約 1,476,260 件
https://w.atwiki.jp/shienki/pages/552.html
酢だこ:ぐぬぬぬぬ のどっち:これまたキレイな逆転勝ちだったな 紫炎姫:プロリコンから「まくりの女王」って呼び名奪っちゃえよ南場 namber:いえ、そんな 酢だこ:うぅー、最近南場でやられまくりだじぇ ステルスモモ:特に南場さんが容赦ないっすよね namber:そういう言い方しないで下さいよ・・・・・・ 酢だこ:・・・・・・なんぽっぽと打ってると、個人戦を思い出すじぇ namber:え? 酢だこ:あの時も、南場になると急に強くなる選手にボコられたことがあるんだじぇ 酢だこ:なんぽっぽの麻雀はその選手の麻雀とそっくりだじょ namber:・・・・・・そうなんですか 紫炎姫>のどっち:そっくりも何も本人だしな のどっち>紫炎姫:まぁ気付くはずもないか 酢だこ:あれからもう2年か・・・・・・ namber:経ってないですよね? ステルスモモ:結構引きずってるみたいっすね、タコスさん 酢だこ:そうだなー。ぶっちゃけトラウマと言ってもいいくらいだじぇ。怖かったし namber:・・・・・・ 酢だこ:麻雀もそうだったけど、何ていうか、負の黒いオーラが滲み出てたじぇ namber: のどっち>紫炎姫:孤高のぼっちオーラですね。よく分かります 紫炎姫>のどっち:それ南場に言うなよ 酢だこ:できることなら、あの人ともう一度打ってみたいんだじぇ。リベンジだじょ!! ステルスモモ:ほうほう。それはそれは 酢だこ:・・・・・・何て名前だったかなぁ、あの人 のどっち:そこまで言っておいて名前すら覚えてないのかよ namber:・・・・・・あの、酢だこさん 酢だこ:何だ? namber:えーとですね namber:その人、実は私の知り合いなんです 酢だこ:じぇじぇじぇ!?本当か!!? 紫炎姫: のどっち: ステルスモモ: namber:はい。本当です 酢だこ:じゃあ是非その人を連れて来てほしいんだじぇ!!お願いだじょ!! namber:分かりました。明日待っていて下さい 酢だこ:やったじぇー!! ~~~ 紫炎姫:で、何のつもりよ南場 のどっち:あんな約束までしちゃって ステルスモモ:何か理由があるんすよね? namber:再戦を希望していたみたいだったので、それを受けたまでですよ 紫炎姫:あんな嘘をついてまでか? namber:・・・・・・私は彼女の強さを認めているつもりです。東風戦での強さはすごいと思うんです 紫炎姫:まぁ、確かに個人戦初日はすごかったな のどっち:ぶっちぎりだったし ステルスモモ:何故かあんまり評価されてないっすけどね namber:それに酢だこさんとの麻雀は、とても参考になるんです。東場での押し引きとか namber:最近東場でハコらなくなってきたのも、それが理由の一つなんだと思います 紫炎姫:ふーん。ここでの麻雀も無駄ではないんだな のどっち:タコスの方は相変わらずだけどな ステルスモモ:まるで成長していない・・・・・・ 紫炎姫:じゃああれか。タコスにそれなりの敬意を示してって感じ? namber:そんなところです。流石に身バレは避けたかったのであんな嘘をついちゃいましたけど ステルスモモ:律儀な人っすねー のどっち:悪いな、うちのタコスが迷惑かけて 紫炎姫:でも大丈夫なのか?あいつがご所望してんのはnamberじゃなくて「南浦数絵」なんだぞ? namber:・・・・・・そうですね。それが問題です のどっち:何?どういうこと? 紫炎姫:リベンジするってことは、個人戦の時の南浦数絵として打たなきゃならないってことだよ のどっち:あぁ、負のオーラ全開で一匹狼のジジコンなんぽっぽか ステルスモモ:ジジコンはいらないっすよ namber:リアルで打つならともかく、ここであの人格に戻るのは難しいです ステルスモモ:でも麻雀を打つだけっすよね?そんな必要があるんすか? namber:まぁ、やるからにはそこまでやりきろうかと思いまして のどっち:・・・・・・ホント律儀な奴だな 紫炎姫:で、どうすんだ? namber:・・・・・・一つ考えがあるので、それを試してみようかと思います 紫炎姫:ふーん のどっち:なぁ、同じようなこと最近なかったっけ? ステルスモモ:え? のどっち:ほら、「あの時のあいつともう一度戦いたい」的な奴がさ メガラバさんが入室しました メガラバ:こんばんハ、失礼しマス のどっち:・・・・・・あぁ、こいつだ 紫炎姫:こいつだな ステルスモモ:この人っすね メガラバ:? ~翌日~ namber:・・・・・・と、いうわけでして 畑石:ふむふむ、なるほどね 龍門渕透華:お待ちなさい。何が何やら私にはさっぱりですわ namber:ごめんなさい、あまり多くを語るわけにはいかないんです・・・・・・ かじゅ:要するに、ひたすら麻雀を打って自分を追い込みたい、と。そういうことだろう? namber:はい。遠慮なくバシバシやって下さい Sapphire:でも何故それを私達に? namber:普段あまり一緒に打たないという点と、実力を考慮してのお願いなんですが・・・・・・ 龍門渕透華:ふむ・・・・・・ 龍門渕一:協力してあげなよとーか。強い人達と一緒に打てる折角の機会なんだし 龍門渕透華:まぁ、一がそう言うなら namber:ありがとうございます 龍門渕一:事情はよく分からないけど、頑張ってねnamberさん! namber:はい、ありがとうございます一さん! 畑石:やけに仲が良いわね、二人共 かじゅ:さて、では早速始めようか Sapphire:彼女のために、全力でいきましょう 龍門渕透華:手加減する気はさらさらないですわよ namber:はい、よろしくお願いします! ~しばらくして~ 酢だこ:遅いなー。もう約束の時間はとっくに過ぎてるじぇ のどっち:落ち着け。あいつが約束を破るはずねーだろ ステルスモモ>紫炎姫:それにしても、昔の自分に戻る方法って何なんすかね 紫炎姫>ステルスモモ:さあな。想像もつかない numberさんが入室しました 龍門渕透華さんが入室しました number:すいません。遅くなりました 龍門渕透華:さあ。早く卓につきなさい 紫炎姫: のどっち: ステルスモモ:おやおや。何やらお客さんまで連れてきたみたいっすね 酢だこ:待ってたじぇ!!あの時のリベンジだじぇー!! 紫炎姫>number:で、調子はどうだ?うまくいったか? 紫炎姫>number:おーい number>紫炎姫:すいません、集中したいので放っておいてもらえませんか? 紫炎姫>ステルスモモ:もう生きていけない。今週中に死ぬ ステルスモモ>紫炎姫:何でいきなりそんなに凹んでんすか!? のどっち:え、と。じゃああと一人は私が 酢だこ:よーし!タコスパワーも満タンだじぇ!! 龍門渕透華:よろしくお願いいたしますわ number:おじいさまの麻雀が最強だということを証明してみせましょう 冷やし透華に加えて冷やし南場の登場。以下が今回の騒動のまとめ ①麻雀は終始冷やし透華無双で終わったのでタコスのリベンジどころじゃなかった ②デジタルだと思っていたとーかにボコられたので、のどっち涙目+リベンジに燃えることになる ③昔の人格に戻りすぎたせいでおじいさまもビックリ ④南場を元に戻すためにオフ会を開催。その際には紫炎姫おねーさんが大活躍したらしい ⑤結局タコスは凹んだだけだった 娘がグレた紫炎姫さんの反応が可愛いw -- 名無しさん (2010-03-03 22 27 27) ?、ぜひ?の顛末をくわしく!それと誰かタコスをなぐ(ry -- 名無しさん (2010-03-03 22 36 45) ダヴァンは結局卓に入れなかったのか?ある意味一番かわいそうだが… -- 名無しさん (2010-03-03 23 38 05) 心の友が仲良いですね。それはそうと、畑石さんタコスさんにもそろそろアドバイスを -- 名無しさん (2010-03-03 23 48 30) 紫炎姫の反応が完全に思春期の娘に嫌われた親父状態w -- 名無しさん (2010-03-04 00 45 09) 駄目だ、南場さんのイメージが強すぎて南浦さん状態が覚醒状態にしか見えない -- 名無しさん (2010-03-04 01 01 46) 「冷し南蛮」はじめました…美味しくなさそう。やはり紫炎姫が頑張って暖めてあげるのが正解ですne -- 名無しさん (2010-03-04 02 41 03) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/9997.html
京太郎「はぁ……玄、宥…」 咲(なんか京ちゃん、ずっと凹んでるよ?) 優希(とんだヘタレだじぇ) 和(須賀くんがあぁも落ち込むのは珍しいですね…?) 優希(どうせ冬休みに美味しいもんでも食べて、それを忘れられないんだじぇ) 和(その線も捨てきれませんが…冬休みの間はずっと松実館でバイトだったみたいですし) 咲(あっ(察し)) 京太郎「また玄や宥に甘えたい……甘えて甘えて優しく叱られたい……めって叱られてから一緒に寝たい……」 咲(…………) 優希(………) 和(陥落してますね…)
https://w.atwiki.jp/animerowa-3rd/pages/1474.html
401 :名無しさんなんだじぇ:2010/08/20(金) 02 25 34 ID QZbu74fw セイバー「ならば代わりに風王結界で加速すれば」 アーチャー「音速を超えてどうするつもりだ」 402 :名無しさんなんだじぇ:2010/08/20(金) 02 45 11 ID LxkCdbr6 部長「ビーチフラッグスやってみればいいんじゃない?」 セイバー「旗取り合戦ですか。望むところです」 とーか「では練習行きますわよ、ヨーイ…ドン!」 セイバー「音速を超えた騎士王に死角はない!」 カッ とーか「な、なんですの?このクレーターは?!」 ビリビリ「あぁ、音速超えたもんだから衝撃波でフラッグごと地面をえぐったわけね。あるあるw」 むく セイバー「アーチャー、お腹がすきました」 アチャー「痴れ者。飯抜きだ」 セイバー「そんな!」 404 :名無しさんなんだじぇ:2010/08/20(金) 11 32 56 ID ZP1NRNCQ 真宵「そういえば、レイパーさんは水泳大会には不向きでしたね」 セイバー「あの、その噛み方は流石に……」 真宵「失礼、噛みまみた。 つまり、ゲイバーさんは……」 セイバー「……もう好きに呼んで下さい」 ビリビリ「で、セイバーさんの何処が不向きだってのよ?」 真宵「ゲイザーさん、泳げないですよね?」 一同「…………あっ。」 405 :名無しさんなんだじぇ:2010/08/20(金) 23 23 57 ID kX0o71bw セイバー「それなら大丈夫です。私は泳げませんが水中を`走る`ことは容易にできます」 アーチャー「それはもう水泳ではない」
