約 1,476,316 件
https://w.atwiki.jp/animerowa-3rd/pages/1674.html
58 :名無しさんなんだじぇ:2010/10/19(火) 00 25 10 ID oSNNw4.c ライダー「べ、別にフジノのことが(ry」 キャスター「り~っちゃ~~~ん♪」 【ライダー&キャスターも伊達軍入りで】 イカ、現状を(独自の判断・編集で)まとめてみました ①身体・特殊能力による区別 ★規格外(ホンダム、バサカ) ◆戦国武将・サーヴァント ●兵士・騎士・EI住人 ▲異能者(超能力・魔術師・特殊スキル持ちなど実戦向きで、素の身体能力は一般的) ②現状のチームメンバー 《風紀委員》◆セイバー ◆幸村 ●トレーズ ▲美琴 ▲部長 透華 小萌 リリーナ カイジ 黒桐 かじゅ 《特攻野郎》◆光秀 ●刹那 ▲神原 ▲ムギ 真宵 ひたぎ 船井 《伊達軍団》◆筆頭 ◆片倉 ◆ライダー ◆キャス ▲律 ▲藤乃 美穂子 池田 ③未確定者 ★ホンダム ★バサカ ◆アチャ ●ヒイロ ●デュオ ●五飛 ●ゼクス ●アーニャ ●マリアンヌ ●ヴァン ●レイ ●ファサリナ ●プリシラ? ▲海原 ▲妹E ▲妹F ▲R妹 ▲士郎 唯 梓 撫子 当麻 C.C. ユフィ 玄霧 安藤 ④非参加がほぼ確定 男A、会長、利根川 59 :名無しさんなんだじぇ:2010/10/19(火) 01 12 22 ID ayPkefX2 バサカ「本多忠勝、お前の所属はどうなるのだ?」 ホンダム「(どうやら、そのまま特攻残留になりそうだ。超人級戦力があの変態しかいないからな)」 バサカ「そうか、アーチャーは?」 アーチャー「まだ決めかねている。バランス的には風紀委員かとも思うがな。そういうお前はどうなんだ?」 バサカ「私は最後に一番超人級戦力の少ないところに行くつもりだ。もとより私はフリーだからな」 アーチャー「そうか、ならば態度をはっきりさせんといかんか」 【ホンダム 特攻残留へ】 【アーチャー&バサカ 所属チーム未定】 60 :名無しさんなんだじぇ:2010/10/19(火) 01 27 31 ID tMUroDFI レイ「あの女は伊達軍団に付いたか。ならば俺は特攻野郎に付く。貴様はどうする」 ヴァン「あー…一番人数が多いところ」 レイ「なぜだ?」 ヴァン「サボれるから」 レイ「………」 プリシラ「あたしはヴァンと同じチームねっ!」 61 :名無しさんなんだじぇ:2010/10/19(火) 01 42 26 ID QI3f8bLc 部長「あ、言っておくけど、私は風紀側で固定だからね」 美穂子「え…そうなんですか。敵同士ですね」 部長「そうね、貴女の頑張る姿を違う視点で見られるなんて素晴らしいことだわ」 美穂子「あ、あ、あ…なんというか、恥ずかしいです…。でも私、もう炊き出しくらいしか出来ませんよ?」 部長「じゃあ、お弁当ちょうだいね?」 美穂子「は、はい!」 部長「ゆみー、貴方はどうするの?」 かじゅ「運動は苦手でな。まぁ居ても居なくても余り変わらないのなら、陣営を変える必要もあるまい」 部長「そう、貴方と一緒だなんて嬉しいわ」 美穂子「!」 かじゅ「心にもないことをいう…」 部長「またまたー、私は嘘はつかないタチよ?」 美穂子「ふふ…ふふふふふ」 池田「きゃ、キャプテン?」 62 :名無しさんなんだじぇ:2010/10/19(火) 03 33 24 ID oSNNw4.c ゴースト「おや、バランスを考えるならバサカさんは風紀委員、アチャさんは特攻野郎に入った方がよろしいかと」 リリーナ「それなら風紀委員と特攻野郎の超人級戦力がほぼ同等となりますね」 小十郎「忠勝殿とバーサーカー殿がいない分、我々の陣営は超人級戦力が4名と多いから問題はない」 キャス「サーヴァント、っといっても私は魔術師で体力はないけどね。でも、後方支援なら任せてちょうだい」 ライダー「というわけですが、何か異存はありますか」 バサカ「ふむ、よかろう。本多忠勝、今一度最強の名を賭けて勝負しようではないか!」 ホンダム「ああ、望むところだ!」 アチャ「私もそれでいい。ただし、衛宮士郎、お前は私とは違うチームに組みしろ」 シロウ「え、ああ、別にいいけど」 63 :名無しさんなんだじぇ:2010/10/19(火) 11 30 09 ID 1WIeYJw2 ビリビリ「当麻、アンタは風紀委員に入ったら?」 上条「うーん、俺はそれでいいんだけど、龍門渕がどう言うかな?」 ビリビリ「大丈夫、許可は貰っといたから」 マリアンヌ「ちょっとー、誰よこんな所に消し炭なんて捨てたの」 かじゅ「いや、それは龍門渕だ」 部長「確か、美琴と妹Eが何か直談判してたわね。 交渉決裂したかしら」 小萌「龍門渕ちゃん、上条ちゃんが入ると足を引っ張られそうだーなんていってましたからねー」
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/3210.html
『ゆっくりはねるよ!!』 14KB 虐待 観察 自業自得 差別・格差 仲違い お家宣言 家族崩壊 同族殺し 野良ゆ 姉妹 赤ゆ ゲス 透明な箱 現代 虐待人間 拙作ですが読んで頂けると嬉しいです。 俺設定あり。 天然あき 「きょうからここはれいむのおうちだよ!!ばかなにんげんはあまあまおいてしんでね!!」 「はやきゅでちぇきゃないちょゆっきゅりできにゃくしゅりゅよ!!!」 「まりしゃをおきょらしゅちょいちゃいめあうよ!!」 と人がいる前で堂々と侵入してきた成体れいむ一匹、赤れいむと赤まりさ一匹ずつのゆっくり親子がお家宣言していた。 「いぢゃいよ゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」 「どうじでごんなごどずるのをおおおおお!!?」 「もうやじゃおうちきゃえりゅ!!」 優しい俺は親子供関係なく肉体言語で話し合った結果、何とか自分の立場をわかってくれたようだ。 ゆっくりはこちらの言い分など考えもしないのだからこちらもゆっくりの言い分等考える必要はない。 仕事場の同僚は勝手に住み着いたゆっくりがゆっくり出来ずに死んだ事に心を痛めていた事もあったが、こいつ等にそんな感情は不要だ。 まぁあの同僚は図抜けた天然記念物級のお人よしだから暴言吐かれても気にもしないだろうが残念ながら俺にはそこまでの良心はない。 それにこういう手合いは帰してやるとどこをどう勘違いしたのか「自分の強さに恐れを為した」的な感じに思い込むので俺にも他の人にも迷惑だ。だから殺す。むかつくから虐めて殺す。 「なぁ助けてほしいか?」 「ゆ?やっとれいむのつよさにきづいたんだね!でももうおそいよ!あまあまもってこな…」 肉体言語による会話を再開。 10秒後、 「ごべんなざい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?」 ようやく自分の立場を理解してくれようだ。肉体言語での会話は疲れるから出来る限りやりたくない。 「なぁお前、助けてほしいか?」 もう一度同じ言葉で問い掛ける。 これでダメなら残念ながら道端の潰れた饅頭のお仲間入りしてもらう事になるのだが…、 「ゆ、ゆうううう!!?たぶかりだいべぶう゛う゛う゛う゛う゛!!!」 そうか、ならチャンスをやるよ。 ただし頑張るのはお前だけじゃないがな…。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「ゆぎい゛い゛い゛い゛い゛!!! い゛ぢゃい゛よ゛お゛お゛お゛お゛!!?」 私はどうでもよさそうに親れいむの悲鳴を聞きながら、親のれいむの頭について いた頭頂部の皮と髪を投げ捨てる。 餡子が剥き出しになったれいむの頭。 そして親れいむがすっぽり入る位の円筒型の透明な箱に詰める。 「うごけないよ!!くぞにんげんはゆっぐりじないでれいむをここからだしてね!!」 ぎゃあぎゃあ喚く親れいむの剥き出しの餡子しか見えない。 「駄目に決まってんだろ。お前が出たらお仕置きになんねっつの」 本当はお仕置きというより処刑だけどな。 「そんなのしらないよ!!はやくださないとせいっさいするよ!!」 阿呆か。出れないのにどうやって制裁すんだよ。れいむの言葉を無視して放置する。 「ゆぎい゛い゛い゛い゛い゛い゛でいぶのいうごどぎげえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」 喋るしか能のなくなったれいむの戯言を華麗にスルーして俺は箱の中にれいむの可愛いおちびちゃんを投下する。 「おしゃらをとんじぇるみちゃい!」とかなんとか宣っていたが着地に失敗らしく泣き喚いている…親子共に。 「いぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 「ゆぴゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛いぢゃいよ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」 「ざっざどだしぇぐぞじじい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?」 剥き出しの餡子の上で泣き喚く赤ゆっくりにそれによる痛みをモロに受ける親れいむ。 親れいむに至っては悲鳴しか上げられない。 それはそうだ。人間で言えば脳を剥き出しにしてその上に子供を乗せたような物だ。人間ならとっくに死んでいる。だが本番はこれからなのだ。 俺は自分達が親の餡子の上にいる事にも気付かずに騒ぐ二匹とその親をガン無視して時間が来るのを待つ。そしてそれは思いの外早く来た。 「おぢびじゃん!!はやぐぞごがらででね!!」 「ゆ、うるしゃいよ!れいみゅはいみゃちゅかれちぇりゅんだきゃら…ゆぴ!?にゃんだきゃあをよしゃんがぴりぴらちゅりゅよ!」 「ゆ!?ほんちょなんだじぇ!!ゆっきゅりできにゃいんだじぇ!!」 予兆が始まったようだ。 親切な俺はそれについて説明してやる事にした。 「それはね、地面さんがお前を食べようとしてるんだよ。だからそこにいると溶けて食べられちゃうよ」 赤まりさと赤れいむは俺の言葉に一拍おいた後、 「「な、にじょれ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」」 見事にハモった。 嘘は言っていない。剥き出しになった餡子はゆっくりにとって内蔵であり筋肉でもあり消化器官でもあるのだ。 消化しやすいように口で噛み砕くのが普通だが生きていれば直接餡子で吸収も可能なのだ。ただし本来そういう風に出来てる訳じゃないのでとんでもなく痛いのだが。 だから赤ゆっくり共は親の本能によって溶けて死のうとしているのだ。 「早くそこから出ないと死んじゃうよ~」 俺の言葉が真実かどうかはわからない。だが既にあんよは痛みだしている。裏付けとしては十分だ。 「はやぎゅだじぇえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」 「だじゃないどじぇいっじゃいじぢぇやりゅんだじぇえ゛え゛え゛え゛え゛!!!」 赤ゆっくり共は俺に命令するが何の意味もない。 「そんな事言ってる暇があったら早くジャンプしないとあんよから溶けて死んじゃうよ」 「ゆぴいいい!!?」 「ゆっきゅりしにゃいでしゃっしゃとでりゅんだじぇ!!!」 ようやく自分の立場を理解した二匹はピョンピョン跳びはねだすが周りの壁は脱出出来る高さではない。 「どうじぢぇでりゃれにゃいの゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」 「かべしゃんはゆっきゅりじにゃいでどぐんだじぇ!!!」 一向に出られず焦りだけが募っていく。 「ぴゅぎい゛い゛!!?んぶう゛う゛!!?」 そして親れいむは親れいむで我が子の着地の一回毎にわざわざ悶絶していた。 「やべろ゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!うごぐなあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」 親れいむは怒りの形相で叫ぶ。だが赤ゆっくり共にとっては死活問題なのだ。 「う゛る゛ざい゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!ぐじょお゛やはざっざどれいびゅをたじゅげろ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!」 「はやぐだずげりゅんだじぇえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」 そんな頼みが聞ける訳がない。 「ぽぎょお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」 れいむは激痛に悶え、その子供達は溶けてしまわぬように跳ね続ける。 こっちは何もしないで虐待出来るお手軽な一品だ。 そして赤ゆっくり共は元々そんなに体力はない。 終わりのないジャンピング大会の終了までの時間はそんなにかからなかった。 「ゆぴぃ…ちゅかれだああああああああ!!! ぼうやじゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」 疲労が限界に達したのか我慢の限界に達したのか赤れいむは駄々をこね始めた。 「はやぎゅぎょきょから゛しぇえええええええ!!!れいぶざまがめいりぇいしちぇりゅんだぎゃらいうぎょちょぎけええええええええ!!!」 赤れいむは俺に命令するが俺はそれを華麗に無視する。 その行動に赤れいむは我慢できなかったようだ。 「ゆぎい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!むじじゅりゅにゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」 怒り狂った赤れいむは俺に向かって突進しようとして壁にぶち当たる。 「ぷぎゅん!!?どうじちぇかべしゃんじゃみゃしゅりゅのお゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」 決まっている、壁は邪魔する為にあるからさ。 「かべしゃんゆっきゅりしにゃいでどいちぇね!!!でにゃいとせいっしゃいしゅりゅよ!!!」 ゆっくりは何時になったら無機物との会話が不可能だと気付くのだろうか? 「ゆ!!みょうおきょっちゃよ!じゃみゃなかべしゃんはれいみゅがしぇいっしゃいしゅりゅよ!!くりゃええええええええれいみゅびゅーてぃふるしゅとろんぎゃーうりゅとりゃびっきゅばんめがまんはっちゃんびっきゅまっきゅひゃくえんまっきゅあたああああきゅべぶ!!?」 赤れいむは叫び声を上げて壁に激突した。 「ゆぎゃああああああああああいぢゃいよお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」 赤れいむは自分にしか効果のない自爆技を発動して悶絶している。 そんな事してないで早く跳ねた方がいいぞ。でないと…、 「ゆぴいいいいもうやじゃおうちがえりゅう゛う゛う゛う゛…ゆ?ど、どうしちぇれいみゅのみわきゅのとれんでぃーにゃあんよしゃんぎゃうごきゃにゃいにょおお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」 動けなくなるから。というかどうやらもう手遅れのようだな。 「うぎょいちぇね!れいみゅのみわきゅのびゅーてぃほーあんよしゃんうぎょいちぇねええええええええ!!?」 れいむは何処かのバスケ漫画のフンフンディフェンスのような行動をしながら何とか動こうとしているが何の効果もない。 そういえばあの漫画の影響で俺のいたバスケ部一気に三十人位部員増えたよな…っていやいや今はそんな事どうでもいい。 赤れいむのあんよは動かない。つまりもうどうしようもないという事だ。 「うぎょけえええ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」 赤れいむの出来る事はその無駄に甲高い声で騒ぐだけだった。 するとそんな赤れいむに近づく影が一つ。言わなくてもわかるだろうがそれは赤まりさだ。 さっきまで体力の浪費を抑える為か黙って跳ねていた赤まりさが赤れいむに近付いていく。 「ゆ、まりしゃ!ちょうどいいときょろだよ!!はやくれいみゅをたしゅけちぇね!!」 赤まりさの接近に気付いた赤れいむは声を荒げて赤まりさに命令する。 しかし赤まりさはそれに答えずとんでもない行動を起こした。