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困ってる人 Pt.1 傭兵部隊評価:3レベル 場所:ライラ共和国内 BENFLED 雇用主:ライラ反乱軍(インディペンデント扱い) 敵対勢力:シュタイナー家 ミッションタイプ:襲撃 難易度:20 トン数制限:160 ライラ反乱軍 「こんにちは、司令官。我々の事はスカイアの独立民と呼んでくれ。我々は、現在クリタ家に対する最前線に配属されているシュタイナー家に雇われた数多くの部隊を代表している。 3023年、シュタイナー家は何世代ぶりかの新型メック「ハチェットマン」を開発し、全中心領域に衝撃を与えた。執政官はこの新型メックが我が国のメック連隊に新系統のメックを提供し、その強化に貢献するとしていた。 しかし、実際にはこのメックはほとんど執政官と恒星連邦の温情主義者たちに配給された。私たちスカイア民には何の役にも立っていない。ドラコ連合からの襲撃者によって日々ゆっくりと削られているのだ。 我々は執政官とディファイアンス・インダストリーが第19アークトゥラン警備隊に新型ハチェットマンの全中隊分を納入したと聞いた。 これは新しいメックで部隊を再整備する正当な理由のように聞こえるかもしれないが、そうではないと私は断言する。崩壊から数十年、第19部隊はライラ共和国軍に入隊した連邦の富裕層の甘やかされた息子や娘たちの捨て駒と化している。第19部隊が持つ輝かしい過去の遺産を利用して、自分たちの社会的地位をさらに高めながら、隊そのものを国が支援する場と化しているのだ。 一世紀以上ぶりに設計された新型メックとしてハチェットマンは、最前線で実際の敵と戦うために新しい装備を切望している我々への支援よりも、富裕層の親を宥める為の、ガキどもを喜ばせる駄目の餌となったのだ! もっといい方法があればいいのだが、これ以上の選択枝が無い。君たちの部隊で出来るだけ多くのハチェットマンを無力化し、我々が手に入れることが出来るようにしてほしい。 あからさまに同胞に手を出すことはできな?いが、クリタの侵略から身を守るためにあのメックがどうしても必要なのだ。 そこで、ハチェットマンを捕獲・入手し、真に必要とする人々へ渡るようあなた達の協力をお願いしたい。 どうか私たちを助けてくれないか?」 一連のストーリー達成報酬 星系地図
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《公開済》SSP001978 シナリオガイド 公式掲示板 葦原島に迫る“大陸級”の危機!?操られた「姫」と「花嫁」から宝刀を守り抜け! 担当マスター 泉 楽 主たる舞台 葦原島 ジャンル 冒険 募集スケジュール 参加者募集開始日 参加者募集締切日 アクション締切日 2012-09-21 2012-09-23 2012-09-27 リアクション公開予定日 募集時公開予定日 アクション締切後 リアクション公開日 2012-10-10 2012-10-12 2012-10-10 サンプルアクション (シナリオ参加者の方にお願い、サンプルアクションの具体的な内容を補完していただけないでしょうか)(サンプルアクション名の下の四角をクリックするとでてくる「部分編集」をクリックすると登録できます)(もしくはサンプルアクション登録用掲示板へお願いします。) 風靡を護る! +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 皆の役に立ちたい ▼キャラクターの目的 風靡を護る! ▼キャラクターの動機 砦一階の護りにつくよ! ▼キャラクターの手段 砦一階の護りにつきます。 侵入してきた襲撃者を、あらかじめ仕掛けておいた罠に追い込むですよ! 【罠設置アクション】 畳の一部が回転するようにして、捕縛用の落とし穴を作っておきます。 ユリンを倒す! +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 強敵に勝ちたい! ▼キャラクターの目的 ユリンを倒す! ▼キャラクターの動機 強敵とあらば、勝つ! ▼キャラクターの手段 堂々と正面突破を仕掛けてくるとは良い度胸だ。 思いっきりぶつかって、ぶっ倒してやるぜ! パートナーを助ける! +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 操られている機晶姫や剣の花嫁を助けたい ▼キャラクターの目的 パートナーを助ける! ▼キャラクターの動機 本当に、戦わなければならないのか……? ▼キャラクターの手段 失踪していたパートナーと戦います。 なんとか元に戻す方法が見つかれば良いのだけど……。 その他補足等 [部分編集] 【タグ:SSP 冒険 正常公開済 泉 楽 葦原島】
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リトル・キメラ:Little Chimera 効果モンスター 星2/炎属性/獣族/攻 600/守 550 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、 フィールド上に表側表示で存在する炎属性モンスターの攻撃力は500ポイントアップし、 水属性モンスターの攻撃力は400ポイントダウンする。 解説 上昇しても、攻撃力1100ではアタッカーとして活かせそうもない。 バーニング・ブラッドと併用で1600まで上昇するため、 ストラクチャー対戦では役に立つこともあるだろう。 関連カード ―類似系効果 スター・ボーイ スーパースター 見習い魔女 ブレードフライ ミリス・レディエント ゲーム別収録パック No.68658728 DS2011パック:パック:-(P)11 PSPTF6パック:パック:-(P)TF6 WiiDT1パック:パック:-(P)DT1 XBOXLiveパック:パック:-(P)XBL1 DS2010パック:パック:-(P)10 PSPTF5パック:パック:-(P)TF5 DS2009パック:パック:-(P)09 PSPTF4パック:パック:-(P)TF4 DS2008パック:パック:黒き混沌の使者(P)08 PSPTF3パック:パック:-(P)TF3 DS2007パック:パック:-(P)07:-(P)07 DS SSパック:パック:-(P)SS DS NTパック:パック:-(P)NT PSPTF2パック:パック:-(P)TF2 PSPTF1パック:パック:-(P)TF1 PS2TFEパック:パック:-(P)TFE YOパック:パック:ビギナーズパック2(P)YO:パック12(P)YO:パック9(P)YO:パワー・コントローラー(P)YO2 OCGパック:パック:BEGINNER S EDITION 2(第7期)(OCG):BEGINNER S EDITION 2(OCG):DUELIST LEGACY Volume.4(OCG) OCGパック:パック:灼熱の大地(SD)鋼鉄の襲撃者-METAL RAIDERS-(OCG):BOOSTER6(OCG):Vol.6(OCG) ご購入はこちら クリック! 遊戯王&トレカ販売 カード&ホビー「KeyGrip」
