約 851,387 件
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1674.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 798 売ゆん婦4/コメントログ」 おげぇ… -- 2010-07-13 00 48 31 れいむマジきめぇwwれいぱーも十二分以上にキモいがその五倍はキモいwwwww -- 2010-11-03 21 49 28 どんな形であれゆっくりできないゆっくりの話を読むのはヒャッハーな気分になりとてもゆっくりできる -- 2011-02-18 16 00 55 うんうんwおもしろくなってきたぜww -- 2011-06-29 08 10 06 このまりさ。。。できる!!! -- 2011-10-20 04 09 16 情報屋まりさマジかっこいい...人間だったら惚れるかも -- 2013-04-19 22 17 02 情報魔理沙と付き合いたいぐらい性格が好き。 ちゃんと思いやりの心を持つ善良。 -- 2024-02-13 19 37 52
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2657.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 1272 投げた!/コメントログ」 車田あきはもちっと人に見せられる絵を描けるようになってからモノあげてほしい。 -- 2010-06-21 04 22 36 鬼意山はゆ虐をするとき潜在能力が発揮されるのだな。効果モンスターみたいだ。 -- 2010-08-09 10 42 02 きもい。おもに絵がきもい。 -- 2010-10-02 00 10 31 車田さんの絵はゆっくりの心情をとても良く描いている人だと思うんだがなぁ・・・私は好きです。 -- 2010-10-02 13 56 27 ゆっくりを書くぶんには車田あきさんの絵は適してると思う。 …だけど慣れない人間を書いた結果がこれだよ! -- 2011-01-13 00 19 11 まあいいじゃないか。俺も好きだよ車田さんの絵。 -- 2011-01-13 01 12 49 逆境ナインの漢球かいwwww -- 2014-08-02 12 00 23 キャッチャーミットで爆散させたとき、スッキリできるほどいい音出そうだな~w -- 2018-01-02 14 43 37
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2372.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 1135 ユグソウ 前半/コメントログ」 フヒヒwwwてんこかわいいですwww -- 2010-06-17 03 47 39 てんこにすりすりしてもr「HENNTAI」どぼじでぞんなごどいうのおおおおお」 -- 2010-12-12 22 00 54 ありすはともかく、胴付きてんこはお兄さんと話し合えば問題ないレベルじゃない? 犯人の基準がわからにゃいよ~? -- 2018-01-26 17 08 07
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1283.html
ゆーピー3分クッキング 8KB パロディ 理不尽 赤子・子供 都会 現代 独自設定 小ネタです。短いよ。 『ゆーピー3分クッキング』 こんにちわー。 今日はシンプルな調理法でゆっくりの旨みをいかしたお汁粉を作ります。 まずゆっくりですが、今日は食用ゆっくり10匹を使うんですよ。 『はい。ゆっくり10匹ですね。水やお砂糖、お塩は必要ないんでしょうか?』 はい、要りません。 普通ゆっくりを使ったお汁粉の作り方といえばどういったものを思い浮かべるでしょうか? 『うーん、甘みを出すために時間を掛けて殴り殺して取り出した餡子を沸騰したお湯に溶いて砂糖などで甘みを調整しますよね』 今回は普通とはやや違い、ゆっくりのみを使用したお汁粉クッキングをご紹介します。 さて、では先程お見せした食材を持ってきます。 「ゆきぃ!ここせまいよ!」 「ゆっくちちちぇっちぇね!」 「ゆっくちしゅりゅね!」 「ぷきゅーーーー!」 「ばああしゃっしゃとおうちにかえちてね!」 「ゆっくちねるよ!」 「あまあまはやくもってきてにぇ!」 「ゆんゆんゆーゆゆー♪」 「ゆっくちー!」 『うるさいなあ』 ではまず下ごしらえですね。 ピーラーを使って不要な髪の毛やお飾りを皮ごと剥いていくんですね。 では、見ていてください。 「ゆゆっ?おちょらをとんで・・・ゆっきゃあああーーー!?」 「「「ゆんゆーーー!!?」」」 「いちゃあああ!いちゃあああい!やめちぇーーー!!やめっ!ちゃべっ!きょわあああ!!!」 途中ゆっくりが騒ぎますがいつもの事です。 気にしないでどんどん剥き続けましょう 「ひぎゃあ!やべでえ!やべでえええ!!れいみゅのりぼんざんがなぎゅなる!がみざんとらないでにぇえええ!!?」 『なるほど。お汁粉に余計な髪やお飾りを削ぎ下ろしていきんですね』 はい、そうです。 この時、剥き過ぎて中身がこぼれない様に気をつけて剥いていきます。 「…かはっ!くはっ!はあーーーーっ!ひゅーっ!えぐっ!ひぐっ!れ、れいみゅの・・・れいみゅの・・・」 「ゆーーー!おかざりもかみのけもないゆっくちできないくずがいりゅよ!」 「はげまんじゅうはゆっくちちんでね!」 「ちねえ!ちねー!」 「せいしゃいしゅるよ!」 この時、剥き終ったゆっくりを元の場所に戻すと他のゆっくりに殺されるので、処理した食材は他のボウルに移し置くのが注意点です。 どんどん剥いていきましょう 『はい。で、そうしましたらこちらに既に処理してあるゆっくり達の入ったボウルが用意しています』 <あらかじめ用意していた処理済のゆっくり10匹の入ったボウルが渡され、最初にいたゆっくり達の入った容器をすかさずスタッフが回収。即座にゴミ箱へ投げ捨てる> 次に、剥き終ったゆっくりに鉄の串を刺しましょう。 「ゆげはっ!?あがっ!くがっ!いじゃじゃっ!!」 「ゆぴいいいい!!!」 「きょわいいい!!!」 「ゆっくちできにゃいいいい!!!」 そして、ゆっくりの全身をまんべんなく火で炙っていきましょう。 「ゆっ!?ぎぬうううううううっ!!!!?あがっ!あづづづづっ!!くがあっ!はがぎっ!だずげで!!!」 この時のポイントは炙り過ぎない事です。 表面がパリっとなる程度で結構ですのでくるくると回転させながら炙りましょう。 『炙りすぎると死んでしまいますからね。いやあ、それにしても香ばしい匂いがしてきましたよ』 同じように全員火で炙っていきましょう。 <先生の横に全員火で炙られたゆっくり10匹が入ったボウルが出され、最初にいた(ry> さて、全てを炙り終わったらゆっくり達の入ったこのボウル。これにラップをかけます。 そしてこちらに用意してある蒸し器にかけてじっくり蒸していきます。 『えっ。お汁粉なのに蒸し器なんですか?』 はい、これが今回の方法のポイントですね。 蒸す際の注意点はゆっくりがすぐ死なないようになるべく少しでも生きて苦しむようように温度を調節しましょう。 弱火で・・・と。 「ゆぎぎ・・・れいみゅのきゃわいいあんよじゃんうごかにゃいよ・・・」 「えぐえぐ!もういやぁ!おうぢにがえりだいいぃ!」 「ゆっ!?ばばあ、なんでふたさんしめるの!?ゆっくちできないでしょ!」 「うんうんしゅりゅよ!」 「れいみゅもちーちーしゅりゅにぇ!」 「ゆゆっ!うんうんでないのじぇ?」 「ゆー!?れいみゅもちーちーでにゃいよ?」 ちなみに先程の炙りの目的の1つがこれです。 全身を炎で炙ったお陰でぺにぺに、まむまむも焼かれて調理中の排泄物の排泄を阻止する事が出来るわけです。 もっともゆっくりの排泄物自体は人間が口にしても問題ないのですが・・・まあ、用は気分の問題ですね。 『なるほどー。火で炙ったのは単にゆっくりの移動を抑止するだけではなかったのですね!』 「さっきからごちゃごちゃうるちゃいね!」 「あたまわりゅいの!?はやくここからだしてにぇ!!」 「ゆゆっ!?なんだかあたたかくなってきたのじぇ!?」 「ゆっ!あついよ!ものすごくあついよ!?」 「ばああ!じじい!はやくまりちゃたちをここからだちてにぇ!?いいかげんにちてね!!」 「きゃわいいれいみゅがちんじゃうでしょ!おこりゅよ!?」 「ゆ!?ほっぺさんかたくなっててぷきゅーできないのじぇ!?」 「ゆうーーー!!?」 「あっ!あちゅ!あちゅいいいい!」 「ふーっ!ふーーっ!あづー!あづー!」 「がぎゃあああ!うごけにゃいよほおおお!!」 「はあっ!はあっ!のどがからからなんだじぇぇ!おみじゅ・・・おみじゅうううう!!」 「はーーーーーーーーーーーーーーーー!!ゆっくちできないいいいぃぃぃぃーーーーー!!!」 「あげろおおおおおお!!!ごごからだちてえええええええええええええええ!!!!!」 「あぢゅい!あぢゅい!にゃんできゃわいいれいみゅがこんなめにあうにょお!?」 「ぱぱーーー!!ままーーー!たちけてええええ!」 「ちぬ!ちぬー!ま、まりしゃちんじゃうううう!」 「だれでもいいきゃらたちゅけてえええ!」 「ゆぐっ!?ま、まりしゃぷきゅーしてるのじぇ!」 「ゆ!?かってにぷきゅーになるよ!!?」 『・・・おや?気のせいでしょうか?ゆっくり達の身体がどんどん膨らんできてませんか?』 それは体内に溜まってくる汗のせいですね。 表面を炙られ発汗機能も壊されているため行き場のなくなった汗が体内に蓄積され続け膨張していくんです。 これによって、調理中の水分不足による死亡を少なくして生き地獄を引き伸ばす事が出来るのです。 『さすがですね。それにしても汗だって元々は自分達の中から作られる物だと思うんですが不思議ですね』 質量保存の法則を完全に無視してますが、ゆっくりを私達の常識で図る事自体馬鹿げてますからね。 『本当にふざけた存在ですよね』 「ふーーーー!!!ふーーーーーー!!!!みんなぷきゅーちてるにぇ!!!!」 「れいみゅたちぜんいんぷきゅーちてるよおおお!!!!」 「ぶきゅーーーうううう!!!くちょじじいばばあああーーー!!!!はやくこうさんしちぇねえええーーー!!!!?」 「まいっちゃらとっととたちゅけりょおおおーーー!!!」 「はあーーーー!!くはああーーーー!!!」 「ばやぐうううーーーーー!!!!ごうざんじでええーーーーーー!!!」 「くうう゛ぅぅーーーーーーー!!!」 「がああぁぁぁーーーーーー!!!」 「はああぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」 「ゆぶっ!!!ぷきゅ!!!!ぷきゅっ!!!ぶぎゅっ!!!!?」 「ゆんやあああーーーーー!!!?まりしゃがあんこしゃんはいちゃあああ!!!」 『おっと!餡子を吐き出しましたね』 見てください。 全てのゆっくりの口から湯気が噴き出していますね。 とうとう体内の餡子が沸騰したようです。 これはもう、大人でも耐えられない地獄の苦しみですよ。 『汗と交じり合ってドロドロの餡子になっていますね。なるほど、お水が要らない訳はこれだったんですね』 じっくり見ていきましょう。 「ゆあああああ!!!あんこしゃんゆっくちしないでもどっちぇええええ!!!」 「ぐううううう!!!おぐぢしゃんとじりゅよ!!!!」 「ぎぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐ・・・・・・!!!!!!!」 「あ゛っあ゛っあ゛っあ゛っ・・・!!!!!」 「ぎゃびょぼ!!!!!!」 『あ!目玉から餡子が飛び出しました』 熱で溶けたんでしょうね。 『おっと、さっきのれいむを皮切りに続々とゆっくりたちが餡子を噴き出しています』 クライマックスでーす。 「ぎゃおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」 「くげええええええええええええええ!!!!!!!」 「じにだぐないびいいいいいいいい!!!!!!!!!」 「もっどゆっぐりげばあああああああああ!!!!!!!」 「どぼぢでえええええええええええええええ!!!!!!!」 『凄い凄い。まるで水風船が破裂するような勢いでどんどん餡子を吹き散らして死んでいきます』 ラップをした理由は餡子の飛び散りを防ぎ、余計な水蒸気を入れない為です。 『あっ!ボウルの中に餡子が一杯に溜まりました!』 はい、出来上がりです。 ちなみに炙った皮は焼けている為、餡子に溶けず浮いています。 これは取り除いても結構ですし、そのまま一緒に食べても美味しいですよ。 白玉、焼き餅、栗、サツマイモ、などお好きな物を入れて器に盛り付けたら完成です。 <先生の横に器に盛り付けられたゆっくり汁粉が出され、蒸し器の中の(ry> さて。では試食してみましょう。 『それでは頂きます。 ・・・む!これは美味しい!なんというか、単純な甘さだけで無くコクが普通のお汁粉とは段違いですね』 ゆっくりは死ぬ寸前に苦しめば苦しむほど甘さが増すというのは皆さんご存知ですね。 今回ご紹介した調理法で地獄の苦しみを味わったゆっくりお汁粉は市販の砂糖を加えたものでは絶対出せない深みを持つお味です。 TVをご覧の皆さんも是非、ご家庭でお試しください。 『では材料ご覧ください』 ○調理用ゆっくり10匹(約1500g) 『こちらの髪、お飾りを剥き、火で炙った後、移したボウルにラップをかけて蒸し器で弱火7分。 お餅、栗等お好きなトッピングでいかがでしょうか? これからの寒い季節に是非お試しください。今日の料理の先生は・・・』 (^^)おしまい(^^) お汁粉食べて勢いで書き上げました。 おコタにみかんの季節になりましたね(現在12月) 今まで書いたの ふたば系ゆっくりいじめ 533 カマキリさんの卵でゆっくりするよ!! ふたば系ゆっくりいじめ 540 浮浪者とゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 541 静かにゆっくりするよ!! ふたば系ゆっくりいじめ 581 静かにゆっくりできないよ!!(前編) ふたば系ゆっくりいじめ 586 静かにゆっくりできないよ!!(後編) ふたば系ゆっくりいじめ 588 ピュアな心でゆっくりするよ!! トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ツマンナイ。。。 小中学生が書いた淡々とした漫画みたい。ストーリーの山場が無い。 -- 2018-01-04 09 56 44 もっと苦しんでほしかったな -- 2014-08-02 22 59 25 蒸し器の蒸気を皮が吸収してグズグズになった、でいいのに 炭化水素を燃焼させて水にしているのかと思いきや そのさらに斜め上の体の内側に何処からともなく“汗”としての水分が出現するというウルトラC まぁ、実際に点心料理や芋なんかを蒸したことがある人なら書けないSSではありますね とても面白かったです -- 2012-11-18 14 23 21 ↓9 質量保存の法則のいみがわからないおばかさんなんだねー。わかるよー。 -- 2012-10-04 14 59 26 赤ゆざまあww -- 2011-10-27 07 04 34 ばりざのぷきゅーこうさん云々は馬鹿馬鹿しすぎて飯がうまい -- 2011-08-01 22 29 02 これかいた奴のパロディ関連は面白い -- 2011-08-01 22 27 28 ↓ 「ゆっくりを私達の常識で図る事自体馬鹿げ てますからね」 そーゆーこと -- 2011-06-24 04 41 44 汗がたまってふくらむ…? じゃあその汗はどこから…? -- 2011-01-17 00 10 41 手の込んだ料理より、ありすやちぇんにストロー刺して中身を吸いたい。 -- 2010-07-21 08 02 27 すっきりしたよ やっぱ赤ゆが一番ウザイから、このSSは凄く良い -- 2010-07-19 04 17 37 赤ゆが苦しむ話はゆっくりできるね -- 2010-07-19 01 28 46 たくさんぐらむ…にんげんさんひとりぶんはいちとぜろとぜろぐらむでもじゅうぶんだよー。 それとあせさんはさすがにむりがありすぎるよー。ふしぎせいぶつだからっていうのはりゆうにはならないねー。 -- 2010-07-08 21 31 06 1500て -- 2010-06-10 01 40 55 料理したことないんだろうな、としか -- 2010-06-09 13 22 53
