約 1,716,307 件
https://w.atwiki.jp/theurgy/pages/270.html
begin The Cheep 「…あれが例のマゲイアでテウルギアを二機も倒したってようh傭兵か?」「…あぁ、そうらしい。壮絶な戦いだったらしいぜ…」 聞き慣れた噂話だ、気分が悪いね。 そう言うと彼はそそくさとラウンジからコップとディッシュが乗ったトレイを持ち逃げした。 私は口に油ぎったコテコテのブリトーを詰め込み、彼の後をつけて行った。 「おいアンタ、金」 無愛想なレジの黒人にブリトーの料金を投げつける。 「アンタの彼氏の分もだ」 … あのダメ男のエサ代もサイフから台に叩き付ける。 「お粗末さま」 ドアを蹴り開け、大股でダメ男を探す。10日近くもアイツに振り回されてるんだ、今日こそ絶対聞き出してやると息巻いて血眼で見回す。 ー見つけた、アイツはそう離れてはいないベンチで座ってしなしなのフライドポテトを齧っていた。 近付いてトレイの上のポテトをかっさらい、何度も言ってきた言葉を言う。 「アンタの大仰な伝説、今日こそ聞かせて貰うわ」 記者ってのも面倒くさい仕事だな、やってたから分かるけど。彼はそう言うと紙で手を拭いてから、無い顎髭をさすりながら 「じゃあ教えてやる、メシ代の礼だ、ビジネスマンさんよ」 「 ̄ ̄ ̄今回の作戦目的は単純明快、敵テウルギアの撃破になります。えぇ適材適所、貴方はえぇ…リンド・エイリークさんですか。貴方にはマゲイアにて砲撃支援部隊の支援を行って頂きます。」 その任務は確か、独立傭兵だかの軽量級テウルギア一機相手に多数の車輌やマゲイアの部隊、果てはテウルギアがあったから受けた。成功報酬はそこまで高くない、弾薬費抜きで1週間食えるかどうかって所だ。なんせ俺は大量に雇われたうちの1人だったし、そもそもテウルギアの2機で片がつくはずだったからな。 「それでは獅子奮迅、皆様のご活躍を期待しております」 寒空の中俺らは雪原にほっぽりだされて、作戦開始…確かニセの依頼で呼び出して盆地で囲んで叩くって話だったか、それまで待機だった。 まぁ、俺たち砲撃支援部隊やらは隠れてなきゃいけなかったから、ジェネレーターを切って、んでもって寒いんで、焚き火囲んで缶詰食ったりしてた。 『敵テウルギアが作戦エリアに到着、皆様直ちに準備を』 無線で合図が入ったんで、雪で焚き火を消して、急いで乗り込んだ。ただ、封鎖部隊の様子がおかしかったんで、指示から外れてジェネレーターを起動してた。嫌な予感がしたんでな。 本来なら2機のテウルギアの一方、青い重装の…名前は忘れちまった。そいつが囮になって封鎖が完了した時点でもう一機の白いテウルギア、確かポーン系の機体だったか?買おうと思ってたから覚えてる。とにかくそいつが先陣を切って包囲、各自砲撃開始って言う運びだったが、何時までも合図が入らないんで、俺は狙撃位置から離れて補給部隊の方に向かった。1番基地に近かったからな。 ECMを大気に充満させて部隊を隠してて、俺たちもレーダーが使えなかったから直接状況を見なきゃならなかったんだ。 小型偵察機を飛ばして、状況を見たんだが、もうそこには一切反応が無かった。 そん時に2つ、俺の置かれてる状況を考えた。 先ず1つ、依頼主が俺らをハメた、理由なんてのは幾らでも浮かんだからな。 そして2つ目、敵がここまで来て壊滅させた、合図が入って来ないってのは前線基地がやられたって事も考えられた。こっちだとしたら十数機のマゲイアと2機のテウルギアをいなしたって事だ、俺はどっちに転んでも良いように、反対側の山に隠れた。 とりあえずさっき来て無かった事を考えるに、入れ違いで逃げれるかもしれないからな。 「騙して悪いが、これも仕事なんだ。ここで消えてもらう」 山の中腹まで来てECMの濃度が下がったおかげで無線が通じる様になって聞こえたのがそれだ。状況としては最悪だったな、俺はテウルギアのパイロットの事を知らなかったから、どっちが言ってるのか分からなかった。 仕方が無いから中腹から少し下って、盆地が見渡せる…と言っても吹雪やら霧やらで視界はあんまり良くは無かった、が無いよりマシだ。 FCSをオフにして狙撃姿勢で見てたんだが、どうにも青い重装のテウルギアが敵の側についたらしい。 白い機体が二機を相手に立ち回ってたがどうにも不利のようだった。 他のマゲイアが増援に来るのを待ってたんだが、来なかった。ツンドラの林みたいに鉄屑がそこらに散らばってるだけだった。 多分、どいつもこいつも不意を突かれて各個撃破されたんだろう。 となると俺の出るタイミングが重要だった、逃げるにしても、戦うにしても。 どちらにせよ、このままじゃ逃げられないんで、狙撃姿勢を維持したまま、動きが止まるのを待った。FCSを起動して被ロックを悟らせちゃ面倒だったし、俺も自分が近接格闘しまくるテウルギアの装甲の薄い部分を的確に狙えるとは思ってなかったしな。 「ラクな任務だと思っていたのか?二人掛かりでも私を落とせんとはな」 俺がいる事を知ってか知らずか、青い重装のテウルギアに向けられた銃口を弾きながら、その白い騎士は挑発してみせた。 挑発に乗ったのかどうかは知らないが、そもそも標的だった軽量級テウルギアが背中のキャノンを起動するために立ち止まってくれた。 ー千載一遇のチャンスだ、とそん時の俺はリスクも何も考えずに、軽量級の脚の基部を撃った。 140mmが関節をひしゃげさせる音って聞いた事あるか?ありゃいいぜ、オマケにテウルギアも倒した扱いに出来る。 発砲の音と崩れ落ちかけたテウルギアという想定外の事態によって、どいつもこいつも動きが止まった。 崩れ落ち“かけた”やつを除いて。 そいつは機体をブースターで無理やり飛ばして、白いテウルギアに捨て身で体当たりしやがった。 それで二機が沈黙、一応どっちもその場で稼働できそうではあったが。 まぁ、そいつらは良いんだ、問題は残った青い機体でな。両手にショットガン、両脚には撃ち切りのHEAT弾頭、背中にバズーカを2本背負った、近接重装機でな、俺のソリッドスナイパーとは全く相性が良く無かったんだ。 俺は必死で後退しながら…つっても歩くだけだが、全部の武器を撃ちまくったんだが、ライフルは正面装甲に弾かれるし、ガトリングは問題外、オマケに途中でコックピットの上側をブン殴られた挙句撃たれて、オープンカー仕様だ。青空コックピットだ、寒い寒い雪原でな。 何とかこっちも盾で防いでたんだが、いよいよもって盾が持たなくなってな。 寒さと恐怖と緊張で全身を震わせながら何かないか操作パネルを弄りまくってた。とまぁ、完全に不注意だ、ショットガンを立て続けにマトモにに食らってな、俺が改造した正面装甲が殆ど吹き飛んだ。ただ、そのおかげで、機体に元々付いてたらしい機能が使用可能になった。二度と使いたくねぇがな。 脚部ヒートクロー、脚で蹴るって事だ。そん時の俺はどう起動するか知らなかったからな、思いっきり近付いてから起動してやった。 まぁ腕も脚もショットガンで吹き飛ばされたが、片脚ずつありゃ問題無かった。 いくら120mmを弾く正面装甲でも、単純な質量は耐え切れ無かったって話だな、腕と脚が引き千切れてコックピットが吹っ飛んで行ったらしい。 らしいってのは、俺がそれを見れてないからだ。 どういう事かって?言ったろ?オープンカー仕様だって。 要は起動した瞬間に前脚を振り上げたんだが、下手くそなジョッキーの如く後ろに投げ出されてな、気を失ってたらしい。 んで、ポーンに引きずられてデブリーフィングして、そこでテウルゴスになんやかんや俺の功績って事にされたのが俺の英雄譚ってわけだ。 あぁ、報酬は変わらずだ。 ふざけた話だよな?コレのせいで俺は格安でテウルギア並みの戦力を持つ傭兵って事にされちまった。 殆ど幸運で成り立った英雄ってのは続くと悲惨な未来しか待ってねぇんだな、これが。 ん?あぁ、コレで終わりだよ。なに?… 「 ̄ ̄と、以上です」 再生の途中で停止ボタンを押す。 「ご苦労、こっちの封筒は?」 「あぁ、辞表です。今日付けで辞めさせていただきます」 「…は?」 「いえ、ただ、やりたいことが出来たので。ではそういう事で」 足早に角の一室から出て、後ろ足でドアを閉める。 エレベーター、誰もいない。 イヤホンを刺して続きを再生する。 …………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………2ヶ月後… 「状況は?」「もう始まってるわ、今回の戦闘も支援担当。こっちに来るやつ全部撃ち落として」 「うへぇ、マジでこの数か?…了解、じゃあ、始めようか?ビジネスパートナー?」「えぇ、そうしましょ。ダメ男?」 「進展しねぇなあ?」「そうかしら?最初よりはマシじゃない?」 「はぁー、今日も稼いで貢ぎますかね〜!」「次は指輪辺りね」「はぁ!?」「ほら集中、敵有効射程範囲来てるわ!」 ……………… どうも、主任。です。(名前打つ度文法チェックされます) この短編未満をここまで読んでみて多分あなたが思った事はナンダコレハだと思います。 続ける気はありますが別作品です。 コレはまぁ、リンド・エイリーク(本作の主人公)の性格と成果から一人歩きした伝説がどんな物か説明する役目です。 急に独白するわ、時間が飛ぶわ、セリフは断片だわ、終わってないわ様々あると思いますが、それらの半分は考えての事です。 半分はどうしようも無かったやつです、俺の非力な脳を許してくれ、こいつは筋肉なんだ。 あ、マジで続編作るの?って方に朗報です。 完全に形は変わります、普通な感じになります、普通ってなんだ。 ではこれにて、読んで頂きありがとう御座いました! じゃあね!