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Stage 1 「闇の書の行方」 VS ヴィータ 襲撃者の灯りはいつもより驚しく見えたのは気の所為か。 今日は永い夜になるだろう。 Stage 2 「魔法使いの集う地」 VS ザフィーラ 海鳴の通り道も、結界内に出歩くものは魔法使い位。 少なくとも戦友以外の味方の姿が見える筈も無い。 Stage 3 「リンカーコア喰いの懐郷」 VS シャマル 彼女らには帰りを望む少女が住む少女にとっても彼女にとっても小さな楽園がある。 だが楽園があるはずの場所には、闇と光がぶつかっていた。 Stage 4 「伝説の騎士の地」 VS シグナム 偉大なる騎士の将は、夢の様に不気味に見えた。 今にも偉大なる魔剣が、妖しく輝きだしそうである。 Stage 5 「魔法使いを含む夜天の下」 VS シャマル ザフィーラ 力強い結界の下には、侵入不可能な結界が今生まれようとしている。 表面しか見れないのは民間人とあの少女だけだ。 Stage 6 「穢き世の美しき書」 VS シグナム ヴィータ 「我等の悲願に、我等は誓いを破る。」 そういうと閉ざされた闇の書のページは一枚残らず開き――― stage6 「夜天を隠す夜空の魔法使い」 VS 仮面の騎士 近く遠い闇の書完成への道。この闇の書は何者かが見せる幻覚か。 近すぎる闇の書の記憶は、少女には懐かしく、薄い物だった。 stage7 「闇の難題」 VS リィンフォース 破ることが不可能な闇の書とその深き心。 しかし、長い年月と白の魔法使いの力と言葉は、少女の心を 溶かし、打ち破ることは十分であった。 Final 「深淵人形」 VS 闇の闇 空の下の、魔法使いが踊る丑三つ時。 魔法使い達と深淵なる闇の戦いは、いったい何を恐れる? 最大の大罪の犠牲者は、いったいどこに居る? Extra 「鬼神(ACE)が舞う夜」 VSサイファー ベルカ騎士団を打ち滅ぼした傭兵が、少女の町に現れたとき 呼応するがごとく白き少女は空へ飛び立つ、二つのACEが 邂逅するとても星深き夜 単発総合目次へ その他系目次へ TOPページへ
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信仰+ コスト 戦闘力 HP df 労働 知識 探索 特殊能力 +5 5万 8000 160 30 5 8 8 ガード不能 教育+ デッキに入れる事ができず、失くした右腕の効果で手札にやってくる。 手に入る確率は他の特殊召喚系AFと比べると高いが、やはり霊夢を出さないと安定しない。霊夢を出しておこう。 名言はされてないが元ネタ的に勇儀や萃香?と同じ鬼であると思われるためかガード不能を持っている。 ちゃんと鬼(文、椛、にとりを撤退させる)の効果も持っている。 しかし、他のガード不能所有者と比べると弱中攻撃の倍率が低い上に専用AFが無いので若干物足りないが、 その分飲んだ暮れて攻撃しない、なんてことはなく、強攻撃の凶悪さでもまったく劣らない。 教育+の効果で修行するたびに修行基礎値が200ずつ増えていく。 さらに霊夢との絆の影響で霊夢の戦闘力はグングン伸びるぞ。 慧音?や変化させたマミゾウ?、ぬえ?辺りと並べておくと基礎値がとんでもないことになる。 四季映姫?との絆は一見の価値あり。説教ながすぎんよ~ 攻撃 スペルカード名 攻撃対象 ダメージ量 ダメージ発生回数 弱 霧腕「茨木マジックハンド」 単体 戦闘力×0.5 1回 中 髪切「一条戻り橋の怪」 全体 戦闘力×0.15 2回 強 羅生門「氷消波洗旧苔鬚」 単体* 戦闘力×0.1 100回 *攻撃は一体に集中。攻撃途中で相手のHPが0になった場合そこで攻撃をやめる。 (本陣への直撃の場合最初の台詞の前で攻撃をやめる。) 関連霊撃 なし 関連アーティファクト カード名 コスト 効果 失くした右腕 10万 霊夢で強化 特殊召喚AF 絆 絆名称 組み合わせ 効果 リモート可否※ 霊華は愛の鞭 霊夢×華扇 霊夢超修行 ○ 説教クロスボンバー 四季映姫?×華扇 襲撃者にお説教 × ※○:問題なく成立し効果発動 △:成立はするが一部効果は使えない ×:成立するが効果は使えない -:成立しない 特別な入手法 失くした右腕の効果により入手。
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「人みたいな名前ですね」 「……これでも人間でね」 あらすじ 紅魔館の大図書館に現れた謎の存在、ルイ・サイファー。 彼の依頼で小悪魔はとあるアクマの手助けをすることになる。 その相手、人修羅は人から魔となった存在だった……。 解説 人修羅が主役の作品。真・女神転生III-NOCTURNE マニアクスの設定がベースになっていると思われる。 また、作中の舞台ではどこかでみたような組合わせの人々が多数登場するが、それは世界設定に関わっているらしい。 更に 何処かで見た事があるタッグまで登場した。 2010年12月28日、全18話にて完結。 2013年3月11日、続編がスタート。 登場人物 人修羅(間薙シン) ネタバレ 真・女神転生III-NOCTURNE マニアクス本編から4年が経っている為、大学生の様子で、レポートの心配をしていたりする。かつての仲魔達は現在行方不明だと言う。マサカドゥス装備状態の為か基本12P。 小悪魔 + ... + 人修羅の仲魔達 人修羅の仲魔達 博麗霊那…先代博麗の巫女 ネタバレ 博麗霊夢に博麗の巫女の役割を渡し、引退したその日に八雲紫と共に鬼の襲撃にあい死亡する。その後、なんらかの形でその魂がルイ・サイファーの元に行き、人修羅へと渡されて、悪魔合体により再び肉体を得る事になった。 伊達政宗…奥州筆頭 ネタバレ 会話からアニメ版戦国BASARAの世界よりこの世界にやってきたと思われる。 ネタバレ 片倉小十郎…伊達政宗の思念体であり、スタンド扱いされている。 いろは ライダー ジャスティス + 街の住人たち 街の住人たち ジョセフ 文 萃香…夢幻温泉の従業員 ナコルル…ホットコーラのある飲食店の店員 こなた ???…エアーズロック ディズィー カイ…水をかぶると? + ヨスガ ヨスガ シン…ヨスガの指導者 BIG アギト ジャギ アンヘル バイソン マン 力の象徴 力の象徴 ネタバレ 橘千晶 + シジマ シジマ オメガ…シジマの指導者 グスタフ 戒厳 サイキカル 元就 シジマの一員 + ムスビ ムスビ ??? ネタバレ その正体は新田勇 魔神 ??? ??? ??? ??? ??? ??? ??? ??? + 地下水路の住人 地下水路の住人 ??? ??? ??? + 天使達 天使達 大天使 天使 天使 天使 ネタバレ 大天使メタトロン + 謎の襲撃者達 謎の襲撃者達 カルマ 鬼 ドラゴン 塔の番人 塔の番人 塔の番人 塔の番人 塔の番人 防衛者 防衛者 防衛者 防衛者 防衛者 防衛者 拳極めし者 邪悪の化身 第六天魔王 英雄王 背徳の炎 地球意思 カグツチ + 幻想郷 幻想郷 パチュリー・ノーレッジ 紅美鈴 八雲藍 八雲紫 + 協力者達 協力者達 ルイ・サイファー…小悪魔に人修羅のサポートを依頼した。 ネタバレ その正体は堕天使ルシファー 喪服の淑女…人修羅に調査を依頼した ベル・フライ ネタバレ 真の姿は大魔王ベルゼブブ ダンタリオン…ソロモン72柱の魔神 + 番外編 番外編 K クロセル 蟹 装備カード 切り札その1 切り札その2 + その0 その0 神綺 夢子 高町恭也 関連動画 それは意味のない交差 ランセレパーティバトル デビルサマナー決定戦 茶番劇ありのミニタッグトーナメント 幻想世界 コメント 1ゲット! -- 名無しさん (2010-07-21 11 19 34) 全13話と聞いたが本当に13話で終わるのか?これ -- 名無しさん (2010-07-21 19 16 34) 主人公なのに強すぎて仲間から心配されない人修羅www -- 名無しさん (2010-08-04 16 32 58) 結構面白いのに、こっちだとあんまりコメントされてないなあ -- 名無しさん (2010-09-28 20 28 27) BGMだとか雰囲気がもろ俺好み ネタができたら次のお話もやってほしいな つーか先代かわいいよせんだry -- 名無しさん (2010-12-20 06 57 18) 最終回までついにうpされたぞ! -- 名無しさん (2010-12-28 05 09 57) まさかエンディングで書き下ろしイラストが大量とは。普段着の人修羅と先代は何気に貴重な気がするw ともかくお疲れ様。短編の構想もあるみたいだし、次回作も期待させてもらうよー -- 名無しさん (2010-12-28 09 25 58) 完結おめでとうございます。次回作も期待。 -- 名無しさん (2010-12-29 00 51 16) とりま、霊那ちんのイラスト可愛いw -- 名無しさん (2010-12-29 03 56 11) 完結乙!!なかなか面白かった -- 名無しさん (2011-01-04 23 21 11) いやーいい物語だった、BGMも戦闘ももちろんストーリーもツボッた、そして後日談CGラッシュに歓喜した。ネタができたらでいいから続編を期待!そして何より完結乙! -- 名無しさん (2011-01-09 19 26 57) 番外編が来たー -- 名無しさん (2011-02-15 16 25 31) おもしろかった!人修羅好きにはおすすめしたい -- 名無しさん (2011-09-21 15 57 40) 体育祭最終戦・其の11前編でゲスト出演してるので興味のある方はチェックすべし -- 名無しさん (2012-09-06 19 48 43) ベニヤ板氏の大会のおまけで次回作予告きましたよ! いや確定したわけではないと思いますがw -- 名無しさん (2013-02-24 00 00 39) 白亜氏のブログに奇妙なメモが。これってもしかして・・・ -- 名無しさん (2013-03-05 00 51 45) 次はEP2ということだろうか・・・・wktkが止まらんな -- 名無しさん (2013-03-05 09 38 16) 続編ktkr!! -- 名無しさん (2013-03-12 00 16 05) これは面白いな!!! -- ren (2014-10-27 21 15 41) HD REMASTER発売記念&混沌世界10周年記念に -- 名無しさん (2020-11-07 10 19 20) 名前 コメント マイリスト
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父と娘もしくは仇か宝 夜空を翔る一陣の光。 それは小型の飛行機か、 はたまた一瞬の輝きを魅せる流れ星か、 それともUFO? しかし、その実態は!! 「キャハハハ!! イケイケ~、ランサー!!」 空飛ぶ機動武者with幼女である。 事実だから仕方が無い。 最初こそランサーの規格外ぶりに驚かされてばかりいたイリヤだが、 そこは子供特有の順応性ですぐに受けいれた。 それに加え、寡黙ではあるがランサーも決して無感情と言う訳ではなく、 むしろイリヤに対して好意的な印象を与えさせる。 イリヤの指示に眉一つ変えずに素直に従い、 口元には穏やかな笑みすら浮かべる。 それはバーサーカーとのやり取りの中では存在しなかった感情を伴ったやり取り。 彼女の中での一番がバーサーカーである事は変わりはないのだが、 この大英雄に負けず劣らずの無骨な鉄巨人に心を許すのには充分な要素であった。 彼女の従者である、二人のメイドの様に敬意だけじゃなく愛情を持って接してくる人間は、、 隔離された環境で極端に恵まれてこなかった 彼女にとってはとても稀有であり、代え難い存在なのだ。 しかし、この様に目立つ存在を他の参加者だけならともかく、 一般NPCは気づかないものなのだろうか? 彼・彼女らは上空を飛ぶ彼女達に気づいている筈なのである。 だが、皆一様にあらぬ方向に目を遣り、 「こんな時間に飛行機でも飛んでたのかな?」と あっさりと納得して自らの生活へと戻っていく。 無論、偶然等ではない。 それはイリヤ自身が行使する魔術の一つ、 『認識から外れる事によって他者に知覚されない』という意識逸らしの魔術。 一見、幼稚に興奮しているだけに思えても様々な魔術を駆使して その存在を秘匿する事は忘れてはいない。 それは産まれた時から、いや産まれる以前から 『そう在るべき』として望まれた為。 全てはアインツベルンの翁が望む結果を齎すべく 積み重ねられてきた魔術の結晶。 その最高結果がイリヤスフィール・フォン・アインツベルンという 『聖杯の器』である。 人としての生を家柄に望まれず、 両親からの愛情に恵まれず、 それどころか『裏切り者』である実父を 亡き者にする様に教育されてきたのである。 結果として彼女は全身にも及ぶ膨大な魔術刻印と 二十にも満たぬ極端に短い寿命を得る事になった。 第五次聖杯戦争において彼女は最強のマスターと呼ばれ、 その膨大な魔力で規格外とも言うべき英霊、 大英雄ヘラクレスをバーサーカーにするという 大半の魔術師が動かしただけで魔力枯渇するという とんでもない怪物でもって蹂躙を繰り広げた。 ……が、結果として彼女は敗れた。 素養では彼女に到底及ばない一人の少年によって。 そして彼女は得る事が出来た一時ではない安住の地。 家族を。 故に姉として駄目な弟の世話をみてあげるのが、 彼女にとっての今の務めなのである。 一人の“人間”として。 「あっ! いけない、うっかりシロウの家を飛び越しちゃった。 曲がって、ランサー」 「………!」 新都から飛び立って一時間と経たないかどうかの時間。 その程度の時間で既に彼女は『学園』が目に入る距離まで到達していた。 途中からランサーと曲芸飛行等していた為に 目的の地からは明らかに逸れていたのだが。 「………!!」 ランサーが速度を緩め、方向転換しようとした時、 巨人は不意に肩に乗っていた少女を両手で掴み上げて 抱え込むように抱きしめた。 「えっ? 何、ランサー…キャッ!?」 ランサーの突然の行動に戸惑うイリヤを他所に 寡黙な鉄巨人の表情が柔和なものから厳ついものへと変わる。 それはイリヤ自体はまだ知らないが『戦国最強』と呼ばれたランサー、 本田忠勝の戦の直感のようなものだったのだろう。 そして、其れは当たっていた。 並ぶように現れた輝く巨大な札の列が彼女達の元へと迫る。 そして、 『FINAL ATTACKRIDE DE・DE・DE・DECADE』 奇妙な電子音声のような声と共に まるで札に導かれる様に巨大な閃光が迫りつつあった。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 「通りすがりの――ライダーだ」 そう男は告げた。 インスタントカメラをぶら下げた 如何にも怪しい雰囲気を持った青年。 「ライダーのクラス…そういう事かい?」 衛宮切嗣は自分のサーヴァントの素性を計りかねる。 本来、神話や昔話で語られるような英雄と呼ばれる存在が 霊格をもって顕現したものがサーヴァントなのであるが 如何にもこの英霊は近代的過ぎる上に 魔術礼装と言った物に無縁の格好をしている。 わざとそうしている可能性も在るが召還されたばかりの サーヴァントではそれは在り得ない。 「仮面ライダー」 「……?」 二度も言わせるなといった雰囲気で男は呟く。 「俺は仮面ライダーだ。 それ以上でも以下でもない。 そして、他のライダーは俺が全て破壊する」 男はこの話は終わりだと言わんばかりに話を強引に打ち切り、 空間に手を翳すと1機のバイクを出現させる。 「要はあんたを守りながら他の奴を倒せばいいんだろう? 連絡はするからあんたも好きにしろ」 そう言って男は颯爽とバイクに跨り、エンジンを噴かす。 アクセルを掛ける前に思い出したように切嗣へ向き直ると、 「真名は門矢 士だ、覚えておけ」 それだけを告げて走り去って行った。 取り残された形になった切嗣だが、 慌てるでも怒るでもなく胸元から煙草を取り出して火を点ける。 ふぅと一筋の煙を吐き出して煙草を地面に落とし、踏み消す。 「周囲の魔力探知を行ってからの単独行動か、 どこぞの王様よりは僕を信用しているようだな」 周囲に魔力反応は感じられない。 無論、何処かに潜んでいる可能性もあるのだが それを考慮した上でも大丈夫だと踏んだのだろう。 それにそれはこっちにとっても好都合だ。 一緒に連れ立って歩いて仲良く死ぬつもりなど 到底、衛宮切嗣という人物の思考には存在しないのだから。 「王様の次は天邪鬼か…… 引き運はあまり良い方じゃないのかもな」 自嘲気味に笑い、衛宮切嗣は自分の獲物を確認する。 現存での火器は携行していたトンプソン・コンテンダーと 鞄の中に収められているワルサーWA2000とキャリコM950の3丁のみ。 他にこれから準備するにしても最低でも3日はかかるので 暫くはこれで我慢するしかない。 