約 78,953 件
https://w.atwiki.jp/1548908-card/pages/2386.html
OCGパック:第2期シリーズ:BOOSTER Chronicle(OCG) BEFORE:BOOSTER R3(OCG) NEXT:鋼鉄の襲撃者-METAL RAIDERS-(OCG) 商品名:遊戯王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ Chronicle(クロニクル) 発売日:2001年8月30日(木) 解説 「BOOSTER5(OCG)」から「BOOSTER6(OCG)」までを再録。 ※50音順待ち 通常モンスター38種 エレキッズ 吸血ノミ ビーン・ソルジャー イースター島のモアイ デッド・シャーク 魚ギョ戦士 ワイバーン オシロ・ヒーロー フレンドシップ ヘラクレス・ビートル タイガー・アックス アックス・レイダー (ウルトラ),(パラレル) 本の精霊 ホーク・ビショップ セイント・バード ジャジメント・ザ・ハンド 斬首の美女 魔界の機械兵 音女 メカ・ハンター (スーパー) シーザリオン クワガタ・アルファ タートル・バード ヂェミナイ・エルフ (ウルトラ),(アルティメット),(パラレル) タクヒ 泉の妖精 月明かりの乙女 紅葉の女王 二頭を持つキング・レックス (ウルトラ),(パラレル) ガルーザス 海竜神 屍を貪る竜 ドラゴン・ゾンビ ランプの魔人 パロット・ドラゴン 牛鬼 天空竜 水の魔導師 ウイング・イーグル 効果モンスター19種 絶対防御将軍 (シークレット) 邪悪なるワーム・ビースト 森の住人 ウダン コカローチ・ナイト パトロール・ロボ 勇気の砂時計 心眼の女神 (レア) 沼地の魔獣王 (レア) 破壊神 ヴァサーゴ (レア) モンスター・アイ 機械王 (レア) デビル・フランケン (スーパー) ニードル・ボール 竜殺者 (レア) ニードルワーム (レア) ドッペルゲンガー (レア) メタモルポット (スーパー) ペンギン・ソルジャー (スーパー) イリュージョン・シープ (レア) 融合07種 クワガー・ヘラクレス 戦場の死装束 カイザー・ドラゴン 紅陽鳥 ソウル・ハンター ブラキオレイドス 水陸両用バグロス 魔法13種 エルフの光 はがねの甲羅 天使の生き血 闇をかき消す光 (レア) ブルー・ポーション 雷鳴 灼熱の槍 突風の扇 天使の施し (スーパー) 魔女狩り 悪魔払い (レア) 革命 融合賢者 罠04種 ホワイト・ホール 墓場からの呼び声 王宮のお触れ (スーパー) 魔力の棘 (レア) 関連パック BOOSTER1(OCG) BOOSTER2(OCG) BOOSTER3(OCG) BOOSTER4(OCG) BOOSTER5(OCG) BOOSTER6(OCG) DUELIST LEGACY Volume.4(OCG)
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/1584.html
34話 飛べない鳥達のレクイエムがまた 「エリアE-5って…この辺じゃないか!」 放送を聞いた妖狼上杉憲顕と、人狐の女性井岡永遠は、 一時間後に自分達のいるこの廃校のあるエリアが禁止エリアになる事を知る。 午前9時までにこのエリアから出無ければ首輪が作動する。 一時間は長いようで短い。早々に行動は起こした方が良い。 「荷物を纏めろ永遠。まずこのエリアから出るぞ」 「う、うん」 憲顕と永遠は安全区域への移動のため荷物を纏め始めた。 そして教室から出て廊下を進み、下に下りる階段を下りる。 ここまでは特に何も無く順調だった。 だが――下の階、一階に下り、先に廊下に出た永遠を待ち受けていたものは、 ダァン!! 「……え?」 突然の銃声、そして腹部に感じた衝撃、熱、激痛。喉の奥から込み上げる熱い液体。 腹を触った左手にはべったりと赤い液体が付着し、自分が重傷を負った事を知らせる。 永遠はその場に崩れ落ちた。 「永遠!?」 驚いた憲顕がすぐさま永遠に駆け寄ろうとしたが、 ダァン!! 「!!」 再び放たれた銃弾がそれを阻んだ。 当たりはしなかったものの反射的に憲顕は身を翻し階段入口付近の陰に隠れる。 その際一瞬だけだが襲撃者の事を見た。 茶色と白の毛皮を持った雄の人狼。ライフル――自動小銃だろうか――を持っていた。 「はぁ、はぁ、はぁ、ああああ、あー」 涎を垂らしながら人狼――山崎孝一は自動小銃Gew41マウザー社試作型を携え、 床に倒れ血溜まりを作り虫の息になっている人狐の娘にふらふらと近付く。 「げほっ……や、やめて……」 ドクドクと血が溢れ白い毛皮に覆われた腹が真っ赤に染まった永遠は、 吐血しながらも自分に近付いて来る人狼の青年に懇願する。 だが、山崎孝一は全く聞く耳を持たない。いや、持つ事が出来なくなっていた。 両目は血走り、瞳孔が開き、涎を絶え間なく垂らし続けている孝一は明らかに正気を失っている。 「み、みんな殺してやる、クク、アハハハハ」 そして孝一はGew41の銃口を床に倒れる永遠に向けた。 「あぁ――!!」 永遠は死を覚悟した。 ダァン! そして銃声が響く。だがそれは孝一の持つGew41の物では無い、軽めの音。 陰から身を乗り出した憲顕が持っていた自動拳銃シグザウアーSP2340の引き金を引いたのだ。 銃口から放たれた.40S W弾は孝一の顎から脳天を突き抜け、その命をあっさり奪う。 断末魔を上げる間も無く茶色と白の人狼の青年はその場に倒れ、物言わぬ屍となった。 「と、永遠!」 危険が無くなり憲顕は永遠の元に駆け寄った。 だが、もう手遅れなのは火を見るより明らかである。 「……さ、寒い……寒いよ……上杉さん………私、死ぬの……?」 「……ッ」 そんな事無い、と気休めを言えるような状況では無かった。 「…死にたくない…死にたくないなぁ……でももう無理なんだよね………。 ……もっと、生きたかったなぁ…………」 どんどん声が小さくなっていく。目の前で命が失われて行くのを、 憲顕は黙って見ている事しか出来ない。自分の無力さを痛感していた。 「上杉さ、ん……」 「な、何だ、何が言いたい?」 最期の力を振り絞り、永遠は憲顕に告げた。 それは本当に、口に耳を近づけなければ聞こえないぐらいの小さなか細い声だったが、 しっかりと憲顕に伝わり、彼を大いに驚かせる。 「……! お前……」 「……お願い……します………」 そして、ゆっくりと目を閉じた永遠は、脱力し、二度と目を覚ます事は無かった。 「……」 元を辿れば見ず知らずの赤の他人だが、 この殺し合いにおいて始めて出会い、しばらく行動を共にした。 全く悲しまない訳では無い。憲顕は目を瞑り肩を落とした。 そして、何かを決めたように顔を上げる。 一時間後にこの学校のあるエリアは禁止エリアになる。余りモタつく訳にはいかない。 その前に、永遠の最期の願いを実行しなければならない。 「永遠、お前の死を無駄にはしない…」 憲顕は、冷たくなった永遠の首に、自分の鋭い牙を掛けた――。 数十分後。 口元を血塗れにした憲顕が昇降口から廃校校庭へ出る。 デイパックの中には永遠と襲撃者の武装、及び、二人の首輪が入っている。 「早く安全な地域に出ないと……」 憲顕は学校のあるエリアから出るため走り出した。 【山崎孝一@オリキャラ・男 死亡】 【井岡永遠@オリキャラ・女 死亡】 【残り21人】 【一日目/午前/E-5廃小中学校校庭】 【上杉憲顕@オリキャラ・男】 [状態]口元が血塗れ [装備]シグザウアーSP2340(11/12) [道具]基本支給品一式、シグザウアーSP2340のマガジン(3)、 ウィンチェスターM1897(5/5)、12ゲージショットシェル(15)、 Gew41マウザー社試作型(8/10) 、Gew41マウザー社試作型のマガジン(5)、 井岡永遠の首輪、山崎孝一の首輪、ノートパソコン(バッテリー残り98%) [思考] 1:殺し合いはしたくない。首輪を解析したい。 2:学校のあるエリアから出る。その後は……。 [備考] ※特に無し。 解らない訊きたくないまだ真実は 時系列順 分子記号片割れのよう 解らない訊きたくないまだ真実は 投下順 分子記号片割れのよう 狐と狼のシンキングタイム 上杉憲顕 分子記号片割れのよう 狐と狼のシンキングタイム 井岡永遠 死亡 狂わば死鐘、狂わば笑え 山崎孝一 死亡
https://w.atwiki.jp/deruta_sanbaka/pages/61.html
