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長門ふたり 第五章 長門を消去せよ! 「エージェント番号○×□□、朝比奈ミクル、定期レポートを提出し状況を報告しなさい」 「はい」 みくるは久しぶりに自分の時空に戻っていた。時間管理局でのレポートはいつも緊張する。 「今回提出したレポート番号○○にある通り、涼宮ハルヒには変調は見られません。 過去一ヶ月間に新たな時空の歪みを生成した痕跡もありません」 「よろしい、朝比奈みくる。ご苦労だった」 ほっと溜息をつくみくる。思えば、ここに出頭して「過去」でエージェントとなる 命令を初めて受けてから、既に1年以上の時間が経過していた。 最初は嫌だった。一人だけで、知る人もない世界に行き、自分の正体を明かすことも 許されない。心の内を打ち解けられる友人も、甘えられる恋人も作ることは許されない。孤独と 欺瞞に満ちた日々。ここに来る度に「任務解除」を申し渡されることを心密かに願ったものだ。 今も心密かに、ここに来る度に願うことがあるのは変わらない。もっとも、今では 「任務解除」を申し渡され「ない」ことを願っているのだが。 「みくる」 「はい」 「新しい任務を言い渡す」 「えっ」 「心配するな。お前が今の時間平面での任務継続を可能なかぎり長く続けたいと 思っていることはよく認識してる。新任務は、同じ時間平面での任務だ」 「はい、ありがとうございます」 「新任務は情報統合思念体の情報端末の破壊だ」 「はい」 「このデータカードに当該情報端末の情報が入っている。 確認してから破壊するように。破壊のための手順もデータカードに 記述されている。下がってよろしい」 「はい」 どうやら、みくるは情報統合思念体の情報端末の破壊という付加的な 任務を命じられたようだった。観察以外の任務を請け負うことは滅多に無かった。 「頑張らなきゃ」 自分がドジなのはよく認識している。自分がすることは観察ばかり。 規定事項と禁則事項の山。未来人なのに何も知らされない不合理。 そんな自分が時おり悲しくなる。そんなとき、SOS団のみんなとすごすと 本当にほっとする。正体を明かせないはずだったのに、今では自分の未来人という正体を 知りながら、それでいて仲間だと思ってくれる人間があの時間平面に3人もいるのだ。 古泉君、長門さん、キョン君。なるべく長く、今の任務を続けたい。そのためには この任務を確実にやりとげなくては。自分の情報端末にデータカードを差し込む (と言ってもキョンの時代の人間がみたら、名刺大の板を額にあてたようにしか 見えないだろう。この時代の情報端末は脳に内蔵である)。 ターゲット:ヒューマノイドインターフェース 長門の顔が思い浮かんだ。ちょっと気分が暗くなった。あんなのを破壊するのだ。 ちょっと見には人間と見分けがつかない。気分がいい仕事じゃ無いな。 でも、いくら見た目が人間でも所詮、ヒューマノイドインターフェースは死の概念 すら理解できない冷酷な機械に過ぎないのだ(長門さんは違うけど)。 躊躇してどうする、みくる頑張れ! 続けてデータを読み込み表示したみくるが脳内ディスプレイの中に見たのは 無表情な長門の顔だった。 「できません!」 みくるは泣きながら時間管理局に取って返した。 「なぜ、できない」 「長門さんは、長門さんは、大切な友人なんです」 「だから?」 「だから殺すことなんてできません」 「殺すのではない。破壊するのだ」 「同じことです」 「この任務を拒否すれば現在の任務も解除しなくてはならないが 構わないのか?」 任務の解除?じゃあ、もう二度とみんなに会えない。 「こ、困ります」 「それでは、ヒューマノイドインターフェースの破壊を遂行するのだな?」 「そ、それは」 みくるの目から涙があふれ出た。長門有希を殺すか、このまま一生みんなにあえないか、 どちらかを選ぶしか無いのだ。答えは決まっていた。 「任務を解除して下さい...」 みんなの顔が思い浮かんだ。キョン君、長門さん、涼宮さん、古泉くん、鶴屋さん。もう二度と 会えない。お別れも言えなくてごめんなさい。 「朝比奈みくる」 「は、はい」 「お前は解ってないようだな」 「何が、ですか?」 「お前が辞退しても当該ヒューマノイドインターフェースは別の時間監視員の手で 破壊されるのだぞ。お前にその任務を与えたのはせめてもの情けだと言うことが解らないのか?」 「ど、どういうことでしょう?」 「お前以外のものがこの任務遂行を命じられていたらどうなるかよく考えてみることだ」 談笑するSOS団員。ふいに襲い来る影。倒れる長門有希。呆然と立ち尽くすみくる。 私が拒否しても何も変わらないんだ...。みくるは自分の無力さを噛みしめていた。 「わ、わかりました。任務を遂行します」 「よろしい。では行きたまえ」 長門有希の破壊は規定事項なのだ。自分にどうこうできることではない。 だったら、せめて、自分の手で。少しでも長門さんが苦しまない方法で....。 時間管理局から渡されたデータカードに入っていたヒューマノイドインターフェースの 破壊方法は拍子抜けする程簡単だった。データカードには粉末ウィルスの作成法が 記されていた。これをお茶に入れて飲ませる。ただそれだけ。ウィルスは人間には全く無害。 ヒューマノイドインターフェイスにとっては致命的。摂取後、1秒でウィルスはインターフェースの 情報中枢を破壊する。それでおしまい。SOS団所属メイドであるみくるにとっては この上なく容易な長門有希破壊方法だった。 次の日、みくるは早めに部室に行くとお茶の用意をし、準備してきた粉末ウィルスを お茶に溶かした。味も匂いも全く無い。長門有希が入って来る。すかさず、お茶を だす、みくる。 「大丈夫?」 「え、どうしてですか?」 「あなたの脳波がはげしく乱れている。不安感の印」 「なんでもないですー。ちょっと夜更ししたんです、昨夜。 さ、お茶を飲んで下さい」 長門は黙って湯飲みを手に取るとぐいっと... 飲まなかった。そのまま湯飲みを机においた。 「朝比奈みくる」 「は、はい!」 「本当のことを話して」 「本当のことって」 「なぜ、あなたはそんなに不安感に苛まれているのか。理由があるはず」 「そ、それは」 「話して。真実を」 もう限界だった。 「ご、ごめんなさい。長門さん。わたしはあなたを「殺そうと」したんです」 「そう」 長門は本を開くと続けて読みはじめた。 「あのっ、怒らないんですか?」 「あなたは悪くない。悪いのはあなたにこの任務を与えた人間。 あなたを怒っても無意味」 「そ、それはそうですが」 「とにかく、話して、全部」 その日の部活が終わるとあたし達は長門さんのマンションに集合した。涼宮さんの 前で放せる話題ではなかったからだ。そこでキョン君達が聞かされたのは驚天動地の 真実だった。 「朝比奈さんが長門さんを殺すのを拒否するとどうなるんですか」 「わたしの任務は解除され、より強力なエージェントが送り込まれてきます。 今度は私のように観察が主たる任務のエージェントではありません。 実働部隊としてありとあらゆる特殊任務を遂行するように高度の訓練を 受けたエージェントです」 「そいつらは長門に勝てるんですか?」 「わかりません。でも、彼らにはいろいろな能力が与えられているはずです。 勿論、申請無しで時間移動する権限も与えられています。 たやすい相手ではないと思います」 「あなたは失敗したと報告すべき」 「でも、そうなったら、わたしは任務を解除されます」 「されない」 「されないにしても新しいエージェントが...」 「構わない」 「わたし『たち』は消去されない。大丈夫。信じて」 「わかりました。言う通りにします」 「明日、粉末ウィルスをもう一度飲ませて。いまからワクチンを 作成するのでわたしには効かなくなる。あなたはただ ウィルスを飲ませて失敗したとだけ報告して」 「はい」 翌日。お茶の中に粉末を溶かし、みんなに出す。 何も知らない涼宮さんは勿論、ぐいっと飲み干す。 古泉くんとキョン君もゆっくりと飲み干す。 いよいよ長門さんの番。手が震える。今にもお茶をこぼしそう。 お盆がかたかたなってしまう。もし、ワクチンが効かなかったら? 長門さんが「死んで」しまったら? 「大丈夫。信じて」 長門さんはお茶を飲んだ。それから永遠と終われる程長い一秒が経過した...。 長門さんは静かに茶碗を置いた。 みくるは跳び上がって喜ぶのをなんとかこらえなくてはならなかった。 