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《因幡 てゐ》 No.491 Character <第七弾> GRAZE(2)/NODE(4)/COST(2) 種族:妖怪/獣 (自動γ): 〔このキャラクター〕が戦闘を行う場合、戦闘開始時に〔あなたのデッキの上のカード1枚〕を破棄する。破棄したカードの必要ノードが〔戦闘を行う相手キャラクター〕の必要ノード以上だった場合、そのキャラクターをあなたの場に移す。 攻撃力(4)/耐久力(4) 「私にいいアイデアがあるわ!」 Illustration:あくぁまりん コメント 因幡 てゐ/1弾のリメイクカード。 前回の擬似離反工作と違い、今回はキャラクターを奪うために戦闘が必要になり、博打性も組み込まれている。 (自動γ)は戦闘を行う場合に戦闘開始時に自分のデッキの上1枚を破棄し、それの必要ノード次第で相手キャラクターを奪えるかが決まるもの。 必要ノードが「破棄したカード≧戦闘を行う相手キャラクター」であればそのまま相手キャラクターをこちらの場に移すことができる。逆に「破棄したカード<相手キャラクター」である場合は何も起きない。 こちらから攻撃を仕掛けても、「戦闘を行う相手キャラクター」=「防御キャラクター」は対戦相手が指定できる上、奪えるかどうかはわからない。攻撃力は4だがGRAZEが2もあるため、アタッカーとしてよりは壁として置いておく使い方のほうが安定する。 しかし、条件の都合上高ノードの大型キャラクターはそうそう奪えず、かといってデッキを1枚破棄してまで小型キャラクターを奪ってもアドバンテージには繋がりづらい。 役立てるためには、構築の段階から工夫が必要である。 戦闘を行う場合(自動γ)によるカードの破棄は強制であるため、アドバンテージを失いやすい。 必要なカードが多すぎるため現実的ではないが、鈴仙・優曇華院・イナバ/1弾・アリス・マーガトロイド/1弾・四季映姫・ヤマザナドゥ/1弾・戦操『ドールズウォー』で相手キャラクターが隠密やマナチャージを所持していない限り必ず奪うことが可能となる。 公式Q Aより Q198.「戦闘を行う場合」が条件の効果は、相手キャラクターが防御しなかった場合でも発生しますか? A198.はい、発生します。この時、特に適用タイミングが明示されていない場合は戦闘開始時から戦闘終了時まで適用されます。コメント戦闘を行う相手キャラクターがいない場合、(自動γ)はカードをただ破棄するだけの効果となる。 Q199.「No.491 因幡 てゐ」の自動効果で戦闘開始時に防御キャラクターをこちらの場に移した場合、この攻撃は相手プレイヤーへ与えられますか? A199.はい、戦闘開始時の効果により防御キャラクターが居なくなるため、相手プレイヤーへ与えられます。コメント10/6/23のルールリファレンス改定に伴い、コントロールを奪っても攻撃が通るようになったため若干強化されたと言える。 関連 第七弾 因幡 てゐ/1弾 因幡 てゐ/10弾 因幡 てゐ/13弾 脱兎『フラスターエスケープ』 借符『大穴牟遅様の薬』 兎符『開運大紋』 兎符『因幡の素兎』 『エンシェントデューパー』
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《因幡 てゐ》 No.491 Character <第七弾> GRAZE(2)/NODE(4)/COST(2) 種族:妖怪/獣 (自動γ): 〔このキャラクター〕が戦闘を行う場合、戦闘開始時に〔あなたのデッキの上のカード1枚〕を破棄する。破棄したカードの必要ノードが〔戦闘を行う相手キャラクター〕の必要ノード以上だった場合、そのキャラクターをあなたの場に移す。 攻撃力(4)/耐久力(4) 「私にいいアイデアがあるわ!」 Illustration:あくぁまりん コメント 因幡 てゐ/1弾のリメイクカード。 前回の擬似離反工作と違い、今回はキャラクターを奪うために戦闘が必要になり、博打性も組み込まれている。 (自動γ)は戦闘を行う場合に戦闘開始時に自分のデッキの上1枚を破棄し、それの必要ノード次第で相手キャラクターを奪えるかが決まるもの。 必要ノードが「破棄したカード≧戦闘を行う相手キャラクター」であればそのまま相手キャラクターをこちらの場に移すことができる。逆に「破棄したカード<相手キャラクター」である場合は何も起きない。 こちらから攻撃を仕掛けても、「戦闘を行う相手キャラクター」=「防御キャラクター」は対戦相手が指定できる上、奪えるかどうかはわからない。攻撃力は4だがGRAZEが2もあるため、アタッカーとしてよりは壁として置いておく使い方のほうが安定する。 しかし、条件の都合上高ノードの大型キャラクターはそうそう奪えず、かといってデッキを1枚破棄してまで小型キャラクターを奪ってもアドバンテージには繋がりづらい。 役立てるためには、構築の段階から工夫が必要である。 戦闘を行う場合(自動γ)によるカードの破棄は強制であるため、アドバンテージを失いやすい。 必要なカードが多すぎるため現実的ではないが、鈴仙・優曇華院・イナバ/1弾・アリス・マーガトロイド/1弾・四季映姫・ヤマザナドゥ/1弾・戦操『ドールズウォー』で相手キャラクターが隠密やマナチャージを所持していない限り必ず奪うことが可能となる。 公式Q Aより Q198.「戦闘を行う場合」が条件の効果は、相手キャラクターが防御しなかった場合でも発生しますか? A198.はい、発生します。この時、特に適用タイミングが明示されていない場合は戦闘開始時から戦闘終了時まで適用されます。コメント戦闘を行う相手キャラクターがいない場合、(自動γ)はカードをただ破棄するだけの効果となる。 Q199.「No.491 因幡 てゐ」の自動効果で戦闘開始時に防御キャラクターをこちらの場に移した場合、この攻撃は相手プレイヤーへ与えられますか? A199.はい、戦闘開始時の効果により防御キャラクターが居なくなるため、相手プレイヤーへ与えられます。コメント10/6/23のルールリファレンス改定に伴い、コントロールを奪っても攻撃が通るようになったため若干強化されたと言える。 関連 第七弾 因幡 てゐ/1弾 因幡 てゐ/10弾 因幡 てゐ/13弾 脱兎『フラスターエスケープ』 借符『大穴牟遅様の薬』 兎符『開運大紋』 兎符『因幡の素兎』 『エンシェントデューパー』
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ゆっくり小説 みなさん、ゆっくりばかりの街と言ったらどんな所を想像しますか。 え?やっぱり町に入ったらゆっくりが皆で『ゆっくりしていってね!!!』と出迎えてくれて。 皆でゆっくり出来る素敵な場所何じゃないかって? なるほど、解りました。 取りあえず、鼻血を拭いて落ち着いて座ってください。 しかし、今回舞台になる場所はそんな素敵な所じゃありません。 ここも、かつては全てのゆっくりがゆっくりできる素敵な町でした。 しかし・・・・あるゆっくりが台頭したことにより、それも今は昔と相成りました。 そのゆっくりの名は・・・胴体付きのゆっくり。 彼らの持つ優れた身体能力と、10本の指から生み出す素晴らしい技術の力によって 瞬く間に町は発展していきました。 ・・・しかし、その凄まじい発展の代償として、生まれたものがありました。 それは、胴無しのゆっくり達との確執。 胴付きゆっくりたちは、手も足もない胴無しのゆっくり達を見下すようになって行ったのです。 結果として、その町では胴付きゆっくり達は我が物顔でゆっくりし、 胴なしゆっくりは蔑ろにされるようになって行きました。 さてさて、そんなゆっくり達の街で暮らす変り種の胴なしゆっくりが一人、 この物語はそのゆっくりが繰り広げる真のゆっくりの括劇譚。 御用とお急ぎで無い方は、ゆっくりと見て行ってくださいませ。 ・・・ああそれとこれはお客様への忠告。 この小説は『銀魂』のパロディです。 性格の悪いゆっくりも出てきますし、 酷い目に合うゆっくりもでてきます、 って言うかたぶんロクなゆっくりが居ません。 その手のネタに抵抗がある方は席をお立ちになって出て行ってください。 う~☆~ ゆぶき町 大通り。 す~やすやしない町として有名なこの町にある一軒のスナック。 そのスナックの外に取り付けられた階段をピョンピョンと登るゆっくりが一匹。 ピンク色の帽子を被り、背中には二対のこうもりの様な羽が生えている。 しかし、この羽は空を飛ぶためのものではない。 一部の胴なしゆっくりたちは手足の代わりとして、もみ上げやお下げ、リボンで物を掴んだり食べたりする。 このゆっくりの羽もそう言った役割を果たす物だ。 「う~う~♪うぁっうぁっ♪」 鼻歌を歌って羽でリズムを取りながら階段を登るこのゆっくり。 その名をれみりゃと言った。 そうこうしている内にれみりゃは階段を上りきり、 ガラス戸の前に立っていた。 このガラス戸の向こうがれみりゃの職場だ。 「う~てゐさ~ん!ゆっくりおはよう何だど~。」 れみりゃは羽をガラス戸の取っ手に引っ掛けると、そのまま戸をあけて大声で挨拶した。 その時れみりゃが見たものは! 「・・・・さぁ、ゆっくりと私が隠していたどんべえの事を白状してもらおうか!」 「おぃいい?何の事ですか?私のログには何もないんだが。」 何だか険悪なムードでにらみ合う二匹のゆっくりの姿だった。 一方は黒い髪と白いウサ耳をつけた、いかにも胡散臭そうな顔をしている胴なしゆっくり。 もう一方は青い髪と桃付き帽子が特徴の、ふてぶてしい顔が特徴の胴付きゆっくり。 「・・・てゐさん、てんこちゃん、こんなゆっくりした朝から一体何してるんだど・・・。」 この二人のにらみ合いを見るのも何度目か、 れみりゃは半ば呆れ顔で二匹にそう問いかけた。 「こいつが私の取って置きのどんべえを食べちゃったんだよ!」 てゐと呼ばれたウサ耳ゆっくりがもう一方のゆっくりを見ながらそう言った。 「だからどんべえなんて食べてないと行っているサル!」 てんこと呼ばれた桃付き帽子をかぶったゆっくりがそう反論する。 どうやらこの二匹のゆっくりはズーッとどんべえの事でいがみ合っているようだ。 ・・・暫くにらみ合った後、先に口を開いたのはてゐの方だった。 「・・・まぁいっか、どうせあのどんべえは腐ってたんだし。」 「・・・何?」 「いや~梅雨時期に戸棚の奥にしまっていたのが不味かったね。 ま、いっか、何だかウンウンしたくなってきたしトイレにいこっと。」 そう言っててゐは凄い速さでトイレに駆け込んだ。 ・・・暫くして、てんこはお腹を押さえ始める。 すぐさまトイレに駆け込もうとするが、生憎近くにあるトイレは先ほどてゐが駆け込んだトイレしかなかった。 「おぃいいい!すいあせん早く変わって欲しいんですがねえ!」 てんこはドンドンと扉を叩く。 「あれぇ?てんこちゃん急にお腹痛くなったの? 何で、何か悪い物でも食べたの?」 トイレの中からてゐの声が聞こえてきた。 トイレの扉越しでは彼女の表情はわからないが、間違いなく彼女はニヤニヤしているだろう。 「・・・・・・!!!」 てんこの顔色がサーッと真っ青になっていく。 「悪いけど、今日に限って何だか便秘気味でね。 すぐに変わってあげる事はできないなぁ。」 「・・・私はこんな恐ろしい女を敵に回してしまった 早く謝りマス! すぃあせんでしたぁあああああああああああああああ!」 てんこは床にめり込まん!と言わん位の勢いで土下座した。 がちゃ。 トイレの扉が開かれると、そこにはやはりニヤニヤ顔のてゐが立っていた。 「お疲れ様、トイレは自由に使っていいよ。 ・・・ちなみにどんべえが腐ってたってあれ、嘘だから。」 てゐはてんこの耳元でそう囁いた。 「え?」 言われててんこはお腹をさする。 ・・・てんこの顔色が普通に戻っていく。 「そもそもインスタント食品が戸棚で数日放置していたぐらいで腐ると思ってたの?馬鹿なの?」 てゐはニヤニヤと笑いながらそう問いかける。 「・・・汚い忍者。さすが汚い。」 てんこはてゐを鋭く睨みつけながらそう言った。 「・・・何やってるんだど~二匹とも・・・。」 一連のやり取りを見てれみりゃは呆れ顔でそう言った。 てゐ魂 第一話「ブラブラしているものってつい凝視したくなるね!」 書いた人:かに さて、このてゐ、れみりゃ、てんこの3匹のゆっくり。 この3匹のゆっくりは『スナック封魔録』の2階で『万屋てゐ!』を営んでいる。 まぁ、呼んで字のごとく、仕事なら何でも引き受けます、と言う町の便利屋何だが。 ・・・はっきり行って仕事なんて本当に、たまにしか来ない。 「ふにゃ~・・・。」 「う~・・・。」 「む・・・。」 だから今日もそのたまの仕事が来るまで、3匹は応接室でぐでーっとしているのである。 所長のてゐも、従業員のてんことれみりゃもそれぞれ好きなようにして時間を潰す。 ・・・殆どの場合、そのまま何もしないで終了するケースが殆どなのだが。 「・・・なぁてゐ、今日も万屋系の仕事がこないんだが。」 ソファの上でたれパンダのようになりながら、てんこがそう呟いた。 「仕事が来ないのはいつもの事でしょ。」 「そうか、と頃でとぃ。」 「ん?」 「俺はこのまま、タイムアッポでもいいんだが・・・。」 「要するにもう事務所閉めて何処かに遊びに行かない?いって事?」 「hai!」 「・・・それも良いかも知れないね。」 「いや、良いわけ無いど!」 てゐとてんこのやり取りを聞いて思わずれみりゃが起き上がる。 「何だ、突然喋りだしたゆっくり。」 「いくら仕事が来ないからって遊びに行っちゃうのは良くないど! 遊びに行ってる時に誰か依頼ゆっくりが来たらどうするんだど~!」 「じゃああんた一人で留守番してよ。で、仕事全部こなしちゃってよ。」 「いやいや!仮にも第一話かられみりゃ一人で依頼に挑戦!なんてどんな超展開だど! と言うか無理だど!れみりゃ一人じゃ何にもできないんだど!」 「いや~出来るって!れみりゃは頑張ればできる子だってけーねが言ってた。」 「たまにはソロプレイも挑戦すべきだってリューさんが言ってた。」 「そいつら、一体何者なんだど~!」 「・・・あの~。」 と、突然誰かが声をかけてきた。 ・・・この事務所には今言い争っている三人以外誰も居ない筈なのだが。 見ると、そこには九本の尻尾を持つゆっくり・・・らんが立っていた。 「・・・私はランと言うてんこ。」 「・・・あれ?もしかして依頼ゆっくり?」 「お取り込み中なら帰った方がよかったてんこ?」 「いえ、とんでもないです!」 久しぶりの依頼ゆっくりを逃がすまいと、てぬは大声でそう叫んだ。 「ようこそ!万屋てゐ!へ!「ゆっくりしていってね!」」 てゐは両耳を広げ、お決まりの言葉で依頼人を歓迎した。 『ゆっくりしていってね!』 返事はすぐに返ってきた、・・・何故か自分の両脇から。 「え?」 左右を向いてみると、そこにはれみりゃとてんこの姿が。 「・・・ごめんだど~、その言葉を聞くとつい言ってしまうんだど・・・。」 「言いたくて言ってるんじゃない、言ってしまうものがゆっくり。」 二匹とも、顔を真っ赤にしている。 恥ずかしいのが手にとって解った。 「・・・あの、仕事の話に入ってもよろしいてんこ?」 てんこは3匹に向かってそう問いかけた。 うぅ~☆~ 「・・・さて、早速依頼の話に移るてんこ。」 