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- 【自分の名前ぐらいシッカリ書こうよ】 Karasawa Shyunichi 『唐沢俊一Facebook』名前表記 シュンイチを訓令式で書くと「syun-iti」、ヘボン式で書くと「shun-ichi」 Facebookで名前に使っている「shyun-ichi」はどちらでも無い。 どう読んだらいいんだろ。シヒュンイチとでも読むのだろうか。 「シュ」をヘボン式の前半 sh まで使い、訓令式で後半 yun で締めるというブサイクさ さらに「チ」をヘボン式で chi とやっている。 どうしたらいいのだろうか… 日本語ソフトは、訓令式でもヘボン式でも両方変換できるように設定されているけど カラサワの書く「shyun-ichi」では「sヒュンイチ」になる。 「唐沢俊一ホームページ」ではヘボン式で「Shunichi Karasawa」となっているのだが....。 【歌舞伎座】 「芝居の時間が100分だったが短く感じた」と褒められたときのレス いえいえ、逆に嬉しいです。歌舞伎座のワンピース公演が4時間と聞いて、 それだけの内容を90分に圧縮した舞台を作ろう、というのが そもそもの企画の発端でしたから。さすがに漏れて100分になってしまいましたが。 『唐沢俊一Facebook』2017.04.23 はあ、ワンピースのアレって歌舞伎座でやったっけ? 新橋演舞場から大阪松竹座、博多座までは知っていたけど歌舞伎座でやっていたのか もしかして唐沢俊一って歌舞伎って歌舞伎座でしかやらないものだと思っている? あるいは「歌舞伎座」が固有名詞だという事を知らず、歌舞伎をやる場所はすべて「歌舞伎座」だと思ってる? 【ビリヤニ】 錦糸町で食ったビリヤニ(インド風炊き込みごはん)。 パエリヤ、松茸ごはんと並ぶ“世界三大炊き込みごはん”なんだそうで。 知らなかった! 『唐沢俊一Facebook』2017.05.14 この手の「世界三大ウンヌン」ってほとんどが適当だということを雑学王は知らないの? この「世界三大炊き込みごはん」のパエリヤ、松茸ごはん、ビリヤニというのは 2011年に「ビリヤニ協会」という団体が設立された時に考案されたもの。 パエリアが数えられるのは分かるけど、2番目が松茸ごはんかというと、 それぞれで意見が分かれる処。 何にせよ、店主に言われたことを素直に「知らなかった」という雑学王。 大丈夫か、そんな素直で。 【コラム】 アメブロのコラムを更新しました。 『唐沢俊一Facebook』2017.05.17 ブログに書いた記事がなんで「コラム」なんだろう? コラムとは雑誌や新聞なんかでメインの文章とはちょっと違う、線で囲んだ短い記事を意味する言葉。 本来columuは円柱という意味のラテン語に由来する。そこから囲み枠を意味するようになった。 唐沢俊一が示すそのブログ記事は100行ほどのそこそこ長い文章。 エッセイ(随筆)なんかと勘違いしてんのかな? 【クラシカルな名前:前川喜平】 しかし、「前川喜平」とはこの平成の末期の時代の人とは ちょっと思えないほどクラシックな名前だな。 池波正太郎の鬼平犯科帳で、安女郎屋に通い詰めて問題になって 火付盗賊改を首になった町方の役人、みたいなネーミングである。 「唐沢俊一Facebook」2017.05.27 ニュースで前川喜平という名前が出てきているが、前川喜平は昭和30年生まれで唐沢俊一よりちょっと古い人。 「平成の末期の時代の人」という日本語も酷いが、ネーミングされたのは昭和中期、戦後10年というタイミング。 唐沢俊一というネット全盛の時代に、上手に検索も出来ずにガセを発表しちゃう人も時代錯誤すぎる。 【ラザフォード】 まずjojoという人がTwitterで ブログ公開中よ!テーマ「汚染水問題!トリチウムという 未知の放射性物質は危険だ!」汚染水問題で隠れた新たな 脅威が発覚。もう東電の愚行は許せない! と書いたのにKeH@MvsC∞待機中という人が 何十年も前から腕時計の発光に使われているのに 未知の物質とか、すげえなトリチウム。 控えめに言って馬鹿だろこいつ。 と書いているものに対して唐沢俊一が 初めて合成したのはラザフォードですよ、懐かしいですね、 子供のころの科学読み物には必ず出てきた名前。 科学用語くらいググれば十数秒で調べられる時代に、 調べようともしない連中が、安全性を説く科学者を“御用学者” などと誹謗する。いや、ラザフォードですら御用学者と 言い出しかねない(笑)。 「唐沢俊一Facebook」2017.05.29 と偉そうに上から目線で書いている。 確かにラザフォードは凄い物理学者でノーベル賞も受賞しているけど、 トリチウムに関しては「見つけた!」と空振りしただけの人だよ。 ラザフォードは1934年に重陽子同士をぶつける実験をして、 仮想の存在だったトリチウムを人工的に生成したと発見したと 報告したが、実際には存在を証明出来ていなかった。 その後、別の実験によってルイ・アルヴァレが擬似的に証明し、 さらにその実験を発展させエドウィン・マクミランが トリチウムの証明をしたんだよ。 ちょっとググれば十数秒で調べられる時代に平気でこういう事を書ける人はどうなんだろ。 【レイプ】 レイプ被害者がマスコミに自ら顔と名前を出して訴えた事件にかんし 平松サリー レイプ被害者が顔を出して告発するのが勇気あること、というのと、 法の裁きを受けていない人を犯罪者扱いしていいかどうか、 は分けて考えないと怖いと思う。 Karasawa Shyunichi まことにしかり。 もひとつ言うと、これと共謀罪(テロ等準備罪)にも何の関係もない。 分けて考えないと馬鹿と言われると思う。 「唐沢俊一Facebook」2017.06.01 このレイプ事件と共謀罪を関連づけて騒ぎでいる人、いたとしてもごく少数の特殊な例だろ。 どういう関連性をもって繋げて騒いでいるのか想像すらつかない。 唐沢俊一は「〜と騒いでいる人がいるが」とネットの書き込みを批判して、安倍内閣への忠誠心を語る事がここ最近多いが、そのような変な意見を言っている人がいるのではないかと予想をつけて検索し、ヒットしたことで「〜と騒いでいる人がいるが」と批判する流れが出来つつある。 トンデモをウォッチするために自らトンデモ思考になっているという悪例。 そして 法の裁きを受けていない人を犯罪者扱いしていいかどうか、 に賛同しているが、かつて伊藤剛さんを侮辱したことで起こった裁判。敗訴して裁きを受けた後もそのことをグチグチ言い続けたのはどういう事なんだろうか。 そして、盗作に関した話「法の裁きを受けていないのでパクリをしていない」とでも言いたいのだろうか? 【ロイ・ジェームス】 6月9日、アダム・ウエスト死去。88歳。60年代のポップな テレビシリーズ『バットマン』の主役で知られた。 日本ではロイ・ジェームス(ちゃきちゃきの江戸っ子であるトルコ人タレント)の (以下略) 「唐沢俊一Facebook」2017.06.13 「ちゃきちゃきの江戸っ子」とは代々が江戸っ子の意味。 嫡子嫡子がちゃきちゃきになったとも。 ロイ・ジェームスは両親ともにカザン・タタール人(トルコ人)で 父親の代に日本に亡命してきた人。 【蚊取り線香】 蚊取り線香の原料の除虫菊はヨーロッパ原産であり、 日本には明治時代、オーストリア=ハンガリー帝国からもたらされて広まった。 案外国際的。 オーストリア=ハンガリー帝国が生んだものはアドルフ・ヒトラーと蚊取り線香。 「唐沢俊一Facebook」2017.08.11 除虫菊はオーストリア(ハンガリー帝国)からも入って来ているが、 金鳥の創業者上山英一郎は福沢諭吉が紹介したサンフランシスコの H.E.アモア社から輸入した種を使って蚊取り線香を作っている。
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QMA7 理系学問 その他 ページ1 / 2 / 画像問題 / ニュースクイズ 問題文 答え 2010年9月から11月にかけて「東海道五十三次踏破実験」を行っている、乾電池で動くロボットは? エボルタ号 講談社が運営する、理系進学を目ざす女子高生を応援する会員制サービスは? Rikejo 筑波大学の研究チームが開発した赤ちゃんの感情をプログラムで再現したロボットは? YOTARO 1556年に出版された鉱山と冶金学に関するアグリコラの著書は? デ・レ・メタリカ 1940年代にグレイ・ウォルターによって開発された、光センサーと真空管からなる亀型ロボットは「マシナ・○○○○○○○○」? スペクラトリクス 1965年にその美しさで人々を魅了した、日本を代表するふたりのアマチュア天文家の名を冠した彗星といえば? イケヤ・セキ彗星 1971年にアポロ14号が着陸し船長のアラン・シェパードと乗員のエドガー・ミッチェルが命名した月の場所は? フラ・マウロ基地 1972年に日本で一大ブームを呼んだ別名「りゅう座流星群」といえば? ジャコビニ流星群 1991年アメリカのアリゾナ州に建設され、閉鎖された人工生態系の中で人間が生存できるかどうか実験が行われた施設は? バイオスフィア2 1997年3月に地球に最接近して話題となった、過去最大級の彗星は「○○○○○○○彗星」? ヘール・ボップ 2009年11月、月に高速で衝突する実験を行い、月面に多量の水が存在することを確認したNASAの月探査機は? エルクロス 2009年7月に九州北部を襲った豪雨の原因となった、積乱雲が多発して楔状に広がる現象は「○○○○○○クラウド」? テーパリング 2009年7月に発見された天の川銀河の10倍の速度で星を生み出す天体は「○○○○○○○銀河」? グリーンピース 2009年7月より稼働を開始したアメリカ海洋大気庁の気象観測衛星は? GOES-14 2009年8月に羅老宇宙センターから打ち上げられた韓国初の人工衛星ロケットは? KSLV-I 2009年に、初期の霊長類の完全な全身骨格の化石が発見され話題となった、ドイツの世界遺産は「○○○○○○○○化石地域」? メッセル・ピット 2009年にNASAが打ち上げた月を周回する探査機は「ルナ・○○○○○○・オービター」? リコネサンス 2009年に玄海原子力発電所で実質的にスタートした、使用済み核燃料の再利用による発電は「○○○○○○発電」? プルサーマル 2009年に中国・東北部で化石が発見された、ティラノサウルスの祖先とされる恐竜に付けられた「略奪王」という意味の名前は? ラプトレックス 2009年にチリのチャナントール山の山頂に設置された標高5640mと世界で最も高いところにある天文台は? アタカマ天文台 2009年にドイツの化石地域で発見された、4700万年以上前の霊長類の、ほぼ完全な全身骨格の化石につけられた学名は? ダーウィニウス 2009年に発見された、中心となる恒星の自転する向きと逆方向に公転しているという珍しい特徴を持つ太陽系外の惑星は? HAT-P-7b 2009年に早稲田大学の教授・高西淳夫が開発した、人間のように驚いたり、喜んだりする2足歩行ロボットの名前は? KOBIAN 2つの安定な状態を持ち外部からの信号によってどちらかの状態を選択できる回路を何という? フリップフロップ IBMが開発した世界最速のスーパーコンピューターの名前は「○○○○○○○○/L 」? BlueGene IBM社のJ・バッカスが開発した、数値計算に適したコンピュータ言語は? FORTRAN NASAが取扱確認用に制作したスペースシャトルの原寸大の模型の名称は? パスファインダー 「KJ法」と呼ばれる独自の情報整理法で知られた2009年に亡くなった東京工業大学の名誉教授は? 川喜田二郎 「宇宙が終わる際には、全ての物質と時空がある特異点に収束する」という、宇宙の終焉に関する1つの形態を何という? ビッグ・クランチ 「近代統計学の始祖」とされる18世紀ドイツの統計学者は? ジュースミルヒ 「軸の周りに一定の角速度で回転するブラックホールについての厳密解」を導いたことで知られるニュージーランドの数学者は? ロイ・カー 「台風」のことを英語では何という? typhoon 「大陸移動説」と説いたウェゲナーの著書は? 大陸と海洋の起源 「天体位置表」の作成や三角法の研究で知られるドイツの天文学者は? レギオモンタヌス 「ひざまずく者の頭」という意味のアラビア語に由来するヘルクレス座のアルファ星は? ラス・アルゲティ 「冬の大三角」の形成するオリオン座のアルファ星は? ベテルギウス 「蛇の頭を持つ者」を意味するアラビア語に由来するへびつかい座のアルファ星は? ラス・アルハゲ 「夕焼けは晴れ」のように空の色や風の動きを観察して経験的に天気を予測することを何という? 観天望気 ある天体がブラックホールになってしまう限界値の半径を「○○○○○○○○半径」という? シュバルツシルト その名前には「好奇心」という意味がある、2011年に打ち上げが予定されている、NASAの次世代火星探査ローバーは? キュリオシティ へびつかい座のモデルになったギリシャ神話の医術の神は? アスクレピオス ほうおう座とつる座の間にあり小マゼラン雲が含まれる星座は? きょしちょう座 みなみのかんむり座のアルファ星はアルフェッカ・○○○○○○? メリディアナ アポロ11号に搭乗していた3人の宇宙飛行士の名前から命名された月面で発見された新物質は? アーマルコライト アメリカ海軍が開発した人工衛星の発信する電波を利用する航海法を何という? NNSS アメリカの数学者ウィーナーが提唱した生物と機械における問題や理論を統一的に扱う学問は? サイバネティックス アラビア語で「王の幸運」という意味をもつ、みずがめ座のアルファ星の名前は? サダルメリク アラビア語で「クジラの尾」という意味の、くじら座にある変光星は? デネブ・カイトス アラビア語で「魚の口」という意味の、みなみのうお座のアルファ星は? フォーマルハウト アラビア語で「蛇の首」を意味することばに由来するへび座のアルファ星は? ウヌク・アルハイ アラビア語で「南のつめ」を意味することばに由来するてんびん座のアルファ星は? ズベンエルゲヌビ アルファベット3文字で「COD」と略される水の汚れを表す指標のひとつは? 化学的酸素要求量 エンジンの部品の名称にもある円柱のことをいう英単語は? シリンダー オーストラリアのシャーク湾には現生のものが見られる、数十億年前の藍藻類などが堆積した構造物の名称は? ストロマトライト ギリシャ語で「全ての海」という意味の、大陸移動説においてかつて超大陸パンゲアを取り囲んでいた広大な海は? パンサラッサ グランドキャニオンの原型となった、今から約7000万年前に起こった地殻変動による隆起は「カイバブ・○○○○○○」? アップリフト コンピューターの分野で使われる単位「1メガバイト」は何バイト? 1048576 コンピュータ通信に必要な手順や約束ごとに関する規約を何という? プロトコル コンピュータで、機械語の命令を人間に理解しやすい英数字や記号に置き換えたものを、「記憶術」という意味で何という? ニーモニック コンピュータの中央演算装置・CPUを略さずにいうと「○○○○○○○ Processing Unit」? CENTRAL サンスクリット語で「月の乗り物」という意味があるインドの月探査計画は? チャンドラヤーン セメント、砂、砂利、水を混ぜて固まらせた建築材料といえば? コンクリート ドイツの天文学者ケプラーが発見した「惑星に関する三法則」で「第二法則」と呼ばれるのは「○○○○○○の法則」? 面積速度一定 ドイツの天文学者ケプラーが発見した「惑星に関する三法則」のうち、一般に「第一法則」と呼ばれるものは? 楕円軌道の法則 ニール・アームストロングに次いで2番目に月面に降り立ったアポロ宇宙飛行士は? バズ・オルドリン
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しんおうりょう 黒白のアヴェスターの用語。単に真王領とも。 七大魔王の一柱、邪戒廻向・魔王アカ・マナフが支配する領域の事。 魔王の位置を指し示している星図上の天球では現聖王領の直上に位置する場所に存在し、魔王の支配圏でありながら真王領という類似した名称を与えられている事が不吉さを助長している。 というのはスィリオスによる虚偽である。 ウォフ・マナフの眼で見るアカ・マナフの霊的座標は、聖王領と重なっている。 ただしそれは不確かな揺らぎとして見えており、白翼と対を成す名と表立った活動が見られない点から、 いずれ生まれるかもしれない、未来の可能性世界の存在として解釈された。 すなわち、やがて邪に転回するかもしれないスィリオス自身。 スィリオスはそれを邪戒廻向と銘打った。 備考 ジャヒーとは古代ペルシアに伝わる女悪魔のこと。名前の意味は性悪女。元は大地母神にして、月の女神とされてる。 関連項目 絶滅星団サウルヴァ 特異点アンラ・マンユ 暴窮飛蝗アエーシュマ 流血庭園バリガー 空葬圏ドゥルジ・ナス 龍骸星ザッハーク 聖王領と真王領ときたら次は裏王領か -- 名無しさん (2019-10-27 01 33 40) 「奴は四王領の中でも最弱……」「四王領の恥晒しよ」 -- 名無しさん (2019-10-27 10 04 31) 座してる魔王といいあからさまに特別視されてるし、多分ここがかつての… -- 名無しさん (2019-10-27 19 58 02) 名前がウォフ・マナフと似ているから兄弟みたいなものだったりするのかね -- 名無しさん (2019-11-19 01 58 02) ↑ ゾロアスター教での二神は思考について善悪で対立する。支配領域の名前が意味深だったり、ウォフ・マナフにしろアカ・マナフにしろ神の名前がそのまま使われていたり、この二名については個々の名前ではなく代替わりする一種の称号みたいなものなんじゃないかなと思う。 -- 名無しさん (2019-11-19 20 05 36) ジャヒーってゾロアスターの悪側のNo.2だよな -- 名無しさん (2020-01-17 23 30 10) ジャヒーはアンラ・マンユの愛人 -- 名無しさん (2020-03-18 11 02 25) 元ネタのジャヒーが月の女神で、聖王領(地球?)の近くにあるってことは月=真王領なんだろうか -- 名無しさん (2020-03-18 16 36 55) 場所は変わらず? -- 名無しさん (2020-05-22 21 11 39) ナダレが星の配置を変えて魔王の星で太陽系を作ったのかな? -- 名無しさん (2020-05-22 23 20 49) 兄者の心臓?がうるさいってなるなwww -- 名無しさん (2020-05-24 18 57 52) 兄者の心臓がうるさい…(以前とは比べものにならない暗黒オーラ) -- 名無しさん (2020-05-24 19 10 41) アカ・マナフの正体について見当が付いてきたが、ここは一体なんなのだろう。