約 808,217 件
https://w.atwiki.jp/herafv/pages/31.html
☆SCENE12 霧の中の道標☆ ■新・アテネ■ (街人) 西のなんとかっていう国が 戦争をしかけてきたという噂だけど・・ 知ってるか?▼ (老人) 戦争が始まるそうじゃ▼ これでますます人間が減ってしまうのう▼ (老婆) 戦争だなんて言っても このギリシアにはもう兵士は いないんじゃないのかい?▼ (老人) おお! 不死身の旅人たち! お元気そうで何より!▼ ところでトランティアという国を ご存じですかな?▼ その国がなんと! 魔物あふれる中 戦争をしかけてきたのです!▼ (兵士) おお! あなたたち!▼ どうか王様をお守りください!▼ 王様はトランティアという 国の王に会うために西へ向かわれたのです!▼ ヘラクレスと名乗る者が一緒なのですが どうにも心配で・・▼ (兵士) 西の大国が戦争をしかけてきたのです! ロゴシスの村がすでに占領されたと 聞きます▼ 王様はロゴシスへ向かわれました!▼ ■ロゴシス村■ (トランティア兵) 誰も殺してはおらぬ▼ このテントの中だ▼ (トランティア兵) この村の者はみんな無事だ▼ 村を破壊したのはほんの勢いだ▼ 我らも反省しておる▼ (トランティア兵) 間もなくトランティア王が おでましになられる▼ (トランティア兵) ギリシア人か? 誤解するな 戦争ではないのだ▼ (トランティア兵) へっ! ギリシアの王様なんて もう爺さんじゃねぇか▼ ヘラクレス: おお、ウィンたちではないか!▼ 私はアテネ王の護衛でここに来たのだ▼ 私にはよくわからないが どうやら戦争が始まるらしい・・▼ 今はそれどころではないはずなのだがな▼ アテネ王 戦争の噂は聞いておるな?▼ わしは話し合いで解決をしようと ここへ来たのだ▼ 間もなくトランティア王が 戦争の理由を説明するといっている▼ どうなるかは解らないが お前達がいてくれるとは心強い!▼ む! トランティア王だ▼ (テントの中からトランティア王が現れる) トランティア王: アテネ王よ 遠い道のりをわざわざご苦労であった▼ 私は西の国トランティアの王だ 名前はアルビオン!▼ アテネ王: トランティア王よ! 無益な争いは避けようではないか!▼ アルビオン: さすがは賢帝として知られるアテネ王! 私も同じ考えだ!▼ 私はこの混乱に満ちた世の中に 平和をもたらすためにここへ来たのだ▼ 私は世界を救う方法を知っている▼ しかし、それは我がトランティアの力だけでは 駄目なのだ▼ ぜひともアテネ王よ! そなたとギリシアの民達の 協力が必要なのだ▼ アテネ王: 我らに何を望むのだ?▼ アルビオン: 民衆の力を!▼ ギリシアとトランティアが力を合わせて 平和をつかみとるのだ!▼ その方法を教えよう▼ 今、民衆を苦しめる魔物どもは 大地の穴からはい出てきているのだ▼ その穴を埋めてしまえば 魔物どもは地上へは出てこれぬ!▼ 穴を埋めるのだ!▼ しかし穴を埋めるためには 多くの民衆の力が必要なのだ▼ アテネ王: しかし穴を埋めただけで 魔物がいなくなるとは・・▼ アルビオン: うむ しかし案ずることはない▼ ウラノス様が我らに味方してくれているのだ!▼ アテネ王: ウラノス!? ウラノスはゼウスに封印され 動くことができないはず・・▼ アルビオン: その通りだ しかし力を失ったわけではない▼ ウラノス様は私に力を証明するために 太陽を止めて見せてくれた▼ その事件はそなたも知っているだろう▼ アテネ王: 確かに しかしそれでは神々の支配者ゼウスに 反抗することになる・・▼ アルビオン: 恐いのか!?▼ アテネ王よ! この苦難の時 ゼウスが何をしてくれたのだ!▼ さあアテネ王! 協力するのか? 答よ!▼ アテネ王: 断ればどうする?▼ アルビオン: このままアテネに攻め入る▼ そしてアテネ市民を奴隷にして働かせる!▼ 女、子供、年寄り、すべての市民を!▼ さあ! どうするのだ?▼ 協力するのなら ここへ来て私と誓いの握手をするのだ!▼ (アテネ王がアルビオンに近づく) アテネ王: 仕方あるまい・・▼ アルビオン: さすがはアテネ王! 賢明な判断だ!▼ ワハハハハ!▼ !?▼ お! 地震か!?▼ (地震) アルビオン: 皆の者騒ぐな! 落ち着くのだ!▼ (地面に穴が開く) (ウィン、レイオン、ステイア、ヘラクレスが落下) ■冥界■ (魔物) !! やはり生きている▼ 生きたままここへ来るとは・・ お前達は何者なのだ?▼ (魔物) 生きている人間!▼ この冥界に生きている人間が来るとは!▼ そう言えば南の隠れ家にも一人・・▼ (魔物) ここは俺達のような 心を持つ魔物の隠れ家なのだ▼ (魔物) 生前と違う姿になるときは 心を失うのが普通らしい▼ しかし、我らのように 心が残っている者もいる▼ 地上で暴れているのは 醜くさせられ心を失った者達なのだ▼ (魔物) お前達人間か・・?私はどんな生き物だったのか・・▼ 人間、動物、その他の生あるもの全ては 死ぬとハデス様に裁かれるのだ▼ そしてある者は私のように姿を変えられ ある者は生前と同じ姿で過ごすことを許される・・▼ (魔物) この隠れ家から西へ行くと 地上に戻れる▼ 邪悪な魔物達と同じやり方でな▼ (魔物) お前達も人間か? 俺様の寝床にも一人いるんだが 知り合いか?▼ 頼むから連れていってくれ▼ 人間を見ていると 襲いかかりたくなる・・▼ 早くどこかへ行ってくれ!▼ (寝ている金髪の男に話しかける) レイオン: ほんとに人間だぜ!▼ ステイア: あ! この人よ! ほら! 夢の中にいたじゃない?▼ !?▼ 何! この感じ!▼ ああ・・▼ レイオン: 吸い込まれる・・・・▼ (暗転・夢の景色・いくつか建物が建ち、風景が変わっている) (地震) (金髪の男) ▼ (暗転・冥界) レイオン: な、なんだったんだ!?▼ この人の夢の中に 入ちゃったのかしら?▼ レイオン: だけどこの夢は俺達だけの物だ!▼ なぜこいつが出てくるんだ?▼ なぜ夢の風景が変わってるんだ?▼ ステイア: そんなの判るわけないじゃないの!▼ レイオン: そりゃそうだけど・・・・▼ (男が目覚める) 謎の男: おや!? 君達は夢の中にいた・・・・▼ 君達は一体誰だ?▼ レイオン: 誰だ? そりゃ俺達の方が聞きたいことだ!▼ 謎の男: 私は・・・・私は・・・・ 何も思い出せない▼ 名前も、生まれも、過去のことは 何も判らない▼ ただ・・・夢の場所を求めて 旅をしてきただけだ▼ その途中で穴に落ちて 夢を見ていたのだ▼ レイオン: お前、死なないのか?▼ 謎の男: 判らん▼ ただ、どんなに高いところから落ちても 魔物に襲われても死ななかった▼ ステイア: この冥界に落ちてきても 死なないってことは・・・やっぱり 死なないんじゃない?▼ レイオン: けどプロメテウスが不死をくれた人間は 3人のはずだ!▼ もう俺達で3人いるじゃないか!▼ こいつは偽物だ!▼ 謎の男: 私をどう思おうが 君達の勝手だ▼ しかし私もまた夢の風景を求める者▼ 今の夢は私に君達と共に 旅をしろと言っている気がする▼ レイオン: 俺にはそんな気はしないぜ!▼ ステイア: もうレイオン! うるさいわよ!▼ ねえウィン 彼と一緒に旅をする?▼ はい いいえ (はい) レイオン: 俺は反対だけど ウィンがそういうなら我慢してやるよ!▼ ただ俺はこいつが嫌いだ!▼ 赤い派手な服なんか着やがって!▼ ステイア: そんなことばっかり言わないの!▼ ねえ新入りさん! あなた記憶をなくしてから なんて呼ばれてたの?▼ 謎の男: ずっと一人で旅をしてきた▼ 名前などない 好きに呼んでくれ!▼ ステイア: じゃあウィン! 彼に名前をつけてあげて!▼ (名前入力) (ロック) ロックが仲間に加わった!▼ ロック: 夢に出てくる街は ここから遠くはないはずだ▼ まずは地上をめざそう▼ (西へ行き、地上へ)
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/19445.html
登録日:2011/05/03(火) 00 44 15 更新日:2024/02/03 Sat 20 24 11NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 エスカルロ シャイガール←アニメでは男 ジェデュン ジャミラ モンスター娘 ヤンコヤンコー! 恥ずかしがり屋 金色のガッシュ!! 魔物 ヤンコヤンコー! ジェデュンとは金色のガッシュ!!の登場人物。 魔界の王を決める戦いに参加した百人の魔物の子の一人。 パートナー:エスカルロ・ルン 本の色:ライラックグレー 爬虫類のような質感のずんぐりした外見をしており、早い話がジャミラみたいな魔物。 腹部にカプセル状のものがあり、戦闘中はここにパートナーを入れ保護している。耐久性はかなり高い。 以下ネタバレ含 ファウード復活のため、リオウの下に着いた魔物の一体として登場。 ファウードの封印の破壊に助力したが、その後ファウードのコントロールがゼオンに移った際、ゴデュファの契約でファウードの力を得た。 以後、体型がやや丸みを帯びベムスターらしくなる。 その後、ファウードのコントロールルームにてロデュウと共にガッシュ達の一行を迎え撃ち、全滅寸前まで追い詰めた。 が、清麿が意識を取り戻した事で形勢逆転。ガッシュによりほとんど一方的に倒される結果となった。 作中、本が燃えるまでの間 「ヤンコー!」 「ヤンコヤンコー!」 「ヤンコヤンコヤボォオオオオオオオオオエエエエエエエエエエエェェ!!!」 などの言葉しか発していなかったが、最期、本が燃えた際に普通に話せる事、実は女の子だった事が判明。 ルン「あなた、「ヤンコヤンコ」以外、喋れたの!!?」 ジェデュン「だって…ファウードの力もらう時、「ゴデュファ」って言ったじゃん。」 ルン「た…確かに…」 ちなみにルンはジェデュンの名前すら他の魔物に聞いており、ジェデュンともっといろいろ話したかったようだが当の本人曰く「だって……恥ずかしかったんだもん…」 <使用術> 蛇をそのまま具現化したかのような術を使う。 ●バビオウ・グノービオ ジェデュンの最大術で、ルン曰くディオガ級。巨大な蛇のようなものを大量に放つ。ゴデュファの契約後は更に強化されている。 ●ギガノ・グノビオン 両腕を一体化、巨大な蛇と化させ放つ術。 ●ガルバビオン 棘で身体を武装、独楽のように回転して体当たりをする術。 ●バーガス・グノビオン 腹部から無数の蛇を放つ術。 ●ボビィ・グノビルグ 巨大な円盤状の形態になり相手を頭上から押し潰す。 ●グノビオン 両腕を蛇に変え攻撃する術。 ●ギガノ・グドルク 全身から無数の棘を全方向に放つ。そのまま回転すれば勢いをつける事も可能。 ●ディマ・グノビオン 全身から大きな蛇を放つ。 ●ガノビロン アニメ版グノビオン。 アニメではやや…というかかなり異なっており、最初から普通に喋る上に男(CV:石井康嗣)。 「効かねえなぁ…!」「うおっ!?」 ファンゴと組み、ウマゴンとカルディオのタッグを鉄壁の防御力で散々苦しめたが、サンビームの作戦でウマゴンに熱されカルディオに冷やされ急激な温度変化の繰り返しにより、腹のカプセルが破裂して敗れる。 パートナー/エスカルロ・ルン (CV:永野愛) ジェデュンのパートナーである幼女。 冷酷な性格であり、戦闘中も冷静さを崩さなかったが、 パワーアップしたガッシュに圧倒され、焦って最大術を撃ったために清麿にその隙を付かれた。 ジェデュンには誘拐される形で出会った様だが、(単行本26巻の中表紙より) 彼女との別れの際には喋れたのに喋らなかったことに驚き、涙を流しながら、 上記の様に、もっと知りたかった、と気持ちをぶつけていた。 アニメでは、アドラー共々、「世界は一度滅ぶ方がちょうど良い」と考える破滅主義者だった。 ヤンコヤンコー!(追記・修正をお願いします。) △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] けっこう萌える娘 -- 名無しさん (2014-04-04 21 54 44) アニメでのファンゴとの共闘はその場からほとんど動かないわ、下級呪文しか使わないわでひどかったな -- 名無しさん (2014-10-11 00 55 23) ジャミラよりベムスターに似てる -- 名無しさん (2015-01-10 01 01 12) え!?女の子だったの -- 名無しさん (2015-02-08 21 09 52) 戦闘中の凶悪な表情と最後のセリフとのギャップ萌え -- 名無しさん (2015-02-16 23 38 27) バビオウ・グノビオンでなくなんでバビオウ・グノービオだったんだろ -- 名無しさん (2015-11-21 16 47 21) 知りませぬ -- 名無しさん (2015-12-25 02 39 25) 「オン」って遠隔操作呪文じゃね?とも思ったけど具体例あげろって言われてもバルトロのゼベルオンしか思いつかないから断言はできないが -- 名無しさん (2016-04-09 07 15 31) リグロン、ミグロンなど、有線で伸ばす術? -on -- 名無しさん (2017-02-09 10 49 17) 遠隔操作(および自動追尾)は「オル」じゃないかな。「ロン」ならロープや鞭状だが、「オン」だと何だろう? -- 名無しさん (2022-06-04 22 24 11) 名前間違われ女王 -- 名無しさん (2023-12-23 20 59 12) 今度出るガッシュのアプリ出たらさすがに声優は変わりそう… -- 名無しさん (2024-01-12 17 15 12) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/quizmagicianblackcat/pages/1497.html