10090号「決議第178号に参加中の御坂は速やかに先頭配置につけっ!!」 15072号「まああの浦上とやらが逃げ回ったおかげで五和とオリジナルの接触時間が少し遅れました。とミサカはちょっとだけ裏切り者の肩を持ちます。」 16548号「緊急報告!!」 20000号「何ですか騒々しい。とミサカは16548号への不快感をあらわに・・・・・・」 16548号「それどころではありません!とミサカはあの暴食シスターが遊園地方面に向かっていることを緊急報告しますっ!!」 15072号「なぜあのシスターがオリジナルの位置を?とミサカは疑問符で頭がいっぱいになります。」 16548号「察するに肉食動物などの『捕食者のカン』ってやつでしょう。とミサカは発言します。」 かくて五和vsシスターズの幕が切って落とされるっ!! 五和「いったい全体、あなた方は何者ですか?」バッチィン!!!!五和の声と電撃音が交錯する。 10572号「シスターズです。あなたを行かせるわけには参りません!」バチバチバッチインンン!!!! 19人のシスターズは遊園地の外にでて五和を止めるべく入れ替わり立ち替わり電撃&サブマシンガンによる遅延作戦を展開していた。その連携は天草式顔負けであった。まあ一つの巨大な脳みたいなものだから当然だが。 ただし。 当初「殲滅作戦」という恐ろしげな名前だったのが電撃&狙撃をことごとくかわされた上、シスターズの2名を捻りつぶされた結果(ドンだけすごいんすか五和サン!)遅延作戦に変更を余儀なくされたのであった。 五和「全く、あの世間知らずな貧乳中学生に鉄槌を加えようときたら全く同じ顔した20人に襲撃されるとはシャレになりませんねえ。」口調がおかしいですよ五和サン! 20000号「襲撃者はあなたです。とミサカは冷静につっこませていただきます。」 五和「しかし、もうそれも終わりですっ!!!!」 シスターズ「「「「「「「「「「「「「「「「っ!!!!!!?????」」」」」」」」」」」」」」」」グシャッ!! 19人の戦士たちは息をのんだ。 体が動かない。 のみならず何か攻撃をされたわけでもないのに建物の上などで踏みつけられたようにうつぶせで自分たちが倒れていることに恐怖を通り越して疑問すら感じた。 「広域拘束術式。」五和は言う。 「不本意ながらちょこまか動き回ることになりましたからね。ついでに仕掛けをさせていただきました。見境無く動けなくする術なので市街地では本来御法度ですがあなた方の派手な動きで一般人もなし。感謝しますよ。」 この騒ぎの仲でも五和の表情は変わらない。 五和が去って暫くして拘束は解けた。 20000号「これからどうしましょう。とミサカはあの襲撃者に追いつくのはもはや不可能であると指摘します。」 10572号「大丈夫です。計算通りならオリジナルは今頃観覧車を降りている頃でしょう。とミサカは請け合います。一般人の多いところならあの襲撃者も無茶はしません。逆にお二人は人の多いところでの先頭に慣れてますから。とミサカは一安心します。」 10035号「きっ、緊急事態です。とミサカは慌てて報告します。」 20000号「今度は何ですか10035号?とミサカはもう何があっても驚かないぞと返事します。」 10035号「お二人の乗った観覧車が故障で停止してますっ!!!!」 シスターズ「「「「「「「「「「「「なっ、なんですってぇええええ!!??」」」」」」」」」」」」 驚かないと豪語していたシスターズも驚く報告であった。さらに報告が続く。 10035号「どうも上条さんとの時間を少しでも楽しみたいと思ったオリジナルがしでかしたようです。とミサカは報告します。」 一瞬の沈黙。 シスターズ「「「「「「「「「・・・・・・・あのおのろけ馬鹿オリジナルが・・・」」」」」」」」」もはやオリジナルのデレッぷりにあきれるしかないシスターズであった。 神裂「ステイル。何をしているのですか!?しゃきっとしなさいしゃきっと!!」 ステイル「はっ!す、すまない。」彼の手には噛みちぎられたカード。 ステイル「一応噛み切られないように最大限強化したはずなんだが。」 神裂「さっきの歯磨きが聞いているんでしょうきっと。……はっ!それどころではありません!!あの子を追いますよステイル!!」 ステイル「了解!」 二人は駆け出す。 シスターによる人肉食を防ぐために。 そのころ 打ち止め「真っ暗なのはやだよーっってミサカはミサカは言ってみたり。」 一方「しゃあねェだろうがよォ。」 結標「全く停電なんていやねえ。」 ショチトル「こうも暗いと、ねえ。お兄ちゃん。」 海原「と、いうより御坂さんたちはご無事でしょうか?って痛い!!」 ショチトル「この状況でまだ言うか?」 件の上琴空間では・。 上条「さすがに停電はまずいんじゃねえか。」 美琴「だってさーもうちょっとこうしていたいじゃん。」現在彼女は上条の左側にいる。 上条からの信頼もしくは愛のあかしなのだが、結果として電撃を防げないことになった。 美琴「それに暗いと町明かりがこう、…ロマンチックじゃない?」 上条「まあ確かにな。…さっきの続きでもするか?」 美琴「う、うん」チュッ 乗り込んでからというもの頂上を待たずしてのり付け中のお二人なのであった。 神裂「ステイル、急ぎなさいっ!」 ステイル「分かってるさっ!………っ!!神裂、危ない!!!」 神裂「っ!?うわっ!!」神裂は何かに足を引っ掛けそうになった。 神裂「危なかった、ステイル、感謝しますよ。ところでこれは……??」それは地面に倒れる、五和とインデックスであった。 インデックス「シ、刺激が強すぎなんだよぉ……」かろうじて意識はあるが目を回している。 五和「も、もう駄目ぇ………」こちらは何やらゴニョゴニョいって、気を失っている。 神裂「大丈夫ですか二人とも!?なぜこのようなことに?」 ステイル「フム、これが原因らしいな。」その手には五和の横に落ちていた『赤外線暗視装置付き望遠鏡』がある。 ステイル「これで何を見たんだろうね?」言うと彼は五和とインデックスが頭を向けて倒れていた方向へ望遠鏡を向ける。 ステイル「ちっ、暗くて見えやしない。えーっと……このボタンで暗視装置とやらが作動するのかな?……よいしょっと」カチッ 暗視装置が作動した。 と、同時に! ステイル「う、うーん……駄目だ、僕にも刺激がぁ……」 神裂「スッ、ステイル!?おのれ、ステイルまで気絶させるとはいかなる術か、この目で見てやるっ!!」言うが早いか彼女はステイルが見ていたものを望遠鏡で見る。 さすがの神裂氏もこの距離この暗さでは直視できないらしい。 神裂「っ!!!!!」その神裂もふらついた。しかし18歳にしては老けた精神年齢の賜物か、それとも聖人であることが幸いしてか彼女は倒れない。 そしてつぶやく。 神裂「あのバカップル、もはや見たものを気絶させるほどにまでなったのか………」 そう、そうなのである。 現在絶賛大人のキスを堪能中のご両人。 それを見たものはあまりの衝撃にその二人に近しい人間を気絶させるに足る破壊力(?)を有すに至っていた。 10572号「『愛は偉大なり』とはよく言ったものです。とミサカは感嘆します。」 20000号「我々はあの方をあきらめたはずなのに。とミサカは心中の苦悩を吐露いたします。」 10032号「………」バタッ 10035号「やはりこいつが一番最初にダウンか。とミサカはばっさりと切り捨てます。」 10842号「私の隣でも一人倒れているのですが。とミサカは打ち止めに何人倒れているかを尋ねます。」 20001号「ざっと1/3のミサカが倒れちゃってるよっ。ってミサカはミサカはネットワークを通じて流れてきたオリジナルの姿に頬を染めてみたり。」 結標「そういえば、この子にはネットワークが有ったのよね。」 一方「クソッ、目隠ししてもい目がねェじゃねェかよ。」 ショチトル「まあエツァリが見なかっただけ良かったとしよう。」 海原「皆さん何の話を!?ハッ!!まさかあの糞上条が御坂さんに何か!?」 一方「いまさら行っても間にあわねェよ。」 海原「うぎゃぁああああああ!!!!!!!!」 ショチトル「まだ言うかっ!?」ボコッドゴッ!! ショチトル「あの槍がない時のエツァリなんてちょろいもんさ。」 結標「……あの海原を瞬殺だなんて。」(*気絶しただけです。) 一方「やるなァ、コイツ。」何だかんだ言って一番現状を楽しんでる一方通行であった。 当麻「お前…いきなりすごいキスするな…。」 美琴「だって…当麻の味知りたかったんだもん!」 当麻「そんなことを力説されても…。」 美琴「当麻…私とこういうキス…イヤ…?」 当麻「そんなことない…とてもおいしかった…。」 美琴「よかった…私もおいしかった…だからもっと…して?」 当麻「喜んで…」 チュロレロレロ… 二人の時間はアツすぎる… 建宮「グハ!!」バタ 浦上「なんちゅうでぅぐでばは!!」ばた 二人のキスは強烈過ぎる…。 かくて二人のデートは終わる。 仲良く二人して歩いて行く二人だが……。
https://w.atwiki.jp/eb_tw3/pages/892.html
