約 135,421 件
https://w.atwiki.jp/hengokurowa/pages/38.html
「どうしてこんな事に…」 紅の月が照らす平安京の一画。 錆びた遊具がポツポツと配置されている公園で、一人の少女が憂鬱気な声を漏らした。 塗装の剥がれ掛かったベンチにちょこんと座る少女の名は酢乙女あい。 ふたば幼稚園に転園して来たお金持ちのお嬢様である。 普段は幼稚園児らしからぬ大人びた一面を多く見せている彼女だが、やはりまだ5歳の女の子。 大の大人であっても震え上がりそうな事態に直面し、動揺を隠せずにいた。 これが悪い夢や悪趣味なドッキリなどなら、どんなに良かっただろうか。 けれど、夢と言うには肌に感じる夜風の冷たさと、自分がいる街から感じる異様な気配はリアリティが有り過ぎる。 ドッキリと言うには、殺された少女のから漂ってきた血の臭いと人々の悲鳴や怒声は、決してお芝居などでは無いように思えた。 「しん様…あい、とっても怖いですわ……」 自身が愛してやまない野原しんのすけなら、こんな状況でもマイペースに、漢らしく行動するのだろう。 叶うならば今すぐ自分の傍に駆け付けて欲しい。 だけど、大好きな彼まで巻き込まれて欲しくはない。 俯くあいの心の中で、二つの反する思いがグルグルと渦巻く。 「ねぇ、大丈夫?」 ふと、誰かが声を掛けて来た。 はっと顔を上げると、目に入ったのはあいよりもずっと年上の人物。 橙色の肌に縞模様のツノが入ったような頭髪。 額と頬に施された白いタトゥーという奇妙な外見の少女だった。 警戒と困惑の混じったあいの視線を受けた少女は、相手を怖がらせないようにか両手を上げ、笑顔で口を開いた。 「あー、突然話しかけてごめんなさい。驚いたわよね。でも、私はあなたを傷つけるつもりなんてないわ」 ○●○ 悪逆非道な少女達への怒りはあった。 だけど驚きは無かった。 高潔と謳われたジェダイですら時を経てその在り方を歪め、自らの過ちを認められない傲慢な存在に成り下がる。 強さと優しさを兼ね備えた、「フォースにバランスをもたらす者」ですら暗黒面の誘惑には抗えなかった。 だからそう。 殺し合いを開いた彼女達もまた、本当の正しさを見失った者なのだろうと思った。 だからと言って、殺し合いを見過ごせるかどうかは別問題だ。 ジェダイオーダーは滅びたが、それは自分が戦いを放棄する理由にはならない。 殺し合いの目的が何なのかは分からないし、銀河帝国が関係しているかどうか知る由もないけれど。 (アナキン…。それでも私は、私の信じるものの為に戦う。力を持たない人たちが虐げられるなら、私はそれを止めたい) その信念は今も昔も変わらない。 腰に差した、嘗て誰よりも尊敬した師匠の武器をに一瞬だけ視線を向けると、再度少女へと話しかけた。 【酢乙女あい@クレヨンしんちゃん】 [状態]:健康、不安 [装備]: [道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3 [思考・状況] 基本方針:どうしましょう… 1:目の前の女の人と話をする? [備考] ※参戦時期はしんのすけに惚れて以降のどこか。 【アソーカ・タノ@STAR WARS】 [状態]:健康 [装備]:アナキンのライトセーバー@STAR WARS [道具]:基本支給品、ランダム支給品0~2 [思考・状況] 基本方針:殺し合いを止める。 1:目の前の少女を保護する。その為にまず警戒心を解きたい [備考] ※参戦時期はクローン・ウォーズ ファイナルシーズン終了後。 【アナキンのライトセーバー@STAR WARS】 アナキン・スカイウォーカーがクローン戦争中に組み立てた二本目のライトセーバー。 青いカイバー・クリスタルを内蔵している。 後に彼の息子であるルーク・スカイウォーカー、そしてパルパティーンの孫であるレイの手に渡った。
https://w.atwiki.jp/potekodevil/pages/51.html
唐突に物語ははじまr Al「要らないことばかり言うからだろ」 R「やだぁもう!いらないお世話だって奥さん!」 Al「(うざい)」 R「そりゃぁね、今は大好きなお父様がいるから情報がいらないってことになったのか!ザンネンザンネン」 Al「うん、よくわかってるね」 R「今じゃお前のこと一番知ってるのわちきじゃね?(悪戯な笑み」 Al「言い方が気持ち悪い」 R「でたでた!」 Al「・・・((豚を見る目((」 R「まあ、お前があの方のところへ行ってよかったよ敵がいなくなって今じゃわちきが独占できてるしィ」 Al「敵?」 R「あー、敵じゃなかったね!sorry!ただの邪魔だったわ」 Al「そう・・・」 R「あれ、どうしたんですか~?」 Al「・・・」 R「いい案だろ?!軍神独占する邪魔さえしなきゃわちきだって天空神独占の邪魔しないし~」 Al「キミが軍神を独占する理由は何」 R「それを答えてボクになんのメリットが(アルちゃんの口調真似」 Al「メリットなんて必要ないだろ」 R「いらない情報ですが?まさに貴女様が求めてない!(大げさに言う」 Al「求めてんだよ、ごちゃごちゃ言ってないでさっさと言え」 R「ヒャー怖い!2個あるんだなこれが。ラーヴァナとして独占か、魔王としての独占か。どっちがいい?どっちかしか答えないゾ☆」 Al「キミにまかせるよ」 R「じゃあ、答えない!その答え方だと求めてなさそうだしィ」 Al「言えっていってるんだよ」 R「願いが甘いナァ、言葉も汚いし吸血鬼って高貴って聞くけど偽者かね?」 Al「高貴?キミの言ってる高貴な人ってすごいね豚にもやさしいんだ」 R「あれ、惨めで残念なアルrげふんげふんマザコンに優しい高貴な天空神いなかったっけ?あれは高貴じゃないのかにゃあ? Al「高貴にきまってるだろ、何言ってるの?」 R「なんかもう、理由なんてよくね?お前インドラのこと必要なさそうだし。過去に散々遊んだから飽きたろ?」 Al「必要はないけど興味はある、好奇心だよ」 R「あれ、興味、好奇心なんかあったんだ?」 Al「悪い?」 R「母親以外無関心、だと思ってたよ成長したねぇ今更!じゃあ、そのお祝いで喋ってやるかな~じゃあ、魔王として。 軍神、あいつ強いから1に暴れさせない、2に利用、3にわちきの玩具の為 だねいらない情報だったろ?」 Al「だね、思っていた以上にどうでもよかった」 R「だろ?