約 135,423 件
https://w.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/5052.html
「困りましたね……」 誰も居なくなった主催本部にてノーベンバーは溜息を着いていた。 「置いてけぼりをくらったばかりか、まさかリストラまでされるとは……」 ふと手元を見る。そこには真の主催者達が残した手紙があった。 『今まで、よく働いてくれたから、お前は特別に何もお咎め無しで主催辞めていいよ。てかこれからは俺達の時代だから辞めろ。真の主催者達より』 「……。どうしたものですかね……。まあ他の主催幹部に比べれば、マシなんでしょうが……。 それにしても、今まで働いた分の給料が2000円は安過ぎでしょう」 ノーベンバーは頭を抱える。元の世界に帰ろうとも思ったが、何か転送装置がぶっ壊れてるし参加者として行動するのも気が乗らない。 「はぁ…仕方ありません。今まで安全な場所に居た、ツケが回ってきたのでしょう。参加者として行動する事にしますか……」 そう考えるとノーベンバーは身支度を始めた。 この先、殺し合いに乗ったマーダー等と様々な危険が待ち受けている。備えは憂い無しという奴だ。 「……これは酷い。2000円と煙草3箱しか残ってない……」 しかし主催本部には、ノーベンバーの対価の煙草と2000円しか残されていなかった。 「これはもう駄目かも知れませんね」 その時であった。悪趣味な車が物凄い速さで、主催本部の壁をぶち破って突っ込んで来た。 「ああ……。また世界を縮めてしまった……」 「ストレイトクーガー……。まさか、こんな所で会うとは思いませんでしたよ」 「ん?その声はのーれんばーか!」 「ノーベンバーですよ……」 車から降りて来たのはもの凄いテンションの高く世界最速の男、ストレイトクーガー。 「いやぁ探したぞ!何せお前を見つけるのに世界を50週はしたからな……」 「それで何の用です?」 「スクライドの映画が、また近いうちにやるだろう?だからその宣伝を手伝ってくれ!」 「何故、私が……?」 「カズヤと劉鳳は死んじまったからな……そのかわりだ。いいだろう?同じゲームに出演した仲じゃないか?それに、お前だってDTBの宣伝をすれば3期が来るかも知れんぞ!」 「3期が来ても、私は出演しないと思いますがね……。1期で死んでますし」 いきなりスクライドの宣伝をしろと言われ困惑するノーベンバー。 「それにな、あんぱーさんだってDTBの宣伝を手伝うかわりに俺の宣伝を手伝うと言っているぞ!」 「あんぱーじゃなくてアンバーですよ……」 「私はあんぱーでも無ければ、アンバーでも無い。C.C.だ!」 「?変な事をいいますねアンバー……。それにしてもピザ臭っ」 「だから人違いに気付け!」 「まぁいいでしょう。私も同行しますよ。やる事もありませんしね」 「よし!また仲間が増えたな!」 こうしてノーベンバーはクーガー達と同行する事となった。 【三日目・00時40分/アメリカ】 【ストレイト・クーガー@スクライド】 【状態】健康 【装備】ラディカルグッドスピード 【道具】支給品一式 【思考】 基本:世界を縮めつつスクライドの宣伝をする 1:女性はエスコートする 2:カズマ……劉鳳…… ※今までとは別人です ※C.C.をアンバーと勘違いしています 【ノーベンバー11@DARKER THAN BLACK -黒の契約者-】 【状態】健康 【装備】なし 【道具】2000円、煙草3箱 【思考】 1:生き残る 2:クーガーに着いていく 3:3期は……無いでしょうね…… ※主催をリストラされました。 ※C.C.をアンバーと勘違いしています 【C.C.@コードギアス 反逆のルルーシュ】 【状態】健康 【装備】不明 【道具】大量のピザ 【思考】 1:ルルーシュが居れば合流 2:クーガーに着いていく 3:何故人違いに気付かない…… 4:一応ギアスの宣伝もしとくか
https://w.atwiki.jp/masayoshizard/pages/156.html
第20話 「偽・聖杯戦争2」 「話をしよう」 そう言って黒服の男、大天使ルシフェルは、パチンと指を鳴らす。 「何の話かな……俺はこう見えても忙しい身なんだ。手短に頼むよ」 (……俺は八神とかいう魔術師に殺された筈なんだが……。 聖杯戦争で死んだ魔術師の魂は聖杯へと取り込まれると聞いた事があるが……ここは聖杯の中か?) ルシフェルに相対するように立っていたのは、スーツの上に黒のロングコートを羽織った東雲 漸次。 天津における聖杯戦争でその命を散らした魔術医である。 彼は、眼の前に立つルシフェルを胡散臭そうに見つめると、今の状況を思い浮かべる。 「――あれは今から36万……いや、1万4000年前か」 「ぬおっ!?」 漸次が思考の海へと足を浸けた……そんな一瞬の間にルシフェルが目の前に迫っていた。 その瞬間移動とも取れるルシフェルの動きに、漸次は驚きを隠す事ができず仰け反ってしまった。 「おっとすまない。君にとっては明日の事だったか」 「お前……魔術師……いや、そんな気配ではない。 