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【検索用 ねこふんしゃった 登録タグ 2023年 A4。 CeVIO miru あんりふれ さい同盟 さぶろう ね めり コバヤシケイ タナカユウダイ 三月 佐々木そい 可不 曲 曲な 榎杜 雨回路】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:A4。 作曲:A4。 編曲:A4。 動画:めり(Twitter)・コバヤシケイ(Twitter) irected:あんりふれ(Twitter) guitar:miru(Twitter) bass:タナカ ユウダイ(Twitter) mastering:さぶろう animation:あんりふれ/佐々木そい(Twitter)/さい同盟(Twitter)/三月(Twitter)/雨回路(Twitter)/榎杜(Twitter)/めり storyboard:あんりふれ・コバヤシケイ・めり・佐々木そい・A4。 background:あんりふれ・コバヤシケイ・めり character design:あんりふれ cinematographer:めり collage art:コバヤシケイ 唄:可不(CeVIO AI) コーラス:flower 曲紹介 嘘は、バレてから嘘になるのであって バレなければそれが真実なんですよね。 じゃあ、皆さんが信じている その"真実"は 曲名:『ねこふんじゃった。』 歌詞 (YouTube動画説明欄より転載) この感情を何と言う? もしさ僕も未来がわかったらさ 嗚呼 落ち込むことなんて無い 価値無い錆も哀も持ち寄ってどうぞ~! 嗚呼 いざ悪魔とランデヴー! 足りない物は頭と分かってる 👿「故に気張って行こ~! だって・・こう・・馬鹿みたいでしょ?」 貴方だってそう 分からないってありえないでしょ(笑)」 ?「まぁそうは、、言われましても、、 未来が全てわかる!wは、ずるいでしょ」 巫山戯やがってよ!だってもう 決まり切った調和さえも 駄目だこれも、悪魔の‟アレ‟らしい 不甲斐ないよ! 穿ってビンテージに特化して 祈ってい「」ってわかっているんだ 不自然と神は交わらない 覚めない夢が色彩値の論だろう 大抵、ヘリテージに引火して 威張っているってわかっているんだ 何処まで行っても変わらない 足りない タりない たりないよ お前のせいで! 風化した忌憚の思想に縋ってしまったんだ。 飛び交う持論の中で 創作と同じく不満を描くでしょう ここまで聴いた貴方ならどう? なんとなく、勘違う “前者一択”って 大人に「満足」をひったくった民と 行き場を無くした奴らでガンフィンガー そんでもって、輪郭は信者 like a DONE A.M3:00台、脳も堕ちる頃 造が鈍くなって 「わからない」を唱えたって ねこの所為でしょ・・? 痛みの定義だって一歩リード ‟理解‟と押し問答 「縺ヲ繧√∞縺ョ謇?轤コ縺?繧阪≧縺後h」 穿ってビンテージに特化して 祈ってい「」ってわかっているんだ 不自然と神は交わらない 覚めない夢が色彩値の論だろう 大抵、ヘリテージに引火して 威張っているってわかっているんだ 何処まで行っても変わらない 足りない タりない たりないよ お前のせいで! 嗚呼 僕のあの日の手にはさ 戯言や地獄が光る。愛おしい。 ただ塞ぐ この耳に二度と ( 風化した忌憚の思想に縋ってしまったんだ 飛び交う持論の中で 創作と同じく不満を描くでしょう ) 「愛」や「夢」が 響かない様に。 あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ コメント 最高!!!!!!!!!! -- 名無しさん (2023-02-22 14 40 02) サムネから気になって聞いたら、、、、うsyすすすsjしおすそxpってなった笑 -- 名無しさん (2023-05-11 14 24 16) さいこー -- 匿名 (2023-06-04 01 38 26) サムネから曲まで全てがかっこいい曲 -- 林 (2023-06-22 22 42 49) 最後まで聴くと精神がごそっと削れるけど毎日聞きに行ってしまう曲 -- 匿名 (2023-11-27 16 02 50) 文字列だけでも分かる「あ」の表府と絶叫感。耳、痛かったんだろうなぁ -- 独林檎 (2023-12-24 17 16 29) ううおおおmyすんげえ -- 名無しさん (2024-05-10 20 18 56) ↑ごめんmv -- 名無しさん (2024-05-10 20 19 19) 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
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453 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/12/17(土) 18 01 23.73 ID ??? 姉妹設定キャラ(PC、NPC問わず)が出るたびに「実際の姉(妹)はこんなんじゃない、実際は~」とかいちいちドヤ顔で否定するヤツ思い出した お前の妹が萌えなくてかわいくないのはわかったから、それを世界の常識のように語るのはやめろと 実妹持ちで二次妹大好きの俺の立場はどうなるんだよ 454 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/12/17(土) 18 10 21.38 ID ??? 453 >実妹持ちで二次妹大好きの俺の立場 そんなのただのアブナイ人ですがなw 457 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/12/17(土) 18 19 27.95 ID ??? 454 ちょっと待ってほしい。 「実妹には萌えられないが、二次元妹には萌えられる」というのは 現実とファンタジーの区別がつけられる常識ある人間と言えるのではないだろうか? 458 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/12/17(土) 18 22 43.06 ID ??? 454 理解されにくいのはわかるが、三次と二次は全くの別物だろう そんな、「二次で〇〇の性癖がある奴はリアルでもやりたいと思ってる!」なんていう現実と妄想を切り分けられない奴と同じような発言しないでくれよ 二次妹に「お兄ちゃん」と呼ばれて慕われてニャンニャンしたいとは思うが、実妹の方は普通に家族の付き合い程度だよ 459 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/12/17(土) 18 24 45.74 ID ??? 453 ありゃりゃぎさん乙 460 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/12/17(土) 18 37 45.93 ID ??? 姉も妹もおらんが妹に萌える理由がわからん 近親相姦に憧れる人って認識でいいのかな? 461 名前:ありよし@シスコン[sage] 投稿日:2011/12/17(土) 18 39 05.91 ID ??? 458 俺が言うのもなんだが、2次妹でも実妹という設定ならニャンニャンしたいとは思わないだろうJK もちろん萌えられるというのは(ry スレ300
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前ページ次ページSSまとめ 5-711 5-711 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/31(日) 17 19 23 ID jfX4B/+o0 ちう「たまには夏祭りもいいもんだな、ザジ」 ザジ「…(くいくい)」 ちう「何だ?ああ、かき氷か。いいねえ」 「へい、まいどー」 ザジ「(*≧∀≦*)」 ちう「ふふ、喜んじゃって。でもザジ、そんなに慌てて食べたら…」 ザジ「(*1) キーン」 ちう「(か…可愛い)ほら、言わんこっちゃない。もっとゆっくり食べなよ」 ザジ「(こくこく)」 ちう「でもあんまりゆっくり食べすぎると、溶けてなくなっちゃうかもよ(ニヤリ」 ザジ「Σ(゚Д゚;)…(シャカシャカシャカ)…(*2) キーン」 ちう「あはははは」 ザジ「…(´;ω;`)」 ちう「あ、ごごごごめん やりすぎちゃった」 ザジ「…(`・ω・´)」 ちう「私も食べろって?わ、わかった…(シャカシャカシャカ)…(キーン)ぐはぁ」 ザジ「(クスクスクス)」 ちう「あー、笑ったな?ふふふふ」 二人「あはははは」 5-795 5-795 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/01(月) 16 01 32 ID Ig3LthQF0 ちう「ザジー、がっこ行くぞー」 ザジ「ぱたぱたぱたぱた・・・くいくい」 ちう「何・・・ぃ?行ってらっしゃいのキス!? だってお前も私もこれから一緒に・・・ あーもう、わかったよわかったから泣きそうな顔すんなよ。 ・・・ほら。こっち向け。・・・行ってらっしゃい。今日もがんばれよザジ。」 ちゅっ ザジ「(//▽//)」 ちう「気は済んだか?」 ザジ「くいくい。」 ちう「今度はなんだ?・・・んむっ!・・・むぅっ・・・ぷはっ! 何だよいきなり?キスなら今・・・」 ザジ「(ぽそぽそ・・・)イッテラッシャイ。チウモガンバッテネ」 ちう「・・・」 ザジ「・・・」 ちう「あーもう、可愛いなぁ。よし!元気もでたし、学校行くぞ?」 ザジ「ヽ( ≧▽≦)ノ」 喜ぶザジと私は、自然に手をつないで外に出た。 今日も暑い。だけど・・・たぶん・・・私たちふたりのほうがずっとアツイんだろうな。 ちう「こらーザジ!勝手に人のモノローグに入ってくるな?!」 5-845 5-845 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/02(火) 00 55 40 ID mCb9Mqw30 ちう「んでザジ、今日の晩御飯何にっとわわっ!?」 ザジ「!?」 ちう「いったぁ?…こんなとこに段差あったっけ…」 ザジ「…!」 ちう「ん?あぁ膝擦り剥いちまったな」 ザジ「……」 ちう「大丈夫だよこれぐらい。舐めときゃ治るよ」 ザジ「……(ペロペロ)」 ちう「ひゃぁっ!?こ、こら!お前が舐めなくてもいいってば!」 5-849 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/02(火) 01 07 50 ID mCb9Mqw30 ちう「ザジ?ご飯できたよー」 ザジ「(こくこく)」 ちう「はいそれじゃ、いただきます。あ、味噌汁できたてで熱いから気をつけ…」 ザジ「ッ!!」 ちう「…言ったそばから…大丈夫か?舌火傷してない?」 ザジ「……(チロ)」 ちう「先に言っとけばよかったなぁ……なんだよその顔は」 ザジ「…」 ちう「怪我したから舐めてって…いや、それはさすがに…」 ザジ「…」 ちう「あぅ……えと…その……め、目閉じろ…」 ザジ「(こくこく)」 ちう「い、いくぞ…?………(ペロ)」 ガシッ! チュゥゥ?? ちう「ん!?んんーーー!!……ぷはっ!ザ、ザジ騙しただろっ!!」 ザジ「(ふるふるふるふる)……」 ちう「”つい…”じゃなぁーーーーい!!!」 5-878 5-878 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/02(火) 04 33 04 ID mCb9Mqw30 ザジ「……」 ちう「…ん…どうしたザジ、眠れないのか?」 ザジ「(こくこく)」 ちう「んーそのうち眠くなると思うけど…そうだなぁ、お話でもするか」 ザジ「…」 ちう「なんでもいいわ。適当に話してればそのうち眠くなるでしょ」 ザジ「…(こくこく)」 ザジ「……」 ちう「それでさぁ、また朝倉が勝手に写真撮ってたもんだから…って」 ザジ「…スゥー…スゥー…」 ちう「……寝たか。ふあ?ぁ…こりゃ寝不足確定だなぁ明日っていうか今日は…」 ザジ「スゥー…スゥー…」 ちう「…おやすみ、ザジ」 5-881 5-881 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[少しだけ昔の話] 投稿日:2005/08/02(火) 05 00 06 ID y3dJOR3oO 私達姉妹に眠るという行動は必要ありません それに似たものはありますが、人間のように必ずしも行わなければいけないというものでもありません 夜は‥‥静かです 夜は‥‥ 窓辺に座り星を眺めていると、いつの間にかマスターが隣に座っていました 「どうかしましたか、マスター?」 「‥‥眠いのに、眠れないんだ」 眠そうな目をこすりながら私に寄りかかるマスター その体は小さく震えていました 「絶対に私から離れるなよ、絶対だからな?」 「もちろんです、マスター」 そっと綺麗な髪を撫でてみる いつもなら手を払われるのに、今日は大人しくされるがまま おかしい‥‥、今日のマスターは何かが‥‥ 「眠りましたか?」 返事は無く、代わりに穏やかな寝息が返って来ました もう眠ってしまったんですね 座ったまま眠りにくそうにしているマスターを寝かせ、私の膝に頭をのせる こうしていると学園の生徒よりも、さらに幼いただの少女にしか見えない 「今日ハ暴レタリシナカッタンダナ」 「暴れるとは?」 急に棚の上から語りかけてきた姉さん その言葉の意味が私にはわからなかった 5-882 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/02(火) 05 20 44 ID y3dJOR3oO 「言葉通リダヨ。魔力ガ少ナクナル新月近クノ御主人ハ、情緒不安定ッテヤツニナルンダ」 「モットモ最近ハナカッタコトダガナ」 「なるほど、そうだったんですか‥‥」 だからマスターの様子がおかしかったのですね しかし100年も生きていて子供のようなことを‥‥ 「‥‥御主人ハナ、永遠ニ子供ナンダヨ」 黙り込んだ私にぽつぽつと少しずつ姉さんが話しだしました 「見タ目ダケジャナイ、心モダ。ダカラ今日ミタイニ怖イ夢ヲ見タ程度デ眠レナクナル」 だからマスターはさっき震えて‥‥ 「しかし、マスターはもう何年も生きて」 「アア、ソウダナ。デモナ年ヲトラナイ、ツマリハ」 「成長期ガナインダ。マア、俺達ニハ関係ノ無イ事ダガ」 「成長期は体だけでなく心にも作用する、だからですか?」 「ソウイウコトダ、生キタ年月ガ長イセイデ大分大人ビテハイルケドナ」 姉さんの言葉を最後に静寂が流れる マスターは この少女は どんな思いで永遠に生きる契約を交わしたのだろうか‥‥ 「茶々丸」 静寂を払って姉さんが口を開く 「なんでしょうか?」 「御主人ノコト守ッテヤッテクレヨナ、今ノ俺ハ何モデキナイカラヨ」 「もちろんです、マスターは二人で守り続けましょう」 「‥‥ソウダナ」 私達が動かなくなるその日まで‥‥ 5-883 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/02(火) 05 42 48 ID y3dJOR3oO 「んん‥‥あれ、ここは‥‥」 「おはようございますマスター」 朝になり珍しく起床時間前に自分で起きるマスター ‥‥私の膝では眠り心地が悪かったのでしょうか 「着替えますか、マスター?」 「もう少しこのまま‥‥」 「登校時間も近付いていますが」 「‥‥今日は休む、タカミチに連絡しとけば問題ないだろ」 「わかりました、今日は休みですね」 ―――――――― 「こら、私の部屋に勝手に入るんじゃない」 「えー、いいじゃない」 今日はアスナさん達が訪ねて来る日でしたか 回想にふけっていた私を呼び戻す、楽しそうな声 昔は聞くことの出来なかった声 「どうしたんだ茶々丸?」 マスターの顔が目の前まで近付いています、私はまだぼーっとしているようです 最近はマスターの精神状態も良く、笑顔を見せてくれるようになりました これもネギ先生や 3-Aの皆さんのお陰でしょう これからはマスターだけでなく、マスターの周りの幸せも守れたらいいなと思います きっとその方があの少女の幸せになるから‥‥ 「過去の情けないマスターの姿を動画で再生して楽しんでいました」 「そんなものいますぐ消せ!」 