約 4,523,534 件
https://w.atwiki.jp/indexsaikyou/pages/20.html
【名前】 【スペック】 【能力・所持品】一方通行(アクセラレータ) 黒い翼 白い翼 クリファパズル545の召喚、使役 プラチナの翼 拳銃 アレイスターのスマホ 【短所】 【戦法】 【備考】 【名前】 一方通行(アクセラレータ) ※本名は不明。『一方通行』という名称は当初の能力名ではなく、本人の申請により後から付け直されたものである。 【スペック】 レベル5の第一位 学園都市の二代目統括理事長 華奢な体格の高校生(性別不明) 素の格闘能力は低い 耐久力は低い 精神攻撃への耐性はやや高い 素の移動速度は低い 反応速度は常人並 超能力「一方通行」により、上記スペックを補うことができる 【能力・所持品】 一方通行(アクセラレータ) 運動量・熱量・電気量、音、風、光、液体、念動力など、あらゆる種類の力の向き(ベクトル)を観測し、自身に触れたベクトルを自由に変換する超能力。勘違いされやすいが、『力の大きさや量そのもの』を操作することはできない。ただし、力の向きを集中させたり他所から力を集めたりできるため、結果的に大きな力を生み出すことはできる。 ※厳密には直接触れているわけではなく、『展開できる能力の効果範囲が自身の周囲を覆う程度』しかないため、外見上は触れているように見えるだけである。「相手の攻撃を反射した際に服が汚れない」「地面を破壊したり、小石にベクトル操作を加えて蹴り飛ばす際に、靴を履いたまま行使できる」のはそのため。 ※『一方通行』という能力の本質は、『自身が観測した現象から逆算して、限りなく本物に近い推論を導き出す』ことである。つまり、単にこの能力を持っているだけではなく、一方通行の持つ高い頭脳と合わせて初めて真価を発揮する能力でもある。 五感で認識できない低周波や放射線、三次元空間で表現できないベクトルをも観測し操作できる。 極めて汎用性の高い能力であり、一例として以下のようなことを行える。 反射 力の大小や種類を問わず、自身に行われた攻撃を全て、自動的かつ正確に、180度跳ね返す。本人が認可していないベクトルは全て反転し、「反射できる限界や反射できない範囲」は基本的に存在しない。 この「反射」はデフォルトで、必要最低限の酸素、重力等の「生活に必要不可欠なもののベクトル」をホワイトリスト方式でフィルタに登録し、それ以外の全てを「反射」するという設定をしている。そのため、未知の攻撃であっても「それ以外のベクトル」として無条件に反射できる。 「反射」はデフォルト設定というだけなので、自分の意思で反射する角度を変えたり反射をオフにするといったことも可能である。 また、『反射』の演算は極簡単で無意識下でも発動できるため、基本的に能力を行使している間は常に展開される。 自身に発射した拳銃の弾丸を反射して精度を上げることもできる。 運動能力の操作 自身の運動能力にベクトルを集中させ、以下のようなことが行える。 反作用を束ね、ただのパンチ・キックが無反動で倍の威力に 音速を超える高速移動 コンテナやレール、瓦礫等の物体を、軽く小突く、あるいは拳で叩いたり蹴ることで、弾丸のように射出する 小石をマッハ3を越える速度で蹴り飛ばし戦闘機を墜落させる 乗用車を投げて学園都市製核シェルターを破壊する 人間をデコピンで数十メートル以上ふっ飛ばす 高層ビルを殴ってはじき飛ばす、人や大型の機械を数キロ先まで蹴り飛ばす 足踏みで周辺のコンクリートやビルの窓ガラスを粉々する 衝撃を地面や壁に伝わせ、離れた位置のへの攻撃や120トンある大型の機械を吹き飛ばす 周囲の重さやベクトルを集めて、真空刃のような斬撃で公衆電話ボックスを切断(ピンヒール効果) 血液、生体電気、水分などの操作 触れた相手の血液、生体電気などを操作し、以下のようなことが行える。 血液を逆流させ、体を破裂させて即死させる 自身や他人の破れた血管を補強し延命させる 細胞分裂の促進による負傷の治癒 自身の体内の電気信号を操作して髪の成長を促進 血中の異物を体外へ絞り出す 生体電流を操作し電撃を浴びせ、気絶させる 妊婦の生体電流を確認して、胎児と母体の生体情報を掌握し、適切な治療法を導き出す 自身の体内の健康状態をチェックできる 神経に繋がった金属糸を取り除く為に、血流を正常にし体内活動からくる微弱な振動もおさえる 脳の電気信号や水分の操作による洗脳や読心、ウイルスの除去、精神操作系の干渉を防ぐ 風の操作 空気中の風を操作し、以下のようなことが行える。 突風を巻き起こし、自動車や家屋の屋根、瓦礫などを飛ばす 繊細なコントロールで対象物を自由自在に動かしたり人間を拘束する 風の壁や斬撃、空気の弾丸、空気の流れを球状に閉じ込めて一気に解き放つ 120mクラスの暴風・竜巻を発生させる 空気中の気体の含有率を操作する 砂を巻き上げて摩擦を起こし、瓦礫に着火させて火災旋風を起こす 空気を膨張させ周囲の温度を自由自在にコントロールし、敵を凍結させる 風を1ヶ所に集めて空気を圧縮し、その際の圧縮熱で原子を陽イオンと電子に分解し、高電離気体(プラズマ)を生成する 風を1ヶ所に集めて竜巻を生成し、それを背にして時速数百キロで飛行する 音の操作 指を鳴らすだけで、空間が軋むほどの異音を発生させる 音を束ねて衝撃波を放つ 音の反響による空間把握 空気の振動から認識できない敵の位置を逆算 テレビのリモコンを蛍光灯の灯りから赤外線へ波長を切り替えて、ボタンを押さずに操作する 大地の操作 底が見えない程の大規模な地割れを起こす 巨大な槍のように地面を隆起させる 自転・公転の操作 地球の自転5分分のエネルギーを使ってコンクリートを撃ち出す。(アニメ版では数万tのビルを片手で持ち上げ、窓のないビルに猛スピードでぶつけた) 自転・公転の力を望む形に変換して、風のないところで強力な上昇気流を発生させる その他 ビルの壁に垂直立ちをする 指を軽く動かしただけで、遠くにいる少女を吊り下げていた鎖を切断する(恐らく音波に指向性を与えた現象) ビリヤードのように物体の衝突の連鎖反応を起こして場を支配する ベクトルを増量して吸収に変化させ、事象の地平(ブラックホール)のような力場を発生させ豪華客船を破壊する 舞い落ちる枯葉を指で弾き剃刀のような殺傷能力をもたせる 魔術の反射について 魔術にもベクトルは存在し、干渉することは可能である。ただし通常通りの反射は行えず、基本的には『斜め後方に逸れる』。このため、防御は可能だが相手に直接反射することはできない。また『弾かれる角度が浅く』、強力な魔術で強く切り込まれた場合は、逸らしきれずに直撃する。 のちに、クリファパズル545の補助により高位の魔術の解析・反射もある程度行えるようになった。具体的には、コロンゾンの『FLAMING-SWORD』やエリザードの『カーテナ』といった強力な魔術攻撃を反射している。 ただし、現時点で強力な魔術の反射はクリファパズル545が傍らにいる時のみ行っており、一方通行単独でも行えるかは不明。 黒い翼 背中から墨のような黒い翼を噴出する。この翼は、『既存の法則とは異なる非科学的法則に基づくベクトル制御でAIM拡散力場を操作する力を得た』際に発生したものであり、恋査がコピーできることも合わせて『一方通行』という能力の一部であると思われる。 また、その際にはバッテリー切れで失っていたはずの言語能力や歩行能力が一時的に回復している。ただし、発した言葉にはノイズが混じる。 基本的には、一方通行が追い詰められ、かつ強い怒りや憎しみを感じた際に噴出する。その発生条件の都合上翼が噴出した時は正気を保っていないことが多いものの例外もあり、ロシアでは冷静なまま発動しており言葉も普段通り発していた。 黒い翼状態では、以下のようなことが行える。 超至近距離での手榴弾の爆発を防ぐ(多少の汚れは付くため、反射ではない) 不可視の力で、音速の数十倍の速度で相手を吹き飛ばす 謎のベクトルを操り、遠くの相手を地面に叩き伏せる 黒翼そのものによる打撃 黒翼を100本以上の細かく鋭い羽に分裂させ、連続して浴びせる 学園都市を吹き飛ばす程のエネルギーを宇宙空間にまで打ち上げる 白い翼 ベツレヘムの星から放たれるテレズマから打ち止め達を守ることを決意した際に、上記の黒い翼が変化した状態。この状態になると、同色の天使のような光の輪が頭上に出現する。 そのスペックは黒い翼より遥かに高く、一瞬で3000m〜5000m上空へ急上昇し、ユーラシア大陸全土を消滅させるほどのテレズマを真正面から相殺した。 この一連の流れや、恋査を含むその後に白い翼が発生した際の描写から、「何かを守りたい」と強く思うことで生じるものと思われる。 この他、フロイラインによって打ち止めが殺害、捕食されたと勘違いした際には「グロテスクな何かに染め上げられた翼」を現出させかけた。 これらのことより、『翼』は一方通行の心理状態によってその色を変化させる模様。 クリファパズル545の召喚、使役 自身の魔術に関する知識を補うために、人工悪魔クリファパズル545と契約を行い、召喚及び使役が可能となった。当初は自身を作ったコロンゾンの契約と両立した状態であったが、一方通行の手で解除され自由を得た。 召喚は、塵や埃空き缶や紙パック等といったゴミを集め、それが1ヶ所に固まり扉の役割を果たすことで出現する。なお、この行為は魔力の生成を必要としないため、超能力者が魔術を行使する際の反動は発生しない。 また、あえて召喚を完了させないことで、ゴミが1ヶ所に集まろうとする際の力を攻撃に転換することもできる。作中では、辺りが氷の足場になっていたことを利用して、直径数十メートルの氷の竜巻を発生させ、更にその竜巻が周囲を破壊してゴミを生み出し、それも巻き込んでより大きくなる永久機関のような攻撃を行った。 プラチナの翼 エイワスに匹敵する『透き通るような青ざめたプラチナの翼』。『魔神』ネフテュスとの戦闘中、クリファパズル545が総体の助力を得て、自身のルーツが生命の樹(セフィロト)の11番目のダアトと同じ『深淵』に潜む悪魔コロンゾンであることを理解し、世界に対して自身が管理者となる新たな魔術的概念(ルール、位相に近いもの)、第三の樹(クロノオト)を定義し、その叡智を一方通行にそのまま授けた。その際に、超能力者が魔術を扱うことによる副作用が生じるが、一方通行の言葉もありそれを無視して戦闘を続行し、ネフテュスを退ける。その後改めて、更に魔術の反動を受けつつも第三の樹を読み解いた時に発現した。 なお魔術の反動を受けたのは、どこまでが安全なのか線引きを作れていない最初に発現した時のみであり、エリザード戦でプラチナの翼を噴出した際には発生していない。 作中ではその力によって、『世界全土に広がる目に見えない力』のベクトルを操作して巨大な槍を生成、通常では不死身の状態にある『魔神』ネフテュスに対して再生不可能な効果を持つ一撃を放った。 また、同じく通常の手段ではダメージを与えられない状態にあったコロンゾンの本体とローラ=スチュアートの肉体を強制的に分離し、大きく弱体化させた。 拳銃 常備している普通のハンドガン。他の攻撃方法と比べると非常に頼りないが、能力を無効化する相手や能力を使用できない状態での攻撃手段となる。 また、能力を使用できる状態なら、ベクトル操作で照準や威力を補強できる。 アレイスターのスマホ 自らの死期を悟ったアレイスターが、学園都市統括理事長の座とともに託したスマートフォン。 詳細はアレイスターを参照。 【短所】 長い間自身の能力に頼り切っていたため、素の運動能力・格闘能力は(下記の脳の損傷を抜きにしても)一般人より低い。 作中の事件により前頭葉を損傷し、その後遺症で言語能力・歩行能力・計算能力を全て喪失している。そのため、常に演算補助デバイスとなる黒いチョーカーを首につけ、ミサカネットワークから演算能力を補助してもらわなければ日常生活を行えず、歩行には更に杖を必要とする。チョーカーのバッテリーは、日常生活のみなら約48時間、能力を全開で使うと約30分(当初は15分だったが改良された)のみ持続する。 バッテリーが切れる、通信が遮断される等、何らかの方法で演算補助を失った場合、思考・歩行・言語を理解するといったことができなくなる。一応、自意識や単純な五感であれば働き、例えば「自分が不快感を感じているのは何となくわかるが、どうすれば解決できるのかはわからないし、考えることもできない」といった状態になる。 【戦法】 チョーカーはonで、拳銃とアレイスターのスマホを所持して参戦。 白い翼を噴出しながら、真っ直ぐ突っ込んで相手に触れてベクトル操作するか、遠距離からの瓦礫や地面の破壊、白い翼、アレイスターのスマホの操作を並行して行う。または、クリファパズル545を召喚し、プラチナの翼を噴出して魔術を含む反射と巨大な槍で攻撃する。 【備考】 現時点で最も強いのはプラチナの翼を噴出している状態だが、作中でこれを行使する際には必ず他者の助力を必要としているため、「通常(プラチナの翼なし)」と「プラチナの翼」を別途記載する。
https://w.atwiki.jp/seisoku-index/pages/83.html
現行 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1279964462/ 一方通行「ヒーハー!!」の続きらしいですが単品で読めます ・セロリ ・多分みんな仲良し ・禁書一期とレールガン五巻までしか知らないです ・投下はマイペースです それでも大丈夫な方はどうぞ↓ 第1話 ミーンミーンミーン 上条「…あっっつい……」 上条「最終手段のエアコンまで解禁したっていうのに…」 上条「今年の夏は一体どうなってるんですか…」 イ…「っていうか風出てるのかな?」 上条「当り前……」 イ…「とーま?」 上条「あぁぁぁああぁぁああぁああぁあ!!?壊れてる!?」 イ…「えぇ!?」 上条「ウソだろ!?頼む!動いてくれ!!」バシバシ イ…「どーりで涼しくならないんだよ…」 上条「ふ、不幸だぁぁぁぁあああぁぁぁぁあぁ!!」 イ…「私暑くて死んじゃうかも」 上条「その服脱げば少しはいいんじゃないか?」 イ…「とーまエロいんだよ」 上条「なんでだ」 スフィンクス「にゃ~」 イ…「ほら、スフィンクスだってエロいって言ってるんだよ」 上条「いや、今の鳴いただけだろ」 イ…「スフィンクスも暑そうだね~」 スフィンクス「にゃ~」 イ…「この毛を剃れば少しは涼しくなるかな?」 スフィンクス「にゃー!」 上条「エロいぞ」 イ…「なんで?」 イ…「それよりどっか涼しいとこ行きたいかも」 上条「涼しいとこぉ?」 イ…「ファミレs上条「ダメです」 イ…「否定が早すぎるんだよ」 上条「どうせファミレスで涼みながらパフェとか食おうと思ってたんだろ?」 イ…「うっ…」 上条「上条家にそんなお金有りませんよ」 イ…「いつもいつも、とーまはそればっかりなんだよ」 上条「事実なんだから仕方ないだろ」 ミーンミーン イ…「…」 ミーンミーン 上条「…」 ツクツクボーッシツクツクボーッシ イ…「……」 ジジジジジジ 上条「……」 イ…「あっついんだよ!!」 上条「そうだよ、暑いんだよ。だから無駄に騒がないでくれ…」 イ…「こんなとこにいたら人間ダメになっちゃうんだよ!!」 上条「ファミレスはダメだぞ?」 イ…「わかってるんだよ!だから無料で、きっと涼しくて、きっとご飯も出してくれるとこに行くんだよ!」 上条「目を覚ませ。そんなオアシスあるわけないだろ」 イ…「大丈夫なんだよ!ほら、立つんだよ!!」グイ 上条「えぇ~?」 上条「なぁ、何処行くんだ?」 イ…「着いてからのお楽しみなんだよ!」 上条「まさか小萌先生の家じゃないだろうな」 イ…「ふっふ~ん」 上条「なんだそれ」 イ…「小萌の家よりもっといいところなんだよ」 上条「何処に行くかは知らないけど失礼なやつだな」 イ…「まぁ付いてくればわかるんだよ!」 上条(他にこいつが行くような所とかあるか?) 打ち止め「ねぇ」 一方通行「なンだよ」 ミーンミーンミーンミーンミーンミーン 打ち止め「なんでエアコン使わないのってミサカはミサカは憤慨してみたり!こんなに暑いのに!!」 一方通行「冷やし過ぎは体に悪いンですゥ」 打ち止め「暑過ぎるのも体に悪いと思う!ってミサカはミサカは耐えられない!!」 一方通行「少しは辛抱しろってんだ」 打ち止め「うぅ~」 一方通行(幼女から汗が滴るシーンなんてそう拝めねェンだよォ!) 一方通行(打ち止めにゃあ悪ィがもう少し辛抱してもらうぜェ…) 一方通行(あとでアイス買ってきてやるからなァ!ごめんな打ち止めェ!!) 打ち止め「アツイ…アツイよぉ……」 一方通行(いただきましたァ!汗の滴る打ち止め頂きましたァ!!) 一方通行(今のやっべーンじゃないですかァ!?カメラで保存してェ!!) 一方通行(けど流石にばれちまうだろうしなァ…) 一方通行(仕方ねェから網膜に!脳内に!永久保存しておくぜェ!!) ピンポーン 打ち止め「…お客さん?」 一方通行「みてェだな…」 一方通行(だァァァァれですかァ!?俺の邪魔しやがる奴ァ!?) 上条「おい、ここって…」 ピンポーン イ…「アクセラレータ!開けるんだよ!!」 上条「やっぱりかよ!!」 一方通行「はァーい」 一方通行(睨んで追い返してやる…) イ…「遊びに来たんだよ!」 上条「よぉ」 一方通行「三下ァ?」 一方通行(上条さんがインデックスちゃンつれてきたァ!!) イ…「お邪魔しますなんだよ!」 一方通行「お…おォ……」 上条「あっこら!!」 一方通行「で、何しに来たんだァ?」 上条「い、いやそれはだな…」 一方通行(幼女がいるから大歓迎なンですけどねェ!?) バン!ゴロゴロゴロ… イ…「とーまぁぁぁ!!すっごい暑いんだよ!!!」 一方通行「あァ?」 上条「す、涼みにきました」 一方通行「…まァ、入れや」 上条「スマン」 打ち止め「上条さんだ!