本当にあるの? -- 名無しさん (2020-11-15 23 04 19) アカマナフが目覚めると聖王領が真王領になるとか? -- 名無しさん (2020-11-15 23 15 46) ジャヒーとは性悪女・・・あっ(察し) -- 名無しさん (2020-11-16 00 35 19) ナーキッドの封印が解かれると共に聖王領域と置き換わる形で顕現するんだろうか -- 名無しさん (2021-01-02 22 26 19) ナーキッドがいる凍結封印の内部(直径1メートル、高さ2メートルほどの円柱状の範囲)という極小範囲だったりして -- 名無しさん (2021-01-03 01 59 36) 真王領疑惑のある聖王領と合体したりマグサリオンの左腕移植したり厄ネタを自分から抱え込むカイホスルー… -- 名無しさん (2021-01-03 16 03 03) 「厄ネタ=希少で価値がある」と考えれば抱え込もうとするのもありだから(目そらし) -- 名無しさん (2021-01-03 16 28 17) まだよく分からないけどアカマナフは星霊を混ぜ混ぜした存在だから便宜上付けただけで真王領ジャヒーそのものは物理的には存在してない感じ? -- 名無しさん (2021-01-17 20 04 39) ↑自分はこれまでの凍結封印の内側だと解釈した -- 名無しさん (2021-01-17 20 10 59) 星霊の集合体=惑星だから剣がアカマナフ本体であり領土ってことじゃない? -- 名無しさん (2021-01-17 20 16 13) ジャヒーの意味を考えると、持ち主であるナーキッドの事を指してるんじゃないか? -- 名無しさん (2021-01-17 22 31 09) 聖王領の直上ってのが、ナーキッドが聖王領にいるからなのか、聖王領の頭上にあるって認識なのかよく分からんのよな -- 名無しさん (2021-01-17 22 41 30) ↑そもそも今回初めてミキサーして作ったっぽいのに、魔王登録は何年も前からされている理由がまだ不明だしな -- 名無しさん (2021-01-17 23 00 28) 多分魔剣として形成したのがこの時ってだけで大量の星霊はずっと前から自分の中にストックしてたんじゃない?個人的にはワルフラーンとナーキッドで討伐してスィリオスはハブられてたアパオシャ君も取り込んでると思う -- 名無しさん (2021-01-17 23 06 20) 未来の自分に女悪魔の名前付けるスィリオス… -- 名無しさん (2021-02-05 21 33 02) きっと性別も反転するんだろう -- 名無しさん (2021-02-05 23 33 07) 女装はそういう…… -- 名無しさん (2021-02-06 00 59 19) もう色々とお労しいな、兄上 -- 名無しさん (2021-02-06 10 00 02) お労しいというか…業が深すぎるというか… -- 名無しさん (2021-02-06 10 34 52) 愚かで女々しい自分って自己解釈して名付けて自嘲しとるんやろなぁ… -- 名無しさん (2021-02-06 19 52 36) 女装してるおじさんとキャッキャしてたら公式で妹に対する近親相姦願望持ちの同性愛者とかいう無慙無愧なレッテルを貼られた聖王様 -- 名無しさん (2021-02-06 21 39 58) 元は可哀想なのは抜けないハッピーエンド至上主義だったのに兄者に関わったせいでアブノーマル性癖に堕とされるのは憐れすぎる -- 名無しさん (2021-02-06 21 44 22) 妹に対する近親相姦願望持ちの同性愛者とかいう矛盾しかない属性 -- 名無しさん (2021-02-06 22 02 08) ナーキッドとかいうスィリオスの性癖公開マシーン -- 名無しさん (2021-02-06 22 10 39) 事情があるとはいえそれを第三者に公開した巫女クインも大概ではあるがなw -- 名無しさん (2021-02-06 22 20 41) 愛を奪って発露できなくはしたが、特殊性癖が兄者のせいなのは冤罪では? -- 名無しさん (2021-02-06 22 35 34) 奪われた感情を求めた結果ホモとか言われてるし拗らせてんだから、全部ワルフラーンのせいやろ -- 名無しさん (2021-02-06 23 48 05) 元をただせばこんな糞みたいな世界作ったミトラが悪いんだよ -- 名無しさん (2021-02-07 02 00 58) 数多の性癖に彩られた美しい綾模様の色彩やぞ -- 名無しさん (2021-02-07 07 55 35) 全部神(ミトラ)が悪い。さあーー共に神をブッ殺そう……!! -- 名無しさん (2021-02-07 08 15 38) ↑うんうん、それも綾模様だよね! -- 名無しさん (2021-02-07 10 00 27) 名前 コメント
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登録日:2009/10/13(火) 21 25 41 更新日:2024/03/25 Mon 19 57 51NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 (有)フォーエバースタイル 2ch 2ちゃんねる SO3 SO5 SO6 うまい棒 お釣りで買う かんなぎ ひろゆき やおきん ゆりしー んまい棒 コーンスナック シュノーケル スナック スナック菓子 デリシャススティック トウモロコシ ドラえもん パチンコ化 マクロスF 佐倉杏子 凶器 星野源 暁シドウ 柴咲コウ 流星味 菓子 遠足値段調節用 非リア充 食べ物 駄菓子 概要 いわゆる「駄菓子」の代表的存在で、1本9~12円で売ってるみんなのデリシャススティック。 トウモロコシで作られたちくわのような中空の棒状のスナック菓子である。 コンビニにも大抵売っているので入手は容易だが、コンビニに置かれる味は限られており、他の味を食べたいならお菓子店や100円ショップなどに行くことになる。 販売者は(株)やおきんだが、やおきんは自前の生産設備を有しておらず、 「ハートチップル」「しっとりチョコ」などを製造販売している(株)リスカが製造を一手に引き受けている。 ちなみに両社の経営者は親戚同士である。 うまか棒ではない。あちらの方はアイスクリームである。そして2019年に終売している。 ◆フレーバー ○めんたい味 人気No.1。 ○ポタージュ味 仄かに甘い味が人気。 ○チーズ味 人気No.2…カールっぽいと言わない事。 ○テリヤキバーガー味 甘辛で美味しい。 ○サラミ味 形も含めてサラミっぽい。 ○ヤサイサラダ味 全くもってヤサイサラダでは無いがなかなか美味しい。 ○チキンカレー味 チキンかどうか定かではないがカレー。 ○とんかつソース味 ちょっと辛め。 ○エビマヨネーズ味 マヨネーズの風味抜群。 ○タコヤキ味 製造過程で二度味付けをしている為、食感がやや硬い。下記の理由で一時期発売中止だったが、現在は復活している。 ○マーボー味 マー棒だぁ!(本人談) ○チョコレート味 他の種類より細めで、外側にチョコレートがコーティングされている。コーティングが溶けやすいので夏季は販売していない。 ○ぶたキムチ味 あまり辛くないキムチ。 ○ギュウタンシオ味 牛タンかは不明。 ○オニオンサラダ味 玉ねぎ。 ○復刻版タコヤキ味 昔売っていたタコヤキ味。 と言うよりは下記の理由で現行と差し替え。 ○やきとり味 甘味が強い。 ○シュガーラスク味 ほんのりバター風味。 ○のり塩味 あっさり塩風味。 地域限定味 きりたんぽスナック(秋田県限定) もんじゃ焼味(東京限定) ハニーうまい棒 蒲焼き味(静岡県限定) お好み焼味(関西限定) 辛子めんたいこ味(九州限定) うまい棒キャンディ(沖縄限定) コラボ商品 ドラゴン味 パズル&ドラゴンズとのコラボ。ジンジャーエール風味。 過去 該当フレーバーを食べた事がある方…追記お願い致します。 〇パンチ味 〇ピザ味 普通に旨いがピザポテトの方が… 〇さきいか味 2000年 味は不明だがパッケージが複数存在する。 〇ちょいからパンチ味 1994年 カラムーチョのような味で一部人気だとか…。 〇カニチャンコ味 1989年 味は良いがあまりにもマニアックだったためすぐに発売中止に。 〇オムライス味 1991年~92年 チキンライス的な風合いで卵の粉末がまぶしてあった。 〇ギョ!THE味 1982年~87年 餃子の中身っぽい味。 辛い。 〇チョコピー味 1987年 ピーナッツをチョコでコーティングした甘い系。 〇カニシューマイ味 1982年 カニシリーズ第1弾。 〇豆リカン味 1993年 当時人気だった枝豆スナックに追随。 〇梅おにぎり味 ほんのちょっとだけ酸っぱい梅風味、というかあまり酸っぱくなかった。 〇レッドロブスター味 1987年 〇アメリカンホットドッグ味 1982年 〇マリンビーフ味 1982年 〇テリヤキビーフ味 〇ホルモン味 〇うまいうまいバーママの味 うまい棒関連商品のひとつ。 なのだが発売日、味などを知る人はなく謎に包まれている。 〇カレー味 チキンカレーと入れ替え。 〇サラダ味 ヤサイサラダと入れ替え。 〇元祖さすがたこ焼き味 たこやきと入れ替え。 〇かばやき味 甘い。堅い。 だがそれがいい。 〇ココア味 初代は普通サイズ。 二代目は短くなりクリームが入った。 〇キャラメル味 初代は普通サイズ。 二代目は短くなりクリームが入った。 〇バーガー味 てりやきバーガーと味が違うかは不明。 〇なっとう味 正直無くなったのが不思議なくらい美味い。だがなっとうのネチャネチャまで再現されているので人を選ぶ。 因みにぷっすまで某有名シェフに食わしたところ、当時発売されていたうまい棒のなかで一番うまいといった。 類似品に「茨城名物なっとう味スティック」がある。こちらはサクサク。 企画中 キャラメル味(NEW) ココア味(NEW) たこ焼き味の変更 2008年6月27日14時15分頃、茨城県常総市鴻野山にある、 主にうまい棒たこ焼味を製造していたリスカ株式会社の製造第3課工場の大乾燥機から出火し、工場が全焼した。 工場内のうまい棒を乾かす大乾燥機から煙が出ているのを従業員が発見し119番通報したが工場内の製造機が殆ど焼失し、 菓子の原料となるトウモロコシや食用油等も燃えてしまった。事件当時、工場内には20人ほど従業員がいたが無事避難した為怪我人は出なかった。 値上がり 数年前から原材料の高騰に伴い値上げが行われた。 変化したのが値段ではなく内容量の為、消費者の中には未だに気付いてない人もいた。 2007年秋までは内容量8gだったものが、原材料の高騰に伴い6gに実質値上がりした。 また、最近では5gまで減らされている。 「たかが2gじゃね?」とか思った奴はもう一度考え直してほしい。 減ったのは2gだがパーセンテージでは25%。実質的には相当な値上げである。 ……しかし、懸命の企業努力も昨今の情勢には太刀打ちかなわず、2022年からは12円へと値上げを余儀なくされることとなった。 この余波で「うまい棒○○本分」がちょっと計算しづらくなってしまった。 食べ方について 勘違いされている人が多いが、本来の食べ方は、円柱になっている本体を潰し、細い棒にしたものを食べるのが本来の食べ方らしい。 円柱の袋を持ち、底辺を叩きつけて 「ポン!」 と出すと手が汚れずかっこいいが、大半は底辺がグシャっとなる。 コラボについて ゲーム『スターオーシャン』シリーズでは度々うまい棒とのコラボを行っており、同作のシステム「アイテムクリエイション」で作れる回復アイテムとして登場する。 今のところ、以下6作で登場している。リメイク含め、シリーズ本編で登場していないのは『4』だけ。 『スターオーシャン ブルースフィア』 『スターオーシャン Till the End of Time』(SO3) 『スターオーシャン5 -Integrity and Faithlessness-』 『スターオーシャン6 THE DIVINE FORCE』 (以下リメイク) 『スターオーシャン1 First Departure』 『スターオーシャン2 Second Evolution』 フレーバー毎に別アイテムとして存在する妙な拘りを見せており、うまい棒愛好家はコレクションしてみてはいかがだろうか。 最新作の6では(ネタバレ注意) [部分編集] 料理と言うカテゴリが無く、戦闘中でも使える回復アイテムとして登場。HPを30%回復するだけでなくパラメータや属性耐性を強化する追加効果を持ち、その効果は味ごとに異なる。また味について一言コメントがついている。 IC「調理」で「ひみつのパウダー」を使う事で確定で生成ができる。 必須素材が割と手に入りやすい事とバフ内容も有用なので、量産しておけば便利な回復アイテムとなる。 映画『ランボー』とのタイアップで、「ラン棒~明太子味~」なんてのも発売されていた。 映画『日本以外全部沈没』ではお金の無い外国人の貴重な食糧として登場する。 しかし原料の高騰により一本10万円する高級品へと変貌した。 又、銀河英雄伝説では… 何と公式の松竹にて、アスターテ会戦 うまい棒でやってみたというタイトルでコラボ(…?)した。 内容は6万1千本ものうまい棒をブルーシートに乗せ、同時移動が可能にした上で人力でこれを動かすという…何とも言えない企画が行われた。 更にレーザー光線や爆発、立体的な映像も小規模ながら吊るしたり、ストローを使用したりして再現されるという… 尚、使用されたうまい棒は新潟市内の各所に寄付された模様。よかったよかった。 追記・編集は全ての味を食べ尽くした人にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 袋ごと電子レンジに入れると発火するので注意。 -- 名無しさん (2013-08-16 04 31 43) なっとう味はすげぇはまった -- 名無しさん (2014-02-20 15 56 41) 昔よくたこ焼き味食い過ぎて晩飯が食えなくなったなぁ あの頃に戻りたい -- 名無しさん (2014-02-20 17 47 17) あの袋のドラえもんのパチモンみたいなキャラはなんなんだろう? -- 名無しさん (2014-02-20 18 06 46) チョコレート味が大好きです。 -- 閲覧者 (2014-02-22 17 20 11) なっとう味ってまだあるでしょ?某お菓子問屋で売ってた -- 名無しさん (2014-02-23 21 04 23) コンポタ味を濃く甘くしたようなシュガーラスク味が好き。 -- 名無しさん (2014-04-16 00 14 53) 艦これキャラのコスプレも披露。あのマスコットは女だったのか? -- 名無しさん (2014-06-04 21 23 16) 納豆はまだあるね。取扱店が少ないだけ -- 名無しさん (2014-06-18 05 18 12) ↑×6 あのキャラの名は「うまい坊や」。未来のおいしい物を過去である現代に伝えに来た少年。実家はレストランを経営しており、その厨房の様々な調味料を使用し、一番おいしい「うまい棒」の開発に余念がないとの事。因みにあの姿は未来の技術で開発された「ウマイスーツ」を着ている為の外観。ウマイスーツは防熱防寒防水仕様で、水中や宇宙空間、四次元空間での活動も可能。以上が設定の全てですが…もちろんウソです。 -- 名無しさん (2014-06-18 06 22 55) なっとう味を肴にビールが進む進む -- 名無しさん (2014-08-18 14 12 32) ↑2ウソかよ! -- 名無しさん (2014-08-18 16 57 35) このウソ話し、うまい棒を知らない子供に話したら新人じゃない? ネタバレしてドッキリするの楽しそう -- 名無しさん (2014-08-22 03 50 30) 公式未設定っぽいし、もう↑4が公式でいいんじゃね? -- 名無しさん (2014-08-22 07 29 59) なんかアニメとかとコラボしてるムービーがカオスだったうまい棒・・・ -- 名無しさん (2014-08-22 08 52 39) 「どうだ、俺のうまい棒は。こいつをどう思う?」 -- 名無しさん (2014-08-22 11 11 23) ↑「すごく…おいしいです…」 -- 名無しさん (2014-08-22 11 36 36) あのキャラをちゃんと調べたら、正式な名前はなく、うまえもん、や、うまいBOY等の通称があるのみだそうだ。生年月日は1978年9月13日、遠い星からやって来た異星人で10年に1度歳を取り、趣味はコスプレとの事。全てマジ。 -- 名無しさん (2014-08-30 08 51 29) ↑追記:血液型はA -- 名無しさん (2014-08-30 08 52 14) ドラえもんのパクリだ‼‼って誰も怒らないのかね? -- 名無しさん (2014-10-05 20 02 55) ↑趣味がコスプレだから。 -- 名無しさん (2014-10-05 21 24 51) ↑あれはドラえもん、もしくはその亜種のコスプレであって真の姿ではないと……? -- 名無しさん (2014-10-28 10 30 47) なんか、やおきんとどっかのおもちゃ会社のコラボのPVはカオスで腹筋崩壊 -- 名無しさん (2014-10-28 21 42 48) 銀魂のサブタイにもなったけどそれなりの量を食べると意外と腹持ちする。 -- 名無しさん (2014-10-28 21 48 14) つかダグに書いてある星野源って誰? -- 名無しさん (2014-10-28 21 55 38) 10円で売ってるから買い物の微調整に便利。 -- 名無しさん (2014-10-28 22 04 23) なっとう味は復活した -- 名無しさん (2015-01-23 10 35 07) 友人から誕生日に300本ぐらいもらって、料理の調味料とかにして消費したって人の話を聞いたことがある…(結構イケるらしい)。 -- 名無しさん (2016-02-28 03 00 38) やきとり味とピザ味を目撃しました -- 名無しさん (2016-05-01 20 35 23) クイズマジックアカデミーで、あのキャラの名前がうまえもんっていう問題があったが、あれって愛称だよな? -- 名無しさん (2016-05-01 20 42 33) 別の番組ではうま「い」もんっていう名前だった気がするんだけど…勘違いかな? -- 名無しさん (2016-05-01 20 49 53) 100円くらいの少し高いのもあるけど正直10円のと味はそんなに変わんない。 -- 名無しさん (2016-06-23 22 31 17) めんたい味はもう駄菓子と呼べないくらい完成されている。美味すぎる。 -- 名無しさん (2016-12-18 20 06 23) あのキャラクター本人の名前さえよくわからんのに妹出てきたな -- 名無しさん (2017-03-17 17 33 55) 一日に何本食べれるか試した事あるが30本前で満腹になった -- 名無しさん (2018-08-12 16 07 37) スターオーシャン2セカンドエヴォリューションでもコラボしてるよ -- 名無しさん (2018-08-12 17 01 01) うまみちゃんって知ってるか? -- 名無しさん (2018-08-12 17 14 20) 納豆ってまだ売ってるよね?普通に見かけるんだが -- 名無しさん (2018-08-12 20 13 15) やきとり味はどうしたぁ!? -- 名無しさん (2019-02-07 10 38 59) 流星のロックマン3とコラボしたことあるよ -- 名無しさん (2019-02-28 14 15 53) ヒーローバンクもだ -- 名無しさん (2019-02-28 14 40 45) めんたい味の「めんたい」って、そもそも何なんだ…… -- 名無しさん (2019-04-09 18 06 30) 新味出たぞオラァ!有りそうでなかった「のり塩」味だ! -- 名無しさん (2020-07-12 10 17 02) 円に次いで日本で用いられる通貨単位で、為替は10円=1うまい棒のほとんど固定相場であるが、何故か実際に通貨として使用されることは少ない。 -- 名無しさん (2020-07-14 17 14 06) メンタイのメンタイってのはスケそりゃトウダラの事よ 明太って書いてスケトウダラのことだそうだ -- 名無しさん (2020-07-14 18 03 08) 正直なところ他の駄菓子よりうまい棒の方が旨いから自分の中では優先順位が高い。 -- 名無しさん (2021-04-23 00 21 18) 10円から12円に値上げするのか…。 -- 名無しさん (2022-01-21 22 00 56) 今まで量を減らしてでも10円を保ってきたが遂にか…大袈裟と言われるかもしれんが個人的には時代が動いた感じだわ -- 名無しさん (2022-01-21 22 02 45) パロディ映画「日本以外全部沈没」で扱われてるのが妙に印象的だったなあ -- 名無しさん (2022-01-21 22 32 16) ドラ〇もんみたいな謎のイラストが苦手で食べたことがない、それこそ「日本以外全部沈没」での扱いと某chの管理人とマメシバの飼い主が好きなイメージ -- 名無しさん (2022-01-21 22 53 31) 潰して食べるって知らなかった。だからうまい棒をカットするやつが売ってたのか…? -- 名無しさん (2022-04-12 21 27 46) なっとう味いまはないのか -- 名無しさん (2022-10-28 01 24 31) うまい棒の保管ボックスがとあるところの返礼品であるらしいが(1本収納可、約10万円)でも本来の食べ方考えると実際要らないよね…コレクトアイテムになるのかな? -- 名無しさん (2023-12-17 22 56 04) ↑誤送信済まない。しかし耐衝性はかなりのもの。なんかよく分からないけど…凄いのよね(笑) -- 名無しさん (2023-12-17 23 00 12) とんかつソース味は一時期めんたい味より辛かった記憶がある。だから買う時にはこれだけ避けてたな。今はそうでもないけど -- 名無しさん (2024-03-25 15 08 58) 名前 コメント
