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「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」より花中島マサル コマンドー01:ゼロのマサル コマンドー02:昼食のマサル コマンドー03:決闘のマサル(1)
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ニュース @wikiのwikiモードでは #news(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するニュース一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //www1.atwiki.jp/guide/pages/266.html#id_542badf7 たとえば、#news(ゲーム)と入力すると以下のように表示されます。 Steam無料「他人が剣を抜くほど剣が長く重くなる」剣抜きゲーム、リリース1日で剣の長さカンスト。開発者もビビる - AUTOMATON Steamでのゲーム購入も「ペイペイ♪」―「PayPay」が支払い時利用可能に - Game*Spark 小野憲史のゲーム時評:堀井雄二氏のGDCA生涯功労賞受賞にみるJRPGの再評価 - MANTANWEB 『HOTELブルーローズの99の部屋』インタビュー。オンラインリアル脱出ゲーム制作秘話を聞いた【ネタバレあり】 - ファミ通.com ゲーム実況で募金 日本在住のウクライナ人兄弟、父は母国で兵士に [ウクライナ情勢] - 朝日新聞デジタル ゲーム実況少年の課金アカウント乗っ取り転売、高校生を書類送検…「手口はネットで調べた」 - 読売新聞オンライン 【求人】「リアルサウンド テック」ゲーム・eスポーツ・ビジネス・デジタル領域に強い編集スタッフ募集 - リアルサウンド SF小説原作のボードゲーム「レッド・ライジング」日本語版が5月12日に発売 - 4Gamer.net 戦争ゲーム『War Thunder』、「政治的議論を防ぐため」にチャットを制限していた。政治情勢悪化を受け決断 - AUTOMATON 「PlayStation Plus」の新サブスクプラン、レトロゲーム好きマンガ家を悩ませる - ITmedia NEWS アニメ『トモダチゲーム』小林千晃出演の放送直前特番&キャラクターPVお披露目!(アニメージュプラス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 『オルタンシア・サーガ』サービス終了及びゲーム内通貨等の販売終了のお知らせ - PR TIMES 『メタリックチャイルド』でも米を食う!『天穂のサクナヒメ』コラボDLCが配信開始。サクナヒメとココロワヒメの姿でハードコアなアクションゲームに挑め!【レビュー】 - ファミ通.com 新作NFTゲーム「EVERY FARM」の事前登録受付が開始。農場経営SLGがリニューアル - 4Gamer.net 【イー・ガーディアン株式会社】URAWAZA社と連携しアジア圏ゲームのグローバル展開を一気通貫でサポート:時事ドットコム - 時事通信ニュース ゲームアプリ『ヒプノシスマイク -Alternative Rap Battle-』“フルボイス”イベント「幻想ソウルシフト 前編~今度は俺も?拙僧も?~」本日開催! - PR TIMES 携帯レトロゲーム機「Evercade」にて「夢幻戦士ヴァリス」などレトロゲーム12タイトルが1つのパックになって発売開始!:時事ドットコム - 時事通信ニュース ARCADE1UPに新作、パックマンやマッピーなど12種類のレトロゲーム収録 - マイナビニュース 社会貢献型位置情報ゲーム「鉄とコンクリートの守り人」iOSアプリ版の提供を3月31日より開始 ~インフラ老朽化という社会課題に、ゲーム要素を取り入れ市民参加型での... - PR TIMES 次世代ゲーム配信プラットフォーム『fingger』(フィンガー)に、新コンテンツ「ポッピンパニック」が登場!配信者 VS 視聴者で対戦できる、新感覚コンテンツ!:時事ドットコム - 時事通信ニュース Jリーグ公式モバイルゲーム『Jクラ』が1000万ダウンロード突破! 記念キャンペーンで豪華カード獲得のチャンス(ゲキサカ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース Jリーグ公式のモバイルゲーム『Jリーグクラブチャンピオンシップ』1000万ダウンロード突破を記念してキャンペーンを開催! - PR TIMES スマートデバイス向けバトルロイヤルアクションゲーム『ファイナルファンタジーVII ザ ファーストソルジャー』が新イベント「エッグハント」を開催! - PR TIMES Meta、Questのゲームコンテンツを紹介する「Meta Quest Gaming Showcase」を開催 4月21日2時~(ITmedia PC USER) - Yahoo!ニュース 朝日新聞運営のゲームメディア「GAMEクロス」新規記事配信が終了―Twitterは本日閉鎖へ - Game*Spark 育成&恋愛アドベンチャーゲーム『センチメンタルフォトグラフィ』2022年3月31日(木)より、お得な「スプリングキャンペーン」&期間限定イベント「ハッピースプリング... - PR TIMES 「プロジェクトセカイ」,リズムゲーム楽曲に「ドーナツホール」を追加 - 4Gamer.net 『FORSPOKEN』のゲームプレイ映像が海外メディアで公開 敵の状態のポップアップなどのUIや快適そうな操作性がわかる - IGN Japan 貴島明日香 オンラインゲームにドハマり「休みの日は20時間…ゲームで世の中全てが勉強できる」(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース コンバースバスケットボール【ゲームウエア・早期乗り換えキャンペーン】開催中︕ - PR TIMES Windows 11とDirectStorageでゲームロード時のCPU負荷が最大40%低減 - PC Watch 【明治安田生命J1リーグ】5月開催ホームゲーム チケット販売についてのお知らせ - サンフレッチェ広島 「ゲームアツマール」,課金機能を実装した新作ゲームタイトルを追加 - 4Gamer.net PCもテレビも使わない。ゲーム機としてMeta Quest 2は推せる - GIZMODO JAPAN 仮想空間「メタバース」 広がる交流…ライブ・買い物・ゲーム - 読売新聞オンライン 仮想世界のゲーム内広告と現実世界のデジタルOOHとの融合を目的にAdmix と大阪メトロ アドエラが業務提携 - AdverTimes(アドタイ) 全国でゲームセンターを展開するサードプラネットグループは、業界初※8000台超のゲーム機でau PAYのコード決済が可能に! - PR TIMES PS4版「エスカトス」が4月7日に発売へ。空想科学&1980年代テイストが特徴の縦スクロールシューティングゲーム - 4Gamer.net ゲーム制作を超えた「Unreal Engine」「Unity」の活用 ゲームエンジンを自動運転シミュレータAIに転用するORENDA社の取り組み - ログミーTech 『スーパーマリオ』の世界が人生ゲームに! “スーパーマリオ 人生ゲームプラス”が5月28日に発売。多彩なイベントをクリアーしながらクッパに戦いを挑もう - ファミ通.com ロシアの『Loop Hero』開発元、国内プレイヤーに自社ゲーム海賊版を推奨 - Engadget日本版 eスポーツが不登校の解決に。ゲームの習い事が持つ可能性。 - PR TIMES お寺がカードゲームを企画販売 - 新潟日報デジタルプラス 【LINEリサーチ】ふだん行くことのあるアミューズメント・レジャー施設は「映画館」が1位 ゲームセンターで遊ぶ/プレイするものは「クレーンゲーム」がもっとも高く7... - PR TIMES JFrogのDevOpsプラットフォーム、AWSとの連携でクラウドによるゲーム開発・配信を高速化:時事ドットコム - 時事通信ニュース フィッシング情報使い…人気ゲーム機など不正購入か(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ゲーム音楽専門レーベルの新鋭〈CASSETRON(カセットロン)〉のリリースに要注目 - リアルサウンド 集英社が“集英社ゲームズ”を設立。“集英社ゲームクリエイターズ CAMP”の支援事業を拡大。