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『小ネタ三本』 16KB 虐待 パロディ 実験 駆除 ドスまりさ 現代 15作目まして、おはようございます。キャンセルあきです ※1 小ネタ集なので、短いお話が三本あります。 ※2 普段使っているVAIOがタイマー発動で修理に出たため、一部変換がおかしいかもしれません。 三点リーダーも。 ※3 人間による犯罪の描写があります! ゆっくり小ネタ集 キャンセルあき ■ぱちゅの考え休むに似たり 玄翁とまな板と赤青のランプ、そして砂糖とスパイスと素敵なもので出来た、 ピタゴラスイッチな機械が置いてある。 「田中さんちの盆栽がゆっくりに倒された! 容疑ゆはれいむ、ありす、まりさ、ぱちゅりーの四つだ! 自作のゆっくり用嘘発見器で、ゆっくり尋問してやるぜ、ヒャッハー!」 「「「「そんなのぜんぜんゆっくりできないよ(のぜ)(わ)!」」」」 まな板の上のゆっくりが嘘をつくと、何故かハンマーが振り下ろされる仕組みである。 理屈は分からないけれどとにかくそういうことですから。 設定は作品次第ですから。 以上、説明終り。 「まずはれいむ、君に決めた! 尋問台に乗せてっと・・・・・・」 「やべでね、れいむはれいむだよ、ゆっくりしていってね!」 「そんなもん、見れば分かるんだよ! ところでれいむお前、昨日田中さんの家に忍び込んで、盆栽を倒してしまっただろう?」 「ゆ? あのぼんさいさんくそまずかったけれど、れいむはしのびこんだりしてない――」 ばん! れいむは振り下ろされたハンマーにつぶされた。 「もっ・・・・・・ゆ・・・・・・」 「ゆわあああああああ、れいむがあああああ!」 「とかいはじゃないわあああああ!」 「むっきゅううエレエレエレエレ」 「まったく、真ん中に居れば素直に即死できたのによ」 お兄さんはぱちゅりーにオレンジジュースを掛けた。 犯ゆんを探すまでは、容疑ゆ達に死んでもらっては困るのだ。 「次はまりさにでもするか」 「ゆゆゆゆ。まりさおそらをとんでるみたい!」 「まりさああああああっ!」 「あんしんするのぜ、ありす。れいむはしょせんこのなかでいちっばんっのこものだったのぜ。 これがおわったら、まりさといっしょにずっとゆっくりしようなのぜえ!」 「まりさ・・・・・・」 まりさはまな板に自ら乗った。 「さあ、くるのぜ! むれのえいゆん、れみりゃにもかったことのある――」 ばん! まりさはハンマーにつぶされた。 「お、今度は即死だな」 「まりさあああああっ! すっきりーさせてくれるまえにえいえんにゆっくりするなんてえええ!」 「エレエレエレエレエレエレエレエレ」 お兄さんはぱちゅりーにオレンジジュースをかけつつ、ありすをとりあげた。 「つぎはれいぱーにしよう」 「おそらをとんでるみたい! いやあ、まないたさんのうえはとかいはじゃない! かっぺむかつくわああ!」 「げほ、けほっ! そこまでよ! このさいっばんには、ちめいてきなけっかんがあるわ!」 「おお、やっとそこに気がついたか!」 「あたりまえよ! だってこのさいばん――」 ぱちゅりーは一呼吸置いて胸を張った。 「――"べんごゆん"がいないのだから! ありすはぱちゅりーがべんごしてみせるわ!」 「ぱちゅりー、さっすがもりのけんじゃね! たよりにしてるわ!」 「ああ、コイツ等馬鹿なんだなあ・・・・・・」 ドライアイスがあったら溶けるんじゃないか? という程度に生ぬるい視線を送って、お兄さんはありすを死線の上に立たせた。 「ああ、そんじゃあぱちゅりー、このれいぱーが田中さんちに忍び込んでないって分かるように、 存分に弁護してくれや」 「むきゅ、まずはありすがれいぱーじゃないってことからせつめいするわ! しょうこは、ありすのとなりにすんでる、れいむとまりさのおちびちゃんよ。 このあいだありすとおちびちゃんは、いちにちいっしょにいたわ! でもおちびちゃんはぶじだった! これは、ありすがれいぱーじゃないっていうしょうこだわ!」 「そそそそそそそそうよ! だってありすあのこにはさきっちょしかいれてない――」 ばん! ありすはハンマーにつぶされた。 「とぎゃいびゃぅっ!」 つぶされる瞬間にありすのぺにぺにから辞世の精子餡が迸り、ぱちゅりーに顔射されてぱちゅりーにんっしん! 「むっきゃあああああっ! ありすうううぅぅぅ! エレエレ『ドボドボ』エレエレ『ドボドボ』」 茎の生えたぱちゅりーの吐くりーむに合せてオレンジジュースをかけるお兄さん。 最早ルーチンワークだ。 「さて、最後はげろ袋だが」 「お・・・・・・おちびちゃんがうまれるまでゆっくりまってくれないかしら?」 「ダメ、絶対」 「むっきゅあああああっ!」 ぱちゅりーは審問台――もとい死刑台に乗せられた。 「一応言っておくけど、田中さんちに入ってないって証明できなければつぶすし」 「むきゅきゅきゅきゅきゅきゅ・・・・・・」 「嘘ついても玄翁でつぶされるから、そこのところ注意な」 「ぱぱぱ、ぱちゅは・・・・・・ぱちゅはかんがえたのだけど――」 ばん! ぱちゅりーはハンマーにつぶされた。 「何も考えてない。駄目だこりゃ」 後日、近所の野球少年が田中さんちに自首して、れいむは倒れた盆栽を軽くかじっただけだった ということが分かったが、この件に関して、ほぼ無実の野良ゆっくり四つをつぶしたお兄さんは、 「良かった、ゆっくりごときに倒された可愛そうな盆栽は無かったんだな」 と、答えたそうな。 おわり。 ■おうさまりさはロバ ゆっくり帝国の逆襲 ゆっくりぷれいす、ちょっと沈没。 局地的土木お兄さんのヒャッハーによって、ドスまりさが占拠したプレハブだけ床上30cmに浸水。 まりさ、浮く。 「まりさああああっ! でいぶもおぼうしにのせてねええええっ!」 「はああああ!? じょうっだんじゃないのぜえええ! まりさだっていっぱいいっぱいなのぜええ!」 「でいぶっ! どげじゃぅよおお! あんござん、とげでいがないっでえええええっ!」 「はははははっ! いいきみなのぜ! まりさがおおすぎるっていったのに、たくっさんおちびちゃんをつくったのはだれなのぜ? れいむなのぜ! おうちでこそだてをしていたのに、まりさににたおちびちゃんだけをいじめたのはだれなのぜ? れいむなのぜ! まりさをはたらきにいかせたのに、ごはんさんむーしゃむーしゃしただけななのはだれなのぜ? れいむなのぜ! "どうつき"になったからって、おなじれいむにまでごはんさんをあげなくなったのはだれなのぜ? れいむなのぜ! おちびちゃんたちがれみりゃにおそわれたとき、ひとりだけにげかえったのはだれなのぜ? れいむなのぜ! まりさがえっとうっ! のじゅんびをはじめたのに、おうちでねていたのはだれなのぜ? れいむなのぜ! どすがにんげんさんのゆっくりぷれいすをもらいにいこうといったとき、まりさははんたいしたのに、 ひとりだけさんっせいっして、こんな・・・・・・こんなことになったのはだれのせいなのぜ? れいむなのぜ! だから、だからいま、まりさがみすてるのは・・・・・・・れいむなのぜええええええええええええ!」 もはや番のでいぶは返事をできる形を残していなかった。 徐々に水が染み込んでゆくお帽子が、段々と沈んでゆくのをあんよに感じながら、まりさは狂ったように 笑い続けていた。 口が沈みきってしまうまで、ずっと笑い続けていた。 ドス、沈む。 「みんなああ! どすのおぼうしのうえにのってねええっ!」 「どす、こんなにたくさんのおみずさんは、ゆっくりできないよ!」 「どすだったら、ゆっくりしないではやくみずさんをなんとかしてね!」 「そんなあ! いくらどすだからって、こんなにたいりょうのみずをどうにかできるわけないでしょお!」 巨大なドスの上に避難できたのは、大人ゆっくりだけだった。 赤ゆっくり達はうんうん体操中、子ゆっくりたちはすーぱーむーしゃむーしゃたいむだったので、 ドスの警告に対して、 「ゆ? にゃんにゃの? れいみゅたちゆっくちちてるよ?」 「そんなにさけぶなんて、どすはゆっくりしてないね!」 とだけ返して、屋内に侵入してきた濁流に飲まれていった。 「ありすのとかいはなおちびちゃんがあああっ!」 「しずかにゆっくりしてねー。おちびちゃんはまたつくればいいんだねー、わかれよー」 「な、なにいってるの!? とかいはじゃないわ!」 「うるさいよー。こーでぃねいとなんていって、いしっころをならべるだけのがきがいなくなって、 ちぇんはせいせいしたんだねー」 「この・・・・・・いなかものがあああ!」 「ありすがやっぱりれいぱーになったんだねー。わかってたよおおおおお!」 ありすがちぇんにおそいかかり、たちまち二体の争いが始まったが、場所がドスのお帽子の上だ。 「ふたりともやめてね! どすのあたまのうえでけんかしたりしたら――」 「とかいばっ! ごぼごぼごぼ」 「わきゃらにゃ! ごぼごぼごぼ」 当然の結果として、二体はおちびちゃんたちの後を追うことになった。 「どぼじでそとははれてるのに、おうちのなかがかわさんになってるのおお!? ぱちゅりー、どすにおしえてよおおお!」 ドスは頭上の参謀を呼んだが、群れの賢者(笑)はとうの昔にストレスでエレ死していた。 どぼん。どぼん。 濁った水に饅頭の落ちる音がして、ドスの頭がまた軽くなった。 落ちたのはれいむとありす。近くでお帽子に乗って耐えていたまりさが水没したため、 ゆっくりを失ったことでの衝動的な自殺である。 「どすううううっ! さっさとみずさんをおいだせえええっ! れいむはしんぐるまざーなんだよ!」 「れいむのおちびちゃんはもうゆっくりしちゃったでしょ! しっかりしてよ、れいむ!」 「どす! どすすぱーくをうつのぜ! みずさんをどすすぱーくでせいっさいっするのぜええ!」 「どすすぱーくさんでみずさんはせいさいできないよ! それに、まりさはおりてよね!」 「むきゅ! ぱちゅがみんなたすかるちえをさずけてあげるわ・・・・・・だからぱちゅをゆっくりさせてええええっ!」 「たすかるほうほうがあるなら、ゆっくりしないでどすにおしえてよおおおっ!」 「もうだめだわ、せめてさいごにすっきりーを・・・・・・んほおおおぉぉぉぉぉ!」 「ありすうぅぅぅ!? とかいは! とかいはをわすれちゃだめだあああっ!」 ああ、だめだ。 ゆっさゆっさと揺れ始めた自分のお帽子をさめた目で見ながら、ドスは、あんよをぐずぐずに 溶かしつつある水よりも、もっと禍々しいものが餡子の中に入ってくるのを感じていた。 ゆっくりへの諦念と、ゆっくりと対極にある敵意を。 「んほおおぉぉぉぉ! さいごにたのしみましょおおおおぉぉぉ!」 「ゆわあああっ! ありすちかづかないでね、そっちのまりさにいってね!」 「みんな・・・・・・どすもすぐいくからね」 ぐらり。ぼちゃぼちゃぼちゃぼちゃ。 ドスがお帽子を傾ける。それで誰も居なくなった。 ドスは、しばらくの間自分が溶けてなくなる瞬間を待っていたが、やがてそんな死に方すら 用意されていないことに気づく。 れいむ、まりさ、ぱちゅりー、ありす、ちぇん。 餡子もクリームもチョコレートも溶かしつくした水はすでに飽和し、ドスの体を溶かさなくなって いるのだ。 それどころか、皮の解けたドスのあんよから、水に溶けこんだ群れのゆっくりたちの記憶が 流れ込んでくる。 ごはんさんをむーしゃむーしゃさせてほしかった。 もっとすっきりーさせてほしかった。 すてきなこーでぃねいとを褒め称えられたかった。 おうちでゆっくりすーやすーやさせてほしたかった。 ドスにゆっくりさせてほしかった。 ドス、どうしてゆっくりさせてくれなかった? ドス、ゆっくりさせろ。 ドス・・・・・・。 ゆっくりさせろ、ゆっくりさせろ。その思考だけが流れ込んでくる。 「そうか、ドスはみんなをゆっくりさせるためだけの、モノだったんだね」 諦めとともに、ドスは額に生えたキノコを口に含んだ。 ――そういえばみんな、どすには"ゆっくりしていってね"って、いわなかったな。 言葉と一緒に飲み込まれたドススパークは、ドスの体を内側から吹き飛ばした。 「たーまやー。汚い花火だなー」 即席のスーパー堤防の上に立つ土木お兄さんは、ドススパークで吹っ飛ぶプレハブ小屋を見ていた。 「でーも良かったのかな? あのプーレハブ小屋とまわりの畑って、たーしか町長の持ち物じゃ? あ――だーから良いのか。普段から『ゆっくりをつぶすために犠牲を惜しむ者なぞおらん!』とか 顔真っ赤にして吹いちゃってる奴だーしねー」 十五分で河の流れを変えて小屋を水没させた必殺のスコップ"ゆンボル"は、綺麗に土を払われて、 表面に描かれたゆうかにゃんの絵を誇らしげに見せている。 「こーぼねー・・・・・・」 「あ、ゆゆこさんごめんねー。今日ばっかりはお仕事無いや」 「こぼねー」 「作戦指揮はホラ、あーの敬語のお兄さんですからさー。文句はそっちに言ってくださいよー」 責任転嫁をする土木お兄さん。ゆっくりを奴隷ではなく相棒として扱うゆっくり対策課の中でも、 一際ゆっくりに対する立場が弱いようだ。 そして、濁流に食料のゆっくりたちを奪われた形になる銀バッジのゆゆこは、 『あら、あのお兄さんの指揮だったのかしら。だったら土木お兄さんの相棒がこのゆっくり界随一の 美食家たるわたし、ゆっくりゆゆこであることなんて百も承知でしょうから、私がドスを食べ損ねて 意気消沈していることなんてお見通しのはず。今度あったらきっとこの埋め合わせとして、珍味な 希少種をプレゼントしてくれるに違いないわ!』 との意味をこめて、 「こーぼね!」 とつぶやいた。 おわり。 ■美容ゆっくり・ありす 暗い箱の中で出番を待つありすは、自らの美しさに満足していた。 上流で都会派なありす同士の間に生まれた純潔のありすに誇りを持っていることはもちろんだが、 育ち方だって、他の凡百なるゆっくりたちとは訳が違うのだ。 彼女は生まれた時、すでに勝利者であった。 母の額に生った茎――そこに実った数多の姉妹達の中で、もっとも美しく都会派であったがゆえに ありすは残され、生れ落ちた直後には茎の全てがありすの物となった。 それからも、ありすが望めば上質のあまあまが、ありすの美を損なわない量を計算されて与えられた。 共に最上級の美ゆっくりである両親からは、常に賞賛と、クリームの流動を助けるマッサージをかねた すーりすーりを受け、寝る場所は都会派なふかふかの中。 当然の事ながら、彼女のうんうんやしーしーは全て側仕えの奴隷達が片付け、ありすは触れたことは おろか、そのにおいを嗅いだ事すらほとんど無い。 まさに美の為に生まれ、美の為に育った都会派の中の都会派。 それが、このゆっくりありすであった。 ありすはずっと、両親から一つの教えを受けていた。 ありすは、美を求める人間のもとへゆき、ありす自身の美を分け与えるために存在するのだ、と。 なんというゆっくりしたとかいはだろう! ありすはその言葉を聞いた瞬間、これ以上無い誇らしさが体中のクリームを震えさせるのを感じた。 人間の力は強大ながら、ゆっくりの足りない"いなかもの"であることは、ありすの高潔なクリームに 伝わっている重要な情報だ。 その人間が、ありすの美を必要としている! これはまさに、ゆっくりの、いやありすの"美"による人間への大勝利ではないか! 人間を力では無く都会派な美によって屈服させたこと。 それがありすの存在によってなされる事には、ある種運命的なものを感じさせた。 暗闇に一筋の光が走る。ありすを丁重に収めた箱が開きつつあるのだが、その光は、ゆっくりと人間、 双方の未来を明るく照らし出す、美と都会派の光であるようにも思えた。 徐々に、明るさに慣れた目が、人間の輪郭をハッキリとさせてゆく。 人間に対して下す最初の挨拶――ありすは、それを行う角度すら、何度も練習して完璧なものとしていた。 「にんげんさん。とかいはなありすが――」 そしてありすが見たものは、人間さんがありすの顔に当てた包丁の輝きだった。 「――ゆっくりさせてあげても『だんっ!』よくっ・・・・・・て・・・・・・・よ?」 染み一つ無く滑らかな顔面がべろリと前に垂れた。が、両目も前半分が切断されて、 まな板の上にころりと転がったので、ありすがソレを見ることはかなわなかった。 「お客様、それでは続いて、ゆっくりありすのフェイスクリームによるパックを行いますね」 「うふふ、お願いします」 白衣のエステティシャンは、三十路のOLの顔に乗せた蒸しタオルをのけて、 切り立てほやほやのありすのデスマスクを乗せた。 サイズを正確に計算されて育てられたありすの顔は、OLの目と口が丁度穴からのぞける。 「足を揃えてこちらにどうぞ・・・・・・」 「よっと・・・・・・なんかにゅるにゅるするわね」 「顔を剥がしたありすの中に入れたんです。ご存知のとおり、ゆっくりは中に入ったものを全部 中身へと変換してしまいますから、古い角質を安全に、肌を痛めることなく取り除くことが出来ます」 「うーん、衛生面とか大丈夫なの?」 「もちろん! 当社の専属契約を交わした加工所で、無菌状態のまま、ロボットに育てさせたものですから。 今ちょっと動いたでしょう? 栄養状態がとても良いので、顔を切り落としても半日は生きていられるんです!」 「あー、なんか足がすっきりしてきた気がするわ」 他にもエステティシャンは、ありすがコラーゲン豊富な餌を与えられていたので、クリームもコラーゲンが 豊富で、デスマスクを用いたフェイスパックには肌の美容効果が期待できること。 ありすは赤ゆっくりの時から『人間の美に役立つ』と教えて育てているので、ゆっくり特有の 思い込みによる効果があると××大学の準教授補佐代行が太鼓判を押そうか迷っていたこと。 このような美容ゆっくりは毎日千体近くも量産されていて、ノウハウが確立されているために、 このような一回15000円のコースでも使えるようになってきたこと。 など、様々な売り文句を並べていたが、当のOLさんは夢見心地の中、今日の婚活パーティーで 年収1000万の男を引っ掛ける方法だけを考えていたので、全く聞いていなかった。 OLさんのちょっと水虫が居る脚をむき出しのクリームに突っ込まれたまま、思い出したように 痙攣している美容ありすが話を聞いていたかどうか。 それは、誰にも分からない。 おわり。 あとがき もう10年以上経ちますから時効でしょうけれど、中学校三年生のとき 「ぺにぺにを風に打たせたら気持ち良くないか?」と思いついたので、 夜中三時の農道を自転車で全力疾走しつつ出してみました。 "扇風機に当てればよい"事に気づいたのは、高校に入ってからでした。 おわり。 ■以下、wiki収録過去作品 * anko2416 れありてぃ ~希少種の希少性~ * anko2398 電車を待ちながら * anko2298 どうする? * anko2016 熱中症には気をつけよう * anko1972 春、その季節は * anko1910 そして何かが動き始めた * anko1835 その台詞は言わせない4 * anko1728 そして何かが軽くなった * anko1666 春のとくっばんっ!編 * anko1659 越冬のススメ * anko1570 証言ゆ達 * anko1521 その台詞は言わせない3 * anko1508 その台詞は言わせない2 * anko1481 その台詞は言わせない
