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少女が、口づけを終えて一歩離れた。 「おい、テメェ、なんのつもりだ」 承太郎は少女を軽く睨み付けながら問う。 動揺はない。今更キス一つで狼狽える歳でもないし、 そもこんな色気もなくて尖るばっかりのガキに興味もない。 少女はきっ、とこちらを睨み付け、何も言わない。 承太郎は更に問いつめようと一歩前に出て、そして、 「む…っ?」 首の後ろに僅かな痛みを覚え、立ち止まったッ! 焼けるような痛みは一瞬で消え、霧散していく。 承太郎は無意識のうちに首の後ろを押さえる。異常はもう無い。 「ほう。これがこの使い魔のルーンか。 星形、とは珍しいな。首の後ろとは、場所もまた『奇妙』だ」 と、いつの間にか背後に移動していた男が、承太郎の首筋にある痣をスケッチしていた。 しかしこの時、この男、ミスタ・コルベールはミスを犯していたのだッ! まず第一に、この痣が『前から承太郎にあるもの』と気づかなかった事ッ! もう一つのミスはッ!ルーンの焼き付けにもかかわらず『痛みがそれほど大きくなかった事』に気づかなかった事だったッ! とはいえ、普段は物言わぬ動物を相手にしていること、また、契約後に痛みを感じるのはルーンの焼き付けだという常識の壁、 その二つが、ミスタ・コルベールのミスを誘発したッ!まさに避けられぬ『過ち』ッ! この時誰も気づく事はなかった。そう、使い魔との契約『コントラクト・サーヴァント』が成功していなかったと言う事実にッ! 「さて、『儀式』は無事終了した。みんな、今日はここまでだ。解散!」 ミスタ・コルベールはそう周りの人間に言うと、とん、と地面を蹴って、 なんと、ああなんと、なんでもないかのように空を飛んだではないかッ! 「じゃあなルイズ。お前は『魔法』を使えないんだから歩いてこいよ!」 「俺は上、てめーは下だっ!」 周りの人だかりも次々と地面を蹴り、飛び上がる。 殆どはその身一つで空を飛び、あるものはなんだか分からないでかい生き物の背に跨って飛んでいく。 承太郎は内心驚きながらも飛んでいく人間を観察した。 ――違う。スタンドは見えない。 彼らはスタンドを使って飛んでいる訳ではない。 どのみち、スタンドは1人に固有のものが一つッきり、『空を飛ぶスタンド』がこんなに居るはずもないのだが。 そう言えば先ほど『魔法』と言っていたが。 「おい、ガキ」 承太郎は先ほどこちらにキスした少女に、声をかける。 少女はきっとこちらをにらみ返すと、なにやら手にしている杖をこちらに向けて、叫んだ。 「口の利き方がなってないッ! 使い魔は『下僕』!ならばふさわしい言葉づかいをしなさいッ!」 「知った事か、このアマ。 訳の話からねぇことをぐだぐだ喋ってんじゃねぇ。ここは一体何処だ」 「ここ?ここはトリスティン王国のトリスティン魔法学院よ。 それから、私は『アマ』じゃないわ。私の名はルイズ・ド・ラ・ヴァリエール! 誇り高きヴァリエールの貴族!平民の使い魔程度が恐れ多いのよッ!」 こちらを怒鳴りつける少女、ルイズ。 その台詞を聞いて、承太郎は呆れた。呆れかえった。このまま歩いてうちに帰ろうと思った。 魔法学院、魔法、二つの月、知らない文化と地名。 分かりすぎるほどに分かる。全く、こんなベタな展開、今時ジャンプにも乗ってやしない。 自分は、魔法の世界に呼ばれたのだと、承太郎は理解した。 幻覚のスタンドの類が攻撃を仕掛けていて、自分はその術中に嵌っているのではないかとも考えたが――。 承太郎はタバコに火を付け、迷うことなく自分の手の甲に押しつける。ジリッと痛みが走り、火傷が残った。 幻覚ではない、目の前の光景は消えない。 「やれやれだぜ」 承太郎は押しつけたタバコをくわえた。 話を整理すると、自分はこのガキに召喚されて、使い魔とやらにならねばならぬらしい。 全くくそったれだ。 「行くわよ、あんた。ええと――」 「空条承太郎だ」 「じょう…じょう?変な名前ね。ジョジョ、でいいかしら」 「そいつは構わないがな」 承太郎はため息を一つつく。タバコの煙が広がり消える。 ルイズは自分の背後を杖で指し示した。 馬鹿でかい壁が見える。四方を見回して、その壁にこの広場が囲まれている事が分かった。 ここは中庭だろうか。 「ジョジョ、あんたにも説明が必要だろうから私の部屋へ行くわ。 それから……」 ルイズは背後に向けた杖をぶん、と振るう。 杖の先が承太郎のくわえたタバコに当たり、タバコの葉の入った部分を吹っ飛ばした。 「私はヤニ臭いのが嫌いって言ったわよね? ふぁ、ファーストキスがタバコの味だなんて最悪よっ!」 杖をこちらの鼻先に突きつけ怒鳴るルイズ。 自分の台詞に照れているのか、その顔は、それこそ首の辺りまで真っ赤だった。 承太郎は加えたフィルターを吐き捨てると、そのまま『案内しろ』と視線で促す。 ルイズはその態度にひどく気分を害したが、ふん、と鼻を鳴らして踵を返した。 おっかない男だが、自分が喚び出し、契約出来たと言う事は、 自分の使い魔として『制御出来る』事は間違いがない。 制御出来ないなんて言うそんな事は、魔法の仕組みから考えてもありえない。 しかし、それにしても。 (視聴覚の共有が出来ないのは妙ね。まあ、人間の使い魔だからなのだろうけど。 契約もなんだか繋がっている感じはしないし――ま、実際の『使い魔との繋がり』ってのはこんな程度って事かしら) 初めての使い魔召喚故の認識の錯誤。それに気づくのは、一体何時の事なのだろうか。 運命はけして語らず、ただ時を待つ……。 ■----------------------------------------------■ ルイズの自室は意外なほど片づいていた。 承太郎は女の部屋に上がり込んだ事はないが、まあ、こんなものだろうか、普通は。 ルイズの説明は簡潔だった。 自分はメイジ――魔法使いの事だろうと承太郎は見当を付けた――であること、 承太郎は授業の一環で使い魔として喚び出された事。 そして「あんたに普通の使い魔の仕事は出来そうにないから、雑用をやってもらう」というシンプルな命令。それだけであった。 だが、当然承太郎にはそんな強引な申し出を引き受けるほどお人好しでもない。 「知った事か。てめーに従ってやる義理はねぇ」 「平民が生意気な事を言わないで!口の利き方に気をつけなさいよ! 私達は『コントラクト・サーヴァント』で契約を交わした。魔法で『契約』した以上、覆す事なんて出来ないわよ」 不満げに言うルイズ。「こんなヤツを呼んでしまった私の方こそ災難だ」と言わんばかりの態度だ。 「俺を呼びだしたのが不満なら、とっとと首にでもしてくれ。 こっちは元の世界に帰らなきゃならないんでな」 「あんたは私の使い魔として契約したのよ。たとえあんたがどんな田舎物だろうが、一度契約したからにはもう動かせない」 そこまで言ってから、ルイズはふと口をつぐんだ。 何か、今、この男は妙な事を口走らなかったか? 「元の――『世界』?」 目を丸くするルイズ。なんだそれは? 違う世界と言うことか?そんなものがあるのか?ファンタジーやメルヘンでもないだろうに 「俺の住んでる世界に『月』は一つしかねぇし、『魔法』なんてありゃしねぇ」 「魔法に近いものはあるが」という言葉は飲み込んでおく。 話がややっこしくなるだけだろうから。 ルイズは唾をごくりと飲み込んだ。僅かだが、顔が蒼くなっている。 「なんか証拠見せてよ」 承太郎は、しばし迷ってから、懐の学生手帳を投げて渡した。 この女に物を渡すのはいささか不安だが、帰る為には自分を喚んだらしいこの女に、ある程度の情報を与えねばならない。 ルイズは受け取った手帳をざっと眺めると、中身に目を通す。 よく分からない文字の羅列。意味は掴めない。それよりも驚いたのは、そこに描かれた承太郎の似顔絵(写真)であった。 小さい!そしてあまりにも精密!それは魔法ではない、不思議な技術の産物と思えた。 案外嘘ではないのかもしれない。異世界から来た、なんて冗談みたいな言い分は。 だが、何かのトリックかもしれないし、遠くの国にはあんな技術があると言うだけかもしれない。 だが、ホントに異世界から来たのだとしたら、それは凄い事ではないのか? 自分は、そんな凄い事が出来るのではないか?もう、誰にもゼロのルイズだなんて呼ばせない位凄い事なのでは―― (――何考えてるのよ、ルイズ。バカバカしいにも程があるわ) あり得ない。異世界なんてのもそうだが、 『自分が突然凄い魔法が使えるようになる事』がまずあり得ない。 ずっと、『ゼロのルイズ』だったのだ。 努力を欠かした事はない。貴族の誇りだって誰にも負けない。 なのに、やっぱり、魔法は使えず、使用人にすら嘲笑われ、『輝ける未来』に到達する事はない。 負けないと心に近い、抗い続けているけれども、心のどこかが囁きかける。諦めろと。 「別に信じても良いけど、結局何も変わらないわよ。 世界を超える方法なんて聞いた事もないし、使い魔の契約を交わした以上、もう逃げたりなんて出来ないんだから」 「ふざけるんじゃねぇ。はいそうですかと言う事を聞くとでも思ってるのか?」 承太郎が、逆らってくる。 他人に嘲笑われるような平民の使い魔ですら平然自分に逆らってくる。 腹が立った。猛烈に腹が立った。自分が無能な貴族だと悟られたような気すらした。 「うるさいっ!どのみちあんたを元に戻すなんて出来ないのよ!」 腹が立ったので、ベッドの上の毛布を投げつけた。 ばさりと広がる毛布を、承太郎が受け止める。 「――それはあげるわ。床にでも寝なさい」 震える呼吸を無理に整えて、ルイズは小さく言った。 なんて無様なんだろう。平民ごときにさえ、毅然とした態度をとれない。 こんなことでは『貴族の誇り』が泣いてしまう。 もう、疲れた。兎に角今日は寝よう。 明日、この分からず屋の使い魔に、ここのルールを教え込んでやらねばならない。 この『平民の使い魔』に。 ルイズは手早く服を脱ぎ捨てると、承太郎の足下に放ってやった。 「それ、洗濯しといて」 ぶっきらぼうに言い放ち、ネグリジェに着替える。承太郎には一瞥もくれない。 そのまま布団を被った。 メイジの力量を見るには、使い魔を見ろと言ったのは誰だったか。 ならば、『ゼロ』の自分には、この逆らってばっかりの平民程度がお似合いと言う事か。 泣きそうになった。まともに魔法も使えない自分が、改めて情けなくなった。 だけど、泣いてやるつもりはなかった。自分は『貴族』なのだ。 それをかなぐり捨ててまで、平民の前で泣く訳には断じていけなかった。 /l_______ _ _ To Be continued | |_| |_| \l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 『空条承太郎!貴族のルイズと会う ――(2)』 終わり
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autolink ZM/W03-010 カード名:黒ネコのルイズ カテゴリ:キャラクター 色:黄 レベル:1 コスト:0 トリガー:0 パワー:4500 ソウル:1 特徴:《魔法》?・《虚無》? 【起】集中 [① このカードをレストする]あなたは自分の山札の上から4枚をめくり、控え室に置く。それらのカードのクライマックス1枚につき、あなたは自分の山札を見て《使い魔》?のキャラを1枚まで選んで相手に見せ、手札に加える。その山札をシャッフルする。 きょ、きょ、きょ、 今日はあなたが私の御主人様にゃんにゃん レアリティ:U illust.ヤマグチノボル・メディアファクトリー/ゼロの使い魔製作委員会 初出:メガミマガジン2007年10月号 山札から4枚めくり、CXの数だけ山札から《使い魔》?をサーチできる。 レスト式なので連発はできないが、虚無のルイズなどとは異なり4枚めくるので成功率は高い。 ただしサーチという性質上、欲しいカードが控え室に落ちてしまうことも考えなければならない。 スタンダード構築においては魔法少女リリカルなのはやMELTY BLOOD、Rewrite等で《使い魔》持ちが増えているため、デッキコンセプト次第で扱いやすい1枚。 エクストラブースターによってネオスタンにおいても《使い魔》?持ちが増えたため、新たに採用が検討できるだろう。 集中を解決する場合、めくれたクライマックスの有無に関係なく、山札のシャッフルを行う事には注意(Q A.269)。なお、後発である“僕らのLIVE 君とのLIFE”園田 海未(及びその以降のカードの集中サーチ)の構文自体が変更された(「~手札に加え、その山札をシャッフルする。」)為、クライマックスが1枚もめくれなかった場合、山札のシャッフルを行わない。Q A.269の処理手順とは多少異なる。 ・類似カード 「あなたは自分の山札の上から4枚をめくり、控え室に置く。それらのカードのクライマックス1枚につき、あなたは自分の山札を見て(特定のカード)を1枚まで選んで相手に見せ、手札に加える。その山札をシャッフルする。」(Q A269に対象したもの) カード名 所属タイトル 色 レベル/コスト 集中コスト サーチ対象 他の能力・備考 マチュア&バイス THE KING OF FIGHTERS 黄 1/1 ①+自身をレスト 《オロチ》? 「庵」?、「ルガール」?へのパンプ付 妖精の尻尾のマスター・マカロフ? FAIRY TAIL 黄 0/0 ①+キャラ2枚をレスト 《魔法》? マカロフの孫 ラクサスの絆元 闇に生きる貴公子 ダークレイス? シャイニング・フォース 青 1/0 ①+キャラ2枚をレスト 《武器》? アタック時CXシナジーで1ドロー(コスト①) “ふっかつのじゅもん”麻衣? 日常 黄 0/0 ①+自身をレスト レベル1以下のキャラ さまよい続ける少女 八九寺真宵 物語シリーズ 黄 0/0 ①+自身をレスト 《怪異》? 他の自分の《血》?のキャラがいる場合0/0バニラサイズ 見守るほむら 魔法少女まどか☆マギカ 緑 0/0 ①+キャラ2枚をレスト 《魔法》? Q A269の対象外の亜種は、“僕らのLIVE 君とのLIFE”園田 海未参照。 ・関連ページ 「ルイズ」? 《使い魔》?
