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ブレインストーム(フリー) エキスパンション・テーマにとらわれることなく自由にアイデアを出し合います。 コメント・最新 投稿の目安 自由に能力、システムのアイデア(いわゆる“ギミック”)を出し合います。 「……したとき……する能力」といったものでかまいません。小さな原石が光るアイデアを作るのです。 逆に、現在のMTGのルールでは不可能そうなアイデアでもかまいません。素材はたくさん。 Wikiの編集がわからない、めんどくさいという方は、下のコメント欄に入力してもかまいません。誰かがきれいに整形してくれるでしょう。誰かが。 カード案を出すことを目的としていません。アイデアの解説にカード例を提示することは大歓迎ですが、そのカードは製作過程で分解され再構成されてしまう可能性が高いことは念頭においてください。 ストーリー・フレイバーに合わせたカードを作るという手法をとっていません。能力、システムにイメージを乗せることは理解を深めますが、やはりこれも製作の過程で変化していく可能性があることを念頭においてください。(「空を飛ぶイメージで案を出したら、いつの間にか馬に乗っていた」) ※カード案には次のような文法を利用するときれいです。 #blockquote(){(カード名) (マナ・コスト) (カードテキスト) } (例)×○○●×ギルドメイジ フィーリングでいいんです、わかりやすく(?) ●=メイジカラー、○○=能力カラー。つまり変則的な配色を持つギルドメイジ。タイトルの例ではつまり、「赤のウィザードで、青・黒の能力を持っている」。 メイジカラーから、5色の環をどっち回りにするかで1色につき2通り考えられる。合計10通り考えられるが、同じ2色の能力を持つ違う色のウィザードが必ずいる。 3色環境? paluさんの友好世界を考えると、○×○●×((U)が(W)と(R)を持つ) も案としては考えられる。 募集キーワード能力群 『プレインズウォーカー達の戯れ』登場予定だったキーワード能力。新出能力参照。 信仰/Faith、鈍感/Insensitive どうするか。これに基づいてカードを作るか、どうか。 エンチャント条件を合わせてくれるオーラ エンチャント条件が厳しいが、一度エンチャントするとオーラがエンチャント先を条件に合わせてくれる。 エンチャント(パワーがあなたの墓地のカード枚数に等しいクリーチャー) エンチャントされているクリーチャーのパワーは、あなたの墓地のカード枚数に等しい。 エンチャント条件の厳しさから、非常にオーラが外れやすい(特にパワー/タフネスは効果の適用順の関係で、このままではうまく機能しづらい)。 コメント† >キーワード能力 まずはパックテーマが「墓地」だけなのか、「PW」「ボトム」も含むのかを決定する必要がありでそうですね。 世界観は引継ぎで、PWメインになるパックを次に作ることを提案します。 今は墓地メインで、少しだけPWやボトムという形式にしておいて(例えばPWは白、ボトムは青だけ) 別のパックでそれを引き継いでメインにしたらいいかなと。 なので、作りはするが、枚数は少ないが良いかと。 鈍感は作るとしても能力ではなく、幻影クリーチャーくらいの数枚緑にいるぜ。 くらいの扱いが良いかなと思います。 paluさんのアーティファクトでこの能力というのは、個人的に合わないと思います。 >ギルドメイジ 面白そうですね。ただ、メイジを使うとなるとアラーラ同様の3色環境でしょうか? 何色環境かも決めたほうが、後の作成が楽かもしれません。 paluさんの友好世界を考えると、○×○●× も案としては考えられますね。(U)が(W)と(R)を持つような。 >案 paluさんの案ですが、 ・種族ではなく色のロード 箱庭では様々な種族が存在し、それらが各勢力を形成します。 そのため、種族は違っても同じ勢力に属していれば強化させるようなロードの存在は面白そうです。 なんだか、世界観(種族ではなく色による集まり)を考えると、色が中心になりそうですね。 ただでさえテーマが多いので、色まで隠しテーマにいれちゃって大丈夫なのでしょうか^^; -- 鬼識 (2008-12-27 13 07 46) 色と部族 自分はテーマというほどのものではないと思ってる。色と部族それぞれ塗り別けが難しそうだけどね。 プレインズウォーカーはテーマとして面白いから、というより前例がないので、3パック全部に登場して欲しいかな。 プレインズウォーカーxxxxx(プレインズウォーカー) xxxxxの○○(インスタントあるいはソーサリー) xxxxxの△△(クリーチャー) のサイクルを、3色(中心色―友好2色と中心色―対抗2色)で第一パックと第二パックで5つずつと、第三パックで5色プレインズウォーカー1枚で大サイクルってのは、 本スレでも似たような事が言及されてたけど、浪漫だしやってみたいのだよね。 ライブラリーボトムは、知恵カードみたいな物になると思う。そうすると輪廻の存在がネックだけど、そっちは誰かと何かが何とかしてくれると期待しているかな。 -- nanashi (2008-12-27 23 19 51) なるほど。ちょっと色に拘りすぎましたか^^; PWは使いたいですが、墓地とまったく関係ないのが辛いですよね。 むしろ、箱庭の世界観的には、PW 墓地って感じなのも… PWを本当にメインに持ってくるなら、PWに関するTermの作製が必要ですかね。 3色環境ってのが、アラーラとかぶっているのが非常に気になってしまう アラーラとは違いを付けたいですねぇ。 >知恵カード いまいち分かってないですが、ボトムを公開して〜系ってことですかね? 個人的には、墓地を増やしたいのか減らしたいのか、色によって分けるとおもしろかもと思ったり ・墓地を増やしたい 白緑青 墓地の枚数やカードによって強化 輪廻 修練 自己サイクリング ・墓地を減らしたい 黒赤青 墓地暴勇 除外(埋葬) 墓地コスト 青は輪廻で墓地を減らす みたいな。墓地暴勇はらくどすの影響か、赤黒ってイメージが強いので。 緑白はスレッショルドの影響か、墓地が多い方が嬉しそうです。 -- 鬼識 (2008-12-28 08 59 05) プレインズウォーカーですね… “墓地とは直接関係がない”のではありますが、しかしながら“大型エキスパンション”という位置づけでもありますのでPWの居場所も十分にあると考えます。 同様に、 とても広いカードスロットを埋める(という言い方が適切かどうかはわからないですが)のに必要なシステムやギミックをここで用意していきたいと思います。 -- オカメ八目 (2008-12-28 12 24 06) 知恵カード システムとしての扱い、規模が、ということです。言葉足らずでした。 -- nanashi (2008-12-28 13 12 51) 名前 コメント †
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前ページ次ページゴーストステップ・ゼロ ニューカッスル城の宝物庫で不思議な光景が展開されていた。 小さなオルゴールを掌にのせたまま微動だにしない少女を3人の男が見守っている。 未だ歳若い貴公子は少女の様子に戸惑い。 逞しく精悍な青年は少女の様子を驚きと期待をもって見つめている。 最後の一人、少女の使い魔たる男だけがただ当然の事と受け止めていた。 ゴーストステップ・ゼロ シーン22 “Parting salutation Ⅱ / わかれのことば Ⅱ” シーンカード:ニューロ(完成/成功。衆人の耳目を集めるほどの完璧な結果。最終目標の達成。) しかし。 「以下に、我が扱いし『虚無』の呪文を記す。 初歩の初歩の初歩。 『エクスプロージョン(爆発)』」 少女……ルイズの唇からその言葉が紡がれた瞬間、ヒューの手が素早く動き、オルゴールの蓋を閉じてしまう。 その瞬間、唐突に夢から覚めた様に周囲を見回したルイズは、暫く事態を把握出来なかった。 「おめでとう、ルイズお嬢さん。 それが君の『魔法』だ。」 ヒューにそう告げられても未だルイズはぼんやりと掌にあるオルゴールを見つめている。 ウェールズは何事が起きているのか未だ把握してはいなかったが、残る一人……ワルドは理解した。 そう、とうとうルイズが『虚無』に目覚めたのだ、しかもそれはレコン・キスタの盟主クロムウェルや自分の手ではなく、ルイズの使い魔……ヒューによって。 ワルドは内心、臍を噛んだ。ルイズが『虚無』に目覚めた以上、最早コンプレックスを利用して彼女をレコン・キスタへと誘う事は出来ないだろう。 いや、彼女が『虚無』に目覚めたという事はレコン・キスタの正当性も疑われる事と等しい。何しろ“聖地を奪回しようとしなかった王家に成り代わる”と宣言して蜂起したのだ、ルイズの実家は言わずと知れたトリステイン王家と血縁関係にあるラ・ヴァリエール公爵家だ、正しくレコン・キスタの主張とは相反する家の娘だった。 そんな思考に没頭しているワルドの耳にルイズとヒューの会話が飛び込んで来る。 「ヒュー、貴方この事を知っていたの?」 