赤れいむの上に跳ねて乗ったのだ。 「ゆべぇ!!?」 「ゆがびぃ゛い゛い゛!!?」 のしかかりの重圧でダメージを受ける赤れいむに二匹分の重量を一箇所にした結果更に減り込みその激痛で親れいむも悲鳴を上げる。 「まりじゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛なにずぶの゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」 自分の上に乗った赤まりさを糾弾する赤れいむ。 しかし赤まりさは悪びれる様子もなかった。 「ぎゃあぎゃあうるさいんだじぇ!!れいみゅはこうきなまりしゃしゃまのためにぎせいになりゃんだじぇ!!!」 「なにいっでびゅのお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」 赤まりさはどうやら赤れいむを文字通り踏み台にするつもりのようだ。 確かに餡子に接しない限り溶ける事は無い。 「むぎい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!いいがらざっざとでてげえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」 親れいむは親の愛情なぞ何処にもなくただ痛みからの解放を望んでいた。 「ゆっふっふ~これでみょうだいじょうぶなんだじぇ!」 「ふじゃけりゅなあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!ぢゃっちゃどどけえ゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」 赤れいむは一刻も早く赤まりさにどくように命令する。だがそんな命令聞く訳がない。 「ゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ!!!まけいぬのとおぼえはきもちいいんだぜ!!!」 もはや赤まりさにとって赤れいむは餡子を分けた姉妹ではなくただの踏み台としての意味合いでしかなくなっていた。 そうこうしてると赤れいむの異変が大きくなった。 「ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛い゛ぢゃい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?おぼにあんよがいだい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?」 赤れいむのあんよが溶け始めたのだ。 何とかその痛みから脱しようとするが跳ねる以外に移動手段もなく、上にのしかかられて微動だに出来ない赤れいむにその激痛から逃れる術はない。 そのままじわじわと溶けていくしかない。 俺は親切にそれを教えてやった。すると赤れいむは目を見開いて大きく口を開けて叫び出した。 「やじゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?じにたぶにゃい゛い゛い゛い ゛い゛い゛い゛い゛!!!」 「ぷっくっくっく!いいザマなんだじぇ!!」 他人事ならぬ他ゆん事のように赤れいむを嘲笑う赤まりさ。 「やべちぇね!!でいびゅたべみょのじゃにゃいよ!!!ゆっくりしにゃいでやめちぇね!!」 じわじわと溶けていく赤れいむは親だとは知らぬ餡子に懇願という形の命令をする。 だがそんなものに効果はなく、赤れいむは溶けていく。 「れいみゅがやべりょっていってりゅでしょお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!どうじぢぇやべにゃいのにょお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」 どんどんあんよが溶けていきまるで沈んでいくように赤れいむの身体が無くなっていく。 「たしゅげぢぇえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?でいびゅまじゃちにちゃきゅにゃいよおおおおおおおおおおお!!!」 赤れいむの叫びも虚しく赤れいむは溶けていき、あっという間に口まで溶けてしまい、声すら上げられなくなった。 「………………!!?」 残った口がこちらへの救いを求めるように見つめてくる。 喋れなくなった時点でようやく俺に助けを求める選択肢に気付いたようだ。そんな赤れいむに俺は満面の笑顔をプレゼントしてやった。 その瞬間目を大きく見開き、直後壊れたように痙攣しながらグルグル目がせわしなく動き出した。どうやら中枢餡まで溶けだしたようだ。これでもう赤れいむの命運は完全に尽きたようなものだった。 「ゆっふ~ようやきゅしじゅかになっちゃんだじぇ~」 一方赤まりさは騒ぐ赤れいむがようやく静かになり一安心といった顔をしていた。 「ゆ!はやきゅじじいはあみゃあみゃもっちぇきゅるんだじぇ!!」 そして自分の安全が保証されたかのように偉そうに俺に命令する。だがそんな命令聞く必要も無い。どうせそんな余裕もなくなるのだから。 「むししゅるな゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」 赤まりさは叫ぶ。だがそれだけだ。赤れいむの残骸の上から下りられない赤まりさにはそれ以外出来ない。 それに、 「ゆ?どうじちぇまりしゃしゃまのあんよがいたみゅんだじぇえ゛え゛え゛え゛え゛!!?」 赤れいむが既に溶けており餡子は赤まりさに牙を剥いていたのだから。 「ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛どうちちぇだじぇえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」 赤まりさはたまらず跳ね出す。するとようやく収まり出した激痛が再発した親れいむの悲鳴が鳴り響く。 「ゆごお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」 結局赤れいむが犠牲になって振り出しに戻っただけだった。 こうなれば後はもう決まったようなものだ。何時までも跳ね続ける事等不可能だ。 赤まりさは段々と疲弊していき、疲れたあんよに鞭打って限界を迎えるまで跳ね続けてそれに親れいむは悶絶する。 「ゆぴぃ…ゆぴぃ…ちゅがれ…あんよがいちゃい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?」 疲れて休憩しようとしたらあんよが溶け始め、それによる痛みから逃れる為また跳ね出す。 「もうやにゃんだじぇえ゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!」 「ゆげごがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 赤まりさが力尽きるまでこの喜劇は続くだろう。俺はそれを微笑みながら見つめていた…。 「ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛どげりゅんだじぇえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― あの日以来俺は猫を二匹飼う事にした。ゆっくりの侵入対策兼愛玩目的だ。 ちゃんとトイレの躾も上手くいき、俺は満足だ。 「ゆぎい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛ぐぢゃい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?」 トイレが騒がしく叫んでいる。全く人がゆっくりしてたのに何て奴だ。 腹が立つので俺はトイレに吸っていたタバコを投げ入れる。 「あづい゛い゛い゛い゛い゛あ゛い゛い゛い゛!!?」 もっとトイレが騒がしくなってしまった。 れいむの口を塞いでおくか…。 そう、あの後赤まりさが溶けると役目を終えた親…ではなくなったれいむには猫のトイレとしての役目を新しく与えられた。 助けてほしいといっていたので命だけは助けてやることにしたのだ。 頭の餡子の上に置いておけば勝手に餡子に変換してくれるので有り難い。 「ごべんなざいゆるじべぐだざい!!!」 れいむも流石に動物の排泄物を栄養にするのは耐え難かったのか俺への謝罪までしだす。俺はそれに対していつも満面の笑みを返した。 絶望に染まるれいむの表情。 これからも役に立ってくれよと俺は笑顔で告げてれいむのいる部屋から出ていったのだった。 「もうやばあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」 俺の背後かられいむの悲鳴が響き渡ってく。しかしそれは誰の助けも齎さない無意味なものであった…。 END あとがき 製作時間一時間の拙作なので細かい点での矛盾は勘弁して下さい。 後作品の数も大きくなってきたのでここでの表記はやめる事にします。 天然あきの作品をもしも知りたいのならWIKI等で確認して下さい。 ご意見ご感想の方は感想掲示板の方にお願いします。 それでは、今回このSSを読んで頂き誠にありがとうございました。
https://w.atwiki.jp/shienki/pages/508.html
※タコス、ネタ 多分に短編とか内~タコスぢからとか~の続きっぽい 酢だこ:タコスぢから=ゆめぢから!! 酢だこ:一口食べる度にタコスの中に含まれる夢成分が補充されるんだじぇ!! のどっち:SOA 紫炎姫:…………本当にタコス好きなのな 酢だこ:好きというか、コレを食べるために我はこの世に使わされたのだっ!! のどっち:SOA ステルスモモ:てか、ネット麻雀してる今も食べてるんすか? 酢だこ:当然!!一日15タコスは余裕だじぇ!!!! のどっち:SOA namber:…………さぞかし腰周りが裕福なんでしょうね 酢だこ:ゔ 酢だこ:そ、そんなこと無いじぇ!!このナイスバディを見せれないのが非常にざんねn のどっち:SOA 紫炎姫:SOA ステルスモモ:SOA 酢だこ: ~閑話休題~ 酢だこ:わ、私の事はさておき、今日はリベンジに来たんだじぇ namber>のどっち:結局、自分の事のような気がするんですが気のせいでしょうか のどっち>namber:あああああああああああああもおおおおおおおおおおおおおおお 酢だこ:前回は惜しい所までいって後もう一押し足りなかったけど、今回は違うじぇ!!! ステルスモモ>紫炎姫:…………前回って何すか? 紫炎姫>ステルスモモ:大盛り乗せ乗せのタコス4つ一気食いして自爆 ステルスモモ>紫炎姫:…………えぇと 酢だこ:失敗は発明の母!! 酢だこ:前回の反省を生かし、今日はスッペシャールな物を発明したんだじぇ!!! namber:…………何故でしょうか、この時点で駄目なオーラが出てるんですが ステルスモモ:…………奇遇っすね、南場さん 紫炎姫:…………私も仲間に入れてくれ 酢だこ:えぇい!!タコスの神に愛されてない者共は黙ってろだじぇ!!!!! namber:そんな得体の知れない神様のご寵愛は要りません ステルスモモ>のどっち:………おっぱいさん、生きてるっすか? のどっち>ステルスモモ:…………胃ぃ痛い ~で~ 酢だこ:ふっふっふ、貴様らの命も後5分だじぇ のどっち:SOA 酢だこ:さぁ、命乞いの準備は済んだか?タコス神様へのお祈りは?麻雀卓の下でがたがた震える準備は出来たか!? 紫炎姫:あーあー、わかったわかった。わかったから対局するぞ 酢だこ:ふっふっふ、貴様らの命も後4分だじぇ 紫炎姫: ステルスモモ:取り合えず始めるっすよ 酢だこ:ふっふっふ、貴様らの命も後3分30秒だじぇ ステルスモモ: namber:…………あの 酢だこ:ふっふっふ、貴様らの命も後3分だじぇ namber: のどっち:………… 紫炎姫:………… ステルスモモ:…………… namber:…………… 酢だこ:ふっふっふ、貴様らの命も後2分40秒d ステルスモモ:むらさきさん、スタート押すっす!!!!!!!!!!!!!!!!! 紫炎姫:応!!!!!!!!!!!!!!!!!11 酢だこ:あぅわ!ちょ、ちょっと待って!まだ秘密兵器完成してないんだじぇー!!!!!!! namber>のどっち:…………えぇと のどっち>namber:あああああああああああああああもおおおおおおおおおおおおおお ~で~ 酢だこ:ふっふっふ、もう貴様らに勝ち目は無いじぇ 紫炎姫:さっきまで泣いてるが如く必死になっていた奴の台詞じゃないよな 酢だこ:失敗は成功の父!気にしないじぇ!!! ステルスモモ:さっきまでお母さんじゃなかったっすか、失敗さん 酢だこ:…………しゆうどうせいたい? namber:勝手に失敗を変な物にしないでください!!!!!!!!!! のどっち: (※人生初ガスターに挑戦しようかどうか悩んでいる) ~で~ 酢だこ:ふっふっふ、究極の発明品、それこそは至高にして究極の存在!! 酢だこ:即ち、究極のタコス!!!!!! 酢だこ:これを食した今の私のタコスぢからはこの間を大きく上回る100タコスぢから!!! 紫炎姫:…………どうでもいいから、さっさと始めようぜ 酢だこ:さぁ、知りたいか!!このタコスの凄さを!!!!!! ステルスモモ:別にいいっす。むらさきさんお願いするっす 酢だこ:さぁ、知りたいか!!このタコスの凄さを!!!!!! 紫炎姫>のどっち:…………えぇと ステルスモモ>のどっち:…………えぇと のどっち>紫炎姫>ステルスモモ:ああああああああああああああもおおおおおおおおお namber:…………はぁ、それで何が凄いんでしょうか 酢だこ:良くぞ聞いた!!この凄さ、説明してやるからとくと思い知るが良いじぇ!!!! namber>のどっち:…………多分、コレでよかったんですよね? のどっち>namber: (※ガスターってお茶で飲んでもよかったか思案中) ~で~ 酢だこ:いつも私は南場で集中力が途切れてしまうと言われてたじぇ 酢だこ:ていうかぶっちゃけ南場嫌いだじぇ。なくなればいいのに namber:SOA 酢だこ:しかし、これでも全国出場を決めた身!ここらでパワーアップするんだじぇ!! 紫炎姫>ステルスモモ:……………一応危機感はあったんだな ステルスモモ>紫炎姫:………個人戦、初日と二日目の順位の落差激しかったっすからね のどっち: (※錠剤を口に含む寸前で停止中) 酢だこ:タコス神によって作り出されたタコスに甘えてるばかりじゃ駄目なんだじぇ 酢だこ:自分でも作り出すんだじぇ!!!!!!!!!!!!!! のどっち: (※言ってる事はアレだが、成長にちょっと感激中) 酢だこ:東場でエネルギーが切れてしまうなら、切れないように増やせば良い!!!! 酢だこ:タコスに更なるエネルギーを!!!!油と言うエネルギーをプラス!!!!! 酢だこ:そう、揚げタコスだじぇ!!!!!!!!!!!!!! 紫炎姫:揚げタコス? ステルスモモ:春巻きみたいなもんすかね namber:想像したら美味しそうでした のどっち: (※優希と出会ってからの思い出が走馬灯の如く再生中) 酢だこ:味も極上だじぇ!!!!!!!!!!!!! 酢だこ:コレを食した今、我無敵也!!!!!!!! 酢だこ:さぁ、どっからでもかかtt メガラバさんが入室しました メガラバ:失礼しまス。智葉さん来てませんでしょうカ? 紫炎姫:いや、来てないぞ メガラバ:そうですカ、ありがとうございm 酢だこ:貴様っ!せっかく決め決めのシーンだというのに邪魔をするなだじぇ!!! メガラバ:おお、ひょっとして私なにかお邪魔をしちゃったのでショウカ? 酢だこ:ひょっとしなくてもそうだじぇ!!バックログ読んでみるじぇ!!!! メガラバ: (※確認中) メガラバ:あァ! 酢だこ:わかったかっ!!! メガラバ:お手製のケサディージャを作っていたのですネ!!! 酢だこ:へ? メガラバ:昔、メキシコに旅行した時食べまシタ!!美味しいですよネ!!!! 酢だこ:いや、その、タコスを揚げた、揚げタコスなんだじぇ? メガラバ:皮になるトルディージャに具とチーズを入れて揚げたそれですよネ!! メガラバ:日本ではケバブやタコスもどきばっかりで存在しないと思ってマシタ!!! 酢だこ: 紫炎姫>のどっち:…………えぇと ステルスモモ>のどっち:…………何ていえばいいんすか namber>のどっち:成功しすぎて失敗してますね のどっち>紫炎姫>ステルスモモ>namber: (※瓶の中身全飲み中) ~結果~がない話。のっと入れ忘れ。多分、きっと、ひょっとしたら タコスとドネルケバブの違いが微妙につきづらい今日この頃 取り合えず、日本にはケバブの屋台の方が多いと思ふ ちなみにこの後、微妙な配牌とツモな流れの酢だこさんがいたようないたような 揚げタコスと思い込もうとしたけど、ケサディージャのイメージが優勢だったぽい それと、勿論の事ですが揚げタコスはご家族による調理済みを温めたものです 多分に油てか火気取り扱わせたが最期だと思うし。最後通り越して あと、最初の方のSOAは S少し太いがOオフィシャルのAアンサーだ が含まれてるとか含まれてないとか、誰のとは言わないが 頑張れのどっち! -- 名無しさん (2010-02-12 02 16 37) 失敗さん…おっぱいさん…しっぱいさん…? -- 名無しさん (2010-02-12 02 24 49) ↑まさかの『失敗』擬人化。やるなモモ!あとタコスの慌てぶり可愛い -- 名無しさん (2010-02-12 02 26 51) ↑まて、よく見るんだ、擬人化したうえに、ふ た な っ て る ぞ。 -- 名無しさん (2010-02-12 02 30 12) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/2149.html
