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「うーん……」 イナバ製作所仮眠室にて行われる、情報交換。 真・最終防衛システムのありえない登場のしかたに衝撃をうけた一同であったが、 その真・最終防衛システムの口から語られた情報はさらなる衝撃をもたらした。 妹紅達の情報も合わせると、以下のことが判明した。 戦艦ハルバードと鷹の爪団を強襲した敵はアーチャー・永琳を含めた4人組。首領はデコが目立つ女 敵の主力武器は極大レーザー。異様に広い攻撃範囲を持ち、常人なら体を溶かされて即死 理由は不明だが空気王のサーヴァント、アサシンも従っている 首領は異常な強さを誇る完全体なるものに変身、残りの3名は少なからず手傷を負っている 1時の段階で秋葉原周辺を移動中 「アーチャーだけでなく、アサシンまで……」 この情報を聞き、まず考え込んだのは幹也である。 アサシンは空気王のサーヴァントである。それがこの襲撃者達に従っている。 真っ先に考えられるのは、彼女達が空気王と協力関係にあるということだろう。 それも厄介だが、真に問題なのはアーチャーの方だ。 妹紅は有無を言わさず襲われ瀕死の重傷、真・最終防衛システムによれば黙々と命令に従っていたらしい。 仮に自分達を本当に裏切っていたとしても、そこまでの態度がとれるものだろうか? それともうひとつ、敵は4人組……しかし話を聞く限り、この中に輝夜はいないことになる。一体どこへ? 考えても考えても答えが出てこない。 「あやややや、永琳さんも心配ですが、そんな相手に勝てるんでしょうか?」 正直な感想を漏らし、文はちらりと破壊された壁に目をやる。視線の先には、 度重なる任務失敗と、話の腰を折られて怒りが頂点に達した真・最終防衛システムにボコられる謎の剣士が。 「……それにあの剣士もなんだったのでしょうか? 『マスターの命令どおりs』とだけ言って後はあの人に一方的にやられてますし」 「さあ……」 仮眠室の誰もその名を知らないが、剣士の名はセイバー・リリィ。 仮眠室に向かったまではよかったが、進入経路に真・最終防衛システムが開けた穴を選んだのが失敗だった。 殺気全開だったのも災いし、エクスカリバーを抜く間もなく返りうちにあい現在に至る。 「しかし仮に襲撃者が空気王と協力関係にある者だとすると厄介だな……アーチャーの行動の真意も……」 「どっちにしても、私はそいつらを許さない……!たとえこの身がどうなろうと、必ず焼き尽くしてやる……」 妹紅はぎりりと歯を噛みしめる。 その瞳には、これ以上誰かを死なせてなるものかという覚悟の炎が宿っていた。 「……あの、もしかしてその永琳さん、洗脳……されているのではないでしょうか?」 「洗脳!?」 ここでエリスの口からぽつりと信じられない言葉が飛び出た。 「洗脳って……あの永琳が?いくらなんでも……」 「ですがお話を聞く限りでは……『感情がない』『命令に黙々と従う』『躊躇いがない』でしたよね? 私も過去に洗脳の経験がありまして、それらの症状にはものすごい身に覚えが……」 「対象抹殺確認。……なるほど、それなら空気王との戦いの時と彼女の雰囲気がまるで違ったのも頷けます」 「待てシステム!あいつと戦ったの!?」 「すみません、状況が状況だった故話すのが遅くなりました。纏めるとこんな感じです」 空気王を東京都にて発見、そのまま戦闘に。時刻は19時頃 同刻、同じく空気王を狙うアーチャー達と鬼のような男と共闘 隙をつかれ逃げ出されるが、空気王には大きなダメージを与えた 空気王の使用する技には短距離の瞬間移動を可能とするものと強力な拘束術が存在する 何故か空気王は全裸だった セイバー・リリィを塵にし終えた真・最終防衛システムはこのような新たな情報提供をした。 この情報を聞き、仮眠室の者達の反応は…… 「……その後にアーチャー達は空気王に捕まり洗脳され、重傷で動きが取れない空気王が 仲間にアサシンを貸し与え、自分の代わりに殺人を行わせているということなのか?」 「……それ以前に、何故その男は全裸だったんだ?」 「あやややや……やはり女性を惑わすためか、あるいはその道の男性を誘うためでは?」 「でも下の方はかなり貧相でしたよ?夫に比べたら……」 「……空気王、本気で炭にしてやるわ……」 ほぼ全裸に食いついた。そんな時、仮眠室の扉が開かれた。 現れたのは…… 「おや、先客がいたんですねぇ。初めまして、私は警視庁特命係の……」 「「「「「また全裸!?」」」」」 隠すものを隠さない、しかし礼儀正しい刑事だった。 【三日目・2時40分/新惑星・大田区】 【射命丸文@東方Project】(マスター) 【状態】健康、首輪無し 【装備】手帳@現実 【道具】不明 【思考】 基本 真実を新聞にして客観的に皆に伝える 0:全裸が今の流行……!? 1:この聖杯戦争を生き延びる 2:元の世界に皆で帰る方法を探す 3:式には負けない(何についてかは自覚していない) 【黒桐幹也@空の境界】(クラス・サーチャー) 【状態】健康、首輪無し 【装備】エーテライト 【道具】謎の本、他は不明 【宝具】此の者想いし最愛の人(両儀式) 【思考】 0:味方でいいんだよね……? 1:橙子達に情報を伝えに行く 2:鮮花やその他の知り合いを捜す 3:文を手伝う 4:橙子達も手伝う 5:式に会えて嬉しい 6:サーヴァント達の生存・脱落状況について調べる ※襲撃者(真・空気組)と空気王は協力関係にあると思っています ※アーチャーを洗脳したのも空気王だと思っています 【両儀式@空の境界】 【状態】健康、首輪無し 【装備】不明 【道具】支給品一式、ナイフ 【思考】 0:……なんだこの男は 1:幹也を許(はな)さない 2:何があっても幹也を守る 【真・最終防衛システム@サガ2GOD】 【状態】究極合体中、鷹の爪団員、空気王を警戒、全身中損傷(自動回復でも時間がかかります、回復中) 【装備】砲台×6・自己修復システム・浮遊システム、オメガ、秘宝75個、サイバー・エンド・ドラゴン 【道具】無し 【思考】 0:3分以内に味方と判断できなかったらスターバスターの刑 1:仮眠室に留まり仮眠室内の者を防衛 2:惑星を破壊するもの及び、防衛対象に害なす者は殲滅。それ以外は様子見 3:いずれ襲ってくるであろう惑星破壊活動を行う敵全ての殲滅 4 空気王は見つけ次第再攻撃 【藤原妹紅@東方Project】 【状態】全身から激しい出血(止血済み)、全身に包帯が巻かれている、若干の自己嫌悪、ダメージ(中)、鷹の爪団員 【装備】 【道具】支給品一式、蜆×3、米の苗、将棋セット一式、ゾフィー直筆サイン色紙、黒竜号 【思考】基本:戦いを止めたい。『生きる』 0:こいつも空気王の仲間なんだな!?そうなんだな!? 1:02の仇である空気王は倒す。鷹の爪団の仇も倒す 2:KAITOを警戒 3:輝夜が若干心配? 4:輝夜とは幻想郷で殺し合う(ここでは殺し合わない) ※ギルガメッシュ、空気王一行を危険人物と判断しました 【エリス@ルーンファクトリー】 【状態】陽が傾き行動可能、魔力消費(小)、疲労(小)、合体中(黒ベース)、空気王、真竜ニアラを警戒、深い悲しみ 【装備】なし 【道具】支給品一式×2、ホウレン草×2 【思考】 0:夫>この人>(超えられない壁)>空気王……といったところでしょうか? 1:夫(ラグナ)と合流 2 最終防衛システムの戦いの手伝い 【総統@秘密結社鷹の爪】 【状態】健康、半覚醒、深い悲しみ 【装備】不明 【道具】支給品一式、不明支給品、女神の心臓 【思考】基本:織田信長、空気王を倒す 0:女神の心臓で誰かを蘇生させる?or今後に備えて温存? 1:吉田君らを探すと同時に新しいメンバーを補充する 【松岡修造@現実】 【状態】健康、熱血、半覚醒、鷹の爪団員、深い悲しみと怒り 【装備】なし 【道具】支給品一式 蜆×97 米の苗 不明支給品 【思考】 0:妹紅を助ける?or真・空気組を倒す? 1:もっと熱くなれよ! 2:空気王を熱く倒す! 【杉下右京@相棒】 【状態】ダメージ(中)、洗脳解除済み、全裸、ペルソナ「剛毅」カメヤマ解放 【装備】ニューナンブ 【道具】警察手帳、メガホン 【思考】 0 裸で何が悪いんでしょうねぇ? 1 信長を逮捕する 2 今は仮面ライダーたちに任せて退避する。 ※カメヤマの力で雷系の攻撃を吸収します 【セイバー・リリィ@TYPE-MOON】死亡確認
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砦防衛 砦は、資源を奪いに来たプレイヤーの侵入を阻み、里を守るという機能を持つ。 襲撃される時はユーザーがログインしていないときに襲撃されます。 砦を突破されるとチャクラや両 巻物も奪われてしまいます。 砦を強化して資源を奪われないようにしておこう。 砦地形の解説 砦の地形設定ではスタート地点から決戦場までの砦の内容を変更することができる。地形ごとに砦の設備や道のりが大幅に変化する。 砦画面の「砦地形」で新しい砦地形を購入することができる。砦地形は両を消費して購入可能。強力な地形を入手するには多くの両が必要になるので、たくさん集めておこう。(追想任務の攻略を進めることで購入できる地形が解放されていく) 更に本部レベル13になると「砦設備」の機能が解放され自由に配置が出来るようになるぞ!! 防衛砦の攻略 砦設備は、砦内に設置して他プレイヤーの侵入を阻む機能を持つ。 砦設備は数種類存在しており、各設備を組み合わせることで強力な砦をつくることができる。 オススメ砦設備 基本は全ての罠に良い所はあるのですがここではユーザーの設置率を基準に5つ設備をオススメします。 種類 画像 詳細 雷流針II 時限式の設備 ダメージが大きく虎ばさみなどと相性が良い 虎ばさみII 地雷式の罠 踏むと動けなくなり継続ダメージを与える 時間稼ぎなど汎用性が高い罠 起爆札II 地雷式の罠 コストの割にダメージが大きい罠 汎用性の高い罠です。 竜巻罠II 地雷式の罠 近づいた敵を遠くへ飛ばす罠 襲撃者を分断出来る罠 障壁II 地雷式の罠 近づいたら出現する 壊すまで通れなくなるので使う場所によっては時間稼ぎになる。 地形21〜26には大型口寄せが出現!! 地形 口寄せ 地形 口寄せ 21 ガマブン太 22 カツユ 23 マンダ 24 守鶴 25 牛鬼 26 九喇嘛 中でも九喇嘛の攻撃力はずば抜けており破壊力抜群だ!! 多くのプレイヤーの侵入を防ぐことができる。 ただし大型口寄せは一度倒されるとクールタイムがそれぞれ決まっておりクールタイム中は出現しない。 砦地形の種類 地形1 地形2 地形3 地形4 購入 4000 購入 4000 購入 4000 購入 4000 地形5 地形6 地形7 地形8 購入 4000 購入 8000 購入 8000 ※購入 8000 地形9 地形10 地形11 地形12 ※購入 8000 購入 8000 購入 40000 購入 40000 地形13 地形14 地形15 地形16 購入 40000 購入 40000 購入 40000 購入 80000 地形17 地形18 地形19 地形20 購入 80000 購入 80000 購入 80000 購入 80000 地形21 地形22 地形23 地形24 購入 70000 購入 70000 購入 70000 購入 300000 地形25 地形26 ※購入 350000 購入 400000