弾薬の方は割りと余裕があり、一々『切り札』を使う必要もないだろう。 先程まで自分のサーヴァントを『らしくない』と考えていた事を思い出し、 くつくつと再び笑う。 「らしくない、か…『魔術師殺し』の僕が言える台詞でもないな」 同胞から忌み嫌われる自分もまた魔術師らしくない男なのである。 ありとあらゆる近代火器に精通し、魔術師ならば忌避する 手段でもって魔術師を狩る。 付いた忌み名が『魔術師殺し』。 「だが、今度こそ“負ける”訳には行かないからね」 それは自分へと向けた言葉。 その時、脳内にライダーの声が届く。 『東から変なのが来てるが如何する?』 意外にも律儀に連絡してきたライダーにも驚いたが、 その連絡内容にも驚いた。 「そうか、僕もそちらに向かう。 君には『足止め』をお願い出来るか?」 念話に応じつつ、即座に自身の戦闘準備を始める。 『だいたい分かった、倒しても構わないんだな?』 「余計な深手を負うのは御免こうむるがね」 妙に自信に満ちたライダーに釘を刺す。 このサーヴァントには謎な部分が多すぎる。 元より信用する気などないが明らかな逸脱行為だけは 制止しておく必要がある。 『……ふぅ、面倒だな。 分かった、覚えてはおく』 ライダーからの念話が打ち切られるのと同時に 切嗣も準備を終えて行動を開始する。 「さて、新しいサーヴァント殿に期待させて貰おうか」 『魔術師殺し』の目になった切嗣は足を踏み出した。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 理解も及ばぬ内に爆風と爆音が一瞬にして辺りを包み、 宙を飛ぶ鎧武者は撃墜されて墜ちて行く。 学園への坂道を逸れて住宅街の空き地の一角へと激突する。 砂煙が落下点で充満し、これでは助かった者はいないであろうと思えた。 「ケホッ、ケホッ! な、なんなのぉ~?」 墜落地点の中心からイリヤが咽込みながらよろよろと這い出てくる。 その姿は綺麗なもので本人がよろめいてる事以外では 特筆すべき外傷も無いほどである。 そして、砂煙が晴れた其処には関節部から火花を上げてはいるものの 殆ど無傷に近い状態のランサーが膝をついた状態で現れた。 「ありがとう、貴方が庇ってくれたおかげね」 「…………」 先程の謎の攻撃にまともに曝されていれば イリヤは骨すら残さずに焼き尽くされていた筈である。 だが、咄嗟にこの鉄巨人がその身でイリヤを 庇ったおかげで彼女は無傷で済んだ。 その庇った当人ですら衝撃のダメージ以外負っていないのは 規格外としか言いようが無いが。 ランサーはその無骨な手を動かし、 重さすら感じられないほど優しく彼女の頭を撫でる。 「……ッ!? あ、ありがとう……」 それはいつ以来の行為であろうか、 遠い記憶の中で虚ろに覗く大きな手の記憶。 懐かしく、かつ哀しい思い出を連想される。 そして、その腕がそっとイリヤを自身の背後へ 誘導した事でイリヤは現実に引き戻される。 遠方からバイクの音がこちらへ迫ってくる。 それは迷い無くこちらへと向かってきて、停車した。 向けられたトップライトの明かりが目を眩ませる。 「……アインツベルンへと挑むなんて大した自信ね」 そこに少女の雰囲気は無く、アインツベルンの魔術師としての 姿へと態度を決めたイリヤの威厳を込めた言葉が襲撃者を迎える。 ライトの明かりが消え、襲撃者はヘルメットを脱ぎ捨てて、 バイクから地面へと降り立ってくる。 一見すればモデルのような体型の痩せ型の男。 それが奇妙なベルトを腰に巻きつつ、 ゆっくりとこちらへと近寄ってくる。 「嘘、まさかサーヴァント? ……でもこの魔力量って」 目の前の人物が普通の人間ではない事は 聖杯の器であるイリヤにはすぐに理解できたが、 今度は一つの疑問が湧いてくる。 サーヴァントの癖に“一般の魔術師並みの魔力”しか感じ取れないのである。 先程の攻撃が同じ人物から行われとは到底思えないほどに。 襲撃者はイリヤの言葉など完全に無視を決め込んで ちらりとランサーへと目を遣り、 そして、 明らかに失望した様子を見せた。 「大方ランサーって所か、外れだな」 一気に興味が失せたように面倒臭げに呟く。 それでも仕方が無いといった様子で一枚のカードを取り出した。 取り出されたカードは異様な魔力を放っており、 それが明らかにただのカードではない事を証明していた。 「それが貴方の宝具?」 無視された事に若干の苛立ちを覚えつつ、 それでもイリヤは根気よく襲撃者へと語りかける。 「変身」 それすらも無視して襲撃者が自身に巻かれたベルトにカードを通し、 バックル部の左右の突き出た部分を手で閉じた。 『KAMEN RIDE DE・DE・DE・DECADE』 その瞬間、奇妙な声と共に幾つもの鏡像が襲撃者の前に出現し、重なり合う。 一つの鎧のような形となったそれの頭上に複数の鈍く青い光の板が出現し、 頭部へと突き刺さる形で収まる事で奇妙な戦士が其処に姿を現した。 「通りすがりの仮面ライダーだ、覚えていなくていい」 自分のクラスをあっさりと明かしながら、 指を突き出してライダーがポーズを取る。 だが、驚くべき事はその魔力量である。 この姿に変身した途端、ライダーを名乗る襲撃者の魔力量が一気に跳ね上がった。 「魔術礼装を取る事で真価を発揮するタイプのサーヴァント!?」 そんなものは長い歴史を誇るアインツベルンの記録にも残されてはいない。 初めて目にするタイプのサーヴァント。 まったくもって未知の存在の出現にイリヤは目を丸くする。 ライダーが腰に下げていた奇妙な形の武器を手に持ち、 その形状を剣のように変化させる。 「行くぞ」 「…………!」 刺突剣のような見た目の武器を構えてライダーが突っ込んでくる、 それを立ち上がったランサーが迎え撃つ。 「ハァ!」 剣による目にも止まらぬ連撃。 だが、その一つ一つをランサーはそのまま『受け止める』。 刻まれる筈の身体はその部厚い装甲でもって 武器で防ぐまでも無く『弾き返している』のである。 「チィッ!」 攻撃が無意味であると悟るや否やすぐに距離を離し、 すかさず形状を今度は銃のように変形させた武器で 虫も逃さぬような連弾を浴びせかける。 「…………!」 それに対してのランサーの対応は仁王立ち。 必要無いとばかりにどしりと構えたランサーは 浴びせかけられる無数の連弾をものともせずに 巨大な採掘機、所謂ドリルのような形状を先端に備えた 奇妙な形の槍を現出させる。 それを右腕に構え、連弾の事など意に介さずに一息に突き出した。 「うぉ!?」 攻撃中であるにも拘らずにその攻撃相手からカウンターですらない、 ごり押しと言える反撃を喰らい、咄嗟に身を捻る。 だが、回避した筈の攻撃はその衝撃だけでもって装甲の一部を剥がし、 ライダーの身体を吹き飛ばすほどの威力をみせる。 「……す、凄い凄いすっご~いッ! ランサー、貴方強いんだね」 ランサーの圧倒的過ぎる強さにイリヤが目を輝かせる。 これほどまでに強力なサーヴァントの場合、 本来はマスターにこんな余裕などある筈も無く、 魔力を捻出する事で精一杯になる筈だが 先にも述べた様に規格外の魔力を持つ少女にとっては問題にすらならない。 規格外のサーヴァントに規格外のマスター、 この二人はまさに最高の相性を持った主従なのである。 「……やれやれ。 だが、大体分かった」 吹き飛ばされて近くの塀に激突していたライダーが ガラガラと音を立てながら瓦礫を振り払って立ち上がる。 「貴方も惨めに逃走するなら見逃してあげても構わないわよ?」 嗜虐的な視線を込めてライダーをイリヤは見下すが、 それを相変わらず無視してライダーは新たなカードを取り出す。 (さっきから、いったい何なのあれは?) 伝承において魔力を持った札の話は無い訳ではない。 だが、如何にもあのカードが伝承のそれらと一致するとは到底思えない。 それをライダーは先程と同じ動作でベルトに通すと またもや奇妙な声が鳴り響く。 『KAMEN RIDE HI・HI・HI・HIBIKI』 そしてまたもやライダーの姿が変化した。 