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クリフトとアリーナの想いはPart10 54 名前 隣で 1/6 ◆/Vo4sINk9g  Mail sage 投稿日 2009/06/08(月) 01 45 07 ID +8EX44LNO その町にも、夏が訪れようとしていた。 武器や防具を買い揃えた一向は、また明日からの厳しい旅路に備えて宿をとり、身体を休めることにした。 「……あ」 その一室。その日の支出の記録をつけようと帳面を開いたクリフトは小さく声を洩らした。 「何?どうしたの?」 アリーナはガシャガシャと新しい武器を調整していたが、その声を聞き逃さなかった。 アリーナの好奇心に輝く瞳を見たクリフトは、思わず苦笑する。 「今日、この地方では流星群が見られるはずなのですよ。五十年程の周期で現れるのですが、ちょうど今年がそれに当たるのです」 「じい!見に行ってもいい!?」 「お好きなようになさってくだされ…… まったく、買い物は戦闘よりもこたえますわい」 窓際の椅子に腰掛けたブライがぐったりと返した。 「えー、ブライは行かないの?」 「ここからでも空は見られますからな。 ところでクリフト、今回は何時頃から始まるのじゃ?」 「一時間程前に始まっているはずですから、もうそろそろ終わってしま」 「行きましょうクリフト!」 「あああ姫様、お待ちください!」 二人の出ていった扉を見つめて、ブライは溜め息をついた。 「もう、どこ行ったのかしら。せっかくみんなで見ようと思ったのに」 夕食の後、仲間たちは各々宿を出たようだった。町を探し歩くが、その姿は見当たらない。 「仕方ないわ。早く良い場所に落ち着かないと見逃しちゃう!」 「あの丘の辺りはどうでしょう。高い建物がありませんから、きっと空全体が見渡せますよ」 「そうするわ。ほらクリフト、はやく!」 「足下にお気をつけください!」 アリーナは一気に小高い丘をかけ上がり腰を降ろすと、クリフトの方を振り返る。クリフトもその隣にゆっくりと座る。 そわそわと身体を揺らすアリーナを見兼ねて、クリフトが口を開いた。 「一点に集中すると見つけにくいですよ。空全体を、ゆっくりと見渡すのです」 「ありがとう、そうしてみる」 アリーナは足を抱えていた手を地面に付け、後ろへ仰け反った。 「……夜空って大人しくてつまんないって思ってたけど、そうでもないのね。色とりどりで綺麗だわ」 クリフトが空からアリーナに視点を移す。 「色までお分かりになるのですか?」 「え?見えるわよ!」 アリーナは少し驚きながらも、得意気に言った。 「クリフト、目悪いの?」 「良くはないですよ。一応気を付けてはいるつもりなのですが、本を読む機会が多かったもので……」 「そうね。よく図書室に遊びに行ってビックリされたわ……」 楽しそうに語る横顔の端にふと哀惜の影が過るのを見て、クリフトの胸が痛んだ。 「あの星、明るくて綺麗!色はね……青っぽいわ。見える?」 「はい、三つ明るい星が並んでいますね」 「もう片方の端っこは白で……真ん中は赤ね」 「赤ですか。……赤は、大好きな色ですよ」 「へえ、意外。もっと落ち着いた色が好きなのかと思ってたわ」 アリーナは大きな目を見開いた。 「身に付けることが少ないからですかね。私には似合いませんから…… ですが見ていると励まされて、幸せな気持ちになるのです」 クリフトが穏やかに目を細める。彼の見つめる赤は、もう夜空に向けられていた。 「あ!」 突然、アリーナが叫ぶ。 「今流れたわ!あそこ!見えた!?」 「えっ、申し訳ありません、見えませんでした……」 「また流れるかしら?あんなに速くちゃ三回唱えるなんて絶対無理だわ!」 「唱える?」 「願い事。流れ星が消える前に三回唱えたら、叶うんでしょ?」 クリフトの脳裏に、城の図書室が浮かんだ。幼い頃、活字を読むのが嫌いなアリーナにせがまれて読んだ本に、そんな話があった。 「ええと……多分一回でも大丈夫だと思いますよ。要は願いの強さではないでしょうか」 「分かった。力一杯お願いするわ」 珍妙な言い回しだが、何故かアリーナが言うと違和感がないから不思議だ。 「次に見れたら、終わりにしましょうね。風が冷たくなって来ました」 本当は、少しでも長く凛々しい横顔を見つめていたかった。だがこのままでは、ずっと帰る気になれないだろう。 クリフトも夜空を見上げた。 「あ!」「あ!」 二人の頭上を、白い光が駆けた。 「見えた!?見えた!?」 「はい!見えました!」 上気した顔を見合わせる。 「ああっ!願い事言うの忘れてたわ……!」 「今なら大丈夫だと思いますよ。きっとどこかの流れ星が聞いてくださいます」 アリーナは頷くと、立ち上がった。 一つ深呼吸をすると、胸に手をあて、空を見上げる。 …が、またクリフトに視線を戻した。 「一つじゃないとだめ?」 クリフトはくすりと笑うと、一つだけです、と返した。 アリーナは腕を組んで考え込んでいたが、漸く顔を上げると、言った。 「次の流星群までに、クリフトの目が悪くなってませんように!」 クリフトはしばらくぽかんとアリーナを見上げていたが、慌てて立ち上がるとありがとうございます、と礼を述べた。 「……サントハイムのみんなのことを願おうかと思ったの。でもね、きっとそれは願うことじゃないわ。私が頑張らなきゃ!」 ぐっと拳を握りしめるアリーナに、クリフトは胸が熱くなるのを感じた。 「そうですね。私も粉骨砕身、力の限り闘います」 いつか、世界中の人々が本当の平和を手に入れられるように。 アリーナの大切な人達を取り戻すために。 そしていつか来る別れの時まで ――そう、それがほんの一時だったとしても―― アリーナの傍で穏やかなサントハイムの明日を迎えるために。 次に流星群が現れるのが五十年後であるということなど、アリーナは忘れているのだろう。だが、故郷の次に自分のことを願ってくれた、そのことが何よりもクリフトを励ました。 宿に向かって歩く背中は、一つの国を背負うにはあまりにも小さく見えた。自分にはどれだけのことが出来るだろう。いつまでこの背中を支えることが出来るだろう。……きっとそれも問うことではないのだ。自分が為し遂げなければ。この小さく気高い王女のように。 クリフトが足を踏み出したその時、アリーナが振り返った。 「そうだクリフト!動体視力も鍛えておいてね! 五十年後は、もっとしっかりさがしてもらわなきゃ!」 「……姫様、それは……」 クリフトは夜空に一礼すると、アリーナに駆け寄った。
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クリフトのアリーナの想いはPart12.5 606 名前 1/2 Mail sage 投稿日 2012/12/27(木) 02 16 18.25 ID U6rPjBi50 タメ口テーマにひとつ。 「買出しくらい、私一人で大丈夫ですよ」 「いいから一緒に行こうよ」 購入するものはキメラの翼、毒消し草。クリフト一人で十分持てる量だったがアリーナは一緒に行くと行って聞かなかった。 「姫様のお手を煩わせるほどの量ではありませんよ」 「だーかーらーいいから一緒に行こうって言ってるの!」 道中、クリフトはひたすらわざわざ申し訳ありません、戻られてもかまいませんよなど言い続けていた。 (ずっと一緒に旅してるって言うのに、いつもいつもかしこまりすぎなんだから!) アリーナとしては楽しくクリフトと2人で歩きたかっただけなのだが、クリフトには伝わらない。 ふいに。 「いたっ!!!」「きゃっ」 クリフトの叫び声と同時に、道路にぽてん、とボールが落ちた。 クリフトは頭を手で押さえて呆然としている。どうやらどこからかボールが飛んできたようだった。 「ごめんなさい!」 わらわらと、10歳くらいの少年たちが走り寄って来た。どうやらボールを投げていたのはこの子たちらしい。 クリフトはひょいとボールを拾い上げると、一番先頭に居た少年に手渡した。 「ねえ、もしお年寄りや赤ちゃんに当たっていたら怪我をしていたかもしれないんだよ」 「…はい」 「元気に遊ぶのはよいことだけど、ちゃんと周りを見ようね」 「はい、ごめんなさい」 子どもたちはボールを受け取ると「お兄ちゃんごめんねー」などと言いながら走って去っていった。 「姫様に当たらなくて良かったです。…いや、姫様だったら避けられたかもしれないですね」 返事はなかった。 「…姫様?」 「…クリフトがあんなしゃべり方するの初めて見た!」 「え?」 何のことかわからない、といった顔でクリフトは困惑しているようだった。 「いつもですますかしこまって鬱陶しいのに!」 「あ…そうですか。まあ、相手は子どもですし。私だって普通に話すことくらいありますよ」 「私にもそうして!」 「へ?」 「さっきみたく話してよ」 「む、無理ですよ。姫様にそんな。」 「姫様じゃなくてアリーナ」 「なっ…だ、だから無理です。本当に無理です。そんなご無礼は」 「私がいいって言ってるんだからいいでしょ!」 「…勘弁してください」 クリフトはそれ以上何も言わず、再び歩き始めた。 「ケチ」 アリーナは小さくつぶやくと、クリフトの後を追った。 しばらく進むと、道具屋の看板が見えてきた。 「アリーナ、そこが道具屋だよ」 「へっ!?」 アリーナの心臓が跳ね上がった。顔が紅く染まったのがわかる。 「…申し訳ありませんでした。やっぱり無理です。ご無礼をお許しください。」 消え入りそうな声でつぶやくと、クリフトは俯いた。耳まで紅く染まっている。 「べ、別に無礼なんて」 宿屋に戻ってもぎこちないままだった2人は、ソロとマーニャに散々からかわれることになるのだった。