5-887 5-887 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/02(火) 08 55 54 ID crfwpc4xO エヴァ「ハカセー、まだ終わらんのかー?」 ハカセ「もう少しです?」 茶々丸「マスター、先にお帰りになられても結構ですよ?」 エヴァ「む、仕方ないから待っててやるよ。どうせ暇だしな」 茶々丸「でも、私帰りに猫にご飯をあげなければならないので遅くなってしまいますが…」 エヴァ「別にいいよ、暇だからな」 ハカセ「エヴァさんは茶々丸と一緒に帰りたいんですよね??」 茶々丸「え?」 エヴァ「ち、違!」 ゼロ「素直ジャネーナゴ主人」 エヴァ「うるさいこの役立たず!」 茶々丸「本当ですか?マスター」 エヴァ「ふん!下僕が常に主人のそばにいるのは当たり前だからな」 ゼロ「ツンデレダナ」 ハカセ「ツンデレですね?」 エヴァ「うるさい!!」 茶々丸「ふふ」 5-896 5-896 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[駄文スマソ。保守ついでって事で・・・。] 投稿日:2005/08/02(火) 14 27 58 ID xQEw1tVr0 流れを読まずにスマンが、今ネギまを最初から読み直してるんだが 5巻の表紙をよく見てみると、左上端のアキラが投げた枕が右のちうに当たってる気がするんだ。 もしやこれは アキラ×ちう の伏線なのかもしれないって事で書いてみた。 ちう「お、おいっ!大河内!なんであたしを狙うんだ!他にもっと当てやすそうなの居るだろ!ほ、ほら宮崎とか綾瀬とか・・・。」 アキラ「いや、長谷川が一番やる気なさそうだったし・・・やる気にさせてあげようかと」 ちう「なっ・・・!(た、確かにコイツらに無理矢理連れられて来たけど・・・やっぱりやられると腹が立つな・・・)」 ちう「えいくそぅ!お返しだ!(ビュッ)」 アキラ「(ボスッ)・・・そうそう、何でもやるからには楽しまないと・・・ね!(ビュンッ)」 ちう「(ボフッ)あうっ!ち、ちくしょー・・・こうなったらとことんやってやる!」 ?数十分後? ちう&アキラ「はぁ・・・はぁ・・・」 アキラ「長谷川・・・アンタ帰宅部なのに意外に体力あるじゃん・・・水泳部エースの私と互角なんて・・・」 ちう「ハッ・・・(こちとらアイドルとして体型維持やらで毎日必死なんだよ!)」 アキラ「でも長谷川もこういう子供っぽいところがあったんだね。意外だよ」 ちう「私も・・・大河内って無口だしあまり人と関わらない奴かと思ってた。(ってそれは私の事か・・・)」 アキラ「そんなことないって。私だって普通の女子中学生だよ。・・・ねぇ長谷川、良かったら友達になってくれない?」 ちう「あ?あぁ・・・勿論良いよ。(今時面と向かってこんな事言う奴いるんだな・・・)」 以下各自の想像に(ry 5-932 5-932 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[携帯が冷蔵庫の中に‥‥、よくある話だ] 投稿日:2005/08/02(火) 19 03 22 ID y3dJOR3oO 最近になってマスターは携帯を持ちだしました 小学生でも持っているこの時代ですので、一応中学生であるマスターが持っていても何の不思議も無いのですが‥‥ 可愛らしくもないデザインです、女子中学生らしくありません 機能性には優れていますがマスターにはもっとこう、可愛らしいのが似合うと思うのです これはそんなある日のお話―――― 「おい、茶々丸。私の携帯を知らないか?」 「先程買い物に行く時までは持っていたようですが‥‥、電話をかけてみましょうか?」 「‥‥いい、もう少し探してみる」 マスターは諦める気は無いようです、頑固ですから仕方ないですね 「見付カラナイ方ニ賭ケルゼ」 「私もそちらに」 姉さんは楽しそうにヤジを飛ばしています、姉さんの言うとおりきっと見付からないでしょう 「オイ、ソレジャ面白ク無イダロ。‥‥分ノ悪イ賭ケダガ見付カル方ニスルカ」 「私が勝ったら姉さんのお酒の量を減らしてもらいます」 「割ニ合ワナ過ギル賭ケダナ‥‥」 まだマスターは見付けられないようです 5-941 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/02(火) 19 23 54 ID y3dJOR3oO 「見付からん‥‥、買い物に行く時まではあったんだろ‥‥」 ぶつぶつ呟きながらうろうろしているマスター、途中で落としたりなんかは‥‥ さすがに無いですね マスターには悪いですが夕食の準備があるので手伝うことは出来ません 姉さんには最初からそんな気は無いみたいですが 冷蔵庫を開けて夕食の材料を取り出そうとすると、そこには 「マスター、冷蔵庫の中にこれが」 「なっ‥‥、なんでそんな所に!」 「恐らく買い物から帰ってきた時に、食品類と共に入れたものと思われます」 「そうか‥‥」 「マスターはドジっ子ですから気を付けて下さいね」 「うっ、うるさい!」 まあ、冗談ですが しかし見付かって何よりです、下手すると今日中には見付からないかとも心配しました 「賭ケハ俺ノ勝チダナ、携帯ガ見付カッタンダカラナ」 「マスターが見付けたらとは言ってなかった、と。‥‥仕方ないですね」 「俺ノ要求ハダナ。オ前ガ今マデ記録シテキタ俺ノ弱ミヲ全テ消ス事、デイイゾ」 もったいないですね、一杯あったのに‥‥ 「わかりました、消しておきましょう」 「嫌ニ物分カリガイイナ‥‥マア、ヨロシク」 ‥‥バックアップは取っておきますから こんな騒がしい生活も楽しければそれでいいのでしょう 明日も明後日もきっとこんな風に続いていけるから 5-943 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/02(火) 19 28 47 ID y3dJOR3oO 「ほら充電してたら熱くなるじゃないか!だから冷やした方がいいのかな、と思って‥‥」 「無理が有ると自分で気付いた辺りはいいのですが、やはりそれはそれで問題ありますよ?」 「サスガ御主人、オバハンダカラナ」 「オバハン言うなー!!」 こんなマスターも可愛いです、‥‥少々不安も覚えますが 5-984 5-984 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2005/08/03(水) 00 30 18 ID q/ZnPDuw0 ちう「なぁザジ、ここって私たちのスレだよな?」 ザジ「(こくこく)」 ちう「最近出番が少ないと思わないか?」 ザジ「・・・・・・」 ちう「え、構わないって?いや、私のアイドルとしてのプライドがだな」 ザジ「・・・・・・」 ちう「見られてない方が都合がいい?」 ザジ「(こくこく)」 ちう「それって」 ザジ「(ぎゅ)」 ちう「ちょ、ザジ、待てって」 ザジ「 hearts」 ちう「ぁ、もう、全く・・・・・・んっ」 5-985 5-985 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/03(水) 00 30 35 ID bZfwCn2G0 ちう「買い物終了っと」 ザジ「…」 ちう「あ?今日夕食どうしよっか。久しぶりにファミレスでも行く?」 ザジ「…(こくこく)」 ちう「よし、それじゃ適当に店はいろっか」 ちう「さぁて、何食べようかねぇ」 ザジ「……」 ちう「よし、これにしよ。ザジは決まったか?」 ザジ「(こくこく)」 ちう「どれどれ…っておい」 ザジ「?」 ちう「お子様ランチは無理だろ…」 ザジ「………」 ちう「…一か八か頼んで見たら?」 ザジ「(こくこく)」 ちう「だめだったらあきらめなさいよ。すいませーん」 ちう「……疑われもしなかったな」 ザジ「?♪」 ちう「喜んでいいのかそれ…」 5-987 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/03(水) 00 52 58 ID dh0UoTicO ザジ「(わーい、お子様ランチ旗が立ってる)…」 ちう「お前、喜び過ぎだよたかがお子様ランチで。」 ザジ「(だって、ちうの前では私はいつだってお子様だもん)…」 ちう「ブッ…(鼻血)じ、じゃあ、今日の夜のアレは無しな、だってお子様だもんな。」 ザジ「(ちう、いじわる…)…」 “アレ”が何かは各自想像(妄想)して下さい。 前ページ次ページSSまとめ
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─保健室─ 澪「うう…」 唯「澪ちゃん、熱が40度もあるよ~!!」チーン 澪「私の熱を電子レンジみたいに表現するのはやめてくれ…」ハァハァ 紬「どうやら、へらず口を叩く余裕はありそうね」 律「なんだよ~、もしかして熱あるのに我慢してたのか?」 澪「いや…今朝、目覚めたときから目眩はしてたんだけど 揺れる想いはマシュマロみたいにふわふわなだけかと思って…」 律「コイツは重症だぞ」 梓「いつもこんな感じな気もしますが」 澪「しかし、みんな、平気ってスゴイよね」 唯「何が?」 澪「いや…あんな薄いカーテンを布団がわりにして よく風邪ひかないなって…」 唯「だって私たちバカだもんね~♪ね、りっちゃん?」テッテレ~ 律「おぅさ!バカは風邪ひかないもんな!」パッパラ~ 紬「ゲホゲホ」 和「ゴホゴホ」 梓「あ~なんだか熱っぽいな~」 澪「突然どうしたの?」 梓「そういえば律先輩、寝ゲロ吐いたって言ったじゃないですか」 律「ああ、そういや、んな事言ってたね」 紬「あっ、もしかして、りっちゃん…ちょっと失礼するわね」スチャ 律「ん、なに?脇フェチ?」 紬「……」 和「……」 ピピピッ ピピピッ 和「律の体温、46度あるわ」 律「す、すげえ」 梓「よ、46度って生きてていい温度なんでしたっけ」 唯「えっ、なになに?どうゆう事?」 和「律は高熱があるけれど脳がバカ過ぎて 熱がある事すら気付かなかったようね」 「りりり律、お前なんともないのか?」 律「え…」 律「うう…」 律「平気だけど?」ケロリ 和「これが進化か」 唯「りっちゃんはポケットモンスターだったんだね」 律「へへ、いや~悪いな~」 梓「ま、まあ頭が悪いのは確かですけど…」 紬「うぅっ…」 唯「ど、どうしたのムギちゃん。大丈夫?」 紬「りっちゃんを見てたら気色悪くなってきた…」ウプ… 和「澪に続いてムギまで倒れてしまった…」 律「う~ん、こりゃさすがに帰るのは無理か…」 紬「あ…私の事は気にしないで?」 紬「私は電車通学だし、どのみち歩いて帰るのは厳しいと思っていたから ここに残って休んでいるわ」 唯「ムギちゃん…」 澪「わ、私の事も気にしないで、みんな帰ってもいいよ」 律「澪…」 澪「心配するなって!ただの風邪だから寝てれば治るし…」 澪「逆に付き添ってもらってても、あんまり意味はないからな」 律「じゃ、帰るか」 和「善は急げ」 唯「そうだね!」 澪「なにっ」 梓「やった!これで 澪「待て待て待て」 唯「どうしたの澪ちゃん」 和「何か異常が生じたかしら?」 澪「君たちの心が異常なんだ」 梓「よく分かりませんね」 律「澪は気にしないで帰れって言った」 唯「そして私たちは帰ると言った」 和「何も問題は無いわよね」 澪「言ってない」 律「え?」 澪「私は帰れなんて言ってない」 梓「え?い、言いましたよね…」 澪「絶対に言ってません」 律「中立な立場のムギよ、どうだった?」 紬「え…い、言ったと思うけれど…」 澪「違うよ」 澪「帰ってもいい、と言ったけど『帰れ』とは言ってないよ」 梓「…?」 律「何が違うんだ?」 澪「帰ってもいい、という事は『帰らなくてもいい』という事でもある」 和「まあ…そうね」 唯「でも、帰ってもいい、という事でもあるよね」 澪「ダメだ」 梓「えっ!?」 律「ど、どういう事なんだ」 澪「帰ってもいいけど、帰ったら生涯をかけて呪ってやる」 唯「それ、帰っていいって事なの?」 和「でも常識的に考えれば呪いなんて、ありえないものよ」 梓「つまり…?」 律「帰ろっぜ~♪」 澪「ウォオオぇオォ!?」 ─廊下─ ォォォォオォォオォ… 梓「風に乗って澪先輩の叫び声が聞こえますね」 唯「こわいなぁ」 和「さて、どうしようかしら」 律「帰るんだろ?」 唯「ね~っ」 和「あれは澪をからかっただけでしょ?」 和「昨日から粗末な乾パンしか食べてないんだし とりあえず近くのコンビニで食料調達して戻ろうと思うのだけれど…」 和「澪たちには栄養をつけさせないとね」 梓「あっ、そうだったんですか」 唯「わたしはきづいてたよ」 律「あたしも」 和「それは良かったわ」 唯「でへへ」 ─外─ ザフッ 唯「わああ!?」 律「すげえ雪…腰まで埋まっちゃうよ!!」 和「でも、実際は1メートル50センチは積もってそうよね」 梓「下の方の雪は固まってるみたいですけれど…」 唯「ところどころ柔らかいところがあるね」 和「気をつけて歩かないと腰どころか頭までズボッと ズボッ ┗┛┗┛ 唯「和ちゃんがメガネだけを残して消えたあああー!!」 和「徒歩一分で死ぬところだったわ」 唯「気をつけて歩かないとね」 ザフッ 律「しかし、どうやって気をつけりゃいいんだ…?」 ザフッ 梓「あっ」 梓「あれ見てください!雪の上に足跡が…」 和「そういえば姫子が言ってたわね」 和「既に抜け出した生徒がいるって」 唯「この足跡を辿れば校門の外まで無事に行けるかな?」 ザフッ 和「それは分からないけれど 行けるところまで行ってみましょうか」 唯「姫子ちゃんは結局、抜け出したのかなあ…」 ザフッ… ザフッ ザフッ ザフッ ザフッ 唯「はあはあ…」 梓「ム、ムラムラしてきたんですか…?」ハァハァ 唯「あずにゃん…」ハァハァ 梓「ゆ、唯先輩…」ハァハァ 唯「黙ってて」ハァハァ 梓「はい…」ハァハァ ザフッ ザフッ 律「校門が遠いぜ…」ハァハァ 和「それにしても…これだけの異常事態に 地方自治体は動かないのかしら…」ハァハァ 梓「高校生が学校に取り残されているんだから 救援とかあって良さそうなんですけどね…」ハァハァ 律「梓」ハァハァ 梓「はい?」ハァハァ 律「黙ってろ」ハァハァ 梓「なんでですか!今のは別にいいじゃないですか!」ハァハァゼェゼェ 律「そ、それもそうだな」ハァハァ ザフッ 唯「はあはあ…やっと校門に辿り着いたよ~」 律「あ、人だ…!人がいるぞ」 通行人「……」ザフッ ザフッ 和「あの、ちょっとよろしいですか」 通行人「ン…」 通行人「おや、キミたちは……なんだい…?」 梓「女の魅力は乳よりも足の指に感じますよね」 通行人「えっ」 通行人「……えぇっ?」 和「誰かそのマツピツを黙らせて」 唯「えいっ」 ドスッ 梓「ぐっ…」 通行人「…?」 和「あの……私たち、昨日からずっと学校から出られなくて 状況がよく分からないんですが 今、何がどうなっているんですか?」 通行人「え?あ、ああ……」 通行人「えっと……なんだか、かなりのオオゴトらしいよ」 通行人「ここいら一帯だけじゃなくて 日本中が豪雪に見舞われているらしいんだ」 唯「ふぇ…?」 律「にっぽん中が?」 通行人「しかも電力量不足だとかで、電気も使えなくなるしさ」 通行人「ボクなんか、今、慌てて灯油を買い込みに行ってたところさ」ドスッ 梓「あ…ポリタンク」 律「そっか、石油ストーブなら停電中でも使えるもんなあ」 通行人「おっと、悪いが、そろそろ行かなくちゃ」 唯「あ、はいっ」 和「引き止めてすみませんでした」 通行人「いやいや、じゃあキミたちも気をつけてね」 ザフッ ザフッ 唯「行っちゃったね」 和「買い込みか……」 和「コンビニ、急いだ方が良さそうね……」 ザフッ ザフッ 唯「ややっ…」 人々「」ザフッ ザフッ 律「ぽつぽつ人影が増えてきたな」 唯「なんだか安心するね~」 和「私はチョッピリ、嫌な予感もするけれど」 唯「なんで?」 ザフッ 梓「あっ、街のホットステーソン、ローションですよ!」 律「なんだい、ステーソンって」 梓「知りません」 ─ローソン─ ざわざわ… 唯「わあっ!?すごい人の数だね~。これが数の子なんだね~」 律「まったくだ」 和「さっきの人の話じゃ 買いだめする人が多そうな感じだったけれど、やっばりねぇ」 梓「ははぁ、食料品の買いだめですか」 律「見ろよ、停電でレジ止まってるからソロバンで会計してるよ」 和「雅やかね」 梓「せめて電卓を使えばいいのに」 律「梓バカだなあ、停電なのに電卓が使えるかよwww」 梓「律先輩の家の電卓ってコンセントついてるんですか?」 唯「あ、カップ麺の棚がスカスカだよ~」 律「和の言ってた嫌な予感って、この事?」 梓「謝れよ」 和「えぇ……ごめんなさい。それでも、まだ商品はそこそこ、残っているようね」 和「パンもオニギリもあるわ」 梓「和先輩は謝らなくてもいいんですよ」 唯「よ~し、何食べよっかな~!」 律「わずかに残ってるカップ麺にすっかな」 律「腹が膨れて暖もとれる!!一石二鳥!!」 唯「おお~、りっちゃんかしこい!革命児!」パチパチ 律「へへへ、褒め過ぎだろ~」 梓「でも停電中なのにお湯湧きますかね」 律「ハァ?梓ん家のお湯にはコンセントついてんのかよw」 梓「お湯にはついてませんが、ポットにはついていますね」 律「へー」 唯「あっ、ねぇ…お店も停電だから、お湯入れられないんだって…」 梓「まあ、そうですよね。普通気付きますよね」 和「律、ラリってんじゃないの?」 唯「ラリっちゃんだね…」 律「言い過ぎだろ…」 和「理科室の実験器材で、お湯くらい沸かせないかしら」 律「おっ、それだよ!」 唯「じゃあカップ麺買っていいんだね!?」 和「まあ、なんとかなるでしょう」 唯「だけど私はあえてアイスを買ってみるよ」 和「もう好きに生きなさいよ」 唯「ふんす」 律「お湯OKなら澪とムギのために インスタント粥でも買ってやるか」 唯「ねぇねぇ、買いだめって私たちもした方がいいのかな」 和「え?」 梓「いくらなんでも昼過ぎには帰れるだろうし、そこまでは…」 梓「……帰れますよね?」 律「さ、さあ」 梓「いや、お前には聞いてません」 和「そうなのよね…」 和「また吹雪が止まなくなる…なんて事もありえるし、なんとも言えないわ」 和「澪たちも放っておけないし…」 唯「ムギちゃんの家の人とか迎えに来ないのかなあ」 律「さ、さあ」 唯「り、りっちゃんには聞いてないよ」 律「なんでだよ!?アタシをもっと頼れよ!?」 梓「律先輩、このジャムのフタ開けられますか?」 律「まかしとけ!」 カパンッ 律「やった!開いた!」 和「商品、勝手に開けていいと思ってるの?」 梓「お買い上げですね」 律「ま、待ってくれ、アタシ300円しか持ってないんだ」 唯「ごはんはジャムだよ関西人」 律「そんな…」 和「じゃあ、そろそろ買うもの買って戻りましょうか」 梓「はい!」 11