むしろ、人間離れした厳格な気配を感じる……英霊か? いや、英霊以外に考えられない。 俺は、東雲漸次……元セイバーのマスターであり、医者を生業としている魔術師だ。 これは俺の単なる好奇心なのだが……貴方の真名を聞かせて貰えないか?」 「ルシフェル」 「ルシフェル……それは神話でよく耳にする名だ。 大天使ルシフェルか、堕天した後の魔王ルシフェルか……そんな事は俺にとってどうでも良い事だ」 漸次は、不敵に笑い胸元のポケットを探る。 だが、彼のお目当てである常備してる筈の煙草がない事を悟ると、溜息をついた。 「俺はこう見えても錬金魔術を身に着けていてね。 人体錬成でもなんでもござれ――他人(ヒト)はそんな俺をこう噂するんだが……。 噂には尾ひれがついて死者蘇生まで出来るとかなんとか……まあ、死んだ人間なんて蘇生出来ないがね。 だが、そんな俺も煙草だけは錬成出来ない……愛娘の手前、止めようとは思っているんだがね。 仕事の時なんかは特に止められないんだ……そんな優柔不断だから、煙草に関しては錬成できないと俺は思ってるんだが……」 煙草が見つからない――そんな手持無沙汰な様子を見せながら、漸次は苦笑いを浮かべる。 「って、どうでもいい話だったね。すまないね」 そして、彼は笑い飛ばした。 「そんな様子で大丈夫か?」 ルシフェルは、ひょうひょうとした態度で漸次の顔を覗き込む。 「ああ、大丈夫だ。問題ないさ。ところでルシフェルさん。 貴方は、これからどうするんだい? 殺しあえ、等と言われたが……これは聖杯戦争の一環なのだろうかね。 だとすると、随分と悪趣味なものだな……この島には俺達と同じ境遇の人間が50人はいる……まあ、聖杯戦争自体趣味の良いものではないが」 漸次は、足元の石を拾い上げるとそれを再び足元に落とした。 意味のない行為であったが、手持無沙汰だった彼はそうやって気を紛らわす。 「人が持つ唯一絶対の力、それは自らの意思で進むべき道を選択する事だ。 おまえは常に人にとって最良の未来を思い、自由に選択していけ」 ルシフェルは、両手をポケットに入れたまま呟いた。 だが、漸次はその言葉に深く聞き入っていた。 そして、二人の間に沈黙が訪れる。 だが、気まずい雰囲気ではない。 沈黙が終わったのちには、漸次は何かを決意し、ルシフェルはそれを待つかのような穏やかな表情をしていたのだった。 「そう……だな。 俺は医者だ。傷ついた人や病に苦しむ人を放っておけなくてこういう道へと進んだんだ。 俺が聖杯に願ったのは、この世のありとあらゆる病を失くすことだった……その道は絶たれてしまったが。 だけど、潰えたわけではない。俺は俺の救える範囲でいい。傷ついた人間を助けたい。守りたいんだ!!」 熱く語る漸次。 そんな彼にルシフェルは優しく微笑みかける。 「さあ、行こう」 「おお!」 漸次は手持ち無沙汰だった拳を力強く握り頷いた。
https://w.atwiki.jp/legends/pages/4457.html
【何でも屋ミルク・クロウ…奪還者潜り込む】 -大河達が猿回しと戦っている中、別地点では烏龍達が暗躍していた- ~地下下水道~ マンホールを開け下水道を迷わず突き進む東風とその後ろをついて行く烏龍 「凄いな豆腐…お前こんな道を知ってるのカ?」 「まぁな…昔に下水管の仕事もしてたからな」 「さながらマ○オみたいネ…キノコ食べたらでかくなるかナ?」 「いや、ならねぇよ…っと着いたか」 曲がり角を曲がった所で二人の前に重厚な扉が立ちふさがる 「オイ豆腐~これじゃ通れないじゃないカ」 「まぁ、待てよ…おーい富士見、キョン居るんだろ~?」 そう東風が叫ぶとコンクリにヒビが入り床から 「呼ばれて飛び出て~!」 「じゃじゃじゃ…じゃん…」 二人の人間が現れてポーズを取っている。 「えーと東風…いつの間に彼女出来たネ?」 「生憎だが地面から出てくる彼女は無ぇよ…コイツらは俺の契約都市伝説だ」 「私はゾンビの富士見宜しくねっ!」 「キョンシー…のキョン…」 対象的な死体コンビがポカーンとした烏龍に自己紹介をする。 「とりあえず二人共…仕事だ。その扉の先と此処を繋ぐ穴を掘って欲しい」 「アイアイサーだよ!」 「了解…」 先ほど出てきた割れ目に戻り土を掘り進める二人…そして慣れているのか少ししか経たない間に簡易トンネルが出来上がる 「お~この短時間で凄いネ!」 「アイツ等は疲れ知らずだからな…さて行くぞ」 トンネルを通り抜けてその先のへと進む四人 ギギギ… 「ん、何の音アル…」 「風の音とかじゃないか?」 周りを見渡すと有るのは趣味の悪い石像、段ボールや電源パネルがあるだけで特に変な部分は無い 「そうですよ~御主人早く行きましょ~」 「………静かに」 富士見が急かすが、その時キョンが小さく呟いた ガサッ…ギギ…ギッ 「そこアルっ!」 音の出所に燃える鴉を飛ばす烏龍 「熱っ!」 「居た……敵」 「チッ…バレちまったか。それならいっそ派手に殺らせてもらうぜぇ!行けっ…ガーゴイル」 燃え尽きた段ボールから迷彩柄の服を来た男が現れ号令と共に悪趣味な石像…ガーゴイルが動き出した。 