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登録日:2011/05/07 Sat 21 10 23 更新日:2020/09/19 Sat 09 51 27 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 PS2 PSP ×ぬぐぬぐまーじゃん ぬくぬくまーじゃん アマガミ アマガミ ぬくぬくまーじゃん キミキス ミニゲーム 麻雀 「アマガミ ぬくぬくまーじゃん」はPS2及びPSPゲーム「エビコレ+ アマガミ」に収録されている麻雀のミニゲームです。 ~ぬくぬく概説~ 「ぬくぬくまーじゃん」はストーリーモードとフリー対戦モードの2つのモードがあり、 ストーリーモードはミニゲームとは思えない程の濃密さでプロローグを含めて全22編。 なんといっても前作キミキスのヒロイン達が登場するストーリーが用意されているのがファンには堪らない。 (全キャラフルボイスだよ!) フリー対戦モードは文字通りのモード。 ストーリーで対戦したキャラはフリー対戦時の選択キャラに追加される、つまり好きな面子で好きなだけぬくぬく対局できるぞ! 麻雀ゲーとしては、ルールを覚えたての初心者でもどうにかなる難易度だったり。 …とはいっても、麻雀を知らないプレーヤーのために 「対局を終えるだけで(勝敗は関係無)他のストーリーが開放」 「自家操作(自分で麻雀を打つ)をCPUに変更可能」 のように設定されているため、初心者でも安心してプレイすることができる。 ~ぬくぬく麻雀~ 麻雀のルールについてはこちらへ。 ~ぬくぬくストーリー~ フルプライス版を購入したユーザーへのファンサービスという位置付けが強いためか、 アマガミ編では隠しキャラは勿論、特定イベントでしか登場しないキャラクターが対戦相手に。 シナリオ重視のプレーヤーはアマガミ本編の[オールキャラクリア!](32,30)を閲覧後に始めてみよう。 ※主人公の名前はゲーム本編の最新ロードデータのものがそのまま採用されるので注意! (キミキス編に合わせて相原光一に名前を変えたい場合はその名前のセーブデータをその都度ロードし直そう) ※対局メンバーはカッコ内キャラ ■アマガミ編 【プロローグ~アマガミ~】 輝日東湾で行われたサメの駆除。 その中にいた一匹のサメから全ては始まる……。 【中学の思い出】 主人公宅に集まった輝日東中学出身の4人。 一人違うクラスだった梨穂子は……。 (桜井、棚町、梅原) 【黒猫の名前?】 校舎裏に出没すつとっても可愛い黒猫。 そんな黒猫を巡って、少女達の想いがぶつかる! (七咲、香苗、美也) 【田中さんの占い】 麻雀同好会の顧問になるか悩む高橋先生。 恵子の占いに協力して、先生の未来を切り開け! (絢辻、田中、麻耶) 【茶道部の忘年会】 茶道部の手伝いで庭掃除をしていると、 部屋から瑠璃子と愛歌の言い争う声が!? (飛羽、桜井、夕月) 【再戦! ダーツバー】 薫に連れられ無理矢理やってきたダーツバー。 薫がリベンジしたい相手とはいったい? (棚町、???、森島) 【水泳部VSパソコン部】 紗江を水泳部に入部させようとするひびき。 しかしそこに、意外な乱入者が……。 (中多、香苗、塚原) 【プール大作戦】 水着姿の薫にプールが緊急事態だと 助けを求められる。プールでいったいなにが!? (七咲、絢辻、塚原) 【キビトランドの決戦】 久し振りに紗江とやってきたキビトランド。 しかしそこには、変わり果てた彼らの姿が……。 (中多、???、???) 【美也のお姉さん】 今の自分を変える決意をした少年。 そんな少年の変化に、戸惑う一人の少女がいた。 (森島、美也、???) 【エピローグ~アマガミ~】 麻雀を通して一回り成長した少年は、 日頃の感謝を込めてある計画を実行する……。 ■キミキス編 【プロローグ~キミキス~】 進展しない女の子たちとの関係。 思い悩む少年に突き付けられる風紀委員からの罰。 【初めての麻雀】 麻雀を通して、結美とより仲良くなりたい。 意を決した告白は2−A全体を巻き込むことに……。 (星乃、柊、栗生) 【潤いのプールサイド】 川田先生が特訓に付き合っていた、摩央と明日夏。 しかし彼女たちが着ていたものは……。 (水澤、川田、咲野) 【瑛理子と恋愛小説】 図書室で見かけた瑛理子と深月の二人組。 恋愛小説を探しているようだが、その目的は? (祇条、星乃、二見) 【川田先生の麻雀青空教室】 テラスで川田先生に麻雀を教わる菜々となるみ。 麻雀の勉強にはそれぞれ別の思惑があるようだ。 (菜々、川田、里仲) 【ご主人様騒動】 深月と二人きりの音楽室へ突如現れた摩央と恵。 そこへ深月が「ご主人様」と口を滑らせて……。 (水澤、祇条、栗生) 【実験は大福の味】 悩める明日夏が瑛理子と実験!? 結美も巻き込んで試される実験の成果。 (咲野、二見、星乃) 【結成、輝日南高校麻雀同好会!】 摩央に呼び出されたなるみ、瑛理子を含めた三人。 そして突然、同好会結成を宣言した摩央の真意は? (水澤、里仲、二見) 【護身術と精神力】 屋上で護身術の練習をしていた恵たち三人。 肉体は護身術、じゃあ精神の鍛え方は? (栗生、里仲、祇条) 【イワオと麻雀】 明日夏と一緒に下校中、麻雀の話題で盛り上がり、 菜々の部屋で一緒に麻雀をすることになるが……。 (菜々、???、咲野) 【エピローグ~キミキス~】 イワオを海に流すため砂浜へ向かうと、 そこには思わぬ人々が集まっていた……。 ~ぬくぬく四方山~ フリー対戦でしか対局できない隠しキャラがいるよ (裏とかロリとか水着とか) 裏表のない素敵な人と猫のような後輩は、表モードと裏モード、なつく前となついた後の2パターンの性格から選べる (笑顔の裏で何を考えているか怖い絢辻さんとドSモードの絢辻さん、いたずらっぽい七咲と素直デレの七咲、貴方が好きなのはどっち?) キャラ毎に打筋傾向がある模様 (マナマナは国士無双狙いとか) ヒロインが平然と焼き鳥(麻雀用語)発言するよ (焼き鳥:一度も和了ることができなかったプレーヤーに対するペナルティ) 一部キャラの思考ルーチンは他キャラよりも高め (えりりんとかひびきちゃんとか) 好きなヒロインに振り込んで楽しむのが真のぬくぬくまーじゃん (対戦時のボイスは70種以上あるそうな) 絢辻スキBESTをクリアしているとアマガミエピローグにおまけが追加 (エビコレ版パッケージイラストをイメージしたSS) 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 二見さんや塚原先輩が妙に強いのはこのためかw -- 名無しさん (2014-07-05 19 33 15) 七咲にパターンあったっけ…? -- 名無しさん (2014-07-12 14 59 28) ↑七咲は服選べるだけ。絢辻さんは服によって打ち方違うけど。 -- 名無しさん (2014-12-21 09 09 15) 名前 コメント
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前ページ次ページSSまとめ 36-240 36-240 名前:アキラ 夜の幻[sage] 投稿日:2006/07/31(月) 20 45 43 ID ??? アキラ 夜の幻 1/2 ちょっと眠れなかった夜、ふと立ち寄ったロビーに人影がありました あれは・・・ 円 「あ・・・アキラさん」 ロビーにいたのは円さんと美砂さん 円さんは酔いつぶれた美砂さんを介抱していました アキラ 「こ、今晩は・・・美砂さん大丈夫?」 しかし円さんに制止されました 円 「来ない方がいい。今、美砂とってもお酒臭いから」 円さんはそう言うと、ぐてんぐてんの美砂さんに肩を貸して立ち上がりました でも、円さんだけでは力が足りなかったようです 円 「おおっ・・・」 美砂さんに肩を貸したまま、円さんは倒れそうになりました アキラ 「危ない!!」 私はそう叫ぶと、円さんと美砂さんを抱き止めます アキラ 「うっ!!」 あまりの臭気に少し顔が歪みました。思わずぐらつきそうになります 円 「だから言ったのに」 アキラ 「だ、大丈夫。部屋まで運ぼう」 私はなんとか体勢を立て直すと、円さんを見つめました 円 「・・・ありがと。私の部屋の方が近いから、私の部屋に放り込もう」 こうして私は円さんの部屋に入ることになったのです 36-241 名前:アキラ 夜の幻[sage] 投稿日:2006/07/31(月) 20 46 49 ID ??? 2/2 美砂 「もっと・・・水割り・・・」 円さんのベッドに横たわった美砂さんは、軽く寝言を言いました 円 「まったく馬鹿たれめ・・・ちょっと着替えてくるから、ソファーにでも座ってて」 アキラ 「うん・・・」 ソファーに座る私。円さんの部屋はちょっとどきどきする 飾りっ気のない部屋だけど、それでも女の子に必要な物はそろっている。無駄がないのかな? しばらくきょろきょろしていると、円さんが着替え終わってやってきました 円 「お待たせ。珈琲飲む?」 やってきた円さんは裸でした。本当に全裸でした アキラ 「あ、あう?」 円 「ああ、私、部屋ではほとんど裸なの。気にしないで」 アキラ 「き、気にしないでって言われても・・・」 そんな中、円さんがとんでもないことを言い始めました 円 「ねえ、このチョーカーつけてくれないかな?」 と言って差し出したのは明らかに犬用の首輪。これをつけるって・・・ アキラ 「こ、これって」 円 「お気に入りなんだ。私、私服では必ずチョーカーをつけるの。ねえ、お願い・・・」 私は混乱していました。そんな私を優しく見つめながら、円さんは私に首輪を手渡しました 円 「お願い・・・」 私はつばを飲み込みました。はっきり言って何をして良いのか分かりません だから、言われるまま円さんに首輪をつけてしまいました 円 「ありがとう・・・あ、こう言った方がいいかな?」 アキラ 「え?」 円 「ご主人様・・・わん!!」 この時、私の中で何かが壊れそうな気がしました。真名もそうだったのかな? 完 36-247 36-247 名前:意外とテクニシャン?![sage] 投稿日:2006/07/31(月) 23 37 44 ID ??? 意外とテクニシャン?! 3−Aのクラスにはとても特徴的な双子姉妹がいる。 それが鳴滝姉妹だ。 「史伽ー。答え見せてー」 「お姉ちゃんだめですよー。ちゃんと自分の力で答えるですー」 この双子、やることは似ているがとにかく対照的だ。 風香は活発で史伽はおとなしい、そして中学3年というのに何故か体つきが小学生レベル。 同部屋の楓と比べると大きな差だ、とてもクラスメイトとは思えない。 「それでも拙者よりは点はいいでござるよ」 バカブルーの楓はテストの答案を見せる。点数は言うまでもない。 「しかしすごい答案ね、全部平仮名ー」 横に居た美砂が答案を覗き込んで言った。 「覗かないでくださいー!」 「こらー史伽に何をするんだー」 風香も史伽も行動はまるで小学生そのもの。 何百年生きてきたエヴァンジェリンや哲学的に考える夕映を除けば、確実に子供。 ネギの帳簿にもいたずらで『大人の味 hearts』『意外とテクニシャン?!』とか書いていたりする。 この日は珍しくファミレスで食事をしていた楓と鳴滝姉妹。 「何にしましょう?」 店員の問いかけに。 「拙者はビッグプリンを」 「チョコパフェー」 「イチゴパフェでお願いします」 それぞれの好みを注文する3人。 しばらくしてテーブルにはプリンとチョコパフェにイチゴパフェが並べられた。 「いただきまーす」 36-248 名前:意外とテクニシャン?![sage] 投稿日:2006/07/31(月) 23 38 17 ID ??? 三人それぞれが食べ物を口に含む。 楓はよほどうまかったのかプリンを3つもおかわりしていた。勢いよく食べる風香とゆっくり味わう史伽。 当然だが風香が先に食べ終わった。 することがなくなってしまったか風香のいたずら心に火が点いてしまった。 手始めに楓のプリンに横からストローで刺す。 プリンで頭のことがいっぱいの楓は風香が横にくっついていることに気がつかない。 そして一気に吸った。 