ソファに、てゐ達と向かい合うように座ったらんはそう言った。 「まぁ率直に行って、依頼はあるものの捜索だてんこ。」 「ある物?」 「らんはあるお偉い方に仕えているゆっくりだてんこ、 そのお偉いがたが大事にしているものが行方不明になってしまったてんこ。 それを君たちに探して欲しいのだてんこ。」 「探して欲しいねぇ・・・で、一体何を探しに行けば良いわけ?」 「・・・それは直接、お偉いがたから聞いてくれてんこ、 その方のところまで、案内するてんこ。」 ・・・と、言うわけでてゐ達はらんについていく事になった。 事務所を出て、らんについていく三匹。 らんの後ろで3匹は、同時に視線で会話をする。 (もの探しね、こりゃ依頼は簡単に終わりそうだね。。) (しかも、依頼人がお偉いさんで、報酬が更にアッポするのは確定的に明らか。) (ちょろいしごとだど~!) 3匹はそういって笑いあった。 「三人とも、着いたてんこ!」 と、その時、らんが大声でそう叫んだ。 そこは、ビル街の隙間に出来た小さな空き地、 その中心に一匹の胴付きゆっくりが立っていた。 種族は金髪とヘアバンドが特徴のゆっくりありす、 しかし、そのアリスには他のアリスとは違う特徴が一つあった。 それは・・・。 _,,.. --─- 、..,_ ,. '"´ ___,,,,....、,,,_ `ヽ. , '´,.- ''= ̄ ̄`"''ヽ ヽ, ' , / /_ \ i ,ハ Y ヽ. ', ,' / / \ \ハ / ヽ _,ハ ', i i!|| ー-||レ'-― .Ti !ハノ ,' (((○))r=;ァ r=;ァ. イ/ i 〈 ヽ ヘハ'  ̄  ̄ " ハ〈 ハ ) | .l、 " 'ー=-' "/ / ノ / ノ ノ ,iヽ イ/ ン' イ ノ ∬. '〈r'k' /r'7ア´ ̄`ヽ ! /_ン┌-┐ ノ /イ Y.(i _i rくヽ/!ノ __ ,ゝ \ \/`/ メ `ヽ、_二、___イ 「あら、その胴無しのいなかもの達が私のとかいはなシャンハイを探してくれるのね。」 ・・・なんか、おでこに触角のようなものが生えていた。 「・・・。」 >3匹はそれをじっと見つめた。 >3匹はそれをじっと見つめた。 >3匹はそれをじっと見つめた。 「このありす様が大事にしているとかいはなシャンハイが行方不明になったのだてんこ! 万屋達にはそれを探してほしいてんこ!」 「・・・あの、この依頼断っていい?」 てゐはてんこにそう言った。 「何でだてんこ!」 「いや、何か触覚がきもい、おもに触覚がきもい。」 「そんな事言わずに引き受けてくださいてんこ!これにはてんこの首もかかってるてんこ!」 「いや、あんた首ないし。」 「そんな事言わずにお願いしますてんこ~!」 もう半泣きの状態でてんこはてゐ達にそう訴える。 3匹のゆっくりはそれを見て顔を見合わせる。 「・・・おぃい?このクエスト本気で引き受けるんですか? 私は堪忍して欲しいんですがねぇ・・・。」 「本心では、あんな触覚つけたありすの依頼なんて引き受けたくないけど。」 「あ~でもそろそろ依頼を受けて報酬を貰って家賃払わないと みまが怒っちゃうど~。」 「・・・確かに。」 3匹が働いている「万屋てゐ!」事務所。 この事務所は下で経営している「スナック封魔録」のママさん「みま」の所有物件なのだ。 当然てゐは毎月みまに家賃を納めなければいけない立場なのだが・・・。 てゐはこの家賃をおよそ半年ほど滞納したままなのだ。 「先月も、家賃いつになったら払うのか!って一日中玄関越しに怒鳴られたど、 れみりゃは全然ゆっくり出来なかったど・・・。」 「いい加減払わないとあのババアは寿命がストレスでマッハなのは こっちの寿命もストレスでマッハなのは確定的に明らか。」 「・・・しかたないか。」 てゐは諦めたようにらんの方に向き直り。 「その依頼、ゆっくり引き受けるよ。」 そういうと、らんは満面の笑みを浮かべる。 「あ、ありがとうてんこ~!」 らんは頭を下げてお礼を言った。 と、そこで放置されていた触覚ありすが口を開いた。 「いなかものども!いつまでも喋っていないでありすのシャンハイをゆっくり探してね!」 そう叫ぶありすの目の前で触角がぷらぷらと揺れた。 ・・・やはり微妙にうざかった。 うっう~☆~ 「さあさあ胴無しのいなかものども!こんな所でちんたらしてないでしっかりシャンハイを探してね。」 触覚ありすはゆっくりが移動に使う台車「スィー」でゆっくり移動しながらそう言った。 その前方をてゐとれみりゃとてんこがピョンピョン跳ねながら移動していた。 「・・・ねえ。」 「何だてんこ?」 「・・・あの触覚黙らせてくれないかな、何かあのぷらぷら見てるとむかつくんだけど。」 「そこは我慢してくれてんこ、ああ見えてアリス様はこの街のとても偉いゆっくりだてんこ、 もし一秒でもゆっくりさせなかったらお前達が逆にゆっくり出来なくなるてんこ。」 「・・・もう既にゆっくり出来ないよ!あれ引っ張ったら取れないかな! もしくは引っ張ったら掃除機のコードみたいにシューッと・・・!」 「どれだけあれを引っ張りたいんだど~。」 「・・・あ、それとこれ、今更聞くことじゃないと思うんだけど・・・シャンハイって、何?」 「シャンハイはシャンハイだてんこ!アリス様は珍しいシャンハイを集めて愛でるのが大好きなんだてんこ!」 「・・・まぁよく解らないけど、とにかくシャンハイはゆっくり出来るもの何だね。」 「そうよ!私のシャンハイは凄くとかいはでみんなとゆっくり出来る凄いシャンハイだから! ああそれなのに・・・どうしていなくなってしまったの!」 後ろで触覚を振り回しながら泣きじゃくるありす。 普通にムカつくし、うざい光景だ。 「・・・ところで、あの胴付きゆっくりは何処に言ったてんこ?」 「あ、てんこのこと?」 「そう、そのてんこだてんこ!」 「ああ、てんこはある助っ人を連れてきてもらってるよ。」 「助っ人てんこ?」 「うん、ウチでかっている犬。」 なるほど、犬に匂いを嗅がせてシャンハイを追わせるのか、 確かに、その作戦はいいかもしれない。 「歩いているてゐの姿を見かけて、急遽とんずらで駆けつけた!」 と、その時、凄い速さでてんこがてぬたちの元へと駆けつけた。 「もう着いたのか!早い!」 「メイン犬来たど!これで勝つるど!」 てゐとれみりゃはてんこに向かってそう言った。 てんこは実に誇らしげだ。 「・・・今のやり取りは何だてんこ?」 「ああ、これやらないとてんこが拗ねるから、それより犬連れてきたよ~。」 「・・・何処にいるてんこ?」 辺りを見回すが、犬の姿なんて何処にも見当たらない。 と、その時。 ドドドドドドドドドドドドドドドド! 遠くから物凄い足音と地鳴りが聞こえてくる。 その音と共に遥か向こうから現れたもの、それは。 . . ,_ . /7 「l /'.7` ヽ, 「 l // ヽ, | l _/"ニニン'フ .,ィつry 丶,` -' '-..,「 | ,└''"´ ̄^`ヾご/ヽ、ノ // ン. //フ_  ̄ ̄ヾ/´ 、、 ヽ ヽ/ノ ノィ斗、/// /ゥ ノ lヽ j /、lヽ ト、 .'l. ‐ . /`ハ / / / / ラ h'´ r'"イ .ノ\| .r=ァ レ'{ }l彡" rヽ / / / /∠っ, o,'ヽ.,l .r=- l11`o' ノ ) ,'))入,,/r,.´./^ ~^ヽヽヾ、_ ._,,,,,_ ,/) /゛_,.,,ニ_ ヽ'、 ー=‐' 人ルィ / ノ))))) },/ヽ'/,,-~l-、_ヽj\ィ,, ヒン,,,, !-/ノ, ," r′ レ'ヽゝ .、 ノ. ミ三 ,/ ,/爻彡"=ニフ/ ,(,,l' i'' l^/’;;- 、、,/∠ニ=,,-"´~,゚ ゙.│ { `彡 ヽ、,、.メ. ミ≡'/ ,i"爻彡ヘ 〉z/‐"~i 〉//^!^lヽ,,_^l_"_=-";;' " ', ` .彡 . `,.. . . . . ミ ´ !/‐'''''~~ν -,t'"i/ ノ_ノ,ノ ~i=─"ニ"="="ェ .ヽ 、 . /,,ヽ . () . . ミ.i´ ./ / `"‐‐+ノ/フ、_`__′ ~ヽ,ノ''''` ''  ̄ \ ′""`" ノ . . . . /⌒v' ノ' / V\ノフ、,' ヽ _,,...,_ , ``'¬ー'''" |メ!川!,ハ'i ヽ、,,,,,√/~^ヽ 〈 \ノ~`ゝ-"/" .r=ァヽ (~⌒~i !~⌒~} ノ 'l l' '` -‐' ゙y(´ r=‐ ,ィ i`""i i""゛i 〈 '; ''';ヲ` ヾ, '=彡'',) ノ ;, ,' ト"ン ヾt‐''~ (, "、_,_',ノ / | | ``、〉 ,!','i'''ヽヽ ∠ | ノ `、 ノ^ ノ 、,,, _ノ=´レV`,i- 厶ス /`v`〉 / _/ i,ヽ./ //´^ / ノ 《レ' i " `iノ  ̄'‐"ヾレ' `'ー-^ー'´ `ー'ー'´ ・・・四足歩行の不気味な生物、としか言いようが無いものだった。 その生物はてゐ達の前で急ブレーキをかけて止まり、こう呟いた。 「おぉ、到着到着。」 「紹介するよ、ウチでかってる犬のきめら丸だよ。」 「これ、絶対犬じゃないてんこぉおおおおおおおおおおお!」 らんが全力でつっこみを入れた。 「何だこれ!まるで怪しい生体実験の末に生み出されたモンスターだてんこ!」 「よく解ったね、これはヤゴコロという科学者が狂気の実験の末に生み出した 最終兵器・・・。」 「え、マジだったてんこ?」 「なんてのは嘘だよ。」 「・・・ああ、そうですかてんこ。」 てんこは呆れたようなほっとした様な、そんな気持ちになった。 「まぁそれはとにかく、そこの触覚。」 「・・・ちょっと!私は触覚ではなく超とかいはなありすよ 間違えないでね。」 「そんな事はどうでも良いからこっちに来て、あんたの匂いを嗅がせてシャンハイの行方を捜すから。」 「・・・ゆっくり理解したわ。」 そういって触覚ありすはきめら丸の前までスィーで移動した。 「さあ犬コロ!私のとかいはな匂いでメロメロになりなさい!」 触覚ありすはきめら丸に向かってそう言いはなった。 きめら丸は触覚ありすの目前まで鼻先を近づけて、クンカクンカ、と匂いを嗅ぐ。 「・・・見た目は変だが、確かに動作は犬そのものだてんこ・・・。」 と、らんが呟いた次の瞬間。 パクリ。 「え?」 きめら丸は触覚ありすの触覚に噛み付いた。 そのままきめら丸は触覚ごとありすをぐるぐる降り回した。 「ああああああああああああ!」 「ありす様ぁあああああ!」 豪快に振り回されるありすの傍でオロオロするらん。 「うわああああああ!きめら丸何してるんだどぉ~! その人は大事なお客様なんだど~!」 「見事な振り回しぶりだと感心するが、何処もおかしくはない。」 「wwwwwざまぁ。」 振り回されるありすを見て、それぞれの感想を漏らすてゐ達。 ブチっ! やがて、触覚ありすの触角が千切れて、触覚ありすは遠心力で吹き飛ばされる。 そのまま壁に激突してヤム○ャのようなポーズで倒れてしまった。 「おぉ、カスタードカスタード。」 きめら丸は千切れた触覚をもぐもぐと食べていた。 どうやら触覚の中にもカスタードが詰まっているようだ。 「おぃい!馬鹿!やめろ!そんなもの食べたら腹痛でトイレがマッハ!」 てんこは得体の知れない触手を食べているきめら丸を止めようとする。 「まぁまぁ、毒は無いみたいだし食わせてやりゃあ良いじゃん。」 そんなてんこをてゐはどおどおと宥める。 こいつらヤム○ャポーズで倒れたありすのことなど全然気にしていない。 れみりゃとらんはというと、倒れているありすの方へと慌てて向かって行った。 「うわああああ!だ、大丈夫かだど~ゆっくりしてるかだど~!」 「アリス様、目を覚ますてんこ!」 れみりゃとらんは触覚ありすに呼びかける。 「わ、私のとかいはな触手になんて事してくれるのよ・・・ また生えてくるとは言え、すっごく痛いのよ!」 でこからカスタードクリームを流しながら触覚ありすが立ち上がる。 あれだけ派手に壁にぶつかってしかもヤム○ャポーズだったのに、外傷は触角が無くなった以外に特に無さそうだ。 「と、とりあえず落ち着いてくださいアリス様てんこ! 取りあえず、漏れ出てる中身の補充を!」 そう言ってありすに中身補充用のチューブ入りカスタードを差し出すらん。 「・・・ちゅーちゅー。」 暫くは頭に血が上っていた触覚ありすだが、渡されたカスタードを吸っているうちに落ち着いたようだ。 空っぽになったカスタードチューブを放り捨てて触角ありすはてゐ達万屋にこう言い放つ。 「・・・全く、今回の無礼は特別に許してあげるわ・・・。 でもまた同じことしたら今度は縦にスライスにいたすわよ!良いわね!」 「ハイハイ。」 いきり立つ触覚ありすの会話を適当に流すてゐ。 そのあと触覚ありすはらんの方へと向き直り、こう言い放つ。 「勿論、そんな事になったらこの万屋を紹介したあんたもスライスよ! って言うかこの時点で今月の給料半額だからね!」 「ゆがーん!」 らんはショックを受けて地面に顔をうっ潰してしまった。 そんならんを放っておいて触覚ありすはスィーに乗り込み、移動を始めた。 「そんじゃあきめえ丸、シャンハイの捜索お願いね。」 「おぉ、了解了解。」 「れみりゃもてんこも、早くしないと置いて行くよ。」 「うわああ、待つんだど~!」 てゐ達もらんを放っておいて捜索を再開する。 ・・・と、落ち込んでいるらんの傍に、てんこが近寄ってくる。 「おぃ。」 「はい?」 「そのてんこって口癖やめてくれませんかねぇ、 てんこって言うたびに自分が呼ばれている感。」 「それ今更いう事かてんこぉおおおお!」 てんこは力の限り大絶叫した。 第2話に続く 作者かに おもろい -- 名無しさん (2009-07-04 21 49 26) あの触手の謎は? -- 名無しさん (2011-02-05 13 29 20) 名前 コメント