https://w.atwiki.jp/iwarpg_wiki2/pages/709.html
釣りイベント どうしても〇〇〇が欲しいんだ! とある村人が魚を欲しがっています ☆指定された魚を釣って渡してあげよう! 報酬は強化石になります。 アラグ村の釣り具屋にイベント専用村人を配置しています。
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/5827.html
大学の夏休みとは長い、だったらその長い休みの間に互いの実家に行ってみないかーーこう提案したのは俺の彼女である そんなわけで俺は、東京のアパートを出て、彼女の故郷へと向かっていた。 ーー恐らく俺は、いっぱいいっぱいだったのだろう 彼女と四六時中一緒にいられることや、彼女の育った故郷へ行けることへの喜び、親御さんに挨拶することへの緊張。 だから、だろうか 俺は、信号を無視して爆走してくる車の存在に気づくことができなかった グシャッ ◆ ミンナーカエロウゼー! カラオケイクゾー! 京太郎「ん…クォクォア…」 嫁田「京太郎ーおーきーろー」 京太郎「…そっか、嫁田も死んだのか…揃って運がねえな」 嫁田「いやバリバリ生きてるんですけど…。さっさと部活行かねえと嫁さんに怒られるぞ」 京太郎「は?部活?…っていうか嫁田なんで制服着てんの…?」 嫁田「高校生なんだから制服着るのは当たり前だろ。…嫁さんに何されるかわかんねーからもういくわ。じゃーなー」 京太郎「あっおいちょっと待って嫁田!」 部室前 京太郎「…状況を確認しよう」 京太郎「轢かれる、死ぬ、何故か高校一年生になってる」 京太郎「出来の悪いラノベかよ…」 彼女はどうしてるだろうか、そもそも俺はなんで高校生をやっているのか、考えることは尽きないが… 京太郎「とりあえず部活には出ないとな、うん」 あの嫁田の様子だと、部活行かなかったら何が起きるかわからんし 時期的には咲が入部してすぐくらいだろうか? 部室に入る前に深呼吸。さあ、扉を開けよう 京太郎「うーっs「京ちゃあああああん!!!」えええ!?」ギュウウウ ドアを開けて俺目掛けて突進してきたのは、何年か振りに顔を合わせた幼馴染みの宮永咲だった。のだが… 京太郎「色々ツッコミたいことはあるけど、まずは離れようか…」グググ… 咲「ダメだよ京ちゃん!私は京ちゃんのお嫁さんなんだもん!」 京太郎「嫁さん違います!大体なんだそのちょっとギャル入ってます感あるメイクとワカメちゃんばりに短いスカートは!」 咲「これが今のJKの流行なんだよ京ちゃん!」 京太郎「お前JKとかいうキャラでもないだろ!とにかくはーなーれーろー!」 優希「咲ちゃん!犬に引っ付いてないでいい加減離れるじぇ!」 咲「あ~れ~」 京太郎「サンキュー優希!助かった!」 優希「べ、別に京太郎のことを助けたかったわけじゃないんだじぇ!勘違いするんじゃないじょ!」 京太郎「!?」 優希「そ、そうそう。新作タコスを作ったんだけど、ちょっと作りすぎちゃったんだじぇ。だから食べて欲しいんだけど…。あ、京太郎の為に作ったとかそんなんじゃないからな!」 京太郎「好意はありがたいけどさっきから態度が気持ち悪いわ!だいたい作りすぎちゃったからって自分で言ってるじゃねえか!」 和「ゆーき、須賀君を困らせてはいけませんよ」 優希「あ~れ~」 京太郎「サンキュー和!助かっ…」 和「どうしたんですか?鳩が豆鉄砲食らったような顔をして」 京太郎「いや、なんすかその髪…」 和「これですか?これはツーサイドアップといってですね…」 京太郎「髪型の説明じゃなくて!何失恋でもしたの?」 和「ただのイメチェンですよ、イメチェン」 京太郎「そ、そうなんだ…」 和「あ、そういえば須賀君。そろそろ大会も近いですし、私が麻雀を教えてあげますよ。今日は鳴きの練習とかいいと思います。だから2人で一緒に特訓しましょう」 京太郎「いや別に鳴きは得意な方っていうか…あれなんか和の力強い強いちょっとどこに連れて行くんだ…アッー!」 どうなる!?俺の2度目の高校生活! カンッ! 咲「フフフ…フハハハ!」 優希「目が覚めたら高校時代に戻っていた…これは!」 和「千載一遇のチャンス!」 咲「私も優希ちゃんも和ちゃんも、高校卒業した後すぐにプロ入りした…」 優希「まあ咲ちゃんとのどちゃんがいないなら大丈夫だじぇ…なんて楽観視していたら」 和「私が紹介したあの子に…」 咲・優希・和「寝取られた!!!」 咲「だけど…今回は違う!」 優希「京太郎の好みは全て把握している!しかもそれは私だけ!」 和「須賀君にあの子を紹介するなんてヘマは犯さない!」 咲「京ちゃんと付き合うのは…」 咲・優希・和「この私だ!」 もいっこカンッ!
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/4699.html
『ゆっくり剛力絆創膏』 19KB いじめ 制裁 観察 小ネタ 妊娠 番い 野良ゆ 姉妹 赤ゆ 現代 虐待人間 独自設定 ぺにまむ 初投稿 お目汚しすいません 動物を飼うのなら飼い主はその生涯に責任を持つべきであるが それはゆっくりにも当てはまる。 だがそれは、ゆん命尊重などというふざけた理由ではない。 ゆっくりは生き物ではない。 正真正銘まんじゅうだ。 生きていると思い込んでいる、生きているフリをしているだけ。 地球において最も弱く最も尊大で、無駄に数だけは多い。 そんなゆっくり饅頭を他の動植物達は餌として存分に利用してあげている。 特に人間は抜群に利用がうまい。 殴ったり蹴ったり刺したり切ったり焼いたり溶かしたり擦りおろしたりして、仲良く付き合っている。 もちろん普通に飼うのもOKだ。 だがその場合はちゃんと躾をして他人様に迷惑がかからないよう最期まで世話をしよう。 特に注意すべきは繁殖力。 ゆっくりは増える。 ねずみ算式にどんどん増える。 まぁどれだけ増殖しようが所詮ゆっくり。 自然界には何の脅威にもならないが、人間にとっては迷惑千万。 ゴミ捨て場を荒らしたり、開きっぱなしの扉や窓から侵入して 「「ここをまりさ(れいむ)たちの ゆっくりぷれいすにするよ!」」 などの鳴き声を発し、人間様の家を汚す例は多々ある。 もしゆっくりを飼いたくて、爆発的に増える赤ゆ達の面倒をみる自信がなかったり 間引くのが面倒臭いのならば去勢をしよう。 ゆっくり駆除から養殖、販売、治療、なんでもござれの加工所で去勢手術は随時受け付けている。 ご近所の加工所支部にさぁ行こう。5,000円でやってくれる。 えー!ゆっくり如きの為にそこまで金を掛けたくないし、加工所支部も近所にないよ。 そんな人は『お手軽去勢セット』を買おう。 これはスーパーやコンビニでもどこでも売っている。 お値段は1,900円。 だがこれは説明書が付いているとはいえ、ちょっとだけ難しい。 加減を間違えて、ぺにまむだけを抉るつもりが中枢餡まで抉っちゃったよ。とか 加減を間違えて、植物型にんっしんっ防止おでこ焼きハンコで額を突き破って中枢餡に根性焼きしちゃったよ。 なんてことも細かい作業が苦手な人にはあり得る。 そんな人にオススメなのが『ゆっくり剛力絆創膏』 これも全国のスーパー、コンビニで手に入る。 お値段は10枚入りで成ゆ用500円。 子ゆ・赤ゆ両用300円。 これは特殊な極薄金属を、特殊な極薄小麦皮で覆った、特殊なシール。 ゆっくりに貼ればすぐに癒着して見た目も分からなくなる。 名前の通りとても丈夫で、伸び縮みもの余地も少しはある。 ゆっくり程度の力では噛みつきはもちろん 枝などの鋭利なものでジャンプアタックしたとて突き破れない。 耐久試験ではドスでも破れなかったらしい。 余談だが特別、『ドスでも』と付けるほどドスは強くはない。 実際は普通の成人男性が単独、かつ素手で勝ててしまう。 ドススパークなる熱線も うわっ、この風呂熱いよ! ぐらいのもの。 普通のゆっくり達から見たら伝説になるくらい最強でゆっくりオーラ放ちまくり なだけで所詮、人間から見たら目くそ鼻くそである。 むしろ無駄にデカくて鈍いし無駄に丈夫(痛覚は普通のゆっくり並) なので殴りがいがあるサンドバックだ。 良い鳴き声をあげるのでやりがいがある。 話を戻すが、とにかく凄い頑丈で人間の全力でも喰らわない限りまず破けない。 その秘密は二重構造内部の極薄特殊金属板。 これはゆっくりが餡子に分解できないのである。 つまりこれをゆっくりのまむまむと額に貼り付ければ完全なる避妊になる。 去勢はかわいそうだが赤ゆは困る。 そんなあなたにピッタリだ。 では実際に使用例を見てみよう。 先ほど我が家に侵入してきた野良れいむと野良まりさ。 若い番で新居を探していたようだ。 「ゆっ! ここはもうれいむたちのゆっくりぷれいすだよ! くそにんげんはさっさとどっかいってね! ゆっくりしないでいいよ!」 「まりささまにおそれをなしておびえているのぜ! とくべつにまりささまのどれいにしてやるのぜ! くそどれいいはさっさとあまあまもってくるんだぜ! たくさんでいいのぜ!」 非常に元気でよろしい。 この二匹にラムネスプレーを吹きかけるとほぼ瞬間的に寝てしまう。 だが大した量はかけていないので短時間で起きてしまうだろう。 だが短時間といえど麻酔に近い深い眠りに入る。 そんなちょっとのラムネスプレーでいいの? そうお思いのあなた。大丈夫です。 『ゆっくり剛力絆創膏』はバカでもちょんと貼るだけでOK。 ちょちょいとぺにまむと額に貼っつける。 するとみるみるうちに馴染んでシールと饅頭の境目などわからなくなってしまう。 ラムネで寝かした場合は結構無茶もできる。 試しにシールの部分に爪楊枝を刺す。 ぶす。 「ゆ?ゆぅ~・・・すーやすーや・・・」 ぶす。 「ゆ・・・ゆぐぅ・・・す~やす~や」 ほらご覧。 シールを貼っつけたぺにまむを刺してみたけど皮が破けてない。 刺された二ゆはそれでも不愉快らしく、眉根を寄せてしかめっ面をしている。 額も刺す。 やはり変形はするが破れない。 検証に励むうちに二ゆが目覚めた。 「ゆ・・・なんだかゆっくりできないゆめをみたきがするよ・・・」 「まりさもなんだぜ・・・れいぱーにおそわれるゆめだったのぜ・・・」 いい夢が見れたようだ。 冴えない顔つきの二ゆを掴みあげる。 「れいむはとりさん!」 「まりさはおおぞらをてにいれたのぜ!」 本能のままに鳴く二ゆを今度は激しく擦り合わせてみよう。 