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セッションハンドアウト トレーラー フランスとドイツの国境近い街で錯綜するオーヴァード達の運命。 UGN・ファルスハーツの両陣営から追われる少女 死んだ筈の同僚の影 かつての栄光を取り戻すべく"生命の樹"を捜し求めるナチスの機械化兵軍団 そして、否応無しに巻き込まれる不運な旅人達 血と硝煙漂う裏切りの十字路(ダブルクロス)は彼らをどこに導くのか── ダブルクロス The 3rd Edition ファントムペイン ダブルクロス──それは裏切りを意味する言葉。 キャラクターHO PC1 推奨カヴァー:なし ロイス:アルマ(庇護/無関心) ※偶然、幼いオーヴァードを保護する あなたはジャームに襲われる幼いオーヴァードを助けた。 UGNに保護して貰おうと思ったが、彼女はUGNから逃げてきたのだという。 非常に厄介な拾い物をしてしまったが…さすがに捨てるわけにはいかないだろう PC2 推奨:エド ロイス:元同僚(親愛/不信感) ※生命の樹の確保及び元同僚の影を追う UGNから"生命の樹"と呼ばれるオーヴァードの確保を依頼されたあなたは 現地の駅で死んだ筈の同僚の姿を目撃する。 PC3 推奨カヴァー:なし ロイス:吾妻 静(あずま しずか)(興味/猜疑心) ※ナチス残党より先に生命の樹を見つける あなたはフランスとドイツの国境近い街でドイツのエージェントを名乗るオーヴァードの少女を助けた。 彼女は襲撃者(ナチスドイツの生き残りらしい)より先に"生命の樹"と呼ばれる何かを見つけなければいけないらしい。 あなたは彼女に雇われ、生命の樹とやらを探すことになった。 ※PC1,2,3となっているが、いわゆる主人公的な位置を表すものではない
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34話 飛べない鳥達のレクイエムがまた 「エリアE-5って…この辺じゃないか!」 放送を聞いた妖狼上杉憲顕と、人狐の女性井岡永遠は、 一時間後に自分達のいるこの廃校のあるエリアが禁止エリアになる事を知る。 午前9時までにこのエリアから出無ければ首輪が作動する。 一時間は長いようで短い。早々に行動は起こした方が良い。 「荷物を纏めろ永遠。まずこのエリアから出るぞ」 「う、うん」 憲顕と永遠は安全区域への移動のため荷物を纏め始めた。 そして教室から出て廊下を進み、下に下りる階段を下りる。 ここまでは特に何も無く順調だった。 だが――下の階、一階に下り、先に廊下に出た永遠を待ち受けていたものは、 ダァン!! 「……え?」 突然の銃声、そして腹部に感じた衝撃、熱、激痛。喉の奥から込み上げる熱い液体。 腹を触った左手にはべったりと赤い液体が付着し、自分が重傷を負った事を知らせる。 永遠はその場に崩れ落ちた。 「永遠!?」 驚いた憲顕がすぐさま永遠に駆け寄ろうとしたが、 ダァン!! 「!!」 再び放たれた銃弾がそれを阻んだ。 当たりはしなかったものの反射的に憲顕は身を翻し階段入口付近の陰に隠れる。 その際一瞬だけだが襲撃者の事を見た。 茶色と白の毛皮を持った雄の人狼。ライフル――自動小銃だろうか――を持っていた。 「はぁ、はぁ、はぁ、ああああ、あー」 涎を垂らしながら人狼――山崎孝一は自動小銃Gew41マウザー社試作型を携え、 床に倒れ血溜まりを作り虫の息になっている人狐の娘にふらふらと近付く。 「げほっ……や、やめて……」 ドクドクと血が溢れ白い毛皮に覆われた腹が真っ赤に染まった永遠は、 吐血しながらも自分に近付いて来る人狼の青年に懇願する。 だが、山崎孝一は全く聞く耳を持たない。いや、持つ事が出来なくなっていた。 両目は血走り、瞳孔が開き、涎を絶え間なく垂らし続けている孝一は明らかに正気を失っている。 「み、みんな殺してやる、クク、アハハハハ」 そして孝一はGew41の銃口を床に倒れる永遠に向けた。 「あぁ――!!」 永遠は死を覚悟した。 ダァン! そして銃声が響く。だがそれは孝一の持つGew41の物では無い、軽めの音。 陰から身を乗り出した憲顕が持っていた自動拳銃シグザウアーSP2340の引き金を引いたのだ。 銃口から放たれた.40S W弾は孝一の顎から脳天を突き抜け、その命をあっさり奪う。 断末魔を上げる間も無く茶色と白の人狼の青年はその場に倒れ、物言わぬ屍となった。 「と、永遠!」 危険が無くなり憲顕は永遠の元に駆け寄った。 だが、もう手遅れなのは火を見るより明らかである。 「……さ、寒い……寒いよ……上杉さん………私、死ぬの……?」 「……ッ」 そんな事無い、と気休めを言えるような状況では無かった。 「…死にたくない…死にたくないなぁ……でももう無理なんだよね………。 ……もっと、生きたかったなぁ…………」 どんどん声が小さくなっていく。目の前で命が失われて行くのを、 憲顕は黙って見ている事しか出来ない。自分の無力さを痛感していた。 「上杉さ、ん……」 「な、何だ、何が言いたい?」 最期の力を振り絞り、永遠は憲顕に告げた。 それは本当に、口に耳を近づけなければ聞こえないぐらいの小さなか細い声だったが、 しっかりと憲顕に伝わり、彼を大いに驚かせる。 「……! お前……」 「……お願い……します………」 そして、ゆっくりと目を閉じた永遠は、脱力し、二度と目を覚ます事は無かった。 「……」 元を辿れば見ず知らずの赤の他人だが、 この殺し合いにおいて始めて出会い、しばらく行動を共にした。 全く悲しまない訳では無い。憲顕は目を瞑り肩を落とした。 そして、何かを決めたように顔を上げる。 一時間後にこの学校のあるエリアは禁止エリアになる。余りモタつく訳にはいかない。 その前に、永遠の最期の願いを実行しなければならない。 「永遠、お前の死を無駄にはしない…」 憲顕は、冷たくなった永遠の首に、自分の鋭い牙を掛けた――。 数十分後。 口元を血塗れにした憲顕が昇降口から廃校校庭へ出る。 デイパックの中には永遠と襲撃者の武装、及び、二人の首輪が入っている。 「早く安全な地域に出ないと……」 憲顕は学校のあるエリアから出るため走り出した。 【山崎孝一@オリキャラ・男 死亡】 【井岡永遠@オリキャラ・女 死亡】 【残り21人】 【一日目/午前/E-5廃小中学校校庭】 【上杉憲顕@オリキャラ・男】 [状態]口元が血塗れ [装備]シグザウアーSP2340(11/12) [道具]基本支給品一式、シグザウアーSP2340のマガジン(3)、 ウィンチェスターM1897(5/5)、12ゲージショットシェル(15)、 Gew41マウザー社試作型(8/10) 、Gew41マウザー社試作型のマガジン(5)、 井岡永遠の首輪、山崎孝一の首輪、ノートパソコン(バッテリー残り98%) [思考] 1:殺し合いはしたくない。首輪を解析したい。 2:学校のあるエリアから出る。その後は……。 [備考] ※特に無し。 解らない訊きたくないまだ真実は 時系列順 分子記号片割れのよう 解らない訊きたくないまだ真実は 投下順 分子記号片割れのよう 狐と狼のシンキングタイム 上杉憲顕 分子記号片割れのよう 狐と狼のシンキングタイム 井岡永遠 死亡 狂わば死鐘、狂わば笑え 山崎孝一 死亡
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■プレイ時間 2010年01月10日 日曜日 10 00~17 00 ■場所 秋葉原 ■ゲームシステム 幻奏戦記Ru/Li/Lu/Ra ノイシュタルト ■シナリオ名 サプリメント『幻奏戦記Ru/Li/Lu/Ra Ⅱ(ツヴァイ)』掲載シナリオ 第四回「秘められし掟~俺達は昇り始めたばかりだぜ、この英雄坂をよ……~」 ■GM YUYA ■PL&PC紹介 PL名 PC名 歌姫名 絶対奏甲名 kava 朝川光 リノン グラオグランツ TAKK 春風響司 メイリア マリーエングランツ・TBM バルダー 座間祥一 ニナ リーゼ・ミルヒヴァイス りばーす 久住明良 マリーメイア リーゼ・オフィツィーア ロン 椿大介 ロッテ フォイアロート・シュヴァルベbis. ■内容 ポザネオ島での女王蟲との決戦から一週間、アーカイアは戦後の再興に向けて動き出そうとしていた。 そしてその一環として、アーカイア各国から王族や歌姫達を集めての戦勝式典が執り行われる事となった。 中でも勲功著しい女王蟲討伐の英雄達には、その手柄に相応しい褒賞が与えられる予定であり、アーカイアの未来はまさしく前途洋々に思われた。唯一つ『大召喚』での疲労からいまだ昏睡状態の黄金の歌姫の事を除けば・・・ しかしその中で後に英雄達の未来に大きな影を落とす一つの事件が起きる。 式典前日に最高評議会の議員グリュンデ・サドベリーが殺害され、その容疑者として英雄の明良とその歌姫であるマリーメイアが拘束されてしまったのである。 幸い式典の前という事もあり正式な取調べは式典後となったが、事件の担当者イゾルデ・アーハンを始めとして多くのアーカイア人が明良を容疑者として扱う為、仲間の英雄達はその強引な姿勢に不審なモノを感じずにはいられなかった。 そんな中、『シェラ』と名乗る謎の歌姫が英雄達に協力を申し出てきた。