新規大型タイトルの創出も目指す - ファミ通.com PS Plusに加入している「原神」プレーヤー必見! ゲーム内アイテムのセットが無料で配信中(Impress Watch) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 真剣にゲーム作り パビリオンリニューアル - 大阪日日新聞 - 日本海新聞 ゲーム音楽の魅力と制作の舞台裏に迫る 「GAME×MUSIC」トークショー&企画展示を開催 - PR TIMES Appleがゲームコンソール開発中?カプコンとUbisoftが関心示すと噂 - iPhone Mania NFTゲーム「Axie Infinity」の「Ronin」にハッキング--6億ドル相当盗まれる - CNET Japan ネオジオポケットカラーの人気のプロレスゲーム『ビッグバンプロレス』がNintendo Switch™に遂に登場!個性派ぞろいのレスラーたちが白熱のバトルを繰り広げる! - PR TIMES セクシー女優も熱中する巷で噂のオンラインゲーム「くいかじ無料版」が4月1日にリリース - アットプレス(プレスリリース) セガが家庭用ゲームハード事業から撤退。ドリームキャストの製造を終了【今日は何の日?】(ファミ通.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース お宝を奪いあうPvPvEマルチプレイゲーム『Hood Outlaws & Legends』のPS日本語版が4月5日に配信! - IGN Japan PlayStation Jim Ryan氏:ファーストパーティゲームをPS Plusに直行させると苦境に陥る可能性がある - GamesIndustry.biz Japan Edition 体重43キロは「あぁ、ゲームオーバーだ」 完璧主義の私は線路に…専門家「早期発見と早期支援が鉄則」(withnews) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース VRでリベンジ 世界に挑むゲームスタートアップ - 日本経済新聞 「ゴジラ」とコラボしたリアル脱出ゲームが5月27日より開催決定。熱海を舞台にゴジラが襲来するオリジナルストーリーを、実際にホテルに宿泊しながら楽しめる(電ファミニコゲーマー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「アスレチックランドゲーム」レビュー(Impress Watch) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 第988回:一体何をするところなの? ゲームとは違う? 最近よく聞く「メタバース」とは - ケータイ Watch ゲーム用NFTを貸し出し 世界大手「YGG」が日本進出 - 日本経済新聞 任天堂旧本社がホテルに 中には懐かしのゲーム機も 花札の倉庫や創業家の住まいを改装(関西テレビ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース [GDC 2022]基本プレイ無料ゲームにおけるサブスクリプションの現状と可能性。調査会社のアナリストが語ったその未来像 - 4Gamer.net 落札価格27万ドル! 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https://w.atwiki.jp/aundrea/
川崎の脱毛ラボを予約しました 脱毛は前から気になっていたのですが、なかなかサロンで脱毛してもらうというところまでは行かず、少し躊躇していました。 サロンに通うとなるとお金がかかりそうなイメージが強く、施術時の痛みも気になるので、脱毛したいと思いつつも勇気が出なかったのです。 幸い、あまり毛深い方ではないので、気になるところだけ家庭用の脱毛器で処理していました。 しかし、自分で処理するのは面倒ですし、自分では手の届きにくいところもキレイにしたいと思ったので、いろいろ調べてみることにしました。 口コミ情報などを見ると、思ったほど金額も高くないようですし、痛みについてもほとんどないというようなものが結構あったので、少し安心しました。 どこが良いかいろいろ迷ったのですが、自分が通いやすい川崎という地域も合わせて考えたときに、脱毛ラボが気になりました。 口コミ情報でも、脱毛ラボに満足したというような書き込みが多かったので、詳しく調べてみようと思ったのです。 インターネットで調べてみると、激安で脱毛できるサロンで、満足度も非常に高いということがわかりました。 スタッフは全員ライセンスを持っているなど、技術面でも安心できそうでしたし、返金制度やキャッシュバックなどのシステムも充実しているので、一度試してみようかと思いました。 ちょうどキャンペーンもやっているということでしたので、今回は川崎の脱毛ラボを利用してみることに決めました。 電話で予約しましたが、丁寧に受け付けてもらえたので、これからの施術も安心して受けられそうです。 脱毛ラボ川崎店
https://w.atwiki.jp/jiisan/pages/49.html
多細胞生物の生と死 1. 有性生殖 2. 発生と分化 3. 成長期 4. ガ ン 5. 常識への挑戦 6. 自律神経1
https://w.atwiki.jp/madosayawiki/pages/2039.html
916 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2013/07/26(金) 00 35 19.62 ID NS3X7QkH0 [2/5] これを機にまどっちがさやかちゃんと撮りたいシチュリストを作ってるとか 917 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2013/07/26(金) 00 43 49.99 ID kcuIDV2ZT [3/27] 「まずはお姫様抱っこ それから布団で一緒に添い寝 次にお風呂に入ってる時でそれから…」 919 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2013/07/26(金) 01 04 08.95 ID NS3X7QkH0 [3/5] 仁美ちゃん役得… ま「あとね、セクハラされてるときとか服を脱がされてるときとかetc///」ウェヒヒ さ「おーいまどか、戻っといで~」 921 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2013/07/26(金) 01 20 14.09 ID hmMtFzG+0 [1/12] 絢「うちのまどかを傷物にした責任取る覚悟はあるんだろうな」 さ「ひいいい」
https://w.atwiki.jp/enemy/pages/1093.html
スレ233より 47 名前:1[] 投稿日:2011/02/04(金) 10 51 01 0 離婚することにして残りの荷物をひきあげてきました。 娘の学校の先生にも話をしてきました。 役所の相談窓口の人にも親切にしてもらえました。 ことの起こりは娘の学校の担任の先生からの電話でした。 娘が悩んでる、と。 この頃娘の様子がおかしかったので、できるだけ話を聞こうとしたりしてました。 でも娘はなんでもないと言うばかりで、夫ともどうしたものかと話し合ってました。 内容は夫側の親戚からのセクハラでした。 近所にすむ親戚はセクハラが酷く、ターゲットはもっぱら私でした。 抗議したり夫に言ったりして、夫がそれとなく注意してくれてたはずでした。 この頃セクハラが無くなったと思っていたら、ターゲットが娘になっていました。 そうならないように、娘一人で会うことは絶対させず、私か夫がいないところでは接触がないはずでした。 46 名前:名無しさん@HOME[] 投稿日:2011/02/04(金) 10 50 12 0 あまりにセクハラが酷いので、その親戚とはもう絶縁という手前でセクハラが無くなったので、 向こうもそれなりに反省したのだとばかり思っていましたが、そうではなくターゲット変更しただけでした。 うちの家は出入り禁止にしてましたし、娘がその親戚の家に一人で行くことはまず無かったのですが、メールや電話で娘にセクハラしてました。 着信拒否にすれば良いことだと思いますが、中学生の娘にとっては親戚を着信拒否していいものかどうか迷っていたようです。 私が今までセクハラで、嫌な思いをしてきてるのを知ってたので言えず、父親に相談したようです。 ところが父親は、そのくらいいいじゃないかという対応をして、ますます娘は悩んだようです。 母親には話せなくて父親にはお前が大げさと言われて友達にそんな親戚がいると知られたくなくて、本当に辛かったと思います。 夫が敵だと思うようになったのは、娘のアドレスをその親戚に教えたのが夫だったということと、その親戚から夫が内緒でお金を借りていたことです。 それと私の下着が頻繁に無くなっていたので、そのセクハラが盗んだのではないかということで警察に届けようとしましたら夫が、自分が持ち出したと白状しました。 