ルイズは掌の中にあるオルゴールをみつめながら自分の使い魔に問いかける。 ヒューはルイズの質問にただ頷く事で答えた。 「どうしてそう思った?」 「だって、貴方だけ驚いていなかったもの。 ……理由、教えてくれるんでしょうね?」 そう聞いてきた主に使い魔は自分が知りえた情報を教えはじめる。 「実は『虚無』そのものに関する情報はそこまで知らないんだ。 知っていたのはルイズお嬢さんが『虚無』の使い手であること、使い手になる為の条件及び覚醒手段、具体的にどういった呪文か……、そんなところだ。」 「どうして教えてくれなかったの」 「ルイズお嬢さんも知っての通り、オレは平民で魔法は全くの門外漢だ、教えたところで信用したかい?」 「それは…分からないけど」 言い返しつつも、ルイズは自分が信用しなかったであろう事を確信している。理由はヒューが言った通り、『魔法』を使えない者にいくら「貴方は『虚無』の使い手だ」と言われた所で、信用するどころか怒り狂っていただろう事は想像に難くなかった。 そんな二人の会話に割って入ってくる人物がいた、先程まで呆然と目の前の出来事を見ているだけだったウェールズ皇太子だ。 「ちょっと良いかな? 話を聞いているとヒュー君は『虚無』の使い手になる為の条件とその覚醒手段を知っていると言っていたが。」 「ええ、又聞きですけどね。」 「そのような情報、一体誰から……」 「もしかしてオールド・オスマン?」 ウェールズの疑問にルイズは自分が知る内で一番知っていそうな人物の名前を挙げる。 だが、それに対するヒューの答えは「否」だった。 「じゃあ、誰から聞いたのよ」 【オレサマだよ娘っ子】 「デルフ?何でアンタがそんな事」 【そりゃあオレサマが“ガンダールヴ”の為の剣だからさ】 「“ガンダールヴ”?何よそれ」 【ブリミルのヤツが使役していた四人の使い魔の内の一人。 主人が呪文詠唱をしている間、無防備な主人を守る役目を担うのさ。 まぁ、オレサマの正しさはさっき娘ッ子が証明したわけだが。】 インテリジェンスソードの言葉にヒューを除く三人は息を呑む、デルフの後を継ぐようにヒューが話し始める。 「デルフから聞いた覚醒条件は次の3つ、ついでに俺の見解も入れようか。 1つ、始祖ブリミルに連なる血族である事。 恐らく始祖ブリミルの遺伝子……血に『虚無』を使用する為の因子があるんだろう、その因子がある程度強い事が『虚無』の使い手としての最低条件なんだろうな。 1つ、『系統魔法』が使えない事。 『虚無』を扱う為の因子が使い手レベルにまで強いメイジは、その因子の影響で『系統魔法』が正しく発動出来ないんじゃないかと思う。又、反対に因子が使い手レベルまで達していない場合、その因子は『系統魔法』の使用に影響を及ぼさないんだろう。 1つ、各王家に伝わる<ルビー>を指に嵌めた状態で<始祖の秘宝>を使用する事。 これは一種の安全装置なんだろう。王家の血が拡散してしまった場合、可能性として『虚無』の使い手の重複という事態が考えられる、その時に使い手を限定する為の仕掛けなんだろうな。 まぁ覚醒条件や方法が伝えられていないのは間抜けと言う他ないけど……。」 ヒューの話を聞いていたルイズはそこで一つ不思議な違和感を感じた、何だろうと思って話を数回頭の中で反芻し、この旅を始めてからこの宝物庫に至るまでの情報と照らし合わせた時、その違和感は明確な疑問としてルイズの口から溢れ出た。 「ちょっと待って頂戴、ヒューとデルフの言う事が正しいとしたらレコン・キスタのクロムウェルとかいう男はいずれかの王家の血を継いでいるという事になるんじゃないかしら?」 ルイズの言葉にヒューは頷きながら、その疑問に対する自分なりの答えを返す。 「その可能性はあるな。しかし、恐ろしく低い可能性の話だ。 確かに条件の1つ目と2つ目は王家の落胤ということでクリアできるだろう、しかし3つ目がネックだ。 『魔法』も碌に使えない一介の司教にガラクタ同然とはいえ王家の宝たる<ルビー>や<始祖の秘宝>を触らせるか?ありえないね、確かに可能性はあるだろうがかなり低い物だろう。例えるなら砂漠で小粒のダイヤを探す事に等しいな。 どちらかというのなら、クロムウェルが使えるという『虚無』は『虚無』と称する別の何かの可能性が高い。」 「ちょ、ちょっと待ちたまえ! ではクロムウェルが成したという奇跡はどう説明するんだ!」 ヒューの答えに声を荒げたのはワルドだった。だがそれは当然だろう、仮にヒューの言葉が正しいとすればレコン・キスタの正当性が崩れてしまう。いや正当性など元より無く、ただ詐欺師に担がれた愚か者の集団と言われても言い返せなくなってしまうのだから。 ワルドの言葉に返したのはウェールズ皇太子だった。 「そうか!<アンドバリの指輪>だな?ヒュー君が先程言っていた先住の秘宝の力をクロムウェルが『虚無』と称しているのなら……」 「<アンドバリの指輪>?ウェールズ殿下それは一体」 不安を押し隠しつつワルドが尋ねると、ウェールズが激しい憤りを声に滲ませながらもヒューから聞いた<アンドバリの指輪>の詳細を話し始める。 「私も先程ヒュー君から聞いたばかりなのだが、水の精霊が持つ秘宝に<アンドバリの指輪>というものがあるらしい。 その秘宝の能力を聞いた所、クロムウェルが使うという『虚無』に酷似しているのだよ。」 「な、なんと。それは本当なのか?」 「ああ、デルフからの情報だからな、可能性はある。」 ワルドから尋ねられたヒューは簡潔に肯定する。 ワルドはあまりな展開に呆然と立ち竦んだ、それはそうだろう理想と野心を胸に汚れ仕事も厭わず働いてみれば、その実ペテンに掛けられていたのだから。 ウェールズにとっても予想外と言うしかない真相だった。内乱が勃発して以降、次々と離反する忠臣に戸惑いながらも誇りだけを胸に今の今まで戦ってきたのだ、もうどうしようもない最後を迎える時になってこの様な事を知る事になるとは。 ウェールズの心にはトリステインから来た少女の目覚めを見た高揚は最早どこにもなく、やり場の無い憤りだけが渦巻いていた。 そんな時、トリステインから来たもう一人の男、知りたくなかった真実をあっさりと告げた男の声が宝物庫に響き渡る。 「ところでルイズお嬢さん、どうするんだい?」 話しかけられたルイズは暫く自分の使い魔が何を聞いているのか理解できなかった。 「え?」 「お嬢さんが修得した『虚無』は名前からすると攻撃系の呪文の様だからな、ここで王党派の援護に使うのもアリかもと思ったんだよ。」 確かに、先程オルゴールから響いてきた呪文の名称は『エクスプロージョン(爆発)』というものだった。 この名前で治癒系という事はないだろう、実際の所は使ってみないと何とも言えない。しかし、伝説とはいえ呪文一つでこれ程の戦力差を覆せるものだろうか、そう思っているとデルフリンガーの嗄れ声が聞こえてくる。 【なぁ、娘っ子。一つ教えておいてやる『虚無』っていうヤツは使った精神力に比例して効果が出るのさ、とはいえ仮にも伝説って看板を背負ってるからな、最低レベルでもかなりの威力が見込めるはずだ。 どちらにしろ使うのは娘っ子、お前ェだ“何に対して呪文を使うか”そこん所よっく考えてからぶっ放すんだな。】 「デルフ……」 デルフの忠告ともとれる言葉を聞いたルイズはヒューに向き直ると気になっていた事を口にした。 「ヒュー、貴方はどう思っているの?」 「俺がルイズお嬢さんに『虚無』の件で話をしていなかったのは、さっき言った通り門外漢であるっていうのが一番大きかったんだ、さらに言わせてもらうと周囲に対する影響力やお嬢さんの扱いに関する懸念もあったからな。」 「影響?」 「ルイズお嬢さん、トリステインは言うに及ばずハルケギニアの王家っていうのはゲルマニアを除いて“始祖ブリミルの直系”というのが一つの特徴だろう? だが、同じ血筋で『虚無』を使う家系があったらどうなる?本家にも扱えない『虚無』を分家の娘が扱える……、レコン・キスタじゃないが、お嬢さんを担ぎ上げようとする連中は少なからず出てくるだろうさ。 俺が聞いた話だと、始祖ブリミル以外『虚無』を使えたヤツはいないらしいからな、それなりの騒ぎになる可能性はあると思う。 それに、お嬢さんの扱いにも関わってくる。『虚無』を強力な武器と見て軍事利用するヤツは必ずいるだろうから、『虚無』の事を知る人間は極力減らすか、相手をよく見定めて協力者を増やすようにするべきだな。 本音を言えばこのまま“『魔法』が使えないメイジ”を装う事をお勧めするよ。」 ヒューのあまりな提案にルイズは戸惑った。ヒューと出会う前のルイズなら容易く暴発しただろう、しかし今のルイズには彼の言わんとしている事が理解できた、できてしまった。 『虚無』に目覚めた時は嬉しかった、嬉しくないはずがない。貴族であれば使えて当然の『魔法』という力を手に入れたのだから、……けれども手に入れた力はあまりにも大きな『虚無』という力。 メイジや貴族であれば当然ある高貴なる者・力を持つ者の責任や義務、しかしルイズに背負わされたそれは一介の貴族のそれとは比べ物にならない程、重く大きなものだ、その力はルイズという小さな少女にはあまりにも不釣合いだった。 渡せる物ならば誰かに渡したい、何故自分なのか。