気高き幻獣 アルビオン 属性 雷 MAX Lv 50 Aスキル サンダーヒール 潜 在 能 力 (1段階) (2段階) ランク A HP 902 Sスキル 聖なる咆哮 (7) (3段階) (4段階) コスト 19 攻撃 1,047 進化元 - (5段階) (6段階) No.0513 種族 ? 編集 進化先 疾走の幻獣 アルビオン (A) (7段階) (8段階)
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/38083.html
A.A.T ミクロビオ C 自然 (3) クリーチャー ドリームメイト/スペシャルズ 4000 ■このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から4枚を見る。その中から《A.T》のカードを1枚選び、マナゾーンに置くか、相手に見せてから手札に加えてもよい。残りを好きな順序で山札の1番下に置く。 ■このクリーチャーを自分のマナゾーンから召喚してもよい。 ■マッハファイター 攻撃時に上から4枚を見て、《A.T》を手札に加えるかマナに置くことができる。パワーもそこそこあるマッハファイター。 化石有袋類「ミクロビオテリウム」が由来である。現在でも生き残りが南米にいるが、(当然だが)南極には化石しかない。 関連カード 《Disノメノン》 《雪精 ジャーベル》 《龍魂珠》 カードリスト greninja 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/herrington/pages/49.html
「いかりやビオランテ」ことMark Wolffへのインタビュー 元記事の掲載ページ(英語・18禁) Published September 14, 2006 マーク・ウォルフのことを聞いたことがないだって?君、一体どこから来たの?彼はたぶんここらで一番有名な男性モデルだよ!?甘いマスクに鋼の肉体の持ち主で、立派なイチモツを惜しげもなく披露する素敵なヤツさ。彼はウェブサイトの繋がりを利用して、自分のとこのモデルだけじゃなくって他サイトからもボディビルダーを発掘して、撮影させてもらったりするらしい。俺達はすごくラッキーなんだ。なんでかって?そりゃゲイ・デーモン(サイト名)のためだけにインタビューに応じてくれるからさ! 私:あなたはたぶんアダルト業界で一番有名な男性モデルだと思いますし、結構長い間その座に君臨していらっしゃいますよね。どれぐらいトレーニングを続けてらっしゃるんですか? ビオ:15歳からウチの地下室でトレーニングを始めたよ。ジムに17歳から通って、コンテストには22歳の時に初めて出たんだったかな。今は36歳だから…20年ぐらいになるね。 私:筋骨隆々になるまで鍛え上げて、そこからなぜアダルト業界に入ることに? ビオ:アダルト業界に見いだされたのは10年前、カリフォルニアのベニスに住んでた時だよ。ゴールドジムでボディビルのコンテストに向けてトレーニングしてる時に、コルトマガジンのスカウトに声をかけられたんだ。6ヶ月後にジム・フレンチがコルトの仕事で僕を撮影した。そこからはもうとんとん拍子に事が進んだよ。僕の写真がコルトに載るや否や、有名なカメラマン達から凄い数のオファーが来たんだ。で、僕メインの雑誌があっという間に1冊できちゃった。 私:わぁ…40年代のハリウッド映画で、ウィスキーを飲んでる人に声かけて、スターを発掘するような話だ。ボディビルのコンテストで競うことに未練はありますか?またコンテストに出場する予定なんかはあるんでしょうか。 ビオ:10年間で15のコンテストに出たけど、プロになりたいって願望を抱いたことはなかったなぁ。ただ鍛えるのが好きでね。重量挙げはジュニア国際レベルまでいったよ。コンテストの規定重量は510.22ポンドで、そこまでは持ち上げられるようになりたいと思ってたんだ。それで、僕はそこからさらにプラスαを追及したいと感じてる。みんな「美的な意味での外見」に対して少しルーズすぎる。均整の取れたボディビルこそが全てなんだ。今は友達やモデルのコンテストに向けての準備・調整を手伝ったりしてる。 私:初めてのビデオ撮影はどんな感じでしたか? ビオ:ビデオ撮影はモデルをやるより難しくてね…。モデルをやる時に気にすべきことは、「いかにしてよく映るか」だけだ。でもプロデューサーの立場になると、気にすべきことがどんどん出てくる。いいモデル選び、場所探し、照明の加減、技術的なこと、それにモデルに「どういう趣旨の作品作りをするか」を確実に伝えること。でも3つ4つ作品を撮ったら多少は楽にやれるようになるよ。 私:サイト作りにはどれぐらい関わっているんですか? ビオ:いくつかの技術的なことを除いて全部だね。自分でモデルを撮ったり、満足いく撮影をしてくれるカメラマンと交渉したり、印刷業務をやったり、宣伝したり、オンラインで商業活動したり。サイトデザインまで自分でやったりしてね。何事も自分でやりたい完璧主義者なんだろうね。でもこの業界でやってくにはそうじゃないとダメなんだって気がしてる。自分の名前だけでもって責任を持ち、お客さんに払って頂いたお金に対して十分満足してもらえる価値のあるものを提供する。それは良いことだと思ってるよ。僕は必死になって細部までこだわり抜く傾向があるな。例えば僕の新しいサイトjockbutt.comに関してだけど、本当に最先端を行くサイトにしたくってさ。僕らの撮影するモデルの素晴らしいクオリティを余すことなく反映したいってね。グラフィックデザイナーと2ヵ月間サイトデザインに勤しみ、フォントの工夫に1週間費やしたよ。素晴らしいものにするためにね。これがいいことか悪いことかはわからないけど、サイトを「僕が素晴らしいと感じるサイトのあるべき姿」にしたいだけなんだ。お客さんは、こちらの努力に応えてくれるからやりがいがあるよ。多くの人が細部のこだわりに気付いてくれる。 私:そりゃ大変な仕事だ…。他所から見つけてきたモデル撮影にも直接関わっているんですか? ビオ:markwollf.comとmarkwolffvideo.comでのうちのモデル撮影の約半分。あとはこれまでに作ったカメラマン同士のネットワークから人を選ぶよ。僕が納得いく撮影をしてくれる人達さ。jockbutt.comでは、凄い量の写真が見られるんだけど、それはサンフランシスコを中心に活動してる僕のビジネスパートナーの一人、クランチが撮ったものさ。素晴らしいカメラマンだよ。月に1週間はうちの撮影に付き合ってくれる。 私:あなたはたくさんの雑誌の表紙を飾ってきました。お気に入りのものはありますか? ビオ:初めて表紙を飾ったMen s Workoutかな。どこにでも売ってる有名なフィットネス雑誌で、なおかつ部数の少ないアダルト雑誌と並べて置いてあるからってだけの理由なんだけどね(笑)。 私:Men at Playを含むいくつかのサイトのメンバーエリア(有料会員ページのこと)であなたを見ました。今は他サイトや他雑誌向けの仕事をしてるのか、それともほとんど自分の所有サイトでの仕事をしてるのかどちらなんでしょう? ビオ:僕を写したビデオは全部うちの会社経由だよ。雑誌のレイアウト以外は印刷権限は全部うちにある。サイトを始めたのは7年前だけど、それよりずっと前に自分の肖像権の重要性には気づいていたからね。僕が学んだちょっとした仕事の秘訣があるんだ。それはカメラマンとの契約・交渉は常に自分で直接やること。使っても使わなくてもいい「オマケ」をいくつか撮ってもらって、自分のアーカイブに入れる。これがまた貴重でね(笑)。今はさらに質の高い撮影セットを揃えて、ワールドクラスのカメラマンに撮影してもらわないと!なんて話してるとこさ。 私:ずばり、次に店頭に並ぶマーク・ウォルフ作品はなんでしょう? ビオ:単純に、これまでしてきたことを続けるだけさ。自分のウェブサイト全部をさらにでかくして、しばらくしたらサイトもメンバーエリアもデザインし直す。この秋にその作業をしようと思ってるとこさ。新しいウェブマスター・アフィリエイトプログラムなんかも企画してる。新しいコンテンツやバナーが満載、成果報酬広告のrevshareが50%。さらにいくつか新しいサイトを立ち上げて、来年の早い時期に始動させるつもりさ。常にせわしなく、やりたいことをやり続ける。インターネットやビデオのビジネスは普通とはちょっと違った力学で動いてる。それは何かって?それは1日として同じ日は無いってこと。そこが好きなんだよ。だからこそ毎日、明日を楽しみにして生きていくことができるんだ。 マーク・ウォルフのという人物の内面を少し覗き見て、みなさんがお楽しみ頂けたのなら幸いです。彼は確かに熱い男でした。彼はその驚異的な肉体や甘いマスク以上に素晴らしいものを内に秘めた男でした。そのことを知ることの、何と素晴らしいことでしょう…。
https://w.atwiki.jp/foodfon/pages/28.html
●マクロビオティック 穀類や野菜、海藻を中心に、タンパク源は魚介類と大豆製品などをとり、飲み物はコーヒー、アルコールは避けて刺激の弱いお茶を飲み、食材や調味料は、有機農産物、天然醸造のものを使います。また食べ物を陰陽(カラダを冷やすものと温めるもの)で判断して、調和をとって食べるのが特徴的です。 back Registration tag on this page eating habits nutrition vegetarianism
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/44311.html
