじってます☆ で、最初に言っちょったよね? 五体満足で逮捕すんのやめたって」 「ちょ、まひぇ、へめ、それれも警官――ぎゃあああああああああああああ!!!」
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登録日:2022/04/17 Sun 03 29 26 更新日:2023/04/13 Thu 21 04 19NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 ウィルス ウィルス種 クロスハート ゴーレム デジタルモンスター デジモン デジモンアドベンチャー02 デジモンアドベンチャー: デジモンクロスウォーズ デジモンフロンティア トワイライト ブルーフレア ボルケーノ太田 成熟期 鉱物型 命令のまま動くガンセキ人形! 『ゴーレモン』とは、『デジタルモンスター』に登場するキャラクター。 ●目次 【基本データ】 【概要】 【同名種】【基本データ】 【解説】 【派生種】◆バンチョ―ゴーレモン 【関連種】◆ブラストモン ◆ゴグマモン ◆バブンガモン ◆ゴーレムジジカメモン 【関連作品でのゴーレモン】アニメ『デジモンアドベンチャー02』 アニメ『デジモンフロンティア』 アニメ『デジモンクロスウォーズ』 漫画『デジモンクロスウォーズ』 アニメ『デジモンアドベンチャー:』 【基本データ】 世代 成熟期 タイプ 鉱物型 属性 ウィルス種 必殺技 ・カース・クリムゾン背中の突起から出す超高温のガス。 得意技 ・ゴーレムパンチ強力なパンチを繰り出す。 【概要】 超古代の呪いをデジタル解析している時に、発見された鉱物型デジモン。 体の約9割が岩石のデータでできており、手足を繋ぎ止めて生きている。 また、元ネタ通り、命令されないと動かず、感情も持たないデジモンとされる。 公式図鑑のイラストでは確認できないが、背中には“疫”、“呪”、“凶”と古代の禁断の呪文が彫られている。 どうやらこれは自ら出すガスから守るためのものらしい。 厨二病を発症している訳ではないと信じたい。 初登場は1999年3月発売の『デジタルモンスターVer.Wonder Swan』。 【同名種】 さて…「同名なのに設定が全く違うデジモン」といえば、何を思い浮かべるであろうか。 大体の人は『クロスウォーズ』で登場した なぜか既存デジモンの名を付けられた グレイモンやベルゼブモン等を想像するだろうか。 だが、実は『ゴーレモン』こそが元祖(?)同名種持ちなのである 【基本データ】 世代 成熟期 タイプ ? 属性 ウィルス種? 必殺技 ・ガーディアンボム ・アンチデジビーム ・ガルガントプレス 【解説】 1999年1月発売のPSソフト『デジモンワールド』で初登場したゴーレモン。 タッチの差で、こちらの方が元祖ゴーレモン、と言えるであろう。 タイプや属性は不明だが、ウィルス種しか入れない「闇貴族の館」に出現するため、恐らくはウィルス種。 衝撃的なのがその見た目。 なんと、ポリゴンのワイヤーフレームで構成された円柱を組み合わせたもの…とでも呼ぶ姿なのである。 それ以外には、顔も装飾も全くなし。 全体のバランスとしては、ユキダルモンに近い体形である(*1)。 恐らくは、同時期に開発されていた2作で名前の被りがあったことを、バンダイ側が連係ミスしたか何かだったのであろう。 その後、『ゴーレモン』の主流がWS版になったのは周知のとおり。 こちらのゴーレモンは(基本的に)『デジモンワールド』と、それと世界観を同じくする『デジタルカードバトル』および続編の『デジタルカードアリーナ』だけに留まってしまった不遇のデジモンなのである。 WSの方もずっと不遇だったっていうのは禁句 【派生種】 ◆バンチョ―ゴーレモン 世代 究極体 タイプ 鉱物型 属性 ウイルス種 感情のない通常のゴーレモンと違い自分の意志で行動する鉱物型デジモンでバンチョーの1体。 