魔王なんてパパの言うこと聞かないといけないし、ラーマ追いかけてくるし疲れるし(小声」 Al「(なんかしょぼいな)」 R「でも、その反面かすみが拒むから楽しいし、アイラーも嫉妬するから面白いし、もともと好意寄せてたやつがだんだん離れていくのがいっちばん面白いね!」 Al「ちょっと悪趣味だ」 R「よく言われるが、お前から言われると思わなかったね」 Al「・・・・・」 R「え、何?お前また狙うの?やめとけー」 AL「・・・」 R「冗談はここまでにして。んで、本当はなんなの?何したいの?」 Al「さぁ。」 R「捻くれもんに戻ったな」 Al「それが?」 R「まあ、いいや。せっかくキューピット役でもしてやろうかなーとか思ったけど本当に興味ないらしい」 Al「うん、大きなお世話ってやつだね」 R「ウィッス。んじゃ邪魔しないでね」 Al「やだ」 R「邪魔しないでね」 Al「いやだ」 R「わちきがいやだ」 Al「ボクも嫌だ」 R「わちきのインドラなんだけど・・・」
https://w.atwiki.jp/inougakuentoshi/pages/352.html
【名前】 宮藤 正治郎(くどう しょうじろう) 【性別】 男 【学年・職業】 高等部一年 16歳 【容姿】 色白の肌にもさもさとした黒い癖っ毛と黒縁の伊達眼鏡が特徴。 身長は160cm代後半。細身でナヨっとした身体の所謂モヤシ。 憑依時は髪の一房が白く染まり、表情は『デスペラード』由来の凶悪なものとなる。 制服はキッチリ着てはいないが極端に着崩してるわけでもない、楽なスタイル。 【性格】 気弱で押しに弱く、流されやすい性質。正義感はあるので、悪事は止めようとする。 オタク。 【能力】 『デスペラード』 黒いモヤ。普段は煙の様に周囲を漂うだけで物理的に何かに干渉する事も出来ず、強い風が吹けば流されるようなか細い存在。 寄り集まって密度を増し、ボールペン程度の太さをした2m程度の一本の触手めいた形態になる事が可能。この状態でなら物に触れる事も出来るようになる。 基本的には白蛇の中に収まっているが、自由に出たり入ったり出来るらしく、宮藤の中に『潜り込む』事で彼の身体を乗っ取る事も。 ただし憑依し操れるのは命の無い死体か、宮藤の身体のみ。 『レッド・リアリティ』 無意識に発動している能力。彼は能力由来の事象などの影響を受けやすく、また人ならざるものの依り代になりやすい。 分かりやすく言えば、とりあえず霊などにとても憑かれやすい。心霊スポットに行くのはかなり危険。 本人に自覚はなく、宮藤自身は自分の事をただの無能力者と思っている。 【概要】 普通に平穏に暮らしたいと思い、日々を慎ましやかに生きようとしている少年。 普通の学校に入学した早々起きたとある事故をきっかけに能力に覚醒(したという事にして)、学園都市に編入してきた。 ゲームも漫画もアニメも映画も好きな広く浅いタイプのインドア派オタク。運動神経も貧弱なもの。 それでも出来れば他人とは悪い関係を築きたくなく、話には合わせようとするし催しなんかも結構参加してる方。 オタク趣味全開の話だけは『デスペラード』とも話がそこそこ合うらしい。 +... 【名前】 デスペラード 【性別】 男 【学年・職業】 不明 【容姿】 不定形の黒いモヤ。たまにサーチライトめいた丸く赤い二つの光を覗かせる。 現在は主に二十cmほどの白蛇の身体に取り憑き、宮藤の首元に巻きついたり服の中に忍んだりして行動を共にしている。 【性格】 喜怒哀楽がコロコロ入れ替わる皮肉屋。悪辣で傲岸不遜、享楽主義者で刹那主義者、死と暴力と楽しい事を好むまごう事なき狂人。 人格は破綻しているが基本的に自分のルールに従う事を是としており、仲間意識の芽生えた相手には友人として殺しは抜きで接する。 【能力】 上記参照。 戦闘に関しては素人ではない。 戦う際には宮藤の身体を乗っ取り、脳のリミット外れた身体能力と痛みを認識出来ない状態で暴れ回る 様々な体術を取り入れた残虐な喧嘩殺法で戦う他にも、刃物や銃、鈍器など一般的な得物からビール瓶、鉛筆などその場にあるものまで大概は武器として使える。 ただし、憑依先たる宮藤の身体が元々の彼の肉体に比べてあまりにも貧弱なため、本来の戦闘力を発揮出来ていない。精々喧嘩のそこそこ強い一般人程度。 【概要】 とある事故を経て宮藤正治郎の精神に寄生してしまった何者か。 多元宇宙論だとか第四の壁とかを真面目に主張する、自称世界線彷徨えるキュートな傭兵。ここは自分のいるべき場所ではないと思っている。 分裂気味のその人格はすっかり磨耗しきっている。主張される正義を嘲り、皮肉と悪趣味なジョークに塗れた世界を嗤い、忌まわしく悍ましい己を呪い憎む狂人。 現在のままならない状況や根っからの傭兵気質に合わさり、戦いに悦びを見出すのではなく殺す事に愉しみを感じるタイプなので、利益の無い無用な戦いは避けたがる。 割とナード気質なところがあり、夜毎宮藤の身体を使って趣味のテレビ鑑賞やゲーム、SNSなどに勤しんでいる。 趣味と知識はかなり偏っており、纏まらない話し方と合わさり遠い昔に出会った一人の少年の人格に多大な影響を与えた。 余談 +... 日常でしか使わないつもりで作ったキャラ。見た目はペルソナ5の主人公をもっと貧相にしたので想像してください。 本格的に動かそうと思ったのは映画のヴェノムを観てから。なのであの辺がモチーフと言えばモチーフ。 頭の中に変なのが入ってもそれ自体にはそこまで動じてない辺り多分黒塚よりもずっとメンタル強いですね。 グッバイ宮藤正治郎。 デスペラードについてはノーコメントです。
https://w.atwiki.jp/miyabi733/pages/407.html