https://w.atwiki.jp/poke_ss/pages/1968.html
16ページ目 魔法の森 アリス「な、中々に速いけど……」 熊川二曹「でしょでしょ!?」 アリス「き、気持ち悪……!」 熊川「吐かないでよ!?」 アリス「が、我慢するわよ、それくらい……」 高島三尉「まだ東ですか」 アリス「……ん、そうなるわね……」 アリス「……でも、田畑が見え始める辺りからもう警戒しときなさい……森の瘴気が消えるから……」 高島「あぁ、そうするよ……大丈夫かい?」 アリス「……う」コクン 次へ トップへ
https://w.atwiki.jp/83452/pages/13244.html
31. 忍法帖【Lv=18,xxxPT】 2011/05/03(火) 01 09 48.28 ID 1bKW4eJv0 あ!?ご、ごめん!? お金払うからっ!? ガサゴソガサゴソ えっ!? あ ありがとう うん、 ・・・・あったかい 32. 忍法帖【Lv=18,xxxPT】 2011/05/03(火) 01 14 30.43 ID 1bKW4eJv0 ゴクゴク うん・・・・なんか、あったかいな・・・・ ホッとする あ・・・・わかるかも たしかにおいしいんだけどな・・・・ え・・・・今思ってること? なんで私だけが言わなきゃいけないだよ い、一緒にならいいぞ・・・? うん、一緒に じゃ、じゃー、せーの、でな せ、せーの! 33. 忍法帖【Lv=18,xxxPT】 2011/05/03(火) 01 15 47.74 ID 1bKW4eJv0 ムギのお茶が飲みたいっっ!!! 35. 忍法帖【Lv=18,xxxPT】 2011/05/03(火) 01 19 18.01 ID 1bKW4eJv0 ・・・・・ ・・・・・ふふっ ふふふっ くははははっはははは おい、ちょっと笑いすぎだぞっ な、ほんと、2人で1文字1句違わないとか・・・・ふふっ 愛すべきはムギのお茶だよな、恥ずかしいから言わないけど なっ!? う、うるさいなっ!! たまには休憩も必要だなって、思うようになってきただけだっ!! 練習はちゃんとするっっ!!!! 36. 忍法帖【Lv=18,xxxPT】 2011/05/03(火) 01 22 23.78 ID 1bKW4eJv0 ・・・・ったく ・・・・・ あ、うん そうだな、ムギのお茶は偉大だー あ、見て・・・・りつ・・・・ もう夜が明ける・・・・ うん、きれいだな 37. 忍法帖【Lv=18,xxxPT】 2011/05/03(火) 01 26 32.11 ID 1bKW4eJv0 ぎゅっ へ!? な、なにすんだよ!? いやじゃないけど・・・ ・・・・まあ、今だけならいいよ 手、・・・・つないでやるよ お前の手、冷たいな あー・・・なんか前に唯が言ってたかも あれ?唯だっけ?あれ?梓? はいはいはいはい、どうせ私は手があったかいから心が冷たいですよ 38. 忍法帖【Lv=18,xxxPT】 2011/05/03(火) 01 27 35.96 ID 1bKW4eJv0 え・・・・なんだよいきなり え? ほんとになんだよ、もったいぶんな あぁ・・・・うん・・・・ そうだな 大人に、なりたくないな 40. 忍法帖【Lv=18,xxxPT】 2011/05/03(火) 01 30 48.54 ID 1bKW4eJv0 どうして時間って経つんだろうな・・・・ もう太陽があんな位置だよ さっきまで、もうちょっとしたの方にあったのにな・・・・ ・・・・さぁどうだろ 唯もムギも、梓も変わっちゃうのかな・・・・? ん、なんかいやだな 42. 忍法帖【Lv=18,xxxPT】 2011/05/03(火) 01 34 20.87 ID 1bKW4eJv0 なぁ、律 どうでもいいと思って過ごしてた時間って ほんとはものすごく貴重なんだな・・・・ 茶化すなよ・・・・ いや、別にこういうこと毎日思ってるわけじゃないけど 今日はちょっと・・・・散歩しちゃったから・・・・ ・・・・・ そうだな・・・・帰るか 46. 忍法帖【Lv=18,xxxPT】 2011/05/03(火) 01 38 40.72 ID 1bKW4eJv0 スタスタスタ 1人だと思っていた世界に ねこが横切る にゃー あ、やっぱり、さっきのねこだったのか え?あ、うん さっき見たねこ うん、そうそう ちょっと梓に似てるな 47. 忍法帖【Lv=18,xxxPT】 2011/05/03(火) 01 40 14.74 ID 1bKW4eJv0 スタスタスタ 1人じゃないとちょっと気付き始めた世界に ちょっと運転の荒い車が通る ぶろろおおおおおおお 朝からそんなに急いでどうするんだろう・・・・ 危ないだろ・・・・ 律はあんな運転するようになるなよ? ・・・・おい、こっちむけよ 48. 忍法帖【Lv=18,xxxPT】 2011/05/03(火) 01 43 29.92 ID 1bKW4eJv0 スタスタスタ 1人じゃちょっとこの感動はもったいないと思う世界に 名前も知らない花がさく あ、これ・・・・さっきの うん・・・・きれいだな 唯とか、名前知ってるかな? ただかわいいとか言って終わるかな? ・・・・あ、そうだな ムギのほうが知ってそうだ 写真とっておいて今度ムギに見せてみよう いや、なんでお前も入るんだよ ・・・・ったく パシャ 49. 忍法帖【Lv=18,xxxPT】 2011/05/03(火) 01 47 45.02 ID 1bKW4eJv0 1人をさみしいと思うようになった世界で 私の隣にはいつの間にか 律がいる うん、そうだな おとなになるのはいやだけど 律となら、 ・・・・きっとそう悪いもんじゃないかもしれない 50. 忍法帖【Lv=18,xxxPT】 2011/05/03(火) 01 49 52.31 ID 1bKW4eJv0 なぁ、りつ 始発列車が通っていくよ 高くて遠い空の上で風が吹いてる またみんなに会える1日が始まるな ・・・・もう、家か ん、じゃあまた えっ・・・・ あぁ、うん 今度は私が午後ティーをおごるよ 52. 忍法帖【Lv=18,xxxPT】 2011/05/03(火) 01 57 31.01 ID 1bKW4eJv0 とんとんとん 部屋のベッドの上には脱ぎ捨てたパジャマ 部屋の隅にはエリザベス 寝転がって見える天井 部屋の中は何も変わってないのに さっきよりも私の心は穏やかだ 散歩に出てよかった 窓の外で人の声が聞こえる・・・・ 新聞屋サンのバイクの音・・・・ 近所の犬のほえる声・・・・ 53. 忍法帖【Lv=18,xxxPT】 2011/05/03(火) 01 58 54.35 ID 1bKW4eJv0 また朝がはじまるけど みんなせわしなさそうだけど ちょっとだけ、おやすみなさい おわり 65. 忍法帖【Lv=18,xxxPT】 2011/05/03(火) 02 07 18.87 ID 1bKW4eJv0 なんだか最近ここでのけいおんssは叩かれるイメージがあったけど 支援あったりしてうれしかった 読んでくれてありがとう 69. 忍法帖【Lv=18,xxxPT】 2011/05/03(火) 02 16 08.13 ID 1bKW4eJv0 こちらこそありがとう これ書いてたときに聴いていたのが ゆずの「始発列車」って曲だから よかったら聴いてみてください では。 戻る
https://w.atwiki.jp/legends/pages/1199.html