重要参考人殺害阻止 重要参考人殺害阻止とは2012年1月18日ころから登場し始めた依頼群。 懲罰騎士団に重要参考人として保護されている人物がマスカレイドによって殺害されるというエンディングを阻止するためエンドブレイカーが動いた事柄。 呼称は依頼内容からサイト独自につけたもの。 概要 懲罰騎士団の仕事は、警察内部の腐敗や犯罪を捜査し断罪する調査機関である。 その懲罰騎士団の担当官が秘密裏に保護していたとある事件の参考人が殺されるというエンディングを見た。調査中の貴族領主や豪商の悪事に関する証人らしいのだが、この人物を殺すのがマスカレイドだというのだ。 事件隠蔽のための口封じなのか、殺害の動機は不明だが、マスカレイドが関わっているとなると放置するわけには行かない。しかし、この参考人はいったいどこにいるのだろうか。 エンドブレイカーはこのエンディングを阻止するために懲罰騎士団の担当官に接触するのだった。 該当のシナリオ 前触れもなく登場した懲罰騎士団が調査している事件の参考人殺害事件のシナリオ。 参考人が保護されている場所はエンディングでは特定できておらず、懲罰騎士団の担当官に接触して割り出す必要がある。 ちなみにこの参考人がどんな事件の参考人なのかはわかっていない。 難易度は「普通」。 秘密の小部屋 ヨハンソンが知っている。 どっちにするの、キーパーソン?! 殺し屋と石頭犯罪課として対処。襲撃者を殺したこと。情報漏えいの指摘に対して怒りを覚えている模様。 大好きなのは酒! と女ァ! あと博打ィ!! 夜の街にて「……話に不審な点はあるが、悪意はないようだな。」。彼の独断で作戦は実行されたため報告されたかどうかは不明。 血塗れの花弁犯罪課として対処。 事件の口封じの為……? Wheel of Fortune犯罪課として対処。 騎士様、酒はほどほどに 老騎士の涙 知り得ること犯罪課として対処。 灰色の瞳が護るもの犯罪課として対処。懲罰騎士団内の内通者について忠告している。 『燈火』の責務 暗闇に沈む少女 老婆と青年 貧困街の不穏 予知と治安維持活動 → 犯罪計画屋 → 犯罪計画屋モスキートの怒り → 懲罰騎士団襲撃事件 →→ 懲罰騎士団長の危機 → 懲罰騎士団長との会談 → 海賊島の海賊たちの襲来 → ラッドシティの終焉 貧困街 予知と治安維持活動貧困街のマスカレイド 懲罰騎士団 懲罰騎士団襲撃事件 → 重要参考人殺害阻止 → 懲罰騎士団長の危機 →懲罰騎士団長との会談 関連項目 紫煙群塔ラッドシティ Ep4:ラッドシティ編での出来事 ラッドシティ編主要登場人物
https://w.atwiki.jp/6hss5nu9gc/pages/61.html
ない夫さんの守るかどうか曖昧な約束事 OK 花山さんを雇う ・ えーりんの店に行く OK 自警団から情報もらう OK キャス狐にペンダントを渡す ・ リースを温泉に誘う + 不完全過去ログ 2013/06/16 キル子、衝撃のカミングアウト後、離脱。そのうち帰ってくるそうだ。 リーゼロッテから本を5冊もらった。多方面に配慮し過ぎじゃないか? 1 ヤマジュンパーフェクト 2 緊縛×調教囚われた神殿長(水のリース) 3 リーゼロッテの日記(日誌) 4 秘伝! 身体操作方 5 淑女の振る舞い 各神殿の代表者と会う。地の白蓮、火のリーゼロッテ、風の響、水のリース、そして愛の小鳥。オタンコナス四天王? アナスタシアとコミュ。実は下級貴族の娘。 リーゼロッテに遺失魔法「火の鳥」を教える。凄く……小さいです…… アスナと蟻退治に行く。さ、酸だー!!( ゚∀゚)o彡゜ スケルトン退治に行く。ぅゎドラコっょぃ。 銭湯が出来た。●REC カリム、実は予知夢が使えた。しかし解読出来るのはキル子のみ。チェフェイ、キャロの守りに付く ドラコと種族博物館に行く。水の民は人魚。ドラコの母親は光の民と異なる言葉を使う 花山さんのお見舞いをする。襲撃者は「人間至高主義者」の一員。メタ視点だとシュライバー。 2013/06/12 地の神殿に行き、荒くれ者共を信仰的に大人しくさせる……他神殿だというに。改宗してないのでセーフだがエレンに怒られる。若干仲が悪化。 獣人の差別について、キル子以外のメンバーと話す。花山さんまだ怪我治ってない。差別問題難しい。 キル子、また商人ギルドの依頼でダンジョンに。KOS-MOSを拾ってくる。 2013/06/11 自警団に行き、アリス・L・マルヴィンさんとアリス・マーガトロイドさんにあった。モンスター退治のお礼をもらう。 アスナとコミュした。一回ただ働きしてもらうことに。 邪神の使徒が街にいるらしい 「邪神と光神」は邪神よりの本 ぼろぼろだった神殿は寂れた感じの神殿に(布教の効果が0.2倍から、0.25倍に変わり脳筋布教体制が整った) 刹那Fセイエイがズーフィリアになりそう。葉月奮闘中? 悪霊の正体は【人間】。複数のパターンで殺しに来ているようだ キャロ・ル・ルシエ フェラチオが得意
https://w.atwiki.jp/futurowa/pages/34.html
「はあ」 嘆息する少女は、夜の闇の中でも一際目を引く身なりをしていた。 一言で言うなら、華美が過ぎて目に悪い。 左右で縛って垂らした髪にはグラデーションが掛かっており、何より目を引くのは七色に輝く頭上の光輪だろう。 更にその背中には、頭上のそれを一回り大きくしたものが煌めいている。 「誰だか知らないけど、面倒なことしてくれるなあ」 頭をボリボリ掻いて、心底うんざりしたような口振りで言う少女の名前は、レイン・ポゥといった。 もちろん、本名ではない。 "レイン・ポゥ"は彼女――三香織という人間の、魔法少女としての名前だ。 だが名簿には香織ではなく、レイン・ポゥの方で記載されている。 これはつまり、主催者……ドフラミンゴは彼女の魔法少女としての一面のみに注目している、というなのか。 尤も、レイン・ポゥとしてはどちらでも構わなかったし、主催側の事情などには興味もなかった。 “五十人ちょっとか……正攻法だとしんどいな” 彼女は狡猾な女だ。 息を吐くように嘘をつき、笑いながら誰かを陥れる。 悪名高い妖精と手を組んで、まだ中学生の身でありながら暗殺者として数々の魔法少女を殺害してきた。 その彼女にとって、今更人を殺めることに躊躇などある筈がない。 むしろ問題なのは、殺さなければならない人数だった。 レイン・ポゥを除いて五十一人。 他の参加者同士で勝手に殺し合って減る分を除いても、正攻法で優勝を狙うとなると少々面倒である。 「ま、それならそれで巧くやるだけなんだけどね」 誰かの影に隠れ、無力を演じ、頃合を見て一網打尽。 覚えのあるやり口だ。今でもきっと、問題なくこなせる。 「てか、トコの奴はどうしてんだろ。 もしかしてあいつだけあの街に取り残されたままとか? だったら流石にご愁傷様だけど」 レイン・ポゥは此処に連れてこられる前、とある大きな"仕事"に従事していた。 平然としているように見える彼女だが、内心では結構な焦りと不安を抱いている。 自分が殺されるかもしれないからではない。 そんなことは、そもそも考えていない。 彼女が案じているのは、ドフラミンゴのせいで途中でほっぽり出す羽目になった一件についてだ。 “後々、絶対面倒なことになるよな……” 面倒で済めばいいが、こうなるといよいよ真剣に身の安全が危ぶまれてくる。 レイン・ポゥですらこれほど憂鬱なのだから、彼女の相棒であるトコなどはキレ散らかしているに違いない。 「考えても仕方ないか」 最悪、ドフラミンゴを嵌めてスケープゴートとして使うのも視野。 その為にもまずは、殺し合いを制するという前提条件を満たさなくてはならない。 ただでさえ異常事態なのだから、目の前の問題を一つ一つ確実に片付けていく姿勢こそが肝要だ。 ネガティブな思考を脳内から消し去って、いざ暗躍せんと一歩を踏み出した、まさにその時だった。 ――静寂を切り裂いて、響き渡る破裂音。 それが耳に入った瞬間、レイン・ポゥは素早く魔法を行使。 彼女の武器であり、盾でもある"魔法の虹"をコンマ零秒、一瞬以下の時間で出現させて迫ってくる"モノ"を防御する。 「命知らずなことで」 虹に呆気なく弾かれ、傷一つ付けられずに地面を転がったそれは、人間社会で製造された鉛弾だ。 こんなもので、魔法少女(じぶん)を殺そうとするとは。 馬鹿な奴も居たものだと、レイン・ポゥは嘲りの表情を浮かべた。 今は幸い誰も見ていない。此処は一つ、手堅くスコアを稼がせて貰うとしよう。 レイン・ポゥの傍らから音も温度もなく、"橋"ではなく"刃"としての虹が夜闇に潜む襲撃者へと伸びていった。 人間と魔法少女が殺し合うと聞いたなら、大抵の魔法少女は鼻で笑うことだろう。 前提からして、勝負になる筈がないからだ。 簡単に時速三桁の速度を出し、素手でも人間の頭くらいは簡単に握り潰せる。 そんないわばリミッターの外れた存在と、制限だらけの人間とでは、赤子と大人が相撲を取るようなものだ。 他ならぬレイン・ポゥ自身、そう思っていた。 早ければ、一瞬。相手が最大までうまく立ち回ってきたとしても、三十秒は掛からない。 そう思いながら、闇に潜む襲撃者と戦っていた――の、だったが。 “こいつ――” 既に、戦闘開始から二分以上が経過している。 にも関わらず、レイン・ポゥの虹は未だに襲撃者を捉えられずにいた。 位置は分かっている。姿も既に見ている。 ……だというのに、当たらない。 魔法の虹は殺しの道具として極めて優れており、その有用性は誰もが認めるところだ。 音もなく、温度もなく、殺気もなく出現する刃を向けられて、初見で対処するのは魔法少女でも難しい。 「うっざいなあ!」 それを、襲撃者――オールバックの少年は、山林特有の木や岩といった遮蔽物を活用して悉く回避していた。 隠れた遮蔽物が虹に切り裂かれると、お返しとばかりにマズルフラッシュが瞬いて、鉛の弾丸が虹の少女に殺到する。 劣勢だとは、思わない。綱渡りを強いられているのはあくまであちらの方で、自分は狩る側だ。 その認識は崩れていないが――これほど時間が掛かっている以上、手こずらされているのは確かだった。 そしてレイン・ポゥは、戦っていて気付いたことがある。 “おかしいな……やけに身体の動きが悪い” 体調が悪いわけではない。 そも、魔法少女は人間の病気やアルコールによる酔いなどとは無縁の生き物だ。 だが今、レイン・ポゥの動きは確かに悪くなっていた。 