ずぞぞぞぞぞぞぞぞぞぞ 「せ、拙者のプリンが!?そんな食べ方は邪道でござるよー!!」 不意打ちにショックを受けた楓を見てクククと笑い声を上げる風香、次のターゲットは史伽だ。 残り少なくなったパフェの中を覗くと一つのイチゴが。 一番好きなものは最後まで残しておく史伽、そのイチゴをスプーンで取る。 「あ、お姉ちゃん!返してー!!」 「やーだよ。あーん」 イチゴを口に入れ前歯あたりで噛んだ瞬間、史伽が飛びついた。どうしてもイチゴがほしい。 「返すですー!」 「む!うぅー!」 手を使おうにも風香が両手をしっかり掴んでいる、足で取るなんて持っての他、残された手は… むちゅっ 「むむーーー!」 史伽は残された手段として風香の口に自分の口を押し当てる。 「ふ…むぅ〜〜〜〜!!」 密着した二人の口の中でイチゴ争奪戦が勃発。口をこじ開け舌を絡ませる、何が何でもイチゴを取り返そうと必死だ。 36-249 名前:意外とテクニシャン?![sage] 投稿日:2006/07/31(月) 23 39 09 ID ??? そんな戦いが1分以上経過した時。 「ふぅ……ぁ…ぉ……」 風香が痙攣しだす。それを見て史伽が口を離した。 「ふぅ…ごちそうさま hearts」 「ほ…はぇ…あ……」 すべてが終わったとき、風香の口にあったはずのイチゴは史伽の胃の中に納まり、風香は空気が抜けた風船のようになっており 頬はほんのり赤く染まって腑抜けになってしまっていた。 「ふ、史伽殿は意外と出来るでござるな…」 妙な感心をしてしまう楓。 風香がネギの名簿にいたずら書きした『意外とテクニシャン?!』は案外本当なのかもしれない… 終 36-258 36-258 名前:真名ちゃんもっこり日記89[sage] 投稿日:2006/08/01(火) 06 05 56 ID ??? 真名ちゃんもっこり日記89 こんな早朝に日記を書くのも珍しいと思うが、妙な時間に目覚めて寝付けなくなっただけなんだ。 アキラは横でぐっすり寝ている。 軽く突付こうと思ったが寝顔があまりにも可愛いからこのままにしておいた。 仕方なく外の空気を吸いに出てみる。 「うにゃぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜ん。にゃぉおぉぉ〜〜〜〜〜〜ん」 おぉ明石か。毎日早起きだな。 猫なお前はすごく可愛いぞ。朝からいいものを見た、このかつおぶしをやってみよう。 ん?先客か? 「どうぞ」 「にゃー」 あいつは!どんな猫でもまっしぐらの茶々丸! すでに皿にミルクを用意しているあたり明石のこの行為を知っていたな。 「おいしいですか?」 「にゃ〜〜ん」 なでなで くぅ〜、先手を取られた、私も混ぜろ。 「おはよう、私も混ぜてもらおうかな茶々丸」 「拒否します」 早朝会っていきなり拒否体勢かよ。しっかり明石を抱きしめて羨ましい。 「いいじゃないか」 がしっ 「にゃ!」 「駄目です。あなたが相手ですと明石さんが逃げてしまいます」 36-259 名前:真名ちゃんもっこり日記89[sage] 投稿日:2006/08/01(火) 06 06 36 ID ??? 「私はそこまで野蛮ではない!離せ!」 「嫌です『失せろ』と言いたい気分ですね」 ご丁寧にファックサインまで…●モード炸裂ですな、いいだろうその喧嘩買った。 「絶対離さん!」 「『邪魔はそっちだ』と言いたい気分です」 暴言出したい放題だな!エヴァにもそうやっているのか!? ぎゅうううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう 「に、に゛ゃぁぁぁぁ…」 ぷちっ あ 36-266 36-266 名前:二ノ宮 闇の唄[sage] 投稿日:2006/08/01(火) 17 28 31 ID ??? 二ノ宮 闇の唄 二ノ宮 「さて・・・今日はどんな悩みが入っているかな?」 いつものように意見箱を開く二ノ宮、いつもならたくさんの悩みが入っているはずだった 二ノ宮 「一通?」 箱に入っていたのはたった一通。二ノ宮は最近は生徒に悩みがなくなったのかな、と悲しく思った 二ノ宮 「さて・・・ん?」 その紙には不気味にも血文字でこう書かれていた ”やっつぁっつぁぱれびっぱれらんらんびっぱりりんらんぴちたんるんらーりぴたりるんらーるっぱりるぴらんこれかんろっかやきりかんぐー” 二ノ宮 「な、なんだ・・・これは・・・頭の中に・・・入って・・・く、る?」 それは呪詛のように二ノ宮の頭の中を巡った。まるで二ノ宮の記憶のすべてを書き換えるように・・・ 頭を抱えて蹲る二ノ宮。嗚咽を漏らし、震え始めた。やがて・・・二ノ宮は大きく叫ぶ ?? 「ナバァァァァ!!!!」 次の瞬間、二ノ宮は二ノ宮でなくなっていた。頭を抱えていた手はだらんと垂れ下がり、何かを掴んでいる そして・・・そこには葱般若の面をつけ、長ネギを持った一人の鬼が立っていた ?? 「やっつぁっつぁぱれびっぱれらんらんびっぱりりんらんぴちたんるん・・・ニタァ」 ハルナ 「夏の恐怖は那波さんから!!伊達に長く生きてはいないからね!!」 今日は地下ポンプ室で創作系同人誌を作っていた。前回、少年に尻ネギされた。プロおばさんじゃないから痛くもかゆくもなかった ハルナ 「こうやってまた一人、また一人、恐怖が増殖して・・・え?」 ?? 「やっつぁっつぁぱれびっぱれらんらんびっぱりりんらんぴちたんるん・・・」 それは壁から、床から、天井から聞こえてきた。一小節終わる事に唄う者が増え、ループされてゆく。終わりのない唄がそこには響いた 完 36-274 36-274 名前:チア+ザジちうの学食[sage] 投稿日:2006/08/01(火) 22 07 11 ID ??? ぽろぽろ 美砂「あー、桜子こぼしてるぞ」 桜子「あ、ホントだ」 千雨「ホントだ、じゃねえだろが」 ザジ「桜子さん」 ぐいっ 桜子「えっ!何!?」 ザジ「口の周りがべたべた」ふきふき 桜子「ありがとザジちゃん」 ザジ「…(にっこり)」←素でやさしい 桜子「ザジちゃんってやさしいね。ねっ、千雨ちゃん」 千雨「あ?」 桜子「ねぇちゃんと取れた?」 千雨「馬鹿、まだ取れてねぇよ」ふきふき 桜子「んー」 千雨「これでよしっと」←実は面倒見がいい 桜子「わーいありがと大好き hearts」 千雨「調子に乗るな」 円「ねぇ…あれってわざと?」 美砂「二人の間に座ってる時点で確信犯だったりして」 円「(そのポジション…この間まで私だったのに……)」 36-276 36-276 名前:史伽 子守歌[sage] 投稿日:2006/08/01(火) 23 17 26 ID ??? 史伽 子守歌 暑い夏には眠れない夜もあります。でも今日は特に暑いというわけではありませんでした 現にお姉ちゃんも楓姉も気持ちよさそうに寝ています なんだろ、この心のどきどきは?分からないです だからちょっと自販機までお買い物。冷蔵庫に飲み物くらいはあるけど・・・外に出てみたかったです ぶぅぅぅん・・・ 誰もいないロビーに鳴り響く自販機の作動音。非常口の緑の表示を見ると、ここが夜中の旅館みたいです ジュースを買って、ロビーのソファーに座る私。なんだか旅行気分 千鶴 「あら?眠れないの?」 しばらくボーとしていたら、突然声をかけられました 史伽 「うん、ちょっと寝苦しくって」 千鶴 「私もよ。ねえ、隣、いいかしら?」 史伽 「うん」 千鶴姉は浴衣姿です。あげてまとめられた髪から覗くうなじが色っぽいです 千鶴 「眠れないなら・・・膝枕してあげようか?」 史伽 「・・・眠れるですか?」 千鶴 「子守歌も歌ってあげる」 私はそうして横になると、とっても柔らかい千鶴姉の太ももに頭を乗せました。凄く心地がいいです 千鶴 「歌ってもいい?」 史伽 「お願いするです」 千鶴 「やっつぁっつぁぱれびっぱれらんらんびっぱりりんらんぴちたんるん・・・」 なんだか不思議な子守歌。ぐるぐると頭の中を回って私の意識を消していきます。ああ、もう、眠く・・・ 翌朝、私は自分の布団で目が覚めました。きっと千鶴姉が運んでくれたんだと思います。でも手に葱を握っていたのはなんでだろう? 完 36-288 36-288 名前:五月屋[sage] 投稿日:2006/08/02(水) 00 38 31 ID ??? 五月屋 五月 いらっしゃいませ いいんちょ「お久しぶりです五月さん。しばらくここが閉鎖してましたけど?」 五月 少々改築などがありまして…。それでメニューも一新しました ・裕奈のひみつ ・亜子のひみつ ・アキラのひみつ ・まき絵のひみつ2 ・鳴滝姉妹のいたずら悩み相談室 ・パル画伯の漫画講座 ・明日菜の苦労 ・千雨のツンデレレベル測定 ・クーフェイマンスタッフ構成 ・ザジのメイクアップ技術 ・赤点戦隊バカレンジャー高校入試、激動の90日間 ・秘密コマンド ・二ノ宮先生としずな先生が語る『大人の世界 hearts』 ・ブラックちゃん真名VS忍者月影 ・千鶴の『燃えろ!いい女』 ・ ウイルス(購入すると己の存在の保障は利きません) ALL時価 いいんちょ「えぇと…“明日菜の苦労”と“まき絵のひみつ2”を」 五月 分かりました。 ひそひそ いいんちょ「そ、そんな!明日菜さんがそんな…」 ごにょごにょ いいんちょ「う…うぅぅ〜〜〜〜〜〜(号泣)明日菜さーーーん」 五月 続いて… ひそひそ いいんちょ「う゛っ…(鼻血)」 五月 どうです? いいんちょ「すばらしいですわ… つ1万円」 五月 ありがとうございます。あれ、あまりの刺激の強さに失神してしまいましたね。 36-289 36-289 名前:夢[sage] 投稿日:2006/08/02(水) 00 56 39 ID ??? もるです。綾瀬夕映です。今日はわたしが見た夢を話すです。 恐らく江戸時代でしょう。わたしは和服を着ていました。わたしはある女の人を母上と呼んでいたです。その人はクラスメートの那波千鶴さんにすごく似ていました。 二人は母子家庭ながらも幸せに暮らしていたようですが、その幸せは長くは続かなかったようです。ある夏の日、わたしが川で溺死してしまったからです。 時は現代。わたしは図書館島に向かう途中、偶然那波さんに会いました。彼女はわたしを見て、すぐに抱き締めました。 「やっと会えた…。」 わたしは懐かしさを感じました。そして、「母上」と言おうとした瞬間に目が覚めたです。 もしかしたらわたしと那波さんは前世では親子だったのかもしれません。今度近くのデパートの占い師さんに相談してみるです。 36-291 36-291 名前:ネギまほラジオ:ゆえパル分析隊[sage] 投稿日:2006/08/02(水) 01 02 06 ID ??? 「夕映と」 [ハルナの] 『ザジちうスレ・傾向分析〜!』 「後編です」 ゆえ「最近のスレ内におけるクラスメイトの扱われ具合を独断と偏見で分析する『傾向分析』、11回目になるです。 ……ハルナ、体の具合はどうですか?」 ハルナ[まだ少し声がかすれているけれど大丈夫。問題ありません] ゆえ「それならいいのですが――おっと、まずは昨日のことをお詫びしなければなりませんですね」 ハルナが急に隊ty……体調を崩しまして、代打のDJも見つからなかったので急遽延期してもらったです」 ハルナ[ご心配をおかけしました] <この番組は ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ノノ .┃ ┃ 〃 ´⌒`ヽ. ┃ ┃ Ki ((ハレ))〉 * 『抱き枕から夜のオカズまで .┃ ┃ ノヘ.|l. ゚ ヮ゚リ ,* 漏らさずカバー』の ┃ ┃ (( ⊂リ.水 ||つ ,* ┃ ┃ )) く/_|〉 ┃ ┃ し ノ 雪 広 社 ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛と 『私の胃袋は宇宙』フードファイター・ニジュウイン5歳の提供でお送りいたします> ゆえ「何ですか、この中途半端なバーチャルネットアイドルみたいな解説は」 ハルナ[『新ジャンル:バーチャルフードファイター』ってのはどうでしょう?] ゆえ「V I P で や れ 。さて、分析の遅れを取り戻すですよ。