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『でぱーちゃーだどぉ』 8KB 観察 自業自得 日常模様 捕食種 自然界 現代 独自設定 3作目 れみりゃ、ゆっくりの中でも翼をもち、大空を翔ることのできるゆっくりである。 空から捕食対象を襲い捕食するそれは、抵抗する手段を持たない通常種からは、 自然の驚異や、虐待鬼威惨たちと並び、生命を脅かす物として君臨していた。 ゆっくりが出現してからというもの、その存在はあるところでは 人間の驚異になるものと認識されていた。 ここは森の中、近くには人間のテリトリーがあるが、そこは柵で覆われていて ゆっくりは侵入することができず、たまに山狩りがあるが、ある程度生かされていた。 そういうところには、捕食種であるれみりゃが蔓延るのも当然であった。 それに、れみりゃは木の上や洞窟といった人の見えないところに巣を作るため、 駆除しても仕切れないでいた。 そこに住む、胴付きのれみりゃ親子が今回の主人公・・・ 時間は夜、れみりゃたちの活動時間である。 「う~、きょうもいちだんとかりすまにみがきがかかったんだどぉー!!!」 「まんまぁ~、れみぃもおどるんだどぉー」 れみりゃ親子2匹が夜の醜いダンスをドテドテと踊っていた。 「いっぱいおどったら、おなかがへったんだどぉー、ぷっでぃ~ん☆がたべたいんだどぉ」 「れみぃも、ぷっでぃ~ん☆ほしいんだどぉ」 「でも、どこにあるのかわからないんだぉー、ぷっでぃ~んはどこにあるんだど?」 「まんまぁー、まえにれみりゃおばさんがいっていたところにあるんじゃないのかどぉ~?」 れみりゃおばさんとは、親れみりゃの姉で、ぷっでぃ~んがあるといって人間のテリトリーへ入っていき、 かえってこないれみりゃである。 「おちびちゃんはてんさいなんだどぉ~、やっぱりれみぃのこなんだどぉー!!! おねぇは、いまごろぷっでぃ~んをまんきつしているんだぉー」 帰ってきていない=ぷっでぃ~んを食べてゆっくりしていると妄想するれみりゃ親子。 どこまで餡子脳なのだろうか・・・ 「でも、あそこはなんだかうるさいんだどぉー?」 「あちびちゃん、『ふらんのすにいらずんば、あまあまをえず☆』なんだどぉ~ ぷっでぃ~んはくろうっしないととれないんだどぉ!!!」 「そうなのかどぉ? れみぃはやるときはやるんだどぉー」 れみりゃ親子は勘違いしている、なぜ他のれみりゃが帰ってこないのかを・・・ 「なら、ぜんはいそげなんだどぉーおちびちゃん!!!」 「うー☆ぷっでぃ~んまっているんだどぉー」 そして、れみりゃたちは入っていく、人間のテリトリーへと・・・ 「うー☆うー☆ぴかぴかがきれいなんだどぉぉぉー!!! ここはひろいから、れみぃたちの☆だ・ん・す☆ぱれすにするんだぉ」 「ここにはきっと、ぷっでぃ~んがいっぱいあるんだどぉー」 夜の人間のテリトリーは、自然にはない人工燈で煌びやかな様相を呈していた。 それに惹かれるれみりゃ親子。 「れみりゃたちはここでゆっくりしていればいいんだどぉー そしたら、めしつかいがぷっでぃ~んをけんじょうっしてくれるんだぉぉ~」 「まんまぁ~、ぴあぴかがれみぃたちをてらしてくれているんだどぉー ここなら、れみぃのおどりももっとかがやくんだどぉ☆」ドテドテ 居もしない召使いに、要求をだす親れみりゃ 人工燈を自分たちを照らすスポットライトだと思いこみ、またもや醜いダンスを踊り出す子れみりゃ 「でも、なんだかここはすこしうるさいんだどぉー」 「おちびちゃん! しんのかりすま☆はもんくばっかりいっちゃいけないんだどぉー!!! ここは、がまんっするのが、しんのかりすま☆ってもんなんだどぉ☆」 「それもそうなんだどぉ~、れみぃはかりすま☆だからがまんしてあげるんだどぉー」 まわりのリスクなど考えずにしんのかりすま(笑)などとほざくれみりゃ親子。 ゴォーーーっと騒音がなるにもおかまいなしである。 「まんまぁ~、あのぴかぴかたちがこっちにくるんだどぉ?」 「あれがめしつかいなんだどぉー、ぷっでぃ~んをはこんでくるんだどぉー☆」 「ぷっでぃ~ん、ぷっでぃ~んっだどぉ~、れみりゃ☆う~☆」 ゴォォォォーっと轟音をたてながら近づく召使い(笑) 「あの、めしつかいうるさすぎるんだどぉー!!! れみぃがちょうきょうっしてやるんだどぉ!!!」 「おちびちゃんは、やっぱりかりすま☆なんだどぉー!!!」 「かりすま~☆かりすま~☆かりすま~☆」パタパタ 有りもしない召使いを調教してやると張り切るれみりゃ親子。 そして、調教しようと召使い?に近づこうと飛んでいく子れみりゃ。 だが、轟音を轟かすそれも近づいてくる。 「れみぃのおしおきをうけるんだどぉー そしてぷっでぃ~んをけんっーーーーーーう゛あああああああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーー」 「おぢびぢゃああああああああああんんんんんんんんんんんんんんん!!!!!!!!!!!!!! どうぢぢゃっだんだどおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉ????」 いきなり、おちびちゃんが悲鳴をあげてきえてしまった? なにがおきた? と足りない頭で思考する親れみりゃ その間、1秒ほど こんどは召使いはこちらへ向かってくる・・・ しかし、逃げられない、否、逆にそれに引き付けられている・・・ 「こっぢにぐるんぢゃないんだどおおおおおぉぉぉぉーーーーーーー あっぢいげえええええぇぇぇぇぇーーーーーーー」 しかし、そんな願いなど叶わない、近づいてくるぐるぐる・・・ そしてその時はやってきた・・・・・・ 「う゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーーーーー ざ ぐ や゛や゛や゛や゛ぁぁぁぁぁー ー ー ー ー ー ー」ゴシュッボウッ 居もしないさくやに助けを求めるも虚しく、ぐるぐるの中へと消えていくれみりゃだった・・・・・・ ビーッビーッビーッビーッ 『キャプテン、ゆードストライクです!!! 左エンジン停止!!!』 『RTO(離陸停止)!! RTOだ!! まったく、まったく馬鹿だなゆっくりってやつは!!!』 『おおかた、胴付きのれみりゃでも吸い込んだんでしょうね あいつら馬鹿だから、滑走路の光につられてやってくるんですよ』 『管制にクリアランスとっといてくれ』 『ラジャ! ANKO Air 036 Yukkuri was strike now・・・』 『まったくお客様に迷惑がかかちまうな』 『山でもストライクが増えましたねー、昔は海鳥が多かったものですが』 『はぁ~ついてないんだどぉ~』 『キャプテン! れみりゃの物真似なんかやめてくださいよ~、冗談じゃないですって』 『すまんすまん、まぁ大事にならなくてよかったじゃないか あ、キャプテンに反抗したからお前お客様への説明よろしくな!!!』 『どぼぢでぞうなるのおおおおぉぉぉぉぉ?????』 そう、ゆっくりが出現して以来、人間への驚異となる問題がゆードストライクである。 バードストライクのゆっくり版であるが、その大きさや重さ、鳥の被害に比べ 重大なインシデントを引き起こす可能性があるのだ。 エンジンに胴付きが吸い込まれでもしたら、ファンブレードの何枚かが逝ってしまうことがあるのだ。 それにれみりゃの肉餡がこびりつき掃除も大変だ。 金はかかるわ、掃除は大変だわで近年航空業界を悩ませている。 ファンブレードは1枚50~80万程度、かなりの損失である。 付近の森を伐採したり森ののゆっくりを根絶しようにも、環境団体やゆーしぇぱーどなどが邪魔をしている。 ゆードストライクを減らすにはまだ時間がかかりそうだ・・・・・・ 『フライトデッキからお客様へお知らせです 当機はゆードストライクにより、エンジンに不調が生じたため離陸を取りやめ ブリッヂに引き返すことになりました ご迷惑をおかけしてもうしわけございません 代替機にて再出発いたします 準備をいたしますのでしばらくお待ち下さい ゆっくりラウンジにて、ゆっくりを準備しておりますので、ストレスの発散にご活用ください 本日もANKO Airをご利用ありがとうございます。