ゴーレモン誕生から10年以上経過した2014年に遂に登場した、ゴーレモンの名を関するデジモン。 まさかの、最後の「バンチョー」に抜擢されたことに、驚きを隠せなかったファンも多い。 詳細はバンチョーの項目にて。 【関連種】 ◆ブラストモン 世代 究極体 タイプ 鉱物型 属性 ワクチン種 『デジモンクロスウォーズ』初登場の鉱物型デジモン。 詳細は該当項目にて。 ◆ゴグマモン 世代 完全体 タイプ 鉱石型 属性 ワクチン種 巨大な身体を持つ鉱石型デジモン。 なお、ゴーレモンやバンチョー、ブラストモンは『鉱物型』で、ゴグマモンは『鉱石型』なので注意。 鉱石型は他にゴツモンやインセキモンが該当。 詳細はブラストモンの項目にて。 ◆バブンガモン 世代 成熟期 タイプ 獣型 属性 ワクチン種 必殺技 ・グライドロックス岩石で覆われた尻尾を猛スピードで敵に叩き付ける ・マウントストーン腕の岩を高速で射出する技。 縄張り意識がとても強い獣型デジモン。 崖や岩山など高低差のある場所に巣を作るという。 一番の特徴は肌の一部を覆う岩石群で、それらは砕けるたびに硬くなって再生する。 そして、群れの中で最も硬い岩を持つ個体が、その縄張りを仕切るボスになるという。 『デジモンペンデュラムZ 1.0 NATURE SPIRITS』でゴグマモンと共に初登場。 スナリザモンから、ゴーレモンと分岐進化し、共にゴグマモンに進化するポジションについた。 ◆ゴーレムジジカメモン 世代 不明 タイプ 不明 属性 不明 『デジモンクロスウォーズ』でのダークネスバグラモンとの最終決戦で登場。 名前の通り、ブルーフレアのゴーレモンが、クロスハートのジジモン・チビカメモンとデジクロスした姿。 ゴーレモンは腕部が使用されている。 【関連作品でのゴーレモン】 アニメ『デジモンアドベンチャー02』 第25話「大空の騎士アクィラモン」にて、アルケニモンが作り出したダークタワーデジモンとして登場。 ダムを破壊してユキミボタモンの村を水に沈めようとする。 なお、背中に刻まれているはずの“呪”等の文字は確認できない。 普通のデジモンと思われていたため、当初子供達は攻めあぐねるが、パルモンが真実を伝える。 最期は、スティングモンの『スパイキングフィニッシュ』とアクィラモンの『グライドホーン』を立て続けに受け、破壊された。 アニメ『デジモンフロンティア』 グロットモンが撒いた粉から複数体が生成された。 アニメ『デジモンクロスウォーズ』 「ブルーフレア」の一員として登場。 メイルバードラモンのデジクロスに使用されたが、使った後キリハに「邪魔だ、どいてろ」と言われ、メイルバードラモンに蹴られて捨てられた。憐れ…。 そのまま捨てられたかと思いきや、ドラゴンランドにおいて複数体が登場。 キャニオンランドではサイバードラモン(味方)等と共にデッカードラモン(味方)のリンチに参加した。 …意味が分からない?デッカードラモンの項目読めばわかるよ。 最終決戦では「ゴーレムジジカメモン」にデジクロスした。 漫画『デジモンクロスウォーズ』 トワイライトの雑兵として登場した…がいつの間にか、クロスハートの一員になっていた。 アニメ『デジモンアドベンチャー:』 CV:ボルケーノ太田 第28話「子供たちのサバイバル」で初登場。 ただ、この段階ではミミ パルモンに襲い掛かろうとするも崖下から登ってはずり落ちるを繰り返すばかり。 オマケに、ミミたちは付近に埋まっていた宝石に夢中でゴーレモンの事は完全に忘れる始末…。 何やってんだ…(*2) 第32話「天駆ける希望」でその後の様子が描写される。 なぜか、大量のゴツモン達(+ミミ)を観客にトゲモンとボクシングを繰り広げ、トゲモンのアッパーカットを顎に受けた。 何やってんだ、マジで!? 