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クリフトとアリーナへの想いはPart9 381 名前 勘の鈍い占い師1/3 ◆YISOKD5/z2  Mail sage 投稿日 2008/09/10(水) 13 35 18 ID hLrn8OBf0 私ね、クリフトさんのこと、常識人だと思ってたわ。 でも、あの人はとんでもない変人よ。 どうして私の周りには、おかしな人ばかり集まるのかしらね。 聞いてる、姉さん? え? 類は友を呼ぶ? 冗談でしょ! 初めはアリーナだけが変わってるんだと思ってたのよ。 パデキア飲ませたときも、クリフトさんはもう大丈夫だって言ってるのに、 アリーナが無理矢理残り全部、飲ませてたじゃない? 根っこを煎じたときにちょっと舐めてみたんだけど、あれ、相当苦いのよ。 まったく、ひどいことするわ、アリーナって。 そもそも病気で倒れたのだって、アリーナにこき使われてたせいだと思うの。 しかもその後でクリフトさんに聞いたら、 「パデキアは姫様の手作りケーキの味」だなんて。 そんなケーキ、完全に罰ゲームじゃない。 アリーナって、クリフトさんを虐めるのが楽しくて仕方ないんだわ。 木こりのおじさんの家に行ったときも、 アリーナったらわざと犬をクリフトさんにけしかけて… クリフトさん、すっごく怖がってたわ。 まあ、犬をあんなに怖がるのもどうかと思うけど。 ああ、海辺の村でもそう。 クリフトさんは小さい頃溺れかけたから鬱…みたいに言ってるのに、 アリーナが無理やり浜辺に連れていって。 でもクリフトさんも、はっきり嫌だって言わないのよ。 そういうところが、見ていてイライラしたわ。 世界樹行ったときのこと覚えてる? 私たちが馬車にいたとき、下まで悲鳴が聞こえてきたじゃない? アリーナが面白がって枝をゆらしてたそうよ。 恐ろしい子! そもそも行きたくないって言ってるクリフトさんを、「私を守るって約束は」 って脅して、無理矢理連れて行くなんて、アリーナは鬼よ。悪魔よ。 まあ、高い所が好きって時点で、姉さんみたいで、私には理解できないんだけど。 で、なんでクリフトさんが変人なのかって? その話はこれからよ。 この前、お願いされたの。 もうこの旅も終わりだから、最後に占って欲しいことがあるって。 何かと思ったら、私と姫様の今後、ですって。 まったく…今後も何も、あんな子のそばにいたら駄目に決まってるじゃない。 命がいくらあっても足りないわ。 だから私、言いたいことははっきり伝えろ、って、言ってやったわ。 あんなにひどいことされてるのに、黙って我慢するなんて、男らしくないもの。 占いなんかしないわよ。だってそれ以前の問題でしょ? それで、昨日のことなんだけど… 昨日はクリフトさんの誕生日だったでしょ? アリーナったら、また例のケーキを作ってたのよ。 できあがったケーキ、こっそり味見したけど、聞きしに勝る味よ。 パデキアを凝縮したような味だった。 だからクリフトさんに、前もって言ってあげたわ。 今日こそは、長年心にしまっておいたことを言いなさいね、って。 積年の恨みを晴らす、絶好のチャンス到来、そう思ったら、 他人事ながらウキウキしちゃって。 私、部屋の外から覗いてたの。 それなのに、ねえ… クリフトさん、なんて言ったと思う? 「姫様の作ったケーキを、毎年食べたいです」ですって。 信じられない! 私なら今年1回限りでも遠慮するわ、あんなの! 私、ずっとクリフトさんのこと心配してたのに、 もう、馬鹿らしくなっちゃって… これからもずっと虐げられたいなんて…どんだけ変人よ。 それとも、アリーナが怖くて、媚を売るしかできないのかしら。 どっちにしたって、情けないとしか言いようがない。 ライアンさんじゃないけど、神官なんて女の腐ったような奴だ って、本当思ったわ。
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クリフトとアリーナへの想いはPart.9 818 名前 737  Mail sage 投稿日 2009/03/20(金) 02 58 44 ID XdA0jXSi0 【アイデンティティ】 勇者は宿のベッドに寝そべり、暗闇の中、目を開けて佇んでいた。 今日、魔族の皇子ピサロが仲間になった。 あの宿敵“デスピサロ”だった男だ。 あいつは俺の父さんと母さん、シンシア、 それに村の人たちを皆殺しにした男だ。 恋人を殺されて修羅に堕ちたという 同情の余地があるのは分かる。 でも、俺にとってはただの憎き殺人鬼でしかない。 マーニャとアリーナとトルネコは親しげに話しかけていたけど・・・。 正直、俺はあいつを仲間としてわだかまりなく接する自信はない。 月明かりが部屋に射し込み、ぼうっと部屋の中が見える。 宿の大部屋にはライアン、トルネコ、ブライ、クリフトと 自分の5人が泊まっている。ピサロは別の部屋だ。 トルネコのいびきが部屋に響いていた。 (やれやれ・・・今夜は眠れそうにないな。) 隣のベッドでクリフトが何度も寝返りをしている。 「・・・クリフト?もしかして起きてるのか?」 「あ!・・・・はい。」クリフトは上半身を起こした。 「少し外で話さないか?」 勇者とクリフトは寝巻きのまま外へ出た。 クリフトは神官服に着替えようとしていたが、 煩わしいので無理矢理そのままの姿でひっぱり出した。 クリフトは周りをキョロキョロ見回している。 「何?」勇者は尋ねる。 「あ、いえ。こんな はしたない姿を姫様に見られやしないかと・・・。」 「プッ。お前、いっつもアリーナのことで頭がいっぱいなんだな。」 クリフトの顔が赤くなる。 「そうですともっ!!私は姫様をお守りするために旅をしているんです!」 しかし途端にクリフトの顔が暗くなる。 「でも、もう私は必要ないかもしれない・・・・。」 「え、なんで?」 「あのピサロという男!ベホマにベホマラーにザオリクに、それにザラキの上位呪文の ザラキーマまで使えるんです!もう私のいる意味がありません・・・・!!」 クリフトは頭を抱えてうつむいてしまった。 「お、おい、そんなことないだろ?ほら、いくらピサロがザラキーマ使えたって、 お前のザラキほど唱えてくれないよ!」 「いささか言葉にトゲを感じるのですが。」 クリフトはこういう時はやけに鋭い。 「いやいや!お前がいなかったらアリーナは誰が守るんだよ。 ピサロはお前みたいに、誰よりも何よりも最優先にアリーナを援護なんかしないぞ!」 クリフトは顔をあげた。 「そうでしょうか?」 「そうだよ。アリーナはイノシシみたいに敵陣に突っ込むしか策がないんだから、 お前が守ってやらなきゃダメだよ!」 クリフトの顔がパッと明るくなった。 「ありがとうございますっ!!勇者さんに話さなければ このまま一人で思い詰めているところでした!」 「・・・・もしかして、お前の眠れなかった理由ってそれなの?」 「はい。」 「・・・・・・・・・・・・・・・・。」 なんて単純なんだ。 オレが悩んでるのがバカバカしくなる。 ―――ピサロは黒幕を倒すまで共に戦うと誓ってくれた。 あれこれ深く考えず、とりあえず信じてみてもいいのかもしれない。 「勇者さん?」 「・・・なんか、お前に癒されたよ。」 勇者は目を細め微笑んだ。 「さ、もう帰って寝ようぜ!トルネコのイビキが止んでたらいいんだけど。」 《おわり》
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クリフトのアリーナへの想いはPart6 861 :828(1/6):2007/01/31(水) 18 50 35 ID BaM2vXTL0 俺達は、新しく仲間になったアリーナ、ブライ、クリフトの3人を加え、総勢7名でミントスを旅立った。 これだけ人数が増えると、魔物と戦うときも全員の力は要らなくなる。 俺は、旅の間の戦力をなるべく温存するためにも、非常事態でない限り、戦闘メンバーは4名と決めた。 また、魔物の群れと戦うには、メンバーの息のあったプレイが不可欠だ。 そこで、とりあえずは、一番長く一緒に旅をしている俺、マーニャ、ミネアの3人を基本に新しい連中を1人ずつ組み入れて、コンビネーションを見ることにした。 「それだと、私、しばらく休みっぱなしになっちゃって、申し訳ありませんねぇ。」 この提案に、トルネコさんは、全然申し訳なくなさそうに、満面の笑みを浮かべて賛成した。 アリーナ、ブライとそれぞれ一緒に戦ってみて、俺は2人の戦闘能力の高さに驚いた。 まあ、ブライは、位の高い宮廷魔術師だから、高等魔法を操るだろうとは予想していたけど、アリーナには、もう、たまげたとしか言いようがなかった。 一見、小柄で愛らしいお姫様が、ベビーサラマンダを改心の一撃で倒したときには、俺は唖然として、危うく横から突っかかってきたブルホークに串刺しにされるところだった。 その後も、俺達は何度かアリーナやブライと一緒に戦った。 しかし、俺は、クリフトを戦闘メンバーとして呼び出したことはまだ一度もなかった。 森の外れの水場で休憩中、パトリシアの首筋をなでてやっていると、クリフトが近づいてきた。 「ソロさん。」 「ん?」 「何故、私を戦わせてくれないのですか。」 クリフトの表情は固かった。 無理もない。大事な姫様が戦っているのに、自分は馬車でのうのうとしてるなんて、こいつとしては非常に心外なのだろう。 ま、そこらへんをアリーナ自身は全然気にしていないところが、気の毒っつーか、何つーか。 「んー、特に理由はないけどさ…。タイミングだよ、タイミング。」 「だったら、次は、姫様の代わりに私を…。」 「いや、でも、えっと、ほら!お前、まだ病み上がりじゃん。」 この言葉に、クリフトは頬を紅潮させて抗議してきた。 「そんな!もう、完全に回復しました!いつまでも特別扱いはやめてください!」 あちゃー、逆効果だったか。 「うん、分かったよ。次回は考えておくから。」 俺は、まだ言いたいことがありそうなクリフトから逃げるようにその場を離れた。 俺がクリフトを戦闘メンバーに使わないのは、別にクリフトの回復を気遣ったわけじゃない。 先日、2人きりのときに、神官嫌いのマーニャが言っていた言葉。 「だいたい、神官なんて戦闘の役に立つかしらねぇ。」 「…一応、剣の心得はあるって言ってたけどな。」 攻撃呪文を持たない神官は、回復や補助呪文などで、後詰めに回るのが通常だ。 実際のところ、前線に出て戦う神官というのは、余り聞いたことがない。 マーニャの疑問ももっともだった。 ただ、あいつには、奥の手がある。 一瞬にして、敵の命を奪う、禁断の呪文。 今のところ、そのことを知っているのは、仲間の中では俺だけだ。 ミネアは、もしかして勘付いているかもしれないけど。 あいつが、戦闘に参加すれば、その呪文を使わざるを得ないだろう。 俺としては、できる限り、あいつにその呪文を使わせたくなかった。 あいつが、闇の力を操る自分を、心の底で苛んでいるのを知っているから…。 ―――でも、いつまでも、戦闘に出さないわけにもいかないよなぁ。 そんなことを考えながら歩いている俺の耳に、トルネコさんの鋭い叫び声が聞こえた。 「敵です!囲まれてます!」 