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「未来とは、原理的に予測不可能である」 大学時代、そんな文言に出くわしたことがある。 確か、『カオス理論』とか、そんな感じのタイトルの本の、はしがきを読んでいた時だ。 初めて見たとき、私はそれを嘘ではないかと疑った。 なぜなら、世には占星術という未来予知の手段が実在するし、 それはきちんと理論体系に基づいて組み立てられたものだと記憶していたから。 だが、本の内容を読み進めていくにつれ、私はなるほどと納得するようになった。 理論に対する感覚が養われたからだろう。 それ以来私は、占いというものを一段上の目線から眺め下ろすようになった。 例えば、テレビに細○数子さんの顔が映るとき。 午前零時、子供もすっかり寝かしつけた後、 私はいつもの様にベランダに出て、デジタルカメラを構え、真南の空に向けてシャッターを押した。 今日の日付は七月七日。私と双子の妹の誕生日だ。 星空を眺めつつ、これであの子よりも十歳年上になったのか、とぼんやり思った。 一息つくと、私は部屋に戻り、机の上に束ねて置いてあるUSBケーブルを手に取り、作業を開始した。 撮った星空をパソコンに取り込むのだ。 ペイントソフトを起動し、今取り込んだ写真を開く。 ところで、私がこうして南の空を写す習慣をつけたのは、星空そのものを観察したかったからではない。 その空には、ある一つの星が浮かんでいる。 十年前に観測を始めたこの星は、明るさで言うと五等星で、夏の間しか現れない。 それは別に、何の変哲もないただの恒星なのだが、長年観察しているとこれが少しずつ位置を変えているのだ。 その星がどのような軌道で動いていくのかは、わからない。 本によると、天体の運動というのは、単純ではなく、捕えどころのないものらしい。 私はペイントソフトのツールバーから適当な機能を選び、 その観察対象としている星に薄く赤い点をかぶせ、印をつける。 それにしても、この星の軌道は、随分と気まぐれだ。 東に寄ったと思えば、西へ大きく動いていたり。 まるであの子のようだな、と思った。 ……天気予報とは外れるものだ。 前日のテレビでは晴れだと言っていたのに、外は見事な土砂降りだった。 私とつかさが二十歳を迎えた日だった。 天気予報が外れるといえば、石○良純さんの顔が浮かぶが、 彼でなくとも予報をしくじることはある。 そもそも彼の天気予報を見たことはないが。 とにかくも、予報外れの豪雨の中、つかさは安っぽいビニール傘を持ち、家路を歩いていた。 傘代の500円は、妹にとって予定外の出費だっただろう。 私は家で、手慣れないケーキ作りに励んでいた。 時折お茶目な姉の冷やかしを浴びながら。 そういえば、高校時代までの、通う先が同じだった頃は、私とつかさはいつも二人揃って帰宅していた。 また、大学生になってからも、六月になってつかさが料理関係のサークル活動を始めるまでは、 電車の駅から家までの道を一緒に歩いていた。 だから、一人帰りを始めて間もないつかさが帰路を来ることには、少々の不安があった気がする。 冷蔵庫の中に、予想以上に形の崩れた、ホイップクリームまみれの円柱形スポンジが収められた頃には、 雲の切れ目から月が冷やかに地上を覗いていた。 雨とはいえ、つかさが家の外にいる時間としては、遅い時間帯だった。 私はつかさの携帯電話に連絡を入れてみた。 応答は全く無い。 プルル、という発信音にピッ、という通話終了の音が繰り返すだけの無用な時間が過ぎていく。 痺れを切らした母が自宅の電話から警察に通報を入れたのは、 私の携帯電話の発信履歴の約半数が、「つかさ」の文字で埋め尽くされた頃だった。 翌朝、警察官の押したインターホンとともに、つかさは私達家族の前に姿を見せた。 ロープでぐるぐる巻きにされ、海水で潮にまみれた死体となって。 事の経緯は次のようなものだったらしい。 つかさは家の300mほど手前の道路を歩いていた。 いつもならそれは大通りなのだが、日付が日付で浮足立っていたからか、 大通りから数区画離れた、細い脇道を歩いていたという。 晴天の日なら、その道はある程度人の通行がある。 しかし、あいにくの大雨で、その一本道はまったくの無人状態だった。 だから、後ろから黒い自動車が近寄っていることに、つかさを含め誰も気が付かなかったし、 その子の身体を車内に引っ張り込むのは容易だったのだろう。 車は家とは反対の方向に向かいスピードを上げていく。 目撃者によると、その運転の様子は随分乱暴だったという。 犯人は初犯だったらしく、慎重に運転するには余裕が足りなかったのかもしれない。 数分もしないうちに、二車線の、少し大きな通りに出た。 そこは川の右岸に沿う、曲がりくねった道だ。 道に入り200mほど進んだ所に、やや急な右カーブがある。 路面は雨で濡れていて、行き交う車が、派手な水しぶきを噴きかけ合っていた。 黒い車が、そのカーブに差し掛かる。 犯人はアクセルを踏みこみ、ハンドルを勢いよく右に切った。 車体が順応して右に傾きかけた。 その瞬間だ。 タイヤがスリップした。 制御が利かない。 犯人はパニックに陥る。 どうすることもできなくなった車体は、大きく回転しながら古びたガードレールに突っ込み、そのまま川へと転落した。 発見されたその車の窓は開いていたという。 恐らく、転落直後に、動転した犯人が脱出を試みたのだろう。 しかし溢れ返った川の水流は、空いた窓から勢いよく車体内へ流れ込み、二人を車外へ放り出した。 川の下流の方へ流され、海に漂着するころには、二つの体は力を失っていたという。 翌日、新聞の一面には、大きな見出しとともに、この気まぐれすぎる事件の成り行きが記されていた。 記事名は「雨の日の生んだ悲劇」だった。 「未来とは、原理的に予測不可能である」 真っ黒な空に赤い印付きの星の画像を映した、パソコンのモニタの前。 私は、あの日の出来事を思い返しながら、この言葉を幾度となく反芻していた。 あの日私の頭の中には、あの出来の悪いケーキを食べながら、 つかさとお互いの誕生日を祝うという未来しか組み立てられていなかった。 だから、そのつかさが哀れをとどめぬ姿になって帰ってきたことは、全くの予想外だった。 私でなくともそうだ。 家族の誰が、つかさのあのような悲惨な最期を予想できただろうか。 つかさも、帰りの道中に突然体をさらわれ、 連鎖した不幸の果てに海へ流され絶命するという未来を予想できただろうか。 そして世間の誰が、こんな仕組まれたカラクリのような事故が現実に起こり得るなどと、予想できただろうか。 この世に未来を100%予知する術は無い。 占いや天気予報だって、当たるときもあれば、外れることもある。 そして、よもや起こるとも考えなかった事態が、突然やってくることもある。 それはあの五等星が、突然方向や速度を変えて動くように。 溜息をつくと、時刻は午前一時を回ろうとしていた。 私は今モニタに映っている画像を、名前を付けて保存した。 ファイル名、「tsukasaboshi_20200707.jpg」。
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事前交流会:ソル・シエール組事前交流会:メタ・ファルス組 導入~Lv1開始 虚の試練 Lv1終了~Lv2開始 命の試練 Lv2終了 ボス戦~ゲーム終了 エンディング前半後半個別・全体ED 水の試練 心の試練 金の試練 闇の試練 文字色説明 GM GM発言・描写など 雑談など PL/PC アイラ: PC発言・PL発言・雑談など ゼロ: PC発言・PL発言・雑談など session DS-A-5 2023/03/09 BGM Ash from 穢翼のユースティア(葉月(オーガスト), 2011) Composed by スミイ酸 三つの試練を終えて中央の部屋に戻ってくると、様子が一変している。 部屋は全体的に暗くなり、代わりに三つの光球が天井近くに浮かんでいる。 また、周囲にあった円柱の台座は姿を消している。中央の六角柱の台座についてはそのままだ。 > よし、綺麗な三角形だな! > なんかちょっと神秘的な色合いになった ヤグシャ:「……さすがに3つクリアするとちゃんと違うわね」 アイラ:「ええ、なんとなく不思議な雰囲気ですわね」 ゼロ:「……次は何が来るのやら」 中央の台座を調べます ヤグシャ:こっちも台座を見に行く 台座の黒いタッチパネルディスプレイらしき部分には、中央になにかの模様が表示されている。 この部屋の床に大きく描かれているものと同じようだ。真ん中の部分だけが緑色になっている。 ヤグシャ:「なんだろ、これ」 アイラ:台座に近づいて 「ふむ……」 とだけ アイラ:緑色部分に触れてみます 『光に向かい、手を伸べ、唱えよ』 声が聞こえてくる。ディスプレイには何かの文字列が表示されている。 + 拡大図 ヤグシャ:「光って、あの光の球のこと?」 ディスプレイはまだ見てない アイラ:「これは……ヒュムノス語でしょうか?」 ゼロ:「ヤグシャ、読めるか?」 アイラ:「おそらくあの光に向かってこのヒュムノスを唱えよ、ということなのでしょうが……」 ヤグシャ:「あっ、いつの間に。待ってね、えーと……」 ヤグシャ:「……?」 アイラ:「どうかしましたか、ヤグシャさん?」 ゼロ:「……?」 ヤグシャの様子をちょっと探りたい ヤグシャ:「微妙に文章になってないのよね。単語とかはだいたい分かるんだけど……」 ゼロ:「単語の羅列というだけで、文体としては整っていない、ということなのか?」 ヤグシャ:「アイラのだと思われる青い部分は、『歌う』……の次が『科学』? もしくはeiとquenなのか…… それから、『人間は可能』」 アイラ:「『謳う』『科学』『人間は可能』……? ふむ、何のことやらさっぱりですわね……」 > 水: sarla eiquen walasye zatt ヤグシャ:「ゼロの紫のは、……上が全く分からないけど、詩に関係する気がする。下は『時代の記憶』」 > 虚: nos re hym memora ebbra ヤグシャ:「で、白い部分が……『機械よりも』? と『塔のナントカも』」 > 金: we mushenar. oz tauxis ala. ヤグシャ:「読めるけど読めない、そんな感じ」 ゼロ:「これは……並べ替えの類か? それとも……」 アイラ:「これは翻訳した言葉を……唱えるにはちょっと難しそうですわね となるとここに書かれているヒュムノスのスペルを読めば良いのかしら?」 ヤグシャ:「ただ、ここに点が付いてるから、ここが文章の最後じゃないかなとは思う」 白い文の最後の点を指で触れる 『ウェ ムーシェナー オズ タウキス アラ』 と声が聞こえます ヤグシャ:「あっ」 もう一度文章のところに触れてみる また聞こえます 内容は同じ ヤグシャ:「発音はしてくれるみたいね」 アイラ:「なるほど、それなら私にもなんとかなりそうですわね」 青文字に触れてみる 『サルラ エイクェン ワラーシェ ザッ』 >アイラ ゼロ:紫字の単語を指でなぞったりしてみる 『ノス レ ヒュム メモーラ エブラ』 >ゼロ アイラ:「『サルラ エイクェン ワラーシェ ザッ』『サルラ エイクェン ワラーシェ ザッ』…… よし、覚えましたわ!」 ヤグシャ:「で、光に向かって……なんだっけ」 アイラ:「手を伸べ、唱えよ。だったかと」 ヤグシャ:「それじゃ……」 振り返って白い光球に向きなおる 「……片手? 両手?」 アイラ:「……さあ? そこまでは指示されていなかったかと」 と自分も青い光球の前に立ちます ヤグシャ:「微妙に親切じゃないわね……まあ片手でいいか。だめだったらもう1回」 片手を伸ばして 「ウェ ムーシェナー オズ タウキス アラ」 呪文を唱えると、白い光球は爆発するように砕け散り、消えた。 同時に、中央部分の天井に小さな穴が開いた。 ヤグシャ:「……なるほどね?」 穴を見上げて ゼロ:「ふむ……」 紫の光球へ向かい 『ノス レ ヒュム メモーラ エブラ』 左手を光球に掲げて唱える 同じように紫の光球が弾けて消え、天井の穴は広がります アイラ:「『サルラ エイクェン ワラーシェ ザッ』」 両手を光球を掬うかのように伸ばします 3つめの光球も弾けて、天井の穴は部屋の中央部の柵で区切られた区画と同じサイズになった。 ヤグシャ:「やっぱりね。ねえ、ここに来た時のことは覚えてる?」 アイラ:「ええと……『高みを目指す者 魔の力を借りよ』 『魔の詩のごとく 声の元に宝玉を』『試練を突破し力を自らのものとせよ』でしたっけ?」 ゼロ:「あの中央の箱から来たな。……あの箱に乗った方がいいのか?」 ヤグシャ:「そうじゃなくて。昇降機に乗って下りてきた感覚があったでしょ。 でも天井には何もなかったから、どこから下りて来たのかと思ってたのよ」 アイラ:「ああ、そう言われると確かに」 ゼロ:「……中央の足場が動くんじゃないのか?」 そうこうしているうちに部屋は元通り明るくなり、天井には大きな穴が残った。 台座のディスプレイの表示が変化している。 文字列は消え、中央の模様は中心の周囲が緑色に点滅するようになり、隣に三角のマークが現れた。 ヤグシャ:「……たぶん、そういうことになるでしょ」 中央へ移動し椅子らしき突起の一つに座ります アイラ:アイラも続いて中央へ ゼロ:中央へ移動 ヤグシャ:「……」 まだ何も起こりません ゼロ:三角のマークに触ってみる 三角の表示に触れると、短い警報音が鳴った。 柵の開いていた場所が閉まり、その内側の床全体が上昇を始める―― どのくらいの距離を上昇しただろうか。やがて、目的地に到達したようだ。 部屋の様子は先ほどまでいた場所と基本的には変わらない。 違うのは、シャッターの上のパネルが入れ替わっていることと、 円柱の上には装飾品は無く、代わりにパネルと同じ色に光る半球が乗っているくらいだろうか。 『最初の試練を越えた者よ 光に触れてその収穫を得よ』 『更なる試練に打ち勝ち 殻を破り外へと還れ』 BGM Halbmond from 穢翼のユースティア(葉月(オーガスト), 2011) Composed by スミイ酸 ヤグシャ:「更なる試練……ここが2段階目ということになるのかな」 ゼロ:「……どれに触れるかは、自由という事か?」 アイラ:「ここの試練をクリアすればこのゲームはお終い、ということでしょうか?」 ヤグシャ:「どっちにしろ、結局はやってみないと分からないわね」 二人に対して ◆成長 ここで以下の操作を行うこと: ・データ上のキャラクターレベルを2上昇(CL4になる) ・成長ポイント/探索用成長ポイントはCL4基準(それぞれ11ポイント)で振り直してよい これに伴ってMPの変動がある場合は、現在値を新しい最大値に合わせること ・緑魔法支援スキルを2つ追加で取得する ただし、[緑魔法・上級]を少なくとも1種取得できるようにする必要がある (つまり、[緑魔法特化:○]か[緑魔法発展]のどちらかが必須) ・[シンクロナイザー]についても、別の緑魔法支援スキルに変更してよい なお、これ以降は取得変更は原則として不可能になる > ここでキャラクターシート更新作業が入ります > なので今日はこれ以上は進めません RPなどあればどうぞってくらい ゼロ:「少し……力の制限が軽く感じるな」 アイラ:「あら? そう言われれば……」 ゼロ:「恐らく次の試練に耐えられるように調整しているのだろうな」 ヤグシャ:「マークから予想される内容も高度になってそうね。 心とか時とか……相変わらずよく分からないものもあるけど」 アイラ:「アメーバみたいなのもありますわね、あれは何でしょう?」 はっ、まさかアメーバに変身する魔法……!?」 > なんだそりゃw > アイラさんは至って真面目です() ヤグシャ:「……エグゼク・フリプじゃあるまいし」 アイラ:「フリプが何かは存じませんが、流石に変身はないですよね……」 (まあヒーローみたいな変身はしてみたいですけれど) > ヒーローw > アイラさんは至って真面目です(二回目) > アイラさん、そういうのすっごく好きそう(変身とか色々) ヤグシャ:「すっごい変身したそうな顔してるけど」 ゼロ:「先ずは少し休憩をしてから、改めて考えるか」 アイラ:「それが良さそうですわね」 > 発展・シンクロナイザー・命が第一候補かな 特化も捨てがたいんですけども > 発展は1人持てばいいという考え方もある まあもちろん、その人は負荷増えるだろうけど…… > あとはあれだ 支援スキルとしては拡大は重要かもしれない > ただし拡大使うとMPが飛ぶぞー > アイラは交渉持ちだしRPの面で協調性の表れでシンクロナイザーを持っておきたいという理由もあるんですけどね > まあもちろんシナリオを進めるのに不利そうなら捨てますが > 虚無基礎シンクロ発展、発展CL3効果での取得は闇にしました。 > 発展取ってるので初級5種も獲得です。以上。 > あーゼロさんもシンクロナイザーを取ったのか、まあいいや、入れちゃえ() > なんか先の流れからして必須かなーと思って > 早く色々できるようにはなりたいけど、多分そこまではいかないよなーって session DS-A-6 2023/04/06 ヤグシャ:「休憩か。ちょっと疲れた?」 アイラ:「いえ、特には。魔法を体験できて興奮しているのかもしれませんわね」 ゼロ:「常に冷静でいる必要がある。