発情させて加工所式透明水槽に二ゆを放置して様子を見る。 「ゆ~! なんだかきもちよくなってきたよ! まりさはれいむとすっきりしようね!」 「ゆゆっ! まりさもすっきりしたくなってきたのぜ! まりささまの、おうごんぺにぺにをあじあわせてやるのぜ!」 れいむとまりさは案の定すっきりを試みるが・・・。 「どぼじでれいむの、ばーじんまむまむさんがなくなってるのおおおお!」 「まりざのびっぐまぐなむざんがおっきくならないのぜえええええええ!」 剛力シールに遮られているだけでぺにまむは健在だ。 だから餡子脳はすっきり欲を失ってはいない。 シールの下では薄汚れたれいむのまむまむがぺにぺにの受け入れ体制を整えているが、入り口は塞がれている。 まりさもシールの下で短小ぺにぺにが立ち上がろうとなけなしの努力をしていたが よーく見てみると口の下あたりが緩く盛り上がってるかな? といった程度でぺにぺにのおっきは防がれていた。 「「ごれじゃあ゛ずっぎりでぎないいいいいいいいいいいいい!!」」 泣き喚く二ゆに人間が助言してやる。 君達のぺにまむは今日はちょっと調子が悪いんだよ。すーりすーりですっきりすればいいんだよ、と。 涙とかなしーしーを撒き散らしていたまりさとれいむの表情が一転して不愉快な笑顔になる。 「ゆ~! そうだよ! まむまむさんはきょうだけ、ちょっとゆっくりしていないだけなんだよ! れいむはまりさとゆっくりす~りす~りするよ!」 「ゆっゆっゆっ! そうだったのぜ! きょうはすこし、たいっちょうふりょうっさんなのぜ! あしたにはまりさのすーぱーぺにぺにはゆっくりするにちがいないのぜ! いまはれいむとすーりすーりすっきりするのぜええ!」 「まりさぁ~!」 「れいむぅー!」 「「す~りす~りすーりすーりす・・・すすすすっきりーーー!」」 一々、思考と行動を宣言してくれるゆっくりがすっきり終了を告げる。 「ゆふふ・・・とってもすっきりできたよ! れいむのかわいいおちびちゃんたち! ゆっくりうまれてき・・・・・・どぼじでくきさんはえてこないのおおお!」 れいむの本能が植物型にんっしんっであることを理解していたようだ。 れいむの額がほんの少しだけ膨らんでいる気がする。 だが茎と実ゆの発芽をシールは許さない。 小さなたんこぶの下からは、耳を澄ますと微かに 「ゆ・・・・・・ぴぃ、ぴぃ・・・ゆっくぢ・・・・・・かった・・・・・・」 「ゆっ・・・ちぃ・・・・・・ゆ・・・ちぃぃ・・・」 「ゆっ・・・ぴぃっ・・・おきゃあ・・・ぢゃ・・・」 実ゆにすらなりきれてないうちから鳴き声とゆっくりしたいという本能は全開のようだ。 だがすぐに声は消えてなくなった。 シールに負けた蔓はそのまま母れいむの体内に戻され吸収された。 実ゆ達の存在は発生して30秒で消失した。 「「おぢびぢゃあああああん!!」」 れいむとまりさが揉み上げをピコピコさせ全身で悲しみを表現する。 泣き喚く二ゆに人間が助言してやる。 茎さんがゆっくりしていないから君達のおちびちゃんは永遠にゆっくりできなくなったんだ。 れいむの餡子の中でぽかぽか育ててやれば皆ゆっくりできるさ、と。 涙とかなしーしーを撒き散らしていたまりさとれいむの表情が一転して不愉快な笑顔になる。 「ゆぅ! そうだよ! くきさんがげすなせいで、れいむのおちびちゃんがゆっくりできなかったんだよ! こんどはれいむのあんこさんのなかで、ぽ~かぽ~かあんっぜんにそだてるよっ!」 「そうだぜ! くそどれいもたまにはいいこというんだぜ! げすなくきさんはこんどあったら、さいっきょうのまりさがせいっさいするのぜ!」 二ゆはそう鳴くと再びすっきりに励もうとする。 まだ見ぬ可愛い可愛いゆっくりできるおちびちゃん達とゆっくりするために。 「どぼじでれいむの、しょっきんぐぴんくまむまむさんがなくなってるのおおおお!」 「まりざのぐれーとまぐなむざんがおっきくならないのぜえええええええ!」 数分前の、本ゆん達にとっての重大事件を忘れ去るという餡子脳っぷりを遺憾なく発揮したが 人間がまた助言してやるとスリスリとすっきりを始めた。 「「す~りす~りすーりすーりす・・・すすすすっきりーーー!」」 すっきりはつつがなく終わった。 「ゆふふ・・・とってもすっきりできたよ! れいむのかわいいおちびちゃんたち! おかあさんのあんこのなかでゆっくりそだっていってね!」 れいむの本能が胎生にんっしんっであることを理解していたようだ。 シールでは胎生にんっしんっは防げない。 「ゆ~! まりさもとうとう、ぱぱになるのぜ! れいむとおちびちゃんたちは、まりさがまもるのぜ!」 二ゆはゆ~♪ゆ~♪と歌い、左右にぐねぐね揺れている。 まりさとれいむと、輝かしい未来をすでに夢見ている胎ゆ達。 そんなゆっくり家族を人間はおめでとう、と祝福する。 当然だとゆっくり達は思った。 おちびちゃんはとってもゆっくりできる。 ゆっくりできない人間もおちびちゃんをみればゆっくり出来る筈なのだから喜んで当たり前だ。 「ゆ~! くそどれいはあまあまもってきてね! れいむはおなかにあかちゃんがいるんだよ! あまあまさんがいっぱいひつようなんだよ! ゆっくりしないでさっさともってきてね!」 「さっさとあまあまもってくるんだぜ! くそどれいはほんとにやくたたずなんだぜ!」 餡子脳が分をわきまえない鳴き声を発し続ける。 人間はゆっくりの鳴き声に従うかのように、あまあまを取り出す。 「いや素晴らしい。 君達は実にゆっくりしているね。 私も糞奴隷の分際でゆっくりできて幸せだよ。 君達をもっとゆっくりさせることが私の幸せだ。 まりさとれいむは、すぐにおちびちゃんたちとゆっくりしたいだろう? そしてお腹の中のおちびちゃん達も、おかあさんとおとうさんとはやくゆっくりすりすりしたいと思っている。 ぺろぺろして貰いたいと思っている。 糞奴隷の私が言うのだから間違いないよ。 だから私がすぐにゆっくり生まれることが出来るようになるあまあまさんをあげるよ。 ゆっくりむしゃむしゃするといい。」 人間のゆっくり用語を多用した言葉は、ゆっくり達の思考をあっさり誘導した。 「ゆ! そのとおりだよ! そのあまあまさんをむ~しゃむ~しゃして すぐにおちびちゃんたちとゆっくりするよ!」 「くそどれいもたまにはやくにたつんだぜ! まりさのかわいいおちびちゃんたち! はやくゆっくりうまれてくるんだぜ!」 強力な成長促進剤と食用ゆっくりをよく混ぜてこねたあまあま。 まりさは食べる必要性は無かったが、れいむに譲るでもなく我先に食いついた。 「うまっ! めっちゃうまっ! はふっはふっ、めっちゃうめっ!」 「あまあまさんっ! めっちゃうめ! がつっがつっ、うまっ!」 尻を左右に、揉み上げを上下に激しく振ってがっつく二ゆ。 生まれて初めて食べるとても甘いあまあまさんは まりさとれいむから感動の涙とうれしーしーを溢れさせた。 「「む~しゃむ~しゃ! ちちちち、ちあわせしぇ~~!!」」 そして歓喜の幸せ宣言。 そして直後の更なる幸せ到来の予感。 「ゆゆっ! おちびちゃんがうごいてるよ! おちびちゃんが、ゆっくりうまれようとしているよ!」 「ゆぅ~! さすがまりさとれいむのおちびちゃんなのぜ! こんなにはやくうまれるなんて、すごいゆっくりしてるのぜ!」 色々とおかしいことには気付けないゆっくり達。 無理やり短時間で成長させられた胎ゆは生まれ落ちた所で 何らかの障害を持った、所謂『足りないゆっくり』とか 一時間と外界で生きていられない虚弱な赤ゆになるのが関の山だ。 だが生まれた後の心配など無用だ。 「ゆっきゅり! きゃわいいれいみゅがゆっきゅりうまれりゅよ! ゆっ! ゆっきゅり! ゆ・・・ゆ? にゃんでええええ!? にゃんで、でぎゅちがにゃいにょおおお!!」 産道の出口であるまむまむは『ゆっくり剛力絆創膏』がしっかり守っている。 シールを少し持ち上げているのが人間から見るとわかる。 赤れいむが生まれようと頑張っているらしい。 「ゆ、ゆううううううううう!! どぼじででいぶのまむまむ、おぢびぢゃんのじゃばずるのおおおおお!? やめてね! やめてね! でいぶのまむまむ、いじわるしないでね!!!」 「ゆがああああ! でいぶううう! もっとゆっくりぱわーをこめるんだぜ! いきむんだぜ! ひっひっゆーなのぜ!! がんばるのぜええええええええええ!!」 無理だろう。 穴なんて開いてないんだから。 どれだけいきんでもゆっくりでは決して破れない。 「どぼじでええ! きゃわいいれいみゅがゆっくちうまれりゅのじゃましちゃだめなんだよ! りかいできりゅ? かべさんはさっさとどいちぇにぇ! どかないとぷくーっするよ! れいみゅのぷくーっはきょわいんだよ!」 赤れいむが母の産道でうぞうぞしている。 だが生まれたいのは赤れいむだけではない。 産道の後ろにはすでに次女まりさ、三女れいむ、末っ子まりちゃと列ができていた。 「にゃにしてりゅのおにぇちゃん! ゆっくちしにゃいでしゃっしゃとうみゃれちぇね! しゅぐでいいんだじぇ!」 「ゆぎゅ~! おしゃにゃいでにぇ! おしゃにゃいでにぇ! げしゅなかべしゃんがじゃましちぇ・・・ゆっぢぃぃぃ!!」 「れいみゅもうまれるよ! ゆっくちうまれりゅよ! はやくおにぇちゃんたちうまれちぇにぇ! ゆっくちできないよ!」 「だじぇ! だじぇ! きゃわいいきゃわいいあいどるまりちゃを、またしぇちゃだめなんだじぇ!」 目の前の壁と、押し出そうとしてくる母の産道の助力を得て愛しい妹達が長女れいむを追い詰める。 「ゆっぴぃ! ゆっぴぃ! やめちぇね! おしゃにゃいでね! ゆ゛っぐぅぅ! ちゅぶれりゅううう!!」 「ゆーしょ、ゆーしょ! きゃわいいまりちゃがゆっくちうまれりゅんだじぇ! ゆっくちちてにゃい、げしゅおにぇちゃんなんちぇおにぇちゃんじゃないんだじぇ! ゆ?! ゆぴゃああ! やめりゅんだじぇ! まりちゃをおしたらいちゃいんだじぇー!!」 「ゆぴぃ! れいみゅじゃないよ! しゅえっこまりちゃがおしてくりゅよ! きゃわいいしゅえっこまりちゃは、おにぇちゃんたちをおしゃないでにぇ! くりゅしいよぉ!」 「うるちゃいんだじぇ! ぜんせきゃいがきゃわいいきゃわいいあいどるまりちゃの たんっじょうを、ここりょまちにしてりゅんだじぇ! まりちゃのじゃますりゅ、げしゅなおにぇちゃんたちにせいっさいするのじぇ!」 産道の赤ゆ達はこの始末である。 母れいむもしゅっさんの苦しみが続く。 「ゆ゛! ゆ゛! うばれでねえええ! はやくぶばれでねええええええ!! どぼじででいぶのまむまむじゃばずるのおおおおおおおおおお!! おぢびぢゃんだぢがぐるじがってるでしょおおおおおおおおお!!」 