約 1,257 件
https://w.atwiki.jp/suzukisign/pages/100.html
詩 地理 地理(水駅・習作) 「方法の午後、ひとは、見えるものを見ることはできない。」 (『娼婦論』・荒川洋治) 塩駅 塩の街は雲母の切片を了解し、失してなお在る。馬車は理路を竦まない。罅割れた潜熱を行間に濡らす、星により近い高原において、明晰する等高線は言葉に伸びる。牛の骨が歴史を晒す。窪地。生死の女が群れている。黒のドレスには夥しい襞が、弛む。ここに距離に采配を阻まれた葬列がある。木霊に磨かれた砂漠の地図を、停止するこいびと。朗読者。陸路を水瓶に爆ぜている魚鱗。改行を泳ぐ漣を受け、詩人の紫煙は立ち枯れている。 窪地にかかる薄紅の結晶を誰が刻んだというのか。寂寞として塩は在り、絹の道を弾劾する。あけぼのとよやみは灰になった。鳥を帯びた石英。焔が点される。一帯にはカイロスが満ちている。風雨の頃。おずおずと感光した化石ではない。彼女たちはそこかしこにまるみを対立させ、すぐれた稜線を通読してゆく。 稠密があった。いにしえには月が泳いでいた。 逆上が葡萄を殺しあぐねる。村が裂かれきった。空が完結していくとき、耐えた海は遠地に据え置かれる。女は経穴を垂れ、しめやかに国境をなす。一つとして冷えるものは無い。そして駅。文明の差し向かいで咽ぶ標榜がある。窪地は無限に高踏していく。そして生きて死に、肌を風化させる一糸は湖に伸びている。眼前に飽和した塩の街に、燃やされた芥子が留まり、灰を均している。 陵墓 アトラス、墓の海。積疫に干された石柱を押しつぶして花崗岩が萌芽してゆく。徒に地理がある。なつかしい衰微がある。そして由来の黄土をみる少年を滲ませる。低く連綿と続く礫。隊列が歴史の真ん中をとおってゆく。緩やかな毛並みの駱駝を伴いながら蜃気楼を去り、地図を離れていく。ここは死者の布がたなびくまどろみである。屍は夜に残り、底冷えする賽の河原を行く。再び少年よ、かのアニムス、永劫を斜線するもの。 石の街に空白するアポクリフォス、乾燥の水際に従う建築に、ヒトよ、生きた小麦をやめよ。脆く欠け去る砂の門にいずる数理は、綿のターバンを巻く彼岸を回遊する。久しく在る霊魂の墓標に、彼らは歩法を誤る。 さして夢遊する。零時。夜闇を踏みしだく。人は悉く鳥を殺す。眼球は鉄道を串刺し、晴雨のしじまを氷解する。全ての文学、冷たく硬い金属の上に裸足で立つ女は横たわった。アスリージョの花を孤独する。ここに微かな草が拮抗する。車窓より、砂漠は終わっていく。 * 「彼女はパゴダ上に皺深く俯瞰する(あらゆるかなしみとは)。」 岸 海岸線を抜ける列石。リアスの枕木。植物の木立に永訣のリズムを読み取ることが出来る。かつての恋慕を横なぎにしていた。梢との連立を走るとき、汽水湖を浮かぶ淡い球体はまろぶ。飛沫がメルカトルを断絶させていく。たおやかに光り、視界を往還する彼らの眼差しを憶えていた。森の道には赤い計画が組み敷かれていた。 かくて夜ざめは深い緑に縁取られる。その海抜は気高くある径轍を押しつぶす。そこで存在は青く語る。君は演奏を座席の裏にでも隠して推論に黙る。あれからずいぶん来た。行商の祖もまた、尺度を離れている。森があり、行き倒れたひとの腐敗がある。 湖上の熱に女はまぎれる。驟雨のえらを思い起こしながら、縮路の駅にいて、冷えた踝で鉄を区切り、ほころぶ。これほどに破線の純潔が保たれる、萩の葉は毟られて、その手でにじる。白い親指の間から若草がむせる。 桟橋港 中心を持たない砂地を来た。都市の多数はじりじりとあとじさり、近日点に清められる。その痕跡だけを残して、透徹の家禽の声を聞く。聞くのみだ。 大陸は風を鎮める。デルタが行き過ぎた少女の最後を浮靄に溶かす。社稷の記号は隔意される。海流が統治する。あらゆる慕情に藁葺きの屋根が加えられるだろう。いっそうに水位が際立つ。心臓の鼓動にも似て、波音ばかりが功徳へ滑りこんでは、積み立てられていく。 裸の松林に絡まる残響 海を歩哨する悔恨 うつろさに駆動する楼閣 されど日向の駅はまどろみとされなければならぬ。短髪の少年と髪をまとめた女が朗らかに笑いあい、石を蹴る、明るいつま先がある。そして静かな電極を記す国家がある。豊かに閉ざされた深い海溝があり、ただひとつ、繊維の機関が沖で名を名乗った。小高い砂丘らを選別するエクソダス。 山岳 峻険の外套に陸が延焼する。人と、あくなき恋人。際限なく容赦は所与とされ、尾根を伝うもの。今ここに一里塚が据えられる。石女は欲望。さぶしさは欲望。くもの糸は涼しくみちのくを知らぬ。渓谷の中で寒村が枯れゆくさま。標高の次元。政治の右手が距離を殺してきた。高山を拓き、燃え立つ駅がある。 方眼の彼岸さえ在りて在る ひろがり ここで緑よ 地平の鋭利を 鈍く 粟立った市民の口から、縮尺が描かれ、地図。労働者の草臥れる靴に、象徴が記され、地図。コミューンを生きる国民の境界が、山河に稜線を導いてゆく。そしてそれは地図である。なやましい視線が地理を遊牧していくとき、ジプシーの衣装をまとい、山頂点に綴じられ、女は偏在の痕跡を衰退させる。後に残るのは塩の結晶である。人の葉脈、湿された路線を肥沃する。橋桁を超える。差し向かいの恋人は少し寒いと羽毛を採る。焚かれたくろけむりから、空常は重みを増して轍をつたう。 雪国 [#include] しじまの夜 雪の窓をぬぐう 煌々とした明かりは ふもとで溶ける Mizu no Eki wo dete Yoru ni kanojo ha Inakatta Kokkyo no Nagai Tunnel wo nukeruto sokoha [void] ようこそ ひかりのくに ようこそ ひかりのくに 君のために きょりはむこうになり ひかりはにじへほどけ 気体分子と薄くゆれる泡を たえまなく往復する [printf("Hello,World!\n");]] 反古 二十四時を回って、雪が止む。赤切れするほど冷え切った夜だった。地面はいつになく腫れぼったい。結晶構造を置き去りにして、枝葉があいまいになり、繊細に橋渡しをしている氷がさくい。捌けられた氷の丘、を、踏むと、Sの子音ばかりがざわめき、常夜灯の白い光を閉じ込めたまま砕け、音は木霊に写されていく、その一部始終。危うさゆえに雪を踏みさし、コンバースの薄いゴム底を隔てながら、私は雪に乗る、永遠的なみぞれ、崩さないでは、月と氷と音と植物の、あんまりな類似を反古に出来ず、塩だけがぬくい。吐いた息も凍える。今晩は全てが光。 * 「過去に括られていた。乾いてしまった粘土のような、大切であった記録だけだなと思う。そのような塑像群が私の行く末に立ち込めるのは、それが懐かしみによるものかも知れず、しかしすぐに失われ、今では思い出すことが出来ない」
https://w.atwiki.jp/twitterfatetrpg/pages/921.html
キャラシート【としあきの聖杯戦争TRPG】 【クラス】ライダー 【真名】ベアトリーチェ 【容姿】薄らと光を帯びる、純真無垢な少女。 【その他】秩序・善 地属性 【英雄点】30点(ステ18点・スキル12点):令呪0画消費 【HP】10/10 【筋力】E :1 【耐久】D :2 【敏捷】A+:6(7) 【魔力】B :4 【幸運】B :4 【スキル1】騎乗:- 05点:移動フェイズに2回移動できる。 また、自分に遭遇フェイズが発生しない場合は遠距離攻撃フェイズを行える。 【スキル2】天使の歩み:A++ 02点:先手判定と逃走判定時、補正値2を得る。 【スキル3】久遠の女性:EX 05点:援護時のみこのスキルを使用できる。援護時、更に補正値3を与える。 【宝具】『神曲』(ラ・ディヴィナ・コメーディア) 1/1 【ランク・種別】ランク:C~A++ 種別:固有結界 レンジ:1~60 最大捕捉:20人 【効果】自陣営の手番に相手前衛1体を対象として発動する。その相手前衛は後衛に移動する。 また、その対象はライダーと幸運判定を行い(令呪は使用できる)、 ライダーが勝利した場合は1巡の間「放浪」状態異常を付与する。 「放浪」:攻撃不能状態になる。逃走判定時、判定値を1として扱う。 防御時は自分のクラススキル以外のスキルを使用できない。 ダメージを受けた場合、この状態異常は解除される。 + 2019/01/01版 泥 【元ネタ】詩篇「神曲」 【CLASS】ライダー 【真名】ベアトリーチェ 【性別】女性 【身長・体重】123cm・23kg 【属性】秩序・善 【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷B++ 魔力B 幸運B 宝具A 【クラス別スキル】 騎乗:- 乗り物を乗りこなす能力。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。スキル「久遠の女性」に統合され、効果を失っている。 対魔力:B 魔術に対する抵抗力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。Bランクでは、魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法などを以ってしても、傷つけるのは難しい。 【固有スキル】 久遠の女性:EX 誰もが一度は夢見る「理想の女性」の体現者。騎乗、黄金律(体)、麗しの風貌、医術、家事百般などの様々な効果が統合された複合スキル。また、戦闘に用いる様なスキル以外なら、誰かに望まれればBランク程度で修得できる。 天使の歩み:A++ 天国の住人たちが使用する歩法。目で見た場所へ一瞬で移動することが出来るが、遮蔽物は無視できない。ベアトリーチェはこのスキルを用いることで敏捷ステータスを向上させている。 導き手:A 目的の場所へと誰かを連れ立つ、先導者としての在り方。Aランク相当の啓示スキルを以て、目的の場所へと向かう旅人の旅路を補助する。 【宝具】 『神曲』(ラ・ディヴィナ・コメーディア) ランク:C~A++ 種別:固有結界 レンジ:1~60 最大捕捉:20人 詩篇「神曲」に於いて旅人ダンテが踏破したとされる、地獄・煉獄・天国の三界。固有結界の内部は絶えずその三界を流転しており、世界の姿に応じた理が適用される。「地獄」は、罪を犯した者に対する永遠の罰。───対象の犯した罪に応じ、九種の地獄の中から最も苦痛を感じる地獄を味わう。「煉獄」は、人に非ざる者に対する強力な浄罪。───亡霊や魔性の血を引く者は、対抗判定に失敗すると強制的に「昇天」する。「天国」は、導き手の彼女に対する最上の支援。───至高天に坐す『 』から支援を受け、文字通り無尽蔵の魔力リソースを得る。 + 未開放 ███ 【Weapon】 なし。 【解説】 ルネサンス期の詩人にして世界最大の小説家、ダンテ・アリギエーリが恋焦がれた人物。 詩篇「神曲」に登場する、旅人ダンテを至高天(エンピレオ)へと連れ立つ導き手の内の一人でもある。 現実での彼女は然したる功績を残さず、若くして亡くなった一般人に過ぎない。 故に、英霊の座はあくまでもダンテ・アリギエーリありきの存在として彼女を登録した。 ダンテ・アリギエーリに対する信仰から零れ落ちた、幻想の残滓。 ───それが、「理想の女性」たる彼女である。 + 人間関係 生前 ダンテ・アリギエーリ 生前、「神曲」にて至高天へと導いた相手。 ……何やら複雑な感情を抱いている様だが……? 英霊 霊群 千景 此度の召喚に於いて契約を交わした相手。 旅の終点を「世界記憶喪失現象の終結」と定義した為、導き手として協力を惜しまない。 想起塔アトラス関係者 所属する組織の同僚、或いは協力者。 旅を共に連れ立つ者として、分け隔てなく良感情を向ける相手でもある。 + 絆Lv 【キャラクター詳細】 ルネサンス期の詩人にして世界最大の小説家、ダンテ・アリギエーリが恋焦がれた人物。 詩篇「神曲」に登場する、旅人ダンテを至高天(エンピレオ)へと連れ立つ導き手の内の一人でもある。 作中では天使、或いは其れに類似した存在と描かれ───そして、実際に天使である。 【パラメーター】 筋力 ■■■■■:E 耐久 ■■■■■:E 敏捷 ■■■■■:A+ 魔力 ■■■■■:C 幸運 ■■■■■:C 宝具 ■■■■■:A+ 【絆Lv1】 身長/体重:123cm・22kg 出典:「神曲」 地域:イタリア 属性:秩序・善 性別:女性 その旅路の果てに、幸福があらんことを。 【絆Lv2】 キャラクターとしての彼女なら、『神曲』(ラ・ディヴィナ・コメーディア)に。 実在の彼女なら、『新生』(ヴィータ・ヌーヴォ)に詳しい。 現実に於ける彼女は、幼少期にダンテ・アリギエーリと出会い──── しかし、それから何が起こるでもなく、ほどなくして病気により夭逝した。 サーヴァントとしての彼女は実在する彼女とキャラクターの彼女が混ざり合った存在である。 【絆Lv3】 自らを召喚したマスターを「導くべき相手」として認識しており、その為には協力を惜しまない。 戦闘は苦手だが、後方支援……というより、家事炊事などを完璧に熟してくれる。 (特にサーヴァントに頼むことでは無いような、と突っ込むと悲しそうな顔をする。) ただし、彼女自身の心情として善なる者を好む傾向にあるため、 マスターが余りにも手に負えない悪漢なら、自らの意思で導きを放棄し、自害して座に還る可能性が存在する。 ……とはいえ、戦闘に殆ど役立たない彼女を「悪用」する為に召喚する輩は皆無だろう。 【絆Lv4】 〇久遠の女性:EX 誰もが一度は夢見る「理想の女性」の体現者。 騎乗、黄金律(体)、麗しの風貌、医術、家事百般などの様々な効果が統合された複合スキル。 また、戦闘に用いる様なスキル以外なら、誰かに望まれればBランク程度で修得できる。 〇天使の歩み:A++ 天国の住人たちが使用する歩法。 目で見た場所へ一瞬で移動することが出来るが、遮蔽物は無視できない。 ベアトリーチェはこのスキルを用いることで敏捷ステータスを向上させている。 【絆Lv5】 「神曲」 ランク:C~A++ 種別:固有結界 レンジ:1~60 最大補足:20人 ら・でぃゔぃな・こめーでぃあ 詩篇「神曲」に於いて旅人ダンテが踏破したとされる、地獄・煉獄・天国の三界。 固有結界の内部は絶えずその三界を流転しており、世界の姿に応じた理が適用される。 「地獄」は、罪を犯した者に対する永遠の罰。 ───対象の犯した罪に応じ、九種の地獄の中から最も苦痛を感じる地獄を味わわせる。 「煉獄」は、人に非ざる者に対する強力な浄罪。 ───亡霊や魔性の血を引く者は、対抗判定に失敗すると強制的に「昇天」させられる。 