約 1,257 件
https://w.atwiki.jp/spiramst/pages/52.html
-2301 高町 なのは 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 200 2000 10 180 220 20 2 2 0 5 NT 15000 750 乗り換えルート 武器・装備派生 派生元武装 → 派生先武装 武器距離 特殊能力 大型ビームサーベル → Excellion Buster Accelerate Charge System ビームカノン → Divine Buster ビームランチャー → Excellion Buster ファンネル → Accel Shooter メガ粒子砲 → Starlight Breaker ex 拡散メガ粒子砲 → Starlight Breaker -2302 高町恭也 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 200 1500 16 180 190 25 5 1 0 0 - 9000 550 乗り換えルート 武器・装備派生 派生元武装 → 派生先武装 武器距離 特殊能力 ヒートサーベル → 小太刀・「八景」 ビームピック → 御神流奥義之六 薙旋 ビームソード → 御神流奥義之極 閃 リミッター解除 → 御神流奥義の歩法 神速 装備 -2303 エリス・マクガーレン 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 150 1300 10 180 180 25 5 1 0 0 - 8000 550 乗り換えルート 武器・装備派生 派生元武装 → 派生先武装 武器距離 特殊能力 ビームピック → ガン・ブレード(ソード) ライフル → ベレッタ M92 ガンランチャー → ガン・ブレード(ガン) -2304 XPたん 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 150 1600 20 100 210 20 5 1 0 0 - 6500 450 乗り換えルート 武器・装備派生 派生元武装 → 派生先武装 武器距離 特殊能力 ビームランチャー → XPランチャー ファンネル → XPビット ビームソード → XPソード リミッター解除 → アップグレードシステム 装備 -2305 部長 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 120 1500 8 160 220 25 5 0 0 0 - 8000 550 乗り換えルート 武器・装備派生 派生元武装 → 派生先武装 武器距離 特殊能力 アームパンチ → デドリー アトミックバズーカ → 決戦魔導巨兵グラシア=ラボラス ファンネル → アスモデ・プライマル・レイジ 学習型コンピュータ → タロー 装備 ミノフスキークラフト → ほうき 装備 -2306 銀雅 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 100 1500 7 150 230 25 5 0 0 0 - 8000 550 乗り換えルート 武器・装備派生 派生元武装 → 派生先武装 武器距離 特殊能力 ショルダータックル → 折檻 新型アビオニクス → ちょっぴりおめかし 装備 -2307 みっちゃん 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 110 1500 9 180 190 25 5 0 0 0 - 8000 550 乗り換えルート 武器・装備派生 -2308 さっちゃん 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 110 1500 7 190 180 25 5 0 0 0 - 8000 550 乗り換えルート 武器・装備派生 -2309 水無月丑三 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 150 1500 15 130 200 25 5 0 0 0 - 8000 550 乗り換えルート 武器・装備派生 派生元武装 → 派生先武装 武器距離 特殊能力 ビームピック → ノミ リミッター解除 → 説教モード 装備 -2310 水無月夕 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 100 1500 6 160 220 25 5 0 0 0 - 8000 550 乗り換えルート 武器・装備派生 派生元武装 → 派生先武装 武器距離 特殊能力 ヒートホーク → 杖 リミッター解除 → 闇夜 装備 -2311 水無月まひる 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 100 1500 7 190 190 25 5 0 0 0 - 8000 550 乗り換えルート 武器・装備派生 派生元武装 → 派生先武装 武器距離 特殊能力 ファンネル → タチバナ召還 リミッター解除 → 朝美と友達 装備 -2312 タチバナ 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 100 1500 6 200 210 25 5 0 0 0 - 8000 550 乗り換えルート 武器・装備派生 派生元武装 → 派生先武装 武器距離 特殊能力 ライフル → 正確無比な射撃 チョバムアーマー → メイド服 装備 リミッター解除 → 圧巻ベア~ 装備 -2313 葉隠 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 520 510 50 95 105 30 5 -3 1 3 強化 3000 220 乗り換えルート 武器・装備派生 派生元武装 → 派生先武装 武器距離 特殊能力 90mmマシンガン → CR-WA69MG(2連装) 近中 100/105mmマシンガン → CR-WA69MG(4連装) 中 -2314 ナインボール(RAVEN S ARK製) 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 620 650 70 120 110 35 6 -3 1 4 強化 7000 350 乗り換えルート 武器・装備派生 派生元武装 → 派生先武装 武器距離 特殊能力 ビームサーベル → レーザーブレード 近 90mmマシンガン → 連射型リニアライフル 中 グレネードランチャー → グレネードランチャー 中 マイクロミサイル → マイクロミサイル 中 -2315 ビックバイパー(レオ機) 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 700 900 70 160 170 50 4 3 5 6 - 7000 350 乗り換えルート 武器・装備派生 派生元武装 → 派生先武装 武器距離 特殊能力 ビームサーベル → 腕部ブレード 近 ビームライフル → リップルレーザー 中遠 ビームキャノン → ツインレーザー 近中 -2317 イドロ 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 700 1000 70 170 160 50 4 2 6 5 強化 7000 350 乗り換えルート 武器・装備派生 -2318 久遠 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 200 1300 14 195 180 25 5 1 0 0 強化 9500 600 乗り換えルート 武器・装備派生 派生元武装 → 派生先武装 武器距離 特殊能力 ヒートロッド → 電撃 近中 3連ヒートロッド → 力の暴走 近中 -2319 周防美琴 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 140 1500 10 220 160 25 5 0 0 0 - 10000 550 乗り換えルート 武器・装備派生 -2321 水越眞子 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 100 1000 10 190 160 25 5 0 0 0 - 6000 450 乗り換えルート 武器・装備派生 派生元武装 → 派生先武装 武器距離 特殊能力 アームパンチ → ライジングフィストマッハパンチ リミッター解除 → 怒りのハイパーモード 装備 -2322 風のランスター 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 750 700 60 110 100 30 0 -3 3 5 強化 10000 450 乗り換えルート 武器・装備派生 派生元武装 → 派生先武装 武器距離 特殊能力 ワイドカッター → ボーン・フーン メガ粒子砲 → デッド・ロン・フーン -2323 火のブライスト 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 760 720 65 90 110 30 5 -2 3 2 強化 10000 460 乗り換えルート 武器・装備派生 派生元武装 → 派生先武装 武器距離 特殊能力 ビームキャノン → フレアランチャー 胸部メガ粒子砲 → プラズマ光弾マグラッシュ -2324 水のガロウィン 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 760 720 70 90 105 30 5 0 3 2 強化 10000 460 乗り換えルート 武器・装備派生 派生元武装 → 派生先武装 武器距離 特殊能力 ビームカノン → ガロウィンブリザード ビームランチャー → メガサーチャービーム -2325 月のローズセラヴィー 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 780 780 95 70 110 30 5 -2 3 2 強化 10000 470 乗り換えルート 武器・装備派生 派生元武装 → 派生先武装 武器距離 特殊能力 ビームサーベル → ルナフラッシュ 近 ハンドキャノン → ルナビーム 中 メガ粒子砲 → Jカイザー 遠 -2326 地のディノディロス 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 880 600 130 50 110 30 6 -3 2 2 強化 10000 480 乗り換えルート 武器・装備派生 派生元武装 → 派生先武装 武器距離 特殊能力 アーム → 格闘 アームパンチ → 地震 -2327 山のバーストン 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 900 500 140 40 120 30 6 -3 2 2 強化 10000 480 乗り換えルート 武器・装備派生 派生元武装 → 派生先武装 武器距離 特殊能力 ミサイルランチャー(110) → 多連装ミサイルランチャー 中遠 アトミックバズーカ → 核弾頭ミサイル 中遠 -2328 雷のオムザック 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 800 800 80 100 130 30 -2 -4 4 5 強化 10000 490 乗り換えルート 武器・装備派生 派生元武装 → 派生先武装 武器距離 特殊能力 ビームキャノン×2 → 連装ビーム砲 大型メガ粒子砲 → プロトン・サンダー -2329 ラゴウ 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 1200 800 90 150 110 45 3 -3 2 3 - 20000 550 乗り換えルート 武器・装備派生 -2330 ガルファ皇帝 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 1500 1400 150 15 100 65 5 -2 0 4 - 50000 600 乗り換えルート 武器・装備派生 派生元武装 → 派生先武装 武器距離 特殊能力 頭部メガ粒子砲 → バーニングブレス 近中 -2331 ギガウィッター 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 950 750 80 60 80 45 3 -3 3 3 - 10000 450 乗り換えルート 武器・装備派生 -2332 ギガグルメイ 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 1000 900 130 40 80 45 3 -4 3 3 - 10000 450 乗り換えルート 武器・装備派生 -2333 ギガアブゾルート 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 920 900 70 100 80 45 3 -3 3 2 - 10000 450 乗り換えルート 武器・装備派生 -2334 アヌビス(OR) 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 800 1100 100 180 180 50 4 4 6 6 強化 15000 750 乗り換えルート 武器・装備派生 派生元武装 → 派生先武装 武器距離 特殊能力 ビームジャベリン → 電磁式銛『ウアスロッド』 近 ビームライフル → V.G.カノン 遠 拡散メガ粒子砲 → ハウンド・スピア 近中 強化スラスター → 0 SHIFT 装備 移動UP、運動UP(大率) -2335 アンヘル 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 350 2000 30 190 240 45 2 -2 0 7 強化 17000 750 乗り換えルート 武器・装備派生 派生元武装 → 派生先武装 武器距離 特殊能力 アトミックバズーカ → ファイアブレス -2336 ビルトビルガーL 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 720 600 85 135 100 50 4 -4 5 4 NT 5000 250 乗り換えルート 武器・装備派生 派生元武装 → 派生先武装 武器距離 特殊能力 ヒートサーベル → コールドメタルソード 近 ガトリングガン → 3連ガトリングキャノン 近 クロー(小) → スタッグビートル・クラッシャー 近中 ショルダータックル → ツインバード・ストライク 近 強化スラスター → ジャケットアーマー・パージ 装備 移動UP、運動UP(大率) -2337 ビルトファルケンL 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 700 650 80 140 130 50 3 -4 6 5 NT 5000 300 乗り換えルート 武器・装備派生 派生元武装 → 派生先武装 武器距離 特殊能力 ビームサーベル → ロッシュセイバー 近 ライフル → オクスタン・ライフル(B) 近 ビームライフル → オクスタン・ライフル(E) 中 240mmキャノン×2 → オクスタン・ライフル(W) 近 ショルダータックル → ツインバード・ストライク 近 強化スラスター → テスラドライブ展開 装備 移動UP、運動UP(大率) -2338 ミルフィーユ・桜葉 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 150 1500 7 170 160 25 5 -2 0 -2 NT 6000 550 乗り換えルート 武器・装備派生 派生元武装 → 派生先武装 武器距離 特殊能力 アームパンチ → びっくり点心 -2339 蘭花・フランボワーズ 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 170 1500 8 190 150 25 5 -1 0 -2 強化 6000 550 乗り換えルート 武器・装備派生 -2340 ミント・ブラマンジュ 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 100 1500 5 170 190 25 5 -2 0 -2 NT 6000 550 乗り換えルート 武器・装備派生 派生元武装 → 派生先武装 武器距離 特殊能力 ファンネル → 遊園地名物にわとりコンポートミント添え -2341 フォルテ・シュトーレン 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 200 1500 10 150 180 25 5 -2 0 -2 強化 6000 550 乗り換えルート 武器・装備派生 -2342 ヴァニラ・H 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 130 1500 5 160 170 25 5 -2 0 -2 NT 6000 550 乗り換えルート 武器・装備派生 派生元武装 → 派生先武装 武器距離 特殊能力 アーム → 戒律くるぶしキック 近 ビームキャノン → 神罰ビーム 中 -2343 ムラサメ 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 450 420 37 85 81 22 2 0 2 1 - 1500 30 乗り換えルート 武器・装備派生 派生元武装 → 派生先武装 武器距離 特殊能力 ビームサーベル → 70J式 ビームサーベル ビームライフル → 72式改 ビームライフル:イカヅチ -2345 NダガーN 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 400 450 40 95 82 25 2 0 2 0 - 1500 50 乗り換えルート 武器・装備派生 派生元武装 → 派生先武装 武器距離 特殊能力 ヒートサーベル → GES-D07G+ 対装甲刀 近 シールドミサイル → DFH-S2026 攻盾システム:シルトゲヴェール 近中 盾 アーム → ピアサーロック「ハーケンファウスト」 近中 ハンドグレネード → Mk315 スティレット投擲噴進対装甲貫入弾 中 -2346 インフィニットジャスティスガンダム 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 650 1200 62 195 180 25 4 3 4 4 強化 8000 300 乗り換えルート 武器・装備派生 派生元武装 → 派生先武装 武器距離 特殊能力 ヒートサーベル → MR-Q15A グリフォンビームブレイ 近 ビームサーベル → MAMO2Gシュペールラケルタ 近 大型ビームサーベル → MR-Q15Aグリフォン2ビームブレイド 近 ビームジャベリン → MAMO2Gシュペールラケルタ(アンビデクストラス・ハルバード) 近 ビームライフル → MA-1911高エネルギービームライフル 中 ビームキャノン → MA-6Jハイパーフォルティスビーム砲 中 ワイドカッター → RQM55シャイニングエッジビームブーメラン 近中 シールド → X2002ビームキャリーシールド 装備 盾 -2347 レジェンドガンダム 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 670 1200 65 170 200 25 4 3 4 4 強化 8000 250 乗り換えルート 武器・装備派生 派生元武装 → 派生先武装 武器距離 特殊能力 ビームジャベリン → MA-M80S デファイアント改ビームジャベリン×2 近 ビームライフル → MA-BAR78F高エネルギービームライフル 中 ファンネル → GDU-X5 背部+腰部ドラグーン×8 中遠 NT兵器 シールド → MX2351 ソリドゥス フルゴール ビームシールド発生装置 装備 盾 -2348 ルナマリア専用インパルスガンダム 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 500 480 58 132 92 30 3 -2 4 2 強化 2000 300 乗り換えルート 武器・装備派生 派生元武装 → 派生先武装 武器距離 特殊能力 ビームピック → M71-AAK「フォールディングレイザー」対装甲ナイフ×2 ビームライフル → MA-BAR72 高エネルギービームライフル 60mm頭部バルカン×2 → MMI-GAU25A 20mmCIWS×2 -2349 レイ専用デスティニーガンダム 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 620 1200 60 160 180 25 4 3 5 4 強化 8000 550 乗り換えルート 武器・装備派生 派生元武装 → 派生先武装 武器距離 特殊能力 大型ビームサーベル → MMI-714 アロンダイト ビームライフル → MA-BAR73/S 高エネルギービームライフル ハンドキャノン → MMI-X340 パルマフィオキーナ ビームランチャー → M2000GX 高エネルギー長射程ビーム砲 ワイドカッター → RGM60F フラッシュエッジ2 シールド → MX2351 ソリドゥス フルゴール ビームシールド発生装置 装備 -2350 福沢裕巳 耐久 EN 装甲 運動 索敵 重量 地上 水中 宇宙 空中 NT ポイント 名声 100 1500 10 150 180 25 5 -2 0 -2 - 6000 450 乗り換えルート 武器・装備派生
https://w.atwiki.jp/dangerosussaj/pages/91.html
夜。首都高。 ハイウェイを赤いオープンカーが駆け抜ける。 パンツスーツ姿の女性――我道蘭はスカイツリーを見据えて口元を歪めた。 「ハッ、いいねいいね。闘争の匂いがするよ」 この戦いの参加者は他の参加者をなんとなく感じ取れる。だが、我道がスカイツリーを戦場と確信しているのは果たしてカードの影響か、それとも彼女自身の勘か。 静かな興奮を内に秘め、我道は首都高を疎らに走る一般車両を追い越して行く。 「楽しみだねぇ……泡盛は良い闘争相手だった。また楽しい勝負が待っているかな――なぁ、あんたもそう思うだろ!」 叫び。 我道は、一般車両に紛れて接近しようとしていた一台にバイクに幅寄せした。 「!」 バイクを操縦していた青年は構えたサブマシンガンを連射した。 走りながら放たれたそれは狙いも定まらず、それでも数発はオープンカーの車体や窓へと命中する。しかし多少痕が残ったくらいで、窓ガラスすら割れていない。 「当たり前に防弾仕様か!」 悪態を吐きながら、青年はアクセルを踏み込む。 オープンカーと道路の壁面に挟まれる寸前に、バイクは前方へと抜け出した。 (分かるぜ、お前もカード持ちだろ。装備はさっきのと狙撃銃か?) 青年の腰と背中にそれぞれ装備された銃器を見遣る。サブマシンガンが有効打にならないのは今示した通り。狙撃銃も使えないだろう。ならば。 「――そう来るよな!」 吼え、我道はハンドルから離した右手首を文字通り回転させ、ピッチングマシンのように飛礫を飛ばす。それらは青年の手元から緩やかに放られた二発の手榴弾を弾き飛ばし、その軌道を逸らした。 炸裂。 爆風の間隙を潜り抜ける。流れ弾に巻き込まれた一般車両がクラッシュしたが、これもまた我道を傷付けるには至らなかった。 そして、そんな我道の目に飛び込んで来たのは。 「おおっ?」 前方を走っていたバイクが、後輪を持ち上げた体勢――ウィリー走行で自らの車へと迫って来る姿だった。 「――ッシャァ!」 裂帛。青年は叫び、浮かせていた後輪をオープンカーのボンネットへと叩き付ける。その反動と後輪の回転により、ぐるり、とバイクは青年を乗せて空中を縦回転した。 その芸術的なトリックに我道は思わず感心の息を漏らす。 「その綺麗な顔、削ぎ落してやる!」 バイクは後輪を全力で回転させ、我道の顔面へと振り下ろされた。運転席の彼女は回避が間に合わず、左手を前に出し防御の構えを取る。 (素手で防げるかよ、もらった!) 勝利を確信した青年は、後輪を我道の左手に叩き付ける。猛回転する車輪はその腕を皮も肉も骨すらも削り取る。 そのはずだった。 青年は見た。彼女の左手首が360度、タイヤと同じ速度で回転し、その勢いを完全に相殺したのを。 「はぁ!?」 そのトンデモ技に思わず呆けた声を上げる。その間に我道は空いた右手を振りかぶっている。がら空きの車体に叩き付けられる右拳。バイクは道路へと放り出され叩き付けられた。 間一髪、青年は打撃寸前にバイクから飛び降り、オープンカーの後部座席へと着地した。 「これで終わりじゃないなんて嬉しいね!」 「くっそぉ、ゴリラめ」 もはや運転を放り、席に立ち嬉しそうに青年を迎え入れる我道。後部座席にしがみつきながら、銃を構え対峙する青年。 「喧嘩屋。我道蘭」 「……込清三千彦。ダチからはミッチって呼ばれてる」 青年――込清は突然に名乗りにそう応えた。挨拶はちゃんと返すのがポリシーだ。 「ミッチか。いいぜ、さあ!」 闘争しようぜ。 そう続けようとした我道の言葉は。 「……あん?」 「歌……?」 突然二人の脳裏に響いた、不可思議な歌に遮られた。 『スカイツリーを貸し切りなんて、俺達もエラくなったモンだな~』 『あまり騒ぐんじゃないヨ。ま、悪くないけどネ』 『おいUFOいるぞ、UFO!』 「みんなちゃんと見張りしてよー」 スカイツリー、フロア350。 その名の通り地上から350メートルの高さに位置する天望デッキは、本来の営業時間が終了した夜中に遊葉天虎によって“貸し切られて”いた。 360度を見渡せる展望台には周囲を見張るようにテディベアが点々と配置されている。仲間の能力を一日に最大三つまで使えるという遊葉の能力によって彼らは自我を与えられ、さらにテディベア自体を改造し暗視スコープ等を付けることで疑似的に遊葉の“目”と化していた。 『狙撃手も居ないのに拠点防衛とはな』 「えー。師匠、今更反対するんですかぁ」 『別に。突撃脳のお前がこんなやり方を選ぶとは、少々意外だった』 抱えたテディベアからの指摘に、遊葉は指を顎に当てて「んー」と考え。 「なんとなく。スカイツリーに居れば戦いになる気がしたんですよ」 『ふん。……遊葉、今はお前が頭だ。俺達はみんなそれに従うだけだ』 「へへ、ありがと師匠」 『遊葉ぁ! 聞こえてんのかよ!』 ふと。南方を警戒していたはずのコングが大声を上げている。 「さっきから何騒いでるんです……んん?」 呆れたように応えながら――遊葉は気付いた。 脳裏に不可思議な歌が響いている。 『どうした遊葉』 怪訝な様子のベアを見るに、どうやらこれは遊葉にしか聞こえていないらしい。口を開こうとして、その前にコングの必死な言葉が耳に飛び込んで来た。 『だからUFOだ! 見ろよ!』 ――思わず窓の外を見遣る。首都高の上空に本当に謎の物体が飛行していた。 「なにあれ……師匠、敵かな」 『見るからに真っ当な物じゃなさそうだな』 警戒を強めていると、ふと遊葉の懐の端末が着信を告げた。非通知。 「もしもし?」 『遊葉! よかった、繋がった』 「……あなた、誰だっけ」 『いやいや、入り口で見張ってる班ですよ。こっちとそっちで分担してたでしょう』 言われて、そういえばそうだったと思い返す。 「あー、ごめんなさいです。それで急にどうしたの」 『敵襲です! 今エレベーターに乗ってそっちに行ってる奴がいる。こっちには気付かれなかったけど警戒してください!』 その報告に視線をUFOから外し、フロアの南側エレベーターへと向ける。確かにそれは上昇の動きを見せていた。 「ありがと。こっちで迎え撃ちます」 『御武運を』 電話を切り、得物を構える。 「敵襲だよ! 迎撃する!」 遊葉の宣言に空気が緊張する。遊葉はエレベーターに意識を集中させ、中のターゲットに鉛弾を叩き込む準備をする。 ――テディベアたちは飽くまでも見張りしかできない。戦闘となれば遊葉単独で対処しなければならない。 やがてエレベーターがフロアに停止する。一拍、二拍。扉が開く。銃の引き金に指をかけ 扉が開いた中は、無人だった。 「……えっ」 手が止まり。 窓ガラスの破砕音が鳴り響く。反射的に振り返り銃を構え――眼前に迫る凶手を間一髪で回避した。 「――!」 本能的に体を動かしながら、眼前の男が展望デッキの外からガラスを突き破って飛び込んで来たと理解する。 (ここ地上350メートルのはずなんだけど!) 拳、手刀、貫手。一撃にて致命に至らしめるそれらを首を振り、身を屈め、上半身を大きく逸らし三連続で回避。強引な回避を続けたことで遊葉の体勢は踏ん張りが利かないほどに崩れ、その隙を見逃さず男の手が少女の首へと迫る。 絞めるどころか圧し折る勢い。しかし男の手が触れる直前に、パパン、と炸裂音が二回。 それは少女が両手に持っていた二丁拳銃が同方向・同タイミングで二連射、都合四発の銃弾が放たれた銃声。 反作用。遊葉の体は独楽のようにくるりと反転し凶手の手をすり抜ける。 それだけではない。 「がっ!?」 苦悶は男の口より漏れた。遊葉の銃より放たれた弾丸は柱に命中し、それらは扇状に跳弾。その内の一発が男の脇腹を叩いた。 「――もらいましたよ、お兄さん!」 発砲。男の頭部目掛けて二発の銃弾が放たれる。それらは男の額に命中し血を流させた。 それだけだった。 「……うそん」 呆然は少女の口より漏れた。この男は向かい来る銃弾を回避するのではなくむしろ自ら額を合わせていた。 (このお兄さん、銃弾を“額で受け流した”!) 流石に遊葉も面を喰らう。 「お兄さん、何者ですか?」 仕切り直すように距離を取りながら問う遊葉に、男は静かに答えた。 「九頭龍次郎。最強を戴きに来た」 フロア450。そこは一般利用者に解放されているエリアの中で最も高所であり、天望回廊と呼ばれている。 一般利用者はおろかスタッフすらいないこの時間、この場所は特異な気配に満ちていた。 『……』 “それ”は夜闇に紛れるように。七番目の七不思議。その案内人とでも評すべき黒い影は――“彼女”は、そこに立っていた。 『……』 奇妙な話ではあるが、純然たる物語に由来する“彼女”もまたこの戦いの参加者であった。 彼女が手に取ったタロットカードは『塔』のアルカナ。全てを揃え『世界』へと至ったカードは願いを叶える力を持つ。そしてカードの一枚一枚にもそれ相応の力があった。 概念存在たる七不思議にはその影響は大きく、彼女はスカイツリーと同調していた。端末とは天望回廊に佇んでいるが、同時にこのスカイツリー全体に遍在しているに等しい。 この塔の中に自身を含めて五人のカード所持者が集っていることは分かっている。 あるいはこの巨大な存在と一体化した彼女の気配に他の参加者も惹かれているのかもしれない。 しかし七不思議は自ら手を下したりしない。彼女は戦わない。 『七人目』はほかの六人がやってくるまでただ在るだけだ。 「こんばんわ。良い夜ですね」 奇しくも、この天望回廊へと足を踏み入れた来訪者もまた黒い衣に身を包んでいた。 黒衣の女性はこの場に満ちる異様な空気を感じながらも、まるでここが清涼なる空間であるかのように柔らかい笑みを浮かべる。 「さぁ、あなたの傷を教えてください」 いつものように、薔薇館の主マリアライト・レオマは眼前に少女に微笑みかけた。 ラナンは歌うことが好きだ。 正確にはこの星に来て好きになった。 「―――」 思いを込めて。熱意を込めて。スーパースターは一人歌う。 ラナンの能力・スターライトは周囲に音楽を流す力だ。周囲――その定義は彼女自身の認識による。 例えば彼女が望むのであればBGMをファンの心に直接届けることすら可能だ。とはいえその使い方を一種の“ずる”と考えているラナンは自らの実力のみでファンを魅了してきた。 だが彼女は今その力を使っている。対象は「ラナンの周囲に存在するタロットカードの所有者の心」だ。この能力と彼女の歌声を組み合わせることにより、ソナーのようにタロットカードの存在を見つけ出していた。 「……スカイツリーに五人、首都高に二人か」 独り言ちながらラナンは首都高を見下ろす。――見下ろす。そう、彼女は今首都高の上空に居た。 中空に浮かぶ卵型の飛行物体。ヘリコプターの操縦席周りだけを切り取ればこのような形になるだろうか。それがプロペラやジェットも無く空を飛んでいる。まさしく未確認飛行物体。 それは地球侵略のためにやってきた異星人たるラナンが個人で運用する飛行ユニット。アイドルを始めて久しく起動していなかったそれを、この戦いのために持ち出した。 飛行ユニットは前面ガラス張りの様相で、その中にいくつかのモニターに様々なデータが現れていた。操縦席に座るラナンにモニターによって拡大された首都高が映し出される。 それは、オープンカーとバイクで激しいチェイスを行っていた我道と込清の姿であった。 「悪いね。もしかしたらあなた達も私のファンだったのかも……ううん、例えそうじゃなかったとしても」 これはエゴだ。世界を守るという大義名分のために殺し合いを許容するという矛盾。 それでも、ラナンはこの星を好きになってしまったから。 「死んでくれ。――砲撃開始」 「「うわあああああ!」」 夜の首都高に男女二人の叫び声が響く。そしてそれ以上に銃撃の轟音が響いた。 幸いにも狙いは甘く、我道は慌ててオープンカーの運転に戻り全力で道路を駆け抜ける。込清は暴れ馬もかくやという荒技に必死に座席にしがみ付いた。 「落ちる! なんとかしてくれ!」 「知るか! お前敵だろ、落ちろ!」 「そうだけど! 落ちたらあのUFOに蜂の巣にされるんだよ!」 「チッ……泡盛を倒した時は光になってカードが出てきたが、ここでお前が撃たれて死んだらカードはあのUFOのモンになるのか」 「え、我道ってもう敵を倒したのか?」 「ああ、泡盛っていう根性のある男だった――」 ズガガガ――とビームめいた弾丸が降り注ぐ。 二人は短い悲鳴と共に会話を取り止めた。 「いきなり歌が聞こえたかと思ったら何だいあのUFO!」 「俺が知るかよ! プロペラも無いのに浮かんでるし、飛んで来るSF映画のビームガンみたいだ。魔人能力者っつーか、どうせあいつも参加者だろ!」 半ば怒鳴り合いながら、我道は内心舌打ちをする。 状況は悪い。このルートはビームの雨を防ぐ遮蔽物がしばらくなく、止まらずに走り続ける必要があるが、後ろからサブマシンガンで狙われれば抵抗の余地は少ない。 今は荒い運転にしがみ付くのが精一杯のようだが、ほんの数秒体勢を立て直されれば致命的だ。 (イチかバチか。全速力から急ブレーキをかける) 慣性によりシートベルトもしていない込清は前方へと投げ出されるはずだ。そこを。 (思い切り、轢き殺す!) 決意と共にブレーキに足を伸ばそうとして、背後からこちらに迫る気配を感じた。 「ちィ!」 右半身を振り返りながら、右の手刀を薙ぎ払う。込清の首へと右手は真っ直ぐ。 直前に、止まった。 「お前……」 手を止めた理由は一つ。込清が徒手の両手を挙げながら――つまり降参の構えで、真剣な表情で迫っていたから。 「休戦だ!」 あと数センチで自らの首を刈り取っていたであろう凶手を意に介さず込清は訴えた。 「あのUFOをどうにかしなければ俺達はどうしようもない! 共闘してあれを墜とそう、我道!」 「……」 一瞬、言葉に詰まって。 「ミッチ、あんた運転は?」 「できる」 「じゃあ、代わりな」 返事を待たず、我道は運転席から立ち上がる。慌てて込清はそこに滑り込みハンドルを握る。 「ライフル、借りるよ」 「いいけど、撃ったことあるのか?」 「ハッ。私は基本素手だが、闘争ならなんでも大歓迎! 銃だって使うさ」 我道は狙撃銃を手に天を睨む。狙うは空に浮かぶ飛行物体。スーパースターの駆る兵器。 「いいぜ、私達で星を落としてやろう」 九頭龍にとって敗北とは縁遠い物だ。 それが誇りでもあり恥でもある。敗北を知らぬ最強など無いと信じているから。 「だあありゃああああ!」 二丁拳銃が唸り声を上げる。遊葉は跳弾すらも駆使して多角的な攻撃を仕掛けている。徒手では到底勝ち目のある戦いではない。 本来ならば。 「――フッ!」 踏み込む足を急停止させ、首を振り、再度踏み込む。そのアクションで膝・頭・腿への銃弾を回避。避け切れなかった一発を腹部に受ける。衝撃、だがそれだけだ。 (なるほど、確かに良い性能だ) 九頭竜は防弾ベストを着ている。格闘において多少動きを阻害されるものの、拳銃ならかなりのダメージを軽減可能だ。 対する遊葉もそれが分かっているからか致命傷となる頭部や動きを止めるために脚部を狙っている。が、それらは今のように対処されている。 「お兄さん良い動きですねぇ、バレエとか習ってました?」 軽口を飛ばすものの、遊葉の表情に余裕はない。厄介なのは九頭竜の歩法だ。 武術において足の運びが重要であることは言うまでもない。九頭竜はその細かい制動がずば抜けて巧いのだ。 これは彼の能力――身体を強化する力・オールマイティに因るものだ。自らの肉体を思い描いた通りに動かすことができる力。格闘においてこれほど頼りになるものはない。 再び距離を詰める九頭竜。遊葉は右手の銃を男の額に向け――一拍ずらし地面に向けて引き金を引いた。直接の頭狙いのから、床を撃って跳弾による頭狙い。 止まらない。九頭竜は駆ける足をそのままに、頭を少しだけ上向きにずらす。下から掬い上げるように跳ねた銃弾は、額を擦るように掠るだけだ。 「シッ!」 裂帛。遊葉の体を抉るように貫手を繰り出す。軽い手応え。――遊葉はジャケットを脱ぎ、九頭竜に投げ付けていた。貫手が服だけ貫通する。九頭竜の視界が一瞬だけ埋まる。 九頭竜は貫手を起点に半身を反らし銃撃に備えた。が、予想に反して反撃は来ず、ジャケットを投げ捨てた頃には遊葉はバックステップで大きく距離を取っていた。 再度、対峙する。 「今のを繰り返すつもりか。そろそろ残弾も心許ないだろう?」 「そのくらい分かってるよぉい! みんな、“ウォークライ”だ。行きますよ!」 『『『ぷみぷー!!』』』 遊葉の叫びに応じるように、周囲のテディベア達が応援団のように少女の後ろに集まり何やら声を上げる。その反応に九頭竜が身構えると。 「せーのっ。遊葉ちゃんつよつよ!」『ぷーぷー!』「天虎ちゃんヤバヤバ!」『ぷっぷぷー!』「最強・最強・黒蟻最強!」『ぷー! ぷー!』 突如始まる大合唱。思わず唖然としてしまう九頭竜を、今度は遊葉が勢いよく指差し。 「バーカバーカ!」『ぷー!』『ぷぷー!』「よわよわお兄さん!」『ぷみぷー!』『ぷっぷぷー!』「最弱! 負け犬! 敗北者!」『ぷっぷみー!』「くすくす……ざーこ」『ぷーぷ』 と何やら子供のような罵詈雑言を繰り出して来た。先ほどからテディベアも意味不明な鳴き声を上げている。 (なんなんだ、一体……) 一通り叫び終わったのか、満足したように遊葉は構え直し。 「よーっし。第二ラウンドですよザコザコお兄さん。もう付いて来れないねぇ!」 先ほどの焼き直しのように。二丁拳銃が火を噴いた。 確かに九頭竜は雑魚だ。とはいえそれを素直に受け入れるほど愚かではない。再びオールマイティを使用した歩法を駆使し接敵を図る。 結局は同じことだ。いくら負け犬の九頭竜であっても、同じパターンを二度も―― (――待て。私は今何を考えた? 何故当然のように自分が雑魚であるという認識を受け入れた?) 頬を弾丸が掠める。熱、痛み。回避し切れていない。動きが悪くなっている。 ――遊葉は仲間の能力を一日に最大三つまで使える。テディベアに自我を与える能力『くまさんどこだ』に続いて、二つ目の能力を発動した。 その名は『その気なんの気』。スカイツリー全体を対象として発動されたこの能力は『対象をその気にさせる』という力だ。 最強と言われてついその気になってしまったり――最弱と言われてついその気になってしまったり。 「……それがどうした!」 だがしかし。遊葉が扱えるのは飽くまでも弱能力である。その気にさせるだけで所詮は気分に多少影響を及ぼす程度でしかない。 九頭竜は地下闘技場において動揺の無い安定したスタイルで連戦連勝を重ねている。 彼の動きが悪くなったのは数秒だけだった。 (迷うことなどない。タネが分かればつまらぬ精神攻撃。自らを信じろ!) 『その気なんの気』はその気にさせる能力である。例え最弱と言われ気分が落ち込んでも、すぐに自分を鼓舞できるのであれば、その効果はすぐに反転する。 「げげっ、ノリノリじゃないですか!」 「私は負けない!」 九頭竜の気合に逆に遊葉が動揺を見せた。その一瞬を見逃さず渾身の一歩で距離を詰める。 詰めようとした。 九頭竜の足が何かを蹴飛ばした。テディベアだった。 「――え」 彼は気付いていなかった。 テディベア達が大合唱で大騒ぎをしている最中、物言わぬ個体が背後から迫っていたことに。 『その気なんの気』はその気にさせる能力。自分を信じると強く思えば真っ直ぐに前だけを見れるようになる。――自分の足元が疎かになるくらいに。 蹴飛ばした一歩。たったの一歩は彼の精密な歩法を乱すには充分過ぎて。 「その脳天、もらいましたよお兄さん」 咄嗟に急所である頭部を守った九頭竜を嘲笑うかのように、遊葉が頭部狙いのフェイントから放った銃弾は彼の足を鋭く穿った。 ダウン。そして見上げた視線は少女と目が合った。少女の右手の銃口とも合った。 「……見事だ」 武人を志した者として、せめて最期はそう伝えたくて。 「ありがとうございまス」 遊葉は銃の引き金を引 九頭竜の体が爆発した。 濛々と立ち上る煙の中、爆発に吹き飛ばされた遊葉は痛々しい姿で床に転がっていた。 (何が……起こって) 思い返す。遊葉の銃弾が九頭竜の足を撃ち抜き、動けなくなったところでトドメを刺そうとした。 しかし直前で九頭竜の体が――正確には、彼が装備していた防弾ベストが爆発したのだ。 (あの男の能力? いや、それはおかしい) トドメを刺す瞬間、彼は敗北を認めていた。負けるくらいならと自爆をするような男には見えなかった。 そもそもこの戦いにおいて自爆は意味がない。敗北者が持っていたカードは倒した相手か近くにいる別の参加者に譲渡され、その力でダメージを全て回復させる。遊葉のように自爆を喰らってなお生存していた場合、いくら重症でもすぐに回復するため無意味だ。 「……そうだ、カード」 倒れたまま顔を九頭竜の方へ向ける。その遺体は爆散しており肉片が散らばっているが、それらが光となって消えつつあった。やがてその中から『運命』のアルカナのカードが現れ――あらぬ方向へ飛んで行った。慌てて視線で追いかける。 「なるほど、こんな風になるのか。倒したという判定がちゃんと僕の方に来て安心した。そこだけが心配だったからね」 スタッフ用の通用口から現れた一人の男が九頭竜のカードを手に取った。遊葉には彼から覇気の感じられないくたびれた雰囲気を覚えた。見知らぬ男――いや。 「待って……あなたの、その声聞き覚えが」 『いやいや、入り口で見張ってる班ですよ。こっちとそっちで分担してたでしょう』 『敵襲です! 今エレベーターに乗ってそっちに行ってる奴がいる。こっちには気付かれなかったけど警戒してください!』 外からの強襲を内からの侵入と誤情報を流すこと。 『僕は見ての通り貧弱で、あなたは格下なんてどうでもいいでしょう?』 『この上にはずっと強い相手がいます。最強を目指しているのならそちらの方が良いですよ』 ターゲットを自分から他の相手に逸らすこと。 『この防弾ベストですか? 拳銃くらいなら余裕で防げますけど、取られたら困るなぁ』 爆薬入りのベストを不審を感じさせずに渡すこと。 戸村純和には、それができた。 「初対面ですよ、勘違いじゃないですか」 そう言いながら、戸村は懐から拳銃を取り出し銃口を遊葉の頭部へと向けた。 