黒服Dとの会談から …小さく、黒服はため息をついた そして、将門の元へと向かう 「…聞こえていましたか?」 「あぁ、大体は」 膝の上に少年を座らせ、将門は杯を手に…やや、機嫌はよろしく無さそうだ 黒服は、そんな将門の様子に小さく苦笑する …昔、手を貸してくる、とか言いながら、逆に彼を利用し、害した存在がいたらしかった それが、国外の組織であったが為に…将門はどうにも、国外の組織に対してはあまりいい顔をしない 向こうの言葉など、はたして信じてくれるだろうか? 「うー?だいさんてーこく、学校町に来てる?うー??」 かくん、と 少年は、首を傾げてきた 将門は、その少年の頭を撫でてやりながら答える 「そのようだぞ。お前は、どう思う?」 「うー?………うー」 お菓子の箱を手に、少年はしばし、思案するような顔をして --------きひひひひっ、と笑った 「…僕等の邪魔をしないなら、放置してもいいんじゃない?僕等の邪魔をするんだったら、僕等の敵になるような事をして来るようだったら……容赦なんてしなくてもいいけどさ。きっひひひひひひひひひ」 「ふむ、そうだな」 ぽふぽふと、将門は少年の頭を撫でる うー!と少年は嬉しそうに笑って…あの無気味な笑いは、既に消えていた 「お前たち「組織」は、奴らにどう接するつもりだ?」 「…警戒、ですかね。「組織」の南米支部が、「第三帝国」と「薔薇十字団」の抗争に巻き込まれた事がありまして……一応は、慎重に行くでしょう」 できる事ならば、この国で、この街で、抗争を起こして欲しくない 黒服としては、そう願わざるを得ない この街は、集まりすぎている 都市伝説が生まれやすい土地柄だ…他の組織が興味を持つのもわかるのだが 組織が集中すれば、トラブルが起こりやすいのも、事実なのだから 「うー、大丈夫だよ!」 にぱ、と 思案する黒服に、少年は笑ってくる 「…何かあったら、将門様が何とかしてくれるからね。きひひっ」 「うむ、そうだぞ」 「……お願いですから、あなたにはあまり動いて欲しくないのですが」 黒服はかすかに胃痛を感じつつ、そう告げた …将門に直接動かれては、周囲への被害が甚大すぎる こちらのそんな悩みなど知らぬとでも言うように…いや、知っている癖に、将門は楽しそうに笑ってきた うーうー、少年も一緒に笑う 「うー、将門様、僕、お姫様のおねーちゃんのところ行ってくるー!」 「うん?そうか?では、行くといい」 っぴょん、と 将門の膝を飛び降り、少年はてちてちと畳を降りて駆けて行く …あぁしている様子は、歳相応の子供なのだが あの、どこか不気味さすら感じられる笑いは、一体何なのだろう? 困惑している様子の黒服に、将門はくっく、と笑ってみせる 「面白い奴だろう?あの少年の勘はよく当たる。信用してもよいと思うぞ?」 「…あの少年もまた、あなたのお気に入り、ですか」 「あぁ、そうだな」 くっく、と将門は楽しそうに笑う 「首塚」における将門の側近は、様々な理由があるだろうが、誰もかれもまさかどのお気に入りだ あの少年は…恐らくは、強い霊感を気に入られたのだろう もしくは…あの変貌振りでも、気にいられたか 「お前も、さっさとこちら側にくれば良いのになぁ?」 「先日も申し上げましたが…私は、「組織」を内側から変えていきたいのです。そちらに付く訳にはいきません」 「---くっかかかかかかか!!まぁ良いわ。その強情さ…気に入っているぞ?」 …正直、気にいられてもあまり嬉しくないのだが… どう返したらいいものか、黒服が困っていると 「将門様、お酒お持ちしました……あれ?黒服?」 どうしたんだ?と 日焼けマシンの契約者が、首を傾げてきた 「いえ、将門様に、少々お話が」 「…ふぅん?」 首をかしげながらも、青年は将門の元に酒を置く …くくくっ、と 将門が、また笑ったものだから 黒服は、また、嫌な予感がした 「へ?…わわっ!?」 「くくっ…本当に、今日のお前は甘い匂いがするなぁ?」 何故、自分の嫌な予感は当たるのか? 将門は、青年の腕を掴み強引に引き寄せた 倒れこんだ青年を抱きかかえるように腰に手をやり…楽しげに笑って、青年を見つめている 青年は、訳がわからないのか、きょとんとしている 「…どうだ?いっそ、お前も」 「………将門公?」 …まったく、このお方と来たら つい先日、釘をさしたばかりだと言うのに こちらの声に、将門はますます楽しそうに笑ってきた 「黒服?……将門様?」 「くくくっ、まぁ、気にするな。まだ、調理すべき物があるのだろう?行くといい」 「あ、あぁ、はい」 首をかしげたまま、青年は将門から離れていく ……しばし、沈黙が場を支配した 「まったく、あなたと言うお方は…」 「おやぁ?男娼の一人も持ってはいけないか?」 「今の時代を考えてください」 …まったく、困ったお方だ 確かに、一時期日本では、男娼を抱える事もステータスのひとつだったが… 今は、そんな時代ではない 時代錯誤な考えにあの青年を巻き込まないで欲しい くくくくっ!と 黒服の反応に、将門はますます笑うばかりだ 「あぁ、許せ。本気で言った訳ではないからなぁ?」 「……冗談でも、やめてください。お願いですから」 深々と、ため息をつき それでは、と黒服は将門から離れていった …将門相手に話すのに、慣れてきてしまった自分が嫌だ とにかく…「夢の国」に、会わなければ そう考え、黒服はゆっくりと、歩き出したのだった 「…くくくくっ、相変わらず面白い奴だ」 新たに杯に注いだ酒を口にしながら、将門は笑う あの黒服は、からかうと面白い 特に、あの青年や…先ほど、自分の元へと下ってきたあの少女を引き合いに出せば、面白いほど反応する あの黒服にとって、契約者であるあの2人は …いや、契約するよりも、前から あの2人は、護るべき存在なのだ だからこそ、こちらのからかいにあそこまで反応する ……からかいすぎると、先日のように鬼を見る羽目になるから、ほどほどにする必要があるが 新たな玩具の扱い方を覚え、将門は楽しく、酒を口にするのだった 終わってしまえ 前ページ次ページ連載 - とある組織の構成員の憂鬱
https://w.atwiki.jp/tesu002/pages/2361.html
唯「りっちゃんも混ざって欲しいよね?そう?」 律「あ、あぁ・・・」 唯「りっちゃん?」 律「・・・」サッ 唯「え?ちょっと、どうしたの?」 律「なんでもねぇよ・・・」 澪「あれ・・・?あの子、こっち見てる・・・」 律「・・・っ」 唯「バレちゃったのかな?」 律「ゆい・・・」 唯「そんな泣きそうな顔してこっち見ないでよ」 律「でも、もし、私だってバレてたら・・・」 唯「バレてるでしょ。この教室を軽音部が使ってるのはみんな知ってるだろうし、それにりっちゃん部長だし」 澪「カチューシャしてるしな、いい目印だよ」 律「」 唯「まぁ、いいや。ねぇ、澪ちゃん」 澪「なんだ?」 唯「さっきの質問の答え、聞かせてくれない?」 澪「あ、あぁ・・・」 唯「一緒に楽しもうよ、ね?」 澪「・・・」 律「人をモノみたいに言いやがって・・・」 唯「だってモノとして扱ってるもん」アハハ 律「お前n」 澪「りつ・・・」スッ 律「なに・・・?っていうか、首から手を離せよ・・・」 唯「澪ちゃん・・・?」 澪「嫌だ、離さない」 律「・・・だろうな」ハハッ 唯「ふーん、それが澪ちゃんの返事?」 澪「・・・あぁ」 律「はっ・・・」ゲホッ 澪「唯」 唯「んー?」 澪「それ取って」 唯「それって、これ?」 澪「あぁ、それ」 唯「スティックはさっき私がやったじゃん」ドーゾ 澪「あれじゃ駄目だ、律の場合」サンキュ 唯「え?