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Index(日付順) 排水口のある水槽への給水(2013.02.28) 質点がついた軽い円盤の微小振動(2013.01.29) 雪崩の単純化モデルについて(2013.01.14) 検討の余地あり 連結による内部衝突問題(2013.01.08) 検討の余地あり 変位電流による磁場について(2012.12.28) 磁場とは何なのか(2012.12.24) 木をこえる最小投射速度(2012.12.24) 次元の階段を昇る(2012.12.17) 4元加速度と3次元加速度の関係(2012.12.17) 2重回転系の運動方程式(2012.12.16) 電磁場テンソルのローレンツ変換(2012.12.13) 球面を転がり落ちる小球(2012.12.13) 双極子が非一様電場から受ける力(2012.12.10) 回転する一様帯電球がつくる磁場(2012.12.09) 合体におけるエネルギー損失(2012.12.07) 直線2連振子のエネルギー(3)(2012.12.06) 直線2連振子のエネルギー(2)(2012.12.06) 直線2連振子のエネルギー(2012.12.04) 3体問題8の字解(2012.12.03) エネルギーによって軌道長半径が決まること(2012.11.27) 第1宇宙速度による投射(2)(2012.11.24) 第1宇宙速度による投射(2012.11.22) 運動の法則は力の定義か?(2012.10.16) 速度の変化と速さの変化(2012.10.08) 流星群の衝突(2012.08.08) 棒でつながれた質点系の運動(2012.05.20) 円板の斜衝突合体(2012.05.06) 速度に比例する抵抗を受ける水平投射(2012.05.03) 定力で引かれる鎖の運動(2012.04.22) 浮力による永久機関(2012.04.09) ばねで支持された台への落下(2012.03.26) 静定ラーメンの反力(2012.03.25) 粒子の崩壊と寿命(2012.03.17) 落下点のずれがコリオリ力によること(2012.03.15) コリオリ力を考慮した鉛直投げ上げ(2012.03.14) 無限時間の後の一体化(2012.03.14) 回転している球の衝突2(2012.03.13) 回転している球の衝突(2012.03.10) 回転しているボールのはねかえり(2012.03.01) レトルトカレーをそのまま電子レンジでチンすると(2012.02.28) 球座標による応力の平衡方程式(2012.02.17) 球面三角形と球面過剰(2012.02.06) 一様磁場中の荷電粒子の運動(2012.02.02) 回転の記述と軸性ベクトル(5)(2012.01.31) 回転の記述と軸性ベクトル(4)(2012.01.30) 回転の記述と軸性ベクトル(3)(2012.01.30) カージオイドを軌道とする中心力場(2012.01.30) 回転の記述と軸性ベクトル(2)(2012.01.29) 回転の記述と軸性ベクトル(1)(2012.01.28) 円板の瞬間回転中心(2012.01.27) 回転する放物線上に束縛された質点(2012.01.25) 曲線座標における微分と接続係数(2012.01.18) 雪の付着による飛行機の減速(2012.01.11) 振動の減衰と抵抗の係数(2012.01.11) ひものついた風船の運動(2012.01.10) 水を噴いて走る水槽(2012.01.05) 水位下降速度一定のタンク形状(2011.12.15) 拘束系と半拘束系(2011.11.13) 母星質量が突然半減したときの惑星軌道(2011.11.08) ビルを越える最小速度(2011.10.24) 偏心軸で斜面をすべる円板(2011.10.19) 太陽と月から受ける引力の比(2011.09.12) 質量が減少する主星まわりの惑星の運動(2011.08.22) 二重連結棒の水平面回転(2011.08.22) F=ma か ma=F か(2011.08.11) 時空の対称性と保存則(2011.08.11) 中空円筒と円柱の微小振動(2011.08.07) 高所からの斜方投射の到達領域(2011.08.04) 単振動をエネルギー保存から解く(2011.07.20) 2球を入れた円筒の安定(2011.06.25) 自然長でばねから離れる物体(2011.06.05) スィートスポット(撃心)の位置(2011.05.10) ボウリングの軌道(2011.05.01) 3次元ベクトルの2方向分解(覚え書き)(2011.04.25) 2011.03(3) 固有ベクトル展開を用いた極限問題(2011.03.08) パウリ行列と演算子の指数関数(2011.03.08) 量子力学の基本定理証明における2つの表現(覚え書き)(2011.03.01) 2011.02(9) 速度に直交する力を受ける運動(2011.02.28) 相対論における運動エネルギー(2011.02.28) 一杯の水に含まれる卑弥呼の飲んだ水分子(2011.02.22) 作用反作用のかんちがい(2011.02.21) 理想気体の内部エネルギー(2011.02.21) 弾性衝突としてのスイングバイ(2011.02.07) 方位角の関数としての惑星のエネルギー(2011.02.06) 斜め方向のドップラー効果(難問)(2011.02.04) 極性ベクトルと軸性ベクトル(2011.02.02) 2011.01(13) イオン化エネルギーと原子の大きさ(2011.01.31) コア形成による惑星の自転加速(2011.01.27) 高エネルギー正面衝突の有効性(2011.01.26) 運動量から速さを求める(2011.01.24) 1m離れた1kgの質点が万有引力でくっつく時間(2011.01.23) SPring-8による高エネルギーγ線(2011.01.23) くさりの落下と抗力(2011.01.22) 波動のローレンツ変換(2011.01.22) Bowl & Ball(2011.01.13) 位置エネルギーはどこにあるのか?(2011.01.13) 回転方向で差のあるブレーキ(2011.01.11) マイクロ波スペクトルによる星間分子の同定(2011.01.11) CO分子のマイクロ波スペクトルC(2011.01.10) 2010.12(3) 月の公転周期(2010.12.13) 動摩擦力を受ける水平ばね振子(2010.12.11) 球面に拘束された質点の運動(2010.12.07) 2010.11(14) 0の0乗は?(2010.11.30) 回転系から見た等速直線運動(2010.11.24) 反対称テンソルの成分展開(2010.11.18) 論理積としての法則(2010.11.15) 遠心分離の速さ(2010.11.15) タンクから噴出する水の到達距離(2010.11.15) 回折格子における近似の「矛盾」(2010.11.13) 重力多体系(2010.11.13) 抵抗を受けるロケットの運動方程式(2010.11.11) 中心力は保存力である(2010.11.09) 保存力の条件(2010.11.09) 等質量の弾性斜衝突(2010.11.08) 双子の交信(2010.11.08) GPS衛星の時計補正(2010.11.05) 2010.10(16) 中心軸が連結された2円板(2010.10.25) ベクトル演算--成分 vs 行列--(2010.10.24) ベクトル演算の行列化(3)(2010.10.23) ベクトル演算の行列化(1)(2010.10.21) 滑車が糸から受ける力(2010.10.20) ベクトル場の「勾配」?(2010.10.19) 速さの時間微分と加速度の大きさ(2010.10.17) つまづいて倒れる直方体(2010.10.14) 極座標による微分導出への回転の活用(3)(2010.10.14) 極座標による微分導出への回転の活用(2)(2010.10.13) 極座標による微分導出への回転の活用(1)(2010.10.13) エネルギー原理からエネルギー保存へ(2010.10.08) 撃力を受けた連結棒の運動(2010.10.06) 安定を無視したつりあい問題(2010.10.01) 3力のつりあい実験器(2010,10.01) 曲率テンソルの展開(2010.10.01) 2010.9(3) たまごころりん(2010.09.24) ローレンツ短縮と電磁場の変換(2010.09.13) 連星系の崩壊(2010.09.01) 2010.8(2) ばねで連結された2質点の縦振動(2010.08.21) 有効ポテンシャルと惑星の軌道(2010.08.12) 2010.7(10) 電気力線の「分岐点」(2010.07.28) 栓が抜けた浴槽への注水(2010.07.27) 質量を無視できないばねの伸び(2010.07.27) 円柱の段差乗り上げ(2010.07.26) 中心力下の円運動まわりの微小振動(2010.07.22) 中心力-krを受ける質点の運動(続き)(2010.07.15) 中心力-krを受ける質点の運動(2010.07.15) 衝突パラメータと散乱角(2010.07.14) バトンへの衝突とその回転(2010.07.08) 重心運動と相対運動のエネルギー(2010.07.08) 2010.6(5) 動く光源はなぜ斜めに光を出すのか?(2)(2010.06.21) 動く光源はなぜ斜めに光を出すのか?(2010.06.16) おわんとおはしの問題(2010.06.13) すべる棒が壁を離れるとき(2010.06.10) ホールインツー(2010.06.10) 2010.5(5) バランスボール(カチカチボール)(2010.05.15) ラザフォード散乱の軌道(2010.05.07) 軌道方程式から万有引力の法則へ(2010.05.06) 仮想仕事の原理(2010.05.04) 支点の水平振動によって励振される振り子(2010.05.02) 2010.4(9) 並進・回転の独立な振動(2010.04.30) U字管内の液柱の振動(2010.04.26) 軌道座標系の「等加速度」運動(2010.04.26) ポテンシャルの谷間の振動周期(2010.04.24) 運動座標系のシステマティックな導出(3)(2010.04.18) 運動座標系のシステマティックな導出(2)(2010.04.18) 運動座標系のシステマティックな導出(1)(2010.04.17) 軌道方程式から位置計算まで(2010.04.15) 回転の慣性(2010.04.02) 2010.3(13) ばね振子に励振される振子(2)(2010.03.31) 運動方程式と力学的エネルギー保存(2010.03.30) ばね振子に励振される振子(2010.03.30) ばねで連結された振子群の振動(2010.03.19) 血圧を生じさせる心筋の筋力(2010.03.19) ばねで連結された質点群の横振動(2010.03.18) 運動座標系による運動方程式(2)(2010.03.17) 運動座標系による運動方程式(1)(2010.03.17) 運動方程式から軌道方程式まで(3)(2010.03.16) 運動方程式から軌道方程式まで(2)(2010.03.16) 運動方程式から軌道方程式まで(1)(2010.03.16) 弱い結合によるモード間のうなり(2010.03.13) 弾性棒とばねで連結された3連振子(2010.03.09) 2010.2(7) 雪上スピード競技と体重(2010.02.23) コンデンサーの貯水槽モデル(その2)(2010.02.23) スリンキー近似(2010.02.21) 直線電流がつくる磁場内を動く正方形コイル(2010.02.13) 二重振子のモード(2010.02.12) 相対論と電磁場の変換(2010.02.04) コンデンサーの貯水槽モデル(試論)(2010.02.03) 2010.1(32) 運動エネルギーの相対性(2010.01.31) 糸でつながれた点電荷の運動(2010.01.30) 切れ目のあるリング電荷の回転(2010.01.29) 小球を発射する台車(2010.01.28) 水平面との無限回衝突(2010.01.27) プランク質量とプランク長(2010.01.27) AVATAR(2010.01.26) 水の入ったV字管つき台車(2010.01.25) 小球群による圧力とその解放(2010.01.23) ダークマターが公転に与える影響(2010.01.21) 動く反射壁によるドップラー効果(2010.01.20) 干渉条件と反射則の矛盾(2010.01.19) 自転を考慮した鉛直投げ上げ(2010.01.18) 数値解析ツールPolymath(2010.01.17) パテがくっついた棒の運動(2)(2010.01.16) ばね連結台車のキャッチボール(2010.01.14) 斜面上の斜方投射と弾性衝突(2010.01.13) 完全非弾性の斜衝突(2010.01.11) 正方形枠の回転2(2010.01.10) 正方形枠の回転(2010.01.10) 斜面をすべる台上のばね振子(2010.01.08) 斜面上で回転静止する円筒(2010.01.07) 宇宙船のスピン低減装置(2010.01.07) 2次元ばね振子(2010.01.06) 降りるおもちゃ2題(2010.01.05) ばねと摩擦のおもちゃ(2010.01.04) ぶらんこ3題(2010.01.04) 実体振子(2010.01.03) 撃力を受けた回転軸連結棒の速さ(2010.01.02) ばね振子への衝突合体(2010.01.02) 加速する斜面から飛び出す物体(2010.01.02) 支点の上下する振子(2010.01.01) 2009.12(35) ターンテーブル上を歩く虫(2009.12.31) 衝突する振子のついた台車(2009.12.30) ウェイトのついたターンテーブル(2009.12.29) 棒が回転軸から受ける力(2009.12.28) 二重振子の運動方程式(2009.12.27) 滑車を回して落ちるロープ(2009.12.26) 回転盤の親子(2009.12.25) ばねにつりさげられたひも(2009.12.24) パテがくっついた棒の運動(2009.12.23) すべりからころがりへの移行(2009.12.23) ばねにつりさげられた板上の物体(2009.12.22) 壁に立てかけた立方体(2009.12.21) 2直線に束縛された振子(2009.12.21) バリスティック振子(2009.12.19) つるした棒のつりあい(2009.12.18) 途中にばねのついた振子(2009.12.18) 階段をはずんでおりる小球(2009.12.17) 三角枠上でつりあう連結おもり(2009.12.17) 荷台からの丸太の落下(2009.12.16) 小球を投げ出して走る台車(2009.12.15) 棒にかけたひもの落下(2009.12.11) 斜方投射の到達領域(2009.12.10) すべり台と壁を往復する小球(2009.12.10) 「計算バカ」への戒め(2009.12.09) 円弧状の面をもつ台と小球(2009.12.08) 降り注ぐ粒子群の中の物体(2009.12.07) ばね振子への弾丸打ち込み(2009.12.06) 相対運動方程式の3つの解釈(2009.12.06) すべるブロックに連結した振子(2009.12.06) 単振子と壁の間を往復する小球(2009.12.05) 虹の広がり角(2009.12.03) 斜面上で衝突をくりかえす2物体(2009.12.03) ばねで連結された2物体(2009.12.03) アトウッドの器械(2009.12.02) 斜面上のばねと小球(2009.12.02) 2009.11(22) 斜面をすべる実験室内の振子(2009.11.30) 振子にとびのる小球(2009.11.30) 台車上の円柱面を上る小球(2009.11.29) ばねと壁の間を往復する小球(2009.11.29) 円筒面をころがる小円板(2009.11.28) 円筒面をすべる小球(2009.11.27) 半円筒に立てかけた棒(2009.11.27) 動く台と小物体(2009.11.27) ボビン・バランス(2009.11.26) FR車の加速(2009.11.25) 星空のパラドックス(2009.11.24) トラス構造の変形(2009.11.23) 回転軸連結された2本の棒(2009.11.22) ループコースター(2009.11.22) 斜面からの投射(2009.11.21) モンキーハンティング問題(2009.11.21) 自由落下と鉛直投げ上げ(2009.11.21) ばねつき台車に乗る小物体(2009.11.15) テニスの壁打ち(2009.11.15) 棒と円板の連成振子(2009.11.14) 進行波と反射波によるうなり(2009.11.12) 車輪にクランク連結したスライダー(2009.11.09) 2009.10(4) 2次元宇宙の力学(2009.10.10) 場と源の対称性と次元(2009.10.07) Phunにおける擬似遠心力と水面の形(2009.10.06) 回転容器から水があふれる条件(2009.10.05) 2009.09(11) Algodooの物理量表示(2009.09.25) Algodooのレーザー光(2009.09.25) 『Algodoo』の発売を喜ぶ(2009.09.24) Phunで電気力線(2009.09.23) ラザフォード散乱(2009.09.22) 猿とおもり問題 (2)(2009.09.17) 猿とおもり問題(2009.09.17) 宇宙ステーションからのボール投げ(2009.09.11) 雪崩の単純化モデル(2009.09.09) 月への航行時間(2009.09.07) 万有引力と電気力の比較(2009.09.07) 2009.08(8) 極座標系の速度・加速度(2009.08.28) 液体モデルと熱量保存問題(2)(2009.08.27) 液体モデルと熱量保存問題(2009.08.27) 比熱と温度変化のモデル(2009.08.27) 射出の緩衝効果について(2009.08.20) 高エネルギー荷電粒子のサイクロトロン運動(2009.08.18) 微分が割り算なら積分は掛け算だ!(2009.08.08) 圧力が体積に比例する理想気体の変化(2009.08.04) 2009.07(5) 単振り子の運動方程式(2009.07.24) ツィオルコフスキーのロケット方程式(2009.07.16) 重いものほど速く落ちる?(2009.07.09) 2段圧縮機(2009.07.03) 古典力学における運動量とエネルギー(2009.07.02) 2009.06(6) 質量比3:1の衝突(2009.06.17) 遠心力か初速稼ぎか?(2009.06.14) いまさらきけない「物理の疑問」(2009.06.05) スーパーボールロケット(2009.06.05) ベクトル公式と微分演算子(2009.06.03) 重力赤方偏移(2009.06.02) 2009.05(5) アルマゲドン(2009.05.18) ケプラーの第3法則(2009.05.16) 動く斜面上の運動(2)(2009.05.14) 宇宙ステーション内の擬似重力(2009.05.13) 『Phun』でスイングバイ(2009.05.01) 2009.04(21) 『Phun』で潮汐(2009.04.30) 『Phun』でランデブー(2009.04.30) ニュートンの人工衛星(2009.04.29) グリンピースカウンター21(2009.04.26) 斜方投射体の塀越え(2009.04.25) グリンピースカウンター2(2009.04.18) ラグランジアンの落とし穴(2009.04.16) グリンピースカウンター(2009.04.16) 『Phun』でてのひらエンジン(2009.04.11) 『Phun』 で振子時計2(2009.04.10) 『Phun』で振子時計(2009.04.08) 太陽系のシミュレーション(2009.04.05) 棒振子ダービーのゆくえ(2009.04.04) どっちがはやい?―棒振子と自由落下(2009.04.04) どっちがはやい?―さらなる単純化(2009.04.04) 連結棒振子のカオス(2009.04.03) バンジー問題(くさり効果)の解析(2009.04.03) どっちがはやい?(2009.04.02) ふりこ三兄弟(2009.04.02) 衝突振子(理論編)(2009.04.02) 衝突振子(実験編)(2009.04.02) 2009.03(25) 斜方投射(2009.03.31) 等加速度直線運動(負の加速度)(2009.03.31) 等加速度直線運動(1・3・5…の法則)(2009.03.31) ファインマンのトラス問題(2009.03.30) 『Phun』でトラス(2009.03.29) 『Phun』で時計(2009.03.26) 『Phun』でくるま(2009.03.26) 『Phun』を力学シミュレータに(8)(2009.03.25) 斜面上のばねによる打ち上げ(エネルギー分配)(2009.03.24) 斜面上のばねによる打ち上げ(2009.03.23) 『Phun』を力学シミュレータに(7)(2009.03.23) 『Phun』を力学シミュレータに(6)(2009.03.21) 『Phun』を力学シミュレータに(5)(2009.03.21) 『Phun』を力学シミュレータに(4)(2009.03.20) 『Phun』を力学シミュレータに(3)(2009.03.19) 『Phun』を力学シミュレータに(2)(2009.03.18) 『Phun』を力学シミュレータに(1)(2009.03.18) 『Phun』で半円筒振子(2009.03.17) 『Phun』でころりん(改良版)(2009.03.17) 小球と木片の無限回衝突(e 1,停止なし)(2009.03.16) 小球と木片の無限回衝突(e 1)(2009.03.14) 小球と木片の無限回衝突(2009.03.13) 電磁場の変換と荷電粒子の運動(2009.03.07) 電気力線の方程式(2009.03.07) n次元超球の体積と表面積(2009.03.01) 2009.02(18) 『Phun』でモンキー(改良版)(2009.02.24) 『Phun』でモンキーハンティング(2009.02.23) 半球転がり振子(2009.02.19) 『Phun』でリアルなヒットペット(2009.02.19) 『Phun』でヒットペット(改訂)(2009.02.18) 瞬間の回転軸と慣性モーメント(2009.02.17) 半円筒の転がり振子(修正)(2009.02.17) 半円筒の転がり振子(2009.02.16) パップス-ギュルダンの定理(2009.02.16) 動く斜面上の運動(2009.02.15) ばねを介した衝突(2009.02.14) 『Phun』でころりん(2009.02.13) 『Phun』 でヒットペット(2009.02.12) ヒットペットの力学(2009.02.11) Interactive Physics(2009.02.09) 「あそぶつり」で遊んでみた(2009.02.07) ペットボトルの起き上がり(2009.02.04) 電磁力と電磁誘導の対称性(2009.02.03) 2009.01(8) 斜面を転がり下りる速さ(2009.01.27) 棒がたおれる速さ(2009.01.27) ヤングの干渉実験(実験)(2009.01.23) ヤングの干渉実験(理論)(2009.01.23) 2次元の弾性衝突(2009.01.20) 連星系の相対運動(2009.01.14) 相対運動と換算質量(2009.01.13) 多変数関数のテーラー展開(2009.01.06) 2008.12(15) 質点系としての剛体の物理量(2008.12.31) 光のドップラー効果(2008.12.28) Physics Illustrator(2008.12.25) ジェットエンジンの逆推力装置(2008.12.22) 行列の対角化(覚書)(2008.12.19) 位置エネルギーに関する悩み(2008.12.15) 斜方投射の問題(2008.12.13) 仕事の主語を何にすべきか?(2008.12.11) 力学系と内力・外力(2008.12.10) 浮力による位置エネルギー(2008.12.09) 焦点距離を求めるAbbeの方法(2008.12.07) 潮汐力の大きさ(2008.12.04) 地球上で太陽引力の影響が小さいのはなぜか?(2008.12.02) この世に摩擦がなかったら?(2008.12.01) 計量テンソルによるラプラシアン(覚書)(2008.12.01) 2008.11(6) ゾーンプレート(2008.11.30) 平行軸の定理(2008.11.27) 物理は自由だ!(力学系解析のフレキシビリティについて考える)(2008.11.26) ガウス加速器を多段ならべたら,どんどん加速するか?(2008.11.25) 微分演算子とベクトルの直積(2008.11.24) 電気双極子場(2008.11.23)