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1885.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 901 原材料/コメントログ」 豆って植物じゃ…? -- 2010-07-12 09 32 25 豆ウザイ。饅頭かわいい。 -- 2010-07-17 23 24 37 まめしばはとにかくウザい。 触る気にもならない ゆっくりは弄りたくなる -- 2010-08-03 17 15 56 こんな無駄にうるっせえゆっくり飼うかよ -- 2010-08-06 11 40 14 まめしば萌ゆる -- 2010-08-12 00 16 03 まめしばは可愛いなぁ… げすゆっくりと違って被害もたらさないから、まめしば>ゆっくりになりそやね -- 2010-11-21 19 31 33 それでも虐待的には圧倒的にゆっくり>>>>>>>>>>>まめしば(笑) だからゆっくりはあんしんしていいよ!!! -- 2010-11-23 22 33 10 豆しばって見てたら腹立つからゆっくりのほうがだいぶましな気がするんだが -- 2012-02-05 14 51 30 まさかの豆しばwwww でも、ゆっくりにも良い所あるよ!潰しがい、虐めがいがあるからwww -- 2012-07-29 19 52 30 豆ウザイって言う奴は、虐待してあげるからね -- 2013-08-28 22 10 09 まめしばって多分ゆっくりの虐待がうまいんじゃないの? -- 2016-08-01 11 19 40
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1038.html
ゆっくりしたハロウィンさん 36KB 町れいむシリーズ 冬編1 ・ハロウィンが明日だと思ってた餡子脳です。 しかもネタを次々先読みされたので、制作時間は半日以下。誤字が少ないといいなぁ。 ・まあ、せっかくなので、「町れいむ~」シリーズ、冬編にしてみます。 とはいってもれいむ一家が主役の話ではないですが。 暦的には秋なんですが、寒い時期=冬編というくくり方をあえてやらせていただきました。キリがいいので。 ・『町の赤ゆの生きる道』、『ちぇんの素晴らしきゆん生』 などで出てきたゆっくり、舞台が登場してます。 ・たぶん前作までを読まなくても大丈夫だとは思いますが、一応そんな感じです。 『ゆっくりしたハロウィンさん』 D.O 空気も冷たくなり、秋も本格的に終わりへと近づいてきた。 今日は、人間さんの社会では『ハロウィン』と呼ばれている日である。 ハロウィンと言えば、この国ではクリスマスやバレンタインと較べると、 どうも定着度が低い行事としておなじみであるが、ここ、虹浦市内では意外なほど立派な祭りが行なわれていたりする。 理由はと言えば、町の名産『ゆっくり』が、なんとなくジャックランタンに似てる、というだけだ。 余りにも馬鹿馬鹿しい理由で後押しがされているハロウィンだが、 町会、学校、役所などが協力して、いわゆる秋祭りの一つとして、結構本腰を入れて取り掛かっているので、 年中行事としてはなかなかの賑わいを見せており、一応成功してはいた。 町中は、ジャックランタンやオレンジ色に塗られたゆっくり提灯で午前中から飾られており、 小中学校も午前中で授業は終わりとなる。 さすがに夜中に子供達を仮装させて出歩かせるというのはよろしくない、という大人たちの配慮だ。 というわけで町では、まだ真昼間だというのにお化けの仮装をした子供達が路上をうろつき、 「とりっくおあとりーと!」「お菓子くれなきゃイタズラするぞー!」との声がそこかしこから響き渡る。 その合言葉が聞こえるたび、町会員宅や公共施設では、子供達にお菓子が配られていた。 「ゆがーん。」 「あまあま・・・」 「わがらにゃいよー。」 そのような光景を見て、目を丸くして驚いている者達がいた。 町中にうろつく野良ゆっくり達である。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「まりさー!」「まりさせんせー!」「ゆっくりしないで、でてきてねー!」 ここは、入口に『餡生物個体数調整地』と看板の立てられた空き地、 要するに人間が研究のため、意図的に作ったゆっくり生息スペースである。 無論ゆっくり達にとっては関係ない事情であり、町一番のゆっくりプレイスとしてのみ知られていた。 敷地内には自動で水位が調整されている人口泉や各種植物が取り揃えられ、 ゆっくりが住み着きやすいように、床下を高く作ったプレハブ小屋まで並んでいる。 雨風から守られるその床下には、現在ゆっくりによるゆっくりのための公共施設が作られていた。 えーりんによるゆっくり医療施設『びょういん』 ゆっくり警察と言ってよい、みょん自警団の集まる『みょん警本部』 ・・・そして、町ゆっくり達の孤児院『ほいくえん』 いきなり大声で呼び出されたのは、この『ほいくえん』の園長、保育まりさだ。 「ゆぅぅ~、なんなのぉ?ゆっくりできない声出さないでね。」 お昼寝中だったこの保育まりさは、極わずかなアメと、非道なまでに過酷なムチを駆使して、 親を亡くして孤児となった赤ゆっくり達を、町で生き延びれる程度にまで育て上げることを仕事としている。 まもなく10歳になる保育まりさに、これまでお世話になった赤ゆっくりは、総数5万匹を超えるであろう。 手段はともかく、一応赤ゆっくり達を飢えさせず、生存術を叩き込んではいるので、 その手腕は高く評価されており、町ゆっくり達の間では高い信頼を得ていた。 「むきゅぅ!むっきゅっ!!ま゛・・・まりじゃ、げふげふっ!むきゅ・・あまあま・・・ゆべぇ・・・!!」 「ぱちゅりぃぃいいい!ゆっぐぢめをさましてぇぇぇぇええ!」 「お、落ち着いてね!ゆっくりしてないよ・・ゆゆっ!?何でこんなに集まってるのぉ!?」 保育まりさがぱちゅりーの余りの興奮の仕方に驚いて周囲を見渡すと、 『ほいくえん』の外には、100家族以上、ざっと500匹以上のゆっくりが集まっていた。 見たところ、成体ゆっくり達はいずれも見覚えがある、『ほいくえん』ゆっくり達である。 このままゆっくりしていてもらちが明かないので、最前列のちぇんが代表として口を開く。 「まりさせんせー!わからないよー!おしえてよー!」 「なんなのぉ~?(ゆぅぅ、めんどくさいよ。)」 200匹以上の赤ゆっくりを常時育てている、大忙しな保育まりさではあったが、 10年も町で生き続けているゆっくりなど珍しいため、相談事はどうしても多く集まる。 『ほいくえん』の出身者は、わからないことは大抵保育まりさに聞きに来るのだ。 うんざり気味ではあったが、保育まりさ自身も近所の知恵袋として使われることには慣れていた。 「にんげんさんがあまあまで、いたずらがおちびちゃんなんだよー!!!」 「ゆゆっ!?それは『はろいん』だよ!」 「わからないよー!へろいんさんはゆっくりできるひとー?」 「ゆぅ、人間さんのお祭りだよ。おちびちゃん達がお化けさんになって、 『あまあまくれないとイタズラするよ!』って言って、群れのみんなからあまあまをもらうんだよ。」 「ゆがーん!そんなのゆっくりしてないよー!」 「ゆぅん。おままごとさんだよ。お化けさんが怖いよーって振りして、おちびちゃん達にあまあまをたくさんあげるんだよ。 いっつもあまあまはあげられないから、今日だけはたくさんあまあまをあげるんだね!ゆっくりしたお祭りだよ。」 「ゆわー!ゆっくりしてるよー!」×500以上 「・・・でも、人間さんのお祭りだから、まりさ達には関係ないよ。わかったらさっさと帰ってね。」 「わからないよー・・・。」×500以上 そんなわけで、意気消沈してすすり泣くゆっくり達の集会を解散させた後、保育まりさは助手みょんにぽそりとつぶやく。 「ゆぅぅ。せっかく育てたチビ達なのに、またみんな死んじゃうよ。」 「まりさはゆっくりしてみょん。きっとみんな、まりさのいうこときいてくれるみょん。 にんげんさんに、あまあまをおねだりしたりしないみょん。」 「みょんは本当にそう思ってるの?」 「みょーん・・・。きっと、だいじょうぶだみょん・・・。」 保育まりさは気づいていた。 些細な出来事に過剰反応して、ここに集まって来るようなゆっくり達は、 まず間違いなく人間さんにあまあまをねだりに行くであろう事を。 先ほどの忠告など無視するか、そもそも聞いてすらいないかはともかく。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 『ほいくえん』卒園生の集会が終わって30分ほど後。 場所は、町中の広場、その中の公衆便所の裏にある、古ぼけた木箱の中。 集会の中にいた内の数家族が、近所で一番のけんじゃ(笑)のぱちゅりーを囲んで、 全員が中に入れる広さの、れいむ一家のおうちに集まっていた。 無論、このゆっくり達の関心ごとは、『はろいん』さんのくれる『あまあま』である。 「あまあまさん・・・ほしいねー・・・。」 「・・・とっても、とかいはだったわ・・・。」 まるで目の前にあまあまがあるかのように、ゆっくりとした表情を浮かべているのは、ちぇんとありすのつがい。 2匹とも飾りが無く、さらにちぇんは両耳と尻尾を、ありすに至っては顔面の半分ごと左目を失っている。 野生ゆっくりであれば激しく迫害され、もうとっくに命は無いであろう。 お帽子の代わりに卵の殻をかぶった赤まりさや、 カチューシャ代わりにマヨネーズキャップをかぶった赤ありす、 おリボンの代わりに消火器を頭に載せた成体れいむなど、 お飾り無しのゆっくりが珍しくも無い町中だから、こうして生きていられる。 とはいえ、やはりゆっくりした生活など送っていないのだろう、 その瞳にはゆん生に疲れ果てた様子が見て取れる。 「おきゃーしゃん、れいみゅ、むーちゃむーちゃしちゃいよ。」 「あみゃあみゃしゃん、たべちゃいよー。」 「れいみゅ、わがままいったら、みゃみゃがゆっくちできにゃいわ。 しょんなの、ときゃいはじゃにゃいわよ。」 「ゆーん、ゆっくちりきゃいしちゃよ。」×2 「ごめんね、おちびちゃん。でも・・・あまあまさん、ほしいね。」 こんなやり取りをしているのは、母親がれいむ、長女が赤ありすで、後の2匹が赤れいむのれいむ一家だ。 ちぇんとありす程ではないにしろ、ゆっくり出来ていないのは、慢性的な食糧不足のためである。 この母れいむは母親とは言っても、実質は成体一歩手前と言った感じであり、 実のところ『ほいくえん』を卒園してからそう時は経っていない。 経験不足はいかんともしがたく、子育て、特に食料集めには四苦八苦しており、一家はいつも飢えに苦しんでいた。 「ゆっへん!まりさたちはとってもゆっくりしてるから、きっとにんげんさんもあまあまをくれるよ!」 「きゃわいくってごめんにぇっ!!!」 一方、まりさ親子はそれほど深刻な雰囲気を漂わせていない。 母まりさの記憶は、母れいむの頭上に生えたツタにぶら下がっていた頃、突然町を襲った竜巻に巻き込まれた時から始まっている。 生まれおちる前にツタから引きちぎられて、家族とは永遠に離ればなれとなった。 おそらく姉妹達は、落下して潰れていっただろうが、まりさだけは上手く風が弱まるまで宙を舞い続け、お帽子を失うことすらなく草むらに着地した。 「ゆっくちしちぇっちぇにぇ!!!」 「ゆ!?お空からおちびちゃんが生まれてきたよ!!」 生まれて初めて元気よく挨拶したとき、目の前にいたのは、さすがに驚きを隠せずにいた保育まりさであった。 そんな特殊な経緯もあってか、保育まりさは他の赤ゆっくりにはまずやらないほど丁寧にまりさを育ててくれた。 意外と信心深いのかもしれない。 その後独立して、ちょうど独り身がさびしいと思っていた時、現在育てている赤まりさに出会った。 赤まりさの素性は、母まりさには知ることもできないが、『捕食種用餌ゆっくり・まりさ種』。 人間さんが箱で購入した内の一匹を、たまたま落してしまっただけである。 親を知らない赤まりさは、なんの抵抗もなく母まりさに懐いてくれた。 狩りに出れば、必ず総菜屋や弁当屋の廃棄ゴミと遭遇し、腐ったゴミなど触れたこともない。 命の危険どころか、ケガをしそうな場面にすら直面したこともない。 おそらくは、同時期に生まれたすべてのゆっくり分の幸運を、一身に集めて生まれてきたのであろう。 親子揃ってどこまでも幸運に守られた、町では希少な、正真正銘の餡子脳であった。 