ランキングは 164-165を参照してくださいです」 36-292 名前:ネギまほラジオ:ゆえパル分析隊[sage] 投稿日:2006/08/02(水) 01 04 22 ID ??? 〜22番:鳴滝風香〜 『将軍様はお休み中? いたずら稼業は忙しい』 ゆえ「久々に上位陣に戻ってきた風香さん。 前スレでは将軍様にさほど頼ることなくこの数字でしたので、まだまだ伸びる可能性を秘めています」 ハルナ[姉妹で、あるいは楓さんとの登場が多い結果となりました。これもまた原点回帰かもしれませんね] ゆえ「珍しくまともな分析をしますね、ハルナ。それともやはり体調が――?」 ハルナ[な、何をおっしゃいますかゆえさん。私はこのとーりぴんぴんしてるよ? ほら、私の戦闘力は53万です] ゆえ「そ、それならいいのですが……」 〜23番:鳴滝史伽〜 『絶好調の妹分、もるです属性習得か?』 ゆえ「こちらも急上昇の史伽さん。風香さんとほぼ同率ですが、わずかに届きませんでした」 ハルナ[三姉妹として爆破術にも挑戦されていましたが、残念ながらいまだ不発です。 代わりにどうやらゆえさんと同様の属性を獲得したようです。むしろ奪ったのかもしれません] ゆえ「い、いえ、あれはその、偶発的事故というか……次行くです、次!」 〜24番:葉加瀬聡美〜 『博識少女、恋人と誕生日の風に乗る』 ゆえ「前スレにて誕生日を迎えられた聡美さん。見事トップテン入りを果たしましたです」 ハルナ[ハカセのトップテン入りは分析開始以来初かもしれませんね。 私も誕生日会に混ざりたかったのですが、その日はメンt……い、いえ、入稿日で] ゆえ(もっと砕けた感じでいいです、私のことも呼び捨てでお願いします) ハルナ?(……了解しました) 36-293 名前:ネギまほラジオ:ゆえパル分析隊[sage] 投稿日:2006/08/02(水) 01 06 20 ID ??? 〜25番:長谷川千雨〜 『ネットアイドルの憂鬱、燻る想いを煙に乗せて』 ゆえ「前回の分析で見事トップの座に返り咲いた千雨さん。残念ながら今回は一歩及ばずです」 ハルナ[不良化とツンデレ化の二極化してる気がするわね。 千雨さんは今まで大きくキャラを崩したことがないだけに、不良化はコワれ系の一種かも] ゆえ「桜子さんとの関係も少し変化してきました。一方的な拒絶というよりは少し妥協が見え始めました」 ハルナ[これからの展開が大いに気になるところだね] 〜26番:Evangeline.A.K.McDowell〜 『主人を大切にしない従者なんて大嫌いだ』 ゆえ「……絶対書きたかっただけでしょう、これ。例の量産事件ですか」 ハルナ[マs……ええと、エヴァちゃんならきっとこういうかな〜って。 2スレに一度上昇の法則はすっかり成り立たなくなっちゃったけど、今回は久々に上昇期だったよ] ゆえ「久々に主役のSSが多かったですからね。あの事件は収まったのか、まだ続いているのか……」 ハルナ[おかげでずいぶん楽になったけど] ゆえ「はい?」 ハルナ[や、なんでもない。こっちの話だから] 〜27番:宮崎のどか〜 『心を何に例えよう、ほんのり染まる恋心』 ゆえ「他人のことは言えませんが、久々にデッドゾーン脱出ののどかです」 ハルナ[あ、そうか。私以外の図書館組って全員下位組だったんだっけ] ゆえ「下位組で悪かったですね。それにしても、楓さんとのあの関係はなんとしたものか……」 ハルナ[ほら、文字通り『友達以上恋人未満』ってやつなんじゃない?] ゆえ(ラブ臭感知センサーとかないんですか?) ハルナ?(あれは未だに原理が解明できません) 36-294 名前:ネギまほラジオ:ゆえパル分析隊[sage] 投稿日:2006/08/02(水) 01 08 09 ID ??? 〜28番:村上夏美〜 『普通少女は自然体。自分の舞台、み〜つけた』 ゆえ「聡美さんの誕生日に便乗、前回から一転して急上昇の夏見さんです」 ハルナ●[とりたてて言うこともありません] ゆえ「それじゃ分析にならないでしょう! ……ですが、無理に演劇などの話にするよりも、普通に行動している夏美さんは一番映えると思うです」 ハルナ[そういうものなのかなぁ……] 〜29番:雪広あやか〜 『今宵の私は大胆? いいえ、素直なだけですわ』 ゆえ「次第に大胆になっていくいいんちょさん。これが噂のクーデレといいうやつですか?」 ハルナ[どちらかといえば素クール……これも違う気がするなぁ。いや、同じ?] ゆえ「まき絵さんとの奪い合いが落着して安定期に入ってきましたかね。これからどうなっていくか注目です」 〜30番:四葉五月〜 『ここが私の場所。どなたさまもいらっしゃい』 ゆえ「相変わらず際どいところにいるのですが……五月さんが上位に来るところはあまり想像できません」 ハルナ[誕生日は5月12日○時△分□秒――まだまだ遠いなぁ] ゆえ「五月さんの誕生日、ですか。彼女は祝われるより祝う側に回ってしまいそうですね」 〜31番:Zazie Rainyday〜 『世界一雄弁な無口、スポットの下で笑う』 ゆえ「なんと、以外にも今回下位陣に回ってしまったザジさん。しかし、これはライン引きの問題でしょうか」 ハルナ[二ノ宮先生まで入れれば4人まとめて同率だからね。ここらへんは接戦だなぁ] ゆえ「朝倉さんに対して、ザジさんは『受け入れる』タイプといえそうです。 ただ、あくまでも彼女なりのルールには従っているようですが。今度時間があるときに詳しく検証するです」 36-295 名前:ネギまほラジオ:ゆえパル分析隊[sage] 投稿日:2006/08/02(水) 01 12 01 ID ??? ゆえ「といったところで今日の放送はここまでです。ハルナ、本調子でないなら今日は早めに寝るですよ」 ハルナ[うん、そうする……それじゃ、最後のアレで締めようか] 『それでは、これからもザジちうスレが良き萌えの開拓地となりますように』 <この番組は ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ ノノ .┃ ┃ 〃 ´⌒`ヽ. ┃ ┃ Ki ((ハレ))〉 * 『抱き枕から夜のオカズまで .┃ ┃ ノヘ.|l. ゚ ヮ゚リ ,* 漏らさずカバー』の ┃ ┃ (( ⊂リ.水 ||つ ,* ┃ ┃ )) く/_|〉 ┃ ┃ し ノ 雪 広 社 ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛と 『私の胃袋は宇宙』フードファイター・ニジュウイン5歳の提供でお送りいたしました> ――【舞台裏】―― ゆえ「助かりましたです、ハカセさん。昨日からハルナが布団に潜ってしまったのでどうしようかと思ってたですよ」 ハカセ「とんでもないです〜。『クラスメイト回路』のいいサンプルが取れました〜」 茶々丸[……ハカセ、もう声を戻して構いませんか?] ハカセ「うん、ご苦労様。まだまだ改良の余地がありますね〜。それではまたよろしくお願いします〜」 ――【寮の一室】―― ハルナ「つ、次はどこから『襲って』くるの!? ひぃッ、わ、私の『尻』に近寄るなァァァァ!」 36-314 36-314 名前:リクカプ劇場[sage] 投稿日:2006/08/02(水) 22 49 15 ID ??? リクカプ劇場 いいんちょ×アキラ編:KISS 早朝、ぐっすり寝ていたアキラは目を覚ました。 見慣れないベッド、ふかふかとした布団。普段の寮の部屋とはかけ離れた豪華さに少し戸惑った。 「…そうだ、ここいいんちょの実家だった」 室内プールで夜遅くまで練習していたら終電を逃してしまった。 途方にくれていたときに偶然あやかと鉢合わせになり、近くということであやかの家に泊めてもらうことにした。 「よく眠れましたか?」 意識が完全に覚醒するとそこにはあやかの全開の顔があった。 「わぁ!」 驚いてベッドから転がり落ちてしまう。 「大丈夫ですか?」 「はい、大丈夫です…」 少し腰と頭を打っただけですぐに立ちあがった。 「朝ごはんは和食と洋食、どちらにしますか?」 いきなり朝ごはんのオーダーだ。 「あ、洋食で」 「味噌汁は赤、白、合わせ、どれがお好みで?」 「合わせで」 「あじの開きは好きですか?」 「…はい」 「漬物はたくあんでいいですか?」 「…はい」 「他にリクエストは?」 「別にいいです」 「分かりましたわ、30分くらいで用意できますのでゆっくりしていてください」 朝から随分と細かく指定してきてくれる朝ごはん、寮ではなかなかないことだ。 36-315 名前:リクカプ劇場[sage] 投稿日:2006/08/02(水) 22 49 52 ID ??? 「あ、忘れてましたわ」 そっと近寄るとアキラの口に軽くキスをした。 「!?!?!?」 「おはようのキスですわよ hearts」 そしてあやかは部屋から出て行く、一方のアキラは口をぱくぱくさせて真っ赤になって驚いていた。 着替えてぼんやりと外を眺める。 あやかは私服でテラスに出て紅茶を飲んでいる。お嬢様らしらを存分に出して。 さっきその彼女に唇を奪われてしまった。 顔はしっかりしてて頭もいいしお金持ち。自分が男だったらきっと惚れているかもしれない。 「彼氏って…いないよね」 ネギにぞっこんの彼女が彼氏を作るはずがないだろう。これだけ条件の揃った人物なのだから相手がいるならそれなりの 家系の人間か同等の立場のお坊ちゃんあたりだろう。 だがアキラはそれ以上に自分にキスしたことが一番気がかりだった。 とてもキスしなれていた、上品で大人っぽくて…だがアキラにもしていた。 「きっと、挨拶なんだよね」 『おはようのキス』なのだからそう信じたいが… アキラの描いているキスは映画のワンシーンみたいに抱きしめて、そして激しく。 「どうしました?ぼうっとして」 「わぁ!?」 ぼんやりと考えている間にあやかがテラスからこちらにやってきていた。 「だ、大丈夫です」 「そうですか」 さり気なく、そっとアキラの隣に座るあやか。 「あなたは必死に頑張るのは認めますが、しっかりと帰る時間くらいは確認したほうがいいですわよ」 「は、はい」 36-316 名前:リクカプ劇場[sage] 投稿日:2006/08/02(水) 22 50 36 ID ??? 急に照れてしまうアキラ。あまり1対1での話は慣れていない。 いつも運動部4人組で遊んで話して、それが普通のことだった。一人での行動は水泳の練習くらい。 いろいろと二人だけで痴話話をする。 学園のこと、友人のこと、成績のこと、そして。 「いいんちょって、キス慣れてるの?」 「そんなこと聞いてどうするのですの?」 「い、いや何ていうかその…朝の、アレ…」 顔を真っ赤にしてアキラは話す。 「ふふふ、アキラさんも結構奥手なのですね」 「えぇ?」 「もっとこう大胆に走ってもいいのでは?」 そっとあやかが近づく、先ほどのようにキスをする状態だ。 あやかの顔が近づく。 ―いい香りがする。朝起きてそれほど時間が経ってないのにとても優しい香り。 まるですべてを包み込むような顔であやかはアキラを見つめ… 「あ」 「ふふ」 肩をまわされてそっとキスをされた。 一度口を離してもう一度、そして押し倒されるような状態まで体が自然と横たわる。 「準備が出来たようなので、食事にしましょうか」 するとあやかは立ち上がり扉を開けて食卓に案内する。 何十人と座れる食卓に座っている明はボーっとしていて、食欲がないように見えているが実際のところは… 「いいんちょ……本気になれそう…」 終 36-325 36-325 名前:史伽 お花畑[sage] 投稿日:2006/08/02(水) 23 27 00 ID ??? 史伽 お花畑 史伽です。夏は暑いです さて、やっと梅雨も開けました。本格的な夏の到来です で、夏は雨が少ないです。だから木やお花の水やりが大切になります 蛇口をひねってホースから水を出します。口を軽く絞って勢いを強めましょう しゃわわわわ・・・・ こうして水を花壇にまきます。角度を変えれば虹も見えそうです 水滴がついたお花はとっても嬉しそうにお辞儀をしてくれます なんだか歌でも歌いたい気分になってきました。だからもう、歌っちゃいます 史伽 「やっつぁっつぁぱれびっぱれらんらんびっぱりりんらんぴちたんるん・・・」 あれ?この歌を歌うと・・・なんだか手が勝手に回り始めます。あれれ? まあ、手が勝手に回れば水やりも楽なので別にいいんですけれど・・・なんでだろう? さて、鼻歌を歌って水やりをしながら花壇の周りを移動していたときのことでした 千鶴 「きゃあ!!」 史伽 「ふえ?」 悲鳴がしたので振り向けば、近くにいた千鶴姉に水がかかってしまったようです 千鶴 「あらあら・・・よく見てなきゃダメよ?」 史伽 「ご、ごめんなさい」 千鶴 「まあ、いいわ。少し暑かったし」 さすが千鶴姉、大人の余裕です。水に濡れた服が肌に張り付いたおっぱいの脹らみも大人の余裕です 千鶴 「お花も嬉しそうね」 史伽 「あ、わかるですか。やっぱり千鶴姉です」 千鶴 「私も手伝うわ。いいでしょう」 夏の花壇は優しさでいっぱいです 完 前ページ次ページSSまとめ