気がつくと、周辺から魔物の気配が押し寄せてきていた。 「マージマタンゴ…!」 マージマタンゴは単体ではたいしたことはないが、集団で襲ってくるとタチが悪い。 「マーニャ!ミネア!アリーナ!戦闘態勢に入れ!」 俺は瞬間的に3人の名前を叫んでいた。 走りながら、ちらりと馬車の方を振り返ると、青ざめて唇を噛み締めるクリフトの顔が目に入った。 しかし、それを気にする間もなく、俺の後方から炎の玉が飛んでくる。 「べギラマ!」 マーニャの火炎呪文を皮切りに、激しい戦闘が開始された。 俺は、奴らの繰り出すヒャドの氷柱をなぎ払いながら、剣で攻撃する。 右側では、アリーナがものすごい勢いでマージマタンゴを端から蹴散らしていた。 ミネアも、左前方でバギをかまして応戦している。 しかし、今回、奴らは数が多かった。 しかも、奴らはホイミを使うために、倒すのにけっこう手間がかかる。 俺もマーニャもミネアもアリーナも、なかなか減らない敵の数に、だんだん疲労してきた。 ―――このままだと、まずい、かも。 そのとき、再びトルネコさんの悲痛な声が響いた。 「新手です!がいこつ剣士です!」 マージマタンゴのきのこ頭の向こうに、両手にサーベルを下げた骸骨どもが見えた。 奴らは、手を挙げて、呪文の詠唱モードに入っていている。 ―――やばい!この状態で、ルカナンを唱えられたら…! そのとき、俺の背後から澄んだテノールが聞こえてきた。 「マホトーン!」 同時に、がいこつ剣士の詠唱の動きがとまる。 振り向くと、クリフトが走り寄ってきて、俺の横に並んだ。 「ソロさん、これは非常事態です。全員戦闘参加ということで、よろしいですね!?」 クリフトが、厳しい顔をして前を向いたまま、俺に問いかける。 そして、俺の返事を待たずに、今度はマージマタンゴの群れにマホトーンをかけた。 さらに、口の中でものすごい速さで詠唱を済ませると、両手を挙げて叫ぶ。 「スクルト!」 俺達の体が淡く光り、目に見えない守護の力に体が包み込まれるのを感じた。 クリフトは、背中から長剣を抜いて構えると、そこでやっと俺のほうを見た。 「…見損なわないで下さい。あの呪文を使わなくったって、私は、戦えます。」 「…。」 「それに、あの呪文を使ったって、全然構わないんです。私の左手を頼りにしていると言ったのは、あなたです。」 クリフトの怒りに燃える目を見たときに、俺は、自分が大きな間違いを犯していたことに気付いた。 「…うん、悪かった。ごめん。頼むよ、お前の力、貸してくれ。」 俺の言葉に、クリフトは唇の端を上げて、神官らしからぬ笑みをもらした。 「『力を貸してくれ』じゃありません。一緒に、戦いましょう。」 その言葉に、俺もクリフトに笑みを返した。 「オーケー。んじゃ、一緒にあいつらを蹴散らそうぜ!」 次の瞬間、俺達2人は剣を構えて前に飛び出した。 「ひょーっ、やったわね~。」 魔物達の死骸の山を前に、マーニャが他人事のようにつぶやく。 今回みたいに大量の魔物相手に、逃げずにこれを撃退したのは、初めてだった。 クリフトは、早速アリーナに回復魔法を施している。 俺がみたところは、それほど大きな怪我はしてないみたいだけど。 マーニャは、クリフトをちらりと見て歩み寄ると、鉄扇をぱちんと鳴らした。 「なかなかやるじゃない、神官さん。見直したわよ。」 「…ありがとうございます。」 実際、クリフトの剣の冴えはたいしたものだった。 派手な力強さこそないものの、素早く、確実に魔物をしとめていく。 あの呪文を唱えるまでもなかった。 ―――こいつだって、何年も旅をしてきたんだもんな…。 俺は、空を見上げ、改めてクリフトにすまなく思った。 そのとき、クリフトが「ぐっ」と奇妙な声を上げた。 何ごとかと振り返ると、クリフトが前のめりに倒れ、アリーナがクリフトの名前を叫びながら、クリフトに覆いかぶさっている。 「ど、どうした、クリフト!?」 クリフトは、気絶していた。 「クリフトが、痛いところは全部言えっていうから、ここが痛い、ってボタン外して見せたら、急に倒れちゃったの。」 クリフトを揺さぶっていたアリーナがこちらを見上げて、俺はクリフトが倒れた理由が分かった。 アリーナの胸元がかなり際どいところまで肌蹴けており、そこに青あざが見え隠れしていた。 「姫!なんとはしたない…!クリフトもクリフトじゃ!こんなことで気絶するなぞ、情けない…!」 ブライの理不尽な怒り方を聞いて、マーニャが噴き出した。 俺も、ミネアもトルネコもつられて笑い出す。アリーナはきょとんとしていた。 笑いながら、俺は思った。 ―――まったく、頼りになるんだか、ならないんだか分からない奴だけど…。 だけど、どうやら、いい相棒にはなれそうだ。
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秩序の聖霊ララ・クリフォン R 光文明 (5) クリーチャー:エンジェル・コマンド 5500 ■ブロッカー ■このクリーチャーが進化した時、このクリーチャーをその進化クリーチャーの下からバトルゾーンに出す。 ■このクリーチャーは相手プレイヤーを攻撃できない。 作者:テーメノン フレーバーテキスト 第二次大陸崩落後、世界には想像すらできないような悲劇ががあった。 評価 名前 コメント
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【クリアリ】クリフトとアリーナの想いは Part13【アリクリ】 142 名前 名前が無い@ただの名無しのようだ Mail sage 投稿日 2013/06/01(土) 23 01 10.47 ID ad8IA2MI0 山麓です。解除祝いの『クリフト、ザオリクを唱える』 初ザオリクはこんな感じかと思った。 「姫様!!」 嫌な音と共にブライの小さな体が地面に叩きつけられた。それは一瞬の出来事だった。 対峙している魔物に珍しく苦闘していたアリーナは、珍しく背後からの新手の魔物の攻撃に気づいていなかった。その魔物の攻撃がアリーナに振り下ろされる瞬間、ブライがアリーナを庇うように魔物との間に入り、その攻撃を己の体を盾に受け止めた結果だった。 「ブライ様!!」 「ブライィーーーーー!!」 魔物を仕留めたアリーナは背後の異様な気配に振り返った。そしてアリーナの目に映ったのは、見るも無残な姿になった老魔術師の姿だった。 「いやぁ! 」 いつものアリーナとは違った悲鳴のような声と、震えるように立ち尽くし、子供のようにイヤイヤする姿に、クリフトは居ても立ってもいられず、馬車を飛び出した。 「姫様」 飛び出し、手土産と言わんばかりに、ブライを叩きつけた魔物を切り捨て、地面に縫い止めると、アリーナに駆け寄った。 「ブライが……、ブライが…… 」 パーン メダパニを受け、子供が泣きじゃくるように、錯乱し荒れ狂っているアリーナの頬をクリフトは叩いた後、強く抱きしめた。 「落ち着いて下さい姫様。姫様は一国の姫、忠臣の犠牲に動揺してはなりません。そしてブライ様は私が生き還らせます故に……、信じて下さい」 「ク…‥リ…フ…ト…」 何が起きたか分からない様子のアリーナだったが、クリフトの最後の「信じて下さい」の言葉に己を取り戻した。 (ザオラルでは厳しい。ザオラルの上位ザオリク……) クリフトはブライの肉体を検分し、厳しい状況である事はすぐ分かった。 (この私に……、出来るのか。ザオリクが……) 思案の果てに目を瞑り、開けた視線がアリーナの不安な瞳とぶつかった。その瞳を見た瞬間、クリフトは腹を決めた。 「聖水を下さい。場を清めます」 「あっ、はい」 慌てて馬車にから、トルネコが聖水を持って来て、クリフトに渡した。クリフトはその中身をブライの周囲に振りまいた。 「陰府より向かえし魂よ、こちらへお戻り下さい。ザオリク」 ロザリオを握りしめて、クリフトは祈りを捧げた。 (あっ、引きずられる) クリフトは普段のより奪われる精気に一瞬よろめきそうになった。しかし背後から抱きしめられる感触を感じとどまった。 「クリフト、信じてるから――」 (姫様……) ブライの瞼が開いたのは、それからまもなくだった。
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クリフトのアリーナへの想いはPart5 292 :【結婚承諾秘話】1/18 ◆cbox66Yxk6 :2006/05/23(火) 20 25 43 ID DpCbqtoT0 渦中の人物が大広間に姿を現した時、そこにいた誰もが息を呑み、そしてざわめいた。 細身でありながらも脆弱さを感じさせない均整の取れた体。不思議な色合いの艶やかな蒼髪と深い青の瞳。真新しい服を颯爽と着こなし瑠璃色のマントを翻して王の御前に向かうは、救国の英雄の誉れ高き青年。 先の魔軍襲撃より三年。 すっかり大人の落ち着きを身につけた彼の名はクリフトといい、先頃まで王宮付神官として、またサントハイムの復興の一翼を担ってきた人物であった。 頭脳明晰、容姿端麗と誉れ高い彼だが、その穏やかな物腰からは想像も出来ぬほどの剣術の達人でもあり、さらに回復呪文や致死呪文といった高等魔法も操る世界屈指の猛者でもある。それに加え、見かけによらぬ堅固な意志と豪胆な実行力を兼ね備え、近隣諸国の老練な政務官を相手に、はたまた海千山千の商人連を相手に一歩も引かない駆け引きのうまさを遺憾なく発揮し、ここ最近敏腕政務官の称号を得、密かに恐れられているという。 クリフトは己に向けられる好意の視線と、それに倍する羨望の眼差し、そして悪意に満ちた眼光をひしひしと感じつつ、ゆっくりと赤い絨毯を踏みしめ、前に進んだ。 彼の見つめる先には、彼の敬愛する王と、彼が何よりも大切に思う姫の姿。 その脇にうっそりと佇む老人は、幼い頃から目をかけてきた青年の晴れの姿に、僅かながらに鼻を赤くさせていた。 やがて大臣の声が響き、クリフトが御前で跪くと広間は水を打ったように静まり返った。 「これよりサントハイム王宮付神官兼政務官クリフトの叙爵式を執り行う」 大臣の声に玉座を立ち上がったサントハイム王は、伝家の宝刀を掲げると、クリフトの肩口に押し当てた。 サントハイム王国における叙爵は、先王のとき以来簡略化が図られ、本人の希望があれば非公開で行うことも可能であったが、この度の叙爵には多くの貴族からの要望があり公開となった。しかしそれは、平民出身のクリフトを公の場で貶めるために意図されたものでもある。