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前ページ次ページSSまとめ 28-864 28-864 名前:まほ落語 真打 首提灯 1/7[sage] 投稿日:2006/04/09(日) 20 25 49 ID ??? 『♪チャンチャカチャンチャカ・・・』 ハルナ「まほ落語寄席も最後の演目となりました。真打を務めます早乙女亭ハルナでございます。 今回の寄席はですね、前座・二つ目・もうひとつ、二つ目・色物・真打と組んであります。 じゃ、ちょっと間違っているであろう薀蓄でも、まず前座は経験の浅い噺家が勤めるものでして、 次に二つ目。これは前座の次の段階。その次の色物は漫才・奇術・曲芸などでありまして、 落語と講談が黒でかかれるのに対して奇術・曲芸は朱色の墨でかかれることから色物と呼ばれるようになったそうです。 さて話は変わりますが、うちの学校は夜な夜な徘徊する酔っ払いが住んでいるんですよ。 クラスの半数近くがそいつの被害にあってさ、まいっちゃうんだよね。 やっぱりお酒はほどほどにしないとね・・・とか言われても飲み足りない時はしょうがないよねぇw 前座と少々被っちゃうけど、作者の一番好きな噺なんで私に免じて許してやってください。」 28-865 名前:まほ落語 真打 首提灯 2/8[sageインスパイヤスマソ] 投稿日:2006/04/09(日) 20 28 56 ID ??? ハルナ「さあて、夜の街を今日に今夜もすでにでき上がった酔っ払いが」 美砂「う〜い。今日も美味しいお酒で〜す。で〜もぉ、まだぁにょみたりらり〜。 うい〜・・・・んんん?上燗屋ぁ?酒か?酒だにゃ。おおい上燗屋ぁ、一杯いくらだぁい。」 円「へぇ、十銭です。」 美砂「い、い、一杯くれ。」 円「へぇ、しばしお待ちくださいね。」 美砂「上燗屋ぁ、ここにぃ『上燗屋』って書いてあるけどぉこれはぁにゃんの意味れすかぁ?」 円「熱く無し、温くも無しのちょうどいい加減を上燗と言うんですよ。」 美砂「はあ、熱く無し、温くも無いちょうろいい加減ですかぁ。そりゃ難しそうだねぇ。 じゃ、上燗とやらを飲ませてもらいまひょうかれ。」 円「へぇ、もうすぐできますからしばらくお待ちくださいね・・・・・はい、お待ちぃ!」 美砂「できました?できた。じゃあね、今日も呑んだけど、おうちにね、帰る前にね、もうちょっとね 呑みたいと思ったのよ。じゃ、いただきま〜す・・・んぐっんぐっ、うっういっ・・・ぬる。 上燗屋ぁ!これじゃあぬる燗だよぉ!どこが上燗れすかぁ?喉にキュッと入っちゃったよぉ〜」 円「あいや、スミマセン。ちょっと湯が冷えてたようで、すぐに暖めなおしますんで。」 美砂「ありゃこっちもスミマセンねぇ、やっぱね、上燗屋だから上燗をね、呑まなぁね。できた?じゃあいただきます。んぐっ 熱ッ!あっちゃっちゃ熱ぅ!これじゃお湯だよぉ!ちょ、そこのお冷入れてさまして、冷えるの待ってられにゃいにゃあ。」 円「えぇ?そんなんしたら勘定がややこしくなるじゃないですかぁ。」 美砂「そんなん何ぼ呑んでも一杯十銭でしょうよ。はよ入れてぇ。」 円「え?」 28-866 名前:まほ落語 真打 首提灯 3/8[sage改行規制orz] 投稿日:2006/04/09(日) 20 29 54 ID ??? 美砂「冗談だよ〜ん!早くぅ、早く入れてぇ〜ん」 円「へい。」 美砂「はやくぅ〜入れてぇ〜!アッ!アアアァ・・ダメッ・・・アッ!・・こぼれたらもったいないれすよ。」 円「お客さん、ヘンな声出さないでくださいよぉ。」 美砂「なんや上燗屋、そらお前がヘンなこと考えてるからそう聞こえるんじゃないれすか? えぇ?なんだったらお姉さんがお相手しましょうかぁ?」 円「結構で。はい、お冷入れましたよ。」 美砂「あ、はいはいどうも。いただきますね、んぐっんぐっ・・・ぷはぁ!美味いっ!これが上燗だねぇ! これだけ呑んで十銭は安い!」 28-867 名前:まほ落語 真打 首提灯 4/8[sage] 投稿日:2006/04/09(日) 20 30 36 ID ??? 円「ちょっとお客さん・・・」 美砂「だぁ〜かぁ〜りゃ〜、冗談れすよぉ〜。 うい〜・・・ん?ま、豆がこぼれてるぅ。上燗屋ぁ、こ、この豆はいくら?」 円「豆がお要りなら、こっちに置いてある良い豆をとりますけど。」 美砂「い、いや、良い豆は要らん。こっちの豆うまそうれすれぇ、これぇ、いくら?」 円「こぼれた豆ですのでぇ・・・お代はいただけませんからぁ・・・」 美砂「いただけない?って言う事は?」 円「タダ・・・ですねぇ。」 美砂「タダ?タダなら食べてみよ。 ひょいと・・・うん、美味い。もひとつひょいと・・・美味いっ! ・・・・もっとこぼしちゃお。」 円「ちょっとぉ、お客さん。」 美砂「冗談だよぉ。・・・う、うんん?それはぁ〜・・・なに?」 円「これですか?これは、イワシのからまむしです。」 美砂「いや、そにょ下にひいてある黄色いやちゅはなに?」 円「それは、おからを酢で味付けしたものですが。」 美砂「それはいくら?」 円「イワシのからまむしは・・・」 美砂「違う違うぅう、その下のおからがいくらかって。」 円「おから?おからは〜、イワシのつきもんなんで〜、お代のいただきようが・・・」 美砂「いただきようが無い?!ってことは?」 円「タダに・・・なりますねぇ」 美砂「タダでしゅか?タダなら食べてみよ・・・んんんっ!あっさりしてて美味いねぇ〜 いくらでも食べれるねぇ。」 円「ちょっとぉお客さん、そんなに食べたらイワシが風邪をひいてしまいますよぉ。」 美砂「ありゃ?食べ過ぎて裸ににゃった・・・そうね、風邪ひいたらいけないね、お姉さんの人肌であたためまひょぉか?」 円「・・・それはやめてくださいよ・・・。」 美砂「ああそうれすか。・・・・上燗屋ぁ、このイワシの上に乗ってる赤いのこれはぁ〜・・・なに?」 円「それは、紅しょうがです。」 28-868 名前:まほ落語 真打 首提灯 5/9[sageまた・・・orz] 投稿日:2006/04/09(日) 20 32 25 ID ??? 美砂「べ、べ、紅しょうが?これはいくられすか?」 円「それもイワシのつきもんなんで・・・お代はいただけませんねぇ」 美砂「いただけない?ってことはタダ?この店はタダの物ばっかりにゃ」 円「お客さんがタダのものばかり尋ねるからですよ・・・。」 美砂「そ、そうでしゅか?・・・じゃ、ひょいと・・・・うん、ピリリとして美味いねぇ! ・・・・そのぉ黒いのはぁ〜・・・なに?」 円「これですか?これはニシンの付け焼きです。」 美砂「それもイワシのつけもんか?」 円「どこの店がイワシにニシンをつけますか、これはお代をいただきます。五銭です。」 美砂「そうですか?わらしらって金を出し惜しみしてないれすからね、五銭だしましゅよ。ほれ、五銭。 ・・・・わぁおっきい、五寸はありゅかにゃ〜、箸?箸なんかいりゃにゃいよ、こんなのは手で・・・よっとぉ。 どれどれぇ・・・ん・が・ん・ぐっ!堅っ!わらしの歯には合わにゃい・・・返す。」 円「返されても困りますよぉ。」 美砂「あっそ・・・・そっちの赤いのはぁ〜・・・なに?」 円「それは鷹の爪です。」 美砂「鷹の爪?!鷹って言ったらあの空飛んでる鷹か?それ獲ってきたにょかい?そりゃご苦労にゃこってぇ。」 円「その鷹じゃないですよ、唐辛子のことを鷹の爪って言うんですよ。」 28-869 名前:まほ落語 真打 首提灯 6/9[sage] 投稿日:2006/04/09(日) 20 33 01 ID ??? 美砂「ああそうですか?これもタダ?・・・ああ、これは最初からタダなのね。タダなら食べてみよ・・・ひょいと・・・ アッ!辛くぁwせdrftgyふじこlp;@!!!辛い!辛い!こう辛くちゃおからでも食わないと、ひょいとぉ」 円「ちょっとお客さん、いい加減にしてくださいよぉ。」 美砂「んぐっんぐっ・・・ぷはぁ。いやぁスマンね、美味かったよ。ごちそうさん、お勘定ね。」 円「・・・お勘定って言ってもこう「ぬるい、熱い」で冷入れてぇ、豆食べてぇおから食べてぇ ニシン食べてぇ・・・じゃあ、二十五銭いただきましょうか。」 美砂「二十五銭?わらしねぇいりょんにゃ店行ったけろ、こんなに安い店は始めてれすよ。 ・・・・いくらか負けてくれない?」 円「え゛?」 美砂「わらしね、いつもここの道を通って家に帰ってんのぉ。 毎晩通うからなぁ、顔覚えてぇ。」 円「とっくに覚えました、もう忘れようがないですよ。」 美砂「じゃ、貸しといて。」 28-870 名前:まほ落語 真打 首提灯 7/9[sage] 投稿日:2006/04/09(日) 20 33 39 ID ??? 円「ちょっと!お客さん初めてでしょ、貸せませんよ!」 美砂「分かってるよぉ、冗談だってばぁ〜。じゃあね、五円でつりくれ。」 円「スミマセン、今日は客が少なくて細かいのがないんですよぉ。」 美砂「じゃあ貸すしかないなぁ。」 円「ちょいと待ってください、向こうの夜出しの道具屋に行って両替してもらいますから。」 美砂「えぇ、じゃあわらしが行ってくりゅよ。え?なに?呑み逃げ?そぉんな、たかが二十五銭で飲み逃げなんか。 あんたそこから見えるでしょ?そこから見てれば良いじゃない。じゃあ、行ってきますね。」 ハルナ「さぁてこの酔っ払い、道具屋の扉をガラガラと開いて威勢良く」 美砂「おおい!道具屋ぁ!」 亜子「はいなぁ。まあお入り、おかけなさいな。」 美砂「お入り?おかけなさい?この店、ごちゃごちゃしてて入る所もかける所も無いれすよ?」 亜子「・・・じゃあ・・・おしゃがみ・・・」 美砂「そうれすか、じゃあしゃがみます。 ・・・・・道具屋、そのピカピカ光ってる・・そうそれ、それはなに?」 亜子「こら毛抜きです。」 美砂「なにに使うのかにゃ?」 亜子「そうですねぇ、ひげを抜いたり女性ならまゆ抜いたりぃ〜ムダ毛処理にやね。」 美砂「ムダ毛処理、じゃあアソコの毛も抜けますかねぇ?・・・そうそう、まつ毛ね。・・・にゃに顔を赤くしてりゅんだい?」 亜子「思い出せないからって変に区切らんでくださいよ。 まあね、どこの毛でも抜けますけどね。あぁ、それ抜いても痛くないやつなんよ。」 美砂「痛くない?へぇ、じゃ、まゆ毛でも抜いてみよ。よっとぉ・・・・痛ぁ!痛いじゃないれすかぁ!」 亜子「それ、そこの灰をつけてぇやらなぁ。」 美砂「それを早く言いなしゃいよぉ。どれどれ・・・よっ、アッ本当、痛くない。便利だにゃぁ。」 亜子「でっしゃろ?」 美砂「うんうん、便利、便利。・・・・よっと・・・よいしょ・・・ほっと・・・・ う〜ん、整った整った。ありがとね、返す。」 亜子「え?買わんのですか?」 美砂「だってぇ眉が整っちゃたんだもん。その代わり他のを買うよ・・・・じゃあその、そうそれ、それはなに?」 28-871 名前:まほ落語 真打 首提灯 8/9[sage] 投稿日:2006/04/09(日) 20 34 30 ID ??? 亜子「これでっか?これはねぇ、見た目はただの杖ですが、よいしょっとぉ・・ホレ、仕込みになってるんでっせ。」 美砂「へぇ、仕込み杖かい。前からこんなの欲しいと思ってたんだよねぇ、それはいくらだい?」 亜子「これは五円や。」 美砂「五円?・・・いま五円は持ってるんだけどなぁ、ものは相談だ、二十五銭負けてくれよ。」 亜子「え?ケッタイな値切りやなぁ。でもダメや、一文も負けられんなぁ。 ・・・・え?なに?そこの上燗屋で・・・さようでっか、それくらいなら負けましょ。」 美砂「スミマセンねぇ、じゃあ五円。・・・うん、おつり二十五銭ね、どうもね、ありがとぉ。 ねんがんの しこみづえが てにはいったぞ さあて、さっきの上燗屋ぁ、貸すとか貸さんとかごっちゃごっちゃ言いやがって、いっぺんどえらい目にあわせてやりゅ。 ・・・おい!上燗屋ぁ!さっきはよくもごちゃごちゃ言いやがったにゃ!叩き切ってやりゅう!」 円「ちょっとぉ!アホなことはやめてぇ!」 美砂「冗談だってぇ〜。ほら、二十五銭。こ、ここに置いときましゅかりゃねぇ。」 円「はい、ありがとさん。」 美砂「ま、まったぁ呑みにくりゅかられぇ〜。」 円「どうぞご贔屓に。」 ハルナ「さあ、この酔っ払いそのまま家に帰ったんですがねぇ、刃物ってのは不思議なもんでぇ、 小学校の頃とかに工作に使う彫刻刀なんかでこれといって用は無いのに机なんか彫ったりして、 コラッと先生に怒られたりしたもんです。 さて、珍しい仕込み杖を買った酔っ払い、なんか斬ろうかと思っても何でもかんでも斬るわけにはいかない。 さあ寝るかと思って一旦は寝たものの、何を思ったかムクリと起きて玄関の戸をすこぉしばかり開けたんですよ」 美砂「・・・泥棒くらい斬ったって別に良いらろ。」 ハルナ「な、なななんとこの酔っ払い、先ほど買ってきた仕込み杖をスラリと抜いて、ふすまの陰に隠れたんですよ、 そしたら」 エヴァ「おや?戸が開いてるじゃないか、無用心だなぁ便所か風呂にでも行ってるのかな?いや留守だな。 ・・・盗人の血が騒いできたねぇ、お邪魔しましょうかね。どなたか居りますか? おじゃましますよ?入りますよ。」 28-872 名前:まほ落語 真打 首提灯 9/9[sage] 投稿日:2006/04/09(日) 20 35 16 ID ??? ハルナ「待ってましたと酔っ払い、ふすまの陰でこう上段に構えて早くこぉい早くこぉいと待っていた。」 エヴァ「入れてもらいましたよぉ〜、今晩わぁ・・・留守ですか?留守ですね?」 美砂「う、うえっぷ(呑みすぎたぁ・・・)」 エヴァ「んんっ?なんか妙な声が・・・誰か居るんですか?留守でしょぉ?」 美砂「うっ、うえっ(ヤバ・・・)」 エヴァ「だ、誰か居るのか?」 ハルナ「怪しげな声に泥棒、怖くなって首だけひょいとのぞきこんだ、それと同時にズバッと斬りつけた! 剣術の心得は無かったんですが物がよく斬れたと見えて、首の皮一枚残してぶら〜んとなっちゃった。」 エヴァ「わぁ!なんだ!あんなとこに隠れていたなんてビックリしたなぁ。 あれ?首が・・・斬れてる?・・・・首が斬れてる!これはこまったなぁ、家に帰って縫いつけよう。」 ハルナ「とぉ家から出ると、拍子悪く近くで火事があったようで、半鐘と火消しの声が聞こえてきたんですよ」 明日菜「火事だ火事だぁ!かなかな組みのお通りでぇ!おとめ組みより先に火を消すぞぉ!」 朝倉「なにおう!こっちが先に消すんでぇ!火事と喧嘩は江戸の華よぉ!」 茶々丸「おい!そこのちっさい奴!邪魔だぁ!