登録日:2020/03/13 Fri 14 32 45 更新日:2024/06/28 Fri 02 36 48NEW! 所要時間:約 8分で読めます ▽タグ一覧 0083 イギリス ガンダム ガンダムOVA ガンダム登場人物項目 グリーン・ワイアット バーミンガム 地球連邦軍 大将 戦略家 提督 政略家 機動戦士ガンダム0083 田中秀幸 紅茶 紳士 老人 英国紳士 「お茶の用意を。私はダージリンが良いな」 グリーン・ワイアット(Green Wyatt)は『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』の登場人物。 CV:田中秀幸 地球連邦宇宙軍ルナツー方面軍第2守備艦隊所属の大将。 艦隊旗艦のバーミンガムと共に、デラーズ・フリートが引き起こしたデラーズ紛争に対抗する。 ◆経歴 ◆活躍 ◆人物像 ◆漫画「REBELLION」 ◆ゲーム作品 ◆観艦式での演説 ※紺色の部分は小説版のもの ◆余談 ◆経歴 「うむ……紳士は時間に正確でなくては、な」 一年戦争から連邦軍に所属する白髪の老将。 一年戦争時は中将で、ア・バオア・クー攻略にも参戦。レビル将軍亡き後の混乱する連邦艦隊をまとめて再編成し、困難な戦いを勝利に導いた殊勲者のひとりである。 連邦軍内のタカ派であり、自らの派閥も持っている政治屋。そのため他のタカ派連邦高官とは折り合いが悪い。 大将という階級と宇宙軍を任される立場にありながら、デラーズ紛争の収束のために活動する。 ◆活躍 「ふっ、これでは内通したがる者が出るのも、無理ならんかな」 八話の「策謀の宙域」から登場。 シーマ・ガラハウに接近し、「シーマ艦隊への永住権を手配する代わりに星の屑作戦阻止に協力する」という条件の密約を交わそうとする。 疑われないために総旗艦である自分たちが護衛もつけないで接触するという非常に危険な行為を行っているのだが、艦隊を半壊させられる核弾頭の威力を考えれば当然の行いだろう。 お互いのメリットは大きく交渉はうまくいきそうだった… ……のだが空気の読めないアルビオン隊に発見されると、密約を誤魔化すため、やむなくシーマ艦隊を攻撃して離脱する。 その気になればシーマ艦隊の三隻を丸ごと消滅させることも可能ではあったが、あえて僚艦のムサイだけを撃つことで「シーマを逃がす」ことを伝えていた。(*1) 彼女も「いい男だったかねぇ……」(*2)とこぼしており、案外気性は通じた模様。 シーマ艦隊から見れば交渉に来るのはバーミンガムだけの約束だったのに 現場に来てみれば以前交戦したアルビオンが一緒にいて苦渋を舐めさせられたガンダムが向かってきた上にバーミンガムも砲撃するという 最初から ワイアットもグルで罠を仕掛けてきたとしか見えない状況 で、実際にシーマの部下はそう判断したのだが シーマは「罠なら優先して旗艦を狙うはずだが撃てば当たる角度なのにそのまま回頭を続けている」という時点で 前述のワイアットの本意を汲み取り 「もうすぐわかるよ」と発言。 バーミンガムが旗艦ではなく僚艦に当たる位置で砲撃したことでワイアットはシーマを撃つ気がないことを理解して部下にも告げた。むしろシーマ様の洞察力が凄い。 結果的にこのアルビオン隊の介入は、シーマ様の攻撃でバニング大尉は戦死し、貴重な情報を失い核攻撃阻止を失敗させ、シーマ様はコウ・ウラキに恨まれ最終的に殺されるという、三方一両損どころではない大惨事を引き起こすハメに……。 というか、「総旗艦であるバーミンガムが護衛も連れず、迎撃も救援要請もせずに、ジオン艦隊と接近している」という、ちょっと頭を働かせれば「なにかあるかな」と察せられる状況である。 戦略を俯瞰するワイアット大将とあくまで戦術レベルしか考えないアルビオンの齟齬といえばそれまでだが、「愚直であればよいというものではない」といえるだろう。 そして 砲撃と指揮通信に長けているがMSがないバーミンガム を守るためにMS隊を差し向けて シナプスとバニング両方が「任務はバーミンガムの援護で敵を寄せないのが第一」と言っているのに現地についてバーミンガムの指揮や連携を取らずに各個戦闘をしてそのまま帰投する時点で戦術的にも疑問符が付く。 両艦が本気で戦闘や離脱するならバーミンガムの周囲を飛び回るMS隊と意思疎通できなければバーミンガムが困るのだが。 …一応アルビオン側の擁護としては、「ミノフスキー粒子下の戦闘において自体を正確に把握することは難しく、連邦旗艦を守るため拙速を重んじて出撃するのもやむなし」というのも一応として考えられるのだが。 それならば通信が取れた段階で意思疎通の確認をするべきだろう。 アルビオンはバーミンガムに信号を送っておりそれはちゃんと 伝わっていて、 その信号の内容は「敵艦を見つけたので攻撃 します (現代語訳)(*3)」で、 ワイアットを完全に無視した内容であり、状況の確認や指揮権の譲渡等一切考えていない内容であった。 またバニングたちMS隊もバーミンガムに対して一切通信を行わずに戦闘開始するなど連邦旗艦であり大将が乗艦している艦の意向を勝手に推断して完全に無視している、 普通に考えてこれはありえない行動で、相手の頭がおかしいこと以外にアルビオン隊の目的自体が理解することが難しい状況であった。 少し疑り深ければ「コーウェンがチャンスにかこつけて自分たちを亡き者にしようとしている」と考えてもおかしくはない。 だからこその「バカめ、盛りおって…バカが!」であり、バーミンガムはシーマ艦隊に発砲したのである。 この時点のワイアット達は丸腰状態であるため他にできることは他に殆ど無い。 アルビオンに対して発砲したら軍法会議で銃殺刑は免れない上に、 そもそもアルビオンにはまだ他にもベイト達のMSがあり、戦えばまず間違いなく負ける状況でもあった 失態続きで 上官である自分を無視する アルビオン隊を信用できるはずもないので、停戦信号を送ったとしても自分たちに対して攻撃してくる危険性が高い。(*4) その場合は確実に先手を取られるアルビオン隊と「裏切られた!」と判断したシーマ艦隊の両方から攻撃を受けるので敗北必至である。 この件に対してワイアットの非は「アルビオン隊に対しての警戒を怠っていた」以外殆ど無い。 なにしろアルビオンのこの行動を認めていたら誤射や投降兵を誤って撃つ可能性も考えられる。 電信を送ってもミノフスキー粒子のせいで届かず自己判断を迫られる可能性は常にあるが、相手が大将を擁する総旗艦である以上「指揮下に入る」と打電して指揮権はワイアットに渡すべきである。 戦後、艦長であるシナプス大佐が極刑に処されたのだが、 この一件だけでも「四階級上(*5)の上官を無視して独断専行で戦闘を起こす」という大問題な行動であるため当然ともいえる。 MS部隊の隊長であるバニングも生き延びたとして仮定してもかなり重い罰が下されることは間違いないだろう。 繰り返しになるが、 アルビオンから見てバーミンガムとシーマ艦隊が戦闘中かどうかは発砲の光や救援要請を両方出していないことからすぐにわかりそうなものであり、 戦闘中はともかく戦闘後も前述の通り総旗艦がいるのに「何かある」と気が付かないのはもはや擁護できない。 『Z』本編で従わない者は類縁を含めて死刑という「停戦せよ」の発光信号が登場したが、もしかしたらこの件が理由で制定されたのだろうか…? この場面の小説版では、基本的な流れはアニメと同じだが記述が細かくなっており、 14 35過ぎ:バーミンガムの近くに不明艦を発見。アルビオンが 不明艦に呼びかけを行う が無視される。 シーマが無視するのは当然で、無視されたアルビオンが敵と判断するのも当然なので第一種戦闘配置とMSスクランブル。 14 50:バーミンガムにアルビオンから 唯一の 緊急電文が届き、この時点でコウ達の機体が回敵寸前。 15 15:25分で戦闘が完全終了してシーマ艦隊も離脱。 戦う気がなかったためかこの前後のミノフスキー粒子はクリアで音声通信すらできたが事後に至るまでアルビオンからバーミンガムへの連絡はなし。バーミンガム側からは簡素な電文の返答のみ。 15 27:帰投中に仲間と最後の会話をした後バニング大尉死亡(*6) 単純計算でMSの移動に15分、戦闘に15〜20分といったところだがシーマ艦への信号はすぐに送っているのに バーミンガムへの電文は15分後の戦闘開始直前に送り、バーミンガムを守るためのMS隊も現地で連携等は取っていない。 バーミンガムを救うために動いているのに何とかして早く伝えようという意志が見られず、もう少し早く伝わればワイアット側も選択肢はあったろうが実際は作中の通り。 本来戦う気がなかったためシーマ艦隊とバーミンガムは「撃てば当たる」というほど接近しており その中に護衛のために入り込んでいるのにバーミンガムと連絡をせずに勝手に戦うというのは誤射の危険が高くバーミンガムにも負担となる。 なんというかアルビオン隊は全般的に意思疎通に欠けていると言わざるを得ない。 「来るなら来いだ! このような散漫な攻撃でなにをしようというのだ」 その後、コンペイトウに戻り、連邦の総力を結集した観艦式を挙行。 同時に、軍艦はいつでも攻撃できる体勢のうえ、MS隊、有人偵察機・無人攻撃衛星など、あらゆる監視網・迎撃網を張り巡らせていた。 果たしてワイアット大将の読み通り、デラーズ・フリートは各地のジオン残党を呼び込みつつ攻撃を仕掛けてくる。 しかし迎撃網は極めて堅固で、接近する敵を手当たり次第に迎撃、デラーズ・フリート本隊にも主力ジム隊を差し向け、優位に立つ。 しかし敵の切り札であったアナベル・ガトーの2号機は、もっとも侵入困難とされた区画を突っ切りコンペイトウの真上に出現。 放たれた核攻撃を受け、艦隊ごと戦死した。死の間際、 「これが……星の屑か!」 と絶句していたが、時既に遅しであった。 なお、彼の死後も艦隊はステファン・ヘボン(ヘップバーン)少将が再編して追撃を開始する。 彼は核攻撃直後にアルビオン隊が助けると言い出した時には「何を今さら!!!! 無用だといってやれ!! 港は混乱してむしろ迷惑だと!!」と激怒している。 彼もワイアット大将の腹心であったと思われ、シーマ様との取引も知っていたとすると、冷静沈着な彼がこれほど怒った理由も察せられる。 作中の行動に一切ミスはなく、シーマ艦隊との交渉がうまくいけば、ガトーを仕留め核攻撃とコロニー落としの両方を阻止して連邦の英雄として語り継がれる事だっただろうに。 …つくづく運の無い人である。 ◆人物像 「デラーズの艦隊こそ、海の藻屑だ」 「モビルスーツのない艦隊はどうなるかを、教えてやる……!」 腐敗した連邦軍人の代名詞のような扱いを受けることが多いが、星の屑阻止とジオン残党の弱体化のため、割と筋の通った行動をしている。 密約の件もアルビオン隊とは違った方向から星の屑阻止へ動いているのであり、シーマ艦隊の「戦争犯罪者」という悪評を考えても、十分取引可能な相手だったと考えられる。 シーマ様を取り込むことでジオンの悪行を白日の下に晒し、ジオン残党の大義名分を叩き折り、精神的に弱体化させることを目論んでいた模様。 実際、ジオンの悪業(コロニーへの砲撃や毒ガス注入や地球墜落、条約を破っての核攻撃、休戦協定の一方的な蹂躙と奇襲、etcetc……)は枚挙にいとまがなく、証人・生き残りも非常に多い(*7)ため、シーマ様からの告発と合わせて公表すればジオンの大義を徹底的に崩せた可能性は高い。 一方で「ジオンの脅威からスペースノイドを庇護する慈悲深き地球連邦」を演出することで連邦による支配を盤石なものにしようと画策していたともされるので、真の意味でアースノイドとスペースノイドの共存を願っていたかは不明。イギリスの二枚舌は旧世紀からのことだし。 ただ、たとえ「共存」が建前にせよ、「スペースノイドを殺してアースノイドの利権を優先しよう」という考えは言動からは一切読み取れない。 真意はともかく、自ら密約に出向いたり、元々の予定でもあったにせよあれだけの戦力を導入したりなど、この事態を非常に重く捉えていたのは間違いなく、 ジオンに裏切られ猜疑心に溢れている上に何かと辛辣だったシーマ様も彼のことは一定の評価を下していたことも、その姿勢故と言える。 柔軟な対応により被害を最小限に抑えた上で事態の収束を図り、後のことまで考えているなど、ジョン・コーウェン中将やアルビオン隊以上に、政治面で有能な存在として描かれている(無論場当たり的とはいえ緊急出動して追い続ける彼らも必要な役割を担っているが)。 一方で「テロリストに核兵器搭載MSを盗まれる」という非常事態にもかかわらず、連邦内の派閥争いから逃れられていないことに関しては、「腐敗した~」という評価もやむを得ないかもしれない。 密約を潰されたのもアルビオン隊に発見されたからであるが、アルビオンを支援していたコーウェンと意思疎通が取れていれば回避できた可能性はあった。 非常事態にもかかわらず、自ら観艦式に臨むというのもかなりリスキーな選択であったが、自動砲台やMS部隊に守られた状態で37機のMSを撃破しているので、ジオン残党を一網打尽という目的は結構果たせている。 核バズーカ背負っただけの鉄砲玉みたいなMSが、鬼神のような強さで単騎駆けして防衛線を突破して、更に射出した核弾頭も妨害されなかったのが異常なだけであり(作劇上の都合にも近い)、発想は何らおかしなものではなかった。 