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地上200mにも人はいる。たとえ日付の変わる直前でも。 少女はいた。ビルの屋上で、その端っこに座りながら。両脚を宙に浮かせて。 少女からコンクリートの地面までは約200m。それなのに少女は怖がる様子も無く、見渡すように夜景の街と夜空を眺めていた。 もしほんの少しでも体を前に倒したならば肉塊どころか肉片になって、いまだ駆除されていないカラスの餌になってしまうだろうに。 でもそんなことは少女にだって分かっていた。それに、夜空を見上げるのにも飽きていた。 だから、降りた。前に向かって。 落下はしない。 少女の体は屋上の1m下で停止していた。体を地面と平行にして、両足の裏はビルの壁面にぴったりとくっ付けて。 重力に逆らって、少女は真下を見た。車のライト、建物の明かり、人の影。人間の街は色んな物が動いていて楽しいと、少女はいつもそう思っていた。その単純な理由だけで彼女は夜毎、自殺に酷似した行動を取っているのだ。 少女は顔を上げ、見飽きた夜空を見る。そして、水泳選手のように両足で思いっきり壁面を蹴った。 夜空に彼女が浮かんだ。 体重×9.81ニュートンを僅かに越える力と、風でスカートがめくり上がらないようにするための力、それと髪が乱れないようにする力、その他にもいくつかの力。それらの力学で以って、少女は可憐に遊泳していた。 少女の名前はアリス。苗字は無い。見た目は名前の通り。 西暦は2045年だった。『Respective Tribute』 翌日の午後、少女は納得行かないと言った顔で本を読んでいた。 東京都内のある喫茶店、アリスは窓際の席に座っている。ミルクと砂糖を苦味が無くなるまで入れたコーヒーをすすりながら、アリスは独りで『不思議の国のアリス』を読んでいた。 彼女の背後でチリンチリンとベルが響き、客が1人増える。その客はアリスのいるテーブルの前まで来て、そしてアリスの向かい側に座った。 「おまたせ。早かったわね」 その女性客は黒の女性用スーツを着ていて、ワンピースの上にフリル・カーディガンを着たアリスとは対照的にも見える。いかにも仕事の出来そうな、20代後半くらいの女性であった。 「やることが無いからよ」 アリスの声には不満そうな響きが混じっていた。 「遅れたわけじゃないんだから、怒らないでよ」 「奈々子に怒ってるんじゃないわ」 「それじゃあ何が気に入らないの? あっ、コーヒー1つ、ブラックで」 奈々子と呼ばれたその女性はアリスに尋ね、店員に注文を言った。 「この本の挿絵」 そう言ってアリスは本の挿絵を奈々子に見せた。 「『不思議の国のアリス』? 別に普通の挿絵じゃない」 その挿絵には主人公であるアリスがブタを抱えているシーンが描かれていた。 「かわいくない」 「こちらの」アリスは口を尖らせて言った。 それを聞いた奈々子は苦笑してしまう。アリスはますます口を尖らせた。 「ごめん。でもこれが本物のアリスだから、怒ってもしょうがないわよ」 「これは絵に描いたものでしょ? 私はもっと可愛いわ。だから本物も、きっと可愛いはずよ」 「別に貴女と実在したアリスが同じなわけじゃないでしょ?」 「でも、可愛くないと納得できない。アリスは可愛い方が良いわ」 アリスはそっぽを向いて、窓の外の雑踏に顔を向けた。奈々子はそんなアリスを見つめ、思わず笑みを浮かべてしまう。 お待たせしました、という声と共にテーブルのコーヒーが2つになった。 奈々子がカップを持ち上げる音と同時に、アリスが口を開いた。 「今日もいつもの場所?」 奈々子は「そうよ」と答え、コーヒーをすすった。 「まだまだ取らないといけないデータもあるし」 「キリが無いわね」 「無いわよ。そういうものだから」 奈々子が「そういうもの」と形容するものをアリスは当然のように使ってきた。故にアリスは「そういうもの」を調べるための被験者となっているのである。 「たまには別のこともしたいわ。もっと体を動かすような」 「そうね…………ふふっ、面白いかも」 あることを想像し、奈々子は軽く吹き出した。 「考えとくわ」 雑踏を見つめたまま、アリスはまた不機嫌な表情になった。 店を出て、2人は奈々子の車に乗った。黒のスーツを着ている奈々子と比べると、その軽自動車のデザインは可愛らしく、不釣合いにも見えた。しかしそれは、奈々子にとって車が自身を着飾るもので無いためだった。 例えば一緒に買い物へ出かけると、奈々子はやたら少女趣味の服をアリスに着せようとする。その一方で自分はそのような服を絶対に着ず、しかし部屋に置くぬいぐるみなどは堂々と購入していた。自分の周りの物は可愛らしく、ただし自分自身は大人を演じる。それが奈々子のスタイルだった。 そんな奈々子には、アリスが永遠に少女でいたいように見えた。 静脈と息からアルコール無き奈々子を認識し、車のエンジンが掛かる。ゆっくりと発進する車の中、助手席のアリスはグローブボックスから目だけを覆うHMDを取り出して装着していた。 周囲の光景を遮断する代わりに、内側のディスプレイに映像を映す。これから向かう施設の位置を把握させないために奈々子が用意したものであるが、到着するまでの1時間が退屈せずに済むためか、アリスも喜んで使用していた。 アリスが特に好んでいたのは古い洋画であった。それを往復の道程で丁度1本、大抵は見終わる。しかし途中で寝てしまうこともあった。 今日の1時間はそちらの方だった。 HMDを取り外した眼球に陽光が差し込み、アリスが眩しそうに目を細める。 「着いたわよ」 奈々子がそう言うと、アリスは答えるように体を起こした。 車を降りた2人は、駐車場から建物内部へと移動した。病院のような白い壁にシンプルな内装。3階建ての建物は逆T字型をしており、入口からは左右に廊下が伸びていた。右の廊下には白衣を着た者が2人いて、何かを話しながら奥の方へと歩いている。 奈々子は入口の正面、受付の女性の方へ向かう。女性も奈々子に気づき、カウンターの下からストラップ付きのケースに入ったIDカードを2つ取り出した。 「ありがと」 奈々子はそう言ってIDカードを受け取り、片方をアリスに渡した。アリスはそれを首から下げる。 「これが無いと入れないって、不便だわ」 「安全のためよ。これでも少しは防犯効果あるのよ」 「でも建物ごと壊されたら意味無いでしょ?」 アリスの素朴な言葉に、奈々子はため息を吐いた。 「そんなことしたらすぐにバレるし、すぐに捕まるわ。危なすぎる」 「そういうものなのかしら」 アリスはいまいち納得出来ないといった表情だった。いまだ「人間社会の」常識的な考えをしないアリスに、奈々子は時々呆れることがある。 「早く行くわよ。さっさと終わらせて、ご飯でも食べに行きましょ」 奈々子は受付の右後ろにある扉の前に立ち、指の静脈とIDカードによる認証を済ませる。開いた扉の奥へと、奈々子とアリスは進んだ。 扉の奥には長い廊下があり、その左右にはいくつも扉があった。 「Cの23号室だから……」 奈々子は扉の上にある部屋番号を確認しながら歩く。 「いつ来ても嫌な感じがする場所だわ」 アリスが不満を漏らす。 「それは同感ね。こういう殺風景な場所って、人の感情とか無視しそうで」 「それってどういう意味?」 「こっちの言うことを聞かないってこと。こういう場所を管理してる人にどんな文句を言っても、聞く耳を持たないでしょうね」 アリスは少し驚いた顔をした。 「それは困るわ」 「そう、困るわね。でも大丈夫。どうにかして言うこと聞かせるから」 奈々子は振り返り、「任せなさい」と伝わるように微笑んだ。 「なら安心、かしら?」 アリスもつられるように笑みを浮かべた。 「っと、ここね」 奈々子はそう言って、「C-23」というラベルが貼ってある扉の前で立ち止まった。 奈々子がIDカードで扉を開け、2人はC-23室の中に入った。広く明るい室内はガラスの壁で2つに別れており、ガラスの向こう側はその横幅に比べると異様な奥行きがあった。ガラスのこちら側、つまり入口側には椅子がいくつかと2つのテーブルがあり、ガラスの向こう側を見やすいように配置してある。 一方、ガラスの向こう側の部屋には椅子は1つしかなく、それはガラスの壁のすぐ前に置かれていた。その他にはボールや長方形の物体、中に液体が入った円柱形の容器などがいくつもあり、それらは部屋に書かれた目盛りに合わせて配置してあった。その目盛りは椅子を基準点として部屋の奥へと伸びており、部屋の突き当たりで「20m」となっている。 「それじゃあいつも通り、椅子に座って頂戴」 小型のイヤホンマイクを手渡しながら奈々子が言う。アリスはそれを付け、ガラスの壁のドアを開ける。 向こう側でドアを閉めたアリスは、すぐに訝しげな表情を浮かべた。 「なんか……気持ち悪いわ」 「気持ち悪い?」 天井のスピーカーから聞こえた言葉を、奈々子は手元の用紙に記述した。 「エーテルの濃度が通常の大気と比べて20%くらいしかないから、そのせいかも知れないわね」 エーテルと呼ばれる物質。それが大気中で多く検出され出したのと、人間の一部が「魔力」を使用できるようになったのはほぼ同時期であった。そのため、研究者の多くはそれが魔力を媒介するものであると結論している。 そしてその物質は、アリスにとってさらに重要な意味を持っていた。 「我慢して」 「しょうがないわね……早く終わらせましょ」 アリスは椅子に座り、目盛りが広がる正面を向いた。 「すぐ終わるわ。まずは加速度発生のチェックから。5m先の、白いボールを持ち上げられる?」 正面、椅子から5mの距離であることを示す目盛りの弧の上に3つのボールがあった。赤、白、黒。その中の白いボールが、ゆっくりと宙へ浮かんだ。 「どう、重い?」 奈々子の問いに、ガラス向こうのアリスは首を振った。 「全然。これは軽すぎだわ」 「そう。それじゃあ20m先の、黒いボールは?」 椅子から20mの地点で、黒いボールが宙を浮いた。 「これはどう?」 「ちょっと重いかしら。でも平気だわ」 アリスがそう言い終ると同時に、黒いボールが床に落ちた。ドスン、という音がして、微かに部屋全体が揺れた。 「気を付けて。50kgもあるんだから、慎重にやって」 「ごめんなさい。やっぱり、重かったかも知れないわ」 奈々子はアリスの感想をメモしたが、この感想はさほど重要なものでは無い。重要なことは、触ること無く20m先にある50kgの金属球を浮かばした事実である。ここまでの加速度を発生出来る者は、魔力を行使する「魔導士」の中でもほんの一握りしかいない。 アリスはその一握りに含まれている。そのことが重要だった。 メモを取り終わった奈々子が顔を上げる。 「加速度の検査はこれでいいわ。次は熱量操作を検査するから、合図が鳴ったら5m先のボトルを暖めて」 「いつもと同じね。2回目の合図で暖めるのを止めれば良いんでしょ?」 「ええ。しっかりね」 ガラスの向こうにいるアリスは軽く頷いた。その約2秒後、部屋全体に電子音が響いた。それから10秒後、2回目の電子音。5m先、液体が入った円柱形の容器に変化は見られない。 しかし別室にいる研究者たちは、温度が確かに上昇していることを検知しているだろう。 「それじゃあ同じように、次は温度を下げて」 「ええ」 程なく、3度目の合図。そして10秒後、4度目の合図。この10秒で、容器の温度は下がっているはずである。これと同じことを、10m先、15m先、20m先の容器に対しても行わせた。これで熱量操作の検査は終了である。 「お疲れ様。次は振動発生の検査だから、これも5m先からお願い。まずは破砕から」 電子音が鳴ると同時に、5m先にあった直方体のブロックがひとりでに粉砕する。 「次、加工ね。隣のブロックを三角にして」 再び電子音が鳴ると、今度は粉砕しているブロックの横にあった立方体が縦に3分割した。その内の1つは三角柱として床に立ち、残り2つはその左右にそれぞれ倒れた。その後、20m先のブロック2つに対しても同じことを行わせた。結果は同じだった。 加速度発生、熱量増加、熱量減少、振動破砕、振動加工。魔力はその5種に大別される。つまり以上の検査で、魔力全てについて計測し終わったことになる。 「これで検査の方は終わりね」 「それじゃあ、もう部屋から出ても良いのよね?」 アリスは早く部屋から出たそうに、そわそわと奈々子の方を見ていた。余程、部屋の空気が気に入らないらしい。 「まだよ」 奈々子は首を振った。アリスが残念そうな表情をしている。 「椅子の下に容器があるでしょ?」 アリスが椅子の下を覗き、そこにあった容器を手に取る。中に小さな球の入った、円柱形の容器である。 「その中の球を動かせる?」 もちろん「魔力で動かせるか」という意味である。アリスが容器をじっと見つめ、黙る。球に意識を集中し、球が容器の中を上昇するイメージを頭に描いているのだろう。 しかし、球は動かなかった。 「駄目だわ。どうなってるのかしら?」 「それは後で教えるわ。それじゃあお疲れ様。部屋から出て」 アリスはその容器を持ったまま、奈々子のいる入口側へと戻った。 「それで、一体どうなってるの?」 アリスは首をかしげている。手の中という超至近距離において、自分の魔力が働かない。その理由が分からなかったからだろう。 奈々子がその理由を話そうとすると、容器の中の球が勢い良く上昇し、蓋の内側に激突した。 「えっ!?」 「あれっ?」 奈々子は思わず大きな声で驚いてしまう。アリスが加速度を発生させたのだろうが、彼女自身も何が起こったのか良く分からない様子だ。 「奈々子、これってどういうことかしら?」 奈々子はしばし驚いた表情のままだったが、気を取り直し、アリスの質問に答えた。 「その容器は魔力の影響を遮断する素材で出来てるのよ。まだ試験途中だけど」 「へぇ~……そういうことね。凄いわ」 アリスは納得すると同時に感心したようだった。 「今までの検査だと完全に遮断してたのだけれど……アリスの魔力には敵わないってとこかな」 「やっぱり、エーテルの濃度の関係かしら?」 「その可能性が濃厚ね。エーテルと魔力の関連性はほぼ確実だから」 魔力というものは人間の思考、イメージに対応して発生していた。それ故理論による予想、精度の高い実験が難しく、魔導士による無数の試験結果で以って関係を立証する他無い。エーテルと魔力の関連性は、それらの試験結果によって裏付けられている数少ない事実だった。 そして、今回のアリスの実験はエーテルが低濃度である時、遠距離への魔力発生にどれほどの影響が出るか。それを調べるのを主目的としていた。 「それで、気分は直った?」 奈々子の問いかけにアリスは頷いた。 「ええ、かなり良くなったわ。これもエーテルの影響?」 「かもしれないわ。なんだか貴女って、エーテルに左右されてばかりね」 奈々子は薄っすらと笑みを浮かべて言った。一方のアリスは、しかしそれとは正反対に表情を曇らせた。 「そういう生き物だから……仕方ないわ」 寂しそうな声で彼女は言った。 「あっ、ごめん……」 奈々子は自身の不注意な言葉を謝った。それを聞いたアリスは口元を緩め、いつもの調子で微笑む。 「気にしなくていいわ。もう検査は終わりなんだから、早く帰りましょ」 「ええ……そうね。そうしましょう」 奈々子も笑顔で返し、2人は部屋を出た。 午後7時。2人は都内のレストランにいた。既にパスタ、ピザ、サラダを食べ終え、テーブルには汚れた皿が散乱していた。 アリスはさらにデザートを3品ほど頼み、その1つ目にスプーンを突き入れていた。 「にしても、良く食べるわね」 ストロベリーソースのかかったジェラート1つ。奈々子のデザートはその1品だけで、そしてそれで十分だった。 「太るわよ」 「そうでもないわ。そういう体質なの」 アリスは1つ目、チョコレートムースから目を離さずに答えた。奈々子はアリスが甘い物を多めに注文することは見越していたが、それでもため息を吐かずにはいられなかった。 わざと安い店を選んだので、値段が原因では無かった。悩みの無さそうな彼女を見てると、奈々子は癖であるかのようにため息を吐いてしまうのであった。 「……」 遠慮しなさい、と言ったところで意味は無いわね。この子が「遠慮」なんて言葉、知っているはずないもの。 奈々子はまたため息を吐きそうになった。そんな自分に気づき、彼女はそれを抑える。一体、このため息はどんな心が出しているのか。呆れている自分か、羨んでいる自分か。 ジェラート1つ分が奈々子の食道を通り終わっても、アリスの前にはまだ2つ目の品が半分ほど残っていた。2品目は奈々子と同じジェラート。頬を緩ませながらそれを食べている彼女を可愛らしく思う反面、少し邪魔してみたくもなるのが、奈々子である。 奈々子はバッグから手帳を取り出し、胸ポケットのボールペンを構えた。 「……ん」 唇の端に赤いソースをつけた顔が、奈々子を見た。 「今日も少し聞かせてくれないかしら」 手帳をめくりながら奈々子は言った。 「また? そんなに気になるものかしら」 「気になるわ。個人的にね」 奈々子は時々、アリスから話を聞く。奈々子と出会う前のアリスの話。アリス自身は嫌がる素振りを見せながらもそれらを話し、奈々子は本当に個人的な興味でそれを書き留める。 「楽しいのよ。現実がここまでファンタジーだと」 「私は恥ずかしいわ」 アリスは視線をジェラートに戻した。つまらなそうな顔をして。 「いいじゃない。既に世界は幻想に満ちている。恥ずかしがるほどの夢物語じゃ無いわ」 「まだ人間は常識に縛られている、でしょ。奈々子だって今、夢物語って言った」 奈々子はまたしてもため息を吐きそうになった。アリスは子供っぽい。天邪鬼だ。もっと素直になれば良いのに。 「大シンボル……だっけ。もうちょっと詳しく聞きたいの」 「……シンボル・オーバーロード。大象徴って呼び方もあるけど、何でもいいのよ」 それでもアリスは語る。恥ずかしいと口にしつつも、自分の過去を話したくて仕方が無いのだろう。アリスは矛盾だらけ。その矛盾が見えているということは、結局の所彼女がとても単純だということ。 まだまだ子供ね。大人気取りの奈々子は常々そう思っていた。 「で、それって結局どういうものなの」 「うんと……うまく説明できないけど、イメージから生まれたもの、って感じかしら」 「イメージって……誰の」 眉間に皺を寄せ、アリスの顔は難しい表情を形作った。 「人間の、だと思うわ。人の色々なイメージを形にしたのが、私たちみたい」 私たち――つまりアリスを含めた、大シンボルと呼ばれる存在。 「もっと具体的にならないかな。例えば、その、大シンボルのどんな所にイメージが現れてるのか、とか」 「う~ん……性格や見た目、あとは肩書きかしら」 「肩書き?」 「月の女神とか、守護の王とか」 奈々子は思わず、口の左端に笑みを浮かべてしまう。 いいじゃない。とても幻想的だわ。 「他には?」 「ぬいぐるみの女神や…………自由の女王なんてのもいる」 ぬいぐるみ、という言葉に奈々子は口の右端にも笑みを浮かべた。歯が見え、完全に微笑んでいた。 「凄い。面白いわね」 アリスは顔が少し赤い。 「恥ずかしい肩書きだわ。名前負けしてるもの」 「女神と女王で、何か違いはあるの?」 「そんなの無いわ。ただの肩書きよ」 「その肩書きが、大シンボルが表すイメージなのね」 アリスは頷く。 「そうよ。性格とかと併せると、もっとそれっぽいから」 「へぇ……」 ぬいぐるみの女神は見た目もぬいぐるみなのだろうか。奈々子はその姿を想像しつつ、ある事が気になった。 「アリスは……何」 聞いて欲しくなかったのか、嫌な顔をするアリス。 「答えたくなかったら、いいけど」 「笑わないでよ……夢の女王よ」 「夢の女王……」 人間が夢に抱くイメージ。それが目の前にいるこの、アリス。奈々子は少し感心した。 「なるほど、そんな気もするわね」 「どの辺が」 「なんだろう、好き勝手やってる辺り、かな」 笑みをたたえて答えた奈々子に、アリスが反論する。 「生まれてから一度だって、本当に好き勝手出来た事なんて無いわ」 「まだ不十分だって言うのなら、本当にそれっぽいわね」 奈々子の話を聞きながら、アリスはスプーンを入れたままの口を尖らせていた。あまりにも露骨な、不満の表情である。 「羨ましいわ」 奈々子の本心だった。 「それで、その大シンボルは『構造体』の中で生まれたのよね」 「大シンボルが作られてるのは、その中で一番大きい物だけ」 膨れっ面のままアリスが言った。 『構造体』――数年前に深海から浮上し、数日で再び深海へと沈降した巨大な浮遊建造物。魔導士が、企業が、国家が、多くの者が関心を持つ、恐らくはエーテルの発生源。そして恐らくは、魔力の発生源。 「それじゃあアリスも、そこで生まれたんだ」 「そうよ。大シンボルはみんなそう」 奈々子は今までにアリスから聞いた話を思い出す。『構造体』が複数存在していることは聞いていた。そこで生まれた大シンボルと呼ばれる存在が、『構造体』を出て人間社会に紛れている事も。 今聞いているのは、その続きだった。 「さっきさ、人のイメージから生まれたって言ったけど、そのイメージって何処から来てるのかな」 「何処からって?」 「本や何かを参考にしたのか、それとも」 それとも、まさか直接―― 「う~ん……本とかじゃないと思うわ」 「それなら、一体どうやって」 「えっと……」 アリスが口ごもる。隠し事をしているようにも見えるし、考え事をしているようにも見える。奈々子から見れば、どちらにしてもアリスらしくないことだった。 「何か凄い機械で、人間の心を読んでる、とかかしら」 奈々子はアリスをじっと見詰めた。冗談なのか本気なのか、彼女には判断が付かなかった。見詰められたアリスは、曖昧な笑みを浮かべている。 「……そんな感じかもね」 ため息を吐いて、奈々子は手帳を見直した。 『構造体』で生まれた大シンボルは、何らかのイメージから作られている。まさに「象徴」なわけね。もし、そのイメージが人間の思考から直接得ているものだとしたら、そのために使用している物は…… ある可能性を考え、奈々子は探し物を見つけたかのように笑みを浮かべた。 「なるほどね」 「何が」 そんな奈々子を、アリスは訝しげに見た。 「何でもないわ。あと1つ聞きたいんだけど、大シンボルはどうして人間社会に?」 「色々だわ」 アリスの持つスプーンが、溶け始めたジェラートを叩く。 「本当は、シンボルの役目は『構造体』を守ることなんだけど、みんな勝手にどっか行っちゃう。別の『構造体』に行くのも多いけど、何処行ったか分からないのもたくさんいるわ」 「それはやっぱり、10年位前から」 「ええ。その通りだわ。それまで出れなかったから」 10年前、魔力が出現した時期と一致。大気中のエーテルが増え始めた時期と一致。『構造体』が活動し始めたのは10年前、そう考えて間違いは無い。 アリスに対して行った生物学的な検査によると、アリスは人間と遺伝子に差異があり、骨格に至っては機械のようでもあったそうだ。人類の技術を越えた、人外の生物工学による代物。 さらに、エーテルに対する2つの特徴があった。 1つは体内のエーテル含有量の異常な量。人間の体内にもエーテルは含まれているが、アリスの量はその比では無かった。もう1つは、人間にとっての酸素同様、エーテルを生命活動に必要としている点である。エーテルの濃度が低い環境において、アリスの脈拍などに変化が見られた。今日の実験においてアリスは身体に不調を感じていたことからも、アリスにとってエーテルは必要不可欠な物質であるのだろう。 それはきっと、他の大シンボルにとっても―― 「エーテルが放出されたから外に出たのか、それとも外に出るためにエーテルを放出したのか」 ジェラートの皿を舐めていたアリスが、その言葉に反応した。 「うんと、『構造体』はそんなに自由に動かせないの。だから10年位前にエーテルを出し始めたとき、みんな大喜びだったわ」 「それ、本当?」 「本当だわ」 大シンボルには『構造体』のコントロールが出来ない。奈々子はそのことを手帳に記し、下線を引いた。これが事実なら、重大な事実である。彼女はそう判断した。 奈々子が手帳からアリスに目を移すと、アリスはしょぼくれた表情をしていた。 「……話をしすぎたわ。溶けてる」 アリスが3つ目のデザートを見ながら言った。チョコレートジェラートが、皿に茶色い水溜りを作り始めていた。 「あ、ごめん。それじゃあ、今日はこの辺にしとくわ」 奈々子は手帳とペンを仕舞った。一方のアリスは、デザートから目を離さない。 「うーん」 アリスがいやにそのデザートを見詰めるので、奈々子もそれに目をやった。すると、デザートの表面に白い結晶が現れ始めた。氷の結晶である。 「ちょっと、止めてよ」 奈々子は眉間に皺を寄せた。アリスが使用したのは、熱量減少。5つの魔力の中では最も難しく、利用できる局面も少ない。 「無許可の魔力使用は軽犯罪だって、前に言ったでしょ」 奈々子は小声でささやくが、アリスの耳には入っていないようだった。 再び凍ったジェラートに、アリスは笑顔でスプーンを突き入れた。 →第2章へ