こんにちわ!ってミサカはミサカは挨拶してみたり!」 上条「おっすラストオーダー…って、めちゃくちゃ暑いじゃないか!!」 イ…「これじゃあここまで来た意味ないんだよ…」 上条「窓も閉め切ってるし!なに考えてんだ!?」 打ち止め「彼がエアコンで冷やし過ぎるのはダメだって…」 上条「確かにそうかも知れんがこれは暑すぎるぞ!!」 イ…「エアコン入れるんだよ!アクセラレータ!」 一方通行「……おォ」ピッ 一方通行(汗が見れなくなるのは残念だが幼女の頼みとあっちゃな) 一方通行(まァ幼女二人になったしいいか…) 打ち止め「ふわぁぁぁ快適ぃぃぃってミサカはミサカはゴロゴロしてみたり」ゴロゴロ イ…「夏はやっぱりこうでなきゃダメなんだよ」ゴロゴロ 上条「悪いな…」 一方通行「気にすんな」 一方通行(やっべェ、超かわいいンですけどォ!?) 一方通行(…) 一方通行(俺ァ間違ってたのかも知れねェな…) 一方通行(汗なんかよりこのゴロゴロしてる画が…) 一方通行(スカートがめくり上がって見えるあの太ももが…) 一方通行(そして何よりあの幸せそうな顔が) 一方通行(ムラムラしてくるぜェ…) イ…「アイス食べたいかも」 上条「なんだいきなり」 打ち止め「そう言えば冷凍庫にアイスが…ってガーン!無くなってる!!ってミサカはミサカは落胆してみる…」 一方通行「悪ィ、昨日の夜食っちまった」 打ち止め「あなたもアイス食べるんだってミサカはミサカはちょっと驚いてみたり」 一方通行(やっちまたァ…昨日食べなかったら二人を喜ばせられたのに…) 上条「買ってこようか?」 イ…「ホントに!?」 上条「アクセラレータのおかげで快適だしな。感謝の気持ちにな」 打ち止め「上条さん大好き!ってミサカはミサカは抱きついてみたり!!」 上条「コラ、やめなさい」 一方通行(すげェ!上条さんすげェ!!喜ばすばかりか抱きつかれてやがる!!!) 一方通行(よっしゃァ!俺もやるぜェ!!) 一方通行「し、仕方ねェな…俺も行ってやらァ」 一方通行(これでアイスは二人からの贈り物だぜェ!) 上条「いや、お前は残っとけよ」 一方通行「はァ?」 一方通行(てめェ三下ァ!!!一人占めですかァ!?せけェ!!せけェぞォォォォォォォ!!!!!) 上条「子供だけ残して行く気かよ?」 一方通行「!!」 イ…「子供扱いしないで欲しいんだよ!!」 上条「はいはい」 イ…「ちゃんと聞くんだよ!!」 一方通行(俺は…また間違っちまった……) 一方通行(三下の言う通りだ…) 一方通行(もし、俺らの居ない時に何かあったらどォすンだよ…) 一方通行(急にヤバイ病気が発症したら?) 一方通行(悪い人がやってきたら?) 一方通行(俺まで行っちまったら、その時誰が助けるンだ?) 一方通行「それもそうだな。ガキだけじゃァな」 一方通行(了解だぜ三下ァ。幼女は俺が助ける!!) イ…「アクセラレータも!」 一方通行(これは…!仕方ねェンだよ!インデックスちゃン!!) 上条「じゃあ、行ってくるわ」 打ち止め「いってらっしゃーい!ってミサカはミサカは見送ってみたり! 一方通行(しかしどォすっかな…) 一方通行(まァ、見てるだけでいいか…) 一方通行(もし誰か来たらぶっ殺せばいいしな) イ…「それでねー…」ゴロゴロ 一方通行(かわいい…) 打ち止め「ええ!?ってミサカはミサカは…」ゴロゴロ 一方通行(ダメだ!見える!!) イ…「だから…」 一方通行(あっぶねェ…そうなんだぜェ。見えちゃダメなンだぜェ) 打ち止め「だよねーって…」 一方通行(見えるか、見えないか…そのギリギリを楽しむのが乙なンだぜェ…) 一方通行(クラクラしてきやがった…) 一方通行(この眺めは天国すぎンな) 一方通行(コーヒーでも飲むかァ) ガチャ 上条「あっちぃ~!ただい…」 一方通行「うおらァァァァァァ!!!!コーヒーストラァァァァイク!!!!!!!!!」 ヒュン 上条「へ?」 ドガァァーーーーン!!ガラガラガラ 打ち止め「なに!?なに!?ってミサカはミサカは状況を把握しきれない!!」 イ…「とーまー!とーまー!!」 上条「なにすんだよ!?」 一方通行「悪ィな。ハエが飛ンでたンだ」 上条「当たってたら死んでたぞ!?」 一方通行「[ピーーー]つもりだったからな。ハエを」 上条「にしても全力すぎるだろ!?」 一方通行(侵入者かと思った…) saga忘れてた 一方通行(クラクラしてきやがった…) 一方通行(この眺めは天国すぎンな) 一方通行(コーヒーでも飲むかァ) ガチャ 上条「あっちぃ~!ただい…」 一方通行「うおらァァァァァァ!!!!コーヒーストラァァァァイク!!!!!!!!!」 ヒュン 上条「へ?」 ドガァァーーーーン!!ガラガラガラ 打ち止め「なに!?なに!?ってミサカはミサカは状況を把握しきれない!!」 イ…「とーまー!とーまー!!」 上条「なにすんだよ!?」 一方通行「悪ィな。ハエが飛ンでたンだ」 上条「当たってたら死んでたぞ!?」 一方通行「殺すつもりだったからな。ハエを」 上条「にしても全力すぎるだろ!?」 一方通行(侵入者かと思った…) イ…「バニラなんだよ!」 打ち止め「おいし~ってミサカはミサカは大満足!」 上条「表のあれどうすんだよ」 一方通行「後で業者呼ンどきゃいいだろ」 上条「いったい幾らかかる事やら…」 一方通行「知ら…」 上条「どうした?」 一方通行(バニラの棒アイスだとォォォォォォ!?) 一方通行(エロすぎンだろ!?エロすぎンだろ三下ァ!?) 一方通行(何考えてンだよ!?) 一方通行(まだ二人は幼女だぞ!?) 一方通行(多分このバニラアイスが何を指すのかも分かってねェ!) 上条「おーーい」 一方通行(いや、もう食っちまってンだ…仕方ねェ……) 一方通行(今の問題は…) 一方通行(見ていいのか、ダメなのか…それだけだ!!) 一方通行(あンなに美味しそうに食ってンのに取り上げンのはねェよな) 一方通行(どうしたらいいンだよ…) 打ち止め「あっ」 上条「あちゃー、太ももに落としちまったか」 イ…「なめてあげるんだよ!」スッ 上条「いや、それは」 一方通行「ダメに決まってンだろうがァァァァァァァァ!!!!」 一方通行(凄い惜しいが刺激が強すぎるぜインデックスちゃん!!!) イ…「…」 打ち止め「…」 上条「アクセラレータ?」 一方通行(し、しまった!つい大声出しちまった) 一方通行「そ、そんなはしたねェ真似すンじゃねェよ」 一方通行(…苦しいかァ?) 上条「…うん。そうだな。インデックス、ティッシュ持ってこい」 イ…「わかったんだよ。ゴメンネ?アクセラレータ?」 一方通行「気ィ付けやがれ」 一方通行(上目づかいきたァァァァァァ!怒鳴って良かったぜェェェェ!) 打ち止め「…」 一方通行(あァ~いいもん見れたわァ) 上条「これで大丈夫だな…ってどうしたんだ?」 打ち止め「怒鳴って欲しくなかった…」 イ…「?」 打ち止め「私の友達を怒鳴って欲しくなかった!ってミサカはミサカは抗議してみる!!」 一方通行「はァ?」 打ち止め「確かにお行儀は悪かったかも知れなかったけど…」 一方通行(打ち止めが…) 打ち止め「う…うわぁーん!」 一方通行(怒ってる!泣いてる!反抗期!?) イ…「ラストオーダー…だ、大丈夫なんだよ!私なら大丈夫なんだよ!」 一方通行(どォすりゃいいんですかァ!?)オロオロ 上条「確かにな…」 一方通行(上条さン…!) 上条「怒鳴るほどのことじゃないと思うけど、アイツの言ってることは正しいことだぞ?」 上条「それはお前も分かるだろ?」 打ち止め「…」コクン 上条「アクセラレータが言わなかったら俺が代わりに言ってたよ。つーか言おうとしてた」 打ち止め「でもでも怒鳴らなくたって…」 上条「アイツはお前らの事が大好きだからさ」 一方通行(上条さン!?なんで知ってるんですかァ!?) 上条「つい大声出しちまっただけなんだよ。悪気があったわけじゃない」 上条「多分インデックスだってそれを分かってる。だから素直に謝ったんだ」 イ…「そうなんだよ!」 打ち止め「…」 上条「アイツはお前らにちゃんと生きていって欲しいんだよ」 上条「だから間違ったことしたら怒るんだ。ちょっと度が過ぎるとこもあるけどな」 打ち止め「…分かったってミサカはミサカは同意してみる」 上条「そっか。ならいいんだ」 一方通行(上条さーーン!!) そうです 上条「よし!じゃあ帰るぞ!」 イ…「ええ!?もう!?」 上条「もうって…外真っ暗だろうが」 イ…「え~~~」 上条「ほら、机にしがみ付くな」 上条「またな、アクセラレータ」 一方通行「お、おォ」 上条「ラストオーダーと仲良くしろよ?」 一方通行「…」 一方通行(わかってンよ…) イ…「うぅ~~またね!ラストオーダー!アクセラレータ!」ブンブン 打ち止め「…」フリフリ 一方通行「おゥ」 バタン 一方通行「…」 打ち止め「…」 一方通行「悪かったな、怒鳴っちまって」 打ち止め「…」ブンブン 一方通行「今度、海でも行くか」 打ち止め「皆で」 一方通行「分かってンよ」 一方通行(よし、ラストオーダーとインデックスちゃんの水着姿ゲットォ) ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------ 第2話 上条『海?』 一方通行『おォ』 上条『別にいいけど。珍しいな、お前からそんなこと言うなんて』 一方通行『ま、まァな…』 上条『何時にするんだ?俺は大体空いてるけど』 一方通行『こっちも大丈夫だ』 上条『じゃあ明日の日曜日にでも行くか。8時集合でいいか?』 一方通行『おォ、じゃあ明日な』 上条『あいよー』プツッ イ…「だれ?」 上条「アクセラレータだよ。明日海行くことになったぞ」 イ…「ホントに!?私も行くんだよ!」 上条「もとからそのつもりじゃないか?ラストオーダーもいるし」 イ…「やったーー!」 上条「こら、飛び跳ねるな」 一方通行「おいクソガキ」 打ち止め「クソガキじゃないよ!ってミサカはミサカは否定してみる」 一方通行「明日、海行くぞ」 打ち止め「ホントに!?」 一方通行「あァ」 打ち止め「二人も一緒!?」 一方通行「あァ」 打ち止め「やったぁー!」ダキ 一方通行「ちょ!てめェ離しやがれ!」 打ち止め「だって嬉しいんだもん!ってミサカはミサカはスリスリしてみたり!」スリスリ 一方通行(アアアァァアアァァアアァアアアアァァァァァ!!!勃つ!勃っちまう!!) 一方通行(嬉しいが!嬉しいがダメだ打ち止めァァァァァァァァ!!!!) ――夜―― 一方通行「てめェ早く寝かがれってンだ。明日はえェンだからよォ」 打ち止め「そんなこと言ったってワクワクして眠れないってミサカはミサカは目を輝かせてみたり!」 一方通行「寝坊したら置いてくからな」 打ち止め「やだー!」 一方通行「なら目ェ瞑って早く寝やがれ」 打ち止め「子守唄歌ってくれたら寝れるかもってミサカはミサカはお願いしてみる」 一方通行「子守唄ァ?」 一方通行(子守唄とか知らねェし…) 一方通行(だが幼女の頼みとあっちゃァ断るわけにも…) 一方通行(つーかなンなンですかァ!?この状況!!) 一方通行(添い寝みてェになってるし!いつの間にか手ェ握られてるし!!落ち着けェ!落ち着け学園都市!! 襲うのはダメだァ!俺はそんな変質者じゃねェぞ!?幼女ってのは見守るもンなンだ!その成長過程を!) 打ち止め「…」スースー 一方通行(そこに(性的な意味で)俺が介入しちまうなンて!ありえねェ!!そンなことする奴ァただの変質者だ!! だが…!だが…!この状況は反則的すぎるぞォ!!頑張れアクセラレータ!負けるなアクセラレータ!! 落ち着け学園都市ィィィィィィィ!!) 打ち止め「おはよーってミサカはミサカは太陽に負けないぐらい元気に挨拶してみたり!」 イ…「絶好の海水浴日和なんだよ!」 上条「おっす」 一方通行「……おォ」 上条「どうしたんだよ、そのクマ。もしかして今日が楽しみで寝れなかったとかか?」 一方通行「…ちげーよ。違くないけどちげーよ」 上条「は?」 一方通行(まさか朝まで己と戦うことになるなんてなァ…) 一方通行(おかげで悟れたけどな…) 一方通行(幼女とは…) 一方通行(世界の、全人類の財産だ) 一方通行(たかが一人の人間である俺なんかが手ェ出しちゃいけねェ、いわば神の領域だ) 一方通行(見てるだけ。温かい目で見るだけ。エロい事なんて考えちゃいけねェ) 一方通行(それ以上は行っちゃいけねェ…) 一方通行(…だがそれで、十分だ) 上条「大丈夫か?」 一方通行「おォ、元気満タンだァ」 上条「そ、そうか?」 イ…「海が見えたんだよ!」 打ち止め「うみーー!!ってミサカはミサカは全力ダッシュしてみたり!!」タタタタタタ イ…「私も!」タタタタタタ 上条「あっコラ!」 一方通行「あいつ等仕方ねェな」 上条「全くだ」 一方通行「…」 上条「……」 一方通行「俺も行ってやらァァァァァァ!!」ダダダダダダ 上条「なんで人は海が近くなると全力疾走するんだろうな…」 上条「……はぁ」ザザーー 上条「お前ら待て―!!」タッタッタッタッタ 打ち止め「凄い人の数!ってミサカはミサカはちょっと目をパシパシしてみたり」 イ…「とーま!あそこにかき氷が売ってるんだよ!」 上条「はいはい。後でな」 一方通行(こ…これは……!!) 上条「結構家族連れも多いんだな」 イ…「早速着替えるんだよ!」 上条「えーっと、ロッカーは…あそこか」 一方通行(幼女がいっぱい!!) 一方通行(待て!待て俺ェ!) 一方通行(昨日悟ったばっかじゃねェかよ!) 一方通行(幼女は見るだけ!温かい目で!) 一方通行(エロいことなんて考えちゃいけねェ!) 一方通行(これからは大人との交流を大切にしなきゃいけねェ!) 一方通行(明鏡止水だ。落ち着け)スーハースーハー 女「すみませ~ん。ボール取ってくださ~い」 一方通行「あァ?」 上条「そのビーチボールの事だろ。取ってやれよ」 一方通行(なンでおれがあンなババアのために…) 一方通行(いや、頑張れアクセラレータ!これを機に対象を幼女から大人の女に…) 女(色白イケメン…!) 一方通行「ほらよ」 女「ありがとうございます!」チョン 一方通行「…」 女「あっすみません。指が当たっちゃいましたね///」 一方通行「…」スーーー 女「どうしたんですか?深呼吸ですか?」 一方通行「ババアが俺の体に触ってンじゃねェぞコノヤロオォォォォォォォ!!!!」 一方通行「ハッ!」 上条「ど、どうしたんだよ」 一方通行「なンでもねェ」 上条「女の子ビックリして逃げてっちゃったぞ?ボール置いて」 一方通行(イキナリやっちまったァ) 一方通行「…返してくるわ」 上条「おう。今度は大声出すなよ?」 一方通行「…」 上条「俺は先にロッカーで着替えてるからな?」 一方通行「あァ」 一方通行(リベンジ…リベンジ…) 女「あっ…」 一方通行「さ、さっきは突然大声出してすみませンでしたァ」 女「い、いえ…私の方こそ…」 一方通行「これ、置いて行かれたのでェ」 女「わざわざすいません」ペコ 一方通行「いえいえ」 一方通行(クソォ!なんでこんなババアと会話を…) 女2「女ーその人誰!?」 女3「すっごいイケメンじゃん!!」 一方通行(耐えろ…耐えろ……) 女4「ってゆーか色白ーーいwwww」 女5「へっへーさわっちゃったぁ」 一方通行(耐えろ…耐えろ…耐えろ…耐えろ…耐えろ…) 女2「ずるーい!私も触るー」ベタベタ 女4「ほっそいwwwご飯ちゃんと食べてるーwww」ベタベタ ワイワイガヤガヤベタベタ 一方通行「…」フラッ 女「えっ?」 一方通行「」バタン 一方通行「っつ……」 上条「おっす、気分はどうだ?」 一方通行「…」 上条「お前女の子たちの前で倒れたんだよ」 女「大丈夫?」 一方通行(そうか…思い出した) 一方通行(あまりの不快指数に気絶したんだった…) 一方通行「問題ねェ」 上条「そうか。そりゃ良かった」 一方通行「打ち止め達は?」 上条「あいつらなら遊びに行ってるよ」 一方通行「そォか…なら飲みもン買ってくるわ」 上条「もう動いて大丈夫か?」 一方通行「あァ」 女「わ…私も一緒にいきます!心配なので…」 上条「じゃあ頼むな。俺は荷物番してるから」 一方通行「…」 女「…」 一方通行「……」 女「……」 一方通行「………」 女「あの…本当に大丈夫ですか?」 一方通行「大丈夫だっつってンだろ、ついてくンな」 女「い、嫌です」 一方通行「…」 女「また倒れるかも知れないじゃないですか」 一方通行「…倒れねェよ」 女「心配です」 一方通行「…チッ」 ガコン! 女「戻ります?」 一方通行「他に何すンだよ」 女「そう言えばさっき海の家で美味しそうな焼きそば売ってたんですけど…」 一方通行「海の家のメシが旨いわけねェだろうが」 女「そんな事ないですよ!行ってみませんか!?」ギュッ 一方通行「…」 女「あっすいません…思わず手を握ッちゃいました///」 一方通行「…おィ」 女「?」 一方通行「飲みもン下に置け」 女「??」 一方通行「いいから」 女「…こうですか?」 一方通行「目ェ閉じろ」 女「えっ!?えっっ!?」 一方通行「早くしろってンだ」 女「は、はい!!」 女(いきなりキス!?早くないかな!?全然OKだけど!!) 女「…」ドキドキ 一方通行「…」スッ 女(キャー!腰に手が!)/// 一方通行「…」ギュッ 女(力強く抱きしめられてる!?) 一方通行「…」 女(吐息が///) 一方通行「ウラァァァァ!!!!!!垂直落下式ブレェェェェンバスタァァァァァァァァァァ!!!!」 女「ひでぶ!!」 一方通行「あ゛あ゛ーすっきりしたァ…」 一方通行「幼女でもねェくせにこの俺にベッタベッタ触りやがって」 一方通行「クソビッチ共が!!」 一方通行「体がババア臭くなっちまったじゃねェか!!」 一方通行「早く幼女で消毒しねェと…」 一方通行「待っててくれェェェ!打ち止めァァァァァ!!!インデックスちゃァァァァァン!!!!」