ギギギ…ギガガッ 「地下にまで見張りが居たのかよ…」 台座から飛び立つ数体のガーゴイルを見ながら四人が身構える 「フッフッフ…俺の冴え渡る勘に捕まった不運を嘆くんだなぁっ!」 (警備がダルいから猿に任せてサボってただなんて口が裂けても言えねぇぜ…フゥ) 「不運扱いとか冴え渡る勘とか…アイツ死亡フラグ建てまくりだよね~御主人」 「言ってやるな…その通り何だからよ」 ギギガッ…ムシ…ガギッ…スルナ 富士見と東風を二体のガーゴイルが鋭い石の鉤爪が襲う 「あー…多分硬いから俺がやるわ…富士見はサポート頼む」 「アイサ~…よっと」 わざと鉤爪に突き刺さりに行く富士見 グジュ…という音の後にガーゴイルの高度が富士見の重みで下がる 「さぁ蕩ける程に…燃えあがれ」 ガーゴイルが富士見を振り落とす頃には既に禍々しい炎が眼前に広がっていて… 「ちょっと御主人、火はダメって毎回言ってるじゃんか!」 後に残ったのはチョコレートみたく融けた石像と頬を膨らませる富士見だけであった。 「なっ…何なんだよアイツら、桁が違いすぎるガーゴイル一旦逃げるぞ」 だがその号令に応答は無い…代わりに聞こえたのは 「お兄さん無駄だヨ。あの石鳥なら烏龍が焼いて、壊して、崩したからナ…んじゃナ不運な人?」 鴉の鳴き声と燃え盛る炎の音が聞こえ、黒い足が見えただけだった。 「あひゃ!?…ひでぶっ」 壁に男がめり込み砕けた石像が光となる 「ったく…無駄にロスタイム取っちまったぜ…はぁ」 「休まずさっさと行くね豆腐っ、アカネが待ってるヨ!」 溜め息をつきながら座り込む東風だったが、すぐに烏龍に急かされ立ち上がる 「はいはい…ちょっと貧血気味なんだから休ませてくれよな」 業務用エレベーターに乗り込む三人をキョンシーらしくジャンプで追いかけながらキョンがぽつりと呟く 「……出番無かった」 【何でも屋ミルク・クロウ…奪還者潜り込む】 (続く) 前ページ次ページ連載 - 何でも屋ミルク・クロウ
https://w.atwiki.jp/yuri-mari/pages/52.html
04:一真はアイスピックで氷を削っていた。 ガッシュ、ガッシュ、ガッシュ。 それが手頃なサイズになるとグラスに移し、そこへ酒を注いでいく。 「悪いな」 「いえ」 10:男爵はそれを受け取ると、ちびちびと舐めるように味わい始める。 「……」 「……」 そこは、寂れた酒場だった。 酒があり、電気や水道も通っている。 拠点に選ぶには十分過ぎる好条件の場所だ。 「……」 「……」 会話もなく、手持ち無沙汰な一真はアイスピックでガッシュガッシュとロックアイスを削り始める。 「……」 「……」 カラン、とグラスの中で氷が鳴った。 味わいのある音だが、学ランを着た中学生と三十路の男しかいない酒場では味わいも何もない。 ただ、そこには沈黙があった。 見る者にとっては重い、だとか気不味い、だとかの形容詞がつくであろう。 「……飲まないのか?」 「ああ、はい。ウィスキーボンボンすら無理なんで」 「……そうか」 「……」 「……」 男爵はちびちびと酒を舐めながら、チーズたらを食べる。 「……」 「……」 酒場には家電類の稼働音と、一真が氷を削る音と、グラスと氷がぶつかる音だけ。 「男爵さんは」 「うん?」 「武器は、何を支給されたんですか?」 「原子力空母と搭載機および乗員一式」 「……えーっと、それは凄いですね」 「凄いは凄いが、現在日本海上を漂ってるらしい。ここは山の中で、連絡手段は何もない」 「……つまり、何もないのと同じってことですか?」 「そうでなきゃ、此処に来て火炎瓶なんか作ってないな」 男爵が視線を向けた先には、九十度以上の酒を選りすぐって作った火炎瓶が幾つも置いてあった。 「男爵さんは、人狼が来たらそれで戦うんですよね」 「どうするかな。メンドイ。一真、お前が戦え」 「ええ……?」 そう言われて、一真は困惑する。 「だって、相手は伯爵だぞ。面倒だろ」 「え? 伯爵さんが人狼なんですか?」 「名簿を良く見てみろ」 「あれ、名簿なんてありましたか?」 「教室に置いてあっただろ。ほら」 一真は、差し出されたそれを見る。 「良く見てみろ。こんなもん、humaを殺すのは伯爵しかいないだろ」 「そうですか……? 一応AICEさんからはんぐりさんまで可能性はあると思いますが」 「いや、どう考えても伯爵だろ。番号近いし。こんなもん伯爵がやったに決まってる」 「そうですか……」 男爵さんがそう言うのなら、そうなのかも知れない。 伯爵さんには気を付けよう。一真はそう思い、アイスピックで氷を砕く。 「おい一真、ちょっと伯爵殺して来てくれ」 「ええ……?」 「火炎瓶を投げるなり、アイスピックで一突きするなり、方法は何でもいい」 「でも、村人だったらどうするんですか」 「奴が人狼なら、humaから奪った村人カードを持ってるはずだ。殺してからゆっくりと確かめればいい」 「いや、伯爵さんが村人でも、村人カードは出て来ますよね」 「そんなのは些細なことだ。