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21 02 (GM) 『魔術師、現る』第1回 21 02 (GM) 21 02 (GM) 21 02 (GM) 薄暗い下水道の中 21 02 (GM) 探索していた二人の目の前にどんどん近づいてくる影が一つ 21 03 (GM) ナコルはその姿を見て、ひとつの魔法を連想する 21 03 (GM) あれは、間違いない。 21 03 (GM) 21 03 (GM) 21 03 (GM) レイス、だ。 21 03 (GM) 21 03 (GM) 21 03 (GM) 21 03 (GM) 21 04 (GM) ★数日前、ルキスラ 21 04 (GM) 21 04 (GM) ここはルキスラの冒険者の店『最後の選択』亭と呼ばれている冒険者の店 21 04 (GM) メジャーな店ではないものの、それなりに冒険者で賑わっている 21 05 (GM) だが、今日集っている人々は仕事をしている訳ではない 21 05 (GM) みんな年内の仕事を納め、休暇に近い状態になっているのだ。 21 05 (GM) そんな中 21 05 (GM) 21 05 (GM) マスター「……すまん!!」 21 06 (レックス) 「ん?いきなりどうした?」 21 06 (GM) レックスとナコルに手を合わせ、懇願するように頼み込む。中年の男 21 06 (ナコル) 「・・・私も?」 21 06 (GM) この店のマスターであるルシアーノ(43歳)だ 21 07 (GM) マスター「お前たちしか頼める奴がいないんだ。他の宛てにはみんな断られちまった…」 21 07 (ナコル) 「頼み・・・依頼ですか?」 21 07 (GM) マスター「何が年末休暇だ。バカンスだ。ハッピーニューイヤーだ! こっちとら年中無休で必死こいて依頼処理してんのによぉ」 21 08 (レックス) 「俺に怒鳴るなよ」 21 09 (GM) マスター「実は治水省から正式に探索依頼が来てるんだが、誰も引き受けてくれないんだよぉぉぉぉぉ」 21 09 (ナコル) 「どんな依頼ですか?」 21 09 (GM) 小太りな中年の泣き笑いの姿は、あんまり見たくないだろうが。そんな光景(笑) 21 10 (GM) マスター「最近下水道の清掃員が立て続けに姿消してしまっているらしいんだ」 21 11 (GM) マスター「そこで、急遽。冒険者たちを各冒険者の店から募って、下水道をエリアごとに区切って探索させていこうとしているらしく。ウチにも声がかかってな」 21 11 (レックス) 「なるほどな」 21 11 (GM) マスター「だが、ウチから誰も行きたく、ねぇ、と」orz 21 12 (ナコル) 「時期が時期ですからね。」 21 12 (GM) マスター「頼む! もうお前たちしかいないんだ。助けてくれ!!」 21 12 (レックス) 「まあ、別に俺は構わんが」 21 12 (ナコル) 「構いませんよ」(本を閉じつつ 21 13 (GM) マスター「本当か!」目をキラキラさせている>二人とも 21 13 (レックス) 「依頼なら断る理由もない」 21 13 (GM) マスター「ちなみに今すぐ探索割り当てを始めても、間違いなく年越しまで仕事もつれ込むが……?」おそるおそる 21 14 (ナコル) 「特に予定も無いので、良いですよ」 21 14 (レックス) 「別に構わん。年末だからとやる事もない」 21 15 (GM) マスター「それは助かる」満面の笑み「よしよし、今日は特製オムライス作るからな。頑張ってくれよ!!」ウキウキしながらカウンターから出ていく 21 15 (GM) マスターがしばらくすると、メガネスーツ姿の女性を連れてきます 21 16 (レックス) 「さて、一緒に仕事をする事になったわけだし自己紹介でもするか?」>ナコル 21 16 (レックス) おっと 21 16 (ナコル) 「そうですね。ナコル、と申します。学者の卵をやってます」 21 17 (GM) メガネ女性「こちらが……引き受けてくださる冒険者たちですか」メガネをくぃっとして 21 17 (レックス) 「そういう事らしい」>メガネの女性 21 17 (ナコル) 「・・・」(会釈) 21 17 (GM) メガネ女性「私はアリス。治水省の者です」役人さんです 21 18 (GM) アリス「お二人のお名前と、得意分野を教えてください」 21 18 (ナコル) 「ナコル」 21 19 (レックス) 「レックスだ。まあ、白兵戦と騎乗、あとは密偵の真似事ってところか」 21 19 (ナコル) 「学者の卵をやってます・・・あと、魔法を少々」 21 20 (GM) アリスはふむふむと言いながら、値踏みするように二人を観察している 21 20 (GM) しばらく質問攻めをすると 21 21 (GM) アリス「……では、お二人には比較的安全な区域の探索をお願いします」ぐるっとペンで丸を付けた地図を渡す 21 22 (レックス) ま、そんな所だろうな、と思ってる 21 22 (GM) アリス「ご存じだとは思いますが、下水道は地下遺跡と直結している場所が多く。それなりの手練れでなければ入れない地域も多いのです」 21 23 (レックス) 「ああ、解ってる。分相応に仕事するさ」 21 23 (GM) 帝都ルキスラの地下は、もともと大変動以降。蛮族との主戦場として使われてきた為。かなり危険な遺跡が多い 21 24 (GM) 現在でこそ、ある程度の安全が確保された場所が増えたものの。まだまだ手付かずの地域も多い為。命知らずな冒険者の探索の恰好の的となっている 21 25 (GM) アリス「恐らく、しらみつぶしに調べて大凡一週間前後で完了するかと思います」 21 25 (GM) アリス「もし手に余るようでしたら、速やかに帰還して状況をご報告ください」 21 26 (レックス) 「ああ、そのつもりだ」 21 26 (ナコル) 「・・・」(頷いている) 21 26 (GM) 現在までで清掃員は3名行方不明になっていて、何れも比較的安全だとされている地域の清掃点検中に行方をくらませている 21 27 (GM) 3人の姿恰好、特徴についてはメモとして一覧にして渡してくれました。 21 28 (GM) アリス「正直、どこでいなくなったのかはわかりません。なので、区分けして人海戦術でしらみつぶしに出ているのです」 21 29 (GM) アリスの話だとこの一週間でかたっぱしに冒険者の店から暇な冒険者を引っ張り出し、実力に合わせて区分けした地域を当たらせる腹積もりらしい 21 29 (GM) 他に聞きたいことがあれば、質問どうぞ>ALL 21 30 (レックス) 「ところで、まだ報酬の話をしてないんだが」 21 30 (ナコル) 「・・・食料などの便宜は図ってもらえるのですか?」 21 31 (GM) アリス「一人1000Gを予定しています。ただし、全調査を無事に完了した場合のみです。保存食一週間分をそれぞれ別途にお付けします」 21 32 (レックス) 「後はそうだな。この地域に普段から出る可能性のある魔物なんかはいるのか?」 21 32 (GM) アリス「行方不明者の痕跡を発見。ないし、原因を突き止めた場合にはボーナスを支給します」 21 33 (GM) アリス「ただし、手に負えずに途中であきらめた場合などは報酬は半額になります」 21 34 (GM) アリスの話だと、下水道だが遺跡とつながっていることから様々な蛮族や、人族が出入りしているケース。そして魔物や罠もあり得るそうだ 21 35 (GM) ただし、二人の探索する地域は比較的新しく手入れされた地域で。ある程度安全も確保できているので、それほど手ごわい相手は出てこないだろう。とのこと>レックス 21 35 (レックス) 「ん、了解した」 21 36 (ナコル) 「下水道内の気温や水温は?あと灯りはありますか?」 21 36 (GM) アリス「冬ですから、冷えるとは思います。灯りはないので、ご用意ください」 21 37 (ナコル) 「・・・判りました。」 21 37 (GM) アリス「他になければ、此方の書類にサインを」羊皮紙を広げると、請負契約書と書かれた書類 21 38 (GM) この依頼を受けて死んでも文句は言いません。的な(笑) 21 38 (ナコル) サインします。 21 38 (レックス) 「お役所の依頼はお堅いねえ」さらさらとサインする 21 38 (GM) アリス「これが仕事ですから」メガネくいっと 21 39 (GM) アリスはサインされた契約書を丸めると、そのまま席を立ちます「それでは、私は次の店に行かなければなりませんので」 21 42 (GM) 他に質問がなければ、買い物して出発となります>ALL 21 42 (GM) 買い物がある方は宣言頂ければ受け付けます 21 46 (GM) 買い物については報酬の四分の一までの金額(250G)までは前金として使っていいですよ 21 47 (レックス) 防寒具なかった場合ペナルティなんかはありますか? 21 48 (GM) 一日以上、下水道に留まり寝泊まりする場合。生命力抵抗をしてもらいます。 21 48 (GM) 失敗すると風邪を引くかもしれません 21 48 (レックス) サバイバルコートで大丈夫ですか? 21 48 (GM) その程度で大丈夫ですよ 21 49 (レックス) じゃあ、前金でサバイバルコート購入 21 49 (GM) 極寒ではないので、通常の装備に何か一枚羽織る程度で十分です 21 51 (レックス) それに夜には帰って大丈夫らしいしこれで良いでしょ 21 52 (GM) ランタンを使う場合。油20本(400G)は消費します。これは自動消費して前金以外の含み計算です。報酬から減額されるので、ご了承ください。 21 53 (レックス) あ、騎獣縮小の札Iも買っておきます 21 53 (GM) 全部でなので報酬1000-前金250-油200が一人頭の成功報酬です 21 54 (レックス) たいまつ使うから平気 21 55 (GM) 了解です。たいまつなら50G消費なので、ひとり25Gです 21 55 (レックス) 冒険者セットに入ってるから買わない 21 55 (GM) 違います 21 56 (レックス) あ、地上での宿泊費は『最後の選択』亭に泊まれますよね? 21 56 (GM) たいまつは一本2時間しかもたないので 21 56 (GM) 一週間すべて松明で探索だと自動的に50G別途消費という意味です 21 56 (レックス) ああ、そうか。一週間分か 21 57 (GM) 泊まれますよー。宿代は考えなくていいです 21 57 (レックス) それは、前金とは別に報酬から引かれるって事ですよね>たいまつ代 21 57 (GM) マスター「面倒な依頼を受けてくれたからな。依頼中の宿代はチャラにしとくよ」だ、そうです(笑) 21 57 (GM) そうでーす>レックス 21 58 (GM) 全部でなので報酬1000-前金250-たいまつ25=775Gが一人頭の成功報酬となります 21 58 (レックス) 「たいまつで良いよな?ランタンが良いか?」>ナコル 21 58 (GM) ごめん嘘ついた725G 21 59 (GM) ランタン使う場合は550G 21 59 (ナコル) 「たいまつで良いですよ」。 22 00 (レックス) じゃあ、自分は買い物終了。残金20Gなり 22 00 (GM) もちろんボーナスが入った場合と、失敗した場合はそれぞれ金額変わります。マイナスになることはありませんが、ご注意を。 22 02 (GM) はーい、ナコルの買い物が終わったら。場面転換しますので、待ちますね 22 03 (ナコル) すいません。ついつい 22 04 (GM) 改めて、お二人とも買い物したものをまとめて宣言お願いします。 22 04 (レックス) 自分はサバイバルコートと騎獣縮小の札Iを購入しました 22 04 (GM) はーい 22 04 (ナコル) ヒーリングポーション×2(200)、魔香草×3(300)、水袋×1(20)、エール6杯分(6)、はけ(5)、ハンカチ(4) 22 04 (ナコル) です。 22 04 (GM) 了解です。 22 05 (GM) 進めますね 22 05 (GM) 22 05 (GM) 22 05 (GM) 前準備が完了した二人は、下水道の探索を開始。 22 05 (GM) そして…… 22 05 (GM) 22 05 (GM) 22 05 (GM) 22 05 (GM) 22 05 (GM) ★下水道の探索 22 05 (GM) 22 05 (GM) さて、ここ一週間の成果を示す為。地図作成ロールをしてもらいます。 22 06 (GM) どれだけ正確にしらみつぶしに調べることができたかを示します 22 06 (GM) ダイスは変転可能で高い方で採用します 22 07 (レックス) 2d+4 地図作成判定 22 07 (GM) レックス - 2d+4 = [1,3]+4 = 8 22 08 (ナコル) 2d6+6 地図作成判定 22 08 (GM) ナコル - 2d6+6 = [2,2]+6 = 10 22 09 (GM) 二人とも変転するので、ナコル、レックスともに14になります 22 09 (レックス) 自分シャドウですが 22 09 (GM) あ、シャドウは無理でした(笑) 22 09 (レックス) あと、ナコルは変転したら16になります 22 10 (ナコル) ですね 22 10 (GM) あぁ、2→5だわ。失礼 22 10 (GM) だと充分です 22 11 (レックス) あ、馬は札の方で小さくしてます 22 11 (GM) ふたりはしらみつぶしに探索を進め、ナコルの地図作成のうまさも伴って 22 11 (GM) 予定よりも半日程度早く調べが終わりそうだ 22 12 (GM) 22 12 (GM) 22 12 (GM) 22 12 (GM) 22 12 (GM) ★1月1日 下水道 22 12 (GM) 22 12 (GM) 新年 22 13 (GM) 帝都中が浮かれたように新年を祝う中 22 13 (GM) 黙々と探索を続けている二人です 22 13 (GM) 地図の大半にはチェックが付き 22 13 (GM) 残すところ、下水の合流地点の一か所のみとなりました 22 13 (レックス) 「今のところ、何にもないし誰もいないな」 22 14 (ナコル) 「・・・ここは外れ、ですかね?」 22 14 (GM) 今のところ、めぼしい手掛かりも、大した発見もありませんでした。 22 14 (GM) 一応、冒険者知力で判定をお願いします。 22 14 (レックス) 「まあ、それならそれで良いさ。俺らの仕事は調査だからな。何もないとわかるだけで十分だ」 22 14 (レックス) 2d+5 22 14 (GM) レックス - 2d+5 = [6,6](6ゾロ)+5 = 17 22 15 (レックス) おうw 22 15 (GM) ぐふっ 22 15 (ナコル) 「・・・それもそうですね。」 22 15 (ナコル) 2d6+7 22 15 (GM) ナコル - 2d6+7 = [5,2]+7 = 14 22 16 (GM) レックスとナコルは、最後のチェック場所に向かう最中。ちらっと床の不審な点に気づく 22 17 (GM) 下水の合流場所に近づいているはずなのに、下水の汚さがそれほどひどくない 22 17 (GM) そして、レックスのみ 22 18 (GM) 『・・・・・・・・・ダ、ダレ、カ・・・・・・・・・・・』というほんの微かな、甲高い少年のような片言の言葉を聞いたような気がした。 22 18 (レックス) 「……ちょっと、静かにしてくれ」>ナコル 22 19 (ナコル) 「・・・」(コクリ) 22 19 (レックス) 音の方を調べたいと思います 22 19 (レックス) 声の方 22 19 (GM) その声は、下水の合流地点の方から聞こえた気がするが、一言だけちらっと聞いただけで。あとは何も聞こえない 22 20 (レックス) 「…そっちから一言だけ誰かの声が聞こえた」>ナコル 22 21 (GM) 合流地点は、いくつかの下水通路の集合地点となっていて。汚物や下水をまとめ。そこから外へと押し流すため、ややスロープ気味に下降した先にある広場のような作りとなっている場所だ。 22 22 (レックス) GM、いなくなった清掃員の中に少年はいましたか? 22 22 (GM) なので、普通に考えれば。合流地点に行くにしたがって、汚物も臭気も強くなっていくはずなのだが、二人はそれがあまり変化していないことに不審を感じる 22 22 (GM) いません。オールおっさんです(笑)<清掃員 22 22 (ナコル) 言われた方向に、何か無いか見てみます。 22 23 (レックス) 「だが、少年のような甲高い声だったのが気になるな…」 22 23 (ナコル) 「少年?・・・他の冒険者、とか?」 22 24 (GM) ☀ ←こんな感じで線が通路。● ←が合流地点だと思ってください 22 24 (レックス) 「……まあ、なんにせよ、調べるのが俺らの仕事か」 22 25 (ナコル) 「・・・ですね。」 22 26 (GM) 合流地点をのぞき込むと、丁度スロープの先に段差の様に窪みがあり。下水や汚物がそこへ流れ込んでいる。 22 27 (GM) 段差の高さは数メートルあり、合流地点の底にはそこから更にスロープとなっていて一本奥へと下水を流す通路が続いている 22 28 (GM) だが、合流地点の汚物がやけに少なく、臭気も今までと同じでそれほど変化した様には見えない。これだけいくつもの通路から流れ込んでるにも拘らず、だ 22 29 (GM) 二人は丁度通路の端から、合流地点を見下ろしている感じです 22 30 (GM) 降りるには、壁伝いに設置されてる梯子のような取っ手を伝って降りるか、飛び降りるしかない 22 30 (ナコル) 「・・・残す場所は、あそこだけ。」 22 32 (GM) 合流地点の広さは直径5メートル程度。深さも同程度の円柱のような形状です 22 33 (GM) たいまつで照らす限りは、汚物はやけに少ないなーという以外はぱっと見よく分からない。調べたいなら降りて探索する以外にはなさそうだ 22 34 (レックス) 「じゃあ、行くか」 22 34 (ナコル) 「行きましょう・・・先導お願いします」 22 36 (GM) では 22 36 (GM) レックスの先導で二人は円柱を下りる 22 37 (GM) 下に行くにつれて、二人はあれ?と思う部分の正体に気づく 22 37 (GM) 円柱の底が、やけにキレイなのだ 22 38 (GM) まるで定期的に掃除でもしているかのように 22 38 (GM) 汚物も、やけにひとまとめにされていて、半分溶けかけている 22 39 (GM) 完全に降りますか?>二人 22 39 (レックス) 「さっきから気になってたんだが、やけにきれいにされてるな」 22 39 (レックス) 降りる、で良いよね? 22 39 (ナコル) 良いですよ。 22 40 (レックス) 降ります 22 40 (ナコル) 同じく 22 40 (GM) 降りたのなら、ナコルはセージ知力をお願いします。 22 40 (ナコル) 2d6+6 22 40 (GM) ナコル - 2d6+6 = [4,3]+6 = 13 22 41 (GM) 構造解析の知識を見るに、下水道の床ではありえない。酸で溶かされたようにツルツルとしている>ナコル 22 41 (ナコル) 「・・・足元に気を付けてください」 22 42 (ナコル) 「・・・溶けてる?これは酸、かな?」>レックス 22 42 (レックス) 「どうやら、何か居るみたいだな」 22 43 (GM) 二人とも、降りた場所から中央の汚物へと視線を向けると。汚物の周りがブルっと震えたような感じがする 22 44 (GM) ※トピックは距離、位置関係を示します 22 46 *GM topic 壁-3m-汚物、何か-3m-レックス、ナコル、壁 22 47 (GM) 震えたのは、空気ではなく、何かだとわかるので、先制判定と魔物知識をどうぞ 22 47 (ナコル) 2d6 先制判定 22 47 (GM) ナコル - 2d6 = [4,4] = 8 22 47 (レックス) 2d+5 先制判定 22 47 (GM) レックス - 2d+5 = [3,2]+5 = 10 22 48 (レックス) 2d+3 まもちき 22 48 (GM) レックス - 2d+3 = [6,5]+3 = 14 22 48 (ナコル) 2d6+6 魔物知識判定 22 48 (GM) ナコル - 2d6+6 = [4,2]+6 = 12 22 48 (GM) 先制値は10で同値なのでPCたちから 22 49 (GM) 魔物の正体はブロブです。ルールブックIの399ページ 22 49 (GM) 弱点も抜けています 22 49 (GM) どうやら汚物の不自然な現象は、この魔物の餌となっていたからのようだ。。。 22 50 (レックス) まさかのエールが役に立つ魔物 22 50 (ナコル) これはもう、ファイポンですね。先動きます 22 50 (GM) 22 50 (GM) 22 50 (GM) 22 50 (GM) 22 50 (GM) ●1R PC側からどうぞ 22 50 (GM) 22 51 (ナコル) 「操、第三階位の付。火炎、増強―――炎撃、拡大」(ファイア・ウェポン)>レックス 22 51 (GM) 発動チェックどぞー 22 51 (ナコル) 2d6+7 行使判定 22 51 (GM) ナコル - 2d6+7 = [2,4]+7 = 13 22 51 (ナコル) あ、馬にもです。 22 52 *GM topic 壁-3m-汚物、ブロブ-3m-レックス、ナコル、壁 22 52 (レックス) 馬は今は彫像です 22 52 (レックス) そして、ボス戦でもなさそうなので出しません 22 52 (GM) 流石に降りたてで馬は出せないので、レックスのみとしますね>ナコル 22 52 (ナコル) ありがとうございます。 22 53 (GM) かかりましたー 22 53 (ナコル) 「・・・ブロブです。焼いてください」 22 53 (GM) レックスの武器にが魔法の炎に包まれる 22 53 (レックス) 「ああ、まかせろ」 22 56 (レックス) 練技は必要ないかな 22 56 (レックス) 接敵して両手持ちで攻撃 22 56 (レックス) 2d+7 命中 22 56 (GM) レックス - 2d+7 = [3,3]+7 = 13 22 56 (レックス) あ、全力攻撃です 22 56 (GM) 2d+4 ブロブはブルブルしながら回避を試みる 22 56 (GM) GM - 2d+4 = [4,6]+4 = 14 22 57 (レックス) うお!避けられた!? 22 57 (GM) ブルっと身じろぎして、避ける 22 57 (ナコル) マジすか 22 57 (レックス) 「おお!?意外と速いな」 22 57 *GM topic 壁-3m-汚物、レックス、ブロブ-3m-ナコル、壁 22 57 (GM) では、 22 57 (GM) 22 57 (GM) 22 57 (GM) 22 57 (GM) 22 57 (GM) ●1R ブロブ 22 57 (GM) 22 58 (GM) 何も考えず襲ってきたレックスへと反撃 22 58 (GM) 2d+5 22 58 (GM) GM - 2d+5 = [3,6]+5 = 14 22 58 (GM) 高いな(;´`) 22 58 (レックス) 2d+6 回避 22 58 (GM) レックス - 2d+6 = [6,1]+6 = 13 22 58 (GM) 2d+3 22 58 (GM) GM - 2d+3 = [6,4]+3 = 13 22 58 (GM) 13点 22 59 (レックス) 【HP】16/25 【MP】12/12 22 59 (GM) そして、生命抵抗をお願いします>レックス 22 59 (GM) 目標値は 23 00 (GM) 2d+7 23 00 (GM) GM - 2d+7 = [2,5]+7 = 14 23 00 (レックス) 2d+5 生命抵抗 23 00 (GM) レックス - 2d+5 = [1,2]+5 = 8 23 00 (GM) 取り込まれますが、どうします? 23 01 (レックス) どうしますと言われても 23 01 (GM) ブクブクとレックスはブロブの中へ 23 01 (レックス) どうしようもないです 23 01 (GM) 『オイ・・・・・・・・』 23 02 (GM) レックスはブロブの中に入った時点で、さっきの声をまた聞きます 23 03 (GM) 『キコ、エテ・・・・・・・ル、カ・・・・・・?』 23 04 (レックス) 「ん?…ああ、聞こえてるよ」 23 04 (GM) 『・・・・・・・・・タノ、ミガ・・・・・・・・・・』 23 05 (GM) 23 05 (GM) 23 05 (GM) 23 05 (GM) 23 05 (GM) 合流地点をのぞき込むと、丁度スロープの先に段差の様に窪みがあり。下水や汚物がそこへ流れ込んでいる。 23 05 (GM) 段差の高さは数メートルあり、合流地点の底にはそこから更にスロープとなっていて一本奥へと下水を流す通路が続いている 23 05 (GM) だが、合流地点の汚物がやけに少なく、臭気も今までと同じでそれほど変化した様には見えない。これだけいくつもの通路から流れ込んでるにも拘らず、だ 23 05 (GM) 二人は丁度通路の端から、合流地点を見下ろしている感じです 23 05 (GM) 降りるには、壁伝いに設置されてる梯子のような取っ手を伝って降りるか、飛び降りるしかない 23 05 (GM) 23 05 (GM) 23 06 (GM) さて、二人が気が付くと。上記の光景です 23 06 (ナコル) あれ?ループしてます? 23 07 (GM) の、ようです 23 07 (レックス) まあ、良かった。あのまま、生命抵抗合戦になってたら詰みかねなかった 23 07 (レックス) HPやMPなんかはどうなってます? 23 07 (GM) 戻っています 23 07 (レックス) 記憶は? 23 07 (GM) 残っています 23 08 (レックス) 「なあ、俺たちあの下に降りなかったか?」 23 08 (ナコル) 「・・・確かにおりたはず。」 23 08 (ナコル) 「そして、ブロブがいたような。」 23 09 (GM) 『ア・・・・・・・レヲ・・・・・・・タオ・・・・・セ・・・・・・・』>レックス 23 10 (レックス) 「あれじゃあわからん。あのブロブの事でいいのか?」 23 10 (GM) 声はそれ以上帰ってこない。それとナコルには聞こえなかった 23 11 (GM) 否定しない所を見ると、ブロブを指しているのではないかとも受け取れる 23 11 (GM) さて、どうしますか?>二人 23 12 (ナコル) ゴーレム作っても良いですか?一時間かかりますが。 23 12 (レックス) 「しょうがない。わけがわからないが、もう一度下に行くか?」 23 12 (レックス) ゴーレムが梯子を下りれるかが問題だ 23 12 (ナコル) どうなんでしょう? 23 13 (GM) ブロブと戦えは今回可能としますよ。 23 13 (ナコル) いえ、梯子を下りられるかどうか、です。 23 14 (GM) はい、大丈夫です 23 14 (ナコル) 了解です。 23 14 (ナコル) 「・・・1時間だけ、貰えますか?」 23 15 (レックス) 「ああ、構わない」 23 16 (ナコル) 「操、第三階位の創。従僕、仮名―――従命」 23 16 (ナコル) 作り出すのはロームパペットです。 23 16 (GM) はーい、ダイスどうぞ 23 16 (ナコル) 2d6+7 行使判定 23 16 (GM) ナコル - 2d6+7 = [4,2]+7 = 13 23 17 (GM) 完成しました 23 17 (ナコル) 「あと、これどうぞ(ヒーリングポーション)」>レックス 23 18 (GM) ロームパペットは命令を待っています 23 18 (ナコル) 「逐次命令に従ってくれ」 23 19 (GM) ロームパペットは従ったようだが、複雑な命令は理解できないので注意 23 19 (ナコル) 了解。 23 19 (レックス) あの、ロームパペット作成にはコンジャラー4レベル必要なはず… 23 19 (GM) うん、今見た。作れるのはオークだね(;´`) 23 20 (GM) なのでオークを作ったってことで 23 20 (ナコル) あ、ありがとうございます。あれー? 23 21 (GM) WT31ページ 23 21 (ナコル) 度々、すいません。 23 21 (GM) いえいえ、大丈夫ですよ 23 22 (レックス) 所持アイテムも粘土じゃなくて樫の枝って事で良いんですか? 23 22 (GM) いいですよ。勘違いで用意されてるでしょうから 23 22 (GM) 私も失念してましたから、今回は許します 23 23 (ナコル) 助かります。読み込み不足でした。 23 23 (GM) さて、改めて。どうしますか? 23 24 (レックス) じゃ、オークと共に再び降りますか 23 24 (ナコル) そうしましょう。 23 24 (GM) はーい 23 25 (GM) 23 25 (GM) 23 25 (GM) 23 25 (GM) 23 25 (GM) レックスの先導で二人は円柱を下りる 23 25 (GM) 下に行くにつれて、二人はあれ?と思う部分の正体に気づく 23 25 (GM) 円柱の底が、やけにキレイなのだ 23 25 (GM) まるで定期的に掃除でもしているかのように 23 25 (GM) 汚物も、やけにひとまとめにされていて、半分溶けかけている 23 25 (GM) 完全に降りますか?