どけぇ!」 ハルナ「泥棒、ドン!と脇へ突き飛ばされた拍子で首がちぎれて隣のドブに落っこちたもんで、胴体が必死に首を捜すんです」 エヴァ「めがねめがn・・・違う、首、首、首っ!」 ハルナ「ようやく落っこちた首を見つけ懐に入れて帰ろうとしたんですが、これでは前が見えない。 しょうがなく懐から取り出して、にゅっと前に出して皆と一緒に 火事だ火事だぁ!火事だぞぉ〜! と駆けてったとさ。お後がよろしいようで。」 28-873 名前:まほ落語 おまけ[sage] 投稿日:2006/04/09(日) 20 35 53 ID ??? 朝倉「噺家の皆さん、ありがとうございました。 つづいてはお待ちかね、大喜利のコーナー。まずはメンバーのご挨拶から。」 真名「ええ、この間、街中で知り合いに声をかけたんですよ。 そしたらそっくり別人で、その反対方向からまたそっくりな人が来てね、そっちが知り合いでして、 また浮気しているのかと聞かれて困ったからとりあえず二人ともおいしくいただいちゃいました。 龍宮亭真名でございます。」 釘宮「まほ落語も最後になりました、作者も噺ごとに枕詞を作るのが大変だったと申しております。 その次に大変なのはサゲ、いわゆる落ちを理解するのが大変なそうです。やるか分かりませんが、次回はどうなるでしょう。 くぎみ家円でございます。」 古「いや〜んばか〜んそこはお『ドゴォ!』アルー!!!!」 釘宮「古亭菲のご挨拶でした。」 エヴァ「(なにやってるんだ。)最近の子供は年長者を敬わないそうで、私もね2歳の奴に見下される事が多いんですよ。 どうか若者諸君、年長者を立てて、敬老と言う言葉を大切にしてくれ。エヴァンジェリン亭マクダウェルだ。」 茶々丸「いやね、こんなこといってるけど、このちっこいのはもう500歳を越えるいい大人どころかババアなんですよ。 なのに見た目と同様でまだまだガキ・駄々っ子でね、お使いすら満足にできないんですよ。私なんかまだ2歳なんですけど 毎日、下僕のように扱われているんです。こんなババア早くくたばればいいのに。絡繰亭茶々丸です。」 まき絵「・・・それでは、ザジちうスレの皆様、気分を変えてまいりましょう。1・2・3・チャンラーン!!まき絵で〜すっ!」 朝倉「最後に椎名さんのご挨拶。」 桜子「♪ゴーゴーレッツゴーレッツゴー この間、お昼寝してたお疲れ気味のサラリーマンを元気付けようとしたら、うるさいって怒られちゃいました。 なんででしょうね、フォーメーションがずれていたせいでしょうか? ポンポンあれば満足する椎名桜子でございます。」 和美「はい、時間が無いので寄席まほ落語おひらき。 またいつかお会いましょう、どうもありがとうございました。」 28-876 28-876 名前:真名ちゃんもっこり日記29[sage] 投稿日:2006/04/09(日) 21 48 40 ID ??? 真名ちゃんもっこり日記29 今日は依頼の都合で刹那と共に京都に来ている。 まずは依頼主の所へ向かうはずだったが、乗るバスを間違えてしまった。 しかも車内で眠ってしまい、それに気づいたのはバスが目的地に着いたときだった。 参ったな。ん?携帯が鳴っている。刹那からだろう。 真名「あ、刹那か──」 パル『やっほ〜、パル画伯だにょ〜」 ……前からこんな奴だったっけ? パル『ね〜龍宮さん、お願いがあるの〜。山海堂ってとこに…』 真名「山海堂?それなら目の前にあるが」 パル『え?ほんと!?ラッキー!あのね、その店に行ってエクスカリバーを買ってきてほしいの』 ……ハァ? 真名「…エクスカリバーって、アーサー王のアレか?」 パル『そ、あれあれ。今度の地方コミケで使うの』 こいつ、前の大失敗の自覚はないのか。仕方ない、探すか。 ―数分後 真名「あるにはあったが、値段が半端じゃないぞ」 ttp //www1.kamakuranet.ne.jp/sankaido/excalibue%20new.htm パル『大丈夫、もっこり日記の印税を着ふkゲフンゲフン……臨時収入があったからね。 じゃ、任せたよ〜ガチャ……ツーツー』 ………あのゴキブリめ。 「ありがと〜ございました〜」 つい1本余分に買ってしまった。 これはアキラへのお土産の分であって、私が華麗に抜いたり振り回したりポージングしたりして 遊ぶためのものでは断じてない。本当だ。 28-878 28-878 名前:ハルナ 計画[sage] 投稿日:2006/04/09(日) 22 26 03 ID ??? ハルナ 計画 1/2 心・・それは見通せるようで見通せない鏡 曇りやすく、それでいてすべてを映す鏡 あの人の心に・・私はどう映るのだろうか ハルナ 「ねえ、龍宮さん。お願いがあるんだけど」 真名 「断る」 いきなり断られた・それもそうかな、今までの私の行動を考えてみれば当然のことかもしれない ハルナ 「お願いします、麻帆良公園に4時、待ってるから」 真名 「断る」 ハルナ 「待ってるから!!」 そう言って私はクラスを出て行く。龍宮さんは私の方を一瞥もしてくれなかった 時間は午後8時、待ち合わせの時間からすでに4時間が経過した 立ちつくす私、辺りはすでに暗くなり、公園には誰もいなくなった やがて降り始めた雨は私の体温を奪い去り、だんだんと気力を失わせてゆく 空を見る。雨が降り、星一つ無い空。当たり前だな、雨が降っているんだから 何だかおかしなことを考えているな、私・・ 午後9時、それが私の覚えている最後の時間だった 28-879 名前:ハルナ 計画[sage] 投稿日:2006/04/09(日) 22 30 17 ID ??? 2/2 気がつけば自分の部屋だった 見慣れた天井、いつもの臭いの枕、毛布の端のほころびは私の癖がなしたものだ 夕映 「気がついたです」 それも聞き慣れた声だった。夕映、私の親友であり、数少ない理解者である ハルナ 「私・・」 夕映 「雨の中倒れていたですよ。それを・・」 横になったまま夕映の方を向くと、もう一人誰かがいることに気がついた 真名 「私が拾ったんだ・・」 ハルナ 「龍宮さん・・」 真名 「私は行かないと言っただろう・・それなのに何故」 少しばかり悲しそうな声で龍宮さんは私に言う ハルナ 「龍宮さんに見てもらいたい場所があったから、夕焼け、綺麗な場所・・」 真名 「馬鹿か!!そんなことであんなまねを?」 言葉尻が荒い、何だか怒っているようだ ハルナ 「龍宮さんに・・見てもらいたかったから・・」 その言葉を聞いて龍宮さんは私から目をそらした ハルナ 「ごめんなさい、迷惑かけてしまって」 真名 「もうこんな無茶・・するんじゃないぞ・・」 この反応はいつもの龍宮さんではなかった。私を心配してくれる・・一人の優しいクラスメートだった ハルナ 「龍宮さん・・ありがとう・・」 私の顔は今どんな風になっているだろう?笑顔かな、それとも寝起きのとても見せられないぶちゃいくな顔かな? そして私は心の中で・・・笑う ハルナ (ククク・・少しは龍宮さんの心に食い込めたようね) 完 28-890 28-890 名前:明日菜 唇[sage] 投稿日:2006/04/10(月) 00 03 37 ID ??? 明日菜 唇 25 思ったことをやればいい 何でそんな簡単なことを実行できないのだろう? 夕映 「・・・・」 明日菜 「・・・・」 私と夕映が正面から向かい合い、にらみ合いを続けている 私の思っていることはこう、キス、する。それだけである いつもの私なら迷わず行動に出ていたでしょう。顔を両手で固定して思うがままにキスをする。しかし、あれが邪魔をしているのです そう、夕映の好物。アカヨモギエリクサー(200mlパック 105円)です まったく、何であんな変なものばっかり飲むかな・・・ 夕映は私のキスを警戒してか、あのくそ不味いジュースをストローから吸い込んで口の中に溜めています おそらく私がキスをすれば流し込もうという魂胆なのでしょう。むむむ・・なかなかに攻めづらい そんなとき・・夕映がにやりと笑いました。おそらくは勝利のほほえみだったのでしょう 私はカチンときました。こうなれば玉砕覚悟。玉と砕けよです 私はおもむろに夕映の顔を両手で固定すると、唇を重ねました 思った通り、夕映は口の中のあの液体を流し込んできます しかし、人間、覚悟があれば多少のことは我慢できます。たとえそれが苦かろうが臭かろうが・・ 夕映 「んむむむぅ・・」 しばらくして私は唇を離す 明日菜 「不味い!!!もう一回!!」 青●のCMように私はもう一度キスします。●汁って飲んだこと無いけどこれくらい不味いのかな・・ 明日菜 「苦くて不味い・・こんなキスの味でいいの?」 夕映 「秘密兵器だったのですが・・完敗です」 まあ、これも一つの個性なのかな 完 28-896 28-896 名前:葉加瀬×夏美[sage] 投稿日:2006/04/10(月) 01 24 17 ID ??? 「うぅ………葉加瀬ぇ……やっぱちょっと怖いよぉ」 「大丈夫ですよ。確かに最初は少し痛かったり、人によっては異物感を感じるのかもしれませんが、すぐに気持ちよくなれますよ」 「うん……」 「怖がらないで下さい。さっさと湿らせてしまいましょうか。乾いたままだと痛いでしょうし」 「お願い……できる?自分一人じゃうまくできないから……葉加瀬、いつもやってるから慣れてるでしょ」 「わかりました……では………」 「うん………」 「……入れますよ?」 「………お願い」 「…………」 「…………んッ」 「……こっちの方も……」 「んァッ……くふぅッ………」 「どうです?気持ちいいでしょう?」 「うん………気持ちい、すっごく」 「これでしっかり潤ったはずですよ」 「ありがとう葉加瀬。やっぱ目薬買ってよかったよ」 「ここのところ台本をず〜っと読んでますからねぇ……次の公演、頑張って下さいね」 「うん…♪」 28-900 28-900 名前:へべれけさん・12[sage] 投稿日:2006/04/10(月) 07 09 00 ID ??? へべれけさん・12 1/2 麻帆良学園中等部女子寮。そこには夜な夜な徘徊する酔っ払い女が棲むという……。 「う〜い。今日も美味しいお酒で〜す」 夜桜に誘われた柿崎さん。今日はふらふらとお散歩です。 「―――で、ここまで来てしまったのか」 「はい。既に柿崎さんは大量のアルコールを摂取した後と思われます。いわゆる酩酊状態でした」 「んなもん見りゃ分かる!」 エヴァさんは茶々丸さんを怒鳴りつけると、宴会真っ只中の一人と一体と一匹を睨み付けました。 「ケケケ。イイ飲ミップリジャネエカ」 「オコジョが飲んで人形も飲む。となりゃあ、この私が飲まないワケにはいかないってモンよ! ……ひっく」 「さすがは柿崎の姐さんだぜ。俺っちが見込んだ通りの人だよ! ささ、もう一杯」 「うむ。存分に注ぎたまえオコジョ君。ふおっふおっふおっ……」 チャチャゼロさんとカモさんに煽られ、柿崎さんのペースは速くなる一方です。 「くっ、貴様ら……! 私の目の前でのうのうと……!」 今宵は満月。エヴァさんの魔力が最も強まる日ですね。そのお陰かチャチャゼロさんも自由に動けるようです。 この中で動けないのは、茶々丸さんにありとあらゆる魔法の拘束具でがんじからめにされたエヴァさんだけでした。 「せめて、せめて一杯だけでも飲ませろおおおぉっっ!!」 エヴァさんとて酒飲みの端くれです。目の前でおあずけを食っている状況に、ぎりっ、と歯軋りするのでした。 「そもそもなんで私が縛り付けられにゃならんのだ!」 「以前、この季節に生徒を襲いまくったのはマスターです。今年はそのような真似をしないように、と学園長から 強く命じられましたので、仕方なく……」 「その割にはノリノリでマジックアイテムを使いまくったのは誰だ!!」 「いくら呪いと学園結界の拘束があるとはいえ、満月時のマスターはお強いですから」 「しれっと冷静に答えるなあっ! とにかく私にも飲ーまーせーろーっ!!」 「おーけーおーけー。んじゃエヴァちゃん、私からコイツをプレゼントしちゃうよん♪」 と、エヴァさんが喚き散らしていると、柿崎さんはおもむろにあるお酒をクラスに注いで、エヴァさんの口に ゆっくりと注ぎ込みました。すると……、 28-901 名前:へべれけさん・12[sage] 投稿日:2006/04/10(月) 07 09 36 ID ??? 2/2 「ぎゅみゃあああぁぁぁーーーっっっ!!!」 エヴァさんは火を噴きました。文字通り、口から凄まじい勢いで炎のブレスを吐いたのです。 あまりに強力なお酒だったため、一瞬だけ魔力が暴走したようですね。 「おお〜っ! マジで火を吐くなんてエヴァちゃんやる〜ぅ」 「きっ、きちゃま、これはスピリタスではないかっ! イキナリんなモン飲ませる奴があるかあああっ!!」 先程のブレスで少し髪を焦がしたにも関わらず、柿崎さんはけらけら笑っています。彼女が飲ませたお酒。 それはスピリタスという、アルコール度数97%のウォッカでした。さすがのエヴァさんもこのお酒には 叶わなかったようですね。 「さすがに真祖といえどもアレには勝てねえか……」 「ケケ、マッタクモッテオモシレエナ」 「柿崎さんには後でマスター秘蔵の銘酒を贈呈しましょう」 騒ぎ立てる外野を睨み付けるエヴァさんでしたが、今のでなけなしの魔力を使い果たしたらしく、 その目に鋭さがありませんね。 「……もういい。おい柿崎、酒はいいから貴様の血を飲ませろ!」 「血ぃ〜? 噛み付くの? ねえ私の柔肌を噛み付くのね? やだ〜エヴァちゃんヘンターイ!」 「ああもう! 変態でも何でもいいからこっちへ来い!」 と、エヴァさんがぎゃあぎゃあ叫ぶと、柿崎さんは突然服を脱ぎ出しました。 「さあ、何処を噛むの? 首筋? 胸? でも、優しくしてね……」 「いちいち脱がんでいい! 腕だ腕! さっさと腕を出せえぇぇっ!」 「威厳ノカケラノネエナ……」 ケケケ、と笑うチャチャゼロさんをよそに、エヴァさんは存分に柿崎さんの血を啜りました。しかし……、 「ぐ……あっ……?」 瞬く間にエヴァさんの顔は紅潮し、そのままばったりと倒れてしまいました。不思議に思った茶々丸さんは 柿崎さんの血を分析してみます。 「血中アルコール濃度65%。普通の人間ならとっくに死んでますね」 「こ、この濃厚な味わい……、こいつの血はどんなワインよりも…美味かった……」 すっかり柿崎さんの血に酔っ払ったエヴァさん。そのまま潰れてしまいました。 「では、酒で出来てる私の血を記念して、カンパーイ!!」 こうして一人と一体と一匹は朝まで飲み明かしたそうです――― (おしまい) 28-905 28-905 名前:くぎみーの憂鬱[sage] 投稿日:2006/04/10(月) 13 28 59 ID ??? 901最早柿崎も人外www血の代わりに赤ワインが流れてても平気そうだwwwwんで、ちとリハビリ的に投下してみます1/3さよ「あの・・・くぎみー・・・私の事・・・見えますか?」円「???周りに誰も居ないのに人の声が・・・つーかくぎみーって呼ぶな」さよ「(姿は見えないのにそこは聞こえるんですね・・・)」ゆーな「くぎみー、おはよーだにゃー」円「あ、おはよーゆーな。でもくぎみーって呼ぶな」朝倉「おーっす、くぎみー!なんか良いネタない?」円「んー、特にないかなぁ。あとくぎみーって言うな」夕映「くぎみー、私のお気に入りジュースをおすそわけするです」つ練乳トマト円「い、いや遠慮しとくわ。つーか夕映までくぎみーって・・・どうなってるの今日は」亜子「お、くぎみーおはよーさん。昨日のサッカー中継おもろかったでー」円「うん、私も見てたけど良かったよね。ってまたくぎみー・・・」 28-906 名前:くぎみーの憂鬱[sage] 投稿日:2006/04/10(月) 13 30 21 ID ??? 2/3 アキラ「あ、くぎみー。悪いんだけど手伝って欲しい事が・・・」 円「ん?別に今暇だから良いけど・・・くぎみーって言ったから駄目」 アキラ「そんな・・・酷い・・・」 円「あぁぁ、分かった手伝うからそんな顔しないでよ。しかしなーんか今日は変だわ」 柿崎「くーぎみー!放課後街まで出てショッピング行かない?」 円「まぁ美砂がくぎみー言うのはいつもの事だけど・・・ブツブツ」 柿崎「?どーしたのくぎみー、一人でぶつぶつと」 円「だからくぎみーって言うからでしょうが!ムキー!」 明日菜「ねぇくぎみー、何処の食堂の牛丼が一番美味しい?」 円「それは第三購買部の隣の『まほ屋』が一番・・・ってもう嫌だ・・・」 茶々丸「くぎみー、マスターが聞きたい事があるそうなので後で来て下さいますか?」 円「茶々丸さんにまで・・・なんか否定する気も起きなくなってきたわ・・・」 28-907 名前:くぎみーの憂鬱[sage] 投稿日:2006/04/10(月) 13 33 12 ID ??? 