約 580,648 件
https://w.atwiki.jp/2chsiberiassf/pages/531.html
AK-47シリーズの一種と誤解されがちだが、実際には7.62mm×39を使用する以外に共通点はなく、ほとんど独自設計でより軽量で命中精度も高いアサルトライフルである。 弾薬以外の互換性がなく弾倉も専用の物を使用する。 リコイルを受け流しすぎるとジャムを起こしやすい。
https://w.atwiki.jp/zeiuserverwiki/pages/16.html
独自アイテム 独自アイテムはZEIUserver限定のアイテムのことで現在は約150種類のアイテムが存在しています 中にはとんでもないスピードで攻撃できる武器もあれば、家を破壊できるような爆発物もあります!
https://w.atwiki.jp/akiko2/pages/112.html
設定メモ ~あ行~ 2008/11/1 設置 2008/11/1 「エレメント技」追加 2010/7/16 暗黒のエレメント追加 暗黒のエレメント 分類 エレメント関係 説明 十種類存在するエレメントの一種。感情といった 事象を支えているとされ,また感情から生じると されている。聖のエレメントと対立した相性を持 つ。 備考 - エレメント 分類 その他 説明 世界を支えているというエネルギーのこと。火・ 水・氷・風・地・雷・暗黒・聖・時空・星の十種 類が確認されている。主にエレメント技という技 術で操る事ができる。火のエレメントは水のエレ メントに弱く、氷のエレメントに強いといった相 性が一部ではある。 出典 ルイージマンションに出てきた火・水・氷のエレ メントから。 備考 - エレメント技 分類 その他 説明 自分の内外に存在する精霊に、魔力や生命エネル ギーを与える事でエレメントをもらい、操って何 らかの現象を起こす技術。火・水・氷・風・地・ 雷・暗黒・聖・時空・星と十種類あり、それぞれ 何ができるかが異なる。使用するには使用者が使 うエレメント技と同じ属性(エレメント属性)を 持っていなければならない。 出典 イメージ的にはマリオのファイアボールや一部の ポケモンの技。 備考 COPY能力をこれで補ったり、逆にこれをCOPY能力 で補ったりもできるらしい。
https://w.atwiki.jp/cwcrpg/pages/297.html
共通冒険者技能(追加) Ver.1.00 [選択ルール] この項目では冒険者が追加で習得可能な技能について記載している。 指定が無い限りはどの職業でも使用可能であるが、職業によっては相性が悪く使用に適さない物がある点に注意。 技能は一部職業や種族の初期習得技能も含まれるため該当技能にその旨を記載。 実装の経緯 PCとして通常作成できる基本の職業である戦士、盗賊、魔術師、聖職者、精霊使いや、マルチ職の魔戦士、聖戦士、忍者は名称変更ルールにより任意の職業名を名乗る事が許可されていたものの、性能的な面はユニーク技能をGMからセッション中に配布されるくらいしか差別化する事ができませんでした。 そこでこの項目では既存の職業の概念に囚われない形で各種職業のフレーバー要素も兼ねた職業技能を載せています。 また、既存の追加冒険者技能と言える【共通語魔法】も本項目で扱います。 共通語魔法 古代語を詠唱に使う古代魔術等と違い共通語によって発動させる特殊な魔法。 詠唱に必要な言葉さえ暗記出来れば誰にでも使用可能である。 技能の処理は記載が無ければ接敵時の発動等を含め古代魔術と同様に扱う。 ゲームの設定上は賢者の塔に教えを請えば1000spで教えて貰う事ができる。 技能一覧 共通語魔法一覧 技能名 習得経験点 習得費用 射程 範囲 消費 持続 効果 解錠 × 1000sp 接触 単体 1 一瞬 扉や宝箱などの魔法的な鍵を解除する。永続的な解除には、心による目標値以上の達成値が必要。 発火 × 1000sp 接触 単体 1 一瞬 対象を瞬時に発火させる。ダメージなどは無し。 光源 × 1000sp 接触 単体 1 1時間 対象の物を発光させ、光源として30m先まで視認できる。 魔剣等と対抗する。 気合い × 1000sp 自分 単体 1 次ラウンド迄 魔法的な気合いで次ラウンドの体判定+1。 精神集中 × 1000sp 自分 単体 1 次ラウンド迄 極度に精神を集中させることで、ひらめきや記憶の回顧力を上げ、次ラウンドの心判定が1点有利になる。気合いと同様に、次ラウンドの自分の行動時に効果が適用される点に注意。 肉体活性 × 1000sp 自分 単体 1 一瞬 自身のHPを1点回復する。気絶状態では使用不可。 解錠 キーコード:魔法 扉や宝箱などにかけることで、魔法的な鍵を解除する事が出来る。 ただし、永続的な魔法の鍵の解除には、目標値以上の達成値が必要。 なお、機械的、物理的な鍵には全く影響を及ぼさない点に注意。 Tips 一時的な解除であれば判定不要であるという点は特筆すべきである。 正直魔術師が居るなら破魔の指先を使うべきだが、魔術師ですら到達出来ない強固な鍵が登場し『解錠』が必要になる場面というのはバランス的にどうかと思うので存在意義があるのかは疑問である。 初期ルールから存在している為敢えて残している状態なので改善案があれば受け付けたい。 発火 キーコード:魔法 火 対象が可燃性の物で有れば瞬時に発火させることが出来る。 ただし、せいぜい対象はたきぎ程度のサイズで、人に対しては効果が無い。 Tips 通常点火をするためには1ターン程の時間が必要であり、瞬時に点火したい場合においては火の付いた松明や炎属性の魔法等が必要となる。 その点を考慮すればこの純粋な発火能力には他には無い利便性があると言える。 ダメージについては火傷くらいはするがHPが減るほどのものではないという設定。 液体燃料や火薬、爆弾といった点火する事で効果のあるアイテムを使用する場合はアイテム側の性能に準拠する。 光源 キーコード:魔法 対象の物を発光させ、光源とすることが出来る。 光量はランタンでいえば3個分は有り、障害物や霧などが無ければ30m先まで見通す事ができる。 Tips 今回の実装で30mという設定にしたが、松明やランタンが半径10mなのでかなり破格の性能。 武器以外の物に使用すれば(盾とか)武器への魔法との競合は避けられる。 気合い キーコード:魔法 魔法的な気合いを入れることで、次ラウンドの体判定が1点有利になる。 注意すべきは、次ラウンドの自分の行動時に効果が適用される点である。 Tips 管理者コメント:魔法力を使ってまで次ラウンドの体判定+1にするというのはかなりコスパが悪い。 次のラウンドに効果を発揮するのでそのラウンド中の敵行動に対する対抗は出来ない。 回避抵抗専念なら即時防御力+1と防御判定+2というボーナスを得られる、この技能との重複が可能とはいえ存在価値に疑問がある。 長い歴史上習得した人が居ない事からも真剣に削除検討すべきかもしれない。 精神集中 キーコード:魔法 極度に精神を集中させることで、ひらめきや記憶の回顧力を上げ、次ラウンドの心判定が1点有利になる。 上記の【気合い】と同様に、次ラウンドの自分の行動時に効果が適用される点に注意。 Tips 管理者コメント:【気合い】の体ボーナスと比べると心の判定は応用が効き、魔法強度の強化はあまり無い事から【気合い】よりは価値がある。 1R消費するなら消費MPを0にしても良いかもしれないが知識判定の度に精神集中しかねないので初回消費0にする対応で調整するのも考え方としては有りかもしれない。 肉体活性 キーコード:魔法 自らの肉体を活性化させることで、1点分生命力を回復する。 当然ではあるが、気絶状態からこの魔法を使うことは出来ない。 Tips 管理者コメント:自然治癒出来るHPが24時間で1点である事を考えると休息での回復効率は侮れない効果があるかもしれない。 が、しかし魔法による治療が存在する事や【応急手当】等の存在を考慮するとこの技能の優先度は低いと言える。 システムとして扱いが微妙。 狩人系技能 野性の動物を獲物に挑む、弓の扱いに長けた狩人らしい技能。 弓を中心にした遠距離武器向けの技能が中心であるため習得の推奨職業は【戦士】、【盗賊】、【精霊使い】、【魔戦士】、【聖戦士】、【忍者】を想定している。 また、一部に盗賊技能と似通った技能もあるものの、併用は出来ず技能によっては限定的となる。 