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いやぁ、まさか3回目の公演にも来て下さるとは、 お客さん物好きだねぇ。 さて、ゆっくりの街には良いゆっくりも居れば悪いゆっくりも居る、 これは世の常、仕方のないこと、 ただ、その悪人も、一概に悪人とは言い切れない連中もいる。 え?どんな奴かって? ほら、悪人から金を巻き上げ、貧しい人に配る泥棒…。 時代劇でお馴染みの、義賊って奴ですね。 今、ゆぶき町で話題になっているゆっくりも、そんな義賊の一人、 …が、そいつは義賊と言うべきかどうなのか、実に微妙な奴のようで…。 おっと、話しに入る前に忠告はさせてください、 この物語に出るゆっくりは皆、ロクなゆっくりではありません。 また、ゆっくりがひどい目にあったりする描写も出て来ます。 そのような事が受け入れられない方は席をお立ちに、 どんと来いやぁ!という方はそのまま席に座ってお待ちください。 てゐ魂 第5話 「変顔が個人的にお気に入りです。」 「むきゅ!あんた達も反逆ゆっくりの疑いが晴れてよかったわね!」 「もう、こんな所に来るのはゆっくりやめてくださいね。」 警察署の前で警察帽を被ったぱちゅりーとこあが、てゐとてんこに向かってそう言った。 「ハイハイ、解ってますよ。」 てゐはやる気のなさそうに、そう返事する。 それを聞いてぱちゅりーとこぁはすぐに警察署の中へと戻っていった。 2匹のゆっくりが警察署の中に戻った事を確認すると、てゐは深いため息をついた。 「はぁ、全くなんで、あたしの言い分を信じてくれないのかね、あいつら。」 「まぁ、てゐの様な胡散臭い奴の言葉を信じる奴なんてたまに稀なやつしか居ないからな、 あいつらがお前を疑って居たのは徹底的に明らか。」 「あんたもとことん疑われてたじゃん、警察に尋問されてるときぐらい、そのブロント語はやめておきなよ。」 「意識してもつい言ってしまうのがブロント語、一流のヴロンティストは自然とこの言葉が出てしまう。」 てゐ達はかわいいれいむのおうち爆破の主犯として警察に尋問されていた。 てゐ達は自分は巻き込まれただけだと主張するも、警察は疑いの眼差しを飛ばすばかり、 丸一日尋問されて、ようやく疑いが晴れたと言う所である。 「あ~もう!何か腹立ってきた!警察署の塀にタチションしてやる!」 てゐはそういうと、警察署の塀の前で身体を震わせて用を足す。 …その姿、マナーの悪い犬の散歩の如し。 「よし、なら私はゲロをはいてやろう。」 てんこにいたっては警察署の塀に向かって嘔吐物をはき始めている。 その姿、居酒屋で悪酔いして帰る途中で戻してしまったサラリーマンの如し。 …お前ら、腹立つ気持ちは解るが自重しろ。 「…ところで、れみりゃは何処だ?てっきりそこに居ると思ったのに居なかった。」 と、てんこがそんな疑問を口にする。 てゐとてんこは徹底的に怪しまれていたのに対し、れみりゃに対する疑いはあっさり晴れた。 理由をあえて述べるなら、『建物爆破なんて大それた事出来そうなオーラが無い。』 …失礼と言うべきかそうでないのか、判断に困る理由である。 まぁとにかく、れみりゃはてゐ達より先に釈放されたのだが…。 「ああ、れみりゃならたぶんこーまかんに戻ってると思うよ。」 れみりゃの姿が見えないことに疑問を抱いていたてんこに対しててゐはそう答える。 それを聞いたてんこは何だか難しそうな顔をする。 「おいぃ?つまりれみりゃは私たちに無断で勝手に自分の家に戻ったわけですか? 冷たすぎるにも程があるんですがねぇ…?」 「いや、一応帰る理由は先に私に伝えてくれたよ。」 「ホウ、どんな理由なのか教えてくださいお願いします。」 てんこにそう言われたてゐはこう言った。 「何かさ、妹が話したいことがあるって言ってきた、だってさ。」 ~う~☆~ これでもかってくらい、暗く、怪しい雰囲気に包まれた不気味な館。 そんな肝試しや、度胸試しの舞台になりそうな館の扉の前にれみりゃは立っていた。 …だが、別にれみりゃは肝試しの為にこの屋敷にやってきたのではない。 「う~一日開けただけなのに、何だかこ~まかんが懐かしく感じるど~。」 この家は自分の家、帰ってくるのになんらおかしな所は無いのである。 実は、れみりゃの実家はゆっくり達の中でも屈指のカリスマ☆貴族………だった。 だった、と言う言葉で大体想像はつくだろうが、今は落ちぶれに落ちぶれた家系である。 この無駄にでかい館「こーまかん」はかつては貴族として名をはせていた名残、と言う訳である。 昔は大量の使用人があわただしく働いていたであろうこの館、 今住んでいるのは、一応は当主であるれみりゃと。 「う~、ふっらぁ~ん、かりしゅまおねーさまが帰ってきたど~。」 ,.へ ___,.へ __,,. --─'──`<.,,/ ト、 ,. '" `'く ト. ∧ / ゝ____,.へ--、へr-、ノ i、 ! | /! V i__,.へ!_,./--'─'--'-<ヽi__/ Y | /」 __i. r'へ,.イ / ハ ハ i `ヽ7、.| .|/ ∠__,.ヘ `Y´ / / ノ__,/,.ィ レ' 、!__ハ i i iヘ| | > /iヽ. i イハ ハ| (◯) ′(◯)!_!ィヘ.| .| !/ !., | V |' " ,___, "ハハノ.| |> ∧ `ヽ、ノ 〈 ハ. ヽ _ン .从ヽレi. | V /!〈rヘハ!|>,、 _____, ,.イハ ハ〉 レ' |/ この物凄い不機嫌な顔をしているれみりゃの妹、ふらんどーる、通称ふらんである。 「…う?ふらん?そんなゆっくりしてない顔で出迎えて何のつもりだど?」 正門を開けてすぐの所にあるエントランスで、これでもかって顔で睨みつけてきたふらんに対して、 れみりゃは戸惑いながらもそう問いかける。 「おねーちゃん。」 こうもりみたいな羽のれみりゃとはまた違う、七色の羽。 ふらんはその羽の片方をゆっくりと天へと突きつけた。 その羽の先には一枚のカードが握られていた。 「ふ、ふらん!?そのカードは確か!?」 れみりゃはそのカードを見て顔色を真っ青に変えた。 魔剣「レーヴァテイン!」 ゴォアアアアアアアッ! ふらんの身体の周りを真っ赤なオーラが包み込み、やがて、オーラは一振りの剣のような形へと変貌した! 「DVDぐらいちゃんと片付けろ!この駄目姉がぁあああああああ!」 一振りの巨大な剣となったふらんはその刃先をれみりゃに向けて振り下ろした!! 「ゆっくりしねぇええええええ!」 「うわぁあああああああ!?」 れみりゃは慌ててその刃先をかわした! 「何で逃げるんじゃこのくそあねがぁ!大人しくこの刃の餌食になりやがれこのヤロー!」 「何言ってるんだど!そんな事したらおねーちゃん死んじゃうど~!」 「こちとら端から殺す気じゃあぼけぇ!!」 ふらんはとにかく叫びながら巨大な剣となったその身を振り回す! れみりゃは必死になってその刃から逃げ回る! エントランスは滅茶苦茶になっていく。 「だ、誰か助けてだどぉ~~~!」 こうまかん中にれみりゃの絶叫が響き渡った。 ~☆~ 「と、言う訳でれみりゃに助けを呼ばれて急きょ私達はこーまかんにカカカッと駆けつけたのであった。」 「…てんこ、誰に向かって話しかけているの?」 明後日の方向を向いてしゃべるてんこに軽くつっこみを入れたてゐだった。 で、てゐ達を呼び出したれみりゃはてゐの後ろで脅えた顔で縮こまっている。 そして、そんな脅えきっているれみりゃを見つめるふらん。 ふらんと目が合ったれみりゃは、また身体を縮こまらせた。 「全くおねえさまッたら、そんなに脅えなくても良いじゃないの。」 「いや、あたしには何かふらんちゃんに脅えている理由が何となく理解できるんだけど…。」 てゐはそう言って、自分たちが今居るこーまかんのエントランスを見渡した。 …一体どうすればこんなに荒れ果てるんだ?と思えるくらい滅茶苦茶になっていた。 さっきれみりゃに何があったのか聞いてみたが、「ふらん怖い、ふらん怖い」としか答えてくれない。 全く、れみりゃも大変な妹を持ったものである。 「とりあえず、何があったのか教えてくれない?」 とりあえずてゐはふらんに事のあらましを聞いてみる事にした。 ふらんは怒りに満ちた表情でこう叫んだ。 「…この馬鹿姉が私の部屋のDVDデッキにエロDVDを入れっぱなしにしてたのよ!」 「…え、エロDVD?」 てんことてゐの視線が一斉にれみりゃに集まった。 「ち、違うど~!おぜう様はエロDVDなんて見ないんだど~!」 れみりゃは冷や汗交じりで弁解する。 「じゃああれはどう説明するって言うの!」 れみりゃは羽で指差した先には、大型のテレビがおいてあった。 「…誰がどう見てもテレビ以外の何者にも見えないんだが。」 「って言うか、この家エントランスにテレビを置いてあるの?」 「この家、広すぎて移動するのもメンドクサイかられみりゃ達は普段はエントランスでゆっくりしてるんだど~。」 確かに、良く見るとこのエントランスには胴無しゆっくりご用達のクッション型ベットや冷蔵庫まで置いて ある。 フランが暴れた所為でどれもこれもボロボロになっているのだが、 何でテレビだけが無傷なのか不思議に思えてくる。 「とにかく、これを見て!」 フランはそういうと、テレビの電源をぽちッと押した。 「ア~ッ!ア~ッ!ア~ッ!」 「こ、これって…。」 「おいぃ!?これはちょっと下ネタが過ぎるでしょう!?」 テレビに映っていた映像を見て、てゐとてんこは思わず後ずさりしてしまった。 映っていたのは、鍛え上げられた肉体を持つお兄さん達二人が色々ヤバいことになっているビデオ、 まぁ、いわゆるゲイビデオって奴だった。 AVの中でも、かなり特殊な部類に入るのは言うまでもない。 「このDVDが繰り返し再生状態でデッキに入っていたのよ!家に帰ってガラさな見ようとしてスイッチを入れて最初に画像に映ったのが 野郎の尻だった私の怒りは何処にぶつければ良いのよ!」 フランはテレビを消して大声で叫ぶのであった。 「れ、れみりゃ、あんたこんなのが趣味なんだ……。」 「気色悪いです、近寄らないでくれますかねぇ…。」 れみりゃとてんこが妙に生暖かい眼差しでれみりゃを見る。 「うぁあああああああああああ!だから誤解だって何度も言ってるだどぉおおおお!」 れみりゃは半泣き状態でてゐ達に訴えた。 「とにかく、お姉ちゃんはふらんに不快なものを見せた罪として、永遠にゆっくりしてもらうの。」 「それ、仮にも身内に向かって言う台詞じゃないど!」 「マジで震えてきやがった…怖いです…。」 何ともヤバイオーラ全開のフランに対してれみりゃとてんこはかなり脅えていた。 これはマズイ、と判断したてゐはフランの前に出てこう問いかけた。 「まぁまぁ、落ち着いて、フランちゃんは何でれみりゃがDVDを仕込んだ犯人だと思ったわけ?」 「てゐさん、この屋敷にはふらんとお姉ちゃんの二匹しか住んでいないわ、DVDがフランの物じゃないの なら、 お姉ちゃんが犯人に決まってるじゃない!」 フランは自信満々にそう答えた。 と、そのフランの言葉に対して、てゐが反論した。 「ホントにそうかな?そのDVDがれみりゃのものだって証拠は何処にあるの?」 「う・・・。」 「ホーら、何処にも無いんじゃん、見ろ、見事に返した。」 完 全 論 破 …したのかどうかはとにかく、ふらんはぐうの音も返せない、といった表情になって居た。 「お前調子こいた結果だよ?」 「うッう~カリスマおぜう様はエロイのとは無縁だもぉ~ん☆」 てんことれみりゃがそうふらんに話しかけてくる。 「…黙れ。」 フランのにらみつける! 「…すんません、調子に乗りました。」 「調子こいてスイアセンでした。」 れみりゃとてんこは思わず謝った! 「…じゃあおねーちゃんじゃないとしたら、犯人は誰だって言うの?」 「え?う、う~ん…。」 言われててゐは黙り込んでしまった。 いくら何でもその犯人なんてそんなすぐにわかる訳が…。 ガブ。 と、そんなてゐにいきなり噛み付いてきた奴が居た。 「・・・ってえ?うわぁあああああ!?」 てゐはそいつに頭を加えられたまま持ち上げられた。 「おぉ、相変わらず微妙なお味。」 「おぉ、きめら丸!」 てゐを甘ガミしたまま、頭上を持ち上げるてゐを見ててんこが大声で叫んだ。 「ちょ、ちょっと放しなさい!マジで!」 持ち上げられながらてゐはきめら丸にそう訴えた。 「おぉ、主人の僕のピンチを受けて爽快に助けに来たのに酷い言われよう、」 「うるさい、黙れきめら!」 「…って言うか、何かれみりゃがてんこの僕扱いされてるど…。」 「何処もおかしくは無いな。」 「いや、明らかにおかしいど!一体万屋の中でれみりゃはどのポジションに当たるんだど!」 「…世の中には知らない方が良い事もあるのです。」 「最下位か!?最下層なのかどぉおお!?」 「…いい加減この状態から解放されたい。」 …まぁ、とにかく色々あったが、きめら丸はてゐを甘ガミ地獄から開放した。 涎まみれの全身を、てゐは床に敷いたタオルの上をごろごろ転がって拭き取っていく。 「…で、何、あんたあたしを涎まみれにするためにここに来たわけ?」 コロコロ転がりながらてゐはきめら丸にそう問いかけた。 「おぉ、違う違う。 お嬢ちゃん、そのアダルトDVDを私に見せてくれませんか?」 「え?何でふらんがあんたに命令されなくちゃいけないのよ。」 「良いから早く、貴方は真犯人を知りたくは無いのですか?」 「…解ったわよ、でももしこれで真犯人が見つからなかったらあんたら血の海に沈んでもらうわよ。」 きめら丸に言われてふらんはDVDデッキからガチホモなDVDを取り出した。 ふらんはそのDVDをきめら丸に見せ付ける。 クンカクンカ…。 すると、きめら丸はそのDVDの匂いをかぎ始めた。 「ああ、なるほど、一話目と同じ手を使うわけね。」 「メタな発言はやめろと言っているサル!」 そうこうしている内にきめら丸は、何かに反応する。 「おぉ、天井裏、天井裏。」 きめら丸は上を向いてそう呟いた。 「天井裏に犯人が居るのかど!?」 「よっしゃあ!」 ガプ! それを聞いたふらんはれみりゃの頭に噛み付いた。 「え?」 「せーのっ!」 そのままふらんは全身を派手に回転する。 「うわああああああああ!」 当然、れみりゃも派手に回転する。 胴無しゆっくり同士でジャイアントスイングを掛けたら、丁度こんな感じだろうか? そして、何度も回転を続けた後。 「いっけええええええええ!」 ごおっ! ふらんは全身の筋肉を使ってれみりゃを天井に投げつけた! 「ぎゃああああああああ!」 バキイッ! れみりゃはそのまま天井をぶち破った! 「れ、れみりゃ!?」 「…あんまり過ぎる姉の扱いに、私は生まれて始めてほんのちょっとだけビビッた。」 てゐとてんこは天井に開いた穴を見つめる! …暫くすると、穴からどさっと、二つの影が落ちてきた。 「…死ぬ、これはマジで死ぬど…。」 一方は先ほど天井に投げ飛ばされたれみりゃ。 そして、もう一方は…。 ∧ | | /´ ̄'!☆|"´ ̄\ / / | | \ / ノ | ! \__\ ∠〃 {ノノ_ハ_V レ'、_i_l>\__> /'レ小(◯), 、(◯) 从l \ |('/ ̄ 'ー=-'  ̄///) ,r‐──────‐、 . / ',, / ', . ├─────────┤ . lニニニニニニニニニニニl lニニニニニニニニニニl . ',─────────/ }ニニニニニニニニニ{ jニニニニニニニニニ', . / '', i TEN G A i l l l l l l l l . ゝ────────‐''' 「…あいたたた…クソッ!完全に油断した。」 …何だかよく解らない筒に入って変な顔をしている胴付きゆっくりだった。 「…何、これ。」 ふらんは現れたゆっくりを冷ややかな目で見つめた。 「…いやぁ~、まさか、天井裏に潜んでいたのを発見されるとは、私もまだまだ未熟という事か。」 そう言いながら胴付きゆっくりは、変な筒(ちなみにTEN○Aと言うらしい)から腕を出して、杯に入った 酒を飲んでいた。 …ちなみに、腕も杯も何か、ヌルヌルした液体にまみれている。 そんなゆっくりの周りを、てゐたちが全員で取り囲むようにゆっくりしている。 みんな、謎の胴付きゆっくりに近寄ろうとしない、ヌルヌルが何かいやだから。 「ん?お前達どうした?そんなくらい顔するな、どうだ?呑むか?」 胴付きゆっくりはそういって杯を差し出す。 勿論、全員断った、何が悲しくて、ヌルヌルが混じった酒を飲まなくちゃいけないのだ。 「…あの、あんた、一体誰だど?」 この状態になってから、ずーッとこのゆっくりが一方的に喋っていたが、 いい加減話を進めなくちゃいけない、と、言うわけでれみりゃが胴付きゆっくりにそう問いかけた。 