約 302,566 件
https://w.atwiki.jp/daikoro/pages/32.html
2001年春合宿に起こった事件。酔ったかっし~が祭を開催、勢いのあまり非常口から落下し、全身傷だらけになる。
https://w.atwiki.jp/ryuunabe/pages/3475.html
非常食セット 商品ページ L:非常食セット = { t:名称 = 非常食セット(アイテム) t:要点 = 発熱剤,レトルト食,ごはん,スープ t:周辺環境 = 非常事態 t:評価 = なし t:特殊 = { *非常食セットのアイテムカテゴリ = ,,,{携帯型アイテム,消費型アイテム} *非常食セットの位置づけ = ,,,{国内政策用アイテム,ショップアイテム} *非常食セットの取り扱い = ,,,アイドレス・アイテム・ショップ *非常食セットの販売価格 = ,,,2400個/1マイル *非常食セットの特殊能力 = ,,,設定国民の食事として使用することができる *非常食セットの使用回数 = ,,,1回 } t:→次のアイドレス = なし } コメント 非常食である。非常食とはいいつつも栄養はもちろんの事だが、ちゃーんっと温かい食事を食べたいよね。 そんな非常食は発熱剤を使用しており、身体が暖まるスープもついている。非常時で寒い時なんて時には暖かいもの欲しいよね。
https://w.atwiki.jp/immensus/pages/39.html
人の気配が薄れていた。というより、向けられる悪意や殺意というものが、弱くなっている。だが、警戒して動いているものがいる。こちらを探しているふうではないが、他の気配を探ろうとしている。 無双は、自分のそうした感覚を信じていた。他人をこうして感じた時、気のせいだったことがないからだ。自分の最大の特技である。この特技のお蔭で、今まで生きてきた。そう思っている。 階段まで来て、無双は一度目を閉じた。音。上の階からは、やはり聞こえない。下だ。一気に駆け降りた。今は急ぐことだった。 マト。アオが作ったチャンスで、ようやく接触できるところまで来た。あと、最低でも四人。それさえ倒せば、手が届く。みすみす逃す手はなかった。まだ、なぜかエンジン音は聞こえていない。 アオは無事なのか。二階でもないようだ。さらに駆け降りる。アオ自身には、死んででもという覚悟があったようだ。だが、死なせるつもりはまったくなかった。 一階。降りてきて、はじめて地下があると知った。三階に上がる時に使った階段である。もう一方には、地下へ向かう階段はなかった。悩んでいる暇はなかった。駆け降りる。 すぐに、死体が目に飛び込んで来た。長い廊下の真ん中。俯せで、若い男が倒れている。とっさに、階段わきの壁に隠れた。 顔だけ出して、もう一度見る。左斜め後ろから、心臓を一撃。たぶん、階段の下段から撃ったのだろう。 死体の脇。やはりドアを取り外された部屋があった。地下には、そこと突き当たりにしか、部屋がないようだ。 そこから、気配がしている。人。たしかにいる。だが、よく判らない。自分の後ろに、二人いるせいだろう。魔界と、量子。誰かと動くというのは、厄介だった。 気配が、廊下に漏れ出てきた。微かな呻き声。引きずるような音。アオか。しかし、今覗くわけにはいかなかった。向こうはあきらかに、こちらを警戒している。 銃撃の精度は、死体が物語っていた。 プロなのか。だが、さっきの音の主なら、無駄な弾を使いすぎている。何より、派手に立ち回りすぎだ。一体誰なのか。 「魔界だ」 不意に、魔界が大きな声を出した。 「今出る。撃つなよ」 魔界は両手を挙げた姿勢で、横に歩いた。何をしている。魔界は、こちらをちらりと見ただけだった。姿を晒しきると、今度は廊下を歩いていった。 廊下を覗いてみると、黒っぽい格好のマスターがいた。 「無双」 「アオは」 「生きてる」 部屋から、黒い繋ぎの女が現れた。不二子だ。アオを抱えている。一人では立てない状態のようだが、まだ生きてはいた。魔界が、不二子のかわりにアオを担いだ。 「量子」 マスターが呟いた。不二子が、無双の後ろへ視線を注いでいる。 「時間がねえ。さっさと行かねえと、あいつら逃げちまう」 魔界が、アオを担ぎながら近付いてきて、言った。 「連中の車なら、発進しにくいようにはしてある。時間稼ぎだが」 「何やったんだよ、マスター」 「古い手さ」 マスターが答えると、魔界がにやりと笑った。 「マスター、足は?」 「車一台、それと」 「一台あれば充分だろ、急ぐぜ」 頷いて、無双は階段を駆け上がった。 完全な廃墟、というわけではなかった。ところどころに、作業用の照明のようなものがあった。非常灯も生きていて、それらの電力は、数台の発電機で賄われていた。だから視界がぎりぎり利くのだが、つまり、人の手が入っている廃墟なのだ。 もっとも、自分がくくられた椅子のことを考えれば、そんなことは今更気付くまでもなかった。余計なものは何もない。壁紙や床材、扉すらないのに、一脚だけ椅子があったのだ。拘束するための椅子だったのだろう。 もう一人はどうだったのか。ふと気になったが、聞ける状況ではない。 ちらりと、前をゆく魔界を見た。背中に担がれた男。アオと言う男だ。マスターの店の常連として、名前は知っている。なぜ拘束されたのか。 考えても意味のないことだった。自分がなぜ拘束されたのかすら、判っていないのだ。 だが不思議と、現状は受け入れていた。 壁に、ぽっかりと穴が空いたような場所があった。無双が中腰に駆けていった。マスター、不二子と、それに続く。全員で動くのは危険に感じたが、建物の出入口は一か所だけなのだろう。 外。一瞬、視界が失われる。だが、そこを狙われはしなかった。目を閉じて、数秒。それで視界は利いた。建物の外には、工事現場などにあるような、鉄製の仕切りがあった。暗闇の中で、そびえ立つようだ。 「連中は」 「まだ」 魔界と無双が、短いやりとりをした。無双。不二子。それからマスターが、仕切りの隙間から躍り出ていった。 直後、土や石が爆ぜるような音が数回した。魔界が、こっちを制してくる。銃声というやつだ。さっき初めて聞いたが、肌に粟が立つような感覚がある。怯えはないが、こわい音だ。 「まずいな」 魔界が呟いた。 「あれは、相手の?」 言うと、魔界はこっちをちらりと見てきた。仕切りが、高い音を立てる。銃弾が当たったのだろう。 「足止めがききすぎた。それで相手を、向かい合う気にさせちまった」 あからさまに、魔界が舌打ちした。 状況はどうなっているのか。ここには、自分と魔界、それにほとんど動けないアオがいる。ここには、銃撃はこない。表には、無双、不二子、マスターが出ていったが、無事なのだろうか。 考えようによっては、今いる場所は袋小路だった。おまけに、相手は拳銃である。さっき見たような、ライフル銃もあるかもしれない。 飛び道具を相手に、というのは、イメージすら湧かなかった。 高い破裂音がした。銃撃音。マスターの持っていた銃だろう。一瞬見たが、銀色の銃だった。オートマチックというやつだろう。のっぺりした外見だった。 どうするのか。出て行っても、標的になるだけだろう。銃を出し抜くには。 無双のことが浮かんだ。無双は、拳銃の二人の前に出て、無傷だった。ああいう動きが出来ないか。どうやったのか、だいたいは見ていた。空中で、身を捻る。そして、手の伸長。 また、仕切りが鳴った。 無理だ。自分には、武器になるものがない。無双は刃物を持っていた。つまり、結局、袋小路から脱しようがない。どうする。 音。空気が割れるようだが、銃声とは違う。長く伸びた音。魔界が、空を仰いだ。 車のエンジン音だ。複数に聞こえる。しかも、すぐそばを走っている。いや、こちらに向かっている。 鉄板の向こうが慌ただしくなった。車のブレーキ音。銃声が、二発。 「魔界」 外から、マスターの叫ぶ声がした。魔界がアオを背負いなおし、外に駆け出る。続いた。足下の感覚。