「状況を報告せよ」 「失敗です。粉末ウィルスを摂取させましたが効果ありませんでした」 「そうか。さすがに簡単にはいかないようだな」 「はい」 「さがってよろしい」 「は?」 「任務に戻りなさい」 「ですが、わたしは失敗を」 「朝比奈みくる。君の本来の任務は涼宮ハルヒの観察だ。 その点に関しては今の君の当該時空での立場は余人をもって代え難い。 今回の任務の失敗は大きな問題ではない。君は指令通り任務を果たした。 失敗したのは君ではない。ウィルスだ。下がってよろしい」 みくるは驚いていた。てっきり、これで終わりだと思っていたのだ。 だが、長門さんは正しかった。彼女は私が任務解除されないことを知っていたのだ。 部室で長門と二人っきりになった時、みくるは長門にこっそり告げた。 「ウィルスは効かなかったと報告しました」 「そう」 「新手のエージェントが来ます。わたしとは比べ物にならない凄腕が」 「大丈夫。まかせて」 本当に大丈夫なのだろうか?みくるは不安だった。 長門しかいない文芸部室。しずかにページをめくる長門。 ふいに、時空の乱れを感じて顔をあげると目の前には 不敵な笑いを浮かべた男性が一人。手には奇妙な装置を 持っている。 「あなたは誰?」 「おまえが知る必要は無い。なぜならこれから...」 「あなたが死ぬから」 突然、後ろから声をかけられて男は驚愕して振り返った。 そしてもっと驚くことになった。そこにも長門有希が立っていた。 「な、何?」 「さようなら」 さすがの手練のエージェントにも一瞬のスキが生じた。 いうまでもなく、この「一瞬」は長門にとっては無限の時間が与えられたのとあまり 変わらなかった。二人の長門が呪文をつぶやく。 「★◯◎×αβγ□...」 男の胸に小さな黒い点が出現したかと思うと、男は悲鳴をあげる間もなく 黒い点に吸い込まれてかき消えるように消滅してしまった。 ドアが開き、キョン、みくる、古泉が入って来た。 「すごいですね。長門さん」 「なにやったんだ、長門?」 「彼の体内にマイクロブラックホールを作成した」 「ヒュー」 「すごいですね、長門さん」 ああ、長門さんが敵じゃなくて本当に良かった。 自分が長門さんに粉末ウィルス入のお茶を手渡した時、 長門さんは「本当のことを話して」と言う代わりに 今、時間エージェントに目の前でやってのけたことをわたしにしても よかったのだから。 ...... ... レポート○×□□-1379 結果:失敗。 経過:当該時空の観察要員に当該ヒューマノイドインターフェイスの消去を 指示するも失敗。ついで実行要員を三度に渡って派遣するも失敗。 分析:当該任務の失敗理由は不明。任務の重要度と人的損失の軽重をはかりにかけ、 当該任務は遂行を中断し、無期延期とする.... 朝比奈さん(大)はレポートを読み終わると情報端末のスイッチを切った。 もっとも、「端末」とは言っても実際には自分の脳内に設定された情報 機能に過ぎない。キョンの時代の人間が見たら、朝比奈さん(大)が瞬きしてから ちょっと微笑んだようにしか見えないだろう。あの時はなぜ、長門さんを消さなくては いけないのか、それがどれくらい重要なことなのか全然、わからなかった。 ただ、任務と友情の板ばさみになって苦しんだだけだった。今は、未来人 (自分をこう考えるのは奇妙だったが、長い間キョン達と暮らすうちにそう 考えるようになっていた)がなぜ長門を消そうとしたのか、それがどの程度 重要なことだったのか、よく解る。あの時、今の知識があればあんなに苦しむことも なかっただろう。でもそれはそれ。あの時はあの時。結局、自分は長門さんを助けたのではなく 自分自身を、あの時空にいることができる自分を救ったのだった。 これからキョン君に会いにいく。彼があたしと会うのは初めて。でも、何も教えてあげられない。 白雪姫としか。でも、頑張ってねキョン君。あなたならきっと乗り切れるわ。 これから起きることを。全て。だって、あの時、わたしがあなたちと過ごした 時間平面であなたは立派に全てをやり遂げたのだから。 第六章
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2006年8月から配信開始。 2010年2月現在、XPで配信している。 主に配信しているゲームはアクション、RPG、ギャルゲー、エロゲー、競馬ゲー、バイオハザード4、バイオハザード5と様々。 配信初期はPSXを使用してPS2配信を行っていたが、 PSXのあまりのツンツンぶり(ディスクを読み込まない)に新しくPS2を購入。 2008年10月現在、PSXは録画マシンとして現役の模様。 TAが大好き。 ポエマー、プロポエマー、エロポエマー、官能小説家とも呼ばれる。 2007年10月19日にゆげと記念すべきスカイプ初通話。3時間もの間談笑した。 JRA騎手・幸英明の大ファン。 好きすぎる為に馬券購入の中心にするほどだが、儲かったかどうかは定かではない。 2009年の幸馬券の回収率は106%だった模様。 大会では自己記録を塗り替える事が多く、その成長具合は素晴らしい。 バイオハザード4ではサドラーを4時間ナイフで切って打開、 初代熱血硬派くにおくんではほんだを2時間攻撃し続けて打開、 地球防衛軍3ではシナリオ52「烈火」(難易度:INFERNO)を12時間プレイして打開と、たまに根性配信をする。 フラグ立て名人。バイオ4でのフラグはバイオハザード4欄を参照。 マリオ等のアクションゲームをプレイ中、バカンダ「安全運転で行こう」⇒死亡フラグ 岩男Pのイベント参加中に「調子良いな」の書き込み⇒直後に落下してティウン バカンダ「やっとエンディングかぁ・・・」⇒エンディングじゃない バカンダ「次はラストシナリオか!」⇒ラストシナリオは出現しなかった バカンダ「これはAランクが取れた!」⇒Bランク バカンダ「ラリホーはやめてね!」⇒悪魔の騎士からラリホーで眠らされて撲殺。その10分後に再度ラリホーで眠らされて撲殺。 バカンダ「竜王戦は勝率9割」⇒ラリホーで眠らされて撲殺、回復するターンをミスッて激しい炎で焼かれる 高マラTA中「棄権はしないで下さい ><」⇒見事に棄権してポエムを書く 不思議TTAでは直前にお払いをしたにも関わらず、幸せの箱がある27Fでモンスターハウスを呼び込む 突発ドラえもんTA中、開拓編のボスがいる部屋へ通じるドアがバグって出現せずに涙目 八苦マリオ初見TA、無限1UPの状態に持ち込み、バカンダ「時は来た!!」⇒甲羅がマリオに当たって死亡 ロックマン2TA中「これは自己ベストいけるでしょう!」⇒ブービーム戦の途中でアイテム3号のエネルギーが切れて閉じ込められる。 「ゲームオーバーになったらE缶消えるんですよね?大丈夫か・・」⇒ブービーム戦でやらかしてゲームオーバーに。 ロックマン2ルート固定TA中、「順調だなぁ」⇒ワイリー1で死亡、「ワイリー3は大丈夫」⇒針に刺さって死亡。 EDFTA中、「ゴリアス厳禁!自爆厳禁!」⇒発言して1秒後に自爆して死亡する。 戦国ランスプレイ中「(相手国が)来てくれたら良いんですけどねぇ」⇒同ターンに伊賀と上杉に宣戦布告される。 戦ヴァルTA中、「昨日、手榴弾が旗に当たって跳ね返って爆死したんですよね」⇒投げた手榴弾が障害物に当たって跳ね返ってくる。 バウンティソードをプレイ中「これはもう貰ったも同然!」⇒3人のニンジャから分身斬りでフルボッコ、ゲームオーバー。 バイオ2TA中、POISONの出だしを歌ったり、バカンダ「誰が毒になるんでしょうね」⇒自分が蜘蛛から毒を喰らう DECOMP閉会式にて、打開本数7位(9本)で、主催者のろすたから「タイムアタック好き過ぎるで賞」を受賞する。 イベント「岩男2TA」にて、ゲーム開始22秒で死亡という最速死亡記録を樹立。 バイオUCの為に購入したWiiザッパーを、UC配信を1度しただけでBボタン部分を壊す猛者。 初めて買って貰ったゲームは、ジャレコから発売された「落っことしパズル とんじゃん!?」 ちょっとした書き込みにも敏感に反応する。また、その時の気分(仕事の疲れ等)が配信に出ることが多い。 その割にはバカンダ自身の発言にリスナーが傷つくことに関しては鈍感。 アンサガのジュディ編を、ジュディのタイマン状態(残りは死体)で念願の初打開。 キミキス配信中、星乃結美のピュアハートぶりに「ええ娘ですね」を配信を終えるまでに20回近く発言。 某0先生による、不思議TTAの選手紹介 「立ち回りは悪くないのに、階段やモンスターハウスの引きが悪くて追い詰められているのはなぜだろう? 