ヒャッハァ-』 副操縦士がアナウンスをする。 お客たちは仕方ないとあきらめ、準備されたゆっくりを虐待することで、遅れのストレスを発散するのだった。 これは餡子航空が考え出した特典である。 しかも、企業ということで虐待道具も高級品がそろえられるため餡子航空は虐待鬼威惨たちには人気なのである。 『ジェットエンジンで焼いてやる!!!ヒャッハァァ』フォォォォォンン 「ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」 ジェットエンジンで焼かれる物 『チタァァァンンンブレイドォォォォ』パカッ ダメになったファンブレードから作られた、鋭い刃物で強制おたべなさいされる物 『タッチィィィーーーアーーーンドゴオオオォォォォ』オソラッ…ユベッ…オソッ… 旅客機のタッチアンドゴーのように地面にぶつけられ、持ち上げられを繰り返される物 『お前らのっ! ユベッ せいでっ! ユゲッ 商談に! ドボヂデ… 遅れただろうがぁぁぁ! ビリッ』 商談に遅れるとか愚痴をこぼすもスーツを餡で染めるサラリーマン このように空港のゆっくりラウンジには悲鳴が轟くのであった。ヒャッハー おわり 読んでくださりありがとうございます。 誕生日おめでとうございます餡庫さん!!! 『だどぉ』が自分の中でゲシュタルト崩壊した! 前作の『人間が消えた世界のゆっくり』で原発がでなかったのは 制御不能になる前にゆっくりは全滅することを表したかったからです。 人が消えても、福島みたいになるんでしょうかね? 放射能を浴びたゆっくりはどうなるんでしょう?うつほに進化するのかなー anko4055 森の恵みは・・・ anko4056 人間が消えた世界のゆっくり
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こちらはつくしあきひと氏作「メイドインアビス」の世界夢の為、姉崎もねとそのフォロワーが考察・ねつ造した設定をまとめる為のwikiです。 あくまでも推測とねつ造であるという点さえご留意いただければ設定の便乗はいくらでもしていただいて構いませんし、参照urlとしてリンクを貼っていただくのもOKです。 報告も任意です。 ただし、していただければ見に行かせていただきます。 ※※当wikiの記事は全て予告なく変更される場合があります※※ アカシヤの手帳(オリジナル遺物) 孤児院(※独自解釈) 狩猟家(ハンター)
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設定メモ ~か行~ 2010/7/15 設置 地のエレメント 分類 エレメント関係 説明 十種類存在するエレメントの一種。鉱物・肉体と いった事象を支えているとされる。 備考 -
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NPC情報を明記予定 これ以外にも、独自NPCは数多く設置されています。息抜きに各街探してみてはいかがでしょうか Image Name Map Role 錬金術師 ブラジリス(brasilis)[202,226](町) レアメタルを使用して武器の力を解放錬金武器参照 技工士 ブラジリス(brasilis)[189,226](町) ヒドゥンスロットエンチャントEX 細工職人 雪の街ルティエ[137,137](町) ヒドゥンスロットエンチャント 検索ちゃん 魔法の都市ゲフェン[115,65](町) モンスターの情報をIDや名前から検索 彷徨う魂 神仙の島コンロン[159,129](町) ソウルリンク クローンNPC 前衛基地スプレンディッド[197,181](町) クローンスキル
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独自I=D候補 これらは「独自I=Dの開発」取得のために、随分前から用意していてもらったもの。 しかし、直前になって藩王がいきなり「試作機登場を取る」と言い出し、使用されないまま終わる。 その後も「取得しよう」と言いつつも取得されず、お蔵入りになっていたもの。 闇星号弐型(作:那限逢真・三影) 友星号(瀧川用闇星号弐型)(作:那限逢真・三影) 時詠号弐型(作:那限逢真・三影) RXSM-04(仮名)(作:那限逢真・三影) イワトビ(作:松林ぼたん) アデリー改(仮名)(作:松林ぼたん) ブラッディ・メアリ(作:松林ぼたん) ブラッディ・メアリ改(作:松林ぼたん) 黄泉津平坂(作:吉備津五十一) 志那都比古(作:吉備津五十一) 碧龍(作:磐上) 剛心(作:磐上) 吏族ダンスパーティ派生 危険な冒険 ゴールデン・プリンセスガード仕様がどういうものか不明だった頃に作成したもの。 プリンセスガードというくらいなので、装飾性があると考え彫金のようなものを加えてみた。 結局、質疑から全身金色である以外はゴールデンと同じということがわかりお蔵入りに。 ゴールデン・プリンセスガード仕様(作:那限逢真・三影) 試作機登場 試作機登場の要項が発表される前に用意していたもの。 結局、試作機が航空機であった事からお蔵入りに。 名称未定(作:那限逢真・三影)
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『れいむ・スプラッシュ』 8KB 小ネタ 思いやり 不運 自業自得 日常模様 飼いゆ 子ゆ 希少種 現代 愛護人間 独自設定 うんしー あけおめ! 明けましておめでとう御座います。今年もよろしくお願いします。 さなえあきさん、素敵なカレンダーをありがとうございます。今から10月が楽しみです。 ※うんうん描写あります。お汁粉でも食べながらお読みください。 『れいむ・スプラッシュ』 TXTあき ふかふかの絨毯の上で、子ゆっくりのれいむとさなえが仲良く餌を食べている。 2匹の周りには、ゆっくり用のおもちゃが沢山ある。 ゆっくり用のすべり台や、シーソなどの値段の張る遊具まである。 一見して飼い主に愛されていることが見て取れた。 「じゃぁ出かけてくるから。仲良く遊んでいるのよ」 飼い主であるお姉さんはそう言い残すと、2匹が寂しくないようにラジオをかけ、ゆっ くり福袋を買いにショップへ出かけていった。 2匹は笑顔でお姉さんを見送り、餌を食べ終えると仲良く遊び始めるのであった。 「れーみゅは今日もぶちゃいくでちゅね!」 「どぼじてしょんなこというにょおお!」 2匹は同じブリーダーの下で生まれ育ち、2匹一緒にお姉さんに買われ、現在飼いゆっ くりとして何不自由なく暮らしている。 姉妹ではないが、同じぐらい仲がいい。 「今日は豚の屠殺ごっこをちまちょう!もちろんれーみゅがぶたしゃんでしゅよ!」 「れーみゅぶたしゃんじゃないいぃぃ!」 「誤解しないでくだちゃい。ごっこ!ごっこでしゅよ!れーみゅがぶたしゃんて意味じゃ ないでしゅよ。ぶたさんの役をするんでしゅ。なんと主役でしゅよ!!」 (れーみゅがぶたしゃんなんて、ぶたしゃんに失礼でちゅ) 「ゆゆ!主役しゃん!可愛いれーみゅにピッタンコだにぇ!やりゅやりゅ」 れいむはさなえの言葉に興奮して、何度もぽいんぽいんと飛び跳ねた。 さなえはその様子を見ると、満足げに微笑み小さな棒を取り出してくわえた。 「まずこれでれいみゅのポンポンをひきさきまちゅ!」 「ゆ? ねぇしゃなえ、しょんなことしたらスッゴク痛いよ?」 「え? しゃなえは痛くありましぇんよ?」 れいむは歯茎を剥き出しにして抗議する。 「れーみゅがイタイイタイでちょおおおおおお!馬鹿なの!死ぬの!無能なのおおお!」 「でもそうちないと、皮をムキムキできまちぇんよ?」 「当たり前のように怖いこといわないでねええぇ!ぷきゅー!」 