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前ページ次ページSSまとめ 『朝倉/Crisis (Heretics Killers) 』 早朝五時に起きた私は、準備に取りかかるために麻帆良学園へと赴いた。 誰にも見つからないよう、体育館の倉庫に籠もり、鞄の中から封筒を取り出す。封を開けると、身代わりの札と思しき紙の束を 発見し、そのうち十数枚に自分の名前を書くと、やはり自分と全く同じ姿形の身代わりが現れた。 「すごい……鏡みたい……」 「命令をどうぞ」 淡々とした口調で、無表情な身代わりはそう尋ねてきた。 「その前に、いくつか聞いておきたい事があるんだけど……」 「はい、なんなりと」 朝倉はポケットからメモ帳を取り出し、修学旅行で刹那が使っていた身代わりから得られた情報のページを、改めて読み返した。 「自分以外の名前を書いても、大丈夫なんだよね?」 「ええ、イメージがしっかりしてれば。あ、あと、字はできるだけ丁寧にお願いしますね。へンなのが出てきてしまいますから」 あらかじめ考えていた質問の項目、他人の名前は、のところに丸をつけ、その隣に「字は丁寧に」という一文も書き加えておく。 ここまでは問題なし。 「じゃあさ、こういうのはどう?」 それからしばらく質問を続け、作戦に支障がない事が判ると、今度は徹底的に命令を叩き込んだ。学校の地図を見せ、誰がど こに配置されるか、どこでどういったアクションを起こすか、新しく出現する身代わり達に、どういう命令を伝えさせるか、事細か に説明する。ノート数ページ分に及ぶ作戦内容に、心なしか身代わり達は顔を緩め、楽しそうにしていた。 「おにごっこですね、いわゆる」 「そうだね。それから、物真似は徹底的にね。一番ばれちゃいけないとこだから」 「分かってますよ。名前を書いた時点で、その人の大体の性格は再現できますから」 心は高ぶり、不安は影を潜め、声を上げずにはいられなかった。 「よしっ、よぉし! 回収班、スイッチ班、陽動班、各自配置場所へ急行! みんな、絶っ対、成功させるよ!!」 狭い倉庫の中で威勢のいい声が反響して、各々が自分の付くべき配置へ向かった。 * 龍宮は誰かが自分に向かって質問する声を聞いたのだが、授業中ずっと寝ていてぼやけた頭は、相手の言葉を正確に捉える ことができなかった。 「なんだって?」 「だから、昨日の授業中、しずな先生に何か渡してただろう」 「ああ、それが、どうかしたか?」 刹那はあからさまに苛立ちを露わにしていた。特に知りたいわけではなく、ただ何となく聞いてみただけなのだが、わざわざもう 一度聞き返さなければいけないとなると、余程知りたい事情があるように見えてしまう。かといってここで引き下がるのも、収ま りが悪い。 「別に。ただちょっと聞いてみようと思っただけだ。仕事の関係かと思ってな」 「ああ、昨日のあれか」 「だからさっきからそう言ってるだろう」 「何を苛ついてるんだ。うちのお得意先が祭事で大変だから、身代わり札を寄越してくれってだけの話だよ。人手が足りないか らってな」 「それをどうしてしずな先生が受け取りに来たんだ」 「待ち合わせの時間に相手が来なかったんだよ。授業をさぼるのも何だと思って、しょうがないから授業に出ていたんだ。遅れ て来た相手がしずな先生に頼んだんだろ。待ち合わせの時間に行く人もいないとなると、人手不足も深刻だな」 龍宮はそう言って笑ったが、期待していたよりは本当に大した話ではなく、刹那はそれなりに落胆した。 「授業をさぼるのも、って結局あの授業でも寝てたじゃないか」 「やる前の心構えと結果は、必ずしも一致するわけじゃない」 教室の雰囲気が豹変したのは、龍宮がそんな事を言った直後だった。 * 私が悪いんだ。きっと、私がずっと着いてくる事が煩わしかったんだろう。ずっと私が一人でいれば、朝倉は大切な友達を失う ことはなかった。もう朝倉に頼るのはやめよう。 泥水に濡れた椅子に腰掛けながら机に伏せ、夕映は自分の行動を呪った。隣の千雨がなにやらそわそわと落ち着きのない 様子を見せていたが、どうせ自分には人の気持ちなんて理解できない。考えたって無駄だ、と半ば自暴自棄になりながら、四 時間目の授業を聞き流していた。 いつにも増して無表情だと思っていた朝倉がこちらの席にやってきたのは、昼休みに入ってからだった。木乃香達が私で遊ぶ 前だったから、私はまた何か期待してしまい、期待しちゃ駄目だ、とすぐに頭の中をうち消した。 「ほら、立って。拭いてあげるから」 私は一瞬何のことだか理解できず、もう一度聞き返してみたが、やはり同じ言葉が返ってくるだけだった。 「椅子、拭いてあげるから立って。汚れてるでしょ?」 朝倉は手に雑巾を持っていて、さては拭いた後それを私の顔に押しつけるつもりだな。とうとう向こう側についたのか。これで また私を一人にするつもりか。と疑ってしまったが、特にそういった事は起こらなかった。 「あれぇ、かずみん、なにしてるのん?」 確実に何かが動く。私はとっさにそう感じて、身を引き締めた。果たしてそれは良いことなのか、悪いことなのかは分からない。 ただ、その直後の朝倉の行動を見て自分の目を疑い、これはもうちょっとやそっとでは済まないな、と悟った。 「夕映の事はもう、どうでもいいんじゃないんですか?」 のどかが本を覗きながらそんな事を口にしが、もうその言葉には何も感じない。 「うん、どうでもいいよ」 朝倉の放つただならぬ気配に刹那が立ち上がり、クラスに緊張の糸が張り詰めた。また何かが始まる。また知らない振りをし なければならない。そんな空気が充満する。 朝倉は夕映を立たせ、泥に塗れたその椅子を雑巾で拭き取った。 「どうでもいいってことはさ、つまり、もう夕映っちを気にする必要はなくなったってわけ」 突然、朝倉はボールを投げるモーションに入った。その有り得ない光景は一瞬の出来事で、誰もが理解するのに相応の時間 を必要とした。誰もそれをやっはいけない。誰も近付いてはいけない。それなのに、朝倉はついにそのタブーに触れてしまった。 木乃香は頭に乗った雑巾を手で振り払い、朝倉を見つめる。 おぞましいその瞳は、見つめられた者全てを凍り付かせる。そんな力が本当に宿っているような、暗くて深い、悪魔のような瞳 だった。のどかでさえ体の震えを隠しきれていないのに、私ならきっと失神してしまう。それなのに、朝倉は何故か平然として いた。 「さあ、好きなだけ夕映っちをいじめ抜いちゃってよ。私はヒマ潰しに、もう一回ぐらいぶつけに来るからさ」 最初に口を開いたのは刹那だった。 「貴様、今……何をした」 「普段、木乃香がやってること。……のほんの一部を、そのまんま返してあげたの」 龍宮が頭を抱え、あーあ、と一人呟いた。これはもうどうしようもない。手加減のしようもない。 「知っとるよ。かずみん、ずっと何か考えとったもんなぁ。今日がその実行日なんやね」 朝倉は軽く微笑んだかと思うや、猛スピードで教室を出て行った。決して逃がすまいとして、刹那がそれを追いかける。 「みんな、何してるん?」 クラス中の会話が、一時停止を押したような静寂に包まれた。皆が皆恐怖に支配され、昼食の手を止めると、誰からともなく 教室を出て行く。拒否は許されず、こんな時の常識ほど、役に立たないものはない。 * 本気で走っている筈なのに、一向に朝倉に追いつく気配がない。 おかしい。足が速すぎる。確かに朝倉は、文化部にしては足は速い方だが、私が見失ってしまいそうな程だっただろうか。羽 を出せばもっと速度は出るが、学園内でそれをやるわけにもいかない。 昼のチャイムが鳴った学園は、購買へ向かうために生徒が走り回っていて、一歩踏み出すごとに次の生徒が進路の邪魔に 入ると、あやうく罵声を飛ばしてしまいそうになる。朝倉はそんな人の波をかいくぐりながらも、私に追いつかれない程の速度 を出しているのである。 しかし、どんなに足が速かろうが、お嬢様を汚した者を放っておく事はできない。お嬢様は綺麗でいなければいけないのだ。 後で私が拭いて、綺麗にしてあげるんだ。 刹那は怒りに震えながら走るスピードを上げ、気が付くと一階のホールまで出ていて、前方にいる朝倉を射程圏内に捉えて いた。 夕凪を使うまでもない。何より、この拳をぶつけてやらないと私の気が収まらない。左手を伸ばし、朝倉の制服の襟をひっ掴 んでこちらを振り向かせ、拳を振り上げる。 振り下ろした右手に鈍い感触があった。しかし同時に、奇妙な音を聞いた。モーターの回転音のような機械じみた音が、左手 奥の生徒用のロッカーから聞こえてきたのである。刹那は音のした方を見たが、誰もいない。 目の前の朝倉が笑ったかと思うと、どこからか 「今日は購買のパンがセールだよー」 といった声が聞こえてきて、同時に大 量の生徒が廊下を駆け抜け、刹那は再びもみくちゃにされる。どういうわけかその声は、朝倉のものとよく似ていた。 「しまった……」 気付いた時には、朝倉は生徒の波に飲まれてどこかへ消えていた。 * 教室を出た龍宮は、刹那とは反対方向に回り、別ルートから購買の方を目指した。 この時間は購買の生徒が一階をうろついている。人に紛れるなら絶好の場所だが、賢い奴なら裏を突いてどこかに隠れるかも しれない。もっとも、一般人が刹那の足に勝てるとは思えないが。 しかし、さっきの朝倉には妙な自信があった。あれはやはり、今まで暖めていた何かを実行する事への自信なのだろうか。 だとしたら、何か罠を張っているかもしれない。 購買へと向かう生徒達の波を逆流し、何人かとぶつかりながらも階段の方へと辿り着くことができた。そのまま階下へ降りよう としたのだが、目の端に留まった赤い髪に足を止める。 いつの間にあんな所へ……。 朝倉は階段を昇って、上の階へと行こうとしていた。予想していたよりも随分と行動が早い事に一瞬戸惑ったが、このまま上の 階へと進めば、いずれ屋上へ辿り着く。言うまでもなく、そこは行き止まりだ。 「馬鹿め……」 慌てる必要はない。ゆっくりと階段を昇り、内心でほくそ笑みながら龍宮は屋上への扉を開けると、屋上の真ん中で見知らぬ生 徒と話し込んでいる朝倉の後ろ姿へと向かって足を進め、背後から声を掛けた。 「残念だったな、朝倉」 「へ……?」 龍宮は、朝倉の恐れおののく歪んだ顔を期待したのだが、振り向いたのは朝倉と似たような髪型をした、全くの別人だった。 「あ、いや……すまない。人違いだ」 龍宮は気恥ずかしさから、急いで屋上を後にした。背後から微かに嘲笑が聞こえてきて、尚更腹の中がむず痒くなる。 何故私が恥をかかなければならないんだ。くそっ、あいつがいけないんだ。あいつが全ての元凶だ。絶対に捕まえて、きついお 仕置きを加えてやろう。そう思わないとやってられない。 人違いの相手を改めて振り返って確かめる、などということは、羞恥心に刺された龍宮にはできる筈もなく、だから後ろの二人 があっという間に消え去ったのを確認する余裕など、龍宮にはなかった。 朝倉はどこへ行ったんだ。やはり一階か? そうだ、この短時間で刹那を撒いてこんな所まで来られるわけがないじゃないか。 何をやってるんだ私は。冷静になれ、落ち着け私。 屋上からの下り階段を降り、一階の方へと向かう。もうとっくに刹那が捕まえているかもしれない。とりあえず刹那に確認をとっ てみよう。そう思った矢先だった。三階の廊下が妙に騒がしくて、何気なくそちらの方を見た。野次馬達が集まって何かを取り 囲み、口々に疑問や質問をせき立てている、といった雰囲気だ。 落ち着け、落ち着け、私。私は冷静だ。こんな状況で幻覚を見る筈はない。じゃああれは、集団が取り囲んでいるあれは、一 体何なんだ。 昼食そっちのけで騒ぎ立てている女生徒達を掻き分け、中にいる者を確かめる。幻覚ではない。 「どうしてこんな所に……ビートたけしが……」 間違いない。テレビはあまり見ない方だが、これ程の有名人を知らないわけではない。本物と寸分違わぬその人物は、こちら を向いて無表情に、独特の動きとイントネーションで言った。 「ばかやろうこのやろう」 * 「刹那さん、何やってるんですか!?」 「宮崎さん? 何って、朝倉さんを追っているんですよ……」 朝倉を見失って戸惑っている刹那の背中に怒鳴り声が飛んできたのは、生徒の波が収まり、ホール付近の視界が開けてから だった。たった今見失っただけに、あまり威勢のいい事は言えなかったが、刹那はとりあえず事実を伝える。 「もうとっくに第二校舎の方に行ってますよ! 早く追ってください!」 「第二校舎に!?」 窓の外に目をやると、確かに遠方の校舎に朝倉らしき後ろ姿が見えた。さっきのいざこざに紛れて外に出たにしても、行動が 速すぎる。刹那は慌ててホールから外に出ると、第二校舎へ向けて全力で走り出した。 校舎内は購買で昼食を買い終えた生徒がちらほらと歩いており、今だ走りやすい状況とは言い難かった。刹那は周囲をきょろ きょろと見回しながら走っていたため、頻繁に他の女生徒とぶつかっては頭を下げ、迷惑そうな眼差しを買っていた。 しかし、これだけ探し回っているのに、何故か朝倉は一向に見つからない。 刹那ははたと足を止め、疑問の糸口を探した。 朝倉の足が速いのは、多少度を超しているが分からないでもない。しかし、宮崎のどかは、あの女生徒達の波を越えて私の所 までやってきたのだろうか。あの短時間で、私と朝倉が全力で走ったあの距離を? 私の足が遅くなったのか。いや、そうじゃない。ならばこう考えた方がまだ納得がいく。私の周りの人間の足が、何故か速くなっ ているのだ。 おかしい。何かがおかしい。闘いの勘がそう告げている。私は今、闘わされているのだ。何者かの見えない意志によって。 ここには朝倉はいない。刹那はそう感じて、第一校舎の方へと引き返した。 「刹那」 第一校舎で最初に出会ったのは龍宮だった。 「どこに行ってたんだ。朝倉は見つかったのか?」 「いや、第二校舎でそれらしき人を見かけたんだが、見間違いだったみたいだ」 龍宮はそれから刹那にも分かるようにはっきりと舌打ちをしたかと思うと、思い切りこちらを見下したような口調になった。 「おいおい、まさか一般人相手に遅れをとったんじゃないだろうな。お嬢様に入れ込み過ぎて腑抜けたのか?」 「龍宮……?」 一瞬驚かされたが、すぐに分かった。こいつは龍宮ではない。恐らく、さっきの宮崎のどかとの会話でも、私は当人を目の前に していたのだ。 「いや、朝倉和美」 相手は一瞬驚いたような顔を見せたが、すぐに例の自信たっぷりな表情に戻り、刹那の声に答えた。 「よく分かったね」 「変装するなら手足の肌の色にも気をつけた方がいい」 朝倉は覆面を取り、直ぐさま方向転換して再び逃走を図った。二度も同じ相手を逃がす事は、神鳴流にとって恥ずべき事だ。 今度はそう距離は離れていない。追いつけないわけがない。その筈だった。 女子トイレのある曲がり角だった。スピードを緩めまいとして全速力で曲がったために、角から出てくる女生徒に気付かなかっ たのだ。体に衝撃が走ったかと思うと、相手は倒れ様に小さく悲鳴を上げ、尻餅をついていた。 「すっ、すいません! 大丈夫ですか!?」 「痛ぁ〜い! ちょっとぉ、気を付けてよね! 廊下は走っちゃいけないんだよ?」 そんな校則があったとは、と思わず驚いてしまう程、その古びた定型句を聞いて新鮮な気持ちになった。が、今はそんな事を考 えている場合ではない。あまり謝罪に時間を割いていると、また逃げられてしまう。 「すいません! 3Aの桜咲刹那です。後ほど謝罪しますので、今は見逃してください!」 「あ、ちょっとぉ!」 後ろから投げかけられる罵声を背中に浴びながら、朝倉の逃げた方を追い掛ける。不思議な事に、数メートル前方にいる朝倉 は、さっきよりも足が遅くなっているように感じた。皆から追い掛けられて疲弊しているのだろうか、とも思ったが、それにしては 龍宮の変装時には息切れ一つ起こしていなかった。 朝倉はまた人混みの中に紛れようという魂胆なのか、妙にざわついた廊下を、こちらを誘い込むようにして走っている。 刹那はまた人とぶつからないよう注意を払い、朝倉の背中を見失わないよう、集中力を研ぎ澄ませる。 廊下の端まで来た辺りで、急激に人混みの数が増した。固まった女生徒達がなにやら騒いでいて、とても突き抜けられるような 密度ではない。 ところが、朝倉はそんな人混みをもろともせず、遠慮なく隙間から入って行き、逃げ延びようとしていた。 迷っている暇はない。追い掛けなければ。そう思ったのは一瞬の出来事で、刹那が人混みに突入しようとした瞬間、状況はすぐ に一変した。 集団の中から一人、異彩を放つ人間が出てきたのである。 「どけよこのやろう」 * 前ページ次ページSSまとめ
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http //chat.o0o0.jp/ 運営は新しいチャット作らないんじゃなかったけ?w てゆーか新しく作り直すならもとのままでいんじゃねーのとも思ったけどよくわかんねーなw まあいろいろな事情があるのかな みんチャと関係ないとこがみんチャの後釜装ってる説も浮上してきましたww しかもIP出ないしルールもなんか厳しくなってるような・・・w 「当サイトは出会い系サイトではありません」って書いてあるのに「出会いの部屋」って増えてるぞおいwwwww 矛盾乙ww まぁいいか\(^o^)/ というわけで俺が色々やる必要もなかったみたいなのでみんなでこっちに移動しましょう\(^o^)/ まあ俺がテキトーに作った方はそのまま放置しとくので勝手に使ってくださいww IP出る部屋も多いしねw 追記 やっぱ正式な後釜じゃないのねw まあけどだいぶ元のみんチャに近いしいんじゃね? 俺はあそこに移動しまーす\(^o^)/ みんなあそこに行こうず!