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ガリアとトリステインの国境付近に位置するとある都市。 その中の娼館や賭場などがひしめくいかがわしい一角で、一人の男が酒を飲んでいる。 いや、飲んでいるとは言えないだろう。 口元まで完全に隠す白い仮面を付けた男は、注文したブランデーを机に放置したまま手を出す様子も無い。 どの道奇妙な仮面を外さねば、琥珀色の命の水を口に入れる事はかなうまい。 濃紺のツバ広の羽付き帽子に、同色のマント姿がランプに照らされる。 腰には長い杖と長剣を手挟んだメイジと思しき男は沈黙したまま、 不思議なデザインの指輪を付けた人差し指で神経質そうにテーブルをコツコツと叩いていた。 誰かを待っている様子である。 それから4半時ほどして、男の前に女が現われた。 異装の女だった。 絹糸で織られた緋色の布地に複雑な絵柄が刺繍された、ボタンを一切使用していない服。 袖は膝に届くほど長く垂れ下がり、腰には艶やかな太い帯が巻かれている。 場末の酒場ではあまりに目立つ服装をした美女は、向けられる好奇と奇異の視線も気にせぬかのように、仮面の男と同席した。 あまりの怪しい組み合わせに、流石にちょっかいをかけようという者は居ない。 女は男の前に放置されていたグラスを手に取り、琥珀色の液体をクイッと一息に飲み干した。 結い上げてなお腰ほどに届く黒髪が揺れる。 一見涼しげな美女だが、それだけの所作で並みの男なら生唾を飲み込む程に色気が醸し出されていた。 「おまたせしてもうたなぁ、子爵はん? 早速やけどレコン・キスタの皇帝閣下からのご命令を伝えるえ」 ほうと、酒気を吐息と吐き出してから、女は白い仮面に向けてそう告げる。 男は無言。 だが、もし顔が見えていたのなら、珍しそうに眉を跳ね上げていたかもしれない。 「皇帝閣下のご命令」という厳粛な言葉に、ここまで明らかな侮蔑と嘲笑の響きを込められる女など、そうは居ないだろうから。 【虚無の使い魔と煉獄の虚神4・】 ―――グレン・アザレイは相似魔術の魔導師である。 かれの生まれた相似世界では、この世界やサイトの故郷である地球のような『建築資材』という概念が薄い。 高位の魔導師が概念魔術を操れば、土でも砂でも、あるいは水や空気すら思い通りの形に形成して建物でも何でも作り出す事が出来るからだ。 しかもそうやって造られた形は、相似魔術か悪鬼の魔法消去の影響を受けない限りほぼ永久的に存在し続ける。 自然、相似世界ではそうした土や砂を魔術で加工した建造物が、乱れた自然法則の影響を受けにくくするために独創的な形を与えられ、人々の住居となっている。 逆に道路は、相似世界の住人ならば誰もがルイズ達メイジがフライやレビテーションの魔法を学ぶ年頃よりも早く教えられる転移魔法での移動がしやすいよう、それぞれが『似た』形で短く区切られて整えられている。 かくのごとく、魔法という奇跡が万民に等しく与えられる魔法世界は、地球やルイズ達の世界と比べて圧倒的に豊かだ。 鍬を振るえば同時に操られた数十本が振り下ろされる。 水袋に水を汲めば相似弦で結んだその数十倍の量の水も持ち運べる。 しなびた無数のリンゴと新鮮な一つのリンゴを結んで、すべてを新鮮なリンゴに変える事すら、手軽に出来る相似世界の魔術。 かつて『地獄』で、魔導師ベルニッチが言った 「エントロピーの法則やエネルギー保存の法則など、持たざる者の泣き言に過ぎん」 とは、そういう意味だ。 その反面、建築に係わる資材や工法のような技術・知識が発達していない場合も多く、相似世界で言うなら他にも乗り物や乗騎などといったものはあまり発達していない。 住民の殆どが空間転移を行い、大規模輸送すら高位魔導師の手を借りればそれほど難しくない世界では無用の長物だ。 更にグレン自身が発明した任意の空間同士を繋げる『移送扉』の魔術は、娯楽として以外の乗り物をかの世界から徹底的に廃絶させた。 そんなワケで、自分の世界では無い『それ』はグレンにとっても珍しく興味深い。 「風竜での移動とは、なかなかに風情があるものであるな」 雲海を下に見下ろすほどの高空を、二つの月に照らされて飛ぶ孤影。 紋章の付いていない鎧を着た竜騎士に駆られる風竜は、 ガリア北花壇守護騎士団の騎士を秘密裏に任務の地へと送り届ける役目を与えられた輸送役の下級騎士だ。 ハルケギニアの輸送手段の中で最も早く最も高くを飛ぶ風竜の飛行は、それだけに尋常ではない寒さに晒される。 高空での夜間飛行は、真夏でも氷点下の気温にさらされるのを避けられない。 ゆえに、竜騎士の鎧は毛皮で裏打ちされ、軽量化も兼ねて金属部分は最小限に絞られた形状になっている。 金属が凍りついて触れた部分の皮膚が凍傷になるのは、敵の剣や矢玉よりよほど切実な恐怖なのだから。 手綱を取る顔を隠したその騎士の後ろ、グレン・アザレイと『雪風』のタバサは普段と変わらぬ服装で竜の背に跨っていた。 二人と、そして竜騎士の周囲を覆うのは空気の壁。 竜の動きを阻害しない蛇腹状の構造へと概念魔術により固定された空気は、鋼鉄以上の硬さと空気そのものの軽さをもった透明の外壁だ。 通常の竜の背なら受けるはずの突風は、この壁の中には入ってこない。 更に、出発前の服の中の空気と周囲の空気を『相似』させ続ける事で、壁の内部は快適な温度を保っていた。 そんな状態ならば夜の高高度飛行も物見遊山気分だろう。 グレンは竜のウロコを撫でてみたり、眼下で千切れ飛ぶように流れる雲を見て楽しそうにしていた。 実は、相似魔術は高速での飛行を行えない。 せいぜいが空中に浮いて歩く程度だという制約は、神の如きグレンとて変わらなかった。 だからこそ、普段体験出来ない夜間飛行に余計とご満悦なのだ。 グレンは冴え冴えと雲海を照らす二つの月を見上げる。 一千魔法世界全て月の数は一つ。 この光景もまた、世界を渡る旅人であったグレンにとっても珍しい絶景。 「此処で見る物聞く物実に新鮮である。吸血鬼とやらに出会うのが待ち遠しいものだ」 心底本気の顔でそう言ったグレンに、彼の腕の中のタバサは呆れたように本から上げた温度の無い視線を向け、竜騎士は怯えたように面頬の下で息を呑む。 彼等は今夜、ハルケギニアで最悪の妖魔とも恐れられる吸血鬼を退治するため、ザビエラ村という小村へと向かう最中であった。 その恐るべき敵を自分一人で倒すのは難しいと、タバサは信念を曲げて使い魔であるグレンを任務に連れてきた。 魔法による探知すら欺いて完璧に人間に化ける吸血鬼を見つけ出すには、囮が必要不可欠だと考えたからだ。 それに妖魔退治ならば、北花壇騎士団の仕事としての汚れ仕事という意味合いは薄い。 タバサの要請と吸血鬼の生態を聞き、二つ返事で引き受けたグレン。 恐るべき怪物と戦うという気負いはこの男には無い。 そんなグレン達の横顔を、地平の果てから登り始めた朝日の光が照らす。 「夜明けか……」 薄れる月光。 黄金に染まる雲海。 その光景に黒いコートの旅人は、自分が一度死んだ魔炎の雲海を、双子の弟と再会した黎明のサハラを思い出して目を細めた。 この世界は、かの『地獄』に似る。 その光景の中で相似魔導師は小さく、世界は美しいと呟いていた――― ―――平賀才人は地球人である。 地球人である彼に、ここが異世界だと云う事を雄弁に知らせる二つの月が、夜明けの光に薄まってゆく。 そんな異邦の空を眺めたまま、サイトはじっと座ったままだった。 「また眠れなかったのか、相棒」 「なんだデルフ、起きてたのか?」 「起きるも何も、俺っちは剣だから眠らなくても平気なんでなぁ。退屈が過ぎる時にゃあ百年ばかり眠りもするが、基本的には起きてらぁ」 「へぇ……そりゃ便利そうだな」 もしルイズに寝ずの番とかでも申し付けられた時には重宝しそうだなぁ、などと考えて生返事。 この数日あまり睡眠をとっていないので、今のサイトには覇気がまるで無い。 「何だ何だ相棒。娘っ子と同じ部屋で緊張でもして眠れねぇのか?」 「違うよ。少し考え事をしてるだけだ」 藁束の上にあぐらをかいて、ベッドで眠るルイズを起こさないように小声でやりとりするサイトとデルフ。 確かに見た目だけなら極上の美少女であるルイズと一つの部屋だというのは、緊張しないでも無い。 眠っている間は、あのキツい性格も関係無く、まるでお伽噺のお姫様のような少女なのだ。 薄いネグリジェの下には下着を付けていないという事を知っているので、その事を考えるとドキドキして鼻の奥にツーンと鉄の臭いがしてくる。 それに、フーケ退治の時に見せた眩しい程の誇り高さは、サイトの胸に焼きついている。 あと、最近はちょっとだけ優しくなった気もするし。 基本的に調子に乗りやすい普段のサイトなら、夜這いの一つかけてもおかしくは無い。 だが、今は別の人物がサイトの心を独占していた。 グレン・アザレイの事だ。 とは言っても、間違っても「うほっ、イイ男」な意味では無い。断じて。絶対。 あの盗賊討伐から数日後、グレンは自分が召喚された時サイトの世界に居た事を明かした。 その世界は千を超える魔法世界群の中で唯一奇跡に見放された世界である事。 奇跡果てる地ゆえに魔法使い達に地獄と呼ばれて恐れ、蔑まれている事。 住人は悪鬼と恐れられ、グレン達の魔術を観測出来ず、観測できぬがゆえに消去する事。 そして、グレンがその世界を魔法使いに開放するため、住民60億を滅ぼそうとしていた事まで、サイトに語ったのだ。 もしグレンの計画が成功していれば、サイトは家族や友人もろとも海の底に沈んでいたのだと云う事すらはっきりと。 憎むべきなのだろうか? だが、正直なところ話のスケールが大きすぎて実感に繋がらない。 グレンの高潔な人格の一端に触れた今、彼が大量虐殺を企んだテロリストだとも感じられない。 とは言え、わざわざそんな嘘をつく人物でもないだろう。 事実は事実として受け止めるとして、自分はどうするべきなのか。 指針すら見えず、サイトはきっと明日も眠れぬ夜を過ごすハメになるだろう。 考える内にも日は昇りゆき、窓から差し込む陽光が寝不足の眼に痛い。 そろそろご主人様を起こして、朝食掃除洗濯の三連コンボを始めないと、と考えつつ、サイトの頭の片隅にふと疑問が湧いた。 そもそもあの男はなぜ、自分にそんな事を明かしたのだろうか? ―――ゼロのルイズは、幼いころから魔法が使えない貴族である。 厳格な母親の容赦ない叱咤が、上の姉の悪意の無い激励が、使用人達の心無い視線が、幼い少女にはとても辛かった。 つらくて、つらくて、いつも逃げ込んでいた庭の池に浮かぶ小船の中。 その中で泣いている、小さな女の子の夢を、ルイズは見ていた。 泣いているルイズを救ってくれるのは、涼しげな笑顔の貴族。 少年から青年へと変わりゆく最中の、凛々しい魔法使いだった。 ルイズの母が、いずれ必ず王家を守る三つの魔法騎士隊のどれかで隊長になるだろうと太鼓判を押し、強力な魔法使いである父が数年の内にスクウェアメイジのレベルに至るに違いないと語る俊才。 そしてなにより、ルイズの婚約者でもある、ジャン・ジャック・フランシス・ド・ワルド子爵。 彼は泣いているルイズの肩を抱き寄せると、ルイズをあやすように歌を歌ってくれた。 亡き母上さまから教わったという不思議な秘密の歌を、美声を響かせて歌う。 ワルドがそれを歌うと、キラキラと輝く何かが、二人の周囲をまるでホタルのように飛び回るのだった。 それは魔法ではない不思議。 杖も持たず、呪文も唱えていないのだから魔法であるはずがない。 誰にもナイショだよ、とワルドが微笑みかける。 誰にもナイショと、幼いルイズが力強く頷く。 「ワルドさまは歌い手になるの?」 幼い少女の無邪気な質問。 そうなれば良いと幼いルイズが思うぐらい、ワルド青年の歌声は美しく清らかに聞こえたからだ。 ワルドは笑う事無く、真剣な顔でそれを否定する。 「ぼくは騎士になるんだ、小さなルイズ。誰にも負けない、強い騎士に」 「ではワルドさまは戦いにゆくのね? なりあがりのゲルマニア貴族や、にっくきツェルプストーをやっつけるのね?」 「それよりももっともっと、強くならなきゃダメなんだ」 「恐ろしいトロール鬼や、もっと恐ろしいエルフとも戦うのですか?」 「そうだよぼくのルイズ。ぼくは、エルフにだって勝てるようにならなきゃいけない」 「……こわい」 ルイズは思わず顔を伏せてしまった。 お伽噺でしか知らないエルフが恐かったのではない。 それを倒すと言った時のワルドの眼が、恐ろしいと感じたのだ。 だが、ワルドはそれに気付かず、ルイズの頭を撫でる。 「恐くなんかないよルイズ。たとえエルフからでも、君はぼくが守ってあげるから」 「ワルドさまが守ってくださるの?」 「ああ、ルイズは俺が必ず守る」 突然変化した声に、幼いルイズはハッと頭を上げた。 いや、もう幼くは無い。いつのまにか16歳の現実のルイズになっている。 そして、ワルドだった凛々しい貴族は、どこか抜けた顔のパーカー姿の平民になっていた。 「ななななななんで、アンタが……」 「ルイズは俺が守る」 「へへへ平民のくせに、ななな生意気言ってるんじゃ無いわよ!」 「ルイズは俺が守る」 現実世界では見た事が無いようなキリリと締まった表情で、オウムのように同じセリフを繰り返すサイト。 なぜかドキドキと激しく鼓動しはじめる心臓。うまく息継ぎが出来なくて苦しい。 視界がグルグルと回って、足元がおぼつかなくて、くるしくてくるしくて―――目が覚めた。 ガバリと起き上がって見れば、見慣れた学生寮の自室である。 丁度よっこらしょと立ち上がった使い魔と目が合う。 「ひっ!?」 そしてルイズが気付くのは、自分の服装が身体の線が殆ど丸見えの薄いネグリジェ姿だと云うこと。 ボッと火がつきそうな勢いで、ルイズの頬から耳から全身までが赤く染まる。 「ん? なんだルイズ、もう起きたの―――」 「ごごごご主人様を呼び捨てにしてんじゃないわよ犬うぅぅぅっ!!」 