人間並みといえば言い過ぎだが、魔法少女としてのスペックから見れば最低クラスといってもいい。 万全だったなら、こんな奴もう三度は殺してるのに――やり場のない怒りと疑問に、レイン・ポゥは苛立ちを隠せない。 思考は必然、人に隙を作り出す。 それを見逃さぬとばかりに、銃弾が彼女の頭目掛けて放たれた。 「ちっ!」 その場から飛び退いて回避しつつ、虹の橋を走らせる。 立派な木々をバターのように切り裂きながら、山林の景観を獰猛な破壊痕で彩っていく。 無論、単純に正面から撃ち続けているわけではない。 レイン・ポゥはプロだ。各方面で人間の何倍も優れている魔法少女を殺し続けてきた、歴戦の暗殺者だ。 攻撃に緩急を付けて相手の感覚を狂わせに掛かったり、遮蔽物を逆に此方も利用して攻めてみたり。 恐るべきは、それでも未だに殺されていない、オールバックの襲撃者である。 年頃はレイン・ポゥの見立てでは、高校生――もしかしたら中学生かもしれない。 どちらにせよ、見た目から想像される年齢では有り得ない程熟達しているのは間違いなかった。 “――そろそろだな……” とはいえ、レイン・ポゥも苦戦するばかりではない。 彼女は放つ殺し手の悉くを躱されながらも、着実に"詰め"の状況へといけ好かない襲撃者を追い込んでいた。 恐らく、当の彼は自分が追い詰められ始めていることにすら気付いていないだろう。 レイン・ポゥは、心中で底意地悪くほくそ笑む。 今に至るまで戦闘が長引いている理由は、当然自分の攻撃が当たっていないからだ。 少なくとも手応えは、これまで一度も感じていない。恐らくは、掠ってすらいまい。 では何故、こうまで悉く躱されているのか? その理由は―― “遮蔽物。盾の存在” ……相手は、山という地形の有用性を最大限に活かしている。 木であったり岩であったり、時には足場の悪さを逆手に取ったり。 逆に言えばそのアドバンテージが失われた瞬間、趨勢は一気に此方に傾く筈。 常に攻勢を保っているレイン・ポゥは今、相手が攻撃を避けるのを利用して、彼を"ある場所"へと誘導していた。 彼女ほどの暗殺者ともなれば、攻撃に宿る危険性を微塵も落とさず、それでいてその攻撃に別な意図を含ませることすら朝飯前であった。 では、レイン・ポゥは憎きオールバックのガンマンを何処へ追い込みたいのか? 決まっている。遮蔽物が、"既に"消え失せている場所だ。 “人間相手にこんなやり方させられること自体、気に食わないっちゃ気に食わないんだけどね――” ある程度戦闘が長引いた段階で、彼女は"保険"を用意していた。 攻撃の範囲を敢えて無意味に広げ、木と岩を徹底的に破壊した、更地の空間を即席で作り出したのだ。 作成が終わった以上、後はそこまで敵を追い込んでやればいい。 隠れる場所がなくて絶望した時には、もう終わりだ。 必殺の虹は今度こそ、その身体をズタズタに切り裂いて絶命させることだろう。 “ま、調子に乗ってられるのも今の内だ” 虹で十何度目かの発砲を弾き、虹の向こうでレイン・ポゥは一人笑う。 ……弾が切れたのか、そこからはめっきり銃撃もなくなった。 相手は今や武器もなく、ただ逃げるだけ。 ――そして"襲撃者"から"獲物"へとクラスチェンジした少年は、遂に"墓場"へと追い込まれた。 飛び込んだ先には一本の木もない。 瞬時に嵌められたことを察知して、慌てて速度を上げたところで、もう何もかも手遅れだ。 「ま、頑張った方だよ」 小さく呟いて、レイン・ポゥは口元を歪める。 「じゃあね、お馬鹿なガンマン気取り」 決め台詞めいたことを口にするのは慢心の証だ。 もう勝ったものと思っていなければ、そんな台詞は出て来ない。 この時レイン・ポゥは、完全に自らの勝利を確信していた。 相手には武器もなく、地の利もない。 自分には虹という素晴らしい武器があり、衰えているとはいえ魔法少女である以上、体力でも圧倒的に勝っている。 何をどうすれば負けるのか分からない――真実彼女はそう思っていたが、しかしそれは詮無きことだろう。 "魔法の国"に関連する以外の非現実事項を全く知らないレイン・ポゥでは、その可能性を思い描けなかったのだ。 「っ!?」 即ち、相手もまた"異能者"であるという可能性を。 その時レイン・ポゥが見たのは、くるりとダンサーめいた軽やかさで身体を翻した少年の姿だった。 それに怪訝なものを感じた次の瞬間、レイン・ポゥは感じ慣れた殺気を彼から察知。 突如前に突き出した右手の掌から、何やら赤いものが見えた所で、彼女は漸く相手が"ただの人間"ではないと理解した。 「な――」 炎だ。 人間一人程度ならば、軽く炭に出来てしまう程の苛烈な炎。 それが突如として少年の手から激流のように噴き出し、後は最後の一手を詰めるだけだった筈のレイン・ポゥを襲った。 しかしそこは、数多の魔法少女を屠ってきた恐るべき魔法の虹。 炎が自身に接触するよりも先に虹を自分の前方へ貼り、すんでのところで炎をどうにか防ぐことに成功する。 “こいつ……何者!?” 少なくとも魔法少女ではない。では"魔法使い"かとも思ったが、そういう風にも見えなかった。 そして敵が"少し頭が良い、ただの人間"でないことが割れた以上、此処からは逆に"狩られる"危険が浮上してくる。 恐らく彼は、途中でレイン・ポゥの狙いに気付いたのだろう。 その上で、それを逆手に取ろうと考え、実行したのだ。 勝利を確信した敵手を、不意の隠し玉で瞬殺する。 レイン・ポゥ自身も何度か使ったことのある手だからこそ、余計に腹立たしいものがあった。 苛立ちに歯噛みしながら、虹の橋を散弾銃もかくやの勢いで連射する。 それを少年は、炎をブースター代わりにして真横に大きく飛ぶことで回避した。 勿論レイン・ポゥも、そのくらいは織り込み済みで事前にそちらへ向けても虹を配置してある。 だが今度の虹は、遮蔽物も異能も用いず、素の身のこなしだけで躱されてしまった。 流石に目を見張るレイン・ポゥとは裏腹に、貼り付けたような仏頂面の少年。 その口元が、動いた。何を言っているのかは聞き取れなかったが、少なくともレイン・ポゥにはこう見えた。 "もう覚えた"と。 さしものレイン・ポゥも思わず怖気を感じた次の瞬間、爆裂、と言ってもいいような勢いで炎が膨れ上がった。 対処しなければ呑み込まれる――必然レイン・ポゥは、虹を防御用に展開することを強いられてしまう。 少年の能力の最も恐るべき点は、炎を操るというシンプル故に強力な性質だった。 威力が高いことは言わずもがな、攻撃範囲も決して狭くない。 このように、点ではなく面で炎を放たれてしまえば、レイン・ポゥは高確率で虹の防壁を貼らねばならなくなる。 ――時には、視界すらも犠牲にして。 “あ、やば――” レイン・ポゥが虹を消した時、少年の姿は元あった場所から消えていた。 何が起きたのかを瞬時に悟る彼女の懐に、真横から表情のない殺人者が飛び込んでくる。 思考が空白に染まりかけるのをどうにか防ぎつつ、最善手は防御だと判断するレイン・ポゥ。 この間合いで炎を放たれたなら、回避は最早不可能だ。 となると、ほとんどノーモーションから防御を展開できる彼女の魔法が活きてくる。 それで上手く防いで、返しで近距離を良いことに数に任せた全力の殺し手を叩き込む。 刹那の内にそう思考して行動したレイン・ポゥだったが――結論から言えば、これが彼女の敗北を決定付けた。 予想した通りに、再び炸裂する炎。 読み通りだ。 熱波が止むのと同時に虹を消し、さあ此方の番だと思った――その瞬間。 「ご――!?」 魔法少女の腹部に、鋭く重い掌底が打ち込まれた。 銃から炎への切り替えに翻弄された彼女を嘲るように、少年は此処で"第三の武器"の封を解いたのだ。 三番目の武器は、彼自身。 かつて彼が、とある武術に秀でたクラスメイトから"見取った"拳。 それは魔法少女ですら反応しきれない程の絶速で間合いを詰め、虹の暗殺者の腹を打ち抜いた。 “くそ、何でも有りかよ、こいつ……ッ” 無念と胃液が逆流する感覚に顔を歪めながら、魔法少女はノーバウンドで跳ね飛ばされ、遠くの樹木へと叩き付けられ……とうとう、その意識を手放した。 「……」 口から胃液と血を流して気をやった"虹使い"の姿は、いつの間にかごくごく普通の少女のそれに変わっていた。 気絶したことにより、魔法少女の変身が解けたのだ。 レイン・ポゥから、三香織へ。 こうなってしまえば、天下無双の魔法少女もただのか弱い子供に等しい。 それでも"炎使い"……桐山和雄は、不用意に彼女に近付こうとはしなかった。 彼女の頭脳は、実際に戦ってみてよく分かった。 純粋に頭が良いのも確かだが、それ以上に彼女は狡賢い。 今の彼女は完全に気絶しているのだったが、魔法少女についての知識を持たない桐山にしてみれば、警戒は尤もだ。 不用意に近付いて、笑いながら虹で貫かれる……なんて可能性も絶無ではないのだから。 ではどうするか? 簡単である。触れずに、遠くから殺せばいいのだ。 「……」 ――これから年下の少女を殺すとは思えない落ち着き払った表情で、桐山は右手を前へと突き出した。 桐山和雄に支給された品物の中で、武器と呼べる物は自動拳銃が一丁のみだった。 もう一つはどう見ても武器ではなく、戦いには応用できなそうな品。 そして残された最後の一つは、しばしば天才と呼ばれる彼をしても理解の追い付かない代物であった。 曰く――"悪魔の実"。食べた物にカナヅチになる呪いを与える代わりに、異能の力を授ける果実。 