ダダダダ 一方通行「うおっ!」 幼女「きゃあ!」 一方通行「どォォォこ見て歩いてンですかァ!?誰ですかァ!?俺のビクトリーロード!いや、ビクトリー幼女の 邪魔する奴ァ!!?」 幼女「ご…ごめんなさい……」 一方通行「…」 幼女「海見たら走りたくなっちゃって…」 一方通行「…」 幼女「ホントにごめんなさい!」 一方通行(俺の幼女キタァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!) 幼女「ごめんなさい…ごめんなさい……」 一方通行「いいンですよォ。ぶつかったのはァ俺の不注意ですからァ」 幼女「で、でも…」ウルウル 一方通行「泣いちゃァダメだぜェ。可愛い顔が台無しだァ」 幼女「可愛い顔?」 一方通行「あァ。可愛い顔だァ」 幼女「そ、そうかな?」 一方通行「自身持てェ」 幼女「う、うん!」 一方通行「で、そんなことよりお嬢さン」 幼女「?」 一方通行「暇なら俺とお食事しませンか?そこの海の家の焼きそば超うめェンですよ」 幼女「焼きそば!」キラキラ 一方通行「奢ってやっからよォ?」 幼女「でもでもお母さんが知らない人について行っちゃダメだって…」 一方通行「だァいじょォぶ。焼きそば食ったらお母さンのとこにすぐ戻ればいいンだからよォ」 幼女「…うーん……」 イ…「ただいまー!!」 打ち止め「海たのしー!!ってミサカはミサカは超ハイテンション!!」 上条「お帰り」 イ…「とーま!クラゲ捕まえたんだよ!」 上条「よくそんなもん触れるな…」 イ…「クラゲって食べれるかな!?」 上条「なんでだ。なんでお前はすぐそっちにベクトルが向くんだ」 打ち止め「あれ?彼は?ってミサカはミサカはもう一人の保護者の行方を探してみたり」 上条「アクセラレータなら1時間前にお前らのジュース買いに行ったきり帰ってきてない」 イ…「一時間?」 上条「ああ」 打ち止め「…」 イ…「…」 上条「…」 打ち止め「迷子?」 上条「ああ。俺もそんな気がする」 幼女「おいしい!」 一方通行「そうかァ、良かったじゃねェか」 幼女「うん!」 一方通行(やっぱ幼女にかぎるわァ) 一方通行(見てるだけとかマジ無理だっての) 幼女「ん~!」 一方通行「…」 一方通行(ちょっと待てよ…) 一方通行(もしこの状態をこの子の親に見られたら誘拐だと思われねェか?) 一方通行(いや、でも俺こいつがメシ食ってるの見てるだけだし…) 一方通行(…その前にメシに誘った時点でアウトか?) 一方通行(もしかして俺今ヤバイ状態?) 幼女「あっお母さーん!」フリフリ 母「お巡りさん!こっちです!あの少年が娘を…!!」 一方通行「…」 警察「君、もしかして誘k 一方通行「いい」 一方通行「みなまで言うンじゃねェ」 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------ 第3話 上条「お前何考えてんだよ」 一方通行「すみませン」 上条「いくら子供が好きだからって」 一方通行「…」 上条「誘拐はだめだろ」 一方通行「誘拐じゃねェ!!ただ一緒にメシ食ってただけだ!!」 上条「世間じゃそれを誘拐っていうんだよ…」ハァ 一方通行「グッ」 上条「あの女の子がかばってくれなかったら今頃どうなっていた事か…」 一方通行(流石幼女…) 上条「まぁ、学園都市からの圧力で報道には規制かかってるみたいだし」 一方通行「ありがてェ…」 上条「取り敢えず打ち止めとインデックスには上手い事言っとくから」 一方通行「たのむ…」 上条「お前はこの刑務所での一週間の監視期間に何も問題起こさずジッとしてろ」 一方通行「おォ…」 看守「面会時間終わりです」 上条「じゃあ俺は帰るわ」 一方通行「三下ァ」 上条「なんだ?」 一方通行「打ち止めをよろしくお願いします」 上条「お…おう……」 ==とあるセロリの監獄生活== 一日目 一方通行(大人しく…大人しく…) 看守「よお」 一方通行「あァ?」 看守「お前ロリコンなんだって?」 一方通行「ちげーし。ぶっ殺すぞ」 看守「看守に向かってぶっ殺すとか言うな」 一方通行「てめェが意味わかンねェこと言うからだろォが」 看守「ここに超美人のお姉さんのAVと中学生が出演してるAVがあります」 一方通行「イキナリなーにいってやがンですかァ?」 看守「どっちを見ますか?」 一方通行「どっちも見ねェよ」 看守「はぁ?」 一方通行「中学生はババアだしお姉さンとか霊魂だろうが」 一方通行「小学生以下じゃねェとダメだ」 看守「思いっきりロリコンじゃねーか」 一方通行「ちげェよ」 看守「違わんから諦めろ」 一方通行「俺は幼女に手を出さねェ。絶対」 一方通行「見てるだけだ」 一方通行「それも遠くからな。そう決めたンだよ」 看守「いや、カッコ良くないからな?結局手は出しちゃってるし」 一方通行「あれはしょうがねェだろうが!!高校生の白骨死体どもが俺に触りやがったンだよ!!」 一方通行「いち早く幼女と触れ合って消毒しなきゃいけねェだろうがァ!!」 看守「多分だが…お前はここから出しちゃダメな気がするな」 二日目 一方通行(一週間ぐらいなら大丈夫だ…多分) 一方通行(前に打ち止めが出て行った時は五日しか持たなかったが) 一方通行(悟りを啓いた俺なら一週間程度大丈夫だろ…) 一方通行(たった二日増えただけだしィ?) 一方通行(…) 一方通行(それにしても暇だな…) 一方通行(監視だけだから労働とかねェし) 一方通行(…) 一方通行(久しぶりに妄想でもして時間つぶすか?) 一方通行(打ち止めが来てからは現実(リアル)が楽しくてやってなかったしな) 一方通行(設定は…) 一方通行(そォだ、俺幼稚園の先生って事にしよう) 一方通行(もちろん園児は女の子だけだ…) 一方通行(パラダイスだぜェ…) 看守「よおロリコン」 一方通行「…」 看守「昨日はどうだった?大好きな子どもと触れ合えなくて発狂とかしなかったか?」 一方通行「…」 看守「…」 一方通行「…」 看守「おーい」 一方通行(よし、皆ァ今からプールの時間だぜェ) 看守「無視か?」 一方通行(まずァ準備体操だァ) 看守「寝てんのか?」 一方通行(ハイ、いっち、にっ、さァん、しっ) 看守「つまんねぇな、いじってやろうと思ったのに」 一方通行「!!」カッ 看守「おっ、起きたか」 一方通行「まだ準備体操の途中だろうがァ!!」 看守「うおお!!」ビクッ 一方通行「おぼれちゃったらどォするンですかァ!?」 看守「何の話!?」 三日目 一方通行(やっベェ…俺ァなんであンな妄想を…) 一方通行(打ち止めに会いたくなってきた…) 一方通行(打ち止めァ…打ち止めァ…) 看守「メシだぞー」 一方通行(打ち止めァ…インデックスちゃン…小萌ちゃン…) 看守「メシだってば」 一方通行「打ち止めァ…打ち止めァ…打ち止めァ…打ち止めァ…打ち止めァ…打ち止めァ…」ブツブツ 看守「何ブツブツいってんだ?メシ冷めるぞ?」 一方通行「インデッスちゃン…インデックスちゃン…インデックスちゃン…インデックスちゃン…」ブツブツブツブツ 看守「だ、大丈夫か?」 一方通行「………あァ、お前か」 看守「お前ってオイ」 一方通行「今ァ何日目だ?」 看守「三日目、もしかしてもう限界なのか?」 一方通行「ンなわけねェだろ…ンなわけねェだろ……」 看守「なんで二回言った?」 一方通行「俺ァ悟ってんだよ…前より早くギブなんてありえねェ…」ブツブツ 看守「まぁ、なんだ……その………頑張れ」 一方通行「おォ…応援有難うございまァす」 四日目 一方通行「なァ…」 看守「お前から話しかけるとか珍しいな」 一方通行「紙とペン貸してくれねェか?」 看守「そんなもの何に使うんだよ?」 一方通行「いいから貸せってンだ」 看守「ホント礼儀作法がなってないな」 一方通行「貸さねェとこの牢屋ぶち破ンぞ?」 看守「それ以前の問題かよ…ほら」 一方通行「よし、これで…」 看守「脱走とかすんなよ?」 一方通行「するなら初日でしてるっての」 一方通行(漢字の練習だ…) 一方通行(これで少しは気も紛れるだろ) 一方通行(取り敢えず一…方…通行…っと) 一方通行(おォ…これは中々上手く書けたぜェ) 一方通行(通のシンニョウのとこが良い感じだぜェ) 一方通行(次はァ…) 一方通行(上条…とう……) 一方通行(あれ?とうまって漢字どンなだ?) 一方通行(とうま…とうま…) 一方通行(まァ…なンでもいいか、次はァ) 一方通行(…) 看守「晩飯だぞー」 一方通行「…」カキカキ 看守「晩飯だってば」 一方通行「ン」 看守「何をそんなに真剣に…」 一方通行上条とうま打ち止め最終信号禁書目録Dedicatus545献身的な子羊は強者の知恵を守る小萌ちゃン七不思議 幼女一方通行上条打ち止め禁書目録小萌ちゃン幼女幼女幼女幼女幼女幼女一方通行三下打ち止めインデックスちゃン 小萌ちゃン幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼 女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女 幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女 幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女 幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女 幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女 幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女 幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女 幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女 幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女 幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女 幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女 幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女 幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女 幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女 幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女 幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女 幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女 幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女 幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女 幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女 幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼女幼 看守「お前周りから怖がられてたろ?」 一方通行「?…あァ、よくわかンな」 看守「誰でも分かると思うぞ?」 一方通行「?」 五日目 看守「おーっす」 一方通行「あー↓」 看守「なんだよ、朝から気だるそうだな」 一方通行「あー↓」 看守「あーってお前」 一方通行「あー↓」 看守「暇なのか?」 一方通行「あー↓」 看守「幼女に会いたいのか?」 一方通行「あー↑」 看守「ここを無事に出るまではダメだからな」 一方通行「あー↓↓」 看守「…、暇つぶしにコレ貸してやるから頑張れ」 一方通行「あー?」 看守「ただのギャグ漫画だよ」 一方通行「あー↓」 看守「幼女なわけねぇだろ」 一方通行「あー↓↓↓」 一方通行「…」ペラ 一方通行「…」 一方通行「……」ペラ 一方通行「……」 一方通行「………」 一方通行「………」ペラ 一方通行「…………」 一方通行「…………」 一方通行「…………」 一方通行「…………」 一方通行「……………………」 一方通行「ふゥ」 一方通行「おィ」 看守「なんだ?」 一方通行「これ続きねェのか?」 看守「6巻までなら出てるぞ」 一方通行「ここには?」 看守「あるけど」 一方通行「貸しやがれ」 看守「それが物を頼む時の態度かよ?」 一方通行「貸してください。お願いします」 看守「そんなに面白かったか?」 一方通行「…」 看守「苺ましまろ」 六日目 看守「朝飯だぞ…って」 一方通行「ふゥ」 看守「まだ読んでたのかよ」 一方通行「一晩で7回も読み直しちまったぜ」 看守「よく飽きなかったな」 一方通行「飽きる要素ねェし」 看守「いやいや」 一方通行「それよりバケツ貸してくれねェか?」 看守「バケツ?まぁ良いけど…」 一方通行「…」スーハー 看守「なに?体調悪いのか?」 一方通行「…」スーー 看守「ちゃんとバケツの中に吐けよ?」 一方通行「幼女触りてェェェェェェェェェェェェェェ!!!!!!!!!!!!!!!」 看守「……」 一方通行「うし、ちょっとスッキリした」 看守「一応言っとくが、お前監視されてんだからな?」 「朝っぱらからうるさいんですの」 「すみません、静かにしてもらえますか?シミュレート中なので…」 一方通行「あァ?」 看守「言い忘れてた。今日から両隣りに新しい奴が来たんだ。仲良くやれよ」 一方通行「はァ?」 「そういう事ですの」 「お二人ともよろしくお願いします」 一方通行「幼女か?」 看守「んなわけねーだろ」 「自己紹介でもしときましょうか、壁のせいで顔は見えませんが。僕の名前は海ばr 「名前なンざどうでもいい、幼女じゃねェンならな」 「わたくしもお姉様意外には興味ありませんの。特に囚人ならなおさらですの」 「囚人なのはお前もだろうが」 「君もだよ。そして僕もね」 「犯罪者ばっかりじゃねェか」 「ここ刑務所ですよ」 「わたくしは違いますの!」 「俺もなンもしてねェ!!」 「じゃあ僕だってしてないよ!」 看守「いやいやいやいや。全員犯罪者だから」 「ところでお二人はなんで捕まったんですか?」 「不当逮捕ですの」 「俺もだ」 看守「正当だ」 「なンだよてめェ、まァだ居やがったンですかァ?」 「さっさと働きに行った方がよろしいんでなくて?」 「もしかして仲間に入りたいんですか?」 看守「お前らの仲間入りなんて絶対嫌だね」 「この鉄格子を体内にねじ込みますわよ?」 「血液逆流させンぞ?」 「金星…金星……」 看守「こえーよ」 「さて、さっきの続きですが…」 「では、わたくしから話しますの」 「暇つぶしにはちょうどいいな」 「やっぱり暇なんですか?」 「三日目あたりからやべェ」 「わたくしはお姉様の下着をちょっと拝借してみたり」 「うわァ」 「イキナリ犯罪臭が…」 「飲み物に媚薬入れてみたり、シャワー中に乱入してみたり、夜這いを仕掛けてみたりしただけですの」 「それなのにお姉様は頭冷やしてこいって無理やりココに…一週間も会えないなんて悲しすぎますの」シクシク 「素敵なお姉さんですね」 「あァ。妹思いのいい姉じゃねェか」 「お姉様ぁ…おねーさまぁー……」シクシク 「君は?」 「俺ァ海で知り合った幼女と飯食ってただけだ」 「ああ、幼女誘拐ですか」 「普通に犯罪ですの」 「ちがいますゥ、同意の下ですゥ」 「犯罪者はみなそう言うんですのよ」 「思い込みって怖いですよね」 「それなのにあンの糞ババア…」 「あの可愛い幼女が自分の子供だからって調子に乗りやがって…」 「そうだよ、俺がここに居るのあのババアのせいじゃねェか」 「なんかブツブツ言い始めましたよ」 「壁のせいで声が聞きにくいんですの」 「なァにが『あの少年が娘を…!』だァ?」 「あの子はお前の娘じゃなくて、俺の幼女だァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!」 「もう末期という事は分かりましたの」 「色々可哀想ですね」 「あなたはどうして此処に?」 「幼女…幼女…」 「僕ですか?僕は好きな女の子を遠くから見ていたら何故かアンチスキルに捕まりまして…」シュン 「ストーカーか」 「キモイんですの」 「ストーカーじゃありませんよ。それに好きな人の事をよく知りたいと思うのは当然じゃありませんか?」 「あなた達だってお姉さんのことや幼女さんのことをよく知りたいとか思いませんか?」 「そりゃァ…」 「知りたいですが…」 「知ろうとすることは罪ですか?」 「うっ…」 「具体的には何をしていらしたんですの?」 「そうですね…朝、寮から出てきたらオハヨウって心の中で呟いたり…」 「朝から……」 「気合い入ってンなァ」 「彼女が立ち読みした雑誌を買ったり、何か買い食いしたら同じものを食べたり、彼女が集めているキャラクター グッズを買いそろえてみたり、トイレに行った回数や日々の食事から体調を気にしたり、生理周期を把握したり、 今日の下着は何か想像してみたり…他にも色々してましたね」 「お前やばくね?」 「こいつを捕まえた方は本当にグッジョブですわ」 「でも、恋ってこういうものですよ?」 「経験はねェが絶対違う」 「アブノーマルにも程がありますの」 「それにしても」 「それにしても!?」 