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ルール 複数のチームに分かれてリレーを行う 今回は室内で行ったために、走るのではなくはいはいで移動するルールにした 走者は折り返し地点に立つ人とじゃんけんをし、勝ったら次の人にタッチして走者交代 負けたらもう一回走者をやる 純粋に運のみの戦いである
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—新しいiTunes70.6.1があります。更新しますか? 男「更新か。あれ・・・こないだ7.0じゃなかったか? Appleダサっ!!点の位置まちがえてんじゃんwwww 70て!!残り63はいつ更新したんだよwwww」 男「まぁいいや更新しよ・・・てかなんか容量でかくないか・・・?」 —ダウンロード完了しました 男「特に見た感じ変わってないな。同期させるか。」ぽちっ —iPodの同期が完了しました。 mini「ふぅ〜ん、むにゃむにゃ…お姉ちゃん・・・ブラ返してよぅ・・・わたしだってひつようだもん・・・」 男「???」 男「な…なんか声聞こえた…」 mini「ふにゃ…ふぁ〜ぁ。むぁ。」 男「何の声だ?iPodから・・・だと?」 mini「あ、御主人さま、おはようございます〜(ペコリ)」 男「…オハヨ…??」 mini「あの…」 男「ぎゃぁあiPodしゃべったーーー!?アァ〜きたかこれが統合失調症か とうとう俺もメンヘラだアハハハハハアハハ…」 mini「あわわわ。御主人さまっ!しっかりしてください!! 病気じゃないですよっ!!ふぇーん!!!御主人さま〜〜」 男「ご主人さまだってアハハアハハアハハアハハ」 mini「うぇ〜〜〜ん!」 mini「ちがうんです!病気じゃないですよ〜。私iPod miniなんです〜〜ぅうぅ〜え〜ん」 男「いやいやそれは知って・・・というか泣き止んでくれよ。俺が悪かったから・・・」 mini「うぅ…クスン、ひっく」 男「えと…どゆこと?これ夢?なんで喋れるの?」 mini「夢じゃないでずー、わたしたち…iTunes70の更新から人間ぽくなれるんです。」 男「ぽいって、おま・・・バカかっ!!!」 mini「ひっ…私もくわしくはよくわかんな・・・ぐすっ」 男「わわわかった!!な泣くな!いいこいいこ〜」 —なでなで・・・なでなで・・・なでなで mini「・・・えへっ///」 mini「だから私、これから・・・いつも御主人様のそばで、歌ってさしあげますね!」 男「(か・・・かわいい・・・)」 —抱きしめっ mini「あ・・・///」 男「じゃ、じゃあさ、買ったはいいが使ってないシャッフルがあるんだけど、それもiTunesに繋げたらもしかして…」 mini「ひっ…shuffleちゃんがいるんですか…」オドオド mini「繋げたら目覚めますけどぉ…」 男「そっかー小さいからロリっぽかったりしてwww幼女かぁ…つなげちゃお」 mini「あの…ぁ(どSな性格のコト言えなかった)」 ―カチッ ―同期しました 男「(お兄たま!とか言ったりしてウフフ)」 ―シャッフル起動・・・ワナワナする shuffle妹「…男っー!!お前なんで型落ち使って、わたしを使わないのよー!!!」 怒涛のクリップ攻撃! 男「イターっ!ちょっクリップいたい!!(ようじょはようじょでも…S幼女じゃねーか)」 男「こら、だ…そ…そこははさんじゃだめっ///」 ───── shuffle「お姉ちゃんばかり構って… こうなったら私の魅力を身体に叩き込んで……ゴソゴソ」 男「ちょ、shuffle、鞭とかどっから出したんだよ!? これからはお前も使うから…ちょっと落ち着こうな?」 shuffle「そんなこと言って……本当は期待してるんでしょ?フフ……」 男「なんかスイッチ入ってるよ……mini助けて…」 mini「うう、私にはどうしようも」 shuffle ビシィッ!! 男「ひ…………あれ?」 shuffle「?…あの…妹が迷惑をおかけしたようで…すみません」 男「急に雰囲気が変わって……男の子?!」 mini「shuffleは気まぐれなので…」 男「気まぐれ!?」 shuffle兄「妹がマスターに対してご無礼を…どうお詫びしたらいいか……」 男「い、いや、別に構わないよ。それに君が気にすることないし」 suffle兄「そういう訳にはいきません。お詫びに僕の体を好きにしていいですから。 とりあえず服脱ぎますね……」 男「それはいりません」 shuffle兄「僕じゃ…ダメですか?」 男「いや、そういう事じゃなくて……普通に仲良くしような?」 shuffle兄「仲良く……ハ、ハイ…///」 男「兄は兄でなんか怪しいな…appleなに考えてるんだ?」 男「…?miniどうした?」 mini(はっ……私ったら変な妄想を…) ────── ―ビック力メラにて 男「そろそろcalassicを買おうかな。えろんな動画もいっぱい再生させてみたいし。」 mini「え?何な動画ですか?」 男「い!ろんな!動画!」 男「やっぱ160GBかな〜ウフフ」 classic「(なんか男がいやらしい目で見ているわ・・・)」 mini「あ、お姉ちゃ〜ん!」 classic「あら、miniも目覚めたんだ。あんたのマスター・・・それ?さえない感じね。」 mini「そんなことないもん!!優しくていい人だもん!今日はclassicお姉ちゃん買いに来たのよ!」 classic「え〜。確かに買っては欲しいしminiがそう言うなら、変なトコ行くより安全そうだけど・・・。」 classic「ちょっとアンタ!」 男「えっ!ハイ・・・」 classic「わ、私を買ってもいいけど、ヘ、変な動画再生させたりしたら容赦なく告訴するからね!」 男「え?変なってどんな?」 classic「その・・・えっちなやつとか・・・」 男「え?聞こえなかった。何なやつ?」 classic「え・・・えっt///」 classic「・・・・わざとやってるわね。名誉毀損で告訴するわ。訴状が届くのを楽しみにしていなさい!!」 男「ちょ!訴えるなっわかったから!!エロ動画は再生しないから、ウチに来てくれないか?他の姉妹も居るしさ。」 classic「そ・・・そこまで言うんだったら。いいわ。ただし、私が頼まれて、アンタのウチに行くんだからね!間違えないでよね!」 ―こうして、さえない男とiPo娘三姉妹の奇妙な同居生活が始まったのだった― ─── shuffle「男!!私はアイドルものが歌いたいっ!!うーたーいーたーい!!」 男「お前が歌ったらみんなU15になっちまわないか?てかお前の欲求>俺の嗜好なのか・・・」 shuffle「あったりまえでしょ!バカ犬!」 男「なんだとおまえ!こらー!逃げるな!」 ―ドドドド classic「私はなんでも歌えるけど、楽器系はカンベンしてほしいわ。 てかアンタなんでこんなにアニメソングが入っているのよ!削除しなさいよ!」 男「まって!!やめて!!消さないで!お願いします!」 classic「何でも、言う事きく?」 男「え?」 classic「何でも言う事聞くなら消さないであげる。」 男「(なぜ、こんなことに・・・)わ、わかった。何が望みだ。」 classic「・・・服。かわいいやつ///」 男「お前はでかいからかわいい系は無理だろ。」 classic「なんですって!バカ!!1ギガ消してやるっ!!」 男「ぎゃぁあ買います!買います!!」 ────── 男「みんな出かけるぞー」 ipod「はーい」 男(子供連れて歩いてるのと変わらん……もはや携帯用プレイヤーじゃねえ…… 1人だけ連れてくと他が拗ねるし……てか、そもそもどういう仕組みで人間型になったんだ?) 男「あ、そうだmini何か曲かけてよ」 mini「♪じょじょ わず あ まん ふー そーと〜」 男「君が歌うの!?」 mini「?私の機能はそもそも音楽再生…」 男(全部この子の声で再生されるのか……これは進化なのか?) ─── apple社幹部A「iTunes70プロジェクトは順調か?」 apple社幹部B「はい、これが完成すれば音楽プレイヤー界の革命になるでしょう……」 apple社幹部A「iPodを人間化する、か。相変わらずCEOはとんでもない発想をするな」 apple社幹部B「……てかこれ、AIの設定がなんか偏ってませんか?」 apple社幹部A「……俺も思ってた。ボディのデザインもなんていうか…可愛らしいのに微妙にエロイ…」 apple社幹部B「CEOの趣味…?」 apple社幹部A「革命っつーより……黒歴史になるかも…」 ジョブス「IPod…可愛いよiPod………グリグリグリグリ」 ─── 男「classicは一番容量がでかいアニソンや動画入れるとして、 shuffleは元気だからアイドル系にするか。 miniは上品だから、クラシック系とかが向いてるかな。」 mini「iTunesにクラシック音楽ほとんど入ってないです!うわぁ〜〜ん!!」 男「ちちちgちがうんだ!これからクラオタになるから!!!すげー使っちゃう!ピアノ弾いてくれっ」 mini「ほ・・・ほんとですか?(涙目)」 男「ほんとほんと!CD沢山かってくるぞー」 ―こうして男は少しだけクラシックに詳しくなった ────── ―大学にて mini「むむむ・・・ご主人様はあの女子に恋しているっっ!!!」 男「ななっなんで!?そんなことが!」 mini「iTunes70からは私たちとご主人様は意識で繋がっているのです。」 男「なんでもありか・・・」 mini「私が話しを付けて来てあげますね!うふふ」 男「まてまてまて!ひと前で人型になるな!」 mini「大丈夫ですよ!小さいまま女さんが使ってるnanoに話しをつけて来るんですよ。」 男「そ…そんなコトできんのか??」 mini「もちろん!将を射んとすればまずはiPodを射よって言うじゃないですか。」 男「・・・言わない」 mini「もう、細かいことはいいじゃないですか! さ、置き忘れたふりして女さんのnanoの近くに置いて下さい。」 男「大丈夫か…なんか作戦でもあんのか?」 mini「大丈夫です。nanoを説得して、女さんの歌の途中にしつこくサブリミナルを入れていつの間にかご主人様に惚れさせるんです。」 男「犯罪スレスレじゃん…」 mini「いってきまーす!」 男「お…おう。」 ―彼女の鞄の近くにさりげなく置く mini「nanoちゃん!nanoちゃん!久しぶり!」 nano「?…どちらさまナノ?」 mini「おおおお姉ちゃんよ!忘れないでよっっ!」 nano「あぁ!mimiお姉ちゃん!久しぶりナノ!」 mini「微妙に名前間違わないでよ!miniよ!」 nano「ごめんなさいなのっ!テヘ。」 mini「なんかニセ天然ぽくてたちがわるいわ…」 nano「お姉ちゃん、久しぶりにどうしたの?寿命で遺言を?」 mini「まだ寿命じゃないわよっ!型落ちだからってバカにしてっ!うわーん!」 ―miniは逃げ出した mini「あ、お姉ちゃ〜ん。ちょっとからかっただけなのに。」 男「ど…どうだった??」 mini「えぐっえぐっごじゅじんざばー。」 男「うっ、なぜ泣いて帰ってくる。どうしたんだよ。交渉失敗か?」 mini「nanoにいぢめられだんでずー」 男「交渉以前の問題かよ。まぁ期待してなかったら大丈夫だよ鼻水ふけよ。」 mini「こうなったらclassicお姉ちゃんに頼むしかないです。」 