http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1383749146/ 京太郎「よ、よぉ、優希……タコス作ってきたけど、く、食うか?」 優希「どうしてこうなったんだじぇ……」 ――数日前 優希「今日はまだ誰も来てないし……夫婦水入らずね、あなた」 京太郎「あなたじゃねえっつうの。いいから離れろ」 優希「もう、相変わらずつれないじぇ」 京太郎「あのなあ……つれないも何も俺とお前はそういう関係じゃないからな?」 優希「じゃあどういう関係だ!」 京太郎「どういうって……まあ、友達?男女で性別の違いがあるにしては仲がいいとは思うしな」 優希「……ふぅ、これだから京太郎はダメダメなんだじぇ」 京太郎「な、なんだよその言い草は!」 優希「いいか、京太郎。男女に友情は成立しないんだ!なんだかんだ言って所詮は男と女…… 仲良くしている内にそんな雰囲気になってそのままっていうのはよくある話なんだじぇ!」 京太郎「へぇ……ちなみにそれ、どこで聞いた話だ?」 優希「ラジオですこやんとはやりんが言ってたじぇ」 京太郎「……なんかコメントしづらいぞ、その面子」 優希「まあ、確かに……ってそんな事はどうでもいい!とにかくそういう事だから私達は――」 京太郎「そうなると中学時代からつるんでた俺と咲は意識し合ってるわけか。そりゃ大変だ」 優希「……へっ?」 京太郎「まあ、確かに咲は胸はないけど家庭的な部分は俺の好みではあるし…… あれ、そう言われてみると咲って結構良くね?おぉ、確かに男女に友情は成立しないのかも……」 優希「ま、待て、待って!」 京太郎「なんだよ」 優希「な、何事も例外はあると思うんだじょ。だから京太郎と咲ちゃんは普通に友達だじぇ! 普段の咲ちゃんを見ても京太郎を意識してるとは到底思えないしな!」 京太郎「冗談だったのにそこまで強く言われるとさすがに傷つくぞ……」 優希「と、とにかく!京太郎と咲ちゃんの間には友情が成立する!それでこの話は終わりだ、終わり!」 京太郎「じゃあお前と俺にも友情が成立するって事で」 優希「うん、そうだな!」 京太郎「じゃあこの話はここまでって事で。俺、皆が来た時のためにお茶を用意してくるわ」 優希「いってらっしゃーい。あっ、私はタコスジュースな!」 京太郎「そんなのねえから!」 優希「ちぇー……あれ?」 京太郎「今日は高めのお茶葉でも使うか……」 優希「おい、こら京太郎!」 京太郎「なんだ、タコスジュースはないって言っただろ」 優希「そうじゃない!男女の友情云々に関して誤魔化してないではっきり答えろ!」 京太郎「だから俺とお前も咲と同じように例外って事でいいだろう」 優希「そんなに例外がコロコロ転がっててたまるか!」 京太郎「だったら友達ですらないのか?」 優希「なんでマイナス方向にいくんだじぇ!」 京太郎「じゃあどう答えたらいいんだよ……」 優希「うぐぐ……」 京太郎「もう無理すんなって。俺達が友達って事になんか問題があるわけでもないだろ」 優希「ぐぎぎ……」 優希(人の気も知らないでこのヘタレは……!) 京太郎「まあ、そんなにこだわる事でもないしな。それよりお前は何を飲むんだ?」 優希「……」 京太郎「優希?」 優希「京太郎、ちょっと耳を貸せ」 京太郎「は?なん……」 京太郎(待てよ?ここで一々口を出したらまたギャーギャー騒がれるような…… だったら少なくともここは従っといた方がいいか……) 京太郎「はいはい、なんですかお姫様」スッ 優希「……」ガシッ 京太郎「はっ?」 優希「おりゃあああ!!」グイッ! 京太郎「痛っ!?おい優希!お前人の腕を掴んだと思ったら引き倒すとかどういうつもりだよ!?」 優希「なあ京太郎」 京太郎「なんだよ!」 優希「お前は私達の関係を友達だと言ったな?」ズイッ 京太郎「それがどうしたんだよ……つうか乗るなよ!」 優希「だったらこんな事してもおふざけで流せるよな?」ガシッ 京太郎「えっ、お前、何をする気……」 優希「京太郎……」 京太郎「待て、待つんだ優希。わかった、タコスならいくらでも奢るから冷静に……」 優希「んっ……」チュッ 京太郎「!?!!?!?」 優希「んうっ……」 京太郎「!!!?!?!?」ジタバタジタバタ!! 優希「ぷはっ……むうっ、レモンの味なんかしないじゃないじぇ。はやりんめ、嘘をついたのか?」 京太郎「おま、おまままま……」 優希「もっとすればレモンの味がするようになるか?」グイッ 京太郎「は!?おい、待て、まさかまだする気……」 優希「んんっ……」チュッ 京太郎「!!!」 ――数分後 優希「はあっ、はあっ……つい熱中してしまったじぇ」 京太郎「」チーン 優希「だけどやっぱりレモン味なんてしなかったじょ……何か間違ってるのか?」 京太郎「」ピクッ 優希「おぉ、そういえば……まだフレンチキスとやらを試してなかったな!」 京太郎「!?」ビクッ! 優希「ふふっ、待ってろよ京太郎……今からもっといいことを……」 ガチャッ 咲「こんにちはー」 和「こんにちは」 優希「あっ」 京太郎「……!」 咲「あれ、優希ちゃんと京ちゃん。そんなところで何してるの?」 優希「ええっと……ちょっとキ――」 京太郎「ちょっとプロレスやってただけだよ! 全く優希の奴ったらこれでマウントポジションは取ったとかはしゃいじまってまいったまいった!」 優希「えっ?」 咲「もう、ポットの近くで遊んでたら危ないよ?」 和「そもそも部室で何をしてるんですか……」 京太郎「あはははは!悪い悪い!じゃあ4人揃ったし麻雀しようぜ麻雀!」 優希「……」 ――翌日 優希「むうっ、昨日はあれから京太郎と話せなかったじぇ」 優希(冷静になって考えてみると私とんでもない事をしていたような気もする…… いや、だけどあれくらいしないと京太郎みたいなヘタレには私の言いたい事は……) 京太郎「……」トボトボ 優希「あっ」 優希(噂をすればなんとやら……よし、とりあえず最初はいつも通りに……) 優希「京太郎ー!」 京太郎「っ!?」 優希「おはようだじぇ!」 京太郎「お、おう……」 優希「いやー、今日もいい天気だな!こんな日にはどこか遊びに行きたくなるじぇ!」 京太郎「そう、だな……」 優希(うー、見た感じいつも通りだじぇ。もう少し踏み込んでみれば京太郎が昨日の事をどう思ってるかわかるのか?) 京太郎「……」チラッ 優希「うーん……」 京太郎「……でだよ」ボソッ 優希「んっ?京太郎、今なんか言ったか?」 京太郎「……なんでもない」 優希「んー?」 優希(確かになんか言ってた気がしたんだけど……まあ、いい。とりあえずいってみるか!) 優希「いい天気だし、デートとかしてみたいじぇ」 京太郎「は……?」 優希「ふふん、一緒にどう?あ、な、た♪」ニコッ 京太郎「……」 優希「京太郎?」 京太郎「うっ、あっ……」カアア 優希「えっ」 優希(な、なんだなんだ!?京太郎、顔がすごく真っ赤になってるじぇ!) 優希「きょ、京太郎?」 京太郎「な、なんだ優希?」 優希「いや、その……顔赤いけど熱でもあるのか?」 京太郎「そ、そんな事はないぞ?」 優希「そうか……」 京太郎「し、心配してくれたのか?」 優希「ま、まあな」 京太郎「あ、ありがとうな……」 優希「う、うん」 京太郎「……」 優希「……」 優希(お、おかしいじょ。私達普段どんな事話してたっけ?意識してた事ないから、わ、わからない……) 京太郎「………ぐらい、いい…な?昨日は……」ブツブツ 優希(うああああ、どうすればいいんだじぇ!?) ――清澄高校 優希「うー……」 優希(結局ギクシャクしたままだったじぇ……) 「片岡さーん」 優希「じょ?」 「お客さんだよー」 優希「客って……あっ」 京太郎「よ、よぉ」 優希「京太郎、どうしたんだ?」 京太郎「こ、これ渡そうと思ってさ」スッ 優希「タコス……作ってきてくれたのか?」 京太郎「く、口に合うかわからないけどな。良かったら受け取ってくれよ」 優希「うむ、ありがたくもらっとくじぇ」 京太郎「じゃ、じゃあまた部活でな!」タタタッ 優希「あっ、京太郎!」 優希「はあ……」 優希(なんなんだ、京太郎の奴……いつもならわざわざ教室にまでなんか来ないのに) 「わざわざ手作りのタコス持ってきてくれるなんて片岡さん愛されてるねー」 優希「なっ!?きょ、京太郎はそんなんじゃ……」 「あんなに顔真っ赤だったし意識してるのバレバレだったけどなー」 優希「……」 優希(確かに様子は変だじぇ……だけど、まさか、昨日の事だけで京太郎がそんな……) 優希「だとしたら……」 「片岡さん?」 優希「ううっ……」カアア 「……はいはい、ごちそうさま」 ―― 優希(それから数日経っても、京太郎の様子は全く変わらなかった) 京太郎「な、なあ優希、なんかしてほしい事とか困った事ないか?」 優希「えっ、いや、特に……」 京太郎「そ、そうか……」 優希「あ、ああ!そういえばちょっと喉が渇いたかも……」 京太郎「本当か!?待ってろ、今飲み物入れるから!」 優希「う、うん……」 久「ねぇ、あれどうしたの?須賀君がまるで甲斐甲斐しく部活の想い人の世話を焼くマネージャーみたいになってるんだけど」 咲「私にもよく……」 和「ゆーきもすごく戸惑ってますね……」 まこ「京太郎相手に戸惑う優希とか珍しいもん見たわ」 優希(ある時は……) 京太郎「優希」 優希「あっ、京太郎……」 京太郎「これ……」 優希「えっ、これお弁当か?」 京太郎「いつもいつもタコスばっかりってのもあれだしな……ちょっと頑張ってみた」 優希「ちょっとって……」 優希(手、絆創膏だらけなのに何言ってるんだじぇ……) 京太郎「ま、まずかったら残してくれていいからな!じゃあまた後でな!」 優希「……」パカッ 優希(このお弁当、私の好きな物とかタコのつく物ばっかりだじぇ……) 優希「京太郎……」 京太郎「じゃあまた部活で……」タタタッ 優希「はあ……」 和「あの、大丈夫ですかゆーき?」 優希「あっ、のどちゃん……私はどうすればいいんだじぇ」 和「そもそも須賀君がどうしてああなったのかわからないので何を言ったらいいのか……何かあったんですか?」 優希「実は……」 ――少女事情説明中 優希「……というわけなんだじょ」 和「」 優希「のどちゃん?」 和「まさかゆーきがここまでお馬鹿さんだったなんて……」 優希「そ、それはあんまりだじぇ!」 和「あんまりどころか生ぬるいくらいです!ゆーき、あなたのした事は下手をすれば犯罪ですよ!?」 優希「ううっ……」 和「とは言ったものの、須賀君が問題にしていないどころかああして ゆーきに尽くしだした事を考えると、意識させるのは上手くいったといえるんじゃないでしょうか?」 優希「ううー、だけど私は京太郎に尽くしてほしいわけじゃないじぇ」 優希(私はただ……) 和「確かに尽くすと言っても最近の須賀君は少々やり過ぎな気もしますね……わかりました」 優希「のどちゃん、何かいいアイデアを思いついたのか?」 和「まずは須賀君の気持ちを確かめたいですね……咲さんに協力を要請しましょう」 ――部室 咲「京ちゃん」 京太郎「んっ、なんだ咲か」ジュー 咲「なんだは酷いよ……というか何してるの?」 京太郎「タコス作ってるんだよ」 咲「わざわざ調理器具持ち込んできたの?」 京太郎「家で作るとどうしても出来たては食べさせられないからな……やっぱり食べてもらうからには出来たてがいいだろ?」 咲「……ねぇ、京ちゃん、どうしちゃったの?」 京太郎「どうしたって?」 咲「最近の京ちゃん、まるで優希ちゃん専属のマネージャーみたいになってるよね? あんなにぶつくさ言ってたのに今じゃ自分から優希ちゃんの世話焼こうとするし」 京太郎「まあ、な」 咲「優希ちゃんと、何かあったの?」 京太郎「……なあ、咲」 咲「なに?」 京太郎「男女の友情って成立すると思うか?」 咲「それは、成立するんじゃないかな?だって私達が実際そうだし」 京太郎「そうだよな……俺もこの前までそう思ってた」 咲「今は違うの?」 京太郎「いや、咲とは成立すると思ってるぜ?お前はいい友達だってな」 咲「うん」 京太郎「だけど、あいつに関しては正直わからなくなった」 咲「優希ちゃんの事?」 京太郎「……あいつさ、泣いてたんだ」 咲「えっ?」 京太郎「人を引き倒して、無理やりキスなんかしやがって、口じゃ余裕ぶってたくせに…… いざやったら泣いちゃっててさ。キスされて混乱してたはずなのにそれだけは妙に印象に残った」 咲「……」 京太郎「驚かないんだな」 咲「えっ、あっ……!」 京太郎「わかってる。大方俺の様子を探るように頼まれたんだろ?」 咲「……ごめん」 京太郎「謝るなよ。俺もちょっと空回りしてた気がするから誰かに吐き出したかったしな」 咲「……」 京太郎「話の続きだけどさ、そんなあいつは当然普段俺をからかってくるあいつとは全然違って見えて…… 月並みな表現で言えば」スタスタ 咲「あっ、京ちゃん、そのロッカーには……」 バンッ 京太郎「――お前の事ばっかり考えるようになっちまったよ、優希」 優希「あ」 京太郎「なあ、どうしてくれんだよ優希。最近じゃ寝ても覚めてもお前の事ばっかなんだぜ?」 優希「ご、ごめ……」 京太郎「俺は謝ってほしいわけじゃない」 優希「うっ……」 京太郎「お前ときたらあんな事したわりにはあんまり変わった様子見せてくれないしよ…… 正直お前の気持ちが全くわからなかった」 優希「……」 京太郎「下手を打って嫌われたくないから普段以上に世話焼いたけど、それが正しいのかなんてわかるわけないし」 京太郎「だけど俺もう嫌なんだわ。こんな気まずい空気でいるのは」グイッ 優希「京太郎……」 京太郎「嫌なら、ひっぱたいてでも何でもいいから止めてくれよ?」 優希「……やっぱり京太郎はダメダメだじぇ」 京太郎「な、なんでだよ!?」 優希「嫌なら、そもそもあんな事してないじぇ」 京太郎「……」 優希「だろ?」 京太郎「そりゃあ、そうだ」 チュッ 優希「んっ……あれ?」 京太郎「どうした?」 優希「レモンの味がするじぇ……」 京太郎「ああ、さっきまでレモン味の飴なめてたからだな」 優希「……いや、違うじぇ」 京太郎「違う?」 優希「きっとこれが、私達のファーストキスなんだじょ。この前みたいな1人でやってるようなのとは違う本当の……」 京太郎「……似合わないな」 優希「どうせ私はそういうの似合わないじぇ……」 京太郎「だけど、嫌いじゃないぜそういうお前も」チュッ 優希「あうっ……」 京太郎「優希、この前の話だけどさ」 優希「話?」 京太郎「男女の友情云々の話」 優希「ああ……」 京太郎「少なくとも、お前とは友情で済ませそうにないわ……こんな事してて今更だけど、俺とつき合ってくれるか?」チュッ 優希「はうっ!よ、よろしくな京太郎……」チュッ 咲「……私、どうしたらいいんだろう」 和(いざという時のために隣のロッカーに控えてましたけど……私、ゆーきに忘れられていませんか?) ――ラジオ局 恒子「――というわけで、すこやん、はやりんの持論のおかげで 好きな子と付き合えるようになりました!ありがとうございました!」 健夜「……」 はやり「……」 恒子「はい、ラジオネームタコス大好きっ子さんと彼女大好きっ子さんのお二人からいただいたお便りでしたー! いやー、さすがすこやんに瑞原プロ。悩める若人の恋の悩みを解決するなんて!」 健夜「……」 はやり「……」 恒子「あっ、ちなみにすこやんは今日お誕生日だったね。おめでとうすこやん!」 健夜「私、何か悪い事したっけ……?」 はやり「長野県の……よし、覚えたよその名前☆」 カン!