父まりさも、飛び出す赤ゆを受け取るため帽子を構え激しく応援する。 「でいぶうううううう! でいぶがんばっでえええええ!! ばりざだぢのおぢびぢゃん゛ん゛ん゛ん゛ん゛!! ゆっくりしすぎだよおおおおお!! ゆっくりしないで、はやくうまれるんだぜええええ!!」 そんな親ゆの願いを受けてがむしゃらにがんばる末っ子まりさ。 苦しむ姉ゆっくり達。 「ゆんちょ! ゆんちょ! ぜんっしぇかいがまりちゃをまっちぇるのじぇ!」 「ゆびやあ゛あ゛あ゛っ! ちゅぶれりゅ! きゃわいいれいみゅがぢゅぶべっばっ!!」 「ゆぴぃぃ! くちゃいいい! やめりゅんだじぇ! おしちゃだめなんだじぇ! おしゃないでにぇ! おしゃないでにぇ! ゆっげぇええ! くちゃいい! くりゅちいいい! ちゅぶりぇぶぎゅっ!!」 「ゆんやー! ゆっぐぢできにゃいい! くちゃいよおお! おきゃーしゃ! だしちぇくだしゃいい! いいこにすりゅからああ! わがままいいましぇんからだしちぇくだしゃっ・・・やべっでね! ぐりゅぢいい・・・まり・・・ちゃ・・・やべで・・・ぐぢゃい・・・ぐりゅぢぃよ・・・ なんじぇ・・・もっぢょ・・・ゆっぐぢ・・・・・・ゆっゆっゆっゆっゆっびゅびばっ!!」 「だじぇー! まりちゃのじゃますりゅから、いちゃいいちゃいになりゅんだよ! まりちゃ、ちゅよしゅぎちぇごめんにぇえええ!!」 姉ゆ達、三ゆんを圧殺した末っ子あいどるまりちゃ。 本ゆんは殺したことに気付いていない。 さっきのは制裁予告でまだ実行したつもりはない。 「わきゃったらしゃっしゃとみちをあけりゅのじぇ! まりちゃはさいっきょうなんだじぇ! じゃますりゅとぷくーっするのじぇ! ぷきゅー!!」 赤まりさの威嚇(笑)が残骸となった姉ゆ達に炸裂する。 「ゆぅ! おにぇちゃんたち、まだまりちゃのじゃますりゅのじぇ! もうおこっちゃのじぇ! ほんとにせいっしゃいすりゅよっ! だじぇ! だじぇ! ・・・ゆぅ?」 忠告を無視した馬鹿な姉ゆっくり達。 本当に制裁するしかないと判断した末っ子まりさは、次女れいむの残骸に体当たりする。 だが実際はしたつもりになっているだけで 通常の赤ゆが産道を通る速度と同じ勢いでぽすっぽすっと体を押し付けているだけだった。 より密接に姉れいむの残骸に触れた末っ子まりさは気づいた。 姉達は全く喋らない。 動かない。 そして臭い。 ゆっくりだけに分かるゆっくり死臭。 「ゆ?! ゆ、ゆぴいいいいいいい! くちゃいい! にゃんでおにぇちゃんたち、ちんでるのじぇええ!! くちゃいよ! くちゃいよ! おきゃーしゃ、おきゃーしゃんたちゅけてぇ! こわいよぉ! せみゃいよぉ! ゆぴぃ! ゆぴぃ! ここはゆっくちできにゃいのじぇ! おうちかえるのじぇ!」 まりちゃはもといた場所。 母れいむの子宮餡まで戻ろうとするが、非力な赤ゆのあんよでは 産道の生み出そうとする蠕動運動の力には勝てない。 末っ子まりさは少しずつ、死臭漂う三ゆんの死骸と母の胎に押しつぶされていった。 「ゆんやぁ! ゆんやぁ! やめちぇね! やめちぇね! おきゃーしゃんのおにゃかしゃん、まりちゃにいじわりゅしにゃいでね! どうしてうまれしゃせてくりぇないんだじぇ! どうしておうちにもどらしぇてくりぇないんだじぇ! くしゃいよ! くちゃいよ! せみゃいよ! ちゅぶれりゅううう! どうちてまりちゃにこんにゃこちょすりゅのおぉぉ! ゆぴー! ゆぴー!」 全世界から祝福されるはずだったのに己に降り注いだのは 母れいむの産道に締め付け、姉ゆの残骸の死臭。 自らの境遇に悲劇のヒロイン気分も味わえない。 「くるちいよ・・・くしゃいよ・・・ おしょと・・・しぇかいは・・・まりちゃがうまれりゅの・・・いやだったのじぇ・・・? まりちゃ・・・あいどる・・・あい・・・どる・・・じゃ・・・なかったのじぇ・・・? まりちゃは・・・あいどる・・・あいどる・・・あいどりゅ・・・あいどりゅなのじぇ・・・・・・ゆちぃ・・・ ゆ゛・・・ゆっくり・・・もっちょゆっくちしちゃ・・・い・・・ゆっ、ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っ」 さっきまで胎ゆだった赤ゆの精神と体力はすぐに限界を迎え、非ゆっくち症を発症した。 「ゆ゛ううううううううううううううううううう!!! おちびちゃん! おぢびぢゃん゛ん゛ん゛ん゛ん゛!!! くさいよおおおお! なんでれいむのおなかのなか、くさいのおおおおおおおお!! おぢびちゃんがうまれないよおおお! ゆわああああああああああ!!!」 「ゆ゛あ゛あ゛あ゛! ゆ゛あ゛あ゛あ゛! ばりざのあかちゃん! あがぢゃんがああああああああああああああああああ!!!」 自ゆん達のおちびちゃんが全て、ゆっくり出来ない状況にあることを餡子脳は理解した。 耳を澄ますと母れいむのまむまむ付近から小さな鳴き声が聞こえてくる。 ゆ゛っゆ゛っゆ゛っ。 その声が親ゆ達にも、もうおちびちゃん達はダメなんだと悟らさせた。 ゆっくりできるおちびちゃん達を失った自ゆん達は何て可哀想なんだろう。 原因の追求や、問題の改善を図ろうとするでもなく れいむとまりさが揉み上げをピコピコさせ全身で悲しみを表現する。 泣き喚く二ゆに人間が助言してやる。 今回のおちびちゃん達はゆっくりしていなかったから生まれることができなかったのさ。 こんなにゆっくりしている君達には絶対に問題は無いよ、と。 涙とかなしーしーを撒き散らしていたまりさとれいむの表情が一転して不愉快な笑顔になる。 「ゆ゛! ぞうだよ! でいぶはごんなにゆっぐりじでるんだよ! おぢびぢゃんだぢが、ゆっぐりしてなかったんだよおおおおお!」 「ゆ! ゆゆ! そうなのぜ! このまりささまのおちびちゃんが ゆっくりうまれることができないはずないのぜ!」 「まりさああ! つぎはがんばろうねええええええ!!!」 「れいむうううう! まりさたちのあかちゃん、つくろうねええええ!!!」 意気込む二ゆは早速すっきり欲を全開させる。 「どぼじでれいむの、せいじゅんまむまむさんがなくなってるのおおおお!」 「まりざのばいぱーまぐなむざんがおっきくならないのぜえええええええ!」 「「ごれじゃあ゛ずっぎりでぎないいいいいいいいいいいいい!!」」 泣き喚く二ゆに人間が助言してやる。 十数分前の、本ゆん達にとっての重大事件を忘れ去るという餡子脳っぷりを再度遺憾なく発揮したが 人間がまた助言してやるとスリスリとすっきりを始めた。 「「す~りす~りすーりすーりす・・・すすすすっきりーーー!」」 すっきりはつつがなく終わった。 胎内の非ゆっくち赤まりちゃは、新たに生まれようとする妹れいみゅに潰された。 ちなみにこの『ゆっくり剛力絆創膏』は 本来、傷口を塞ぐためのものだそうだ。 裏面すみっこに申し訳程度にそう書いてあった。
https://w.atwiki.jp/shienki/pages/589.html
※ラーメン、ネタ ※※色々と酷い話、主観とか独断とか偏見的な意で 紫炎姫:発売日まで後三日!! のどっち:私が主役のオリジナルストーリーも収録されてます!! ステルスモモ:通常版¥5980、限定版¥8980っす!! namberさんが入室しました namber:こんばn namber:………今日もですか 紫炎姫:何やら早くもフラゲ報告が出てたり出てなかったり!! のどっち:当日が待ちきれませんね!! ステルスモモ:さぁ、朝一でゲーム屋にダッシュっす!!! namber:…………以上、宣伝のようなものでした。それでは普通の話に移ります ~で~ 酢だこ:タコスラーメンだじぇっ!!!! 紫炎姫:………混ぜれば良いと言う物ではないと思う のどっち:………味噌ベースでも醤油ベースでも合わないと思う 酢だこ:えぇい!!開拓者を嘲笑うか旧人類共め!!!! namber:………………… ステルスモモ:ほら、南場さんも放心しちゃってるじゃないっすか 紫炎姫:だよな、それが普通の反応だよな のどっち:おー namber: (※最近疲れてるから、と自己納得中) ~で~ 酢だこ:だがしかし、貴様らの言う事もまた一理有ったんだじぇ!!! 紫炎姫:…………一理ってか、問題しかないんだが 酢だこ:普通のラーメンにタコスを乗せるだけでは駄目だったんだじぇ!!! のどっち:………そりゃな ステルスモモ:てか、試したんすか? 酢だこ:うむ、さっき熱々のラーメンの上に試しに乗せてみたんだじぇ!!! namber:で、お味の方は如何でしたか? 酢だこ:………………… 酢だこ:……別々に食べた方が美味しかったじぇ 紫炎姫:言わんこっちゃねぇ のどっち:………タコスの皮がスープ吸って凄い事になってそうだな 酢だこ:……ぐじゅぐじゅだったじぇ ステルスモモ:そりゃそうっすよ…… ~で~ 酢だこ:しかしここで逆転ホームランだじぇ!!!! namber:はぁ 酢だこ:タコスをそのまま入れるから失敗する……… 酢だこ:だったら、皮は入れなければ良いのではないのか!!!!!!! 紫炎姫:つまり、具のみ入れると 酢だこ:その通りだじぇ!!! 酢だこ:ラーメンの中に挽肉、トマト、レタスを投入……完璧だじぇ のどっち:ほう のどっち:……で、スープは? 酢だこ:未定!!!! のどっち:をい 酢だこ:だって思いついたばかりだもん、今から試すんだじぇ!!!! ステルスモモ:…はぁ、何ラーメンと混ぜるんすか? 酢だこ:取り敢えず適当なカップ麺に混ぜてみるじぇ!! namber:……はぁ、どの商品を生贄に? 酢だこ:えっと、ラベルの名前は…… 酢だこ:ニンニクラーメンチャーシューぬk 紫炎姫:待て、それ間違いなくデッドボール!!!!!!!!! ~で~ 酢だこ:…………うん、ニンニクラーメンには合わない事がよくわかったじぇ 紫炎姫:言わんこっちゃねぇPart2 のどっち:………最低限、相性合わせていこうぜ ステルスモモ:……タコスに趣きを置くんだったら最低洋風の辺りのいこうっすよ namber:………ですね 酢だこ:むむむむむむ、洋風、その発想はなかったじぇ のどっち:有ってくれよ、頼むから 酢だこ:よし、それじゃちょっと今からコンビニでカップ麺色々買ってくるじぇ!!! ~で~ 酢だこ:カップヌ○ドルチリトマト!! 紫炎姫:あー のどっち:あー ステルスモモ:あー namber:あー 酢だこ:チリもメキシコも似たようなものだじぇ!きっと合う筈!!! 紫炎姫:味について全く同意だが、取り敢えず両国に謝れ のどっち:……あぁぁぁもぉぉぉぉ ~で~ 酢だこ:………… 紫炎姫:……で、どうだったよ? 酢だこ:………普通に、美味しかったじぇ のどっち:そりゃ何より ステルスモモ:でもなんか、浮かない感じっすね 酢だこ:……何か、感じが違うんだじぇ namber:? 