第33話 「夜明けのヒカリ」では、更にその後の様子が描写される。 自身に勝ったトゲモンを称賛し、ゴツモンたちに胴上げされるミミとトゲモンの上から宝石を振りまいてた。 いやホント……何やってんだ……。 第37話「ミミちゃんウォーズ」にてその来歴が語られる。 実は、ゴツモン共々、ゴグマモンに強制労働させられていたため、逃げてきたことが判明。 ちなみにこの回で初めて喋ったが、カタコト喋りだった(*3)。 最初にミミを襲ったのもゴグマモンの回し者だと勘違いしたかららしい。 いやでも、なんでボクシングやってたんだよ…。 その後、合流した太一と空と共に、ゴツモンたちを救う作戦に出る。 …が、ゴグマモンへトゲモンと共に殴りかかるも返り討ちにあってバラバラにされてしまう。 最後はリリモンのおかげでゴグマモンは撃退され、身体も元に戻り、「ミミちゃんカンパニー」の社長代理として、ゴツモンたちと平和な労働環境を作っていくことを約束し、ミミたちと別れた。 第64話「天使たちの決意」 サウンドバードモンが傀儡としてデジワー版のゴーレモンをデータのカスから生み出す。 名前こそ出なかったものの、まさかの登場に驚いたファンは多かった。 追記・修正はゴーレモンに命令して、実行させてください。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] デジワー版ゴーレモンも妙に印象に残ってるんで今からでも正式なデジモンとして登録してもらえないかなあ…なんかこう「プロトゴーレモン」とかそんな感じで -- 名無しさん (2023-04-13 21 04 19) 名前 コメント
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項目数:55 総ポイント:1150(追加実績含む) ブリキ缶の艦長 駆逐艦の魚雷を使用して、20隻の敵艦を撃沈する 15 瞬殺 巡洋艦を使用して、15秒以内に敵を轟沈させる 15 長距離砲手 2800メートル以上離れた敵を、戦艦で撃沈する 15 空母司令官 支援マネージャーで50機の航空機を離陸させる 15 眼下の死神 潜水艦で敵戦艦を撃沈する 15 ファイター・エース 撃墜されることなく、30秒以内に5機の敵機を撃墜する 15 ハットトリック 1機の雷撃機で、魚雷を3回命中させる 15 超精密爆撃手 急降下爆撃機で20発、弾薬庫に直撃させる 15 ダブルパンチ 1回の爆撃で、2つ以上の敵にダメージを与える 15 補給線 支援マネージャーを使用して航空機を1機発進させるか、1隻の艦を要請する 5 有利 特別補給マネージャーを使い特別補給をする 5 高速特攻 600km/h以上の速度で敵艦に体当たりをする 15 奇襲 「真珠湾攻撃」において、地上に駐機されている航空機を全て破壊する 10 ターニングポイント 「ミッドウェイ侵攻」において、敵空母を全て撃沈する 10 先制攻撃 「ソロモンの遭遇戦」において、敵の増援が到着する前に敵戦艦を撃沈する 10 闇にまぎれて 夜戦に勝利する 10 女王の死 「南太平洋海戦」において、放棄されたホーネットを撃沈する 10 ターキーショット 「マリアナ沖海戦」で20機の敵を撃破する 10 損害なし 「レイテ島の神風」において、味方艦に神風を1機も命中させない 10 捕虜などいらぬ 難易度Veteranにおける「南太平洋海戦」で、全ての敵ユニットを撃破する 50 アメリカン・ベテラン アメリカ海軍で25回オンラインマッチに参加 20 アメリカン・ヒーロー アメリカ海軍で100回オンラインマッチに参加 50 帝国の鉄槌 帝国海軍で25回オンラインマッチに参加 20 帝国の逆襲 帝国海軍で100回オンラインマッチに参加 50 戦争部屋 オンラインマッチにおいて、ホストおよびプレイを50回行う 