駄目って?」 澪「りつ、いいか」 律「み、みお・・・今はまずい、人が・・・大きい声出したら、気づかれるし・・・」 バッシィィィン!!! 唯「!!?」 律「っつぅ・・・!!」 澪「叩くときは1本じゃなくて2本。それに、手加減なんてしなくていい」 唯「あ、うん。わかったよ(うっわぁ・・・)」 澪「律、このスティックいつから使ってるんだ?」 律「え、え・・・?もう、1ヶ月くらいに、なるけど・・・」 澪「それじゃこの間私がささくれ取ってやったスティックか?」 律「・・・あぁ」ゾクッ 唯「りっちゃん、寒いの?」 律「なんで、だよ・・・」 唯「震えてたから」 澪「律は寒いんじゃなくて興奮してるんだよ」 唯「へぇ、この状況で?いよいよもって末期だね。でも優しいんだね」 澪「え?」 唯「りっちゃんのスティックの手入れ(?)してるなんて初めて聞いたよ」 澪「あぁ。律はな、スティックの手入れが大好きなんだよ」 律「・・・」 唯「え?そうなの?」 澪「あぁ。今から見せてやるよ」 唯「いや、そんなの後ででいいy」 澪「今日はどこでして欲しい?この間は背中だったよな」 律「澪、待って・・・!」 唯「ちょっと、聞いてる?澪ちゃん」 澪「・・・あれ?」 律「・・・!?」 澪「なぁ。ここ、綺麗なんだな」 唯「脇腹は流石にね・・・っていうか、何を」 澪「ここにしようか」ニコッ 律「!?」ビクゥッ 唯「ねぇ、澪ちゃん?これって」 澪「いいから。すぐにわかるよ」 唯「う、うん・・・?」 澪「唯は律が暴れないように抑えててくれるか?」 唯「え?うん、わかったよ」ガシッ 律「唯、頼む・・・!離してくれ・・・!」 唯「そんなこと言ったって、どうせりっちゃんは澪ちゃんには逆らえないでしょ?」 律「そう、だけど・・・でも、本当に・・・!!」 澪「今日は手早く終わらせたいから2本いっぺんにしちゃおうか」 律「み、お・・・人が、いる、から・・・!だから・・・!」 澪「そんなのは知らないな」 ガリガリガリガリガリ・・・!!! 律「あああああぁぁぁぁ!!!」 唯「」 唯「え・・・」 ポタ、ポタッ・・・ 唯「りっちゃん・・・?それ、血・・・」 律「っあぁぁ・・・!いってぇよ・・・!!」 澪「相変わらず律の喘ぎ声は豪快だな」アハハ 唯「ねぇ、澪ちゃん。これ喘ぎ声じゃないと思う」 澪「・・・は?」 唯「・・・まぁ、いいけどね。りっちゃんも嬉しそうだし」 律「嬉しく、なんか・・・!」 唯「だからー、さっきから垂れてるってば。足、つたってるよ」アハハ 律「ばっか、これ、血だし・・・」 唯「血の出所は脇腹からだけど、それは股間からに見えるなー?」 澪「そんなわかりきったこと言わなくていいよ。律が喜んでるなんて、体の反応見なくても明らかなんだし」 唯「そうなの?」 澪「あぁ。こうされたくて頑張ってドラム叩いたんだろ。可愛い奴」 律「・・・」 澪「そうだろ?律。シンバル叩くとき、意識したりしたんだろ?」 唯「もしそうだったらりっちゃんって本当にアレだよね」アハハ 律「・・・」コクッ 唯「」 澪「だよな、うん。大丈夫、わかってた」 律「でも、人にバレそうなのは・・・怖い・・・から・・・」 澪「大丈夫だよ」 律「えっ・・・?」 ガリガリガリガリガリ・・・!!! 律「ぐっ・・・あああぁああぁぁぁあぁぁ・・・!!!」 澪「律が声を我慢すればいい、それだけの話だろ」 律「あああぁぁぁ・・・あああぁぁぁ・・・!!!」 唯「あーあ、あの子立ち止まってこっち見ちゃってるよ」アハハ 澪「あれ?あれって・・・」 唯「知ってる子?」 澪「この間、律に告白してきた子だ」 律「・・・!」 唯「へぇ、りっちゃんモテるね」 澪「律は後輩にモテるんだ」 唯「っぽいね」 澪「唯もだろ?」 唯「え?・・・あぁ。あずにゃんとか?」 澪「っていうか主に梓だろ。なんで忘れてるんだよ・・・」 唯「だって最近あずにゃん、私にタメ口なんだもん。後輩なのすっかり忘れてたよ」 澪「お前らなぁ」 律「・・・」 澪「どうした?」 律「あの子、まだこっち見てるぜ・・・」 澪「ほっとけよ」 律「みお、ちょっと待ってくれ・・・!」 唯「あれ?りっちゃんってば、澪ちゃんのことわかってないんだね。それとも、計算?」 律「はぁ!?なんの話だよ!?澪、マジでちょっと」 ガリガリガリガリガリガリガリ・・・!!!!!! 律「っだぁあぁぁぁっぁいいぃ・・・!!!」 唯「馬鹿だねー?止めてなんて言われたら・・・ねぇ?」アハハ 澪「唯の言う通りだな」 律「だって・・・!」 唯「言い訳?りっちゃんらしくないね」 澪「で、その子はどうしたんだ?」 律「・・・いなくなった」 澪「案外薄情なんだな」アハハ 唯「あの子、校舎に走って戻ってたよ?」アハハ 律澪「」 6
https://w.atwiki.jp/83452/pages/9578.html
唯たちが修学旅行に行っている日のこと 梓「こんばんは」 憂「いらっしゃーい」 梓「あ、これお母さんが持っていけって」 憂「わぁ、ありがとー」 純「な、中身は?」 梓「え?お寿司だけど」 純(ドーナツ遠のいた~) 梓「ん?(何あの仕草。可愛い)」 食後 純「食べすぎたーゲフッ」 梓「もう入らない。ん?(ドーナツ一口ずつかじってある)」 梓「どういう食べ方してるの(17個ある。セブンティーン間接キスのチャンス!)」 純「だって味確かめてみたかったんだも―ん。梓あと食べていいよ」 梓「入るわけないでしょ」 純「甘いモノは別腹だって、チョコの奴とか美味しいよ?」 梓(とりあえず純がかじったところだけばれないようにかじっておこっと) 梓が純の唾液の付いたドーナツを手に取ったその時 憂「まだ食べるの?」 梓(ちっ憂が戻ってきた。ここでドーナツを戻すのは不自然だし苦しいけど丸ごと食べておくか) 梓「むぐむぐ・・・甘い(後でかじったところを舐める用と嗅ぐ用のドーナツを確保しておかないと)」 梓「もうお腹いっぱいゲフッ」 憂「お風呂の準備できたよ」 純「誰からはいるの?」 憂梓「は?」 純「え?」 梓「せっかくの泊まりなんだし一緒に入るにきまってるでしょ」 純「でも3人一緒はきついんじゃ」 憂「家の浴槽3人でも入れるよ」 梓「だって。ほら行くよ、純」 お風呂 純「・・・」 憂「・・・」 梓(純・・・上だけじゃなく下にもモップがあるんだね。モッサモサだよ) 梓(それに比べて憂のは綺麗。ちゃんと整えてるんだね) 純(梓は予想通り生えてない。まぁそこには触れないでおくのが優しさだよね) 憂「先に体洗っちゃおっと」 梓「純も先に洗ったら?」 純「え~別に憂が終わってからでいいでしょ」 梓「しばらく湯船独り占めするのでだめです~」 純「それが狙いか。なんか子供っぽいよそれ」 梓「いいから先洗っちゃいなよ」 梓(湯船を独占するのが狙い?はっ、そんなわけないでしょ) 梓(私の狙いは・・・) 梓(しめた、憂がもうすぐ頭を洗い始める) 梓(さて動くか・・・) 純「うわっちょっと梓!体洗ってるのにシャンプーかけないでよ!」 梓「私が洗ってあげるよ」ワシャワシャ 純「ちょっシャンプーが目に入った!痛い痛い!」 梓(憂は・・・よし頭洗ってるから目をつぶってる) 梓「ごめん憂。先にシャワー借りていい?純の目にあわが入ったみたいでさ」 憂「うんいいよ。先使って」 梓(ぐふふ。もう少し目をつぶっててね憂) 梓「じゃあシャワーかけるね」チョロチョロチョロ 純「・・・勢い弱くない?あんまり泡が落ちないんだけど」ワシャワシャ 梓(そりゃあ今かけてるのはおしっこだからね)チョロチョロ 梓(泡を流そうと目をごしごししてる。