連れられてきた時、この地面を踏んだのか。 「どうなったんだ」 「増援がきた。連中、新しい車に乗って逃げやがった」 「追うぞ」 無双がいた。仕切りのそばには、マスターも不二子もいる。 「下手なプロだったんだな」 「牽制だった。最初から、この場を離れるのが目的だったんだろう」 魔界の軽口に、無双が答えた。 仕切りに沿って駆けて行くと、道があった。そこに、車が三台。無双やマスターは、もうそのそばまで行っている。 よく見ると、二台は黒塗りのセダンで、少し離れた一台は、深い青のスポーツカーだった。 「マスター、どうやって壊したんだ」 「いや、壊しちゃいないさ」 マスターはセダンの前にしゃがんだ。ポケットから何かを取り出し、車に何かしている。ボンネットが開いた。 「戻せるんだな」 「ああ」 「急いでくれ。早く追いたい」 「助けは必要か?」 「出来れば」 「同じタイミングで行くべきか?」 無双が、マスターの顔をじっと見た。 「連中は散開して、こちらに向かってくるはずよ」 「そうでなきゃ、プロを雇った意味がないか」 「一度退いて、機を見て仕掛ける。王道よ」 自分やアオが調べられている。もしかすると、他の連中も顔を見られたかもしれない。これで終わるはずがないというのは、量子にも判った。 「機先を制すか」 ボンネットを閉じてから、低い声でマスターが言った。 「こちらから仕掛ける。つまり、早いほうがいい」 「全員で動かなくても」 「構わないわね」 もう一台のセダンの前にしゃがんだマスターが、不二子と目配せをした。 「単車は扱えるわよね」 数歩出て、不二子が言った。 「車より得意」 少しだけ、二人は黙り込んだ。目線で会話しているように、量子には見えた。どちらも黒ずくめの、まったく違う女だ。 ライダースジャケットか、ミリタリー服のような格好の、無双。 ボンテージのような、革の黒い繋ぎの、不二子。 「イタリア製よ」 「ドゥカティ?」 「当たり。999S、モノポスト」 「最高ね」 「ついてきて」 不二子が、脇の雑木林の中に入っていった。無双も追う。二人は、音だけを残して消えた。 マスターが、ボンネットを閉じた。 「行くぞ」 魔界が、ああ、と応えた。
https://w.atwiki.jp/wiki6_esoragoto/pages/46.html
き キ 【き】 (鉄道) 車両の構造種別を表す記号。気動車を示す。「気動車」のキ。試作されたガスタービン車も、これ。 キ 【き】 (鉄道) 貨車の重量記号。積載加重25トン以上を表わす。 キ 【き】 (鉄道) 貨車の用途記号。除雪車を表わした。貨車と言いつつも、実態は事業用車。語源は「雪」のキだろうか。 木 【き】 (社会) Wood 近年、林業が衰退しているのは、木製品の使用が減ったのが主要因といわれている。たしかに、電柱や鉄道の枕木、住宅の建材など、多くで代替製品が出回っている。日本の木材は、紙には向かないらしく、これも、林業の衰退の一因となっている。では、どうやれば木材の流通がよくなるか。コスト面により、その検討は実験段階にとどまっているのが現状だけど、少なからずの実用化例がある。 木 【き】 (鉄道) Wood その昔、客車は当然全て木製だった。戦後の苦しい時期、国鉄はその全てを鋼体化する。というのも列車衝突が多発して破損した車体で負傷あるいは死亡する事故が頻発したから。とにもかくも、日本は世界で初めて全鋼体化を終わらせた国となった。とはいえ、車内に木製の部分はかなり残されており、特急「こだま」の151系ですら、大工さんが活躍していた。現在では不燃性を第一に木を使われることは少ない。キハ72系「ゆふいんの森」は、内装に木を多用しているが、それは難燃加工されたものを使っている。戦時設計の蒸機では、コールバンカやデフレクタが木でできていた。戦後は標準化改造されて、木製の部分はなくなった。 → コールバンカ、こだま、デフレクタ、ゆふいんの森 黄色い新幹線 【きいろいしんかんせん】 (鉄道) Doctor Yellow 新幹線の軌道・電気・保安を走行しながら検測する車両を指す。部内では「ドクターイエロー」と言われている。黄色は新幹線における事業用を示す。一部の女子高生の間では、この黄色い新幹線を見るといいことがあるとか言われている。ちなみに、けっこう走ってるらしいぞ。mi-sa.も何度か見かけている。一般に、その運行ダイヤは公表されていないけれど、目撃情報を積み重ねることにより、的中率の高い予測ができるようである。外れたら、自己責任ということで。ほかの人に当たらないように。 軌間 【きかん】 (鉄道) Track Gauge レール幅のこと。これによってその路線が持つ性格までもが決まってしまう。過去には、これが元で、戦争の進展具合が変わったことすらある。日本では762mm(三岐鉄道北勢線)、1,067mm(JR在来線など)、1,372mm(京王電鉄など)、1,435mm(新幹線、近鉄など)がある。世界的には914mmとか1,000mm、1,520mm、1,667mmなんてものもある。なんだか、どれも中途半端な数字だけど、ヤード・ポンド法に換算すれば、ぴったりしたカンジの数字になる。762mmは2フィート6インチ、1,067mmは3フィート6インチ、1,435mmは4フィート8.5インチ。1,435mmは標準軌と言われるものなんだけど、なんだか、これも中途半端だよね。一説には、車輪の厚さも含んだ車軸の長さが5フィートになるようにしたためと言われている。 菊 【きく】 (その他) Chrysanthemum mi-sa.さんの通っていた小学校では、全学年が菊を育てるというのがあった。で、6年生になると大菊を作らせてくれる。菊っていうのはずいぶんとデリケートな植物のようで、夏休みでもまいにち水やりをしなければならず、さらには養分補給をさせなければならない。そのため、当番を組んでやっていた。この「菊を育てる」ということが何を意味してたのか、きちんと理解できたのはずいぶんと後になってからの話である。もちろん、中には理解できてない人もいる。 機材 【きざい】 (航空) 航空機の種類ごとの区分。形式によって定員数や座席設定が異なるので、運用が乱れるとそのやりくりが大変なことになる。面倒になると、休航になる。 ギザ十 【ぎざじゅう】 (その他) Old Type 10 yen Coin 1951年から58年にかけて鋳造された十円硬貨は、縁にギザギザがついているので、こういわれる。1957(昭和32)年あたりのは、もともと製造数が少ないため、かなり希少価値があるとか。ちなみに、1956(昭和31)年は製造されていないので、とうぜん見つからない。 如月 玲於奈 【きさらぎ れおな】 (創作) Kisaragi Reona 『絵空事』の作品群を支える貴重な存在。はたして、その正体は?(笑) ちなみにこの名前はペンネームで、ノーベル賞受賞科学者の江崎 玲於奈博士と同じ名前なのが自慢。『天使のKiss』に同名のキャラが出てくる予定。 几帳面 【きちょうめん】 (その他) Scrupulosity よく「几帳面ですね」と言われるmi-sa.。そんなことはありません(苦笑)。 喫煙場所 【きつえんばしょ】 (タバコ) Smoking Area パッケージに「For Use Outside」なんて書いてあるんで、とりあえず外で吸う。ましてや、『Sister☆Princess』のフィギュアが部屋に来てるので。「妹」たちにケムリを吸わせたくないとかそういうんではなく、ヤニで汚れてしまうため。実家でも外で吸うようにしてたら、いつの間にか父親までが外で吸うようになっていた。兄上も子供が生まれてからは外で吸うようになった。……、冬はつらいよね。 橘花 【きっか】 (軍事) 日本初のジェット機。1945年8月7日に初飛行した。速く飛べるということよりも、レシプロ機用よりも粗悪な燃料が使えることで、その開発が急がれた。