怒るれいむにさなえは笑顔で近づいていく 「まぁまぁ、とりあえずやってみまちょうよ!」 「や、やめちぇね!こないでにぇ!」 れいむは生命の危機を感じた。本能が警告を鳴らす。 (しゃなえは本気だよ!ゆっくり逃げるよ!) れいむさなえに背を向け必死に逃げ始めた。 一生懸命に跳ねる!跳ねる!跳ねる! さなえも跳ねた。れいむを捕まえるために。 (泣いたり、笑ったりできなくしてやりまちゅ!) 2匹はテーブルの下をくぐり、クッションの上を超え、おもちゃの賽銭箱の周りをぐる ぐる回る。 なお、誤解の無いように説明するがさなえとれいむは仲が悪いわけではない。 先ほど言ったように仲が良い。 例えるならば、のび太とジャイアンの関係であろうか。 普段は問題にならないのが不思議になるほどいじめているが、劇場版になると不自然な ほど強い絆で団結する。 そんな関係である。 「ゆひぃ、ゆひぃ。こないでね。こないでにぇ」 れいむは夢中で逃げ惑い、ゆっくり遊具の『トンネル(透明バージョン)』に逃げ込ん だ。 このトンネルはハムスターグッズのトンネルのゆっくり版である。 長さは子ゆっくりが2匹入るか入らないかぐらいしかない。 中で詰まっても助けやすいように短いのだ。 「ほーりゃ、ちゅかまえちゃいまちゅよー」 さなえもれいむに続いてトンネルに入った。 「ゆゆっ!」「ゆっ?」 そして、見事に詰まった。 2匹は毎日お腹いっぱい餌を食べることができる。 そのため標準の子ゆっくりよりも大きく、また先ほど餌を食べ終えたばかりだったこと で、いつもより更に大きい状態であった。 その結果、トンネルに詰まってしまったのだ。 トンネルの出口かられいむが顔を半分だし、入口ではさなえがお尻を半分出した状態で 詰まっていた。 外から見ると細長いゆっくりがトンネルに嵌っているように見える。 「トンネルしゃん、れいみゅを放してね!れいみゅ困ってるよ!」 「れ、れーみゅのあにゃるが目の前にありまちゅ……最低でしゅ」 れいむもさなえも体をもるんもるん振りながら脱出しようとするが、一向に出ることが できない。 そのうちにれいむが口を開いた。 「に、にぇえさなえ、あ、あにょね……そにょおぉ」 「なんでしゅか?はっきりいってくだしゃい」 さなえがイライラしながら答える。れいむは頬をほんのりと赤く染め言った。 「れーみゅ、うんうんしちゃくなっちゃった!!」 「………………ゆるちまちぇんよ……」 れいむのあにゃるがヒクヒク蠢く。 さなえの顔が恐怖に染まる。 「いま、うんうんしたらしゃなえのお顔がたいへんなことになりましゅ!我慢してくだち ゃい!」 さなえは必死である。密閉空間におけるうんうんの炸裂。 顔面へのBUKKAKE。必殺のヘッドショット。 それはさなえにとって、トラウマ必至の地獄の咆哮である。 「でりゅようぅ…くるちぃ……」 「頑張ってくだちゃい!」 「……しゃなえ、れーみゅをいじめてたよね」 「……記憶にありまちぇん」 「ゆー、我慢できないかみょ?」 「ごめんなちゃいいいいい!」 「絶対に許さないよ!こりぇは、せいっしゃいだよ!」 「ゆぴいぃぃぃい!」 れいむがびくりと震えた。 さなえは最悪の瞬間を覚悟した。 ・ ・ ・ しかし、その時は訪れなかった。 「うしょ(嘘)だよ。れーみゅはしゃなえが大好きだよ……。大事な家族だから……。だ から…だから!れーみゅがんばりゅ!!」 れいむが腹痛に耐えながら声を上げた。 家族を守るという強い思い。 その決意がれいむの双眼に炎を灯す! (れーみゅ……) 「しゃ、しゃなえ!しゃなえもれーみゅが、だいちゅきでしゅ!いっちょにおねーしゃん が帰って来るまで頑張りまちょう!!」 さなえも泣きながら答える。 さなえは、あの穀潰しで、意地汚くて、頭が悪くて、顔も残念で、カメムシの匂いがし て、バッチ試験のお勉強のときブリーダーさんが「マジでやばいな、コイツ」とため息を 吐いたほど出来が悪くて、うんうんと並んでいたら時々どっちがうんうんなのか見分けが つかなくて、というよりむしろうんうんそのもので、もう原因とか理由とかどうでもいい から爆発しないかなと思っていたれいむが、こんなにも自分を大切に思っていたことを知 り感動で体が震えた。 2匹は口を閉じる。 今、部屋のなかではラジオの音しかしない。 時計がカチッカチッカチッと音を立てた。 れいむがやにわに口を開いた。 「やっぱり無理だよ!!ごめーんにぇ!!」 「諦めるのが早すぎるでっしょおおおおぉぉお!」 れいむの決意は本物であった。 しかし、れいむの遺志の硬さは豆腐と同じ硬さなのだ。 つまり、大きいと自重で潰れる。 さなえは叫ぶ。 「がんばちぇ!がんばちぇ!きっともうちゅこち(もう少し)でお姉しゃんが帰ってきま ちゅ!」 れいむは便意に震え、脂汗を滴らせながら 「が…ん…ばる……よ」 と答える。 限界が近いのだろう。満足にしゃべることが出来ていない。 そんな極限状態のれいむの耳?に聞きなれた歌が聞こえてきた。 『ハーイ。次の曲はキリライター氏のヒット曲「うんうん体操」です。』 ラジオから聞こえてくる曲は「うんうん体操」といい、歌に合わせて体を動かすことに よりスムーズにうんうんをすることができる歌である。 れいむはこの歌が好きで、うんうんをするときはよく自分で歌っている。 「う…んうん……さ…お出かけ……」 「れーみゅ聞いちゃダメェエエえ!ラジオしゃんやめちぇねぇ!時と場合と考えてくだち ゃいいい!TPOしゃんは大事なんでちゅうよおおお!ぷきゅうぅ!」 さなえは泣きながらぷくーと膨れようとするが、狭くて膨れることができない。 れいむはビクンッ!ビクンッ!と痙攣を始めている。 最早あにゃる決壊は時間の問題であった。 (ゆううぅ、ゆうぅ,どうちまちょう?) さなえは必死に考える。 考える。 考える。 ふと、自分が小さな棒をくわえていることに気がついた。 そして閃く。 (こ、これでしゅ!これで栓をすれば!かなこしゃま、すわこしゃましゃなえに力を。信 仰の力を。奇跡をくだしゃい!) 臭いものには蓋をする。 締まりのないあにゃるには栓をする。 もう時間は残されてはいない。 「ゆおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉおおお!!!」 「んほおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉおおお!!」 渾身の力を込め裂帛(れっぱく)の気合と共に、さなえは棒をれいむのあにゃるに突き 刺した。 今まさに開かんとしていた地獄の門を閉めるための一撃! 絶望の未来を変えるための希望をこめた一撃! 奇跡を起こすための信仰の一撃! さなえは勝利を確信した。 「汝等こゝに入るもの一切の望みを棄てよ」 地獄の門の銘文である。 さなえは過ちを犯した。さなえは開いてしまったのだ。 棒は栓としては細すぎたのだ。 ……ぷぴっ…… それは爆発であった。爆裂であり炸裂であった。噴出であり噴火であった。 奔流であり激流であった。恐怖であり絶望であった。 また、逃げることのできない現実であり絶対的な暴力であった。 さなえは何も見えない闇の中で、地獄のラッパの音(ね)を聞いた。 信仰の無力さを感じながら。 れいむとさなえは、2時間後に帰宅したお姉さんにより無事救出された。 ちなみに、福袋にはゆっくりトンネル(桃色バージョン)が入っていた。 おしまい