と言うかこんなもん、伯爵が人狼じゃない訳ないだろ。humaが死んでるんだから」 「はあ……」 そして話すことがなくなったのか、再び酒場は静かな音に包まれた。 【残り17人】 「しかし、こういう格好をしてると、若返った気がしますな」 「そうですか。正直私は、余りそういう趣味はないのですが」 11:提督と05:xiwongが並んで歩いていた。 提督の手には猟銃、xiwongさんの手にはポンプ式のショットガンが握られている。 「それにしてもまさか、こんなことになるなんて。世の中は不思議なことでいっぱいですな」 「そうですね。私もまさか、こんな悪趣味な催しに巻き込まれるとは思いませんでした」 二人は慎重に長銃を構え、森の中を歩いて行く。 ふと、視界に光る何かが入った。 「今、何か……」 「誰かいますね」 xiwongは提督を手で制して、軽く地面に伏せる。 「二人、人がいるのかな」 「euroさまと、yorozuyaさまですね。二人とも人狼、と言う確率は低いと思います。カードを出して、接触してみましょうか」 「そうですな」 提督とxiwongは村人と書かれたカードを取り出すと、慎重に二人へと近付いて行った。 【残り17人】
https://w.atwiki.jp/monochrome-colorful/pages/63.html
スペードの王 Uricia 本当の名はユリシア。 悲しみの感情を持ち、"あること"が起きてからはずっと泣いている。 政治面では国民に非常に好評で、いつも泣いている王を全国民が心配するほど愛されている。 普段から涙目で、泣いていないときは"ど"のつく天然。 動物愛好家で特に小動物が好き。 元々病弱で、持病の頭痛に悩まされる。 あることとは"弟がスペードの国に入国禁止になったこと"である。 アリスが去ってからアリスの世界で1年半が過ぎた頃に肺の病気で亡くなった。 スペードのエース Bridget 本当の名はブリジット。 まじめで、曲がったことが好きではない。 スペードの王が誰よりも信頼している家来。 とても世話焼きな性格で、ド天然なスペードの王を放っておけない また、自己中心的な面もあり、他人の意見はほとんど聞き入れない。 弟がおり、自分が認めた相手以外に関わらせないようにするほどに溺愛している。 スペードの王とその弟とは幼馴染で、その頃からスペードのエースとしての教育を受けていた。 諜報能力が高く、その規模はほぼ全世界に及んでいる。 が、(彼女も含め)諜報部員は悪趣味なので、いらないことまで調べてしまうらしい。 スペードのジャック Shirley 本当の名はシャーリー。 弱冠16歳で軍隊に首席入隊、その3年後にジャック任命となった天才と呼ばれる少女。 少し病弱だが、それを感じさせないほどによく働き、部下のミスを笑顔で"叱る"。 元スペードのジャック、現スペードの門番であるロイヤーに恋心を抱く。 現アリスのひとつ前のアリス。 アリスとしての仕事を5日間で終わらせ、軍に入りアリスの通り名を捨てた。 原因不明の病気になってからは元の世界に帰りたがり、病院を抜けだし、最後にスペードの門番に会い見えてワンダーワールドを去った。 スペードの門番 Loyer 本当の名はロイヤー。 元々はスペードのジャックだったのだが、現在のスペードのエースと揉めて門番に降格となった。(裏でエースが動いてたのは言うまでもない) 牛乳嫌いのためか短気でキレやすい。 スペードのエースの弟であるスペードの9と同い年で仲がよい。 シャーリーの通り名がジョーカーだった当時はエースであり、アリスを支える人物のひとりであった。 鏡屋 Charlotte 本当の名はシャーロット。 スペード王国に聳える"真実の塔"最上階の一階下で鏡を売る女性。年齢不詳。 性格はわりと温厚で、めったに怒ることはない。 鏡には異様なこだわりを持ち、「嘘つきな鏡はここには置いていない」を売り文句にする。 また鏡の国の門番も勤めている。 アリスを溺愛し、鏡の国と繋がる鏡のかけらをアリスにあげてしまうほど。 鏡のかけらをアリスにあげたことにより、再びアリスをワンダーワールドに呼び戻すこともできた。 現実世界ではルイス・ジュリアの幼馴染であり、アリスとも面識があるが、16歳の時に死んでいる。 眠り続けるルイスの意識の中にワンダーワールドを構成し、ルイスの眠る周辺の人々の夢の世界とリンクさせることでルイスを目覚めさせようとしている。 鏡の国より登場 スペードの王 Hercules 本当の名はハーキュリーズ。 楽しみの感情を持つ。 いつも笑顔でいるが、何を考えているか読み取りにくい。 ドSである。 スペードのエース Cecil 前スペードの8であり、前エースの弟。 諜報部隊の取り仕切りも引き継いだ。 長いものに巻かれる性格であり、大きな権力の前に決してさから スペードのジャック May 本当の名はメイ。 もともとはアンダーワールド付近のスラムで生活する身だったが当時軍人になったばかりの前ジャックに保護され軍人となる。 暗殺技術に長けており、諜報部隊としても活躍する。 頭は悪いがジャックになりたいがために猛勉強した努力家。