まだ明けきらぬ学院の朝、爆発音が轟き、心地よい一時を邪魔された学生多数。 何も悪い事などしていないのにテレ隠しで吹き飛ばされる使い魔一名。 ゼロのルイズが寝ぼけてやったらしい、というウワサが今朝の朝食の席を賑わせる二番目にホットな話題であった。 さて、では一番の話題は何かと言うと、トリステインの麗しの王女殿下、アンリエッタの学園視察についてである。 ゲルマニア訪問の帰途のついでという形ではあるが、学院とその生徒にとっては名誉な事。 延期になった『フリッグの舞踏会』に合わせておいでいただくという計画もあったのだが、急ピッチで進められた大ホールの補修作業は残念ながら間に合わず、代案として野外でおこなわれる『使い魔品評会』を、殿下をお迎えして執り行うという決定で、品評会の主役になる二年生の間ではどんな芸をさせるかと皆余念が無い。 「しかし姫様のいらっしゃる使い魔品評会で、平民が二人も出るなんて、魔法学院の恥だよな」 「いや、あの青髪のちびっ子は昨日から外出許可を取って何処か行ってるらしいぜ」 「そりゃ、平民を出すのが恥ずかしくって逃げたんじゃないのかね?」 ワハハハハと、ルイズに聞こえるのもかまわず、そんな噂話をする後ろのテーブルの一団。 「あいつら、全然わかって無いわねぇ。その方が幸せなんでしょうけど」 なぜか隣の席について、床で硬いパンを齧っているサイトに向かって「ダーリンあーん♪」とかやっていたキュルケが哂った。 「そりゃあね。あんなトンでもない魔術を見せられたら、あんな事言えなくなるだろうけど。 レベルじゃなくって次元が違うもの。 エルフの使うっていう先住の魔術と、どっちが強いのかしらね」 キュルケの差し出したフォークの先のレアステーキに食いつこうとしていたサイトの頭を掴んでギギギと押さえながら、ルイズはぼやく。 呪文も無しに巨大な腕ゴーレムを操り、魔法の鏡も使わずに遠くを見通し、瞬間転移魔術まで軽々と操るグレンの魔術。 元々ゼロと笑われている自分ならともかく、魔術に自信と矜持のある人間ほどそれを失ってしまいかねない。 その意味では、キュルケの精神的な強さは立派なものだ。 魔法の腕前以上に自分の美貌にこそ自信と誇りをもっているからにしても、だ。 一瞬の隙を突いて掴まれた手から逃れてステーキ肉に突進したサイトの肩を捉えてチキンアームスープレックスで沈めながら、ルイズはライバルの家系である女メイジに、心の中で拍手を送っていた。 ―――平賀サイトはガンダールヴである。 その手の甲にルーンが輝く時、人間を越えた素早い動きで剣を振るう事が出来る。 あらゆる武器を操るブリミルの左手と伝えられる伝説の使い魔は、剣を持てば青銅を容易く両断する。 そんなワケで、サイトの周囲にはバラバラに切断された青銅のゴーレム・ワルキューレが転がっていた。 「ダメだ。全然訓練にならねぇ」 「なっ、失礼じゃないかね! キミがどうしてもと言うから訓練とやらに協力してやってるのにだな!!」 「だってマジで弱いんだもん」 ルイズから、午後の品評会に備えて剣舞の練習をしておけと言われたサイトは、ギーシュに頼んで実践形式で訓練をしようと思ったのだ。 だが、いざ始まってみるとわずか5秒で7体全てを倒してしまった。 ガンダールヴの力、伊達に伝説と言われていない。 こんな訓練ではダメだ。 こんな程度では、あの魔術師には勝てない。 フーケのゴーレムすら、一瞬で握り潰したグレン・アザレイには。 いっそフーケことミス・ロングビルにでも特訓相手を頼もうか。でも大っぴらには出来ないよな、と考えるサイト。 「弱い……このボクが……ボクのワルキューレが……弱い?」 考え込んでいたから、なんだかんだで人の良いギーシュが泣き崩れているのには、まったく気付いていなかった。 ---- 次へ 前に戻る 目次に戻る
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前ページ次ページ無情の使い魔 涼やかな夜風が吹き、潮騒が微かに響いている。 ここは瀬戸内海にある沖木島という小さな島の最南端に位置する岩浜である。 その一角、やや盛り上がった岩場の上に腰掛けたまま、桐山和雄は静かに佇んでいた。 風が強く吹き、生臭く酸っぱいが彼の鼻を刺激する。しかし、彼は一瞥する事なくひたすらに佇み続けていた。 岩礁のすぐ下に、四つの人の形をしたそれが転がっている。みんな動いてはおらず、開かれたままの眼には生気が宿ってはいない。 三人が喉や胸に鋭い切り傷を負い、もう一人は全身に無数の風穴を開けられ、そこから流れ出ていた血が水溜りを作っている。 彼、桐山和雄がほんの十数分前にこのプログラムで支給された武器、小型の「シーナイフ」によるものと、殺した一人の持っていた「イングラムM11/9サブマシンガン」によってもたらされたものだ。 四人とも、彼のクラスメイトの一員だった。中でも男三人はいつも彼をボスと呼び、不良グループのリーダーとして心酔していた。 しかし、彼は三人を手にかけても特に何かを感じた訳でもない。 良心の呵責も、後悔も、罪悪感も、何一つだ。 ただ、彼は初め、四人の中の一人の女子を捕まえて命を奪う直前に行ったコイントスで自分のやるべき事を決めたまで。 表が出たら、仲間を集めてこの島からの脱出を図る―― 裏が出たら、この殺戮ゲームに乗る―― その結果は、裏だった。ただそれだけの事である。 桐山は岩場から降りると、この岩浜から別の場所へと移動するべく歩を進めた。 その間にも彼は自ら殺めた者達を石ころのように全く気にしていなかった。 そして、やや遠くに人の気配があるのも感じていたがそれすら気にも留めはしない。 「……?」 岩浜から森へと続く入口に差し掛かった所で桐山は立ち止まった。 彼の目の前には不思議に光輝く大きな鏡のようなものが浮かんでいた。 先程、ここへ来る際には見なかったものだった。それが何故、今ここにあるのか。 その場で立ち尽くしたまま目の前に浮かぶ鏡をじっと見つめていた桐山は、無表情のまま小首を微かに傾げる。 そして、その鏡に手を伸ばして触れた途端、彼は眩い光に飲み込まれた。 光が収まった時、そこには桐山も、鏡も跡形もなく姿を消していた。 「あ、あらぁ? 桐山君? どこにいっちゃったのよぉ」 岩場の陰でその一部始終を窺っていた月岡彰はかつての不良のリーダーにしてボスであった桐山和雄が忽然と消えてしまった事に狼狽していた。 裏切りを警戒し、桐山の招集命令にわざと遅れて難を逃れ、これから彼を本格的にストーキングしようとしていた所だというのに。 「もう。ひどいわ、桐山君。アタシを置いてどこかへ行っちゃうなんて」 「先生、桐山和雄の反応が消えました」 「何ぃ?」 同じ頃、沖木島の分校の司令室にて今回のプログラムの担当教官・嘉門米美は兵士・野村の困惑した言葉に顔を顰める。 島中に散らばった今回の対象クラスの中学生達には発信機・盗聴器付きの首輪を装着させており、それによって動向を探っているのだがそれが突然途絶えるなどおかしい。 桐山は早速四人を殺害し、順調な滑り出しだったというのにそれが何故突然消えるのか。 首輪を外そうものなら内部に仕組まれた爆弾によって死亡するというのに。 「死亡確認の電波も送られていません」 ――ハルケギニア、トリステイン魔法学院 「宇宙の果てのどこかにいる私の僕よ! 神聖で美しく、そして強力な使い魔よ! 私は心より求め、訴えるわ! 我が導きに、応えなさい!!」 二年生による春の使い魔召喚の儀式。 最後の一人となったルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールが杖を構え、詠唱を行う。 数回に渡るサモン・サーヴァントの失敗。それにより起こる他の生徒達の罵声。 そして、最後通告による儀式でまた爆発と共に召喚されたのは―― 「あんた、誰?」 彼女の目の前に立っていたのは、黒い服の袖に腕を通さず肩に羽織り、襟足の長い黒髪をオールバックにした長身の少年だった。 その首元には金属製の変な首輪が付けられている。 だが、彼は明らかに平民である事は明白だった。 「ルイズ、サモン・サーヴァントで平民を呼び出してどうするの?」 「さっすが、ゼロのルイズだな! まさか平民を呼び出すとは!」 周囲の生徒達から爆笑と共に野次が飛び交う。 ルイズは顔を赤らめ、屈辱に唇をかみ締めた。 「でも、凄く格好良いわね」 「本当に平民かしら」 一部の女子からそのような言葉も出てくる。 ルイズはここで初めて目の前にいる平民の顔を見た。 (た、確かに顔は良いみたい。だけど……) 平民とは思えない程、少年は知的で端整な顔立ちだった。思わずぞくりとしてしまい兼ねない。 それだけではない。彼からは何とも言えない張り詰めた雰囲気がありありと感じられてくる。 表情は先程から全くの無表情であり、その瞳にも光が宿っていないように見える。 しかし、たとえハンサムであろうと彼が平民である事には変わりない。 「ミスタ・コルベール! もう一度召喚させてください!」 ルイズは儀式の教官を務めるコルベールに捲くし立てる。 「それは出来ない。使い魔召喚とは神聖なものだ。やり直しは一切認められない」 「でも、平民ではないですか!」 ビシリと目の前でじっと立ち尽くし佇む少年を指差し、叫ぶルイズ。 「それでも、だ。召喚された者がいかなる者であろうと、呼び出された以上君の使い魔にしなければならない。さっ、早くしないと次の授業が始まりますよ」 コルベールにそう言われ、悔しそうにしながらルイズは目の前の少年の元まで歩み寄る。 153サントであるルイズに対し、177サントはあろうかと思われる細く逞しい体格の長身が目の前に立ち塞がり、その威圧感に思わず竦みかけるがここで恐れていては何にもならない。 「あんた、感謝しなさいよ。平民が貴族にこんな事されるなんて絶対にないんだから!」 主人らしく威圧してみようと叫んでみるも、彼はルイズは見下ろしたまま相変わらずの無表情だった。 人の話を聞いているのかいないのかもさっぱり分からない。 (うう……ちょっと、怖い……) ただ、その氷のように冷たい人形のように生命感に乏しい瞳に恐怖を感じてしまう。しかし、それでもめげずにルイズは続ける。 「ちょっと! 届かないじゃないの! 屈みなさいよ!」 そう叫ぶと、彼は微かに小首をククッと傾げだす。 その態度が何やら異様にムカつき、 「早く屈みなさい!」 さらに苛々を込めて叫ぶと僅かな沈黙の後、ようやく彼はその場で屈みだした。 「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。 五つの力を司るペンタゴン。この者に祝福を与え、我の使い魔となせ」 コントラクト・サーヴァントの詠唱を唱え、ルイズは少年の頬を掴んで彼に口付けをした。 彼は何の抵抗も動揺も見せずにただ黙ってルイズを見つめたままだった。 「終わりました」 少年から離れ、振り返るとコルベールに告げる。 少年の左手に使い魔のルーンが刻まれていくが、それでも彼は微動だにしていなかった。 (何なのよ、あいつ。人形みたいで気味が悪い) 左手の甲に刻まれたルーンをじっと見つめている少年を不愉快そうに睨んでいたルイズはふん、とそっぽを向く。 何であんなのが自分の使い魔なのだろう。本当だったらもっと珍しい幻獣とかを召喚したかったというのに。 しかし、一応使い魔を召喚できたというだけまだマシだった。 「ふむ。珍しいルーンだな」 ミス・ヴァリエールが召喚した平民の少年に刻まれたルーンを見たコルベールはそれをノートに書き写す。 (……血の臭い?) ふと、彼から異様な臭いを嗅ぎ取ったコルベールは顔を顰める。 彼から嗅ぎ取れる血の臭い。それはかつて多くの汚れ仕事を請け、その手を血に濡らしてきた彼だからこそ嗅ぎ取れるものだった。 (この少年……もしや、本当に……?) 歳は明らかにここにいる生徒達とほとんど変わらない。それなのに、彼はその手を血に濡らしているというのか。 しかも、様子からして極最近に彼は人を殺めている。 だが、それで彼が罪悪感のようなものを感じている訳でもない事を察していた。 自分はかつて、多くの人々を死に追いやり、その罪悪感で今も苦しんでいるというのに。 それが信じられず、密かに冷や汗を首筋に滲ませる。 「……それでは皆さん! 春の召喚の儀式はこれにて終了! 解散してください!」 コルベールが明朗に告げ、少年に背を向けて歩き出す。 ちらりと肩越しに彼を見やり、その冷たい瞳に思わず息を呑んだ。 「ルイズ! お前は歩いて来いよ!」 「あいつ、フライはおろかレビテーションさえまともに使えないんだぜ?」 生徒達がルイズを嘲笑うと、各々が宙へと浮かび上がり、広場から去っていく。 悔しさに肩を震わせるルイズだが、やがて自分が召喚した平民の少年の元まで再び歩み寄る。 「……あんた! 行くわよ! 早く付いて来なさい!」 そう叫び、ルイズは彼に背を向けて歩き出す。そのすぐ後を彼は付いてくる。 「あんた、名前は?」 相変わらず黙りこくったままの彼の態度に苛立ちを感じつつ、振り向きもせずにルイズは問いかける。 先程のように言葉ではなく、動きで意思表示をしたのだ。もしかしたら喋れないのかもしれない。それを確かめる意味でもあった。 「……キリヤマ……キリヤマカズオ」 張り詰めたその声に一瞬、びくりとする。 「変な名前ね」 (何だ、ちゃんと喋れるじゃない) しかし、ようやく一声を発してくれたのでホッと息をついた。 「さて、あんたはどこの平民? どこから来たの?」 学院内の自室に戻ってきたルイズはベッドに腰掛け、目の前に立つ平民・桐山和雄に問う。 桐山は左肩から提げていた自分のデイパックを下ろす。やけに重そうで、床に下ろした途端にガチャガチャと音を立てている。 「この国の平民? それともガリア? ロマリア? アルビオン? ゲルマニア?」 