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「落ちこぼれの意地を見せようか」 Data 【名前】アイリス・フォン・ルズィフィール 【性別】♂/♀ 【年齢】人間基準で18 【種族】真祖の吸血鬼 【役職】一夜城城主 【属性】混沌・善 【能力】魔眼『名称不明』 【武装】アイリス・エゼル(共に短剣) Profile 都市がある世界とは違う世界の出自。歪みでフラリとやって来て以来、居心地の良さに居ついてしまった。 貴族の血筋だが、本人の口からは出ない。アイリスの出自を知るのは一部の者だけである。 話しかけるが、聞く側に立つことが多い。 容姿は所謂『男の娘』という類のもの。 色白で金髪と空のように蒼い瞳を持つ。容姿と相まって性別の判別は難しい。 水を被れば性別が反転するため、本当に性別が分かりにくくなるが、女性時は言葉尻が柔らかくなり、幾分か子供らしさも見せるのが特徴。 交友関係は行動範囲は狭いながらも浅く広く。 種族を問わず知り合いが多く、同族ということで吸血鬼達とは深い付き合いをしている。 女性との付き合いが多い面が見られることが多いが、同性の友人がもっと欲しいというのは本人の言。 AGカフェのカウンター席で何かをしている姿がよく見られる。 Skill 魔眼『名称不明』 アイリスが保持する『切れやすい線』『切れる線』を視る魔眼。能力行使の際それぞれ赤・虹に瞳の色が変わる。 『脳のチャンネル』を変えた時(=瞳の色が変化する時)が能力使用時に該当するため、能力の発動時が分かり辛い。 +【能力詳細】 『線』は『脳のチャンネル』から『目』を通して視えるものであり、なぞるだけで結果が現れる。 能力発動の際は瞳の色が変化し、アイリスの視界は線に覆われる。少しづつだが成長を続ける特殊な魔眼である。 この魔眼の存在のせいで多くの吸血鬼が持つ『魅了の魔眼』がアイリスには存在しない。 赤い眼は『切れやすい線』が視え、線に沿って切る事によってその部分を傷つけることが可能である。 線の太さにより、傷付ける度合いが変化する。なぞる線が細い程、深く鋭く傷つけることが可能だが、切断は出来ない。深さはどうであれ、飽くまで傷つけるだけである。 虹の眼は『切れる線』が視え、線に沿って切る事によってその部分を切断することが可能である。 『切れる線』をなぞってやれば『切断』される結果を生み出す。余りにも綺麗に切断されるため治癒・再生が早く済む。 武術の嗜み 物心ついた頃、この少年の母と叔母に教えられた武器の扱い方。 流派の名すら本人は知らない。身につけたのは基礎程度である。 現在、萌葱アテナを師と仰ぎ格闘術の基礎の突きから習得しようとしている。 魔術行使 一族に伝わる魔術と呼ばれる術を行使する能力。 日常生活の補助するものから戦闘用のものまで幅広い術式が存在する。 アイリス自身は中レベルまで行使可能だが、短剣を触媒に利用することで威力を上げることも可能である。 威力を上げることは詠唱を長くする必要があるため、威力を上げようとするならそれだけ長い詠唱時間が必要になる。 アイリスの実力では無詠唱での行使は不可能である。 魔眼の性能が上がればあがるだけ魔術の性能が落ちていく。 眷属行使 コウモリを使役出来る力と、コウモリを呼ぶ力が複合されたもの。 アイリスの血液を飲ませることで使い魔にも出来るが、使い魔にしても戦闘能力を持つことは無い。 アイリスに情報を伝えることのみが可能となる。 情報といっても非常に大雑把なもので、大きな出来事を知らせるかどうかのレベルである為情報収集には使えない。 『自動書記』等の何かを媒体に挟む術式を通す場合や記録媒体に残す場合、ミミズが這ったような記号にしか見えないものが残る。 黄金律 人生においてどれほどお金が付いて回るかという宿命。 母から受け継いだスキル。生まれながらにして大金持ち Equipment 短剣アイリス 刃渡り約30cm 装飾は柄の中心に家紋、柄頭には菖蒲が描かれている、真っ直ぐで両刃のもの。 家紋が有るため、儀礼剣寄りの武器。 材料は『オリハルコンと云われるもの』と母と叔母とアイリスの血液、アイリスの肋骨。 アイリスの血液と肋骨で、アイリスと短剣の繋がりを『強固』にしている。 母と叔母の血液は、魔術的側面から『切り裂く為の剣』と『護るための盾』の加護と、魔術行使の際バックアップを行う。 +【使用を限定する武器】 短剣エゼル 刃渡り約30cm 材料は『ダマスカス鋼らしきもの』を使用。祖国から素材を取り寄せ、銃寺森クロスに作成依頼をして誕生した短剣。 自身の名を関する短剣と重さと重量配分を同じにしており、取り回し自体は慣れている短剣と変わりはしない。 目立った装飾は無いが、美しい木目状の模様を消し去るように剣身にびっしりと刻まれた禍々しい紋が装飾代わりとなっている。 紋の効果は『痛覚倍増』 この術式が乗る武器で斬られると、傷口から術式が流され強制的に痛覚を過敏にさせる。 衣擦れや風を受けても痛みと感じさせるようにすることが出来る。 『痛覚を鈍感にさせる』術式等、痛覚を感じさせなくするような術式でマイナス補正を加えることが出来る為、重ねがけで効果を大幅にダウンさせることが可能。 闇祓騎士団対策に作成した為、使用は闇祓騎士団限定。武器の名はアイリスの実家がある世界の古語『呪い』から。 Another 空間操作 受け継いた技能。時が止まった倉庫。 現在、自分専用の空間を開き物置にする程度しか出来ない。 二本の短剣もこの中にある。 黒い羽根 父から教えて貰った魔術。点から点へ移動する、現代でいう『空間転移』と呼ばれる魔術。 父の魔術に自己流の改良を施した。 しかし、改良の結果の代償が『自宅の何処に行き着くか分からない』ところ。基本的に外出先から一夜城への一方通行である。 使い魔キルリス 魔改造された元黒猫現使い魔。 黒猫の成猫サイズでありながら、中身と人格は古龍という不思議な使い魔 最大の特徴は蒼と紅のオッドアイの瞳 銃寺森クロスの血液 完成した短剣エゼルを受け取りに行った際に銃寺森クロスの血液をグラスに入れ飲まされたもの。 口に入った以上、吸血鬼としての本能でグラスを空にした。 飲んだ直後は何も影響を与えなかったが、どのような意図でアイリスに飲ませたのか、どのような効果を齎すのか、今後どのような影響をあたえるのか。 それらすべてが不明である。全てを知るのは銃寺森クロスのみである。 飲血 吸血鬼としての本能とも象徴ともいえるもの。 必要な際は、吸血のように一部だけを貰うのではなく対象の体を巡る血液を全て飲み尽くす。 身内の血液を飲み尽くした時に限り、何かしらの結果が現れる。 一部の吸血鬼に見られる『吸血した相手の能力』は使えるようにならない。 +【真祖の吸血鬼】 真祖の吸血鬼 生まれながらにして吸血鬼である。生きる吸血鬼。 吸血鬼に噛まれ吸血鬼化した者、後天的な者との決定的な違いは『吸血鬼の弱点』とされるものに対し、個体差はあれど、ある程度の耐性を持つことである。 アイリスの属するルズィフィール家は古くからヒトのように婚姻し、子を設ける『家』制度を持つ少ない家系の一つ。 ある事情により血を吸う相手は限りなく少ないが、その質は非常に良いものであるため血を吸う機会は少なく、一般的な吸血鬼像と比べて吸血鬼らしくないとも言える。 中の人の独自設定である為、参考にならない。 +【性別の反転】 性別の反転 ある時、ある人物を驚かせるために薬を煽る。 それ以降、水を浴びれば女性となる体になる。スタイルは上から87・55・86となる。 ただしアイリスは女性になってしまうことを想定していない為、下着の類は持ち歩いていない。 Details 指輪 左手薬指にはめられている指輪。吸血鬼としての力を封じるもので、指の肉に食いつくように『返し』がついている。 この指輪がなければ日常生活を送るのは困難なものとなる為、余程の事がない限り、外すことはない。 今の処アイリスは付き合っている人物はおらず、未婚である。 指輪をはめる意味は『種族特性(再生能力・怪力・吸血衝動)』を抑制するため。 何故左手薬指なのか。その理由を聞いてもはぐらかされ今に至るのである。 再生能力や吸血衝動を殺すことに力の7割を要している為、怪力は完全に殺しきれていない。その為に、アイリスは常人より遥かに優れた身体能力を持つ。 2010/07/11 プロフィールの加筆修正。スキルに『女性時の魔眼』・『飲血』を加えた。 2010/12/05 髪の長さを修正。魔法行使の欄に加筆。 2012/01/24 使い魔キルリスの項を追加 2012/06/28 プロフィール・能力を加筆修正、相性を追記。役職を一夜城城主に修正。武器を追加、魔術行使に加筆。ディテールに吸血鬼としての弱点を記載 2014/01/27 大幅編集。基礎データの修正。プロフィールの修正。スキルの編集。装備品欄を新設。アナザー欄編集。ディテイル欄の編集。 2014/03/02 プロフィールを編集。『能力詳細』『使用を限定する武器』『真祖の吸血鬼』『性別の反転』の欄を隠すようにする。