抽斗から私の下着を盗んでその男に、娘の下着だと偽って渡していました。 「娘を守るためだからお前も下着くらい我慢しろよ。下着と娘どっちが大事かわかるだろ」と言われもうダメだと思いました。 言葉でセクハラして下着を要求して、大げさかもしれませんが次は下着の中身も要求するようになるのではという恐怖がありました。 49 名前:3[] 投稿日:2011/02/04(金) 10 51 45 0 私にこれ以上セクハラをすれば、私が逆上して報復に出ると分かったから、代わりに娘を差し出した夫を許せそうにありません。 セクハラがエスカレートしたその男に、私がマグライトで反撃して暴れ、シャンデリアなど壊したりしました。 口でもかなり反撃してきましたが、実力行使に出たり次は警察と告げたのは少し前の出来事でした。 今まで絶縁にならなかったのは、夫が一生懸命セクハラをやめさせようとしてくれてるから、夫の面目を潰したくない一心でした。 結果、夫はセクハラを止めるようには言ってなく、まあまあこれ以上はやりすぎないようにねとか、シャレにならないところはダメだよとか言ってただけでした。 一応俺の嫁さんだから手加減は忘れないで下さいよ~、ちょっとあいつこの頃神経質ですからねとか何を考えてそんなメールをしてたのかを問い詰めましたが、冷静に中立を守っただけと寝言を言ってきました。 娘をターゲットにするのを提案したのも夫でした。 本人は絶対そんなことはしてないと言い張りますが、ある程度年食った女は図太いし図々しいからもっと若い娘の方がゴチャゴチャ言わないですむよみたいなメールをしてるので、娘へのセクハラを焚きつけたも同然です。 しかも、子供相手だって向こうも分かってるからそれほど酷いことしてないはずだよとあまりにも呑気すぎます。 セクハラの程度の問題ではないと何度言っても分からないのはバカすぎます。 夫の両親は、トメの方はセクハラは酷いと言ってますが「息子(夫)も●君も根は良い子なのよ」と言うし、ウトは「最近はなんでもセクハラと言えば男に勝てると思ってるだろう」とどうしようもありません。 唯一守ってくれてると信じてた夫がそうでなかった以上、なりふり構わず私が戦わなければなりません。 受験間近のこんな時期にするのはどうかとも思いますが、1日でも1時間でももうあの近くに娘を置くことはできません。 決意表明です。 50 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/02/04(金) 10 53 14 0 すみません。 sage忘れた上に、1番目と2番目を間違えて貼ってしまいました。 47→46→49の順です。(編集注:修正しました) 54 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/02/04(金) 11 00 32 0 「セクハラ」というと軽く聞こえちゃうけど、「性的虐待」でしょこれ。 一歩間違えば「近親相姦」だし。 55 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/02/04(金) 11 02 41 0 これ普通に虐待で離婚できるだろ。弁護士と児童相談所の出番だな。 60 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/02/04(金) 11 17 01 0 夫と「親戚」のやり取りメールが文中に出てきてるけど、そういう証拠はきっちり 保存できてますか? 1日でも1時間でもつーか、1秒でも無理だわ。 受験間近だからこそ、今動くべき。 頑張って戦ってください。 その後いかがですか?53より 399 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/02/26(土) 15 01 41.05 0 以前エネミースレで書き込んだ者です。 夫側の親戚から娘と私がセクハラを受けていたと書き込みました。 周囲の協力もあり今は無事に家を離れました。 夫からは「何か誤解があるはず」という連絡が来ますが、 今はそっとしておいてほしいと返事しています。 娘の携帯には相変わらずセクハラメールが来るので 携帯は私が預かり娘には見せていません。 大変だろうからと生活費を余分に送ってきてくれましたが そんな気遣いが出来る半面 なぜあそこまで無神経になれるのでしょうか。 (出産の時に)複数に(医師看護師)大股開きしといて何今さら純情ぶるんだかと言われ 血が逆流しそうでした。 報告と言うよりも愚痴になってしまいましたが、 もう再構築が無理だと思うと同時に 離婚になったとしても なんとか父親として女の子である娘への思いやりを取り戻して欲しいと思います。 404 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/02/26(土) 16 05 08.83 0 >(出産の時に)複数に(医師看護師)大股開きしといて何今さら純情ぶるんだか 命がけの出産をそんな風にしか捉えられない奴に 娘への思いやりを期待しても無駄だよ。 405 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/02/26(土) 16 11 26.96 0 気遣いというより、親戚への生け贄が逃げると 自分が親戚から責められるからと 餌をあげて懐柔しようとしているだけと感じる。 娘さんを守れるのは399さんだけだから その旦那の真意を見て、離婚後も惑わされないようにね。
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「あのね、わたし…、あんたを死なせたくないの」 シティオブサウスゴータの街外れ。廃れた寺院の中で少女は語った。 ステンドグラス越しの夕日が中央にある始祖の像と、そしてその前に立つ2人の男女を淡く照らし出している。 自分の身長の半分も無い小さな少女の、小さな唇から絞り出される震えるその言葉を、男―――ヒュンケルはじっと目を閉じて聞いていた。 「あんた、いつも無茶ばっかりしてたじゃない。 ヴェストリの広場でギーシュの決闘に付き合った時だって、フーケをやっつけた時だって、……ワルド様が、…裏切った時だって……体中ボロボロなのに、いつもわたしを助けてくれたじゃない…」 高価な水の秘薬を使った水の魔法でも治せない身体で、でもいつも自分を助けてくれた、平民の使い魔ヒュンケル。 『あんたは戦えないじゃない!!下がってなさいよ!』 そう言っても聞く男じゃなかった。 『大丈夫だ』と、いつもその一言で自分の命令を簡単に反故にして。 ボロボロの体の癖にいつも…、いつも、紙一重の勝利をその手に提げて戻ってきてくれた。 ルイズは常にハラハラさせられ通しだった。 そして戦地に笑って赴く彼を助けることができない自分を―――帰って来た彼を癒してあげられない、「ゼロ」である自分を歯がゆく思っていた。 『わたしは結局『ゼロ』のままなのね…』 そう落ち込んだときもあった。 ―――でも、今は違う。 「わたし、あんたのおかげでこの力を手に入れることができたわ。『虚無』の力…。あんたがいなかったら、わたしはずっと『ゼロ』のままだったかもしれない。 ……だから恩返しをしたいの。あんたを助けたい、死なせたくないの……ヒュンケル…」 絞り出すように言って、ルイズはマントを握り締めた。 連合軍撤退のための時間稼ぎとして、ルイズには『虚無』の力を使っての街道の死守命令が下っていた。 死と同義のその命令に殉ずるのはやはり怖かった。 でも、ここはたった一人で行かなくてはいけない。 相手は7万の軍勢なのだ。 今度この使い魔に力を振るわせたら、そのときは間違いなく死んでしまう。 それは絶対に嫌だった。 いつも助けられてきたんだから。 だから今度は自分が守らなくてはいけないのだと、ルイズは堅く決心していた。 マントを握り締め、恐怖を打ち消した。 「今度ばかりはあんたを行かせないから。あんたは早くロサイスに戻って…」 「ルイズ。」 心地いい低音の声にさえぎられて、うつむいていた顔を上げたルイズ。 その瞬間、首の後ろあたりに衝撃を受けた。何?と思う間もなく、一気に意識が遠のいていく。 「ヒュン、ケル…?」 「気持ちだけで十分さルイズ。心配するな。…俺は不死身だ」 薄れ行く意識の中、ルイズはそんないつもの言葉を聞いた気がした。 小高い丘の上。 デルフリンガーを携えてヒュンケルはたった一人、眼下に見えるアルビオン軍7万の軍勢を見下ろしその場所に立っていた。 「いやぁ!かっけーなぁ相棒!『俺は不死身だ。』なんて、かーっ!普通の男じゃ言えないぜ!」 場に似つかわしくないような陽気な声が風に流されていく。ヒュンケルはフッとそれに冷笑を返した。 「少し口を閉じたらどうだ、デルフ」 「いつものことさね!気にしたら負けだぜ、相棒?」 