《Alter・Zeit(アルター・ツァイト)/》 アイコン ゲスト(緑) 年齢 外見20程度 性別 女性ベース 出身 不明 種族 アンドロイド・型番『Alter』オリジナル 身長/体重 161/※黒く塗りつぶされている※ 誕生日/血液型 製造日不明/人工の為何でも輸血可能 特技 あやとりは楽しい 趣味 って何? 容姿 緑髪のゴスロリの女 性格 落ち着きがある/未知の事柄に興味津々 癖 糸があればあやとりしてる 好きな人 ちょっと興味ないかな 好きな物 すき焼きのしらたき・機械のパーツ・過去 嫌いな人 どうでもいいかな・・・ 嫌いな物 悪趣味な黄金色 3サイズ 中ぐらい/普通/普通 武器 BattleStyle Physical参照 能力 Incerta・Tempus 二つ名 再構築されし可能性の分岐 近頃の悩み 知識量が足りない 本質 空気・無・探究心 Profile 虚空の神の手により、存在しているがいないも同然だった『 』が再構築された者。 アンドロイド・型番『Alter』のオリジナルであり、戦闘を目的に作られている。 容姿は緑髪のゴスロリ、少々目つきが悪く、いつも半目。 過去が好きであり、どういったものを見てきたのかに対して強い好奇心を持つ。 それだけでなく、全体的に知識が不足しており、未知に大しては強い探究心を持っている。 不足している理由は虚空の神の手によって再構築された際に抜け落ちたのが理由である。 再構築される以前の記憶は殆ど無いが、虚空の神の姿はしっかりと記憶している。 BattleStyle Physical アンドロイドらしく、体に多数の兵器が組み込まれている。 状況に応じ、その兵器を使い分け、戦う。 身体能力もかなり高く、戦闘センスは相当なもの。 加えて能力「Incerta・Tempus」はその兵器と相性が良く、能力自体も強い為に総合して戦闘能力は高い。 武装『右腕』 指先:(文字通り)ハンドガン、指の数×銃口、よって同時に五回射撃可能、威力は余り無いが癖が無く使いやすい。 掌:ミサイル、単純な高火力兵器、一発ずつしか撃てない、再装填には自らの余剰エネルギーを使って生成する為に時間がかかる。 武装『左腕』 掌:プラズマ砲、チャージ式で段階に応じて威力等が変化、まんまカービィのプラズマ、チャージは意外と隙が多いがビーム兵器に次ぐ威力。 手首(中折れ式):高エネルギービーム兵器、スペースガン寄りの外観をしてる、一発逆転の可能性がある威力、当たれば強い。 能力『Incerta・Tempus』 その能力は時間の逆行、確定している時間を逆さに再生し、可能性を不確実なものへと分岐させる。 対象は範囲指定で自分だけでなく他人、更に『技』も逆行させる事が可能、世界全体を逆行する事もできる、がそれは消耗が激しい。 逆行した場合の記憶の引継ぎは自分のみで、他人は逆行した事も分からずその時の状態にまで戻される。 発動は念じるだけであり、効果は『範囲指定』のものである為に発動までのラグで対象に範囲外に出られると効果が発揮されない。 ので、動き回る相手には偏差で発動する事が好ましい、能力の視認性は全く無いので相手からはどこからどこまでが『範囲』なのか見る事はできない。 能力の使用方法は自らの技を『逆行』させて同じ範囲を再び走らせる他に、生命の危機を感じた場合めいいっぱい自分の時を『逆行』させて数日前まで戻る事もある。 Skill 身体能力『S』 流石は戦闘目的、と言ったところか、かなりの身体能力を誇る。 兵器及び能力を使用せずに素手で猛獣を倒せる程度には強い。 兵器適正『A+』 自らの兵器の使い方を理解し、より良く使う為の技術と知識。 狙いがぶれずに、落ち着いて標的を狙うだけの技がある。 手先の器用さ『A』 あやとりがかなり上手で、その影響か手先が器用。 適当なパーツがあれば組み合わせて何かを作れたりもする。 未知への興味『S+』 未知の事柄に対する強い興味と好奇心。 かなりの怖いもの知らず。 関連ページ 関連イラスト 容姿 +... キャラクター紹介|キャラクター紹介 【ゲスト】 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/ekkusuz2/pages/84.html
ソード「師匠…ありがとうございました!」 カプリコ「さて、貴様等…俺の命を奪うんだ、相当の覚悟は出来ているんだろうな」 ヤイバ「僕はお前なんてどうでもいい…ここから出させてもらうよ」 『お前には我輩の最高傑作…スターキメラモンの相手をしてもらう』 第66話 実験体 前回のあらすじ かつての師、カプリコモンと戦うことになったソードモン。その実力に苦戦していたが、接戦の末勝利を収めた。 だが突如メガドラモンが現れ、カプリコモンはそれを庇い致命傷を負ってしまう。 ソードモンはカプリコモンに見送られ、誡の元へと急いだ。 一方誡は闘技場にてスターキメラモンの相手をすることになった。 スターキメラモン。スターレジェンズのパーツで合成された合成型デジモン。必殺技はスターバイパー。 ヤイバ「ふぅん…趣味が悪いね、こんなの作って」 『かつてあらゆるデジモンのパーツで合成されたというキメラモン…それを参考に我輩が作り上げたのがこのSキメラモンだ』 ヤイバ「この悪趣味な姿をしたのが?」 『ふん…レオモンとキャンサーモンの腕、タウラスモンの体、スコピオモンの尾、ジェミニモンの羽、パイシーモンの顔で構成している最高傑作だ。カプリコモンのデータを取れなかったのは惜しいがまぁ仕方が無いだろう』 ヤイバ「どっちにしろ…相手をしている暇は無いんだけどね」 『そういい気になっているのも今のうちだぞ…やれ』 Sキメラモンはゆっくりとヤイバモンの前に立ちふさがる。 Sキメラ「…『獣王拳』」 右腕から獅子の顔をしたエネルギー波が飛んでくる。 ヤイバモンはそれをヒラリとかわす。 だが、そこへキャンサーモンの腕が伸びはさまれてしまった。 ヤイバ「…閃」 ヤイバモンは落ち着いてそれを切り刻む。 だがそこへスコピオモンの尾が伸びてくる。 Sキメラ「『ポイズンピアス』」 針には刺さらなかったが突き飛ばされてしまった。 ヤイバ「クッ…」 そして切り刻まれたはずの腕が修復された。 『ふん、もうひとつの特性…それはその再生能力にある。いかなる傷を負おうともコアさえ無事ならば瞬時に再生することができる』 ヤイバ「それで自分の体を犠牲にするような攻撃が可能な訳か…」 『貴様の攻撃も無意味だな…終わらせろ』 Sキメラ「『ロイヤルデモンズフィッシュ』」 Sキメラモンの口から骨が射出される。 ヤイバモンはその骨を弾くと懐へもぐりこむ。 ヤイバ「なら…そのコアを破壊すればいいわけだ…刃」 Sキメラモンの顔が消し飛ぶ。だが怯みもせずに4本の腕がヤイバモンに向かってくる。 ヤイバ「迅」 それにも動じずに体を真っ二つにした。 ヤイバ「終わったよ…そろそろ出てきたら?」 しかし反応はない。 ヤイバ「…まぁいい。先を急ごう」 ヤイバモンが先へ進もうとしたとき、後ろから衝撃が走った。 ヤイバ「っ…これは…」 ヤイバモンはその場に倒れてしまった。そしてそこには傷一つ付いていないSキメラモンの姿があった。 