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前ページ次ページSSまとめ 30-488 30-488 名前:真名ちゃんもっこり日記46[sage] 投稿日:2006/04/30(日) 19 28 26 ID ??? 真名ちゃんもっこり日記46 信じられん…あの百合棒Zでアキラが妊娠しただと!? そんな話があっていいのか?超たちに聞いてみた。 「それはすごいことです!是非出産までのデータを」 「これはすごい発見ネ」 …話にならん。 刹那と近衛に聞いてみた。 「それを貸して欲しいんや。せっちゃ〜ん hearts」 「い、いけませんお嬢様!?そんなこと…あっ、だめぇ」 二人だけの世界に入ってしまった。 帰り道にM子に出会ってしまった。まずい。この人にこのことを話したら… 「真名。あいつが妊娠したと言う話は本当か」 !? 「白衣を着た中国人がそう言っていた」 超ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!! 「私というものがいながら…」 シャキーン 待ってくれ!M子。話せば分かる! 「真名を殺して私も死ぬ!!!!!!」 ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 30-489 名前:真名ちゃんもっこり日記46[sage] 投稿日:2006/04/30(日) 19 29 01 ID ??? その頃 ワンワン 「よしよし」 「アキラ、何してるにゃー?」 「ゆーな。実は真名が賞味期限の切れた缶詰をこの子犬たちにあげたんだよ。そうしたら当たって食中毒になってさ。 それ以来怯えて私たちに近づかなくなっちゃって。やっと私になついてくれたの」 30-491 30-491 名前:まほ落語 二つ目 猫の皿[sage] 投稿日:2006/04/30(日) 20 40 26 ID ??? 『♪チャンチャカテンテケ・・・・』 超「毎度おなじみまほ落語。三人目の二つ目はワタシ、超家鈴音にございまス。 えー、皆さんご存知のようにネギま!の単行本は14巻から限定版が出まス。 この限定版というのが本当に数が少なくて、予約が大変ですよね。ごめんなさイ。 それで、予約ができなかった人は発売日に本屋をはしご・・・してますカ? まぁ世の中、こういう限定版を高く売るために二個三個買う人がいましてね、 オタク相手にぼろ儲けしているんでしょうカ? でもネ、合皮樹皮のカバーがついてるだけで1500円もするなんテ・・・。 合皮樹脂で1000円以上・・・以上でネ。 15巻の限定版には春の新作アニメDVDが付いて5000円以上らしいですヨ、 試写会の抽選に落ちて買い逃したら目も当てられない大惨事でしょうネ。 でも、これも商いですから批判する気はありませン。(限定版以外でDVD化しないかナ・・・。)」 30-492 名前:まほ落語 二つ目 猫の皿[sage] 投稿日:2006/04/30(日) 20 41 26 ID ??? 超「さて、この噺に出てくる果師は田舎を歩きまわっては骨董品の掘り出し物を安く買い叩いて、 江戸の金持ちに高く売りさばく商いをしてりんですヨ」 エヴァ「お宅はちり紙の代わりにその漫画を破いて使おうとするのかい? それじゃあ使い心地が悪いだろう、私のネ○アを売ってあげるからこれをお使いよ。 ・・・・・・なに?高いだって?じゃあそこの漫画の束をくれたら安くしてあげよう。」 超「こう安く仕入れた物を調べてみたら早乙女作の漫画だったりすル。 値打ちを知らない人から安く仕入れるのは、品物を持っている人の目利きまでできる相当のやり手でス。 さて、そんなある日。道を歩いてると一軒の茶店を見つケ」 エヴァ「あ〜疲れたな、あそこで茶でも飲みながら一休みしようかね。 お〜い、お茶を一杯もらえないか?」 茶々丸「はい、どうぞ。」 エヴァ「ああ、すまないね。いただきますよ。」 超「お茶を飲みながら何気なく辺りを見回すと一枚の皿が目に入ったんですが、なんと売れば三百両の値はつくだろうという めっずらしぃ逸品。なぁんでこんな所にこんな不釣合いなものがとチラチラ見ていると、先ほどの茶店の主人が その皿で猫に飯を与えてるんですねェ」 エヴァ「(うわっ、猫なんざにMOTTAINAI!あの主人は物の価値が解らんのかね。 いやまてよ、物の価値が解らないんなら安くふんだくってやる。) お〜い猫ちゃん、おいで、おいで・・・・よっと、よ〜しよしよし、いやぁかわいいですねぇ。」 茶々丸「お客様、お召し物に毛がつきますからかまわない方が良いですよ。 ほれ、お前もお客さんのお召し物に毛がつくからおりなさい。」 エヴァ「なぁに毛くらい平気だよ、私は猫が好きだからさ。 この猫は本当にかわいいねぇ、人なつっこいしおとなしいね。」 茶々丸「猫のほうも猫好きの人が分かるんでしょうか、よくおなつきになってますよ。」 30-493 名前:まほ落語 二つ目 猫の皿[sage] 投稿日:2006/04/30(日) 20 43 51 ID ??? エヴァ「だろ?・・・どうだい主人、この猫を私に譲ってくれないかい? 家にも猫が居たんだけどさ、どこかにふらりと行っちゃってね。 私も独り者だから寂しくてさ、他にも猫居るんだろ?ああ、もちろんタダとは言わないよ、 かつお節代として小判三枚置いてくからこの猫を売ってくれよぉ。」 茶々丸「ええ?!そんなに頂けませんよ!」 エヴァ「いいんだよ、私が気に入ったんでかうんだからさ。ちゃんと世話するぞ、このあと宿に帰ってご馳走を食わせてやるぞ。 なぁ、猫ちゃん。」 裕奈「ニャア」 茶々丸「この猫も幸せ者ですね、どうか可愛がってくださいまし。」 エヴァ「あぁ解ってるよ。・・・・たしか、この皿で飯を食わせてたよな?」 茶々丸「えぇ。」 エヴァ「いつも食いなれてる皿が良いだろう。主人、この皿貰ってくよ。」 超「と、お目当ての皿をふんだくろうとするんですがね」 茶々丸「お客様、こちらにお椀がありますのでこれを持ってってください。」 エヴァ「良いじゃないか、猫にメシ食わせるのに使ってたこんな皿くらい。」 茶々丸「こんな皿と申しますが、この皿は滅多に手に入らない品でございます。 私は茶店の主人に落ちぶれましたが、その皿だけは手放せません。 ・・・・なぜだって?なぜならこの皿は売れば三百両の値はつくだろう逸品ですからね。」 エヴァ「なっ、なにぃ?知っていたのか?それじゃあ何で高価な皿で猫に飯なんか食わせてるんだよ!」 超「そう聞かれて茶店の主人がこう答えタ。 それがお客様、この皿で飯を食べさせるとたまに猫が三両で売れるんですよ。 生き物は大切に、最期まで責任を持って飼っていただきたいものでス。 お後がよろしいようでございまス。」 30-496 30-496 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/04/30(日) 21 57 49 ID ??? 千雨×桜子4 千雨ちゃんが5月の1日と2日を休むみたい。 理由は地元にいるザジちゃんに会うため、ゴールデンウィークを利用して移動するらしい。 桜子「ねぇ、やっぱり行くの?」 千雨「行くに決まってるだろ」 そっぽを向いて千雨ちゃんは自分の部屋に入っちゃった。 そうだよね。私はザジちゃんが帰ってくるまでの代わりなんだよね。 そのザジちゃんに会いに行くんだから私は邪魔なんだよね……。 千雨「おい」 桜子「千雨ちゃん!?」 すると千雨ちゃんは私に一枚のチケットを手渡したの。 発日4/29 着日4/31 エコノミークラス 羽田空港(日本) → ×××空港(○○○) 桜子「千雨ちゃん、これ」 千雨「付いてくる気があるならそれもって明日来い」 そう言ってドアを閉めた千雨ちゃん。 これってもしかすると私を認めてくれたってこと!? やったーーーーーーーーーーー! チケットを持ってその場で飛び跳ねる私 hearts よーし、今のうちにネギ君に連絡を取って明日と1日2日を休むって伝えて、出発は明日だからすぐに荷物をまとめて そーだ円や美砂や亜子ちんにおみやげ買っておかないとね。 わーい明日が楽しみだよー♪ それにしてもチケットを渡すときの千雨ちゃん、少し笑ってたんだけど何だったんだろう? 30-501 30-501 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/04/30(日) 23 32 36 ID ??? 風香 甘えん坊将軍 1/7 むか〜し、むかし。あるところに将軍様がおられたそうな しかしこの将軍様、ちょっと困ったちゃんだっだのです 葉加瀬 「で、上様また逃げちゃったんですか〜」 夏美 「そうなのよ。だからあやか姉大爆発でさ」 麻帆良城の一角、梅が綺麗に咲く庭の縁側で二人の少女がお茶をすすっていました 葉加瀬 「で、今はどうなっていますか〜?」 夏美 「史伽ちゃんにお勉強を教えてる。実は史伽ちゃん結構頭が良いみたいで、教え甲斐があるみたいよ」 葉加瀬 「そうですか〜」 このちょっとゆるんだ感じでしゃべる少女、幕府の財政を管理する天才少女、葉加瀬家の聡美さんです 実はこの二人・・・ちょっと怪しいのですが・・それはまた別のお話 夏美 「良い天気よね」 葉加瀬 「そうですね〜」 ほ〜ほけきょ、とウグイスが鳴きました 風香 「春よのう・・・」 楓 「爺むさいでござるよ。風殿」 くいもん屋五月で団子を頬張りつつ、将軍様は春のひとときを謳歌していました 風香 「これが平和なんじゃなぁ」 楓 「そうでござるが・・・むむっ、このぷりんとやら・・・美味すぎるでござる」 触れるたびにぷるぷる震える黄色い山は、楓さんにたまらない幸福を与えます こうして二人がくいもん屋で平和を味わっているときのことでした 突然、世界を揺るがすような鐘の音が響いたのです 30-502 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/04/30(日) 23 34 11 ID ??? 2/7 誰か 「火事だ〜!!!!」 そんな声がどこからか聞こえてきました 火事と喧嘩は麻帆良の華、なんて言葉があるくらいそれは日常茶飯事です まあ、本来ならこんな事は少ないに越したことはないのですが 風香 「え!!!どこどこ!!!」 風さん、お代を払うのも忘れてお店の外に飛び出します 楓 「ま、待つでござる!!!女将、御代はここに置くでござる」 将軍様の後を追い、楓さんも外に出ます。するとどうでしょうか、そう遠くではないところから煙が上がっているのが見えます 風香 「突撃ぃ〜!!!」 楓 「ぬっ!!!」 煙に向かって走る将軍様を追い、楓さんもその現場へ向かいました ?? 「水もってこい!!!」 現場では必死の消火活動が行われていました。しかし、手作業の消火作業では限界がありました ?? 「”め”組はまだか!!!」 皆そう叫んでいます。その言葉に将軍様は鋭く反応しました 風香 「”め”組ってなに?」 楓 「おそらくは火消しでござろう。もうすぐ・・・」 本当にすぐにでした。野次馬をかき分けて何かがやってきました ?? 「どけどけ!!!”め”組のお通りだ!!!」 30-503 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/04/30(日) 23 35 21 ID ??? 3/7 野次馬をかき分けて現れたのは、火事羽織に身を包んだ粋でいなせな少女でした 千雨 「まったく、どこのボケだ、火事なんか出しやがって!!!じゃあ・・・いくぞ!!!」 そのかけ声に四人の部下たちが答えます お春(はる) 「頭!!!纏でさぁ!!」 お日(にち) 「頭!!!はしごでさぁ!!」 お美(よし) 「頭!!!水でさぁ!!!」 お空(そら) 「頭!!!おしっこ・・・」 威勢の良いかけ声が掛かり、火事の現場はさらに騒がしくなりました 頭と呼ばれた人が燃えさかる家の屋根に上って纏を振り上げます。するとさらに歓声が大きくなりました 風香 「か、格好いい!!!」 その姿に見とれ、現場に近づこうとする将軍様、楓さんはそれを止めます 楓 「これこれ、邪魔をしてはいかんでござるよ」 火消し衆が鳶口であたりの建物を破壊して他への延焼を防ぎます。そしてなるだけ水をかけます どのくらい時間がたったでしょうか?火事が収まり、皆の拍手で火消したちが迎えられました 千雨 「ふぅ・・・今日のは小火程度で良かったぜ」 すすみまみれた羽織姿は汚れてこそいますが、とっても格好良いです 風香 「ねえ、楓姉!!!ボク火消しになる!!!」 楓 「ダメでござる。風殿はもう将来が決まっているでござる」 風香 「嫌なの!!!」 楓 「ダメ」 風香 「火消しになるの!!!」 こうして将軍様は、火消し御一行の後を追いました。そして楓さんは走り去る将軍様を追います 30-504 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/04/30(日) 23 37 23 ID ??? 4/7 ここはめ組、そこに騒ぎ立てる少女が一人います 風香 「ボクも火消しになりたいの!!!」 千雨 「阿呆か、てめぇ。ガキは糞して寝るんだな」 ガーン!!!! あまりの言葉に将軍様は目に涙を浮かべて震え始めました お春 「止めた・・」 お日 「ほうがいい・・」 お美 「お頭コワイから・・」 お空 「おしっこ漏れちゃうよ・・」 まさにその通りでした。お頭の眼光は鋭く将軍様に突き刺さります 楓 「失礼するでござる」 千雨 「誰だ?」 楓 「拙者は楓と申す。そこの風殿の保護者でござる」 千雨 「そうか、じゃあとっととそのガキを連れて帰ってくれ。これから風呂に入るんでな」 楓 「風殿。さあ、帰るでござるよ」 風香 「うっ、うわあああんん!!!」 お頭に冷たくあしらわれた将軍様、楓さんに抱きついて泣き始めました 千雨 「ん?アンタ・・・結構いい体してるな。火消しにならねえか?」 楓 「せ、拙者が?」 千雨 「ふむ・・力も強そうだし、何よりその背格好は目立つ。火消しには目立つって事も重要なんだ」 楓 「し、しかし・・」 千雨 「まあ、考えておいてくれ。アンタなら歓迎するぜ?」 楓 「わ、わかったでござる。では本日はこれで」 風香 「ボクは諦めないからね!!!かっこよくなるんだい!!!」 将軍様その日は泣きながらお城に帰りました そしてその数日後・・・ 30-505 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/04/30(日) 23 38 26 ID ??? 5/7 千雨 「何で俺が将軍様に呼ばれなきゃいけねえんだ」 と、愚痴るめ組のお頭。なんだかんだ言いながらお城に来ます で、ここはお城の将軍様の間 あやか 「こちらが第22代将軍、風香様です」 平伏して将軍様の前に座るお頭、やがて将軍様から声が掛かりました 風香 「ボクが将軍様だい!!!驚いたか!!!」 千雨 (ん?この声は) 驚いてお頭は面を上げました。するとそこには数日前、邪険にあしらった少女が座っていたのです 千雨 「お、お前はこの前のガキ!!!」 あやか 「貴様、上様をガキ呼ばわりするとは・・・許せません!!!」 あやかさん、腰に差した村正を抜き放ち、お頭に斬りかかろうとします 夏美 「だ、ダメだってあやか姉!!!殿中でござる!!!殿中でござる!!!」 夏美さんが背後からあやかさんを羽交い締めにして押さえます 風香 「もう・・・邪魔しないでよ!!!ボクはお頭に話があるの!!!」 そう言われてなんとかあやかさんは収まりました 千雨 「で、何のようですか?」 風香 「んふふ・・・め組を幕府専属の火消しにしようと思ってさ」 千雨 「な!!」 風香 「拒否させないからね!!ボクの命令なんだから!!!」 千雨 「なんでそんなことを!!」 風香 「いろんな支援するからさ。お金も使い放題だよ?」 千雨 「気にいらねえな・・・」 30-506 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/04/30(日) 23 40 37 ID ??? 6/7 風香 「え?」 お頭の剣幕に将軍様は少しびっくりします 千雨 「気にいらねえって言ってるんだよ!!!何でも自分の思い通りになると思いやがって・・・ガキが!!」 風香 「ふぇぇ・・」 将軍様、その言葉を聞いて涙目になりました あやか 「数々の無礼!!もうゆるうぐぐ・・」 夏美さん、後ろから口を塞ぎます 千雨 「てめえ、命を賭けられるのか?あの火の中に飛び込んでいけるのか?」 風香 「あうう・・」 千雨 「俺だって怖いんだ。だがな、あそこで頑張れば皆が助かるんだ。だからやれる」 風香 「うっ・・うっ・・」 千雨 「泣くな!!ガこれだからガキは・・・」 風香 「ごめんなさい・・・」 千雨 「それにアンタにはやることがあるだろう?アンタにしかできないことが」 風香 「・・・」 千雨 「自分にしかできないことをやる。それが格好良いんだぜ?」 風香 「・・・わかった」 千雨 「まあ、アンタの気持ちは嬉しいよ。今度ウチに来たら茶でも出すからよ」 風香 「うん」 千雨 「じゃあ、帰るぜ。邪魔したな」 こうして将軍様をお説教したお頭は、城下町へと帰っていくのでした 30-507 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/04/30(日) 23 42 41 ID ??? 7/7 風香 「ちあー!!!遊びに来たよ」 お頭がお城に呼ばれた次の日の事でした。将軍様がお頭のところに現れたのです 千雨 「いきなりだな。まあ、その行動力は褒めてやる」 風香 「火消しは諦めても、憧れるくらいはいいよね!!!いいよね!!!」 千雨 「わかったよ、何もねえところだがゆっくりしていきな」 風香 「わ〜い!!!」 いろいろな道具に興味津々の将軍様。何かしでかしそうです しかし、どういう訳かたくさんの衣装が飾られています。消火とは関係ないようにも思えますがお頭の趣味でしょうか? 楓 「お頭殿、これを」 そう言って楓さんは一通の書状をお頭に渡しました。その内容に目を通してお頭は楓さんに言います 千雨 「おもりってか・・・騒がしくなりそうだな。忍者さんよ?」 楓 「何のことでござる?拙者はただの楓さんでござるよ」 風香 「そう言えば何で”め”組なの」 お春 「1.ちさ”め”の”め”だから」 お日 「2.”め”だつから」 お美 「3.初代が”め”いじんだったから」 お空 「4.おしっこで”め”って書けるから」 完 30-518 30-518 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/01(月) 12 13 23 ID ??? ホーホケキョ ウグイスの声が聞こえる。 この鳴き声は春の風物詩か、と思いながら千雨は目を覚ました。 目覚めた部屋のどこかに違和感を感じて、きょろきょろと辺りを見渡す。 そして間もなく、千雨は気付く。 「あれ?ザジー?」 昨日隣で眠ったはずのザジが居ない。 寒がりの千雨はこのところ毎日続く夜の寒さに相当参っていた。 だから昨夜もザジと2人同じ布団で眠ったのだ、それなのに。 ザジは妙に早起きなときがあり、千雨もそれかと思いはしたがやはり違う。 その場合でも必ず部屋に居たはずだが、今日は居ない。 居ても立っても居られなくなったので携帯を取り出し、短縮ナンバーを押しかけて止まる。 「あのやろ…携帯置いていってやがる」 溜め息をひとつ吐くと、ギィと玄関の開く音。 30-519 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/01(月) 12 14 18 ID ??? ただいまーと、何事もなかったように部屋へ入るザジ。 「お前、今までどこ行って…」 「外。ちうにあげるおみやげ連れてきたの」 は、と千雨が拍子抜けする。 すっと差し出すザジの右手には、あの鳴き声の張本人。 ホーホケキョ 「ウグイス。キレイな色してるよね」 「お前さ、よくこんなの捕まえてこれるよな」 「捕まえるんじゃないよ。ついてきてもらうの」 「へーへー…」 ホーホケキョ 「キレイな鳴き声だよね」 「…そうだな」 「ザジ」 「ん?」 「ありがとな」 「…うん!」 ホーホケキョ ホーホケキョケキョケキョケキョケキョケキョケキry 「ザジ」 「ん?」 「うるせえな」 「…うん…」 終わり 30-523 30-523 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/01(月) 15 17 34 ID ??? 昼休み。 世界樹の見える道を、ハルナはひとり歩くいていた。 