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第7回SRC学園シナリオコンペ 作者:SRC学園のなかまたち 配布URL:http //mayr.hp.infoseek.co.jp/Conpe7.html サイト名: 屋根裏の裏 文責者:マイヤー 掲載日:2010/03/27 記事URL:http //d.hatena.ne.jp/Mayr/20100327 感想本文: 【聖乙女に行こう!】 製作:回天さん というわけで今回のコンペの一番槍、回天さんのシナリオ。 聖乙女学園に入学したいとある生徒が、そのための試練に合格すべく奮闘する……と、内容は非常に直球。 作品の長さも短めで構成も非常にオーソドックスではあるのですが、 全体的につくり込み要素が高かった今回のコンペの中で、 シンプルな、お題に即したシナリオで勝負というスタイルは前回と同様評価されるべきだと思います。 欠点としてはこれ非常に指摘が多くなるかと思うんですが、 多少学園に触れているプレイヤーにとってはオチが読めてしまう事。 主役のみこと自体が学園内外でかなりメジャーな存在なので、 そうした予想を裏切るもう一手がほしかった気はします。 とはいえキャラクターの描写や全体のテンポに関しては良好。 シーンの盛り上げ方、自分なりの描き方を心がけると更に質のよいシナリオが作れるんじゃないでしょうか? シナリオ:☆☆☆☆ ギミック:☆☆☆ お題反映:☆☆☆☆☆ 【双姫剣舞】 製作:Philoさん 判定を下す側から『合格』を描いたシナリオ。 治安組織『姫士組』の長、伊佐美千佳が本当にその職に相応しいかどうか判断すべく、 監査役の神楽千歳がひそかに彼女を審査する、という内容。なるほどこれは巧いやり方。 主役を見る立場の人間=プレイヤーとする事で、非常に感情移入しやすくなってます。 登場キャラクターが非常に多い中で、焦点をしっかりこの2人に絞れるのもグッド。 また氏の作品の特徴として芝居がかった台詞回しがあげられると思うのですが、 学生ながらに武闘派路線の彼女らにはこれがよくマッチしてると思います。 全体の作りに関しては文句ないのですが、気になったのがラストでぽっと登場した市山さんの存在。 重要な総括シーンを突然プレイヤーの視界の外から入ってきたキャラでやるのは、 話の説得力からしても少々疑問があります。キャラクターの描写から『この人がこう言うならそうなんだな』と 出来るところを、何故そうなのかを説明するために文章量が多くなってしまう欠点もありますし。 ……と言いつつもおまけにはこの人をチョイス。いや、性格的に使いやすいんで。 シナリオ:☆☆☆☆ ギミック:☆☆☆ お題反映:☆☆☆☆☆ 【刹木さんがんばる】 製作:千早神牙さん 合格と見せかけてバレンタインという、斜め上の時節ネタ。 このバカップルが!! と叫ばずにはいられない、そんなシナリオでした。 起点から終点まで終始ニヤニヤしかねないラブコメをストーリーベースに、全力でギミック勝負に出てます。 料理オンチの少女刹木が2月14日までにチョコを作れるくらいに成長すべく行動を起こすんですが、 そこからは全て作成パート、研究して収集して実際に作ってみて、と全てがプレイヤーの選択にゆだねられます。 故に、ラストは当然マルチエンド。でも全部が全部ニヤニヤ物なのはなんでなんだぜ。 欠点らしい欠点は殆どないんですが、収集品ややれる事の総量に比べて エンディング数が松竹梅の3コースなのは少々残念といえば残念な様な、 けれどコンペ提出物としては丁度いい様な……とまぁ複雑なところ。 裏を返せば非常に面白かったという事なんですがね。 後はお題がおまけ程度なので、そこが惜しかったですね。よい意味でも悪い意味でも一点特化シナリオだといえるかも。 とはいえシナリオの方も起承転結しっかりしてて会話も楽しく読めたりと、作者氏の地力の高さが伺えます。 あとおまけといえば、あの規模の戦闘であのレベルのアニメ演出はあれです、やりすぎです。 だがそれがいい。 シナリオ:☆☆☆☆ ギミック:☆☆☆☆☆ お題反映:☆☆ サイト名: 屋根裏の裏 文責者:マイヤー 掲載日:2010/03/30 記事URL:http //d.hatena.ne.jp/Mayr/20100330 感想本文: 【エンジ色のエポック】 製作:和光佳清 教師を続けるべく、13年前の自分を矯正するという試験を受ける事になった主人公、裕美。 しかし彼女が出会った過去の自分は、まるで記憶とはかけ離れた学生生活を送っていて……と、 主役キャラの固有設定を生かしたタイムトラベルモノのノベルゲー。ついでにマルチエンディング。 1stプレイではなんとかトゥルーエンディングにたどり着きました。 シナリオ自体はお題をしっかり意識したテーマで、タイムトラベルという設定を生かした話の運び方も面白いです。 Talkでなく画像による手紙の描写がそこに華を添えます。 『裕美』という存在の保全=合格、そんな声が各種バッドエンドや描写の端々に見え隠れしてたり。 少々惜しいのは現在の裕美の教師という職業に対しての想いをもう少し掘り下げていってほしかったところでしょうか。 それやるとどう考えても時間が足りないので仕方のないことでしょうか。 他には途中若干状況が分かりづらい場面があった事。手紙であれだけ手が込んでたので、 ここは表を描画して何かしら分かりやすくしてほしかったかも。 さて、特筆すべきはやはりインターフェース。シンプルながら1ヶ月で作ったとは思えない出来です。 右クリ早送り時、若干フェードアウトが遅くなるのが気にはなりますが、 それでもシナリオの雰囲気によくマッチしてます。 ともあれ、全体として見ればとてもよく出来たノベルゲーでした。 SRCのギミックと作者さんの独自性、そして実力が良く出ていたかなと。 シナリオ:☆☆☆☆☆ ギミック:☆☆☆☆☆ お題反映:☆☆☆☆☆ 【桜散る季節に人を妬むということ】 製作:俳諧さん 毎回独自の路線をひた走る俳諧さん作。 今回も合格という明るい話題を敢えて逆の方向に捉えた面白い作品でした。 主役の賽が学園に合格した経緯を彼女の回想という形で綴っているわけですが、 そこに期待や希望なんてものが一寸も存在しません。 作中、終始彼女は善悪両方の『能力者』の掌の上で転がされる憂き目に会います。 そんな境遇こそがこの作品での能力者と一般人の関係そのものといったところでしょうか。 また賽や他の一般人にしても、明らかな偏見や過剰な恐怖心がちらほら見られるというか、 いや、このシナリオ独自設定かもしれませんが、 公式に当てはめると明らかにあり得なそうな状況をさも奴らはそうするみたいな形で描いてる点が。 狙って書かれているならこりゃ大した物です。 ギミックに関しては今回周囲の作品と比べると地味目で、相対的に評価は落ちてしまうかもしれませんが、 皆さんこれが基本的なSRCシナリオだってのを忘れないでください……と言いたくなったり。 まぁそれを差し引いても、作中描写で光る細かな技の数々、 『望まぬ合格』という今回誰も目を付けなかった点に着目した氏の独自性は尊敬に値します。 今後もこういう路線の作品を期待してます。 シナリオ:☆☆☆☆☆ ギミック:☆☆☆ お題反映:☆☆☆☆☆ サイト名: 屋根裏の裏 文責者:マイヤー 掲載日:2010/04/03 記事URL:http //d.hatena.ne.jp/Mayr/20100403 感想本文: 【最果ての楽園にて】 製作:パンさん 既にすっかり常連さんなパンさんのシナリオ。 