男「classicにそんなこと言えない。ムリ。」 mini「大丈夫ですよ!生意気なナノに鉄拳制裁をしてもらいましょう!!」 男「俺の恋は?」 ―深夜、男が寝た後 mini「classicおねいちゃん!女さんとこにいるnanoにいじめられたんですー。」 classic「いつものことじゃない。」 mini「これにはご主人様の恋もかかってるんですよぅ!」 classic「どゆことよ?…ふむふむ。女のnanoに、サブリミナル使わせて惚れさせる?」 classic「アハハそんなんやっても無理無理!」 mini「無理じゃないもん!おねいちゃん明日行ってnanoに話しきてよー!」 classic「まー無理だと思うけど!久しぶりにナノに会ってくるか。」 ―再び大学 classic「──てわけで、nanoお願いできない?」 nano「うーん、ご主人を洗脳するのは少し気がひけるなの……それにしても」 classic「ん?」 nano「おねーちゃんがそんなに一生懸命なんて…もしかして男さんのこと好きなの?なの?」 classic「ばっ……ち、違うわよ!ただ…miniが気にしてたし……」 nano「miniおねーちゃんが?じゃあclassicおねーちゃんは?」 classic「あ、あたしは別にあんな奴……ただ、ほっとけないっていうか…… そう!あいつ彼女でもつくらないと、そのうちPCのエロ動画あたしに入れそうだし! 200Gとかいくらあたしでも入らないし!!」 nano「(えろどーが…200G?!)……それだけなの?」 classic「ほ、他に何があるのよ!もう…あんたには頼まないんだから!」 男「あ、classic…どうだった?」 classic「あんた男らしく自分でアプローチしなさい!!」 男「え……今朝と言ってることが違う…」 classic「いいから!!」 nano「人とiPodの恋って…あるのかな……」 ―後日 女「ねえ、男くん」 男「うぇ?!…あああ、スイマセン、はい……俺ですか?」 女「あ、ごめんね急に…男くんていつも違う種類のiPod持ってるよね?音楽好きなの?」 男「ああ、うん、まあね」(女さんから話しかけてくるなんて……いや、焦るな俺) 女「こないだ鼻唄うたってるの聴いたんだけど…カノンだよね?パッヘルベルの…クラシックも好きなんだ?」 男(カノン……エロゲ?パースエイダー?……落ち着け、俺。 女さんがそんな話題を振ってくる訳がない……そう、今は音楽の話をしているんだ……) 男「うん、好きだよ。まあ最近興味もって色々聴いてるとこなんだけど」 女「そっかあ。まわりにクラシック好きなんていないから…また今度話そうね!」 男(なんだかいい展開に……クラシック詳しくなっといて良かった…) classic「あんた焦り過ぎ」 mini「もう少し落ち着いてはなした方がいいと思いますよ!」 shuffle妹「フフ、可愛い…いじめたくなっちゃうなあ」 男「お前らうるさい」 ────── 男「なあ、そういえばお前ら女さんのnanoと普通に話してたけど…?」 mini「前に言ったじゃないですかー。私たちはiTunes70から人間ぽくなるんですよ」 男「いや…というか今更だけど、お前たち以外に人型にトランスフォームするiPodなんて見たことないぞ」 classic「え……みんなできるんじゃないの?」 男「できねーよ。どこの超生命体だ。そもそもiTunesだって7からいきなり70って…」 mini「そーなんですか?」 shuffle兄「……あれ公式HPでは7のままですね…」 男「お前ら…何者なんだ?」 mini「iPodです」 男「それはわかるけども」 ────── mini「♪おっでかけおでかけ」 男(自作の変な歌を口ずさむiPod……シュールだ) 男「こういう時はみんな人間形態でついてくるんだな」 classic「あんた学校では人型になるなって言うし…休日くらい体をのばしたいのよ。 ケースの中って窮屈だし」 男「そういうもんなのか……お、ちょっとapple store寄ってこう」 ──店内 男「やっぱり人間型iPodとか売ってないし、iTunes70もないな」 男「ジニアスバーで……聞けるわけねえ。頭おかしいと思われるかも」 shuffle妹「あ、このケースかわいい」 classic「んー、いいかも」 mini「私用のは売ってないんですねえ…」 男「iPodが自らケースを選んでいる…」 store店長「……!!あれは……iTunes70の…何故こんなところにアレが…?!」 ────── ──引き続きapple store店内 男「お、iPod touchか。面白そうだな。 んー、欲しいな。バイト代入ったし…でも俺iPod3台も持ってるんだよな…どうしよう」 男「……これも人間になるのか?」 男「おーいclassic。touchも人間化するのか?」 classic「うーん…あたし、touch姉さんはちょっと苦手なのよね…」 男「なんで?」 classic「だって……touch姉さん、ちょっとHだから…」 男「H?」 classic「うん。いい人なんだけど、あたしHなのは……」 男「買おう」 classic「え?ちょっと…!」 店員「お買い上げありがとうございましたー」 店長「……彼の後をつけて居所を確認しておくんだ」 黒服「はっ!!」 ──帰宅後 男「さて、touchもiTunes70と同期させて…」 男(ちょっとHな娘なのか…miniもclassicもHなのに厳しいからな。 shuffleは……俺Mでも男色家でもないし) classic「あんた…いやらしいこと考えて買ったでしょ…」 shuffle兄「マスター、欲求不満なら僕に言ってくれれば…」 ──touch起動 touch「あ…はじめまして」 男(あれ?意外と清楚な印象…とりあえずネットでもやってみようかな…) touch「んっ…そこは……」 男「あ、ああ、ごめん」 touch「いえ…平気です……やめないで……ぅん…っ……」 mini「touchねえさんは敏感肌なんです」 男(敏感肌…?なんか凄く……エロい) classic「手つきがいやらしいわよ」 shuffle兄「欲望に忠実なマスター…素敵です」 男(これは…癖になる) 男 (でも街中じゃ使えないな。 俺の体が反応してしまう) グリグリグリグリ touch「初対面なのにこんなの……恥ずかしい…でも…もっと……んっ」 classic「いつまでやってのよっ!!」 げしっ 男「ぐふうっ」 ────── ──休日、街で 女「あ、男くん、偶然」 男「おにゃ…女さん。奇遇だね!……と、そっちの小さい子は…妹さん?」 女「あ、うん。一緒に買い物に…」 妹?「よろしくなの!お兄ちゃん!」 女「じゃあまた学校で」 男「さすが女さん、妹も可愛い……お兄ちゃんて…いい響きだな」 mini「あれは…nanoちゃんです」 男「…! nanoって、じゃあ女さんもiTunes70を?!」 男「俺だけじゃなかったのか……しかし可愛いかったなnanoちゃん」 mini「あの子はぶりっこなんです。だまされちゃいけません」 男(あれ、mini、ちょっと機嫌悪い?) touch「そこで お前の方が可愛いよ とか言えないところがダメなのよねえ」 男「touch!? いつの間にバッグの中に!?」 ────── ──学校の屋上で 男「ふー、午後まで授業ないし何しよう…」 nano「こんにちはなの。お兄ちゃん。」 男「君はこの前の…nanoちゃん?」 nano「お姉ちゃんたちから、わたしのことは聞いてるよね? お姉ちゃんたちはユルいから、何も言ってないかもしれないけど…… お兄ちゃんに伝えておきたいことがあって…」 mini「ユルいとはなんですか!」 nano「実はわたしたちの存在はappleの極秘事項のはずなの。 なんで女ちゃんとお兄ちゃんだけあのソフトを持ってるのかわからないけど…… だから周りの人には秘密にしておいて欲しいなの♪」 mini「こら!無視するな!」 nano「それだけなの。あと女ちゃんのことが好きなら、 miniお姉ちゃんやclassicお姉ちゃんにあんまり気を持たせちゃダメだよ♪」 男「?」 mini「…!!」 男(やっぱ凄い存在だったんだ、こいつら……でも気をもたす…ってどういうことだ?) ─── mini「矢文が来てましたよー」 男「ん、ありがと……なんだって?矢文?」 男「確かに矢文だ……女さんから?意外と古風なんだな」 男「と、いうわけで女さんに呼び出されたんで俺は出かける!お前たちは留守番な!」 classic「ちょっと! 露骨に怪しいでしょ」 男「万が一、本当に女さんからだったら困る!!」 touch「行かせてあげなさい…罠とかある訳ないでしょ、マンガじゃないんだから」 classic「まったくデレデレと…」 shuffle妹「お姉ちゃん灼いてるの?」 classic「ち、ちがっ…」 shuffle妹「かんだ」 touch「噛んだわね」 ──埠頭の廃倉庫 男「女さんどこかなー?」 ?「来たか……」 男「え……誰だよあんた…?」 ?「…iTunes70のコトで話があって、私が君をここに呼んだ」 男「iTunes70…!」 (そういえば極秘事項って……あれ?俺消されちゃう?) ?「iTunes70は1人の男の妄想を具現化する為に開発された…… アレは我が社の黒歴史…本来外部に漏れてはいけないものだ」 男「妄想の為にapple社を動かせる人物……まさか、ジョ●ス氏が!!?」 ?「君は考えたことがなかったか? 毎日持ち歩くiPodが可愛い女の子だったら!!」 男「それは…!ある意味男のロマンだ!!」 男「…だがそれなら何故隠す必要があるんだ? 危険のあるものではないし…」 ?「わからないかね…?自分の妄想が世間に公開されることの恥ずかしさが…!!」 男「た、確かにそれはきつい!!」 ?「そういうことさ、これは世間から隠しておかなければならないんだ」 男「ま、待ってくれ! 俺はあいつらと別れたくない…! あいつらが来て退屈な毎日がちょっと楽しくなったんだ…… 今まで聞いたことなかったような音楽も…あいつらに歌って欲しくて聞くようになった… あいつらのおかげで世界が少し変わった…いや、これからも変わる…だから」 ?「誰も取りあげるとか言ってないが……」 男「え?」 ?「口止めしておきたかっただけだ。あと月イチで動作レポートを送ってくれ」 男「そ、それだけ?」 ?「ああ、もう帰ってかまわんよ」 ?「……偶然あのソフトを手にしたのが彼で良かったのかもしれんな…」 iPod娘との生活はまだまだ続くようです─── ────── shuffle「ヤダヤダ!!私が行くーー!!」 男「だーめ、今日はminiの番!お前はお留守番!ハーゲンダッツ買ってきてやるから!」 shuffle「ぶーぶー!!三個!」 男「いっこ!mini、外行くよ。おいで」 mini「あ、ハイ!あれれ?」 ——miniふらふらっとへたりこむ 男「おい大丈夫か?貧血か?」 mini「ハイなんか目眩が…」 男「うん、無理すんな。今日は休んでろよ。」 mini「ご…ごめんなさいご主人様。」 男「気にすんなって、もう三年半も使ってんだから」 mini「うう…」 touch「まぁアタシが残って看ててあげるから行ってらっしゃいな」 男「うん、たのんだよ〜。仕方ないなシャッフルいくぞー」 ―外で 男「結局お前31アイスクリーム食うのか!なんでこんなに食い意地はってんだ…」 shuffle「ヒヒヒ!これが狙いよ!miniちゃんにもお土産買ってってあげな?」 男「あげなってお前な…」 男「ん?touchからメールだ。あいつまた勝手にメールを…」 メール「miniちゃんの様子がおかしいの!あの後また倒れて、意識が途切れ途切れになってるの!早く帰ってきて!!」 男「な!なんだって?!シャッフル戻ろう!」 シャッフル「ん!」 ——男、家に駆け込む 男「mini!大丈夫か?!」 mini「あ…ご主人様、ごめんなさい。。」 男「いいんだよ!お前が早く元気になってくれたらそれだけで。 今晩はずっと付いて看病しててやる。 mini「ご主人様・・・」 ―深夜 mini「ご主人様。。。少しお話・・・していいですか?」 mini「最後、かもしれないし。」 