直前で悪いプレイを引き、お払いをしたらしいがその効果はいかに?」 ⇒担当トルネコ区間3位、チーム成績4位という結果を残す。 配信終了前に曲や動画を流そうとしてPCが固まることがあり、急に何も聞えなくなったらその予兆。 やらかし神に執りつかれており、払っても払っても憑依されるかわいそうな子。 山岡士郎・海原雄山 歴史的和解記念 美味しんぼTA中、 バカンダ「今日はレスが無いなぁ、実況しようがないゲームだからなぁ」 ⇒ニコキャスの設定を大爆笑カレーのスレに設定していて15分間気が付かなかった・・・・。 第4回KTA中、休憩時にツクール作品の「亀」を見た瞬間にプレイ中だったホーリー・ダイヴァーがバグッて止まってしまう。 バカンダ「毒団子とか流行語ありましたね」⇒毒まんじゅう SIREN配信中に突然カレンダーが落下して絶叫する。 バイオ4TA中、DQのフローラの話題やスレに投下されるODA画像に爆笑⇒自己ベストを9分下回るタイムで大惨敗。 加山雄三のモノマネに自信アリらしい。 DQ1TA中、バカンダ「ダースドラゴンを1ダース下さい」 ( ^ω^)・・・ ネガキャンとはバカンダ曰く「ネガティブキャンセルの略ですね」。 バイオ4TA中、飴が尽きたのでわかさ生活のブルーベリーアイを「食べて(※)」吐きそうになる。 ※=本来は水と一緒に「飲む」もの たこ焼きを食べる際に「たこ」を抜いて、「焼き」だけ食べる派。 涙腺弱め(´;ω;`)ウッ・・・ お気に入りワードに反応してみっちゃん(苺ましまろのキャラ)が叫ぶ。 たまにキャッシュ(アンサガのキャラ)も冒険に誘って来る。 ストⅡターボをエドモンド本田の百烈張り手で打開(主に攻撃とバリアに使用)。 アマガミ配信中、中多紗江の主人公に対する溺愛ぶりに「ええ娘ですね」を配信を終えるまでに30回近く発言。 「ヒロイン」を好む傾向があり、なぜかそのキャラは影が薄いか、世間ではあまり人気が無い。 キミキス「星乃結美」、Sugar+Spice!「春瀬歌(ハモ)」、闘神都市Ⅲ「羽純・フラメル」、 ダンジョンクルセイダーズ2「エンデ」、アマガミ「絢辻詞」、戦場のヴァルキュリア「アリシア・メルキオット」、 恋文ロマンチカ「秋月桔梗」、サクラ大戦「真宮寺さくら」 ダビスタTA優勝時、最下位だった高みへのポエムのお題「無邪気さと我がままな性格もあり、たまにやんちゃして怒られてしまう使い魔」 激神フリーザTA参加中、ボタン連打でギニューにドラゴンボールを間違って渡してしまい、30分のロス。 配信外で箱○にレッドリングが表示されたが、配信中に祈るように電源を入れると正常に稼動、復活する。 海でのオションション経験あり。 バカンダ「エロシーンは10分が相場」 第3回ダビスタ新春杯優勝時、最下位だったカムへのポエムのお題「ずぶ濡れスチュワーデス ~淫獄のエクスタシーフライト~」 女の子の腹筋が大好物。
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プロローグ グラウンドに到着したとき、すでに火は消えつつあった。辺りに立ち込める、灯油と火薬の燃えた臭いが鼻を突いた。俺が描いた地上絵の形に、赤い光がゆらゆらとゆらめいていた。ときおり吹き抜ける冷たい風に、火は立ち消えようとしていた。暗くてよく分からなかったが、野球のバックネットのそばに人影らしきものが見えた。どうやらまだ帰ってないようだ。 「谷川さん!谷川さん!俺です」俺は大声で叫んだ。 その人影はこちらを振り向き、驚いて目を見張った。 「谷川さん!また戻ってきました」 「そんなバカな」 谷川氏は口をあんぐりと開け、俺の顔を確認すると後ろにぶっ倒れた。 階段のほうから四人が歩いてくるのが見えた。俺はこっちだと手を振って示した。 「それ、誰?」ハルヒが尋ねた。 「この人は谷川さんと言ってな、俺たちがいつもお世話になってる人だ」 白目むいて気絶してるけど。 「ふーん。……なかなかいい男ね」 冗談言ってる場合か。 冬の夜空に、冷たい雨が降り始めた。 「雨だ。傘持ってくればよかったですね」 「あ、わたし持ってますよ」 さすが朝比奈さん、準備がいい。 「一本だけですけど」 それを五人で身を寄せ合ってさすのは無理があるかと。 「濡れますから、とりあえず運びましょう」 俺の記憶が正しければ、学校の前の坂を登ったところに車が止めてあるはずだ。 「古泉、足を持ってくれ」 俺と古泉は死体を運ぶように谷川氏を抱え、校門への坂を登った。 「僕たち、なんだか死体を運んでる殺人犯みたいですね」 なんて物騒なことを言うんだお前は。俺も想像してた。 人目を避けて車のところまで来た。前回来たときと何も変わっていない。車のキーは谷川氏のポケットに入っていた。 「車まで運んだはいいが、後どうしよう?」 「……わたしが運転する」 「長門、運転できるのか」 「……理論はわかる」 理論って、長門なら学科試験は簡単に通るだろうが……。俺はほかに運転できそうなやつがいないかメンツを見回した。 「古泉は?」 「残念ながら経験ありません」 「あたし、運転くらいできるわよ」 いや、ハルヒ、お前が運転する車に乗るくらいなら三百六十度回転ジェットコースターに乗ったほうがまだ安心できる。俺は朝比奈さんにコソコソっと尋ねた。未来にも車くらいあるだろう。 「運転できますか」 「ごめんなさい、こんな古い方式の移動車両は運転したことがないですぅ」 そうでしょうね。未来じゃ行き先を告げるだけで自動操縦っぽいですもんね。しょうがない、完璧を期する長門の力学的正確さに任せよう。俺が助手席に座り、後ろの三人の膝の上に谷川氏を寝かせた。長門の、おそらく生涯初であろう車の運転をハラハラしながら見守った。 さて、どこから話そう。そもそも、なんでハルヒがここにいるのかを説明しなければなるまい。事の起りは、俺と長門が平行世界から帰還して、二ヵ月くらいしてからのことだ。 一章へ
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プロローグ グラウンドに到着したとき、すでに火は消えつつあった。辺りに立ち込める、灯油と火薬の燃えた臭いが鼻を突いた。俺が描いた地上絵の形に、赤い光がゆらゆらとゆらめいていた。ときおり吹き抜ける冷たい風に、火は立ち消えようとしていた。暗くてよく分からなかったが、野球のバックネットのそばに人影らしきものが見えた。どうやらまだ帰ってないようだ。 「谷川さん!谷川さん!俺です」俺は大声で叫んだ。 その人影はこちらを振り向き、驚いて目を見張った。 「谷川さん!また戻ってきました」 「そんなバカな」 谷川氏は口をあんぐりと開け、俺の顔を確認すると後ろにぶっ倒れた。 階段のほうから四人が歩いてくるのが見えた。俺はこっちだと手を振って示した。 「それ、誰?」ハルヒが尋ねた。 「この人は谷川さんと言ってな、俺たちがいつもお世話になってる人だ」 白目むいて気絶してるけど。 「ふーん。……なかなかいい男ね」 冗談言ってる場合か。 冬の夜空に、冷たい雨が降り始めた。 「雨だ。傘持ってくればよかったですね」 「あ、わたし持ってますよ」 さすが朝比奈さん、準備がいい。 「一本だけですけど」 それを五人で身を寄せ合ってさすのは無理があるかと。 「濡れますから、とりあえず運びましょう」 俺の記憶が正しければ、学校の前の坂を登ったところに車が止めてあるはずだ。 「古泉、足を持ってくれ」 俺と古泉は死体を運ぶように谷川氏を抱え、校門への坂を登った。 「僕たち、なんだか死体を運んでる殺人犯みたいですね」 なんて物騒なことを言うんだお前は。俺も想像してた。 人目を避けて車のところまで来た。前回来たときと何も変わっていない。車のキーは谷川氏のポケットに入っていた。 「車まで運んだはいいが、後どうしよう?」 「……わたしが運転する」 「長門、運転できるのか」 「……理論はわかる」 理論って、長門なら学科試験は簡単に通るだろうが……。俺はほかに運転できそうなやつがいないかメンツを見回した。 「古泉は?」 「残念ながら経験ありません」 「あたし、運転くらいできるわよ」 いや、ハルヒ、お前が運転する車に乗るくらいなら三百六十度回転ジェットコースターに乗ったほうがまだ安心できる。俺は朝比奈さんにコソコソっと尋ねた。未来にも車くらいあるだろう。 「運転できますか」 「ごめんなさい、こんな古い方式の移動車両は運転したことがないですぅ」 そうでしょうね。未来じゃ行き先を告げるだけで自動操縦っぽいですもんね。しょうがない、完璧を期する長門の力学的正確さに任せよう。俺が助手席に座り、後ろの三人の膝の上に谷川氏を寝かせた。長門の、おそらく生涯初であろう車の運転をハラハラしながら見守った。 さて、どこから話そう。そもそも、なんでハルヒがここにいるのかを説明しなければなるまい。事の起りは、俺と長門が平行世界から帰還して、二ヵ月くらいしてからのことだ。 一章へ