ふふ、純の顔おしっこまみれになってる。ハァハァ)チョロチョロ 梓(それに友達の目の前で友達におしっこをかけるこのスリル・・・たまらないっ!)チョロンッブルブルッ 梓「ふー。じゃあもうちょっと強くするよ」シャー 純「最初っからそうしてよ」 憂(なんだろうシャンプーの匂いに交じって他の物の匂いもする) 梓「憂、おまたせ。ついでだから私が流してあげるよ」 憂「・・・ありがとう梓ちゃん」 梓「さて私も体洗おっと」 梓(ふふふ、憂と純の入ってるお湯は後でゆっくり堪能しよう) 梓(といっても体洗った後だからあまり良いだしはとれないだろうけど)ワシャワシャ 梓(せめて体洗う前に一度湯船につかってもらうべきだったよ)ゴシゴシ 梓(まぁ体洗った後でも十分魅力的だからいいか)シャー 梓「ふぅ。洗い終わった。私もお湯に浸かろっと」ザパーン 純「おぉ、ホントに3人は入れるんだね」 憂「ちょっと狭いけどね」 梓(むむっ!!この長い縮れ毛は・・・間違いない純の陰毛だ!) 梓(どうしよう。せっかく手に入れたのにお風呂場じゃあ隠し持っておく手段がない) 梓(とりあえず食べちゃおっ)モグモグ 梓「うまい」 純「ん?」 純「はぁ~気持ちいぃ~」 憂「だね~」 梓「(陰毛がかなり浮かんでる)見渡す限りパラダイスだよ」 純「なにが?」 梓「え?(やば、声に出てた)あ、あーその私が男だったらパラダイスだろなぁーって思って」 梓「ほら、二人ともスタイルいいし」 純「え?そ、そうかなぁ」テレテレ 梓「そうだよ。こんなに大きいモノつけちゃって」モミモミ 純「ちょっなにやって、梓、やめてってば」 梓(うはぁーやわらかいなー)モミモミモミモミクリクリモミモミ 純「あっ梓、いいかげんにっあんっ」 梓憂純「」 純「・・・(うわ、変な声出ちゃった)」 憂「ちょ、ちょっと二人とも・・・」 梓(今の声かわいかったなぁ。もう一回聴きたいけどこの空気じゃ厳しいかな) 純「も、もうっ梓!変なことしないでよね」 梓「変なことってこういうこと?」モミモミクリクリコネコネグリグリ 純「んっあ、梓ぁ!や、やめてってば!怒るよ!」 梓「ごめんごめん冗談だってば(ふぅ、あとでトイレいこ)」 時は進んで就寝中 梓(さてそろそろいいかな) パシッ 梓「ちょっ(なにこれ?あぁ純の足か。寝相悪いなこいつ)」 梓「(生足ペロペロしたいな)ペロペロ」 梓(うわ、思った事行動に移してた。でも味しないなぁ、純だけお風呂入れなきゃよかった)ペロペロ 純「んぅ?あずさぁ」 梓(――っ!)ビクッ 梓(やば起きた?) 梓「(寝ぼけてることにしてごまかしておくか)むにゃむにゃ、アイス美味しい」ペロペロ 梓「んぅ、ふぁ~。あれ?アイスだと思ってたら純の足だったよHAHAHA(我ながら完ぺきな寝起き演技ね)」 梓「純ー起きてるの~」チラッ 純「Zzz」 梓「ほっ。良かったまだ寝てた。ってあれ?憂が居ない」 梓「トイレかな?まぁいいや今のうちに純のパンツ嗅いでおこっと」 梓「学校帰りに鬼ごっこして汗かかせたし強烈な匂いになってるだろうね」ガサゴソ 梓「あれ?どこにも無い」 梓「あ、もしかして脱衣所に忘れたのかな」 梓「純って間抜けだしありえるよね。さて見てこよっと」 梓「ついでに憂のも嗅いでくるか」 梓「ん?2階に行く階段の明かりがついてる」 梓「憂がいるのかな」 梓「どうしよう。先に憂が何してるか見てこようかな」 梓「ばれないように慎重に行きたいし憂の行動もチェックしておくか」スタスタ 梓「憂、いるの?」 憂「!?」ビクン 憂「あ、どっどうしたの梓ちゃん?」 梓「トイレ行こうとしたら階段の方明かりがついてたから何やってんのかなって」 憂「そ、そうなんだ」 梓「で、憂は何やってるの?キッチン使ってる見たいだけど夜食作ってるの?」 憂「う、うんそうなんだ。ちょっとお腹すいちゃって」 梓「へぇ何作ってるの?」 憂「・・・野菜炒めだよ」 梓「ふーん、いいなぁ。ご飯の話してたらお腹すいてきちゃった」 憂「え?・・・あ、梓ちゃんも食べたいの?」 梓「うん、駄目かな?」 憂「駄目じゃないけど・・・」 梓「そっか良かった。じゃあ私も作るの手伝うよ」 憂「え?」 梓「憂一人に作らせるのも悪いし手伝うよ(ちゃちゃっと作って先に憂を寝かせてからパンツを楽しもう)」 憂「いいよ、そんな。梓ちゃんは待ってて。ね?」 梓「遠慮しないでよ。野菜炒めくらい私にもできるし」 そう言って梓はキッチンに向かった 憂「ちょっ待って梓ちゃん!待ってってば!」 梓「・・・え?」 憂「あ・・・」 梓「なんで純の穿いてたパンツがまな板の上にあるの?」 憂「・・・」 憂「え、えーと。あの、これはね」 梓「こっちの鍋には何が入ってるんだろ」パカッ 憂「あっ駄目っ!」 梓「っ!!私のパンツ!それに私と純のブラと靴下まで入ってる」 憂「・・・」 梓「それにここにある毛はお風呂場で集めたであろう髪の毛と陰毛」 憂「」 梓「憂は何を作ろうとしてるの?」 憂「うぅっご、ごめっごめん、なさい」ポロポロ 梓(憂の涙美味しそうだなぁ) 梓「怒ってないから泣かないでよ」 憂「うぅ、だってこんなこと」ポロポロ 梓「大丈夫大丈夫。気にしてないから」 憂「ほんと?」ウルウル 梓「うん。ちょっとびっくりしただけ(可愛い泣き顔だなぁ)」 憂「そ、そっか。よかったぁ」 梓「で、これは何をやってるの?怒らないから正直に話して」 憂「・・・引かない?」 梓「うん。大体予想つくし」 憂「この鍋は朝食のお味噌汁用に出汁をとってるんだ」 梓「そっちの純のパンツは?」 憂「純ちゃんのパンツとこの毛は野菜炒めの具だよ」 梓「やっぱりね。さて作ろっか。このパンツは細かく刻めばいいんだよね?」 憂「え?」 梓「え?まさかそのまま炒めるつもりなの?」 憂「そうじゃなくて、だってパンツだよ?いいの?」 梓「え?あぁせっかくの純のパンツなのに匂い嗅いでなかったね」クンカクンカ 憂「いや、そうじゃなくて・・・あっまさか梓ちゃんが起きてきたのって」 梓「そうだよ。このパンツを探しに来たんだ。はぁ良い匂い」クンカクンカ 憂「梓ちゃんも同類だったんだ」 梓「鬼ごっこで汗かかせただけあってかなりの刺激臭だね」 憂「あぁだから急に鬼ごっこしようなんて言いだしたんだ」 梓「パンツを嗅ぐ時は運動させて匂いを付けてから。常識でしょ?」 憂「うん。けど良い方法が浮かばなくって。まさか鬼ごっこでくるとは思わなかったよ」 梓「ふぅ、堪能した。次は味見だね。けどなんで食べるのが純のパンツだけなの?」 憂「純ちゃんなら無くしても違和感ないかなって思ってね」 憂「さっき同じパンツ通販で見つけたから買ったんだ。洗濯物に混ざってたってことにして渡すために」 梓「さすが憂。知能犯だね」 憂「梓ちゃんはしっかりしてるから気付くかもと思って出汁を取ってから乾かして元に戻しておくつもりだったんだ」 梓「そうだったんだ」 調理中 梓「ねぇ憂の穿いてたパンツもらっていい?」 憂「う、うん、いいよ。そのかわりこのこと誰にも言わないでね」 梓「うん。まぁ私も同類だから言えないけどね」 憂「じゃあ取ってくるね。料理のほうお願い」スタタッ 梓「・・・くふふ。憂純のパンツはその場で嗅ぐだけで済ませるつもりだったんだけど」 梓「まさか憂のをテイクアウトパンツできるなんて」 梓「今日は良い日だなぁ」 憂「パンツ入り野菜炒め完成~」 梓「いぇー」 憂「あ、そうそう。明日のお味噌汁は梓ちゃんのだけ別で作ったほうがいいよね?」 梓「なんで?一緒でいいよ」 憂「え?だって梓ちゃんのパンツとブラと靴下が入ってるんだよ?」 梓「でも純のブラと靴下があるしそこは我慢するよ。3人の入ったお風呂のお湯だって飲めたし」 憂「分かった。じゃあ一緒に作るよ。っていうか梓ちゃんもお風呂のお湯飲んだんだ」 梓「当たり前でしょ」 憂「実はパンツで出しを取ったお湯もお風呂のお湯使ってるんだ」 梓「朝食が楽しみだねっ!」 憂「さて私の部屋行こっか」 梓「なんで?」 憂「ん?なんでってパンツ炒め食べるからだよ?」 梓「いや、憂の部屋純いるじゃん」 憂「うん?だから純ちゃんの寝顔見ながら食べるんでしょ?」 梓「!?さすが優等生だね。その考えは私には出てこなかったよ」 憂「純ちゃんの鞄からパンツを出した時も寝顔を見ながら嗅いだんだ~」 憂「純ちゃんは美処女で寝顔はこんなに可愛いのにパンツはこんなに臭うんだーって思いながらね」 憂「可愛い顔とパンツの匂いのギャップがたまらないよね」 梓「それ純のパンツじゃ出来なかったからあとで憂の目の前で憂のパンツ嗅がせてね」 2