10 覇者 オンラインマッチで50回勝利する 20 いかさま元帥 島争奪戦のオンラインマッチで、マップ画面をユニットや地上施設の攻撃のためだけに使用して勝利する 10 前線の元帥 島争奪戦のオンラインマッチを、マップ画面に切り替えることなく勝利する 10 日章旗 難易度Veteranにおいて、日本軍キャンペーンをクリアする 60 星条旗 難易度Veteranにおいて、アメリカ軍キャンペーンをクリアする 60 潜水艦キラー 潜水艦を使用し、敵潜水艦を魚雷で撃沈する 20 圧倒 難易度に関わらず、日本軍キャンペーンをクリアする 25 衝撃と畏怖 難易度に関わらず、アメリカ軍キャンペーンをクリアする 25 飛び石作戦 全ての島争奪戦を、それぞれ最低1回ずつクリアする 30 連戦連勝 競争、単独戦闘、護衛戦闘、包囲戦マップ全てを、1度はクリアする 30 艦隊司令官 「大尉」の階級に到達する 50 艦隊本部長 「海軍元帥」の階級に到達する 100 上陸作戦 揚陸艦を使用して基地を占領する 5 降下作戦 落下傘部隊を使って基地を占領する 10 戦艦の威力 戦艦で敵空母を撃沈する 10 命を賭けた修理 最低限の耐久力を残した状態で、致命的なダメージから回復する 10 起死回生 自艦よりも強力な艦を撃沈する 10 まだ終わらんよ! 自艦の耐久力が3%以下で、敵艦を撃沈する 20 ピュア・ゴールド 最初のゴールドメダルを獲得する 10 ミッドウェイの英雄 バトルステーション:ミッドウェイをプレイしている 10 秘密の実績 過ぎ去りし思い出 真珠湾において、ヘンリーの艦およびドナルドの機体を撃破する 10 変心 神風特別攻撃隊を率いて、マニュアルで飛行場もしくは空母に着陸する 10 秘密の隠れ家 シドニー湾にある秘密の隠れ家を発見する 10 トレイン・キラー インドシナ空爆において、精油所を爆発させて列車を破壊する 10 フライング・フィッシュ 水上機もしくは飛行艇で水上に着水する 5 追加実績Carrier Battle Map Pack(800MSP) 150 守護者 マップ12における護衛戦闘モードで、日本軍として空母を2隻とも守り抜く。 20 北洋の波 マップ14における大規模な島争奪戦に勝利する。 30 戦艦封鎖 マップ13における戦艦同士の単独戦闘で、日本軍として損害を受けずに3ラウンド連続で勝利する。 30 ミッドウェイの包囲 マップ11における包囲戦に勝利する。 20 生きてこそ マップ12における競争で、潜水艦を失わずに勝利する。 50 実績解除のコツ 命を賭けた修理 島争奪で駆逐艦と揚陸艦を生産して揚陸艦に魚雷一発ぶち込んで ギリギリで浸水処理が手っ取り早い 損害なし 詳しい攻略はキャンペーンの同項にて。 ファイター・エース 日本軍ミッション「真珠湾攻撃」の一番最初、飛行場にとまってる目標を連続で破壊すると解除しやすい。 空母司令官 1ミッション中に達成で解除。正確には50機離陸ではなく50編隊離陸。つまり150機離陸させる。 お勧めは日本軍最終ミッションの「ハワイ侵攻」 艦隊を一切が動かさずその場で迎撃だけにさせる。 敵を片付けてひと段落したら発進→海に激突で自殺→また発進の繰り返しで解除 ブリキ缶の艦長 1試合、1ミッション中ではなく通算。魚雷でトドメをさせばおk。 眼下の死神 ミッション「フィジー包囲」でボーナスユニットの潜水艦を使い、大破して動けなくなっている敵戦艦を狙うと良い ダブルパンチ 一回の爆撃であって、一発ではない点に注意。 帝国海軍のトレーニングで3隻目に出てくる輸送船が空母のすぐ脇を通るので、一式陸攻で2隻が並んだ時に横切るように爆撃すれば良い 超精密爆撃手 累計ではなく1ミッション中に20回やる必要がある 弾薬庫に命中すると爆弾の爆発の他に衝撃波のようなエフェクトと砲塔が吹き飛ぶような演出が入るのでこれを目安にするとよい。 