https://w.atwiki.jp/ani3sisya/pages/833.html
671 :名無しさんなんだじぇ:2010/09/06(月) 16 06 26 ID ZbhEGYuU セイバー「どけえええええええええええええええええええええっ!」 アチャー「こうなったら奥の手だ。UBW!」 上条「あっ!?セイバーとアーチャーが消えたっ?!あれ、いつの間にかアーチャーが倒れてる…」 アチャー「セイバーには勝てなかったよ…」ガクッ 上条「固有結界の中に引きづり込んでも瞬殺かよ!っていうか、どうするんですかぁ、あいつ!」 ヒイロ「ターゲット、ロックオン。状況開始」 ビシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ 上条「おぉっとぉ!?殺す気かっ!」 ゴースト「しかし相変わらずGNバスターランチャーは強力無比ですね」 オーナー「まだよ、この程度じゃ騎士王は止められないわ。ガンダムバカ、状況を開始して」 ガンダムバカ「了解。GNキャノン発射する」 バシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ 部長「うわぁ…GNシリーズのクロスファイア…。えっげつないわねぇ」 幸村「それがし達の出番はなさそうでござるな」 筆頭「そうでもなさそうだぜ。Look!」 セイバー「SHIROOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!」 ヒイロ・刹那「!」 ジュッ ゴースト「ザ・自爆、ガンダムバカ、両名からの反応消失…」 オーナー「エクスカリバー同時射撃…それは予想してなかったわ…」 フナちゃん「ど、どないするんや、あんなの?!」 オーナー「ホンダムはどう?」 ゴースト「魔改造を快く受け入れてくれました。…でも良かったのですか」 オーナー「戦国最強ならば強くなる事になんのためらいがありましょうか」 ゴースト「それでも…太陽炉をそのまま移植だなんて…」 筆頭「で?策はあるのかい、竹井」 部長「んー、データによるとセイバーは初見の相手に後れを取る事が多いのよね」 小十郎「なるほど」 幸村「そういうことならば、拙者たちは全て初見のはず!渡り合えるでござるな!」 部長「あくまでデータよ?それに闘いに関しては貴方達の方が経験あるでしょ?」 筆頭「なに、方向性を示してくれるだけでも十分だ。それに、結局は俺達で突撃だろう?OK、なら予定通りだぜ」 ヴァン『しっかり捕まってろよ、かなり飛ばすぜ?』 一同「応!」 筆頭「Let's Party!」 【ダンにしがみついた政宗、小十郎、幸村、セイバーに強襲】 672 :名無しさんなんだじぇ:2010/09/06(月) 16 25 05 ID ZbhEGYuU 部長「さて、と。私たちもこそこそ行きましょうか」 アーニャ「何故、一緒に?」 部長「だってあの人たちの戦いに巻き込まれたら大変そうだもの」 海原「僕たちは遊撃隊ってことですか」 部長「火力的には心もとないけどね。行くわよ」 673 :名無しさんなんだじぇ:2010/09/06(月) 16 59 33 ID G6cmny4k 幸村「でりゃああああああああああ!!」 セイバー「!」 ガキイイィン 幸村「水泳大会とやらで暇をもてあましていた分、思う存分力を発揮させてもらうでござる!」 セイバー「邪魔を、するなと、言っているううううううううううううう!!」 ギンッ 幸村「むぅ!何という腕力!これがせいばぁ殿の本気でござるか。ここは距離を取って――」 セイバー「――エクス…」 幸村「なっ!?しまった!それを忘れていたでござる!」 筆頭「Hey!なにやってんだ!」 小十郎「駄目だ…あれは避けられん!」 セイバー「カリb――!!」 ズガガガガガガ!! 幸村「何事!?大地がえぐれたでござる!」 律「ふぅ…何とか中断できたみたいだな」 小十郎「おぉ律殿!かたじけない、危ないところだった」 律「えへへ…こういうときに力になれるよう鍛えてたんですからね。せめて役に立たないと」 キャスター「それにしても我を忘れたセイバーの破壊力はデタラメね。…防御結界を張るわ。律ちゃん、援護頼むわよ」 律「わかりました」ガシャッ 筆頭「攻撃は俺たちに任せな!」 674 :名無しさんなんだじぇ:2010/09/06(月) 22 20 06 ID OvAaOFkg 利根川「騒がしいな」 玄霧「なんでも暴走したセイバーさんと死者スレの武闘派メンバーが戦っているそうですから」 利根川「ふん、またか。騎士王だかなんだか知らんが落ち着きのない連中だ。……まぁいい。一杯付き合え」 玄霧「はい、よろこんで」 675 :名無しさんなんだじぇ:2010/09/06(月) 22 40 27 ID yg/MwJsQ 撫子「ねえねえ、幹也お兄ちゃん」 黒桐「ん、なんだい撫子ちゃん」 撫子「なんでセイバーさんが士郎さんに会っちゃいけないの? 他の仮投下中の時は控え室に待機している人に親しい人が会っていたのに」 黒桐「それはね……なんでだろう?」 676 :名無しさんなんだじぇ:2010/09/06(月) 23 04 11 ID v6uhje1s とーか「あんな我を忘れた状態で会わせるのは危険だからじゃないですの?」 カイジ「万が一破棄ということになったとして現世帰りすることになったら、無理矢理引き留めそうだよな…」 677 :名無しさんなんだじぇ:2010/09/06(月) 23 09 46 ID OvAaOFkg リボンズ「それはね、そっちの方が面白そうだからさ」 ディート「誤解を招かないよう言い直せば、『あんな状態のセイバーが控え室に入ったら部屋ごと吹っ飛びかねない』というところですか」 撫子「幹也お兄ちゃん、このおじさんたち誰?」 黒桐「撫子ちゃん、知らないおじさんと喋っちゃだめだよ」 撫子「あっ……ごめんなさい」 黒桐「次からは気を付けるんだよ。さ、部屋まで戻ろうか。ここも危なそうだし」 撫子「うん」 知らないおじさん二人「……………………」 ディート「我々も戻りましょうか」 リボンズ「……そうだな」 678 :名無しさんなんだじぇ:2010/09/06(月) 23 14 43 ID KJubXNkE カイジ「ぷっ、知らないおじさんかw」 とーか「くすくすっ、これが空気というものですわw」 679 :名無しさんなんだじぇ:2010/09/06(月) 23 41 25 ID Vd/e3nGg カイジ「見境無い今なら逆に安心だが‥‥アイツ、身を隠さないでいいのか?」 とーか「恋人の罪はすべて受けるつもりなんでしょうね」 カイジ「それにしちゃお気楽そうに見えるが‥‥」 680 :名無しさんなんだじぇ:2010/09/06(月) 23 43 38 ID gYcoSPIM イリヤ「タイガーがいれば道場ができたのに……悔しい…!」 士郎「…なぜか寒気が」 682 :名無しさんなんだじぇ:2010/09/07(火) 00 40 17 ID Ii2V6aUU 幸村「なかなかやるでござるな!騎士王殿!」 小十郎「三人がかりでかかっているというのに、未だ実力の底が見えぬとは…」 筆頭「Hey、せいばー!楽しんでるかい?!」 セイバー「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」 律「こちらも援護射撃してるというのに、なかなかチャンスが出来無いな…」 キャスター「最優のサーヴァントだもの。しょうがないわ、りっちゃん」 律「に、してもムギも来てるだろうに、なんで手出ししないんだ?! いくら澪が不甲斐ないからってお前まで腐る事はないだろ!」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 幸村「なんでござるか、この地鳴りは?!」 小十郎「地震…?!」 筆頭「いや、違うぜ…変わり果てちまったなぁ、戦国最強…」 GNホンダム「………!!」 オーナー「到着したようね。調整は大丈夫かしら」 ゴースト「黒服Aさんとハロ達の通信によれば問題ない、と」 ホチキス「どうかしら?どう見ても暴走寸前と言うように見えるけど」 ふなちゃん「ヤブヘビやな、こりゃ」 みっちー「おーなー殿!アレと死合いしてもよろしいでしょうかぁ?!あのような気狂いの女なぞよりよっぽど楽しめそうです!」 オーナー「"まだ"よ」 681 :名無しさんなんだじぇ:2010/09/07(火) 00 32 52 ID viAB/x6I セイバー「ええいっ!邪魔をするな!」 幸村「せいばぁ殿が距離を取ったでござる!」 筆頭「またExcaliburを放つつもりか?!」 小十郎「律殿、警戒してください!」 律「了解!」カチャッ セイバー「風王鉄槌!」 一同「うわぁーーーーーーーー!!!」 ホチキス「あら、あっけなく吹き飛ばされたわね」 オーナー「彼らならもう少し抑えてくれると思っていたのですが」 ヴァン「ああっクソッ!!こんなメンデェことはサッサと終わらせてやる!!」 海原「あれ、ヴァンさんしかいない…」 アーニャ「あいつら役立たず」 部長「でも、ダンならセイバーを多少強引に抑えつける事が出来るわ」 セイバー「っく、危なかった。しかし、遅い!エクスカリバー!!!」 部長「……消えちゃった」 アーニャ「あいつも役立たず」 海原「……僕達だけじゃ止められませんよ」
https://w.atwiki.jp/animerowa-3rd/pages/1556.html
671 :名無しさんなんだじぇ:2010/09/06(月) 16 06 26 ID ZbhEGYuU セイバー「どけえええええええええええええええええええええっ!」 アチャー「こうなったら奥の手だ。UBW!」 上条「あっ!?セイバーとアーチャーが消えたっ?!あれ、いつの間にかアーチャーが倒れてる…」 アチャー「セイバーには勝てなかったよ…」ガクッ 上条「固有結界の中に引きづり込んでも瞬殺かよ!っていうか、どうするんですかぁ、あいつ!」 ヒイロ「ターゲット、ロックオン。状況開始」 ビシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ 上条「おぉっとぉ!?殺す気かっ!」 ゴースト「しかし相変わらずGNバスターランチャーは強力無比ですね」 オーナー「まだよ、この程度じゃ騎士王は止められないわ。ガンダムバカ、状況を開始して」 ガンダムバカ「了解。GNキャノン発射する」 バシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ 部長「うわぁ…GNシリーズのクロスファイア…。えっげつないわねぇ」 幸村「それがし達の出番はなさそうでござるな」 筆頭「そうでもなさそうだぜ。Look!」 セイバー「SHIROOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!」 ヒイロ・刹那「!」 ジュッ ゴースト「ザ・自爆、ガンダムバカ、両名からの反応消失…」 オーナー「エクスカリバー同時射撃…それは予想してなかったわ…」 フナちゃん「ど、どないするんや、あんなの?!」 オーナー「ホンダムはどう?」 ゴースト「魔改造を快く受け入れてくれました。…でも良かったのですか」 オーナー「戦国最強ならば強くなる事になんのためらいがありましょうか」 ゴースト「それでも…太陽炉をそのまま移植だなんて…」 筆頭「で?策はあるのかい、竹井」 部長「んー、データによるとセイバーは初見の相手に後れを取る事が多いのよね」 小十郎「なるほど」 幸村「そういうことならば、拙者たちは全て初見のはず!渡り合えるでござるな!」 部長「あくまでデータよ?それに闘いに関しては貴方達の方が経験あるでしょ?」 筆頭「なに、方向性を示してくれるだけでも十分だ。それに、結局は俺達で突撃だろう?OK、なら予定通りだぜ」 ヴァン『しっかり捕まってろよ、かなり飛ばすぜ?』 一同「応!」 筆頭「Let s Party!」 【ダンにしがみついた政宗、小十郎、幸村、セイバーに強襲】 672 :名無しさんなんだじぇ:2010/09/06(月) 16 25 05 ID ZbhEGYuU 部長「さて、と。私たちもこそこそ行きましょうか」 アーニャ「何故、一緒に?」 部長「だってあの人たちの戦いに巻き込まれたら大変そうだもの」 海原「僕たちは遊撃隊ってことですか」 部長「火力的には心もとないけどね。行くわよ」 673 :名無しさんなんだじぇ:2010/09/06(月) 16 59 33 ID G6cmny4k 幸村「でりゃああああああああああ!!」 セイバー「!」 ガキイイィン 幸村「水泳大会とやらで暇をもてあましていた分、思う存分力を発揮させてもらうでござる!」 セイバー「邪魔を、するなと、言っているううううううううううううう!!」 ギンッ 幸村「むぅ!何という腕力!これがせいばぁ殿の本気でござるか。ここは距離を取って――」 セイバー「――エクス…」 幸村「なっ!?しまった!それを忘れていたでござる!」 筆頭「Hey!なにやってんだ!」 小十郎「駄目だ…あれは避けられん!」 セイバー「カリb――!!」 ズガガガガガガ!! 幸村「何事!?大地がえぐれたでござる!」 律「ふぅ…何とか中断できたみたいだな」 小十郎「おぉ律殿!かたじけない、危ないところだった」 律「えへへ…こういうときに力になれるよう鍛えてたんですからね。せめて役に立たないと」 キャスター「それにしても我を忘れたセイバーの破壊力はデタラメね。…防御結界を張るわ。律ちゃん、援護頼むわよ」 律「わかりました」ガシャッ 筆頭「攻撃は俺たちに任せな!」 674 :名無しさんなんだじぇ:2010/09/06(月) 22 20 06 ID OvAaOFkg 利根川「騒がしいな」 玄霧「なんでも暴走したセイバーさんと死者スレの武闘派メンバーが戦っているそうですから」 利根川「ふん、またか。騎士王だかなんだか知らんが落ち着きのない連中だ。……まぁいい。一杯付き合え」 玄霧「はい、よろこんで」 675 :名無しさんなんだじぇ:2010/09/06(月) 22 40 27 ID yg/MwJsQ 撫子「ねえねえ、幹也お兄ちゃん」 黒桐「ん、なんだい撫子ちゃん」 撫子「なんでセイバーさんが士郎さんに会っちゃいけないの? 