遊葉のコンディションは最悪。ダメージは重くまともに動くことも厳しい。 それでも。 彼女の能力・黒蟻の軍勢は一日に最大三つの能力を発動させることができる。現時点で二つまで使用済みだが最後の一つを使えばこの状況を逆転させることも――。 「君の能力はもう使用済みでしょう?」 ――そうだった。もう黒蟻の軍勢は使い切っていた。 「あはは、お見通しか。でも」 言いながら、さりげなく拳銃を手に取る。ずっと使ってきた愛用の武器だ。抜き撃ちならばまだ勝負が――。 「弾切れの銃で勝負するつもりですか?」 ――そうだった。もう二丁拳銃は残弾が無いんだった。 そういうことに、させられた。 戸村の能力・疑わしきは罰せよ。それは真に相手を『その気にさせる』能力である。 ……これは遊葉も戸村自身すらも気付いていなかったことであるが。遊葉がスカイツリー全体に発動させた『その気なんの気』の効力は戸村にすら及んでいた。 即ち、『自分は帆村紗六に勝てる』のだと――その気にさせてしまっていた。自らの手で引き金を引くことの躊躇を無くしてしまうほどに。 「――おおぉぉぉぉぉぉ!」 能力を、得物を封じられ。 せめて最後の力を振り絞って放たれようとした少女の決死の特攻は。 パァン。 「ぉ――」 立ち上がることすらできずに阻まれ、頭部を穿たれた遊葉の体は光となって消滅した。 運命、そして力。二枚のカードを手に入れた戸村は深く息を吐き。 「これが犯罪か。なんだ、大したことないな」 首都高を爆走する赤のオープンカー。その後部に膝立ちの体勢で我道は狙撃銃を構えていた。 スコープの先には空に浮かぶUFO。 「……」 狙いは完璧。――撃った。 外した。 「難しいなこれ」 「そりゃな!」 運転席の込清から叱咤が飛ぶ。ポジションを交代してから狙撃が外れたのはこれで四発目になる。 無論この中での狙撃が難しいということは彼にだって分かっている。できる限り射撃時には走行を安定させるように努めているが、それでも易々とは当たらないだろう。とはいえ。 「あんな鳴り物入りみたいな雰囲気でチェンジしておいて我道さぁ」 「しょうがねぇだろ、私だって長距離狙撃は初めてだ。おっと!」 後部座席に向けて放たれたUFOのビームガンを回避する。UFOも反撃を恐れてか狙撃を始めてから少し消極的に見える。込清の運転テクと我道の体捌きもありこちらの被害も極めて軽微。役割分担的には間違っていないとどちらも分かってはいる。 「っつーかミッチ、お前の能力なんかねぇのかよ。そっちだって魔人だろ」 「いやまぁそうだけど俺の能力は……あー」 少し考え込んでから、ふと思いついたように。 「我道って長距離狙撃の経験は無いって言ったよな。それなら――」 ラナンは地球侵略にやってきた異星人ではあるが、決して戦闘の経験が深いわけではない。射撃で有効打を与えられていないのもそれが原因の一つだ。元々これは移動・偵察が主で武装面が乏しいというのもあるが。 「……当たらない」 オープンカーを追跡しながらラナンは独り言ちる。上空からの攻撃で一方的に倒せればという見込みは甘かったようだ。反撃が来た際は狙いこそ甘かったものの念の為に保険をかけたが少し慎重過ぎたかもしれない。 ラナンは彼らの行き先を見遣る。このままだとジャンクションに逃げ込まれてしまう。立体的に道路が交差するあの場所では上からの攻撃は困難になってしまう。 「この調子なら反撃は当たらない……と覚悟して、一気に勝負をかけるべきかもしれないね」 イチかバチか距離を詰めよう。そう考えていたラナンの視界に、再びオープンカーに動きが見えた。正確に言うと動きが穏やかになり再度スーツ姿の女性が銃を構えている。 「よし、これをやり過ごしたら接近して――」 バシュン。 命中した。 「っ!」 飛行ユニットはその一発でグラつく。とはいえ流石に一発だけで堕ちるほどではない。 ただし。続けてもう三発命中した。 「な、い、いきなりなんで!?」 戦闘経験の浅いラナンは突然の事態に慌てて飛行ユニットの姿勢制御をするので精一杯。そして。 その直後に放たれた“本命”に、ただ眼を見開くのみだった。 バシュン、バババシュン。 一発目で勘を掴んだのか、続けての三発も見事にUFOに当てて見せた。 「ヒュー、やるねミッチ。面白い能力だ」 「いやちょっと、流石にこれは俺も予想外だわ」 ご機嫌に口笛を吹かす我道に、込清は予想以上の成果を上げたことに若干引き気味だった。 込清の能力・百聞は一見に如かずは他者が未体験の出来事を追体験させる能力だ。彼はこれを我道に対して使用することで『長距離狙撃の経験』を追体験させた。 (とはいえ飽くまで追体験、上手なお手本を見せる程度なのに……) それで四発連続命中とは間違いなく我道自身の実力に他ならない。闘争とあらば全てを受け入れる。それこそが彼女の強さなのだろう。 「さて、それじゃ仕上げと行こうか」 そう言いながら我道は込清の持ち込んだ狙撃銃とは別の、最初から車に搭載していた武器を取り出した。 いわゆる、ロケットランチャーと呼ばれる兵器だ。 「ロケラン片手に何しに行くつもりだったんだよ。スカイツリー圧し折る気か?」 「ハッハァ! それも良いね!」 高らかに笑いながら、空飛ぶ星目掛けて発射する。狼狽えるように動きを乱していたUFOはそれを避けることもできず。 炸裂。首都高上空に花が咲いた。 直撃を受けたUFOは飛行を維持できず地上へと撃墜されて行った。遅れてもう一度爆音が響く。それを確認して込清は車の速度を緩め、停車した。 「たーまやー!」 「かーぎやー!」 愉快そうに笑う我道に込清は苦笑いを返しながら、二人はハイタッチを交わす。 「でさぁ我道。俺このままだと普通にお前に殺される奴じゃない?」 「そーだなぁ。確かにあのUFOの件で休戦してただけだしな」 現在運転席は込清がコントロールしているが、武器は全て座席に放り出されている。素手で敵う相手ではないし、仮に先ほどのフルスロットルのまま急カーブや急ブレーキで振り落とそうとしてもそれより先に首が圧し折られていただろう。 「あー、ダメ元で提案なんだけどさ」 「なんだ?」 「スカイツリーに着くまでバトルは止めない?」 「いいぜ」 「いいんだ!」 もう用済みとばかりに殺される未来図を描いていた込清は素直に驚いた。それを心外だと言わんばかりに。 「あのなぁ。ここで倒しても全然面白くないだろ。闘争はちゃんと楽しまないと」 「あれ、共闘した縁とかそういうのじゃないんだ」 そうして妙に和気藹々とした雰囲気で――二人は気付いた。 背後から迫り来る“それ”は。 「戦車……?」 我道がそれを戦車と評したのは本能的に闘争の気配を感じ取ったからか。 それはどちらかと言えば“武装した新幹線が何の間違いか道路を走っている”――そんな出鱈目な存在で。そしてその意匠と雰囲気は先ほど撃墜したUFOを連想させた。 そしてその操縦席に見えるのは。 「ってあれラナンじゃん! 俺結構ファンなんだが!?」 「ああ、私もCD持ってるよ!」 混乱からか、若干様子のおかしい二人の会話を見聞きしながら、ラナンは思考した。 (狙撃を受けた時点で念の為私自身は飛行ユニットから離脱してAI操縦に切り替えておいたけど、まさか本当に墜とされるなんて。保険をかけておいてよかった) これは偵察目的の飛行ユニットと違い、完全に侵略・戦闘行為を想定した戦車ユニットだ。それ故に機能もかなり複雑化されておりラナン一人では最低限操縦することしかできない。 「ピーちゃん、戻ってる?」 『申シ訳ゴザイマセン、ラナン様。撃墜サレテシマイマシタ』 「構わないよ。それよりもこちらの武装操作を頼む」 『ポジティブ。ビームカノン、チャージヲ開始シマス』 サポートAIであるピーちゃんに声をかける。先ほどまで飛行ユニットの操作を任せていたが、戻って来た彼女の補佐があればこの戦車ユニットを十全に動かすことができる。 ――ピピピピピピ、と電子音めいた音が響く。それがエネルギーを装填している様子だということは地球人の二人にも明らかで。 「我道、やばいよあれ。すぐに逃げ」 ガシッ、と体を掴まれた。我道は実に真剣な表情で大きく頷き。 「ミッチ。悪いけどさっきの話は無しで。囮になってくれ」 「は、ちょ、待」 待たれることはなく、込清の体は邪魔な荷物のように道路に放り出され、次の瞬間には赤のオープンカーは元気よく首都高を駆け出していた。 「……」 込清は油を刺していないロボットのような動きで首をラナンへと向ける。チャージ音は処刑へのカウントダウンのようで。 「あー……新曲良かったよ。『Deepsea mermaid』。『地上のあなたが星を見上げるように 水底のあたしはあなたを見つめてる』って部分好きでさ」 「本当かい、ありがとう」 にこりと。眼前のファンに偽りの無い笑顔を向け」 『チャージ完了、発射シマス』 「ごめんね、さようなら」 放たれたビームは慌てて逃げ出した込清の足元に着弾。直撃こそしなかったものの、爆風は彼の体を容易に吹き飛ばし――首都高から地上へと、真っ逆さまに転落して行った。 あるいは、それはラナンにとって幸いだったかもしれない。直接彼に手を掛けたわけではないのだと思えたから。 ただ、自身の下へと飛んで来た一枚のタロットカードが彼の顛末を明確に示していた。 「……さて、行くよピーちゃん。今度はさっき逃げたオープンカーを追撃する」 『了解シマシタ。ドノヨウニイタシマスカ?』 AIの問いに深く息を吐く。あるいは自身の中の迷いを断ち切るように、はっきりと宣言した。 「全力で攻撃だ」 スカイツリー、天望回廊。 「……ぐっ」 七不思議を前に、マリアライトは苦悶の表情で膝を付いた。 対する七不思議は何らダメージを受けた様子はない。当然だ、彼女はそもそも死んだ存在。如何なる方法でも攻撃をすることはできない。 『……あなた、正気じゃない』 ただし、困惑を深めているのは七不思議の方であった。 『七不思議を直接取り込み、自分自身をその一部にする? 有り得ない』 「ふふふ……そうでしょうか?」 苦しみの表情の中で、聖女はそれでも微笑む。 「残留思念、悔恨、未練……それらは全て、私からすれば等しく傷に他なりません。ならば幽霊であるあなたもまた私の愛を受けるべき存在。そうでしょう?」 『緋色の歓傷』。術者であるマリアライトが傷と認識する物に触れる限り、それを自在に操る能力。 マリアライトは七不思議の怪談そのものを世界に対する傷を定義し、自らに移し替えることで力尽くに攻略しようとしている。何せ今や七不思議はスカイツリーそのものだ。手で触れることは容易であった。 「さぁ、これで私は『五人目』ですね。あと二つでしょうか」 『狂ってる……そんなの出来たところでやるわけがないし、やったところで出来るわけがない。七不思議を五つも取り込んで、心も体も耐えられるはずがない』 「そうは言われましても、事実耐えられているわけですし。ああ、流石に平気ではありませんよ。それでも」 くすり、と笑って。 「女の子には不思議が七つどころではなくあるものですから。私にとってはいつものことです」 この横紙破りな裏技を、しかし七不思議は止めることはない。できない。 何故ならば彼女は自身の完遂こそを願っているのだから。例え裏技だとしても――それが果たされるのであれば、七不思議はただ在るのみだ。 「では続いて六人目と参りましょう」 手を伸ばし、マリアライトは次なる傷を受け入れる。 その瞬間。 世界が終わる轟音が響いた。 首都高は再びカーチェイスが開催されていた。ただし今度のオープンカーの相手はバイクではなく異星人の戦車。 銃弾程度なら容易く弾く防弾加工のフレームがビームガンによってガリガリと削られていく。 「この調子なら遠からず足が止まる。そこを主砲で撃ち抜くよ」 『ポジティブ、サブウェポンヲ撃破目的デハナク足止メ目的ニ集中シマス』 チャージを行っている主砲とは別にビームガンが副砲として二基積まれている。そこから放たれた一発が射撃を回避していたオープンカーの後輪を捉えた。引きずるように動きが止まる。 「今だ、ピーちゃん用意は?」 『ビームカノン、チャージ率100%。問題アリマセン』 「分かった、撃って!」 『ポジティブ。機体全エネルギー100%集中。全力デ攻撃シマス』 「……え、全エネルギー?」 思わず聞き返す。ラナンはそこそこ付き合いの長いこのサポートAIが、予想以上に融通が利かなかったことに初めて気付いて。 「いや、待」 『ビームカノン、フルバースト』 そして、世界が終わる音。 ラナンの戦車ユニットから放たれた全エネルギー集中ビームカノンはターゲットであった我道のオープンカーを蒸発させ、そして有り余る威力でその射線上にあった物。 即ち、スカイツリーの根本を爆散させた。 (……何が起こった?) 崩壊した世界で、戸村は自答した。 天望デッキで二人の参加者を撃破しカードを獲得した。そこまではよかったはずだ。 だが突如轟音と共に床が傾き……そうだ、スカイツリー自体がポッキリと折れ、上半分が墜落したのだ。 いくら魔人とはいえこの崩落に巻き込まれて命があるだけ奇跡的だろう。とはいえ。 「くそっ……僕の計画は順調だったはずなのに……戦闘能力の無い僕が二人も撃破できて……完璧だったのに」 こんな。こんな意味不明な理不尽に巻き込まれて脱落するというのか。 「勝つ、勝つんだ……僕はあの帆村紗六に……」 もはや目も見えない。全身は痛みに支配されて何も感じられない。 悔しい。 そうして涙を流すことすらできず震えていると。 「――大丈夫ですよ」 柔らかい物に抱き締められた気がした。不思議と全身の痛みも和らいでいく。 「あなたは頑張りました。しっかりと戦いました」 「あ、あぁ……」 いいや、まだだ。全然。完全犯罪はまだ一歩目で。 「無念なのは分かります。それでもあなたは自分の成し遂げたことを認めてあげてください」 「……」 温かい。 途絶えたはずの視界が明るくなる。やがて全てを救済する聖女のような微笑みが見えて。 「ですから」 にこり、と。 「あなたはここで私の愛と共に、尽きてください」 ――マリアライトが崩落によって受けた傷全てが移動する。二人分の傷を受け入れた戸村の肉体は、四散した。 そこはもはやスカイツリー崩落地とでも称するべき場所になっていた。 「こりゃあひっでぇ」 あまりの惨状に我道は呟いた。 チェイスの最中、車の後輪が撃たれた時点で逃げ切ることは不可能と判断。ギリギリで飛び降りることでなんとか事なきを得たが、それと同時に崩落するスカイツリーを呆然と眺めることになってしまった。 しかし、と我道は思い直す。 (まだこの場所から気配がする。居るね、この崩壊を生き延びた奴が!) その相手を求めこの場にやってきたのだ。……もっとも、戦車は文字通り全エネルギーを放出したせいで既に物言わぬこととなっていたが、彼女がそれを知る由は無い。 地上数階のフロアも崩落の余波で惨事となっていた。そちらに気配を感じ取った我道は歩みを進める。果たしてそこに。 『……』 夜の闇が、人の形を成して立っていた。七番目の七不思議。 「よう、あんたも参加者だな。もしかして幽霊か? 幽霊とバトるのは久しぶりだ!」 快活に笑う我道を七不思議はジッと見つめ、滔々と語り始めた。 ――校舎の踊り場で合わせ鏡をすると妖精が手に入る。 ――夜の赤い靴公園で首吊りをすると理想が手に入る。 ――人外神社の賽銭箱で薬指を切ると恋人が手に入る。 ――全て知らない人にはこれだけはまだ教えられない。 ――恋人のいる図書館でタロット占いをしてならない。 ――夢で見た赤駅のことを六人目に語ってはならない。 「……あん?」 『そして七つ。これら七不思議をすべて知った者の下には「よろこび」が訪れるだろう』 怪訝な表情をする我道に、七不思議は語る。 『あたしは七番目も七不思議、その七人目。六人目までは既に語り終えた。あんたは七つ目を明かす覚悟はある?』 「よく分からないけど、あんたも参加者ってことは闘争の覚悟があるってことだろ? ならいい、闘争しようぜ!」 七不思議を遮るように、我道は全力で駆け出し少女の姿をした闇を勢いよく右手で殴り抜く。――殴ろうとした。 しかしそれは空を切るだけに終わった。 『あたしは戦わない。あたしは語り、知り、明かされるのを待つだけ。あんたに――』 「……んだよ、それ」 我道はわなわなと震えていた。それは。 「なんだよ、それ! お前参加者なんだろ、カード持ってんだろ! だったら最初に言われたよな!? これはカードを奪い合う闘争なんだって!」 なのに。 「なのに戦わないって、おかしいだろ!?」 『あたしは七不思議。そういう存在』 「ワケ分かんねぇこと言ってんじゃねー! 戦わないんだったら、最初っから出て来るんじゃねぇよ!」 それは怒りだ。 戦いを、純粋たる闘争を尊ぶ我道が『そもそも戦う気がない存在』がこの戦いに参加する意思を示したことに対する憤り。 純粋なる願いを汚された。実態はどうであれ、七不思議の態度は我道にとってはそうでしかなかった。 怒りで肩を震わせながら歩み寄る。その手は七不思議の胸倉を掴まんとすべく伸ばされた。 『無意味。あたしは七不思議、戦うべき存在では』 ガシッ。 掴んだ。 『……えっ』 「よう、安全圏から眺めてるのはここまでだぜ」 言葉と共に。右拳による連続殴打が七不思議に降り注いだ。 実体を持たないはずの彼女を正確に打ち付けている。 「幽霊と闘争するのは初めてじゃねぇんだよなぁ!」 我道は右拳の中に護符を握り込んでいる。――以前幽霊と戦った時に使用した、ナントカとかいう退魔の符。幽霊に対して物理的に攻撃できるというアイテムだ。 本来不可侵であったはずの七不思議という領域は、単純暴力によって微塵に打ち砕かれた。幽霊を殺すという矛盾すら我道にとっては闘争の一つに過ぎない。 「全くスッキリしねぇけどな」 ふん、と鼻を鳴らしながら右手を払い、纏わりついていた闇を払う。そうして背を向けて残る参加者の下へ行こうと一歩を出し。 「あれ、そういえばカードが出て……」 ゴボッ。 「……あ?」 我道はようやく、自身が吐血していることに気付いた。 死者を殺すという矛盾を成したとしても。 殺せば死ぬということの証明足り得ない。 『あたしは七番目の七不思議、その七人目』 声がする。それは我道の内側から。 「あ、が、がぁ……」 口、目、耳。我道のあらゆる穴から血が溢れ出す。 『あたしは戦わない。だけどルールを侵した者には報いを与える。あたしが消える時は七不思議を全て終えた時だけ』 我道は倒れた。受け身を取ることすらできない。既に心臓は破壊されている。 「……なんだよ、戦えるなら、そう言えよ」 悔しそうに、そう言い遺して。 我が道を貫いた女は、塔の災厄に崩れ落ちた。 エネルギー切れとなった戦車ユニットからラナンは降りた。 「参ったな」 全力で攻撃しろと命じたら本当に全力で攻撃するとは思わなかった。 ほぼ手札を切らした状態、一度撤退して仕切り直すべきかもしれない。 「そうなったら今度はガス欠のこいつをどうやって持って帰るかって話なんだけど」 「お困りですか?」 ――柔らかな声。それが逆に不釣り合いで、ラナンは慌てて飛び退く。 そこには黒衣の女性、マリアライトが朗らかに立っていた。その笑みはむしろラナンを緊張状態にするのに十分だった。 「おや、もしやアイドルのラナンさんでは。うちの館にもファンがおりまして」 「それは光栄だ。本当ならサインの一つでも差し上げたいところだけど」 距離は数メートル。駆け出せばすぐに接敵できる範囲。 (戦闘能力は無さそうだけど何を隠しているか分からない。一撃で決めたい) 一拍。そしてマリアライトが口を開いた。 「あなたは――」 (『スターライト』!) 能力発動。二人の周囲に場違いなクラシック音楽が流れ出す。 突然の出来事にマリアライトは不思議そうに顔を上げ――響いた銃声に思わず背後を振り返った。 そこには何もない。実体を伴わないただの音。 ポルカ・狩り。シュトラウス2世の作曲したこの曲は実際の銃声を組み込んだ特異な舞曲である。 ラナンはその瞬間に飛び込んでいる。こちらに向き直しつつあるマリアライトの胸元に向けて懐中電灯にしか見えない柄を突き出す。 起動。 柄から生えた光の刃がマリアライトの胸元を貫いた。 それは個人携行用の武器、SFめいたビームナイフである。 人を貫く不快な感触に思わず顔をしかめ――しかし。 胸元を貫かれてなお、聖女は笑みを絶やさない。 その事実はむしろ刺した側であるラナンの動きを止め、その瞬間にマリアライトの両手はラナンの両肩を掴んでいた。 能力発動。 「――ガアアァァァ!?」 自らの胸元が突然貫かれたラナンは絶叫し武器を取り落とした。傷を自在に動かす力の真髄、自らの受けたダメージを返すという単純な答え。 (逃げ……ないと) 能力の詳細は不明だが掴まれたままがまずいのは分かる。ラナンは必死に足を動かそうとして――自身のアキレス腱が切れていることに気付いた。 逃げられない。 「苦しめてしまってごめんなさい。だからせめて最期は私の愛で」 ラナンは苦悶の表情でマリアライトの顔を見る。 それは最初から――あるいはラナンが出会う前からずっと。変わらぬ優しい微笑みのままで。 弾け飛んだ。 「……」 ラナンは目の前でマリアライトの鼻から上が爆散したのを見た。顎と舌がだらしなく垂れたまま倒れ、死体が光になって消滅したのを見た。 あらゆる傷を移し替える能力者。ならば、傷を移す前に頭部を吹き飛ばし即死させてしまえばいい。あまりにも身も蓋も無い対処法。 腱を切られたラナンもまた崩れ落ちながら、マリアライトのカードが飛んで行く先を見た。そして目を見開いた。 「あー、よかった。これで傷が治らなかったら流石にヤバかったな」 「君は……」 ラナンが倒したはずの――込清三千彦がそこに居た。 「君はさっき私が殺したはず。カードだって私の中に」 「ああそれ、俺じゃなくて、えーと……泡盛って人のらしい」 『泡盛を倒した時は光になってカードが出てきたが、ここでお前が撃たれて死んだらカードはあのUFOのモンになるのか』 『え、我道ってもう敵を倒したのか?』 『ああ、泡盛っていう根性のある男だった』 ――百聞は一見に如かず。他者の体験談を他者に追体験させる能力。 「我道の勝利体験をあんたに追体験させた。あんたはカードを獲得してなんかないよ」 込清の告白にラナンは唖然として――力無く笑った。 「なんだ、そうだったのか。意気込んでこの戦いに参加したのに、結局誰一人倒せなかったんだな」 空を仰ぐ。東京の夜空には星は見えなかったが、ずっと先にラナンの母星もあるはずだ。 「ああでも……私のファンに手を掛けるようなことがなくて、よかった」 ラナンの遺体から現れたカードを手に取った時――込清は夕暮れの教室に居た。 「……ここは」 呆然と周囲を見回す。そこには夜闇めいた人型が立っていた。 『あたしは七番目の七不思議、その七人目』 そして七不思議は語り始める。七つの怪談。七人目の生贄。 『あたしが消える時は七不思議を全て終えた時だけ』 ――あんたは全てを明かすことができる? 問われ、込清は考え、答えた。 「無理っすね」 その瞬間、込清は吐血し床に膝をついた。 「あ、がっ……」 『――できないのなら死になさい。あたしはあんたのカードを手に入れ願いを叶えるだけ』 込清は知らないことだが――七不思議は我道を直接殺害した影響で著しく攻撃的になっていた。戦わないという本来の在り方すら歪めてしまうほどに。 「が……ごぼっ……はっ……」 苦悶の表情で咳き込み、嗚咽が漏れ。 「……ははっ」 そして、笑った。 「俺は無理だけど。あんた自身ならどうかな」 そんな、ともすれば意味不明な呟きと共に。 込清は能力を発動した。 『―――』 七不思議の脳裏に様々な風景が流れ込む。それは。 「――“七不思議を踏破した体験”」 少女の姿をした闇が崩れ落ちる。その表情に見えるのは驚愕、そして理解不能。 『な、何を……』 「七不思議って呼ばれる物は日本にいくつかあるんだけど、今のは栃木県に伝わる粕尾七不思議ってやつでさ。雷が落ちないとか草が生えないとか鳥が鳴かないとか、まぁそんな伝承をまとめたもんで、それを大真面目に研究した人がいたんだよ」 荒い息を落ち着けるように大きく吐き、伝えるべきことを口にした。 「日本における七番目の七不思議。それを解き明かした者の記憶だ!」 『そ――それがどうした。あたしは姫代学園に伝わる七番目の七不思議。こんな記憶が』 「お前は探してんだろ! 『七番目の七不思議を完遂者』を! 俺はお前がそうだったことにする!」 無茶苦茶を言っているという自覚はある。七番目の七不思議というただの言葉遊びと言えばそれまでで、そもそも粕尾七不思議が七番目に数えられるかも怪しい。 それでも。目の前の存在が実体を持たない、伝承に由来するモノならば。 強い認識がその在り方を歪め得ると、そう信じて叫んだ。 「もう一度言う! お前が! お前自身が、七番目の七不思議を完遂する存在だ!」 いくら精神体とはいえ。追体験しただけで在り様まで変わるわけがない。始めから成立していない作戦だった。 本来ならば。 ――それは込清も、そして七不思議自身すらも気付いていなかったことであるが。 遊葉天虎がスカイツリー全体に発動させた『その気なんの気』の効力は七不思議にすら及んでいた。 即ち、『自分は七番目の七不思議の完遂者』だと――その気にさせてしまっていた。 『う、あ、あぁ……!』 ――七不思議が。人の形をした闇が、光になっていく。 それは彼女自身が込清の無茶苦茶な理論を認めてしまった証左だ。 『そんな、嘘……こんな言葉遊びで……!』 「言葉遊びで結構! 知らないのか?」 そう言って、血を吐きながらも込清は不敵に笑い。 「誰かと話すことって、すげぇことなんだぜ」 ……気が付けば、込清はスカイツリーの崩落地に寝転んでいた。 立ち上がり周囲を見遣る。かつてスカイツリーだった残骸が散らばる惨状に思わず頭をかこうとして――手に握りこまれた一枚のカードに気付く。 塔のアルカナが描かれたタロットカード。 見上げれば、昇り始めた朝日が夜の終わりを告げていた。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/54564.html
登録日:2023/07/18 Tue 22 49 12 更新日:2024/07/24 Wed 18 06 48 所要時間:約 20 分で読めます ▽タグ一覧 BLEACH ドイツ語 ユーハバッハ 人間 人間←人間じゃない者もいます 何故かなかなか立たなかった項目 光の帝国 千年血戦篇 弓矢 星十字騎士団 民族浄化 滅却師 異能 異能者 石田宗弦 石田竜弦 石田雨竜 種族 絶滅危惧種 絶滅種 見えざる帝国 訣別譚 退魔の眷属 霊能力者 黒崎真咲 僕は最後の滅却師(クインシー)だ 滅却師(クインシー)とは、漫画『BLEACH』に登場する用語の一つ。 ●目次 ß概要死神と相反する理由 ß歴史 ß真の歴史最終章:千年血戦篇 ß聖別(アウスヴェーレン) ß作中で登場した滅却師と家系石田家 黒崎家 光の帝国(リヒトライヒ)/見えざる帝国(ヴァンデンライヒ) ß専門用語 ß戦闘術 ß概要 人間に害なす悪霊たる虚(ホロウ)を完全に消し去る力を持つ集団。 石田雨竜と浦原喜助曰く「虚を滅却する(ころす)力を持つ者」「嘗て世界中に散在していた対虚戦に特化した退魔の眷属」。 その多くが白い装束を身に纏い、主に弓矢を用いた戦闘術をこなす。 虚と戦うという点では死神と同じだが、真逆とも言える思想と1000年前の出来事により互いに敵視をしている。 原作初期に明らかになっている滅却師は石田雨竜と石田竜弦、既に故人となっていた石田宗弦の3名のみである。 そして、全ての滅却師の始祖はユーハバッハ。 なお、専門用語は主にドイツ語が由来となっている。 死神と相反する理由 虚は死神の斬魄刀で魂魄が浄化されて元の人間に戻っていき、死後の世界にあたる尸魂界(ソウル・ソサエティ)に送られるが、滅却師の力は魂魄もろともに虚を完全消滅させる。 虚そのものを消滅させる行為は尸魂界と現世にある魂魄の量を乱してしまい、虚圏(ウェコムンド)を含めて3つの世界の均衡が崩壊する。 後に語られたが、虚を消滅させる目的は虚に殺された仲間や家族の復讐などといった感情的なものではなく、滅却師の力を持つ者には虚に対する抗体が無いという体質的な事実に起因することが浦原らの解析で判明。 『BLEACH』の世界の人間や死神には虚に対する抗体が魂魄の中に存在しており、仮に虚化しても魂魄を保つことは可能だが、滅却師にはそれがないため虚に襲われると魂魄ごと消滅してしまう。 滅却師にとって虚は確実な死をもたらす猛毒に等しい存在なので、世界の崩壊を招くとしても自衛として虚を消滅させざるを得なかった。 ß歴史 世界の調整者(バランサー)といえる死神は滅却師に虚の消滅行為をやめるように持ち掛けていたが、彼らはそれを拒否。 長きに渡る話し合いの末に200年前に死神の手により現世の滅却師はほぼ滅ぼされて、生き残りはごく僅かとなった。 ……というのが雨竜、宗弦、朽木ルキア、そして真央霊術院から語られていた表向きの歴史である。 + ただし…… これはあくまで霊術院で死神が学ぶ内容であり、また幼少の雨竜に配慮し、死神との融和を掲げる宗弦が語った話。 つまり死神側から見た内容なのである。 アニメ版『千年血戦篇』で明かされた宗弦の手記には「滅却師は一方的に死神に滅ぼされた」と書かれている。 後述する1000年前から更に800年という時間を掛けて滅却師を滅ぼしているので、話し合いをしていた部分は確かにあったとは思われるのだが、 千年前の戦いや涅マユリが暗躍し行っていた非道な実験を顧みると、宗弦の手記に書かれていた「一方的」という言葉も正しい側面があると考えられる(*1)。 ちなみに昨今の霊術院ではこの話自体が削られて、滅却師が何故死神と対立するのか、何故彼らは滅ぼされたのか、200年前になにがあったのかすら知らない状態だった。 というより(作中初期の描写だが)ルキアですら滅却師の存在そのものを浦原に聞くまで知らない程だった。 なので少なくとも50年以上は前から、霊術院でも200年前の殲滅戦どころか滅却師の存在そのものを教えていなかった模様。 つまり死神にとっては滅却師との対立があったという歴史自体がかなり不都合なものだったと思われる。 まあ「殲滅戦」という言葉を用いている以上、どんな理由があっても悪いイメージが付いてしまうので仕方ない部分もあるが。 実際、死神側に理があると見られる上記の説明をしているルキアや可城丸秀朝ですら「殲滅戦が正しかった」とは一言も言っておらず(*2)、 見えざる帝国との戦争前に初めて200年前の事実を知った行木竜ノ介もかつて滅ぼされた滅却師が復讐として護廷に牙を剥く現状を考え、「死神の正義」を疑問視した程である(*3)。 そして後日談の小説『BLEACH Can t Fear Your Own World』及び『BLEACH WE DO knot ALWAYS LOVE YOU』でも言及されているが、尸魂界は秩序を何よりも重んじるので、かなり歴史を改修・改変して後世に伝えている。 滅却師との確執に限らず、銀城空吾の件もその一例である。 ß真の歴史 上記の歴史は確かに事実ではあるのだが、これが全てではない。というより本当に一部に過ぎず、こちらが最も重要な歴史である。 かつて1000年以上前に現世ではとある巨大国家が存在していた。 それは滅却師の始祖ユーハバッハが統治していた光の国(リヒト・ライヒ)である。 この国は各領や近隣諸国を侵略戦争で自国に取り込み、大きく繁栄していった。 やがて大方の侵略を完了し統治も完璧になった頃、ユーハバッハは更に大きな野望を掲げて、ある存在に戦いを仕掛ける。 それこそが他ならぬ尸魂界であった。 現世に飽き足らず他の世界の国との戦いを目論むユーハバッハ。 ユーハバッハも彼らの脅威は知っていたので、その戦いのために更に徴兵制度で兵を募り、中でも選り優れた滅却師の精鋭を星十字騎士団(シュテルンリッター)と称して戦いに臨んだ。 しかし、護廷十三隊の力はユーハバッハの想定を遥かに超えるものだった。 彼らの圧倒的な力と一切容赦の無い鬼神の如き苛烈さを前に文字通りの惨敗、首魁であるユーハバッハもまた護廷十三隊総隊長・山本元柳斎重國との戦いで完全敗北を喫した。 これこそが滅却師と死神が相対することになった真の理由である。 当然だが、こちらの歴史は一般隊士どころか席官にすら伝えられていないし、雨竜ですらも全く知らない、文字通りの秘匿情報だったと思われる(*4)。 + なぜ… ここまで読んで首を傾げた人もいることだろう。「なぜこの歴史が秘匿されなければいけなかったのか?」と。 普通に考えれば尸魂界に一方的に攻め込んだのはユーハバッハ率いる滅却師で、それを迎え撃ったのは護廷十三隊。 本編のとある死神の言葉を借りるなら「防衛と征伐」を行使した護廷は完全に正義と言えよう。 なのに何故に敢えて死神の正義を疑問視する「殲滅戦」を霊術院で語り、こちらの方を完全に秘匿したのか。 本編には明言されてないので、あくまで仮説になるが理由は多々考えられる。 一つは護廷十三隊の在り方が挙げられる。 今でこそ「高尚な組織」と言われている護廷十三隊だが、そもそもの護廷十三隊は「戦いへの誇りや民を護る信念を持たず、敵を討つのに利するものは全て利用するような荒くれ者の集う殺し屋の集団」であった。 これはあくまでユーハバッハが語った評価であるが、伝聞を見ながら京楽春水が語った初代護廷十三隊の評価を顧みればあながち間違いでもないらしい。 つまり、ユーハバッハを倒した時の護廷が今の護廷の在り方とそぐわないためというのが一つ。 ただ、真の問題はここからなのだ。 それはユーハバッハが尸魂界に侵攻した理由。 本編の通りユーハバッハは尸魂界を滅ぼし、世界すら消し去ろうとした存在である。 では「そもそも何故ユーハバッハはそんなことをしようとしたのか?」 これこそが本当に悟らせてはいけない、というより疑問すら持たせてはいけない内容なのである。 これを完全に隠滅するために尸魂界は千年前の戦いを秘匿し、昨今の霊術院でも滅却師との対立があったことすら教えなくなったのだと思われる。 殲滅戦も危うい内容ではあるが、あくまで「世界の均衡を崩す」というところで話が終わるので、そもそもの疑問に辿り着かないのだ。 藍染惣右介が起こした反乱についても真の動機はあまり広く語られておらず、「死神代行の黒崎一護が逆賊の藍染を打ち破った」と大々的に喧伝されるのみに留まっているようだ。 最終章:千年血戦篇 それまで判明した滅却師は石田家の雨竜、竜弦、宗弦の3名だったが、この「千年血戦篇」にて一護の母親である黒崎真咲は滅却師の家系と判明し、見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)と呼ばれる滅却師の集団が登場。 帝国の先鋭部隊である星十字騎士団と一般兵にあたる聖兵ら含めて劇中では数百名以上が死神達に発見されることなく生き永らえていた。 1000年前、先にも述べた戦争で光の国は尸魂界に被害を出したものの、山本率いる初代護廷十三隊によって多くの滅却師は死亡し、ユーハバッハも敗北して長期にわたる力の回復を強いられる羽目となったわけだが、 敗北した光の国がどうやって生き延びたかというと、敗走直後にとある場所に逃げ込んだためであった。 それは瀞霊廷の影の中。 影を操る術を持つ滅却師は即座に護廷十三隊が最も警戒していなかった瀞霊廷の影の中に空間を作り出し、 それを以て「最も近くにいるのに触れることはおろか気付くことも出来ない存在」として光の国から見えない存在である見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)と名を変えて1000年もの間、悠々と力を蓄え続けていたのだ(*5)。 そして長い軌跡を辿り、準備に準備を重ねて再び尸魂界に戦いを挑んできたということである。 ß聖別(アウスヴェーレン) 上記にも述べたが、200年前の殲滅戦で現世の滅却師はほぼ全滅している。 だが、これはあくまで「ほぼ」止まりに過ぎない。つまり昨今でもそれなりの人数が生き延びており、活動もしていた。 にもかかわらず何故本編で登場したのが石田家の3人のみなのか、何故彼らが最後の滅却師と呼ばれているのか。 その根本的な原因がこれである。 聖別とはユーハバッハが滅却師の始祖として振るう能力(*6)で、ユーハバッハが不純と決めた滅却師を選別し、彼らから命と力を奪い取り、それを必要とする滅却師に分配するという力。 本編開始の7年前(「千年血戦篇」の9年前)に行われており、一部の純血と混血統滅却師の全てが聖別対象になり、対象となった滅却師は全員が死に絶え、ユーハバッハ復活のための糧とされてしまった。 これにより一護の母である真咲、雨竜の母である叶絵を始め、現世の滅却師は石田家の3人を除いて全滅した(*7)。 結論としてこの聖別こそが、現世の滅却師を根絶せしめた元凶でもあると言えよう。 + しかし…… この聖別を超えた唯一の存在こそが、他ならぬ石田雨竜である。 彼は純血の石田竜弦、混血の片桐叶絵から生まれた混血統の滅却師なのだ。 つまり、彼は聖別の対象にされている。 にもかかわらず彼は命はおろか、力の片鱗すら失わずに生き延びて普通に生活もしてきた。 これこそがユーハバッハが雨竜に目を付けた理由であり、「聖別を乗り越えた至上唯一の滅却師」「始祖たる自分をも超える何かが雨竜にはある」と称する程のことだった。 ユーハバッハの方はこれに目を付け、言葉通り本当に雨竜を後継者にするつもりだったのかもしれない。 ただ、当の雨竜本人の意思がどこにあったのかというと…… ß作中で登場した滅却師と家系 石田家 作中で登場した現世で唯一といって良い滅却師の家系。 前当主は宗弦で、現当主は竜弦。竜弦の代までは親類縁者との近親婚によって純血を保ち続けていた。 相当な資産家であり、住家は大豪邸で使用人も多く抱えている。 過去の話ではこの使用人達は混血統滅却師であり、竜弦の妻・石田叶絵(片桐叶絵)もその一人だった。 現当主の竜弦は若くして空座総合病院の院長も務めているので、医者としても優秀な家系(*8)。 過去はかなり厳しい仕来りと純血を尊ぶ風潮から家の中は陰鬱としている雰囲気であった。 更には雨竜が「祖父は滅却師の必要性を死神に説いていた」と語っているのだが、 過去の石田家は「虚を退治するために滅却師が動く時は死神が死んだ後で良い。またその時も混血統に任せるべき」という作中初期に語られた宗弦とは真逆の方針を取っている。 現状では竜弦の意向で滅却師業は完全に撤廃、空座総合病院の医者としての仕事だけに従事している。 もっとも後日談の小説によれば、現世の滅却師である竜弦が病院に勤めているという情報は死神に伝わっているらしく、 空座町の担当死神の行木竜ノ介と斑目志乃は不測の事態に対して「滅却師の仕業という可能性もある」との理由でここに相談することも考慮していた。 まあ竜ノ介は、目付きが鋭い竜弦を怖がって反対していたが。 石田雨竜 作中で一番最初に登場した滅却師(*9)で、現世に生き残った最後の滅却師。 滅却師としての誇りを重んじているが、これは父への反発と祖父への憧れ、虚の脅威からこの道を重視したに過ぎない。 なので作中初期は死神が祖父を見捨てたこともあり、一護にも硬い態度だったが、自分が起こしてしまった事件を協力して乗り切ったことで完全に蟠りが抜けて以降は仲間兼腐れ縁の友人となる。 最も重要な点としては彼は滅却師の真実を全く知らなかったということ。 200年前の殲滅戦ですら宗弦の(意図的に詳細を省いた)話を聞いただけで、霊術院の死神が学ぶことと大差ない知識しかなかった。 雨竜の性格及び彼と優し気に話していた宗弦の態度を見る限り、かつての純血を尊ぶ石田家の仕来りも雨竜が幼少の時分には特に存在せず、普通に暮らしていた様子であった。 彼の語る「滅却師の誇り」とは「虚に襲われる人を助けたい」という思いから来ているので、「山ほどの人を守りたい」と語る一護と全く同じ方向性の信念と言える。 なのでアニメ版『千年血戦篇』でユーハバッハや見えざる帝国が掲げた「滅却師の誇り」とは何一つ同じものはない。 まあそんな雨竜ですらマユリを殺す宣言をする際に滅却師の誇りを持ち出しているが、祖父の仇の上に同じ死神ですら使い捨てるあの時のマユリは虚と同じかそれ以上に質が悪い存在なので致し方ない話であろう…… これは、かつて実験材料にした何人もの滅却師達が「滅却師の誇りにかけて」と口々に叫んでいたことを揶揄するマユリに向けての怒りの咆哮でもある。 そして雨竜本人も亡き祖父の教えに自分が背く行いをしていることは自覚しており、マユリを倒す力を得るため散霊手套を外しつつも心の中で祖父に詫びていた。 そして上記で触れた通り、彼には重大な秘密があり、本人すらも知り得なかった自身の謎と力を見込まれ帝国に迎え入れられることになる…… 石田竜弦 石田家の当主にして空座総合病院の院長。 高校生の息子を持っているにしては大分若い容姿をしており、雨竜の年齢と過去の回想から逆算すれば恐らく30代半ばと思われるが、その年齢で総合病院の院長と執刀医を兼任している超天才である。 過去は真咲と婚約関係にあったが、とある事件でそれも無くなり、ケジメとして真咲の追放処分を自分で言い渡した(*10)。 ただこれが原因で黒崎一心や死神そのものに対して恨みや遺恨を残しているわけではなく、死神の仕事と必要性を客観的に息子に語り、一心に対しても普通に交友関係を築いている程である。 とはいえ、己の父親が死神の謀略で命を落としたからか、あるいは息子の安全や将来を案じてか、雨竜に力を取り戻させる際には「二度と死神とは関わらないと約束しろ」と条件を付けている。 まあ、その後雨竜が約束を守らずに死神と共闘していても大して気にせず黙認してはいるが(*11)。 他に有り得る理由として付け加えるなら、これは雨竜が見えざる帝国に目を付けられないようにする目的もあったのかもしれない。 宗弦も竜弦も帝国のことは熟知していたので、当然帝国が死神や尸魂界を監視していたことも知っていたはずである。 つまり死神に関わる=帝国にも雨竜の情報が伝わってしまうということになるので、こういった点からもなるべく死神に関わらないようにさせていた可能性があると考えられよう。 いずれにせよ彼が表向きだけでも、息子に死神とは金輪際関わらないよう誓わせた際の心情は作中であまり語られていないため、その真意がどのようなものだったのか定かではない。 このように死神に関してはそれほど強く思うところはない様子なのだが、翻って滅却師に対しては「反吐が出る」程に嫌っている。 まあ彼の過去とユーハバッハのこと、妻や幼馴染の死を顧みれば至極当然の感情ではある。 息子に対しても確執を持たれることを承知の上で、「興味がない」「金にならない」(実際生きていくのにお金は必要なので宗弦も同意していた)という理由で滅却師は必要ないと言い切るばかりか、宗弦の指導を受けようとする幼い彼を叱責する程だった。 そのため雨竜は父が未だ滅却師であり続けていたことを知らず、とっくの昔に滅却師の力も五角形の滅却十字も放棄しているものと思っていた。 ただ、滅却師としての戦闘力は本物であり、力を失っていた雨竜を襲った大型の虚二体に対して、超速再生すら出来ないほどのダメージを与えて瞬殺している。 現世で唯一の純血の滅却師であることからもその実力は推して知るべし。 本編後の小説でも「石田家の純血」としてリルトットが彼の脅威を言及しており、恐らく本気で戦えば護廷十三隊の隊長格や星十字騎士団の者にも匹敵する実力を発揮することであろう。 石田宗弦 雨竜の祖父にして前当主、本編では故人。 幼少の雨竜に滅却師の手解きをした人で純血の滅却師。 息子であり、雨竜にとっては父である竜弦が滅却師を嫌悪することについては理解を示しており、そのことを悲しむ孫に「父さん(竜弦)の守りたいものが分かるようになった時、自分の守りたいものも分かるようになるだろう」と言い聞かせていた。 死亡した原因は大型虚5体と対峙して戦死したというものだが、これにはマユリが関わっており、滅却師の実験体が欲しい彼が子飼いの死神にわざと助太刀させずに見殺しにさせたという非道なもの。 作中初期は穏和な好祖父として雨竜の回想に登場していたのだが、帝国が現れたことと石田家の過去の話、キルゲやハッシュヴァルトの言及で一気に評価が覆った人。 帝国にいた時期があり、しかも脱退する時に通行証や一部武装をパクっていき、過去篇では家を顧みずに修行に明け暮れ、挙句にユーハバッハを倒すための切り札とも言うべき静止の銀ですら彼が編み出したものと推察される。 恐らく雨竜が聖別を乗り越えた一件にも当然関わっているだろう。 