>二人 23 25 (GM) 23 25 (レックス) 降ります 23 26 *GM topic 壁-3m-汚物、ブロブ-3m-レックス、ナコル、オーク、壁 23 27 (レックス) 魔物知識判定もまた必要ですか? 23 27 (GM) いりません 23 27 (ナコル) 先制判定は? 23 27 (GM) 既にわかってるので 23 28 (GM) いきなり襲い掛かっても構いません 23 28 (GM) その際は自動的に不意をを撃った扱いになります 23 28 (ナコル) さっきと同じで良いですか?>レックス 23 28 (レックス) 良いですよ 23 29 (ナコル) では、こちらから襲い掛かるという事で。ファイア・ウェポン行使します。 23 29 (GM) 23 29 (GM) 23 29 (GM) 23 29 (GM) 23 29 (GM) ●1R 不意打ち 23 29 (GM) 23 30 (GM) どうぞ、ブロブの判定はすべて-2されます 23 30 (ナコル) 2d6+7 行使判定 23 30 (GM) ナコル - 2d6+7 = [5,1]+7 = 13 23 30 (GM) オークの行動も、ナコルがダイスロールして構いません 23 30 (ナコル) 「操、第三階位の付。火炎、増強―――炎撃、拡大」>レックス&オーク 23 30 (ナコル) 了解です。 23 30 (GM) かかりましたー 23 31 (ナコル) 2d6+4 命中(ゴーレム) 23 31 (GM) ナコル - 2d6+4 = [5,5]+4 = 14 23 31 (GM) 2d+4-2 23 31 (GM) GM - 2d+4-2 = [4,5]+4-2 = 11 23 31 (GM) 命中です。ダメージをどうぞ 23 31 (ナコル) 2d6+3+3 ダメージ 23 31 (GM) ナコル - 2d6+3+3 = [1,3]+3+3 = 10 23 32 (ナコル) 手番終了です。 23 32 (レックス) オークって打撃攻撃なんだろうか? 23 32 (GM) 打撃扱いとしています 23 32 (GM) パンチだし(笑) 23 33 (ナコル) ですね。マイナス5ですか? 23 33 *GM topic 壁-3m-汚物、ブロブ(45)、オーク-3m-レックス、ナコル、壁 23 33 (レックス) 取り込み考えると全力攻撃はあぶないかなあ 23 33 (GM) はい 23 33 (レックス) 今は-2だから大丈夫かな? 23 33 (GM) 次のラウンドからは通常となりますので、気を付けて 23 35 (レックス) 2d+7 命中 23 35 (GM) レックス - 2d+7 = [5,3]+7 = 15 23 35 (GM) 2d+4-2 23 35 (GM) GM - 2d+4-2 = [3,2]+4-2 = 7 23 35 (GM) あたーりー 23 36 (レックス)R27+6+3@10ダメージ 23 36 (GM) レックス - Rate27+6+3@10= [2,2 3]+6+3 = 12 23 36 (レックス) 行動終了です 23 36 (ナコル) あ、すいません。 23 36 *GM topic 壁-3m-汚物、ブロブ(33)、レックス、オーク-3m-ナコル、壁 23 36 (レックス) 「なんか、さっきより遅いな」 23 36 (GM) 23 36 (GM) 23 36 (GM) 23 36 (GM) 23 36 (GM) ●1R ブロブ反撃 23 36 (GM) 23 37 (GM) レックスに 23 37 (GM) 2d6+5-2 23 37 (GM) GM - 2d6+5-2 = [5,4]+5-2 = 12 23 37 (レックス) 2d+6 回避 23 37 (GM) レックス - 2d+6 = [3,3]+6 = 12 23 37 (GM) 回避 23 37 (レックス) 同値かよ!? 23 37 (GM) 23 37 (GM) 23 37 (GM) 23 37 (GM) 23 37 (GM) ●2R PC 23 37 (GM) 23 37 (GM) どうぞー 23 38 (ナコル) ミス発見しました。ブロブの体力に+1して下さい。 23 38 (GM) ブロブは不意打ちから立ち直った模様。 23 38 (GM) はーい 23 39 *GM topic 壁-3m-汚物、ブロブ(34)、レックス、オーク-3m-ナコル、壁 23 39 (GM) 直しました 23 39 (GM) では、皆さん行動どうぞ 23 39 (ナコル) ファナ?それともエンチャ? 23 39 (レックス) よけられなくなるファナは怖い 23 40 (ナコル) ではエンチャント・ウェポン。 23 40 (ナコル) 2d6+7 行使判定 23 40 (GM) ナコル - 2d6+7 = [5,3]+7 = 15 23 40 (ナコル) 「操、第一階位の付。威力、強靭―――強刃、拡大」>レックス&オーク 23 41 (レックス) あ、しまった。弱点分入れたけどファイポン自体の修正を入れ忘れてた 23 42 (レックス) お手数かけてすいませんが、ブロブから-2して下さい 23 42 *GM topic 壁-3m-汚物、ブロブ(32)、レックス、オーク-3m-ナコル、壁 23 42 (GM) 気を付けてね 23 42 (レックス) 申し訳ない 23 43 (ナコル) では、オークの攻撃いきます 23 43 (GM) では、引き続きオーク、レックスの攻撃をどうぞー 23 43 (GM) はーい 23 43 (ナコル) 2d6+4 命中判定 23 43 (GM) ナコル - 2d6+4 = [2,3]+4 = 9 23 43 (GM) 2d+4 ゴロゴロ回避 23 43 (GM) GM - 2d+4 = [5,6]+4 = 15 23 43 (GM) 無駄にひらり 23 43 (ナコル) たっか。 23 43 (ナコル) 手番終了です 23 44 (レックス) じゃあ、自分の攻撃。またも通常攻撃で 23 44 (レックス) 2d+7 命中 23 44 (GM) レックス - 2d+7 = [6,3]+7 = 16 23 44 (GM) 2d+4 うにゅにゅと回避 23 44 (GM) GM - 2d+4 = [1,4]+4 = 9 23 44 (GM) あたーりー 23 45 (レックス)R27+9+3@10ダメージ 23 45 (GM) レックス - Rate27+9+3@10= [5,5 9][6,2 8] クリティカル +9+3 = 29 23 45 (GM) ぐはっ 23 45 *GM topic 壁-3m-汚物、ブロブ(3)、レックス、オーク-3m-ナコル、壁 23 46 (GM) ブロブはレックスの鋭い一撃で大きく斬り裂かれ、焼かれる。 23 46 (GM) あと一息だ 23 46 (GM) 23 46 (GM) 23 46 (GM) 23 46 (GM) 23 46 (GM) ●2R ブロブの最後の反撃なるか? 23 46 (GM) 23 46 (GM) レックスに再度アタック 23 46 (GM) 2d+5 23 46 (GM) GM - 2d+5 = [5,6]+5 = 16 23 46 (レックス) 2d+6 回避 23 46 (GM) レックス - 2d+6 = [2,6]+6 = 14 23 47 (レックス) 無理! 23 47 (GM) 2d+3 23 47 (GM) GM - 2d+3 = [4,6]+3 = 13 23 47 (GM) 13点 23 47 (GM) 生命抵抗を・・・ 23 47 (レックス) 【HP】16/25 【MP】12/12 23 47 (GM) 2d+7 23 47 (GM) GM - 2d+7 = [1,6]+7 = 14 23 47 (レックス) 2d+5 生命抵抗 23 47 (GM) レックス - 2d+5 = [3,5]+5 = 13 23 47 (GM) 14目標でお願いします 23 47 (レックス) またか! 23 48 (GM) 取り込まれた!! 23 48 (ナコル) またこれループ? 23 48 (レックス) まあ、オークの攻撃かスパークでとどめになるだろうから良いけど 23 48 (レックス) あ、ループの可能性があるのか… 23 48 (GM) 鋭い一撃を見舞った直後、レックスはブロブに取り込まれてしまう 23 48 (GM) 23 48 (GM) 23 48 (GM) 23 48 (GM) 23 48 (GM) ●3R 23 48 (GM) 23 48 (GM) 変化はありません。 23 49 (GM) ナコルどうぞ 23 49 (ナコル) スパークでいいですか(MP11) 23 49 (レックス) まずオークに殴らせて外れたらスパークかな? 23 49 (GM) はーい 23 50 (ナコル) 以前。ゴーレムを先に動かす場合、マリオネットが必要とか聞いたのですが・・・? 23 51 (GM) いいえ、いらないかと 23 51 (ナコル) では、オークから動かしますね。 23 51 (GM) はーい 23 51 (ナコル) 2d6+4 命中判定 23 51 (GM) ナコル - 2d6+4 = [5,3]+4 = 12 23 51 (GM) 2d+4 23 51 (GM) GM - 2d+4 = [5,4]+4 = 13 23 51 (GM) 無駄に高いなぁ(笑) 23 51 (ナコル) 本当に。ではスパークです。 23 52 (GM) はーい 23 52 (ナコル) 2d6+7 行使判定 23 52 (GM) ナコル - 2d6+7 = [1,3]+7 = 11 23 52 (レックス) こんなダイス運の人が雑魚戦振らないで下さいよw 23 52 (GM) 2d+9 23 52 (GM) GM - 2d+9 = [5,3]+9 = 17 23 52 (GM) 抵抗はできてる模様 23 53 (ナコル) R0+7 23 53 (GM) ナコル - Rate0+7 = [4,3 2]+7 = 9 23 53 *GM topic 壁-3m-汚物、ブロブ(-2)、レックス、オーク-3m-ナコル、壁 23 53 (GM) 閃光が走り、はじけるようにブロブが床へ 23 54 (GM) レックスは解放されます。戦闘終了です 23 54 (レックス) 「やれやれ、ブロブにしてはやたら素早い奴だったな…」 23 54 (ナコル) 「こんなに強いんですね、ブロブ」 23 55 (GM) さて、残されたのは溶けかけたひと固まりになった汚物だけとなりました 23 55 (レックス) 「そうだ。何かアルコールが入ったものを持ってないか?別に急ぐ必要はないんだが」 23 56 (ナコル) 「・・・エールならここに」(ガサゴソ) 23 56 (レックス) 「もらって良いか?」 23 56 (ナコル) 「どうぞ。」(魔香草取り出しつつ) 23 56 (レックス) 「ん、すまんな」エールで剣を洗う 23 56 (ナコル) MP回復してもいいですか? 23 57 (GM) では、武器が溶ける心配はなくなりました!>レックス 23 57 (GM) どうぞー>ナコル 23 57 (ナコル) R0+3 23 57 (GM) ナコル - Rate0+3 = [4,6 3]+3 = 6 23 57 (ナコル) MP 23 57 (ナコル) 残量11ですね 23 58 (ナコル) 連続使用は可能ですか? 23 58 (GM) はーい 23 58 (ナコル) R0+3 23 58 (GM) ナコル - Rate0+3 = [6,5 4]+3 = 7 23 58 (GM) 回復してる最中ですが 23 59 (GM) 『タ・・・・・・・タス・・・・・・カッ・・・・・・・・・・・・・タ』>レックス 23 59 (レックス) あ、草使ってる間に剥ぎ取りして良いですか? 00 00 (GM) はーい、チェックは後でしますね 00 00 (レックス) 「お前は誰だ?どこにいる?」 00 01 (GM) 『コ・・・・・・・ココ・・・・・・・・・』汚物の中の模様(笑)>レックス 00 01 (レックス) しょうがないんで調べます 00 01 (ナコル) 杖持ってますよ 00 01 (レックス) じゃあ、剣とか杖で掻き分ける感じで 00 02 (GM) では、汚物を武器でかき分けていくと。中に青白く光る大き目の宝石が一つ 00 02 (GM) 見つかります 00 02 (レックス) 「これか?」 00 03 (GM) 「助かったぜー」今度ははっきりした子供の声 00 03 (レックス) もしかして、フロウライトの子供だったり? 00 03 (GM) 明らかに宝石から聞こえてきています。ナコルにもはっきり聞こえてます 00 03 (ナコル) 「・・・子供の声?」 00 04 (GM) 宝石はそれ自体は動きません 00 04 (GM) 声だけ響いてる感じ 00 04 (レックス) とりあえず宝石を引っ張り出そう 00 04 (ナコル) 水袋準備しときましょう 00 04 (GM) 「おーおー、悪いな。俺自分じゃ動けないんよ」 00 05 (レックス) 「で、お前はなんなんだ?」 00 05 (GM) 「俺?」ちょっと間を置いて「俺は……ジェラだ!」名乗ってるらしい 00 05 (レックス) 「そうか。俺はレックスだ」 00 06 (ナコル) 「ナコルです。よろしく」 00 06 (GM) ジェラ「いや、マジ感謝だわ。危うく奴に溶かされちまうトコだった」 00 07 (GM) ジェラ「ひっさしぶりに普通のヤツと対話したぜー。なんせ今まで連中、みんな俺の声聞こえてなかったからなー」 00 07 (ナコル) 「・・・連中?」(洗う準備しつつ) 00 07 (GM) ジェラ「よろしくよろしくな!」 00 08 (GM) ジェラ「んー、お前らと同じようなの。何回も近く来たんだけどな。俺の声聞こえなくて、通り過ぎてったか。アレに食われちまった」 00 09 (GM) ジェラ「だから聞こえてくれたのホント嬉しかったぜー。さんきゅーな」>レックス 00 10 (レックス) 「それで、結局ジェラはどういう存在なんだ?」 00 10 (GM) ジェラと名乗る宝石は、やたら嬉しそうな声である 00 11 (GM) ジェラ「俺か? ふふふ……聞いて驚け、俺様は『大精霊』なのだっ!!!」自信満々の声で 00 11 (レックス) 大精霊? 00 12 (ナコル) 「そんな凄そうなのが、どうしてここに?」(宝石に水を掛けつつハンカチで拭き拭き) 00 12 (GM) ジェラ「俺は、今でこそ、こんな石ころになっちまってるが。そりゃ色々と理由があってな……」 00 13 (レックス) 「と言うか大精霊って何だ?ナコルは知ってるのか?」 00 13 (ナコル) 「・・・いえ。大ってついてるので、凄そうだなって。」 00 13 (GM) 多分、精霊なんだろうけど。大精霊ってのは聞いたことないです(笑) 00 14 (レックス) そもそも精霊ってSW2.0にいたっけ? 00 14 (ナコル) 見た覚え無いですね。 00 14 (GM) いないよ。妖精ならいるけど 00 15 (レックス) ですよね 00 15 (GM) ジェラ「むかーしむかし、俺を召喚した奴が。俺をこの中に入れたんよ。以来ずーーーーーーっとここにいるんだぁ」 00 16 (レックス) (召喚されたって事は妖精か……あるいは魔神か?) 00 16 (ナコル) (昔っていつだろ?・・・多分知らないだろうな) 00 17 (GM) おそらく妖精なのか、魔神なのかはともかく。異界から召喚されたんだとは推測できます。 00 17 (レックス) 「……まあ、何にせよ。依頼された地域の調査はこれで終了か?」 00 18 (GM) ジェラ「でもまぁ、俺、こっから出れねぇし。『役目』もあっからよ。動けないんだよな」 00 18 (ナコル) 「『役目』?差し支えなければ教えてもらえますか?」 00 18 (GM) ジェラ「だからほんっとーに助かったわ。あんがとな」 00 19 (GM) ジェラ「あぁ、俺の役目はここでジッと動かないままでいることなんだぜ?」 00 19 (レックス) 「なんだそりゃ」 00 20 (ナコル) 「・・・うん?通る人の監視とかでもなく?」 00 20 (GM) ジェラ「そりゃ、お前、あれよ。俺が動いちまうと、目覚めちゃうからよ。ダメなんだよ……」 00 21 (GM) なんとも歯切れの悪い言い方をしている 00 21 (レックス) 「目覚めるって、何が」 00 21 (GM) ジェラ「そりゃ、お前、あれだよ……『死』、だな」 00 22 (ナコル) 「・・・また物騒な・・・」 00 23 (GM) 『見つけたぞ……!!』突然全員の脳裏に響く低く、くぐもった声 00 24 (ナコル) 周囲を見回します。 00 24 (GM) ジェラ「……げ」 00 24 (GM) 周りには何も見当たらない 00 24 (GM) 『ついに、見つけた……封印……』 00 25 (GM) 全員の真上にスーッとゆらゆらとした人のような姿の者が現れます 00 26 (GM) 00 26 (GM) 00 26 (GM) 00 26 (GM) 00 26 (GM) 薄暗い下水道の中 00 26 (GM) 探索していた二人の目の前にどんどん近づいてくる影が一つ 00 26 (GM) ナコルはその姿を見て、ひとつの魔法を連想する 00 26 (GM) あれは、間違いない。 00 26 (GM) 00 26 (GM) 00 26 (GM) レイス、だ。 00 26 (GM) 00 26 (GM) 00 27 (GM) ジェラ「ま、マジぃわ。こいつ・・・・・・・・・・」 00 27 (ナコル) 「・・・・・レイス?」 00 27 (レックス) 「なるほど、レイス……よしさっさと逃げるぞ!」 00 27 (GM) レイス『ついに見つけた我が主の欠片。取り戻させてもらうぞ!!』 00 28 (GM) レイスが一行を指さしたその時点で 00 28 (GM) 全く動かなくなる 00 28 (GM) そして物音も、全く聞こえなくなります 00 28 (GM) 今まで流れていた下水の音も 00 28 (GM) 時折聞こえてきたネズミの鳴き声も 00 29 (GM) すべてがまるで静止してしまったかのように 00 29 (GM) まったくの無 00 29 (GM) ジェラ「おい」 00 29 (GM) ジェラ「逃げろ」 00 30 (GM) レックスとナコルに突然ジェラが声を掛けます 00 31 (GM) ジェラ「俺持って、できるだけ遠くに、早く!」 00 31 (レックス) 逃げれますか? 00 31 (GM) はい、普通に動けますよ 00 31 (GM) 周りは全く動く気配がありませんが 00 31 (レックス) 「良い案だ」 00 32 (レックス) 逃げる事を試みる 00 32 (ナコル) 同じく。 00 32 (GM) どちらから逃げますか? 00 32 (GM) 円柱の底には、更に奥へと続く下水の流れが一つ 00 33 (GM) 梯子を伝って登れば元のルートには戻れます 00 33 (GM) ちなみにオークも微動だにしなくなってます 00 33 (ナコル) おぅふ 00 33 (レックス) 移動力の関係で普通にはレイスからは逃げ切れん…… 00 33 (レックス) 下水に飛び込め……と 00 33 (ナコル) 下っていくしかない気がしますね 00 34 (ナコル) 梯子とか落とされそうなので 00 35 (GM) どちらを選ぶかは、お任せします。 00 35 (レックス) まあ、元のルートは無理かなーと思うんですが>スフォークさん 00 36 (ナコル) 同じく。奥に行くで良いですか? 00 36 (レックス) じゃあ、奥に行くで 00 37 (GM) では、二人は通路の先へ 00 37 (GM) 00 37 (GM) 00 37 (GM) 00 37 (GM) 00 37 (GM) 下水のスロープを下り、更に奥へ 00 37 (GM) この先は別の冒険者が探索している隣エリアへと通じています 00 38 (GM) レイスは追ってくる気配もなく、しばらく物音もまったくしません。 00 38 (GM) 二人が走る足音と 00 38 (GM) 水しぶきだけがこだまします 00 38 (GM) しばらくの間それが続き 00 38 (GM) ジェラが突然 00 38 (GM) ジェラ「もう、無理だわ」 00 39 (GM) という言葉を発したと同時に 00 39 (GM) 突然、水が流れ出し 00 39 (GM) 何時もの下水の物音が帰ってきます 00 39 (GM) 00 39 (GM) 00 39 (レックス) ジェラが時間止めてたのか! 00 39 (ナコル) その発想は無かった。 00 40 (レックス) それなら、元のルートの方が良かったかもしれない 00 40 (GM) ジェラ「できるだけ安全なとこに逃げてくれ」 00 41 (ナコル) 「あんな相手に対して安全なところって・・・」 00 41 (GM) ジェラ「そんな何回も力を使えないんだよ。うまく逃げ回ってくれ」 00 41 (レックス) 「安全なところ……どうにか地上に戻るしかなさそうだな」 00 41 (レックス) 「報告すればレイスを倒せる冒険者が派遣されるだろ」 00 42 (ナコル) 「・・・・・先ず、他の冒険者に合流しますか?」 00 42 (レックス) 「合流のためにうろつくよりは地上を目指す方が良い気もするが……道がわからん」 00 43 (レックス) 「とっさとは言えこっちの方に逃げたのはミスったかもな…」 00 43 (GM) 地図は下水道のある程度の位置関係を記録してあるので、かろうじて現在の位置関係は分かります。 00 44 (GM) ただ奥に入ってしまったので、直線的に逃げることは難しくなってしまいました 00 44 (ナコル) 「かと言って、元の道に戻るなら、あれと対峙しないといけないでしょうし。」 00 44 (レックス) 「元の道ならどう行けば良いかわかるから逃げれる可能性はそっちの方が高かった」 00 46 (GM) 00 46 (GM) 00 46 (GM) 00 46 (GM) 00 46 (GM) さてさて、下水道の奥地へ踏み込んだ二人と宝石 00 46 (GM) 全員無事に脱出できるかどうか 00 46 (GM) それは、また、次の機会に 00 46 (GM) 00 46 (GM) 00 46 (GM) 00 46 (GM) 00 46 (GM) 00 47 (GM) 以上、第1回終了です 00 47 (GM) お疲れ様でした 00 47 (レックス) お疲れ様でしたー 00 47 (ナコル) お疲れ様でした