他の仮投下中の時は控え室に待機している人に親しい人が会っていたのに」 黒桐「それはね……なんでだろう?」 676 :名無しさんなんだじぇ:2010/09/06(月) 23 04 11 ID v6uhje1s とーか「あんな我を忘れた状態で会わせるのは危険だからじゃないですの?」 カイジ「万が一破棄ということになったとして現世帰りすることになったら、無理矢理引き留めそうだよな…」 677 :名無しさんなんだじぇ:2010/09/06(月) 23 09 46 ID OvAaOFkg リボンズ「それはね、そっちの方が面白そうだからさ」 ディート「誤解を招かないよう言い直せば、『あんな状態のセイバーが控え室に入ったら部屋ごと吹っ飛びかねない』というところですか」 撫子「幹也お兄ちゃん、このおじさんたち誰?」 黒桐「撫子ちゃん、知らないおじさんと喋っちゃだめだよ」 撫子「あっ……ごめんなさい」 黒桐「次からは気を付けるんだよ。さ、部屋まで戻ろうか。ここも危なそうだし」 撫子「うん」 知らないおじさん二人「……………………」 ディート「我々も戻りましょうか」 リボンズ「……そうだな」 678 :名無しさんなんだじぇ:2010/09/06(月) 23 14 43 ID KJubXNkE カイジ「ぷっ、知らないおじさんかw」 とーか「くすくすっ、これが空気というものですわw」 679 :名無しさんなんだじぇ:2010/09/06(月) 23 41 25 ID Vd/e3nGg カイジ「見境無い今なら逆に安心だが‥‥アイツ、身を隠さないでいいのか?」 とーか「恋人の罪はすべて受けるつもりなんでしょうね」 カイジ「それにしちゃお気楽そうに見えるが‥‥」 680 :名無しさんなんだじぇ:2010/09/06(月) 23 43 38 ID gYcoSPIM イリヤ「タイガーがいれば道場ができたのに……悔しい…!」 士郎「…なぜか寒気が」 682 :名無しさんなんだじぇ:2010/09/07(火) 00 40 17 ID Ii2V6aUU 幸村「なかなかやるでござるな!騎士王殿!」 小十郎「三人がかりでかかっているというのに、未だ実力の底が見えぬとは…」 筆頭「Hey、せいばー!楽しんでるかい?!」 セイバー「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」 律「こちらも援護射撃してるというのに、なかなかチャンスが出来無いな…」 キャスター「最優のサーヴァントだもの。しょうがないわ、りっちゃん」 律「に、してもムギも来てるだろうに、なんで手出ししないんだ?! いくら澪が不甲斐ないからってお前まで腐る事はないだろ!」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 幸村「なんでござるか、この地鳴りは?!」 小十郎「地震…?!」 筆頭「いや、違うぜ…変わり果てちまったなぁ、戦国最強…」 GNホンダム「………!!」 オーナー「到着したようね。調整は大丈夫かしら」 ゴースト「黒服Aさんとハロ達の通信によれば問題ない、と」 ホチキス「どうかしら?どう見ても暴走寸前と言うように見えるけど」 ふなちゃん「ヤブヘビやな、こりゃ」 みっちー「おーなー殿!アレと死合いしてもよろしいでしょうかぁ?!あのような気狂いの女なぞよりよっぽど楽しめそうです!」 オーナー「"まだ"よ」 681 :名無しさんなんだじぇ:2010/09/07(火) 00 32 52 ID viAB/x6I セイバー「ええいっ!邪魔をするな!」 幸村「せいばぁ殿が距離を取ったでござる!」 筆頭「またExcaliburを放つつもりか?!」 小十郎「律殿、警戒してください!」 律「了解!」カチャッ セイバー「風王鉄槌!」 一同「うわぁーーーーーーーー!!!」 ホチキス「あら、あっけなく吹き飛ばされたわね」 オーナー「彼らならもう少し抑えてくれると思っていたのですが」 ヴァン「ああっクソッ!!こんなメンデェことはサッサと終わらせてやる!!」 海原「あれ、ヴァンさんしかいない…」 アーニャ「あいつら役立たず」 部長「でも、ダンならセイバーを多少強引に抑えつける事が出来るわ」 セイバー「っく、危なかった。しかし、遅い!エクスカリバー!!!」 部長「……消えちゃった」 アーニャ「あいつも役立たず」 海原「……僕達だけじゃ止められませんよ」
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/4171.html
キーンコーンカーンコーン 京太郎「ふー、やっと昼飯の時間だ。早く屋上に行こうぜ咲!」 咲「ふふっ、京ちゃん二時間目からお腹鳴ってたもんね」 京咲移動中 優希「お、来たな二人ともー!」 和「こんにちは咲さん、須賀君」 京太郎「よっす」 咲「こんにちは和ちゃん、優希ちゃん」 優希「さぁ京太郎!さっさと私のタコスを渡すんだじぇ!」 京太郎「いや確かにお前に作って来てるんだけどその言い方は腑に落ちないな」 和「それじゃ、二人も来ましたし食べましょうか」 咲「そうだね、はい京ちゃんの分」 京太郎「さんきゅ」 和「優希にタコスを作って来てる須賀君が、咲さんにお弁当を作って貰ってるというのもなんだか変な感じがしますね」 優希「京太郎だらしないじぇ」 京太郎「お前が言うな!俺タコス以外の料理はからきしだからな…。でも前から言ってるけど、咲も親父さんの分も作ってて大変だろうし明日からはまた購買のパン買うことにするかな」 優希「!な、ならタコスのお礼も兼ねて私g」 咲「大丈夫だよ京ちゃん!二人分も三人分もかわらないから!それに三人分作る方が変に食材余らないからむしろ助かってるよ。それに将来家庭を持った時の練習にもなるし…//」ゴニョゴニョ 京太郎「そうか?なら甘えさせてもらおうかな。咲は将来良い嫁さんになるだろなぁ」ナデナデ 咲「あっ、京ちゃん//」 優希「…時間が無くなるからさっさと食べるじぇ!」 和「そうですね、優希の意見に全面同意です」 京太郎「おっと、そうだったな。いただきますっと」 咲「いただきまーす」 和「いただきます」 優希「いただくじぇー!」 京太郎「お、和の弁当も相変わらず旨そうだな」 咲「…京ちゃん、作って貰ったお弁当食べる前に他の人のお弁当欲しがるのは失礼だと思うな」 京太郎「ちょ、悪かったって。そんな怖い顔するなよ、咲の作ってくれた弁当も凄く旨そうだぞ?」 和「須賀君、良ければ一つ食べますか?」 京太郎「いいのか?」 和「はい、どれでも好きなのをどうぞ」 京太郎「さんきゅー、そんじゃ春巻きをもらうよ」 和「春巻きですね、はいどうぞ」アーン 京太郎「…え?」 和「どうしました須賀君?早く食べてくれないと落としちゃいますよ」 京太郎「え、いやあの、蓋に置いてくれれば」 和「いえ、そうしたら蓋が汚れてしまって咲さんの負担が増えてしまいます。それに箸の使い方のマナー違反になるんですよ?」 (※なりません) 京太郎「そうなのか…?じゃあ」パクッ 和「美味しいですか?」 京太郎「あぁ、美味しいけど…ちょっと恥ずかしいな//」 和「それはなによりです。恥ずかしいかもしれませんが、マナーなので仕方ないですね。それでは次は卵焼きをどうぞ」ズイッ 京太郎「ちょ、和?」 咲「いただきっ!」パクッ 和「咲さん!?」 咲「ごめんね和ちゃん、美味しそうだったからつい口が出ちゃった」 和「くっ…、それならばしょうがないですね。では次はハンバーグを…」 優希「いただくじぇ!」パクッ 和「優希!!?」 優希「いやぁのどちゃんのママの料理は旨いじぇー」 咲「ところで和ちゃん、取り皿が無いからって直接食べさせてあげる必要はないんじゃないかな?」 優希「そうだじぇ、京太郎が直接箸で取ればいいんだじぇ」 和「…確かにそうですね。気がつきませんでした」 咲「まったく、和ちゃんはおドジさんだなー」 優希「ほんとだじぇー」 和「すいません、うふふ」 咲「ふふっ」 優希「ふふふ」 三人「うふふふふふふふふふ」 京太郎(三人とも仲が良いなぁ、これなら今日は静かに…) 優希「お!京太郎の弁当にタコさんウインナーを発見!タコス分けてやるからよこすんだじぇ!ちなみに私は箸がないから食べさせてもらうしかないなー」 咲「優希ちゃん!ウインナーなら私のにも入ってるから分けてあげるよ!」 優希「苗字に〝す〟が入ってる京太郎から貰った方がタコスパワーが上がるんだじぇ!だからウインナーを食べさせろ京太郎!そして私の食べかけのタコスを食べろ!」 和「食べかけを食べさせるなんてマナー以前にルール違反ですよ優希!」 優希「恋愛にルールなんてないんだじぇー!」 ワーワーギャーギャー 京太郎「はぁ…結局今日も騒がしくなっちゃったな」 京太郎「つーわけで今日は一緒に食べようぜ、後レディースランチ買ってきてくれ」 嫁田「うるせぇ爆発してろ」 かんっ!
https://w.atwiki.jp/ani3sisya/pages/1025.html
474 :名無しさんなんだじぇ:2011/10/14(金) 03 42 54 ID uXgEnlS. 黒桐「へ~死者スレ人気投票ですか…」タンッ ゼクス「そのようだな…」カッ 利根川「ふん、妙な企画を考えるやつもいたものだな」タンッ 撫子「あっ…それポンです」 黒桐「上条君や律ちゃんは上位に入ってると予想しますよ」タンッ ゼクス「W勢ならデュオが有力だろうな」タンッ 利根川「ふん!登場率の比率でいえば、このメンバーは微妙そうだな……ッよし!通らばリーチだ!」ダンッ 黒桐「失礼、ロンです」 利根川「クッ最近覚えた小僧にしてやられたたか…ッ」 撫子「撫子にも1票くらい入るかなあ?」 475 :名無しさんなんだじぇ:2011/10/14(金) 07 17 30 ID N1z0B7VY 戦場ヶ原「 474大丈夫よ、もっと期待しても」 C.C.「誰かがグループ部門で『空気組』に入れれば、空気キャラは全員票が入ったことになる」 上条「それはそれで虚しいがな…」 476 :名無しさんなんだじぇ:2011/10/14(金) 17 04 29 ID erxjoudY 投票しましょうか 個人:デュオ グループ:俺とホンダム イベント:女だらけの水泳大会 セイバーのコスプレ:Fate/EXTRA CCCのセイバー衣装 477 :名無しさんなんだじぇ:2011/10/14(金) 18 41 12 ID uXgEnlS. 池田「ところで、なんで麻雀なんかやってるし?」 黒桐「君たちに影響させられたのもあるし、しばらくのあいだ暇だったからね」タンッ ゼクス「覚えてみるとなかなか面白いものだ」タンッ 利根川「こいつらは筋がかなりいいぞ?なかなか楽しませてくれる」カッ 撫子「撫子たち、最初は利根川おじさんに負けてばかりだったよぅ」タッ 黒桐「今では互角にまで勝負できるようになりましたがねっ…リーチいきます!」タンッ 池田「あたしも混ざりたいしぃ…」ウズウズ ゼクス「誰かがハコになったら交代してやろう」 池田「やったし!おっさん早く負けろし」 利根川「なっ…小娘がぁ!」ダンッ 撫子「あっ…ロンです。8000ですね」パラッ 利根川「!!!?ッ…」 478 :名無しさんなんだじぇ:2011/10/14(金) 20 26 15 ID N1z0B7VY 上条「これで3票目の投票だな」 C.C.「『俺とホンダム』コンビは強いな…前の投票の『特攻野郎』に続いて2票目…本編から人気が途絶えないな」 戦場ヶ原「『水泳大会』か…今から思えば、私はあの時が1番輝いていたわね…」 上条「しかし『Fate/EXTRA CCCのセイバー衣装』ってどんな衣装なんだ?」 C.C.「ああ、そういえばこれを書いてる者は原作を知らないんだったな…」 戦場ヶ原「調べてみましょう」 ―――p○x○v検索――― C&戦「「GOOD!!」」 上条「ああ、うん…これは…いい」 479 :名無しさんなんだじぇ:2011/10/14(金) 20 57 30 ID N1z0B7VY 戦場ヶ原「このままいけば、グループ部門は『特攻野郎』の勝利ね」 上条「勝利って…何に?」 C.C.「『死者スレ風紀委員』に決まっているだろう。運動会以来、お互い全く音沙汰なしだがな」 戦場ヶ原「龍門渕さんが最近全然活動的じゃ無いものね…今回の投票も、この前アーニャさんが出した集計にも静かだし…」 C.C.「もう目立つことにこだわりが無いんだろうか?」 上条「そういえばそうだな…何でだ?」 C.C.「それより、いい加減誰か運動会の回想SSを書いてくれないだろうか?」 戦場ヶ原「このままだと本当に黒歴史になるわよ」 上条「突然話変えるな!!それから黒歴史って言うな!!!」 C.C.「こうなったら自演するしかないな」 戦場ヶ原「そうね、その後のリレーに期待しましょう」 上条「はっ?自演?」 C.C.「いや~、去年の運動会は雨天中止になったときはどうなるかと思ったが、ちゃんと再開できてよかったな~」 戦場ヶ原「そうね~、でもまさかあんな結末になるなんて~」 C.C.「本当に驚いたな~」 戦場ヶ原「全くね~」 上条「…何だこのわざとらしい茶番…こんなのリレーする人いんのかよ…?」 480 :名無しさんなんだじぇ:2011/10/15(土) 00 19 46 ID cWEejbrc 投票してみようかね 個人:田井中律。その不幸っぷりと総受けっぷりに惚れた グループ:風紀委員といきたいところだがキャス律カップルで イベント:バレンタイン。船井乙すぎた セイバーのコスプレ:よくわからんので空票でw 481 :名無しさんなんだじぇ:2011/10/15(土) 01 32 14 ID MA9GjmVo C.C.「ん…何だ急に…なに?それは本当か!?」 上条「な、なんかC.C.さんがいきなり独り言を始めた!?」 戦場ヶ原「怪しげな電波でも受信したのかしら?」 C.C.「…ちょっと待て。お前ら、その変な眼差しは止めて少し静かにしていろ、マリアンヌとの会話に集中できん」 上条「えっ、念話能力(テレパス)でも使えるのかお前?」 戦場ヶ原「正確に言えばマリアンヌさんのギアスの能力ね」 C.C.「で、さっきの続きだが…そうか…まあなんとかなる、心配するな。…そうだな、また何かあったら連絡をくれ」 戦場ヶ原「それでどんな用事だったの?」 C.C.「まあ大したことではない。 476がエクスカリバーされただけだ」 上条「いや、それは大事だろう!」 