「天国」は、導き手の彼女に対する最上の支援。 ───至高天に坐す「 」から支援を受け、文字通り無尽蔵の魔力リソースを得る。 【「忘却の底に堕ちても」をクリアすると開放】 未開放 + 絆礼装 礼装名 レアリティ Cost HP ATK 旅路の果て ☆4(SR) 9 100 100 効果 ベアトリーチェ(ライダー)装備時のみ、自身がフィールドにいる間、味方全体のArtsカード性能を10%アップ&NP獲得量を10%アップ 解説 (第四忘却点修正後、解放) + 20の質問 質問1 真名と現界年齢と性別を教えてください 「ライダー、ベアトリーチェ。現界年齢は……(沈黙)」 質問2 身長と体重を教えてください 「此の身体なら、123cmに27kgです。」 質問3 出身地を教えてください 「イタリアですね。」 質問4 好きな色、自分を象徴するような色はありますか 「特に無い……ですかね?」 質問5 特技はなんですか 「料理洗濯家事炊事。他には望まれれば、色々と。」 質問6 好きなものはなんですか 「料理洗濯家事炊事。マスターに尽す時が、一番充実していると感じます。」 質問7 嫌いなものはなんですか 「……戦い、ですね。命は掛け替えのないものですから。」 質問8 天敵とかいますか 「戦闘では、大体……」 質問9 属性について教えてください 「秩序・善。導き手として善くありたい、と常日頃から気を付けています。」 質問10 現代での生活について自由に話してください 「此度の現界では、専らアトラスのスタッフの健康管理をしています。」 質問11 貴方の宝具、乗騎、戦術について自由に話してください 「基本的には援護が主でしょうか。宝具発動中、極めて短い時間だけなら少し位は戦えますが……」 質問12 貴方の外見について自由に話してください 「正直、不便なことが多いです。迷子だと間違われるのにはもう慣れました。」 質問13 ざっくりとあなたの性格を教えてください 「(これを読めばいいのですか?)……ママ、です。」 質問14 自分の日本での知名度をどう思いますか 「かなり低いと思います。キャラクターの一人でしかないですから、当然だとも。」 質問15 貴方の適合クラスを教えてください 「ライダー………以外は無いと思います。後は何でしょう、『先導者』(ヴァンガード)?」 質問16 聖杯にかける望み、あるいは聖杯戦争参加の経緯を教えてください 「聖杯に懸ける望みはありません。マスターが聖杯を欲するなら、出来る限りそれを手助けするだけです。」 質問17 親しい人間について自由に話してください、空欄でも構いません 「」 質問18 自分のマスターをどう思いますか、空欄でも構いません 「」 質問19 理想のマスター像を教えてください。それに対して今のマスターは何点ですか 「当然、100点ですよ。マスターが善い方だと、此方も導く手に力が入るというものです。」 質問20 なにかこちらに質問はありますか 「いいえ、特に。……ところで、この映像は何に使うのですか?」 今回はありがとうございました。あなたの望みが叶うことを願います + セリフ集 ●サーヴァント名 一人称:私 二人称:貴方、〇〇さん マスター:マスター、貴方 キーワード :天使。 :ママ。 召喚 「お初に御目に掛ります。ライダー、ベアトリーチェ。マスターが道に迷う時は、私が手を取りましょう。どうか、お側に居させて下さいね。」 レベルアップ 「……私を強化しても、戦いには役立ちませんよ?」 「霊基が向上しました。けれど、出来ることは余り変わりませんね。」 霊基再臨 「操作ミスですか?そうじゃない?……ど、どうしましょう。私に対して何を求められているのか、理解しかねます……」 「あの、マスター。素材が余っているのなら、私以外にもっと育てるべき方が……」 「私を育てても出来ることは変わりませんよ、本当に。……ど、如何して……」 「……此れで、最終段階の強化が終わりました。如何して、と聞くのも今更野暮でしょうか。ええ、本当に酔狂なマスターですこと。───共に征きましょう、エンピレオの彼方まで。遥か遠い旅路でも、此の身体果てるまで私は貴方のお側に」 戦闘セリフ 戦闘開始 「後方支援ならお任せ下さい。……直接の戦闘は苦手です。」 「出来る事は限られますが───マスターが望むなら、全力を尽くします。」 スキル 「援護します!」 「はっ!」 カード 「私ですか?」 「此れですね。」 「分かりました。」 宝具カード 「此れですか?……私は──」 アタック 「それ!」 「ふっ!」 「ごめんなさいっ!」 EXアタック 「……出来るだけ痛くない様に!」 宝具 「詩篇の一片を此処に。遥か遠き天まで、貴方なら歩める筈です。───『神曲』(ラ・ディヴィナ・コメーディア)!」 ダメージ 「ッ──」 「痛っ……」 戦闘不能 「申し訳ございません、マスター……一人で、先にお進み下さい……」 「───嗚呼、神よ。何故私に、道を切り拓く力を与えなかった……!」 勝利 「障害沈黙、先に進みましょう。手を、マスター。」 「罪を償えば、貴方もきっと……ああ、いえ、何でもありませんよ。」 マイルーム会話 「出来ましたよ、マスター。前に聞いたマスターの好物です。さぁ、どうぞ!……美味しいですか?それなら良かったです、ふふふ。」 「マスター、服がほつれていたので修繕しておきました。序でに桶でざぶざぶと……。い、色落ち……?ご、ごめんなさいっ!」 「同じ教えに殉じる方ですね。……しかし、創作物の要素が多大に含まれる私。作者は作品の父といいますが、或る意味では遠縁の家族という事にも……」(キリスト教関連サーヴァント所属) 「……───ダン、テ、様……私は、いえ、■■は───」(ダンテ・アリギエーリ所属) 好きなこと 「料理に洗濯、後は合間に筆を取る事が少し。……こ、これは見せられません。たとえマスターであっても、です!」 嫌いなこと 「戦いは余り好きではないです。……サーヴァントらしくない?確かに、そうかもしれませんね。」 聖杯について 「聖杯、ですか。私個人としては特に。マスターがそれを欲するのなら、私も頑張ります。」 絆Lv.1 「マスター、何故私を召喚したのか……聞いてもいいですか?それが、とても気になって。」 Lv.2 「神曲はとても素晴らしい御話です。ぜひとも読んでみて下さい。いえ、読みましょう!」 Lv.3 「空の果て、見たことありますか?無いなら良いのです。その方が、ずっと良い。」 Lv.4 「マスターが望む旅の終点まで傍に居るからこそ、私は導き手なのです。……ですがどうか、私が居なくなっても歩みを止めないで下さいね。」 Lv.5 「いつまでも戦いは苦手ですが、それでも私は貴方と共に居たい。此れからも、宜しくお願いします。」 イベント 「何やらイベントが開かれている様子。行ってみますか?旅に於ける多少の道草は、もはや醍醐味といっても良いでしょう。」 誕生日 「まあ、マスターの誕生日ですか!それは盛大にお祝いしなければ!料理を作って、飾り付けをして、それから歌なんて歌ったり───」
https://w.atwiki.jp/fateonsen/pages/373.html
キャラシート【としあきの聖杯戦争TRPG】 【クラス】ライダー 【真名】ベアトリーチェ 【容姿】薄らと光を帯びる、純真無垢な少女。 【その他】秩序・善 地属性 【英雄点】30点(ステ18点・スキル12点):令呪0画消費 【HP】10/10 【筋力】E :1 【耐久】D :2 【敏捷】A+:6(7) 【魔力】B :4 【幸運】B :4 【スキル1】騎乗:- 05点:移動フェイズに2回移動できる。 また、自分に遭遇フェイズが発生しない場合は遠距離攻撃フェイズを行える。 【スキル2】天使の歩み:A++ 02点:先手判定と逃走判定時、補正値2を得る。 【スキル3】久遠の女性:EX 05点:援護時のみこのスキルを使用できる。援護時、更に補正値3を与える。 【宝具】『神曲』(ラ・ディヴィナ・コメーディア) 1/1 【ランク・種別】ランク:C~A++ 種別:固有結界 レンジ:1~60 最大捕捉:20人 【効果】自陣営の手番に相手前衛1体を対象として発動する。その相手前衛は後衛に移動する。 また、その対象はライダーと幸運判定を行い(令呪は使用できる)、 ライダーが勝利した場合は1巡の間「放浪」状態異常を付与する。 「放浪」:攻撃不能状態になる。逃走判定時、判定値を1として扱う。 防御時は自分のクラススキル以外のスキルを使用できない。 ダメージを受けた場合、この状態異常は解除される。 +2019/01/01版 泥 【元ネタ】詩篇「神曲」 【CLASS】ライダー 【真名】ベアトリーチェ 【性別】女性 【身長・体重】131cm・27kg 【属性】秩序・善 【ステータス】筋力E 耐久D 敏捷B++ 魔力B 幸運B 宝具A 【クラス別スキル】 騎乗:- 乗り物を乗りこなす能力。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。スキル「久遠の女性」に統合され、効果を失っている。 対魔力:B 魔術に対する抵抗力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。Bランクでは、魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法などを以ってしても、傷つけるのは難しい。 【固有スキル】 久遠の女性:EX 誰もが一度は夢見る「理想の女性」の体現者。騎乗、黄金律(体)、麗しの風貌、医術、家事百般などの様々な効果が統合された複合スキル。また、戦闘に用いる様なスキル以外なら、誰かに望まれればBランク程度で修得できる。 天使の歩み:A++ 天国の住人たちが使用する歩法。目で見た場所へ一瞬で移動することが出来るが、遮蔽物は無視できない。ベアトリーチェはこのスキルを用いることで敏捷ステータスを向上させている。 導き手:A 目的の場所へと誰かを連れ立つ、先導者としての在り方。Aランク相当の啓示スキルを以て、目的の場所へと向かう旅人の旅路を補助する。 【宝具】 『神曲(ラ・ディヴィナ・コメーディア)』 ランク:C~A++ 種別:固有結界 レンジ:1~60 最大捕捉:20人 詩篇「神曲」に於いて旅人ダンテが踏破したとされる、地獄・煉獄・天国の三界。固有結界の内部は絶えずその三界を流転しており、世界の姿に応じた理が適用される。「地獄」は、罪を犯した者に対する永遠の罰。───対象の犯した罪に応じ、九種の地獄の中から最も苦痛を感じる地獄を味わう。「煉獄」は、人に非ざる者に対する強力な浄罪。───亡霊や魔性の血を引く者は、対抗判定に失敗すると強制的に「昇天」する。「天国」は、導き手の彼女に対する最上の支援。───至高天に坐す『 』から支援を受け、文字通り無尽蔵の魔力リソースを得る。 +未開放 ███ 【Weapon】 なし。 【解説】 ルネサンス期の詩人にして世界最大の小説家、ダンテ・アリギエーリが恋焦がれた人物。 詩篇「神曲」に登場する、旅人ダンテを至高天(エンピレオ)へと連れ立つ導き手の内の一人でもある。 現実での彼女は然したる功績を残さず、若くして亡くなった一般人に過ぎない。 故に、英霊の座はあくまでもダンテ・アリギエーリありきの存在として彼女を登録した。 ダンテ・アリギエーリに対する信仰から零れ落ちた、幻想の残滓。 ───それが、「理想の女性」たる彼女である。 +人間関係 生前 ダンテ・アリギエーリ 生前、「神曲」にて至高天へと導いた相手。 ……何やら複雑な感情を抱いている様だが……? 英霊 霊群 千景 此度の召喚に於いて契約を交わした相手。 旅の終点を「世界記憶喪失現象の終結」と定義した為、導き手として協力を惜しまない。 想起塔アトラス関係者 所属する組織の同僚、或いは協力者。 旅を共に連れ立つ者として、分け隔てなく良感情を向ける相手でもある。 +絆Lv 【キャラクター詳細】 ルネサンス期の詩人にして世界最大の小説家、ダンテ・アリギエーリが恋焦がれた人物。 詩篇「神曲」に登場する、旅人ダンテを至高天(エンピレオ)へと連れ立つ導き手の内の一人でもある。 作中では天使、或いは其れに類似した存在と描かれ───そして、実際に天使である。 【パラメーター】 筋力 ■■■■■:E 耐久 ■■■■■:E 敏捷 ■■■■■:A+ 魔力 ■■■■■:C 幸運 ■■■■■:C 宝具 ■■■■■:A+ 【絆Lv1】 身長/体重:123cm・22kg 出典:「神曲」 地域:イタリア 属性:秩序・善 性別:女性 その旅路の果てに、幸福があらんことを。 【絆Lv2】 キャラクターとしての彼女なら、『神曲』(ラ・ディヴィナ・コメーディア)に。 実在の彼女なら、『新生』(ヴィータ・ヌーヴォ)に詳しい。 現実に於ける彼女は、幼少期にダンテ・アリギエーリと出会い──── しかし、それから何が起こるでもなく、ほどなくして病気により夭逝した。 サーヴァントとしての彼女は実在する彼女とキャラクターの彼女が混ざり合った存在である。 【絆Lv3】 自らを召喚したマスターを「導くべき相手」として認識しており、その為には協力を惜しまない。 戦闘は苦手だが、後方支援……というより、家事炊事などを完璧に熟してくれる。 (特にサーヴァントに頼むことでは無いような、と突っ込むと悲しそうな顔をする。) ただし、彼女自身の心情として善なる者を好む傾向にあるため、 マスターが余りにも手に負えない悪漢なら、自らの意思で導きを放棄し、自害して座に還る可能性が存在する。 ……とはいえ、戦闘に殆ど役立たない彼女を「悪用」する為に召喚する輩は皆無だろう。 【絆Lv4】 ○久遠の女性:EX 誰もが一度は夢見る「理想の女性」の体現者。 騎乗、黄金律(体)、麗しの風貌、医術、家事百般などの様々な効果が統合された複合スキル。 また、戦闘に用いる様なスキル以外なら、誰かに望まれればBランク程度で修得できる。 〇天使の歩み:A++ 天国の住人たちが使用する歩法。 目で見た場所へ一瞬で移動することが出来るが、遮蔽物は無視できない。 ベアトリーチェはこのスキルを用いることで敏捷ステータスを向上させている。 【絆Lv5】 「神曲」 ランク:C~A++ 種別:固有結界 レンジ:1~60 最大補足:20人 ら・でぃゔぃな・こめーでぃあ 詩篇「神曲」に於いて旅人ダンテが踏破したとされる、地獄・煉獄・天国の三界。 固有結界の内部は絶えずその三界を流転しており、世界の姿に応じた理が適用される。 「地獄」は、罪を犯した者に対する永遠の罰。 ───対象の犯した罪に応じ、九種の地獄の中から最も苦痛を感じる地獄を味わわせる。 