さらに雨竜に散霊手套を渡す時に「雨竜が竜弦のことを理解した時にまだ滅却師の道を進んでいるなら避けられぬ戦いに遭う」「その相手は雨竜が到底太刀打ち出来る相手ではない」「その時にこの散霊手套を使え」と語っている。 マユリとの戦いの時の回想なので、これは死神との戦いを想定しているように考えてしまうがそんなはずがない。 何故なら石田家当主だった時の宗弦ならまだしも、雨竜が幼少の時分の宗弦は死神との和平と対話のみを念頭に置いていたからだ(*12)。 つまり、宗弦は最初からユーハバッハが雨竜に目を付けることや竜弦と雨竜が帝国と戦うことを想定して、帝国から持ち出した散霊手套を雨竜に渡している節がある。 こういった情報を総括すると、ユーハバッハを倒すことが出来た大半の理由はこの人が担っているということになる。 にもかかわらず、この人の描写が不自然なまでに少ないのもオカシイ。 本当にどういう経歴があるのだろうか…… 片桐叶絵 雨竜の母にして竜弦の妻。 混血統滅却師で幼少の頃から石田家に仕えており、その頃から竜弦に一途な思いを密かに向けていた。 真咲の追放後に竜弦の妻となり息子の雨竜を生んでいる。 しかし混血統だったために聖別されてしまい雨竜が9歳の時に亡くなっている(*13)。 竜弦は元々は真咲のことを好いていたが、あの件の後は叶絵と両想いになったようで、今でも院長室の机に彼女の写真(*14)を飾っている。 黒崎家 こちらも数少ない純血の滅却師がいる家系だった。 真咲が高校の時分には父も母も亡くなっており彼女は天涯孤独の身になっている。 しかし彼女が純血だということに目を付けた石田家は彼女を保護し、石田家に迎え入れたという経歴がある。 本編での黒崎家は滅却師のクの字も無くなり、(霊が見えるという)一般家庭として幸せに暮らしていたのだが、残酷な運命を避けることはできなかった。 黒崎真咲 黒崎家最後の純血の滅却師。本編では故人。 かつて竜弦とは、いとこ関係であると共に婚約者でもあった。「竜ちゃん」と愛称で呼ぶほど親しい仲だった様子。 家族を喪って独りだったところを石田家に迎え入れられたのだが、それは滅却師の未来と純血を絶やさないという理由だけだった。 竜弦もそんな理由で真咲に気苦労を強いていることに罪悪感があり、なんとかフォローしようと四苦八苦していた程である。 真咲本人もそれを熟知していたようで、石田家にいる時は部屋に閉じこもっていて暗い様子を見せることが多かった。 しかしとある事件で事態が一変する。これにより真咲は大学に入る時に石田家を追放され、それからは一心と交流を持ちながら生活。 そして後に結婚して一護を始めとした子供を3人儲けることになる。 しかしその幸せも長く続かず、一護が9歳の時にグランドフィッシャーに襲われ、彼女は帰らぬ人となる。 だが、これには隠された真実があり……… 黒崎一護 ご存じ『BLEACH』の主人公にして(二代目)死神代行。 厳密には滅却師ではないのだが、滅却師の力を宿しているため、便宜上ここに記述する。 よく話題に上がる内容として、黒崎兄妹が聖別されなかった理由というものがある。 原作で詳細な説明が無いので、推測の域を出ないが理由は多々ある。 まず大前提としてこの兄妹は真咲の血を引いているが、滅却師ではない。 幼少期の雨竜と違い、聖別当時には滅却師の修行をしていないどころか自分たちが滅却師の血を引いていることすら知らなかった。なので聖別に選ばれなかったという説が有力。 ユーハバッハ自身が雨竜を「聖別を超えた至上唯一の滅却師」と語っていることからも、黒崎兄妹を滅却師とは見なしていないし、聖別対象にしていないと分かる。 また滅却師以外にも様々な種族の力を宿しているのも理由としてあるかもしれない。 ちなみに原作終盤の戦いを見れば分かるが、一護は最後に聖別されて力を奪われてしまっている(*15)。 この時の一護はキルゲの霊子を取り込んで自身の滅却師の血を覚醒させている(*16)ので、ユーハバッハに聖別されてしまったと考えられる。 また、それ以前にも霊王を救出する戦いの最中にユーハバッハの能力で一護の中の滅却師能力を利用することで体を一時的に操られてしまったことまであった。 光の帝国(リヒトライヒ)/見えざる帝国(ヴァンデンライヒ) ユーハバッハが総帥として率いる滅却師の組織にして帝国。 概要は上記の通り。 ここに住まう滅却師は現代生まれの滅却師も含まれており、実際は1000年以上前……それこそ尸魂界侵攻以前から所属しているような滅却師も存在するので、死神と似たような存在である。 実は人間に対する価値観も原作初期の死神と似たような感じで、ハッシュヴァルトは雨竜との問答で「あの愚かな人間に与するのがお前に利益があるのか」「お前はあの愚かな人間共とよく似ている」と明確に滅却師と人間を別として捉えている。 ただ、兵主部一兵衛が戦闘中にユーハバッハに対して「人間風情」と言っていた場面もあるので、厳密に言えば彼らも人間のようだが。 ユーハバッハ 滅却師の始祖。 滅却師は彼から始まり、あらゆる滅却師は彼の血を引いている。 後日談の小説『Can't Fear Your Own World』で霊王とは密接な関係を持っていると明かされているが、同時にアニメ版『千年血戦篇』#14の冒頭では母親の胎から生まれている子供でもあることが判明しているので、 出生自体は創られた子供なのではなく、自然のままに生まれ、育っていった存在である模様。 始祖にして皇帝でもあるが、ハッキリ言って一部の面々を除いた配下からは敬意や慕情などをあまり持たれていない。 まあ「我が子」と嘯きながら平然と切り捨てることをしているので、当然ではある(*17)。 特に石田家からは相当の恨みを買われており、身内を奪われた雨竜、竜弦は当然として、宗弦に至ってはユーハバッハを確殺するための方法を編み出している程であった。 ちなみに上で死神の歴史に対する価値観を記述しているが、こちらも似たようなものでアニメ版では尸魂界との最終決戦に臨む前に「1000年前、我らは死神どもの非道な襲撃に遭い存亡の危機に陥った」(*18)と言っていたりする。 あるいは、後述する聖帝頌歌の最後の一文を見るに「本来自分が掌中に取り戻すべき世界を手に入れようとしただけなのに襲われた」といったような不遜な認識なのだろうか? 藍染はユーハバッハや帝国の存在を知ってはいたものの、特に必要が無いためか自身の部下たる破面達には伝えておらず、ザエルアポロは雨竜が虚夜宮(ラス・ノーチェス)に現れるまで滅却師のことをろくに知らなかった。 とはいえ、彼も地獄に堕ちてから世界を観察したことでユーハバッハの存在を知ったらしく、藍染と共に強大な霊圧で地獄の口に蓋をしていた人物であったことを理解するようになるのだった。 星十字騎士団(シュテルンリッター) 尸魂界を攻め込むためにユーハバッハが設立した滅却師の精鋭部隊。ユーハバッハ自身もこれの一員を務める。 表面上はユーハバッハに忠誠を誓っているように見えるが、多くの面子は当のユーハバッハから粛清されるのを恐れて服従していたり、翻意があったり、切り捨てられたから直に反逆したという者までいたりする程であった。 ユーハバッハに選ばれたエリートが彼の血杯を仰ぐことで「聖文字(シュリフト)」を刻まれ、更なる力を得ることで入団を果たす。 それ以外の一般兵士は「聖兵(ゾルダート)」と言われている。 聖兵の中にはハッシュヴァルトの側近の女性滅却師のように、騎士団員に迫るほどの実力を持つ者も存在するが、個人的な事情で入団を拒否したらしい。 なお、一度目の聖別を生き残っているので、必然的に全員が純血統滅却師(エヒト・クインシー)である。 ß専門用語 見えざる帝国限定の用語はこれらの項目で。 五角形の滅却十字(クインシー・クロス) 五角形の十字のペンダントで、正統後継者の証。 竜弦と雨竜が所持している。 散霊手套(さんれいしゅとう) 霊子を拡散させる力をもつ手袋。 これを装着して七日七夜弓を成す鍛錬をこなせば後述する最終形態を発動できるようになる。 見えざる帝国側では「苦難の手袋(ライデンハント)」と名称が異なる。 元々コレは帝国に有った物らしく、宗弦は帝国を脱退する時に銀架城に入るための通行証と一緒にパクっていったらしい。作中序盤で描かれた物静かな好爺さんとは思えない程のアグレッシブさである…… 修行以外にも応用が効き、石田はこれを分解して「崩壊チップ」というものを作り出した。 これは石田の霊圧に反応して霊子を分解するという代物で、この手袋を使用した者の霊圧でしか起動しない。 真世界城中に仕掛けて起動すれば確実に城を崩壊出来ると石田は断言しているので、作中では実行出来なかったが、もし使っていれば作中最大規模の霊子分解による破壊力を再現出来たことだろう。 また真世界城全体に崩壊チップを仕掛けていた描写から、一度発動すれば無数のチップを広範囲に連鎖起動出来る模様。 実際、石田の企みを見抜いていたハッシュヴァルトも崩壊チップを外すのではなく、一護達を現世に戻れなくして城に閉じ込めて人質にすることで、石田の目論見を阻止している。 魂を切り裂くもの(ゼーレシュナイダー) 短い柄から霊子で形成した刃で対象を切り裂くという(石田曰く)滅却師唯一の「刃を持った武器」。 高速振動で切りつける事によって対象の霊子結合を弱め、対象物の霊子を奪い取るチェーンソーに似た性質の武器で、霊子を蓄え一時的に刃を回復出来る。 なお、刃と言及されているが、剣ではなく矢として扱われている。 純血統滅却師(エヒト・クインシー) 純血の滅却師。宗弦と竜弦ら石田家と黒崎家が該当。 混血統滅却師(ゲミシュト・クインシー) 人間と滅却師の混血。雨竜と彼の母の片桐叶絵が該当。 混血統滅却師は「千年血戦篇」から9年前の6月17日にユーハバッハから“聖別”の対象として力と命を奪われて死に絶え、生存したのは雨竜ただ一人。 聖帝頌歌(カイザー・ゲザング) 封じられし滅却師の王は 900年を経て鼓動を取り戻し 90年を経て理知を取り戻し 9年を経て力を取り戻す 滅却師に伝わる一節。 「千年血戦篇・訣別譚」にて、王の正体はユーハバッハであることが明かされている。 また、ユーハバッハによるとこの言葉には続きがあり、「9日間で世界を取り戻す」とのこと。 静止(せいし)の銀(ぎん) 聖別により死亡した滅却師の心臓に現れる銀の血栓。 聖別を発動させた者───即ちユーハバッハの血と混ぜることで、ユーハバッハの能力の全てをほんの一瞬だけ無にする特性を持つ。 文字通り全てであり、ユーハバッハが元々持っていたAの能力は勿論、後から得た霊王の力と再生力すら無効化している。 宗弦が遺した情報から宗弦の息子にして医者でもある竜弦が、聖別により死亡した滅却師の遺体を調べたことによりこれが判明。 竜弦はこの銀を集めて一発分の鏃を作り、対ユーハバッハ用の秘密兵器として息子の雨竜に授けた。 普段ならこれを打ち込む前にユーハバッハが気付いて防御するところであろうが、状況が状況だからかユーハバッハは雨竜のことを感知しておらず、重要な局面で完全に不意を突かれる形となった。 といっても一護に自身が斬られる未来は事前に視えており、さらに未来改変は出来ずとも未来視は出来るハッシュヴァルトでも雨竜の希望に満ちた表情は見通せなかった。 こういった雨竜の特異性を考えると雨竜の動向だけはユーハバッハは視られなかったという可能性が高い(*19)(*20)。 上記に作成法が説明されているこの静止の銀を使った鏃だが、造る条件が非常に厳しい。 端的に言うと極めて高度の医療技術を持つ純血統の滅却師が聖別によって死亡した混血統の滅却師を解剖することでしか材料を得られないのである。 ユーハバッハ打倒のためにこの条件を整えた宗弦(*21)も最愛の妻を解剖した竜弦も凄まじい執念と言えよう。 石田宗弦が遺した手記 大分古びた書籍にドイツ語と神話で語られるような絵が載っている宗弦の手記。 これこそが石田家で秘匿され続けた最も重要な文献であり、竜弦が自身の机に厳重に保管していた。 宗弦が雨竜に滅却師の表面的な知識しか語らなかったことからも、この本を秘匿することは竜弦だけでなく当の宗弦の意思もあった模様。 書かれている内容は文字通り滅却師の歴史と真実の全て。 帝国のこと、ユーハバッハのこと、聖別のこと、千年前と200年前の戦いの真実といったありとあらゆる情報が載っており、雨竜はこれを見ることで滅却師の真実を初めて知った。 そしてアニメ版でのユーハバッハと雨竜の会話から、この手記には混血統の雨竜が一人だけ聖別を乗り超えた理由も書かれている模様。 つまり、石田家は尸魂界はおろか、帝国や始祖であるユーハバッハすらも知り得ない滅却師の全てを知り尽くしていたということになる。 真に恐るべきは、最終章において最も重要なキーアイテムとも言うべきこの手記が原作漫画には一切出て来ないことである。 本当にこの手記の存在がまるで出て来ないので、原作の雨竜がどこで帝国のことを知り、どうやって帝国と接触したのか、どういう経緯で行動方針を決めたのかが一切分からなかったのだ。 本当に師匠さあ…(…いくらなんでもこれだけは出しておこうよ…) ちなみに“全て”と書いたが、原作の雨竜の様子と竜弦の言葉から静止の銀だけはこの手記には残さずに直接竜弦に情報を伝えていた模様。 ß戦闘術 滅却師の戦闘術の多くが大気中に偏在する霊子を用いて武器を形成して戦う関係上、内なる自身の霊力を引き出して戦う死神とは異なる。 必然的に、現世よりも虚圏や尸魂界などの純度の高い霊子がある所の方が戦闘力は高まる。 「最終形態」を発動するほど霊子の収束力が高い滅却師だと、周囲の地形や建造物などの物体として存在している霊子(*22)をも強制的に分解して自らの力に変えるほど。 前述の通り虚は猛毒だが、能力使用によって彼らを分解して吸収しても大した影響はない。 もっとも、キルゲの場合は虚特有の容姿になってしまっており、アニメ版での浦原の言葉によるとそれは虚の力を完全には扱いきれていなかった故だそうだが、 それでもキルゲ本人は外見の変化を軽く嘆いていただけで肝心の戦闘行動や生命維持に支障をきたしている様子は無かった。 霊子兵装 空間にある霊子を集束して、自身の霊力でコーティングして形成した武器の総称。 仮に破壊されたり、弾かれて手元から離れても即座に修復や回収が可能。 基本的に弓矢だが、サーベルや拳銃など使用者によって形は異なる。 石田雨竜が使用する物は、「弧雀(こじゃく)」(一度失った力を取り戻してからは「銀嶺弧雀(ぎんれいこじゃく)」)と呼ばれている。 血装(ブルート) 霊子を血管に流すことで身体能力を飛躍的に上昇させる身体強化術。 運動機能を大幅に上昇させる攻撃用の「動血装(ブルート・アルテリエ)」と肉体を鋼鉄並みの耐久力にする防御用の「静血装(ブルート・ヴェーネ)」の2種類。 攻防兼ね備えた能力だが、それぞれ別の霊子回路で構成されているため、片方を集中させるともう片方に対応することができなくなってしまうという弱点がある。 純血統は生まれつきこの能力を持ち、混血統は鍛錬などでこの力を開花させる。 滅却師の基礎訓練は血装の発動とコントロールをする所から始める。 神聖弓(ハイリッヒ・ボーゲン)、神聖滅矢(ハイリッヒ・プファイル) 霊子で形成した弓矢の正式名称。 ただし、見えざる帝国側では研鑽の末にライフル銃やガトリング砲の銃弾タイプやメリケンサックを用いた大型の槍タイプなどこちらも使用者ごとに異なっており、真っ当に弓矢を使うタイプが逆に少ない。 飛廉脚(ひれんきゃく) 足元に作った霊子の流れに乗って瞬間移動する歩法。 死神の瞬歩、破面の響転(ソニード)と同類の歩法であるが、細かい所で違いがある。ちなみに瞬歩よりも消耗は軽いらしい。 マユリによって解析され、彼が使用した場合は足元に霊子で形成した足場で浮遊するタイプでさながらジェット噴射にも見える。 ペルニダ・パルンカジャスとの戦いでマユリが「尤も これは石田宗弦と石田雨竜が用いていた呼称であるから 本来の滅却師の用いる呼称は別なものがあるのかも知れんがネ」と語っているものの、実際に帝国側でこの歩法がどのように呼称されているのかは定かではない。 滅却師最終形態(クインシー・レツトシュティール) 「散霊手套」を外すことで、霊子集束能力を高めた戦闘形態。 一時的に護廷十三隊隊長格をも圧倒できる戦闘能力を得られるが、最終的に滅却師の力は消滅するというあまりにも大きい代償を得る。 この形態で喪失した滅却師の力を復活方法こそあるが「精神と肉体を極限まで削った後、心臓の洞房結節右19mmに霊弓の一撃を受ける」という恐ろしく過酷なもの。 その脆さ故に概念自体が200年程前に死滅した「過去の遺物」とキルゲらに嘲笑され、宗弦だけが執心していた。 ちなみに竜弦の場合言葉通りならこれを使ったぐらいで力が消えることはないと暗に述べている。 見えざる帝国ではこれらの欠点の解消と更なる強化を果たした死神の卍解ともいえる形態を「滅却師完聖体(クインシー・フォルシュテンディッヒ)」と称している。 聖隷(スクラヴェライ) 霊子集束能力。 周囲の霊子を隷属として自身に取り込み、相応に強化する。 霊子で構成されたものなら見境なく分解と吸収をしていくようで、キルゲが使用した場合は虚圏の砂や岩どころか破面や織姫とチャドの皮膚も徐々に剥がされていた。 ただし、アニメ版でバンビエッタ以外のバンビーズの面々とアキュトロンが使用した際には、一護と白哉から霊子が引き剥がされるような描写は無かった。 滅却師の天敵である虚ですら、この能力なら無害化して吸収できる(それでも前述の通り、虚の力を制御し切れてはいなかったが)。 乱装天傀(らんそうてんがい) 霊子で形成した糸を身体の動かない箇所に接続し、自分の霊力で操り人形のごとく身体を強制的に動かす超高等霊術。 マユリが調べた滅却師2661人のうち、この術をほんの僅かでも扱えるような者は一人もいなかったとのことで、今や文献で存在が語られるのみとなった失われた技術であるものと彼は見なしていた。 そのためこれを習得していた石田に感嘆したマユリは、「天才と言うやつか」と褒め讃えると共に彼を生かしたまま捕らえて研究体にすることを宣言した。 アニメ版では石田が「天才なんて陳腐な言葉で片付けてもらっては困る!」と反発しているので、血の滲むような努力の末に習得したのかもしれない。 作中では四肢を麻痺させられた石田と度重なるダメージで重篤な状態だったキルゲが使用したが、前者は右肩から形成された片翼タイプで後者は体の後ろに出現した板状タイプ。 聖域礼賛(ザンクト・ツヴィンガー) 滅却師が使用する攻防一体の極大防御呪法。 先端が五角形の十字の青白い柱の結界を張り巡らせ、踏み込んだ者を神の光で切り裂く。 劇中ではユーハバッハ(*23)が元柳斎との戦いで使用したが、残火の太刀の派生技によって地面を隆起されて結界が崩壊した。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 霊子の隷属がマジでチート能力なんだがキルゲさんしか使わなかった辺り習得難易度クソ高いんだろうな -- 名無しさん (2023-07-18 23 46 30) 虚に抗体がないっていうけどお前らの隷属も大概霊的存在にはバグった特攻だろっていつも思う -- 名無しさん (2023-07-18 23 47 44) ↑2小説だとリルトットも本来は使えたらしいことが語られてる(ついでに石田親子も使えるんじゃないかと彼女は推測してる)。まあリルトットも、ペペに操られたミニーを殺さないように制圧出来るくらいの実力者だしね。 -- 名無しさん (2023-07-19 00 04 22) 一護「これは瞬歩でも響転でも完現術でもねえ…飛廉脚だ」一体どうやって見分けてるんや?😭 -- 名無しさん (2023-07-19 00 07 30) まずどうして滅却師が生まれたのかから説明したほうが良さそう。自衛や復讐のため〜とか実は一人の人間から力を受け取って〜とか -- 名無しさん (2023-07-19 00 28 26) 存在が世界にとって迷惑な連中。しかもテロまで起こすからとにかく最悪すぎる -- 名無しさん (2023-07-19 07 32 00) 千年の研鑽と忍耐を経て勝利目前までこぎ着けたが死神や主人公の奮戦で辛くも退けた。 -- 名無しさん (2023-07-19 19 22 28) つうかやっぱり石田家がヤバすぎるわ…。あの家がユーハバッハを殺す要因を全部作ったようなもんじゃねえか…。本当に石田家、特に宗弦って何者なんだよ…? -- 名無しさん (2023-07-19 20 33 04) 「もう死神とは関わるな」と言ってた竜弦を昔は酷いと思ってたけど、今思うとそう言いたくなるのも仕方無い気がする。自分の父親(雨竜にとっては祖父)が死神のせいで死んでるし、あの後死神代行が力を失った穴埋めとして本来は尸魂界の人員が対処すべき虚退治を学校の授業中までやらされることになるし(雨竜本人は一護への友情が強いから穴埋めを務めるのも納得してるだろうけど) -- 名無しさん (2023-07-19 22 09 54) まあ最初に滅却師のご先祖様である霊王を四肢をぶった切って楔にした死神側も悪いけどな、それを抜きにしても帝国の連中はただのテロ集団だが -- 名無しさん (2023-07-20 07 50 49) 滅却師って基本人間なのに、純血と混血の概念があるのがよくわからん。霊力を持ってる人間を滅却師と定義しているのか? -- なし (2023-07-20 11 15 30) 聖帝頌歌の内容って、やっぱりユーハバッハ自身が考えた自分にとって都合のいいシナリオを綴ったオサレポエムの類なのかな。だとしたら大分香ばしいですね… -- 名無しさん (2023-07-20 11 32 24) 魂を完全に消滅させるんじゃなくて整に戻せるんなら死神とも共存できたが、おそらく陛下はそんなこと望んでないだろうし共存共栄が無理なのよね。 -- 名無しさん (2023-07-20 19 23 12) 消失篇のように石田一人が浦原の依頼とかで虚を滅却するぐらいなら十分なんだが、世界全土で滅却師という種族が虚を退治することになるとな…。藍染やユーハのように世界の仕組みそのものを代えようとしても犠牲が出るし……。結構ヤバいバランスと均衡で成り立ってんだよなこの世界 -- 名無しさん (2023-07-20 20 24 12) 鬼にも引けを取らない超絶ブラック企業 -- 名無しさん (2023-07-20 20 28 05) ↑6完現術者との区別も付けてるはずだから「霊力を持ってる人間か否か」だけじゃ決まらないと思う。↑4まあ霊王と銀城関連と滅却師のことは小説やアニメでなく原作で知りたかった気もする。 -- 名無しさん (2023-07-21 00 54 25) 最終形態と最後の月牙天衝って似てるよね -- 名無しさん (2023-07-21 01 53 46) ↑8 死神(または尸魂界の住民)、滅却師、現世の住民、虚(と破面)は大まかに言うなら「人間」という言葉でまとめるしか無いだけで、種族その物としては別だし(混血統滅却師は言ってしまえば人間と滅却師の雑種)、滅却師の定義はユーハバッハの血筋を引いてて、大気中の霊子をコントロールする力を持ってるって割とはっきりしてる方 -- 名無しさん (2023-07-21 11 31 10) ↑まあ絶対にありえないことではあるけど、もし一護が死後に地獄でザエルアポロみたいに獄吏になったらあらゆる要素コンプリートだね🤗 -- 名無しさん (2023-07-21 12 40 14) 報告済みの違反コメントを削除しました。 -- 名無しさん (2023-07-21 20 19 08) bleachにおける種族の原初は、もしかしたら人間なのかもしれないな。三界に分かれる前の原初の世界に既に人間はいたらしいから。そこから滅却師、死神、虚などの種族へと分かれていったのかも。 下手をすれば、霊王や和尚もルーツとしては人間なのかもしれない。 -- 名無しさん (2023-07-21 20 41 21) ユーハバッハって結婚しとるのかな。ただ単に力を与えたにしたらその人は短命になるから純血統種が居なくなるんじゃ -- 名無しさん (2023-07-21 22 00 52) ↑確かに聖文字を開発する前は、バッハに力を与えられた人達は短命になってたらしいけど、その短命になってしまった人達が死ぬ前に子孫を残したことでバッハ要素が後世に引き継がれていったという可能性もあるんでは? -- 名無しさん (2023-07-21 23 39 52) ↑その聖文字の前にも短命の欠点を克服した力があったのかもしれんな。後、純血種はユーハバッハ自身の子孫とユーハバッハから力を与えられたことで滅却師になった人間の子孫がいて今の純血種は全員ユーハバッハの血を引いているくらいに限られたコミュニティで生きてきたって可能性も0じゃない気がする。他作品で例えればハリポタの純血を保つために親戚同士で婚姻をしまくったことで家系図がすごいことになったみたいな。まぁ、ユーハバッハもかなり長く生きているし長い間子作りをしてた可能性も0じゃないが -- 名無しさん (2023-07-22 00 25 08) ↑ユーハバッハが腰振りながら子作りしてる様が想像出来ん。 -- 名無しさん (2023-07-22 06 49 31) 今週のアニメ見たらそりゃあユーハバッハも問答無用で攻め込むし、藍染も反逆するし、四十六室も隠蔽すると思ったわ… -- 名無しさん (2023-07-23 20 43 39) 16話で「キルゲがアヨンの力を吸収したけど十全に扱えてなかった」ってうらえもんが言及してたね。やはり毒は扱いきれぬのか… -- 名無しさん (2023-07-23 20 51 29) 虚に対する抗体を全く持たないってそりゃあ虚に対して容赦なくなるなと思った。 -- 名無しさん (2023-07-23 20 55 54) 死神VS滅却師VS虚の三つ巴戦をした場合どの勢力が勝ち上がるか気になる -- 名無しさん (2023-07-31 20 29 06) ほんの僅かだが遂に宗弦がアニメに出て来たな。つうかハッシュヴァルトは宗弦でもユーハバッハのことを知らないって言ってたけど、そんな訳ねえじゃん…。ハッシュすら知らないことを全部知ってたと思うぞ -- 名無しさん (2023-08-06 13 01 44) 混血統滅却師は一護の双子の妹達のような「滅却師の血は引いているが、滅却師の力は現れなかった者」の血を引いた者にも隔世遺伝で現れたりするんだろうか……?「滅却師の力が発現しなかった代で滅却師の世界と完全に縁を絶ち先祖代々忘れて生きてきたのがよりによって聖別の行われた時代に生きていた子孫の代で発現していたため全く何も知らないまま巻き込まれて死亡」なんてあんまりすぎるとばっちりが世界のどこかで起こっていたかもしれないんだろうか……? -- 名無しさん (2023-08-06 15 04 09) ハッシュヴァルト以外の星十字騎士団も人間を見下してるのかな。ワンピースのアーロンみたいな種族至高な思想じゃないけどバンビエッタやベルチ辺りは見下してそう -- 名無しさん (2023-08-06 18 10 28) 正直帝国側の滅却師と現世の滅却師では実力と考え方にかなりの隔たりがありそう。 -- 名無しさん (2023-08-06 19 08 09) 滅却師の能力と虚への抗体は表裏一体なんだよね?ぶっちゃけ一番の対策は抗体を獲得することだと思うんだが、そういう素振りが全然ないってことは純血だろうが混血だろうが能力の強弱や抗体の有無に差異がない?しかしそうなるとユーハバッハが純血にこだわった理由がさっぱり分からん。 -- 名無しさん (2023-08-31 14 34 57) ↑×5 若い頃は雨竜の幼い頃より尖ってたみたいなので案外帝国側に警戒と倒す術を研究してたのかも。 -- 名無しさん (2023-08-31 19 14 26) 「滅却師の力は虚と化した魂魄を完全消滅させてしまう」ため魂魄の総量の減少が世界の崩壊をもたらしうるが、逆に「滅却師の魂魄は虚への耐性が皆無で自身の魂魄を抹消させられてしまうため虚を殲滅するほど激しい自衛手段を持つしかない」……。『BLEACH』作品世界における三つの世界の魂魄の循環を一つの生き物のように見るなら、滅却師は世界にとってのアレルギーみたいな宿主すら害してしまうほどの過剰な自衛反応を起こす極端な性質を持つ魂魄ってことになってしまうわけか……? -- 名無しさん (2023-09-01 23 52 21) ↑頭良くないから難しいけど死神、滅却師、虚が人体におけるワクチン、ウィルス、抗体に例えられるのが面白いですね。 -- 名無しさん (2023-09-02 20 20 57) 滅却師がクインシー(5)の呼び名を持つのは五番目に誕生した種族だからなのかな。人間→虚→死神→完現術者→滅却師 -- 名無しさん (2023-09-29 14 04 21) 一応雨竜意外にも聖兵の生き残りやリルたちが生き残ってるから種族として絶えてはないってことよね。 -- 名無しさん (2023-09-29 19 13 27) 完聖体って最終形態のノーデメリットバージョンくらいの認識だったけど他にも色々パワーアップされてるのか? -- 名無しさん (2024-07-12 01 06 00) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yaruoganbaredqm/pages/153.html
ジャスティスマン 第XVI帝国スレ3981レス目 マヨイ第X帝国スレ 第XI帝国スレ 第XIII帝国スレ 第XIV帝国スレ 第XV帝国スレ 第XVI帝国スレ 第XVII帝国スレ _ . .-.‐.-.. _ ィ" ` .、 / ヽ 正義正義正 /' i i! 、 ゙ . 正義正義正義正義正義正義正義正義正義正義正義正義正義正義正義正義正義 ' ' ! !| !|', ', i ', ', ', | | .| | l ; . l i l l l | ゙、、 i__l__ !l i i | ./ ̄ ̄ | |―-、 | '!i i ニlヱT' ,! 豸;┬、 l.l l ! | | ̄ス_ .\ \ \ |l !l ', ヾ辿リ/ ゙.㌢イ! l|l l !l \ i`i ◎ / ̄ ̄\ \ \ l l.! 、 !、/ ′ . ', l 'l l ! \ |レ'ミ彡/¨`7/ ̄ ̄\ ', '、V i、 l > .._´. イー-! 7. l/ |. ‘, |ヽ/`´、∧/ 〉―-、 〈 、} ゙、 〉、{ , i} {i .、_'|/ヾ' |\ ‘, УⅥハ∧_}/ ヽム \ ,、`='^´ {'.-.‐.-.l '>,、 | |. ‘, 〈∨ヽi"´ヾ マ /r /○}__」 . | ̄.\ / ∨ l o o 7 / ヽ  ̄ ̄ ̄ ̄7ヽ И .l マ /´/ 弋ノ | ..| \ ' ゙、 l.\ Λ ゚ / /' / Λ / .\ ,.イヽ } | } .ム' _ ... ./ ̄| .__|. \ l ゙、.'゛、 ミヾ ∨>'. _ノ !/ ' ヤ‐-.、 / .\/ / \ .ハ | ./ ..ィ. ´.>- / ̄{ |./ |. \ }i ′ `〔ニニ!.二-‐=ニア'∧<. . ヽ、_ _ ___ _...ィ" . . /´ / \/ .| | 八 {-― ‐ - `ヾ、‐-‐~'―‐-、‘, `ー-==ニニ二 ._ . . . . . . .` ̄´ . . . ._ .>′ 7´ ./ ..| | ′ ゙ ! . . ``ー┬=、〆 Λ / // ``ー‐-― ''"´ /.イ| 爻 ...| | | ノ .} }l ' ‘, ./ / /ィ≦シ´ /\ -イ| /爻 /| | ト、 / ゙ . 7゙ヽ. . _ ハ ′ ∧ ./ / .//´ ム彡' .〉、ィ彳刄 /...| | | | / /`ー - ,.〉 ! ' ‘,_ / ,..< ̄ ̄ ̄ ̄\ ./ 入リ´ 7¨´ .| | / ̄ ̄| | | / / ハ .! i. > ..._ \ヽ/ \ノ ../| | ../ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / / ∧.! , l゙'<. . . .> ...._ _ ...... -‐=ニ二ニ=ー -- | | / ′ ./ / l ∨ l ``''ー<. ´ . . . . .>''"´ ``゙'<. . . | | / ! / ' l ', { .\  ̄´ ,..< ̄ ̄ ``  ̄ ̄ ̄`Y´ ̄ ヽ.__/. _ l !、 _彡{ \ ,..< | | / ≧ ‐.-...........................-‐≦{, | ̄ノ ! ', ,..< | | / ' / i ー‐ "|;; -‐ ! " ヽ{´ | },..< | 正 7 7 ! ', 、_ _ ゙ヽ-‐''7´ 正義正義正義正義正義正義正義正義正義正義正義正義正義正義正義 く ! | >、>;'"´; ; ; ;l 〕ノノ ────────────────────────────────────────────────── ジャスティスマン種族 : 綾祢一条+8 ♀系統 : 亜人系(ヒューマノイド正義/ジャスティス・コマンド/パーフェクト・ジャスティス/サムライ)Lv55せいぎHP : 550/550MP .: 750/750攻撃力 : AAA守備力 : A+すばやさ : AA+魔力 : B精神 : Aかしこさ. .: C+信頼度 : 50正義度 : ∞【称号スキル】 The Justice『“J“絶対正義』 : 「聖まどか騎士団」聖騎士の証。その揺るがぬ正義感により名付けられた。 ①ジャスティスマンは正義である。これは厳然たる事実である。【装備スキル】『裁きの天秤』 : 相手の正義をはかる為のアイテム。 天秤が下がれば、相手は信念も持たぬ悪である。断罪すべし。 天秤が下がらないのであれば、相手は信念を持ち、正義に値する者である。 されど正義と相容れないのであれば、其れは正義を掲げる悪である。【スキル】ダゴン★5【とくせい(パッシブ)】 クインシー『滅却師』 : 魔物を倒すことに特化した戦士。魔物相手への与ダメージが上昇する。『正義少女』 : その身は正義なり。相手に与えるダメージが上昇する。ジャスティスオーラ『正義闘気』 : 正義のオーラ。「自分よりレベルの低い悪」からのダメージを軽減し、与ダメージが上昇する。『霊子収束』 : 毎ターンの「セットアップ」時、自分に「霊子カウンター」を「1」乗せる。 また、フィールドの誰かが魔法を使う時にも「霊子カウンター」を乗せる。『熱量変換』 : 【火炎】を受けた時、「霊子カウンター」を「1」乗せる。『電気変換』 : 【電撃】を受けた時、「霊子カウンター」を「1」乗せる。『滅却正義拳』 : 霊子で強化された近接戦闘法。近接攻撃のダメージが上昇する。『正義の雷霆』 : 悪を切り裂く稲妻。電撃の威力が上がる。『汝ら邪悪なり』 : 我は正義である。ならば我に仇為すもの、これ邪悪なり。相手は「悪」である。『邪悪死すべし』 : 悪を許さぬ正義の信念。「悪」への与ダメージが上昇する。『正義の体現者』 : 悪を討ち滅ぼすもの。会心率が上昇し、「悪」を戦闘不能にした場合、処刑してもよい。『後の先』 : 攻撃する対象が自分を対象にしていた場合、素早さを無視して確率で先に攻撃する。『見切り』 : 「低確率」で敵の「物理攻撃を無効化」する。『極』 : 自身のテンションに応じて攻撃の回避率と命中率が上昇する。『飛廉脚』 : 滅却師の歩法。足元の霊子に乗り、「空中」をも走行可能。攻撃時速度にボーナス。『空間認識能力』 : 死角はありません。命中、回避率が上昇し、生半可な気配遮断やステルスを無効化する。『正義の眼光』 : 尋常でなく視力が良い。「回避率」と「命中率」が上がる。『正義活性』 : 「霊子カウンター」が「3」を超えていると発動。全能力に補正がかかり、『正義の眼光』の効果が上昇する。『仲間思い』 : 仲間が倒れていると与ダメージが上昇する。『潰えぬ正義.』 : 自分が戦闘不能になった時に行動がまだ終了していない場合、即座にその行動を行う。『乱装天傀』 : 戦闘不能になっている場合に発動可能。発動ターン、行動が可能となる。「セットアップ」「1/戦」『正義降臨』 : 戦闘開始時に自分の攻撃力が2上昇し、テンションが1上がる。『正義抜刀』 : 『双剣覚醒』を使用していない時、HPが0になると発動。即座に『双剣覚醒』を行う。 ただし、最大HP増加効果は無効化される。 キルスレス『真打劔冑:紅の暴君』 : 人機融合型劔冑。ジャスティスマンの体に埋め込まれているので、常時発動している。 │ワールドアクセス アウトロウ クリプス └『世界操作』 : 「陰義」。「共界線」に干渉、制御する能力。次元力を引き出す。『真打劔冑:相州五郎入道正宗』 : 重拡装甲型劔冑。邪悪を誅滅する絶対正義の顕現。 │ アウトロウ └『■■■■』 : 「陰義」。詳細不明。【とくせい(アクティブ)】『霊子吸収』x : 周囲に漂う霊子を取り込む。自分の霊子カウンターを「2」増やす。『双剣覚醒』x : 「霊子カウンター」を「5」消費して発動。HPが全回復し、以下の能力が発動する。 ①全てのステータスが上昇し、最大HPが200増加。さらに「血装」の効果が上昇する。 ②劔冑の機能を万全に引き出すことで、毎ターンHPとMP、状態異常が回復する。 ③空間転移が可能になり、命中率が上昇。攻撃命中時に確率で攻撃を回避する。ジャスティス・パラドクス『正義の論理』x : 正義に不可能はない。消費MPを倍にして攻撃を「絶対必中」にできる。「1/戦」 レイルガン・カミカゼ『霊子特攻:神風』x : 攻撃時に「霊子カウンター」を全て使用して発動する。「テ/3」「正宗専用」 攻撃時に「現在HP×(使用した霊子C×10%)」のダメージを追加し、自身を除外する。ブルート・アルテリエ『動血装』y : 霊子を血管に注ぎ込み、身体能力を強化する。このターン、与ダメージが上昇する。ブルート・ヴェーネ『静血装』y : 霊子を血管に注ぎ込み、身体能力を強化する。このターン、被ダメージが減少する。『プロテクション』y : MPを10使用。被ダメージを軽減する。『ワイドエリアプロテクション』y: MPを10使用。味方全体の被ダメージを軽減する。「1/戦」『霊子変換』z : 「霊子カウンター」1~3個を任意の能力かテンション上昇に変換する。『霊圧解放』z : 「霊圧カウンター」を任意の数消費することで与ダメージを増加させる。【呪文】『リホイミ』 消費8 : 味方1体を3ターンの間、自動回復状態にする。 【回復】『ベホイム』 消費22 : 味方1体のHPをとても回復する。 【回復】『ザオラル』 消費20 : 味方1体を戦闘不能から復帰させ、HPを少し回復する。運が悪いと失敗する。【回復】『マホヤズン』 消費全 : 自分のMPのすべてを味方1体にあたえる。『ベマホトラ』 消費30 : 敵一体のMPを大量に奪い取り、仲間全員で分ける。『ギガデイン』 消費40 : 敵全体に激しい雷を落とす。 「170/90%」 【デイン】【特技】『ワイドエリアサーチ』 消費30 : 敵全体のステータス、特技、PS、AS、耐性のいずれかの情報を観察する。 【魔術】『仁王立ち』 消費5 : 味方全員をかばう。「セットアップ」『マホトラ踊り』 消費0 : 敵一体からMPをうばいとる踊りを踊る。『名状しがたきマホトラ踊り』消費50 : 敵全体からMPをうばいとる踊りを踊る。ユスティーツ・ボーゲン『正義弓』 消費20 : 悪を滅ぼす聖なる矢を放つ。 「160/100%」「悪特攻」 【射撃/光】『正義の手刀』 消費20 : 正義のチョップで敵を打ち据える。「120/80%」「会心率30%」 【格闘】『正義発勁』 消費30 : 敵に掌底を当ててそこから正義を叩き込む。「170/100%」「防御上昇無視」 【格闘】レイルガン・イカヅチ『霊子斬刀:雷』 消費25 : 敵単体に雷を纏って袈裟斬り。 「200/100%」「霊子C/2」 【斬撃/雷】レイルガン・ハヤテ『霊子抜刀:颯』 消費30 : 敵一体を神速の居合でぶった斬る。 「180/100%」「最速」「霊子C/2」 【斬撃】レイルガン・カルマ『霊子断刀:業』 消費50 : 手刀から次元力を放ち、問答無用で敵の急所を断つ。 【斬撃】 「150/10%」「かばう貫通」「会心率:100%」「霊子C/2」「『正義活性』専用」 ゼーレ・シュナイダー『魂を切り裂くもの』 消費50 : 『正義活性』時に使用可能。手刀の表面を高速で往復する霊子の振動で敵を切断する。【斬撃】 「200/100%」「防御特性無効」ゲレヒティヒカイト・クーゲル『邪悪爆殺正義弾』 消費80 : 敵の周辺の空間から直接次元力を抽出し、悪を爆殺する。 【射撃/必殺・万能】 「250」「必中(空間)」「かばう無視」「霊子C/4」「『正義活性』専用」「1/戦」『正義剣・邪悪殲滅』 消費75 : 『正義活性』時に使用可能。次元力を限界まで引き出し、敵に叩きつける 【斬撃/必殺・万能】 「300/100%」「防御特性無効」「防御上昇無効」「霊子C/4」「HP減少」「1/戦」『ジャッジメント・アヴァランチャー』 消費50 : 相手の腕を破壊する裁きの技。下手な腕ならもげる。 「250/100%」「腕封じ:最大100%」「テ/2」エグザイズ『X・Y・Zクラッシュ』 消費50 : 空中に飛び上がり、身動きの取れない相手の頭部を硬い所へ激突させる。 「280/100%」「軽減不能」「敵拘束時のみ」「頭封じ:最大100%」「テ/2」─【双剣覚醒後】──────────────────────────────────────────── エグゼキューター『邪悪鏖殺光刃(射撃)』 消費40 : 正宗七機巧の1つ。唯一デメリットがない射撃武器。 「200/100%」 【射撃】バーストクレイモア『飛蛾鉄炮・弧炎錫』 消費30 : 正宗七機巧の1つ。自分の血肉を削り加工し、拡散鏃弾として発射する。すごく痛い。 【射撃】 「250/100%」「防御貫通」「恐怖:最大75%」「自分にHPダメージ」ヒートハートソード『朧・焦屍剣』 消費30 : 正宗七機巧の1つ。刀身を超高熱化させ、相手を焼き切る。自分の腕も焼ける。 【斬撃/火炎】 「300/100%」「防御特性無視」「恐怖:最大80%」「自分に炎ダメージ+LOS-ARM」ダークブレイクサンダー『雷霆・無明光』 消費40 : 正宗七機巧の1つ。体内電流を増幅し、周囲に発射する。自分も感電する。 【間接/雷】 「敵全体」「280/100%」「かばう貫通」「恐怖:最大80%」「マヒ:最大100%」「自分に電撃ダメージ+マヒ」フィンガーロケットエッジ『無弦・十征矢』 消費40 : 正宗七機巧の1つ。鋼鉄の刃と化した指を射出し、敵の急所を貫く。 【間接】 「200/100%」「会心率40%」「恐怖:最大50%」「自分にダメージ+腕封じ」 リブスブレード『隠剣・六本骨爪』 消費50 : 正宗七機巧の1つ。自身の肋骨を装甲し体外に伸ばし敵を挟み潰す。死ぬほど痛い。 【斬撃】 「200/80%」「敵生存時、威力200の拘束」「恐怖:最大75%」「自分にダメージ」 スローイングオーガン『割腹・投擲腸管』 消費50 : 正宗七機巧の1つ。割腹して自身の腸管を引きずり出し敵を締め上げる。死ぬほど痛い。 「100%」「拘束」「頭・腕・足の任意の部位封じ:最大100%」「威力150」 「恐怖:最大80%」「自分にダメージ」────────────────────────────────────────────────────【耐性】『滅却師』 : 光、闇に強い(-50%)『正義抗体』 : 正義なので状態異常とか効きにくい。即死無効『炎、雷、氷に強い(-40%)』 【両親】 父親:セイヴァー 母親:なのは・ベル・タカマチ +コミュ 第X帝国スレ 2763 トリコ さくら ネコミミのモンスターとコミュ。大体さくらを任せてもいい奴らだと判断した 第XI帝国スレ 4148 ジャスティスマン、トリコ、カグツチ、チャペル 兄姉の集い。物騒すぎるジャスティスの正義 第XIII帝国スレ 229 マヨイ トリコ 娯楽部 親戚との顔合わせ。正義の勧誘失敗 第XIV帝国スレ 39 トロワ アナト 最初から最後まで殺意が高い 第XV帝国スレ 2218 トリコ 大食い大会参加 武蔵で突発的に開かれた大食い大会に、審判役として参加した 第XVI帝国スレ 2016 トリコ、俎板餡子 女子会のようなものに参加。罪は個人のもので、継がれるようなものではないという考えをカミーラに示す。 第XVII帝国スレ 412 トリコ トリコに誘われて裏世界ピクニック。裏世界の裏カジノに裏社会の裏ゴミがたくさんいた 2141 シリウス+蒼龍&かごめ 新人に対するジャスティスハラスメント 戻る