いくら王宮の一角で育ったとはいえ、貴族の社会とは無縁の生活をしてきたクリフト。当然のことながら貴族のしきたりなど知りはしないだろうと、高をくくっていた貴族の一派は、衆人環視の中物怖じひとつせず、粛々と儀式をこなしていくクリフトに苛立ちを感じ始めていた。だが、国王の朗々とした声が広間を満たすと、好奇も露にクリフトを見やった。 サントハイムが定める爵位は、公爵、侯爵、伯爵、子爵、男爵の5爵。それに名誉国民に値する準男爵、士爵、騎士の称号がある。本来であれば、式の前にどの位が与えられるのか公表されるのであるが、此度の叙爵ではあえて事前公表をせず、式での発表となっていた。それ故、クリフトがどの爵位を賜ることになるのかは、誰もが注目すべきことであったし、また若い貴族の子息たちにとっては別の意味でも気になることでもあった。おそらく、クリフトの功績から言えば、男爵以上を授与されることは疑いないとは思いつつも、それが伯爵以上であった場合、貴族の未婚の子息にとっては、正直歓迎せざる事態を招くのである。サントハイムにおける伯爵位、それは王族との婚姻が可能になることをさす。 国王の声が響き渡り、クリフトが一段とこうべを垂れた。 「此度の功績を以って、そなたに『男爵』の位を授与する」 その瞬間、アリーナは思わず身を乗りだしかけ、傍らに控えていたブライに無言で止められた。 抗議の声をあげかけたものの、ブライが僅かに首を振るのを見ると、姿勢を元に戻し、心配げにクリフトを見つめた。 己の爵位が明らかにされた時、クリフトは青く澄んだ瞳を伏せ、僅かに身動ぎした。 (間に合わなかった・・・) 国王から言い渡されていた期限は3年。 アリーナが他国と婚姻を結ばなくてはならない状況を回避すべく、寝る間も惜しんでサントハイムの復興に尽力をしてきた。そしていま、サントハイムの復興は軌道に乗り、アリーナの縁談はある程度の自由を得た。しかし、クリフト自身が、それに追いつくことができなかった。 予感はあった。 クリフトはともすれば虚ろになりがちな己が心を叱咤し、答辞を述べる。 爵位は国王の采配ひとつで決まるものではない。 何人かの重鎮と話し合いを重ね、そして与えられるもの。その重鎮たちが特に何かことを起こすことなく、今日の日を臨んできたことから、おそらくは伯爵位を望めないであろうことはうすうす勘付いていた。そう、下位の爵位をクリフトが得たところで、何もできないことはわかっていたから。 貴族の位は簡単に得られるものではない。頭では理解していた。しかし、現実になると虚しさと憤りで自身が押しつぶされそうな気持ちになる。 クリフトは答辞を述べ終えると、ただ一度だけちらりと愛するものへ視線を送った。 心配げに見守るアリーナと視線が絡まる。 一瞬のうちに胸を満たした苦しさに思わず息を詰まらせ、クリフトはアリーナから視線をはずした。 これ以上彼女を見つめることは到底できなかった。 己の不甲斐なさを彼女の前でさらけ出してしまった。 どの爵位が与えられるかを決めるのはクリフトではない。しかし、徒に彼女を惑わせ、それでいて別離の苦しみを与えてしまったのは、己の罪するところであったとクリフトは自戒する。 先の戦いの折、彼は愛する姫君と共に何度となく死線を潜り抜けてきた。それは辛く苦しい旅路であったけれども、共有する時間が増えるほど、ふたりの距離は縮まっていった。それは、若いクリフトを錯覚に陥らせてしまっていた。姫君と神官、ふたりの距離は縮まっていなかったというのに、縮められるのではないかと、淡い期待を抱いてしまったのだ。そしてそれは、ふたりを相思相愛の間柄に押し上げたものの、立ちはだかる現実の壁の前に敢え無く玉砕してしまった。 クリフトは苦しい息のもと、かすかに唇を噛み締めた。 (姫様に、期待を持たせるべきではなかった) たとえ彼女から想いをぶつけてきたとしても、かわし続けるべきであったのだ。 クリフトが悔恨の念に囚われている間にも、式は滞りなく進行していき、そして終わりを迎えた。 クリフトは大臣の合図に、ゆっくりと面を上げる。 広間を満たす安堵の空気と、年頃の娘を持つ貴族たちの思惑がクリフトを貫き、その居心地の悪さに、今更ながらに吐気を催した。 それでも、ただひたすらに自制心を働かせ、御前を辞そうと身体に力を入れたその時だった。 妙な緊張感に溢れたその場にそぐわない、飄々とした声がクリフトの鼓膜を打った。 「陛下、この場を借りてひとつ御許しいただきたいことがございます」 それは、長く苦しい旅を共に駆け抜けてきた矍鑠とした老人のもの。 誰もが一目置きながら、その詳細を知るものがほとんどいないという謎の老人。王の教育係として、そして王女の教育係として、はるかな昔からサントハイム王家の傍らに位置してきたその者の発言に、広間の誰もが注目していた。 老人はゆっくりと身体を動かすと、誰にもわからぬようにアリーナに小さく笑みを送り、クリフトのもとへと歩み寄った。そして、クリフトの傍らに立ち、玉座に向かい合うと、そのまま言葉を続けた。 「このクリフトめを、わしの養子として正式に迎えようと思っております」 この発言には、当のクリフトも驚き、不敬に値することも忘れ思わず声を上げていた。 「ブライ様・・・」 小さく呟かれた言葉にブライは呵呵と笑う。 「そんなに驚いた顔をするな。ただでさえ締まらないおぬしの顔が、よけいに阿呆に見えるぞ」 それは妙に威厳を感じさせる笑いで、そして誰かを思わせる顔であった。 クリフトがそれを不審がる暇もなく、広間の一角から糾弾の声が上がった。 「王の御前、無礼であるぞ!!」 それはまだ年若い貴族の青年から発せられた。 彼の言うことは正しい。 王が臨席するその席で、如何に重鎮として扱われていようとも、臣下が王に物申すことは火急の事態でもない限り不敬罪に値する。 この糾弾に勇気を得たのか。もともとこの得体の知れない老人を快く思っていなかった貴族の面々がそれに呼応した。 「越権行為ですぞ」 「なんたる不敬!」 「即刻立ち去られよ!」 非難の的とされたブライは、それでも平然と佇み、国王を見つめていた。 その悪びれない態度に、さらなる怒号が重なりそうになる瞬間、玉座に腰掛けていた人物からため息混じりの声が響いた。 「叔父上も、お人が悪い」 「え?」 驚きの声をあげたのは、国王の横で事の成り行きをはらはらしながらも、いつでも飛びかかれる体制で見守っていたアリーナだった。 アリーナの疑問は広間にいた人々の疑問でもあったらしい。口を開きかけていた青年貴族たちはそのままぽかんと口を開けていた。しかしそれは、年若い者たちだけでなく、サントハイムの重鎮とされていた何人かも同様であった。 国王が叔父上とよぶ存在。それの意味するところは、先々王の遺児、先王の兄弟を指す。水面下で囁きが交わされる。先々王の私生児が存在するという噂は本当であったのか、と。そういった噂は以前から囁かれていたけれども、王の側近たちの口は堅く、確証を得るまでにいたれなかったのである。 突如現れた王族。その驚愕の事実も他所に、当の本人たちはいたってのんびりと会話を繰り返す。 「はじめっからそのおつもりだったのですな」 「ほっほっほ」 「またそうやって煙に巻く。どうりで落ち着き払っていると思いました」 「うむ?そうだったかのう」 「本当にお人が悪い。最初からそう言っていただければ、私の気分も幾分か楽でしたのに」 「なんでも楽をしようとするのは、おぬしの子供のときからの悪いくせだったのう。苦労せい、苦労せい」 かっかっかと笑い飛ばすブライに、ばつの悪そうな顔をした国王がわざとらしく咳く。 その様子に目を細めたブライが、言葉を重ねる。 「で、養子の件はお許しいただけるのですかな?」 ピクリと体を震わしたクリフトの肩に手を置き、ブライは問う。 国王は肝心なことを言いそびれていたことに気づき、重々しく頷いた。 「うむ、許そう」 威厳を持って答えた国王ににやりと笑うと、ブライは慇懃に答える。 「ありがたき幸せにございます」 そして目をまん丸にして驚いているアリーナに優しく微笑みかけると、クリフトの肩をバシッと叩いた。 「ほれ、許可が下りたぞ。ということで今日からわしはおぬしの父親じゃ。かっかっか」 クリフトは、しばしどう答えてよいものか迷っていた。展開が速すぎてどう反応していいのか、戸惑っているようでもあった。それでも何かを答えなければ失礼に当たると口を開きかけたところ、またしても抗議の声が上がった。 「陛下、そのような重要なことを何の相談もなしに決められては困りますぞ!」 それはサントハイムの重鎮の中でも保守的な考えを強く持っていた侯爵位の大貴族であった。 彼は立派な髭を震わせながら、憤りも露にクリフトを睨む。 「陛下、物事には秩序というものがございます。このクリフトめは平民の子供。そのようなどこの馬の骨ともわからぬ血の流れているものを、由緒正しきサントハイム王家の血を引くブライ翁の養子になどと・・・正気の沙汰とは思えませぬ」 彼の弾劾は、一時は国王の心を動かしたかのように見えた。なぜなら、国王は彼の方をまっすぐに見据えたから。しかし、国王から漏れた言葉に彼は己の失態を知る。 「そなたは、クリフトがアリーナの乳兄弟であることを知った上で、そのような発言をしたのか?」 「え?」 唐突に投げかけられた言葉に、疑問を覚えるも、それを深く追求する間もなく国王が睨んだ。 「確かそなたにはアリーナと同じ年の娘がおったな」 その言葉に、侯爵ははっとする。そしてあいまいな笑みを浮かべると、阿るように言葉をつむぐ。 「はい。しかし、妻は病弱でして・・・」 「アリーナが産まれた時、余は国王に即位して間もなかった」 侯爵の言葉を遮り、国王は滔々と続ける。 「王妃は身分の低く、確たる後ろ盾をもっておらなんだ。それでも、出産で身体を壊した王妃は乳飲み子を抱え毎日必死になって頑張っておった。そう、だれぞに乳母を頼もうとしても、その年に限って『病弱』なものが多く断られ続けていたからのう」 まっすぐに向けられた視線に居心地の悪さを感じた侯爵は、身動ぎをすると俯いた。そんな侯爵に構うこともせず、国王は言葉をつむぐ。 「その時じゃった。エンドールへ遊学していた折に知り合った友人が、妻を連れて訪ねてきたのは。彼は余の窮状を知り、最愛の妻を乳母にと危険も顧みず申し出てくれた。・・・それが、クリフトの父母じゃ」 国王は遠い昔に思いを馳せながら、当時の友人にますます似てきたクリフトに笑みを送る。 