先程までの突起物が目立つ変わったデザインの姿から 全体的に赤が目立つ筋肉質な日本の神話に出てくる 鬼のような姿へとその身を変えたのである。 同時に魔力の質も大幅に変化した。 言ってしまえば、完全に別物である。 「な、何なの……このサーヴァント」 優位なのは自分達の筈であるが、 この未知のサーヴァントにイリヤはたじろぐ。 「次は、これだな」 更に一枚のカードを取り出し、再びベルトに通す。 『ATTACKRIDE ONGEKIBOU REKKA』 声と共に鬼面の付いた撥の様な武器が現れる。 (変化に創造……どんな宝具なのよ、あれ) ライダーは宝具の所有数が多いクラスと言われてはいるが、 このライダーの数ははっきり言って異常な上に いまだに終わりすら見えてこない。 「一つ良い事を教えてやる」 今までイリヤの事を無視してきたライダーが ここに来て初めてイリヤを見据える。 「な、何よ!」 「最後に勝つのは機転の利く奴か、俺ってな」 「…………」 気障な台詞を吐きつつ、ライダーがポーズを取る。 イリヤは呆れている。 ランサーは寡黙である。 「……ォホン! 行くぞ!」 一瞬、沈黙した空気を誤魔化す様にライダーが撥を構える。 応じる様にランサーも槍を構え、 先程とは違う意味で緊迫した空気が流れる。 「タァッ!」 ライダーが駆け出す。 だが、先程よりもその速度は速くない。 ランサーもドリルを最大限に加速させ、 必殺の一撃の力を蓄える。 ライダーがランサーの間合いに入り込み、 「…………!!」 ランサーの必殺の一撃が繰り出される。 「ハァ!!」 当たればライダーとてその身体を抉り飛ばされるほどの 一撃を撥を持って何とか叩き逸らす。 本命の一撃を避ける事は出来た。 それでも、次には衝撃波がライダーの身体を襲うのである。 先程は抵抗も出来ずに吹き飛ばされた衝撃波を 軽く地揺れが起こるほどに強く地面を踏みしめてライダーが耐える。 その装甲は衝撃波で抉られて無事とは言い難いが 抵抗すら出来なかった筈のライダーが耐え切ってみせた。 そして、残った結果は。 槍を振り切ってしまったランサーと、 その懐に入り込んだライダーという形。 隙だらけとなったランサーへ、 ライダーが横に構えた撥を叩き込む。 「音激打・爆裂強打(ばくれつきょうだ)の型!!」 叩き込まれた打撃は音となり、 巨大な紋となってランサーの身体を大きく揺さぶる。 ランサーの装甲は凹みすら出来ていない。 だが、ランサーの様子がおかしい。 打撃は効いていない筈なのに動きが止まっている。 ライダーがゆっくりとランサーから離れ始める。 それと同時に巨大な紋が爆発し、 ランサーがぐらりと揺れて、その巨体が倒れこんだ。 「ランサーァッ!!」 イリヤの悲痛な叫びが木霊する。 ライダーの打撃は確かにランサーには届かなかった。 だが、その発せられた『清めの音』はランサーの内部へと浸透し、 その霊格へと直接叩き込まれていた。 外側からではなく内側への直接攻撃。 さしもの装甲を誇るランサーでさえ、 この攻撃を発動されてしまえば防ぎようが無いのである。 「…………!」 イリヤの声に応えて、ランサーの眼に再び光が点る。 全身から火花を上げながらも何とか立ち上がろうとするランサー。 先程までの威風堂々といった様子からは一変した 弱弱しい動きにイリヤの眼に涙が溜まる。 「ランサァー……ランサァー……」 ランサーの姿と同じようにイリヤも弱弱しくその名を呼ぶ事しか出来ない。 彼女は魔力量においては規格外であっても 一人の魔術師としては未熟者の少女でしかない。 サーヴァントに抗する事など、このか弱い少女出来る筈は無いのである。 「悪いが、止めだ」 いつの間にか最初の姿に戻ったのか、 冷酷にライダーが死刑宣告を告げる。 その手に構えているのは一枚のカード。 最初の一撃を見舞った時と同じ能力を引き出す為のカード。 それを無情にもベルトへと通す。 『FINAL ATTACKRIDE DE・DE・DE・DECADE』 最期を告げる電子音声が鳴り響く。 立ち並ぶ無数の札の列。 その始発点はライダー。 その終末点はランサー。 ライダーが深く屈み込んで力を溜める。 その力をぶつける様にライダーは札の列に飛び込んでいき、 その飛脚は一枚の札を飛び越える毎に力と速度を増していく。 「ランサーッ!!」 イリヤがランサーへと駆け寄ってくる。 「…………!」 ランサーがその身を呈してイリヤだけでも庇いきろうとする。 だが、 「…………」 「…………」 「…………?」 来る筈の終わりが来ない事で恐る恐るイリヤが眼を開ける。 肝心の人物の姿が見えない。 ライダーがランサーへと到達する前にその姿が突如として掻き消えていた。 「な、何だったのよぅ……本当にぃ」 へなへなとへたり込んでイリヤが思わず泣き出してしまい、 「…………!?」 ランサーは如何していいか分からずにオロオロしていた。 【深山町・学園北西住宅街/深夜】 【イリヤスフィール・フォン・アインツベルン@Fate/stay night】 [状態]:健康 (残令呪使用回数:3) 【サーヴァント:ランサー(本多忠勝)@戦国BASARA】 [状態]:霊格損傷(中) 「どういう事だ?」 ムスッとした態度で変身を解いたライダーが自分のマスターを問い質す。 その言葉と視線の先で切嗣が荒い息をつき、 一つ消費されてしまった令呪を見つめている。 「僕だってどういう事か知りたいさ……」 ライダーによるランサーへの止めは切嗣による、 『今すぐ戻れ』という令呪による命令で 強制中断されているのである。 ライダーの戦闘開始の合図が来た頃には 切嗣も狙撃地点の確保を開始していた。 ライダーの戦闘が佳境に入る頃、 切嗣もスコープで相手のマスターの姿を捉えていた。 そこで、在り得ない筈の姿を見て、 息が止まるような思いに陥ってしまったのだが。 「……イ…リヤ?」 小さくその少女の、実の娘の名前を呟いて切嗣は困惑する。 居る筈がない。 居てはいけない筈なのである。 彼女が聖杯戦争に繰り出されない為に “自分はこの聖杯戦争に参加”したのだから。 唖然としている切嗣を尻目に戦いはライダーへと傾いた様である。 ライダーがランサーへと止めをさそうとする。 これでランサーが消滅し、無傷のままイリヤが脱落するのなら それはそれでいいのかもしれない。 だが、イリヤはランサーへと駆け寄り、 ライダーはそれを無視している。 思わず令呪へと命令していた。 「戻れ、ライダー。 今すぐにだ!!」 間一髪の所で命令は間に合った。 ライダーはキックの姿勢のまま、 そのまま近くの壁へと激突したが。 …………………。 「ライダー、あのランサーのマスターには手を出すな」 切嗣がライダーを見ずに言葉だけを告げる。 「……ふぅ、大体分かった」 それだけを応えるとライダーはバイクに跨り、 一人で勝手に走り去っていく。 その姿を見ずに煙草を震える指で取り出そうとして パラパラと取りこぼしていく。 煙草を箱ごと握りつぶし、地面へと叩きつける。 「クソッ、どうなっているんだ、いったい!?」 顔に手を当てて、切嗣は悲痛な叫びを上げた。 【深山町・学園北東住宅街/深夜】 【衛宮切嗣@Fate/zero)】 [状態]:健康 (残令呪使用回数:2) 【サーヴァント:ライダー(門矢士)@仮面ライダーディケイド】 [状態]:全身に掠り傷(軽症)、魔力消費(中) BACK NEXT 034 騎士(奇死) 投下順 036 IBeautiful dreamer? 034 騎士(奇死) 時系列順 041 Imagine Bleaker BACK 登場キャラ NEXT 023 No.23 イリヤスフィール・フォン・アインツベルン&ランサー 040 FINAL DEAD LANCER(前編) 012 No.12 衛宮切嗣&ライダー 046 oath sign