https://w.atwiki.jp/houmatsumugen/pages/179.html
5月27日(火) 登場人物 01-折井清貴 03-鴨志田和志 10-津倉光平 23-兜橋夢人 30-砂村日依 浦田恵美 銅八 松居 出来事 中間テストの成績上位者が貼り出される。 一方職員室では、学年ワースト5に入った1年3組の生徒に補習を行うよう浦田が指示される。 重要情報・疑問点 浦田は相変わらず(水戸灯以外の)生徒には無関心。 テスト結果 上位真柄和奈が満点で学年1位。 兜橋と八阪パールザックリンジャーが共に2位。 下位黒武一大、丹生袴閣真、瓢鈴夕々子、凌釧捺、竜撫慈満の五名。 その他の結果についてはブログ(2008.09.06)にて漫画で紹介されている。なお作者は当初上位・下位のみ決めていたそうなので、その他の結果は直接物語に絡むわけではないようだが、意味深な結果や言動も見られるため、こちらも考察材料となっている。(後述) ブログの情報も含めたテスト結果の気になる点 真柄は非常に頭が良い 授業中ずっと寝ているにも関わらずオール満点。 神檻中学出身者は成績上位が多い 私服の中学だったようなので、なかなか頭の良い私立なのかもしれない。 ただし水渡蘭夢の成績は普通。 ブログ情報によると「中間テストの成績はわざと成績を下げて馬鹿を演じている人物がいる」とのこと。 成績に不審さが見られるのは以下。 色璃音人形オール95点とわざと臭い。八阪を立てる為に意図して狙った?ただし、十分な好成績ではあるため、「馬鹿を演じている」とまでは言い難い。 津倉光平と砂村日依訝しい。津倉は記憶を保持しているのでテスト内容さえ覚えていれば点数を良くも悪くもできるだろうが、砂村は前回では亡くなっているので点数を合わせることは記憶があっても難しい。 砂村にもプレイヤー説があるが関係が? とはいえギャグで流しても良さそう。主人公だもの。 貴島友理香オール50点とギリギリ赤点にならないライン。上述の色璃音以上に不自然かつ「馬鹿を演じている」という発言にしっくりくる点数でもある。ただ狙ってこの点数を取れるのか、そうまでして狙うものかと言われると疑問符が付く。策謀による行動というよりただのお遊びかもしれない。 彼女と同一人物の可能性を指摘されているベルフェゴヲル・アスタロトは「暇つぶし」と称して悪趣味な行動をとる傾向があり、これもその一環なのかも。 また点数が半分であることから、「馬鹿を演じている」のではなく「双子である」ことを示している可能性も推察されている。貴島友理香双子説も参照。 竜撫慈満オール0。原因は全教科書く場所がズレていたため。意図的に行った可能性がある?ただしそのような行為を行う動機は不明瞭。彼女の言動からして本当にわざとではない可能性も普通にあり得る。 関連性は不明だが仲の良い菰楠犬猫は上位7位と割と好成績。 瓢鈴夕々子黒りりが暴れた&解答用紙を滅茶苦茶にしてマイナス点にされた。灰りりの描写を見るに真柄に匹敵する天才であることを隠している可能性がある。 ただし白りりが真面目に回答したのを潰した(本人談)らしいので暴れたこと自体は黒りりの独断の可能性が高い。「白りりは無難な点を取って誤魔化す気だったが黒りりが独断で台無しにした」という可能性も。 上記以外の補習者は家庭の事情や本人の素行を見るに素でこの点数になった可能性が高い。低得点ではあるが0点にはなってないあたり一応真面目に受けた事は伺える。 補習対象ではない中間層についてはいずれもその手の事情がある人物には見えないため、その中に偽装している人物が混ざっている可能性は低いと思われる。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/7048.html
380 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 21 22 31.12 ID ??? 困というか怖いというか微妙な報告だけど 過去にリアルで恨みのある人間の名前でキャラ作って 人間のクズロールとかDQNロールして死んでいく奴がいる。 知らなかった頃はいかにも「ホラーで真っ先に死にそうなタイプのキャラ」ロールなんで そういうプレイで盛り上げてくれてるのかと思ってたけど ふとしたきっかけでマジで恨みのある人の名前で最低キャラ作ってると知ってからは もう全員ドン引き。 卓で困るわけではないけど、なんつーか・・・やりにくい。 381 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 21 26 49.75 ID ??? 直接困るわけではないかもしれんが……キモイなぁw 382 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 21 28 32.80 ID ??? そういうロールしてる時にPLに向かってあなたって、本当に最低の屑だわ! とでも言えばいいんじゃね? 