https://w.atwiki.jp/viptndr/pages/2053.html
37 名前:2/1[] 投稿日:2012/02/11(土) 20 32 00.21 ID EWTJAscg0 [6/7] 『……タカシ……これ……チョコあげる……義理だから……』 「おー、さんきゅー、ありがとなー」 『タカシ、チョコあげますわ! あぁ、勘違いなさらないで、もちろん義理チョコですわよ。 たまには下僕に褒美を渡すのも、主人の務めだと思いますから!』 「……下僕になった覚えは無いんだが……でも、嬉しいよ、さんきゅー」 『のう、タカシ、チョコは好きか? 偶然にもチョコが手に入ってしまってのう。 儂は洋菓子は好かんのでな、貴様に処理を頼む事とする……だからさっさと受け取れい!』 「おおう、分かったよ。……あいつ、前にチョコ食ってなかったっけ?」 『お前は本当に駄目な後輩だ。だがな、ほんの少しは期待しているんだ。 だから、このチョコでも食べてやる気を見せてみろ! ……あっ……他の部員には、この事は言うなよ!』 「分かりました! あざーっす!」 『はいータカシ、チョコあげるー! えへへー』 「何だ、その不吉な笑みは」 『100倍返しだから、ね!』 「いやいや、1倍返しだろ、ここは」 『それじゃあ、ボクが得しないじゃないかー!』 『あーちくしょう、何で俺は――』 「すげぇな、モテモテだな!」 『……別府か……女にモテてもしょうがねぇだろうが…………そ、そうだ、1個やるよ』 「え? 良いのか? 貰った子に悪くないか?」 「それは良いんだよ、それは。…………じゃ、じゃあな」 38 名前:2/2[] 投稿日:2012/02/11(土) 20 33 39.02 ID EWTJAscg0 [7/7] 「去年まで1個しか貰えなかったが……今年は大豊作だな。けど全部義理チョコなんだよな――」 『あ、タカシ、やっと見つけたわよー。どこで何やってたのよ、あんたは――って何よ、これ!?』 「はっはっはっ、凄いだろ」 『……どうせ義理チョコでしょ? でも、貰えただけでも良かったわね――あれ? これって……』 「それは神野から貰った奴だな、結構高そうな外装だよなー」 『えぇ……だって、これ……テレビで本命に渡すなら、これって言う特集で紹介されてたもん……』 「へぇー、そうなのか。それを義理チョコとして渡すなんて、流石お嬢様って感じだな」 『…………う、うん……そうだね……』 「で、かなみは俺に何の用だったんだ?」 『えっ! はっ――いやっ――と、特に用事なんて無かったわよ、おほほほー』 「その右手に持ってるのってチョコか?」 『へ? あっ――しまっ――こ、これはっ――ば、爆弾よ!』 「……お前、テロリストなの?」 『…………どうせ今年もタカシは貰えないって思ってたから……慈悲として用意してたまでよ』 「あぁ、そうだったのな。じゃあ、チョコプリーズ」 『何言ってるのよ、今年は沢山貰ってるじゃない』 「かなみって義理チョコなのに、わざわざ手作りしてくれてるだろ? 想いが込められたそれを、他の人から貰ったからいらないなんて言える訳ないだろ? むしろくれ!」 『…………全く仕方ないわね、あげるわよ。あ、でも私がチョコに込めてるのは、殺意だから』 「えぇ! 毎年美味い美味い言ってたのに! 俺は殺意を感じ取って、そう言ってたの! とんだ、ドMだよ!」 「――ってな訳で、食い切れそうにないから。山田、手伝ってくれ」 『 全 力 で 断 る ! ! 』
https://w.atwiki.jp/kinsho_second/pages/145.html
小ネタ 大掃除イベント(仮) 1 上条「まじで冬休みなのに補習ってないだろ…」2学期の期末が赤点で補習を受けることになったわけだ。小萌先生曰く 『上条ちゃんは真面目にすれば伸びる子なのです。』だそうだ。おかげで短い冬休みがさらに短くなって散々な上条である。上条「ちくしょう…もうそろそろ大掃除もしなくちゃいけねぇし。あの暴食シスターができることなんて 冷蔵庫を空にすることだけだしな…」上条「はぁ…今年も不幸だけで終わるんだろうな…」美琴「冬休みって暇よね…。ん?アイツ何1人でブツブツ言ってるの?」 (暇もつぶせるし一緒に帰れるかも…)美琴「おーい、もしもしー?」相変わらずのスルースキルである。美琴「ちょっと!聞いてる!?…無視してんじゃないわよアンタァァァ!!」ビリビリ上条「うわっ!?電撃ってことは…ビリビリ!?」美琴「ビリビリじゃないって何回言わせれば気がすむわけ!? 私にはちゃんと名前があるんだからちゃんと名前で呼びなさいよ!」上条「不幸だ…補習の次に待っていたのはビリビリな訳か…」美琴「ちょっと人の顔見て不幸なんて言わないでよ!女の子はデリケートで傷つくんだから!」上条「そんなもんかぁ?そんでもって美琴さんはわたくし上条当麻になんのご用ですか?」美琴「へ?えっと…(今美琴って呼ばれたような…)」上条「へぇ用がないのに電撃飛ばしてきたわけですか、ああ、そうですか。じゃぁな御坂」美琴「ちょっと行かないでよ!あの…だから…一緒に帰らない?」上条「別にいいけど…ってそれだけのために電撃飛ばして…はぁやっぱ不幸だ…」美琴「アンタが無視するのが悪いんでしょ!」上条「はいはい、すべて私が悪いんですよー」美琴「反省する気ないわけね…」上条「早く大掃除しないと年が越せないしもう猫の手でも借りたいくらいだぞ…」美琴(これってチャンスじゃない私? ここでアイツに家庭スキルを見せつけて印象アップさせて… ついでにアイツの家にあがりこんで…ウフフ)上条「御坂さーん、おーい?」美琴「ハッ!? え、どうしたの?」上条「いや…だってお前急に顔がにやけてしまいにボーっとしてるからさ」美琴「べ、別ににやけてなんかないわよ!あとアンタ猫の手でも借りたいって言ってたわよね?」上条「ん?あぁ言った言った。誰か手伝ってくれないかなぁってのが本心だけどな」美琴「じゃぁ…私が手伝ってあげる」上条「御坂が!?えぇっと…本当にいいのか?」美琴「いいって言ってるじゃない、嫌なの?」ここで上目遣い上条「じゃぁお言葉に甘えて…(ここで上目遣いは反則だー!)」美琴「で、いつするわけ?」上条「ん?あぁどうしよっかな、まぁ29日にしようかな」美琴「29日ね…あとアンタの寮わからないんだけど、住所教えて」上条「あーはいはい」美琴「わかった、じゃぁ29日アンタの寮に行くわね、じゃぁね」上条「あぁ、じゃぁな。(なんでアイツ笑ってるんだ?)」美琴(アイツの住所ゲット~♪)なんというか満点な笑みの美琴である。
