約 1,716,308 件
https://w.atwiki.jp/madoka-magica/pages/180.html
さやか「あっ」 看護婦A「あら、上条君のお見舞い?」 さやか「えっ、あっ、え、えぇ…」 看護婦A「あ、ごめんなさいね。診察の予定が繰り上がって、今ちょうどリハビリ室なの。」 さやか「あぁ、そうでしたか…。どうも」 看護婦B「良く来てくれるわよね、あの子」 看護婦A「助かるわ、難しい患者さんだしね。励ましになってくれてるといいんだけど」 看護婦B「事故に遭う前は、天才少年だったんでしょ、バイオリンの」 看護婦A「歩けるようになったとしても、指の方はね…。もう二度と楽器を弾くなんて、無理でしょうね」 さやか(何で恭介なのよ。私の指なんて、いくら動いてたって、何の役にも立たないのに) さやか(何で私じゃなくて、恭介なの?もしも私の願い事で、恭介の体が治ったとして、それを恭介はどう思うの?ありがとうって言われて、それだけ?それとも、それ以上のことを言って欲しいの?) さやか「あたしって…嫌な子だ」 さやか(思えばその時の私は、まだ何も分かっていなかった。奇跡を望む意味も、その代償も) 詢子「どーどどどど。ほくろか?…あ、取れた」 詢子「まどか?」 まどか「え?」 詢子「おぅ、さっさと食べないと遅刻だぞぅ」 まどか「う、うん…」 知久「ん?」 詢子「え?」 タツヤ「姉ちゃ、どうったの?」 知久「…ま、不味かったかな?」 まどか「ううん、美味しいの。すごく美味しい」 まどか「生きてると、パパのご飯が…こんなに美味しい」 さやか「でもってー、ユウカったらさー、それだけ言ってもまだ気付かないのよ。『え、何?私また変な事言ったー?』とか半べそになっちゃってー。こっちはもう笑い堪えるのに必死でさー!」 まどか(さやかちゃん、昨日のこと…) さやか(ゴメン、今はやめよう。また後で) 仁美「ユウカさんったら本当に不思議な人ですね」 さやか「そう、そうだよねー。どうかと思うよねー」 仁美「うふふふふ、さすがにそこまでは」 和子「えー確かに、出産適齢期というのは、医学的根拠に基づくものですが」 和子「そこからの逆算で婚期を見積もることは大きな間違いなんですね」 和子「つまり、30歳を超えた女性にも、恋愛結婚のチャンスがあるのは当然のことですから」 和子「したがって、ここは過去完了形ではなく、現在進行形を使うのが正解…」 キュゥべえ「ん?」 まどか「何か…違う国に来ちゃったみたいだね」 まどか「学校も仁美ちゃんも、昨日までと全然変わってないはずなのに」 まどか「何だかまるで、知らない人たちの中にいるみたい」 さやか「知らないんだよ、誰も。」 まどか「え?」 さやか「魔女の事、マミさんの事、あたし達は知ってて、他のみんなは何も知らない。それってもう、違う世界で、違うものを見て暮らしているようなもんじゃない」 まどか「さやかちゃん…?」 さやか「とっくの昔に変わっちゃってたんだ。もっと早くに気付くべきだったんだよ、私達も」 まどか「う、うん…」 さやか「まどかはさ、今でもまだ、魔法少女になりたいって思ってる?」 まどか「ん…」 さやか「…そうだよね。うん、仕方ないよ」 まどか「ずるいってわかってるの…今さら虫が良すぎだよね。でも…無理…」 まどか「あたし、あんな死に方、今思い出しただけで息が出来なくなっちゃうの。怖いよ…嫌だよぅ」 さやか「マミさん、本当に優しい人だったんだ。戦う為に、どういう覚悟がいるのか、私達に思い知らせる為に…あの人は…」 さやか「ねえキュゥべえ、この町、どうなっちゃうのかな?マミさんの代わりに、これから誰がみんなを魔女から守ってくれるんだろう」 キュゥべえ「長らくここはマミのテリトリーだったけど、空席になれば他の魔法少女が黙ってないよ」 キュゥべえ「すぐにも他の子が魔女狩りのためにやってくる」 さやか「でもそれって、グリーフシードだけが目当ての奴なんでしょ?あの転校生みたいに」 キュゥべえ「確かにマミみたいなタイプは珍しかった。普通はちゃんと損得を考えるよ。誰だって報酬は欲しいさ」 さやか「じゃあ…」 キュゥべえ「でも、それを非難できるとしたら、それは同じ魔法少女としての運命を背負った子だけじゃないかな」 キュゥべえ「はぁ、君たちの気持ちは分かった。残念だけど、僕だって無理強いはできない」 キュゥべえ「お別れだね。僕はまた、僕との契約を必要としてる子を探しに行かないと」 まどか「ごめんね、キュゥべえ」 キュゥべえ「こっちこそ、巻き込んで済まなかった」 キュゥべえ「短い間だったけど、ありがとう。一緒にいて楽しかったよ、まどか」 まどか「…ごめんね」 まどか「ごめんなさい…。私、弱い子で…ごめんなさい」 まどか「あっ…ほむら…ちゃん…」 まどか「えっ…?」 ほむら「貴女は自分を責めすぎているわ。鹿目まどか」 まどか「え?」 ほむら「貴女を非難できる者なんて、誰もいない。