何時何が起きるかは分からないからな」 アイラ:「ええ、冷静でいることは必要なのですけれども、ゲームなのでつい……」 ゼロ:「いや……寧ろ遊戯だと割り切って気楽に進むアイラの感覚が一般的なんだろう」 > アイラが冷静だったことがあるか? (今までの行動を振り返りながら) > たまに……はじけますね……w アイラ:「ええ、こういった遊戯はほとんど興じたことがありませんので、やっぱり楽しいんですの」 ヤグシャ:「まあいいんじゃないの? ゲームの種類にもよるかもしれないけど、少なくともこれはそういうゲームじゃなさそうだし」 ゼロ:「そうか。……俺としても、こういう戦い以外の分野の知識を鍛える遊戯は、存外悪く無いと感じる」 > ゼロさんはウォーフレーム(対戦シューターのやつ)やったら強そう > 近距離タイプで暴れるのもいけそうだし、遠距離からスナイプしまくるのも強そう、実際。 > 変則武器でアサシンしまくってチーター疑いかけられそうな予感もするけれどな……w > えーw アイラ:「これから世界中の人々ともっとこういう形式で遊べるようになるといいですわね」 ヤグシャ:「……そうかもね」 アイラ:「今もこうやって現実で出会うことが難しいお二人と顔見知りになれたことが奇跡のように感じます」 ヤグシャ:「……」 ばつが悪そうにしている > ヤグシャさんの新しい表情差分を引き出したぞーーーー!!!! どんどこどん!!!! > 細かいところ見てるなw(実際使ったのは全卓通じて初のはず) ゼロ:「……奇跡、か」 少し視線を逸らしている ヤグシャ:「本当に、ね…… こういう平和が続いてくれればいいんだけど」 小声で ゼロ:「……永遠なんてものは無いからこそ、俺達は出来るだけの事をする。……それだけだ」 アイラ:「ええ、そうですわね」 > ゼロさんの反応でアイラの育ちの良さのバフパワーを感じる > 確かに ヤグシャ:(永遠なんてない、か…… 『いずれ会う機会も』、ことによると敵として会いそうなのがちょっと嫌なのよね) > お? ヤグシャ:「さて、結局、どれを選ぶ?」 アイラ:(あのハートマークを抱き抱えているアイコン……。あれはほぼ心に関するものと見て間違いなさそうですわね。 あそこにある能力はプラティナにいた頃なら人心掌握術として役に立つものだったかもしれませんわね) ゼロ:(三日月、か。それとも、日蝕か月蝕の類か……砂時計も気になるが……) > アイラさん今回唯一の看破持ちだし アイラ:「私はあちらの心を象徴しているであろう場所に行こうかと」 ヤグシャ:「心……だとすると何をやらされるのか全く分からないけど。まあいいんじゃないかな」 ゼロ:「俺は向こうに行ってみる」 月のマークが描かれた黒いシンボルの方へ向かう ヤグシャ:「私はあれにしようかな」 ピンク色のほうを指して > 正三角形が崩れた瞬間であった ヤグシャ:「アイラはアメーバとか言ってたけど。あの色と形が示しているのは花なんじゃないかなと思う。 花を咲かせる試練とかだったらいいでしょ?」 アイラ:「確かに……! それは素敵ですわね……!!」 ヤグシャ:「さっきアメーバに変身する魔法とか言って、変身したそうにしてたじゃない」 アイラ:「それは忘れてくださいな……」 > アメーバ変身願望 > アメーバ変身願望と書かれるとだいぶ倒錯した願いに感じる件について ゼロ:「確かに、花弁が一枚で繋がっている花もあるな。 ……俺も多面的に物事を見る力を身に付けるべきか?」 真面目に考え ヤグシャ:「で、なんだっけ。光に触れるんだっけ」 ピンク色の半球に近づいていく アイラ:「ええと、確かそうでしたわね」 と言って水色の半球に近づきます ゼロ:黒い半球に手を触れてみる 黒い半球が鈍く光り出し、ゼロのチョーカーの宝玉も共鳴するように輝き出す。 そして両者を繋ぐように光の筋がひとすじ流れ、すぐに消えてしまった。 アイラ:水色の半球に触れます ヤグシャ:「あ、やっぱりそういう感じになるのね。首飾りを二重に付けるわけじゃなくて」 ゼロのほうを見つつこちらも触れてみる 以下同 同じような反応が二人にも起こります > 試練はどれからいきましょうかね > 一階の時とは逆回りしてみます? ヤグシャさん→アイラ→ゼロさんって感じで > いいですねー、そうしましょ。気になるし。 ヤグシャ:「…… やっぱり失敗したかもしれない。この力、花とはちょっと違う感じがしなくもない」 アイラ:「あら、そうなんですの?」 ヤグシャ:「いや、花に使えなくはないんだろうけど……なにか、微妙に違うような気が」 ゼロ:「……部屋の中と試練内容を見ない事には始まら無さそうだな」 ヤグシャ:「そりゃそうだけど」 ため息一つ ヤグシャ:「それなら、誰のから行く?」 アイラ:「一階の時とは逆回りで行くのはどうでしょう?」 ゼロ:「となると、ヤグシャ、アイラ、俺の順番か?」 アイラ:「ええ」 ヤグシャ:「私はそれでもかまわないけど。 ……結局アメーバの試練になってしまうのか? 乞うご期待……」 テンションやや下げ > 草 アイラ:「だ、大丈夫ですわ! ヤグシャさんをアメーバになんかさせません!!」 > なんだこの流れw > フォローになっていないフォローを入れるの巻 > あ、一応確認 ゼロアイラヤグシャの三人は、クリアする前に第二階層の属性と試練のチェンジの可不可はまだ分からない感じですか? > PCとしてという意味ですよね > 示されてはいませんが、たぶん無理そうとは思うかも チョーカーと違って付け替えられなさそうだし > なるほど > PC視点については把握しました。これPL視点でも不可能という認識ですかね? > はい それはキャラシ修正の時に示してる > どうにもならないときの救済措置として以外は不可のつもり > 了解ですー アイラ:命の試練に入ります ゼロ:ついて行きます ヤグシャ:「いちおう私の試練のはずなのに先に入っちゃって。よっっぽどアメーバが好きなのかな……」 最後に入ります > アメーバ好きにされちゃったwww > ガスト系列あるある:ユニークな感性持ちヒロイン 事前交流会:ソル・シエール組事前交流会:メタ・ファルス組 導入~Lv1開始 虚の試練 Lv1終了~Lv2開始 命の試練 Lv2終了 ボス戦~ゲーム終了 エンディング前半後半個別・全体ED 水の試練 心の試練 金の試練 闇の試練
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【杜王グランドホテル ワイアットside】 ワイアット「『ワン・ショット・アット・グローリー』ッ!」 O・S・A・G『SHOOOOOOOOOOTッ!!』 『ワン・ショット・アット・グローリー』がリボルバーを構える ダン!ダン!ダン!ダン!ダン! 連続する発砲音 空気を裂いて『敵スタンド使い』へと猛進する弾丸は “一発も相手に命中しない” 全ての弾丸が、相手を避ける様に逸れていく ワイアット「(――馬鹿なッ?!)」 ???「なんだよサービスショットってか?お前、顔色が悪いぜ」 ???「さて、と。『ジプシー・ロード』」 『ジプシー・ロード』が、六本の腕で空気を撫でる様に動かした後、五本の腕を突き出した ワイアット「(なんだアレは…『矢印』…?)」 『ジプシー・ロード』の掌から、円錐と円柱を組み合わせたような物体が放たれる ???「俺の名はビステッカ。テメェを屠る奴の名だ、よォーーく覚えておきな」 ビステッカは小袋を二つ取り出して、中身をワイアットへ向けて散弾の様にばら撒いた ワイアット「ッ!?――『石』?」 ワイアット「(だが、こんな投げ方では一発も俺には当たらな――)」 ビュオンッ!!と バラバラにばら撒かれた石が、“空中で向きを変えて”ワイアットの全身へ降り注ぐ ワイアット「ぐ、あァァァッ!?」 大量の石に挟まれるような打撃を受けたワイアットは、一歩二歩後退して、何とか体を支えた ビステッカはそれを満足そうに見て、ステップを踏むかの様に足を地面から浮かせる ワイアット「(奴の――)」 ビステッカ「どうだい痛いかい。てめェは俺の敷いた『道の上』を『歩かされて』んだよ、そゥら」 トン、トン、トンというリズムが、突如喪失する いや、ビステッカは『スタンド像』ごと低空を“かっ飛び”ながら肉薄してきたのだ 途中、『スタンド』が空中に浮かぶ『矢印』に触れながら、あっという間にワイアットの目の前へ到着した ワイアット「(奴の能力は――)」 『ワン・ショット・アット・グローリー』が銃を構え、発砲する だが ビステッカ「無駄だ!」 『ジプシー・ロード』の腕が、引き金を引くより一歩早く動き、『矢印』を射出する 結果、全ての弾丸が跳ね返り、ワイアットの体を貫いた ワイアット「ご…ふッ……」 ワイアット「(――『矢印』に触れたものの『向き』を変更させる能力か……ッ)」 ビステッカ「うらァッ!」 『ジプシー・ロード』が力任せに右腕を振るう 咄嗟にそれを『スタンド』でガードするものの、ボロボロの体では支えきれず、密集する車の中へ吹き飛ばされていった ワイアット「(畜生…最悪の気分だぜ…。だが、やるしかねぇ)」 『スタンド』が、星型のバッヂを手に取った ビステッカ「さて――止めと行くか」 目の前の男はまだ立ち向かうつもりなのか、震える足で立ち上がっていた ビステッカ「死に物狂いで努力したところで一歩も近付けやしねェんだよ。いい加減諦めて楽になれ」 『ジプシー・ロード』の掌に収まっている『矢印』は五つ 残りの一つは先程地面スレスレを“滑空”した時置いて来たままにしてしまっていたが、問題は無いだろう ビステッカ「全く、相手が悪かったなァ?」 ワイアット「………」 ビステッカ「そら、此処がテメェの『人生』の『終着点』だ。早いとこ――」 ワイアット「……『人生』とは何か、知っているかい」 ビステッカ「……何ィ?」 ワイアット「『人生』とは『人として生きる事』。人とは傲慢で、利己的で、意地の汚い生き物だ。 だが、人として生きる以上、その事実は受けいれなければならない、受け止めなければならない。 それを理解した上で生きる事こそ、『人生』と言う。これが分からない人間は、生き抜く事なんて到底不可能なんだ」 ┝゛┝゛┝゛┝゛┝゛┝゛┝゛┝゛..... ビステッカ「(な、何だ…コイツから溢れ出るこの「スゴ味」はッ!)」 ワイアット「相手が悪かったのはどちらか、教えてやるよ。『ワン・ショット・アット・グローリー』ッ!」 『スタンド』がリボルバーを構える! ビステッカ「性懲りもなく――無駄な事を。『ジプシー・ロード』ッ!」 連続する乾いた発砲音 全ての弾丸が跳ね返され、それはワイアットの顔面に――“当たらない” ビステッカ「な、何だと…ッ!弾丸が全て…地面に集中して――ッ」 ワイアット「お、おォォォォォォォおッ!!」 『ワン・ショット・アット・グローリー』の右手が空を切る ビステッカ「何だ、『星型』のバッヂ……?叩き落せッ、『ジプシー・ロード』ッ!」 『矢印』を避けるように投擲された二枚のバッヂは、それを叩き落さんと拳を振るった『ジプシー・ロード』の両手に張り付いた ワイアット「オラァ!」 ビステッカ「ッ!?チィッ!」 リボルバーを鈍器の如く振りかざす『ワン・ショット・アット・グローリー』の一撃を、『スタンド』でガードする ザザザザザッ!と、水浸しの地面がビステッカの靴底を擦る ワイアット「………」 ビステッカ「(クソッ!とっとと『矢印』を回収しねェとマズイ……ッ!)」 ワイアット「いいぜ…回収しろよ、『矢印』を」 ビステッカ「何だとテメェ……ッ!人をナメくさりやがってッ!」 激昂したビステッカは、『矢印』を回収することもなく『スタンド』をワイアットへと差し向けた ワイアット「しないのかい、唯一の可能性だったのかもしれないのによ。じゃあ、此処がお前の『終着点』、だ」 『ワン・ショット・アット・グローリー』がリボルバーを構える ビステッカ「(多少ならば『ジプシー・ロード』のスピードで弾き返せるッ!ある程度の被弾は構わねェ…野郎をぶっ殺してやるッ!)」 ダダダダダダン! ビステッカ「そゥら来たッ!これで終わりだッ、『ジプシー・ロード』ッ!」 カカカカカカィンッ と、『スタンド』の六手が弾丸を真横へ弾いていく ビステッカ「勝ったッ!死ねィッ!」 ワイアット「……BAN」 ビステッカ「―――――……は?」 ビステッカの、『ジプシー・ロード』の動きが止まる ビステッカ「な、何だこりゃァーーーーッ!!!」 両手が、無い 厳密に言えば、“めちゃくちゃに破壊されて”いる ビステッカ「だ、弾丸は確かに弾いて……」 『ジプシー・ロード』の六手には全てボロボロに崩れていた “マーカー目掛けて戻ってきた複数の弾丸に、他の手ごと貫かれて” ワイアット「二本しかない本体に対して『スタンド』は六本、跳ね返ってくるダメージは相当のものだろうね」 ビステッカ「あ、や、『矢印』を」 最早、『矢印』を回収するための腕が無い ワイアット「『人生』って奴は、馬で行くことも、車で行くことも、二人で行くことも、三人で行くこともできる。だが、最後の一歩は自分ひとりで歩かなければならない」 ワイアット「――『ワン・ショット・アット・グローリー』ッ!!」 銃声――静寂 【スタンド名 ジプシー・ロード】 【本体名 ビステッカ】 敗北、再起不能.... 【スタンド名 ワン・ショット・アット・グローリー】 【本体名 ワイアット・アープ】 勝利⇒To Be Continued....... < 前へ 一覧へ戻る 次へ > 当wiki内に掲載されているすべての文章、画像等の無断転載、転用、AI学習の使用を禁止します。 [ トップページ ] [ ルールブック ] [ 削除ガイドライン ] [ よくある質問 ] [ 管理人へ連絡 ]
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名前:セシウ・キルヒアイス 眼:晶光眼 魔力を持つものから魔力を抽出し、結晶化させる眼 セシウは「金」属性魔法を使用する際、必ずその魔力結晶を使用する 人間など生物からの抽出も可能である 種族:人間(魔法使い) 性別:女 年齢:18歳 一人称:私 二人称:お前 三人称:あいつ 口調:堅苦しい 口癖:「馬鹿者が」 容姿1:眼鏡、ベレー帽、フライトジャケットの下にタートルネック、ホットパンツ、ニーソックスにブーツ 容姿2:160㎝、55㎏ こんなんです 装備:魔導大剣「プレート」 …魔力を生み出す青い鉱石を板状に切り出した巨大な両刃剣 る○剣の斬馬刀みたいな容姿だと思ってもらえれば大体正解 剣の魔力に干渉することで、魔力障壁を張ることが可能 また、これ自体を魔力結晶として使用することも出来る 人間の寿命と比較すると、ほぼ無尽蔵と言える魔力タンクだが一応有限 一日に取り出せる魔力にも限界があるのでセシウは緊急時以外にはタンクとして利用しない 使用技:「金」属性魔法(下記参照) 職業:魔法使い兼錬金術師 戦術:固定砲台 タイプ:パワー系魔法使い 設定: 中道学園高等部魔法科3年B組所属 風紀委員 非常に頑固かつ融通が利かない性格をしている 風紀委員になったのも、「校内の雰囲気がどうも気にくわないから、上から抑えつけて改革したろう」という発想からだった 休み時間中は自分の席で腕を組んでムスっとしているか、校内を視察し風紀の乱れや性の乱れにあれやこれやと圧力をかけるかの2択 あまりに堅苦しくかつ前時代的な行動・発想から風紀委員の部下にすら引かれており、わりと人望が無い その面倒くさい人間性からついたあだ名が「鉄の女」「カミナリおばさん」である 前者はともかく後者で呼ばれるとキレる。通常の3倍キレる 身も回りもキチっとしていないと死んじゃう人なのでヤンキーとか大嫌い そのリーダーが同学園に在学中とあってブラックスネイクは親の敵のように嫌っている 一人対ブラックスネイクの全面戦争の日は近いかもしれない 一転、錬金術師、魔法使いとしてはそれなりに名を挙げている その二つの技術を融合させた「金」属性魔法を考案したが、実用性の低さから本人以外にまったく広まっていない いつか「金」属性魔法を世界の魔法使い達に認めさせるべく日々研究を重ねている 最近太股のセルライトが目立つようになってきたのが悩み 「金」属性魔法発動手順 ステップ1:召喚魔法で異世界に干渉 ↓ ステップ2:召喚した異世界の金属を錬金術で錬成 ↓ ステップ3:それらに魔術式を組み込んで魔術化 の3段階を踏む必要があり、通常の魔法と比べ高度の魔力錬成能力と多くの魔力、時間を必要とする また、錬金術を挿んでいるためこの魔法で生み出された物体は使用後も消えることがない ほぼすべてが金属の塊で出来ているので、下級魔法ですら高い殺傷能力を持っているのも特徴 セシウは魔力の収束・錬成・構築能力は一線を画するものを持ってはいるものの、 元の魔力貯蔵量が極端に少なく、下級魔法を一度発動しただけで枯渇してしまうレベル。ドラクエ換算で魔法使いの癖にMP:5とかそんなん 本人は自身の眼で作り出した魔力結晶とマジックアイテムでドーピングしつつ、半ば意地で魔法使いを続けている ―――「金」属性魔法一覧――― ※魔力結晶一つはドラクエ換算でMP 20程度 ≪下級魔法≫ 鉄鋼輪(ギギ・ギア・ギア) …魔力結晶使用量 2 直径20㎝ほどの歯車を弾丸のように飛ばす 『魂無き冷鉄の輪よ、時と共に我が敵を刻め――鉄鋼輪(ギギ・ギア・ギア)!』 縛鎖竜(ジグザグ・ミサンガ) …魔力結晶使用量 2 太い鎖を生み出し、敵を捕縛する 『魂無き冷鉄の竜よ、その身で天を衝き我が敵を捕らえよ――縛鎖竜(ジグザグ・ミサンガ)!』 斬鉄輪(ルル・ネイル・ネイル) …魔力結晶使用量 2 地を這うバズソーを生み出し、射出する 射出した後はやめられない止まらない 『魂無き冷鉄の刃よ、その身をもって生者の血肉を大地へと捧げよ――斬鉄輪(ルル・ネイル・ネイル)』 螺鋼弾(アッパー・ラ・ガン) …魔力結晶使用量 3 ドリルを生み出す 弾丸のように射出したり、地面に潜らせ地雷のように使ったりと応用可能 『魂無き冷鉄の螺旋よ、汝を阻む物、我を阻む物、全てを穿ち、砕け――螺鋼弾(アッパー・ラ・ガン)!』 鉄塵壁(ジャンク・ウォール) …魔力結晶使用量 3 巨大な鉄の壁を生み出し、物理的な攻撃を遮断する 『魂無き冷鉄の城壁よ、我に仇名すもの全てを拒絶せよ――鉄塵壁(ジャンク・ウォール)!』 魔鋼壁(マジック・プレート) …魔力結晶使用量 4 魔術式と魔方陣が刻印された金属プレートを配置し、それを起点として魔力を帯びた攻撃や「眼」の能力を一時遮断する障壁を張る プレート自体が破壊されるか、障壁を1度張ると効果がなくなり、自壊する 『魂無き冷鉄の刻印よ、智慧無き者共の愚行全てを否定せよ――魔障壁(マジック・プレート)!』 ≪中級魔法≫ 鉄鋼榴砲(サディステック・コロナ) …魔力結晶使用量 7 ┗再着火(リロード) …魔力結晶使用量 1 巨大な大砲を生み出し、着弾と共に爆発し一面を焼き尽くす砲弾を撃ち出す 基本的に一発撃つだけの使い捨てだが、リロードすることで再度攻撃することができる 『魂無き冷鉄の魔弾よ、天の業火で穢れた大地を薙ぎ払え 汝の焔は全ての者を導く光となる――鉄鋼榴砲(サディスティック・コロナ)!』 炸裂金管(ハイファイ・ホルン) …魔力結晶使用量 8 巨大なスピーカーを1組生み出し、広い範囲に及ぶ衝撃波を発生させる 回避不能の攻撃となるものの、スピーカーに近いセシウ自身もある程度影響は受けるため 使い時はあまり来ないかもしれない 『魂無き冷鉄の調べよ、哀れなる現世に至高の賛美歌を轟かせよ 汝は天より堕ちた嘆きの歌姫也――炸裂金管(ハイファイ・ホルン)!』 鬼鉄撃鎚(アルテミス・ハンマー) …魔力結晶使用量 8 対象の頭上に巨大な円柱状の鉄塊を転移させ、その重量で押し潰す 転移させる鉄塊の質量の大きさからか、射程範囲はそれほど広くない 『魂無き冷鉄の拳よ、我の怒りと憎悪をその身に宿し、裁きを下せ 穢れた者共の蔓延る世など、砕け散れ――鬼鉄撃鎚(アルテミス・ハンマー)!』 ≪上級魔法≫ 天地開闢の星(サジタリウス・デバイス) …魔力結晶使用量 200 衛星軌道上に巨大な衛星兵器を構成し、地上の指定したポイントへのレーザー照射を行う セシウの切り札だが、尋常でない量の魔力を必要とするため、使用することもほとんどない 召喚・錬金・錬成・構築・詠唱、それぞれに多大な時間と精度を要求される ぶっちゃけサジタリウス・デバイスって言いたいがためにこのキャラ作った 『時は満ちた――今こそ、腐敗した現世を我が手、そして汝が手で粛清する! 葉はいらぬ、水もいらぬ、大地もいらぬ、全てを滅びへと導く炎と雷を 新たな世の創世の光を!汝の腕から解き放て――――天地開闢の星(サジタリウス・デバイス)!』