酢だこ:……ちょっと、一局お願いするじぇ ~で~ ~試合終了~ 酢だこ:…………やっぱり、だじぇ のどっち:………いや、確かにいつも通りだったが 紫炎姫:最終的に南場にまくられるところまでいつも通りだったな namber:………えぇっと 酢だこ:………これは、タコスラーメンの器には相応しくなかったんだじぇ ステルスモモ:また何か言いやがってるっすよ、このタコス星のお姫様は 酢だこ:タコスラーメンとは、タコスの一つの進化の形…… 酢だこ:即ち、従来のタコスを凌駕するタコス力を持っていなくてh 紫炎姫>のどっち:………通訳頼む のどっち>紫炎姫:……まだまだ続けるって言うニュアンスだけはわかった ~で~ 酢だこ:カップヌ○ドルイタリアンシーフード……お前も駄目だったじぇ 紫炎姫:頼むからこれ以上○ッシンに喧嘩を売るな のどっち:………いや、逆に選ばれた方が不名誉な気がするんだが ステルスモモ:てか、元から似たような具材入ってるから駄目なんじゃないすか? 酢だこ:それだじぇ!! namber:それなんですか? 酢だこ:だったら似ても似つかないのを!!!!! ~で~ ~試合終了~ 紫炎姫:………最初から最後まで何一つ手出しできなかった ステルスモモ:正に圧倒的だったっすね namber:これが、タコスラーメンの力なんですね 酢だこ: 紫炎姫:しっかし、たまにコンビニで見かけたけど……まさかこれが ステルスモモ:いやいや、こういう物にこそ魂が宿ってるんすよ namber:えっと、何てカップ麺でしたっけ? 酢だこ: 酢だこ: (※味○ガーナとの食い合わせのマズさに悶絶中) のどっち:全国大会でもそれ食べてけば問題ないな 酢だこ:チェ…チェンジだじぇ のどっち:何だ、チョコレート好きだろ? 酢だこ:…………タコス以前にラーメンと混ぜるもんじゃないと思うじぇ ~で~ 酢だこ:………むむむむむ、タコス道は一日にしてならずか 紫炎姫:………これで大体、国の名前付いたカップ麺出尽くした感じか namber:……よく食べましたよね のどっち:……食った数だけ対局してもう明け方だけどな 酢だこ:もう、腹がパンパンだじぇ ステルスモモ:……それじゃ、もうお開きにしようっす。さすがに瞼がキツイッす 紫炎姫:……だな、じゃあオt 酢だこ:それじゃあ、最後に朝飯タコス食って寝るじぇ namber:まだ食べるんですか!?お腹いっぱいって言ってましたよねっ!? 酢だこ:夜食と朝食は別腹だじぇ!!!!! のどっち:ああああああああああもおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお ~で~ 酢だこ:やっぱタコス食べるからには、研究も一緒に行うじぇ!!! のどっち:うん、死ぬほどどうでも良いからとっとと食べて寝やがれ 紫炎姫:………気持ちはわかるが、まぁ、落ち着け ステルスモモ:でも、さっき全部カップ麺使い切ったんじゃないんすか? 酢だこ:沖縄そばが残ってたじぇ!! namber:………気のせいか、洋風でもなんでもないですよね 酢だこ:まぁ似たようなもんだzy 紫炎姫:似てないからな ステルスモモ:………えぇっと ~結果~ ~対局終了~ 紫炎姫: のどっち: namber: ステルスモモ: 酢だこ:……完成、だじぇ 酢だこ:味良し、見た目良し、食感良し!!!そして……… 紫炎姫: のどっち: namber: ステルスモモ: 酢だこ:そして、この圧倒的にトップを取った抜群のタコスぢから!!!! 酢だこ:タコスラーメンの完成だじぇ!!!!!!!!!!!!!!!! 酢だこ:うむうむ、皆の者協力感謝だじぇ!!! 紫炎姫: のどっち: namber: ステルスモモ: 酢だこ:ふっ……あまりのタコスぢからに声も出ないか、まぁ仕方の無い事だじぇ 酢だこ:私はこれをより完成に近づける研究をしてくるじぇ、より強くなれるように…… 酢だこ:次会う時は、最早我は人の領域に居ないかもしれないじぇ 酢だこ:では、それまでさらば!!!!! 酢だこさんが退室しました 紫炎姫: のどっち: namber: ステルスモモ: 紫炎姫: (※観戦をほどほどに、別ネトゲ中) のどっち: (※対局の最初の方から瞼と瞼がこんにちは寸前) namber: (※同上) ステルスモモ: (※打ってる途中、マグロが朝っぱらかr お馬鹿な話 タコスラーメン、いや色々と人気な様ですね キャラクター商品の枠を超えて、ゲテモnもとい、ネタ商品として受け入れられてるようで まぁ、何気に美味しいらしいのですが ……………… そして黒歴史となるタコススナック ちなみに、この後試行錯誤でより完成形のものが出来上がったっぽい 具体的にはチーズ大盛り、ハラペーニョ、味玉、スパムのトッピングだとか うん、何やら未使用箸袋が貰えそうな感じに仕上がったとかそうでないとか ついでに、春休み明けのタコスさんの体重が素敵な事になってたとかそうでないとか ………………… 少し太いが太めになるまでもうすこs 発売日近づくごとに段々テンション上がってくる三人を淡々とさばくナンポさんの胸中やいかに… -- 名無しさん (2010-03-22 12 02 34) 取り敢えず地方民は食べれないので代わりに味噌ガーナ食べてk(ry -- 名無しさん (2010-03-22 17 37 28) フラゲだと?!いよいよハンネ争奪戦が厳しくっ -- 名無しさん (2010-03-22 20 01 12) 配送予定日が26日以降になってる自分に死角は無いぜ!!!畜生orz -- 名無しさん (2010-03-22 22 12 14) 強い紫炎姫とのどっちに狩られたいぜ、弱い偽者は勘弁だ -- 名無しさん (2010-03-23 08 35 08) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/akatonbo/pages/610.html
寂しくなんかないんだから 作詞/20スレ77 作曲/20スレ111 卒業アルバムを開く 想いを寄せてた あの子 何故か色があせている どうしてだろう そういえば振られたあの日 同じ様にアルバム開き 涙で濡れた人差し指で あの子の写真をこすった 色あせぬ思い出と 色あせた想い あれから10年の月日がたって あどけない笑顔と 忘れてた想いで ひとり枕濡らす ぶり返しの夜 音源 寂しくなんかないんだから.mid 寂しくなんかないんだから(歌入り).mp3 寂しくなんかないんだから(歌入り2).mp3
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/3267.html
『れいむのおべんとうさん(下)』 21KB 虐待 日常模様 野良ゆ 現代 虐待人間 うんしー 分割になります。こちらは下巻です。 3作目です。 anko3212 れいむのおべんとうさん(上) からの続きになります。 ※うんうんネタがありますので、苦手な方は注意でお願いします。 夕暮れ、多くの人が帰路へつく時間。駅から続く一本道。 その電柱の下に、再び彼女たちはいた。 道を通る人の中に、昨日のお兄さんを探しているのだ。 「ゆー。お兄さん、まだかな。はやく、れいむのおべんとうさんでゆっくりしてもらいたいよ。」 中身の詰まった弁当容器を、頭の上に乗せたれいむは、待ちきれないといった様子で、体を左右にふーりふーりしていた。 その足元では、同じように待ちきれない様子の子まりさが、こーろこーろと転がっている。 「まりしゃ、お兄さんがくるまでこーろこーろするよ!」 通りがかる人たちは、電柱の前の奇妙な光景に眉をひそめる。 うす汚い野良ゆっくりが、大小二匹。 大きいほうが頭の上にコンビニの弁当容器を乗せて体を揺すり、小さいほうがそのまわりを転げまわっている。 所々毛羽立ち、ボロボロになった汚い飾り。れいむのまむまむの辺りは、こびりついたしーしーで黄ばんでいる。 最近よくこの場所でお歌、もとい騒音を撒き散らしている固体だろうか。 野良ゆっくりは汚く、臭い。関わるだけ時間の無駄だ・・・。 人々は無関心を装い、彼女たちを徹底的に無視する。見て見ぬフリを決めこむ。 それが、彼女たちがこの町で駆除されずに、生き残ってきた理由かもしれない。 しかしながらそんな事は、ゆっくりにとってはどうでも良いことだった。 「ゆゆっ!?お兄さんだよ!」 しばらく行きかう人々を眺めていたれいむが、お兄さんの顔を見つける。 お兄さんは昨日と同じくスーツの格好で、帰宅する人に混じって道を歩いていた。 「お兄さん!ゆっくり待ってね!れいむはれいむだよ!」 れいむは、左右で揉み上げで頭上の弁当容器を押さえると、ぽいんぽいんと道の真ん中へ跳ねていった。 その後ろを子まりさが続く。 「うわっ!なんだ?野良ゆっくりか?」 お兄さん―と呼ばれた男は、目の前に出てきた汚い野良ゆっくりを見て一瞬たじろいだ。 コンビニの弁当容器を頭に乗せたゆっくりに突然呼ばれたら、誰だって驚くだろう。 「お兄さん!昨日はゆっくりありがとうだよ!れいむは、お兄さんにお礼がしたくて、おべんとうさんを作ってきたよ!」 「だじぇ!だじぇ!」 ゆっへんと得意気な表情のれいむの廻りを、例によって子まりさがぴょいんぴょいんと跳ね回っている。 「昨日のこと?なんだ?お弁当って・・・お前が?」 男は、何の事かわからない。最も、ゆっくりの喋る言葉など何の意味もないと思っているのだが。 この男は、昨日れいむたちに優しく接したお兄さんとは別人であった。 人間が、ゆっくりの個体差を外観から判別できないように、ゆっくりもまた、人間の個体差を判別するのは難しい。 20代くらい、昨日のお兄さんと同じ背格好で、同じ色のスーツを着た人間。 れいむが見間違うのも仕方ない。 道路の真ん中に、野良ゆっくり親子と会社帰りの青年。 道行く人々は我関せず、避けるように、何も見えていないかのように振舞う。 「お兄さん!れいむのおべんとうさんを見てね!とってもゆっくりしたおべんとうさんだよ。」 れいむは頭の上の弁当容器を地面に置き、上蓋を口で取る。 舌で男の足元に容器を押し出すと、中身を披露した。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくちしていってにぇ!」 男はポカンとしている。 足元には、コンビニの弁当容器にこれでもかと詰まった生ゴミ。 腐った野菜クズに、すえた臭いを放つ、ドロドロの草だんご、虫の死骸、そして汚い何か。 目の前には、得意気な表情でこちらを見ている2匹の、これまた汚く、臭い野良ゆっくり親子。 