いたら、私が許さない」 まどか「…っ」 ほむら「忠告、聞き入れてくれたのね」 まどか「…うん」 まどか「私がもっと早くにほむらちゃんの言うこと聞いていたら」 ほむら「それで、巴マミの運命が変わったわけじゃないわ」 ほむら「でも、貴女の運命は変えられた。一人が救われただけでも、私は嬉しい」 まどか「ほ…ほむらちゃんはさ、何だかマミさんとは別の意味でベテランって感じだよね」 ほむら「そうかもね。否定はしない」 まどか「昨日みたいに…誰かが死ぬとこ何度も見てきたの?」 ほむら「そうよ」 まどか「…何人くらい?」 ほむら「数えるのを諦める程に」 まどか「あの部屋、ずっとあのままなのかな」 ほむら「巴マミには、遠い親戚しか身寄りがいないわ。失踪届けが出るのは、まだ当分先でしょうね」 まどか「誰も…マミさんが死んだこと、気づかないの?」 ほむら「仕方ないわ。向こう側で死ねば、死体だって残らない。こちらの世界では、彼女は永遠に行方不明者のまま」 ほむら「魔法少女の最期なんて、そういうものよ」 まどか「ひどいよ…」 まどか「みんなのためにずっと一人ぼっちで戦ってきた人なのに、誰にも気づいてもらえないなんて、そんなの…寂し過ぎるよ」 ほむら「そういう契約で、私達はこの力を手に入れたの」 ほむら「誰のためでもない、自分自身の祈りのために、戦い続けるのよ」 ほむら「誰にも気づかれなくても、忘れ去られても、それは仕方のないことだわ」 まどか「私は覚えてる」 まどか「マミさんのこと、忘れない。絶対に!」 ほむら「そう。そう言ってもらえるだけ、巴マミは幸せよ。羨ましい程だわ」 まどか「ほむらちゃんだって、ほむらちゃんのことだって、私は忘れないもん!昨日助けてくれたこと、絶対忘れたりしないもん!」 まどか「…ほむらちゃん?」 ほむら「貴女は優し過ぎる」 まどか「え?」 ほむら「忘れないで、その優しさが、もっと大きな悲しみを呼び寄せることもあるのよ」 まどか「あ…」 まどか「あぁ…」 さやか「何を聴いてるの?」 恭介「……『亜麻色の髪の乙女』」 さやか「ああ、ドビュッシー?素敵な曲だよね」 さやか「あ、あたしってほら、こんなだからさ、クラシックなんて聴く柄じゃないだろってみんなが思うみたいでさぁ、たまに曲名とか言い当てたら、すごい驚かれるんだよね。意外すぎて尊敬されたりしてさ。恭介が教えてくれたから。でなきゃ私、こういう音楽ちゃんと聴こうと思うきっかけなんて、多分一生なかっただろうし」 恭介「さやかはさぁ…」 さやか「なーに?」 恭介「さやかは、僕を苛めてるのかい?」 さやか「え?」 恭介「何で今でもまだ、僕に音楽なんか聴かせるんだ。嫌がらせのつもりなのか?」 さやか「だって恭介、音楽好きだから…」 恭介「もう聴きたくなんかないんだよ!」 恭介「自分で弾けもしない曲、ただ聴いてるだけなんて」 恭介「僕は…僕は…っ!ああ!!」 さやか「あっ……。あぁ、あ!」 恭介「動かないんだ…もう、痛みさえ感じない。こんな手なんてっ」 さやか「大丈夫だよ。きっと何とかなるよ。諦めなければきっと、いつか…」 恭介「諦めろって言われたのさ」 恭介「もう演奏は諦めろってさ。先生から直々に言われたよ。今の医学じゃ無理だって」 恭介「僕の手はもう二度と動かない。奇跡か、魔法でもない限り治らない」 さやか「あるよ」 恭介「え?」 さやか「奇跡も、魔法も、あるんだよ」 まどか「ほむらちゃん、ちゃんと話せばお友達になれそうなのに」 まどか「どうしてマミさんとは喧嘩になっちゃったのかな」 まどか「あ!仁美ちゃん…?」 まどか「仁美ちゃ~ん。今日はお稽古事…ぁ」 まどか(あれ・・・あの時の人と同じ) まどか「仁美ちゃん。ね、仁美ちゃんってば」 仁美「あら、鹿目さん、御機嫌よう」 まどか「ど、どうしちゃったの?ねえ、どこ行こうとしてたの?」 仁美「どこって、それは…ここよりもずっといい場所、ですわ」 まどか「仁美ちゃん…」 仁美「ああ、そうだ。鹿目さんもぜひご一緒に」 仁美「ええそうですわ、それが素晴らしいですわ」 まどか(どうしよう…これってまさか…) まどか(あぁ…あぁ…ほむらちゃんに連絡できたら…あぁダメだ、携帯の番号わかんない) 町工場の工場長「そうだよ、俺は、駄目なんだ。こんな小さな工場一つ、満足に切り盛りできなかった。今みたいな時代にさ、俺の居場所なんてあるわけねぇんだよな」 詢子「いいか?まどか」 詢子「この手の物には、扱いを間違えるととんでもないことになる物もある」 詢子「あたしら家族全員あの世行きだ。絶対に間違えんなよ?」 まどか「ダメ…それはダメっ!」 まどか「あっ…ぇ?」 仁美「邪魔をしてはいけません。あれは神聖な儀式ですのよ」 まどか「だって、あれ危ないんだよ?ここにいる人達、みんな死んじゃうよ!」 仁美「そう。私達はこれからみんなで、素晴らしい世界へ旅に出ますの」 仁美「それがどんなに素敵なことかわかりませんか?」 仁美「生きてる体なんて邪魔なだけですわ」 仁美「鹿目さん、あなたもすぐにわかりますから」 まどか「え…」 まどか「放してっ!!」 