「…そうだな、いつものことだ」 少し楽しげにつぶやいてヒュンケルはデルフリンガーを地面に刺し、そして構えた。 左手に刻まれたガンダールヴのルーンが光る。 「でもよう。いくら相棒でも今度ばかりはヤバイと思うわけだよ」 「そうかもしれんな」 「…なあ相棒」 「なんだ?」 「相棒からはいまひとつ危機感みたいなもんが感じられないんだけど」 「俺にとっては命すら武器の一つに過ぎないだけだ」 「わからんねぇ。なんであんな娘っこなんかのために命を懸けられるのか」 デルフリンガーに言われ、ヒュンケルはスッと目を閉じて考えた。 思い出す、亡き父の顔。思い出した後はゆっくりと目を開いて、それからヒュンケルは手元の剣に向かって笑った。 「あんな小さな女を見殺しにして生き残ったら、俺がいつかあの世に逝ったときに武人だった父に叱られてしまう」 「ははッ、そうかい。じゃあ俺もそんな相棒に応えるためにがんばるとするか。俺だってブチ折られた後、あの世でブリミルに叱られるのはカンベンだ」 左手に光るルーンが輝きを増した。ヒュンケルの心にある熱い闘志に呼応するかのようだった。 「ぬううっ…!!」 体中が悲鳴を上げている。腕の先から砕け散っていくような激しい痛みだった。 それでもなおヒュンケルの闘志は萎えない。 「すげえ!すげぇぜ、相棒!たとえお前の命が燃え尽きようと、俺はお前に会えたこと一生の誇りにするぜ!?」 ルーンの輝きが剣へと伝わり、逆さに構えられたデルフリンガーが聖なる十字架を築きあげる。 「いくぞデルフ!」 「まかせろや相棒!!」 「 グランドクルス!! 」 まばゆいばかりの十字の閃光がハルケギニアの空に輝いた。
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(エロ画像削除嫁2) (前回の話はコチラ→エロ画像削除嫁1) 678 :名無しさん@HOME:2007/07/19(木) 19 00 51 0 何スレか前にセクハラウトのエロ画像・動画を削除した嫁です。 先日の連休にとどめさしてきました。 トメが夫に「連休に来てくれないか」と提案してきました。 自分から来いと言う事は滅多にないトメなので、 旦那と二人で不思議に思いながら行ったところ、 PCをウトが勝手に使えないようにしてほしいとトメに言われました。 ウトがエロ収集を再開し、それがトメにばれたようでした。 夫とトメにウトのエロが明らかになったところで天然を装って 「ウトさんはいつまでもお若いんですねー。 でも、もう少し世間の目を気にしたほうが良いですよー。 嫁の肩を揉んだりとか、お尻触ったりとか、お風呂に顔出したりとか Tシャツをめくろうとするとか、これって世間的には全部 セクハラに当たるんですよー。」 ウトは途中で「ちょっ、嫁子さん」と言いかけましたが そのまま続けて、 「夫さんのお父さんだからと思って今まで言いませんでしたけどー、 世間的にはこれらは全部立派なセクハラなんですよ。 訴える事も出来るんですよー。 私がやめて下さいって言うたびにスキンシップだって笑ってましたけど、 世間から見たらどう思われるか、もうちょっと考えた方が良いですよー。」 顔はあくまでも笑顔のまま、語尾も延ばして 天然っぽくなるように言ってきました。 679 :名無しさん@HOME:2007/07/19(木) 19 03 10 0 GJ!!! 680 :名無しさん@HOME:2007/07/19(木) 19 05 55 0 周囲の反応をkwsk 681 :名無しさん@HOME:2007/07/19(木) 19 09 05 0 マジで訴えてやれ! 682 :名無しさん@HOME:2007/07/19(木) 19 09 08 0 反応plz 683 :名無しさん@HOME:2007/07/19(木) 19 09 15 0 ウトは何か言いたそうにしてましたが、全てトメが制止。 「息子君、嫁子さん、悪いけど今日はこれで帰ってもらえる? 嫁子さんには本当にごめんなさいね。 息子君、あなたからもよくよく謝っておいて。」 と半ば追い出されるようにして出てきましたが、 普段おっとりめのトメがあんなにビシッと仕切るのを初めて見ました。 帰りの道中で夫はひたすら「すまない」と連呼。 セクハラ発言は毎回〆てくれていた夫ですが、まさか行動にまで 移しているとは思っていなかったとのことでした。 今のところ義実家からの連絡は一切ありません。 あまりの静けさがちょっと怖いくらいですが、 全部ぶちまけてものすごくスカッとしたので、 正直ウトがどうなろうとどうでもいいですwww 長文すいませんでした。 NEXT→716
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前ページ次ページ日替わり使い魔 犯人であるロングビルを無事捕らえ、学院へと戻る馬車の中、リュカは当然のごとく「何故生きてるのか」という質問攻めに遭った。 あの時リュカの心臓は、間違いなく止まっていた。実は死んでなかった、などということはないはずである。 だがそんな質問に、リュカは自分が生き返った理由を笑いながら話した。 「……復活の杖?」 「そう。死者蘇生の魔力が秘められた杖なんだよ、この杖は。こっちでは『奇跡の杖』なんて呼ばれてたみたいだけど」 奪還した『奇跡の杖』――もとい復活の杖を左手で弄びながら、簡単に解説する。レックスがゴーレムにギガデインを放ったその影で、ゴレムスが復活の杖を使ってリュカを生き返らせたのだ。 なるほど、死者蘇生などという奇跡が起こせる杖であるならば、『奇跡の杖』などと呼ばれるわけだ。 「はっ……道理で、いくら使おうとしても効果が現れなかったわけだ。そこに死人がいなけりゃ、ただの杖なんだからね」 「あんたは黙ってなさいよ」 腕と足を縛られて床に転がされていたロングビルの自嘲じみた言葉に、ルイズがピシャリと言い放つ。 意図してのことかどうかはわからないが、先ほどロングビルに人質にされた時の台詞を、ルイズがそのまま返したような形になった。 「一つ疑問がある。あなたの妻……確かフローラ。彼女も同じ杖を持ってた」 「そりゃ、世界に一つだけの杖ってわけじゃないからなぁ」 タバサの疑問に、リュカは何でもないといった態度で答えた。その返答に、タバサが珍しく驚いたように目を丸くした。 そして彼女は、少し考え―― 「……誰でも生き返らせられる?」 「誰でもってわけじゃないな。死者蘇生って一口に言っても、生き返らせられない場合もある。そんなに万能じゃないさ。もし誰でも生き返らせられるなら、僕だって――」 「…………?」 「いや……何でもない」 彼女の質問に答えながらも、リュカは最後まで言うことはなかった。何かを振り払うように頭を振り、台詞を強引に打ち切る。 その後、タバサは更に質問を重ねた。主な質問の内容は、復活の杖で生き返らせられる人、生き返らせられない人、その条件である。 それに対するリュカの返答から、蘇生不可能な条件を簡単にまとめると―― 1、遺体の中の生命維持に必要な器官に、治療不可能なほどの重大な欠損があった場合。 これは、病死や老衰などによって、内臓その他が使い物にならなくなった場合も含む。 なお、心臓が貫かれた程度の損傷なら、傷の大きさにもよるが、基本的に蘇生に問題はない。 2、死者の魂が既にこの世にいない、すなわち成仏してしまった場合。 3、死んでから時間が経ちすぎている場合。 その場合は遺体が腐敗し、魂も昇天している可能性が高いため、1と2の条件から言っても蘇生は不可能。 ――と、大まかに言えばこの三つとなる。もちろん、スミスやドロンのような例外はあるのだが。 それを聞いたタバサは、表面上は大して表情を動かしてはいなかったが、どことなく沈んだ様子であった。 そんな彼女の様子に、リュカは何か言うべきかとも思ったが――事情も知らない自分が安易に立ち入って良いものとも思えないので、結局何も言わないことにした。 と―― 「そろそろ着くよ」 そう言うリュカの眼前では森が開け、見慣れた学院の威容が視界に飛び込んできた。 パトリシアから降り、ゴレムスを外に待機させ、ロングビルを連行して学院長へと向かう道すがら―― 「……ひとつ、質問」 リュカのマントをくいっと引っ張り、タバサが小声でリュカに尋ねてきた。 「ん?」 「あなたは最初から『奇跡の杖』の正体を知っていた。もしかして、わざと死んだ?」 「なんでそう思うの?」 「あなたの技量なら、ルイズも自分も助かる道を選べた」 彼女の指摘に、リュカは軽く肩をすくめた。 事実、その通りだ。彼ならばあの場面で、ルイズを抱えてゴーレムの攻撃から逃げることは簡単だった。それどころか、あの質量を真正面から受け止めることさえ可能であった。 だがリュカはそれをせず、ルイズだけ逃がしてあえて死を選んだ。もっとも、ブオーンのような巨大モンスターとの戦闘経験もあるリュカからすれば、あの程度のゴーレムの攻撃で死に切れるか、それ自体が心配でさえあったぐらいだが……それも杞憂に終わった。 それを見抜いたタバサの眼力に苦笑しつつ、その理由を話し始める。 