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荒れ狂う稲光の―― ◆EwVLYtcCbD23 クソッタレ。 チョッパーが立ち止まる。 ピカチュウが手を掴み、チョッパーを引きずる。 チョッパーが手を振り払い、立ち止まる。 再びピカチュウが手を掴み、チョッパーを引きずる。 そしてまたチョッパーが手を振り払い、立ち止まる。 一連の動作を繰り返しながら少しずつ進んでいる。 「チョッパー、行こう」 ピカチュウは、チョッパーを連れて行くことを諦めない。 「立ち止まったって、何も変わらない。 過去に縛られてちゃ、何にも出来ないよ」 どれだけ振り払われようと。 どれだけ拒否されようと。 どれだけ立ち止まろうと。 絶対に、諦めない。 「君の行動次第じゃないのかい? 少なくとも、ぼくは君のことを信じてる。 過去のチョッパーがどういうことをしてきたのか、そんなことはどうでもいいよ。 それが本当なのかどうか知ることは僕には出来ないから」 チョッパーを引きずりながら、ピカチュウは言葉を続ける。 俯いたまま、前を見ようともしないチョッパーを。 その目にの中心に、見据えながら。 「大事なのは、これからのチョッパーなんじゃないかな。 イギーみたいな意地悪な奴はそれでも信じてくれないかもしれない。 でも僕はそうじゃない、さっきも言ったけど僕はチョッパーのことを信じてる。 僕みたいにチョッパーのことを信じてくれる人も、絶対居る」 ピカチュウの目は、揺らぐことはない。 真っ直ぐすぎる視線が、チョッパーへと突き刺さる。 「だから、行こう。 イギーが言ってたことを、違うってことを証明しなくちゃ」 再び、ピカチュウは手を差し伸べる。 弾かれてもいい、もう一度差し出すだけだ。 チョッパーは医者だ。 傷ついた人を治し、その後も癒しを与える役目の存在だ。 だが、彼がこの場に来てから取った行動は違う。 その気は無かったとはいえ、人を傷つけ、その命を奪った。 「医者」の名が聞いて呆れる行動だ。 これではただの「人殺し」と変わりないではないか。 今、ピカチュウが差し出してくれているのは逃げ道だ。 「人殺し」という事実が消えるわけではない。 イギーの言うとおり、これからどんなことをしようと。それだけは消えることはない。 これからどれだけ善人ぶろうが、絶対に消えることはない。 どうだ、それでも自分は。 「人殺し」を「医者」という皮で隠していくのか? 「……分かったよ」 チョッパーは、ピカチュウの小さな手を握り締めた。 ピカチュウの言葉に同意したわけではない。 ハッキリさせたかったのだ。 自分が人殺しなのか、医者なのかを。 本当のことを見極めるために、チョッパーは前へと進むことを選んだ。 チョッパーが前を向き自力で足を進めるようになってから、すっかり忘れていた自己紹介を両者は済ませることにした。 お互いのこと、お互いの仲間、お互いの世界。 チョッパーが話したのは全てではなかった。 人殺しと医者の中間に居る今の自分が、ルフィたちのことを喋る資格などない。 そう思い、自分の過去を掻い摘んで話し、あとは悪魔のみの説明だけに押さえた。 チョッパーが知っている全ての情報ではなかったが、それでもピカチュウが「違う」と認識するには十分のことだった。 「D-4のホテルは……あれかな?」 チョッパーが話し終え、ピカチュウの話も終わりに近づいた頃。 一件の建物が二匹の視界へと入る。 地図の位置から察するに、そこが目当てのホテルと見て間違いないだろう。 「ラクシュンさんを探さなくっちゃ」 ピカチュウはホテルの入り口へと駆けていく、チョッパーも遅れながらピカチュウの後を追う。 入り口のドアをゆっくりと開け、中へと入る。 当然だが、人などいない。 フロントマンを初めとした勤務者はおろか、宿泊客など居るはずもない。 突如、轟音が鳴り響く。 その後、壁が崩れるような音がホテルへと鳴り響く。 楽俊以外、ピカチュウたちはこの建物に居る人物を知らない。 それらの情報から結びつく結論は一つ。 「行こう、チョッパー!」 ここで、戦闘が起こっている。 だとすれば楽俊が巻き込まれているという可能性がかなり高い。 助けなければいけない、その気持ちだけを抱えてピカチュウたちは階段を駆け上る。 根本を覆す、大きなミスにも気がつかないまま。 ほぼ一定周期で鳴り響く音が一段、また一段と駆け上るごとに近づいていく。 加えて地面の揺れまでがピカチュウたちに伝えられていく。 その二つがかみ合った三階にたどり着いた彼等は、意識を集中させる。 鳴り響いく音、伝わる振動、それらからその正体を掴んだとき。 「ピカチュウ、左だ!!」 チョッパーの声と共に、ピカチュウの左の壁が弾け飛ぶ。 「大丈夫かい?!」 「なんとか、ね」 弾けとんだ無数の壁の破片は、ピカチュウを傷つけることはなかった。 チョッパーの声に即座に反応したピカチュウが瞬時にその場を離れたからだ。 電光石火。常人では捕らえきれない速度を瞬間的に出すことができるピカチュウだからこその芸当である。 大きく空いた穴から、一つの影が現れる。 「そんな!!」 その姿を見たピカチュウは、驚きの表情を隠すことが出来ない。 二本足で立つ、大きなネズミの姿。電話で聞いた楽俊の外見そのものだ。 では襲撃主が楽俊だったとすれば、先ほど電話に出たのは誰だったのか? いや、それとも楽俊の巧妙な罠だったのだろうか? 一瞬の間に、幾つかの思考を走らせる。 しかし、それは襲撃者にとって十分すぎる一瞬だった。 「ぐぃっしゅりぃぃぃやあああああるぁぁぁぁういぃぃぃ!!」 襲い掛かってきた楽俊は、先ほどのピカチュウをも上回りかねない速度で拳を振るった。 しっかりと楽俊を見据えていたチョッパーはそれに反応することが出来たが、思考に気を取られていたピカチュウはその拳に直撃した。 黄色い線が一本、真横に描かれる。 「ピカチュウ!!」 線の行き着いた先には大きな穴があるだけで、ピカチュウの姿は見えない。 すぐにでも助けに行きたかったが楽俊がそれをさせない。 襲い掛かってきた彼に対し、人型変形で応対する。 「がッ……なんて力だ!!」 襲い掛かる楽俊の両腕を掴むが、予想以上の力に圧倒されそうになる。 即座に腕を振り解き、体をすれ違わせるように回避するのがやっとのことだった。 「真っ向勝負じゃ勝てない……」 腕力でぶつかったところで、あの圧倒的な力を前にやられてしまうのがオチだ。 ランブルボールでもあれば、話は別なのだが。無いものに頼っても仕方がない。 一刻も早く決着をつけてこの場から逃げるしかない。 ピカチュウを探すためにも、急がなければいけない。 回避しやすい人獣型へと変形し、楽俊の一撃一撃を確実に避けていく。 パワーとスピードはあるが、技の精度が伴っていない一撃を避けることは難しくはない。 数回にわたり避けた後、楽俊に大きな隙が生まれる。 その隙を逃さずチョッパーは人型へと変形し、渾身の一撃を叩き込む。 一撃を受けてよろめく楽俊に対し、立て続けに大振りの一撃を叩き込んでいく。 この間、楽俊は一切の回避行動を取らなかったのだが。チョッパーにそれを気に留めるだけの余裕などあるはずもない。 数撃目で、楽俊の体がとても大きくよろめき。その無防備な体へと全力の一撃を叩き込む。 初撃の力からは考えられないほど楽俊の体は軽く、全力の一撃を受けて大きく吹き飛んだ。 が、トドメにはなっていない。 吹き飛んだ先の楽俊が起き上がり始めていることを確認し、距離を詰めていく。 そして、拳が届く距離になり。起き上がって間もない楽俊の頬へとその拳を一気に振り抜いた。 「はっきり言ってやる。てめえは絶対に赦されることはねえ」 フラッシュバック。 「他人の命を助けたからって、どうして赦せるんだよ?」 先ほどのイギーの声がチョッパーの脳内へと響く。 「てめえが殺したって言う事実は変えられねえ」 そしてイギーは先ほどとは違う言葉を放ち続ける。 「もう一度言う、てめえはな」 無慈悲に、そこに居るはずのないイギーは。 「殺し屋だよ」 最悪の一言を放った。 ああ、そうだ。 彼がどういう理由で自分達に襲い掛かってきているのかは分からない。 だが、襲い掛かられたからといって。 それに反撃すればどうだ、結果として襲撃者の命を奪うことになればどうだ。 やっぱり立派な「人殺し」じゃないか。 オレは医者だ。 人の命を救わなきゃいけないのに。 「人殺し」じゃいけないのに。 その思考が、進み行く拳を止める。 あの無防備な頭に拳を振りぬけば楽俊とて無事ではいられないだろう。 