まどか「ええい!」 まどか「えぇ?」 まどか「…ど、どうしようっ…どうしようっ」 まどか「や、やだっ…こんな…」 まどか「あっ…いやだっ、助けてっ…誰かあぁぁ!」 まどか「あっ、こ」 まどか「罰なのかな…これって」 まどか「きっと私が、弱虫で、嘘つきだったから…バチが、当たっちゃったんだ」 まどか「あ、ああぁ!あーあ!あ、あぁ。あっあっ、あ…」 まどか「えっ…さやかちゃん!?」 さやか「これでとどめだぁ!!」 さやか「いやーゴメンゴメン。危機一髪ってとこだったねぇ」 まどか「さやかちゃん…その格好」 さやか「ん?あーはっは、んーまあ何、心境の変化って言うのかな?」 さやか「ん?大丈夫だって!初めてにしちゃあ、上手くやったでしょ?私」 まどか「でも…」 さやか「あ!」 ほむら「貴女は……」 さやか「ふん、遅かったじゃない。転校生」 キュゥべえ「はあ…。まさか君が来るとはね」 杏子「マミの奴がくたばったって聞いたからさぁ、わざわざ出向いてやったっていうのに」 杏子「何なのよっ!?ちょっと話が違うんじゃない?」 キュゥべえ「悪いけど、この土地にはもう新しい魔法少女がいるんだ。ついさっき契約したばかりだけどね」 杏子「何ソレ?超ムカつく」 杏子「でもさあ、こんな絶好の縄張り、みすみすルーキーのヒヨッ子にくれてやるってのも癪だよねぇ」 キュゥべえ「どうするつもりだい?杏子」 杏子「決まってんじゃん。要するに、ぶっ潰しちゃえばいいんでしょう?」 杏子「…その子」 さやか「舞い上がっちゃてますね、あたし」 さやか「これからも見滝原市の平和は、この魔法少女さやかちゃんが、ガンガン守りまくっちゃいますからね」 さやか「後悔なんて、あるわけない」
https://w.atwiki.jp/legends/pages/1682.html
○月×日 22:40 視聴覚室横階段踊り場 「…………」 …己の契約している都市伝説で作り出した異空間 そこに取り込んだはずの女性が、何者かによって救出されたことを、「13階段」は確かに感じ取った 転移系能力は、魔女の一撃が描いた魔法陣によって封じられている 異空間に干渉する能力だって、ある程度封じられているはずなのだ だと、言うのに…異空間に干渉してきて、中に取り込んだ相手を救出した 異空間操作のエキスパートが、校内に入り込んでいる …それは、確かだ ちらり、傍に置いてある携帯電話に視線をやった そこには、一階職員室傍の階段の前に集まる男女…と言っても男は少年一人だが…の姿を映し出していた あの、デカい胸の女の仕業か 確か、あれは…女に変えてやった、赤い靴か くそ、あの赤い靴、異空間操作に長けているのか 目の前の連中に、悟られる訳にはいかない 「…なぁ、意地を張るのはやめないか?」 黒服が、声をかけてきた 自分に、色々と教えてきた黒服が…本気なのかやる気がないのか、なんとも中途半端な態度でこちらを見あげてきている 「意地?何の事だ?」 「お前さんは、意地を張ってるだけだろ。今の状況も全部わかっていて「13階段」の能力を解除しないのは、お前さんが意地を張っているだけだ」 他の連中よりは、一歩退いた位置…窓際に寄りかかるような体制で、黒服はこちらを見あげてきている …相変わらずの、どこかニヤけた顔 何もかもわかっているようなふりをして、大嘘をつくときの顔 まったく、気に食わない 「ま、意地を張りたくなる気持ちもわかるがな。説得に応じないのは、マッドガッサーやマリのことを考えてのことだろ?連中、説得しに来た「ふりをした」連中に騙されかけたり騙されたりしてきてるからな」 「…………」 …どこまでを、本当に知っているのか それとも、ハッタリや推測を含んでいるのか あぁ、畜生が あのど変態、真面目な考えをしていやがる時は、全く考えが読めない 「俺達が本当にお前さんたちに危害を加えたくなくて説得しようとしているのか…いや、俺たちがそうだとしても、俺たちの上司やら関係者やら。その辺に悪意がないとは言い切れない。だからだろ?」 「っちょ、Hさん…」 「-----あぁ、そうだよ」 胸のでかいガキが黒服に何か言おうとしたが、無視して、答えてやった あぁ、そうだ こいつらに善意があったとしても、こいつらの仲間までそうとは限らない …特に、「組織」は 俺は「組織」を信じない 信用などしない だから、信じてなどやるものか …それに、あの白衣の女だって 俺の「13階段」に、踏み込んできたが…あの女の覚悟は感じてやったが、あの女の「上」を信用する気はない 研究者肌の奴だったようだが、もし、あの女の所属組織も、そう言う研究タイプだったら…特に、科学的な研究タイプだったら なおさら、その説得を聞く気にはならない マッドガッサーもマリも、そう言う連中に酷い目に合わされている まぁ、マリを一番酷い目にあわせたり、魔女の一撃にも酷い事をしやがったのは「教会」の連中だが… ……まぁ、いい どちらにせよ、俺は「13階段」の能力を維持し続けるだけだ 「俺としても、お前たちを信用する気はない…だから、通さねぇよ」 屋上に、行かせてなるものか 屋上への階段を全て封じるのが……今回の作戦で、俺が「唯一」できる事だ 「…意地だな、まったく」 黒服Hは小さく苦笑した 「13階段」の能力以外、彼には戦闘能力がない …今回の戦いで、彼が唯一できること それが、屋上への道を封じる事だ だから、そう簡単に能力を解かないだろう 唯一できるその仕事を、そう簡単には放棄しないはずだ 絶対的に不利な状況になろうとも…きっと、彼はその意地を貫き通しかねないな、と黒服Hは小さく苦笑したのだった to be … ? 前ページ次ページ連載 - マッドガッサーと愉快な仲間たち