戦場ヶ原「ホント大したことのない書き手の自虐ネタね」 上条「 476=書き手というメタなネタばらし!?」 C.C.「その後 478での我々の反応をセイバーが知ったそうな」 戦場ヶ原「じゃあ上条君よろしくね」 上条「またかよ!」 482 :名無しさんなんだじぇ:2011/10/15(土) 01 45 55 ID MA9GjmVo ×上条「嫌だけど選択の余地がないのが悲しい!」 ○上条「またかよ!」 481の最後が不自然なので修正……でも不自然のままで……駄目だ、いい台詞がでないorz あとついでに 481の後の追加台詞 C.C.「だが向こうで色々あったらしく結局セイバーはこないらしい」 戦場ヶ原「ちっ、つまらないわね」 上条「人の不幸を楽しむなぁー!!」 483 :名無しさんなんだじぇ:2011/10/15(土) 09 01 07 ID ZHEDULII 戦場ヶ原「優勝候補筆頭の田井中さんに、とうとう票が入ったわね」 C.C.「個人、グループ合わせてこれで3票か…登場数、登場率に続いて3連覇も有り得るな…」 戦場ヶ原「後、『セイバーのコスプレ』について分からないって入ってるけど…」 C.C.「ここで改めて説明しておくか」 戦場ヶ原「もう知っていると思うけど、セイバーは以前、上条君に自分の騎士甲冑をそげぶされて、脱衣ショーを披露したことがあるの」 C.C.「それで次から登場した時は、セイバーが様々なコスプレをしていたというのが、私達の主張という訳だ 443。だがセイバー本人は否定している…」 戦場ヶ原「そこで読み手の皆さんがどう思うか、それを投票して貰おうという訳よ」 C.C.「していたと思うかどうかだけでもいいし、 476の様に特定のコスプレ衣装を書いてもいい」 戦場ヶ原「ぶっちゃけどんなことを記入してもいいわ」 C.C.「この結果次第で、『そげぶ脱衣ショー』以降にセイバーが登場したレスの見方が、大分変ってくるぞ」 戦場ヶ原「ざっとこんなところかしら?」 C.C.「うむ…ところで上条はどうした?」 戦場ヶ原「上条君には、セイバーの足止めを頼んでいるわ」 C.C.「何だ、結局来たのか?」 戦場ヶ原「ええ、一時は衛宮君とアーチャーが、ご飯で足止めしてくれてたんだけど…」 C.C.「食い終わったら怒りが戻ってきたという訳か…」 戦場ヶ原「上条君、生きて帰って来るかしら?」 C.C.「何を言っている、私達はもう死んでるじゃないか」 戦場ヶ原「ああ、そうだったわね」 C.C.「全く、うっかり者だなひーちゃんは」 戦場ヶ原「本当ねシーちゃん」 C&戦「「あはははははは」」 戦場ヶ原「…やっぱりツッコミがいないと締まらないわね…」 C.C.「…そのようだな…」
https://w.atwiki.jp/hutaba_ranking/pages/175.html
『ゆっくり地獄鍋』 「ドジョウ地獄って知ってるか、れいむ?」 「ゆゆ? どじょうじごく? なんだかゆっくりしてないかんじだよ……」 額に赤実ゆっくりを実らせたれいむに青年は問う。 リボンには銀色のバッチが輝く、れいむだ。 「おや、銀バッチのれいむちゃんはドジョウ地獄も知らないのか?」 青年はワザと馬鹿にするように、いや実際に馬鹿にしているのだが、それを思い切り強調する様にれいむに再度問いかける。 「ゆ!? しってるよ! れいむしってるもん、れいむはぎんばっちなんだよ!」 もちろん、れいむは知らない、しかし馬鹿にされるのはゆっくりできない。 そう浅はかな考えは、すぐに嘘という形で返された。 「そうかー、いやー、お兄さん実のところはこのドジョウ地獄って一度もやったこと無いんだ、知ってるれいむなら体験したことあるよな?」 「ゆ、ゆ、あ、あたりまえだよ! なにいってるのおにいさん! ぎんばっちのれいむなんだから!」 更なる問にれいむは更に嘘を固める。 もちろん、そんな事体験したこと無いことは青年は知っている。 「そうかそうか、れいむは凄いなー、で、どんな感じだった?」 「ゆ、ゆ、す、すごかったよ!」 れいむは目を泳がせながら更に嘘をつく。 「何が?」 「ゆ、ゆ、それは…… あれはほんとうにじごくさんだったよ! それはもうすごかったんだよ! どれくらいすごいかって、すごくすごかったんだよ! それくらいわかってね!」 れいむは貧相な語彙を集めて必死に嘘を並べたてる。 そして、その嘘はれいむ自身に降りかかる。 思い込みの激しいゆっくりである、れいむは、自分の言っている嘘と現実が曖昧になり、遂には自身の嘘を本当だと思いこむに至る。 「ほうほう、凄いなぁ」 「そうだよすごかったんだよ! いままでたいけんしたことがないおにいさんがかわいそうだね!」 「何回ぐらい体験したんだ?」 「たくさんだよ!」 「ああ、じゃあ、もう一度くらい体験するか?」 「いいよ! あのすごさはたいけんしないとわからないからね! なんどだっていいよ!」 「そうかそうか……」 ドジョウ豆腐、ドジョウ地獄という豆腐料理を知っているだろうか。 お湯に冷たい豆腐とドジョウを入れると、熱いお湯から逃げる為に冷たい豆腐の中にドジョウが逃げ込むが、結局豆腐にも熱が通り豆腐の中に居るドジョウも煮えてしまう。 そのドジョウ入りの豆腐を頂くという料理なのだが。 現実ではうまくいかないらしい。 お湯に入れても、熱湯を撒き散らし踊るモノの、豆腐には入らず、煮える。 水から煮始めても、あっさりと煮えてしまう。 ドジョウ豆腐なんてものは実は都市伝説の様な料理なのであるようだ。 それを青年は試すことにした、ゆっくりで。 あの銀バッチのれいむは、青年が貰ったれいむだった。 お隣さんが引っ越す折に引っ越し先はゆっくりは禁止させていたため、隣に住む彼がかわりに飼うことになったのだ。 最初はバッチ持ちだしどうにかなるかなと思っていた。 しかし既に最初から、れいむはゲスの片鱗を見せていた。 何かと言えば、飼いゆっくりなんだよ! と騒ぎたて。 少しでも嫌なことがあれば、銀バッチなんだよ! と吠える。 挙句の果てに、野良のまりさを部屋の中に勝手に呼び込み荒らしてお家宣言までかました。 さらに額には実ゆっくり。 ダンボールで囲ってやろうと思ったその日にだ、つくづくタイミングが悪い饅頭である。 野良のまりさはすでに青年の手で二階級特進させた。 残ったのは馬鹿とそのサラブレット達だ、ゆっくりを虐待することに趣味がなかった青年だが、まりさを潰した時が中々楽しく、れいむは甚振ることに決めたのだ。 「鍋に水を張ってと」 用意した土鍋に水を張った。 大体親れいむの底部を浸すくらい。 赤ゆっくりだったら体の半分くらいか。 「れいむにさっさとあまあまさんよういしてね! たくさんでいいよ!」 「たくしゃんでいいよ!」 「しゃっしゃとしゅるんだじぇ、くしょどりぇい!」 「あみゃあまやしゃん、あみゃあみゃしゃん!」 「ゆっきゅりしにゃいでしゃっしゃとよういしゅるんだじぇ、くしょじじぃ!」 「ゆっきゅり~」 そして前回のやり取りから少し。 れいむは子供を産みおとし、赤ゆっくりを作っていた。 親譲りの馬鹿面は見ているだけで虫唾が走るほど似ている。 それ以上に、その無駄に壮大な言動とゆっくりしたいという姿は確実に馬鹿どもの餡子を120%受け継いでいることが分かる。 青年は取り合わない、聞いているだけで血管が浮き出そうなほどなのだ。 対話なんてやり取りをしたら、潰してしまう自信があった。 先に赤ゆっくり達を水の張った土鍋に入れた。 「おみじゅしゃんはゆっくちできにゃいよぉ!」 とその場で一匹の赤れいむが跳ねた。 水は赤まりさにかかる。 「ゆぶぃ! おみじゅしゃんきゃけるんじゃにゃんじぇ! ゆっくちできにゃくにゃるんだじぇ!」 と逃げる、逃げた先には別の赤れいむがいて赤れいむは跳ね飛ばされる。 「かぼぼぼがぼぼぼ!!!」 顔から水に突っ込んだ赤れいむはいきなりの出来事に混乱して、その場でおぼれ始めた。 「……」 青年はなんも言えねぇと言った風にそれを呆然と見た。 ちょっと水に入れただけでこれだ、馬鹿すぎる。 準備している間に死なれても困るので、ボールを用意し、その中に入れた。 既に全て息も絶え絶えである。 気を取り直して、青年は親れいむを持ち上げる。 「ゆゆ! さいしょはおふろさんにはいるんだね! くそどれいにいしてはきがきくね!」 と水を張った土鍋をみて言い始める。 少し前は青年のことをお兄さんと言っていたのに、子供が生まれた途端このざまである。 生まれて気が大きくなっているのだろうか。 青年は取り合わず親れいむをテーブルに頭から置いた。 底部をが上になり、それを上から片手で押さえつける。 「やめてね! れいむ、そこははずかしいからみないでね! くそどれいがみていいばしょじゃないんだよ!」 存在自体が恥である饅頭が何を言う。 思わず叫びそうになるのを堪える。 気持ちを整えるために深呼吸する、その間にも抑え込んでいる手にはブリンブリンと蠢く親れいむが居る。 気を取り直し、包丁を片手に持つ。 「ゆ、なんだかゆっくりできないよ、そんなものれいむにむけないでね!」 サクッと親れいむの皮を切った。 「!!!」 そして、包丁をサクリサクリと数回。 ピンポン玉程の切れ目が幾つもできた。 「ぃ゛ぎ、、、、ゆ゛ぎゃ゛ぁ゛ぁ゛っ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!!!」 今まで家育ちだった親れいむには耐えがたい痛みだった。 あまりの痛さに体中から汗の様に砂糖水がこぼれ出し、目から大粒砂糖水がボロボロこぼれる。 締まりの悪いところからしーしー出てきた。 親れいむが叫び終わった頃には何か所にも及ぶ包丁で刺した線とそこから少しばかり洩れる餡子ができた。 「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っ……」 あまりの痛みに痙攣がおきる。 無意識のうちに引きつった声が漏れる。 それでも口は痛さどうにかするために食いしばり、その口の端からは涎が溢れて止まらない。 目はグルングルンといろんな方向を向きながら、白黒させている。 親れいむを乗せたテーブルは砂糖水で溢れている。 このままでは死んでしまうだろう、このままでは。 ゆっくりは餡子を多量に失うか、中枢餡と呼ばれるゆっくりが持つ特殊な餡が潰されなければ死ぬことはほとんどない。 この親れいむは痛さのあまり外的ダメージで死ぬ直前のゆっくりが発する痙攣を始めている。 しかし餡子の流失量は少なく、中枢餡が傷ついているわけでもない。 なのになぜ死んでしまうのか。 それは、ただただ単純に、ゆっくりしていないから。 赤ゆっくりなどが苦いモノを食べ、餡子を吐いてしまうと同様に。 ゆっくりは瞬間的にも持続的にも、極限にゆっくりできなくなると、体は生きることを放棄する。 それは何故か、生きてこの感覚を味わうなら死んだ方がゆっくりできるからだと無意識のうちに思ってしまうからだ。 少しずつゆっくりできないことを経験したゆっくりは、拷問にかけても死にはしない。 ゆっくりしたことしかないゆっくりに、同レベルの拷問をかければすぐに死んでくれるだろう。 話はだいぶ脱線したが、今までゆっくりしたことしかしてこなかった親れいむはちょっと皮を裂かれただけで、死にかけているのだ。 「ん、不味いか」 流石にそこまでゆっくりに詳しくない青年でもこの状態が死の一歩直前だということに気付いたのだろう。 しかし声はあまり焦っていない。 何故なら彼には。 「じゃーん、オレンジジュース」 ゆっくりの万能薬、治療から虐待まで幅広く貢献する、伝家の宝刀があるのだから。 青年はペットボトルのオレンジジュースの蓋をあけ、親れいむに突き刺した。 「ゆ゛っ!」 突き刺さった痛みにビクンと体を跳ねるが、すぐに収まる。 見る見るうちに、親れいむの体調がよくなってくのがわかる。 適当な部分で青年はオレンジジュースを外した。 「むっ、オレンジジュースのせいで包丁傷も塞がってしまった」 万能薬オレンジジュースは青年の目的の為の傷すらもふさいでしまった。 「まあ、いいや、ワンモアセッ」 「ゆぎゃぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 少しは慣れたのか、今度の声は先ほどよりは死にそうではなった。 「ゆびぃ、ゆびぃ……」 ベソベソと親れいむは涙を垂れ流す。 こんな筈ではなかったのに、と。 可愛い子供に囲まれて、カッコいいまりさを番にして、後はもう奴隷の家を奪って、ゆっくりするだけだった。 奴隷の家を奪ったまでは良かった。 しかし、それからゆっくりできなくなった。 番のまりさは何処かにいなくなり。 自分はダンボールに閉じ込められた。 自分の子供達は元気よく生まれた、そして、今。 自慢のゆっくりできるあんよは動けないほど切り裂かれ、全てを魅了する綺麗な肌はゆっくりできないもので穴をあけられた。 どうしてこうなった…… 何処をどう思えば、そう思えるのか親れいむは現状に至る意味がわからなかった。 そして、自分のこの悲劇に酔っていた。 この期に及んでこの親れいむは自分がゆっくりできると信じて疑っていなかった。 今も虎視眈々と自分を助ける白馬の王子様が自分を探していると思っているほどに。 「さあ、準備は整いましたっと」 このゆっくりできない青年を倒して親れいむをずっとゆっくりさせてくれる、ゆっくりが居ることを。 青年は親れいむを水を張った土鍋に入れた。 「ゆ゛ぎぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛」 冷たい水が親れいむの傷に染みて、不細工な面が気味悪く歪む。 「次は赤ゆっくり共をいれますよー」 ボールに入った赤ゆっくり達が次々と水の張った土鍋に入れられる。 「ゆゆっ! れいむのかわいいおちびちゃんたち!」 「ゆっ! おかーしゃんだ!」 「しゅーりしゅーりしゅるんだじぇぇぇぇぇ!!」 「ごわがったよぉぉぉぉ」 「ゆっくちできにゃかったんだじぇぇぇえ!!」 「ゆっくちぃ!」 ほんの数分ぶりの再開に親子は涙を流して喜んだ。 辛かった、とてもゆっくりできなかった、けれど今は自分の可愛い子供たちが居る。 先ほどのゆっくりできない体験を経験したせいもあってか、自分の子供たちが何倍にも愛おしく感じた。 「そして加熱」 青年は淡々と準備を完成させていた。 「おかーしゃん、ゆっくちできにゃかったよぉ」 長女なのに甘えん坊な長女れいむが泣きべそをかきながら親れいむに頬を擦りつけを始める。 