「ん?私か?私はいのくまゆうぎだ、ゆっくりしていけ!」 ゆうぎと名乗った胴付きゆっくりはそう言って杯を差し出した。 「いや、ここお前の家じゃねーし。」 人間の世界では人の家にあがりこんでゆっくりプレイス宣言をするゆっくりがいるらしいが そんな事された人間はこんな気持ちなるのだろうか。 てゐを初めとしたこの場にいるゆっくり達はみんなそう思った。 「…あ、思い出した!あんたあの時酒飲み勝負の!」 と、ふらんがゆうぎを見てそう叫んだ。 「え?ふらんこいつと知り合いなのかど?」 「ええお姉さま、私がゆぶき町のゆっくりバー「不夜城レッド」でホステスとして働いてるのは知ってるでしょ。」 「しってるど、それがどうしたど?」 「実は一ヶ月前ほど前…。」 ~☆~ 「ムキュ~…もう呑めない…。」 「ス、凄い!このこれでゆーぎさんが9人抜きだよ!」 「さすが、鬼だぜ!並の肝臓じゃないんだぜ!」 「フハハハハ!全くどいつもこいつもだらしないねえ、さあ!次の相手はどいつだい?」 「こ、これはまずいじゃお、このままでは…。」 「あら、店長さん、あっちの席何だか騒がしいわね、何があったの?」 「あ、今あっちではゆーぎッてお客さんがウチのホステス相手に酒飲み勝負をしているんじゃお。」 「あら、随分と景気の良いお客さんね。」 「いや、実はこっちにとっては景気の良い話じゃないじゃお。」 「どういう事?」 「もしお客さんが酒飲み勝負で10人抜き出来たらお代をチャラにしてあげるッて言っちゃったんじゃお… 。 このまま十人抜きされたらウチは大損だじゃお。」 「…そんな約束、破っちゃえば?」 「相手は嘘が嫌いな鬼のゆっくりじゃお!嘘をついて暴れだしたら百戦錬磨のこの私でも抑えられるかどう か…。」 「な~んだ、じゃあ私に任せてくれない?」 「ふ、ふらん!?正気かじゃお!?」 「大丈夫よ、こう見えてお酒に強いほうだから。」 一時間後 「…ま、まだまだ呑めるぞぉ~…ガクッ。」 「うわぁあああああ!局長が酔いつぶれた~!?」 「ふう、こんなにしつこく飲むお客は初めてだったわ…。」 「やったじゃお、ふらんちゃん!でもかなり呑んでたけど大丈夫じゃお?」 「大丈夫よ、この位なら水を飲むのと同じよ。」 「…店中のお酒の半分は腹の中に収まったと言うのに、凄いこと言ってるね、君。」 「さ、あんたも酔いつぶれているみたいだし、さっさと酒代1976230円払って帰りなさい。」 「…あ、あれだけの酒を飲んで酒代の計算が正確に出来るほど、意識がハッキリしているとは… 正に酒豪、私の完敗だ…。」 ~☆~ 「…と、まぁ、そんな事があったわけよ。」 「…ふぅ~ん、なるほど、こいつとふらんの関係は解ったよ …で、問題は何でこいつがこうまかんの天井裏に潜んでいた訳?」 てゐの問いに、ゆーぎは真面目な顔でこう言った。 「うむ、あの後、私を負かしたふらんに興味がわいてね、 こうしてこっそりとふらんの事を調べていたのさ。」 「…もしかして一ヶ月間、天井裏からふらんの様子を見つめていたわけ?」 「それだけではないよ、外出のときもこっそり後をつけていたし、 風呂に入っているときもこっそり見張っていたよ、 その甲斐あって今ならふらんのプライベートなら何でも解るぞ 例えば、お気に入りのゆっくりプレイスとか、体の何処に黒子があるのかとか…。」 「ゆっくり死ねえっ!」 ドゴアッ! ふらんはゆーぎの顎に体当たりをぶちかました! 「ぐはあっ!」 ゆーぎは凄い勢いで吹き飛ばされる! ドゴアッ! その勢いは壁をぶち破っても留まることを知らず、庭の塀にぶち当たってようやく止まるほどだった。 ふらんはそのまま庭に出て、満身創痍のゆーぎに近寄っていく。 「さあ、苦しんで死ぬか、残酷に死ぬか、どっちかを選びなさい。」 ふらんはゆーぎに向かって死の選択を迫っていた。 怖い、恐ろしく怖い。 「ちょ、ちょっと待ちな!目がシャレになってない、落ち着けって!」 「黙れやる夫。」 「や、やる夫!?」 ∧ | | /´ ̄'!☆|"´ ̄\ / ̄ ̄ ̄\ / / | | \ / ─ ─ \ / ノ | ! \__\ / (●) (●) \. ∠〃 {ノノ_ハ_V レ'、_i_l>\__> | (__人__) | /'レ小(◯), 、(◯) 从l \ \ ` ⌒´ / |('/ ̄ 'ー=-'  ̄///) / \ ↑ゆーぎ ↑やる夫 「ああ、確かにあの顔は何となく似てるど。」 「似てるのは確定的に明らか。」 同じく庭に出たれみりゃ達は何だか納得した顔をしていた。 「似てない!鬼の威信に掛けて絶対似てないと言いたいッ!」 それを聞いたゆーぎは涙目で叫ぶ。 …しかし、言っちゃ悪いが涙目で叫ぶその姿は…。 ∧ | | /´ ̄'!☆|"´ ̄\ / / | | \ / ノ | ! \__\ ∠〃 {ノノ_ハ_V レ'、_i_l>\__> /'レ小o゚((○) (○))゚o 从 \ /_, イ | |(__人__)| | ハ\ ,「|  ̄ / \ | | |r┬-| | |/V | / / | | | | | | | \ | `ー'ォ どう見てもやる夫です、本当にありがとうございました。 「黙れ、人の生活覗き見していたのだけでは飽き足らずあんなDVDを仕込むなんてやからは 美しく残酷にこの世界から消えてなくなれば良いのよ!」 そういってフランはやる・・・もといゆーぎに歩み寄っていく 「…!待ちな、DVDってどう言う事だい?」 そのとき、ゆーぎは大声でそう叫んだ。 「惚けるんじゃないわよ、人のDVDデッキにアダルトDVD(しかもガチホモ系)を仕込んだのはあんたでしょ!」 「…はぁ?何の話さ、あたいはあんたの生活を覗き見していただけでそれ以上のことはしていないよ。」 「だから惚けるんじゃないって何度言ったら。」 「…ふらんちゃん、そいつの言ってることは本当の事みたいだよ。」 と、ふらんの背後から話しかけてくる存在が。 振り向くと、そこにはてゐときめら丸が立っていた。 「どういう事?」 「ちょっと気になって天井裏を探っていたらこいつが出てきた。」 , \, -─-- 、.,_ ,.i (ヒ_] ,___, `ヽ,. / ./ ヽ _ン ヒ_ン ) _,./__,,. -‐ ''"´ ̄ ̄`"'' .、`ヽ,ー ' ,. ''"´ `ヽ,ヽ、 '.、 . ;__,,. -‐ ''"´ ̄ ̄`"'' ‐-.!;__,,ヽ,.ヽ. `Y ; そういって、てゐがフランに見せたのは、何とも奇妙な帽子だった。 麦藁帽子に似た形の、黄色い帽子。 しかし、てっぺんに付けられた二つに目玉が、その帽子を異様なものに変貌させていた。 「DVDについていた匂いと同じ匂いが漂っています。天井裏から漂ってきたのはこの匂いですね。 ちなみに、そこに居るゆーぎさんからは何故か納豆と同じ匂いがしてきます。」 きめら丸はそう説明する。 「ああ、それはたぶん今朝飲んだ、納豆酒の匂いだ。」 「納豆酒ってなんだど!?普通に納豆は食えないのかど!?」 「どんなものでも酒に入れれば、そのおいしさは何倍にも引き立つんだ。」 「ア~それは解るね、どんべえに納豆をぶち込んで食べると、納豆のうまみが凄い勢いで跳ね上がるという か。」 「はねあがらないど!ッて言うかてゐさん、そんなどんべえの食い方聞いたことないどぅ!」 「この世の全ての食物はどんべえに合うように作られてるんだよ!」 「む、無茶苦茶気持ち悪いど…。」 てゐ達が何か話を脱線させている間、ふらんは目の前に置かれた帽子をジッと見つめていた。 「この帽子の持ち主が犯人だってこと?一体誰がこの変な帽子をかぶるってのよ。」 ふらんがそんな事を考えていると、その頭上から声が聞こえてきた。 「お嬢さん、悪いけどその帽子を返してくれないかな?」 『!?』 いきなり聞こえてきた、この場にいるゆっくり以外の声。 てゐ達はビックリして辺りをキョロキョロ見渡す。 「あ!あそこを見て!塀の上!」 と、てゐが塀を上に視線をやる。 他のみんなも塀の方へと視線を集中させる。 ,,. -‐ ''"´ ̄ ̄`"'' .、 / \ /´ / ;' ! ; `ヽ, .;' ', i ´ハ_ _ハ ノ メ ! ,!ヽ,. Y i Vレ'7;__,.!/ V !__ハ ハノ., ',; _ノ i=ハ ' (ヒ_] ヒ_ンハ.ノi i `. ' iX|⊂⊃ ,___, ⊂⊃ノ!レノ ∠._ ノ |=ヽ、 ヽ _ン ノ!i レ ,.ヘ,) | |>,、 _____, ,イ| | ' | !>;`ヽ、「、,ハ.| | 「いや~やっぱりこの家に落としていたんだ、私もうっかりしてるね。」 そこに立っていたのは、一匹の胴着きゆっくりであった。 「…あ、あれは…義賊、諏訪小僧!」 「おや、私の名前を知っているゆっくりが居るなんて、私も有名になったもんだ。」 その胴付きゆっくりはそう言って、不気味な笑みを浮かべたのであった。 第五話終わり 第6話に続く エロネタということでこのゆっくりが出てくることはわかったw -- 名無しさん (2009-08-25 20 27 46) 名前 コメント
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《因幡 てゐ》 No.1819 Character <第十九弾> GRAZE(1)/NODE(4)/COST(2) 種族:妖怪/獣 (自動β): 〔このキャラクター〕がプレイされて場に出た場合、〔あなたのデッキの上のカード2枚〕をアクティブ状態でノードに加えてもよい。 (自動γ): 〔このキャラクター〕が決死状態になった場合、相手プレイヤーは〔あなたのノード2枚まで〕を選び、破棄する。 攻撃力(3)/耐久力(3) 「仕方がないなぁ…」 Illustration:ぷりん コメント 収録 第十九弾 関連 「因幡 てゐ」 因幡 てゐ/1弾 因幡 てゐ/7弾 因幡 てゐ/10弾 因幡 てゐ/13弾 因幡 てゐ/17弾 因幡 てゐ/19弾 術者が「因幡 てゐ」であるスペルカード 脱兎「フラスターエスケープ」 借符「大穴牟遅様の薬」 兎符「開運大紋」 兎符「因幡の素兎」 「エンシェントデューパー」 「因幡 てゐ」を参照するカード 因幡 てゐ/13弾
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185 名前:名無しさん@├\├\廾□`/[sage] 投稿日:2007/08/16(木) 18 43 20 ID dCqnbfg8 [16/27]うどんげ来ないね186 名前:名無しさん@├\├\廾□`/[sage] 投稿日:2007/08/16(木) 19 18 05 ID tlyO0dNR [16/29] ,. - 、 ,.' !─‐-,'" ̄ヽ , ' ,.ヘ l ノ ', / / ' , ', 〈 / /-‐/ i L ! | ヽ__,.イ 7イ`ト レ'ァ-ハ ,! | ! 〈 i 'ゞ' ´i__rハゝ- ' | ) 从" _ ,,,,〈 / λ うどんげです。 λレヽ.、,,__ _,.イ ノ / / k_7_/レ'ヽ, /i 〈|/ i ,.ヘ / / i: ヘ! \ kヽ 、ハ _,.ヘ、 /、 〈//`T´', \ `'7'ー-' ヽL__|___i,___,ン ト-,/ |___./ 'ー' !_,./187 名前:名無しさん@├\├\廾□`/[sage] 投稿日:2007/08/16(木) 19 21 12 ID 98LYMo6z [1/3]本当にうどんげ?本物なら履いてないはずだよ。見せてみて。188 名前:名無しさん@├\├\廾□`/[sage] 投稿日:2007/08/16(木) 19 21 49 ID tlyO0dNR [17/29] ,. - 、 ,.' !─‐-,'" ̄ヽ , ' ,.ヘ l ノ ', / / ' , ', 〈 / /-‐/ i L ! | ヽ__,.イ 7イ`ト レ'ァ-ハ ,! | ! 〈 i 'ゞ' ´i__rハゝ- ' | ) 从" _ ,,,,〈 / λ なにを? λレヽ.、,,__ _,.イ ノ / / k_7_/レ'ヽ, /i 〈|/ i ,.ヘ / / i: ヘ! \ kヽ 、ハ _,.ヘ、 /、 〈//`T´', \ `'7'ー-' ヽL__|___i,___,ン ト-,/ |___./ 'ー' !_,./189 名前:名無しさん@├\├\廾□`/[sage] 投稿日:2007/08/16(木) 19 24 22 ID dCqnbfg8 [17/27]うどんげを何処に隠した!190 名前:名無しさん@├\├\廾□`/[sage] 投稿日:2007/08/16(木) 19 30 12 ID 98LYMo6z [2/3] 188足の親指と親指の間191 名前:名無しさん@├\├\廾□`/[sage] 投稿日:2007/08/16(木) 19 38 06 ID tlyO0dNR [18/29] ,. - 、 ,.' !─‐-,'" ̄ヽ , ' ,.ヘ l ノ ', / / ' , ', 〈 / /-‐/ i L ! | ヽ__,.イ 7イ`ト レ'ァ-ハ ,! | ! 〈 i 'ゞ' ´i__rハゝ- ' | ) 从" X ,,,,〈 / λ 189 λレヽ.、,,__ _,.イ ノ / うどんげは、私だって。 / k_7_/レ'ヽ, /i 〈|/ i ,.ヘ 190 / / i: ヘ! \ //// kヽ 、ハ _,.ヘ、 /、 〈//`T´', \ `'7'ー-' ヽL__|___i,___,ン ト-,|___.| 'ー' !_,. j192 名前:名無しさん@├\├\廾□`/[sage] 投稿日:2007/08/16(木) 19 41 48 ID vFi9azVv [7/9] __ ,' ./^、. ,.- 、 i / / /,へ,.i ノゝ、-.、__ /// /./,.ヘ,ノ ,´イ `ヽ、i.i/" i// ノ , ---, .'-'.⌒.`'`.、 / / ヽ__ ,´,[_><]_,_、,_,ゝ、 i / ヽノ i /`)~~~~~~(ゝ し`--´__ノ ノ ヽノイノ-ルノ-ルリ) イ\リ.i i iTO Oアi ノノ ∧ う、うどんg・・・ ノ\i i.ゝ"_ ー _ノi i ( |><| iヽ | (ノリ 人ヽ`-∞`ヽ)ノi | / / 耳の位置が変だけど気にしない。 |><| | ゝノ(_, イ⌒)Y i_,ノ( | / / ヽ ヽ ~ヽゝノ´,_,_,_iノヽ、 ノ ところでうどんげは縞パンだと \ `- ////⌒i⌒iゝノ == i 思ったけど・・・  ̄く_,_,_,_,ノ_,_,人,,_,iノヽ、ノ ~~~~i Xノ~~ゝXi ゝノ ヽノ193 名前:名無しさん@├\├\廾□`/[sage] 投稿日:2007/08/16(木) 19 47 58 ID 98LYMo6z [3/3] 192見たんですか?194 名前:名無しさん@├\├\廾□`/[sage] 投稿日:2007/08/16(木) 19 48 31 ID tlyO0dNR [19/29] ,. - 、 ,.' !─‐-,'" ̄ヽ , ' ,.ヘ l ノ ', / / ' , ', 〈 / /-‐/ i L ! | ヽ__,.イ 7イ`ト レ'ァ-ハ ,! | ! 〈 i 'ゞ' ´i__rハゝ- ' | ) 从" _ ,,,,〈 / λ λレヽ.