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ココでは、ちびちゃと動画を貼り付けることにしました、画質が悪いかもしれませんがそこは、ご承知ください。 名前 コメント 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。
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野良ゆっくりNo.2 16KB 虐待-普通 愛で 自業自得 親子喧嘩 赤ゆ 子ゆ ゲス 現代 2話目です。引き続きお付き合いください。 最近ではとっても珍しい胎生妊娠の野良れいむを俺は飼いゆっくりとして迎えた。迎えたのはいいが速攻で2匹もガキを生みやがった。 その際スーツは良くわからない粘液でデロデロにされるし。二匹目の赤れいむは完全にゲスだし。当初の思惑とは少々ズレてきてちょっと鬱だ。 リビングに放置した、れいむ親子の事が気になるが二日続けて遅刻だけはなんとしても阻止しなければならないので俺はとにかく寝る事にした。 「むーちゃむーちゃ、おかーさんおいしいね。れいむとってもしあわせ~だよ。」 「おいしいねぇ。ほんとうにおいしいねぇ。こんど、おにーさんにちゃんと「ごちそうさま」いうんだよ」 「はーい!」 「む~ちゃむ~ちゃ、うっめ!これめっちゃうっめ!こんにゃにおいちいにょなら、れいむずっちょむ~ちゃむちゃできゅりゅよ!」 「れいむおいしいね~こんどおねーちゃんといっしょに、おにーさんに「ごちそうさま」いおうね~」 「へ?おにーさん?」 「そう、おにーさん」 「おにーさん?....っぷぷぷっ!おにーさんって、あのくじゅ?ひゃひゃひゃへへ...ひーひー...あのくじゅがおにーさん?れいにゅ、 おなかがよじれそうだよ!じょうだんはきゃおだけにしちぇいっちぇね!」 「れ...れいむ...。」 「おちびちゃん!!!なにいってるの!!このごはんさんは、やさしいおにーさんがくれたんだよ!いいかげんにしないとおこるわよ!」 「おきゃーしゃんなにいっちぇるの?あのくじゅは、とってもゆっくりしたれいにゅしゃまに「あまあま」さんをもっちぇくることしゅか、 のうがにゃい「どれい」だにょ!おきゃーしゃん、あちゃまだいじょぶにぇ?」 「このこはなんてこというんだい!」 ビシィ!!! 親のれいむは多少手加減して顔の横に付いている、おさげで悪態をついて収まらない末っ子のれいむを打ち据えた。末っ子のれいむは手加減 されたにも関わらずゴロゴロと転がった。大量の餌を食べて歪に変形させた体を数十センチ転がせてソファにぶつかって停止した。 「ゆぎゃああああ!!おきゃーしゃんがぶったぁああいぢゃいよおおう「ぎゃくったい」だよおお「いくじほうき」だにょおお!!! こんなくじゅおやなんかいらにゃいよ~」 「れいむ!!いいかげんになさい!こんどおにーさんのことをわるくいったら、おかーさんゆるさないよ!」 「れいむ...いまのは、れいむがわるいのよ。おかーさんにあやまってね、おねーちゃんもいっしょにあやまってあげるから」 「いやじゃぁ!れいみゅわるくないもん!」 「れいむ!!」と親のれいむは再度おさげを頭上高く振り上げた。 「れいむ、さぁおねーちゃんといっしょにあやまろう。」 「..う、うぐぅ....おねーしゃん....。」 「おかーさんごめんなさい。はい!れいむも!」 「....おきゃー.....ごめ....しゃい。」 「だめ、れいむ!ちゃんというのよ!」 「おきゃーしゃんごめんなしゃい!」 「ほら、できた。れいむはおりこうさんだね。おねーちゃんうれしいよ」 「れいにゅはいっちゅもおりゅこうしゃんだよ!」 すっかり機嫌をなおした末っ子のれいむは、再度食べかけのバウムクーヘンの傍に歩み寄って「れいにゅまだむ~ちゃむちゃするよ!」と 食事を再開しようとした。 だが、すでにバウムクーヘンは1/4ほど食べており、このペースだと到底一週間は持たない。その事を理解した親のれいむは2本のおさげを 器用に使って、残りのバウムクーヘンをゆっくりと持ち上げ自らの頭上に置いた。 「おちびちゃんたち~ごはんさんのじかんはもうおわりだよ。いまからおきゃーしゃんと「す~りすり」しようねぇ~」 「おかーさん、ちゃんとごはんさんたべた?れいむしんぱいだよ」 「おちびちゃん、おかーさんは、にかい「むーしゃむしゃ」すれば、おなかいっぱいだからだいじょうだよ。」 「ゆぅ...」 「れいむ、おかーさんと「す~りすり」するよ!おかーさんのほっぺは、とってもゆっくりできるね~」 「ゆぎゃあああああ!!!れいにゅの!れいにゅの「あまあま」しゃんをきゃえせ~!れーにゅはみゃだ「む~ちゃむちゃ」しゅりゅよっ!」 「れいむ、ごはんさんのじかんはもうおわり。おねーちゃんとゆっくり「す~りすり」しようねぇ」 「いやじゃぁあああ!れいにゅみゃだ「む~ちゃむちゃ」しゅるよ!はやぎゅかえしぇ!このきゅしょばばぁ!」 「れいむ!あんたってこはー!」 「れいむ!いいかげんにしないと、おねーちゃんれいむのこときらいになるよ!」 「...ゆうっぐ...ゆぅ.....れいみゅ....ゆっぐりりぎゃいしちゃよ....。」 「おかーさんのほっぺにすーりすり♪おきゃーしゃんのほっぺにしゅ~りしゅり♪」 「おちびちゃんのほっぺにすーりすり♪」 「おかーさんのほっぺはとってもゆっくりできるねーれいむ。」 「おきゃーしゃんはとくべちゅだよ!とってもゆっくりできゅるにょ!」 「あぁ..れいむのかわいいおちびちゃんたち....おかーさんとずっとゆっくりしようねぇ~」 「おかーさんだーいすき!おきゃーしゃんだーいちゅき~!」 大変な不幸に見舞われて一時はもう二度と安息の時を迎える事が出来ないのかもと覚悟を決めた親のれいむに、ゆん生最高の時間が訪れた。 ゆっくりにとって「ゆっくりする」という、たった一つの欲求が満たされた。親のれいむは、この時間が永遠に続けと心から願った。 「ゆぅ...おかーさん...」 「どうしたのれいむ?」 「れいむね「うんうん」がしたくなっちゃったの。」 「そうね、そろそろ「うんうん」したくなるじかんね。おかーさんも「うんうん」したくなっちゃった」 「さぁおちびちゃんたち、これから「おといれ」をおしえてあげるから、ゆっくりこっちにきてね。」 そう言うと親のれいむは赤ゆっくりを連れて「おといれ」となる箱の前に移動した。 「おちびちゃんたち「うんうん」は、この「はこ」のなかでするのよ。ぜったいにおそとで「うんうん」をしちゃだめだからね」 「はーい!」 「ひゃーい!」 「まずは、おかあさんが「おてほん」するね」 親のれいむは慣れた感じで箱の中に入り、そつなく排便を済まして箱から出てきた。 「さぁつぎは、おねえちゃんのばんだね」 「...おかーさん。とってもくさいよう。」 「そうね「うんうん」はとってもくさいね。でもがまんしてね、れいむ「うんうん」は、この「はこ」のなかよ」 「....はーい。」 「ゆんしょ!ゆんしょ!ゆぅぅんくさいよ。でもれいむがんばる。」 「ふぅ~ゆっくり「はこ」のなかにはいれたよ、おかーさん」 「はい、では「うんうん」しょうね~」 「うぅ~ん....すっきり~♪」 「はい、よくできました♪おねーちゃんはえらいね~」 「てへへ。」 「つぎは、おちびちゃんのばんだよ。ゆっくりおねーちゃんみたいにがんばろうね」 「......ちゅっきりいいいいいいい!!!」 「お・お・おちびちゃん!!!なんでそんなところで「うんうん」してるのぉ~?おかーさんのおはなしちゃんときいていたの~?!」 「しょんなくちゃいところで「うんうん」なんきゃできないじぇ!れいみゅはここで「うんうん」しゅるのじぇ!」 「おそとでしちゃだめって、おかーさんいったよね!いったよね!なんでいうこときけないの!」 「ゆえ~ん。またおきゃーしゃんがいじゅめる~!おきゃーしゃんは、れいみゅがきらいにゃんだ~!」 「きらいよ!おちびちゃんなんかきらいよ!おかーさんのいうことがきけない、おちびちゃんなんかだいっきらい!」 「ゆぇ?..ゆっゆっゆぇ~ん!こにょくしょばばぁー!れいみゅはこんにゃげしゅな、ははおやから「じりつ」しちぇりっぱなゆっくるに なるんだじぇぇ~!あちょでなきちゅいても、しらないするんだきゃらね~!」 「....おかーさん。ゆっくりおちついてね」 「ふーっ!ふーっ!ふー.....なんでこうなるのかしら。はっ!それよりはやく「うんうん」をなんとかしないと、おにーさんにおこられる」 「おかーさんは、ゆっくりおちついていてね「うんうん」はれいむがなんとかするから」 姉のれいむはそう言うと末っ子のれいむの「うんうん」を咥えて箱の中に投げ入れた。 「ゆわぁあああ。おねーしゃんきちゃな~い!れいみゅの「うんうん」たべてる~あたみゃだいじゅうぶにぇ?」 「....れ・れいむ.........れいむなんかだいっきらい!」 「ゆびぇ?にゃんで?にゃんできゅらいになっじゃうの~?どぼじでぇええええ!」 末っ子れいむは大好きだった姉のれいむに大嫌いと言われて、その場でジタバタと抑えきれない感情を体で表現していた。 「ゆえっ!ゆぇっ!ゆげえええ!ゆびええええ!ど~ぼ~ち~て~。ゆええええええん」 その激情は収まる事も知らずに数分間続いて最後は少量の餡を口から吐いて疲れて眠ってしまったようだ。 「どうしてこうなるのかしら。ぐすっ。」 「おかーさんなかないで、あしたれいむがゆっくり、れいむとおはなしするから」 「れいむ...あんたはいいこだよ。とってもゆっくりしているよ。ほんとうはおかーさんが、ゆっくりさせてあげなくちゃだめなのに、 すっかりおかーさんが、れいむにゆっくりさせてもらってるよ」 「おかーさん、あしたれいむに「おうた」をおしえてね。おやすみなさい」 「ゆっくりわかったわ、おやすみれいむ」 ~~~翌朝~~~ 「お~いお前ら~なんか面白い事になってんな」 「ゆゆっ!おにーさんおはようございます。」 「おはようございます。」 「おう!おはような!所でなにやってんだお前?」 「ゆう?なにってれいむ、おはようのごあいさつを」 「いや、そうじゃなくて。それだよそれ!お前の頭の上だよ」 「ゆううう?あたま?....ゆぅ!これはごはんさんだよ。れいむはちゃんとすこしづつごはんさんをたべるから、あたまのうえにごはんさん をおいてあるのよ」 「だからさぁ。頭の上の物を下ろしてよく見てみろよ。」 「ゆぅ?ゆっくりよくわからないけど、おろしてみるよ」 親のれいむが頭を前に傾け、頭上に載せたものをボタボタと床に落として見た。 「....ゆっ!ゆぅ~!!!!!」 親のれいむの頭上には1/4ほど食べたバウムクーヘンがあって、それが落ちてくるはずだったのに。実際落ちてきたのは。 残り半分ほどになったバウムクーヘンと数個の「うんうん」と醜くひょうたん型に肥え太った末っ子の赤ゆっくりだった。 「おお!お!おちびちゃああああああん!!なにしてくれてんのおおおおおおお!!!!」 「ゆぅ?うるしゃいくしょばばぁだにぇ。れいみゅはれいみゅは「じりつ」したゆっきゅりだから「かり」でみちゅけた「あまあま」しゃんを たべてただきぇだよ!うるしゃいくしょばばぁはゆっきゅりどっかいってね!この「あまあま」しゃんはれいみゅがみちゅけた「あまあま」 しゃんだからたべにゃいでね!」 親のれいむは今までとは違い渾身の力でおさげを振りぬいて末っ子のれいむを打ち飛ばした。 「あ・あ・あ・あんたってこはあああああああ!!!!」 「おかーさん!おかーさん!おちついてね!ゆっくりおちついてね!」 「ふーっ!ふーっ!ふぅー!」 「なぁれいむ、お前ができないのなら俺がコイツを潰してやろうか?」 親れいむは何も答えない。ただ打ち飛ばした末っ子のれいむを睨み付けている。 「よし、わかった。だが俺はもう行かなくてはならない。とりあえずお前らは約束どおり外だ」 「おにーさん、ゆっくりりかいしたよ。」 「その前にこの糞をなんとかしろ!」 「はい、わかりました。」 姉のれいむは素直に末っ子のした「うんうん」を嫌な顔一つせず口に咥えて箱の中に全部入れた。 「最初のガキはよくできてんなぁ」 「はい、このこはとってもゆっくりした、れいむのおちびちゃんなんです。ゆっくりかわいがってあげてください」 「おにーさん「すーりすり」だよ。」 「やめろバカ!くすぐったいなぁもう」 「ほら、餌と箱を持って外へ出ろ」 「ゆっくりりかいしたよ」 おにーさんから貰った残り半分となってしまったバウムクーヘンを頭に載せ「おといれ」と称された箱を咥えて、ゆっくり一家は外へ出た。 「お前ら庭だからと言ってそこらへんに糞すんなよ!あと水はこの皿に入れておくからな!」 「それと、このバカはとりあえずココに入れておくわ」 そう言うと俺は小さな水槽型の虫かごに末っ子のれいむを入れ、庭の足台の上に放置した。 「じゃあな!」 ガラガラ..ピシャ! 「ゆう...おにーさんいっちゃったね。おかーさん、おそとはさむいね」 「おちびちゃん、だいじょうぶよ、あそこがあたらしい「ゆっくりぷれいす」だよ。ゆっくりおみずさんを「ごーくごく」してから いきましょうね。」 「はい、おかーさん。れいむ「ごーくごく」するよ」 「おかーさんも「ごーくごく」するわね」 「ぷっひゃぁ。おみずさんおいしいね」 「おいしいおみずさんね、とってもゆっくりできるわ」 「さて、あたらしいおうちはどうかしら」 「うわぁああああ!ふかふかさんがいーっぱいだよ!ねーおかーさん!」 「ほんとにふかふかさんだねぇ。おかーさんはあたらしいおうちさんのなかを「こーでねいと」しているからおちびちゃんは、おそとで あそんでいなさい。」 「はーい!」 そう言うと姉のれいむは真っ先に末っ子のれいむの所に駆け寄った。 「ねぇ、れいむだいじょうぶ?」 「ゆぅっぐ、ゆぅっぐ!ゆぅ?....おねーしゃん!!」 「おねーしゃんだして!れいみゅをここからだして!!!」 「れいむ、どうしておかーさんのいうことがきけないの?なんでかってにごはんさんたべちゃったの?」 「あれはれいみゅがみちゅけた「あまあま」さんだよ!れいみゅはわるくないもん!」 「れいむ!まだそんなこといってるの!」 「うるしゃいなぁれいみゅは「じりつ」したんだにょ!」 「れいむのばかー!!もうしらない!」 「お..おねーしゃん...。」 姉のれいむは一人で庭を歩き始めた。初めて見る緑の絨毯を、初めて見る美味しそうな香りのする黄色いタンポポを、初めて見る綺麗な 淡いピンクのコスモスを。何もかも初めてだった。 姉のれいむは狭い庭を所狭しとポンポンと跳ねた。足元の小石に躓いて転がり泣き出しそうになった時、目の前を這って歩く緑の青虫さんに 心奪われて涙が引っ込んだ。