購買で昼食を購入した彼女は、パンと缶のミルクティーを抱えている。 咲き乱れる桜並木は、ハルナに中学入学から三年目の春がきたことを感じさせた。 今のクラスは楽しいし、友達も数え切れない。 それでもクラスにはあまり話したことのない人がいるなと気付く。 ふと世界樹を見てみると、その対象がいるではないか。 春の陽気に浮かれたハルナは、これはいいと駆け出した。 「桜咲さんっ」 呼ばれた相手は無言で顔を上げる。 桜咲刹那。 いつも長い木刀を持っている剣道部の人。 図書館の仲間達といると、たまにこっちを見たりしている。 結構興味あったのよねと一人で思いながら、ハルナはこんにちはと話しかける。 「…何かご用ですか、早乙女さん」 「お昼、隣で食べていい?」 30-524 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/01(月) 15 18 31 ID ??? 右手にパン、左手に缶を持ちふらふらと振る。 刹那は少しだけ黙ってから、いいですよと答えた。 「ありがとね、桜咲さんと話してみたくなってさ」 「教室にお友達が居るではないですか」 「夕映達のこと?」 「そうです」 距離を置いた話し方に懐かしさを覚える。 桜咲さんって、なんか夕映みたい。 本当は優しい子なのかな、と夕映を重ねてみる。 これがなかなか似合うので、ハルナはくすりと微笑んだ。 それからは、ハルナが質問をして刹那が答えるを繰り返す。 刹那は最低限の答えしか言わなかったが、それでもハルナは答えてくれたことに喜んだ。 30-525 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/01(月) 15 19 53 ID ??? 「もうそろそろ昼休み終わっちゃうね」 「そうですね、お戻りになった方がいいのでは」 ハルナが立ち上がるのを待っているようにこちらをちらちらと見る刹那。 それに笑顔を見せてから、ハルナは立ち上がった。 「じゃあ私、先に行くね」 「…はい。お気を付けて」 ハルナが刹那に背を向けると、後ろから「あ」と声が漏れる。 「あの、早乙女さん」 「なぁにー?」 「その、これからもお友達と仲良くしてあげて下さい。あの…お、近衛さんや皆さんと」 「ふふ、分かってるわよ。ありがと」 歩き出して、ハルナは考える。 最後の言葉は分からなかった。 でも分かったことがある。 「やっぱり桜咲さん、優しい子だわ」 桜並木に微笑みかけて、ハルナは大きく伸びをした。 終わり 30-530 30-530 名前:まほ落語 真打 幾夜餅[sage] 投稿日:2006/05/01(月) 20 59 03 ID ??? 『♪チャンチャカチャンチャ・・・』 朝倉「はい、どうもどうも〜。空席を除けば超満員のお客様、本日はご来場いただき誠にありがとうございます。 寄席・まほ落語第二回口演も最後の噺となりました、真打は朝倉亭和美にございます。 さっき楽屋で聞いたんですけど、夕え・・・ある生徒がネg・・・ある先生のことが好きなんだそうですよ。 でも、そいつの友達もそのある先生が好きで応援すると約束したが・・・とありがちな展開でございますね。 秘めたる想い、悩める者の恋患い。若いって良いですねぇ〜。 あ、でも、人の心の中を覗いちゃいけませんよ。」 30-531 名前:まほ落語 真打 幾夜餅[sage] 投稿日:2006/05/01(月) 20 59 46 ID ??? 朝倉「ここは日本橋は馬喰町にあります饅頭屋。 店の奥には」 古「ハカセ、早く良くなるアルヨ。」 葉加瀬「姉さん、面倒かけて申し訳ないです。」 古「早く元気になってくれないと、親方さんたちが心配してるアル。 そうそう、今日来たお医者さんが、どこも悪い所はないから仮病やろう 悩み事でも聞いてやればええんちゃうか?といってたアル。 葉加瀬、何か悩みがないアルカ?」 葉加瀬「いえ、あのぉ・・・実は・・・」 古「ウム、やっぱりアルカ。言えば気が楽になるアル、言うヨロシ。」 葉加瀬「でもぉ・・・。」 古「さぁさぁ。」 葉加瀬「・・・じゃあ、笑わないで聴いてくださいよ。」 古「思い詰めた人の話なんか聴いて笑う訳ないアル。」 葉加瀬「実は・・・この間、街へ使いに行った帰りに日本橋の絵草子屋の前を通りかかりましたら 綺麗な錦絵が飾ってありまして、あぁ綺麗だなぁと眺めてました。 それで、同じ絵を眺めてた人にこれは誰でしょうか?とたずねたら、 新町柿崎屋の夏美大夫だとの事で、その帰りに彼女の事で頭が一杯になりまして そのうちにパタリと寝込んでしまった訳で・・・」 古「・・・プッ。アッハッハ!」 葉加瀬「姉さん、笑わないって言ったじゃないですかぁ〜。」 古「ス、スマンアル。まさか、仕事一筋で堅物の葉加瀬が恋患いとは思わなかたアル。 それにしても大夫に恋するとは。それも、この街一番の大夫になんて・・・」 葉加瀬「はぁぁぁ・・。それなんですよ・・・新町の柿崎屋に行けば会えますか?って聴いたら、 なに言ってるんだい、ああいうお方は大名とかお偉方しか相手しないよ!って・・・。 はあぁぁぁ、一度で良いからお会いしたいなぁ〜。」 古「・・・。」 30-532 名前:まほ落語 真打 幾夜餅[sage] 投稿日:2006/05/01(月) 21 01 20 ID ??? 朝倉「さて、病の訳を知った姉さんは親方さんに相談しに」 古「ちょっとアンタ、病の訳が解ったアル。」 超「何ネ?」 古「恋患いだたアル。」 超「コ・イ・ワ・ズ・ラ・イ?・・・プッ! あの堅物の葉加瀬が恋患いだなんテ、アッハッハ!で、相手ハ?」 古「新町柿崎屋の夏美太夫。」 超「・・・新町柿崎屋の夏美太夫?はて、葉加瀬は柿崎屋に行ったことは無いはず・・・?」 古「日本橋で錦絵を見て一目惚れしたそうアル。」 超「二次元に恋とは・・・いや実物が居るから二・五次元くらいかナ? ま、放っておけばじきに治るヨ。」 古「いやぁ、ああいう堅物は思い詰めたら危ないアル。 今もかなり悪いアル、この分では三日後には・・・死 ん で し ま う か も し れ な い ア ル」 超「お、脅かすなヨ・・・。しょうがないネ・・・・ハカセ、ちょっとくるネ。」 葉加瀬「親方、何ですか?」 超「ええ何だい、お前さんは夏美太夫に恋患いだっテ? で、大名とかお偉方しか相手にしてもらえないだっテ? それは、表向きなだけだヨ。金さえあれば会ってもらえるヨ・・・多分・・・。」 葉加瀬「た、多分って・・・」 超「ゴホン。だから、一年間みっちり働いて金を貯めて会いに行ケ。 何だったらワタシが連れて行くヨ。ワタシが会わせてあげヨ。」 葉加瀬「え?本当ですか?」 超「本当本当。」 葉加瀬「よ、よ〜し!もう寝てられません!」 朝倉「その日から真っ黒になりながら働きまして、一年間がアッという間に過ぎ」 30-533 名前:まほ落語 真打 幾夜餅[sage インスパイヤスマソ] 投稿日:2006/05/01(月) 21 02 12 ID ??? 葉加瀬「親方。」 超「何ヨ?」 葉加瀬「親方に預けていた給金はいくら溜まりましたか?」 超「ちょうど今、勘定し終わった所ヨ。えっと、十五両と二分。もうちょっと貯めて二十両に増やすヨロシ それを元手にお前の店を持ちなさイ。」 葉加瀬「店を持つとかどうとかなんて今はどうでもいいんですよ。それより今晩、間に合いますか?」 超「どこか行くのカ?」 葉加瀬「どこって、新町にですよ。」 超「ほう・・・何しに?」 葉加瀬「何しにって、一年前に金を貯めたら新町の柿崎屋の夏美太夫に会わせてやるって・・・」 超「え?あ、あぁ・・・・そんなこと言ったような気がするなァ。・・・あれは嘘ネ。」 葉加瀬「え・・・う、嘘?」 超「そうヨ、あの時ああでも言わないと一生寝たきりになると思てネ・・・て、おイ。」 葉加瀬「う、うぅ・・・一年間働いてお金を貯めたら・・・夏美太夫に会えると思って働いたのに・・・ 嘘だなんてあんまりですよぉ〜。うぅぅ・・・」 超「あ、あの・・・泣く事ナ・・・・解タ!会わせル!会わせるヨ!」 葉加瀬「本当ですかぁ?」 超「本当、本当。今度こそ本当ネ。 ただシ、一見さんが簡単に会わせてはもらえないかラ、遊び人の町医者の藪井竹庵先生を連れて行きなさイ。 おい、古。藪井竹庵先生を呼んできてくレ。」 葉加瀬「やぶい・・・ちくあん?誰ですか?」 朝倉「しばらくしますと」 ??「お〜い、誰がヤブ医者の薮井竹庵やて!?」 古「ヤブ医者は(ry(´・ω・`)」 超「ナハハ、冗談ヨ。」 亜子「まあええわ。・・・こいつを新町の柿崎屋に連れてって、夏美太夫に会わせればええんやな?」 超「そうヨ。では、よろしくお願いします。」 葉加瀬「先生、よろしくお願いします。」 30-534 名前:まほ落語 真打 幾夜餅[sage] 投稿日:2006/05/01(月) 21 03 00 ID ??? 亜子「しゃあないなぁ。まあ、人の金で遊べるからええか。・・・しっかし、ずい分と汚い格好やなぁ・・・。 いくら奉公でもこれは酷い、着物を買って、床屋行って、風呂屋に行ってからにしよな。」 葉加瀬「へぇ。」 朝倉「さて、着物買って床屋行ったりしてるうちに」 葉加瀬「藪井先生・・・。」 亜子「和泉や。」 葉加瀬「和泉先生・・・身支度したら・・・」 亜子「その先を言うな・・・。」 葉加瀬「銭が尽きたじゃないですか!」 亜子「・・・。超はん、どないしよ・・・。」 葉加瀬「・・・どうせこうなると思ってたヨ。・・・ほれ、これを持ってケ。」 朝倉「親方がぶっきらぼうに引き出しから包みを出しますと、それは」 葉加瀬「臨時給金?」 超「お前はこの一年よく働いた、だからそれをくれてやル。」 葉加瀬「親方・・・あ、ありがとうございます!」 超「解た、解た。早く行かないと間に合わないヨ。」 葉加瀬「行ってきます!・・・親方、ご無理申しました。姉さん、お世話になりました。 私、行ってまいります。」 超「お前、戦に行くわけじゃないんだかラ・・・。」 葉加瀬「先生、お待たせいたしました。」 亜子「ほな、行こか。・・・・・・葉加瀬さん、気を悪くする事を言うが、饅頭屋の奉公じゃ会ってもらえんかも知れんから、 今晩だけは京の酒屋の若旦那と言う事でよろしいかな?」 葉加瀬「はい。」 亜子「はい、じゃあかん。今から何を聞かれてもあいよと答えるようにな。」 葉加瀬「は・・・あいよ。」 朝倉「そうこうしている内に、新町柿崎屋」 30-535 名前:まほ落語 真打 幾夜餅[sage] 投稿日:2006/05/01(月) 21 03 39 ID ??? 亜子「女将さ〜ん!」 美砂「あら、どなたかと思えば藪・・・和泉先生。」 亜子「・・・今日はな、ウチが昔世話になった京の酒屋の若旦那を連れて来たんや。 それで、町一番の人気者、夏美太夫に会いたいっと言ってなぁ。夏美太夫は空いてるかな?」 美砂「お客さん運がいいですねぇ、ちょうど空いてます。 こちらへどうぞ。」 朝倉「奥へ通されまして、まだかなぁ、早くお会いしたいなぁとそわそわしていますと」 夏美「失礼しますぅ。」 葉加瀬「あ、ど、どくぁwせdrftgyふじこlp;@」 亜子「(お、おちつきぃな・・・)」 夏美「お客さん、お仕事は何をなさってるんですかぁ?」 葉加瀬「あ、あいよ!」 夏美「?」 亜子「(アホッ、そこは普通に答えるんや!)」 葉加瀬「あ、あの、京の酒屋の若旦那です。」 夏美「まぁ〜、それはご立派。」 朝倉「さて、夏美太夫が葉加瀬のどこを気に入ったかは知りませんがこのあと、一晩ゆっくり過ごしました。 一晩ゆっくりと、ゆぅっくりと過ごしました。 どう過ごしたかはここで言っていいのかな?・・・・・世間話ですが何か? さあ、夜が明けまして夏美太夫と朝食をすませ」 30-536 名前:まほ落語 真打 幾夜餅[sage] 投稿日:2006/05/01(月) 21 04 36 ID ??? 夏美「葉加瀬さん、今度はいつ来てくれますか?」 葉加瀬「一年経ったら、また寄らせていただきます。」 夏美「一年とは長いのでは・・・?」 葉加瀬「一年働かないとこれないんです。」 夏美「京の酒屋の若旦那なのでは・・・?」 葉加瀬「実は、それは嘘なんです。私は馬喰町の饅頭屋の奉公なんです。 一年前にあなたの錦絵を見て一目惚れして。 それで、一年間働いてお金を貯めて、饅頭屋の奉公じゃ会ってもらえないからと和泉先生に 京の酒屋の若旦那と言う事にしとけと・・・。 騙してごめんなさい。どうしても、どうしても夏美さんに会いたくて・・・・。 また一年、一生懸命働いてお金を貯めて会いに来ますから。その時は昨日のように会ってください。」 夏美「・・・・・。紙ほど薄い情の世、あなた様ほど情がある人は居りません。 もしお上さんがいなければ、私。あなた様と一つ屋根の下で暮らさせていただきたく思います。」 葉加瀬「え?え?えぇぇぇ?」 夏美「月が替わったら、私を女房にしてくださいますか?」 葉加瀬「くださいます、くださいます。女房にさせていただくぁwせdrftgyふじこいlp;@!」 夏美「クスクス。」 朝倉「意外や意外の展開に驚きながらも結婚の約束をして店に帰り」 葉加瀬「ただ、只今、帰りましたぁ〜。か、帰りましたぁ〜」 超「わぁわぁかぁかぁうるさいナ、カラスでも居るのカ?・・・・おヨ?ハカセカ。 この様子だと会ってもらえなかったのカ?・・・・何?会ってもらえタ。それはよかたネ。」 葉加瀬「それで、月が替わったら嫁入りしてくれると」 超「ハカセ、何か拾て食べたカ?」 葉加瀬「いいえ。」 超「何か悪いもの食べたか変な夢見ただけヨ、ふざけた事を言ってないで きびきび働くヨロシ。」 30-537 名前:まほ落語 真打 幾夜餅[sage] 投稿日:2006/05/01(月) 21 05 19 ID ??? 葉加瀬「はい、働きます!・・・来月、来月、来月・・・」 朝倉「よっぽど嬉しかったと見えまして、来月来月とぶつぶつ言ってたせいか」 超「お〜い、ハカセ〜、ハカセ〜。・・・おい、ハカセは居ないのカ?」 古「親方、ハカセに用ですか?お〜い、らいげつ〜!」 葉加瀬「は〜い。」 超「・・・あいつ、来月と言ってるうちに名前が来月になたカ?」 朝倉「さて、月が替わりまして饅頭屋の前に籠が着き、降りてきたのが夏美太夫。 煌びやかな嫁入り衣装、まるで絵から出てきたようです。」 夏美「小僧さん、中に葉加瀬さんが居るなら新町から夏美が来たと伝えてもらえませんか?」 古「え、あ、はっ、はい!・・・・親方!おやかたぁ〜!」 超「なにネ・・・って!おい!ハカセ!ハカセ〜!」 朝倉「本当に夏美太夫が嫁入りに来て葉加瀬以外の皆がビックリ仰天! 大急ぎで式の準備をいたしまして、和泉先生の仲人で夫婦の契りを交わします。 その後、二人は両国に店を構え商いを始めました。その商いとは、 元は饅頭屋の奉公なので饅頭屋だと親方に悪いと思い、それなら餅屋を開けばいいだろうと 女房の源氏名を取り夏美餅というのを売り出しました。 あの夏美太夫が餡をつけた餅というのが大評判になり、夏美餅として栄えます。 これが、名物・夏美餅の一席でございます。」 30-539 30-539 名前:真名ちゃんもっこり日記47[sage] 投稿日:2006/05/01(月) 21 34 11 ID ??? 真名ちゃんもっこり日記47 現在私は依頼の都合で朝鮮半島にいる。 明日までに帰ってゴールデンウィークに旅行に出かけるアキラたちと同行するためだ。 飛行機を使えば余裕なのだが身元がばれるとまずいので、適当な貿易船に乗り込みこっそり帰ることにした。 日本に帰ったら刹那か楓あたりの船の料金をチョロまか(ry 待てよ、某国は中国の隣だからで古にでも(ry あの貿易船がいいだろう。カニを積んでいるようだ。 ウゴゴゴゴゴゴゴ ウォォォォォン ザバザバザバ しかし古いエンジンに古い船だ、ちゃんと日本に帰れるのか? こんな船は保険には絶対に入れないだろう。 とか思ってると眠ってしまったzzz…… 扉の隙間から漏れる光で目が覚めた。 多分コンテナの中で寝ていたからだろう。背中が痛い。 …ん?さっきから周りが騒がしいな。何かがあったのだろうか。 ここはどこの港だろうか。山の近くにあるにある小さな港である。 「アイゴー!保険料が高すぎるし入港できないニダ!引き返すニダ!」 何ぃ!?入港できないだと? このままでは愛すべきアキラに会えないではないか。このまま入港できないのは困る。ちょっと話をつけるとしよう。 「どうも、私は桜咲刹那(偽名)だが、なんで入港できないんだ?」 「不法入国の難民がいたぞ!取り押さえろ!」 「うわなにをするやめくぁwせdrftgyふじこlp;」 ―というわけで今私は拘置所の中だ。 しかも武器を持っているという理由で身包み剥がされ、裸にボロキレを体に纏った状態だ… うわああああああああああああああああああああああああんアキラーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!(TоT)。 前ページ次ページSSまとめ
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前ページ次ページSSまとめ 6-457 6-457 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[ 454 くーで] 投稿日:2005/08/07(日) 01 10 31 ID 7FqbYodE0 静かな夏の日曜日。 すやすやと二度寝をする彼女の寝顔を眺めながら、私は屋敷の庭へと降りた。 幼少からずっと影で見守り続けてきた彼女も、来年は中学へと上がる。 出来ることなら、私も――側に。 しかし、それは叶わない願い。極東最大の魔力を持つ彼女だ、いつ狙われてもおかしくはない。 自分の弱さに虫唾が走る。爪が食い込むほど握り締めた手が震える。 私の、この手で、守れたら。 あの時も、そして、これからも。 思索のままに歩いていたら、いつの間にか屋敷の端まで来ていた。 樹の一本によじ登ると、額に浮いた汗を拭う。 ここは誰にも見つからず、それでいて警戒しやすい絶好のポイント。 私の護るべき場所であり、唯一休息できる場所。 「ん…はぁっ」 枝を跨ぐと、汗を吸って湿った下着が張り付いているのが分かる。 そして自然のままに伸びた枝の突起が、絶妙に局部を刺激する。 「はぁ…はぁ…っ…」 息が荒いのは気温の高さだけではない。 今だけは、せめて心の中だけは、彼女と共にありたいと願う。 いけない想い――そんな事は百も承知。しかし、止まらない、止められない。 たまらぬ英俊であった。 6-486 6-486 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/07(日) 14 44 10 ID C0o9atvZO 木乃香「せっちゃんウチって可愛い?」 刹那「お嬢様はいつでも愛らしいと思いますよ」 木乃香「えへへ?」 ………………………‥‥‥‥‥‥‥‥…………………木乃香「せっちゃんも愛らしいと思うんよ」 刹那「………このちゃん」木乃香「えへへ」 カプッ 木乃香は刹那の肩に優しく噛み付いた 刹那「ちょwwwwwwwこのちゃ…痛ッ」 木乃香「せっちゃん美味しいなぁ」ハグハグ 6-487 6-487 名前:1/3[] 投稿日:2005/08/07(日) 14 47 31 ID 83JBa76W0 それは猛暑の日の出来事……。 ちう「暑ちいいいぃぃぃぃ。何だこの暑さは。小泉は何やってんだ、まったく。」 ザジ「……」 ちう「大体何で今郵政民営化を…」 ザジ「……(トントン)」 ちう「ん……どうした?ザジ。」 ザジ「……(クイクイ)」 ちう「え、この暑いのに外に出ようって?」 ザジ「……(コクコク)」 ちう「嫌だよ、今日何度あると思って…」 ザジ「……(ジー)」 ちう「分かった、出るから。そんなかわいい目で見るな。」 ザジ「(≧∀≦)」 以下、屋外---ちう「ほらぁ、やっぱり暑いじゃん。」 ザジ「……(スッ)」 ちう「…何、この季節に全くそぐわないスノーボードは。」 ザジ「……(ダッ)」 ちう「ちょ、ザジ、それに乗ってどこに、ってそこ階段だって!」 6-488 名前:2/3[] 投稿日:2005/08/07(日) 14 49 45 ID 83JBa76W0 ザジ「……」 ズダダダダダダダダダダ ちう「…す、滑り降りた…。」 ザジ「……(クイクイ)」 ちう「もう一枚あるから降りろってちょwww無理wwww」 ザジ「……(シュン)」 ちう「…………」 ズダダダダダダダダダダ ちう「…」 ザジ「…」 ちう&ザジ「ヾ(≧∀≦)ノ」 6-489 名前:3/3[] 投稿日:2005/08/07(日) 14 55 52 ID 83JBa76W0 次の日… ちう「いや?、にしても昨日は大変だったな。」 