毎回高レベルの刺客を送り込んでくる氏ですが、今回も良い意味でやられました。 後述する演出技術の高さもそうなのですが、特に眼からうろこだったのが舞台設定。 乱暴な言い方をすれば、雑多な学園の設定を一度全部取っ払っての作品作り。 結果として初見さんが設定に煩わされる事もなく、純粋にドラマに入り込んでいける方法をとってます。 このタイプの欠点として本来の舞台が持つ『らしさ』が失われてしまうという点が挙げられるのですが、 だからこそでしょうか、今回は驚くほどまっすぐな王道ストーリー。 また前々回の『7thDay』や前回の『テメェら全員死刑!』などの伏線や設定をふんだんに使ったシナリオと比較すると面白いです。 主人公サクヤの成長をしっかりと描写し、チテイ人達との交流も頬が緩むくらい和やかに、時に切なく。 そうしてプレイヤーを引きずりこんだ末に、その全てを収束させた上で提示される結末は素でほろりといきそうになったとか。 さて、上記のようにシナリオ面は非常に優れているのですが、 それを2倍にも3倍にも面白くする氏のお家芸、ギミックに関して。 今回の印象を一言で言うと『豪華』。 短~中編くらいのシナリオで使う量の画像演出を一話そのためだけに突っ込んだ、そんな感じです。 その上でシーンを分かりやすくする細かな演出も利いてたりと、描く事と組む事両方の技術を持ちえた人が、 本気を出すとこうなるよ、という見本じゃないでしょうか? とどめにエンディングのBGM。恐らくはこれを持ってくるために色々と奔走されたと思うのですが、 それだけの価値はあると思います。作品の質に負けず劣らずです。 お題に関しては他より更に『成長』が前面に押し出されているような感覚はあったのですが、 『合格』の象徴たる『桜』をうまく使ってるなぁと、細かな点で感心してしまいました。 総括するなら、あえて様々な部分をおまけ程度にとどめ、見せるべき物を絞って叩きつけた作品。 その威力はプレイして肌で感じるべし、といったところでしょうか。 シナリオ:☆☆☆☆☆ ギミック:☆☆☆☆☆ お題反映:☆☆☆☆ 【総合格闘武術能力大会】 製作:狼二世さん 総『合格』闘、つまりはそういう事だ。 比較的キャラ数を詰めた印象のある今回のコンペ作品の中で、唯一といっていいお祭りゲーを持ってきてくれました。 大会を勝ち上がり、味方を増やしつつ名を挙げろ! 分岐もあるよ! ……と、 ある意味コンペの締めくくりとしては上記の【最果て~】と別方向で双璧をなす作品だったと思います。 ワイワイガヤガヤ多種多様なユニットを扱う、単純な楽しさがありましたね。 その分某スパロボの様に主役周りの動きは控えめなのですが、それでも見せ場で活躍したり、最初と終わりをきちんと展開したり、 結構お題に即したドラマが展開されていたと思います。コンペ作品のモブ顔は本当にダークホースです。 欲を言えば戦闘メインのシナリオだったので、名前だけでなく能力に関しても数種選択できる方式が欲しかったかも。 それと若干の難易度調整が欲しかったでしょうか。治安組織の騎士団より情報屋の広耳堂がユニット的に厄介なのはなんなんだろう。まぁ、これを作者さんに言うのは酷ですが。 ともあれ、どうしてもシナリオ面の構築が難しくなりがちなこのテのお祭り作品で、 ドラマもやりつつ騒ぎつつ、と結構良いトコ取りの作品でした。 特化された部分はないものの良いレベルでまとまっていたと思います。 あと製作事情の話になりますが、最終日の修羅場は本当にお疲れ様でした。 シナリオ:☆☆☆☆ ギミック:☆☆☆☆ お題反映:☆☆☆☆ 【???】 製作:??? 作品名は敢えて隠します。締め切り当日に製作を始めたという某氏が滑り込ませてきたブツ。 蓋を開けた瞬間、いい意味でこの人馬鹿だと思いました。 多くを語る事はしませんというか、出来ません。そういう作品故におまけという位置づけにしたのですが、 恐らくプレイした方ほぼ全員が驚愕したんじゃないでしょうか。 未プレイの人は他作品をクリアした後、インデックスを探してみてください。 多分想像通りだったという人はいないはず。 いや本当に予想だにしない作品でした。ちなみに僕は216秒で。 シナリオ:☆ ギミック:☆☆☆☆☆(☆) お題反映:☆☆ 総括: さて、以上でコンペ作品全ての感想を書き終わりました。 今回は非常にかぶりが危ぶまれる内容ゆえに、直接的なお題の使い方は少なかったように感じます。 ある種『成長』というのが一番テーマとして相応しかったかもしれません。 とはいえ多種多様なアプローチ、総じて質の高いシナリオの数々。 プレイヤーを楽しませる、驚かせるというゲームの本質を考えれば大成功と言える回だったと思います。 また、個人的に嬉しかったのは学園在住者の、特に最近シナリオをリリースされ始めたお2人が参加してくださったこと。 現在学園ライターとしては一段落といったところの僕ですが、 後続の人々の活躍というか、こういうものを開催し続ける意味というものを再認識できました。 なんだかえらそうな話になりますがね。
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チート注意 この作品には愛で成分しかありません。 ―――――――――――――――――――――――――― ここは森の中にある少し開けた広場のような所。 ここには毎日毎日森の少し珍しいゆっくり達が集まります。 このお話はちょっぴりカオスな森の三匹のお話。 「あたいったらさいきょーね!!」 このゆっくりはゆっくりちるの。冷たいところを好むちょっとおつむの弱い子。 喋る言葉は先ほどの『あたいったらさいきょーね』の他に、三音の言葉のみです。 「わかるよー」 そしてこのゆっくりはゆっくりちぇん。どこにでも見かける至って普通のゆっくりです。 ですがこのちぇんはちょっと他のちぇんよりもおつむが少し弱いのです。 喋り方には特徴があり、『わかる』か『わからない』を基準にして喋ります。 「そうなのかー?」 最後にこのゆっくりはゆっくりるーみあ。暗いところを好む、これまたちょっとおつむの弱い子。 喋る言葉はほぼ『そうなのか』のみ。でもイントネーションの違いで意志の疎通は図れます。 三匹は大体いつも一緒にいます。 大体というのは三匹ともに頭が弱いのでいつの間にかにどこかに行ってしまったりしてはぐれてしまうからです。 でもはぐれたりしない限りは一緒にいます。仲がとってもいいんです。 「あたい!たべる!」 どうやらちるのはお腹が減ったようです。勝手に森の奥に向かってしまいました。 「わかるよー」 「そうなのかー」 ちぇんとるーみあもそれに同意したようでちるのの後を追いかけます。 ―――――――――――――――――――――――――― 「あたいったらさいきょーね!」 ちるのは取ってきたたくさんの紅いきれいなきのみをちぇんとるーみあに自慢するように見せます。 「わかるよー」 「そうなのかー」 会話になっていません。ですがちるのは何だか嬉しそうです。 「あたい!あげる!」 自分で取ってきたきのみをちぇんとるーみあに3分の1ずつあげました。 「わかるよー!ありがたいんだねー!」 今日になって初めて『わかる』以外の言葉を喋りました。 このちぇんは感情が高ぶったときにのみ、わかる以外の言葉を発するのです。 「おれいなんだねー」 そういって取り出したのはツツジの花三つ。その二つをちるのとるーみあにあげました。 「そうなのかー」 こんどはるーみあがお饅頭を三つ取り出しました。そしてそれをちぇんとちるのに二つずつあげます。 「あたい!」 「わかるよー」 「そうなのかー」 今日も三匹はとっても幸せそうです。三匹の周りには幸せオーラが漂っています。 みんなで食事を持ち寄り、みんなで分けながら食べる。 いつもしてる事ではありますが、いつやってもみんなとても楽しそうです。 ―――――――――――――――――――――――――― 「ゆふふ。むれのおとなたちはばかなんだぜ!このもりのなかはとってもゆっくりできるゆっくりぷれいすなのぜ!! ゆ!いいことおもいついたのぜ!