独逸の世界初の実用ジェット機Me262の資料の一部を持ち帰って(有料だった!)、開発が進められた。よく、そのコピー機と言われるけど、コピーができるほどの資料はなく、その殆どは日本側(中島航空機)の技術陣の知恵によって設計されている。何枚か残っている当時の写真を見ると、後退翼のスタイルになってないので、操縦は難しかったように思える。特攻機として使う予定だったけど、その前に終戦。日本のジェット機は、それから13年後の航空自衛隊用練習機T-1の登場を待つことになる。ちなみに、橘花はアメリカ軍が持ち帰ってしまい、その後のジェット機開発の礎となったとか。日本国内には、某所にそのエンジンが保存されている(一般見学不可)。 → ジェット機、Me262 切符を買う 【きっぷをかう】 (鉄道) 基本的には自動券売機で買うけど、たまにヘンな行程を思いついてしまうので、そのときはさすがに窓口に並ぶ。そういう時は、なぜかやたらと時間が掛かり、後ろで並んでいる人から顰蹙を買ってしまう。つーかさ、単なる乗り継ぎなんだから、それぐらいでまごつくなよ、マルスっ。だいたいにして、切符を買う人のほうが、詳しかったりする。 機動警察パトレイバー 【きどうけいさつぱとれいばー】 (コミック) Mobile Police Patlarbor ゆうき まさみ原作の近未来の東京を描いたコミック。様々な犯罪と、それを駆逐する警察の物語。いろいろと物議を醸し出したので、問題作と言えると思う。ちなみに、「近未来」とは1990年ごろから見た20世紀末のことである。TVアニメ・劇場版は見たことがない。主人公、泉 野明のCVは、冨永みーなだった。 気動車の床下 【きどうしゃのゆかした】 (鉄道) 気動車は、地方線区に配置されることが原則なんで、極力自走できるように、ほとんどがエンジンを搭載している。加えて運転台もあるんで、その関連の機器、ブレーキといった保安機器、冷房電源用エンジン、汚水貯留タンク等々、床下は機器がいっぱい。便所用の水タンクや、ラジエーターを屋根上に持っていってしまうほどなんだから。その中で、キハ80系の食堂車、キシ80形は、形式のごとくエンジンを搭載していた。どんな設計だったんだろう? 記念硬貨 【きねんこうか】 (その他) Commemorative Coin 国家的な行事があると記念して発行される硬貨。基本的に発行時に硬貨の中で最高額のもので造られる。なので、ここ最近は五百円硬貨となる。以前は百円硬貨だった。もちろん大きさや重さといった規格も、それに合わせてある。昭和天皇在位60年記念の十万円金貨と一万円銀貨は特別。1975年の沖縄海洋博覧会開催記念の百円硬貨が、おつりに混じってたりすることが今でもあるけど、それ以外はなかなか見つからない。使わない人のほうが多いんだろうな。 岐阜市の南の辺り 【ぎふしのみなみのあたり】 (地理) South Side Of Gifu City うわー、地名が輻輳してる~。つーか、こーゆーところこそ市町村合併して欲しいよな。って、したのに小さかったりもするんだね。もう、知らないっ! 地図を作る身にもなってほしいもんである。 → 名古屋市の南の辺り、新潟市の南の辺り ギロチンドア 【ぎろちんどあ】 (鉄道) 東京メトロ8000系初期編成で見られる側扉のこと。圧縮空気で動くので、勢いよく開いて、勢いよく閉まるため、こう言われている。動作時の音もすごい。なので「爆弾ドア」とも言われている。 → 爆弾ドア 脚 【きゃく】 (写真) Tripod 三脚のコト。一脚はちがうらしい。鉄道写真の現場では、三脚として使うよりも場所取りアイテムとしての意味合いのほうが強い。時には脚立になったりもするけど。なぜか「ゲパ」とも言う。なんで? → 三脚、ゲパ 客室乗務員 【きゃくしつじょうむいん】 (鉄道) Passengers Staff かつての優等列車では、旅客専務車掌の他、様々な客室乗務員がいたもんである。今ではせいぜい、車内販売員ぐらいか。さいきんでは、その確保も難しくなり、それすら省略する列車も少なくはない。JR九州の特急列車は、車掌すら乗ってないのもある。 客車 【きゃくしゃ】 (鉄道) Passengers Car 以前、旅客列車と言えばほとんどが客車を連ねたものだった。2003年、東北新幹線八戸開業に伴い、津軽海峡線の快速「海峡」が廃止となり、これで日本のおける「定期普通客車列車」は全廃になった。欧州ではペンデルツークといって、機関車牽引ながら客車に運転台を設けた列車があり、推進運転を普通に行っている例もあり、まだまだ見られそう。TGVだって、両端が機関車で、中間は客車なんだし。動力分散式の電車・気動車がこれほどまでに発達しているのは、日本ぐらいなもんなんである。 ギャル 【ぎゃる】 (コトバ) Gal 悪いイミで、時代の最先端を行く女のコたちのことを指すコトバと思ってまちがいない。このヒトたちのエネルギーは、あるイミ、ヲタクに通ずるものがある。 ぎゃるげ 【ぎゃるげ】 (A G) Aventure Game 恋愛シュミレーションゲームのこと。世間では「美少女ゲーム」とも言うけれど(笑)、mi-sa.はこのように記す。ゲームはこれぐらいしかやらないため、いつ、子供を誘拐するかと周囲から危険視されたりもする。ちなみに、ゲームはあと、『電車でGo!』ぐらいしかしないってのも、モンダイなのかもしれない。 究極超人あ~る 【きゅうきょくちょうじんあ~る】 (コミック) Android R 週刊少年サンデーで連載された、ゆうきまさみのコミック。鉄道ヲタクたちのバイブルともなっている(ホント?・笑)。 急行 【きゅうこう】 (鉄道) Express 2005年2月の段階で、JRに残っている急行列車は、「はまなす」(青森-札幌、夜行・一部寝台、PC)、「銀河」(東京-大阪、夜行・寝台、PC)、「能登」(上野-金沢、夜行、EC)、「かすが」(名古屋-奈良、昼行、DC)、「きたぐに」(大阪-新潟、夜行・一部寝台、EC、上り新津-新潟は快速)、「つやま」(岡山-津山、昼行、DC)、「みよし」(広島-三次、昼行、DC、4往復中1往復は普通で三次-備後落合)と、いう状況。全部で7列車。2004年10月のダイヤ改正では、「だいせん」が廃止された。このなかで、純然たる「急行型車両」を使うのは、「みよし」だけになった。ちなみに、私鉄では優等列車を「急行」としているところは多い中、東武伊勢崎・日光線に急行料金を徴収し、急行専用の車両を用いての、純然たる急行列車が残っている。 → 急行型 急行型 【きゅうこうがた】 (鉄道) Express Type ボックスシートで側扉2箇所のデッキ付き車両のこと。電車形式の場合、編成単位で、グリーン車とビュッフェを組み込んだ。ヨンサントウを境に、急行の特急格上げ、あるいは快速格下げが相次ぎ、定期の急行として残っている列車は、ごくわずかとなった。そもそも、急行があるから特急があるはずなのに、特急ばかりになってしまった。 → 急行、近郊型、特急型、ヨンサントウ 旧ジテ編成 【きゅうじてへんせい】 (鉄道) 旧満鉄の機械式ディーゼルカーの編成のこと。終戦後、その行方は知られていなかったが、最近になって、撫順の炭鉱労務者輸送用の電車に改造されているのが判明した。 九州新幹線 【きゅうしゅうしんかんせん】 (鉄道) Kyushu Shinkansen 2004年3月、新八代-鹿児島中央(←西鹿児島)をようやく完成させた。博多までは10年後の完成が見込まれている。第三セクター化された八代ー川内は単線が多く、ほとんど投資がされてなかったため(電化と保安設備の整備ぐらい?)、JR九州に見捨てられた感がある。それ以外の並行在来線は、そのまま存続させるつもりらしい。それだけの設備投資をしてきたからか? 列車愛称名は「つばめ」。