https://w.atwiki.jp/english_anime/pages/306.html
左メニューに新サイトへのリンクがあります。
https://w.atwiki.jp/vcard/pages/83.html
ガールズ 82 久保田友季 83 この荒井薫を編集 84 音羽ユリ 雑談掲示板 プロフィール イラスト プロフィール @k_arai ガールズ名 荒井薫 年齢 20才 学年 なし 部活 陸上部 誕生日 04月11日生まれ 星座 おひつじ座 身長 165cm 体重 51kg B-W-H 81cm-60cm-83cm 趣味 釣り 好きな食べ物 酒全般 嫌いな食べ物 甘いもの 声優 センバツボーナス 攻援センバツボーナス 守援センバツボーナス - - - - - - - ←クリックで目次表示 荒井薫(R)[COOL]荒井薫/データ/セリフ集 [SWEET]荒井薫/データ/セリフ集 [POP]荒井薫/データ/セリフ集 その他の情報 [部分編集] 荒井薫(R) [COOL]荒井薫 + ←クリックで詳細表示(名簿番号316) データ [COOL]荒井薫 タイプ クール レアリティ R レベル上限 1 好感度上限 80 レベル1攻撃値 1(1コスト比0) レベル1守備値 1(1コスト比0) 最大攻撃値 1(1コスト比0) 最大守備値 1(1コスト比0) コスト 40 卒業祝い 5,000ガル 声援 なし 入手 イベントなど セリフ集 出会い [苗字]!忘れ物だよ!…うん、ちょっとこっちにおいで。…ねね、このオトナの本はキミのだよねぇ?あぁ、大丈夫~。没収なんかしないって!ささ、しまってしまって! マイページ おーい、青年!今日も元気に妄想してるー? ↑この詳細の上部へ↑ [SWEET]荒井薫 + ←クリックで詳細表示(名簿番号317) データ [SWEET]荒井薫 タイプ スイート レアリティ R レベル上限 1 好感度上限 80 レベル1攻撃値 1(1コスト比0) レベル1守備値 1(1コスト比0) 最大攻撃値 1(1コスト比0) 最大守備値 1(1コスト比0) コスト 40 卒業祝い 5,000ガル 声援 なし 入手 イベントなど セリフ集 出会い [苗字]!忘れ物だよ!…うん、ちょっとこっちにおいで。…ねね、このオトナの本はキミのだよねぇ?あぁ、大丈夫~。没収なんかしないって!ささ、しまってしまって! マイページ おーい、青年!今日も元気に妄想してるー? ↑この詳細の上部へ↑ [POP]荒井薫 + ←クリックで詳細表示(名簿番号318) データ [POP]荒井薫 タイプ ポップ レアリティ R レベル上限 1 好感度上限 80 レベル1攻撃値 1(1コスト比0) レベル1守備値 1(1コスト比0) 最大攻撃値 1(1コスト比0) 最大守備値 1(1コスト比0) コスト 40 卒業祝い 5,000ガル 声援 なし 入手 イベントなど セリフ集 出会い [苗字]!忘れ物だよ!…うん、ちょっとこっちにおいで。…ねね、このオトナの本はキミのだよねぇ?あぁ、大丈夫~。没収なんかしないって!ささ、しまってしまって! マイページ おーい、青年!今日も元気に妄想してるー? ↑この詳細の上部へ↑ ▲このページの上部へ▲ [部分編集] その他の情報 あだ名投票やコメントはこちらから 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 荒井神 2 (40%) 2 かおちゃん 1 (20%) 3 かおる 1 (20%) 4 注 1 (20%) その他 投票総数 5 名前 コメント あなたは - 人目の閲覧者です(今日 - 昨日 - ) モバイル版表示はこちら このページの更新日時 2014年11月07日 (金) 08時19分45秒このページを編集 ▲このページの上部へ▲ 関連ページ 関連ページはありません
https://w.atwiki.jp/newgenreschool/pages/545.html