「お前今のインパクトをそンな一言で消せるとでも思ってンのか」 「僕たちはなかなか険しい道を行かなければなりませんね」 「一人は同性愛、一人は幼女嗜好」 「わたくしはお姉様だけですの。他の方には興味ありませんわ」 「お前は変態思考さえなくなれば普通の道をいけるンじゃねェか?」 「いえ、この中では僕が一番険しいですよ。というより不可能です。とある事情がありますので」 「変態は直そうと思って直るものじゃありませんものねぇ」 「そっちじゃないです」 「じゃあ、事情ってなンなンだよ」 「とにかく僕に彼女との恋愛は難しいということですよ。でも…」 「だからこそ…!燃え上がりませんか!?」 「「!!?」」 「道が険しければ険しいほど!!ゴールに辿り着いた時の高揚感は測り知れません!!」 「「!!!」」 「だから僕らは!この道を外せないんです!!外してはいけません!!進むべきです!!警察に捕まったぐらいで 己の信念を曲げるべきじゃありません!僕らは何一つ間違った事をしていないのだから!!」 「…」 「…」 「そう、思いませんか?」 「よく言ったぜ、三下ァ」 「彼方のおかげでわたくし目覚めましたの…」 「分かって頂けましたか」 「あァ…俺達ァ」 「正義だァ!!」 「正義ですの!!」 「正義です!!」 科学と魔術が交差するとこうなります。 七日目 看守「お前出所出来るみたいだぞ。良かったな」 一方通行「当り前だろォが。俺ァ正義だ」 看守「違うし」 「それじゃあ、外の世界でも頑張ってください」 「こっちから応援してますの」 一方通行「おォ、ありがとよ」 看守「何?一日でそんな仲良くなったのか?」 一方通行「友情に日数なんて関係ねェ」 「最後に、友として一つ助言をさせて貰えないか?」 一方通行「…」 「君はもっと自分を出した方がいいよ」 「そうですわね、偽りの自分は不格好ですわ」 一方通行「…」 看守「そんなことしたらまた此処にぶち込まれるぞ?」 「頑張ってください」 「さよならですわ」 一方通行「じゃあな…」 名前も顔も知らない、初めての親友との別れはほろ苦かった。 涙を隠すように全力疾走して出ようとしたら看守に、「おい、出所手続き」と言われたのでぶっ飛ばした。 そンなことしてる場合じゃねェ。 打ち止めに、インデックスちゃンに、会いに行かなきゃ行けねェ。 道は険しく、平坦ではないかも知れねェが… 俺は幼女に…… 今、会いにゆきます。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------ 第3.5話 一方通行「長かった…長かったぜェ…」 一方通行「このドアを…上条さンの家のドアを開ければ…」 一方通行「そこはもうユートピアだァ」 一方通行「ふーっ、開けるか…」 一方通行「…」 一方通行「胸の高鳴りがやべェ」 一方通行「好きな人と会えない時間ってのはこンなにも俺を変えちまうのか…」 一方通行「まるで少女漫画じゃねェか…」ドキドキ 一方通行「……」ドキドキ 一方通行「………」ドキドキ 一方通行「…俺どうやって幼女と接してたっけ? 一方通行「忘れちまった…」 一方通行「どう接してたか忘れちまった…」 一方通行「クールに?フレンドリーに?」 一方通行「どっちだ?」 一方通行「俺の性格を考えるとクールを装うだろうが…」 一方通行「刑務所のあいつ等はもっと自分を出せって言ってたしなァ…」 一方通行「…」 一方通行「超フレンドリーに行っちまうか?」 一方通行「我が道を行ってみるか?」 一方通行「…」 一方通行「ドアの前で悩ンでてもしかたねェ!!」 一方通行「フレンドリーに!!超フレンドリーに!!」 一方通行「よっしゃァァァァァァ!!!………」 一方通行「……………いや、でも…」ブツブツ イ…「アクセラレータって今日のお昼に帰ってくるんじゃなかったのかな?」 上条「そうだけど」 イ…「もう夜なんだよ?」 上条「ちょっと帰ってくるのに時間かかってんだろ」 イ…「彼のための豪華ディナー、冷めちゃうんだよ」 上条「うーん」 イ…「食べていいかな?」 上条「もうちょい待とうぜ」 イ…「ええ~」 上条(まさかアイツ、刑務所でやらかしたか?) 打ち止め「見てみて―!ってミサカはミサカは完成品を高らかと掲げてみたり!」 上条「なんだそれ?」 打ち止め「貯金箱!」 上条「また、古風なもん作ったなぁ」 打ち止め「古風じゃないよ!もしこれに勝手に触ったら犯人の氏名、年齢、性別、住所、電話番号、顔写真、 経歴、銀行口座の暗証番号もろもろがミサカネットワークに晒されていいようにされるセキュリ ティーが施されてあるもんってミサカはミサカは説明してみたり!!」 上条「古風の意味を勘違いしてるっぽいが取り敢えず怖いな、ソレ」 打ち止め「だから上条さんも触らないようにってミサカはミサカは注意を促してみる」 上条「そんな危ないものしまいなさい」 打ち止め「ええ~!せっかく作ったのに!!」 イ…「ところで肝心の貯金箱の中に入れるお金は?」 打ち止め「あ…」 上条「無いのかよ」 打ち止め「…」ウルウル 上条「泣くなよ…ほら、100円やるから入れとけ」 打ち止め「…!」パァァァ イ…「とーまズルイ!私も!」 上条「100円か?」 イ…「ごはん!!」 上条「ご飯かよ」 一方通行「クール…フレンドリー…クール…フレンドリー…クール…」プチプチプチ… 一方通行「フレンドリー」プチ 一方通行「そォか、俺ァフレンドリーに幼女と接してたか」 一方通行「そりゃァ幼女好きになるわなァ」 一方通行「フレンドリーってこたァ触りまくりってことだからなァ…」 一方通行「ギンギンだぜェ!!」 一方通行「…」 一方通行「それにしてもひわまりの花弁って多いンだな」 一方通行「すっかり夜になっちまった」 一方通行「…っし、行くか」 一方通行「…」ガチャ 打ち止め「あっ!!」 イ…「お帰りなんだよ!!」 上条「お帰り。遅かったな」 一方通行「ただいまァ打ち止めちゃァン♡」ナデナデ 打ち止め「えっ…?」 一方通行「インデックスちゃンもォ♡」スッ イ…「いやっ!!!!」バシッ 一方通行「あァ!?」 上条「お前…ホントにアクセラレータか?」 一方通行(ミッ、ミスったァァァァァァ!!?) 一方通行(やっぱクールだったか俺!!) 一方通行「い、今のァナシだァ!!」 上条「なんだ、冗談だったのか」 一方通行「当り前だろうが、ちょっとチャメッ気出しただけだ」 上条「まぁ、俺は大丈夫だが…」チラ 上条「あいつ等には刺激が強すぎたみたいだぞ?」 一方通行「…」 イ…「きもい!きもい!!きもい!!!すっごい気持ち悪いんだよ!!!!!」ガタガタ 一方通行(嗚呼、幼女に罵られちまってる…) 上条「インデックスはもうお前の事敵とみなした目で見てるし…」 一方通行(…………………ゾクゾクするぜェ) 打ち止め「…」シーン 上条「打ち止めに到っては刺激が強すぎたのか完全にフリーズしちまってる」 一方通行(フリーズとか…やりたい放題じゃねェか) 上条「どうすんだよ?」 一方通行「このままでも…いい」 上条「そんなわけ無いだろ」 一方通行「取り敢えず、打ち止め連れて帰るわ」 上条「大丈夫か?」 一方通行「大丈ォォォ夫」 上条「ホントかよ…」 イ…「じゃあこのご飯は!?」 一方通行「お前らで好きに食べてろ」 上条「こんなに食べれねぇよ」 イ…「大丈夫なんだよ!私が全部食べるんだよ!」 上条「なんで全部なんだ」 一方通行「じゃあな」 上条「このままで良いとか思ってんなよ」 一方通行「おおおおおお、思ってねェよ!!」 上条「ホントか!?」 一方通行「うるせェェェェェ!!」ダダダダダダ 上条「アイツは…」ハァ 打ち止め「…」シーン 上条「打ち止め忘れてってるし…」 一方通行「打ち止め忘れたァァァァ!!」 一方通行「どォすんだよ!?今更戻るとかカッコ悪すぎる…」 一方通行「俺今夜一人ぼっちじゃねェか!!」 一方通行「グッッ…き、禁断症状が…!!」 一方通行「このままじゃまた、幼女攫っちまう…」ハァハァ 一方通行「また刑務所なンてぜってェ嫌だ…」ハァハァ 一方通行「どォすりゃァ…」ハァハァ 一方通行「…」ハァハァ 一方通行「そォか…こりゃァ名案だ」 一方通行「これなら多分禁断症状を抑えられるはずだ…」 看守「あと一日入れろ?」 一方通行「あァ」 看守「せっかく出れたってのになんでまた…」 一方通行「いいから入れろってンだよ」 看守「まぁ…いいけど」ギィ 一方通行「悪ィな」 ―――――――――――――――――――― 「よォ」 「こ、この声は…!」 「真ん中の人じゃないですか!?」 「なぜ戻って来たんですの!?」 「色々なってな…」 「真ん中さん…」 「あと一日、俺の相手してくれねェか?」 「もちろんですわ!」 「さぁ!皆で語らいましょう!」 「ありがとよォ…この変態ども…」 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------ 第4話 一方通行「なンだァ?やけに騒がしいな」 打ち止め「知らないの?明日はお祭りだからその準備だよってミサカはミサカはさっき盗み聞きした内容を教えてあげたり」 一方通行「夏祭りかァ」 打ち止め「明日なに買ってもらおっかなーってミサカはミサカはシミュレートしてみる」ブツブツ 一方通行「あ?お前行く気なのか?」 打ち止め「え…行かないの……?」 一方通行「めンどくせェ」 一方通行(俺はお前とゴロゴロしてンのが一番なンだよォ) 打ち止め「…」シュン 一方通行「!!」 打ち止め「残念ってミサカはミサカは素直になってみたり…」シューン 一方通行「行きますゥ!俺もお前もお祭り行きますゥ!!」 打ち止め「ホントに!?」パァァァァ 一方通行「今から浴衣買いに行くぞォ」 打ち止め「やったぁ!ってミサカはミサカはクルクル回ってみたり!」 一方通行(そンな顔されたらお前…たまンねェだろうが!行くしかねェだろうが!!) 上条「おー了解。18時なー」 イ…「なに?」 上条「明日の祭り行くぞって話」 イ…「私も!」 上条「そりゃそうだろうな。アクセラレータからの電話だったし」 イ…「さすがアクセラレータなんだよ!」 上条(でもコイツ連れて行くと金が…) イ…「なに食べようかなー」 上条(ああ、もう食べ物の事しか頭にないな…) イ…「わたがしとー、りんご飴とー」 上条(そこで終われ!そこで終われ!!) イ…「…とーま、お金大丈夫?」 上条「8月始まったばっかりだしな。大丈夫だ」 上条(こいつが金の心配してくれるとは…上条さんうれしい!!) イ…「じゃあ出店全部制覇するんだよ!」 上条「ふざけんな」 打ち止め「種類がいっぱいで迷っちゃう!ってミサカはミサカはテンション上がりまくり!」 一方通行(すげー種類あンな…どれが一番打ち止めに似合うンだ…) 打ち止め「カナミンだー」 一方通行(カナミンなー、ガキっぽくていいが新鮮味がねェよなァ) 打ち止め「ゲコ太ー」 一方通行(うおォー!なンなンですかあそこの浴衣はァ!?) 一方通行(ミニスカートぐらいの丈しかねェじゃねェか!) 一方通行(エロすぎンだろ!?) 一方通行(こンなン着せらンねェ!こンなンウチの打ち止めに着せたら可愛すぎて変態が攫って行っちまう!) 一方通行(けど見たい気も…) 一方通行(ダメだァ!!!!俺変態じゃねェし!でも見てェし!!) 一方通行(うォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!) 打ち止め「これにするーってミサカはミサカは…どうしたの?」 一方通行「…なンでもねェ。これで良いンだな?」 打ち止め「うん!大人っぽくしてみたってミサカはミサカはこの夏大人っぽさの獲得を密かに狙ってみたり」 一方通行(大人っぽくとかねェわー) 一方通行(あっ、でもガキが背伸びしてこういうの着てるってのも…) 一方通行(ぱねェ!!超ぱねェ!!無駄な背伸び超かわいい!!) イ…「食べ物がいっぱい!全部食べれるかな!?」 上条「絶対させないからな」 イ…「早く行きたいんだよ!」 上条「待ちなさい。二人がまだでしょうが」 打ち止め「おまたせーってミサカはミサカは駆け足してみたり!」 一方通行「やめろ!転ぶ!転ぶ!!」 上条「おー、打ち止め浴衣じゃないか」 イ…「いいなぁ、私も浴衣欲しかったんだよ」 上条「うちにそんなお金はありませんよ」 一方通行「浴衣じゃねェだと…?」 上条「おっす。アクセラレータ」 一方通行(何考えてンだこの三下…お祭りなのに浴衣じゃねェとか) 一方通行(幼女なのに浴衣じゃねェとか…) 一方通行(楽しみにしてたのに…楽しみにしてたのに…) 上条「お互いお守大変だよなぁ」ハハハ 一方通行「ハハハじゃねェし!!お祭り舐めてンのか!!!!」 上条(コイツ、刑務所行ってからちょっと変わったよなぁ) 一方通行「インデックスだってお祭り楽しみてェだろうがァ!!」 上条「アイツは食べれりゃいいんじゃないか?」 一方通行「全てはカタチからだろうがァ!!」 イ…「私は別にいいんだよ」 上条「ほら」 一方通行「ダメですゥ!」 上条「はぁ…インデックス、ちょっとこっち来い」 イ…「?」 一方通行「浴衣に着替えるのか?」 上条(なんかめんどくさくなったよなぁ。なんかあったのかなぁ)チョイチョイ 一方通行「な…なんだと……」 上条「ほら、髪上げてみた。ちょっとお祭りっぽくない?」 打ち止め「かわいい~!」 イ…「へっへ~」 打ち止め「上条さん!ミサカもして欲しいっておねだりしてみたり!」 上条「はいよ」チョイチョイチョイ 一方通行(三下ァ…) 上条「アクセラレータ、これで良いか?」 一方通行(お前マジぐっじょぶ…) イ…「とーま!次焼きそば!」 上条「もう金ねぇよ…」スッカラカン イ…「えぇ~」 上条「お前一体どんだけ食ったと…」 一方通行「しょうがねェな、俺が買ってやらァ」 イ…「アクセラレータ!」ニコー 上条「おい」 一方通行「一人だけ無しとかねェだろ」 上条「いや、まぁ…」 一方通行(幼女の笑顔が見れれば俺はそれで…) 一方通行(お腹一杯だァ) イ…「次なにしたい!?」 打ち止め「金魚すくいがしてみたいってミサカはミサカは 一方通行(アアアアアアアァァァァァァァアアァァァァアアアァァァァァァ!!!!!!!!!) 上条「金魚なんてとった後どうすんだよ?」 一方通行(ミニスカ浴衣!!!) イ…「飼うんだよ!」 一方通行(しかも幼女!!しかも二人も!!!!) 上条「うちスフィンクスがいるだろ」 一方通行(ぱねェ!やっぱ打ち止めにもアレ着せりゃァ良かった…)フラフラ 打ち止め「じゃあ家で!!」 一方通行(どこ行くンだァ?)フラフラ 上条「ちゃんと死ぬまで面倒見れるか?」 一方通行(つーか親は何考えてンだよ…) 打ち止め「み、見れるよってミサカはミサカは反論してみたり!」 一方通行(もう8時だぞォ?)フラフラ 上条「餌はもちろん水替えたり、水槽掃除したり、子供が産まれたらそいつらの世話もしなきゃいけないし」 一方通行(ここは俺が行くしか)フラフラ 打ち止め「うっ」 一方通行(三下、二人を頼んだぜェ) 上条「金魚だって生きてるんだからさ。簡単に飼うとかいっちゃダメだぞ?」 上条「なぁ、アクセラレー……あいつ何処行った?」 一方通行(あいつら何してンだァ?)コソコソ 幼女1「また失敗だよぉ」 幼女2「あと一回分しかお金ないねぇ」 一方通行(ヨーヨー釣りか、幼女には結構難しいもンなァ) 幼女1「えい!」 幼女2「あっ!」 一方通行(おォ!いけるンじゃねェか!?いけるンじゃねェか!?) 幼女1「あっ!あー!」 幼女2「がんばれ!ヒモさんがんばれ!」 一方通行(なンかエロイな) 幼女1「あ~、ヒモ切れちゃった…」 幼女2「残念だったねぇ」 一方通行(こンの糞ヒモがァ!!幼女の声援に応えれねェとか何事だァ!?) 幼女2「帰ろっか」 幼女1「でも…」 一方通行(いいのかァ!?ヨーヨーとれないままで終わっていいのかァ!?) 幼女2「もうお金無いんでしょ?」 幼女1「うん…」 一方通行(だァー!もう!仕方ねェなァ!!)ウキウキ 幼女2「仕方ないよ。来年またがんばろ?」 幼女1「うん…」 一方通行「よォ」 幼女1・2「え?」 一方通行「そこの可愛いお嬢さンたち、お困りじゃありませンかァ?」 一方通行「ほらよ」 幼女1「わぁっ!お兄ちゃんありがとう!!」 幼女2「すっごーい!一回で取っちゃった!」 一方通行「お前にも」 幼女2「私の?」 一方通行「あァ、なンか欲しそうな顔してたからよォ」 幼女1「良かったね!」 幼女2「うん!!」 一方通行「割るンじゃねェぞォ?」 幼女1・2「うん!!」 一方通行「さて、お嬢さン。ヨーヨーも捕れたしそこの出店で一緒にわたがしでも食べませンかァ?」 幼女2「わたがし食べたい!」 幼女1「あっお母さんだ!幼女2ちゃんのお母さんも一緒だよ!!」 一方通行(お母さン…) 幼女2「ホントだ!おかーさーん!」 お母さん2「もうっ!勝手に動いちゃダメでしょ?」 お母さん1「あら、あんた達そのヨーヨーどうしたの?」 幼女1「知らないお兄ちゃんにとってもらったんだ!」 幼女2「私も!」 お母さん2「お礼言わなきゃね。そのお兄ちゃんは?」 幼女1「あれ?」 幼女2「さっきまで横に居たのに」 お母さん1・2「「?」」 一方通行「お母さンとかあぶねェ~」 一方通行「また勘違いされて刑務所入れられるとこだった」 一方通行「あの二人がいりゃあ良いだろうが流石にもういねェだろうしなァ」 prrrrr 一方通行「あァ?三下?」 ピッ 一方通行「あいよォ」 上条『お前今何処にいんだよ?もうすぐ花火始まっちゃうぞ?』 一方通行『ああ、忘れてた。今何処いンだ?』 上条『広場の左の方だよ。早く来ないとお前の場所なくなっちゃうぞ?』 一方通行『わかった。すぐ行く』 上条『迷子になんなよー』かき氷!とーま!かき氷頼んで!! 一方通行『なんかそっちうるせェな』 上条『二人が騒いでるだけだよ。じゃあ電話代きついから切るな?』イチゴ!ブルーハワイ! 