そしてその青虫さんの真似をするかのように一緒になって「の~びのび」して這って歩いた。 生まれたばかりの小さな体をめいっぱい使って春の息吹を感じていた。 幸せだった...。 「あ~あ~。れいむもいっしょだったらもっとたのしいのになぁ~」 一方、末っ子のれいむの方は.... 「だじぇええええ!!ばやぐごごっがらだじぇええええ」 「れいみゅもおそとであそぶううううううう」 右へ左へと姉のれいむより二周りほど大きくなった体を小さな水槽型虫かごに打ち付けている。 「ひっへっはぁああああ。くしょうくしょう!」 今度は上下に跳ねて天井に体を打ち付けているが、天井には緑の網目になったカバーがしっかりと固定されておりびくともしない。 「あ!あんにゃところにおしょら!」 末っ子のれいむは見つけてしまった。天井の緑のカバーの中心に透明なプラスチックの小窓があることを 「ゆんしょ~!ゆんしょ~!」 目標を見つけた末っ子のれいむは一心不乱に小窓に頭を打ち付けていた。何度も何度も....そしてその時は訪れた。 「ゆんしょおおおおおおお!!!!」 パカンッ! とうとう天井の小窓が開いてしまったのだ。 「いにゃったあああああ!!れいみゅ「だっしゅつ」するよ!「じゆう」だよ!」 末っ子のれいむは全力で開かれた自由への扉に向かって跳ねた。 「ゆ?ゆっゆっゆぅううう?」 「にゃ...にゃ...にゃんんなのこりええええええ!!!!!!」 末っ子のれいむは自由を手に入れた.....そう.....顔から上だけだ。 家族の食料の半分近くを一人で食べてしまったせいで、その体型はすっかりひょうたんの様になってしまった末っ子のれいむ。 その小さな小窓から脱出出来たのは頭と顔だけであった。しかも勢い余って限界まで外に体が出てしまったせいで、すっかりと狭い小窓に 嵌まり込んでしまったのだ。 小窓から頭と顔だけを出して残りの体は無様にブラブラと揺れている。 「はなちぇええええ!れいみゅをはなちぇええええ!!はーなーちぇーーーーー!!! どんなに暴れても末っ子のれいむの足には何も触れない。跳ねる事も壁を蹴る事もできない。できるのは口から暴言を際限なく吐き出す事と 親のれいむ譲りの顔の横に付いている、おさげをピコピコと可愛らしく動かす事だけだ。 そしていつの間にか日はとっぷりと落ち、暖かだった春の日差しは漆黒の闇の向こうへ行ってしまった。 「れいむ~そろそろさむくなってきたから、おうちにはいりなさ~い」 親のれいむが鈴の音のような綺麗な声で姉のれいむを呼んだ。 「は~い、ゆっくりもどるよ~」 「わぁ~おうちさんのなかはあったかだね、おかーさん」 「そうねぇあったかだねぇおちびちゃん。これもおにーさんがふかふかさんをいっぱいくれたからだよ」 「おにーさんありがとー」 「はい、よくできました。おにーさんありがとうね。ゆふふふふ♪」 「おかーさん...あれ..れいむ..。」 「あー。いいのよ!ああやってすこし「はんっせい」させないとだめよ!」 「...ゆぅ。....かわいそう。」 「さぁ、ごはんさんのじかんだよ。ゆっくりたべてね」 「ゆわーい。おかーさんもちゃんとたべてね!」 「はいはい、おかーさんはちょっとだけでおなかいっぱいだから、れいむはいっぱいたべてね」 「むーちゃむちゃ...しあわせえええええ!!」 「むーちゃむーちゃ.......でぃびゅもうおながいっばい!」 「あら?おちびちゃんもういいの?ごはんさん。」 「むごぅ、むご!でぃびゅおぐちいっばいだからだいじょびゅ」 「あらあら、そんなにほおばって。ゆふふふふふ♪」 「でいびゅ、おぞどでおみじゅしゃんにょんでくるね」 「くらいからきをつけるのよ~」 姉のれいむはチラチラと何度も振り返り、親のれいむの様子を伺いながら、まっ先に末っ子のれいむが居る水槽型虫かごに向かった。 「ゆんしょ!ゆんしょ!....のぼれない。」 「でいびゅ!でいびゅ!ぎごえる?」 「おねーしゃん!おねーしゃんなの?おねーしゃんたすけちぇ!れいみゅなんにもわるくないのにうごきぇないにょ」 「でいびゅ....おねーじゃんぞこにいげないよ」 「にゃんでえええ!!にゃんでたじゅけちぇくれないのおおおお!!!」 「でいびゅ、ぢゃんとぎいてね。いばがら「あまあま」じゃんををぞっちになげるがらぢゃんどだべてね」 「あまあまっ!あまあまっ!はやきゅしちぇね!れいみゅぐじゅはきゅらいだにょ!」 姉のれいむは口に含んだバウムクーヘンをプッっと末っ子のれいむの顔付近に飛ばした。見事バウムクーヘンの欠片は末っ子のれいむの 眼前に転がす事に成功したのだ。 「ゆわーい!あまあましゃんだー!...ゆ?ゆゆうゆゆゆゆ!おねーしゃんとどかにゃいよ~れいみゅうごきぇないのわきゃってるの?!」 すると不意に親のれいむの声が響いた。 「れいむ~だいじょうぶ~?はやくおうちにはいりなさ~い」 水を飲みに行くだけには随分と時間がかかる姉のれいむを心配して、親のれいむが声をかける。 「ゆゆっ!おかーさんがよんでいる!れいむ!ちゃんとたべるのよ」 そういい残すと姉のれいむはポンポンと跳ねて家の中に入ってしまった。 「ゆぅううううう!!!おねーしゃんのばきゃああああ!!」 仕方がなく末っ子のれいむは長い舌を使ってバウムクーヘンの欠片を手前に寄せようとした。だが、なかなかそれも上手くはいかない。 「ゆう。あまあましゃん、ゆっくちこっちにくるんだじぇ。そっちはだめなんだじぇ。だめだっちぇ!ゆ!ゆぅううううう!!にゃんで! にゃんでおちちゃうにょおおおおお!」 舌で一生懸命寄せようとしたが伸ばした舌で逆にバウムクーヘンの欠片を突付いてしまい無常にもバウムクーヘンの欠片は下に落ちてしまい 漆黒の闇に消えて行ってしまった。 「ゆぅーゆぅーゆぅー!!!ゆぎぇええええ!ゆぎゃあああああ!!」 末っ子のれいむは半ばヤケクソ気味でヒステリックに体を揺らして暴れたが、ただ空しいだけであった。 すると急に家の明かりが灯り、窓が開かれ、おにいさんが顔を出した。 「いよぉ小市民共!元気にやってるか?お!相変わらず愉快な事やってんな!おめーらは!」 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 多分お兄さんは愛でお兄さんでも虐待お兄さんでも無いんだねー。分かるよー。 なんか暇だからゆっくりでも観察しようと思った感じなんだろうねー。分かるよー。 -- 2013-06-18 15 22 29 更正の見込み無い末っ子をまだ潰して無くて、いちいち親れいむに許可を聞く時点で虐待お兄さんじゃないね -- 2011-07-14 20 58 49 良いお兄さんじゃないかw これだけ良いゆっくりだと何か和むなぁ… あ、末っ子ざまぁww -- 2011-01-13 20 08 18 母れいむは頭の良いゆっくりで、自分の立場もしっかり理解してるからな。姉妹でここまで差があるのは親(主に母れいむを孕ませたやつ)に備わってたであろうゲス因子と頭の悪さが余すところなく妹れいむに受け継がれた結果だろうな。そんで、姉にはゲス因子は全く受け継がれなかったと。 うん、まあ、あれだ。とりあえずれいにゅ死ね。 -- 2010-08-20 14 20 26 虐待鬼意参ではなく制裁お兄さんだな。 ゆっくりを甘やかさず、かといって見捨てずといった適切な距離間を保てる理想的な飼い主だと思う。 しかし母れいむと姉れいむはなんでこんなに性格が良いのだろう? -- 2010-08-05 14 04 58 あのお兄さんは絶対虐待お兄さんではないと思う。普通だったら餌とか水とかやらないし口ごたえしたら即刻虐待すると思う。 -- 2010-07-28 15 24 37 こうも見事にゲス度の差が出るか。これだから面白い -- 2010-07-12 00 19 06 お兄さんが、ゲス専門の虐待師だといいなあ -- 2010-06-21 19 33 59 差があるのが面白い -- 2010-06-06 22 54 57 妹れいにゅうっぜえええええええええええええええええ!!!! -- 2010-06-06 14 52 52
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前 この主人公はまさに障害者的思考です 「ふう・・・結構歩くな・・・」 先日のゆっくり一家が教えてくれた方向へひたすら歩き続ける男と犬。 「ワォン!!」 カツオはまだ元気一杯のようだが男は歩き続けでバテ始めていた。 歩く途中ゆっくりを見つけては、群れの位置を聞いた。知っていた者は皆ほぼ同じ方向にドスの群れがあると言っていたのでこの方向で間違いはないだろう。 男はよくあんな饅頭なんかがこんな距離を移動できたなと感心していた。 さらにそのまま歩き続けると、突然カツオが吠えた。 しっぽを激しく振っており、やけに嬉しそうだ。 「もしかしてゆっくりの匂いか?」 「ワォン!!!」 「でかしたぞカツオ。案内してくれ」 急いでカツオの案内する方向へ向かう男。 ひたすら歩くと、ゆっくりの群れが見えてきた。 森が少し開けた広場のような所に40匹を越える大小のゆっくり達が楽しそうにゆっくりしていた。 男は皆殺しにしたい気持ちを抑えて近くにいたゆっくりに大してフレンドリーに声をかけた。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆゆ!?ゆっくりしていってね!ようこそだよ人間さん!ここは人間さんに貸してもらったまりさたちのゆっくりプレイスだよ!ゆっくりしていってね!」 やけにゆっくりは歓迎してくれると男は感じた。男は鬱陶しいと感じる。 この辺の人間はゆっくりに危害を加えたりする人はいないだけでなく、人間とうまく共存関係を築いている。そんなゆっくりに手を出せばそれは 町と町との対立に繋がりかねないのだがこの男の思考にそんな発想は浮かんでこない。 「きっとこいつらは・・・気づいてると思うんだ(ボソ)」 まりさの声に釣られてほかの広場にいたゆっくりが大量に男の周りに集まってきた。 「「「「「「ゆっくりしていってね人間さん」」」」」 「「「ゆっくりできそうな犬さんだね」」」 「しっぽがもふもふだよ ゆっくりしていってね」 ゆっくりに歓迎されるという人生上初めて経験に男は少々動揺するも冷静に目的「物」の行方を質問する。 「あ・・・ああ・・ゆっくりしていってね・・。ところでお前ら、全身火傷を負って禿げた子饅頭二匹を連れた赤饅頭を知らないかい?れいむのことな?」 ゆっくりのことを饅頭と何度も言ったり、匹を使ったりとゆっくりにとって不快になる言動を連発する男。 ゆっくり達はお互い顔を見合わせる。何かこの人間さん変じゃない・・・?かと。 男は目に映るゆっくりはみなゆっくり出来なくさせたいところだが、今の第一に優先すべきことはあのれいむ一家の確保である。 「ゆ?もしかしてあのれいむのことかな?」 一匹のまりさが思い出したように声を上げる。 まりさは「変な人間さんだなあ」と思ったが、今まで人間に理不尽な暴力などをされていないので大して警戒せずれいむの事を伝えた。 「知っているのか!?」 良くてれいむの目撃情報程度だと思っていた男は思わず驚きと喜びに声を荒げる。 「この前倒れてたところを運ばれてきたれいむたちだね!ゆっくり知っているよ」 「案内してくれるかな?」 「すぐそこだよ!ゆっくり着いてきてね!」 「ありがとう!お前ら饅頭すげー使えるな。これお土産だ!遠慮しないで食え食え。ゆっくりできっぞ」 男は大きな麻袋をひっくり返すと。ビー玉サイズのスナックのようなものを大量に撒き散らす。 「ゆ?これにゃーに?おいちいにょ?」 小さなれいむが質問してくる。 「ああ。うまいぞ。ゆっくりできるから残さず食ってくれ」 「ゆわーい!!」 ゆっくりたちは大量巻かれた餌に飛びついた。 バグバグバグバグ・・・・ 「「「「しあわせー(しぇー)」」」」 「それじゃお前らこれやるから案内してくれよ」 まりさ、れいむ、ありすに食べ物を与え、れいむのところまで案内させる。 この先ほどから男がゆっくりに与えている食べ物の正体はゆっくりコロリ(遅効性)である。 味はゆっくりが好みそうな味付けであり、巣まで持ち帰って一家で食べてもらうことを念頭に作ってある。 体内に入った毒は決して体外へ排出されずにその身体を蝕む。 その具体的な症状として身体の急激な発熱とそれに伴う激しい頭痛、全身の肌に夥しい発疹、そして全身火傷を負っているような激しい痛みに襲われる。 摂取してから2〜4日程度で発症する。(食べ多量に依存) その症状は中和剤を摂取しない限り生涯煩わされることになる。 発症すればゆっくりはまともな生活を送ることができなくなり、食べ物を調達できなくなることによる衰弱死がまっている。 なお発症すると餡子は硬化され、痛みによる嘔吐感により、嘔吐しようとしても餡子はなかなか吐けない。 薬の効果はゆっくりを直接殺しはしないが、その薬の二次的作用でゆっくりは死んでしまう。 駆除よりも虐待向であるかもしれない。 決してゆっくりを楽には殺さないというすさまじい悪意がぎっしりと込められた薬を案内されている最中も最高の笑顔で男は振りまく。 巣と思われる穴から大小問わず大量に出てくるゆっくり達や、その事を聞きつけてわざわざ遠くからくるゆっくり達はその餌(毒)を貪る。 「おにーさんありがとう!」 「ゆっくりしてるね!おにーさん!」 「とってもとかいはね!」 ゆっくりはみな男に対してお礼を言う。それを聞いて男は笑顔のまま口の端を釣りあげる。しかしゆっくりはそれには気がつかない。 「ゆっくり着いたよ!あの穴にれいむがいるよ!」 「ありがとう。助かったよ。ゆっくりしていってね!」 穴からあのれいむの子と思わる子供が見える。毛がうっすらと生えているはいるが、遠くから見ればハゲ饅頭そのものである。 カツオもウォン!といって反応しているからおそらく間違いないだろう。 どうやら昼寝しているようで、まだこちらには気付いていない。好都合。 ゆっくり達にお礼をし、急いでその穴に向かい、穴の中へ屈んで入る。 中では一家が呑気そうに「ゆー ゆー 」と寝息を立てながら昼寝している。 (おや・・あの時潰れそこなった実ゆが赤ゆっくりになってるな・・) 男は直感的にその赤ゆが蔦についていた実ゆであると感じた。 赤れいむのサイズはピンポン玉よりも少し大き目であった。 すばやく用意したゆっくり用のさるぐつわを装着し、次いで子れいむ、子まりさ、に同様の処置を施す。 赤れいむはさるぐつわもできないほどのサイズなので、小さな小物入れの袋に詰め、それを懐へしまう。 それかられいむ、子れいむ、子まりさをさきほどまで餌(毒)を入れていた麻袋に一匹ずつ詰め込む。 詰め込まれる時も呑気な顔をして寝ているゆっくり達に男はイライラを感じる。 子れいむを掴んで袋に詰めようとするとき 「ゅー ゅー むにゃ うん・・ うん ・・」 プリ・・・プリプリプリ・・・・ プリプリと子れいむがうんうんをしだした。 ビキ!!男の頭に青筋が浮かぶ。 男は音を立てるべきではないと知ってはいるが、この子れいむの行為とその時の表情があまりにもイライラしたので洞の壁に投げつけた。 ドン「ゅ!!!!」 壁から落ちた子れいむは仰向けに地面に落下する。その時、子れいむが男の顔をしっかりと目視する。 (ゆ・・・・あ・・・あのときの・・・人間さん!!!!!!!!!!!) 「ゅー!!ゅー!!!ゅー!!」 子れいむはさるぐつわを付けられてまともに声をあげる事できない。しかしそれでも声を必死にあげようとする。家族に危険を伝えようと懸命にしている。 「ゅー!!!ゅー!!」 男は黙らせるために子れいむの顔の口を中心に拳を何度も落とす。一応殺さないように加減はする。 ズン!!「ゅ!!」 ドグ!!「ゅ!!」 ズン!!「!!!!!!」 子れいむは気絶するまで殴られ続けた。プルプルと振動し、しーしーとうんうんをたれながす子れいむ。 気絶した子れいむとまだ閉まっていない家族を麻袋へ詰める。 「ふぅ・・よし帰るか」 目的を達成した男は洞の外へ出て、帰ろうとする。 その時 「ちょっとまってね人間さん」 太い声が聞こえそちらを向く男。そこにはドスが居た。 あれほど大きな物体がこんな近くにいたら気がつかないわけがない。 これがゆっくりしていない者には決してドスの姿が見ることができないというステルス能力と呼ばれる能力である。 「れいむにいったい何のようなの?れいむは今治療中だよ。れいむをどこに持っていくつもりなの?」 あからさまに警戒されている態度を示す。この群れのゆっくりたちは疑うことを知らない奴は多かったが、ドスは違うようだ。 男は無言、何も答えない。理由は至ってシンプル。ゆっくりごときの質問に答える必要はないから。 ドスはそんな態度の男にイライラを感じた。歯を噛みしめギシギシと鳴らす。 「ほんとは・・・れいむの子供たちに怪我負わせたのっておにいさんでしょ?」 静かだが、ドスの声には怒りがこもっている。 気がつくと周りには比較的大き目なゆっくり達はぎっしりと男を囲いこんでいた。 