『そいつの再生能力を甘く見るなよ…いかなる傷からも再生する、まさに不死身の体だ』 Sキメラモンはその腕を振り下ろした。 だがその腕は当たる前に吹き飛んでいた。 ヤイバ「なるほどね…なら、すべてを消し去るしかないわけか…」 吹き飛んだ腕は瞬時に再生し、再びヤイバモンへと向かう。 だがヤイバモンはその腕に飛び乗り、接近した。 ヤイバ「『サウザンドスライス』」 …その一瞬でSキメラモンは消し飛んだ。 『フフフ…ハハハハハアハハアハハハハッハハハハッハハハハハハアハハハッハ!』 ヤイバ「…何がおかしい」 『フゥ…いや、失礼…あまりにも素晴らしかったのでな…まさか我輩の最高傑作をいとも簡単に消し飛ばすとは…だが、おまえ自身も無事ではないようだが?』 ヤイバ「ふぅん…そう見える?」 実際そのとおりであった。 あの時、後ろから奇襲され防御が出来なかった攻撃は体の芯まで響いていた。 ヤイバ「どうでもいいよ…じゃ、僕は行くね」 『まぁ待て、我輩が直々に相手をしてやろう…感謝するといい』 すると天井に丸い穴が開き、そこからゆっくりとシレイモンが降りてきた。 シレイ「さて…我輩と戦う余力は残っているのかな?」 第66話 完 次回 誡
https://w.atwiki.jp/niselal/pages/20.html
エンディングが二つなのは仕様と思われます 基本的に疑うような選択肢→即精神崩壊が基本なので、最終日まで進めても鬱になるだけです 選択肢メモ(通常) 発生日 イベント内容 推奨 備考 4月7日 入学式 こっそり見に行く教室 廊下で鉢合わせして CG:1 4月8日 挨拶について 別にいいでしょう…お、おはようございます 4月25日 廊下で鉢合わせ2 ふ、ふざけるな…! CG:2 5月10日 舎弟との会話 調子が狂わされるからだよ 5月16日 職員室にて 嫌な予感がする物凄く嫌な予感がするすればいいんでしょうがすれば! 好感度2以上で発生 資料室の整理 言い返さない CG:3 5月22日 素行について そうやって詮索されるのが嫌いなんですよ! 6月1日 傘忘れた… いいよ、もう少し待ってみる突っ切って帰る CG:4 6月16日 奴隷の誓い 6月18日 電話 行きたくないんです 6月 19日~登校時 先生も…なんですか?な、何でもありません 好感度3以下で発生 7月9日 倒れ掛かる 貴方に心配されなくても大丈夫です隠し事なんてしてません急用が…… CG:5 凌辱イベントに続く 7月14日 授業態度 泳ぐのが苦手なだけです 凌辱イベントに続く 8月1日 補修 先生も…関わってるんですか?(END1へ)/ここ、分からないんですけど…また今度、教えて下さい 凌辱イベントに続く 8月15日 やつれている事 先生が太っただけじゃないんですか?冗談ですよ、冗談 好感度4以上で発生 泣き出した事への弁明 本当の事を言おう(END1へ)/本当に何でもないんです CG:6 8月23日 留守番 先生は用があるとかで…好都合? 凌辱イベントに続く 9月9日 缶コーヒー 飲めない訳じゃないです CG:7 おしるこを薦められて …頂きます 9月17日 体育祭 一応参加だけはする CG:8 10月7日 学園に監禁される 再調教を告げられて 絶対に堕ちてやらない 凌辱イベントに続く他ルートと同じなのでここでは割愛 10月17日 職員室 凌辱イベントに続く 10月29日 急に褒められる わ、私だって別に…!先生が生徒をからかわないで下さい 好感度5以上 凌辱イベントに続く 11月4日 買い出し なんで私と一緒に?先生が居てくれて良かった CG:9 11月20日 文化祭 店を回る CG:10 12月23日 理事長 成功…? 1月1日 初詣 凌辱イベントに続く 1月17日 理事長2 何を企んでるんだ 1月26日 ベッドの中で 怖いんです理事長先生の事です(END1)/それは… ゆっくり寝るように言われて お休みなさい、先生 CG:11 2月14日 バレンタイン 良かったら、一緒に食べませんか? 3月9日 買い物 とっても大切な人ですあの人のおかげだからおしるこを買おう 凌辱イベントへ 選択肢メモ(凌辱) 7月9日 美術室に呼び出されて 悪趣味ですよ CG:1´ ネバタ先生に強姦されながら 何を考えているんだろう求めようとは思わなかった痛い CG:2´ 7月14日 生徒指導室で 誰がこんなものを…! CG:3´ 詰られて 私じゃない違うただの虚言 CG:4´ 8月1日 体育館倉庫にて 嫌悪感男だから私は物じゃない…! CG:5´ 器具を挿入されて CG:6´ 8月23日 取り囲まれる 頼まれた…? 同級生に押さえつけられて とにかく逃げなくては嫌 教師に見られながら CG:7´ CG:8´ 10月17日 雑務を言いつけられて 全部…脱ぐんですか?そうすれば、許して貰えますか? CG:9´ 10月29日 好きだと言われて 嘘騙してるんでしょう本当なんですか? 嫌悪感が無いか …小々田先生 CG:10 1月1日 公園で 先生が居るなら、大丈夫です CG:11 3月9日 監禁 永遠…? 理事長と 嘘だ信じるとでも思うのか違う 輪姦されながら 唇を噛み締める CG:12 生贄 私には何も出来ないから END2へ
https://w.atwiki.jp/83452/pages/18811.html
* * * 町に到着した。 この町は夜であるにも関わらず、明りが消えていない。 眠らない町、とも呼ばれているこの町には 私の勤めている配達屋の総合機関の施設がある。 その施設の扉の前で、私は和ちゃんに配達屋専用のパスを渡された。 これがあると、通常では馬鹿みたいに金のかかる交通機関を 無料で利用できるのだ。 配達屋が唯一持っている特権だ。 「いい? 途中までは馬車と汽車を利用すれば行けるけど、 この町を過ぎると自分の足だけが頼りになる。 食料は手前の町で調達、あとは自分の努力次第よ。 とはいっても、手前の町から歩いて半日程度、あんたなら行けるでしょうね」 と、和ちゃんが地図を片手に色々注意していた気がするが、 特に気にすることもない。私はマイペースを貫けばいいだけだ。 「……聞いてないわね。 まあ、いいわ。あとはこれ、持っていきなさい」 私が受け取ったのは、何かが包まれた紙。 中にはサンドイッチが入っていた。 「憂があんたのために作ってくれたのよ。 今日のぶんの食事は、それで済ませなさい」 「わあ~……。