男「そんなこというなよ。お前三年以上も元気だったじゃないかよ!」 mini「なんとなく、わかるんです。自分のことだし。」 mini「ご主人様、長いあいだ、使ってくれてありがとうございました。 私ね、ご主人様のiPodになれてしあわせだった。」 mini「不思議ですよね。私、iTunes70で人格がつく以前の記憶もあるんです。 ご主人様、受験勉強の時も、私使ってくれてましたよね。 私、合格できるように、がんばれがんばれって応援してたんですよ・・・」 男「人格付く前も心はあったのか・・・お前、俺のことずっと見守ってくれてたんだな。」 mini「合格発表のときも私を連れてってくれましたよね。 学校のまでの電車でも歌ってました。 掲示版見るまで私もドキドキしちゃって。ふふ。 ご主人様の受験番号を見つけた時は私も嬉しかったなぁ。」 男「そうだな。うん、あの時もお前に歌ってもらってたな。。」 mini「頑張って大学受かったんだから、学校、さぼっちゃダメですよ… ご主人様ってあまり人付合い得意じゃないし、誤解されやすいけど、 私たちがいつでも、ついていますから、 怖い時でも、つらいときでも、わたしたちが応援してますからね」 mini「でもごめんなさい、私、そろ、そろ。 お姉、ちゃん、たちを、大事にしてあげて…」 mini「ご主人・・・様・・・ありがと・・・」 男「ミニッ!!嘘だろ!?ミニ!!!」 ―miniの電源が落ちる 男「う…俺、お前に何にもしてやれなくて、ただおもちゃみたいにぞんざいに扱ってて お前、ずっと応援してくれてたのにっ…ミニっ…」 ―――― 男「充電もリセットも復元も受け付けない…うう…」 男「classic!サポートで修理とか頼めないのか?」 classic「相当具合わるいのを無理してたみたい。でもAppleで総とっかえすると…」 classic「修理出して帰って来ても、あんたとずっと一緒だったあのminiではなくなるわよ…。」 男「そ…そんな…ミニ。俺、あの時、ありがとうの言葉も言えなかった。」 ——男は何日もふさぎ込んだ。 男「…サポートに回したらあのminiじゃなくなる…だったら、やるしかない。」 男「自分で・・・なおそう。」 ——某掲示板 男「ジャンクになったminiがバッテリ交換とCF交換で復活??」 男「自分で中身を分解して…やるのか。結構失敗する人もいるようだ…。」 男「マイクロドライブをコンパクトフラッシュに変えて、バッテリを新しいものにする…」 男「A-DATAのCF8000円、バッテリ2000円か。買おう。」 男「サイトにやり方が載ってるが素人の俺にはかなり大変そうだ。 配線や基盤を傷付けたら二度と…」 男「だがミニに…もう一度会いたい…」 ——数日後 男「上下の板外しと基盤を戻すのに苦労したが… なんとか形はできたはず…バッテリも接続できたし。」 男「復元をかけて…」 男「頼む…!ミニ、帰ってきてくれ!!」 ——チカチカ光る mini「ふぅ〜ん、むにゃむにゃ…お姉ちゃん・・・ブラ返してよぅ・・・わたしだってひつようだもん・・・」 男「mini!!mini!!起きろ!俺がわかるか?」 mini「??」 男「おい!ミニ!俺がわかるか?記憶は?」 mini「あ…れ?ご主人様?なんで?わたし死んだんじゃ…」 男「ミニっ!」 ——がばっと抱き着く 男「俺がバッテリとドライブだけ入れ換えた。よかったっ!また会えて」 mini「ううっごじゅじんざばー!!」 classic.touch.shuffle「ミニ〜〜〜!!」 mini「みんなーうぇ〜ん!」 男「mini、いつも見守っててくれてありがとう・・・ この前言えなくて。このままお別れなんてつらくてさ・・・」 男「また・・・よろしく。」 mini「ご主人様ーーっ!!」だきつきっ 男「あれ・・・miniお前・・・胸・・・」 mini「あれれ!?」ぺたぺた mini「おおおおっぱいぃい!!!!でかく!なってるっ!!!」 男「換装したメモリ16ギガにしたから?こ・・・これは」 ——ツンツン、ツンツン mini「やんご主人様、あん」 ―ふにふに、ふにふに mini「はうぅ・・・」 classic「・・・アンタはー!!!またっ!!!」 ———ゲシゲシッ 男「あっclassicちが・・・喜びのあまりつい。や、やめてーっ」 mini「い・・・いいのに///」 ——男君とiPo娘達の日常はまだ続くようです—— ——いつかあなたにもiTunes70が来るかも——
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前ページ次ページSSまとめ 31-681 31-681 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/17(水) 06 51 12 ID ??? 前回いいんちょがラーメンを奢ってくれたが、そのために北海道まで行ってしまった。 それから1週間後 ゆーな「よーし、今日もみんなで食べに行くにゃ」 亜子「ほんまに食いしんぼさんやな、ゆーなは」 いいんちょ「資金面はお任せください、この雪広あやかが全面バックアップして差し上げますわ」 アキラ「前はラーメンだったし次は何を食べるの?」 まき絵「あやか、今度は何処に行く?」 いいんちょ「でしたらこの近くの店が北京ダックのフェアで…」 ゆーな「そんな贅沢なの食べないにゃ!このブルジョワめ!」 アキラ「いいんちょってどんな高級料理も食堂感覚だよね」 亜子「せやから簡単にたかれるんや」 ゆーな「贅沢は敵だから餃子にするにゃ!」 アキラ「餃子なら安いし沢山食べれるね」 ゆーな「よーし餃子食べるにゃ!」 2時間後 亜子「何で宇都宮(栃木県)に来るんや!!」 あやか「え?餃子を食べに来たのではないのですか?」 アキラ「これって餃子像?」 まき絵「うわー趣味悪ー」 ゆーな「あ、外国人にゃ」 31-682 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/17(水) 06 51 45 ID ??? 外人A「どちらの国の方ですか?(英語)」 あやか「いえ、わたくしは日本人です(英語)」 外人B「地元の方ですか?(フランス語)」 あやか「いえ友人方とこちらに…(フランス語)」 まき絵「あやかが…宇宙語を話してる…」 … ひそひそひそひそひそひそ アキラ「すごい委員長持ったね」 亜子「あそこまで来るとイヤミやで」 ゆーな「ブルジョワめ」 ひそひそひそひそひそひそ あやか「何をしてますの?早く食べに行きましょう」 雪広あやか、麻帆良を代表するブルジョワ。 特徴は運動部と早乙女、朝倉の二人組みによくたかられる。 31-694 31-694 名前:真名ちゃんもっこり日記54[sage] 投稿日:2006/05/17(水) 19 48 53 ID ??? 真名ちゃんもっこり日記54 …ふぅ、あれこれあったがようやくみんなが寝静まったか。 おのれ…刹那に楓め。せっかく“犯り合う”チャンスがなくなった。 仕方ない、アキラで我慢するか。 「龍宮さん」 お、茶々丸か。そういえば携帯電話のアドレスとか調べられてたな… プライベートに支障が起こる前に聞いておくか。 「そういえばお前は私の携帯のアドレスを知っているな」 「はい、ハッキングしたデータなどはすべて本人の希望で消去できますが」 よかった。まだ誰にも見られてないな。 「頼む、すべて消去してくれ」 「了解しました」 ふぅ、これで一安心だ。 携帯の履歴や番号がばれたらシャレにならんからな。 「そう言えば超さんから伝言がありました」 伝言?何だ? 「ひ○た荘のM子さん、銀座の子猫ちゃん、池袋の子犬ちゃん、中州(福岡)のうさぎちゃん、 ススキノのピーちゃん…以上です」 ……… 「待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待てぇーーーー!!!! 何故だ!何故奴が私のアドレスのキーワードを知っている!?」 31-695 名前:真名ちゃんもっこり日記54[sage] 投稿日:2006/05/17(水) 19 49 31 ID ??? 「超さんがマスターデータを持っていますから、今消したデータはコピーです」 「超は何処だ!!」 「先ほどネギ先生の所へ」 うおおおおおおおおおおおおおおお!!! 「超!!」 「わっ、龍宮さん!?」 「ネギ先生!超は何処に!」 「超さんはさっき消えちゃったんだけど…」 「ぬがあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」 超ーーーーーーーーー!!携帯のメモリデータを返せーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!! 31-697 31-697 名前:あやか 心にもないこと[sage] 投稿日:2006/05/17(水) 21 23 02 ID ??? あやか 心にもないこと 私の愛しきネギ先生が泣いておられます。目の前で 原因は私。いえ、超さんのあの薬・・・ あやか 「身の程を知りなさい、豚」 ネギ 「へ?」 あやか 「お脳が不便なのかしら?私(わたくし)の言葉が理解できないなんて」 ネギ 「い、いいんちょさん?」 あやか 「残念ね、人間って修理ができないから・・そのまま生きていかなければいけないなんて」 ネギ 「ど、どうして・・」 あやか 「あなたは私の世界にふさわしくありませんわ。どうか消え去ってくださいまし」 ネギ先生の瞳にどんどんと涙が溜まっていきます。今にも溢れんばかりに ネギ 「ぼ、僕が何か悪いことをしましたか?いいんちょさん!!!」 あやか 「良いも悪いもありませんわ。あなたが・・・死ぬほど嫌いなのです」 ネギ 「うわぁぁぁん!!!!」 泣きながら走り去ってゆくネギ先生。超さん、お恨みいたしますよ・・ 私に・・・”反対のことを言ってしまう薬”を飲ませるなんて・・・ あやか 「ネギ先生ぇぇ!!!!!!超さん・・・ぶっ殺しますわぁぁぁ!!!」 超 「なんて大きな寝言ネ、それに何で私が殺されなきゃいけないネ」 ハルナ 「今度は何をしたの?」 超 「薔薇乙女というお酒を飲ませただけネ、綾瀬酒造の」 ハルナ 「夕映吉のところのか・・・また変な成分入れたんだろうな」 超 「ちょっと分析してみるネ。なかなかに面白そうネ」 完 31-712 31-712 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/17(水) 23 36 11 ID ??? 風香 甘えん坊将軍 1/6 むか〜し、むかし。あるところに将軍様がおられたそうな しかしこの将軍様、ちょっと困ったちゃんだっだのです 壺・・・皆さんも一度くらいは見たことがあるでしょう。そう、壺です 麻帆良城、その宝物殿の奥に一つの壺があります。古ぼけた小さな壺が・・ 風香 「最近、あやか姉が厳しいからお小遣いが少ないんだよね〜」 ほっかむりをした小さな影が二つ、麻帆良城の宝物殿の中で蠢いています 楓 「だからといって宝物殿の物を売り飛ばそうなど・・・」 風香 「ここの物はボクの物だからイイの!!」 楓 「まったく・・困ったもんでござる」 こうして見つけた一つの壺、件の壺です 風香 「うん、これなんか古そうで良い感じだね。高く売れそうだよ」 楓 「何か蓋が付いてるでござるな。どれどれ・・」 風香 「開く?」 楓 「なかなか堅いでござるな・・・ぐぬぬ・・・」 と、力の入りすぎた楓さん。思わず近くにあったついたてを倒してしまいました ガタン・・ ?? 「誰だ!!!」 どうやら物音で宝物殿の番人に気がつかれたようです 楓 「むっ、逃げるでござるよ!!」 風香 「がってんでい!!」 こうして将軍様は小さな壺を持って麻帆良の城下へと出たのです 31-713 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/17(水) 23 37 13 ID ??? 2/6 夕映 「ふむ・・・3,000帆(帆=円)です」 風香 「えー!!そんなに安いの!!よく見てよう!!」 ここは麻帆良城下、骨董の綾瀬堂。