こんな大きな力はいらない!こんなただそこにあるだけで周囲に騒動を巻き起こす災いじみた力なんて……。 「どうしてよ、せっかく自分が使える系統が分かったのよ?私にはそれを誇る事すら赦されないと言うの? 何の為にこれまで頑張ってきたのよ、こんな酷い力を手に入れる為だったの? ヒュー、教えてよ……もう何も考えられないよ……」 宝物庫にか細い少女の嗚咽が零れ落ちる。レコン・キスタの真実を知って憤っていたウェールズも、呆然としていたワルドもルイズの嘆きに言葉を掛ける事が出来なかった、彼等にとってみれば『虚無』に目覚める事は祝福に等しい事だと思っていたのである。 しかし、残る男……ヒュー・スペンサーという男の話を聞くと、決してそれが祝福と同義であるとは思えなかったのだ。 貴族として生まれたにも関わらず、特定の条件を満たすまでただの落ち零れ・無能者として扱われ、『虚無』に目覚めたとしてもその強大な力故に波乱の原因となってしまう、祝福と同時に与えられた呪いと言っても差し支えないだろう。 ヒューはルイズを近くにある椅子に座らせると、ルイズと目線を合わせて穏やかな声で話し始めた。 「そうだな、酷い話だ俺が知っているドラマでもここまで酷いのはあまり無い位さ。 けど、これから……今からがルイズ、君の本当の物語の始まりなんだろう、残念な事に俺はそろそろ退場してしまうけど、何、君には頼りがいのある友人もいる、会った事はないけど誇り高くて優しいご家族もいるだろう? つらかったら頼ってみるといい、その人達はきっと文句を言いながら助けてくれる。何といっても君が『魔法』を使えない時からの付き合いなんだから。」 「ヒュー……貴方、何言ってるのよ。」 ルイズはいつもの彼らしくない言葉に戸惑う、いつも飄々と人を小馬鹿にしたように話すのがヒュー・スペンサーという男だったのに、今の彼は真摯に話しかけてくる。 「お別れの言葉ってやつだよ御主人様。自分の身体の事はよく知っているパーティーが始まる前にも言っただろう? どっちみちトリステインまでは持たない、最後の懸念だったルイズお嬢さんの『魔法』も見つける事が出来たし。悔いも思い残しも無い、『虚無』をどう使うかは君が自分で決めるんだ。 大丈夫、自分を信じる事だ。君は俺の御主人様なんだからきっと正しい道を選んでくれると信じているよ。」 そう言ってウィンクしたヒューに言葉を返そうとした瞬間、ルイズの意識は深い闇に落ちていった。 耳に「XYZ」というヒューの言葉を残して。 宝物庫で意識を失ったルイズを寝室まで運んだ後、三人の男はバルコニーで会話をしていた。 「君は本当にルイズの元から去るつもりなのかい?」 「ああ、お嬢さんも『魔法』を手に入れた事だし、ちょうど良い頃合いだろう。 そうそうウェールズ殿下、聞きたい事が一つと頼みたい事が一つあるんだけど良いかな?」 「何だね?」 「モード大公の事件の事なんだが、個人的にどう思っているのか聞かせてもらいたい。」 ウェールズはヒューの質問に辛そうな表情を浮かべると、個人的な見解だと断りを入れて話し始める。 「あれは痛ましい事件だった、確かに叔父上の愛妾は少々問題がある人物だったが果たしてあそこまでする必要があったのかと言われれば首を捻らずにはいられない。」 「というと、皇太子殿下としてはやりすぎだったと?」 「ウェールズ・テューダー個人としてはそう思う」 生真面目なウェールズの返答に苦笑すると、ヒューは頼みを口にした。 「ふむ、そういう事なら任せたまえ。その秘密は僕が墓まで持って行こうじゃないか。」 「ワルド子爵にも頼みたいんだが。」 「分かった、今の会話は決して口外しない事をこの杖に誓おう。」 二人の誓約を聞いたヒューは椅子の背凭れに身を預けると、口元に悪戯っぽい笑みを浮かべてウェールズにとある女性からの伝言を伝える。 ヒューからその伝言を聞いたウェールズは快活に笑った後、「これは意地でも負けられないな」と口にしてバルコニーから去っていくのだった。 ウェールズが去った後どれくらい経っただろうか、手にしたワインをぐいと飲み干すとワルドはヒューに話しかける。 「ヒュー・スペンサー、やってくれたな」 「何の事だい?子爵」 ワルドに返すヒューの口調はいつも通り、飄々としてつかみどころないものだった。 「賭けの事だ、あんな隠し札があってはな。 元々勝てる賭けではなかったということだ。」 「大負けする前に下りる事ができたんだ、感謝される事はあっても恨まれる覚えはないな。」 「ああ、その件に関しては感謝はしている。しかしだな、貴様の手の内で良い様に転がされていた事は屈辱でしかない。」 「それについては転がされるような場所にいた自分を恨むんだな、こっちは自分の身を守ろうとしていただけだ。 ところで子爵、貴方はいつからルイズお嬢さんが『虚無』だと気付いた?」 「まぁ、今更だから答えるが。 レコン・キスタの方から『魔法』を使えない貴族を監視しろと命令が来たんだ。その後、レコン……面倒だな連中の蜂起があった時に『虚無』を掲げていたのでね、それでピンときたのさ。 脅威にならない者を何故監視する?もしも『虚無』を掲げる連中の反対勢力にその『虚無』が現れたとしたら? 連中の正当性は瞬く間に崩れ去るだろう、ならその監視対象こそが『虚無』の使い手である可能性が高いと思っていたんだ」 「なる程、良い読みだな子爵。しかし、ここでもう少し踏み込んで考えないか?」 「何だと?」 悪戯っぽい笑みを浮かべたヒューにワルドは訝しげな顔をする。 「おかしいと思わないか?“クロムウェルは『虚無』を使えない”これは確定している、確率的にありえないからな。」 ヒューの言葉にワルドはハッとした表情を浮かべる。 「ならどうして子爵は命令を受けたと思う?答えはある程度限られるから分かりやすい。 そう、レコン・キスタ……連中の後ろには『虚無』の使い手がいるのさ。 ゲルマニアとトリステイン以外の2国の何れかがな、一応は想像の範囲だがそう間違ってはいないはずだ。 ところでワルド子爵、ガリアとロマリア…この2国の王族で『魔法』が使えない人物はいるか?」 ヒューの質問にワルドは搾り出すように言葉を返す。 「ロマリアは分からんが、ガリアの現国王ジョゼフ1世は“無能王”と揶揄されると聞き及んでいる。」 「となるとその男が絡んでいる可能性が高いな、国王ともなれば<アンドバリの指輪>の入手も無理ではないだろうし。」 「となると“無能王”という評判も……」 「偽装と考えるべきだろう、何を考えて事を起こしたのかは情報不足で何とも言えないが、恐ろしく狡猾な人物だと思った方が良いだろうな。 子爵、トリステインで対抗できそうな人物に心当たりは?」 「マザリーニ枢機卿とルイズの父君ラ・ヴァリエール公爵位だろうか。他の貴族はあまり信用できないか政治家としては……。」 「ルイズお嬢さんの味方に引き込むなら父親からだな、下手に中枢にいる人物に『虚無』の事を教えるとロクでもない事になるのは間違いない。 枢機卿に明かすかどうかはルイズお嬢さんや公爵を交えて協議してくれ、出来る事ならアンリエッタ姫にも伏せさせるべきだろう、後は……そうだな宗教関係には気をつける事だ。 宗教がからむと理性的な人物でも歯止めが利かなくなる傾向がある、今のアルビオンが良い例だ。」 「まぁ、そんな所だろうな。しかし、ヒュー・スペンサー、よく僕を信用する気になったな」 ワルドはそう言うと不敵な表情を浮かべて、ヒューを見る。 そんなワルドの顔を見たヒューは苦笑しながら答える。 「子爵は生真面目な性質だと思ったんでね、こちらから裏切らない限りそうそう裏切る事はないだろう?」 ヒューのその言葉に「フン」と鼻を鳴らすとワルドは空になったグラスに再びワインを注ぐ。 「短い付き合いで良くもまあそこまで見れるものだな。」 「仕事柄人を見る目は鍛えたのさ。それはそうとルイズお嬢さんの事宜しく頼む。」 「君に言われるまでも無い、彼女は僕の婚約者でもあるんだ。安心したまえ」 ワルドの返事を聞いたヒューは音も立てずに立ち上がると、テーブルから離れていく。 数歩程歩いた所で振り向いたヒューがワルドに声をかける、その顔はパーティー会場からの光の所為で影になっており、どんな表情をしているのかワルドには分からなかった。 「そうそう子爵、一つ聞きたい事があるんだが?」 「餞別代りだ何だろうと答えよう。」 「クロムウェルは近くに来ているのかい?」 「明日の首検分の為に本陣に来ているはずだ。」 「なるほど、助かったよ。じゃあなワルド子爵」 「さらばだ使い魔君」 そうして、ヒューはパーティーの群集の中に消えていった。ワルドも最早そちらを見ようともしなかった。 ヒューが廊下を歩いていると踊りつかれたのか、ギーシュが椅子に腰掛けながら冷えた果実酒を飲んでいた。 「よう、ギーシュ。楽しんでいるようだな」 「やあヒューじゃないか、身体は大丈夫なのかい?」 「ぼちぼちといった所だ、ほどほどにしておけよ?」 「これ位で酔うほど柔じゃないさ、しかし分からないものだね」 「何がだ?」 「いや、ついこの間決闘をやらかしたのに、今では一緒にアルビオンまで来ている。 何とも不思議じゃないか。」 「人と人の関係なんてそんなものさ。 