彼女の話によれば殺されたグリュンデは最高評議会の指示の許に三姫(白銀、赤銅、闇蒼)を含めた歌姫の身辺調査を行っており、特に白銀と闇蒼については何か重大な秘密を掴んでいた可能性が高く、それが殺された原因に違いないとの事だった。 さらに彼女の語るところによれば、グリュンデ殺害の犯人は不明だが、その人物は当初その疑惑が白銀の歌姫に掛かるように仕向けた、しかし白銀の歌姫の意向を受けた評議員がイゾルデを使い明良を容疑者に仕立て上げたという。 そして明良の容疑を晴らすには既に戦死している闇蒼の歌姫の居城『紫月城』に赴き、『刻紡ぎの歌姫』に会い真実を明らかにする必要があると英雄達に助言をする。 英雄達はシェラの話に納得はしたものの彼女自身を不審に思い、その正体を詰問する。それに応じて自身が黄金の歌姫に仕えるエージェントであり、アーカイアの行く末を見定める為にグリュンデの掴んだ真実を知りたいと言うシェラ。そしてできれば今後も黄金の歌姫とアーカイアの為に英雄達に仲間になって欲しいと要請してくる。 すぐには答えられないと返答は保留し、まずは身の潔白を証明すべく式典後の隙を突き明良を救出し、その足で『紫月城』へと向う英雄達。 無事『刻紡ぎの歌姫』と会見し彼女から「真実は城の最下層にある」と語られる。 その言葉に導かれ『紫月城』最下層に辿り着いた英雄達を襲い来る謎の襲撃者、彼女達を退けた先で英雄達は水晶の中に封印された男性と少女を発見する。 かろうじて意識のある男性に質問すると、彼は自分が闇蒼の歌姫の英雄『ハカン』であると答えを返してきた。そして彼は英雄達の求めに応じて真実を語る・・・ それによれば、闇蒼の歌姫は女王蟲討伐の際に戦死したという事に表向きはなっているが、実はそれ以前に白銀の歌姫の手で殺害され、またハカンも眼前の少女と共に白銀の歌姫に封印されたという。 何故闇蒼の歌姫が、白銀の歌姫に殺されねばならなかったのかといえば、白銀の歌姫の『計画』に協力する事を拒んだ為だ。 しかしまた闇蒼の歌姫も無辜の善人等ではなく、今回の戦乱に乗じて己の野心を遂げんと計画を立てており、それを白銀の歌姫に知られて脅迫されたのが殺された原因であった。 さらにハカンが語る所によれば、これまで英雄が戦ってきた寄生蟲は二百年前の英雄の成れの果てであり、このまま時が経てば全ての英雄はアーカイアに満ちる幻糸の影響で蟲化するという。 そしてこれらの『真実』を知ってしまった為に、グリュンデは闇蒼の歌姫の名誉を守ろうとした彼女のエージェント(英雄達を襲った謎の襲撃者)の手で暗殺された。 『真実』を知り愕然とする英雄達に、ハカンは最期の頼みをしてくる。 「間も無く自分の命は尽きるが、その時一緒に封じられている少女が目を覚ます。彼女は『無色の歌姫』といい、闇蒼の歌姫の手で生み出された次代の黄金の歌姫候補である。その彼女の身柄をお前たちに託したい」そう言い残して闇蒼の英雄ハカンは死んだ。 彼の遺言に従い『無色の歌姫』を保護し、今後について英雄達が相談しているその時、アーカイアの歴史を大きく動かす出来事が起こった。 白銀の歌姫の手で、英雄と寄生蟲の真実がアーカイア中に暴露されたのである。 この時より英雄達は歩む道を違える事となる、その果てにどのような結末が待つのかは神にすら分からぬ事であった・・・・・・ ■GM一言 参加してくれた皆さんお疲れ様です、ありがとうございました。これにて『幻奏戦記Ru/Li/Lu/Ra ノイシュタルト』第一部完となります。 ルリルラのセッションの今後についてですが、ここから先は各キャラに身の振り方を決めてもらってからシナリオ作成となります。BBS-event-掲示板にスレを用意するのでそちらに希望を書き込んでいただけると助かります。 詳しい事についてはスレの方に記載しておきます。 それでは皆様今年もよろしくお願いします。
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こんな夢を見た。 夏目漱石の小説みたいな台詞を枕に、黒髪の娘は、まじめな顔で語りだした。 その声が向けられた先には、カフェのテーブルを挟んで座る少年が、ひとり。 「決して夜が明けない世界。わたしは闇の中を独り、走り続けているわ」 「ただ走ってるだけ?」 ふるふる。彼女――柏葉巴は、青ざめた顔を、力なく横に振った。 少年、桜田ジュンの表情も、それを受けて曇る。 けれど、彼から訊ねようとはせず、巴が続けるのを辛抱づよく待っていた。 「わたしは巫女服を着て、二振りの刀を携えているのよ。いわゆる二刀流ね」 「……なんか、物騒な夢だな」 刀を持って走り回るだなんて、通り魔とか辻斬りみたいじゃないか。 そんなジュンの軽口に、巴は愛想笑うどころか、困惑が綯い交ぜになった顔をした。 仕切りなおしとばかりに、メロンソーダをストローで吸い上げるも、表情は変わらず。 「だけど、必要なの。襲撃者を、撃退するためにはね」 「襲撃者……って、暗い夜道に、痴漢とかストーカーが潜んでるのか」 「ええ。それらより、もっと質が悪い相手が、ね」 バカらしくて、話すのは気が引けるんだけど―― 巴は、そう口ごもりつつも、縋るような眼差しをジュンに注いでいた。 「その相手って言うのはね…………ゾンビなの」 「なんだよ、それ。ゲームのやりすぎで、そんな夢を見るんじゃないか?」 事実、ジュンは数日前に、巴と似た内容のゲームしたことを憶えていた。 彼女もかなり熱中していたし、愉しかった記憶が、夢に甦っているのではないか? そういうことは、ままある。 真意を探るべく、ジュンは巴の目を、まっすぐに見つめるけれど―― 彼女の瞳は、泳いだり、焦点が定まらなくなったりせずに、彼を見つめ返してくる。 およそ、嘘を吐いたり、からかっている風ではなかった。 「ゾンビは群をなして襲ってくるわ。それこそ、休む間もないほどにね。 わたしは、バッサバッサと斬って、斬りまくって……」 「……で、目を醒ますと、クッタクタに疲れてるワケか」 「そうなの。ここ最近、ずっと同じ夢ばかりで、眠った気がしなくて。 だから、こうして桜田くんに相談してるんだけど」 言って、巴は口元を手で覆うと、大欠伸をした。 ファンデーションで隠しているが、眼の下には、うっすらと隈が透けて見える。 「何日ぐらい、そんな状態が続いてるんだよ」 「えぇと……もう3日くらい連続で」 「なるほど。それは妄想の為せる技だな。間違いない」 「やっぱり、専門のカウンセリングとか、受けてみるべきなのかな」 不眠症は、れっきとした病気だ。 しかし、今回のケースは、少し違うのではないか。ジュンは、そう答えた。 「柏葉ってさ、けっこう、ストレスを溜め込んじゃうタイプだろ、性格的に。 そういう鬱憤を、夢の中で晴らしてたりするんじゃないか?」 「そう、なのかしら」 「専門家じゃないから、断言は、できないけどね。 ただ、それだけ繰り返し見るってコトはさ、 柏葉自身にも、少なからず欲求があるんじゃないのかって、思ったんだよ」 「わたしが……その夢を見たがってる、と?」 釈然としない様子の巴に、ジュンが問いかける。 「じゃあ訊くけど、夢の中でゾンビを斬りまくるのは、どうだった?」 「どうって?」 「ナニを感じたかって意味だよ。爽快感とかさ」 「それは――」 胸に手を当てて、考え込むこと、暫し。 巴は、ジュンの前でしか見せない照れ笑いを、満面に貼りつかせた。 「気持ちよかった……と思う。てへっ」 「てへっ、じゃないだろ」 と応じながらも、ジュンは自らの見立てが、それほど的外れではなさそうだと感じた。 普段はおとなしい巴も……いや、おとなしいからこそ、不満を溜め込んでしまい、 暴力的な衝動を、破裂しそうなほど蓄積させてしまっているのだろう。 フラストレーションを発散する術には、人それぞれのやり方がある。 剣道に長けた彼女は、見に染みついた経験から、ゾンビ相手に●●無双な世界を夢想した―― そんなところだろうか。夢とは願望の充足だから。 「柏葉は欲求不満なんだと思う。早速、僕の家に行って、治療にはいろうか。 リアルにブチ切れて暴れだす前に、ちゃんとガス抜きしなきゃ」 「え? 治療って、どんな?」 「まず、服を脱ぎます」 「…………びっくりするほどユートピア?」 「よく分かったな」 「ごめんなさい、わたし急用を思い出した」 「わー! 待て待て! 冗談だよ、冗談」 腰を浮かせかけた巴を宥めて、ジュンは表情を引き締めた。 「とりあえず、また僕の家でゲームでもしながら遊ぼうってことだよ」 「そんな簡単な方法で、不眠が治るのかしら?」 「さあ? 専門家じゃないから、そこは、なんとも――」 「……まあ。モノは試し、よね」 巴は、そそくさと席を立つ。「行きましょ、桜田くん」 「ああ、そうだな」と、ジュンも伝票を手に、カフェのレジへと向かった。 ~ ~ ~ その後。 「散れっ! あ、このド腐れがっ! ブッタ斬るわよ!」 「落ち着け、柏葉。チカラ入りすぎ! 人変わりすぎだって! コントローラーがギシギシいってるぞ」 睡眠不足もあってか鼻息を荒くしながらゲームに興する巴に、ジュンはガクブル状態だった。 ちなみに、そのゲームの名は、『お姉チャンバラ』である。 ~ ~ ~ さらに、その翌日。 2人の、電話での会話。 「どうだった、柏葉。眠れたのか?」 受話器の向こうで、巴が、欠伸をかみ殺した気配。それが答えだった。 「ダメだったのか」 『でも、効果はあるような……そんな気がするの。だから――』 「うん?」 『今日も、治療につきあってもらっても……いい?』 「……うん。待ってる」 その後、夏休みの間中ずっと、2人は治療と称して一緒に遊んだそうな。 〆