はたして、東京まで乗り入れる日は来るのか? → つばめ 給水 【きゅうすい】 (鉄道) Water Supply 蒸気機関車は大量に水を消費する。そのくせ、割とデリケートで、そんじょそこいらの水だと、おなかを壊す。福山の鞆鉄道では、機関区の水質が良くなかったために、中間駅に給水施設を設置し、そこで目いっぱい給水をしていたとか。 旧ヤテ編成 【きゅうやてへんせい】 (鉄道) 山手電車区に所属していた205系のこと。E231系500番台の投入により、他線区へと異動したが、山手時代の小さな窓の側扉をそのまま使っているので、素人でもカンタンに見分けがつく。で、その車両で編成されたものを、旧ヤテ編成を言う。こうやって書くとなんだか、旧ジテ編成みたいだね。2004年6月、近くの大井工場と統合されて東京総合車両センター(東トウ)と名称を変えたけれど、205系に関してはやっぱり「東ヤテ」が似合う。 → 旧ジテ編成 仰角 【ぎょうかく】 (軍事) 砲身を上げること。当然、砲弾は弧を描いて飛んでいく。長距離の砲撃に向いている。 → 俯角 京都議定書 【きょうとぎていしょ】 (社会) 1997年、京都で開催された地球温暖化防止京都会議で採択された、先進国・地域に二酸化炭素をはじめとする6種類の温暖化ガスの排出削減を義務づけた国際的な合意。日本では2005年2月に発効。しかしながら、排出量第1位のアメリカは国内産業への影響が大きいとして議定書から離脱、続く第2位の中国は「先進国」ではないため削減義務がなく、結局どれだけの効果があるのか疑問視されている。いいじゃん、それでも増えてたらアメリカと中国のせいにすればいいんだから。温暖化ガス削減のためには、例えばライトアップの中止、自家用車から公共交通機関への切り替え、ごみ焼却量の削減などが考えられる。この勢いに乗じて原子力発電を進めようとしている動きもあるんで注意。 魚雷発射管の注水音 【ぎょらいはっしゃかんのちゅうすいおん】 (軍事) Pouring Water Sound Of Torpedo Tube 相手への攻撃準備が整ったことを示す音。これを聴いたら注意すべし。この音はなかなか消せないようである。潜水艦乗りにとって、とってもイヤな音。 禁煙車 【きんえんしゃ】 (鉄道) Non Smoking Car タバコの煙を嫌う人のための車両。その以前、東海道山陽新幹線では、自由席の1号車しか設定されていなかったけれど、年々増えていった。近郊電車でも、その以前は吸えたけれど、いまでは全面的に禁煙。通勤型では、その当初から灰皿が設置されていない。喫煙者でも、他人の煙が嫌だからと禁煙車に乗ってくる。でも、吸いたいので、そのときはわざわざ灰皿のあるデッキまで行く。mi-sa.の部屋には、旧デザインの禁煙車ステッカーがあったりする。実際、部屋の中は禁煙。 → 喫煙場所 銀河鉄道管理局 【ぎんがてつどうかんりきょく】 (A G) BSフジで放映されたアニメ『銀河鉄道物語』の製作チームのこと。近頃、アニメでは「○○製作委員会」なるものを組織して製作することが多くなった。しかし、「製作委員会」というネーミングではつまらないと感じたのか、そのネーミングもだんだん凝ってきた。TX系のアニメ『ななか6/17』なんか「ななか会」だった。おもしろいんで、続けて欲しい。 銀河鐵道の夜 【ぎんがてつどうのよる】 (創作) 宮澤 賢治の壮大な構想を物語化した作品だが、生前ついに完成することがなかった未刊の大作でもある。モチーフは日本なのだろうが(イーハトーブ)、mi-sa.はどうしても洋式化してしまう。カムパネルラは上等な外套を着ていたんだと思うし、ジョバンニとて、質素ながらもそれなりの格好をしてたんだと想像してしまう。列車の客室の木ではなく、アンティーク調のスチール製の意匠を凝らした脚台や取っ手があったんだと思う。そして今夜も行くであろう汽車を探すように、夜空を見上げるのであった。 → イーハトーブ、宮澤賢治 近畿車輛 【きんきしゃりょう】 (鉄道) Kinki Sharyo Co. Ltd. 鉄道車両メーカのひとつ。近畿日本鉄道のグループの一員で、近鉄の車両のすべてを製造。もちろん、他社も多く手がけていて、海外にも納入実績がある。 銀行 【ぎんこう】 (その他) Bank パチンコやスロットをATM代わりにしている人もいたりする。負けたら「きょうはおカネを納めてきた」なんて言う。こういう人たちは負けず嫌いなんである。 → 負ける 近郊型 【きんこうがた】 (鉄道) Local Type 地方都市相互間の運用を主目的とした車両のこと。電車の場合、1両につき3ヶ所の両開側扉(デッキなし)で、扉間にボックスシート、側扉脇にロングシートを配した車内構成が基本で、編成中1ヶ所以上の便所を有するのが、近郊電車の基本編成だった。気動車には便所を有する以外、純然たる近郊型の定義がなかったように感じる。キハ66・67形や115系3000番台、117系などはデッキなしの2扉、転換クロスシートの車内構成で、急行格下げの快速運用を前提としていた設計だった。 → 便所 銀座線 【ぎんざせん】 (鉄道) Ginza Line 浅草-渋谷を結ぶ東京地下鉄の路線の一つ。日本最古の地下鉄ゆえに、地表から近いところに路線がある。設備も古いながら、施設をフル活用し、日中の高頻度運転を実施。01系以前の電車に乗ると、走行中時々車内の明かりが消えて、非常灯だけになってた。小さかった頃、それがすごく怖かった。でも、あの非常灯のデザインはよかった。01系は予備電源を搭載しているんで、室内灯が消えることはもうなくなった。 近車 【きんしゃ】 (鉄道) 鉄道車両メーカ、近畿車輛のこと。 → 近畿車輛 銀箱 【ぎんばこ】 (写真) Aluminum Bag アルミバッグ。カメラを入れておく、アルミ製のカバンのこと。頑丈で、それ自体だけで、とても重たい。撮鉄の目印ともなっているらしく、それを嫌い、使わない人もいるが、その頑丈さゆえに、ちょっとした台にもなり便利と言えば便利。mi-sa.は重たいので使わない。撮鉄が使っている場合は、「鉄箱」と言う。 → 鉄箱 金ロー 【きんろー】 (放送) NTV系金曜日21時から放映されている、今では数少ない地上波での映画プログラム。スタジオ ジブリのアニメもやってくれる。しかし、普段はあんまり関心が持てない。そこがやっぱり日テレなんだろうな。
https://w.atwiki.jp/fvb_sakura/pages/606.html
【宇宙開発グループの創設】よりの派生 更なる採掘地の捜索(イベント):FVB L:更なる採掘地の捜索 = { t:名称 = 更なる採掘地の捜索(イベント) t:要点 = 解かれる封印,巨大迷宮,地下 t:周辺環境 = 最悪の地獄 -------------------------------------- 最悪の地獄だ。今さらそう思っても仕方がないが、罵らずにはいられなかった。 自分1人だけなら単なる「地獄」だ。何かあったら死ぬ覚悟はできているが、今回はまずいことに子供を連れてきていた。 俺は5人の子供と共に、冥府の王が支配するという星(正確には小惑星らしいが)の採掘現場跡地でなかば生き埋めになっていたのだ。 FVBは新たな燃料採掘地を捜していた。 以前発見した採掘地の貯蔵量は莫大で驚くべきものだったが、決して無尽蔵ではない。まして燃料グループを立ち上げ、帝國規模で流通させ始めたら枯渇はすぐそこに見えている。 新たな採掘地の発見は、燃料グループを存続させるための最重要課題であり、宇宙開発センターによって無人探査機を使った捜索が早くからおこなわれていたが、成果の上がらないまま宇宙戦闘の勃発によって中断されたままだった。その時点で判明していたのは、アステロイドベルト(小惑星帯)も含めた宇宙空間は鉱物資源についてはまったく期待できないということだけで、燃料の採掘地としてはまったくの未知数だった。 