「ゆっくり答えてもらうよ!あれはおにーさんがやったんでしょ?」 男はゆっくりの質問に一切答えるつもりはない。ひたすら無言でいる。答えたら負けだと思っている。 「みんな・・・れいむたちを取り戻したら 人間さんを捕まえて群れの外まで追い出すよ」 「りょうかいだぜドス!」 「れいむ達にまかせてね!」 「都会派じゃない人間さんはゆっくり死んでね」 ドスの発言に一斉にいきり立つゆっくり達。 「カツオ!帰るぞ。もたもたしてると家に着くのが夜になっちまう。」 男はまるでゆっくり達の事など気が付いていないような態度をとり、そう言って男とカツオは帰り道の方向にいるゆっくりを楽々と飛び越え、突っ走った。 「ゆゆゆゆゆゆゆ!!!!!!?」 男とカツオはゆっくりには出せない速度でその場から立ち去った。 ドスだけなら人間に追いつけたかもしれないがまわりにゆっくりがいるため跳ねて移動することができない。 「卑怯だよ!もどってきてね!!!れいむを離してね!!!」 男は無視する。目的は達成したので長いする気はない。どうせ、数日たてば先ほどの毒が回り始め、近いうちにこの群れは死者の山ができるだろう。 ゆっくりコロリはかなり強力であるし、その解毒剤はかなり値がはる。それを何百匹分も用意すれば大金である。 この辺りの人間もいくら群れと仲がいいからといっても、あんな饅頭のために大金は使わないだろう。 気が向いたら友人と群れの残党を狩るのもいいかもしれない。そんなことを考えながら男はひたすら走る。 「追うよ!みんな急いで!!」 急いでその後を負うゆっくり達。 しかし、ゆっくりから見る人間はすでに豆粒ほどなっており、到底追いつける距離ではなくなった。 「ゆああああ・・・ゆあああああ・・・・・」 男は群れから逃げ切った。 ガラガラガラ(扉を開ける音) 「ゆぅ・・」 その声を聞いてまりさはため息をついた。その音はゆっくりできない音である。 まりさは透明なケースに詰められた後、押入れに入れられているので、真っ暗である。故に音に対しては敏感になっている。 男は帰ってきたらまりさを蠅叩きで気絶するまで叩くことを習慣としていた。 その際まりさに対して、 「すぐにお前の家族を捕まえてゆっくり出来なくしてやるよ」 と毎回言う。その都度まりさは嫌な気分になる。 適度に虐待したあと男はまりさをケースに詰め、ゆっくりできない食べ物を与えまりさをケースごと押入れにしまう。 そしてまりさの所へ男の足音が近づく。 「ゆぅ・・・またあいつがくるよ・・・ゆっくりできないよ・・・れいむ・・・おちびちゃん」 ガラッ・・・ 一日ぶりに見る明かりである。まりさは男の顔を見つめる。 (今日の人間さんの顔は・・・なんか変だよ・・・ゆっくりできない・・) 「ゆぅ・・・にんげんさん・・まりさを自由にしてほしいよ・・・こんなのゆっくりできないよ」 男は毎回まりさの言葉を無視する。それもいつものことである。 「よろこべよ饅頭・・お前の家族・・・見つけたぞ・・・」 「ゆ゛っ!!!!!?」 その場で男は麻袋の中身を取り出し、放り投げる。 そこにはさるぐつわをされ言葉を発することのできない大きなゆっくり一匹と小さなゆっくり二匹が床に転がっている。 そこに転がっているのはまりさの・・・れいむと・・・おちびちゃんたちであった。 「でいぶ!!!!!おちびちゃんたち!!!!?」 男はれいむと子ゆっくりのさるぐつわを外し、懐にしまった袋から赤れいむを取り出す。 赤れいむは長時間の拘束により、ぐったりしている。しかし死んではいないようだ。 暗闇の中ひたすら逢いたいと、会ってゆっくりしたいと願ったれいむとおちびちゃんたちが目の前にいた。 そして、無事に生まれ落ちる事をひたすら願った赤ゆっくりもいた。 「でいぶぅ・・・・よ゙がっだ・・・無事だったんだねえ・・・」 「ゆ゙ゔゔゔ・・・・・まりざぁ・・・ごめ゙ん・・づがま゙っぢゃっだよ゙お゙ぉぉ・・・」 れいむはまりさを見た途端泣きだす。 「誰がゆっくりしていいっつったよ!」 男はそう怒鳴ると、子まりさを持ち上げ、顔から床に投げつける。同じように子れいむも投げつける。 バシン!!「ゆびゅ!!!!」「ゆぶ!!!」 うつぶせになりながら二匹の子ゆっくりのまわりには水たまりができた。子ゆっくりたちは過去に同じことをされたのを思い出していた。 その時、とっても痛くて怖くて・・・トラウマというべき事を思い出し、その恐怖のあまりしーしーを漏らしていた。 「ゆ゙ああああああああああ!!!おちびちゃん!!!」 「どぼじでごん゙な゙ごどずる゙の゙おおおおおおおおおおお!?」 「たっのしいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!」 男は親ゆっくりの問いかけには答えない。 「いじゃい・・・・よぉ・・・・」 うつぶせになった子れいむから声が漏れる。男は子れいむを掴みその表情を見る。 子れいむは怒りの籠った目を男に向ける。恐怖に必死に耐えながら口を開く。 「どうして・・・こんなことするの・・・もうやじゃよ・・・人間さんもこんな・・痛い事されたらいやでしょ・・・」 その表情を見て男は笑みを浮かべる。 「まだまだ元気いっぱいだああああ!!!!」 子れいむは今まで見たことのない高さまで持ち上げられ、怒りを忘れ恐怖がその餡子を支配する。 「たじゅげでおがあじゃあああああああああああああああ「オラア!!」」ブン!! バァン!!!!!「ゆ゙っ!!」 さっきよりも強く叩きつける。痛くて声も上げられない子れいむ。中枢餡に強い衝撃を受けブルブルと震えている。 「ゆあああああああああ!!!でいぶのおぢびぢゃんがあああああああああああ!!!!!?」 「お願いします人間さん!やめてあげてください!!」 男は無視する。 さらに子れいむと子まりさを何度も交互に床に叩きつける。 「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛」 痙攣する子饅頭×2 「いやー いい汗かいたなあああ そうだ、この前まりさに噛まれた礼してなかったね。ん〜〜どうしようかな まあとりあえず饅頭逃げないようにしまうか」 そう言って男は小さな透明ケースの中に赤れいむを投げこみ蓋をする。次に親ゆっくり達も大きな透明ケースに入れ同様に蓋をする。 「ゅ!」 赤れいむはその衝撃で目を覚ます。 「かわいくないれいみゅちゃん呑気におねんねしてたんでちゅか。それにしてもほんとにかわいくないね〜」 「ゆ・・・ゅぅぅぅぅぅ・・・・おきゃーしゃーんこわいよおおおおおおおおおおおおおお」 突然見たこともない大きく怖そうな生き物に可愛くないと言われ泣きだす。 赤れいむは生まれて間もないが、その持前の明るさでたくさん親れいむとれいむの姉たちをゆっくりさせてきた。 そんな自慢の赤れいむが可愛くないなどと言われては親れいむは我慢がならない。 「れいむはれいむの自慢のおちびちゃんだよ!ぷんぷん、ゆっくり訂正してね!」 親れいむは必死に訂正を求める。 男は無視し、子まりさと子れいむをじっと見る。 「この前あれだけやったのにまだまだ子まりさと子れいむは元気そうだな。んじゃ今日はこいつらでいってみるか♪」 「「ゆ?」」 男はゆっくりたち一家を台所へ持っていく。 それから火を起こし、鉄板をその上に固定し、加熱する。ついでに夕飯の米も炊く。最初のターゲットは白目をむいている子ゆっくり達だ。 親ゆっくりと赤れいむが入ってるケースを鉄板がよく見える位置に固定する。 それから桶に水を張り、そこに塩水とトウガラシの粉末と砂糖を入れる。 そして白目をむいている子れいむと子まりさを掴んでその桶に沈める。 子ゆっくり達は最初は反応がないが、すぐにその身体を激しくクネクネと掴まれた手から逃れるように動かし始めた。 男はそれらを桶から引き揚げて台にのせる。 「ゆびいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!いじゃいよおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!」 「目がああああ!!!目があああああああああああああああ!!!!!!!!!じみ゙る゙よ゙おおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」 意識が覚醒し、痛みにのたうち回る子ゆっくり達を見て男は嬉しそうな顔をした。そして熱せられている鉄板に油をひく。 「それっ!すーぱーちゅっきりたいむだゾ!」 子れいむと子まりさをそれぞれ片手で掴み、その底部を熱した鉄板に押し付ける。 じゅじゅうううううううううううううううううううう!!! 「ぴぎぃいいいいいいいいいい!!!!!!」「やめじぇええええええええええええええええ!!!!!」 「ゆぅぅぅ 人間しゃんやめちぇにぇ!ゆっくちできないよ!しょんなこちょしゅる人間しゃんはゆっくちちね!」 「ゆあああああああ!!!!おちびちゃああああああああああああああああん!!!!?おにーさん!やめてあげてね!!やめてあげてね!!」 「俺がちゅっきりできなくなりゅからやじゃ。ゆっくちりかいしちぇにぇ!」 子れいむと子まりさはあまりに痛みのあまり必死にそれから逃れるべくジャンプしようとする。それを男の手が阻む。 がっちりと押さえつけられた子ゆっくりたちは鉄板から逃げだすことができない。 「やめでえええええええええええええ!!!おがあああーざん!!!!おがあああああーざん!!!!!!!」 「おねええちゃああああああああん!!」 30秒しっかりと押し付けられた子ゆっくり達の底部は焦げて固くなり跳ねることができなくなった。 「おちびちゃああああああああああああああああああああああああああああああああん!!!!!?」 「おーほっほ・・焼き過ぎちゃったかなー 」 未だ悲鳴を上げる子れいむと子まりさ。 「まだまだ楽しませてくれよー・・さてと」 「「ゆぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」」 男は鉄板の中央付近で焼かれているゆっくりを掴み鉄板の端のあたりに移動させる。その際チラッと子ゆっくり達の底部見てみる。 底部はカリっと茶色に焼けて実に美味しそうな感じに焼けていた。 「おにーしゃんおにゃかへってりゅよんだよ?ゆっくちりかいしちぇにぇ!」 男はゆっくりが焼かれているのと同じ鉄板の中央に肉や野菜を置き、焼く。 ゆっくりを焼きながら、夕飯の調理もする。 「おねがいじばず・・・おちびちゃんを助けてあげてください・・・・」 ムシャムシャバグバグ・・・ 「とってもゆっくりできるおちびちゃんなんです・・・・でいぶだぢのだいぜづなおちびちゃんな゙んでず・・・」 「ゴクゴク・・・うめえええ・・・」 「どぼじでお゙ばな゙じぎい゙でぐれな゙い゙の゙おおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!?」 「あじゅいよぉ・・・・・・あじゅい・・・おきゃーしゃんたしゅけちぇ・・・・」 男は子ゆっくり達の様子を見ながら食事をとった。 その行為は男をとてもゆっくりさせるようで自然とお酒も進んだ。それから食事が終わるまで1時間近くかかった。 「あーうめえな。ゆっくりを焼きながら食べるご飯ってのはさ」 「・・・・・・・・ゆ゙・・・・・ゆ゙っ・・・・ゆ゙・・・・」 もう子れいむも子まりさもまともな声は発していない。とうに意識を失い、痙攣していた。 それを見せつけられた赤れいむはあまりのショックにより餡子を吐き、気絶している。 身体の三分の一が炭と化した子ゆっくりを親の入っているケースに投げ入れる。 「もうそのゴミいらないからあげるよ。」 「ゆぅぅぅ・・・おちびちゃん・・・・おちびちゃん・・・・ゆっくりしてね・・・」 「ゆ゛っ(ビクビク)・・・ゆ゛っ(ビクビク)・・・・・ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・・」 男はゆっくりを台所からさきほどいた部屋に戻し、押入れにしまう。 その際親ゆっくりがいるケースにはゆっくりコロリ(遅効性)を餌として与える。この餌は毒もあるが、甘みがあり、カロリーもある。 赤れいむにはそれは与えずに炊いた白米の残りを少しだけ。 「じゃあな饅頭。また明日かわいがってあげりゅよ」 「ゆぅぅぅぅ・・・・おちびちゃん・・・・おちびちゃあん・・・しっかりしてぇ・・・・」 その夜、親れいむと親まりさはゆんゆんと泣いた。涙が枯れるまで泣いた。 あれだけ可愛くてゆっくりさせてくれる子どもたちがこんな痛々しい姿になってしまった。なんでこんな目に自分たちが合うのだろう。 ゆっくりしたかっただけなのに。ただそれだけなのに・・・・そんな事を考え、結局親ゆっくりはその日眠ることができなかった。 そして次の日男により親は知らされることとなる。 子れいむと子まりさは長時間焼かれ、重度の障害を負ったことを。 子ゆっくり達は餡子に重大な損傷を受け、意識が戻ったのが、炭化した部分はもとより、焼かれていない部分の身体も動かせなくなり、喋ることも困難になっていた。 俗に言う寝たきりゆっくりである。 再起不能になった我が子を泣きながら見つめる親ゆっくりと赤れいむ。それを見ながら大笑いする男。 「ただでさえゆっくりなんてゴミ以下なのに寝たきりゆっくりなんて・・・・ププププププ・・・ククククク・・・ 存在してて恥ずかしくないわけこいつら・・・・・クックックククク・・・・ヒヒヒヒッヒヒヒヒヒッヒーーーーー!!!」 「ゆぅぅぅぅぅ・・・・・おちびちゃん・・・・守ってあげられなくてごべんでぇええええええ・・・・・」 「おちびちゃんをこんなふうにしたのは人間さんだよ・・・・絶対許さないよ・・・・・・ゆっくり・・・死んでね・・・・・・」 「おねーしゃん・・・・・おねーしゃん・・・・・・ゆ・・・ゆぅ・・・ゆええええええええええええん、ゆえええええええええええん」 「ククククククク・・・・・別に許してもらおうなんて思ってないよ。それとも許してくださいってお願いしてほしいわけ?・・・・プププププ・・・ さーて今日も元気にスーパーちゅっきりタイムだゾ!」 れいむとまりさ、寝たきり子れいむと子まりさを笑いながら蠅叩きで叩く。 もう十分すっきりしたから殺してしまってもいいやと思っている男の一撃は手加減がまったくなく、一撃を受けるごとに肌が抉れ、餡子が飛び出す。 叩く行為に飽きた男は親まりさに馬乗りになった後、素手で何度も殴りつける。親れいむにも同じことをする。 その行為にも飽きた男は子れいむと子まりさを家にある柱に適度な強さ何度も何度もで投げつける。 だがその際、子ゆっくりらは悲鳴をあげない。あげられない。なぜなら子ゆっくり達はもう壊れているから。 その様子をケースの中から見ていた赤れいむ。最初は「やめちぇー!!」とか「れーみゅおこりゅよ?」言っていたがはゆんゆんと泣くだけだった。 次の日、赤れいむを除く一家は大量に与えたゆっくりコロリの毒により激しい痛みに襲われる。 全身に夥しい発疹ができ、大量の脂汗が浮かべ「ゆぎぎぎぎっぎぎぎ」と苦しみ食いしばる顔と、その姿は加害当事者である男をも引かせた。 その姿に男はいい気味だとかひどいとかすっきりそういう感想はなく、ただキモイ、それだけであった。 「うへえ・・・きめえ・・・・」 男はその日のうちに赤れいむを除く一家を近所のおじさんの肥溜に落とす。 「ゆぎぎ・・・くざいよ・・・・おちびちゃんだけでも・・・たずげでね・・・・」 「ゅ・・・・ゅ・・・・」 寝たきり子ゆっくりたちもさすがにこの匂いは辛いらしく、声を必死に上げようとする。 男は無言で近くにあった棒を使ってまず子れいむを沈める。沈むことにより汚物が子れいむの口に流れ込む。子れいむはそのあまりの味と匂いに顔をしかめた。 気にせず肥溜の奥深くまで沈め、残った家族にも同じことをする。 そして残ったのは彼らの最後の一粒種である赤れいむだけであった。 もう赤れいむを守ってあげる存在はいない。 「おきゃーしゃーーん おちょーしゃーん!!!こわいよおおおおお!!!ゆえええええええええええん!!!!」 天涯孤独の身となった赤れいむ。だがそんなことで泣いている暇はない。 次の男のターゲットはこのれいむなのだから。 「お前の家族はみんなう○こちゃんになっちゃったよ。汚いねえ。最低だわ」 男は赤れいむに手を伸ばす。 この赤れいむにゆっくりした生活が訪れることは未来永劫決してないだろう。 虐待SSって書くの難しいですね。 次回はもっとしっかりした文章を書いてみたいと思います。 by洗脳君 このSSに感想をつける 選択肢 投票 しあわせー! (14) それなりー (13) つぎにきたいするよ! (12) 名前 コメント すべてのコメントを見る