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暮れてゆく年 去年よりものの増えた部屋 窓から見える変わらぬ景色 空から降り行く無数の粉雪 あの人から、あの人たちからもらったたくさんの大切なもの 言葉にはできないけど、とても大切なもの 私は私の部屋でゆっくりと感じていた - ピンポーン - 突如鳴り響く来訪者のベル 私はゆっくり席を立ち、来訪者を迎え入れた 「おでんできたから一緒に食べましょ?晩御飯はまだだよね?」 「まだ」 前のような偽りではない笑顔 紺色の長い髪 朝倉涼子を、部屋に招きいれる If Story - 朝倉涼子と長門有希の日常 - ……… …… … 「相変わらず、殺風景な部屋ね」 「そう」 朝倉涼子は部屋を見渡し、呆れる様に語る 「ま、キョン君が来てから多少物は増えたかな」 クスクスと笑ってコタツの上におでんの入った鍋を置いた 私は台所から二人分の食器を運んでくる 「さ、食べましょ」 笑顔で私に笑いかける彼女 彼女に促されて私も席に着く 大根 はんぺん こんにゃく etc... 舌が火傷してしまいそうな熱さの物を、ゆっくりと口に運ぶ そして香りと味を感じる 「相変わらずよく食べるわね?太っちゃうわよ?」 朝倉涼子が私を見てからかいながら言う 「問題ない、涼宮ハルヒの観察という任務においてエネルギー消費量は通常より高い」 私はいつもどおりの返事を返す 「そういうこと言ってるんじゃないんだけどなぁ」 「?」 朝倉涼子が少し身を乗り出す 「おいしい?長門さん」 そうやって純粋に聞いてくる 私は無言でうなずいた 「あは、よかった」 その笑顔は、とても綺麗だった 彼が来てから変わったのは私だけじゃない 朝倉涼子も同じように変化した 最初は任務の為に、その結果の為だけに動いてた朝倉涼子 しかし彼との出会いが、彼女に意思と言うものを与えた そう、私と同じように 何事もない、静かな日常 何事もない、緩やかな日々 三年前の私とは違う 何事もない、充実した生活 決して変わることのない運命、命令、任務 しかしそれを遂行していく日常のほうが変化していく これは決して嫌なことではない 私と朝倉涼子の間にあった距離も、確実に縮まっていた それは、何より そう、嬉しいことだった 「長門さん」 朝倉涼子が言葉を発する 「何」 「明日の土曜日、ヒマ?」 無言でうなずく 確か今週の不思議探検は涼宮ハルヒの都合で中止されたはず 「そ?よかった、じゃあ一緒にどっか遊びに行かない?」 「何処へ?」 「まだ行ったことない動物園とか遊園地とか」 その笑顔は無邪気で、まるで子供のようだった でも、その笑顔が、何より好きだった 私は無言で頷く 彼女の笑顔をもっと見ていたかったから 「ホント?じゃあお弁当の準備もしなきゃね」 そのあとは適当な世間話、そしていつもの情報統合思念体に対しての定時報告 そうやっていつもの日常を繰り返す 「じゃ、私はこれで」 朝倉涼子は席を立ち、私にウィンクしながら語る 「そう」 私も、じっと彼女を見送る 彼女を少しでも長く見ていたかったから 私とは違う、私の別の可能性 彼女は私の、大切な”トモダチ” 明日の予定を思いながら、私は窓の外の景色を眺めた 大切な日常 大切な仲間 大切な友達 世界にはありふれたもの でも、ありふれているのは、それが本当に大切なものだから 誰しもが持っていたものを、私は持っていなかった そう、彼が来る前まで 大切な長門有希としての日常 大切なSOS団の仲間 そして、大切な朝倉涼子という友達 私はそれが嬉しかった だから、決して離さないと、離したくないと願った そんな、ありふれた大切な物語 -fin-
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長門ふたり 第五章 長門を消去せよ! 「エージェント番号○×□□、朝比奈ミクル、定期レポートを提出し状況を報告しなさい」 「はい」 みくるは久しぶりに自分の時空に戻っていた。時間管理局でのレポートはいつも緊張する。 「今回提出したレポート番号○○にある通り、涼宮ハルヒには変調は見られません。 過去一ヶ月間に新たな時空の歪みを生成した痕跡もありません」 「よろしい、朝比奈みくる。ご苦労だった」 ほっと溜息をつくみくる。思えば、ここに出頭して「過去」でエージェントとなる 命令を初めて受けてから、既に1年以上の時間が経過していた。 最初は嫌だった。一人だけで、知る人もない世界に行き、自分の正体を明かすことも 許されない。心の内を打ち解けられる友人も、甘えられる恋人も作ることは許されない。孤独と 欺瞞に満ちた日々。ここに来る度に「任務解除」を申し渡されることを心密かに願ったものだ。 今も心密かに、ここに来る度に願うことがあるのは変わらない。もっとも、今では 「任務解除」を申し渡され「ない」ことを願っているのだが。 「みくる」 「はい」 「新しい任務を言い渡す」 「えっ」 「心配するな。お前が今の時間平面での任務継続を可能なかぎり長く続けたいと 思っていることはよく認識してる。新任務は、同じ時間平面での任務だ」 「はい、ありがとうございます」 「新任務は情報統合思念体の情報端末の破壊だ」 「はい」 「このデータカードに当該情報端末の情報が入っている。 確認してから破壊するように。破壊のための手順もデータカードに 記述されている。下がってよろしい」 「はい」 どうやら、みくるは情報統合思念体の情報端末の破壊という付加的な 任務を命じられたようだった。観察以外の任務を請け負うことは滅多に無かった。 「頑張らなきゃ」 自分がドジなのはよく認識している。自分がすることは観察ばかり。 規定事項と禁則事項の山。未来人なのに何も知らされない不合理。 そんな自分が時おり悲しくなる。そんなとき、SOS団のみんなとすごすと 本当にほっとする。正体を明かせないはずだったのに、今では自分の未来人という正体を 知りながら、それでいて仲間だと思ってくれる人間があの時間平面に3人もいるのだ。 古泉君、長門さん、キョン君。なるべく長く、今の任務を続けたい。そのためには この任務を確実にやりとげなくては。自分の情報端末にデータカードを差し込む (と言ってもキョンの時代の人間がみたら、名刺大の板を額にあてたようにしか 見えないだろう。この時代の情報端末は脳に内蔵である)。 ターゲット:ヒューマノイドインターフェース 長門の顔が思い浮かんだ。ちょっと気分が暗くなった。あんなのを破壊するのだ。 ちょっと見には人間と見分けがつかない。気分がいい仕事じゃ無いな。 でも、いくら見た目が人間でも所詮、ヒューマノイドインターフェースは死の概念 すら理解できない冷酷な機械に過ぎないのだ(長門さんは違うけど)。 躊躇してどうする、みくる頑張れ! 続けてデータを読み込み表示したみくるが脳内ディスプレイの中に見たのは 無表情な長門の顔だった。 「できません!」 みくるは泣きながら時間管理局に取って返した。 「なぜ、できない」 「長門さんは、長門さんは、大切な友人なんです」 「だから?」 「だから殺すことなんてできません」 「殺すのではない。破壊するのだ」 「同じことです」 「この任務を拒否すれば現在の任務も解除しなくてはならないが 構わないのか?」 任務の解除?じゃあ、もう二度とみんなに会えない。 「こ、困ります」 「それでは、ヒューマノイドインターフェースの破壊を遂行するのだな?」 「そ、それは」 みくるの目から涙があふれ出た。長門有希を殺すか、このまま一生みんなにあえないか、 どちらかを選ぶしか無いのだ。答えは決まっていた。 「任務を解除して下さい...」 みんなの顔が思い浮かんだ。キョン君、長門さん、涼宮さん、古泉くん、鶴屋さん。もう二度と 会えない。お別れも言えなくてごめんなさい。 「朝比奈みくる」 「は、はい」 「お前は解ってないようだな」 「何が、ですか?」 「お前が辞退しても当該ヒューマノイドインターフェースは別の時間監視員の手で 破壊されるのだぞ。