https://w.atwiki.jp/taigamonogatari/pages/1756.html
突発第445回「年越しタッグマッチ」 日時 2013/12/31 使用ルール 装備ルール第四版 + 隊列三列 概要 ・攻撃6ゾロ:達成値+1d6・防御6ゾロ:完全回避・攻撃1ゾロ:完全失敗・防御1ゾロ:達成値半減(端数切り上げ)・七×七マスのマップでタッグバトル・右上の座標が7/7、左下が1/1として扱う・1d7を二回振り、スタート座標を決定・名前_HP_横座標_縦座標、といった表記で・1d7を二回振り、スタート座標を決定・自分の手番の攻撃前 or 攻撃後に縦横に3マス移動が可能。攻撃をしなければ6マス。 みどころ ・ややこしすぎて最終的に放棄される特殊ルール・【魔力付与】見逃してた……。ごめんなさい。by GM メンバー GM Frieda 参加者 ジャンゴ とかげマン ◆TA0T5gpKEQ アーミット u フォルティス ゆと ムギ えび ログ 表ログ (1) 名簿 ジャンゴ +設定 ジャンゴ(ジャンゴ・ヴァンカーフ、django) PL とかげマン 年齢 30過ぎ 性別 男 職業 ガンマン(盗賊相当) 人種 竜人 能力値 武勇 機敏 精神 備考 基本値 2 5 2 攻撃力 2 7 2 短銃装備、遊牧民の服により射撃攻撃時機敏+1 防御力 2 7 2 遊牧民の服、羽帽子装備 HP 22 スキル 常備 射撃・霊的視力・野外活動 消費 軽業・手製の炸裂弾投擲(なぎ払い)・急所狙い・隠密 経験点/英雄点 33、うちGM経験点18/9 装備品 武器 大口径リヴォルヴァー(短銃相当・機敏攻撃+2、射撃) 盾 なし 鎧 ベスト付きコート(遊牧民の服相当・機敏防御+1、機敏射撃攻撃+1) 装飾品 鉄板仕込みの牛追い帽(羽帽子相当、機敏防御+1) 技能書 狩人の書 所持品 非消費 錆びた武器、騎馬、酸のブレス攻撃(水+1の魔法書) 消耗品 上等な傷薬*2、銀の弾丸(銀の矢相当)、炎封じの糸弾(炎の弾丸相当、ミーナさんに作ってもらった)、フック、ロープ(10/10)、火酒(気付け薬相当)*2、解毒剤*2 フレーバー ガンベルト、ポンチョ、煙草、火口箱、革鞄、魔法糸と牛革の手袋(ミーナさんに作ってもらったもの)、角灯(明かりがないのは辛いので買った) 記念品 なし 所持金 14570G 累計所持金 忘却の彼方 備考 ヴィルヘルミーナとの面識により弾丸を500G安く作ってもらう(使用済み)。 外見 竜人族の中でも竜の血が濃かった種族であるのか、その外見は蜥蜴人間である。 アロサウルスのそれを人型に近づけたような頭部、肉食恐竜を直立させたような肉体と黒の鱗、酸性の唾液と黒色の捩れた角を持つ。背が高くがっしりとした体格で、筋肉質。左目に切り傷の跡が残っている。黄色い猫のような眼を持ち、暗闇や見えないものを見通すことができる。 こんな強面のくせに威圧を持っていないのは謎だ。 口調 一人称 俺、俺ァ 三人称 対等、目下:アンタ、お前、てめえ 目上:あなた 備考 ぶっきらぼうで荒っぽい、悪く言えばチンピラじみた口調。酒が入ると饒舌になる。 設定 時代も場所も種族も錯誤したはぐれ竜人のガンマン。自分が何故荒野に居たのか、何故銃を扱えて、何故こんな格好をしているのか覚えていない。記憶喪失のまま荒野からホームの街まで流れてきた根無し草。 酒と煙草に目がなく、それ故路銀はホームの街で尽き、そのままなし崩し的に冒険者となった。非常に鼻が利き、匂いを嗅ぐことで荒野で誰かの後を追跡することを得意とする。 非常に寛容なメトセラ教徒であり、大河の神々も神の造り上げた被造物であるがゆえ敬うべきものであると思っている。 アーミット +設定 名前 アーミット(armit)PL u 年齢 覚えてないが成人はしている職業 闘士 人種 小妖精 能力値 武勇 機敏 精神 備考 基本値 5 3 1 攻撃力 9 4 1 防御力 6 4 3 火+2 HP 20 スキル 常備 飛行 鉄腕 消費 突撃 不屈 応援 魔力付与 変身 再生魔法 経験点 9(59)英雄点:12バリア1突破 参加回 突発1.2.18,32,72 公式5 33回 SSセッション1回3回 装備品 武器 千枚通し@グレイブ相当、宝石@ラストハンド 鎧 緋色の長衣 15000G 1 0 2 防御/火+2br()羽根帽子 5000G 防御/機敏+1 所持品 消耗品 霊薬*1 上等な傷薬*3 果物*3 蘇生薬*1 聖水*1 オハラパン くじ引きストライク(1d10-1d6回復 はどうけん かまいたち(技能書 記念品 愛の日誌(バイブル)カブトムシの角、ラブラブポエム 組長の「愛」色紙サイン入り オウミにブローチにしてもらった宝石(気持ちよく晴れた空色 ユニークアイテム』 『空に嫌われる石』 装飾品 飛行状態から地上への近接攻撃時に必殺技、突撃を使用すると+2のボーナス さらにダメージ半減のペナルティを受けない ダメージの半分を自分も受け更にそのセッションでは飛行スキルを使用できなくなる 「上等なラベンダーの香水」上等な傷薬、解毒薬、気付け薬、聖水の効果がある フレーバーのラベンダーのおまもり 所持金 18806G 1600c 累計所持金 102805G NPC利用 可 二次創作 可 外見 身長12センチほどでトンボのような羽が生えている 髪:明るい赤~ピンク。ふわふわ。 クロイツ帽子風の緑の帽子を購入しました 口調 一人称 私 三人称 基本的に呼び捨て 名前が解らなければ「おにーさん、おっちゃん、おじーちゃん」等 備考 わりといいつけは大人しく守る 設定 気がついたら見世物小屋で怪力ようせい(見世物)として生活していた 怪力妖精少女と銘打たれ人間を持ち上げて運んでみせる日々に嫌気がさし 今は見世物小屋から脱走して気ままに冒険者という身分にありついている。 性格的には妖精そのもので、陽気で気ままで人間好き。 このごろ人間間でさかんに行われる「恋愛」に興味を抱き始めて、 途中で拾った愛情アフルル個人的日記を勝手にバイブルとしている。 誰かが何かを好きなのを見るのがいいらしい。 読めないラブラブ本を朗読してもらう事が人生の楽しみになりつつある どうもお兄さん/お姉さん属性に弱い様子から一人っ子な気がする。 もふもふとした物が好き コネクション ドアノブ(突発72回) フォルティス +設定 名前:フォルティス 性別:♂ 年齢:20 人種:シバ人 能力値 :武勇4 機敏3 精神4 攻撃値(両手):武勇7 機敏3 精神6 切(雷) 精神 雷 攻撃値(盾) :武勇5 機敏4 精神6 切(雷) 精神 雷 防御値(両手):武勇4 機敏3 精神5 防御値(盾) :武勇5 機敏4 精神5 打耐性 +2 射耐性 +1 経験点:0(40)/18 HP:20(24) スキル:回避・突撃・治癒魔法・威圧・ 天啓 ・魔力盾・ 神官の信用 所持金 9512G 装備品 ・ライトニングエッジ・獣の盾・神官のローブ・信念のベルト 魔道書 雷+1 技能書 「神官の技能書」 所持品 『冬宮の双百合』 装飾品 売値5000 強烈な冷気を帯びた氷結晶を加工した装飾品、持ち主の望む形状になる 威圧魅了芸能等の意識的な対抗判定を必要とする場面に修正を得ることができる(得た修正値×3の最大HPを失い、治療は氷血に準ずる) また1戦闘に1度だけ所有者が望んだ形状の武器『ブライ二クル』へと変貌する ※形状変化後は、装備中の両手装備(武器・盾)を結晶核とするためそれらのいかなる効果も失われる 『ブライ二クル』 5/5/5(氷)両手 形状射程物理属性任意 この武器による攻撃で対象にダメージを与える事はできない※1 この武器による攻撃が成功した場合、対象に氷血を与える事ができる※2 攻撃毎に自身は氷血を受ける 1セッションに一度だけ「エーリヴァーガル」を使用できる※3 ※1 スタンや盗み等のダメージ放棄系の要件を満たさない、また武器修正値は攻撃にのみ適用される ※2 HP30/30に攻撃すれば27/27になるが、HP3/30に攻撃しても3/27になるだけなので注意 ※3 エーリヴァーガル 精神値攻撃範囲(武勇値抵抗・対象累積氷血補正ダメージ 詠唱時×2) {神学 上・下…一冊1000G(二冊所持) メトセラ教神父とキューグの司祭による信仰についての論争を書いた本。上下巻を一緒に買うと神学についての知識判定に+2。} {上等な干し肉…1500G 食料品 使用時にHPを3d6+5点回復する。 厳選された仔羊の肉と岩塩を使用した高級干し肉。 塩気だけでなく、噛み締めると肉の甘味がじわりと広がる。} {}…セッション中断中。他セッションで使用不能。 設定:おおよそ不良のような態度の青年。流浪のアークフィア神官。 神官服を着崩しており、浮世離れした容姿はそのまま彼の不安定な立場を示している。 白子族の血を僅かに引いており、肌は白く髪の色も薄い赤。 態度とは違い、根は極めて真面目。ただし、権力者や神官に対する疑念は深い。 ムギ +設定 名前:ムギ 性別:男 年齢 21(自己申告 職業:魔筋肉教の魔術師神官(自称 人種:巨人族 能力値:武勇9 機敏1 精神1 鉄腕武勇+2 戦闘以外+1 攻撃値:武勇14 機敏3 精神3 カジキマグロ/突(氷)打(氷)「突撃」使用:達成値+2 武勇15 機敏1 精神2 焔刃の大剣/切(火)「なぎ払い」使用:達成値+1 対竜族+1 防御値:武勇9 機敏3 精神1 HP:29 常備スキル:鉄腕 霊的視力 自己犠牲 神官の信用 魔力付与強化 応急手当 治療術 瞬間治療 消費スキル:突撃 魔力付与×2 商談 連続行動×2 威圧 不屈 転移魔法 治癒魔法 かまいたち 天啓 手業早業 血戦場 盾かざし チェックメイト 所持金:8040G 借金2000G 装備品:カジキマグロ 古代の胸当て 巨人のリストバンド チャンピオンベルト 「付与魔術師の奥義書」「手品教本」「風刃法」「神官技能書」「聖医の書上中」 「地形支配の書 地の巻」「アルソンの自叙伝」「戦術書4」「従軍僧侶の日記」 所持品: ネルソンの熱血 巨人族であれば2d20+3 精神範囲火属性の爆発物(敵味方識別不能)として所持することは可能です ただし火属性の攻撃により所持者が5点以上のダメージを受けた場合、1/2の確立で引火爆発します 演出的な威力は小船を吹き飛ばす程度とお考えください 焔刃の大剣 武器 25000G 武勇3機敏0精神0 切(火) 攻撃/精神(火)+1 対竜族+1「なぎ払い」使用:達成値+1 ※竜鋼が材料に使われており攻撃/対竜族+1の特殊効果がある。 ニョロの長老が若かりし頃、竜の塔下層の水泳大会『第853回ナムリス杯』で優勝した際に記念品としてもらったもの。 魔筋肉(日輪国の服の相当品 護符<<猪突猛進>> (8/10) リグラッド学院魔法研究科の試作品。 所持者は一瞬に全身全霊をかける事が出来るが、それ以降は脆弱になる両刃の剣 効果 突撃を発動した状態で攻撃したときの達成値+1。 突撃で動けない間のダメージ全て+1 [木星天の御魂] 売価5000G 装飾品 1セッションに1回、対象となるキャラクター1体を指定して武勇による対抗判定を行う。 これに勝利した場合、対象の隊列を最前列もしくは最後列にするか、飛行状態を解除することができます。 このスキルの使用に際し、行動は消費されません。 使用には威圧が必要であり、使用した際にはスキルは消費扱いとなります。 義眼として使用できる。 携帯念話装置『iPon』(残り1回) 売値:2500G スキル「念話」と同効果。ただし、2分の1の確率で失敗する。 失敗した場合、全く違う何処かの誰かに繋がるかもしれない。3回使うと壊れる。 相手の思考を読む際の補正は+5。 ~ 多機能マット『iMat』は発売未定になりました。 『転眼・右』『転眼・左』 装飾品 売値3000 転移魔法が秘められた左右一対の大蛇の瞳の結晶で真っ赤な月のように輝く石 貴方を対象にしたあらゆる結果を、適用前にもう一つの装備者に強制的に移し替えることができる 転移できるのは適用された結果のみであり(確定ダメージやスキルの影響など) この効果は1セッションに一度だけ、同一セッション内のPC間でのみ使用できる 雪結晶の鈴 非売品 持ち主の意思で破壊すると近くにいる所持者(半径50km)の鈴が共鳴、効果は一日) 『バッカスのスキットル』 売値2000 (中身入り) 銀で作られたスキットル、洒落た彫金が素敵な大人のアイテム 気付け薬(酒)を入れておくことができる その酒は聖水の効果を得る 愛の懐中時計 装飾品 売値1500G 一度だけ、武勇・機敏の切・突・斬属性の攻撃によって自分のHPが0以下になる場合に自動的に効果を発動する。 そのダメージを計算した後、所有者のHPを1だけ残し、この装飾品は破損し永久に失われる。 週刊-笑顔で生きる- 装飾品 10000G この装飾品は、セッション中に取り付けることはできない この装飾品を装備しているPCは、セッションの始めにこの装飾品の装備を宣言し、500Gを払うことで雑誌を購買しなければいけない。 (ただし、使いきりの「資産」の中から払うことはできない) もし払わない場合は、この装飾品は永久に失われる。 相手の攻撃や罠など、外部からのダメージが1である場合、そのダメージを無効にする。 ※ただし固定の1ダメージとかの場合はGM判断。 『影縫』 消耗品(射撃可) 3/3 売値1500 紫の絹に包まれて出てきた異国のナイフ 射程内の対象者の影(影の有無はGM判断)に突き刺すことで、強力な暗示により相手の移動を封じることができる。 成否は機敏での対抗判定。効果時間は3ターン。 約3回分の魔力が込められているが回収しない場合は紛失となる ※移動不可:戦闘中では、能動的な隊列の変更ができなくなる。 戦闘以外では、足が地面に束縛されて動けない状態として扱う 英雄補正薬(売値2500G) 1列目におり、HPが5以下である時のみ使用可能。 全能力値が+2する。この間自己犠牲とそれに付随する技能の効果は受けられなくなる。 使用後3ターン経つか、隊列移動をするか、HPが10以上になった時にこの効果は消える。 聖流石 消耗品 買値500 売値250 あらゆる液体を飲料水に浄化する石。一粒で樽一杯ほどの浄化が可能 テルルのチョコレートボンボン 非売品 小さな瓶の形をしたチョコレート中にいろんな薬品が入っているらしい HP1D6/2回復&上等な傷薬 くじびきストライク(奇数 1d10回復 偶数 1d6ダメージ) 『キャンディケイン(巳)』:妖精料理 / 500G 手番を消費して使用する。使用者のHPを2D6/2(端数切り上げ)即座に回復するが、以下の副作用がある。 出目が6ゾロだった場合、以後の判定での1ゾロを一度だけ6ゾロにする。 出目が1ゾロだった場合、以後の判定での6ゾロを一度だけ1ゾロにする。 上等な傷薬×2 マトック(8/10) 上等な鉄×1 鉄×4 獣皮×3 「これさえやれば必ずモテる! 必読百八の恋愛マナー!」フレーバー本 「ボディビルのポージングの教科書」フレーバー本 深緑色のマフラー プレゼント交換で貰った大切な物 魔法書:氷×2 経験点2(130)点 英雄点84点 『バリア1突破』 コネクション 魔術師ネレイズ・グレイブ ヴェレリア ソーニャ 設定 「魔力は筋肉に宿る」を信念としているどこにでもいる普通の魔術師。 魔術師を目指し日々修行(筋トレ)をしてたら、気付いたら周りは皆彼女持ち。 カジキマグロの「カー君」と共に出会いを求め旅に出て、現在に至る。 へたれ。 魔筋肉に宿っている気がする、神の幻聴を聞き自称神官に進化した。 興奮すると目が光る(霊的視力取得&常時使用 キャスバルさんの結社に入団した。 クリスマスの夜に一夜だけの悲しい恋をして、また一つ大人になった。 デネブからお金を借りてニョロから渡された剣を買い取った 魔筋肉商談術を編み出した リンディから護身術を習った 魔筋肉歩法術を編み出した 外見 身長は約280cm、強面で短髪の赤毛。 ガタイが良く何故かマッチョ。
https://w.atwiki.jp/sac39/pages/28.html
部品構造 大部品 矢神サク(強い舞踏子+海兵隊)(T20用) RD 184 評価値 12大部品 矢神サクについて RD 4 評価値 3部品 人物概要 部品 性格 部品 経歴 部品 家族のこと 大部品 職業 RD 92 評価値 11大部品 鍋の民 RD 23 評価値 7大部品 国民性 RD 5 評価値 3大部品 てづくりを好む RD 1 評価値 0部品 ものづくりへの意識 大部品 眼鏡に対する思い RD 1 評価値 0部品 眼鏡好きな嗜好 大部品 フレンドリー RD 3 評価値 2部品 隣人を愛する気持ち 部品 王猫様が大好き 部品 鍋友の心 大部品 南国で暮らす民 RD 3 評価値 2部品 南国由来の人種 部品 お日様を浴びて元気 部品 南国特有の服装 大部品 鍋からはじまる食への意識 RD 3 評価値 2部品 ソウルフード 部品 コミュニケーションツールとしての鍋 部品 食べる事が大好き 大部品 食べる文化 RD 3 評価値 2部品 命に対する感謝 部品 食葬について 部品 弔い方は個人による 大部品 鍋に関する大規模科学研究 RD 6 評価値 4部品 人の形質問題 部品 原因はアレルギー 部品 研究結果 部品 カテゴリーブック 部品 国民への理解と協力 部品 食意識の変化 大部品 食育 RD 3 評価値 2部品 食育に対する認識 部品 食育の効果による変化 部品 鍋の民の食育の継続的研究 大部品 強い舞踏子 RD 30 評価値 8大部品 鍋の国における舞踏子 RD 3 評価値 2部品 舞踏子という職名 部品 長期の訓練期間 部品 適正審査 大部品 強い舞踏子の強いについて RD 3 評価値 2部品 自ら戦える舞踏子 部品 コックピット外でも戦える理由 部品 舞踏子用の生身用戦闘訓練の導入 大部品 ボディについて RD 2 評価値 1部品 生身 部品 生身ボディで得る体験 大部品 衣装 RD 1 評価値 0部品 誓いと祈りと願いの衣装 大部品 理念 RD 2 評価値 1部品 舞踏子としての誓い 部品 国民の支援体制 大部品 操縦能力 RD 13 評価値 6部品 パイロット資格 部品 サブパイロットとしての操縦技能 大部品 操縦訓練と講義 RD 11 評価値 5部品 白兵戦訓練 部品 共和国共通I=開発国家としてのテストパイロット 部品 同乗者との共通訓練 部品 ハンドサインやモールス信号の講習会 部品 I=D連携訓練 部品 機体特性と装備に関する事前研修 部品 新型機体の慣らし訓練 部品 I=D・随伴歩兵の合同訓練 部品 各地形対応訓練 部品 戦闘区域別対応訓練 部品 サブパイロットとしての戦闘分析 大部品 特定対象に関する加護能力 RD 1 評価値 0部品 加護という名のやる気 大部品 福利厚生 RD 4 評価値 3部品 日々の食事 部品 定期的な健康診断 部品 精神を癒す環境作り 部品 慰安とストレス解消 大部品 その他のお仕事 RD 1 評価値 0部品 エースパイロットとしての後輩育成 大部品 海兵隊 RD 39 評価値 9大部品 海兵隊設立の目的 RD 2 評価値 1部品 鍋の国における海兵隊の位置づけ 部品 少数精鋭の選抜部隊 大部品 水上・海上でも活躍 RD 3 評価値 2部品 海上・海辺近隣の警備 部品 上陸・占領作戦 部品 水上活動能力 大部品 訓練期間と内容 RD 5 評価値 3部品 歩兵から選抜試験 部品 体力基礎トレーニング期間 部品 歩兵関連座学一般 部品 軍事的判断力養成訓練 部品 海兵隊に関する専門技能の訓練 大部品 独自の輸送手段 RD 1 評価値 0部品 輸送手段の詳細 大部品 手信号 RD 1 評価値 0部品 ハンドサイン 大部品 海兵隊で使用される数々の装備 RD 25 評価値 7大部品 標準装備 RD 2 評価値 1部品 戦闘服 部品 軍用グローブ 大部品 偵察や索敵装備 RD 2 評価値 1部品 偵察用双眼鏡 部品 偵察用ゴーグル 大部品 ガス対策装備 RD 1 評価値 0部品 ガスマスク 大部品 近距離武装 RD 4 評価値 3部品 海兵用アサルトライフル 部品 バナナマガジン式弾倉 部品 鍋の国仕様サブマシンガン 部品 手榴弾収納専用ホルダー 大部品 支援行動 RD 1 評価値 0部品 形状、色の違う手榴弾(計五種類) 大部品 中距離武装 RD 2 評価値 1部品 海兵隊のロゴマーク付きの自走榴弾砲 部品 迫撃砲 大部品 中距離発煙、照明弾 RD 1 評価値 0部品 牽引式の榴弾砲 大部品 無線 RD 1 評価値 0部品 歩兵用無線機 大部品 水上活動補佐 RD 2 評価値 1部品 船上活動服 部品 ライフジャケット 大部品 式典用 RD 1 評価値 0部品 海軍の制服と正装 大部品 防御 RD 1 評価値 0部品 ポットシールド 大部品 灯りとモールス信号 RD 1 評価値 0部品 専用フラッシュライト 大部品 応急処置 RD 1 評価値 0部品 衛生医療キット 大部品 非常食 RD 2 評価値 1部品 鍋レーション 部品 ボトル&ホルダー 大部品 塹壕 RD 1 評価値 0部品 軍用ショベル 大部品 サバイバル RD 2 評価値 1部品 サバイバルナイフ 部品 野営用装備一式 大部品 非番や休息 RD 2 評価値 1部品 日頃の疲れを癒す 部品 演習後の慰労会 大部品 持ち物 RD 16 評価値 6大部品 銀の結婚指輪(仮) RD 1 評価値 0部品 銀の結婚指輪について 大部品 ちりんの鍋 RD 9 評価値 5部品 富滋の土 部品 丹念な菊練りによる焼成後の結晶構造の均一化 部品 粘土に施した工夫による焼成後の緻密なガラス質構造 部品 加熱による遠赤外線効果 部品 鍋肌の表面構造 部品 特有の形状による効果 部品 すぐれた耐久性 部品 職人の魂がこもっている 部品 鍋を囲む効果 大部品 複合双眼鏡 RD 6 評価値 4部品 概要 部品 所持制限 部品 偵察 部品 FO(Forward Observer) 部品 暗視 部品 熱源探知 大部品 日課 RD 30 評価値 8大部品 長距離走の訓練 RD 30 評価値 8大部品 筋力トレーニング RD 5 評価値 3部品 筋トレの重要性 部品 怪我の予防 部品 フロントランジ 部品 腹筋・背筋 部品 腕立て伏せ 大部品 トレーニング前の準備 RD 2 評価値 1部品 準備運動の効果と重要性 部品 良好なコンディションを保つ 大部品 トレーニング方法 RD 5 評価値 3部品 インターバル走 部品 レペティション 部品 ペース走 部品 ジョグ 部品 ビルドアップ走 大部品 フォーム RD 6 評価値 4部品 正しいフォームの重要性について 部品 正しい姿勢を保つ練習 部品 足の出し方 部品 使う筋肉 部品 腕の振り方 部品 呼吸の仕方 大部品 走る際気を付けること RD 3 評価値 2部品 ペース配分 部品 ランナーズハイ 部品 クールダウン 大部品 道具 RD 5 評価値 3部品 靴 部品 帽子 部品 ワセリン 部品 動きやすい服 大部品 女性用 RD 1 評価値 0部品 スポーツブラ 大部品 食事 RD 3 評価値 2部品 走る前の食事 部品 水分の取り方 部品 エイド 大部品 流用実績部品(長距離走の訓練) RD 1 評価値 0部品 流用実績(長距離走の訓練) 大部品 技術 RD 42 評価値 9大部品 まあ待て落ち着け RD 22 評価値 7部品 思慮深い 部品 石橋を叩いて渡る 部品 質問・相談する習慣 部品 信頼できる相手を見極める 部品 背筋がぞわっとする 大部品 急げ馬よ RD 17 評価値 6大部品 急げ馬よの要点 RD 2 評価値 1部品 急げ馬よのあらまし 部品 急げ馬よの取得条件 大部品 馬術 RD 8 評価値 5部品 馬と心を通わせる 部品 乗り降り練習 部品 騎乗姿勢 部品 歩法の習得 部品 常歩 部品 速歩 部品 駈歩 部品 襲歩 大部品 長距離移動訓練 RD 5 評価値 3部品 長距離移動計画 部品 地図を読む 部品 越境の準備 部品 休憩・補給 部品 馬と野営 大部品 急げ馬よの陸路移動行為 RD 1 評価値 0部品 急げ馬よの陸路移動効果 大部品 急げ馬よの流用実績 RD 1 評価値 0部品 急げ馬よの流用者名簿 大部品 スコップアート RD 12 評価値 6部品 概要 部品 習得制限 大部品 野戦築城 RD 6 評価値 4部品 自陣構築、一夜城 部品 穴掘って塹壕にする 部品 土盛って土嚢つくる 部品 トラップ発動落とし穴 部品 敵陣超えて突入路 部品 みんな埋めてお片付け 大部品 習得への道 RD 4 評価値 3部品 道具へ敬意を払う 部品 穴を掘って埋める、穴を掘って埋める… 部品 工事計画は正確に 部品 コラボレーションへの理解 大部品 ハイヒール闘法 RD 8 評価値 5大部品 ハイヒール闘法とは RD 2 評価値 1部品 日常的な修行 部品 足技特化 大部品 近距離攻撃 RD 2 評価値 1部品 キック 部品 かかと落とし 大部品 中距離攻撃 RD 2 評価値 1部品 助走付き飛び蹴り 部品 ハイヒール投擲 大部品 回避と撤退 RD 2 評価値 1部品 回避 部品 撤退 部品定義 部品 人物概要 鍋の国に住んでいる南国人の女性。成人済み。既婚。ゆるく波打つ長い金髪に緑の瞳をしている。普段はワンピースを着用していることが多い。夫に貰った黄緑色のワンピースがお気に入り。家族構成は夫の矢神総一郎、双子の息子の銀一郎と銀二郎、さらに猫士のくー太と馬がいる。 部品 性格 穏やかで温厚な性格。少しぬけているところもあり、周囲の人間がフォローしたり本人から頼りに行く場面もよく見られる。真面目で責任感が強く何事も一生懸命取り組む。その分、失敗したときは後々までひどく落ち込んでしまうが、それを何度も繰り返しているうち、気持ちを切り替えて前に進もうとする心の変化も見られ始めている。弱者を守ろうとする性質があり子どもや傷付いた者をとっさに庇うことも。家事は割と好きらしく、身の回りの環境を整え暮らしを快適にしたり、工夫をすることに長けている。 部品 経歴 海法よけ藩国へ入国。理力使い、吏族、たまに参謀として出仕し働く。 T4:レンジャー連邦へ転藩。舞踏子、パイロット、整備士、魔術的舞踏子として働く。吏族や参謀へ出仕。 T9~:ヤガミと会い結婚。子を身籠り無事出産する。元気な双子の男の子だった。 T17:鍋の国へ転藩。元気な舞踏子、強い舞踏子、未来予知能力者2として働く。大法院へ出仕。 以降、現在に至る。 部品 家族のこと 夫は矢神総一郎。一番大事で最後まで一緒に居たい人。それなのに振り回してしまいがち。過去、酷く傷つけてしまった事をいまだに気にしている。もっと大事にしたいし喧嘩もしたいし関わっていきたい。 息子、銀一郎と銀二郎。とにかくカワイイ。大好き。もうすっかり成長して大きくなったのだから子離れしなければと思いながら、やっぱりカワイイと思っている。子ども達の成長が何よりの喜び。 猫士のくー太。迷宮を抜けた際に家族に迎えた猫士。背中はややブラウンのキジ柄で、鼻先~お腹から手足が白い雄猫。銀一郎がお迎えした猫士だが、可愛い家族の一員だと思っている。 馬。くー太と同じく、迷宮を抜けた際に家族に迎えた。くー太はサクが名付けたが、馬さんは銀一郎に名付けてもらいたいと思い帰りを待ちながら、大事に世話をしている。 部品 ものづくりへの意識 鍋の民はものづくりを好む民であり、自らの手で作業をつる事を好む。機械での作業も行うが、細かい部分、重要な部分は自らの手で一つ一つ丁寧に仕上げる、経験や技術力だけでなく、心を込めてつくるという事を大事にしている。 部品 眼鏡好きな嗜好 鍋の国の藩王は眼鏡が大好きな影響か、国民の眼鏡率も高いです。普通の眼鏡だけでなく、鼻眼鏡、サングラス、伊達眼鏡も認めている。眼鏡を愛用していない国民もそんな国民の眼鏡に対する愛を暖かく見守っている。 部品 隣人を愛する気持ち 鍋の国は鍋愛、眼鏡愛、王猫様愛、猫愛、恋人、友情と愛にあふれている。敵対するなら仕方ないが、できれば一緒に鍋を食べて共に同じ道を歩いて行きたい。しかし、愛を平穏を守る為には戦わなければならないなら戦う……人と猫が平和に暮らせる国を目指し、国の平穏を維持すべく日々を歩んでいるのだ。 部品 王猫様が大好き 鍋の国に王猫様が嫌いな人なんていません>< といわんばかり、鍋の民は王猫様が好きである。その影響か猫士も猫も好きである。猫が平和そうにしているのを見るとほっこりし、猫の話題から始まるコミュニケーションも得意です。 部品 鍋友の心 鍋友という言葉がある。古くから伝わる言葉で、ひとつの鍋をいっしょに食べればそれはもう友達というもので、国民には鍋友と略され呼ばれている。 部品 南国由来の人種 南国に由来する鍋の民は小麦色の肌にげんきな笑顔、金色の髪がキラキラと輝き、皆のびのびと生活している。 部品 お日様を浴びて元気 南国は太陽まぶしく、また太陽の光は身体を健康にしてくれる。鍋の民はおひさまの光を浴びて元気よく日々を暮らしています。 部品 南国特有の服装 鍋の国は南国であり、暑い。それゆえ基本的に薄着で生活しており、布地は少なく、見た目は涼しげそうな服装をしている。またアクセサリーとして金の輪っかをつけてる者も多い。 部品 ソウルフード 鍋の国のソウルフードは鍋である。自分用のマイ鍋を1つは持っており、鍋料理やご飯を食べる事が好きで食に対する興味が高めです。鍋料理を皆で囲み、一緒に食事をする事で楽しい食事の時間を共有する事が鍋の醍醐味の一つです。 部品 コミュニケーションツールとしての鍋 鍋の国の鍋はコミュニケーションツールである。街角を覗いてみるとあちらこちらで鍋を囲む人々。通りかかった知り合いがいれば鍋に誘う。祝い事、お祭り、景気づけ、悲しい時、携帯食、ピクニック……どんな時にも鍋を食べ、一緒に会話をするコミュニケーションの役割を担っているのである。 部品 食べる事が大好き 鍋の民は食事を日々のエネルギーを取るというだけの認識ではなく、大好きな事と認識している。食への好奇心が強い反面、命を頂いているという事を大切に考えており、普段の食事でも食べ物への感謝を忘れない。 部品 命に対する感謝 鍋の民は命をとても大切に思っている。普段食べている食べ物(植物由来や動物由来)にも、ありがとうの気持ちを忘れずに、ご飯をのこさずたべる、ということで感謝の気持ちを忘れない。 部品 食葬について 鍋の国には食葬という文化があった。亡くなった人を弔うために食べるという文化である。食べる事で繋がり、食べる事で受け継ぐという事であり、実際に記憶や能力をほんの少し受け継ぐ力があったのだ。受け継ぐことにより次世代へと繋がるという考え方である。 部品 弔い方は個人による 食べて弔うことについては、文化があるというだけで全員が全員ではなく、火葬や植物葬などを選ぶ民もいます。共通していえるのは、故人を思う心なのです。 部品 人の形質問題 人の形質から外れ、人として存在できないという問題があった。人ならざる力を持ち、人ならざる形を持つ者。完全に人から外れると受け継ぐべき人も想いも何も繋がらない、残らないという深刻な問題であった。 部品 原因はアレルギー 調査、研究の結果、形質問題は森国の砂と鍋の民の継承能力との相性、いわゆるアレルギーによるものだったことが判明。アレルギ―の症状としては鍋の民の継承能力に異常をきたし、食べたモノの形状や能力が、身体の形状や能力に現れるといったものであった。 部品 研究結果 アレルギーによる人の形質が外れる問題は鍋の国国民と森国の砂との相性だった。他国と鍋の国の食文化を調べ、栄養、食べ合わせ、食事と病の関係性の研究の結果、他国で食用されない食材を使わない、他国から見た一般的な食材を使った食事を摂り続ける事で人の形質が戻り、保てる事が判明した。また、他国で食用とされない食材、そして食材ですらないモノを使った食事を続けると人の形質から外れる可能性が高い事もわかったのである。 部品 カテゴリーブック 人の形質から外れるから鍋の国の食文化、伝統を変える……といっても反発必至。まずは食材を政府安全保証食材、通常食材、摂取量制限品、注意喚起品と四つのカテゴリーに分け、情報を周知。 部品 国民への理解と協力 食葬を続けた場合、形質が外れ受け継ぎが行われなくなるので食葬もできるだけ行わないようにと無理のない範囲で制限をかけ、子供を作る予定のある人は食べる以外の火葬や樹木葬を行うなど、国民に理解と協力を求めた。 部品 食意識の変化 カテゴリーブックで指定された食事を使った食育の為に小・中学校において食育科目が履修必須科目として導入、食育を充実した教科用図書の指定。民間においても各放送局でカテゴリーブックを意識した料理番組が作られ、レシピ本などもいくつも出版。今までの美味しい物を食べたい……だけではなく、安心安全も求めるようになったのである。 部品 食育に対する認識 今まで食べてきたものが食べられなくなる。しかし、次の世代へと想いや知識を受け継げない事はもっと困る。食生活の改善を段階的に進めた事もあり、食事制限という縛りではなく、安全で安心できる食材を使った新たな料理への挑戦として食育は認識されている。 部品 食育の効果による変化 今までの食葬での受け継ぐ方法ではなく、技術を、思いを、記憶を……教え、学び、伝えるという新たな継承方法を行う事となった。今までの継承のやり方ではなくとも、継承文化が無くなっても、想いを伝え、人と人の繋がりを大切にし、共に歩む。鍋の民の信念は変わらない。 部品 鍋の民の食育の継続的研究 食育の研究は終わらない。どのような場所、状況でもそれは変わらない。採取、生産できる食材の栄養やアレルギーの調査、研究を日々行い、カテゴリーブックの更新を行い、安心した生活を行えるよう日々研究は行われている。 部品 舞踏子という職名 鍋の国における舞踏子という名は人の名ではなくパイロットの名称の一つとして扱われる。舞踏子になるというのは名誉ある事であり、幾つもの実戦を乗り越え、幾重もの審査をくぐり抜けた者がなれる花形職業なのだ。 部品 長期の訓練期間 舞踏子になるにはまず藩立鍋野高校―通称鍋校のパイロット科を三年かけて卒業。その後、パイロットとして実績を重ね、一年が経過した後に舞踏子へ挑戦する事ができるようになる。 部品 適正審査 舞踏子の審査はいくつかの項目に分かれており、パイロットとしての実際の操縦技術はもちろんだが、状況判断能力、リーダーとしての統率能力なども求められる。また思想の調査や危険な思考を持っていないか? 人格面においてもパイロット向きかどうかのテストが行われる。最終的には面接が行われ、そこでパイロットとして、舞踏子としての覚悟が問われると言われている。 部品 自ら戦える舞踏子 強い舞踏子の強いは、言ってしまえば平手打ちができたりハイヒールキックをお見舞いできたり、いわゆるI=Dや機体が無くても多少戦える舞踏子的な、強いであった。 部品 コックピット外でも戦える理由 自ら戦えるといっても、暴力的なものではない。自らの身を守ったり、目の前の人を守る為には、コックピットに座っているだけでは救えないものもあることに気づき、戦う術を得ようとしたのだ。 部品 舞踏子用の生身用戦闘訓練の導入 それまでは機体操縦関係しか訓練は無かったが、強くなりたいという舞踏子の願いのもと、専用のカリキュラムが組まれて日々の訓練に導入された。少し女性用な内容になっているものの、体力や筋力向上のほか、実践も行われる。 部品 生身 強い舞踏子は義体の舞踏子とは違い、生身である。義体とは違い、生身でのパイロットとしての機体操縦関係や体力作りの日々の訓練は甘いものではなかったが、強い義体ではなく、物理域面で行ける場所も増える生身で、これまでよりも強くあることを選んだのである。 部品 生身ボディで得る体験 ご飯が美味しい、日差しが気持ち良い、身体を動かすと気持ち良い、日常生活でもコックピットでの操縦でも指先で感じとる、のびやかな動きができる、など、得られるものが多く、いまや鍋の国の舞踏子の間では生身が人気で主流である。 部品 誓いと祈りと願いの衣装 舞踏子の制服は太陽系総軍軍風であり、靴はハイヒール。これは夜明けの船の舞踏子へのリスペクトであり戦いの決意の衣装。あとハイヒールはおしゃれ。 また鍋の国特有な物として王猫様が換毛期の時に抜けた抜け毛を少しだけ編み込まれたガーターベルトがある。これは舞踏子達にとってはお守りでもあり、王猫様の願い(がんばって)と祈り(いきのこって)の象徴でもある。 王猫様の毛の入ったガーターベルトは鍋の国のエースである舞踏子だからこそ着用される事が許されており、他の者が抜け毛が編み込まれたガーターベルト着用は禁止されている。 変わりといってはなんだが、民間で使用される舞踏子のガーターベルトを模した商品にはお守りを入れる事ができるスペースがある。お守りの中身は猫の毛は入れられないので猫の写真、家族の写真な事が多い。 部品 舞踏子としての誓い 舞踏子という職名……それは同時に誰かの為の剣となり盾となる誓いである。ただのパイロットではなく、舞うように戦い、戦場を踏破し、国を守る決意を持った者を鍋の国では舞踏子と呼ぶ。 部品 国民の支援体制 鍋の国のエースパイロットでもあり、国を守る剣である舞踏子。I=Dを動かすにはパイロットだけではない。その陰には整備士、燃料や資源を確保、輸送、管理する者達の存在がある。国を守る舞踏子とそれを支える国民一人一人の働きがあってこそパイロットは動けるのだ。 部品 パイロット資格 I=DやRBだけでなく、水上艦船のパイロット能力を持っているぞ。パイロットとしての連携、操縦訓練は日々の賜物。 部品 サブパイロットとしての操縦技能 サブパイロットとしての汎用性が強み。パイロット能力におけるI=DやRB、水上艦船だけでなく、あらゆる種類の機体に搭乗可能。 部品 白兵戦訓練 舞踏子として強くなるために導入された白兵戦用の訓練カリキュラム。己の肉体については体力増強面以外ではI=Dとはあまり関係ないと思われがちだが、訓練の中で得た相手との距離感や咄嗟の判断力、反射神経を鍛えた事は、そのままI=D操縦での白兵戦でも活かすことができる部分があるのである。 部品 共和国共通I=開発国家としてのテストパイロット 鍋の国はアメショーをはじめとする共和国共通I=Dの開発国家である。I=Dの開発においてパイロットは欠かせない。舞踏子達は初期段階からテストパイロットとして開発に参加。パイロット側の意見による開発機体の改善だけでなく、機体を開発段階から知る事によりパイロットとしての機体熟練の糧にもなるのだ。 部品 同乗者との共通訓練 I=D操縦において、パイロット、コパイロットの意思疎通は重要な課題である。定期的に操縦訓練を行うだけでなく、コンビを組む相手を適度に交換して訓練。どのような相手とでも即座に連携ができるようにという理想を求めて日々訓練が行われている。 部品 ハンドサインやモールス信号の講習会 機体操縦時の他機との連携を重視する為に、I=Dの手を使ったハンドサインや光によるモールス信号受信による連携を行う為の講習会がが行われた。 ハンドサインやモールス信号は鍋の国にある海兵隊と協力して教わった。これはI=D同士の連携、I=Dと歩兵の連携の際に必要な重要科目である。通信が途絶した時や傍受される可能性がある時などの非常時を想定した講習会である。 部品 I=D連携訓練 I=Dの操縦において同じ機体間のパイロット、コパイロット同士の連携だけでは終わらない。同時に出撃しているI=D同時の連携も必要である。二機編成、三機編成などの戦術が検討され、実際に訓練を行い問題点を洗い出し、また訓練を行い洗練された連携戦闘術を磨き続けたのである。 ハンドサインで独自の連携パターンのサインを作り、目視での連携も可能なように訓練が行われた 部品 機体特性と装備に関する事前研修 パイロットは訓練だけでなく、機体についても知らなくてはならない。機体の特性や武装の特徴などを開発メンバーや整備士を講師とし、事前研修を行い、訓練を行う。新型機や武装の導入、アップデートにより一部性能が改良された時などには必ず研修が行われた。 部品 新型機体の慣らし訓練 鍋の国に新型機体が受領された際には慣らし訓練を行う。出撃する可能性のある舞踏子達はあらかじめ受けた事前研修とマニュアルにそって機体を動かし基本に忠実に動かし、慣らし運転を最初に行い機体の癖を掴むのだ。 鍋の国が開発したI=Dの場合はテストパイロットの経験があるとはいえ、もう一度一から覚えるような気持ちで抜けのないように確認し、操縦する。 鍋の国以外が開発したI=Dの場合は何もかもが初めてなのでしっかりとマニュアルを読み基本的な操縦を確認、終了後に皆の操縦に対する感想、マニュアル外の事、注意点、検討などを行う検討会を行い、機体を知る。 部品 I=D・随伴歩兵の合同訓練 それぞれ異なる視野や機動性を持つI=Dと歩兵が、互いの長所だけを生かし、短所を相殺するべく、連携を取る訓練イベント。兵科をまたいでの実施になるため、通常の訓練よりは機会が少ない。 また、予め海兵隊が使うハンドサインや武装などを学んでおき、理解した上で訓練を行い、検討会において問題点を洗い出して再び訓練を行う。同じ鍋の守り手として協力して守れるように努力は惜しまない。 部品 各地形対応訓練 森林、沼地、砂漠など、世界には様々な地形がある。同じ気候圏の中でさえ地域差があり、また、全く同じ地形などはそうそうない。可能な限り、それらの多様な地形に対応できるよう、要素の詰まった再現環境下で訓練が行われた。 部品 戦闘区域別対応訓練 戦闘区域、具体的には水中戦、空中戦、宇宙戦、低重力戦といった戦闘状況における戦闘に対応できるように訓練が行われた。今後の戦いを想定し、それぞれのフィールドにおける奇襲、防衛、機動防御などいくつかのシチュエーションに沿った模擬線を行い、対応訓練とした。 部品 サブパイロットとしての戦闘分析 鍋の国のI=Dは代々三人乗りが定着している。そんな中、パイロット視点でのI=D操縦の動き、コパイロット1とコパイロット2の視点では意見が変わってくる。 特にサイベリアン以降、コパイ1が射撃、コパイ2が戦場把握、指示と役目が分けられた事により三つの視点から操縦内容を分析できるようになった。訓練でパイロット、コパイ両方の経験をする。 その上で訓練に対する操縦の検討会を毎訓練の度に機体搭乗者同士で行う。うまくいった事、ダメだった事、今後の課題……。そして全体の検討会に出席し、異見を統合、重要な案件があれば訓練項目に追加するなど全体にフィードバックしていく。 部品 加護という名のやる気 舞踏子や元気な舞踏子は、ヤガミ、ドランジ、アキを帯同している間は加護を与えられるという。そして強い舞踏子は、相手を守りたいという気持ちの強さから自身が戦う力もつけたことで、強くなれるのだ!特に不思議な力ではなく、やる気が出ることで強さに繋がるというもので、大事な人が近くにいると、大事な人が共にいるからこそ、守りたい者がいるからこそ強くなれるという想いのちからである。 部品 日々の食事 舞踏子達の日々の食事は栄養管理はもちろん、舞踏子としての特訓の欠かせないエネルギー。日々の鍛錬と食事はもちろん、舞踏子同士のコミュニケーションの場でもあります。その場を提供する料理に求められるのは美味しい事。訓練で欠いた塩分補給などサポートは充実。 部品 定期的な健康診断 舞踏子には鍋の国の女医による定期健診が行われています。職業的な危険性の高い項目の健診を加えて異常の早期発見を目指し、健康をささえています。 部品 精神を癒す環境作り パイロットとしての生活は知らず知らずのうちに疲れが貯まる。戦闘が長引けば、被害が増えれば……気づかないうちに疲労、ストレスは蓄積されるのだ。鍋の国はカウンセラーを雇い、そんな彼女達の心身を含めた健康の対応を行っている。 またアロマセラピーやアニマルセラピー、マッサージなどを行っており、エースパイロットにはエースらしく相応の環境を作る事に心がけている。 部品 慰安とストレス解消 日々の疲れを癒し、ストレスを解消する為に慰安旅行やレクリエーション、食事会にビンゴ大会など定期的にイベントが行われています。