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前へ 車で家に帰る途中、いつもみたいにお姉ちゃんのわき腹をつっついてみた。 ク゛フク゛フ笑いながら反撃してくると思ったけれど、「きゃんっ」ってリップみたいな声を出してのけぞった。 バカじゃないの。バカじゃないの。バカじゃないの。 心配したのに。ふざけつづけるお姉ちゃんに私は自分の気持ちを馬鹿にされてしまったみたいで、悔しかった。 「明日菜ったら、どうしたの?」 甘ったるい舌たらずな喋り方がむかつく。思わず髪に触れた手を振り払ってしまった。 「もう、その寒いキャラやめないと口きいてあげないから。絶交だよ。」 姉妹で絶交って。でもお姉ちゃんには効果があったみたいで、泣きそうな顔してオロオロしている。 「明日菜。何か気に障ることをしたのならごめんなさい。でも、私思い当たることがなくて・・・・」 「何っゞ∫Σ&#!!!!!」 今度こそ掴みかかろうとしたら、またママが止めに入った。 「明日菜、お姉ちゃん疲れてるの。あんまりちょっかい出さないで。」 ああもう、本当嫌だ。疲れてるとか関係ない。お姉ちゃんがイタズラ好きなのは知ってるけど、今そんな空気じゃないって言ってるだけなのに。 「明日菜」 「もう話しかけないで。」 私はお姉ちゃんに背中を向けて、フテ寝することにした。 “家に帰ったら、数学の予習をしないと” “ええ、お母様のおっしゃる通りね” “うふふ” 断片的に耳に入ってくる言葉が勘に触る。ママもママだと思う。いつもお姉ちゃんばかり甘やかすんだから。ずるい。 そもそも私達姉妹がハロプロのお仕事を始めたのだって、私が大好きなモーニング娘。になりたいと言ったのが始まりだったはずだ。 なのにママは、キッズオーディションを受けるのに年齢が足りてなかった私には我慢しなさいと言って、お姉ちゃんだけ受けさせた。 私のことを待って、また別のオーディションを一緒に受けるんでもよかったはずなのに。 あの時はお姉ちゃんが「千聖どうしてもこれ受けたい!なんでも言うこと聞くからお願い!」 とママに食い下がったんだっけ。 お姉ちゃんは基本的に優しいけれど、どうしてもやると決めたことに関しては絶対に譲ってくれない。 私の一番の夢を私より先に掴んで、お姉ちゃんはキッズになってしまった。 結局私もその後エッグになれたから、もうそのことは恨んでないし今更うじうじ言うつもりはない。 でも今日みたいなことがあると、やっぱり自分ばかり損しているような気持ちになる。 ケガがたいしたことなくて、ふざけているんだったら早く怒ればいいのに。 こんなキャラで家に帰ったら、弟だって心配してしまうだろう。 「お帰りー!ちさと姉ちゃんケガ大丈夫?」 家に着いたら、よっぽど心配していたのか弟が玄関の前に立っていた。 「ありがとう。たいしたことなかったのよ。ずっと待っててくれたのね。」 お姉ちゃんはとても優しい顔で微笑んで、弟をやんわりと抱きしめた。 「え」 普段はやんちゃな弟が、お姉ちゃんの腕の中で目をパチクリさせておとなしくしている。 パパもママも、「千聖は優しいお姉ちゃんだね」とか言っている。 私はこのとき初めて、怒りではなく恐怖を覚えた。 ・・・・・もしかして、私がおかしいの?もともとお姉ちゃんはこういうキャラで、私が今日突然そのことがわからなくなってしまった? 「遅くなってしまったわね。お布団しいて、寝ましょう。」 お姉ちゃんの手が私の背中に添えられる。拒めない。 妙にあたたかくて、優しい手がとても重く感じた。 次へ TOP
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【もなちゃと/ちびちゃと】 黒幕の出し方 難易度:1 ◆方法◆ 「ೋೋೋೋೋೋ☠」このカッコのなかの文字をコピーして、 ちゃっとの発言欄に4回ペーストする。 そして、いつもどおり[OK]を押す。(エンタでもOK) そうすると、黒幕が出る。 2回や3回では、黒幕は出来ない。 黒幕をやると、ログの自分の名前のところにはなにも見えないが、スラッシュすると文字が浮き上がってくるのでばれ易いのが欠点。
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「だいじょうぶよ!おちびちゃんたちはありすがゆっくりまもるわ!」 「ゆっぐ・・・ゆぅ?で、でみょぉ・・・!」 「おちびちゃんはままをしんじられないの?ありすはとってもゆっくりしてるのよ!」 ゆっくりしている場合では無いのだが、ありすはあえて得意げに胸を張った。 その態度は我が子の死を前にした母親のものとは思えないほどに自信に満ち溢れ、ゆっくりしている。 彼女のそんな姿勢が子ども達にも確かに伝わったのか、彼女達はゆっくりと落ち着きを取り戻し始めた。 「ゆっぐ・・・みゃみゃー、ゆっきゅちー」 「おちびちゃん、ゆっくりしていってね!」 「「ゆっきゅちちていっちゃね!」」 「「「うっふいいえいっへへ」」」 こうして姉妹の死から立ち直った赤ありす達は弱々しいながらも笑みを浮かべる。 ありすはちょっとだけ以前より都会派になった我が子の元に這い寄って1匹ずつ頬ずりをして回った。 その後、彼女達が完全に落ち着きを取り戻したところでありすは静かに口を開いた。 「ゆっくりきいてね!ありすのあんよがいたいいたいだから、あしたはごはんさんをあつめにいけないの!」 「ゆぅ・・・ありしゅ、おにゃかぺこぺこでもがまんしゅるよ!」 「ゆっくりだいじょうぶよ!あしたはずっとゆっくりしちゃったおちびちゃんをたべるわ!」 その言葉を聞いた赤ありす達は、案の定騒然となった。 が、そうなることをあらかじめ想定していたありすはにっこり微笑むと、説明を続けた。 ずっとゆっくりしちゃった子を食べるのはその子のためでもあるということを。 「だからあしたはおちびちゃんをむーしゃむーしゃしようね?」 「ゆっくちりかいちたよ!」 「「「うっふひいひゃいひゃお」」」 もちろん、たった1回の説明で全員が納得したわけではない。 死んでしまった赤ありすの双子の姉妹、4つ目の禿げありすは最後まで片割れの亡骸を食することに抵抗感を示した。 それでもありすはその行為が死んだ赤ありすのためでもあることを説き続け、最終的に彼女も納得させた。 「あしたはままもずっとおうちでゆっくりするわ!だから・・・」 「「いっちょにゆっきゅちちようね!」」 「「「うっふいー」」」 ありす一家は薄暗い巣穴の中で、薄汚れた顔をほころばせる。 その笑顔は男性の家で暮らしていたときと比べても遜色のないとてもゆっくりしたものだった。 1匹の赤ありすの死が、彼女達を一回り成長させた。 翌朝、昼前に目を覚ましたありすはなるべく底部を刺激しないように跳ねながら、赤まりさの亡骸を子ども達の前へ運ぶ。 それからゆっくりと彼女の冥福を祈り、久しぶりの甘い食べ物を涙を流しながら食べ始める。 舌にじんわりと広がるその甘みは、この数日間のゆっくり出来ない暮らしで疲れきった心を少しだけ癒してくれる。 「「むーちゃむーちゃ、ちあわちぇー!」」 「「「ふーふぁふーふぁ、ひふぁあへー」」」 「むーしゃむーしゃ、しあわせー!」 あっという間に食事を終えた赤ありす達はお代わりを要求するが、ありすはそれを断った。 もう全て食べつくしたからではなく、彼女はもう少し先を見据えて巣に置くには精神衛生上よろしくない赤ありすの亡骸を残している。 そう、彼女が赤ありす達の要求を断ったのは翌日以降のことを考えてのことだった。 「おちびちゃんたち!す~りす~りしてあげるからゆっくりがまんしてね!」 「ゆぅ・・・ゆっきゅちりかいちちゃよ・・・」 「おかーしゃん、ゆっきゅちはやきゅしゅーりしゅーりちてね!」 「「「ふーひふーひひへえ」」」 そう言って笑顔で彼女に頬ずりをねだる子ども達の傍にゆっくり這いずっていくありす。 次は自分と急かす彼女達をなだめすかしながら、まずはとぐろを巻いた細長い長女ありすに頬ずりをする。 もっとも、そこが果たして頬と呼べるのかは定かではないが、彼女はまんざらでもなさそうに微笑んだ。 「す~りす~り・・・」 「うっふいー。ふーいふーい」 「おちびちゃん、とってもとかいてきね!」 もっと甘えたそうにありすを見る長女ありすに向かって最高の笑顔を向ける。 その頬かどうかも分からない場所の感触は、昔とは比べ物にならないほどざらざらしたものだった。 しかし、ありすの笑顔は本当にゆっくりしている。 「つぎはありすだよ!」 「うっひゅいー」 そう言って薄皮にされた次女の傍まで這って行くと、彼女を傷付けないように慎重に頬をこすりつける。 うっかり倒してしまわないように、彼女の薄すぎる皮に傷がつかないように。 あまり顔を動かすとその拍子に皮が破れるため、次女赤ありすは微笑を浮かべる程度だが、内心はとてもゆっくりしていた。 「す~りす~り・・・とかいはー!」 「ふーいふーい・・・」 「おかーしゃん、ゆっくちいしょいでね!」 ぴょんぴょんとその場で跳ねながらありすを急かすのは葛饅頭の末妹ありす。 一刻も早く彼女と頬ずりをしたいらしく、今にもこちらに跳ねてきそうな前傾姿勢をとっている。 そんな彼女を「とかいはなんだからゆっくりまってね!」と落ち着かせ、ありすは三女ありすの元へと跳ねてゆく。 ピザのように平たくなった彼女と頬ずりをするのは非常に困難。 「ゆぅ・・・しかたないわ。ぺ~ろぺ~ろするよ!」 「ひゅぅ?うっひゅいー・・・」 「ぺ~ろぺ~ろ・・・」 まともなゆっくりの形を保っていない彼女の表情からその心情をうかがうことは極めて困難。 けれど、思い込みではなく、母としての直感で彼女がゆっくり出来ていることを感じ取り、じっくりと彼女を舐め続ける。 彼女の全身をゆっくり舐め終えてから「ゆっくりー!」と声をかけたとき、三女赤ありすが微笑んだような気がした。 「ゆーーーーん!ちゅぎはありしゅだよ!」 「おちびちゃん、そこでゆっくりまっててね!」 三女を舐め終えたありすの元に跳ね寄ろうとする4つ目の赤ありすを言葉で制すると、彼女の元へと急ぐ。 そして姉達と同じようにじっくりと頬ずりをすると、二言三言言葉を交わして、末妹ありすのほうへと跳ねていった。 散々我慢させられた彼女は目にいっぱい涙を溜めて、ぐずぐずと嗚咽を漏らしている。 「おちびちゃん、ゆっくりまたせてごめんね!」 「ゆっぐ・・・ゆえーん・・・」 「またせちゃったからいっぱいすりすりしてあげるよ!す~りす~り!」 そう言ってありすは他の姉妹にした以上に力強く、しかし優しく彼女の透明な皮の頬ずりする。 すると、泣いた赤ゆがすぐ笑うという良く分からない慣用句の通りに彼女はにっこりと微笑み、小さな透明の体を思いっきり上下させて母に頬ずりを返した。 「ゆ~ん!おちびちゃん、とってもゆっくりしてるわ!」 「みゃみゃもゆっきゅちちてりゅうよ!」 「ありすのおちびちゃんはみんなとかいはね!」 葛饅頭の頬は本来の皮の頬のようなすべすべとした心地の良い感触をしてはいない。 男性の家にいた時ほどゆっくり出来ていないありすの頬にかつてのツヤも、ハリもない。 けれど、彼女達はその感触がとてもゆっくりしていると感じた。 「つぎはゆっくりおうたをうたうわ!」 「「ゆっきゅちうたうよ!」」 「「「うっふいー」」」 全員と頬ずりを終えたら次は皆でお歌。 ありすの行動には脈絡と言うものがなく、どこか忙しない。 それでも久しぶりに母と遊べる喜びから、それに対して文句を言う赤ありすは一匹もいなかった。 「ゆ~ゆ~♪」 「ゆっきゅち~♪」 「ゆんゆんゆ~♪」 「「「うーふー」」」 ありすに続いて彼女達は歌える範囲でそれぞれの歌いたいように歌う。 人間にとってはデタラメで下手糞で無秩序でも、彼女達にとってはとてもゆっくりできるもの。 みんな、どこか幸せそうな表情で、体を精一杯に揺らし、膨らませながら出来る限り大きな声で歌っている。 「ゆっくりーゆっくり~♪」 「ゆ~ゆ~ゆっきゅち~♪」 「ゆんゆん、ゆっきゅちー!」 「「「うっひゅいー」」」 久方ぶりの、本当に久しい幸せを噛み締めながらありすは思った。 きっといつかお兄さんが助けに来てくれる。だからそれまではありすが頑張らなきゃ、と。 4日目の朝、ありすは昼前に巣を出発し、昼過ぎには先日見つけたお花畑に到着した。 花畑の景色は先日と変わらない華やかさでありすを出迎え、彼女をゆっくりした気持ちにさせる。 が、ここでゆっくりしている場合じゃないと首を振り、ありすはせっせと草花を口に溜め込み始めた。 「おちびちゃんが・・・ゆっくりまってるよ!」 「ありすはとかいはのままなんだよ!」 「まっててね、おちびちゃんたち!」 器用に花をむしりながらその場にいない赤ゆっくり達に語りかけるありす。 ついでに花によって来た虫も口の中へといざない、器用に歯で噛み潰して動けなくした。 口の中に広がる苦味はあまりゆっくり出来たものではなかったが、子ども達のために我慢した。 「これだけあればじゅうぶんよ!」 大量の食料を含んで少し膨らんだありすは満足げにそう言うと巣に向かってぽいんぽいんと跳ねていく。 底部の皮は昨日1日ゆっくりしたことで痛みが取れ、先日の強行軍で少しだけ厚くなっていた。 おかげで日が暮れる前に巣に帰ることが出来た。 「おちびちゃん、ゆっくりただいま!」 「「おかーしゃん、ゆっきゅちおかえり!」」 「「「うっひゅいー」」」 巣に帰ったありすは子ども達とのスキンシップもそこそこに早速食事の準備を始めた。 子ども達はまともに食べられそうにない花や虫や葉っぱを赤ありすの亡骸の傍に置き、彼女のカスタードを舌で塗る。 「さあ、おちびちゃんたち!ゆっくりたべてね!」 「「ゆっきゅちたべりゅよ!」」 「「「ふーひゃふーひゃ・・・ひはあへー」」」 以前男性がパンにジャムを塗っていたのを思い出し、その真似をしただけだが、想像以上の成果を挙げた。 赤ありす達は皆ご飯を食べ終えるまで終始幸せそうな笑顔を浮かべ、食べ終えるや否や眠りについてしまった。 食後は体が重くて動けないので、満腹になると眠るのは彼女達の昔からの習慣である。 「ゆふふっ・・・おちびちゃんたち、とってもゆっくりしてるわ」 「ゆぅ・・・ゆぅ・・・おきゃーしゃ~ん・・・」 「ゆっきゅち・・・」 どんなに異様な姿になっても、子ども達の寝顔はとても安らかでゆっくりしている。 ありすはそんな彼女達をゆっくりした気持ちで眺めながら、ゆっくりと夢の中へと旅立って行った。 「・・・きろ・・・す、おきろ・・・」 「ゆぅ~ん・・・?」 「ありす、起きろ。もう昼前だぞ?」 重いまぶたをゆっくりと持ち上げ、声の主の表情を伺うありす。 そこにはいつものように飼い主の男性の笑顔があった。 未だに眠たそうにしているありすを見て、少しおかしそうに笑っている。 「ゆぅ・・・おにーしゃん・・・」 「おちびどもはもう起きてるぞ?」 「でもぉ・・・ありす、もっとゆっくりねたいよぉ・・・」 そう言ってありすが再びまぶたを閉じようとすると、男性はすかさずでこピンを放つ。 その何気ない一撃はすでに成体とは言えどゆっくりの柔らかい皮にとってはかなり痛いもの。 あまりに痛さに思わず「ゆびゅん!?」と奇声を発してしまった。 「ゆうぅぅぅううう・・・おにーさん、なにずるの!?」 「起きないお前が悪い」 「だ、だってぇ・・・ありすとってもおつかれなのよ!」 ありすの抗議を聞き流しながら男性はいたずらっ子のような笑顔を浮かべた。 その表情を見たありすは軽くため息をつくと、ゆっくりと身を起こす。 人間の目には良く分からないが、寝転がっている状態から立ち上がったようなものらしい。 「よしよし。それじゃ、あっちのお部屋で遊ぼうか?」 「ゆっくりりかいしたわ!さあ、おちびちゃ・・・ゆぅ?」 「ちびどもはとっくにあっちで遊んでるよ」 すっと立ち上がった男性はありすのためにドアを開けると彼女を先に行かせる。 1人と1匹の向かう先はかつてはありすが、今は子ども達が元気良く遊ぶための遊具のたくさん置いている部屋。 飼い主の男性は遊具部屋と呼び、ありすはげんきにゆっくりするおへやと呼んでいる。 「ゆゆっ!おかーしゃんだ!」 「みゃみゃ!ゆっきゅちちていっちぇね!」 「おちびちゃん、まりさ!ゆ、ゆっくりしていってね!」 まりさの姿があり、赤ありす達は全員健康で、まりさそっくりの子ども達の姿もある。 部屋の隅では男性が本を読みながら音楽を聴いている。 その光景に驚き、戸惑いながらもありすは元気いっぱいにあの挨拶をした。 「「「おかーしゃん、ゆっくちちていってね!」」」 「「「「「「みゃみゃ、ゆっきゅちちていっちぇね!」」」」」」 「ありす、ゆっくりしていってね!」 そして、更に元気いっぱいの返事に圧倒される。 元気であることに違和感を覚えながら、恐る恐る彼女達の傍へと這って行く。 「ありす、どうしたの?」 「「おかーしゃん、どうちたの?」」 「みゃみゃ、どこかいちゃいの?」 彼女の奇行を見て心配そうに様子を伺う家族達の表情は少し悲しそうだ。 やがて、長女ありすが飛び出してきて、思いっきり彼女の頬に体当たりを仕掛ける。 その様子を見るに体当たりではなく、抱きしめるとかそういう類の行動なのだろう。 「みゃみゃー!ゆっきゅちちようね!」 