384 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 21 33 30.27 ID ??? 382 そういうロールしてる時に言ったら 恨みのある人物であるPCがそう言われたと思って喜ぶのでは? 385 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 21 36 36.59 ID ??? 蹴り出したりした日にゃあ次は他のサークルで自分の名前が使われるってわけか・・・ 386 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 21 38 18.95 ID ??? 性格を抜きにして、キャラ一人が真っ先に死んで困らないって 毎回、ホラーTRPGでもしてるのだろうか。 普通のと言うか、PCがモンスターやNPCを倒して経験と報酬を稼ぐタイプの TRPGをやってみて、まだクズの野たれ死にロールをするなら 鳥取から追い出せばいいんじゃない? 387 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 21 39 45.67 ID ??? パラノイアなら「1人」なら困らないかもなw 388 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 21 40 56.14 ID ??? 386 あ、うちはホラーオンリーです。 モンスターを倒すみたいなのはやったことないです。 389 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 21 44 35.09 ID ??? 388 ホラーならしょうがない…というか、ホラーでもPCが死んで困らない鳥取なら モデルがリアルだろうと、ほかの架空人物だろうと気にしなければいいような。 390 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 21 46 11.48 ID ??? まあ、キモいけどな。 393 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 22 10 18.03 ID ??? 面白いなそれ今度やってみようかな もちろんその件の関係者がいる時はやらないけど 非難されたらPCの事かと思えばいいし粘着してきたら 嘘でしたwとか言ってあやふやにすればいいしな そもそもゲームなんだからPCの名前くらいで騒ぐなよ 394 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 22 11 11.34 ID ??? 393 自分自身の評価と天秤に掛けるほど面白いのか? 395 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 22 12 48.89 ID ??? PCの名前で騒ぐんじゃなくてそういうことするPLがキモいんだろJK 396 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 22 13 46.50 ID ??? ゲームの事でそこまで騒ぎ立てる気がなくても、そんな悪趣味な事を実行するような奴と遊びたくないなぁw 自分が居ない所で同じような事やられてたら嫌だし。 スレ312
https://w.atwiki.jp/dangerousspy2/pages/30.html
霧の暗殺者 とある街の奥にあるひときわ目立つ館の一室。 部屋全体を金で作り上げた悪趣味な内装と金にあかせてかき集めたと見られる調度品。 その中央には醜く肥え太った中年の男がソファに座り、ワインを片手に窓の外の景色を見ていた。 男はこの辺り一帯の有力者であり、闇社会でもその名を知られている。 このような男の例に漏れず恨みも多く買ってきたが、その都度権力により警察ですら思いのままに動かし、解決してきた。 「グフフ…よい眺めよのう。貧乏人どもにはこの眺めは一生かかっても無理じゃろう」 そう言うとワインに口を付ける。 「だが、あの小汚い孤児院はこの景観にふさわしくないのう。取り壊してしまえ」 そばにいた秘書に命令する男。 「貧乏人のクズどもの命など気にするな!奴らが死んで何の問題がなかろう!」 何たる傲慢か!だが、男はこれまでこうして自分のわがままを叶えてきたのだ! 「偽善者どもが何か言うようなら金を使え!世の中、所詮金よ!」 「は、はい」 命令を受けて秘書は部屋を出ていった。 「グフフ………さて、展示室に飾ってあるコレクションの宝石でも眺めるとするかのう」 部屋を移動しようと男が立ち上がったその刹那!!突如男の視界が霧に包まれる。 これはいかなることか!?環境も完全に管理された室内だというのに霧!? 「な…何が起こっておる!」 突然の事態に慌てふためく男。 その時であった!