そんな3家族を冷めた目で見回しているのは、まちのけんじゃ(笑)こと、ぱちゅりー。 その左右には赤ありすと赤ぱちゅりーが一匹づつ寄りそっている。 やがて母ぱちゅりーは、ゆっくりと他の3家族に語り始めた。 「むきゅん。まりさはああいってたけど、あんなのはうそよ。むきゅむきゅ。」 「まりさはうそつきだったのー!?」×8 「きっとあのまりさは、みんなにうそをついて、あまあまをひとりじめするつもりなのよー!むきゅっ!」 「ゆゆっ!?ひとりじめはゆっくりできないよ。」 「むっきゅっきゅ・・・、こんなにかわいいおちびちゃんたちが、 おばけさんのかっこうまでして、にんげんさんのところにいってあげるのよ。 にんげんさんもゆっくりして、ぜったいあまあまをくれるはずだわ!」 「しょーなのじぇ、まりしゃたちはゆっくりできるのじぇ!」 「れいみゅだってゆっくちしちぇるよ!」 「ときゃいは!ときゃいは!」 「ゆーし!それじゃあおちびちゃんがおばけになって、たくさんあまあまをもらうよ!」 「えいえいゆー!!!」×11 「みゃみゃ・・・」 ぱちゅりー一家以外の3家族がそれぞれ行動を開始した後、 ぱちゅりーの子供の赤ありすが、ぱちゅりーに話しかけた。 「にんげんしゃんは、ゆっくちできにゃいっていってたにょに。どうちて・・・?」 「むっきゅっきゅ。あのれいむたちがいなくなったら、このおうちも、 くささんやはっぱさんも、ぜんぶぱちぇたちのものになるのよ。」 「しょ・・・そんなのときゃいはじゃにゃいわ!」 「むきゅ!?おちびちゃんはまだちっちゃいからわからないのよ。 しょせんこのよは、けんじゃがおばかさんたちをふみつけていくものなのよ。」 「しょんにゃ・・・ときゃいは・・・」 赤ぱちゅりーの方はニヤニヤしているあたり、母ぱちゅりーの性質をよく受け継いでいるようだ。 しかし、赤ありすの方はそこまで割り切れないらしい。 それも無理はない。 赤ありすは、体の弱いぱちゅりー達と違って、ご近所の赤ゆっくりたちと一緒に遊んだことも多い。 お人好しな赤まりさには、たまご焼きさんや、ぱしたさんまでごちそうになったことがある。 頭は悪いが性格は善良そのものと、野良としては天然記念物モノの赤まりさに対して、実はひそかに想いを寄せてもいた。 れいむ一家の長女ありすとは、真の都会派を目指してペニペニをしごき合うライバル同士でもあったし、 赤れいむ達には、長女ありすと一緒に都会派コーディネートを教えてあげたこともある。 ゆっくりできていないちぇん夫妻には、まるで自分たちの娘でもあるかのように優しく接してもらってきた。 要は、このぱちゅりー一家で、赤ありすが一番周囲の社会に溶け込んで生きてきたのである。 それが野良の生活で不要だと言うのであるならば、赤ありすは、間違いなく野良の劣等生なのであろう。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 1.しあわせーなまりさ親子のハロウィン ここは、ゆっくり達が集会を行っていた広場の近所にある学校、湯栗学園。 その広大な校舎内には、古い合宿所を改修して作られた、職員(ゆっくり)用宿舎がある。 現在住んでいるのは、施設管理を担当している2匹、ゆうかりんとふらん、 家庭科教師の優宇河先生、そして彼女の飼いゆっくりであるまりさ姉妹だ。 その台所では今、優宇河先生と弟子のゆうかりんによって、カボチャ料理が次々と生み出されていた。 「ゆうかりーん。カボチャ煮えたー?」 「もう少しみたいです。お皿の飾り付け、やっておきますね。」 「うん、そうしちゃって。」 一方、部屋の方ではふらんとまりさ姉妹が飾り付けの真っ最中。 「うー!カボチャの提灯さんはこっちに飾るの。」 「ゆっ!だめなのぜ!こっちのほうがかっこいいのぜ!」 「うー・・・」「ゆぅぅー・・・」 「ゆぅん。それじゃあ、あいだをとって、まりさのぺにぺにに・・・」 「ばかなの!?しぬの!?」×2 「ゆふぅん!そんなにおこられると・・・すっきりー。」 今日は、優宇河先生以外、ゆっくり全員にとって、初めてのハロウィンパーティーだ。 保護者代わりの優宇河先生も気合が入ろうものである。 仮装の方も、優宇河先生がデザイン、作成したオリジナルだ。 まりさ姉妹はお帽子にれみりゃのコウモリ羽を取り付けた吸血鬼。というか、れみりゃ。 ゆうかりんは、オレンジのひもをサッカーゴール程度の目の粗さに編みあげたボディストッキングのみ。 オレンジの猫耳もつけてキャットウーマン、のつもりだったらしいが、 緑の髪の毛と合わせてカボチャにしてしまおう、ということになった。 ふらんは黒のとんがり帽子と黒マント、オレンジと黒のストライプのニーソックスのみで、魔女の仮装。 そうこうしている間に、料理もお菓子も準備完了、あとは優宇河先生がケーキを持ってくれば、パーティーのはじまりだ。 まりさ姉妹だけでなく、涼しそうな格好のふらんやゆうかりんも、視線はお菓子に釘付けとなっていた。 全員が半ば放心状態で、口の端からよだれが垂れている。 しつけの行き届いているはずの公務ゆっくり達でも、甘いものには目がない、という意味では、やはりゆっくりであった。 『コンッ!コンッ!』 ちょうどその時である。 宿舎の入り口からノックの音が聞こえてきた。 「うー。だれ?」 『ゆっくりしていってね!』『ゆっくちしちぇっちぇにぇ!』 ガチャリ・・・ 「まりしゃたちはふらんだじぇ!ゆっくちあまあまよこすんだじぇ!」 「あまあまくれないといたずらしちゃうよ!」 玄関に向かったふらんがドアを開けると、足元には木の枝をお帽子にくくりつけて、ふらんに仮装したまりさ親子がいた。 数十分前。 「ゆゆーん、それじゃあおちびちゃん。おばけさんになってね!!」 「ゆぅ?まりしゃ、おばけしゃんってわきゃらないのぢぇ?」 「ゆっ!まりさにまかせてね!」 数十分後、赤まりさのお帽子には、2本の木の枝が括りつけられていた。 「ゆわー。おきゃーしゃん、しゅごいのじぇ!」 「おばけさんはこわいこわいなんだよ。こわいといったら『ふらん』だよ!」 母まりさが選んだのは、噂でしか聞いたことのない、ゆっくりふらん。 お化け=怖いもの=捕食種=ふらん、ということらしい。 無論、人間さんに同じ理屈が通じるかは不明である。 「ゆわーい!まりしゃはふらんなのじぇ!ゆっくちちにぇ!なのじぇ!」 「ゆぅーん!ふらんがきたよー、こわいこわいだよー。」 「ゆっへん!おきゃーしゃん、ふらんじゃなくちぇ、まりしゃなのじぇ!」 「ゆふーん、ぜんぜんわからなかったよ。おちびちゃんはえんぎじょうずだね!すーりすーり。」 「しゅーり、しゅーり、ゆっくちー!」 そして現在。 「・・・・・・。うー。」 「「ふっ・・・ふっ、ふっ、ふらんだぁぁぁあああ!!!」」 「ふらん何もしない。落ち着け。」 「ゆひぃぃぃいい!おっ、おちびちゃんはまりさのおくちにはいってね!いそいでぇぇええ!」 「ゆぴぃぃぃ!ゆっくちりきゃいしちゃよぉぉ!!」 赤まりさが、お帽子に付けた木の枝を母まりさの歯に引っかけながら、たっぷり2分ほどかけてお口の中に入っていく。 「なにもしないから・・・ゆっくりしろ。」 「お、おちびちゃんはまりさがまもるんだよ!ぷくー!!!」 全く話は聞いてもらえず、おまけに母まりさ渾身のぷくー!がふらんに炸裂する。 さすがに温和なふらんも機嫌が悪くなってきた。 「ゆっくりどっかいってね!ぷっくー!!」 「・・・ぎゃおー。」 「ゆびぇぇぇえええ!!たべないでぇぇぇ!!」 母まりさの恐怖は早々に限界に達し、すでに涙とおそろしーしーが垂れ流され始めている。 それでもぷくーを止めないのは、赤まりさへの愛情という支えがあってのものか。 これだけの騒ぎが玄関で起こっていると、さすがに居間まで聞こえてくる。 不審に思ったゆうかりんとまりさ姉妹も駆けつけてきた。 「どうしたの?ふらん。」 「うー、このまりさ達が・・・」 「ぷくー!ゆぁぁぁああ!ぷくっ・・・!ゆっくりどっかいってぇぇぇ!」 この頃になると母まりさは、恐怖のあまりしーしーだけでなく、うんうんまで漏らし始めていた。 「ふらん・・・何したの?」 「ゆ、ゆうか!?ふらん何もしてない!」 「そうだよ!ふらんにいじめてもらえるのは、まりさだけなんだよ!」 「ふらん・・・」 「うー!まりさは余計なこと言うなー!」 「どこのまりさかしらないけど、ゆっくりするのぜ。このふらんはゆっくりできるのぜ。」 姉まりさも余りにゆっくりしていない母まりさを見て声をかける。 だが、母まりさの視線は、まりさ姉妹のお帽子に取り付けられた、れみりゃ羽に釘付けになっていた。 「ゆっ、ゆっ・・・、れみりゃだぁぁぁあああ!!!」 「まりさたちはれみりゃじゃないよ!よくみてね!」 「ゆひぃ!ゆひぃぃぃ!れみりゃとふらん、ごわぃぃいいいい!!!」 「(・・・ゆうかも捕食種なんだけど。)」 別に危害を加えるつもりもないので、どうしたものかと顔を見合わせる飼いゆっくり達だったが、 考え込んでいる間に、母まりさの恐怖は勝手に暴走していき、気がつけば 「どっがいっでぇ!だずげで・・ぷく!ぷくっ・・!!『モリュモリュモリュ!』ゆぎぇ・・・」 母まりさはうんうんの出しすぎで出餡多量、危篤状態になってしまっていた。 「おきゃあしゃーん!ゆっくちしちぇー!」 「ゆ・・ごべんね・・・・おぢびぢゃ。ゆっぐぢ・・・・・・。」 「おきゃあしゃーん!」 「おちびちゃん。お母さんを早く治療してあげ・・・」 「おきゃーしゃんにちかづかないでにぇ!ぷっきゅー!」 うつぶせに倒れた際、自分のうんうんに顔をうずめて気を失った母まりさ。 赤まりさは、母まりさを守ろうと、れみりゃ2匹とふらんを相手に、決死のぷくーを炸裂させる。 「うー・・・、そうじゃなくて、早く・・・」 「ゆぴぃぃいいいい!!!ぷきゅー!ぷきゅー!」 「どうしよう・・・。」×4 結局、パンプキンケーキも出来上がったのに、いつまでたっても戻ってこないゆっくり達の様子を見に、 優宇河先生が玄関までやってきたときには、ひどい有様になっていた。 自分のうんうんに顔をうずめて「ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛」と痙攣を続ける母まりさ。 それを守ろうと、恐怖に白目をむいて、涙としーしーを垂れ流しながらぷくーを続ける赤まりさ。 誤解を解こうと、お帽子にマジックテープで固定されたれみりゃ羽を外すのに手こずるまりさ姉妹。 不当に怖がられてしまい、罪悪感で半泣き状態のふらん。 全員をなんとかなだめようと必死なゆうかりん。 「な、何があったの?」 「ゆぴぃぃいいい!!やざじぞうなにんげんざんだぁぁぁ!!ゆびぇ・・・。」 「あら、嬉し。」 「・・・優宇河先生、この子気絶してる。」 「ん?何で?」 最後は何が何やらわからなくなっていた赤まりさが、新たな刺激に耐えられず気を失ってしまい、決着はついた。 こうして、お化けになってあまあまをもらう、というまりさ親子の計画は大失敗に終わった。 ただ、優宇河先生のゴキゲン取りには成功したらしく、介抱してもらった上、 一緒にハロウィンパーティーに参加させてもらえたのであった。 後日談ではあるが、小学校の飼育ゆっくりが先日永遠にゆっくりしたとの理由もあり、 このまりさ親子は学校の飼いゆっくりとして受け入れられることになる。 さらにのち、学校でたっぷりとゆっくりしたまりさ親子は、揃いも揃ってドスまりさに成長し、 町生まれのドスまりさ一号・二号として日本中に名を知られるようになった。 こうして以降三十年以上にわたって、まりさ親子は学校の生徒たちに愛され続けたのであった。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 2.薄幸なれいむ一家のハロウィン 「はーあ、みんな付き合い悪ーい。」 むきゅんちゃんは湯栗学園中等部の2年生。 来年はいわゆる受験生である。 とはいっても、この手のお祭り事については積極参加するタイプであり、 当然同級生のみんなも参加するものだと思って準備していたのだが・・・ 『ごめんねー、今日塾。』 『もう仮装パーティーって歳でもないでしょ。』 『うにゅー、うにゅにゅー。』 『あ・・あきゅんっ・・・・!』 お友達たちは、午前で学校が終わるのをいいことに、ほかの用事を入れてしまっていた。 さすがに小学生たちに交じってご家庭訪問、というのも気が引けて、 事前に準備していた狼耳と尻尾、首輪だけを着用して家から飛び出してはきたものの、行くあてもない。 「やっぱり優宇河先生のパーティーに入れてもらおうかなぁ。」 そんなことを考えながら、河川敷で腰を下ろし、ぐったりとうなだれるむきゅんちゃん。 ・・・と、そんなところに人間とは微妙に質の違う声が背後からかけられた。 「ゆっくりしていってね。」 数分前。 れいむ一家は途方に暮れていた。 「ゆーん。おばけしゃんってどんなにょ?」 「ありしゅもわきゃらないわ。ごめんにぇ。」 「ゆぅ。れいむもわからないよ。ごめんね。」 そう、れいむたちは、人間さんがどんなお化けを怖がるかわからなかったのだ。 というより、お化けって何だろう?という感じである。 「ゆあーん。おばけしゃんじゃにゃいと、はろいんしゃんにあえにゃいよー。」 「ゆ、なかないでね。ゆっくりしてね。ゆぅぅ、だめなおがあざんでごべんねぇぇ。」 「みゃみゃ、なかないでにぇ。ぺーりょ、ぺーりょ。」 「おちびちゃん、ありがどぅ。」 「ぺーりょぺーりょ、・・・しょーだわ!とっちぇもときゃいはな、かんがえがうかんだわ!」 「ゆゆっ!!」×3 長女ありすが、目を輝かせながら言った。 「にんげんしゃんにきけばいいにょよ!」 そして現在。 「おねーさん!れいむは、ゆっくりおねがいがあるよ!」 「私?まあいいけど。何?」 「おちびちゃんを、おばけさんにしてほしいんだよ。」 「・・・お化け、ねぇ。理由は見当つくけど。うーん、どんなのがいいの?」 「おばけさんならなんでもいいよ。」 「ゆっくちおねがいしましゅ!」 「そうは言ってもねぇ。うーん、ちょっとまって。」 むきゅんちゃんは、お尻に装着した尻尾型ポーチの中を漁る。 取り出したのは、一本のペンだった。 「どんなのでもいいんでしょ。この子でいいのよね。」 「いいよ!このおちびちゃんは、すえっこのとってもゆっくりしたおちびちゃんなんだよ。」 「了~解。はい、描き描きっと。」 末っ子れいむの全身に、隙間なくびっしりと唐草模様が描き込まれていった。 「は~い。ヒトダマの完成!」 「ゆゆっ!?ひとだまさんはゆっくりしたおばけさん!?」 「そうね。人間さんなら誰でも知ってる、とっても有名なお化けさんよ。」 「ゆわーい!やっちゃー!」 「とっちぇもときゃいはなもようさんね!」 