同一の艦に対して繰り返し爆撃しても修理されるまではノーカン。そんなときは別の艦を狙うといい お勧めは日本軍ミッションの「真珠湾攻撃」 高速特攻 神風か桜花でなければ解除不可 起死回生 ミッション「ハワイ侵攻」などで、敵戦艦の耐久力があとわずかになったら 自操作を巡洋艦に切り替えて撃っていれば簡単に解除できる 奇襲 黄色マーカーの敵機の他、青マーカーの偵察機等も地上にいるのでそれも全部破壊 飛行場の対岸にも偵察機が何機が停まっているので、じっくりと潰していこう 先制攻撃 「敵の増援が到着する前に敵戦艦を撃沈する」とあるが正しくは敵ではなく「味方の増援がry」である。 駆逐艦を倒す必要はなくサウスダコタ級を沈めた瞬間解除。味方の増援が来るまで5分しかなく時間的に余裕はない。 捕虜などいらぬ 難易度Veteranにおける「南太平洋海戦」で、全ての敵ユニットを撃破する となっているが、最初の空母の随伴艦は倒さなくても良い TBFアベンジャーをTBM(タイニーティム装備)にアップグレードすればかなり楽になる 飛び石作戦 島争奪戦ですべてのマップをすべてのサイズで勝利する。8マップ×大中小=最低24戦必要 どちらかの軍で勝てばおk。両方で勝利する必要はない。 スカーミッシュでも達成可能。 連戦連勝 上記の飛び石作戦と同じ要領で解除できる。どちらかの軍で勝利しなければだめ。 8マップ×4ルールで最低32戦必要 こちらもスカーミッシュでも達成可能。 ミッドウェイの英雄 http //www.spike.co.jp/midway/ トレイン・キラー 線路を辿っていくと、トンネルの手前にタンク施設があるのが判る そこまで列車が進んでくるのをひたすら待って、近くに来たら白い円柱状のタンクを撃てばOK 「要塞」と書かれたターゲットを狙う必要は無いし、一発で吹き飛ぶので事前に列車にダメージを与えたりもしなくて良い フライング・フィッシュ 米軍ミッション「パトロール任務」か日本軍ミッション「ドイツ海軍との接触」進行上で自然に解除 過ぎ去りし思い出 ミッション「真珠湾攻撃」で、ヘンリーが乗る魚雷艇とドナルドが乗る戦闘機を撃破する ヘンリー・・・地上にある航空機を破壊する目標の時に出現する魚雷艇(PT-23)を撃沈する ドナルド・・・敵機5機を撃墜する目標の時に出現する「ドナルドの機体」と表示される敵航空機を撃墜する。飛行場上空に初めから飛んでいるので注意。 ちなみに彼らは前作の登場人物でヘンリーは主人公、ドナルドは彼の旧友の航空兵である。 秘密の隠れ家 ミッション「シドニー湾攻撃」で、戦術マップ左上の位置にある洞窟に入ると解除 湾入口の網を抜けてそのまま西へ、河口に敵PTが2隻いる川の上流の行き止まりまで進む 洞窟内に立派な額が飾られているので必見 変心 ミッション「ハワイ侵攻」で開始直後に加賀から神風を発進させる⇒自操作を神風に移してそのまま加賀に着艦で解除 X長押しのコマンドで着艦を選んでおかないと車輪がでないので注意
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1 名前 高岡 沙紀 (たかおか さき) 2 年齢 29歳 3 性別 男性 4 種族 改造人間「タイラント・タイプアローン」 5 外見 枝毛の多い黒いセミロングヘアー。顔はどちらかというと薄い顔で、ストレスのせいか目付きが悪い。 眼鏡を掛けているが、光が反射している事が多くて目があまり見えない。 油や塗料、科学液等で薄汚れた白衣を引き摺っており、内側は灰色の無地のシャツ。こちらも同様に汚れている。 下は裾を引き摺り過ぎて擦り切れた黒いズボンを履いている。靴はボロボロの茶色い革靴。 身長:169cm 体重:120kg(改造による質量増大) 6 性格 元々は人類の幸福と発展を願う科学者だったが、過去の苦境により発狂している。 