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登録日:2018/03/05Mon 20 09 06 更新日:2023/08/10 Thu 13 57 41NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 CP新規収録カード No.(遊戯王) エクシーズ ナンバーズ・アーカイブ ランク1 光属性 遊戯王 遊戯王OCG 遊戯王ZEXAL 魔法使い族 これまでに私が集めたナンバーズは…… No.(ナンバーズ)78 ナンバーズ・アーカイブとは遊戯王OCGよりCOLLECTORS PACK 2017で登場した光属性・魔法使い族のエクシーズモンスター。 OCGオリジナルのナンバーズであり、遊戯王ZEXAL本編には登場していない。 OCG エクシーズ・効果モンスター ランク1/光属性/魔法使い族/攻 0/守 0 レベル1モンスター×2 (1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。 自分のエクストラデッキのカードを相手はランダムに1枚選ぶ。 それが「No.1」~「No.99」のいずれかの「No.」モンスターだった場合、 自分フィールドのこのカードの上に重ねてX召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに除外される。 この効果の発動後、ターン終了時まで自分はモンスターを特殊召喚できない。 この効果は相手ターンでも発動できる。 【概要】 素材制限のないランク1のエクシーズモンスターだが、攻守とも0で戦闘は出来ない。 肝心の効果はフリーチェーンでEXデッキのナンバーズにほぼ無条件でエクシーズ・チェンジするという豪快なものだが、以下の問題が付きまとう。 変身先のNo.はランダムに決定 変身したナンバーズはエンドフェイズに除外される 発動した後はそのターンの間、特殊召喚不可の誓約 エクストラにNo.以外のモンスターが混ざると失敗する可能性が出る 増える というもの。除外については「王宮の鉄壁」で対処できるが、フィールドに表側表示で留まる限り毎ターン除外が発生する。 蘇生制限はクリアするので、いっそのこと帰還させて使い回すのも手か。 あとはチェンジ先のナンバーズを選べない問題だが、これについては「百万喰らいのグラットン」や「轟雷帝ザボルグ」などでEXデッキを削り、目当てのナンバーズだけ残してしまえばいい。 ただ、大半のナンバーズは普通にそいつを出すためのギミックを組めば良い。 あえてコイツを使うとすれば【1軸】だが、その場合ホープ・ルーツ→ホープドラグーンという大火力ギミックがある。 なので、ナンバーズ・アーカイブの出番は「1軸のデッキで高ランクのナンバーズを使いたい場合」ということになる。 一応カオスナンバーズも効果対象だが、ホープレイとドレイク・バイスなど一部以外は進化形がいないとバニラ同然なのに注意。進化形にチェンジした後そいつをさらに……と繋げたいが、コイツの誓約効果の関係で無理。 また効果を確実に成功させるとなると自ずとNo.以外のエクストラカードを採用しにくくなる。もちろんエクストラに行ってしまうペンデュラムも含めて。 一応全部No.であることが絶対条件ではないため確実に使うと分かっている数枚分は他に回せると思うが...。 はっきり言うと、エクストラに頼らずに戦えるLv1軸ならば採用の余地はあるものの、いざこいつのためにデッキを組むならば相当に専用特化構築にする必要がある。 普通に使うなら、エクストラに頼らないLv1軸のデッキにアクセントとして組み込むのがベターだろう。 チェンジ先候補のナンバーズは以下。 No.24 竜血鬼ドラギュラス/No.87 雪月花美人クイーン・オブ・ナイツ 自前の効果で裏側になるため除外を回避できる。ドラギュラスならターンをまたげば自己再生も狙える。 No.7 ラッキー・ストライプ なにもかも不安定だが7の目が出たら爆アド、最悪でも期待値3100前後のアタッカーとして運用可能。 「出たら目」との併用すれば、高確率で7の目を出す運用も可。 No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン 4000打点の2回攻撃を狙うことになる。 専用構築気味になるがアークブレイブ→イリテュムと繋げられれば相手の戦術をロックできる。 ※現在禁止カード No.77 ザ・セブン・シンズ 自前の効果でエクシーズ・チェンジすると除去効果が使えないが、こっちなら問題はない。 No.43 魂魄傀儡鬼ソウル・マリオネッター 一撃必殺コンボ用。「魔獣の大餌」と「魂吸収」を併用する。 魂吸収がある状態で、アーカイブの効果にチェーンして魔獣の大餌を発動、マリオネッター以外のカードを全て除外する。 こうすることで確定でマリオネッターにチェンジできる上に、着地後に魂吸収の効果で最大13×2×500=13000の回復が入り、マリオネッターの効果が誘発して13000バーンが飛ぶ。 【ネタ】 モンスターとしては大体以上だが、こいつの注目すべき点はもう一つ、イラストにある。 カード名からして「ナンバーズとの関係」を持つこのモンスター、どんな姿をしているのかというと、 円柱状の書架がいくつも浮遊する、巨大な図書館。 王立魔法図書館に続く「建物の中身のモンスター」である。 こいつ自身のナンバーズの刻印は、浮遊する書架の一つの屋根に刻まれている。 さらによーく見ると、書物を収める棚の部分にカタカナのような文字が刻まれているのがわかる。 原作ではリライト前のナンバーズに書かれていたこれはアストラル世界の文字で、カタカナをもじって作られている。 イラスト中から読み取れるのは、 No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ(手前上) No.39 希望皇ホープ・ルーツ(手前下) No.39 希望皇ホープ(ルーツの前。「オプ」と読める。この当時のホープ系列のエクシーズで「プ」で終わるのはビヨンド以外だと本家のみ) No.32 海咬龍シャーク・ドレイク(左端。「ドレイイク」と書かれている) CNo.32 海咬龍シャーク・ドレイク・バイス(その横。隠れているが数字がアストラル文字の「CNo.32」である) No.34 電算機獣テラ・バイト(バイスの下。「デンサンキジユウテラ」と読める) No.33 先史遺産-超兵器マシュ=マック(テラ・バイトの左。終わりの部分だけだが「ツク」と読める) の5つ。 ……恐らくホープの元々の姿と思しきルーツはともかく、シャークさんのカオスが生み出したイレギュラーであるドレイク・バイスの名前まであるのは…リアルタイムで蔵書を更新する力でもあるのだろうか。 確認できるモンスター名を見る限り、映っている部分に収められているのは30番台のナンバーズのようだ。 直接のモチーフは、アストラルがいた皇の鍵の中の、ナンバーズ格納庫だと思われる。 追記・修正はナンバーズを集めてからお願いします。 前→「No.77 ザ・セブン・シンズ」 次→「No.79 BK 新星のカイザー」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] カオスナンバーズの名前があるのは多分覚醒したら随時図書館の内容が追加されていくとかそんな感じだと思う -- 名無しさん (2018-03-05 20 42 50) No,のタグつけた方がいいんじゃない -- 名無しさん (2018-03-05 23 35 14) こいつのために専用デッキ組んでも中々に面白いデッキできるぞ。(組んでたのがマスタールール3の頃だったが) -- 名無しさん (2018-03-05 23 42 14) 多分こいつは新規のナンバーズも記録しているから現在進行形で追加中なんだろうな -- 名無しさん (2018-03-06 18 39 50) 名前 コメント
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そして私は老人の色欲と、若者の絶望と、二重の唾液に汚されたこのパイプの前にひざまずき、 神々しい牡牛たちとオランダ・フロリンを、父と娘を、ありありと眼前に思い浮かべる―― すると、もう何一つ望まなくなるのだ。 ――『農場主のパイプ』 イリヤ・グリゴリエウィチ・エレンブルグ ▲▼▲▼▲▼▲ 12/22(木) 06 00――天気 曇り、のちに雪。 センタービル。 空を覆う雲の隙間から僅かに差し込む陽光を受け、ビルの窓ガラスは淡く輝いていた。 そこの屋上に、一人の男が立つ。 彼の名は【スティーブ・ロジャース】。 またの名をキャプテン・アメリカと言う。 盾を抱えた米国の英雄は、ビルの屋上から日本の小さな都市を見下ろしていた。 早朝と言うこともあり、外を出歩く人影はまばらであり、静かだ。 「平穏」という概念を具現化したかのような景色である。 だが、それはあくまで見た目だけのこと。 スティーブは、現在の冬木市に蔓延る不穏な気配を確かに察知していた。 「マスター」 その時、スティーブの隣に突如人影が降りた。 否。 人型の竜の影が降りた。 影の正体はバーサーカー――【ファヴニール】。 此度の聖杯戦争において、スティーブが召喚したサーヴァントである。 実体化したファヴニールは、己が主人に向かって語りかける。 「俺が召喚されてからもう数日が経つ……そろそろ聖杯戦争が本戦に突入すると見て良いだろう」 ファヴニールが告げたのは、本格的な戦争の開始の予測であった。 屋上に吹く寒風を浴びながら、スティーブはそれを聞き、頷く。 それから、口を開いて、次のように答えた。 「本番が始まれば、当然戦いは激化し、この街が受ける被害は更に増加するだろう。大規模な大量殺戮だって、起きるかもしれない――」 だけど、と彼は言葉を続ける。 「そんな事態は、僕が必ず止めてみせる。バーサーカー、君も協力してくれるのだろう?」 「勿論だ。俺は正しい者(おまえ)の為に戦うし、正しい者(おまえ)が守りたいものを守る。この前そう決めたはずだ」 「ああ、そうだな。でも、改めて聞けて嬉しいよ」 スティーブはそう言って、笑う。 朧げな朝日を浴びた彼の笑顔は、見る者に安心と勇気を与えるものであり、まさに正義の象徴に相応しいそれであった。 ▲▼▲▼▲▼▲ 早朝の住宅街。 灰色の雲に覆われた空の下。 ジャージ姿の【恵飛須沢胡桃】は走っていた。 道路には昨晩降った雪がまだ残っており、彼女が踏み込むたびにシャリ、シャリと小さな音を立てる。 たとえ聖杯戦争の場であっても――いや、聖杯戦争の場だからこそ、肉体の鍛錬は怠れない。 いざという時に体力がたりなかった、では済まされない事態が、今後起こり得るのだから。 「はっ、はっ、はっ……」 ランニングのリズムを整えるように息を吐く胡桃。 寒い早朝であるにも関わらず、彼女の息は白くなっていなかった。 胡桃の体温が外気と同じくらい冷たくなければ、起こりえない異常である。 「…………」 それに気付いた胡桃は、唇をきゅっと一文字に閉じて息を止める。 しかし、それでも走るスピードは尚も上がり、彼女は喫茶店の横をぴゅんと駆けて行った。 ▲▼▲▼▲▼▲ 街角の古びた喫茶店。 開店直前の店内に、まだ客はいない。 店長と、女性店員が二人で開店の準備を行っている。 カウンターの拭き掃除をしていた女性店員――【安部菜々】は、窓ガラスの外を横切ったジャージ姿の女子高生を目にした。 「こんな朝早くからランニングだなんて……若い子は体力があって良いですねぇ。私なんて、まだ体のあちこちに昨日の疲れが……」 そこまで言って、はっ! と何かに気付いた表情をする菜々。 「な、なぁ〜んちゃって! ナナもまだ十分若いですからね! ランニングなんてやろうと思えば今からでも余裕ですよ! うん!」 「……いったい誰に向かって言い訳をしているんだい?」 厨房で食材の確認をしている店長からツッコミが入る。 老人でありながらよく通る彼の声は、カウンターの拭き掃除をしている菜々まで届いた。 自分の独り言が聞かれて恥ずかしかったのか、菜々は顔を真っ赤にし、へへへ、と頭をかいた。 「ところで安部さん。そっちの掃除が終わったら、裏口のポストから新聞を取ってきてくれないかな? こっちはまだ確認が終わりそうになくてね」 「はい! もちろん!……新しい新聞はレジ横の棚にある、古いやつと入れ替えればいいんですよね?」 「そうそう」 その後、菜々はテキパキと、だいたい五分ほどでカウンターの拭き掃除を終えた。 布巾を洗って干し場所に掛け、店の裏口の方に向かって行く。 昨晩降った雪を浅く積もらせるポストは、銀色に輝いている。 雪を払い、そこを開けると、中には何種類かの新聞が届いていた。 それらをまとめてレジに持って行く。 雪の湿気から紙を守るべく施されていたビニールのカヴァーをびりびりと剥がすと、新聞紙特有のにおいが湧き、菜々の鼻腔を刺激した。 「朝のにおい」の一つと言えるそれに、うっとりとする菜々。 鼻歌の一つでも歌いたくなる、穏やかな気分である。 しかし、においの発生源――新聞紙の一面を見て、彼女はぎょっと目を見開いた。 そこに書かれていたのは昨日市内で起きた多数の事件。 人喰い殺人に連続窃盗犯。 そのような物騒な言葉の数々を見て、菜々は唾をごくりと飲み込む。 どうやら、穏やかな朝の時間を送るのは、聖杯戦争の最中では無理らしい。 ▲▼▲▼▲▼▲ 川尻家の食卓。 朝のニュース番組を見ながら朝食を摂るのが、川尻家の日常風景だ。 八時を回り、県内の天気のコーナーが終わった後、先ほどまでだらしない顔をしていた角刈りのキャスターが、急に真剣な面持ちに変わる。 『次に県内で起きたニュースです。最近の冬木市では多くの事件が発生しており、その中でも、◯日ほど前から起きた「人喰い事件」はその異常性と被害規模の大きさから、近い内に警視庁から応援が――』 最近の冬木市は妙だ――と、少年、【川尻早人】は考える。 殺人事件に窃盗事件――犯罪の数があまりにも急に、不自然な勢いで増加したのだ。 キッチンに立つ母の【川尻しのぶ】は「あらやだ、怖いわねぇ」とノン気に言っているが、これは他人事ではない。 ニュースで紹介されている、冬木市で起きた奇妙な事件の数々――これらは聖杯戦争の参加者が起こしたものだと見ていいだろう。 「そうだよね? セイバー」 「ええ、十中八九間違いないかと」 早人の問いに、セイバーと呼ばれた少女――おうすちゃんこと【小碓媛命】は、トーストを齧りながら答える。 やはりそうか、と早人は歯軋りをし、この町の何処かにいる「悪」に対して不快感を表した。 早人はナイフで一口大に切ったハムエッグの白身を口に運び、咀嚼する。 丁度いい焼き加減だ。 父がいなくなって落ち込み、何かと調子が悪かったつい先日までのしのぶなら、こうは上手く焼けまい。 聖杯戦争の参加者に選ばれ、「失踪した夫が戻ってくるかもしれない」と言う希望を抱けたからこそ起きた変化であろう。 だが、その希望は叶ってはいけない。 もしそれが叶ってしまえば、しのぶの夫である川尻洪作ではなく、かつて杜王町を蝕んだ絶望――吉良吉影が再来してしまうからだ。 故に、早人はその願いを阻止するべく、小学生の身でありながら、母と共に聖杯戦争へ参加する事を決めたのである。 (必ず守ってみせるよ……ママ) ニュースで紹介される、凄惨な事件を観て、早人は決意を改めて固めた。 ▲▼▲▼▲▼▲ 住宅街付近を通る路地。 何処かから漂ってきたトーストのいい香りは、【ウェイバー・ベルベット】の鼻腔と胃袋を刺激した。 同時に、まだ何も入っていない彼の腹が、においにつられてギュルルルと音を鳴らす。 彼の隣を歩いている女性――ヴィルヘルミナこと【ヴェルマ・ヘンリエッタ・アントリム】はそれを聞き、クスクスと笑った。 笑われたことでウェイバーは不機嫌な顔になり、彼女を睨みつける。 怒りの籠ったウェイバーの視線を受けながら、ヴィルヘルミナはふてぶてしい笑みを浮かべている。 「そもそも、お前があんな我儘を言わなければなぁ……!」 ムカムカとした感情を吐き出すように、ウェイバーは言う。 彼がこんな朝早くから腹を空かせて外を出歩いているのは、ヴィルヘルミナに原因があった。 「我儘って……そこまで言うほどじゃあないだろう?」 「老夫婦に向かって、朝っぱらから『ステーキを食べたい』なんて言うのは、世間的には立派な我儘なんだよ! 」 ウェイバーが暗示をかけて孫だと思い込ませ、下宿している老夫婦――マッケンジー夫妻へ、今朝、ヴィルヘルミナはそのような要求を行ったのだ。 だが、朝食の準備は既に出来ており、そもそもステーキ用どころか細切れの肉すらそう都合よく冷蔵庫にあるはずがない。 困る夫妻と、駄々をこねるヴィルヘルミナ。 見かねたウェイバーは思わず、「近所の二十四時間営業の商店で、ステーキ用……とまでは行かなくても、何か肉を買ってくるよ」と言ってしまったのだ。 彼が朝食をまだ一口も食べていないことに気付いたのは、寝巻きのまま外に出て、玄関のドアを閉じた後である。 ……ちなみに、ヴィルヘルミナは夫妻から「孫がイギリスで作ったガールフレンド」と勝手に思い込まれている。これもまたウェイバーの胃痛を増やす原因の一つだ。 「アウトロウの朝は、肉を食わなきゃ始まらないのさ。それに、世間の常識なんて、高尚な物を私に求めないでくれや」 「そもそも、サーヴァントに食事なんて必要ないだろ!?」 「いーや、必要だね。飯を食った後だと、やる気が普段の五割増しさ。ステーキだと更に三割プラスされる」 「〜〜っ!」 ヴィルヘルミナの軽口に、ウェイバーは憤慨する。 彼女に対する怒りでいつか脳の血管が切れ、聖杯戦争で戦う前に死ぬんじゃあないか――と、彼は思った。 そんなウェイバーの姿を見て、ヴィルヘルミナはまたケタケタと笑う。 その舐め腐った態度が、更に彼の怒りを増長させた。 「いつか、僕がお前のマスターであり、敬うべき相手であることを思い知らせてやるからな! 主従関係を認識させてやる!」 怒りが高まったあまり、ヴィルヘルミナを指差し、宣言するウェイバー。 「おー、いい意気込みだ。その勢いで、ついでに男女関係も結びたいねぇ。はっはっはっ」 ニヤニヤと笑いながら、歌うように言うヴィルヘルミナ。 彼女の軽口に、元々憤怒で真っ赤だったウェイバーの顔は、別の要因で更に紅潮したのであった。 ▲▼▲▼▲▼▲ 人気の無い何処か。 まるでミキサーにでも掛けられたかのように身体が挽肉状になった、『元人間』の死体を見下ろし、【ウェザー・リポート】は眉を顰めた。 腐敗した肉と酸化した血が発する匂いが周囲に漂い、彼の鼻腔を刺激する。 吐き気を催す激臭への嫌悪感を、ウェザーは舌打ちで表した。 と、同時に彼の身体から魂が抜け出るようにして、人型の雲のような『何か』が現れた。 それはウェザーの精神のビジョン――スタンド。 本体と同じく『ウェザー・リポート』という名を持つ、姿形を持った異能である。 顕現した『ウェザー・リポート』は、その身体から四方に向かって気流を発し、その場に漂っていた死の匂いを吹き飛ばした。所謂、換気を行なった訳である。 これほどまでの芸当に観客が居れば、さぞ騒ぎになっていたであろうが、ウェザーの辺りに人の気配はない。 ウェザーが現在居る場所が元々人の通りが少ない場所だから、というのもあるのだろうが、彼のサーヴァントであるアサシン――【貂蝉】が人払いの魔術を行使しているからでもある。 魔術への深い智慧を持つアサシンにとって、この程度の結界の一つや二つは容易く設置出来る物であった。 「なあ――」 周囲に満ちていた、地獄の釜から溢れ出て来たが如き死臭が薄れた事で、漸く口を開く気になったのか、ウェザー・リポートはアサシンに向かって話し掛けた。 「これが、今世間を騒がせている『人喰い殺人』の被害者ってヤツか?」 「ええ、そうでしょう」 ウェザーからの問いに、アサシンは首肯しつつ答えた。 「挽肉状になっている所為で一見分かりづらいですが、この死体には足りない部位が多すぎます。つまり、この人物を殺めた犯人は――」 「そのパーツを食らった、と」 口にするのも憚れるような恐ろしい言葉を口にし、ウェザーは気分の悪そうな表情を見せた。 彼とアサシンがこの原型を留めていない死体を見つけたのは数分前の事である。 何処かに聖杯戦争についての情報が転がってやいないか、と探索していた際、アサシンが死体の居場所を察知したのだ。 最初に学んだ技能が暗殺術であり、暗殺者として生きたアサシンが死の気配に敏感であるのは最早言うまでもなく、彼女が死体の居所を察知出来たのは、鳥が空を飛び、魚が水中を泳ぐのと同じ程に当然の事であった。 「今の冬木市に於いて、こんな事を起こす人喰い――ヤツは十中八九、聖杯戦争の関係者だと考えて間違いないだろうな」 それはアサシンも同じ考えであった。 更に付け加えて言わせてもらうならば、この犯行を行なった人物は短い期間で魂食いを行わなければならない程に燃費が悪く、死体の後処理が出来ないくらいに頭が回らない――つまり、バーサーカーのサーヴァントである事が予想される。 場を引っ掻き回し、死を振りまく人喰いのバーサーカー――それは必ずや、この聖杯戦争において、いつか来る大乱戦の台風の目となるだろう。 「そうなった時はアサシン、アンタの出番ってわけだな」 「いえ。私はあくまでアサシン――暗殺者です。台風に飛び込むなんて事はせず、そっと後ろから相手の心の臓を貫く事しか出来ませんとも」 実を言えば、アサシンの第二宝具を持ってすれば直接戦闘を行う事も不可能ではないのだが……いや、やはりそれでも、バーサーカーを相手取ったり、乱戦に身を投じたりするのは難しいであろう。 アサシンの返事を受け、『ふぅん』と言葉を漏らすウェザー。 「ならば、俺たちが敵の背後を取れるような状況を生み出せば良い。つまり、情報がもっと要る……そうだろう?」 その通り。 今の冬木市には至る所に虚実入り混じった情報・噂が存在する。 それの中から取捨選択し、自分たちが有利に振る舞えるようになれば……ウェザーとアサシンは自分たちよりも格上の主従の首元に刃を届ける事だって、きっと出来るだろう。 死体の検分を終えた後、ウェザーはそのような確信を胸に、また何処かへ向かって歩みを進めた。死体に対して、特に処理は行わない。いくらここが人通りの少ない場所とは言え、いつかは誰かがこれを発見し、警察に通報するだろう。 ウェザーがこれからこの凄惨な現場を生み出した人喰いを追うのか、はたまた別の何かを探すのか。それはアサシンにも分からない。 ただ一つ、彼女が確信している事があるとすれば、『自分の主人は聖杯戦争に対して積極的だ』という事だ。 そして、その確信こそがアサシンが現状第一に求めている物である。 ――まあ、尤も、ウェザーが聖杯戦争に対して積極的なスタンスを取っているのは、アサシンの恣意的な行いによるものなのだが……。 ともかく、ウェザーがこうして外を出歩き、聖杯戦争についての情報を探り回っているのは喜ばしい事である。 しかし、同時に『他人を騙してしまっている』という後ろめたい気持ちも、彼女の心中に僅かながらにしてあった。 そんな感情が胸中に渦巻きつつも、アサシンは次の場所へと向かう主人の背中を追う。 ここで脚を止めるわけには行かないのだ。 ウェザーには悪いが、彼にはこれからもマスターとして働いてもらわねばならない。 全ては――そう、愛する夫の為に……。 ▲▼▲▼▲▼▲ 財務官僚の別荘。 使用人が出した遅めの朝食を食べ終えた【???】――別名「ウェカピポの妹の夫」は、自分の部屋へと向かった。 体調を気遣う使用人の言葉を背に、彼は部屋の戸を閉める。 室内には誰もおらず、こぶし大の二つの物体――鉄球だけが、豪奢な机の上で、主の帰りを待っていた。 その内の一つを手に取り、ウェカピポの妹の夫はベッドに腰掛ける。 彼は、鉄球を持つ方の手に僅かに力を込め、手首部分を四十五度ほど回転させた。 たったそれだけの動作で、重々しい鉄球はシュルルルと軽やかな音を立てて、彼の手のひらの上を容易く回り出す。 どうやら、片目を失った現在でも彼が受け継いだ鉄球の技術は健在らしい。 そのことを確認すると、ウェカピポの妹の夫は手首を、今度は逆方向に回転させ、鉄球の動きを止めた。 室内に再び静寂が訪れる。 (回転の技術そのものは……まあ、以前より大きく劣った、ということはない……。だが、投擲の方はどうだろうか?) ウェカピポの妹の夫は自分の右目――否、かつて自分の右目があった部分を手で覆う。 眼帯に隠された傷跡は今もなお生々しく残り、日夜彼を苦しめているのだ。 たしかに、こんなものがあっては遠近感が狂い、鉄球をマトモに投擲するのは困難になるであろう。 (何処か広い場所――例えば、この邸宅の庭に出て、一度試してみるか?) 己の技量の限界を計るべく、そのような計画を練るウェカピポの妹の夫。 しかしちょうどその時、ビュウ、と冷たい風が部屋の窓を叩いた。 そこに目を向けてみると、外では俄かに雪が降り始めている。 先ほどまでは、曇り空なだけだったのだが、降り出したらしい。 どうやら、この天気で外を出歩くのは無理なようである。 ――やるとしたら、雪が止んでからにするか。 そう諦めたウェカピポの妹の夫は、鉄球を元あった位置に戻し、ベッドに倒れこんだ。 ▲▼▲▼▲▼▲ 市内ショッピングモール「ヴェルデ」。 そこで警備員として働く【ウェカピポ】は、一時間ほど前から降り始めた雪に体を僅かに震わせながら、己の業務をこなしていた。 本日の彼の持ち場は、建物の正面入り口付近である。 時期が時期なので、もう既に冬休みに突入した学生や社会人がいるのだろうか――平日の昼間であるにも関わらず、ショッピングモールを訪れる客は多い。 人が多くなればその分問題が起きる可能性も高くなり、その時は警備員――ウェカピポの出番である。 かつて王族護衛官を勤めていただけあって、彼はこと警備という分野に自信がある。 それに、素手で対応できないような乱暴者が現れれば、懐の中に隠している鉄球をこっそり使うのもやぶさかではない。 鉄球とは、王族を護衛する――人を守る為の技術だ。 そういう場面でこそ、最も役に立つだろう。 けれども、もし、サーヴァント――例えば、今世間を騒がせている人喰いなんかが、おそらくそうであろう――が今この場に現れ、無辜の市民達を襲い始めたとして、ウェカピポは対応出来るだろうか? 答えは否だ。 鉄球と魔術は、代を重ねて受け継がれていく、という点は同じとは言え、根本的に異なる技術である。 そこに、神秘は宿っていない。 それでサーヴァントと戦うのは無理であろう。 痣一つ付けられまい。 つい先日。 聖杯戦争のルールを把握し、シールダー――【ベンディゲイドブラン】と話し合った際、ウェカピポは『サーヴァントと出会った時、鉄球の技術しか持たないわたしはどうすればいい?』と相談してみた。 すると、彼女は騎士然で凛とした表情のまま、次のように答えた。 『そのことをマスターが気にする必要はない。 サーヴァントの相手はサーヴァント――たとえ今この場にかの人喰いが現れたとしても、私が相手をし、必ずや勝利しよう』 そして今。 魔力のパスから、シールダーが近くに居ることをウェカピポは感じる。 先ほどの考えが現実になったとて、彼女はすぐさまウェカピポの元に実体化し、宣言通り彼を守ってくれるであろう。 彼の為に、戦ってくれるであろう。 盾の英霊――シールダーらしく……――。 「…………」 抱いた僅かな危惧にそのような答えを出し、安堵する。 それで気が抜けていたのであろうか。 ウェカピポは横から通りかかって来た男性の存在に気付かず、衝突してしまった。 互いによろめく、だが倒れる事はない。 「おっとっと……ご、ごめんなさい! 少し、考え事をしていて……」 バランスを戻しつつ、先に謝ったのは男性――【アレル】の方だった。 不注意の末、人にぶつかり、どころか謝罪の言葉を先に言われるとは、警備員として失態である。 それを恥じつつ、ウェカピポは男性に向かう。 「いえ、こちらの方こそ申し訳ありません、お客様。 お怪我はありませんか?」 アレルは片手と首を横に振って、大丈夫だ、という意を示した。 「ところで、この建物――」 振っていた片手でヴェルデを指差し、彼は話題を変える。 「いったい何なんです?」 店の出入り口付近でぶつかったため、先ほどは咄嗟に「お客様」と呼んだが、どうやら彼はこの建物が何なのかすら分からない、ただの通行人だったらしい。 冬木市民なら誰でも知っているような建物を指してのそのような質問に、ウェカピポは逆に疑問を感じる。 だが、一瞬後には「多分彼は市外から来た、何も知らない観光客なのだろう」と勝手に解釈し、ここがショッピングモールであることや中に入っているテナントのことについて簡単に説明した。 「ふぅん、なるほど……要するに、酒場や武器屋、その他諸々が集まったみたいな感じか」 アレルは小さく呟いた後、何処かにいる誰かを恨めしげに睨むような目つきをした。 「酒場や武器屋」? 酒場ならまだしも、武器屋は流石にないのでは? そもそも彼はショッピングモールという概念すら知らないのだろうか? 不思議に思ったウェカピポだが、彼自身数日前までは同じくショッピングモールのシの字すら知らなかったのだ。他人にとやかく言える立場ではない。 それに、そんな疑問はウェカピポがアレルの意味深な視線に対して抱いたそれに比べれば、些細なものである。 どうして彼は何かを睨むような目付きをしているのであろう。 そんなウェカピポの疑問に気付いたのか、アレルは焦ったような表情をして、 「いや、こんなにデカくてたくさんの人が出入りする建物は、城か何かじゃなんじゃないか、と俺の――友人? 知り合い? ええと……そう、仲間だ――仲間が言ったんです。 おかげでこんな寒い中、その事実を確認するべく、わざわざここまでやって来るハメになって……全く、恨めしい奴ですよ」 どうやら彼は仲間の言う素っ頓狂な予想に振り回され、ここまでやって来たらしい。 しかし、それならその言い出しっぺの仲間らしき人物が此処にいないのはおかしな話なのだが……。 ともあれ、先ほどの「酒場や武器屋」、そして今の「仲間」といい、彼はやけに妙な言葉を用いる。 もしウェカピポがファンタジー小説やRPGといった娯楽にほんの少しでも触れていれば、「まるでフィクションの中の勇者みたいだな」という感想を抱いたであろう。 (まあ彼が観光客や旅行者なら、同行者を仲間と呼ぶのも、当然と言えば当然のことなのか……?) そう考えているウェカピポを尻目に、アレルは何処かへと去って行った。 