「ゆっくりありがとー!」×4 「じゃーねー!あー、こうしてみると、ゆっくりもかわいいものね~。」 夕日に赤く染まる河川敷を、ぽよんぽよんと元気に歩いて行くれいむ一家の姿に、 自分も一匹くらいゆっくりを飼ってみたいな、などと考えるむきゅんちゃんであった。 「さてと、んじゃ先生に電話~・・・あ、このペン、油性。」 「れいみゅ、よかっちゃにぇ!」 「ゆっくちー。」 「おばけさんになって、よかったね。それじゃ、ごはんさんをさがしにいこうね!」 「えいえいゆー!」×4 このあと、れいむ一家はパン屋の裏のごみ置き場からパンの耳を手にいれ、 3日ぶりにお腹いっぱいご飯をむーしゃむーしゃしたのであった。 なお、末っ子れいむが、体の模様が水浴びしても取れないことに気付いたのは、この三日後のことである。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 3.不幸なちぇん&ありすのハロウィン ちぇんとありすは、パッと見ゆっくりしていないように見えるが、 ちぇん達なりにはゆっくりした生活を送っていた。 全身はひどく傷つき、チョコやカスタードもひどく傷つき劣化している。 あんよはもはや、這う程度の機能しか残しておらず、手に入れられる食料は、わずかな雑草のみ。 お飾りもないので、迫害こそされないとはいえ、仲良くしてくれるゆっくりも少なく、 声をかけてくれるのはご近所の数家族くらい。 だが、ほっぺを互いにすりよせ、体を支え合わなければ歩くこともできない状況は、 このつがいの絆を、この上なく深くしていた。 どちらかが命を落とした時点で、もう一方の命運も尽きる、という認識は、 わずかに手に入れた雑草すら半分に分けあうほどの、濃密な関係を築いた。 『ゆっくり』するために必要なものに、「食糧」「住居」に並んで「家族」がくるゆっくりにとって、 このつがいのあり様は、ある意味では恵まれた環境にあると言えるかも知れなかった。 「ちぇんたち・・・・おちびちゃんじゃないよねー。」 「でも、あまあまほしいわね。」 「ゆーん。やっぱりあまあまさん、もらおうねー。」 「・・・もらえるかしら?」 「そのときはそのときだよー。」 それなりにゆっくりした生活は送っている。 とは言え、ちぇん達にも「あまあま」という高級嗜好品を追い求める理由があった。 「ちぇんたち、たぶんふゆさんは・・・」 「そうね・・・。」 日々、確実に寒くなっていく中で、ちぇんとありすは、 自分たちの時間がそう長く残されてはいないことを悟っていたのである。 どうせ何日か生きられる日数に差が出る程度ならば、わずかなチャンスにすがろうというのであった。 たまたま目についた一軒家。 ちぇんとありすは、自分たちの運を試すことにした。 ぽゆんっ、ぽゆんっ。 ドアに何度か体当たりをする。 中で人間さんの足音が聞こえ、ドアがゆっくりと開いた。 「・・・なんだ。ゆっくりか。」 「ゆ、ゆっくりしていってねー。」 「・・・用がないなら閉めるぞ。」 「ま、まって。ありすとちぇんのおはなしをきいて。」 「「と・・とりっくおあとりーと!」」 「・・・・・・意味わかってる?」 「ゆ・・・あまあまくれない、と・・いたずら・・・」 「で、どんなイタズラすんの?」 「わ、わきゃら!?」 「してもらおうじゃねえか。」 ちぇんもありすも緊張と恐怖で、先ほどから目が回っている。 よりにもよって、実に怖そうなお兄さんを引き当ててしまった。 下手なことをすればどんな目にあうか。 しかし、このまま黙っていても、やはりひどい目にあいそうである。 2匹は、これまでやろうと思ったことすらない、だが思いつく限りのイタズラを実行するしかなかった。 「ちぇんがやるよー。」 そういうと、ちぇんはのそのそとお兄さんの足もとに這い進み、 履いていた運動靴の靴ヒモを、シュルッとほどいた。 「・・・・・・で?」 「わかったよー。かたほうじゃたりないんだねー。」 シュルッ もう片方もほどく。 「・・・・・・それから?」 「わきゃらな・・・!?」 「ゆぅ、わかったわ。ありすにも、とかいはないたずらをさせて。」 「ああ、やってみろよ。」 続いてありす。 のそのそとお兄さんの足もとに這い進むと、先ほどほどかれた両足の靴ヒモを口にくわえ、 もしょもしょと口の中で舌を絡ませる。 再び口から吐き出された靴ヒモの4つの先端は、しっかり一つに結ばれていた。 「・・・・・・。」 「と、とってもとかいはないたずらでしょ?」 「・・・みだ。」 「「ゆ?」」 「地味だ。地味な上に妙にムカつくイタズラしやがって!!来いっ!!」 「わぎゃらないよぉぉ!」「とがいはじゃないわぁぁぁ!」 「いいかっ!ハロウィンのイタズラってのはこういうのを言うんだよ!!」 ベチャン! 「ときゃいべぶっ!」 ありすの顔面に生卵がぶつけられる。 ベチャッ!! 「わきゃぷぺぴっ!」 ちぇんの顔面には皿一杯に広げたホイップクリームが飛んできた。 「あとはこういう奴がハロウィンのイタズラなんだよぉ!!」 「ゆわぁぁぁぁ、へんなのまかないでぇぇぇ。」 トイレットペーパー、ではなく清潔なゆっくり包帯で、ありすの顔左半分の大けがをクルクル巻いて行く。 「わかったら出てけ!」 お兄さんは、やりたい放題ちぇんとありすにイタズラした挙句、 2匹をポイッと外に投げ捨て・・・たりせず、そっと歩道の芝生に置いて家に帰って行った。 「ちぇん、よごれてるわ・・・ぺろっ。!?」 「どうしたのー、ありすー。ぺろ・・・ゆぅん、あまあまぁ。」 ちぇんの顔面にはりついたホイップクリームは、甘さ控え目な、お菓子としてはイマイチな物ではあったが、 わずかな雑草以外口に入れない2匹にとっては、十分にゆっくりできるあまあまだった。 「このぐるぐるさん、あったかいわ。」 「とってもすべすべだねー。わかるよー。」 卵白で貼り付けられたゆっくり用包帯は、ゆっくりの肌の素材と質感を持ち、下の皮膚と同化して傷を塞いでくれる。 失った左目は戻ってこないが、深く傷ついたありすの肌は、すーりすーりすると優しく押し返してくるくらいに弾力を取り戻していた。 「「・・・おにーさん、ありがとー。」」 「うるせぇ!とっとと失せろ!」 「ゆぅん・・・とかいはだねー。」 「うふふ・・・わかるわ。」 ゆっくりしていなかったちぇんとありすのつがいは、この日、いつもより少しだけゆっくりできたのであった。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 3つの家族が、それぞれにゆっくりできたりできなかったりしていた頃。 ここは、虹浦町の地下で細々と営業しているゆっくり家具・虐待専門店『ゆんテリ屋』。 店内では、店長がハロウィン向け商品の売れ残りを見て溜息をついていた。 「やっぱ、ぱちゅりーじゃないよなぁ。まりさかれみりゃだもんなぁ、定番て言やぁ。」 「むぎゅ・・・!!むぎゅぎ・・・!!!」 店長の前には、公園で3家族を陥れた母ぱちゅりーがいた。 そのあんよは黒く焼かれており、また、口は限界まで開いた状態で金具により固定されている。 お口の中ではオイルキャンドルが点火されており、ぱちゅりーの上あごをじっくりとあぶっていた。 『ゆック・リー・ランタン(ゆックランタン)』。この商品の名前である。 「それにしてもあのまりさ、ランタンにぴったりだと思ってたんだけどなぁ・・・」 ぱちゅりー一家が標的になった理由、それは、店長が以前から目をつけていた、 あのまりさ一家が姿を消していたからであった。 ぱちゅりー一家は、大分質が落ちる代用品としての価値しか見られていない。 「それとも、野良はやっぱまずかったかねぇ。」 これも正論ではある。 ゆックランタンの正しい使い方は以下のとおり。 まず口の中に点火、目で楽しむ。 次に頭頂部を切り開いて、中の餡子等をお菓子として楽しむ。 最後にカボチャと中身を混ぜて、ゆっくりの種類次第の多様なカボチャ料理の材料となる。 生ゴミが常食の野良では食欲が進まない。 「ま、今日売れ残っちゃったんだから、もう俺が楽しんで終わり、しかねえよな。」 「むっぎゅりっ・・・!!」 母ぱちゅりーの目の前には、赤ありすと赤ぱちゅりーが並べられている。 どちらもすでに加工済みだ。 「むきゅ・・いぢゃいのやめぢぇ。」 赤ぱちゅりーは、あんよから貫通した釘状の棒が、脳天に鈍く輝いていた。 商品札には、『ゆっくりキャンドルスタンド:ぱちゅりー』と書かれている。 「ごめんにゃしゃい・・ごめんにゃ・・・」 ありすは、金属の棒が体内を垂直に貫通している点では、赤ぱちゅりーと同様であるが、 頭上にオイル皿が取り付けられている。 商品札には『ゆっくりアロマキャンドル』。 「ん?なんで謝る?恨まれて当然だと思いながらやってんだが。」 「ありしゅたち、いなかものだかりゃ・・・。」 「へぇ、よく話、聞かせてくれよ。」 ・・・・・・ 「なーるほどね。そりゃ、あのまりさ親子もいないはずだ。」 「ごめんにゃしゃい・・・ごめんにゃしゃいぃぃ・・・」 「よかったな、ありす。」 「ゆぅ?」 「悪いことした償いが、こんなに早くできるんだから。」 赤ありすの頭上のオイルキャンドルに火が灯された。 その炎の熱は、キャンドル中央にわざわざ作られた、 熱を伝えやすい金属軸を伝って、ありすの体内を温めていく。 「ゆっ・・・!?ゆぎぃ、ぃ、ぃぎぃぃいいいいいい!!!」 「お前はこのくらい酷いことをあのまりさ達にやったんだから、しっかり味わえよ。」 「あじゅぅぅぅぃいいいい!!まりしゃぁぁ、ごめんにゃしゃいぃぃいいいい!!!」 「謝り続けて、いつかあのまりさが許してくれたら終わりにしてやるよ。」 「ゆびぃ、ゆ、ゆひぃぃぁぁああああ!!!」 「そんでお前たちの方だが。」 「むぎゅ・・、ぱちぇとおきゃーしゃんを、はやぐにがじでね。」 「却下。」 「おしおきはありずがうげでるでじょぉぉおお!」 「ゲスまりさやでいぶは虐待してると面白いが、アホなぱちゅりーなんぞ胸糞悪いだけだな。とっとと済ませるか。」 「ぱちぇはけんじゃなのよぉぉぉぉおお!!」×2 「あっそ。」 母ぱちゅりーは口内をバーナーでしっかりあぶられ、口をきけなくしてから電球をねじ込まれて、 提灯として店の入り口にぶら下げられた。 それから2週間後、店長は干物となり果てたぱちゅりーが絶命したのを、確認することすらせず、 何のためらいもなく、まだ息のある母ぱちゅりーを生ゴミの袋に放り込んで処分した。 赤ぱちゅりーは、即座に全身の皮を剥がされ、キャンドルからたれ落ちるロウに全身を包みなおされて、 『ゆっくり解剖模型:生存中』として販売されたが、結局売れることなく、 3日後に全身の痛みに苦しみながら、自分の何が悪かったのかすら理解できずに餓死した。 ちなみに赤ありすは・・・・・・ オイルキャンドルに飽きられたあとも、成長抑制剤を使って赤ありすのまま手厚く扱われ、 体内に香辛料を詰め込まれたり、パチンコ玉やビーズなど様々な異物を出し入れされ続け、 少しでも触れると激しくもだえる『ゆんテリ屋』の新マスコット、 『痛がりありす』として末永く愛され続けたのであった。 「いじゃいぃぃいい!まりじゃ、だじゅげじぇぇぇえええ!!」 「ほら、謝んないと、許してもらえないだろ。」 「ごめんにゃしゃい、ごめんにゃしゃいぃぃいいい!!」 ちなみに、この赤ありすが謝り続けているまりさは、 同じ頃に町のみんなに愛されるドスまりさとして、小学生たちと楽しく遊んでいた。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ゆふぅ。今年は上出来だよ。」 ハロウィンの終わった夜。 ここは、赤ゆっくり達が寝静まった後の『ほいくえん』。 保育まりさは、自分のお帽子の中をのぞいてニンマリしていた。 「これでしばらくは、あまあまさんが足りなくなることはないね。ゆふふふ。」 保育まりさの横には、今日の小道具が置かれていた。 お祭りで使われるようなプラスチック製のジャックランタンのお面。 どこかで拾ってきたのであろう、銅バッジがついた別まりさのお帽子。 野良と悟られないために体を洗うのに使った、ゆっくり石鹸の欠片をゴミからかき集めたモノ。 「ゆぅ。お祭りだから、入り込むのは簡単なんだけどね。」 しかし、長く生きてきた分、どのゆっくりよりも人間の恐ろしさを知っていた保育まりさは、 あえてこれだけの偽装をして、ゆっくり向けハロウィンパーティーの会場に潜り込む。 よほどのことをしない限り、叩き潰されたりまではしないことがわかっていても。 そして、手に入れたあまあまは、土を掘って石まで敷き詰めた、 保育まりさ専用の貯蔵庫に保管され、周囲のゆっくり達に振舞われることは絶対にない。 自分のマネをするゆっくりが現れ、ボロを出されたとき、自分が巻き込まれるのを防ぐため。 そう、ある意味では確かに、保育まりさはあまあまを独占していたのであった。 「まりさー、あしたはほんとにあまあまがてにはいるみょん?」 「多分だよ。でも太陽さんが3回くらいお顔を出すまでには、たくさん見つかる日があるはずだよ。」 「みょーん。まりさはものしりだみょん。それに、あまあまがてにはいったら、おちびちゃんたちもよろこぶみょん。」 それに、他のゆっくりに隠していたことはもう一つある。 ハロウィンの翌日以降、残飯の中にはケーキやカボチャ料理をはじめとして、 大量のあまあまが含まれているであろうことをだ。 「そうだね。喜ぶだろうね。」 「みょーん。まりさ、おやすみだみょん。」 「お休み、みょん。」 保育まりさは、それを悪いことだとは思っていないし、 心を痛めたことも一度だってない。 当然であろう。 保育まりさはゲスなのだから・・・ 実はここだけの話、下の作品一覧なんですが 町れいむシリーズに入れてないものも、舞台や時期はほぼ共有しています。 なので正確には 「町れいむ一家の四季」 「町れいむ一家の四季・後日談」 「町れいむ一家の四季・設定集」 になるんですが、ネタばれもアレだし、今後もシリーズに入れる入れないは流動的だったり。 本編完結までは、と数作品は別枠に分けていたんですが・・・ Wikiでもこの分け方でやっちゃってるみたいだし、どうしたものやら。 