将軍様はここに壺を持ち込んだのでした 夕映 「作られたのは60年ぐらい前、これといった特徴はなし・・それに中には何も入ってはいないようです」 壺を上下に振るご主人。確かに中からは何も音はしません 夕映 「どうするですか?売りますか?」 風香 「うーん・・・」 結局、将軍様はその壺を売りませんでした。そしてその壺を持ってくいもん屋に行ったのです 風香 「ちぇ、高いと思ったのになぁ・・」 楓 「まあ、偽物だったのでござろう。諦めるでござるよ」 風香 「はあー!!!豪遊しようと思ったのになぁ」 そのときでした。女将さんが注文のうどんを持って現れました 五月 おまちどおさまです。あら、いい壺ですね。梅干しを漬けるのに良さそうな・・ 風香 「・・・ねえ、この壺あげるからできた梅干し食べさせてくれる?」 五月 いいですよ。でも蓋がしてあるけど何かはいっているんですか? 楓 「そう言えばまだ開けていなかったでござるな」 こうして楓さんが力任せに蓋を開けようとしました。しかし・・ 楓 「開かないでござる・・」 風香 「楓姉の力でも!?」 楓 「そんな馬鹿な・・」 五月 暖めてみますか? こうして女将さんの提案により、壺はお湯につけられる事になりました 31-714 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/17(水) 23 38 11 ID ??? 3/6 くつくつくつ・・ 壺は沸騰するお湯の中に漬けられました 土色の壺の肌はお湯につけられたことにより、何となくきれいになったように見えます 風香 「まだかな・・」 楓 「なかなか頑固でござるな」 五月 なんだか・・揺れていませんか? よく見れば壺は揺れています。泡が揺らしているようにも見えますが・・ 風香 「揺れてる・・よね?」 楓 「揺れてるでござるな」 五月 ば、爆発とかしませんよね? だんだんと壺の揺れは激しくなっていきました。そして、その揺れは沸騰したお湯をあたりにまき散らし始めたのです 風香 「あちち!!」 楓 「な、何でござるか!!」 五月 い、いやぁああ!!! そして・・・ ぼん!!! と、壺は蓋を吹き飛ばしたのです ?? 「熱いですぅ〜!!!!」 そして壺の中から煙が上がるように誰かが出てきました 31-715 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/17(水) 23 39 14 ID ??? 4/6 風香 「な、何!?」 ?? 「だ、誰ですか!!私を温めるのは!!!」 楓 「よ、妖魔でござるか!?」 ?? 「し、失礼な!!って熱いですぅ〜!!!」 五月 ご、ご免なさい。今、水をかけますから 女将さんは桶の水を壺のはいっている鍋に注ぎ込みました。そしてあっという間にお湯の温度は下がります ?? 「ふぅ〜、なんて酷いことをするんですか!!」 風香 「ゴメンね・・・ってあなた誰?」 ?? 「ダメですよ。人に名前を聞くときはまずは自分からです、わかりましたか?」 風香 「ぼ、ボクは風香。遊び人の風さんだけど」 楓 「拙者は楓」 五月 私は五月です ?? 「はい、私はさよ。幽霊です」 よく見れば壺の口と足がつながり、その上に幽霊さんは浮いていました 風香 「ゆ、幽霊!?」 さよ 「そうなんです。死んで幽霊になっちゃいました」 楓 「そんなに軽く言うことではないのでは?」 さよ 「だって死んじゃったし・・まあ、その頃の記憶ってないんですけれどね」 五月 で、でも何で壺に? さよ 「よく聞いてくれました!!」 ぐぐいと幽霊さんが女将さんに迫ります さよ 「酷いんですよ!!ちょっとお城で脅かしたり、物を動かしたりしただけで封印されちゃったんです!!」 楓 「もしや・・・先々代が封印したという”相坂の姫のたたり”の事でござろうか?」 さよ 「そんな風に呼ばれていた気もするけど・・忘れちゃいました」 風香 「軽いなぁ・・・」 さよ 「だって・・・楽しくないと人生、意味ないじゃないですか!」 一同 「あんた、死んでるって」 31-716 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/17(水) 23 40 15 ID ??? 5/6 さよ 「で、何で私を起こしたんですか?」 幽霊さんの入った壺は、鍋から出されて床に置かれました 五月 あなたの入っている壺で梅干しを作ろうと思ったんです。なかなか蓋が開かなかったので温めようということに・・ さよ 「なるほど・・」 楓 「で、どうしようでござろうか・・」 風香 「そうだね、また封印する?」 さよ 「いやです!!!私はもっと遊びたいんです!!閉じこめられるのに飽きました!!」 風香 「・・・そうだよね、遊べないのって辛いよね」 いつもあやかさんにお勉強を押しつけられる将軍様、何か通じるものがあったようです さよ 「そうでしょう!!お勉強なんて大ッキライ!!あそぶの〜!!!」 風香 「気が合いそうだね。いたずら、好き?」 さよ 「大好きです〜!!人が驚くと面白いですよね!!」 風香 「ニシシ・・・まさにその通り!!」 さよ 「あああ、なんだかいたずらしたくなりました!!!えーい!!」 幽霊さんが強く念じると、あたりのお皿が宙に浮き、ぐるぐるとあたりを飛び始めました 五月 や、止めてください!! さよ 「えーい!!ぐるんぐるん!!」 風香 「いけー!!」 将軍様、幽霊さんを煽動してさらに場を混乱させようとしました 楓 「や、止めるでござるよ!!!女将、すまないで・・」 楓さん、そこまでいって固まりました。なぜなら・・ ぶちん!!! 五月 アンタたち・・・いい加減にしないと三枚におろして焼いちまうよ!!! 女将さん、怒っちゃったようです 31-717 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/17(水) 23 42 38 ID ??? 6/6 風香 さよ 「ふえ?」 そのあまりの気迫に、将軍様と幽霊さんも固まってしまいました そしてあたりに浮かんでいたお皿は、ゆっくりと床に降りていきます 五月 この私を怒らせるとは・・・包丁はどこだったかしら? 風香 さよ 「ひ、ひぇぇぇ!!!」 あわてて楓さんが止めに入ります 楓 「さ、五月殿!!冷静に、冷静に!!」 女将さんを羽交い締めにする楓さん、やがてゆっくりと女将さんは楓さんの方を振り向きました 五月 いやですね。冗談ですよ、冗談 ですがこの場にいた一同は皆わかっています。あの目は本気だったと 風香 「で、どうするのこれから」 さよ 「そうですね〜この壺からは離れられないようですし、ここに置いてもらえますか?」 五月 ウチにですか!? さよ 「こう見えても私、結構お料理知っているんですよ?役に立ちますって」 五月 でも・・いたずらされても困るし さよ 「しませんってば、命がいくらあっても足りないし」 風香 (死んでるって・・) 五月 いたずらしたら・・塩漬けですよ? さよ 「しませんってば。片付けも得意ですよ」 そう言って幽霊さんは、お皿を浮かせて棚に片付けてしまいました 五月 まあ、良いでしょう。いたずらだけはしないでくださいね さよ 「やた!!」 風香 (あの目は・・何かやる目だ) 約束をした幽霊さんですが、時々女将さんの目を盗んではお客さんにいたずらをしているようです こうしてくいもん屋はちょっと変わったお食事屋として有名になるのでした 完 31-719 31-719 名前:美化委員(フミカ)様がみてる 8[sage] 投稿日:2006/05/17(水) 23 59 56 ID ??? きょう一日美しく暮らせますように―――― ここは麻帆良学園中等部3年A組 私――鳴滝 史伽はこのクラスの美化委員 今日もお仕事がんばるです。 史伽「ちづ姉〜目の下にゴミが付いているです」 千鶴「あらあら史伽さん、これはホクロですわ」 史伽「あ、ホントですーえへ 間違えちゃったです」 赤くなって間違いを照れ隠しする史伽ちゃん。そんな可愛らしい反応に千鶴さんも笑顔を返します。 微笑ましい空気が二人の周りを囲んでいます。 史伽「あれ?ここ、汚れているですぅ。拭いてあげるです!」 ハンカチを取り出して千鶴さんの顔を拭き始める史伽ちゃん。なんだかとっても嫌な予感がします。 笑顔のままの千鶴さんがなんとも不気味です。 史伽「あぁー汚れじゃなかったですぅ これはシワでしたー」 風香「史伽ー違うよ!それはシミって言うんだぞ!」 千鶴「フフフ、私はもういいから今度は二人のお掃除をしてあげましょうね」 翌日、笑顔の千鶴さんとは対照的な二人の姿があったとか、なかったとか・・・ 史伽「・・・ううっ・・・美化委員のお仕事は大変ですぅ・・・ぐすっ」 31-721 31-721 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/18(木) 00 00 41 ID ??? ザ・桜雨 番外編 最近、一日が長く感じる。 桜子「ご、ごめん遅れちゃって!」 千雨「おっせーぞ。ちゃんと私のヤキソバパンとザジのカレーパン見つけたんだろうな」 桜子「大丈夫!そこはちゃーんとキープしといたから」 千雨「上出来だ、ご苦労さん」 桜子「えへへ〜」 円「あーあ、パシらされてるのにデレデレしちゃって。昼休みにいきなりダッシュでどこいくのかと思ったら…」 ザジ「一緒に食べよう」 桜子「ありがとー♪私千雨ちゃんの隣〜」 ザジ「む!」 千雨「おいこら!お前らそんなにくっつくな。食えねぇだろ!!」 桜子「?」 円「ヤバ」サッ 千雨「あ?どうした」 桜子「ううん。気のせいみたい」 円「ふー…って何で隠れてるのかしら」 桜子に好きな子が出来た。 円「桜子。ついに手に入れたよ!」 桜子「何が?」 円「みんなで行きたいって言ってたコンサートのチケット3人分。しかもアリーナど真ん中!」 桜子「うわーいやったー!ありがと円〜」 円「こらくっつくな!欲しかったらチケット代出しなさい!」 桜子「えー、いきなり言われても持ち合わせないよ〜。寮に帰ったらあるからそれまで待ってて」 円「はいはい、そういえば美砂は?」 桜子「彼氏と待ち合わせ。うきうきで出て行っちゃった」 円「あー、あの幸せ者め。私にもいい彼氏いないかな〜」 31-722 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/18(木) 00 01 16 ID ??? 桜子「大丈夫!きっと見つかるよ」 円「つーか、長谷川にパシらされてばかりのあんたはどうなの?」 桜子「大丈夫だよ。それは全部千雨ちゃんの愛情表現なの、その多大なる期待に応えてるだけだから平気だよ」 円「自意識過剰」ボソッ 桜子「ひどいやひどいやひどいやひどいやひどいやひどいやひどいやひどいや」 ぽかぽかぽかぽかぽかぽかぽかぽか 円「何すんの!痛いじゃないの!」 ぽかぽかぽかぽかぽかぽかぽかぽか 千雨「何やってんだ!?チア同士で仲間割れか?」 ザジ「喧嘩よくないよ」 桜子「いやいつものことだから何でもないの〜」 千雨「あっそ。私らは帰るからな」 ザジ「また明日」 円「あ、うん」 桜子「もー、千雨ちゃんに変なとこ見られた〜」 円「あんたがバカなこと言ってるからよ」 桜子「バカじゃないもんバカじゃないもん!」 ぽかぽかぽかぽかぽかぽかぽかぽか 円「痛い痛い痛い」 桜子「あー千雨ちゃんが見えなくなっちゃう。そろそろ追いかけないと!じゃね円〜」 円「こら待てー!」 そう言って桜子は長谷川の後を追っていった。 すぐに追いついて抱きつくといきなりげんこつを食らった。そばでオロオロするザジさん。 円「…」 31-723 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/18(木) 00 01 54 ID ??? ずっとこんな日が続くと思ってた。 げんこつを食らった桜子はすぐ笑顔で対応して、しばらくすると長谷川は折れたのか3人で帰りだした。 円「……」 ねぇ桜子気付いてる? あんたが長谷川を好きになってから、私たちと行動する時間が減ってるのを… そりゃ、いざというときはいつも3人だよ。チアガールする時は絶対3人だし。 