しかし、桐山は返答をせずにまた小首を傾げる。 「……何なのよ! あんたは! ご主人様に向かってその態度は! 返事くらいはしなさいよ!」 「主人、とは?」 やっと返事をした。 「あんたはサモン・サーヴァントであたしに召喚された、あたしの使い魔なのよ。さあ、あんたも答えなさい! あんたはどこから来たのよ! 何度も言わせないで!」 桐山はまた黙りこくるが、今度は何かを考えている様子だ。 自分のいた場所を答えるだけで何故、そんなに考える必要があるのか。 「俺がいた所は、お前の言うどの場所でもない。俺は、大東亜共和国の香川県城岩町という町に住んでいた」 「聞いた事のない所ね。……って、どこよそこ!」 「ここはどこだ」 桐山はルイズを無視して質問してくる。 「は? 何言ってるの。ここはハルケギニアのトリステイン魔法学院に決まってるじゃない」 「知らない名前だ」 「あんた、どこの田舎者よ」 「その国は俺のいた場所には存在しない」 桐山曰く、彼のいた所は月が一つしかないというルイズには信じられないものだった。 そして、桐山は言う。「ここは俺のいた世界とは違う世界だ」と。 「あんた、人を馬鹿にするのもいい加減にしなさいよ? だったら、証拠を見せなさいよ」 両腕と膝を組み、ふんと鼻を鳴らしながら言うと桐山はその場で屈み、デイパックの中をごそごそと漁りだす。 そして、手帳のようなものを投げ渡してきた。 「何よ、これ」 「俺の学生手帳だ。それに書いてある文字が読めるか?」 手帳を開くと、中には桐山の写真と共に色々な文字が書かれているのだがルイズにはさっぱり読めない。 しかし、これは彼が誤魔化すために書いたものでない事は分かる。 そして、この事から一つの可能性が浮かびだす。 「あんた、もしかしてロバ・アル・カリイエから来たの?」 桐山は無言のまままた小首を傾げだす。 それがまたムカついたが、ここで喚いても仕方がないので話を進める。 「ハルケギニアのずっと東にある土地の事よ」 「知らないな」 「……まあ、とにかくあんたがどこから来たのであろうと、あたしの使い魔である事には変わりないわ」 「使い魔?」 その質問に、ルイズは少々勝ち誇った様子で使い魔の事について桐山に説明してやった。 「……と、いう訳であんたはあたしの使い魔。そして、あたしはご主人様なのよ。あんたは使い魔として一生を通してあたしのために色々働いてもらうわよ」 「そうか」 いきなりこんな所に呼び出されておいて、何の抵抗もなく平然と答える。 (やけにあっさりしてるわね) 「具体的に何をすればいい」 「そ、そうね。……まず、使い魔には主人の目となり耳となる能力を与えられるわ。 ま、要するに感覚を共有するということなんだけど……駄目ね。こっちは何も見えないもの」 桐山は特に何も答えはしないが、ルイズはさらに続ける。 「で、もう一つは主人の望むものを見つけてくるのよ。例えば秘薬とか」 話を聞いているのかどうか分からないが、桐山はルイズを見たまま黙っているままだ。 「三つ目。これが重要だけど、主人を守る事。……でも、あんたじゃ期待できないわね。何しろ、平民だもの。 ま、それで何もしないというのも何だから雑用でもしてくれれば良いわ」 (話、聞いているのかしら? こいつ……) 「とにかく、今日はもう遅いから続きは明日!」 言うなり、ルイズは服を脱ぎだしネグリジェへと着替えだす。 桐山は相変わらず無表情のままルイズを見ているが、別に使い魔に自分の裸を見られても恥ずかしくはないのでルイズは気にしない。 「それ、明日の朝までに洗濯しておいてね。それから主人がいない間はここの掃除をお願い」 服を投げ渡し、ベッドに潜り込むルイズ。 「ああ、それとあんたは床に藁でも敷いて寝てなさい。明日はあたしより早く起きる事」 しかし、桐山からの返答は何も無い。 だが、深く気にするでもなくルイズは眠りについた。 あまりにも無口、無表情すぎるので正直あまり話をするのは気分がよくない。 ……そして、彼のあの瞳が恐ろしかった。 (何を怖がってるの! あたしはあいつの主人なのよ!) 床に座ったまま桐山はデイパックの中身を確認していた。 プログラム開始時に支給されたパンの袋と1リットルの水が入ったペットボトルがそれぞれ二つずつ。 既に四人を殺害していたため、パンは十に増えている。水は重くなるので一本しか奪っていない。 他には地図、方位磁針、時計、懐中電灯。もっとも、地図は沖木島の地図なのでこんな所では役に立たないだろう。 そして、プログラムで支給された武器。 桐山に支給されたのは「シーナイフ」これで金井泉と黒長博、笹川竜平を殺害した。 これは服の中にでも隠しておけば良いだろう。 笹川から奪った武器はサブマシンガン「イングラムM11/9 9ミリ」非常に当たりと言える武器だった。40発の予備弾倉も5倉残っている。 金井泉から奪ったのは「スタンガン 10万ボルト」まだ使っていないのでバッテリーは充分だ。 黒長博からは小型自動拳銃「ワルサーPPK 9ミリ」予備の弾も50発分が一箱付いている。 そして、かつての不良グループの参謀格であった沼井充からは「自動拳銃ワルサーP99 9ミリ」こちらも予備弾が一式ある。また、彼の私物としてオイルライターとそのオイルも物色している。 桐山自身の私物は元々、修学旅行としての荷物しか持ってきていなかったのでサイフや学生手帳、読書本などといったものしかない。 桐山は自分が突然、こんな異世界という俄かには信じられない場所にやってきてしまっても別段どうも思っていなかった。 魔法という不思議な物を見ても、本人は何も感じはしない。 ルイズの使い魔となるのに承諾したのも、いつものような成り行きに任せての結果だ。 これからどうなるのかは桐山自身にも分からない。 自分が元の世界に戻れるかどうか、そんな事も別にどうでもよい。 コイントスのごとく成り行きに任せるだけである。 桐山は首に付けられている首輪の違和感に気が付き、手をかける。 この首輪には爆弾が仕込まれているそうで、本来ならあのプログラムのルールで禁止エリアに入ったり無理に外そうとしたりすると爆発をするらしい。 実際、桐山は首輪からほんの微かな機械の音を聞いていたのでそれを即座に理解した。 しかし、今はその音が僅かも聞こえてはいない。 何の迷いもなく桐山は首輪を掴み、力を入れて引っ張る。 あっけなく、首輪は外れた。 首に付いていた都合上、鏡を介さなければ見る事すらできなかったが、外す前から壊れていたのか微かに火花を噴いている。 それをじっと見つめている桐山だが、やはり何かを感じたりする事はなかった。 窓の外に首輪を放った桐山は壁に寄りかかると、床に座ったまま静かに眠りについていた。 前ページ次ページ無情の使い魔
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某日、早朝、ルイズの部屋 「ルイズ!今日こそは授業に出なさいよ!」 朝からキュルケだ。毎朝ルイズを起こしては授業に引っ張り出そうとしている。 ご苦労さんです。 「え~!?ジークどうすんのよ」 ルイズはジークにしがみつく。 「だからさらわれたりしないってば!」 「世の中は何があるかわからないって、ちい姉様が言ってたわ」 「ちい?だーれ?まぁいいわ、 じゃあシルフィードに面倒みて貰いなさいな!あの子なら賢いし、きっと大丈夫よ」 「え?…うー…ん、………わかったわ」 それを聞いてキュルケはホッと息をついた。 授業中ルイズはジークのことばかり考えていた。 魔法失敗して教室大爆発させたけど、そんなことはお構いなし。 ああ!大丈夫かしら!私のジーク! 一方、ジークとシルフィ 「きゅいきゅい」 「キュアアー」 「きゅいきゅいきゅい」 「キュアアアーー」 「きゅい!」 「キュアア!」 「きゅいきゅい?」 「キュアア」 「きゅいきゅい」 以下無限ループ 同日、昼 トリステイン魔法学院、食堂 「邪魔よマリコルヌ!ジークが座れないでしょうが!」 「なんで使い魔が座るんだよ!僕はここで食べてるんだ!邪魔しないでくれよ!」 「あんたなんか床で食べればいいじゃない! あんたが座っるのにジークが立たされてるなんて可哀相だと思わないの!?」 「そ、そんな!僕はメイジだぞ!座って食べるのは当たり前じゃないか!」 「こんなにきゃわいいジークを見てよくそんな事が言えるわね!ヒトデナシ!」 「うわ~ん!ルイズがいじめる~」 マリコルヌは走り去った。 それにしてもこのルイズ、完全にバカ親である。 同日、放課後 ルイズはジークを連れて学院の花畑を散歩していると、どこからか声が聞こえて来た。 「も!申し訳ございません!私、気がつかなくて!わざとじゃないんです!」 「わざとであってたまるかぁぁーー!!何てことをしてくれたんだ君は! この青銅のギーシュ!いくら君が女性だろうと我慢しきれんこともある!」 「ごめんなさい!花に水をやるのに夢中だったんです!」 「だからぁあー!夢中だったたとかそういう問題じゃないだろー!」 やっぱりギーシュだ。平民のメイドを怒鳴りつけている。 「何よ、騒がしいわね。いったい何があったの?ギーシュ」 ギーシュは振り返るとルイズに詰め寄った。 キモい、涙と鼻水が一緒に出てる。 「ルイズ!聞いてくれよ!このメイドが僕のかわいいヴェルダンデをふんずけちゃったんだ!」 ルイズは呆れた。 このピンク娘、ジークのことだとブチ切れるが他人の使い魔になど興味はないのだ。 「ちょっと踏まれたくらいで何よ?ちっちゃいわね」 「何だよその言い方!僕のヴェルダンデはもう二度と戻って来ないんだぞォー!」 「戻ってこない?死んだの?踏まれたくらいで?」 「僕のヴェルダンデはデリケートなんだ!」 「………」 「ああ!僕のかわいいヴェルダンデ!『殿様バッタ』のヴェルダンデ!!何よりも可愛かったヴェルダンデ!」 そろそろウザイ。ルイズはギーシュを追っ払うことにした。 「いつまで泣いてんのよ!泣いたってヴェルダンデは帰って来ないのよ! あなたはヴェルダンデの分まで幸せになって、彼を安心させてやりなさい! あなたならきっともっとステキな使い魔に巡り逢えるわ!」 テキトーなこと言ってみた。 「ルイズ……、ありがとう!僕、頑張るよ!ヴェルダンデの分まで、頑張る!」 ギーシュは走って去っていった。 さてと、ルイズはメイドの方へ向き直る。 黒髪のかわいらしい娘だ。 胸がでかいのがムカつくけど。 「ありがとうございました。あの…、お名前は?」 「ルイズよ、あんたも大変だったわね」 「はい。私はシエスタといいます。 あれは本当に『不幸な事故』だったんです。気付かなくって…。 でも虫ってキモいですよね。 私がもっと気をつけてればあんな『不幸な事故』は起きなかったのに…。 でも虫ってキモいですよね。 ああ、悲しいです」 この娘! ルイズはシエスタとは気が合いそうな気がした。 「ルイズ様!何か助けてくれたお礼をさせてください!」 「いいわよ、そんなの」 「でも…」 「いいのよ、もう私は行くわ。気をつけなさいよ。ギーシュはどこで見てるかわからないから。」 「はい!大丈夫です!」 「ふふふ、それじゃあね」 「はぁ、ルイズ様…」 シエスタは胸に手を当て、ルイズが見えなくなるまで熱い瞳で見つめていた。 その後、ギーシュはカマドウマの召喚に成功した。 その日の夕方、シエスタはたまたま二階からカマドウマの上に飛び降りた。 不幸な事故ってやつだ。 今度は誰にも見られなかった。 同日、夜、某国、某伯爵家 見張り台に二人の兵士が立っている。 「おい、どうした?元気ないぞ」 「先輩…、実は俺、この仕事が終わったら、故郷に帰って結婚しようと思ってるんです」 「好きな女がいるのか?」「はい、迷惑かけっぱなしなんですけど、俺のことを信じて待ってくれてるんです 。だから今度は俺が守ってやらなきゃ。なんて思ってるんですよ。 すみません、急に変なこと言っちゃって」 兵士1は兵士2の肩に手を置き言った。 「俺とお前の仲じゃないか、気にするな。じゃあ今回の任務、頑張らなきゃな」 「はい!土くれのフーケからの宝の防衛、やり遂げてみせます!」 「ははは、そう気張るな。俺達は見張りだけやってればいいんだ。ん?なんだ?あれは?」 兵士1は目を凝らした。 何かが凄まじい勢いでこちらに向かって来る。 「ハハハハハ!邪魔だよ!どきな!」 「俺のことはいい!逃げろ!」 「先輩!?そんな!?」 「大事な女が……待ってるんだろ?」 「先ぱぁーーい!!」 フーケの載ったジェノザウラーは塀を飛び越え、易々と邸内に侵入する。 一斉に魔法が飛んでくるが、それを加速力とテクニックで避け、宝物庫へと突撃する。 「ヒャッハー!!」 宝物庫の壁を叩き壊し、中へ侵入する。 『異界の杖』を手に入れた。 「『異界の杖』確かに拝領いたしましたわ!土くれのふ・う・けより!」 気分が盛り上がってたので紙に残すのでなく、自分で言ってみた。 ジェノのコクピットに戻り、再び塀を飛び越えると、最高速度の260km/hで去っていった。 フーケは別にイカレたり、ジェノ操られているわけではない。 単純にジェノに乗るのが楽しくて仕方ないのだ。 今まで感じたことのない高速の世界を駆け抜けるスリルと快感。 それとどのメイジにも負けないゾイドの強力な戦闘力。 それらがフーケの心の性感帯を激しく刺激していた。 因みに兵士1、2は無傷です。フーケは無視してたのに勝手にやってただけです。 兵士2は田舎へ帰り、幸せに暮らしたとさ。 第六話に続く