「おちびちゃん・・・」 「いちゃいのいちゃいのしゃん、ありしゅのみゃみゃをゆっきゅちさせてあげちぇね!」 目にいっぱいの涙を浮かべて、長女ありすは母に頬ずりした。 その一生懸命な仕草からは、ありすへの確かな愛情が伝わってくる。 そんな彼女の優しさと柔らかい頬に触れているうちに、違和感はすっかり消え去ってしまっていた。 「ゆっくりだいじょうぶよ!」 「ほんちょうに?」 「ほんとうよ!おちびちゃんのおかげでとってもゆっくりできるわ!」 長女ありすを咥え、ぽんと頭の上に乗せると家族の元へ跳ねていくありす。 頭上の長女は「おしょらをとんでりゅみちゃーい!」と楽しそうにはしゃいでいる。 楽しそうな彼女を見ながら集まってきた姉妹達は、自分もして欲しいとありすにアピールを始めた。 「おちびちゃんたち、またせてごめんね!」 「おきゃーしゃん、まりしゃもたきゃいたきゃーい!」 「きょうはゆっくりあそびましょうね!」 そこにはとても幸せそうな家族の姿があった。 「・・・きろ・・・す、おきろ・・・」 「ゆぅ~ん・・・?」 「ありす、起きろ。ちんたらしてると潰すぞ」 重いまぶたをゆっくりと持ち上げ、巣の入り口を伺うありす。 そこにはあの忌々しいお面の男の姿があった。 お面の向こうの表情を伺うことが出来ないが、別に見たいとも思わない。 「ゆぅ・・・・・・」 「クソチビどもはもう外に引きずり出してるぞ?」 「ゆゆっ!おちびちゃんにひどいことしないでね、このいなかものぉ!?」 ありすは勢い良く巣を覗き込んでいる男に体当たりを仕掛ける。 が、彼はひょいと身を起こしてその一撃をかわすと、素早くありすの頭を押さえつけた。 そして、赤ありす達が監禁されている水槽の中へと彼女を放り投げる。 「さて、と・・・」 「ゆぅ・・・てれびさん?」 「ああ、お前達の大好きなビデオだ」 外でも見られるように色々準備するのは大変だったんだぜ、と男はおどけた声で言う。 彼から視線を離さず、睨みつけたままありすは彼の行動の意図を考えていた。 この男のことだ、まかり間違っても自分達をゆっくりさせるつもりなんてないだろう。 「察しが言いな。今から見せるのはな・・・お前が受けた苦しい訓練の映像だよ」 「ゆゆっ!?」 「いやさぁ、このまま簡単に1週間生き延びてもらってもつまらないだろ?」 ありすに語りかけながら準備を済ませた男は再生のボタンを押した。 『ゆ、ゆっくりりかいしたわ!ありすがこーせーすればおにーさんとまたいっしょにゆっくりできるのね!』 『お前の家族だが、赤ありすどもは子どもじゃなくて孫だから一時保護を受けている』 『ただぁし・・・君が訓練に根を上げると意思の弱いレイパーの子どもの子どもだからレイパー化のリスクありと見なされます』 『ゆっくりはやくはじめなさいよ!』 『んじゃ、ありす。この鏡を見ろ』 『ゆぅ?・・・ゆぐっ!?』 『ゆぎい゛ぃい゛ぃいぃ゛いい!い゛ぢゃいいい゛!?ぼうやべでえええええええ!?』 『んじゃ、止めるわ』 『こりゃガキ共も更正だな』 しばらくありすと画面の外の男のやり取りが続いたかと思うと、突然男がありすの髪を引っ張る。 そして、ありすが悲鳴を上げるや否や男は手を止めて部屋を出て行く。 ただそれだけの映像だったが、ただそれだけであったために恐ろしいほどの効果を発揮した。 「おぢびぢゃああああん!みぢゃだめえええええ!?」 ありすの叫びもむなしく、テレビから聞こえてくる大音量の会話は赤ありす達に全てを理解させてしまう。 呆然と画面を眺めていた赤ありす達の視線が、ゆっくりとありすの方に集まってゆく。 「みゃみゃ・・・ほんちょうなの?」 「どうぢぢぇ・・・あんにゃの、じぇんじぇんいちゃくないよ?」 「ひゃふぁ・・・」 母も辛く苦しい目に遭っている。 彼女達は五体満足の彼女を見てなおそう信じ続けていた。 自分達と同じように辛くても苦しくても耐えている。 信用ならない男の言葉であっても、そこだけは確かに信じていた。 その信頼を裏切られたことを知った8つの瞳がありすに向けられていた。 目の見えない三女ありすだけは状況が飲み込めずにおろおろしている。 「酷いよなぁ・・・お前達はあんな目に遭っていたの、こいつと来たら・・・」 「ゆううううううう!おにーざんはゆっぐりだばってでね!?」 「おお、怖い怖い」 面白半分に囃し立てる男に向かって怒鳴りつけるありす。 しかし、その必死な様子が子ども達により強い猜疑心を植えつけていることには気づいていない。 一方、男は全てを理解した上で面白おかしくありすをからかっていた。 「そんなことよりチビ共に言い訳しなくて良いのか?」 「ゆゆっ!?・・・お、おちびちゃん!ちがうのよ、ゆっくりきいてね!?」 「何が違うのかな~?」 「ゆうううう!ゆっくりだまってでいっでるでぢょおおおお!?」 男が横槍を入れるたびに脱線し、話が中々進まない。 やがて思うように説明が出来ないありすはしどろもどろになってしまい、泣き出してしまう。 子ども達はそんな母を白けた目で見つめていた。 「さ~てと、あと2日程度だからせいぜい頑張れよ~」 「ゆえーん!ほどぢでぞんなゆっぐぢでぎないおがおずるのおおおお!?」 想像以上の成果に満足した男はありす達を巣に戻すとスキップしながら立ち去った。 後には、家族の絆を失ってしまったありすと5匹の赤ありすだけが残された。 翌日、ありすはいつもよりずっと早くに狩りに出かけた。 理由は2つ。 1つは巣の中にいても全然ゆっくり出来ないから。 じっと自分の背中を見つめる子ども達の視線が、もごもごと動く彼女達の口が。 その全てが自分に対する呪詛のように思えて落ち着かない。 そしてもう1つは汚名返上のため。 以前、男性とお花畑に行ったときに蜜の多いお花を教えてもらっていた。 そのお花の花弁はさほど美味しくなかったけれど、蜜の方はとても甘くてゆっくり出来た。 だから、それを持ち帰って子ども達をゆっくりさせてあげることで信頼を取り戻そうと考えたのだ。 「たしかあのおはなさんは~・・・」 「ゆゆっ、みつけたわ!」 先日と同じようにお花畑に到着したありすは簡単にその花を見つけるとにっこりと微笑む。 それから、きょろきょろと辺りを見回して誰もいないことを確認すると、お花畑の中に腰を下ろした。 花の色彩と香りに囲まれて、巣に戻ってさえも叶わなくなってしまったゆっくりは堪能する。 「ゆ~ん、おはなさん!ゆっくりしていってね!」 「とってもとかいはなかおりね!ゆっくりできるわ!」 「ゆ~ゆ~♪ ゆっくり~♪」 ゆっくり出来る花に囲まれてありすはゆっくりとした時間を過ごした。 そして、初めてお花畑に来たときのように日が暮れるまでぐっすりと眠ってしまった。 「ゆゆっ!ゆっくりしすぎちゃったわ!?」 「ゆぅ・・・ごはんさんまだあつめてないのに・・・」 「たいようさん、もっとゆっくりしてね!」 空の暗さに驚き飛び上がったありすは急いで近くの花をかき集めると、せわしなく家路を急ぐ。 ちょっと遅くなってしまったけれど、甘い蜜を舐めればきっと許してくれるだろう。 これさえあればきっとまたおうちで存分にゆっくりできる。 そんな希望的観測に心躍らせながらありすが巣に戻ると・・・ 「ゆっきゅちおしょいよ!ぴゅんぴゅん!」 「「「ほひょ、ふひゃーほのー」」」 いきなり罵声を浴びせられた。 「おちびちゃんたち、ゆっくりごめんね!」 「ありしゅ、おなきゃしゅいちゃよ!」 「「「ひゅいはほー」」」 昨日のあの映像のことをよほど恨んでいるらしく、今までに無く激しい口調。 目尻がわずかに釣り上がった彼女達の目つきは鋭く、じっと見ていると思わず怯んでしまうそうになる。 が、ありすはゆっくり出来ない気持ちをぐっと抑えて巣の中の子ども達に満面の笑みを向けた。 「ゆぅ・・・おちびちゃんがいないわ」 そして、末妹ありすが巣の中にいないことにようやく気づいた。 きょろきょろと巣の中を見渡すが、他の赤ありすが数匹いるだけの狭い巣の中に彼女が隠れられるような場所はない。 ゆぅ、と体を傾けてしばらく考え込むと、やがて意を決して長女ありすに話しかけた。 「おちびちゃんがすくないよ。なにかあったの?」 「でふぇっはひょ」 「ゆゆっ!でていったなんて・・・どうしてとめなかったの!?」 思わずそんな事を口走ってしまったありすに4匹が冷めた目線を向ける。 あえて言葉にするならばお前のせいで歩けないんだよ、とでも言った所だろう。 視線の意味に気づいたありすは気圧されながらも何とか言葉を続ける。 「い、いつでていったの?」 「ちょっとみゃえだよ!」 「どうしてでていったの?」 「みゃみゃがおしょいかりゃだよ!」 ありすはお花畑でゆっくりしてしまったことを後悔した。 追いかけようかと外を見たが、もう辺りは真っ暗で、どこに言ったのかも見当がつかない。 下手をすれば自分が道に迷ってしまいかねない。 「ゆぅ・・・しかたないわ。おちびちゃんたち、ごはんにしましょ!」 視線を再び巣の中に戻すと、口の中の花を吐き出した。 ありすの一見非情にも思えるその判断は、生きていく上では間違いなく正解である。 しかし、赤ありす達がその事実を理解できるか、受け入れるかはまた別の問題。 「みゃみゃ・・・いもーちょをさがしゃないの?」 一番まともに喋ることのできる4つ目の赤ありすが尋ねた。 作り笑いを浮かべて花を配るありすの表情を子ども達はじっと見つめている。 どんな返事をするか、息を呑んで見守っている。 「さがさないわ!よるにおそとにでるのはあぶないもの!」 「でみょ、いもーちょが・・・」 「それにありすがかえってこれなかったらおちびちゃんたちもゆっくりできないよ!」 その後もあれこれと質問をしてきたが、それ以上は何も答えなかった。 やがて、大人しく諦めた子ども達に男性から教えてもらった蜜の吸い方を教え、夕食を終えた。 甘い蜜のおかげで少しはゆっくり出来たはずなのに、眠りにつくときまでありすは全然ゆっくり出来なかった。 翌日、唯一跳ねることの出来る4つ目の赤ありすが気になり、ありすは巣から離れることが出来なかった。 が、翌日になれば約束の1週間が来る。だからそれまでの辛抱だ。 そう自分に言い聞かせ、子ども達のゆっくり出来ない視線や言葉に耐えながら巣の中で過ごした。 更に翌朝。 「おい、ありす。お前ら、俺のペットにならないか」 何の前触れも無く現れた男は突拍子もない事を口にした。 流石のありすもその妄言には唖然として口を開けたまま固まってしまう。 が、すぐに気を取り直して、彼に抗議した。 「ありすはおにーさんとゆっくりするのよ!へんなこといわないでね!」 「ああ、お前の飼い主もうお前の事いらないって言ってるぞ」 「ゆゆっ!そんなのうそよ!?」 「いや、マジマジ。信じなくても良いけど、死ぬだけだぜ?」 いつものように嫌みったらしい声で喋りながら、ありすの子ども達を指差す。 赤ありす達はその動作に明らかに動揺し、怯えて見せるが彼はそんなことは一切に気も留めない。 「それとも何か?いつ戻ってくるかも分からない飼い主をそいつらと一緒に待つのか?」 「ゆぐっ・・・そ、それは・・・」 「もう一度聞くぞ?俺のペットになるか、それとも飼い主を待つか・・・さあ、どうする?」 その、展開も伏線も何もかも無視した突拍子もない選択にありすは・・・ 「あ、ありすのおにーさんはおにーさんだけよ!あんたなんて、おことわりよっ!?」→ありす虐待エンドレス0へ 「お、おにーさんのぺっとになるわ。でも、おちびちゃんのためなんだからねっ!?」→ありす虐待エンドレス『れいぱー』へ
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ここはゆっくりが集まる森。 れいむ、まりさ、ぱちゅりー、ありす。 色んなゆっくりが平和に、仲良く暮らしていた。 ただ、ひとつの家族を除いて……。 「さっさとごはんをとりにいくんだぜ!!!」 親まりさがれいむに怒鳴りつける。 「でも、まいにちれいむばかりがかりにいってつかれるんだよ!たまにはやすませてね!!!」 れいむが抗議するのは当然である。 普通の家族は親が休んで子供を狩りに行かせるなんてことはないからだ。 「もっとおやをだいじにしないとだめでしょおおおおおおおお!!!」 そう言ってれいむを外に追い出す。 「ゆぅ…。まいにちかりにいくのはつかれるけど、みんなのためだよ…。」 「ゆ!れいむごはんをあつめてるの!とかいはなありすおねーさんにすこしわけてね!!」 「むきゅ!ちしきじんのぱちゅりーおねーさんにもすこしわけるのよ!!」 出てきたのはありすお姉さんとぱちゅりーお姉さん。 「もうすこしでかえるからそれまでまっててね!」 「けちはいなかものがすることよ!さっさとわけなさい!」 「むきゅ!れいむのくせにわがままいっちゃだめでしょ!」 お姉さん達に逆らえないれいむは、しぶしぶ集めていた食べ物を地面に置いた。 「それがとかいはのたいおうよ!ごほうびにぜんぶもらっていってあげるわ!!」 「どぼじでぞんなごどずるのおおおおおおおおおおおおお!?でいぶがいっじょうげんめいあづめだんだよおおおおおおおおお!!!!!?」 「またあつめればいいじゃない!これだからちしきじんじゃないこはいやなのよね!!!」 集めた食料を全て奪われて泣き叫ぶれいむ。 だが、そんなことは知らない顔をしてお姉さん達はどこかへ行った。 「ゆっ…これじゃまたおとうさんとおかあさんにおこられるよ…」 「どうしたんだぜ!そんなかなしいかおはれいむらしくないぜ!」 でてきたのはれいむの唯一の友達のまりさ。 「ちょっとごはんをおとしただけだよ!」 「それはこまったんだぜ!まりさもいっしょにごはんをあつめてやるんだぜ!」 お昼過ぎ。ようやく食料を集め終えてれいむは家に帰った。 「ゆっくりあつめてきたよ!おくれてごめんね!」 「おそすぎるんだぜ!もうとっくにみんなむ~しゃむ~しゃしたんだぜ!」 「そうだよ!わたしのかわいいおちびちゃんたちがあつめてくれたんだよ!」 親まりさと親れいむから事実を聞かされた。 ありすお姉さんとぱちゅりーお姉さんは、 れいむから奪った食料をさも自分が取ってきたかのように持ってきていたのだ。 「ゆゆ!そのごはんはさっきれいむがとってきたものだよ!」 「なにいってるの!れいむはずっとあそんでたんでしょ!おちびちゃんたちから聞いたよ!」 「うそをつくれいむはごはんをおいてそとにでるんだぜ!!!」 外に叩き出されるれいむ。 「ゆぅ…これじゃゆっくりできないよ…」 夜空の下で震えるれいむ。ご飯もろくに食べていないので余計に寂しさを感じる。 「ゆゆ?どうちたの?おしゃんぽちてりゅの?」 そこに子ありすが現れる。 「ゆぅ、そうだよ…。ありすはこんなところでなにをしているの?おかあさんは?」 「おかあさんはようじがあるからって!ありしゅはみゃみゃがきゃえってくりゅにょをみゃっていりゅんだよ!」 「それはおりこうさんだね!れいむおねえさんといっしょにあそんでゆっくりまとうね!」 「ゆっきゅりりきゃいしちゃよ!」 まるで妹が出来たかのように思い、少し幸せなれいむだった。 それと同時に、なぜこんな時間に子供を連れて、しかも一人にしているのかも疑問だったが、 餡子脳なのでそれほど気にはしなかった。 「おちびちゃんはなにをしてあそびたいのかな?」 「しゅっきりあしょびがちたいよ!」 「ゆぅ?それはどうやるの?」 「おねえしゃんはうちろをむいちぇにぇ!」 聞いたことのない遊びに少し戸惑いながらも言われたとおりに後ろを向く。 「おきゃあしゃんがね、こうすりゅとなかよくなりぇりゅって!!」 「やべでえええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!」 予想通り(と言っても、れいむは予想していなかったが)子ありすにレイプされるれいむ。 まだ子供とはいえ、精力は他のゆっくりの5倍はあり、子ありすのそれは処ゆっくりのれいむにはきつすぎるものであった。 「きょわれりゅほ~ぢょあい~ちてみょ~、しゃんぶんのいち~もちゅた~わりゃにゃい~♪」 「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!」 どこから覚えてきたのか、懐かしい曲を歌う子ありす。 「おちびちゃん!ちゃんとままのとかいはのあいをみてくれなきゃだめでしょ!!」 子ありすの親のありすがやって来た。 「あら、さすがままのこね。おしえなくてもりっぱにとかいはなあいができてるわ!!」 「みゃみゃ!おねーしゃんとあしょんでちゃよ!たのちきゃっちゃよ!」 「それはよかったわね。さぁ、はやくおうちにかえりましょ」 子ありすを頭に乗せて帰って行く親ありす。 自分より年下の子に抵抗出来なく犯されてしまったれいむ。 次の日の朝。 「ゆぐぅ…。ゆっくりかえったよ…」 「ゆゆ!いままでなにしてたんだぜ!れいむがにんっしんしてこどもがうまれそうなんだよ!」 「ゆぎぎぎぎ…もうすぐでうまれるよ…はやくあーんしてあかちゃんをうけとめるじゅんびをしてね…!」 「きこえたんだぜ!?はやくくちをあけるんだぜ!」 