一方通行『おゥ』ピッ 一方通行「イチゴとブルーハワイなァ」 一方通行「かき氷はあっちにあったな…確か…」 一方通行「いねェし!あいつらいねェし!!」 一方通行「つーか人多すぎンだろ!!」 一方通行「両手塞がっててケータイも出せねェ!!」 一方通行「かき氷溶けンぞォ!!」 一方通行「つーか溶けてンじゃねェか!!冷てェ!!」 一方通行「はァ…」ペロ 一方通行(イチゴ美味いな…) 一方通行「ンン?」 一方通行「あれ小萌ちゃンじゃねェか。一人でなにしてンだ?」 小萌「ふぅ…警備って大変ですぅ。誰も言うこと聞いてくれないし…」 小萌「皆小学生、小学生って…」 小萌「小学生は10年以上前に卒業しましたよ!」 小萌「もうっ!」 一方通行「よォ、小萌」 小萌「あっ、アクセラレータちゃん」 一方通行「一人で何してんだ?」 小萌「けいb ドーーン! 小萌「きゃあ!!」ビクッ 一方通行(かわいい…) ドーーン!!パララララ! 一方通行(おー、花火始まっちまった) 小萌「綺麗ですぅ」 ドーーンドドドドーーーン 一方通行(最初からクライマックスですかァ?) 小萌「――、――――」 一方通行(なに行ってるか花火で全然聞こえねェ) 小萌「―――!」 一方通行(なンだ?かき氷欲しいのか?)ホラ 小萌「―――、――」 一方通行(遠慮してねェで食えって。イチゴ嫌いなのか?) 小萌「――――」パク 一方通行(しまったァ!コレ間接キスじゃねェか!?) 小萌「――」ペロペロ 一方通行「もっと舐めてりゃ良かったァァァァァァ!!!!!!!!」 小萌「!?」ビクッ 一方通行(なに?上?) 一方通行(全然わかんねェ) 一方通行(こりゃあもう予測するしかねェな) 一方通行(幼女+上…) 一方通行(…) 一方通行(ああ、OK。理解したぜェ) 一方通行(肩車な) 一方通行(小萌ちゃンは素直で可愛いじゃねェか)ヒョイ 小萌「!?」 一方通行(暴れンなっての) 小萌「…???」 一方通行(良いってことよォ) 小萌(あれ?) 小萌(なんで肩車されてるんですか?) 小萌(イチゴ食べますかって聞いただけなのに) 小萌(???) 小萌(…でも、肩車なんていつ以来かわかんないのです…) 小萌(ちょっと、嬉しいのです)ギュ 一方通行「アァァァアァアアア」 小萌「?」 一方通行「アカーン!!」 小萌「!?」ビクッ 一方通行(ギュってなンなンですかァ!?) 一方通行(ぱねェ!!はンぱねェ!!!) 一方通行(どうにかして首180°回ンねェか!?) 一方通行(そしたら秘儀アクセロリータ×幼女(下半身)対面式になれンのに!!!) 一方通行(頑張れ頚椎!!ねじ曲がれェ!!!) 小萌(わっ…!横向いちゃ危ないのです!ま、前を!!)グキ 一方通行「カッ」 小萌「あっ」 一方通行(幼女の太ももに挟まれて死ねるなンて…) 小萌「大丈夫ですか!?」 一方通行(我が人生に…) 上条「小萌先生と…アクセラレータ?」 一方通行(一片の悔いなしだぜェ…) 小萌「上条ちゃん!アクセラレータちゃんが…!」 一方通行(ただ一つの後悔と言ったら…) 上条「お前なんで小萌先生を肩車してんだ?」 一方通行(学園都市がアクセラレータしたままってことだァ…) 上条「おーい」 一方通行「」シーン 上条「もしかしてコレ、気絶してないか」 小萌「ええ!?」 一方通行「」シーーン ちゃんと上条さんが介抱してくれました。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------ 第5話 上条「あっっつい…どうなってんだよ、もう8月も終わりだぞ…?」 イ…「とーまがエアコン直さないからなんだよ…」 上条「仕方ないだろ、修理代高いんだよ…」 イ…「でも流石にうちわだけは限界かも…」 上条「水風呂でも入るわ」 イ…「私も」 上条「おい、ついてくるなよ」 イ…「私が先に入るんだよ」 上条「マテマテ、そりゃあ無いですよ。上条さんは限界です」 イ…「私だって限界なんだよ」 上条「じゃあ一緒に入るか?」 イ…「それでも良いんだよ」 上条「気をしっかり持てインデックス」 イ…「エロイんだよとーま。水着着れば良いだけなんだよ」 上条「ちげーよ、2人で入ったら狭いだろって話」 イ…「私ちょっと傷ついたかも」 上条「家の風呂がもうちょっとでかかったらなぁ」 イ…「…とーま、良い事思いついたんだよ」 一方通行『プールゥ?』 上条『ああ、家に居てもどうせ暇だろ?一緒に行かないか?』 一方通行(プールとか白骨ビッチの巣窟じゃねェか、なンでそンなとこに自ら進ンで行かなきゃなンねェンだよ) 一方通行『人多いだろ、絶対』 上条「うーん、でも行くのは市民プールだし家族連れぐらいじゃないかな」 一方通行(家族連れ=お父さン+お母さン+子供…) 上条「どうする?今回はやめとくか?」 一方通行(子供≒幼女) 一方通行『じゃあ高校生とか中学生とかのウザいのはいねェンだな?』 上条「多分な」 一方通行『なら、行ってやらァ』 上条『さすがアクセラレータ!じゃあ後でなー』 一方通行『おゥ』ピッ 打ち止め「上条さん?」 一方通行(俺の時代きたァァァァァァァァァ!!!) 上条「インデックスと打ち止めはあっちな」 打ち止め「はーい」 上条「インデックスをよろしく頼むな、打ち止め」 イ…「とーま!」 打ち止め「任されました!ってミサカはミサカは敬礼してみたり!」 一方通行「後でなァ、三下ァ」 上条「お前はこっちだ」 一方通行(ダメだったか…) 一方通行(自然にやったらいけると思ったンだけどなァ) 上条(こいつ、こんな事言うやつだったかな) 一方通行(今頃二人は着替えてンのか…) 一方通行(打ち止め大丈夫かァ?) 一方通行(裸になって着替えてンじゃねェだろうな?) 一方通行(なンせ毛布一枚で出歩けるやつだからなァ…) 一方通行(あァ、運命の出会いの日だったなァ) 上条「着替えないのか?」 一方通行「アー、ハイハイ」 一方通行(タオル、タオルっと)ゴソゴソ 一方通行(ンン?)ゴソゴソ 一方通行(えっ?嘘だろ?マジで?)ゴソゴソ 一方通行(…)バサバサ 一方通行(タオル忘れたァァァァァ!!) 一方通行(マジかよォ!) 一方通行(どォやって着替えりゃァいいンだァ!?) 一方通行(フルになれってかァ!?チンになれってかァ!?) 一方通行(ねェよ!絶対ねェよ!!) 一方通行(幼女以外に見せるモノなンてねェよ!!) 上条「どうした?」 一方通行「…」 上条「水着忘れたのか?」 一方通行「水着じゃねェ、……タオル忘れた」 上条「それ問題あるか?」 一方通行「問題しかねェ」 上条「脱げばいいだけじゃないか」 一方通行「…却下だァ」 上条「なんで?」 一方通行「…俺タオル巻かずに脱ぐと死ぬンだよ」 上条「…」 一方通行「……」 上条「………」 一方通行「…………」 上条「は?」 上条「いいから脱げって」グイ 一方通行「ギャアアアアァァァアァァァァアア!!」ガッ 上条「何をそんなに」 一方通行「ガアアァァアァァァァ!!」 上条「威嚇すんなよ、ほら俺の貸してやるから」ポイ 一方通行「…」 上条「使わないのか?」 一方通行「使う」 上条「なら早くしろよ」 一方通行「おォ…」 上条(タオルないと着替えれないとか。そんなん恥ずかしがる様な年でも無いだろ) 一方通行(タオルを貸してくれたのはすげェ有難いが…) 一方通行(これはこれでピンチだ…) 一方通行(三下の奴どっちを前にして使ったンだ?) 一方通行(もし同じ方を前にして使っちまったらそれはもう…) 一方通行(合体したも同然じゃねェか) 一方通行(ありえねェ!それだけはありえねェ!!) 一方通行(初めての合体は幼女と決まってンだよ!) 一方通行(どっちだァ!?どっちだ三下ァ!!) 一方通行(くそォ!こンな事になるンならもっとよく三下の事見ときゃァ良かったぜェ!!) イ…「とーまぁ!!まだー!?」 上条「もうすぐだー!」 上条「あいつらもう向こうに居るみたいだな。待たせるのも悪いしさっさとしようぜ?」 一方通行「あァ…」 一方通行(すまねェ打ち止め!インデックスちゃン!小萌ちゃン!) 一方通行(俺ァ今からキズものになっちまうかも知れねェ!!) 一方通行(いざという時初めてじゃなくなってるかも知れねェ!!) 一方通行(ホントに悪ィ…) 一方通行「ウラァァァァ!!ドッキングゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!」 イ…「今の声なに?」 上条「なんかアクセラレータのテンションが上がったみたいでな」 一方通行(うゥ…) 打ち止め「彼のテンションが上がるなんてってミサカはミサカは意外な一面を発見してみたり!」 一方通行(すまねェ…俺はやっちまったかもしれねェ…) 一方通行(なンか学園都市側温かかったし…) 一方通行(せめてケツの方ならいいンだが…) 一方通行(ちょっとまてェ…) 一方通行(前でもケツの方でもダメじゃねェか!!) 一方通行(いや!ビジュアル的な事を考えたらケツの方がやべェ!!!) 一方通行(だァァァァァ!!あの温かさは前か!?後か!?) 一方通行(気付かなきゃよかったァァァァ!!)ガッテム イ…「ホントだ。なんかウネウネしてるんだよ」 打ち止め「テンション上がるとああなるんだってミサカはミサカはちょっと引いてみたり…」 上条「荷物ここに置いとくからな」 イ…「もう遊びに行っていいかな!?」 上条「ああ、行って来い」 打ち止め「キャー」 イ…「待って欲しいんだよラストオーダー!」 上条「さて、俺らも行くか?」 一方通行「俺ァ、まだいい」 上条「そうか?」 一方通行「ちょっとボーっとしてェ」 上条「じゃあ先に泳いどくぞ?」 一方通行「あァ」 上条「こら!二人とも飛び込むなぁ!!」 一方通行(ここはなンて良いとこなンだ…) 一方通行(幼女いっぱいじゃねェか…) 一方通行(右を見ても幼女…左を見ても幼女…前を見ても後ろを見ても幼女…) 一方通行(たまにババァが視界に入るがお母さンだから問題ねェ) 一方通行(むしろ感謝してェぐらいだ…) 一方通行(視界いっぱいの幼女をアリガトウってなァ!!) ムクムク 一方通行(おっと、いけねェ…) 一方通行(体育座りしねェと) 一方通行(なンせ今は布一枚だからなァ) 一方通行(アクセラレータってンのがすぐばれちまう) 一方通行(ンン?) 一方通行(もしかしなくても、ここにいる幼女全員布一枚か!?) 一方通行(しかもヌレヌレですかァ!?) 一方通行(プールめ!!なンてエロいンだァ!!!) 一方通行(あいつら楽しそうだなァ) 一方通行(俺も行きてェけど今はな…) 一方通行(落ち着くまで幼女ウォッチングしとくか) 一方通行(……) 一方通行(あそこにいる青髪ピアス…) 一方通行(泳ぎもしねェで何してンだ?) 一方通行(荷物の量からすると一人で来てるっぽいな) 一方通行(……体育座り?) 一方通行(ハッハァ) 一方通行(そーですか、そーいうことですかァ) 一方通行(良い友達になれそうだぜェ) 青ピ(やっぱり市民プールはええわぁ) 青ピ(親子二世代同時に濡れ場を見れるなんて) 青ピ(幸福やわぁ、おかげでこの夏20回も来てしもたわ) 青ピ(それにしてもあの白髪の子、頭ええなぁ) 青ピ(体育座りとは思い付かんかったわ) 青ピ(使わせてもらうで) 青ピ(これで今までみたいに周囲に気を使いながら二世代ウォッチングせんでええもんなぁ) 青ピ(まぁ、ばれるかばれへんかを楽しむんもええねんけどな) 青ピ(たまには心置きなくウォッチングしたいもんなぁ) 青ピ(……) 青ピ(それにしてもかみやん……) 青ピ(なんて!なんて羨ましい状態なんや!!) 青ピ(まさか幼女にまでフラグを立ててたとは……!) 青ピ(あの男測り知れへんでぇ!!) 上条(あれ?あそこに居るのってもしかして青ピか?) 上条(なんでこんなところに……) 上条(ぱっと見、土御門もいないし一人なのか?) 上条(っていうか何をそんなに真剣に見て……) 上条(……) 上条(なんで俺の友達って普通の人が居ないんだろうか) 上条(まさか親子を狙って見てるなんて……) 上条(気のせいであって欲しいけどな、気のせいじゃないんだろうな) 上条(しかもあの日焼け) 上条(こんな事してたのは今日一日じゃないんだな) 上条(もしかして夏休み中ずっとやってたのか?) 上条(可哀想すぎるぞ、もしそうなら可哀想すぎるぞ青ピぃ!!) 上条(やべっ、こっち見た) 上条(ってなんで隠れようとするんだ俺) 上条(普通にしてれば良いじゃないか) 上条(例え友達が一人で悲しい事をしてるとこに出くわしちゃっても!!) 青ピ(なーんか目線感じるわぁ) 青ピ(かみやんも白髪の子もちょっと僕のこと見過ぎと違う?) 青ピ(せっかく周りには二世代ガールズがいっぱいいてんのに、もったいないで) 青ピ(しかしまぁ、かみやんの連れてる二人はかわいいなぁ) 青ピ(このプールの中でもひと際輝いてるで) 青ピ(しかも無防備に背泳ぎやら平泳ぎやらモザイクギリギリのじゃれ合いやら……) 青ピ(誘われてるのかなぁ?かみやん……僕誘われてるのかなぁ) 青ピ(はぁ、イきそうやからちょっと目線外そかな) 青ピ(もっともっと長時間焦らしてから一気にイきたいもんなぁ) 青ピ(あの焦らしに焦らした時の快感と言ったら何物にも代えられへんからなぁ) 青ピ(ちょっと、入口の方におるおばちゃんたちで落ち着かせな)チラ 青ピ(……っ!!な、なんやて!?) 一方通行(あのやろう、ずっと打ち止めたちを見てやがンな) 一方通行(まァ、無理もねェ) 一方通行(あの二人はこの幼女だらけのプールの中でも際立ってかわいいからなァ) 一方通行(同じ種類の人間としてよくわかるぜ) 一方通行(だがあンまり良い気はしねェな) 一方通行(それは俺が打ち止めの保護者だからだろうが……) 一方通行(ぶっ殺してやりてェとこだが、悲しいかな) 一方通行(今、俺は一歩も動けねェ) 一方通行(よかったなァ、青ピィ) 一方通行(今日だけは許してやらァ) 一方通行(同じ紳士としてなァ) 一方通行(……) 一方通行(あァ?なンですかぁ?なンなンですかァ?青ピィ?) 一方通行(俺が許してやった途端二人から目線外しやがって……) 一方通行(二人以外になァに見てやがンだ……)チラ 一方通行(……っ!!!) 上条(……) 上条(?) 上条(なんか目線が合わないな) 上条(もしかして俺の向こう側?) 上条(……えっ?嘘) 上条(あいつあんなおばちゃんたちでもOKなのか!?) 上条(流石にそれは!!年上好きの俺が引くぐらい年上だぞ!?) 上条(青ピ!戻ってこい青ピ!!) 上条(熟女は!熟女はないぞ!!) 上条(ああっ!目でおっちゃってるよ!) 上条(俺の横通るのか!?) 上条(くそっあれだけガン見されたらなんか見たくなっちまった!) 上条(もしかしたら奇抜なファッションなのか!?) 上条(放送コードギリギリアウトなおばちゃんなのか!?) 上条(そう言う意味で目で追っちまってるのか!?) 上条(そうなのか!?)チラ 上条(……っ!マジかよ……!!) 一方通行(な、なンて…) 上条(綺麗なお姉さんなんだ!!) 一方通行(可愛い幼女なンだ!!) 青ピ(パーフェクトな親子なんや!!) 上条(モデル並みの体系) 上条(整った顔立ち) 上条(全身から沸き立つ管理人さんオーラ) 上条(年は二五~二七ってとこだろうな) 上条(もしかして俺は…) 上条(出逢ってしまったんだろうか……運命の人って奴に……) 上条(話かけるべきか!?) 上条(話しかけて何度かお茶とかして仲良くなった後、告白してOK貰ってデートして手をつないでキスしたりなんか しちゃってその後はフーーーー↑↑!!) 上条(青ピ、ガン見してくれてアリガトウ!) 上条(この運命の出会いをスルーしちまうとこだった!!) 一方通行(打ち止め・インデックスちゃンクラスの可愛さ……いや、それ以上か!?) 一方通行(そして何より特記すべき点はその身体!!) 一方通行(胸が膨らみ始めるか始めないかの刹那の時期) 一方通行(あれは、間違いねェ……) 一方通行(幼女がババアになり始める前の最後の輝き) 一方通行(同時に女性が最も輝く時期でもある、所謂ゴールデンアワーだ!!) 一方通行(初めて生でみるぜェ) 一方通行(なンせその希少性からほとンど都市伝説だもンなァ) 一方通行(これは話しかけるしか選択枝はねェだろ!?) 一方通行(しかし、あの青ピすげェな…) 一方通行(この俺の幼女レーダーでさえ捕捉前だったってのに) 一方通行(かなりの兵なんじゃねェか!?) 青ピ(はぁぁぁぁ、すっごいわぁ) 青ピ(あんな奇跡の親子初めて見たわ) 青ピ(いや、年の離れた姉妹かなぁ) 青ピ(それとも義姉妹?) 青ピ(どれにしてもこの二十日間で一番のヒットやわ) 青ピ(見た瞬間ちょっとイったもんなぁ) 青ピ(これは話しかけへんと男として罪やでぇ) 青ピ(でも僕、もつかな) 青ピ(唯でさえ限界ギリギリやもんな) 青ピ(なぁ、カミやん?) 青ピ(僕、大丈夫かな?あの二人を前に暴発せんと紳士にできるかなぁ) 青ピ(……なぁ、カミやん?) 上条(さて、問題はいつお姉さんに話かけるかだよなぁ) 一方通行(いつゴールデン幼女に話かけっかなァ) 上条(隣にいる妹さんの前はダメだろうし) 一方通行(隣のお母さンの前じゃ通報されちまうからなァ) 上条(一人になったとこで行くにしてもインデックスと打ち止めがいるしなぁ) 一方通行(打ち止めとインデックスちゃンは三下が見るとして……お母さンから離れたりすンのかよ?) 上条(それに、青ピ……) 一方通行(そンであの青ピ……) 上条(アイツに先に話かけられたら終わりだ) 一方通行(アイツに先越されると行きづれェからな) 上条(二人のことは気になるが…) 一方通行(ここはァ!!) 上条(先手必勝!!) 一方通行(先手必勝だぜェ!!) 青ピ「あのーすんません」 女「はい?」 幼女「なに~?」 上一((や、やられた!!)) 上条(まさかこんなに早く話かけるなんて……!) 一方通行(なンて行動力なンだ!!