ストレスだけでなく、パイロット達の交流の場とし、共に戦場を駆け抜ける戦友とのコミュニケーションの場としても機能している。 部品 エースパイロットとしての後輩育成 強い舞踏子は鍋の国のパイロット達の憧れのエースパイロットである。舞踏子達は時折、母校である鍋鍋野高校パイロット科を訪れ、パイロットとしての講演会や模擬戦、シミュレーション訓練などに参加し、鍋の国を守るパイロットとはこうあるべきという姿を後輩達に技術で見せ、激励するのだ。 部品 鍋の国における海兵隊の位置づけ 鍋の国の海兵隊は、国の法律に基づき、歩兵戦力を高め、国防目的で設立された歩兵部隊である。国や国民を守りたいという思いが第一にある。勿論海兵隊と呼ばれるにあたり、国益の維持や確保をするための緊急展開部隊としても行動が可能である。 部品 少数精鋭の選抜部隊 海兵隊は鍋の国歩兵の中から少数精鋭の部隊として選抜された。少人数でありながら歩兵としての戦闘や哨戒、特に上陸作戦や早期展開により相手の出端をくじき殲滅する事ができる……さらに輸送手段も持ち、相応の硬さ、装甲を持つ事を求められた。 部品 海上・海辺近隣の警備 鍋の国は島国のため、外敵は基本海か空からやってくる。海兵隊は海上や海辺の警戒および警備の任につくこととなった。 部品 上陸・占領作戦 海から敵地などでへ上陸・揚陸・占領作戦を行うなどを得意とするのが海兵隊である。有事の際の上陸・占領作戦を得意とする部隊の保有は近隣諸国への威圧とみなされないか? と周辺国に確認したところ悪感情はなく、むしろ警備部隊としての役割に歓迎された。鍋の国の海兵隊が占領作戦を行う時は、いつだって大切なものを取り戻したり、大事なものを守るときなのだ。 部品 水上活動能力 海兵隊はその名の通り、海に関する訓練も行っている。水上での任務も多く、いわゆる古式泳法もマスターしている。海難救助隊ほど専門的ではないが、海での人助けも心得がある。 部品 歩兵から選抜試験 海兵隊は鍋の国歩兵で下記の条件を満たした者から選ばれる。 歩兵訓練期間二年以上経過の者、歩兵訓練基本課程を終了している者、試験者には模擬訓練とした上での海兵隊選抜試験で耐久力、精神力テストを行い、試験に合格した者。思想、素行調査を行い問題のなかった者。そして後日の面接で教官が認めた者である。 部品 体力基礎トレーニング期間 歩兵にとっての体力は重要不可欠である。戦場で最後まで立っているのは体力のある者である。 体力トレーニングとして短距離走、長距離走はもちろん、歩兵フル装備に相当する重量を背負った状態での行軍訓練などを海兵隊に所属してからも半年は行う。この間は試行期間である。 部品 歩兵関連座学一般 軍事、特に歩兵部隊運用にかかわる各種知識を座学にて教育される。海兵隊は少人数でありながら輸送手段、火砲が充実している為の各種装備についての知識や部隊展開の理論や戦術への理解などを行う。 部品 軍事的判断力養成訓練 知識だけではなく、兵士としての考え方も教導されている。まずもって『人を撃って殺す』事をしなければならない事も多いのが兵士であり、 そうでなくても死の恐怖にさらされながら行動する機会は多い。 これらに耐えるための思考形態、精神への負担を軽くする思考の切り替えトレーニングなど、精神面への教育もかなり力を入れて行われている。 兵士が恐怖を和らげるために薬物を使う事などが起きないためにも、メンタルダメージを抑える手段は必要だった。 部品 海兵隊に関する専門技能の訓練 体力トレーニングの過程終了後は引き続き体力トレーニングも行われるが、いよいよ海兵隊としての訓練が始まる。分解掃除などの装備の整備から輸送機の運転技術、海兵独自の戦術、防御陣形の研究と実践。模擬戦などが行われる。 装備の更新、新技術の導入、自らの技術を洗練させるなど、訓練は終わらない。 部品 輸送手段の詳細 海兵隊は独自に輸送手段を持っている。空軍や海軍の他部隊とは別に独自で輸送船や航空機を保有、これらは主に必要に応じて緊急展開や上陸作戦を行うために使用され、兵員輸送艦や強襲揚陸艦、輸送ヘリ(キャットバスケット)などが運用されている。 海兵隊の今後としてはそういった専門の兵科の育成が求められる事になるであろう。 部品 ハンドサイン 海兵隊独自のハンドサインを採用。連携、連絡手段として使用している。通信機を使えない時、音を極力出したくない時に使う。 部品 戦闘服 海兵隊は陸上での戦闘を行うため、陸軍と同様の迷彩柄の戦闘服を着用する必要がある。 装備一式はヘルメット・上衣・弾帯・カーゴパンツ・半長靴が一揃いで一般的な任務での戦闘装備となる。 任務に応じ、これらに更に装甲増強として防弾チョッキ・増加装甲パット・強化盾を装備。なお、背中には身を隠す際に木の枝などを取り付けるための部位がある。 南国で蒸し暑い鍋の国らしく、長時間着用しかつ長袖である戦闘服に対しての改善には余念がない。暑さによる体力消耗、不快感によるストレスが減れば減るほど戦闘可能時間が長くなるためである。 国の機関により通気性と防刃・防弾性のを併せ持つ素材の開発や、気化熱を利用して量を得る構造の開発など、年々改良が施されている。 部品 軍用グローブ 防腐、防火、耐刃、摩耗防止など丈夫で長持ちな海兵隊グローブ。着用状態でも銃火器が使えるように作られている。標準タイプのグローブタイプ、ナックルガード付きの物、オープンフィンガーグローブなどがあり、各種任務によって使い分けられている。 部品 偵察用双眼鏡 海兵隊が発足した時に改良された双眼鏡。熱源を視覚化する暗視機能や望遠機能、ミル入りで相手の大きさ、距離も測れる。防水加工。偵察ゴーグルの方が性能が多岐に渡るが、ヘルメットを装備できない。それに対し双眼鏡は背嚢に収納できるので適材適所で使用された。 部品 偵察用ゴーグル 鍋の国の海兵隊以前の歩兵が偵察時に使っていたゴーグル。熱源を視覚化する暗視機能や望遠機能、小型カメラとしての写真の機能に無線機機能までついたお得なゴーグル。 ただし、海兵隊になってからは正面突破の装甲力や機動防御が重要視されつつある中、コンバットヘルメットと併用できない偵察用ゴーグルの出番は減った。それでも特殊任務の際には出番である。 部品 ガスマスク 外気を遮断し、毒ガス等の有害なモノやにおいなどを遮断するマスク。迷彩ヘルメットと併用できるように作られている。偵察ゴーグル使用時は外してから使う。 鍋の国は眼鏡を着用してる者も多い為、各個人装備は着用者を想定して装備。眼鏡着用者の場合は眼鏡をつけたまま装備できるようにカスタマイズされている。 部品 海兵用アサルトライフル 鍋の国の歩兵に支給される軍用のアサルトライフル。中距離での射撃戦を行うことができる。海兵隊装備は厳重な管理のもとに置かれているので一般人が手には入れる事は不可能。共和国共通規格のモノを使用しているので弾薬の互換性あり。オプション装備としてサイレンサー、サイト、バナナマガジン式弾倉をそれぞれ1つずつ装着できる。オプションは任務状況によって付け替える。 両手で保持して射撃する必要があるため両手を使っても1丁しか使用できない。 サイトは狙撃を想定した赤外線レーザーを使用したレーザーサイトを採用。 サイレンサーは発射音を軽減できるので標準装備している事が多い。また、音を抑える事で人質救出作戦の際に人質の聴覚を守る……などの効果も期待できるのでそういった作戦時には必須装備。 部品 バナナマガジン式弾倉 海兵隊のアサルトライフル専用のバナナマガジン式弾倉。弾薬を30発格納。バナナ型ではあるが、単独で持ち運びする際にはボックス可が可能。アサルトライフルにはつねに一つしか装備できないが、弾がなくなれば使い道がなくなる為、予備としていくつも持って行くのが基本。 部品 鍋の国仕様サブマシンガン 鍋の国仕様サブマシンガン。9.2mm拳銃弾。装弾数80。消焔器器が標準装備として付いている。近距離戦闘時に使用。慣れていない人間は片手で持つと危ない。海兵隊は体力筋力のトレーニングの結果、片手で運用できるようになれば一人前という認識。もっとも命中率に期待するなら両手持ち推奨。 部品 手榴弾収納専用ホルダー 鍋の国所属の歩兵、海兵隊が装備する標準装備。装弾数4。ホルダーには各種手榴弾を装弾できるので任務に応じて装備の変更がされる。手榴弾は鍋の軍で厳重に管理されており、使用の際にも事故防止として薬品により銃弾の流れ弾程度では爆発しない、テープで固定してるので簡単には取れないようにするなど安全面も重視している。 ホルダーには糸も付随しており、手榴弾の安全ピンと組み合わせる事でブービートラップとして使用する事も可能である。 部品 形状、色の違う手榴弾(計五種類) 手榴弾は持ち出されないように軍で厳しく管理している。使用の際にも銃弾の流れ弾程度では爆発しないように薬品使用。テープで固定するなどの安全面も考慮している。 手榴弾の種類としては破片飛散型の破片手榴弾、爆音閃光手榴弾(いわゆるスタングレネード)、発煙弾、催涙弾、焼夷手榴弾が用意されており、任務に応じて持ち替える事ができる。標準装備としては破片手榴弾1、爆音閃光手榴弾1、発煙弾1、焼夷手榴弾1がスタンダード。 手榴弾は持った時の形状やデコボコ感や色が違う事により区別しており、熟練した兵士は持つ時の感触で使い分ける事ができる。 部品 海兵隊のロゴマーク付きの自走榴弾砲 鍋の国の自走砲。輸送の問題があるので主に自国での迎撃に使用する事を想定して開発された。 鍋の国には弾着観測兵がいないが、I=Dの通信を併用する事により、敵の位置を測定し、攻撃するなど今後の戦術が期待されている。 部品 迫撃砲 鍋の国では個人装備に軽迫撃砲、隊装備として中迫撃砲を採用。他の火砲よりも比較的軽量、小型な為、使い勝手がよい。榴弾以外に発煙弾、照明弾破片榴弾や焼夷弾も開発。軽迫撃砲は個人装備として運用している為、連絡やのろし、簡易証明などの攻撃以外の用途や単独任務での使用も考えられて開発された。 部品 牽引式の榴弾砲 遠距離の地上目標を攻撃する為の火砲の一つ。海兵隊の輸送能力での空輸の利便性を考慮した結果、牽引式を採用した。榴弾だけでなく、発煙弾、照明弾、破片榴弾、焼夷弾もあり。 部品 歩兵用無線機 短距離通信が可能な無線機。鍋の国の歩兵が発足された頃からデザインは大きくは変わっていない。偵察を重視するようになった時に上位無線機である偵察用ゴーグルに取って代われる。が、頭に装備するあちらと違いこちらは手で持ち運び可能、背嚢にでも入れておけば予備としても使えるし、ヘルメットと併用できない偵察用ゴーグルとは別の使い方ができるとの事で使い道は残った。 部品 船上活動服 海軍としての装備品であり、白いセーラー服と作業着として水色のシャツが存在し、選択して着用することが出来る。 丈が短く襟ぐりが広いため風通しがよく、また海におちたときにもすぐ服を破り泳ぎやすくすることが出来る。 主として海軍所属の猫士や若年の訓練生が好んで着用する傾向がある。 ちなみにこの服は脇にファスナーがついており、腕を先に通してかぶるように着用するため、前ボタン式の作業着より着用が楽である。 部品 ライフジャケット ライフジャケットつまり、救命胴衣である。ベスト状の着衣で、海上に落下した際に着用者の体を上向きに保ち、頭を水面上に露出させるための浮力をえるパーツが配置。 使用する際に圧縮空気で膨らませる膨張式が最少されており、有事の際には胸部に取り付けられた小型のボンベを作動させ浮力を得る。 海上で目立つように黄色、戦闘服とともに着用しても目立たないオリーブカラーなど、用途に合わせていくつかのカラーパターンが存在する。 任務の性質上、長期にわたって海上を漂流する可能性もあるため、ジャケット内には携帯食料・水・小型の発信機などが備えられている。 部品 海軍の制服と正装 海軍の制服。ダブルのスーツ、シングルのスーツも用意されている。いわゆる一般的な海軍の制服とそれ程大きくは変わらない。もちろん正装もある。 部品 ポットシールド いわゆるライオットシールドの事。鍋の国の平和を守る為の盾という事でポットシールドという名称がついている。 鍋の国の警官の標準装備でもあるが、海兵隊においても採用されている透明かつ、軽量の金属性の盾。 暴徒鎮圧等に使われるが、拳銃などの貫通力が低い弾丸、投擲物などから身を守る為に海兵隊でも使用されている。 警察、海兵隊が使用するという事で厳格な管理がされており、一般人が入手するのはまず不可能。 部品 専用フラッシュライト 海兵隊で運用する為に専用に作られた懐中電灯です。ライトの光量、照射範囲の変更が可能で完全防水。水中でも使える優れものです。調整して目つぶしに使う事もできますが、悪天候の中、光で合図を取るというような使い方も想定しており、耐久性、持久性にも優れています。またモールス信号を使った無線、音を出さない連絡手段としても使われます。 部品 衛生医療キット 緊急時に使う医療キット。 家庭で使うようなガーゼ、消毒液、バンドエイド、ハサミ、湿布、三角巾、針などの基本的な物もあれば、人工呼吸器、手袋、痛み止め、止血帯、エアウェイ、緊急外傷包帯、カテーテル、サムスプリント、チェストシールといった物、油性ペン(戦場での症状メモ用)といった物までがコンパクトに収められたカバン。 部品 鍋レーション 残念な事に鍋料理を楽しむ事ができない時などの非情用の簡易レーションです。そのままでも食べれますが、鍋の中に入れて煮込む事により簡易鍋として楽しめるレーションもあります。歩兵活動中の貴重なエネルギー補給の源です。 部品 ボトル&ホルダー 水が入った水筒。付属した小物入れには塩系タブレットが収納されており、レーションを取れない非常時にも水と塩の補給が可能。 部品 軍用ショベル 主に塹壕を掘るために使用するショベル。折りたたみなどはできないが、柄と刃に分離して持ち運ぶ事ができる。柄にセットする際に向きを変えてクワのように使う事も可能。 部品 サバイバルナイフ 白兵戦時に使用できるナイフ。本来の使い方はサバイバル時を想定している。金属を切断できる鋸刃がついており、ナイフにはコンテナ、格納可能な部分があり、そこに医薬品や釣り糸、針などが収納されている。 サバイバル用のナイフなので基本、装備は一人一本。ナイフを両手で二刀流ができないわけではないが他の装備を考えると非現実的。 部品 野営用装備一式 小型テント、寝袋、小鍋(フタが皿やフライパンにできる)カトラリー三種、火口箱、水袋などがコンパクトに収められたカバン。 部品 日頃の疲れを癒す 過ごし方は個人によって様々。睡眠にあてたり、同僚や家族や恋人とご飯を食べたり、趣味に勤しんだり、自らが守っている日常を実感し、また満喫するのです。 部品 演習後の慰労会 特に大規模な演習や訓練があった後は、部隊としての連携力だけではなく人としてのコミュニケーション能力も大事ということで、慰労会が開かれる。参加は自由となっており強制ではないため、疲れていたら寝に帰っても問題ない。慰労会ではケータリングをつまみながら、部隊内や合同訓練先の人と、日常的な他愛のない世間話や、子供や猫などの写真を見せ合いっこしたりと、和気藹々としたものである。勿論ハメを外しすぎない程度に楽しもう。当然機密事項をもらしてはいけない。 部品 銀の結婚指輪について 矢神総一郎から矢神サクへ贈られた結婚指輪。もちろん夫も同じものをつけている。仮とついているのは、この銀色の指輪の名称が不明だったため。いつか教えてもらいたいと思いながら、肌身離さずとてもとても大事にしている。 部品 富滋の土 鍋山沼沢から産出される粘土質土壌である。ちりんの鍋を開発した職人鍋川菊次郎により、富滋の土と名付けられた。含んだ微量鉱物のためか、生地色が濃い褐色。扱いが難しく、火の温度管理も微妙だが、焼くと固く、それでいて柔らかな手触りを生む。その扱いづらさについては 「俺はこんな頑固な土を、今までみたことがない」と開発に協力した鍋原白乃進が弱音を吐く程である。しかしこの土を使う事により耐久性に優れていて、美味しく具材を煮る事ができる鍋ができるのである。 部品 丹念な菊練りによる焼成後の結晶構造の均一化 ちりんの鍋は、熟練の職人の技とおしまぬ手間によって作られている。粘土の密度を高める為に、丹念に菊練りという粘土を練り合わせる作業を行うが、これが鍋の強度にも寄与している。量産を行う工場でも熟練工がこの菊練りの作業を監督し、品質を守っている。 部品 粘土に施した工夫による焼成後の緻密なガラス質構造 鍋山沼沢に茂っている草と根を特有の配合で混ぜ合わせ桶で寝かせる事2週間。この手間がなければちりんの鍋は焼成に成功しなかった。菊次郎と白乃進という2人の名匠が実験を重ねて辿りついた工程であり、この手間により硅素のガラス質の粘りを上げ、扱いの難しい富滋の土を鍋の形に完成せしめるのである。焼成後の緻密なガラス質構造が耐久性にも寄与している。この配合は量産品にも取り入れられている。 部品 加熱による遠赤外線効果 ちりんの鍋の素材を化学的に分析した所によれば、ミネラルの主成分カオリンに加え、アルミナの含有率が通常の粘土よりも高く、成型・焼成後、加熱することにより多くの遠赤外線を鍋内に放射する。この遠赤外線により食材を効率よく加熱することができ、うまみ成分の消失を最低限に抑え、食材が持つ旨味を十分に引き出すことが可能となった。 部品 鍋肌の表面構造 また、鍋肌の表面構造により加熱時の泡立ちが細かいため、味の浸透、出汁への溶出のバランスが良く、また煮崩れが少ない。またよくだし汁を対流させ、具材の火の通りを均一にする効果がある。 部品 特有の形状による効果 蓋の重量及び形状が良く、食材や出汁から出る水蒸気が鍋内でランダムな対流を起こし食材を均一に加熱することにも役を買っている。計算された気孔形状は適度な水蒸気を鍋外に逃し吹きこぼれを防ぐものの、旨味成分や香りの流出を最小限に抑えている。 部品 すぐれた耐久性 アルミナ含有率の高さにより、通常の鍋より強度が高く耐衝撃性に優れている。また耐火温度も上がり、コークスなどの使用にも耐えうる。この事により災害などの避難時に頭に被る事で、衝撃から頭部を守る事ができる。ただし鍋で防げる程度の物理的傷害に限り、もちろん衝撃が大きいと壊れてしまう。 部品 職人の魂がこもっている ちりんの鍋は、鍋職人鍋川菊次郎が病身にあった息子・啓介が自身が焼いた鍋でつくった料理を食べ、自然に笑みをこぼしたのを見て、自らが作った鍋で人々が笑顔になって欲しいという願いから開発された鍋である。「俺が出来ることは鍋を作ることだけだが、それでも人に笑顔を分け与えることができる。たとえほんの一時の幸せでも、無いよりはずっといい。」そう思ったと菊次郎は当時を振り返り動機を語った。 苦節2年の時を経て、化学的見識に強い鍋原白乃進の助けも得ながら、努力を重ねて完成させた鍋である。それにも関らず鍋川菊次郎は利益を二の次として、子供や病気の者に優先的に、そして広く鍋の国に行き渡る事を願った。 現在では、菊次郎の意志を汲んだ政府の政策により、鍋職人組合とメーカーとが協力して手の届きやすい価格帯で量産されているものの、この魂は受け継がれ「ちりんの鍋」はその品質が守られている。 部品 鍋を囲む効果 ちりんの鍋は食材を美味しく料理できる調理器具であるが、「鍋」は家族や仲間と囲んで食べるのが一般的である。1人で食べても美味しいが、誰かと一緒に食べた時より美味しく感じた事はないだろうか。一気に大量に作ると美味しい料理というのは存在するが、食べる人の気持ちにも変化があるのだろう。美味しいものを「美味しい」と言いながらみんなで食べると、より美味しく感じられるし、仲良くなれる気がする。「同じ釜の飯」という言葉があるが、同じ鍋をみんなで囲む効果である。それを知っている鍋の国の民は、お腹が空いている人、1人でいる人に「一緒に鍋を食べよう」と声をかける。悪い事をする人には色んな事情や背景があるだろうが、この「一緒に鍋を食べよう」で少なくとも空腹や孤独が原因で感情が高ぶっている人や、魔がさしてしまった人には効果があるといいな、と鍋を作る職人は願っている。 部品 概要 迷宮競技会のB50到達リザルトで手に入れた双眼鏡である。普通の視界のほか暗視や熱源探知など多機能な双眼鏡であり、一般販売はされていない。 部品 所持制限 複合双眼鏡は迷宮競技会のB50リザルトアイテムとして入手したプレイヤーかその後の交換会で手に入れたプレイヤーのみが所持することができる。 部品 偵察 複合双眼鏡は高い倍率と様々な状況に対応した機能により利用者に高い偵察能力を与える。夜間でも暗視能力により視界を確保でき、また熱源感知により隠れている対象を発見する状況にも優れた性能を発揮する。 部品 FO(Forward Observer) 複合双眼鏡は砲撃の観測においても高い性能を発揮する。多機能による高い視界確保性能は夜間や悪天候下においても敵陣と着弾地点の観測を成功させ、砲撃能力を有効に機能させることができる。 部品 暗視 複合双眼鏡には暗視機能が組み込まれており、光源の確保が難しい状況下でも視界の確保を行うことができる。双眼鏡の望遠機能と合わせて夜間の偵察活動において高い性能を発揮する。 部品 熱源探知 複合双眼鏡には熱源探知機能が組み込まれており、生物や火器の温度を使った追跡・索敵に高い性能を発揮する。 部品 筋トレの重要性 ランナーに太い筋肉は必要ないと考えられがちだが、長時間良いフォームを保つためには筋力トレーニングが必要不可欠である。 部品 怪我の予防 走るのに適切な姿勢を保つ他、継続的に筋力トレーニングを行うことで基礎体力がつき、怪我の予防にもつながる。 部品 フロントランジ 太腿、ハムストリングス、大殿筋を中心に鍛える。この際上体をまっすぐ保つことで、全身の筋力を強化できる。 部品 腹筋・背筋 ゆっくりと行うことで体幹の筋肉が鍛えられ、適切な姿勢を保つことができるようになる。大きく息を吸って吐きながら行うこと。 部品 腕立て伏せ 腕をしっかりと振るために腕・肩の筋力を鍛える。きつくて続かない女性などは最初は膝をついた上状態で行っても良い。 部品 準備運動の効果と重要性 怪我を防ぐ、体をあたためる等の効果がある。トレーニングの効果にも差が出るため丁寧に行うこと。全身の筋肉を気持ちいいくらいの強度でよく伸ばし、ほぐす。 部品 良好なコンディションを保つ 疲労を溜めないことがランナーには重要である。すなわち、睡眠時間を十分に取りトレーニング後は整理体操等をかかさず行うこと。 部品 インターバル走 数本の疾走区間の間に小休憩を挟む練習方。非常に効果が高いが疲労もたまるため、終わったらしっかりと休憩をとること。 部品 レペティション インターバル走より1本1本の強度を高め、休憩を長くとるトレーニング。効果としてはインターバルと同じ。 部品 ペース走 一定のペースで走るトレーニング。トラックなど決まった距離を延々同じペースで刻むことで適切なペースを体に教え込む。 部品 ジョグ 一キロ5分以上のペースでゆっくりと長い距離を走りこむ。もっとも手軽で一般的な練習方法。毎日継続するのが大事。 部品 ビルドアップ走 最初はゆっくり、徐々にペースをあげていき、ラストでラップを刻みゴールするという練習方法。疲労の溜まり方もマイルドで効果が高い。 部品 正しいフォームの重要性について 長距離を走る際正しいフォームを保つことはスピードを上げるだけでなく怪我の予防にも繋がり、疲労度にも大きく影響する。 部品 正しい姿勢を保つ練習 走る際は真上から頭を吊られているような感覚で少し顎を引き、背筋を伸ばし、腹筋にやや力をこめるイメージで。視線はまっすぐ前へ。 部品 足の出し方 走る際の足は一本の線の上を走るような感覚でまっすぐ前に出す。普段から線の上を走って感覚を掴むと良い。 部品 使う筋肉 小さい筋肉(足首、すねなど)を酷使すると故障の元になる。太腿や尻などのなるべく大きな筋肉を使い、体幹を意識して体を動かすこと。 部品 腕の振り方 小指と薬指を軽く握り、真後ろに引く。腕をしっかりと振ることで余計なエネルギーの流出を抑えることができる。 部品 呼吸の仕方 ペースによって呼吸を変える。スローペースで走る時には4回吸って4回吐く。ミドルペースの際には基本の2回吸って2回吐く。更にスピードを上げる場合は2回吸って1回吐くと良い。 部品 ペース配分 走る距離によってペース配分を考えながら走る。長距離を走る場合は10キロ過ぎあたりで気持ち良くなってペースがあがりがちだがぐっと堪えること。 部品 ランナーズハイ 走ることによって脳内物質が出てテンションがあがり、疲労を感じにくくなる。しかし疲労は確実に蓄積するため、惑わされず冷静さとペースを保つことが必要となる。 部品 クールダウン 長距離を走った後は筋肉がダメージを受けているため、ゆっくりと整理体操や軽いジョギングをして筋肉をほぐすこと。 部品 靴 基本的に紐靴。履き比べて自分の足に合ったものを選ぶこと。また、長距離を走る前に履きならしておくのが望ましい。 部品 帽子 つばの広いキャップが良い。風で飛ばないようなサイズのものを選ぶこと。太陽光をさえぎる他、汗が目に入るのを防ぐ。小雨の際にも役に立つ。 部品 ワセリン 服と肌が触れる部分などに塗ることで長距離走った際の擦れを予防できる。下着と肌の境目あたりにも塗っておくと良い。 部品 動きやすい服 気温に適したもの、また、肌に擦れても痛くない素材を選ぶこと。また、男性は下半身にスパッツ状のものをちゃくようすると息子が擦れにくい。 部品 スポーツブラ 女性は必須。ワイヤー入りの下着で長距離を走るのは厳禁である。すこしきつめのものを選ぶと胸の形が崩れにくい。 部品 走る前の食事 穀物など炭水化物をしっかりととること。極端に炭水化物の量を増やして準備することをカーボローディングと言う。 部品 水分の取り方 水分は少量をこまめに摂取することで脱水を防ぐことができる。汗で失われるナトリウムを補充できるものが良い。 部品 エイド 30キロ以上の長距離を走ると体内の糖が不足しエネルギー不足に陥るため、水分と同じようにラムネやブドウ糖を途中でかじると良い。 部品 流用実績(長距離走の訓練) 長距離走の訓練は八猫キルケ@暁の円卓が作成した部品です。 流用いただいた方 玄霧(低物理版) https //www65.atwiki.jp/kurogiri_all/pages/133.html 尋軌さん https //twitter.com/hirokikudou/status/898948566122496002 谷坂さん https //twitter.com/tanizaka/status/898927308492242944 蒼燐(PC) https //twitter.com/so_rin/status/898918332694319104 https //www24.atwiki.jp/riwamahi/pages/799.html シュワ(演習課題用) https //www37.atwiki.jp/lathyrus_odoratus/pages/178.html 羽黒(評価11) https //www65.atwiki.jp/sougohankoku/pages/109.html 鈴藤(ver1) https //twitter.com/suzuhuji/status/898887132273496066 http //www4.rocketbbs.com/741/bbs.cgi?id=raiilu mode=res no=8081 高渡さん https //www29.atwiki.jp/feg2/pages/639.html 黒霧さん https //twitter.com/kuromu_mk/status/898585273537142785 来須・A・鷹臣 https //twitter.com/motorrad14/status/898586158732419072 https //www65.atwiki.jp/motorrad/pages/12.html FO(ロードランナー)(ナニワアームズ) https //twitter.com/_azuma_/status/896612159815204864 http //arktos.noor.jp/naniwa/wforum.cgi?no=2164 reno=1948 oya=1948 mode=msgview FEGダガーマン http //tkt.lix.jp/wforum/wforum.cgi?mode=find list=tree word=%92%B7%8B%97%97%A3 cond=AND view=10 猫野和錆 https //twitter.com/neko_wasa/status/899161741640192000 FROG緊急時対応スタッフ https //www14.atwiki.jp/idressngo/?page=%20FROG%E7%B7%8A%E6%80%A5%E6%99%82%E5%AF%BE%E5%BF%9C%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%95 高梨ひひひ https //www29.atwiki.jp/feg2/pages/647.html 銀 倖斗 https //www24.atwiki.jp/riwamahi/pages/819.html 哀川・A・セコイア https //www65.atwiki.jp/sougohankoku/pages/160.html 佐藤ぶそあ(玄霧藩国のPC) https //www65.atwiki.jp/kurogiri_all/pages/76.html 里樹澪 https //www14.atwiki.jp/stlakus/pages/28.html#id_b34ec448 双海環 https //www65.atwiki.jp/futamisagyou/?page=%E5%8F%8C%E6%B5%B7%E3%80%80%E7%92%B0%EF%BC%88T20%EF%BC%89 結城由羅 http //cwtg.jp/bbs3/wforum.cgi?no=10878 reno=10825 oya=10825 mode=msgview エドさん https //twitter.com/edo_tiyo/status/901061483810795520 小島遊 https //www65.atwiki.jp/kurogiri_all/pages/147.html 矢神サク https //www65.atwiki.jp/sac39/pages/19.html 橙にして鈍色のカレン http //www4.rocketbbs.com/741/bbs.cgi?id=raiilu mode=res no=8195 凍矢 https //www6.atwiki.jp/aonoaohito/pages/108.html 部品 思慮深い それを実行したらどんなデメリットが発生するかを一旦考える思慮深さ。 実行前に一旦考えることで、いざという時に立ち止まるチャンスを得る。 部品 石橋を叩いて渡る 大丈夫かどうか確認してから実行するということわざ。これを意識して習慣化することでついうっかりを危険に踏み込むことを防ぐ。 より上位に石橋を叩いて壊すというものがある。 部品 質問・相談する習慣 実行前に信頼できる相手に質問・相談する習慣、自分ひとりでは見落としていたことも相談や質問をすることで発見することができる。 部品 信頼できる相手を見極める 信頼できる相手に質問・相談をするため、信頼できる相手を見極めるための判断力。 相手と自分の関係を正確に把握する(所謂空気を読む)能力でもある。 部品 背筋がぞわっとする 危険な場所やことに踏み込みそうになると嫌な予感や背筋がゾワッとして踏みとどまる能力。所謂第六感。 確実性はないが、経験からくる直感でありこれに救われることは意外に多い。 部品 急げ馬よのあらまし 馬を走らせ、短期間で長距離移動するための技術。はいよーシルバー! 馬を所有していない場合は貸し馬屋にレンタルしたりするらしい。 部品 急げ馬よの取得条件 馬術の習得及び、馬での長距離移動訓練を年四回は行っていること。 なお、越境及び交通法規は各国のルールを事前に調査し、遵守すること。 部品 馬と心を通わせる テレパシーというわけではなく、馬との信頼関係を築く練習。 背筋を伸ばし、力を抜いて余裕を持つことで、馬に不安を与えないように心がける。 部品 乗り降り練習 まず馬に乗るための練習。馬の左側から鐙に片足を掛けて跨がる方法から、飛び乗りまで練習する。 降り方は乗り方を逆順で行う。 部品 騎乗姿勢 鞍の相性知り、跨がり方を覚え、正しい姿勢で騎乗するための訓練。 速さに応じて姿勢を変える必要があるので注意。 部品 歩法の習得 歩法とは馬術における、馬の歩き方、走り方のことである。 常歩、速歩、駈歩、襲歩が基本歩法とされ、それぞれに訓練を行う。 部品 常歩 なみあし。歩きの状態。常に二本ないし三本の肢が地面について体重を支えている状態。 正しい姿勢で発進や停止、曲がり方なども覚えよう。 部品 速歩 はやあし。二本の肢をペアで着地、離地する走り方で、速度は常歩の二倍程度。 強く上下に揺れるため、動きに合わせて鐙に立つ、鞍に座るを繰り返して衝撃を軽減したりする。 部品 駈歩 かけあし。速度は速歩のおよそ1.7倍ぐらいか。 三肢で接地しているタイミングと、四肢が地面を離れているタイミングがある。 パカラッパカラッといった感じか。 ゆったりと前後に揺れる。 部品 襲歩 しゅうほ。全速力の走り。後肢と前肢の着地点をなるべく離し、脊椎のバネを利用して歩幅を伸ばし疾走する。 速度は駈歩の三倍にも達する。 部品 長距離移動計画 連休のお父さんには必須の計画能力。 地図を広げ、目的地に辿り着くルートを導き、適切な時間に適切な道を進む計画を立てることが重要。 部品 地図を読む 道路地図を読み解く力。これがなければそもそも長距離移動は諦めるべきだろう。 ルートを検索するだけでなく、休憩の予定も立てよう。 部品 越境の準備 移動に於いて国を越えることもあるだろう。国が変わればルールも変わる。 各国のルールに従い、越境できる様、事前の予習と準備をしよう。 部品 休憩・補給 事前に予定を立て、所定の場所で人と馬の休息と補給を行う。 日を跨ぐのであれば馬小屋のある宿の確保も忘れてはならない。 部品 馬と野営 やむなく野営することもあるだろう。 野営をするのであれば、馬をきちんと繋いでおくこと。 もちろん、世話と手入れを忘れてはいけない。 部品 急げ馬よの陸路移動効果 急げ馬よは、具体的には陸路に限り一航路分の移動を可能とする技術である。 緊急事態があれば即座に現場に急行することが可能となる。 馬を保有する必要が無いのは前述の通り。 部品 急げ馬よの流用者名簿 ※敬称略 優羽カヲリ@世界忍者国:優羽カヲリ:http //maki.wanwan-empire.net/parts/as_tree/51367 暮里あづま@ナニワアームズ商藩国:暮里あづま:http //maki.wanwan-empire.net/parts/as_tree/63143 若宮とよたろう@鍋の国:若宮 とよたろう(海兵隊):http //maki.wanwan-empire.net/parts/as_tree/9096 イクト@FEG:イクト(T20):http //maki.wanwan-empire.net/parts/as_tree/42224 いも子@後ほねっこ男爵領:いも子:http //maki.wanwan-empire.net/parts/as_tree/71943 久堂尋軌@世界忍者国:久堂尋軌:http //maki.wanwan-empire.net/parts/as_tree/37904 琥村 祥子@リワマヒ国:琥村 祥子:http //maki.wanwan-empire.net/parts/as_tree/60773 高梨ひひひ@FEG:高梨ひひひ(T20・FEGの騎士版):http //maki.wanwan-empire.net/parts/as_tree/87943 矢神サク:矢神サク(T20用):http //maki.wanwan-empire.net/parts/as_tree/70226 田中申@akiharu国:田中申 :http //maki.wanwan-empire.net/parts/as_tree/64861 ダムレイ@リワマヒ国:ダムレイ:http //maki.wanwan-empire.net/parts/as_tree/79488 真輝@ナニワアームズ商藩国:真輝:http //maki.wanwan-empire.net/parts/as_tree/61047 GENZ@無名騎士藩国:GENZ(T20) :http //maki.wanwan-empire.net/parts/as_tree/55966 ぱんくす@羅幻王国:ぱんくす:http //maki.wanwan-empire.net/parts/as_tree/92429 岩崎経@詩歌藩国:岩崎経:http //maki.wanwan-empire.net/parts/as_tree/89344 武田”大納言”義久@ゴロネコ藩国:武田”大納言”義久:http //maki.wanwan-empire.net/parts/as_tree/97377 劔城 藍@海法よけ藩国:劔城 藍: http //maki.wanwan-empire.net/parts/as_tree/98352 黒野無明@無名騎士藩国:黒野無明:http //maki.wanwan-empire.net/parts/as_tree/74949 部品 概要 スコップアート・・・それはスコップによっておこなわれる築城芸術である。習得者によって振るわれるその技は味方の陣地の構築と相手の陣地の無効化の両方に力をふるった。 部品 習得制限 スコップアートは迷宮競技会のB40階突破リザルトで取得した者および交換会で入手した者のみが習得できる。 部品 自陣構築、一夜城 スコップアートを習得したものにかかれば極めて短時間で築城を終えることができる。もちろん戦場で作られるものなので実用性重視である。 部品 穴掘って塹壕にする スコップの真骨頂ともいえる塹壕掘りである。この塹壕は歩兵のみならずI=Dにおいても利用されることがある極めて重要な戦術の一つであり、それを素早く、重厚に終えることこそ野戦築城の一つの極みである。 部品 土盛って土嚢つくる スコップアートのもう一つ力は土を積めて土嚢を作ることである。土嚢は遮蔽物や障害物の作成から水害時の応急処置まで土木工事において多くの場面で使われる。その土嚢を短時間で多数作成できる強みは計り知れない。 部品 トラップ発動落とし穴 穴は自分たちの身を隠す以外にも極めて単純に相手の行動を阻害するのにもつかわれる。相手が大群であればあるほどこうした進軍阻害は有効に機能し、時に単純な遅延以上の被害を相手に与えることができる。 部品 敵陣超えて突入路 強固な敵陣をどう攻略するかはいつの時代も悩みどころである。しかしスコップアートがあれば単純な掘りの埋め立てから壁の穴開け、果てには土竜攻めまで思いのままである。築城に長けるものは相手の陣地をつぶすことにも長けるのである。 部品 みんな埋めてお片付け 穴を掘るだけではなく穴を埋めることにも、壁を築くだけでなく壁を崩すことも得意なのがスコップアートである。自陣をかたずけるのみならず相手の陣地の防御効果を破壊することにも長けるのである。 部品 道具へ敬意を払う スコップアートをおさめるものにとってスコップは単なる道具以上の存在である。画家が自身の絵筆を大事にするように、彫刻家が鑿を大事にするようにスコップアートを修めるものはスコップを大事にする。 部品 穴を掘って埋める、穴を掘って埋める… 千里の道も一歩から、最高の仕事は日々の積み重ねの先に!スコップアートを修めるために行われる最も基本的な修行は穴を掘って土嚢を作り一定の深さになったら埋めるという単純な繰り返しである。拷問のようにも思えるこの単純な作業の先にだけスコップアートと呼ばれる築城芸術はなるのである。 部品 工事計画は正確に 正確な工期の見積もりもスコップアートには欠かせない。いつできるかの見立てを正確に立てるために、自分の能力と周囲の環境、はたまた土の質までを考えられるようにならなければいけない。そのためにおこなわれるのは学習と実践の反復である! 部品 コラボレーションへの理解 自分だけ満足すればいいわけではないのがスコップアート使いの辛いところである。戦場で有効に技術を機能させるためにも他者とのコラボレーションは欠かせない。独りよがりにならないように日ごろからの交流を重ねるのもよいスコップアート使いへの道である。 部品 日常的な修行 ハイヒールとは主に女性用のおしゃれ靴であり、足を美しく見せる効果があるが、ハイヒールを履いて綺麗な姿勢で華麗に歩くにはそれなりの修行を要し、また足への負担もスニーカーなどに比べると大変なものである。常時ハイヒールを履く女性たちはこれにより足腰を鍛えているのである。また、美しく歩く為には全身の筋肉のバランスも大事であり、スタイルを維持する効果もある。 部品 足技特化 一人前のレディーとして自分の身を自分で守る事も嗜みであり、自分以外のものを守れるのは尚良いのである。そこでハイヒールとそれにより鍛えられた足腰から繰り出される闘法が編み出された。編み出したのは1人の舞踏子だと言われているが定かではない。ハイヒール闘法を身につけるには、それぞれの技について先輩のコーチを受け訓練する事が必要になる。 部品 キック 鍛えられた足腰により繰り出される蹴り技。ハイキック、ローキック、回し蹴りなどがこれに当たる。気合いのかけ声と共に繰り出される。なおかけ声は各自お好みでカスタマイズして良い。 部品 かかと落とし 相手の脳天にかかとを打ち付ける技。成功した場合それなりのダメージがはいるだろう。はい?パンツが見える?見せパンですけど??? 部品 助走付き飛び蹴り 鍛えられた足腰によるスプリター的助走からの激しい飛び蹴り。当然ながらハイヒールのヒール部分が突き出している為痛い。突っ込みの掛け声と共にキメてもよい。 部品 ハイヒール投擲 ハイヒールを遠くに投擲する技。鍛えられた足腰を使い目標に向かい鋭くハイヒールを飛ばす。飛び蹴りが間に合わない場合に用いる。ただしハイヒールを片方投げてしまう為、使用する場面を選ぶ。 部品 回避 ハイヒール闘法を練習するにあたり、特訓で組み手も行う為、近距離・中距離での回避技術も習得する。華麗なステップを主に全身の柔軟性を使って回避する。 部品 撤退 ハイヒール闘法を習得したものにとってハイヒールは体の一部のようなもの。歩く事も走る事も自在なのである。なお鍛えた足腰により、ある程度の加重に耐えられる為、場合によっては近くにいる者を抱えて逃げる事ができる。 