桐山に支給されたのは、その中でも攻性に極めて優れた"メラメラの実"。 彼は知らないことだが、悪魔の実が実際に存在する世界では、これを食べた男は大海賊として世界に名を馳せるまでに至った。 説明を読み、その概要を理解した桐山は……特に躊躇うこともなく、それを口にした。 味は最悪の一言に尽きたものの、対価として得られた力はご覧の通りだ。 此処に来る前の"プログラム"で使っていたイングラム銃など、悪魔の実の能力に比べれば型遅れもいいところだ。 まして、能力を手にした人間は怪物――神の子と称する者さえあったという、正真正銘の規格外である。 レイン・ポゥとは別の意味で、桐山和雄には人を殺すことへの躊躇がない。 一度殺し合いに乗ると決めた彼は、真実殺戮マシーンと呼ぶべき脅威に他ならなかった。 少女を焼き払う為、その掌に炎が渦を巻く。 最後まで無感動な顔のまま、いざ虹の魔法少女"だった"中学生を消し炭にせんとして…… 「『スタープラチナ・ザ・ワールド』」 声が響いた。 男の声だ。 桐山の声ではない。 それに反応する間もなく桐山の身体は無数の打撃に弾かれて、先程レイン・ポゥがそうなったように、ノーバウンドで彼方の方へと吹き飛ばされた。 普通なら、意識を飛ばされて然るべきダメージ。 しかし生憎と、桐山は普通ではない。 自身が先程まで居た、つまり今は自分を襲った何某かが居る筈の場所へと、波のような業火を放つ。 そして――炎が晴れた時、そこには誰の姿もなかった。死体も、炭も、三香織の姿もない。 「……」 逃げられたか。 桐山は苦渋を顔に出すでもなく、立ち上がって淡々と埃を払い、鼻と口から垂れた血を服の袖で拭って歩き出した。 悪魔の実の力を手にしても、彼は何も変わらない。 殺すと決めたなら、最後まで殺し続けるだけだ。 男も、女も、子供も、老人も。 それが殺し合いの参加者であるならば、桐山は全てを等しく塵のように殺すだろう。 【一日目 深夜】 【G-7 裏山】 【桐山和雄@バトル・ロワイアル】 [状態]全身にダメージ(中)、疲労(小) [装備]H&K HK4@現実 [支給品]基本支給品一式、ランダム支給品1(確認済、武器ではない) [思考・行動] 基本:皆殺し。 0.参加者を殺す。 1."能力者"には注意。 [備考] ※杉村殺害後からの参戦です。 ※メラメラの実を食べました。炎を操れる代わりに、今後一切泳ぐことが出来ません。 また、自然系としての性質(攻撃透過など)は制限で消えています。 ◇ 「やれやれ……アヴドゥルの奴を思い出す能力だな」 口から血を流して気絶している少女を背負いながら、夜の山を進む男の名を、空条承太郎といった。 最早達成されるのが確定的だった桐山によるレイン・ポゥの殺害に、彼は自身のスタンド能力を用いて介入。 桐山を殴り飛ばして一時的に無力化し、その傍らで素早く彼女を助けることに成功したのだった。 承太郎のスタンド能力は、"時を止める"能力だ。 無比のパワーとスピードを以って繰り出される事実上回避不能の拳は、これまで数多の敵を打ち砕いてきた。 あの場で再起不能までぶちのめしても承太郎としては一向に構わなかったが、そうしなかったのには理由がある。 承太郎はレイン・ポゥと桐山の戦闘は最後の方を少し見ただけだが、桐山の能力はそれでも恐るべきものと分かった。 単純故に目立った弱点のない力。 桐山自身の醸す異様な雰囲気も相俟って、承太郎は、彼を倒すには気絶した少女を抱えながらでは不可能だと判断した。 となれば、後は逃げるだけだ。追ってきたなら、その時はその時でまた考えればいい。 「にしても、こいつの目が覚めたら聞かなくちゃあいけねえな……」 承太郎が見た限りでは虹の少女もまた、炎使いの少年を完全に殺すつもりで攻撃していた。 助けたはいいが、今自分が背負っている少女が殺し合いに乗っている可能性も十分にあるのだ。 目覚め次第、その辺を根掘り葉掘り聞かせて貰う必要があるだろう。 そしてそれが済んだなら、また速やかに動き始めなければならない。 承太郎には、悠長なことをしていられない理由があった。 “DIO……” 名簿に刻まれていたかつて滅ぼした宿敵の名を見付けた時、承太郎は愕然として名簿を取り落とした。 有り得ない。DIOは確かに不死に限りなく近い存在だったが、確かに自分の手で討ち倒し、灰と帰してやった筈だ。 誰よりもそのことをはっきり認識しているのに、承太郎は主催のハッタリだとか、そういう風には考えられなかった。 首筋の星のアザが伝えてくる。奴は、確かにこの会場に居るのだと。 「もし本当にてめーなら……首を洗って待ってるんだな。 今度こそこのおれが、てめーを二度と蘇らねえよう、徹底的にブチのめしてやるからよ」 とはいえ、問題はDIOのみではない。 吉良吉影――杜王町に潜む恐るべき殺人鬼の名も、名簿には記されていた。 此方についても対処し、打ち倒しておく必要がある。 山積みの問題に辟易しながらも、力強く、星の白金を宿す男は地面を踏み締めるのだった。 【空条承太郎@ジョジョの奇妙な冒険】 [状態]時間停止使用による疲労(極小) [装備]なし [支給品]基本支給品一式、ランダム支給品1~3(確認済、武器あり) [思考・行動] 基本:殺し合いを止める。 0.虹使い(レイン・ポゥ)を連れて安全な場所に逃れる。その後、彼女から話を聞く。 1.DIOを倒す。 2.仗助達とも出来れば合流しておきたい。 3.DIO打倒が最優先だが、吉良吉影についても見つけ次第撃破する。 [備考] ※第四部、吉良吉影との一度目の戦闘直後からの参戦です。 ※制限で、時間停止を行った場合の疲労が増加しています。 【レイン・ポゥ@魔法少女育成計画シリーズ】 [状態]疲労(小)、腹部にダメージ(中)、気絶、変身解除 [装備]なし [支給品]基本支給品一式、ランダム支給品1~3 [思考・行動] 基本:優勝する。その為に素性を隠しつつ巧く立ち回る。 0:………。 1:トコは結局居るの? 居ないの? 2:たっちゃん(ポスタリィ)と進んで合流する気はないが、もし合流出来たなら利用する。 [備考] ※少なくとも中学校組が魔法少女に変身して以降からの参戦です。 ※制限で、魔法少女としての身体能力がある程度劣化しています。
https://w.atwiki.jp/2jiseihaisennsou/pages/170.html
「■■■・・・」 「どうしたランサー?」 南の方角へ進路をとっていた悠は、実体化したランサーを怪訝な顔で見た、しかしランサーは そんな声に見向きもせず、ただ前方を睨むと、全力で走り去っていった。 最初は訝しげに見ていた悠だったが、ああ、と納得し。 「他の参加者がいるのか。」 狂化の影響で索敵のルーンを始めとした幾つかのルーン魔術は使えなくなったが、他のサーヴァント を探知する力は健在であった。走り去ったランサーを見た悠はいつも通りの表情で 「しょうがないな。」 まるで手のかかる家族を相手にするような微笑ましい気持ちになりながらも見送って、 パスを辿るように自分も後を追った。 その顔はいつも通りの、笑顔だった。 最凶のサーヴァント、アシュナードとの戦闘を終えた花村たちは、休める場所を探して市街地に来ていた。 特に名無の負傷は大きく、リインフォースの魔術で傷は治ったが、失った血液までは戻せなかった。 また花村自身も、一人でアシュナードのマスター、ゼフィールを相手に(防戦一方だったとはいえ)一人で相手 していたため疲労が大きく、(アシュナード相手にそれだけですんで御の字なのだが)一度休息を取ろうと いう意見で、近くのレストランで食事を取った。 一応は怪我人だというのに、まるで意に介さないとばかりに次から次へと注文する名無に花村は呆れながら 見ていた。名無曰く 「せっかく金使い放題なのに、食べなきゃ損ジャン!」 と、小市民ぶりを発揮した。(アレックスとリインフォースも実体化し食事を取っていた。 僅かだが魔力が補給できるらしい) 腹ごしらえと休息をとった一同はレストランを後にし、装備を調えるため店を回った。 携帯食料、医薬品、予備の服にいざという時の連絡手段で名無の分の携帯電話。その他アレックスやリインフォース のアドバイスで、こういった時に役に立つ物を何点か購入し、そしてホームセンターで目的のものを購入した。 「なんだソレ?スパナ?」 「ああ、ペルソナだけじゃいざという時不安だからな。」 そういいながらクルクルとペン回しのように器用に扱ってみせた。 (ほんとはクナイとかの方がよかったんだけど、さすがにだいだらみたいな店はないか・・・) というかあの店は営業して大丈夫なんだろうか?刀剣類はともかく銃まで置いてあるのだが。 「マスター、準備が出来たぞ。」 「わかった!今行く!」 ワゴン車に乗ったアレックスの下へ集まる。かなりの量になった荷物をそのまま運ぶには移動の邪魔に なるので、アレックスに金を渡し車を買ってきてもらった。 アレックスには騎乗スキルは無いが、生前の経験を活かし、普通に運転する分には何の問題も無かった。 (さすがに乗ったことの無いものや動物は不可能らしいが) 「おい・・・」 「なんだ・・?」 運転するアレックスにリインフォースはおずおずと声をかけた。 「その、さっきは悪かったな・・。」 アシュナードの恐怖に呑まれ、あやうく死にかけた自分を身を挺して庇ったおかげで名無の救援が間に合ったのだ。 