警察が怖くねェのか!?) 上条(何話してるんだ!?) 一方通行(ここからじゃ全然聞こえねェ!) 上条(あれ?青ピのやつ前抑えてどっか行っちまった) 一方通行(耐えきれなかったか……やっぱゴールデン幼女は破壊力抜群みてェだな) 上条(だけどこれチャンスだな) 一方通行(お母さンが青ピの方に……!今ならゴールデン幼女に話かけれる!!) 上条(アクセラレータ!!) 一方通行(三下ァ!!) 上一((二人は任せた!!))ダダッ 上条「どうされたんですか?」 女「あっ…青髪ピアスの方がトイレに……」 一方通行「おゥ、どうしたんだァ?」 幼女「お兄ちゃんがいきなり……」 上条(あれ?) 一方通行(声が……) 上条(まさか…) 一方通行(マジですかぁ……?) 上一((お、男の娘……!!?)) 青ピ「それも!!それもええんやでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!」4545454545 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------ 第6話 上条「久しぶりにスタバに来たが……」 上条「やっぱりここいいなぁ」 上条「月始めしか来れないけど……」 一方通行「すいませーン、相席いいですかァ?」 上条「……」 一方通行「……」 上条「おう」 一方通行「なンだ、三下かよ」ガタ 上条「結構来てんのか?」 一方通行「打ち止めの定期健診の時だけな。あいつ居る時は相手してやらなきゃいけねェし」 上条「立派に保護者やってるんだな」 一方通行「ったりめェだろ」 一方通行(ホントは相手してもらってるンですけどね) 一方通行(なァんか最近反抗期なンだよなァ) 一方通行(前はあっちから来てくれてたってのに……) 一方通行(今はほとんど俺からだからなァ) 一方通行(まさかこのまま会話ゼロとかに……) 一方通行(無理。マジそンなの無理だ) 一方通行(未だあの男の娘事件から立ち直りきってねェのに打ち止めとの絡みが無くなっちまったら俺死ぬ) 上条「なんか元気ないな」 一方通行「……そォか?」 上条「やっぱあれか?プールのが尾を引いてるか?」 一方通行「うっ」 上条「そうだよな、まさかあんなに綺麗な人が男だなんて」 上条「俺、運命の人だ!とか思っちゃったんだぞ?どうしてくれんだよこの気持ちは」 上条「どこにぶつけりゃいいんだよ」ハァ 一方通行(ホントどうしてくれンだよ) 一方通行(俺なンてゴールデン幼女だの言って一人で超盛り上がってたのに……) 一方通行(男はねェわ。男はねぇわ……) 上条「しかし意外だったぞ」 一方通行「あァ?」 上条「お前も俺と一緒で年上好きだとは」 一方通行「」 上条「子供に声かけて逮捕されたりしてたからもしかしてロリコン?とか思ってたけど」 一方通行(な) 上条「まさか同じ趣味だとはな」 一方通行(なァァァにいってやがンだ三下ァ!?) 一方通行(俺が年上好きィ!?勘違いにも程があるぜェ!!) 一方通行(中学生ですら無理なのに年上とか!!バカですかァ!?) 一方通行(いや、待てよ……三下にはロリコンより年上好きと思われてた方がいいな) 一方通行(もしここで俺は幼女好きだァ!!とか言っちまったら) 一方通行(もうインデックスちゃンに会わして貰えなくなるかも知れねェ) 一方通行(最悪打ち止めも三下の下に……) 一方通行(しかも最近やたら上条さン上条さン言ってるから無きにもあらずだ……) 一方通行(そうなったら俺一人ぼっちじゃねェか!!) 一方通行(こ、ここは……) 一方通行「と、年上っていいよなァ」 上条「ああ、年上って最高だ!寮の管理人なら尚更だ!」 一方通行(腹いてェェェェェェェェェェェェェェ!!!!!!!!!!!!!!) 一方通行「……か、管理人?」ゼェゼェ 上条「ああ、管理人。なんか良くないか?大人の雰囲気でさぁ…… 一方通行(やっベェ……目眩・吐き気・腹痛・頭痛etc一気に襲ってきやがった) 一方通行(身体の拒否反応がすげェ……) 一方通行(そりゃそうか……よりによって年上好き発言したからな、この俺が……) 一方通行(嘘でも堪えるぜェ……クッ、目が霞んできやがった) 上条「なぁ、お前どう思う?」 一方通行「あァ、すげェ良いと思う」 上条「だよなぁ!やっぱ鞭とか紐とか蝋燭とか使われてみたいよな!!」 一方通行(鞭?なンの話してンだコイツは……) 一方通行(何時まで話してんだよォ、いきなり饒舌になりやがって……) 一方通行(もうやだ、お腹痛い帰りたい) 一方通行(帰って打ち止めギューってしたい) 一方通行(でも、昼まで帰ってこねェし……) 上条「でもなー、いくら年上でも小萌先生は無理だなぁ」 一方通行「……は?」 上条「なんか凄い子供っぽいし、体系含めて」 一方通行「……は??」 上条「アクセラレータはどうだ?小萌先生みたいなのってあり?」 一方通行「……は???」 上条「聞いてなかったのか?」 一方通行「……スマン、車の音が大きくてよく聞こえなかった」 上条「年上でも小萌先生みたいな人は有りかって話だよ」 一方通行「アー」 一方通行(三下いきなり何言っちゃってンだ?) 一方通行(小萌ちゃンが年上?何言ってンだ?) 一方通行(つーか先生ってなンだよ。なンの先生だよ) 一方通行(頭大丈夫か?三下?) 一方通行(……あァ、そうか。ホントは全部気付いてンのか三下ァ) 一方通行(俺が幼女好きだって事も。プールでお母さンじゃなく幼女が男の娘がったことにショック受けた事も……) 一方通行(だから小萌ちゃンが大人とかすぐばれる嘘をついて、そう言うイレギュラーもあるよ、気にすンなって……) 一方通行(そう励ましてくれてるンだな、三下ァ) 一方通行(ありがとよォ) 一方通行「小萌とか……超有りじゃねェか」 上条「えっウソ、マジで?」 一方通行「マジで」 上条(小萌先生が有りって……) 上条(コイツもしかして本当にロリコンなのか?) 上条(いや、でもプールの件もあるしな) 上条(小萌先生だって一応年上な訳だし……) 上条(まぁ、アレだ。年上好きにも俺の知らない色々な種類があるんだろ) 上条(うん。そうだよ。もしロリコンなら打ち止めとかやばいけど今までそう言う話は聞かないし……) 上条(大丈夫。大丈夫) 上条「へぇ~。そうなのか」 一方通行「おゥ」 上条「じゃあ小萌先生と付き合いたいとか思うか?」 一方通行「付き合えるなら付き合いてェな。フツーに好きだし」 一方通行(聞くような事じゃねェだろ。当り前じゃねェか) 一方通行(いわせンな恥ずかしい///) 上条「そっか」 上条(もしロリコンとして小萌先生をそういう目で見てるなら少しはうろたえると思ったけどそれもないし) 上条(単純に小萌先生みたいな性格の人がタイプなんだな……きっと) 一方通行「どゥしたンだよイキナリ」 上条「いや、なんでもない」 上条(それなら応援しなきゃいけないよな、友達として。幸い小萌先生フリーっぽいし) 上条(でも応援って言っても何すりゃいいんだろう) 上条(上条さんこんなの初めてですよ) 一方通行「ン?その券なンだ?」 上条「ああ、これは福引きの券だよ。そこの商店街の」 一方通行「そンなンあったのか」 上条「三等のエアコンが欲しいんだよ今年壊れちゃったし。最悪でも五等の米20キロが当たればなぁ」 一方通行「そンだけ有れば当たるンじゃねェか?」 上条「上条さんの不幸体質をなめちゃいけませんよ。多分どうせ全部残念賞のポケットティッシュになる」 上条「まぁ、それでも嬉しいんですけどね」フフフ 一方通行「ネガティブ過ぎンだろ。なンかこっちまで悲しくなる」 上条「お前この後暇か?」 一方通行「昼までならな」 上条「なら一緒に福引き行こうぜ」 一方通行「おゥ。エアコン当たるように願っててやンよ」 上条「っていうかお前のベクトル操作で……」 一方通行「嫌に決まってンだろ」 上条「ですよね」 上条「おっちゃん、俺、ガラガラやるよ」 一方通行「一大決心しましたみたいに言ってんじゃねェよ」 おっちゃん「はいよ、三十二回分ね!」 一方通行「すっげ」 上条「クラスの皆から集めたからな。あと小萌先生からも」 一方通行(幼女にまで迷惑かけてンじゃねェェェェェェェ!) 上条「いくぞ!」ガラガラ 一方通行「がんばれよォ」 おっちゃん「はい、残念賞のティッシュね」 一方通行「早速かよ」 上条「なに……まだ一回目だ俺にはあと三十一回も残ってんだよ!!」ガラガラ 一方通行(す……すげェ……) 一方通行(まさか二十八回連続でポケットティッシュ当てるなんて……) 一方通行(積み重なったポケットティッシュが今にも崩れそうだぜェ) 上条「くそーー!!なんで当たんないんだよ!!」 上条「おっちゃんコレホントに当たり入ってんの!?」 おっちゃん「もちろんだよ」 上条「じゃあなんで当たらないんですか!?」 おっちゃん「それはこのガラガラにでも聞いてくれ」 上条「ガラガラ頼む!俺エアコンとお米が欲しいんだ!一等とかじゃない三等と五等だ」 上条「どっちかだけでもいい俺三十回もやってるんだ。それそろ当たりを出してくれないか?」 上条「もうポケットティッシュは嫌なんだよ」 ガラガラ「……」 上条「……頼むぞ」ガラガラ おっちゃん「はい、ポケットティッシュ」 上条「」 一方通行(不憫すぎンだろ……) 上条「いいぜガラガラぁ……お前が絶対に俺に景品を当てさせないって言うんなら……」 一方通行(まさか無機物相手に……!) 上条「先ずはその幻想を……!」 上条「ぶっ殺す!!!!!」ガラガラガラガラガラガラ おっちゃん「はい、ポケットティッシュ」 上条「くそぉぉおぉおおおぉぉぉぉぉおおぉぉぉぉおぉおおおぉぉ!!!!!!!!!!」 上条「もういい!アクセラレータ、あとお前がやれ!!」 一方通行「はァ?」 上条「お前学園都市一位だし三等ぐらい当てれるだろ!?」 一方通行「言ってる意味がわかンねェよ」 上条「いいから!!」 一方通行「こンなン誰がやっても一緒だろ……」ガラガラ おっちゃん「!」 カランカランカラーン おっちゃん「おめでとう!!一等だよ!!」 一方通行「あァ?」 上条「なに!?」 おっちゃん「一等は二泊三日の温泉旅行五名様分だ!」 上条「す、すごいじゃないかアクセラレータ!!やったぞ!!」ダキッ 一方通行「わかったから抱きつくンじゃねェよ」 上条「一等が学園都市第一位って事は三等は第三位ってことだな!?」 一方通行「落ち着け、頼むから落ち着け」 上条「御坂ー!!何処だ――!!ガラガラやってくれ――!!!」 一方通行「叫ンでンじゃねェよ!」 上条「くそっ!来ないじゃないか御坂の奴!!」 一方通行「アレで来たらビックリだっての」 上条「まぁいいや。アクセラレータ最後の一回もやってくれ」 一方通行「いいのか?また当たるとは限ンねェぞ?」 上条「俺がやるよりは確率高いって」 一方通行「外れても文句言うンじゃねェぞ」 上条「分かってる!」 一方通行「ハァ」ガラガラ おっちゃん「!!」 上条「銀色?」 おっちゃん「こ、今度は特別賞だ!」 上条「マジですか!?」 おっちゃん「マジです!!」 一方通行「マジかよ」 上条「ホント凄いなお前!」 一方通行「どォも」 上条「で、賞品は!?」 おっちゃん「ちょっとばかし重いけどな。なんと米五十キロ分だ!!」 上条「アクセラレータぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」ダキッ!! 一方通行「やァァめろっての!!!」 一方通行(米ごときで何をそンなに) 上条「はんぶんこしような!!」 一方通行「いや、全部やるよ」 上条「は!?」 一方通行「ウチ米そンなに使わねェし。インデックスに食べさせてやれ」 上条「ホントに良いのか!?」 一方通行「いいもなにも元々お前の福引くき券だろうが」 上条「愛してるぞ!アクセラレータ!!」ダキッ!! 一方通行「アー、ハイハイ」 一方通行(めんどくせェ) 御坂「おかしいわね……こっちの方からアイツに呼ばれた気がしたんだけど」 御坂「空耳かしら?」 「愛してるぞ!」 御坂「むっ!」ピクッ!! 御坂「……」ソロー 御坂(いたっ……!) 御坂(って何抱きついてんのよ!?しかも相手男だし!!) 御坂(何!?アイツってその気があったの!?) 御坂(さっきも愛してるぞ!とか言っちゃってたし!!私言われた事ない!) 御坂(つーか相手誰よ!?こっちからじゃ見えない!) 御坂(……) 御坂(こっち来る!隠れないと!) 上条「いやー助かったよ。米五十キロはかなりでかいもんなー」 一方通行「お、重てェ……」 上条「大丈夫か?やっぱり十キロは重いか?」 一方通行「あァ!?重たくねェよ!!」 上条「いや今重いって」 一方通行「言ってねェ!!」 上条「そ、そうか。運ぶの手伝ってもらって悪いな」 一方通行「……も、問題ねェ」 一方通行(こいつなんで四十キロを普通に持ってンだよ!?バカじゃないンですかァ?) 一方通行(俺なンて実はすでに限界突破してるってェのに!) 上条「そうだ、温泉旅行だけどさ」 一方通行「……お……おゥ」ダラダラ 上条「ホントに大丈夫か?汗だくだし顔赤いし」 一方通行「大丈ォォォ夫」ダラダラ 御坂(来た来た……一体誰と……) 御坂(これはとんだ伏兵ね) 御坂(アクセラレータ!) 御坂(そう言えば結構前に一緒にご飯食べたりしてたし……) 御坂(もしかしてホントに出来てるんじゃ……もしそうなら立ち直れないわね) 「温泉旅行だけどさ」 御坂(お、温泉んんんんんんんんんん!?) 御坂(なに?男二人で温泉旅行!?危ない!危ない!!) 「ホントに大丈夫…… 御坂(っていうかアクセラレータに気使い過ぎよ!そしてアクセラレータはアイツの好意に素直に甘えなさいよ!) 上条「福引きのおっちゃんが五人って言ってたけど……」 一方通行(コイツ五十キロ持ちながらなんで普通に話せンだよ)←結局持ってもらった 御坂(福引き?ああ、商店街のやつね) 上条「あと一人どうする?」 一方通行「誰か呼びたい奴とかいねェのか?」 一方通行(できれば幼女で) 御坂(はーい!私!!私!!) 上条「んー……特にいないな」 御坂(何よそれ!!) 上条「でも、皆がしてるやつが良いよな。気を使わなくて良いし」 一方通行「あァ、そりゃァそうだな」 一方通行(幼女なら関係ねェが) 御坂(私のこと二人とも知ってるよー!私でいいんじゃないかなー!) 上条「姫が一方通行「それはねェよ」 上条「じゃーあとは小萌先生ぐらいしか」 一方通行(幼女キタ!) 御坂(なんで私の名前出てこないのよ!?) 上条「っていうかそれでいいじゃないか。がんばれよアクセラレータ」 一方通行「……?おゥ……?」 一方通行(何を?) 御坂(会話終わっちゃった!) 上条「じゃーなー」 一方通行「おゥ」 御坂(アイツの家まで付いて来ちゃった……) 御坂(いいなぁ。私も行きたいなぁ) 上条「米サンキュー」 一方通行「おゥ」 御坂(付いて行っちゃおうかな) 一方通行(ガンバレってなにがンばりゃいいンだ?) 御坂(うん。行っちゃおう) 一方通行(……) 御坂(偶然を装えば全然普通よね) 一方通行(もしかしてアレか?) 御坂(場所は商店街のおっちゃんに聞くとして……) 一方通行(幼女との距離を縮めろと?) 御坂(問題はいつ行くかよね) 一方通行(一線を越えろと?) 御坂(……) 一方通行(OK、了解だぜ三下ァ) 御坂(確か黒子が盗聴器もってたわね) ~一週間後~ 上条『予定通り明日からでいいか?』 一方通行『あァ、問題ねェ。っつーかこれ以上後にしたら打ち止めキレる』 上条『ははっ、家も似たようなもんだよ』 一方通行『なンかすげェ仲良いからなァ二人』 上条『最近、俺ら抜きでも遊んでるみたいだしな。まぁいいんじゃないか?家で一人で居るより』 一方通行『そォだな』 上条『じゃあ明日駅前にな』 一方通行『あいよォ』ピッ 御坂「なるほど、明日なのね」 黒子「なにがですの?」 御坂「なんでもない。独り言よ」 黒子「お姉様ったら最近独り言多いんですの」 御坂「そう?」 黒子「この前もコンビニのトイレで独り言言ってたではありませんか」 御坂「……なんでコンビニのこと知ってんのよ」 黒子「お姉様のよく行かれる所には大体カメラを付けていますもの。当然ですわ」 御坂「……」 黒子「あっ」 御坂「くろこぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!」ビリビリ 黒子「ああぁぁぁぁあああんっ!!」 御坂「まったく」 黒子「おねーさまぁ」 御坂「うっさい」 御坂(それにしても明日か……) 御坂(ホントは一人で行きたいんだけど……) 御坂(アイツに一人で温泉に来る寂しい女とは思われたくなのよね) 御坂(初春や佐天さんを誘っても良いんだけどそれじゃ動きにくくなるし……)チラッ 御坂「黒子」 黒子「なんですの!?黒子に御用ですの!?夜のお供ですの!!?」 御坂「明日から二泊三日で温泉行かない?」 黒子「へ?」 御坂「ふたりで」 黒子「行きます!行きますわ!!愛の逃避行ですわ!!!」 御坂「ただの旅行だっての」 ―新幹線・六号車― 打ち止め「席を向かい合わせよーってミサカはミサカは椅子をガタガタしてみたり!」 イ…「私とラストオーダーが窓側なんだよ!」 一方通行「はいはい」 上条「悪いな……お金出してもらって」 一方通行「ったく。新幹線乗るのに、なンで500円しか持ってねェンだよ」 上条「いやぁ、金を下ろすのを忘れてましてね」 一方通行「それでも普通、諭吉ぐれェは入ってるもンだろ」 上条「お前今全国の俺を敵に回したぞ」 一方通行「意味わっかンねェよ」 上条「ちゃんと向こう着いたら返しますんで……」 一方通行「いいよもう」 上条「えっマジで?」 一方通行「ATM行くのめンどくさいだろうが」 上条「うわーすげぇブルジョワ」 一方通行「やっぱ返せ」 上条「嫌だなぁ。冗談ですよ冗談」 打ち止め「お菓子ターイム!」 上条「えっもう!?」 