仮に観艦式を中止したとして、それは矮小な勢力のジオン残党の一部に戦略的敗北を喫する形となる上に、問題の先延ばしに過ぎず、 むしろその後いつどこでこの核を撃たれるのか分かったものではなくなり、更に厄介な事態が予想される。 先述したように連邦軍内で派閥争い中であったが、シーマ様との密約を利用して星の屑を阻止できていれば、その後の歴史が大きく変わったことも考えられる。 デラーズ・フリートの行動はティターンズの設立に大義名分を与えたが、それを与えずに済むことに加え、 対立していたジーン・コリニー中将はジャミトフ・ハイマンの上司でもあるので、上手く行けば連邦軍内から急進派を一掃することも夢ではなかったか。 あのジャミトフのことなので、「ジオン贔屓」とでもレッテルを張られて逆に追放されそうであるが。 あるいは、これほど大局的な視野・手腕・権力を持つワイアットがジャミトフと組んでいれば、ジャミトフの「真の理想」も叶っただろうか? 少なくともワイアットについて、スペースノイドを「ども」をつけて見下すセリフこそあれ、アースノイドを特別視する発言はないのである。 一指揮官としても、バーミンガムの指揮管制能力と防衛衛星などを組み合わせた迎撃の巧みさや、艦隊を集めた状況でありながらMSの重要性に言及する点など、 大艦隊の司令官としての優秀さが演出されている。 ◆漫画「REBELLION」 「観艦式が終了次第わたしはスペースノイドにジオン公国の凶行を大々的に喧伝し、そしていまだジオンの思想にかぶれた者どもを一掃する!!スペースノイドどもは知るであろう!! ジオンが「悪」で我々が――――……地球連邦が彼らの「絶対的守護神」であったのだと!!これが政治的「征服」というものだよ。諸君!!」 リメイク漫画である本作では、ワイアットの思想がよりわかりやすく描かれている。 上記のセリフのように、戦略家のみならず世界の政治そのものを導ける(※少なくとも間違ったことは言っていない)政略家であることも強調されている。 その意味では、(劣悪な環境という違いも大きいとはいえ)どこまでも戦略レベルしか見れないエギーユ・デラーズとは対照的である。 ビグ・ザムを「ソロモン戦の象徴」としてあえて回収・改造し、嫌がらせを兼ねてぶつける一面も。それがなかなか強力であるから侮れない。 また「ジオンの大義」によって立つデラーズやガトーの正体を「一年戦争の敗北を受け入れられずに宇宙を徘徊していた連中」とも喝破している。 例えばガトーのセリフに「怨恨のみで戦いを支える者にこの私は倒せん! 私には義によって立っているからな!!」というものがある。 しかしガトーの「義」とは本人も無自覚ながらその前大戦の『怨恨』によるところが大部分であり、彼らの言動はまさしく「敗れたという現実を認められず徘徊していた連中」のそれである。 またアルビオン隊に「まるで厄介事の元凶だ!!」とも発言しているが、 上司のコーウェンが核兵器の製造を主導し、責任者にも拘らず核兵器をまんまと奪われ(*8)、追撃作戦もことごとく失敗し、黒星ばかり重ねた彼らの行状を考えるとこれも正鵠を射ている。 そのため本来なら何かしらのツッコミどころを担いそうな役回りなのに、こちらでもツッコミどころが意外と少ないという問題が生じた。 また上記の「地球連邦こそがスペースノイドの絶対的守護神」というのも、宇宙世紀の歴史を俯瞰すれば結局的中する。 当時より数十年後、地球連邦がスペースノイドの守護をやめてしまった結果、スペースノイドは迷走と暴走を繰り返し、慌てて連邦に泣きつくも助けてもらえず、結局文明すら退行させる「宇宙戦国時代」を引き起こしてしまったのである。 以上のように戦略と政略を掘り下げられたワイアットではあるが、一方で周囲との連携があまりに拙い、という欠点もこの作品では強調されている。 前述のヘボン少将はワイアットが死んだと見るや「気取り屋」などと死者に鞭打つような罵倒を行い、部下たちはシーマより先に寝返っていたジオン海兵隊員を殺そうとする有様。 他の派閥はもちろん、部下にさえも彼の考えが受け入れられていたとは言い難い(*9)。 なお前述のシーマとの密約をアルビオンに邪魔された際にはアルビオン隊は威嚇射撃を行った上で説明を求めるという当然の行いを行っているにも関わらずに こちらのワイアットはバーミンガムで何の非もないコウ達を撃って交渉を継続することを検討したが友軍を撃墜したログを改竄する目処が立たないため断念した。 つまり改竄が可能なら コウ達を殺して黙らせる気だったという ことであり、身内に「気取り屋」くらい言われてもおかしくない人物となっている。 更に終盤ではジャミトフが「デラーズ紛争は全てコントロールしている」という旨の発言をしているため、ワイアットが死んだことも想定内だったようである(*10)。 ◆ゲーム作品 ギレンの野望シリーズには『ジオンの系譜』から登場する。 しかし異常に能力が低いステータスが与えられている。某無能大将よりは使えるレベル……と言いたいが、無駄に耐久だけは高いあのお方に対して「万遍なく弱い」のでどうしようもない。 原作ネタを拾おうにも、バーミンガムも「耐久力だけはある固定砲台」なので、高耐久のあのお方に乗ってもらった方がいい。とはいえたまには僻地でティータイムを楽しんでもらうのもいいだろう。 様々な連邦軍人のなかでも、もっと腐敗してそうなコーウェンとかコリニー、さらには裏切ってた上に作戦中に酒を飲むようなエルランよりも弱いのは謎である。 ちなみにこのゲームには、隣に並ぶと能力が上がる「友好キャラ」が設定されているのだが…… 片や連邦軍どころか全勢力最弱である我らがゴップ大将、もう一人はどこかで連邦軍から居なくなるエルランと、シリーズ屈指の役に立たない友好キャラを与えられている。 例外的に『ジオン独立戦争期』では策略や内政要素と登場と軍団制(*11)によってそれなりに利用価値が上がった。 また、彼をオリジナルモードの総大将にすると「皆が紳士の心を持てば世界は平和になるのだ。」というニュアンスの政策を打ち立てて本当に世界を平和にしてしまうと言うレビルでも出来なかった快挙を成し遂げた(*12)。 その後の『アクシズの脅威』では従来通りの無能キャラクターという扱いに戻った。 『新ギレン』ではゴップとともにちゃんと前線で司令塔として戦えるステータスにパワーアップした。 将官らしく指揮する部隊の攻撃命中率を上げるスキルを持ち、さらに占領した拠点の開発度低下を抑える珍しいスキルも持ち合わせている。 ◆観艦式での演説 ※紺色の部分は小説版のもの 「宇宙暦、0079。つまり、先の大戦は、人類にとって最悪の年である。 この困難を乗り越え、いままた、三年ぶりに、宇宙(そら)の一大ページェント、観艦式を挙行できることは、地球圏の安定と平和を具現化したものとして、喜びに耐えない。 そも、観艦式は、地球暦1341年、英仏戦争の折、英国のエドワード三世が、出撃の艦隊を自ら親閲したことに始まる。 以後、スペインの無敵艦隊、アメリカの白艦隊、日本の連合艦隊などあまたの艦隊が大いなる歴史の中にその名を刻んでいった。 そして今、大宇宙の望洋たる海原に、我が地球連邦宇宙軍の勇壮なる姿を誇示すべく、観艦式の開催を高らかに宣言するものである。 諸君、煌めく星々の光を、恵みの光を放ち続ける太陽を、そして眩くも美しい母なる地球を見てほしい。 この共有すべき大宇宙の恩恵を、一部の矮小なるものどもの蹂躙に任せることは、 すなわち人間としての尊厳を捨て去ることに他ならない。諸君、我々は新たなる決意の時を迎えたのだ。」 宇宙世紀にもなって英仏戦争のうんちくは必要だったんですかね。 ◆余談 エドワード3世の話を持ち出す、紅茶を好む、「紳士は時間に正確でなくてはな」と言いながら観艦式へ向かうなど、イギリス紳士(*13)としての立ち振る舞いが目立つ。 冒頭のセリフもその一つ。しかし「ダージリン『が』いいな」ということは、宇宙勤務なのに種類を選べるくらい多様な紅茶を用意しているのだろうか……(*14) 宇宙世紀は西暦の延長線上にある設定だが、彼のように「旧世紀の事象に明確に触れる」人物は珍しい。 宇宙世紀元年=西暦2045年という説を採れば、英仏戦争は900年近く過去の話。 これだけ進んだ宇宙世紀にありながら旧世紀について流暢に語る将軍は、博識かつ勤勉なのかもしれない。「紳士は学問に正確でなくてはな」 Wiki篭りは追記・修正が好きだと、相場は決まっている。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 耐久が高いっていってもギレンの野望じゃゴップの方がずっと上。エルランは元々裏切り者だしゴップは政治家として再評価されてるのに、こいつときたら…… -- 名無しさん (2020-03-13 14 56 31) 新ギレンだとゴップ共々ちゃんとしたパラメータになってるな 正直ジオン贔屓の能力調整が過ぎる野望シリーズは資料として不適当 -- 名無しさん (2020-03-13 15 11 57) 物語の分岐点って感じなお方 -- 名無しさん (2020-03-13 15 15 25) MS搭載能力無しのバーミンガムと0083版マゼラン・サラミスのせいか、昔は大艦巨砲主義推しでMS母艦軽視という考えが古い軍人扱いされてたり。けど「そもそもバーミンガム・マゼラン・サラミスといったMS非搭載艦の大量建造がワイアットのせいだとは一言も言われてない」「全艦にMS搭載しなくても砲戦艦とMS母艦を別々に建造し使い分けるというドクトリンもアリ」「実際観艦式には護衛MS隊やペガサス級もちゃんといてサイサリス以外は撃墜できてた」といった擁護論が近年は大分定着してきた感じ -- 名無しさん (2020-03-13 15 51 08) 2号機がイレギュラー過ぎただけで劇中描写だとむしろ有能感ある -- 名無しさん (2020-03-13 15 58 53) 「良い男かもしれないがツキは無いようだねぇ」とはシーマ様の談。結構的確かも。 -- 名無しさん (2020-03-13 16 25 26) この人がいたらグリプスやネオジオン抗争はひどくならなかったと思う。ごっぷほどじゃないけど俗物で有能。 -- 名無しさん (2020-03-13 17 00 16) 0083の再評価が進むとアルビオン隊サイドの描写もどんどんきな臭くなってくるな -- 名無しさん (2020-03-13 20 46 17) 0083の前半は派閥のボスの失態をどうにか内々に処理しようとしていたところに、事態を知った他の派閥が手を突っ込んできたところ足並みが乱れたところに核を食らったって展開だしそらね -- 名無しさん (2020-03-13 21 02 48) シーマとの取引ができたらデラーズをつぶせたかもな…そうするとコリニー派の躍進もないからティターンズもやばめの組織じゃないになった可能性も… -- 名無しさん (2020-03-13 21 44 43) 調べてみたらスパロボの方にはワイアットは2020年時点で未だに出てないのね。そろそろ0083のストーリーを本格再現して(その上でIF展開に持ち込んで)ほしいなぁ…… -- 名無しさん (2020-03-13 21 50 51) ↑スパロボは基本的に「地球侵略する悪に対して逆境から立ち向かう話」なので……。0083はその悪役側が逆境からの逆転を狙っての星の屑なので、スパロボとはある意味真逆になってる -- 名無しさん (2020-03-14 04 35 12) 0083は連邦内は戦争が終わった驕りで腐敗が進み始めてるし、ジオンもジオンで一枚岩じゃないし、ほんと敵も味方もグダグダなんだなぁ。 -- 名無しさん (2020-03-14 06 28 47) ↑ところがどっこい1年戦争の頃からエルランはいたし腐敗は今更なのだ -- 名無しさん (2020-03-14 06 56 36) そろそろゴップの記事も欲しい、初期>冷遇時代>ORIGINでの兵站トップとしての活躍 再評価という流れで -- 名無しさん (2020-03-14 07 32 34) ↑2そういやそんな人もいたな。