、,,__ _,.イ ノ / / k_7_/レ'ヽ, 見たのね? /i 〈|/ i ,.ヘ / / i: ヘ! \ kヽ 、ハ _,.ヘ、 /、 〈//`T´', \ `'7'ー-' ヽL__|___i,___,ン ト-,/ |___./ 'ー' !_,./195 名前:名無しさん@├\├\廾□`/[sage] 投稿日:2007/08/16(木) 19 49 40 ID dCqnbfg8 [18/27]ゆかりんはスカートの隙間から何でもみれるんだよ。196 名前:名無しさん@├\├\廾□`/[sage] 投稿日:2007/08/16(木) 19 51 38 ID tLcOJIze [2/9]詐欺師のてゐだろこれはwwwwwwwwいつか化けの皮を剥ぐ時が来るぞ・・197 名前:名無しさん@├\├\廾□`/[sage] 投稿日:2007/08/16(木) 19 58 15 ID tlyO0dNR [20/29] ,. - 、 ,.' !─‐-,'" ̄ヽ , ' ,.ヘ l ノ ', / / ' , ', 〈 / /-‐/ i L ! | ヽ__,.イ 7イ`ト レ'ァ-ハ ,! | ! 〈 i 'ゞ' ´i__rハゝ- ' | ) 从" _ ,,,,〈 / λ てゐは、正直で、可愛くて、とてもいい子よ? λレヽ.、,,__ _,.イ ノ / 詐欺師なんて、言っちゃだめよ。 / k_7_/レ'ヽ, /i 〈|/ i ,.ヘ 桜餅が食べたいって、言ってたから、買ってあげてね。 / / i: ヘ! \ kヽ 、ハ _,.ヘ、 /、 〈//`T´', \ `'7'ー-' ヽL__|___i,___,ン ト-,/ |___./ 'ー' !_,./198 名前:名無しさん@├\├\廾□`/[sage] 投稿日:2007/08/16(木) 20 05 25 ID tLcOJIze [3/9]うどんげだよね?・・・信じていいのかな?・ww桜餅か・・賞味期限が1ヶ月ほど過ぎた奴しかないけどんまいいか腹壊してもえーりんに治してもらえばいいし199 名前:名無しさん@├\├\廾□`/[sage] 投稿日:2007/08/16(木) 20 07 30 ID vFi9azVv [8/9] __,. -=- ,、 '「'_r.'´_r-、 r-、 //`Y´_ ,_ノ _ン'、 フフフ、てゐも気をつけてね☆ i | r'_r',!イノ)ノン,), ヽ ,_(.ノノ!゚ ー゚ノ)´ てゐは詐欺師じゃなく狡猾なだけだわ。 ,. '(kOi =ikつ ...、まあ距離を置いて接している分には無問題よ。 ヽ ノ `'ー─---─ '"´ 198 それ硬くなってない?200 名前:名無しさん@├\├\廾□`/[sage] 投稿日:2007/08/16(木) 20 13 55 ID tLcOJIze [4/9]うどんげが師匠=えーりんに甘えてる姿軽く妄想したんだけど今まで一番師匠に甘えた事は何?201 名前:名無しさん@├\├\廾□`/[sage] 投稿日:2007/08/16(木) 20 20 38 ID tlyO0dNR [21/29] ,. - 、 ,.' !─‐-,'" ̄ヽ , ' ,.ヘ l ノ ', / / ' , ', 〈 / /-‐/ i L ! | ヽ__,.イ 7イ`ト レ'ァ-ハ ,! | ! 〈 i 'ゞ' ´i__rハゝ- ' | ) 从" _ ,,,,〈 / λ λレヽ.、,,__ _,.イ ノ / / k_7_/レ'ヽ, ・・・・・・実を言うと、私、うどんげじゃないの。 /i 〈|/ i ,.ヘ / / i: ヘ! \ kヽ 、ハ _,.ヘ、 /、 〈//`T´', \ `'7'ー-' ヽL__|___i,___,ン ト-,/ |___./ 'ー' !_,./202 名前:名無しさん@├\├\廾□`/[sage] 投稿日:2007/08/16(木) 20 21 46 ID dCqnbfg8 [19/27]てゐは正直者だなぁ。えらいえらい。203 名前:名無しさん@├\├\廾□`/[sage] 投稿日:2007/08/16(木) 20 23 27 ID tLcOJIze [5/9]ちょうど良かったウサギ狩り用のいい猟銃があるんだ弾もたくさんあるし試しにてゐに1発当てて見るか204 名前:名無しさん@├\├\廾□`/[sage] 投稿日:2007/08/16(木) 20 24 57 ID tlyO0dNR [22/29] ,. - 、 ,.' !─‐-,'" ̄ヽ , ' ,.ヘ l ノ ', / / ' , ', 〈 / /-‐/ i L ! | ヽ__,.イ 7イ`ト レ'ァ-ハ ,! | ! 〈 i 'ゞ' ´i__rハゝ- ' | ) 从" _ ,,,,〈 / λ ううん。 λレヽ.、,,__ _,.イ ノ / やっぱり、うどんげ! / k_7_/レ'ヽ, /i 〈|/ i ,.ヘ / / i: ヘ! \ kヽ 、ハ _,.ヘ、 /、 〈//`T´', \ `'7'ー-' ヽL__|___i,___,ン ト-,/ |___./ 'ー' !_,./205 名前:名無しさん@├\├\廾□`/[sage] 投稿日:2007/08/16(木) 20 28 41 ID dCqnbfg8 [20/27]魔理沙こないね。206 名前:名無しさん@├\├\廾□`/[sage] 投稿日:2007/08/16(木) 20 29 24 ID tLcOJIze [6/9]やっぱり信用できない子だな本当にうどんげでも放置して今日は魔理沙と話すか207 名前:名無しさん@├\├\廾□`/[sage] 投稿日:2007/08/16(木) 20 31 40 ID tlyO0dNR [23/29] ,.-‐-、 ,.-─-、 / ,!.. / i ',__,,,,.....i i | i /、_,! '-'、___,.ノ、 .ヽ、__,./ ; i ; ; ; ヽ. ,.イ / レ ハ !、!__,.ハ ル ', レ レ 'r‐'i´ レ',!'-'、。o ヽ × ハ o。!'⌒ " ハ ハ ,.-'、 × ゜i 7" i' ̄`i / ! / @i イ 人 ヽ ノ ! ハ / /、 V ハ >ー-r‐='T´V,.イ ー、/`ヽ 騙された? ` ,.く,.〈〉、_,.イ ヽ、___ノ、/ノ r〈 ! ヽ、___二ン 7ヽイ__,.'-っ、 〈 ,,.. 〈  ̄ ノ 、 `ヽ ゛ `ー7''" ̄´ ヽ208 名前:名無しさん@├\├\廾□`/[sage] 投稿日:2007/08/16(木) 20 32 39 ID dCqnbfg8 [21/27]でもてゐ可愛いから許す!209 名前:名無しさん@├\├\廾□`/[sage] 投稿日:2007/08/16(木) 20 34 04 ID tLcOJIze [7/9]とにかく嫌いだけど今日のてゐだけは一番ましで可愛く見えた210 名前:名無しさん@├\├\廾□`/[sage] 投稿日:2007/08/16(木) 20 38 38 ID tlyO0dNR [24/29]. メ'i i. ,.へ. ヽ. ,. . -‐- . ‐.、,. -‐ '' "  ̄ / 广´ ヾ、. `ヽ、., ヾ i´ _,,..,,_____、. / .,i' /,.`ヽj / `´ `´ ヽ. `ヽ、 / ! ''´,. -ィ ! ./ i ',. ',. / .λ ' rーr'´/ ,' i 、 l i、 ;r ', i i,/ ./.i ! ! i i l メハ iヘ !ヽ i l. ',. ,.ノ i ! ! レi ! ;!ィr !、. ', l ,.ィ'Tヽ! i l. i ̄ .| ! ! !ハ !ハ. ト' i 'ヘ ! i´ ノ ! l ヽ,. | ..! ! l i ゝ-' 、 `゛´l ハ ! `. l ! ',‐-! !、 !ゝ、__ -ャ ,. ィ !イ ハ/. ヽ..,,_ ', l !/.〈ヾ ヽヘ´`ミニ´r'´7 !/ ̄ヽ ``''´- .、 !フ. ,. ' ,_ ,,__ソ'´. '、. ', Y'´ ,! ,ノ ! ヽ,〉 でしょー? ___,. ― ‐'‐ヘ ,r7' ニ- ''7 ! 可愛いもんねー! ノ ,/ ‐‐- 、_ ~´ i、 ', _,.∠-、,/'t ,. - 、 嫌よ嫌よも好きの内。ってね。211 名前:名無しさん@├\├\廾□`/[sage] 投稿日:2007/08/16(木) 20 38 45 ID vFi9azVv [9/9] (Y) ,,..-ー7" `ヽー- ..,, /,,.-ー'"´ ̄ ̄`゙ー-'、ヽ、 /'"i´ |l⌒ヽ、__,ノ´⌒l| ヽ '., l ,.ゝ '、r-、__!r-、__,r-i_ノ_,.イ l ', `γ´ ハ λ ハ ゝ r'"i ヽ; i レイ._,.レハノ.,_レヽノ i ン 今日は魔理沙に会えそうに無いわね。 ノレ´ .i.-─ ─-i. |' この辺で失礼するわ。 7 从" _, ".从 i 藍、てゐ、皆さん、おやすみ。 〈./ ri.>r---,.イレ'ヽ 〉 __ハ/⌒iイヽニンYー'、 ハイ {-=ニ ̄ ヽゝ、ノY rー'-、ノ  ̄ニ=-  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ー'" ̄ ̄ ̄212 名前:名無しさん@├\├\廾□`/[sage] 投稿日:2007/08/16(木) 20 41 22 ID dCqnbfg8 [22/27]ゆかりんおやすみー。213 名前:名無しさん@├\├\廾□`/[sage] 投稿日:2007/08/16(木) 20 44 50 ID tLcOJIze [8/9]てゐって相当年取ってるのに何で体だけはロリ体なんだろ?214 名前:名無しさん@├\├\廾□`/[sage] 投稿日:2007/08/16(木) 20 47 03 ID tlyO0dNR [25/29]お う /,. -- 、 ', | | / ,. -- 、 や ん .(´ ヽ. ! / ', す. ; ', _________ / ; i 紫み ( i i'" `i i | 寝な 〉 __,ハノ ゝ' !、______.ノ るさ く '´ Y のい / / i-‐‐i i i‐‐-i ヽ. か⌒Y⌒ヽ( i ハ ハ_ハ ハ_ ハ '; r〉 | ) !; イ ,.'-- 、 レ' ,. -- 、ヽ ! ( ゜____,,,,,..... 〈r'i i , i ハ 〉 ソ ⊂⊃ r──┐ ⊂⊃ Y __,,.. -''"´ 〈 / 人 !. | 人 ;; | / ソヽ/ >.、., ____ ,..イ ! ハ/ _,)..イ´ | !、_ノ |`7ー< 、215 名前:名無しさん@├\├\廾□`/[sage] 投稿日:2007/08/16(木) 20 50 48 ID tlyO0dNR [26/29] ,.-‐-、 ,.-─-、 / ! / i ',__,,,,.....i i | i /、_,! '-'、___,.ノ、 ヽ、__,./ ; i ; ; ; ヽ. × ,.イ / レ ハ !、!__,.ハ ル ', × レ レ 'r‐'i´ レ',!'-'、。o ヽ × ハ o。!'⌒ " ハ ハ ,.-'、. .゜i 7" i' ̄`i / ! / i 213 イ 人 ヽ ノ i ハ / /、 若々しいって、いいたいのー? V ハ >ー-r‐='T´V,.イ ー、/` 素直じゃないなー!216 名前:名無しさん@├\├\廾□`/[sage] 投稿日:2007/08/16(木) 20 55 14 ID dCqnbfg8 [23/27]てゐー。ご飯つくってよ217 名前:名無しさん@├\├\廾□`/[sage] 投稿日:2007/08/16(木) 20 55 20 ID tLcOJIze [9/9]でも良く考えたらえーりんは毎日薬作りうどんげはその助手として手伝ってるのにてゐはいたずらぐらいしかしてないニートウサギだよな?ウサギの頭がそんな事してると思うと野生のウサギも呆れるような気するんだけど・・・218 名前:名無しさん@├\├\廾□`/[sage] 投稿日:2007/08/16(木) 21 05 18 ID tlyO0dNR [27/29] / / ゝ-.、,! | i ,/ | | i ,.rイ / i | | ゝ--'"´ / // / / / / ; ィ/ i i i 、 !. i i / i i //i ハr!-i ; L_ i i i i ヘ /. ,. '"`ヽ、 レi l /、 i/!/__/ i ハ!ヽ`/「T ハi i i ヽ. / / ヽ ヘi/ iV 7" ̄ヾ、!ヘ/ ,. ==、,´| レi 「ハ]\ / / i / ハ i i i⊃ ´ ヾヘ!/ / )、 i ` ̄ / l . ノ/ i ハヘ ハ. `iー- .、,_ ⊂⊃/ / / i ヽヽ. / / レヘ | レ! V \ i/ i /イ;ァ /; <´ / /. 216 . ,Vニヽ!;、 _ .ゝ、_ ,.ノ,. ィ7 ハ///'´_, __ '" /-、 無理無理!闇鍋になっちゃうよー? / 「ヽ__r、n_ _/ア i/レ' / ゝ!/ィア `ー.、,. / i i / i / i. i / i `ー.、/ L 217 rゝ、 / rにコ、/ | / 」 ', ヽ、 〉 / ヽ 楽しければ、いいじゃない! ゝ-イア_」/ | ニ/ ! Y 7 ヽ `ー.、,__.ノr-- '" ! それに、私は、周りに評価されるために、生きてるんじゃないのよ。 i i、シ ヽ └、 ヽ ヽ、_, 〉----- 誰の?って自分の人生でしょ? ! `ー.、, ,.-、 ゝ L_ヒニアr=^.、,_,. i ノ あなたはどうなの?そう思わない?219 名前:名無しさん@├\├\廾□`/[sage] 投稿日:2007/08/16(木) 21 10 16 ID dCqnbfg8 [24/27]てゐが作ってくれるならいいよ220 名前:名無しさん@├\├\廾□`/[sage] 投稿日:2007/08/16(木) 21 17 11 ID tlyO0dNR [28/29]. / /ア⌒ ー'´ . . . . . . . . { \/ l/. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . `、 ヽ| |. . . . . . /. . . . ./. . . . . . .ヽ . . ヽ || |/ {、 / /_,斗 ナ| || | / ∧\{ イ レ'\| |l { ,' メ、_厶 / |∠厶-‐ヘ、 / それじゃ、やる?闇鍋。ヽ、______人 { { ゝ ノ \| ゝ ノjヘ ,.イ 私は、鍋奉行だから、食べない。 }人 ハ  ̄  ̄ / `ー─''´ | 私が入れたものを、あなたが、黙々と食べ続けるの。 V ヽ /゙)/) _, / j | / { / /' / つ_-一'´ノ {{ /{ ノ { 人 ∧ '´ r-'  ̄ _, イV/ ̄ ̄ ̄\. ` /ヽノハ 人{丁 ̄ ,// 〉221 名前:名無しさん@├\├\廾□`/[sage] 投稿日:2007/08/16(木) 21 18 42 ID dCqnbfg8 [25/27]やめとく…222 名前:名無しさん@├\├\廾□`/[sage] 投稿日:2007/08/16(木) 21 21 47 ID tlyO0dNR [29/29]. メ'i i. ,.へ. ヽ. ,. . -‐- . ‐.、,. -‐ '' "  ̄ / 广´ ヾ、. `ヽ、., ヾ i´ _,,..,,_____、. / .,i' /,.`ヽj / `´ `´ ヽ. `ヽ、 / ! ''´,. -ィ ! ./ i ',. ',. / .λ ' rーr'´/ ,' i 、 l i、 ;r ', i i,/ ./.i ! ! i i l メハ iヘ !ヽ i l. ',. ,.ノ i ! ! レi ! ;!ィr !、. ', l ,.ィ'Tヽ! i l. i ̄ .| ! ! !ハ !ハ. ト' i 'ヘ ! i´ ノ ! l ヽ,. | ..! ! l i ゝ-' 、 `゛´l ハ ! そうね。そうした方がいいわ。 `. l ! ',‐-! !、 !ゝ、__ -ャ ,. ィ !イ ハ/ さてと。. ヽ..,,_ ', l !/.〈ヾ ヽヘ´`ミニ´r'´7 !/ ̄ヽ 私もそろそろ、寝るね。 ``''´- .、 !フ. ,. ' ,_ ,,__ソ'´. '、. ', 魔理沙に会いたかったんだけど・・・今度にする。 Y'´ ,! ,ノ ! ヽ,〉 ___,. ― ‐'‐ヘ ,r7' ニ- ''7 ! おやすみ。 ノ ,/ ‐‐- 、_ ~´ i、 ', _,.∠-、,/'t ,. - 、 /`゙'y'゙ `'' ヘ i ! ゙''y'´ ヽ'"223 名前:名無しさん@├\├\廾□`/[sage] 投稿日:2007/08/16(木) 21 25 11 ID dCqnbfg8 [26/27]うんおやすみ。