https://w.atwiki.jp/dmps_fun/pages/112.html
PREV:第4話 第六感が見つけたもの NEXT:第6話 捨て身の異邦人 ストーリー もしもーし? 自然の守護者 チュリン あー…とりあえず了解したアーク君、JJ君、ルピコ君…そのうちの誰かを送るぞぃ B・マハラジャ・ドラゴン うん、助かる場所は…あ、病院に運んだ方がいいかな? 自然の守護者 チュリン でも、もし、『あっち側』なら…まぁいいや、ちょっと考える場所が決まったら連絡するね 自然の守護者 チュリン うん、それじゃまたー 自然の守護者 チュリン ……………… B・マハラジャ・ドラゴン ……………… アーク ……え、何、この沈黙ライバル、お前まで難しい顔をすんなよ… 忍者 コタロウ 俺だけ事情知らなくて寂しいぜ…? 忍者 コタロウ …ゲートは封じられたはず物理的にも今あれは土砂の下だそこから出てこられるはずがない B・マハラジャ・ドラゴン それはここにいる【プレイヤー】が見届けたはずだ アーク ありえないんだぞぃ…けど、チュリン君の勘が間違っている…とも思えないけど B・マハラジャ・ドラゴン …あ、これ、俺に説明してくれる流れはない感じだ俺、そういうのわかるんだよなぁ 忍者 コタロウ …その手の経験が豊富だからさ… 忍者 コタロウ …ただ、 アーク 全裸で倒れていたというのは、気になる…凄く気になる アーク あ、それは俺も同意するぜ!女の子だろ、確かに気にな… 忍者 コタロウ 君、黙って アーク ……はい 忍者 コタロウ 全裸で倒れていたというと、どうしてもルピコと被るもし、そうなら、本当に… アーク アーク君、行く? B・マハラジャ・ドラゴン いや、普通に仕事がある上、行ったところで別途お金は発生しない……でしょ? アーク まぁ、ギャラは出ないね B・マハラジャ・ドラゴン じゃ、ルピコとJJで アーク OK~ B・マハラジャ・ドラゴン ルピコ君には電話するとして問題はJJ君だねあの子、スマホ持ってないから… B・マハラジャ・ドラゴン JJなら最近はルカの所にいる事が多いんで、そっちに確認してみるよ アーク ちょっと待ってて アーク JJ君がルカ君の所にいるのが、不思議かな? B・マハラジャ・ドラゴン 実はジャマー団騒乱の後、ロイ・マッカラン君を始めとした残党…というと言葉が悪いね B・マハラジャ・ドラゴン ロイ君と彼を慕う者達で新たな組織を作り、事件の被害者への謝罪と補償を行っているんだよ B・マハラジャ・ドラゴン マッカラン家が蓄えていた資産を切り崩してね B・マハラジャ・ドラゴン 街としてもフォローはしているんだけど、それでも至らないところがある B・マハラジャ・ドラゴン そこで、ルカ君が名乗り出てね積極的に助けてくれてるんだよ B・マハラジャ・ドラゴン …ダメだった アーク いなかったのかい? B・マハラジャ・ドラゴン いや…いたんだけど、電話一本で人を呼び出すなど礼を失している…と アーク あー… B・マハラジャ・ドラゴン ルカ本人なら応じたと思うけど…JJは何だか妙に大事にされている気がする… アーク でも、誰か行くしかないねアーク君は忙しいし…私はこの姿だから行けないし… B・マハラジャ・ドラゴン ……………… アーク ……………… B・マハラジャ・ドラゴン …ライバル…あの二人の目、俺達に行けって言っているぜ…? 忍者 コタロウ あ、お前、行くの?相変わらずお前、判断早いよなぁ迷いがないっつぅか… 忍者 コタロウ 助かるんだぞぃ…コタロウ君も、行ってくれるのかな? B・マハラジャ・ドラゴン いやぁ、俺は… 忍者 コタロウ 行っても多分、また話わかんねぇだろうし…何より… 忍者 コタロウ 何か働いてる人を見ていたら俺も街のために何かしねぇとって思っちゃってな 忍者 コタロウ ほら、俺、足早いし、建物の上とかにも上れるしで、見回りに丁度いいだろ? 忍者 コタロウ 素晴らしい心がけだぞぃ! B・マハラジャ・ドラゴン いやぁ 忍者 コタロウ …裸の女の子が見つかるといいね アーク ……………………… 忍者 コタロウ …違うぜ? 忍者 コタロウ 何、その変な間 アーク ともかく、彼が見回りをしてくれるのは街としてありがたいんだぞぃ B・マハラジャ・ドラゴン お願いするよ、コタロウ君 B・マハラジャ・ドラゴン はい!行こうぜ、ライバル! 忍者 コタロウ あ、【プレイヤー】だ JJ あら、あなたが市長の使い?…それならそうと…いえ、別にいいわ 闇の守護者 ルカ 今、お茶を淹れているところよ飲んで行きなさい 闇の守護者 ルカ いいじゃないどうせ大した用事じゃ… 闇の守護者 ルカ え?…裸の女の子…?それって… 闇の守護者 ルカ …ルピコと同じ……まさか、ゲートの向こうから?ありえない JJ …気になるわねそういう事なら私も行く…でもお茶のあとにね 闇の守護者 ルカ 少し急いであげるから待っていなさい 闇の守護者 ルカ あぁ、それじゃその間にデュエルでもしているといいわ 闇の守護者 ルカ ルカ姉、コイツとやっていいの!? JJ えぇ、深淵なる闇の力でもって…もてなしてあげなさい 闇の守護者 ルカ 全力で…ね 闇の守護者 ルカ クックックックッ……イタズラしてやるぅ……クックックックックックッ…… JJ 勝利時 なっ!?なんで!?くっそ~! JJ …いいデュエルだったじゃない 闇の守護者 ルカ あ、ルカ姉…見てたの……? JJ えぇ、途中からね…お茶がはいったわさぁ、どうぞ 闇の守護者 ルカ 負けちゃったデュエルじゃ…ちょっと恥ずかしいよ JJ 何を言うのよいいデュエルだったじゃない 闇の守護者 ルカ …………………… JJ ……そう? JJ そうよ?ねぇ、【プレイヤー】 闇の守護者 ルカ …………そっか JJ ……なら、いいかな JJ …………………………へへっ JJ いい子でしょ、【プレイヤー】 闇の守護者 ルカ 手を出しちゃダメよ 闇の守護者 ルカ 出してもいいよ?カットちゃんが切り裂くだけだから JJ ウケケケケ…… カットちゃん でも、内容が良くてもちょっと不満だなぁ…負けちゃったのは JJ 最近、ちゃんとデュエルしてなかったせいかな JJ 仕方ないわ今、忙しいもの 闇の守護者 ルカ あ、そうだ【プレイヤー】にも知っておいて欲しいんだけど 闇の守護者 ルカ JJはしばらくこの街にいる事になったのよ 闇の守護者 ルカ うん、パパが…世界を飛び回って組織の連中と戦ってるからその間ね JJ ほら、あの変なお爺さんの、あの組織 JJ パパ、裏切っちゃったから結構狙われているらしくて… JJ だから私が代わりにこの街でジャマー団の被害者への謝罪とか担当をしてて… JJ あ、別に一人じゃないよ?幽…あ、不亞幽ね?あの子も一緒にやってるんだ JJ まぁ、謝罪回りも一段落して今は保証と残ったカードの返却をしているところね 闇の守護者 ルカ あと少しよ 闇の守護者 ルカ ……………………うん、私が撒いた種だし…最後まで頑張る JJ ……………… 闇の守護者 ルカ さ、お茶も飲んだし、出発しましょうかJJ、下げてくれる? 