最悪のケース、楽俊は死ぬ。「人殺し」の完成だ。 そこまで考えたところで、チョッパーの体が大きく吹き飛んだ。 壁を数枚突き破り、チョッパーの体が止まる。 傷だらけになりながらも意識だけはなんとか手放さずに居た。 吹き飛ばされてたどり着いた所には、見覚えのある一匹の姿が。 「ピカ、チュウ! ぶじだ、ったのか!」 「……なんとかね」 一息ついてから、ピカチュウはチョッパーの方へと振向く。 「チョッパー、お願いがあるんだ」 ゆっくりと起き上がったチョッパーに、ピカチュウは立て続けに話しかける。 「僕が聞いたラクシュンさんの外見と、今闘ってるあいつの外見がぴったり一致してるんだ。 もし、あれがラクシュンさんなら、こんなくだらないことをやめてもらわなきゃいけない」 ピカチュウの目は、襲撃者のほうを向いている。 どこか、物悲しさを漂わせながら。 「ぼくに考えがあるんだ、チョッパー。ほんの少しでいい。隙を作ってくれないかな?」 「ピカチュウ……?」 「……あの人がラクシュンさんなら、ぼくはあの人をそのままにしておけない。だから、お願いだ」 ピカチュウが、真っ直ぐにチョッパーを見つめる。 ルフィのようなその真っ直ぐな目に見られては、チョッパーも断ることが出来なかった。 「わかった」 重く、ゆっくりと返事をする。 ありがとう、と小さく呟きピカチュウはチョッパーの後を追うように駆け出した。 再び、楽俊の前に立ちはだかるチョッパー。 標的を見つけた楽俊は、獣のような咆哮を撒き散らしながらチョッパーへと襲い掛かる。 ダメージの所為か、自分自身の動きにキレが無くなっているのが分かる。 ギリギリで避け続けていられるものの、そう長くは続かないだろう。 だが、それでいい。 攻撃を避け続けることで大きな隙が生まれるのは知っている。 一撃、一撃とギリギリで避けるうちに。先ほどと同じように楽俊は大きく耐性を崩す。 はっきりと見える隙が生まれたときだった。 ピカチュウが硬化した尾により神速の一撃を楽俊の脳天に叩き込む。 もちろん、それで気絶するわけではない。 「ありがとう、チョッパー」 ピカチュウの全身から、電気が迸る。 「それと、ごめん」 青白い光と一体となったピカチュウは、チョッパーを穴へ弾き飛ばした後に一直線に楽俊へと駆ける。 「ビィィィィィィ」 弾き飛ばされたチョッパーは思う。 何故ピカチュウは謝ったのか? そのことを考える時間すら与えてくれず。 「カァァァァァァ」 楽俊へ肉薄したピカチュウは、その胸部を掴み。 力の限りを振り絞る。 「ジュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!」 天雷が、ピカチュウの元へと降り注ぐ。 チョッパーの視界が、白一色に染まる。 最後に聞こえたのは雷の轟音と、獣の咆哮だった。 しばらくしてから、目が覚めた。 ホテルはその姿をとどめておらず、天井に大きな穴を開けて半壊していた。 崩壊の中心地、そうピカチュウが雷を呼んだ場所には。 黒焦げの肉塊が、三つ転がっていた。 なぜ? 三つなのか? ボルテッカーによる電気を帯びた体当たりにより、楽俊の体には強烈な電流が流れ込んだ。 たまらず、楽俊はピカチュウを引き剥がそうとした。 しかし、それこそがピカチュウの狙い。 しがみついたと同時に呼び寄せていた雷を当てることが彼の目的だったのだ。 でんきプレートによって増幅された天の雷はいとも容易く楽俊を黒焦げの肉塊へと変えた。 同時に、二つに引き裂かれたピカチュウの体も黒焦げの肉塊へと変えた。 作戦は成功した。 彼の願いである、楽俊を止めるということは成功したのだ。 彼の、命と引き換えに。 「なんでだよ」 物言わぬ肉塊となったピカチュウを見つめながら、チョッパーは吐き捨てる。 「何で皆そうやって平気で殺せるんだよ!!」 結果はどうあれ、襲撃者はピカチュウの命を奪い。 ピカチュウは襲撃者の命を奪った。 故意でもなんでもない、ある種明確な殺意を持ってやったことだ。 イギーの話に当てはめるなら、二人ともが「人殺し」だ。 「……もうイヤだ」 結局ここに居るのは人殺しだらけだ。 積極的に誰かを殺そうとするもの。 殺されたくないから刃向かい、殺すもの。 どちらに立ったとしても、結局は人殺しじゃないか。 「……誰かを殺す奴が現れるなら、オレが代わりに殺してやる」 だったら、もうこれ以上誰かがそんなコトを背負うぐらいなら。 その全てを、「殺し屋」という汚名を自分ひとりで背負おうじゃないか。 「もう、オレは医者なんかじゃない」 赦される事がないなら、堕ちてやる。 片道切符じゃ、もう戻れない。 だったら、一人でも多く幸せになるために。 オレが、殺す。 死者を告げる放送と共に。 己の手を血に染めることを覚悟したトナカイは。 一本の道を進む。 それは修羅か、道化か。 殺し屋は、自分ひとりでいい。 【ピカチュウ@ポケットモンスター 死亡確認】 【残り 23匹】 ※支給品は消し炭になりました。 【D-4/ホテル跡/1日目/正午(放送直前)】 【トニートニー・チョッパー@ONE PIECE】 【状態】重傷(自前の応急処置済み)、自己嫌悪 【装備】なし 【所持品】支給品一式*2 、応急処置用の医療品、担架 【思考】 基本:人殺しを殺す、そうでない人からは逃げる。 1:人殺しを探す。誰かに会えばまずそれから聞く。 2:最終的には――――? ※参戦時期は少なくともフランキーを仲間にしてからです。 ※ザフィーラ(名前は知らない)を動物系悪魔の実の能力者と誤解しています。また、自分のせいで海に落ちてしまったと思っています。 ※イッスンには気づいていません。剣(グランドリオン)が喋ると思っています。 チョッパーは気がついていない。 彼が立ち去った後。 瓦礫の一つが音を立てて転げ落ちたことを。 チップは、生きている。 【D-4/ホテル跡、瓦礫下/1日目/正午(放送直前)】 【楽俊@十二国記】 【状態】:自我崩壊、全身黒こげ、重傷、再生中、動けない 【装備】:なし 【道具】:なし 【思考】 基本:見カケタ奴、殺ス 0 再生中 1 誰かを見つけたら問答無用で殺す 【備考】 ※一度死んだあとDG細胞に浸食されたため、自我が崩壊しています。 ※DG細胞により戦闘力と再生力が強化されています。強化の程度に関しては次回以降の書き手にお任せします。 ※楽俊の基本支給品(食料除く)が部屋中に散らかっています。 ※D-4ホテルに向け、大きな雷が落ちました。影響を受けホテルは半壊しています。 放送直前に周囲に大きな音が響いたと思われます。 時系列順で読む Back GREN~誤解の手記と鍾乳洞~ Next 第二回放送 投下順で読む Back 背なの上のぼの Next 第二回放送 072 赦されざる者 ピカチュウ 死亡 072 赦されざる者 トニートニー・チョッパー 098:とても優しい瞳をしてたあなたが歌う――
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barrett ネコタタキ編(ver.3)の基本的なルールです。 ver.2と共通する部分もありますが、基本的に2つのゲームは別物です。 基本ルール 10人のオペレーターの中に3人のアンチ(ニセモノ)が紛れ込んでいます。 外見上は全く区別がつきません。 オペレーターは、アンチが誰であるかを推理して、掃除機で退治して下さい。 アンチが全滅したらオペレーターの勝利です。 ただし、掃除機は何回も使えるわけではありません。 あなたが掃除機を使えるのはたった1回だけ。 間違えてオペレーターを退治してしまっても、やり直しはできません。 アンチは、正体がばれないように気をつけつつ、オペレーターを襲撃して下さい。 オペレーターの同士討ちや襲撃の成功などで、残っているのがアンチだけになったら、アンチの勝利です。 領域に誰も存在しなくなったら? オペレーター側の勝利条件(アンチが全員消滅)を満たしているので、オペレーター側の勝利です。 領域に存在しているのが1人だけになったら? その時点で勝敗が決まっています。