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編集 てゐは悪くないウサ ,' 悪 て | い ゐ _,、 | の は _,.-''' `ヽ、 | は 悪 _,.-' `ヽ、 | 鈴. く / / i i` - | 仙 な / /`ー-|、 / } | ウ い / / `'''`ヽ| ! サ ウ. ( / ノi | `ヽ. サ ヽ、..... _,,,_,.-'/ ∠,/ 。 | ` ' ー---  ̄ ̄/ /i-i;∠_| ;, 〇 i、 ○ / ノi / / | ,っ 「i /|\ O /// レ /. / / | / ヽ、 / o / ノ / / V ,つ''' ソ,_ヽ. / ⊂⊃ `''' / ノヽ ー' '/ i ,' / ∠. / /i ', _ ヽ; / / レ' | ヽ `  ̄ / 同じタグへのリンク てゐ てゐは悪くないウサ 過疎だな
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てゐ魂 第6話「世の中には馬鹿なことに命賭けてる奴もいる。」 忠告、 これは銀魂のパロディです。 でてくるゆっくりにロクな奴はいませんし、 酷い目に合うゆっくりもいます。 それでも見たいと言う方はどうぞ。 前回のあらすじ。 れみりゃが殺されかけた。 ゆーぎは何かやる夫に似てると思う。 あーっ! これだけ覚えていればOK。 塀の上では謎のゆっくりががニヤニヤと不気味に笑いながらてゐ達の事を見下ろして居た。 諏訪小僧・・・ゆーぎはその胴付きゆっくりの姿を見てそういった。 「諏訪小憎?それって一体なんですか?今すぐ教えるべき、すぐ教えるべき。」 てんこがゆーぎにそう問いかけた。 ゆーぎは真面目な顔をして答える。 「近頃ゆぶき町を騒がせている大泥棒さ。 あんたも悪ねえ あなたには負けるわ , \, -─-- 、.,_ ____________ ___,∧"´ ト-、_ ,.i (ヒ_] ,___, `ヽ,. / | | ,ゝ/ヽ、ノ V _」∠ 7ァ_>ァ、 _,,.. -――C○ィ )  ̄ ̄\ ./ ヽ _ン ヒ_ン ) | | ., 'ィiヽ' _>''"´  ̄ `ヽ!, // ̄ヽ ゝ○o _ ヽ _,./__,,. -‐ ''"´ ̄ ̄`"'' .、`ヽ,ー ' | | / キア'" ', 、`フ Y //\ / \`L_ ', ,. ''"´ /´ / ;' ! ;`ヽ,ヽ、 | | ,イ / / ,ハ! / ! _!_ i ! Y .,' / ゝ、__,..-、\  ̄`i う) i '.、 .;' ', i ´ハ_ _ハ ノ メ !,!ヽ,.ヽ.| ______ | '、!,イ ,' /´___!_ i ハ _ノ_`ハ/ ノ | / i イ ,ヘ ヽ \ ` し' | `Y i Vレ'7;__,.!/ V !__ハ ハノ., ',ノ';| | | | ノ ', レ、 !ァ´ノ_」_ノレ' レ' ソ`Y i、( ゝ、| 斗jナ ル ヽ、ナ‐- ',ヽ、 ハ ! \ _ノ i=ハ ' (ヒ_] ヒ_ンハ.ノi i | | 倉 | | ( ソ'´ Vi rr=-, r=;ァ ハヘノ' T{∧{ rr=-, r=;ァ i} リ `T ‐ヽ `. ' iX|⊂⊃ ,___, ⊂⊃ノ!レノ | | | | y'´ ! !. '" ̄  ̄"'ノノハ _ノ ム!"" ""/ !_」 ∠._ ノ |=ヽ、 ヽ _ン ノ!i レ | | | | ,' ! , ヽ、_,ゝ'"'" 'ー=-' ' ,ハ ! ゝ._ノ人 'ー=-' ∠ノ | ,.ヘ,) | |>,、 _____, ,イ| | | | | | '、 ゝ、ノ )ハゝ、, ,..イノ ソ `ー‐ >, 、 _,. <_Z_ /ノ/ (((( ' | !>;`ヽ、「、,ハ.| | | | | | `ヽ(ゝ/)ヽ,ノイi,` ''=ー=' i´ノ´ンノ / ̄_ヽ`ー-一'イ==≠二奴はあくどい事をして稼いでいる商人たちの家に忍び込み。 (rr=-)-‐─- ..,,_ `7´ `ヽ.,.._ γ _,,.. -‐'─-- 、..,,_ (rr=ア) ○O_ _ / `゙'' 、T _,,.. --―C○ィ ) `ヽ ,' ,.. --──- 、 .,_ `ヽ!____ ./,r -、 ゝ○o _ ヽ '、. / `ヽ. \ \ .Y , .\ / \`L__ ', `Y . !. /‐/‐! /! /! \ ヽ. | .,' ,r' ゝ、___,..-、 \ `i )) i |,ハ.__|/ ‐、レ' |/‐ 、 / ∨ 〉 | | / i イ ,ヘ ヽ \ ` U | ´ |/| (ヒ_] ヒ_ン)/| | / 宝 | ゝ.| Xjナ ル ヽ、ナ‐- ', ヽハ !. \ /7'" ,__, スワこ)|‐ ' | I{/ { レ旡≧///≦乏 i} リ `T -.ヽ / /ゝ、 ヽ _ン "/ /|_) ,' | ._ノ ム!"| |, -- 、 | |" / !____ノ く/|/| /!,>,、___,,.. / /! 〈 ___/ .ゝ__ノ人| |ー⌒ー' | | ∠ノ .| ´ .レ'// ゝ、_ノ/ ト、 , ヽ. ====3 `ー‐ >, 、 _,. <_Z ノノノ i7 ト、 |___」 ∨レへノ ====3その商人の倉から財宝を盗み出し、 ,ト、_/| /7ヽ. , \, -─-- 、.,_ く \/|>-‐──-- 、., ___, ' ∠i /_ ,.i (ヒ_] ∪,___, `ヽ,. / ,>''"´ ´ ̄ ̄`"' 、 \ / / / / `'' 、 ./ ∪ ヽ _ン ヒ_ン ) / \ ' ,∠、r'-'、_ノ `ヽ. _,./__,,. -‐ ''"´ ̄ ̄`"'' .、`ヽ,ー ' / ∨ハ  ̄ヽ_ -、_,ノ i ,. ''"´ /´ / ;' ! ;`ヽ,ヽ、 ,' / __/ /| i ヽ; | ! ハ-‐ハ`'ーrヽ、__」、 '.、 .;' ', i ´ハ_ _ハ ノ メ !,!ヽ,.ヽ. ハァハァv | ;ハ/トゝ / '、 /_ i '; '、 -‐ ヽ! i`ヾr-r' `Y i Vレ'7;__,.!/ V !__ハ ハノ., ',ノ'; | / |〓〓/ /〓〓〓_;ハ | ヽ r=;ァ ).ハ /! ,ゝ _ノ i=ハ rr=-, r=;ァ ーーーーー /∨ 7!"| |/ / / / | |"|/! / ハ ""レ' |/ | `. ' iX|///∪ ,___,///| トーー□ ! | ト、| | , --- 、.| |'/レ' | | |=-' 7 ,' i | ∠._ ノ |=ヽ、 ヽ _ン ∪ノ| トーー□ ∨´\ | へ、 ー'⌒ー' | / / / ノ, イ.イ / .ハ ', ,.ヘ,) | |>,、 _____, ,イ| |____| レへ `>r-‐∠ __; イ/| ; イ , r'i´、! ,' ,' i ヽ.その盗んだ金でスタジオを借りてAVの撮影をし。 (●)_______(●) ./ ヽ ケロ ケロ ./ ヽ __ ./ ,,. --─‐‐- ..,_ゞ_/ l ))_______ (( ,ヘ,.τ''"'ノ,モリλヤスワコλ/ヽ/ | | '、 /又X(ヒ_]'`' ヒ_ン X ヽ | 熟女祭り | ゝ ヽハ""r-‐¬ ""ハ / | | く ゝヽ、__,ノ_ノ/ / | | \ 弋.r'/ヽ___ノ 入/ | |  ̄ ̄i.|,£ ノ! |_____| 人 ケロノ ケロ / §ハ、 新作だよ~。 / /£ ' , \ `ヘ_/゚z゚)) ', __ン´ ケロ 自ら作ったAVを一人寂しく夜を過ごしているゆっくりたちに配っているこそ泥さ。」 「…ちょっと待つんだど、明らかに後半がおかしいど。」 れみりゃは速攻でゆーぎにつっこみを入れた。 「なんだい、後半のどの辺りがおかしいってんだい?」 「最初から最後まで全部だど!」 「ふフン、ありとあらゆるネチョを極めたあたしオリジナルのAVは抜き所満載だよ!」 諏訪小憎は自慢げに胸を張って言った。 そんな事を自慢げに言える時点で彼女の性格がアレである事がわかる。 「確かにな、お陰で諏訪小憎は沢山の独身ゆっくりの支持を集め、味方につけている。 その所為で警察は、奴の足取りを中々掴むことができないんだ。」 「…このゆぶき町にはその寂しい夜を過ごしているゆっくりがどれだけいるんだど…。」 「ああ、なるほど、このDVDはそう言う訳ね。」 そういっててゐは髪の毛の中から一枚のDVDを取り出した。 DVDのタイトルは「小五ロリになぶられたい」である。 「朝起きたら枕元においてあるから、何かと思ったら。」 何だか納得した顔をしているてゐ。 てんことれみりゃはそのDVDを見て、少してゐからひいていた。 「で、でた~!一人寂しく夜を過ごしていると思われるゆっくり!」 「って言うか、何でそんなDVD持ち歩いているんだど~!?」 「いや、家に置いておいて万一あんたらに見つけられたら…なんか、気まずくなるじゃん? 一応、捨てるなり何なりするつもりだったんだよ。」 詰め寄るれみりゃとてんこに対し、言い訳するてゐ。 そんなてゐを見て笑っているゆっくりがいる、ゆーぎだ。 「はっはっは!てゐちゃん!あんたも寂しがり屋と思われてるんだねえ!」 これでもかと大笑いするゆーぎだが、その時だった。 「ん?何ですかこのヌルヌルのディスクは。」 ゆーぎの背後からてんこの声が聞こえてきた。 その言葉に嫌な予感を覚え、慌てててんこの方を振り向いた。 てんこの手にはアダルトなタイトルが刻まれたDVDが握られていた。 しかも、何か何処かで見たようなヌルヌルにまみれていた。 「………。」 全員の視線が一定にゆーぎに集まる。 全員の瞳が、ひとつの事を訴える。 「…このDVD、お前のだろ。」 「…参ったね、こりゃあ、あっはっは。」 ゆーぎは半ば笑い顔でそう呟いた。 「笑って誤魔化してるつもりだけど、全然誤魔化せてないど。」 レミリアが半ば呆れ顔でそう呟いた。 「とにかく、ウチのDVDにこんなのを仕込んだのはあんただって事ね!」 ふらんはDVDを口に咥えて諏訪小憎を睨みつけながらそう言った。 「そういう事、今回はいつもとは趣向を変えてみたんだけど、どうだった?」 「不愉快になったわ。これ以上は無い位に。」 「…フム、やっぱり世の一般人は、こんな偏ったジャンルのDVDなんて欲しがらないか…。」 そう言ってなにやらブツブツ言いながらメモを取り始める、諏訪小憎。 もしかして、次回作の構想でも練っているのだろうか? 勿論、諏訪小憎の行動は、ふらんの怒りの事船に触れた。 ギギギ…ばきいんっ! ふらんは口に咥えていたDVDを感情に任せて噛み砕く! 「てめえ!ぶっ殺す!」 「あぁ~!DVD~!」 ゆうぎの絶叫は無視して、そのまま鬼神のごとき勢いで諏訪小憎に向かって一跳躍で飛び掛る! サアッ! しかし、次の瞬間そこに居たはずの諏訪小憎の姿は消えていた。 「…え!?」 いきなり姿を消した諏訪小憎に戸惑うふらん。 「こっちだよ、お嬢ちゃん。」 諏訪小僧の声は後ろから聞こえてきた。 ふらんが振り向くと、さっきまでふらんが居た場所に諏訪小僧が立っていた。 「ふう、ようやくいつものスタイルに戻れたよ。これじゃないとやっぱり落ち着かないよね。」 諏訪小憎はてゐたちが天井裏で発見した目玉付き帽子を頭にかぶって満足そうにそう言った。 「い、一瞬で、あそこまで移動したというの…なんて速さなの…。」 ふらんは相手の素早さに、驚愕を覚えていた。 「それじゃ、私もAVの撮影があるから…。」 そう言って諏訪小憎は逃げ出そうとする。 「ちょっと待ちなよ。」 と、その時てゐが諏訪小僧を呼び止めた。 「ん?何だい?君も私の作品に出たいの?」 「あんたが取る三流作品になんか出るつもりないね。」 「…なんだって?」 「出ている役者は演技が見え見えだし、アングルも単調、エロに飢えた思春期は誤魔化せても 私の目は誤魔化せないよ。」 「何?ワザワザ私の作品の文句を言いに来たの?」 目の前で作品を酷評されて、諏訪小憎は不機嫌な顔になった。 反対にてゐは余裕たっぷりな顔をしている。 「それはついで、あんたの所為でウチのお仲間が死にかけたからその責任ぐらいは取ってもらわないとねぇ。」 そういっててゐはスペルカードを取り出した! 「そういうことならあたしも参加させてもらうよ。」 と、諏訪小憎の後ろにゆうぎが現れる。 これで、諏訪小僧はてゐとゆうぎに挟み撃ちされることになる。 「ふらんさんを泣かす奴という意味でも、犯罪者という意味でも、放っておく訳には行かないしね。」 そういってゆーぎはTEN○Aから出した腕を組み合わせた。 ぽきぽきって骨を鳴らすつもりだったんだろうけど、ローションで濡れている所為でヌルって音しかしなかった。 「ひょっとして私を捕まえるつもり?無理だね、そんな事は!」 そう言った次の瞬間、諏訪小僧の姿が消えた! 「また消えた!?」 「いや、上だ!」 てゐとゆうぎは同時に上を見る! \ ,..、 / (ヒ_] ´ ̄ ̄ ̄`ヒ_ン ) 、 7 ,___, ヽ. . _,,.../ -- ヽ _ン──-- 、.,_ ', , '"´ , '"´ ̄ ̄ ̄ ̄_`゙''、 `' 、| '.、 / / _ハ_ /| /_」__` ハ\ \ \| .