「……このトリステインで、戦いに巻き込まれることがどれほど多いのかは知らない。もしかしたら頻繁に戦うことになるかもしれないし、この先二度と戦わずに一生を終えるかもしれない。 でも、知っておいて損はないと思った。ルイズには、それを知っていてもらいたかったんだよ……戦うってことの意味、その一端でも」 「無駄な危険に他人を巻き込むから?」 「それもある。けどそれ以上に、ルイズ自身が危険だから」 「だから死んだ。ルイズの目の前で」 その言葉に、リュカは「うん」と首肯した。 と――その途端、タバサはリュカのマントから手を離し、ぴたりと足を止める。二歩ほど進んだところでリュカも足を止め、彼女を振り返った。 会話を聞いていないキュルケたちが「何事?」と注目すると――タバサはすぐに、すたすたと歩き始める。 「…………悪趣味」 リュカを追い抜くその時、ぼそりとつぶやいたタバサのその言葉は、リュカの耳にだけ届いた。 彼はぱちくりと目をしばたかせつつ、彼女の後を追う。たっぷり十秒ほど経ってから、ようやっと自分が責められていたことに気付いた。 「悪趣味……か」 その言葉を反芻し、リュカはポリポリと後頭部を掻いた。 「ふむ……まさか、ミス・ロングビルがのう……」 学院長室――そこで一行が報告を終えると、オスマンは苦々しげにつぶやいた。 髭を撫でながらのその姿は、古き賢者といった威厳があった……通常ならば、の話だが。 しかしそんなオスマンを見る、教師陣を含めた一同――特に女性陣から送られる視線は冷たい。そんな視線を集中させられているオスマンは、こめかみから一筋の汗を垂らした。 「学院長……何か言い訳でもあるのですか?」 「い、いや……その……」 居並ぶ教師陣の一人、ミセス・シュヴルーズの鋭い声に、オスマンは言葉に詰まった。 オスマンがこんなに責められているのは、捕まったロングビルが口にした犯行動機によるものである。その動機を一言で言ってしまえば、「学院長のセクハラにムシャクシャしてやった。今は反省している」ということであった。 つまるところ、今回の事件の遠因が、オスマンにこそあるということだ。特に女性陣は、ロングビルに同情的であった。 「…………カーッ! ちょっとぐらい尻を撫でられたからとすぐキレおって! 最近の若いモンは忍耐が足りんわ!」 「開き直りですか」 「見苦しい」 「…………」 怒鳴ることで有耶無耶にしたかったのだろうが、そうは問屋が卸さない。その逆切れ行為は、周囲の視線を更に冷たくするだけで終わった。 オスマンは彼らを納得させるのは諦め、次いでロングビルの処遇に議題をシフトする。話題のすり替えとばかりのその態度に、もう何度目かもわからない冷たい視線が注がれた。 それを懸命に無視しながら、オスマンは「これは内々に処理しよう」と提案するが――悲しいかな、それさえも「学院長のセクハラは有名だから、今更隠しても意味がない」と一蹴されてしまった。 というわけでロングビルは、後日王都へと護送され、裁判にかけられる運びとなった。そして破壊された宝物庫の修繕費は、満場一致でオスマンのポケットマネーから出ることと相成った。 ――事後処理までの案としては、おおむねこんなところである。 「……なんじゃいなんじゃい、みんなして寄ってたかって、こんな年寄りをいぢめおってからに……」 えぐえぐとみっともなく泣きながら机の上に沈んだオスマン。そんな彼には誰一人として構うことなく、集まった教師陣は話は纏まったとばかりに、三々五々に解散した。 そしてその中で、最後に残ったのはルイズ、リュカ、レックス、キュルケ、タバサの五人―― 「おう、なんじゃ……おぬしら、まだ残っておったのか……お手柄じゃったのう……ミス・ヴァリエール、ミス・ツェルプストー、ミス・タバサの三人には何らかの褒章を検討しておくから、今日はもう帰って良いぞ……」 「は、はぁ……」 机の上に突っ伏したまま、ルイズたちに手を振るオスマン。だが視線は机の上に固定されたまま、涙の海に沈んでいるのが何とも痛々しく――ルイズたちは生返事を返すしかできない。まあ自業自得ではあるが。 「オールド・オスマン……リュカとレックスには?」 「彼らは――」 「僕らは何もいらないよ」 オスマンが何か言いかけたところを、リュカがそれを遮って褒章の授与を断った。 だが、そんなリュカの態度に、ルイズたちは明らかに不満顔だった。何せ、今回の件で最も活躍したのはリュカとレックスなのである。彼らが褒章を受け取らないのに、どうして自分たちが褒章を受け取れようか。 しかし、リュカたちからすれば、その手の褒章などもう一杯一杯なのである。今更一つ二つ増えたところで、正直わずらわしいだけだった。 「いいからいいから」 リュカはなおも何かを訴えたがっている顔のルイズとキュルケの背を押し、学院長室から退室させる。タバサはリュカに背中を押されるまでもなく、彼女たちと一緒に退室した。 そして、レックスにルイズたちを任せて一緒に学院長室から出し、扉を閉める。 「……まだ何かあるのかの?」 学院長室に一人残ったリュカが振り向くと、そこではオスマンが顔を上げ、リュカの方に視線を向けていた。どういうわけか、涙の跡は綺麗さっぱりなくなっている。 「復活の杖……あなたたちが『奇跡の杖』と呼んでいる杖のことで。あなたはあれを、どこで手に入れたのですか?」 「ふむ……確か、おぬしたちの故郷にある杖じゃったかの?」 「正確には違いますが、まあそんなところです」 リュカがそう答えると、オスマンは「ふむ」と一拍置いてから、事情を話し始める―― 彼の言葉によれば、それはおよそ二十年以上前のこと。森の中でワイバーンに襲われたオスマンは、そこで死にかけた。 しかし次に気が付いた時、そこはあの世などではなかった。目の前には、自分を襲ったワイバーンと、おそらくそれと戦って相打ちになったのであろう、見知らぬ男が倒れていたという。 「その男が言うには、死にかけた私を救ったのはその杖じゃという。そして彼は、いまわの際にこう言っておった。『ジャハンナはどこだ。マーサ様をお助けしなければ』と。私は、そのまま息を引き取った彼を手厚く葬った。 そして私を救ったらしい彼の杖は『奇跡の杖』と名付け、ここの宝物庫に仕舞った……そういうわけじゃ。 しかし、死者蘇生とは……いやはや、驚きじゃ。となれば私は、あの時一度死んでおったということか。『奇跡の杖』と名付けたのは間違いではなかったということじゃの。知っておれば、あの時彼を生き返らせていたのじゃが……」 「マーサ……ですか。その人は確かに、その名前を口にしたのですね?」 「知っておるのか?」 「僕の母です。今はもう……」 「……そうか」 表情を沈ませるリュカに、オスマンも沈痛な面持ちになる。結局、彼の恩人の願いもむなしく、マーサなる人物は死んでしまったということなのだから。 そしてオスマンは、ならばそのマーサの縁者であるリュカこそが『奇跡の杖』の所有者に相応しいと言って、彼に杖を差し出した。 だがリュカは、恩人の形見は受け取れないと、それを断った。 「そう言わんでおいてくれ。これほどの宝物、こんな学院で埃を被らせておくわけにもいかんて」 「これほどの宝物と言われても……僕からすれば、そこまで珍しい物でもないんですが」 リュカの口から出てきた意外な言葉に、オスマンは「は?」と目を丸くした。死者蘇生などという奇跡を起こす杖が珍しくないなどと、幻聴としか思えないのだろう。 そんな彼の様子に、リュカは苦笑する。 「さっきの話で出てきたジャハンナですけど、そこの武器屋に売ってるんですよ。もっとも、普通は手が出ないぐらいの高級品ですし、そもそもジャハンナ自体が普通に行ける場所ではないのですが」 「な……これほどの物が市販じゃと!? 信じられん……い、いや、そういえばおぬしの奥方も『奇跡の杖』を持っておったのう……」 そこまで驚愕をあらわにするオスマンに、リュカは何か引っ掛かるものを感じた。 彼はしばし考え込み――ややあって、オスマンに質問してみる。 「学院長……ひとつ聞きたいのですが、ここでは死者蘇生というのはそんなに珍しいものなのですか?」 「なんじゃと?」 その質問、そしてそれに対するオスマンの反応。 そこでようやっと、リュカとオスマンは互いの認識のズレに気付いた。すなわち、リュカたちにとって当たり前のように行える死者蘇生が、こちらでは絶対に起こりえない神の奇跡であるという事に。 そして二人は、そこから更に情報交換を始める。 死者蘇生呪文の存在、失った命を呼び戻す『世界樹の葉』、死者蘇生を請け負ってくれる教会の神父――更に即死呪文『ザキ』『ザラキ』の話になると、オスマンは飛び上がらんほどに驚いた。 「即死呪文じゃと!? そんなものがこのハルケギニアにあったら間違いなく禁呪指定されておるぞ!? いや、死者蘇生呪文とやらがあるからこそ、その存在が即死呪文のカウンターとして認識され、禁呪とならずに済んでいると見るべきなのか……?」 「でしょうね……どうやら僕たちとあなたたちとでは、『手遅れと判断される境界線』が大きく違うようです」 リュカが台詞の後で「僕たちにとって死は手遅れではありませんから」と付け加え、そう結論付ける。