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元素主義の焦点化呪文 アップドラフト 焦点化1 Updraft アンコモン 風 ドルイド 力術 出典 Secrets of Magic 201ページ、Rage of Elements 60ページ;この呪文にはより新しいバージョンが存在する。ここをクリックすると新しい記述に移動する。 発動 [two-actions] 動作、音声 距離 60フィート; 目標 クリーチャー1体 セーヴィング・スロー 基本反応 強力な風が地面から噴出し、目標を宙に飛ばして地面に打ちつける。この衝突は基本反応セーヴを伴う2d6の[殴打]ダメージを与える。失敗すると、目標は伏せ状態になる。 高レベル化 (+1) ダメージは2d6ずつ増加する。 クラッシング・グラウンド 焦点化1 Crushing Ground アンコモン ドルイド 地 変成術 出典 Secrets of Magic 200ページ、Rage of Elements 61ページ;この呪文にはより新しいバージョンが存在する。ここをクリックすると新しい記述に移動する。 発動 [two-actions] 動作、音声 距離 60フィート; 目標 クリーチャー1体 セーヴィング・スロー 反応; 持続時間 1ラウンド 術者は地面を引き裂いて閉じ、潰す。目標のクリーチャーは反応セーヴを伴う2d6の[殴打]ダメージを受ける。 大成功 目標はなんの効果も受けない。 成功 目標は半減ダメージを受ける。 失敗 目標は全てのダメージを受け、立ちすくみ状態になり、移動速度に−10フィートの状況ペナルティを受ける。 大失敗 目標は2倍のダメージを受け、立ちすくみ状態かつ動けない状態になる。目標は術者の呪文DCに対して“脱出”を試みることができる。“脱出”しない場合、目標は呪文が終了する際に追加で2d6の[殴打]ダメージを受ける。 高レベル化 (+1) 最初のダメージと追加ダメージは2d6ずつ増加する。 コンバスチョン 焦点化3 Combustion アンコモン ドルイド 力術 火炎 出典 Secrets of Magic 200ページ、Rage of Elements 61ページ;この呪文にはより新しいバージョンが存在する。ここをクリックすると新しい記述に移動する。 発動 [two-actions] 動作、音声 距離 120フィート; 目標 クリーチャー1体 セーヴィング・スロー 頑健 術者はクリーチャー1体に持続する炎を着ける。この炎はクリーチャーに4d8の[火炎]ダメージと2d6の持続[火炎]ダメージを与える。目標は頑健セーヴを試みなければならない。 大成功 クリーチャーはなんの効果も受けない。 成功 クリーチャーは半減ダメージを受けるが、持続ダメージは受けない。 失敗 クリーチャーは全てのダメージと全ての持続ダメージを受ける。 大失敗 クリーチャーは2倍のダメージと2倍の持続ダメージを受ける。 高レベル化 (+1) 最初のダメージは1d8ずつ、持続ダメージは1d6ずつ増加する。 ストーン・ランス 焦点化3 Stone Lance アンコモン 攻撃 ドルイド 地 力術 出典 Secrets of Magic 201ページ、Rage of Elements 61ページ;この呪文にはより新しいバージョンが存在する。ここをクリックすると新しい記述に移動する。 発動 [two-actions] 動作、音声 距離 120フィート; 目標 クリーチャー1体 持続時間 1分 術者はギザギザの石の槍を招来し、敵に向かって放つ。目標に対して呪文攻撃ロールを行う。命中したなら、従知者は6d6の[刺突]ダメージを与え、槍は敵を貫いて“脱出”するまで移動速度に−10フィートの状況ペナルティを与える。大成功してクリーチャーが地面にいるなら、槍は地面に目標を打ちつけ、“脱出”するまで動けない状態になる。貫かれた後に“脱出”したクリーチャーは3の持続[出血]ダメージを受ける。呪文が終了すると槍は泥に変わり、“脱出”していない目標は解放される。 高レベル化 (+1) ダメージは2d6ずつ、“脱出”時の持続[出血]ダメージは1ずつ増加する。 パルヴァライズ・カスケード 焦点化3 Pulverizing Cascade アンコモン ドルイド 力術 水 出典 Secrets of Magic 201ページ、Rage of Elements 61ページ;この呪文にはより新しいバージョンが存在する。ここをクリックすると新しい記述に移動する。 発動 [two-actions] 動作、音声 距離 120フィート; 範囲 半径10フィート、高さ20フィートの円柱 セーヴィング・スロー 基本反応 術者は2つの高くそびえる波を立てて互いに叩きつけ、その間に挟まれたクリーチャーを粉砕する。範囲内のクリーチャーは基本反応セーヴを伴う5d6の[殴打]ダメージを受ける。 高レベル化 (+1) ダメージは2d6ずつ増加する。 パワフル・インハレーション 焦点化3 Powerful Inhalation アンコモン 風 ドルイド 力術 出典 Secrets of Magic 201ページ、Rage of Elements 60ページ;この呪文にはより新しいバージョンが存在する。ここをクリックすると新しい記述に移動する。 発動 [two-actions] 動作、音声 範囲 半径10フィートの放射 セーヴィング・スロー 基本頑健 術者は周囲の空気を急速に吸い込み、自分のためにため込む。この呪文の発動時に範囲内にいたクリーチャーは基本頑健セーヴを伴う5d6の[殴打]ダメージを受ける。このセーヴに失敗したクリーチャーは耳に触る囁きにために1ラウンドの間会話できなくなる。セーヴに大失敗したクリーチャーは1ラウンドの間会話できず、息をする必要のある能力を使用できなくなる。これにより発話の必要な能力(音声要素のある呪文の発動など)やブレス攻撃および類似の能力を使用できなくなる。 この呪文に対するセーヴを試みる空気で作られたクリーチャー(エア・エレメンタルなど)は、ロールした結果よりも一段階悪い成功段階を用いる。 高レベル化 (+1) ダメージは2d6ずつ増加する。 ライジング・サーフ 焦点化1 Rising Surf アンコモン 召喚術 ドルイド 移動 水 出典 Secrets of Magic 201ページ、Rage of Elements 61ページ;この呪文にはより新しいバージョンが存在する。ここをクリックすると新しい記述に移動する。 発動 [one-action] 動作 距離 30フィート 術者は水の波を作り、障害物を避けたり、波に乗って地面から高いところに移動したりする。術者は地面から5フィートまで上昇し(これにより多くの移動困難地形の効果を受けない)、35フィートまで移動する。術者はしっかりと足をつけられる、空いた空間で移動を終了しなければならない。この移動は“歩行”ではないが同様に距離を計測し、移動を要因とするリアクションのトリガーになる。術者は自分以外のものと一緒にこの呪文で移動することはできない。 高レベル化 (+2) 移動する距離は5フィートずつ、高度の上限は5フィートずつ増加する。 ワイルドファイアー 焦点化1 Wildfire アンコモン 召喚術 ドルイド 火炎 出典 Secrets of Magic 201ページ、Rage of Elements 61ページ;この呪文にはより新しいバージョンが存在する。ここをクリックすると新しい記述に移動する。 発動 [two-actions] 動作、音声 距離 30フィート; 範囲 半径10フィートの爆発 セーヴィング・スロー 反応; 持続時間 維持、1分まで 灰と炎の薄い層が範囲内の地面を覆う。この範囲は障害地形となる。範囲内の地面を移動したクリーチャーは、移動中に移動したマス毎に1の[火炎]ダメージを受ける。範囲内でターンを終了したクリーチャーは反応セーヴを試みなければならず、失敗すると1の持続[火炎]ダメージを受ける。 この呪文を維持するたび、爆発の半径が5フィートずつ増加する。 高レベル化 (+2) ダメージと持続ダメージは1ずつ増加する。
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そして私は老人の色欲と、若者の絶望と、二重の唾液に汚されたこのパイプの前にひざまずき、 神々しい牡牛たちとオランダ・フロリンを、父と娘を、ありありと眼前に思い浮かべる―― すると、もう何一つ望まなくなるのだ。 ――『農場主のパイプ』 イリヤ・グリゴリエウィチ・エレンブルグ ▲▼▲▼▲▼▲ 12/22(木) 06 00――天気 曇り、のちに雪。 センタービル。 空を覆う雲の隙間から僅かに差し込む陽光を受け、ビルの窓ガラスは淡く輝いていた。 そこの屋上に、一人の男が立つ。 彼の名は【スティーブ・ロジャース】。 またの名をキャプテン・アメリカと言う。 盾を抱えた米国の英雄は、ビルの屋上から日本の小さな都市を見下ろしていた。 早朝と言うこともあり、外を出歩く人影はまばらであり、静かだ。 「平穏」という概念を具現化したかのような景色である。 だが、それはあくまで見た目だけのこと。 スティーブは、現在の冬木市に蔓延る不穏な気配を確かに察知していた。 「マスター」 その時、スティーブの隣に突如人影が降りた。 否。 人型の竜の影が降りた。 影の正体はバーサーカー――【ファヴニール】。 此度の聖杯戦争において、スティーブが召喚したサーヴァントである。 実体化したファヴニールは、己が主人に向かって語りかける。 「俺が召喚されてからもう数日が経つ……そろそろ聖杯戦争が本戦に突入すると見て良いだろう」 ファヴニールが告げたのは、本格的な戦争の開始の予測であった。 屋上に吹く寒風を浴びながら、スティーブはそれを聞き、頷く。 それから、口を開いて、次のように答えた。 「本番が始まれば、当然戦いは激化し、この街が受ける被害は更に増加するだろう。大規模な大量殺戮だって、起きるかもしれない――」 だけど、と彼は言葉を続ける。 「そんな事態は、僕が必ず止めてみせる。バーサーカー、君も協力してくれるのだろう?」 「勿論だ。俺は正しい者(おまえ)の為に戦うし、正しい者(おまえ)が守りたいものを守る。この前そう決めたはずだ」 「ああ、そうだな。でも、改めて聞けて嬉しいよ」 スティーブはそう言って、笑う。 朧げな朝日を浴びた彼の笑顔は、見る者に安心と勇気を与えるものであり、まさに正義の象徴に相応しいそれであった。 ▲▼▲▼▲▼▲ 早朝の住宅街。 灰色の雲に覆われた空の下。 ジャージ姿の【恵飛須沢胡桃】は走っていた。 道路には昨晩降った雪がまだ残っており、彼女が踏み込むたびにシャリ、シャリと小さな音を立てる。 たとえ聖杯戦争の場であっても――いや、聖杯戦争の場だからこそ、肉体の鍛錬は怠れない。 いざという時に体力がたりなかった、では済まされない事態が、今後起こり得るのだから。 「はっ、はっ、はっ……」 ランニングのリズムを整えるように息を吐く胡桃。 寒い早朝であるにも関わらず、彼女の息は白くなっていなかった。 胡桃の体温が外気と同じくらい冷たくなければ、起こりえない異常である。 「…………」 それに気付いた胡桃は、唇をきゅっと一文字に閉じて息を止める。 しかし、それでも走るスピードは尚も上がり、彼女は喫茶店の横をぴゅんと駆けて行った。 ▲▼▲▼▲▼▲ 街角の古びた喫茶店。 開店直前の店内に、まだ客はいない。 店長と、女性店員が二人で開店の準備を行っている。 カウンターの拭き掃除をしていた女性店員――【安部菜々】は、窓ガラスの外を横切ったジャージ姿の女子高生を目にした。 「こんな朝早くからランニングだなんて……若い子は体力があって良いですねぇ。私なんて、まだ体のあちこちに昨日の疲れが……」 そこまで言って、はっ! と何かに気付いた表情をする菜々。 「な、なぁ〜んちゃって! ナナもまだ十分若いですからね! ランニングなんてやろうと思えば今からでも余裕ですよ! うん!」 「……いったい誰に向かって言い訳をしているんだい?」 厨房で食材の確認をしている店長からツッコミが入る。 老人でありながらよく通る彼の声は、カウンターの拭き掃除をしている菜々まで届いた。 自分の独り言が聞かれて恥ずかしかったのか、菜々は顔を真っ赤にし、へへへ、と頭をかいた。 「ところで安部さん。そっちの掃除が終わったら、裏口のポストから新聞を取ってきてくれないかな? こっちはまだ確認が終わりそうになくてね」 「はい! もちろん!……新しい新聞はレジ横の棚にある、古いやつと入れ替えればいいんですよね?」 「そうそう」 その後、菜々はテキパキと、だいたい五分ほどでカウンターの拭き掃除を終えた。 布巾を洗って干し場所に掛け、店の裏口の方に向かって行く。 昨晩降った雪を浅く積もらせるポストは、銀色に輝いている。 雪を払い、そこを開けると、中には何種類かの新聞が届いていた。 それらをまとめてレジに持って行く。 雪の湿気から紙を守るべく施されていたビニールのカヴァーをびりびりと剥がすと、新聞紙特有のにおいが湧き、菜々の鼻腔を刺激した。 「朝のにおい」の一つと言えるそれに、うっとりとする菜々。 鼻歌の一つでも歌いたくなる、穏やかな気分である。 しかし、においの発生源――新聞紙の一面を見て、彼女はぎょっと目を見開いた。 そこに書かれていたのは昨日市内で起きた多数の事件。 人喰い殺人に連続窃盗犯。 そのような物騒な言葉の数々を見て、菜々は唾をごくりと飲み込む。 どうやら、穏やかな朝の時間を送るのは、聖杯戦争の最中では無理らしい。 ▲▼▲▼▲▼▲ 川尻家の食卓。 朝のニュース番組を見ながら朝食を摂るのが、川尻家の日常風景だ。 八時を回り、県内の天気のコーナーが終わった後、先ほどまでだらしない顔をしていた角刈りのキャスターが、急に真剣な面持ちに変わる。 『次に県内で起きたニュースです。最近の冬木市では多くの事件が発生しており、その中でも、◯日ほど前から起きた「人喰い事件」はその異常性と被害規模の大きさから、近い内に警視庁から応援が――』 最近の冬木市は妙だ――と、少年、【川尻早人】は考える。 殺人事件に窃盗事件――犯罪の数があまりにも急に、不自然な勢いで増加したのだ。 キッチンに立つ母の【川尻しのぶ】は「あらやだ、怖いわねぇ」とノン気に言っているが、これは他人事ではない。 ニュースで紹介されている、冬木市で起きた奇妙な事件の数々――これらは聖杯戦争の参加者が起こしたものだと見ていいだろう。 「そうだよね? セイバー」 「ええ、十中八九間違いないかと」 早人の問いに、セイバーと呼ばれた少女――おうすちゃんこと【小碓媛命】は、トーストを齧りながら答える。 やはりそうか、と早人は歯軋りをし、この町の何処かにいる「悪」に対して不快感を表した。 早人はナイフで一口大に切ったハムエッグの白身を口に運び、咀嚼する。 丁度いい焼き加減だ。 父がいなくなって落ち込み、何かと調子が悪かったつい先日までのしのぶなら、こうは上手く焼けまい。 聖杯戦争の参加者に選ばれ、「失踪した夫が戻ってくるかもしれない」と言う希望を抱けたからこそ起きた変化であろう。 だが、その希望は叶ってはいけない。 もしそれが叶ってしまえば、しのぶの夫である川尻洪作ではなく、かつて杜王町を蝕んだ絶望――吉良吉影が再来してしまうからだ。 故に、早人はその願いを阻止するべく、小学生の身でありながら、母と共に聖杯戦争へ参加する事を決めたのである。 (必ず守ってみせるよ……ママ) ニュースで紹介される、凄惨な事件を観て、早人は決意を改めて固めた。 ▲▼▲▼▲▼▲ 住宅街付近を通る路地。 何処かから漂ってきたトーストのいい香りは、【ウェイバー・ベルベット】の鼻腔と胃袋を刺激した。 同時に、まだ何も入っていない彼の腹が、においにつられてギュルルルと音を鳴らす。 彼の隣を歩いている女性――ヴィルヘルミナこと【ヴェルマ・ヘンリエッタ・アントリム】はそれを聞き、クスクスと笑った。 笑われたことでウェイバーは不機嫌な顔になり、彼女を睨みつける。 怒りの籠ったウェイバーの視線を受けながら、ヴィルヘルミナはふてぶてしい笑みを浮かべている。 「そもそも、お前があんな我儘を言わなければなぁ……!」 ムカムカとした感情を吐き出すように、ウェイバーは言う。 彼がこんな朝早くから腹を空かせて外を出歩いているのは、ヴィルヘルミナに原因があった。 「我儘って……そこまで言うほどじゃあないだろう?」 「老夫婦に向かって、朝っぱらから『ステーキを食べたい』なんて言うのは、世間的には立派な我儘なんだよ! 」 ウェイバーが暗示をかけて孫だと思い込ませ、下宿している老夫婦――マッケンジー夫妻へ、今朝、ヴィルヘルミナはそのような要求を行ったのだ。 だが、朝食の準備は既に出来ており、そもそもステーキ用どころか細切れの肉すらそう都合よく冷蔵庫にあるはずがない。 困る夫妻と、駄々をこねるヴィルヘルミナ。 見かねたウェイバーは思わず、「近所の二十四時間営業の商店で、ステーキ用……とまでは行かなくても、何か肉を買ってくるよ」と言ってしまったのだ。 彼が朝食をまだ一口も食べていないことに気付いたのは、寝巻きのまま外に出て、玄関のドアを閉じた後である。 ……ちなみに、ヴィルヘルミナは夫妻から「孫がイギリスで作ったガールフレンド」と勝手に思い込まれている。これもまたウェイバーの胃痛を増やす原因の一つだ。 「アウトロウの朝は、肉を食わなきゃ始まらないのさ。それに、世間の常識なんて、高尚な物を私に求めないでくれや」 「そもそも、サーヴァントに食事なんて必要ないだろ!?」 「いーや、必要だね。飯を食った後だと、やる気が普段の五割増しさ。ステーキだと更に三割プラスされる」 「〜〜っ!」 ヴィルヘルミナの軽口に、ウェイバーは憤慨する。 彼女に対する怒りでいつか脳の血管が切れ、聖杯戦争で戦う前に死ぬんじゃあないか――と、彼は思った。 そんなウェイバーの姿を見て、ヴィルヘルミナはまたケタケタと笑う。 その舐め腐った態度が、更に彼の怒りを増長させた。 「いつか、僕がお前のマスターであり、敬うべき相手であることを思い知らせてやるからな! 主従関係を認識させてやる!」 怒りが高まったあまり、ヴィルヘルミナを指差し、宣言するウェイバー。 「おー、いい意気込みだ。その勢いで、ついでに男女関係も結びたいねぇ。はっはっはっ」 ニヤニヤと笑いながら、歌うように言うヴィルヘルミナ。 彼女の軽口に、元々憤怒で真っ赤だったウェイバーの顔は、別の要因で更に紅潮したのであった。 ▲▼▲▼▲▼▲ 人気の無い何処か。 まるでミキサーにでも掛けられたかのように身体が挽肉状になった、『元人間』の死体を見下ろし、【ウェザー・リポート】は眉を顰めた。 