そして傍らで固唾を呑んで見守っていた娘に微笑みかけると、打って変わって静かな口調で述べた。 「親子二代にわたる国家への献身を、身分だけで貶めることは許さぬ」 静まり返った広間を見渡すと、国王は件の侯爵の姿に目を留める。 「そなたはクリフトをどこの馬の骨かわからぬ者の子と言ったが、そもそも乳は血液から作られるものと聞く。ならば、その乳を飲んで育ったアリーナはどこの馬の骨ともわからぬ者の血によってつくられていると言ってもよいのであろうかな?」 やや意地の悪さを含んだ質問に、いままで血統至上主義できたものたちは一斉に視線を逸らし、さりげなく後方へ下がった。侯爵にいたっては今にも倒れそうなほど顔色が悪くなっていた。 国王は再度広間を見渡すと、低く押し殺した声で訊く。 「まだ何か異議のあるものはいるか?」 聞くぞ? 旗色の悪さを悟ったものたちは俯いたまま、その視線をやり過ごす。 息をするのも気詰まりなほどの静けさが、あたりを支配していた。 すべてが萎縮する中、ゆっくりと自慢の髭をしごいていたブライが、そのような空気を物ともせず口を開き、クリフトの頭を杖の先で小突いた。 「ほれ、しゃきっとせぬか。そんなんではこのわしの・・・フレノール公ブライの跡を継げぬぞ!」 ブライの声が響くと、貴族の中の何人かが泡を食ったように声をあげた。 「フレノール公!?」 「あの流浪の公爵と言われた?」 「いや、しかし、実在していたのか?」 「私も単なる噂だと思っていました」 それらの言葉を煩そうに聞き流していたブライだったが、己の身分を告げたにも拘らず驚きのひとつもみせぬ養い子に不服そうに眉をひそめた。 「おぬしは驚かぬのじゃな」 つまらぬのう。 心底つまらながっているブライに、それまで畏まってきたクリフトは思わず笑みを漏らしていた。 「確証を得たのはいまですが、薄々はそうではないかと・・・」 「うむ?」 「先の旅の折、フレノールに立ち寄ったあのときから、ずっと疑問に思っていましたから。どうしてこれほどの規模の町が、『姫様』のお顔を存じ上げないのか、と」 例え公式行事に姿を現さない王女の顔が広く知れ渡っていないとはいえ、絵姿ひとつないというのは、少しおかしいのではないか。 まるで誰かが意図的に『姫様』の姿を隠しているかのように。 「あれは、やはりブライ様のお心遣いだったのですね」 姫様が、ただ一人の人間として、ただのアリーナとして存在できる場所を作るために。 そしてそれを行っているのは恐らく姫様を心から大切に思っている人物。 耳に届く『幻のフレノール公爵』、水面下でささやき続けられている『先々王の遺児』の存在。 ブライが時折国王に対してみせていた倣岸な態度。ブライの年齢。それらから推測するは・・・。 「ほっ、まさかそんなことで見抜かれるとは」 侮れぬのう。 そうひとりごち、それでも頼もしい跡取りの誕生に、ブライは相好を崩した。 そしてクリフトの手をとり立ち上がらせると、そっと背中を押した。 「ほれ、姫様のところへ行かんか」 「え?」 ブライの意図することがつかめずクリフトが首を傾げると、ブライは眉をあげて「よもや・・・」 と呟く。 「おぬし、まだ自分のおかれた立場を理解しておらんのか?」 わかっておらんようじゃのう。 へんなところで頭が切れるくせに、自分のこととなると全く頭の働かなくなるクリフトに深々とため息を漏らすと、疑問符で頭をいっぱいにしている青年に問いかけた。 「クリフト、貴族の爵位についてはある程度知識はあろうな?」 突然問われた内容に戸惑いつつも頷くと、ブライはにやりと笑った。 「父親が公爵の場合、息子の爵位は?」 「爵位を受け継ぐまでは一階下の侯爵を名乗ることができます。また、養子など特殊な事情を持っている場合は、正式に爵位を譲られるまでは二階下の伯爵・・・」 そこまで言って思い当たったのか、クリフトははっと顔を上げた。 「そう、おぬしは今日から『フレノール伯クリフト』じゃ」 駄目押しとばかりに突きつけられた事実に、クリフトは僅かに体を震わせた。 ちらりと玉座を窺うと、国王が傍らに腰掛けていた娘になにやら囁いている。 アリーナが弾かれたようにこちらを見た。 正面から視線が絡む。 アリーナの瞳が揺れ、声にならぬ呟きがクリフトに届く。 「クリフト・・・」 「姫様」 欲しくて得られなかったもの。 全身全霊をかけて求め続けてきた存在。 それがいま・・・。 「ほれ、行った行った」 女人を待たせるものではないぞ。 くだけた調子で急かすブライの目尻にも、僅かな光がともる。 ずっと二人を見守ってきたブライは、彼らの知らぬところで何度となく心を痛めてきた。 クリフトを養子に迎えることは容易い。しかし、実績が伴わなければ認められない。 度重なる苦難と葛藤。ブライが見守る中、それらを乗り越え、クリフトは自力で爵位を手に入れた。それは、男爵という格下ではあったけれども、何の後ろ盾もない青年が得るには並大抵の努力ではなかったであろう。だからこそブライは、自力で爵位を手に入れたクリフトだったからこそ、己の養子に迎える決断を下した。それでも、クリフトを取り巻く苦難は形を変えて襲いかかってくるであろう。たとえどんなに本人が努力をしても、それが通用しない相手も存在するからだ。 しかし、とブライは思う。 ひとりであったらくじけてしまう道のりであろうとも、ふたりであったならば乗り越えてゆけるかもしれない。 教育係として長く仕えてきたアリーナは、多少破天荒なことろはあるものの、その実芯の強い女性である。彼女ならば、クリフトを支え、共に苦難の道を乗り切ってくれる。そう信じている。 衆人が固唾を呑んで見守る中、蒼髪の青年が歩みを進めた。 アリーナが椅子から立ち上がり、クリフトのもとへと駆け寄る。 大臣が、どうしたものかと窺うと、国王は目線だけで頷き、黙認を決め込んだ。 後に、この場に居合わせたものたちは、物語の一節を読み上げるかのようにうっとりと語る。 それはまさにロマンス。 「姫様」 「クリフト」 互いに距離をつめ、手を取り合ったふたりは暫し見つめ合い、微笑んだ。 やがて蒼髪の青年は片膝をつき、王女の手を取ったまま真摯に語りかけた。 「姫様、ずっとずっとお慕い申し上げておりました」 紡がれる一言一言に万感の意を込めて、青年は愛する姫君を見上げる。 姫君は緋色の瞳を微かに潤ませ、小さく頷く。 「もし、お心に叶いますれば、私と永久の契りを交わしていただけませぬか?」 それは、クリフトがずっとずっと告げたくて告げられなかった想い。 初めは苦しい片恋だった。 次に待っていたのは、すれ違う心だった。 そして互いの想いを知りつつ、ただひたすらに想いを隠し続けた日々。 両想いゆえの苦難の数々。 それでも、そこに諦めという言葉はなかった。 ずっとずっと求め続け、喘ぎ続けた。 アリーナの手が震えていた。 それを支えるクリフトの手も。 ふたりの想いが交錯し、そして形を結んだ瞬間だった。 「喜んで、お受けいたします」 桜色の唇から紡ぎだされた言葉。 クリフトはアリーナを見つめた。 アリーナはクリフトに微笑みかけた。 クリフトが立ち上がり、アリーナがそれに寄り添った。 アリーナの手にクリフトの唇が落ち、アリーナがはにかんだ。 穏やかで幸福な時間が流れ、緊張を繰り返してきた広間に、不思議な安らぎを与えた。 あるものは思った。「これは天の采配だ」と。 あるものは思った。「赤い糸は存在するのだ」と。 あるものは思った。「運命だったのだ」と。 どこからともなく拍手が沸き起こり、ふたりを包み込んだ。 驚いたふたりが、自分たちの世界に浸っていたことに改めて気づき、赤面する。 そんな初々しいふたりをある老夫婦は微笑ましげに見つめていたし、アリーナの婿の座を狙っていた青年貴族はむっとしたように視線を逸らした。 劇的な展開にため息を禁じえなかった大臣が、国王に耳打ちすると、重々しく頷いた国王が、玉座から立ち上がりふたりのもとへと向かった。 それに気づいたふたりは国王の方へ向き直ると、礼をとる。それを片手で制しながら、国王は問いかけた。 「アリーナ、彼でいいのだな」 まっすぐに射抜くように見つめてくる父王に、アリーナは迷いのない目で答える。 「はい」 アリーナの言葉に、「そうか」と短く頷くと、クリフトの方へ向き直る。 片膝をついて畏まろうとしたクリフトの手を握ると、僅かに首を振り立ち上がるように促す。 クリフトは若干の戸惑いを見せたものの、国王の意図に従い背筋を伸ばして姿勢を正した。 「クリフト、立派な青年になったな」 それは父親から息子にかけられる言葉のように情愛に満ちていて。 背の高さからやや見下ろす格好となってしまった国王にクリフトは改めて親愛の情を覚えた。 国王はクリフトの気持ちを察したか、少しだけ人懐っこい笑みを見せ、そして真剣な眼差しを向けると厳かに告げた。 「娘を、頼む」 「はい」 それは、クリフトがアリーナの婚約者として正式に認められたことであり、長年サントハイムの首脳部を悩ませてきた問題が解決した瞬間でもあった。 胸にこみ上げてきた思いに、思わず涙したブライだったが、その直後に響いた声に激しい頭痛を覚えた。 「よかった~。ほんとどうしようかと思っていたのよ。クリフトが相手なら喧嘩しても手加減する必要はないわね~」 万が一負傷しても、クリフトなら自分で治せるしね。 アリーナの切実な言葉はしかし、多くの者たちにさまざまな反応を呼び起こした。 事実、父親であるサントハイム国王は眉間を押さえて深々と嘆息したし、クリフトは「それはよかったですね」とやや引きつった笑みを浮かべた。また、クリフトとアリーナの婚約にいつ異議を唱えようかと画策していた青年貴族たちは皆、一様に視線を逸らし、一拍おいてクリフトとアリーナに惜しみない祝福と盛大な拍手をおくった。 アリーナの意図がどこにあったかはわからないが、期せずして反対派を押さえ込むことに成功したようである。 こうしてクリフトの叙爵式は、一部波乱の様相はみせたものの終了し、近日中に国内外にアリーナとクリフトの婚約の報が伝えられた。 後日、旅の仲間たちがふたりを祝福するために駆けつけた。 当初はからかう気満々だった面々だったが、次のクリフトの言葉に誰もが押し黙る。 「皆様の『あたたかい』ご協力のおかげで、姫様と婚約することができました。本当にありがとうございます。そして、これからも『よろしく』お願いしますね」 ソロは、「友情」という名のもとの、辛く苦しい無償労働の日々を思い、マーニャはカジノのコインに釣られて、分厚い岩盤を吹き飛ばすため攻撃呪文を連呼した日々を思った。 また、ミネアは「ミネアさんしか頼ることができないのです」と真摯に訴えかけてきたクリフトを思い出して頬を赤らめ、ライアンは「とある調査」のためにクリフトと共にイムルを訪れた時のことを思い返して思わず咳払いをした。 そして、トルネコは・・・・・・いつもの陽気さを潜め、ただ一言呟いた。 「もうこりごりです・・・」 それぞれの胸に何を秘めているのかそれはわからなかったが、ブライはこの様子を見て少しだけ 胸が痛んだ。 「クリフト・・・おぬし」 一体何をやらかしたのじゃ? 破竹の勢いで進められたサントハイム復興の裏側で、何が起こったのか。 関係者の口は堅く、その内容は杳として知れない。 (終)