そして、新たな探査計画が練られていたわけだが、俺の仕事はそんなものとは関係なかった。 ただ、藩立学校の生徒の実技指導を兼ねて、現在の燃料採掘地の計測機器を交換しに降りるというものだった。 「まだ新たなメタン層は発見されていない。他の星で見つかるかも知れないが、設備の関係から、やはり冥王星の上で見つかるのが好ましい。とはいえ、目につくところはあらかた掘り尽くしてしまい、さらに探そうと思ったら宇宙艦隊総出で大型の試掘用機械を運んでこないといけないだろうが……」 まだ10歳やそこらの少年少女を引き連れて遠足を楽しむというには、冥王星はあまりに過酷な世界だ。平均気温がマイナス229度という極寒地獄であり、窒素や一酸化炭素のほとんどが個体の状態でしか存在していない。残りは大気というにはあまりに希薄な気体の膜でしかない。そもそも冥王星そのものが窒素やメタンの氷でできているといってもいいくらいなのだ。 そんなところに子供を連れて行くのは、命令とはいえ気が進まないことだったが、最近の子供は俺たちの時代とは違っているらしい。自分で靴下をはけるようになる前に宇宙服が着用できるようになり、ランドセルを背負うくらいの感覚でエアボンベを装着してOG活動をしているらしい。今回のこれも、社会見学の一環だというのだから、なんて時代になったのだろうか。 なにか小さなミスでもあったら、それを理由に中止として送り返してやろうと考えていたが、彼らはまったく戸惑うことなく作業を進めていた。悔しい話だが非の打ち所がない、完璧な手順だった。すべての安全手続きをそつなくこなし、連結されたミアキスを改装した燃料精製施設の横を通り抜けていく。 低重力だからカンガルー飛びのように軽く跳躍することはできるが、足もとはすべて氷のようなものだから、精製施設の低い駆動音を足もとに感じながらしっかりと踏みしめつつ前進する。そしてケーブルと垂直梯子を頼りに立坑の底へと降り、簡易ソリを組み立てると観測資材その他を積み込んで、第三者からは思いつくままに掘り進んだだけとしか思えない、白銀の巨大迷宮と化した固形メタンの採掘跡を奥へ奥へと辿っていく。 「単純に手当たり次第にを掘り進んだんじゃない。効率よく、しかも掘り進むことで山が崩れたんじゃあ大事故だ。第一次の探査隊では……」 ときおり足をとめてはあれこれと解説をしていくが、素人にはどれも同じ白銀の壁が続いているようにしか見えないだろう。しかし、子供たちは熱心に聞くだけでなく、誘電体バリア放電によるプラズマを利用した場合の圧縮効果がどうのとか、固形メタンの圧縮技術などの細かい部分に数字を交えて質問してくる。あまりに熱心すぎて、教えるこちらの方がたいへんだ。こいつら何モンだと怯えさえした。教えた数字をいちいち算盤で検算するのはやめてくれ!宇宙服の指でどうやって算盤なんかはじけるんだ? 子供たちが完全に宇宙に適応していることは、すぐに俺も認めざるを得なくなっていた。そして、異変を察知したのも、センサーが異常を伝えるより彼らの方が一瞬早かった。 滅多に発生しない星震(Plutoquake)だ。しかも、観測史上最大規模だったそうだ。 子供たちがいきなり走り出した。おいバカヤロ走るな!と怒る間もなく、俺は待避壕に押し込められた。正確に言うなら、ゴロウRX78が俺を突き飛ばし、清香221Bが待避壕に蹴り込んだのだ。 危機一髪だった。アラームが鳴り始め、携帯端末が退避指示を出したのは、落下した巨大な氷塊がソリを押しつぶした瞬間だった。 星震そのものは1分にも満たなかったろう。だが、氷壁の崩落や落石がしばらく続き、待避壕もぎしぎしと裂けるような音を何度もさせ、非常灯の赤い灯りの下で幾度も小さな火花が散った。 余震がやっと治まっても、外に出ることはできなかった。直撃はなかったものの落石によってシェルターの入り口がなかば埋もれてしまったからだ。わずかなすき間しか開かない。備えつけの有線電話の回線は切れていたし、無線もノイズだらけで使い物にならないが、どうせすぐに回復するはずだ。自分たちが社会見学に出ていることも、コースも分かっていることだから捜索隊もすぐに来るだろう。 しかし、子供が大半とはいえ6人も押し込められると待避壕はかなりきつい。 「エア残量を確認しつつ、このまま待機……って、おい、ルカっ!ルカ1701D!どこへ行く!?」 小さな赤い宇宙服がよたよたと待避壕から這い出ていくのに気がついて、俺は声を上げた。またいつ余震が来るかも知れない。のこのこ出ていってたら、何が起きるか分かったもんじゃない。 「勝手な行動は慎めっ!」 だから子供はイヤなんだ。 半開きの扉は狭い。落石で通路の大半はふさがれている。子供の宇宙服はなんとか通り抜けたが、俺は宇宙服を傷つけないよう通り抜けるのに時間を取られた。こんなところでエアボンベに穴を空けて死にたくはない。 なんとか外に出る。頭上ではちょうど衛星カロンが大きな影を落としながら通り過ぎるところだった。巨大な月が頭のすぐ上をかすめていく感じだ。 そしてルカはいた。何十メートルか先の、今し方できたばかりの大きな亀裂の前に、小さな赤い姿があった。 「ルカ1701Dっ!」 少女がこちらを向いた。偏光バイザーで顔は見えないが、こちらを手招きしている。 俺は禁則を破り、3歩で少女のもとに辿り着いた。 「見てください……」 少女は亀裂からキラキラと光りながら天に昇っていく霧のようなものを指さした。 亀裂の底を覗き込んでも何も見えないが、そのガスはすぐに広がり、薄い大気と混じって消えていく。 「メタンか?」 俺の言葉に赤いルカはこくりと頷いた。 あの星震がまるで隠された貯蔵庫の封印を解いたかのようだった。大地の奥底に眠っていたメタンが星震のエネルギーで気体化して吹き出したのだ。時間が経てばガスは消えるし、亀裂もすぐに凍結してふさがってしまう。10分としないうちに、その地下に新たなメタン層が眠っていることなど分からなくなってしまったことだろう。 振り向けば残りの子供たちが待避壕から這い出てきていた。破壊を免れた計測器を再設定し始めている。プロも顔負けの行動力と判断力。まったく食えない連中だ。これが本当に子供かね……。 ……だが、15分としないうちに、彼らもまた、ただの子供であることを思い知らされた。 測定器で新たなメタン層の存在を確認し、ビーコンを設置して救援を呼んだ彼らは、そのまま退屈しのぎに雪合戦を始めてしまったのだ。なんてこったい。 そして俺は3勝16負でぼこぼこにされていた……。 文:曲直瀬りま 設定:光儀,支倉玲 イラスト:曲直瀬りま ここまで10/04/07提出 L:更なる採掘地の捜索 = { t:名称 = 更なる採掘地の捜索(イベント) t:要点 = 解かれる封印,巨大迷宮,地下 t:周辺環境 = 最悪の地獄 t:評価 = なし t:特殊 = { *更なる採掘地の捜索のイベントカテゴリ = 自動、藩国イベント。 *更なる採掘地の捜索の内容 = このイベントを取得した国は、宇宙に燃料採掘地(埋蔵量4000万t)を取得できる。 } t:→次のアイドレス = なし }
https://w.atwiki.jp/55syota/pages/143.html