技能一覧 射撃系技能一覧 技能名 習得経験点と費用 習得条件 射程 範囲 消費 持続 効果 精密射撃 5点/1000sp 無し 武器 単体 0 一瞬 リーチの長い武器や投擲以外の遠距離武器攻撃の命中+2、スペシャル-1で攻撃する。使用ラウンド中は回避抵抗-2、ファンブル+2、移動不可。精神が通常の状態で無ければ使用不可。 一撃離脱 5点/1000sp 無し 武器 単体 0 一瞬 遠距離武器攻撃後に移動できる。攻撃前に移動していた場合は使用不可。 野外活動系技能一覧 技能名 習得経験点と費用 習得条件 射程 範囲 消費 持続 効果 応急手当 5点/1000sp 無し 接触 単体 0 一瞬 対象の生命点を1d6点回復する。救急医療キット(消耗品)を使用可能にする。同一対象への重複使用には条件があり、戦闘中も使用出来ない。 追跡(野外) 5点/1000sp 無し ---- 自分 0 集中 森や山といった自然環境の中で対象を追跡する。技+2 擬態 5点/1000sp 無し ---- 自分 0 集中 森や山といった自然環境の中で他の者から見えないように隠れる。技+4 聞き耳 5点/1000sp 無し ---- 自分 0 集中 扉の向こうや遠くの音を聞き分ける。心+2※盗賊 忍者技能のものと同一効果。 知識系技能一覧 技能名 習得経験点と費用 習得条件 射程 範囲 消費 持続 効果 動物知識 5点/1000sp 無し ---- ---- ---- 一瞬 動物に関する知識判定に+2のボーナス。生物から素材を剥ぐ際の判定に+2のボーナス。 天候感知 5点/1000sp 無し ---- 視野 ---- 一瞬 翌日以降の天気を予測する。判定は心。18以上達成で2日後、22以上達成で3日後まで予測可能。 改訂履歴 2022.07.05 Ver.1.00 共通語魔法を本項目に実装。 共通語魔法「光源」の効果を3個分という曖昧な範囲表現から30m迄に設定。 2022.07.06 Ver.1.01 狩人系技能を本項目に実装。 以下改造元ページのデータが残ります。 下位古代語 ○ ---- ---- 0 常時 習得済みの古代魔術に関わる簡単な古代語の読み書きが可能。 その他、古代語の解読/翻訳に+2のボーナス。 魔力感知 ○ 視野 射程内 1 1時間 魔力の存在を感じ取り、魔力関係の解析/鑑定が可能になる。 ※その日の初回発動のみ消費が0になる。 博学知識 キーコード: 様々な知識に関する心判定に+2のボーナスを得る。 一部専門性の強い知識に関してはGMの裁量で適用しないケースが有っても良い。(同行PCに専門家が居る場合等がベター) また、他の知識系技能を併用する場合はこの技能を含めて合計で3種まで適用する事が出来る。 しかし、その場合は2つ目以降の技能ボーナスは+1となり、 【合計で最大+4のボーナス】 とする。 参考例 「遭遇した魔物にはある弱点があり、その弱点はある植物の葉である。 そしてその事は昔話として知られている。」 この様な場合であれば。 『博学知識』、『動物知識』、『植物知識』、『伝承知識』といった技能からボーナスを得られる。 ボーナスこそ+4までだが、「知識系技能を持っていなければ得られない情報」はルール上無い為、判定するPCに除外する技能を選ばせる必要はない。 これは、除外した知識系技能が有った場合に判定で失敗しても除外した技能で再度の判定が出来なくする為である。 知識系技能は翻訳作業には適用出来ない。 博学知識は武器や道具等の鑑定には適用出来ない。 下位古代語 効果時間:常時 キーコード:言語 習得済みの古代魔術に関わる簡単な古代語の読み書きが可能。 その他、古代語の解読や翻訳に+2のボーナス。 魔術師の初期習得で使用出来る古代語は魔術師の使用する古代魔術の詠唱に使用している言語であり、会話や筆記を目的に習得してはいない。 その為、初見の古代語文章の解読や翻訳、未習得の追加魔術の詠唱からの判別には判定を伴う。 知識系技能は翻訳作業には使用出来ない為、ボーナスの重複は出来ない。 Tips 余談であるがAskシナリオ『奇塊』に登場する鋼鉄の箱に記載されている「ろけっとらんちゃ」は古代語と筆者は解釈している。 つまり旧文明の共通言語は古代語という事になる。 CWCRPGの独自設定。 また、この技能は英語能力で言えば映画の台詞を正確に記憶しているレベルです。 知っている台詞(魔術)から他の文章を翻訳感じなので要判定、という事で。 魔力感知 射程距離:視野 効果範囲:見える範囲 消費:1 効果時間:1時間 キーコード:魔法 魔力の存在を感じ取る、発動中はGMが設定した目標値以上の達成値が出た場合、その魔力の効果も鑑定できる。 追加で習得出来る冒険者技能の一種でもあり、非マジックユーザー(戦士、忍者、盗賊)でもこの技能を習得していればマナの草でMPを回復出来る様になる。 セッション中の1日で初回発動の場合MP消費が0になる。 基本として掛けられた魔力の有無は『魔力感知』か『賢者の瞳』でしか判別不能である。 そしてその効果の鑑定はそれらに類する能力でしか不可能である。 基本は目で見える物(者)が魔力を発しているかどうかを判別する能力である。 目が見えなくても、直に接触すれば魔力の有無を確認可能(この場合鑑定は不可)。 強い魔力であれば目で見ず、触れていなかったとしても存在を発動中は感じ取る事が出来る。(これも鑑定は不可能) 通常は任意発動ではあるが、発動していなくても強力な魔力があれば優先的に存在に気付く事が出来る。(鑑定&解析は発動必須) 魔素(マナ)の定着した植物であるマナの草を能動的に見つけるには必須。 魔力付与品(マジックアイテム)の鑑定に必須。 魔力の鑑別能力に関してボーナスは付かない。 関連項目 冒険者技能 ---冒険者PCが共通で使用可能な技能。 冒険者技能(追加) ---追加で習得可能な共通の技能。 古代魔術 ---魔術師や魔戦士が最初から使用可能な魔法。 古代魔術(追加) ---魔術師が追加で習得可能な魔法。 古代魔術(特殊)? ---これまでに魔術師や魔戦士のPCが独自に習得した専用の魔法。 魔術師技能(追加) ---魔術師が追加で習得可能な技能。魔戦士も対応。 改訂履歴 Ver.1.00 2017.04.21 公開。
https://w.atwiki.jp/shineserver/pages/17.html
独自クエスト 旧支配者への捧げ物 職専用装備作成クエスト
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/4566.html
『奴隷産出群』 7KB 観察 考証 小ネタ 自業自得 差別・格差 群れ 野良ゆ 赤ゆ ゲス 自然界 人間なし 独自設定 超小ネタ。多分、次回作の前座になるかと。 奴隷産出群 嘘あき 何処にでもある山の何処にでもある群れ。そして、何処にでも居る長ぱちゅりーに何処にでも居る凡百の基本種。 薄汚い土まみれの体で走り回るゆっくりたちは今日も元気に野良生活をエンジョイしています。 しかし、そんなゆっくりした群れに、何かがたっぷり詰まっている白いビニール袋を搭載したすぃーがやって来ました。 操縦者は見慣れないまりさが一匹です。加えてそのまりさは野良にしてはとっても綺麗で美ゆっくりでした。 肌はつるんつるんに輝いていて、シミや土埃一つなく、帽子には一点の汚れも解れもありませんでした。 そして、何よりも人間から見れば胡散臭い笑顔をしていました。 そんなまりさに群れのゆっくりたちは興味津々です。特に白いビニール袋に入っているものに興味が集まりました。 「ゆっくりしていってね!! まりさはしょうばいゆんまりさなのぜ!!」 「「「「「ゆっくりしていってね!!」」」」」 長ぱちゅりーは何事かと幹部と一緒に近づきました。そして、長ぱちゅりーは商売ゆんまりさに話しかけます。 「むきゅきゅ、このさわぎはなんなの? それと、まりさはいったいだれ?」 「いいところにきがついたのぜ! まりさはしょうばいゆんなのぜ」 「しょうばいゆん?」 聞きなれない言葉に長ぱちゅりーは無い首を傾げました。 「まりさはさんさいさんやきのこさんをあまあまとこうかんするためにやってきたのぜ!!」 「「「「「あ、あまあま!!!」」」」」 あの白いビニール袋にはたんまりとあまあまが入っている。そのことを聞いて、ゆっくりたちは大騒ぎです。 