ありがとうって、憂に伝えといて」 わかった、と言う代わりに和ちゃんは背中越しに手を振りながら、 施設の中に入って行ってしまった。 もう少しお見送りしてほしかったのが、正直な気持ちだけれど。 「……さて、行こうか唯」 「ダメだよギー太、まだ喋っちゃ。ここじゃ人目が多すぎるよ」 ギー太もしまった、と思ったのだろうか、すぐに黙る。 周りを見てみるが、気付いた人はいないらしい。 喋るギターを珍しがるのは、当然のこと。 だが、私は興味本位でギー太に触れられるのが嫌なのだ。 なので人目につくところでギー太とは会話しない。 ギー太もそれを理解して、出来るだけ喋らないようにはしている。 このことを知っているのは、私と憂と和ちゃんだけだ。 * * * 町を後にし、馬車に乗り込んだ。 私の身体は馬車の振動に合わせて揺れている。 ここはまだいいが、この先舗装されてない道では揺れが酷くなるだろう。 今のうちにブランチとしての食事は済ませておく。 私は受け取ったサンドイッチの半分を頬張った。 同乗者はいなかった。 少し移動するのにも大金が必要とされているのだから、 一般人が利用できないわけで、当然のことだが、 ギー太に話し掛けるには丁度よい。 「ギー太」 「どうしたんだい、唯」 「澪ちゃんの手紙をりっちゃんが受け取らない理由、 気にならない?」 「おや、キミは他人の私的領域に踏み込むほど、 悪趣味だっただろうか」 「ギー太の口の悪さには負けるよ」 さて、冗談の言い合いはここまでにして。 真剣に考えよう。 幸い、馬車に乗っていられる時間は長い。 馬車がダメなら、汽車に乗りながらも考えればいい。 汽車はさっさと目的地に着いてしまうけれど。 * * * しばらく考えてみた結果、いくつかわかったことがある。 まず一つ目に、“最後のメッセージ”の意味。 今まで五十通以上の手紙を送ったが、これ以降は送らないという意味だろう。 二つ目。どうしても伝えたい言葉は、 今回のメッセージに入っていないということ。 確かに澪ちゃんは“それだけ”と言っていた。 ここからは妥協が読み取れる。 恐らく本当に伝えたい言葉は、 この手紙の中で散々書かれたものなのだろう。 答えはやたら重い鞄の中を見れば、 すぐにわかるだろうが……。流石に、それをするのは憚られる。 予想される言葉は“会いたい”だろうか。 三つ目。これは推測でしかないが、 澪ちゃんはりっちゃんと何らかのトラブルを抱え込んでいる。 もっとも、それがどんなものなのかは想像がつかない。 「分かりきった答えばかりだ」 「ギー太、それこそ分かりきった評価じゃない?」 珍しくギー太が口を噤んだ。 ……口なんてあるんだろうか。 さて、これはどうも答えは簡単に出そうにない。 りっちゃん本人の境遇を理解しないと、 本質は見えてこないのではないだろうか。 そう思っていると、馬車の揺れが酷くなった。 私は座っていた椅子から飛ばされ、床に顔から落ちた。 * * * 次に利用する汽車の駅前で、馬車を降りる。 人は疎らで、特に多くもない。雪も無く、岩肌が露出している。 先程私を床に叩き付けた地面は、やはり塗装されていなかった。 すっかり空の太陽は頂点に達していた。 もうそんな時間だったとは。 次の汽車が出るまで三十分ほど時間があるので、 私は近くのベンチに腰を下ろした。 「ところで唯。一つ、気になるモノがあるんだけど」 「何?」 ギー太が唐突に話し掛けてきた。 前触れのない会話なんてザラなんだから、 唐突なのは珍しいことでもないけど。 「キミは鞄を受け取る前に、 ちょっとした配達物が追加されなかったかな?」 「えー?」 覚えていない。……というと、嘘になる。 これだからギー太は憎たらしくて、意地悪なのだ。 「……冗談だ。何か貰わなかったか?」 「この小袋だね」 あくまで配達物ではない、個人的に貰った物なのだ。 もしかしたら、りっちゃんに渡してしまうかもしれない。 そんな感じの貰い物なのだから、別に配達物ではない。断じて。 「中身は何か、わかるかい」 「……ギー太はさ、さっき私が悪趣味って言ったよね。 もしかして私を悪趣味にしているのは、ギー太なんじゃない?」 「うーん、僕にその自覚は無いよ。 僕がしているのは、キミが見落としている点を指摘しているぐらいだ」 上手いこと逃げおって。 ただ、まあ、私も気にならないことでもない。 試しに“貰った”(これを強調することに意味がある)小袋を揺らしてみる。 中からはさらさらした音が聞こえる。 細かい粒子状の物体が、この袋の中に入っていると推測された。 候補としては、一体何があるだろうか。 例えば砂とかどうだろう。 「この砂を持っていると幸福が舞い降りてきます」みたいな。 無いか。 「ギー太は何だと思う?」 「小麦粉じゃないかな」 「……金輪際ギー太の弦は変えなくてもいいかなと思ってるけど、いい?」 「冗談に決まってるじゃないか、冗談だ」 全く。触った感触は粒々しているというのに。 小麦粉だったら、もう少し固まってしまっているはずだ。 * * * 私たちはやっと来た汽車に乗り込んだ。 結局、その中身に明確な答えは出せずにいた。 最後の最後でりっちゃんに渡した時に見せてもらえばいいだろうか。 「あら、唯ちゃん?」 不意に、座る私を呼ぶ声が聞こえた。 声のする方を見ると、そこには私のよく知る顔がいた。 「おお、お久しぶりだね~! ムギちゃん!」 「ええ、お久しぶり。元気でやってる?」 「うん!」 琴吹紬ちゃん。通称ムギちゃん。 学生時代の親友の一人だ。 外見は学生時代より大人っぽく、きりっとした顔立ちになっている。 世間知らずな節があったムギちゃんも、今では立派な大人の一人ということだ。 「唯ちゃんは今、何をやっているの?」 「配達だよ。澪ちゃんから、りっちゃんへのお届けもの」 「まあまあ! 今日は本当に懐かしい名前が沢山聞けて、幸せね!」 ただ、内面は相変わらず可愛いままだった。 私はそれが半分嬉しくて、半分の半分くらい悲しかった。 残りの半分の半分は、よくわからない。 ムギちゃんは私の正面の席に座った。 私から見て右側の窓の外に、ムギちゃんは釘付けのようだった。 「わあ……。なんか、ただの岩肌なんだけど、 こうして見てみると圧巻ね。どうせならお花畑の方が良いんだけど」 とムギちゃんはクスクス笑いながら言った。 私はそれを真似するように笑った。お花畑は、まだ見えない。 「私ね、汽車に一人で乗るのは初めてなの。 ……あっ、でも唯ちゃんと一緒ね。