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スレ内で出た、ゲーム内会話、攻略本設定などのメモ。 いたストのセリフネタバレなど。 ***クリフトのアリーナへの想いはPart13 139 名前 名前が無い@ただの名無しのようだ Mail sage 投稿日 2013/05/31(金) 23 45 58.50 ID Q/uwB0AK0 派閥樹形図ネタ作ってみたから保守がてら貼ってみる クリフトとアリーナの想いは? │ │ ├─両想いだよ(クリ×アリ派) │ │ │ ├─結婚するよ │ │ │ │ │ ├─身分を乗り越えて祝福されて末永く幸せになるんだよ(王道ハッピーエンド派) │ │ │ │ │ │ │ ├─みんなが協力して後押ししてくれるよ(仲間の友情派) │ │ │ │ │ │ │ ├─偶然プロポーズが成功しちゃうよ(棚から牡丹餅派) │ │ │ │ │ │ │ └─2人で頑張って周りに結婚を認めさせるよ(愛の力派) │ │ │ │ │ ├─駆け落ちしてどこかで幸せに暮らすんだよ(愛の逃避行派) │ │ │ │ │ └─無事結婚するけどその後も困難は続くよ(前途多難派) │ │ │ ├─結婚しないよ │ │ │ │ │ ├─想い合ってるけど国や立場の事を考えて結婚はしないよ(プラトニックラブ派) │ │ │ │ │ └─何か悲劇が起きて引き裂かれてしまうんだよ(ロミオとジュリエット派) │ │ │ ├─何でもいいからとにかく2人がいちゃついてるのが見たいよ(ラブラブ派) │ │ │ │ │ ├─クリフトがリードするのがいいよ(クリアリ派) │ │ │ │ │ ├─アリーナから積極的に行くのがいいよ(アリクリ派) │ │ │ │ │ └─どっちもどっちでキャッキャウフフな感じがいいよ(バカップル派) │ │ │ ├─両想いだけどお互いの気持ちはまだ知らないんだよ(すれ違い派) │ │ │ └─アリーナもまだ自覚が無いだけで実は好きなんだよ(無自覚鈍感派) │ ├─片想いだよ │ │ │ ├─クリフトの片想いだよ(クリ→アリ派) │ │ │ │ │ ├─ずっと片想いのままだよ(一方通行派) │ │ │ │ │ │ │ ├─結婚はするけどアリーナに恋愛感情はないよ(妥協派) │ │ │ │ │ │ │ ├─告白せずにアリーナの幸せを願うよ(悲恋派) │ │ │ │ │ │ │ ├─告白するけど振られちゃうよ(失恋派) │ │ │ │ │ │ │ └─思い余ってヤンデレ化してしまうよ(泥沼悲劇派) │ │ │ │ │ └─クリフトの意外な一面を見てアリーナが意識しはじめるよ(両想い化期待派) │ │ │ │ │ └─妥協を拒否されたショックでアリーナが意識しはじめるよ(妥協派生派) │ │ │ └─実はアリーナの方が片想いしてるんだよ(アリ→クリ派) │ └─親愛だよ(クリ+アリ派) │ ├─主君と従者以上の感情は無いけど強い絆でむすばれてるよ(忠臣派) │ └─兄妹みたいに仲良しなんだよ(ほのぼの家族愛派) ***クリフトのアリーナへの想いはPart12.5 653 : 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage] 投稿日:2013/01/16(水) 00 27 08.94 ID +9+wYJCi0 結構前になっちゃったけど、DQのマスターズクラブやってた雑誌のツイッターの公式アカウントで 「キャラクター人気投票はクリフトが1位、アリーナが2位。 そしてイラストのカップリングもこの二人が断トツ! 」 て書かれてた。昔からこの2人は人気あったんだね https //twitter.com/hipponagesinfo/status/248425455974236161 750 名前 名前が無い@ただの名無しのようだ Mail sage 投稿日 2013/02/14(木) 22 36 23.07 ID C/gj5Ex50 667さん 亀ですがマスターズクラブ入手しましたありがとうございます! 読者人気投票のクリフトとアリーナのダントツ振り、ホントにすごかったです。 あと編集部と読者の結果の乖離具合に笑いましたw 一応、以下人気投票の内容を羅列してみました。 ~キャラ単体人気投票~ <読者> 1.クリフト(ダントツ!)、2.アリーナ、3.勇者、4.ミネア、5.最後の敵(ピサロ?)6.ホイミン、トルネコ <編集部> 1.トルネコ(ダントツ!)、2.勇者、3.アリーナ、4.ミネア、5.ホイミン、6最後の敵、7.クリフト ~好きなイベント人気投票~ <読者> 1.武術大会、2.5章オープニング、3.イムルの夢、4.小さなメダル、5.カジノ、6.4章エンディング、7.パデキア <編集部> 1.イムルの夢、2.武術大会、3.5章オープニング、4.4章エンディング、5.カジノ、6.小さなメダル、パデキアは得票0 ~好きな章人気投票~ <読者> 1.5章、2.2章、3.4章、4.3章、5.1章 <編集部> 1.5章、2.3章、3.4章、4.2章、5.1章 他にも堀井さん、中村さん、すぎやまさんのインタビューもあったり 読者投稿イラストのピサロが茶髪だったり、当時の感想も面白く、色々と楽しめる1冊でした…! ***クリフトのアリーナへの想いはPart5 183 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/10(水) 01 49 38 ID 3AGZpLGy0 FC版公式攻略本上巻P.56 神官 クリフト 「腕もたつ、若き神官 若くして神の道を目指した、サントハイム城の信頼ある神官。 女の子の人気も高い。 傷ついた者をいやす呪文と、高い経験を積めば、生と死をつかさどる呪文を扱える。 ある程度の武器防具も装備できる。」 神官学校主席卒業の設定は「導きの書」からだね。 こちらは持ってないのでワカランが書いてあることは確か。 184 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/10(水) 01 55 21 ID 3AGZpLGy0 ついでに下巻も。P.12 「サントハイムから姫といっしょに旅立った若きお付きの神官。 神に仕える職業がら、 回復系の呪文や生と死をつかさどるザキ系、ザオリク系呪文を扱い、 死闘を繰り広げる冒険ではありがたい存在だ。 ある程度の武器、防具も装備できる。 能力すべてバランスが取れており、仲間うちのなかでもなかなかの優等生。 長い冒険の旅には欠かせない人物だ。」 ちなみに自分は台詞係に任命された61です。 ってこれは台詞じゃないけどwもうデータ係でも何でもいいですw 198 :セリフェー61:2006/05/12(金) 00 13 54 ID BqZRmF750 196 萌え台詞ですか…神官は全部萌えなんで選べないw うーん移民の町の台詞は中々見るの難しいと思うので投下しておきますね。 (グランドスラム) クリフト「こっ こんな いかがわしい町っ……。 こんな所に 姫さまを お連れするわけにはいきません!」 199 :セリフェー61:2006/05/12(金) 00 18 56 ID BqZRmF750 あ、大聖堂を忘れてた。 クリフト「町のみなが 心をひとつに 神に 祈る姿……。 なんと すばらしいのでしょう! さあ われわれも ともに 祈りましょう!」 クリフトが話す特殊町はレディースタウン・大聖堂・グランドスラムです。 ちなみにアリーナが話すのは、大聖堂・ミステリータワーだけです。 495 :セリフェー61:2006/06/27(火) 00 03 17 ID e+xYhVQl0 保守代わりに気になるセリフを… いたストでのクリフトのボツセリフに 「アリーナ様 好きじゃーっ!!」というものがあるそうですw 神官どうしたのその口調??という感じですね。 一体どういう場面で使われる予定だったのでしょうかw クリフトのアリーナへの想いはPart6 341 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/10/11(水) 22 50 11 ID 6Edr/nOy0 いたストでのセリフで アリーナ「クリフト、手加減なんかしたら後でおしおきよ!」 ってのがあったなあ。 自キャラで使って勝ちを譲ってみたが、その後どんなお仕置き受けてたんだろか… 404 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/10/21(土) 03 02 05 ID HBmqjpcV0 亀レスだが 341 アリーナ「クリフト、手加減なんかしたら後でおしおきよ!」 いたストクリフトは、自分が優勝目前になると 「これはいけません このままでは私が勝ってしまいますね」 とか言い出す。対戦相手にアリーナがいなくても。 つまりアリーナ相手に限らず、実は接待プレイ専門? それを知っていたアリーナが、ガチ勝負じゃなきゃ嫌だと釘をさしたんだろうか。 それでも聞かずに接待プレイのクリフト萌え。 実は自分だけ特別扱いしてほしくて、わがままを言っている(と想定して)アリーナ萌え。 405 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/10/21(土) 17 42 33 ID G9HE+yBw0 404 言われてみれば、確かに接待プレイっぽい発言だ。 ライアンとの掛け合いで言ったセリフ 「そうですね姫様、二人の力で何とかしましょう」 に不覚にも萌えてしまったのを思い出した。 