彼の背中を、ウェカピポは目で追う。 ふとその時、出入り口付近に貼られていたポスターが彼の視界の端に入った。 それは、今までその存在に気づかなかったのが不思議なくらい、派手で目立つポスターだった。 紙面いっぱいに市内の芸能プロダクション――「442プロダクション」が写っており、イルミネーションが施されて輝いているそれは、まるで魔法の国の城のようだ。 更に、その上から赤と緑というクリスマスカラーの文字で、説明が書かれている。 それを読むと、このポスターが近日市内で開かれる、442プロダクション主催ライブイベントの告知である事が分かった。 『12/24(土) 15 00〜 442プロダクション前特設ステージにて 、クリスマスライブ開催! 詳しい情報は以下のURL、もしくはQRコードから――』 ▲▼▲▼▲▼▲ 新都に立つ、「442プロダクション」の事務所。 時計の針が頂点を回った頃。 明後日市内で開かれるライブに向けて、事務所内はてんやわんやの大騒ぎであった。 というか、軽いパニックさえ起きていた。 書類や職員があっちからこっち、こっちからあっちへと忙しく移動している。 まさに、長く生きた師さえも慌てて走る季節――師走に相応しい光景であろう。 だが、そんな中でも【高垣楓】は静謐な雰囲気を纏っていた。 まるで彼女だけが周りの時間の流れから切り離されたかのようである。 しかし、それはあくまで外見から得られる印象であり、現在の彼女の心中は穏やかさとは真逆の位置にあった。 元の世界と同じ事務所。 だが、そこに楓が信頼するプロデューサーの姿はなく、全く見ず知らずの誰かがそのポジションについている。 よく見てみれば、元の世界で彼女と親しかったアイドルも何人か見られないではないか。 いくつかのピースが欠けたパズルのようであり、けれども、何の滞りなく回る世界。 気を抜けば、まるでプロデューサーたちが最初から居なかったのでは、と思ってしまうほどだ。 なんと歪。なんと奇妙。 見れば見るほど、知れば知るほど、この世界は――怖い。 そんな場所にいて、落ち着いていられるはずなどあるまい。 それを自覚し、楓は改めて決意する。 あの場所に帰りたい。 早く、プロデューサーさんたちと再会したい――と。 それにしても、流石クールアイドルと言うべきか。 動揺及びそれから生まれた改めての決意を、高垣楓は周囲にみじんも悟られていなかった。 先ほども述べた通り、外から見ればいつもと変わらないミステリアスで物静かな、神秘的とも言える佇まいである。 (みんなが慌てていても、あんなに落ち着いていられるだなんて……やっぱり楓おねーさんはすげーです!) そんな楓の姿を少し離れた場所から見かけて、【市原仁奈】は感心、もとい、勘違いした。 仁奈のファッションは、今日届いたばかりであるトナカイの着ぐるみだ。 ライブに向けて、事務所の経費で買ってもらったものである。 フエルトや綿で全身がもこもことしており、内部が暖かい。 衣装としては当然可愛く目立ち、パジャマとしても使えそうな機能性である。 事務員からこれを受け取って着替えた後、早速プロデューサーに見せに行こうとした矢先、仁奈は楓を見つけたのだ。 本当ならば、近くに駆け寄り話し掛け、着ぐるみを自慢したいところだが、今はそんなことをしている暇はないし、向こうも落ち着いているとは言え忙しそうである。 (すまねーです楓おねーさん……プロデューサーさんにおひろめしたら、ちゃんと見せに行くですよ!) 仁奈は心の中でそっと謝り、プロデューサーを探しに、「とてとて」というオノマトペを背負って歩いて行った。 ▲▼▲▼▲▼▲ 442プロダクション前特設ステージ。 【神谷奈緒】は事務所に向かう足を止めて、工事業者によってみるみるうちに設営されていくステージを見上げ、感嘆の息を吐いた。 「雪が降っているのに、すごい手際の良さだなあ……」 「雪が降っているからこそ、手際を良くしなくちゃいけないんだってよ? ほら、このまま降る勢いが激しくなったら、明日は作業が出来ないかもしれないし」 「なるほど……」 隣に居る加蓮からの言葉に、奈緒は納得する。 よく見てみると設置されているのはステージの骨組みや看板だけであり、スピーカーのような電子機器はステージの脇の方でビニールシートを被っていた。 雪が止んでから、あるいは本番直前に設置する予定なのだろう。 それにしても、天気予報によればこのままライブ当日まで――今週いっぱい降雪は続くらしい。 ホワイトクリスマスの中開かれるライブ、と言えば聞こえは良いが、悪天候の中開かれるライブには多少の不安がある。 せめて、屋内にステージを設ければ良いのだが、事務所前の屋外にステージを構えるのが、毎年の恒例らしい。 そんな恒例なんて守るべきものなのか? と奈緒は首を傾げたくなるが、悲しい事にどんなに理不尽で不可解な事でも、伝統や恒例と名のつくものであれば、好例として扱われるのが世の中の暗黙のルールだ。 たとえ雪が降る中であっても仕事を行う作業員たちに、奈緒は哀れみと感謝が混じった視線を向けた。 「くしゅん!」 と、その時、加蓮がくしゃみをした。 「だっ、大丈夫か!?」 冷や汗を流しながら、心配する奈緒。 こんな寒い中、くしゃみの一つや二つは普通のことなのだが、それを加蓮がするのは話が別だ。 彼女は病弱な体質なのである。 こんな寒空の下を出歩くことさえ避けるべきなのだ。 当の本人は「大丈夫大丈夫」と何でもないように言っているが、普段より顔色が若干すぐれない。 もし、このまま風邪でも引けば大変だ。 自分が建設中のステージに目を奪われ、足を止めてしまった事を、奈緒は悔いる。 彼女は加蓮の腕を引いてその場を去り、事務所の正面入り口へと向かった。 自動ドアが開き、彼女たちを飲み込んだ。 それと同時に、暖かい空調の風が二人の体を包む。 ほっと安心する奈緒。 そんな彼女の背後から、ドサッ! と何かが落ちる音とそれに次ぐ悲鳴がした。 振り返ると、自動ドアのガラスの向こうで、【白菊ほたる】が頭から大量の雪を被っている。 どうやら、入り口玄関の上部分にある出っ張りに積もっていた雪が、彼女がたまたま通り掛かった際に落ちて来たらしい。 なんたる不幸であろうか。 「……大丈夫か?」 あまりの不幸ぶりに驚きつつ、先ほど加蓮に言ったものと同じ言葉を、奈緒はほたるに投げ掛ける。 「だ、大丈夫です……」 小動物を彷彿とさせる、可愛らしくもどこか弱々しい声が、半泣きに混じって響いた。 雪を被ったほたるは、「やはり今日は外に出るべきではなかったのでは」と後悔した。 ただでさえ、聖杯戦争の事で不安な中、このような不幸に見舞われてはそう考えてしまうのも仕方がない。 けれども、彼女は首を横に振り、すぐさまその考えを否定した。 ほたるが今こうして家から出て、事務所に出勤しているのは、自分が目指すトップアイドルへの道を諦められなかったからだ。 人を殺したくないし、殺されるのも当然嫌だ。 逃げ道も見当たらない。 それでも、アイドルを続けたい。 ならば、どうすれば良いのだろうか? いくら頭が冷えた所で、その答えは見つからない。 泣きたくなるのを我慢しながら、彼女は頭から雪を払い落とし、正面入り口の自動ドアを潜って、前方の奈緒たちに続いて行った。 ▲▼▲▼▲▼▲ 車体に雪を積もらせながら走るタクシーの中。 向かう先の貸切スタジオが余程楽しみなのか、ウルトラ・スーパー・ギタリストに憧れる青年――【音石明】は鼻歌を歌っていた。 鼻歌のタイトルはジェフ・ベックの『Diamond dust』――冬のこの時期にピッタリな曲である。 本当ならば、鼻歌ではなくギターで弾きたいところだが、それは目的地に着くまでの辛抱だ。 「マスター、今日という今日はあの楽器を譲ってもらうでございますわよ!」 明の隣に座る女――【紅葉】が、そのような事を言う。 彼女の言う『あの楽器』とは、音石の愛用するギターの事だ。 赤髪巨乳の紅葉の服装は、あちらこちらがはだけた露出度の高い和服、という色んな意味で危なく、冬の冬木市においてはこれまた色んな意味で人目を惹くものだ。 タクシーに乗る時も、運転手の視線が何度彼女の身体に刺さったことか。 周囲の情欲を刺激する紅葉のエロティックな姿を気にもせず、音石は答える。 「……馬ぁ鹿、やるかよ。何度言ったって、指一本も触らせてやるもんか」 「ふぅん、そうですの……ところでマスター? 最近、市内で色々と物騒な事件が多発しているらしいですわよ? タクシーの中とは言え、夜道以外にも気をつけなくてはなりませんわねぇ〜?」 「お、脅してんのかぁ!?」 紅葉からの遠回しな脅しに、音石は冷や汗を流す。 しかし、音石のプライド、そしてロック魂はそれに屈さず、彼はギターケースを庇うようなポーズを取った。 「だが、それは無駄だぜキャスター! 反骨精神(ロックンロール)の塊であるこの俺に、脅迫なんざ無意味なのよ!」 「あらあら、そうでしたのね! ならば、本当に身体中の骨を一本一本反らせてみせようかしら? こう……クイッと」 両手の人差し指と親指を使って、何か細いものを曲げるジェスチャーをする紅葉。 なおも続く脅しに、音石は絶句する。 紅葉の指はチョークのように細くて白いが、音石の骨を針金のように弄るのは容易であろう。 何せ彼女はサーヴァントであり、それ以前に人外の鬼なのだから。 「ふ、ふん……お、おお、同じ台詞を言わせるなよ、きゃ、キャスター。この俺に脅迫は……」 「『脅迫』ではありませんわ、『予告』です」 不敵な笑みを浮かべながら、紅葉は自らの指をゴキリと鳴らした。 地の底から響くようなそれに、音石は思わず短い悲鳴を漏らす。 と、丁度その時。 タクシーが貸切スタジオ前に到着した。 「! ナイスタイミングだぜ運転手のオッサン!」 釣りは要らねえ! そう言いながら、音石は財布から引き抜いた一万円を運転手に渡した――彼の家からスタジオまでの運賃の十倍近くある金額だ。 だが、今現在冬木市中から金や物を盗みまくっている音石にとって、それははした金も同然である。 釣りの勘定なんてせずに、彼は一刻も早くスタジオに入り、紅葉とセッションをして、彼女の機嫌を直したかったのだ。 隣の怪物から逃げるように、音石はタクシーの外へと飛び出す。 不貞腐れた顔をした紅葉が次いで降りてきている気配が、背中で感じられた。 ▲▼▲▼▲▼▲ 市内スーパー。 施設内に流れる、夕方のセールを知らせる放送を聴きながら、夕飯の買い物の途中である【直樹美紀】は、自然と笑顔になっていた。 セールが嬉しいのは勿論だが、こんなにも多量の食品に囲まれた環境は、かつて一ヶ月後の食料にすら不安を抱く生活をしていた美紀にとって、楽園と言う他あるまい。 思わず、頬が緩む。 そんな彼女の隣では、フラドレスという、今現在の季節に真っ向から対抗する意思しか伺えないファッションに身を包んだ女性が、騒がしく何かを喚いていた。 「ねー! スーパーにオヘロが置かれていないことはもう諦めるわ! だから、その代わりに苺を買ってもいーかしら? いーでしょ? ねっ!? 今が旬だから絶対美味しーわよー!」 「…………」 豊満に成熟した褐色の身体から放たれるあまりに幼稚なお願いに、美紀は呆れ、ジト目で隣の女性――【女神ペレ】を睨めつける。 いや、こうやって名前を【】で囲んでいると、まるでペレが美紀のサーヴァントであるかのようだが、そうではない。 あくまで彼女は、美紀が呼んだランサー――【カメハメハ一世】に勝手に付いてきた存在であり、サーヴァントですらないのだ。 では当のカメハメハ一世は何処に居るのかと言うと、今現在は街中を探索しに行っているらしい。 マスターを置いて探索に出かけて、いざという時に大丈夫なのかと不安になる美紀であったが、ランサー曰く、 「余がいない間に何か困った事があれば、ペレ様に助けを求めると良い」 との事だ。 あまりにも真摯な表情でそう言われたので、当時は思わず了解してしまった美紀である。 どうやら、カメハメハ一世は女神ペレに並々ならぬ信頼を寄せているようだ。 美紀からすれば、彼女はただのハイテンションで迷惑な人にしか見えないのだが……。 まあ、カメハメハは生前ペレに色々と助けてもらったので、あんなに信用しているのであろう。 だが、美紀がどれだけ想像力を働かせても、自分が困っている時にペレが助けてくれるイメージが全く湧かないのも事実である。 「……ペレさん」 「ん? どーしたの? あっ、もしかして豚肉も買ってくれるの? それなら――」 「違います。あと、シレっと苺を買うことを確定させないでください――ひとつ、聞きたいことがあるんです」 「なに?」 「もし、私が何かトラブルに巻き込まれたら、貴方は何が出来るんですか?」 「ダンスね!」 自信満々で元気の良い即答であった。 「それ以外はなーんにも出来ないわ!」 それを聞き、美紀は買い物カゴを持っていない方の手で頭を抱える。 美紀としては、ペレに炎と暴力の女神らしい戦闘能力――火を操る、とかを期待していたのだが、神でありながらサーヴァントの宝具として無理矢理現界したペレは大幅なスペックダウンを起こしており、今はそのような力を扱う事は不可能らしい。 全く、どうしてランサーはペレを置いて行ってしまったのか。 いっその事、ペレと一緒に探索に行ってくれていた方が、静かに買い物を行えた分まだマシだったろうに――と、不満に唇を尖らす美紀であった。 ▲▼▲▼▲▼▲ 夜が近づきつつある市内某所。 【南城優子】もまた、不満に唇を尖らせていた。 彼女の場合、美紀とは違ってサーヴァントが呼び出した存在ではなく、サーヴァントそのものに不満を抱いているのだから、深刻度はこちらの方が高いであろう。 「んん? どうしたマスター? 醜女と共に一晩共に過ごすことになった男のような顔をして。眉間に皺が寄ってるぞ。 何か不満な事でもあったのか? ストレスが溜まっているのか? 溜まっているのかぁ? もしそうなら、それを解消せねばなあ……精神に不調を患った状態で聖杯戦争に臨むのは望ましくない。 ……どうだろう、ここは余を殴ってみてはどうだ? スッキリするかもしれぬぞ? あるいはもっと快楽的な方法で――」 「……それはアンタがヤりたい事でしょうが。この変態」 優子はその言葉と共に、ありったけの軽蔑の念を込めた視線をキャスター――【マルクス・アウレリウス・アントニヌス・アウグストゥス】に向けた。 並の男子ならば、受けるだけで男としてのプライドが粉々に砕かれ、生きる気力を失いかねない威力を持った睨みだが、当のキャスターは怯みさえしない。 イカれたマゾヒストたる彼が、侮蔑の視線を受けたところで快感以外の何ものにもならないのだ。 相変わらず、うっとりとした微笑を浮かべている。 それを見て、優子の心は不快感と嫌悪で塗りつぶされた。 キャスターの言いなりになるのは癪だが、ここは一発顔面に拳を叩き込み、苛立ちを解消した方が、精神衛生上良いかもしれない。 そこまで考えて拳を振りかぶった時、彼女の背中を悪寒が走った。 自然、振り上げた拳が止まる。 ついに、キャスターの気持ち悪さに身体が拒絶反応を示し始めたのか、と思った優子だが、それは違う。 その悪寒は目の前の変態ではなく、他の何かによって生み出されたものであった。 何処かから漂ってきた不気味な気配を、彼女は本能的に察知したのである。 「どうした? 余を殴らないのか?……もしや、これが噂に聞く焦らしプレイ……?」 などとほざいているキャスターを無視して辺りを見渡し、気配の発生源を探す優子。 だが、周囲に不審な物は見つからない。 (じゃあ、さっきの感覚は何だったの……?) 広々とした敷地に建つ、赤い屋根の邸宅を背後に、優子は首を傾げた。 ▲▼▲▼▲▼▲ 【ウィンチェスター・ミステリー・ハウス】。 市内に立つ恐怖と安寧の館にて、そこの主人である【トニー・スターク】は机の上に広げた大きな紙を見下ろしていた。 そこに描かれているのは、彼が居る屋敷の設計図である。 (まだどこかに改良の余地があるはずだ……。 聖杯戦争の英霊はどれも規格外の存在だと聞く。用心し過ぎて損をする、ということはないだろう) 彼は聖杯戦争の全参加者の中で最も、冬木市の住民の保護に対する情熱を持っていた。 また、それを可能とする知力と、シェルターも彼は有しているのだ。 シェルターの名はシールダー――ウィンチェスター・ミステリー・ハウス。 彼が此度の聖杯戦争で召喚したサーヴァントだ。 屋敷そのものの具現化とも言える存在――メイドは、設計図を凝視するトニーの姿を心配そうに見つめていた。 『お言葉ですがミスタ・スターク。朝からずっと働き詰めでは? 休憩も必要ですよ』 「あぁ、そうだな……って、もう夕方なのか!? 集中しすぎていて、気付かなかったな」 トニーは近くに置かれていた座椅子に腰を下ろす。 シールダーは、室内に備え付けのテレビを起動した。 何か愉快な番組でも見せて主をリラックスさせようと、気を利かせたのだ。 画面に映ったのは夕方の情報番組の生放送であり、明後日市内で行われるアイドルのライブイベントについて特集していた。 ゲストに呼ばれたアイドルらしき、長い茶髪の女性は、インタビュアーからの質問を受けている。 (若い割りに、随分ハキハキと応えているな。流石芸能人と言ったところか) 画面内のアイドルに感心するトニー。 そんな主人の姿を見て、シールダーはふと、自分の髪を指先で挟んで弄りだした。 輪に編まれた長髪からはみ出た一房が、彼女の指の中で踊る。 「? 急にどうしたんだ?」 『いえ、ミスタ・スタークは、やはりこのような髪の長さの女性が好みなのか、と思いまして――』 「違う違う! そういう意味で私はニッタミナミとかいうアイドルを注視していた訳ではないし、君のビジュアルに至っては私が決めたわけではない!」 『ほほう、もう彼女の名前を覚えたのですね。頭脳明晰たるミスタ・スタークの記憶力に感服するばかりです』 フライデイから賞賛の声を受けるも、トニーは悩ましく頭を抱え、自分がシールダーに施したジョーク機能の働きを身をもって痛感するだけだった。 ▲▼▲▼▲▼▲ 新都のローカルテレビ局。 情報番組への生出演を終えた【新田美波】は、楽屋に戻っていた。 これで、彼女の今日の仕事は終わりである。 一日の疲れを下ろすように、彼女は楽屋内の椅子へと座り込んだ。 だが、プラスチック製の椅子は美波の疲れを水のようには受け入れず、その固さで彼女の腰にストレスを与える。 これでは余計に疲れるだけだ。 数分も経たないうちに、美波は再び立ち上がった。 立ち上がり、視線が上昇したことで、先ほどまで角度的に不可視であった楽屋の窓から外の景色が、見えるようになる。 そこには真っ赤な夕焼けに染まる冬木の街――ではなく、厚い雲に覆われた空の下で陰鬱な雰囲気を漂わせている街の風景が広がっていた。 どうやら、雪は明日以降も降り続けるらしい。 これで明後日のライブは無事行えるのだろうか――と、美波は不安に思った。 ▲▼▲▼▲▼▲ 新都某所。 オウルこと【滝澤政道】は、自身のサーヴァントであるバーサーカー――【███(ジェヴォーダンの獣)】と再会を果たしていた。 彼ら二人のどちらかに再会しようという意思があったわけではない。 単に同じ人喰い同士で行動パターンが類似し、その結果宵闇の中で偶々遭遇しただけである。 「ちゃんバサァ。 そういえば、この前は聞かなかった――っていうか聞けなかったんだけどよ…… おまえって何か、聖杯にかける願いはあんの?」 梟は狼に問う。 マトモな返事なぞハナから期待していない。 ただ、何となく聞いてみただけだ。 「███ ██████」 バーサーカーがした返事は、ただの唸りであった。 いや、もしかすればそれには何らかの意味が含まれているのかもしれないが、オウルにそれは理解できない。 オウルはひひっ、と口を歪めて笑う。 同じ人喰い同士、マスターとサーヴァントの関係でありながら、コミュニケーションが全く取れないこの状況に、彼はある種の滑稽さを感じていたのである。 しかし、次の瞬間―― HA HA HA HA HA HA HA HA HA HA HA HA HA HA HA HA HA HA HA HA ――何処からか響いてきた笑い声に、オウルの声は塗り潰された。 バーサーカーはすぐさま頭に生えた獣耳をピンと立て、笑い声の発生源を見つけ出し、そちらを向いた。 オウルもそれに倣う。 笑い声の発生源は近くであり、彼ら二人の後方数メートルほどの場所だ。 そこに居たのは――道化師(【ジョーカー】)であった。 紫のスーツに緑の髪。 真っ白な肌は夜の闇の中で、周囲に降り積もる白雪と同様に目立っている。 「御機嫌よう、グール共」 道化は貼りついたかのような笑みを浮かべ、オウルたちに喋りかける。 だが、その笑顔には親愛的な印象は抱けず、ただ狂気を覚えさせられるばかりだ。 「誰だテメェ」 「道化師(ピエロ)さ。そして、おまえたちの商売敵でもある」 「商売敵ィ?」 敵ならまだしも、商売敵とはどういう事だ? 「オレたちはこの街に呼ばれて以来、せっせと人を殺したんだ」 そう言って、ジョーカーは指を折って数を数える。 今まで殺した人数を確認しているのであろう。 だが、カウントが両手の指で足りなくなった途端、飽きたようにそれを放棄した。 「『こいつは、明日のワイドショーを騒がせるだろう』なんてことも思って、ワクワクしたものさ。 だが、結果はどうだ。 話題になるのは人喰い(おまえら)ばかり! どころか、オレらがやった事の一部まで、おまえらの手柄になっているじゃねぇか! なんて悲しいことなんだよォ!」 オウルは唖然とする。 彼はジョーカーの言っていることの意味が全く分からなかった。 ワクワクした? 手柄? 己のバーサーカーと違い、言葉が通じるというのに、言葉の意味が理解できないのである。 ジョーカーは「そこでだ」と話を再開した。 「オレたちは考えた。『ならば、人喰いなんかでは到底出来ないような、とびっきりの事をしよう』ってな!」 ジョーカーは懐から細くて短い円柱の上部に、スイッチが付いた――ノック式のペンのような物を取り出す。 そして何の躊躇いもなく、そのスイッチを親指で押した。 次の瞬間。 BOOOO OOOOO OOOOOOM! まだ窓の殆どに明かりが灯っていたセンタービル――それが、爆発した。 閃光――次いで轟音が伝わり、爆炎の光を浴びた新都の風景が、夕暮れの景色のようにオレンジに染まる。 周囲に降り積もっていた雪も、爆風によって容易く吹き飛ばされた。 オウルの羽織るローブも、それに乗ってはためく。 ジョーカーはスイッチを放り捨てて腹を抱え、それこそ爆音のように大声で笑った。 「HA HA HA HA HA HA HA! どうだ? 良いライトアップショーだったろう?」 こいつは危険だ――。 今更ながらに、ようやくそう認識した梟と獣は、何らかのアクションを起こそうとする。 だが―― 「出てこい人面犬どもっ! ショーのお次はディナータイムだ!」 ジョーカーの背後から現れた『もう一人のジョーカー』――【フォークロア】がそう叫ぶと同時に、周囲の暗闇から湧くようにして、五匹の人面犬が出現した。 フォークロアの命令に従い、人面犬たちはオウルたちへと襲いかかる。 いや、違う。 オウル『だけ』に襲いかかった! ジェヴォーダンの獣のスキル――『スケープゴート』によって、人面犬のターゲットがオウルに集中した結果だ。 なんと、彼女は自分のマスターを身代わりにしたのである。 オウルが見回してみると、夜闇に溶けるようにして逃げていく獣のバーサーカーの後ろ姿が見えた。 都市伝説の集団を操るフォークロアの力を目にし、『アレとは戦えない』と判断して逃走したのであろう。 そもそも、ジョーカーたちの頭は緑の髪に白い肌と、アメリカのスナックを思わせる色合いであまり美味しそうでなく、彼女の食欲をそそらなかったのかもしれない。 一方、まさか五匹中五匹に噛み付かれるとは思わなかった梟は、一瞬足を止めた。 けれども、次の瞬間には顔を怒りに歪め、次のように叫んだ。 「ふっざけんじゃねぇえええええええええええええええ!!!」 この場合の『ふざけんじゃねぇ』とはジョーカーたちは勿論、狼女にも向けた言葉である。 理屈は分からないが、人面犬のターゲットが自分に集中した原因がバーサーカーにある事を、オウルは直感的に推知したのだ。 右腕、腹部右側、首、腰部左側、右脚。 噛み付いた人面犬五匹をそのままに、十本の犬歯が肉に食い込む痛みなんて感じず、オウルはジョーカーに向かって飛びかかった。 流石の召喚物である人面犬たちも、喰種の全力の駆動には付いていけず、次々と牙を離し、地面に落ちて行く。 まさか噛まれた状態で動けるとは思わなかったのだろう、ジョーカーは一瞬驚いた顔をしたが、すぐさま表情に余裕を浮かべ、「バーサーカー」と自分のサーヴァントを呼んだ。 「HA HA HA! 了解、了解! ――来い来い『ターボババア』!」 オウルが、ジョーカーの喉元にあと僅かで爪を食い込ませられたであろうその時。 彼の真横を紫の風が駆け抜けた。 あまりにも速かったので『風』と形容したが、それはよく見てみると紫色の髪をした高齢の女性である。 喰種の身体能力を持つオウルよりも速い、自動車並のスピードで走る彼女は、オウルを追い越し、その先に立つジョーカーたちを俵のように抱えて走り去っていく。 遠ざかり、夜の暗闇にだんだん小さくなって行きながら、道化師たちは盛大に笑った。 二人の笑い声が重なり、不気味に響く。 HAHA HAHA HAHA HAHA HAHA HAHA HAHA HAHA HAHA HAHA HAHA HAHA HAHA HAHA HAHA HAHA HAHA HAHA HAHA HAHA ▲▼▲▼▲▼▲ 冬木教会。 すっかり夜も更けた頃。 教会内の長椅子に、二人の男女が一メートル程の間隔を空けて座っていた。 一人は黒いローブを羽織り、両目を閉じた男。 もう一人はロシア帽を被り、白い魔法少女コスチュームに身を包んだ少女だ。 奇妙なことに、少女は椅子の上に更に木製の円柱を乗せ、その上に腰を下ろしている。 いや、「腰を下ろしている」というよりも、「円柱上部にある窪みに、腰が嵌っている」と言った方が良いだろう。 太腿の付け根までブーツで覆った両足を放り出し、ぶらぶらと揺らしながら、少女は軽い口調で喋る。 「討伐令出そっか」 討伐令とは、聖杯戦争の参加者全員へ、何らかの報酬と引き換えに特定の参加者を討伐することを依頼する事だ。 決して、軽い感じで出して良いものではない。 だがルーラーは提案を聞いて、そんな主張をすることもなく、 「ほぉう?」 と、ただ興味深そうな声を出した。 「今この状況で討伐令を出すとしたら……まず、あの薄汚い人喰い共は確定だろう?」 「そりゃ勿論だけど?」 即答する少女。 なんでそんな分かりきった事を聞くのさ、とでも言いたげに彼女は首を傾げる。 