これじゃまだ初めてにならないわ」 「そんなに一人で乗りたいの?」 「うーん、別に特別望んではいないの。 誰かが一緒に乗ってくれるのなら、それだけで有難いわ」 と言った後、ムギちゃんは一呼吸置いて、 「でも、ただ見えているだけじゃ、悔しいじゃない?」 * * * 汽車は揺れる。塗装されていない道にも 線路は走っているので、馬車に比べれば酷い揺れは無い。 ふと、ムギちゃんなら、何かわかるのではないかという 期待が芽生えた。 「ところでムギちゃん、ちょっとこれ見てくれる?」 私は澪ちゃんから貰った小袋を渡した。 「澪ちゃんから貰った物なんだけど、 中身を見ないで中身を当ててみてくれる?」 「ふふ、難しい問題ね。 これは……何かしら、粒状のものが沢山入っているわね」 始めは、私と同じ見解。私が期待するのは、この先だ。 「ううん……。あっ」 「何か気づいたの?」 「もしかしてこれ、花の種じゃないの?」 私ははっとした。そうだ、花の種。まさにその感触だったのだ。 「そうだよ、きっと! 凄い、私が見つけられなかった答えを、もう見つけちゃった!」 「そ、そんな大したことじゃないわ。ただ偶然思いついただけだし、 本当にそうだとは限らないし……」 思い出せば、澪ちゃんの家では花が育てられていた。 それを考慮すれば、小袋の中身は花の種であるという線が濃厚だろう。 ムギちゃんはあっという間に答えを出してしまった。 これは汽車を降りた途端にギー太に悪態を吐かれそうだ。 「あら、もうこんなところまで。 ごめんなさい唯ちゃん、私、次の駅で降りなくちゃ」 「あっ、そうなんだ。もうちょっとお話ししていたかったのにね」 「ええ、残念。今度また会いましょ」 汽車は駅に到着した。ムギちゃんは胸の前で、小さく手を振りながら下車していった。 窓から見ると、駅のホームからこちらに手を振るムギちゃんが見えた。 こちらも振り返す。汽笛が鳴り、汽車は出発した。 そういえば、もう少しでお花畑に到着することを言い損ねていた。 * * * 終点。私はここでついに下車をした。 ここからは、自分の足のみが頼りとなる。 ムギちゃんと別れた直後、車内でサンドイッチを口にしたので、 お腹は空いていない。 空気は暖かい。 駅の周りには、先程の一面岩肌とは対極的に 花畑が広がっていた。 花畑の間に整備されている道が敷かれている。 ただ道幅が狭いせいで、馬車などは走れない。 故に自分の足のみが頼りとなるのだ。 汽車を利用する人は多くなくとも、ここは人が集まっていた。 何故だろうと思っていると、なるほど近くにレストランがある。 外装も内装もセンスがある。内装は窓から覗ける範囲でしかないが。 きっと味も最高の質なのだろう。 とはいえ、先程言ったように、私のお腹は空いていない。 少々後ろ髪を引かれながら、私は道幅の狭い道を進んでいった。 * * * 「唯、思ったより呆気なく答えは出たようだね」 ギー太が周りに誰もいないことを確認し、喋りだした。 この後は想像通りの悪口が聞けることだろう。 「残念ながら、ずっと小袋を持っていたキミよりも 初めて渡された彼女の方が早くね」 ほら。 「でもねギー太。小麦粉よりはマシだよ」 「それは冗談だと言っただろう? キミは冗談と本気も見分けられないのかい?」 「面白くない冗談は、ただの間違えよりも恥ずかしいと思うけどね」 「……キミも言うようになってきたじゃないか、唯」 「信頼関係が築かれただけだよ、お互いに」 私たちはー、見えないけど強固な絆で繋がっているのですー。 心の中で繰り返し言ってみるが、どうやっても棒読みになってしまう。 決して信頼関係が無いわけではないのに。何故だろう。 * * * 町に着いた。目的の町はさらに南にある。 そこへは明日向かう予定だ。今日はこの町で宿をとる。 一部屋だけ空いている小さな宿を見つけたので、 そこに泊まることにした。 配達屋は、交通費は免除されるのだが、 残念ながら宿代や食事代は自腹になってしまう。 なので、この宿が安かったのは有難かった。 部屋の中で少し硬いベッドに寝転がりながら、 ギー太に話し掛けた。 「ねえギー太。私、ちょっと怖いかも」 「怖い? 一体、なにが怖いんだい?」 「りっちゃんの気持ちを知るのが。 もし、りっちゃんが澪ちゃんのことを嫌いになっていたら……」 「さっきまで欲しがってた答えを、今度は怖がる。 随分気紛れな性格なもんだね」 それもそうだね、と私は返事をする。笑いながら言えていただろうか。 勝手なこととはわかっていても、やはり怖い。 けれどこれは仕事にも関わること、解決しなくてはいけないのだ。 「あーあ、ギー太が全然優しくない。 もう寝よっかなー」 「僕が優しいことと、寝ることに何の繋がりが?」 「どちらも私が望むことなんだよ」 「If you run after two hares, you will catch neither...だよ。 僕は、どちらかを選んだ方がいいと思うけれど」 この、けちんぼギー太。もう知らない。 私は枕に顔を沈め、そのまま眠りに入った。 この後、私は本当に眠ってしまったので知らない。 だが、確かにギー太はこう言ったのだという。 「……僕はこれでも感謝しているんだよ、唯」 9
https://w.atwiki.jp/rowarowa/pages/224.html
薬師寺天膳は大体で5、6回死ぬ ◆1yqnHVqBO6 水路が行き着く場所。 そこは本来、海や川に合流するための道筋だ。 だからこそ、乾はあの哀れなドザえもんの後をついていき、 ある程度の地形を把握しようとした。 地図を見る限りではここは孤島のような場所ではなく、 乾が住んでいた市街地のように一エリアを封鎖した形に近い。 ならば一定のセオリーに基づいた場所に辿りつくはず。 だが結果は乾の推測とは大きく違ったものだった。 水は規則正しく道として流れるものだった。 だが。 「ここは?」 長らく優雅に水をたゆたうドザえもんだったが 死体はいつしか、それ自体が意思を持つように流れに逆らった移動を始めた。 歩を進めると地下水路の内にふさわしい暗さをもっていた内観は 清潔さを感じさせる白く無菌室のような内観へと変わっていき。 それとは反対に流れはいつしか清く青い水から濁った赤い水の流れ…… おそらくは大量の血であろうどろりとした水へとなっていた。 赤い血が導く先は、 地下水道の一つの果て。 地図には遺跡と記された場所に設置された地下扉。 