| /_」/ ∨´l´'ハY| | \_ノ ,へ/) レ'\.! 7´> < |ヨ ヽ./\ ` ./ E|" ,___, "/ | \ `Y /7`'〉,' ハ ヽ _ン / /∧ / ̄` ) ) (| ト レヘ /`7ァ‐--rァ'レ' ァ-、/\/___ ̄ ´ ヽ、_____レヘハ|7 ヽ.__ソ i__/ `"''‐--r、 ( ( r / \ Y、 ./ |つ `` rく___ /l. | `"'-、__L/ 、______7く 〉 `ー‐' // i i ハ パタパタ rく / /」 、 、 i i_〉 (ヽ、,.へ、___|________ /  ̄ i____,/ そこには両手を上下にふって宙を舞う諏訪子の姿があった! 「悪いけど私の作品を待っている独身、思春期、旦那が出張中の人妻ゆっくり達がこの街には沢山いるんだ! ここはおさらばさせて貰うぞ!」 そのまま諏訪小憎は塀の方に飛んでいく! 「おいぃ!?このまま逃がしてしまうのですか!?」 「そうは行かないわよ!おねーちゃん!アレを起動させて!」 「え!?あれってなんなんだど!?」 いきなりふらんに言われて混乱するれみりゃ。 「馬鹿ねおねーちゃん!あれと言ったらアレに決まってるでしょ!」 「いや、だからアレって言われても…あ、もしかしてアレの事!?」 「そうよおねーちゃん!あいつが逃げる前に早く!」 「わ、解ったど!」 ふらんにそう言うとれみりゃは壊れた壁の穴からエントランスに戻る、 「えーと、確かこの下に…。」 れみりゃがカーペットを持ち上げると、その下にはあらかさまに怪しい蓋がある。 蓋を開けるとそこには赤くて丸いスイッチが。 「どっこいしょっと!」 れみりゃはそのスイッチの上に乗ると、スイッチが軽く沈んだ。 ビー!ビー!ビー! それと同時に部屋中に警報が鳴り響く。 その警報は庭にいるてゐ達の耳にも入るほど大きかった。 「!?何だい、この音は!?」 次の瞬間、今にも塀から外に逃げ出そうとしていた諏訪小憎に異変が起きた! バチバチッ! 「!?う、うわっ!」 諏訪小憎は、自分の身体に電撃が走ったと思ったら弾かれるように塀の中へと飛ばされてしまった! 「よし!何とか間に合ったわ!」 フランはそれを見てピョンピョンと飛び上がった。 見ると、電撃を帯びた幕がこ~まかんを囲むように張られているではないか。 「こ、これは電磁バリヤ~!?」 諏訪小憎は幕を見てそう叫んだ。 「ふふ、驚いた?この家はねえ、何代も前のご先祖様が家の財宝を守るために 無数の仕掛けを仕掛けておいてあるのよ! 落ちぶれちゃった今じゃ無用の長物と思ったけど、こんな形で役に立つなんてね。」 ふらんはどうだ、参ったか!といった顔でそう説明する。 「…フン!こんなバリアーぐらいで私を捕まえたと思ってるなんて、おめでたい人達だね。」 「仕掛けはバリヤーだけじゃないわ、この庭だけでもレーザートラップや落とし穴に対ゆっくり地雷が仕掛けてあるし、 家にも仕掛けがしてあるわ!貴方はもう、何処にも逃げられないわよ!」 「…そんなちゃちなハッタリに引っかかる馬鹿なゆっくりだと思ってるの?」 ふらんの説明を受けてなお、諏訪小憎は冷静さを失わない。 「…ハッタリじゃないわよ。」 ふらんはそう言うと、庭に落ちていた小石を咥えて空中に放り投げた。 バシイッ! 銃声がしたかと思うと、空中に放り投げられた石が砕け散った。 「…どうかしら。 ちなみに仕掛けはこーまかんの人間に対しては発動しないようになってるわ。 つまり、貴方がまともに動けないのに対して、ふらんたちは普通に動けるの。 これで貴方は、追い詰められたも同然でしょ。」 「…なるほどね、確かにそれはヤバイ。」 そんな事を呟く諏訪小僧の顔に焦りの色は見えない。 こんな時こそ冷静に振舞わなくてはいけないことを諏訪小憎は理解しているのだろう。 「う~ふらん!仕掛けはちゃんと動いているのかど?」 と、ここでれみりゃが戻ってきた。 戻ってくるなりふらんにそう問いかける。 「ええ、ちゃんと動いたわ!」 「う~、全く動かしてないからちゃんと動くか心配だったけど、とりあえずは安心だど~。」 れみりゃはそれを聞いて安堵のため息を吐き出した。 「ま、何はともあれこれであの諏訪小僧とか言うのを追い詰めたわけだ。」 そういって諏訪小憎ににじり寄るてゐ。 と、その時、ゆうぎがてゐの前に出てきた。 「ちょっと待ちなチビ、こいつは私が相手してやる。」 「え?あんたが?」 「ちょうど良い機会だ!あいつをとッ捕まえてふらんさんとの恋愛フラグを立てる!」 「…例え上手く行っても絶対に立たないと思うんだけど。」 「よし!行くぞ!」 てゐの最後の突っ込みは軽くスルーしてゆうぎは一枚のスペルカードを取り出す! それと同時にゆうぎの身体が真っ赤に燃え出した! 「おう。」 実際は有り余るゆっくりオーラが全身から吹き出しているだけだが。 てゐはそのオーラが本当に燃え盛る炎のように感じて思わず一歩引いてしまった。 四天王奥義「三歩必殺」! 「あんたは私が三歩踏み出すと同時にやられている!」 ゆうぎは力強く諏訪小憎にそう宣言した。 「三歩でや私を倒すって事?…随分強く出たねぇ。」 「あんたが何を言おうと、これは真実さ、そんじゃあ行くよ!」 ゆうぎは諏訪小僧から少し離れた位置にたった。 ベロン。 そして、TEN○Aの下から自分の足を露出させる! そして、そのぬるぬるまみれの足を使って諏訪小憎に近づいていく! 一歩! ゴオオッ! ゆうぎが一歩諏訪小憎に近づくと、ゆうぎのオーラが一段と強く吹き出した! 二歩! ゴォオオオオオオオオオオオッ! 二歩目で更に強くなる! 「三歩!こいつで終わりだ!」 ゆうぎはそういうと、諏訪こに付加って力強く三歩目を踏み出した! ズボオッ! |||||| |||||| |||||| ∧ | | /´ ̄'!☆|"´ ̄\ / / | | \ / ノ | ! \__\ ∠〃 {ノノ_ハ_V レ'、_i_l>\__> /'レ小(◯), 、(◯) 从l \ |('/ ̄ 'ー=-'  ̄///) ーーーーー ,r‐──────‐、 ----- | . / ',, | | / ', | | . ├─────────┤ | | . lニニニニニニニニニニニl | | lニニニニニニニニニニl | | . ',─────────/ | 「えぇええええええええええええええ!」 三歩目を踏み出すと同時にゆうぎの身体は奈落の底へと落ちて言った。 「…え?」 てゐも諏訪小僧も何が起きたのか理解出来ない顔で落とし穴を呆然と見つめていた。 「おいぃ!?一体何が起こったのですか!?」 様子を見ていたてんこがゆうぎが穴に落ちたのを見て、動揺を隠せないでいる。 「お、おかしいわね、仕掛けはふらんたちに対しては発動しないはずじゃ。」 ふらんもかなり動揺している。 「…あ!気づいちゃったど!」 と、その時れみりゃが顔を真っ青にして大声で叫ぶ。 「?気づいたって一体何にですか?」 てんこがれみりゃにそう問いかけた。 「確かにこーまかんの仕掛けはこーまかんのゆっくりに対しては発動しないど。 …でも良く考えたら、元々こーまかんに住んでいたのはこの場にいるれみりゃとふらんだけだど! つまりれみりゃとふらん以外のゆっくり………てゐさん達に対しては仕掛けは普通に発動しちゃうんだど!」 「ちょ!何でその事に誰も気づかなかったのさ!」 「ご、ごめん、その事をすっかり失念してた。」 てゐの叫びを聞いて、ふらんは申し訳なさそうにそう呟いた。 てゐは慌ててゆうぎが落ちた穴を覗く。 恐ろしく穴は深く、全然そこが見えない。 「やる夫~!生きてたら返事しろこら~!」 …穴にてゐの声が響き渡る。 しかし、いくら耳を済ませても、ゆうぎの返事は返ってこなかった。 「その穴が何処に通じてるのか、れみりゃもふらんも知らないのだど。」 「マジですかそれ…シャレになってないでしょ。」 「おぉ。怖い怖い。」 れみりゃの話を聞いて、てんこもきめえ丸も震え上がっていた。 「何だか知らないけど、今が逃げるチャンス!」 と、諏訪小憎はそういうと、顔に仮面のようなものを取り付けた。 「ふふ、見える見える。」 仮面越しの諏訪小憎の視界には、庭中に張り巡らされた赤外線レーザーが見えていた。 「このレーザーを避けて飛んでいけば楽にこの家から脱出できる!」 諏訪小憎はまた手足をばたつかせて空を飛び始めた! 「あ、こら逃がすか!」 てゐは慌てて諏訪小僧を追いかけようとして飛び跳ねた! 「あ!マズイど!そっちには地雷が!」 と、その時レミリアがそう叫んだ! 「!?」 それを聞いたてゐは空中で静止する! このまま着地したら地雷でドカン!だ! 「………!」 てゐは両耳を思いっきりバタつかせてホバリングをして、何とか着地地点から少しずれた所に着地した。 「せ、セ~フ…。」 てゐは顔を真っ青にして冷や汗交じりで安堵のため息をついた。 しかし、そうこうしている内に諏訪小憎はレーザーの網を潜り抜けて正門の方へと向かっている。 屋敷全体を覆っているバリヤーが唯一張られていない場所、それが正門なのだ。 「チッ!このままじゃあアイツを逃しちゃうわ!」 ふらんはそういって慌てて諏訪小僧の方へと向かって行った。 「ふらん!れみりゃも一緒にいくど!」 れみりゃもふらんの後を追いかけようとするが…。 「待ちなって!」 それをてゐが呼び止める。 「てゐさん!一体なんだど!」 「あんたが言った所でふらんの足手まといになるだけだよ!」 「カリスマのない姉が助けに行く→最強の妹の足を引っ張る→エロ蛙に姉妹ともどもやられる→いくえ不明。」 「…なんか無茶苦茶むかつくけど、反論できない…。」 何だかちょっと涙が出ちゃったれみりゃだった。 「とにかく、ここは私が…。」 「でも、下手に動いたらまた仕掛けに引っかかっちゃうど!」 「確かにそうだけど…。」 「おい、私はとても良い案を思いついたんだが?」 『え?』 「つまり…。」 ~☆~ 一方、こっちはこうまかんの正門前。 諏訪小憎はレーザーを潜り抜け、あと一息で正門という所まで来ていた。 「思ったとおりだ、正門にはバリヤーが張られてない、あそこからなら脱出できる!」 諏訪小憎はそういうと、正門に向かって一直線に向かおうとする。 「待ちなさい!」 と、諏訪小僧を呼び止める声が。 声のした方へ振り向いてみると、そこにはふらんの姿があった。 「やれやれ、思いの他しつこいね。」 「…そりゃそうよ、獲物を逃がすほど私は甘くないわよ。」 「なるほど…でもまぁ、あんた一匹なら簡単に抜けられるから問題ないね。」 諏訪小僧がそういってその時だった。 「じゃあ四匹ならどうなるのかな?」 突然、後ろから声が聞こえてきた。 その声を聞いて、諏訪小憎は動揺を覚える。 「!今の声はさっきのうさ耳ゆっくり!?あいつ、仕掛けに囲まれて動けなかったはずじゃ…。」 諏訪小憎はとっさに後ろを振り向いた。 ,.-‐-、 ,.-‐- 、 / i / ヽ. __,,...i i | / i i´ | ! ト、 i ,ハ. ! !_!、.,_____ノ ヽ !、_____,.イ 'ー ' ; ; ; ', . / / i、 ;_ハ ハー!‐ ハ i i イ i ハ_!_レヘ ! ,ィ--'r! i 〈 ハ 〈 ノ ハ !´ト_ノ V ゞ-',,, !ハヘ! i ´i ! 7 " ̄ i ! i 〈 〈r 人 'ー=-' ハ ! ヽ 〉 ン^ヽ >.、.,___ ,.イ / ハノ /_,,....,,_\、' r''''ヽ''ヽ ) _..,,-" { ' }r-''''フ "-..,,_ r''''''''''''''''''''''''''''''''''''''( ( )____ノ - ,, // r ; ! ヽ i ヽ ',' |''" .' '; i i i ! i } } i ,' i ' ; ゝ、人人ノ/_ノノ / ノ 、 i ヽ .| (ヒ_] ヒ_ン ) / / i '、 ! | \| "" ,___, " ( /| | '、 ヽ V 人 ヽ _ン ヽ 人 '、 、_)ノ ノ >.、_ ,.イ/ ( ノ (._ ヽ / / ノ´ ,,.ィ''i ̄ ̄ノ こ ノ | ノ \ }`ーy´ヽ ( )、/ 、y__,_.!Y く ̄/ ハ-ハ´ }-∞-{ , l´i (i 〈、_,.、__ゝ .' i ゝ、___,.-'!ゝ、.___,..イ,.- !7 ..... ,'___ i ヽ,ー--く ゝ/ ,'ー\ /へ_ `ヽ!/i  ̄ く7/´ ̄ヽ/ヽ,_/_ゝ l/⌒ヽ-」 ハ r/⌒ヽ、_/、 Y (___) (___) ) _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ `l く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__rイ、 \ ゝイ,.イノヽ! レ ヽ,_`ヽ7ヽ___ r'´ .ィ"レ(◎), 、(◎). `! i ハ ヽ/ ! "" ,rェェェ、 ". i ハ ', .ノ /l |,r-r-| . ハノ i ヽ. 〈,ヘ ヽ、 `ニニ´ . ,〈 i ハ i 〉 ノ レ^ゝi>.、.,_____,,...ィ´//レ'ヽハヘノ そこに立っていたのはれみりゃの上にてんこが乗っかり、更にその上にてゐが乗っかった姿だった。 「…な、何だいその姿。」 「おねーちゃん、何やってるの。」 思わずつっこみを入れてしまった諏訪小僧とふらんであった。 「れみりゃの近くにいれば仕掛けが動かないみたいだからね。」 「ここまで上手く行くとは流石に驚きを隠せない。」 「て、てんこちゃん・・・てゐさん・・・れみりゃの上から降りて欲しいんだど・・・。…。」 「悪いけど、まだ仕掛けがあるかもしれないし、暫くは上に乗せてもらうよ。」 「私も巻き添えは勘弁なのでこのままで。」 「う。う~!鬼だど!酷すぎるど!ゆっくりできないど!」 「頑張れ~!ゆっくりは色んな物を背負ってこそ強く慣れるんだ!」 下のれみりゃがもう色々な意味で限界みたいだが、気にせずに話を進めていこう。 「なるほどね、確かにそういう手もあるわけか。」 諏訪小憎は、三段重ねになったてゐ達を見て感心した様子だった。 「さて、これで数の上ではこっちが有利になったわけだけど、今の気分はどんな感じかなぁ。」 てゐはてんこの上から諏訪子を見下してニヤニヤ笑いながらそう言った。 だが、反対に諏訪子の顔つきもニヤニヤしている。 「有利?あんた達はまともに動くことも出来ないようだけど、それで有利になったとはいえるのかな!?」 ・・ 「確かに、っこれじゃあまともに動くことは出来ないね、私は。」 そう言っててゐはスペルカードを一枚取り出した! 「!まさか!」 それを見て諏訪小憎はとっさに大きく後ろに飛び去った! 勿論、ビームが当たらない軌道を計算して! 「私は無理だけど、弾幕はどうかな!」 兎符「開運大紋」 ズガガガガガガガッ! スペルカードが光り、無数の弾幕が諏訪小憎に向かって発射される! 「!こんなもの!」 諏訪小憎は大きくジャンプして弾幕をかわす! 次の瞬間、てゐの下に居るてんこが行動に移った! 「追撃のグランドヴァイパー!」 てんこは緋想の剣を諏訪小憎に向かって投げつけた! 剣は回転しながら諏訪小僧の方に向かっていく! 「く、避けるのは無理…なら!」 諏訪小僧もスペルカードを取り出すと、それを飛んでくる緋想の剣に向かって投げつけた! 