お前にその任務を与えたのはせめてもの情けだと言うことが解らないのか?」 「ど、どういうことでしょう?」 「お前以外のものがこの任務遂行を命じられていたらどうなるかよく考えてみることだ」 談笑するSOS団員。ふいに襲い来る影。倒れる長門有希。呆然と立ち尽くすみくる。 私が拒否しても何も変わらないんだ...。みくるは自分の無力さを噛みしめていた。 「わ、わかりました。任務を遂行します」 「よろしい。では行きたまえ」 長門有希の破壊は規定事項なのだ。自分にどうこうできることではない。 だったら、せめて、自分の手で。少しでも長門さんが苦しまない方法で....。 時間管理局から渡されたデータカードに入っていたヒューマノイドインターフェースの 破壊方法は拍子抜けする程簡単だった。データカードには粉末ウィルスの作成法が 記されていた。これをお茶に入れて飲ませる。ただそれだけ。ウィルスは人間には全く無害。 ヒューマノイドインターフェイスにとっては致命的。摂取後、1秒でウィルスはインターフェースの 情報中枢を破壊する。それでおしまい。SOS団所属メイドであるみくるにとっては この上なく容易な長門有希破壊方法だった。 次の日、みくるは早めに部室に行くとお茶の用意をし、準備してきた粉末ウィルスを お茶に溶かした。味も匂いも全く無い。長門有希が入って来る。すかさず、お茶を だす、みくる。 「大丈夫?」 「え、どうしてですか?」 「あなたの脳波がはげしく乱れている。不安感の印」 「なんでもないですー。ちょっと夜更ししたんです、昨夜。 さ、お茶を飲んで下さい」 長門は黙って湯飲みを手に取るとぐいっと... 飲まなかった。そのまま湯飲みを机においた。 「朝比奈みくる」 「は、はい!」 「本当のことを話して」 「本当のことって」 「なぜ、あなたはそんなに不安感に苛まれているのか。理由があるはず」 「そ、それは」 「話して。真実を」 もう限界だった。 「ご、ごめんなさい。長門さん。わたしはあなたを「殺そうと」したんです」 「そう」 長門は本を開くと続けて読みはじめた。 「あのっ、怒らないんですか?」 「あなたは悪くない。悪いのはあなたにこの任務を与えた人間。 あなたを怒っても無意味」 「そ、それはそうですが」 「とにかく、話して、全部」 その日の部活が終わるとあたし達は長門さんのマンションに集合した。涼宮さんの 前で放せる話題ではなかったからだ。そこでキョン君達が聞かされたのは驚天動地の 真実だった。 「朝比奈さんが長門さんを殺すのを拒否するとどうなるんですか」 「わたしの任務は解除され、より強力なエージェントが送り込まれてきます。 今度は私のように観察が主たる任務のエージェントではありません。 実働部隊としてありとあらゆる特殊任務を遂行するように高度の訓練を 受けたエージェントです」 「そいつらは長門に勝てるんですか?」 「わかりません。でも、彼らにはいろいろな能力が与えられているはずです。 勿論、申請無しで時間移動する権限も与えられています。 たやすい相手ではないと思います」 「あなたは失敗したと報告すべき」 「でも、そうなったら、わたしは任務を解除されます」 「されない」 「されないにしても新しいエージェントが...」 「構わない」 「わたし『たち』は消去されない。大丈夫。信じて」 「わかりました。言う通りにします」 「明日、粉末ウィルスをもう一度飲ませて。いまからワクチンを 作成するのでわたしには効かなくなる。あなたはただ ウィルスを飲ませて失敗したとだけ報告して」 「はい」 翌日。お茶の中に粉末を溶かし、みんなに出す。 何も知らない涼宮さんは勿論、ぐいっと飲み干す。 古泉くんとキョン君もゆっくりと飲み干す。 いよいよ長門さんの番。手が震える。今にもお茶をこぼしそう。 お盆がかたかたなってしまう。もし、ワクチンが効かなかったら? 長門さんが「死んで」しまったら? 「大丈夫。信じて」 長門さんはお茶を飲んだ。それから永遠と終われる程長い一秒が経過した...。 長門さんは静かに茶碗を置いた。 みくるは跳び上がって喜ぶのをなんとかこらえなくてはならなかった。 「状況を報告せよ」 「失敗です。粉末ウィルスを摂取させましたが効果ありませんでした」 「そうか。さすがに簡単にはいかないようだな」 「はい」 「さがってよろしい」 「は?」 「任務に戻りなさい」 「ですが、わたしは失敗を」 「朝比奈みくる。君の本来の任務は涼宮ハルヒの観察だ。 その点に関しては今の君の当該時空での立場は余人をもって代え難い。 今回の任務の失敗は大きな問題ではない。君は指令通り任務を果たした。 失敗したのは君ではない。ウィルスだ。下がってよろしい」 みくるは驚いていた。てっきり、これで終わりだと思っていたのだ。 だが、長門さんは正しかった。彼女は私が任務解除されないことを知っていたのだ。 部室で長門と二人っきりになった時、みくるは長門にこっそり告げた。 「ウィルスは効かなかったと報告しました」 「そう」 「新手のエージェントが来ます。わたしとは比べ物にならない凄腕が」 「大丈夫。まかせて」 本当に大丈夫なのだろうか?みくるは不安だった。 長門しかいない文芸部室。しずかにページをめくる長門。 ふいに、時空の乱れを感じて顔をあげると目の前には 不敵な笑いを浮かべた男性が一人。手には奇妙な装置を 持っている。 「あなたは誰?」 「おまえが知る必要は無い。なぜならこれから...」 「あなたが死ぬから」 突然、後ろから声をかけられて男は驚愕して振り返った。 そしてもっと驚くことになった。そこにも長門有希が立っていた。 「な、何?」 「さようなら」 さすがの手練のエージェントにも一瞬のスキが生じた。 いうまでもなく、この「一瞬」は長門にとっては無限の時間が与えられたのとあまり 変わらなかった。二人の長門が呪文をつぶやく。 「★◯◎×αβγ□...」 男の胸に小さな黒い点が出現したかと思うと、男は悲鳴をあげる間もなく 黒い点に吸い込まれてかき消えるように消滅してしまった。 ドアが開き、キョン、みくる、古泉が入って来た。 「すごいですね。長門さん」 「なにやったんだ、長門?」 「彼の体内にマイクロブラックホールを作成した」 「ヒュー」 「すごいですね、長門さん」 ああ、長門さんが敵じゃなくて本当に良かった。 自分が長門さんに粉末ウィルス入のお茶を手渡した時、 長門さんは「本当のことを話して」と言う代わりに 今、時間エージェントに目の前でやってのけたことをわたしにしても よかったのだから。 ...... ... レポート○×□□-1379 結果:失敗。 経過:当該時空の観察要員に当該ヒューマノイドインターフェイスの消去を 指示するも失敗。ついで実行要員を三度に渡って派遣するも失敗。 分析:当該任務の失敗理由は不明。任務の重要度と人的損失の軽重をはかりにかけ、 当該任務は遂行を中断し、無期延期とする.... 朝比奈さん(大)はレポートを読み終わると情報端末のスイッチを切った。 もっとも、「端末」とは言っても実際には自分の脳内に設定された情報 機能に過ぎない。キョンの時代の人間が見たら、朝比奈さん(大)が瞬きしてから ちょっと微笑んだようにしか見えないだろう。あの時はなぜ、長門さんを消さなくては いけないのか、それがどれくらい重要なことなのか全然、わからなかった。 ただ、任務と友情の板ばさみになって苦しんだだけだった。今は、未来人 (自分をこう考えるのは奇妙だったが、長い間キョン達と暮らすうちにそう 考えるようになっていた)がなぜ長門を消そうとしたのか、それがどの程度 重要なことだったのか、よく解る。あの時、今の知識があればあんなに苦しむことも なかっただろう。でもそれはそれ。あの時はあの時。結局、自分は長門さんを助けたのではなく 自分自身を、あの時空にいることができる自分を救ったのだった。 これからキョン君に会いにいく。彼があたしと会うのは初めて。でも、何も教えてあげられない。 白雪姫としか。でも、頑張ってねキョン君。あなたならきっと乗り切れるわ。 これから起きることを。全て。だって、あの時、わたしがあなたちと過ごした 時間平面であなたは立派に全てをやり遂げたのだから。 第六章