それに対し、オスマンは「興味深い話じゃのう」とつぶやきながら、水ギセルをくわえた。 その一方でリュカは、先ほどタバサに「悪趣味」と言われた理由が、ようやっと理解できた。自分の死をルイズに見せ付けたことは、思った以上にルイズに深いショックを与えたかもしれなかったのだ。 それこそ、自分が父を失ったあの時のような―― (失敗したかなぁ) 自分の行動を振り返り、リュカは後悔した。だが、後悔先に立たず――やってしまったものは仕方ない。今回のことがトラウマになって悪い方向へと転がらないことを祈りながら、リュカは会話を切り上げた。 そして、学院長室を退室しようとドアノブに手をかけると――思い出したかのように、その背中に向かってオスマンが声をかける。 「そうそう、知っておるかもしれんが、今夜はフリッグの舞踏会じゃ。 事件の解決に貢献してくれた、せめてもの礼じゃ。おぬしとレックス君も参加できるよう、特別に計らってやろう。遠慮せずに楽しんでいきなさい」 アルヴィーズの食堂――その上の階のホールで、『フリッグの舞踏会』は行われていた。 生徒も教師も皆着飾り、テーブルの上に乗せてある料理はどれも豪華。優雅で華麗な舞踏会の光景が、そこにあった。 そんな中、つい先ほどまでリュカたちと歓談していたキュルケは、今は男子たちに囲まれて笑っている。黒いパーティードレスに身を包んでいるタバサも、料理と格闘中だった。 そしてそんな会場を眺めているリュカとレックスは、それぞれトリステイン式の正装に身を包んでいた。オスマンがわざわざ用意してくれたものである。二人ともいつものボサボサな髪は綺麗に整えられ、誰が見ても文句のつけようがない立派な紳士になっていた。 「同じ舞踏会でも、ボクはこっちの方がいいな」 リュカの隣にいたレックスが、舞踏会の雰囲気に微笑をこぼしながらつぶやいた。 リュカも、それには同感だった。思い起こすのは、グランバニアの宮廷で行われる、貴族達の華やかな舞踏会――だがそこに参加する全員が全員、純粋にパーティーを楽しむ為にいたわけではない。 おおらかな国民性を持つグランバニアといえども、権謀術数という単語が存在していないわけではない。国政の上層部に近付けば近付くほどその傾向が強くなるのは、いかなグランバニアとて例外ではなかった。 そんな舞踏会の雰囲気は、いまだ子供であるレックスには、さぞ退屈であったことだろう――だがこの『フリッグの舞踏会』は違う。ここには権威だの何だのといったギスギスした単語は存在しない、心から楽しむパーティーの雰囲気があった。 おそらくそれは、参加している者の大半が思春期の少年少女たちだからなのだろう。その雰囲気は、世界の平和を取り戻して国中でパーティーをした、あの時を思い出させる。 と―― 「あ、あの……」 そんな彼に、少女のものと思われる声がかけられた。 そちらに目を向けてみると、そこにいたのは給仕の一人と思われる、メイドの少女がいた。 「僕?」 「あ、はい。ミス……いえ、ミセス・フローラの旦那様のミスタ・リュカ……ですよね?」 「そうだけど、君は?」 「は、はい! 私、以前ミセス・フローラに助けていただいた者で、シエスタといいます!」 恐縮しながらそう言った彼女――シエスタが言うには、以前貴族の坊ちゃんに絡まれていたところをフローラに助けてもらったらしい。 本当はすぐにでもお礼を言いたかったのだが、彼女の上司のマルトーに、「貴族同士のいざこざに巻き込まれたんだから、礼なんか言う必要はない」と止められていたそうだ。 だが巻き込んだのは自分の方で、助けてもらったのも事実。だからどうしてもお礼を言いたかったのだという。 「そっか、そんなことが……でもフローラが聞いたら、きっとこう言うだろうね。『私は当たり前のことをしただけ。お礼が欲しかったわけではありません』ってね」 「それでも、私はお礼を言わなければ気が済まないんです……ですからミスタ・リュカ。どうか、ミセス・フローラに伝えてくださいませんか?」 「わかったよ」 そのシエスタの懇願に、リュカは苦笑しながら頷く。するとシエスタは「ありがとうございます!」と元気一杯に頭を下げ、まだ仕事があるからと言ってパタパタと慌しく去って行った。 「さすがお母さんだね」 「そうだね」 話を聞いていた息子の言葉に、リュカは微笑をこぼしながら頷く。 そして彼は、ふと自分の手元に視線を落とした。そこにあるのは、赤い液体の注がれたワイングラス――酒にはあまり耐性のないリュカである。手に取ってはいるものの、正直言って飲むのはあまり気が進まなかった。 (でもまぁ……こんな席ぐらいは) 場の雰囲気に当てられたのか、リュカの気分は悪くはなかった。ついついそんなことを考えてしまうぐらいには、気が緩んでいた。 そして彼は、少しだけそのワインに口を付けた。口当たりの良い甘い酸味がいっぱいに広がり――そして同時に、酒気によってほんの少しだけ視界が揺らいだ。 たった一口で目を回すとは、我ながら弱いにも程がある――自身の体質に苦笑しながら、しかしリュカは構わず二口目を口にした。 と―― 「ヴァリエール公爵が息女、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール嬢のおなぁ~りぃ~!」 その時門に控えた衛士の声が響き、リュカとレックスは揃ってそちらに視線を向けた。 目を向けた先では、ちょうどルイズが会場に入ってくるところであった。 その姿は、まさしく大貴族の令嬢に相応しい、この会場の誰よりも綺麗な姿であった。白いドレスに身を包んだ彼女は、『ヴェールをかぶせれば、そのままウェディングドレスで通用するかもしれない』と思わせるほどである。 リュカはそんなルイズに感心しつつ、ちらりと隣のレックスを盗み見る。彼は顔を真っ赤にしながら、ルイズから目が離せないでいた。 (……おや?) リュカはそんな息子の様子に違和感を覚えながら、再び顔を正面に向けた。視線の先では、ルイズが男子たちからダンスの誘いを受けていた。 今まで彼女を散々『ゼロ』と馬鹿にしていたくせに、現金な連中であった。もちろん、そんな連中の誘いをホイホイと受けるようなルイズではない。彼女は全ての誘いを断り、リュカたちの前へとやって来た。 「楽しんでいらっしゃいますか、ジェントルマン?」 「おかげさまで、レディ」 スカートの裾をつまんで頭を下げるルイズに、リュカは右手を腹の前にして深々と礼をする。その堂に入った礼儀作法に、ルイズはくすりと苦笑を漏らした。 「……やっぱり貴族だったのね、あなた。格好も佇まいも、随分堂に入ってるじゃない」 「貴族だろうと平民だろうと、僕の国はハルケギニアとは縁もゆかりもない国だよ。そこでの地位がどうであれ、ここで関係のある話じゃないさ。今の僕は、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールの使い魔……それ以上でも以下でもない」 「あら、言ってくれるわね」 リュカのその返答に、ルイズは満足げにほほ笑んだ。そして彼女は、すっと手を差し出す。 「ねえ、踊らない?」 「喜んで」 リュカはその誘いを受け、彼女の手を取った。その時、横で「あ……」という残念そうな声が聞こえたので、心中で息子に謝りながらも、一曲終わったら交代しようかと考える。 二人はそのまま、楽士の奏でる曲に合わせ、ホールの中央で踊り始めた。多少ぎこちなさの残るリュカのステップも、ルイズのリードのおかげで特に問題なく踊り続けられている。 「ありがとうね」 「ん?」 「助けてくれたでしょ? ゴーレムに踏み潰されそうになった時」 「ああ、そのことか。別に何でもないよ、そんなこと」 「何でもないわけ――」 ルイズはそこで、言葉に詰まった。おそらく、リュカが死んでしまった時のことを思い出したのだろう。 その様子に、これはやっぱり引きずってるかな、とリュカは苦い思いを感じた。 「……怖かったわ。とても、怖かった。リュカが死んだ時の……リュカがもう二度と私の前で笑うことがないと思った時の怖さは、自分が殺されるかもしれないと思った時より、ずっとずっと怖かった」 「ルイズ……」 「あなたが一度死ぬ直前に言ったこと、私にはまだよくわからない。けどそれは、きっと大事なことなんだと思う。上手く言えないけど、私……私……」 「わかってるよ」 考えが上手く纏まらずに口ごもるルイズに、リュカは安心させるようにほほ笑みを見せた。そんな彼に、ルイズもぎこちない笑みを返す。 と――その時、ルイズは不意に「あ……」と何かを思い出したかのように声を漏らし、リュカの右手を注視した。かと思ったら、唐突にその右手を包んでいる白い手袋をめくる。 そこには何もない――綺麗な肌があった。 「ルーン……消えちゃってる」 「え? あ……ほんとだ」 「メイジと使い魔は死ぬまで一緒……死なない限り、契約が切れることはない……」 「そっか。僕は一度死んだから……」 リュカがそうつぶやいたその時、ちょうど曲が終わって二人は足を止めた。 少しだけ――ほんの少しだけ、ルイズは俯いて考える。