484 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/11/11(土) 02 32 25 ID Y9eic2mL0 最初クリフトがDランクと聞いたときは真剣に怒り狂った自分だが 実際プレイしてみて納得。 いたストは相手の邪魔しなきゃ基本的には勝てないからね。 クリフトはそういうこと絶対にしないキャラだからかと。 他キャラが喜んで相手の邪魔しまくってる中で 「すみません」「あなたにも幸福が訪れますように」 とか言ってるのを聞くと、Dランクでも幸せな気分になれたよ。 487 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/11/11(土) 21 18 31 ID Y9eic2mL0 486 正確なのと結構違ったので訂正をば。 ク「すみません。 スフィアを 使わせて もらいます!」 ク「みなさんにも 幸運が おとずれると よいですね」 でした。 クリアリファンとしては、 ク「アリーナ姫様にならば この身を ささげても かまいません……。」 とか ク「アリーナ姫様が 勝つよう 私も お手伝いします! ラ「クリフトどの! 今は すべての者が 敵なのですぞ!!」 とかが面白かったですね。もうね、お前は誰かに勝つ気皆無でしょうとw 489 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/11/11(土) 23 06 23 ID qYjgjdVz0 DSはキャラ数の都合上、参戦ムリポかな。 「そろそろ 1番に追いついておくべきでしょうか?」 おまいやっぱ接待プレイだろ。絶対手ぇ抜いてるだろ。 「○○さんは悪くないです。 一人占めしていた 私が悪いのです。」 そんなこと言ってるからDランクなのだと小一時間(ry やっぱいたストクリフト最高www 496 :てんちょの独り言 ◆YdWRYb4NOY :2006/11/14(火) 23 41 33 ID Xf84TuSz0 感想くださった皆様、ありがとうございました。 いたストではセリフ集めに奔走してたのを、今でも思い出します。 壊れかけのキャラが多い中で、クリフトはまともな発言が多かったですね。 「サントハイム神官クリフトまいります。 頑張りますのでみなさんよろしくお願いします!」 どっかのステージ開始時のものですが、 さわやかな感じで大好きなセリフの一つです。 476 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/22(金) 09 13 10 ID 6s5gJYRU0 いたストDS 406 名前: 名前が無い@ただの名無しのようだ [sage] 投稿日: 2007/06/22(金) 01 45 04 ID YohxeTkOO 自キャラ女の子にクリフトの帽子をかぶせて、アリーナに見せてみた。 「○○! クリフトとおそろいなの!? なんか フクザツな気分……」 ツンデレktkrwwwww 477 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/22(金) 16 25 02 ID 6s5gJYRU0 500 名前: 枯れた名無しの水平思考 [sage] 投稿日: 2007/06/22(金) 16 23 57 ID pzXU3EQb0 チャンカでメダパニがかかったら アリーナ「あれれ… なんだか クリフトのことばっかり うかんでくるわ…」 ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!?!? 478 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/22(金) 18 58 28 ID 6s5gJYRU0 >「わたしが うさみみバンドつけたら > クリフト なんていうかしら? ふふふ」 > >━━━(゜∀゜)━( ゜∀)━( ゜)━( )━(゜ )━(∀゜ )━(゜∀゜)━━━!!!!! おいおいどうなってんだよいたストDSwww どうせ片思いの滑稽さをネタにするだけだろと思ってたクリアリ要素が、本編以上とは。 ちなみにクリフトは、女の子にうさみみバンド装備して見せると 「○○さ~ん そのうさみみバンド とってもにあってますね~」 とか言い出すので、早く対策をとった方がいいと思われます、姫。 487 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/24(日) 17 59 09 ID FkzTH5/W0 どこでもカードを手に入れたらクリフトに 「そんなカードより姫さまのブロマイドのほうが大事です!」って言われたwww 488 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/25(月) 00 30 08 ID ctgZCuxs0 486 ルイージさんって なぜか しんきんかんが わくんです。 どこか にているのでしょうか? って言ってたよ。…子供向けとはいえ漢字で言ってくれwとは思ったw 491 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/25(月) 01 14 18 ID ctgZCuxs0 クリアリかけあいセリフ投下。 ク「姫さまも ~さんのように おしとやかで いてくれたら……はあ。」 ア「……クリフト きこえてるわよ。」 ア「おめでとう ~。 なんだか じしんが ついてるわね!」 ク「おめでとうございます。 レベルがあがったからって カベをけったりしちゃ ダメですよ。」 ア「~ すごいわねー! クリフトにも みならってもらいたいわ。 ク「姫さま 私って そんなに ダメダメでしょうか……しくしく。」 ア「~ もう目標額たまったのね。 わたし 負けたくないのに~。」 ク「姫さま いっしょに ~さんを たおす……止めるための さくせんを 考えましょう!」 492 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/25(月) 01 15 24 ID ctgZCuxs0 ~はプレイヤーの名前ね。 でも負けたくないのに~は本当に「~」です。わかりづらくてゴメンorz 493 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/25(月) 14 38 05 ID q9wvYgRF0 476 男の子がクリフトの帽子装備してると、 「どこかで 見たことあると思ったら、 それ クリフトのぼうしね! なかなか おにあいじゃない!」 女の子のときとは態度違うね。 やっぱ女の子がかぶってると妬きますか姫様www 499 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/26(火) 21 10 11 ID lhVEkxZrO プレイヤーが男の子だと、アリーナが「どれくらい強いか気になる」と言って クリフトは「姫さまは○○さんみたいな人が気になるんでしょうか」てショボーンするけど 女の子だと、クリフトが「姫さまも○○さんみたいにおしとやかだったら」とか言い出して アリーナが「聞こえてるわよ」とすねるという 何この王道すれ違いラブコメwww 500 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/26(火) 23 58 06 ID hsSdt7Ic0 クリフトが目標金額達成、優勝目前 アリーナ 「クリフト!わたしをさしおいて!! あとでどうなるか おぼえてなさいっ!」 ………どうなるんだろう(;´Д`)ハァハァ 501 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/27(水) 01 48 46 ID 4zISA3OEO プレイヤー男の子で、目標金額を越えると ア「えっ もう ○ゴールド!? クリフト! ○○を 動けなくしちゃいなさい!」 ク「ザ…… ごほん 姫さま 私そんな呪文 おぼえてませんよ」 ナイスコンビネーションwww 511 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/27(水) 16 56 17 ID nZfzL8Sa0 いたストSSキター!! セリフ集めがんばろうって気になりました。 じゃあ姫さま関連で出てなさそうなのを投下。 なんてすばらしいお店でしょう…… なんと 姫さまのお店でしたか! でしたら もっとお支払いを……!! (表情は涙) いくら 姫さまの お店でも この金額は とてもキツ~イです。 ……しくしく。 あの方への 思いと 同じくらい ほしいお店を 見つけました……ぽっ。 ひ 姫さまっ! よければ 私と デートを! あ いやっ お店を交換しませんか? こ このままでは 姫さまとの スウィートライフが かないません……。 (最下位) 512 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/27(水) 17 01 47 ID nZfzL8Sa0 このまま1位を キープできたら 姫さまは ほめてくれるでしょうか…… ……うっとり。 姫さまが 優勝!? な なんとっ! 祝いの準備を しなくては!! ワープって いつもおどろいちゃいます。 実は 姫さまも にがてなんですよ。 もしも このエリアを 独占できた そのときは あの方に…… ああっ そんなっ いけません! 優勝できた あかつきには 私のキモチを あの方に…… そ そんなマネ 私には……ああっ! (心の声) 私だったら いつでも 姫さまのところに とんでいくのに… あっ なんでもありません。 (プレーヤーが移動カード) ここは ぶき屋にしましょう。 もしかしたら 姫さまが 来てくれるかも……うふふ。 そろそろ 賞金の使いみちを 考えても いいころですね。 あの方へ なにか プレゼントでも……。 514 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/27(水) 20 53 59 ID oQukhn9M0 アリーナに 「しんでんをたてたがる人って頭のカタい人が多いけど ○○もそうだったの?」