腐敗した肉と酸化した血が発する匂いが周囲に漂い、彼の鼻腔を刺激する。 吐き気を催す激臭への嫌悪感を、ウェザーは舌打ちで表した。 と、同時に彼の身体から魂が抜け出るようにして、人型の雲のような『何か』が現れた。 それはウェザーの精神のビジョン――スタンド。 本体と同じく『ウェザー・リポート』という名を持つ、姿形を持った異能である。 顕現した『ウェザー・リポート』は、その身体から四方に向かって気流を発し、その場に漂っていた死の匂いを吹き飛ばした。所謂、換気を行なった訳である。 これほどまでの芸当に観客が居れば、さぞ騒ぎになっていたであろうが、ウェザーの辺りに人の気配はない。 ウェザーが現在居る場所が元々人の通りが少ない場所だから、というのもあるのだろうが、彼のサーヴァントであるアサシン――【貂蝉】が人払いの魔術を行使しているからでもある。 魔術への深い智慧を持つアサシンにとって、この程度の結界の一つや二つは容易く設置出来る物であった。 「なあ――」 周囲に満ちていた、地獄の釜から溢れ出て来たが如き死臭が薄れた事で、漸く口を開く気になったのか、ウェザー・リポートはアサシンに向かって話し掛けた。 「これが、今世間を騒がせている『人喰い殺人』の被害者ってヤツか?」 「ええ、そうでしょう」 ウェザーからの問いに、アサシンは首肯しつつ答えた。 「挽肉状になっている所為で一見分かりづらいですが、この死体には足りない部位が多すぎます。つまり、この人物を殺めた犯人は――」 「そのパーツを食らった、と」 口にするのも憚れるような恐ろしい言葉を口にし、ウェザーは気分の悪そうな表情を見せた。 彼とアサシンがこの原型を留めていない死体を見つけたのは数分前の事である。 何処かに聖杯戦争についての情報が転がってやいないか、と探索していた際、アサシンが死体の居場所を察知したのだ。 最初に学んだ技能が暗殺術であり、暗殺者として生きたアサシンが死の気配に敏感であるのは最早言うまでもなく、彼女が死体の居所を察知出来たのは、鳥が空を飛び、魚が水中を泳ぐのと同じ程に当然の事であった。 「今の冬木市に於いて、こんな事を起こす人喰い――ヤツは十中八九、聖杯戦争の関係者だと考えて間違いないだろうな」 それはアサシンも同じ考えであった。 更に付け加えて言わせてもらうならば、この犯行を行なった人物は短い期間で魂食いを行わなければならない程に燃費が悪く、死体の後処理が出来ないくらいに頭が回らない――つまり、バーサーカーのサーヴァントである事が予想される。 場を引っ掻き回し、死を振りまく人喰いのバーサーカー――それは必ずや、この聖杯戦争において、いつか来る大乱戦の台風の目となるだろう。 「そうなった時はアサシン、アンタの出番ってわけだな」 「いえ。私はあくまでアサシン――暗殺者です。台風に飛び込むなんて事はせず、そっと後ろから相手の心の臓を貫く事しか出来ませんとも」 実を言えば、アサシンの第二宝具を持ってすれば直接戦闘を行う事も不可能ではないのだが……いや、やはりそれでも、バーサーカーを相手取ったり、乱戦に身を投じたりするのは難しいであろう。 アサシンの返事を受け、『ふぅん』と言葉を漏らすウェザー。 「ならば、俺たちが敵の背後を取れるような状況を生み出せば良い。つまり、情報がもっと要る……そうだろう?」 その通り。 今の冬木市には至る所に虚実入り混じった情報・噂が存在する。 それの中から取捨選択し、自分たちが有利に振る舞えるようになれば……ウェザーとアサシンは自分たちよりも格上の主従の首元に刃を届ける事だって、きっと出来るだろう。 死体の検分を終えた後、ウェザーはそのような確信を胸に、また何処かへ向かって歩みを進めた。死体に対して、特に処理は行わない。いくらここが人通りの少ない場所とは言え、いつかは誰かがこれを発見し、警察に通報するだろう。 ウェザーがこれからこの凄惨な現場を生み出した人喰いを追うのか、はたまた別の何かを探すのか。それはアサシンにも分からない。 ただ一つ、彼女が確信している事があるとすれば、『自分の主人は聖杯戦争に対して積極的だ』という事だ。 そして、その確信こそがアサシンが現状第一に求めている物である。 ――まあ、尤も、ウェザーが聖杯戦争に対して積極的なスタンスを取っているのは、アサシンの恣意的な行いによるものなのだが……。 ともかく、ウェザーがこうして外を出歩き、聖杯戦争についての情報を探り回っているのは喜ばしい事である。 しかし、同時に『他人を騙してしまっている』という後ろめたい気持ちも、彼女の心中に僅かながらにしてあった。 そんな感情が胸中に渦巻きつつも、アサシンは次の場所へと向かう主人の背中を追う。 ここで脚を止めるわけには行かないのだ。 ウェザーには悪いが、彼にはこれからもマスターとして働いてもらわねばならない。 全ては――そう、愛する夫の為に……。 ▲▼▲▼▲▼▲ 財務官僚の別荘。 使用人が出した遅めの朝食を食べ終えた【???】――別名「ウェカピポの妹の夫」は、自分の部屋へと向かった。 体調を気遣う使用人の言葉を背に、彼は部屋の戸を閉める。 室内には誰もおらず、こぶし大の二つの物体――鉄球だけが、豪奢な机の上で、主の帰りを待っていた。 その内の一つを手に取り、ウェカピポの妹の夫はベッドに腰掛ける。 彼は、鉄球を持つ方の手に僅かに力を込め、手首部分を四十五度ほど回転させた。 たったそれだけの動作で、重々しい鉄球はシュルルルと軽やかな音を立てて、彼の手のひらの上を容易く回り出す。 どうやら、片目を失った現在でも彼が受け継いだ鉄球の技術は健在らしい。 そのことを確認すると、ウェカピポの妹の夫は手首を、今度は逆方向に回転させ、鉄球の動きを止めた。 室内に再び静寂が訪れる。 (回転の技術そのものは……まあ、以前より大きく劣った、ということはない……。だが、投擲の方はどうだろうか?) ウェカピポの妹の夫は自分の右目――否、かつて自分の右目があった部分を手で覆う。 眼帯に隠された傷跡は今もなお生々しく残り、日夜彼を苦しめているのだ。 たしかに、こんなものがあっては遠近感が狂い、鉄球をマトモに投擲するのは困難になるであろう。 (何処か広い場所――例えば、この邸宅の庭に出て、一度試してみるか?) 己の技量の限界を計るべく、そのような計画を練るウェカピポの妹の夫。 しかしちょうどその時、ビュウ、と冷たい風が部屋の窓を叩いた。 そこに目を向けてみると、外では俄かに雪が降り始めている。 先ほどまでは、曇り空なだけだったのだが、降り出したらしい。 どうやら、この天気で外を出歩くのは無理なようである。 ――やるとしたら、雪が止んでからにするか。 そう諦めたウェカピポの妹の夫は、鉄球を元あった位置に戻し、ベッドに倒れこんだ。 ▲▼▲▼▲▼▲ 市内ショッピングモール「ヴェルデ」。 そこで警備員として働く【ウェカピポ】は、一時間ほど前から降り始めた雪に体を僅かに震わせながら、己の業務をこなしていた。 本日の彼の持ち場は、建物の正面入り口付近である。 時期が時期なので、もう既に冬休みに突入した学生や社会人がいるのだろうか――平日の昼間であるにも関わらず、ショッピングモールを訪れる客は多い。 人が多くなればその分問題が起きる可能性も高くなり、その時は警備員――ウェカピポの出番である。 かつて王族護衛官を勤めていただけあって、彼はこと警備という分野に自信がある。 それに、素手で対応できないような乱暴者が現れれば、懐の中に隠している鉄球をこっそり使うのもやぶさかではない。 鉄球とは、王族を護衛する――人を守る為の技術だ。 そういう場面でこそ、最も役に立つだろう。 けれども、もし、サーヴァント――例えば、今世間を騒がせている人喰いなんかが、おそらくそうであろう――が今この場に現れ、無辜の市民達を襲い始めたとして、ウェカピポは対応出来るだろうか? 答えは否だ。 鉄球と魔術は、代を重ねて受け継がれていく、という点は同じとは言え、根本的に異なる技術である。 そこに、神秘は宿っていない。 それでサーヴァントと戦うのは無理であろう。 痣一つ付けられまい。 つい先日。 聖杯戦争のルールを把握し、シールダー――【ベンディゲイドブラン】と話し合った際、ウェカピポは『サーヴァントと出会った時、鉄球の技術しか持たないわたしはどうすればいい?』と相談してみた。 すると、彼女は騎士然で凛とした表情のまま、次のように答えた。 『そのことをマスターが気にする必要はない。 サーヴァントの相手はサーヴァント――たとえ今この場にかの人喰いが現れたとしても、私が相手をし、必ずや勝利しよう』 そして今。 魔力のパスから、シールダーが近くに居ることをウェカピポは感じる。 先ほどの考えが現実になったとて、彼女はすぐさまウェカピポの元に実体化し、宣言通り彼を守ってくれるであろう。 彼の為に、戦ってくれるであろう。 盾の英霊――シールダーらしく……――。 「…………」 抱いた僅かな危惧にそのような答えを出し、安堵する。 それで気が抜けていたのであろうか。 ウェカピポは横から通りかかって来た男性の存在に気付かず、衝突してしまった。 互いによろめく、だが倒れる事はない。 「おっとっと……ご、ごめんなさい! 少し、考え事をしていて……」 バランスを戻しつつ、先に謝ったのは男性――【アレル】の方だった。 不注意の末、人にぶつかり、どころか謝罪の言葉を先に言われるとは、警備員として失態である。 それを恥じつつ、ウェカピポは男性に向かう。 「いえ、こちらの方こそ申し訳ありません、お客様。 お怪我はありませんか?」 アレルは片手と首を横に振って、大丈夫だ、という意を示した。 「ところで、この建物――」 振っていた片手でヴェルデを指差し、彼は話題を変える。 「いったい何なんです?」 店の出入り口付近でぶつかったため、先ほどは咄嗟に「お客様」と呼んだが、どうやら彼はこの建物が何なのかすら分からない、ただの通行人だったらしい。 冬木市民なら誰でも知っているような建物を指してのそのような質問に、ウェカピポは逆に疑問を感じる。 だが、一瞬後には「多分彼は市外から来た、何も知らない観光客なのだろう」と勝手に解釈し、ここがショッピングモールであることや中に入っているテナントのことについて簡単に説明した。 「ふぅん、なるほど……要するに、酒場や武器屋、その他諸々が集まったみたいな感じか」 アレルは小さく呟いた後、何処かにいる誰かを恨めしげに睨むような目つきをした。 「酒場や武器屋」? 酒場ならまだしも、武器屋は流石にないのでは? そもそも彼はショッピングモールという概念すら知らないのだろうか? 不思議に思ったウェカピポだが、彼自身数日前までは同じくショッピングモールのシの字すら知らなかったのだ。他人にとやかく言える立場ではない。 それに、そんな疑問はウェカピポがアレルの意味深な視線に対して抱いたそれに比べれば、些細なものである。 どうして彼は何かを睨むような目付きをしているのであろう。 そんなウェカピポの疑問に気付いたのか、アレルは焦ったような表情をして、 「いや、こんなにデカくてたくさんの人が出入りする建物は、城か何かじゃなんじゃないか、と俺の――友人? 知り合い? ええと……そう、仲間だ――仲間が言ったんです。 おかげでこんな寒い中、その事実を確認するべく、わざわざここまでやって来るハメになって……全く、恨めしい奴ですよ」 どうやら彼は仲間の言う素っ頓狂な予想に振り回され、ここまでやって来たらしい。 しかし、それならその言い出しっぺの仲間らしき人物が此処にいないのはおかしな話なのだが……。 ともあれ、先ほどの「酒場や武器屋」、そして今の「仲間」といい、彼はやけに妙な言葉を用いる。 もしウェカピポがファンタジー小説やRPGといった娯楽にほんの少しでも触れていれば、「まるでフィクションの中の勇者みたいだな」という感想を抱いたであろう。 (まあ彼が観光客や旅行者なら、同行者を仲間と呼ぶのも、当然と言えば当然のことなのか……?) そう考えているウェカピポを尻目に、アレルは何処かへと去って行った。 彼の背中を、ウェカピポは目で追う。 ふとその時、出入り口付近に貼られていたポスターが彼の視界の端に入った。 それは、今までその存在に気づかなかったのが不思議なくらい、派手で目立つポスターだった。 紙面いっぱいに市内の芸能プロダクション――「442プロダクション」が写っており、イルミネーションが施されて輝いているそれは、まるで魔法の国の城のようだ。 更に、その上から赤と緑というクリスマスカラーの文字で、説明が書かれている。 それを読むと、このポスターが近日市内で開かれる、442プロダクション主催ライブイベントの告知である事が分かった。 『12/24(土) 15 00〜 442プロダクション前特設ステージにて 、クリスマスライブ開催! 詳しい情報は以下のURL、もしくはQRコードから――』 ▲▼▲▼▲▼▲ 新都に立つ、「442プロダクション」の事務所。 時計の針が頂点を回った頃。 明後日市内で開かれるライブに向けて、事務所内はてんやわんやの大騒ぎであった。 というか、軽いパニックさえ起きていた。 書類や職員があっちからこっち、こっちからあっちへと忙しく移動している。 まさに、長く生きた師さえも慌てて走る季節――師走に相応しい光景であろう。 だが、そんな中でも【高垣楓】は静謐な雰囲気を纏っていた。 まるで彼女だけが周りの時間の流れから切り離されたかのようである。 しかし、それはあくまで外見から得られる印象であり、現在の彼女の心中は穏やかさとは真逆の位置にあった。 元の世界と同じ事務所。 だが、そこに楓が信頼するプロデューサーの姿はなく、全く見ず知らずの誰かがそのポジションについている。 よく見てみれば、元の世界で彼女と親しかったアイドルも何人か見られないではないか。 いくつかのピースが欠けたパズルのようであり、けれども、何の滞りなく回る世界。 気を抜けば、まるでプロデューサーたちが最初から居なかったのでは、と思ってしまうほどだ。 なんと歪。なんと奇妙。 見れば見るほど、知れば知るほど、この世界は――怖い。 そんな場所にいて、落ち着いていられるはずなどあるまい。 それを自覚し、楓は改めて決意する。 あの場所に帰りたい。 早く、プロデューサーさんたちと再会したい――と。 それにしても、流石クールアイドルと言うべきか。 動揺及びそれから生まれた改めての決意を、高垣楓は周囲にみじんも悟られていなかった。 先ほども述べた通り、外から見ればいつもと変わらないミステリアスで物静かな、神秘的とも言える佇まいである。 (みんなが慌てていても、あんなに落ち着いていられるだなんて……やっぱり楓おねーさんはすげーです!) そんな楓の姿を少し離れた場所から見かけて、【市原仁奈】は感心、もとい、勘違いした。 仁奈のファッションは、今日届いたばかりであるトナカイの着ぐるみだ。 ライブに向けて、事務所の経費で買ってもらったものである。 フエルトや綿で全身がもこもことしており、内部が暖かい。 衣装としては当然可愛く目立ち、パジャマとしても使えそうな機能性である。 事務員からこれを受け取って着替えた後、早速プロデューサーに見せに行こうとした矢先、仁奈は楓を見つけたのだ。 本当ならば、近くに駆け寄り話し掛け、着ぐるみを自慢したいところだが、今はそんなことをしている暇はないし、向こうも落ち着いているとは言え忙しそうである。 (すまねーです楓おねーさん……プロデューサーさんにおひろめしたら、ちゃんと見せに行くですよ!) 仁奈は心の中でそっと謝り、プロデューサーを探しに、「とてとて」というオノマトペを背負って歩いて行った。 ▲▼▲▼▲▼▲ 442プロダクション前特設ステージ。 【神谷奈緒】は事務所に向かう足を止めて、工事業者によってみるみるうちに設営されていくステージを見上げ、感嘆の息を吐いた。 「雪が降っているのに、すごい手際の良さだなあ……」 「雪が降っているからこそ、手際を良くしなくちゃいけないんだってよ? ほら、このまま降る勢いが激しくなったら、明日は作業が出来ないかもしれないし」 「なるほど……」 隣に居る加蓮からの言葉に、奈緒は納得する。 よく見てみると設置されているのはステージの骨組みや看板だけであり、スピーカーのような電子機器はステージの脇の方でビニールシートを被っていた。 雪が止んでから、あるいは本番直前に設置する予定なのだろう。 それにしても、天気予報によればこのままライブ当日まで――今週いっぱい降雪は続くらしい。 ホワイトクリスマスの中開かれるライブ、と言えば聞こえは良いが、悪天候の中開かれるライブには多少の不安がある。 せめて、屋内にステージを設ければ良いのだが、事務所前の屋外にステージを構えるのが、毎年の恒例らしい。 そんな恒例なんて守るべきものなのか? と奈緒は首を傾げたくなるが、悲しい事にどんなに理不尽で不可解な事でも、伝統や恒例と名のつくものであれば、好例として扱われるのが世の中の暗黙のルールだ。 たとえ雪が降る中であっても仕事を行う作業員たちに、奈緒は哀れみと感謝が混じった視線を向けた。 「くしゅん!」 と、その時、加蓮がくしゃみをした。 「だっ、大丈夫か!?」 冷や汗を流しながら、心配する奈緒。 こんな寒い中、くしゃみの一つや二つは普通のことなのだが、それを加蓮がするのは話が別だ。 彼女は病弱な体質なのである。 こんな寒空の下を出歩くことさえ避けるべきなのだ。 当の本人は「大丈夫大丈夫」と何でもないように言っているが、普段より顔色が若干すぐれない。 もし、このまま風邪でも引けば大変だ。 自分が建設中のステージに目を奪われ、足を止めてしまった事を、奈緒は悔いる。 彼女は加蓮の腕を引いてその場を去り、事務所の正面入り口へと向かった。 自動ドアが開き、彼女たちを飲み込んだ。 それと同時に、暖かい空調の風が二人の体を包む。 ほっと安心する奈緒。 そんな彼女の背後から、ドサッ! と何かが落ちる音とそれに次ぐ悲鳴がした。 振り返ると、自動ドアのガラスの向こうで、【白菊ほたる】が頭から大量の雪を被っている。 どうやら、入り口玄関の上部分にある出っ張りに積もっていた雪が、彼女がたまたま通り掛かった際に落ちて来たらしい。 なんたる不幸であろうか。 「……大丈夫か?」 あまりの不幸ぶりに驚きつつ、先ほど加蓮に言ったものと同じ言葉を、奈緒はほたるに投げ掛ける。 「だ、大丈夫です……」 小動物を彷彿とさせる、可愛らしくもどこか弱々しい声が、半泣きに混じって響いた。 雪を被ったほたるは、「やはり今日は外に出るべきではなかったのでは」と後悔した。 ただでさえ、聖杯戦争の事で不安な中、このような不幸に見舞われてはそう考えてしまうのも仕方がない。 けれども、彼女は首を横に振り、すぐさまその考えを否定した。 ほたるが今こうして家から出て、事務所に出勤しているのは、自分が目指すトップアイドルへの道を諦められなかったからだ。 人を殺したくないし、殺されるのも当然嫌だ。 逃げ道も見当たらない。 それでも、アイドルを続けたい。 ならば、どうすれば良いのだろうか? いくら頭が冷えた所で、その答えは見つからない。 泣きたくなるのを我慢しながら、彼女は頭から雪を払い落とし、正面入り口の自動ドアを潜って、前方の奈緒たちに続いて行った。 ▲▼▲▼▲▼▲ 車体に雪を積もらせながら走るタクシーの中。 向かう先の貸切スタジオが余程楽しみなのか、ウルトラ・スーパー・ギタリストに憧れる青年――【音石明】は鼻歌を歌っていた。 鼻歌のタイトルはジェフ・ベックの『Diamond dust』――冬のこの時期にピッタリな曲である。 本当ならば、鼻歌ではなくギターで弾きたいところだが、それは目的地に着くまでの辛抱だ。 「マスター、今日という今日はあの楽器を譲ってもらうでございますわよ!」 明の隣に座る女――【紅葉】が、そのような事を言う。 