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登録日:2021/07/17(土) 02 27 21 更新日:2024/04/14 Sun 21 46 24NEW! 所要時間:この項目を読むのにかかる時間は約………(1コマ沈黙)、 1 分になります! ※実際は約 5 分で読めます ▽タグ一覧 (あまりの不味さに)涙腺崩壊 アホの集まり イタリア丼 ウルトラ忍法帖 ウルトラ忍法帖輝 ウル忍 ウル忍のコックカワサキ カオス回 ギャグ回 ゲテモノ ダーメンの後輩 チョコ玉丼 バカ丼屋 不味い 丼 単行本未収録 単行本未収録←完全版に収録 友情が生んだ味 究極のバカ丼!! 悪食ホイホイ 愛すべきバカ達 愛せない馬鹿達 愛せない馬鹿達(byタロウ一同) 愛せない馬鹿達←まともな味覚の人に言わせれば 杜撰な営業体制 激安 疾風ウルトラ忍法帖 神回 腹の減る項目←寧ろ食べる気が減る項目 腹筋崩壊 顔芸 食事処 食欲がなくなる項目 食欲全壊 飯テロ(別の意味で) 飯テロ(物理) 飯テロ←色々な意味で バカ丼屋とは、『疾風ウルトラ忍法帖』シリーズに登場する食事店。 【概要】 『ウルトラ忍法帖輝』「友情が生んだ味 究極のバカ丼!!」でマンとエースがウル忍年少組とマックスを食事に誘う際に登場。 今にも(文字通りの意味で)潰れそうな外見といかにもダメダメ全開な店名がデカデカと書かれた看板が特徴で、その名の通り丼物を扱っている。マンとエースはこの店の常連。 店内はいたって普通だが、その扱っているメニューはというと…、 以下バカ丼屋のメニュー↓ チョコ玉丼・・・ご飯に溶かしたチョコレートと生卵が乗った丼飯。 たくあん丼・・・たくあんが乗ったご飯に漬け汁がかけられた丼飯。また、漬け汁が大量にかけられたつゆだくもある。 イントロ丼・・・煮込んだインゲン豆に大量の味付け酢を注いだ丼飯。また、特大サイズの超イントロ丼なる丼もある。 カレー丼・・・カレーライスの丼…ではなくワサビ・カラシ・タバスコ・赤唐辛子・豆板醤・七味唐辛子などの香辛料を大量にトッピングした丼飯。 エチゴジャム・・・バカ丼屋としては唯一のトースト(*1)。エチゴジャムとは越後から取り寄せたもち米で捏ねた餅を暗く湿気の多い場所に長期間放置してドロドロになって出来た物。 上記の5品の他にもウミウシ丼、デレロン丼、ドドンが丼、西郷丼など…etc. …と、どう見ても某アニメのサイコックが扱ってそうな不味そうな代物ばかりマシそうなのはキャベツ丼ぐらいか…?で、カツ丼や親子丼などといった馴染み深い丼は扱っていない(マン曰く「そんな気取ったどんぶりはここにはねーよ!」)。 …で、肝心の味はというと…、 不味い 死ぬほど不味い! 吐くほど不味い!!! 大事な事なので3回言いました 本来のご飯のお供であるたくあんや梅干しですら丼の材料となるとこの不味さである…!まぁ、漬け汁をかけなければ何とか食べれるかも知れないが… しかしカビた饅頭や腐った牛乳とかを平気で食ってるマンとたくあんや梅干し、そしてふすましゃぶしゃぶを食べてるエースだけは喜んで食べていた。 なお、値段の方は…、 全品一品につきたったの10円 マンがセブンに頼んだ5円定食の方が一番安いって?気にするな! …というのも、この店の主人であるオヤジが品の清算を考えていなかったからであり、また材料の仕入れに来たつるかめフーヅの伍助も材料費を考えていなかった為全品100円で済ますという始末。 その為かマンは「バカのように美味くてバカのようにメッチャ安いからバカ丼屋なんだ!」と絶賛したが、まともな味覚のタロウ達から言わせれば「バカなオヤジが作ったバカみたいにマズいどんぶりを(マン兄ちゃんとエースさんみたいな)バカな客がそれを美味そうに食べて、そして配達人もバカ、だからバカ丼屋なんだ…」である。こんな不味い飯に杜撰な営業体制でよく潰れなかったな… しかし!そんなバカ丼屋にも危機が訪れた…! ある日、エレクをお付きにお忍びで外出していた将軍が来店(*2)し、チョコ玉丼を食べるが将軍にしては意外にもあまりの不味さに激怒、エレクの仲裁もあり粛清沙汰にはならなかったものの翌日に再来店し納得する丼を出さなければ営業停止を言い渡されてしまう。 それを聞いたマンとエースは、その事態を打開すべく新たな丼を提案した! 【イタリア丼】 営業停止処分を出した将軍を納得させる為に生み出されたチョコ玉丼の改良版とも言うべき特別メニュー。 イタリア丼なのに古代中国王朝秘伝というデタラメな由緒ある料理らしい…… 材料は、 善衛門チョコ・・・日本一のチョコレート職人と言われていた善衛門(ぜんえもん)が作った板チョコ。将軍はこのチョコが大好物で、善衛門が生前していた頃はよく食べていた。隠し味としてコンブ、カツオだしが使われている。 リキミクソダケ・・・巻きグソのような形の笠が特徴のキノコで、市場では数万円で取引される幻の高級食材。このキノコを仕入れた伍助は世話になっているオヤジへの義理として無償で譲った。 アイスの当たり棒・・・イタリア丼の装飾として使用。エースがオヤジの力になろうとアイスバーから引き当てた。…が、当たりを出すのにたくさんのアイスバーを食べたため、お腹壊してトイレに行く羽目に遭ったけどな! 品名の由来は、"板"チョコ、"リ"キミクソダケ、"当"たり棒の頭文字を並べたもの。 そして、迎えた 将軍再来店、当日!! オヤジは将軍の御前でイタリア丼を差し出す。将軍は最初はイタリア丼のベースがチョコ玉丼だということに難色を示したが、上記の材料を使用している事を知り、喜んでイタリア丼を実食。 これで将軍が納得すれば営業停止処分は撤回されると思われた。 …が!! 「マズいぞよ~~!」 まさかの大不評!曰く「ご飯にチョコは合わないぞよ~…」。結局バカ丼屋は営業停止する事となった…。まあ、ゾフィーの給料ピンはね行為でブチキレたマンたちに(文字通り)潰されたゾフィールや意外と繁盛してたのにマンに暇潰しとして爆破されためひらすバーガーよりはなんぼか穏便な処遇ではあるが… ああ、やっぱりチョコ玉丼はマズかった… そして、バカ丼屋のオヤジはマンたちから別れを惜しまれながらも将軍が納得する味を作り出す事を誓って修行の旅に出たのであった…。最初から親子丼とかを出せば将軍も納得したんじゃないのかな~…?(byティガ) 【余談】 この店が登場したエピソードは残念ながら単行本には収録されておらず、後年に配信された電子書籍版22巻で収録される事となった(現在は配信終了している)。 このエピソードの次回が輝およびシリーズ最終回となった。 みどー曰く、オヤジさんのモデルはバカボンのパパ。 オヤジ、追記・修正丼を一つ! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ウミウシ丼、デレロン丼、ドドンガ丼. -- 名無しさん (2021-07-17 15 01 27) ↑間違えた。ウミウシ丼、デレロン丼、ドドンガ丼もあったのに表記がなかったから記憶違いかと思ったらあったか。 -- 名無しさん (2021-07-17 15 02 43) 絵も無いのに材料を読んでいるだけで食欲が減衰するというのは凄い -- 名無しさん (2021-07-18 11 29 55) たくあん丼はつゆだくでなければ何とかなるかも。ご飯とたくあんという組み合わせは問題ないんだし -- 名無しさん (2021-07-18 17 08 53) 名前通りのイタリア丼作るとリゾットの上にピザの具やパスタが乗ってるものになりそう -- 名無しさん (2023-01-04 03 02 01) ドドンが丼がどんなのか気になるwwwww -- 名無しさん (2023-11-17 20 55 58) 名前 コメント
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告白 超高校級の生徒とバカな生徒達との学園生活 -完結- バカとギンガと召喚獣 バカと僕達と非日常な日々
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バカテスト