「ま、まりささまによこすのぜぇえええ!!」 「で、でいぶがさきだよ!!」 「あれはちぇんのものだよー!! わかれよー!!」 「なにをぉおおおお!!!」 「やるのぉおお!!??」 「わかるのぉおおおお!!???」 挙げ句の果て、何故か喧嘩が起きてしまいます。長ぱちゅりーはあたふたとしていました。 ですが、商売ゆんまりさだけはニコニコと笑顔を保持したままその姿を見ていたのです。 「まあ、まつのぜ。とりあえず、みんながもっているごはんさんをもってきてほしいんだぜ」 「「「「「ゆゆゆ!?」」」」」 「そしたらあまあまとこうかんするのぜ?」 「「「「「すぐにもってくるよ!!」」」」」 皆、大忙しに家へと戻って行きました。そして、各々の貯蓄していたご飯をもって商売ゆんまりさの元へ集まります。 「「「「「ゆっくりこうかんしてね、すぐでいいよ!!」」」」」 まりさは笑顔をこぼさず、交換に取り組みました。 「「「「「ゆわぁあああ!! あまあまだぁあああああああああ!!」」」」」 貯蓄全てをあまあまと交換したゆっくりたちは幸せの声を上げました。 「「「「「こうかんしてもらえなかったよ……」」」」」 しかし、あまあまが足りなかったのか、貰えなかったゆっくりは変な紙切れと交換することになったのです。 長ぱちゅりーにはシャバ代としてたくさんの紙切れが与えられていました。 「「「「こんな、へんなおふだ、いらないよ!!」」」」」 噛みちぎって破ってやろうかとゆっくりたちは思いましたが、紙切れは破れることはありませんでした。 「まあ、まつのぜ。そのかみきれはあまあまとこうかんできるのぜ」 「「「「「は?」」」」」 ただの紙切れがあまあまになる? そんなバカなと誰もが思いました。 「まりさがみっかごにきたときにゆうせんてきにあまあまとこうかんしてあげるのぜ」 そう言い残すと、商売ゆんまりさはすぃーに乗って何処かへ消えてしまいました。 三日後、商売ゆんまりさは群れに戻って来ました。今度はすぃーの後ろに荷台を連結させていました。 その荷台にはいつもの様にあまあまが詰まった白いビニール袋が載せられていました。 「じゃあ、かみきれをもってるゆっくりからあまあまのこうかんにおうじるのぜ」 「「「「……ふぁっ!?」」」」」 ゆっくりたちはすっかり紙切れのことを忘れていました。 ですが、長ぱちゅりーだけは紙切れを残していたのです。 「それじゃあ、これとこうかんしてもらえるかしら?」 「わかったのぜ!!」 ぱちゅりーは紙切れ全てをビニール袋一つと交換しました。 「むきゅーおふださんってすごいわね」 この交換を見て、紙切れを持っていたゆっくりたちは急いで紙切れを探しに行きました。 実は、紙切れを持っていたゆっくりたちは商売ゆんまりさに騙されたと思って紙切れをないがしろにしていたのです。 捨てるものもいましたし、尻を拭く紙に使ったゆっくりも居ました。 急いで、家に戻り各々紙切れを探してはそれをまりさの元へ持っていきます。 「「「「ゆっくりこうかんしてね!!」」」」」 土まみれの紙切れやうんうんやしーしーがついた紙切れを持ってきては商売ゆんまりさに交換しろ催促しました。 「いいのぜ!!」 商売ゆんまりさはこころよく、引き受けました。嫌な顔ひとつせず交換に応じたのです。 「「「「「やったね!!」」」」」 ゆっくりたちは大喜びでした。そして、紙切れを交換したゆっくりたちであまあまが全てなくなりました。 そうなると、また、あまあまを交換できなかったゆっくりは紙切れと交換せざるをえません。 「またくるのぜー」 商売ゆんまりさは取引が終わるとさっそうと帰ってしまいました。 一ヶ月も経つと、群れの間では主食があまあまに変わり、そして、紙切れで物やサービスが流通しました。 しかし、悪いこともあります。それは、お口ですっきりーをするゆっくりが現れたり、かつあげするゆっくりが出たり。 全ては紙切れ欲しさの行動でした。秩序もクソッタレもありません。 「くーっでたーなのぜ!!」 加えて、長ぱちゅりーは群れ一番の乱暴者のまりさに幹部と一緒に殺されてしまいました。 乱暴者のまりさは新しい自分の都合良い幹部と一緒に群れを支配することにしました。 上納金として一定量の紙切れを上納するように命令します。 重税に困ったゆっくりたちは寝る間も惜しんで働きました。働かなければせいっさいが待っているからです。 加えて、ゆっくりの労働を監視する観察ゆん以上のゆっくりはあまあまを、それ以下はまずい草を食う生活でした。 しかし、圧政によって過労死するゆっくりが出始め、乱暴者のまりさは困ります。 そこにすかさず商売ゆんまりさが現れました。そして提案をします。 「ゆっくりをうればいいのぜ。あかゆっくりならたかくかうのぜ!! さらに、きしょうしゅはめっちゃたかくかうのぜ!!」 その言葉を聞いて、乱暴者のまりさは早速、子作りを推奨させました。そのために税をなくしました。 「「「「やっとゆっくりできるよ!!!」」」」 ゆっくりの生活環境を整えさせてから、子供を作らせました。 「「「「「ゆっくちちていっちぇね!!」」」」」」 「はいはい、ゆっくりゆっくり」 そして、その子どもたちをすかさず商売ゆんにあまあまと交換してもらいました。 「「「「「どぼじでごんなごどずるのぉおお!!」」」」」 周りのゆっくりは驚きを隠せませんでした。 しかし、乱暴者のまりさに逆らえるものはおらず、いうことを聞かざるを得ません。 こうして、群れは“奴隷産出群れ”として群れが自滅するまで続くのです。 ここまで読んでいただいた読者様ならお気づきかもしれませんが、これはすべて人間の仕業です。 最初はゆっくりにお金の概念を覚えさせる試みから始まりました。 お金の代わりに、ゆっくりのヨダレにも噛み切る力にも負けないおもちゃの紙幣を用意しました。 しかし、直ぐにお金欲しさの凶行に走ってしまい、群れは自滅しました。 失敗例として扱われる所を、ゆっくりの野生の群れの研究者に目をつけられました。 それは、群れを奴隷制にしてしまい、人間側が管理しやすいようにしてしまおうという試みです。 最初は商売人として人間がゆっくりとあまあまを交換することを提案しました。 そして、群れが武力による圧政に変わると、奴隷制を提案します。 赤ゆっくりを間引いていくことで、ゆん口統制もできると一石二鳥です。 デメリットとしては上流階級層の子供が増える可能性があることですが、その一族でさえ奴隷化を免れないでしょう。 理由として、末端になれば血が薄くなり、親族の情が薄まるからです。 加えて、気に食わない一族が出来れば粛清として奴隷化することもできます。 いうなれば、独裁国家をゆっくりの群れで創りあげてしまうのです。 そうやって、続けていった群れは妙なことに安定するのです。原因は不明です。 更に、ゆっくりが集めた食料は山菜やきのこなど人間でも食べられるものが集まります。 それ故に、あまあまを交換しても痛くも痒くもないのです。そもそも、あまあまは奴隷ゆっくりを加工したものですが。 奴隷ゆっくりの中でも賢いゆっくりを商売ゆんにしたり、強いゆっくりは武力の足りない群れに派遣したりします。 ゆっくりでシステムを補完し続けることによって奴隷産出群れを作り上げて行きました。 そもそも、なぜ、このようなまどろっこしい手段を使わねばならないのか。 それは、山に誕生するゆっくりの群れの数が固定化されているからです。 ゆっくりは生えるものと良く言うように、ゆっくりの群れも一定数、山で誕生してしまうのです。 駆除をしたところで時間が経てば復活してしまうので、 それならば人間の管理できるようにしてしまえばいいというのが現在の群れ対策の考え方です。 今回は偶然スマートに行った例を上げましたが、優秀な群れではそうは行かないです。 ですが、人間のもたらした災厄には勝てないでしょう。資本主義という毒は。
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/1337.html