彼女の言う『あの楽器』とは、音石の愛用するギターの事だ。 赤髪巨乳の紅葉の服装は、あちらこちらがはだけた露出度の高い和服、という色んな意味で危なく、冬の冬木市においてはこれまた色んな意味で人目を惹くものだ。 タクシーに乗る時も、運転手の視線が何度彼女の身体に刺さったことか。 周囲の情欲を刺激する紅葉のエロティックな姿を気にもせず、音石は答える。 「……馬ぁ鹿、やるかよ。何度言ったって、指一本も触らせてやるもんか」 「ふぅん、そうですの……ところでマスター? 最近、市内で色々と物騒な事件が多発しているらしいですわよ? タクシーの中とは言え、夜道以外にも気をつけなくてはなりませんわねぇ〜?」 「お、脅してんのかぁ!?」 紅葉からの遠回しな脅しに、音石は冷や汗を流す。 しかし、音石のプライド、そしてロック魂はそれに屈さず、彼はギターケースを庇うようなポーズを取った。 「だが、それは無駄だぜキャスター! 反骨精神(ロックンロール)の塊であるこの俺に、脅迫なんざ無意味なのよ!」 「あらあら、そうでしたのね! ならば、本当に身体中の骨を一本一本反らせてみせようかしら? こう……クイッと」 両手の人差し指と親指を使って、何か細いものを曲げるジェスチャーをする紅葉。 なおも続く脅しに、音石は絶句する。 紅葉の指はチョークのように細くて白いが、音石の骨を針金のように弄るのは容易であろう。 何せ彼女はサーヴァントであり、それ以前に人外の鬼なのだから。 「ふ、ふん……お、おお、同じ台詞を言わせるなよ、きゃ、キャスター。この俺に脅迫は……」 「『脅迫』ではありませんわ、『予告』です」 不敵な笑みを浮かべながら、紅葉は自らの指をゴキリと鳴らした。 地の底から響くようなそれに、音石は思わず短い悲鳴を漏らす。 と、丁度その時。 タクシーが貸切スタジオ前に到着した。 「! ナイスタイミングだぜ運転手のオッサン!」 釣りは要らねえ! そう言いながら、音石は財布から引き抜いた一万円を運転手に渡した――彼の家からスタジオまでの運賃の十倍近くある金額だ。 だが、今現在冬木市中から金や物を盗みまくっている音石にとって、それははした金も同然である。 釣りの勘定なんてせずに、彼は一刻も早くスタジオに入り、紅葉とセッションをして、彼女の機嫌を直したかったのだ。 隣の怪物から逃げるように、音石はタクシーの外へと飛び出す。 不貞腐れた顔をした紅葉が次いで降りてきている気配が、背中で感じられた。 ▲▼▲▼▲▼▲ 市内スーパー。 施設内に流れる、夕方のセールを知らせる放送を聴きながら、夕飯の買い物の途中である【直樹美紀】は、自然と笑顔になっていた。 セールが嬉しいのは勿論だが、こんなにも多量の食品に囲まれた環境は、かつて一ヶ月後の食料にすら不安を抱く生活をしていた美紀にとって、楽園と言う他あるまい。 思わず、頬が緩む。 そんな彼女の隣では、フラドレスという、今現在の季節に真っ向から対抗する意思しか伺えないファッションに身を包んだ女性が、騒がしく何かを喚いていた。 「ねー! スーパーにオヘロが置かれていないことはもう諦めるわ! だから、その代わりに苺を買ってもいーかしら? いーでしょ? ねっ!? 今が旬だから絶対美味しーわよー!」 「…………」 豊満に成熟した褐色の身体から放たれるあまりに幼稚なお願いに、美紀は呆れ、ジト目で隣の女性――【女神ペレ】を睨めつける。 いや、こうやって名前を【】で囲んでいると、まるでペレが美紀のサーヴァントであるかのようだが、そうではない。 あくまで彼女は、美紀が呼んだランサー――【カメハメハ一世】に勝手に付いてきた存在であり、サーヴァントですらないのだ。 では当のカメハメハ一世は何処に居るのかと言うと、今現在は街中を探索しに行っているらしい。 マスターを置いて探索に出かけて、いざという時に大丈夫なのかと不安になる美紀であったが、ランサー曰く、 「余がいない間に何か困った事があれば、ペレ様に助けを求めると良い」 との事だ。 あまりにも真摯な表情でそう言われたので、当時は思わず了解してしまった美紀である。 どうやら、カメハメハ一世は女神ペレに並々ならぬ信頼を寄せているようだ。 美紀からすれば、彼女はただのハイテンションで迷惑な人にしか見えないのだが……。 まあ、カメハメハは生前ペレに色々と助けてもらったので、あんなに信用しているのであろう。 だが、美紀がどれだけ想像力を働かせても、自分が困っている時にペレが助けてくれるイメージが全く湧かないのも事実である。 「……ペレさん」 「ん? どーしたの? あっ、もしかして豚肉も買ってくれるの? それなら――」 「違います。あと、シレっと苺を買うことを確定させないでください――ひとつ、聞きたいことがあるんです」 「なに?」 「もし、私が何かトラブルに巻き込まれたら、貴方は何が出来るんですか?」 「ダンスね!」 自信満々で元気の良い即答であった。 「それ以外はなーんにも出来ないわ!」 それを聞き、美紀は買い物カゴを持っていない方の手で頭を抱える。 美紀としては、ペレに炎と暴力の女神らしい戦闘能力――火を操る、とかを期待していたのだが、神でありながらサーヴァントの宝具として無理矢理現界したペレは大幅なスペックダウンを起こしており、今はそのような力を扱う事は不可能らしい。 全く、どうしてランサーはペレを置いて行ってしまったのか。 いっその事、ペレと一緒に探索に行ってくれていた方が、静かに買い物を行えた分まだマシだったろうに――と、不満に唇を尖らす美紀であった。 ▲▼▲▼▲▼▲ 夜が近づきつつある市内某所。 【南城優子】もまた、不満に唇を尖らせていた。 彼女の場合、美紀とは違ってサーヴァントが呼び出した存在ではなく、サーヴァントそのものに不満を抱いているのだから、深刻度はこちらの方が高いであろう。 「んん? どうしたマスター? 醜女と共に一晩共に過ごすことになった男のような顔をして。眉間に皺が寄ってるぞ。 何か不満な事でもあったのか? ストレスが溜まっているのか? 溜まっているのかぁ? もしそうなら、それを解消せねばなあ……精神に不調を患った状態で聖杯戦争に臨むのは望ましくない。 ……どうだろう、ここは余を殴ってみてはどうだ? スッキリするかもしれぬぞ? あるいはもっと快楽的な方法で――」 「……それはアンタがヤりたい事でしょうが。この変態」 優子はその言葉と共に、ありったけの軽蔑の念を込めた視線をキャスター――【マルクス・アウレリウス・アントニヌス・アウグストゥス】に向けた。 並の男子ならば、受けるだけで男としてのプライドが粉々に砕かれ、生きる気力を失いかねない威力を持った睨みだが、当のキャスターは怯みさえしない。 イカれたマゾヒストたる彼が、侮蔑の視線を受けたところで快感以外の何ものにもならないのだ。 相変わらず、うっとりとした微笑を浮かべている。 それを見て、優子の心は不快感と嫌悪で塗りつぶされた。 キャスターの言いなりになるのは癪だが、ここは一発顔面に拳を叩き込み、苛立ちを解消した方が、精神衛生上良いかもしれない。 そこまで考えて拳を振りかぶった時、彼女の背中を悪寒が走った。 自然、振り上げた拳が止まる。 ついに、キャスターの気持ち悪さに身体が拒絶反応を示し始めたのか、と思った優子だが、それは違う。 その悪寒は目の前の変態ではなく、他の何かによって生み出されたものであった。 何処かから漂ってきた不気味な気配を、彼女は本能的に察知したのである。 「どうした? 余を殴らないのか?……もしや、これが噂に聞く焦らしプレイ……?」 などとほざいているキャスターを無視して辺りを見渡し、気配の発生源を探す優子。 だが、周囲に不審な物は見つからない。 (じゃあ、さっきの感覚は何だったの……?) 広々とした敷地に建つ、赤い屋根の邸宅を背後に、優子は首を傾げた。 ▲▼▲▼▲▼▲ 【ウィンチェスター・ミステリー・ハウス】。 市内に立つ恐怖と安寧の館にて、そこの主人である【トニー・スターク】は机の上に広げた大きな紙を見下ろしていた。 そこに描かれているのは、彼が居る屋敷の設計図である。 (まだどこかに改良の余地があるはずだ……。 聖杯戦争の英霊はどれも規格外の存在だと聞く。用心し過ぎて損をする、ということはないだろう) 彼は聖杯戦争の全参加者の中で最も、冬木市の住民の保護に対する情熱を持っていた。 また、それを可能とする知力と、シェルターも彼は有しているのだ。 シェルターの名はシールダー――ウィンチェスター・ミステリー・ハウス。 彼が此度の聖杯戦争で召喚したサーヴァントだ。 屋敷そのものの具現化とも言える存在――メイドは、設計図を凝視するトニーの姿を心配そうに見つめていた。 『お言葉ですがミスタ・スターク。朝からずっと働き詰めでは? 休憩も必要ですよ』 「あぁ、そうだな……って、もう夕方なのか!? 集中しすぎていて、気付かなかったな」 トニーは近くに置かれていた座椅子に腰を下ろす。 シールダーは、室内に備え付けのテレビを起動した。 何か愉快な番組でも見せて主をリラックスさせようと、気を利かせたのだ。 画面に映ったのは夕方の情報番組の生放送であり、明後日市内で行われるアイドルのライブイベントについて特集していた。 ゲストに呼ばれたアイドルらしき、長い茶髪の女性は、インタビュアーからの質問を受けている。 (若い割りに、随分ハキハキと応えているな。流石芸能人と言ったところか) 画面内のアイドルに感心するトニー。 そんな主人の姿を見て、シールダーはふと、自分の髪を指先で挟んで弄りだした。 輪に編まれた長髪からはみ出た一房が、彼女の指の中で踊る。 「? 急にどうしたんだ?」 『いえ、ミスタ・スタークは、やはりこのような髪の長さの女性が好みなのか、と思いまして――』 「違う違う! そういう意味で私はニッタミナミとかいうアイドルを注視していた訳ではないし、君のビジュアルに至っては私が決めたわけではない!」 『ほほう、もう彼女の名前を覚えたのですね。頭脳明晰たるミスタ・スタークの記憶力に感服するばかりです』 フライデイから賞賛の声を受けるも、トニーは悩ましく頭を抱え、自分がシールダーに施したジョーク機能の働きを身をもって痛感するだけだった。 ▲▼▲▼▲▼▲ 新都のローカルテレビ局。 情報番組への生出演を終えた【新田美波】は、楽屋に戻っていた。 これで、彼女の今日の仕事は終わりである。 一日の疲れを下ろすように、彼女は楽屋内の椅子へと座り込んだ。 だが、プラスチック製の椅子は美波の疲れを水のようには受け入れず、その固さで彼女の腰にストレスを与える。 これでは余計に疲れるだけだ。 数分も経たないうちに、美波は再び立ち上がった。 立ち上がり、視線が上昇したことで、先ほどまで角度的に不可視であった楽屋の窓から外の景色が、見えるようになる。 そこには真っ赤な夕焼けに染まる冬木の街――ではなく、厚い雲に覆われた空の下で陰鬱な雰囲気を漂わせている街の風景が広がっていた。 どうやら、雪は明日以降も降り続けるらしい。 これで明後日のライブは無事行えるのだろうか――と、美波は不安に思った。 ▲▼▲▼▲▼▲ 新都某所。 オウルこと【滝澤政道】は、自身のサーヴァントであるバーサーカー――【███(ジェヴォーダンの獣)】と再会を果たしていた。 彼ら二人のどちらかに再会しようという意思があったわけではない。 単に同じ人喰い同士で行動パターンが類似し、その結果宵闇の中で偶々遭遇しただけである。 「ちゃんバサァ。 そういえば、この前は聞かなかった――っていうか聞けなかったんだけどよ…… おまえって何か、聖杯にかける願いはあんの?」 梟は狼に問う。 マトモな返事なぞハナから期待していない。 ただ、何となく聞いてみただけだ。 「███ ██████」 バーサーカーがした返事は、ただの唸りであった。 いや、もしかすればそれには何らかの意味が含まれているのかもしれないが、オウルにそれは理解できない。 オウルはひひっ、と口を歪めて笑う。 同じ人喰い同士、マスターとサーヴァントの関係でありながら、コミュニケーションが全く取れないこの状況に、彼はある種の滑稽さを感じていたのである。 しかし、次の瞬間―― HA HA HA HA HA HA HA HA HA HA HA HA HA HA HA HA HA HA HA HA ――何処からか響いてきた笑い声に、オウルの声は塗り潰された。 バーサーカーはすぐさま頭に生えた獣耳をピンと立て、笑い声の発生源を見つけ出し、そちらを向いた。 オウルもそれに倣う。 笑い声の発生源は近くであり、彼ら二人の後方数メートルほどの場所だ。 そこに居たのは――道化師(【ジョーカー】)であった。 紫のスーツに緑の髪。 真っ白な肌は夜の闇の中で、周囲に降り積もる白雪と同様に目立っている。 「御機嫌よう、グール共」 道化は貼りついたかのような笑みを浮かべ、オウルたちに喋りかける。 だが、その笑顔には親愛的な印象は抱けず、ただ狂気を覚えさせられるばかりだ。 「誰だテメェ」 「道化師(ピエロ)さ。そして、おまえたちの商売敵でもある」 「商売敵ィ?」 敵ならまだしも、商売敵とはどういう事だ? 「オレたちはこの街に呼ばれて以来、せっせと人を殺したんだ」 そう言って、ジョーカーは指を折って数を数える。 今まで殺した人数を確認しているのであろう。 だが、カウントが両手の指で足りなくなった途端、飽きたようにそれを放棄した。 「『こいつは、明日のワイドショーを騒がせるだろう』なんてことも思って、ワクワクしたものさ。 だが、結果はどうだ。 話題になるのは人喰い(おまえら)ばかり! どころか、オレらがやった事の一部まで、おまえらの手柄になっているじゃねぇか! なんて悲しいことなんだよォ!」 オウルは唖然とする。 彼はジョーカーの言っていることの意味が全く分からなかった。 ワクワクした? 手柄? 己のバーサーカーと違い、言葉が通じるというのに、言葉の意味が理解できないのである。 ジョーカーは「そこでだ」と話を再開した。 「オレたちは考えた。『ならば、人喰いなんかでは到底出来ないような、とびっきりの事をしよう』ってな!」 ジョーカーは懐から細くて短い円柱の上部に、スイッチが付いた――ノック式のペンのような物を取り出す。 そして何の躊躇いもなく、そのスイッチを親指で押した。 次の瞬間。 BOOOO OOOOO OOOOOOM! まだ窓の殆どに明かりが灯っていたセンタービル――それが、爆発した。 閃光――次いで轟音が伝わり、爆炎の光を浴びた新都の風景が、夕暮れの景色のようにオレンジに染まる。 周囲に降り積もっていた雪も、爆風によって容易く吹き飛ばされた。 オウルの羽織るローブも、それに乗ってはためく。 ジョーカーはスイッチを放り捨てて腹を抱え、それこそ爆音のように大声で笑った。 「HA HA HA HA HA HA HA! どうだ? 良いライトアップショーだったろう?」 こいつは危険だ――。 今更ながらに、ようやくそう認識した梟と獣は、何らかのアクションを起こそうとする。 だが―― 「出てこい人面犬どもっ! ショーのお次はディナータイムだ!」 ジョーカーの背後から現れた『もう一人のジョーカー』――【フォークロア】がそう叫ぶと同時に、周囲の暗闇から湧くようにして、五匹の人面犬が出現した。 フォークロアの命令に従い、人面犬たちはオウルたちへと襲いかかる。 いや、違う。 オウル『だけ』に襲いかかった! ジェヴォーダンの獣のスキル――『スケープゴート』によって、人面犬のターゲットがオウルに集中した結果だ。 なんと、彼女は自分のマスターを身代わりにしたのである。 オウルが見回してみると、夜闇に溶けるようにして逃げていく獣のバーサーカーの後ろ姿が見えた。 都市伝説の集団を操るフォークロアの力を目にし、『アレとは戦えない』と判断して逃走したのであろう。 そもそも、ジョーカーたちの頭は緑の髪に白い肌と、アメリカのスナックを思わせる色合いであまり美味しそうでなく、彼女の食欲をそそらなかったのかもしれない。 一方、まさか五匹中五匹に噛み付かれるとは思わなかった梟は、一瞬足を止めた。 けれども、次の瞬間には顔を怒りに歪め、次のように叫んだ。 「ふっざけんじゃねぇえええええええええええええええ!!!」 この場合の『ふざけんじゃねぇ』とはジョーカーたちは勿論、狼女にも向けた言葉である。 理屈は分からないが、人面犬のターゲットが自分に集中した原因がバーサーカーにある事を、オウルは直感的に推知したのだ。 右腕、腹部右側、首、腰部左側、右脚。 噛み付いた人面犬五匹をそのままに、十本の犬歯が肉に食い込む痛みなんて感じず、オウルはジョーカーに向かって飛びかかった。 流石の召喚物である人面犬たちも、喰種の全力の駆動には付いていけず、次々と牙を離し、地面に落ちて行く。 まさか噛まれた状態で動けるとは思わなかったのだろう、ジョーカーは一瞬驚いた顔をしたが、すぐさま表情に余裕を浮かべ、「バーサーカー」と自分のサーヴァントを呼んだ。 「HA HA HA! 了解、了解! ――来い来い『ターボババア』!」 オウルが、ジョーカーの喉元にあと僅かで爪を食い込ませられたであろうその時。 彼の真横を紫の風が駆け抜けた。 あまりにも速かったので『風』と形容したが、それはよく見てみると紫色の髪をした高齢の女性である。 喰種の身体能力を持つオウルよりも速い、自動車並のスピードで走る彼女は、オウルを追い越し、その先に立つジョーカーたちを俵のように抱えて走り去っていく。 遠ざかり、夜の暗闇にだんだん小さくなって行きながら、道化師たちは盛大に笑った。 二人の笑い声が重なり、不気味に響く。 HAHA HAHA HAHA HAHA HAHA HAHA HAHA HAHA HAHA HAHA HAHA HAHA HAHA HAHA HAHA HAHA HAHA HAHA HAHA HAHA ▲▼▲▼▲▼▲ 冬木教会。 すっかり夜も更けた頃。 教会内の長椅子に、二人の男女が一メートル程の間隔を空けて座っていた。 一人は黒いローブを羽織り、両目を閉じた男。 もう一人はロシア帽を被り、白い魔法少女コスチュームに身を包んだ少女だ。 奇妙なことに、少女は椅子の上に更に木製の円柱を乗せ、その上に腰を下ろしている。 いや、「腰を下ろしている」というよりも、「円柱上部にある窪みに、腰が嵌っている」と言った方が良いだろう。 太腿の付け根までブーツで覆った両足を放り出し、ぶらぶらと揺らしながら、少女は軽い口調で喋る。 「討伐令出そっか」 討伐令とは、聖杯戦争の参加者全員へ、何らかの報酬と引き換えに特定の参加者を討伐することを依頼する事だ。 決して、軽い感じで出して良いものではない。 だがルーラーは提案を聞いて、そんな主張をすることもなく、 「ほぉう?」 と、ただ興味深そうな声を出した。 「今この状況で討伐令を出すとしたら……まず、あの薄汚い人喰い共は確定だろう?」 「そりゃ勿論だけど?」 即答する少女。 なんでそんな分かりきった事を聞くのさ、とでも言いたげに彼女は首を傾げる。 「ふふ……いや、まさか薄汚い人喰いそのものにして魔女である貴様が、そんな提案をするとは思わなかったのでな」 人喰いだの魔女だのと呼ばれた少女は、不愉快そうに眉を吊り上げた。 てっきり、自分がそんな化物であることを否定するのかと思われたが、そうではない。 「はぁ? 何それ? もしかしてボクが『同じ人喰いだから、彼らがやる事は大目に見てあげよう』と考えているとでも思ったの?」 馬鹿にしないでよね――と。 少女は円柱の上から見下すようにして、ルーラーを睨みつけた。 それを受け、ルーラーは 「おや、気を悪くさせてしまったか? すまんすまん」 と、余裕を持った笑みを浮かべながら謝罪する――おそらく、彼は心の何処かで彼女を下に見ているのだろう。 それを察知したのか、少女はルーラーを許さず、頬を膨らませながらそっぽを向いた。 