霧の中から突如伸びた傘が男を襲う! 「グワーッ!」 傘が脇腹を貫通!苦痛により男が床を転がる! 「………??…外した……?」 その声を聞き男が顔を上げると見覚えのない少女が不思議そうな顔をして立っていた。 肩まで伸びた茶色の髪と琥珀色の瞳。 血塗れになった傘に返り血に染まったライダースーツというその姿はこの屋敷に明らかに似つかわしくないものだ。 「まあ、止めをさせばいいよね」 標的を一撃で仕留める予定は狂ったが特に問題はない。気を取り直した少女は男の方を見る。 「ブッ、ブヒッ!な、何者だ!?」 突如現れた謎の侵入者に男が叫ぶ!! 「ええい!!警備は何をしておる!!こんな時のために高い金を払っておるんだぞ!?」 「………来ないよ。みんな殺したから」 「な、なんじゃと!!?」 警備をまかせている連中はみな精鋭のはずだ。それがこんな少女なんかに殺されるだと。 ありえない事態に男は動揺が隠せない。 そして、少女は動揺から後ずさりする男の方にゆっくりと歩みを進めていく。 「ま、待て!いくらだ!金ならいくらでも出す!お前の依頼主の10倍…いやっ20倍だ!」 「…別に」 男の提案に全く興味がないといった様子で少女は男の言葉を無視すると傘を構える。 孤児だったという自分を拾ってくれた組織には感謝をしている。 それを金で裏切るという選択肢は彼女にはない。 「…さよなら」 「や……やめっ…!アバーーーーーーーーッ!!」 少女の傘が男の心蔵を一突き!!男はそのまま物言わぬ死体となった。 そしてそれが合図だったかのように、周囲の霧が晴れていく。 死んだ男の身体から傘を抜き取る少女。組織からはそのまま日本へ向かうように言われている。 その準備をしなくてはいけない。 「それにしても」 日本……何故か懐かしい気がする。不思議な気分だ。彼女はずっとドイツで育てられた。 彼女の記憶では日本には行ったこともないはずなのだ。 「多分…気のせいだよね」 以前見た本の記憶か何かを混同しているのだろう。 少なくともここでこれ以上考えていても仕方がないことだ。 そこで思考を打ち切ると、少女―――クラウディア・ニーゼルレーゲンはそのまま屋敷をあとにした。
https://w.atwiki.jp/revin/pages/20.html
リピート 本当かい? 嘘だよ~! あるって聞いたよ 落ちたな 早くない? 36 困りましたねぇ 警察だ! 乾杯 夏が終わったんやな やっちゃうよ? やだよ まーだ時間かかりそうですかね? なんだこのおっさん なんすかこれ とぼけちゃって ちょっとそれ極秘にしといてくんない? ち~ん(笑) そんなことしなくていいから そのための拳 そのための右手 そうだなぁ そう 知らないよwww こんなんじゃ商品になんないよ カスが効かねぇんだよ かしこまり 恥ずかしくないの? おっ!空いてんじゃーん! おう、考えてやるよ いいよなぁ ありがとナス あらいらっしゃい もうめちゃくちゃだよ 24でーーーす 立場がない 内心キレてくる頃です 誰も同情してくれるような内容ではありません 誰も同情する人間はいない 誰もかばう人はいない 水差し野郎 信頼を少しずつ落としていきます 場を読めよと 使わない 使えないのか? 使う度胸もないのか? 使いたくないのか? にゃんこ入場です なんのために出てきたんだ あまりにも安全 焼きそばが食べたい時とカップ焼きそばが食べたい時は別の時 カップ焼きそば現象 弁償だ 返した!? 誰? 相変わらず誰? 相変わらず 下克上だぜ バーミアン ヌーン テンション高いアンチさんだなぁ チャH ターララ その頭皮の輝きに ここで終わるわけにはいかない おい小僧 逃げろ~ 2本 大丈夫っすか!? 川越総本部毘沙門天 接点T 小林製薬の糸ようじ 死を待つ人々の家 アタマやってる玉井だ やっぱ好きやねん ホッチキス ポイズン バサバサ翼 妖精の翼 セーガー ゆうやく振り切ってこうだ うっそよねーん あらあら 1本 3本 2個 3個 4個 1個 頭を使え! みんなでたたかえ! ホームラン! ボンバーマン! セガサターン! 流石にもうおしまいか 予想以上の効果をあげたぞ 友情を失うぞ! 面白くもない 明日っていつの明日よ 明日って今さ 埋葬したよ 怖いんじゃあない 貧弱貧弱 病状が悪くなっている 頭の中が混乱している 奴を射殺しろ! 地獄から戻ってきたぞ 大馬鹿者が 大人になっても一人じゃなんにもできない方がもっと怖いとは思わないの!? 逝きおったか 誓おうではないか 正気かてめぇ!? 人体実験だ! 虫唾が走るのだ 信じられないわ! 酒!飲まずにはいられない! 釈放してやってくれたまえ 試してやる 多分死ぬでしょう 死んでいる 指が滑っちゃった 残念でならない 残酷すぎる! 罪悪感なし 災いを運んできやがった 今晩は食事抜きだ 好きにしろ 教えてください 泣けるじゃあないか 逆に考えるんだ 気に入ったぜ! 奇妙な気分だ 顔つきが変わったようだ 汗が吹き出す! 悔いはなし 怪我している人になんてことを 俺はいつも傍観者よ 俺にとっては褒め言葉よ 俺だって同じよ 違うね! 