3/3 ───ピピピピピピピ・・・ 円「ぅ・・・んん?」 ピピピピピぴぴるぴるぴるぴぴるぴ〜 カチッ 円「・・・夢?あ、あはは、そうだよね、クラスの皆がいきなりくぎみーだなんて・・・ 美砂とか桜子ならともかく夕映とか茶々丸さんまで・・・ありえないよね」 ───そして教室 円「おはよう美砂、桜子」 柿崎「おはよー円」 桜子「おっはよー円!・・・なんか顔疲れてない?」 円「え?そんな事ないって(良かった・・・皆普通だ。しっかし変な夢だったなぁ) ネギ「はーいHRを始めますよー、皆さん席に着いてくださーい」 ネギ「じゃあいつものように出席を取ります。えー、裕奈さん。朝倉さん(中略) 明日菜さん。茶々丸さん。えー、くぎみーさん」 円「はー・・・い?」 ネギ「くぎみーさん?くぎみーさん今日は来てませんかー?」 円「ちょっとネギ君、私はくぎみーじゃなくて釘宮円!」 ネギ「うーん、困ったなぁ返事が無いや。じゃあちょっと皆さんで呼んでみましょうか」 3−A一同「「「「「はーい」」」」」 3−A一同「「「「「せーの、くーぎみー!!!!!」」」」」 円「もういやあああああああ!!!」 円「いやああああぁあ・・・」 ガバッ 円「って・・・・・・夢?あ、あはは、そうだよね(ry」 END? 28-915 28-915 名前:真名ちゃんもっこり日記外伝3[sage] 投稿日:2006/04/10(月) 19 36 44 ID ??? 真名ちゃんもっこり日記外伝3 刹那の日記 早乙女出版から出版依頼が来た。 龍宮のような変な本だけは勘弁してほしい。内容次第では断ろう。 刹那「で、何故私が呼ばれた」 パル「そりゃ、人気者の刹那さんから本を出しもらおうかと思ってね、きっとベストセラーよ」 人気者…まぁいい響きだな。 パル「もちろん、ゴーストライター用意でね」 何!?ゴーストライターだと!?!? 刹那「ゴーストライターなぞという卑怯な手はいらん!本を出すからには自分で書いてやる!」 パル「じゃあ、引き受けてくれるのね。今回は共著という形にするから、 刹那さん10%、今回の本を作るに当たっての著者の紹介をしてくれた2人がそれぞれ5% こっちが80%という印税にさせていただきたい。」 刹那「比率ちょっとキツくないか?で、その著者を紹介した2人というのは?」 パル「長谷川さんと龍宮さん」 刹那「お の れ …。分かった、一週間で原稿をあげてやろう」 パル「やったね。早速執筆頼むね。じゃ」 うっかり原稿を一週間で仕上げると引き受けたが造作もないことだろう。 一時間後、本のコンセプトとタイトルがメールで送られてきた。 タイトル 『焼き鳥』 28-916 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/04/10(月) 20 11 39 ID ??? ( ゚д゚) (つд⊂)ゴシゴシ (;゚д゚) (つд⊂)ゴシゴシ _. ._ (;゚ Д゚) …?! 28-917 28-917 名前:真名 扉の向こう[sage] 投稿日:2006/04/10(月) 21 15 10 ID ??? 真名 扉の向こう 1/4 最近の私の部屋は混沌とした空間になりつつある まず、ルームメイトについてなのだが・・とっても可愛く心だけ幼児化してしまった 甘えてきたり、少しばかりわがままを言ったり・・もうたまらない そしてこのルームメイトを作った張本人、那波千鶴がいる 聖母のような微笑みと、悪魔のネギ折檻。私はこいつを追い出したいのだが・・ コイツがいなくなるとせつなが悲しい顔をするのだ。それは見たくない だから嫌々ながらコイツの入室を許可している そしてアキラ、私の恋人だ とは言っても最近は少しばかり微妙だ。何だか腐れ縁の仲のようになってきている はやく私のことを忘れられなくしてやらねば・・ コイツは可哀相だ。いつもねこにされる明石のことだ 部屋の中でねこにされることもあるし、連れてこられて時にはもうねこになっているときもある まったく、那波め・・恐ろしい女だ で、ここまではまだいい。しかしコイツはどういうことだ? せつな 「ん〜ぱるうえ〜」 早乙女に抱きつくせつな。こいつ、いつも余計なことばかりせつなに吹き込んでいるのだが・・ 28-918 名前:真名 扉の向こう[sage] 投稿日:2006/04/10(月) 21 16 42 ID ??? 2/4 せつな 「ぱるうえ、あれして〜」 ハルナ 「あれ?あれするの?」 せつな 「おねがい〜あれってとてもきもちいいの」 なぬっ!!!!きもちいいあれ? ハルナ 「いいけど・・あっちに行ってしようね。人に見られたらはずかしいでしょ?」 せつな 「うん!!!」 ハルナ 「激しいのがいいかな?優しいのがいいかな?」 せつな 「やさしくして」 ハルナ 「わかった。じゃあ、あっちの部屋、行こうか」 早乙女君、君はせつなに何をしようというのだね? 事と場合によっては貴様に誅を下すこととなるぞ? 私は新田となることすらいとわないのだぞ? そんなことを思っているうちに、二人は隣の部屋へと入っていった 私は辺りを見回す。アキラは私の方を見ると黙って頷いた。那波も黙って頷く 明石は・・・アキラの膝でゴロゴロしている 私は二人の後を追うと、隣の部屋のドアに耳をつけて中の様子を探った 28-919 名前:真名 扉の向こう[sage] 投稿日:2006/04/10(月) 21 17 21 ID ??? 3/4 せつな 「あ・・んっ!!」 いきなり聞こえるせつなの甘い声。私の室伏が反応したのは言うまでもない ハルナ 「ここが・・いいの?」 せつな 「ああ・・もっとぉ・・つよくぅ・・」 その声を聞いて体の芯が熱くなってゆく・・燃え上がるように せつな 「ゆび・・あんっ!!」 ゆび?ゆびがどうした?入れられたのか? ハルナ 「三本はきもちいい?」 三本?まだ早いだろう!! せつな 「ごほんで・・」 ハルナ 「好きだね。せつなちゃん」 ハアハア・・ せつな 「ぱるうえぇ・・」 ハルナ 「気持ちいい?せつなちゃん?」 せつな 「りょうてで・・して」 ハルナ 「いいわよ・・それじゃあ・・」 もう私の精神は桃色で崩壊寸前です。止め・・混ざらなくては!!! 28-920 名前:真名 扉の向こう[sage] 投稿日:2006/04/10(月) 21 19 26 ID ??? 4/4 真名 「フリィィィィィィズ!!!動くな!!!」 私はドアを乱暴に開けると二人に向かって銃?を突きつけた 下半身は裸、臨戦態勢で臨む 呆然とする二人。私の方を見てあっけにとられている 真名 「私をここまで誘惑しておいて・・一回や二回で・・え?」 今度は私が呆然とした 座るせつなの後ろに早乙女が座っている 早乙女の手はせつなの肩に置かれ、優しく揉み揉みしている つまりこれって・・ アキラ 「肩・・もみ?」 千鶴 「のようね」 裕奈 「うにゃ?」 ハルナ 「龍宮さん・・何で下半身裸なの?もしかして変態?」 せつな 「ちちうえ・・へんたいなの?」 真名 「あ、あの・・その・・」 この状況、言い訳は聞かない。今の私の姿、誰が見ても変態です 千鶴 「見ちゃダメよ、せつなちゃん」 アキラ 「真名、最低・・」 裕奈 「ふにゃぁぁぁぁぁ!!!」 その後私はすぐに部屋を追い出された。下半身裸のまま・・ のどか 「き、きゃあぁぁぁぁぁぁ!!!」 この状況、言い訳は聞かない。今の私の姿、誰が見ても変態です ありがとうございました 完 前ページ次ページSSまとめ
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前ページ次ページSSまとめ 35-473 35-473 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/07/16(日) 23 09 47 ID ??? はいどーも、釘宮です。くぎみん言うな。後爆弾なんかもってない! いやー、それにしても夏美とハカセってラブラブだよねえ。 しかも両方かわいいときた。ま、私はハカセ狙うけどね。 桜子は相変わらず千雨にベタベタ、一時は心配したけど今では呆れてるかな。 美砂は・・・また飲んでるよ。 さーてと、この前は誕生日ということでうまくハカセに近づいたけど 今日は近づく手段がないなぁ・・・。 んー、どーしようか。 思いつかないなぁ。しょうがない、今日は本屋でも寄って夕映っちがいたら かるくイジって大人しく寮に戻るかな。 それにしても本屋って結構遠いんだよね。ま、いいけどさ、アイス買うし。 うーん、本屋はクーラーがガンガンで気持ちいいなー。夕映っちは・・・いないかー。 35-474 名前:マロン名無しさん[] 投稿日:2006/07/16(日) 23 10 20 ID PRfmuz/7 それに買いたい本もないし・・・アイスは食べる気無くなった、帰ろう。 あーあ。結局今日は何もなし・・・ん、そうでもないな。 おお、天の助けか。ハカセがいるではないか。いやでも何で寮の近くに?いつも は研究所で寝てるってきいたけどなぁ。 とりあえず声かけてみようかな。 「ハーカーセッ、何しにきたの?」 お、ちゃんとアクセやってくれてる、結構嬉しいかも。 「あ、ええ。これから夏美さんの部屋に行くところなんですよ。」 やっぱりそれかー、よし、ここは一つ混ぜてもらおうか。 「へー、私も行っていい?」 「いいですよー。」 あっさりOK、そういうとこ好きだよハカセ。 部屋には夏美しかいない、千鶴といいんちょはいないみたい。 「来ましたー。」 「私もお邪魔するよー。」 「あ、ハカセ、来てくれたんだ。それに釘宮さんも。」 うーん、くぎみんって呼ばないところが嬉しい、わかってるじゃないか。 でも敬語なのは少しいただけないかなぁ。 ま、いいや。今日はここで少し・・・ね。 「ねぇねぇ夏美。」 ニヤリ、ここで夏美で遊んでみよう。 「何ですか?」 「あんたハカセの事好きでしょ。」 「当たり前だよー、ハカセは私の大切な・・・・ハッ!」 あらら、結構喋るのね。でもすぐに赤面する、かわいい。 ハカセも顔真っ赤だなー、こりゃ私が入る余地ないかも、でも諦めないぞ。 35-485 35-485 名前:恋愛処刑人 刀子[sage] 投稿日:2006/07/17(月) 00 31 03 ID ??? 恋愛処刑人 刀子 1/2 やむを得ぬ事情により、私は二度目の旦那になるべき男を捨てた。捨てざるをえなかった それから涙は三日止まらなかった。やがてその色は赤くなり、血となった 刀子 「人は愛ゆえに苦しまねばならぬ!!!ならば、愛など要らぬ!!!」 私は天に誓う。妬かぬ!!恥じぬ!!羨まぬ!! そして血涙は止まった・・・私は、愛を捨てた女 夏美 「葉加瀬」 葉加瀬 「夏美さん」 お互いの名前を呼び合い、ただ手をつないで歩く 幸せそうなこの光景、許せぬ これは決して嫉妬ではない。燃え上がる私の使命感なのだ せめてもの情け、一撃で葬ってくれよう 刀子 「真・雷光剣!!!」 恐怖を感じる間すらあるまい。成仏、せよ!! 葉加瀬 「超電磁フィールド!!」 刀子 「なにぃ!!」 私の刀から発せられた電撃は、それにすべて阻まれた。ついでに剣撃まではじかれる 葉加瀬 「夏美さんの命を狙うとは・・・ククク、死にましたよ、あなた?」(cv 中尾隆聖) こ、これが狂科学者の、目 35-486 名前:恋愛処刑人 刀子[sage] 投稿日:2006/07/17(月) 00 32 47 ID ??? 2/2 刀子 「まだまだぁ!!滅殺斬空斬魔閃!!」 しかしこれもすべてはじかれる。くそっ!!いったい何なんだ!?コイツは? 葉加瀬 「ちゃちゃと死んでくださいね〜。私はこれから夏美さんと水着を買いに行くんですからね〜」 刀子 「な、何!?私は水着以下だというのか!?」 葉加瀬 「ぴちぴちの夏美さん・・・売れ残りのあなたとは価値が違います。価値が」 刀子 「むっきー!!!殺す!!絶対殺す!!」 葉加瀬 「お馬鹿さんですね。死ぬのはあなたなのですよ」(cv 中尾隆聖) すべては無駄であった 私の3●年にわたる修行は何だったのであろうか? そのすべては科学の前にむなしく消えた 葉加瀬 「もう終わりですか〜。では死にましょうね〜」 夏美 「や、止めてよ葉加瀬!!もういいってば!!」 葉加瀬 「でも〜」 夏美 「いいから」 刀子 「くっ・・・情けなど要らぬ!!!殺せ!!!」 夏美 「葛葉さん・・・あなたは素敵な人ですよ。ちょっとお茶目で、おっちょこちょいで・・一生懸命で・・・」 刀子 「そ、そんな・・・」 夏美 「ホントは優しくて、しっかり者で、人を愛することができて・・・」 ああ、なんだか・・・天から光が・・・ 夏美 「そう言うことをいってくれる人に出逢えますから、だから諦めないで」 本当に天に召されるような気がした。どのような一撃より致命的だった。私、消えちゃうかも・・・ 葉加瀬 「やりますね、夏美さん。あの人、魂のレベルまで崩壊してましたよ」 完 35-491 35-491 名前:Dr.アコー診療所3rd・6[sage] 投稿日:2006/07/17(月) 07 26 57 ID ??? Dr.アコー診療所3rd・6 1/4 麻帆良学園中等部の保健室。そこにはちょっと性癖に難のあるドクターがいました。 どんより曇った空。じめじめした空気。不快指数がぐんぐん上昇するこの季節。保健室の片隅では 澱みまくった空間がありました。 「―――で、こっちはスゴいですよ。○○が強攻めでそこに××も絡んで……!」 「ぬふっ! これはなかなか……」 二ノ宮先生のデスク一帯は完全に腐界と化しています。デスクに並べられた同人誌の数々。 先程から二ノ宮先生はハルナさんのオススメの同人誌を読み耽っていました。精神衛生上よろしくない空気に、 亜子先生と裕奈さんは遠巻きにその光景を眺めるばかりです。そして二ノ宮先生とハルナさんは 実にいやらしい笑顔を浮かべるのでした。 「カオスだね……」 「カオスやな……」 裕奈さんはうんざりした表情で、亜子先生は呆れ返った様子で呟きました。 「ねーねー、ネギ×コタとタカ×ネギだとどっちがいいかな、お二人さん?」 唐突にハルナさんの鉾先が二人にも向けられます。 「どっちでもいいっての……」 裕奈さんが興味無さそうに答えると、ぎらりと二ノ宮先生の目が光りました。 「まさか明石、貴様は美少年の素晴らしさを理解出来ないというのか!」 真顔です。二ノ宮先生は真剣な面持ちで言い放ちました。 「だからってホモに走らなくても……」 「ホモが嫌いな女なんていませんっ!!!」 裕奈さんが反論しようとすると、ハルナさんが口を挟んできます。 「そ、それはウチも入っとるん?」 「トーゼン」 亜子先生の問いに、ハルナさんはキッパリ答えました。 35-492 名前:Dr.アコー診療所3rd・6[sage] 投稿日:2006/07/17(月) 07 27 34 ID ??? 2/4 「許されぬ同性同士の禁断の愛! アンタらにそれが理解出来ないワケないでしょ!」 ハルナさんの毒電波は止まりません。これには亜子先生も苦笑してしまいます。 「さすがに亜子にショタ属性は無いと思うよ。だって……」 「ウチはおっぱい一筋やもん!」 と、裕奈さんの指摘と同時に、亜子先生は白衣を翻しました。そして、素早くハルナさんのおっぱいに 手を掛けます。 「えへへ。なんぼかわええ美少年やゆーても、おっぱいあらへんのやったら願い下げや!」 いつものようにたゆんたゆんしながら亜子先生は断言しました。悲しいまでに説得力のある発言に、 裕奈さんと二ノ宮先生は苦笑するしかありません。 「わ、分かったからちょっ、やめ…んんっ! ゆ、ゆーな止めっ……!」 「―――まあ、美少年単体ならいいですけど」 「いや、やはりいたいけな少年同士の絡み合いこそ最高だろう!」 何やらハルナさんは息も絶え絶えになっていますが、裕奈さんはそ知らぬ顔で二ノ宮先生の相手をしています。 このままでは完全に亜子先生の一人舞台ですね。 と、そこへある人物がやって来ました。 「フッフッフ……。ではハルナさん、こんな実験はどうカ?」 不敵な笑みを浮かべながら超さんはある薬を手にしていました。全員の注目が集まります。 「えっと、それって『びくびくせっちゃん』だよね?」 裕奈さんの問いに超さんはゆっくり頷きます。『びくびくせっちゃん』とは、どんなひんぬーも きょぬーに変える超さんの開発した豊胸剤です。副作用として媚薬効果があるのが難点ですが……。 「で、ソレを誰に使うの?」 ようやく亜子先生のたゆんたゆんから解放されたハルナさんが尋ねます。すると超さんはおもむろに 二ノ宮先生に耳打ちしました。