「U.K.フライヤーズ」 羽付きあき 独自設定ゆっくり注意 ミリタリー物です 主人公はゆっくりです エンジンが金切り声をあげて加速する。 プロペラが高速で回転し、円に見える。 滑走路は、ただ一本、空への道を示していた。 エンジンのパワーがどんどんと上がっていき、音が大きくなっていく。 滑走路に居た、胴付きぱちゅりーが手を揚げた。 ・・・口の中に広がる緊張感。背筋から冷たい何かが走って体は熱く、頭は冷えていく。 加速する。タガが外れた様に鉄の「うーぱっく」が加速していく。 風景が後ろに流れ、そして浮いた。 足のつく安堵感を地上に置き、体は空へと駆けのぼる。 ・・・・・・・・・ ・・・・・・ ・・・ 荒野が眼下に広がった。 ここにはかつて、緑も豊かでたくさんのゆっくりがいた。 しかし、かつての面影はもう無い。赤茶けた地面が露出して、まるで火星の上を飛んでいるかのようだった。 ・・・まだゆっくりは残っている。 緑あふれるゆっくりプレイスを、こんな荒れ地にしたゆっくり達が。 スティックを傾けて右斜めを見渡すと、四つの丸い何かが跳ねているのを確認した。 機体を左右に激しく振る。 自分の「バンク」に気がついた僚機が同調して付いてくる。 「ゆっくりを発見した。シェブロンを組め、隊伍を整える」 「「了解」」 あっという間に隙間なく三角形に整えられた隊伍が完成した。 辺りを付けて、ダイブする。 「こちらに照準を合わせろ、撃てと言ったら一斉射だ。その後は上昇する」 操縦桿の安全装置を指ではじいて外した。 斜めにグライダーの様に滑空して落ちてい行きながら。大地が近付き、ゆっくりが見えた。 れいむが一体、まりさが一体、そして子れいむと子まりさが一体づつの系四体。 「3,2,1・・・」 タイミングが来た。人差し指を動かす。 「アターック!」 低い音をあげて放たれた光がゆっくり達に向かってすいこまれていく。 確認は取れなかった。すぐに上昇したからだ。 だが、機銃を24門も束にしたのだ。跡形も残らないだろう。 確認を取るために、旋回する。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「ゆ!ゆ!おちびちゃんゆっくりついてきてね!」 「「ゆっくりわかっちゃよ!」」 「はやくどすのところにいくよ!れいむもゆっくりしないでついてきてね!」 「わかったよ!ゆ!ゆ!」 ・・・何処にでもいる組み合わせのゆっくり、だが一つ違うのは、その大きさであった。 親ゆっくりであると思わしきれいむとまりさは、2m強もの大きさを誇っている。 その子ゆっくりの子れいむと子まりさでさえも、その半分の1m弱はあるのだ。 別にこのゆっくりはドスまりさでもなんでもない。ただの大きいだけのゆっくりである。 そう、緑をくいつくし、荒れた荒野にしたのは、この地域で極端に巨大化したゆっくりである。 ドスまりさはその巨体に似合わず、取る食料の量はかなり少ないものだ。 少ない食糧の中で繁栄するために、ここのゆっくりはドスまりさの巨体と取る食料の少なさのみに特化したのだろう。 事実この地域のゆっくりは飲まず食わずでも2カ月は活動できるのだ。驚異的な事である。 しかしこの地域ゆっくりは元の半分に数を減らしていた。 この巨体で育つはずの緑まで食らい尽くし、そして増えるスピードは通常のゆっくりと同じ。 脅威と判断されたのだ。 そこで白羽の矢が立ったのが対うーぱっく、ドスまりさを専門とするゆっくりによって構成された戦闘飛行隊「ゆっくり飛行隊」である。 ゆっくり飛行隊が任務を開始してからの効果は凄まじかった。 急降下し、機銃掃射で跡形もなくゆっくり達がバラバラ破砕され、ミミズの様に洞窟にもぐりこむしかなかった。 さらに追い打ちをかけるように洞窟越しからロケット弾の一斉射をもらい、埋まる前に跡形もなく消し飛んでしまう。 ・・・この辺りには確認されているかぎりで9つのドスまりさ率いる群れがあるが、ゆっくり飛行隊の活躍により、全て壊滅させることに成功したのである。 当然ゆっくり飛行隊も無傷と言うわけではなかった。 ドススパークと言う巨砲が飛び、通常のゆっくり達も、口の中に小石をありったけ詰め込んで一気に吐き出してくるのだ。 ドスまりさサイズのゆっくりによる投石は、はっきりいって高射砲に等しい。 当たればバランスを崩して墜落し、プロペラを弾き飛ばして地面に叩きつけられ、風防をぶち破られて墜落する。 それでも損害をものともせずに攻撃に転ずるゆっくり飛行隊の猛攻により、バラバラに砕け散った。 残ったゆっくり達は、確認されていない最後のドスの群れに結集しているのだった。 このゆっくり達もそんな中の一部である。 「ゆっくりいそいでね!またあのゆっくりできない"うーぱっく"がくるよ!」 「ゆわぁぁ・・・ゆっくりわかっちゃよ!」 「ゆ!ゆ!れいみゅゆっくちいしょぐよ!」 「ゆうう!おちびちゃんはれいむがまもるよ!」 ・・・一斉に跳ねるまりさ一家の頭上から、高い「ブーン」と言う音が微かに聞こえた。 「ゆゆ!?おとがきこえたよ!?」 「ゆぅぅ!きょ、きょわいよおお・・・!」 「ゆっくり!ゆっくちにげにゃいちょ!」 「き、きっときのせいだよ!あのごろごろさんのおとがきこえないよ!」 れいむがそう言ったその刹那だった。 剛音が辺りに響く。 「ゆ!?にゃ、にゃに!う、うるしゃいよ!?」 「ゆわあああああ!きちゃ!きちゃよおおおおお!」 「うーばっぐだあああああああ!!」 「までぃざあああああ!どぼずるのおおおおおおお!」 不気味な怪音を立てて、光を反射する銀のうーぱっくが近付いてきた。 そしてチカチカと光るのをまりさ一家は見た。 ・・・まりさ一家の見た最後の光景である。 落雷の様な音が響き渡った瞬間に、親れいむがバラバラに爆ぜた 「ゆっぐりじで!ゆっぐっぼ!」 「でいぶうううごっ!」 「ゆびっ!」 「ゆぎゃあっ!」 ・・・親まりさもバラバラに砕け散り、バラバラに切り裂かれた帽子が宙に舞った。 子れいむも、弾け飛んだ石の破片がモチモチ小麦粉の皮を切り裂き、餡子が飛び散る様に流れでる。 子まりさも弾け飛んだ破片に底部が裂けた、動けなく放ったが致命傷ではない。しかし、弾け飛んだ破片が子まりさの寒天の両目にぶち当たり、バラバラに飛んで行った。 「ゆ”!ゆ”!ゆ”!ゆ”・・・!ゅ”・・・!」 「ゆびぇえええええん!あんよしゃんがいちゃいよぉぉおおおお!うごけにゃいよぉぉぉおおお!!にゃにもみえにゃいいいいいいい!!」 ・・・子れいむの方は痙攣が少なくなっていき、物言わぬ饅頭となり果てた。 幸か不幸か、ゆっくりできない"うーぱっく"はどこかへと去っていった。 しかし灼熱の太陽が照りつけるこの大地に、動けないまま放置されると言う事はどれだけ恐ろしいか子まりさは知っていた。 ・・・・・・・・・ ・・・・・・ ・・・ 「ゆひゅー・・・ゆひゅー・・・あづいよぉぉ・・・!」 子まりさが日中に出てから、既に4時間が経過した。 まだまだ日が沈むまで5時間以上ある。 ギラギラと照りつける太陽、地面に反射して陽炎を作る大地。 上から下から、そして風が熱波となって子まりさの体力を奪っていった。 既にモチモチの小麦粉の皮は、水分を失い、ひび割れ始めている。 「ゆ”・・・!ゆ”・・・!ゆひっ・・・!ゆはっ・・・!」 子まりさの呼吸が浅く、小刻みに激しくなっていった。 口をあんぐりと開け濡れた口内に風を当てて冷感を得ようとするが、カラカラに乾いた口腔は、熱波をもろに受ける事しかできなかった。 「ゆはっ・・・ゆひっ・・・ゆひゅー・・・ゆひゅー・・・もっぢょ・・・ゆっぐぢ・・・ぢぢゃ・・・」 そう言うと徐々に動かなくなっていき、そして子まりさはカピカピの饅頭へとなり果てた。 空には「ゆっくりできないうーぱっく」が大編隊を組んで、日を反射してキラキラときらめきながら飛び去っている。 確認されていないドスまりさを発見できたかどうか定かではない。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 滑走路越しに見える陽炎を見詰めながら、まりさはいた。 「第5セクションの小隊長 胴付きまりさ 機体番号13」 それがまりさの肩書だった。 加工所敷地内に作られた飛行基地が、まりさ住まいだ。 まりさはいきなり後ろから呼びつけられる声に振り向いた。 「おい!まりさ!」 「・・・」 「ゆっへっへ!あのデカいゆっくりをロケット砲で5体ぶっ潰して3体機関銃でハチの巣にしてやったぜ!全部で40000の報酬だぜ!」 「・・・」 「驚き過ぎて声も出ないかぜ!?もうまりさにはエースの座から降りてもらうんだぜっ!ゆははははは!」 それだけ言うと高笑いしながら去っていく別の胴付きまりさを見て、加工所職員が近付いてきた。 「ガラが悪い奴だな」 「そうは言うけどさ、今日はあいつがエースだよ」 「それでもお前は共同戦果で12体だろ?言い返せるじゃないか」 「別にこっちはがっついて稼ぐほど金欠じゃないからね・・・それに」 「それに?」 「多数で少数を叩く。これが一番確実で安全な方法さ。突出して突っ込むのは良いけど、攻撃に失敗したときは火を吹いて落ちるだけだよ」 「ふーん・・・」 職員が胴付きまりさの視線の向こうを見る。 陽炎越しに浮かぶ滑走路だった。 「何でずっとあれを見てるんだ?」 職員がそう問うと胴付きまりさはふっと笑ってこう答えた。 「明日にはこれっきりもうみれなくなるかもしれないからね」 青空の向こうに、豆粒ほどの大きさになって「P-193」が飛んでいた。 挿絵:
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/2773.html
『超合金さなえ.TXT』 8KB 愛で パロディ 小ネタ 日常模様 戦闘 飼いゆ 希少種 現代 愛護人間 独自設定 13作目 ※このSSは、コーチという単語にトキメキを感じる人、ロボットで組み体操をしたい人、中学生のときを思い出すと枕に頭を埋めて、足をばたばたさせてしまう人向けです。 『超合金さなえ』 「ががーん。ばひゅーん。アパムーアパムー!」 さなえがクリスマスプレゼントの『超合金ロボット・シャイニングカナコ』で楽しそうに遊んでいる。 ちなみに俺のクリスマスプレゼントは無かった。 枕元に手紙が置いてあって ……サンタを信じてない奴がプレゼント貰えるとおもったの? 父…… と書いてあった。 そういう問題なのか? 「儚き人間には信仰を。忌むべき敵には神罰を。戦場を穿つ神の稲妻を受けよ。シャイニングオンバシラァアァ!」 さなえがとっても楽しそうだ。うらやましい。 なんとなくさなえを観察していると、さなえは遊ぶのを止め、俺に質問をしてきた。 「おにいさん。なんでさなえは奇跡を起こせないのでしょう?」 ああ…毒されている。 日曜朝8時半からやっているテレビアニメ『信仰戦記ゴットカナコ』は、主役のゆっくりさなえが、ロボットに乗り奇跡を起こして敵を倒す王道アニメだ。 ただ対象が飼いゆっくりの為か、内容がキ○ガイじみている。 敵の虐待おにいさんが、無抵抗主義者のぱちゅりーを人質にとってロボットを渡すよう迫ったときなどは、 「ここで要求を呑めば、敵に人質が有効であるという前例を与えてしまい、かえって民間人を危険に晒してしまいます」 と言いながら人質ごと必殺技で吹き飛ばした。また、別の虐待おにいさんがさなえを追い詰め、止めを刺そうとした瞬間、さなえの奇跡によりあっさり心臓発作で死んだときは、番組スタッフに苦情を入れようか考えた。 他にも、敵の基地に農薬を散布したり、敵の協力者を拉致監禁し拷問にかけたりとやりたい放題である。 しかし、さなえはそのアニメに夢中なのだ。 つまり主役のさなえに憧れて、自分も奇跡を使いたいと思ったのだろう。 俺は面倒なので 「頑張ってりゃそのうち使えるようになるんじゃねーの。アニメじゃ、ライバルのれいむが努力と根性でアストロンができるようになっていただろ」 と適当に答える。 アストロンとは体を鋼鉄に変える技らしい。 アニメでは、穴に埋められ、上からコンクリートを流し込まれて倒された。 俺がそう答えると、さなえは 「頑張ります」 と目を輝かせて言った。 こいつらはホント前向きでうらやましい。 俺は家にいてもすることが無いので、さなえを連れて散歩に出かけることにした。 とりあえずゆっくり用公園へ行く。金かかんないしね。 そして公園に着くと、結構な数のゆっくりが遊んでいた。 れいむとれみりゃが鬼ごっこしていたり、ゆうかにゃんがれいぽぅされていたり、なかなか賑やかである。 「さなえ、何して遊ぼうか」 「遊具のネジ緩めたり、砂場に落とし穴ほりたいです」 「やめろ馬鹿」 なんてこと考えやがる。 まあ、遊具のネジは特殊だから悪戯できないけど。 さなえは、ぽいんぽいん跳ねながら砂場へ行く。 砂場を見ると、小さな女の子が一人だけで遊んでいる。 なぜか他のゆっくりが、そこだけ近づかない。 その疑問は、さなえが砂場に入るとすぐに分かった。 「ここはゆうぎの砂場だよ。遊びたかったらゆうぎと勝負だよ!」 小さい女の子は、額から生えた一本角が特徴の胴付きゆうぎだった。 胸元に銀バッチが光っている。 ゆうぎはゆっくりのなかでは、1,2を争うほど力が強い。それがさらに胴つきである。 これでは他のゆっくりが近づかないはずだ。 「昼間っから酔っ払ってんですか? このアル中。上等です」 さなえが答える。 とりあえず喧嘩になりそうだから止めようかな。 「おいおい、喧嘩はよせ。ゆうぎちゃん、みんなで仲良く遊ぼうな」 「えっ、うん。い……」 「おにいさんは、黙っていてください!これはゆっくりの問題です」 ゆうぎが何か言いかけたが、さなえがそれを遮り怒鳴る。 ゆうぎとさなえがにらみ合う。どうしよう。 「さなえ。止めなさい。勝てるわけ無いだろう。相手は胴つきだぞ。仲良く遊べよ」 俺は説得する。 「勝ち負けなんて考えません。戦うべきときには戦うだけです。戦うべきときに戦わず、怒るべきときに怒らず、しょうがないと我慢していたら卑屈になるだけです」 さなえはそう言うと、ゆうぎに向かって行った。 さなえ…砂場争いの喧嘩じゃなかったらかっこよかったのにな。 喧嘩は一方的だった。 いくらさなえが飛び掛っていても、ゆうぎに軽く跳ね返されてしまう。 しかし、さなえは諦めずに向かっていく。 ゆうぎは、それとなく手加減しているのだろう。 さなえもたまには、痛い目を見るのもいいかもしれない。 まださなえは、諦めない。 ゆうぎに、殴られ、蹴られ、つねらね、デコピンされ、ドリブルされ、リフティングされ、髪を三つ編みにされてしまう。 それでもさなえの心は折れないのか、ぽいんぽいんとゆうぎに体当たりをする。 俺はさすがに止めようと思い 「さなえ十分戦った。もうやめろ。奇跡でも起きない限り胴付きに勝てるわけがないんだよ。」 と説得する。 さなえは、ぼろぼろの体を大きく張り、 「奇跡は起きます。起こしてみせます!」 と燃えるような瞳で言った。 俺は想像した。もし目の前にアフリカ象のような大男がいたとする。そいつと喧嘩できるか。負けるが勝ち?結果が見えていたら悔しくても我慢するのが大人?自分を抑えれないのは子供? 正解は解らない。だけど、今だけはさなえが正しく思えた。 さなえは、ゆうぎに立ち向かう。 ゆうぎは、さなえの諦めの悪さにいらだっているようだった。 「ゆうぅ!いい加減にしろ!」 ゆうぎが、勢いよくさなえを蹴った。 あ、ちょっとやばいかも。 ぼぐう! と鈍い音がする。 さなえが2メートルぐらい蹴り飛ばされた。が、ゆうぎが唸り声を上げてしゃがみこむ。 「あ、あんよが痛い。か、硬くなった?」 ゆうぎが呟く。 さなえを見ると、髪や肌の質感が金属のようになっており、日の光を受け、キラキラと光っている。 「アストロンできました!」 思い込みの力ってすげぇ! しかし、話に聞いていたのとは違うな。鋼じゃない。なんだろあれ? そうだ、さなえが遊んでいた超合金ロボットと同じ金属光沢だ。 さなえはずりずりと、ゆうぎに近づいていく。どうやって動いているのだろう? 「正義の心も、諦めない心も一つ一つは小さな火です。しかし合わされば炎となります。炎となったさなえは無敵です!」 さなえが叫びゆうぎに飛び掛る。 「さなえホォムラァアン!」 さなえの長い髪がゆうぎの向こう脛を打ち飛ばす。 「さばえビィィム!」 その辺に落ちている石をお下げで拾って投げつける。 「さなえコレダァァァ!」 ただの噛み付きである。電流が流れたりはしない。 「あれをつかいます!」 さなえがぽいーんと高く跳ねた。 「さなえイ・ナ・ズ・マ・キィィィック!」 さなえのあんよがゆうぎの顔面を捉えた。 ガキィ! と何かが砕ける音がした。 「ゆわぁあぁん!痛いー!いたいよー!」 ゆうぎが顔面を押さえてのた打ち回る。 よく見ると、額の角が折れてしまっている。 まずい。 俺は急いで、ゆっくり用公園に備えられているオレンジジュース販売機でジュースを買う。 ゆうぎの顔にオレンジジュースを掛けて治療しようとするが、ゆうぎが暴れて上手くかけることができない。 「さなえ!お前も手伝え!」 「分かりました!」 俺とさなえがゆうぎを押さえつける。 不意に声がした。 「あなた達、うちのゆうぎに何をしているの!」 30過ぎぐらいの女の人が怯えた顔で見ている。 まずい。誤解されている。 デジャヴュが俺を襲う。 「さぁ、おにいさん!