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《ルイズ》 No.1134 Character <第十三弾> GRAZE(1)/NODE(3)/COST(1) 種族:魔界人 (自動α): 〔このキャラクター〕は「戦闘修正+X/±0」を得る。Xは相手プレイヤーの手札の枚数の半分(端数切り下げ)に等しい。 攻撃力(2)/耐久力(4) 「まぁ、魔界はいいとこな。んで、ゆっくり観光でもしてくといいわ☆」 Illustration:三日月沙羅 コメント リメイクされた魔界の住人A。 今回は相手の手札を制限するのではなく、相手の手札によって戦闘修正を得る。 攻撃力アップは相手の手札に依存するのでこちらのターン中は通常+3が限界である。 その場合は戦闘力5/4になるのだが、基本的に手札消費の激しいゲームなので+2もされればいい方である。 仮により大きい修正を得られたとしても相手の手札が多いということはそれだけこのカードに対処できる可能性も高いということなのでいまひとつ安定しない。 また耐久力は4のままであり、戦術も一切持たないためキャラクターとの戦闘は少し苦手。 このカードと同様に相手プレイヤーの手札の枚数によって攻撃力が変動するキャラクターに河城 にとり/7弾があり、彼女のスペルである河童『お化けキューカンバー』や河童『のびーるアーム』とシナジーがある。 関連 第十三弾 ルイズ/7弾
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「まさかミス・ロングビルが『土くれ』のフーケだったとはな・・美人だったもので 何の疑いもせず採用してしまった」 学院に戻ったルイズ達はオスマンに事の顛末を報告していた。 オスマンが言うには居酒屋でたまたま働いていたフーケを採用したらしい。 隣にいたコルベールはあきれ返っている。 「死んだほうがいいのでは・・」 「つーかマジで死ね!!」 銀時はオスマンに『洞爺湖』ぶちあてる。 「ぐおぉぉ!!」 ふっとんだオスマンをさらに足げにしてゲシゲシ踏みつける。 「要はてめえののせいで俺たち死にそうなめにあったってことじゃねえか。 死ねよ、頼むから死んでくれよ」 「やめ・・本気で死ぬ・・あっ・・そこは・・」 最後のあたりがあえぎ声になってるのは気のせいだろうか。 「やめろ、ミスタ・サカタ、気持ちはわかるが。このままでは学院長がMにめざめてしまう」 どうにか銀時をコルベールは止める。 「と、年寄りに普通ここまでするか」 ボロボロになりながらどうにか立ち上がったオスマンは言った。 「あっ、俺の知り合いの女はな、けつでも触ろうもんなら腕ごとコナゴナになるまで折るぜ。 そいつに比べれば随分優しいけどな」 「君の知り合いの女性には死んでも会いたくないのう」 オスマンは今回の事件にショックを受けているようだが銀時は別段普通だった。 女という者はずるい生き物ということは知っているからだ。 「まあともかく、君たちは良くぞフーケを捕まえ『破壊の杖』を取り戻してきた」 3人は誇らしげに礼をするが銀時は特に興味はなさそうだ。 「君たちの、『シュヴァリエ』の爵位申請を、宮廷に出しておこう。追って沙汰があるじゃろう。といっても、ミス・タバサは確かすでに『シュヴァリエ』の爵位を持っているから、精霊勲章の授与を申請しておいた」 「本当ですか?」 キュルケは驚いた声で言う。 「ほんとじゃよ、君たちはそれだけのことをしたのだからな」 「オールド・オスマン、ギントキには何もないんですか」 「残念ながら彼は貴族ではない」 「そんな・・」 しかし当の銀時は興味なさそうに鼻をほじっている。 「っつ、んなもんいらねえよ、現金か甘いもんならありがたく受け取るけどな」 ら○☆すただかシュヴァルツだか知らないがそんな腹の足しにもならないもの受け取ってもしょうがない。 「さ、今夜は予定通り『フリッグの舞踏会』を執り行う。『破壊の杖』も無事に戻ってきたことだ。思いっきり着飾るが良い」 3人はそれを思い出し、礼をした後、外に出ようとした。 しかし銀時だけは動かない。 「悪いけど先言ってろ」 ルイズは心配そうな目をしたがうなづいて部屋から出て行った。 「何かわしに聞きたいことがおありのようじゃな」 銀時は鼻毛を抜きながら答える。 「えーと、オスマン・サン○ンさんだったけ・・」 「オールド・オスマンじゃ!!誰がやたら目の良いアフリカ人じゃ!!」 銀時のボケにも一応対応するオスマン。 とりあえずコルベールに退室を促す。 コルベールはどこかさびしそうな顔をしていた。 「とりあえず言ってご覧なさい、爵位はやれんができるだけ力にはなろう。 あまり気乗りはせんが・・」 なにやらよろしくない事を最後のあたりにボソッとつぶやく。 「聞こえてんぞジジイ!とにかくあの『破壊の杖』、あれは俺の元いた世界の武器だ」 オスマンの目が光る。 「ほう、元いた世界とは?」 「俺は、こっちの世界の人間じゃねえ」 「本当かね」 「マジだ、俺はルイズの奴の『召喚』でこっちに世界によばれた」 「なるほどのう、そうじゃったのか」 オスマンは目を細める。 「何で俺の世界の武器がここにあるか説明してもらおうか」 ここからオスマンは語り始めた。 20年ほど前、森でワイバーンに襲われた際助けてくれた命の恩人が 持っていた武器が『破壊の杖』だったという。 ワイバーンを倒した後、怪我していたらしく倒れ、学園で介護した。 しばらくは小康状態が続いたものの突然容態が悪化し亡くなった。 「マジかよ」 銀時は呻く様な声で言った。 ようやく元の世界に返る手がかりを見つけたと思ったら当人は 亡くなっていたのだから。 「彼も自分の事を異世界から来たというておったな。思い出したぞ!! 自分の事をサムライとも言っておった」 「そいつ侍だったのか!?」 「ああ、説明を聞く限り騎士のようなものと理解をしたが、どこか違っておった。 何故命を張ってまでわしを助けたと聞いたとき『俺が侍だから、俺の武士道だから』 とも言っておった、少なくとも騎士は名誉も誇りもなく、他人のために命をかけて戦おうする奴なんざおらん」 「だったらそいつは間違いなく侍だ」 銀時は感慨深げにうなづいた。 もしかしたらその侍は攘夷戦争初期に戦っていた自分達の先輩かもしれない。 「ということはおぬしもサムライなのか?」 「ああ、でもまいったな、これで振り出しかよ、後一つ聞いていいか?」 「何じゃ?」 銀時は左手のルーンを見せる。 「武器を持つとこいつが光って体の調子が少し良くなったりするんだ。 あんたなんか知ってるか」 オスマンはしばし困ったような顔をした後。 「・・・それは知っておるよ、ガンダールヴの印じゃ、伝説の使い魔の印じゃ」 「伝説の使い魔?」 「そうじゃ、その伝説の使い魔はありとあらゆる武器を使いこなしたそうじゃ」 「伝説の使い魔ね~?」 銀時は左手のルーンを一通り見た後。 「まっ、いっか」 オスマンはずっこける。 「お主そこは普通何故自分が伝説の使い魔なのか考えるところだぞ」 「べ~つ~に~、あって不便なもんじゃねえしさ、あ、これシャ○ニングフィ○ガーとかできるの」 「それがなんなのかは分からんがたぶんできん」 「え~、かめ○め波は」 「それもできんと思う」 「ちっ、伝説ってわりにはこいつ大したことねえな」 ―コルベール君が聞いたら激怒するぞ 銀時の態度にオスマンはあきれ返った。 「お主が元の世界に返す方法はできるだけ調べておくことにしよう。 できればすぐにでも帰ってほしいからな・・」 やはり最後にボソッとしゃべるオスマン。 「だから聞こえてんぞジジイ!」 「よくぞ恩人の杖を取り戻してくれた。改めて礼を言おう。 不本意だが・・」 そういってオスマンは部屋の物置をがさがさあさり始めた。 「『破壊の杖』はマジックアイテムとして宝物庫に入れておいたが 彼の形見はもう一つあってな。それはわしの個人的なコレクションにしておる」 オスマンは取り出した1メイルぐらいの箱を開ける。 「こいつは日本刀じゃねえか」 そこには立派な日本刀があった。 「ああ、彼がなくなった後、調べたんだがハルケギニアのどこにもこのような形状の剣など存在しなかった。だからわしは彼が異世界から来たということを信じたのだ。 どうだ、礼代わりにこれをもらわんか」 銀時は首を振る。 「いや、あんまり他人の刀は使いたくねえ、こいつはあんたが持っているか墓に供えるか にしといてくれ」 「わかった、さっきの話だが帰る方法が見つからなくてもわしを恨まんでくれよ。 何ここも住めば都だ、嫁さんだって探してやる」 「そういうわけにはいかねえよ、俺には待ってる奴がいるんだ」 「ほう、それはお前さんのこれかい」 オスマンは小指を立てた。 「そんなんじゃねえよ、別に血がつながってるわけでも、結婚してるわけでもねえ。 しいて言えば腐れ縁だ。それでもあいつらは俺の家族で俺の大切な奴らなんだ」 珍しくマジな顔の銀時にオスマンは驚いた。 ―この男こういう顔もするのか。 「わかった、わしも出来る限りのことはしよう」 「ああサンキュ、それにな・・少○ジ○ンプの続きも気になってしかたねえだよ」 「・・・・」 少○ジャ○プはどういう物かわからないオスマンであったが一つだけ気づいたことがあった。 ―もしかしてこの男相当なろくでなし 「んっ?」 「どうした」 銀時が突然思い出したかのような声を上げる。 「何か忘れてるような気がするんだけどな。 思い出せねえってことは大したことがねえってことか」 コンコン 学院長室の扉からノックの音が聞こえる。 「開いとるぞ、入れ」 入ってきたのはコルベールだった。 「あの~先ほど宝物庫の修繕をしていた作業員から瓦礫の中から こんなものが見つかったと報告がありまして・・」 コルベールが持ってきたのはボロボロの大剣だった。 「宝物庫のリストには入っていないインテリジェンスソードだったんですよ。 さっきからミスタ・サカタに会わせろというばかりで」 そういって大剣の鞘を抜く。 「おい!!相棒てめえーなんてことしてくれたんだよ、俺のこと置いていきやがって・・」 わめくのはあのデルフリンガーである。 銀時は手をぽんと叩く。 「ああそうか、マダケンのことすっかり忘れてたな」 「まさか本気で忘れていたのかよ、っていうかマダケンっていうんじゃねえ」 「別に瓦礫と一緒にガラクタになっちゃえば良かったのに、あ、元々ガラクタか」 「てめえ!!殺すぞ、本気で殺すぞ!!」 「上等だオラ、やれるもんならやってみろよ」 オスマンとコルベールは冷や汗を流す。 インテリジェンスソードと本気で喧嘩する大人気ない人間は初めてだからだ。 「なあ、コルベール君・・」 「それ以上いわないでください、私もだんだん自信が・・」 舞踏会がおこなわれている会場はアルヴィーズの食堂の上の階のホールだ。 銀時はそこでひたすら出てくる料理(特にデザート類)にがっついていた。 皆ドレスに着飾った中、正直銀時は場違いで回りからさすような視線が送られているが。 図太い神経を持っている銀時は全く気にしていない。 「(ムシャムシャ)まったく・・せっかく帰る方法見つかった思ったら(ガツガツ)・・ 結局わからなかったし・・・(ゴクゴク)・・あーテンション落ちるわ・・(モグモグ)・・ おかげで食事もろくにのどに通らねえ」 「うそつけぇぇぇ!!さっきからめちゃくちゃ喰ってんじゃあねえか!!」 突っ込むのはマダケンことデルフリンガー、結局銀時が引き取ることになった。 ワインも瓶ごとラッパ飲みする銀時。 周りの貴族は顔をしかめている。 キュルケがさっきまで話しかけてきたがパーティーが始まるとその輪の中にいってしまった。 シエスタは忙しい中銀時に肉料理を持ってきてくれたがそれもあっさり平らげた。 銀時はサラダに手をつけようとするがそれにもう一人がフォークをさしてきた。 タバサである。 「私が先」 「いや俺が先だった」 タバサは珍しくドレスを着ているが銀時にとってどうでもいいらしい。 二人はにらみ合う。 「・・・・」 「わかった勝負だ」 「いや、相棒、そいつ何も言ってないぞ」 「こういうのは目を見りゃあわかるんだよ」 「そういうもんか」 勝負方法はテーブルの端までの料理を速く食べ終えたほうが勝ちというものである。 勝負が始まった。 タバサのほうが若干ペースが速い、銀時よりドンドン先に食べていく。 一方銀時は先にたくさん食べているせいで少し遅い。 実際銀時はこの勝負に負けても別段損するわけではない。しかし銀時は根っからの負けず嫌いである。 「負けんな平民!!」 「タバサも平民に負けんな!!」 いつの間にかギャラリーが銀時たちを囲んでいる。 「いったらんかーい!!俺!!」 「相棒!!」 銀時はここからスパートをかけ始めた。 ついにはフォークを捨て、手づかみで食べ始めた。 皿にあるものを無理矢理口にかっ込む。 その恥も外聞もない姿は何故か美しいとまわりは思った。 ドンドン銀時はタバサに追いついていく。 タバサも速度を速めるが銀時にはかなわない。 銀時が最後の料理を食べたとき、タバサの最後の皿にはまだ料理が半分ほど残っていた。 「やるわね」 「おめえもな」 銀時はタバサと握手を交わす。奇妙な友情が今生まれた。 周りからは歓声が起こる。 「良くやったー平民」 「タバサもすごかったぞ」 拍手の中、ギャラリーには感動のあまり泣いている者もいる。 皆馬鹿ばっかりである。 「うぷ、少し喰いすぎた」 銀時は口を押さえ夜風に当たりにバルコニーに出る。 とりあえずバルコニーの枠にもたれかかる。 「ヴェリエール公爵がご息女、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール嬢のおな~~り~~~~」 ホールからは音楽と共にドレス姿のルイズが出てきた。 その姿はまるで花のように美しかった。 普段はゼロと馬鹿にしている男子生徒たちも次々とダンスを申し込む。 「あいつ結構ああいう姿も結構似合うな、まっ貴族だから当然か。 神楽の奴だったら絶対似合わねえな」 そんな風にいってるとルイズがダンスの誘いを断り、こちらに向かってくるのが見える。 「楽しんでるみたいね」 「まあな、意外に似合ってるぜ、その格好」 銀時の言葉にルイズは顔を真っ赤にする。 