そして意を決したかのように顔を上げ、リュカを見上げた。 「ねえ……この先まだ、私の使い魔をやってくれる……?」 不安げに揺れる瞳。その視線を受け、リュカは―― 「もちろん」 くすっと微笑をこぼし、ルイズの頭をくしゃっと撫でた。 その返答に、ルイズはぱぁっと顔を輝かせ――だが次の瞬間、ハッとなって顔を真っ赤にする。 「か、かか、勘違いしないでよね!? これは再契約なだけであって、それ以上の意味なんてないんだからね!? そんな意味でしちゃったら、フローラに悪いから――」 「フローラに悪いって……ああ、そうか。契約の方法って、確か……まあ僕も、本当ならフローラ以外にこういうこと許したくはないのは確かだけど」 「で、でも、仕方ないのよね……?」 「まあ、ノーカンってことにしとこうよ」 真っ赤になって必死に言い繕うルイズに、リュカは苦笑して頷いた。「秘密だよ」と言わんばかりに、唇の前に人差し指を立てる。酒が入ったせいだろうか、どうもその辺りの忌避感が薄れているような気がする。 そしてルイズは、リュカを連れて会場の隅に寄って行った。そして二曲目が始まったのを横目に、懐に忍ばせておいた杖を手に取ってルーンを唱える。 「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。五つの力を司るペンタゴン。この者に祝福を与え、我が使い魔となせ――」 そして彼女は杖をリュカの額に置き、ゆっくりと唇を重ねた。 と――その時。 「ああぁぁぁーっ!?」 今まで聞いたことがないほどのレックスの驚愕の声が、リュカの耳を打った。 唇を離し、右手に再びルーンが刻まれる痛みを感じながら、そちらを見やると――わなわなと震え、こちらを凝視するレックスの姿が視界に入る。 (ああ――なるほど、そういうことか) そこでリュカは、なぜレックスが今日無理矢理付いて来たのか、ようやっと理解した。 要するに、彼もそろそろ思春期だということなのだろう。事実を知ったら、彼の妹のタバサはきっと泣き叫ぶに違いない――何せ、「将来はお兄ちゃんのお嫁さんになる」と公言してはばからない、重度のブラコンなのだから。 リュカは、怒髪天を衝くといった様子でずんずんとこちらに近付いてくる息子を見ながら―― (…………こりゃ、言い訳が大変そうだ) 下手すれば家庭崩壊の危機になりそうな予感がして、陰鬱な気分になった。 ちなみに余談ではあるが――その日の深夜。 グランバニア城謁見の間正面の空中庭園にて、リュケイロム王、レックス王子、ゴレムスの三名が犬○家よろしく地面に頭から逆さまに突き刺さっていたのを、見回りのピピン兵士長が見つけて大騒ぎになった。 ――酒気帯びルーラは危険です。絶対にやめましょう。 前ページ次ページ日替わり使い魔
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前ページ次ページゼロと魔王 ゼロと魔王 第5話 決闘! 後編 「諸君!決闘だ!!」 ヴェストリの広場でギーシュが観客に高々と宣言する。 「前置きはいい!とっとと掛かってこい!!」 ラハールは心底気に入らないという風にギーシュに言い放つ。 なぜこのような事になったのか・・・事の発端はこうである。 ラハールは食堂で飯を食った後、あてもなく学院内を適当に散策していた。 だが、どうやら男子寮の方へ来てしまったようだ。 「・・・ここに用はないな」 そう言い歩き出そうとしたところである。 金髪のいかにも軽そうな男がラハールを呼びかけてきた。 「そこの君!待ちたまえ」 「・・・」 無言で相手を見た後、こんな奴に関わらん方が身のためと思い、無視して歩き出した。 「待てと言っているのがわからないのかね?」 「・・・オレ様になんの用だ?」 一応反応はしたがとても面倒くさそうに対応している。 「何、ここは神聖な貴族の子供が学ぶ学び舎だ。君のような子供が来る場所ではないと注意しようとしただけさ」 (こいつ、ぶち殺してやろうか?) そう思ったが、さすがにこんな所で騒ぎを起こすほどラハールも馬鹿ではない。 昨日こういう時にこう言えと言われている言葉を思い出し、相手に言った。 「オレ様は東の方のメイジだ」 「ああ、なるほど・・・君が噂の東の方のメイジか。さすがルイズ!東の方のメイジを召喚したと聞いたから一体どんなのを召喚したと思ったら、ただの子供ではないか!!」 (こいつ・・・ぶち殺す!!) ラハールは無言で相手の近くに行き、右手を差し出す。 「ん?握手かい?本来なら君のような子供とはしないのだがね。今日は本当に機嫌がいいんだ、してやろう」 そう言い、ラハールが差し出した右手に握手しようとした時、 「一回死んでろ!!」 ラハールは手を引込め、拳を作り、思いっきり相手の腹に突きだした。 「ぐふぅ!」 正拳突きが相手の腹に深々とメリこみ、さっと手を引き抜く。 ギーシュはあまりの痛さに悶絶する。 殴った当の本人は・・・ 「昨日棺桶を運んだ時にも思ったが、身体能力まで落ちてるのか・・・」 忌々しそうに刻まれたルーンをにらみつけていた。 「き、貴様・・・貴族相手に・・・手をだして・・・ぶ・・・じで・・・すむと思って・・・いるのか・・・」 「貴族だ~?そんなものオレ様には関係ない!」 「決闘だ・・・!」 「ハァ?」 「決闘だと言ったのだ!!貴族が舐められるわけにはいかない!ゆえに、君に決闘を申し込む!!」 「なぜオレ様がそんなものをしなければならない。それに、オレ様と戦いたいのなら今ここでやればよかろう?」 「貴族というのは、昔から決闘で物事を決めるのでね。それとも何かい?あれだけ大見得をきっておいて自信がないのか?」 「ほ~う、いい度胸だ、いいだろう。その決闘、受けてやろう」 「それでは、四半刻後に「ヴェストリの広場」に来るように」 いう事は言ったと歩き出そうとしたギーシュであったが、ラハールはそこに待ったをかける。 「まあ待て」 「どうした?怖気づいたから許してほしいのか?」 「いいや、この決闘に負けたものは相手の言う事をなんでもきくという事にしようではないか、その方が面白い」 ギーシュは少し考えると、こう答える。 「・・・いいだろう。その提案を受け入れよう」 「言ったな?」 「貴族に二言はない」 「よし、それではまたな」 そして両者は別れた。 「さて、ああは言ったが・・・どうするか・・・」 別に勝てないと思ってはいない、ただ力を制限された状態では少し心許ないというだけである。 「魔王剣は出んし、かと言ってあんなガキ相手にエクスカリバーを持ち出すのもな・・・」 ラハールが使っているからかもしれないが、エクスカリバーと対等に渡り合える魔王剣を持ち出すのも相当ではある。 「どっかからか、適当に剣でも盗ってくるか?それとも魔法だけで相手するか・・・」 しばらく考えたが、相手がどういった魔法を使ってくるかわからないため保険として剣を使おうと決めた。 「決めたまではいいが、肝心の剣がなければ話にならんな。あのじじいあたりに武器庫がどこか聞くか」 オールド・オスマンに武器庫の場所を聞きに行くラハールであった。 「やれやれ、朝から書類整理とは・・・やりきれんな」 「そんな事を言ってないではやく書類を片付けてください、オールド・オスマン」 「しかしのうミス・ロングビルよ、わしも年じゃし・・・」 「よくそんな事が言えますね」 ロングビルと呼ばれた女性は呆れた風に応答する。 いや、実際に呆れているのだろう。 「本当の事じゃ」 「はいはい、そういう事は毎日のセクハラをなくしてから言いましょうね。おじいさん」 笑顔で言ってはいるが目が笑っていない、さすがにこれは旗色が悪いとみて仕事に戻ろうとするが、そこで突然扉が開かれた。 「じじいはいるか?」 入ってきて早々、ロングビルを見て嫌そうな顔をしたが、すぐにオスマンに向き直る。 「なんですかな?」 「武器庫はどこにある?」 「武器庫?あるにはありますが・・・一体どうして?」 「少しな・・・」 なぜいるのか分からなかったが、別にいいかと思う事にした。 伝説のガンダールヴとやらがどういった物か知りたいのも少しはあるが・・・ 「ふむ、それではミス・ロングビル、案内してあげなさい」 「はぁ、それは別に構いませんが」 「い、いや、それなら場所を教えろ、自分で行く」 「そうは言っても、鍵の問題があるからな」 「なら鍵を貸せ!」 「たいしたものが無いとはいえ、そうホイホイ鍵を貸し出すことは出来ませんしな」 「ぐっ!・・・わかった」 「それでは案内してきますがオールド・オスマン、ちゃんと仕事をしてくださいね」 「わ、わかっておるわい」 そう言い残して、ラハールを案内していくロングビルであったが、しかし、ラハールは少し離れて歩いている。 「なぜじゃろうか・・・まあいい、してモートソグニル!ロングビルの下着は見れたのであろうな!!」 このじじいは・・・ ラハールが案内された場所武器庫には、剣・槍・弓・斧やらがかなり置いてあったが、どれもあまりいいものではなさそうな物ばかりであった。 