あらすじ 突如現れた武装した黒服の集団。 そしてそれに追われる銀髪赤眼の少年。 クールとヒート達はなんとか少年を助けることに成功したが なんと、少年はクールと男の子供だったのだ。 戸惑うクール。しかし、少年は謎の一言を残し霧のように消えてしまう。 『僕が生まれる可能性は……ドンドン薄まっています。』 はたして……その言葉の意味は? クールはことの真相にたどりつけるのか…… 一方。 皆に忘れ去られ続けた魔法少女(と猫)。 そして、その中でついに自らの立場(脇役)に気づく。 しかし、その目には涙ではない。 主役を奪還?すべく、愛用のステッキを片手に熱く誓う。 『みんなの想い、無駄にはしない。』 はたして……この言葉の意味は? ……っていうかみんなって誰だよ!!という突っ込みも、もはや空しいだけだ。 このスレをぶち壊すためについに魔法少女(と猫)が動き出した!! 翌日 ―学校 クー「ヴァル、ちょっといいかな?」 ヴァ「あぁ、昨日は大変だったな。久しぶりの戦闘で私も血がたぎったさ」 クー「……そう、昨日のことなんだが。」 ヴァ「……どうした?」 クー「………」 ヴァ「……うむ、屋上へ行こうか。」 クー「あぁ、そうしてくれると助かる。」 ―屋上 ヴァ「で、どうした?」 クー「あの少年、私の息子と名乗ったのだ。」 ヴァ「………ふむ」 クー「その反応、わかっていたのか?」 ヴァ「まさかとは思ったのだが……、否、あれは正しくはお前の子ではない。」 クー「そ、それはそうだろう。まだそういうことを男としたわけでは」 ヴァ「そうではない。そもそもあれは思念だ。」 クー「思念?幽霊みたいなものか?」 ヴァ「うむ、その例えがふさわしいな。」 クー「可能性の存在……とも言っていたな。」 ヴァ「可能性……クールと男が結婚した可能性か。 しかし、強い思念。いや、私怨、怨念と言ってもいいくらいだな。 恐ろしく強い想いがなければあのような具現化などできん。」 クー「とうことは……あれは誰かが作り出した……のか?」 ヴァ「作ってしまった、という可能性の方が高いがな。」 クー「だが、そう考えると、あの幻を作ったのは私、という可能性が高いのではないか? 私はいつでも男と結ばれることを望んでいるのだが……。」 ヴァ「フフ、正直だな……。 しかし、『今のお前』はあそこまでを望んでいないはずだ。 男との間に子供がほしいと強く想っていたのなら話は違うが、どうなのだ?」 クー「そこまではさすがに考えていない」 ヴァ「だろう?そもそもあれは……いや、ふむ……しかし本当なのか?あそこまで綺麗な実体化など もはや神秘。楽に魔法の粋に入っている。今の現代では考えられる話ではない。 さっきも言ったが、魂の重さに匹敵する、膨大な想いや魔力が必要だ。 元来、そういうのは人の身でできるものでは……」 クー「と、なると。行くところは一つだな。」 昼 ―人外’sクラス 魔幼「ほえ?くうそうぐげんか?」 ヴァ「お前達はそう言うのか」 魔幼「もぐもぐ」 ヴァ「話を聞け」 魔幼「もう、わたしはしてないですよー。そんなことしてなにになるんですかー!」 クー「それもそうだな、魔幼があんなことをしても意味がない……」 魔幼「あ、だけどだけどですね。さいきん、このがっこうおかしいれすよ」 ヴァ「!!、魔王!貴様も気づいていたのか!!??」 魔幼「あーもう、さっきからうるさいですよー」 ヴァ「私だけだと思ったが……気のせいではなかった……?」 クー「私がついていけないのだが」 魔幼「ぶー、おひるごはんたべさせてくださいー」 ヴァ「それどころではない!私はこの嫌な臭いを知らないぞ!!」 魔幼「まぁ、あんまりにんげんかいにも、しんかいにもながれてはいないです」 ヴァ「……知っているのだな?」 魔幼「えへへへ。」 ヴァ「……なんなのだこれは?」 魔幼「わからないですかー?」 ヴァ「………」 魔幼「えへへ。このにおいはですね。」 ―――――――――――――――――――――――― 魔幼Ⅱ「第三要素――精神の風の臭いよ」 ヴァ「第三要素、精神の風。」 クー「なんだ、その中学生の『書いちゃったポエム』に出てきそうな単語は」 ヴァ「……クール。思ったより事は重大だ」 クー「そうなのか?」 魔幼Ⅱ「あら、本当に今頃気づいたの?」 ヴァ「っく……私としたことが」 魔幼Ⅱ「これだから神族は……」 ヴァ「しかし、何故お前は静観しているのだ!?」 魔幼Ⅱ「いや、だって私魔王だよ?殺戮結構。どうぞどうぞ~って感じかしら」 ヴァ「まずい……私としたことが私と……糞!何故気づかなかったのだ!!」 クー「よくわからないが……落ち着いては…」 ヴァ「それどころではない!この学校にいるのだ!」 魔幼Ⅱ「うんうん」 クー「……?」 ヴァ「元凶。魔王レベルの力を持つ魔法使いが」 魔幼Ⅱ「それも、とびっきりの恨みをもっているわよ?この魔法使い。」
https://w.atwiki.jp/jimidere/pages/23.html