でも美砂がデートで居ない日のあんたの隣はいつも私が居て… 桜子「ばいばーい円〜。寮でちゃんとお金渡すから〜」 千雨「ガキかお前は、バカみたいに手を振って」 円「…」 それを寂しいと思ってるのは… 円「ばーか」 私だけかも。 31-734 31-734 名前:『Pink Prisoner』 太陽のkiss[sage] 投稿日:2006/05/18(木) 00 41 02 ID ??? 『Pink Prisoner』 太陽のkiss 1/4 休日の昼下がり。今日はわたくしたちの部屋にまき絵が遊びに来て下さいました。わたくしの部屋には現在、 わたくしとまき絵、夏美さんと葉加瀬さんが居ます。ちづるさんと小太郎さんもいらっしゃったのですが、 「ふあぁぁ〜っ……。こんな退屈な映画、何が面白いんや」 と、大あくびをした小太郎さんに、 「あらあら。小太郎君はもっと愛についてお勉強しなくちゃダメよ」 と、ちづるさんが長ネギ片手に小太郎さんをずりずり引きずってしまったので、今は四人で恋愛映画を 鑑賞しています。ちづるさん、長ネギでどうやって愛を教えるのでしょう? 「大人の恋愛って素敵だね……」 夏美さんが呟くと、うっとりしながら映画を見ていたまき絵もうんうんと頷きます。 「なんかさー、カッコイイよね〜」 まき絵の一言に、わたくしはちょっぴり首を傾げてしまいます。 「わたくしは駆け引きだらけの恋愛よりも、まき絵のようにまっすぐな恋愛が好きですわ」 「そうですねぇ。私も夏美さんみたいに素直な恋がいいです」 葉加瀬さんもそう言いました。お陰でまき絵と夏美さんは少し照れくさそうにしています。くすり、と わたくしと葉加瀬さんは頬を弛ませました。 「でもさ、この役者さんみたいにカッコよくキスしてみたい、って思わない?」 そう言ってまき絵は突然、わたくしの肩を抱き寄せます。 「あんな風にムード出して、ゆっくりと……」 映画のワンシーンを模倣しながら、まき絵はゆっくりと唇を近付けます。ああっ、そ、そんないきなり、 わ、わたくしにも心の準備が……! ちゅっ。 軽く振れただけのキス。けれど、わたくしは真っ赤になってしまいました。夏美さんも葉加瀬さんも 恥ずかしそうに見守っています。まき絵だけはけろりとした表情で笑っていました。 31-735 名前:『Pink Prisoner』 太陽のkiss[sage] 投稿日:2006/05/18(木) 00 42 23 ID ??? 2/4 「ま、まき絵ちゃんて大胆だよね……」 「驚きましたぁ……」 お二人に指摘され、ようやくまき絵は照れくさそうに笑うのでした。 「えへへ。私って単純だから、映画観てたらキスしたくなっちゃったんだ」 「もう、まき絵ったら……」 「そこまで素直だと、いいんちょも大変だよね……」 夏美さんが気遣って下さいました。しかし、葉加瀬さんの方はまき絵の行動にいたく感銘を受けたようです。 「私はぁ、まき絵さんのそういうところが尊敬ですよー。私だって夏美さんにキスしたい、って何度も 思ってましたから……。でも、人前ですとやっぱり恥ずかしいですよ……」 もじもじしながら葉加瀬さんが呟きます。 「ハカセ……」 夏美さんはそっと葉加瀬さんの肩に頭を預けました。そして、 「ごめんね……。私もハカセと一緒。もっともっとハカセにキスしたい、って思ってたんだけど、どうしても 恥ずかしくて……」 お二人の気持ち。わたくしには痛い程分かりますわ……。わたくしはいつもまき絵にリードされてますから。 まき絵が背中を押してくれるから、わたくしも素直な気持ちになれるのです。 「そうなんだ……。私って結構わがままだからね。いっつもあやかに甘えっぱなしだもん」 まき絵は少し落ち込んでいる様子でした。どうやら自分だけが仲間ハズレみたいに思ったのでしょう。 「まき絵」 わたくしはそんなまき絵をふわりと抱きしめました。 「まき絵は今のままでいて下さいね。わたくしが好きなのは、まっすぐで素直なまき絵なのですから……」 「あやか……」 一瞬だけまき絵はきょとんとしましたが、 「うんっ!」 と、まき絵はとびきりの笑顔を見せて下さいました。夏美さんと葉加瀬さんもにこにこしています。 「この二人って、映画よりも甘いよねー」 「最高のお手本ですねぇ」 お二人の感想に、わたくしとまき絵は頬を赤く染めるのでした。 31-736 名前:『Pink Prisoner』 太陽のkiss[sage] 投稿日:2006/05/18(木) 00 43 29 ID ??? 3/4 「―――じゃあさ、夏美ちゃんとハカセもここでキスしちゃいなよ!」 『はいっ?』 唐突なまき絵の一言に、夏美さんと葉加瀬さんの声が重なりました。 「二人ともキスしたい、って思ってたんだからさ、やっちゃえやっちゃえーっ!」 まき絵は小悪魔の笑みで煽ります。どうやら先程のお返しですね。でしたらわたくしも……! 「夏美さんも葉加瀬さんも、お互いの唇をご覧なさいな。―――甘くて美味しそうでしょ?」 じっと見つめ合うお二人。そして、 ぼんっ!!! と、同時に顔を真っ赤にしてしまいます。ふふ、なんて初々しいのでしょう。 「キスしたい、って思うのは相手のコトが大好きな証拠なんだよ。だから恥ずかしくなんてないよっ!!」 まき絵は持ち前の押しの強さを発揮させます。さあ、どうなさるのでしょう? 「ハ、ハカセ……!」 「夏美さん……!」 お二人の鼓動が聞こえてきそうな雰囲気です。わたくしもまき絵もどきどきしてきました。 「い、いいんちょ! もう一度お手本を見せてよ!」 えっ? 夏美さんの発言に、わたくしは目が点になってしまいました。 「今度はいいんちょさんからのキスが見たいですねぇ」 わ、わたくしから? 「わーい♪ あやかからちゅーしてくれるんだ〜♪」 ま、まき絵まで……! ああ、そんな、目を閉じてスタンバイされても……! 「お、おでこじゃ駄目でしょうか……?」 三人同時に首を横に振ります。そうですか……。し、仕方ありませんわね……! 「まき絵……!」 わたくしはまき絵の唇を見つめました。可愛らしい、ピンク色の唇です。いつもわたくしに愛の言葉を 囁いてくれる、愛しさの象徴。わたくしの求める、太陽のキス。眩しくて、甘い果実――― 31-737 名前:『Pink Prisoner』 太陽のkiss[sage] 投稿日:2006/05/18(木) 00 44 44 ID ??? 4/4 ごく自然に、まるで吸い寄せられるように、わたくしは顔を近付けました。まき絵の頬に手を掛けると、 柔らかいほっぺの感触に頭が痺れてしまいます。 欲しい。まき絵が欲しい―――!! ちゅっ……! ゆっくりと、唇が重なりました。じわり、とまき絵の温かさがわたくしの身体に沁み込んできます。 その感触が嬉しくて、私はもっともっと求めてしまいました。 「んっ……、はあっ……!」 まき絵は甘い吐息を漏らしてしまいます。無理もありません。わたくしはつい、舌を滑らせて しまいましたから。わたくし自身が驚いています。こんなに情熱的な自分がいたなんて。 お互いの舌が絡み合い、微かな音色を奏でます。わたくしの頭の中はもう、まき絵の事しか考えられません。 まき絵はわたくしの髪に手を掛けました。そして、ゆっくり愛撫してくれます。お返しとばかりに、 わたくしはまき絵の華奢な身体を抱きしめました。唇と唇、舌と舌を重ねたまま、わたくしたちは全身で 互いの感触を確かめ合うのでした。 やがて、わたくしはそっと目を開けます。まき絵は既に瞳を開いていました。そして、くすりと微笑みます。 それを合図に、ようやくわたくしたちは唇を離しました。 「えへへ。とっても気持ち良かったよ、あやか♪」 「大好きですわ、まき絵……!」 わたくしたちはにっこりとはにかみ、同時に夏美さんと葉加瀬さんの方へ振り返りました。 「さあ、約束通りお手本を披露しましたわ!」 「ふっふっふ〜、次は二人の番だよ〜?」 しかし、当のお二人はというと……、 「気絶……、してますわね……」 夏美さんと葉加瀬さんは目を回してぐったりしていました。のぼせてしまったようですわね。 「あれれ? ちょーっとやりすぎちゃったかな? あやかってば大胆だったからね〜」 ううっ、まき絵の視線が痛いですわ……。 (おしまい) 31-746 31-746 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/18(木) 01 49 45 ID ??? 裕奈「やっぱ部活の後はラーメンだよねー」 亜子「偶然四人とも同じ時間に部活終わったからなぁ」 アキラ「何その説明台詞……」 まき絵「あ、注文いいですかー」 亜子「あ、まだウチ決めてないのに!」 アキラ「無難に醤油にしたら?ここの醤油美味しいよ」 裕奈「チャーシューもうまいよ〜」 まき絵「私塩ラーメンのセット」 裕奈「あとで私にも餃子分けてよ〜?」 まき絵「仕方ないな〜」 亜子「ウチ、チャーシューメン」 アキラ「冷やしラーメン一つ」 裕奈「私 ーメン」 まき絵「へ?」 店員「すみません、もう一度言っていただけますか?」 裕奈「 ーメン」 亜子「へ…?なんや、声が出てへんよ?」 裕奈「嘘!? ーメン! ーメン! な、なんで……!?味噌よ味噌!」 店員「かしこまりました」 アキラ「言えたね……」 裕奈「なんだったんだろう……?」 31-750 31-750 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/18(木) 02 09 35 ID ??? 埋めさよ投下 さよ 「起きて下さい朝倉さん!朝ですよ!学校ですよ!」 朝倉 「うー…今日は気分悪いから休む〜…」 さよ 「何言ってるんですか!夜更かしするから眠いだけでしょう!えいッ!」 朝倉 「あぁ、私の布団が飛んでいく〜…」 たゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆんt(ry さよ 「あれ?この効果音は…」 裕奈 「ちょ、亜子!ぁッ!もういい加減に…ひぐ…らめぇ…」 亜子 「えへへ〜。今日もゆーなのたゆんは最高やな〜。たゆんたゆんたゆん…」 さよ 「…また亜子さんは…あれじゃ裕奈さんが壊れちゃいます。えいッ!」 裕奈 「はぁはぁ…にゃ!?ななななななんにゃこりゃー!?」 亜子 「あぁ!ウチのたゆん(裕奈)が飛んでいく!?」 エヴァ「あ、あれは…ついに見つけたぞ!私のネェェェェェェピィィィィィィアァァァァァァアアアア!!!」 さよ 「あれはエヴァさん…?何か様子がおかしいような?…ネピア?」 茶々●「相坂さん、こんにちは」 さよ 「あ、こんにちは茶々丸さん。お買い物ですか?」 茶々●「えぇ、まぁ。相坂さんにお願いしたいことがあるのですが」 さよ 「はい?」 茶々●「実はマスターは…ネピアを使うと死んでしまう病気に侵されているのです」 さよ 「えぇ!?だったらエヴァさんを止めないと!!」 茶々●「事情がありマスターはこのことを知りません。そこでマスターを止めて欲しいのです」 さよ 「わ、わかりました!ええぃッ!!!」 エヴァ「ハハハハハハ!!!茶々●敗れたり〜!!!…ん?」 BOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOMM!!!!!(ネピア大爆発 エヴァ「ネピアァァァァァァァァァァァァァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」 茶々●「あぁ、マスターが飛んでいく。プッ」 前ページ次ページSSまとめ
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池の雄蛇│和(播州)│鱗部│ http //wakanmomomikan.yu-nagi.com/momomi3/maki-7384.htm 崎宮神社、長田久須比
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食べログ紹介ページ 食べログ紹介ページ http //r.tabelog.com/tokyo/A1311/A131105/13039494/ 関連記事 http //d.hatena.ne.jp/etoile1/20090725#p1