提出書式 大部品 矢神サク(強い舞踏子+海兵隊)(T20用) RD 184 評価値 12 -大部品 矢神サクについて RD 4 評価値 3 --部品 人物概要 --部品 性格 --部品 経歴 --部品 家族のこと -大部品 職業 RD 92 評価値 11 --大部品 鍋の民 RD 23 評価値 7 ---大部品 国民性 RD 5 評価値 3 ----大部品 てづくりを好む RD 1 評価値 0 -----部品 ものづくりへの意識 ----大部品 眼鏡に対する思い RD 1 評価値 0 -----部品 眼鏡好きな嗜好 ----大部品 フレンドリー RD 3 評価値 2 -----部品 隣人を愛する気持ち -----部品 王猫様が大好き -----部品 鍋友の心 ---大部品 南国で暮らす民 RD 3 評価値 2 ----部品 南国由来の人種 ----部品 お日様を浴びて元気 ----部品 南国特有の服装 ---大部品 鍋からはじまる食への意識 RD 3 評価値 2 ----部品 ソウルフード ----部品 コミュニケーションツールとしての鍋 ----部品 食べる事が大好き ---大部品 食べる文化 RD 3 評価値 2 ----部品 命に対する感謝 ----部品 食葬について ----部品 弔い方は個人による ---大部品 鍋に関する大規模科学研究 RD 6 評価値 4 ----部品 人の形質問題 ----部品 原因はアレルギー ----部品 研究結果 ----部品 カテゴリーブック ----部品 国民への理解と協力 ----部品 食意識の変化 ---大部品 食育 RD 3 評価値 2 ----部品 食育に対する認識 ----部品 食育の効果による変化 ----部品 鍋の民の食育の継続的研究 --大部品 強い舞踏子 RD 30 評価値 8 ---大部品 鍋の国における舞踏子 RD 3 評価値 2 ----部品 舞踏子という職名 ----部品 長期の訓練期間 ----部品 適正審査 ---大部品 強い舞踏子の強いについて RD 3 評価値 2 ----部品 自ら戦える舞踏子 ----部品 コックピット外でも戦える理由 ----部品 舞踏子用の生身用戦闘訓練の導入 ---大部品 ボディについて RD 2 評価値 1 ----部品 生身 ----部品 生身ボディで得る体験 ---大部品 衣装 RD 1 評価値 0 ----部品 誓いと祈りと願いの衣装 ---大部品 理念 RD 2 評価値 1 ----部品 舞踏子としての誓い ----部品 国民の支援体制 ---大部品 操縦能力 RD 13 評価値 6 ----部品 パイロット資格 ----部品 サブパイロットとしての操縦技能 ----大部品 操縦訓練と講義 RD 11 評価値 5 -----部品 白兵戦訓練 -----部品 共和国共通I=開発国家としてのテストパイロット -----部品 同乗者との共通訓練 -----部品 ハンドサインやモールス信号の講習会 -----部品 I=D連携訓練 -----部品 機体特性と装備に関する事前研修 -----部品 新型機体の慣らし訓練 -----部品 I=D・随伴歩兵の合同訓練 -----部品 各地形対応訓練 -----部品 戦闘区域別対応訓練 -----部品 サブパイロットとしての戦闘分析 ---大部品 特定対象に関する加護能力 RD 1 評価値 0 ----部品 加護という名のやる気 ---大部品 福利厚生 RD 4 評価値 3 ----部品 日々の食事 ----部品 定期的な健康診断 ----部品 精神を癒す環境作り ----部品 慰安とストレス解消 ---大部品 その他のお仕事 RD 1 評価値 0 ----部品 エースパイロットとしての後輩育成 --大部品 海兵隊 RD 39 評価値 9 ---大部品 海兵隊設立の目的 RD 2 評価値 1 ----部品 鍋の国における海兵隊の位置づけ ----部品 少数精鋭の選抜部隊 ---大部品 水上・海上でも活躍 RD 3 評価値 2 ----部品 海上・海辺近隣の警備 ----部品 上陸・占領作戦 ----部品 水上活動能力 ---大部品 訓練期間と内容 RD 5 評価値 3 ----部品 歩兵から選抜試験 ----部品 体力基礎トレーニング期間 ----部品 歩兵関連座学一般 ----部品 軍事的判断力養成訓練 ----部品 海兵隊に関する専門技能の訓練 ---大部品 独自の輸送手段 RD 1 評価値 0 ----部品 輸送手段の詳細 ---大部品 手信号 RD 1 評価値 0 ----部品 ハンドサイン ---大部品 海兵隊で使用される数々の装備 RD 25 評価値 7 ----大部品 標準装備 RD 2 評価値 1 -----部品 戦闘服 -----部品 軍用グローブ ----大部品 偵察や索敵装備 RD 2 評価値 1 -----部品 偵察用双眼鏡 -----部品 偵察用ゴーグル ----大部品 ガス対策装備 RD 1 評価値 0 -----部品 ガスマスク ----大部品 近距離武装 RD 4 評価値 3 -----部品 海兵用アサルトライフル -----部品 バナナマガジン式弾倉 -----部品 鍋の国仕様サブマシンガン -----部品 手榴弾収納専用ホルダー ----大部品 支援行動 RD 1 評価値 0 -----部品 形状、色の違う手榴弾(計五種類) ----大部品 中距離武装 RD 2 評価値 1 -----部品 海兵隊のロゴマーク付きの自走榴弾砲 -----部品 迫撃砲 ----大部品 中距離発煙、照明弾 RD 1 評価値 0 -----部品 牽引式の榴弾砲 ----大部品 無線 RD 1 評価値 0 -----部品 歩兵用無線機 ----大部品 水上活動補佐 RD 2 評価値 1 -----部品 船上活動服 -----部品 ライフジャケット ----大部品 式典用 RD 1 評価値 0 -----部品 海軍の制服と正装 ----大部品 防御 RD 1 評価値 0 -----部品 ポットシールド ----大部品 灯りとモールス信号 RD 1 評価値 0 -----部品 専用フラッシュライト ----大部品 応急処置 RD 1 評価値 0 -----部品 衛生医療キット ----大部品 非常食 RD 2 評価値 1 -----部品 鍋レーション -----部品 ボトル&ホルダー ----大部品 塹壕 RD 1 評価値 0 -----部品 軍用ショベル ----大部品 サバイバル RD 2 評価値 1 -----部品 サバイバルナイフ -----部品 野営用装備一式 ---大部品 非番や休息 RD 2 評価値 1 ----部品 日頃の疲れを癒す ----部品 演習後の慰労会 -大部品 持ち物 RD 16 評価値 6 --大部品 銀の結婚指輪(仮) RD 1 評価値 0 ---部品 銀の結婚指輪について --大部品 ちりんの鍋 RD 9 評価値 5 ---部品 富滋の土 ---部品 丹念な菊練りによる焼成後の結晶構造の均一化 ---部品 粘土に施した工夫による焼成後の緻密なガラス質構造 ---部品 加熱による遠赤外線効果 ---部品 鍋肌の表面構造 ---部品 特有の形状による効果 ---部品 すぐれた耐久性 ---部品 職人の魂がこもっている ---部品 鍋を囲む効果 --大部品 複合双眼鏡 RD 6 評価値 4 ---部品 概要 ---部品 所持制限 ---部品 偵察 ---部品 FO(Forward Observer) ---部品 暗視 ---部品 熱源探知 -大部品 日課 RD 30 評価値 8 --大部品 長距離走の訓練 RD 30 評価値 8 ---大部品 筋力トレーニング RD 5 評価値 3 ----部品 筋トレの重要性 ----部品 怪我の予防 ----部品 フロントランジ ----部品 腹筋・背筋 ----部品 腕立て伏せ ---大部品 トレーニング前の準備 RD 2 評価値 1 ----部品 準備運動の効果と重要性 ----部品 良好なコンディションを保つ ---大部品 トレーニング方法 RD 5 評価値 3 ----部品 インターバル走 ----部品 レペティション ----部品 ペース走 ----部品 ジョグ ----部品 ビルドアップ走 ---大部品 フォーム RD 6 評価値 4 ----部品 正しいフォームの重要性について ----部品 正しい姿勢を保つ練習 ----部品 足の出し方 ----部品 使う筋肉 ----部品 腕の振り方 ----部品 呼吸の仕方 ---大部品 走る際気を付けること RD 3 評価値 2 ----部品 ペース配分 ----部品 ランナーズハイ ----部品 クールダウン ---大部品 道具 RD 5 評価値 3 ----部品 靴 ----部品 帽子 ----部品 ワセリン ----部品 動きやすい服 ----大部品 女性用 RD 1 評価値 0 -----部品 スポーツブラ ---大部品 食事 RD 3 評価値 2 ----部品 走る前の食事 ----部品 水分の取り方 ----部品 エイド ---大部品 流用実績部品(長距離走の訓練) RD 1 評価値 0 ----部品 流用実績(長距離走の訓練) -大部品 技術 RD 42 評価値 9 --大部品 まあ待て落ち着け RD 22 評価値 7 ---部品 思慮深い ---部品 石橋を叩いて渡る ---部品 質問・相談する習慣 ---部品 信頼できる相手を見極める ---部品 背筋がぞわっとする ---大部品 急げ馬よ RD 17 評価値 6 ----大部品 急げ馬よの要点 RD 2 評価値 1 -----部品 急げ馬よのあらまし -----部品 急げ馬よの取得条件 ----大部品 馬術 RD 8 評価値 5 -----部品 馬と心を通わせる -----部品 乗り降り練習 -----部品 騎乗姿勢 -----部品 歩法の習得 -----部品 常歩 -----部品 速歩 -----部品 駈歩 -----部品 襲歩 ----大部品 長距離移動訓練 RD 5 評価値 3 -----部品 長距離移動計画 -----部品 地図を読む -----部品 越境の準備 -----部品 休憩・補給 -----部品 馬と野営 ----大部品 急げ馬よの陸路移動行為 RD 1 評価値 0 -----部品 急げ馬よの陸路移動効果 ----大部品 急げ馬よの流用実績 RD 1 評価値 0 -----部品 急げ馬よの流用者名簿 --大部品 スコップアート RD 12 評価値 6 ---部品 概要 ---部品 習得制限 ---大部品 野戦築城 RD 6 評価値 4 ----部品 自陣構築、一夜城 ----部品 穴掘って塹壕にする ----部品 土盛って土嚢つくる ----部品 トラップ発動落とし穴 ----部品 敵陣超えて突入路 ----部品 みんな埋めてお片付け ---大部品 習得への道 RD 4 評価値 3 ----部品 道具へ敬意を払う ----部品 穴を掘って埋める、穴を掘って埋める… ----部品 工事計画は正確に ----部品 コラボレーションへの理解 --大部品 ハイヒール闘法 RD 8 評価値 5 ---大部品 ハイヒール闘法とは RD 2 評価値 1 ----部品 日常的な修行 ----部品 足技特化 ---大部品 近距離攻撃 RD 2 評価値 1 ----部品 キック ----部品 かかと落とし ---大部品 中距離攻撃 RD 2 評価値 1 ----部品 助走付き飛び蹴り ----部品 ハイヒール投擲 ---大部品 回避と撤退 RD 2 評価値 1 ----部品 回避 ----部品 撤退 部品 人物概要 鍋の国に住んでいる南国人の女性。成人済み。既婚。ゆるく波打つ長い金髪に緑の瞳をしている。普段はワンピースを着用していることが多い。夫に貰った黄緑色のワンピースがお気に入り。家族構成は夫の矢神総一郎、双子の息子の銀一郎と銀二郎、さらに猫士のくー太と馬がいる。 部品 性格 穏やかで温厚な性格。少しぬけているところもあり、周囲の人間がフォローしたり本人から頼りに行く場面もよく見られる。真面目で責任感が強く何事も一生懸命取り組む。その分、失敗したときは後々までひどく落ち込んでしまうが、それを何度も繰り返しているうち、気持ちを切り替えて前に進もうとする心の変化も見られ始めている。弱者を守ろうとする性質があり子どもや傷付いた者をとっさに庇うことも。家事は割と好きらしく、身の回りの環境を整え暮らしを快適にしたり、工夫をすることに長けている。 部品 経歴 海法よけ藩国へ入国。理力使い、吏族、たまに参謀として出仕し働く。 T4:レンジャー連邦へ転藩。舞踏子、パイロット、整備士、魔術的舞踏子として働く。吏族や参謀へ出仕。 T9~:ヤガミと会い結婚。子を身籠り無事出産する。元気な双子の男の子だった。 T17:鍋の国へ転藩。元気な舞踏子、強い舞踏子、未来予知能力者2として働く。大法院へ出仕。 以降、現在に至る。 部品 家族のこと 夫は矢神総一郎。一番大事で最後まで一緒に居たい人。それなのに振り回してしまいがち。過去、酷く傷つけてしまった事をいまだに気にしている。もっと大事にしたいし喧嘩もしたいし関わっていきたい。 息子、銀一郎と銀二郎。とにかくカワイイ。大好き。もうすっかり成長して大きくなったのだから子離れしなければと思いながら、やっぱりカワイイと思っている。子ども達の成長が何よりの喜び。 猫士のくー太。迷宮を抜けた際に家族に迎えた猫士。背中はややブラウンのキジ柄で、鼻先~お腹から手足が白い雄猫。銀一郎がお迎えした猫士だが、可愛い家族の一員だと思っている。 馬。くー太と同じく、迷宮を抜けた際に家族に迎えた。くー太はサクが名付けたが、馬さんは銀一郎に名付けてもらいたいと思い帰りを待ちながら、大事に世話をしている。 部品 ものづくりへの意識 鍋の民はものづくりを好む民であり、自らの手で作業をつる事を好む。機械での作業も行うが、細かい部分、重要な部分は自らの手で一つ一つ丁寧に仕上げる、経験や技術力だけでなく、心を込めてつくるという事を大事にしている。 部品 眼鏡好きな嗜好 鍋の国の藩王は眼鏡が大好きな影響か、国民の眼鏡率も高いです。普通の眼鏡だけでなく、鼻眼鏡、サングラス、伊達眼鏡も認めている。眼鏡を愛用していない国民もそんな国民の眼鏡に対する愛を暖かく見守っている。 部品 隣人を愛する気持ち 鍋の国は鍋愛、眼鏡愛、王猫様愛、猫愛、恋人、友情と愛にあふれている。敵対するなら仕方ないが、できれば一緒に鍋を食べて共に同じ道を歩いて行きたい。しかし、愛を平穏を守る為には戦わなければならないなら戦う……人と猫が平和に暮らせる国を目指し、国の平穏を維持すべく日々を歩んでいるのだ。 部品 王猫様が大好き 鍋の国に王猫様が嫌いな人なんていません>< といわんばかり、鍋の民は王猫様が好きである。その影響か猫士も猫も好きである。猫が平和そうにしているのを見るとほっこりし、猫の話題から始まるコミュニケーションも得意です。 部品 鍋友の心 鍋友という言葉がある。古くから伝わる言葉で、ひとつの鍋をいっしょに食べればそれはもう友達というもので、国民には鍋友と略され呼ばれている。 部品 南国由来の人種 南国に由来する鍋の民は小麦色の肌にげんきな笑顔、金色の髪がキラキラと輝き、皆のびのびと生活している。 部品 お日様を浴びて元気 南国は太陽まぶしく、また太陽の光は身体を健康にしてくれる。鍋の民はおひさまの光を浴びて元気よく日々を暮らしています。 部品 南国特有の服装 鍋の国は南国であり、暑い。それゆえ基本的に薄着で生活しており、布地は少なく、見た目は涼しげそうな服装をしている。またアクセサリーとして金の輪っかをつけてる者も多い。 部品 ソウルフード 鍋の国のソウルフードは鍋である。自分用のマイ鍋を1つは持っており、鍋料理やご飯を食べる事が好きで食に対する興味が高めです。鍋料理を皆で囲み、一緒に食事をする事で楽しい食事の時間を共有する事が鍋の醍醐味の一つです。 部品 コミュニケーションツールとしての鍋 鍋の国の鍋はコミュニケーションツールである。街角を覗いてみるとあちらこちらで鍋を囲む人々。通りかかった知り合いがいれば鍋に誘う。祝い事、お祭り、景気づけ、悲しい時、携帯食、ピクニック……どんな時にも鍋を食べ、一緒に会話をするコミュニケーションの役割を担っているのである。 部品 食べる事が大好き 鍋の民は食事を日々のエネルギーを取るというだけの認識ではなく、大好きな事と認識している。食への好奇心が強い反面、命を頂いているという事を大切に考えており、普段の食事でも食べ物への感謝を忘れない。 部品 命に対する感謝 鍋の民は命をとても大切に思っている。普段食べている食べ物(植物由来や動物由来)にも、ありがとうの気持ちを忘れずに、ご飯をのこさずたべる、ということで感謝の気持ちを忘れない。 部品 食葬について 鍋の国には食葬という文化があった。亡くなった人を弔うために食べるという文化である。食べる事で繋がり、食べる事で受け継ぐという事であり、実際に記憶や能力をほんの少し受け継ぐ力があったのだ。受け継ぐことにより次世代へと繋がるという考え方である。 部品 弔い方は個人による 食べて弔うことについては、文化があるというだけで全員が全員ではなく、火葬や植物葬などを選ぶ民もいます。共通していえるのは、故人を思う心なのです。 部品 人の形質問題 人の形質から外れ、人として存在できないという問題があった。人ならざる力を持ち、人ならざる形を持つ者。完全に人から外れると受け継ぐべき人も想いも何も繋がらない、残らないという深刻な問題であった。 部品 原因はアレルギー 調査、研究の結果、形質問題は森国の砂と鍋の民の継承能力との相性、いわゆるアレルギーによるものだったことが判明。アレルギ―の症状としては鍋の民の継承能力に異常をきたし、食べたモノの形状や能力が、身体の形状や能力に現れるといったものであった。 部品 研究結果 アレルギーによる人の形質が外れる問題は鍋の国国民と森国の砂との相性だった。他国と鍋の国の食文化を調べ、栄養、食べ合わせ、食事と病の関係性の研究の結果、他国で食用されない食材を使わない、他国から見た一般的な食材を使った食事を摂り続ける事で人の形質が戻り、保てる事が判明した。また、他国で食用とされない食材、そして食材ですらないモノを使った食事を続けると人の形質から外れる可能性が高い事もわかったのである。 部品 カテゴリーブック 人の形質から外れるから鍋の国の食文化、伝統を変える……といっても反発必至。まずは食材を政府安全保証食材、通常食材、摂取量制限品、注意喚起品と四つのカテゴリーに分け、情報を周知。 部品 国民への理解と協力 食葬を続けた場合、形質が外れ受け継ぎが行われなくなるので食葬もできるだけ行わないようにと無理のない範囲で制限をかけ、子供を作る予定のある人は食べる以外の火葬や樹木葬を行うなど、国民に理解と協力を求めた。 部品 食意識の変化 カテゴリーブックで指定された食事を使った食育の為に小・中学校において食育科目が履修必須科目として導入、食育を充実した教科用図書の指定。民間においても各放送局でカテゴリーブックを意識した料理番組が作られ、レシピ本などもいくつも出版。今までの美味しい物を食べたい……だけではなく、安心安全も求めるようになったのである。 部品 食育に対する認識 今まで食べてきたものが食べられなくなる。しかし、次の世代へと想いや知識を受け継げない事はもっと困る。食生活の改善を段階的に進めた事もあり、食事制限という縛りではなく、安全で安心できる食材を使った新たな料理への挑戦として食育は認識されている。 部品 食育の効果による変化 今までの食葬での受け継ぐ方法ではなく、技術を、思いを、記憶を……教え、学び、伝えるという新たな継承方法を行う事となった。今までの継承のやり方ではなくとも、継承文化が無くなっても、想いを伝え、人と人の繋がりを大切にし、共に歩む。鍋の民の信念は変わらない。 部品 鍋の民の食育の継続的研究 食育の研究は終わらない。どのような場所、状況でもそれは変わらない。採取、生産できる食材の栄養やアレルギーの調査、研究を日々行い、カテゴリーブックの更新を行い、安心した生活を行えるよう日々研究は行われている。 部品 舞踏子という職名 鍋の国における舞踏子という名は人の名ではなくパイロットの名称の一つとして扱われる。舞踏子になるというのは名誉ある事であり、幾つもの実戦を乗り越え、幾重もの審査をくぐり抜けた者がなれる花形職業なのだ。 部品 長期の訓練期間 舞踏子になるにはまず藩立鍋野高校―通称鍋校のパイロット科を三年かけて卒業。その後、パイロットとして実績を重ね、一年が経過した後に舞踏子へ挑戦する事ができるようになる。 部品 適正審査 舞踏子の審査はいくつかの項目に分かれており、パイロットとしての実際の操縦技術はもちろんだが、状況判断能力、リーダーとしての統率能力なども求められる。また思想の調査や危険な思考を持っていないか? 人格面においてもパイロット向きかどうかのテストが行われる。最終的には面接が行われ、そこでパイロットとして、舞踏子としての覚悟が問われると言われている。 部品 自ら戦える舞踏子 強い舞踏子の強いは、言ってしまえば平手打ちができたりハイヒールキックをお見舞いできたり、いわゆるI=Dや機体が無くても多少戦える舞踏子的な、強いであった。 部品 コックピット外でも戦える理由 自ら戦えるといっても、暴力的なものではない。自らの身を守ったり、目の前の人を守る為には、コックピットに座っているだけでは救えないものもあることに気づき、戦う術を得ようとしたのだ。 部品 舞踏子用の生身用戦闘訓練の導入 それまでは機体操縦関係しか訓練は無かったが、強くなりたいという舞踏子の願いのもと、専用のカリキュラムが組まれて日々の訓練に導入された。少し女性用な内容になっているものの、体力や筋力向上のほか、実践も行われる。 部品 生身 強い舞踏子は義体の舞踏子とは違い、生身である。義体とは違い、生身でのパイロットとしての機体操縦関係や体力作りの日々の訓練は甘いものではなかったが、強い義体ではなく、物理域面で行ける場所も増える生身で、これまでよりも強くあることを選んだのである。 部品 生身ボディで得る体験 ご飯が美味しい、日差しが気持ち良い、身体を動かすと気持ち良い、日常生活でもコックピットでの操縦でも指先で感じとる、のびやかな動きができる、など、得られるものが多く、いまや鍋の国の舞踏子の間では生身が人気で主流である。 部品 誓いと祈りと願いの衣装 舞踏子の制服は太陽系総軍軍風であり、靴はハイヒール。これは夜明けの船の舞踏子へのリスペクトであり戦いの決意の衣装。あとハイヒールはおしゃれ。 また鍋の国特有な物として王猫様が換毛期の時に抜けた抜け毛を少しだけ編み込まれたガーターベルトがある。これは舞踏子達にとってはお守りでもあり、王猫様の願い(がんばって)と祈り(いきのこって)の象徴でもある。 王猫様の毛の入ったガーターベルトは鍋の国のエースである舞踏子だからこそ着用される事が許されており、他の者が抜け毛が編み込まれたガーターベルト着用は禁止されている。 変わりといってはなんだが、民間で使用される舞踏子のガーターベルトを模した商品にはお守りを入れる事ができるスペースがある。お守りの中身は猫の毛は入れられないので猫の写真、家族の写真な事が多い。 部品 舞踏子としての誓い 舞踏子という職名……それは同時に誰かの為の剣となり盾となる誓いである。ただのパイロットではなく、舞うように戦い、戦場を踏破し、国を守る決意を持った者を鍋の国では舞踏子と呼ぶ。 部品 国民の支援体制 鍋の国のエースパイロットでもあり、国を守る剣である舞踏子。I=Dを動かすにはパイロットだけではない。その陰には整備士、燃料や資源を確保、輸送、管理する者達の存在がある。国を守る舞踏子とそれを支える国民一人一人の働きがあってこそパイロットは動けるのだ。 部品 パイロット資格 I=DやRBだけでなく、水上艦船のパイロット能力を持っているぞ。パイロットとしての連携、操縦訓練は日々の賜物。 部品 サブパイロットとしての操縦技能 サブパイロットとしての汎用性が強み。パイロット能力におけるI=DやRB、水上艦船だけでなく、あらゆる種類の機体に搭乗可能。 部品 白兵戦訓練 舞踏子として強くなるために導入された白兵戦用の訓練カリキュラム。己の肉体については体力増強面以外ではI=Dとはあまり関係ないと思われがちだが、訓練の中で得た相手との距離感や咄嗟の判断力、反射神経を鍛えた事は、そのままI=D操縦での白兵戦でも活かすことができる部分があるのである。 部品 共和国共通I=開発国家としてのテストパイロット 鍋の国はアメショーをはじめとする共和国共通I=Dの開発国家である。I=Dの開発においてパイロットは欠かせない。舞踏子達は初期段階からテストパイロットとして開発に参加。パイロット側の意見による開発機体の改善だけでなく、機体を開発段階から知る事によりパイロットとしての機体熟練の糧にもなるのだ。 部品 同乗者との共通訓練 I=D操縦において、パイロット、コパイロットの意思疎通は重要な課題である。定期的に操縦訓練を行うだけでなく、コンビを組む相手を適度に交換して訓練。どのような相手とでも即座に連携ができるようにという理想を求めて日々訓練が行われている。 部品 ハンドサインやモールス信号の講習会 機体操縦時の他機との連携を重視する為に、I=Dの手を使ったハンドサインや光によるモールス信号受信による連携を行う為の講習会がが行われた。 ハンドサインやモールス信号は鍋の国にある海兵隊と協力して教わった。これはI=D同士の連携、I=Dと歩兵の連携の際に必要な重要科目である。通信が途絶した時や傍受される可能性がある時などの非常時を想定した講習会である。 部品 I=D連携訓練 I=Dの操縦において同じ機体間のパイロット、コパイロット同士の連携だけでは終わらない。同時に出撃しているI=D同時の連携も必要である。二機編成、三機編成などの戦術が検討され、実際に訓練を行い問題点を洗い出し、また訓練を行い洗練された連携戦闘術を磨き続けたのである。 ハンドサインで独自の連携パターンのサインを作り、目視での連携も可能なように訓練が行われた 部品 機体特性と装備に関する事前研修 パイロットは訓練だけでなく、機体についても知らなくてはならない。機体の特性や武装の特徴などを開発メンバーや整備士を講師とし、事前研修を行い、訓練を行う。新型機や武装の導入、アップデートにより一部性能が改良された時などには必ず研修が行われた。 部品 新型機体の慣らし訓練 鍋の国に新型機体が受領された際には慣らし訓練を行う。出撃する可能性のある舞踏子達はあらかじめ受けた事前研修とマニュアルにそって機体を動かし基本に忠実に動かし、慣らし運転を最初に行い機体の癖を掴むのだ。 鍋の国が開発したI=Dの場合はテストパイロットの経験があるとはいえ、もう一度一から覚えるような気持ちで抜けのないように確認し、操縦する。 鍋の国以外が開発したI=Dの場合は何もかもが初めてなのでしっかりとマニュアルを読み基本的な操縦を確認、終了後に皆の操縦に対する感想、マニュアル外の事、注意点、検討などを行う検討会を行い、機体を知る。 部品 I=D・随伴歩兵の合同訓練 それぞれ異なる視野や機動性を持つI=Dと歩兵が、互いの長所だけを生かし、短所を相殺するべく、連携を取る訓練イベント。兵科をまたいでの実施になるため、通常の訓練よりは機会が少ない。 また、予め海兵隊が使うハンドサインや武装などを学んでおき、理解した上で訓練を行い、検討会において問題点を洗い出して再び訓練を行う。同じ鍋の守り手として協力して守れるように努力は惜しまない。 部品 各地形対応訓練 森林、沼地、砂漠など、世界には様々な地形がある。同じ気候圏の中でさえ地域差があり、また、全く同じ地形などはそうそうない。可能な限り、それらの多様な地形に対応できるよう、要素の詰まった再現環境下で訓練が行われた。 部品 戦闘区域別対応訓練 戦闘区域、具体的には水中戦、空中戦、宇宙戦、低重力戦といった戦闘状況における戦闘に対応できるように訓練が行われた。今後の戦いを想定し、それぞれのフィールドにおける奇襲、防衛、機動防御などいくつかのシチュエーションに沿った模擬線を行い、対応訓練とした。 部品 サブパイロットとしての戦闘分析 鍋の国のI=Dは代々三人乗りが定着している。そんな中、パイロット視点でのI=D操縦の動き、コパイロット1とコパイロット2の視点では意見が変わってくる。 特にサイベリアン以降、コパイ1が射撃、コパイ2が戦場把握、指示と役目が分けられた事により三つの視点から操縦内容を分析できるようになった。訓練でパイロット、コパイ両方の経験をする。 その上で訓練に対する操縦の検討会を毎訓練の度に機体搭乗者同士で行う。うまくいった事、ダメだった事、今後の課題……。そして全体の検討会に出席し、異見を統合、重要な案件があれば訓練項目に追加するなど全体にフィードバックしていく。 部品 加護という名のやる気 舞踏子や元気な舞踏子は、ヤガミ、ドランジ、アキを帯同している間は加護を与えられるという。そして強い舞踏子は、相手を守りたいという気持ちの強さから自身が戦う力もつけたことで、強くなれるのだ!特に不思議な力ではなく、やる気が出ることで強さに繋がるというもので、大事な人が近くにいると、大事な人が共にいるからこそ、守りたい者がいるからこそ強くなれるという想いのちからである。 部品 日々の食事 舞踏子達の日々の食事は栄養管理はもちろん、舞踏子としての特訓の欠かせないエネルギー。日々の鍛錬と食事はもちろん、舞踏子同士のコミュニケーションの場でもあります。その場を提供する料理に求められるのは美味しい事。訓練で欠いた塩分補給などサポートは充実。 部品 定期的な健康診断 舞踏子には鍋の国の女医による定期健診が行われています。職業的な危険性の高い項目の健診を加えて異常の早期発見を目指し、健康をささえています。 部品 精神を癒す環境作り パイロットとしての生活は知らず知らずのうちに疲れが貯まる。戦闘が長引けば、被害が増えれば……気づかないうちに疲労、ストレスは蓄積されるのだ。鍋の国はカウンセラーを雇い、そんな彼女達の心身を含めた健康の対応を行っている。 またアロマセラピーやアニマルセラピー、マッサージなどを行っており、エースパイロットにはエースらしく相応の環境を作る事に心がけている。 部品 慰安とストレス解消 日々の疲れを癒し、ストレスを解消する為に慰安旅行やレクリエーション、食事会にビンゴ大会など定期的にイベントが行われています。ストレスだけでなく、パイロット達の交流の場とし、共に戦場を駆け抜ける戦友とのコミュニケーションの場としても機能している。 部品 エースパイロットとしての後輩育成 強い舞踏子は鍋の国のパイロット達の憧れのエースパイロットである。舞踏子達は時折、母校である鍋鍋野高校パイロット科を訪れ、パイロットとしての講演会や模擬戦、シミュレーション訓練などに参加し、鍋の国を守るパイロットとはこうあるべきという姿を後輩達に技術で見せ、激励するのだ。 部品 鍋の国における海兵隊の位置づけ 鍋の国の海兵隊は、国の法律に基づき、歩兵戦力を高め、国防目的で設立された歩兵部隊である。国や国民を守りたいという思いが第一にある。勿論海兵隊と呼ばれるにあたり、国益の維持や確保をするための緊急展開部隊としても行動が可能である。 部品 少数精鋭の選抜部隊 海兵隊は鍋の国歩兵の中から少数精鋭の部隊として選抜された。少人数でありながら歩兵としての戦闘や哨戒、特に上陸作戦や早期展開により相手の出端をくじき殲滅する事ができる……さらに輸送手段も持ち、相応の硬さ、装甲を持つ事を求められた。 部品 海上・海辺近隣の警備 鍋の国は島国のため、外敵は基本海か空からやってくる。海兵隊は海上や海辺の警戒および警備の任につくこととなった。 部品 上陸・占領作戦 海から敵地などでへ上陸・揚陸・占領作戦を行うなどを得意とするのが海兵隊である。有事の際の上陸・占領作戦を得意とする部隊の保有は近隣諸国への威圧とみなされないか? と周辺国に確認したところ悪感情はなく、むしろ警備部隊としての役割に歓迎された。鍋の国の海兵隊が占領作戦を行う時は、いつだって大切なものを取り戻したり、大事なものを守るときなのだ。 部品 水上活動能力 海兵隊はその名の通り、海に関する訓練も行っている。水上での任務も多く、いわゆる古式泳法もマスターしている。海難救助隊ほど専門的ではないが、海での人助けも心得がある。 部品 歩兵から選抜試験 海兵隊は鍋の国歩兵で下記の条件を満たした者から選ばれる。 歩兵訓練期間二年以上経過の者、歩兵訓練基本課程を終了している者、試験者には模擬訓練とした上での海兵隊選抜試験で耐久力、精神力テストを行い、試験に合格した者。思想、素行調査を行い問題のなかった者。そして後日の面接で教官が認めた者である。 部品 体力基礎トレーニング期間 歩兵にとっての体力は重要不可欠である。戦場で最後まで立っているのは体力のある者である。 体力トレーニングとして短距離走、長距離走はもちろん、歩兵フル装備に相当する重量を背負った状態での行軍訓練などを海兵隊に所属してからも半年は行う。この間は試行期間である。 部品 歩兵関連座学一般 軍事、特に歩兵部隊運用にかかわる各種知識を座学にて教育される。海兵隊は少人数でありながら輸送手段、火砲が充実している為の各種装備についての知識や部隊展開の理論や戦術への理解などを行う。 部品 軍事的判断力養成訓練 知識だけではなく、兵士としての考え方も教導されている。まずもって『人を撃って殺す』事をしなければならない事も多いのが兵士であり、 そうでなくても死の恐怖にさらされながら行動する機会は多い。 これらに耐えるための思考形態、精神への負担を軽くする思考の切り替えトレーニングなど、精神面への教育もかなり力を入れて行われている。 兵士が恐怖を和らげるために薬物を使う事などが起きないためにも、メンタルダメージを抑える手段は必要だった。 部品 海兵隊に関する専門技能の訓練 体力トレーニングの過程終了後は引き続き体力トレーニングも行われるが、いよいよ海兵隊としての訓練が始まる。分解掃除などの装備の整備から輸送機の運転技術、海兵独自の戦術、防御陣形の研究と実践。模擬戦などが行われる。 装備の更新、新技術の導入、自らの技術を洗練させるなど、訓練は終わらない。 部品 輸送手段の詳細 海兵隊は独自に輸送手段を持っている。空軍や海軍の他部隊とは別に独自で輸送船や航空機を保有、これらは主に必要に応じて緊急展開や上陸作戦を行うために使用され、兵員輸送艦や強襲揚陸艦、輸送ヘリ(キャットバスケット)などが運用されている。 海兵隊の今後としてはそういった専門の兵科の育成が求められる事になるであろう。 部品 ハンドサイン 海兵隊独自のハンドサインを採用。連携、連絡手段として使用している。通信機を使えない時、音を極力出したくない時に使う。 部品 戦闘服 海兵隊は陸上での戦闘を行うため、陸軍と同様の迷彩柄の戦闘服を着用する必要がある。 装備一式はヘルメット・上衣・弾帯・カーゴパンツ・半長靴が一揃いで一般的な任務での戦闘装備となる。 任務に応じ、これらに更に装甲増強として防弾チョッキ・増加装甲パット・強化盾を装備。なお、背中には身を隠す際に木の枝などを取り付けるための部位がある。 南国で蒸し暑い鍋の国らしく、長時間着用しかつ長袖である戦闘服に対しての改善には余念がない。暑さによる体力消耗、不快感によるストレスが減れば減るほど戦闘可能時間が長くなるためである。 国の機関により通気性と防刃・防弾性のを併せ持つ素材の開発や、気化熱を利用して量を得る構造の開発など、年々改良が施されている。 部品 軍用グローブ 防腐、防火、耐刃、摩耗防止など丈夫で長持ちな海兵隊グローブ。着用状態でも銃火器が使えるように作られている。標準タイプのグローブタイプ、ナックルガード付きの物、オープンフィンガーグローブなどがあり、各種任務によって使い分けられている。 部品 偵察用双眼鏡 海兵隊が発足した時に改良された双眼鏡。熱源を視覚化する暗視機能や望遠機能、ミル入りで相手の大きさ、距離も測れる。防水加工。偵察ゴーグルの方が性能が多岐に渡るが、ヘルメットを装備できない。それに対し双眼鏡は背嚢に収納できるので適材適所で使用された。 部品 偵察用ゴーグル 鍋の国の海兵隊以前の歩兵が偵察時に使っていたゴーグル。熱源を視覚化する暗視機能や望遠機能、小型カメラとしての写真の機能に無線機機能までついたお得なゴーグル。 ただし、海兵隊になってからは正面突破の装甲力や機動防御が重要視されつつある中、コンバットヘルメットと併用できない偵察用ゴーグルの出番は減った。それでも特殊任務の際には出番である。 部品 ガスマスク 外気を遮断し、毒ガス等の有害なモノやにおいなどを遮断するマスク。迷彩ヘルメットと併用できるように作られている。偵察ゴーグル使用時は外してから使う。 鍋の国は眼鏡を着用してる者も多い為、各個人装備は着用者を想定して装備。眼鏡着用者の場合は眼鏡をつけたまま装備できるようにカスタマイズされている。 部品 海兵用アサルトライフル 鍋の国の歩兵に支給される軍用のアサルトライフル。中距離での射撃戦を行うことができる。海兵隊装備は厳重な管理のもとに置かれているので一般人が手には入れる事は不可能。共和国共通規格のモノを使用しているので弾薬の互換性あり。オプション装備としてサイレンサー、サイト、バナナマガジン式弾倉をそれぞれ1つずつ装着できる。オプションは任務状況によって付け替える。 両手で保持して射撃する必要があるため両手を使っても1丁しか使用できない。 サイトは狙撃を想定した赤外線レーザーを使用したレーザーサイトを採用。 サイレンサーは発射音を軽減できるので標準装備している事が多い。また、音を抑える事で人質救出作戦の際に人質の聴覚を守る……などの効果も期待できるのでそういった作戦時には必須装備。 部品 バナナマガジン式弾倉 海兵隊のアサルトライフル専用のバナナマガジン式弾倉。弾薬を30発格納。バナナ型ではあるが、単独で持ち運びする際にはボックス可が可能。アサルトライフルにはつねに一つしか装備できないが、弾がなくなれば使い道がなくなる為、予備としていくつも持って行くのが基本。 部品 鍋の国仕様サブマシンガン 鍋の国仕様サブマシンガン。9.2mm拳銃弾。装弾数80。消焔器器が標準装備として付いている。近距離戦闘時に使用。慣れていない人間は片手で持つと危ない。海兵隊は体力筋力のトレーニングの結果、片手で運用できるようになれば一人前という認識。もっとも命中率に期待するなら両手持ち推奨。 部品 手榴弾収納専用ホルダー 鍋の国所属の歩兵、海兵隊が装備する標準装備。装弾数4。ホルダーには各種手榴弾を装弾できるので任務に応じて装備の変更がされる。手榴弾は鍋の軍で厳重に管理されており、使用の際にも事故防止として薬品により銃弾の流れ弾程度では爆発しない、テープで固定してるので簡単には取れないようにするなど安全面も重視している。 ホルダーには糸も付随しており、手榴弾の安全ピンと組み合わせる事でブービートラップとして使用する事も可能である。 部品 形状、色の違う手榴弾(計五種類) 手榴弾は持ち出されないように軍で厳しく管理している。使用の際にも銃弾の流れ弾程度では爆発しないように薬品使用。テープで固定するなどの安全面も考慮している。 手榴弾の種類としては破片飛散型の破片手榴弾、爆音閃光手榴弾(いわゆるスタングレネード)、発煙弾、催涙弾、焼夷手榴弾が用意されており、任務に応じて持ち替える事ができる。標準装備としては破片手榴弾1、爆音閃光手榴弾1、発煙弾1、焼夷手榴弾1がスタンダード。 手榴弾は持った時の形状やデコボコ感や色が違う事により区別しており、熟練した兵士は持つ時の感触で使い分ける事ができる。 部品 海兵隊のロゴマーク付きの自走榴弾砲 鍋の国の自走砲。輸送の問題があるので主に自国での迎撃に使用する事を想定して開発された。 鍋の国には弾着観測兵がいないが、I=Dの通信を併用する事により、敵の位置を測定し、攻撃するなど今後の戦術が期待されている。 部品 迫撃砲 鍋の国では個人装備に軽迫撃砲、隊装備として中迫撃砲を採用。他の火砲よりも比較的軽量、小型な為、使い勝手がよい。榴弾以外に発煙弾、照明弾破片榴弾や焼夷弾も開発。軽迫撃砲は個人装備として運用している為、連絡やのろし、簡易証明などの攻撃以外の用途や単独任務での使用も考えられて開発された。 部品 牽引式の榴弾砲 遠距離の地上目標を攻撃する為の火砲の一つ。海兵隊の輸送能力での空輸の利便性を考慮した結果、牽引式を採用した。榴弾だけでなく、発煙弾、照明弾、破片榴弾、焼夷弾もあり。 部品 歩兵用無線機 短距離通信が可能な無線機。鍋の国の歩兵が発足された頃からデザインは大きくは変わっていない。偵察を重視するようになった時に上位無線機である偵察用ゴーグルに取って代われる。が、頭に装備するあちらと違いこちらは手で持ち運び可能、背嚢にでも入れておけば予備としても使えるし、ヘルメットと併用できない偵察用ゴーグルとは別の使い方ができるとの事で使い道は残った。 部品 船上活動服 海軍としての装備品であり、白いセーラー服と作業着として水色のシャツが存在し、選択して着用することが出来る。 丈が短く襟ぐりが広いため風通しがよく、また海におちたときにもすぐ服を破り泳ぎやすくすることが出来る。 主として海軍所属の猫士や若年の訓練生が好んで着用する傾向がある。 ちなみにこの服は脇にファスナーがついており、腕を先に通してかぶるように着用するため、前ボタン式の作業着より着用が楽である。 部品 ライフジャケット ライフジャケットつまり、救命胴衣である。ベスト状の着衣で、海上に落下した際に着用者の体を上向きに保ち、頭を水面上に露出させるための浮力をえるパーツが配置。 使用する際に圧縮空気で膨らませる膨張式が最少されており、有事の際には胸部に取り付けられた小型のボンベを作動させ浮力を得る。 海上で目立つように黄色、戦闘服とともに着用しても目立たないオリーブカラーなど、用途に合わせていくつかのカラーパターンが存在する。 任務の性質上、長期にわたって海上を漂流する可能性もあるため、ジャケット内には携帯食料・水・小型の発信機などが備えられている。 部品 海軍の制服と正装 海軍の制服。ダブルのスーツ、シングルのスーツも用意されている。いわゆる一般的な海軍の制服とそれ程大きくは変わらない。もちろん正装もある。 部品 ポットシールド いわゆるライオットシールドの事。鍋の国の平和を守る為の盾という事でポットシールドという名称がついている。 鍋の国の警官の標準装備でもあるが、海兵隊においても採用されている透明かつ、軽量の金属性の盾。 暴徒鎮圧等に使われるが、拳銃などの貫通力が低い弾丸、投擲物などから身を守る為に海兵隊でも使用されている。 警察、海兵隊が使用するという事で厳格な管理がされており、一般人が入手するのはまず不可能。 部品 専用フラッシュライト 海兵隊で運用する為に専用に作られた懐中電灯です。ライトの光量、照射範囲の変更が可能で完全防水。水中でも使える優れものです。調整して目つぶしに使う事もできますが、悪天候の中、光で合図を取るというような使い方も想定しており、耐久性、持久性にも優れています。またモールス信号を使った無線、音を出さない連絡手段としても使われます。 部品 衛生医療キット 緊急時に使う医療キット。 家庭で使うようなガーゼ、消毒液、バンドエイド、ハサミ、湿布、三角巾、針などの基本的な物もあれば、人工呼吸器、手袋、痛み止め、止血帯、エアウェイ、緊急外傷包帯、カテーテル、サムスプリント、チェストシールといった物、油性ペン(戦場での症状メモ用)といった物までがコンパクトに収められたカバン。 部品 鍋レーション 残念な事に鍋料理を楽しむ事ができない時などの非情用の簡易レーションです。そのままでも食べれますが、鍋の中に入れて煮込む事により簡易鍋として楽しめるレーションもあります。歩兵活動中の貴重なエネルギー補給の源です。 部品 ボトル&ホルダー 水が入った水筒。付属した小物入れには塩系タブレットが収納されており、レーションを取れない非常時にも水と塩の補給が可能。 部品 軍用ショベル 主に塹壕を掘るために使用するショベル。折りたたみなどはできないが、柄と刃に分離して持ち運ぶ事ができる。柄にセットする際に向きを変えてクワのように使う事も可能。 部品 サバイバルナイフ 白兵戦時に使用できるナイフ。本来の使い方はサバイバル時を想定している。金属を切断できる鋸刃がついており、ナイフにはコンテナ、格納可能な部分があり、そこに医薬品や釣り糸、針などが収納されている。 サバイバル用のナイフなので基本、装備は一人一本。ナイフを両手で二刀流ができないわけではないが他の装備を考えると非現実的。 部品 野営用装備一式 小型テント、寝袋、小鍋(フタが皿やフライパンにできる)カトラリー三種、火口箱、水袋などがコンパクトに収められたカバン。 部品 日頃の疲れを癒す 過ごし方は個人によって様々。睡眠にあてたり、同僚や家族や恋人とご飯を食べたり、趣味に勤しんだり、自らが守っている日常を実感し、また満喫するのです。 部品 演習後の慰労会 特に大規模な演習や訓練があった後は、部隊としての連携力だけではなく人としてのコミュニケーション能力も大事ということで、慰労会が開かれる。参加は自由となっており強制ではないため、疲れていたら寝に帰っても問題ない。慰労会ではケータリングをつまみながら、部隊内や合同訓練先の人と、日常的な他愛のない世間話や、子供や猫などの写真を見せ合いっこしたりと、和気藹々としたものである。勿論ハメを外しすぎない程度に楽しもう。当然機密事項をもらしてはいけない。 部品 銀の結婚指輪について 矢神総一郎から矢神サクへ贈られた結婚指輪。もちろん夫も同じものをつけている。