「煉獄」は、人に非ざる者に対する強力な浄罪。 ───亡霊や魔性の血を引く者は、対抗判定に失敗すると強制的に「昇天」させられる。 「天国」は、導き手の彼女に対する最上の支援。 ───至高天に坐す「 」から支援を受け、文字通り無尽蔵の魔力リソースを得る。 【「忘却の底に堕ちても」をクリアすると開放】 未開放 +絆礼装 礼装名 レアリティ Cost HP ATK 旅路の果て ☆4(SR) 9 100 100 効果 ベアトリーチェ(ライダー)装備時のみ、自身がフィールドにいる間、味方全体のArtsカード性能を10%アップ&NP獲得量を10%アップ 解説 (第四忘却点修正後、解放) +20の質問 質問1 真名と現界年齢と性別を教えてください 「ライダー、ベアトリーチェ。現界年齢は……(沈黙)」 質問2 身長と体重を教えてください 「此の身体なら、123cmに27kgです。」 質問3 出身地を教えてください 「イタリアですね。」 質問4 好きな色、自分を象徴するような色はありますか 「特に無い……ですかね?」 質問5 特技はなんですか 「料理洗濯家事炊事。他には望まれれば、色々と。」 質問6 好きなものはなんですか 「料理洗濯家事炊事。マスターに尽す時が、一番充実していると感じます。」 質問7 嫌いなものはなんですか 「……戦い、ですね。命は掛け替えのないものですから。」 質問8 天敵とかいますか 「戦闘では、大体……」 質問9 属性について教えてください 「秩序・善。導き手として善くありたい、と常日頃から気を付けています。」 質問10 現代での生活について自由に話してください 「此度の現界では、専らアトラスのスタッフの健康管理をしています。」 質問11 貴方の宝具、乗騎、戦術について自由に話してください 「基本的には援護が主でしょうか。宝具発動中、極めて短い時間だけなら少し位は戦えますが……」 質問12 貴方の外見について自由に話してください 「正直、不便なことが多いです。迷子だと間違われるのにはもう慣れました。」 質問13 ざっくりとあなたの性格を教えてください 「(これを読めばいいのですか?)……ママ、です。」 質問14 自分の日本での知名度をどう思いますか 「かなり低いと思います。キャラクターの一人でしかないですから、当然だとも。」 質問15 貴方の適合クラスを教えてください 「ライダー………以外は無いと思います。後は何でしょう、『先導者』(ヴァンガード)?」 質問16 聖杯にかける望み、あるいは聖杯戦争参加の経緯を教えてください 「聖杯に懸ける望みはありません。マスターが聖杯を欲するなら、出来る限りそれを手助けするだけです。」 質問17 親しい人間について自由に話してください、空欄でも構いません 「」 質問18 自分のマスターをどう思いますか、空欄でも構いません 「」 質問19 理想のマスター像を教えてください。それに対して今のマスターは何点ですか 「当然、100点ですよ。マスターが善い方だと、此方も導く手に力が入るというものです。」 質問20 なにかこちらに質問はありますか 「いいえ、特に。……ところで、この映像は何に使うのですか?」 今回はありがとうございました。あなたの望みが叶うことを願います +セリフ集 ●サーヴァント名 一人称:私 二人称:貴方、〇〇さん マスター:マスター、貴方 キーワード :天使。 :ママ。 召喚 「お初に御目に掛ります。ライダー、ベアトリーチェ。マスターが道に迷う時は、私が手を取りましょう。どうか、お側に居させて下さいね。」 レベルアップ 「……私を強化しても、戦いには役立ちませんよ?」 「霊基が向上しました。けれど、出来ることは余り変わりませんね。」 霊基再臨 「操作ミスですか?そうじゃない?……ど、どうしましょう。私に対して何を求められているのか、理解しかねます……」 「あの、マスター。素材が余っているのなら、私以外にもっと育てるべき方が……」 「私を育てても出来ることは変わりませんよ、本当に。……ど、如何して……」 「……此れで、最終段階の強化が終わりました。如何して、と聞くのも今更野暮でしょうか。ええ、本当に酔狂なマスターですこと。───共に征きましょう、エンピレオの彼方まで。遥か遠い旅路でも、此の身体果てるまで私は貴方のお側に」 戦闘セリフ 戦闘開始 「後方支援ならお任せ下さい。……直接の戦闘は苦手です。」 「出来る事は限られますが───マスターが望むなら、全力を尽くします。」 スキル 「援護します!」 「はっ!」 カード 「私ですか?」 「此れですね。」 「分かりました。」 宝具カード 「此れですか?……私は──」 アタック 「それ!」 「ふっ!」 「ごめんなさいっ!」 EXアタック 「……出来るだけ痛くない様に!」 宝具 「詩篇の一片を此処に。遥か遠き天まで、貴方なら歩める筈です。───『神曲』(ラ・ディヴィナ・コメーディア)!」 ダメージ 「ッ──」 「痛っ……」 戦闘不能 「申し訳ございません、マスター……一人で、先にお進み下さい……」 「───嗚呼、神よ。何故私に、道を切り拓く力を与えなかった……!」 勝利 「障害沈黙、先に進みましょう。手を、マスター。」 「罪を償えば、貴方もきっと……ああ、いえ、何でもありませんよ。」 マイルーム会話 「出来ましたよ、マスター。前に聞いたマスターの好物です。さぁ、どうぞ!……美味しいですか?それなら良かったです、ふふふ。」 「マスター、服がほつれていたので修繕しておきました。序でに桶でざぶざぶと……。い、色落ち……?ご、ごめんなさいっ!」 「同じ教えに殉じる方ですね。……しかし、創作物の要素が多大に含まれる私。作者は作品の父といいますが、或る意味では遠縁の家族という事にも……」(キリスト教関連サーヴァント所属) 「……───ダン、テ、様……私は、いえ、■■は───」(ダンテ・アリギエーリ所属) 好きなこと 「料理に洗濯、後は合間に筆を取る事が少し。……こ、これは見せられません。たとえマスターであっても、です!」 嫌いなこと 「戦いは余り好きではないです。……サーヴァントらしくない?確かに、そうかもしれませんね。」 聖杯について 「聖杯、ですか。私個人としては特に。マスターがそれを欲するのなら、私も頑張ります。」 絆Lv.1 「マスター、何故私を召喚したのか……聞いてもいいですか?それが、とても気になって。」 Lv.2 「神曲はとても素晴らしい御話です。ぜひとも読んでみて下さい。いえ、読みましょう!」 Lv.3 「空の果て、見たことありますか?無いなら良いのです。その方が、ずっと良い。」 Lv.4 「マスターが望む旅の終点まで傍に居るからこそ、私は導き手なのです。……ですがどうか、私が居なくなっても歩みを止めないで下さいね。」 Lv.5 「いつまでも戦いは苦手ですが、それでも私は貴方と共に居たい。此れからも、宜しくお願いします。」 イベント 「何やらイベントが開かれている様子。行ってみますか?旅に於ける多少の道草は、もはや醍醐味といっても良いでしょう。」 誕生日 「まあ、マスターの誕生日ですか!それは盛大にお祝いしなければ!料理を作って、飾り付けをして、それから歌なんて歌ったり───」
https://w.atwiki.jp/sinnisioisinrowa/pages/55.html
閃々響々 ◆mtws1YvfHQ 「ぐっすり眠れると思ったんだがなあ」 横になったまま呟いた。 眠れた。もう起きる事もない位深く眠れた。そう思った。 ところがそう言う訳にはいかないらしい。 宇練銀閣は首輪を撫でた。 あの不知火理事長とか言ったか、が言うバトルロワイヤルに参加してみるのも良いかもしれない。 虚刀流と、一度はついた決着を付け直すのも悪くないかもしれない。 しかし、 「久し振りの熟睡――――邪魔されたは苛付くな」 宇練は眠い頭を無理矢理巡らす。 参加するのは悪くないが、気持ちよく寝てる所を起こすような相手の言いなりになって良い物か。 あの不知火理事長とか言うのを殺して逃げ出す。 なかなか良いかもしれない。 虚刀流を含む全員皆殺しにして願いを叶える。 願い。 ――砂に埋もれた藩の復活。 出来る筈がない。出来る筈などありはしない。そう思いながら首を振る。 結局はなるようになる。おれ自身で動くのは何と無くらしくない気がする。 そう考えながら上半身を起こして、目を開けた。 場所を確認すると、白い部屋のベットに横になってたようだ。 ベットから降りている最中に部屋の外から足音が聞こえる。 右手が空を掴む。無意識に斬刀を掴もうとしていたのだ。 苦笑する。ある筈がない。奪われまいと抵抗して、負けたんだから。 扉が開いた。 目を向けると、総白の髪を全て後ろに流し、腰に刀を二本差した男が立っていた。 「家鳴将軍家御側人十一人衆がひとり、浮義待秋」 そう名乗りながら刀の一本を鞘から抜き放った。 宇練は何も持たず、浮義は刀を持っている。 既に命運は決まったに等しい。 しかし、その状況に浮義はにやりと笑いながら腰に差していたもう一本の刀を鞘ごと投げ渡してくる。 空中で受け取る。 「一角の剣士と見た。僕が錆や、あの忌々しい虚刀流を越えるための、踏み台になって貰う」 その浮義の、自信満々の態度を無視して、投げ渡された刀を腰に差して右手をそえる。 浮義は自然な動作で刀を下段に構える。 そして思い出した様に口を開き、 「ああ、先に言っておく」 「…………」 「腕がどの程度かは知らないが、油断しない事だ――!」 言い終わった瞬間、宇練まで軽く数m以上は開いていた筈の距離を一瞬で詰めていた。 速い。まさに一瞬。 瞬き一つすると間合いを寄せられていたと言って過言ではない。 その正体は宇練は知らないが、虚刀流の『杜若』よりも自在とされる足運び。爆縮地。 いつの間にか上段に構え直された刀が頭を真っ二つに斬り分けんと振り下ろされる。 それを咄嗟に横に跳び退いて避けるが、そのまま浮義は横薙ぎに片手で持った刀を振りその後を追う。 しかしそれは、 「秘剣零閃」 しゃりん。 音が一つ鳴った時には腕を半ばで斬り捨てていた。 腕だけで済んだのは何かしらの予感があったのか咄嗟に浮義が下がろうとしたからである。 その咄嗟が無ければどうなっていたかは想像に難くない。 驚愕の表情を一瞬浮かべた浮義だったが、すぐさま己を取り戻すと勢いのままに飛んでいく腕付きの刀に先回りし、刀だけ取った。 「…………驚いたな。最初は手品かと思ったが実際にそんな歩法があるとはな」 感心したように宇練が言ったが、浮義は黙ったまま一旦刀を差し直し、自身の服の一部を片手で千切って斬られた部分を縛り上げ、一応の応急処置だけ済ませた。 そして再び刀を抜き、下段に構える。 ちなみに宇練は浮義が応急処置している最中も刀の柄から手を離してはいなかった。 向かい合ったまましばらく、浮義の額に大量の汗が浮かび始めた頃に思い出したように口を開いた。 「音がした時には既に抜刀と納刀を終えている居合いの技……まさか、奇策士の報告書にあった宇練銀閣か?」 「…………」 「そうか。となると油断していたのは僕の方か…………だが、負けるつもりはない。行くぞ!」 片手で持った刀を浮義は真っ直ぐ宇練に向け、言い放つ。 ――来る。 宇練がそう思った瞬間、既に抜刀と納刀を終えていた。 しゃりん。 「零閃」 しかし浮義は倒れない。 幸か不幸か腕が斬られた事により身体のバランスが崩れ、移動を、爆縮地の動きを妨げた。 それによって偶然にも零閃を避ける事に成功したのだ。 「白兎」 そして苦し紛れに近いながら宇練の頭に刀が振り下ろそうとする。 が、既に零閃を避けられた事のある宇練は、その偶然すらも許さない。 しゃりん。しゃりん、しゃりんしゃりん。 「編隊」 「開眼!」 浮義の身体は、 「五機」 一瞬とすら言えぬ間に、音が部屋を響いた時には既に、腕が腹が足が輪切りに斬り分けられていた。 部屋と宇練を血肉で汚し、手から抜けた刀が天井に突き刺さる。 「―――― …………見事だ」 そして、床に倒れ伏した浮義はそう振り絞るように言い終え、力尽きたかのように動かなくなった。 しゃりんしゃりん! と、更に音が二つ鳴ると浮義の首だけが頭と胴体から斬り離される。 それを見ながら、宇練は不満そうに呟いた。 「斬刀より遅いな……」 そして幾つにも分かれた死体の首から何となく首輪を拾い上げる。 拾った首輪を弄びながら思い付いたように、 「浮義待秋だっけ? あんたの名前、一応覚えとくよ」 そう言い残して自分と浮義の荷物を持って宇練は血肉薫る部屋を後にした。 部屋の外で、幸い血塗れになっていない荷物の中身を探ると地図があった。 広げて見ると、早々に因幡砂漠と言う文字が宇練の目に入った。 目を閉じ、下酷城を思い浮かべる。 砂漠に建つ城。砂に埋もれつつある城。 「……探すか、下酷城」 居場所と言える居場所は、あそこしかない。 殺し合いも結局はなるようになるだろう。 来る者は両断し、来なければ無視する。それでいい。 ぼぅっと歩き始めると宇練は無意識に手を刀の柄にやっていた。 だがそれは掴むつもりだった刀ではなかった。 ――斬刀。 黙って抵抗して黙って奪われた。なら、今度会ったら全力で奪い返す。 決着をつけ直す時があるとしたら、その時ぐらいしかないだろう。 しゃりん! 音が一つ、鳴った。 【浮義待秋@刀語シリーズ 死亡】 【1日目/深夜/F-5診療所内】 【宇練銀閣@刀語】 [状態]健康 [装備]刀@不明 [道具]支給品一式×2、ランダム支給品(1~4)、首輪×1 [思考] 基本:因幡砂漠を歩き回って下酷城を探す。 1:流れに身を任せる。 2:斬刀は二人から奪い返す。 [備考] ※鑢七花に殺された後からの参戦です。 ※斬刀は七花かとがめのどちらかが持っていると思っています。 ランドセルランドの虐殺劇 時系列順 球磨川禊のパーフェクトマイナス教室 ランドセルランドの虐殺劇 投下順 球磨川禊のパーフェクトマイナス教室 START 浮義待秋 GAME OVER START 宇練銀閣 破壊臣に墓石
https://w.atwiki.jp/maid_kikaku/pages/1541.html