昨日まで友人だったヤツが足元で倒れていたり、ついさっきまで殺し合いをしていた相手と背中を預け合いながら戦ったりな。」 「むぅ、そんなものかね。」 「ああ、そうだとも。だからギーシュ、後悔するような事はするなよ?」 「そっそれはモンモランシーの事を言っているのかい?」 「何も言わずに出てきたんだ、少々の折檻は覚悟するべきじゃないか?」 からかうヒューの言葉にギーシュの顔色は青くなる。 「な、何か良いアイデアは無いかな?」 この期に及んで誤魔化そうとするギーシュにヒューは肩を竦めると、笑いながら忠告めいた事を告げる。 「女の勘は馬鹿に出来ないな、下手な嘘や借り物の言葉で誤魔化しきれると思っていたら甘いと言わざるを得ないぞ。」 「うう、やはりそうなるかね。」 「何、モンモランシーもオーガじゃないんだ、誠心誠意説明して謝れば赦してくれるだろう。」 「ああ、そうするよ。」 「じゃあな頑張れよ」 「うん、ありがとう。お休み……あ、あれ?ヒュー?」 礼を言おうとヒューがいただろう場所にギーシュが目を向けると、その場所どころか廊下の何処をみてもヒューの姿は見えなかった。 ギーシュと別れ自分にあてがわれている寝室へ向かっていると、部屋の前にキュルケとタバサが待ち構えていた。 「ヒュー、何も言わずに行こうだなんて水臭いんじゃない?」 「お嬢さん方はパーティーを楽しんでいるものだとばかり思っていたんでね、そんな野暮はしない事にしてるのさ。」 ヒューはそう言いながら、寝室へ入っていく。 キュルケとタバサは廊下に立ったまま中を見ている。 「ルイズにはもう言ったの?」 「ああ、納得はしていないだろうがな。」 「当然」 タバサの咎める様な言葉に苦笑すると、ヒューは部屋から出て廊下を進む。 二人はその後を付かず離れずの距離でついていく。 どれほど歩いただろう、唐突にヒューが二人に話しかける。 「二人に頼みがあるんだけど、頼まれてくれるかい?」 「とりあえず言ってごらんなさいな。」 「出来る事と出来ない事がある。」 「簡単さ。魔法学院にいる間だけでいい、ルイズお嬢さんの力になってやってくれないか。」 「あら、ツェルプストーにヴァリエールの世話を頼むだなんて正気?」 ヒューの言葉にキュルケは冗談めかして答える。 「そうだな、言い方を間違えた。 せいぜい弄ってやってくれ、泣かない程度にな。」 「了解。ヴァリエールを弄るのはツェルプストーの役目だもの、せいぜい楽しませてもらうわ。」 「意地っ張り」 「あら、それは違うわよタバサ、私の家とヴァリエールはこれ位でちょうど良いのよ。 下手に仲良くなったら色々大変だしね。」 三人の歩みはニューカッスル城本丸のゲートまで続いた。 「ヒュー、そういえばワルド子爵はどうするの?」 「ああ、その事なら大丈夫。 上手い具合に説得できたからな。」 「どうやって?」 タバサの質問にヒューはクロムウェルの『虚無』の正体の予測を話して聞かせる。 「そういった訳でな、連中は遠くない未来に瓦解する可能性が高いはずだ」 「へぇー、そんな秘宝があったなんて初耳だわ。」 「私も」 「精霊……いや『先住魔法』絡みの情報だからな、そうそう手に入るモノでもないだろう。」 「それもそうね、実際『先住魔法』については未だによく分からないし。」 「ヒュー、聞きたい事がある」 「タバサ?」 「世話になったからな、俺が答える事が出来る事なら答えよう。」 「姿を消す方法を教えて欲しい」 タバサの質問にヒューは答えても良いものか暫く考えはしたが、結局答えることにした。 世話になったというのもあるが、最早死んでいく自分が残せるのはこういったモノしかないのだろうと考えたからだった。 「じゃあ、置き土産代わりに方法だけ教えていく。 大体は手品と同じで相手の意識外・視界外で動く事、これが一番重要だ。 人の視界や動体を認識する能力は正直そこまで優れていない、例外はあるけどね。例えば動く物を見る場合だが。人は左右の動きを追う力と上下の動きを追う力を比較した場合、左右の動きに強い……言い換えると上下の動きに弱いと言える。 後は相手や周囲をよく観察する事、動く際に躊躇しない事、環境を利用する事。 こういった諸々の条件を複合させれば出来るはずだ。」 「わかった」 頷いたタバサの頭をワシャワシャとかき混ぜると、ヒューは二人に「これから色々大変だろうが頑張れ」と言い残すと暗闇の中に消えて行った。 そう、まるで最初から存在すらしていなかった“幽霊(ゴースト)”の様に。 前ページ次ページゴーストステップ・ゼロ
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ステッカー一覧 ※みんな大好き塊魂アンコール+王様プチメモリー限定 新要素の各ステージに隠されたステッカーを集めるもの 一度写真にとると消滅してしまう。 1ページコンプリートごとにカメラで使えるフレームがもらえる ステッカーを撮るにはプレゼントのカメラが必要 とにかく大きく〇〇で撮れるものはいそいで大きく〇〇では撮れない。 ステッカーが貼ってあるモノを巻き込むとステッカーが消滅する。一度セレクト広場に戻る必要がある。 1ページ目 ステッカー名 ステージ 具体的な場所 バベルの塔 とにかく大きく1 壁に掛けてあるカレンダー ドラゴンバスター いそいで大きく1 ソファーとタンスの掛け橋になっている絵の裏 超絶倫人ベラボーマン とにかく大きく2 ダンチの外壁、ベランダのトラネコの下 ナムコクラシック いそいで大きく2 イヌゴヤの中 コズモギャングス とにかく大きく3 上田鮮魚店のイカの上 ディグダグ① いそいで大きく3 ミニフスマが並んでる橋の裏側 ディグダグ② とにかく大きく4 観覧車の正面 ドルアーガの塔① いそいで大きく4 スタジアムの旗 ドルアーガの塔② とにかく大きく5 12メートル以上、自由の女神が持っている本 ファミリースタジアム① いそいで大きく5 12メートル以上、ピサの斜塔の上 2ページ目 ステッカー名 ステージ 具体的な場所 ファミリースタジアム② お花をいっぱい 池の近く、クマの後ろ ギャラガ① いそいでお花を ブランコのついた高台の木 ギャラガ② とにかく大きく(学校) スタート地点の教室にあるダルマが入ったロッカーの左から3番目 ギャラクシアン① いそいで生徒を トイレ横の教室に飾ってあるカラー校長の左から4番目(王子ルックを使わないと見えない) ギャラクシアン② 友だちをいっぱい 動物園入り口付近のおみやげ屋の奥 ギャラクシアン③ いそいで友だちを 丘にある豚が2匹居る井戸 源平討魔伝 千羽鶴 一番奥の教室、キングオリヅルの近くの段ボールの裏 ファミリージョッキー スモールぴったり ベランダの室外機の下 リブルラブル ミドルぴったり 用務員室の冷蔵庫の中 マッピー① ビッグぴったり 長城の端 3ページ目 ステッカー名 ステージ 具体的な場所 マッピー② 牛か熊を タンカーに積まれた赤いコンテナ、ウママンの真横 メトロクロス 50コだけ カボチャの馬車の近くのサンサンサバンナの看板の裏側 ワンダーモモ① お片づけ 勉強机の下 ワンダーモモ② 募金 宝箱が隠れてる桜の木の後ろの崖 オーダイン お菓子の家 ビッグタルトの下 パックマン① お菓子ヶ原 スタート地点背後の木の裏 パックマン② とにかく大きく(池) 池の外の中央の切り株 パックマン③ いそいで大きく(池) ワニがいる落石(近くにタコ壺や砂のお城) パックマン④ スモールファイヤー 炊事場の崖側の裏 ラリーX① ミドルファイヤー カヌー教室のテントの裏 4ページ目 ステッカー名 ステージ 具体的な場所 ラリーX② ビッグファイヤー 滝の裏(見上げる) ローリングサンダー VS小結 ダンチの間のティラノサウルスが乗っているバスのロゴ スカイキッド VS大関 正門の左にある桜の木の後ろ側の壁 ドラゴンスピリット① VS横綱 右側の駅舎の壁 ドラゴンスピリット② 雪だるまをつくる カマクラの入り口 ドラゴンスピリット③ ホタルをいっぱい 滝の裏 スプラッターハウス① おにごっこ ラララが座っている所のパラソルの裏側 スプラッターハウス② バラ100万本(レース場) スタート地点背後のステージ外の家 ファミリーテニス バラ100万本(町) 時計塔の正面 トイポップ① バラ100万本(雪) クリスマスツリーの星飾り 5ページ目 ステッカー名 ステージ 具体的な場所 トイポップ② お勉強 スタート地点すぐ近くの電気スタンドを下から見る ワルキューレの冒険① お勉強 ベッドの裏 ワルキューレの冒険② バレリーナをさがせ ホッキョクゾーンの観客席の横の壁 ワギャンランド バレリーナをさがせ ラクダゾーンの木の近くの壁 ゼビウス タイヤをいっぱい ピットインの出口付近の右側 妖怪道中記 タイヤをいっぱい サイレンが置いてある木の橋の側面 もじぴったん① 猛特訓 バンガローのドア もじぴったん② 猛特訓 キャンピングカーの横にある泳ぐな危険の看板 風のクロノア 夜の学校 一番奥の小学生教室の教師用事務机の中 ミスタードリラー 夜の学校 トイレの一番手前の個室の中 追加されるフレーム 1ページ目 バラ 2ページ目 フィルム 3ページ目 王様 4ページ目 ビューティフル 5ページ目 王子