あと思い返してみればジオンも一年線戦争の頃から派閥分かれてギスギスして一枚岩ではなかったわ -- 名無しさん (2020-03-14 08 51 03) ↑むしろそれがジオンの敗因の一つだしなぁ -- 名無しさん (2020-03-14 18 39 32) 余談のとこの紅茶の件だけどUCのオットー艦長も紅茶にこだわりがあったから一種の文化になってるんじゃないかな? -- 名無しさん (2020-03-14 21 04 12) もっと評価されるべき人物。というか、ジオンにはこれぐらいの戦略家や政略家がいない。 -- 名無しさん (2020-03-15 00 49 09) ↑ジオンはザビ家(ギレン)のワンマン経営みたいなところあったしなぁ… -- 名無しさん (2020-03-15 09 33 56) こうやって他の視点からアルビオン隊を見るとなんかこう…ままならないというか報われない事ばっかりだなぁ的な… -- 名無しさん (2020-03-18 12 03 20) ↑コーウェン配下になったのが最大の不幸というかなんというか・・・ -- 名無しさん (2020-03-18 17 28 23) コーウェンは他派閥への根回しとか全然やってない……どころか自派閥の人心掌握すら出来てないっぽいしね。アルビオン隊がワイアットやシーマ様と連携取れていたら0083は全く違う物語になってただろうな -- 名無しさん (2020-03-18 20 48 21) 最初はド無能扱いだったけど最近の連邦系二次SSだと優遇されているんだよな -- 名無しさん (2020-03-22 22 08 49) シーマ様との裏取引=腐敗してる=無能、みたいなレッテルと、GP02の核で消し飛ばされた点で「とりあえず連邦側のやられ役にしとこう」みたいな風潮があったのかねぇ。劇中の描写見る限りはむしろコーウェンよりずっと有能なんだけど -- 名無しさん (2020-03-23 00 03 34) 決して善良とは言えなかったり色々とアレなコーウェンは主人公サイドの理解者という立場だったからかスパロボだとマイナス面はほぼ描かれなかったな(αシリーズだと初作の途中でフェードアウトするわ、第四次に至っては生存が絶望的だわと別のマイナス補正がやや大きいが) -- 名無しさん (2020-04-14 10 48 35) 「コンスコンだけど二周目はなんとかしたい」での話を追記しました。もしNGだったらすみません; -- 名無しさん (2020-04-25 14 54 51) あのさあ、漫画とかゲームとか公式の許可を得た作品ならまだしも、一般投稿サイトの二次創作なんてNGに決まってるでしょ -- 名無しさん (2020-04-25 15 23 53) ↑ありゃ……すみません; -- 名無しさん (2020-04-25 15 24 51) この人が生き残ってたらティターンズは発足せず、再建された主流派連邦艦隊も健在で少なくとも連邦は正史よりはずっと平和かつ長く存続したんじゃねーの?という割と凄いターニングポイントなおじさん -- 名無しさん (2020-05-06 23 24 02) 殺人前提の軍隊で善人も悪人ないんだよなあ。自国の利益を生み損失を防げば有能なわけで、そういう意味では星の屑防ぎそうだったこいつは超有能。ちなみにアルビオン隊とデラーズフリートはゴミの極致だが -- 名無しさん (2020-09-14 06 49 02) そういえばコ―ウェン、ガンダム戦記の漫画版でマット・ヒーリィの上官として出てましたな・・・。当時の夏元は「不殺と軍務のはざまで悩むマットを温かく見守る理想の上司」のつもりで描いてたかもしれんが、あれもよくよく考えれば「自分のこだわりで部下を死なせ被害を増やす士官を更迭できない信賞必罰がまるでできなダメ人間」ともとれるな・・・ -- 名無しさん (2021-04-05 19 44 50) 政治家ではあるが、戦場の霧を理解できない点で兵法家としては落第点。結果この有り様だし。 -- 名無しさん (2021-04-06 11 31 41) ワイアット有能で話を止めときゃいいのに、結局↑↑↑みたいに、アルビオン隊やデラーズフリートを叩く叩き棒にするために持ち上げてるとしか思えない言い草の奴が居るから反感を買うだけでコイツの評価が上がることには繋がらない -- 名無しさん (2021-04-06 11 58 54) アンチジオン派が元気になった結果、なんか連邦サイドに気持ち悪い主観むき出しの擁護記事が増えたな……わざわざ太字で協調してる「可能性は高い」とか「間違いないだろう」とか、コレ書いた奴の妄想でしょ? 資料集なりスタッフインタなりで明言されてるならともかくさぁ -- 名無しさん (2021-09-11 01 02 07) 中の人がウッディ大尉(TV)・・・ -- 名無しさん (2021-09-19 15 58 21) ↑↑でもガルマ辺りも作中であっさり死んだ割に擁護論多いしなあ -- 名無しさん (2021-12-19 22 45 00) 人物像のところ描いた人の主張ゴリゴリに強いな -- 名無しさん (2023-06-08 01 41 23) 英仏戦争に詳しいと言っても、デギンもヒットラーのことを話題にしているから、違和感は別にないな。歴史に詳しい人もいるだろう。 -- 名無しさん (2023-07-25 14 15 47) まぁゲーム等では無能の代表格みたいな扱いだったから多少鼻息荒くなるのもわからなくはない。他人物や勢力下げは論外だけど -- 名無しさん (2023-07-30 22 30 59) >>ちょっと頭を働かせれば「なにかあるかな」と察せられる状況である。 -- 名無しさん (2023-09-09 21 22 09) 、ちょっと頭を働かせれば「なにかあるかな」と察せられる状況である。 ←これこそ派閥争いして水面下の政治工作やらに忙しいアホ策士側の言い訳でしかない。逆に護衛いないなら心配されて当然、特殊任務で艦隊旗艦出すのがアホ。アルビオン隊の到着は事前に人払い出来てんなかったワイアットのミスだろ・ -- 名無しさん (2023-09-09 21 25 14) ↑頭がキレる上司だからできないバカのことを読みきれずに失敗、ってのはたまにあるけどまさか軍隊で上位者を無視して攻撃しかけるとか思わなかったんだろう -- 名無しさん (2023-09-09 23 17 37) ↑2 まったくの逆意見 護衛がいない理由を推察できない方がアホ、またそうだとしても安全圏まで護衛をするのが普通。戦闘終わったらハイさよならはあり得ない。 -- 名無しさん (2023-09-11 18 56 44) 特殊任務で艦隊旗艦出すのがアホ ← 観艦式の艦隊の半数以上を壊滅させられる核弾頭の情報が取引条件である以上最高責任者が出て当然。実際疑いあっていたし、シーマが不審に思って逃げられたら取り返しのつかない状況になっていた。臆病者でないなら軍人として前に出るべき状況だよ。 -- 名無しさん (2023-09-11 18 59 48) 有能か無能かは別として、劇中では「スペースノイドども」とか言って見下す言動を多く言っていたんだから。やはり腐敗した連邦軍将校ではあったと思う。 -- 名無しさん (2023-09-22 08 06 11) 裏取引の件に関してはアルビオン隊だけの落ち度とは言えなくね?そもそも -- 名無しさん (2023-09-22 09 19 34) 途中送信失礼。取引の現場も事情を知らない部隊からしたら戦闘じゃあないとしたら内通を疑われる場面でもあるし。実際一年戦争で将官が内通してた前例があるしどの道アルビオン隊以外でも直属でもなければ接触しないと察するも糞もないんでは? -- 上1 (2023-09-22 09 27 16) ↑旗艦側に先に接触したならその言い分も通るんだけどアルビオンは先にシーマ達に攻撃をしながらバーミンガムに「今から敵を攻撃するね」って電信を送ってるのよ。つまり電信でまず交信できるのにワイアットが止めようがないタイミングで攻撃しかけてる -- 名無しさん (2023-09-22 09 38 39) 本編再確認したけど上1言い分の不正確過ぎだろ。まずアルビオン側が補給中足が止まってる状態でミノフスキーの干渉逆探知機からバーミンガムとシーマ艦隊発見。ミノフスキー散布下なら交戦状態とも考えられる異常自体。少なくとも裏取引を察する材料がこの時点で事情を知らない部隊には無理。ニュータイプでも無理なタイミング。でMS隊緊急発進と同時にバーミンガム側に連絡いれてる=交戦前。少なくともワイアット側が止めようがないのは否定しないが裏取引失敗をアルビオン隊のみの責任にするのは酷としか言えん。ワイアットがここで芝居打ったのは良策には違いない。派閥争いで内通疑われ失脚に繋がるリスクを考えたら。 -- 名無しさん (2023-09-22 20 33 13) ↑いや旗艦の時点で気が付くべき、現代で例えるなら「県警のトップが【護衛なしで】自分の管轄の地域で情報提供者のやくざと密会をした」状態なんだぞ?やくざからの内通ならともかく県警のトップが内通すると思う?普通威嚇射撃はしても即攻撃はしないよ。 -- 名無しさん (2023-09-23 09 18 49) ↑というかワイアットの内通を疑ったなら「問いただす」「逆に刺激せずにバーミンガムとシーマ艦隊の接近を写真撮って上に訴える」とかならともかくいきなり攻撃って尚更愚策だよね。バーミンガムからの砲撃という「誤魔化し」をさせちゃうし -- 名無しさん (2023-09-23 12 05 41) 彼だけじゃないけど、連邦はジオンが自分たちとはまったく違う価値観を持つということを理解しきれずに傷を広げてしまった感があるね。アルビオン隊が景気づけのために敵前で信号弾を上げて出撃したガトーを「そんな馬鹿なことをする奴がいるはずがない」って見逃してしまったのも、ジオンへの無理解に伴うミスだし。ワイアットも優秀だだけに「自分たちが馬鹿な事だと思うことをする連中」を理解できなかったのかも -- 名無しさん (2023-09-23 12 23 41) 上2 1 そもそも護衛無しの密会自体がリスクでしかない行為だし例えそのものが的外れ。第一情報提供者が接触前に消される可能性を考慮してない上性質上味方にも露見するのは避けるべき。第二にアルビオン即攻撃じゃなくて『MSを急行させた』だぞ。現場に到着したらいざ戦闘もなく接触してたのを目撃されたらあらぬ嫌疑も掛かる。旗艦がそんな事してたら尚の事。既に一年戦争で前例もあるから余計に。あとかなり読み違いしてるけどアルビオン隊はまず疑いすらしてないぞ。実際現場に着いたらバーミンガムが不利な状態でも迎撃してると感心してるしで裏取引の露見は阻止してる。 -- 名無しさん (2023-09-23 21 33 56) あと一応ガンダムじゃあかなり軽視されてるけど民主主義形態の組織で軍の将校が裏取引をテロリスト、しかも戦犯級の相手としてる事自体大問題だぞそもそも。これが許されるのは露見せずは前提条件だし加えて組織が腐敗してる証だよ。全うな民主国家組織ならお偉いさんの首が飛ぶレベルの不祥事だ。 -- 名無しさん (2023-09-23 21 42 05) ↑2 アルビオンがワイアットを疑わず「助けに行った」つもりなのは明白。それでも事実確認をせず攻撃かけたのは稚拙、もしワイアットを疑ったのであれば尚更攻撃が稚拙って話だから特に矛盾はしてない -- 名無しさん (2023-09-23 22 23 33) ↑2 ワイアットが情報もらうのに失敗しただけで結局コリニー達がシーマと裏取引して終盤でシーマ艦隊を公式に味方として戦闘に入れてるからしょうがない…というか後の「Z」で一軍閥やアナハイムの代表がアクシズと交渉してザビ家容認の「悪例」作っちゃったからそのフォロー(前例)の意味もあるので仕方がない -- 名無しさん (2023-09-23 23 14 05) ↑2 事実の確認が歪んでるぞ。あの取引現場で最初に攻撃したのはワイアットだぞ?順序がアルビオンが異常発見→MS隊急行させ派遣→同時に連絡→MS隊到着にあわせてバーミンガムが偽装の為に発砲って流れ。アルビオン隊の攻撃はその直後だぞ?だから事実確認のタイミングはワイアット自身が潰してる。それは何故か?裏取引の現場自体が取引成立前に露見すれば面倒だから。上1もそれに関して劇中シナプス艦長が真っ当に批判してるよ。軍閥政治だ、と。でどのみちフォローの内容がそれだと軍人及び組織としての腐敗度の強調でしかない。 -- 名無しさん (2023-09-24 01 12 54) ↑ワイアットが「今からシーマ艦を攻撃しに行きますbyアルビオン」の伝聞を受け取るのと同時にMS隊が向かってることを知る→「バカが!(せめて確認取れ)」→(リベリオン版ではコウを撃って黙らせることも考えるがやめる)→もうコウ達を止めようがない→仕方ないからシーマのムサイ撃って誤魔化そう…の流れだぞ。結果的に後ろ暗い密約だったというだけで実は「投降」とかの何の問題もない行為だったらどうする?だから「なんで確認より先に攻撃なんだよ」って言われてるの。「警察とヤクザ」の例えでわからないなら「ヤクザの抗争中だけど『自分の親分と敵の組の幹部が喫茶店で武器も出さず話をしてる」って段階で何もわからんうちに敵の幹部に銃を撃つ」くらいヤバいことしてんの -- 名無しさん (2023-09-24 01 27 39) 上1、だからヤクザの例えそのものが間違ってる訳(第一ヤクザの取り決めなんざ成立させるために武力がある前提。さもあり得ない仮定を例とするのが誤り)。で何度もアルビオンの電文捏造してるけどあの段階だと『急行して派遣する』としか言ってない。攻撃するとは言ってない訳。であの取引は現場で露見したらアウト、現場で確認なんて持っての他。だからワイアットが芝居打ってアルビオン隊加勢に入った形にした。そもそもいきなり攻撃って認識が間違い。てかあのタイミングじゃ少なくともバニングが現場にいるんだから投降だった精々武装解除に立ち会うか(過去に襲撃されてるし悪名高い相手ならこれは当然)そのまま帰投して済んでるだろう。後のシーマ艦隊への攻撃がバニング戦死が引き金になってる事を考えれば。つまる所アルビオン責任論のいきなり攻撃そのものが事実と違う間違い -- 名無しさん (2023-09-24 03 12 18) ↑なんでバーミンガムに黙って行う、たった一つだけで全て台無しになる件はスルーしてんの?相手は上司で指揮通信能力に長けた旗艦に乗ってるのに誤爆の危険もあるのにそのバニングまでがバーミンガムに連携をしようとしないで攻撃始めて、そのまま戦闘後も距離的に近いバーミンガムにはほとんどアクションせず。アルビオン隊にはホウレンソウがないのかと -- 名無しさん (2023-09-24 03 47 14) あとアニメと同一設定かはさておき小説版は描写や時系列が細かくなってて旗艦バーミンガムに近づく不明艦を発見して、不明艦に先に警告してから10分以上後のMSが到着直前にバーミンガムに緊急電文送ってる。最初に守らないといけない相手に一番最後に警告というよくわからんことに -- 名無しさん (2023-09-24 03 56 58) 上2 スルーしてないし明確にバーミンガムに現場到着前にアルビオン打電してるの書いてるよね?後アルビオン側からしたら異常自体で現場の状況わからないから把握も兼ねてMS急行させた、と同時にバーミンガムに打電。これだけなら職務や権限の範疇の動き。黙って行うも間違ってる認識。で君はアルビオンの電文内容曲解してるのずっとスルーしてるよね?それにバニングが連携しようとせず、って書いてるけど読解が間違ってると言わざる得ない。まずバニングは戦闘目的を『退避するバーミンガムの援護』と言ってウラキにも促してる。誤爆危険云々もバーミンガムの付近で戦う所か間に入るでもなくシーマ艦隊側へ向かってる(数の上で不利な状況でこれはバーミンガムに配慮してる証左)離脱した時点で護衛せず放置も間違ってる読解。でバニングが星の屑全容の資料入手してるからMSで護衛しないは間違った判断じゃない。途中亡くなったからこのファインプレーも帳消しだけど。 -- 名無しさん (2023-09-24 05 50 05) 大体ミノフスキー下で旗艦付近に所属不明反応があるなら現場に急行して確認するのはアルビオンでなくともおかしい行動じゃない。裏取引を誰であろうと断定出来る材料が無い以上。しかも哨戒任務の艦ならともかく足の止まってる艦にキャッチされる位置で取引しようとするのはセッティングが甘いと言わざる得ない。指揮通信能力に長けた艦にいるなら尚の事。 -- 名無しさん (2023-09-24 05 52 17) そもそも観艦式に出るはずの主賓がなぜか変な位置にいることについて疑問に思わないことがおかしい、戦時中ならともかくなんだが、分別のある人間なら「なんでコンペイトウにいないんだ?」って思考になるはず。普通なら偽物を疑うべき状況。 -- 名無しさん (2023-09-24 09 37 51) 今確認してきたけど 観艦式二日前の出来事だぞ?普通に考えて最低でも何の理由でこの空域にいたのか聞くべきだろ。 -- 名無しさん (2023-09-24 09 45 40) 本来はルナツー防衛するバーミンガムがコンペイトウへ向かうコースではあるのよ。シーマも星の屑のためにソロモンへ目立たないコースで向かっている途中で会うって流れ。それでも敵が近い位置を単艦で?とはシナプスも疑問に思った -- 名無しさん (2023-09-24 10 02 48) 都合の悪い部分スルーして話変えてるけど上2に関してはその為のMS派遣 打電な。加えて偽物疑うなら尚の事現場に派遣は正当性増す行動。で上1 3に関してはバーミンガムの位置をそもそも艦長把握してる=バーミンガムの予定行路。主賓が現地入りするのが数日前なら然程不思議ではないタイミング。但し護衛無しは不審か心配のどちらかを確実に生む。それに戦時中なら~って書いてるけど劇中では立派に戦時です。上1はアルビオン以上にワイアット無能にしてるって気づかない?公にしてる行路で裏取引とかバカのする事だぞ?後何故かアルビオンを必要以上に貶めてる割にワイアットやコリニーの軍閥行為は仕方無いって擁護してるけどはっきり言えば無能通り越して害悪レベルだからな?民主国家組織の将官なら。 -- 名無しさん (2023-09-24 11 04 58) 「戦時に」「わざわざ敵側に先に連絡してから」「守るべき旗艦には既に出撃したMSが到着する頃に連絡」「そんで最後まで勝手に戦闘して何も言わず帰投」ワイアットに非はないとは言わんけどこの時点で大概帳消しになるくらいやらかしてるって話だよ。本当にワイアットがピンチで命を救われたとしても連絡の遅れは叱責されるレベル -- 名無しさん (2023-09-24 11 32 08) 加えて偽物疑うなら尚の事現場に派遣は正当性増す行動。←だったらバーミンガムに攻撃しろという話、真偽を確かめないのがおかしい -- 名無しさん (2023-09-24 14 43 01) バーミンガムの位置をそもそも艦長把握してる=バーミンガムの予定行路。主賓が現地入りするのが数日前なら然程不思議ではないタイミング。 ワイアットが最高責任者なのだから最低でも一月前に入るのが普通でエンジントラブルなどで数日遅れれば超赤恥になるところだった。予定からしておかしい -- 名無しさん (2023-09-24 14 48 19) 観艦式の観閲官ってどっちかと言えば主賓だからそれでいいんじゃね。そりゃギリギリになるのも問題だけどルナツーで(派閥争い以外にも)デラーズ対策で仕事がある人だし -- 名無しさん (2023-09-24 15 09 55) ワイアット擁護にアルビオン中傷が余りにも穴だらけだから一つ一つ教えるわ。まず「」書きしてる奴は全部本編描写と異なるから論外。既に説明済み。偽物云々も勝手に出してる話でそれならどのみち現場で確認は間違いじゃない。で偽物疑うならまずバーミンガムを攻撃しろ?それこそ確認せずやったらただのFFじゃねえか。てかそもそも偽物論自体間違いの自体出るのが間違いだろ。その前に目視確認してるんだしお前本編見てねえで適当に書いてるだろ?か読解力の極端な欠場 -- 名無しさん (2023-09-24 17 32 21) で、現実の式典やサミットの類いで現地議長開催国でもなければ主賓やトップが前日入り所か当日入りだってままあるからな。下手したら議長開催国でも外遊の都合前日入りだってあるしな。第一予定がおかしいも何も本編で予定はしてたが強行開催の旨該当話冒頭で出てるからな。それに艦隊司令クラスが一月もたかが式典ごときで任地から離れるなんて現実でもねえよ。あるなら実例複数あげろな?それが普通なら: -- 名無しさん (2023-09-24 17 40 52) ↑2 長々と議論かどうか微妙な流れが続いたがついに反証を諦めて読みにくい文章で否定して終わりに見えるよ -- 名無しさん (2023-09-24 17 52 26) 上1 確かに一部文章読みにくいから偽物論自体のくだりは訂正する。そもそも偽物論が間違いとして明確なのは本編でアルビオン側がバーミンガムを目視確認した上で識別信号確認してる。こっからは偽物論自体が出る事が間違いであり本編を見てないか読解力欠如してる誤った認識をしてると言える。で反証はすれど都合悪い話は逸らしてるか既に言った事で説明つく事しか帰って来ない訳だが -- 名無しさん (2023-09-24 18 16 55) コロニーやアクシズで上質な農産物を生産できてる世界だから宇宙産の新鮮な紅茶が艦艇では珍しくない世界かもしれないね。ワイアットは無理にでもダージリンとか地球産にこだわるとか -- 名無しさん (2023-09-24 18 46 19) 記事ちょくちょく自分の主観で本編曲解内容で編集してるけど(しかも指摘されてる部分結局スルーして)露骨に話逸らしてるのはどうなの?てかそもそも主観的過ぎる内容や誹謗中傷は実在、非実在共に規約違反だよね?規約に -- 名無しさん (2023-09-24 20 30 48) 主観と言われてもむしろ反対してる人間が「本編見てるのか」とかの汲み取りようがない意見ばかりじゃね -- 名無しさん (2023-09-24 20 36 47) 報告にあった荒らしコメントを削除しました。 -- 名無しさん (2023-09-28 17 56 02) 記事そのものが偏った印象を受けますねこれは 善悪を決めようとしている感覚 -- 名無しさん (2024-06-19 00 28 42) アルビオンに察しろというのは無理がないか?これまでの作戦行動を考えてもアルビオンをむしろ遠ざけないとダメだろ。 -- 名無しさん (2024-06-28 02 36 48) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gods/pages/40759.html
ヒュペルビオス(3) ギリシャ神話に登場する人物。 関連: オイノプス(4) (父)
https://w.atwiki.jp/gakusei00/pages/83.html