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長門「来て……」グイグイ キョン「なんだ?」 長門「……ひっかかりましたね!」 キョン「ゲェッ、古泉!……と思ったら、そのままじゃないか」 長門「でも……掘る」 キョン「どうやって?」 長門「……ここに、こけしがある」 キョン「アーッ!」 古「韓国語でネックレスはなんと言うのでしょうか?」 キ「もっこり」 古「では、もっこりしてる所はどこでしょうか?」 キ「………股間///」 古「ご飯を食べる時に言うことは何でしょうか?」 キ「いただきます」 古「では、いただきます」 キ「アッー アナルだけは!アナルだけは!」 マッガーレを苦にしたふんもっふを予告する文部科学相あての手紙が6日、文部科学省に届き、 同省は7日午前零時過ぎ、銭谷真美・初等中等教育局長が異例の緊急会見を開いた。 封筒の宛名には「伊吹文明大臣様」と書かれ、中にキョン、谷口、国木田、新川に向けた計4通の手紙が入っていた。 差出人の名前や地域、学校名などを特定できるものは記載されていなかった。 大臣あての手紙では、「8日までになにもかわらなかったら、ふんもっふします。場所は学校でします」とし、「11日土曜日にふんもっふすることを証明します」と書いていた。 「親愛なるキョンたん」と原稿用紙に書かれた手紙の中では、 「なぜ僕をさけるですか。『ふんもっふ』すからですか『マッガーレ』だからですか」 「なぜ僕をさけるのですか。なぜ僕にズボンをおろさせてくれないのですか」 などと訴えていた。 ある日、急にキョンが家にきた。あたしはとりあえずキョンを部屋にあげた キョン「頼むハルヒ…正直に答えてくれ」 キョンは深刻そうな顔で言った。その声はいつもよりすごく色っぽく感じて ついついあたしはうなずいた。 キョン「なぁ…お…おまえも、したいときとかあるよな」 ハルヒ「あるわよ、年頃の若い女だしね」 キョン「じ…じゃあ、こ…こういう形の電池で動く物あるか?」 ハルヒ「バイブのこと?ええ、持ってるわよ」 キョン「よかった!今すぐそのスイッチの切り方を教えてくれ!! アッー!!」 ハルヒ「キー!古泉の仕業ね!」 キョン「……がおー」ガバッ 古泉「アーッ!……嬉しいです……」 長門「情報伝達に齟齬が発生するかも知れない……でも、聞いて」 キョン「あぁ」 長門「……わたブッ!」ブチッ キョン「……長門?」 長門「……情報の伝達、失敗。行動で示す」ガバッ キョン「アナルだけは!アナルだけは!」 長門「わたし、かわいい?」 キョン「もちろん。」 古泉「僕、かわいい?」 キョン「それはない。」 長門「旅に出る。」 キョン「いきなり何を!?」 長門「かわいい娘には旅をさせろと聞いた。 あなたはわたしをかわいいと言った。 だから、旅に出る。」 キョン「待て!!待ってくれよ!!」 長門「さようなら。」 キョン「長門………。」 古泉「僕は可愛くないのですからずっと一緒ですよ。」 キョン「待て!!俺も旅に連れて行って!! 掘られる!!掘られちゃう!!」 キョン「古泉、大事な話がある」 古泉「なんですか?」 キョン「俺は明日からいなくなる……だから」 古泉「……」 キョン「これを、俺だと思って使ってくれ」 古泉「これは……こけしですね?」 キョン「あぁ」 古泉「なぜですか?」 キョン「使い方は……分かるよな?」 古泉「……こうですか」 キョン「そうだ、さらにはテレビの上などに飾るとベストだ」 古泉「了承いたしました」 目が覚めるとそこは灰色の世界、 そこには古泉が下半身を丸出しにしていて、 いきなり俺に襲い掛かってきた。 キョン「やめろ、やめてくれ」 古泉「フフフ・・・ここは閉鎖空間、誰も助けてはくれませんよ さあキョンタンあなたに新しい世界を見せてあげましょう、 いきますよ覚悟はいいですね?」 キョン「ッアーーーーーアナルだけは!アナルだけは!」 長門「こうすればどちらも出番が減ることはない」 キョン「アッー!!アナルだけh」 アナルが減った? 何言っているんだ古泉?? 「何って、昨日掘ったとき、キョンたんのアナルが一つ減っていましたよ」 え!? まじ!? 俺二つ以上あったの!!? 「いえ、一つですが・・・。」 マジ!? じゃあアナルなくなっちゃった!!? 俺これからどうしよう!? ってちゃんと付いてるよ?古泉・・・。 アッーーーー! 古泉「ブレイクブレイク!あなたのアナルを~♪ 掘りたい!掘りたい!沢山掘りたい~♪」 みくる「ど、どうしたんでしょうかね古泉くん(ヒソヒソ)」 ハルヒ「きっと何時までもVipが落ちたままで、キョンのアナルを掘らせて貰えないからたまってるのよ(ヒソヒソ)」 浜中「じゃあウザイから死んでもらうのね(秘そ秘そ)」 キョン「(な、なぜだここ数日ケツの穴が寂しい!?)」 俺はハルヒの手を振りほどいて、セーラー服の肩をつかんで振り向かせた、 「なによ……」 「俺、実は古泉萌えなんだ」 「なに?」 「いつだったか俺を掘ってる時の古泉はそりゃもう反則なまでにかっこよかったぞ」 そして世界は滅びた キョン「ん?」 古泉「いかがなさいました?」 キョン「VIPが復活している」 古泉「ほほう…それは良い事です」 キョン「なんでだ?」 古泉「それはですね……こういう事ですよ!ヨイサッ!ホレッ!ホレッ!」 キョン「オー!アメイジング!アッ―!」 ハルヒ「PS3買いに行くわよー!」 キョン「という団長様の気まぐれで買う為に並んでいるわけだが」 みくる「ひーん、人が多しゅぎましゅ~痴漢怖いでしゅ~」 ●「ふー周りはやはり男性が多いですね、おっとテドドンに異変がw」 長門「店員何とかしろよォ!もう物売るっていうレベルじゃねーぞォ!!」 ハルヒ「ゆ、有希どうしたの?」 みくる「長門しゃん、どうしましゅたか?」 長門「関係ねえよ、列なんかよお!!!」ダッ キョン「あっ長門、人々をふっ飛ばしてまで買うコト無いんだぞ!」 ●「ちょっと失礼しますね、ソーレ!」 並んでたコンピ研部長「アナルだけは!アナルだけは!」 結婚式場にて 神父「キョンを愛し続けることを誓いますか?」 ハルヒ「誓います」 神父「ハルヒを愛し続けることを誓いますか」 キョン「………」 ハルヒ「……キョン?」 バンッ 古泉「その結婚ちょっと待った!」 キョン「!!??古泉!!」 ハルヒ「古泉くん!?」 古泉「キョンたん!僕はあなたを愛しています!結婚してください!」 ハルヒ「ちょ……何言っry」 キョン「古泉……俺もだ!」 ハルヒ「え!?」 ガシッ 抱き合う古泉とキョン 古泉「もう二度と離しません!」 キョン「待ってたんだぞ!ずっとお前が素直になるのを待ってたんだ!」涙を流し拍手をするみくる 微笑む長門 古泉「さあ、いきますよ!キョンたん!」 キョン「アッー」 「そっか。うむ、なるほど」 「……何に納得してんのよ」 「うん。入れるときより抜くときの方が気持良いんだなぁって」 「ば、馬鹿何てこ、ひぅん!」 部室に来ると長門だけだった。 まあ、特に珍しい光景では無いな。 だが今日は違った、長門のヤツが自分から話しかけてきたのだ。 コイツには流石に驚いたね。 「お願いがある、私と性交をして欲しい」 ああ、それぐらいな良いぜ―――って今何つったよ君?! 「性交をして欲しいと言った。貴方に分かりやすく言うのなら私とセックスして」 いやーあっけにとられたねあの長門がセックスしてなんて誘って来たんだ、だが俺も驚きっぱなしじゃないぜ。 よし、じゃあやるか! 「わかった準備は私がする」 「イク!…キョン……私イっちゃう~!!」 やっぱアナルかぁー!ペニパンかー!?これ立場逆だろー!! アッー! 古泉「たまにはマンコもいいですね」 キョン「アッー!そこアナルアナル!」 ―――Aさんがあなたのアナルにナイフを挿したと喜んでいますが、どうでしたか? キョン「朝倉の事ですか?えぇ、とても痛かったです」 ―――その時の心境は? キョン「反則的だと思いましたね(笑」 ―――結局、あなたのアナルはどうなったんですか? キョン「長門に助けてもらいましたよ。彼女は俺の恩人ですね。 もしも、ですが……あのままだったら痔とかそういうレベルのものでは済みませんでしたからね」 ―――そうですか(笑 ―――最後に一つ。あなたは朝倉さんの事をどう思ってますか? キョン「あぁ見えて、案外寂しがり屋なんですよ、あいつは。 毎晩甘えられてますよ。ナイフで。………もちろん、恐いです」 ???「ヌゥゥゥン!」 ドゴッ!ドゴッ!バキッ! キョン「誰だ!?」 ???「我が名は一鬼!アナルを極めし者」 一鬼「フンモッフ!」 キョン「アッ―!」 長門「あなたのアナルにツッコみたい」 キョン「そうか」 古泉「ほーらほーらアンデルセン。」 キョン「ナニやってるんだ古泉?」 古泉「よく見て下さい。」 アンデルセン ↓ ア●デル●● ↓ ア●ナル●● ↓ アナル 古泉「では、いただきます。」 キョン「アナルは嫌だ!アナルはやめて!」 