貴族ばかりいる所に好き好んで攻め入るやつがいないし、なによりたとえいたとしても魔法でどうにかできるのだから当然と言えば当然ではあるが。 「・・・ロクなものが無いな」 「まあ、武器なんてなくても魔法がありますしね。必要が無いんですよ」 もっとも、ラハールの魔王城にもロクなものがないのだから文句は言えないのだが。 そうして、適当に物色しているととある物品を見つけ出した。 「ん?この剣、魔力が通っているな」 取り出した剣を抜いてみると、錆び付いていて一見使えそうにないがどうやら芯の部分は生きているようだ。 「しかし変な形だな、サクラが使っていた日本刀とやらに似ておるが、少し違うな・・・まあいい、どうせここにはロクなものが無さそうだしな。これで我慢するか」 「本当にいいんですか?」 「魔力が通っている分他の剣なんかよりずっとましだ、別に構わん」 「そうですか・・・(魔力が通っている?あのクソボロイ剣が?まあ金にはなりそうにないね)」 (さっき剣を抜いた時にこれが光ったような気がしたが・・・気のせいか) 目的の物は手に入ったので武器庫から出る。 それ以外にもこれ以上ここに居たくないのでとっとと退散することにした。 「しかし、それで何をするつもりなんですか?」 「気にするな、たいしたことではない。それではな」 「あ。・・・落ち着きがない子だね」 とラハールに対して評価をするロングビルであった。 そして最初に繋がる。 「言っておくが、僕は魔法を使わせてもらうよ。君もそのどこから持ってきたか知らないが剣で存分に戦ってくれ」 「もとよりそのつもりだ」 両者が構えて決闘が始まるかと思った時に、観客を押しのけてやってきた少女がいた。 「その決闘待った!!」 「ん?なんだお前か」 「なんだじゃないわよ!なんで決闘なんて受けちゃうわけ!?」 「勝手もなにも、オレ様は初めに言っただろう?オレ様は誰の指図も受けん!」 周りからどっと笑いが出た。 さすがゼロのルイズだの色々な中傷が聞こえるが今は気にしていられない。 ラハールが悪魔だという事を知られると自分の命が危ないのだから、いつも言われている事を気にしていられない。 「ギーシュ!貴族の決闘は禁止でしょ!?」 ラハールに何を言っても無駄だと思い、目標をギーシュに変更する。 「禁止されているのは貴族同士の決闘さ、今回は適応されない」 こちらも何を言っても無駄なようだ。 力で分からせるにしても、そんな事が出来るはずもない。 「あんたどうなっても知らないわよ・・・」 「何か言ったかい?」 「別に」 こうなってしまった以上仕方ない、後はバレない事を祈るだけである。 (あとギーシュはボコボコにされろ) 「~~~!なんだ今の悪寒は・・・まあいい、さっさと始めよう」 そう言うと自分が持っていた造花のバラを振る。 振った時に花びらが舞、花びらがいきなり人の形に変形した。 それも7体もである。 「悪いが、最初から本気でいかせてもらうよ」 「お前が戦わんのか?」 「これは僕の魔法さ、それなら僕が戦っているようなものだろう?」 「そうだろうが・・・お前はそれでいいのか?」 「なんとでも言うがいい!さあ行けワルキューレ!!」 ワルキューレと呼ばれた人型のゴーレムは各々の武器が武器を持っている。 それに対して、ラハールは剣が一本だけ・・・何も知らない物が見たらそれこそラハールが勝つとは思わないだろう。 ワルキューレの一体がラハールに槍を振り下ろす。 周りの人間は目を覆うものやあわれそうに見るものなど様々な反応だ。 だが・・・次の光景はワルキューレが吹っ飛んでいくものだった。 「な!?僕のワルキューレが・・・」 やった事は簡単だ、振り下ろされた槍を体を左にスライドさせて避けた後に、ワルキューレを蹴り飛ばしたのだ。 「なんだこの程度か」 さすが力は制限されても魔王である。 本気の殺し合いをしたことのないギーシュとは決定的に経験値が違う。 「くっ!まだだ!!まだ僕にはワルキューレが残っている!!!」 どうやら自分のワルキューレが見た目が子供のラハールに、自分のワルキューレが蹴り飛ばされたのが効いたのか、威勢はいいが完全に冷静さは無い。 ワルキューレ達をラハールに突撃させるだけである。 「ほれほれどうした!威勢はいいがその程度ではオレ様は倒せんぞ?」 そもそも操作するものがそこまで上手くないのだ、冷静さを失ってはロクな結果を残さないのは明白である。 そうこうしている内にラハールが放った魔法の直撃を受けて一体倒される。 (残り5体か・・・さすがに魔法と格闘だけでは辛いな・・・) そうである、かなり余裕そうに戦っているラハールだが、結構本気を出している。 何より金属の中でも比較的に柔らかい青銅を蹴っただけで結構痛いのである。 魔法だって後撃てて3、4発程度だろう。 ギーシュを狙おうにも、一か所に固まっていて突破は難しい。 もっとも、それだと負けた気がするのでやるつもりはない、ワルキューレを全部倒した後に一発殴る予定である。 (仕方ない・・・こいつを使うか・・・) 武器庫から持ってきた剣の柄に手を伸ばし掴む。 すると、左手のルーンが光り出す。 「なんだ?」 光り出したらなぜか体が軽くなった。 力が戻ったのかと思ったが、あきらかに自分の力ではない何かがラハールの力や魔力が強化されているという事がわかる。 「よく分からんがまあいい、さて覚悟してもらおうか?」 「何を言っているんだ、僕のゴーレムは後5体も残っているぞ?」 さすがにギーシュもこれ以上やると自分が負けるのは分かる。 だがここで降参をすればただの負け犬になってしまうので精一杯強がって見せる。 「そうかそうか、自分から降参しなかったことは褒めてやろう。・・・だが、容赦はせんぞ!」 そこからのラハールの行動は素早かった。 ワルキューレの一体の体を両断する。 「そんなにまとまって居たら格好の的だぞ?『一文字スラッシュ』!」 ほぼ一列に並んでいた残り4体のワルキューレを一文字スラッシュで薙ぎ払う。 あと残ったのは、ギーシュ1人である。 ラハールはギーシュに近づき、拳を握る。 「ま、待て!もう降参だ!!」 もうギーシュには戦う力が残っていないのだから降参しかない。 「安心しろ・・・」 その言葉を聞いて、安心した次の瞬間である。 「一発殴るだけだ!」 ギーシュの顔面に拳が入り、吹っ飛ぶ。 手加減して殴ったから死んではいないだろう。 「オレ様の勝ちだな」 ラハールがそう宣言する。 周りからは色々言っている奴がいるが、誰もが驚いた感じではあった。 東の方のメイジと言われてはいるが、明らかに見た目が13,4ぐらいなのだから当然だろう。 そんな喧騒のなかで2人の少女がギーシュに駆け寄る。 「「ギーシュ(様)大丈夫!(ですか!)」」 「・・・あんた誰よ」 「・・・あなたこそ」 一瞬でその場の誰もが黙り込む。 その中でかなり焦っている人物が1人いた。 さっき殴り飛ばされたギーシュである。 当然だ、二股がバレるのだから焦りもするだろう。 「ギーシュ・・・」 「ギーシュ様・・・」 「これは一体、どういう事かしら?」 「きちんと説明してくださいね」 「こ、これは何かの間違いだ!」 ギーシュはそう言うが、今この場の誰もが分かっている・・・間違ったのはお前だろう? 2人の少女はその言葉にブチギレて両サイドから強烈なビンタを同じタイミングで放つ。 「がっ!」 ビンタをした後、2人はその場を何事もなかったように去っていく。 「待ってくれ!モンモランシ―!ケティ!」 聞く気が無いとばかりに両者共に無反応である。 がっくりとしていると、ラハールがとどめをさす。 「お前忘れておらんだろうな?貴様は負けたから今日からお前はオレ様の家来だぞ」 「な!?家来だって!?」 「当然だ、なんでもいう事をきくのだろう?だからお前はオレ様の家来だ」 この日ギーシュは、生涯これほど泣くことはないだろうというぐらいに泣いた・・・ 「ふむ、あれがガンダールヴの力か・・・」 学院長室でオールド・オスマンが深く唸る。 コルベールが知らせに来た時から遠見の鏡ですべて見ていたのだ。 「剣を握ったあたりからあきらかにスピードが上がりましたな」 「スピードだけではなかろうな・・・とにかく今回の事であの者がヴァリエール嬢の言う事を聞かんと言う事がわかったな」 「複雑ですな・・・もし暴走した時にヴァリエール嬢がストッパーにならないのですからな」 「かと言って、ただいう事を聞くのならヴァリエール嬢が野心を持った時には彼がストッパーにならん」 「ではどうすれば・・・」 「彼を敵に回すのは得策ではない、それに使い魔を取り上げるわけにもいかん・・・信じるしかあるまい」 「それしか・・・ないですかな・・・」 「ほれ、この話はお終いじゃ、さっさと授業の準備でもするがいい」 「・・・それでは失礼します」 コルベールは、理解は出来るが納得できないといった感じで学院長室から出て行った。 「しかし、本当に生徒を信じるしかないとは・・・情けない話じゃな」 そう思っても仕方ないのにそう思いたくなるのは、腐っても教師であるからであろう。 そして、自分の仕事に戻るのであった。 前ページ次ページゼロと魔王