「ふふ……いや、まさか薄汚い人喰いそのものにして魔女である貴様が、そんな提案をするとは思わなかったのでな」 人喰いだの魔女だのと呼ばれた少女は、不愉快そうに眉を吊り上げた。 てっきり、自分がそんな化物であることを否定するのかと思われたが、そうではない。 「はぁ? 何それ? もしかしてボクが『同じ人喰いだから、彼らがやる事は大目に見てあげよう』と考えているとでも思ったの?」 馬鹿にしないでよね――と。 少女は円柱の上から見下すようにして、ルーラーを睨みつけた。 それを受け、ルーラーは 「おや、気を悪くさせてしまったか? すまんすまん」 と、余裕を持った笑みを浮かべながら謝罪する――おそらく、彼は心の何処かで彼女を下に見ているのだろう。 それを察知したのか、少女はルーラーを許さず、頬を膨らませながらそっぽを向いた。 しかし、数分経てば気が済んだらしく、彼女は再びルーラーを見下ろす。 「……ともかく、滝澤政道とバーサーカー。この子らは討伐確定さ。あまりにも多くの人を喰いすぎている。 そして、もう一つは――」 「道化師共か?」 「そうそう」 道化師共――ジョーカーとバーサーカーも、かなりの人数を無意味に殺戮した。 また、つい先ほどのセンタービル爆破で、彼らは聖杯戦争のステージそのものに深刻な被害を与えたのだ。 討伐令を出すのを躊躇う要素は何処にもあるまい。 「あとは他にも変態野郎やえっちな鬼ちゃんの陣営が、そこそこ迷惑なことをしていたんだけれど……」 「流石に一度にそう多くの主従を討伐令に出すのは無理があるぞ、魔女よ」 「だろう? だからまずは、大至急排除すべきこの二主従だけを、討伐候補にすれば良いかなって思ってるんだ」 そこまで言って、少女は何かを思い出したかのような表情をし、はっと後ろを振り返る。 少女が振り返った先に居たのは、彼女の一つ後ろの椅子にずっと最初から座っていた【姫河小雪】であった。 「ごめんスノーホワイト! 置いてけぼりにしちゃったね! 」 円柱に座る少女は身を乗り出し、スノーホワイトに顔を近づける。 そのまま、少女はその細腕でスノーホワイトを両脇から抱き上げた。 そして、空中で愛おしそうに強く抱きしめた後、少女とルーラーの間にあるスペースに彼女を下ろした。 「キミも話し合いに参加したかっただろう! うん、間違いない。参加したかったはずさ! 何せ、キミはこの聖杯戦争の主催の一人なんだから!」 この聖杯戦争は、キミが望んだ物なんだから! 少女がそう言うと同時に、スノーホワイトの元々暗かった表情が更に暗くなる。 彼女は震える声で答えた。 「違う……わたしは戦争なんて望んでない!」 「いいや、望んださ。確かにね。 思い出しなよ、スノーホワイト。 あの時キミが手を取ったから、戦争は始まったんだぜ?」 そう言って、少女は笑みを浮かべる。 その表情はまるで―― 童話に出てくる、意地悪な魔女のようであった。 ▲▼▲▼▲▼▲ 時は少し遡る。 「『聖杯』って知ってる?」 受けた質問に対し、スノーホワイトは首を横に振った。 聖杯伝説を知っている十四歳の少女なんて、いる方が珍しいであろう。 「そっかー、そうだよねぇ……」 それは少女の方も予想していたらしく、わざとらしく肩を竦めたものの、 その後はあらかじめ用意していたと思わしき、聖杯についての簡単な説明が数分間行われた。 聖杯という器があること。 それに託せば、どんな願いも必ず叶うということ。 そして、それを少女は持っていること。 為された説明は、要約すればこの三つだ。 「そして、ボクはキミにそれを授けようと思っているんだよ」 「…………」 天から舞い降りたかのようなチャンス。 だが、それに対しスノーホワイトは疑いの念を抱いた。 何せ、スノーホワイトはついさっきまで寿命と引き換えに手に入る便利アイテムを購入するかどうかの瀬戸際に居たのだ、 そこに『なんでも願いが叶う道具をプレゼントするよ!』と言われたところで、はいそうですかと簡単に受け取れるわけがない。 そんな心境を察したのか、少女は慌てたように手を振り、「おいおい勘違いしないでくれよ」と叫んだ。 「聖杯と引き換えに、ボクはキミに対価を求める事は絶対にない。 寿命から毛の先に至るまで、どんな物もキミから奪わないと誓うよ」 「本当に?」 「ああ、本当さ」 薄い胸に拳を当て、誓いのポーズを取る少女。 「けれど」 続けて、彼女が不穏な接続詞を口にし、スノーホワイトは身構える。 「完全なる聖杯をキミに渡すには、あとほんの少ぉ〜しやらなくちゃならないことがあるんだ。 誰かそれを手伝ってくれる人が居ると、嬉しいんだけど……」 少女はそう言って、スノーホワイトの方をチラチラと見る。 どうやら、少女はスノーホワイトに聖杯を完成させる手伝いをしてもらいたいらしい。 「勿論、準備の最中にキミに危害が及ぶことはありえない。 手伝いと言っても、ただ、ボクの側に居て、準備の様子を見守るだけさ。それ以外には何もしなくて良い」 だから、ね?――そう言って、木製の円柱の上から、少女は片手を差し出す。 この手を取れば、スノーホワイトは彼女を手伝う事になるのだろう。 だが、どうしても躊躇われる。 どれだけ身の安全を保障されたとしても、それが嘘であるという可能性は拭えないのだ。 もしスノーホワイトがあともう少し成長し、自身の「困っている人の心の声が聞こえるよ」の応用で相手の心をより詳しく知る事が出来れば、少女の言葉の真偽を知れたかもしれないが、今現在の彼女はまだ未熟で未発達な魔法少女である。 そもそも、そこまで疑うのであれば、さっさと断ればいいのだが、スノーホワイトの心に積もった後悔の念は、それを許さないのだ。 それを知ってか知らずか、円柱に座る少女はもう一押しとばかりに、スノーホワイトに言葉を投げかける。 「それに、ボクからのプレゼントを断って、こんなクソつまんねぇゲームに参加し続ける方が嫌だろう? 死ぬのは怖いだろう? 無かった事にしたい事があるんだろう? 帰ってきて欲しい、大切な人がいるんだろう? ほんのちょっぴりの間ボクと一緒に居れば、それが全部叶うんだよ?」 少女は囁く。 それは、まるで魔法のように魅力的な言葉の羅列である。 そもそも、この時のスノーホワイトは大切な人を失ったショックや、非常識な事態を目撃した衝撃で、判断能力に不調が生じているも同然の状態だった。 だからだろうか。 甘美なる『魔女』の言葉は、通常以上にスノーホワイトの心の隙間へ入り込む。 彼女の目の前に差し出された、雪細工のように白い手は、思わず触れたくなるほどに美しかった。 「だからさ、スノーホワイト。 ボクと一緒に聖杯を育成しようぜ?」 そして――、 ▲▼▲▼▲▼▲ そして、スノーホワイトは少女の手を取った。 取ってしまった。 寧ろ最終的には自分から、『聖杯が欲しい』とさえ言ってしまったのだ。 彼女が聖杯戦争という真相を知ったのは、全てが決まってから――見知らぬ世界の見知らぬ街『冬木市』に連れてこられた後の事である。 知った当時は「こんなことは聞いてない!」と激昂した彼女であるが、ケラケラとした調子で「だって聞かれてなかったし? 嘘は一つもついてないぽーん??」と答える少女には、最早怒る気力すら湧かなくなった。 魔法少女のデスゲームから逃れようとした結果、聖杯戦争というバトルロワイアルの主催になってしまったのは笑えない話だ。 死の危険こそはなくなったものの、他者を死の危険に晒す立場に立ったと言うのは、スノーホワイトにとって相当ショッキングな事実である。 あの忌々しいファヴと自分はほぼ同じポジションにいるのだ、と思うだけで、鳥肌が立ちそうだ。 「…………」 「おいおいどうしたのさ、スノーホワイト。まるで詐欺師に騙されたみたいな顔しちゃってさ。 薄幸属性まで獲得して、可愛さ倍増! ってかい? やっるぅー! あはは!」 時は今に戻り、教会には少女の甲高い笑い声が響き渡る。 笑い終わった後、彼女は人差し指で目元の涙を拭った。 「……とまあ、こんなすっげぇどうでもいい話は置いといて。 討伐令について、スノーホワイトはどう思う? ボクはね、さっきも言った通り――」 その後も少女は、いつも通りスノーホワイトを置いてけぼりにして、ルーラーと話し続けた。 試しに、スノーホワイトが聖杯戦争に否定的な意見を言っても、彼女はそれをのらりくらりとかわすのだ。 向こうからは、たまに思い出したかのように、どうでもいい絡みが飛んでくるだけである。 表面上はスノーホワイトに意見を求めているものの、出会った時に言っていた通り、少女はスノーホワイトに『その場に居る事』しか求めていないのであろう。 それがどういう理由によるものかは、今のところ分からない。 以前、このことについて尋ねてみても、『だから最初に言っただろう? ボクは清く、正しく、美しいキミを助けたいだけなのさ』と決まり文句を返されるだけである。 ともかく、こんな所から逃げ出したいくらいの気分だが、スノーホワイトが逃げた所で聖杯戦争は中止されないであろうし、そもそもこの世界にN市があるかどうかすら分からない。 それに、少女が言うには冬木の周辺には聖杯戦争の関係者のみ――突然、それにスノーホワイトも含まれているだろう――に効果を表す特殊な結界が施されているらしく、逃げる事は不可能である。 つまるところ、彼女が出来る最善の行動は、聖杯戦争が進む様を黙って見る事だけなのだ。 話し合いを終えた後、少女はスノーホワイトにこう言った。 「スノーホワイト。討伐令を境に、聖杯戦争はいよいよ明日から本番に突入するよ」 それはつまり、明日からより多くの血が流れる、という意味だ。 「キミの願いが叶うまで、あともう少しさ。それまではゆっくり座って待っていなよ……あっ、それなら彼に聞いてみてはどうだい?」 少女はルーラーを指差した。 「座って待つことに関してなら、彼の右に出る者は居ないからね。あはは」 「随分と言ってくれるじゃあないか、魔女よ……次にその事を口にしたら、睨むぞ?」 自嘲の笑みを浮かべながら、ルーラーが言う。 笑う二人を見ながら、スノーホワイトは一人で、現在進行形で深まっていく絶望を感じるのであった。 ▲▼▲▼▲▼▲ 正義。 悪。 渇望。 復讐。 狂気。 理性。 愛。 希望。 絶望。 エトセトラ。 エトセトラ。 それら全てを混ぜ合わせた太陽が、再び昇る。 照らされるは、冬の街。 あまりに寒々しい光を浴びて、二十組の兵は今日も目覚める。 彼らを見届けるは、『魔』を有する三人。 かつて主に示した白は既になく、今は黒に染まるばかり。 神を裏切りし、魔眼の聖人。 旅人への不思議な救いと、子供たちへの理不尽な恐怖。 『矛盾』する二つを抱えた、北国の魔女。 騎士を失った悲しみに暮れ、白き騎士も未だ見つけられない。 あまりにも無力な、白の魔法少女。 二十組と三人の思いが交差する中。 今日も、朝はやってくる――。 ▲▼▲▼▲▼▲ 翌日(12/23)の朝、聖杯戦争参加者の元に一通の手紙が届いた(特定の住所を持たない者は、『いつの間にか手の中にあった』という形で受け取っている)。 その内容は以下の通り。 これはルーラー及び聖杯戦争を主催する者たちから参加者に宛てた手紙である。 既に知っている者がいるかもしれないが、冬木市の周りに特殊な結界を張っているので、街から抜け出せる事は出来ない。 (もし出ようとすれば、目の前が霧で覆われて、方向感覚が狂い、街へと戻って来る) 滝澤政道 バーサーカー、及びジョーカー バーサーカーの討伐令。 (彼らの写真と、彼らが冬木市で起こした数々の犯行について書かれた紙が手紙に添付されていた) (討伐の成功者には、報酬として令呪一画が与えられる) 以上 ▲▼▲▼▲▼▲ 【クラス】 ルーラー 【真名】 カシヤーン 【出典】 ロシア民話、キリスト教 【性別】 男 【属性】 混沌・中庸 【ステータス】 (冬の環境下) 筋力A+ 耐久B 敏捷A 魔力A++ 幸運C 宝具A+++ 【クラススキル】 真名看破 A ルーラーのクラススキル。直接遭遇したサーヴァントの真名及びステータス情報が自動的に明かされる。 隠蔽能力を持つサーヴァントに対しては、幸運値の判定が必要になる。 神明裁決 B 命令やペナルティを執行するため、召喚された聖杯戦争に参加する全サーヴァントに使用可能で、絶対命令を下せる特殊な令呪を各サーヴァントごとに二画保有する。 対魔力 EX 魔術に対する抵抗力。 聖人であると同時に魔物の性質も持つ彼のこのスキルのランクはEX(規格外)であり、どれほどの大魔術・呪法儀式だろうと一切寄せ付けさせない。 ただし効果は当人にしか及ばないため、周囲を巻き込むほどの大規模な術を受けた場合、自分以外の被害までは抑えられない。 【保有スキル】 聖人 E 聖人として認定された者であることを表す。 ルーラーは、サーヴァントとして召喚された時に“秘蹟の効果上昇”、“HP自動回復”、“カリスマを1ランクアップ”、“聖骸布の作成が可能”から、ひとつ選択される。 カシヤーンの場合、“HP自動回復”を選んだ。 魔眼 A+ 魔力を有する瞳。 聖人である為、奇蹟の側面もある。 見たものに『不幸の果ての死』を与える効果を有しており、仮に何らかの妨害で魔眼が与える死が不発に終わったとしても、睨んだ相手の幸運を三ランク下げる(Eランク以降はマイナス補正が課される)(EXの場合は例外的に魔眼の効果は無効化される)。 勿論、ルーラーとしての立場上無闇に使う事は出来ない。 話術 B 言論によって他者の思考を誘導し、自在に操る技術。 聖者をも騙す話術の才能。 【宝具】 【その降臨を望む者は誰もなく(ジマ・ラスヒレニヤ)】 ランク A→B 種別 対界宝具→対人(自身)宝具 レンジ ∞→- 最大補足 ∞→- 冬を象徴するカシヤーンの存在そのものが宝具に昇華されたもの。 現界と同時に周囲一帯の気候を冬のそれに変質させる。 だが、此度の聖杯戦争ではフィールドの季節が既に冬である為、その環境下で幸運以外のステータスが一ランク上昇する宝具へと変質している。 【地の鎖(アンゲル・セプ)】 ランク B− 種別 対人宝具 レンジ 10 最大補足 1 カシヤーンがローブの下に潜ませている鎖。 射出して相手にぶつけたり、拘束したりする。 元はカシヤーンを地の底に封じ込める大天使の鎖だったが、彼がサーヴァントとなった今では、宝具に堕ちた。 A+ランクを誇る宝具のはずだが、カシヤーンはこれの本来の持ち主ではない為、ランクダウンが起きている。 相手の魔性の高さに応じて、拘束力が上昇する。 【我が主の敵は此処にありて(ヤ・ブドゥ・ブラゴン・ボグァ)】 ランク A+++ 種別 対神宝具 レンジ 100 最大補足 999 巨竜を召喚する。 聖女マルタ、あるいは聖人ゲオルギウスなど竜種を退散させたという逸話を持つ純な聖人の真逆に位置するが故、または彼が味方についたサタンが度々竜の姿で描かれたことにより生まれた宝具であると考えられる。 神の敵(サタン)の象徴である竜は、神性スキルを保有するサーヴァントに対して非常に高い特攻を持つ。 【人物背景】 ロシア正教における聖人。 貧者に無慈悲で、傲慢な性格をしている。 また、神の敵であるサタンの側に付いたエピソードも有名。 彼の逸話の多くは、聖人というよりも魔性や妖怪のような印象を持たれる物が多く、その最たる物が魔眼である。 普段は鎖に縛られて椅子に拘束されており、聖カシヤーン記念日である二月二十九日にのみその拘束が解かれ地上に出る事が許されている(当然地上側からすれば冬が一日伸びるのでたまったものではない)。 ちなみに、その日に召喚されていた場合、更にステータスが一ランク上がっていたと思われる。 【特徴】 女のように長い睫毛。 普段は目を閉じている。 黒いローブ。 【呼称一覧】 一人称 私 二人称 貴様 【主催者】 魔女(???) 【能力・技能】 魔術 その実力の上限は、今の所判明していない 【特徴】 見た目は少女。中身は不明。 成人男性がちょっと力を込めて抱きしめれば、ポッキリと折れそうなほどに痩せた体型をしている。 ファッション自体は、ロシア帽子にフワフワのスカートと、魔法少女ファッションのロシア版のようなもの。 空中を浮遊する木製の円柱――その上部に出来た窪みに腰をすっぽり収めており、魔女ファッションに合わない茶色のブーツで太腿の付け根まで包んだ両足を放り出している。 はたから見れば、うっかり窪みへ腰がハマってしまった間抜けにしか見えない。 【呼称一覧】 一人称 ボク 二人称 キミ 【主催者】 魔法少女(姫河小雪)@魔法少女育成計画シリーズ 【能力・技能】 魔法 困っている人の心の声が聞こえるよ 【人物背景】 魔法少女名はスノーホワイト。 ソーシャルゲーム『魔法少女育成計画』をプレイしていた際に魔法少女になった、普通の女の子である。 魔法少女として日々人助けを行っていた彼女だが、ある日、増えすぎた魔法少女たちを減らすという名目のキャンディ争奪戦改めデスゲームに参加させられる事に。 本作への参加時期は、『魔法少女育成計画』の『四章 月夜の魔法少女』から。 ブロック塀に背を預けへたりこみ、呆然としていた際に、突如現れた魔女から聖杯を与えられる形で、聖杯戦争の主催となってしまう。 だが、その実、彼女が主催として行える事はなく、魔女から『ただそこにいるだけでいい』と言われている。 時系列順 Back ウェカピポ&シールダー Next The Good, the Bad and the Ugly 投下順 Back ウェカピポ&シールダー Next The Good, the Bad and the Ugly ←Back Character name Next→ 神谷奈緒&セイバー 神谷奈緒 喰い足らずの心 セイバー(源頼政(猪隼太)) ←Back Character name Next→ 川尻早人&セイバー 川尻早人 たんぽぽ食べて 川尻しのぶ 小碓媛命は■をした セイバー(小碓媛命) ←Back Character name Next→ 新田美波&セイバー 新田美波 Belley Star セイバー(スルト(スキールニール)) The Good, the Bad and the Ugly ←Back Character name Next→ ウェイバー&アーチャー ウェイバー・ベルベッド The Good, the Bad and the Ugly アーチャー(ヴェルマ・ヘンリエッタ・アントリム) ←Back Character name Next→ 安部菜々&ランサー 安部菜々 今一度、ガラスの靴を履いて ランサー(中村長兵衛) ←Back Character name Next→ わたしたちは此処にいます 直樹美紀 錆びつく世界を、スキップでかけて ランサー(カメハメハ一世) ←Back Character name Next→ 白菊ほたる&ランサー 白菊ほたる 今一度、ガラスの靴を履いて ランサー(ガレス) ←Back Character name Next→ ウェザー・リポート&アサシン ウェザー・リポート What two and two always makes up? アサシン(貂蝉) ←Back Character name Next→ 市原仁奈&ライダー 市原仁奈 お気の召すまま ライダー(オシーン) ←Back Character name Next→ アレル(DQ1勇者)&ライダー アレル(DQ1勇者) 勇者と竜と魔王と俺と ライダー(董卓 仲穎) ←Back Character name Next→ 恵飛須沢胡桃&キャスター 恵飛須沢胡桃 錆びつく世界を、スキップでかけて キャスター(アヌビス) ←Back Character name Next→ 燃えよ紅葉 音石明 Freaky Styley キャスター(紅葉) ←Back Character name Next→ 高垣楓&キャスター 高垣楓 今一度、ガラスの靴を履いて キャスター(パトリキウス) ←Back Character name Next→ 南城優子&キャスター 南城優子 お気の召すまま キャスター(マルクス・アウレリウス・アントニヌス・アウグストゥス) ←Back Character name Next→ 叛逆デュエリズム ???(ウェカピポの妹の夫) The Good, the Bad and the Ugly バーサーカー(モードレッド) ←Back Character name Next→ 空腹 滝澤政道 喰い足らずの心 バーサーカー(███(ジェヴォーダンの獣)) ←Back Character name Next→ スティーブ・ロジャース&バーサーカー スティーブ・ロジャース 勇者と竜と魔王と俺と バーサーカー(ファヴニール) ←Back Character name Next→ ジョーカー&バーサーカー ジョーカー I am Iron Man バーサーカー(フォークロア) ←Back Character name Next→ トニー・スターク&シールダー トニー・スターク I am Iron Man シールダー(ウィンチェスター・ミステリー・ハウス) ←Back Character name Next→ ウェカピポ&シールダー ウェカピポ To From シールダー(ベンディゲイドブラン) ←Back Character name Next→ Organizers―Black side ルーラー(カシヤーン) [[]] Organizers―White side 魔女 スノーホワイト
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貧乳はッ!貧乳ってやつぁッ!虐げるものでもなければ愛でるものにあらず!! 乗り越える為にあるんだッ!!!!だからボクは牛乳を飲むッ!!!!一日いっぱいさすればおっp(ry 【能力概要】 自分を核にして、ロボットを作成する。 ロボットは自分の思い通りに動き、言うならばパワードスーツ 大きさは5mまで、質量は10tの範囲まで自由だが どんな形状、質量、大きさにしても作成した部位には 身体能力上昇の効果が付与される、また装備中、空を飛べる 武器は無い 【容姿・性格・概要と此処約3年の軌跡】 コンセプトは熱いロボット系、ときどきリアルロボ系もちょっぴり含めた系 基本一人称が「ボク」 綺麗な褐色の肌を持ち、白髪でやわらかい印象を持つ短髪の少女 そして貧乳と貧乳コンプレックスは基本 テンションは常に笑顔と爆発ですが何か 断片的な記憶喪失で一時期はバトルマニアとして暴虐と自棄に満ち 其のほとぼりが少し冷め始めていた時に孤児院に拾われる。 そこでの初代院長の下で、家族の温もりを知り。 彼女も、理想郷の創立に携わって自立を始めて、そこでの暮らしで 友達や仲間、家族が知らない間に増えていた。 理想郷に転居を決め、そこでラウラという名前を現在の父親同然の“日下部さん”に授かる。 なお理想郷で世話になった孤児院の院長を亡くし、また後の戦や出来事で何人かの友人、仲間を失い 理想郷の管理人としての葛藤や、ジレンマに苛まれながらも 現在は曲げない意志を固めて理想郷の管理人戦士として、今日も頑張っているとかいないとか プラモ作成の趣味が有り、生粋の妹好きだが、最近本命の妹に会えず、寂しさがHIGHらしい 熱いロボアニメも大好きだとかそんな影響か正義感は人一倍強いが 単純思考なのがたまにキズ また理想郷関連の防衛戦や戦争の修羅場を殆ど全て経験しており 戦闘に置ける胆力は、この三年を以って育まれている。 いぬみみはじめました。 【他力魔導】とかいう魔術師に生やされた訳で まぁ、生やされたのなら仕方ない、黒い凛々しい犬耳が トレードマークです。 本日曰く『ゆ◯わ(妹)に見せたい』が感想だった。 最近は弟も増えたりして、今日も理想郷は平和です!!! 【ロボ・概要】 『アヴァロン』、少女が呼ぶ名で『理想郷』を意味するそれは どんな思いが込められているかは分からない。 喋るAIが詰まれて居るが、再構築されても個性は引き継がれる 何か最近出番無いが、少女の心理環境で時折現れる程度なので 仕方ないのだ、いや、ほんと 少女が作成時に『Come on Avalon』なりを言うが 実は特に意味は無い。 今の所もうこの辺りの設定を使っているも定かでない。(適当 得意(?)技はイナズマキック、決め技もイナズマキック、必殺もイナズマキック 過去の戦績上、大体のフィニッシュが稲妻キックだったんだもの、しょうがないね。 肩は円柱形のJETポッドに それぞれ腕部脚部背部にもJETは装甲内部に開閉式に常備されてるとか パージ機能は手動で二段式のレバーと固定具を外す型で 案外知られてないが 外から装甲を外すのは手順を覚えたら簡単らしい。 “部分作成“ 駆動鉄腕・・・肩部から腕全体に掛けて部分作成される鋼鉄装甲の篭手 大きさは用途によりバラバラだが重い物を持ち上げたり 又は、最大重量で振り下ろすハンマーの様に岩盤粉砕もお手の物 基本的に肘先側に装甲が偏り、パワーを重視する型で格闘戦に機敏な 動作は向かず、大振りが多い。 駆動脚甲・・・基本は馬の蹄の様な足先で、部分作成される事が多々で 全装甲化して無くとも安定した飛行の可能な設計である。 実は、此の脚はJETの安定性重視な設計の為に 関節部の駆動は鈍くなり、主に飛行中でしか其のパワーを発揮する事は無い 【装備】(※本人曰く全部理想郷のどっかに無くしたらしい) 『水』 飲む事で一レスだけ能力の無効化を防ぐ(クエストにて入手) 『マスク』 付けると誰だか分からなくなり、誤って攻撃されるかも (クエストにて入手) ※【世界迷宮】の★4の関門を制覇し二つの拳銃を入手 ベレッタM92 初期弾数×8 S M-M500マグナム 初期弾数×5 ※このキャラも三周年近い。蛇足もたくさん、それでも現役、もはや看板娘? 【その他】 描いてみた、雑な下手絵だけど参考にどぞ。 新しいのも追加しました。軽い図解説みたいなのもありますが まぁ、あくまで参考なので、実際にその通りかどうかは……うん!! +... (新しいのっ!!あくまで参考(落書き)だぞっ!!なお進歩は無い。) こっちは古いの +... (うん) 【その他のその他】 某日下部家での撮影写真 (理想郷エリュシオン ⅩⅨ 48のアレ) 左:日下部父(元【乱庫魔軸】様) 真ん中:ラウラちゃん 右:日下部弟(【機解装甲】様) +... (貼ったのが無かったから描き直した、前より酷いとか言っちゃ駄目!!) 聖刻戦争イベント用能力のアレです。 +... 【黄金海賊】 ~Ability~ 剣にピストル、コンパス、航海図、キャプテンハット……。 いかにも海賊といった風の持ち物を装備しており、そのすべてがDランク宝具と同等の希少度を誇る。(本人は気付いていない) そのなかには戦闘に関係ないが、能力を持つアイテムが多数存在する。 三丁のピストル(使い捨て、ロール終了で再補充)と一本の剣を用いて戦う。 [Arts] 剣術:B 砲術:A [Class] ライダー [Status] 筋力:C 耐久:C 敏捷:B 異能:E 幸運:A 宝具:A+ [Skill] 対魔力 D 騎乗 C 嵐の航海者 A 直感 B 黄金律 C ~宝具~ ≪死を奪われた最弱奴隷の不死行軍 ~スリラーナイト~≫ 分類:対軍 Rank:C 宝具名を詠唱する事で発動。 13人のゾンビーズを召喚し戦わせる事が出来る。 ≪愉快無休の独裁船上 ~パイレーツオブブラック~≫ 分類:対軍 Rank:A 宝具名を詠唱する事で発動。 空飛ぶ海賊船を召喚し、戦闘参加者を船上にワープさせる事が出来る。 船上では自身の身体能力が上昇する。 また、味方だけを船上にワープさせることで戦場から安全に撤退出来る。 ≪中古船の矜持なる砲戦火力 ~キャノンプライドビンテージ~≫ 分類:対城 Rank:A+ 空飛ぶ海賊船による一斉砲撃を行う。 因みにゾンビーズ達もライフルを持って砲撃に参加する。 ~スキル~ 「対魔力 D」 魔法に対する抵抗力。 一定ランクまでの魔法は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。自身の意思で弱め、有益な魔術を受けることも可能。 異能力に対しても若干の効果がある。 ランクDでは下級よりさらに下、簡易魔法のみ無効化する。 「騎乗 C」 乗り物を乗りこなす能力。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。 また、英霊の生前には存在しなかった乗り物(例えば古い時代の英雄にとっては見たことも無いはずの、機械仕掛けの車両、果ては飛行機)すらも直勘によって乗りこなすことが可能。 「嵐の航海者 A」 船と認識されるものを駆る才能を示すスキル。 船員・船団を対象とする集団のリーダーも表すため、軍略、カリスマを兼ね備える特殊スキル。 「直感 B」 戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を「感じ取る」能力。また、視覚・聴覚への妨害を半減させる効果を持つ。 「黄金律 C」 人生においてどれほどお金が付いて回るかという宿命を指す。 なおイベントキャラ用参考画像 +... (イメージもいれたったった。え?字汚ぇ?ははっ……)