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前ページ次ページゴーストステップ・ゼロ “女神の杵”亭の中庭で行われたヒューとワルドの手合せは、ワルドの勝利という形で終結した。 「ちょっと、ヒュー!大丈夫なの?」 ヒューが飛ばされた[実際には飛び込んだ]飼い葉の山に、ルイズが慌てて駆け寄る。 するとどうだろう、ルイズがあと数歩の所まで近付いた時、中から飼い葉にまみれたヒューが出てきた。 「やれやれ、えらい目に遭った。」 ゴーストステップ・ゼロ シーン17 “Masquerade” シーンカード:カブトワリ(挫折/作戦失敗。極めて危険な状況の発生。崩壊。根本からの破壊。) 見た所、怪我らしい怪我もない。内心、安堵したルイズだったが、口からは全く正反対の言葉が出てくる。 「何言ってるの、メイジ相手に手合せして怪我一つしてないんだから、運がいい方よ。これに懲りたら、少しは御主人様の言う事を聞く事ね。」 「善処するよ。」 「アンタね…。」 ヒューが身体やコートに付いた飼い葉を叩いて落としながら、ルイズに言葉を返していると、対戦相手のワルドが笑みを浮か べて歩み寄って来た。 「助かったよ、ヒュー君。お蔭で大分勘を取り戻せた、ところで怪我はないかな?十分手加減はしたと思っているんだが。」 「ああ、この通り、ピンピンしてる。流石は魔法衛視隊の隊長を務めているだけのことはある。」 「君も中々のものさ、切り込まれた時は肝が冷えたよ。」 「お世辞として受け取っておこうか。ところでルイズお嬢さん。」 「何?」 「さしあたって今日はする事も無いだろうし、俺は部屋にいる、何かあったら呼びに来てくれ。」 「何、勝手に決めてるのよ」 「とはいってもな、フネは明日にならないと出ない。レコン・キスタの目があるかもしれないから外出も控える、どうしても 宿にいる事になるんだ。なら、部屋か食堂にいるしかないだろう?」 「それはそうだけど…。」 「まぁ、飯時には下りてくるよ。じゃあ子爵、ルイズお嬢さんの相手を押し付けるようで悪いがよろしく頼む。」 「言われるまでも無いさ、ルイズの事は僕に任せて君は十分休養を取るといい。」 「子爵がいればちょっとした外出も問題ないだろうしな、今の内に美味い食事でも摂って来たらいいんじゃないか?」 ルイズの襟を整えながらそう言うと、ヒューは宿の中へと戻っていった。 立ち去るヒューの背中を見ながら、ワルドは目的の完遂に確信を抱いた。何しろ一番の懸念事項だった存在が唯の平民だと 判明したからだ。 確かにあの常軌を逸した体術は脅威だが、所詮は魔法を使えない平民、スクエアの自分に敵うはずもない。第一、手合せでは 切り札は勿論、殺傷力が高い呪文すら封印して勝利したのだ。実戦ならば遠慮する必要もない、次の機会で始末できるだろう。 ワルドはトントン拍子に進んでいく現状に内心、笑いが止まらなかった。 「さて、ヒュー君の提案でもあるし、どうだろうルイズ、昼食は外で摂らないか?」 「ええ、私はいいけど…」 言いよどんだルイズの背中を後押ししたのは、ギーシュだった。 「そうだね、子爵も一緒だし、何より昼食なら問題ないんじゃないかな。」 「ギーシュ?」 「聞けば子爵とは婚約者同士というじゃないか。ならばこの機に少しでも互いの事を知っていく事は、今後の為にもなるん じゃないか?」 確かにギーシュの言葉にも一理ある。何よりヒューやギーシュとは違い、数年越しの間なのだ、相手がどんな人物か見る事も 大事だろう。 「そうね、それじゃあワルド、エスコートしてくださる?」 「喜んで、ミ・レディ。」 「それじゃあ、ギーシュ。私達は食事を摂ったら、もう一度フネの予定を聞いてみるわ。ヒューに聞かれたら、そう言って ちょうだい。」 「ああ、分かったよルイズ。楽しんでくるといい。」 そうした会話が終わり、納得したルイズはワルドと連れ立って食事へと出かけた。 時間は少々進み、舞台はヒューとギーシュが泊まっている部屋に移る。 ヒューは先程、手に入れたワルドの映像と声紋データを<ポケットロン>に移し終わった所だった、傍らには厨房で用意して もらった食事のサンドイッチが置いてある。 さて、これから検証を始めようか等と考えながら、サンドイッチを取ろうと手を伸ばした時、不意に扉が開かれた。 「邪魔するわよ、ヒュー…って何これ。」 盗み聞き防止の為に、扉を覆う様に掛けていたシーツを跳ね除けながらキュルケとタバサが部屋に入ってくる。 「ノック位欲しいものだけどな。何か用か?」 「ちょっと聞きたい事があるのよ。」 「聞きたい事?」 「子爵との手合せ。」 「そう、手を抜いたんじゃないかって、この子が言うのよ。」 キュルケとタバサの目的を聞いたヒューは、とりあえず理由を聞く事にする。 「中々面白い話だな、理由は?」 「三つある、一つは貴方の戦い方。ギーシュと戦った時の技を使っていない。」 「唯の手合せだからな、特に必要ないだろう、子爵も手加減してたしな。」 「そう、特に必要なかった…この手合せ自体が。これが二つ目」 「ギーシュにワルキューレを出してもらえばいいだけだものね。」 「なるほどな、そういう手もあったか。で、最後の三つ目は?」 「女の勘「よ」」 「オーケイ、分かったよ。そこまで言われたら白状するしかないな。」 ヒューは両手を上げて苦笑すると、2人に椅子を勧めて自分はベッドに腰掛ける。 「さて、何を聞きたい?」 「何故、手合せを受けたのか、その理由。」 ある意味、核心を突くタバサの質問のヒューは暫く考えた後、答え始めた。 「実は今朝方教えた情報とは別の情報がある。」 「貴方また隠し事してたの?」 「言えない理由がある…。」 呆れた様にキュルケが声を上げる隣で、タバサがその理由を推察する。 ヒューはタバサに頷いて見せると、次いで口に指を当てて扉と窓を指差す。 その仕草を理解したタバサがサイレンスを、キュルケがロックを窓と扉に掛ける。 「これでいいの?ヒュー。」 「ああ、こういう時に魔法は助かるな。」 「いいから話す。」 「さて、先にこいつを見てくれ。」 そう言ってヒューが出したのは、自分の<ポケットロン>だった。ディスプレイには昨晩の白仮面が映っている。 「これは…、何処かの路地裏ね?時間の表示から見ると夜みたいだけど。」 「そう、こいつは昨日の夜、宿に帰る俺を待ち伏せていたメイジだ。」 「!」 「それって!」 「そう、レコン・キスタだろうな。」 「じゃあ、ルイズと子爵が危ないじゃない!」 ヒューから聞いた話にいきり立つキュルケをタバサが抑える。 「何よ、タバサ。あの2人が危ないのよ?」 「だったら先にヒューが止めてる。」 「……何か理由があるの?ヒュー。」 「少し考えて見ると簡単なんだけどな」 「タイミングが早すぎる?」 「タイミング?」 「そう、君らのお蔭で情報の拡散はある程度抑えられたからな。今の所、この件を知っているのは俺達を含めても10人前後 じゃないかと思っている。」 「そうね、私達が把握しているだけで7人だもの。」 「けど、内6人は一緒にいる。」 「さて、ここで問題だ。白仮面は何故、俺を待ち伏せした…いや、できたんだ?」 2人はヒューが言った言葉を理解すると、その意味に唖然となった。 それはそうだろう、アンリエッタ姫が学園でルイズに話す前に誰かに漏らさない限り、このタイミングで待ち受ける事は不可 能といっても間違い無い。そうなると疑惑はただ1人に絞られる。 「まさか、あのワルド子爵が…」 「けど、彼以外漏らす人間がいない。」 【かなり低い確率で物取りの可能性もあるけどな】 「そこで、“これ”だ」 と、言いつつヒューは<ポケットロン>を操作する。音量を操作し最大近いレベルに上げた後、動画を再生。 2人の、というよりヒューの一方的な話の後、白仮面がエア=ハンマーを唱えた瞬間、再生を止める。次いで先程の手合せで ワルドがエア=ハンマーを唱える場面を再生。悪戯っぽい笑いを浮かべたヒューは、2人に尋ねる。 「さて、何か気が付いたかい?」 「詠唱速度、声色共に」 「似てるわね」 「そう、似ているだけだ。」 「?」 「どういう事、これが証拠じゃないの?」 「似ているだけなら良く似た他人、という可能性もある。そこで、こうする」 さらに<ポケットロン>を操作し、二つの呪文を同時に再生・声紋を表示する。 「何?この変な模様。」 「こいつは声紋のパターンさ。」 「声紋?」 「声紋を説明する前に一つ話をしようか。音とは何か説明できるかい?」 「音?」 「よく分からないわね、音は音じゃないの?」 訝しげな2人にヒューは、身振り手振りを交えて軽い説明を始める。 「残念ながらそれだけじゃないのさ。音というのは波・振動の事でもある。」 「波や振動?」 「そう、遠くに声を届けるには大声を出すだろう?それは大きな波を空気に与えているという事だ。 小さな声だと小さい波しか生まれない、だから遠くへその声は届かない。」 「水面に波紋を出すのと同じ原理?」 「そう、正にその通り。大きな波紋はより強い波を発生させる。 人は声を出す際、呼気で声帯と呼ばれる器官や人体の様々な場所を振動させて、それぞれ固有の声を出す。 