神具「洩矢の鉄の輪」 投げつけたカードは巨大な鉄の輪に姿を変えた! 鉄の輪と緋想の剣が激突する! ガキインッ! 大きな音を立てて緋想の剣と鉄の輪は弾かれる! 「ちいっ!」 舌打ちをするてんこ。 弾かれた緋想の剣はそのまま地面に突き刺さった。 「…あ。」 地面に突き刺さった緋想の剣を見て、れみりゃが思わず声を漏らす。 「…れみりゃ、今の『あ』ッて何?」 嫌な予感を覚えながらてゐがそう問いかける。 「今剣が刺さった所って、ある大仕掛けのスイッチがあるところだど…。」 れみりゃが非常にまずいといった表情でそういった。 「お、大仕掛け?」 その言葉に、てゐも嫌な予感を覚えた。 ボゴオッ! 次の瞬間、てゐ達の足元に、シャレにならないほどの大きさの穴が開いた! 「うわああああああ!?」 てゐ達はそのまま大穴に落下していく! 「あらら、こりゃラッキーだね、今の内に逃げさせてもらうよ。」 諏訪小憎は今がチャンスとばかりにパタパタと飛んで逃げていく! 「く、クソっ!ここで逃がすかあっ!」 があっ! 「え!?」 「なぬ!?」 てゐはそう言うと、てんことれみりゃを足場代わりに大きくジャンプした! 「おいいいいいいいいぃ!?」 「うわああああああああああ!」 当然、てんことれみりゃはそのまま大穴へと落下していくことになる。 スパマリで踏み台代わりにされたっていう気持ちで二匹のゆっくりは穴へと落ちていった……。 「ふんぬうううううううううう!」 一方のてゐはまた耳を派手に動かしてボバリングしながら諏訪小憎に迫ろうとする。 …しかし、どれだけ頑張っても諏訪小憎に近寄れない! 「ハイハイ、無駄な抵抗をするんじゃないよ!」 諏訪小憎はまたスペルカードを取り出した。 神具「洩矢の鉄の輪」 諏訪小憎は鉄の輪に変化したスペルカードをてゐに向かって投げつけた! 「う、うわっ!」 鉄の輪はてゐの身体をかするだけで済んだ。 しかし、その衝撃でてゐの身体が落下していく! 「どうやら天は私に味方したみたいだね、お前は奈落の底で私が逃げていく様を 指を咥えて見ていな!!」 そう言って諏訪子は飛んで逃げようとする。 その時だった。 「甘いわよ、クソ蛙!」 てゐの背後から、そんな声が聞こえてきた! バアッ! 飛び出してきたのは、ふらんどーるだった! 「はっ。」 諏訪小憎は、そんなふらんどーるを見て嘲笑する。 「お嬢ちゃん、飛び出してきたのは良いけど、あんたの攻撃は私の所まで届かないでしょ? 胴無しふらんどーるの羽は胴無しれみりゃの羽と同じで飛ぶためのものじゃないのは知ってるんだよ! あんたもそこで落下しているウサギ耳のゆっくりと同じ末路を辿るんだよ。ケロケロケロ!」 諏訪小憎はそういってケロケロと笑う。 そんな余裕たっぷりの諏訪小僧を見てふらんどーるはニヤリと笑う。 「確かに私の羽は飛ぶためのものじゃないわね!でも!」 があっ! 「ぐはあっ!」 「跳ねることは出来るわよ!」 ふらんどーるはてゐを踏み台にして諏訪小僧の頭上まで飛び上がった! 「なあっ!」 頭上に出てきたフランを見て驚く諏訪小僧! ふらんは一枚のスペルカードを取り出した! 「つぶれろ!エロ蛙があっ!」 禁忌「レーヴァティン」 ふらんの身体が剣型のゆっくりオーラに覆われる! 一本の赤い剣へと姿を変えたふらんはそのままその剣を諏訪小憎に叩きつけた! ゲシイッ! 「ぐ、ぐはあっ!」 諏訪小憎はそのまま下へと飛ばされ地面へと叩きつけられた! 「ぐ、ぐうっ、ゆ、油断した……。」 諏訪小憎はそういってゆっくりと立ち上がる。 カチッ。 と、諏訪こ増が立ち上がったときに、何かのスイッチが入る音がした。 「…あ。」 諏訪小憎の脳裏に嫌な予感がよぎった次の瞬間。 __,, ======== ,,__ ...‐''゙ . ` ´ ´、 ゝ ''‐... ..‐´ ゙ `‐.. / \ .................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ´ ヽ. ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;................. .......;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙ .' ヽ ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;...... ;;;;;;゙゙゙゙゙ / ゙ ゙゙゙゙゙;;;;;; ゙゙゙゙゙;;;;;;;;............ ;゙ ゙; .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙ ゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;.......;............................. ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙ ゙゙゙゙i;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;l゙゙゙゙゙ ノi|lli; i . .;, 、 .,, ` ; 、 .; ´ ;,il||iγ /゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li ' ; .` .; il,.;;. ||i .i| ;il|l||;(゙ `;;i|l|li||lll|||il;i ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `, ,i|;.,l;; `ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ ゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;, ,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙ ´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii ;゙i|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´゚゙´ 諏訪小増を巻き込んで大爆発が起こった。 爆発と煙を、着地したふらんは見つめている。 「…フン、ネチョだか何だか知らないけど、少しは分別をわきまえることね。」 その後、ふらんは正門前に開いた巨大な穴を見下ろす。 てゐ達が落下して言った、底の見えない大穴へ。 「…犠牲は大きかったわね、あなた達の事は忘れないわ…あのTEN○A以外は。」 そういうと、ふらんはその場を去って行った。 ~☆~ こーまかんから離れた川沿いの道。 現在、この道を公安⑨課のれてぃとちるのがパトロールしていた。 「ねえちるの、貴方所長の事見かけなかった?」 「あたいは見てないよ!」 「そう、これは困ったわねえ。」 そんな会話をしながら歩いていると、川沿いに大量のゆっくりが集まっていた。 「?何かしら?」 れてぃは大量のゆっくりの元へと近づいていく。 「貴方達、そんなところで一体何をしているの?」 「ん?おねーさん達も見に来たの?」 「あそこでゆっくりが三匹、でかいタンコブを作って川に流されてるんだぜ!」 「…ゆっくりが三匹?」 れてぃは目を凝らして、川を見つめてみた。 「…ひ、酷いどてゐさん…。」 「お前、踏み台にされたゆっくりの気持ちが解りますか?…私は悲しいです。」 「私よりれみりゃの妹の方がよっぽど酷いよ…。」 そこには、頭にでかいタンコブを作ったてゐたちの姿があった。 「あ、アレってこの間のゆっくりたちじゃない?」 ちるのがてゐ達を見てそんな事を言った。 「…あいつら、何やってるのよ…。」 れてぃは呆れた顔でそんな事を呟いた。 「あ、また流れてきたんだぜ!」 「今度は変な筒に入ってるよ!」 と、野次馬のゆっくり達が川の上流の方を見てそう言った。 「また流れてきたの、今度は何よ…。」 れてぃはそう言って、川の上流の方を見た。 _____ / \ | ∧ | \ | | / /´ ̄'!☆|"´ ̄\ / / | | \ / ノ | ! \__\ ∠〃 {ノノ_ハ_V レ'、_i_l>\__> /'レ小(◯), 、(◯) 从l \ |('/ ̄ 'ー=-'  ̄///) ,r‐──────‐、 . / ',, / ', . ├─────────┤ . lニニニニニニニニニニニl 「…クソっ、このあたしとした事が油断したよ!」 流れてきたのは、これまたデカイたんこぶをつけた胴付きゆーぎであった。 TEN○Aを身にまとい、ぷかぷかと川に流されている。 …と、川に流れているうちに、れてぃとちるのと目が合った。 「…あ。」 二人のゆっくりを見て、ゆうぎは思わず声を出してしまった。 「…所長、貴方一体何してるんですか?」 「…あ、あんたたち・・・。」 ゆっくり治安維持部隊公安⑨課所長 ゆうぎは部下に見られていることにづき、思わず頬を赤くした。 第6話終わり 第7話に続く ”⑨課”の”所長”ってなんだよw ゆーぎが返事しなかったのは「やる夫」って呼ばれたから? -- 名無しさん (2009-08-30 10 14 59) 諏訪小僧ってやつ属性の合わないDVDもらったって言われたらどうするんだろ? -- 名無しさん (2011-02-05 15 29 07) 名前 コメント
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《因幡 てゐ》 No.797 Character <第十弾> GRAZE(1)/NODE(3)/COST(2) 種族:妖怪/獣 (自動α): 〔あなたの場の「種族:人間」を持つキャラクター全て〕は相手プレイヤーのコマンドカードの効果の対象にならない。 (常時)(1): この干渉終了時まで、〔このキャラクターを目標にしているスペルカード、コマンドカード〕の目標を〔あなたの場のキャラクター〕に変更する。但し、この効果では不適切な目標に変更することは出来ず、また、1つの効果に対し、1度までしか目標を変更できない。 攻撃力(2)/耐久力(4) 「大丈夫、死にはしない、かも」 Illustration:里村響 コメント 悪そうな顔の割に、しっかりと種族:人間をサポートしてくれる幸運の兎。 (自動α)は鍵山 雛/7弾の対コマンド限定版。上白沢 慧音/9弾と併用できる。ただし自身は人間を所持していないのでコマンド耐性を持たない。 常時効果は目標の変更。 コマンドカード耐性を与えるこのカードは狙われやすいため、その自衛手段として有効。相手からすれば非常に厄介な存在と成り得るだろう。 常時効果はコマンドカードにも適用できるが、変更先は「自分の場のキャラクター」で、「目標として適切である」という条件がある。このため種族:人間へは変更できない。 収録 第十弾 関連 「因幡 てゐ」 因幡 てゐ/1弾 因幡 てゐ/7弾 因幡 てゐ/10弾 因幡 てゐ/13弾 因幡 てゐ/17弾 因幡 てゐ/19弾 術者が「因幡 てゐ」であるスペルカード 脱兎「フラスターエスケープ」 借符「大穴牟遅様の薬」 兎符「開運大紋」 兎符「因幡の素兎」 「エンシェントデューパー」 「因幡 てゐ」を参照するカード 因幡 てゐ/13弾
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因幡 てゐ 能力名 ドラ爆攻撃型 効果 和了時に発動可能。裏ドラ1枚目が高確率で手牌のどれかに乗る。 絵師 ざつにさん 感想 ○使い易さ リーチであがる事は難しい事では無いウサ。 通常スタイルの麻雀を打ちつつ、和了時に能力を使えるウサ。 得点を不安定に増強するウサ。 ○使い難さ リーチをかける以上は正面真っ向勝負ウサよ。 警戒されるのは仕方無いウサ。 また、レミリアや魔理沙の様に重ねて使えないウサ。 ドラ追加系に比べると、小細工は併用出来ないウサね。 また、妨害系の能力打消しには役に立たないウサ。 ○能力感想 注意しなければならないのは、有効なのは第1裏ドラのみという事ウサ。 乗る裏ドラは平均的に1~2枚が平均ウサから、 過度の期待は禁物ウサ~。 リーチ、ドラ1は確定ウサから、プラス2~3翻以上は努力するウサ。 手さえしっかり作ってあれば、満貫・跳満は割と簡単ウサ。 ○手牌との相性 ピンフ配列との相性は悪いウサ。 頭に乗らないと、ほぼ+ドラ1ウサね。 七対子であれば、ほぼ確実に2枚ウサ。 手牌と運がよければ3~4枚乗る事も有るウサよ。 牌が山に無い時は空振る時も有るウサ。 ギャンブル要素の高い能力ウサね。 ○ゲージ速度 ゲージの溜まりは割かし遅いウサ。 2~3本羽あたりからが目安ウサ。 ストックは1個ウサから、早めに使って2回目をチャージ、 中~終盤であれば、ここぞという時に一発狙うウサ。 ○卓との相性 霧雨魔法店 この卓は特に活躍できるウサ。 ダマテンでの発動も可能ウサ。 永遠亭 裏ドラが無いウサ・・・。 通常麻雀より酷いウサ。 地霊殿・紅魔館 それなりに活躍出来るウサ。 卓に合わせて打点増強ウサ。 香霖堂 多少上がりやすくなるウサよ。 8000点を越えるか越えないか際どい時は完全博打になるウサよ。 ドラの追加は手牌と合わせて、最小+1期待+2と見るウサ。 以上、ねこかげつの中の人が主観で書かせて頂きました。 んんん~~~、何か違うと思われましたら、容赦なく書き換え下さい。 和了時に山牌に裏ドラとなりうる牌が残っていれば必ず裏ドラが乗る、という訳でもないようです 少なくとも王牌の牌は含まれていない?(1枚目の裏が乗らず2枚目の裏ドラが乗る事があるので) 山牌に存在しない牌は絶対に選択されない性質上、山牌の枚数が少ないときは勿論、序盤に和了って能力を使っても裏が乗らないことが多い(体感、平和手でも5回に1回ほど外す) 手牌の1種がドラとなる為複数枚ドラがのる対子、暗刻、腹ボテの形、一盃口と相性がよい、 雀頭やシャボ待ち、一盃口に使う牌を選択できる局面になった場合、なるべくドラ表示となる牌が3枚以上見えていない方の牌を選ぼう。 七対子の破壊力は絶大で能力が乗れば最低でも「立直」「七対子」「裏ドラ2」ロン和了りで満貫、自摸和了りで跳ね萬が確定。 配牌が悪くても運よく対子の選択に成功し続ければ聴牌も難しくはない、ラス目でも一発逆転が狙える素晴らしい役。 難易度は高いが「三暗刻」「対々」なら数え役満も見えてくる、自摸れば問答無用で役満! @和了り時の、能力カットイン⇒跳ね満カットインは可愛いすぎて癖になるよ( x ) 同タイプの能力を持った魔理沙や輝夜と比べるとストック数が1な上にチャージ速度が遅く(藍より遅い)、能力の効果を出すにはリーチ前提となるので使い勝手が悪い ただ、霧雨卓では立直無しで裏ドラがめくれ、霧雨卓と魔理沙の天敵となる鈴仙の能力にも耐性があるので、互角くらいの働きができる 裏ドラのめくれない永遠亭、リリカの能力、ストック1という事もあってキモ慧音や小町の能力でも封殺されてしまうので注意。 bychample