一方通行「二時間ぐらいかかンだからすぐ無くなっちまうぞ?」 イ…「その点は抜かりないんだよ!」ドサァ 打ち止め「わぁ!ってミサカはミサカは凄い量のお菓子に目をクラクラさせてみたり!」 上条「どうしたんだよコレ」 イ…「小萌が一日遅れるお詫びにってくれたんだよ」 上条「後でお礼のメールしとかないとなぁ」 一方通行「これ全部か?」 イ…「全部じゃないけど九割はそうなんだよ。残りは家から持ってきた奴だけど」 上条「こんなに家にあったか?」 イ…「見えるとこには無かったんだよ。でも……」ニヤ 上条「ま、まさか」 イ…「ふっふ~ん」 上条「俺秘蔵の紗々が……!!」 イ…「これも!これも!!」 上条「ああ!アーモンドチョコレートに予約でいっぱいのお店のボロネーゼまで!!」 一方通行「一個菓子じゃなくね?」 イ…「ズルイんだよ、とーま!私に隠れてこんな美味しいもの食べてたなんて!」 上条「いいじゃないか!月一の楽しみなんだよ!どうせお前は味なんて気にしないだろ!?」 イ…「ムッキー!!」パクパクパクパク 上条「紗々ー!紗々――!!!!」 一方通行(みにくい……) 打ち止め「……」パクパク 一方通行「マーブルチョコレートか」 打ち止め「うん」 一方通行「一個くれ」 打ち止め「や」 一方通行「……」 ―新幹線・三号車― 黒子「あーんですわお姉様」 御坂「何これ」 黒子「朝御飯ですわ。お姉様はよく朝御飯を抜かれますので……」 御坂「……なにも入ってないわよね?」 黒子「も、もちろんですわ!私は何も入れてませんの!」 御坂「私は?」 黒子「い、いえ!黒子はそんな事言ってませんの!」 御坂「じゃあアンタが先に食べなさい。そしたら私も食べてあげるから」 黒子「黒子と間接的なベーゼをご所望で!?」 御坂「違うわよ!なんでそうなんのよ!?」 黒子「それでしたらお姉様の食べた後のフォークを私がベロベロしますのでどうぞお先に!!」 御坂「話聞きなさいよ!ってか近づけるなー!!」 ポーン 黒子「ああ!!」 御坂「あ」 ベシャ 黒子「……」 御坂「ご、ごめ……」 黒子「媚薬がいっぱいのお店のボロネーゼがぁぁぁぁぁぁぁああぁぁぁあぁぁ!!」 御坂「……」 黒子「あ」 御坂「……」 黒子「お、お姉様?」 黒子(怒ってる!すっごい怒ってますの!!) 御坂「何がいっぱいって?」 黒子「よ、予約がいっぱいですの」 御坂「ホントに?」 黒子「……ホントですの」 御坂「ホント?」ジー 黒子「……いや……あの……えーっと」 御坂「こっち見なさい」 黒子「うぅ」 御坂「ホントに『予約がいっぱいの』なのね?私はアンタを信じていいのね?」 黒子「び……」 御坂「び?」 黒子「媚薬……ですの」 御坂「始めからそう言えばいいなさいよ」パシ 黒子「あんっ」 御坂「もうすんじゃないわよ」 黒子「許してくれるんですの?」 御坂「素直に言ったからね」 黒子「お姉様あああぁぁぁあぁああぁぁぁああ!!」ダキ 御坂「ちょっ!黒子!」 黒子「ごめんなさいですのぉぉぉぉおぉぉぉおおぉぉ!」エーン 御坂「わかった!分かったから!もう怒って無いから!」 黒子「やっぱり黒子はお姉様のこと大好きですのぉぉぉぉおおぉぉぉ!!」 御坂「大声でそんな事言うなぁ!!」 黒子「お姉様ぁぁぁぁあああああぁぁぁぁああぁ」モミ 御坂「ドサクサに紛れて胸揉んでんじゃないわよ!!」ビリビリ 黒子「はぁぁぁあああぁぁぁぁぁあん!!」 次は○○~○○~~ 上条「インデックス早くしろ!降りるぞ!」 イ…「気持ち悪いんだよ……」 上条「あれほど食い過ぎるなって言っただろうが!」 イ…「とーま静かにして欲しいんだよ……吐く……」 一方通行「おィ、さっさと起きねェか」 打ち止め「あと五分~ってミサカはミサカは漫画みたいなこと言ってみたり~」ムニャムニャ 一方通行「ったく」 一方通行(かわいいなァ!もゥ!!) 上条「打ち止めは起きたか!?」 一方通行「ダメだなこりゃ。こうなったら起きねェよ。インデックスはどォだ?」 イ…「うぇぇ」 上条「見ての通りだよ」ハァ 一方通行「担ぐしかねェな」 上条「お前担げるのか?」 一方通行「バカにすンじゃねェ。打ち止め一人ぐらいいける」 上条「よし、じゃあ担いで行くぞ!インデックス背中に乗れ」 イ…「きもちわるい~」ヨジヨジ 上条「吐くなよ!絶対吐くなよ!!」 一方通行「よっこいしょっと……」 打ち止め「んん……」 一方通行(ふーっともも!ふーっともも!!) 上条「ヤバイ!もう着いたぞ!」 一方通行(と・い・き!と・い・き!!) 一方通行「気分はどォだ?」 イ…「うん。吐いたら楽になったかも」 上条「新品の靴がインデックスのゲロだらけに……」 イ…「ごめんね?」 上条「いいよ。洗えば良いだけだし……うん。洗えば……」 一方通行「グチグチ言ってンじゃねェよ」 上条「分かってる……分かってる……」 イ…「ラストオーダー起きないね」 一方通行「一回寝たらなかなか起きねェンだよ」 上条「あれ?もう上条さんの話題終わり?」 イ…「ラストオーダー」ペシペシ 一方通行「無駄だからやめとけ」 一方通行(そンな事して起きちゃったら密着出来ねェじゃねェか!) 打ち止め「んー」 イ…「起きたんだよ!」 一方通行「起きたならさっさと降りやがれ」 一方通行(くそォォォォォオオォォォ!!やってくれるぜインデックスちゃン!!) 一方通行(幼女じゃなかったらぶっ殺してたぞォ!) 打ち止め「なんで私をおんぶしてるのってミサカはミサカはジタバタ暴れてみたり!!」 一方通行「暴れンじゃねェ!おぶってンのはてめェが寝てたからだろうが!」 打ち止め「おーろーしーてー!!」 一方通行「暴れンじゃねェ――!!!」 一方通行(ったく……暴れられたお前の柔らかさとか匂いとか楽しめねェじゃねェか!) 打ち止め「どうせなら上条さんがおぶってくれたらよかったのにってミサカはミサカはあなたがおぶってた事に 不満をぶつけてみたり!!」 一方通行「そォかよ!なら三下におぶって貰いやがれ!」 一方通行(なァンで三下なンだよ!?本格的に反抗期ですかァ!?) 打ち止め「上条さんおぶって~ってミサカはミサカは飛びついてみたり!」 上条「こら!危ないだろ」 打ち止め「ゲロくさ!!ってミサカはミサカは上条さんから発せられる異臭を的確に表現してみる!」 イ…「確かにとーま臭うかも……」 上条「誰のせいだよ!?お前だって酸っぱいにおいさせてるんだぞ!?」 イ…「失礼な!うがいしたから大丈夫なんだよ!」 上条「ゲロ臭がそんな簡単に落ちるわけないだろ!!」 イ…「とーまぁ!!!」ガジ 上条「いってぇ!!」 一方通行「お前らうっせェ!!」 一方通行(ゲロでもなンでもいいじゃねェか!!幼女のだもの!!!) 御坂「黒子いくわよー」 黒子「待って下さいまし、お姉様」 御坂「ん?」 黒子「あの、あちらの方に普段私が愛用しているバイブの工場がありまして」 御坂「……」 黒子「出来れば是非お姉様と一緒に見学したいなぁと……」 御坂「えっなに?死にたいの?」 黒子「待って下さいですの!そこにはバイブ体験コーナーもありまして一緒に新作の体験も……」 御坂「そっかぁ。そんなに超電磁砲体感したいんだぁ」バリバリ 黒子「な、何事も経験ですわ!お姉様ったらバイブはおろか自分で触った事さえ……!これを機に私と一緒に貫通式を!」 御坂「死ねぇぇぇぇぇえええぇぇぇええぇぇぇ!!!!!!!!!!」 ドォーン!! 上条「な、なんだ!?」 一方通行「能力者のケンカじゃねェの?」 上条「こんなとこで!?」 イ…「とーま、あんまり動いて欲しくないかも。酸っぱい臭いがするんだよ」 上条「だからそれは誰のせいだと!」 打ち止め「あれじゃない?ってミサカはミサカは目的地行っぽいバスを大発見!」 上条「あれじゃないか!ってもう出発しそうだ!」 上条「皆急げ!あれ逃したら二時間待ちぼうけだぞ!!」ダダダダ 一方通行「……ヘイ、タクシー」 上条「はぁっ、はぁっ……くそ!行っちまった……!」 上条「みんな二時間どうす……」 ブロロロロロロ イ…「とーま!この車勝手にドアが開くんだよ!」 打ち止め「ミサカの隣空いてるよってミサカはミサカは大胆に誘ってみたり!」 一方通行「早く後乗れよ。運転手さン待たせンじゃねェ」 上条「……」 上条「上条さんだってね。怒りたい時ぐらいあるんですよ?」 一方通行「乗らねェのか?」 上条「乗ります!乗りますよ!!」 上条「どーもありがとーございますアクセラレータ!!」 一方通行「なァに怒ってンだよ?」 上条「怒ってねぇよ!」 御坂「すみませ~ん。○○温泉までお願いしまーす」 運転手「そ、その黒いものは?」 御坂「ゴルフバックです」 ゴルフバック「ん゛ー!」モゾモゾ 運転手「あの、動いているんですが……」 御坂「最近のゴルフバックは振動機能が付いてるんですよ」ニコ 運転手「そ、そうですか。ではトランクに入れてもよろしいですか?」 御坂「はい」ニコ ゴルフバック「ん゛ん゛――!!」 御坂「いい?ゴルフバック」 ゴルフバック「ん゛ー!」 御坂「喋ったり動いたりテレポートしたりしちゃダメよ?」 ゴルフバック「ん゛ー?」 御坂「あなたの為だから」 ゴルフバック「ん゛ー」 ゴルフバック(私のためですの!?) ゴルフバック(という事はこのガムテープで手足を縛り目口を塞ぎその上袋に入れる意味は……!) ゴルフバック(……了解ですのお姉様!SMを所望していらっしゃるんですのね!) ゴルフバック(私的にはお姉様を責めたいんですけれど……) ゴルフバック(お姉様が望むとあらばこの黒子!受けにも対応致しますわ!!) ゴルフバック(グフフフフ……今夜が楽しみですの) 上条「おー、結構立派な旅館じゃないか!」 イ…「あっちの方から煙が出てるんだよ!」 一方通行「ありゃァ湯気だな。源泉でもあンだろ」 打ち止め「上条さん早くいこーってミサカはミサカはグイグイ手を引っ張ってみたり!」 上条「手が抜ける!手が抜ける!」 一方通行(なァンで三下ばっかり……)ショボン イ…「いこ?アクセラレータ」 一方通行「……おォ」 一方通行(インデックスちゃンマジかわいい……) 上条「すみませーん。予約してた上条ですがー」 女将「いらっしゃいませ。五名でご予約の上条さんですね?」 上条「はい。あ、あと一人は遅れてきますんで……」 女将「畏まりました。こちらへどうぞ」 イ…「でっかいクマがいるんだよ!」 打ち止め「ホントだ!ってミサカはミサカは超リアル使用の木彫りの熊にテンション上げ上げだったり!」 一方通行(こえー、なンだよあの熊……夜動いたりしねェだろうな) 従業員「お荷物を……」 一方通行「ン」 上条「すげーな。荷物まで持ってくれるのか」 打ち止め「なんだかVIP待遇ってミサカはミサカはさらにテンション急上昇!」 イ…「このアメ食べていいのかな!?」 女将「どうぞ」クス 上条「やめてくださいインデックスさん!」 女将「こちらとこちらの二部屋になります。鍵をどうぞ」 上条「ありがとうございます」 女将「では、ごゆっくり」 一方通行「二部屋かァ。部屋分けどォすンだ?」 イ…「そんなの決まってるんだよ!」 打ち止め「もちろん男の子チームと女の子チームってミサカはミサカは分かりきった答えを教えてあげたり!」 一方通行「大丈夫かよ」 上条「小萌先生もいるし大丈夫だろ」 一方通行「その小萌がいねェだろうが」 一方通行(なンで小萌ちゃンがいると大丈夫なのかわかンねェけど……) 上条「あー、お前ら今日二人だけだけど大丈夫か?」 イ…「バカにしないで欲しいんだよ!」 打ち止め「寝るぐらい出来るってミサカはミサカは反論してみたり!」 上条「そっか。そういや部屋っつっても寝るだけだな。その他は俺らと一緒だろうし」 一方通行「決まりだな。荷物置きに行くぞ三下ァ」 上条「あいよ。じゃあな二人とも。また後でそっち行くから」 イ…「お菓子も持ってきて欲しいんだよ!」 上条「さっき全部食べてそして全部もどしただろうが!」 一方通行「入ンぞォ」ガチャ イ…「キャーー!!」バキ 一方通行「グエッ!」 イ…「とーまみたいな事しないで欲しいんだよ!!」バタン 一方通行「はァ?」 イ…「今着替えてるからちょっと待ってて欲しいんだよ!」 一方通行「着替えだァ?」 イ…「せっかくだからラストオーダーと一緒に浴衣に着替えてるんだよ!」 一方通行「……」 一方通行「入ンぞォ」 イ…「なんでなのかな!?」 一方通行「まだかァ?」 イ…「まだー!」 一方通行「はァ」 一方通行(頬痛ェ……)ズキズキ 一方通行(まさかインデックスちゃンにテンプシーロールかまされるとは思わなかったぜェ) 一方通行(頬、熱もってやがる……そして下の方も熱を帯び始めやがった……)ナデナデ 一方通行(そォいや『とーまみたいな事!』って言ってたな) 一方通行(アイツまさか毎日毎晩インデックスちゃンの着替え覗いてンのかァ!?) 一方通行(なンつー行動力だよ!?) 一方通行(俺も見習わねェとな……) 一方通行(なンたって今回は決戦の時だからなァ) 一方通行(先ずは誰から行くかな……) 一方通行(まさかの3Pって訳にもいかねェし……) イ…「アクセラレータいいよー」 一方通行(インデックスちゃンからか……!) イ…「どうかな!?」クルクル 一方通行「いいんじゃねェか?」 イ…「むっふー」 一方通行(やばっ……!はだけ……!胸……!ふともも……!) 打ち止め「上条さんは?ってミサカはミサカはさっきまでいた人がいない事に疑問を感じてみる」 一方通行(……まァた上条さンかよ) 一方通行「三下は風呂入りに行った」 打ち止め「ならミサカも行こーってミサカはミサカは愛しの彼のとこまでスキップしてみたり!」 一方通行(い……) イ…「待って欲しいんだよ!私も行くんだよ!」バタバタ 一方通行(愛しの彼だとォォォォォオオオオォォオオォォォオォォォ!!!!?) 一方通行(えっ嘘!ちょっ……!えェッ!?) イ…「アクセラレータ!部屋の鍵とかよろしくなんだよ!」 一方通行「あいよォ……」 一方通行(アクセラレータ混乱中!アクセラレータ混乱中!!) 一方通行(マジかよ打ち止め……LOVEなのか?その言葉の意味わかってンのか?) 一方通行(LIKEなら『愛しの』なンて使っちゃいけねェンだぞォ!?) 一方通行(LIKEだよな!?LIKEだよな!?LOVEなら俺、血液逆流自殺すンぞォ!!?) 一方通行(何いってンだよ俺ェ!!?俺が死んじまったら打ち止めどォすンだよ!) 一方通行(そォだよ!俺死んだら打ち止めなンて取り乱しに取り乱して……) 打ち止め『勝手に死ねば?ってミサカはミサカは上条さんに寄り添いながら冷徹に突き放してみたり』 イ…『今日から三人と一匹暮らしなんだよ!』 上条『ハハハ。仕方ないなぁ。これからよろしくな!』 一方通行(あれェェエェェェエェェェェエエエェ!!?) 一方通行(なンでですかァ!!?) 一方通行(妄想の中でも反抗期ですかァ!!!?) 一方通行(つーか、なンだよ三下ァ!!三下ァァァァァアアァァア!!) 一方通行(そこはお前、打ち止めを説得する役だろうがァ!?) 一方通行(……)フーフー 一方通行(ちょっと落ち着け俺……) 一方通行(茶ァ飲もう。落ち着くために茶ァ飲もう) 一方通行(確か部屋の隅に急須が……) 一方通行(二つしか湯呑みねェ!しかもどっちも使用済みじゃねェか!!) 一方通行(このままじゃかかかか、間接キスになっちまう!) 一方通行(俺の部屋の鍵は三下が持って行っちまってるし!) 一方通行(幼女と間接キス!幼女と間接キス……!!) 一方通行(今回、一線越えると誓っていきなりコレですかァ!) 一方通行(トントン拍子じゃねェか!) 一方通行(ベロンベロン舐めていいですかァ!!?) 一方通行(先ずは軽く一線を片足だけまたぐ感じでいいですかァ!?) 一方通行(落ち着けェ!第一位落ち着けェ!!) 一方通行(一人で部屋でウネウネやってンじゃねェェェエエエェェェエエェェェェ!!!) ハッ 一方通行(……) 一方通行(一人……俺今幼女の部屋で一人……) 一方通行(そしてすぐそこには幼女のお泊まり用バックが……) 一方通行(という事はあの中には下着やらなンやらが……) 一方通行(……)ドクン 一方通行(…………)ドクン 一方通行(い、いいですかァ……)ドクン 一方通行(中覗いちまっていいですかァ……?)ドクン 一方通行(俺保護者みたいなもンだしィ……)ドクン 一方通行(バックの中身見るぐらいどォってことねェよな?)ドクン 一方通行(……)ドクン ガサゴソ 一方通行(……) 一方通行(……) 一方通行(打ち止めの奴バスタオル持って行くの忘れちまってる) 一方通行(つーことはインデックスちゃンも……) ガサゴソ 一方通行(……やっぱりかよ) 一方通行(どォすンだよあいつら) 一方通行(裸ですかァ?ずっと裸ですかァ?) 一方通行(そンな事したら風邪ひいちまうじゃねェか!!!) 一方通行(楽しい旅行だってのによォ) 一方通行(持って行ってや……) 一方通行(ここここここれはっ……!!) 一方通行(パパパ、パンティ!!!!) 一方通行(バスタオルのすぐ下にパンティ!!!) 一方通行(インデックスちゃンのパンティ!!!!!!) 一方通行(パンティっ……!!!) 一方通行(そして隣のバックからチラリと見えるのは) 一方通行(打ち止めのパンティ!!!) 一方通行(フォォォオオォォォォォオオオオオォォォ!!!!!) 一方通行(学園都市暴走中!!!) 一方通行(このままじゃアクセラレータし過ぎて黒い翼が……!!) 一方通行(右手で演算せずとも黒い翼が……!!!) 御坂「すみませーん。予約してた御坂ですがー」 女将「いらっしゃいませ。二名でご予約の御坂様ですね?」 御坂「はい」 女将「お連れの方は……」 ゴルフバック「んー」ゴソ 女将「どうぞこちらへ……」クス 御坂「はい。ありがとうございます」ニコ 従業員「お荷物を……」 御坂「重いから気をつけて気ださい」ニコ ゴルフバック(お荷物プレイですの!?) ゴルフバック(流石はお姉様ですわ!