(投稿者:瑞騎) キャラ紹介 かつては軍事正常化委員会所属。 今大会に柳鶴が参加する事を聞き、柳鶴に追い付く為に参戦を決意。 キャラ仕様紹介 ブロッキングもちのため立ち回りに優れ、崩し特化であり、機動力と火力に優れる。 拳法主体のため、全般的にリーチが短い事が弱点。 通常技 P(掌打)、2P(手先で払う)、6P(屈貫手)、JP(斜め下へ掌打) K(ローキック)、2K(足を突き出す)、6K(ハイキック)JK(横蹴り) J6K(空中で2段蹴り) S(踏み込んで掌底)、2S(払い掌打)、6S(軽く跳び上がりつつ、蹴りを2発放つ)JS(斜め下に蹴りを放つ)、 HS(両手を突き出す掌底)、2HS(屈から大きく伸び上がるアッパー掌打を放つ)、6HS(踏み込んで肘打ち下ろし)、JHS(下にハンマーパンチを放つ) 地上投げ(相手を捕えて、腹部に連続で膝蹴りを叩き込む)、空中投げ(相手を脚で挟んで床に落とす) 必殺技 化剄 46+P 発生1Fで相手のあらゆる攻撃を叩き落す。ただし、突き出した拳部分にのみ判定があるGP判定の技。 周転の振り・若水 被ダメージ中に214+P 上半身を逸らし、浅い位置の攻撃を中断させる。 回転蹴当捌ヶ条・その陸・神渡 236+K(空中可) 飛び廻し蹴りから、首に足を絡めつつ独楽の様に廻り、膝蹴りを放つ。 絶招・肆式寸勁・凍瀧 236+PorS 一歩踏み込み、掌打を叩きつける。出掛かりに無敵時間がある。 P版は浅く踏み込む。S版は深く踏み込み、相手を大きく吹き飛ばす。 絶招・弐式化勁・冬日影 214+K 相手と密着した状態から相手の足に自分の足を絡めて体勢を崩させ、 がら空きの相手の後頭部に肘を打ち下ろす打撃投げ。 詠冬拳 (アンチェイン) 通常始動するタイプとGP時に入力して始動するタイプがある。 始動技、中継技(4回まで)終端技の技を出す事が出来る。 同じ技を連続して出すことは不可。間を挟めば再び出す事はできる。 中継技中は専用の挙動に置き換わり、中継技は通常の必殺技か専用の必殺技(締め技)でキャンセル可能。 連続攻撃は中継技を省略し、始動技から終端技の二段階にすることもできる。 始動技 手技・木華 214+HS 詠冬拳始動技。2ヒットする掌底を入れ、相手を打ち上げる。 リーチは非常に短いが、発生が早く隙も小さく、1段目直後まで無敵時間有り。対空や割り込みとしても使える。 蹴当・夕凍 3+K 詠冬拳始動技。発生が早いローキック。中継技として利用可能割り込みとしても使える。 手技・狐火 4+S 詠冬拳始動技。中段判定の貫手を放つ。発生遅めだが、リーチは長い。 ヒットすると引き寄せ効果有り。中継技としても利用可能。 蹴当・時雨月 空中で236+K 詠冬拳始動技。空中で片足を突き出しながら斜め下に急降下する技。3ヒット。 無敵技以外では迎撃されにくく、隙がほぼ無い 周転当身術・冬凪 GP中46+P 相手の攻撃を捌く。この技のみ冬凪弐式と参式と四式と凍凪に繋がる。 中継技 手技・冬渚 中継技中に2+P リーチが短く振りと発生の早い掌底のショートアッパーを放つ。 振りが小さいが判定が強いため、しゃがみにも当たり、密着であればダウンも拾える。 周転当身術・凍雲 中継技中に4+P 体を旋回させながら裏拳。発生は遅いが、無敵時間がある。 手技・冬河 中継技中に8+P 小さく跳躍し掌打で叩きつける。空中判定で発生遅めだが、ヒットするとバウンドする。 浮かせてから入れると、連続して繋がる。 手技・寒星 中継技中に6+P その場で手刀を振り下ろし。発生早め。 手技・狐火 中継技中に46+S 始動技と同じ。 蹴当・神楽月 中継技中に4+K 中段打ち上げの飛び膝蹴り。リーチ短め発生早め。 密着状態から出さないと真上に浮かない。 回転蹴当捌ヶ条・その弐・荒星 中継技中に8+K 浮いた奴も拾える上段回し蹴り。 発生が早く、リーチもそこそこあり、硬直も浴びせ蹴りよりは小さい。 蹴当・冬霞 中継技中に6+K 2ヒットする踵落とし。発生遅め。2段目ヒット時強制ダウン。 回転蹴当捌ヶ条・その壱・冬麗 中継技中に46+K 中段判定の浴びせ蹴りを放つ。発生も早くリーチも長いが、硬直がある。 蹴当・夕凍 中継技中に3+K 始動技と同じ。 周転当身術・冬凪弐式 冬凪後P 冬凪からの限定派生。肘に逆関節の当て身を入れる中段技。発生が早い。 周転当身術・冬凪参式 冬凪弐式後6P 冬凪からの限定派生。踏み込んで肘で脇腹に当身を入れる。 歩法・楪 66 前方向に身を屈めながらステップをする。通常版とGP版どちらも使用可能。 締め技 回転蹴当捌ヶ条・その肆・寒三日月 623+K 背を向けて宙返りし、踵を振り上げる打ち上げサマーソルトキック。 距離によっては追撃可能。ガードされたら反撃確定なので、便利だが振りすぎてはいけない。 これを出掛かり無敵にすると、変にアンチェインを振るようになるので、無敵はない。 絶招・伍式寸勁・冬暁 236+S スリークォーターから放つフックとアッパーの中間の掌打。威力はあるが、読まれると隙が大きい。 ヒット時、相手は大きく吹き飛び受身不能のダウンする。距離によっては追撃可能。 回転蹴当捌ヶ条・その漆・冬茜 236+HS 廻し蹴りから身体を捻りざまに浴びせ蹴りを放つ。3ヒット。 1段目は中段、2段目は上段、3段目が中段判定となる。 3段目ヒット時は強制ダウンを奪う。 周転当身術・冬凪四式 冬凪参式後214+HS 冬凪からの限定派生。腕で足をすくいながら、肩で鳩尾に当身を入れる。 うまく決まれば、相手を相当に吹き飛ばす事が可能。 周転当身術・変形冬凪・凍凪 冬凪参式後214+P 冬凪からの限定派生。膝に当て身を入れて、投げる。 下段の打撃投げ技の分類に入るため、打撃部分で割り込まれることもある。 超必殺技 絶招・壱式寸勁・風花 236236+HS ゲージ一本消費。ノーモーションから神速の掌打を放つ。 発生1Fと非常に早く、暗転後の防御が間に合わない。しかし、ほぼ密着状態でないと当たらないほどリーチが短い。 高火力で隙が小さく、密着ぶっぱなしできる。ヒット時、相手は大きく吹き飛び、受身不能ダウンをする。 絶招・壱式乱打・天狼 4623+HS ゲージ一本消費。相手攻撃を捌き、狐火→寒星→凍雲→冬渚→冬麗→神楽月→冬河→荒星→冬茜の乱舞を浴びせる当身技。 発生が早く当身判定は全身に及び、ある程度持続する。 一撃必殺技 絶招・壱式秘伝・神去月 PP6+K+HS ゲージ三本消費。腕をまっすぐ、弓を引くように引いていき、神速の速さを以て貫手を相手に突き立てる。 最終ラウンド発動のみ、貫手が相手を貫き、出血させる演出有り。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/23862.html
登録日:2012/06/10(日) 17 33 36 更新日:2024/05/11 Sat 20 15 46NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 スプリガン チート ミラージュ ワンマンアーミー 仙人 師匠 朧 「無駄ですよ。私には飛び道具は効きません」 漫画スプリガンに登場するS級工作員【スプリガン】の一人である青年で、主人公御神苗優の師でもある。 腰まで届く黒髪と常に余裕に溢れた微笑が特徴の美青年だが年齢は不詳。 今は朧(おぼろ)と呼ばれているが、かつてはロンと呼ばれ、名だたる強者と手合わせをし、己を高める武術家だった。 スプリガンに入る経緯は不明。 【性格】 穏やかな微笑とは裏腹に、地球と一つになる「仙人」という究極の目標の為に仙道を極め続け、その一環として強者との闘いを求めている。 スプリガンに所属しているのも強者と戦う機会が多いため。 身内や関係者などにはそれなりに情があるようで特に弟子である優には超スパルタではあるが大事に育ており、折に触れて稽古をつけたりしている。 また、弟子以外にも見込みある人物は敵であれトドメを刺さずに助命することがある。 これは敗北を糧に強くなった相手を再び倒すことで自分をより高める為だが、見逃した人間が弟子を半殺しにしたこともあった。 また敵対者や下種には一切の容赦がなく、えげつないやり方で長く苦しませる冷酷さも併せ持つ。 常に冷静沈着で感情を乱さないが、知り合いに害が及んだ場合は静かに怒りの念を示したり、優との稽古の際に人目を気にする等、普段の超然とした雰囲気に反し、実は感情豊かな青年?でもある。 それなりに良識や人間味はあるものの、やはり仙人を目指すだけあってある種の超越したエゴイズムの持ち主ともいえるだろう 【戦闘力】 スプリガンは大抵デタラメな能力の持ち主ばかりだが、朧はその中でも最強と称されている。 そんな彼を印象づけるのが、朧の名を示す独特の歩法。 大地を滑るように動き、その速度も残像を残して「消える」程。 冒頭の台詞のように周囲から雨霰のごとく銃弾を浴びようが全て回避してのけ、敵を確実に仕留める。 優やジャンのように銃火器や格闘武器は使わず、専ら素手で戦う。 仙道を極めた肉体から繰り出される掌打の一撃はそれ自体が必殺の破壊力を誇り、大半の敵を一撃で下す。 また掌打を通じて、相手の気を狂わせ、内臓自体を直接破壊したり、仮死状態にする事も可能。 これらを駆使する事で単独で、しかも素手で軍基地を壊滅に追い込む等、信じられない力を持ち、しかもそれすら全力ではないというまさにチートの中のチート。 本人曰く「優の方が私よりも強い」らしいが、どう考えても貴方の方が化け物です。 【作中の主な活躍】 当初はネオナチに雇われたミラージュという男として登場。 A.Mスーツでも防げない仙道の技で優を窮地に追い詰める。 ……言うまでも無くブラフで、実際はネオナチに対するスパイ活動を行っており、最後は優と共闘し、ネオナチを壊滅寸前まで追い込んだ。 ちなみに前述の攻撃はある程度本気で打ち込んだので、当たり前だが優は重傷を負った。 本人曰く「私が本気ならあの時点であなたの内臓は口からはみ出してましたよ」とのこと。 師匠ェ…… その後も度々、優やジャンの助っ人として登場し、スプリガン最強戦力として有り続けるが…… 終盤、突如としてトライデントに移籍。アーカムと敵対し、対決したジャンを瀕死の重体にし、優と対決する。 【技】 掌打 朧が良く使う打撃技。拳はあまり使わない。 単なる掌による打撃だが、仙道を極めた朧のソレは重装備の人間を軽く吹っ飛ばす程の破壊力を誇る。 気を操る術と併用する事で内蔵を破壊したり、不整脈で長く苦しめてから死なせる等も可能。 硬気功 体内で気を練り上げ、その内圧で外部からの攻撃を無効化する。 大抵の攻撃には耐えられるが、使っている間は動けなくなる。 軽気功 自身の存在を限りなく「無」に近づけ、体重を一枚の葉より軽くする特殊な気功。 この状態の朧は幾ら殴り蹴ろうが、全く攻撃が通じなくなる。 「常に周囲の情報を漁り、吸収しなさい」 「そうすればあなたが優秀な項目を作る事等、容易いはず」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ルナヴァースでは自分が否定したAMスーツ装着者に負けてしまった。ゲームだから仕方ないんだけど。 -- 名無しさん (2013-09-27 18 51 47) 髪短い若い頃の方がカッコいいよな。 -- 名無しさん (2013-09-27 20 38 51) 硬気功も使える -- 名無しさん (2013-12-12 01 30 57) 優との闘いは格闘だけでなく殺す気でいったら優は手も足もでなかっただろうな -- 名無しさん (2014-04-13 11 41 28) ↑ あれは優を鍛えるためのパフォーマンスに近いところもあったからね。硬気功も軽気功もフルに使われたら、地上のどんな生物だって勝てねえよ… -- 名無しさん (2014-04-13 13 23 46) 一枚の葉より軽いってどういうことだよ。この世のあらゆる物理攻撃が通用しないのか。朧なら青銅の伝説巨人にも単独で勝ちそう。 -- 名無しさん (2014-05-11 10 16 21) ゲーム版のは大槻はオリハルコンと相性抜群だからスーツ装着した方が強いって設定なのよ 優とはそもそも得意分野も境遇も違う -- 名無しさん (2015-01-19 10 22 34) 正直倒し方わからんくて、ようやく辿り着いたのがダッシュで逃げながらたまたま当たるのを祈って攻撃する、という博打でした。クッソトラウマ。 -- 名無しさん (2015-10-12 20 01 50) 軽気功は斬撃なら対抗できるかも。 -- 名無しさん (2015-12-13 08 54 43) ある意味、お笑い芸人のプロデュースをした人 -- 名無しさん (2017-05-24 00 37 26) 人倫を超越したエゴイストだからこそ、この圧倒的な強さが許せる。魅力のあるチートキャラ -- 名無しさん (2017-10-20 10 31 20) 恐らくだけど軽気功以外にもチートじみた気功術をいろいろ身に着けてるんだろうな -- 名無しさん (2020-10-11 12 26 54) 存在を無に近づける軽気功を極めた存在がグリーザ -- 名無しさん (2020-10-11 12 31 56) ネトフリではまさかの子安! -- 名無しさん (2022-05-29 20 15 36) 朧とティアが味方陣営としてはあまりに強すぎて、そりゃ最終巻では出番が少なくなるわなと思った -- 名無しさん (2022-06-28 00 41 21) この人だけAR○Sのパパと並んでデタラメな強さを誇る。朧に有効打を浴びせたのは終盤の優のみ。(朧自身が素手のみの決着を望んだため、気功を使用したら圧倒できる) -- 名無しさん (2022-06-28 06 39 16) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/bne_chu2/pages/69.html