闇の守護者 ルカ はぁーい JJ まぁ、そんな感じなのよだからってわけじゃないけど、 闇の守護者 ルカ 少しでいいから、あなたもJJの事を気に懸けてあげて 闇の守護者 ルカ 不亞幽と仲良くしていたけど、今、もう彼女はその禊ぎを終えて切札勝舞らと共に街を離れた 闇の守護者 ルカ デュエル修行のため、そして逃げた牛次郎捕縛のためにね 闇の守護者 ルカ …孤高に生きるのも素敵だけれどJJにはまだ少し早いと思うの 闇の守護者 ルカ だから…お願いね 闇の守護者 ルカ でも、手は出しちゃダメよ 闇の守護者 ルカ もしそういう目であの子を見たら私、あなたを…… 闇の守護者 ルカ お待たせー!さぁ、行こー! JJ …………………… 闇の守護者 ルカ えぇ、それじゃあ三人で行きましょうか 闇の守護者 ルカ 敗北時 クックックックックックックックックックックックックックックックックックックックックッ JJ 勝ったじゃ、カットちゃんで腕を四本にしてあげる JJ え? ダメなの?じゃあ JJ 足を四本がいい?あ、それじゃ頭を二つに分けてあげようか! JJ JJ、残酷なのはとてもいいけれどバイオレンスはやめなさい 闇の守護者 ルカ はぁーい JJ じゃー……うーん……えーっと…… JJ ……何も思いつかない! JJ じゃ、もう一回やって、その間に考えよっかなうん、そうしよう! JJ PREV:第4話 第六感が見つけたもの NEXT:第6話 捨て身の異邦人
https://w.atwiki.jp/83452/pages/8229.html
【第三話:都忘れ】 紬「あら?梓ちゃん?」 梓「あ……この前の!」 まさかこんな所でむったんの恩人に会えるとは思っとみなかった。 梓「何してるんですか?」 紬「私に仕事を依頼した人と待ち合わせしてるの~」 奇遇だ。 梓「私も待ち合わせしているんです!」 紬「もしかして男の人と……」 梓「ち、違います!」 私が待ち合わせしてる人は憂だ。 この前の事がきっかけで私達はお互い良い友人となった。 紬「男の人じゃないのね!よかったわぁ~」 何がよかったのかよく分からないが……ここは触れないようにしておこう。 憂「あ!梓ちゃん……と紬さん?」 梓「あ、憂!」 紬「憂ちゃん!」 私達はお互いに目を合わせた。 憂「あれ?何で紬さんが……」 紬「待ち合わせしてたから~」 憂「あ、あれ?明日じゃ……」 紬「明日は雨の予感がするから今日貴女の探し物を探したいの!」 唯「ワン!」 今日探し物をするって……憂が来なかったらどうしてたんだろこの人。 梓「と言うか紬さんも憂と待ち合わせしてたんですね」 紬「そうよ~あ、団子三つ下さいな」 純「は~い」 梓「唯、こんにちは」 唯「ワン!」 紬「で憂ちゃん探し物の件なんだけど……」 憂は何かを無くしたらしい。 何を無くしたんだろう。 ん?よく見れば唯の首に巻き付けられていた都忘れの花柄の布が無い。 唯「ワン!」 梓「唯、首に巻いてた布はどうしたの?」 紬「それを今から探すのよ~」 梓「あぁ、そうなんだ」 紬さんに頼む程あの布は大事な物らしい。 私はただ可愛いと言う理由で唯に付けていただけだと思っていた。 憂「紬さんお願いしますね!」 紬「えぇ!任せて!」 紬「それじゃあ探しましょ?」 憂「え?でも梓ちゃんと遊ぶ約束が……」 梓「ううん、大丈夫だよ。それに私も一緒に探すから」 憂「本当!?」 唯「ワン!」 紬「随分と友達思いなのね~ただの売れない絵師だと思っていたわぁ!」 またこの人はそんな事を言う。 凄く意地悪奴め! 紬「憂ちゃん何処で無くしたか分かる?」 憂「分かりません……」 紬「分からないのね」 私の猫を簡単に探して見せた紬さんでも今回ばかりはそうも行かないらしい。 長く考えた末、言った一言が……。 紬「神社で神様に見付かるようにお願いしましょ!」 唯「ワン!」 神社へと神頼みをしに来た紬さんと憂はすぐに賽銭箱に金を入れ手を合わせ祈った。 お金なんて持ち合わせていない私は祈るだけだったけど……。 憂はこの神社で和さんと言う人と二人で住んでいる。 社から少し離れた所にある寺子屋。 ここで憂は子供達に字の読み書きを教えていると言う事をこの前聞いた。 紬「あら?梓ちゃんは賽銭箱にお金を入れないの?」 梓「うっ……!」 紬「お金を納めず神様に頼み事をするなんて浅はかね~」 梓「うぅっ!」 紬「物事には必ず犠牲が付き物なのよ?私達はお金と言う犠牲を払って憂ちゃんの探し物を探そうとしているのに梓ちゃんと来たら……やれやれだわぁ~」 何と言う性格の悪さ。 黙っていれば美人なのに……あぁ、勿体ない。 梓「お金を入れればいいんでしょ!もう!」 チャリン……はぁ今日の晩飯はまた沢庵だけか……米が食べたい。 和「あら?賽銭ありがとうございます」 憂「あぁ!和さん!」 唯「ワン!」 紬「この人はどなた?」 憂「ここの神社の神主さんの和さんです」 紬「それはそれは、こんにちはぁ~」 和「こんにちは」 梓「…………はぁ」 和「梓ちゃんどうしたの?ため息なんてついて」 梓「うぅ……何でも無いです」 紬「梓ちゃんそんな顔しないの神様が見てるわよ」 こっちは無い金を賽銭箱に入れたのによく言うよ。 憂「あの……見付かりました?」 和「いいえ。社の中には無いわね」 憂「そうですか……」 紬「あ、そう言えばどうして無くなったのかまだ聞いて無かったわね。憂ちゃん話してみて?」 憂「はい……お姉ちゃんと散歩をして神社に帰ってお姉ちゃんの首を見たら無くなってました」 梓「じゃあ散歩していた道を探れば!」 紬「風で飛ばされて無いんじゃない?」 和「そうよね……」 梓「私の猫を探した時みたくすぐに見つけられないんですか?」 紬「無理だわ」 梓「そうですか……」 紬「街を網羅してる私でも行動が分からない物を探すのはとっても苦労するの~」 梓「え?物は行動したないですよ」 紬「風で飛ばされたり人が持ち帰ったりで行動するでしょう?」 梓「あぁ、そっか」 憂「……やっぱり無理なんですか?」 紬「いいえ!物事は何でもやってみないと分からないわ。必ず憂ちゃんの探し物を見付けるから安心して」 憂「……はい」 紬さんは私には言いたい事をずけずけと言うのに憂が相手だと随分優しい。 紬「じゃあ神社の周辺を探しましょう?」 憂「そうですね!」 梓「あ……唯の鼻を頼りに探して見たらどうですか?」 紬「それが出来たのならもうやってるわ。今朝、雨が降ったのよ?匂いは消えてるわ」 梓「そっか……」 唯「ワン!ワン!」 梓「はぁ~無いですね」 紬「そうね~日が落ちそうだし明後日にする?」 憂「はい……」 何だか元気が無い。 彼女の沈んでる顔を見るとこっちまで気分が沈みそうだ。 梓「憂……必ず見付かるから元気だして……ね?」 憂「うん……うん……」 憂「…………うぅっ」 梓「ど、どうしたの?」 憂「ぐすっ……お姉ちゃんの……大事な物なのに……無くしちゃった……ううっ」 憂は泣いていた。 本当に大事な物を無くした時……人はこうなるだろう。 憂はただ泣いて唯にひたすら謝っている。 ごめんね……ごめんね……と。 唯「クゥーン……」 紬「明日も探すわ……」 憂「……え?」 紬「明日も探す」 憂「ほ、本当ですか?ぐすっ」 紬「えぇ」 彼女とは短い付き合いだが分かった事が二つある。 一つは自分の言った事は絶対に曲げない事。 二つは人が涙く姿を見れば自分の言った事を曲げる事。 彼女が憂に甘い理由が何となく分かったよ。 梓「じゃあ私は帰るから。明日絶対見付けようね!」 憂「うん……梓ちゃんありがとう」 紬「私も今日は帰るわ」 憂「紬さんもありがとうございます」 紬「いいのよ」 梓「じゃあ憂さようなら」 憂「うん!さようなら」 私達は別れた。 この後、憂を神社まで送っていれば……あんな事にはならなかったのに。 この日の事を私は強く悔やんでいる。 第三話 おわり 4