親に命令されて、赤ちゃんのクッションにするために口を大きく開くれいむ。 「もうずぐでうばれぶよおおおおおおおお!!!!」 ぶりぶりぶりぶりぶりぶりぶりぶり れいむの口は、親れいむから出た黒い物体で満たされた。 親れいむから出たのは、赤ちゃんではなくうんうんだった。 「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!!!でいぶど、でいぶのあがぢゃんがあああああああああああ!!!」 親れいむのうんうんを全身で浴び、しかも口にまで入って酷く慌てるれいむ。 「しずかにするんだぜ!ゆっくりできないくそやろうはゆっくりしっかくなんだぜ!!!」 親まりさの頭突きを喰らい、壁に激突するれいむ。 その拍子にれいむの赤ちゃんが全て潰される。 「ゆわあああああああああ!!!でいぶのずでぎなあがぢゃんがあああああああ!!!!!!!」 「そんなことしらないんだぜ!かってにつくってくるれいむがわるいんだぜ!!あやまるんだぜ!!!」 「ゆふぅ…うまれるきがしたけどそんなことなかったみたいだよ!それときたないれいむはどっかいってね!!!」 その時、外かられいむにとって見慣れたゆっくりがやってきた。 「あそびにきたんだ…………。れいむ、いったいどうしたんだぜ!」 れいむの唯一の友達であるまりさだった。 「ばりざぁ…。だじげで…でいぶを…でいぶは…」 「れいむになにをしたんだぜ!こんなゆっくりできないかぞくはおいてどこかへいこうね!!!」 「むきゅ!それはけんめいなはんだんじゃないわよ!」 「んほぉ…ともだちをおもうまりさをみてたらすこしこうふんしてきたわぁ…」 ありすお姉さんとぱちゅりーお姉さんがまりさの前に立ちはだかる。 「れいむをみすてたほうがけんめいなはんだんよ!」 ぱちゅりーお姉さんの言葉を聞き、ありすを見て体を震わせるまりさ。 このままれいむの味方をしてしまったらありすにレイプされてしまう。 ならばどうすれば自分は助かるのか、まりさの本能は分かっていた。 分かっていたが、れいむはまりさにとっても唯一の友達だった。 そんなに簡単に切れる仲ではない。究極の選択を目の前にしてまりさは悩んでいた。 「いいことをおしえてあげるわぁ、あなたのだいすきなれいむは、きのういなかものとこどもをつくっていたのよぉ」 「あたまについてるのをみればちしきじんじゃなくてもわかるわね!!」 事実を聞かされたまりさは、今まで信頼していた友達に裏切られたと感じていた。 お互い一人しかいない友達同士。それはゆっくりにとっては恋人同然だ。 「れいむはくずだぜ!こんなにきれいなおねえさんのわるぐちばっかいってたぜ!きのうだってむりやりまりさにごはんをあつめさせたんだぜ!!!」 「どぼじでぞんなごどいうのおおおおおおおおおおおおおお!!!どぼだぢでじょおおおおおおおおおおお!!!!!」 「こんなにきたないれいむはともだちじゃないんだぜ!かんちがいしてはずかしいね!くさいからしんでね!!!」 「ヴぁりずぁ…」 「もうおうちかえるぜ!」 そうまりさが言い残して帰ろうとしたが、お姉さん達はそうはさせなかった。 「せっかくここまできたんだからとかいはなおねえさんとすっきりしましょお~」 「やくそくがちがうぜ!まりさはおうちかえるんだぜ!!!」 「むきゅ!だれもれいむをみすてたらたすけるなんていってないわよ!」 「うぞづぎいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!」 れいむの目の前で唯一の友達だったまりさがありすお姉さんによって犯されている。 何度もれいむに助けを求めていたが、れいむはぱちゅりーお姉さんに掴まれて、助けることはできなかった。 しばらくして、ありすが満足した。 ありすの下にあるのは今にも死に絶えそうなまりさの姿。 「でいぶぅ…だ…じ…げ…」 「もうこのくずはいらないね!そとになげすてるぜ!」 そう親まりさは言い、まりさを掴んで外へ思いっきり投げつけた。 空中に舞うまりさとれいむは、ずっとお互いを見つめ合っていた。 そして、空中に舞っていたまりさは、木に激突してただの餡子になった。 嘘のような一時だった。 妹だと思っていた存在にレイプされてにんっしんして、うんうんを全身に浴び、唯一の友達に見捨てられた直後にその友達が犯され、目の前で殺された。 正に生き地獄だった。 れいむは、ただ呆然と宙を見つめていることしかできなかった。 そこに、聞き慣れない声がした。 「ゆっくりお菓子があるよ!食べたい人は集まってきてね!」 それは人間のお兄さんだった。 「ゆ!おかしだって!みんなでもらいにいくんだぜ!!!」 「きっととかいはなおかしがたくさんあるのよ!」 「むきゅ!だがしじゃなくておかしだからね!きっとこうきゅうよ!」 「ゆぅ…れいむはにんっしんしてるからうごけないよ…」 「あんしんするんだぜ!まりさがれいむの分までもらってくるよ!」 家族は、少し興奮気味にはしゃぐ。 「ちっ…集まったのは三匹だけか。ここらへんはゆっくりが少ないのかな」 「いいからあまあまをさっさとよこすんだぜ!」 「さいしんのりゅうこうのさいせんたんのとかいはなこうきゅうおかしをちょうだいね!」 「むきゅ!はやくよこすのがけんめいなはんだんよ!」 「まぁ、いいか。れみりゃの腹が膨れれば。」 「れみりゃ!!!そんなこと聞いてないよ!おうちかえるうううううううううううう!!!」 「とかいはなおかしはどぼじだのおおおおおおおおおお!!!!!?」 「このちしきじんなぱちゅりーさまをだまじだのねええええええええええ!!!」 「元気があっていいなぁ。れみりゃも満足するだろうな」 「「「いやあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!!!!!!!」」」 叫ぶ三匹の足をナイフで切り付け、袋に入れてお兄さんは帰って行った。 「おなかがすいたよ!れいむはごはんをとりにいってきてね!!!」 親れいむがれいむに命令するが、れいむは何も言わない。 「きこえてないの!はやくごはんをとりにいってきてね!!!!」 うるさく叫ぶ親れいむに、れいむは近付く。 「やべでええええええええええええええ!!!!!」 「うっめ!うっめ!めっちゃうっめ!めがうっめ!まいうー!」 れいむが親れいむを食べる。 憎しみと空腹に任せ親れいむの全てを喰らい尽くす。 「しあわせー!」 親れいむの中にいた赤れいむごと食べ終えたれいむは、体を洗うために川へと向かった。 そこに、一人の老人がいた。 「おじいさんゆっくりしていってね!!!」 「あぁ、ゆっくりれいむか。ゆっくりしていってね」 「おじいさんこんなところで何してるの!?」 「いや、特に何も。ただの散歩じゃよ。ところで何で餡子塗れなんだい?」 「おかあさんにうんうんかけられたんだよ!れいむのあかちゃんをゆっくりできなくされたんだよ!おともだちを…」 「あぁ、それ以上言わなくて良いよ。どうだい、これから家に来ないかい?実はわしも一人で寂しいんじゃよ」 「いく!ゆっくりさせてね!!!」 「それじゃ、行こうか」 おわり 「むきゅ!いいおはなしだったわね!さいごにいいこがゆっくりできるのよ!」 飼い主のお兄さんの本棚から取り出した本を閉じて、子供の方へ振り向く親ぱちゅりー。 だが、子ぱちゅりー達にはその本は刺激が強すぎたのか、子ぱちゅりー達は泡を吹いて絶命していた。 「むきょああああああああ!!!おあっぢゅでぃーのずでぎなごどもだぢがあああああああああ!!!!」 親ぱちゅりーも、絶命するのは時間の問題だろう。 本当に終わり
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ここでは、ちびちゃと、もなちゃとの喧嘩師で誰が一番強いと思うか投票する場所です。 お気軽にご投票ください。 文章を投票した場合、規制対象になる場合があります。 不正投票を削除しました。 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 黒いカリスマ 241 (20%) 2 てぃんてぃんてぃんくるくるくるパー 79 (7%) 3 カカオ 76 (6%) 4 明智 66 (6%) 5 ❀リン❀ 52 (4%) 6 IJIE 44 (4%) 7 はみだし刑事 35 (3%) 8 レオ♪ 28 (2%) 9 林 27 (2%) 10 マスター・ネギ様 25 (2%) 11 イケメン総隊長@イケメンかーくんだよぉ♪ 20 (2%) 12 ζRёⅹζ 18 (2%) 13 最強喧嘩師【南風8号】 18 (2%) 14 バグ 17 (1%) 15 骨川スネ夫 17 (1%) 16 龍星 15 (1%) 17 【髑髏】.NaO*ドナ 14 (1%) 18 愛桜 14 (1%) 19 雑魚雑魚喧嘩師←たまに見るけど意外に強い 14 (1%) 20 †☤☣白霧騎苑☣☤† 13 (1%) 21 竜神軍団(竜戦士) 13 (1%) 22 かのん 11 (1%) 23 アレックス太郎 11 (1%) 24 結衣 10 (1%) 25 赤神 10 (1%) 26 酒 10 (1%) 27 ★JOKER★ 9 (1%) 28 紅魔郷 9 (1%) 29 広樹ノ介 8 (1%) 30 糞屑粕滓糟馬鹿雑魚阿保糖分王 8 (1%) 31 ☆まろん☆ 7 (1%) 32 くるとん 7 (1%) 33 ℨℰ大阪人ℛℴ 6 (1%) 34 【守護軍/四天王】【月輝隊/少尉】レキ 6 (1%) 35 俺 6 (1%) 36 地獄夜 凶死朗 三等軍曹 6 (1%) 37 蛙鳴蝉噪 6 (1%) 38 迅帝紅神カリスマ 6 (1%) 39 ???@真似師 5 (0%) 40 きくち 5 (0%) 41 テラ 5 (0%) 42 憂鬱な天使 5 (0%) 43 雷霧 5 (0%) 44 鬼畜 5 (0%) 45 魔神 5 (0%) 46 ERISU☆ 5 (0%) 47 よっちゃん 4 (0%) 48 ☠ギ―太@【喧嘩龍】☠ 3 (0%) 49 ☣chaos☣ 3 (0%) 50 【轟軍】メア(総帥) 3 (0%) 51 【闇帝】アナログ 3 (0%) 52 なにわ喧嘩師 3 (0%) 53 にゃん丸 3 (0%) 54 のいず 3 (0%) 55 まえふぁん 3 (0%) 56 アンチ@←まあ雑魚だけどなんとなく 3 (0%) 57 オリオン 3 (0%) 58 ロータス 3 (0%) 59 世界保健機関 3 (0%) 60 伝説の喧嘩師 3 (0%) 61 大阪人 3 (0%) 62 廃墟の神☠狂人 3 (0%) 63 烈火雷鳴 3 (0%) 64 "まゆちい死 2 (0%) 65 OHOH 2 (0%) 66 PIZAふじみつ 2 (0%) 67 XXX@真似師 2 (0%) 68 2 (0%) 69 あ 2 (0%) 70 ふでばこ 2 (0%) 71 ゆう 2 (0%) 72 シャド 2 (0%) 73 ファントム 2 (0%) 74 フィッシャーマンクスコバトン 2 (0%) 75 ミルクティー 2 (0%) 76 メア 2 (0%) 77 伝説の喧嘩師 カイ 2 (0%) 78 伝説の登録喧嘩師(笑)←こいつ自作自演(苦笑) 2 (0%) 79 元喧嘩師のおじいさん 2 (0%) 80 死刑囚 2 (0%) 81 狂流 2 (0%) 82 神荒し軍団「リーダー」 2 (0%) 83 竜神 2 (0%) 84 開様 2 (0%) 85 雑魚 2 (0%) 86 雑魚エース 2 (0%) 87 雑魚ソーセージ 2 (0%) 88 ズダダダダダダダダダダダダダ 2 (0%) 89 マターリ喧嘩師 2 (0%) 90 !?!? 1 (0%) 91 http //www.nukistream.com/video.php?id=160941 1 (0%) 92 KickmaG 1 (0%) 93 § 纏璽龍§ 1 (0%) 94 †*£αLα£*† 1 (0%) 95 ★JOKER★以外皆雑魚 1 (0%) 96 ★ワールドボーイ★ 1 (0%) 97 ★鬼牙龍魔★ 1 (0%) 98 ☠ピエロ☠ 1 (0%) 99 ☸ペイン元帥☸ 1 (0%) 100 【アフロ】ψζRYOζψ 1 (0%) 101 【残響死滅@遊び人☠】 1 (0%) 102 【白龍/総帥】ブラック 1 (0%) 103 【蒼炎/大元帥】Genius 1 (0%) 104 【轟軍】遼輔 1 (0%) 105 【魑魅魍魎】邪魅♪ 1 (0%) 106 あなごくん 1 (0%) 107 うんこ 1 (0%) 108 おいなり 1 (0%) 109 かほり 1 (0%) 110 ささだ 1 (0%) 111 ちーぼー 1 (0%) 112 にゃんちゃん軍曹 1 (0%) 113 のぞ 1 (0%) 114 ぴんくぱんさあ 1 (0%) 115 ぽぽぽぽーん 1 (0%) 116 まぁ 1 (0%) 117 まいぴー 1 (0%) 118 アビス 1 (0%) 119 アンパンマン 1 (0%) 120 エビ太郎 1 (0%) 121 ガタ吉 1 (0%) 122 シルビア 1 (0%) 123 マスター 1 (0%) 124 マリオ 1 (0%) 125 ラビット 1 (0%) 126 ルイージ 1 (0%) 127 ・・・ 1 (0%) 128 伝説の罵倒師 1 (0%) 129 喧嘩師 1 (0%) 130 喧嘩神 1 (0%) 131 山岡軍総司令官 1 (0%) 132 弾丸の喧嘩師 1 (0%) 133 影武者 1 (0%) 134 春風 1 (0%) 135 暇人 1 (0%) 136 来ないで(ℒくん(・ω・ 1 (0%) 137 死にたもうれ 1 (0%) 138 殺陣エリザベス 1 (0%) 139 江角 1 (0%) 140 火拳のエース 1 (0%) 141 真・雷天・極・神 1 (0%) 142 真理 1 (0%) 143 神楽 1 (0%) 144 秘境 1 (0%) 145 究極新星軍モンハン】☠総長☠【 1 (0%) 146 紅流 1 (0%) 147 紫芋 1 (0%) 148 臨也 1 (0%) 149 融合 1 (0%) 150 覇激くん 1 (0%) 151 鋸海 1 (0%) 152 音やん 1 (0%) 153 www 1 (0%) 154 ね[1]" 0 (0%) その他 投票総数 1190 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ -- ドドリア (2011-01-26 15 11 09) なんでうちがのってんのw!? -- オリオン (2011-02-16 19 25 34) 知らないしな -- カエル君 (2011-02-16 19 27 37) 誰がのせたのwwつか、カエルとアマツマガツチは強い!! -- オリオンですw (2011-02-16 19 32 05) アビスってどんなキャラ? -- ・・・。 (2011-03-08 19 05 06) 俺入ってない・・・ww当たり前かw -- ここあげぱん (2011-03-11 21 37 46) なんでカエルとアマツマガツチ強いと載せたwwww別に強くないからぁ~みんな分かったね?喧嘩わダメですよたぶん此処に居る人喧嘩してる人が結構いるかもねちびちゃちとか喧嘩する人がいっぱい居るから飽きたからもなちゃとに行きましたカエル君が居たら声かけてねwwwwまぁ~こえかけなくていいけどねぇ~wwww -- オリオンなんで? (2011-03-12 20 04 24) wwwッをリオンとか喧嘩しない癖になwww -- オリオン何で? (2011-03-12 20 05 06) 何でもなちゃとでもちびちゃとでも一番雑魚い俺が投票されてんだしwwwwww -- 明智 (2011-03-19 13 05 32) 当たり前だ、俺は喧嘩やってるつもりは無いからな -- 明智 (2011-03-19 19 48 43) 13時5分なんかに俺発言してないぞ -- 明智 (2011-03-27 22 34 42) な、カエルって俺じゃないよね?俺すっげー喧嘩弱いから -- カエルスープ (2011-03-29 21 46 16) カエルスープって見たことあるような気がするな?? -- 明智 (2011-04-10 15 00 38) なんか、強いやつらばっかだねー -- 真・雷天・極・神 (2011-04-29 22 18 59) あれー?