ここをまりさのゆっくりぷれいすにするんだぜ!!!」 あの三匹からそう離れていないところに一匹のゆっくりまりさがいます。 このまりさ、元々森の麓にある雑木林の群の一員でしたが森に入ってはいけないという群の掟を破ってここに来たのです。 「ゆぷぷ!なにがもりはあぶないなんだぜ!まりささまはさいきょーなんだからなんにもこわくないのぜ!」 典型的な自分が一番だと思っているゲスです。 群の掟の森に入ってはいけない、というのには大きな理由が二つあるのです。 群では子ゆっくりになったときに説明されるはずなのですが、このまりさは理由を完全に忘れてしまっています。 理由の一つは森にいる動物の事。 ゆっくりが動物に勝てるはずがありません。ただ餌か遊び道具になるだけです。 そしてもう一つはるーみあが居るから、というものなのです。 「ゆゆ!?あんなところに⑨たちがいるのぜ!ゆふふ!まりささまがどれいにしてやるのぜ!!」 ―――――――――――――――――――――――――― 「やいそこのくずども!まりささまがどれいにしてやるのぜ!!かんしゃするのぜ!!ついでにそのあまあまもよこすのぜ!!!」 まりさは自信満々に言い切りました。これで本気で言われた通りにすると思っているのだからすごいです。 ですが三匹はまりさの存在に気づいていないのかまだ幸せそうに食事をしています。 「ゆっがぁぁぁぁぁぁぁ!!むしするなぁぁあぁぁぁぁぁ!!!!」 まりさはちるのにむかって体当たりをしました。 それなりな距離があったので、助走をつけてそれなりなダメージを与える事に成功しました。 ちるのはなかなか起きあがりません。それを見たまりさは偉そうにふんぞり返りました。 「ゆふん!!こうなりたくなかったらさっさとどれいになるのぜ!!ついでにあまあまよこすんd」 「あたい!!いたい!!!!」 まりさのことばが終わらない内にちるのが起きあがりました。 目には涙をいっぱい溜め、とても痛そうにしています。 「わ、わからないよー!?」 「そうなのかー!?」 ちぇんとるーみあはすぐにちるのに駆け寄り、傷の具合を見ました。 「あたい!!!つよい!!!!」 ちるのは二匹を心配させないため痛みを堪え、自分は大丈夫だとアピールします。 「わ、わかるよー・・・」 「・・・・・そうなのかー」 その姿にちぇんとるーみあは応えます。 「ゆぎぎぎぎぎぎ!!!むしするなっていってるんだぜぇぇぇぇ!!!!!」 二度も無視されたまりさは怒り心頭。こんどはるーみあに体当たりをしました。 「そ、そうなのかー!?」 見事クリーンヒット。るーみあは衝撃でリボンがはずれ、コロコロ転がって行ってしまいました。 「わ、わからないよ!?」 「あたい!?」 ちぇんとちるのは突然の事に驚きました。 「ゆふふ・・・・こんどこそむしさせないのぜ・・・・こうなりたくなかったらどれいになるnおそらをとんでるみたい!!」 「誰が奴隷になるんだよ・・・・・」 「「「?」」」 まりさとちぇんとちるのは三匹とも同じように固まってしまいました。それもまぁ仕方ないでしょう。 突然目の前にるーみあのリボンを持った飾りのない胴付きゆっくりが現れたのですから。 「だ、だれなんだぜ!?」 「るーみあ」 「「?」」 不思議な胴付きゆっくりは『るーみあ』と名乗りました。 確かに似てはいますが、ちぇんとちるのの知るるーみあは少なくとも胴付きではありません。 ますますよく分からないといった雰囲気を二匹は醸し出します。 「そ、そんなわけないんだぜ!!るーみあはさっきまりさがころしたはずなのぜ!!」 いつの間にかにまりさの中ではるーみあは死んだことになっていたようです。 「あっそ。じゃあ死んで」 るーみあと名乗った不思議な胴付きはまりさに殴る蹴るの暴行をします。 「ゆべっ!?ゆぐぅぅ・・ゆがっあ!!ゆぎ!!や、ゆぴょっ!やめるんだぜぇぇぇぇ!!!!」 るーみあが止まりました。 「ゆはぁ・・ゆはぁ・・・・・な、なんでこんなことするんだぜ!!まりさはゆっくりしたいだけなのぜ!?」 ゲスの極みですね。 るーみあは必死に騒ぐまりさを汚物を見るような目で見てため息をつきました。 「はぁ・・・・・じゃあいっぱいあるけど一番の理由。私の友達を傷つけた。以上。死ね」 「い、いみがわからないんだぜぇぇぇぇぇぇゆげぇ!!」 まりさの叫びも虚しく、るーみあの拳はまりさの体を貫きました。 るーみあは煩わしそうに手に着いたあんこを振り落とすとちぇんとちるのの方を向き少し気まずそうな笑顔を見せました。 「あー・・・この姿を見せたのは初めてだったね・・・えーと・・・」 説明しずらさそうにしていたるーみあに助け船を出したのはちるのとちぇんでした。 「るーみあったらさいきょうね!!!」 「わかるよー。るーみあなんだねー」 ちるのもちぇんもこの胴付きが誰なのか最初は分かりませんでしたが、無い頭を必死に使ってるーみあであると結論づけたのです。 「・・・・・そっか。うん。よかった。ありがと・・・」 るーみあは目を閉じて静かにそう言い、リボンを頭に付けなおしました。 するとるーみあは黒い玉のようなものに包まれてしまいました。 「あたい!?」 「わ、わからないよー!?」 突然のことにびっくりしてしまう二匹。でもすぐに黒い玉は消え、いつものるーみあが現れました。 「どうなのだー!」 屈託のない満面の笑顔でちぇんとちるのに言いました。 「るーみあ!!すごい!!」 「わかるよー!!るーみあかっこいいんだねー!!」 たとえ姿が変わってもどんなときでも認め合えるのが本当の友達。 今日も三匹はとっても幸せそう。 明日もきっと幸せだ。 昨日だって幸せだったんだからこれからもずっと幸せに違いない。 「そうなのだー!」 ―――――――――――――――――――――――――― あとがき うっへぇ!ぬちゃぬちゃあきだよ!? とりあえず独自設定の解説をば。 るーみあっていったらやっぱりあのリボンだと思うんだ。原作でも二次創作でもあのリボン結構重要視されてるじゃん? ほら、EXルーミアとかね? てな訳で、リボンがとれたら知能UP身体能力UPついでに胴も付けちゃう!!というチート設定。 チートはゆっくりできない?俺はゆっくりできるんだね!知らないよ!! それから裏背景として考えてた三匹の出会いの話もあるけど、SSにしないでここで言っちゃう! 群がありました。るーみあが現れました。 リボン取られて暴れました。群が壊滅しました。 赤ゆだったちぇんを殺そうとしました。そこで一言『わかるよー』 るーみあ空しくなって生き残った赤ちぇんと暮らし始めます。 ある雪の日、怪我したちるのが空から落ちてきて共同生活の仲間になりました。 おわり。 大体こんな感じ。 あとパロディの奴だけど、とりあえずGGGネタが大量な感じで進んでます。 もうちょっとかかるかな? 以上、家のクーラーが臭いぬちゃぬちゃあきでした。 ではでは 挿絵:にとりあき