448 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/07/25(水) 12 43 35.15 ID t6yTZODm0 男「雨、やまないね」 女「うん」 男「…」 女「この階段、狭くない?」 男「……確かに」 女「上に座ってよ」 男「ん」 男「…」 女「…」 男「もう一段……近づいてもいい?」 女「…」 男「すっ」 女「裾、濡れてるね」 男「女さんも……襟のところ濡れてる」 女「やまないなぁ」 男「うん」 480 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/07/25(水) 15 14 30.46 ID t6yTZODm0 男「…」 女「わあ、広いね」 男「うん。図書館のエントランスって……無駄に広いよね」 女「おまけに誰もいない。テスト期間なのって、うちの学校だけなのかな?」 男「どうだろ……」 女「天井も高いなぁ」 男「…」 男「…」(……俺はまだ、この子の彼氏だとは名乗れない) 女「んー……」 男「…」(でも……) ぎゅっ。 女「ん?」 男「……ううん」(後ろから抱きしめるこの肩は、こんなに小さい) 女「…」 ぐっ… 男「…」(正面から受け止める頬は、こんなに柔らかい) 女「……ん?」 男「…」 女「……うん……ん」 男「んっ……」(俺の初めてを奪っていったこの唇は……こんなにも甘い) 女「…」 ぎゅぅっ 男「…」(……小さな小さなこの子の体は……こんなに暖かいんだ) 481 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/07/25(水) 15 16 05.64 ID t6yTZODm0 女「……どうしたの?」 男「……愛してる」 女「そう……」 男「…」(いつも通り、返してはくれないけど……) 女「やさしい顔してるね。君」 男「…」(それでも俺は、この子を離したくないんだ) 男「……初めはさ」 女「うん」 男「俺、君に好かれてるんだなぁって思ってた」 女「…」 男「でもいつのまにか、愛しく思ってたのは……俺だったんだ」 女「……そう?」 男「うん……愛してるよ」 女「……ん」 482 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/07/25(水) 15 16 42.43 ID t6yTZODm0 男「…」(答えてくれなくていい。曖昧なままでも、地味な関係でもいい) 女「…」 男「……ありがとう」 女「…」 男「……ね?」 女「ふふっ、どういたしまして」 男「……くくっ……さ、帰ろうか」 女「うんっ」 恋人と分類されなくていい。 ただ、このまま……ずっとそこにいてほしい。 男「じゃあ、また明日」 女「おやすみ」 男「……大好きだから」 女「……また明日」 男「ん」 517 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/07/25(水) 19 22 51.74 ID t6yTZODm0 男「…」 女「…」 すっ 男「?」 女「もっかい。今の曲」 男「ん」 ピッ 男「…」 女「……いい曲だなぁ」 男「好き?」 女「うん。好きだよ」 男「……そっか」 女「…」 男「…」 女「もっかい」 男「ん」 ピッ 519 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/07/25(水) 19 27 45.73 ID t6yTZODm0 男「桜だ」 女「あー」 男「…」 女「……?」 男「あ、いや」 女「?どうしたの?」 男「なんていうか、いいなぁって」 女「なにが?」 男「……この空気っていうか……そういうの」 女「空気?」 男「うん、空気」 女「……へぇ」 女「手、貸して」 男「…」 きゅっ。 女「はい、花びらプレゼント」 男「……ありがと」 女「いいえ」 男「いいなぁ、この空気」 女「そーだね」 520 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/07/25(水) 19 36 45.36 ID t6yTZODm0 女「なにそれ?」 男「ん?あぁ、携帯ゲーム」 女「楽しい?」 男「割と」 女「どんなゲーム?」 男「なんだろう……パズル?」 女「見てもいい?」 男「いいよ」 女「ん」 ぐっ 男「……////」(覆いかぶさらなくても……///) 女「私もやってみたいな」 男「え?あ、えーっと……このボタン押してみて」 女「これ?えいっ」 男「ほら、消えた」 女「おー」 男「次はこっち」 女「うんうん」 ぐっ、ぐっ 男「あー////」 女「ん?」 男「う、ううん」 522 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/07/25(水) 19 44 00.91 ID t6yTZODm0 女「んー」 男「?」 女「なんか今日は疲れちゃった」 男「あら、そりゃまた」 女「……腕にさ」 男「?」 女「疲れをとるツボがあるんだって」 男「そうなの?」 女「えーっと、確かこのあたり……あれ?」 男「ある?」 女「うーん、わかんない」 男「…」 女「わかる?」 男「……どうだろ」 女「探してみて」 男「俺が?」 女「うん。自分じゃよくわかんないもん」 男「……腕貸して」 ぐっ 女「あー、そこかも」 男「ここ?」 女「……あれ、違うかな」 男「…」 ぐーっ