餡小話掲載作品 ふたば系ゆっくりいじめ 132 俺の嫁ゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 148 ここはみんなのおうち宣言 ふたば系ゆっくりいじめ 157 ぱちゅりおばさんの事件簿 ふたば系ゆっくりいじめ 249 Yの閃光 ふたば系ゆっくりいじめ 305 ゆっくりちるのの生態 ふたば系ゆっくりいじめ 333 銘菓湯栗饅頭 ふたば系ゆっくりいじめ 376 飼いゆっくりれいむ ふたば系ゆっくりいじめ 409 町ゆっくりの食料事情 ふたば系ゆっくりいじめ 436 苦悩に満ちたゆん生 『町れいむ一家の四季』シリーズ(ストーリー展開順・おまけについては何とも言えないけど) 春-1-1. ふたば系ゆっくりいじめ 161 春の恵みさんでゆっくりするよ 春-2-1. ふたば系ゆっくりいじめ 154 竜巻さんでゆっくりしようね 春-2-2. ふたば系ゆっくりいじめ 165 お姉さんのまりさ飼育日記(おまけ) 春-2-3. ふたば系ゆっくりいじめ 178 お姉さんとまりさのはじめてのおつかい(おまけのおまけ) 春-2-4. ふたば系ゆっくりいじめ 167 ちぇんの素晴らしきゆん生(おまけ) 春-2-5. ふたば系ゆっくりいじめ 206 町の赤ゆの生きる道 夏-1-1. ふたば系ゆっくりいじめ 137 真夏はゆっくりできるね 夏-1-2. ふたば系ゆっくりいじめ 139 ゆっくりのみるゆめ(おまけ) 夏-1-3. ふたば系ゆっくりいじめ 174 ぱちぇと学ぼう!ゆっくりライフ(おまけのおまけ) 夏-1-4. ふたば系ゆっくりいじめ 235 てんこのインモラルスタディ(おまけのおまけのおまけ) 夏-1-5. ふたば系ゆっくりいじめ 142 ゆうかりんのご奉仕授業(おまけ) 夏-2-1. ふたば系ゆっくりいじめ 146 雨さんはゆっくりしてるね 夏-2-2. ふたば系ゆっくりいじめ 205 末っ子れいむの帰還 秋-1. ふたば系ゆっくりいじめ 186 台風さんでゆっくりしたいよ 秋-2. ふたば系ゆっくりいじめ 271 都会の雨さんもゆっくりしてるね 冬-1. 本作品 翌年 ふたば系ゆっくりいじめ 224 レイパーズブレイド前篇(おまけ) おまけ ゆっくりこがさと儚井さん 儚井さんは、市役所の職員、所属は『ゆっくり対策室』。 対策室とはいっても、初期こそ対策中心であったが、今では市内のゆっくり関連業務全般を担当している。 そんなわけで、今日も儚井さんは残業中であった。 「ふぁぁ、ようやく一つ書類片付いたぁ。おーい、こがさ。そっちの報告、まだ届いてないぞー。」 「ゆふふ・・・とりっくおあとりーと!」 「はぁ。今日は幼稚園でハロウィン教わってきたのか。お菓子より先に、報告よこせ。」 公務ゆっくり:こがさは、児童福祉の分野で活用が進んでいる、やや特殊なゆっくりだ。 別に他のゆっくりより母性が強いだとか、器用だということはないのだが、 種族としてイタズラ好きという困った本能をうまく使うと、 ケガの原因となるような子供のイタズラや、集団に溶け込めないでいる幼児の察知など、 実に多様な点に気配りができるようになる。 そんなわけで、現在試験運用が進められている、第一号がこのこがさだ。 「はかないさーん。こっちむいて!」 「まったく、今日は付き合ってられ・・・何やってんだ!」 「ゆわーい!おどろいたー!」 儚井さんが振り返った先には、一糸まとわぬこがさが立っていた。 「何してんだ!」 「だって、はろいんさんは、ゆっくりがにんげんさんにいたずらして、よろこぶおまつりなんでしょ?」 「断じて違う!色々とな!」 「ゆふ、それじゃぁ、にんげんさんが、ゆっくりにいたずらする?」 「おい、もうやめ・・・」 「きょうはおまつりなんですよ。たのしくおどろかせてあげますね・・・」 挿絵 by儚いあき D.Oの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 卵の殻をかぶったまりさってあのめーりんせんせーの・・・ -- 2015-10-06 17 40 58 お兄さんが鬼伊山じゃないなんて… こんなの絶対おかしいよ! -- 2014-05-07 22 06 43 いやーさすがはD.O女史…いい話の間に酷い話を織り混ぜつつオマケがエロい -- 2012-10-29 23 31 52 頭に消火器を載せたれいむ ってすげえ力だな。 ゆっくり同士の戦いで負けることが有り得ないほどの力だろ。 -- 2012-05-16 12 08 16 ちぇんとありすの比翼連理は、心にくるものがあるね。 二匹の結末を知っているだけに、この一時のゆっくりを深く味わってほしいと素直に思えるよ。 -- 2011-09-01 03 38 03 この小説は、ほんとに脇役のキャラが濃いwww -- 2011-04-18 22 03 06 お兄さんマジツンデレ -- 2010-11-18 22 27 30 幸せなまりさ親子ねえ・・・ イラッときたがその分を保育まりさがゆっくりさせてくれたよ もしこれが幸せなれいむ親子だったらブチ切れてたけどねw あと不幸なちぇん・ありす夫婦はもっと幸せになってほしいよ -- 2010-11-15 07 54 53 どすだろうがなんだろうが、まりさと遊ぶような子供は事故にでもあえ -- 2010-10-27 09 30 32 痛がりありすが可哀想だったなぁ…ぱちゅりーにはざまぁだったが。 街のゆっくりの生き様が描けててゆっくりできましたー^^ -- 2010-10-12 23 07 17 おリボンの代わりに消火器を頭に載せた成体れいむなど、 ・・・おい、確実に生き残れるぞソイツ -- 2010-09-04 00 03 15 唐草れいむ誕生! 良い子はみんなしあわせーになって欲しいね。…ゲロ袋の巻き添えになった『痛がりありす』可哀想。 -- 2010-07-09 23 16 08
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1540.html
あるドスの最後 29KB 虐待-凄惨 自業自得 自滅 同族殺し 共食い 群れ 野良ゆ 赤子・子供 ゲス ドスまりさ 現代 虐待人間 独自設定 ゆ虐で狂気に染まれる人間になりたいよw 『そういえばあのドスをまだ生かしたままだった』(ふたば系ゆっくりいじめ 496 あるドスのゆっくり 続き) 「ちねぇぇぇ!!きゃわいいれいみゅのちゃめにまりしゃおねぇしゃんはさっさとちんじぇね!!」 「ちぬのはれいみゅだよ!ちねえええぇぇ!!」 「ゆ”っ……ゆ”っ……ゆ”っ……」 「……」 「……まり、ちゃ……ちに、たくにゃ……」 「やめでえええええぇぇぇ!じまい”でごろじあう”なんでだめだよお”お”お”お”お”ぉぉぉ!!」 暗い洞窟の中で、赤ゆっくりの殺意のこもった甲高い声と、それを何とか止めようとする親れいむの悲痛な叫び声が響く。 それに混じって、小さな死の呻き声と死を恐れる絶望の呟きも聞える。 既に事切れた赤ゆっくりもいる。 死に逝く体は無残に破れ、餡子が漏れ出している。 今まさに、お互いに対して噛み付こうとしている赤れいむと赤まりさはなんとか無傷である。 止めようとしている親れいむは逆さまにされており、その足には大きな裂傷を負い、全く身動きが取れない状態だった。 「ちねえええええぇぇぇ!」 「ゆびぃ!?」 赤まりさが赤れいむの頬に噛み付いた。 「びいいいぃぃ!!れいみゅのきゃわいいほっぺちゃしゃんぎゃあああぁぁ!?」 「ゆうううぅぅ!!」 赤れいむは必死に赤まりさを振りほどこうとするが、赤まりさは必死の形相を浮かべ離れようとしない。 「はなちちぇえええぇぇぇ!!」 「ちねえええええぇぇぇ!!」 二匹の絶叫が洞窟の中に響く。 「ゆびぎいいいぃぃ!!」 「ゆうっ!?」 赤れいむが最後の力を振り絞って身をひねった。 その結果、赤まりさは赤れいむの頬の一部をそぎとりつつ投げ出された。 「ゆぴぃぃぃ!!れいみゅのほっぺしゃんんん!!あんこしゃんがあああぁぁぁ!!」 皮がちぎれた所から餡子がどろりと漏れ出す。 「しゃっしゃとちねえええええぇぇぇ!!」 「ゆうっ!?」 最後まで殺意を絶やさない赤まりさが赤れいむに飛び乗った。 「まりしゃがっ!いきのこっ!るんだじぇ!いもうちょはっ!おねえしゃんのっ!ちゃめにっ!しにゅんだじぇっ!」 「ゆぶっ!ゆぐっ!ゆべっ!や、やめっ!れいみゅ……!ゆっくちっ!……ちにちゃくっ……!」 何度も何度も赤まりさは赤れいむの上で跳ねた。 やがて赤れいむは、破れた頬から餡子を大量に漏らし、その姉妹の手にかかって死んだ。 「ゆふ―……ゆふー……」 その上で息を吐く赤まりさ。 「ゆゆん!面白かったぜ!」 そこに響く楽しげな声。 「やっぱりドスの予想通りだったぜ!さすがドスと同じまりさだぜ!れいむみたいなゴミクズは駄目だぜ!」 ドスまりさだった。 このドスには、捕らえたゲスゆっくりを監禁し虐待する趣味があった。 このドスも群れを持ちそれを治めている。 だが、群れには馬鹿なゆっくりが多く、このドスは群れを維持するために大きな苦労をしていた。 ストレスもたまる一方……そんな時知ったのが『ゆ虐』だった。 以前人間の村を荒らした群れのゆっくりを人間に引き渡した際、虐待お兄さんなる人から虐待について聞いた。 ゆっくりを虐待するなんて……と思っていたが、ある日、ゲスの処断をした際につい潰してしまったとき、ゾクリとした快感を覚えた。 普段汚い言葉を吐き、自分や群れを困らせるゲス。 それが命乞いをし、ヘコヘコと頭を下げ、痛めつければ面白いくらいに泣き叫ぶ。 それ以来、群れにやってくるレイパーやゲスを、自分のおうちの奥の部屋に監禁しては、日々のストレス発散のための道具としていたのだ。 無論群れのみんなや、他の群れを治めるドスはこのことを知らない。 ゲスが対象とはいえ、『すべてのゆっくりをゆっくりさせる』と名高いドスが、こんな根暗な趣味をもっていると知られては一大事である。 そして今日の虐待メニューは、監禁しているれいむとまりさに赤ゆっくりを作らせ、生まれた赤ゆっくりを『最後の一匹まで生き残ったらゆっくりさせてあげる』と言って殺し合わせるゲームだった。 親まりさはその見せしめの為に叩き殺し、親れいむは止められないように冒頭の状態にした。 「ゆゆん!まりしゃはちゅよいのじぇ!やくしょくじょうり、どしゅはまりしゃしゃまをゆっくりしゃせるんだじぇ!」 姉妹の返り餡を浴びた赤まりさは、無い胸を張るような姿勢でドスに言った。 さすがゲスの子といったところか。 度重なる虐待により親は大人しくなり、昔のゲスっぷりの欠片もない。 だが餡子に刻まれたゲス気質は抜けないようで、その気質は子供にしっかり遺伝したようだ。 「ゆ~ん。もちろんだぜ。じゃあ……」 ドスは大きく口を開いた。 「楽に永遠にゆっくりさせてあげるんだぜっ!」 「……ゆ『ズドンッ』」 一瞬、訳がわからず疑問の声を上げようとした赤まりさの言葉も待たず、ドスはその下で赤まりさを叩き潰した。 「誰も『生きて』ゆっくりさせてあげるとは言ってないんだぜ!約束は守ったんだぜ!」 ドスはなんら悪びれる事もせず、親れいむへと目を向けた。 「ゆ”っ……ゆ”っ……ゆ”っ……」 親れいむは、バランスが崩れたのかその体が横に転がっており、あんよの裂け目から餡子を漏らし瀕死の状態だった。 「ゆっ?死んでるのかだぜ?反応が楽しみだったのにだぜ……。……おいだぜ」 ドスは部屋の隅で震えている他のゆっくりに声をかけた。 どのゆっくりも傷だらけで、ドスの声に反応してびくりと体を震わせた。 「そのゴミが今日の餌なんだぜ。さっさと食べるんだぜ」 「「「「「ゆっくりりかいしました!」」」」」 一斉に親れいむに集る。 「ゆ”っ!?……ゆっ……ぎぎぎぎぎっ、やべでぇ……でい、ぶ……まだ……」 どうやら意識はあったようだ。 だがそんな事はお構い無しに、親れいむはゆっくりの腹の中に消えていった。 その時、わずかに声が聞えた。 「ゆ……まりしゃ……にげりゅ……」 「ゆ?」 意外な事に、先程呻いていた赤まりさが入り口のほうにズルズルと逃げていっていた。 餡子が漏れ出していた横腹を上にし、餡子を零さない様にして必死に這いずっていた。 「どす?」 「ゆん?」 部屋の入り口に目を向けると、そこにはぱちゅりーが居た。 「お、ね……しゃ、たちゅけ……ちぇ……」 赤まりさが涙目でぱちゅりーに助けを求める。 「……」 ぱちゅりーは無言で赤まりさを見下ろし―――パクリとそれを食べた。 「むーしゃむーしゃ……むきゅ~……あまいわぁ~しあわせぇ~」 赤まりさを咀嚼し、至福の笑みを浮かべるぱちゅりー。 「遅いんだぜぱちゅりー!もう終わっちゃったんだぜ!」 「むきゅ~。こっちはむれのみんなへのしじだしでいそがしかったのよ。さきにたのしむなんてゆっくりできないわ」 このぱちゅりーは群れの参謀で、ドスの補佐役である。 ドス同様に群れの維持で頭を抱えることの多いぱちゅりーは、そのストレスの多さから本来弱い体がさらに弱り早死にする事も多い。 だがこのように虐待によってストレスを発散し、さらに極上のあまあまとなった赤ゆっくりを食べることによって、一般的なぱちゅりーよりはずっと健康的であった。 ただし、ぱちゅりーの場合は虐待に参加せず、その泣き喚く姿を鑑賞するのがお好みである。 「ごめんだぜ!でもぱちゅりーが好物の赤ゆっくりはしっかり用意したのぜ!」 「むきゅ。まあいいわ。それじゃゆっくりいただくわ」 ぱちゅりーは死んだ赤ゆっくり、半死の赤ゆっくりを関係なく平らげる。 さすがにドスが潰した赤まりさはムリだったが、そのどれもが苦痛を味わったお陰で絶妙な甘さになっていた。 と、そこにまた来客が。 「ゆ~ん!どす!いまかえったんだぜ!」 入り口にまりさがいた。 「まりさ、ゆっくりお帰り!収穫はどう?」 「ゆゆん!ばっちりなんだぜ!まったくひとざとにはばかなゆっくりがおおくてたすかるんだぜ!」 ドスが虐待するのは、群れの外から来るゲスゆっくりだが、そう毎日ゲスが群れを訪れるわけではない。 稀に楽しみすぎてすべてのゆっくりを殺してしまうこともある。 なので数が減ったら調達しなければならないのだが、その出所がもう一つある。 それは人里に暮らす野良ゆっくりだ。 野良ゆっくりは群れに属しておらず、家族単位や単独で生活しているゆっくりが多い。 それでいてその存在は人間に嫌われており、日々駆除の対象となっている。 そんな野良ゆっくりがいなくなったところで誰が気にするだろうか? 例外としてバッジ付きのゆっくりには手を出してはいけない。 それは人間の飼いゆっくりであり野良とは立場が違うのだ。 ドスはその全てを理解しているまりさを人里に送り、虐待用ゆっくりの調達に行かせているのだ。 「ご苦労なんだぜ!じゃあご褒美として今日つれてきたゆっくりを二匹好きにしていいんだぜ!」 「ゆゆ~ん!やったなんだぜっ!さっそくつれてくるんだぜ!」 ゆっくりは本来弱いものいじめが大好きである。 自分が絶対的優位に立ち、弱者をいじめることに幸福を感じるのだ。 このまりさはそれが特に強く、ドスの行なっている事に共感しているのだ。 まりさがドスのお家の方に戻って行く。 