6*能力値補正等 フィジカル テクニック メンタル キャパシティ 初期スキル1 初期スキル2 初期アームズ1 初期アームズ2 初期プロテクター 2 2 1 0 【業炎撃】 【斬風脚】 ガントレット なし 戦闘服 スキル スキル名 CP EP 説明 効果 前提条件 業炎撃 2 10 燃え盛る炎を纏った拳で対象一体に攻撃します。 A 攻撃 物近単 Rank1 命+20 物攻+30装備制限 [格闘]状態異常 [火炎] なし 魔氷拳 2 20 凍て付く冷気を纏った拳で対象一体に攻撃します。 A 攻撃 物近単 Rank1 命+10 物攻+50装備制限 [格闘]状態異常 [氷結] なし 豪炎竜顎 2 30 森羅万象に触れた貴方の拳は逃げ場無き竜の顎の如き炎を形成し、対象一体を焼き尽くします。 A 攻撃 物近単 Rank4 命+40 装備制限 [格闘] 状態異常 [火炎][業炎][獄炎] 覇界闘士専用 《LV 45》《職業 覇界闘士》《職業 覇界闘士のランク3のスキルを2つ取得》 斬風脚 3 20 恐るべき速度を持った鋭い蹴撃でかまいたちを作り出し、対象一体を切り裂きます。 A 攻撃 物遠単 Rank1 命+20 物攻+45 CT+2装備制限 [格闘]状態異常 [出血] なし 森羅行 3 40 特殊な呼吸法で自然に眠る力を体内に取り込み自身を回復します。 A 回復 神自 Rank1 神攻+50 HP回復 神攻×(60+1d100)% なし 極葬細雪 3 50 凍て付く厳寒の鬼気を纏った美しき武技は対象一体を恍惚の内に氷の世界に閉ざします。 A 攻撃 物近単 Rank4 命+20 物攻+100 CT+5 装備制限 [格闘] 状態異常 [凍結][氷結][氷像] 覇界闘士専用 《LV 50》《職業 覇界闘士》《職業 覇界闘士のランク3のスキルを3つ取得》 土砕掌 4 40 掌打を当てると同時に破壊的な気を叩き込み対象一体をその内部から破壊します。 A 攻撃 物近単 Rank1 命中-5装備制限 [格闘]状態異常 [麻痺]追加効果 [物防無視] なし 流水の構え 4 40 流れる水の如き構えから攻防自在の動きを得ます。 A 補助 物自付 Rank1 命+8 回+8 速+16 なし 焔腕 4 30 恐るべき業火を帯びた利き腕で自身の周囲を薙ぎ払い、延焼と共に範囲対象を叩きのめします。 A 攻撃 物近範Rank2 命+15 物攻+80 装備制限 [格闘]状態異常 [業炎][火炎] 《LV 20》【業炎撃】 水仙黄泉落トシ 4 80 生命体を壊す事に特化したその投げ技は、覇界闘士の練達の技が織り成す殺人術です。このスキルは三メートル以上の対象には効力を発揮しません。(リベリスタ・フィクサードは原則それ以下です) A 攻撃 物近単 Rank4 命+15 物攻+100 状態異常 [ショック][凶運] 追加効果 [物防無視][ブレイク][必殺] 覇界闘士専用 《LV 55》《職業 覇界闘士》《職業 覇界闘士のランク3のスキルを4つ取得》 五行想 5 0 五行に開眼した武道家の称号です。 P 強化 自 Rank2 命+4 回+4 速+10物攻+10 物防+10 最大HP+250 《LV 10》《職業 覇界闘士のランク1のスキルを4つ取得》 大雪崩落 5 40 一気に間合いを詰め、激しい雪崩の如き威力をもって対象一体をを強引に地面へと叩き付けます。 A 攻撃 物近単 Rank2 命+25 物攻+120装備制限 [格闘]状態異常 [ショック] 《LV 10》【斬風脚】【森羅行】 虚空 5 70 目にも止まらぬ蹴りで虚空を切り裂き、対象を『飛翔し貫通する蹴撃』で強襲します。 A 攻撃 物遠貫 Rank2 命+20 物攻+80 CT+2 装備制限 [格闘]状態異常 [隙][流血] 《LV 20》【斬風脚】 裏式閻魔 5 240 総ゆる格闘武技を修めた武道家が到達する心技体の究極は、対象に抵抗を認めない閻魔の裁きの如き乱打です。 A 攻撃 物近複 Rank4 命+30 物攻+300 CT+9 装備制限 [格闘] 状態異常 [鈍化][虚弱][圧倒] 追加効果 [物防無視] 覇界闘士専用 《LV 60》《職業 覇界闘士》《職業 覇界闘士のランク3のスキルを5つ取得》 金剛陣 6 60 気を制御する事により、肉体は硬質化しながらも柔軟さを失いません。真の戦いの為の構えを可能とします。 A 補助 物自付 Rank2 命+10 回+10 物攻+40 物防+24 CT+1 《LV 10》【流水の構え】【五行想】 壱式迅雷 6 80 疾風にも負けぬ圧倒的な速力を武器に雷撃を纏った武舞を次々と範囲内の対象目掛けて展開します。 A 攻撃 物近複 Rank2 命+20物攻+120 CT+3装備制限 [格闘]状態異常 [感電] 《LV 15》【流水の構え】【五行想】 マスタークラス 7 0 師匠級を意味する武道の達人の証明です。 P 自 命+8 回+8 速+20 物攻+20 物防+20 HP+300 EP+100 覇界闘士専用 《LV 30》《職業 覇界闘士》《職業 覇界闘士のスキルを7つ取得》 弐式鉄山 7 50 間合いさえ越えて敵のその気配を捉え、対象一体を砕ける程に大地に叩きつけます。 A 攻撃 物遠単 Rank3 命+25 物攻+160 装備制限 [格闘] 状態異常 [ショック] 追加効果 [ブレイク] 覇界闘士専用 《LV 30》《職業 覇界闘士》【大雪崩落】【マスタークラス】 縮地法 8 100 特に足に気を集中させ、無欠の歩法・走法を可能にします。まるで地面を縮めているかのように動く事が出来るようになります。 A 補助 物自付 Rank3 命+20 回+20 速+160 ロストEP20 覇界闘士専用 《LV 35》《職業 覇界闘士》【金剛陣】【マスタークラス】 零式羅刹 8 80 羅刹の如き闘気を纏い強引に間合いを詰め、対象一体を無双の連続武闘で叩きのめします。 A 攻撃 物近単 Rank3 命+40 物攻+300 CT+5 装備制限 [格闘] 追加効果 [弱点][連撃] 覇界闘士専用 《LV 40》《職業 覇界闘士》【壱式迅雷】【弐式鉄山】【マスタークラス】 鬼業紅蓮 7 90 薙ぎ払った腕から全てを焼き尽くす地獄の炎を放ち、範囲内の対象を例外なく火焔地獄に陥れます。 攻撃 物近域 Rank3 命+15 物攻+180 装備制限 [格闘] 状態異常 [獄炎] 覇界闘士専用 《LV 30》《職業 覇界闘士》【焔腕】【マスタークラス】 虚ロ仇花 8 100 目にも止まらぬ武技を繰り出し、『飛翔する武技』で離れた対象に鮮血の花を咲かせます。 A 攻撃 物遠貫 Rank3 命+30 物攻+160 CT+3 装備制限 [格闘] 状態異常 [失血][圧倒] 覇界闘士専用 《LV 30》《職業 覇界闘士》【虚空】【マスタークラス】
https://w.atwiki.jp/makaidaitou3/pages/12.html
参加者 【名前】デモクライシ 【種族】魔人 【来た世界】魔界共和国 【能力】魔人程度のフィジカル、魔法耐性、物理耐性(魔人は人間の20倍程度) 【攻撃判定】宣戦布告「11~20」攻撃奇数 【一撃技】大統領による大量破壊兵器使用「6」が出た時 【その他設定】 大統領なので戦うには議会から承認受けて宣戦布告しなければならない「奇数」 一撃技のデススターも議会の承認が必要「6」が出ないと使えない 【名前】紗紅良ミライ 【種族】神 【来た世界】魔天界 【能力】コピー能力・覚醒できる 【攻撃判定】奇数 【一撃技】破滅魔弾 「18」 【防御判定】偶数 【その他設定】世界を回っているミライ。今回はこの世界に来たらせんそうをやっていたので参加することにした 【名前】 ナギサ・イマツルギ・ツカハラ 【種族】 人族 (悪魔族の呪いで不老不死になっている) 【来た世界】 異世界の東国 【能力】 帰聖盈月流 神通剣術 【攻撃判定】 通常攻撃=奇数 攻撃失敗=5の倍数 【一撃技】 真 十六夜之太刀=「17」 【その他設定】 全てを見通しているような物言いをする謎の人物にみえるが、根は善人で、困った人物を放っておけないところがある。 神通力を用いた魔法剣である帰聖盈月流 神通剣術の開祖にして、使い手の、超チート級の実力の持ち主で、未来では、善神アシャとなる存在である。 素は、脳筋不思議ちゃんの戦闘馬鹿で、この南北戦争の世界へも、流派の糧にするために訪れ、ともえの師匠となった。 名前 萩花(しゅうか) 種族 一応決まっているが、今は明かさない 来た世界 東洋 能力 四次元移動 攻撃判定 3の倍数 一撃技 瑠璃色の宝玉 10 防御 回復判定 奇数 その他設定 極度の恥ずかしがり屋なので、普段は誰かに変身している。なので素顔は不明。 唯一萩花の顔を知っているのは、ヴァイスと疾風のみである。 名前:藤川鈴華(ふじかわ りんか 性別:女 年齢:14歳 種族:人間(?) 来た世界:地球 能力:未来を見通す(千里眼も使える) 武器:刀 攻撃判定 奇数 一撃技:大空の雷「10」 防御判定:偶数 性格:冷静沈着 詳細:記憶が無い。本人は人間と言い張っているが、素手でコンクリート(地面)を割る程の力がある。その上、運動神経がとても良く、身軽である。視力がとてもよく、どんな暗闇の中でもどんな光の中でもはっきり物が見える。 名前 ヴァイス 性別 不明 種族 不明(そのうちわかってくる) 来た世界 不明 能力 何でも捕食する 一撃技 水馬(キューバ)と紅龍(ドラゴン)の舞 攻撃判定 通常:3の倍数 防御判定 5の倍数 設定 とにかく謎が多い魔法騎士 ベニヤ板の後ろに隠れている 普段は礼儀正しいが、時々魔力や言葉遣いが荒っぽくなる 【名前】 速川右近 【性別】 男 【種族】 武人(修行により人を越えた) 【来た世界】 日の国(今は魔界) 【能力】 体術、剣術、砲術(銃や火器)を使えて、火砂利の修行で耐久力高く 日々の修行で身体能力も高く時間停止にも対象可能、カラテにより物理が通じない半物質体にも特殊な当て身でダメージ通ったり特殊歩法で空を歩いたり水の上歩く。 気を察知し暗闇や煙幕でもわかる。仏道修行により精神攻撃耐性あり。 【攻撃判定】奇数 【一撃技】急功突き「9」 【設定】 元々異世界である、日の国にいた武士で幕府から勅命受けてた破れ奉行であったが維新の反落で戦い命を落としたがこの魔界に転生してた。 その後は実力を大統領に買われ大統領直轄特務戦闘官という職につく 「特務戦闘官」とは犯罪を見かけたら裁判所の令状なく強制執行したり、戦闘行為も認められてる いわば殺人ライセンスを与えられてる。(法の範囲内で) 【名前】マガ=バツ 【種族】魔人 【来た世界】魔界 【能力】なし 【攻撃判定】発砲(6〜15) 【一撃技】とっておきのBan_bang(10) 【防御判定】16〜20 【その他設定】 知る人ぞ知るヒットマン。黒いジャンバーに見を包み、黒いテンガロンハットを深くかぶる。 『自分>超えられない壁>その他』という清々しいほどの優先順度な適当なちゃらんぽらん。金と酒と女が好きという分かりやすい人物。 二丁の拳銃を持ち、片方はごく普通のものである。 だがもう一方は彼いわく「とっておき」、一度放たれれば時空が歪もうとも進み続ける干渉不可の魔弾である。一発で平均的な生活を二十年送れるほどの高価どころではないもののため、むやみやたらに使えない。そしてこの銃弾を止めることはできず、これに撃ち抜かれたなら、戦闘を続けることは不可能だろう。 【名前】イトスギ 【性別】男 【年齢】8000歳 【種族】悪魔 【役職】 図書館館長,薬師,錬金術師, 【住んでる世界】 魔界 【ダイス判定】 ~攻撃~防御~ 奇数で成功。偶数で失敗。 【能力】 「叡智ノ釜」 ポーションやアイテムの素材を専用の釜に入れる事によって、そのアイテムなどを生み出す事が出来る能力。 ただし、お金などは無理。 「正義ト言ウ犠牲ノ刃」 種類問わず、無から剣を作り出す。 そして、作り出した剣には〔炎〕〔水〕〔雷〕〔氷〕の四属性の内、一つを付与する事ができるが付与は消せない。 「トリカブトの鎮魂歌」 ・付与がされていない剣を持っている場合にのみ、発動できる能力。鳥を催した様な鎧兜を身に着ける事ができる。こちらは「正義ト言ウ犠牲ノ刃」と併用可能。 ・本を持っている場合はそれを魔導書にし、毒を操る。毒の効果は「正義ト言ウ犠牲ノ刃」と併用可能。併用した場合、毒は操る事が出来ないが本から斬撃を飛ばす事が出来る。 「死シテ尚モ振ルウ力」 キャラロスすると発動する能力。 キャラロス後、周囲を敵味方関係無しに24時間攻撃し続けるかなり厄介な能力。ある種の災厄である。また、体中が刃…金属状になり生きていた時よりも身体能力等のステータスは高くなる。しかし、動きが単純。属性付与が付いていない間は炎系の攻撃や電気に弱い。しかし、属性によって苦手属性は異なる。 また、異形と化す。その異形は能力「正義ト言ウ犠牲ノ刃」に取り込まれて能力が暴走した形。意識はあるが、本人では制御できない。 因みに、本人はこの能力について知らない。 【設定】 普段は気怠げに図書館にいる老人口調の男。 5000年前は魔導騎士として刃を振るっていたがある日を境に二度と剣は持ちたくないと言う様に。 3000年間、薬師や錬金術師として活動していた。 正直、大統領とか王政とか興味が無いのだが何故か人間やエルフに対して大きな恨みを持っている。しかし、恨みは持っていても自信の信じる“正義”によって殺しはしない。 自分に対する嫌悪感が凄まじく、イトスギがいる図書館から不穏な気配が出ていたら即座に逃げるべしとも言われていたり… 平和主義者かどうかと言われると、わからないが争いを嫌っている。 深夜…図書館や自身が営む店が閉まった時に墓地にいるという。 因みにショートスリーパーで睡眠時間は一時間。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/44814.html