って言われた 誰のことだ誰のw 515 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/27(水) 22 08 09 ID nZfzL8Sa0 アリーナの神殿を5倍買いしたときも(交換したから珍しく持ってた) 「そういうことすると 頭のカタい人たちが おこっちゃうんだからー!!」 みたいなこと言ってたな。 ところでアリーナは気球乗り場ばっかり建てるし(稀に関所) クリフトは神殿ばっか建てるんだが他所のセリフを見るにはどうすりゃいいでしょ? 516 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/28(木) 20 35 45 ID /Yrbgsoy0 (女の子 Eアリーナの帽子) そのぼうし 姫さまと同じ物ですね? ○○さんにも おにあいですね。 (男の子 Eアリーナの服&帽子) ○○さんですね? 私が 姫さまと ○○さんを まちがえるはずありませんって。 ちなみに男の子 Eアリーナの服 だけだとセリフは出ない。 523 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/30(土) 23 54 39 ID 21Tv3NUP0 (女の子 Eアリーナの服) あれ 姫さま……? なーんだ ○○さんじゃないですか。(心の声) 女の子 Eアリーナの服&帽子 は男の子の場合と共通セリフでした。 524 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/01(日) 02 20 37 ID 9Pj0aBHQ0 516 男の子がアリーナ服で、クリフトのコメントあったよ。 「○○さん。 それ 姫さまのお服ですよ……」 ってドン引きしてたw 527 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/01(日) 16 57 33 ID 9Pj0aBHQ0 女の子がクリフトの服を着た場合 アリーナ「あら クリフトとおそろい? ○○は女の子なんだから もっと 他の着ればいいのに~」 帽子のコメントを見た後だと、クリフトとおそろいにさせたくないんだね! としか思えないwww 528 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/01(日) 17 16 31 ID fvTHCOom0 DSのアリーナはラブコメだなあ 完全クリフトだとどうなるの? ぼうしの時と同じ? 529 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/01(日) 20 52 59 ID wTRDaiN6O 完全クリフトコスの場合 「○○ クリフトのマネしても すぐわかるわ! だって クリフトは シャキっとしてないもの!」 …いや、そうかな…? ガイドブックの村上絵のクリフトとか、めっちゃシャキーン!じゃないですか? まあ、クリフトのマネしてもすぐわかる、までは非常に萌えるコメントですが。 530 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/01(日) 23 15 05 ID wTRDaiN6O プレイヤーが空き地に気球乗り場を建てた 「○○は いっしょに乗りたい人とかいるの? わたしは… みんなでたのしく乗りたいわ!」 そ の 間 は な ん だ w これ実は、プレイヤーが女の子の場合限定。 男の子だと、気球はラクでいいわよねーとか言います。 女の子相手に限って一緒に乗りたい人の話題なんて、 いつからそんな乙女になったんだアリーナ? 541 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/02(月) 20 48 24 ID vRnwgahuO わたしがうさみみつけたら~、のセリフは不意打ちで驚いたな。 名指しでクリフトロックオンだし。しかも「ふふふ」ですよ。 男の子プレイヤーだと、うさみみだけでも完全バニーでもこのセリフって、 目の前のネタよりクリフトですか。どんだけ(ry そりゃメダパニでクリフトのことばっか浮かんでくるわけだよwww 557 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/15(日) 03 44 03 ID JaRLu6mt0 プレーヤー(男?)に相乗りして大きく儲けた場合のアリーナのセリフ 3行目に萌え死んだ 「○○! ありがとう! あなた クリフトより やくにたつわ! まあ ちがうよさがあるんだけどねっ!」 クリフトの良さがちゃーんとわかってたんですね姫さま。 609 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/27(金) 22 49 34 ID P3bh3h1a0 ところで、いたストの魔人像をどうにか(2位で)クリアしてきた。(優勝はアリーナ) クリフト・アリーナ目標額突破時 『姫様が優勝? うたげのじゅんびをしなくては! (うる覚え) 』 あのさぁ、クリフト。 あんた今、僅差ではあるけどドベなのよ。 そんな悠長な事言ってる場合じゃないでしょ!w (で、クリフト結局ドベでした。ももんじゃ許すまじ!w) 611 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/29(日) 22 50 28 ID FI/LTGLH0 んと ククとクリフトの掛け合いで クリフト「○○さんかがやいておられますね まるでバラのように。」 クク「その言葉他に言う相手がいるんじゃないか。」 だったっけ女の子じゃないとないかも 一応神官同士だからあるんだろうね クリフトとアリーナの想いはPart8 86 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/11/29(木) 08 32 16 ID Zd/w57EO0 DS版の移民の街の昔語りに萌えた!! やっぱDQはそのへん意志さえあればなんとかなるテキトーがあるよ 「王位をついだばかりの若き王は 旅芸人の一座の美しい娘と 恋に落ちてしまったのです。 マーリブのお城の 大臣たちは 若き王レオンと その娘の 結婚に 反対しましたが…… レオンの父…… つまり まえの王さまは こころよく みとめました。 身分ちがいの結婚は マーリブに暮らす 人びとに夢をあたえ 都は ますます栄えたとさ。」 クリフトいけるいけるマジがんがれ 255 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/12/27(木) 00 48 34 ID SUQ4gwiR0 230 の導きの書持ってるけど、サントハイムが農業国って事も書いてある 漁業も盛んらしい 魔法国家でもある 王家の墓の存在を考えると、魔法や神官の国家だとしてもおかしくはないよな 公式ガイドには、サランの町も言及してあって、サランが昔はサントハイムの出城だったという設定がある だから、武器屋が建物の中に入ってたりするのだとか さすがに当時は、攻略本の一つ一つまで堀井監修が入ってただけあってマニアックに作りこまれてるなw 924 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/04/04(金) 00 20 13 ID tGDKebCp0 導きの書にある 魔法の研究が盛んだって明記されてる まぁブライとクリフトを見れば、魔法が盛んだったってのは予想はつくよな ファミコン版の公式ガイドブックには、サランの町が元々サントハイム城と続いてて その名残が、砦の中にある教会とか、砦のような形状の町並みなんだそうだ ファミコン版の設定は、普通の説明書からガイドブックに至るまで 全部堀井の手が入ってるから詳細な設定がされてるのが面白い これはⅣに限らず、ⅢやⅡなんかもそうだったんだけどな 406 :名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/01/24(木) 23 07 17 ID JyQnwIcT0 クリフト「姫さま お気をたしかに。 お父上や城の者は きっと どこかで 生きているはずです。 アリーナ「ありがとう クリフト……。 スタンシアラはこれだよ
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本当はクリアリが好き 270 名前: とびねずみ ◆NezmymcE 投稿日: 02/06/05 10 07 ID ??? アリーナのケーキ この間、台所を覗いたら、クリフトが、エプロンをしてケーキを作っていた。 教会のバザーに出して、お金を集めるんだって。メイドに一所懸命教わって、 額に汗いっぱいかいてた。普段は女性の前では涼しい顔してるのにね。メイドだ って女の子なのに、その前であんなに汗をかいて、しかもその汗をふいてもらったり してさ……。あ、ええと、そんな事はどうでもよくって。 それがね、味見したら、すごく美味しかったの。びっくりするくらい。 だから、私はコックにケーキ作りを教わったの。クリフトに(どんな事でも) 負けるのは悔しいし。それに、クリフトに教えたメイドに教わるのも悔しかった んだもん。 だけどねえ、なんだか、やきあがったのって、真っ黒なの。クリフトのは綺 麗なきつね色に焼き上がっていたのにな~~。コックも不思議そうな顔してた。 でも、いいわ。クリフトが作った時よりもいい材料だって言ってたもの、きっと 美味しいはずよね。 「クリフト、食べてみて? クリフトのケーキに負けないはずよ」 「姫さまがこれを? 私の為に作ってくださったのですか?」 「う~ん……クリフトの為に作った、といえなくもないかな~」 「感激ですっ。もちろんいただきますっっっ」 がちっ。 クリフトのケーキにフォークを入れた時とは、随分違う音がしたわね……。 「ぐわっっ」 「な、なに??? どうしたの???」 「ひ、姫さま、これは薬用なんですか??」 ……………。これって、どっちの勝ちなのかしら?