◆五十音名簿◆ 【ま行】 ※五十音順の名簿です。自宅の子を更新した際に親御さん本人が修正加筆お願いします ※五十音名簿はあくまで名前被りや全員のお子さんをすぐに確認できる為のものです ※必要事項は『ふりがな』『名前』『原型』『性別』『学校名』『親名』です ※部活動や絡みなど細かい設定は芽衣さんが作成される『名簿』項目でご確認ください ※検索には『Ctrl+Fキー』の文字検索を利用しますと便利です まいさ しゅう / 真諌 秋 / ウツボット♂ / 鳴常盤 / 向 まがね としみつ / 鉄 俊充 / エアームド♂ / UMA / きてき まき かいと / 巻 貝斗 / オムスター♂ / 鳴常磐 / 伊達 まき こぐりょ / 槙 高句麗 / ゴクリン♂ / 真白 / DxF まごころ せん / 真心 壱千 / サーナイト♀ / 真白 / きてき まごころ よろず / 真心 萬 / エルレイド♂ / 鳴常磐 / 伊達 まさき たつのり / 真崎 辰憲 / ヤドラン♂ / 七ツ星 / じろ まの くくり / 間野 玖々莉 / ミズゴロウ♀ / UMA / 翠子 まる ふうか / 丸 風香 / フカマル♀ / 創生 / えんハ まるの みなこ / 丸野 美奈子 / マルノーム♀ / 真白 / きてき まんてんどう しずか / 満天堂 静 / マンタイン♂ / 創生 / やまこ。 みかさ ゆめ / 三笠 夢 / ミミロル♀ / トルビオン / 向 みかづき ななみ / 朏 ナナミ / エネコロロ♂ / 創生 / チアキ みかなぎ るか / 御巫 流歌 / ラプラス♀ / 七ツ星 / 鹿山ユン みくにや かげまる / 三國谷 蔭丸 / ミカルゲ♂ / 鳴常磐 / 鹿山ユン みしるべ くろま / 壬標 黒摩 / ドンカラス♂ / 創生 / 城居 みすみ せら / 箕須見 世良 / ベトベター♀ / トルビオン / きてき みずしろ よろい / 瑞城 甲 / シザリガー♂ / UMA / 城居 みずね るあ / 水音 琉亜 / マリル♀ / 定時 / えんハ みずのえ れい / 水之江 苓 / ホエルコ♀ / UMA / 壱屋 みずもり らく / 水森 楽 / ペリッパー♂ / 創生 / きてき みつき かこ / 褌黄 架古 / ペルシアン♀ / 鳴常磐 / きてき みつき せいこ / 褌黄 星湖 / ペルシアン♀ / 創生 / 湊都 みつなが ほたる / 光永 ほたる / ケイコウオ♀ / 真白 / 鹿山ユン みつふし ぶんた / 蜜伏 文汰 / スピアー♂ / UMA / 芽衣 みちかけ くろつら / 満欠 黒面 / ガバイト♂ / トルビオン / チアキ みちかけ なしろ / 満欠 奈白 / フカマル♀ / UMA / 城居 みと こたろう / 御津 小太郎 / ヘルガー♂ / 無し / 城居 みよし ごろう / 三好 吾郎 / モジャンボ♂ / 鳴常磐 / きてき みろく かすが / 深禄 花清 / ラフレシア♂ / 七ツ星 / 湊都 みろく かのん / 深禄 花園 / キレイハナ♀ / 七ツ星 / 湊都 むかい かなた / 梦灰 彼方 / ニャルマー♂ / 創生 / 湊都 むかい はるか / 梦灰 遙 / ニャルマー♀ / 創生 / 湊都 むぎまき はなびし / 麦捲 花菱 / サンドパン♂ / 真白 / チアキ むくろ かい / 六黒 廻 / ヨマワル♂ / 七ツ星 / 芽衣 むさか がんも / 六平 元茂 / ウソッキー♂ / 鳴常磐 / きてき むつき ゆうこ / 睦木 幽子 / ゴースト♀ / 真白 / きてき むどう らい / 無道ライ / メタモン♂寄り / 創生 / 城居 むつもり とわこ / 六森 常盤子 / キノガッサ♀ / 創生 / 向 むなかた たいち / 棟方 太一 / アリアドス♂ / UMA / 芽衣 めいげついん ゆめの / 明月院 夢乃 / ムウマ♀ / 鳴常磐 / 鹿山ユン めいわ ひな / 明和 雛 / パチリス♀ / UMA / DxF めいわ ひろ / 明和 宏 / レントラー♂ / 七ツ星 / DxF もつに こみ / 持丹 こみ / ★ミミロップ♀ / トルビオン / 城居 もぬま じゅじゅ / 喪沼襦々 / モジャンボ♀ / 七ツ星 / 向 もものぎ しいか / 桃禾 詩歌 / プクリン♀ / 七ツ星 / 湊都 もりした みく / 森下 実紅 / ミルタンク♀ / 七ツ星 / 鹿山ユン もりした みり / 森下 実梨 / ミルタンク♀ / 創生 / DxF もろごい こう / 諸恋 告 / アズマオウ♂ / トルビオン / チアキ もんぜん ともり / 門前 灯 / デンリュウ♀ / 真白 / やまこ。
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/1751.html
ラ・ロシェールの上空。 そこにはトリステイン艦隊旗艦の『メルカトール』号が停泊していた。 艦隊司令長官のラ・ラメー伯爵は、ちらりと時計をみやる。 神聖アルビオン政府の艦隊を、国賓として迎えるためにトリステイン艦隊が出迎えているのだが、約束の時間を過ぎてもアルビオンの艦隊は姿を顕わさなかった。 ラ・ラメー伯爵は、国賓を迎えるため正装して居住まいを正しているが、その表情はどこか厳しいように見えた。 その隣に立っていた艦長のフェヴィスが、口ひげをいじりつつ、時計を見た。 「やつらは遅いではないか」 艦隊司令官のラ・ラメーは、不機嫌そうに呟きつつ、艦長の方を振り向いた。。 フェヴィスは鼻で笑うようにフンッと息を息をして、襟を正す。 「アルビオンの犬どもは、増長しているのでしょうな。おおかたにわか貴族達が着たこともない軍服に戸惑っておるのでしょう」 艦長は空軍戦力で勝るアルビオンが嫌いだったので、言葉にも刺が含まれていた。 しばらくすると、檣楼(しょうろう)に登った見張りの水兵が、大声で艦隊の接近を告げた。 「左上方より、艦隊!」 艦長と、艦隊司令は、ようやく姿を現したアルビオンの艦隊を一目見て、その規模に驚いた。 アルビオンの旗艦、『レキシントン』はまさに雲のような巨艦と言えた。 その後ろを追従する戦列艦も決して小さくはない、だが『レキシントン』と比べると、どうしても見劣りしてしまう。 「あれが『ロイヤル・ソヴリン』か……」 艦隊司令官は、あの巨大戦艦が『レキシントン』と名を変えていることを知っている。 しかし、それを建造したかつてのアルビオン王国に敬意を払い、古き名を呼んだ。 アルビオンからの話では、あの艦隊にアンリエッタ姫の結婚式へ出席する大使を乗せているはずだ。 「いや、この距離で見るのは初めてですが、あの先頭の艦は巨大ですな」 艦長の『戦場』という単語に眉をひそめつつ、艦隊司令官が呟く。 「戦場では会いたくないものだな」 艦隊司令官ラ・ラメーの背筋に、冷たいものが走る。 身体が震えるのを『武者震いだ』として思考の外に追いやりつつ、アルビオンの艦隊に接近し併走するように指示した。 かくして、彼の不安は現実のものとなる。 トリステインの王宮に、トリステイン艦隊が全滅したのを知らせる伝令が来たのはそれから間もない頃であった。 ほぼ同時にアルビオン政府からの急使が、トリステインへの宣戦布告文を届け、王宮は騒然となった。 アルビオン側の言い分では、トリステイン側が親善艦隊へ理由無き攻撃を行ったので、自衛のために宣戦を布告するとあった。 王宮には大臣や将軍たちが集められ、緊急の会議が開かれたが、会議は紛糾するばかりだった。 宣戦布告が事実であるか、アルビオンへ使者を送り確かめるべきであるといった意見や、ゲルマニアへに急使を派遣し軍事同盟に基づく共同戦線を張るべきだと主張する物もいた。 他にも様々な意見が飛び交うが、それは互いのプライドが会議を混乱させているに過ぎなかった。 バン、と扉が開かれ、マザリーニ枢機卿が会議室に入る。 「この大事なときに遅れてこられるとは何事か!」 誰が叫んだのか解らないが、遅れて会議室に現れたマザリーニ枢機卿を誰かが批難すると、他の者達もそれにつられてマザリーニを非難し始めた。 だが、マザリーニも慣れたもので、表情一つ変えることなく自席に座ると、重々しく口を開いた。 「アルビオンは我等が艦隊が先に攻撃したと告げた。しかしながら我が方は礼砲を発射したに過ぎない。偶然の事故が誤解を生んだのでしょう」 それならば、と、一人の大臣が起立した。 「アルビオンに会議の開催を打診しましょう、今ならまだ、誤解は解けるかもしれん!」それを聞いたマザリーニは頷いて言った。 「アルビオンに特使を派遣する。この交戦は双方の誤解が生んだ遺憾なるものであるとして、全面戦争に発達する前に……」 その時、突然会議室の扉が開かれた。 書簡を手にした伝令が、息を切らせながら会議室に飛び込んできたのだ。 「急報です!アルビオン艦隊は降下して占領行動に移りました!」 すかさずマザリーニが聞く。 「場所は!」 「ラ・ロシェール近郊!タルブの森です!」 マザリーニは心の中で「やはりか」と呟いた。 その頃、シエスタの生家では、幼い兄弟たちが不安げな表情で空を見つめていた。 ラ・ロシェールの方から聞こえてきた爆発音は、タルブ村を騒然とさせ、恐怖させた。 驚いて庭に出た者達は、空を見上げ、絶句した。 何隻もの船が燃え上がり、山肌や森の中へと落下していくのだ。 更にしばらくして、空から現れた雲のような巨大船が、森の中に向かって鎖の付いた錨を降ろすのが見えた。 森林の上空に停泊した船から、何匹ものドラゴンが飛び上がる。 「おとうさん!あれ、なに?」 シエスタの弟や妹たちが、父親にしがみつきながら、訪ねた。 「ありゃあ、アルビオンの艦隊じゃないか」 「いやだ……戦争かい?」 シエスタの母もまた、不安げな表情で空を見上げる。 「アルビオンとは不可侵条約を結んでいるはずだ。この前領主様からおふれがあったろう」 「その不可侵条約をアルビオンが破ったのよ!」 シエスタの両親が驚き、声の聞こえてきた方を振り向くと、そこには大剣を背負い、フードを深く被った女戦士らしき人物が立っていた。 「な、なんだって?」 慌ててシエスタの父が聞き返す。 「アルビオンのだまし討ちよ!すぐにタルブ領主の派遣した騎士に従って退避しなさい!」 言うが早いか、タルブ村と街道を繋ぐ小さい道から、タルブ村の領主を戦闘に少数の騎士団が姿を見せた。 「『ロイズ』殿!ルートは確保しましたぞ!」 タルブの領主が、フードを被った女性に馬上から声をかける。 「村人の避難が最優先よ、頼むわね」 「はっ!」 領主が馬上から敬礼したのを見届けると、ロイズと呼ばれた女性は、一目散に北の森の中へと駆けていった。 領主は村人へ向き直り、大声を張り上げた。 「村民は家族の数を確認せよ!急いで南の森に逃げるのだ!」 それを聞いて村人達は慌てて家族の居場所や数を確認しはじめた。 瞬く間に村人達は広場に集まる。 数人の騎士が村人を先導し、南の森へと避難していくのを確認すると、騎士の一人が領主に言った。 「アストン様、さきほどの女、”ロイズ”と言いましたか……彼女は何者なのでしょう」 「わからん……だが、女王陛下より賜ったと言われる書簡は確かに本物だった」 それを聞いた騎士は、ロイズと呼ばれた女性の姿を思い出し、眉をひそめた。 「しかし、あのようなみすぼらしい姿では」 だが、領主であるアストン伯は騎士の言葉を遮るように、こう言い放った。 「それに彼女の言うとおり、アルビオンが攻めてきたのだ。少しでも早く対処できたことを感謝するしかあるまい」 領主は一呼吸置いてから、腰に下げていたレイピア状の杖を手に持ち、高く掲げた。 「相手は竜騎士だ! 皆、心せよ!」 三十人に満たない平民混じりの騎士団が、蟷螂の斧と知りつつも、杖と剣を掲げた。 一足先に森の中に駆けていった”ロイズ”は、剣を右手に持ち、空を見上げて竜騎兵を見据えた。 『それよりよー、”ロイズ”って偽名じゃバレバレでねーの?”ルイズ”と一文字しか違わねー』 カチャカチャと鍔を鳴らしつつ、どこか楽しそうに剣が喋る。 「咄嗟に思いついちゃったのよ、仕方ないじゃない」 デルフリンガーの楽しそうな声とは裏腹に、ルイズは不機嫌だった。 空に浮かぶ船…『レキシントン』から飛び立ち、タルブ村へと向かったはずの竜騎士隊はあり得ない光景に困惑していた。 本隊上陸前のつゆ払いとして、タルブ村に竜で火を放つはずであったが、村があったはずの場所には、森が広がるばかり。 「どういうことだ、これは!」 竜騎士の一人が困惑し、声を上げる。 それを合図にしたかのように、森の中から一匹の竜が飛び出した。 「な……!」 竜騎士は、飛び出してきた竜の翼に殴られ、まるで血袋が破裂するかのように乗っていた竜ごと粉々に吹き飛んだ。 「なんだ!なんだあれは!」 「翼が、四枚、新種か!ガーゴイルか!」 他の竜騎士達も驚き、竜を操って距離を取ろうとする。 だが、四枚の翼を持った竜は成体の風竜を思わせる速度で接近し、まるでヘビのように騎士ごと竜に食らいついた。 「ひいいいいいい!」 異様な光景に悲鳴を上げた騎士が、竜を上昇させながら呪文を唱え、火球を作り出した。 直径2メイルほどの火球が、異形の竜に向けて放たれたが、異形の竜は口から炎のブレスを吐き出しそれを相殺した。 「ば、化け物!」 一方、森の中では、ルイズが予想外の苦戦を強いられていた。 脇腹には、エア・ニードルで突き刺さった杖がそのままぶら下がっている。 「はあっ、はぁ……」。 呼吸を整えようとしたとき、右手に持ったデルフリンガーが叫んだ。 『右から来る!』 「くっ」 慌ててバックステップで後ろに下がると、今まで立っていた場所を炎が襲い、地面を溶かした。 「WRYYYYYYYYYYY!!!」 ルイズは、奇声を発しながら手近な木を引き抜き、竜騎兵に投げつけた。 大きく羽ばたいて上空に避けようとした竜騎兵が、遮蔽物をなくし顕わになったルイズめがけてブレスを放とうとしたその時、異形の竜が竜騎兵ごと竜を噛み砕いた。 