「べ・・別にあんたのために着たわけじゃないからね、それに意外には余計よ」 あまりにもテンプレどおりの台詞をはくルイズ。 ―こいつツンデレって奴か。実在してたんだな。 銀時の回りにはツンツンかデレデレかという極端な女性しかいないためツンデレは珍しかった。 「馬子にも衣装って奴だな」 「そうともいうかもな」 デルフリンガーの言葉に同意する銀時。 「うるさい、うるさい、うるさい」 「おめえはどこのシ○ナですか」 銀時はルイズの普段とは違うボニーテールのような髪型を見て考えた。 「なあここは『実は俺ボニーテール萌えなんだ』っていうところか」 「いや、それは別のアニメだろ」 「さっきから何わけのわかんないこと話してるのよ」 「別に、それよりお前は踊らねえのか」 ルイズはため息をついた。 「踊る相手がいないのよ」 「いっぱい誘われていたみてえに見えたけど」 「あんなガキ相手には踊れないわ」 「ふ~ん」 銀時は返事をしながら夜空を見上げる。 「あっ!!」 「何!?」 「どうした、相棒!! 突然の大声を上げる銀時にルイズとデルフリンガーは驚く。 「いやルイズと最初会ったとき声が誰かに似てんなーと思ったけど、今わかった。 おめえ神楽に声が似てんだ、あーようやくすっきりした」 「カグラって誰」 「何だ相棒にも女がいたのか」 デルフリンガーの言葉にルイズは凍りついたような表情をする。 「ちげえよ、人前で平気でげろを吐く女だ」 「何よそれ!」 「どういう女だそりゃあ」 「なんつーかな、平気で暴力振るうし大喰らいで腹黒な女だけどな、 それでも俺の大切な奴で家族だ」 「やっぱり女じゃねえか」 「だから違うっつーの」 銀時が今まで見せて事のない表情を見たルイズは。 「ギントキ、踊ってあげてもよくってよ」 「は?パス、俺ああいう場所苦手だ」 あっさり断られた。 ルイズはため息をつきながら手を差し出す。 「私と一曲踊ってくださいませんこと。ジェントルマン」 そんなルイズに銀時はぷっと笑う。 「何よ、人がせっかく・・」 「いいぜ、じゃじゃ馬娘」 銀時はルイズの手をとる。 「勘違いしないでよ、あんたと踊りたいわけじゃないから。ただあんたは一応大人の男だからガキよりはましだと思っただけ」 「はいはい、わかったから」 「何かその態度むかつくわね」 「俺ダンスなんかしたこと無いんだけど」 「私に合わせなさい」 ホールでは音楽がなりそれぞれダンスが始まる。 身長差があるせいか最初はぎこち無かったが段々様になってきた。 「信じてあげるわ」 「何がだよ」 「その、あんたが別の世界から来たってこと」 ルイズは軽やかにステップをふみながらそう呟いた。 「つーか信じてなかったのか」 「正直半信半疑だったけど、あの『破壊の杖』あんたの世界の武器なんでしょう。 あんなの見せられたら信じるしか無いじゃん」 ルイズは下をうつむく。 「ねえ、帰りたい?」 「そりゃあ、帰りてえな、待たせてる奴もいるしな」 「そう・・」 ルイズはさびしそうに答える。 ―なんかこいつ今日変じゃねえ。 銀時は乙女心に信じられないぐらい鈍感だった。 「ありがとうね」 「は?何が・・」 ―なんか変な物でも喰ったのか。 礼など言ったルイズを銀時は失礼なことを思う。 「フーケのゴーレムから私のことを守ってくれたじゃない」 「ああ、何だそんな事か・・」 見ず知らずの他人の為にすら命を張って戦う銀時にとって、目の前の命を助けるのは当然のことであり些細なことだった。 「そんなことって・・なんで死ぬかもしれないのに戦うの、私の使い魔だから」 「違うな、使い魔じゃなくても俺は戦ってたな。俺の武士道のため、つまり俺のためだ」 ルイズは理解できないという顔をしている。 「お子様には難しすぎたか」 「子ども扱いしないでよ」 いつもの調子に戻ったルイズに銀時は笑う。 「うっ・・」 ダンスの途中で銀時が青ざめる。 「ど、どうしたの、まさかケガでも・・」 「違う、さっき喰った物が程よく胃の中シェイクされて逆流してきた」 銀時は腹いっぱい食べた上にワインもたらふく飲んだ。 その状態でダンスなんか踊ったのでゲ○がはきたいのだ。 「ちょっと!?絶対ここで吐くんじゃないわよ」 「どうやら俺とお前は不運(ハードラック)と踊(ダンス)ちまったみてえだな」 「全然かっこよくないわよ、いやー!!」 その後、バルコニーでゲーゲーはいている銀時の姿があった。 「ちょっと見直したのに、やっぱりあいつ最低よ」 しばらく銀時はゲ○の使い魔と呼ばれることになる。
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レウルイズィリス(レウ・ルイズィリス) アーサー王伝説に登場する騎士。 「マビノギオン」に記される。
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お前の必殺技は俺の技、じいちゃんの技は俺の技だ! 85話の格言の一つ。タイヤの設置を手伝ってくれた謎の老人に「お前のサッカーはどこにある?」と聞かれたため、 円堂は一人で呟いた。まさかのジャイアニズムである。 といっても、世界大会へ進む決定打となったのは自分で編み出した怒りの鉄槌なので、 既に自分のサッカーは完成してるのではないのだろうか? と思ったら奴らの仕業により自分のサッカーを探すことが判明した。 それにより、しばらくの間は新技の開発に精を出すようだ。 【関連】 大介さん
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概要 クエスト一覧セレニア シェーナ アリッサ ルリエ セラティ ルセッタ ヨモギ チルチル シンシア ノルン セリスタ マリエール なつき ノワール ルフナ ククル ウル ラフィア 概要 2017/10/20から実装開始された新クエスト。 モン娘ごとの個別エピソードのクエストであり、クエストをクリアするごとに モン娘の能力やスキルをさらに強化することができる。いわゆる「限界突破」的なクエスト。 ただし、挑戦条件として対象のモン娘を 親愛レベル最大(俺の嫁)に達している。 最終進化を完了している。 レベル最大になっている の以上3つを満たした状態で所持していなければならない。 同一キャラを複数所持している場合は、どれか一人が条件を満たしていればOK。 (条件に達していない進化済の同一キャラも、クエストクリアによる強化の影響を受ける) モン娘一人ごとにクエストが5つあり、クエストを1つクリアするごとに対象モン娘が強化される。 最後のクエストの挑戦前とクリア後に寸劇が入り、閲覧後に最後の強化が行われる。 クエスト開始時に対象となるモン娘がパーティに入っていなくても問題ないが、 道中の敵が対象のモン娘のスキルを有効活用できるような行動をとってくるなど、 いわゆる「接待クエスト」の側面もある模様。 クエストの体感的な難易度は登場!イベントの上級~魔界級くらい?その他各種情報募集中。 クエストの道中では通常のモン娘ドロップは一切発生しない代わりに、そこそこの確率で各色の成長の妖精が入手可能。 クエスト一覧 セレニア 魔王様、いつもお勤めお疲れ様です 良ければ時間を頂けるかしら 是非、あなたと二人で行きたい所があるの… +クエスト情報 目的:セレニアをさらに強化する 舞台:夜の現代魔界(戦闘中でも背景がボス戦時の夜の背景になっている) 寸劇登場キャラ:セレニア、X-07(エレナ)、ルーヴァル、アイびぃ あらすじ:ここがあの女のハウスね! 敵属性:火・水・風 難易度 消費魔力WAVE数 EXPゴールド 初クリア報酬 中ボス ボス 備考 クエスト1 魔力 15WAVE 5 EXP 1700GOLD 3600 石50攻撃+59魔法+78 ☆6ディシアン ディシアン:スタン無効 クエスト2 魔力 15WAVE 5 EXP 1700GOLD 3600 石50HP+146魔法+78 ☆5セリスタ セリスタ:スタン・速度低下・毒無効 クエスト3 魔力 20WAVE 5 EXP 2300GOLD 4900 石50攻撃+59魔法+78 ☆5ミポりん♪ ミポりん♪:スタン・速度低下・毒無効 クエスト4 魔力 20WAVE 5 EXP 2300GOLD 4900 石50HP+147魔法+78 ☆5アネス アネス:スタン・速度低下・毒無効 クエスト5 魔力 25WAVE 5 EXP 3000GOLD 6200 石50魔法+80スキル1強化 ☆6ルーヴァル☆6アイびぃ 両者:スタン・速度低下・毒無効 備考・攻略指南 クエスト5 ボスのアイびぃが全体攻撃バフ&こちらに速度デバフを使用。 ルーヴァルはHPを減らすと攻撃回数バフを使用。 シェーナ サクラ魔界へピクニック…ですか?魔王様とお出かけ…嬉しいです!早速、準備してきます♪ +クエスト情報 目的:シェーナをさらに強化する 舞台:サクラ魔界 寸劇登場キャラ:リネア、ノルン、クロゥリア、シェーナ、セレン あらすじ:少し私と手合わせをして貰おう 敵属性:全属性 難易度 消費魔力WAVE数 EXPゴールド 初クリア報酬 中ボス ボス 備考 クエスト1 魔力 15WAVE 5 EXP 1700GOLD 3600 石50魔法+53速度+13 ☆3リーシャx2 クエスト2 魔力 15WAVE 5 EXP 1700GOLD 3600 石50HP+65魔法+53 ☆6ハリネ ハリネ:状態異常無効 クエスト3 魔力 20WAVE 5 EXP 2300GOLD 4900 石50攻撃+123魔法+53 ☆6シャーロット☆5テレシス シャーロット:風軽減 クエスト4 魔力 20WAVE 5 EXP 2300GOLD 4900 石50HP+100魔法+53 ☆6ノワール ノワール:状態異常・スタン無効 クエスト5 魔力 25WAVE 5 EXP 3000GOLD 6200 石50魔法+53スキル1強化 ☆6セレン セレン:スタン・沈黙・速度低下無効 備考・攻略指南 ボスは土と風属性だが、シェーナ本人のバリアは水属性なため、土・風軽減スキルは仲間で補う必要がある。 特にラストのセレンは火力もかなりのもので、5連続攻撃が合計25000以上の大ダメージなため、風軽減か攻撃低下のどちらかは欲しい。 体力はそれほど高くないので、耐える自信が無いなら速攻撃破が一番。 アリッサ 日頃お世話になっている魔王様に、感謝の気持ちを込めて…私の氷の居城で、おもてなし致しますわ +クエスト情報 目的:アリッサをさらに強化する 舞台:極寒魔界 寸劇登場キャラ:アリッサ、パルシー あらすじ:氷の居城でおもてなし 敵属性:火属性 難易度 消費魔力WAVE数 EXPゴールド 初クリア報酬 中ボス ボス 備考 クエスト1 魔力 15WAVE 5 EXP 1700GOLD 3600 石50HP+221攻撃+58 ☆6メイカ メイカ:速度上昇&速度低下・スタン無効 クエスト2 魔力 15WAVE 5 EXP 1700GOLD 3600 石50攻撃+56速度+7 ☆6なつき なつき:攻撃力低下・速度低下・スタン無効 クエスト3 魔力 20WAVE 5 EXP 2300GOLD 4900 石50HP+221攻撃+56 ☆6ルーフェ ルーフェ:速度低下・スタン無効 クエスト4 魔力 20WAVE 5 EXP 2300GOLD 4900 石50攻撃+56速度+7 ☆6桃千 桃千:速度低下無効&バリア クエスト5 魔力 25WAVE 5 EXP 3000GOLD 6200 石50攻撃+70スキル3強化 ☆6マリエール☆6枷音 両者:速度低下・スタン無効 備考・攻略指南 クエスト2 ボスのなつきは開幕後しばらくして、数ターンの間4000ダメージを与える毒を使用。 クエスト3 ボスのルーフェは開幕後しばらくして、数ターンの間3000ダメージを与える毒を使用。ターンが進むとバリアを展開。 クエスト4 ボスの桃千は全員1ターンスタンするスキルを使用。warningから攻撃力・速度上昇、バフが乗った状態で強力な攻撃スキルを使用。 クエスト5 Wave4のメアは魔法力上昇を使用。 ボスのマリエールは攻撃力・魔法力デバフ、枷音は長時間1000ダメージを与える毒を使用。 ルリエ 魔王様っ あの、一つお願いを聞いてもらっても、良いですか? 探したいものがあるんです +クエスト情報 目的:ルリエをさらに強化する 舞台:密林魔界 寸劇登場キャラ:ルリエ、ノルン、リネア、クロゥリア、アウスレーゼ、シェンファ、映し身のルリエ(大地の化身) あらすじ:願われている力 敵属性:全属性 難易度 消費魔力WAVE数 EXPゴールド 初クリア報酬 中ボス ボス 備考 クエスト1 魔力 15WAVE 5 EXP 1700GOLD 3600 石50HP+65魔法+80 ☆6ヨモギ ヨモギ:開幕こちら1人に3ターンスタン クエスト2 魔力 15WAVE 5 EXP 1700GOLD 3600 石50魔法+80速度+6 ☆5ラクレス ラクレス:開幕スタン無効&こちらに速度デバフ クエスト3 魔力 20WAVE 5 EXP 2300GOLD 4900 石50HP+100魔法+80 ☆6翅宮 礼凛華 レリカ:開幕スタン無効&こちらに永続の弱い毒 クエスト4 魔力 20WAVE 5 EXP 2300GOLD 4900 石50魔法+80速度+7 ☆5ロージーナ ロージーナ:開幕スタン無効&こちらに魔力デバフ クエスト5 魔力 25WAVE 5 EXP 3000GOLD 6200 石50魔法+89スキル3強化 ☆5ルリエ(大地の化身)ルリエのおともだち×2 攻略指南を参照 備考・攻略指南 デバフ治療できるルリエが主役のクエストとあって、ザコ・ボス双方が多彩なデバフをばら撒く体調不良感満載のクエスト。 