「ゆふふ、だいじょうぶだよおちびちゃん、れいむがゆっくりさせてあげるからね」 そう言って安心させた。 「いみゃみゃでゆっくちできにゃかったんだじぇぇぇぇ!!」 次女であり、番である親まりさにそっくりの長女まりさが泣きついてくる、何か大変なことがあったのだろう。 「ゆんゆん、だいじょうだよおちびちゃん、れいむがゆっくりさせあげるからね」 そう言って慰めた。 「おかーしゃん、れいみゅといっちょにゆっくちちよう」 三女だが、一番しっかりしている次女れいむ、しかしあまりゆっくりしていないみんなには厳しいが実は一番寂しがり屋なのを知っている。 「ぺーろぺーろ、だいじょうだよおちびちゃん、れいむといっしょにゆっくりしようね」 そう言って撫でた。 「ゆぴぃぃぃぃ、あのくしょどりぇいがゆっくちしゃしぇてくりぇにゃいんだじぇ」 四女のヤンチャな次女まりさ、快活でいつも元気だが、今は疲れているようで怒っている。 「ぽんぽん、だいじょうだよおちびちゃん、れいむがせいっさいしてあげるからね」 そう言って宥めた。 「ゆっくちぃゆっくちぃ!」 末っ子の三女れいむ、最後に生まれたため一番、成長が遅いが、それでもゆっくりしている。 「そうだね、ゆっくりしようね」 そう言ってゆっくりした。 これでもう、れいむは無敵だ。 そう、親れいむは確信する。 これほどゆっくりしているのだと。 構えて数秒、親れいむは周囲の異変に気付く。 「ゆ? なんだかあったかくなってきたよ」 「ゆゆ! あっちゃきゃいのはゆっくちできりゅよ!」 「ゆっくちできりゅんだじぇ!」 「そうだね、れいみゅゆっくちちてりゅよぉ~」 「ぱーしゃぱーしゃ、ゆっくちしてりゅんだじぇ!」 「ゆっくちぃ~」 しかしその状況もすぐに地獄と化した。 「なんだか、あつくなってきたよ……」 「あづぃよぉぉぉ……」 「あづぃ、あづぃんだじぇ……」 「ゆびぃぃ……」 「あづぃぃぃぃぃ!!」 「ゆっぐぢぃ」 暖かいはすぐに通り越し、熱くなってきた。 ぐんぐんと水は熱くなり、お湯となっていく。 「おーい、ちびたち、穴に入ればそんなに熱くないぞー」 そこで、何処からか声が聞こえてくる。 ついでに水を少しずつ足しながら。 「「「「「「ゆゆぅ?」」」」」」 目の前の穴なんてあるだろうか。 全てのゆっくりが穴を探した。 親れいむとは違い、半身をお湯につかる赤ゆっくり達はすでに意識はもうろうとしていた。 「ゆぅ? あにゃしゃん……」 長女れいむが一つの穴を見つける。 「ゆっ! そこはれいむのぉごごごごごご!!」 そこは青年がれいむに開けた包丁の切れ目だった。 長女れいむはもうろうとした意識のまま、その穴へ身を潜り込ませる。 「ゆぅ、ゆっきゅりぃ……、ゆゆ! むみゃあみゃしゃん!」 体を突っ込み、かき分けながら進むとれいむの餡子が長女れいむの口の中に入った。 それは甘かった。 ゆっくりはゆっくりできない思いをするとその餡子を甘くする。 包丁で死ぬ直前までゆっくりできない思いをさせられた親れいむの餡子は甘く、現在進行形で子供にその身を食われている親れいむは更にその身を甘くさせた。 「ゆごごごごごごごご!!」 ボコボコと大粒の砂糖水の涙を発生させている親れいむ。 「あついのじぇ、あにゃしゃんにはいりゅのじぇぇ……」 「ゆゆ、あにゃしゃん……」 「あじゅぃぃぃ、あにゃしゃんにはいりぇばゆっくちできゅんだじぇぇぇぇ……」 「ゆぐぢ……、ゆ゛ぐ……ぢ……」 次々と親れいむの体の中へ入っていく赤ゆっくり達。 そして気付く。 「「「ゆゆ! あみゃあみゃしゃんじゃあぁぁぁぁぁぁぁ!!!」」」 末っ子れいむは辿りつけず死んでいた。 「もっぢょ、ゆっぐ……」 この時点でお湯は沸点を越え、ボコボコと煮立ち始めている。 煮立ったそれは末っ子れいむ全てを溶かし、その透明なお湯を少しばかり汚した。 「あづぃだぃだぃだぃだづぃだぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」 そして親れいむは叫んでいた。 体の外からは信じられないほどの暑さが、体の中からはわが子が内臓を食い破る寄生虫のように餡子を食い荒らしながら動きまわる。 もはや体の中の子供は愛しい子でも何でもない。 青年の手先だ、親れいむをゆっくりさせない悪魔だ。 自身を貪るゆっくりできないゴミどもだ。 しかし、そのことを罵倒する余裕も親れいむは残っていない。 ただ叫ぶしか、できない。 そんななか、鍋の外から声が聞こえる。 「おいれいむ、どうだ、ゆっくりしてるか?」 「あ゛ぃ゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛!!!」 頭の中の餡子が沸騰するほど熱くなるのを感じる。 全ての元凶はこいつだ、しかし、頭の中をいじくり回され、減らされている親れいむには何も思い浮かばない。 ただ目の前の青年が悪いとしか、しかしその意識も徐々に徐々に薄れていっている。 「ははは、そんな見つめるなよ照れるな」 「があ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!」 意味のない叫びが親れいむの口から発せられる。 「それがお前さんが凄いと言った地獄鍋だ、まあゆっくりしてってくれ」 「ゆっぐ、ゆっぐさ゛う゛う゛う゛う゛う゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛!!!!」 思わず反射的にゆっくりしていってね! と返そうとしてしまう餡子脳に刻まれた悲しい性だ。 ニヤニヤとした笑みを浮かべたまま青年は親れいむの様を見続ける。 湯気が立ち、皮はふやけ、熱さと子供たちの無邪気なゆっくりする行為で形相は凄まじいことになり、すでに一片のゆっくりも感じられなかった。 そんな親に恨まれ、死にかけている寧ろ死にいざなっていることなんて一ミクロンも感じていない赤ゆっくり達は上の方へ登っていく。 底部のほうは熱く、上は下ほどでもない。 甘いモノを食べつつ、涼しくもなり、一石二鳥であった。 「あ゛っ゛あ゛っ゛あ゛っ゛……」 ボコボコと顔や後頭部にピンポン玉程度の物体が浮かび上がる。 皮の部分は餡子ほど美味しくなく、食べる部分は餡子だけだった、親れいむの顔は面白いほどにボコボコと変形する。 そしてそれは這いまわる。 親れいむの先ほどまでの叫びが嘘のように、その声は弱くなっている。 「ゆ゛あ゛っ゛……」 そして動きまわる赤ゆっくり達は遂に親れいむの中枢餡を食い破った。 「ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛……」 ゴミの様な知識も、カスの様な経験も、クソの様なそのゆん格すら。 赤ゆっくりが行ったゆっくりするための行為に全て、一瞬にして無に帰した。 今起こっている痙攣は死ぬ直前ではなく、死の痙攣。 人間が持つどんな超絶的な技巧でも万能薬であるオレンジジュースでさえ、避けらない不可避の死。 既に何も残っていない親れいむはただその事実を文字通り空になった頭で感じることなく。 ただその死を受け入れるしかなかった。 「ゆゆ~、ゆっくちちてりゅよぉ~」 「げぴゅ、しょうだじぇ~」 「あみょああみょしゃんおいちきゃったね!」 「まっちゃくにゃんだじぇ!」 四匹は自身達がまさか自分の親を喰らったことすら気付かない。 ただひたすらにゆっくりを求めた結果その体は醜く肥え太っていた。 「ゆゆ! またあちゅくにゃってきたよ!」 「まちゃあみゃあみゃしゃんをたべりぇばいいんだじぇ!」 「しょうだね、ゆっくちできりゅもんにぇ!」 「ゆっへっへ、まりちゃもっちょたべりゅんだじぇ!」 しかし残っているのは熱い下の方の餡子とこびりついた餡子すら舐めた皮しかない。 そして、親れいむの底部には穴が開いていた。 「ゆっ! おみじゅしゃんがでてきちゃよ!」 「ちょうどいいんだじぇ! きょれきゃらまりちゃのしゅーぱぎょーきゅぎょーきゅたいみゅがはじみゃるんだじぇ!」 「れいみゅもおみじゅしゃんぎょーくぎょーくしゅりゅよ!」 「まりちゃしゃまがしゃきにゃんだじぇ!」 次女まりさが勢いよく飛び出し、滲むように出てきた水を飲もうと下を伸ばす。 「ぎょーきゅぎょーあじゅいんだじぇえぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 しかしそれは熱かった。 赤ゆっくり程度の舌ではそれこそ灼熱に感じるほどに。 「ゆゆ! あちゅいのはゆっきゅりできにゃいよ! まりしゃこっちきてにぇ!」 「しゃっしゃとにげりゅんだじぇ!」 「ゆっくちにぎぇりゅよ!」 「あじゅぃー! もういりゃじゃーおふちぎゃえりゅー!」 しかし次から次へとこんこんと熱湯は沸く、熱湯は止まらない。 「やめちぇね! ゆっくりできにゃいみじゅしゃんはこっちこにゃいでね!」 「それいじょうこっちきゅるちょ、ぷきゅ~しゅんだじぇ!」 「れいみゅもぷきゅ~しゅるよ!」 「ゆわーん、ゆっくちできにゃいのじぇ! きゃたきをとるんだじぇ!」 もちろん熱湯はその意を返すことは無い。 熱湯は更に溢れだし、赤ゆっくり達の底部を浸すほどににじみ出てきた。 「あじゅい! あじゅい!」 「ぷ、ぷぎゃあぁぁぁぁぁ!! あじゅぃぃぃぃ!! どぼじでぷぎゅーがごわぐないんだじぇえぇえぇぇぇ!!!」 「あ゛づぃ゛ぃぃぃぃぃ!!」 「やべべぇぇぇぇぇ!!」 そして、熱湯から逃げるように跳びはねていたが、すぐに底部は熱湯を吸い取りその底部を動かないほどにふやかす。 最初から逃げ場はなかった。 熱湯は増え続け、底部を、口を目を髪を飾りをどんどん溶かしていった 親ほど耐久力のない赤ゆっくり達はすぐにとはいかないが、そのまま死んでいった。 熱湯につかり末期の言葉も上げられないままに。 「はい、ゆっくり地獄鍋でしたー、とガキどもの声も聞こえなくなったし、中はどうなってんだろう」 親れいむだったものはは、皮を支える餡子と水蒸気によってふやけ切り、奇妙な死に顔を晒していた。 それはとてもゆっくりしているモノではなく、全てを恨むような形相だ。 青年は気にせず、箸を使ってその皮を割いた。 「む、何も無いじゃないか」 そこには何もなく、ただ餡子色に汚れた水と、まりさ種の少しばかり耐水性が高い帽子が半分ほど溶けて残っていただけだった。 やはり水に弱いゆっくりでも、地獄鍋は成立しなかったようだ。 今まで書いたモノ anko1083 サンプル anko1097 暗く湿った穴の中 anko1308 すろーりぃな作戦 anko1394 投げた! anko1425 声 anko1477 さよなら生物 anko1503 山彦恋慕 anko1632 親の脛かじり anko1739 楽しい朝餉 anko1823 梅雨が来て、人が来て anko1879 飼い(仮)ゆっくり 子れいむ anko1890 一緒に遊ぼう 13作目です。 暑いです。 ちょっと地獄鍋について調べてみたら、始め知った事実に驚きつつ書きました。 では、最後まで読んでいただけたら幸いです。
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/4192.html
ゆっくりの悲鳴が超ウザイ 成体のゆっくり語を漢字に変換。でも読みづらい なんだかんだで自滅 ぶいーん ぶいーん ぶいーん 「ゆわあああああ!いぢゃいいいい!」 「あっちいってよっぴぃぃいいいいいいい!」 「ごめんね!ちょっとだけだっきゃらぁ!?」 「ゆっだっばあああぁあ!?」 ぶーん ぶーん ぶーん ぶーん ぶーん ぶーん とある森の中。 大木の根元では数十匹のゆっくり達が、右に左に飛んだり跳ねたりと動き回り、金切り声やら悲鳴やらを上げている。 大木には洞が開いており、その中に蜜蜂がコロニーを形成していた。 このゆっくり達は、蜜を求めて蜂の巣を襲撃している真っ最中だ。 群れの大人総出での蜂蜜狩りだが、手足の無い饅頭達には相当な危険を伴う。 それでも蜂の巣から漂ってくる甘い蜜の誘惑には敵わないのだ。 「ゆっぴゃあああ!はやくっとっっぢぇええええええ!」 「ゆぶぶぶっぶうぶぶぶぶっぶううっぶ…」 「痛くて声も出せないんだねーわかるよー。わからないよおおおおおおお!?」 「もっと引き付けてくれないと!ゆっくり採れないよ!」 何匹かが働き蜂を引き付けて、巣の守りが手薄になった所を狙うのだ。 「もうやだ!おうちかえる!」 「てぶらで帰ったら刺された意味がなくなっちゃうでしょおお!?ぴきゃあああああああ!」 「おうちにかえったらハチミツはあげないよ!ゆわあああああ!」 「ゆぎゃああああああ!?いたいのやだああ!ハチミツもらえないのもいやだぁ!」 蜜蜂も果敢に攻め立てるが徐々にその数を減らして行く。 蜜蜂は刺した針を毒袋ごと体から切り離す為に二度攻撃できない。 しかも針があった穴はふさがることがないのでそこから体内の水分を失い、死に至るのである。 「もう少しよみんな!」 「だったらぱちゅりーも手伝っでええいでっえええええええ!」 「むきゅ、たいしょーたるもの自ら槍働きをしてはいけないのよ」 「いってることがわからないよおおおお!?」 「むきゅ!いまがチャンスよ!」 ぱちゅりーの号が飛び、収穫役のまりさが巣へと飛び込んだ。 「いくんだぜーーーー! いっだああああああ!ゆっくりしないでどっかいくんだぜ! いだああああああ!やえでえええええ! …とった…とったどーーーーーっ!」 一匹のまりさが痛みに耐えながらも巣の一部をもぎ取ることに成功した。 「いまよ!動けるゆっくりは蜂の巣を採りに行くのよ!はじょーこーげきよ!」 機に乗じって一気に攻め立てよう、というのがぱちゅりーの作戦だったが 「無理して怪我人をこれ以上出す訳にはいかないよ!いっやあああああ!」 「ぎゅわあああああ!そうだべえええええ!いちゃあああ!」 「すたこらっさっさだじぇげえええ!?」 肝心の攻撃部隊が戦意を失っている。 「そこでゆっくりしちゃったら、ゆっくりできないのよ!むきゅううううう!」 ゆっくり出来ないと言われて、渋々蜂の巣めがけて突っ込んで行く。 「いやああああああ!」 「はちみちゅうううううう!」 「早くおうちにかえりたいよおおおおお!」 「むきゅ、全部採ったら駄目なのよ?逆に言えば採れるだけ採るのが兵の勤めよ!」 「「「もうやだ!おうちかえる!」」」 「しょうがないわね!お家に帰りましょ!」 