しかし、数分経てば気が済んだらしく、彼女は再びルーラーを見下ろす。 「……ともかく、滝澤政道とバーサーカー。この子らは討伐確定さ。あまりにも多くの人を喰いすぎている。 そして、もう一つは――」 「道化師共か?」 「そうそう」 道化師共――ジョーカーとバーサーカーも、かなりの人数を無意味に殺戮した。 また、つい先ほどのセンタービル爆破で、彼らは聖杯戦争のステージそのものに深刻な被害を与えたのだ。 討伐令を出すのを躊躇う要素は何処にもあるまい。 「あとは他にも変態野郎やえっちな鬼ちゃんの陣営が、そこそこ迷惑なことをしていたんだけれど……」 「流石に一度にそう多くの主従を討伐令に出すのは無理があるぞ、魔女よ」 「だろう? だからまずは、大至急排除すべきこの二主従だけを、討伐候補にすれば良いかなって思ってるんだ」 そこまで言って、少女は何かを思い出したかのような表情をし、はっと後ろを振り返る。 少女が振り返った先に居たのは、彼女の一つ後ろの椅子にずっと最初から座っていた【姫河小雪】であった。 「ごめんスノーホワイト! 置いてけぼりにしちゃったね! 」 円柱に座る少女は身を乗り出し、スノーホワイトに顔を近づける。 そのまま、少女はその細腕でスノーホワイトを両脇から抱き上げた。 そして、空中で愛おしそうに強く抱きしめた後、少女とルーラーの間にあるスペースに彼女を下ろした。 「キミも話し合いに参加したかっただろう! うん、間違いない。参加したかったはずさ! 何せ、キミはこの聖杯戦争の主催の一人なんだから!」 この聖杯戦争は、キミが望んだ物なんだから! 少女がそう言うと同時に、スノーホワイトの元々暗かった表情が更に暗くなる。 彼女は震える声で答えた。 「違う……わたしは戦争なんて望んでない!」 「いいや、望んださ。確かにね。 思い出しなよ、スノーホワイト。 あの時キミが手を取ったから、戦争は始まったんだぜ?」 そう言って、少女は笑みを浮かべる。 その表情はまるで―― 童話に出てくる、意地悪な魔女のようであった。 ▲▼▲▼▲▼▲ 時は少し遡る。 「『聖杯』って知ってる?」 受けた質問に対し、スノーホワイトは首を横に振った。 聖杯伝説を知っている十四歳の少女なんて、いる方が珍しいであろう。 「そっかー、そうだよねぇ……」 それは少女の方も予想していたらしく、わざとらしく肩を竦めたものの、 その後はあらかじめ用意していたと思わしき、聖杯についての簡単な説明が数分間行われた。 聖杯という器があること。 それに託せば、どんな願いも必ず叶うということ。 そして、それを少女は持っていること。 為された説明は、要約すればこの三つだ。 「そして、ボクはキミにそれを授けようと思っているんだよ」 「…………」 天から舞い降りたかのようなチャンス。 だが、それに対しスノーホワイトは疑いの念を抱いた。 何せ、スノーホワイトはついさっきまで寿命と引き換えに手に入る便利アイテムを購入するかどうかの瀬戸際に居たのだ、 そこに『なんでも願いが叶う道具をプレゼントするよ!』と言われたところで、はいそうですかと簡単に受け取れるわけがない。 そんな心境を察したのか、少女は慌てたように手を振り、「おいおい勘違いしないでくれよ」と叫んだ。 「聖杯と引き換えに、ボクはキミに対価を求める事は絶対にない。 寿命から毛の先に至るまで、どんな物もキミから奪わないと誓うよ」 「本当に?」 「ああ、本当さ」 薄い胸に拳を当て、誓いのポーズを取る少女。 「けれど」 続けて、彼女が不穏な接続詞を口にし、スノーホワイトは身構える。 「完全なる聖杯をキミに渡すには、あとほんの少ぉ〜しやらなくちゃならないことがあるんだ。 誰かそれを手伝ってくれる人が居ると、嬉しいんだけど……」 少女はそう言って、スノーホワイトの方をチラチラと見る。 どうやら、少女はスノーホワイトに聖杯を完成させる手伝いをしてもらいたいらしい。 「勿論、準備の最中にキミに危害が及ぶことはありえない。 手伝いと言っても、ただ、ボクの側に居て、準備の様子を見守るだけさ。それ以外には何もしなくて良い」 だから、ね?――そう言って、木製の円柱の上から、少女は片手を差し出す。 この手を取れば、スノーホワイトは彼女を手伝う事になるのだろう。 だが、どうしても躊躇われる。 どれだけ身の安全を保障されたとしても、それが嘘であるという可能性は拭えないのだ。 もしスノーホワイトがあともう少し成長し、自身の「困っている人の心の声が聞こえるよ」の応用で相手の心をより詳しく知る事が出来れば、少女の言葉の真偽を知れたかもしれないが、今現在の彼女はまだ未熟で未発達な魔法少女である。 そもそも、そこまで疑うのであれば、さっさと断ればいいのだが、スノーホワイトの心に積もった後悔の念は、それを許さないのだ。 それを知ってか知らずか、円柱に座る少女はもう一押しとばかりに、スノーホワイトに言葉を投げかける。 「それに、ボクからのプレゼントを断って、こんなクソつまんねぇゲームに参加し続ける方が嫌だろう? 死ぬのは怖いだろう? 無かった事にしたい事があるんだろう? 帰ってきて欲しい、大切な人がいるんだろう? ほんのちょっぴりの間ボクと一緒に居れば、それが全部叶うんだよ?」 少女は囁く。 それは、まるで魔法のように魅力的な言葉の羅列である。 そもそも、この時のスノーホワイトは大切な人を失ったショックや、非常識な事態を目撃した衝撃で、判断能力に不調が生じているも同然の状態だった。 だからだろうか。 甘美なる『魔女』の言葉は、通常以上にスノーホワイトの心の隙間へ入り込む。 彼女の目の前に差し出された、雪細工のように白い手は、思わず触れたくなるほどに美しかった。 「だからさ、スノーホワイト。 ボクと一緒に聖杯を育成しようぜ?」 そして――、 ▲▼▲▼▲▼▲ そして、スノーホワイトは少女の手を取った。 取ってしまった。 寧ろ最終的には自分から、『聖杯が欲しい』とさえ言ってしまったのだ。 彼女が聖杯戦争という真相を知ったのは、全てが決まってから――見知らぬ世界の見知らぬ街『冬木市』に連れてこられた後の事である。 知った当時は「こんなことは聞いてない!」と激昂した彼女であるが、ケラケラとした調子で「だって聞かれてなかったし? 嘘は一つもついてないぽーん??」と答える少女には、最早怒る気力すら湧かなくなった。 魔法少女のデスゲームから逃れようとした結果、聖杯戦争というバトルロワイアルの主催になってしまったのは笑えない話だ。 死の危険こそはなくなったものの、他者を死の危険に晒す立場に立ったと言うのは、スノーホワイトにとって相当ショッキングな事実である。 あの忌々しいファヴと自分はほぼ同じポジションにいるのだ、と思うだけで、鳥肌が立ちそうだ。 「…………」 「おいおいどうしたのさ、スノーホワイト。まるで詐欺師に騙されたみたいな顔しちゃってさ。 薄幸属性まで獲得して、可愛さ倍増! ってかい? やっるぅー! あはは!」 時は今に戻り、教会には少女の甲高い笑い声が響き渡る。 笑い終わった後、彼女は人差し指で目元の涙を拭った。 「……とまあ、こんなすっげぇどうでもいい話は置いといて。 討伐令について、スノーホワイトはどう思う? ボクはね、さっきも言った通り――」 その後も少女は、いつも通りスノーホワイトを置いてけぼりにして、ルーラーと話し続けた。 試しに、スノーホワイトが聖杯戦争に否定的な意見を言っても、彼女はそれをのらりくらりとかわすのだ。 向こうからは、たまに思い出したかのように、どうでもいい絡みが飛んでくるだけである。 表面上はスノーホワイトに意見を求めているものの、出会った時に言っていた通り、少女はスノーホワイトに『その場に居る事』しか求めていないのであろう。 それがどういう理由によるものかは、今のところ分からない。 以前、このことについて尋ねてみても、『だから最初に言っただろう? ボクは清く、正しく、美しいキミを助けたいだけなのさ』と決まり文句を返されるだけである。 ともかく、こんな所から逃げ出したいくらいの気分だが、スノーホワイトが逃げた所で聖杯戦争は中止されないであろうし、そもそもこの世界にN市があるかどうかすら分からない。 それに、少女が言うには冬木の周辺には聖杯戦争の関係者のみ――突然、それにスノーホワイトも含まれているだろう――に効果を表す特殊な結界が施されているらしく、逃げる事は不可能である。 つまるところ、彼女が出来る最善の行動は、聖杯戦争が進む様を黙って見る事だけなのだ。 話し合いを終えた後、少女はスノーホワイトにこう言った。 「スノーホワイト。討伐令を境に、聖杯戦争はいよいよ明日から本番に突入するよ」 それはつまり、明日からより多くの血が流れる、という意味だ。 「キミの願いが叶うまで、あともう少しさ。それまではゆっくり座って待っていなよ……あっ、それなら彼に聞いてみてはどうだい?」 少女はルーラーを指差した。 「座って待つことに関してなら、彼の右に出る者は居ないからね。あはは」 「随分と言ってくれるじゃあないか、魔女よ……次にその事を口にしたら、睨むぞ?」 自嘲の笑みを浮かべながら、ルーラーが言う。 笑う二人を見ながら、スノーホワイトは一人で、現在進行形で深まっていく絶望を感じるのであった。 ▲▼▲▼▲▼▲ 正義。 悪。 渇望。 復讐。 狂気。 理性。 愛。 希望。 絶望。 エトセトラ。 エトセトラ。 それら全てを混ぜ合わせた太陽が、再び昇る。 照らされるは、冬の街。 あまりに寒々しい光を浴びて、二十組の兵は今日も目覚める。 彼らを見届けるは、『魔』を有する三人。 かつて主に示した白は既になく、今は黒に染まるばかり。 神を裏切りし、魔眼の聖人。 旅人への不思議な救いと、子供たちへの理不尽な恐怖。 『矛盾』する二つを抱えた、北国の魔女。 騎士を失った悲しみに暮れ、白き騎士も未だ見つけられない。 あまりにも無力な、白の魔法少女。 二十組と三人の思いが交差する中。 今日も、朝はやってくる――。 ▲▼▲▼▲▼▲ 翌日(12/23)の朝、聖杯戦争参加者の元に一通の手紙が届いた(特定の住所を持たない者は、『いつの間にか手の中にあった』という形で受け取っている)。 その内容は以下の通り。 これはルーラー及び聖杯戦争を主催する者たちから参加者に宛てた手紙である。 既に知っている者がいるかもしれないが、冬木市の周りに特殊な結界を張っているので、街から抜け出せる事は出来ない。 (もし出ようとすれば、目の前が霧で覆われて、方向感覚が狂い、街へと戻って来る) 滝澤政道 バーサーカー、及びジョーカー バーサーカーの討伐令。 (彼らの写真と、彼らが冬木市で起こした数々の犯行について書かれた紙が手紙に添付されていた) (討伐の成功者には、報酬として令呪一画が与えられる) 以上 ▲▼▲▼▲▼▲ 【クラス】 ルーラー 【真名】 カシヤーン 【出典】 ロシア民話、キリスト教 【性別】 男 【属性】 混沌・中庸 【ステータス】 (冬の環境下) 筋力A+ 耐久B 敏捷A 魔力A++ 幸運C 宝具A+++ 【クラススキル】 真名看破 A ルーラーのクラススキル。直接遭遇したサーヴァントの真名及びステータス情報が自動的に明かされる。 隠蔽能力を持つサーヴァントに対しては、幸運値の判定が必要になる。 神明裁決 B 命令やペナルティを執行するため、召喚された聖杯戦争に参加する全サーヴァントに使用可能で、絶対命令を下せる特殊な令呪を各サーヴァントごとに二画保有する。 対魔力 EX 魔術に対する抵抗力。 聖人であると同時に魔物の性質も持つ彼のこのスキルのランクはEX(規格外)であり、どれほどの大魔術・呪法儀式だろうと一切寄せ付けさせない。 ただし効果は当人にしか及ばないため、周囲を巻き込むほどの大規模な術を受けた場合、自分以外の被害までは抑えられない。 【保有スキル】 聖人 E 聖人として認定された者であることを表す。 ルーラーは、サーヴァントとして召喚された時に“秘蹟の効果上昇”、“HP自動回復”、“カリスマを1ランクアップ”、“聖骸布の作成が可能”から、ひとつ選択される。 カシヤーンの場合、“HP自動回復”を選んだ。 魔眼 A+ 魔力を有する瞳。 聖人である為、奇蹟の側面もある。 見たものに『不幸の果ての死』を与える効果を有しており、仮に何らかの妨害で魔眼が与える死が不発に終わったとしても、睨んだ相手の幸運を三ランク下げる(Eランク以降はマイナス補正が課される)(EXの場合は例外的に魔眼の効果は無効化される)。 勿論、ルーラーとしての立場上無闇に使う事は出来ない。 話術 B 言論によって他者の思考を誘導し、自在に操る技術。 聖者をも騙す話術の才能。 【宝具】 【その降臨を望む者は誰もなく(ジマ・ラスヒレニヤ)】 ランク A→B 種別 対界宝具→対人(自身)宝具 レンジ ∞→- 最大補足 ∞→- 冬を象徴するカシヤーンの存在そのものが宝具に昇華されたもの。 現界と同時に周囲一帯の気候を冬のそれに変質させる。 だが、此度の聖杯戦争ではフィールドの季節が既に冬である為、その環境下で幸運以外のステータスが一ランク上昇する宝具へと変質している。 【地の鎖(アンゲル・セプ)】 ランク B− 種別 対人宝具 レンジ 10 最大補足 1 カシヤーンがローブの下に潜ませている鎖。 射出して相手にぶつけたり、拘束したりする。 元はカシヤーンを地の底に封じ込める大天使の鎖だったが、彼がサーヴァントとなった今では、宝具に堕ちた。 A+ランクを誇る宝具のはずだが、カシヤーンはこれの本来の持ち主ではない為、ランクダウンが起きている。 相手の魔性の高さに応じて、拘束力が上昇する。 【我が主の敵は此処にありて(ヤ・ブドゥ・ブラゴン・ボグァ)】 ランク A+++ 種別 対神宝具 レンジ 100 最大補足 999 巨竜を召喚する。 聖女マルタ、あるいは聖人ゲオルギウスなど竜種を退散させたという逸話を持つ純な聖人の真逆に位置するが故、または彼が味方についたサタンが度々竜の姿で描かれたことにより生まれた宝具であると考えられる。 神の敵(サタン)の象徴である竜は、神性スキルを保有するサーヴァントに対して非常に高い特攻を持つ。 【人物背景】 ロシア正教における聖人。 貧者に無慈悲で、傲慢な性格をしている。 また、神の敵であるサタンの側に付いたエピソードも有名。 彼の逸話の多くは、聖人というよりも魔性や妖怪のような印象を持たれる物が多く、その最たる物が魔眼である。 普段は鎖に縛られて椅子に拘束されており、聖カシヤーン記念日である二月二十九日にのみその拘束が解かれ地上に出る事が許されている(当然地上側からすれば冬が一日伸びるのでたまったものではない)。 ちなみに、その日に召喚されていた場合、更にステータスが一ランク上がっていたと思われる。 【特徴】 女のように長い睫毛。 普段は目を閉じている。 黒いローブ。 【呼称一覧】 一人称 私 二人称 貴様 【主催者】 魔女(???) 【能力・技能】 魔術 その実力の上限は、今の所判明していない 【特徴】 見た目は少女。中身は不明。 成人男性がちょっと力を込めて抱きしめれば、ポッキリと折れそうなほどに痩せた体型をしている。 ファッション自体は、ロシア帽子にフワフワのスカートと、魔法少女ファッションのロシア版のようなもの。 空中を浮遊する木製の円柱――その上部に出来た窪みに腰をすっぽり収めており、魔女ファッションに合わない茶色のブーツで太腿の付け根まで包んだ両足を放り出している。 はたから見れば、うっかり窪みへ腰がハマってしまった間抜けにしか見えない。 【呼称一覧】 一人称 ボク 二人称 キミ 【主催者】 魔法少女(姫河小雪)@魔法少女育成計画シリーズ 【能力・技能】 魔法 困っている人の心の声が聞こえるよ 【人物背景】 魔法少女名はスノーホワイト。 ソーシャルゲーム『魔法少女育成計画』をプレイしていた際に魔法少女になった、普通の女の子である。 魔法少女として日々人助けを行っていた彼女だが、ある日、増えすぎた魔法少女たちを減らすという名目のキャンディ争奪戦改めデスゲームに参加させられる事に。 本作への参加時期は、『魔法少女育成計画』の『四章 月夜の魔法少女』から。 ブロック塀に背を預けへたりこみ、呆然としていた際に、突如現れた魔女から聖杯を与えられる形で、聖杯戦争の主催となってしまう。 だが、その実、彼女が主催として行える事はなく、魔女から『ただそこにいるだけでいい』と言われている。 時系列順 Back ウェカピポ&シールダー Next The Good, the Bad and the Ugly 投下順 Back ウェカピポ&シールダー Next The Good, the Bad and the Ugly ←Back Character name Next→ 神谷奈緒&セイバー 神谷奈緒 喰い足らずの心 セイバー(源頼政(猪隼太)) ←Back Character name Next→ 川尻早人&セイバー 川尻早人 たんぽぽ食べて 川尻しのぶ 小碓媛命は■をした セイバー(小碓媛命) ←Back Character name Next→ 新田美波&セイバー 新田美波 Belley Star セイバー(スルト(スキールニール)) The Good, the Bad and the Ugly ←Back Character name Next→ ウェイバー&アーチャー ウェイバー・ベルベッド The Good, the Bad and the Ugly アーチャー(ヴェルマ・ヘンリエッタ・アントリム) ←Back Character name Next→ 安部菜々&ランサー 安部菜々 今一度、ガラスの靴を履いて ランサー(中村長兵衛) ←Back Character name Next→ わたしたちは此処にいます 直樹美紀 錆びつく世界を、スキップでかけて ランサー(カメハメハ一世) ←Back Character name Next→ 白菊ほたる&ランサー 白菊ほたる 今一度、ガラスの靴を履いて ランサー(ガレス) ←Back Character name Next→ ウェザー・リポート&アサシン ウェザー・リポート What two and two always makes up? アサシン(貂蝉) ←Back Character name Next→ 市原仁奈&ライダー 市原仁奈 お気の召すまま ライダー(オシーン) ←Back Character name Next→ アレル(DQ1勇者)&ライダー アレル(DQ1勇者) 勇者と竜と魔王と俺と ライダー(董卓 仲穎) ←Back Character name Next→ 恵飛須沢胡桃&キャスター 恵飛須沢胡桃 錆びつく世界を、スキップでかけて キャスター(アヌビス) ←Back Character name Next→ 燃えよ紅葉 音石明 Freaky Styley キャスター(紅葉) ←Back Character name Next→ 高垣楓&キャスター 高垣楓 今一度、ガラスの靴を履いて キャスター(パトリキウス) ←Back Character name Next→ 南城優子&キャスター 南城優子 お気の召すまま キャスター(マルクス・アウレリウス・アントニヌス・アウグストゥス) ←Back Character name Next→ 叛逆デュエリズム ???(ウェカピポの妹の夫) The Good, the Bad and the Ugly バーサーカー(モードレッド) ←Back Character name Next→ 空腹 滝澤政道 喰い足らずの心 バーサーカー(███(ジェヴォーダンの獣)) ←Back Character name Next→ 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