ルリエ本人はもちろん、フレンドなどでもデバフ対策できるモン娘を確保できるようなら、積極的に採用しよう。 クエスト3 ボスのレリカが開幕時に使う毒は、毎ターン500ダメージと直接威力は弱いが、「エターナル」とあるように効果永続。 治療スキルで解除することは出来るが、warning!奥義でさらに毎ターン4000ダメ&速度低下つきの毒を追加するので、デバフ治療はwarning!まで温存するとよい。 クエスト5 ボスは開幕で全員が状態異常・スタン無効。さらにクエスト3同様の弱い永続毒と味方全員に火水風の3属性軽減スキルなどを一気に使用する。 おとものこぶんはターン経過で自主退場してしまうが、ここからが本番。 本体は攻撃・魔法・速度デバフや10000前後×2の攻撃スキル、warning!奥義では5000×4の毒と2ターンの沈黙のセット攻撃を使う。 セラティ 魔王様!すみませんがお時間頂けますか?えっと…何かは秘密ですけれど、タオルは用意してきて頂けますか…? +クエスト情報 目的:セラティをさらに強化する 舞台:温泉魔界 寸劇登場キャラ:セラティ、レミラ、ランタン、ミヤビ、リチェル あらすじ:二人きりになりたくて 敵属性:火属性 難易度 消費魔力WAVE数 EXPゴールド 初クリア報酬 中ボス ボス 備考 クエスト1 魔力 15WAVE 5 EXP 1700GOLD 3600 石50HP+138魔法+86 WAVE1 フレア バイブル ☆5ユーリア ユーリア:スタン無効、火バリア&こちらのスキル再使用ターン全回復 クエスト2 魔力 15WAVE 5 EXP 1700GOLD 3600 石50魔法+86速度+7 同上 ☆5ラナン クエスト3 魔力 20WAVE 5 EXP 2300GOLD 4900 石50HP+138魔法+86 同上 ☆5パリエ パリエ:魔法低下・速度低下無効、土バリア クエスト4 魔力 20WAVE 5 EXP 2300GOLD 4900 石50魔法+86速度+7 同上 ☆6温泉 フェリス 温泉 フェリス:状態異常・スタン無効 クエスト5 魔力 25WAVE 5 EXP 3000GOLD 6200 石50魔法+88スキル2強化 同上 ☆6レミラ☆6ミヤビ ともにスタン無効、火バリア 備考・攻略指南 すべてのクエストでwave1にフレアバイブルが出現し、こちらに効果永続の攻撃低下デバフ&魔力上昇、弱点特攻バフをかける。 敵のHPもこの強制バフを見越した高さに設定されているため、水魔法以外の攻撃は効きが悪い。素直に水魔法パで挑もう。 一応、攻撃低下デバフはこちらの治療スキルで打ち消すことができる。 クエスト5 WAVE3:☆5ランタン(速度低下、沈黙無効) WAVE4:☆6リチェル(速度低下、沈黙無効) ボスは2人がかりなうえにどちらも攻撃が痛いので火バリアと回復でしっかり対策するのが一番。 ルセッタ ま、魔王様!えっと、聞きたいんだけど 最近の魔王様の夢の中に、その…わたしが…な、なんでもないわ、あははっ +クエスト情報 目的:ルセッタをさらに強化する 舞台:大魔界(背景は魔法都市魔界) 寸劇登場キャラ:ルセッタ、??? あらすじ:誰か星の杖を持ったピンク玉連れて来い 敵属性:全属性 難易度 消費魔力WAVE数 EXPゴールド 初クリア報酬 中ボス ボス 備考 クエスト1 魔力 15WAVE 5 EXP 1700GOLD 3600 石50HP+153速度+2 ☆6ヴァレリア ヴァレリア:スタン・沈黙・魔力低下無効 クエスト2 魔力 15WAVE 5 EXP 1700GOLD 3600 石50HP+153魔法+33 ☆6フロン フロン:スタン・沈黙無効 クエスト3 魔力 20WAVE 5 EXP 2300GOLD 4900 石50HP+153速度+3 ☆6アリッサ アリッサ:スタン:沈黙無効 クエスト4 魔力 20WAVE 5 EXP 2300GOLD 4900 石50HP+153魔法+33 ☆5雨宿り マーチ 雨マーチ:スタン・沈黙・攻撃低下無効 クエスト5 魔力 25WAVE 5 EXP 3000GOLD 6200 石50HP+155スキル2強化 ☆6ルセッタの影(ナイトメアルセッタ) 影ルセッタ:スタン・沈黙・魔力低下無効 備考・攻略指南 クエスト5 ラストはまさかの旧魔王城から出張してきたアイツのご登場。水属性になっており、デバフも通りやすくなっているのでほぼ別物と考えてよい。 しかし、使用スキルは8000前後ダメージ&20000前後の回復&攻撃低下or速度低下、10000前後の回復&10000超えの大ダメージ、 warning!奥義は25000前後の大ダメージに加え魔力上昇と、相応のえげつなさは相変わらず。可能であれば水軽減スキル持ちも用意しよう。 速度デバフで足止めしつつ、ある程度HPを削ったら短期決戦で倒し切ってしまおう。 ヨモギ 魔王、良いか?少し、私の為に時間を頂きたいのだが、構わないだろうか 天空樹魔界の入り口にて待っている +クエスト情報 目的:ヨモギをさらに強化する 舞台:天空樹魔界 寸劇登場キャラ:ヨモギ、オリエンテ あらすじ:それじゃあまぁ…かえってシャンプーしようかな… 敵属性:全 難易度 消費魔力WAVE数 EXPゴールド 初クリア報酬 中ボス ボス 備考 クエスト1 魔力 15WAVE 5 EXP 1700GOLD 3600 石50HP+174速度+6 ☆5イチゴウ イチゴウ:沈黙、速度低下無効&開幕こちらのリキャスト回復 クエスト2 魔力 15WAVE 5 EXP 1700GOLD 3600 石50HP+174攻撃+77 ☆5ナップル ナップル:状態異常無効&開幕こちらのリキャスト回復 クエスト3 魔力 20WAVE 5 EXP 2300GOLD 4900 石50HP+174速度+7 ☆5フェリス フェリス:沈黙、速度低下無効&開幕こちらのリキャスト回復 クエスト4 魔力 20WAVE 5 EXP 2300GOLD 4900 石50HP+174攻撃+78 ☆6フィーザ フィーザ:攻撃低下、速度低下無効&開幕こちらのリキャスト回復 クエスト5 魔力 25WAVE 5 EXP 3000GOLD 6200 石50HP+177s2強化 ☆5オリエンテ オリエンテ:沈黙、速度低下無効&開幕こちらのリキャスト回復 備考・攻略指南: 敵は全属性出現するので多色パがおすすめ。ヨモギのクエストなだけあってスタン要員が有効。 クエスト5 ボスのオリエンテは5000台×3連撃+自分に速度上昇でガンガン攻撃してくるので、速度バフに合わせてスタンを仕掛けると良い。 チルチル 密林魔界の探検だって!一緒に頑張ろ、魔王様!あたしもいっぱい、イイコトするからね♪ +クエスト情報 目的:チルチルをさらに強化する 舞台:密林魔界 寸劇登場キャラ:チルチル、リネア、ロージーナ あらすじ:危ない(意味深) 敵属性:全属性 難易度 消費魔力WAVE数 EXPゴールド 初クリア報酬 中ボス ボス 備考 クエスト1 魔力 15WAVE 5 EXP 1700GOLD 3600 石50HP+156魔法+73 ☆6翅宮 礼凛華 レリカ:攻撃低下、速度低下無効&味方全員の全スキルを1短縮 クエスト2 魔力 15WAVE 5 EXP 1700GOLD 3600 石50魔法+73速度+7 ☆3アンシェ×2 アンシェ:スキルで味方全員の全スキルを1短縮 クエスト3 魔力 20WAVE 5 EXP 2300GOLD 4900 石50HP+157魔法+73 ☆6キャンディ キャンディ:魔力低下・速度低下・沈黙無効 クエスト4 魔力 20WAVE 5 EXP 2300GOLD 4900 石50魔法+73速度+6 ☆5あさつき あさつき:状態異常無効 クエスト5 魔力 25WAVE 5 EXP 3000GOLD 6200 石50魔法+75s2強化 ☆5ロージーナ ロージーナ:状態無効&味方全員のスキルを1短縮 備考・攻略指南 こちらのリキャストを短縮してくれるボスが多い。 敵はスタン有効なボスが多いので、チルチルのうねうねを上手く活用しよう。 シンシア 魔王様、あなたのお陰でわたくしも大分力の制御に慣れてきましたわ 魔界探索、ご一緒させて頂けませんこと? +クエスト情報 目的:シンシアをさらに強化する 舞台:キク魔界 寸劇登場キャラ:シンシア、ヴァレリア、カトレア、フェリス、悪の幹部 ラビリエ、漆黒のナシュワ、グラッセ、まゆね あらすじ:ユウシャというやつは! 敵属性:全 難易度 消費魔力WAVE数 EXPゴールド 初クリア報酬 中ボス ボス 備考 クエスト1 魔力 15WAVE 5 EXP 1700GOLD 3600 石50攻撃+60速度+7 ☆6ヴァレリア ヴァレリア:スタン・沈黙・魔力低下無効 クエスト2 魔力 15WAVE 5 EXP 1700GOLD 3600 石50HP+263攻撃+60 ☆6カトレア カトレア:状態異常無効、火軽減 クエスト3 魔力 20WAVE 5 EXP 2300GOLD 4900 石50攻撃+60速度+7 ☆6セレニア セレニア:速度低下、沈黙無効、火軽減 クエスト4 魔力 20WAVE 5 EXP 2300GOLD 4900 石50HP+264攻撃+60 ☆5イース イース:スタン、攻撃低下、火軽減 クエスト5 魔力 25WAVE 5 EXP 3000GOLD 6200 石50攻撃+62s1強化 ☆6フェリス フェリス:スタン、速度低下無効、火軽減 備考・攻略指南 メインクエストでも重要人物として登場するキャラなためか、期間限定キャラでは初となる嫁クエスト対応キャラとなった。 敵は全属性出現なので混成パがおすすめ。ボスが火軽減を使う相手が多いので、仲間にも火力を出せるメンバーが欲しい。 クエスト5 因縁の相手。速度バフと攻撃増加バフやダメージ&速度低下、ダメージ&魔力低下など今までに比べかなりスキルが多彩。 攻撃低下や風軽減、土属性アタッカーを用意したい。 ノルン 魔王様!あたしのもといた世界の手がかりを探しに行こうと思うの!良かったら、付き合ってくれる? +クエスト情報 目的:ノルンをさらに強化する 舞台:魔法都市魔界 寸劇登場キャラ:ノルン、リネア、クロゥリア、アンフィー あらすじ:嫁クエと言いつつかなりの伏線と謎が多いお話。寸劇の最後に出てきたあの娘、どこかで見たような…… 敵属性:土 難易度 消費魔力WAVE数 EXPゴールド 初クリア報酬 中ボス ボス 備考 クエスト1 魔力 15WAVE 5 EXP 1700GOLD 3600 石50HP+175攻撃+64 WAVE1:ガイア バイブル ☆6小悪魔JK テンセイ JKテンセイ:開幕自分に沈黙、速度低下、攻撃低下無効 クエスト2 魔力 15WAVE 5 EXP 1700GOLD 3600 石50攻撃+64速度+8 同上 ☆6プリシア☆6フィオレ プリシア:開幕沈黙、攻撃低下無効フィオレ:開幕沈黙、攻撃低下、速度低下無効 クエスト3 魔力 20WAVE 5 EXP 2300GOLD 4900 石50HP+176攻撃+64 同上 ☆6ルフナ ルフナ:沈黙、攻撃低下無効 クエスト4 魔力 20WAVE 5 EXP 2300GOLD 4900 石50攻撃+64速度+7 同上 ☆5大番長 マーチ ばんちょ:沈黙、攻撃低下無効 クエスト5 魔力 25WAVE 5 EXP 3000GOLD 6200 石50攻撃+64s2強化 同上 ☆6アンフィーアンフィーのこぶん×2 攻略指南を参照 備考・攻略指南 すべてのクエストでWAVE1にガイアバイブルが出現し、開幕こちらに攻撃上昇&弱点特攻バフが付与される。おそらく効果は永続。 敵は全員土属性なので、火染めパを作ると道中の敵がサクサク掃除できる。というか、ボスのHPの高さも火染めパ前提で設定されていると思われる。 攻撃バフがかかっているので、ノルンをはじめとした火属性物理タイプが主力となる。 クエスト5 アンフィーのこぶんが開幕全員に魔力低下、速度低下、沈黙無効。アンフィーは自分に水風土軽減とバリアを展開し、こちらのスキルが全回復する。 アンフィーのこぶんは一撃殴るだけで倒せる。 アンフィーは威力7000台後半の攻撃、ダメージなしの単体5ターンスタン、15000台の回復などのスキルを使用。 スタンが鬱陶しいのでデバフ対策があると良し。 セリスタ 魔王様、またあたくしをデートにお誘い頂けるなんて、光栄の至りですわ!今日も互いに、愛を語り合いましょう! +クエスト情報 目的:セリスタをさらに強化する 舞台:ユリ魔界 寸劇登場キャラ:セリスタ、トワイライト あらすじ:愛は二人の力で 敵属性:全属性 難易度 消費魔力WAVE数 EXPゴールド 初クリア報酬 中ボス ボス 備考 クエスト1 魔力 15WAVE 5 EXP 1700GOLD 3600 石50攻撃+48速度+7 ☆5ナップル ナップル:スタン、沈黙無効&風軽減 クエスト2 魔力 15WAVE 5 EXP 1700GOLD 3600 石50HP+296攻撃+48 ☆6イチゴウ イチゴウ:スタン、速度低下、沈黙無効 クエスト3 魔力 20WAVE 5 EXP 2300GOLD 4900 石50攻撃+48速度+7 ☆6ククル ククル:速度低下無効&風土軽減 クエスト4 魔力 20WAVE 5 EXP 2300GOLD 4900 石50HP+296攻撃+48 ☆6ラクリマ ラクリマ:沈黙、速度低下無効&風軽減 クエスト5 魔力 25WAVE 5 EXP 3000GOLD 6200 石50攻撃+51s1強化 ☆5トワイライト トワイライト:スタン、沈黙、速度低下無効 備考・攻略指南 水属性のセリスタのクエストだが、道中のボス敵も全員水属性。たいてい何らかの形で風軽減を使ってくるので風の火力にこだわる必要はない。 