登録日:2020/5/1(金) 16 00 00 更新日:2024/08/20 Tue 23 06 22 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 ケンガンアシュラ ケンガンオメガ 不法占拠地区「中」 二虎流 前借り 加納アギト 十鬼蛇二虎 十鬼蛇王馬 憑神 成島光我 技項目 架空の武術 桐生刹那 武術 神魔 脱力 臥王流 蟲 降魔 餓鬼ヶ原樹海 鬼鏖 二虎(にこ)流(りゅう)とは『ケンガンアシュラ』の主人公十鬼蛇王馬の使用する謎の武術。 世間では十鬼蛇二虎が創設し、1代で途絶えたといわれている。 概要 種類操流ノ型 火天ノ型 金剛ノ型 水天ノ型 複合技 その他の技 奥義鬼鏖(きおう) もう一人の十鬼蛇二虎考案の奥義憑神(つきがみ)/前借(まえが)り 第弍奥義「降魔(こうま)」 第参奥義「神魔(しんま)」 餓鬼ヶ原樹海 二虎流と十鬼蛇二虎 二虎流の使用者 虎の器 余談 概要 元は不法占拠地区内にて「臥王流」と呼ばれる日本の古流柔術から発展した体系で、源流の技術のうち武器術や暗殺術などを廃して素手格闘術に特化させたもの。 曰く「現代には不要な技術」を無くし、更に「怪腕流」など他の流派の技術を取り込んだことで、 奇襲を基本とする臥王流とは異なり、真っ向勝負に向いた仕上がりとなっている。 臥王流の発展型ではあるものの、源流の単純な上位互換という訳ではなく、 下記の系統のうち操流や金剛については臥王流からおおむね引き継がれている一方、 白兵戦用の武器術が見られず(*1)、逆に実戦では使いづらい技法の水天(*2)を取り入れるなど、 総合的に見れば臥王流とは相互互換の技術体系に仕上がっていると言えよう。 また槍や鞭などにも対応できる対武器用の技術や、その名残に近い技も散見される。 技法は主に4つの系統に分けられ、 自他の身体の力の操作を行う柔術中心の「操流ノ型(そうりゅうのかた)」 歩法と走法が中心の「火天ノ型(かてんのかた)」 肉体硬化による防御と打撃に特化した「金剛ノ型(こんごうのかた)」 関節技や極め技及び脱力による肉体の軟化に特化した「水天ノ型(すいてんのかた)」 の四つが存在。また2種類の型を組み合わせて別種の技としても運用可能。 また、番外扱いで「無ノ型」が存在する。 これら4系統の技には「極(きわみ)」と呼ばれる奥の手が存在する。 ただしこれは他の格闘漫画によくある「一撃必殺になり得る切り札」というニュアンスでの奥の手ではなく「どのような身体状況であっても最後まで使うことができる」という意味での奥の手。 強力な技であることには間違いないが、殺傷力には直結していないのが特徴的。 なお「一子相伝の武術」という訳でも「原理を秘匿しなければならない裏の武術」という訳でもないため、使い手が伝授したければ自由に他人に伝授することも許されている。 また世の中には似たような技も存在しており、ニュージランドのマオリであるムドー一族が用いるムドー家流格闘術などは、操流に相当する「風」、水天に相当する「水」の系統が存在し、また二虎流の奥義に近い技まである。 種類 操流ノ型 いわゆる格闘漫画などの「合気」のイメージに近いもので、相手の力を受け流し、あるいはそのまま返すことを得意とする防御主体の技術体系。 敵の打撃を受け流して急所への命中を回避する手段にも使うことができる。 臥王流の時代から存在するある意味では由緒正しい技術。ムドー家流においては「風」と呼ばれる技に近い。 柳(やなぎ) 相手の力を見極めてタイミングを見計らって僅か数mgだけその力に加重することで力の流れを乱し、相手の攻撃を逸らし体勢を崩させる柔の技。 力の流れを乱して暴走させることで力の潮流を己の支配下に置くことが肝であり、敵を転倒させるのみならず、多人数が相手ならば敵の攻撃の流れを逸らして意図的に同士討ちさせることも可能。 使いこなすには力の流れを見切るだけの優れた動体視力が必要となる。 基本崩し技であるため攻撃力自体は低いが、王馬は好んでこの技を使用しており作中で最も多く使われた。 ただし完璧な技ではなく、若槻のような規格外の怪力持ちだった場合、使い手の受け流す力以上のパワーで無理矢理抑え込まれてしまうと無力化されてしまうのがネック。 臥王流にも同名にしてほぼ同性能の技が存在しており、二虎流では最も古い技法の一つと言える。 絡(がら)み 相手の攻撃を受け止めるようにして力の進行方向を変えることで、打撃力をそのまま押し返し相手の関節を破壊するカウンター技。 流刃(りゅうじん) 側面から力を加えることで、打撃の軌道をずらす守りの型。 理論上は銃撃をも防ぐことができ、達人にもなれば銃弾の入射角を見極め手の甲の骨で弾道を変えて受け流している。 二虎はこの技で幼少期の王馬を救っており、王馬も「俺の二虎流はこれから始まった」と言うなど感慨深い技でもある。 転地(てんち) 身体に強烈な回転をかけながら放つ回転式の肘撃ち。 手加減した状態であっても螺旋を描くような軌道で相手を吹き飛ばす程の威力を持つ。 絶氣(ぜっき) 相手の胸の中央部を掌で強打し神経を破壊する技。 背骨の一部を歪めて自律神経を抑制する応用法もあり、神経異常による幻覚や幻聴を治療することも可能。 操流ノ型・極「傀儡(くぐつ)」 体内の力の流れを操流によって増減させ、必要最小限の力で体を効率良く動かす技。 一見地味だがマスターすることで、強者との連戦に次ぐ連戦で満身創痍となった肉体であっても疲労を感じさせないスムーズな動きを取る事ができる。 火天ノ型 立ち技で用いる歩法などが中心の技術体系。 その性質上直接的な攻撃技はないが敵を翻弄するにはうってつけであり、スタンド状態では欠かせない技術である。 火走(ひばしり) 焔のように揺らめいて敵を幻惑する歩法。 烈火(れっか) 瞬発力を活かし、一気に間合いを詰める走法。 幽歩(ゆうほ) 瞬時に相手の死角に回り込み、まるで攻撃をすり抜けたように錯覚させる歩法。 火天ノ型・極「縮地(しゅくち)」 筋肉に頼らず「骨で立つ」ことを極意とし、重心の傾きによって移動する歩法。 通常の動きとは明らかに「間」が異なるため、相手は突如として間合いが伸縮したかのように錯覚する。 仙術「縮地」から名を頂いている。 金剛ノ型 筋肉を絞めることで鋼のように固めて攻防に転用する技術体系。 主に打撃戦に用いるが、組み技へのカウンターにも使用可能で、硬化させた手指で相手を掴んで逆襲することもできる。 攻防共に強力な効果を発揮する反面、『ケンガンオメガ』では練度不足だと肉体を護るどころか逆に自傷させてしまう諸刃の剣としての側面が描かれている。 こちらも源流の頃から存在している技術が元になっている。 不壊(ふえ) 『金剛ノ型』の基本となる技。 攻撃のインパクトの瞬間に当たる部位の筋肉を締めることにより筋肉を硬化させ、あらゆる打撃に耐える剛の技。 極めればコンクリート片を投げつけられてもびくともせず、ナイフすら刺さらなくなる。 肉体の硬化により衝撃の浸透率を局限させる効果もあり、自分より少々体格の勝る相手の打撃くらいならば力負けもしなくなる。 基本的には受け身にも使える防御の型であるが、肉を締めた状態で相手を向かい撃つことで攻撃にも転じることが可能な攻防一体の技術。 ただし欠点もちらほらあり、まず筋肉を締めて防御する技のため、頭部のような筋肉の量の少ない部位では当然使用することは不可能。 また、筋肉を締めて固める関係から発動中は機動力が低下してしまう。このため繊細な動きが必要な操流ノ型とも相性が悪く、複合することができない。 その成果修業時代〜初期の王馬も「ダサい」「性に合わない」と好んでいなかった。 実際のところ臥王流の同性能の技である「纏鎧」は、原則として回避などが不可能な際の緊急対応技であり、 また同じくその応用である「穿」なども刃物が手にあれば不要であるため、基本的に常時発動するようなものではない。 作中でも不壊・纏鎧に相当する技の使い手が、使いっぱなしにしたせいで機動力と体力だけを徒に消耗する結果となり敗北してしまっている。 鉄砕(てっさい) 不壊の要領で拳や脚を固めて打撃力を強化する技。 一見すると普通のパンチだが、相手が手に何か握り込んでいるのかと錯覚させるほどの威力があり、拳を固める時に生じる握力は相当なレベル。 本領を発揮すれば岩壁に自身の身長を超えるクレーターを穿つほどの破壊力を発揮できる。 こちらも万能ではなく、『ケンガンオメガ』では拳を凄まじく固める関係上、「長時間使い続けると負荷のせいで逆に使用者の拳にダメージが発生する」「技の練度が低い場合、拳の硬化の解除に時間がかかり中々元に戻せない」といった難点が明らかになった。 ただしそれを応用することで「ずっと硬化させたまま相手の腕などを握り砕く」という戦法も可能ではあるため、非効率ではあるが活用自体はできる。 派生として 鉄砕の要領で行う蹴り技「鉄砕・蹴(しゅう)」 鉄砕で固めた拳によって高速かつ連続で相手の顔面を殴り付ける、次世代型の「鉄砕・連(つらね)」 がある。 鉄指(てっし) 筋肉で指関節を硬化させて敵の急所を突く技。人体の点穴を圧迫する場合にも用いられる。 シンプル故に相手の骨を砕く、刃を指で挟みへし折る、骨折した指で拳を固める等の応用が可能。 また点穴を圧迫して自身の体に掛けられた極め技を外す際にも有効となる。 臥王流で言う「穿」に近いが、今のところ源流と異なり人体を無理やり貫き殺害する描写はない。 飛斧脚(ひぶきゃく) 飛が会得した次世代二虎流の技。 敵の頭部目掛けて放つ、敵の首から上を刈り取るかの如き強烈な飛び蹴り。 「火走」による高速移動から奇襲のように瞬時に繰り出せる技。 金剛ノ型・極「抱骨(ほうこつ)」 筋肉のコントロールにより負傷部位を動かす技。 例え骨折をしていても適切な応急処置さえされていれば、骨折箇所であろうと万全な時と変わらず自由に動かすことができる。 そのあまりに自然な動作は骨の専門家である暮石光世でさえ舌を巻くほど。 怪腕流にも類似する技が存在する。 水天ノ型 肉体の脱力による軟化や関節技を旨とする技術系統。 現代格闘技を意識しているが如く寝技や組み技も豊富。 一対一の素手格闘試合には欠かせない型である反面、多人数や武器相手には使いづらい技が多いためかこちらは実戦暗殺術に近い臥王流では見られない。 だが脱力による「攻撃の受け流し・分散によるダメージの軽減」は実戦でも有効であり、似たような概念の技術がムドー家流にも「水」として存在する。 これも完璧な技ではなく、脱力によるダメージの軽減は密着状態だと効果が半減してしまうという欠点がある。 水草取(みなくさと)り 脇と手の甲を絡めるように槍などの突き込みを封じる技。 首断(しゅだん) 相手の隙をついて背後に回り、背中合わせになった状態で喉に両手を回して組んだまま体を屈め、頸部を締め上げると同時に海老反りで背骨を苛む極め技。 捻切地蔵(ねじきりじぞう) 投げ飛ばした相手の腕を取り、肩と肘の関節を極める技。 海月固(くらげがた)め 相手の懐に入り、ヘッドロックを逆向きにする要領で上腕部を使って頸部を締める技。 そのまま投げ技へと繋げることも可能。 水龍脈(すいりゅうみゃく) 組みついた相手の腰を取って投げ、腕で首と脚を上から押さえつけると同時に脛の部分で相手の背を下から押し上げることにより、首と背骨を一度に極める技。 本編では絞め技として使用していたが、本来は技をかけて「即折る」ための殺人技。 双魚之縛(そうぎょのしばり) 相手の突き手を取って腕ひしぎの要領で抱え込み、逆の手を両足で抑え込んで相手の動きを封じる技。 舞蛇(まいへび) 飛が会得した次世代二虎流の技。 蛇やアイススケート選手を彷彿とさせる柔軟な身の逸らしにより相手の攻撃を回避する。 水天ノ型・極「水鏡(みかがみ)」 相手の体を利用して関節技・絞め技をかける技。4つの極の中では唯一の攻撃技。 本来は重傷や骨折などで自分自身の腕では通常の絞め・極めを掛けられなくなった状態で使用するためのものだが、五体満足な状態で使っても十分に強力。 奥義・鬼鏖同様決まった型を持たない無形の技であるため状況に応じた臨機応変な使い方が求められる。 修行当時に二虎から水鏡の技の内容について聞かされた当時には「『極』の割に地味で不細工な技だ」と言って王馬はあまり好んでいなかった。 コスモ戦で使った時にはコスモによって右手の小指が折れた状態であったので、投げ技をして右の上腕と肩でコスモの左腕を挟み込んで右手で左腕を掴むことで、自身の上腕と肩とコスモの左腕による首絞め技になり更に王馬自身のの体でコスモの内臓を圧迫するという形で使用した。 複合技 上記4系統の技術を組み合わせた応用の技術体系。 攻撃力が大幅に高まるため、これらの技がしばしば戦いの決め手になる場合が多い。 操流・火天ノ型「不知火(しらぬい)」 頭部へのハイキックの勢いを保ったまま体を回転させ、逆の脚での踏み付けに繋げる技。 操流・火天ノ型「畝焔(うねりほむら)」 トップスピードを保ったまま上半身を一気に傾け急激な方向転換を行う走法。 重心の移動を利用することで90°近く進行方向を変えられるが、無理な動きを行うため足への負担が大きい。 操流・水天ノ型「水燕(すいえん)」 拳を緩く握り、不規則な起動でラッシュを叩き込む技。 金剛・火天ノ型「瞬鉄(しゅんてつ)」 火天ノ型「烈火」のスピードを乗せた状態で金剛ノ型の技を繰り出す技。 二虎流最速の技だが、攻撃が直線的でタイミングを読まれやすいためカウンターで使用する時に最も高い効果を発揮する。 シンプル故に派生技も多く、 「不壊」の要領で肘から突進する「瞬鉄・爆」 強烈な踏み込みで瞬時に接近し鉄砕で固めた拳のストレートを撃つ鉄砕との複合技「瞬鉄・砕」 「鉄指」で高速の抜き手を放つ「瞬鉄・穿」 が存在する。 『ケンガンオメガ』では、「相手が不壊のような技を習得していて相手の方がその技の練度が高い」という状況下の場合、殴った自分の方の拳が損傷して大ダメージを負ってしまうという弱点が明らかになった。 金剛・水天ノ型「鉄砕(てっさい)・廻(かい)」 大外刈りに近い形で相手を投げ飛ばし、その勢いのままに倒れた相手に「鉄砕」の拳を叩き込む技。 火水天ノ型「炎水(えんすい)」 突進した速度を維持したまま急に上体を低くして相手に組み付く技。 操流・水天ノ型「骨喰(ほねばみ)」 関節を緩めて可動域を広げる技。 体質で可動域の広い者とは違い、使用すると骨に相応の負荷がかかる模様。 操流・水天ノ型「縛鬼(ばくき)」 飛が会得した次世代二虎流の技。 相手の力の流れを操作して受け流しながら瞬時に四肢で相手の両腕と首を絞め上げる。 火・水天ノ型「絶壊(ぜっかい)」 飛が会得した次世代二虎流の技。 強烈な踏み込みで近づき、円を描くような両手を合わせた掌打を叩き込み吹き飛ばす。 似たモーションで言えばかめはめ波。 操流・火天ノ型「蛭(ヒル)」 「もう一人の十鬼蛇二虎」が独自開発した二虎流の技。 人差し指と中指を密着させ、操流の身体操作と火天の加速を利用して指が触れた部位の皮膚に摩擦で火傷を生む技。 ジャブのように高速で腕を振るい、衣服諸共一瞬で皮膚を焼き焦がす。 本人も嫌がらせ用のせこい小技だと自認しているが、食らい続けた相手は例外なく発狂したとも語る一種の拷問技。 その他の技 無ノ型「空」 鳩尾から丹田にかけて意識を集中させ、腹圧を高め一気に空気を放出させることで、精神の統一や体内機能の調整を行う空手の息吹や中国拳法の内攻に類似する呼吸法。 体外離脱 睡眠中に行うイメージトレーニング。 脳内で現実と同じ環境を作り、対戦相手のイメージと戦闘をすることで反復学習と戦闘経験を積むことができる。 王馬は二虎に教わってから14年毎日行っており、1回の睡眠で平均8戦している。 ただし、相手の実力を一部しか見ておらず情報不足の場合、例え行っても仮想敵の強さは不完全なものとなる。 水中シャドー(仮称) 二虎流独自のトレーニング法。 水中に潜って息が続く限界までシャドーを行う、水中抵抗を利用した無酸素運動によって全身の筋力と心肺機能を鍛えるもの。 『ケンガンアシュラ』時代の王馬は平均約7分間の水中シャドーが可能であった。 二虎流「鬼車(オニグルマ)」 臥王鵡角考案の新型二虎流武術。攻撃技だが型は判明していない。 左の掌底を顔面に当ててひるませてから、そのまま右腕を大きく掲げた上段の構えから強烈な加速度をつけて放つ超高速のアッパーカットを撃ち込む連続技。 奥義 鬼鏖(きおう) 操水火金 その技は、四位一体 ニ虎流の四系統全てを極めることで初めて伝授される、「鬼をも殺す」という意味を冠する奥義。 