今のうちに思いを遂げてください!」 さなえ、わざと言っていないか? 落ち着け。俺。 前回のような失敗はしない。同じ人間だ、話せば分かる。 俺は女性に向かって言った。 「俺はゆうぎの顔に、ぶっかけようとしていただけです!」(オレンジジュース的な意味で) ゆうぎの飼い主のおねえさんには事情を話し理解してもらえた。 ゆうぎの怪我もオレンジジュースで綺麗に治った。 そして、ゆうぎになぜ皆にいじわるをしたのか尋ねると 本当はみんなで遊びたかった だけど上手く仲間に入れず、ついいじわるなことをしてしまった ということを話した。 色々と不器用な子なのかもしれない。 「めんどくさい奴です。そんなんだから友達が出来ないんです。ごちゃごちゃ考えずに一緒に遊ぼうでいいんです。なにかさなえに言うことはありますか?」 さなえが優しい顔でゆうぎに話しかける。 ゆうぎは、照れながら 「意地悪してごめんな。一緒にあそぼう」 と答えた。 「い・や・で・すぅ。さなえと遊びたかったら、あんよを舐めなさい」 「台無しだ。馬鹿野郎!」 「う…ひっく……ぐす……ペロペロ」 「ちょっ、ゆうぎちゃんこの馬鹿の言うことを真に受けちゃ駄目だ!その一線を越えちゃいけない!」 なんだかんだでこの日、さなえに新しい友達ができたのだった。 おしまい ※れいむにアストロンがあるなら、さなえにも何かあっていいんじゃないか?と考えて書きました。 しばらくss書かずにROMろうと思います。 それでは、皆さん良いお年を……。 ■作品 anko2679 野良のゆうかにゃん anko2681 夜の悩み anko2683 逆噴射てんこ anko2688 邪悪なさなえ anko2691 清く正しいなんとかです。 anko2693 さなえリターンズ anko2694 にとり相撲 anko2696 件名:こいしの躾について anko2702 継ぎ接ぎ帽子のまりさ anko2708 3年YU組けーね先生 anko2715 行動と責任 anko2719 双葉マンション 挿絵:
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1219.html
ゆっくりまりさの気まま旅 前編 7KB 虐待 悲劇 家出 飼いゆ 野良ゆ 赤子・子供 都会 虐待人間 独自設定 家出ゆっくりの気ままな旅 ゆっくりまりさの気まま旅 前編 初投稿です。 都内のとあるマンションの一階、そこには数匹のゆっくりたちが飼われていた。 それぞれ、れいむ種、まりさ種の二種類で変われており、成体ゆっくりと赤ゆっくりが部屋の隅っこに置いてある粗末なダンボール箱の中で飼われていた。 だが成体ゆっくりのれいむとまりさの二匹は暗い顔をしていてどこか元気がなかった。 体中、傷だらけでいつも二匹は身を寄せ合い、ダンボールの隅で震えていた。 「ゆ・・・・ゆぅ・・・・・」 すると部屋の鍵の開く音がしたと同時に、れいむとまりさは震えが止まらなくなった。 鍵を開けて部屋に入ってきたのは一人の男だった。すると男は隅で震えるゆっくりを見るなり顔をニヤつかせ、れいむのもみ上げをつかみ持ち上げた。 「ゆあああー!!いだい!!いだいよぉー!!」 「おにいさん!お願い!れいむが痛がってるよ!!やめてあげてね!!」 まりさが必死にその男にれいむを助けるように頼んだが、まるで聞く耳を持たない。 この男がこのゆっくりの飼い主、いつも仕事から帰るとダンボールの中のゆっくりたちを虐待しては酷い場合、そのまま加工場に持って行き売り渡したりしている。 そしてお兄さんはれいむを部屋の中央に連れて行き、そのままテーブルの上に叩き落した。 ビターン!! 「ゆッ!!」 「ゆ~!!おにいさん!お願い!れいむにひどいことしないでね!!」 「ゆああああ!!おにいさん!れいむになにを・・・・」 するとおにいさんはれいむの肌にカッターの刃を入れた。 あまりの激痛に、れいむは泣き叫んだ。 「ゆぎゃあああ!!いだいよぉぉー!!いだいぃぃ!!」 切り口からは餡子と血のようなものが流れ出て、それを見たまりさは思わず目をそらしてじっとこらえていた。 カッターでずたずたにされ、そのままれいむは息を引き取った。 そしておにいさんはれいむの死体を再びダンボールの中に放り込んだ。まりさはとっさにれいむを助けようと後ろを振り返ったが、そのれいむの変わり果てた姿にまりさは声を失い、ただ涙を流すことしか出来なかった。 「ゆっきりぃ~!!」 「ゆっくちしちぇいっちぇにぇ!!」 まだまだ幼い赤ゆっくりたちはまだ、「恐怖」というものを知らず、おにいさんをキラキラした目で見つめていた。 すると、一匹の赤れいむがおにいさんに言ってはいけないことを言ってしまった。 「くしょじじぃ~!!さっさとれいみゅにあまあまをちょうだいね!!」 それにつられるかのように、ほかの赤ゆっくりたちもおにいさんに食べ物を要求し始めた。 「しょうだじぇ!!まりちゃたちにはやくちょうだいにぇ!」 「にゃにをしてりゅの!?さっさとあままをよこしゅんだじぇ!」 「よこちぇ~!!」 「あまあまよこちぇくしょじじぃ!!」 プクーをしてあまあまを要求する赤ゆっくりたちをあわててまりさは注意した。 この赤ゆっくりたちは別にまりさとれいむの子供ではなく、最近おにいさんがゆっくりショップでパックで売られているのを買ってきて入れておいたやつだ。 おにいさんは赤ゆをそこから一匹づつつまみ出すと、それをフライパンの上に放り込んだ。 「ゆん!」 「ゆぎゃ!」 「なにしゅるにょ?おこりゅよ!」 「まりしゃの声がきこえないの?ばきゃなにょ?ばきゃはさっさとちね!!」 するとおにいさんはコンロに火をつけ、フライパンの上がだんだん暖かくなってきた。 「ゆ?にゃんだがゆかしゃんがあったかいにぇ!」 「ほんちょだ!ゆかしゃんポカポカしゅる!」 「ゆっくち~!!」 「うんうんするよ!」 あったかくなったのか、赤れいむの一人がしーしーをもらし始めた。それをみた赤まりさもつられるかのようにうんうんをし始めた。 だが、次第にフライパンの上が焼け始め、赤ゆ達は熱さに悲鳴を上げた。 「ゆぎゃあああああー!!あちゅい!!あちゅいぃぃー!!」 「ゆあぁぁーん!!」 「ゆんやぁぁー!!」 フライパンの上で足をこんがりと焼かれ、しーしーをもらすものもいた。 その悲鳴にダンボール箱の中のまりさはじっとおびえ、どうすることもできなかった。 そしてほどよく焼けたところでコンロの火を消し、フライパンを覗くと中ではほとんどの赤ゆが足を焼かれ、ピクピクしていた。 フライパンをテーブルの上に移動すると、おにいさんはまりさのいるダンボール箱の方にむかうと、おびえるまりさをつかみ上げ一緒にテーブルの上に置いた。 「ゆああああ!!やめでぇー!!やめでよおにいざん!!」 するとおにいさんはビニール袋の中から小さな箱とライターを取り出すと、箱を空けて中から爆竹を取り出した。 おにいさんは束になっている爆竹を一本ずつ解くと、赤れいむの口の中に入れてまりさをその赤れいむの方に向けると、導火線にライターで火をつけた。 次の瞬間、赤れいむはバラバラに吹っ飛び、飛び散った餡子がまりさの顔についた。 まりさはその光景を目にし、泣き叫んだ。 「ゆわあああああー!!!」 そして残りの赤ゆ達も同様に、まりさの前の前で口の中に爆竹を詰め込まれ、次々と爆死していった。 あまりに残酷すぎる光景にまりさは気絶してしまった。 その後はまりさ一匹だけになり、唯一のお友達のれいむを失い、おにいさんが仕事でいない間、一人孤独な日々を送っていた。当たり前のように行われる虐待、朝、夜を問わずそんな日が永遠に死ぬまでつづくものだと思っていた。 だがある日、これは意図的な罠なのか、それとも神様が与えた最初で最後のチャンスなのか、どういうワケかベランダの窓が開いていた。 今日は仕事が休みでおにいさんはついさっき、昼飯を買いに外出して部屋には誰もいなかった。 まりさはどうするか迷っていた。今出て行ってもしおにいさんと出くわしたら今度は確実に殺される。だがもしこのチャンスを逃したらまたいつもの虐待される毎日が永遠に続く。 そしてまりさは決断した。おにいさんがいない今、まりさは運命を天に任せ、窓の隙間からベランダに飛び出した。 「ゆっ!!」 まりさはクーラーの室外機の上に飛び乗り、そこから外へ飛び出した。まりさは周囲を見まわして誰もいないことを確認すると、そこから歩き始めた。 