仮とついているのは、この銀色の指輪の名称が不明だったため。いつか教えてもらいたいと思いながら、肌身離さずとてもとても大事にしている。 部品 富滋の土 鍋山沼沢から産出される粘土質土壌である。ちりんの鍋を開発した職人鍋川菊次郎により、富滋の土と名付けられた。含んだ微量鉱物のためか、生地色が濃い褐色。扱いが難しく、火の温度管理も微妙だが、焼くと固く、それでいて柔らかな手触りを生む。その扱いづらさについては 「俺はこんな頑固な土を、今までみたことがない」と開発に協力した鍋原白乃進が弱音を吐く程である。しかしこの土を使う事により耐久性に優れていて、美味しく具材を煮る事ができる鍋ができるのである。 部品 丹念な菊練りによる焼成後の結晶構造の均一化 ちりんの鍋は、熟練の職人の技とおしまぬ手間によって作られている。粘土の密度を高める為に、丹念に菊練りという粘土を練り合わせる作業を行うが、これが鍋の強度にも寄与している。量産を行う工場でも熟練工がこの菊練りの作業を監督し、品質を守っている。 部品 粘土に施した工夫による焼成後の緻密なガラス質構造 鍋山沼沢に茂っている草と根を特有の配合で混ぜ合わせ桶で寝かせる事2週間。この手間がなければちりんの鍋は焼成に成功しなかった。菊次郎と白乃進という2人の名匠が実験を重ねて辿りついた工程であり、この手間により硅素のガラス質の粘りを上げ、扱いの難しい富滋の土を鍋の形に完成せしめるのである。焼成後の緻密なガラス質構造が耐久性にも寄与している。この配合は量産品にも取り入れられている。 部品 加熱による遠赤外線効果 ちりんの鍋の素材を化学的に分析した所によれば、ミネラルの主成分カオリンに加え、アルミナの含有率が通常の粘土よりも高く、成型・焼成後、加熱することにより多くの遠赤外線を鍋内に放射する。この遠赤外線により食材を効率よく加熱することができ、うまみ成分の消失を最低限に抑え、食材が持つ旨味を十分に引き出すことが可能となった。 部品 鍋肌の表面構造 また、鍋肌の表面構造により加熱時の泡立ちが細かいため、味の浸透、出汁への溶出のバランスが良く、また煮崩れが少ない。またよくだし汁を対流させ、具材の火の通りを均一にする効果がある。 部品 特有の形状による効果 蓋の重量及び形状が良く、食材や出汁から出る水蒸気が鍋内でランダムな対流を起こし食材を均一に加熱することにも役を買っている。計算された気孔形状は適度な水蒸気を鍋外に逃し吹きこぼれを防ぐものの、旨味成分や香りの流出を最小限に抑えている。 部品 すぐれた耐久性 アルミナ含有率の高さにより、通常の鍋より強度が高く耐衝撃性に優れている。また耐火温度も上がり、コークスなどの使用にも耐えうる。この事により災害などの避難時に頭に被る事で、衝撃から頭部を守る事ができる。ただし鍋で防げる程度の物理的傷害に限り、もちろん衝撃が大きいと壊れてしまう。 部品 職人の魂がこもっている ちりんの鍋は、鍋職人鍋川菊次郎が病身にあった息子・啓介が自身が焼いた鍋でつくった料理を食べ、自然に笑みをこぼしたのを見て、自らが作った鍋で人々が笑顔になって欲しいという願いから開発された鍋である。「俺が出来ることは鍋を作ることだけだが、それでも人に笑顔を分け与えることができる。たとえほんの一時の幸せでも、無いよりはずっといい。」そう思ったと菊次郎は当時を振り返り動機を語った。 苦節2年の時を経て、化学的見識に強い鍋原白乃進の助けも得ながら、努力を重ねて完成させた鍋である。それにも関らず鍋川菊次郎は利益を二の次として、子供や病気の者に優先的に、そして広く鍋の国に行き渡る事を願った。 現在では、菊次郎の意志を汲んだ政府の政策により、鍋職人組合とメーカーとが協力して手の届きやすい価格帯で量産されているものの、この魂は受け継がれ「ちりんの鍋」はその品質が守られている。 部品 鍋を囲む効果 ちりんの鍋は食材を美味しく料理できる調理器具であるが、「鍋」は家族や仲間と囲んで食べるのが一般的である。1人で食べても美味しいが、誰かと一緒に食べた時より美味しく感じた事はないだろうか。一気に大量に作ると美味しい料理というのは存在するが、食べる人の気持ちにも変化があるのだろう。美味しいものを「美味しい」と言いながらみんなで食べると、より美味しく感じられるし、仲良くなれる気がする。「同じ釜の飯」という言葉があるが、同じ鍋をみんなで囲む効果である。それを知っている鍋の国の民は、お腹が空いている人、1人でいる人に「一緒に鍋を食べよう」と声をかける。悪い事をする人には色んな事情や背景があるだろうが、この「一緒に鍋を食べよう」で少なくとも空腹や孤独が原因で感情が高ぶっている人や、魔がさしてしまった人には効果があるといいな、と鍋を作る職人は願っている。 部品 概要 迷宮競技会のB50到達リザルトで手に入れた双眼鏡である。普通の視界のほか暗視や熱源探知など多機能な双眼鏡であり、一般販売はされていない。 部品 所持制限 複合双眼鏡は迷宮競技会のB50リザルトアイテムとして入手したプレイヤーかその後の交換会で手に入れたプレイヤーのみが所持することができる。 部品 偵察 複合双眼鏡は高い倍率と様々な状況に対応した機能により利用者に高い偵察能力を与える。夜間でも暗視能力により視界を確保でき、また熱源感知により隠れている対象を発見する状況にも優れた性能を発揮する。 部品 FO(Forward Observer) 複合双眼鏡は砲撃の観測においても高い性能を発揮する。多機能による高い視界確保性能は夜間や悪天候下においても敵陣と着弾地点の観測を成功させ、砲撃能力を有効に機能させることができる。 部品 暗視 複合双眼鏡には暗視機能が組み込まれており、光源の確保が難しい状況下でも視界の確保を行うことができる。双眼鏡の望遠機能と合わせて夜間の偵察活動において高い性能を発揮する。 部品 熱源探知 複合双眼鏡には熱源探知機能が組み込まれており、生物や火器の温度を使った追跡・索敵に高い性能を発揮する。 部品 筋トレの重要性 ランナーに太い筋肉は必要ないと考えられがちだが、長時間良いフォームを保つためには筋力トレーニングが必要不可欠である。 部品 怪我の予防 走るのに適切な姿勢を保つ他、継続的に筋力トレーニングを行うことで基礎体力がつき、怪我の予防にもつながる。 部品 フロントランジ 太腿、ハムストリングス、大殿筋を中心に鍛える。この際上体をまっすぐ保つことで、全身の筋力を強化できる。 部品 腹筋・背筋 ゆっくりと行うことで体幹の筋肉が鍛えられ、適切な姿勢を保つことができるようになる。大きく息を吸って吐きながら行うこと。 部品 腕立て伏せ 腕をしっかりと振るために腕・肩の筋力を鍛える。きつくて続かない女性などは最初は膝をついた上状態で行っても良い。 部品 準備運動の効果と重要性 怪我を防ぐ、体をあたためる等の効果がある。トレーニングの効果にも差が出るため丁寧に行うこと。全身の筋肉を気持ちいいくらいの強度でよく伸ばし、ほぐす。 部品 良好なコンディションを保つ 疲労を溜めないことがランナーには重要である。すなわち、睡眠時間を十分に取りトレーニング後は整理体操等をかかさず行うこと。 部品 インターバル走 数本の疾走区間の間に小休憩を挟む練習方。非常に効果が高いが疲労もたまるため、終わったらしっかりと休憩をとること。 部品 レペティション インターバル走より1本1本の強度を高め、休憩を長くとるトレーニング。効果としてはインターバルと同じ。 部品 ペース走 一定のペースで走るトレーニング。トラックなど決まった距離を延々同じペースで刻むことで適切なペースを体に教え込む。 部品 ジョグ 一キロ5分以上のペースでゆっくりと長い距離を走りこむ。もっとも手軽で一般的な練習方法。毎日継続するのが大事。 部品 ビルドアップ走 最初はゆっくり、徐々にペースをあげていき、ラストでラップを刻みゴールするという練習方法。疲労の溜まり方もマイルドで効果が高い。 部品 正しいフォームの重要性について 長距離を走る際正しいフォームを保つことはスピードを上げるだけでなく怪我の予防にも繋がり、疲労度にも大きく影響する。 部品 正しい姿勢を保つ練習 走る際は真上から頭を吊られているような感覚で少し顎を引き、背筋を伸ばし、腹筋にやや力をこめるイメージで。視線はまっすぐ前へ。 部品 足の出し方 走る際の足は一本の線の上を走るような感覚でまっすぐ前に出す。普段から線の上を走って感覚を掴むと良い。 部品 使う筋肉 小さい筋肉(足首、すねなど)を酷使すると故障の元になる。太腿や尻などのなるべく大きな筋肉を使い、体幹を意識して体を動かすこと。 部品 腕の振り方 小指と薬指を軽く握り、真後ろに引く。腕をしっかりと振ることで余計なエネルギーの流出を抑えることができる。 部品 呼吸の仕方 ペースによって呼吸を変える。スローペースで走る時には4回吸って4回吐く。ミドルペースの際には基本の2回吸って2回吐く。更にスピードを上げる場合は2回吸って1回吐くと良い。 部品 ペース配分 走る距離によってペース配分を考えながら走る。長距離を走る場合は10キロ過ぎあたりで気持ち良くなってペースがあがりがちだがぐっと堪えること。 部品 ランナーズハイ 走ることによって脳内物質が出てテンションがあがり、疲労を感じにくくなる。しかし疲労は確実に蓄積するため、惑わされず冷静さとペースを保つことが必要となる。 部品 クールダウン 長距離を走った後は筋肉がダメージを受けているため、ゆっくりと整理体操や軽いジョギングをして筋肉をほぐすこと。 部品 靴 基本的に紐靴。履き比べて自分の足に合ったものを選ぶこと。また、長距離を走る前に履きならしておくのが望ましい。 部品 帽子 つばの広いキャップが良い。風で飛ばないようなサイズのものを選ぶこと。太陽光をさえぎる他、汗が目に入るのを防ぐ。小雨の際にも役に立つ。 部品 ワセリン 服と肌が触れる部分などに塗ることで長距離走った際の擦れを予防できる。下着と肌の境目あたりにも塗っておくと良い。 部品 動きやすい服 気温に適したもの、また、肌に擦れても痛くない素材を選ぶこと。また、男性は下半身にスパッツ状のものをちゃくようすると息子が擦れにくい。 部品 スポーツブラ 女性は必須。ワイヤー入りの下着で長距離を走るのは厳禁である。すこしきつめのものを選ぶと胸の形が崩れにくい。 部品 走る前の食事 穀物など炭水化物をしっかりととること。極端に炭水化物の量を増やして準備することをカーボローディングと言う。 部品 水分の取り方 水分は少量をこまめに摂取することで脱水を防ぐことができる。汗で失われるナトリウムを補充できるものが良い。 部品 エイド 30キロ以上の長距離を走ると体内の糖が不足しエネルギー不足に陥るため、水分と同じようにラムネやブドウ糖を途中でかじると良い。 部品 流用実績(長距離走の訓練) 長距離走の訓練は八猫キルケ@暁の円卓が作成した部品です。 流用いただいた方 玄霧(低物理版) https //www65.atwiki.jp/kurogiri_all/pages/133.html 尋軌さん https //twitter.com/hirokikudou/status/898948566122496002 谷坂さん https //twitter.com/tanizaka/status/898927308492242944 蒼燐(PC) https //twitter.com/so_rin/status/898918332694319104 https //www24.atwiki.jp/riwamahi/pages/799.html シュワ(演習課題用) https //www37.atwiki.jp/lathyrus_odoratus/pages/178.html 羽黒(評価11) https //www65.atwiki.jp/sougohankoku/pages/109.html 鈴藤(ver1) https //twitter.com/suzuhuji/status/898887132273496066 http //www4.rocketbbs.com/741/bbs.cgi?id=raiilu mode=res no=8081 高渡さん https //www29.atwiki.jp/feg2/pages/639.html 黒霧さん https //twitter.com/kuromu_mk/status/898585273537142785 来須・A・鷹臣 https //twitter.com/motorrad14/status/898586158732419072 https //www65.atwiki.jp/motorrad/pages/12.html FO(ロードランナー)(ナニワアームズ) https //twitter.com/_azuma_/status/896612159815204864 http //arktos.noor.jp/naniwa/wforum.cgi?no=2164 reno=1948 oya=1948 mode=msgview FEGダガーマン http //tkt.lix.jp/wforum/wforum.cgi?mode=find list=tree word=%92%B7%8B%97%97%A3 cond=AND view=10 猫野和錆 https //twitter.com/neko_wasa/status/899161741640192000 FROG緊急時対応スタッフ https //www14.atwiki.jp/idressngo/?page=%20FROG%E7%B7%8A%E6%80%A5%E6%99%82%E5%AF%BE%E5%BF%9C%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%95 高梨ひひひ https //www29.atwiki.jp/feg2/pages/647.html 銀 倖斗 https //www24.atwiki.jp/riwamahi/pages/819.html 哀川・A・セコイア https //www65.atwiki.jp/sougohankoku/pages/160.html 佐藤ぶそあ(玄霧藩国のPC) https //www65.atwiki.jp/kurogiri_all/pages/76.html 里樹澪 https //www14.atwiki.jp/stlakus/pages/28.html#id_b34ec448 双海環 https //www65.atwiki.jp/futamisagyou/?page=%E5%8F%8C%E6%B5%B7%E3%80%80%E7%92%B0%EF%BC%88T20%EF%BC%89 結城由羅 http //cwtg.jp/bbs3/wforum.cgi?no=10878 reno=10825 oya=10825 mode=msgview エドさん https //twitter.com/edo_tiyo/status/901061483810795520 小島遊 https //www65.atwiki.jp/kurogiri_all/pages/147.html 矢神サク https //www65.atwiki.jp/sac39/pages/19.html 橙にして鈍色のカレン http //www4.rocketbbs.com/741/bbs.cgi?id=raiilu mode=res no=8195 凍矢 https //www6.atwiki.jp/aonoaohito/pages/108.html 部品 思慮深い それを実行したらどんなデメリットが発生するかを一旦考える思慮深さ。 実行前に一旦考えることで、いざという時に立ち止まるチャンスを得る。 部品 石橋を叩いて渡る 大丈夫かどうか確認してから実行するということわざ。これを意識して習慣化することでついうっかりを危険に踏み込むことを防ぐ。 より上位に石橋を叩いて壊すというものがある。 部品 質問・相談する習慣 実行前に信頼できる相手に質問・相談する習慣、自分ひとりでは見落としていたことも相談や質問をすることで発見することができる。 部品 信頼できる相手を見極める 信頼できる相手に質問・相談をするため、信頼できる相手を見極めるための判断力。 相手と自分の関係を正確に把握する(所謂空気を読む)能力でもある。 部品 背筋がぞわっとする 危険な場所やことに踏み込みそうになると嫌な予感や背筋がゾワッとして踏みとどまる能力。所謂第六感。 確実性はないが、経験からくる直感でありこれに救われることは意外に多い。 部品 急げ馬よのあらまし 馬を走らせ、短期間で長距離移動するための技術。はいよーシルバー! 馬を所有していない場合は貸し馬屋にレンタルしたりするらしい。 部品 急げ馬よの取得条件 馬術の習得及び、馬での長距離移動訓練を年四回は行っていること。 なお、越境及び交通法規は各国のルールを事前に調査し、遵守すること。 部品 馬と心を通わせる テレパシーというわけではなく、馬との信頼関係を築く練習。 背筋を伸ばし、力を抜いて余裕を持つことで、馬に不安を与えないように心がける。 部品 乗り降り練習 まず馬に乗るための練習。馬の左側から鐙に片足を掛けて跨がる方法から、飛び乗りまで練習する。 降り方は乗り方を逆順で行う。 部品 騎乗姿勢 鞍の相性知り、跨がり方を覚え、正しい姿勢で騎乗するための訓練。 速さに応じて姿勢を変える必要があるので注意。 部品 歩法の習得 歩法とは馬術における、馬の歩き方、走り方のことである。 常歩、速歩、駈歩、襲歩が基本歩法とされ、それぞれに訓練を行う。 部品 常歩 なみあし。歩きの状態。常に二本ないし三本の肢が地面について体重を支えている状態。 正しい姿勢で発進や停止、曲がり方なども覚えよう。 部品 速歩 はやあし。二本の肢をペアで着地、離地する走り方で、速度は常歩の二倍程度。 強く上下に揺れるため、動きに合わせて鐙に立つ、鞍に座るを繰り返して衝撃を軽減したりする。 部品 駈歩 かけあし。速度は速歩のおよそ1.7倍ぐらいか。 三肢で接地しているタイミングと、四肢が地面を離れているタイミングがある。 パカラッパカラッといった感じか。 ゆったりと前後に揺れる。 部品 襲歩 しゅうほ。全速力の走り。後肢と前肢の着地点をなるべく離し、脊椎のバネを利用して歩幅を伸ばし疾走する。 速度は駈歩の三倍にも達する。 部品 長距離移動計画 連休のお父さんには必須の計画能力。 地図を広げ、目的地に辿り着くルートを導き、適切な時間に適切な道を進む計画を立てることが重要。 部品 地図を読む 道路地図を読み解く力。これがなければそもそも長距離移動は諦めるべきだろう。 ルートを検索するだけでなく、休憩の予定も立てよう。 部品 越境の準備 移動に於いて国を越えることもあるだろう。国が変わればルールも変わる。 各国のルールに従い、越境できる様、事前の予習と準備をしよう。 部品 休憩・補給 事前に予定を立て、所定の場所で人と馬の休息と補給を行う。 日を跨ぐのであれば馬小屋のある宿の確保も忘れてはならない。 部品 馬と野営 やむなく野営することもあるだろう。 野営をするのであれば、馬をきちんと繋いでおくこと。 もちろん、世話と手入れを忘れてはいけない。 部品 急げ馬よの陸路移動効果 急げ馬よは、具体的には陸路に限り一航路分の移動を可能とする技術である。 緊急事態があれば即座に現場に急行することが可能となる。 馬を保有する必要が無いのは前述の通り。 部品 急げ馬よの流用者名簿 ※敬称略 優羽カヲリ@世界忍者国:優羽カヲリ:http //maki.wanwan-empire.net/parts/as_tree/51367 暮里あづま@ナニワアームズ商藩国:暮里あづま:http //maki.wanwan-empire.net/parts/as_tree/63143 若宮とよたろう@鍋の国:若宮 とよたろう(海兵隊):http //maki.wanwan-empire.net/parts/as_tree/9096 イクト@FEG:イクト(T20):http //maki.wanwan-empire.net/parts/as_tree/42224 いも子@後ほねっこ男爵領:いも子:http //maki.wanwan-empire.net/parts/as_tree/71943 久堂尋軌@世界忍者国:久堂尋軌:http //maki.wanwan-empire.net/parts/as_tree/37904 琥村 祥子@リワマヒ国:琥村 祥子:http //maki.wanwan-empire.net/parts/as_tree/60773 高梨ひひひ@FEG:高梨ひひひ(T20・FEGの騎士版):http //maki.wanwan-empire.net/parts/as_tree/87943 矢神サク:矢神サク(T20用):http //maki.wanwan-empire.net/parts/as_tree/70226 田中申@akiharu国:田中申 :http //maki.wanwan-empire.net/parts/as_tree/64861 ダムレイ@リワマヒ国:ダムレイ:http //maki.wanwan-empire.net/parts/as_tree/79488 真輝@ナニワアームズ商藩国:真輝:http //maki.wanwan-empire.net/parts/as_tree/61047 GENZ@無名騎士藩国:GENZ(T20) :http //maki.wanwan-empire.net/parts/as_tree/55966 ぱんくす@羅幻王国:ぱんくす:http //maki.wanwan-empire.net/parts/as_tree/92429 岩崎経@詩歌藩国:岩崎経:http //maki.wanwan-empire.net/parts/as_tree/89344 武田”大納言”義久@ゴロネコ藩国:武田”大納言”義久:http //maki.wanwan-empire.net/parts/as_tree/97377 劔城 藍@海法よけ藩国:劔城 藍: http //maki.wanwan-empire.net/parts/as_tree/98352 黒野無明@無名騎士藩国:黒野無明:http //maki.wanwan-empire.net/parts/as_tree/74949 部品 概要 スコップアート・・・それはスコップによっておこなわれる築城芸術である。習得者によって振るわれるその技は味方の陣地の構築と相手の陣地の無効化の両方に力をふるった。 部品 習得制限 スコップアートは迷宮競技会のB40階突破リザルトで取得した者および交換会で入手した者のみが習得できる。 部品 自陣構築、一夜城 スコップアートを習得したものにかかれば極めて短時間で築城を終えることができる。もちろん戦場で作られるものなので実用性重視である。 部品 穴掘って塹壕にする スコップの真骨頂ともいえる塹壕掘りである。この塹壕は歩兵のみならずI=Dにおいても利用されることがある極めて重要な戦術の一つであり、それを素早く、重厚に終えることこそ野戦築城の一つの極みである。 部品 土盛って土嚢つくる スコップアートのもう一つ力は土を積めて土嚢を作ることである。土嚢は遮蔽物や障害物の作成から水害時の応急処置まで土木工事において多くの場面で使われる。その土嚢を短時間で多数作成できる強みは計り知れない。 部品 トラップ発動落とし穴 穴は自分たちの身を隠す以外にも極めて単純に相手の行動を阻害するのにもつかわれる。相手が大群であればあるほどこうした進軍阻害は有効に機能し、時に単純な遅延以上の被害を相手に与えることができる。 部品 敵陣超えて突入路 強固な敵陣をどう攻略するかはいつの時代も悩みどころである。しかしスコップアートがあれば単純な掘りの埋め立てから壁の穴開け、果てには土竜攻めまで思いのままである。築城に長けるものは相手の陣地をつぶすことにも長けるのである。 部品 みんな埋めてお片付け 穴を掘るだけではなく穴を埋めることにも、壁を築くだけでなく壁を崩すことも得意なのがスコップアートである。自陣をかたずけるのみならず相手の陣地の防御効果を破壊することにも長けるのである。 部品 道具へ敬意を払う スコップアートをおさめるものにとってスコップは単なる道具以上の存在である。画家が自身の絵筆を大事にするように、彫刻家が鑿を大事にするようにスコップアートを修めるものはスコップを大事にする。 部品 穴を掘って埋める、穴を掘って埋める… 千里の道も一歩から、最高の仕事は日々の積み重ねの先に!スコップアートを修めるために行われる最も基本的な修行は穴を掘って土嚢を作り一定の深さになったら埋めるという単純な繰り返しである。拷問のようにも思えるこの単純な作業の先にだけスコップアートと呼ばれる築城芸術はなるのである。 部品 工事計画は正確に 正確な工期の見積もりもスコップアートには欠かせない。いつできるかの見立てを正確に立てるために、自分の能力と周囲の環境、はたまた土の質までを考えられるようにならなければいけない。そのためにおこなわれるのは学習と実践の反復である! 部品 コラボレーションへの理解 自分だけ満足すればいいわけではないのがスコップアート使いの辛いところである。戦場で有効に技術を機能させるためにも他者とのコラボレーションは欠かせない。独りよがりにならないように日ごろからの交流を重ねるのもよいスコップアート使いへの道である。 部品 日常的な修行 ハイヒールとは主に女性用のおしゃれ靴であり、足を美しく見せる効果があるが、ハイヒールを履いて綺麗な姿勢で華麗に歩くにはそれなりの修行を要し、また足への負担もスニーカーなどに比べると大変なものである。常時ハイヒールを履く女性たちはこれにより足腰を鍛えているのである。また、美しく歩く為には全身の筋肉のバランスも大事であり、スタイルを維持する効果もある。 部品 足技特化 一人前のレディーとして自分の身を自分で守る事も嗜みであり、自分以外のものを守れるのは尚良いのである。そこでハイヒールとそれにより鍛えられた足腰から繰り出される闘法が編み出された。編み出したのは1人の舞踏子だと言われているが定かではない。ハイヒール闘法を身につけるには、それぞれの技について先輩のコーチを受け訓練する事が必要になる。 部品 キック 鍛えられた足腰により繰り出される蹴り技。ハイキック、ローキック、回し蹴りなどがこれに当たる。気合いのかけ声と共に繰り出される。なおかけ声は各自お好みでカスタマイズして良い。 部品 かかと落とし 相手の脳天にかかとを打ち付ける技。成功した場合それなりのダメージがはいるだろう。はい?パンツが見える?見せパンですけど??? 部品 助走付き飛び蹴り 鍛えられた足腰によるスプリター的助走からの激しい飛び蹴り。当然ながらハイヒールのヒール部分が突き出している為痛い。突っ込みの掛け声と共にキメてもよい。 部品 ハイヒール投擲 ハイヒールを遠くに投擲する技。鍛えられた足腰を使い目標に向かい鋭くハイヒールを飛ばす。飛び蹴りが間に合わない場合に用いる。ただしハイヒールを片方投げてしまう為、使用する場面を選ぶ。 部品 回避 ハイヒール闘法を練習するにあたり、特訓で組み手も行う為、近距離・中距離での回避技術も習得する。華麗なステップを主に全身の柔軟性を使って回避する。 部品 撤退 ハイヒール闘法を習得したものにとってハイヒールは体の一部のようなもの。歩く事も走る事も自在なのである。なお鍛えた足腰により、ある程度の加重に耐えられる為、場合によっては近くにいる者を抱えて逃げる事ができる。
https://w.atwiki.jp/indexorichara/pages/2584.html
【名前】灰隠燼慧(はいがくれ じんえ) 【性別】女 【所属】科学 【能力】光跡開闢(グリームストラグル)レベル4 【能力説明】 灰隠燼慧が有する光学系能力。自身の周囲の光線のうち特定の波長のみを選別し弾くことができる。イメージとしては自身の周囲に特定の波長の光線だけが通れる穴の開いたフィールドを展開しているような物。この穴の大きさを調節して選別する光の波長の大きさを変更したり、選別した光線に回折を起こして任意の波長の光に変質させられる。 近接場光を生み出しレーザーを含む光線に対する防護膜にしたり、多様な光線再現&真っ黒な穴が空いたような光景にしたり、炭酸ガスレーザーと同波長に調節してレーザーを放ったり、パルスレーザー波長の光線を一点に集中させることで空気をプラズマ化させ避雷針として用いたりなど多彩な応用を誇る。 反面出力面に難があり、破壊力を有するレーザーは自分に近ければ近い程高熱だがそれも10メートル過ぎれば単なるレーザーレーダーとなり、プラズマも通常では避雷針程度にしか用いることは出来ない。 能力の射程は自分を中心に200メートル内。様々な光にレーザー的性質を付加させる事も可能だが破壊力を持たせようとすると数本レベルに激減する。 レーザーの破壊力を長距離保てない灰隠は、遠距離戦で確かな戦闘力を発揮する為に試行錯誤を重ねた結果、後述する光を照射して磁力のON・OFFや強弱を操作するHsシリーズ製新世代キラル構造兵装群を用い、光学能力と磁力操作を融合させた戦闘スタイルに行き着く事となる。 【専用兵装】Hsシリーズ製新世代キラル構造兵装群『異鏡像光磁性対掌体(キラリティ・エナンチオマー)』。 【兵装説明】 『外』の世界の数十年先を走る学園都市が開発した新世代キラル構造物質を用いて製造した一連の兵器群の総称。 酸素や一酸化炭素と同じく普段は常磁性体だが、ある特定波長の光線を浴びる事で強磁性体へと変化する常温物質の新世代モデル。 基本的に青色系レーザー光と赤色系レーザー光で磁力の強弱を制御する。青系の方が赤系より磁性は強い。青と赤を交互に繰り返す事で磁力は強弱の変化を与えられる。 新世代モデルでは特定波長の種類やそれに応じて発生する磁力の細やかなレパートリーも増え、更には大幅な保磁力を持つに至っている。 新世代モデルの特徴の一つに特定波長光線を浴びなければ常磁性体に戻る事が挙げられる。これは磁力を操作する『電撃使い』に『異鏡像光磁性対掌体』の磁力制御を奪われても解放させられる観点から見てとても優秀な点である。 戦場で用いる主な兵装は以下の3つ。他にも現在進行形で開発中のキラル構造兵装が幾つか存在する模様。 HsSCO-000『スイッチングキラル・スカイウォード』 斥候&戦闘用無人兵器『スイッチングキラル』。一見すれば万華鏡の筒のような外観を持つキラル構造物質を主とする兵器。 実は数十にも上る輪の集合体。輪の内部には特殊コーティング層を挟み、能力を用いた光発電により半永久的に稼動する駆動部やAIなどの精密機器が存在する。自動操縦可。 直径は一メートル程度だったり数十センチだったりと用途上の理由で幾つかのパターンに分かれている。数十にも上る輪の集合体である筒の全長も各々でバラけている。 輪の内側は特殊な形状の二重反転プロペラが存在し、これを以て飛行能力を得ている。プロペラの中心軸は空洞になっている。 輪の内部には新世代セラミックス製のギザギザ刃が格納されている。原作に登場するエッジ・ビーを想像して貰えると理解しやすい。 エッジ・ビーと設計を類似させており、エッジ・ビーに出来る事は大概実現できる。情報漏洩対策の為自爆機能も付いている。 内部の特殊コーティング層等で外部とは一切の電子通信ができず(=電子ネットワークを全て遮断していると同義)、光通信のみを行っている。各『スカイウォード』間の通信も光通信である。レーザー式盗聴機能付き。 キラル構造と光誘起スピンクロスオーバーという二つの性質を持つ『異鏡像光磁性対掌体』の特徴により『スカイウォード』は特定波長レーザー光を浴びる事で磁力を発生させる。 磁力によって周囲の金属を引き寄せる、もしくは自ら接着しに行った後に光通信を受けたAIが格納していた刃を露出させ削り取ったり、磁力を姿勢制御や推進力の遅速に活用したり。 光線の変更による磁力変化で刃が『掴んだ』金属の投擲速度を補強、プロペラが破損しても磁力によって他の『スカイウォード』に接着して離脱するような手法も取れる。 待機中は灰隠の傍を飛行している事が多い。灰隠は移動手段としても利用している。 HsSCO-090『スイッチングキラル・ランドブローカー』 情報記録用無人兵器『スイッチングキラル』。形状は万華鏡の筒そのもの。戦場に持参するのは通常一個か二個。全長50センチ・直径70センチ。自動操縦可。 『スカイウォード』との主な違いはプロペラ部分の材質構成やAI機能の高度化など。内部の特殊コーティング層等で外部とは一切の電子通信ができず、『スカイウォード』との通信は光通信のみである。レーザー式盗聴機能付き。 キラル構造と光誘起スピンクロスオーバーという二つの性質を持つ為、光を浴びた時に出射される第二高調波の角度を水平から垂直にまで90度間で自在に変更させられる特徴を有する。 これは光の照射量によって細かく制御でき、青系レーザー方面はより垂直に、赤系レーザー方面はより水平にと、第二高調波の波面はその回転角度を変更させる。 その上、レーザー光の代わりとして近接場光も代用する事ができる。こちらの方が焦点をおよそ30平方ナノメートルまで絞る事が可能。 灰隠はこの特徴を活用し『ランドブローカー』のキラル構造物質製プロペラ部分へ、当たる直前にレーザー光を近接場光に変換した染み出す程度の光を浴びせる事で情報の読み書きを行っている。 『ランドブローカー』のプロペラ部分は材質こそ既存機器とは異なるものの形としては光学ドライブのような仕組みになっている。 『スカイウォード』のAIから送信される光情報を収める『ランドブローカー』の記憶容量密度は灰隠が手を加える事でインチ当たり最大数十テラバイトに達する。 戦闘に用いる事もできるが、情報記録性能に悪影響が出る可能性を考慮すれば非常時にしか戦闘へ駆り出せない。プロペラ部分が戦闘用とは違う材質なので自力飛行不可能。 普段待機させている時は筒をタイヤと見立て、能力で光学偽装を施したタイヤとして灰隠の傍で転がすか飛行する『スカイウォード』に磁力で接着するかが多い。 HsKEG-001『キラリティ・EEライフル』 一言で言えば磁力狙撃銃を『異鏡像光磁性対掌体』で再現した銃。形状としては中型のサイズになるアサルトライフル銃。 磁力狙撃銃に必要な銃弾などをキラル構造物質で賄っている。磁力に反応して磁力を発生させる特殊な電磁石を内部に仕込んでいる。 狙撃時以外の無用な磁力発生を防ぐ為に普段はライフル内に設置された磁力を遮断するシャッター内に収納されている。勿論通常の磁力狙撃銃で使用される銃弾も使える。 灰隠のずば抜けた聴力にレーザーレーダーや赤外線による目標物の材質捕捉等で狙撃をバックアップする。威力や射程は磁力狙撃銃と遜色ない。 『EEライフル』の銃身と筒状の『ランドブローカー』におけるプロペラ中心軸の空洞はキラル構造物質製銃砲身パーツを用いて合体させる事ができる。 『ランドブローカー』のAI群の補助も受ける事で通常より強力且つ精密な長距離磁力狙撃を実現可能。 『ランドブローカー』を外側から『スカイウォード』が磁力干渉などで姿勢制御の補強を行い、遠距離に存在する標的を確実に狙撃する。 【概要】 あらゆる任務を請け負う、暗部専門の助っ人を生業としている暗部組織『トータル』の一員。同じく『トータル』のメンバーである陶冶空流とのコンビ『電撃殺し(エレクトロキラー)』を自称し、コンビとして任務に臨んでいる。 暗殺稼業を営む家系の末裔。幼少の頃より類稀な才能を惜しみなく発揮していた彼女へ暗殺術の一環として叩き込まれた特有の技術を、しかし灰隠は普段の悪態を吐いてばかりいる態度の中へ見事に隠し切っている。 特有の技術とはつまり『音』。言い換えれば『反響定位技術』。灰隠はずば抜けた聴覚によって周囲の音や自ら舌打ちして反響してくる音の種類や高低等で物体の位置や種類を判別する事ができる。 所謂反響定位の技術であり、盲目の人間の一部が身に付けているとされる技術を後天的修練で灰隠は己が物にしている。 才能の塊である灰隠に相応しい修練として徹底的に叩き込まれた『音』の技術は、同時に味覚・触覚・嗅覚を常人以上に発揮する程までに鍛え上げる結果にも繋がった。 一族の者からは「100年に一人いるかどうかの逸材」「類稀な才覚の持ち主」と称された灰隠が学園都市に来たのは、己の才能がどこまで通用するのかその一点のみ。 しかし、そこで灰隠は一つの挫折を経験する。発現した光学系能力はレーザーの破壊力を10メートル以上保てないという致命的な欠陥を抱えていた。 挫折など今まで味わった経験が無かった灰隠はどうにかレーザー能力を鍛えようと鍛錬を重ねるも一向に伸びる兆候は見られなかった。 そこで実戦に勝る鍛錬は無いと考えた灰隠は自らの意思で学園都市の『闇』へ飛び込み、ドス黒い邪な気配が渦巻く『闇』の世界で暗殺稼業を開始する。 暗殺稼業を開始して一年程経った頃、他の能力技術は目覚しい成長を遂げているのにも関わらず相変わらずレーザーの射程だけは伸びない現状を苦々しく思っていた灰隠。 そんな彼女は自分で仕事の斡旋をするのも面倒臭くなり、手頃な暗部に身を置こうと考えた。それが暗部組織『トータル』。そこで灰隠は自分とほぼ同時期に『トータル』へ所属した陶冶空流と邂逅する。 灰隠自身は、初対面時は陶冶の事など歯牙にも掛けていなかったのだが陶冶の方はそうでも無かったようで、幾度も自分へ接触を試みてくる陶冶に灰隠も久しく忘れていた他人との関わり合いの愉しさを思い出し陶冶の話に付き合うようになる。 陶冶と関わる内に彼が深く関わっている研究機関のツテで、灰隠はHsシリーズ製新世代キラル構造兵装群『異鏡像光磁性対掌体』と出会う。 未だレーザーの破壊力を長距離保てない灰隠は光線により磁力を発生させる『異鏡像光磁性対掌体』を確かな遠距離攻撃手段として活用する方策を見出す。 その結果、Hsシリーズ製新世代キラル構造兵装群を用いる事で、光学能力と磁力操作を融合させた新たな戦闘スタイルに行き着く事となる。 その後『異鏡像光磁性対掌体』の実証試験を兼ねて『電撃使い』相手に戦闘を行う回数が増えた灰隠は、時を同じくして新世代ファインセラミックスの実証試験を兼ねて『電撃使い』と多くの戦闘を行うようになった陶冶とごく自然にコンビを組むようになった。 「どうせコンビを組むなら仕事が来やすいように特徴ある通り名を名乗ろう」という提案の元協議した末に出た名称が『電撃殺し(エレクトロキラー)』。 当人達からすれば別に対『電撃使い』だけに限定した傭兵では無いのだが、上記の実証試験が原因で受けるかどうかは別にして『トータル』から灰隠&陶冶コンビに舞い込んでくる仕事の半数以上は対『電撃使い』を想定した内容となっている。 「強大な電磁装甲を操る、『置き去り』救出に命を懸ける集団の主力の始末」「今は行方がわからなくなったが、『闇』で生きる己を破滅に追いやった元凶である強力無比なアーク放電制御によるプラズマ溶接ブレードを扱う傭兵への逆襲」「自分の全てであった“裏”の仲間達を捕らえた、○○学園第五位や風紀委員の特別的な部隊にも選抜された『電撃使い』への復讐」等々、自分の事を棚に上げて己の都合や恨み辛みをブチ撒ける内容ばかりだが『トータル』の性質を理由にまずお断りしている。 「あらゆる任務を請け負うと言っても、それはどこぞの暗部メンバーが欠けた場合もしくは大人数で行う任務などに人員を派遣する、つまり先方さんの戦力が不足している時で無ければならない」というのが灰隠&陶冶コンビの意見。 そもそも『トータル』の掲げる「あらゆる任務を請け負う」という性質のせいで他にも仕事が立て込んでいる灰隠&陶冶コンビは、逆に対『電撃使い』を想定した仕事依頼に多少嫌気が差している事もありリーダーの捕杭蛇尾には「余程戦力が払底していない限り対『電撃使い』を想定した仕事依頼を断ってくれ。他の仕事に支障が出る」と進言している。 とはいえ、対『電撃使い』戦において派遣先の組織に多大な戦果を齎す事を期待されている『電撃殺し』への対『電撃使い』関連の依頼はまだまだ途絶える気配は無い。 【特徴】 172センチの高身長に暗殺稼業を営む家系の人間らしく鍛え上げられた筋肉質な体型。胸はDカップと大きめ。両サイドの髪を三つ編みにし、二つを後ろで結んだ後纏めてポニーテールを作った緋色の長髪。 暗殺に求められる能力は全て修めている。気配を消し、音を立てない歩法もマスターしているが必要な時は自然な仕草で舌打ちや指鳴らしを行う。 漆黒のライダースーツ・手袋・ブーツを普段から着用している。陶冶が開発した大気圏突入時の保護膜としても用いられる改良版セラミックスが応用されており、高い絶縁性・対熱性・対寒性の他に徹甲弾にも対応できる強度等を誇る。 暗殺家系の人間には珍しく、おだてられるとテンションが上がる性格。また、普段の悪態を吐きながらダルさを強調する性格も灰隠という人間を構成するれっきとした一部である。 大体の流れは「灰隠が愚痴を吐く」→「陶冶も愚痴を吐く」→「更に灰隠が愚痴を吐きながら悪態も吐く」→「陶冶が灰隠をホメる」→「満更でもなさそうにしながらも愚痴を吐く」→「陶冶が更にホメる」→「灰隠のテンションアップアップ↑」である。 傍から見れば漫才にしか見えない灰隠のテンションのアップダウンは、しかし任務の遂行において手元を狂わす障害にはなり得ない。 【台詞】 「チェッ、何だよ今回の仕事は。ダリぃな。マジダルいわ。もう辞めようかな暗殺稼業なんて。面倒臭い事ばっかだし、人の恨み辛みもよく目にするし耳にするし。チッ。うん、アタシ暗殺者向いてないわ。そうだそうだ。辞めよう辞めようこんな廃れ稼業」 「そ、そうか?そ、そりゃアタシだからこそ今までどんな苛酷な任務にも臨んでこられたところはあるわな。…チッ。でもなぁ、別にアタシじゃなくたっていいじゃん。アタシだって必要だと思えば撤退するし逃走もする。命あっての世渡りってやつさ。うんうん。命知らずのバカタレの方がよっぽどこういうのって向いてると思わない?」 「そうだよね!そうだよ!そうそう、さすがアタシの相棒だよ空流。アンタの言う通り、アタシは天才暗殺者だよ!へっへ~ん、今回の仕事もアタシだからこそ依頼が来たんだよね~。これが対『電撃使い』関連の依頼なら問答無用で蹴ったけど、そこまで期待されてんなら、応えなきゃ稼業が廃る前に女が廃るってもんさね!」 「距離1000。風微風。標的から能力圏内へ『飛んでくる』可視光の分析に特段の異常無し。『ランドブローカー』との接続状況確認。動作良好。『EEライフル』発砲までカウントダウン。3…2…1…ゴー!」 「チェッ。今回はツイてないわ。普段なら絶対に受けない仕事に参加したら途端に標的さんと遭遇か。チッ。勘弁して欲しいね。アタシって…こう『見えて』丸腰なのよ『電撃使い』さん?」 【SS使用条件】 特になし
https://w.atwiki.jp/kenkaku/pages/93.html