これには二ノ宮先生もごくりと息を飲みます。 「そう来たか……! 面白い」 二ノ宮先生は興味津々な様子でメールを送信しました。そして超さんはみんなに実験の全容を告げたのです。 保健室の空気はより一層どす黒く濁りました――― 35-493 名前:Dr.アコー診療所3rd・6[sage] 投稿日:2006/07/17(月) 07 28 10 ID ??? 3/4 「うわあ……」 保健室に立ち込める不気味な気配に、思わずネギ先生は顔を顰めます。しかし、亜子先生も二ノ宮先生も 超さんも裕奈さんもハルナさんも何故かにこにこしていました。 「それで二ノ宮先生、用事というのは……」 「うむ。少々長話になるだろうから座ってくれ」 「はいネギ先生。キンキンに冷えた麦茶や」 言われるままにネギ先生は椅子に座り、亜子先生のお茶を口にします。 「実はチョト実験しているネ。果たしてワタシの薬は男性にも効くのカ……!」 「えっ……?」 超さんが真相を告げると同時に、ネギ先生の身体に変化が起こりました。 びくびくっ!!! 一瞬ネギ先生は痙攣し、次の瞬間にはシャツのボタンが弾け飛びました。 「ええっ!? どうしてボクにおっぱいが……! そ、それになんだか身体が……!」 自分の身に起こった劇的な変化に戸惑い、そして徐々に息を荒くするネギ先生。その胸には見事なたゆんが 実っていました。 「成功、だな……!」 二ノ宮先生、たまらぬご様子です。 「ネギ君、ええ乳しとるなあ……!」 亜子先生、早くも手をわきわきさせています。 「我ながら恐ろしいモノを作てしまたヨ……!」 超さん、言葉とは裏腹にご満悦です。 「こ、これはちょっと反則かも……!」 裕奈さん、何やら目覚めてしまったようです。 「取り合えず史伽のナース服を着せるしか!!」 ハルナさん、ちょっとマニアックです。 そして、五人のけだものさんは一斉に憐れな子羊に襲い掛かりました! 35-494 名前:Dr.アコー診療所3rd・6[sage] 投稿日:2006/07/17(月) 07 28 47 ID ??? 4/4 「い、いやっ! 皆さん待って…ふあっ!? ぬ、脱がさないで下さ…ひいっ! そんなトコ触らないで!」 こうしてネギ先生はハルナさんと裕奈さんに着替えさせられ、亜子先生にたゆたゆされ、二ノ宮先生に 色々と可愛がられ、亜子先生にたゆたゆされ、超さんにたゆたゆされ、亜子先生にたゆたゆされ、 ハルナさんに嫌というほど視姦され、亜子先生にたゆたゆされ、二ノ宮先生に唇を奪われ、亜子先生にたゆたゆされ、 亜子先生にたゆたゆされ、亜子先生にたゆたゆされ、亜子先生にたゆたゆされ、亜子先生にたゆたゆされ、 超さんと二ノ宮先生にたゆたゆされ、やっぱり亜子先生にたゆたゆされ、冗談半分でハルナさんにもたゆたゆされ、 しまいには裕奈さんにまでたゆたゆされ、意識がなくなるまでたゆたゆされてしまいました。 こうして真っ黒に澱んでいた保健室の空気はピンク色に染め上げられたそうです――― ネギ「汚れちゃった……」 (後ろは振り返らないでつづく) 35-501 35-501 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/07/17(月) 19 14 43 ID ??? リクカプ劇場 ザジちう編:遮るもの たったガラス一枚、それ以外はまったく同じ。 「…」 それは自室で向かい合って宿題をしている時に思ったことだった。 それを見ているザジは小さな勇気を出して手を伸ばす。そして『それ』をつかんだ。 「…ザジ」 当然のことだが相手の千雨はすぐに反応する。 「なに?」 「なに?じゃない。メガネ返せ」 ザジの手には千雨のメガネがある。千雨のメガネは度が入っていない、裸眼で視力は1.2もあるのだ。 別になくてもいい。ただ千雨は意外にも上がり病で眼鏡越しでないと他人が見れない。 愛すべきザジ・レイニーディを除けば。 「千雨って目悪かった?視力いくつ?」 「いいから」 長い付き合いだがザジはそれが気になった。メガネをしていてもしてなくても同じように接している。 千雨はどうしてしている時としていない時があるのだろうか。 「これは?」 ザジがピースサインをする。 「二本」 即座に答える千雨。 「これは?」 その場の教科書を出す。 「現代国語」 これもすぐに答えた。 「千雨って目いいんだね」 35-502 名前:マロン名無しさん[sage リクカプまた募集します] 投稿日:2006/07/17(月) 19 15 36 ID ??? 千雨はザジの手からメガネを奪い返しそのままかける。 「…」 「何だよ」 「千雨の素顔ってどっちなの?」 素朴な疑問。いつも同じように接していてもメガネ一つで印象が変わる。 メガネをかけている方なのかかけていないほうが素顔なのか、それが気になって仕方なかった。 当然メガネをかけていない方は“ネットアイドルちう”としての素顔だろう。 だがそれであったら“ちう”でない時の千雨はどうなんだろう。メガネがない状態でも千雨としていてくれるが… やはりメガネをかけているときの千雨なのだろうか? 「どうなんだろうな…ちうのときとでギャップが違うから自分でもどっちって言いづらいんだよな」 曖昧に応える千雨のそばにそっと近づくザジ。 「私は…千雨でもちうでもいい…」 そっと唇を奪った。 「っ…お前遊んでんのか?」 「ふふ…」 軽く微笑んで今度はご丁寧に舌まで入れてくる。その瞬間、千雨は顔を離してメガネをはずした。 「千雨?」 「メガネしてるとキスしにくい」 そう言って逆に唇を奪われるザジ。 「…ずるいよ千雨」 「お互い様だろ」 そのまま押し倒しだす千雨。 「宿題、終わらせるんじゃなかったの?」 「うっせー、そんなの後で出来るだろ」 35-503 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/07/17(月) 19 16 08 ID ??? 千雨は顔を赤くしてザジを抱きしめる。その顔にメガネはない。 互いに遮るものがなく見詰め合う二人。本気で求め合う時、自分だけを見てくれるそのザジのその瞳を遮るものは 度の入っていないレンズ一枚でも邪魔なことは絶対に言わない。 千雨の照れ隠しと言うか何というか。 バキッ 「ん゛!?」 ザジの背中から何か鈍い音が聞こえた。 恐る恐るザジの体をどかすとそこには… 「ギャーーーーーーー!メガネが割れたー!!」 ご愁傷様でした。 終 35-514 35-514 名前:さよ 小さな知識[sage] 投稿日:2006/07/17(月) 22 33 01 ID ??? さよ 小さな知識 さよ 「暑苦しい夜を少しだけ涼しく出来るかもしれないさよです」 超 「本音をばらしたら、みんなに袋だたきになるかもしれない超鈴音ネ!!」 さよ 「あなたは・・・帰ったんじゃないんですか!?」 超 「ナンノコト・・・カナ?」 さよ 「あ、あなたまで・・・ここを乗っ取ろうと?」 超 「よくわかってるネ。では、ちゃおりんの小さな知識、始まりネ〜」 さよ 「いやぁぁぁ・・・」 超 「純銀って知っているカネ?」 さよ 「しくしく・・私、邪悪な吸血鬼とかじゃありませんよ〜」 超 「何を言っているネ。実は純銀とはいっても、限りなく100%に近づけているわけではないネ」 さよ 「そうしないと私を消滅させられないからなんですね、非道い!!!」 超 「もう被害妄想だだ漏れネ。100%か、あるいはそれに近すぎると銀は柔らかすぎるネ」 さよ 「へ?柔らかい?」 超 「そうネ。少しだけ銅を混ぜるネ。だいたい5〜10%ぐらい混ぜるネ。そうすると硬くなって装飾品とかコインになるネ」 さよ 「ははぁ・・・」 超 「反応が薄いネ。まあ、小さな知識だからこんなものカ・・・」 さよ 「で、私は消滅させられると」 超 「いい加減にするネ、でないとランチェスター大聖堂の銀十字錫を溶かして作ったこの銀の・・・わひゃぁぁ!!」 さよ 「ちゃ、超さんが銀で溶けてるぅ・・・邪悪なんですね!!!」 超 「まあ、これは冗談ネ。それより、さよサン、ワタシガ、邪悪トハ、ドウイウコト、ナノカナ?」 さよ 「あは・・・あはは・・・消えます!!」 超 「逃げられるとでも・・・思っているのカナ?ククク・・・」 完 35-521 35-521 名前:お泊まり会[sage] 投稿日:2006/07/18(火) 08 08 48 ID ??? お泊まり会 1/3 「―――でさ、あの時のパルの表情は最高だったよ!」 「あははっ、本気でビックリしてたよね〜」 まき絵とあたしが喋り倒し、亜子とアキラがうんうん頷く。それがいつものあたしたちのスタイルだ。 あたしたちはしばしば四人揃ってお泊まり会をやっている。今日はあたしとアキラの部屋に集合していた。 ま、お泊まり会といってもいつも通り四人で延々とおしゃべりしてるだけなんだけどね。いつ寝落ちしてもいいように あたしたちはパジャマ姿で布団に潜り込んでいる。言うなれば修学旅行みたいなノリだよね。 しょっちゅう顔を合わせてるというのに、よく話のタネが尽きないものだ、と自分でも思ったり。 あたしとまき絵のおしゃべりは止まらない。その度に亜子が笑い、アキラの鋭いツッコミが入る。 こんなカンジで夜が更けていく。そして、いつの間にか亜子もアキラも脱落してるのがいつものパターンなんだ。 「―――やっぱり今日も私とゆーなだけになっちゃったね」 「―――だね」 あたしとまき絵は互いに顔を見合わせ、くすりと微笑む。ここから先はペースダウンしなくちゃ。、 あたしもまき絵も朝までしゃべりかねないからね。 「おーおー、いい表情してるよ」 あたしはそっと亜子の布団をかけ直しながら、そのカワイイ寝顔を観察する。 「どんな夢見てるんだろうね」 まき絵もにこにこしながら亜子の寝顔に釘付けだ。何故なら……。 「……ん」 軽く寝返りをして、亜子の口が動く。あたしもまき絵もぐぐっ、と身体を寄せた。そして、 「急にボールが来たもんやから、ウチ慌ててもーて……」 亜子の寝言が炸裂した。和泉さん、どうやら今日は柳沢になり切ってるみたい。 「しっかりしてよ。次のブラジル戦はちゃんと決めてね!」 まき絵が必死で笑いを堪えながら囁き掛けると、 「ううっ、スタメン落ちだけは堪忍してえな……」 と、亜子は泣きそうな表情で答えたんだ。あたしとまき絵が盛大に吹いたのは言うまでもない。 35-522 名前:お泊まり会[sage] 投稿日:2006/07/18(火) 08 09 26 ID ??? 2/3 「あっはは! もう、亜子ってばおかしいったらありゃしない」 ひくひくと痙攣しながら呟く。あたしとまき絵だけのお楽しみ。それが亜子の寝言劇場なんだよね〜。 「うんうん! 亜子って想像力豊かだよね〜」 あたしたちにネタにされてるとは知らず、再び亜子は気持ち良さそうな寝顔を見せる。 うん、まあ、何も知らないというのは幸せだよね。 「たまにはアキラの寝言も聞いてみたいけどね〜」 ちらり、とまき絵はアキラの様子を伺う。 「ダメダメ。一緒に住んでるあたしですらアキラの寝言なんて聞いたコトないもの。 アキラ本人も夢なんて滅多に覚えていない、って言ってたし」 あたしの指摘通り、アキラはいつものようにすやすやと安らかな寝息を立てるだけ。何といいますか、 見てるこっちまで眠たくなりそーな寝顔だ。この健康優良児め……! 「ねーねー、ゆーな」 「ん?」 声を掛けられ、あたしはまき絵の方に振り返る。するとまき絵はいつもの笑顔で言い放ったんだ。 「私、ゆーなのコト好きだよ」 「ぶっ!!!」 思わずあたしは息を詰まらせる。こ、この子はイキナリ何言い出すのさ……! 「ゆーなも亜子もアキラも、みんなみんな大好きだよ……」 「ああ、そーゆーコトね……」 あたしの事情などおかまいなしに、まき絵はしみじみ呟く。ついついあらぬ想像をしてしまったあたしは ばつの悪い表情を浮べながら答えた。 「ずっと……、このまま四人一緒にいたいよね……」 柄にもなくしんみりするまき絵に、あたしはちょっぴりどきりとしてしまった。だから、 「なーに言ってんの! アンタみたいな危なっかしい子を、あたしも亜子もアキラも放っとくワケないじゃん!」 「わわっ、ゆーな!」 あたしはぶっきらぼうに言い放ち、がばあっ! とまき絵に抱き付いた。そのまままき絵の柔らかいほっぺを むにむにと引っ張り回す。そして、ぺちっ、とでこぴんをお見舞いした。まあ、ちょっとした照れ隠しだね。 35-523 名前:お泊まり会[sage] 投稿日:2006/07/18(火) 08 10 04 ID ??? 3/3 「もう、ゆーなってば……」 まき絵はぷくーっ、と頬を膨らませて抗議する。あたしはそっとまき絵の頭をなでなですると、 軽く咳払いしてきっぱり言い放った。 「あたしたちはずーっと一緒だから。この先、何があっても……!」 「せやせや……」 不意に亜子の声がして、あたしもまき絵も視線を送る。けれど亜子は相変わらず眠ったままだ。 どうやらいつもの寝言だったみたい。あまりに絶妙なタイミングに、あたしもまき絵もくすくす笑ってしまった。 「そうだよね……」 何やらまき絵はうんうん頷いている。ったく、まき絵ってばああ見えて淋しがりやだからねえ……。 たまーに妙な不安に駆られたりするみたい。 「私たちがバラバラになるなんて、考えられないよ!」 すっきりした表情でまき絵は言い切った。そうそう、アンタはそーやってポジティブにしてればいいの。 「そーゆーコト。バカピンクちゃんはいちいちそんなコト気にする必要ないから」 「もう! ゆーなのバカ!!」 あたしがからかうと、再びまき絵の頬が膨らむ。ふふっ、アンタはホントにカワイイんだから……。 「んじゃ、あたしもそろそろ寝ますか! 明日は朝から部活だし」 まき絵の反撃が来る前に、あたしはそそくさと布団に潜り込んだ。まき絵は腑に落ちない様子で唸ってたけど やがてごそごそと布団に包まる。 「おやすみ〜」 そして、あたしはそのまま瞼を閉じた――― それから数十分後。まき絵はしばし目を閉じていたものの、やがてむくりと身体を起こす。 裕奈も亜子もアキラも、実に幸せそうな表情で眠っていた。自然とまき絵の表情も綻ぶ。 「やっぱりここはゆーなにお返ししなくちゃ!」 不敵な笑みを浮かべ、まき絵は慎重に裕奈の布団に潜り込んだ。そして、ぴったりと抱き付く。 「へへー、明日が楽しみ〜♪」 翌朝のみんなのリアクションに期待しつつ、まき絵は裕奈の温もりを感じながら眠りに落ちていった――― (おしまい) 35-542 35-542 名前:アキラ 曲がり角[sage] 投稿日:2006/07/19(水) 10 33 11 ID ??? アキラ 曲がり角 1/2 廊下は走らない 私はそんな基本的なことも忘れてしまったようです 特に急いでいたというわけではないけど 走っちゃったんです アキラ 「きゃあ!!」 曲がり角は、気をつけよう ぼーっとしていた私も悪いけど・・・ クラスメートに押し倒されるなんてね あと、アキラさんはいい匂いがした 円 「きゃあ!!」 ぶつかった拍子に二人は倒れ、アキラは円の上に覆い被さるように倒れ込んだ そして、その勢いで二人の唇が重なってしまう 円 「んっ・・・」 熱く柔らかい唇はお互いの思考を止め、しばし二人の世界を作り上げた 35-543 名前:アキラ 曲がり角[sage] 投稿日:2006/07/19(水) 10 34 12 ID ??? 2/2 アキラ 「ゴ、ゴメン!!」 アキラははっとなり、急いで跳ね起きた 円はゆっくりと起き上がると、何も言わずにアキラを見つめている アキラ 「ど、何処か打った?」 円 「ううん、どこも痛くない」 円はしきりに唇をさすり、先ほどのキスを気にしているようだ 円 「アキラさんは大丈夫?」 アキラ 「私は・・・大丈夫」 しばらくの沈黙の後、円は少し恥ずかしそうにアキラに聞いた 円 「キス、しちゃったね」 アキラ 「じ、事故だよ、事故!!」 円 「私とは、嫌だった?」 アキラ 「そんなことは・・・」 アキラは恥ずかしそうに視線を円からそらす。しかし円の視線はアキラに釘付けだ 円 「柔らかくて、いい匂いがするね。アキラさんって」 アキラ 「え・・あの・・」 円 「私、なんだか躰が熱くなってきちゃった。キスされただけなのに」 アキラ 「ま、まどかさん!?」 円 「アキラさんはえっちだ」 アキラ 「あ・・あ・・ごめんなさい!!!」 その場の雰囲気に耐えきれなくなったアキラはその場から逃げ出した 円 「アキラさん・・・」 完 35-547 35-547 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/07/19(水) 17 26 04 ID ??? リクカプ劇場 まきアキ編:二人ぼっち 私は人見知りで、一歩引いたところでしか誰かを見守ることができない弱虫だと思う。 