「みんな!どすがよんでるよ!ゆっくりついてきてね!」 口調がいつもと違う。 「ゆ~ん!たくさんゆっくりするよ!」 「こんなにおおきなおうちをもっているからきっととかいはなどすね!」 「やっちょゆっくちできりゅねおとうしゃん!」 「そうだね!きっとみんながいいこにしてたごほうびだよ!」 声が聞える。 ドスは心底楽しそうで、そしてゆがんだ笑みを浮かべてその場で待っていた。 ある日のこと。 ドスは群れのゆっくりと共に冬篭りに備えた食料の調達を行なっていた。 「自分で採れるところは自分で採ってね!ドスしか届かない場所があればドスが採るからね!」 趣味はアレであるが、群れを治める能力は中々に高く、群れの成長を促そうとする。 「どす!れいむはもうつかれたよ!あとはどすがやってね!」 「ちぇんもつかれたんだねー。どすにやってほしいんだよー。わかってねー」 群れのゆっくりは馬鹿の極みのようだが……。 「駄目だよ!狩りをしないと冬を越せないでしょ!ゆっくり理解してね!」 「どぼじでぞんなごどいうのおおおぉぉ!どずはゆっくりをゆっくりさせるものでしょおおおおおぉぉ!?」 「わがらな”いよー!どすはなまけものなんだねー!わかるよー!!」 「(ピキッ)……冬を越せなくなって家族で永遠にゆっくりしたいならいいよ!好きにしてね!」 「ゆぎぎいいいぃぃ……」 文句を言っていたゆっくり達はしぶしぶ狩りを再開する。 「(ゆふぅー。危うく舌が出るところだったんだぜ……)」 毎日こんな感じである。 その時だった。 「おおいたいた。久しぶりだなドス」 「ゆ?」 そこに居たのは人間の男だった。 「にんげんさんだ!あまあまちょうだいね!たくさんでいいよ!」 「まりさにもあまあまちょうだいね!」 「とかいはなありすにこそたくさんよ!」 この群れはドスの尽力もあり、人間とは一応友好な関係を築けている。 なのでゆっくり達も遠慮が無い。 「ゆゆっ?人間さん?会った事あったっけ?」 「ほら~。以前畑荒らしたゆっくりを突き出してくれたときに~」 「ゆ!お兄さん!?」 そう。 男はドスにゆ虐を教えて虐待お兄さんだった。 「思い出してくれた?」 「ゆん!思い出したよ!でもなんでこんな所まで来たの?何か用事があるの?」 「それはね……」 男はドスにスッと近づき耳(無いけど)打ちした。 『同じ匂いのする仲間に会いに来たんだよ』 『……!?』 「いやぁ、さー。街のゆっくりを虐待するのも飽きたんだよねー。全部同じ反応しかしないし、新鮮味にかけるって言うか?だからさー、森にいるゆっくりを虐待したいんだよ。 しかもドスの群れに属してる。でもドスがいるだろ?ドスの群れに手を出すとあっちが吹っかける口実になっちゃうだろう? そこで思い出したのがお前だよ~。他のゆっくりやドスは知らないだろ~? 『俺達』が同じ仲間だってこと。 もし俺が他のドスやゆっくりに相談しに行ってたら大変だったよな~。なあドス?お互いゆっくりできる仲間だってことはわかってるんだし、協力してくんないかな~? あ、ちなみにいつもやってるみたいに人里から連れてくるゆっくりをそのまま送るのはナシね?俺、勘がいいからわかっちゃうんだよね~。そ~なったらお互い残念なことになりそうだし……。 あ、なに?OK?さっすがドス!空気読めるね!そこらへんの糞饅頭共とは大違いだ!じゃ、これからもよろしくな『相棒』?」 その日の夜。 ドスのお家の中でドスとぱちゅりー、まりさは集まっていた。 「むきゅ……それはこまったわね……」 「ま、まりさじゃないんだぜ!まりさははなしてないんだぜ!」 「判ってるんだぜ……」 絶対に秘密にしたいことがばれてしまった。 しかも人間に。 そして秘密にする対価として群れのゆっくりを虐待用に差し出せという。 ドスとしてはやってはならないことだ……今更感はあるが。 「そうだぜ!むれのむのうなれんちゅうをさしだせばいいんだぜ!そうすればふゆごもりもらくにすむし、むれのそうじにもなるんだぜ!いっせきにちょうなんだぜ!」 中々に頭のいいまりさである。 同時に素晴しいゲスである。 「むきゅ……」 「まりさ、少し黙ってるんだぜ……」 「ゆ……」 ドスもぱちゅりーもその選択肢以外ないことぐらい初めから気づいていた。 問題は……それで終わるのかという事である。 群れの問題児を引き渡せば群れの運営も楽になる。 このドスは頭が良かった。 その分ストレスの感じる割合が強く、そしてその処理方法に困ってしまった。 そこに『ゆ虐』というアウトローな道に染まった要因もある。 そしてなんとなく予感していた。 それで終わりになることなど決してないのではないかと――― 「やあドス。ちゃんと揃えてくれたみたいだね~。お兄さん嬉しいよ」 「ゆっ!喜んでもらえて嬉しいよ!」 明らかなつくり笑みだが、お兄さんとドスの間に挟まれたゆっくり達は気づかない。 「ゆん!このにんげんさんがあまあまをくれるんだね!たくさんちょうだいね!」 「きゃわいいちぇんのこどもにたくさんあげるんだよー。わかってねー」 「「「「「きゃわいきゅっちぇごみぇんにぇ!」」」」」 「ゆ!まりさはにんぷさんなんだよ!たくさんあまあまがひつようなんだよ!ゆっくりりかいしてね!」 「そうなんだぜ!まりさとれいむはしんこんほやほやんなだぜ!おいわいにあまあまよこすんだぜ!」 昨日の狩りの際にドスに口答えしたれいむとちぇんの家族だ。 ちぇんはれいむと番で赤ゆっくりが5匹おり、れいむはまりさと番で珍しくまりさが胎生にんっしんしている。 「じゃあお兄さんこれで……」 「ああ勿論だ!約束はきっちり守るぜ『相棒』!」 「ゆゆっ?どす?やくそくってなに?」 「ゆ!それは……みんなをちゃんとゆっくりさせて欲しいっていうことだよ!」 無論そんなのは嘘である。 「ゆ!にんげんさん!れいむたちをゆっくりさせないとどすがせいさいするよ!れいむたちをしっかりゆっくりさせてね!」 「ちぇんをゆっくりさせるんだよー!わかってねー!」 「はいはい。じゃあなドス。あとでみんながどんなにかゆっくりしたか聞かせてやるからな~」 「ゆ……ゆっくり待ってるよ……」 そうしてお兄さんと、哀れな生贄たちは森を出て行った。 「むきゅ……ドス。これでおわるかしら……」 ドスの帽子の中にいたぱちゅりーは不安げに言った。 「わからないぜ……でも、そう願うしかないんだぜ……」 無論、それで終わるわけなかった――― 数日後、ドスの群れにお兄さんがやってきた。 「やあドス」 「ゆ!お兄さん!?」 ドスは驚いた。 まさかこんなところまでやって来るとは。 自分たちの関係がみんなにばれたりしないだろうか? 「久しぶりだな。今日はちょっとドスに相談したい事があるんだ。他のみんなは邪魔だから、これでも喰っててくれ」 お兄さんはそう言うと、お菓子を地面にぶちまけた。 ゆっくりは袋が開けられないので中身をそのままである。 「ゆわーい!にんげんさんありがとう!ゆっくりいただき……」 「まりささまにたくさんよこすんだぜ!」 「かわいいれいむのためがたくさんだよっ!」 「ゆーん……みんなでわけあわないなんてとかいはじゃないわ……!」 良い個体と馬鹿な個体が入り混じってお菓子に群がる。 そんな群れのみんなをおいて、お兄さんとドスはドスのお家の近くまで来た。 「お兄さん。今日は何の用事……?」 ドスは内心不安がりつつ尋ねる。 「いやなに。お礼を言おうと思ってね。先日ドスがくれたゆっくりはとても『ゆっくりできたよ』」 「ゆ……それはなによりだよ……」 お兄さんが向ける人懐っこい笑みに、ドスは目をさらしつつ答えた。 「そう落ち込むなよ~。―――いい群れの掃除ができたんじゃないのか?」 「ゆゆっ!?」 お兄さんはにやりと口を歪める。 「あいつらの言葉を聞けばわかる。あいつ等は頭が良くない。同時にゲス気質があった。 子供を助けるか自分が助かるか選べって言ったら、ひょいひょい子供見捨てたぜ。 にんっしんしてたまりさは子供はいらないって言ったから、生きたまま腹を掻っ捌いて取り出してやった。 番のれいむは見捨てて逃げようとしたから、そのまままりさの中に餡子を詰め込んでやったんだ。そしたらゆん格が二重になって……あはは。 ちぇんと番のれいむは、口を固定して、少しずつ赤ゆっくりをその歯で削り殺して殺やった。で、そのお飾りを目に縫い付けてやった。 みんないい声で泣いたぜ。『ドスー助けろーさっさと助けに来ないドスは死ねえー』とか言ってたな。 全く馬鹿な奴らだよなー。最後に『ちぇんを裏切ったドスは死ね。わかれよー』とか言って死んだよ。 楽しかったぜー。相棒にも見せてやりたかったよ」 ドスは寒気がした。 生きたまま腹を引き裂く? しかもその中にゆっくりを詰め込む? 赤ゆっくりを歯ですりつぶす? 死臭付きのお飾りを目に縫い付ける? 「群れどもの奴らは街の野良と違って、ドスっていう存在があってそれに依存してるからな。その分精神的な支えがあるのか、壊れるのが遅いし長持ちして楽しめる。やっぱ群れのゆっくりは一味違うね」 お兄さんは楽しそうに話を続ける。 「ホントありがとなドス。久しぶりにいいゆ虐だったぜ」 「ゆ……どう、いたしまして……だぜ……」 ドスは気分が悪かった。 そしてこの男が恐かった。 自分の想像以上のことが行なわれた。 自分が考え付かない世界がそこにある。 それを平然と話し、こなす人間が……。 「で、さ。ドスにまた頼みがあるんだけど……」 「ゆぅ……また新しい子が欲しいのかだぜ?……準備はできてるんだぜ」 ドスは既にぱちゅりーとも話し合って次の『生贄』を決めていた。 「おお、準備いいじゃないか!……でもな、今度は前回と違う趣向で行きたいんだ」 「ゆ?」 「そう。例えば……群れのさぁ……『お前を信じきってるゆっくりできるゆっくり』とかさ」 「ゆゆっ!?」 「やってみたいんだよ。どこまでゆっくりが、『信じる心』(笑)を持ってるのかさ」 「そ、そんな……」 ドスは躊躇した。 馬鹿は多く、いくら生贄にしても困らないが、群れの維持に欠かせないゆっくりできるゆっくりは少ない。 それでは当初の目的が果たせなく、意味が無いのだ 「ん?駄目なの?仲間のドスなら俺の気持ち理解してくれると思うんだけどなー。だったら他のドスのところに行こうかな~。ついでにドスの事も相談に……」 「ゆああっ!駄目だよ!それだけは駄目だよ!……ゆぅ~……。……わかったよ。一家族だけなら連れて行っていいよ……」 「一家族?……まあいっか。じゃあ今回は俺が選ぶ。ちゃんと言い聞かせてくれよ」 「ゆぅ……」 ドスはお兄さんと共に群れの中に戻っていった。 その日『生贄』になったのは、とてもゆっくりしていたまりさとありすの番で、子ゆっくりを五匹育てている家族だった。 家族には人間さんのことを勉強してきて欲しいと吹き込んだ。 まりさとありす、そして子供達も喜んでいた。 ドスはゆっくり出来ない心境を抱えつつもそれを見送った。 また数日後。 「どす!たいへんなんだぜ!」 虐待ゆっくり調達まりさがドスのお家に駆け込んできた。 ただ最近はお兄さんのこともありその出動が少なくなってきている。 ドスも気分が乗らないのか、ここ最近ゆ虐をしていない。 よって奥のゆ虐用ゆっくり達は共食いをし、とっくに全滅していたが。 「どうしたんだぜ?今はぱちゅりーと会議中なんだぜ?」 「ゆ!あのおにいさんがこれをどすにわたしてほしいといってきたんだぜ!」 「ゆ?お兄さんが?」 まりさが帽子から取り出したものは、カセットテープが入った小型のテープレコーダーだった。 丁寧に『ここを押せば音が流れるよ』と平仮名で書いてある。 「むきゅ?なにかしら?」 「ゆぅ?わからないんだぜ?とにかく押してみるんだぜ」 ドスたちは見たことも無いものだったが、とにかく指示通りにそれを押してみた。 『カチリ』ジージー 「あーあー聞えるかなドス?これは俺の大切な相棒であるドスに、少しでもこの興奮を味わってもらいたくて送ったプレゼントだ。 存分に楽しんでくれ。ついでに最後には俺のメッセージも入ってるから最後までしっかり聞くんだぞ?じゃあ、早速行ってみよう!」 『ガチャリ……とんとんとんとんとん(階段を降りる音)がちゃ』 やべでえ”え”え”え”え”え”え”え”え”え”え”え”え”え”え”ぼうやべでえ”え”え”え”え”え”え”え”え”え” う”っほお”お”お”お”お”お”お”お”お”ぉぉぉぉぉ!! 「いきなりうっせぇなー。あーこれはな、あのまりさの番だったありすにれいぱー化の薬を注入したんだ。で、初めにいた赤ゆっくりはとっくに犯し殺された。 そいでまたまりさと子供作らせてまた殺す。それの繰り返し。まりさはオレンジジュースで死なない。ありすも同様。死ぬのは赤ゆっくりだけ。たぶんもう……100匹くらいかな?」 やめちぇぇ……お、きゃ、しゃ……あり、しゅ……ちにちゃぁ…… うんっほお”お”お”お”お”お”お”お”お”!!ずっぎりい”い”い”い”い”い”い”い”い”い”ぃぃぃぃぃ!! あでぃずうううううぅぅぅ!!ぼうや”めでえ”え”え”え”え”え”え”え”え”!!やざじ”あでぃずにぼどでえ”え”え”え”え”!!おぢびぢゃんじんじゃう”う”う”う”う”う”う”!! 「いい加減慣れろよー。あ、まりさ。ドスが聞いてくれるってさ~。何か言う事ある?」 ゆ”っ!?どずうううううううううううう!!ばやぐだずげにぎでええええええええええええ!!ばりざっ!ぼうっ!ごどもぶびだぐだいよお”お”お”お”お”お”お”お”お”!! 「なんだよー。赤ちゃんはゆっくりできるんだろー。大切に育てるんだろー?」 ごんな”んじゃぞだでられな”いでじょおおおおおおおお!?びんな”のどごろにがえじでえええええええええ!!どずううううう!! 「はいはい。ゆっくりゆっくり。じゃーまだドスを信じるまりさの声も聞けたし、ありすは用済みだ……って赤ゆっくりを死姦すんな」 すっきりいいいいいぃぃぃ『ブシャ』 ゆ”……?あり……す……? ま、までぃ……ざ…… あ、ありす!ありすううううううぅぅぅ!! 「お?」 ご、ごべ、ごべんだ、ざい…… あでぃずうううううううううううううううううううううううううううううううううぅぅぅぅぅ!!! 「あっはっはっはっは!!すげえよ!あの薬の効果を打ち消すなんて!愛(笑)は強しってか?はっはっはっはっは!!」 ゆあ”あ”あ”あ”あ”ぁぁぁ!!じねえ”え”え”え”え”!!みんなをごろじだじじいぃはじねえええええええぇぇぇぇ!! 「はいはい。ゆっくりゆっくり。さーてまりさちゃん。最後の仕上げですよ~」 『ブツン――――――ぶん』 はなせええええええええぇぇぇ!!じじいいいいいいい!!まりさをはなせええええええええ!! 「離すわけねーだろ馬鹿。ていうかもう機械にはまってるだろ。ジャー早速言ってみよー!