血だるま剣法/おのれらに告ぐ◆F0cKheEiqE 獲物を求め、休む事も知らず、ただ夜道をひた走る一匹の狂犬がいる。 その狂犬は、左右に長い太刀を引っ提げ、月代はおろか髷すら結わぬ蓬髪を風に靡かせ、 血や土や埃で汚れきった着流し一枚に、粗末な腰帯を一つ締め、 ぼろぼろで今にも潰れてしまいそうな草鞋を素足に直接履いている。 顔も着物と同様、血や埃でドロドロに汚れきっており、 元々どちらかと言えば細い頬は、斬って削いだ様に扱けて、 その異様な精気に輝く恐るべき双眸がなければ、乞食浮浪者にしか見えないだろう。 口からは、グォォ、と人の発するとは思われぬ異様な獣の如き呻きあげ、 一心不乱に唯走り続ける姿は、正に鬼気迫ると言う形容が相応しい… この男、岡田以蔵が以上の様に走り始めていったいどれ程の時が経ったか。 小半刻ほどだったかも知れないし、それ以上、あるいはそれ以下だったかも知れない。 一つだけ確かな事は、最初に遭遇した老人、“剣聖”上泉伊勢守を除いて、 この島の南西部に広がる城下町や、 聳え立つ帆山城の天守閣がすぐそこに見える程度に城下に近づくまでの過程では、 人っ子一人出会わなかった事だけであろう。 だが、そんな寂しい孤独な道行きも、これで終いだ。 城下には恐らく人が集まっているだろう。 老いも若きも、男も女も。 多くの人が集まっている事だろう。 そして、その全ての人間が余すことなく、以蔵の『復讐』の対象なのだ。 このまま走れば、すぐに到達できるほどの距離に、橋の様な物が見えてくる。 外堀で隔てられた城下町と外とを結ぶ『渡し』の一つだ。 求めるものが見えて、以蔵は初めてニコリと血笑し、さらに足を速める。 ただでさえ異様に速かった足をさらに速めた為か、 草鞋の緒が切れて、ボロボロだった草鞋の片方が、バッとほつれながら宙に飛ぶ。 砂利などで、たちまち以蔵の足はズタズタになるが、気にとめない。 そもそも、ここに来るまでの間に、伊勢守との戦いや、野の草や枝の為に、 彼の体には少なからず傷が付き、血を滲ませているのだが、 彼は見向きもしないのだ。 正に、葉隠れに言う『死狂ヒ』の境地に、彼はあった。 『渡し』は既に目前であったが、その時であった。 ユラリと、陽炎の如く、『渡し』の上に、細い人影が一つ、出現したのである。 黒装束を着たその男は、まるで闇から抜け出て来たの如くであった。 常人なら少なからずぎょっとする様な不気味な出現であったが、 今の岡田以蔵は尋常の精神状態に無い。 グ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ッ ! 獣の如き咆哮を挙げ、頬まで裂けるような邪悪な笑みを浮かべると、 二本の凶刃を天に振り上げ、黒い青年に襲い掛かったのであった。 『渡し』の上で刃鳴が散った。 ◆ 岡田以蔵は土佐の『郷士』の生まれである。 『郷士』と言う階級は、江戸時代においては実に複雑な存在であり、 その定義付けにはかなりの解釈の違いがあり、一概に語る事は出来ない。 ただ、土佐において『郷士』と言えば、土佐藩主の一族である山内一族が入って来る前、 土佐を支配していた土着の長宗我部氏に仕えていた在地の武士達の事である。 関ヶ原の結果、西軍についた長宗我部氏は改易になり、土佐は山内一豊の知行地になったが、 彼ら長宗我部氏遺臣団は山内氏に支配に抵抗し、たびたび一揆を行った。 山内一豊は断固としてこれを粉砕し、 結果、長宗我部氏遺臣団は、外来の山内の家臣達『上士』より下に位置する『郷士』として、 山内氏の土佐支配の機構に組み込まれてしまったのである。 『郷士』は一応名目上は武士階級であるが、 『上士』との身分差は絶対的で、『郷士』は徹底して差別され、 直接刃を交えるような戦いは、慶長八年の「滝山一揆」以来途絶えたものの、 水面下での陰湿な対立は幕末まで続いた。 岡田以蔵はこの『郷士』の生まれなのだ。 一応彼は父の由来で上士である「足軽」の身分を持っていたが、 それでも、武家社会の最底辺に属することには変わりはない。 彼は人間としてかなり歪んだ精神の持ち主であった事は周知の事実だが、 彼の人格形成にこの生まれの卑しさが深く関係しているのは、恐らく間違いあるまい。 長い江戸を通じて、武士階級の大半は困窮し、下級武士など、 なまじ身分的制約故にその生活は悲惨なものだったと言うが、 岡田家も決しては豊かではなかった。 武市半平太に誘われ、小野派一刀流に入門した以蔵だったが、 道場稽古では度々常軌を逸した凶暴性を見せたという。 恐らく、生まれの卑しさに故に、 常に見下げられて生きてきた事に対するねじくれた怨念が、 時に噴出し、数々の乱暴に結実したものだと思われる。 土佐勤王党に入った後も、 『腕は立っても、それだけしか能の無い、無教養で卑しい生まれの男』と言う、 周りの偏見の目は変わらなかった。 否、なまじ腕が立ったが為に、数々の暗殺の血名と共に、一層恐れられ、煙たがられた。 そして、回りが彼をのけ者にすればするほど、以蔵はより一層世を拗ね、精神はねじくれ、 それ故に世間のとの溝はさらに深まると言う負の螺旋は、 下方へと向けて怒涛の如く下がるにまかせていた。 この負の螺旋が極まれば極まるほど、反動の様に武市への精神的依存も強くなっていった。 以蔵にとって、武市はこの世にあって唯一信頼できる人物であった。 神のように信頼してもいい人だと信じていたのだ。 その武市が、彼を裏切った! 武市に対する絶対的な敬愛は、 最早収まること知らないこの世への憎しみ、そして怒りとして爆発した。 果たして彼は、彼を見下げ続けたこの世に対する復讐を開始したのである。 ◆ 月下の『渡し』の上で、血煙りが宙を舞っていた。 しかし、それを生み出しているのは、以蔵の二本の凶刃では無い。 意外な事に、その発生源は鱠切りにされた以蔵の肉体であった。 「ガァァァァァァァッ!」 獣の如き咆哮と共に、二本の豪刀がぶぅんと唸りをあげて振るわれる。 一刀流はおろか、介者剣術ですら無い盲目滅法な出鱈目な太刀筋だが、 箍の外れた恐るべき怪力によって風車の如く振るわれる白い刃の旋風は、 まるで台風の様であり、迂闊にその射程圏内に入れば、 力任せにブツ切りにされるか、怪力に弾き飛ばされるか、といった具合の凄まじさであった。 にもかかわらず… ゆ ら り 以蔵と対峙している黒装束の美貌の若者の影が揺らぐ。 つい先ほどまで青年があった空間を、空振りの豪刀が通り過ぎた。 そして、 ゆ ら り 再び青年の影が揺らぐ。 気が付けば、青年は以蔵の懐に飛び込んでいた。 「グォッ!」 以蔵は急いで青年に向けて太刀を振るうが、 青年は逆手の脇差を振るうと、 例の奇妙な動きで以蔵の太刀をかわしながら間合の外に逃げ出してしまう。 再び以蔵の太刀は空を斬ったのみで、 以蔵には新たな傷が一筋増えていた。 致命傷には程遠いが、傷よりの出血は確実に以蔵の体力を奪っていく。 既に全身の彼方此方に同様の傷を無数に作った以蔵は、 流れ出る自身の血液により血だるまになっていた。 さきほどから、これの繰り返しであった。 今の以蔵の豪刀は、一撃でも相手の体に触れれば、 ただ斬れるでは済まない恐るべき重傷を相手に与えるだろう。 だが、触れられないのだ。 『渡し』の上に突如出現した黒衣の青年は、 逆手に構えた脇差以外には如何なる武器も持ってはいなかったが、 にも関わらず以蔵はかつてない苦戦をこの青年相手に強いられていた。 苦戦の原因は、青年の奇妙な動きにあった。 それはおよそ一切の流派に、聞いた事も見た事もない奇怪な動きであった。 まるで地面を滑るような奇妙なその歩法は、 緩急自在に流れるように動き、 まるで陽炎でも相手にしているかのごとく以蔵を幻惑し、 以蔵の豪刀は悉くこの動きにすり抜けられてしまう。 そして、気が付けば相手はこちらの懐に入り、逆手の脇差で斬りつけて来るのだ。 否、脇差ばかりでは無い。 空いた片方の拳、両の足すらも青年は自在に操り以蔵を撃つ。 “柔”と動きを異にする、以蔵にとって未知のその格闘術に、以蔵は為す術も無い。 恐らく、理性がある時の以蔵でもこれには抗しがたかったであろう。 青年の操る“拳法”は、土佐の田舎者である以蔵など知る筈もない、 日本の格闘技とまるで体系が異なる大陸伝来の武術なのだから。 常の剣術の使い手で、この若き美貌の“忍法”剣士、 四乃森蒼紫に対抗できる剣士がどれほどいるだろう。 弱冠一五にして、御庭番衆御頭の地位を先代より継いだこの恐るべき若者は、 『流水の動き』という、独自の技を操る。 『流水の動き』 その名如く、まるで己を流水であるかのごとく、 緩急自在に移動し、相手の攻撃を避け、幻惑する技である。 静動のハッキリとした常道の剣術を修めた者には、 その動きを見切るのは著しく困難だ。 ましてや、技も忘れた今の以蔵には不可能と言っても過言では無い。 皮肉な話だが、先ほど以蔵が圧倒した上泉伊勢守ならば、 蒼紫の『流水の動き』の動きとて容易く破ったであろう。 いかにそれが異形の剣であろうと、 天下を巡ってあらゆる奇剣・妖剣、果ては忍術や妖術とすら対戦し、 その悉くを打ち破ってきた伊勢守に見切れぬはずなどあるまい。 技無きが故に伊勢守を退けた以蔵は、 今度は逆に技無きが故に、 この技術主義の極致ともいえる『流水の動き』に手も足も出ないのである。 青年と以蔵が遭遇してから早十分… 以蔵の足元には血の池が広がっていた。 全身余すことなく刀傷と打撲に覆われ、凄絶無比の様相を呈している。 一方、蒼紫の体には傷一つ無く、怜悧な美貌には笑み一つ浮かんでいなかった。 (そろそろか) 蒼紫は、地面に染み込んだ以蔵の血の量と、 息の上がりきった現在の以蔵の様子を見て、 この勝負の終りの時も近いと判断した。 以蔵の二本の豪刀… あれは危うい。 “天才”のあだ名に恥じぬ蒼紫の慧眼は、 以蔵の二本太刀の秘める恐るべき威力を即座に喝破したが、 それ故に以蔵の剣に真っ向から立ち向かうという道を真っ先に捨てた。 技も糸瓜も無い滅茶苦茶な太刀筋だが、 力のままに振るわれるその剣速たるや相当なモノであり、 蒼紫と言えども迂闊に踏み込む事は出来ない。 突っ込んでくる猪に真っ向から構える猟師などいない。 蒼紫は、イスパニアの闘牛士のように、 徐々に徐々に以蔵の体を傷つけ、体力を奪う戦法を執った。 そしてその戦法は確実に効を現しつつあった。 依然、獣の様な呻き声をあげつつ太刀を振り回す以蔵だったが、 その剣速は確実に速さを失い、足はふらつき、息は上がりきっている。 自制する事無い無軌道な体の行使と、大量の出血が、確実に以蔵の体力を奪っていたのだ。 「最後に…御庭番衆剣法の真髄で屠ってやろう」 最早何太刀目かすらわからぬ空振りを避け終えた蒼紫は、怜悧な無表情のまま、 血走った眼でこちらを睨みつける以蔵にそう抑揚の無い声で告げた。 ゆらり、と蒼紫の姿が揺らぐ。 しかし、それからの動きが、これまでの彼の動きとは一変していた。 まるで踊るような、正に剣舞の如き誘幻的な太刀の運びをしながら、 ゆっくりと以蔵の周囲を回り始めたのである。 それは、長い歴史を持つ隠密御庭番衆により編み出された実戦剣舞… 「終りだ…」 蒼紫のかつてない動きに、本能的に危機感を覚え、 一層出鱈目に振るわれた以蔵の太刀筋をするりと避けた蒼紫は、 いつの間にか以蔵の背後で跳躍し… ザンッ! 「流水の動き」の真髄、『柔』からの翻る様な『激』への反転、 疾風の如き三筋の剣撃は、とっさに盾の如く翳された以蔵の研無刀もろとも、 以蔵の胸部を三筋に断った。 回転剣舞 四乃森蒼紫が、これまで江戸城に侵入した敵隠密を、悉く血の海に沈めてきた必殺の秘太刀であった。 ◆ 蒼紫は地に臥した以蔵を背にして、城下へ再び戻ろうとしていた。 恐るべき怪物ではあったが、所詮彼の敵では無い。 最後の御庭番衆御頭として、 戦うべき時に戦えず、死ぬべき時に死ねなかった男が、 望んでも得られなかった、彼が求めてやまなかった戦場がここにある。 故に求める物は戦い。 新たなる戦いを求めて再び血戦の城下へと蒼紫は足を進める…つもりであった。 「ありがとな…」 驚愕に眼を見開いた蒼紫が背後を振り返る。 「血ぃ抜けたお陰で…少し眼ぇ覚めたぜよ…」 胸部から血を流しながら、右手の野太刀を杖に立ちあがる岡田以蔵の姿がそこにはあった。 さらに言えば、目は相変わらず血走ってはいるものの、そこには理性の光が戻っている。 「貴様・・・何故生きている?」 「さあな・・・ワシもてっきり自分が死んだもんだと思うたが、どっこい生きとるなぁ」 以蔵が今生きているのは、鍛え抜かれた胸の筋肉と、盾として翳された研無刀の異様な頑丈さ、 そして、回転剣舞が入りきる直前に蘇った剣士の本能故であった。 「来いや・・・まだ終わっとらんぜよ」 「死に損ないが・・・いいだろう。今度こそ仕留めてやろう」 傍から見ればどう見ても死に体にも関わらず、以蔵の眼にはさらに強くなった殺意と闘志が宿っている。 以蔵の言葉に、蒼紫は戦士として相手を斃すべく、再び死の剣の舞を舞う。 「無駄だ…今の貴様には、俺の『流水の動き』を捉えることなど不可能だ」 「へへへ・・・・」 事実である。理性が戻ったところで、以蔵の腕で敗れる術理では無い。 しかし、以蔵の顔に浮かんでいるのは不敵な血笑であった。 「今度こそ・・・本当に終わりだ!」 逆手の脇差が、死の白光を閃かせ、以蔵の背後より遅いかかる。 以蔵は振り向くが、太刀での防御は間に合わない。 白刃は以蔵の体に迫り… 「馬鹿な」 以蔵の空いた左手に捕獲されていた。 回転剣舞唯一の弱点、『流水の動き』から逆手小太刀の一撃に切り替わる『動』の一瞬、 それを、剣の腕では蒼紫に遥かに劣る以蔵が捉えられたのも、 これまで文字通り血を流して『流水の動き』を喰らい続けたが故であった。 その代償は左手一本。 鉄拵えの鞘を輪切りにし、研無刀をも斬った回転舞の太刀筋は、 受けた以蔵の掌を中指と薬指の合間より割り切って、腕の半ばまで到達し、 骨に引っ掛かってようやく止まっていた。 もう左手は使い物になるまい。 が、 「捕まえたぞ…」 「!」 「ようやくてめぇを捕まえた!」 「クッ!」 以蔵の叫びに、蒼紫は咄嗟に体を逃がそうとするが、 「遅ぇっ!」 以蔵の野太刀の方が速い! 誰が予想し得た? 若き天才剣士の首は、血の糸を引きながら宙を舞った。 ◆ 城下、南西部の一角。 『渡し』の傍の白い塀の一角に、一つの生首が晒されていた。 若く美しい、驚愕の表情を今尚残した四乃森蒼紫の首であった。 その首のすぐ上の塀には、蒼紫自身の血で書かれた一つの宣言があった。 おのれらに告ぐ おれはおのれらを みなごろしにしてやるのだ いぞう それは、虐げられ続けた一人の哀れな剣鬼のこの世への宣戦布告であった。 【四乃森蒼紫@るろうに剣心 死亡】 【残り七十三名】 【へノ弐 城下町の何処か/一日目/黎明】 【岡田以蔵@史実】 【状態】左腕に重傷(回復する見込み薄し)、全身に裂傷打撲多数、この世への深い憎悪と怒り 【装備】野太刀 【所持品】なし 【思考】 基本:目に付く者は皆殺し。 【備考】 ※理性は取り戻しましたが、尋常の精神状態にありません 時系列順で読む 前話 忠臣、亡霊と会い、少女、闇に消える。 次話 暗雲 投下順で読む 前話 鳥獣戯剣 次話 暗雲 剣聖の決意、狂犬の末路 岡田以蔵 活人剣の道険し 御庭番衆御頭 四乃森蒼紫 【死亡】
https://w.atwiki.jp/odiobr/pages/173.html
◇ ――想いには力を与える能がある ◇ ザ・ヒーローは走っていた。 その内心の大きな割合を占めるのは、ヒーローに相応しくない逃避の念。 何かに追い立てられるような必死さで、すぐさまここを離れねば。 そんな人間臭い、自己保存の本能に忠実な逃走。 それほどまでにパパスの抱擁は、彼にとって致命的だった。 その温かさは、その感触は、その優しさは。 彼の理想。 彼自身の主観の中にしか存在しない、悪魔のいない世界。かつての世界で完結した、父を思わせるそれ。 叶うまで、理想はそこにあってはならぬ。 叶うまで、満ち足りることは許されない。 貪欲に、ただひたすらに貪欲に。 夢追い人は止まれない。 たとえ一度だけであったとしても。 立ち止まってしまっては二度と同じ夢を見ることはできないのだから。 その温かさが、その恐怖が、パパスの命を救ったことに気付かないまま、彼は走り続けた。 そして、見つけた。 一目でわかる。あれは敵だ。 だから斬りかかった。 ◇ 魔神竜之介は改造亡霊である。 悪しき主催に肉の身体を与えられた彼は。 輝かしきニンジャソウルをその身に宿し、人類の未来のため闘うのだ! ◇ 死者が死者に祈るとはなんと面妖なことか。 流れる放送、連なる名前。 多くの失われた生命を想い、竜之介は嘯く。 彼の主観に合わせれば、彼は一度足りとも死してはいない。 彼に信仰はない。 ただただ剣に応えるための生を歩んできた。 肉体の死は一度経験した。 だがそれでも失われぬ強固な自我は、減衰することなく継続し続けている。 剣理とはすなわち人生そのものである。 あらゆる道を極めた先が同じ一点に集中するように、一見関係ない物事であっても全ての経験は剣理に繋がる。 故に彼は失わない。 善行も悪行も区別なく、全ての経験が自己を育みし剣理に繋がる故に。 死とは喪失である。 死とは停滞である。 死とは到達点である。 なれば彼は未だに死せぬもの。 生き永らえ、道を歩みし探求者。 強者を求めるは剣士の本能に近い。 ムラマサを守る目的が強者と死合う手段を求めてこそであったように。 おぼろの意に触れ枝葉は変われど、最強を求める芯に変わりは無く、 だから後背より迫る斬撃は、踏み出した一歩に空を斬る。 ここは不自然なほどに命の息吹絶えた冥界。 故に接近を示す信号を遮る”生”の気配は無く、奇襲の成り立つ理もない。 「問う……なぜ、お前は戦う?」 振り向きながらに放たれた音無しの剣は金属音と共に弾かれた。 重い、と斬りかかったこちらが感じるほどに揺るぎない剣圧。 返答はない。そのことをどこか、喜ばしく感じる自分を意識する。 イカレタ宗教屋でも、取るに足らぬ童子でもない。 死合いとは、こういう者とこそできるものだ。 戦意を向ける敵こそをおぼろへの言い訳に、今度の戦に意を傾ける。 ◇ 命題 Q.亡者は人間なりや? ◇ 枝葉で眩ませればそれごと刈られ、幹を盾にすればそれごと断たれる。 森そのものを斬り伏せながらザ・ヒーローは往く。 それも一つの豪の暴剣。 対する竜之介は柔の理剣。 盤面を見降ろしチェスの駒を進めるように、理尽くめに完成された境地の一つ。 木々を盾に、枝葉を陰に、世界を味方に彼は往く。 その手にムラマサはない。カネサダもまた良き刀ではあるが、かの名刀と比するにはいささか格が落ちる。 故に打ち合う事は論外で、三又に別たれた剣身は流し受けることを不可とする、防御手は限定される。 無数に広がる選択肢、その中で敵がつかみ取るであろうそれを、 体捌き、目線、気迫、地形条件、あらゆる要素と合わせて予測し、最善手を模索する。 異常と言えるほどに鋭く重い剣閃は、体勢を崩そうが足場が崩れようが、何時でも変わらぬ威の込められた渾身の必殺。 伺い知れぬ程の鍛錬と経験によってのみ生まれるであろう太刀筋と不釣り合いに、その組み合わせは乱雑で直線的だった。 一流の太刀筋と、不釣り合いに未熟な戦の組み立て。 竜之介には奇妙としか映らず、推測不可能な領域の事ではあったが、それは両者の出所となる”世界”があまりにも異なるがために生まれた事態であった。 ザ・ヒーローの世界には古来より”人ならざるモノ”たちが存在した。 一般に知られていたかは別の問題として、それ故にその”武”は一撃の重さを前提とし追求する道となる。 ”悪魔”に対抗する手段としての性質が”武”の歴史に組み込まれていた。 対する竜之介の世界。そこでの”武”は人と人が争うための手段である。 ”人ならざるモノ”はイレギュラーでしかなく、”武”を歪める程の存在感を持たない。 人は死ぬ。ほんの数センチの切れ込みが入るだけであっさりと。 故に彼の世界では”見切り””当てる”。対人に特化した剣術が生まれた。 そうして生まれた剣質の違いが、僅かばかりではあるがこの死合いを竜之介優位に進めることへと繋がった。 轟と、空気を裂く剣の音。 剣の横腹を叩き逸らし、余裕を持ってそれを避け懐に入る。 拳の間合いで反撃の一撃を叩きこみ擦れ違う。 竜之介の攻撃は当たり、ザ・ヒーローの動きを少しずつ鈍くしていく。 ザ・ヒーローの攻撃は当たらず、豪剣はただ空を斬る。 決定打となるほどの深い当たりこそ無けれども、確実に場は動く。 ◇ A. 村正の妖刀伝説の由来は曖昧であり、その真贋は怪しいという声も大きい。 彼の世界のそれがそうであったか、どうであったかはわからないが、人の口に戸は建てられず、情報は広まるごとに歪んでいく。 実際がどうであったかなどは関係なく、真実を必要とせずに伝承は歪み、新たに力を育んでいく。 偶然ではない、面白味も無い。どこにでもある、ただの必然の話。 死者は動かない。死者は語らない。 死者に意思はない。死者に意志はない。遺志は都合よく捻じ曲げられる。 死者はただ思い出の中にのみ宿り、記録の中に残り、他者の心の中でのみ育ち変容する。 死者に自我は存在せず、ただただ生者の望むようにしか存在できない。 死者に力を与えるは生前の行いではなく、他者の認識だ。 それはモノとどう違う? 故に、亡者は人間足りえない。 そういうものを人は”悪魔”と呼ぶのだから。 ◇ 竜之介優位、と先に触れていたが、その優位は決して容易に訪れたものではない。 何時崩れても不思議ではない、薄氷の上に成り立つ優位。 轟と、空気を裂く剣の音が聞こえる。 苦もなく避けるも、反撃に回るほどの余裕はない。 踏み込みは浅く、疲労に速さを鈍らせた剣は、その分立ち直り早く次手へと向かう。 再度、剣閃。避ける。 竜之介とザ・ヒーロー。 その身体能力には大きな開きがある。 その開き故に、竜之介は攻めきれず、ザ・ヒーローは無為に剣を振る、そんな構図が生まれた。 だからこそ竜之介は短期決着の一撃必殺ではなく、積み重ね身体能力に鈍りを与える、そういう長期戦に挑んだ。 状況を見るにその判断は正しい。その判断は正しかった 。 この場に至るまでの疲労もあったのだろう。 目に見えてその動きは鈍ってきている。 ただ一つ、誤算であったのは、鈍りを補い余りあるほどの勢いで、ザ・ヒーローは成長し続けていたことだ。 初見で見受けられた未熟さは、一太刀毎に払拭される。 未来予想図は常に変化し、更新を重ねられ、現実に追いつけない。 それが何よりも嬉しい。 剣閃。避ける。 一太刀毎に余計な認識が剥がされていく。 剣閃。音が消えた。 剣閃。色が消えた。 剣閃。鼓動が消えた。 剣閃。景色が消えた。 余分は全て消える。戦闘のみを求める処理思考は、それ以外の余分を全て捨て去る。 温かみのない、白黒でコマ送りな景色。 間合いが開き、動き続けた景色が止まる。 身体能力にはまだ開きがある。戦闘技術にもまだまだ開きがある。 それでも天秤は釣り合い、戦闘力は拮抗した。 この素晴らしき時の終わりを最高の形で終わらさんと願う。 次の 一太刀こそが頂点であると言葉なく、互いに理解し構えを変える。 生涯最大最高の一撃こそを望み、場は硬直する。 凍てついた空気が場に広がって行った。 ◇ 目視叶わぬ虚空を睨む。虚空を測る。虚空は全てに繋がっている。虚空に手を伸ばす。 自己も他者も曖昧な世界に溶け広がって行く。 阿迦奢を認識し、世界と繋がる認識を持ち、先に見ゆるは万物一体の仁。その高みからあえて目を逸らす。 力はただ力であってはならぬ。意思はただ漫然とした意思のままではいかぬ。 ただ広まるに任せてはいられない。それは神の所業。何かを為す望み持つ人には無用の境地。 御せよ。広がるに任せるではなく、己の身の丈に合わせた小ささに、目的に合わせた形に加工して、全てを収めよ。 アカシャ・アーツ。 そこに真の武はない。ただただ破壊に向かい矮小化され、凝縮された一つの境地。 ◇ 接触時とは対照的に、先手を打ったのは竜之介であった。 「半月流、外式――――」 本来、掛け声は不要であり、徒に呼吸を見出す害悪と言っても過言ではない。 しかし、この技だけは。 刃を合わせた彼の者を想い、言葉を紡ぐ。 速さでは無い、独特の緩急織り交ぜた歩法により旋回し、気当てを混じらせ距離を狂わせ、クルクルと肉薄していく。 「矢車草ッ!!」 交差して、終わる。 背後では倒れ付す音。 遅れてキンと鍔鳴りの音が一つ。 飛んだ首は思い出したように、ぽとりと音をたて落ち、存在を主張して。 そして、静寂。 ◇ 老君に導かれ訪れたカテドラル頂上。 そこで僕は見、知った。 全てが集約する世界の中心、そこに立つことで初めて、全てが繋がっている事を。 そこはほんの少しだけ特別な場所。 知っている人ならどこであろうと変わりなく見ることが出来るものが、ほんの少し知らない者にも見えやすくなっている場所。 物質界と精神界の境界がもっとも曖昧な場所。 フツオは人間だ。 ワルオやヨシオのような異能はなく、周囲の誰よりも人間の範疇にいたと言える。 そんな彼だったから、誰かに寄りかかる事はしなかった。 特別じゃない彼は恐ろしくて仕方ない。 特別じゃない彼は兎のように臆病に周囲を見渡していた。 法も混沌も、どちらの理も利も理解出来たから、集団に寄り掛かることなく個として生き続けた。 特別じゃない彼は特別な周囲に負けぬよう、彼らに勝てる部分で勝負していった。 力比べで彼に勝る者は多い。 知恵比べで彼に勝るものは多い。 速さ比べで彼に勝るものは多い。 魔力の持ち合わせは彼に無かったし、 体力も無限と持ち合わせた訳ではない。 運であっても彼に勝てる者は数多くいただろう。 それでも彼は負けなかった。 彼は一度足りとも死なずに生き残り続けた。 彼は無敵では無い。幾度となく傷を負い、幾度となく立ち上がった。 彼は不敗では無い。勝てぬと見ればすぐさま逃げ出し、機会を測った。 故に彼は生き続け、最強となる。 ◇ 結局のところ、勝敗を分けたのは簡単なことだ。 竜之介は剣士であり、ザ・ヒーローは剣を持った戦士であった。 ただそれだけの話。 竜之介が駆け出したその時、ザ・ヒーローは天空の剣を”使った”。 その場に流れた”いてつくはどう”は彼の身体から鈍りを拭い去り、天秤を傾ける。 来たる必殺の一撃。それは最も速く、重く、鋭い一撃。 防ぐことも避けることも敵わぬ絶殺の一撃。 それは逆に言えば、最も刀身に負荷を掛ける、遊びの無い一撃でもある。 ほんの一瞬のドーピング、まるで世界そのものと一体となったような広い感覚の中、針のように細い刹那を引き寄せる。 矢車草、その剣の威力が最も乗った、最上位の瞬間に合わせて。 ザ・ヒーローはカネサダを半ばから断ち折った。 ”いてつくはどう”に取り戻された圧倒的な膂力を持って、勢い殺さず軌道が変わる。 折られた刀に驚愕する間もなく、竜之介の首が飛んだ。 斬られ飛ぶ頭部は空にて驚愕の表情を浮かべ、主を失った身体は最後の命令に忠実に動き続ける。 駆け抜け鍔鳴り、ようやく身体は死を認識し、地に落ちた頭部はようやく敗北を理解した。 驚愕に固まった表情が緩む。 声に成らずも「見事」と口を動かして、動きは止まった。 生きて、斬って。生きて、斬られて。 死して、斬って。死して、斬られて。 竜之介という魔が成す刃は、ザ・ヒーローという魔を断つ剣に砕かれた。 ただそれだけの話。 【魔神竜之介@LIVE A LIVE 死亡】 ◇ 難題 Q.ザ・ヒーローは人間なりや? ◇ 最も手慣れたアナライズ。 自己を見直し一息をつき、その場に倒れ伏す。 まだ英雄ではない。まだ魔人でもない。確かな人間としての自己を確認出来た。 視界の端に映る悪魔の死体は、マグネタイトに霧散せずそのままの姿を維持している。 ここは人間界よりも、魔界に近い環境なのかもしれない。 ぼんやりと、そんなことを考えた。 自身が削れている実感がたしかにある。 世界と自己を隔てる境界は、実のところ曖昧なものだ。 人が魔に転じる例は数多く、人のままで居続けることは難しい。 彼は、派手にやりすぎた。 ロウを滅ぼし、カオスを滅ぼし、歩みゆく姿はあまりにも多くの者に眩しく映り過ぎた。 畏怖とともに向けられたのは、かくあれという信仰にも似た想いたち。 それらが、フツオに向けられた”ザ・ヒーロー”という偶像。 復讐に猛り鎧に狂う狂戦士を救おうとした魔女の術のように、境界は曖昧で。 想い人の黄泉帰りを願った男が縋る卵の逸話のように、それを踏み越える手段は容易で。 親友を斬り想い人を失い、空洞になった心に憎しみを宿した男のように、想いは何よりも強い。 魔と人を隔てる境界は脆く、想いは容易くそれを砕き、侵す。 放送は聞いている。 ヨシオやミカエル、アスラ王を倒す程の実力者が殺し合いに乗っていて、なおかつあの死者の数。 既に亡い、放送以前に遠間より聞こえた、ベンとやらの仕事も混じっているのかもしれないが、好都合な程にハイペースだ。 ならば必要以上に焦り過ぎることはないだろう。 人で在れるうちに戦いを終わらせる。 カテドラルで世界を覗き込み、世界に覗かれたその時から抱き続けた焦り。 その焦りからここまで忙しなく動き続けたが、一度休む必要がある。 支給品に手だけを突っ込み、感触だけで荷物を漁る。 寝転がりながらに取り出したのは、にくまん。 懐かしく温かな文明の味は、かつての東京への郷愁の念を掬い出す。 もう、父の顔は思い出せなかった。 【D-5/森林地帯/1日目/朝】 【ザ・ヒーロー@真・女神転生Ⅰ】 [状態]:疲労(極大) 怪我(小) [装備]:天空の剣@DQ5 [道具]:基本支給品4式(松明1つ消費)、キメラの翼4枚@DQ5、不明支給品1~5 [思考・状況] 基本行動方針:殺し合いに勝ち残り、神と契約する 1: 少し、休む [参戦時期]:ニュートラルルートエンディング後 [備考] 大きな力について、意識すればいくらか感知することが可能です。 ”ザ・ヒーロー”と関わり薄い記憶から少しづつ失われています。 零式超吸着掌打を習得しました。 対人戦術を覚えました。 ※竜之介の支給品は死体の傍に放置されています。 056:なんとも醜い復讐劇の序章 投下順 058:再始動 056:なんとも醜い復讐劇の序章 時系列順 058:再始動 054:愛を取り戻せ ザ・ヒーロー 065:ザ・ヒーローの孤独なグルメ、改め強くてニューゲーム 041:楽園の素敵な妖精と通りすがりのお侍の話 魔神竜之介 GAME OVER
https://w.atwiki.jp/niconicomugen/pages/9644.html
+ 史実の牛若丸(源義経) 源義経(みなもとの よしつね 1159年-1189年6月15日) 平安時代末期の武将。鎌倉幕府の初代将軍・源頼朝は異母兄。幼名は牛若丸(うしわかまる)、仮名は九郎(くろう)。 『義経記』や『平家物語』、「浄瑠璃」の語源である『十二段草子』で知られる。 清和源氏の流れを汲む河内源氏の源義朝の九男として生まれる。 一度は平清盛を筆頭とした平家に一族徒党の連座処刑の憂き目に遭いかけたが、母親が身代わりになってなんとか生き延び、 元服後に平家打倒のために兄の源頼朝と共に立ち上がったとされる。 史実において挙兵する前の半生は謎に包まれているが、一説によれば鞍馬寺に預けられた牛若丸は、 山で陰陽師である鬼一法眼(鞍馬天狗であったとも)と出会い、兵法を授かったと伝えられている。 しかし平家討伐に多大な功績を上げながらも頼朝に討伐令を出され、最終的に(一時は義経を匿っていた)藤原泰衡に討伐された。 頼朝が義経を粛清した理由としては、「義経の大きすぎる武勲による下克上を恐れた」が有名だが (間接的ではあるが歌舞伎の『勧進帳』が生まれた理由であり、そこから「判官贔屓」と言う言葉も生まれた)、 歴史家からは、 「頼朝の許可を得ずに朝廷からの官位を賜り「武士の官位は征夷大将軍(頼朝)が与える」とした頼朝の面子を潰したから」 (そもそも朝廷自体、頼朝の面子を潰す事が目的で義経達に官位を与えたとされている) 「義経が勝手な行動を繰り返し(結果論とは言え安徳天皇を入水自殺に追い込み(厳密には平家の自決に巻き込まれた)三種の神器も失った等)、 頼朝の政治的な根回しを台無しする事が多々あったから」 と言う説も挙げられており、本頁の『Fate/Grand Order』版等では最後の説が採用されている。 また「実は死んでおらず、蝦夷に逃れてアイヌの将軍に成った、大陸に渡ってジンギスカンを名乗った」と言うトンデモ説も存在し、 『吾輩は猫である』や『ルパン三世』(アニメ版第二期)でもネタにされている。 「我が流離譚──いざ!」 真名:牛若丸(源義経) 身長:168cm 体重:55kg 出典:『義経記』『平家物語』 地域:日本 属性:混沌・中庸 性別:女性 CV: 早見沙織 ソーシャルゲーム『Fate/Grand Order』に登場するサーヴァント。 型月世界では、本来の性別は女性であったとされている…が、創作時代劇においては珍しくもなかったりする。 MUGENにも型月義経の発表前から女性義経が居たし。 と言うのも「腕力は女性並み」と言う伝承が拡大解釈されて「女性と見間違うほどの美少年」「実は女性」という三段論法が発動したからである。 女性並みの腕力(脚力)で八艘跳なんて出来るのかだって?天狗じゃ、天狗の仕業じゃ! (元ネタの方に書かれている通り、牛若丸の師匠は鞍馬山の大天狗とされている) そもそも格ゲーでは華奢(軽量)な女性の方がジャンプ力が高い事が多いのは内緒だ!ガリレオ涙目 幼名が真名とされている通り若い頃の姿で召喚されており、真っすぐで嘘のつけない性分の若武者気質。 元々愛されたがり故に忠義に篤い良い部下のように見えるのだが、一方で人並みの倫理観や共感性を持たず、失敗を知らないため、 効率が良いと感じたら平気で命令を待たずに出撃し、敵の悉くを首だけに変えて帰ってくる。 普通の人間がこれをやると大抵は失敗して反省し、次から失敗しないようにと色々と計画を練り、考察するのだが、 彼女は「天才」であるため、失敗することなく困った性質のまま成長してしまったのである。 戦いにおいては非情・冷酷・最適手の権化で、部下達(特に常陸坊弁慶)への扱いは鬼で嗜虐的な面がある。 一応、FGO主人公をはじめとする召喚者に対しては、配下としてへりくだった態度を取る為そういった素の牛若丸を見られる機会は非常に少ないが 本来の牛若丸は「生き延びる見込みのない戦場であるなら、私を役立てるために死ね」と言い放つ冷酷さと、 「犠牲に見合うだけの成果を約束してやる」と約束する独特の義理堅さ、そして絶体絶命の窮地でもふてぶてしく笑ってみせる豪傑であり、 それは若い頃の姿で召喚されても変わらない。 作中の顕著な例として、捕らえた子供を殺すことなく逃したキングゥに対して「戦の素人(つまり自分が逆の立場なら殺していた)」と評している (とはいえ、これは生前の敵軍である平家が幼少の牛若丸ら源氏の子供達を見逃した事が原因で滅びてしまった経験に基づいているので説得力しかない)。 アニメ版においても、主人公側のサーヴァントとは思えない程の顔芸冷徹ぶりを垣間見せる。 主である召喚者には極めて忠実に尽くすが、源氏武者の価値観ありきで事あるごとに敵の首級を献上せんとしたり、 時には主に楯突いた(と牛若が見做した)味方の首すら狩ろうとするなど困った面も。 上記の通り、型月世界の義経の性格は「勝手な行動を繰り返した結果、頼朝に粛清された」説に基づいている。 幼い頃に親元から離され寺に預けられた牛若丸は「愛」を知らず、 武士として「主君に仕え、忠誠を誓う」事を信奉し、それ以外は度外視していた。 その育ち故に人間らしさを身に付けられなかった義経はブレーキの壊れた忠犬のような獣に近いモノであるため、 「権力による利益関係にも全く馴染まない」「何かのきっかけで味方にも牙を向けるかも知れない」非人間性を持ち、 頼朝が義経討伐令を出したのも「新しい時代」を作る為の障害とみなされたからとされた。 前述の「ブレーキの壊れた忠犬」という評価はとある人物のサンタ版が初出。 しかし牛若丸本人も「天魔御伽草子 鬼ヶ島」で「ブレーキの壊れた忠犬をお忘れなく!」と言っており、自覚はあるらしい…。 ブレーキの意味の方は分かってるんだろうか エイプリルフールイラストでは「くれいじーちゅうけんサーヴァント」と評された。 あと、このキャラをこの項目で知った人にはいい加減冒頭画像にツッコミが入っているだろうが、服装が非常に際どい。 「どう見ても現代の洋物パンツなの時代考証どうなってんだ」とか、「この格好で戦場で斬り合いとか舐めてんのか」とか、 「そもそもこんなキャラデザを通した絵師と公式何考えてんだよ」とか色々言いたいだろうが、 だいじょうぶ、なんだかんだでユーザー達は、慣れた。是非はともかく イラストレーターである坂本みねぢ氏曰く「どうしたって女の子にしか見えない、というのがコンセプトです」との事。 でも胸はそんなにだから、これでも軽装の少年とかで通っちゃうんj、あれ、胴体がなんであんな所に ゲーム中は兎も角としてアニメ『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』に登場した際は、 胸の方にはニップレス的なものが付けられていた。じゃないと飛んだり跳ねたりしたら確実に見えるし 加えて、アニメ版における生前の回想シーンでも軍記物に描かれるような武者姿が登場している。 ゲーム中では霊衣(バトルグラフィックや台詞を変更する着せ替え衣装)として、もう少し露出度を抑えた服装も登場している。 + 劇中における活躍 2015年7月末の『FGO』リリース日から実装されている初期組の一騎で、キービジュアルで描かれている他TVCMにも登場している。 設定上でも初期からカルデアに召喚された古参として扱われているが、 イベント「天魔御伽草子 鬼ヶ島」でメインキャラとして坂田金時と共に活躍しこそしたものの、 メインシナリオで登場したのは第1部七章である。しかし……(詳細は後述)。 第2部5.5章「地獄界曼荼羅平安京」では蘆屋道満により変則的な形で召喚され、 「平景清」として敵として立ちはだかった。 本作における景清は「源頼朝暗殺を目論んだ刺客たちの怨念の集合体」という形を取っており、 生前に自由奔放で一途に兄を慕う義経の姿を目撃し、またその最後を知っているが故に、 義経の霊基を(良く言えば守るため、悪く言えば取り込むため)乗っ取っている。 本来は例外な形であったが、イベント「いざ鎌倉にさよならを ~Little Big Tengu~」において、 この時生じた縁と鬼一法眼が所持していた打出の小槌の効果が噛み合った結果、 正式にサーヴァントとしての霊基を確立するに至った。 イベント「南溟弓張八犬伝」では正体不明の敵対者が同じ源氏の源為朝である見込みが高いという理由から、 レイシフト組に志願していたのだが、八犬士ソウスケの干渉により岡田以蔵とヘシアン・ロボが巻き込まれ、 そのせいで彼らに枠を奪われる形で置いてけぼりを喰らい不貞腐れてしまった。 騒動終了後の祝賀会でも活躍の場が無かった事を引っ張ってヤケ酒しており、これには以蔵も流石に気を使い牛若丸の前ではしゃぐのを自重していた。 + 宝具 遮那王流離譚(しゃなおうりゅうりたん) ランク:A++、種別:対人宝具(自身)、レンジ:1、最大捕捉:1人 由来:牛若丸が源義経となり、奥州で果てるまでに産み出された様々な伝説の具現化。 彼女が成し遂げた伝説の数々が宝具として具現化したもの。 ゲームで採用された「壇ノ浦・八艘跳」もこの一つであり、それ以外にも残り四種が存在する他、 一部「外伝」が存在し、多種多様な攻撃や効果を実現する。 + 一覧 壇ノ浦・八艘跳 ランク:C、種別:対人奥義、レンジ:1、最大捕捉:1人 壇之浦の戦いにおいて船から船へと飛び移り八艘彼方へ去った逸話の具現化。読みは「だんのうら・はっそうとび」。 どれほど足場が悪くとも、足を乗せる箇所がわずかでもあれば跳躍による移動が可能。また、跳躍力そのものの強化も行う。 本来は逃亡の逸話だが、『FGO』では超脚力で一気に敵に近付き攻撃する用途で使用している。 リリース初期は小舟サイズで船同士の距離も短かったが、モーション改修後は大きめの船になり、背景には海も追加された。 自在天眼・六韜看破 種別:対軍奥義 フィールド上にいる全員を強制転移させ、 自陣を圧倒的有利に、敵陣圧倒的不利に変更する。 六韜は中国の武術書、いわゆる「虎の巻」だが、牛若丸は師匠の鬼一法眼(あるいはその娘)を騙くらかして盗み見たと言われる。 薄緑・天刃縮歩 種別:対人奥義 天狗の歩法による縮地で近付き、薄緑による煌光の斬撃を放つ。 弁慶・不動立地 種別:対人奥義 武蔵坊弁慶の肉体のみを擬似的に再現。 弁慶への信頼が強ければ強いほど、盾として強固となり、最大でBランクの対軍宝具までなら防ぎきれる。 吼丸・蜘蛛殺 種別:対軍奥義 薄緑の本来の「力」を発揮する。周囲の「魔」を打ち払い、音によるダメージを与える。 なお、愛刀の薄緑は魔物退治で名高い渡辺綱が愛用した髭切の兄弟刀であり、 かの英傑である源頼光が土蜘蛛退治に用いた蜘蛛切、すなわち源氏の宝刀である。 喜見城・氷柱削り 壁を駆け上がり独楽のように回転しながら放つ斬撃。 使用する際に「遮那王流離譚が五景外伝」と口上を述べており、宝具解説の際に触れられている5つの奥義にも含まれていない。 性能 クラスはライダーで、カード構成はバスター1枚・アーツ2枚・宝具含めてクイック3枚のクイック主体。 レア度は星3でフレポガチャで入手可能なため、無課金でも宝具を強化しやすい。 しかし、PVでは愛馬の太夫黒(たゆうぐろ)と思しき馬に跨っていたのにゲーム内では一切登場しないため、 ライダーのクラスでありながら乗騎が不在な件にツッコミを受けたりもした。 スキルは自己強化と全体強化が揃っており、味方をサポートしつつアタッカーとして使用できる。 恒常の星3ライダーの中ではマンドリカルド実装まで唯一の単体宝具のライダーだったサーヴァントであり、 さらにそのマンドリカルドは有用だがデメリット持ちなので癖が強く、 サーヴァントの数が少ない初心者の頃は牛若丸がライダーの主力になりやすい。 クイック単体宝具ということで、2018年夏に実装されたスカサハ・スカディとの相性が良いのも魅力。 スカディ登場によりクイック宝具の性能が上がり、無課金でも入手できる牛若丸の火力と評価が向上した。 自分とフレンドのWスカディ編成で有利クラスのキャスター相手なら、礼装次第で何十万のHPですら宝具でワンパン可能。 更にクリティカルスター数やカード枚数に左右されるが、自前のNP獲得量強化バフで宝具2連射も狙えなくはない。 敵の数が多いボックスガチャ周回には不向きだが、短期撃破狙いや高難易度、採集決戦レイドボスと活躍する場面が多い。 上記の通り、別霊衣として「サイケデリック流離譚」も存在する。 + その他の牛若丸 牛若丸(ケイオスタイド) 第七章「絶対魔獣戦線バビロニア」に登場したサーヴァント。 ギルガメッシュに召喚された牛若丸がティアマトの泥で洗脳・反転した存在。 いわば、「牛若丸・オルタ」ともいえる。 クラスがバーサーカーに変化している他、理性や善性を剥ぎ取られた結果、 非道な戦いぶりで敵を蹂躙した、殺戮者としての側面が強く出ている。 また、個体増殖のスキルが付与されており、泥がある限り無限に増殖する。 NPC専用であり、主人公の敵として幾度となく立ちはだかる存在だが、 いずれの戦闘も非常に難易度が高く、おまけに当時はバーサーカーに有利となるフォーリナーのサーヴァントが実装されていなかった事もあり、 七章屈指の難関として知られていた。 更にはそのままの仕様で登場し、増殖までするイベントもあった。 「だから言っただろう。 殺して進ぜよう、と。」 水着牛若丸 2018年の水着イベント「サーヴァント・サマー・フェスティバル!」で実装。 レア度は星4で、クラスはアサシンに変化している。 水着姿の方が肌色が減っているじゃねーか、というツッコミも。 精神性は山で動物達と遊びながら修行していた頃に近くなっており、平時よりも無邪気で奔放な子供らしい言動が目立つ。 また、戦法も師匠譲りの法術や羽団扇で風を操って戦うスタイルに変化している。 余談だが、待機モーションが『源平討魔伝』の義経が挑発する際のポーズ(足の向きが逆だが)を模したものとなっており、 上記の台詞をはじめ、本作では『源平』ネタが随所で使われているのは金ピカと同じ理由であろう。 平景清 第2部5.5章「地獄界曼荼羅平安京」から登場。 景清は伝説では殺しても合計37度に渡って復活・挙兵し、源頼朝を襲撃した不死身の武者とされるが、 その実態は、源氏に滅ぼされた平家や落ち武者たちによる怨念が如何なる理由か「平景清」という人物像に凝縮された存在で、 上記の逸話も別々の人間が平景清の名で源頼朝の討伐を目指したもの。 このため、サーヴァントとしての平景清は源氏に恨みを持つ存在が「景清」の力と名を被る形で現界する。 頼朝の命により討伐された義経は皮肉にも「源氏に滅ぼされた」と言う条件を満たしており、 「源義経」が景清の構成要素として取り込まれたか、あるいは義経の怨念が景清の核となったかは定かではないが、 ともかく疑似サーヴァントに近い形で誕生した。 見た目は「源義経」の頃で、クラスはアヴェンジャーとなっている。 格闘ゲームにおいては『MELTY BLOOD TYPE LUMINA』にて、巌窟王と共に『FGO』からのゲスト枠として参戦。 リーチは平均~やや下位だが機動力・跳躍力及び突進技の性能が優秀で、近接戦に秀でている。 あと流石にそのままの姿では出せなかったのか、インナーを着けられるなど露出度が下げられた MUGENにおける牛若丸 Dry-Mugen氏による『JUS』風ドットを用いたMUGEN1.1以降専用のちびキャラが公開中。 非情に高い機動力とジャンプ力を持ち、アクロバティックな立ち回りを得意とする性能となっている。 また、ストライカーとして弁慶を呼び出せる。 AIもデフォルトで搭載されている。 DLは下記の動画から 出場大会 きぼぜつグランプリ~新たなる絶望の訪れ~