お目当の物をある程度手に入れる事が出来たので退却命令が下された。 戦い疲れたゆっくりは、思い思いの事を口にしている。 「働きもしないでハチミツをくれてやるのは納得がいかないんだぜ!」 「でも、ぱちゅりーがいなかったら、ハチミツさんを一杯もってかえれなかったよ?」 「それもそうなんだぜ…」 ぱちゅりーに腹が立っているゆっくりもいる様だが、想像以上に蜂蜜が取れたので、いずれその事は頭からどっかへ行ってしまう。 今回の狩では幸いにも命を落とすゆっくりはいなかった。 が、 「ゆっくり…ゆっくりとってっべらあああああああ!」 「そーっと、そーっと」 「いぢゃああああ!やだああああああ!あっばあらああああ!」 「ゆっくり我慢するの!」 「いだいよぉ!いだああああああああだだだ!」 体に刺さった針を抜く作業が待っている。 残念ながらゆっくりの器用さは無いに等しい。 毒針一本一本を引き抜くことなど出来ないので、棒で体の表面をこするぐらいしか取り除く方法は無い。 「ぺーろぺーろ…ゆっくりできる?」 「ゆん!ありがとね!今度はこっちの番だね!ぺーろぺーろ」 針が取れたらその傷口を塞ぐぺーろぺーろ。 全員の治療が終わったところで、やっと群れに向けて返りだす。 怪我の治療は群れに還ってからやればいいと思うのだが、ゆっくりなりの考えがある。 尊敬されるべき蜂蜜狩りの戦士達が、傷だらけのみすぼらしい姿で帰るわけにはいかないのだ。 群れの広場に集まると、群れのみんながすでに集合していた。 蜂蜜狩は一大イベント。 大人から子供まで待ちに待った日だからだ。 「一番槍のまりさはいっぱいあげるわ!」 「ゆっくりしないかいがあったんだぜ!」 「囮隊も、いっぱいもらってもいいのよ」 「ゆっくり出来なかったけど、これでゆっくり出来るね!」 「私はこれぐらいが妥当ね。むきゅ」 「ぱちゅりーはそれだけでいいの?」 「むきゅ。さんぼーが一杯もらうと、群れの乱れにつながるのよ。子守をしていたゆっくりに分けてあげるのね」 「?よくわからないけど得したんだぜ!」 「これでハチミツ狩りはおしまいね!次の狩までゆっくりしていってね、むきゅ」 「「「「ゆっくりしていってね!」」」」 蜜の分配が終わるとゆっくり達は早速夕飯にするようだ。 「ゆっくりいただきます!」 「「「いたらきまちゅ!」」」 「今日はまりさが採ってきたハチミツさんが『でざーと』なのぜ!」 「「「ゆったぁー!!」」」 「ぺーりょぺーりょ!ちあわしぇ~!」 「ゆっくり苦労した甲斐があったんだぜ!」 「一度に全部食べちゃうのは、都会派じゃないわ。明日の分もとっておくのがマナーよ?」 「ゆっくちがまんしゅりゅよ」 夜、寝静まったゆっくり一家の中から、ゆっくり寝ていない子がいた。 「しょろーりしょろーり…つまみぐいしゅるのぜ!」 どうやら蜂蜜に味を占めてしまい、我慢できずに盗み食いをするようだ。 蜂の巣ごとむしゃむしゃと食べるが 「ゆぺぺぺぺぺ!いらいいいい!!」 暗かったせいで、巣に張り付いていた一本の針に気がつかず、その針が舌に刺さってしまったようだ。 「ゆっくりしないでたしゅ…つまみぐいがばれてしまうんだじぇ!だまっているんだじぇ…」 朝日が昇ると盗み食いまりさのゆっくり一家は目を覚まし、朝食の時を迎える。 「朝ごはんを食べて!きょうもゆっくりしようね!」 「「「むーしゃむーしゃ、しあわせー!」」」 皆幸せそうにご飯を食べているが、一匹だけ様子がおかしい。 「むーしゃむーしゃ…」 これは昨日つまみ食いをした子まりさである。 「どうしたの?なんでしあわせーしないの?」 一匹だけしあわせーしないので親は心配をしている。 「ゆう…きょうのごはんさんおかしいのじぇ?」 昨日の出来事を寝て忘れてしまったまりさは、自身の味覚が一時的に麻痺していることに気がつかない。 「何いってるの?皆同じご飯をたべて、しあわせーできたんだよ?」 「でも…あじがへんなんだもん…」 「ゆうう…文句があるなら食べなくていいよ!ゆっくり出来ない子は、家の子じゃないよ!」 「ゆわあああああ!」 結局味覚障害であることに気がつかないこのまりさは、ご飯の不満を漏らし続けた所為で親に怒られてしまった。 この味覚障害まりさの事は、早速ぱちゅりーに報告され、親ゆっくり達が集められて会議が開かれた。 「むきゅ、これは由々しき問題ね」 「ゆゆっ?『しきもんだい』ってなに?」 「由々しき問題よ!しっかり聞きなさい」 「ゆゆ!『しきもんだい』ってなにって聞いてるでしょお!?」 「むっきゅー!面倒くさいわね!大変なことっていってるのよ!」 「こりゃたいへんだね!」 「(むのーは黙って聞いてなさい…ぶつぶつ)…もしかしたら、大人じゃないゆっくりがハチミツを食べると、 虫やお花じゃゆっくり出来なくなっちゃうのよ!」 「「「な、なんだってーっ!?」」」 「それじゃあもう、ハチミツはたべちゃいけないのかだぜ?」 「ハチミツがあるからゆっくり出来たのに、なくなっちゃったらゆっくりが減っちゃうよ!」 「なんとかしてハチミツだけは食べたいのぜ!」 子供の健康よりも自分の蜂蜜。 それだけ蜂蜜はゆっくりにとって変えがたい喜びなのだ。 「それは私も一緒よ。そうね…これは『お薬』といって、とっても美味しくない物と言えば良いのよ!」 「お薬?あの緑の葉っぱと同じと言えば良いのかだぜ?」 「一度『お薬』の味を覚えさせるのも良いかもしれないわ、むきゅ」 「あれはとっても苦くてゆっくり出来ないよ?おちびちゃん達に食べさせるのは出来ないよ!?」 「大人になったら判ってくれるわ。いまは心を鬼にして、むきゅ」 それからしばらくしたある日… 「おかーしゃん!れいみゅが!れいみゅが!」 「ゆ…ゆびゅっ…」 一匹の赤れいむが餡子を漏らすほどの重態に陥っていた。 「ぱちゅりー先生を呼んで来るからゆっくりまっているんだぜ!」 つがいのれいむは狩に行って不在なので、子まりさが一匹で看病する。 「ゆっくりしているばやいじゃにゃいんだじぇ!」 赤れいむを助けたくて、小さな餡子脳をフル回転にして解決策を探り出す。 「しょうだ!おかーしゃんたちがここにおくすりをかくしてたんだじぇ!」 普段から『お薬』と言われていたから仕方がないかも知れないが、 この子まりさは、よりによって蜂蜜を与えることを思いついてしまったのだ。 「れいみゅ!これをたべるんだじぇ!」 まりさは葉っぱに包まれた蜂蜜を差し出すが、れいむは動くこともままならない。 「ゆうう…しょうがないからくちうつしするのぜ!…これはちゅっちゅじゃないからのーかんなのぜ!」 至極どうでもいい事を宣言してから蜂蜜の封を開ける。 「にがにが…いやだけじょ…れいみゅがゆっくりできないのはもっといやなんだじぇ!」 意を決して蜂蜜に舌を這わす子まりさ。 「し…し…しあわちぇえええええええええっ!」 舌の上に広がる蜂蜜の甘さ。 にがにがを覚悟していたせいか、その甘みの衝撃は計り知れないものになっていた。 「しあわせになってるばあいじゃないんだじぇ!」 蜜の甘さに心を奪われていたが、はっとして我を取り戻し、飲み干したい欲求を抑えて赤れいむに口移しで蜜を与える 「ち…ちゃぁわちぇ…」 蜂蜜を口にしたれいむは、ちっちゃなしあわせを口にした。 「ゆううううう!れいみゅうう!よかったよぉ!」 「ゆ、ゆっきゅりー♪」 妹の回復に涙しているそのときに、まりさに連れられたぱちゅりーが入ってきた。 「むきゅ?ゆっくりしていないゆっくりなんて居ないじゃない?」 「おかしいのぜ?さっきまであんなにゆっくりしていなかったのぜ!?」 「むっきゅ~…寝ていると自然にゆっくり出来ることもあるとは聞いた事があるから、きっとこの子もそうなのよ」 お薬の事まで言及されなかった事で、ほっと胸をなでおろす子まりさ。 「れいみゅもおくすりのことはだまっちぇいるんだぜ!」 「…わきゃっちゃよ♪」 翌日、すっかり回復した赤れいむと子まりさは、子供達の輪の中で昨日の出来事を話していた。 「おかーしゃんたちがおくすりっていっちぇる、あれ、とってもあまかったんだじぇ!」 「おくすりってあまあましゃんだったにょ!?」 「もしかして、はちみつのことかもにぇ?」 「はちみちゅ?」 「そのおくすりが、きいろくて、とりょ~りしていちぇ、とってもあまかったらかくていなんだぜ!」 「そのとおりなんだじぇ!おくすりはあまあまだったんだじぇ!」 最若年の蜂蜜体験世代がまだ子ゆっくりだった為に、そのことが群れ中の子ゆっくり達に知れ渡ってしまった。 その夜、各家庭の赤ゆっくり子ゆっくり達は、お家にあったお薬に手をつけてしまった。 「うみぇ!おくちゅりめっちゃうみぇ!」 「ぺーりょぺーりょちあわちぇー!」 朝、各家庭の親ゆっくりは、みなこの事態に紛糾していた。 「ゆうううう!?これは一体どういうことなのぉ!?」 「あまあまをひとりじめするなんて、ゆっくちちてないにぇ!」 「れいみゅたちもあまあまたべるけんりがありゅよ!」 「ハチミツさんはおちびちゃんが食べるとゆっくり出来なくなっちゃうのよおおお!」 「うしょだ!れいみゅはとってもゆっきゅりできちゃもん!」 「うしょちゅきはゆっきゅりちね!」 「ゆっがあああああああ!」 今日も広場で親ゆっくり達の集まり、PYA(ぱちゅりー・ゆっくり・あそしえーしょん(命名・ぱちゅりー))の会合が開かれた。 「むきゅ…言う事を聞かなかったのだから、お仕置きをするしかないようね」 「どうすればいの!?」 「そうね…一日おそとでゆっくり出来なくして貰うぐらいでいいわ」 「それだけで反省してくれるの?」 「難しいけど…これで反省しなかったら、無理に育てる必要は無いわ。盗み食いする子は将来の禍根になるもの、むきゅ」 「よく分かんないけどゆっくりやってみるよ」 各家庭では、冬でもないのに簡易バリケードが張り廻らされ、子ゆっくり達はお家からつまみ出された。 「おぎゃあさんおうちにいれちぇよおおお!」 「ゆっくり反省してね!」 「ふんだ!ずるっこのおかーしゃんなんかきらいだよ!」 「あまあまひとりじめするおかーしゃんはゆっくりひきこもってね!」 「どぼちでそんなごというのおおお!?」 必死に謝ったり、強がっていたりと反応は様々だったが、家に入れないのは一緒だった。 広場では行くあての無い、家を追い出された子ゆっくり達が集まってなにやら相談をしている。 「もうまりさたちだけではちみつをとってくるんだじぇ!」 「そうだよ!あんなひどいおかーさんたちにはたよらないよ!」 「みんなでいっぱいはちみちゅたべて、ゆっきゅりちようね!」 無謀にも蜂蜜を自分たちで収穫しようと言い出した子ゆっくり達。 若さに任せたチャレンジをするには、その関門はあまりにも険しい事に、この時点では気付きようも無かったのである。 「あそこにはちさんがはいっていったんだじぇ!」 「はちさんがはちみつあつめるんだよね、わかるよー」 「みんなでかかればこわきゅない!」 「えいえいゆー!」 何の策も無しに真正面から特攻する赤ゆっくりと子ゆっくりの混成部隊。 蜂の怖さを聞いたことしか無い所為だろう。 蜂蜜狩りの戦士達が体裁にこだわるあまり、帰還前に怪我の治療をしていたのがいけなかった。 何も知らない子供達には蜂蜜狩りが、至極簡単なものに思えてしまったのだ。 「ずるっこのひきょーなおかーしゃんでもとってこれるから、らくしょーだにぇ!」 「いっぱいとれたらおとーしゃんにめぐんであげてもいいのじぇ!?」 「それよりもみせつけながら、たべちゃおうにぇ!」 けらけらと笑いながら突っ込んで行くが、そんな目立つことをすればどうなることか。 ぶいーん!ぶいーん!ぶいーん! ゆっくり達が巣に到達する前に、斥候隊が先制攻撃を仕掛けてきたのである。 「ゆ!はちさん!じゃましゅるならようしゃしないのじぇ!?」 「じゃまするはちさんはゆっきゅりちね!っゆゆ!?きゃあ!」 「なにちゅるの!?ゆっきゅりできにゃあああああああ!?」 「ゆちゃああああああ!」 「はちしゃんゆっくりちてよ!」 「いやん!いやん!いでぇあ!」 本来巣の近くでなければ、蜜蜂は積極的に攻撃を仕掛けてくることは無い。 しかし幾度ものゆっくりの襲撃に、ハチ側も警戒するようになったのであろう。 斥候の攻撃でフェロモンが放出され、待機部隊に総攻撃の合図が発信される。 ぶぶぶぶぶぶぶ! ぶぶぶぶぶぶぶ! ぶぶぶぶぶぶぶ! 「ゆぴゅう!おえっ!エロエロエロ…」 「ゆわあああああ!まりちゃあああ!?」 「ゆっくりちちゃだめだにょおお!?いちゃい!」 「もうやら!おうちかえりゅ!」 「ゆわああああ!まっきゅらでみえないよお!?あぢぃ!?いぢぃ!?」 「やああああ、あちゅいよ!あちゅいよぉ!?」 「やめてよね!おうちかえるからゆるちてよ!」 「おうちがどこだかわからないよー!?」 今までに何度と無く巣を壊され、だいっじな蜜を奪われ続けたハチに容赦はなかった。 生体なら数十度は耐えられた刺突だが、赤ゆっくり子ゆっくりでは二、三度刺されればその痛みだけでショック死してしまう。 「いやあああぁぁ…もううごけにゃいよお…」 「やめちぇよね!あんよさされちぇらうごおごごごっごごごごご!?」 すでに動けなくなっているゆっくりにも、攻撃の手を止めることは無かった。 「もっとゆっくちいぎゃああああ!……」 「ゆぶぶぶぶ…」 「いやああああ…おめめが…おめめが…」 蜜蜂は今まで奪われた蜜の代わりと、赤ゆっくり達の涙をせっせと集めていた。 翌日、親たちはバリケードを壊し、子供たちを受け入れようとしたのだが。 「ゆう~ん…どこに行ったの~?」 「かくれんぼしないで出てきなさい!」 「拗ねているんだねーわかるよー」 親たちは、家の前で無き疲れて寝ている子供たちの姿を想像していたが、群れのどこにも子ゆっくりはいなかった。 そして時が立つにつれ心配が膨らみ、探索部隊が派遣されたが時既に遅し。 蜂の巣の近くで大量の黒い塊と飾りが発見されたのである。 「ゆっくりさせなかった蜂はしね!」 何匹かのゆっくりが、子を奪われた悲しみから巣に攻撃を仕掛けたが、 「ゆぎゅ!この!ごのぉ!やっづけでやる!やっづづづうぢゅぶ!?」 引くことを知らない攻撃は、ハチ達の集中砲火を浴び、抗体も無いのにアナフィラキシーショックで死亡した。 森の中のゆっくりの群れ。 ぱっと見では何の変哲も無い群れだったが、この群れには子供が全くいなかった。 この子供のいない群れには一つ変わった掟があった。 『はちみつさんはゆっくりできないよ!』 オワリ このSSに感想をつける