現在では「人類は戦いを起こす因子をその身体に宿す危険な生物」と考えており、「全ての不幸な景色を消す」為に全人類抹殺を企てるマッドサイエンティスト。 大人を殺す事に躊躇いは無いが、子供を自らの手で直接殺す程には至っていない。しかし「今の子供は人類の希望、世界を発展させ争いを作る種。汚れ切って自滅する大人より生かしておいてはならない」とも考えており、部下や協力者に命令して彼・彼女らを殺害する事に執着を見せる。 7 過去 戦争で滅んだ亡国の科学者。 上記の通り元々は善良な一科学者であったが、度重なる戦争において、民を守りこれ以上殺させぬ為と称し殺人兵器を多数製作させられる。 人々の幸せを支え紡ぐものとなる筈だった自らの技術が殺戮に使用される事に強い苦痛を覚え、一旦は心身共に不調を起こし開発主任の座を退く。 しかし数ヵ月後にもう一度国から「これ以上戦争を長引かせず、国民を守る為には相手を殺すしかない。貴方の手が必要だ」との誘いを受け、再び表舞台に姿を現す。 それでも戦争は長引き続け、「より多くの人間を守る為に、『それより少ない多くの人間』を殺し続けなくてはならない」現実に苦悩。 「それでも、もう一度立ち上がれたのなら何度でも無理にでも立っていなければならない」と自身を追い込み開発を続行。 更に数ヵ月後、敵軍の新戦力投入により高岡の所属していた国は壊滅。 敵の新戦力とは、過去に自分が農業等の支援の為に開発した技術を改造、戦力とした広域殲滅用気象兵器であった。 自らの興した技術で守る国すら失った高岡は、それでもと残った民を手元に残った機材で守ろうとするも、戦乱の中で形振り構わず生きようと、殺人、略奪、果てには必要の無い虐殺や強姦、リンチに及ぶ「友人や知り合いであった者達」を見て戦慄。 更には脱出行を主導した婚約者を惨殺され憤怒。周囲の敵兵と民衆を衝動的に殺害したのち自らの行いに恐怖し発狂する。 そして「どんなに優しく見える人間の裏にもこんな本性が隠されているなら、人類が居る限り争いは無くならない」と、至極単純な根深い結論(げんざい)に至る。 8 職業 マッドサイエンティスト 9 口調 「私の名?高岡。高岡沙紀。苗字で呼んでください。下の名前は女の子みたいで嫌いです」 「死ぬ時の痛みは一瞬です。なるべく不幸にならないようにするので、我慢して下さい」 「私の命が無くなる事を、望んでいるのですか。それではもう少しお待ち下さい。全ての生物が滅ぶまで、あと少しです」 「私を含めてね」 「彼らは優しい。やさしいから、怖いですね。それが裏返った時に、どれほどの絶望があるのか」 「あんな光景が有るのなら。あんな光景が浮き出るのなら…全て無くなってしまった方が良い」 「子供には将来と言う可能性が有ります。素晴らしい事ですが、どれ程巨大な悪に転ずるかも分からないという事ですね。」 「私のようなものが、一人二人救ってみた所で…現状は変わりませんよ。」 「少しでも可能性が有るなら、私は現状を変えられる方へ賭けたい」 「…どうして僕がこんな事しなきゃならないんだろう?…ミヤモリ…」 10 一人称、二人称 一人称:私、僕 二人称:貴方、君、~~君、~~さん、呼び捨て 11 好きなもの なし 12 嫌いなもの 女性 (「子供を産み、育てる本体と言えるもの」と捉えている為。男性も等しく抹殺対象ではあるが、女性や子供ほど注目していない) 子供 (「成長し、無限の可能性を持ちどんな怪物に育つか分からない」と考えている為) 人格者 (どれほど立派に見えようと、裏返せば何を考えているか分からず、落差を目にした時の絶望を嫌う故) 13 好きな人 戦乱で失ってしまった 14 パートナー ギノン マター ミドー シングタイプ 15 属性 なし 16 苦手な属性 なし 17 戦闘スタイル デスポート因子の改良品、「タイラント因子」をその身に埋め込んだ結果による圧倒的な身体能力を駆使したパワーバトル。 