クエスト5 ラストのトワイライトは7000台ダメージと風土軽減、バリア展開、攻撃バフなどのスキルを使用。 風土軽減は効果がかなり高く、実質メイン火力として期待できるのは水属性のみとなる。攻撃バフを使ってきたらセリスタs1の攻撃低下で相殺すると良い。 マリエール ふわぁ~ 大魔界は過ごしやすくて眠くなっちゃいますね 今日はお友達に会えそうな予感がします~ +クエスト情報 目的:マリエールをさらに強化する 舞台:大魔界、南国魔界 寸劇登場キャラ:マリエール、リネア、ノルン、ミル あらすじ:うふふ、私もやればできるんですよ~ 敵属性:土属性 難易度 消費魔力WAVE数 EXPゴールド 初クリア報酬 中ボス ボス 備考 クエスト1 魔力 15WAVE 5 EXP 1700GOLD 3600 石50魔法+37速度+13 WAVE1:ガイア バイブル ☆6ハリネ ハリネ:状態異常無効 クエスト2 魔力 15WAVE 5 EXP 1700GOLD 3600 石50魔法+37HP+304 同上 ☆6リッカ リッカ:スタン、速度低下無効 クエスト3 魔力 20WAVE 5 EXP 2300GOLD 4900 石50魔法+37速度+14 同上 ☆6ミリオン ミリオン:スタン、速度低下無効 クエスト4 魔力 20WAVE 5 EXP 2300GOLD 4900 石50HP+235魔法+37 同上 ☆6漆黒のナシュワ 漆黒のナシュワ:スタン、沈黙無効 クエスト5 魔力 25WAVE 5 EXP 3000GOLD 6200 石50魔法+41s3強化 同上 ☆6ミル ミル:状態異常、スタン、速度低下無効 備考・攻略指南 すべてのクエストでWAVE1にガイアバイブルが出現し、開幕こちらに魔法力上昇&弱点特攻バフが付与される。おそらく効果は永続。 もちろん今回は火属性の魔法タイプが主力となる。ノルンの時もそうだったが、WAVE数が少ないので道中でスキルを無駄遣いしすぎないように。 クエスト5 というわけでラストはまさかの這い寄る混沌のご登場。確かに以前のイベントでも共演していた仲ではあったが。 通常攻撃は6000台の威力。使用スキルは9000前後ダメージ&攻撃低下、2700台ダメージ&速度低下、水風土の3属性軽減、体力が半分近く減るとバリア展開など。 さらに体力を削るとwarning!から22000台の大ダメージ&味方全体を1ターン強制スタンの奥義。 ところでクロゥリアさん白魚通り越してウナギ化したんだし一緒に来てくれてもいいじゃないですか(暴論) なつき 魔王様、今日も一緒にトレーニングしよ!へへ、魔王様と運動するの好きなんだ!今日も気持ちのいい汗を流そうね! +クエスト情報 目的:なつきをさらに強化する 舞台:天空樹魔界 寸劇登場キャラ:なつき、リネア、マーチ、リッカ、ミーティア、きなこ あらすじ:チキチキしてきた 敵属性:土属性(一部火) 難易度 消費魔力WAVE数 EXPゴールド 初クリア報酬 中ボス ボス 備考 クエスト1 魔力 15WAVE 5 EXP 1700GOLD 3600 石50攻撃+52速度+8 ☆5ジュピセル ジュピセル:攻撃低下無効 クエスト2 魔力 15WAVE 5 EXP 1700GOLD 3600 石50HP+251速度+8 ☆5ブラン ブラン:攻撃低下無効 クエスト3 魔力 20WAVE 5 EXP 2300GOLD 4900 石50攻撃+81速度+8 ☆5マジェット マジェット:スタン無効 クエスト4 魔力 20WAVE 5 EXP 2300GOLD 4900 石50HP+251速度+8 ☆5メブキ メブキ:攻撃低下・速度低下無効 クエスト5 魔力 25WAVE 5 EXP 3000GOLD 6200 石50速度+12スキル2強化 ☆5きなこ☆5マーチ ☆5ミーティア☆6リッカ 攻略指南を参照 備考・攻略指南 全体的にボス敵の行動速度がやや早く、なつきのs2による時間ごとの毒ダメージが稼ぎやすい設計だが……ぶっちゃけ普通に殴って倒したほうが早い。 クエスト5 WAVE3:きなこ(速度低下・スタン無効)とマーチ(速度低下無効) BOSS:ミーティアとリッカ(速度低下・スタン無効) いずれの競争相手からも開幕直後にかけっこ勝負と称してこちらが速度上昇&攻撃・魔力低下状態にさせられる。 ターン経過で回復するので慌てないように。速度バフがかかるおかげで解除は意外と早い。 相手は速度バフでばんばか殴りかかってくるため、土・火軽減スキル持ちを連れて行くのがおすすめ。 ノワール にゃにゃ、魔王様!ノワール、魔王様と行きたい所があるのにゃ!ふたりで一緒に行くにゃー! +クエスト情報 目的:ノワールをさらに強化する 舞台:温泉魔界 寸劇登場キャラ::ノワール、リネア、ケイティー あらすじ:ケイティーの柔らかい部位をじっくりと味わう(意味深) 敵属性:風属性(一部水) 難易度 消費魔力WAVE数 EXPゴールド 初クリア報酬 中ボス ボス 備考 クエスト1 魔力 15WAVE 5 EXP 1700GOLD 3600 石50HP+338攻撃+45 WAVE1 ストーム バイブル ☆6アイびぃ アイびぃ:攻撃低下・速度低下無効 クエスト2 魔力 15WAVE 5 EXP 1700GOLD 3600 石50攻撃+45速度+7 同上 ☆6泡沫 かえで かえで:スタン・魔力低下無効 クエスト3 魔力 20WAVE 5 EXP 2300GOLD 4900 石50HP+338攻撃+45 同上 ☆6ヨモギ ヨモギ:状態異常無効 クエスト4 魔力 20WAVE 5 EXP 2300GOLD 4900 石50攻撃+45速度+7 同上 ☆6セラティ おさかな:沈黙・速度低下無効 クエスト5 魔力 25WAVE 5 EXP 3000GOLD 6200 石50攻撃+46スキル2強化 同上 ☆6ケイティー ケイティー:スタン・速度低下・沈黙無効 備考・攻略指南 全てのクエストでWAVE1にストームバイブルが出現し、こちらに土属性キャラのみが対象となる、効果永続の攻撃バフをかけてくれる。 クエスト5 ボスのケイティーは10000前後ダメージに加え4000×2の毒の攻撃スキルが強烈。HPは低いので土物理でさっさと倒すか、風軽減と状態異常治療で対処しよう。 ルフナ 大魔界にお世話になって、大分経ちますね… 魔王様、少し、お話いたしませんか?私達、姉妹の事…それから、魔王様の事… +クエスト情報 目的:ルフナをさらに強化する 舞台:大魔界→夜の現代魔界 寸劇登場キャラ:ルフナ、リゼ、シェリー、キャンディ、セレニア あらすじ:事案発生 敵属性:風 難易度 消費魔力WAVE数 EXPゴールド 初クリア報酬 中ボス ボス 備考 クエスト1 魔力 15WAVE 5 EXP 1700GOLD 3600 石50魔法+52速度+12 ☆6フォルティア フォルティア:状態異常無効 クエスト2 魔力 15WAVE 5 EXP 1700GOLD 3600 石50HP+127魔法+52 ☆5スバル スバル:攻撃低下、速度低下無効 クエスト3 魔力 20WAVE 5 EXP 2300GOLD 4900 石50魔法+52速度+13 ☆5シーナ シーナ:スタン、速度低下、攻撃低下無効 クエスト4 魔力 20WAVE 5 EXP 2300GOLD 4900 石50HP+127魔法+52 ☆5カゲツ カゲツ:状態異常無効 クエスト5 魔力 25WAVE 5 EXP 3000GOLD 6200 石50魔法+61スキル1強化 ☆6セレニア セレニア:沈黙、スタン無効 備考・攻略指南 クエスト5 ラストのセレニアは行動速度が速めで、80000前後の攻撃、10000台攻撃と速度バフなどのスキルを使用。 HPが減ると例によって黒翼の天使だが、今回はwarning!予告無しにぶっぱしてくるので要注意。状態異常対策も用意しよう。 ククル 魔王様、また私とデートして頂けますか?この私、ククルの名にかけて…必ずや!魔界中が嫉妬する程の一時をお贈り致しますの! +クエスト情報 目的:ククルをさらに強化する 舞台:大魔界→魔法都市魔界 寸劇登場キャラ:ノルン、リネア、クロゥリア、ククル/セリスタ、スウィル あらすじ:やきいも焼くクロちゃん 敵属性:火(一部水) 難易度 消費魔力WAVE数 EXPゴールド 初クリア報酬 中ボス ボス 備考 クエスト1 魔力 15WAVE 5 EXP 1700GOLD 3600 石50HP+225攻撃+62 ☆2デイジー デイジー:魔力低下、スタン無効 クエスト2 魔力 15WAVE 5 EXP 1700GOLD 3600 石50攻撃+62速度+6 ☆5マリアンヌ マリアンヌ:魔力低下、スタン無効 クエスト3 魔力 20WAVE 5 EXP 2300GOLD 4900 石50HP+225攻撃+62 ☆5シモーネ シモーネ:魔力低下、スタン無効 クエスト4 魔力 20WAVE 5 EXP 2300GOLD 4900 石50攻撃+62速度+7 ☆6愛の魔法少女 ノルン ノルン:攻撃低下、スタン無効 クエスト5 魔力 25WAVE 5 EXP 3000GOLD 6200 石50攻撃+64スキル1強化 ☆6セリスタ☆6スウィル セリスタ:攻撃低下、スタン無効スウィル:魔力低下、スタン無効 備考・攻略指南: 基本的にククルの速度低下と沈黙を駆使して戦っていく。攻撃低下を使う敵が多いので、物理・魔法混成の水統一パで挑むのがおすすめ。 クエスト5 ボスが火と水の複合チームなので火水を同時軽減できる味方がいると楽。また、両者とも素の行動速度がやや早いのでククルs2で妨害するだけでも大分被ダメを抑えられる。 セリスタが火、水の連続攻撃による攻撃担当、スウィルは速度低下つき魔法攻撃や単体3ターンスタンの妨害担当。 ウル ああ、今日も電話が立て続けに…!うう…胃が痛いですわ…ほんの少し…ほんの少しだけ、癒しが欲しくなります… +クエスト情報 目的:ウルをさらに強化する 舞台:夜の魔界 寸劇登場キャラ:ウル、きなこ あらすじ:病院終了のお知らせ 敵属性:全 難易度 消費魔力WAVE数 EXPゴールド 初クリア報酬 中ボス ボス 備考 クエスト1 魔力 15WAVE 5 EXP 1700GOLD 3600 石50魔法+78 ☆3ザッハトルテ ザッハトルテ:魔力低下、スタン無効 クエスト2 魔力 15WAVE 5 EXP 1700GOLD 3600 石50魔法+84 ☆5紫陽花 たま たま:魔力低下、スタン無効 クエスト3 魔力 20WAVE 5 EXP 2300GOLD 4900 石50速度+2 ☆4キャサリン キャサリン:攻撃低下、魔力低下無効 クエスト4 魔力 20WAVE 5 EXP 2300GOLD 4900 石50HP+95 ☆6ガルデニア ガルデニア:速度低下無効、こちら1人に5ターンスタン元は土属性のキャラだがなぜか風属性になっている クエスト5 魔力 25WAVE 5 EXP 3000GOLD 6200 石50HP+366攻撃+79魔法+84速度+3スキル1強化 攻略指南を参照 ☆6モリス☆5メブキ モリス:沈黙、スタン無効メブキ:スタン無効 備考・攻略指南 クエスト5 WAVE3:☆6シモーネ:沈黙、スタン無効 ダメージ&行動時に自動回復やデバフ解除&状態異常無効、速度バフなどのスキルを使用 WAVE4:☆6フウゲツ:沈黙、魔力低下無効 ウルの各種デバフを駆使すれば行動を封じやすいが、中ボス格の敵と連戦になるのでデバフをかけた後のリキャスト管理には注意。 ノルンの嫁クエストともつながりがある話なので、先にノルンの嫁クエを完了させておくことを推奨する。 ラフィア …遺跡魔界…そこに、かの御方の痕跡が……永きに渡る約束を、成就しなければ ご主人様に、これ以上ご迷惑をおかけする訳には… +クエスト情報 目的:ラフィアをさらに強化する 舞台:遺跡魔界 寸劇登場キャラ:ラフィア、ハリネ、テレイア神々:ヘラ あらすじ:ラフィアの幸せ 敵属性:全 難易度 消費魔力WAVE数 EXPゴールド 初クリア報酬 中ボス ボス 備考 クエスト1 魔力 15WAVE 5 EXP 1700GOLD 3600 石50魔力+37速度+13 WAVE3:☆5ユーリア ☆6マリエール ユーリア、マリエール:スタン、速度低下無効 クエスト2 魔力 15WAVE 5 EXP 1700GOLD 3600 石50HP+122魔力+37 WAVE3:☆6パルシー ☆6セリスタ パルシー、セリスタ:スタン、速度低下無効 クエスト3 魔力 20WAVE 5 EXP 2300GOLD 4900 石50魔力+37速度+13 ☆6なつき ☆6ヴェロニカ なつき:スタン、速度低下無効ヴェロニカ:攻撃上昇、攻撃回数増加 クエスト4 魔力 20WAVE 5 EXP 2300GOLD 4900 石50HP+122魔力+37 攻略指南を参照 ☆5ラクレス ラクレス:スタン、速度低下無効 クエスト5 魔力 25WAVE 5 EXP 3000GOLD 6200 石50魔力+37スキル3強化 ☆6テレイア テレイア:スタン、攻撃低下、速度低下無効 備考・攻略指南: マリエールのクエスト同様、全クエストでWAVE1にガイアバイブルが出現し火属性の魔力が永続上昇するので 火属性魔法タイプが主力となる。水属性も出てくるがこちらの火力も底上げされてるので、割とゴリ押し可能。 中ボス、ボス敵はいずれもギリシャ神話由来のモン娘となっている。 ちなみにズュギアとは縁結びの意味で、ラフィアの主人ヘラの添え名の一つ。ヘラには他にも大人の女性や妻を意味する「テレイア」という添え名もあるとか クエスト4 WAVE2:☆6エヴェリーナ(スタン、速度低下無効)&ランダムザコ2体 WAVE3:☆5ユエル&☆6シャーロット(両者:スタン、速度低下無効)