「お兄さん、どうしたの?たべないの?・・・えんりょしてるんだね!」 「そうだにぇー!」 れいむは、ゆっへん!と誇らしい顔つきになると、男の足元の弁当の一品一品を舌で指し示し、説明を始めた。 「れいむのとくいりょうりっ!のおだんごさん。たくさんこーねこーねして、ぺーろぺーろしたよ!」 「ゆっくち!ゆっくち!」 「大きなまんまるいもむしさん。とーっても、とーってもおいしいよー!」 「まりしゃの、だいこうぶつだじぇー!」 「ふわふわちょうちょさんに、あまーいおはなさん。デザートさんには、おちびちゃんのみつけた、アイスの棒さんもあるよ!」 「アイスの棒さんは、まりしゃがみつけたんだじぇー!すごいんだじぇ!」 「たーくさんのお野菜さんに、海の幸さんもあるよ。えいっようっ!バランスまで考えるなんて、れいむはりょうさいけんぼっ!だね!」 「まりしゃのみゃみゃは、せかいいちなんだじぇ!ゆっくちー!」 野良ゆっくりが2匹、生ゴミの前で騒いでいる。 しかも、この生ゴミを、自分に食え、だと・・? 男は拳を握ると、プルプルと震え始めた。 「ゆゆっ!?お兄さん、れいむのゆっくりしたおべんとうさんに、かんどうっ!してるんだね!れいむにはわかるよっ!」 「かんどうやさんなんだじぇ!」 れいむの、一生懸命作ったおべんとうさん。とっても、とってもゆっくりできる筈だ。 れいむは確信していた。 このおべんとうさんを食べたら、きっとお兄さんはゆっくりする。 「お兄さん!おべんとうさんを食べて、ゆっくりできたら、・・・れいむを飼ってね!」 「飼ってにぇ!」 きっとお兄さんは、感動して、れいむたちを飼ってくれる。 れいむとおちびちゃんは、お兄さんと一緒に、ずっとゆっくりできる― だが、れいむの思い描く明るい未来は、決して現実にはならなかった。 「・・・ふざけんじゃねぇ。」 男が口を開く。静かに。それは、れいむの想像していた言葉とはまったく違うものだった。 「ゆっ!?お兄さん・・・?」 「ゆっくち・・・してにぇ・・?」 突然のゆっくりしていない言葉に、驚いた2匹は、恐る恐る男の顔を覗き込む。 それとほぼ同時に― グシャアアアアアアアアアアアッッッ!!!! 振り上げられた男の右足が、れいむのお弁当を踏み抜いた。 「ゆうううううううううううう!!?? どぼぢでえええええええええええええ!!??」 れいむは訳が分からず、混乱している。 「ゆえーんゆえーん!まりしゃのおべんとうしゃん、ゆっくちしてにぇ!ゆえーんゆえーん!」 子まりさはただただ、泣き喚く。 「クソ饅頭どもが・・・生ゴミ見せやがって・・・」 男が、再び右足をゆっくりと振り上げる。 靴の下から現れた、見るも無残なれいむのお弁当。 草団子は潰れ、花は踏みにじられ、野菜屑は飛び散っている。 「ゆうううううううう!!れいむのおべんとうさん!ゆっくりしてね!ゆっくりしてね!!」 グシャグシャに潰れたお弁当を目にしたれいむは、大粒の涙をボロボロとこぼす。 飛び散った野菜屑を戻そうと、地面に顔をつけ、必死に拾い集めている。 「なにが弁当だ・・・生ゴミじゃねえか!!」 男の振り上げた右足が、原型を留めていない弁当容器の上で踊り狂う。 グシャッ!グシャッ!グシャッ!! 「ゆーーーーーっ!!やめてにぇ!やめてにぇ!まりしゃのおべんとうしゃん、いじめにゃいでにぇ!ゆえええん!!ゆええええん!!」 子まりさは泣きながら、おさげをぴこぴこさせ、弁当を蹂躙する男の靴に抗議する。 ぴょいん、ぴょいんとその場で跳ねるたび、小さなまむまむからはしーしーが飛び散るのだった。 グシャッ!!グシャッ!! 男は無言で弁当を踏みつける。 「おにいざん!!!やめでねぇえええ!!れいぶのおべんどうざん、ぎにいらながっだらあやばりまずがらああああ!!!」 れいむも揉み上げをぴこぴこと上下させながら、ただただ踏みつけられる弁当を見ているしかない。 グシャッ!!グシャッ!!グシャアアッ!! 「まりしゃのいもむししゃん!!みゃみゃがいっしょうけんめいつくった、おだんごしゃん!!ゆああああ!!やめちぇにぇえええ!!」 弁当の中身が飛び散るたび、子まりさは泣き叫んだ。 やがて男の右足は止まり、残ったのはグチャグチャに潰れ、泥まみれとなった文字通りの生ゴミだった。 「ゆあ・・・ゆあああああ!!れいむのおだんござん!!いっしょうげんめい・・つくったのに・・・。」 緑色の、草団子“だった”ものの前で、ぴこぴこを振りながら声をあげるれいむ。 その体は、涙と涎でグショグショだ。 ずーりずーりと、他の生ゴミの前まで這う。 「ゆうううううう・・・。ごっちは・・・ちょうちょさん・・とってもふわふわで、おいしいのにいい・・ゆああああ!!」 ずーりずーり。 「おちびちゃんのだいすきな・・いもむしざん・・!ぷくぷくのまんまるで、ゆああああああ!!」 ずーりずーり。 「お野菜さん・・・!がんばっで・・あつめたよ・・・なのにいいいいい!! ゆええええええん!!」 れいむは、男の足元に散らかる生ゴミを名残惜しそうに眺めては、ただただ涙を流すのだった。 「ゆえーん!ゆえーん!おだんごしゃん!ゆっくちしてにぇ!ゆっくちしてにぇ!ぺーろぺーろ!」 子まりさはというと、容器から飛び出してアスファルトに張り付いている緑色の何かを舌で必死に引き剥がそうとしていた。 「ゆっくちなおってにぇ!ぺーろぺーろ!ぺーろぺーろ!」 泣きながら、ペロペログチャグチャと地面を舐める子まりさ。 れいむの作った草団子を、再び丸め直そうとでもしているのだろうか。 しかし、子まりさの唾液のまじったそれは、染みのように広がるばかりだった。 「おだんごしゃん、どぼちてなおってくれにゃいの~?まりしゃおこるよ!ぷくー!」 涙をポロポロと流しながら、地面の染みにぷくーする子まりさ。 それを見ていたれいむは、再び悲しみの涙を流すのだった。 「おにいさん・・・どぼぢで・・? どぼぢて、こんなひどいことするの・・・?いっしょうけんめい・・つくったのに・・・。」 れいむは、男を見上げると、ガチガチ震えながら問いかけた。 「どぼぢでえ・・・?」 しかし、男の答えは暴力だった。 ベゴオッ!! 男の右足が、弁当ではなくれいむの顔面を蹴り抜く。 「んぎいいいいいいい!!!」 ゴロゴロゴロゴロ、ゴチン。 「ゆげっ!!」 地面を転がるれいむは、電柱に後頭部をぶつけて止まった。 前歯が数本折れ、切れた唇から餡子を垂らしながら震えるれいむに、男がゆっくりと近づいて行く。 「やめるんだじぇ~!みゃみゃをいじめにゃいでにぇ~!!ゆえーんゆえーん!」 泣きながら、ぽいんぽいんと男の足に体当たりする子まりさ。 「お前らさ・・・いつもここでギャーギャー喚いているやつだろ?毎日うるさくしやがって・・」 ビシッ!! 「ゆうううううう!!!」 子まりさが男の足によって、電柱まで蹴り飛ばされる。 「それだけならガマンすりゃいいだけの話だが、生ゴミを食えだ?人間ナメすぎだろ・・・」 「ゆえーん!ゆえーん!!まりしゃのきゅーとなおかおがああ!!いたいんだじぇー!!ゆえーん!」 「おちびちゃん!ゆっくりしてね!ゆっくりしてね!ぺーろぺーろ!」 れいむは泣き叫ぶ子まりさの傷を治そうと、舌でぺーろぺーろをする。 男がゆっくりと電柱まで近づいてくる。 2匹は寄り添い、ガタガタと震えるしかない。 「お前らさ・・・どうしてあの生ゴミを俺に食わそうとしたの?」 2匹の前でしゃがみ、れいむの顔を覗き込むように、男が尋ねた。 「ゆっ・・・れいむは・・お兄さんにゆっくりしてもらだぐで・・おべんどうざんをつくったよ・・。 おべんどうざんを食べて、ゆっくりしたら・・れいむをかってほしくで・・いっしょうけんめいつぐっだよ・・・。」 ゆぐゆぐと泣きながら、れいむは答える。 「あの生ゴミが弁当?はっ!笑わせるなよ・・」 「生ゴミじゃないのじぇ!みゃみゃのおだんごしゃんは、とってもゆっくちできるんだじぇ!ぷくー!」 れいむに足元で震える子まりさが、頬を膨らませて精一杯の威嚇をする。 しかし、ポロポロと涙を流しながらでは、その効果も半減するというもの。 否、効果など最初からなかったのかもしれない。 「ホントうぜえよ、お前らゆっくりは。」 男は立ち上がると、れいむを頭から踏みつけた。 「ゆぶっ!!!んーーー!!んーーーーーー!!!」 男の靴の下で、揉み上げをぴこぴこさせながら、苦しそうにもがくれいむ。 「ゆ~!!やめてあげちぇにぇ!みゃみゃがいたがってるのじぇ!!」 子まりさの嘆願は却下され、男の靴にはさらに力が加わる。 「・・・・・・っ!!! ・・・・・・!!! ~~~~~~~~っ!!!」 もはやれいむは、声を上げることすらできない。 「みゃみゃが、みゃみゃがあああ!!やめてにぇ!やめてにぇ!!」 男の足元でぴょんぴょん跳ねては、母親の解放を要求する子まりさ。 しかし、男は何も言わずにれいむを踏み続ける。 「~っ!ゆうう!!」 何かを決心したのか、子まりさはお帽子の中にお下げを入れ、ガーサゴーソすると、カランと音を立ててビール瓶の金属栓が出てきた。 子まりさの宝物、王冠だ。 「おにいしゃん!!まりしゃの宝物の、ぴかぴかさんをあげるのじぇ!!だから、みゃみゃをいじめないでにぇ!!」 大事な王冠を口に咥え、男に差し出す。 すると、男は足の力を弱め、れいむは男の靴から解放されたのだった。 「ゆひぃっ・・ゆひぃっ・・・。おちびちゃん・・・ごめんね・・たからものなのに・・・ごめんね・・・!」 苦しそうに呼吸しながら、れいむはゆぐゆぐと嗚咽を漏らす。 おちびちゃんの宝物。とっても大事なぴかぴかさん。 「ふうん・・宝物、ねぇ。俺はこっちのほうがいいな。」 子まりさの口元へと伸びた男の手は、王冠ではなく、お帽子を掴むと、ヒョイと奪った。 「おぼーち!!まりしゃのすてきなおぼーち!!かえすんだじぇー!!おぼーちいいいいい!!」 命の次に大切なお帽子を取られ、子まりさはてんってんっ!と跳ねながら舌を伸ばし、必死に取り返そうとする。 「お兄さん!!おでがいじまず!!おちびちゃんのおぼうし!!がえじであげでくだざいいい!!」 れいむも泣きながら懇願する。 「お帽子返して欲しかったらさ、いつもみたいに歌えよ。ゆっくりできたら、返してやる。」 男はニヤニヤと笑いながら、右手でつまんだお帽子をヒラヒラと揺らす。 「ゆうううう・・。ゆっくりりかいしたよ・・・。れいむ、ゆっくりできるおうたをうたうよ。おちびちゃん、ゆっくりれいむの頭の上にのってね。」 れいむが促すと、子まりさはゆんゆん泣きながら、れいむの頭の上にぴょんと乗った。 「ゆっくりうたうよ!ゆぅー♪ゆーーーー♪ゆぅ~~~♪」 「ゆっぐ・・にょーびのーびするんだじぇ・・・にょーびにょーび・・・ゆぐゆぐ・・。」 