315 :名無しさん@ピンキー:2008/11/21(金) 02 36 31 ID fDMnkQgV カツンカツン 深夜の病棟には不似合いな足音が響く。 暗闇に浮かび上がるのは白衣。 この病院で勤務する男性医師だった。 男は電灯すら持たず、非常灯のみを頼りに廊下を進んでいる。 その足取りからは何度もここを歩いていることが分かる。 するとぴたりと、ある病室のドアの前で立ち止まった。 プレートには患者の名前は一人だけ。 今時の病院事情からは珍しく、他は空きベッドのようだ。 慣れた様子で戸を開けると、白衣の裾を揺らすことなく静かに病室に消えていった。 誰もいなくなった廊下はいつもの静けさを取り戻したと思われたのだが…。 「みのる君…」 男がそっと患者の布団を撫でると、呼ばれた当人はうっすらと長い睫毛を起こした。 「せ…せ…?」 意識はまだ半分夢の中にいるようだ。 小さな唇を微かに動かし、男に返事をすると、男は優しげな微笑を浮かべた。 「みのる君、こんな時間にごめんね。大部君の状態が良くなったから、検査をしないといけないんだよ」 男はゆっくりした動作でみのるの布団をあげていく。 「…けん…さ…?」 「そうだよ、君は寝ていてかまわないから、検査中は静かにしているんだよ?」 みのるは不思議そうに瞬きをしたが、暗闇の病室での検査には疑問を持たないぐらい男を信頼しているようで、素直に頷いたのだ。 いつの間にかみのるの布団は足元にまとめられ、着ている寝間着のボタンが全て外されている。 みのる自身は再び夢の中だ。 そんな様子に男は医者としては不似合いな笑みを浮かべた。 白くてまるで赤ん坊のような肌に手を滑らせ、みのるの桃色をした乳首に触れる。 指で押したり摘まんだりしているうちに、とうとうみのるが目を覚ましてしまった。 暗闇でも分かるくらいにその顔が赤い。 「せ…んせ…?なに…してるの?」 「ああ、ごめん。ここに神経があるから、反応をみていたんだよ。他のお友達も受けているから変なことはないんだよ」 男は手を休めることなく言うと、右手でみのるの寝間着と下着を下ろした。 「ふぇっ、せんせ!」 「ほら、静かにしなさい。皆寝ているんだからね」 男はみのるの乳首から手を離し、その手でみのるの口を覆った。 「へんへ?」 「しーっ」 男の右手は下ろした寝間着の下にあるみのるのペニスに触れたのだ。 「んっ」 びくんと体を震わせるみのるは、不安な感情を映す瞳で男を見上げた。 316 :2:2008/11/21(金) 02 37 39 ID fDMnkQgV その視線を気にすることなく、男は行為を続ける。 まだ皮被りのペニスを片手で器用にむいていく。 「んんっ」 真っ赤なみのるの表情に男は満足そうに笑う。 顔を出した亀頭は、まだ未熟で愛らしい桃色をしている。 男がその桃色の先を指で撫で回すと、塞いだみのるの口から呻き声とも喘ぎ声ともつかない声が出始めた。 「んっ…うぅ…ふぁ」 「どうかしたのかな?今調べているけど、だいぶ良いみたいだね」 男はいかにも検査をしている素振りをみせるが、これは検査などではない。 だんだんと立ち上がるみのるのペニスは初めての刺激に敏感に反応しているようだ。 男はみのるの口から手を離すと、再び乳首への愛撫を始めた。 乳首とペニスをいじられ、みのるは首を振った。 「せん…せ…、おトイレい…きたい。でちゃう…」 「トイレ?どうしてだい?」 「…お、しっこ…」 男はペニスへ与える刺激を次第に激しくしていく。 「あ、あっ…やぁっあぁん!」 みのるのペニスからはとうとう液体が飛び出した。 しかしそれは尿とは違って、粘性のもの、精液だった。 「…っうぅ…なぁ…に、これぇ」 みのる自身は初めての射精なのだろう。 自分の体の異変に涙ぐんでいる。 「ああ、初めてなんだね。これは精液と言うんだよ」 「…っ…せぇ…えき?」 「そう、赤ちゃんの元で、お腹に入れると赤ちゃんができるんだよ」 男は、飛び出した精液を、みのるのペニスの先から根元に塗りつけるようにしごいていく。 「あ…っん、あぁ…や…」 さらに激しさを増した刺激にみのるは息を乱し、男に抵抗しだしてしまう。 「やぁん…せんせぇ…やぁ…」 みのるが精一杯腕を伸ばして男の腕から逃れようとする様子を見ながら、男自身の顔に欲情が現れ始める。 男はベッドに乗り上げ、みのるの足を抱えた。 「みのる君…君は少し大人になったみたいだね、検査はもう少しだから、我慢しようね」 とろとろと溢れる精液を指に絡めると、それをみのるのアナルに擦り付けた。 「ぁっ…せんせぇ…?」 指の腹で撫で、押してを繰り返しそこをゆるめていく。 その間にもみのるのペニスはそれとアナルとの刺激によって硬さを増す。 「…あんっ…あぁ…あん…んっ」 「どんな感じかな?」 「へん…な…あんっ、きもちぃ…せん…ぇ…助け、て…あぁっ」 だいぶゆるんだアナルに男は指を入れると、中をかきまわした。 317 :3:2008/11/21(金) 02 41 45 ID fDMnkQgV 「みのる君…そろそろ、処置をするけど、もしかしたら痛いかもしれない」 「あぁん…はぁっ…あんっ…せん…せ…」 「もうみのる君は大人になるから、我慢出来るね」 「あぁっ…うん…もっとぉ…ちょうらぃ…」 男は白衣を着たまま、自分のベルトを外し、下半身だけをくつろげた。 男のペニスは既に猛り、今にも獲物に食らい付きそうな様子。 そのペニスをみのるのアナルに押し当て、内部へ侵入しようとする。 「あぁ!やぁぁっいたいっ…っん」 「ごめんね、もう、少し我慢だよ」 言葉とは逆にメリメリと男のペニスはみのるのアナルを容赦なく犯す。 「ひっ…うぅ…ひぁぁっ…やめってぇ」 男はみのるの腰を掴むと、ペニスを一気に押し入れた。 「ひぁぁぁぁっ!ああぁぁ!!」 まだ慣れていないアナルへの衝撃にみのるは悲鳴をあけだ。 「こら、みのる君、もう少しっ静かにしなさい」 「ふぇっ…へんへぇ…らってぇ…いたっいぃ…ひっく…」 みのるの目からは涙が溢れ、それが男の嗜虐心を煽るとも知らず…。 「気持いいことだけを考えているんだよ、そうすれば君の中が濡れて楽になるからね」 男はみのるの腰を掴んだまま、ゆっくりと自分の腰を動かした。 「ぅっ…ひぃっぁっ…ぁひぃっ…んっぁあ…」 みのるの中がだんだんと濡れて、音をたてはじめるのを男は満足そうに笑って聞く。 「ほらっ、みのるくん。聞こえるかな?」 ちゅっ…くちゅっ…ぷっ…ぴゅ…っ…。 にゅっ…ちゅっ…ぐちゅっ…ぴゅちゅっ…。 「うゃっ…ひぃぁっ…へん…きもち…あん」 「ほら、みのる君のおちんちんも、気持いいって喜んで泣いているよ」 だんだんと男はみのるのアナルを犯す速さを上げる。 「あん…ひぁっ…ぁあんっあっあん…はぁんっああんあっ…あ」 ぐりゅっ…ちゅっ…ちゅきゅっ…りゅぷっ…。 ちゅくっ…ぷぴゅっ…ぷぶっ…びゅくっ…。 「あん…あぁあん…っあん、ああ、あ、ひゃあん、はぁっっあんあん…あふっ…あっあぁ、あああんっっ」 みのるのペニスははち切れそうになり、再び精液が飛び出した。 しかし今度は尽きることなく、男がアナルを犯し、突き上げるたびに、溢れる。 「へんへぇ…止まんなっぁい…ひぁぁん、あんっ…はぁん、ひぁああん、あん、ああん」 「みのる君、それでいいんだよ。先生もそろそろ出すからね」 男はみのるの腰に激しく打ち付け、ぐっとより奥まで自らのペニスを食い込ませる。 318 :4:2008/11/21(金) 02 44 02 ID fDMnkQgV 「ああ、あひゃぁぁっあんあああああん!」 びゅっ、ごぽっ、びゅちゅっちゅくっ。 男の精子はみのるのアナルから溢れ、尻の谷を伝う。 「みのる君…先生も、止まらないよ」 男は際限なくペニスをみのるのアナルに出し入れする。 その動きにみのるのペニスはゆらゆらと揺れ、男の白衣は自分の腹、胸、顔に精液を撒き散らす。 ぐちゅっ…くちゅっ…ぶちゅ…ぴゅっくちゅっぷっ…ちて。 「あん、あああんあっぁん、ひゃああんあっひゃっう、ひゃんっ…にゃぁっ…あああんあんっあっあっ…」 「みのる君、いくよ、いいね?」 「は、ひぃ…あっあっああああん、ひゃああああっ…、あああああああああんんっ!」 びゅるっっ、ぢゅくっ、びゅちゅ…。 男はみのるの中に再び精液を注いだ。 ブブブブブブブブブブブブブブブ 男の携帯電話のバイブ音が室内に響く。 男はそれに気付くと、少しだけ不満そうに舌打ちをするが、みのるに笑顔を向けた。 「みのる君、検査は終わりだよ。お疲れさま」 「あぁんっ」 男はみのるのアナルからぬちゅりとペニスを抜く。 「朝は先生がまた検査にくるから、そのままゆっくり休んでいなさいね」 素早く男は自分の衣服を整えると、どこから持って来たのか、手錠を取り出した。 みのるの両手首をベッドに手錠で拘束すると、放心したみのるに向かって笑った。 「じゃあお休み」 寝間着は乱れ、充血した乳首、精液がへばり付いた体、立ち上がってまだ精液を溢すペニスをそのままに、男は病室を出ていった。 そして響く、施錠の音。 おわり