もしあの時庇ってもらえなければ、自分と名無の聖杯戦争は終わってしまっていただろう。 バツの悪そうなリインフォースを横目でちらりとだけみて、 「気にするな。あそこでお前がやられたら俺もどうなっていたかわからん。それに名無のおかげであいつとの 戦闘を終わらせることができた。むしろ俺の方こそ礼をいわねばならん。」 実際もしあのままリインフォースが死んでしまえば、ただでさえ強力なサーウァントであるアシュナードに加え 宝具らしき物を持っていた敵のマスターもいたのだ。そうなれば逃げることさえ難しくなる。 自分はまったく気にしてないという風なアレックスだったが、それでも自分では納得できないのか、何か言おうと 口を開けたとき 「なあ花村、このメイド服の子可愛くないか?胸もでかいし。」 「いやーそっちの子よりこのナース服の女性だろ。くびれといい、脚線美もいいし。顔だってかわいい」 マスター二人が後部座席でエロ本を読んで感想を言い合っていた。 アレックスは何も言わずに運転を続け、リインフォースは頬を引きつらせる。 そんな二人の様子に気づかず、さらに会話はヒートアップしていく。 「分かってねえよ花村!胸にはロマンが詰まっているんだよ!ただ大きければ良いと言うんじゃない。 形が悪ければ台無しになるけど形だけでもだめなんだ!その二つのバランスは芸術の領域なんだ!小宇宙なんだ!」 「胸にロマンが詰まっているのは認める、だけど名無、胸だけじゃ駄目なんだ!全体のバランスが 悪ければいくら胸が完璧でも台無しなんだ!もっと他の部分にも目を向けないともったいないぜ!」 「他の部分にも目を向けろって言うけど花村さっきからナース物しか見てないぜ!そういうなら 他のジャンルにも目を向けるべきだ!」 「いや誤解だ!確かにメイドも巫女さんも素晴らしいがあれはエロというより萌えの領域で——」 「 花村の馬鹿チン!萌えというのは見る側の魂の在りよう!言ってみればあらゆるものは萌え に繋がりひいてはエロに繋がるんだ!」 「—————名無もいろいろ間違ってると————」 「——萌え———エロ———もえ———」 「————エロ———もえ———エロエロ———」 「もえ———えろ?———燃え———もえもえ———」 延延と続くその会話を聞き、運転席の男が会話に割り込んだ。 「マスター、常に集中しろとまでは言わないがもう少し緊張感を持て。」 「へいへい、わかったよ。」 エロ本を名無に返し、背もたれに体重を預ける。外の風景を眺めながら、花村はふと声をかけた。 「そういや学校の場所わかんのか?」 「学校や教会の場所など重要施設の場所は、ムーンセルにより頭に入っている。」 なるほど、確かに考えてみれば監査役の場所と情報を得られる重要施設の情報はマスターに共有 されなければフェアでは無いだろう。そう納得し窓の外を眺めているとアレックスが先ほどとは違い 緊張した声で全員に声をかけた。 「敵のサーウァントだ、こちらにまっすぐ向かってきている。」 リインフォースも気づいたのかいつでも戦えるよう準備をし、マスター達に指示を仰いだ。 「どうする?車から降りて戦うか?それとも進路を変えにげるか?」 アレックスの傷も塞がっているし自分も無傷だ。マスター達の怪我と疲労も、休息を取ったことにより 全快とまではいかなくても戦闘には支障はない。戦おうと思えばいけるだろう。 後部座席を振り返ったリインフォースが見たものは 「いや〜!!またさっきみたいなやばいオッサンみたいのがくるのおおおお!!あ、でも剣持った 金髪美少女だったら愛でられる!それか黒髪ロングのお姉さん系でもよし!でもやっぱこわいいいい!」 一人怯えたり締まりの無い顔で妄想したりまた怖がったりを繰り返す自分のマスターだった。 さっきの感動を返してほしい。少しでもときめいた自分がバカみたいで・・・ (って違う!さっきのあれはノーカンだ!ちょっとかっこいいと思ったのも気のせいで・・って 違う!そんなこと考えてるときじゃない!) ぶんぶんと頭を振り同盟者の少年を見る。少し考える表情をしたがすぐに自身の相棒に向き 「迎え撃つぞアレックス!、だけど倒すことより俺たちが生き残ること優先だ。危なくなったら すぐに退く、全員の安全を一番に考えて動こう。」 敵を倒すより全員の安全を優先する考えにいたったのは、かつて特捜隊で培った経験からだった。 多くのシャドウが徘徊するダンジョンでは、ペース配分を間違えたり装備の補給を怠った事により ピンチに陥る。そのためよく考えて行動し、準備を怠ってはならないのだ。(もっともその辺は リーダーにほぼまかせっきりだったのだが) (こういうとき相棒の有難味がよくわかるな・・・あいつみたいに頭よければもっといいアイディア 出すんだろうけど、俺じゃこれが精一杯の最善の行動だ) 苦笑しつつ先ほど買ったスパナを握りしめる。 「了解した。どの道もう逃げ切れん。この速度、ランサーかライダーといったところか・・・」 車から降りた一同が目にしたのは、こちらにまっすぐ突っ込んでくるのは、青いタイツのような服に赤い 槍を構えた騎士だった。その表情は狂気に満ちており、尋常ならざる様子だった。 いつでもブリューナグの槍を放てるよう前方に手をかざすアレックスと臨戦態勢をとるリインフォース 花村、名無も槍王、ジライヤを発動させ身構える。 「■■■■■■■■!」 花村の方へ真っ直ぐ突っ込んでくるサーウァントに、アレックスが迎え撃った。他の三人とは違い、まるで 何か花村に訴えかけるかのように見るが、すぐにアレックスの方へ攻撃を繰り出した。 紅き魔槍で刺突を繰り出す襲撃者に対し、アレックスは徒手空拳で応戦する。 リインフォースも魔力弾を撃ちだすが、あるものは槍で打ち落とし、またあるものはその敏捷さでかわしていった。 「バーサーカーのサーウァント?でもこの対魔力、三騎士クラス・・・じゃああれはランサー? 無理やり狂化させられてるのか?」 冷静に相手の能力を分析しつつ心の中で舌打ちをする、自分の援護はあまりこの場面では役に立たないだろう。 相手の対魔力はおそらくCランク、それなら大規模な魔術を防ぐことは出来ないのでまったく役に立たないわけではないが、 そうすればアレックスをも巻き込んでしまう。 なら自分はマスター達の護衛に回る。それに自分がサポートできずとも、自分より立場的にも能力的にも 相応しい人間がここにはいるのだ。 「いっくぜえ!ジライヤ、“マハスカクジャ”!」 ジライヤの魔術によりアレックスの敏捷値がB+からA+へと底上げされた。これによりステータスの差は ほぼ無くなったといっていいだろう。そのスピードに防戦だったアレックスはマスターの援護により戦況 も盛り返す。相手のサーウァントは、目の前の男が急に速くなったことに驚いた表情をしたが、 すぐにまた目の前の男を殺そうと突撃を繰り返した。 二人のサーウァントの戦闘の影響を受けないギリギリの位置でリインフォースは防御結界を張る。 目の前のサーウァントのマスターに狙われないようにする配慮であったしアサシンを警戒しての行動だった。 話に聞いたアサシンの攻撃がどの程度のランクなのかは分からないが、完全に防ぐことは敵わずとも、即死 することは無い様にし、生き残って全力でマスター二人を連れて逃げるための保険だった。 「■■■■■■!!」 「っふ!」 赤い槍が心臓を貫かんと繰り出せば、ARM化した腕で軌道を逸らす。反撃とばかりに拳を繰り出すが、顔を 傾ける事で回避した。神代の槍兵が、魔槍を薙ぎ、振るい、突けば、近代の槍兵が鋼鉄の腕で弾き、逸らし、受け流す。 二人のサーウァントは一進一退の攻防を繰り広げていたが、徐々に戦局が傾いてくる。 「■■■■■■■■!?] 目の前のサーウァントはいくら魔槍で傷つけようが傷が再生し、何事も無かったかのように反撃してくるのだ。 回復阻害の呪いをも超える再生能力を持つアレックスに対し、ダメージが蓄積されるランサーだが、狂化による 影響と、戦闘続行のスキルにより、なんとか持ちこたえていた。しかしこのままでは危険だと本能で判断したのか、 一旦距離を取ろうと後ろに跳躍する。しかし,そうさせまいとアレックスが追撃をかける。 苦し紛れの一突きを最低限の動作でかわし、がら空きになった身体にカウンターを叩きつける。 なおも攻撃しようと大降りな攻撃を仕掛けようとするが、それよりも速くアレックスの拳がランサーの顔面を殴り飛ばし、 地面にバウンドしたランサーの身体を踏みつけて身動きを封じ、 「一応死なない程度には加減してやる。」 そう言って両掌に魔力を集中し、荷電粒子を形成する。通称“ブリューナクの槍”と呼ばれる荷電粒子砲が ランサーの背面に直撃した。 「■■■■■■■■■■!!?」 声にならない叫びを上げたランサーは、何度か痙攣をすると、やがて力を失い、バタリと両手足を倒した。 もしも令呪によって狂化されず、純粋に己の技能だけで戦っていたら、ここまで一方的な戦いにはならなかっただろう。 磨き上げられた槍術と神代のルーン魔術を使えば、互角の試合に持ち込めていたであろう。 しかしここにいるのは、誇り高きアイルランドの光の御子ではなく、吐き気を催す邪悪DIOの策略により理性と誇り、 そして何より、マスターを操つられ自分たちの絆を汚された、一人の悲しい騎士だった。 油断無くランサーを睨むアレックスと、少し離れた距離で様子を窺う花村たち。 