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更新日 2015-01-14 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ◆年またぎピコまつり!年末年始イベント開催中!◆ 今年もピコットキングダムを遊んでくれて、どうもありがとう!遊んでいただいている皆様への感謝の気持ちを込めて、各種イベントを開催いたします! 【イベント1】レアガチャ「闇の勢力登場!」 期間 2014年12月25日(木)メンテナンス終了後~2015年1月5日(月)10:59 クエスト紹介 レアガチャに王(キングココロイド)と対になる力を持った「闇の勢力」が登場!彼らは"闇の代償"を背負うことで、とてつもなく強力なスキルを発動させるぞ!▼闇の勢力登場!の詳細はこちら▼ imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 【イベント2】年忘れミリオンクエスト! 期間 2014年12月25日(木)メンテナンス終了後 ~ 12月29日(月)23 59 クエスト紹介 金銀銅のココマテリアルが出現しまくるイベントクエストがこの年末に帰ってきた!強化素材が落ちまくるスペシャルなイベントクエストに参加して、ここぞとばかりに強化しまくろう! imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 【イベント3】お年玉クリスタル配布! 期間 2015年1月1日(木)4 00 ~ 2月1日(日)3:59 クエスト紹介 1月のログインボーナスはお年玉として「クリスタル」を毎日配布!最大31個!ガチャを引くもよし、倉庫拡張するもよし、コンティニューに使うもよし。「一年の計は元旦にあり」の言葉通り、計画的に使いましょう! imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ▼クリスタルの受け取り方法▼ログイン後、画面右上にある「プレゼントボックス」をチェックして、「受け取り実行」を行ってください。※2月1日(日)3 59は、1月31日(土)プレゼント分の配布期限です。※「プレゼントボックス」に追加されたアイテムの受け取り期限は、追加から30日です。 【イベント4】「曜日限定」イベントクエストフルオープン! 期間 2014年12月25日(木)メンテナンス後~2015年1月13日(火)メンテナンス クエスト紹介 転生素材などがドロップする曜日限定クエストを、期間中フルオープンで開催!転生素材を集めていつでも転生できるように準備したり、限定ココロイドや、超レアドロップの武器盾をゲットしよう! imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 【イベント5】「パワーマテリアル」イベントクエストフルオープン! 期間 2014年12月25日(木)メンテナンス終了後~2015年1月13日(火)メンテナンス迄 クエスト紹介 ココロイド・武器・盾を一気に強化できる「パワーマテリアル」シリーズがドロップする時間限定イベントクエストを、期間中フルオープンで開催!「パワーマテリアル」を集めて一気にアイテムを強化しよう!▼パワマテをゲットせよ!の詳細はこちら▼ imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 【イベント6】合成の大成功・超成功確率2倍! 期間 2014年12月25日(木)メンテナンス終了後 ~ 2015年1月4(日)23 59 クエスト紹介 期間中、各種強化合成時に発生する大成功・超成功の確率2倍!時間限定イベントクエストを、期間中フルオープンで開催!この機会に一気にグレードMAXを目指そう! imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 【イベント7】経験値3倍キャンペーン! 期間 2014年12月25日(木)メンテナンス終了後 ~ 2015年1月4(日)23 59 クエスト紹介 期間中は時間帯を問わず、ノーマルクエストの獲得経験値が3倍に!ガッツリ稼ぎ、しっかり成長させ、一気に高ランクを目指そう! imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 【イベント8】スペシャルガチャ「お正月ピコキンまつり!」 期間 2014年12月25日(木)メンテナンス終了後~2015年1月4(日)23 59 クエスト紹介 スペシャルガチャに“初の転生前★6”を含むキングココロイド3体が新登場!様々な戦況に“特化”した強力なリーダースキルを持っているぞ!さらに、今までの「ピコキンまつり!」で登場したキングタイプのココロイドが勢揃い! imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。▼*お正月*ピコキンまつり!の詳細はこちら▼ 【イベント9】超キングココマテ現る 期間 2014年12月30日(火)0 00~2015年1月4(日)23 59 クエスト紹介 王の中の王、超キングココマテ!彼に認められれば、その絶大なる力を貸してくれるらしいが、一筋縄ではいかないぞ! imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 【イベント10】新春ラッシュクエスト! 期間 2014年12月30日(火)0 00~2015年1月13日(火)メンテナンスまで 難易度 中級・激級・滅級 初回クリア報酬 中級➡クリスタル 1個激級➡クリスタル 1個滅級➡クリスタル 1個 クエスト紹介 これまでのクエストとは一味違う「新春ラッシュクエスト!」が登場!連戦、連戦、超連戦!今までのバトル数を飛び越える敵のラッシュがココロイド達を襲う!今回のラッシュクエストは、新春記念としてレアドロップで「寿」シリーズの武器が手に入るぞ!さぁ!立ちはだかる敵を打ち破り、「寿」シリーズをゲットしよう! imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ◆クリスマスイベント面倒くさがり屋のサンタクイーン◆ 12月17日(水)メンテナンス終了後 ~ 12月25日(木)メンテナンスまで ※メンテナンス時間は、別途「お知らせ」にてご案内します。 代々サンタ一族に仕えている雪紳士スノーは、クリスマスシーズンなのに まったくやる気を出さないサンタクイーンに呆れながらも気が気でない。 「どうかワガハイの代わりにサンタクイーンに喝を入れてきてくれんかねキミ達!」 彼女のやる気を引き出すことができれば、特別なプレゼントを貰えるかも!? ここはひとつプレゼント…、もとい雪紳士スノーのために、サンタクイーンに会いに行こう! サンタクイーンの城 難易度 初級・中級・上級 初回クリア報酬 初級➡ココマテリアル金1個中級➡ココマテリアル金1個上級➡ココマテリアル金1個 クエスト紹介 クリスマスシーズンだというのにまったくやる気を出さないサンタクイーン。代々サンタ一族に仕えている雪紳士スノーも気が気でない。「ワガハイの代わりにサンタクイーンに喝を入れてきてくれんかねキミ達! imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ◆祝1周年記念!コラボクエストDokuro×ピコットキングダム◆ 12月5日(金)11 00 ~ 12月12日(金)メンテナンスまで ※メンテナンス時間は、別途「お知らせ」にてご案内します。 ガンホーの話題作で、スマートフォンアプリに登場したギミックアクション『Dokuro』の配信開始1周年を記念して ピコットキングダムとのコラボクエストを皆様にお届け! 『Dokuro』でお馴染みの「イケメン」「レディーダーク」、そして魔王「ダークロード」が 「魔王城」にてココロイド達を待ち受けます! 迫り来る別の世界の魔王軍を打ち払い、アナタは魔王「ダークロード」を倒すことができるか!? ぜひ、この機会に王子「イケメン」との共闘をお楽しみください! 『Dokuro』とは?2012年7月5日にPlayStation®Vita用ソフトとして発売され、その後、2013年12月5日からスマートフォン版アプリ(iOS版、android版)としても好評配信中の「骨太ギミックアクション」ゲームです。チョークタッチで描かれた絵本のような世界を舞台に、多彩なギミックを解き明かし、魔王城から姫を助け出すため、能力が異なる「ドクロ」と「イケメン」を使い分け、幾多の謎や危険に挑みます。 魔王城・入口(初級) 難易度 初級 初回クリア報酬 イケメン1個 クエスト紹介 スマホアプリ『Dokuro』の世界から、新たな魔王様がピコット王国にやってきた!?さっそくDokuroの魔王城の様子を見にいってみよう!どうやら先客がいるようだけど・・・? 魔王城・中層(中級) 難易度 中級※クエスト参加条件としてコラボココロイド「イケメン」をリーダーにする必要がある 初回クリア報酬 ココマテリアル・金1個 クエスト紹介 王子イケメンと力を合わせて魔王を倒すことになった一行。巧妙な罠をかいくぐった先に待っていたのは、うら若き乙女「レディーダーク」だった! 魔王城・王の間(上級) 難易度 上級※クエスト参加条件としてコラボココロイド「イケメン」をリーダーにする必要がある 初回クリア報酬 ココマテリアル・金1個 クエスト紹介 王子イケメンと力を合わせて強敵レディーダークを倒した一行は魔王城・王の間に辿り着き、ついに魔王「ダークロード」と対峙する!ダークロードは一筋縄では倒せないので、十分強化をして挑むのだ! ◆トランスフォーマーコラボイベント!!第二弾!!◆ {11月28日(金)メンテナンス終了後 ~ 12月14日(日)23 59まで ※メンテナンス時間は、別途「お知らせ」にてご案内します。 映画『トランスフォーマー/ロストエイジ』のブルーレイ+DVDセット発売で盛り上がるこの冬、 ピコットキングダムの世界に「トランスフォーマー」が再参戦! 豊富なエネルギー資源を目当てに、魔王軍と結託してピコット王国に攻めてきた「スタースクリーム」。 だがそこに謎の襲撃者が乱入し、自体は思わぬ展開に!? 新たな敵を撃退し、再び王国の平和を守るのだ! 各クエストでは、彼らディセプティコンのココロイドや、 これまで見たことがない強化素材 が手に入ることがあるぞ! この期間中、このクエストでしか獲得できないココロイド達や強化素材なので、是非ゲットしておこう! 同時開催中!! 謎の襲撃者! 期間 11月28日(金)メンテナンス終了後~12月14日(日)23 59まで 難易度 初級・中級・上級 初回クリア報酬 初級➡スティンガー(LA)1個中級➡スティンガー(LA)1個上級➡スティンガー(LA)1個 クエスト紹介 豊富なエネルギー資源を目当てに魔王軍と結託してピコット王国に攻めてきたスタースクリーム。だが、謎の襲撃者の乱入で、事態は思わぬ展開に!? 波状攻撃を打破れ! 