ザジ「……(ニコニコ)」 ちう「ザジ、昨日のアレ、何でやろうと思ったんだ?」 ザジ「……(スッ)」 つ[Jackass] ちう「……コレか。」 さらに次の日… シャアアアァァァァ…… ザジ「ヾ(≧∀≦)ノ」 ちう「ちょ、ショッピングカートに乗るなあああぁぁぁ!」 シャアアァァ…ガシャーン!!! この後2人が店員に叱られたのは言うまでもない 6-501 6-501 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/07(日) 17 30 46 ID C0o9atvZO 早朝だ 今日も日差しが紫外線が、人々の肌を焼く、 体育館前の階段でまき絵が待っていた ウチも急いで駆け寄る 亜子「お??いまき絵?」まき絵「あっ亜子ぉ」 カバっと亜子に抱きつく…まき絵 まき絵「朝から待ってたんだよー寂しかったよー」 ぎゅぅぎゅぅ 頬を擦り付けてくるまき絵裕奈 「ちょっとまき絵その位にしてやんなよアキラも待ってるんだからさ」 亜子「えっアキラも来てるん?」 裕奈「そうだよ!アキラも皆で一緒に楽しみたいってさ練習前じゃないと疲れるからって朝から思いっきりしようと思ってこんな時間に呼んだんだからねー覚悟しときなさいよ」 亜子「そ…そんなぁ」 まき絵「亜子可愛い?…」チュッチュッチュッ 右頬がべとべとになる位までにキスされてしまう亜子亜子「ぅうわぁ…ベトべトになってもうた」 裕奈「ほらこっち向いて」頬に付いた涎を拭き取ってもらった。 まき絵「そろそろ行こっか裕奈!」 裕奈「そうだねーアキラも待ちくたびれてるし」 ………………………………亜子「うわぁ」まき絵が右腕に腕を組んできた 裕奈も後に続いて左手の手を繋ぐ。 目指すはシャワー室だった 6-502 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/07(日) 17 31 33 ID C0o9atvZO シャワー室 日頃の疲れを癒し時には体時には心をも気持ち良くするそんな場所 裕奈「アキラ待たせてごめんねー」 アキラ「うん…大丈夫」 競泳用の水着姿で答える、アキラの顔は少し火照っていた。どんっ………………………背中を打ち付けて、壁際に倒れこむ亜子 亜子「ああっ」 まき絵「あたし下ヤルねー裕奈は上お願い」 裕奈「オッケーじゃアキラは抑えてて」 アキラ「うん‥わかった」亜子の後ろから 腰に手をまわして引きずり立たせるアキラ。 亜子「ひゃぁぁぁ―」 亜子が悲鳴をもらす左耳からアキラの舌が入ってきたのだ身をよじらせて避けようとするもアキラががっしりと掴んで止めてくる。 亜子「やっやめてやめてぇ??ウチどうかなってまう??ひゃんっ」 スカートの下からまき絵の手が這ってきた。ふとももの間をするりと抜けて亜子の大事な所に手を伸ばす 6-503 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/07(日) 17 32 34 ID C0o9atvZO 亜子「あっアアアアアア」まき絵の手が指が大事な所を勢い良く貫く。 亜子「はっはぅぅ………!まっまき絵ーもっ…もっと優しくしてぇ?」 涎を垂らしながらそんな事を言う。 まき絵「えっあ!ごめんねーちょっと力入れすぎちゃったー」 裕奈がアキラを促すアキラがこくりと頷くとぱっと手を放して肩を掴んで床のタイルに亜子を倒したひっと悲鳴を上げて鳴く亜子 にやりと笑い裕奈は亜子のお腹にまたがり 未発達の胸に手を伸ばす 裕奈「えいっ」 まき絵は舌を出してスカートの下でにこにこしてる。亜子「ぁわぁっ……っぷ」口も肩を掴まれ逆さに見えるアキラの顔と唇に視界も唇も塞がれてしまった……もう亜子の声も姿も届かなかった。 陸上部のグラウンドから望遠鏡を使い眺める影が 春日「いいなぁ羨ましいなぁ…私も混ざりたかった」めでたしめでたし 6-513 6-513 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/07(日) 20 08 47 ID ekaqF7j/0 カリカリカリカリ・・・ ガタン ちう「ふぅー。 ったくなんでこんなに宿題があるんだろな」 ザジ「・・・♪・・・・・カリカリカリ・・・・・・パタン」 ちう「おー、ザジ偉いなぁ。 もう国語と英語のワーク終わったのか」 ザジ「(こくこく)♪」 ちう「まぁ、冷房きいてて勉強しやすい環境なんだが どうにも勉強する気にならんなぁ。(問題もよくわからないのあるし)」 ザジ「・・・」 ちう「そうだな。とりあえず牛乳でも飲んで休憩するか。」 ゴクゴクゴクゴク ザジちう「ぷはーっ!」 ちう「暑い昼下がり、牛乳ビンで一気飲み!最高だねぇw」 ザジ「(こくこく)♪」 ちう「よっしゃ、気合入れなおしたところではじめますか。」 ザジ「(オーッ!)」 ちう「えっと、数学だったな。 問3。∠ABC=80°のとき、xの値を求めよ。 か」 ザジ「(カリカリカリ・・・)」 ちう「(うーっ、なんだよこれ・・・ xの求め方なんて知ってても人生で一切使わないっつーの!) ザジィー、悪いけどちょっとこれ教えてくれよ」 ザジ「(ジー)・・・・カキカキ・・・・」 6-516 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/07(日) 20 15 22 ID ekaqF7j/0 ちう「あー、なるほど。この四角いのは90°だから、 180-80+90=10 で10°になるのか。 ありがとな、ザジ。」 ザジ「♪ ・・・・」 ちう「え、お礼がほしいって?」 ザジ「・・・・・・!」 ちう「えっ!? うー、仕方ないな。じゃあ数学が終わったらな」 ザジ「ヾ(≧∀≦)ノ」 ちう「じゃぁ、早めに終わらすためにちょっと手伝ってくれよ」 ザジ「・・・」 ちう「わ、分かったよ!ズルなんてしないから、そんな寂しそうな目で見るなよ! けど、ちょっと分からないとこがあったら教えてくれよな」 ザジ「(こくこく)」 ちう「カリカリカリカリ・・・ガシガシ・・・カリカリ・・・」 ザジ「(数学終わったらちうと○○♪数学終わったらちうと○○♪」 こうして、夏が過ぎてゆく・・・ 6-524 6-524 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/07(日) 22 58 58 ID /enmygLU0 ちう「なぁ、ザジの。見せてよ。」 ザジ「・・・・・・(フルフル)」 ちう「いいだろ、どーせネギにはもう見られたんだろ?」 ザジ「・・・・・・・・・」 ちう「私のも見せるからさ。ほら、人に見せられるほどのものじゃないけどさ・・・」 ザジ「・・・ちうの・・・凄い・・・」 ちう「そか?まぁ、ザジだけ見せないのはずるいよな?」 ザジ「・・・・・・(フルフル)」 ちう「はぁ・・・それじゃ、力ずくで見るからな」 ザジ「・・・や・・・ちうっ・・・やめて・・・恥ずかしい・・・///」 ちう「いいじゃん、減るもんじゃないし・・・早く手を離せって」 ザジ「やっ・・・無理矢理なんてダメ・・・///」 ちう「わ、ザジの・・・私のと同じくらいじゃん・・・これなら隠すほどでもないよ」 ザジ「・・・私のが・・・少し低い・・・;」 ザジの成績表を無理矢理見ようとするちうの図 6-539 6-539 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2005/08/08(月) 00 30 16 ID TUqj4BvX0 ある日、一人でテレビを見ているザジ TV「僕の耳が…でっかくなっちゃった!(ワハハハハハハ…)」 ザジ「(・∀・)! “(m)”ピコーン」 ちう「お、久しぶりにマジック見せてくれるのか。」 ザジ「(こくこく)」 ホジホジσ(・∀・)… パッ! С(゚∀゚ ) ちう「・・・・・・ん?(・ω・)」 ザジ「Σ(゚Д゚;) (あれ?テレビではみんな笑ってたのに…) (;-;) シュン」 ちう「(え?終わり?)あ、あ、すごいよザジ!いや、まさか耳が大きくなるなんて思わなかったからさ、 びっくりしちゃったよ!さすがザジだ!」 ザジ「(おもしろくなかったのかな…) (T?T)」 ちう「お、おい、落ち込むなよ。すごかったって。(もっと素直に驚いてやるべきだったかな…。)」 数日後、珍しく一人でテレビを見ているちう TV「僕の耳が…(ry ちう「これか━━━━(゚Д゚;)━━━━!! そうか、あそこは笑ってやるとこだったのか!!」 ちうはこの時までこのネタとこのネタを見る時のノリを知らなかった。 6-545 6-545 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[回想・学園編] 投稿日:2005/08/08(月) 02 08 54 ID 5XuHonHm0 放課後の校庭の片隅に、私はたたずむ。 誰にも見られることのない木陰を、風は区別することなく吹き抜けていく。 いつもの狭い部屋から解き放たれる一時に、私は天へと背を伸ばす。 思えば随分永い時を生きてきたものだ。 幾人もの同期がこの学園を去っていった。 そして、あの男も戻っては来ない。 ナギ……スプリングフィールド。 この私が、唯一、心を動かされた男。 いつまで私をこんなところへ縛り付けておくのだろう。 それともやはり、戻っては来ないのだろうか。 私の、元へ。 皮肉なものだ。 これだけ待ち続けていながら、私は貴様よりその息子に惹かれ始めている。 それとも、それも貴様の狙っている通りなのか? 私は、何時まで踊ればいいのだろう。 この、舞台の上で。 と、心から思う学園長であった。 6-549 6-549 名前:先に言っとく。ごめんなさい[] 投稿日:2005/08/08(月) 02 25 00 ID 1JpeVRbXO ちう「おーぃ、ザジ?」 ザジ(後向き)「…」 ちう「おーぃ、聞こえないのか?」 ザジ(後向き)「…」 ぽんぽん (・・ )ヽ(○-○ ) ちう「ザジ?、返事しろ?、聞こえてるだろ?」 くるり ( ・・)ヽ(○-○ )! ザジ「わたしはジザ。ザジじゃない。」 ちう「?ぉぃ、今度は何の遊びだ?」 ザジ「気付かない?左目に線、右目に涙…」 ちう(演技)「ハッ!メイクが左右逆!?」 ザジ「そう、だからわたしはザジじゃない。わたしはジザ。」 ちう(呆)「じゃあ、ザジはどこ行ったんだ!?」 ザジ「…」 ちう「ぉぃ」 ザジ「…」 ちう「おい」 ザジ「(´・ω・`)バーボンハウスへようこそ。 このテキーラはサービスだから受け取ってほしい。 そう、またなんだ。 仏の顔も三度までって言うしね。 許してもらおうとも思ってない。 ただ君は、このスレタイを見たとき、限りないトキメキのような何かを感じたはずだ。 この殺伐とした世の中で、そのような感激を忘れないで欲しい。 さぁ、注文を聞こうか。」 ちう「じゃあ、夕飯はザジな。」 ザジ「(°Д°)!」 6-573 6-573 名前:Part.1[sage] 投稿日:2005/08/08(月) 11 48 26 ID 1JpeVRbXO ザジは安らかな顔で寝息をたてている。それは今でも変わらない。 上下に積まれた私達のベッドの距離。これも以前と変わらない。 でも、私達の関係は変わってしまった。 いいや、むしろ元通りになってしまったのだ。私達が知り合って間もなかった、あの頃と同じ関係に。 まるで積み木だ。 一番上に積み上げようとしただけなのに、それは音を立てて土台から崩れてしまった。 今となっては、それがどんな形に積まれていたかはわかっても、どれが何処に積まれていたかがわからない。 床に散らかった残骸が、私達の足元をすくう。 しかし、私はあの頃の断片に触れるだけで、また積み上げる勇気も、片付けてしまう潔さもない。 「うまいか?」 「(コクコク)」 「じゃあ、これは?」 「ちうのオムレツおいしい」 私の脳裏に焼き付いたザジの笑顔と笑い声、それは幻か霞のようになって、夢に現れては消え、現れては消え、つらい現実を私につきつける。 夕時になってもザジは帰ってこなくなった。 夕飯を作って待とうとしたが、結局はいつも独りぼっちの食事になってしまう。そう、まるで昔のように。 今の私には、ザジと直接向き合うなんてことできやしない。 かなり夜遅くになってザジは帰ってくる。 分けた夕飯を食べた後、パソコンに向き合った私の背後で何か言いたげな沈黙が流れ、会話はなく、代わりに水が流れる音と食器同士が触れる音がする。 互いに脆いがために接触を避けてしまう。強く触れ合ってしまったら、きっと私達は二人とも粉ごなになってしまう。 深い仲であればあるほど、受けた傷は深い。ザジは私を許してくれているのだろうか。 6-576 名前:part.2[sage] 投稿日:2005/08/08(月) 11 54 16 ID 1JpeVRbXO あれから私達はまだ一言も言葉を通わせてない。 こんな生活になって早くも一月経とうとしている。私もザジも無器用なのだ、とっても。 でも、何かしないと何も変わらない。それは確かだ。良くなろうと悪くなろうと、どちらでもいい。構わない。今の関係が息苦しくて、耐えられない。 そして、私はザジと向き合うことをやっと選べた。ザジがおいしいと言ってくれたオムレツを前に、夜は更けていく。 外は静まり、秒針が音を立てて時を刻む。蛍光灯の震える灯りが神経に障る。 遅い。遅くてもザジは11時までに帰ってくる。でも、もう今日は20分も残っていない。 苛立ちと焦り。決心したのにもかかわらず、機会を失いかけた途端に揺らぐ自分の心が情けない。 プルルルルルルル…! 埋没した私の意識を呼び戻したのは、ザジの帰宅ではなく電話だった。 「もしもし、長谷川です」 「あっ、長谷川さん?ネギです」 受話器を手にするときの緊張は無意味だったようだ。 「今どこにいますか?って、部屋ですよね。すいません、少し焦ってしまって…」 「はい、部屋です。何の用でしょうか?」 「それが、えぇ…っと、ザジさんが曲芸の練習中に怪我をしてしまって…」 静かに鼓動が加速する。部屋が急に寒くなり、手が小刻みに震え始めた。 「それで、ザジは!?」 慌てて聞き返す。 「今、麻帆良病院なんですけど…」 「すぐ行きます!」 電話を切って、部屋を出る。独りぼっちの私を後悔が襲う。 なんで、もう少しでも早く、勇気を出せなかったんだろう。なんで、もう少し早く、一日でも早く… 6-577 名前:part.3[sage] 投稿日:2005/08/08(月) 11 58 22 ID 1JpeVRbXO 病院の表玄関は閉まっていた。当たり前だバカっ…。もう日付が変わってるじゃないか…。 急いで裏玄関から中には入る。手が震えて受付で名前が書けない。深呼吸してから、ザジのいる病棟を目指した。 長く続く廊下。 エレベーターに乗りながらも、不意に手摺を握ってしまう。 冷たい。 ドアの開く音が響く。 ザジ… また長く続く廊下。 曲がり角。 ネギ先生の声が聞こえてきた。 ザジは…? 「ザジ!」 思わず大声が出た。 声が響く。 そして、長い廊下で、ザジが振り向いた。 ネギ先生もいる。 息を整えながらも、ゆっくりと近づく。 今になって、メガネを部屋に忘れていたことに気付く。でも、もう、どうでもいい。 「ザジ…」 ザジには聞こえないくらいに小さな声で呟く。 距離が縮まって明かされる悲しい事実。 私を見つめるザジの両手は包帯とギブスに覆われていた。 6-578 名前:part.4[sageあともう1つ。] 投稿日:2005/08/08(月) 12 03 16 ID 1JpeVRbXO 「ちう?」 ザジが私を呼ぶ。どこか恐々と、でも、しっかりと。 私はザジを数歩の距離で見つめた。 言葉に詰まる。 ネギ先生が安心してと言うかのように静かに微笑んだ。 「帰ろうか…」 やっと口が動いた。 「うん…」 少し間をおいてザジが答える。 病院を出ながらネギ先生に話を訊く。空中ブランコから誤って転落し、両手を骨折したようだ。ザジはネギ先生の向こう側で、ずっと黙っていた。 「それじゃあ、僕はここで。ザジさん、お大事に。無理しちゃダメですよ。ザジさん、長谷川さん、おやすみなさい」 ネギ先生と別れて、私達は二人ぼっちになった。 しばらく続く長い沈黙。 寮が遠くに見えたころ、ザジが小さな声で言った。 「ちう…ごめんなさい」 「えっ、あ…その…私こそ…ごめん」 「もう怒ってないよ」 「そっか」 もう独りぼっちはおしまいだ。 6-579 名前:part.5(おしまい)[sage] 投稿日:2005/08/08(月) 12 06 30 ID 1JpeVRbXO 部屋に戻ると、冷えきったオムレツが私達を迎えてくれた。 私はデスクに置きっぱなしだったメガネをケースにしまう。 パチッ ケースが閉まる音。 私はザジの方を向いて話した。 「あ?ぁ、もう冷めちゃったなぁ。ザジが怪我なんてするからだぞぉ」 「ちうのオムレツは冷めてもおいしいよ」 「そっか」 「食べよ…」 「うん、食べよう」 ザジとオムレツを前にして、夜は更けていく。 「ザジ、はい。あ?ん」 「…おいしい」 ?完? 6-583 6-583 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/08/08(月) 13 43 14 ID xl4aytTr0 千雨「チスケテ…!? チスケテ… ちうタスケテ ちう助けて…! ちう急いで来て早く私を助けて…! ちう、決して走らず急いで歩いて来てそして早く私を助けて…か!! むぅ、なんて難しい注文を!!」 前ページ次ページSSまとめ
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/ニYニヽ /( ゚ )( ゚ )ヽ / ⌒`´⌒ \ マヂで?超ヤベェじゃんwwwwwwwwwww | ,-)___(-、| | l |-┬-| l | \ `ー ´ /