運動部で亜子と裕奈は部活の夏の合宿でいない、アキラやまき絵は違う日程だったため二人っきりになった。 夏休みは寝ているか遊んでいる以外にやることがなかった。 だから今、二人で本屋で立ち読みをしている。 本日発売の週間雑誌を読み漁り、適当に本を買って一緒に帰る。 寮に戻るとそのまままき絵はアキラの部屋に来た。 しっかりと片付いた部屋はアキラの性格を現している。なくさないようにちゃんと寮の部屋の鍵は二つ並んで置いてある。 そこで買った本を読みながらコンビニで買った弁当やスナック菓子を食べながらテレビを見て過ごす。 その間、まき絵は話題を振るがアキラはそれに応えるだけ。いつも受動的で自分からは言葉を発しない。 ただ何気なく二人だけの時間を過ごしていた。 裕奈と亜子がいないだけでこんなに世界観が変わるとは予想していなかったのだろう。 まき絵も気づけば自分だけが一方的に喋っているだけになっていた。 いつも4人で過ごし4人でいるのが当たり前の生活をしていてこんなに二人がいないのが寂しいと思ったことはない。 夜は更けてもうすぐ11時になろうとしている。 「それじゃあ帰るね」 まき絵が立ち上がり帰る準備をする。 35-548 名前:マロン名無しさん[sage 応えられなかった人スマソ] 投稿日:2006/07/19(水) 17 26 50 ID ??? 「はい、鍵」 アキラは机の上に置いてあった寮の鍵をまき絵に渡す。 これで分かれてまたいつもの一日が繰り返される、二人が帰るまでずっと。 「送るよ」 それほど離れてはいないが一緒についていく。まき絵が先を歩いてアキラは決まって後ろだ。 途中で自動販売機の前でまき絵が立ち止まりジュースを買おうとする。 「ねー、10円持ってない?」 まき絵が財布の中をのぞいてアキラに尋ねるがアキラは首を横に振る。 どうやら両者本屋で小銭を使い切ってしまったようだ。 「そっか、お札崩すのやだな〜」 そう言いながらも1000円札を入れてジュースを買った。 「それじゃ、ばいばい」 まき絵が手を振って振り向く。 その後姿を見てアキラはまき絵の手を掴んだ。 「…」 「…?」 まき絵はただじっと見ているアキラを不審がる。 「黙ってちゃ何も分からないよ」 「…」 それでも何も言わないアキラはそっとまき絵に近づいた。 顔は少し赤くなっており、何かを求めるような切実な顔をしている。 「ちょ…ちょっとアキラ!?」 二人の顔が近づきそのまま唇が触れあった。 35-549 名前:マロン名無しさん[sage リクカプ現在とても募集中] 投稿日:2006/07/19(水) 17 27 48 ID ??? 「…」 まき絵が放心した状態でアキラを見つめる。 そこに拒絶するようなことはない。ただ驚いてアキラを見つめていた。 「…!」 すると今度はアキラが驚く。 さっきのお返しとばかりにまき絵がアキラの唇を奪ったのだ。 そのまま顔をアキラ以上に真っ赤にしてアキラの胸に顔をうずめた。 「口で言ってくれればいいのに…」 恥ずかしさからアキラの顔を直視できずにそう呟く。 「…ごめん」 「やっぱ、アキラのとこに泊まるね」 「…うん」 まき絵の頭を抱きしめるアキラ、そしてまき絵の手を引いて自分の部屋に引き返す。 今度はアキラが先頭に立つ。 「今日は…早く寝かせてね。明日の朝練早いから」 「うん」 結局、アキラが渡してくれた部屋の鍵の意味はなくなってしまった。 だが自分のポケットの中にある鍵がアキラの部屋のものだと言うことには、最後まで気づかなかった。 終 35-551 35-551 名前:アキラ 小さな悩み[sage] 投稿日:2006/07/19(水) 20 01 07 ID ??? アキラ 小さな悩み 1/2 アキラ 「はあ・・・」 ため息が多くなりました 特に体調が悪いというわけではありません 小さな悩みができたのです 円 「いいかな、ここ」 学内の食堂、ぼーっとしながらご飯を食べていた私に、円さんが声をかけてきました 円さんは私の返事を待つことなく、隣に座ります 私の小さな悩みのもと、それが円さん 円 「学食のうどん、美味しいよね」 アキラ 「うん」 なんとなく視線を合わすことができない それは・・・恥ずかしいから 円 「いつまで続くんだろうね、雨」 アキラ 「うん」 なんとなく併せて返事をする私、失礼なのはわかっている。でも・・ 円 「ねえ、アキラさん」 長いすに座っていた円さんは、体を私の方に近づけてきた そして、太ももが触れた 35-552 名前:アキラ 小さな悩み[sage] 投稿日:2006/07/19(水) 20 01 55 ID ??? 2/2 アキラ 「あ、あの・・・」 もじもじしてたら、さらに私の右半身、あばらのあたりに円さんの胸が触れてくる 柔らかい 円 「うわの空だね。私とお話、つまらなかった?」 アキラ 「そ、そんなことは・・・ひゃあ!!」 私の太ももに、円さんの手が乗る そのままさわさわと、私の太ももの上を滑りました 円 「弾力と張りがあるね。水泳部でよく鍛えてる」 アキラ 「あうあう・・・」 円 「あ、うどん。伸びちゃうよ」 アキラ 「た、食べなきゃ・・」 私は少し円さんから離れると、急いでうどんをかき込みました 円 「ねえ、私が食べさせて・・・」 アキラ 「ご、ごちそうさま!!!」 円さんが何か言い終える前に、私はうどんを食べ終えて立ち上がりました 円 「・・・」 アキラ 「じゃ、じゃあ、私はこれで!!」 また、逃げるように円さんの前から消えました 失礼なのはわかっている でも、体が勝手に動いちゃうから 完 35-559 35-559 名前:さよ 小さな知識[sage] 投稿日:2006/07/19(水) 21 58 31 ID ??? さよ 小さな知識 さよ 「お仏壇って心地いいのかな?なんて考えるようになったさよです」 裕奈 「にゃはは」 さよ 「ゆ、裕奈さん!!あなたまで乗っ取りですか?」 裕奈 「いいじゃにゃい。取り憑かせてあげたんだからさ」 さよ 「私の場所なのに〜」 裕奈 「さて、今日は生物の絶滅についてにゃ」 さよ 「絶滅?」 裕奈 「地球が誕生してから今までに生まれてきた生物の99%は、もう絶滅してるにゃ」 さよ 「え、そうなんですか?」 裕奈 「まあ、地球上も場所が限られているからあんまり多くてもね」 さよ 「そう言えば・・・私って何に分類されるんですかね?」 裕奈 「霊長類・・・ではなくて・・・霊類?」 さよ 「なんですか、それ?」 裕奈 「母乳も出ないし・・・脊椎もないし・・・で、ふわふわ浮いてるから・・・クラゲの仲間にゃ!!」 さよ 「そんなのいやですよ〜」 裕奈 「クラゲ目クラゲ科、相坂さよ。生息地は3−Aにゃ」 さよ 「うわぁぁぁん!!あんまりです〜!!」 完 前ページ次ページSSまとめ
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第029話 キャプテン ◆4.5.3SZtq2 「俺って、なんでこんな所にいるんだよ。甲子園目指してたんじゃなかったのかよ」 御子柴は涙を流して、自分の状況を嘆いている。 「先生が、俺たちを見捨てるわけない。そう思ってたのにさ、なんだよこの仕打ちは」 涙する御子柴の手には拳銃が握られている。9mm拳銃、海上自衛隊の幹部が用いる拳銃だ。 整備がきちんとされていた場合、素人でも10数メートル先の標的に命中させる事が出来る中々優れた銃である。 そして、この銃はご丁寧に整備が済んでおり10発の弾が装弾されている。 御子柴は知らない事だが、Lの推理では海上自衛隊がこの事件に関与している可能性があるとの事である。 むろん、可能性の域は出ないが素人では入手も整備も難しい銃をきちんと整備して弾薬までも用意するとなると、 Lの推理が的中していたのではないかと思われてくる。 そんな銃を片手に、御子柴は思い出す。 ニコガクで練習していた日々を。 「みんな元気にしてるかなぁ。おれさぁ殺し合いに巻き込まれちゃったよ。ゴメン、甲子園目指せなくなった」 思い出の日々から、掛け声が聞こえてくる。 『ゴー、ニコガク。ゴー!』 「この掛け声を、甲子園で叫びたかったな」 ふぅ、っと溜息をつく。 「この銃、本物だよな」 そう呟きながら、御子柴は銃口をこめかみに押し付ける。 「バイバイ、ニコガクの皆。 バイバイ、川藤先生……」 御子柴はそのまま拳銃の引き金を引こうとした。けれど、御子柴の指に突然軽い抵抗が感じられ、そこで御子柴は止まってしまう。 9mm拳銃はダブルアクションが基本である。一回引き金を引くと途中に強い抵抗を感じる場所がある。 御子柴の指は、その抵抗を感じる場所で止まっている。 そして、そこから少しでも力を入れると自殺が成立する。 「死ぬのか、俺?」 手渡された拳銃。放り投げられた殺し合いの空間。 拳銃の持つ意味は明らかである、『殺せ』と。そう言われているのだ、恩師の川藤から。 「できるわけねーじゃん」 当たり前だ、気の弱い御子柴に殺し合いなどできる訳ない。 でも、だからと言って自殺する事も…… どうしたらいいんだ? 殺し合いか、自殺か。その二択しかないという状況に置かれてしまった御子柴。 結論など出せるはずもない、彼はどちらも選択できる性格ではないのだ。 「なんで、先生こんなことすんだよ」 涙を流しながら、現況を嘆く御子柴。死ぬべきなのか、殺すべきなのか。正解はどっちなんだ。 そんな事を考えてみて、ふと思う。何か重要な事を忘れてないか? 御子柴は唐突に何かを思い出し、リュックの中から名簿を取り出す。 そこには、ニコガクメンバーの名前が数人記載されていた。 「安仁屋、新庄、平塚、なんでだよ。ニコガクのメンバーこんなにいんじゃん。 それにマネージャーの塔子ちゃんまで、どうして俺、こんな事に今頃気づくんだよ」 ニコガクメンバー、総勢15名。そのうち、記載されているのは4名。 「なんで、気づかなかった。キャプテンじゃん俺」 予選での目黒川戦。ネクストサークルに入ってからトイレに行ってしまった自分。 あの日の過ちで、キャプテンとしての覚悟が足りない事に気づかされた。 「なんだよ、俺変わってねーじゃん」 拳銃を見たときに自殺、殺し合い? ちげーだろ。 キャプテンとして、何をなすべきかを考えるべきだろ。 自殺も、殺し合いもキャプテンとして相応しい行為ではない。 「俺がやるべき事……」 きっと、川藤はそれを考えろと言っているのだ。一体正解は何だ?考えろ。 御子柴が手に握るのは、9mm拳銃。 海上自衛隊の三等海尉以上が持つ拳銃。そして、自衛隊の理念は 専守防衛。 【F-06/神塚山頂上付近/1日目・午前1時頃】 【男子36番 御子柴徹@ルーキーズ】 状態:健康 装備:9mm拳銃(10/10発) 道具:支給品一式 (予備弾の支給: 無し) 思考:1.キャプテンとして相応しい行動を考える。 2.自殺はしない。 投下順 Back smooth or rough? Next 届いた銃声 時間順 Back smooth or rough? Next 綺麗なお姉さんは好きですか? 初登場 御子柴徹 俺達にできること
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アラド名 メイン:ーjankー 念子 サブ :NEETjank デスペ ←地雷w その他もろもろ.... IN率 適当に入っておりマース 言うとしたら平日17~23 休日10~23 位かな?w ネトゲ:FPS SAだと クラン:NorthanCross のマスターしてまーす(`・ω・) でも現在pcと運営のツンデレでSAが出来なくなってますorz CSOは初心者です! 好きな音楽:洋楽 アニソン 好きな声優:男性 置鮎 龍太郎 女性 田村 ゆかり 野中 藍 ホームページ! (★´・艸・`) ←これでーすw 最後に! 皆さん仲良くしていきましょう!w
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前ページ次ページSSまとめ 8-110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/24(水) 19 37 36 ID l7KC5H9GO いつもどうりの帰り道 ちづる 「今日の夕飯は何にしましょう・・・」 夏美 「いいんちょ家の用事で帰らないって言ってたからねー」 ちづる 「悩みますねぇ・・・夏美は何か食べたい物はあるかしら?」 夏美 「う〜んそうだな〜」 夕飯の献立について話していた・・・・その時だった パァーー!パァーーーー!後ろからけたたましいクラクションの音がした ちづ・夏美 「!?」 とっさに振り返る二人・・・・ ちづる 「夏美危ない!」 とっさにちづるは夏美をかばった キキーーーッ!ドンッ!!! 夏美 「・・・う・・ん・・・ちょ!ちづ姉!ちづ姉!」 そこには頭から血を流して倒れているちづるがいた 夏美 「誰か!誰かー!救急車、救急車ー!!」 8-111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/24(水) 19 43 49 ID l7KC5H9GO 場所は変わって病院 ネギも話を聞いて駆けつけた 夏美とネギが医者の先生の話を聞いている 医者 「命に別状はありません。頭を打ったので血はでましたが・・・」 ネギ 「そうなんですか・・・良かった。」 医者 「・・・ただ」 夏美 「ただ?」 医者 「神経をやられていまして彼女は今、聴力と言語能力が機能していません」 夏美 「えっ・・・・」 医者 「分かりやすく言うと喋れない、何も聞こえない状態です」 夏美 「嘘・・でしょ・・・私のせいで・・・・私のせいで!!!」 泣き崩れる夏美 ネギ 「夏美さん・・・・」 かけてあげる言葉が見つからなかった 無理もないまだ十歳の子供だ ガチャ・・・ちづるが入ってきた 泣き崩れている夏美を見て状況を理解したちづるは 夏美に対して優しい笑顔で首を横に振った いっそう涙が増した夏美はちづるに抱きついた 夏美 「ごめんなさい!私のせいで・・・・」 ちづるは優しく夏美の髪をなでてあげた 8-119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/24(水) 20 18 34 ID l7KC5H9GO その日の夜 ネギは悩んでいた 自分に今できることは何か? 外傷だったら魔法で直せるが病気や障害は直せない・・・ それはこのかも同じ事 先生として自分が今できることは・・・・ 結局答えはでなかった 次の日の朝、授業開始前 ガラッ・・・ネギとちづるが教室に入る まき絵 「ネギくーん那波さーんおはよー」 ネギ 「おはようございます・・・・」 元気がないネギにみんなが気付く・・・ 朝倉 「どしたのネギ君?」 ネギ 「実は・・・・・・」 ネギはすべてを話した 風香 「うそ・・・・ちづるが?」 亜子 「うそやろ・・・・・」 みな困惑している まだ中学生の彼女達にはショッキングな事だ当然である ネギ 「・・・・・」 ネギは自分の無力さを痛感した 横に立っているちづるも空気を察し、落ち込んだ表情を見せている・・・・ 8-120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/24(水) 20 29 22 ID l7KC5H9GO その時だった・・ガララッ!勢いよく教室に入ってきたのはあやかだった あやかはまだちづるの事は聞いてない あやか 「すいませんわネギ先生!委員長である私が遅刻など!」 あやか 「どんな処罰もお受けしますわ〜」 いつもにぎやかなクラス普通なら笑い声が起きてもおかしくない あやかも気付く あやか 「ちづるさんおはようございます。これは一体?」 ネギ 「いいんちょさん実は昨日・・・・・」 あやかはすべてを知った。 ルームメイトで普段行動をともにすることが多いあやか みんなもそれはよく知っている、心配そうにあやかを見つめる あやか 「まあ、そうでしたの・・・・」 そう言うとあやかはカバンをごそごそし始めた 8-121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/24(水) 20 37 09 ID l7KC5H9GO カバンからノートとペンを取り出すとあやかは何かを書き始めた 書き終えたあやかはそれをちづるに見せる あやか [おはようございます。