https://w.atwiki.jp/sinntokotonoha/pages/101.html
無人島のコテージに住んでるという設定で書かせてもらう。 ガチャッ(ドアを開ける) シン「長い嵐だったな、言葉。」 言葉「本当ですね、シン君。・・・あ!」 シン「ど、どうした、言葉!?何かあったのか!?」 言葉「ほら、海岸を見て下さいよ!いろいろ流れ着いてますよ!」 シン「あ、あぁ、そうだな、言葉。(ビックリしたぁ・・・)」 言葉「シン君、見に行きましょうよ、ほらほら!」 シン「あ!そんな急ぐと転「きゃあ!!」って言葉!!」 コテージの濡れた階段で転びかけた言葉を後ろから助けるシン。 シン「大丈夫か、言葉・・・?(あれ、なんか言葉の耳が真っ赤に)」 言葉「あああああの、もう大丈夫ですから、・・・離してもらえませんか?///」 シン「え?・・・!!!!」 後ろから抱きとめた結果、言葉の両胸を持ってしまったシン。 シン「ゴゴゴゴメン!言葉!俺、そんなつもりじゃ・・・!」 二人とも顔を真っ赤にし、沈黙している中、言葉は静かにシンと手を繋ぐ。 シン「!?言葉?」 言葉「ほら、又転びたくないですから、これで大丈夫です、行きましょう?」 顔を赤くしつつ微笑みながらそう言った言葉を見て、シンは照れ隠しの様に 一度目線を言葉から外し、そして シン「・・・そうだな。行くか、言葉!」 そういってシンも言葉に微笑んだ。 言葉「はいっ!」 そうして二人はゆっくりと走り出した。共に笑顔を湛えたまま。
https://w.atwiki.jp/viptndr/pages/2053.html
37 名前:2/1[] 投稿日:2012/02/11(土) 20 32 00.21 ID EWTJAscg0 [6/7] 『……タカシ……これ……チョコあげる……義理だから……』 「おー、さんきゅー、ありがとなー」 『タカシ、チョコあげますわ! あぁ、勘違いなさらないで、もちろん義理チョコですわよ。 たまには下僕に褒美を渡すのも、主人の務めだと思いますから!』 「……下僕になった覚えは無いんだが……でも、嬉しいよ、さんきゅー」 『のう、タカシ、チョコは好きか? 偶然にもチョコが手に入ってしまってのう。 儂は洋菓子は好かんのでな、貴様に処理を頼む事とする……だからさっさと受け取れい!』 「おおう、分かったよ。……あいつ、前にチョコ食ってなかったっけ?」 『お前は本当に駄目な後輩だ。だがな、ほんの少しは期待しているんだ。 だから、このチョコでも食べてやる気を見せてみろ! ……あっ……他の部員には、この事は言うなよ!』 「分かりました! あざーっす!」 『はいータカシ、チョコあげるー! えへへー』 「何だ、その不吉な笑みは」 『100倍返しだから、ね!』 「いやいや、1倍返しだろ、ここは」 『それじゃあ、ボクが得しないじゃないかー!』 『あーちくしょう、何で俺は――』 「すげぇな、モテモテだな!」 『……別府か……女にモテてもしょうがねぇだろうが…………そ、そうだ、1個やるよ』 「え? 良いのか? 貰った子に悪くないか?」 「それは良いんだよ、それは。…………じゃ、じゃあな」 38 名前:2/2[] 投稿日:2012/02/11(土) 20 33 39.02 ID EWTJAscg0 [7/7] 「去年まで1個しか貰えなかったが……今年は大豊作だな。けど全部義理チョコなんだよな――」 『あ、タカシ、やっと見つけたわよー。どこで何やってたのよ、あんたは――って何よ、これ!?』 「はっはっはっ、凄いだろ」 『……どうせ義理チョコでしょ? でも、貰えただけでも良かったわね――あれ? これって……』 「それは神野から貰った奴だな、結構高そうな外装だよなー」 『えぇ……だって、これ……テレビで本命に渡すなら、これって言う特集で紹介されてたもん……』 「へぇー、そうなのか。それを義理チョコとして渡すなんて、流石お嬢様って感じだな」 『…………う、うん……そうだね……』 「で、かなみは俺に何の用だったんだ?」 『えっ! はっ――いやっ――と、特に用事なんて無かったわよ、おほほほー』 「その右手に持ってるのってチョコか?」 『へ? あっ――しまっ――こ、これはっ――ば、爆弾よ!』 「……お前、テロリストなの?」 『…………どうせ今年もタカシは貰えないって思ってたから……慈悲として用意してたまでよ』 「あぁ、そうだったのな。じゃあ、チョコプリーズ」 『何言ってるのよ、今年は沢山貰ってるじゃない』 「かなみって義理チョコなのに、わざわざ手作りしてくれてるだろ? 想いが込められたそれを、他の人から貰ったからいらないなんて言える訳ないだろ? むしろくれ!」 『…………全く仕方ないわね、あげるわよ。あ、でも私がチョコに込めてるのは、殺意だから』 「えぇ! 毎年美味い美味い言ってたのに! 俺は殺意を感じ取って、そう言ってたの! とんだ、ドMだよ!」 「――ってな訳で、食い切れそうにないから。山田、手伝ってくれ」 『 全 力 で 断 る ! ! 』