何しろ体全体の問題だからな、いくら声色を真似ようとも誤魔化しが効かないモノの一つだ。」 「なるほどね…。ああ、あのシーツはその為?」 「?」 「よく分かったな。そう、盗聴防止用だよ、焼け石に水程度のものだけどね。」 「で、どうなの?ヒュー。その声紋って…」 「ドンピシャ、一致したよ。」 予想通りの結果が出た事にヒューは何の感慨も受けていないようだった。 【で、相棒。これからどうするんだ?】 「暫く泳いでもらうさ。」 「どうしてよ、すぐに捕まえれば楽じゃない。というよりルイズは大丈夫なの?」 「なるべく被害が出ないようにしたいんだよ、一応スクエアだから何が出てくるか分かったものじゃない。 やるとすると、俺達が手紙を取り戻した後だな。少なくともそれまではルイズお嬢さんが必要だし、その方がヤツにとって も都合がいいはずだ。 ところでお2人さん、それとデルフ。」 「何?」「何かしら。」【何だい、相棒】 「風の魔法で注意しときたい魔法ってあるか?」 【そりゃあ、アレじゃねえか?】 「偏在」 「ああ、確かにね。あれは厄介だわ。」 「それは、どんな魔法なんだ?」 ヒュー以外の2人と1本が口を揃えて言う、“偏在”なる魔法に興味を引かれて聞いてみる。 【風が何処にでもある事を象徴する魔法でな、魔法で自分と同じ存在を作り出すのさ。】 「しかも、その存在は自己判断可能な上、魔法も使う。」 「距離とか関係無しに出てくるしね、おかげでミスタ・ギトーの煩い事といったら…。」 練金に続く魔法の不条理をヒューはまた一つ知った。 頭を抱えているヒューの肩を叩いて励ましたキュルケが、疑問を口にした。 「ところでヒューって、いつ位から子爵が怪しいって思ってたわけ?」 「そうだな、いつ位かというと…襲われた時かな、この映像を見てくれ。今朝の子爵と昨日の夜の白仮面だ…何か気付いた事は?」 「杖?」 「そういえば確かに似ているわね。」 【加えてご丁寧に顔まで隠しているしな、関係者だって白状しているようなものさ。】 「一応、それでも魔法衛視隊の誰かという可能性も考えていたんだが。まさか本人とは…いや、もしかしたらこれこそ偏在な のかもしれないな。」 「可能性はある。」 「そうね、この時間帯なら私達まだ起きてただろうし、偏在と考えた方がいいでしょうね。」 「全く、面倒な話だ。」 「ところで、この事を他の2人に言わなくてもいいわけ?」 「止めた方がいい。」 【だな】 「あら、どうしてよ。戦力は多い方がいいじゃない?」 【無理だって、あの2人に腹芸…隠し事ができると思うかい?】 「……無理ね。」 「態度でばれる。」 「という事でね、いいタイミングを見計らって何とかする他ないのさ。」 「なるほどね、分かったわ。何かあったら私達も手を貸してあげる。」 そう言うと、2人は窓と扉に掛かっていた魔法を解除した後、自分達の部屋へと戻っていった。 その後、ルイズとワルドが宿に戻り、ヒューを除いた全員が夕食を摂り終えた頃だろうか。 食後の弛んだ空気は宿の軒先から響いてきた怒号によって、いささか強引に終わりを告げた。 「いたぞ!この宿だ!」 着込んでいる鎧や、手に持つ様々な武器から見て傭兵の類だろうか。平時であれば、躊躇なく盗賊に鞍替えしそうな雰囲気の 連中だ。 その一団はルイズ達を見つけると、警告も何もせず飛び道具を射掛けて来る。 襲われた方はテーブルの下に急ぎ避難すると、床に固定されているテーブルの足を練金で崩して、即席のバリケードにする。 「何なのあいつら!」 「恐らく、レコン・キスタに雇われた連中だろう。」 「でしょうね、こちらの戦力が多いから削りに来たのかしら?」 「そう考えるのが妥当。」 「し、しかし、どうするんだね。連中、玄関から射掛けてくるだけで此方に攻め込んで来ないが…。」 ギーシュがそんな疑問を口にした瞬間、ここにいなかった男の声が突如響いてきた。 「トリック・オア・トリート。 どうしたんだい、いきなりエキサイティングなシーンじゃないか。」 「ヒュー!アンタ何してたのよ。」 「メシを食いに下りようかと思ったら、いきなり騒動が始まってたからな。ほら、全員分の荷物だ。 で、どういう状況なんだい?」 「どういうも何も無いわ、連中いきなり襲ってきたのよ。」 「反撃は?」 「魔法の有効射程外」 「恐らく、連中の中に対メイジ戦の経験がある人物がいるんだろうな。」 「可能性はある、もしかしたら雇ったヤツの指示かもしれないが…。」 ワルドの予想をヒューが補足する。そんな2人にルイズが焦れたように話しかける。 「で、どうするの?」 「どうするもな、これじゃあ千日手だよ。此方は攻め込めない、向うも決定力不足。しばらく待ってれば矢が尽きて撤退する だろう……そうか、連中は足止めが目的だ。」 「どういう事?」 「なるほど、僕にも分かったよヒュー君。ルイズ、レコン・キスタの目的はフネだ、連中はフネを飛ばせない様にするのが 目的なんだよ。」 「何ですって!」 「確かに、時間を稼げばこの任務の意味は失われる。」 「じゃあ、のんびりなんてしてられないわね。」 「大変じゃないか!そうなると何が何でも連中を退けないと。」 レコン・キスタの目的を知ったタバサ以外の学生はいきり立った、そんな彼等にワルドが語り始める。 「良いかな、諸君。このような任務では半数でも目的の場所へ辿り着ければ、成功とされる。そこで囮組とアルビオン組に分 けようと思うのだが。」 「ただでさえ少ない戦力を分ける必要は無いだろう。」 「ほう、ヒュー君にはこの状況を打開する秘策でもあるのかな?」 自分が提案した作戦を真っ向から否定した平民に、ワルドは不快感を押し隠して質問を返す。 返されたヒューは、自分の荷物から緑色の筒のような物を取り出す。ギーシュやワルドは知らなかったが、ルイズ達は、それ が<破壊の杖>と呼ばれている物と、どこか似通った雰囲気を感じていた。 「策じゃなくて道具だけどな。タバサ、俺がこいつを投げたら、風で玄関の外まで飛ばしてもらえるか?」 「分かった。」 「いいか、こいつを投げたら目と耳をしっかり塞ぐ事。しなかったらえらい目に合うからな。」 ヒューの真剣な表情にルイズ達はただ頷き、早々と目と耳を塞いでいた。 「タバサ、準備は?」 「いつでも」 タバサの返事を聞いたヒューは、筒の上部に付いていたピンを引き抜くと、襲撃者達に向かって放り投げた。次いでタバサが 風で玄関口に放り込む。 ヒューとタバサはバリケードの内側に伏せて目と耳を塞ぐ。 次の瞬間。ルイズ達の耳に甲高い轟音が響き、目蓋の裏側には閃光が瞬いた。 「い、一体何が…」 「う~、まだ耳がキンキンするよ。」 塞ぎ方が甘かったのか、ワルドとギーシュがふらふらとする頭で周りを見回すと。先程までの喧騒が嘘の様に静まり返っていた。 そんな2人にヒューが笑いを含んだ声で話しかけてくる。 「ギーシュ、子爵。大丈夫か?」 「ああ、何とかね。」 「ヒュー、今のは一体。」 「話は後だ、今は桟橋に行こう。多分そっちにはメイジもいるはずだ。」 ヒューに促されて立ち上がったワルドが見たのは。宿の外で、呻きながら倒れ伏す傭兵達だった。 恐らく、さっきの閃光と轟音が彼等に何らかのダメージを与えたのだろう。 宿を出たルイズ達はワルドの先導で桟橋へ向かっていた、殿はヒューが勤めている。 しっかりとした造りの建造物があればシルフィードやグリフォンを呼んだのだが、生憎とそこまで建築技術が発達していな かったので、全員が足を動かす事になった。 暫くラ・ロシエールの街を進むと、そこには巨大な樹木が聳え立っていた。 流石にニューロエイジに存在する、超高層ビルやアーコロジー、軌道エレベーターには及ばないが、自然にできた物として見 ると、なるほどこれは驚愕に値する光景だ。 見ると、樹木には木の実の様に船舶が吊り下げられている。恐らくあれが空を行くフネというものだろう。 吊り下げている枝毎に、樹を巻く様に階段が取り付けられている。 「ちょっとまて、あれを上るのか?」 「何言ってるの、上らないとフネに乗れないでしょう。」 「もしや、ヒュー君は高い所が苦手なのかな。」 「いや、流石にそんな事は無いんだが。待ち伏せの可能性がある以上、ここは危険だろう。」 「だけど、登らないわけにはいかないよヒュー。」 「いや、別に馬鹿正直に階段を登る必要はないだろう。子爵がグリフォンをタバサがシルフィードを呼んで、直接乗り付け ればいいじゃないか。」 「た、確かにそうだが。」 「周囲を見た所そういった幻獣はいないようだし、待ち伏せされていてもフネに潜伏していない以上、問題は無いだろう。」 「じゃあ、タバサお願いね。」 ヒューの真っ当な意見にワルドは反論を封じられた上、いち早くキュルケがタバサに頼んでしまった為、ワルドもグリフォン を呼ばざるを得なくなった。 シルフィードとグリフォンが到着するまでの間、ルイズ達はヒューに先程の道具について質問をしていた。 「ところで、さっきの道具って何だったの?」 「そうそう、まだ耳鳴りがするよ。」 「ギーシュ、忠告はしたはずだぞ。あれは<スパイスガール>っていう俺の故郷の道具だ。効果はさっき経験した通り、強烈 な閃光と轟音で効果範囲の対象に対してダメージを与える非殺傷兵器さ。」 「たかが光と音であんな惨状になるのかい?」 