一応意識はあるようだが、これだけ痛めつければ自分たちを倒すことは不可能だろうと、念のため何が起ころうと 対処できるように注意し、花村たちに合図を送る。 合図を受けたマスター達は、アレックスの近くに集まると労いの言葉をかける。 「さんきゅーアレックス、無事でよかったぜ。」 「いやすごいなアンタ、ほとんど同じステータスだったのに圧勝だったな。」 勝利を喜ぶマスター達だったが、当の本人のアレックスは、いつもと変わらない顔でしずかに言った。 「いや、おそらくこいつは全力を出せていなかった。ただ力まかせの攻撃であったしおそらくダメージを 負っていたんだろう。所々に傷があった。それでもあの動きが出来るというのは驚きだがな。」 そう言って改めて襲撃者のサーウァントを見る。 他の全員も注意深く観察していた。 「それで、こいつをどうするんだ、説得が通じる相手ではないだろう。」 リインフォースが目線は襲撃者に向けたまま、マスター二人に問いかけた。 「ハイ!イケメン名無君としては怖いから関わりたくないな!美女でも美少女でもない青タイツの男 なんて全力でNO!このまま放置を提案します!そうしよう!さあ行こう!全力でGO!・・ぐほぅ!!」 自分のマスターの脇腹に全力のボディーブローを叩き込みながら花村へと視線を向けた。 足元で名無しが蹲っているが気にせず放置だ。心なし喜んで見えるのは気のせいだと思いたい。 そんな二人を、花村は若干引きつった顔で見ながら、パートナーに声をかける。 「こいつのマスター、近くにいるか?」 「判らん。バーサーカーとして召喚されたのであれば、コントロールすることを諦めて自分は安全な所に いるのかもしれんが」 「なにもわからないか・・・」 このままこのサーウァントを放置すれば、いずれ回復して他の参加者を襲うだろう。 被害を減らすという意味ではこのまま止めを刺すべきなのだが、万が一こいつのマスターがただ生き残りたい だけの一般人だったら?あるいは誰かに脅されて仕方なかったのだとすれば? それらの多くの可能性が、花村の頭を悩ませていた。 「俺としてはマスター、こいつは此処で始末しておくべきだ。放っておけば再び牙を剥くかもしれん。 そして連れて行くには危険が大きすぎる。全員の安全を考えるという命令なら止めを刺しておいたほうがいい。」 「・・・・っ!」 アレックスは掌を襲撃者に向け魔力を溜める。やろうと思えばいつでも止めを刺すことができるだろう。 「だめだアレックス!まだ殺すな!」 アレックスの言う事は正しい。それが最もリスクが少なく確実だからだ。 だが素直にそれに従うことは出来なかった。 それは人殺しに対する忌避感から来るものかもしれないし、目の前にある事実だけで犯人と思われている男を 断罪してしまい、逃れられない罪を負った後悔からくるものかもしれなかった。 あの出来事以来、特捜隊の絆はバラバラになりかけてしまっているのだから。同じ過ちを繰り返したくないという 思いは常に心にあるのだから。 けれども他にいいアイディアがすぐには思い浮かばない。 だがどうにかしなければと口を開いたその時————— 「————〈ペルソナ〉————」 ……えっ……? 聞き覚えのある声の方に顔を向けた瞬間………花村たちが知覚したのは、白い光、そして爆発による轟音と 衝撃だった。 大きく吹き飛ばされたアレックスは、混乱しながらもあたりを見回し、仲間と襲撃者の姿を探した。 少し離れた所にマスターたちがいる。マスターの意識はしっかりしているし、リインフォースも無事だ。 名無は目を回しているが、大怪我をしていないのを確認すると、冷静に状況把握に努める。 (なにが起こった?あのサーウァントには目を離さなかった…あいつのマスターの仕業か……? いやそれよりもあの光、対魔力を無視してダメージをあたえたぞ……!?) 傷自体はすでに塞がっているが、自分の常識を超える魔術に少なからず驚きをあたえた。 花村は、アレックスとは違う意味で驚きを隠せなかった。 それは突然不意を撃たれたことよりも、白い光の正体が、自分の仲間である白鐘直斗が得意とする スキル、メギドラであった事よりも、ソレを放った人物が、ある意味この会場で一番会いたくなかった 人間であったことだった。 銀髪に眼鏡をかけ、学生服を身を纏ったその姿は、間違えようも無く、自分の相棒、鳴上悠……! 「悠……!?なんでお前がここに……!?」 明らかに動揺している花村に対し、悠は特に表情を変えることなく… 「“ジオンガ”」 頭上から降り注ぐ落雷が花村を襲う。 「ガアアアア!!?」 動揺でまともに反応できなかった花村は、落雷の直撃を喰らい膝を付く。 頭は激しく混乱していたが、それでもなんとか視線だけでも悠の方へ向け、詰問する。 「悠、お前どうして…殺し合いに乗ったのか!?」 混乱、動揺、そして僅かな…自分に向けられる恐怖… 様々な感情をごちゃ混ぜにした表情を見せる相棒に、悠は微笑を浮かべて口を開いた。 「陽介、これは必要なことなんだ。あの人の理想とする天国に到達するために。 天国へ到達すれば幸せになれるんだ。また皆と、笑い会える日が来るんだ。」 ................. そう言って花村を見る表情は、柔らかい笑顔だった。 多くの人が絆されるであろうその笑顔を見た花村に浮かんだ感情は、紛れも無い恐怖だった。 まるで嵐の中を、傘も差さずに笑いながら歩く人を見たような…理解できない感覚が花村を襲った。 なんだこれは……これは誰だ……?俺は悪い夢でも見ているのか……? このとき殺し合いに乗った動機が、奈々子を生き返らせるためだとか、あるいは自分と同じ、 あのときの選択を無かったことにしたいというならば、まだ理解することができた。 しかし相棒は、そのどれでもなく、天国に到達するという、まるで訳が分からないことをいう。 それでも必死に理性をかき集め、この状況をなんとかしなければと、立ち上がろうとしたが… 「“ジオンガ”」 再び放たれた落雷に為す術もなく……意識を刈り取られた。 「マスター!?」 新手のマスター、おそらくこの襲撃者のサーウァントのマスターなのであろう。銀髪に眼鏡をかけたその人物は、 自分のマスターとおそらく同一の魔術(マスターはペルソナと呼んでいた)を使い、自分のマスターに雷撃を喰らわ せていた。急ぎマスターの急助しようと駆けつけようとした時、目の前に再び青いサーウァントが立ちふさがった。 全身のダメージなど意に介さない攻撃に、アレックスは舌打ちした。 「この…っ!死に掛けの分際で……!そこをどけえ!!」 もはや加減するなど選択肢は頭に無く、一刻も早くマスターの救援に向かおうとするアレックスに、追い討ちを かけるかのように、不運が襲う。 (マスターの魔術の効果が……!?今このタイミングではマズイ!) 時間経過の影響で、アレックスに掛かっていた“マハスカクジャ”の効果が消えてしまい、再び敏捷値が元のB+へと 戻される。それは今この場においては、最悪の事態だった。 相手のスピードにアレックスが追いつくことが出来ず、防御することで精一杯になったのだ。 いくらスキルによりダメージ耐性がつこうと、まったく効かないわけではないのだ。 さらにマスターが気絶した姿を視界に映し、何時ものように冷静に攻撃を対処することができない。 奇しくもそれは、先ほどまであいてのサーウァントと似た状況に陥っていた。 (このままではっ……キャスター……!頼む…!) 「くそ、何が起きたんだ……?」 リインフォースは爆発の影響で、アレックスと花村の、ちょうど中間地点にいた。近くで名無が倒れている。 急ぎ様子を窺うが、目を回しているだけで、命に別状は無いようだ。すぐに目を覚ますだろう。 花村の方へ目を向けると、膝を突きながら相手のマスターと何かを話し、そして雷撃を浴びせられ倒れ伏せていた。 そのまま心象世界の具現化の魔術(花村が言うにはペルソナというらしい)を実体化させ、その刃を花村めがけて振り下ろ そうとしていた。 「っさせない!」 速度重視で放たれた魔術弾、フォトンランサーが悠目掛けて殺到する。 しかし相手は慌てる事無くペルソナの太刀を回転させ弾き、花村から距離を取る。 しかし元々牽制程度放った攻撃だ。落胆することなく本命の攻撃を放つ。 「ブレイズキャノン!」 熱量を伴う破壊魔法が襲い掛かるが、ブフーラを放ち相殺する。 そのまま低空飛行でリインフォースに突っ込む。接近されることを望まないリインフォースはアクセルシューター を放つ。誘導制御型に分類されるその魔術は、さながらホーミングレーザーのように伊邪那岐禍津大神に殺到する。 しかしまるで魔術弾の軌道が解っているかのように避けながら近づいてくるソレに、リインフォースは驚きを隠せない。 それは伊邪那岐禍津大神の持つスキル、“大天使の加護”魔法系スキルの2倍回避という、魔術師にとっては天敵といっても 過言ではない能力だった。 そのまま至近距離まで近づかれる。咄嗟の判断でシールドを展開、間一髪で振り下ろされる矛から身を守ることができたが、 そのまま身動きができなくなってしまう。 �������������� 花村のほうへ視線を向けるリインフォース、そこには、鈍色に輝く日本刀を振り上げる襲撃者の姿が映った。 「バイバイ陽介………」 振り下ろされる刃——— 「や……やめろおお!」 リインフォースの絶叫——— そして—————— 「させるかあ!」 しかしその凶器は、花村に到達することなく弾き返された。 