その正体は上記の基本四系統全ての要素を持つカウンター。ニ虎によればこの技は全系統の上位にあるのではなく中にあるのだという。 その原理は 1:「操流」によって相手の攻撃の力の方向をずらし受け流す 2:「水天」の脱力によって水となった体に受け流した威力を透過させる 3:「火天」によって瞬時に最適なポジショニングや姿勢を確保 4:「金剛」によって受け流した威力に自分の力を上乗せして叩き込む という難解なもの。故に操流→水天→火天→金剛と繋げるカウンターを全て鬼鏖と呼ぶ。 即ち本質はあらゆる局面と相手の攻撃の種類に応じて変幻自在に形を変える無形のカウンターであり、無形故に如何なる局面でも繰り出せるのが最大の強み。 劇中では「胴体で受けて拳で返す」という使われ方が多かったが、例えば「頭部への突きを蹴りで返す」といった芸当も可能。 この技で特に重要なのが操流と水天。 身体は加速装置にも減速装置にもなる為、受け流す方向を誤れば攻撃を受けてしまい、脱力が不完全ではダメージを受け流す過程で自滅してしまう諸刃の剣。 加えて自分の体を「道」にして力を返すため、内臓への負担も大きいというデメリットを抱えている。 決まった形を持たないことが最大の強みであるが、逆に言えばこの技の使い手は相手や戦局に応じてどう受けてどう返すかを瞬間的に判断し、戦闘という極限環境下でも完全な脱力を実行しつつ、臨機応変且つ複雑な「力の操作」を瞬時に実践しなければならない。 よって使い手の瞬発力・決断力・想像力・創造力といった生まれながらの資質に性能が直結する。 そのためあの黒木玄斎にすら「技の性質を見切った自分でも防ぐことは容易ではない」と言わしめ、この技を体得した王馬を「化生の類」と端的に評して直球に人外呼ばわりした魔技。 事実決勝戦の最後に放たれた鬼鏖も、防ぎこそしたものの右腕を犠牲にせざるを得なかった。 この技の取得には「感覚をひたすら研ぎ澄ます過程」が必須。 そのために死の森として知られる餓鬼ヶ原樹海の内部に篭り、手加減無しの二虎を相手に延々と組手を重ねることで「心身が極限まですり減るほど徹底的に追い込む」という形で行われる。 ちなみに組手はお行儀よく常に真正面とやり合うわけではなく、不意打ちあり奇襲ありの何でもありの実戦仕様。休憩時間=ほぼ気絶に近く、たとえ気絶しても長時間気絶しようものなら問答無用で二虎からの襲撃を受ける。 食事も自給自足で賄う必要があり、二虎からの襲撃を警戒しながら食事の採集を行わなければならない。 「死ぬ気で頑張れば乗り越えられるシロモノを、「試練」とは言わねえ」とは師匠・二虎の談。 このように二虎流の他の技に比べて別次元に習得難度が高く、習得に失敗すればそのまま死に至る荒業を乗り越える必要があるので、ニ虎も伝授にはあまり乗り気ではなかった。 もう一人の十鬼蛇二虎考案の奥義 憑神(つきがみ)/前借(まえが)り 本編開始から王馬が度々使用していた技。 正体は意識的に心拍数を高めることで血流を加速させて発生した熱量を運動能力に変換し、攻撃のスピードを急上昇させる技。 発動中は心拍が高まることで心音がエンジン音のように周囲へ鳴り響き、体表の血管が腫脹するためか体色も赤く変化のが大きな特徴。状態が進行すると白目が呉一族のもののように変化する。 攻撃の高速化だけでなく、途切れない攻撃が可能になるメリットを有しているのも大きな利点。 王馬の切り札であり、雷庵戦までは追い込まれると安易に利用してしまうクセがあった。 攻撃力の飛躍的な向上を齎す反面欠点も多い。 まず第1に、急激な速度の増加をもたらす代わりに動きに精彩が無くなり、二虎流の一部の技が使えなくなる。 特に金剛ノ型との相性は最悪で、コントロールできていない状態で使えば、最悪血管が裂けてしまう恐れがある。 体格や身体能力で勝る相手を短時間で蹂躙する場合には非常に有効である反面、巨漢との相性は悪く、一時的に互角の戦いを繰り広げられるようになるものの戦闘後には肉体に大きなダメージを負う。 事実、王馬はプロレスラーの関林戦では技の手数は増えても決定打にはならず、自身がダメージを負ってしまっている。 第2に、この技の使用時には心臓に平常時の4〜5倍に相当するほどの負荷がかかるため、全身の血管に損傷が生じて吐血や鼻・目からの出血を起こす。 そればかりか、脳内出血が原因で記憶の喪失や混濁、幻覚、幻聴など重篤な症状が現れ、記憶の混濁によるものか普段以上に好戦的な性格へと変化する。 王馬が記憶の一部を失っていたのも、この副作用のため。 そして第3にして最大の欠点として、血液の循環を速めるという性質上、出力に比例して出血量が増加するため、裂傷を負った状態で使い続けると失血死する可能性がある。 総じて「使えば使うほど命をすり減らす諸刃の剣」ともいうべき危険な技であり、王馬自身も自分の命がそう長くないと理解していた。 しかしトーナメント2回戦以降、王馬は出力をコントロールすることができるようになり、力の上昇率を抑える代わりに体の負担を軽減することが可能になった。 今までの前借りは言わば暴走状態であったが、出力調整によって記憶の混濁も起こらず、鬼鏖も含めて二虎流との併用も可能になり、王馬は「自分だけの武」を完成させた。 『ケンガンオメガ』では王馬vsロロン戦で久々に発動された…が、心臓の寿命を縮める禁じ手という性質は変わらず。 「連続使用5秒以内」がリミットらしく、完全開放を解禁した際は「(これはヤベぇ。我ながらよくもまあ、こんな技長時間やってたぜ……)」と激しい疲労を味わいながらも自嘲していた。 その代わり「出力を抑えながらの瞬間発動」ならば負担は軽く、一瞬だけ発動させて瞬間的にギアを高めるやり方を現在は切り札として使用している。 本来、この技は二虎ではなく「本物の二虎」を名乗る男から授けられたものだが、王馬は誰に教わった技なのかを思い出せずにいた。また、技の名も忘れており、記憶を取り戻すまでは「前借り」と呼んでいた。 開発者によれば、呉一族の「外し」に対抗するために考案された技術であるらしく、潜在能力の解放を行う「外し」とは似て非なるものである。 上記の通り開発者は「本物の二虎」とされていたが…… 臥王鵡角の回想では「本物の二虎」以外の十鬼蛇二虎も使用していたことから、憑神の方が本来の二虎流奥義の可能性もある。 第弍奥義「降魔(こうま)」 危機に瀕した際に風景がスローモーションに切り替わる「タキサイキア現象」の原理を用いた技。 スピードが早くなるわけではないが相手の動きを的確に見切れるようになり、短時間の連続使用で「深度」が高まる。 ただし自身の意思で「脳のリミッター」を解除することはできず、危機的状況下でなければ発動できない。 さらに使いすぎると自律神経を失調してしまい、幻覚や幻聴に悩まされる危険性もある。 また『ケンガンオメガ』にて大久保直也が使用した「黄金の八秒」は降魔と同じ原理であるが、こちらは深呼吸で大量の酸素を取り込んだ後、思考と呼吸を放棄することで一時的に向上した脳の処理速度を用いて長年刷り込まれてきた戦闘経験の反射だけで戦う闘法。 要は無呼吸打撃であり、降魔を任意で発動するようなものであるが、反射速度・攻撃速度が上昇し攻撃間の隙間が消える反面身体への負荷は激しく、最大八秒間までしか使用できない。そして何らかの要因で体力の消耗が加速した場合使用時間は比例して低下していく。 第参奥義「神魔(しんま)」 「虎の器」飛王芳に伝授された新たなる奥義。 肉体が呉一族の外しに似たような状態に変化するが、実態は憑神と降魔の併用。 常人の平常時の数十倍という異常加速した心音は最早簡単に聞き取れないレベルであり、強化の度合いは呉一族の秘技「外し」を瞬間的に凌駕。 若槻の異常筋力に匹敵するパワー 敵の猛攻が静止したスローモーションのように知覚できる視野と反応速度の強化 憑神を凌駕する圧倒的攻撃速度 を得られる。 また常人の数十倍を刻む鼓動によって発生する数十倍の速さの血液循環速度を応用し、傷口から血を弾丸のように飛ばして牽制する小技も使えるようになった。 更に憑神の欠点だった「一部の技の使用不可」が解消されており、上記2大奥義のいいとこ取りと言える効果を持つ。 しかし心臓と脳への負荷は憑神と降魔以上となり「外し」をも上回る負荷が生じるようになった結果、本来は「使用=死」の文字通り禁断の技。 出力調整を誤れば憑神の比ではないレベルで死に直結するため扱いはかなりシビアとなっている。 二虎の4000人の弟子の中で、命を落とさずに扱えたのは飛王芳のみ。 餓鬼ヶ原樹海 二虎流と因縁深い、不法占拠地区から西へ100kmほど離れた所にある広大な樹海。 一帯が強力な磁場に覆われているため方向感覚を乱され、迷い込んだら最後に度と脱出できないと言われる。 広大な土地と豊富な土壌がありながら如何なる生き物も対応できない。 結果鳥獣の鳴き声も聞こえず、ムカデのような小さな地虫しか生物がいない反面、植物は豊かで薬草も自生している。 二虎曰く「あらゆる生き物を拒む死の森」「ここに比べたら「中」は天国」。 劇中では二虎流奥義伝授のため、王馬の最終試練の修行場として用いられた。 ……のだが、実は数十年前の時点で樹海の一部は観光地化が進んでおり、中にそびえ立つ苦死山(通称・死者の山)周辺は多分一般人でも安全な登山ルートが設けられている。 世界観を共有している『ダンベル何キロ持てる?』では苦死山が皇桜女学院高等部の課外授業のハイキングで利用されていたりする。 二虎流と十鬼蛇二虎 かつて、不法占拠地区「中」を圧倒的な武力による統一を目論んだ男がいた。古流柔術「臥王流」最後の継承者「臥王鵡角」は孤軍奮闘を続けるも、30年経っても野望達成には至らず、野望を次世代に託すことを決意する。 まず、臥王流から現代において不要な様式を切り捨て、かねてより交流のあった「怪腕流」当主「下地 和文」(*3)が技術の編纂に協力したことで新たな武術「二虎流」が生まれた。(*4) そして鵡角は「中」の孤児達を弟子に取り、二虎流を伝授し、その全員に「十鬼蛇二虎」の名を与えた。全員に同じ名前を与えたのも「中」の人間であることを印象付けるため(*5)と、複数の十鬼蛇二虎が「中」の各地で武勇伝を残すことで「1人の十鬼蛇二虎」となり「中」を統治する為の架空のカリスマを作り上げることだった。 やがて有力組織が二虎の排除に本腰を入れ始めたころに奥義の伝授を行うため餓鬼ヶ原樹海へ向かうが、その時に起きた惨劇で弟子の大半を殺され、鵡角も姿を消してしまった。 ケンガンオメガ第129話現在、登場した十鬼蛇二虎は2名。全員で7人の二虎がいて、二虎や鵡角は二虎をそれぞれを数字で呼び合っていた。 そして潜んでいた裏切り者によって樹海の惨劇が引き起こされ、作中で登場した2名を除いた4名が死亡し1人が生死不明となる。 二虎流の使用者 十鬼蛇王馬 本編主人公。「虎の器」と呼ばれる一人。 前借りによって記憶の一部を失うが後に回復。記憶と二虎流全ての技を取り戻し「自分だけの武」を完成させる。 実はたった4年で二虎流全ての技と奥義を取得していたりする。 十鬼蛇二虎 王馬の師匠。 王馬の命を救い、二虎流を授けた。前借りで暴走した王馬に「枷」をはめた後、「本物の二虎」との闘いで重症を負い、狐影流の平良 厳山との決闘で敗死してしまう。 王馬の前に幻覚として度々登場するが、これは王馬が彼のことを父親のような存在として思っていたため。 樹海の惨劇の後に臥王の足取りを追った先で黒木玄斎と接触している。 もう一人の十鬼蛇二虎 王馬に憑神/前借りを授けた張本人。 かつて二虎と同門であったがようだが真偽は不明。二虎に憎悪する刹那に二虎流を伝授する。 現在は蟲に在籍し、最高幹部と同等の権力を得ている。 桐生刹那 少年時代に王馬に命を救われ、罪深い自分を裁く神として神聖視している。 しかし二虎に師事した王馬が以前とは違う存在になっていたことにショックを受け、二虎を憎悪するようになる。その時に「本物の二虎」に出会い二虎流を伝授された。 加納アギト 「もう一人の二虎」によって教えられた二虎流の技を使用する。 そのためか、王馬の二虎流を「自分が知る二虎流とは違う」と発言している。 飛王芳 「もう一人の十鬼蛇二虎」が育て上げた第三の愛弟子。「蟲」お抱えの「虎の器」の正体。 王馬とアギトの弟弟子に当たる。 他の蟲構成員同様その経歴を隠し煉獄内に潜伏していた。 成島光我 続編の『ケンガンオメガ』主人公。 二虎流の達者である王馬と実質的な師弟関係を築いているため、『二虎』とは全くの無関係だが、王馬の指導により習得している。王馬から眼が良いからは覚えが早いと言われている。 現状では柳・鉄砕・烈火・不壊の4種類の技しか習得しておらず、実戦での行使にも慣れていないために発展途上。 だが今までの使い手たちとは異なる運用法も編み出しつつあり、 「お前なら俺と違う方向に二虎流を広げていけるかもな」と、王馬にも太鼓判を捺されており、その才能を認められている。 また他ならぬ王馬が光我への伝授に乗り気であることから、仕合と仕合の間に新技を習ったりと一足飛びで学んでいる。 自力で瞬鉄・砕を編み出して実戦で用いたことから思い入れも深いようで、「中」潜入時には王馬から二虎流の後継者になることまで打診されていた。 虎の器 作中で王馬がこの呼び名で呼ばれ、飛が「虎の器」となることを目論んでいるが、死に際の飛が語った真相は「虎の器」は「十鬼蛇二虎の後継者」であり、「虎の器」と認められれば、二虎の技と知識のすべてが引き継がれるとのこと。 なお、「虎の器」となれるのはあくまで二虎流の使い手だけらしく、二虎流の基になった臥王流の使い手でもある臥王龍鬼は王馬と同じ遺伝子を持つ(=王馬と龍鬼は「蟲」によって作られたクローン)が「虎の器」にはなれないとのこと。 「虎の器」の条件 死の際に「王馬のオリジナルの正体」に気がついた飛は「虎の器」は始めから十鬼蛇王馬に決まっていたことを悟っている。 オリジナルが「蟲」の中枢に近い人物と予想されること、その遺伝子が重要な要素の一つであること、 さらに蟲が過去に「精神転送」「電脳化研究」に関心を寄せていることなどを踏まえると、一般的な意味の「後継者」ではない可能性がある。 余談 奥義・鬼鏖の伝授のために登場した餓鬼ヶ原樹海だが、世界観を共有している『ダンベル何キロ持てる?』ではこの樹海にそびえ立つ「苦死山」(通称「死者の山」)が学校の課外授業のハイキングで利用されていたりする。 外部の技術を取り込んではいるが、上述もしたニュージーランドの原住民であるマオリ族の伝説の勇者「ジョナ・ムドー」の一族に伝わる武術はニ虎流に酷似しているが、あくまで似ているだけで直接的な関係はない模様。 