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前ページ次ページSSまとめ 30-277 30-277 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/04/26(水) 01 57 05 ID ??? CAT S EYE 〜♪(ピンクパンサーのテーマ) 夜に現る3匹のネコ耳女盗賊。 彼女らの目的は百合ってる女たちのハートをゲットすること。 ゆーな「にゃにゃーん」 亜子「たゆんや〜」 クギミー「…なんで私まで、それにテーマソングとタイトルが合ってないわよ」 ゆーな「いいじゃん、役作り出来てて。このレオタードってまき絵の?」 亜子「そうや、たゆんかまして『3着貸して hearts』って言ったら貸してくれたで」 クギミー「いいのそれで、この猫耳恥ずかしいし」 亜子「そこを堂々としてこそネコ耳を極められるんやで!」 ゆーな「どうやら女同士に対してまだ抵抗があるようだにゃ、亜子!」 亜子「たゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆんたゆんた(ry」 クギミー「いや〜〜〜〜」 数十分後 クギミー「女同士も…なかなかいいものね hearts」 すぐに亜子に開発された釘宮円さんでした。 ゆーな「にゃにゃにゃ!?アキラの部屋でタツミーの匂いがするにゃ!」 亜子「早速、隊長が動き出したで。ほな行こか」 クギミー「ちょ、ちょっと待って!レオタードやネコ耳は100歩譲ってもいいわ。裕奈の腰!」 ゆーな「何にゃ?」 クギミー「仮面ライダーの変身ベルトはまずいんじゃないの」 ゆーな「何を言ってるにゃ。これでキック力は倍増だにゃ」 クギミー「その根拠はどこから来るの…」 一室 真名「アキラ…さぁ、私の百合棒を受け止めるがいい」 アキラ「待って真名。私、今日は駄目な日なの」 30-278 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/04/26(水) 01 57 49 ID ??? 真名「ふふふ、気にするな。妊娠したら私が貰ってやる、二人で大切に育てよう hearts」 アキラ「真名 hearts」 ゆーな「おー、ラブラブだにゃ」 亜子「お二人ともアツアツやで」 クギミー「百合棒だとか妊娠だとかはもう気にしないのね…」 真名「む?こんな時に電話だと!?すまないアキラ、少し待っててくれ」 亜子「これはチャンスやで!」 ゆーな「突撃ー!」 バーン アキラ「きゃー!ゆーな、亜子、そして釘宮さん!?どうしてここに」 ゆーな「最近タツミーばかり相手にして私たちを放任しすぎてにゃーか?」 アキラ「そ、それは…」 亜子「初めはウチがアキラを狙ぉーてたんやで、それを隊長が…」 クギミー「えーと、私は…何かあったっけ?」 ゆーな「アキラー!覚悟するにゃーーーーーーーー!」 アキラ「いやーーーーーーーーーーん」 真名「すまない。待たせたなアキラ…アキラ!?」 アキラ「……3人同時プレイ……カイカン hearts」 真名「どうしたんだ!しっかりしろ!3人同時ってどういうことだ。何があったんだーーーーー!!」 ネコ娘ゆーな、たゆん亜子、そしてクギミー。 彼女らの名前はキャッツアイ。 今日もどこかでたゆんを求めて百合ってるカップルのハートを狙っている。 たぶんつづく? 30-281 30-281 名前:『One More Sweet』 あさごはん[sage] 投稿日:2006/04/26(水) 08 40 13 ID ??? 『One More Sweet』 あさごはん 1/3 トントントン……、というリズミカルな包丁の音が台所から響いてくる。ほのかに漂ってくるお味噌汁の匂い。 うーん、これぞ日本の朝、ってカンジだよね〜。あたしは大きくのびをして、もそもそとベッドから降りた。 「おはようさん。今日もええ天気やね〜」 エプロン姿の亜子が笑顔で挨拶してくる。あまりの可愛らしさにあたしはきゅん、とときめいてしまった。 なんでしょう、男の人がおさなづまを崇拝する気持ちが分かったよーな……。 「おはよ。あたしも手伝おっか?」 「ほな、卵といてえな」 ひょい、と亜子は卵が四つ入ったボウルを手渡してくる。これはお弁当用かな? 亜子のだし巻き卵は 絶品なんだよね〜。 あたしはかちゃかちゃと卵をかき混ぜながら、しばし亜子の調理している姿を眺めていた。普段は手狭に 感じる台所も亜子が使ってると広く見える。ふふっ、ちょこちょこ動き回っちゃってカワイイ。 「そ、そないじろじろ見んといてえな……。なんや恥ずいやん……」 ちらり、と亜子は頬を染めながら振り返る。 「やー、亜子ってばすっごく嬉しそーにお料理してるんだもの。亜子って料理好きだったっけ?」 「えへへ……。ゆーなの為に作っとるんやもん。しゃあないやん」 そう言って亜子は照れくさそうに笑ったんだ。やば……、なんか目頭が熱くなってきた。感無量、ってのは まさにこの事だよねっ! 「では先生、お願いします」 「りょーかいやっ!」 あたしが混ぜ終えた卵を手渡すと、亜子は慣れた手付きで味付けを施す。そして、丁寧に卵焼きを作り上げた。 そういや関東と関西じゃ卵焼きの巻き方が逆なんだよね。亜子もあたしのやり方とは違うみたい。 「ほな、ゆーなはのんびりくつろいでてもええよー」 これであたしの仕事はおしまいか。うーむ、手持ち無沙汰だ……。 仕方なくあたしは学校へ行くを済ませる事にする。取り合えず洗面所で顔洗ってこよ……。 30-282 名前:『One More Sweet』 あさごはん[sage] 投稿日:2006/04/26(水) 08 40 54 ID ??? 2/3 「痛っ!」 さっぱりした所であたしが制服に着替えていた時だった。亜子の悲鳴に、あたしは血相を変えて駆け寄る。 「どうしたの亜子っ!」 「うーっ……。ちょいぽーっ、としとったわ……」 亜子は真っ青な表情で指を押さえている。その様子だと傷は深くないみたいだけど、亜子は……。 「ちょっと待って」 あたしは亜子の手を取り、じわりと血の滲む人差し指を咥えた。 「ゆ、ゆーな!?」 亜子はびっくりした様子で戸惑いを隠さない。でも、こうでもしないと亜子にあまり血は見せられないから。 「んっ、ふっ…んんっ……」 あたしは亜子の指を丹念に舐める。だんだんと血の味がしなくなってきて、ようやくあたしは指を離した。 「これでよし……と。あとはバンソーコー貼っとけば?」 「うん……。ありがとうな、ゆーな……」 うんうん、亜子の具合も悪くないみたい。朝からぶっ倒れたんじゃ可哀想だもんね。けど、亜子ってば 必要以上に赤くなってない? なんだかぼーっ、としちゃってるんだけど……。 「どうしたの? もしかして痛かった?」 ひょい、とあたしは亜子の顔を覗き込む。すると、 「や、そ、そないなコトあらへんよっ!」 亜子はわたわたしながら制服のポケットからバンソーコーを取り出し、患部に貼り付ける。 うーむ、一体どうしちゃったんだろ……? あたしが好奇心のカタマリのような眼差しで見つめていると、亜子は真っ赤になりながらぽつりと呟いた。 「うう……、じ、実はゆーなに指舐められて、その……、めっちゃ気持ち良かってん……。ほんで、ゆーなは 下着姿やし……、ウチ……もう……!」 「にゃああっ!?」 そうだった、あたしってば着替えの最中だった! てコトはですね、あたしは下着姿のままで亜子の指を ちゅぱちゅぱ咥えてたのですね……。それってつまり……! 「ゆーなぁ……!」 ほんのりと頬を染めて、縋り付くような亜子の上目遣いが炸裂した――― 30-283 名前:『One More Sweet』 あさごはん[sage] 投稿日:2006/04/26(水) 08 41 45 ID ??? 3/3 「あ、いや、ほら、今から学校だし……」 あたしは真っ赤になりながら必死で亜子のおねだりを耐えていた。ううっ、亜子ってばさっきの指ちゅぱで 完全にスイッチ入っちゃったよ〜っ! 落ち着け明石裕奈! あたしが手を出さなければいいのよ! 「ゆーな……。大好きや……」 「!!!!!」 亜子の猛攻は止まらない。亜子はゆっくりとあたしに抱きついてきたのだ。ちょ、和泉さん、制服エプロンで 抱きついてくるのは反則だって! 遅刻、遅刻するって! 「ウチ……、こんなにどきどきしとるんよ……!」 ううっ、どきどきしてるのはこっちの方だよぉ……。こんなに積極的な亜子は滅多に見られないし……。 「ゆーなぁ……。いつもみたいに、して……!!」 そして、トドメの一撃が放たれる。あたしの胸元で、亜子は瞳をうるうるさせながら哀願したんだ。 どう見てもガード不能技です。本当にありがとうございました。 「亜子っ!!」 あたしは亜子を強く抱きしめ、その可愛らしい唇を奪う。仕方ないよね、目の前でこんなに豪勢な朝食を 差し出されちゃったら、さ。 こうしてあたしはけだものさんの階段をまた一段、駆け上がったのでした――― 「お味噌汁、冷めちゃったね……」 あたしは亜子に抱き枕にされたまま、やれやれとばかりに呟く。今頃一時間目の授業が始まったトコか……。 「愛しとるで、ゆーな……」 亜子はうっとりした表情であたしの髪を撫でている。この子はもう、あたしにまだおかわりしろっての? 「あーあ、すっかり亜子もえっちになっちゃって……」 「せやかてゆーなにもっともっと食べて欲しいんやもん……」 そう言って亜子ははにかみながらあたしの頬にキスをしたんだ。あはは……、かなわないなあ……。 「あたしもだよ。何度でも亜子を食べちゃうからね―――!!」 あたしは再び亜子をじっくりと味わうのでした。学校、三時間目には間に合うといいな――― (おしまい) 30-287 30-287 名前:真名ちゃんもっこり日記44[sage] 投稿日:2006/04/26(水) 16 29 00 ID ??? 真名ちゃんもっこり日記44 今日はアキラと一緒に買い物に出かけた。 「精力のつく物を取っておかないとね」 とばかりにうなぎやすっぽんドリンクなどなど、夜に必要なものを買い込んでおいた。 今日はごちそうだ、ついでに夜も hearts 裸エプロンで食事を作ってくれるアキラを想像すると……うっ、鼻血が…… 「どうぞ」 だれかがハンカチを貸してくれた。 「あ、すまな…茶々●!?」 「龍宮さん、大河内さん、こんにちは」 珍しいなこんなところで。 「何をしている」 「マスターに頼まれたゲームソフトを探しているのです」 そうか、この前尋ねたがエヴァンジェリンはかなりと言っていいほどのゲーマーだったな。 ジャージ姿にドリンク剤と空の弁当箱が散乱していた。掃除はすべて茶々●だ。 絶叫しながら立ち上がってコマンド必死に入れてたな… 「それで、エヴァンジェリンは元気か?昨日学園に来てなかったみたいだが…」 「はい、昨日は学園をサボり、前の日からハマっているネットゲームを徹夜で引き篭もりプレイしてました」 それはかなりの重症ではないのか…? しかもゲームを頼まれたって、少なく見ても15本はありそうな数だぞ!? 「とりあえずこれを3日以内にすべてやるつもりです、もしもの時は口裏あわせをお願いします」 茶々●のゲンキンなやつになったな。 30-288 名前:真名ちゃんもっこり日記44[sage] 投稿日:2006/04/26(水) 16 30 38 ID ??? その後、寮に帰った私たちは妙な格好をした桜子に出会った。 「やっほー。お二人とも元気〜」 「桜子、どうしたの?」 「いやー、少しくらい派手になろうと思って髪の毛の色を少し抜いてるの」 最近流行っているようだな。 「ねー、頭にこの薬塗るの手伝って」 何で私がそんなことを。だがやむを得ず引き受けることに。 「私は先に行くから、終わったら私の部屋に来てね」 あぁ、アキラが行ってしまう… 仕方ない、すぐに終わらせるか。 「少しだけ抜くから薬はちょっとだけね」 ちょっとだけか…むむ、薬がなかなか出てこないぞ、おのれ…ふん! ベシャッ げ!? 蓋が外れて薬がすべて桜子の頭に…… 幸い桜子は椅子に座ったまま寝てしまっていて気づいていない。 えぇい、量が多ければすぐ終わるだろう!ぐしゃぐしゃぐしゃっと。 … えー、尋常ではないほどに金髪になってしまった。 桜子はまだ寝ている。 もう知らん!逃げよう。 30-289 30-289 名前:ザジちう用語の基礎知識[sage] 投稿日:2006/04/26(水) 19 58 34 ID ??? ザジちう用語の基礎知識 1/3 ハルナ 「まだまだかな・・」 夕映 「何がまだまだですか?」 ハルナ 「うぉわ!!夕映吉君どこから」 夕映 「ふっふっふっ・・・秘技、背後取り。楓さんから教わったですよ」 ハルナ 「また無駄なスキルを・・・」 夕映 「で、この本は何ですか?」 ハルナ 「雪広社で今度出してもらう本”ザジちう用語の基礎知識”よ!!」 夕映 「基礎知識なんですか?」 ハルナ 「まあ、コアな部分もあるけど・・とりあえず第一版ね」 夕映 「それでは読んでみるです」 ザジちう用語の基礎知識 ■アキラ 千鶴に抱擁される、あるいは超の薬で出現する悪アキラ。真名に対してエロいいたずらや、いじめを行う ●のどか 邪悪なのどか。無理なことを命じたりするいじめっ子。銃のどかというパターンもある ○ばさん 禁句。この言葉を伏せ字にしないで言ったときは死を覚悟しなければいけない。ムチャシヤガッテ・・のAAが流れる事がある Dr.アコー 治療と称してたゆんたゆんをする問題医師。助手は裕奈、こっちも問題看護婦 いいんちょ あやかのこと。最近はネギ以外のキャラといちゃいちゃしている カカオ99% カカオが99%入っている食べ物。残りの1%は不明。危険物にもかかわらず犠牲者、愛好者は後を絶たない カプ カップルのこと。ザジちう、朝さよ、このせつなど百合ペアがほとんど 関西のキャラ 刹那、木乃香、亜子のこと。タイガースとかをこよなく愛しているらしい 30-290 名前:ザジちう用語の基礎知識[sage] 投稿日:2006/04/26(水) 20 07 51 ID ??? 2/3 禁断の果実 耽美系?のお話。夜のムードに合うお話しが多い。シャークティ(;´Д`) `ァ `ァ クーフェイマン 古菲のAA。出現すればたいていは次のレスで円に爆破される悲しいキャラ くいもん屋 五月がやりくりする、何処かに現れるとっても美味しいお食事処。ただし常連は困ったちゃんが多い クロニクル ザジちうスレの過去を振り返る番組。意外な発見が多い。人気番組 血糖値 甘いお話の後に上がってしまう血液の状態。あまりこの状態が続くと・・・よろしくない 早乙女ファクトリー ハルナのサークル。腐な作品がほとんど。公安にマークされている ザジちうスレ・傾向分析 夕映・ハルナが行うスレ分析。各キャラの出現率や空気判定を行う。前中後編の三部編成 ザジちうスレ・傾向分析 スレの終わりあたりか、スレのはじめあたりに出現。人気番組 鮫茶 シスターシャークティのこと。鮫(シャーク)茶(ティ)と言う言葉から 三姉妹 円・長女、亜子・次女、史伽・三女のカプ。ほんわか系 せつな 千鶴に抱擁された刹那。精神だけ幼児化している 総受け 刹那、古のこと。性的にいたずらされる側のキャラ たゆんたゆん 亜子の得意技。おっぱいを包むように揉むこと。最初は恥じらいながらやっていた たゆんたゆん しかしある日何処かで壊れた。それ以降は欲望のままにたゆんたゆんしている 茶々● 邪悪な茶々丸。おもにエヴァに性的ないたずらをする。最近はエヴァからネピアを奪うという暴挙に出た 超春館製薬 怪しい薬を作り続ける何処かの薬局。利用者には例外なくトラブルが起こるので利用しないほうが吉 なめんな 突然聞こえる台詞。聞き流しても問題はない ネギ 1.ネギ・スプリングフィールドのこと ネギ 2.長ネギのこと。長ネギを持った千鶴に禁句を言ったら、死を以て償うこととなる ねこ裕奈 千鶴に抱擁された裕奈。自分をねこだと思っている裕奈。真名に性的な意味で食べられた ネピア ティッシュのこと。春先、エヴァはこのティッシュしか使おうとはしない 爆破AA(円) 新田、クーフェイマン、流れを読めないレスなどを円が爆破するAA。爆破されると結構痛い パル落ち どのようなハチャメチャな展開になっても夢オチのようにまとめることが出来る話の終わらせ方 30-291 名前:ザジちう用語の基礎知識[sage] 投稿日:2006/04/26(水) 20 09 24 ID ??? 3/3 美化委員様が見ている ほんわか系のお話。史伽は一生懸命頑張っているのだが、結果は不幸なことになる場合が多い へべれけさん 美砂のこと。酔っぱらっては他人に絡み、迷惑をかけるという妖怪。捕まったら逃げられない 抱擁 抱きしめること。このスレでは千鶴が抱きしめると人格が変化してしまう場合がある 魔眼 真名の特殊能力。見えないものを見ることが出来るという。しかしこの能力も持ってしても は見えない ミラー 戦闘を中心とした圧倒的な文章力で書かれるお話。模範とするのが吉 ムチャシヤガッテ 夜空に浮かんだ幻を見送られるAA。無茶なことをしたときに出現する。ある意味英雄 室伏 おちんちんのこと。男性が所持している もっこり真名ちゃん 真名のこと、ただし、こういう風に呼ばれるときはエロ、あるいはお間抜けモードである 守人 楓が主人公のお話。楓が平和を守るまったり系のお話しだが、時々平和を守っていないこともある 雪広社 あやかが経営する抱き枕から夜のオカズまでカバーする総合商社。危険物の取り扱いが多い 百合棒 女性の股間に生えるらしい棒。エロい事に使われる。真名が所持している 汚れちゃった… 汚れること。妊娠してもおかしくないようなことされた後に言う台詞。刹那がよく使う 新田 新田先生のこと、ただし本編とは違いほとんどが変態として出現する。嫌われ者 隊長 真名のこと、ただし、こういう風に呼ばれるときはエロが入っている場合が多い 永久欠番9。これ以上の解説は不要 ハルナ 「まだ書きたいんだけど・・・疲れたのよ」 夕映 「まあ、頑張るです」 ハルナ 「夕映吉君、お姉さんを手伝ってはくれないのかな?」 夕映 「私も忙しいです。のどかにでも頼んでみるです」 ハルナ 「はぁ・・誰か手伝ってくれないかな・・」 完 30-295 30-295 名前:まほ落語 前座 寿限無[sage] 投稿日:2006/04/26(水) 20 58 01 ID ??? 『♪トントンテケテケ・・・』 裕奈「えぇ皆様、今回も遠方よりお越しいただきありがとうございます。 まほ落語・第二回口演の前座を勤めます明石亭裕奈でございます、どうぞよろしく。 さて、世の中はほどほどがよろしいものでありまして、漫画のキャラクターの出番一つとっても、 出番が多すぎるとアンチが騒ぐ、逆に少なすぎると信者が騒ぐというもんでして、 40人以上のキャラクターが登場する漫画を描くということは大変なものでありますね。 さらにそれで萌え話しを書く方も大変ですw それでは本編へ」 30-296 名前:まほ落語 前座 寿限無[sage] 投稿日:2006/04/26(水) 20 58 38 ID ??? 裕奈「ある一軒の家にねぇ、玉のような元気な赤ん坊が生まれたんだってさぁ。 初めての赤ん坊に親御さん大喜びしてね、初めての赤ん坊だ、めでてぇ名前を付けてぇなぁと知恵を絞って 夜遅くまで考えていたんですが」 あやか「ハァ、どれも今ひとつですわ。」 五月「そうねぇ、じゃあ、お寺の和尚さんに名前を付けてもらいましょう。」 あやか「そうですわ。それがいいですわ。」 五月「これがあんたの親としての初仕事だよ。」 あやか「お、親としての・・・オホホ、じゃあさっそく行ってきますわ」 五月「ちょっと待ちなさいよ、もう真夜中だから明日におし!」 裕奈「いてもたってもいられねぇ親は、次の日の朝一番に家を飛び出してお寺へ向かっていった」 あやか「ごめんくださ〜い!和尚さんはいますかぁ?!」 夕映「ああこれはあやかさん、こんなに朝早く何のようですか?」 あやか「ええ、和尚さんにお願い事がありまして」 夕映「願い事・・・あやかさんの所は最近、子供が生まれたんですよね。」 あやか「ええ」 夕映「それで、朝早くからの願い事・・・まさか、葬式ですか?」 あやか「そう、そうし・・・って、ち・が・い・ま・す・わ! 家の子供に名前を付けていただきたくて来たんですわ!」 夕映「あ、名前ですか。」 あやか「えっとね、長生きができて一生食いっぱぐれないような名前で、 それで人気者になれる名前でお願いしますわ」 夕映「いちいち注文が多い方です・・・そうですねぇ、人気者になれる名前・・・ では、刹那などいかがですか?」 あやか「刹那?ああ、人気者になれそうですわね。でもね、和尚さん。」 夕映「何ですか?」 あやか「刹那は時間の長さだとアッという間のアも無いですわ。もっと長い間生きられそうな名前が良いですわ。」 夕映「う〜む・・・では、鶴は千年と言って長生きするものの象徴ですから・・・千鶴とかはどうですか?」 30-297 名前:まほ落語 前座 寿限無[sage] 投稿日:2006/04/26(水) 20 59 42 ID ??? あやか「千年?千年たったら死んでしまうようですわ、そんな期限付きな名前なんて付けられませんわ!」 裕奈「初孫を思う気持ちか、色々と聞いてはもう一声もう一声とね言ってねぇ、 和尚さんも困っちまった。」 夕映「(面倒くさい・・・)もうこれ以上考え付かないですから、この中から母親さんと一緒に選んでくださいです。」 あやか「どうもお邪魔しました。」 夕映「(ああ、まったくだです)どういたしまして。」 裕奈「早速帰って女房と相談するんですが、これなんかどうだい?いや、こちらも捨てがたいと一向に名前が決まらない。 それでついに、こうなれば全部つけちまえと、全部つけたんですよ」 あやか「よし、今日からお前の名は 刹那刹那のどか明日菜木乃香夏美まき絵楓茶々丸亜子裕奈千鶴さよ美砂アキラハルナ 真名円和美千雨聡美桜子美空の風香ですわ。」 五月「・・・。」 裕奈「さて、名前の長さはほどほどが良いもんで」 千鶴「ほうら、夏美ちゃん。いないいないバァ!」 裕奈「こうあやせば夏美ちゃんもニコニコ笑うんですがねぇ、 この家はそうはいかないもんでして」 学園長「ほうら、刹那刹那のどか明日菜木乃香夏美まき絵楓 茶々 丸 亜子裕 奈 千鶴 さよ美 砂 アキ ラ ハ ルナ 真名円 和 美千雨 聡 美 桜 子 美空?の風香 いな い い な い 『ガクッ・ドサッ』・・・」 『うわっ、おじいちゃんが死んだぞぉ!!』 裕奈「なんて、一息で言うのも命がけ。他にも」 30-298 名前:まほ落語 前座 寿限無[sage] 投稿日:2006/04/26(水) 21 00 21 ID ??? 史伽「おーい!刹那刹那のどか明日菜木乃香夏美まき絵楓茶々丸亜子裕奈千鶴さよ美砂アキラハルナ 真名円和美千雨聡美桜子美空の風香ちゃ〜ん!いっしょに学校に行こうよぉ〜!」 五月「あら、史伽ちゃん。悪いけど、刹那刹那のどか明日菜木乃香夏美まき絵楓茶々丸亜子裕奈千鶴さよ美砂 アキラハルナ真名円和美千雨聡美桜子美空の風香はまだ寝てるんだよ、起こしてくるからちょっとまっててね。 ・・・・・おい、刹那刹那のどか明日菜木乃香夏美まき絵楓茶々丸亜子裕奈千鶴さよ美砂アキラハルナ 真名円和美千雨聡美桜子美空の風香、起きなさい。」 史伽「おばちゃん、もう時間が無いからわたし先に行くね。」 裕奈「と呼びに行くだけでも時間がかかる始末。 そんなある日」 史伽「うえぇぇん!