「光や音は馬鹿にしたもんじゃないぞ、俺の故郷では武器だってある。光や音は人を殺せるんだ。」 ヒューの言葉に興味を引かれたのか、ワルドが会話に入ってくる。 「ほう、例えばどういった原理で人を殺すのかな?差し障りがなければ教えて欲しいな。」 「レンズで光を集て火をつけるのと原理は同じさ、詳しい事は専門家じゃないから、聞かれても説明は難しいな。 来たみたいだな。」 「ああ、そのようだ。」 【あぶねぇ!避けろ相棒!】 「がぁっ!」 全員がシルフィードとグリフォンを確認した刹那、デルフの警告に無意識に従ったヒューの左肩を風の刃が切り裂いて行く。 ヒューの肩から血が噴水の様に迸る、反射的に傷口を押さえてエア=カッターが飛んできた方向を見ると、其処には白仮面を 被った偏在ワルドが杖を構えて立っていた。 「やれやれ、こんな所までおでましとは。少しばかり超過労働じゃないのか?ミスタ・クラウン。」 「ヒュー!」 「危ない!下がっているんだルイズ!」 「ワルド!でもヒューが」 「分かっている、どちらにしろあのメイジがいなくなるまで幻獣に乗れない。お嬢さん方、それにギーシュ君。ルイズと幻獣 を守ってくれ。」 「任せておいて」 「承知」 「わ、分かりました!」 学生達に指示を出したワルドは、ヒューの横に出る。 「やれそうかね?」 「何とかね、利き腕じゃなくて助かったよ。利き腕だったらワインを飲むにも一苦労するところだ。」 「減らず口をそれだけ言えれば上等だろう。ではいこうか」 ワルドの言葉と共に、2人は弾ける様に左右に分かれる。直後、白仮面が放ったエア=ハンマーが、先程まで2人がいた空間 に炸裂する。 左に飛んだワルドが、移動しながら生成したエア=ニードルで刺突を繰り出す。 その動き、呪文詠唱。共に“閃光”の2つ名に相応しい鋭さ、速度、苛烈さを持っていた。 ワルドが突き出したエア=ニードルは白仮面の胸を深々と抉り取る、そうして次の呪文を矢継ぎ早に唱える。 その射線上にはヒューがおり、さらにその向うには断崖があったが、その呪文は止まらなかった。 右に飛んだヒューは、デルフリンガーを右手一本で抜き放ち、白仮面に斬り付けていた。 その時、ヒューには笑みを浮かべたワルドが白仮面の胸を抉りながら、次の呪文を詠唱しているのが見え・聞こえた。 昨日の夜から都合2回、直に聞いた間違えるはずが無い呪文、エア=ハンマーの呪文。 後は断崖絶壁。なるほど、用済みの偏在を消すと同時に俺を始末する気か、と確信する。 (けど、まぁ残念ながらこれ位、N◎VAじゃあ日常茶飯事さ!) ヒューの意識が加速する、意思の力は時として肉体の枷を取り外し、人に奇跡を約束する。 視界はモノクロームに置き換わり、世界は限りなく静止していく。 仮初の静止した世界の中、ヒューだけが自由だった。そう、この瞬間、ヒューは己ができる事なら何でも出来る、ワルドの首 を落とす事さえ…。 しかし、今はまだ無理だ。そう、≪このワルドが本体だという確証が無い限り≫、目の前の道化師[クラウン]を消した所で、 次の道化師が出てくるだけだ。毒蛇は頭を潰すに限る、だからこそ今は泳がせる。 ヒューはワルドの背後に着地して、一つ息を吐く。 ヒューの意識がゆっくりと元の早さに戻り、オンボロの肉体に再び枷が嵌められる。 視界はモノクロームから色鮮やかな世界に、世界は時を取り戻していく。 ワルドの呪文が完成する、エア=ハンマーが己の偏在を目障りな平民ごと断崖の向うに打ち落とす。 これで、自分の計画を阻む要素が一つ減った、ルイズ再び孤独になり自分を頼る事になるだろう。 全くもって笑いが止まらなかった。ああ、ルイズ達に背を向けていて良かった、もしこの笑いを見られていたら面倒だったろう。 「トリック・オア・トリート。 お見事だな、子爵。流石は魔法衛視隊の隊長サマ、全くもって見事な手際だったよ。」 瞬間、ワルドの身体は動きを止め、心は凍りついた。 何故だ、何故、背後からあの男の声が聞こえる!偏在と共に断崖から落としたはず…、こいつも偏在を使えるのか? いや、あいつは杖を持っていなかった!無事な方の手には剣を持っていたじゃないか! ワルドはヒューが何なのか、さっぱり分からなかった。妙な知識と道具を持っている、頭が回るだけの唯の平民だと思っていた。 しかし、“それ”は己が必殺を期して放った攻撃を避けきったどころか、気配も感じさせずにすぐ傍にまで近寄っていたのだ。 一体、己の婚約者は何を呼び出したのだ?虚無の使い魔というのは、須らくこの様な化け物だというのか。 ワルドの胸中には、この旅に出る前の高揚など、最早一片たりとも残ってはいなかった。 今、彼の心を占めるのは、得体のしれない使い魔に対する恐怖と、これから先の旅に対する不安だけだった。 襲撃者の追撃を辛くもかわしたルイズ達は、当初の予定を半日ほど繰り上げてラ・ロシエールを発ち、天空の国へと旅立つのだった。 前ページ次ページゴーストステップ・ゼロ
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次はエアーフローについて学ぼう! エアーフローというのは空気循環の事を示す。 空気の流れが止まっていたら、熱も籠り、PCが傷んでしまう そのため、空気の流れを妨げないように循環を考えたり PCケースを大きくしたりする 1.原因 PCケースが小さい →循環ができていない コードがぐちゃぐちゃ → 風通しが悪いそもそも前面、後面に廃熱ファンが無いファンの回転数 ほとんどが、PCケースが小さいために、パーツが密集し、空気の循環ができなくなっている 2.対処 PCケースを大きく → マザーボードATXが入るPCケースの選択コードがぐちゃぐちゃ → 裏配線のあるPCケースの選択 3.問題発生 良いパーツ、良いケース の選択 → 金が必要 ここまで来ると、良いパーツ、良いケースを買うためのお金が必要だ! 初心者はBTOなどの静音PCを買うと良いかもしれない。 ここからは、各パーツを細かく採点していくぞ!
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アーカイブ @wikiのwikiモードでは #archive_log() と入力することで、特定のウェブページを保存しておくことができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/25_171_ja.html たとえば、#archive_log()と入力すると以下のように表示されます。 保存したいURLとサイト名を入力して"アーカイブログ"をクリックしてみよう サイト名 URL
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インスタグラムプラグイン 人気の画像共有サービス、Instagram(インスタグラム)の画像をアットウィキに貼れるプラグインです。 #ig_user(ユーザー名) と記載することで、特定ユーザーのInstagramのフィードを表示することができます。 例)@dogoftheday #ig_user #ig_tags(タグ名) と記載することで、特定タグのInstagramのフィードを表示することができます。 #dogofthedayjp タグ #ig_tag #ig_popular と記載することで、Instagramのpopularフィードを表示することができます。 詳しい使い方は以下のページを参考にしてください! =>http //www1.atwiki.jp/guide/pages/935.html
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RSSを取り込んで一覧表示(showrss) #showrss(ここにRSSのURL) もしくは #rss(ここにRSSのURLを入力) と入力することで指定したRSSを取り込んで一覧表示します。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //www1.atwiki.jp/guide/pages/266.html#id_b6d0b10d たとえば、#showrss(http //iphone.appinfo.jp/rss/pricedown/,target=blank,countrss,lasttime) と入力すると以下のように表示されます。 showrss プラグインエラー RSSが見つからないか、接続エラーです。
https://w.atwiki.jp/cosmos_memo/pages/2666.html