https://w.atwiki.jp/p_ss/pages/168.html
ツアーファイナル。 「うちらが楽しまにゃ、お客さんも楽しくないけぇ…」 いつものあ~ちゃんの声が響く。薄暗くてひっそりした廊下。 不安と緊張で押しつぶされそうになる。 たくさんのことを共有してきた、6つの手が重なる。 二人の手も緊張で冷たい。あたしは目を閉じる。 数分の静かな時間が流れる。 8年の軌跡、ステージ上のイメージ、MCの内容。二人は何を考えてるかな。 あたしは心を空っぽにする。 これから起こる全てのことを、残さず受け止められるように。 ゆかちゃんが暗い廊下を歩き出した。あ~ちゃんもその後に続く。 前方の非常灯が、後光みたいに射している。 後ろ姿が強くて美しい。少し気後れするぐらい。 あたしも歩みを進める。どす。何かにぶつかった。 甘い香りとふわっとした髪が頬をなでた。見えなくてもわかる。 立ち止まって、振り向かずに言った。 「のっち」 「ちゃんと聞いててね」 そう言ってまた歩き出した。 何のことを言っているのかはわからなかった。 …ステージからはもうイントロが流れ始めてる。 歓声が沸き起こる。みんなが待ってくれてる。 あたしは大きく息を吐いて、ステージに向かった。 泣かないって決めてたのに。 舞台袖にはけるとき、ついに号泣してしまった。 結局、あたしなんかの心を空っぽにしたぐらいじゃ、 受け止めきれないほどの感動と興奮は、溢れて涙になった。 …連れていかれるがままに打ち上げの店に入ると、 みんな泣いたり笑ったりしてる。興奮はなかなか覚めない。 それがとっても自然なように、少し先にあ~ちゃんを見つける。 スタッフさんに囲まれて太陽みたいに笑ってる。 「あたし、のちおくんのことが…すきです!」 ドン!And I~!! フロアタムの音が鳴り、甘くて重厚なヴォーカルが響いてた。 アトマイザー劇場はなんとも言えない興奮で幕を引いた。 キラキラ笑う顔を遠くから見てみる。 ちっちゃくて子供みたいに後ろにくっついてるだけだったあたしを、 ここに連れてきてくれた。感謝と敬意が入り交じる。 そうだ。好きだって気持ちだけじゃない。 君がいなかったら。今日のこの日もなかったんだよ。 あ~ちゃんは、こっちに気づくと笑いながら手を振った。 その手はこないだあたしの背中に回してくれた手だけど、 8年もの間あたしの手を引き続けてくれた手でもあった。 あたしたち色んなもの背負ってるけど。 あ~ちゃんだけは荷物の重さが違うよ。 これ以上、その荷物を重くするなんてできない。 納得がいった。 すっきりした気持ちになって、あたしは親指を立てて微笑んだ。 はやく、ありがとうって言いたい。 ゆかちゃんがあたしを見つける。 「あ~ちゃんのとこ、早く行こっ」 似たようなこと、考えてるのかな。 歩きながら、あたしの肩を小突いていたずらっぽく笑う。 「のちおくん、よかったじゃんー」 「ま、これが現実じゃったらねえ…」 でももうええんよ、とあたしが苦笑いで続けようとしたとき。 ゆかちゃんがグラスを手渡しながら言った。 「のっち知ってる?」 「どんな物語だって、王子様とお姫様は結ばれる運命なんよ?」 …知ってるよ。 でも、今から迎えにいくのは大事な大事なお姫様だけど、 あたしはきっと王子じゃないよ。 あーやっぱいつまでも寝てられるって最高だ。。 枕に顔をうずめて、あたしはうなった。 昨夜ファイナルだったなんてちょっと信じられないくらい、 普段どおりの自分だった。 昨夜はひとつの結論が出た。 でも、今はいつもどおり、眠くなくなるまで寝てよう。 いろんなことを考えるのはそれからでいいや。 そう思って寝たのに。 二度目に目が覚めたのは、それでも恋しい人の声が聞こえたからだった。 「…もしもし」 「のっち、あんたまだ寝よるん?開けんさい!」 開けんさいって…まさか。玄関のドアを開けると、 そこにはなんだかよくわからない色のワンピースを着たあ~ちゃんがいた。 「いきなりどーしたん」 「どうもせん。せっかくの休みじゃけ」 あ~ちゃんはあたしの部屋に入ると、物が散らばってる床の上に座った。 いつもなら、あたしはうれしくて、慌てて、顔が赤くなってるだろう。 でも今日は違う。 とりあえず空っぽの冷蔵庫からペットボトルを取り出して、飲みながら部屋に戻る。 お姫様の荷物を降ろしてあげる王子様になるんだ。 見下ろすと、あ~ちゃんは下を向いて、ただ座ってるだけだった。 なんだか今日は、肩が小さいな。 たぶん、何か言いたいことがあるんだよね。 抱きしめたい衝動に襲われながら、あたしは昨夜の気持ちを思い出した。 「もうあ~ちゃんを困らせるようなことは言わんけえ、いつもみたいに笑ってや」 返ってくる言葉を待つ間、そう言えた自分に、あたしは誇らしい気持ちになった。 「…やっぱり!」 でもあ~ちゃんの言葉はあたしの想像の斜め上だった。くすくす笑い出す。 「あんた何真面目な顔しとん」 「へ?」 全身の力が抜ける。 「あ~ちゃんの言うこと聞いとらんかったじゃろ」 「へ?」 「人生初の告白じゃったのに」 「へ?」 もう、へ?しか言えない。 「じゃああれって…?」 「うん」 あ~ちゃんは小さくうなずいた。 その瞬間あまりの出来事に、あたしはへなへなとベッドに腰を落とした。 逆転満塁ホームランじゃないか。 なんじゃそりゃ。 目の前で恥ずかしそうに笑うふわふわパーマの子は、姫か?天使か?女神か? あ~ちゃんはあたしに思考の余地を与えてはくれない。 「でも、もらってばかりでなんもあげるもんがないんよ」 「…そんなこと」 ないよ、と続けようとしてすかさずあ~ちゃんがかぶせてくる。 下を向いて、静かだけど、強い口調。 「そんなこと、許されんのよ」 「…そんなこと」 ないよ、とまた言おうとする。自分の声が情けないほどかぼそい。 何て言ったらいい。何て言ってほしい。 そう思うのに。 かわりにあ~ちゃんは、あたしが言ってほしい言葉をいとも簡単に発した。 髪を耳にかけながら、あたしを見上げてくる。 「…でもすき。どうすればいい?」 テーブルの上に置かれた手。細い指。数日前のあの衝動がよみがえる。 その手ごと奪いつくしてしまいたい。 頭が真っ白になる。目が合ったまま、あ~ちゃんを引き寄せた。 「…ふわぁ」 え?今ふわぁって言った? 展開がめちゃくちゃだ。口を押さえてあくびをしてる。 空気が和らぐ。あたしはやっと言葉を発するタイミングを見つけた。 話をするきっかけまで作り出してくれるなんて、やっぱりこの子は神がかってる。 「せっかくの休みなのに、朝からよう動けるねえ」 「寝とらんのよ」 「なんかすごく疲れてるのに、ふわふわして全然寝れんかった」 とかなんとかむにゃむにゃ言う。 むにゃむにゃって声。もっと近くで聞きたい。 さっきまでのシリアスな顔が嘘のように、あ~ちゃんが笑う。 「だから寝にきたんよ」 「のっちのとこが、一番安心して寝れると思ったけぇ」 ほう。そうか。 …いや、「ほう。そうか。」じゃないって。 なんで眠れなかったの。一人で、ここに来るまで何考えてたの。 泣いたの。いろいろ聞きたかった。 でもあ~ちゃんはやっぱりあたしに空白をくれない。 「のっち」 「だっこして」 なんて奇跡だ。 王子様じゃなくなったはずのあたしは今、お姫様から抱っこをせがまれてる。 ベッドに腰かけたあたしの首に腕を回して、 あ~ちゃんが膝の上に乗ってくる。 胸の上あたりに顔をすりすりしながら、満足気な顔をしてる。 あ~ちゃんを抱きしめるようになってから、 あたしの中の柔らかいの意味が変わった気がする。 「だっこだっこ」 そう言いながら、あ~ちゃんはうれしそうに笑ってくれる。 足をばたばたさせて、スカートの裾が揺れる。 