どうやらおにいさんはだいぶ遠くへ行っているみたいで、まりさはやっと開放されたと思い、ほんの少しだけ笑顔になった。 まりさは狭い路地を抜けると、歩道があり、そこは車の往来が激しい大通りだった。 歩道を人にぶつからないように端っこの方をゆっくりと歩いていると、どこからともなく同じゆっくりの声が聞こえてきた。 「ゆ!この声?」 声のする方を見ると、歩道のガードレール側で汚らしいゆっくりれいむの家族が新聞紙を広げ、その上で路上ライブといわれる物乞いをしていた。 まりさが聞いた声は、この家族の歌声とよばれる騒音だった。 「ゆ!れいむたちがへんな歌歌ってるよ・・・・無視しないと」 まりさは顔をあわせないように反対側を向きながらそこを通り過ぎようとしたが、気がついた子れいむがまりさを呼んだ。 「ゆー!まりしゃー!ゆー!」 「ゆッ!?」 他の子れいむや親れいむも気づき、まりさにお金を要求した。 「ゆふん!!ここはれいむたちのゆっくりぷれいすだよ!!ここを通りたかったらお金さんをちょうだいね!!」 まりさは野良一家に通行料を要求されたが、お金など持っているはずなどなかった。 めんどくさいことになったまりさは無視してそのままそこを通り過ぎようとした。子れいむたちはプクーをしたがまりさはまったく見向きもせず先に進んだ。 「どうしてお金さんをくれないの?ばかなの?」 「ゲスなまりしゃはさっさとちね!!」 暴言を吐き捨て、一匹の子れいむがまりさに向って小石を投げつけた。 小石が当たったその次の瞬間、まりさの中でなにかが吹っ切れた。石をぶつけられたまりさは石をぶつけた子れいむを踏み潰した。 ブチュッ!! 「ゆぎゃあ!!」 「ゆああああー!!れいむのかわいいちびちゃんがぁー!!」 「よくもれいみゅのいもうちょお!!」 「ばかなまりしゃはちね!!」 他の子れいむたちがまりさに飛び掛ったが、まりさは振り払い、子れいむたちは歩道の前に落とされた。そして次の瞬間、通りすがりの人に踏み潰されて子れいむたちは息絶えた。 「ゆんやああああ!!ちびちゃんがぁぁー!!」 「・・・・・・・・・・・」 まりさは無言でなにも言おうとはしなかった。目の前で踏みつけられて子を失った親れいむはまりさに詰め寄った。 「どぼちでごんなごとずるのぉぉぉー!!!」 「・・・・・・・・・・」 だが、親れいむの問いかけに耳を貸さず、まりさは近くにあった缶詰の中にあった一枚の500円玉を取って帽子のなかへ入れた。 それを見た親れいむはまりさからお金を取り返そうとまりさに体当たりをしたが、まりさは親れいむを車道に突き飛ばし、次の瞬間、親れいむはやってきた大型トラックのタイヤに潰され、絶命した。 トラックが通り過ぎたあと、無常にも血の混じった餡子が車道に飛び散っていた。 「ごめんね・・・・・れいむ・・・・でもこの方が一番いいと思うんだ・・・・・君たち野良家族にとって・・・・」 心の中でそう言うと、まりさはその場を後にした。 後編につづきます。 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 続きはwedでww -- 2011-02-14 02 13 12 続きは? -- 2010-06-08 22 39 08
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/4641.html
『ドスまりしゃ』 8KB いじめ 戦闘 ドスまりさ 独自設定 勢いで仕立てたまろやかなSSです。 とおりすがりです。 今回はあまり深く考えずに書いてみました。 ツナギジャナイヨ、ゼッタイ 「」はゆっくり 『』は人間 過去作 anko4545 ゆっくりしていくがいいさ anko4555 おにいさんはゆっくりする anko4561 鬼意山と遊ぼう! anko4580 ゆっくりしつもんするよ! anko4591 ゆたんぽ ドスまりしゃ 「まりしゃはどすなのじぇ!せいっしゃいしゃれたくなきゃったらあみゃあみゃもってきょい、くしょじじい!」 「ゆゆ~ん!おちびちゃんがすっごくりっぱだよぉ!」 私は極普通極一般的なおにいさんだ。 決して鬼意山や鬼威山ではない。 私が小腹がすいたため、近所のコンビニへ食パンを買いに出かけたのだが、 その道中でドスまりしゃなるものとエンカウントしてしまった。 たしかドスって、人間よりも大きくて「どすすぱーく」という光線を発射する ゆっくりの中では危険なゆっくり、だったっけ? 専門的なことはよくわからないが、確かそんな感じだった。 で、目の前にいるこいつは、確かに子ゆっくりよりは大きいものの、 親と思われるれいむより少し大きい程度であった。 主に横方面に。 …というかこいつは 『ただのメタボまりさじゃねぇかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』 まぎれもなくこいつはただのでぶまりさ。 サイズ的にも成ゆんサイズより少し横に大きいだけで、 別段でかいわけでもない。 「なにいっでるのぉぉぉぉぉぉ!?おちびちゃんはどすなんだよぉぉぉぉぉぉ!!」 ただ単に太っただけの、ただのまりさだ。 『何言ってんのはこっちのセリフだよぉぉぉぉぉ! こんなメタボまりさがドスなんて片腹痛いよぉぉぉぉぉぉぉぉ! 片腹の治療費を請求するよぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおお!!!』 「なにいってるのじぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!! まりしゃはどすなのじぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!ぷきゅー!」 といいながらぷくーをするドスまりしゃだが… 『なにがぷきゅーだよどまんじゅうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!! だいたい成体になっても赤ゆ言葉が抜けないドスなんてみたことないよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!』 「ゆんやぁぁぁぁぁぁ!!ぷくーこわいよぉぉぉぉぉ!!」 なんと、ぷくーでとなりにいた親れいむがおそろしーしーをもらしてしまった。 『こんの馬鹿親子がぁぁぁぁっ!! こっちは漫才が見たいわけじゃねぇんだぞぉぉぉぉぉ!』 「おきゃあしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん! ごめんにぇ!ごめんにぇ!すーりすーり…」 「ゆう…おちびちゃんのぷきゅーがあまりにもすごくてび『だまれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!』 どうしようもないダメ親子に、ついにおにいさんの怒りが爆発した。 『まずはこのゲス親ぁ!貴様の根性を叩き直してやるッ!』 「なにいって『ホォア!』ゆべぇ!?」 おにいさんのしゃがみ状態からのキックが炸裂し、 親れいむは自販機の隣の塀にぶつかった。 「おきゃあしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!? くしょにんげん、もうゆるしゃないのじぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」 「ゆぐぐ………いだい…おもにぜんしんがいだい…」 痛みを訴える親れいむと、怒りをあらわにするメタボまりさ。 だがおにいさんのターンはまだ終わっていない。 れいむを鷲掴みにすると、そのまま親れいむを引きずりまわした。 「ゆ゛べべべべべべべべべべ!??」 もちろん親れいむはアスファルトとちゅっちゅしたまま引きずられているので、 皮が破れ中身もはみ出ている。 『まだだぁぁぁぁぁぁぁ!!』 そういうが早いかおにいさんは親れいむを空高く放り上げ「おそらをとんで(ry」 空から帰ってきた親れいむに向かい、その拳を突き上げたのだ 『貫け、俺の拳よ!』 グギョ、と生々しい音を立てたおにいさんの拳は親れいむを貫いていた。 そこには、餡子にまみれた手の甲と、 薄汚い泥饅頭が転がっていた。 「おきゃあしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんんんんんんんんん!!!!!」 ようやく状況を理解したメタボまりさが叫んだ。 