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"Raging Storm!!" ギース・ハワードとロック・ハワードが使う、ハワード家のお家芸と言える超必殺技。 コマンド投げである『KOF NEOWAVE』版を除き、対空に使える飛び道具判定。 腕を交差して掲げ、地面を突いて周囲に気の柱を立てる。 地面から衝撃波が飛び出しているように見えるが、実際は烈風拳や疾風拳のような気を地面に叩き付け反射させている。 設定的にはギースがヴォルフガング・クラウザーに対抗するために編み出した技である。 ……具体的にクラウザーのどういう行動に対してどう使おうというのかいまいち想像できないが、 カイザージャンプ狩りカイザーウェイブを食い止めようと考えたのだろうか。 豪鬼の「金剛國裂斬」、カサンドラの「ホワイトウェイブ」、聖伝白龍叉介(サスケ)の「蒼神粉砕爆」、イグレットの「トラップエッジ」など、 技の性質や見た目がよく似ているものも存在し、「○○ストーム」というあだ名が付くこともある。 歴代レイジングストーム集 ギース・ハワードのレイジングストーム ギースのものは地面から牙のように尖った気を噴出させる。 形状は周囲を囲むもの・前方に集中するもの・光の柱、用途は対空・専用コンボ・コマンド投げ、色は青・赤・黄、 噴出方法が地面から噴き出していたり地面に接していなかったりと細かく分類していくと結構バリエーションが多い。 コマンドが「↙→↘↓↙←↘」とそれまでに類を見ないものであり、俗に「レイジングコマンド」と呼ばれている。 一見難しいコマンドだが素早く入力すれば逆ヨガコマンド×3で出すことも可能。 『REAL BOUT 餓狼伝説2』のみ「→←↙↓↘」(スクリューアッパーと同じ)、 『KOFXIV』『XV』では「↓↙←↙↓↘→」(裏百八式・大蛇薙と同じ)と入力しやすいものに変更されたが、 「あのコマンドでなければレイジングじゃない」と言う声も少なくなかったためか、 『KOFXV』ではコマンド表に載っていない隠し要素として、旧コマンドでも出せるように変更された。 作品によってはその見た目と入力の難しさに反して微妙な性能のものもあるが、 小技から繋げられたりする作品もあるのでそこら辺を極めればかなり強い、はず。 柱型 『餓狼伝説SPECIAL』~『REAL BOUT』、『THE KING OF FIGHTERS』(主に表キャラ)、 『CAPCOM VS. SNK』及び『NEOGEO BATTLE COLISEUM』では、 自分の周囲に何本もの気の柱を真上に立て、背後にも攻撃判定を持つタイプ(敢えて言うなら「柱型」)。 初期は攻撃範囲が異常に狭かったため使いにくかったが、判定の強化、別ラインを巻き込めるなど、徐々に強化されていった。 『餓狼伝説3』の潜在版レイジング(赤いレイジング)はコンビネーションからの派生専用技となっており、 「↓+C・C・↓↙←→+CD」というコマンドが採用されている。 『KOF2002UM』の裏ギースのMAXレイジングストームはこのコンビネーションを再現したもの。 赤いレイジングは強く印象に残ったようで、『KOF 98UM』ではMAX版で出すと色が赤くなるという演出がある。 ちなみに裏の方は若ギースのように黄色になる。 『KOF 96』のMAX版と『KOF京』のみ、気の柱の形状が円柱形になる。こちらは登場回数はごくわずかで、その後登場していない。 やはりヘルバウッの使い回しが風の刃から光の柱になってしまって「ストーム」に見えなくなったのが問題だったか。 波型 『REAL BOUT SPECIAL』~『REAL BOUT2』、『KOF』(主に裏キャラ)、 『SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS』『鉄拳7』では、前方斜めに巨大な爪のような気を立ち上げるタイプ(敢えて言うなら「波型」)。 こちらは大きく前方に判定が伸びるため対空などに使いやすい傾向にある。 特に『SVC』では出掛かり無敵で削りが多く、ゲージがあれば次のレイジングストームが間に合う程隙が少ない。 また『KOF2002UM』の通常版はダメージが低い代わりにどこでも判定が付いており、画面端であればゲージがある限り何発でも入る。 ただし作品によっては本体と攻撃判定に隙間があり、密着されると当たらない事がある。 『KOF NEOWAVE』の若ギース(MAX超必殺技、1F投げ)と、PS2版『KOFXI』(リーダー超必)の「潜在レイジングストーム」もこの形状になる。 ちなみにパチスロ版でもこちらの波型が採用されており(ご丁寧に新規ドットまで描かれている)、 初代では発生時点でガードの上から削り切って即死、 次作『Special』ではジャストインパクトでガードしないとこれまた削られて即死という超性能。 ロック・ハワードのレイジングストーム ロックのものは気の奔流とでも言おうか、竜巻のようにうねった柱を立てる。 コマンドは「↓↘→↓↘→」とギースよりも簡単なものになっている。 柱が細く、出ていても簡単に潰されてしまう、威力もギースと共演している場合は彼よりも低いなどの欠点もあるが、 真空投げとの二択を迫れたり、追撃を狙えたり、溜めにより発生タイミングをずらせる(技の性能は変わらない)などの利点もある。 『餓狼MOW』では判定が弱く、ゲージは基本的に「シャインナックル」に回すためあまり使い道が無かったが、 外部出演作品では無敵が強化されたり追撃ができるなど、使える性能になっていることが多い。 ちなみにこの技で勝利すると専用の勝利ポーズとなり、体から溢れ出る気を納められずに苦しむ、 「デッドリーレイブ」でKOした時と同様の勝ちポーズとなる。 『KOFMI』以降は相手を空中に打ち上げ、落ちてくると同時にレイジングストームを放つという、 「ネオ・レイジングストーム」という技が追加された。 『KOFXIV』では、ギースのものもこのタイプに準じているが、勢いはロックのそれよりも強烈。 サンダーブレイク レイジングストームから昇華させた技。ビクトルのEX必殺技も同名だが無関係。 『REAL BOUT』~『REAL BOUT SPECIAL』の潜在能力、『KOF2002UM』では表ギースのMAX2。 気の柱を立てる代わりに、周囲に何本もの稲妻を発生させる。 コマンドは「→↘↓+C」と普通のレイジングより遥かに簡単だったが、『KOF2002UM』ではレイジングコマンドに統一された。 ダメージが非常に高いが無敵は無く、『RB』では稲妻の発生がランダムなため微妙に使いにくい。 『RBS』では判定が固定化され、他の技が弱体化しているため重要性が増した。 『KOF2002UM』では発生が速く長い全身無敵があり、 さらに最後に画面端まで下段判定・どこでも判定、さらに地面に電撃が走り、ヒットすると追撃が入る。 画面端限定だが即死連続技も可能と、非常に高性能な技となった。 名前の由来は『グレートマジンガー』より、主役ロボ・グレートマジンガーの必殺技「サンダーブレーク」と思われる。 MUGENにおけるレイジングストーム MUGENでもやはりギースの主力として活躍。そしてロックは微妙な事が多い 歴代で様々な性能の変化が存在したため各ギースによって性能は異なるが、 それぞれ連続技や無敵対空、若ギースの場合はコマンド投げとして猛威を振るっている。 またハワード親子以外にMegaMariやロボロック等が使用可能。 MegaMariはギース版、ロボロックはロック版となっている。 更に、ロックの弟子と言う設定で改造された都古=Rock・styleは通常のレイジングストーム、EXと、 ロックと師弟二人でレイジングストームを叩きこむ「ダブルレイジングストーム クロスオーバー」が使用可能。 ちなみに動作はAD「究極奥義」のもの。こちらでも専用の勝利ポーズが用意されている。
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READMEファイル 戻る ■概要 このソフトは円柱、円錐、球体の3Dオブジェクトへ円筒マッピングで貼り付けるテクス チャを普通の画像ファイルから変形処理によって生成するプラグインです。このプラグイ ンを用いることで対応形状の曲面に対して歪みの少ない無い図形を貼り付けることが出来 ます。現在オブジェクトの面に対してBake(ベイク)するような機能を持った3Dレンダ リングソフトをご利用の場合でも、以下のような場面で手間が省けて便利です。 ・ロゴマーク等のテクスチャを貼り付けたい場合 ・チェック模様や水玉模様の素材を張り合わせたような表現にしたい場合 (傘、ビーチボール等) ・幾何学的な模様を継ぎ目無く貼り付けたい場合 (サッカーボール、バスケットボール等) ■実行環境 対象OS Microsoft Windows (2000 / XP / Vista) 対象アプリケーション Adobe Photoshop のフィルタプラグイン形式(拡張子が"8BF")であるプラグインが動 作可能なグラフィック編集アプリケーション 動作確認済みアプリケーション Adobe Photoshop (Elements / 5.0LE / 5.5 / 6.0 / 7.0) for Windows Jasc Paint Shop Pro (8 / 9) GIMP for Windows(With GIMP PSPI) ■デモ版での制限について 本ソフトは初期状態ではデモ版として動作します。全部の機能をご利用になりたい場合 には「プロダクトキー」を別途入手し、後述の「使用方法」内の「Key(プロダクトキー)」の 説明に従って設定を行ってください。 デモ版では以下のような制限があります。 ・加工可能な画像サイズは横、縦共に128ドットまで ・画像の補間機能は使用できません ・一切のサポート無し ■インストール Adobe Photoshopのフィルタプラグインのインストールと同じく各アプリケーションの フィルタプラグイン用ディレクトリにプラグインファイル「PrimBaker.8bf」をコピー後、 各アプリケーションの設定と再起動を行ってください。 ※GIMPではAdobe Photoshopのフィルタプラグイン利用するための「GIMP PSPI」のイン ストールが別途必要です。 ■使用方法 1.元画像の準備 テクスチャに利用する画像を準備します。 対象の画像モードがインデックスカラーの場合はRGBやCMYKのモードに変更します。 この時、テクスチャを貼り付ける対象によって画像のサイズを調整しておきます。 テクスチャを対象側面の半周単位に使用する場合は元画像の横:縦を1:1にします。 テクスチャを対象側面の円周全体に使用する場合は元画像の横:縦を2:1にします。 2.PrimBakerダイアログの表示 フィルタメニューの「マップ」もしくは「Map」サブメニューにある「PrimBaker」を選択して ください。 3.PrimBakerの設定画面 PrimBakerダイアログで設定の変更を行うとプレビュー領域に簡易描画が行われます。 ※数値入力に関しては数値の変更時ではなく入力欄のフォーカスがオフされた場合に描 画されます。 ・Bake types(変換方法) 貼り付ける対象となる形状等を指定します。 Cylinder(円筒、円錐)、Sphere(球面)、Globe(地球儀)の3つのモードがあり ます。 Cylinder - 円筒変換 円筒または円錐の側面を対象として平行投影変換を行います。 「Taper ratio(テーパー率)」が100の場合には対象の形状は円錐となりま す。 Sphere - 球面変換(平行投影) 球体の側面を対象として平行投影変換を行います。 Globe - 球面変換(正距円筒図法(Plate Carree)) 球体の側面を対象として正距円筒図法(Plate Carree)を用いた変換を行います。 元の画像を正距円筒図法(Plate Carree)で描かれた画像として処理します。 ・Processing modes(処理モード) 各形状共通のパラメータの指定です。 Subdivide - 分割数 各形状の円周を1~24の指定数に分割して処理します。 4を指定すると元画像を4分割してそれぞれを対象の円周90度ずつに対応させ ます。1の場合は画像の分割を行わず、全体を対象の円周180度に対応させま す。 Create template - テンプレート作成 テンプレート画像に変換します。 元画像で未使用となる部分は現在設定されている背景色で塗り潰されます。 Entire image - 範囲選択を無視 範囲選択が行われている場合に表示される項目です。 チェックを入れると範囲選択を無視して処理を行います。 ・Resampling algorithms(補間モード) 変形時の拡大・縮小部分における補間モードを指定します。 None - 補間無し 補間処理を行いません。 Bi-linear - バイリニア バイリニア法補間を用いて補間処理を行います。 Bi-cubic - バイキュービック バイキュービック法補間を用いて補間処理を行います。 Wrap around - 補間時に元画像左右両端のループ補間を行います。 ・Key(プロダクトキー) この欄へ購入したプロダクトキーを設定することでデモ版の制限を解除できます。 プロダクトキー(半角英数字76文字)をこの欄へコピー&ペースト等で入力します。 もしもご利用のWindowsに複数のユーザーが登録されており、各ユーザーで本ソフト をご使用になる場合は各ユーザー毎で最初にプロダクトキーを設定してください。 4.変換の実行 「OK」ボタンを押して変換を実行すると変換処理が開始され、画像が変換されます。 ■注意事項 プレビュー表示は簡易表示であるため、正確な結果ではない場合があります。 GIMPではプレビュー上にアルファチャネルの状態が表示されません。 GIMPでは「"PrimBaker" を繰り返す」をメニューで選択しても再実行されずにダイアログが表示されます。 GIMPでは「Processing modes(処理モード)」の「Entire image」項目は利用できません。 Paint Shop Proではアルファチャネルはサポートされません。元画像の作成時は「画像の新規作成」ダイアログで「色」の「透過」チェックボックスからチェックを解除してください。また、「色」における「透過」の指定は行わないでください。 Adobe Premiereでは動作しません。 本ソフトの「プロダクトキー」は購入者個人以外での利用は禁止します。当方では各利用者様のプロダクトキーの保管は行っておりませんのでテキストデータで保管する等、バックアップを必ず行ってください。過って「プロダクトキー」を紛失した場合でも、本ソフトを継続利用したい場合には再発行が可能ですのでその場合は当方までご連絡ください。また、当方から「プロダクトキー」の一部の提示要求をさせて頂く場合はありますが、「プロダクトキー」の全部をお聞きする事はありませんので、「プロダクトキー」の全桁を開示しないようくれぐれもご注意願います。 ■免責事項 本ソフトは別アプリケーションの拡張プラグインであるため本ソフトの動作は各アプリケーションならびに各OSの動作状態に依存します。よって本ソフトの利用時におけるプログラム動作の異常、データの破損および消失については一切責任を負いません。同様にそれらの不具合によって発生した損失、損害等についても同様に一切の責任を負わないものとします。あらかじめご理解の上ご利用ください。 本ソフトの「プロダクトキー」の漏洩等が発生した場合には状況等を調査する為にお客様へ質問等をさせていただく場合が御座います、あらかじめご了承ください。また、当方では当ソフトの配布の停止等の処置を予期無く行う場合があります。 ■登録商標・商標 Adobe、Adobe Premiere、Adobe Photoshop ElementsはAdobe Systems Incorporated(アドビシステムズ社)の米国ならびに他の国における商標または登録商標です。 Jasc, Paint shopは Jasc Software Incorporated の商標です。 ■サポート 本ソフトについての新しい情報および不具合報告については以下のURLで受け付けて います。 http //www27.atwiki.jp/toolya3/pages/23.html 戻る
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隠し要素 隠し要素 エリア01弥七 隠しチャレンジ1 エリア02弥七 隠しチャレンジ2 手榴弾(アップグレード) エリア03弥七 隠しチャレンジ3 エリア04弥七 隠しチャレンジ4 エリア05弥七 隠しチャレンジ5 エリア06弥七 プラズマライフル(アップグレード) エリア07弥七 隠しチャレンジ6 スーパージョーのマシンガン(アップグレード) エリア08弥七 ショットガン(アップグレード) エリア09弥七 エリア10弥七 ベクターキャノン(アップグレード) エリア11弥七 隠しチャレンジ7 エリア12弥七 エリア01 弥七 屋外エリアのマップ右端にある。 地上から右側の建物最下段の足場を使ってスイングすると右側の街灯に届くので、そのまま右へ進む。ただし足場の右端に、アームがそれなりに長く伸びた状態で引っかかるようにしないと飛距離が足りないので注意。 隠しチャレンジ1 後半の基地パート。ボス扉に向かって登る左側のエリアの中段左端に、ドラム缶の背後にバズーカ兵が居る場所がある。その背後の壁を手榴弾かバズーカで破壊。 エリア02 弥七 下水道エリアのマップ右下にある。 建物に入ってからヘドロに流されて真っ直ぐ右へ進むと、最終的に穴に落ちることになる。この穴にわざと落下して、途中で右側の天井に掴まってスイングする。 隠しチャレンジ2 下水道パートの左上の扉。ボス扉に入らずに下へ落下し、左へ進んでエレベータで上昇すると、通路が左右に分かれて敵が多く配置されたエリアがある。ここで両側の壁に一つずつ引っ張り型のスイッチがあるので、両者を起動させてそのまま上へ登ると、開いた扉がある。 手榴弾(アップグレード) ボス扉の真上の隠し扉から入った部屋にある。 隠し扉のさらに上、行き止まりに戦車がいる場所から下を押しながら手榴弾を投げると下の通路に手榴弾を投げ込んで扉への通路を開くことができる。 ただし手榴弾のアップグレードは、実績「私設兵器庫」を取るためには必要ない。 エリア03 弥七 基地エリアのマップ上方にある。 基地内の通信室から右へ天井スイングで進むと、右端に上へ登れるところがあるので、そこから先へ進めばよい。 隠しチャレンジ3 前半の雪原パート。マップ右上端の天井に壊れる部分があるので爆発物で破壊する。誘導ミサイルがあると楽。壁が壊れるとマップ右下端に扉が出現しているので、そこに入る。 エリア04 弥七 洞窟エリアのマップ左上にある。 通信室を過ぎて上に登ると、一度左側へ進むことになる。そのまま左上へ進むと、近接兵がいて行き止まりになっている通路がある。この壁をバズーカで破壊すると先へ進めるようになる。まずスイングで左へ進んで上へ登り、右側の通路から落ちる途中で右へ天井スイングし、さらに進んだ先にある。 隠しチャレンジ4 中盤。通信室を過ぎて左へ進み、右へ折り返すところで近接兵が立っている場所の真下の足場、一般兵が一人いるところの後ろの壁を、右側から手榴弾かバズーカで破壊。弥七がある通路の一段下の部分。 エリア05 弥七 現場エリアのマップ右端にある。 マップの比較的下の方に、メットールの絵が描かれたポスターが貼られた小屋があり、その上に右端に青いドラム缶が置かれた足場がある。この足場の右端、ちょうどドラム缶の下辺りにアームで掴まり、右側へジャンプする。上手くいくと地上に置かれたコンクリートブロックの上に着地できるので、そのまま右へ進む。※ドラム缶の2段上のフロアから飛んだ方がかなり楽。 隠しチャレンジ5 中盤、左端の方にある扉。最初に通るときは閉まっているので無視。ボス扉直下の足場の右端にあるスイッチを起動させると扉が開くので、戻って中へ入る。 エリア06 弥七 最初のエリアのマップ上方にある。 通信室の手前の街灯が立ち並んでいるところで一番左側の街灯にアームをかけたら、スイングせずにワイヤーを巻き取り、飛距離を短くした状態でショットガンを撃って再びスイングを再開する。そのまま右へ飛んで真上にアームを撃つと、右上の街灯に掴まることができる。同様にしてもう一つ右上の街灯に掴まったら、街灯の上へ登って滑り落ちる前に左上の足場へアームを投げる。 プラズマライフル(アップグレード) 後半のドラム缶ドロイドがいるエリアにある。 最下段の床の右端から少しだけ左に寄ったところに掴まり、真下に落下すると扉がある。 エリア07 弥七 後半エリアの左端にある。 ボス扉の前へ来たら扉へ入らず、足場の下へぶら下がり、左側の壁に向かって飛びつつ落下する。途中で左側へ開けた場所があるので、天井にアームを引っかけてそちらへ進むようにする。 隠しチャレンジ6 通信室から右上。街灯を上手く使って進むと隠し扉がある。 スーパージョーのマシンガン(アップグレード) 最初のエリアにある。 開始直後の建物に入らず右側にある穴に落ちて右側の天井に掴まって進むと扉がある。 エリア08 弥七 通信室の真上にある。 エレベータを使ってボス扉の上にある扉に入ると、下側に通信室が見える部屋に出る。この部屋の右上の足場から天井にアームをかけて左側の天井が無い部分に向かってジャンプし、真上にアームを射出する。うまくタイミングが合うと、上の画面外にある足場にアームが引っかかって登ることができる。 ショットガン(アップグレード) エリア08の建物に入って最初のエリアにある。 マップ中段右、爆弾兵がいる場所の先に上へ伸びている通路があるがそのままでは登ることができない。 まず左手の低い天井から右へスイングしてアームを真上に打ち出すと右上の方にあるブロックに掴まることができる。この時点でぶら下がった状態で静止してしまうが武器をショットガンに切り替えて撃つと反動でスイングを再開できる。後はそのまま左へ飛んで天井に掴まって扉へ。 エリア09 弥七 地下エリアの左下にある。 建物に入って少し進むと、長い縦穴に落ちることになる。この落下途中に左側への脇道があるので、スイングを使ってそちらへ進む。すると閉まったままのドアと、ボルト止めされた壁がある。とりあえずボルトを外して、コンベアー地帯まで進む。ここでコンベアーから左側へ進むと、端にスイッチがあるので、これを起動させる。スイッチは全ての段に存在するので、全てを起動させて先ほどの閉まっていた扉へ戻ると、中へ入れるようになっている。 エリア10 弥七 基地エリアの中央部にある。 ステージ後半、通信室を過ぎてリフトで針を超えて下方向へ降りると、左側へ進んで登ればボス扉、右側にトゲだらけの細い通路がある場所に出る。ここでしゃがんだ状態でショットガンを撃つと反動で後退することを利用して、トゲ通路の先へ進む。 ベクターキャノン(アップグレード) スライム地帯の手前にある。 壁に張り付いているドロイドスプリンクラーキャノンを破壊しそのままキャノンがあった場所の真上へ登ると扉がある。 エリア11 弥七 溶鉱炉エリアの左上端にある。 通信室を過ぎて左へ進むと、コンクリートブロックがあって足場が途切れている。ここでまずコンクリートブロックの真上に登り、そこから左へアームを投げてジャンプして、飛んだ先でアームを真上に射出する。上手くいくと、先へ進むためにアームをかける円柱状の構造物の手前にある、小さな丸いブロックにアームをかけることができる。そうしたらアームを巻き取って上に登り、滑り落ちる前にさらに上にある丸いブロックにアームをかける。これを繰り返すと部屋の天井に到着するので、後はひたすら左へと進む。 隠しチャレンジ7 後半、通信室を過ぎて左側へスイングして進むところで、わざと下に落下する。まず右側の穴から落ちて左へスイングし、ボルト止めの壁からボルトを外す。次に左側の穴から落ちて左へスイングすると扉がある。 エリア12 弥七 ステージ開始直後にある。 一番目の大きなエレベータで下った後、左側の部屋に入る。敵を排除して左側の足場を上まで登り、天井伝いに右上へと進む。