自然にその唇に目がいく。 「待ちんさい!」 「えっ?」 「今日は、あ~ちゃんからするけぇ」 そういや今までキスしたことで頭がいっぱいで。 あ~ちゃんからされたことなんて一回もなかったっけ。 目を合わせたまま近づいてくる。 早くその柔らかさで包んでほしいと願いながら、目を閉じた。 ちゅっ…ほっぺにやさしい感触がした。 んんん?今ちゅってなった? なんだこのミラクルな音色。心が揺さぶられる。 「…あ~ちゃんのちゅーは音がするんじゃね」 「えっ…」 あ~ちゃんの顔が真っ赤になった。あたしはやっと余裕を取り戻す。 「かーわいい」 そう言ってあ~ちゃんをまた引き寄せた。 さっきよりも、きっと力強いに違いない。 ばしっ 「そんなこと言う子には、もうしてあげんけぇ」 顔を真っ赤にしたまま、ものすごい形相をしてる。 ああ。こんな幸せなやりとりを、これから重ねていくんだね。 「ごめんごめん!ご飯おごるけえ」 「のっちと違ってあ~ちゃんは食べ物にはつられん」 きっと何も変わってない。 好きな人に好きって言ってもらっただけ。 ただそれだけのことなのに。 …外に出ると、昼の光がまぶしくて目が眩んだ。 「どこ行こっか」 「おいしいごはんやさん」 二人で並んで歩く。肩が触れて体温が伝わる。 あ~ちゃんはまだふくれっ面だけど。 先を歩くカップルが照れくさそうに手をつないでる。 いつもなら舌打ちするとこだけど、今日は微笑ましい。 あたしもたいがい現金なやつだ。 「のっち」 あ~ちゃんが数歩先を歩いたと思ったら、不意に振り返った。 それがスローモーションに見えて、言葉を失ってしまう。 眠そうなまぶたのくせに、いつものキラキラした笑顔をくれる。 「…うらやましいんでしょ、手つないでみる?」 どこへでも連れていってくれると思ってたこの手を、 今はどこへでも連れていってあげたい。 あたしそっと深呼吸をして、差し伸べられた柔らかい手を握った。 (終わり)
https://w.atwiki.jp/marsdaybreaker/pages/2117.html
非常食セット(ひじょうしょくせっと) アイドレス・アイテム・ショップで販売中。 設定国民の食事として使用することができる。 ご購入はこちらからどうぞ。 L:非常食セット = { t:名称 = 非常食セット(アイテム) t:要点 = 発熱剤,レトルト食,ごはん,スープ t:周辺環境 = 非常事態 t:評価 = なし t:特殊 = { *非常食セットのアイテムカテゴリ = ,,,{携帯型アイテム,消費型アイテム} *非常食セットの位置づけ = ,,,{国内政策用アイテム,ショップアイテム} *非常食セットの取り扱い = ,,,アイドレス・アイテム・ショップ *非常食セットの販売価格 = ,,,2400個/1マイル *非常食セットの特殊能力 = ,,,設定国民の食事として使用することができる *非常食セットの使用回数 = ,,,1回 } t:→次のアイドレス = なし } 解説 アイドレスアイテムショップで販売中の商品。 値段1マイルにつき2400個入手可能。 一昔前まで、非常食と言うと乾パンと言うイメージがあり、今でも乾パンを非常食として用意する場合があるが、大きな問題があった。 1つは、乾パンは堅いために、歯のない乳児や歯の弱い老人だと食べる事ができない点である。もう1つは、他の季節ならともかく、冬場の被災地で乾パンだけを食べていて、身体が冷えてライフラインが回復するまでに体調を壊してしまうケースが多数出たと言う点である。 これらの解決のために、温かくて堅くない保存食の開発が始まり、火を使わないでも発熱材で温められる保存食が出回るようになった。 色々出回っているが、冬場の冷えた身体を温めるためにスープ系やリゾット系が多く、乳児や老人でも食べられるものがよく見られる。 被災地に物資の配布を考えている場合、考慮すべきアイテムの1種である。 保有国一覧 藩国名 入手履歴 保有者 使用履歴 現在所持数 るしにゃん王国 09/07/31:購入 クレール 09/08/11:使用 0 鍋の国 10/07/15:購入 銀内 ユウ 1 フィーブル藩国 10/07/31:購入 フィーブル藩国 1 09/12/26:購入 刻生・F・悠也 1 キノウツン藩国 10/07/11:5セット購入 船橋鷹大 10/07/25:3セット使用 2 参考資料 アイドレス・アイテム・ショップ アイドレス・アイテム・ショップ:非常食セット アイドレスWiki:非常食セット(未掲載) 上へ 戻る 編集履歴:ポレポレ・キブルゥ@になし藩国 (2010/07/25) 矢上麗華@天領 (2010/08/03) 解説文:多岐川佑華@FEG イラスト製作 黒崎克耶@海法よけ藩国 (2009/11/29)
https://w.atwiki.jp/mozumemo/pages/46.html
※非常識ジャンルには、批判的な意味の他にも、常人では思いつかない等の意味もあります。 非常識度 ★☆☆☆☆ まだ分かる気がする ★★☆☆☆ あまりよく分からない ★★★☆☆ 普通にありえない ★★★★☆ 信じられない ★★★★★ 人間として終わってる ワード 言葉 非常識度 コメント ウジテレビ ★★★★☆ フジテレビの蔑称 おでん10日目 ★★★☆☆ クロちゃん… 狩野英孝 指 ★★★☆☆ 心霊現象とセクハラの記事 ケーキ 見ないで ★★☆☆☆ チョウチンアンコウ型のケーキ 激写 中学女 ★★★★★ アフタヌーンショーやらせリンチ事件 こなた 考える ★★☆☆☆ 悪趣味なSS ザ・ガマン ★★★★☆ フジテレビの恐ろしい番組 サライカリージョ 料理 ★★★☆☆ 海外の料理番組で復讐 サラ・ルイーズ・ブライアン ★★★☆☆ とんでもないものでドレスを作った サンゴ KY ★★★★☆ 非常識なカメラマン 好き嫌いドットコム ★★★★★ アンチの溜り場 スポンジ・ボブに命令された ★★★★☆ 母親が娘を… タスキギー ★★★★★ 非常識な人体実験 楽しい韓国知識 ラーメン ★★★★☆ こんなラーメンは嫌だ 中国企業 清潔アピール ★★★★☆ 会社の清潔さアピール ついにやった 名大 ★★★★☆ 女子大生が起こした事件 鳥丸産婦人科 ★★★★☆ ホルマリン漬けの胎児15体が発見された廃病院 ヒカキン 日傘 ★★★☆☆ ヒカキンのイベントに不審者が フシギダネ 料理 ★★★☆☆ 料理されるフシギダネ ブラギガスあき ★★★☆☆ こうもんであそんではいけません まやまやぽん体操 ★★★☆☆ 批判が殺到したNHKの歌 みなかみ町 猫 ★★★★☆ みなかみ町猫虐待事件 BBC 山口 ★★★★☆ イギリスのテレビの不謹慎なネタ Hasan Kuzu and Neset Yaman ★★★★☆ 犬の両耳を切断した男二人組 Jordan Eagles ★★☆☆☆ 本物の血を使って作品を作るアーティスト RPGツクール3 道の駅 ★★☆☆☆ 記事のタイトルが… SuperSponge files ★★★☆☆ 子供向けじゃない絵 Woman Laying Eggs ★★☆☆☆ 裸の女性が排出した卵のアート 1 guy and 1 can of vodka ★★★★☆ エレベーターの中でタバコで引火 2ch湘南ゴミ拾いオフ ★★★★☆ フジテレビvs2ちゃんねらー コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yonecchi_p10/pages/24.html
非常災害時に何を考えればよいのか自分の備忘録として書き留めます。 備え 歩行で帰宅 災害時に何とか自宅に帰るための方法として、歩いて帰宅する事を予定しています。 都心から郊外へ脱出するためには、必ず橋を渡っていかなければならない。 など近郊には危険な場所や通れる場所が必ずあるわけではない。このあたりを確認しながら今週末にレポートする予定。