『安心しろ、中枢餡は外しておいた…』 「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っ」 『………失敗したみたい♪てへ♪』 「お、おきゃあしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 数分後、親れいむは物言わぬ饅頭となった。 「くしょじじいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい! みょうにゃいであやみゃってもゆるざにゃいのじぇえええええええええええええええええええ! どしゅしゅぱーきゅでゆっきゅりちねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」 そういいながらメタボまりさは帽子から器用に『なにか』を取り出すと、 「むーしゃむーしゃ…」 それを食べ始めた。 『ほう………おもしろい。 その威力、どの程度かみせてもらおうじゃないか…!!』 おにいさんはあえて、その攻撃を受ける選択肢を選んだ。 油断しているわけではない。 侮っているわけでもない。 ただ、一度でいいからどすすぱーくを見てみたい、受けてみたい、という好奇心が勝っただけだった。 「ゆぷぷ、くしょじじいはもうおしまいなんだじぇ! こうかいしゃせてやりゅのじぇ!くりゃえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 そういいながらメタボまりさは… 「どしゅ!」 あにゃるをおにいさんにむけ、 「しゅぱぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁきゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅううう!!!」 もりもりと、うんうんを出した。 「ゆっぷっぷ…ざまぁにゃいのじぇ……… まりしゃをおきょらしぇるから、きょうなりゅんだじぇ…?」 『…………………』 なんてことはない。ただのうんうんだ。 そもそもメタボまりさが取り出したのは雑草で、 どすすぱーくなんて出せる訳がないのだ。思い込みにもほどがある。 「ゆ!?にゃんだかくしゃいのじぇ!! だりぇかはやくまりしゃをたしゅけるのじぇ!」 そういいながらケツをもるんもるんと振り続けるまりしゃに対し、 おにいさんは落ちていた小石を拾い、 『そぉい(棒)』 投げつけた。こつん、と言い音がなった。 「ゆわぁぁぁぁぁ!?いちゃいのじぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!! まりしゃはどしゅなんじゃよ!はやきゅたしゅけろぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」 そういいながら暴れるメタボまりさを、おにいさんは難なく踏みつけた。 『ほれ、大人しくしろ』 「ゆぎゃぁぁぁぁぁ!なんじぇくしょじじいがいきちぇるのじぇぇぇぇぇぇ!?」 そりゃどすすぱーくをくらったわけでもないし、 第一うんうんではよほどのことがない限り人間は死なない。 『なあ、これでもまだドスと言い張るのか?』 「あたりまえなのじぇぇぇぇぇぇ!! まりしゃはどしゅなのじぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 『でもお前、弱いじゃん。こんな弱いドス聞いたことないぞ』 弱いというのは力だけではなく、おつむのほうも含められている。 「なにいっちぇるのじぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!! くしょじじいがひきょうなてをちゅかわなきぇればまりしゃがきゃってたのじぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 『は?卑怯な手って?どんな?』 「しょんにゃのはしらにゃいのじぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!! くしょじじいはひきょうもにょなのじぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!! まりしゃがしゃいきょうなのじぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 おにいさんはメタボまりさを見下すと、静かに言いはなった。 『…俺はな、どうしても許せない奴がいるんだよ』 「にゃにいっちぇるのじぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!? はやきゅどきぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」 『一つは人をだます奴』 「しょんなきょとはどうでもいいのじぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 『一つは人から幸せを奪う奴』 「いいきゃらどきぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!! しぇいしゃいしゅるぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」 『…そしてもう一つは』 その瞬間、周りの空気が凍てついた。 メタボまりさは初めて感じる感覚に、言葉を失ってしまった。 それは、怒りでも憎しみでも殺意でもない 『貴様のように、自分「だけ」を正当化しようとする奴だ…!』 ―――――――――『覇気』だった。 「ゆ゛?ゆぴ? ゆ、ゆわわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……!」 初めてメタボまりさは恐怖した。 この男―――格下だと思っていた糞ジジイ――――が、 自分とは段違いの力を持っていることに、気付いてしまったのだから。 『大丈夫だ、殺しはしない…』 「ゆ!?」 やった、自分は助かる、 そう思った瞬間、メタボまりさが目にしたのは 『ドライブシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥトォォォォォォォぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!』 …おにいさんの足だった。 『やべぇ、うんうん踏んじまった…落ちないかな…』 おにいさんが靴を砂利にいれてゴシゴシしていると、 ドスン…ドスン… と、地響きのような音が聞こえた。 『…まさかな』 そしてそれは次第に近づき…そして 「おにーさーん、さがしたよー」 全長二メートル程の大きなゆっくりまりさが市街地に姿を現した。 『なんだ、まりさか』 そう、このまりさはおにいさんが飼っている飼いゆっくりである。帽子には金バッチが輝いていた。 赤ゆの頃から面倒を見ているため、本当の親子のように仲が良い。 最近ではおにいさんよりも身長が高くなっていた。育ち盛りなのだろう。 『あー、またおまえゆっくり踏んだろー』 よくみるとまりさの足元には、つぶあんやらカスタードやらがついていた。大量に。 「だってのらがよってくるんだもん」 まりさに悪気はなかった。 ただ移動する際に、何故か野良ゆっくりが自ら近づいてくるからなのだ。 「おにーさん、もうごはんさんのじかんだよ」 『おおそうかい。じゃあ一緒に帰るか』 「ゆん!いっしょはゆっくりできるね!」 そういっておにいさんとまりさは 仲良く手(とおさげ)をつないで帰って行った。 空ではきれいな夕焼けが、おにいさんとまりさを照らしながら沈んでいた。 後日… 『あれ、おまえ頭にキノコ生えてるぞ?』 「ゆゆ!?きのこさん、まりさはきのこさんのおかあさんじゃないよ?」 『どれ一口………ん、結構うまいなコレ。何キノコだろ?』 「おにーさん、まりさもたべたいよ!」 『はいはい、今とってやるからな』 おにいさんがドスについての知識を知ったのは、 その一週間後だったという。 あとがき これがしんやのてんしょんですね。わかりません。 こういう叫びっぱなしのほうが書いてて楽しんだけど、 読みづらいと言われるんだよね。難しい。