期間 11月28日(金)メンテナンス終了後~12月14日(日)23 59まで 難易度 初級・中級・上級 初回クリア報酬 初級➡エネルゴンキューブ小1個中級➡エネルゴンキューブ小1個上級➡エネルゴンキューブ小1個 クエスト紹介 謎の襲撃者を撃退した一行。しかし、得体の知れない襲撃者が気になるスタースクリームから驚愕の提案が! 暴君襲来! 期間 11月28日(金)メンテナンス終了後~12月14日(日)23 59まで 難易度 上級・激級 初回クリア報酬 上級➡エネルゴンキューブ中1個激級➡エネルゴンキューブ中1個 クエスト紹介 どうにか敵のアジトを発見した一行。しかし、スタースクリームたちのふがいなさに業を煮やしたディセプティコンのリーダー“メガトロン(DSM)”がついに襲来!! 最凶のバウンティハンター! 期間 11月28日(金)メンテナンス終了後~12月14日(日)23 59まで 難易度 上級・激級 初回クリア報酬 上級➡エネルゴンキューブ大1個激級➡エネルゴンキューブ大1個 クエスト紹介 敵のアジトで待ち構えていたのは狙った獲物は逃がさない、バウンティハンター“ロックダウン(LA)”!今回の襲撃は、エネルギー資源の奪取を依頼された彼の仕業だった!果たして、最凶の敵に打ち勝つことができるのか!? ◆奮い立て!王国騎士団◆ {11/21(金)メンテナンス終了後~ ※メンテナンス時間は、別途「お知らせ」にてご案内します。 期間中は、ノーマルクエストの最初の「ピコット王国城下」エリアから「荒廃街ヒュース」エリアまでの獲得経験値が3倍になり、 さらに1日につき「キングココマテ」1個をプレゼント!! これからピコットキングダムを始める人も、すでに遊んでいる人も、 この機会を使って一気にランクアップを狙い、お気に入りのココロイドを育てよう! 隊長である!日々精進しておるか?諸君らも知ってのとおり、日々魔王軍との戦いは激化の一途をたどっており、新兵諸君には一日も早く立派な王国騎士団の一員になってほしいのだ!そこで微力ながらこの隊長、諸君らの手助けをしてやるぞ! 期間限定ログインボーナス! 期間 11月22日(土)4:00~11月29日(土)3:59 キングココマテの受け取り方法 ログイン後、画面右上にある「プレゼントボックス」をチェックして、「受け取り実行」を行ってください。※11月29日(土)3:59は、11月28日(金)プレゼント分の配布期限となります。※「プレゼントボックス」に追加されたアイテムの受け取り期限は、追加から30日間です。 ◆頑強な錬治師~隊長の砦 第3弾◆ 11/21(金)メンテナンス後 ~ 11/28(金)メンテナンスまで ※メンテナンス時間は、別途「お知らせ」にてご案内します。 「日々魔王軍との戦いは熾烈を極めている・・・、もっともっと強く硬くなければ!」 という隊長の話を聞いて、意気揚々に砦にやってきたジョン。 普段は武器防具を鍛えるハンマーを、今日はココロイド達を強くするために振り上げる! 勝てば修練の証として、鍛冶師も認める強力な武器を手に入れることができるかも? 「攻撃は最大の防御を体言するような高い攻撃性能を持ちつつ、スキルゲージ3で広範囲にダメージを与える攻撃スキルが使用できる頑強なハンマーだわん! 頑強な錬治師 期間 11月21日(金)メンテナンス終了後~ 難易度 中級 初回クリア報酬 シールドマテリアル・金1個 隊長の話を聞いて、意気揚々に砦にやってきたジョン。普段は武器防具を鍛えるハンマーを、今日はココロイド達を強くするために振り上げる!勝てば修練の証として、錬治師も認める強力な武器を手に入れることができるかも。 覇王の城 第3弾 冥界王の間 11月14日(金)メンテナンス終了後 ~ ※メンテナンス時間は、別途「お知らせ」にてご案内します。 覇王の城に新たな「間」が出現!? 冥界を統べる王「冥界王ハデス」あきらかに魔族だが、どうやら敵では無いようだ…。 頑張って一本取れれば、強力なサポートスキルを手に入れることができるかも…? 冥界王の間 難易度 滅級 初回クリア報酬 クリスタル1個 冥界を統べる冥界王ハデスが覇王の城に登場!「魂の力を貸し与える…」!「それこそがサポートスキルの真理」よくわからないが、勝てば何かの力を得られるかもしれない!ただし、冥界王はとんでもなく強いぞ! 10月31日(金)0 00 ~ 隊長に無理やり頼まれてしぶしぶ隊長の砦にやってきた役場のソノタ。 「隊長さんにも困ったものです…」 でも、その手には歴戦の武器が…。 勝てば独自のルートから、とびきり強力な強化素材を入手できるかも 難易度 中級 初回クリア報酬 ココマテリアル金1個 残影の狙撃手 10月17日(金)メンテナンス終了後 ~ メンテナンス期間は、別途トップページにてご案内します。 最強の王と名高い真王ギルガメッシュが覇王の城に登場!? 「なに、魔王と戦う力が欲しいだと?なら俺と戦って一本取ってみろ!」 なぜか真王と戦うはめに!? 半端な覚悟では勝ち目はないぞ! 覇王の城に新たな「間」が出現!? 最強の王と名高い「真王ギルガメッシュ」と会うや否や、いきなり手合せすることに!? 頑張って一本取れれば、王の武具を手にすることができるかもしれないが…。 難易度 極級 初回クリア報酬 クリスタル1個 ドロップアイテム ◆イベントクエストに挑戦するには? クエスト>イベントのボタンを押すことで、現在開催中のイベントクエストを表示することができます。 ◆イベントクエストの難易度による違いは? イベントクエストの難易度が高いものほど、ココロイドなどのアイテムの獲得確率が高くなります。 期間限定!お宝クエスト!<2014/8/25~8/31> 期間 8月25日~8月31日 23 59 難易度 初級 クリア条件 殲滅
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第205話:破滅への序章 一 テリーがレックスのあとを追いかけようとするのを、クラウドが止めた。 「何するんだよ!」 「死にたいのか!今、ばらばらになったら、ここにいるみんな、どうなるかわからないぞ!」 「じゃあ…ほっとくのかよ!レックスを…!」 「今はこうするしかない!」 「……」 テリーは黙った。そして、クラウドの背中に手をあてて、しがみついた。 「…お姉ちゃん、ほんとにもう…?」 その答えはわかりきっている。 いったいどこに、路上で、息もせず居眠りをする女がいよう? クラウドの肩が震えるのをみながら、テリーは、悲しげに視線を落として、闇にむかって叫んだ。 「レックスーーー!戻って来るんだ…はやく、戻って…!」 ややあって、静かに、しかし力強く、クラウドは武器を構えた。 いる…間違いなく、強力な何者かが、この近くに潜んでいるのだ。 レックスは今、姿の見えない敵を探しているのだろう。 あちこちから、何かを壊すような音が聞こえる。 助けに行きたいが、この場を離れることはできない。 「おい」 サイファーがふいに、クラウドに話しかけた。 「…あまり喋らない方がいい」 「ふん、問題ねえ。それよりも、あの、ちびっこいトンベリの野郎が、さっきからずっと同じところをみてるぜ」 「…?」 「モンスターってのは、俺たち人間より、こういうことは得意だろうな」 「なるほど…」 「それとな…これはあんたじゃなくて、おまえだ」 サイファーが、呆然と佇立しているパウロに向かっていった。 パウロはうつろな目で、サイファーを見た。 「なに、ぼーっとしてんだよ」 サイファーはそういうと、せき込んで、よろよろと剣を持った。 二 セフィロスは、前方の一匹のモンスターを忌々しげに覗き見た。 どうも、気づかれているらしい。やはりモンスターというのは、人間に比べ格段に察しがよい。 あの少年はあさっての方向で暴れている。勝手に体力を消耗してくれればいい。 クジャは今、別の場にいた。 人数が多いのを知って、少しずつ減らしていこうと提案すると、クジャは了解して、その方が有利だからと別行動になったのだ。 よって、ここにいるのは一人彼のみである。 まともに戦えるのは、せいぜい三人か四人。それだけならば、一人でもなんとかなろうか。 しかし、セフィロスが今突入しないのはわけがある。 今、クラウドの顔には表情がない。 それは、激しい怒りの裏返しでもある。 下手につっこめば、使ってくるかもしれない…かつて、自分にトドメをさしたあの技を。 そのうえ、クラウドのもつ武器は、持ち主の生命力に呼応するあの究極の武器である。 さらに、クラウドはさほどの傷を負っていない。 もし、あの技をくらえば、とても無事ではいられないだろう。 そういった打算から、セフィロスは慎重に期を窺った。 そしてこのときに初めて、今この場にいないクジャのことを思った。 あのナルシストな男の、独りよがりな語りを道中ずっと聞いており、正直なところうんざりしていたのだが、 戦闘に関しては、恐らく自分と同等の力をもっている数少ない者であり、ある意味で信用のできる男である。 セフィロスは改めて、この状況をみた。 なるほど、クジャの動きを待つのもよい。だが、それは躊躇われた。 「上から…いくか」 セフィロスはみつからぬよう、闇に紛れ、台を伝い屋根の上へと飛んだ。 「なんだ?あいつは…」 城から、一人の男が飛び出ている。 ちょうどいい、あの男の叫び声をもって、再び混乱を生じさせるとしよう。 だが、それはセフィロス自身も予想できなかったことにより、遮られた。 三 大きな雷鳴を、クジャは聞いた。 「ふふふ…とりあえず、うまくいったみたいだね」 クジャは城下の混乱を愉快そうにみると、歩きながら、誰に向かってということもなく、語りだした。 「皮肉なものだねぇ…みているかい?ジタン。僕は今、この大地に生をうけてたっているよ…。 ふふ…これがいったい何を意味するのか、僕にもわからない。 ただ、今の僕にあるのは、破滅への欲求、それだけさ。 ジタン、このゲームに君がいるのは知っているんだよ…その仲間もね。 是非もう一度、君に会いたいよ…そして、この手で息の根を止めるんだ。 あはは、それはきっと、とても愉快だろうね…。 君の悲鳴を考えただけでぞくぞくするよ…ふふふ…それだけさ、生きる欲求なんて、いまさら僕にあるはずもないんだから。 目の前にいる敵を蹴散らしていくだけ…ごみを始末するようにね」 クジャの視界に、サイファーにベホマをかけるレックスの姿が見える。 