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『まりさつむりに関する研究』 7KB 観察 考証 差別・格差 実験 れいぱー 加工場 独自設定 前回ブッチーあきと名乗ったものです。タグ忘れ申し訳ありませんでした とある加工場の研究室にて 「よう鬼井!」 「・・・」 「・・・よう鬼井!」 「・・・」 「どぼじでむじずるのおおお!!」 「なんだ五月蝿いな。あれ鬼山じゃないか。久しぶりだな。」 「言いたいことがあるがまあいい。久しぶりの再会だしな。」 「こんな所に来てどうしたんだ?」 「いや、俺もこの加工場で働くことになってな。と言っても清掃部だが。で、お前がここにいると聞いて来たんだ。・・・・でなんだこの巨大な透明な箱と中に入ってる糞饅頭どもは?」 「おいくそどれいぃぃ!さっさとでいぶさまをだせええええ!!そしたらせいさいしてやるうううう!!」 「くそどれいははやくあまあまをけんじょうするのぜえええ!!」 「そんなことよりすっきりしたいわあああ!!」 「はやくするんだねーわかれよー」 「ああそれは研究に必要なものでね。でも予備ゆっくり用の箱が足りなくて仕方なく普通の箱にしたんだがさっきから五月蝿くてしかたない。まあ多分使わないだろうからすまないがその声の漏れてる箱のゆっくりを処分してくれないか?」 「OK。理解した。」 スタスタカチッバタン 「ゆっ!?ようやくでいぶさまのいうことをきくきになったんだね!でいぶはほとけのようにやさしいからあまあまをもってくればゆるしてあげるよ!じひぶかくてごめんn「五月蝿い黙れ」グチャゆ゛っ!」 「ゆっ・・・れいむ?」 「すっきりしたいわああああ!!!」 「・・・わから?」 「あー、つい潰してしまった。もったいねえなあ」 「れいむうううううううう!!?くそどれいいいよくもれいむをおお!!せいさいしてやるうう!!」 「んほおおお!!ちぇんのまむまむきもちいいわあああ!!」 「や゛べるんだね゛ーずっぎりじだくないいい!!」 「とりあえず・・・ヒャッハー虐待だあああああ!!!」 「お前が一番五月蝿いわ!!」 「・・・すまん。さっさと潰すわ」 「なにいってrグチャ!」 「「ずっぎりいいいグチャグチャ!」」 「全く、相変わらず虐待のことになると何も考えないんだなお前は!」 「そんなに怒ることねえだろ・・・。そういえばこの研究はなんの研究なんだ?」 「とあるゆっくりの容姿・・まあお飾りについてだよ。」 「あのごみがどうしたんだ?」 「んーじゃあちょうど今から実験するからついでに教えよう。」 「まずゆっくりというのはお飾りというのをとても大切にしている。お飾りがなければ他のゆっくりに識別されず、ゆっくり出来ないと言われ制裁されてしまう。お飾りがへんな形だったりボロボロだと識別は出来るがゆっくり出来ないと言われる点は変わらない。それは分かるな?」 「まあそれぐらいはな・・・」 「じゃあ試してみよう。ここにお飾りを取ったまりさ種、お飾りを切り、縫って変な形にしたまりさ種、お飾りを半分以上燃やしたまりさ種がいる。これを普通のゆっくりの集団に入れるとどうなるか。ちなみにこのまりさたちが集団を殺してしまわないようあんよは焼いてある。」 スタスタカチッバタンポイ! 「「「ゆべぇ!」」」 「ゆっ?おかざりがないゆっくりできないゆっくりがおちてきたよ?」 「わかるよーこっちにはへんなかたちのおかざりのまりさがおちてきたよー」 「こっちにはおかざりがぼろぼろのゆっくりできないまりさがおちてきたわよ?」 「「「まりざはゆっぐりしでるでしょおおおお!!?」」」 「うるさいよ!おかざりがないゆっくりはゆっくりできないよ!そんなこともわからないの?ばかなの?しぬの?そんなゆっくりできないゆっくりは・・・「「「せいっさいするよ(するんだねー)(するわぁ)!!」」」 「ゆっやめるんだぜ!やめ・・ドゴッゆべし!」×3 「まあ見ての通りゆっくり出来ないと制裁された。」 「だろうな。にしてもこいつら台詞がワンパターン過ぎるな・・・」 「まあゆっくりだから仕方ない。・・・話を戻そう。」 「次にまりさ種の亜種のまりさつむりは知ってるな?」 「見たことはねえが知ってる。そういえば俺はかなり山に行って虐待してるが見たことねえなあ。」 「まあまりさつむりは珍しいしな。じゃあ分かると思うがまりさつむりのお飾りはサザエの貝がらみたいなものなのは知っているだろう。貝がらのお飾りというのは他のまりさ種と明らかに違っている。なのにまりさつむりは自然界ではかなり優遇され、ゆっくりできると言われる。普通のまりさ種よりも・・・だ。」 「ふーん。ってそれは単にまりさつむりが普通のまりさよりも優秀だからじゃねえのか?」 「いや、それはない。」 「は?いや貝がらはかたいんだから身を守るのに使えたりするだろ?」 「いや、実はまりさつむりのお飾りの貝がらは普通の貝がらより圧倒的に脆い。素手のチョップをしたら先が少し尖ってるから手が少し痛いだけで簡単に割れる。」 「でも糞饅頭レベルだとかなりかたいだろ?それで尖ってるって強くね?」 「まあな。でもゆっくり同士の戦いでは体当たりが多く使われるから先が尖っていても特に意味はない。まあ無駄に重いから殼に引きこもればまりさつむりを傷つけるのは難しいだろうな。」 「じゃあ強いんじゃねえか。」 「いや、確かに傷つけるのは難しいがまりさつむりが敵ゆっくりを傷つけるのも難しい。引きこもってたら攻撃は出来ないし、相手が疲れてスキが出来てもお飾りが重くて体当たりも、跳んで攻撃も出来ないし、はねて逃げるのも難しい。」 「弱すぎるだろ・・・。ん?じゃあその時までどうやって生きてるんだ?はねて移動出来ないなら狩りが出来ないだろ。」 「さっき言った通りまりさつむりは優遇される。だから何もしなくてもゆっくり出来るからといって他のゆっくりがご飯をくれるしその他の世話もしてくれる。お前が山でまりさつむりを見たことないのはまりさつむりは滅多に外に出ないからということもあるな。」 「役立たずのまりさつむりがなんでゆっくり出来るんだろうな・・・。さすが糞饅頭、意味不明だ。」 「そう、それが今回研究していることなんだ。自然界で特に役に立つことがないまりさつむりがなぜ優遇されるのか。」 「そういうことか。・・・ってことは研究用のまりさつむりはいるな?」 「ああ、今は10匹いるよ。始めは100くらいいたんだがな。」 「頼む!一匹でいいからくれ!虐待したい!」 「・・・(冷めた目)」 「・・・」 「お前はなぜまりさつむりは優遇されるんだと思う?結果は大体出てるが、他人の考えも一応聞きたい。」 「スルーサレタ・・・まあただ珍しいからじゃねえか?」 「それは違う。ただ珍しいだけなら希少種が優遇されるだろう?が、一部を除いて希少種が優遇されることはあまりない。」 「それもそうだな・・・。すまん、これ以上思いつかない。」 「ちっ、役立たずが。」 「どぼじでぞんなこというのおおおお!!」 「・・・。(絶対零度の目)」 「・・・。」 「まあもう少し考えてくれよ。」 「えっ!?この空気の中で!?」 「うん。」 「うんじゃねえよ・・・そうだな・・・すごくゆっくり出来るからとか?(笑)」 「・・・」 「ごめん、冗談「正解だ」・・・は?」 「いやぁ、驚いた。まさか正解されるとは。君は”ゆっくり出来る”なんて言うわけないと思ってたんだが・・・」 「いやちょっと待てよ。こんな大掛かりな研究で結果がこれか!?」 「ゆっくりに関する研究なんて基本こんなもんだよ。昔何故ドスは生まれるのかという研究があったんだがそれの結果も”ゆっくり出来るから”だった。」 「マジかよ・・・」 「まあ俗に言う”常識に囚われてはいけない”だね。でももう少し研究は続けるから違う結果が出るかもしれないが。」 「でもよ、まりさつむりの何がゆっくり出来るんだ?」 「それが分かってないからまだ研究を続けなきゃならないんだ。ま、ゆっくりのことだから”何となくゆっくり出来るから。”なんて結果だろうけどね。」 「そうか・・・まあ頑張れ。」 「ああ、頑張るよ。僕は頑張るという言葉が嫌いだけどね。」 「おい、お前まだ”僕”なんて言ってるのか?せめて”私”にしろよ。お前 女なんだから。」 「なっ・・・うるさい!用がすんだなら帰ってくれ!」 「お前はこの話になるといつも怒るよな・・・まあ用はすんだし今日は帰るわ、んじゃあな。」バタン 「・・・私の気も知らないで。」 数日後 「いきなり山の駆除かよ・・・」ユギャーモットユックリ「死んどけ」ユグエ 「まあ最近山に来てなかったから調度いいけどさ・・・。」レ゙イブウウウ!?ドウジ「死ね。」ユグボ 「プライベートでもいつもやってることだが、仕事だと思うと怠くなるな・・・。お、けっかい(笑)がある。けっかい(笑)は埋めるの面倒だな・・・仕事じゃなけりゃ殺して終わるのに。はあ、なんか良いことn「つむりはつむりだよ!ゆっくりしていってね!」・・・あった!!」 終。 春休みや高校の始めって忙しいですね。気がついたら四月下旬。 それにしてもなんでフラグたてたんだろう・・・ 恐らく過去編を作ります。 ではよんでいただきありがとうございました。