組み分け古泉「ハッテン場」 ウホ泉イツキは少年エスパーテトドンである! アナルの門をつらぬいて 奥まで届いたイカズチは キョンのおさない前立腺に 目覚めてくれと放たれた テートドン テートドン 雄々しくたったテトドンは 愛するキョンを掘りつつ 開発する日々をたたかい開く will love me? tommorrow? 括約筋をきりさき掘り行く先は くろくかがやくアナル星 テートドン テートドン テートドン テートードーン マッガーレ!! 220のアナル。なんというアナルだろう。 古泉は息を呑んだ。芸術的、そして情熱的。まさにパッションアナルだった。 「これを求めていたんです……!」 からからに渇いた喉を酷使して、古泉はそれだけ言った。 言葉はそれだけで充分。前戯も不要だった。 己のテトドンをタイフーンの如き勢いでまろびだす。――ずっと僕のターン! 「俺も年貢の納めどき、か」 220は己の死期が間近だということを悟った。 懐からハイライトを一本取り出し、火をつける。 このアナルハンターも、鬼じゃない。煙草一本ぐらい吸わせて―― 「あぁぁぁぁぁぁあぁああああああああああああ!!!!????」 ――くれなかった。 ヒトラーの雷撃戦を彷彿とさせる勢いで、テトドンは打ち込まれた。 ヘブンズドアが開く音を、古泉は確かに聞いたのだ。 『消失谷口』 「おい、お前らなにやってんだ!?」 「だれよあんた!?」 「あたし知ってるわよ。こいつ五組の谷口って奴じゃない?」 「いかにも俺は五組が誇るナンパ☆スター谷口だ!で、お前らなにやってんだ!?」 「ふん、あんたには関係ないでしょ!」 「関係ないこたぁねぇだろが!長門さんになにやってんだドブス共」 「んなっ!あんたみたいな変質者に言われたかないわよ!!」 「ふん、お前はたしか俺様美的ランキングによるとD-のおデブちゃんだろ?そして隣りのお前はEランクの馬面だな!?」 「こ、こんなやつに……でも!!!」ビクビクッ 「貴様らの様なキショイ腐女子がAAランクの長門さんに手を出そうなんざ一万と二千年早いんだば~か!」 「(いけない!ドMだって事が知られたら……)」 「ふふん、どうせ貴様ら人から弄られる事が快感なドMなんだろ!?」 「(んんんんんっ!)」 「ふふふ、どうだ?いつまでも頭の中から甘い責めの言葉がとれないだろう?」 「うわーん」ダダダッ 「ふっ……勝った」 「あ、ありがとう。谷口…くん……」 「はははっ良いって事よ!」 「むにゃむにゃ、有希ちゃ~ん……」 ●「谷口君♪」 「うひゃ!らめぇ!アナルだけは!アナルだけは!」アッー! キョン「なぁ、ハルヒ」 ハルヒ「なによ。つまんない事だったら聞きたくないわよ」 キョン「指輪とネックレス、どっちが好きだ?」 ハルヒ「……なによなによやぶからぼうに」 キョン「いや、ちょっと参考までに」 ハルヒ「……」 キョン「どうしたんだよ。そんな考え込まれるとこっちが困る」 ハルヒ「ゆ、指輪かしら」 キョン「そうか。サンキュ」 ハルヒ「……ねぇ」 キョン「なんだ」 ハルヒ「どうして私にそんな事聞いたのよ」 キョン「だから参考までにだって」 ハルヒ「何の参考よ」 キョン「俺にもいろいろあるんだよ」 ハルヒ「……納得いかない」 キョン「と、言われてもなぁ」 ハルヒ「……」 キョン「……」 ハルヒ「……」 キョン「なぁ」 ハルヒ「今度は何よ」 キョン「古泉の指って、何号かな」 ハルヒ「(´・ω・`)」 『しりとり?』 「け、け……」 「もう無いでしょ?」 「……あるよ」 「ケツをだしな!!! ふんもっふ!!」 「アナルだけは!アナルだけは!」 214は病院で己の逞しいケツを屈辱的なポーズで晒していた。 古泉は眼前に繰り広がるアヴァロンに、確かにこの世の奇跡を見た。 肛門科医になってはや数年。ここまでの相手は、いまだかつてない。 テトドンに燃料が注入されるのを止められなかった。何時でも発射できた。 「どうだい先生。おれのケツは」 214は岩鉄のような声で訊ねた。ケツが痛い。早く、治してくれ。 「見事です」 古泉は断言した。ケツが凄い。早く、掘らせてくれ。 「見事な、痔ですよ。じっとしててください」 古泉は 214の両肩に手をかけた。それでは、治療を開始します――! 『214ハード 』 SS執筆による過労のため病院に行く 214。 だが、それは古泉一樹の巧妙な罠だった。 「214のSSは 私に読まれる為に築いてきたんですものね」 「いつものネタが出せれば…こんな蝶能力者なんかに…!」 「よかったじゃないですか アナルスレのせいにできて」 「んんんんんんんっ!」 「へへへ おい、テドドンを用意しろ。みんなで気持ちよくしてやる」 (耐えなきゃ…!!今は耐えるしかない…!!) 「214の生SS構想ゲ~ット」 (いけない…!アナルスレ向けになってるのを悟られたら…!) 「生214様の生or2を拝見してもよろしいでしょうか?」 「こんな奴らに…くやしい…! でも…感じちゃう!」(ビクッビクッ 「おっと、●に当たってしまったか。甘いふもっふがいつまでもとれないだろう?」 古「おや、どうされました?深刻そうな表情で下駄箱の中をみつめて」 キ「いや靴の中に画鋲が入れられてておまけにこんな紙切れが」 『キョン氏ね、きめぇ』 古「あ~これは・・・みくるちゃん同盟の仕業ですね、我々の注意不足です、すいません」 キ「?!古泉何か知ってるのか?どういうことださっぱりわからん、ちゃんと説明してくれ」 古「ここではなんですので屋上でお話しましょう」 古「すべてはあなたのおかれている環境が原因なのです」 キ「俺の環境?」 古「我々が所属するSOS団の女性陣が我が北高随一の美少女軍団だというのはよろしいですよね?」 キ「あぁ確かに長門にしても朝比奈さんにしてもミス北高コンテストがあれば上位入賞間違いなしだ。 ハルヒだって黙ってればかわいいしな、それに名誉顧問の鶴屋さんだっているし」」 古「そこが問題なのですよ、我がSOS団が北高美少女軍団を独占していることになります しかも全員があなたに好意を抱いているような気配すらある となれば他の北高男子生徒からすれば面白くない訳で・・・いわば北高男子共通の敵、それがあなたです」 キ「そっそんなバカな長門も朝比奈さんもみんな只の友達だろ?」 古「世間はそう見ていないようですね、北高美少女軍団にはそれぞれいわばファンクラブが結成されていまして・・・」 キ「ファンクラブッ?!」 古「最大派閥が『朝比奈さん親衛隊』で今回犯行に及んだ『みくるちゃん同盟』はその分派です その他長門さん萌えの『ゆきんこクラブ』や鶴屋さん命の『めがっさにょろ~んず』 朝倉会の残党を吸収した新興勢力で阪中さんの『なのねん連合』など枚挙に暇がありません。 最近では喜緑さんのファンクラブ結成の動きもあるようです」 キ「えっそっそんなにあるのか」 古「あぁご安心ください涼宮さんのファンクラブは存在しないようです」 キ「ハッハルヒは関係ないだろ」 古「おやそうでしたか・・・、これまでは我々の手の者が貧乳×巨乳の萌え論争などで各派間の対立を煽り あなたへの直接行動を抑制していたのですがどうやら限界に近づきつつあるようです」 キ「そういえば今朝階段で転びそうになったのも、校庭でバケツの水をかけられたのも全部そいつらの仕業か?」 古「おやそうでしたか、我々も必死で食い止めてはいますが最終的な崩壊は数日を出ないものと思われます 今日はともかく明日以降あなたの身の安全を保証することは不可能です」 キ「どっどうしたらいいんだ、俺は普通に学園生活を送りたいだけなのに・・・・・・」 古「手がない訳ではありません、ハーレム状態だから皆の反感を買うのです だから誰かひとりの決まった相手とカップリングを成立させれば全ては解決です」 キ「その手があったか」 古「ただし長門さんや朝比奈さんなどのファンクラブが結成されている方ではそのファンクラブの恨みを買うおそれがあります。 また普段交流がない人が相手では偽装と思われます、ですのでSOS団の仲間でファンクラブが存在しない人物となります。 すると相手はかなり絞られてきますがいかがです、おわかりですね?」 キ「・・・・・・」 古「なんでしたら残り時間も短いことですしこちらである程度のお膳立てをしましょうか?」 キ「いやそれは、でも今日中なんだよな、よろしくたのむ」 古「わかりました、それでは・・・・・・ふんもっふ!」 キ「いやー!アナルだけは!!アナルだけは!!アーッ!」 古「僕×キョンたんのカップリングが成立です、これでキョンたんの身も安全でし」