https://w.atwiki.jp/tohofight/pages/2325.html
我が青春のヒソウテンソク(歌:東風谷早苗) ♪朝焼け背に受けて 天駆ける姿 変身 今 神へと 幻想郷(ルビ:せかい)が掌で踊る 跪け 愚民ども 泣く子も黙る 嗚呼 ありがたき 見目姿 しかと見よや 崇め奉れよ 幻想の巨神 ヒソウテンソク 早苗「ズバっと惨状バシっと怪傑!人呼んで幻想のヒロイン、東風谷早苗とは私の事です!」 神奈子「どうしてこうなった……」 諏訪子「あっはっは、やっぱり友達は選ばないと駄目だよねぇ」 にとり「うんうん、いい出来だよ!これならどんなファイトでも怖くはないね!」 一輪「負けてられないわ!巨大化よ、雲山!」 雲山「……」 一輪「戦いたくない?……ふぅーん……そうよねぇ、雲山は私と違って、出番がたくさんあるもんねぇ」 雲山「……!」 一輪「ここで雲山が私の言う事を聞かなくなったら、ますます日陰者だわ」 雲山「……!!」 一輪「そうそう、それでいいの。さぁ、早速ファイトよ!」 霊夢「んー……冬本番で寒いのよね。どっかの冬将軍もやる気満々だし。だから、腋カバーでも編んでちょうだい」 早苗・一輪「「……」」 早苗「このヒソウテンソクの核融合エネルギーを、そんな事のために使えと言うんですか!」 一輪「どうして久々の出番なのに、そんな地味なファイトなのよ!」 霊夢「じゃあ無効試合でいい?」 早苗・一輪「「……ぐぅ」」 一輪「さあ雲山、ちゃっちゃと編んじゃって」 雲山「……」 一輪「駄目よ、巨大化の指定がかかってるんだから。それとも私を反則負けにさせたいのかしら?(じと)」 雲山「……!」 一輪「じゃ、お願いね。あぁ、サイズは当然人間大だからね?」 雲山「……(こくこく)」 早苗「ヒソウテンソクの力は、こんな事のためにあるんじゃないのに……あぁ、また糸が切れた……」 にとり「一応指も独立可動だけど、そんな細かい細工は考えてないからねぇ」 早苗「……やはり東方ファイトでは常識に囚われてはいけないのですね!」 にとり「お、なんかいい案でもあるんだ?」 早苗「ええ、それはですね……」 霊夢「で、これは何」 早苗「私とヒソウテンソクで組み上げた巨大人型巫女、メカレイムです! あ、ちゃんと極太ワイヤーで腋カバーは編んで取り付けてありますよ」 にとり「ちなみに設計は私がしたけど、作ったのは早苗だからセーフだよね」 諏訪子「発想の転換っていうか、メカに乗っちゃったら腋とか寒いとか関係なくない?」 神奈子「……孟母三遷に倣って、妖怪の山から引っ越すべきかしら」 霊夢「ふーん……まあ、神社裏に空地はたっぷりあるし、別にいいかな」 神奈子「あんたこれでいいの?」 霊夢「要は冬の寒さを凌げればいいの」 雲山「……(ふぁさ)」 霊夢「……ぅん?なに、これ……ショール?あんたが編んだの?」 雲山「(こくこく)」 霊夢「へー、白をベースに赤糸があしらってあるのね。意外とまともで安心したわ。 肩かけだけど、そこそこ長いから腋までカバーしてるし……合格ね」 雲山「(照れ)」 早苗「その巨体でその細工、なかなかやりますね!しかし私のメカレイムもそれだけではありませんよ!」 神奈子「……とりあえず、状況が悪化する前に結論をお願い」 霊夢「考えるまでもなくこっちのショールでしょ」 諏訪子「まあそうよね」 にとり「ロマンがないなぁ」 早苗「いいんです、このメカレイムの性能を見れば、霊夢さんも考えを改めるはず!」 霊夢「いいけど、動かす振りをして博麗神社を壊したりしたら容赦しないわよ?」 早苗「……そんなわけないじゃないですかー」 神奈子「……もうだめかなこのじんじゃ」 諏訪子「……もうだめですわこのじんじゃ」 霊夢「そういえば、あんたの主人はどうしたのよ」 雲山「…………」 結果:雲山の手編みショールによりジャイアントウンザン&一輪の勝ち。 一輪「むにゃむにゃ……姐さんの力が狙いかー……(すーすー)」 雲山「……(ふぁさ)」 一輪「ぅん……うんざん……?あぁ、布団……じゃないわね。ショール……?ありがと……(すーすー)」 雲山「……♪」
https://w.atwiki.jp/poke_ss/pages/1968.html
16ページ目 魔法の森 アリス「な、中々に速いけど……」 熊川二曹「でしょでしょ!?」 アリス「き、気持ち悪……!」 熊川「吐かないでよ!?」 アリス「が、我慢するわよ、それくらい……」 高島三尉「まだ東ですか」 アリス「……ん、そうなるわね……」 アリス「……でも、田畑が見え始める辺りからもう警戒しときなさい……森の瘴気が消えるから……」 高島「あぁ、そうするよ……大丈夫かい?」 アリス「……う」コクン 次へ トップへ