『間一髪だな』 「ええ…」 ルイズは力なく答えると、その場に膝を付いてしまった。 それを見た異形の竜は、自身の腹を割き、袋を作った。 まるでカンガルーの親が子供を袋に入れるのように、ルイズを腹の裂け目にしまいこむ。 地面に降り立つと、『イリュージョン』で作られたタルブ村の幻影から離れるため、アルビオン艦隊の居ない方向へと走り出す。 『嬢ちゃん、大丈夫か』 デルフリンガーがルイズを気遣って声をかける。 「つ か れた……」 『イリュージョンで、村の位置を1リーグ近くも誤魔化したんだぜ、疲れて当然だ』 「タルブ村…の人は……」 『ほとんど避難できてるはずだぜ、とにかく、時間稼ぎはできたはずだ』 「………すこし……ねむ…る…」 周囲の草を取り込み、背中を緑色の保護色で包んだ吸血竜が、ルイズを抱いたまま静かに走り去っていった。 時刻は昼に差し掛かる。 王宮の会議室には、さまざまな報告が矢次に飛び込んできていた。 「タルブ領主、アストン伯は交戦中!」 「偵察に向かった竜騎士隊、帰還せず!」 「未だアルビオンより、問い合わせの返答ありません!」 自国の土地が蹂躙されているというのに、不毛な議論を繰り返す名ばかりの会議を一瞥して、マザリーニは不快感に眉をひそめた。 「ゲルマニアに軍の派遣を要請しましょう!」 「しかし、今事を荒立てては……」 「竜騎士隊を送り、上空から攻撃させるべきです」 「残りの艦をかき集めろ!小さかろうが何だろうが、特攻には仕えるだろう!」 「アルビオンに攻撃したら、それこそ全面戦争となりまず!」 マザリーニは大臣達を黙らせたいと思っていたが、それができぬ訳があった。 マザリーニが鶴の一声を出せば、大臣や将軍達を黙らせることはできるが、今はまだその時ではないと我慢していた。 本心では、マザリーニも外交での解決を望んでいる、しかし、伝書フクロウによってもたらされた一枚の手紙を読んでから、開戦もやむを得ないだろうと考えはじめていた。 怒号飛び交う中、会議室の扉がバタンと開かれた。 また何の報告だろうかと、開け放たれた扉を見た大臣達は、扉の前に立っているのがアンリエッタだと気づき、絶句した。 そこには、白を基調とするドレスではなく、その身にフィットした鎧に身を包んだアンリエッタが立っていたのだ。 視線がアンリエッタへと集中する中、アンリエッタは、その小さい身体を震わせて言い放った。 「あなたがたは、恥ずかしくないのですか! 臣民が敵に侵されているというのに、騒ぐことしかできないのですか!」 怒号の飛び交っていた会議室が、嘘のように静まりかえる。 「よいですか! 礼砲で艦が撃沈されたなど、言いがかりも甚だしいではありませんか、もとより不可侵条約を破るつもりだったのでしょう」 「し、しかし我らは、不可侵条約を結んでおるのです、攻撃などしては……」 「その条約は紙より容易く破られました、いえ、もとより守るつもりなどなかったのでしょう。それらは虚をつくための口実に過ぎません」 「しかし……」 アンリエッタはテーブルを叩き、大声で叫ぶ。 「今、民の血が流されているのですよ! 民の血が流されるのを黙って見ているのが貴族ですか!王族ですか! 民の血税を吸うだけの吸血鬼に成り下がりましたか!」 暴言ともとれるその言葉に、不満を覚える者もあったが、誰もそれに対して異を唱えることはできなかった。 「あなたたちは敗戦を望んでいるのでしょう?敗戦後に責任を取らされぬ方法を既に模索している、命を長らえようと答えの出ぬ議論を繰り返しているという訳ですね?」 「姫殿下」 マザリーニがたしなめるフリをすると、アンリエッタは構わず言葉を続けた。 「ならばわたくしが率いましょう。あなたがたは、ここで会議を続けなさい」 アンリエッタが会議室を飛び出だそうとすると、何人もの貴族がギョッとしてアンリエッタを止めようとした。 「姫殿下! お輿入れ前の大事なお体ですぞ!」 そう言って一人の貴族がアンリエッタの前に立とうとしたが、横から差し出された剣状の杖に遮られてしまう。 見ると、廊下には既に魔放衛士隊が列を作っており、鎧を着込んだアンリエッタを護衛するかのように囲んだ。 アンリエッタは、グリフォン、マンティコア、ドラゴン等の魔法衛士隊を引き連れ、威風堂々と出陣した。 王宮の中庭に出たアンリエッタは、手はず通りに大声で叫んだ。 「わたしの馬を!」 王女の馬車に繋がれた聖獣ユニコーンが、馬車から外されて、アンリエッタの前に引かれてきた。 魔法衛士隊がアンリエッタの声に応じ、各自が自分の乗る幻獣を呼び寄せ、その上に跨った。 アンリエッタがひらりとユニコーンの上に跨ると、一人の魔法衛士がアンリエッタの脇に付き、それ以外の者達は後ろに並んだ。 「これより全軍の指揮をわたくしが執ります!!」 アンリエッタが声高らかに宣言すると、水晶のついた杖を高く掲げた。 魔法衛士隊の面々がアンリエッタに合わせ一斉に敬礼すると、アンリエッタはユニコーンの腹を叩いた。 ユニコーンが高々と前足を上げて走り出すと、グリフォンに乗った魔法衛士の一人がアンリエッタの隣に並ぶ。 その手には、アルビオンの象徴たる青い水晶の嵌められた杖を携えていた。 二人が先陣を切って走り出すと、幻獣に騎乗した魔法衛士隊が、「後れを取るな」などと口々に叫びながら続いていった。 城下に散らばったていたはずの各連隊は、まるでアンリエッタが出陣するのを知っていたかのように整列し、そして雄々しく出撃していった。 窓から中庭を見下ろし、その様子を見ていたマザリーニは、懐にしまったメモを握りしめて天を仰いだ。 メモは、トリステイン艦隊全滅の知らせよりもほんの一瞬早く、フクロウでマザリーニの元に届けられた伝書だった。 アルビオン艦隊よりも一足早く、ラ・ロシェールに到着したルイズからもたらされたそのメモには、人間を操り人形に変えてしまう『アンドバリの指輪』のことや、アルビオンが自作自演をしてでも戦争の口実を作るために策を巡らしていることが書かれていた。 もはや一刻の猶予もない、そう思ったアンリエッタとウェールズはすぐに戦いに赴く準備を始めた。 マザリーニは将軍や大臣達を集めて会議を開く前に、一足早くアニエスをタルブへと遣わせた。 アンリエッタが赴く前の下調べを頼んだのだ。 そしてマザリーニは会議に遅れて参加した。 トリステイン国内はいまだに戦争の準備を整えていない、その上ゲルマニアがこの戦争で我が身かわいさに兵力を出し惜しみすることは十二分に予測できていた。 マザリーニが外交によって戦争を回避しようとしたのは、決して命を惜しんだわけではない。 小を切って、大を生かす。 彼なりに国を憂いてのことだったが、その努力も泡沫のように消えてしまった。 ならばせめて、大臣、将軍、高級貴族達の目を覚まさせようと、わざと甲冑姿のアンリエッタが姿を現すまで時間稼ぎをしたのだ。 その甲斐あってか、会議室に残っていた貴族達も、一人、また一人と会議室を出て、従者に戦争の準備をするよう指示を下す姿が見えた。 マザリーニは一人ほくそ笑む。 お飾りとして育てられたはずのアンリエッタが、いつの間にか王族としての威厳を供えていたのだ。 ならば、これから自分が何をすべきかは決まっている。 マザリーニは会議室に入ってきた兵士に視線を向けた。 視線に気づいた兵士は、脇に抱えていたマザリーニ用の装束を見せた。 その場ですぐに戦の支度を整えると、急いで中庭へと移動し、今だまごついている大臣達に向けて叫んだ。 「おのおのがた! 馬へ! 姫殿下一人を行かせたとあっては、我ら末代までの恥ですぞ!」 その頃、秘薬を買いに城下町へと行っていた教師が戦争の話を聞きつけ、慌ててトリステイン魔法学院に報告した。 王宮からではなく、私事で城下町に出ていた教師から、戦争の開始を告げられ、オールド・オスマンはため息をついた。 「この様子では王宮は混乱の極みじゃろうなあ……」 現在、他の教師を王宮へと使わせ、戦争の開始が事実であるか確かめさせている。 オールド・オスマンは、アンリエッタの結婚式に出席するため、たまりに溜まった書類を片づけようとしている所だった。 書類が一段落したら、荷物を纏めようと思っていたのだが、アルビオンからの宣戦布告とあってはそれどころではないだろう。 魔法学院の宝物庫から、戦争に使えそうなマジックアイテムが持ち出されるのかと考えつつ、オスマンは水パイプを吹かした。 と、突然ノックもなしに学院長室の扉が開かれた。 「オールド・オスマン!大変です!」 珍しく血相を変えたロングビルを見て、オスマンはいつもの調子で答えた。 「戦争の知らせかの?それならもう届いておるよ」 「そうではありません!シエスタがタルブ村に向かいました!」 「何じゃと!?」 ロングビルの話では、魔法学院に出入りしている商人が、戦争の話を衛兵に伝えたらしい。 それを聞きつけた生徒から、シエスタの耳に届くまで時間はかからなかった。 「シエスタは馬で行ったのか!」 「はい、衛兵の使う馬を一頭奪って、一目散に」 「ミス・ロングビル、すぐにシエスタを追ってくれんか、他の生徒の使い魔の力を借りてもかまわん。他にも何人か教師を派遣する、戦場に着く前に取り押さえるんじゃ!」 「は、はい!」 オスマンの激しい剣幕に驚きつつ、ロングビルはシエスタの後を追うため、踵を返した。 「参ったことになったの…!」 オスマンは、モートソグニルを経由で、シエスタの後を追えそうな教師に連絡しつつ、遠見の鏡に向けて杖を振った。 アンリエッタ達がラ・ロシェールに到着した頃、アルビオンの船『レキシントン』はタルブ村にほど近い草原へと移動していた。 当初の予定では、タルブ村ごと森を焼き払い、前線基地をここに構築するはずだったのだ。 しかし、幾人もの竜騎兵が、奇妙な証言をしはじめたのだ。 『村があると思ったらそこは森だった』 『羽が六つ、首が二つある竜に仲間が食われた』 アルビオン艦隊総司令官のジョンストンは、それらの報告を一笑に伏していた。 しかし、降下したはずの竜騎兵が、異形の竜によって何人も落とされたと聞いて、ジョンストンの顔色は悪くなっていった。 慎重だと言えば聞こえは良いが、平たく言ってジョンストンは、臆病風に吹かれてしまったのだ。 結局、『レキシントン』に搭載された大砲が、かろうじてラ・ロシェールに届く距離に停泊することとなった。 ラ・ロシェールの街では、トリステイン軍がアルビオンの迎え撃つために陣形を整えていた。 タルブの草原に見える敵の軍勢は、『レコン・キスタ』の旗を掲げている。 それを見て、ユニコーンに跨ったアンリエッタは震えた。 戦場に立つのは生まれて初めてなのだ、仕方がないと言えば仕方がない。 だが、王族として威風堂々としていなければならぬと自分に言い聞かせ、眼を閉じて軽く祈りを捧げた。 アンリエッタが目を開くと、敵軍の上空に停泊する大艦隊が視界に入る。 アルビオン艦隊、その舷側に光る大砲、アンリエッタの恐怖はピークに達していた。 だが、アンリエッタの手に、一人の魔法衛士の手が重ねられた。 衛士は自分の杖をアンリエッタに見せる。 アンリエッタは、静かに頷いた。 「失礼致します。お二人の友人から、手紙が届いております」 そんな二人に声をかける男がいた。 振り向くと、枢機卿のマザリーニが立っており、ボロボロの羊皮紙を二人に差し出していた。 アンリエッタがその羊皮紙を手に取ると、ごくりと喉を鳴らした。 一瞬、ほんの一瞬だけ、アンリエッタの表情は泣き出しそうになった。 だが、アンリエッタは魔法衛士隊の姿をして自分と行動を共にしてくれるウェールズと、影ながらこの戦争を手伝ってくれるルイズの姿を思い出したのだ。 アンリエッタは、戦争の恐怖を見せぬ凛々しい表情で、マザリーニに言った。 「枢機卿、ルイズが活路を開いてくれます。私たちは『ヘクサゴン・スペル』の機会を待ちつつ前進します。指揮は貴方にお任せします」 マザリーニは、杖を掲げた。 「不肖、マザリーニ……承りましてございます」 「早く!もっと早く!」 トリステイン魔法学院から、ラ・ロシェールへ続く街道を、一頭の馬が疾走していた。 馬に乗っている少女の身体は、ぼんやりと輝いている。 シエスタは全身から波紋を流し、馬へと供給していた。 「もっと早く!」 馬は、限界を超えた力で走る。 波紋により限界を超えて走らされた馬は、汗と涙と涎と鼻水と糞便を垂れ流しながら、走る。 吸血鬼が、食屍鬼を使役するかのように、彼女は馬を走らせていた。 To Be Continued→ 戻る 目次へ