おばちゃん、刹那刹那のどか明日菜木乃香夏美まき絵楓茶々丸亜子裕奈千鶴さよ美砂 アキラハルナ真名円和美千雨聡美桜子美空の風香ちゃんがわたしの頭を叩いて、 大きなたんこぶができちゃったよぉ!」 五月「あらまあ、家の刹那刹那のどか明日菜木乃香夏美まき絵楓茶々丸亜子裕奈千鶴さよ美砂アキラハルナ 真名円和美千雨聡美桜子美空の風香が史伽ちゃんの頭にこぶをこしらえたって? ちょっとお前さん、家の刹那刹那のどか明日菜木乃香夏美まき絵楓茶々丸亜子裕奈千鶴さよ美砂 アキラハルナ真名円和美千雨聡美桜子美空の風香が史伽ちゃんの頭にこぶをこしらえたってさ。」 あやか「なんだって?刹那刹那のどか明日菜木乃香夏美まき絵楓茶々丸亜子裕奈千鶴さよ美砂アキラハルナ 真名円和美千雨聡美桜子美空の風香が史伽ちゃんのあたまにこぶをこさえたって? どれぇ史伽ちゃん、頭を見せてみな・・・・・あら?こぶなんか無いですわよ。」 裕奈「すると、史伽ちゃんがこう言った。 あんまりにも名前が長いからこぶが引っ込んじゃったですぅ〜。 お後がよろしいようでございます。」 30-306 30-306 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/04/26(水) 21 32 44 ID ??? 学園の図書室。いつものように宮崎のどかは本の整理をしていた。 すると、そこへ一人の生徒がやってきた。 「あら、宮崎さん。こんにちは。」 「あ、那波さん。こ、こんにちは…。」 同じクラスとは言え、それほど面識のない千鶴に突然話し掛けられ少し戸惑ったが すぐに冷静さを取り戻し普段通り話始めた。 「あの…、今日はなんの本を探しに?」 「実は絵本を探しに来たんだけど、何かいい絵本あるかしら?」 「え、絵本ですか…?」 「ええ。今度保育園に行くんだけど、保育園の本は全部読み終わっちゃって…。」 手を頬にあてて困った顔をしている。 「そう言う事でしたらこっちに絵本コーナーがありますよ。」 笑顔で答えると那波を案内し始めた。 そこには大量の絵本があった。メルヘン、昔話、教育物etc…。 さすがに選びきれずに、困った表情をしていた那波だか、何か閃いたかのように手をポンと叩いた。 「そうだわ。宮崎さんに選んでもらおうかしら。」 「えー!?わ、私がですか!?」 突然の提案に驚くのどか。「ええ、お願いするわ。」 ニコニコと聖母のような笑顔で答える。 (あぅ〜、どうしよ〜。) 妙なプレッシャーを感じながら本を探していると一冊の本が目に入った。 (あ、コレ…、) その本はのどかが小さい頃大好きだった本だった。 「コレがいいです。」 気付いたらその本を那波に渡していた。 「ありがとう。宮崎さんも今度保育園一緒にどう?」 「え!?わ、私がですか!?…でも私何かが行っても足手纏いに…、」 「大丈夫。子供は正直だから優しい宮崎さんなら、ちゃんと言う事聞いてくれるわ。」 「う、わかりました…。」 結局いつものように流されてしまうのどかだった。 30-307 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/04/26(水) 21 34 20 ID ??? ―翌日 「さあみんな、今日一日みんなの面倒を見にきた宮崎先生よ。」 「み、宮崎のどかです。今日一日よろしくお願いします。」 「よろしくおねがいしまーす。」 それからみんなで絵を描いたり、歌を歌ったりした。 のどかは子供達の自由奔放さに悪戦苦闘しながらもなんとか仕事をこなした。 時間がたち最後の子供が帰った後、片付けをしてようやくのどか達は帰った。 外はもう夕方だった。 「すぐそこの公園で少し休みもうかしら。」 大分疲れた様子ののどかを見て千鶴はそう言ったのだろう。 夕方だからだろうか、公園には誰もおらず、木々の揺れる音だけが響いた。 ベンチに腰掛けると千鶴はペットボトルのお茶を差し出した。 「どうぞ。」 「ありがとうございます。」 のどかは一口飲むと今日の事を話始めた。 目を輝かせてあの子がどうだった、この子がどうだったなど楽しそうに話始めた。 こんなに積極的に話すのどかを見て少々驚きながらも笑顔で答える千鶴。 やがて急に静かになった。同時に千鶴の左肩に体重が掛かる。 のどかは千鶴の肩にもたれて眠っていた。 「あらあら、よっぽど疲れてたのね。」 そういってそっとのどかの頭を自分の膝に乗せる。 新緑の香る風が二人を静かに包んでいた… end 30-312 30-312 名前:ザジちう用語の基礎知識[sage] 投稿日:2006/04/26(水) 22 28 20 ID ??? ザジちう用語の基礎知識 1/2 のどか 「これでどうでしょうか?」 ハルナ 「ふむふむ・・・追加っと」 のどか 「これは?」 ハルナ 「これは不味いわね、削除」 のどか 「こんなものですかね・・・」 ハルナ 「そうね、これが第二版の追加分かな・・」 ザジちう用語の基礎知識 1 スレの一番目の人、しかしながら現在はさよになっている 801 ハルナの特等席。ハルナ以外がゲットしてはいけない○○は××に酷(ry たいていは古の台詞。非道いことをされたときに言う。野球ネタの後に多い30人 3−Aのクラスメート全員数。間違ってはいないcv:若本規夫 エロモードに突入したキャラのヴォイスはすべて若本規夫となる。渋っ!!!アベル、カイン 真名の苦悩に出てくる真名の愛犬、仔犬。結構不幸な目に遭っているインスパイア ネタを拝借すること。面白ければ許してもらえるかも英字ネタ Pink Prisoner、One More Sweetといったお話。読むと血糖値が上がりまくる。甘いでつおっぱい 巨乳、美乳、ひんぬーのこと。上から順にしずな、千鶴、楓となる火葬 黒歴史のこと。触れてはならない強運 桜子のスキル。賭け事では彼女に勝つことは出来ない空気 スレの中でもっとも出番の少ないキャラ。あるいは のこ 30-313 名前:ザジちう用語の基礎知識[sage] 投稿日:2006/04/26(水) 22 29 58 ID ??? 2/2 時代劇ネタ 忠臣蔵とかのお話。クラスメート全員出演というボリュームのあるお話 絶望の淵から シリアス系のお話。力を失った刹那とその仲間たちのお話し。泣くなよ? 田中 茶々丸の弟機。最近茶々丸と入れ替わっていることがある 抽選 クロニクルの司会を誰がやるかという抽選。変な人をリクしないように 提供 まほラジオでのCM。欲望まるだしのCMが多い バールのようなもの ハルナのアーティファクト?。一応攻撃力は高い 発明品 葉加瀬と超の発明品。使うとろくな事にならない 日替わり劇場 コミカル系のお話、オチは不幸系。日替わりとは・・・大変だけどガンガレ 秘密基地 超の活動拠点。地下にあることが多い 不幸 古、刹那、あやか、史伽、さよあたりが持っているスキル。落ちに使われやすい 魔眼連鎖 シリアス系のお話。でも新田は新田 まほ落語 古典落語のネタを3−Aのキャラでやるお話。名人芸 眼鏡 意外に眼鏡は少ない。ハルナ、葉加瀬、千雨、しずな、ネギ、新田などである ハルナ 「ふぅ・・・じゃあ次やろうか」 のどか 「あの・・ごめんなさい。私・・・」 ハルナ 「何か用があるの?」 のどか 「ねぎせんせーと・・・これ以上は言えない!!」 ハルナ 「もしかして・・・犯っちゃうの?ネギ君犯っちゃうの!!!」 のどか 「は、ハルナの馬鹿ぁ!!!!」 ハルナ 「行っちゃたか・・・次は誰に手伝ってもらおうかな」 完 30-321 30-321 名前:夕映のカカオ珍道中[sage] 投稿日:2006/04/26(水) 23 49 17 ID ??? こんばんは、夕映です。 今、あるものの処理に困っているです。 皆さんお気づきだとは思うですが、そう、カカオ99%のチョコです。 おかかチョコにしたりフルーチェ用のふりかけにしたりいろいろやってるですが、 まだまだ余ってるです。 え?なんでそんなにあるかって? あのカカオ殺人事件の被害者、例の不死身の腐女子が大量に購入していたです。 全部食わせようと探したですが、机の上にこんな書置きがあったです。 ガーナでカカオを栽培してきます。 ハルナ ・・・アホデスカ。 まあとりあえず、この腐女子の遺産を私たちがどうにかしなくてはいけなくなったです。 まず調査のために、カカオ86%のチョコを買ってきたです。 99%との違い、しかと見届けてやるです。 ・・・苦味の中にほのかな甘みがあり、後味のわずかな苦味が後を引くです。 少し砂糖が入っただけでこの違いですか・・・砂糖、恐ろしい子! そこでひとつ思ったです。もうちょっとカカオの分量が増えるとどうなるか。 だからやってみたです、カカオ(86+99)÷2=92.5%のチョコ。 ・・・なんということでしょう、この私をも苦しませたチョコが、 苦味の強いビターチョコに変身したです! まさに劇的ビフォーアフター。砂糖、本当に恐ろしい子! しかしいささかつまらなくも感じたです。 やはり砂糖は合う・・・しかし、こんな会いそうなものを掛け合わせるのは私の主義に反するです。 やはり一見あわなそうなものの組み合わせですばらしい組み合わせを発見する、それこそが醍醐味です。 幸い、・・・いや本来は不幸なことですが99%カカオはたくさんあるです。 このカカオの道、必ず究めて見せるです。 30-325 30-325 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/04/26(水) 23 57 17 ID ??? Dr.アコー診療所第三部予告・スターダストたゆセイダーズ タロットの名を冠したスタンド能力を手にした3−A生徒――― 運命に導かれるように、彼女達の戦いが始まる――― たゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆ たゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆ たゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆたゆ…… ズッギャアァァーーン!!! 亜子先生「やれやれ、やな」 裕奈「くっ……、奴が、奴がどこにいるのか見えない!!」 美空「無駄だ……。『太陽』のスタンドを持つ私の姿は誰にも捉えられないっ……!!」 木乃香「レロレロレロレロ……」 刹那「ひあっ!? こ、このちゃんそんなに激しく……、ああっ!」 ハルナ「た、たゆんたゆんですか……?」 亜子先生(NO・NO・NO!!) ハルナ「し、尻ネギですか……?」 千鶴(NO・NO・NO!!) ハルナ「り、両方ですかぁ……?」 亜子先生・千鶴(YES・YES・YES!!) ハルナ「もしかしてもっこり真名さん参戦ですかあぁぁっ!?」 亜子先生・千鶴・龍宮(YES・YES・YES!!) ハルナ「ひぃいいいいいいいぃぃぃっっっ!!!!!」 Dr.アコー診療所第三部・スターダストたゆセイダーズ近日公開! (どう見ても大嘘予告です。本当にありがとうございました) 30-326 名前:パル[sage] 投稿日:2006/04/27(木) 00 01 47 ID ??? 325それだーーーーーーーーーーー!!! 30-331 30-331 名前:雨の日の出来事[sage] 投稿日:2006/04/27(木) 00 34 37 ID ??? 雨の降り続く夕暮れ。 ひっそりと静まり返った教室の中、サヨは窓辺から誰もいない校庭を見下ろしため息を吐いた。 『雨かぁ・・・。』 濡れる心配はないが、いつもより教室に残る生徒が減ってしまう雨を、サヨは快く思ってはいなかった。 『まだ少し早いかな・・・』 夜の孤独を凌ぐコンビニに、出掛けようか考えあぐねていると突然ドアが音を立てた。 「きゃっ!!」 人一倍怖がりなサヨは小さく悲鳴を上げると、そっと音のした方へと目を向けた。 入り口ではドアに寄りかかり、やっと立っている状態の小柄な少女の姿があった。 「エヴァンジェリンさん!?」 いつもの気丈な彼女とは別人のように弱々しい姿に、サヨは驚いて呆然と立ち尽くしていた。 「さよ・・・まだいたのか。悪いが・・・少し邪魔するぞ・・・」 エヴァンジェリンは虚ろな瞳をサヨに向け、そう言うとサヨの席へと崩れ落ちた。 「ふぅ・・・。今日はお前の体温(つくえ)が気持ちいいな・・・」 机にへばり付き、エヴァンジェリンは瞳を閉じたまま呟いた。 「具合が・・・悪いんですか?」 やっても無意味なことがわかってはいたが、サヨはエヴァンジェリンの額にそっと手を当てた。 ・・・と、手のひらがわずかに熱を感じ、慌てて手を離す。 『えっ・・・!?・・・私・・・いま・・・』 有り得ない出来事に自分の手のひらをしげしげと見つめる。 しかし、見つめた先にはいつもと同じ半分透けた手から、床が見えるだけだった。 「・・・茶々丸さんは・・・?」 「・・・今日は修理中で工学部に泊まり・・・だそうだ」 「そうなんですか・・・」 今の状態では茶々丸だけが頼りだったが、泊まりであれば呼び出すこともできない。 自分の姿が見える朝倉は、今日は部活の締切り間近だと謝りながら早々に帰ってしまっていた。 『どうしよう・・・』 明らかに具合の悪そうなエヴァンジェリンを見下ろし、サヨは困り果てていた。 今日という今日は、自分が幽霊であることを本当に悔しく思っていた。 30-332 名前:雨の日の出来事[sage] 投稿日:2006/04/27(木) 00 35 12 ID ??? 「・・・あのっ・・・大丈夫ですか?」 返って来ない返事を不信に思い、サヨはエヴァンジェリンの顔を覗き込んだ。 赤く火照った頬をペッタリ机にくっつけ、彼女の口元からはすぅすぅ寝息が漏れていた。 『エヴァンジェリンさんも・・・ずっと姿が変わらないまま・・・私と同じ・・・』 今まで何年も同じ教室にいたが、お互い全く接点がなく、こんなことでもない限り話すこともなかっただろう。 幼いままのエヴァンジェリンの顔を見つめながらサヨはそんな事を考えていた。 『それにしても、さっきのは何だったんだろ?』 もう1度自分の手を見返し、再びエヴァンジェリンの額へと当てた。 「えっ!?」 その瞬間、自然に身体がエヴァンジェリンの中へと入り込んだ。 ゆっくりと起き上がり、サヨは自分の身体を見回す。 「・・・うそ・・・」 エヴァンジェリンの身体が自分の意思で動いていた。 「そんなはず・・・あっ・・・」 教室がぐるっと1回転して、気付いた時にはサヨは床に転がっていた。 天井がグルグルと回って気分が悪い。頭の中ではガンガンと脳みそを金槌が打ち続けていた。 「こんなに・・・具合が悪かったんだ・・・。」 机に手を置き、重い身体をやっとの思いで引き上げる。 相変わらずグルグル回る教室にフラつきながらも、何とか立ち上がった。 「家・・・送りますね・・・」 サヨは小さく呟くと、机を伝いながら頼りない足取りでドアへと向かった。 少し気を抜くと床が迫ってくるような感覚に、ハラハラしながらも自分の足で歩き、そして触れる感触を ゆっくりと確かめていた。 「机・・・こんなに冷たかったっけ・・・」 久々に感じる物に触れる感触、温度を感じる肌、そして熱っぽい自分の体温。 全てが遠い記憶の中にあった懐かしい感覚だった。 30-333 名前:雨の日の出来事[sage] 投稿日:2006/04/27(木) 00 35 43 ID ??? 「っきゃあぁ――」 長い廊下を抜け、階段を下りようとサヨが足を踏み出したその瞬間だった。 ぐらっと身体が傾き階段と手すりと天井が順番に目の中に映り、バランスを失った身体は ゆっくりと階下へ揺らいだ。 一瞬の出来事のはずだった。けれど、目に映る周りの全ての物が、空気が、そして時が止まったように ゆっくりと動いていた。 《危ない!》 ぐんっと誰かに身体を引き寄せられる感覚と共に、聞き慣れた声が聞こえた。 気付くとサヨは手摺りを掴み、階段の途中でへたり込んでいた。 《私の身体だ。大事に扱え》 「エヴァンジェリンさんっ!?!?」 頭の中に響くその声は、この身体の主、エヴァンジェリンのそれだった。 「あのっ・・・そのっ・・・」 《謝るな。もうしばらく楽をさせてくれ。下駄箱までで構わんから》 「はい・・・」 頭ごなしに怒られると思っていたサヨは、エヴァンジェリンの意外な言葉に驚きつつも従った。 ゆっくりと今度はさっき以上に気をつけて階段を降りて行った。 一段降りるごとに、頭に振動が響いて気が遠くなりそうな道のりだった。 それでもサヨはエヴァンジェリンの身体を気遣いながら一歩一歩進んで行った。 《こんなに話したのは初めてだな》 「はい」 《お前とはずっと一緒のクラスだな。お互い出会った頃からちっとも変わらないままだ》 「そうですね」 階段を降りるまでの間、2人はずっと他愛のない話をしていた。 出会ってから今までの時間を埋めるかのようにずっと・・・。 30-334 名前:雨の日の出来事[sage] 投稿日:2006/04/27(木) 00 36 16 ID ??? 下駄箱に着くと、サヨはエヴァンジェリンの身体から軽く弾かれ離れた。 雨は上がり、水溜りのできた校庭が2人の先に続いていた。 いくらか呼吸が整ったエヴァンジェリンがサヨからほんの少し視線をずらし口を開く。 「今日は助かった。その・・・ありがとな」 照れ隠ししたような言い方に、サヨは小さく微笑んだ。 「いいえ。・・・・・・あのっ・・・エヴァンジェリンさん」 サヨの言葉に、エヴァンジェリンはゆっくりと目を合わせた。 「また・・・お話しませんか。」 予想もしない言葉だったのか、エヴァンジェリンは目を見開いてサヨを見つめる。 赤くなり俯くサヨに、エヴァンジェリンは口元を緩めて耳元へ近付いた。 「もちろんだとも」 『・・・っ!!』 耳元に唇が微かに触れ、吐息がかかったように感じ、サヨは驚いて顔をあげた。 けれど、目の前にいる彼女は外へと歩き始めていた。 「私、雨・・・好きになりそうです。」 髪から覗く小さな耳が真っ赤に染まった後姿をサヨはずっと見送っていた。 〜オワリ〜 前ページ次ページSSまとめ