リン♪のってないなあ、、、 -- 腐女子 (2011-04-30 18 03 41) あああああ -- 神ぽん (2011-05-09 22 08 02) 神聖軍かみじゃね?????wwww -- NARUTO (2011-05-31 20 20 35) 俺が喧嘩師やってたの2年前だぞw -- カカオ (2011-09-07 17 32 52) よくわからんが黒いカリスマはまじつえーと言う噂だからとうひょうしまぴ -- ゴースト姫[空軍] (2011-10-06 05 14 02) ↑の続きとうひょうしまぴた♪ -- ゴースト姫[空軍] (2011-10-06 05 14 58) 今ケンカ強い奴地底に来てくれ -- 名無しさん (2011-12-30 20 22 35) 黒いカリスマってそんなに喧嘩強いんだなぁ -- たて (2012-01-06 10 59 42) ◇cOj3C8←頭がおかしい、キチガイ、大部屋で見れるよ! -- もなちゃと利用者 (2012-01-10 17 36 00) •http //meafisu0927.blog.fc2.com/【轟軍】のHPは全く面白くないよ -- 【轟軍】のスパイより (2012-01-24 00 43 03) 黒いカリスマねぇ… -- 千奈〆 (2012-01-29 10 23 24) 黒カリはまーじで強い -- 名無しさん (2012-02-06 02 48 29) ジャニーズいちごbbsでいいかんじ -- 紅魔郷ぱねぇ (2012-02-25 13 58 14) 本物の黒いカリスマってRX7がトリプに入ってる人だよね?? -- 鈴 (2012-03-01 22 49 41) うーん -- ジクロロさん無いね (2012-03-26 13 23 11) 狂犬の黒いカリスマが1位かぁ、、喧嘩師って名前が入ってたら直ぐ噛み付くもんな -- ゴムリオン (2012-04-09 13 03 17) こないだレキにずたぼろにされたw -- 元銀狼の一味 (2012-04-28 21 51 33) 最近見なかったけど黒いカリスマは相変わらず強い 3人相手して圧倒してた -- 雷風 (2012-07-20 11 15 45) もなちゃと◆uNAn9WwQWk (ID 35): うわきもいのいる [無視] -- もなちゃと◆uNAn9WwQWk (2012-07-27 15 28 40) (ゆう)ってやつ喧嘩したけどマジ恐い!タイピング速すぎ! -- 万華鏡 (2012-11-04 19 58 28) ※結衣は喧嘩師じゃありません -- 結衣 (2013-01-20 13 39 46) もなちゃとで喧嘩強くて何かの自慢にでもなるの? -- 鼻毛 (2013-12-26 14 08 21) ↑只々競ってるだけで自慢にはなれないかもね。 -- 名無しさん (2014-02-12 23 48 15) http //xxeronetxx.info/img/20140303/v1-029.html -- 鼻毛 (2014-03-16 17 28 15) 名前 コメント
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みなさんはゆっくりがおそれるゆっくりをどこまで知っているだろうか ゆっくりれみりゃ?メジャーですね ゆっくりふらん?それもメジャーですね れてぃ?ゆゆこ?それも比較的有名ですね ですが、ゆっくりがれみりゃ以上におそれるゆっくりがいます。 そいつの名は・・・・ 恐るべきゆっくり 「ゆ~~、ゆ~、ゆ~~~~~~!!!」 「「「ゆ~~、ゆ~、ゆ~~~~~!!!」」」 れいむ親子の音痴な歌がれいむ親子のお家に響き渡る。 ここはドスが治めるゆっくりの群れである。れいむ親子はドスの群れに所属するどこにでもいる ゆっくり家族であった。 夫のまりさは今は狩りにいっており、妻のれいむは子供たちとゆっくりできるお歌 の練習をしている。 「ゆっゆっゆ~~~~~~」 「「「ゆっゆっゆ~~~~~~」」」 雑音がようやくフィナーレを終え、れいむは子供たちを褒め称えた 「ゆ~~ん、さすがれいむとまりさのおちびちゃんだよ!! とてもゆっくりできるおうたさんだったよ!!」 「ゆん!!とうぜんだよ!!れいむはぷろのあーてぃすとなんだよ!!」 「れいみゅおねえちゃん、とてもおうちゃがうまっきゃったよ!! れいむのあきょがれだよ!!」 「さすがまりさのいもうとだよ!!」 家族はにぎやかにとてもゆっくりできたよと誉めたたえあった。 特に長女れいむはゆっくりからしたらとても歌がうまく、皆の歌姫であった。 群れのゆっくりからは将来の歌姫だよ!!と期待を寄せられていた。 「ゆっくりただいまだよ!!」 家族がわいわくと談話していると一家の大黒柱である親まりさが帰ってきた。 口は大きく膨らんでいる。どうやら今日は大漁だったようだ。 「「「ゆわ~い、おとうさんおかえりなさい!!!」」」 子ゆっくり達は父親の姿を見るや否や親まりさへと駆けて行った。 親れいむも夫であるまりさに微笑みで返した。 「おかえりなさいまりさ!!かりはじょうじょう?」 「もちろんだよ!!まりさはもりいちばんのかりうどさんなんだよ!!」 そうまりさが返答すると、口を大きく開け今日の狩りの成果を広げた。 出てきたのは食べられる山菜やキノコなどなどゆっくりから見れば御馳走の山だった。 「「「ゆわ~~い、ごちそうがいっぱいだよ!!」」」 大はしゃぎする子ゆっくり達。三匹とも美味しそうな御馳走に我先と駆けだしたが 親れいむが子供達を止めた。 「だめだよおちびちゃんたち!!ちゃんとわけてからね!!」 そういうと親れいむは均等になるように御馳走の山を分けて行った。子ゆっくり達も納得し、 率先して母の手伝いを始めた。実に微笑ましい光景であった。 そうこうしているうちに配分が終わり、一家はきれいに整列した。 「それじゃあおちびちゃんたち!!きょうもがんばってかりをしてきてくれたおとうさんに ゆっくりおれいをしてからいただきますをしようね!!」 「「「ゆ!!ゆっくりわかったよ!!」」」 子ゆっくり達は親まりさの方を向いた。 「「「おとうさん!!きょうもおいしいごはんをありがとう!! ゆっくりいただきます!!!」」」 「「ゆっくりいただきます。」」 親ゆっくりのいただきますを皮切りに御馳走の時間が始まった。 美味しそうな木の実にキノコ、山菜、どれもゆっくりにとっては御馳走であった。 ただ一つ、長女れいむのごはんに白い木の実があった。 「ゆ?」 長女れいむは今まで見た事もない白くて大きな木の実に気が付き父に聞いた 「おとうさん!!このしろいしろいさんはなぁ~に?」 「ゆ?それはね、おとうさんがにんげんさんからもらったごはんだよ!! むかしにね、それとおなじようなごはんがあったんだけどねもうどくがあったんだよ!! でもね、このしろいしろいさんはおとうさんがどくみをしたからだいじょうぶだよ!!」 長女れいむはそれを聞いて安心し、おそるおそる口に含んだ 「む~しゃ、む~しゃ・・・・・し、しあわせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!! ヘブンじょうたいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」 長女れいむはあまりのおいしさに飛び跳ねながら叫んでいた。 「おちびちゃん!!おしょくじちゅうにおぎょうぎわるいことしちゃだめでしょ!!」 親れいむは長女をたしなめようとしたが、聞く耳持たずだった。 あまりに革命的なまでにおいしかったのだろう。 「ゆぅ~~、おねえちゃんだけじゅるい!!れいみゅもたべちゃいぃぃぃ!!」 妹れいむが駄々をこね始めた。だが、あの白い木の実はすでに長女が平らげてしまっていた。 親れいむはどうにかしてなだめようとしたが、耳に入る様子もなかった。 「しょうがないね!!あしたおとうさんがにんげんさんからまたもらってくるから がまんしてね!!」 親まりさがそういうと妹れいむはピタっと泣きやみ大喜びで跳ね始めた。 「ゆぅ~~、まりさも!!まりさも!!」 長女まりさも欲しがっていたようだ 「しょうがないね!!みんなの分をもらってくるよ!!」 「「「ゆわ~~い!!おとうさんだいすき!!」」」 子ゆっくり達は皆大喜びであった。 かくして一波乱食事は終わり、辺りを片づけた後皆床に着くことにした。 「それじゃあ、ゆっくりおやすみ!!」 「「「「ゆっくりおやすみなさい!!!」」」」 家族はそれぞれのベッドに健やかな眠りにつき始めた。 ベッドといっても枯れ葉や落ち葉を敷き詰めたものなのだが。 「ゆぴー、すぴー」 「しろいしろいさん・・・・れいむにたべられ・・・・」 「まってねぇ~~・・・・」 子ゆっくり達は皆幸せそうに寝ていた。 一方そのころ、とある暗い所で新しい命が誕生した。 「・・・・・・・」 ソレは辺りを見回し始めた。黒くて生暖かいものが辺りに敷き詰められていた。 否、自分が埋まっていたのだ。 ソレは本能的に分かっていた。ご飯だ。 ソレは生まれたばかりの小さな口を小さくあけ、少しずつ食べ始めた。 本当にほんの少しの量を何度も回数を分けながら食べて行く。 少しずつ食べて行くと腹はさすがに満たされ、ソレは生まれた所から少しずつ移動を始めた。 「・・・・・・・」 目の前にあるご飯をかき分けながら進むと自分と同じ生き物がいた。 ソレは本能的に分かった。あれは自分の姉妹だ。 ソレは少しづつ姉妹に近づいて行った。姉妹の方も気づいたらしく、自分の方へと寄ってきた。 少しずつ、少しずつ。 そしてお互いが頬ずりが出来る位近くにたどり着いた。 ソレと姉妹はさっそく信頼の頬ずりを始めた。 あまり空間がないのにも関わらず、姉妹は器用に頬ずりをしていく。 そして本能が呼びかける。子孫を残せと 姉妹の方も本能の呼びかけに答えたらしく、ゆっくりと後ろを向いた。 どうやら「受け」をやってくれるようだ ソレは姉妹と交尾を始めた… 1時間後、姉妹の腹は非常に大きく膨らんでいた。 ソレは交尾の成功に満足したのか少し眠りについた。 さらに数時間後、ソレは目が覚めると姉妹のお腹はさらに膨れ上がっていた もうそろそろ頃間であると本能が語り始めた。 ソレは姉妹にそろそろだという事を伝えると姉妹は適当な空間に生殖器を向けた。 姉妹は体に力を入れ始めた。必死に力を入れているのが見て分かるぐらいに顔を歪めていた。 そして ぼん!!ぼん!!ぼん!! 姉妹は空間目掛けて何かを自分の生殖器から射出した。 それは非常に早く何か良く分からなかったが白い物体にであるように見えた。 ぼん!!ぼん!!ぼん!! 姉妹はまだ射出を止めない。腹の中にそれだけ大量の物が詰まっていたのだろう、今だに止む気配がない 結局、射出が止まったのは100個ほど飛ばしてからだった。 朝、ゆっくり一家はゆっくりと目を覚ました。 とある一匹は除いて 「ゆ~ん・・おかあさん・・ぽんぽんさんがいたいよぉ・・・」 昨日しろい木の実のような物を食べてヘブン状態になったあの長女れいむだった。 翌朝起きるとお腹が痛く、食事もほとんど取れない状態になった。 「おねえちゃん、いたいいたいさんはやくなおってね・・・」 「れいむぅ・・・」「おちびちゃん・・・」 親まりさは狩りをお休みして長女れいむの看病したり、腹痛に効くお薬を飲ませても一向に 良くならなかった。 それどころか、痛みが少しずつ増してきているようだった。 「おかあさぁぁぁぁぁん、ぽんぽんがゆっくりいたくなってきたよぉぉぉぉぉぉ!!!」 娘の状態が一向に良くならないどころかますます悪化してきたことに親達は、このままではまずい と考えぱちゅりーの診療所に長女を連れていくことにした。 長女れいむは大きな葉っぱの上に横になり、両親はその両端を咥えゆっくりと運び始めた。 姉妹の子ゆっくり達は横について長女れいむを励まし続けていた。 「おねえちゃん!!もうすぐびょういんだからね!!」 「ゆっくりだいじょうだからね!!」 だがそんな励ましの声も今の長女には届かなかったようだ。 長女の顔色はますます青白くなっていき、呼吸は少しづつ小さくなっていった。 「ゆぅ・・・・ゆぅ・・・・」 必死に痛みに耐える長女。だが、その緊張した空気は突然の悲鳴に打ち砕かれた 「ゆぴぃ!!ゆぷぅ!!」 長女の苦しみ方が変わった。今までは痛みに耐えるような様子が尋常ではない痛みに苦しむものに かわったのだ。 「ゆぷぅ!!うbひfふsぅvfvふぃおwぇjjjねいぁj」 突如として発せられる解読不能な言語。これには両親はただ事ではないと悟り 歩みが自然と速くなっていた。 「jkhbtkぶjひlすぇrbふlうぇr・・・fykhうぇjkbち・・・・ふ」 病院に近づくにつれ、長女の叫びは少しづつ小さくなっていった。 駆けること30分、一家はどうにか群れ唯一の診療所にたどり着いた。 長女はぐったりとしており、両親は心配そうに戸を叩いた 「ぱちゅりー!!おちびちゃんがたいへんなの!!たすけてあげてね!!」 2,3度叩いた辺りでぱちゅりーが出てきた 「むきゅ!!こんなあさはやくからどうしたの?」 「おちびちゃんがたいへんなの!!はやくたすけてね!!」 ぱちゅりーは群れの中でも歌姫として有名な子れいむの身になにかあった事を理解し すぐに家の中に家族を招きいれ、容態を見た 長女の体は青白くなり、呼吸は停止しており、瞳孔も開ききっていた… 「むきゅ……、もうえいえんにゆっくりしちゃっているわ…」 ぱちゅりーは少し悩んだが、素直にそう告げた。 家族はそんな馬鹿なという顔でポカンとしていた。 「ぱちゅりー…なにいってるの…ぽんぽんがいたいだけでしんじゃうなんてそんなこと ないでしょ…」 親まりさはそうか細い声で喋った。 だが、ぱちゅりーは辛い現実を続けた 「残念だけど…もうえいえんにゆっくりしちゃってるわ…さわってみなさい…もうこんなにつめたいわ…」 信じられないような顔をしながら両親は頬ずりをした。とても冷たかった。 昨日あんなにゆっくりしていたのに…たった一日で…たった一日で皆に愛されていたおちびちゃんが …おちびちゃんが!! 「おちびちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」 「どぼじでごんなごどにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」 両親の叫びが残りの姉妹に全てを語っていた。 「しょんな…うしょだよね!!おねえちゃんがえいえんにゆっくちちちゃうわけないよね…」 「うそだぁぁぁぁ!!ばりざのいぼうどがじぬわげないんだぜ!!」 言葉ではそうはいっているものの、目には涙が溜まっていた。 姉妹はその場で耐えきれなくなり、両親と一緒に泣きだしてしまった。 「おねえぢゃぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」 「でいぶぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」 家族はわんわんと泣きだしてしまった。 両親は頬ずりしながら泣き、姉妹はその場で両親以上に泣きだしてしまった。 あんになゆっくりしていたのに…死んだなんてうそだ… あんなに群れのみんなに愛されていたのに… あんなに(ゆっくり基準で)きれいなお歌を歌っていたのに… そんな思いが錯綜する中、あり得ないことが起こった。 むくっ… 死んだはずのれいむが体を起こしたのだ。 体を器用に動かし、何事もないように起き上がったのだ。 この光景にぱちゅりーは驚き、家族は喜んだ。 「ゆ?おぢびぢゃぁぁぁぁぁぁん!!いぎがえっだんだねぇぇぇぇぇ!!」 「よがっだよぉぉぉぉ!!よがっだよぉぉぉぉ!!」 「おねえぢゃんがいぎがえっだぁぁぁぁ!!」 「ゆぅゆぅ…ゆわ~~~ん!!」 家族は大喜びでれいむにすり寄り、さっそく頬ずりしはじめた。 だが、ぱちゅりーは見逃さなかった。 そう、れいむは間違いなく死んでいた。 瞳孔は完全に開いており、すでに死臭が漂い始めていた。 つまり、れいむは死んでいるはずなのになぜか起き上がったのだ。 家族はれいむが起き上がった=生き返ったとみなして大喜びのあまりその事実を完全に 見落としていた。 ぱちゅりーはあり得ない光景に目を丸くしてその様子を見守るしかなかった。 ぱちゅりーが見守っていると、一瞬ではあるがれいむの腹がふくらんだ。 「むきゅ!?な、なに!!」 れいむの腹から何かが出ようとしているように見えた。 れいむの腹は一瞬膨らんだらすぐしぼむを繰り返し、さすがの一家もただ事でないことに 気づいた。 「ゆうぅぅぅぅ!!どうしたのおちびちゃん!!」 「またぽんぽんいたいの?いたいの!?」 「おねえちゃん、ゆっくりしていってね!!ゆっくりしていってね!!」 「こわいことしないでねぇぇぇぇぇ!!」 家族は皆恐慌状態に陥った。 そして一拍おいてれいむの腹が裂け、中から何かが出てきた。 それは…… とりあえず前半はここまで あとがき ここ最近書いていなかったせいか腕が落ちた気がします。 ですので一旦ここでとめて数日後に後半を挙げます。 作者 アイアンゆっくり 過去作 まりさの馬鹿 ゆっくり地縛霊 れいむ親子の場合 ゆっくりおしえてね!! 1~2 世界で一番短い虐待 ゆっくり地縛霊 まりさ達の場合 鬼斬 1~ 怪奇現象 ゆっくり自縛霊 ありすの場合 このSSに感想を付ける