扉を開けると巨大な螺旋階段が乾の視界を覆った。 「凄い余興だなあ。 政府はどれだけこの殺し合いに金をつぎこんだんだか」 さすがに、一地方自治体が建設した建物ではないだろう。 一介の企業が建てるにはあまりにも手が込みすぎている。 ここがシルバーバトルの会場ならば当然、行われている国は同じはず。 「シルバーバトルが行われた場所を大々的な観光名所にする……」 ないだろうと乾は結論付けた。 さすがに悪趣味がすぎる。 政府の露悪趣味をいまさら疑う気もないが 限度を超えては利用者や国民が離れていくのはわかっているだろう。 「ぬぅ! なんだこの場所は!?」 突然、乾の背後から声が聞こえ。 確かな気配を伴った男が水から這い上がる音の後。 乾を横切り螺旋階段へと足を進めた。 「これは!?」 先ほどまで確かにドザえもんとしてその艶めかしい 死体と肢体を存分にさらけだしていた 男はすっかりかつての生気を取り戻していた。 元ドサ衛門、薬師寺天膳は先客を見つけると 驚きの声を上げながらその者へと駆け寄っていった。 「これは……甲賀弦之助!」 先客、それは死体である男。 薬師寺天膳の恒例と同じく、 死体に身をやつし。 薬師寺天膳とは違い、 もう二度とその身を動かすことはない死体であった。 「ふ、ふはははははははははははは!! これで! これで我らが伊賀者の勝利も決定した! 朧よ、これでお前も晴れてわしの物じゃゲフャァンッ!?」 遺跡中に響き渡るような大声で笑う天膳を遮ったのは 乾の銃声。 「まったく、いくら死んで嬉しいからって。 周り一帯に響き渡るような大声を出す必要はないだろう」 溜息をつきながら乾は天膳の頭部にも銃弾を撃ち、穴をあける。 「妙だなあ。 この仏さん、さっきまではたしかにドザえもんだったのに」 頭を傾げながら呟く乾を余所に、 新たに作られた胸部と頭部の傷から血を流す薬師寺天膳。 そして、天膳から流れる血に反応するかのように 遺跡がわずかに淡く明滅する。 その様に眉を上げた乾は幾らか気分を高揚させる。 「これは凄いな。面白い。一応は 傷が塞がらないように栓をしておくか」 乾はランドセルから中に入っていたリコーダーを取り出し、 薬師寺天膳の傷を抉り、潜るように突き刺した。 これで薬師寺天膳の心臓の穴は塞がらないはずだ。 「どうやって死ぬか検証すべきなんだろうが」 乾は遺跡が赤い血に反応したのを見逃さなかった。 またもや死体に戻った天膳に血袋としての価値を見出した乾は、 天膳を抱えると遺跡の探索を始める。 「童心に帰るって言うんだろうな。この気持ち」 おかしそうに笑みを浮かべて、乾は歩く。 【G-7 古代遺跡/一日目/朝】 【薬師寺天膳@バジリスク~甲賀忍法帖~】 [状態]:死亡中、胸部・頭部に銃創、胸にリコーダーがぶっ刺さっている [装備]: [道具]: [思考・状況] 基本行動方針:邪魔者を皆殺しにした後、主催者を殺す。 1:??? [備考] ※薬師寺天膳の向かった方向は不明です。後の書き手にお任せします。 ※ノールの独白を天膳は聞いています。 ※支給品、不明支給品はF-5に放置されています 【乾志摩夫@銀齢の果て】 [状態]:健康 [装備]: [道具]:基本支給品、子供服@現実、ランドセル@現実、コルトジュニア(4/6)@現実 [思考・状況] 基本行動方針:以前と同じようにして、生き残る。 1:面白そうだから薬師寺天膳を血袋にして遺跡を探索。 [備考] ※参戦時期は死亡直後です、が本人はいまいち覚えていません。 ※地下水路への行くためには橋付近にある階段を利用するか、地下階がある建物内からの侵入、 或いは会場内に隠れている蓋を開け梯子を降りていく必要があります。 ※ドザえもんになった死体は古代遺跡の地下に辿りつくことがわかりました。 ※古代遺跡は血に何らかの反応を示すようですが詳細は不明です。 ※甲賀弦之助の死体は古代遺跡の地下に放置されています。 金色の彼に花束を 投下順 [[]] 君に触れて未来が変わる 時系列順 Holocaust(上) 側に立ち、防るもの 薬師寺天膳 束の間のコミックショウ 側に立ち、防るもの 乾志摩夫 束の間のコミックショウ
https://w.atwiki.jp/tf_6/pages/51.html
点数の推移 コメント2009年2月号寸評 2009年5月号どうしてこの点数?《1.8787》サンダーフォースVIを語る会 2009年11月号「満足度ランキング横丁」今月のお題「期待外れだったゲーム」ランキングページのホストキャラたちのコメント 画面写真の横につけられたキャプション ピックアップされたコメント 2010年8月号増刊名誉名作特集!!満足度ランキングスペシャル不名誉名作!?サンダーフォースVI 読者コメント 写真横のキャプション 点数の推移 掲載号 点数 順位 2009年2月号 2.45 187位(最下位) 2009年3月号 1.5784 195位(最下位) 2009年4月号 1.7387 201位(最下位) 2009年5月号 1.8787 196位(最下位) 2009年6月号 1.9843 205位(最下位) 2009年7月号 2.0479 206位(最下位) 2009年8月号 2.05 208位(最下位) 2009年9月号 2.156 205位(最下位) 2009年10月号 2.1899 209位(最下位) 2009年11月号(最終掲載号) 2.1956 208位(最下位) コメント 2009年2月号 シューティングゲームとしては(きわめて甘い目で見て)凡作だが、 シリーズ物としてはひどいとしか言いようがない。 シリーズで培った世界観や設定、イメージをドブにぶち込んでしまったようなモノ。 本当になかったことにしてほしい。 やっぱり「サンダーフォース」の曲は九十九百太郎さんにして欲しかったなあ! 寸評 サンダーフォースVIもある意味ぶっちぎりの1位を獲得したわね 2009年5月号 どうしてこの点数?《1.8787》サンダーフォースVIを語る会 サンダーフォースの世界と相容れない開発者の趣味を無理やり捻じ込まれた感じ。 そのうえ、SIMPLEシリーズにも劣る完成度。 単純にゲームとして破綻しているバグが多数あるのが致命的です。 あと、最初のムービーから各面のステージ構成を追っても意味不明な展開や、 ボスの出現はまったく納得いきません。 