悪趣味に付き合っている時間はない! 悪くないぞぉ わしはお前をもう見捨てる! よくも裏切ってくれたなぁー! やめろ!馬鹿! もうこんな時間だァ! まったくの孤独 まったくだぜ! また行き止まりだ まだやる気か? まじか ほらほら弱虫さん へんなのがなんか言ってるぜ へいべいびー ひどい友人をお持ちです バーイ なんだ今の なんだって!? なにトロっとしてんだよぉ! 何故こんなことを ナイスキャッチ その通りだ そこにシビれる!あこがれるゥ! 正解だぁ! これを見たまえ これで決着よ! この汚らしいアホが この街は消失する ゲロ以下の匂いがプンプンするぜ こいつ・・・まじか・・・!? クズめっ! クールに去るぜ かかったな!アホが! お前は今まで食ったパンの枚数を覚えているのか? お前を甘やかしていたのを悟った いい気になるなよ あんたの名前を聞かせてくれ あなたは痛みを感じている あいつはすぐ秘密を漏らすやつだからな 良い傾向 勉強になりました 脳みそクニクニ? 逮捕 心のケアが必要ですね 苦肉の策か? 暇人多し 圧政 事前にお伺いを立てている 責任は大沢たかおさんサイドにある
https://w.atwiki.jp/p_ss/pages/538.html
(K) のっちの引力は色んなものをひきつけて離さない 1度捕まったら、なかなか抜け出せない ゆかも例外じゃない 「…のっち」 触れた指先からぶわっと体に熱が広がる 血が沸騰しとんかな? そんな感覚 寝とる人を勝手に触るなんて、 ゆかも悪趣味じゃね でも髪くらい…いいよね、のっち さらさらと流れる髪に のっちの体温をわずかに感じて あーこんな事するんじゃなかったな また蘇る想い 許されない気持ち でも好き、大好きなんよ 無理矢理押さえ付けてきた感情は 一度もれだすと、とまらないんだ 小さな小さな隙間からもれ出したそれは、溢れ出たそれは 今ではもう、自分でも、もう 「………好き…」 呟くように言葉にしたそれは 響くこともなく 静かに、消えた 現実味がなく虚しいだけだった 「ただいまーaikoさん買ってきた!! ついでにおかしも買ったけぇ食べよーっ」 「うわっ!」 …心臓飛び出るか思った まさかさっきの…聞かれて、た? 「…何ゆかちゃんどしたん?そんな驚いて」 「う…んーん、なんもないよ。お菓子食べる食べる」 聞いとらん…?よね この感じじゃ聞いとらんよね 「のっち寝とるん?のっちー! 起きなお菓子なくなるよ!のっちー」 あ〜ちゃんがのっちを起こそうと何度も呼ぶけど …なかなか起きんな よかった、これは爆睡じゃよね… 「…のっちさっきからこの調子で起きんのよ」 「ほーなん?まー、いっか。もうちょい寝かしといたろ」 結局、のっちは時間ぎりぎりまで起きんかった (N) 「お疲れ様でーす」 「のっち今日どうしたん?ダメダメじゃったよ」 仕事が終わって楽屋で着替え中に あ〜ちゃんにそんな事を言われても話し半分で聞いていて 「…ん、ごめん」 「なんか元気ないね…具合悪いの?大丈夫?」 「大丈夫じゃけえ、心配せんで」 「のっち眠かったんじゃろ? あんだけ寝ても寝たりんのねー」 って言いながら笑うゆかちゃんを横目に 「はは、ごめん」 「えっホンマに眠かったん?」 「…うん」 しっかりしいよー なんてあ〜ちゃんに叱られながらのっちは 「ごめん、先行くね」 そう言うと、一目散に家に帰った 家につくと服も着替えんまま ベッドに身を投げて今日の事を考える あの後の収録 のっちはグダグタで 振りをあからさまに間違えて何回もやり直しさせちゃったり トークでも、話が頭に入ってこんくてのり遅れたり ……だって ゆかちゃんの言葉が、頭から離れんくて 好きって言った ゆかちゃんは、好きって 確かに言った ゆかちゃんがのっちを好きだなんて 考えもしなかった だってそんなそぶり見たこと… ————っ ズキンっと胸がきしむ 記憶をたどると…あった 脳に映し出されたのは、 ゆかちゃんの…強い、瞳だった じゃあゆかちゃんが泣くほど好きな人はのっちってこと? 何度も泣いたのはのっちを想ってってこと? …うそだー そんなん有りえんよ いつもヘタレヘタレっていじめてくるし あ〜ちゃんにちょっかい出すと怒られるし 好きだなんて、そんなこと… そりゃのっちだって好きだよ 今までずっと一緒にやってきた…仲間だもん 好きに決まってる ゆかちゃんが言った好きも、 そういう意味の好きなんかな…? だって ゆかちゃんものっちもさ 女であって 別にそうゆう恋愛があることに偏見とかないけど 自分には関係ない事だと、思ってたんだ ゆかちゃんは彼氏だっていたし のっちだって… あーどうしたらいいん ホンマにのっちのこと好きなんかな やっぱ、仲間としての好きなんかな …わからんくなってきた 頭がこんがらがって 何もわからん、何も考えられん でも ゆかちゃんに代わる人なんていない 大好きな人、大事な人 それは何があっても変わらん この先どうなるのか正直分からんけど それだけはわかってるんだ