本人の戦闘経験が僅少な為、力押し以外はあまり自由にならない稚拙な戦法。 しかし能力による暴虐は、「凡百の達人」を掃いて捨てるには余りある性能を持つ。 18 精神力 発狂しており不安定。 19 戦闘熟練度 ★☆☆☆☆ 20 技や魔法 「エミッション」 黒色の魔力圧縮光線を発射する。威力・速度・形態は自由に調節可能。 蚊一匹の撃墜からビルの崩落まで自由。 「イミネント」 紫色のオーラを全身から放出し、見る見ないと関わらず近傍の敵を恐慌状態に追い込む。 精神強度の高さによって軽減出来るが、相当鍛え上げられた精神にも効果を発揮する。 「フォートレス」 全身に張る魔力防壁。 強度、範囲は形態自在。 「エクスティンクション」 身体を破壊された場合の反撃措置。 身体から離れた組織は強烈な溶解作用を持つ毒として変化。 自動で魔力の殻によって包まれた「毒の弾丸」として敵性体を追尾する。 「ブロウ」 呼気による砲撃。 単なる突風として放つ事も出来る。 「リフュージ」 別次元への扉を抉じ開け、異次元へ退避する。 ギガコーションの「ウォーリートランシジョン」を参考にしたもので、デスポートの能力が元ではない。 欠点として、退避中は別次元=元の次元への攻撃が当たらない事。 「ストリエーション」 瞼の上からでも強烈な痛みを催す閃光を発する。 実破壊能力は無し。 「ディジェクション」 感覚の暴走を引き起こす声。 五感に強烈な閃光や刺激臭、爆音、激痛などを引き起こす。 感情にも訴えかける事が出来、敵性体を恐怖や絶望に追い込む。 デスラント、クラモラスレコグナイションと同じく遮蔽物に弱い。 21 特殊能力・特殊技能 「技術」 様々な科学・工学分野に精通しており、機械、生物問わず開発可能。 メンテナンスなどもお手の物。 「デプレート」 毒物への浄化作用。 機能に害を及ぼし破壊する効果や作用を寄せ付けない。 「リヴァイヴ」 全身の再生機能。 強力な効果と速度を持つが、脳を完全に破壊された場合は再生不可能となる。 「リポジット」 幻術や恐怖、睡眠など認識に影響のある異常を感知して流れる一定リズム・強度の電流。 これにより魔法、超能力と関わらず状態異常を打ち破る。 「音楽耐性無し」 デスポートから引き継いだ「穏やかなメロディ」に対する弱点。 当初は弱点を克服出来たと思われていたが、寿命が縮むにつれ発生。 聞くと激痛や感覚の暴走を伴い、まともな思考が出来なくなる。 「寿命」 力を消費する度に寿命が縮み、死が近付く。 「デスゾーン・エンプティ」 これ以上強化のしようの無い、過剰なエネルギー変換効率による自己崩壊寸前の強力無比な細胞が全身を構成している為、成長による強化は望めない。 今現在行われているのは「成長」ではなく「因子の定着により本来の姿へ戻る途中」の工程である。 22 必殺技 「円柱形態を採った圧縮魔力による広域破壊」 全身の魔力を開放し、破壊力を持った魔力を円周上に解き放つ。 「運動能力による多数殲滅」 対多数戦用戦法。 人を蹴り飛びながらピンボールのように移動し、高速移動と打撃を同時に行う。 「リゾーブ」 周囲の物質を摂食無しに体内へ吸収し、エネルギーとする。 その際は竜巻のように周囲の地面や物体が捲れ上がり、吸収される。 23 能力[E.まるで駄目 D.苦手 C.人並み B.得意 A.達人級 S.化物級 SS.神級] 体力 A++ 魔力 S++ 腕力 S++ 知力 A+ 素早さ S++ 命中 A++ 24 武器やアイテム 「メガネ」 恋人が生前、高岡にプレゼントしたもの。 既にレンズは砕けフレームは曲がり使い物にならず、普段は胸ポケットの内側に隠し持っている。 25 その他 こんな事もあろうかと三日前からチートパワーイベント戦闘マンを呼んでおいたぞ!