シュガーソングとビターステップ UNISON SQUARE GARDEN EXTREME Level 9 BPM 132 Notes 712 1 口口口口 |----| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 2 口口口口 |----| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 3 ④⑩⑧⑨ |①②③-| ⑩⑦③口 |④-⑤⑥| 口②⑥口 |⑦⑧-⑨| 口⑤①口 |-⑩--| 4 口口口口 |----| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 5 ⑨⑧⑩④ |①②③-| 口③⑦⑩ |④-⑤⑥| 口⑥②口 |⑦⑧-⑨| 口①⑤口 |-⑩--| 6 口口口口 |----| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 口口口口 |----| 7 ④⑩⑧⑨ |①②③-| ⑩⑦③口 |④-⑤⑥| 口②⑥口 |⑦⑧-⑨| ①⑤①口 |-⑩--| 8 ④口口⑤ |①②③-| 口③口口 |④-⑤-| 口口②⑤ 口①口① 口⑥⑦口 ⑧⑨⑪⑩ 口口口口 |⑥⑦-⑧| 口口口口 |⑨⑩⑪-| 9 ④④④④ |①---| 口③③③ |②---| ②②②口 |③---| 口①①① |④---| 10 口口口口 |①②③④| 口⑥⑤口 |-⑤⑥⑦| ②口⑦① ④口口③ ⑬⑬⑬⑨ 口口口⑩ 口⑧口⑪ |⑧---⑨⑩⑪⑫| 口口口⑫ |⑬---| 11 ⑥⑥⑥⑥ |①-②③| ④口口⑤ |④⑤-⑥| 口②③口 口①①口 口口口口 口⑦⑦口 ⑧口口⑧ |--⑦-| 口⑨⑨口 |⑧-⑨-| 12 ⑦⑦⑦⑦ |①②③④| ⑥⑧⑧⑤ |⑤⑥-⑦| ⑨④③⑨ |--⑧-| ②⑩⑩① |⑨-⑩-| 13 口⑥⑤口 |①②③④| ④⑨⑩③ |⑤⑥-⑦| ⑩②①⑨ |--⑧-| ⑦⑧⑧⑦ |⑨-⑩-| 14 口①②② |①---| ①口口① |②---| 口口①口 ②②口口 ③口口口 ④口③口 口③口口 |③---| 口口口③ |④---| 15 口⑨⑨⑤ |①-②-| 口口口④ |③-④-| 口⑦⑥③ |⑤-⑥⑦| ①⑧⑧② |-⑧-⑨| 16 口口口② |--①-| 口口口口 |②-③-| 口口口口 ③口口① ④口口口 口⑥⑤口 口口口口 |④-⑤⑥| 口口口⑦ |--⑦-| 17 ⑥⑥⑨⑨ |①-②-| 口⑧⑦② |③④-⑤| 口④③① |--⑥-| 口⑤⑤口 |⑦⑧-⑨| 18 口⑧⑦口 |--①-| ⑧口口⑦ |②-③④| ②口⑤① |⑤---| ⑥④③口 |⑥-⑦⑧| 19 ①④口④ |----| ⑤口⑤口 |①-②③| ③口口② |----| 口③②口 |④-⑤-| 20 ③口③口 |①-②-| 口口口口 |③-④-| 口②口② ①④①④ 口⑤口⑤ 口口口口 ⑥口⑥⑦ |⑤-⑥-| 口口口口 |--⑦-| 21 口口口口 |①-②-| 口⑤④口 |③-④⑤| 口②口口 ③口①口 口口口口 口口口口 口⑧口⑥ |--⑥-| 口口⑦口 |⑦-⑧-| 22 口口④② |①-②③| 口③②④ |-④--| 口口⑤⑤ |⑤--⑥| ①口⑥⑥ |----| 23 口口口口 |①-②-| 口口口④ |③-④-| 口口③② ①①口口 ⑤⑤口⑩ ⑨口⑤口 ⑦口口⑧ |⑤-⑥⑦| 口口口⑥ |⑧⑨-⑩| 24 口口口口 |①-②-| 口口③② |③-④-| 口④口口 ①①口口 ⑤⑤口口 口口口⑧ ⑤口⑦⑥ |⑤-⑥⑦| 口口口口 |--⑧-| 25 口口⑤② |①-②-| 口口①口 |③④-⑤| 口③④口 ①①口口 ⑥⑥口口 口⑨⑧口 口口口⑦ |⑥-⑦-| 口口口⑩ |⑧⑨-⑩| 26 口口⑤② |①-②-| 口口口口 |③④-⑤| 口③④口 ①①口口 ⑥⑥口⑦ 口口⑨口 口口口⑧ |⑥---| 口口口口 |⑦-⑧⑨| 27 ⑤⑤④⑥ |①---| 口口⑦③ |②-③④| 口口口口 |⑤---| ①①口② |⑥-⑦-| 28 口口口口 |①-②-| 口口口口 |③-④-| 口口④① ①①②③ ⑤⑤⑥口 口口口⑤ 口口口口 |⑤-⑥-| 口口口⑦ |--⑦-| 29 口口口口 |①-②-| 口③④② |③④⑤⑥| 口⑤⑥① ①①口口 口口口口 口口口口 口口口⑧ |-⑦-⑧| 口⑨⑩⑦ |-⑨⑩-| 30 口④③② |①-②-| 口④③② |-③--| ①口口口 |④-⑤-| ⑤⑤⑤⑤ |----| 31 ②口口① |①-②-| ④②①③ |③④--| 口⑥⑦口 |⑤---| ④⑤⑤③ |⑥-⑦-| 32 ①口口② |①-②-| ③①②④ |③④--| 口口口口 ③口口④ ⑥口口⑥ 口口口口 口⑦⑦口 |⑤---| 口⑤⑤口 |⑥-⑦-| 33 口②①口 |①-②-| ①④③② |③-④-| ③⑧⑧④ |⑤-⑥⑦| ⑤⑦⑥⑤ |--⑧-| 34 口①②口 |①-②-| ②③④① |③-④-| ④⑤⑤③ |⑤-⑥⑦| 口⑦⑥⑧ |--⑧-| 35 口⑤口口 |①-②-| ⑤③④② |③④-⑤| 口口口① |----| ⑥口口口 |⑥---| 36 口口口口 |①---| ⑥口④⑦ |②-③-| 口⑤口③ |④-⑤-| 口①②口 |⑥-⑦-| 37 口④④口 |①-②③| 口口口口 |-④--| 口口①口 口②③口 口口口口 口口口口 口口口口 |⑤---| ⑤⑥口⑤ |--⑥-| 38 ⑤③⑦① |①-②-| ③⑤①⑦ |③-④-| ⑥④⑧② |⑤-⑥-| ④⑥②⑧ |⑦-⑧-| 39 ④口⑤口 |①②③-| 口口③口 |④-⑤-| 口②口口 口口①口 口口口口 ⑥口⑨⑦ ⑧⑨口⑧ |⑥⑦-⑧| 口⑧⑧口 |--⑨-| 40 ①口③① |--①-| 口④口口 |②-③④| 口口口口 ②口口② 口口口口 ⑥口口口 口口⑤⑦ |⑤-⑥⑦| ⑧⑥口⑧ |--⑧-| 41 口①口① |①-②-| 口口口口 |③-④-| ②④②④ 口③③口 口⑦口口 ⑤⑧⑤⑦ 口口口口 |⑤-⑥-| ⑥⑧口⑥ |⑦-⑧-| 42 ①口①② |①-②-| ③口③⑥ |③-④-| ⑤口④⑦ |⑤-⑥⑦| ⑧口口⑤ |⑧---| 43 口口④口 |①-②-| 口③口口 |③-④-| 口口②口 口①口口 口口口口 ⑤⑧口⑥ ⑦口⑧⑦ |⑤⑥-⑦| 口⑦⑦口 |--⑧-| 44 口口口口 |--①-| ①口③口 |②-③-| 口②口口 口口口口 ⑤⑦口口 ⑦口口⑥ ⑤口口④ |④-⑤⑥| 口口口⑥ |--⑦-| 45 口口口口 |①-②-| 口②①口 |③④-⑤| 口④③⑤ 口口⑤口 口口⑨口 口⑧⑦⑨ ⑥口口口 |--⑥-| 口⑥口口 |⑦⑧-⑨| 46 口①口口 |--①-| ①口口口 |②③-④| 口③②④ 口口④口 ⑤口⑤口 口⑥口⑥ ⑦口⑦口 |--⑤-| 口口口口 |⑥-⑦-| 47 ②口②口 |①---| 口口①口 |②---| 口②口口 口①口① 口口口③ ③⑥口⑥ ⑤口⑤③ |③--④| ③④口④ |-⑤-⑥| 48 ⑨⑤④口 |--①②| 口口③⑧ |③-④⑤| ⑦②口口 |-⑥⑦⑧| 口口①⑥ |⑨---| 49 口口①口 |①②③④| 口②⑤口 |⑤⑥-⑦| 口⑥③⑦ 口④⑦口 ⑩⑩⑩口 ⑨⑨口口 ⑧口口口 |--⑧-| 口口口口 |⑨-⑩-| 50 ④④④④ |①---| ③③③③ |②---| ②②②口 |③---| ①①口口 |④---| 51 ⑧⑤口⑧ |①②③-| ⑦口④⑥ |④-⑤-| ⑧③口⑧ |⑥⑦-⑧| ⑨①②⑨ |--⑨-| 52 口①①③ |--①-| ④口口口 |②-③④| 口口口口 口②②口 口口口口 口⑥⑦口 口口口⑤ |⑤-⑥⑦| ⑥⑧⑧⑦ |--⑧-| 53 口①口口 |①-②-| 口口口① |③-④-| ②③②③ ④口口④ 口口口口 ⑤口⑤⑧ ⑦口⑦口 |⑤-⑥-| 口⑥⑥口 |⑦-⑧-| 54 ①③①② |①-②-| ③①③⑥ |③-④-| ⑤⑧④⑦ |⑤-⑥⑦| ⑧⑤口⑤ |⑧---| 55 口口口口 |①-②-| 口①②口 |③-④-| 口口口口 口③④口 ⑦口⑧⑦ ⑤⑧口⑥ ⑦口⑧⑦ |⑤⑥-⑦| 口⑧口口 |--⑧-| 56 口①口口 |--①-| ①口③口 |②-③-| 口②口口 口口口口 ⑦⑦⑥口 ⑦口口⑥ ⑤口口④ |④-⑤⑥| 口⑤④口 |--⑦-| 57 口口口口 |①-②-| 口②①口 |③④-⑤| 口④③⑤ 口口⑤⑤ 口口⑨⑨ 口⑧⑦⑨ ⑥口口口 |--⑥-| ⑥⑥口口 |⑦⑧-⑨| 58 口①口口 |--①-| ①口口口 |②③-④| 口③②④ 口口④口 ⑤口⑤口 口⑥口⑥ ⑦口⑦口 |--⑤-| 口口口口 |⑥-⑦-| 59 ②②②口 |①---| 口口①口 |②---| 口②口口 口①口① 口口口③ ③⑥口⑥ ⑤口⑤③ |③--④| ③④口④ |-⑤-⑥| 60 口⑤④口 |--①②| 口口③口 |③-④⑤| 口②口口 口口①口 ⑦口口⑥ 口口口口 ⑨⑩口⑧ |-⑥⑦⑧| 口口口口 |⑨-⑩-| 61 口口口口 |①---| 口②①② |②---| 口口②口 ①①①② 口③③③ ⑥口⑥口 ⑤③口⑤ |③--④| ④口④口 |-⑤-⑥| 62 ⑧④⑤⑧ |--①②| 口③口口 |③-④⑤| ⑧口②⑧ |-⑥⑦-| ⑥①口⑦ |⑧---| 不確定度 0
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オルタナティブ・ロック、ダブステップ、シンフォニックの複合 関連 オルタナティブ・ロック/ダブステップ/シンフォニック Share the light