ホレ」 ゆゆっ!? 『シュッ』 ゆ?……ゆ、ゆぎぃやあああああああああああああああああ!?!?!? 「解説!今ピアノ線でまりさの頬をうっすらと上から下に切断した!でもまりさの体は左右からやんわりと抑えられているから、体が泣き別れになったりしない!つまり餡子も漏れない。 でも切れてるから痛い。これによって中枢餡を破壊するまでは、ゆっくりを心置きなくスライスできるのだ!ひゃっはー」 ばりざのほっぺざんがああああああああああぁぁぁぁぁぁ!! 「ほーれどんどんいくよー」 『シュッツ、シュッツ、シュッツ』 ゆっぎっいだい”い”い”い”い”い”い”い”!!ゆ”がっ!!ゆびい”い”い”い”い”い”い”い”い”い”い”い”!!ゆギャああああああああああああああああ!!! 「ねーまりさ。ドスに助けを求めないの?」 ゆ”……ゆ”……ど、どすぅ~たすけ、て……まりさ、を……たすけて…… 『シュッ』 ゆびい”い”い”い”い”い”ぃぃぃ!!かたほうのおめめがああああああああ!! 「聞えないってさ?ほら~叫ばないともっとシュッシュするよ~?」 どずうううううううううぅぅぅぅ!!だずげでよおおおおおおおおおおおぉぉぉぉ!!どぼじでだずげでぐでだいどおおおおおおおお!?!? ばでぃざだぢいづもゆっぐりじでだよおおおおおおおおおおお!!がりもがんばっだよおおおおおおおおおお!! おぢびぢゃんだぢもがんばっでぞだでだよおおおおおおおおおお!!ゆっぐりじでだのにいいいいいいいいいぃぃぃ!! 「え~?まだわからないの~?まりさも意外と馬鹿なんだね~『シュッ』」 ゆぎぎゃあああああああああああああああ!! 「じゃあ教えてあげるよ……まりさとありすと赤ちゃんたちは……ドスに捨てられたの☆」 ゆ”っ!? 「君たちは知らないだろうけど~。ドスは裏で君たちみたいなゆっくりをいじめて殺してたんだ。 それを僕に知られて、僕がみんなにそのことを言わないように、その代わりに君たちをくれたんだよ。もちろん僕が何のためにゆっくりをもらうか知ったうえでね」 う”ぞ 「うそじゃないよ~。ホラこれ。見覚えあるだろ?」 ゆ”ゆ”っ!?ぢぇん!?でいぶ!? 「ね~?だ・か・ら、まりさも言っちゃいなよ?この糞ドス~まりさをゆっくりさせないドスは死ね~って、さ☆」 ……う”、ぞ、だ…… 「ん?」 どずがぞんなごどずるもんが!どずばゆっぐりをゆっぐりざぜでぐれるやざじぐでりっばなどずなんだ!じじいみだいなひどいごどずるにんげんのごどばなんがじんじない! 「へ~…………く、くくく……くは、っひゃーはっはっはっはっはっはっは!!いいねいいね!それだよ!そんな言葉を待ってたんだよ!! 以前殺した糞袋共には無いその言葉を!!ひひひひひひひひ……じゃぁみせてもらおうかぁぁぁ?その言葉をどこまでつらぬけるかぁなぁ!」 『シュッ』 ゆ”ッびいいいいいいいいいいいいい!! 「さあまりさちゃん叫べよ!!そしてドスに呼びかけろよ!そしたらドスが来て俺を殺してくれるかもしれないぞ!? そしてお前を助けて死んだありすやおちびちゃんを生き返らせてくれるかもしれないぞ!?さあ、聞かせろ!!最高の悲鳴をなあああああああああああ!!!」 ど、どずうううううううう!!ごの!ゆぎいい!あだまのおがじいいいいいいっぎ!!じじいいいい!!ごろじでえええええええええええええ!! までぃざはじんでもいいがらあ”あ”あ”あ”あ”!!ごのゆっぎいいいいいぃぃ!!じじいだげばああああああああ!! 「ひゃあーーーはっはっはっはっはっはっは!!ドスは俺の操り人形なんだよ!この糞袋が!!いい加減わかれよド低脳がぁぁぁ!!」 ゆびぎいいいいいいい!!どずううううううう!ごろじでええええええええええええ!ごろじでえええええええええええ!!! 「ひひひひひひひひひひひひひひh ごろじでええええええええええええ ――― 「ハァ……ハァ……じゃ、ドス、明日、行くぜ。今度も期待してるぜ。あばよ『ブツン』」 「ゆげえええええぇぇぇ」 「むぎゅうう……エレエレ……」 「ゆ”……」 ドスは目の焦点が合っていなかった。 そのあまりの凄惨な内容に、全てが止まってしまったのだ。 近くでまりさとぱちゅりーが餡子を吐いているのにも気づかなかった。 ただ、氷のように冷え切った心の中で悟った。 『あの人間を殺さないと』 でないと、自分は二度とゆっくり出来ない。 確かに人間は群れると恐ろしい。 だが、相手がお兄さん一人ならなんてことは無い。 そう、初めからそうすればよかったのだ。 そうすれば秘密を知るものは自分とぱちぇとまりさだけ―――いや、この際秘密を知る奴らは全部消そう。 今回の事はいい教訓となった。 『ゆ虐』なんてことはいいこと無い。 知られるというリスクが高いし、何よりこんな……こんな狂った人間と同じゆっくりしていないことをやるなんてどうかしていた。 すべてやり直そう。 そうすれば以前とすべて同じに戻る。 そう。 すべて元どおりにするのだ。 「ゆっくり……ドスは、まりさは……ゆっくりするのぜ……」 ぱちゅりーとまりさの死骸を踏みつつ、ドスはずっと呟き続けていた。 次の日、言葉通りにお兄さんは群れにやって来た。 「ん?あれ?ゆっくり共がいないぞ?」 群れの巣の中心にやってきてもゆっくりが一匹もいなかった。 「せっかくあまあま持ってきてやったのに、ん?」 するとお兄さんが来るのを待っていたかのように、ドスとゆっくり達がぞろぞろと岩の陰から出てきた。 「なんだいるんじゃないか。どうしたんだドス?せっかく今日もみんなにあまあま……」 「ゆっくり黙ってね!」 「……は?」 「このゆっくりごろし!」 「まりさをかえせえええええぇぇぇ!!」 「ゆっくちしちぇないじじいはちね!」 「もんどうむようだよ!ぷくー!こわかったらあまあまよこしてね!」 「どうぼじでありすをころしたのー!!わからないよー!」 「ちーんぽー!」 「しねえええええ!!ちぇんやれいむをころしたいなかものはしねえええええぇぇぇ!!」 罵詈雑言のオーケストラでお出迎えだ。 「……おいおい。なんだよこれは?随分酷い歓迎だな?」 「ゆん!とぼけないでね!みんな知ってるんだよ!!お兄さんが連れてったちぇんやれいむ、まりさやありすを虐待したのを!」 「はぁ?どうしてそんなことをお前たちが知ってるんだよ?」 「これだよ!」 ドスがお兄さんの前に何かを投げた。 それはお兄さんがよこしたテープレコーダー、の破片だった。 「それをみんなに聞いてもらったよ!お陰でゆっくりしちゃった子もいたよ!全部お兄さんのせいだよ!」 「……おいおい。ところでこれ、最後まで全部聞いたのか?」 「まりさの最期はあまりに酷かったから聞かせてないよ!お兄さんがありすや子供を殺したって言ってるところはばっちり聞いてもらったよ!」 ドスは勝ち誇ったかのように言った。 「ゆ!どす!はやくこのくそじじいをせいっさいしてね!」 「そうだよ!みんなのかたきをはやくとってね!」 「しょーだしょーだー!」 それに対しお兄さんは別段驚いた様子も無かった。 「ふーんそう言う事か……。で、俺をどうするんだ?」 「お兄さんには悪いけど……みんなの仇だよ!」 ドスは帽子の中からキノコを取り出した。 そしてそれを口へと運ぶ。 「ゆっくり死んでね!」 ドススパーク。 確かにこれならば人間もイチコロである。 まともに喰らえば命は無い。 だが、お兄さんは鋭い視線を放つ。 「おい。デカ糞袋。人間様を嘗めんじゃねえよ」 『パンッ』 「ゆっ?」 チャージを続けるドスの眉間に開いた小さい穴。 それはお兄さんの持っていた改造モデルガンから発射された弾。 「ゆっ……ゆっ……!?」 ドスの眉間から体内に広がる、激痛。 「ゆっ、ぎぃやああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」 大空を揺るがすドスの絶叫があたりに響き渡る。 「ど、どすぅ!?」 「どうしたのおおおぉぉ!?ゆっくりしていってね!?」 「ゆっくり!ゆっくりだよお!どすう!?」 「ちゅ、ちゅぶれりゅぅぅ!ゆべっ!?」 「どすやめてええ!あばれないでえええ!!」 周りにいるゆっくり達はドスの絶叫に戸惑いつつ、潰されないように逃げた。 それはそうだ。 あの巨体を持つドスが、あんな小さな穴を開けられたぐらいでここまで痛がるなんて。 「うるせえぞ。ド饅頭。てめえはもう用済みだ」 いつの間にかドスに近づいたお兄さんが、ドスに向かってさらに一発の弾丸を放った。 「ぎっ―――ゆ”っ―――ぎぎぎぎぎギギギギギg」 ドスは口をパクパクさせ、最大限の苦悶の表情を浮かべつつ、その場に倒れ動かなくなった。 男が撃ち込んだのは、融解性の弾でできた『辛味成分濃縮弾』。 主に人里に近づくドスに対して自治体が使用する、対ドス専用の武器である。 ゆっくりの体内に入ると弾の外側が溶け、中の辛味成分が全身に浸透する仕組みだ。 一発でドスはほぼ戦闘不能になるが、二発打てば間違いなく死ぬ。 「ど、どす?」 「ゆ、ゆっくりしてね?」 「ど、どすゆべっ!」 「よお!ばっちりだったぜ!」 「ゆゆっ!?」 ゆっくり達は周りを見た。 そこにはたくさん(約50以上)の人間がいた。 「このビデオを見せればドスが人間に牙を向いたってばっちり証明できるな」 「ああ。証拠になるテープはドスがわざわざ始末してくれたし、『ドスがあまあまを持ってきた人間に言いがかりつけて、あまあまを奪おうとした』っていうことになるな」 「これで他の群れにも心置きなく手を出せるな。ゆっくりやドスが人間の敵だってことになれば誰も文句言わないしな」 「しっかし、ドスにゆ虐教える計画がこうも上手く進むとはねー。お前天才だわ」 「はっ!ゆっくりの思考なんてこんなもんだぜ」 「後は道具だな~対ドス用装備役所から借りないと」 「役所の手続きは任せな。書類一枚書けばでゆっくりの群れなんてなにしたって大丈夫だ」 「頼りにしてるぜ」 「さて、とりあえずじゃあコイツらどうする?」 「決まってんだろー。獲物が目の前にあってほっとく馬鹿いるか?いやいない!」 「そうだな!じゃあいくぜ!保存用カメラ回ってるか?」 「おk!おk!」 「「「「「ヒャッハー!!虐待だー!!!」」」」」×50 「ゆうううううぅぅぅ!?」 「ど、どぼじで……ごうなっだ……の……?」 ドスはかろうじて生きていた。 そしてその激痛に耐えながらも自問自答する。 自分はゆっくりしていた。 同時に群れを治め、まとめ、人間とも折り合いよくし、群れを守り、頑張っていた。 とても立派なドスだったのに……どうして……。 「わからねぇのか?ゴミクズ」 目の前にお兄さんが立った。 胴体に大穴が開き、両目が抉られ、歯が抜かれ、帽子は無く、髪の毛は毟り取られ、どの子だったかもわからなくなったゆっくりが地面に落ちた。 「ゆっくりごときが、『ゆ虐』に手を出したのがすべての間違いだったんだよ」 ゆ虐? ゆ虐ってなんだろ? なんだか懐かしい響きの気がする……あれ?……何か……声が…… 『じねぇ』 ゆ? 『じねぇじねぇ』 ゆゆっ? 『まりざざまをしたでたたきころしたどすはしねぇ』 ゆゆっ!? 『れいむのあかちゃんをころしあわせたどすはしねぇ』 ゆ……ゆわぁ…… 『まりちゃとのやくちょくをやぶっちゃどしゅはちねぇ』 ゆ……ゆ……ゆ、あああああああああああああああああああ…… ドスは自分のお家の奥にある『あの部屋』の中にいた。 そして、自分が今までストレス発散の為に殺してきたゲスゆっくり達に取り囲まれていた。 『じねぇじねぇじねぇじねぇじねぇじねぇじねぇじねぇじねぇじねぇじねぇぇぇぇぇ』 ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ 終 登場させたゆっくりは一匹たりともゆっくりさせない。 ふたば系ゆっくりいじめ 433 ゆっくり親子 とクズ人間 ~Another~ 絵 ふたば系ゆっくりいじめ 496 あるドスのゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 530 絶対的虐待意思 ふたば系ゆっくりいじめ 650 絶対的虐待意思 0 ふたば系ゆっくりいじめ 684 ドス以外いらん トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ドスはちゃんと人間のルールに従ってるのにお兄さんは人間のルールを破ってるクズ人間だから全くゆっくりできない -- 2013-07-30 01 52 33 正直いまいちだわ…ドスによるゆ虐は面白かったのに、人間が登場した途端一気にテンプレ一直線とか -- 2013-06-19 20 50 49 ラストは人間が・・・だったかぁ少し残念 俺もドスが自ら破滅してくれないかと 期待してた、鬼兄惨が来た時には 満身創痍のドスとか期待したわ -- 2012-08-23 17 47 47 このゲスドス好きだったのにつまらん最後を遂げたな 自分の群を自分で壊滅させるくらい活躍してほしかった >登場させたゆっくりは一匹たりともゆっくりさせない。 どんなに善良なゆっくりであってもまりさ・れいむならば不幸のどん底叩き落とさないと 気が済まない嗜好の俺にとっては今回のSSは合うはずなんだけど なんかこう今回のお兄さん達の虐待に美学を感じないというか無粋に感じてしまったんだよな -- 2011-07-14 18 43 53 これって、このお兄さん以外誰も得してない話だからな。しかも、よそ者だし。 村の人たちにとっては話の分かるドスだし、これが失われたらゆっくりの被害だけで話がおわらんだろ。 村のゲスをお兄さんに提供する共生関係で話し終わらせれば面白かったのに。 -- 2011-07-12 21 36 45 人間とゆっくりの外道さでは比べ物にならんかw 一度弱みを握られるともうお仕舞いだねー ドスのゲス苛め位なら私は問題ないと思うんだが、 ゆっくり界の対面は人間より遥かに厳しいなw -- 2010-10-30 20 36 44 どのSSのコメントも注意書きを無視する奴がいるよね ゆっくりできないよ -- 2010-08-30 02 32 17 ま、ドゲスとゲス人間なんて精神構造かわらんだろう。 ドスは単純、人間は複雑くらいの差はあろうけど。 -- 2010-07-08 09 54 53 きもいとか言ってるやつは今からでも遅くない、ゆっくりは愛でるだけにしとけ 自分的にはこのSSこそゆっくりできる -- 2010-06-30 03 22 50 ゆっくりを虐待するゲスドスは制裁されていいんだよ -- 2010-06-02 17 05 09 ふたばは完全ないじめSSだけが投稿される場所じゃないけどな。 それなら専用のゆっくり虐め投稿所があるわけだし。 -- 2010-05-26 10 28 14 ここは「ゆっくりいじめss」をまとめてんだよ 虐待きもいなんて文句はお門違いだろ -- 2010-04-01 03 40 34 脅迫に脅迫を重ねる人間はゆっくりできない・・・ ドスがゆっくりできなくなったのはいいんだけどさぁ 駆除じゃなくて虐待するためにそこまで用意するってのがきもい -- 2010-03-26 12 45 48