歌うれいむの頭上で、涙をポロポロと流しながらのーびのーびする子まりさ。 お帽子のために、必死に体を上下させ、ゆっくりできる踊りを踊る。 「ヘタクソッ!!!!!」 べちーん!! 「ゆううううううううううう!!??」 男の怒号、それと同時に、れいむの頬に平手打ちが飛んだ。 れいむの饅頭肌には、赤い紅葉がうっすらと浮かんでいる。 「そんなクソみたいな雑音じゃちっともゆっくりできないぞ?オラ!ちゃんと歌えよ!大事なお帽子なんだろ?」 男がひらひらと、またお帽子を子まりさの前でちらつかせる。 「おぼーちぃ・・・まりしゃのおぼーちかえすんだじぇ・・ゆっぐ・・ゆっぐ・・・。」 れいむの頭上で、泣きながら必死に舌を伸ばす子まりさ。 しかし、お帽子には届かない。 れいむはというと、自慢のお歌をヘタクソ呼ばわりされ、精神が揺らぎ始めていた。 「れいむのおうたは・・・ゆっぐりできるのにぃいいいい・・・。ゆっぐ・・ゆえええええん!!」 涙がとめどなく溢れ、紅葉の模様を濡らしていく。 「オラ、しっかり歌えよ。クソ饅頭が!」 男にせかされ、れいむは再び歌い始める。 「ゆううぅううう。ゆ~~~~。ゆううう。ゆーーー。」 「ヘタクソ!!ヘタクソ!!!」 「ゆううううう!? ゆっぐ・・ゆっぐ・・・ ゆ~~~・・・。ゆうううーーーー。ゆっぐ・・。」 「ヘタクソ!!マジメやれよ、ヘタクソ!!!」 「ゆううううう!!ゆっぐ・・ゆーーーーーーっ・・! ゆ~~~~~~っ・・・!! ゆええん!ゆえええん!!」 「泣いてても終んねーぞ、クソ饅頭!」 「ゆええええん!!ゆっぐ・・ゆっぐ・・ゆっ~~~~! ゆーー・・・・・・っ!! ~~~~っ!!」 「ヘタクソ!!もう一度最初からだ!!」 ビシッ!! 「・・・・・・っ!! っーーーーーーーー!!ゆええっぐ!!ゆえええっぐ!!」 れいむは、泣きながら、嗚咽を漏らしながら、一生懸命歌った。 その度に、男にヘタクソ、饅頭と怒鳴られ、なじられ、罵られた。 れいむのおうたは、とてもゆっくりできる。 ずっとそう思っていたれいむにとって、自分のおうたをけなされるのは、耐え難い苦痛だったのだろう。 声が出なくなるまで、れいむは何度も歌わされた。 涙で声が詰まると、容赦なく男の平手打ちが飛んできた。 れいむは何度も平手打ちを受け、何度も、何度もおうたを歌った。 そのれいむの頭上では、これまた泣きながら、子まりさがのーびのーびと、踊りを踊っていたのだった。 何十回目かのお歌が終わり、男はようやく満足したのか、子まりさに「降りろ」と指示をした。 「ゆっ・・・・!ゆっ・・・・!」 男の度重なる平手打ちにより、れいむの頬は真っ赤に腫れあがっていた。 それ以上に、れいむ種のアイデンティティとも言えるお歌を、ヘタクソと言われた心の傷は計り知れない。 涙としーしーに濡れた汚い饅頭は、プルプルと震えては嗚咽を漏すのみだった。 「ゆええええん!!かえすんだじぇ!おぼーち!すてきなおぼーち、かえすんだじぇーー!!」 子まりさはというと、未だにお帽子を返してもらえず、舌を伸ばしてはてんってんっと跳ねている。 「クソ饅頭ども。お前らのお歌、ぜんぜんゆっくりできねーわ。弁当もゆっくりできないし。お前らさぁ・・全然ゆっくりしてないな。汚いし臭いし、生ゴミと一緒じゃねーか。」 「ゆっ・・・ゆっ・・・れいむは・・生ゴミさんじゃないよ・・・・っ!ゆっくりだよ・・・・」 心身ともにズタボロのれいむだったが、まだゆっくりとしての自我は保たれていた。 男は道の真ん中に落ちた、潰れた弁当容器を拾い上げると、れいむの前の置いた。 「クソ饅頭。ここにクソしろ。今すぐだ。さもないと、クソチビのお帽子燃やすぞ。」 男はそう言い放つと、つまんだお帽子に、火をつけたライターを当てた。 チリチリと火の先端が、お帽子を焦がす。 「ゆーーー!!おぼーち!!やめてにぇ!やめてにぇ!!」 子まりさがしーしー、涎、そして涙など、体中の体液を撒き散らしながら跳ね回る。 「おちびちゃんのだいじなお帽子があああ!!!お兄さん、ゆっくりやめてくだざい!!おでがいじまず!!おでがいじまずうううう!!!」 れいむが頭を地面にビターンビターンと打ちつけながら、何度も懇願する。 土下座のつもりなのだろう。 「やめて欲しかったら、その容器にクソしろ。ほら、本当に燃えちゃうぜ?」 お帽子の焦げる臭い。 子まりさの悲鳴が一段と大きくなる。 「おぼーちいい!!まりしゃの、すてきな、おぼーーちがあああああ!!!」 「おにいさん!!わがりまじだ!!うんうんさんしまずがら、やめでね!!やめでね!!!」 れいむは弁当容器までずりずりと這うと、底部を上げ、あにゃるを容器の中へと向けた。 羞恥心、屈辱感、色々な感情が交錯するのか、目を覆うように揉み上げを振り上げ、涙を流しながらきばりはじめた。 「うんうんするよ・・・・ゆぅうう・・・・っ!んんんん・・・・・っ!!」 「はははっ!こいつ、本当にクソしてやがる。最高だな、さすがクソ饅頭だ!」 「ゆっくちしてにぇ、みゃみゃー!ゆええええん!!ゆえええんん!!」 子まりさも泣きながら、母親の痴態から目を背ける。 「オラ、クソチビも見てみろよ。お前の親が、クソひねり出してるぜ!」 男は子まりさを掴み上げると、れいむのあにゃるがよく見えるように、容器の反対側に置いた。 「ゆうううっ・・見ないでねっ見ないでねっ・・・!!れいむのうんうん、みないでねっ・・・んんんんっ・・・!!」 ブリブリブリッ、ブビビビビッ・・・! 情けない音とともに、れいむのあにゃるからうんうんが捻り出される。 ブブブブッ・・!ビリリリリ! 「うんうん出るよっ・・・!!ゆううううううううっ・・・!!!」 もりゅん! 弁当の容器の中に、まだ温かいれいむのうんうんが頓挫している。 その前で、目を揉み上げで覆い、ゆっぐ・・ゆっぐ・・と涙を流してるれいむ。 そのれいむに、同じく涙を流しながらぺーろぺーろしている子まりさ。 「本当にしやがった!はははは!きったねぇなぁ、クソ饅頭!」 男は上機嫌だ。 だが、これで終わりではない。 悪夢にはまだ先があった。 「クソ饅頭、これが本当に最後だ。ちゃんとできたら、お帽子返してやる。」 男はしゃがみ込み、涙を流し続けるれいむに優しく、囁いた。 「―食え。」 「ゆううううううううっ!!?? ぞんなごど・・・・できまぜん・・・もうゆるじでくざいいいいい!!!」 れいむの精神は限界だ。 ゆっくりとしての尊厳、というものがあるなら、徹底的に踏みにじられた。 その上で、さらに排泄物を食え、という男の命令は、あまりに残酷だ。 「おでがいじまずうう・・・・れいむがわるがっだならああ・・あやまりばずがらあああああ・・。」 男が、無言でライターに火をつける。 もう一方の手には、子まりさのお帽子。 大事な大事な、子まりさのお帽子。 それを人質に取られては、なすすべもなく。 れいむに出来るのは、ただ服従。 ゆんゆんと泣き喚く子まりさがれいむの視界に入る。 れいむは、ゆっくりと自らの排泄物に顔を近づける。 思わず顔を背けたくなる、とてもゆっくりしていない臭い。 「ゆううう・・・やっぱり・・でぎないよ・・でぎないよおおおお!!」 うんうんの前で泣き崩れるれいむの、後頭部を男が踏みつける。 「ゆぶううっ!!」 れいむの顔は、うんうんに覆いかぶさる形になった。 揉み上げをぴこぴこさせながら、必死に身をよじるれいむ。 「んーーーーーーーっ!!! んーーーーーーーーっ!!!!」 しかし男の力は強く、踏みつけられた足から逃れることなど出来るはずもなかった。 「しっかり食えよ!ゆっくりできるおべんとうさん、ってやつだ。」 れいむの抵抗もむなしく、強制される形で、れいむの口内にうんうんが侵入する。 男の足が上がり、下がる。 また上がり、下がる。 バスッ!バスッ! 「オラッ!オラッ!クソ饅頭!クソ饅頭!!」 「んんぐっ・・!!んぐうううーーー!!っううううう!!んぐーーーー!!ぐべええええぇええっ!!!」 れいむの口内のうんうんは、踏みつけられる男の足によって咀嚼され、息の出来ない苦しさもあり、やがてれいむの喉を通ったのだった。 それを確認した男は、足による束縛を解く。 押さえつけていた力が消失し、ようやくれいむは悪夢から開放された。 「ゆべえええっ!!ゆげほっ!!ゆげほっ!!ゆげええええええ!!ゆうううううっ!!ゆべえええっ!!」 れいむは、しーしーを垂れ流しながら何度もえずき、涙し、嘔吐した。 「みゃみゃー!!ゆえええん!!ゆええええん!!しゅーりしゅーり!しゅーりしゅーり!!」 子まりさが、必死にすーりすーりしている。 「はははは!最高だな、クソ食いやがった。はははは!」 男は腹をかかえて笑っている。 どうして。 どうしてこんなことに。 れいむは考えていた。 わからない。どうして。 やさしかった、すーりすーりしてくれたお兄さん。 あまあまさんをくれたお兄さん。 「・・・・っ!?」 男は、れいむの片方の揉み上げを掴むと、乱暴にれいむを持ち上げる。 「ゆぎぎぎぎ・・・いだいいいい!!いだいいいいい!!!はなじでねっ!!はなじでねっ!もういじめないでねっ!!!」 もう一方の手には、子まりさが掴み上げられ、ぷりんぷりんと身をよじっていた。 「はなちぇー!!」 男は不気味な笑みを浮かべ、2匹に語りかける。 「たしかおまえら、飼ってほしい・・・とか言ってたよな?」 「ゆううううううっ!?」 れいむと子まりさが震え上がる。なんだか、とてもゆっくりできない予感がする。 「おまえらさ、お望み通り飼ってやるよ。毎日、ゆっくりできる弁当を食わせてやるよ。」 ーーーーーーっ!!!?? 「―クソ饅頭ちゃんの、捻り出したー♪ クソだけどなっ!!!」 「「ゆんやあぁああぁあああああああああああああああああああああああああっーーーーー!!!!!」」 すっかり暗くなった町。 駅から続く、一本道。 男は、2匹を掴んだまま、まっすぐ帰る。 家へ。 男の足取りは軽い。 その両手には、涙を流しながら身をよじる、2匹の親子ゆっくり。 彼女たちの目的は達成されたのだった。 飼いゆっくりになって お兄さんと ゆっくりする。 ゆっくりできるおべんとうさん。 ゆっくりできる、 れいむの、 おべんとうさん。 おしまい 長々と失礼しました。 ここまで読んでくれた方、本当にありがとうございます。 前作で感想を付けてくれた方、・・・恐縮です、ありがとうございます! 色々と参考になる御意見もあり、大変ためになりました。 もっと精進したいと思います。 過去作 anko3175 ごうっもん! anko3185 まりさのくつみがきやさん anko3212 れいむのおべんとうさん(上) 挿絵:キリライターあき