「ああ、死に損ないが、汚い地面には這い蹲って、それでもまだ生きようとしている! 生への執着の、なんと醜いことだろう!…ふふ、それは、僕には言えた義理ではないかもしれないね。 でも、だからこそわかる、彼らの絶望が…癒しの光も決して彼には届かないだろう。 届く前に、この僕がその明かりを遮ってしまうんだから! 無理矢理に立ち上がったところで、しょせんは風前の灯火、僕がふっと息を吹くだけで消え去ってしまう、脆い存在なのさ…」 クジャはふと、視線を落とした。そして、今までとは少し調子の違う声で、語り始めた。 「セフィロスは癪に障る男だけれど、きっと僕と同類なんだろうね。 いや、わかるさ…彼は僕と同じなんだ。行き場を失った、絶望そのもの。 …でも、戦闘の好みが僕とはだいぶ違うみたいだね。 少しずつ、じわじわと殺していく…それも気分のいい最高のアトラクションの一つであるのに違いはないさ。 でも、あの女を一瞬で切り捨ててしまうなんて…。なぜもっといたぶらないんだろう? あの男の、この光景、この醜さ、見ているだけで心が躍るようじゃないか。 僕は今、華やかな血の惨劇がみたいんだ…慌て惑い、恐怖に絶望の色で顔を染めた、 虫けらのようなやつらが、何の存在意義も見いだせず、ただただ滅び行く様を」 クジャは歩みをとめて、空を見た。レックスの声が聞こえる。 「くく…正義の戦士様はお怒りのようだ…それにしても、あの声の醜いことだよ。 …さあ、頃合いかな。これには、セフィロスも驚くだろうね。彼には悪いけれど、今の僕はこんなまどろっこしいことはしたくないんだ。 僕はすぐに、今すぐに聞きたいんだ、彼らの悲鳴を…きっと醜い声を出すんだろう。醜悪な姿を晒して」 「…そういえば、彼は、あのとんがり頭の彼のことを、彼は随分警視していたね。 ことによると、僕とジタンのような間柄なのかもしれない。 ふふ、だとしたら、彼が慎重になるのも仕方ないのかもね。 でも、このままじゃらちがあかないよ。…ふふ、近づいてきたよ、おばかなネズミが一匹、自分から舞い込んできたよ…。 第一幕、破滅への序章の始まりだ…!」 四 「くそおおおおおお!!」 レックスは叫んだ。力の限り、叫んだ。 そして、視界にはいるものすべてを壊し、標的を探す。 「どこだ!?どこにいる!隠れてないででてこい!」 ルビスの剣を振りかざして、叫ぶ。 テリーの警告も、耳に届かない。 レックスはひたすら突き進んだ。 そして、アリアハンのある一角で、見た。 光を。 光? レックスは何だろうと思った。 だが、その考えは次の瞬間、止まった。 リュカは聞いた。 大地の劈くような響きを。 その中に微かな、掻き消されそうな叫び声を。 リュカは見た。 ライフストリームのような、大きな光を。 その中にいる、息子を。 光は、やがて炎になって、また、新しい光が次々と生まれ、それが爆発した。 爆発の連鎖は、向こう側から断続的に起こり、家という家は音をたてて崩れ落ち、ついには自分の後ろでも、爆発を始めた。 城が激しい爆撃を受けるのを、リュカは惚けてみていた。 次の瞬間、我に返って叫んだ。息子の名を、炎に向かって。 【リュカ 所持品:竹槍 お鍋(蓋付き) ポケットティッシュ×4 デスペナルティ スナイパーCRの残骸 第一行動方針:レックスを探す 基本行動方針:家族、及び仲間になってくれそうな人を探し、守る】 【現在位置:アリアハン城外】 【レックス(フレアスター直撃) 所持品:ルビスの剣 オーガシールド 第一行動方針:襲撃者(セフィロス)を倒す 第二行動方針:家族を探す 最終行動方針:ゲームから脱出する】 【現在位置:アリアハン城の手前】 【サイファー(瀕死) 所持品:破邪の剣 G.F.ケルベロス(召喚不能) 第一行動方針:事態処理 第二行動方針:ロザリーの手助け 最終行動方針:ゲームからの脱出】 【クラウド 所持品:おしゃれなスーツ アルテマウェポン 黒マテリア(メテオ) 第一行動方針:襲撃者に備える 基本行動方針:仲間を見つけ、守る 最終行動方針:ゲームから生きて抜ける】 【パウロ 所持品:破壊の剣(使う気0) 第一行動方針:? 第二行動方針:ロランを探す】 【ロザリー 所持品:不明 第一行動方針:不明 第二行動方針:ピサロを探す 最終行動方針:ゲームからの脱出】 【テリー(DQM) 所持品:突撃ラッパ 行動方針:襲撃者に備える 【トンベリ(トンヌラ) 所持品:包丁(FF4) スナイパーアイ 第一行動方針:不明 第二行動方針:わたぼうを探す 最終行動方針:ゲームから脱出する】 【現在位置:アリアハン城下町、南の入り口】 【セフィロス 所持品:村正 第一行動方針:城下町に居る参加者を皆殺しに 最終行動方針:参加者を倒して最後にクジャと決闘】 【現在位置:アリアハン中央あたり】 【クジャ 所持品:ブラスターガン、毒針弾、神経弾、 第一行動方針:皆殺し 最終行動方針:最後まで生き残る】 【現在位置:アリアハン城近く】
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赤伊柄 薊(アカイエ アザミ) 他人が彼女の事を知らないように彼女も同じく自分を知らない。 気づけば悪魔退治と死体回収と暗部の仕事を、していた。 そんな彼女の一番、古い記憶はジプスの社員証を握りしめて倒れていた事。 その社員証の名前が自分の名前か、どうか不明だが自分の名前として使っている。 この情報が正しければ彼女は【赤伊柄 あやめ】の妹である。 奇妙なマスクを着けており絶対に、はずさない。 理由は本人の心の中。 仕事道具であるチェーンソーは外出するときに必ず持って行く。 性別 女 身長 17?cm 体重 ??kg 性格 虚無 一人称 儂 二人称 名前呼び・主(ぬし)・少年or少女 好きなもの 仕事 嫌いなもの 無し ステータス 物理タイプ、力・速が高い。 人間関係(隔離前) 覚えていない 仲魔 Lv.35 霊鳥 カマソッソ スキル:吸魔・暗殺拳・嵐の乱舞/貫通・みかわし・衝撃強化/飛翔 Lv.40 邪龍 ファフニール スキル:デスバウンド・八相発破・マハラギ/貫通・英霊の加護・迅速の寄せ/邪念の波動 DAY BEFORE ~ 2nd DAY 任務遂行 3rd DAY 任務から帰ってきた薊は命令でジプスが管理する病院に赴く。 病院は人骨だらけで生存者は0と判断するが仲魔のカマソッソが地下を探索、 後について行くと3つの部屋を確認する。 1つめは錆付いたミニカーとズタズタの両親の写真が印象的な子供部屋。 2つめは特注のグランドピアノが置いてある音楽部屋。 3つめを調べようとしたが中に居た襲撃者に殴られ気絶する。 目を覚ませばカマソッソも同様に気絶していた。 急いで同じ男性の写真が気味悪い程に貼られた紫の部屋を後に、するが逃げられてしまう。 4th DAY 任務の最中に隔離が始まった頃から探していた【菖蒲】を発見する。 彼女の後を追うが【ロイガー&ツァール】に遭遇、追跡を諦め戦う。 だが攻撃を当てる前に乱入してきた【ディミオス】と戦闘。 結果、彼の攻撃を、くらい戦闘不能に、なる。 寸でのところで仲魔のファフニールが助けに来る。 後、ジプスへ帰還。 4th dayログアウト 5th DAY 完治した薊だったがハバキノカミ及び、霊体がジプスを襲撃。 チェーンソーを携え、ジプス居住区の廊下で一人戦う。 現在エンカウント不可能 エンカウント 【DAY BEFORE ~ 2nd DAY】 無し 【3rd day】 名前 自己紹介 コメント 幸月台夢 未 「…逃した…か…」 【4th day】 名前 自己紹介 コメント ディミオスさん 未 「不覚…」
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「■■■・・・」 「どうしたランサー?」 南の方角へ進路をとっていた悠は、実体化したランサーを怪訝な顔で見た、しかしランサーは そんな声に見向きもせず、ただ前方を睨むと、全力で走り去っていった。 最初は訝しげに見ていた悠だったが、ああ、と納得し。 「他の参加者がいるのか。」 狂化の影響で索敵のルーンを始めとした幾つかのルーン魔術は使えなくなったが、他のサーヴァント を探知する力は健在であった。走り去ったランサーを見た悠はいつも通りの表情で 「しょうがないな。」 まるで手のかかる家族を相手にするような微笑ましい気持ちになりながらも見送って、 パスを辿るように自分も後を追った。 その顔はいつも通りの、笑顔だった。 最凶のサーヴァント、アシュナードとの戦闘を終えた花村たちは、休める場所を探して市街地に来ていた。 特に名無の負傷は大きく、リインフォースの魔術で傷は治ったが、失った血液までは戻せなかった。 また花村自身も、一人でアシュナードのマスター、ゼフィールを相手に(防戦一方だったとはいえ)一人で相手 していたため疲労が大きく、(アシュナード相手にそれだけですんで御の字なのだが)一度休息を取ろうと いう意見で、近くのレストランで食事を取った。 一応は怪我人だというのに、まるで意に介さないとばかりに次から次へと注文する名無に花村は呆れながら 見ていた。名無曰く 「せっかく金使い放題なのに、食べなきゃ損ジャン!」 と、小市民ぶりを発揮した。(アレックスとリインフォースも実体化し食事を取っていた。 僅かだが魔力が補給できるらしい) 腹ごしらえと休息をとった一同はレストランを後にし、装備を調えるため店を回った。 携帯食料、医薬品、予備の服にいざという時の連絡手段で名無の分の携帯電話。その他アレックスやリインフォース のアドバイスで、こういった時に役に立つ物を何点か購入し、そしてホームセンターで目的のものを購入した。 「なんだソレ?スパナ?」 「ああ、ペルソナだけじゃいざという時不安だからな。」 そういいながらクルクルとペン回しのように器用に扱ってみせた。 (ほんとはクナイとかの方がよかったんだけど、さすがにだいだらみたいな店はないか・・・) というかあの店は営業して大丈夫なんだろうか?刀剣類はともかく銃まで置いてあるのだが。 「マスター、準備が出来たぞ。」 「わかった!今行く!」 ワゴン車に乗ったアレックスの下へ集まる。かなりの量になった荷物をそのまま運ぶには移動の邪魔に なるので、アレックスに金を渡し車を買ってきてもらった。 アレックスには騎乗スキルは無いが、生前の経験を活かし、普通に運転する分には何の問題も無かった。 (さすがに乗ったことの無いものや動物は不可能らしいが) 「おい・・・」 「なんだ・・?」 運転するアレックスにリインフォースはおずおずと声をかけた。 「その、さっきは悪かったな・・。」 アシュナードの恐怖に呑まれ、あやうく死にかけた自分を身を挺して庇ったおかげで名無の救援が間に合ったのだ。 もしあの時庇ってもらえなければ、自分と名無の聖杯戦争は終わってしまっていただろう。 バツの悪そうなリインフォースを横目でちらりとだけみて、 「気にするな。あそこでお前がやられたら俺もどうなっていたかわからん。それに名無のおかげであいつとの 戦闘を終わらせることができた。むしろ俺の方こそ礼をいわねばならん。」 実際もしあのままリインフォースが死んでしまえば、ただでさえ強力なサーウァントであるアシュナードに加え 宝具らしき物を持っていた敵のマスターもいたのだ。そうなれば逃げることさえ難しくなる。 自分はまったく気にしてないという風なアレックスだったが、それでも自分では納得できないのか、何か言おうと 口を開けたとき 「なあ花村、このメイド服の子可愛くないか?胸もでかいし。」 「いやーそっちの子よりこのナース服の女性だろ。くびれといい、脚線美もいいし。顔だってかわいい」 マスター二人が後部座席でエロ本を読んで感想を言い合っていた。 アレックスは何も言わずに運転を続け、リインフォースは頬を引きつらせる。 そんな二人の様子に気づかず、さらに会話はヒートアップしていく。 「分かってねえよ花村!胸にはロマンが詰まっているんだよ!ただ大きければ良いと言うんじゃない。 形が悪ければ台無しになるけど形だけでもだめなんだ!その二つのバランスは芸術の領域なんだ!小宇宙なんだ!」 「胸にロマンが詰まっているのは認める、だけど名無、胸だけじゃ駄目なんだ!全体のバランスが 悪ければいくら胸が完璧でも台無しなんだ!もっと他の部分にも目を向けないともったいないぜ!」 「他の部分にも目を向けろって言うけど花村さっきからナース物しか見てないぜ!そういうなら 他のジャンルにも目を向けるべきだ!」 「いや誤解だ!確かにメイドも巫女さんも素晴らしいがあれはエロというより萌えの領域で——」 「 花村の馬鹿チン!萌えというのは見る側の魂の在りよう!言ってみればあらゆるものは萌え に繋がりひいてはエロに繋がるんだ!」 「—————名無もいろいろ間違ってると————」 「——萌え———エロ———もえ———」 「————エロ———もえ———エロエロ———」 「もえ———えろ?———燃え———もえもえ———」 延延と続くその会話を聞き、運転席の男が会話に割り込んだ。 「マスター、常に集中しろとまでは言わないがもう少し緊張感を持て。」 「へいへい、わかったよ。」 エロ本を名無に返し、背もたれに体重を預ける。外の風景を眺めながら、花村はふと声をかけた。 「そういや学校の場所わかんのか?」 「学校や教会の場所など重要施設の場所は、ムーンセルにより頭に入っている。」 なるほど、確かに考えてみれば監査役の場所と情報を得られる重要施設の情報はマスターに共有 されなければフェアでは無いだろう。そう納得し窓の外を眺めているとアレックスが先ほどとは違い 緊張した声で全員に声をかけた。 「敵のサーウァントだ、こちらにまっすぐ向かってきている。」 リインフォースも気づいたのかいつでも戦えるよう準備をし、マスター達に指示を仰いだ。 「どうする?車から降りて戦うか?それとも進路を変えにげるか?」 アレックスの傷も塞がっているし自分も無傷だ。マスター達の怪我と疲労も、休息を取ったことにより 全快とまではいかなくても戦闘には支障はない。戦おうと思えばいけるだろう。 後部座席を振り返ったリインフォースが見たものは 「いや〜!!またさっきみたいなやばいオッサンみたいのがくるのおおおお!!あ、でも剣持った 金髪美少女だったら愛でられる!それか黒髪ロングのお姉さん系でもよし!でもやっぱこわいいいい!」 一人怯えたり締まりの無い顔で妄想したりまた怖がったりを繰り返す自分のマスターだった。 さっきの感動を返してほしい。少しでもときめいた自分がバカみたいで・・・ (って違う!さっきのあれはノーカンだ!ちょっとかっこいいと思ったのも気のせいで・・って 違う!そんなこと考えてるときじゃない!) ぶんぶんと頭を振り同盟者の少年を見る。少し考える表情をしたがすぐに自身の相棒に向き 「迎え撃つぞアレックス!、だけど倒すことより俺たちが生き残ること優先だ。危なくなったら すぐに退く、全員の安全を一番に考えて動こう。」 敵を倒すより全員の安全を優先する考えにいたったのは、かつて特捜隊で培った経験からだった。 多くのシャドウが徘徊するダンジョンでは、ペース配分を間違えたり装備の補給を怠った事により ピンチに陥る。そのためよく考えて行動し、準備を怠ってはならないのだ。(もっともその辺は リーダーにほぼまかせっきりだったのだが) (こういうとき相棒の有難味がよくわかるな・・・あいつみたいに頭よければもっといいアイディア 出すんだろうけど、俺じゃこれが精一杯の最善の行動だ) 苦笑しつつ先ほど買ったスパナを握りしめる。 「了解した。どの道もう逃げ切れん。この速度、ランサーかライダーといったところか・・・」 車から降りた一同が目にしたのは、こちらにまっすぐ突っ込んでくるのは、青いタイツのような服に赤い 槍を構えた騎士だった。その表情は狂気に満ちており、尋常ならざる様子だった。 いつでもブリューナグの槍を放てるよう前方に手をかざすアレックスと臨戦態勢をとるリインフォース 花村、名無も槍王、ジライヤを発動させ身構える。 「■■■■■■■■!」 花村の方へ真っ直ぐ突っ込んでくるサーウァントに、アレックスが迎え撃った。他の三人とは違い、まるで 何か花村に訴えかけるかのように見るが、すぐにアレックスの方へ攻撃を繰り出した。 紅き魔槍で刺突を繰り出す襲撃者に対し、アレックスは徒手空拳で応戦する。 リインフォースも魔力弾を撃ちだすが、あるものは槍で打ち落とし、またあるものはその敏捷さでかわしていった。 「バーサーカーのサーウァント?でもこの対魔力、三騎士クラス・・・じゃああれはランサー? 無理やり狂化させられてるのか?」 冷静に相手の能力を分析しつつ心の中で舌打ちをする、自分の援護はあまりこの場面では役に立たないだろう。 相手の対魔力はおそらくCランク、それなら大規模な魔術を防ぐことは出来ないのでまったく役に立たないわけではないが、 そうすればアレックスをも巻き込んでしまう。 なら自分はマスター達の護衛に回る。それに自分がサポートできずとも、自分より立場的にも能力的にも 相応しい人間がここにはいるのだ。 「いっくぜえ!ジライヤ、“マハスカクジャ”!」 ジライヤの魔術によりアレックスの敏捷値がB+からA+へと底上げされた。これによりステータスの差は ほぼ無くなったといっていいだろう。そのスピードに防戦だったアレックスはマスターの援護により戦況 も盛り返す。相手のサーウァントは、目の前の男が急に速くなったことに驚いた表情をしたが、 すぐにまた目の前の男を殺そうと突撃を繰り返した。 二人のサーウァントの戦闘の影響を受けないギリギリの位置でリインフォースは防御結界を張る。 目の前のサーウァントのマスターに狙われないようにする配慮であったしアサシンを警戒しての行動だった。 話に聞いたアサシンの攻撃がどの程度のランクなのかは分からないが、完全に防ぐことは敵わずとも、即死 することは無い様にし、生き残って全力でマスター二人を連れて逃げるための保険だった。 「■■■■■■!!」 「っふ!」 赤い槍が心臓を貫かんと繰り出せば、ARM化した腕で軌道を逸らす。反撃とばかりに拳を繰り出すが、顔を 傾ける事で回避した。神代の槍兵が、魔槍を薙ぎ、振るい、突けば、近代の槍兵が鋼鉄の腕で弾き、逸らし、受け流す。 二人のサーウァントは一進一退の攻防を繰り広げていたが、徐々に戦局が傾いてくる。 「■■■■■■■■!?] 目の前のサーウァントはいくら魔槍で傷つけようが傷が再生し、何事も無かったかのように反撃してくるのだ。 回復阻害の呪いをも超える再生能力を持つアレックスに対し、ダメージが蓄積されるランサーだが、狂化による 影響と、戦闘続行のスキルにより、なんとか持ちこたえていた。しかしこのままでは危険だと本能で判断したのか、 一旦距離を取ろうと後ろに跳躍する。しかし,そうさせまいとアレックスが追撃をかける。 苦し紛れの一突きを最低限の動作でかわし、がら空きになった身体にカウンターを叩きつける。 なおも攻撃しようと大降りな攻撃を仕掛けようとするが、それよりも速くアレックスの拳がランサーの顔面を殴り飛ばし、 地面にバウンドしたランサーの身体を踏みつけて身動きを封じ、 「一応死なない程度には加減してやる。」 そう言って両掌に魔力を集中し、荷電粒子を形成する。通称“ブリューナクの槍”と呼ばれる荷電粒子砲が ランサーの背面に直撃した。 「■■■■■■■■■■!!?」 声にならない叫びを上げたランサーは、何度か痙攣をすると、やがて力を失い、バタリと両手足を倒した。 もしも令呪によって狂化されず、純粋に己の技能だけで戦っていたら、ここまで一方的な戦いにはならなかっただろう。 磨き上げられた槍術と神代のルーン魔術を使えば、互角の試合に持ち込めていたであろう。 しかしここにいるのは、誇り高きアイルランドの光の御子ではなく、吐き気を催す邪悪DIOの策略により理性と誇り、 そして何より、マスターを操つられ自分たちの絆を汚された、一人の悲しい騎士だった。 油断無くランサーを睨むアレックスと、少し離れた距離で様子を窺う花村たち。 一応意識はあるようだが、これだけ痛めつければ自分たちを倒すことは不可能だろうと、念のため何が起ころうと 対処できるように注意し、花村たちに合図を送る。 合図を受けたマスター達は、アレックスの近くに集まると労いの言葉をかける。 「さんきゅーアレックス、無事でよかったぜ。」 「いやすごいなアンタ、ほとんど同じステータスだったのに圧勝だったな。」 勝利を喜ぶマスター達だったが、当の本人のアレックスは、いつもと変わらない顔でしずかに言った。 「いや、おそらくこいつは全力を出せていなかった。ただ力まかせの攻撃であったしおそらくダメージを 負っていたんだろう。所々に傷があった。