市場が弾幕系一色になってからシューティング離れしていたロートルシューターに、 守り(シールド有り)の楽しさを感じさせてくれたのが何よりうれしい。 とはいえ難易度をマニアックにしてネオスタイルモードを遊べば、弾幕好きでも十分楽しめるのではないだろうか。 2009年11月号 「満足度ランキング横丁」今月のお題「期待外れだったゲーム」 ランキングページのホストキャラたちのコメント 「『サンダーフォースVI』がぶっちぎりの1位!」 「ランキングには『サンダーフォースVI』に言及する熱いコメントが届き続けているわ」 「他も、人気タイトルが目白押し」 「思い入れが強いだけに、評価も厳しくなっちゃうみたいね」 画面写真の横につけられたキャプション かつての「デスクリムゾン」を彷彿させる評価を受けた「TFVI」。 ピックアップされたコメント 「サンダーフォースVI」これ以上の期待はずれタイトルはない。 これまでのゲーム中でNo.1だ。(サンダークロウ) 2010年8月号増刊 名誉名作特集!!満足度ランキングスペシャル 不名誉名作!?サンダーフォースVI 2009年2月号の初登場から最終掲載の11月号まで、つねに最下位をキープ。 新たな伝説を作り出した本作にも、名誉名作を送りたい!? 読者コメント ゲームとしては凡作。しかも過去作品の劣化焼き直しが8割でオリジナリティが皆無。 ボスやモンゴル語がとにかく世界観を壊している。 変な世界観のせいで、常に小骨が刺さっているかのような感覚でのプレイでした。 作者が悪趣味すぎます。【最近ゲームはご無沙汰/32才♂】 全クリア済み。センスがおかしいとしかいいようがない。 あれでいいと思っているようだから始末に負えない。もはやギャグ。【ドラゴンもん/32才♂】 このシリーズは、やはり「V」がすごすぎました。 あんなのやっちまったら、もうシリーズ終了しかない。 私が本作に寛容なのは実は全く期待してなかったから。 「あー、今度も『サンダーフォース』の名前を出してご苦労さん」程度だったから。【谷本さん/36才♂】 写真横のキャプション ランキング横町コーナーの『期待外れだったゲーム』でも堂々の1位を獲得
https://w.atwiki.jp/mustnotsearch/pages/3151.html
登録タグ G フォビック 危険度2 画像検索 虫 非常識 画像検索すると部屋の画像がヒットするのだが、画像を拡大してみると壁紙の模様が全てゴキブリで出来ているため虫が苦手な人は注意、出るのはこれだけではなくカーペットの模様がゴキブリのバージョンやバスルームの部屋の模様がゴキブリなどの画像もヒットするため検索する際は注意、しかも通常検索でも問題の画像が上部にヒットするため注意。 ちなみにこの画像は海外の企業の広告であり、この企業はゴキブリホイホイのような商品を販売している。 分類:フォビック、非常識 危険度:2 コメント 説明文拝読しただけでゾッとしました・・・。 -- れいやん (2019-05-11 06 21 06) どこやねんって拡大したらなるほどってなる。本物かな? -- ミジンコ (2019-05-11 16 30 19) oh... -- 太鼓 (2019-05-11 18 10 14) 出てくる画像の関連画像には普通にゴキブリが -- 名無しさん (2019-05-11 21 10 40) ↑大きく写ってるものもあるので注意 -- 名無しさん (2019-05-11 21 11 30) "TEAM"じゃなくて"THEM"では? -- 名無しさん (2019-05-11 21 19 29) 四角くて小さいのは卵…? -- 名無しさん (2019-05-16 19 33 33) うん、"THEM"だね。ゴキブリどうこうよりもこういう集合しててよく見ると細部が細かくゾワゾワしてるのはビクッとするね。一斉に動き出したら悲鳴あげそうだ。 -- 名無しさん (2019-05-19 09 48 39) かなりの恐怖とともにワードの意味が分かるって感じ、悪趣味だという点に目を瞑れば宣伝としては過剰なくらいに効果的だな -- 名無しさん (2019-05-21 21 12 49) ここまで来るとアートだな。 -- 名無しさん (2019-05-22 02 34 31) 少し記事を変えました -- 田中君 (2019-05-22 03 57 59) これは知ってる…だまし絵でも結構あちこちで採り上げられてて有名なヤツ -- 名無しさん (2019-05-22 11 33 56) 訳 奴らを家に住まわせるな -- 名無しさん (2019-05-22 16 12 26) 絶対に住みたくない -- 名無しさん (2019-08-20 12 53 05) 6年くらい前やったと思うけど、この画像をまとめサイトで見た時に何が怖いのかよく分からんなって思って、画像開いて拡大したら数秒後にジェフの画像に変わって心臓が止まりかけた -- 名無しさん (2019-08-20 22 11 57) 住まわせるなったって、いつの間にかいるんだよ! -- 白紙 (2019-08-30 01 23 28) 直訳して「奴らを家に住まわせるな」この画面で言われても、、、 -- 久遠の光 (2019-09-05 21 23 28) 住まわせるなと広告で見たならッ!その時スデに連中はそこにいるんだッ! -- 呂布 (2019-09-06 12 19 39) 自分的には危険度4 -- 74さん (2020-05-06 16 58 39) 意味が分かると怖い画像に載っていました。 -- インド人 (2020-06-27 01 29 04) ↑ 2 同感します。 私のトラウマの一つです -- applepie (2021-02-04 11 06 54) うわぁ... -- ゲーム太郎 (2021-05-25 18 10 06) 猫の近くに… -- ぴぇー (2021-05-25 18 33 35) …吐きそう… -- そるが (2021-08-22 08 50 00) 虫嫌いにとっては地獄絵図な🏠が -- 名無しさん (2021-09-04 16 05 11) ↑7 -- たこ (2023-04-14 22 37 44) 俺も -- たこ (2023-04-14 22 37 58) G「もちろん俺等は抵抗するで。は ん し ょ く で 」 -- 名無しさん (2024-02-22 14 10 34) 名前 コメント