https://w.atwiki.jp/animerowa-3rd/pages/1750.html
271 :名無しさんなんだじぇ:2010/12/30(木) 18 53 09 ID 6Tbm.oLc ~~死者スレ・瓦礫の山~~ ヴァンinダン『っと、これでバカでかいゴミは片付いたな』 ホンダム(こっちも大きな瓦礫は粗方運び終えたぞ) バサカ「ではセイバー、最後の仕上げを頼む」 セイバー「了承しました。では……」 スゥゥゥーーー……… セイバー「エクス、カリバァァァァァーーーーー!!!!!」 テュドーーーーーンンン!!! ギャァァァァァァァァァァ!!!!! 小萌「瓦礫撤去は以上で終了です、撤去班の皆さん、お疲れ様でしたー」 リリーナ「清掃班の方々は引き続き跡地に残った道具の回収およびゴミ掃除をお願いします」 海原「あれ、一人足りないような…?」 妹F「?それよりこれを運ぶのを手伝ってくださいとミサカは(ry」 【溜まった瓦礫 除去完了】 【船井 消滅確認】 272 :名無しさんなんだじぇ:2010/12/31(金) 21 04 21 ID M6ww.Sg6 セイバー「アーチャー、今度は何を作っているのですか?」 アーチャー「ん?ああ、おせちと雑煮の下ごしらえだ。結構な人数分作らなければならんからな。」 セイバー「なるほど…。相変わらず手際の良い。楽しみにしていますよ。」 アーチャー「手伝おうという意見は無いわけだな…」 セイバー「ところで…。年越し蕎麦という風習があると聞いたのですが…」 アーチャー「それなら衛宮士郎がこの間から仕込んでいたようだが?」 セイバー「士郎が…ですか。」 273 :名無しさんなんだじぇ:2010/12/31(金) 21 24 32 ID zvmDMivs ~安土城・特設ステージ~ 唯「2010年ももう終わりっ!今夜はわたしたちと一緒に2011年をお出迎えしよー!」 観客一同「うおおおおおおお!」 美琴「ここからは歌うほうも聴くほうも体力勝負よ!みんな、置いてきぼりになるんじゃないわよ!」 唯「それじゃあ、最初のナンバー!行くよっ!」 <♪ やばい 止まれない 止まらない 昼に夜に朝にsinging so loud 好きなことしてるだけだよ Girls Go Maniac あんなメロディ こんなリリック 探していきたいんだ もっともっと みんな一緒にね Chance Chance 願いを Jump Jump掲げて Fun Fun想いをShout Shout伝えよう ミスったらリハってことにして、もっかい!~> 【御坂美琴withν放課後ティータイム 年越しライブ開始】 274 :名無しさんなんだじぇ:2010/12/31(金) 21 31 56 ID M6ww.Sg6 ~たまり場食堂・奥の厨房~ 士郎「う~ん……、違うな…」 セイバー「シロウ?」 士郎「鰹節の選択は間違ってない…か。だとすれば、調味料…、いや出汁の素材が足りないのか…」 セイバー「シロウ!」 士郎「ぅわあ!!……なんだ、セイバーか。」 セイバー「なんだではありません。先程から声をかけているというのに…」 士郎「悪い。今ちょっと集中しててさ…。何か用か?」 セイバー「いえ…(蕎麦の味見がしたいとは言いにくい雰囲気ですね)シロウがそんなに料理に悩むとは。蕎麦とはそんなに難しい料理なのですか?」 士郎「いや、いつもならそこまで凝らないんだけどさ。今年はちょっと…な。」 セイバー「今年はいろいろあったから…というわけですか?」 士郎「まあ…な。」 セイバー「そうですか。では、私はこれで失礼します。あまり根を詰めないでください。年の瀬に倒れるなど縁起でもありませんから。」 士郎「ああ、…ありがとうな。」 セイバー「いえ…」 士郎「さて、時間もないしもう一踏ん張りか…。と、蕎麦のこしはこんなもんだよな…」トン、トン、トン… 275 :名無しさんなんだじぇ:2010/12/31(金) 21 51 54 ID M6ww.Sg6 黒子「……」コソッ、 セイバー「クロコ…」 黒子「…っ、…なんですの…」 セイバー「覗き見などという品の無いことをせずとも、シロウに用事があるのなら堂々と訪ねればよいではありませんか。」 黒子「…それが出来れば苦労はありませんわ。」 セイバー「確かにあれほど料理に集中してるシロウに話しかけずらいのは分らないでもありませんが…」 黒子「そうではありませんわ…。いえ、まったく無関係というわけではないかもしれませんわね…」 セイバー「…まあ、これ以上は言わないことにします。それでは、失礼。」 黒子「ああやって料理に真剣に打ち込む士郎さん。それは、やはり誰にでも優しいから…。そんな士郎さんを好きになったのはわたくしですけど…でも…、だからこそイリヤさん相手にも…わかってますわ。…ですけど…」 276 :名無しさんなんだじぇ:2010/12/31(金) 23 05 58 ID M6ww.Sg6 美穂子「ウジウジしてたって、始まらないわよ。」 黒子「!?…いつからそこに…!」 美穂子「東横さんじゃあるまいし、私ってそんなにステルスだったかしら?」 黒子「いえ、これはわたくしに隙があったからですわね…。ジャッジメント失格ですわ。ハァ…」 美穂子「落ち込まないで。…誰だって好きな人のことを考えてたらそうなってしまうわよ。」 黒子「福路さん…」 美穂子「それに今回の件。あらまししか聞いてないけれど、悪いのは衛宮君の方よ。貴女みたいなかわいらしい彼女を放っておいて他の女の子と…なんて。」 黒子「べ…別にわたくしは士郎さんにとって彼女ではありませんし、かわいくもないですわ。なによりも、寂しがっているイリヤさんを放っておけない優しいところも士郎さんの魅力ですもの…」 美穂子「うん、私もそう思う。」ニコッ 黒子「…いけしゃあしゃあと…」 美穂子「でもね、彼女でないというなら今こそ彼と貴女の立ち位置をハッキリとしておくべきではないかしら?」 黒子「それは…」 美穂子「いつまでも、友達以上恋人未満ではいつイリヤさんやセイバーさんに衛宮君をとられても文句は言えないわよ…?もちろん、私にも…ね。」 黒子「な…!?あなたは…!」 美穂子「まあ、それは冗談にしても、このまま悶々としてても始まらないでしょう?」 黒子「そう…ですわね。」 美穂子「まあ、彼もそこまで鈍くはなかったみたいだけど。」 黒子「え?」 士郎「福路…?黒子も一緒か。ちょうど良かった。」 黒子「し…士郎さん。わ…わたくしは、別に…」 美穂子「ほら、逃げないの。」 黒子「う…っ」 士郎「ようやく満足のいく年越し蕎麦ができたんだ。黒子、よかったら食べてみてくれないか?」 黒子「…!?ど…毒見役ということですの?」 美穂子「ハァ…(素直じゃないんだから)」 士郎「そういうつもりじゃなかったんだけど…。その、この間から黒子には嫌な思いばっかさせちまってたから…さ。こんなんで罪滅ぼしになるとは思わないけど、それでも俺なりに頑張ってみたからさ。黒子にどうしても食べて欲しいんだ…」 黒子「…わたくしのためだけに…?士郎さんがあんなに真剣に打ち込んでいたのは、みなさんに食べさせる蕎麦を打っていたのだとばかり…」 士郎「余裕があればそれもしたかったんだけどさ。今からじゃあみんなの分は間に合わないかもな…ハハ…セイバーの奴怒るかな。」 美穂子「(もう、私のことは眼中に無い感じかしら…ね。わかってたけれど…)」 アーチャー「心配ない、衛宮士郎。皆の分は私が作ってある。」 士郎「アーチャー…。お前は他の仕込みがあったんじゃ…」 アーチャー「貴様と一緒にするな。貴様にそんな余裕があるとは端から期待していない。」 士郎「うぅ…。でも、まあ恩に着るよ。」 アーチャー「さあ黒子、食すのかね?」 黒子「……」 277 :名無しさんなんだじぇ:2010/12/31(金) 23 26 34 ID M6ww.Sg6 黒子「せっかくの蕎麦がのびてしまっては勿体無いですわね。いただきますわ。」 士郎「ホッ…」 黒子「でも、私が食べ物に連られて許すと思ったら…」ズッ… 黒子「…!!!」 士郎「黒子!?ひょっとして美味しくなかったか?それとも、なんか変なものでも混じっちまってたか?」 黒子「…美味しい…ですわ。こんな美味しい御蕎麦は初めてですの…」 士郎「そっか…。良かったよ。頑張った甲斐があった。…ハハハ、なんだか力が抜けちまった。」 黒子「オーバーですわね。」 士郎「どっちがだよ。さっきの驚きぶりは作った俺が慌てるほどだったぞ。」 黒子「ぅ…、本当に美味しかったのだから、仕方がないでしょう。……本当に…あったかくて深い味わいですわ。士郎さんの懐みたいですわね…」 士郎「…なっ。その恥ずかしいセリフ、聞こえてるぞ。」 黒子「恥ずかしくて結構。本音ですもの。……ご馳走様でした。」 士郎「…お粗末様。」 黒子「お姉様方のライブ始まっていますわね…。」 士郎「みたいだな。」 黒子「クリスマスライブはご一緒できませんでしたけど、その…」 士郎「一緒に行くか?」 黒子「…え?」 士郎「改めて俺から誘わせてほしい。黒子、今度こそ俺と一緒に…。二人で共に年を越してくれないか。」 黒子「士郎さん……。返事は…イエス、ですわ。」 士郎「そっか。断られなくて良かっ…」 黒子「そうと決まりましたら急ぎますわよ!」ギュッ 士郎「わ!!?いきなり抱きつく…な!?」シュッ…! 美穂子「消えちゃった…。ふふ、頑張ってね、二人とも…」 278 :名無しさんなんだじぇ:2011/01/01(土) 00 00 01 ID RwKDvDno 「「「「「5!4!3!2!1!」」」」」 「「「「「ハッピーニューイヤー」」」」」 279 :名無しさんなんだじぇ:2011/01/01(土) 00 02 03 ID QFaYNMMI 美琴「じゃあそろそろカウントダウン行くわよ!」 観客一同「おーっ!」 律「5!」 かじゅ「4!」 ムギ「3!」 あずにゃん・プリシラ「2!」 唯・美琴「1!」 ν放課後ティータイムメンバー一同「A Happy new year!」 観客一同「今年もよろしくー!」 美琴「さあさあ行くわよ!年明け最初のナンバーはMAD職人さんに感謝を伝えるこのナンバーよ!」 ♪~(前奏) <♪ 最近途絶えがちだった電話を放っておいて自爆して 半月後にオトコと笑ってる眩しい君を見かける そもそもちゃんと付き合っていたかも非常に曖昧で 咎め立てする立場じゃない現実を喰らうの 眠りにつけない恋の骸に早く止めを刺してよ 後悔ばかりタチの悪い病のようにぶり返す 狭い世界で君しかいない 他の名前が出てこない 移る街並み置き去られた空の声が宙を舞う~> 【本年もよろしくお願いします】