それでもあの動きが出来るというのは驚きだがな。」 そう言って改めて襲撃者のサーウァントを見る。 他の全員も注意深く観察していた。 「それで、こいつをどうするんだ、説得が通じる相手ではないだろう。」 リインフォースが目線は襲撃者に向けたまま、マスター二人に問いかけた。 「ハイ!イケメン名無君としては怖いから関わりたくないな!美女でも美少女でもない青タイツの男 なんて全力でNO!このまま放置を提案します!そうしよう!さあ行こう!全力でGO!・・ぐほぅ!!」 自分のマスターの脇腹に全力のボディーブローを叩き込みながら花村へと視線を向けた。 足元で名無しが蹲っているが気にせず放置だ。心なし喜んで見えるのは気のせいだと思いたい。 そんな二人を、花村は若干引きつった顔で見ながら、パートナーに声をかける。 「こいつのマスター、近くにいるか?」 「判らん。バーサーカーとして召喚されたのであれば、コントロールすることを諦めて自分は安全な所に いるのかもしれんが」 「なにもわからないか・・・」 このままこのサーウァントを放置すれば、いずれ回復して他の参加者を襲うだろう。 被害を減らすという意味ではこのまま止めを刺すべきなのだが、万が一こいつのマスターがただ生き残りたい だけの一般人だったら?あるいは誰かに脅されて仕方なかったのだとすれば? それらの多くの可能性が、花村の頭を悩ませていた。 「俺としてはマスター、こいつは此処で始末しておくべきだ。放っておけば再び牙を剥くかもしれん。 そして連れて行くには危険が大きすぎる。全員の安全を考えるという命令なら止めを刺しておいたほうがいい。」 「・・・・っ!」 アレックスは掌を襲撃者に向け魔力を溜める。やろうと思えばいつでも止めを刺すことができるだろう。 「だめだアレックス!まだ殺すな!」 アレックスの言う事は正しい。それが最もリスクが少なく確実だからだ。 だが素直にそれに従うことは出来なかった。 それは人殺しに対する忌避感から来るものかもしれないし、目の前にある事実だけで犯人と思われている男を 断罪してしまい、逃れられない罪を負った後悔からくるものかもしれなかった。 あの出来事以来、特捜隊の絆はバラバラになりかけてしまっているのだから。同じ過ちを繰り返したくないという 思いは常に心にあるのだから。 けれども他にいいアイディアがすぐには思い浮かばない。 だがどうにかしなければと口を開いたその時————— 「————〈ペルソナ〉————」 ……えっ……? 聞き覚えのある声の方に顔を向けた瞬間………花村たちが知覚したのは、白い光、そして爆発による轟音と 衝撃だった。 大きく吹き飛ばされたアレックスは、混乱しながらもあたりを見回し、仲間と襲撃者の姿を探した。 少し離れた所にマスターたちがいる。マスターの意識はしっかりしているし、リインフォースも無事だ。 名無は目を回しているが、大怪我をしていないのを確認すると、冷静に状況把握に努める。 (なにが起こった?あのサーウァントには目を離さなかった…あいつのマスターの仕業か……? いやそれよりもあの光、対魔力を無視してダメージをあたえたぞ……!?) 傷自体はすでに塞がっているが、自分の常識を超える魔術に少なからず驚きをあたえた。 花村は、アレックスとは違う意味で驚きを隠せなかった。 それは突然不意を撃たれたことよりも、白い光の正体が、自分の仲間である白鐘直斗が得意とする スキル、メギドラであった事よりも、ソレを放った人物が、ある意味この会場で一番会いたくなかった 人間であったことだった。 銀髪に眼鏡をかけ、学生服を身を纏ったその姿は、間違えようも無く、自分の相棒、鳴上悠……! 「悠……!?なんでお前がここに……!?」 明らかに動揺している花村に対し、悠は特に表情を変えることなく… 「“ジオンガ”」 頭上から降り注ぐ落雷が花村を襲う。 「ガアアアア!!?」 動揺でまともに反応できなかった花村は、落雷の直撃を喰らい膝を付く。 頭は激しく混乱していたが、それでもなんとか視線だけでも悠の方へ向け、詰問する。 「悠、お前どうして…殺し合いに乗ったのか!?」 混乱、動揺、そして僅かな…自分に向けられる恐怖… 様々な感情をごちゃ混ぜにした表情を見せる相棒に、悠は微笑を浮かべて口を開いた。 「陽介、これは必要なことなんだ。あの人の理想とする天国に到達するために。 天国へ到達すれば幸せになれるんだ。また皆と、笑い会える日が来るんだ。」 ................. そう言って花村を見る表情は、柔らかい笑顔だった。 多くの人が絆されるであろうその笑顔を見た花村に浮かんだ感情は、紛れも無い恐怖だった。 まるで嵐の中を、傘も差さずに笑いながら歩く人を見たような…理解できない感覚が花村を襲った。 なんだこれは……これは誰だ……?俺は悪い夢でも見ているのか……? このとき殺し合いに乗った動機が、奈々子を生き返らせるためだとか、あるいは自分と同じ、 あのときの選択を無かったことにしたいというならば、まだ理解することができた。 しかし相棒は、そのどれでもなく、天国に到達するという、まるで訳が分からないことをいう。 それでも必死に理性をかき集め、この状況をなんとかしなければと、立ち上がろうとしたが… 「“ジオンガ”」 再び放たれた落雷に為す術もなく……意識を刈り取られた。 「マスター!?」 新手のマスター、おそらくこの襲撃者のサーウァントのマスターなのであろう。銀髪に眼鏡をかけたその人物は、 自分のマスターとおそらく同一の魔術(マスターはペルソナと呼んでいた)を使い、自分のマスターに雷撃を喰らわ せていた。急ぎマスターの急助しようと駆けつけようとした時、目の前に再び青いサーウァントが立ちふさがった。 全身のダメージなど意に介さない攻撃に、アレックスは舌打ちした。 「この…っ!死に掛けの分際で……!そこをどけえ!!」 もはや加減するなど選択肢は頭に無く、一刻も早くマスターの救援に向かおうとするアレックスに、追い討ちを かけるかのように、不運が襲う。 (マスターの魔術の効果が……!?今このタイミングではマズイ!) 時間経過の影響で、アレックスに掛かっていた“マハスカクジャ”の効果が消えてしまい、再び敏捷値が元のB+へと 戻される。それは今この場においては、最悪の事態だった。 相手のスピードにアレックスが追いつくことが出来ず、防御することで精一杯になったのだ。 いくらスキルによりダメージ耐性がつこうと、まったく効かないわけではないのだ。 さらにマスターが気絶した姿を視界に映し、何時ものように冷静に攻撃を対処することができない。 奇しくもそれは、先ほどまであいてのサーウァントと似た状況に陥っていた。 (このままではっ……キャスター……!頼む…!) 「くそ、何が起きたんだ……?」 リインフォースは爆発の影響で、アレックスと花村の、ちょうど中間地点にいた。近くで名無が倒れている。 急ぎ様子を窺うが、目を回しているだけで、命に別状は無いようだ。すぐに目を覚ますだろう。 花村の方へ目を向けると、膝を突きながら相手のマスターと何かを話し、そして雷撃を浴びせられ倒れ伏せていた。 そのまま心象世界の具現化の魔術(花村が言うにはペルソナというらしい)を実体化させ、その刃を花村めがけて振り下ろ そうとしていた。 「っさせない!」 速度重視で放たれた魔術弾、フォトンランサーが悠目掛けて殺到する。 しかし相手は慌てる事無くペルソナの太刀を回転させ弾き、花村から距離を取る。 しかし元々牽制程度放った攻撃だ。落胆することなく本命の攻撃を放つ。 「ブレイズキャノン!」 熱量を伴う破壊魔法が襲い掛かるが、ブフーラを放ち相殺する。 そのまま低空飛行でリインフォースに突っ込む。接近されることを望まないリインフォースはアクセルシューター を放つ。誘導制御型に分類されるその魔術は、さながらホーミングレーザーのように伊邪那岐禍津大神に殺到する。 しかしまるで魔術弾の軌道が解っているかのように避けながら近づいてくるソレに、リインフォースは驚きを隠せない。 それは伊邪那岐禍津大神の持つスキル、“大天使の加護”魔法系スキルの2倍回避という、魔術師にとっては天敵といっても 過言ではない能力だった。 そのまま至近距離まで近づかれる。咄嗟の判断でシールドを展開、間一髪で振り下ろされる矛から身を守ることができたが、 そのまま身動きができなくなってしまう。 �������������� 花村のほうへ視線を向けるリインフォース、そこには、鈍色に輝く日本刀を振り上げる襲撃者の姿が映った。 「バイバイ陽介………」 振り下ろされる刃——— 「や……やめろおお!」 リインフォースの絶叫——— そして—————— 「させるかあ!」 しかしその凶器は、花村に到達することなく弾き返された。 意識を取り戻した名無が、間一髪のところで間に割り込み、槍王で日本刀を弾き返す。 「鉄之介さま華麗に参上!ダチのピンチに颯爽と現れ助けるおれ様だぜえ!」 そういって槍王を振りかざし、悠を大きく吹き飛ばす。 攻撃を喰らったことでペルソナの制御が緩み動きが鈍くなる。 その隙を見逃さず、リインフォースはフォトンバレットをペルソナに目掛けて撃ちだす。 ごく初級な射撃魔法だが、熟練者が放てば必殺の一撃となるそれは、爆発を起こし大きく相手を吹き飛ばした。 その隙に名無と合流するリインフォース。名無も花村を背後に庇い、目の前の男に槍王を向ける。 「無事かリインちゃん!?」 「わたしはなんとも無い!それより花村は!?」 「心配ねえ、気絶してるだけだ、命に別状はなさそうだぜ。」 そういって心配を和らげるように笑いかける名無、その言葉をきいてリインフォースもホッと息をはいた。 「残念……失敗したか……」 口ではそう言いつつも笑顔を浮かべる相手に、名無とリインフォースは臨戦態勢をとる。 もともとたいしてダメージをおっていなかったのだろう、どこか余裕を感じさせる雰囲気をただよらせる。 「おまえさあ、花村のダチなんだろ?なんでコイツのこと殺そうとしてんだよ。」 「必要なことだからさ。もし陽介が俺のやることに協力してくれるならよかったんだけど、きっと陽介は 止めようとするだろうから……だからまあ、しょうがないかなって。」 どこか困ったかのように笑う悠。 しかしすぐにいつもとおなじ鉄火面のような顔に戻ると、静かな声で宣言した。 「じゃあ第二ラウンドをはじめようか。」 to be Continued…… NEXT 絆物語(後編)