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1139.html
ぱちゅりーの奇妙な影響 3KB ギャグ パロディ 小ネタ 飼いゆ 現代 短い 虐待無し ジョジョパロ多数 短いです、虐待無し、ジョジョネタ多数、ジョジョ知らないとさっぱり分かんないでしょう 本とか映画とかに影響されやすいヤツっていますよね。 感受性豊かって言えば聞こえはいいんですが… で、まあうちのぱちゅりーがそんな感じなんですね。 どんなもんかって言うとこんなもんなんです、はい。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「ちょっとちょっとぱちぇさん、本棚が大分荒れてるんだが?」 「むきゅ!?それはおかしいわ!まんがさんしかないんだからほんだなじゃなくてまんがだなというべきよ!」 すいませんねぇ、ちゃんとした小説は中学時代に熱中した三国志しかないんですわ。 いや今はそんなこたぁどうだっていいんだ… 問題なのはッ!どうして本棚が荒れてるかって言うことだぜッ! 「むきゅ~…ぱちぇがまんがさんをよもうとしたらこんなになっちゃったのよ…」 そう言ったぱちゅりーの手(髪)にはスティール・ボール・ラン最新刊が握られていましたとさ。 「ああ、お前まだ読んでなかったな、しかし今日はもう遅い、読むのは明日にして大人しく寝るのだ」 「で、でももうちょっとで読み終わるのに…」 「おっとタンスの裏に矢が落ちてしまったな…拾わなければ…」 「むきゅ~…zzz」 はい、チャリオッツ・レクイエムです。 こいつの影響されやすい性格はこんな風に利用できるんですね。 流石に肉体の限界を超えた変化は見られませんが・・・ ちなみに三部を読んだ後はしばらく「おにいさん!ねちゃだめよ!しにがみのすたんどさんにおそわれるわ!」 といって中々寝付いてくれませんでした。 仕方が無いので離乳食にかりんとうを入れて食べさせたらそのクセもなおりましたが。 それはさておき、ぱちぇが寝たから俺も寝るとするぜ! そして翌朝… 「おはよう清清しい朝だな」 「おはようおにいさん!むっきゅ~♪じつに!すがすがしい朝ね!うたでもひとつうたいたいようないいきぶんだわ!」 「ヒトカラにでも行ってきてね!ところでぱちぇさん、何ゆえドアに挟まってるの」 そう、今起きたらなんとぱちぇがドアに挟まっていたのだ! といっても怪我をするほど強く挟まっているわけではない。 挟まれているというより、ドアと壁の間に立っていると言ったところか。 「一体何がしたいって言うんですかぱちぇさん」 まあ大体予想付くけどな! 「むきゅ!せつめいするわ!こうしてものともののあいだにはさまるととなりのせかいにいけるのよ!」 はいはいいともたやすく行われるえげつない行為いともたやすく行われるえげつない行為。 「…ドジャアア~~~ン」 そう言いながら俺はドアを前に押した。 「むぎゅぎゅ!やべでおにいさんつぶれちゃうわ!つぶれるときはろーどろーらーさんでつぶれたいわ!」 「…WRYYYYYYYYYY」 「むぎゅぎゅぎゅ!そういえばでぃーふぉーしーさんののうりょくならろーどろーらーさんからもにげれるわ!」 「おお、そういえばそうだな」 俺はパッとドアから手を離し、ぱちぇを解放してやった。 「むっきゅん!おにいさんはぱちぇをおこらせたわ!おわびにあまあまをちょうだい!ばくしーし!ばくしーし!」 「はいはい今朝食を作りますよ、ああエジプトじゃなくてイタリア行きたい」 とこのようにたまに鬱陶しいときもありますが、俺はぱちぇをとても大事に思っています、それは何故かって? …友達がまともにいない俺が、唯一漫画について語り合える相手だからです…orz いい話だか悪い話だかわかんないEND!!!! すいませんこんなもの書いてしまって… ゆっくりとジョジョが好き過ぎるあまり書いてしまいました ホントすいません ちなみに過去に書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 160 寄生生物とゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 362 ゆっくりおうえんしていってね!!! ふたば系ゆっくりいじめ 366 ゆっくりあじわっていってね!!! トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る DIO「ロードローラーだ!!まあ、潰さないがな」 パチュリー「むきゅ!!何でロードローラーさんとDIOさんが、居るの!?」 ブロリー「ハハハハハハハハ俺も居るがな」 パチュリー「むきゅ!!ドラゴンボールさんは興味ないけどブロリーさんも、居るわ!?何で!?」 DIO&ブロリー「大統領に、頼んでここに来た」 パチュリー「二人共サインください」 DIO「サインなんて、一度も書いたことねえよ。普通に、書いちゃえ」 ブロリー「俺もだ!!」 φ(..)φ(..)かきかきかき パチュリー「ありがとうございました。でわさようなら」 -- 2014-12-04 20 43 35 痛い(KONAMI) -- 2013-07-09 20 07 54 ろーどろーらーさんよっ! -- 2013-06-04 19 14 48 ろーどろーらーで潰れたいとは なかなかいい趣味してんじゃぁないかぁ -- 2013-03-30 00 29 18 なんかつまらん けどおもろい うりぃーー -- 2011-12-01 04 43 50 ネタの一部わかんねえ~ ジョジョはストーンオーシャンまで読んだんだけどな~ -- 2010-08-12 04 19 44 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…… -- 2010-07-16 22 37 09 かりんとうw -- 2010-06-29 18 04 45
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/693.html
一般道とロードローラー 3KB ・駄文注意 ・本作にはストーリー性がありません ・今回も小ネタの領域を脱しません ・ぱぴぷぺぽー! 一般道とロードローラー ペッパーあき 極彩色の、蠢く一般道。 なんということはない、道路一面に大量のゆっくりが敷き詰められているだけだ。 どうしてこんな事になっているのか? 理由は話せば長くなるが ゆっくりを加工所へ運搬中のトラックが横転してゆっくりが逃げ出したのだ。 集団になって、一心不乱に同じ方向へと移動していくゆっくり。 少しは分散すれば良いものを、 「おさないでね!!」 「どいてね!!」 「おうどんたべたい!!」 などと文句を言い合いながら、押し合い圧し合い道路上を進んでいく。 因みに、ゆっくり達が今進んでいる方向は、来た方向と真逆だ。 勿論この様な事態に、人間が動かない筈もなく。 事故現場に緊急出動したのは ロードローラーだッ! 以下本編 鉄の悪魔が重厚な音と共に、ゆっくり達の背後に迫り寄って来る。 危機に気づいた最後尾のゆっくり達が、先行のゆっくり達を急かすが 最早それは手遅れだった。 集団の中でも最も遅かったぱちゅりーの髪が、 ローラーの下敷きになる。 「むぎゅぅ!!むぎゃぁぁぁぁ!!!はなじべぇぇえ!!!!」 ブチブチッ!という小気味のいい音と共に、根元から柔い饅頭皮が剥がれ クリームを撒き散らしながら転がっていく、1秒後にはペシャンコになった。 「おあぢゅでぃぃぃぃぃぃぃい!!!!」 「ゆんやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 「どぼじでごんなごどずるのぉぉぉぉぉお!!??」 「まりさはにげるのぜ!!おまえがおとりになるんだぜぇえ!!」 「どぼじでぞんなごどいうのぉぉぉぉぉお!!??」 「あたらなければどうということはない!」 「ぞのひどのぶかはいちばんしぼうりつがだがいでじょぉぉぉお!!??」 その断末魔を皮切りに、次々とゆっくり達が圧倒的な暴力に組み敷かれていった。 仲間に突き飛ばされて転んでしまったれいむは、 あんよからじわじわとひき潰された。 「ゆばぁぁぁぁああ!!!やべぢぇぇぇぇぇエン”ッ!!!」 あんよの方の餡子が、一気に頭頂部へと押し寄せ、盛大に爆ぜた。 大混雑の中で自慢のおぼうしが外れてしまったまりさは、 命の危険も省みずにローラーへと突っ込んでいった。 「まぢざのおぼうしぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃゆでふ!!」 生き残っても待っていたのは迫害の先にある死だ ここで死んで正解だったのかもしれない。 進行を阻まれ、俊足を活かしきれなかったちぇんは、 尻尾を巻き込まれ、平らになっていった。 「わがらにゃあぁぁぁあ!??はなじでびゅべっ!!!」 まるでアメコミ、相違点は生死だけだ。 ありすは・・・・・・・・・発情していた。 「「「「んほおおおおおおおおお!!!!ありずのあいをうげどt(ブチッ) あ”あ”あ”あ”でぃずのどがいばなぺにべゅぶぇふ!!!!」」」」」」 愛、おぼえていますか? 中には珍しい(というか馬鹿な)行動をとる個体もいたが 「はやくおかーさんのおくちのなかにはいってね!!!」 「「「ゆきゅりー!」」」 れいむたんの中・・・すごくあったかいナリィ・・・ 「ぷくーっ!!これでおちびちゃんたちはあんぜぐゆべぁ!!!!」 言うまでもなく、道路のシミとなっていた。 約三十分程にも及んだ悲鳴のオーケストラは、機会の整備費と加工所の軽微な損失。 そして、道路に大量のシミを残して閉幕した。 これはひどい あれですね、全作通じて殆ど悲鳴ばかりですね。 過去作 ふたば系ゆっくりいじめ 300 顔面胡椒 ふたば系ゆっくりいじめ 302 壊れてしまったドスまりさの話 ふたば系ゆっくりいじめ 308 ユックリンの笛吹き トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 一般道を道路に沿って逃げるって流石に無理あるな。 奴等だって路地裏に逃げるなり、店に隠れるなりするだろ。 高速道路ならまだリアリティーがあった。 アイディアは面白いのに現実的ではないな。想像力足りないな、この作者は。 -- 2018-01-31 23 42 37 DIO「クズなゆっくり共!!殺してやるぞ!!俺のロードローラーの下敷きに慣れ!!」 ブロリー「流石DIO、誉めてやりたいところだ!!」 -- 2014-11-17 18 45 29 DIO様がゆっくり無双してらっしゃる -- 2013-06-14 21 10 11 ロードローラーどうやって持ってきた?汗 ぷちぷち潰すのは楽しいけどさ -- 2013-01-17 14 34 47 案の定感想フォーム内にDIO様が現れてらっしゃる -- 2012-09-26 01 03 56 結構スカッとした、いいお話ですね、ありがとうございました! -- 2012-07-15 16 31 13 ろーどろーらーでっ♪ -- 2012-06-26 10 52 46 ロードローラー出勤まで 5 4 3 2 1 0 グチャッ -- 2012-04-14 00 22 58 wwwww -- 2012-03-23 19 44 46 馬鹿www -- 2012-01-05 21 44 37 THE・WORLD 俺だけの時間だぜ -- 2011-11-18 23 30 20 無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ぁぁぁぁ!!!! URYYYYYYYYYYYYYYY!!!!!!!! -- 2011-11-02 23 07 54 れいむは基本どこでも馬鹿。 -- 2011-01-04 20 59 02 ああ、ゆっくりを殺したい -- 2010-11-13 15 39 33 気分はエンリコ・マクスウェル。死んだゆっくりだけがいいゆっくり。 -- 2010-08-18 15 17 35
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1049.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 495 蹴る/コメントログ」 なんか途中から嫌な話だったな -- 2010-06-05 03 56 35 野良が不幸になる話しはスッカとするね! (希少種は除く) -- 2010-08-12 01 52 58 野良希少種虐待なんて全然見たこと無い -- 2010-09-15 01 40 33 希少種は愛での対象であり、幸せな生活をおくらせるべき -- 2010-10-02 10 26 26 交番にバックを届けるお兄さんは良い人なんだね、わかるよー あのどでぶまりさ、よくいままで生きてこれたなww -- 2010-10-12 22 23 11 す、スッキリー! これめっちゃおもしれえ!! それにしてもこのお兄さん抜群の命中力だなw 両目を正確に潰したり、空き缶で貫いたり、もうペレ級だなw サッカーよく知らんけどw -- 2010-11-17 08 18 30 公園での蹴りは一石二鳥ならぬ(一れみたくさんゆ殺)だなwww -- 2011-02-28 09 49 40 しゅっきりしたゆ! -- 2011-05-30 05 24 42 最高だな? -- 2011-08-04 15 57 50 わかるよ〜 -- 2011-08-24 18 18 56 公園の花壇にいたじいさんは何者? 面白かった~、お兄さんはサッカーをやればいいんじゃ? -- 2011-10-07 20 38 15 「思い立ったが吉日」よりも「善は急げ」のほうがいいと思う -- 2012-01-09 00 29 18 蹴った石にヒビが入ったり缶で中枢を打ち抜いたり、キック力ありすぎだろ。 あと誤字多いな。 -- 2012-06-01 21 58 26 ↓×1 羅漢銭のキックバージョンwww -- 2018-01-05 02 33 28