意識を取り戻した名無が、間一髪のところで間に割り込み、槍王で日本刀を弾き返す。 「鉄之介さま華麗に参上!ダチのピンチに颯爽と現れ助けるおれ様だぜえ!」 そういって槍王を振りかざし、悠を大きく吹き飛ばす。 攻撃を喰らったことでペルソナの制御が緩み動きが鈍くなる。 その隙を見逃さず、リインフォースはフォトンバレットをペルソナに目掛けて撃ちだす。 ごく初級な射撃魔法だが、熟練者が放てば必殺の一撃となるそれは、爆発を起こし大きく相手を吹き飛ばした。 その隙に名無と合流するリインフォース。名無も花村を背後に庇い、目の前の男に槍王を向ける。 「無事かリインちゃん!?」 「わたしはなんとも無い!それより花村は!?」 「心配ねえ、気絶してるだけだ、命に別状はなさそうだぜ。」 そういって心配を和らげるように笑いかける名無、その言葉をきいてリインフォースもホッと息をはいた。 「残念……失敗したか……」 口ではそう言いつつも笑顔を浮かべる相手に、名無とリインフォースは臨戦態勢をとる。 もともとたいしてダメージをおっていなかったのだろう、どこか余裕を感じさせる雰囲気をただよらせる。 「おまえさあ、花村のダチなんだろ?なんでコイツのこと殺そうとしてんだよ。」 「必要なことだからさ。もし陽介が俺のやることに協力してくれるならよかったんだけど、きっと陽介は 止めようとするだろうから……だからまあ、しょうがないかなって。」 どこか困ったかのように笑う悠。 しかしすぐにいつもとおなじ鉄火面のような顔に戻ると、静かな声で宣言した。 「じゃあ第二ラウンドをはじめようか。」 to be Continued…… NEXT 絆物語(後編)
https://w.atwiki.jp/ls2014/pages/16.html
6/6【遊戯王ZEXAL】 ○九十九遊馬/○神代凌牙/○神代璃緒/○真月零/○ドルベ/○トロン 5/5【魔法少女リリカルなのはシリーズ】 ○高町ヴィヴィオ/○アインハルト・ストラトス/○星光の殲滅者/○雷刃の襲撃者/○闇統べる王 4/4【ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁】 ○アベル(主人公・幼年時代)/○ビアンカ(幼年時代)/○レックス(主人公の息子)/○タバサ(主人公の娘) 4/4【ロウきゅーぶ!】 ○湊智花/○香椎愛莉/○三沢真帆/○袴田ひなた 3/3【艦隊これくしょん】 ○雷/○電/○響 3/3【Fate/kaleid liner PRISMA ILLYA プリズマ☆イリヤ】 ○イリヤスフィール・フォン・アインツベルン/○美遊・エーデルフェルト/○クロエ・フォン・アインツベルン 3/3【クレヨンしんちゃん】 ○野原しんのすけ/○風間トオル/○佐藤マサオ 3/3【ドラえもん】 ○野比のび太/○剛田武/○骨川スネ夫 3/3【真・女神転生デビルチルドレン(漫画版)】 ○甲斐刹那/○要未来/○エレジー 3/3【魔法少女まどか☆マギカシリーズ】 ○鹿目まどか/○千歳ゆま/○鹿目タツヤ 2/2【金色のガッシュ!!】 ○ガッシュ・ベル/○ゼオン・ベル 2/2【カードキャプターさくら(アニメ)】 ○木之本桜/○李小狼 2/2【名探偵コナン】 ○江戸川コナン/○円谷光彦 2/2【東方Project】 ○フランドール・スカーレット/○因幡てゐ 2/2【ちびまる子ちゃん】 ○永沢君男/○藤木茂 2/2【MOTHER3】 ○リュカ/○クラウス 2/2【ゆるゆり】 ○赤座あかり/○歳納京子 2/2【Fate/Apocrypha】 ○黒のアサシン/○ジーク 1/1【サザエさん】 ○磯野カツオ 1/1【ポケットモンスター】 ○サトシ 1/1【チャージマン研!】 ○泉研 1/1【コロッケ!】 ○アンチョビ 1/1【鋼の錬金術師】 ○プライド 1/1【Fate/EXTRA CCC】 ○メルトリリス 1/1【GOSICK】 ○ヴィクトリカ・ド・ブロワ 計60/60 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。
https://w.atwiki.jp/299nobe/pages/664.html
ピー。 「おう、バレットだ! 俺はやったぞ!新しい油田だ!ゆ・で・んー!すげえデカイやつだ! でなあ、帰る目処がついたんで、マリンに会いに行くからな!伝えとけよ!じゃあな!!」 バレットの声はいつ聞いてもうるさい。 が、いつでも力強い声だった。 あいつが荒廃したミッドガルから旅出ったのは、あの戦いが終わってからしばらくのことだったか。 その時も、どこまでも強い声だったな。 バイクに乗りながら携帯から聞こえる声を聞いている時、クラウドはそんなことを呟いた。 もちろん、携帯は簡易留守録モードのままなので、その声にクラウドは応えない。 謎の二人組に襲われてすでに数時間ほどたっていた。時計は見ていないが、おそらく正午ごろだろう。 クラウドはヒーリンに来ていた。 車道の左右には木々が生い茂り、淡い川が静かに流れている。 確かに、ゆっくり暮らすにはこんなところもいいだろうなと、思った。 その時、また電話がかかってきた。ティファからだ。 「レノからまた電話です。とにかく急いでくれだって。 なんだか様子が変だったけど…気をつけてね」 通話が切れる頃には、クラウドは森の中心に一つだけ建てられている建物の前に停車していた。 壁に他でもない神羅カンパニーのロゴがペイントされている。わかりやすい目印だ。 神羅カンパニー。2年前まで世界のほぼ全てを掌握し、 同時に星の生命を削り、世界が荒廃する原因を作った超巨大企業。 現在はその事業を復興支援に絞り、それによって神羅を頼りにしている人間は未だに多いらしい。 ミッドガルを囲むようにして建設されている復興都市エッジは神羅の援助による部分が大半を占めているし、 そのエッジには神羅が建立した記念碑まであるほどだ。 しかし、その神羅が何故今になってこちらと接触しようとするのか解せない。 しかもクラウド達とは2年前には敵対していた関係だったというのに。 だが、なんにせよ、あの謎の襲撃者について、神羅の人間であるレノから聞き出せそうな情報は山ほどありそうだ。 クラウドは頭の中でそう呟き、後腰の皮製の鞘から剣を抜きながら、ドアを開けた。
https://w.atwiki.jp/ninja-ninboru/pages/80.html
砦防衛 砦は、資源を奪いに来たプレイヤーの侵入を阻み、里を守るという機能を持つ。 襲撃される時はユーザーがログインしていないときに襲撃されます。 砦を突破されるとチャクラや両 巻物も奪われてしまいます。 砦を強化して資源を奪われないようにしておこう。 砦地形の解説 砦の地形設定ではスタート地点から決戦場までの砦の内容を変更することができる。地形ごとに砦の設備や道のりが大幅に変化する。 砦画面の「砦地形」で新しい砦地形を購入することができる。砦地形は両を消費して購入可能。強力な地形を入手するには多くの両が必要になるので、たくさん集めておこう。(追想任務の攻略を進めることで購入できる地形が解放されていく) 更に本部レベル13になると「砦設備」の機能が解放され自由に配置が出来るようになるぞ!! 防衛砦の攻略 砦設備は、砦内に設置して他プレイヤーの侵入を阻む機能を持つ。 砦設備は数種類存在しており、各設備を組み合わせることで強力な砦をつくることができる。 オススメ砦設備 基本は全ての罠に良い所はあるのですがここではユーザーの設置率を基準に5つ設備をオススメします。 種類 画像 詳細 雷流針II 時限式の設備 ダメージが大きく虎ばさみなどと相性が良い 虎ばさみII 地雷式の罠 踏むと動けなくなり継続ダメージを与える 時間稼ぎなど汎用性が高い罠 起爆札II 地雷式の罠 コストの割にダメージが大きい罠 汎用性の高い罠です。 竜巻罠II 地雷式の罠 近づいた敵を遠くへ飛ばす罠 襲撃者を分断出来る罠 障壁II 地雷式の罠 近づいたら出現する 壊すまで通れなくなるので使う場所によっては時間稼ぎになる。 地形21〜26には大型口寄せが出現!! 地形 口寄せ 地形 口寄せ 21 ガマブン太 22 カツユ 23 マンダ 24 守鶴 25 牛鬼 26 九喇嘛 中でも九喇嘛の攻撃力はずば抜けており破壊力抜群だ!! 多くのプレイヤーの侵入を防ぐことができる。 ただし大型口寄せは一度倒されるとクールタイムがそれぞれ決まっておりクールタイム中は出現しない。 砦地形の種類 地形1 地形2 地形3 地形4 購入 4000 購入 4000 購入 4000 購入 4000 地形5 地形6 地形7 地形8 購入 4000 購入 8000 購入 8000 ※購入 8000 地形9 地形10 地形11 地形12 ※購入 8000 購入 8000 購入 40000 購入 40000 地形13 地形14 地形15 地形16 購入 40000 購入 40000 購入 40000 購入 80000 地形17 地形18 地形19 地形20 購入 80000 購入 80000 購入 80000 購入 80000 地形21 地形22 地形23 地形24 購入 70000 購入 70000 購入 70000 購入 300000 地形25 地形26 ※購入 350000 購入 400000