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前ページ次ページSSまとめ 28-864 28-864 名前:まほ落語 真打 首提灯 1/7[sage] 投稿日:2006/04/09(日) 20 25 49 ID ??? 『♪チャンチャカチャンチャカ・・・』 ハルナ「まほ落語寄席も最後の演目となりました。真打を務めます早乙女亭ハルナでございます。 今回の寄席はですね、前座・二つ目・もうひとつ、二つ目・色物・真打と組んであります。 じゃ、ちょっと間違っているであろう薀蓄でも、まず前座は経験の浅い噺家が勤めるものでして、 次に二つ目。これは前座の次の段階。その次の色物は漫才・奇術・曲芸などでありまして、 落語と講談が黒でかかれるのに対して奇術・曲芸は朱色の墨でかかれることから色物と呼ばれるようになったそうです。 さて話は変わりますが、うちの学校は夜な夜な徘徊する酔っ払いが住んでいるんですよ。 クラスの半数近くがそいつの被害にあってさ、まいっちゃうんだよね。 やっぱりお酒はほどほどにしないとね・・・とか言われても飲み足りない時はしょうがないよねぇw 前座と少々被っちゃうけど、作者の一番好きな噺なんで私に免じて許してやってください。」 28-865 名前:まほ落語 真打 首提灯 2/8[sageインスパイヤスマソ] 投稿日:2006/04/09(日) 20 28 56 ID ??? ハルナ「さあて、夜の街を今日に今夜もすでにでき上がった酔っ払いが」 美砂「う〜い。今日も美味しいお酒で〜す。で〜もぉ、まだぁにょみたりらり〜。 うい〜・・・・んんん?上燗屋ぁ?酒か?酒だにゃ。おおい上燗屋ぁ、一杯いくらだぁい。」 円「へぇ、十銭です。」 美砂「い、い、一杯くれ。」 円「へぇ、しばしお待ちくださいね。」 美砂「上燗屋ぁ、ここにぃ『上燗屋』って書いてあるけどぉこれはぁにゃんの意味れすかぁ?」 円「熱く無し、温くも無しのちょうどいい加減を上燗と言うんですよ。」 美砂「はあ、熱く無し、温くも無いちょうろいい加減ですかぁ。そりゃ難しそうだねぇ。 じゃ、上燗とやらを飲ませてもらいまひょうかれ。」 円「へぇ、もうすぐできますからしばらくお待ちくださいね・・・・・はい、お待ちぃ!」 美砂「できました?できた。じゃあね、今日も呑んだけど、おうちにね、帰る前にね、もうちょっとね 呑みたいと思ったのよ。じゃ、いただきま〜す・・・んぐっんぐっ、うっういっ・・・ぬる。 上燗屋ぁ!これじゃあぬる燗だよぉ!どこが上燗れすかぁ?喉にキュッと入っちゃったよぉ〜」 円「あいや、スミマセン。ちょっと湯が冷えてたようで、すぐに暖めなおしますんで。」 美砂「ありゃこっちもスミマセンねぇ、やっぱね、上燗屋だから上燗をね、呑まなぁね。できた?じゃあいただきます。んぐっ 熱ッ!あっちゃっちゃ熱ぅ!これじゃお湯だよぉ!ちょ、そこのお冷入れてさまして、冷えるの待ってられにゃいにゃあ。」 円「えぇ?そんなんしたら勘定がややこしくなるじゃないですかぁ。」 美砂「そんなん何ぼ呑んでも一杯十銭でしょうよ。はよ入れてぇ。」 円「え?」 28-866 名前:まほ落語 真打 首提灯 3/8[sage改行規制orz] 投稿日:2006/04/09(日) 20 29 54 ID ??? 美砂「冗談だよ〜ん!早くぅ、早く入れてぇ〜ん」 円「へい。」 美砂「はやくぅ〜入れてぇ〜!アッ!アアアァ・・ダメッ・・・アッ!・・こぼれたらもったいないれすよ。」 円「お客さん、ヘンな声出さないでくださいよぉ。」 美砂「なんや上燗屋、そらお前がヘンなこと考えてるからそう聞こえるんじゃないれすか? えぇ?なんだったらお姉さんがお相手しましょうかぁ?」 円「結構で。はい、お冷入れましたよ。」 美砂「あ、はいはいどうも。いただきますね、んぐっんぐっ・・・ぷはぁ!美味いっ!これが上燗だねぇ! これだけ呑んで十銭は安い!」 28-867 名前:まほ落語 真打 首提灯 4/8[sage] 投稿日:2006/04/09(日) 20 30 36 ID ??? 円「ちょっとお客さん・・・」 美砂「だぁ〜かぁ〜りゃ〜、冗談れすよぉ〜。 うい〜・・・ん?ま、豆がこぼれてるぅ。上燗屋ぁ、こ、この豆はいくら?」 円「豆がお要りなら、こっちに置いてある良い豆をとりますけど。」 美砂「い、いや、良い豆は要らん。こっちの豆うまそうれすれぇ、これぇ、いくら?」 円「こぼれた豆ですのでぇ・・・お代はいただけませんからぁ・・・」 美砂「いただけない?って言う事は?」 円「タダ・・・ですねぇ。」 美砂「タダ?タダなら食べてみよ。 ひょいと・・・うん、美味い。もひとつひょいと・・・美味いっ! ・・・・もっとこぼしちゃお。」 円「ちょっとぉ、お客さん。」 美砂「冗談だよぉ。・・・う、うんん?それはぁ〜・・・なに?」 円「これですか?これは、イワシのからまむしです。」 美砂「いや、そにょ下にひいてある黄色いやちゅはなに?」 円「それは、おからを酢で味付けしたものですが。」 美砂「それはいくら?」 円「イワシのからまむしは・・・」 美砂「違う違うぅう、その下のおからがいくらかって。」 円「おから?おからは〜、イワシのつきもんなんで〜、お代のいただきようが・・・」 美砂「いただきようが無い?!ってことは?」 円「タダに・・・なりますねぇ」 美砂「タダでしゅか?タダなら食べてみよ・・・んんんっ!あっさりしてて美味いねぇ〜 いくらでも食べれるねぇ。」 円「ちょっとぉお客さん、そんなに食べたらイワシが風邪をひいてしまいますよぉ。」 美砂「ありゃ?食べ過ぎて裸ににゃった・・・そうね、風邪ひいたらいけないね、お姉さんの人肌であたためまひょぉか?」 円「・・・それはやめてくださいよ・・・。」 美砂「ああそうれすか。・・・・上燗屋ぁ、このイワシの上に乗ってる赤いのこれはぁ〜・・・なに?」 円「それは、紅しょうがです。」 28-868 名前:まほ落語 真打 首提灯 5/9[sageまた・・・orz] 投稿日:2006/04/09(日) 20 32 25 ID ??? 美砂「べ、べ、紅しょうが?これはいくられすか?」 円「それもイワシのつきもんなんで・・・お代はいただけませんねぇ」 美砂「いただけない?ってことはタダ?この店はタダの物ばっかりにゃ」 円「お客さんがタダのものばかり尋ねるからですよ・・・。」 美砂「そ、そうでしゅか?・・・じゃ、ひょいと・・・・うん、ピリリとして美味いねぇ! ・・・・そのぉ黒いのはぁ〜・・・なに?」 円「これですか?これはニシンの付け焼きです。」 美砂「それもイワシのつけもんか?」 円「どこの店がイワシにニシンをつけますか、これはお代をいただきます。五銭です。」 美砂「そうですか?わらしらって金を出し惜しみしてないれすからね、五銭だしましゅよ。ほれ、五銭。 ・・・・わぁおっきい、五寸はありゅかにゃ〜、箸?箸なんかいりゃにゃいよ、こんなのは手で・・・よっとぉ。 どれどれぇ・・・ん・が・ん・ぐっ!堅っ!わらしの歯には合わにゃい・・・返す。」 円「返されても困りますよぉ。」 美砂「あっそ・・・・そっちの赤いのはぁ〜・・・なに?」 円「それは鷹の爪です。」 美砂「鷹の爪?!鷹って言ったらあの空飛んでる鷹か?それ獲ってきたにょかい?そりゃご苦労にゃこってぇ。」 円「その鷹じゃないですよ、唐辛子のことを鷹の爪って言うんですよ。」 28-869 名前:まほ落語 真打 首提灯 6/9[sage] 投稿日:2006/04/09(日) 20 33 01 ID ??? 美砂「ああそうですか?これもタダ?・・・ああ、これは最初からタダなのね。タダなら食べてみよ・・・ひょいと・・・ アッ!辛くぁwせdrftgyふじこlp;@!!!辛い!辛い!こう辛くちゃおからでも食わないと、ひょいとぉ」 円「ちょっとお客さん、いい加減にしてくださいよぉ。」 美砂「んぐっんぐっ・・・ぷはぁ。いやぁスマンね、美味かったよ。ごちそうさん、お勘定ね。」 円「・・・お勘定って言ってもこう「ぬるい、熱い」で冷入れてぇ、豆食べてぇおから食べてぇ ニシン食べてぇ・・・じゃあ、二十五銭いただきましょうか。」 美砂「二十五銭?わらしねぇいりょんにゃ店行ったけろ、こんなに安い店は始めてれすよ。 ・・・・いくらか負けてくれない?」 円「え゛?」 美砂「わらしね、いつもここの道を通って家に帰ってんのぉ。 毎晩通うからなぁ、顔覚えてぇ。」 円「とっくに覚えました、もう忘れようがないですよ。」 美砂「じゃ、貸しといて。」 28-870 名前:まほ落語 真打 首提灯 7/9[sage] 投稿日:2006/04/09(日) 20 33 39 ID ??? 円「ちょっと!お客さん初めてでしょ、貸せませんよ!」 美砂「分かってるよぉ、冗談だってばぁ〜。じゃあね、五円でつりくれ。」 円「スミマセン、今日は客が少なくて細かいのがないんですよぉ。」 美砂「じゃあ貸すしかないなぁ。」 円「ちょいと待ってください、向こうの夜出しの道具屋に行って両替してもらいますから。」 美砂「えぇ、じゃあわらしが行ってくりゅよ。え?なに?呑み逃げ?そぉんな、たかが二十五銭で飲み逃げなんか。 あんたそこから見えるでしょ?そこから見てれば良いじゃない。じゃあ、行ってきますね。」 ハルナ「さぁてこの酔っ払い、道具屋の扉をガラガラと開いて威勢良く」 美砂「おおい!道具屋ぁ!」 亜子「はいなぁ。まあお入り、おかけなさいな。」 美砂「お入り?おかけなさい?この店、ごちゃごちゃしてて入る所もかける所も無いれすよ?」 亜子「・・・じゃあ・・・おしゃがみ・・・」 美砂「そうれすか、じゃあしゃがみます。 ・・・・・道具屋、そのピカピカ光ってる・・そうそれ、それはなに?」 亜子「こら毛抜きです。」 美砂「なにに使うのかにゃ?」 亜子「そうですねぇ、ひげを抜いたり女性ならまゆ抜いたりぃ〜ムダ毛処理にやね。」 美砂「ムダ毛処理、じゃあアソコの毛も抜けますかねぇ?・・・そうそう、まつ毛ね。・・・にゃに顔を赤くしてりゅんだい?」 亜子「思い出せないからって変に区切らんでくださいよ。 まあね、どこの毛でも抜けますけどね。あぁ、それ抜いても痛くないやつなんよ。」 美砂「痛くない?へぇ、じゃ、まゆ毛でも抜いてみよ。よっとぉ・・・・痛ぁ!痛いじゃないれすかぁ!」 亜子「それ、そこの灰をつけてぇやらなぁ。」 美砂「それを早く言いなしゃいよぉ。どれどれ・・・よっ、アッ本当、痛くない。便利だにゃぁ。」 亜子「でっしゃろ?」 美砂「うんうん、便利、便利。・・・・よっと・・・よいしょ・・・ほっと・・・・ う〜ん、整った整った。ありがとね、返す。」 亜子「え?買わんのですか?」 美砂「だってぇ眉が整っちゃたんだもん。その代わり他のを買うよ・・・・じゃあその、そうそれ、それはなに?」 28-871 名前:まほ落語 真打 首提灯 8/9[sage] 投稿日:2006/04/09(日) 20 34 30 ID ??? 亜子「これでっか?これはねぇ、見た目はただの杖ですが、よいしょっとぉ・・ホレ、仕込みになってるんでっせ。」 美砂「へぇ、仕込み杖かい。前からこんなの欲しいと思ってたんだよねぇ、それはいくらだい?」 亜子「これは五円や。」 美砂「五円?・・・いま五円は持ってるんだけどなぁ、ものは相談だ、二十五銭負けてくれよ。」 亜子「え?ケッタイな値切りやなぁ。でもダメや、一文も負けられんなぁ。 ・・・・え?なに?そこの上燗屋で・・・さようでっか、それくらいなら負けましょ。」 美砂「スミマセンねぇ、じゃあ五円。・・・うん、おつり二十五銭ね、どうもね、ありがとぉ。 ねんがんの しこみづえが てにはいったぞ さあて、さっきの上燗屋ぁ、貸すとか貸さんとかごっちゃごっちゃ言いやがって、いっぺんどえらい目にあわせてやりゅ。 ・・・おい!上燗屋ぁ!さっきはよくもごちゃごちゃ言いやがったにゃ!叩き切ってやりゅう!」 円「ちょっとぉ!アホなことはやめてぇ!」 美砂「冗談だってぇ〜。ほら、二十五銭。こ、ここに置いときましゅかりゃねぇ。」 円「はい、ありがとさん。」 美砂「ま、まったぁ呑みにくりゅかられぇ〜。」 円「どうぞご贔屓に。」 ハルナ「さあ、この酔っ払いそのまま家に帰ったんですがねぇ、刃物ってのは不思議なもんでぇ、 小学校の頃とかに工作に使う彫刻刀なんかでこれといって用は無いのに机なんか彫ったりして、 コラッと先生に怒られたりしたもんです。 さて、珍しい仕込み杖を買った酔っ払い、なんか斬ろうかと思っても何でもかんでも斬るわけにはいかない。 さあ寝るかと思って一旦は寝たものの、何を思ったかムクリと起きて玄関の戸をすこぉしばかり開けたんですよ」 美砂「・・・泥棒くらい斬ったって別に良いらろ。」 ハルナ「な、なななんとこの酔っ払い、先ほど買ってきた仕込み杖をスラリと抜いて、ふすまの陰に隠れたんですよ、 そしたら」 エヴァ「おや?戸が開いてるじゃないか、無用心だなぁ便所か風呂にでも行ってるのかな?いや留守だな。 ・・・盗人の血が騒いできたねぇ、お邪魔しましょうかね。どなたか居りますか? おじゃましますよ?入りますよ。」 28-872 名前:まほ落語 真打 首提灯 9/9[sage] 投稿日:2006/04/09(日) 20 35 16 ID ??? ハルナ「待ってましたと酔っ払い、ふすまの陰でこう上段に構えて早くこぉい早くこぉいと待っていた。」 エヴァ「入れてもらいましたよぉ〜、今晩わぁ・・・留守ですか?留守ですね?」 美砂「う、うえっぷ(呑みすぎたぁ・・・)」 エヴァ「んんっ?なんか妙な声が・・・誰か居るんですか?留守でしょぉ?」 美砂「うっ、うえっ(ヤバ・・・)」 エヴァ「だ、誰か居るのか?」 ハルナ「怪しげな声に泥棒、怖くなって首だけひょいとのぞきこんだ、それと同時にズバッと斬りつけた! 剣術の心得は無かったんですが物がよく斬れたと見えて、首の皮一枚残してぶら〜んとなっちゃった。」 エヴァ「わぁ!なんだ!あんなとこに隠れていたなんてビックリしたなぁ。 あれ?首が・・・斬れてる?・・・・首が斬れてる!これはこまったなぁ、家に帰って縫いつけよう。」 ハルナ「とぉ家から出ると、拍子悪く近くで火事があったようで、半鐘と火消しの声が聞こえてきたんですよ」 明日菜「火事だ火事だぁ!かなかな組みのお通りでぇ!おとめ組みより先に火を消すぞぉ!」 朝倉「なにおう!こっちが先に消すんでぇ!火事と喧嘩は江戸の華よぉ!」 茶々丸「おい!そこのちっさい奴!邪魔だぁ!どけぇ!」 ハルナ「泥棒、ドン!と脇へ突き飛ばされた拍子で首がちぎれて隣のドブに落っこちたもんで、胴体が必死に首を捜すんです」 エヴァ「めがねめがn・・・違う、首、首、首っ!」 ハルナ「ようやく落っこちた首を見つけ懐に入れて帰ろうとしたんですが、これでは前が見えない。 しょうがなく懐から取り出して、にゅっと前に出して皆と一緒に 火事だ火事だぁ!火事だぞぉ〜! と駆けてったとさ。お後がよろしいようで。」 28-873 名前:まほ落語 おまけ[sage] 投稿日:2006/04/09(日) 20 35 53 ID ??? 朝倉「噺家の皆さん、ありがとうございました。 つづいてはお待ちかね、大喜利のコーナー。まずはメンバーのご挨拶から。」 真名「ええ、この間、街中で知り合いに声をかけたんですよ。 そしたらそっくり別人で、その反対方向からまたそっくりな人が来てね、そっちが知り合いでして、 また浮気しているのかと聞かれて困ったからとりあえず二人ともおいしくいただいちゃいました。 龍宮亭真名でございます。」 釘宮「まほ落語も最後になりました、作者も噺ごとに枕詞を作るのが大変だったと申しております。 その次に大変なのはサゲ、いわゆる落ちを理解するのが大変なそうです。やるか分かりませんが、次回はどうなるでしょう。 くぎみ家円でございます。」 古「いや〜んばか〜んそこはお『ドゴォ!』アルー!!!!」 釘宮「古亭菲のご挨拶でした。」 エヴァ「(なにやってるんだ。)最近の子供は年長者を敬わないそうで、私もね2歳の奴に見下される事が多いんですよ。 どうか若者諸君、年長者を立てて、敬老と言う言葉を大切にしてくれ。エヴァンジェリン亭マクダウェルだ。」 茶々丸「いやね、こんなこといってるけど、このちっこいのはもう500歳を越えるいい大人どころかババアなんですよ。 なのに見た目と同様でまだまだガキ・駄々っ子でね、お使いすら満足にできないんですよ。私なんかまだ2歳なんですけど 毎日、下僕のように扱われているんです。こんなババア早くくたばればいいのに。絡繰亭茶々丸です。」 まき絵「・・・それでは、ザジちうスレの皆様、気分を変えてまいりましょう。1・2・3・チャンラーン!!まき絵で〜すっ!」 朝倉「最後に椎名さんのご挨拶。」 桜子「♪ゴーゴーレッツゴーレッツゴー この間、お昼寝してたお疲れ気味のサラリーマンを元気付けようとしたら、うるさいって怒られちゃいました。 なんででしょうね、フォーメーションがずれていたせいでしょうか? ポンポンあれば満足する椎名桜子でございます。」 和美「はい、時間が無いので寄席まほ落語おひらき。 またいつかお会いましょう、どうもありがとうございました。」 28-876 28-876 名前:真名ちゃんもっこり日記29[sage] 投稿日:2006/04/09(日) 21 48 40 ID ??? 真名ちゃんもっこり日記29 今日は依頼の都合で刹那と共に京都に来ている。 まずは依頼主の所へ向かうはずだったが、乗るバスを間違えてしまった。 しかも車内で眠ってしまい、それに気づいたのはバスが目的地に着いたときだった。 参ったな。ん?携帯が鳴っている。刹那からだろう。 真名「あ、刹那か──」 パル『やっほ〜、パル画伯だにょ〜」 ……前からこんな奴だったっけ? パル『ね〜龍宮さん、お願いがあるの〜。山海堂ってとこに…』 真名「山海堂?それなら目の前にあるが」 パル『え?ほんと!?ラッキー!あのね、その店に行ってエクスカリバーを買ってきてほしいの』 ……ハァ? 真名「…エクスカリバーって、アーサー王のアレか?」 パル『そ、あれあれ。今度の地方コミケで使うの』 こいつ、前の大失敗の自覚はないのか。仕方ない、探すか。 ―数分後 真名「あるにはあったが、値段が半端じゃないぞ」 ttp //www1.kamakuranet.ne.jp/sankaido/excalibue%20new.htm パル『大丈夫、もっこり日記の印税を着ふkゲフンゲフン……臨時収入があったからね。 じゃ、任せたよ〜ガチャ……ツーツー』 ………あのゴキブリめ。 「ありがと〜ございました〜」 つい1本余分に買ってしまった。 これはアキラへのお土産の分であって、私が華麗に抜いたり振り回したりポージングしたりして 遊ぶためのものでは断じてない。本当だ。 28-878 28-878 名前:ハルナ 計画[sage] 投稿日:2006/04/09(日) 22 26 03 ID ??? ハルナ 計画 1/2 心・・それは見通せるようで見通せない鏡 曇りやすく、それでいてすべてを映す鏡 あの人の心に・・私はどう映るのだろうか ハルナ 「ねえ、龍宮さん。お願いがあるんだけど」 真名 「断る」 いきなり断られた・それもそうかな、今までの私の行動を考えてみれば当然のことかもしれない ハルナ 「お願いします、麻帆良公園に4時、待ってるから」 真名 「断る」 ハルナ 「待ってるから!!」 そう言って私はクラスを出て行く。龍宮さんは私の方を一瞥もしてくれなかった 時間は午後8時、待ち合わせの時間からすでに4時間が経過した 立ちつくす私、辺りはすでに暗くなり、公園には誰もいなくなった やがて降り始めた雨は私の体温を奪い去り、だんだんと気力を失わせてゆく 空を見る。雨が降り、星一つ無い空。当たり前だな、雨が降っているんだから 何だかおかしなことを考えているな、私・・ 午後9時、それが私の覚えている最後の時間だった 28-879 名前:ハルナ 計画[sage] 投稿日:2006/04/09(日) 22 30 17 ID ??? 2/2 気がつけば自分の部屋だった 見慣れた天井、いつもの臭いの枕、毛布の端のほころびは私の癖がなしたものだ 夕映 「気がついたです」 それも聞き慣れた声だった。夕映、私の親友であり、数少ない理解者である ハルナ 「私・・」 夕映 「雨の中倒れていたですよ。それを・・」 横になったまま夕映の方を向くと、もう一人誰かがいることに気がついた 真名 「私が拾ったんだ・・」 ハルナ 「龍宮さん・・」 真名 「私は行かないと言っただろう・・それなのに何故」 少しばかり悲しそうな声で龍宮さんは私に言う ハルナ 「龍宮さんに見てもらいたい場所があったから、夕焼け、綺麗な場所・・」 真名 「馬鹿か!!そんなことであんなまねを?」 言葉尻が荒い、何だか怒っているようだ ハルナ 「龍宮さんに・・見てもらいたかったから・・」 その言葉を聞いて龍宮さんは私から目をそらした ハルナ 「ごめんなさい、迷惑かけてしまって」 真名 「もうこんな無茶・・するんじゃないぞ・・」 この反応はいつもの龍宮さんではなかった。私を心配してくれる・・一人の優しいクラスメートだった ハルナ 「龍宮さん・・ありがとう・・」 私の顔は今どんな風になっているだろう?笑顔かな、それとも寝起きのとても見せられないぶちゃいくな顔かな? そして私は心の中で・・・笑う ハルナ (ククク・・少しは龍宮さんの心に食い込めたようね) 完 28-890 28-890 名前:明日菜 唇[sage] 投稿日:2006/04/10(月) 00 03 37 ID ??? 明日菜 唇 25 思ったことをやればいい 何でそんな簡単なことを実行できないのだろう? 夕映 「・・・・」 明日菜 「・・・・」 私と夕映が正面から向かい合い、にらみ合いを続けている 私の思っていることはこう、キス、する。それだけである いつもの私なら迷わず行動に出ていたでしょう。顔を両手で固定して思うがままにキスをする。しかし、あれが邪魔をしているのです そう、夕映の好物。アカヨモギエリクサー(200mlパック 105円)です まったく、何であんな変なものばっかり飲むかな・・・ 夕映は私のキスを警戒してか、あのくそ不味いジュースをストローから吸い込んで口の中に溜めています おそらく私がキスをすれば流し込もうという魂胆なのでしょう。むむむ・・なかなかに攻めづらい そんなとき・・夕映がにやりと笑いました。おそらくは勝利のほほえみだったのでしょう 私はカチンときました。こうなれば玉砕覚悟。玉と砕けよです 私はおもむろに夕映の顔を両手で固定すると、唇を重ねました 思った通り、夕映は口の中のあの液体を流し込んできます しかし、人間、覚悟があれば多少のことは我慢できます。たとえそれが苦かろうが臭かろうが・・ 夕映 「んむむむぅ・・」 しばらくして私は唇を離す 明日菜 「不味い!!!もう一回!!」 青●のCMように私はもう一度キスします。●汁って飲んだこと無いけどこれくらい不味いのかな・・ 明日菜 「苦くて不味い・・こんなキスの味でいいの?」 夕映 「秘密兵器だったのですが・・完敗です」 まあ、これも一つの個性なのかな 完 28-896 28-896 名前:葉加瀬×夏美[sage] 投稿日:2006/04/10(月) 01 24 17 ID ??? 「うぅ………葉加瀬ぇ……やっぱちょっと怖いよぉ」 「大丈夫ですよ。確かに最初は少し痛かったり、人によっては異物感を感じるのかもしれませんが、すぐに気持ちよくなれますよ」 「うん……」 「怖がらないで下さい。さっさと湿らせてしまいましょうか。