どんな武術も突き詰めれば同じ人間による身体運用法であり、二虎流自体も様々な技術体系を編纂したものだから、世の中に類似した技術があるのは自然の理であろう。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 好きな作品なんで項目立ててくれるのは嬉しいけど出来れば作品自体の項目もお願いしたい -- 名無しさん (2020-05-01 18 39 00) 前借りはぶっちゃけると「ゴム人間でも無い奴がギア2を使うとどうなるか」なんだよなあ。 -- 名無しさん (2020-05-01 19 12 48) 確か黒木も技の一部だけど使用可能だな -- 名無しさん (2020-05-01 19 25 25) ↑2 主人公の切り札を便利なチートじゃなく大量のデメリットを控えた爆弾として扱うバランス感覚が好き -- 名無しさん (2020-05-01 22 27 31) 骨が折れても動かせる、必要最低限の力で体を動かせる、骨で体を支えることで安定させる、片手が使えなくても締めれると奥義が必殺技とかじゃなくてどんな状況でも使える奥の手って言うのがほんと好き -- 名無しさん (2020-05-24 15 50 17) 救有留愛度龍の型 -- 名無しさん (2020-05-24 16 13 08) 正直第一部のラストは悲しいというより「そりゃ寿命削るバフ技あんなに連打すりゃ死ぬだろ・・・」っていう納得感の方が強かった -- 名無しさん (2020-05-27 00 39 29) ↑寿命を削る!とかこれ以上は心臓に負担が!とか言われてる系の技であの展開になるのは逆に珍しいよな。 -- 名無しさん (2020-09-10 07 04 47) この手の漫画の奥義は使い所限定されない?みたいなのが多いけど、痒い所に手が届く感じのが多くて凄えと思った。 -- 名無しさん (2020-12-25 21 16 58) 不壊ってワンピースの鉄塊みたいなイメージでいいのかな? -- 名無しさん (2020-12-25 21 18 30) 前借りって完全に「生身の身体でやるギア2」だよな。 -- 名無しさん (2021-01-13 20 34 46) そもそもゴム人間のルフィですら、寿命を削る技、お前達倒して仲間守れたらそれで倒れてもいい技って扱いなんだからそりゃ生身の人間が使ったら死ぬよね -- 名無しさん (2021-01-14 23 28 44) ワンパンマン読みながら憑神使う時の心音レベルの心音を出しまくるキングって実は凄いのか…?と変な妄想に走ってしまった -- 名無しさん (2021-03-05 22 55 14) 悪二虎が考案した奥義どれもバフ技ばっかりで小技を重視してた善二虎とは対照的だな -- 名無しさん (2021-09-29 19 34 37) 結局基礎ステUP+技の練度向上が最強なんだろうな。そう考えれば技術の集大成である鬼鏖が奥義なのも納得がいく -- 名無しさん (2021-09-30 22 27 14) 操流の型「転地」が抜けてるっす。殴らずに吹き飛ばしてるって感じかな? -- 名無しさん (2021-09-30 23 18 09) 王馬さんはどんな曰くつきがあろうと技は技って考え方(だから師二虎が否定した憑神も使う)だから神魔を習得出来て尚且つリスクの低い運用法があるなら遠慮なく使うと思うわ -- 名無しさん (2021-10-17 19 08 12) 神魔をローリスクで使えるか?短時間全開にしただけで適合者の飛があっさり死んだんだぞ。黒木の強さを見ればわかるようにバフ技の開発より地道な修練の方が重要だろう -- 名無しさん (2021-10-17 19 38 46) 結局最後は基本に立ち返るべきなんだろうな… -- 名無しさん (2021-10-17 20 07 39) ↑2飛も結局モルモットでしか無いし神魔あるいはその改良技を運用することになるのは虎の器もとい王馬だと思うけどね -- 名無しさん (2021-10-18 17 09 18) 神魔の凄まじさより、命を賭した神の領域パンチで気絶程度の若槻さんはなんなんだってなった。 -- 名無しさん (2021-10-18 19 27 14) ↑2 この黒木に付け焼刃の技など通用せん -- 名無しさん (2021-10-18 19 29 19) 付け焼刃どころか4000人以上の犠牲とオーバーテクノロジーの集大成なんだよなぁ… -- 名無しさん (2021-10-19 23 07 22) でも実際にやり合ったら負けるよね。結局真面目に武を極めた奴が上に行く -- 名無しさん (2021-10-19 23 20 37) 王馬の師匠のニ虎の奥義である鬼鏖に比べもう一人のニ虎の奥義は弱点とデメリットの目白押しが過ぎる。 -- 名無しさん (2021-12-16 19 56 44) 飛が言った「最初からお前だったんだ!」 (…だっけ?) の 「お前」 が、王馬でない可能性もあるかな。 申武龍のことを言っていたのかもしれない、あの時はもう意識混濁もあっただろうし。 -- 名無しさん (2022-09-26 09 59 35) 4000人の弟子の内で最も見込みのある奴でも使うと死ぬ神魔は論外だけど。こっちの最終奥義も習得が大概な難易度だな -- 名無しさん (2022-10-06 21 22 57) 水天と操流で繰り出すムドー家のジェネリック鬼鏖こと「呼吸する山(マウンガマナワ)」は取り入れてもいいと思う。鬼鏖の練習にもなりそうだし、他のクソ奥義より遥かに実用性もある -- 名無しさん (2022-10-21 19 43 41) 本来の奥義は憑神の方で鬼鏖の方は善二虎のオリジナルっぽいね。 -- 名無しさん (2023-05-15 04 57 08) ↑2 あれはムドー家の体格あっての技のような気もするぞ、あれだけの肉体スペックを補える二虎流の練度が凄いのか、ムドーの肉体が凄いのかって話にもなるが -- 名無しさん (2023-05-28 09 13 17) これ本来クソジジイが想定していた二虎流は、現代でも使いやすい臥王流の短刀・小太刀術を保ちつつ、初見でしか通用しない不意打ち技を撤廃、かつ素手格闘術を強化して「素手はもちろん、入手・携帯がしやすいナイフ類を用いることで、個人がどんな状況でも使える戦闘技術」に仕上げたのかな。王馬・光我の系統は、二虎が殺人技法に直結する武器術など排除した活人拳寄りのものなんだね -- 名無しさん (2023-06-01 11 48 10) 蟲取り爺さんは臥王流の武器術を取り入れた上で徒手技術を強化した正しい意味での実践武術で四・二虎から王馬・光我のはあくまで素手の技術を特化させた表の正統派格闘術で六・二虎のは無形や神魔の様な特殊技を開発したりと結構違いがあるな。 -- 名無しさん (2023-06-07 02 15 03) 本当にムカクの爺さんが無名の古流武術を元にして他の流派を取り入れて編纂しただけの武術なのか…?習得して極めた者は虎の器になるって事は、結局最初から蟲や繋がる者の目的が介入してしまってるのではないか… -- 名無しさん (2023-10-09 14 57 54) 龍家武術→憑神→臥王流→二虎流→鬼塵→無形/降魔→神魔大まかな流れはこんなものかな降魔と無形がどちらが早かったのかは分からないが -- 名無しさん (2024-03-13 18 32 35) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/tokyograil/pages/132.html
石田三成&エクストラクラス(アヴェンジャー) ◆waFa5fGgBM ―――泣いても秀吉様は戻らぬ。 俺には俺のやることがある。 山道を歩き、俺は佐和山を目指している。 俺を逃がす為に盾となった兵達は、既に一人も残っていない。 兼続は、約束通り家康を引きつけて、かつ家康の兵の一部を関東に残させた。 幸村は、中山道を攻め上った徳川軍の主力を上田城で足止めしてくれた。 左近は、俺を守ろうと関ヶ原で奮戦し、戦場の露と消えた。 そして吉継は、あの裏切り者が率いる三十倍の兵を一度押し返し、散った。 俺だけが、絆に応えることができず。 こうして無様な醜態を晒している。 だが……それでも俺は、生きねばならん。 裏切りによって築かれた世など治世とは呼べない。 義や信を軽んずる世となってしまうだろう。 時流に逆らってでも、俺は秀吉様が作り上げた治世を守りたい。 佐和山までもうすぐのはずだ……。 そうすれば再起も叶う。 大阪城には七手組の近衛軍も、毛利の本隊も無傷で残っている。 そして何より、秀吉様の遺児秀頼様がいる。 なんとしてでも……。 「―――この山に人影を見たと報告があった!草の根分けても探し出せ!!」 ……近くまで追手が来ているようだ。 だが、諦めるわけにはいかない。 せめて月が出ていなければ隠れやすいのだが……。 空を見上げると、月が。赤く光っていた――― ◆ ―――上野寛永寺。 江戸城の鬼門の守として建てられた寺。 その鬼門の位置に俺が呼び出されたのは何の因果だろうか。 根本中堂のまわりに人はなく。 閑静な佇まいを見せている。 「あのケチ狸が祀られるに相応しい、質素な佇まいだな」 すると、隣に控える、銀色の前髪を垂れ下げた痩身の男が激昂する。 「神だとッ……!あの家康が神だとッ……! 秀吉様を差し置いて、あの男が神などとッ……!! 誰もが家康を見、家康を思い、家康を中心に動いていたというのかッ……。 私から全てを奪った貴様に、世界の全てが注がれていたとでもいうのか……ッ!!」 男が左手に刀を現出させ、そのまま抜刀して中堂に斬り付けようとした。 俺は咄嗟に鉄扇でその刃を受け止める。 ギィィィィィィン!!と鉄と鉄とがぶつかり合う音が響いた。 「貴様ぁぁぁぁ!!家康を守るつもりかぁぁぁぁ!!」 「……馬鹿かお前は。いきなり騒ぎにさせるつもりか」 視線がぶつかり合う。 ―――この銀髪の男は、サーヴァント・アヴェンジャーという。 聞けば、こいつの名は石田三成というらしい。 全く聖杯とやらは馬鹿げたことをしてくれる。 ありえたかもしれないもう一人の自分、というわけだろう。 だが、これではむしろ正則辺りの直情ではないか。 もし仮に、秀吉様が病魔ではなく、他者により殺害されたとしたら。 「三成、てめえ何でそんな涼しい顔してやがる!!」 「なぜ今泣かない……その賢い頭、泣き方すら忘れたか」 「泣けよ三成…!泣けるだろ、三成……」 この男のように、虎之助や市松のように、真っ直ぐに泣けたのだろうか。 「どけ!!家康に纏わるもの、悉く斬滅させるッ……!! 秀吉様の、秀吉様のご無念を思えばッ……!!」 刃をかまわず押し込んでくるアヴェンジャー。 「チ。何度も言わせるな。 貴様、秀吉様を復活させたいのだろう!」 鉄扇に両手を添え奴の刃を受け切りつつ。 「その復讐のやり方で、お前も家康を討ち果たせなかったのだろう。 俺自身もそうだ。 家康に正面から打ち破ることはできなかった。 ならば、お前と俺。二人合わせて家康に再度挑むしかないだろう」 剣圧で辺りの木端が吹き飛ばされていく。 「手を貸せ、アヴェンジャー。 そして、俺もお前に手を貸してやる。 秀吉様のため。 ……いや。 自分自身の、ためにな」 しばし視線が交錯する。 アヴェンジャーは俺の目をずっと睨むと。 「……フン。その約定、違えるなよ」 刀を手元に戻し。 パチン、と。鞘へと収めた。 「ああ。 ……もう約束を破るのは御免だからな」 【マスター】 石田三成@戦国無双シリーズ 【マスターとしての願い】 関ヶ原の敗戦から生き延びて再起する 【weapon】 鉄扇、地雷 【能力・技能】 戦国武将としては並以下程度の戦闘力。 己の武よりは知略を使って勝利を目指す。 軍師ビームは出せないものとする。 【人物背景】 関ヶ原の戦いにおける西軍の中心人物。 秀吉子飼いの将で沈着冷静な天才。 才に恵まれ判断も的確だが、言動に謙虚さが欠ける上に他者への接し方にも問題があり周囲から嫌われやすい。 本人に悪気はない一方、自身のその傾向への自覚も持っており、その欠点に悩まされている。 根は実直で忠義溢れる人物であり、三成をよく知る人物達との絆は厚い。 関ヶ原の戦いで徳川家康率いる東軍に敗戦し、その逃走中に聖杯に呼ばれる。 【方針】 聖杯戦争に勝利する。 勝ち抜くためであれば他組との同盟等も視野にいれる。 女子供が相手でも聖杯主従であれば手は抜かない。 ただし、民には極力被害を出さない。 【クラス】 アヴェンジャー(エクストラクラス) 【真名】 石田三成@戦国BASARA3 【パラメーター】 筋力D 耐久D 敏捷A+ 魔力D 幸運E 宝具C 【属性】 秩序・善 【クラススキル】 復讐者:A 復讐対象者との対峙の際、全てのパラメータが1ランクアップする。 ただし、敵対者が複数であっても復讐対象者を優先的に狙ってしまう。 単独行動:C マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。 【保有スキル】 精神異常:A アヴェンジャーの全てである主君秀吉を殺されたため、精神を病んでいる。 バーサーカー化による狂化ではなく、周囲の空気を読めなくなる精神的なスーパーアーマー。 コミュニケーションを取ることは可能。 対家康:A 『徳川家康』に纏わる人・物を斬滅することで魔力を回復できる。 刹那:B 瞬時に相手との間合いを詰める移動術。 多くの武術、武道が追い求める歩法の極み。所謂縮地。 戦闘続行:C 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、死の間際まで戦うことを止めない。 【宝具】 『君子殉凶・凶王三成』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人 刀につけた装具により、自身に黒き憎悪の力を纏わせる。 宝具発動中、何かを『斬る』度に憎悪の力を増し、敏捷値が際限なく上がっていく。 【weapon】 無名刀:鍔が二つある長刀 【人物背景】 関ヶ原の戦いにおける西軍総大将。 豊臣秀吉に取り立てられて以来、秀吉を神のように崇め慕っていた。 当時豊臣軍に所属していた徳川家康の反乱により秀吉が殺された後、復讐の狂気に取り憑かれる。 他者に対し、非常に攻撃的。 己の感情に嘘をつくことができず、とにもかくにも融通が利かない。 天下の趨勢など目に入らず、家康を惨殺することだけを目的としている。 【サーヴァントとしての願い】 過去に戻り秀吉様の殺害を阻止する。