基準時を待たずにその日の全ての掃除機判定、消滅判定が行われた後、勝敗が決定し、最終日(感想戦)が始まります。 襲撃について (1)単独投票による襲撃 オペAがアンチXの記憶(★)を投票 他に同種の記憶を投票する人が居らず、一人きりの投票となる場合 →XからAへの襲撃(標的★)は成功します。 (2)1 1襲撃 オペAがアンチXの記憶(★)を投票 アンチXのみが同種の記憶を投票し、1 1の交換となる場合 →XからAへの襲撃(標的★)は成功します。 参考領域 ver.3 No.31 (1)6日目 (2)7日目に確認。 (3)襲撃・無投票消滅が同時発生時の表示順 以下全て表示順です。 No.86 白熊歌劇団(4日目) 襲撃(湯川コードウェイナ→霊感委員長K) 無投票(四喜/平オペ) No.93 ママの大ひげ(6日目) 掃除機(一浪一郎真実一路粉砕) 無投票(ポヨン/平オペ) 襲撃(木登り小僧→加藤さん) No.118 皇帝の鎖(5日目) 掃除機(チリチカ粉砕) 襲撃(九曜→JF) 無投票(収束/平オペ) 襲撃と無投票が同時に起きる領域例が少ないため憶測となりますが、表示順は「掃除機」が最上部、「無投票消滅」「ビンゴ消滅」「襲撃」は表示順が固定されているわけではなさそうです。 記憶交換について (1)ループの法則 更新時間が来ると、前日の選択に基づいて記憶の交換が行われます。 同じ種類の記憶の交換は、何人であっても、全員で一つのループになるような形で行われます。 A→B→C→D→E→Aというような形になります。 ループの順番に法則はありません。名簿順ではなく交換のたびランダムで決定されます。 以上の法則が『ループの法則』とよばれるものです。 (2)三角トレード 三人での交換の事。 また、上記の『ループの法則』があるため、三人での記憶交換は結果が二通りになり、(記憶配置を把握していれば)一人の結果が判明していれば残りの二人も判明します。 たとえば、それぞれの記憶を持ってるABCが三角トレードをする場合の結果は、 A(B)→B(C)→C(A)→A(B) A(B)←B(C)←C(A)←A(B) 以上のどちらかになります。 (3)無投票消滅、襲撃時の交換 プレイヤーが消滅した場合、「消滅者の記憶」は「消滅者の手持ち」と入れ替えられ、その状態で交換が行われます。 無投票者がポヨンで、メンタムと加藤が交換を行った場合は以下のようになります。 【ポヨン(シトロエン)消滅】 メンタム(ポヨン/シト)←→加藤(メンタム) =メンタム(メンタム) 加藤(シト) 襲撃時の入れ替えも同様です。 なお被襲撃者の投票は、前日に被襲撃者が設定していたものになり、襲撃アンチは(おそらく)無投票扱いとして消滅した形になります。 (4)粉砕時の交換 掃除機での粉砕時の交換は、(3)とは異なり、先に「粉砕者を含めた交換」が行われ、その後に消滅入れ替えが行われます。 この時粉砕者を含めた交換が行われるのは、前日に粉砕者が投票した記憶です。 上記例で、ポヨンとメンタムと加藤が同じ記憶に投票し、ポヨンが粉砕された場合、以下のようになります。 【粉砕者を含めた交換】(※交換は右回り前提) ポヨン(シト)→メンタム(ポヨン)→加藤(メンタム) =ポヨン(メンタム) メンタム(シト) 加藤(ポヨン) 【ポヨン粉砕、入替処理】 メンタム(シト) 加藤(メンタム) ソナー 7人のオペレーターの中に1人います。 領域に残っているアンチの数を知ることができます。 アンチが退治されて人数が減ると、その時点で人数の変化がわかります。 ※ ver.2のハイクラスオペレーターと同じ働きです。 暗号 7人のオペレーターの中に1人います。 任意の相手に向け、匿名で内緒のメッセージを送ることができます。 ただし、1回の暗号ごとに発信の残り回数が5回分減ります。 発信数が4回以下になると、暗号を送ることはできなくなります。 暗号はオペレーターにもアンチにも送ることができます。 暗号を送った相手がどちらであるかを知ることはできません。 ノーマルアンチ 3人のアンチの内の2人です。 襲撃によって、オペレーターの体を奪い取ることができます。 襲撃を成功させるには、相手が自分の記憶を持っていなくてはなりません。 襲撃が成功すると、それ以降は襲撃されたオペレーターの姿になります。 姿は変わっても、アンチであることに変わりはありません。 また、襲撃した相手が何らかのスキルを持っていたとしても、それを使うことはできません。 1日に襲撃できるアンチは1人だけです。 2人のアンチが襲撃をしようとすると、記憶の有無に関わらず2人とも失敗します。 ストライプアンチ 3人のアンチの内の1人です。 掃除機を無力化する力を持っており、誰か一人を掃除機から守ることができます。 守りたい相手は前日のうちに設定します。 アンチでもオペレーターでも守れますが、自分自身を守ることはできません。 また、ストライプアンチは、他のアンチと違って襲撃ができません。 ストライプアンチが掃除機で退治された場合、守りたい相手を設定してあっても、守れないで終わります。 その他 ルール改定以前に存在していた役職です。 No.11以降、現行のルールには登場しません。 気象 No.1からNo.6までの領域に登場。 アンチの襲撃予定があるかどうか、降水確率という形で知ることができました。 ギプス No.1からNo.10までの領域に登場。 消滅者が出た場合、それが襲撃による消滅かどうかを知ることができました。 哲学 No.1からNo.10までの領域に登場。 自分の記憶を持っている人物を知ることができました。 釣師 No.7からNo.10までの領域に登場。 アンチの思案番号を感知することができました。
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八・一九の謎:パルプのこたえ 迷ド探偵たまきからの謎めいたメッセージ、アンラッキーナンバー8と19。 これは謎の襲撃者マタンキを示す暗号だとパルプは察知した。 だが、誰のことだろう……? 最初に思い起こしたのはNAKA-CHAN襲撃事件。 犯人を示す「9,1,8なのです」を綾鷹さんは読み解き〈女王蜂〉の仕業であると看破した。 大納言先輩を襲ったのも既に退場した転校生である彼女なのか? いや、先輩はアイドルではないので動機がない。 (8,19……クインビーの裏返し……もうひとりの女王蜂……?) そう、この大会には“女王蜂”がもうひとり参加していたのだ。 蜂のように舞い、蜂のように刺す、無冠の女王が。 シズとルリが犯人候補の筆頭に挙げていた覆面シューターのクリムゾンロータス。 パルプから申し出た決闘を避けていたのも怪しい。 だが、襲撃動機は? 覆面キャラが被るのを避けたかった? 少なくとも表面上はクリムゾンロータスの行動は高潔に感じられた。 また、変装能力を隠し持ってるような様子もない。 ひとまずは犯人候補として意識しておくことに留めよう。 たまきさんの“ガッチャ”という挨拶も気になる。 “了解”という意味の言葉だが、挨拶には相応しくない。 ここで、パルプは大会で使用可能なアイテムが「ガチャアイテム」と呼ばれてることに思い当たった。 (ガチャ……はち……じゅうく……ガチャ89番! 甲殻類名鑑!) つまり犯人は甲殻類!? (って、私だ――!! 自分が犯人とか意外な犯人すぎるよ!) ハハハ、自分自身が犯人とかあるわけないですよね。 探偵が犯人とかね、まさかね。 (えーと、ガチャ8番と19番を両方手に入れた人は……?) 勝負の公平を期すため、あるいは試合を盛り上げるため、各自の保有ガチャアイテムは公開されている。 そして、パルプが見いだした名前は……? (ルガーさん……!?) 確かに吸血鬼なら変身能力を持っていてもおかしくないし、妃芽薗に女の子の血を吸いに来そうでもある。 パルプはルガーが犯人だと思いたくはないが、それは吸血の魅了効果のせいかも知れない。 (とりあえず、ルガーさんかクリムゾンロータスさんに会って話を聞いてみよう) そして公園に向かったパルプだが、その前に現れたのは迷ド探偵たまき――いや、怪盗マタンキ本人だった。