乾いたままだと痛いでしょうし」 「お願い……できる?自分一人じゃうまくできないから……葉加瀬、いつもやってるから慣れてるでしょ」 「わかりました……では………」 「うん………」 「……入れますよ?」 「………お願い」 「…………」 「…………んッ」 「……こっちの方も……」 「んァッ……くふぅッ………」 「どうです?気持ちいいでしょう?」 「うん………気持ちい、すっごく」 「これでしっかり潤ったはずですよ」 「ありがとう葉加瀬。やっぱ目薬買ってよかったよ」 「ここのところ台本をず〜っと読んでますからねぇ……次の公演、頑張って下さいね」 「うん…♪」 28-900 28-900 名前:へべれけさん・12[sage] 投稿日:2006/04/10(月) 07 09 00 ID ??? へべれけさん・12 1/2 麻帆良学園中等部女子寮。そこには夜な夜な徘徊する酔っ払い女が棲むという……。 「う〜い。今日も美味しいお酒で〜す」 夜桜に誘われた柿崎さん。今日はふらふらとお散歩です。 「―――で、ここまで来てしまったのか」 「はい。既に柿崎さんは大量のアルコールを摂取した後と思われます。いわゆる酩酊状態でした」 「んなもん見りゃ分かる!」 エヴァさんは茶々丸さんを怒鳴りつけると、宴会真っ只中の一人と一体と一匹を睨み付けました。 「ケケケ。イイ飲ミップリジャネエカ」 「オコジョが飲んで人形も飲む。となりゃあ、この私が飲まないワケにはいかないってモンよ! ……ひっく」 「さすがは柿崎の姐さんだぜ。俺っちが見込んだ通りの人だよ! ささ、もう一杯」 「うむ。存分に注ぎたまえオコジョ君。ふおっふおっふおっ……」 チャチャゼロさんとカモさんに煽られ、柿崎さんのペースは速くなる一方です。 「くっ、貴様ら……! 私の目の前でのうのうと……!」 今宵は満月。エヴァさんの魔力が最も強まる日ですね。そのお陰かチャチャゼロさんも自由に動けるようです。 この中で動けないのは、茶々丸さんにありとあらゆる魔法の拘束具でがんじからめにされたエヴァさんだけでした。 「せめて、せめて一杯だけでも飲ませろおおおぉっっ!!」 エヴァさんとて酒飲みの端くれです。目の前でおあずけを食っている状況に、ぎりっ、と歯軋りするのでした。 「そもそもなんで私が縛り付けられにゃならんのだ!」 「以前、この季節に生徒を襲いまくったのはマスターです。今年はそのような真似をしないように、と学園長から 強く命じられましたので、仕方なく……」 「その割にはノリノリでマジックアイテムを使いまくったのは誰だ!!」 「いくら呪いと学園結界の拘束があるとはいえ、満月時のマスターはお強いですから」 「しれっと冷静に答えるなあっ! とにかく私にも飲ーまーせーろーっ!!」 「おーけーおーけー。んじゃエヴァちゃん、私からコイツをプレゼントしちゃうよん♪」 と、エヴァさんが喚き散らしていると、柿崎さんはおもむろにあるお酒をクラスに注いで、エヴァさんの口に ゆっくりと注ぎ込みました。すると……、 28-901 名前:へべれけさん・12[sage] 投稿日:2006/04/10(月) 07 09 36 ID ??? 2/2 「ぎゅみゃあああぁぁぁーーーっっっ!!!」 エヴァさんは火を噴きました。文字通り、口から凄まじい勢いで炎のブレスを吐いたのです。 あまりに強力なお酒だったため、一瞬だけ魔力が暴走したようですね。 「おお〜っ! マジで火を吐くなんてエヴァちゃんやる〜ぅ」 「きっ、きちゃま、これはスピリタスではないかっ! イキナリんなモン飲ませる奴があるかあああっ!!」 先程のブレスで少し髪を焦がしたにも関わらず、柿崎さんはけらけら笑っています。彼女が飲ませたお酒。 それはスピリタスという、アルコール度数97%のウォッカでした。さすがのエヴァさんもこのお酒には 叶わなかったようですね。 「さすがに真祖といえどもアレには勝てねえか……」 「ケケ、マッタクモッテオモシレエナ」 「柿崎さんには後でマスター秘蔵の銘酒を贈呈しましょう」 騒ぎ立てる外野を睨み付けるエヴァさんでしたが、今のでなけなしの魔力を使い果たしたらしく、 その目に鋭さがありませんね。 「……もういい。おい柿崎、酒はいいから貴様の血を飲ませろ!」 「血ぃ〜? 噛み付くの? ねえ私の柔肌を噛み付くのね? やだ〜エヴァちゃんヘンターイ!」 「ああもう! 変態でも何でもいいからこっちへ来い!」 と、エヴァさんがぎゃあぎゃあ叫ぶと、柿崎さんは突然服を脱ぎ出しました。 「さあ、何処を噛むの? 首筋? 胸? でも、優しくしてね……」 「いちいち脱がんでいい! 腕だ腕! さっさと腕を出せえぇぇっ!」 「威厳ノカケラノネエナ……」 ケケケ、と笑うチャチャゼロさんをよそに、エヴァさんは存分に柿崎さんの血を啜りました。しかし……、 「ぐ……あっ……?」 瞬く間にエヴァさんの顔は紅潮し、そのままばったりと倒れてしまいました。不思議に思った茶々丸さんは 柿崎さんの血を分析してみます。 「血中アルコール濃度65%。普通の人間ならとっくに死んでますね」 「こ、この濃厚な味わい……、こいつの血はどんなワインよりも…美味かった……」 すっかり柿崎さんの血に酔っ払ったエヴァさん。そのまま潰れてしまいました。 「では、酒で出来てる私の血を記念して、カンパーイ!!」 こうして一人と一体と一匹は朝まで飲み明かしたそうです――― (おしまい) 28-905 28-905 名前:くぎみーの憂鬱[sage] 投稿日:2006/04/10(月) 13 28 59 ID ??? 901最早柿崎も人外www血の代わりに赤ワインが流れてても平気そうだwwwwんで、ちとリハビリ的に投下してみます1/3さよ「あの・・・くぎみー・・・私の事・・・見えますか?」円「???周りに誰も居ないのに人の声が・・・つーかくぎみーって呼ぶな」さよ「(姿は見えないのにそこは聞こえるんですね・・・)」ゆーな「くぎみー、おはよーだにゃー」円「あ、おはよーゆーな。でもくぎみーって呼ぶな」朝倉「おーっす、くぎみー!なんか良いネタない?」円「んー、特にないかなぁ。あとくぎみーって言うな」夕映「くぎみー、私のお気に入りジュースをおすそわけするです」つ練乳トマト円「い、いや遠慮しとくわ。つーか夕映までくぎみーって・・・どうなってるの今日は」亜子「お、くぎみーおはよーさん。昨日のサッカー中継おもろかったでー」円「うん、私も見てたけど良かったよね。ってまたくぎみー・・・」 28-906 名前:くぎみーの憂鬱[sage] 投稿日:2006/04/10(月) 13 30 21 ID ??? 2/3 アキラ「あ、くぎみー。悪いんだけど手伝って欲しい事が・・・」 円「ん?別に今暇だから良いけど・・・くぎみーって言ったから駄目」 アキラ「そんな・・・酷い・・・」 円「あぁぁ、分かった手伝うからそんな顔しないでよ。しかしなーんか今日は変だわ」 柿崎「くーぎみー!放課後街まで出てショッピング行かない?」 円「まぁ美砂がくぎみー言うのはいつもの事だけど・・・ブツブツ」 柿崎「?どーしたのくぎみー、一人でぶつぶつと」 円「だからくぎみーって言うからでしょうが!ムキー!」 明日菜「ねぇくぎみー、何処の食堂の牛丼が一番美味しい?」 円「それは第三購買部の隣の『まほ屋』が一番・・・ってもう嫌だ・・・」 茶々丸「くぎみー、マスターが聞きたい事があるそうなので後で来て下さいますか?」 円「茶々丸さんにまで・・・なんか否定する気も起きなくなってきたわ・・・」 28-907 名前:くぎみーの憂鬱[sage] 投稿日:2006/04/10(月) 13 33 12 ID ??? 3/3 ───ピピピピピピピ・・・ 円「ぅ・・・んん?」 ピピピピピぴぴるぴるぴるぴぴるぴ〜 カチッ 円「・・・夢?あ、あはは、そうだよね、クラスの皆がいきなりくぎみーだなんて・・・ 美砂とか桜子ならともかく夕映とか茶々丸さんまで・・・ありえないよね」 ───そして教室 円「おはよう美砂、桜子」 柿崎「おはよー円」 桜子「おっはよー円!・・・なんか顔疲れてない?」 円「え?そんな事ないって(良かった・・・皆普通だ。しっかし変な夢だったなぁ) ネギ「はーいHRを始めますよー、皆さん席に着いてくださーい」 ネギ「じゃあいつものように出席を取ります。えー、裕奈さん。朝倉さん(中略) 明日菜さん。茶々丸さん。えー、くぎみーさん」 円「はー・・・い?」 ネギ「くぎみーさん?くぎみーさん今日は来てませんかー?」 円「ちょっとネギ君、私はくぎみーじゃなくて釘宮円!」 ネギ「うーん、困ったなぁ返事が無いや。じゃあちょっと皆さんで呼んでみましょうか」 3−A一同「「「「「はーい」」」」」 3−A一同「「「「「せーの、くーぎみー!!!!!」」」」」 円「もういやあああああああ!!!」 円「いやああああぁあ・・・」 ガバッ 円「って・・・・・・夢?あ、あはは、そうだよね(ry」 END? 28-915 28-915 名前:真名ちゃんもっこり日記外伝3[sage] 投稿日:2006/04/10(月) 19 36 44 ID ??? 真名ちゃんもっこり日記外伝3 刹那の日記 早乙女出版から出版依頼が来た。 龍宮のような変な本だけは勘弁してほしい。内容次第では断ろう。 刹那「で、何故私が呼ばれた」 パル「そりゃ、人気者の刹那さんから本を出しもらおうかと思ってね、きっとベストセラーよ」 人気者…まぁいい響きだな。 パル「もちろん、ゴーストライター用意でね」 何!?ゴーストライターだと!?!? 刹那「ゴーストライターなぞという卑怯な手はいらん!本を出すからには自分で書いてやる!」 パル「じゃあ、引き受けてくれるのね。今回は共著という形にするから、 刹那さん10%、今回の本を作るに当たっての著者の紹介をしてくれた2人がそれぞれ5% こっちが80%という印税にさせていただきたい。」 刹那「比率ちょっとキツくないか?で、その著者を紹介した2人というのは?」 パル「長谷川さんと龍宮さん」 刹那「お の れ …。分かった、一週間で原稿をあげてやろう」 パル「やったね。早速執筆頼むね。じゃ」 うっかり原稿を一週間で仕上げると引き受けたが造作もないことだろう。 一時間後、本のコンセプトとタイトルがメールで送られてきた。 タイトル 『焼き鳥』 28-916 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/04/10(月) 20 11 39 ID ??? ( ゚д゚) (つд⊂)ゴシゴシ (;゚д゚) (つд⊂)ゴシゴシ _. ._ (;゚ Д゚) …?! 28-917 28-917 名前:真名 扉の向こう[sage] 投稿日:2006/04/10(月) 21 15 10 ID ??? 真名 扉の向こう 1/4 最近の私の部屋は混沌とした空間になりつつある まず、ルームメイトについてなのだが・・とっても可愛く心だけ幼児化してしまった 甘えてきたり、少しばかりわがままを言ったり・・もうたまらない そしてこのルームメイトを作った張本人、那波千鶴がいる 聖母のような微笑みと、悪魔のネギ折檻。私はこいつを追い出したいのだが・・ コイツがいなくなるとせつなが悲しい顔をするのだ。それは見たくない だから嫌々ながらコイツの入室を許可している そしてアキラ、私の恋人だ とは言っても最近は少しばかり微妙だ。何だか腐れ縁の仲のようになってきている はやく私のことを忘れられなくしてやらねば・・ コイツは可哀相だ。いつもねこにされる明石のことだ 部屋の中でねこにされることもあるし、連れてこられて時にはもうねこになっているときもある まったく、那波め・・恐ろしい女だ で、ここまではまだいい。しかしコイツはどういうことだ? せつな 「ん〜ぱるうえ〜」 早乙女に抱きつくせつな。こいつ、いつも余計なことばかりせつなに吹き込んでいるのだが・・ 28-918 名前:真名 扉の向こう[sage] 投稿日:2006/04/10(月) 21 16 42 ID ??? 2/4 せつな 「ぱるうえ、あれして〜」 ハルナ 「あれ?あれするの?」 せつな 「おねがい〜あれってとてもきもちいいの」 なぬっ!!!!きもちいいあれ? ハルナ 「いいけど・・あっちに行ってしようね。人に見られたらはずかしいでしょ?」 せつな 「うん!!!」 ハルナ 「激しいのがいいかな?優しいのがいいかな?」 せつな 「やさしくして」 ハルナ 「わかった。じゃあ、あっちの部屋、行こうか」 早乙女君、君はせつなに何をしようというのだね? 事と場合によっては貴様に誅を下すこととなるぞ? 私は新田となることすらいとわないのだぞ? そんなことを思っているうちに、二人は隣の部屋へと入っていった 私は辺りを見回す。アキラは私の方を見ると黙って頷いた。那波も黙って頷く 明石は・・・アキラの膝でゴロゴロしている 私は二人の後を追うと、隣の部屋のドアに耳をつけて中の様子を探った 28-919 名前:真名 扉の向こう[sage] 投稿日:2006/04/10(月) 21 17 21 ID ??? 3/4 せつな 「あ・・んっ!!」 いきなり聞こえるせつなの甘い声。私の室伏が反応したのは言うまでもない ハルナ 「ここが・・いいの?」 せつな 「ああ・・もっとぉ・・つよくぅ・・」 その声を聞いて体の芯が熱くなってゆく・・燃え上がるように せつな 「ゆび・・あんっ!!」 ゆび?ゆびがどうした?入れられたのか? ハルナ 「三本はきもちいい?」 三本?まだ早いだろう!! せつな 「ごほんで・・」 ハルナ 「好きだね。せつなちゃん」 ハアハア・・ せつな 「ぱるうえぇ・・」 ハルナ 「気持ちいい?せつなちゃん?」 せつな 「りょうてで・・して」 ハルナ 「いいわよ・・それじゃあ・・」 もう私の精神は桃色で崩壊寸前です。止め・・混ざらなくては!!! 28-920 名前:真名 扉の向こう[sage] 投稿日:2006/04/10(月) 21 19 26 ID ??? 4/4 真名 「フリィィィィィィズ!!!動くな!!!」 私はドアを乱暴に開けると二人に向かって銃?を突きつけた 下半身は裸、臨戦態勢で臨む 呆然とする二人。私の方を見てあっけにとられている 真名 「私をここまで誘惑しておいて・・一回や二回で・・え?」 今度は私が呆然とした 座るせつなの後ろに早乙女が座っている 早乙女の手はせつなの肩に置かれ、優しく揉み揉みしている つまりこれって・・ アキラ 「肩・・もみ?」 千鶴 「のようね」 裕奈 「うにゃ?」 ハルナ 「龍宮さん・・何で下半身裸なの?もしかして変態?」 せつな 「ちちうえ・・へんたいなの?」 真名 「あ、あの・・その・・」 この状況、言い訳は聞かない。今の私の姿、誰が見ても変態です 千鶴 「見ちゃダメよ、せつなちゃん」 アキラ 「真名、最低・・」 裕奈 「ふにゃぁぁぁぁぁ!!!」 その後私はすぐに部屋を追い出された。下半身裸のまま・・ のどか 「き、きゃあぁぁぁぁぁぁ!!!」 この状況、言い訳は聞かない。今の私の姿、誰が見ても変態です ありがとうございました 完 前ページ次ページSSまとめ
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今日 - 合計 - 磁石で飛んじゃう!~ ピックスの大冒険の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 17時09分16秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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【検索用 ねこふんしゃった 登録タグ 2023年 A4。 CeVIO miru あんりふれ さい同盟 さぶろう ね めり コバヤシケイ タナカユウダイ 三月 佐々木そい 可不 曲 曲な 榎杜 雨回路】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:A4。 作曲:A4。 編曲:A4。 動画:めり(Twitter)・コバヤシケイ(Twitter) irected:あんりふれ(Twitter) guitar:miru(Twitter) bass:タナカ ユウダイ(Twitter) mastering:さぶろう animation:あんりふれ/佐々木そい(Twitter)/さい同盟(Twitter)/三月(Twitter)/雨回路(Twitter)/榎杜(Twitter)/めり storyboard:あんりふれ・コバヤシケイ・めり・佐々木そい・A4。 background:あんりふれ・コバヤシケイ・めり character design:あんりふれ cinematographer:めり collage art:コバヤシケイ 唄:可不(CeVIO AI) コーラス:flower 曲紹介 嘘は、バレてから嘘になるのであって バレなければそれが真実なんですよね。 じゃあ、皆さんが信じている その"真実"は 曲名:『ねこふんじゃった。』 歌詞 (YouTube動画説明欄より転載) この感情を何と言う? もしさ僕も未来がわかったらさ 嗚呼 落ち込むことなんて無い 価値無い錆も哀も持ち寄ってどうぞ~! 嗚呼 いざ悪魔とランデヴー! 足りない物は頭と分かってる 👿「故に気張って行こ~! だって・・こう・・馬鹿みたいでしょ?」 貴方だってそう 分からないってありえないでしょ(笑)」 ?「まぁそうは、、言われましても、、 未来が全てわかる!wは、ずるいでしょ」 巫山戯やがってよ!だってもう 決まり切った調和さえも 駄目だこれも、悪魔の‟アレ‟らしい 不甲斐ないよ! 穿ってビンテージに特化して 祈ってい「」ってわかっているんだ 不自然と神は交わらない 覚めない夢が色彩値の論だろう 大抵、ヘリテージに引火して 威張っているってわかっているんだ 何処まで行っても変わらない 足りない タりない たりないよ お前のせいで! 風化した忌憚の思想に縋ってしまったんだ。 飛び交う持論の中で 創作と同じく不満を描くでしょう ここまで聴いた貴方ならどう? なんとなく、勘違う “前者一択”って 大人に「満足」をひったくった民と 行き場を無くした奴らでガンフィンガー そんでもって、輪郭は信者 like a DONE A.M3:00台、脳も堕ちる頃 造が鈍くなって 「わからない」を唱えたって ねこの所為でしょ・・? 痛みの定義だって一歩リード ‟理解‟と押し問答 「縺ヲ繧√∞縺ョ謇?轤コ縺?繧阪≧縺後h」 穿ってビンテージに特化して 祈ってい「」ってわかっているんだ 不自然と神は交わらない 覚めない夢が色彩値の論だろう 大抵、ヘリテージに引火して 威張っているってわかっているんだ 何処まで行っても変わらない 足りない タりない たりないよ お前のせいで! 嗚呼 僕のあの日の手にはさ 戯言や地獄が光る。愛おしい。 ただ塞ぐ この耳に二度と ( 風化した忌憚の思想に縋ってしまったんだ 飛び交う持論の中で 創作と同じく不満を描くでしょう ) 「愛」や「夢」が 響かない様に。 あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああ コメント 最高!!!!!!!!!! -- 名無しさん (2023-02-22 14 40 02) サムネから気になって聞いたら、、、、うsyすすすsjしおすそxpってなった笑 -- 名無しさん (2023-05-11 14 24 16) さいこー -- 匿名 (2023-06-04 01 38 26) サムネから曲まで全てがかっこいい曲 -- 林 (2023-06-22 22 42 49) 最後まで聴くと精神がごそっと削れるけど毎日聞きに行ってしまう曲 -- 匿名 (2023-11-27 16 02 50) 文字列だけでも分かる「あ」の表府と絶叫感。耳、痛かったんだろうなぁ -- 独林檎 (2023-12-24 17 16 29) ううおおおmyすんげえ -- 名無しさん (2024-05-10 20 18 56) ↑ごめんmv -- 名無しさん (2024-05-10 20 19 19) 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
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【年齢】 17 【出身】 京洛 【職業】 公家 【愛称】 えろ 思春期真っ盛りの17歳。京都二条河原出身。 初代扇子れんじゃあ西園寺真剣麻呂の子孫。 また父親と叔父も先代扇子れんじゃあである。 しかし、絵櫓麻呂自身はすっかり平和ボケしてしまい、 女の尻を追うことに御執心の様子。 主張は「えろこそ正義」。