ちづるさん] あやかはいつもどうりの笑顔だ ちづるは一瞬びっくりしたものの ちづる (ええ、おはようあやか) と口元を動かし笑顔を返した いつもどうりの二人がそこにはいた 8-141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/24(水) 23 28 46 ID l7KC5H9GO アスナ (ふふやるじゃんいいんちょ・・・) ネギ 「いいんちょさん・・・・」 ネギは自分が今できる事を一瞬でさらりとやってのけた いいんちょを尊敬した その次の日・・・ いつもどうりのクラス かわったことといえばクラスのほぼ全員が メモ帳とペンを持つようになった事だ。理由は言わずもがな 風香・史伽 [ちづる・ちづ姉 おはよー] 楓 [那波殿おはようでござる] ちづる (おはようございます) 史伽 [楓姉〜口調は書かなくていいと思います〜] 楓 [む、そうでござるか?] 双子 「あははー」 ちづる (うふふふふ) 楓 「むぅ?」 8-142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/24(水) 23 30 14 ID l7KC5H9GO 休み時間 夏美 [ちづ姉ー次理科室だよ行こー] 双子 [私達も行くですー] ちづる (はい) ちづるは少し大きめにうなづいた あやかと普段あまり行動を共にしない柿崎も一緒だ 廊下を歩きながら六人は会話をする あやか [皆さんちゃんと宿題はしてきました?] ちづる [もちろんよあやか] 双子 [?( ̄口 ̄)] 柿崎 [何その絵、あはは] 夏美 [?( ̄口 ̄)] 柿崎 [お前もかよ!] みんな笑った、しかしちづるは、うかない表情で何か書き始めた ちづる [ありがとう] 双子と柿崎にはその意味が分からなかった 人の為に何かするのは少しも苦と思わない彼女だが 自分のせいで誰かに迷惑がかかるのは人一倍嫌がるちづる 8-143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/24(水) 23 30 46 ID l7KC5H9GO そんなちづるの気持ちに気づいたのはやはりこの二人だった あやか [もし私とあなたが逆の立場だったらちづるさんはどうしますか?] 夏美 [礼なんかいいよ!友達じゃん!] 夏美はもう自分のせいと口にするのはやめた 少しでもちづるに笑顔になってほしいからだ 普段は気丈なちづるも笑顔で涙を目にためていた 8-144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/24(水) 23 31 38 ID l7KC5H9GO 授業が終わり放課後 一人うかない顔の生徒がいた エヴァンジェリンである エヴァ 「ふん・・・茶々丸帰るぞ」 茶々丸 「はいマスター」 今でこそ丸くなったが元々孤独な道を生きてきた彼女 こういった馴れ合いが嫌いなのかネギと同じで 何もできない自分への苛立ちか、はたまたその両方か・・・ 誰も知る由はなかった 8-239 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/25(木) 19 29 30 ID NLQD8hVDO 千雨とザジの帰り道 千雨 「いい奴らじゃないかあいつら・・・・」 ザジ 「(コクコク)」 千雨は普段変人扱いして距離を置いていたクラスメイトに感動していた 千雨 「ガキ扱いしてたが本当に子供なのは私なのかもな」 ザジ 「・・・・・・」 千雨 「すまんなザジ愚痴っちゃって・・・・」 ザジ 「(フルフル)」 ザジ 「(ん?ちうの胸ポケットに何か入ってる・・・)」 胸ポケに手を入れるザジ 千雨 「ん?ちょ!やめろザジ!」 ザジ 「(紙?何か書いてある・・)」 そこには [私にできる事があったら何でも言えよ] と書かれたメモ帳があった 8-240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/25(木) 19 30 06 ID NLQD8hVDO 次の日 ネギ 「みなさんおはようございます!」 ネギはいつもより口を大きく開け深く頭を下げた ネギ 「あれ茶々丸さんエヴァンジェリンさんは休みですか?」 茶々丸 「サボリだそうです」 ネギ 「そうですか・・・では授業を始めます!」 授業中もネギは出来るだけ説明は黒板に書き ジェスチャーを大きめにして進めていた 自分に今できる事はこれくらいだとの思いからだ しかしやりすぎるとちづるは逆に気を使うだろうというのを 夏美とあやかに聞いていたのであくまでも控えめに・・・・ しかしちづるはそれすらもお見通しだった ちづる (ふふ、ありがとうネギ先生) 8-345 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/26(金) 20 05 07 ID qwPNe08XO ちづるが事故にあってから一週間 クラスみんながちづるをサポートしていた 四葉 [128Pだそうです] ちづる (ありがとう五月さん) 四葉 [どういたしまして] 釘宮 [明日定規とコンパス持ってこいってー] ちづる (はい、分かりましたわありがとう) 釘宮 [いいってことよ] 当然の事かもしれないがちづるは礼を言うことが多くなった もちろん言うといっても口元を動かし笑顔で頭を下げることだが しっかり伝わっていた それに伴ってクラスメイトは常に どういたしまして の意がある言葉が書かれた紙を持ち歩くようになった 定型文と言ったところか 8-346 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/26(金) 20 05 59 ID qwPNe08XO 一方ネギはエヴァの家に来ていた あの日から学校を休みがちになったエヴァを説得するため・・・ ネギ 「マスター学校にちゃんと来て下さい」 エヴァ 「ふん私の勝手だろ・・・」 ネギ 「魔法の力でもどうにも出来ないのは分かってます! だから・・・お願いです学校に来て下さい」 エヴァ 「・・・そんなくだらん事を言いに来たのか?」 ネギ 「え?」 エヴァ 「もういいさっさと帰れ!」 ネギ 「・・・・・・はい」 茶々丸 「すいません最近マスターは疲れてるみたいで」 ネギ 「いえ僕の方こそすみません何か怒らせてしまって・・・」 この日からエヴァは学校に来なくなった 8-347 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/26(金) 20 07 14 ID qwPNe08XO みな寝静まった真夜中 一人星を見上げる少女がいた ちづる (・・・・・・) ちづるは事故にあった日からすでに覚悟していた 残りの人生をこのままで歩んで行かなければいけない事を・・・・・ 世の中は不公平だ・・・・ 誰しも一度はそう思った事があるだろう。確かに一理ある が、正論ではない 人間は自分が持っている持ち物で生きていかなければならない 補える所は補えばいいし 磨ける所は磨けばいい ちづるはその事をちゃんと分かっている とはいえ彼女はまだ若い ちづる (またみんなと一緒に笑いたい・・・) こう思ってしまうのはしょうがないだろう 8-398 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/27(土) 00 26 37 ID 2LQY+FEhO クラスは相変わらずいい雰囲気だった ゆえ [前お話ししていた惑星についての本です] ちづる (あらあら、ありがとう綾瀬さん) ゆえ [どういたしましてです] クー [階段降りるアルか?手を引いてあげるアル] ちづる (え?ふふありがとう) クー [気にしないアル] クーはありえない勘違いをしていたが誰もつっこまなかった そんな中あの事件は起こった・・・・・ 8-399 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/27(土) 00 27 33 ID 2LQY+FEhO その日ちづるは日直だったので朝早く学校に向かった あやかは部活動で無理だったが夏美は手伝おうと思い ちづるより少し遅れて学校に向かった 教室を覗くとちづると龍宮が二人きりで向かい合っている 夏美 (何してるんだろ?) 夏美は目を疑った 夏美 (!?・・・ちづ姉が泣いてる!) どんな理由があるのかは分からない しかし夏美の怒りは押さえられなかった 夏美 「ちょっと龍宮!何してんのよ!」 龍宮を力づくで振り向かす 龍宮 「へっ?」 両手で顔をはさみ変顔な龍宮がすっとんきょうな声を出す 夏美 「はっ?」 龍宮 「いや、笑わせようと思って・・・・」 夏美 「え、あ、ごめん!大きな声出して!」 顔が真っ赤な二人をみてちづるはまた涙を流して笑っていた 8-517 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[あれから二週間] 投稿日:2005/08/28(日) 00 25 29 ID oDJxS5brO 五時間目の授業が終わるとすぐ、ちづるは高畑に職員室に呼び出されていた 高畑 [どうだい何か不自由な事はあるかい?] ちづる [いえ、みなさんが助けてくれてますので] 高畑 [そうか・・・ほんといいクラスだな] ちづる [はい!] 二十分ほど高畑に近況の事を伝えるとちづるは教室に戻った ガラッ・・・・・ ちづる (あら?) ちづるは驚いた、誰もいないのである ちづる (おかしいわねぇ・・・・) 夏美とは一緒に帰る約束をしていたし 何よりこんなに早く誰もいなくなるわけはない 不思議に思ったちづるは辺りを見回すと黒板に [ちづ姉へ 体育館に来て!] と書かれていたのを見つけた 何かと思いつつちづるは体育館に向かった 8-518 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/28(日) 00 26 07 ID oDJxS5brO 体育館の扉を開けると中は真っ暗だった しかしよく見るとライトに照らされたパイプイスが一脚 体育館の真ん中より少し前の所にあった ちづるには訳が分からなかったがとりあえず腰掛けてみる ちづるが座ってから数秒たつとステージの幕が上がった ステージ上には夏美が衣装を身にまとい立っていた 夏美はちづると目が合うと深く一礼して一旦舞台袖に下がる すると今度はクラスメイトが数人現れ なにやら劇が始まった 劇と言っても無声の喜劇 チャップリンやMR.ビーンのそれの3―Α版と言ったところか ちづる (これは・・・・・) 8-519 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/28(日) 00 26 43 ID oDJxS5brO そう、クラスメイト達はちづるを励まそうと 夏美が中心となりこの劇を内緒で企画していたのだ ちづるはすぐにそれに気づき胸が熱くなる ちづる (みんな・・・・・) ステージ上では素人ながらも、みな一生懸命演じている ちづる (あらあら(笑)) 夏美も負けじと精一杯演技をする ちづる (ふふふ、うまいのね夏美) 勿論ネギも一緒だ ちづる (ネギ先生まで・・・・) ネギはあやかに追い回される役だ ちづる (まあまあ、あやかったら) 改めてクラスメイトの優しさを目の当たりにしたちづるは 溢れる涙を押さえられなかった・・・・・ ちづる (ありがとう・・・みんなありがとう・・・・・) 8-544 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/28(日) 05 37 35 ID oDJxS5brO ちづるの心は優しい気持ちでいっぱいだった しかしどこか歯痒さみたいな物も感じていた あの一言が言えない・・・・・ そんな思いからだ。 ステージ上で一生懸命のクラスメイトを見て一層思いは強くなる ちづる (みんな・・・・・・・) その時だった、閉め切った無風のはずの体育館に風が吹いた その風はちづるを優しく包むとすぐにおさまった ちづる (何だったのかしら?) 夏美 「まき絵はけて!次鳴滝姉妹!」 ちづる 「!?」 懐かしい友の声、もう何年も聞いてないような あったかくて安心する友の声が聞こえてきて、ちづるは驚く ちづる 「みんな!私・・・聞こえる!それに・・・声が・・・・・」 8-545 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/28(日) 05 38 13 ID oDJxS5brO 夏美 「ちづ姉!」 あやか 「ちづるさん!」 風香 「みんなーちづるが!」 舞台袖にいた生徒達もみなステージに上がってちづるを見る ちづる 「みんな・・・私・・その・・ありがとう!何よりも・・・」 ちづるは涙でうまく喋れない ちづる 「この気持ちを・・・伝えたかった、ありがとう・・」 遂には顔を伏せて泣き出してしまった 夏美 「ちーづ姉!」 8-546 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/28(日) 05 38 39 ID oDJxS5brO 夏美の声で顔をあげるとクラスメイトがみな一枚の紙をちづるに向けていた [どういたしまして] [いいってことよ] [気にしないアル] [どういたしましてです] [気にせんといてー] [気にすんな] [いえいえでござる] [どういたしまして] [礼なんかいいよ〜] [いえ、そんな] [気にしないで下さい] [どういたしまして] [ちづ姉と私の仲じゃん!] [どういたしましてですわ] ・ ・ ・ 全員分の定型文を見ることなくちづるまた泣き出してしまった 8-550 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/28(日) 06 42 07 ID oDJxS5brO 泣いているちづるに夏美とあやかが歩み寄る あやか 「ちづるさん・・・・・」 夏美 「ちづ・・・姉ぇ・・・・よかった・・・ぐす」 夏美も大粒の涙をこぼしていた ちづる 「まあまあ夏美ったら・・・」 夏美を慰めるちづるを見て安心したのか ステージ上にいたクラスメイト達もおりてきて ちづるの周りに集まった 3-Aは千雨の言うとおり変人の集団に見えるかもしれないが ちゃんと大切な事が分かっている生徒達だった 8-551 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/28(日) 06 42 44 ID oDJxS5brO 体育館の外 茶々丸 「さすがですマスター」 エヴァ 「ふん、たいした事はない」 茶々丸 「しかしよくご存知でしたね、あのような珍しい魔法」 エヴァ 「・・・・・私は昔猫を飼っていてな」 茶々丸 「?」 エヴァは自分が昔飼っていた猫の事を話した 飼うつもりはなかったがエサをあげているうちに情がついた事 その猫も耳が不自由だった事 エヴァ 「かわいい奴でな、耳が悪いくせに私が帰ると寄ってきたりして」 茶々丸 「マスター・・・・」 エヴァ 「そいつはずっと孤独だった私に安らぎという感情を教えてくれた だから私も何かしてやりたくなってな、この魔法を勉強したんだ」 8-552 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/28(日) 06 43 31 ID oDJxS5brO 茶々丸 「それでその猫さんはどうされたんですか?」 エヴァ 「死んだよ、列車に引かれてな」 茶々丸 「!?」 エヴァ 「無理もない、耳が不自由な動物に人間の世界は危険すぎる」 茶々丸 「・・・・・」 エヴァ 「この魔法をまだ勉強してる最中だった・・・・」 茶々丸 「・・・」 エヴァ 「今回の事でクラスの奴らからも何か教わった気がしてな 何かしてやりたくなったんだ」 茶々丸 「そうだったんですか・・・」 エヴァ 「ふん、喋りすぎたな帰るぞ茶々丸」 茶々丸 「はいマスター」 エヴァ 「・・・・・・・・」 茶々丸 「あのマスター」 エヴァ 「ん?」 茶々丸 「私もマスターに教えてもらった感情があります」 エヴァ 「何だ、それは?」 茶々丸 「それは幸せです。私はマスターの従者になれて幸せです」 エヴァ 「・・・・・そうか」 茶々丸 「はい」 エヴァ 「さすがに疲れたな、帰ったらとびきりうまいお茶を入れてくれ」 茶々丸 「はいマスター」 fin. 前ページ次ページSSまとめ