私の知らないプレイまで把握しているとは……!) ゴルフバック(黒子キュンキュンですの!) 御坂「んー!中々広くていい部屋ね!」 ゴルフバック「……」 御坂「……」 御坂(もう、反省したかしら?) 御坂「黒子ーちゃんと反省したー?」ジー 黒子「んー!」 御坂「あっ、そっかガムテープ取らなきゃ喋れないわね」ベリベリ 黒子「ぶっはぁ!お姉様!!さっきのプレイ、最高でしたわ!!」 御坂「は?」 黒子「あのお荷物プレイ!何処の誰かも分からない殿方に私の身を預け不安でいっぱいの中……」 御坂「……」 黒子「かすかに聞こえるお姉様の声に黒子は……!黒子は……!!」 御坂「……」ペリペリ 黒子「もうヌレヌレでしたnっ……ん゛ー!!」 御坂「もうちょっと反省してなさいね?」ジジー ゴルフバック「ん゛ん゛―――!!」 御坂「さてと、荷物も片付けたしこれからどうしようかしら」 ゴルフバック「ん――!」 御坂「アイツがもう来てるかはわかんないしなぁ」 ゴルフバック「ん゛ん゛ん゛―――――!」 御坂「取り敢えずお風呂にでも入ろうかな……」 ゴルフバック「ん―――――!!」 御坂「ここのお風呂結構有名みたいなのよね。美肌とかで」 ゴルフバック「ん゛ん゛―――!」 御坂「うっさい!」 ゴルフバック「んー」 御坂「ほ、放置プレイよ!大人しくしてなさい!!」 ゴルフバック「んふっんふふふふふふふふふ」 御坂「はぁ……これなら佐天さんや初春と来た方が良かったかな……」 上条「ぷはぁぁぁぁ」 上条「やっぱり温泉はいいなー」 上条「ふぅ……」 上条「それにしてもアクセラレータ、残念だったな」 上条「せっかく小萌先生と近づくチャンスだったのに……」 上条「まぁ明日には来るみたいだし少しは話せるだろ」 上条「……」 上条「臭いもう落ちたよな?」 上条「まさかゲロかぶるとは……」 上条「どんだけ不幸なんですか……」 イ…「とーまぁ!まだいるー?」 上条「インデックス?」 打ち止め「ミサカも居るよーってミサカはミサカは壁越しに話しかけてみたり!」 上条「二人とも風呂入りにきたのかー」 打ち止め「せっかくの温泉なんだもんってミサカはミサカは頭ワシャワシャしながら答えたりー!」 イ…「シャンプーのとき目を開けてたら沁みるんんだよ、ラストオーダー!」 打ち止め「……っ!イタッ!ってミサカはミサカ……口苦い――――!」 上条(静かに入りたかった……) 上条(こりゃ入り直しだな。こんなに騒いでると他のお客さんにも迷惑かかるだろうし) 上条「お前らー!俺もう出るけどあんまり騒いで他の人に迷惑かけんじゃないぞ!」 イ打「「はーい!」」 一方通行(落ち着けェェェェェェエェェ!) 一方通行(ちょっとコーヒーを!って財布部屋の中に置きっぱなしじゃねェか!) 一方通行(取りに行かねェと!)ドタドタ 一方通行(って鍵閉まってンじゃねェか!!まだか三下ァ!!) 一方通行(しょうがねェ!打ち止めたちの部屋の茶ァを……!)ドタドタ 一方通行(って使用済みだった!) 一方通行(仕方ねェ!自分の部屋の茶ァを!って鍵閉まってンじゃねェか!三下ァ!!) フミッ 一方通行(あァ!?なンだァ!?) 一方通行(……oh、パンティ) 一方通行(…………ふゥ) 一方通行(バスタオル二人に届けてやるか) 一方通行(パンツも替えねェとな……) 一方通行(風呂の前まで来たのはいいが……) 一方通行(どォやって二人にバスタオル渡しゃァいいンだ?) 一方通行(いくら俺が幼女にしか興味無いからって流石に中まで入るのはダメだろうしなァ) 御坂「ふっふーん♪」 御坂「温泉なんて久しぶりねー」 御坂「……」ピク 御坂「アクセラレータ……」コソコソ 御坂(なんだ、アイツらもうこっちに着いてたのね) 御坂(っていうかアイツは女湯の前でなにウロウロしてんのよ) 一方通行(でも人に頼むにしてもこンな時間に温泉入る奴なンていやがンのか?) 御坂(なんか行きにくいじゃない) 一方通行(周りは……誰もいねェな)キョロキョロ 御坂(バスタオル?……なるほどね。多分あの二人が忘れたんでしょうね) 一方通行(脱衣所からは……なンも聞こえねェな) 御坂(それなら私が届けて上げても……) 一方通行(よし……) 一方通行「五秒だ」 御坂(なに!?)ビク 一方通行「ウラァァァァァアアァァァァアァァァ!!」 御坂「中入っちゃった!!」 御坂(バカじゃないのアイツ!!?) 御坂(幾ら人気が無いからって入るのはダメよ!) 御坂(従業員に頼むとか幾らでも方法有るじゃない!?) 御坂(……あっでもコレ使えるかも……) 一方通行「五秒ジャスト……」 御坂(なんかちょっとニヤケて戻ってきた) 一方通行(よし、周りに人はいねェな……ミッションコンプリートだ……) 御坂(さて、いくか) 一方通行(不可抗力で二人の脱ぎたてぱ、パンティも見れたしィ) 御坂「……」 一方通行「……」 御坂「ねぇ」 一方通行「てめェなンでここにいンだ。っつーか何時から居やがンだよ」 御坂「旅行よ、そしてアンタが女風呂の前でウロウロしてたとこからいたわ」 一方通行「そォかよ。じゃァな」 御坂「見たわよ」 一方通行「」ピクッ 御坂「女風呂に入るとこ。ニヤケながら出てきたとこ……」 一方通行(人生終わったァァァァァアアァァァァァアアアアァァ!!!!!!!!!) 御坂「ちょっとこっち来なさい」 一方通行「お、俺に脅しかけるつもりかよ」 御坂「逆よ、アンタを助けてあげる」 一方通行「はっ!第三位が第一位の俺様を助けるだァ!?」 御坂「こっち来なかったら警察に突き出すわよ」 一方通行(け、警察……)トボトボ 御坂「分かってるじゃない。じゃあちょっと人気のないとこ行くわよ。話があるの」 一方通行「おゥ」 一方通行(くそ!ババアが調子乗ってンじゃねェぞ!) 御坂「今ババア調子のんなとか思ったでしょ?」 一方通行「何いってるンですか御坂さン。そンな事思うわけないじゃないですか」 御坂「そぅ?ならいいけど」 一方通行(なンでわかンだよォォォオォォォ!!こえェよ!) 一方通行(こりゃ逆らったらなにされるかわっかンねェな……) 御坂「こっちよ」 一方通行「ウス」 上条「はー。いい湯だったぁ」ゴシゴシ 上条「アクセラレータも来たらよかったのに」 木山「そうか。早く入りたいな」ヌギヌギ 上条「ええ。早く入った方がいいですよ。疲れぶっ飛びます」 木山「そうか」ヌギヌギ 上条「……」 木山「どうした?」ヌギヌギ 上条「ええええぇぇぇぇぇええぇえええぇぇえぇぇえぇぇぇ!!!?」 木山「静かにしたまえ。ここは公共の場だぞ?」ヌギヌギ 上条「ちちちちょっと待って下さい!」 木山「なんだ?」ヌギヌギ 上条「脱ぐのやめてください!!」 木山「風呂場で脱ぐなと言われたのは初めてだな」 上条「ここ男湯です!!!」 上条「女湯はとなりです!」 木山「そうか……それはすまなかった。しかしここまで脱いでしまっては着るのが面倒くさいな」 上条「メンドクサイとかじゃなくて!」 木山「このまま男湯に入るとかはダメか?」 上条「いいわけないじゃないですか!あなたみたいな人が男湯に裸で居たら襲われますよ!?」 木山「君、面白い事を言うな。この起伏に乏しい私の体を見て襲いたくなるような人間はいないよ」 上条「居ますよ!!?現に目の前に居ます!」 木山「そうか。少年、気を確かにもつんだ」 上条「今がんばってます!だから早く女湯に行ってください!」 木山「ふむ…そこまで言われては仕方ないな。失礼するよ」 上条「半裸のまま行かないでください!!」 木山「難しい事を言う……ではどうやって行けと……?」 上条「服着るだけですよ!!」 打ち止め「凄い大きいってミサカはミサカはバシャバシャ泳いでみたり!」 イ…「貸切状態なんだよ!」 打ち止め「インデックス!インデックス!」 イ…「なにー?」 打ち止め「えぃ!」バシャ イ…「目がー!目がー!」 打ち止め「温泉って楽しいねってミサカはミサカはニマニマしてみたり!」 イ…「甘いんだよラストオーダー!お楽しみはお風呂の後なんだよ!」 打ち止め「お風呂の後に何があるのってミサカはミサカは目を輝かせてみたり!」 イ…「んふふふー、それはお楽しみなんだよ!それよりも……」 打ち止め「?」 イ…「なんでアクセラレータを避けてるのかな?」 打ち止め「……」 イ…「最近なんだか二人の間に会話がないんだよ」 打ち止め「ばれちゃってたかーってミサカはミサカはおどけてみたり」 イ…「なんでなのかな?」 打ち止め「……」 イ…「二人がずっとそうなのは寂しいんだよ?」 打ち止め「だって……最近彼が私の事見てくれないんだもんってミサカはミサカはしょげてみる」 イ…「そんな事ないと思うんだよ」 打ち止め「そんな事あるもん!皆でどこか行ってもすぐどっか行っちゃって中々帰ってこないし……」 打ち止め「一緒に居る時も他の女の子の事ばっかり見てるってミサカはミサカは自分で言ってて悲しくなっちゃったり」ウルウル イ…「大丈夫なんだよ。ラストオーダー」 打ち止め「え?」 イ…「アクセラレータはラストオーダーに首ったけなんだよ」 打ち止め「そんなのわかんないってミサカはミサカは……」 イ…「本人が気付かなくても、外から見てるから分かるものもあるんだよ」 打ち止め「……」 イ…「だから二人は全然大丈夫なんだよ!!」 打ち止め「そぅ?」 イ…「うん!」 打ち止め「なんだかインデックスに言われるとそんな気がして来たってミサカはミサカはちょっと元気を取り戻してみたり」 イ…「でもアクセラレータにはお仕置きが必要なんだよ!」 打ち止め「?」 イ…「ラストオーダーにこんな思いさせたんだから!!」 打ち止め「それはそうかもってミサカはミサカはメラメラ燃えてみたり!」 イ…「じゃあアクセラレータにどんなことするかなんだよ」 打ち止め「いざ考えると難しいってミサカはミサカは混乱中……」 イ…「女はほっとくと怖いってことアクセラレータに教えたいんだけど……」 打ち止め「大人な女の人なら何か教えてくれそうってミサカはミサカは閃いてみたり!」 イ…「小萌は明日まで来ないんだよ」 打ち止め「う~ん」 ガララララ 打ち止め「?」 木山「よし、今度はちゃんと女湯みたいだな。お邪魔させてもらうよ」 イ…「大人の人!」 木山「」ビクッ 打ち止め「大人の人!」 イ…「大人の人!」 木山「確かに私は二十歳を超えてるが……」 イ…「ちょっと聞きたい事があるからこっちに来て欲しいかも!」グイグイ 打ち止め「彼に女の怖さを教えてあげたいってミサカはミサカは意気込んでみる!」グイグイ 木山「なんなのかよくわからないんだが取り敢えず体を洗わせて貰えないか?」 木山「なるほど。最近冷たい君の彼氏にお仕置きしたいと」 イ…「大体そんな感じなんだよ」 打ち止め「キツイのお願いしますってミサカはミサカはご鞭撻願ってみたり!」 木山「ふむ、確かに彼女をほっとくのはいけないな。私もそう言う経験がない事はない。」 木山「協力させてもらうよ」 打ち止め「ありがとうございますってミサカはミサカはお辞儀してみる!」 イ…「アリガトウなんだよ!」 木山(しかしこんな小さい子にさえ彼氏がいると言うのに私と来たら……)フッ イ…「どうしたのかな?」 木山「いや、何でもないよ」 木山「ところで君の彼氏というのはいくつぐらいなのかな?」 打ち止め「う~ん……よくわからないけど多分十七歳とかそこらへんってミサカはミサカは不確かな情報を送ってみる」 木山「それは……大丈夫なのか?」 打ち止め「?」 イ…「それよりもお仕置きの方法を教えて欲しいかも!」 木山「そうだったな……そうだな……」 木山「彼の性格にもよるが……無視とか、暴言を吐くとかそんな事をしてみたらどうだ?」 打ち止め「うわぁ」 イ…「そんな事されたら泣いちゃうかも……」 木山「後は……他の人が好きなんですよっていう空気を出してみたり」 イ…「三角関係!」 打ち止め「彼、寂しがり屋だから利きそうってミサカはミサカはシミュレートしてみる!」 木山「そんな感じで良いんじゃないのか?」 イ打「「おお~」」パチパチ 木山「よしてくれ。照れる」 イ…「さっそくやりに行くんだよ!」 打ち止め「悪女に大変身ってミサカはミサカはポーズをとってみたり!」 木山(悪女って) イ…「アリガトウなんだよ!大人の人!」 打ち止め「ありがとうございました大人の人ってミサカはミサカは感謝の意を伝えたり!」 木山「あぁ」 ドタドタ 木山「ふぅ……」 木山「若いなぁ」
https://w.atwiki.jp/marsdaybreaker/pages/1344.html
ゴミ収集車(ごみしゅうしゅうしゃ) BK警備保障にて販売中。 設定国民しか使用出来ない L:ゴミ収集車={ t:名称=ゴミ収集車 t:要点:積載量1t、ツーマンセルで運用、消化器付き t:周辺環境=きれいな町並み t:評価値=なし t:特殊={ *ゴミ収集車のカテゴリ=個人所有アイテム *ゴミ収集車の効果=設定国民しか使用出来ない } t:→次のアイドレス:火力発電所での代価燃料化(技術) } 保有国一覧 藩国名 入手履歴 保有者 使用履歴 現在所持数 保有者なし 参考資料 BK警備保障 アイドレスWiki:ゴミ収集車 上へ 戻る 編集履歴 藻女@神聖巫連盟(2009/07/10) 矢上麗華@土場藩国 (2008/11/01) イラスト制作 黒崎克耶@海法よけ藩国
https://w.atwiki.jp/seisoku-index/pages/242.html
白――――。 全く濁りの無い、真っ白な世界。 目の前に広がるこの異常な光景に、彼は言葉も出ない。 (――――・・・・・・なンだ?) ここがどこかもわからない、いつここに来たのかもわからない、何故自分がここにいるかもわからない。 視界は全て白一色に染められている。何も見えない。 だが、音は聞こえた。 誰かの悲鳴が聞こえる、一人ではない、何人かの人間の怯えるような声が聞こえている。 ズズゥゥゥゥゥゥウウウウウウウウウンッッッ!!!!!!!!!と、凄まじい爆音が彼の鼓膜を震わせた。 時折、銃声や大砲が発射されるような音も聞こえる、何かを物凄い力が薙ぎ払うような音も聞こえる。 ここは、戦場なのだろうか? 「AIM拡散力場の集合体で作られた翼を、操った・・・・・・?」 誰かの声が聞こえる、少女の声のようだった。というか、自分はこの声をどこかで聞いた気がする。 その証拠に、自分自身が次に口を開くことも、何を言おうとしているのかも分かった。 「オマエもこいつの『匂い』に誘われたクチか?」 自分の意思とは関係なく、自分の声が聞こえた。自分は声の主である少女に、そのような質問をしたのだ。 (――――なンだこれは? デジャヴ、では無ェ・・・・・・なンだ?) 相変わらず視界は真っ白で何も見えない。まるでスクリーンが白一色の映画を、音声だけで鑑賞させられているような気分だ。 その時、ふと声が聞こえた。さっきの少女のものではない、もう少し大人びたような女性の声だった。 『―――――貴方。 誰。 何故。 此処。 存在』 要領を得ない言葉だった。何が言いたいのかよくわかない。 だが、どこか真に迫るというか、耳で聞いているというより、心で聞いているような、そんな声だった。 『―――――何故、私。前。立』 今度は理解できた。理解できるように聞こえた。自分は今、この女性の前に立っているらしい。 『はっ、こりゃァなンだ? 精神感応(テレパス)・・・・・・みてェなもンか?』 自分も彼女に習い、口からではなく心で語りかけてみる。 彼女はこう答えた。 『―――――私、声。聞こえる、の。 何故、私の、声、を、聞く』 『はァ? てめェから語りかけてきたンだろォが』 今度はもう少しわかりやすく、言葉の意味が理解できた。 心で会話をしている内も、周辺では凄まじい爆音が響いている。 自分のすぐ近くからも、何かをぶつけ合っているような音が聞こえる、自分は今、誰かと戦って―――? 『―――――私を、恐れないの』 と、彼女が自分に問いかけてきた。自分がどんな表情をしているかは確認できないが、それでも思わず苦笑する。 『俺が何かを恐れるようなヤツに見えンのか? 笑わせンなよ』 自分が誰なのか、目の前にいるであろう女は分かっていないらしい。 その時、ぞぞぞぞぞぞぞぞぞッッッ!!!!!!!!と、何か気味の悪い音が聞こえてきた。 「露骨な野郎だ。 自己紹介のつもりか?」 本来の意思である、 もう一人の自分 がそのような悪態をつく。 自分 には今、目の前で何が起きているのかわからない。 (そォだ。それで確か――――) 再び、心に問いかけるような声が響く。 『―――――私を、理解して、くれるの』 (それで俺はこう答えたはずだ――――) 『はっ、本来ならてめェみてェな化物との意思疎通なンざ、死ンでもお断りなンだがよォ、 俺も俺でてめェに用があるンだわ』 『だから、今だけはこォして 対話 してやる』 『クソガキを救わなくちゃならねェンだ、嫌でも協力してもらうぜ』 『――――――対、話』 その女性は、心なしか少し嬉しそうな声色で言った、気がする。 (そこからしばらくは、声が聞こえなくなって――――) ―――第七学区・グループの『隠れ家』 午前五時、学園都市の空はまだ薄暗い。そんな朝、一方通行は目が覚めた。 少し息苦しい気がする、自分が布団にでもくるまっているのだろうか。 目が覚めたと言っても一方通行はまだ瞼を開いてはいない、頭の中でさっきのことについて考えていた。 (・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今のは、ロシアの時の・・・・・・?) 妙な夢を見ていた気がする。まるで過去を反復するような、だが不思議と嫌な気分にはならない、そんな夢を。 (ちっ、なンだってンだ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・) 今はもうその夢の内容を思い出すことは出来ない。一方通行はしばらく思い出すよう努力してみたが、無駄なあがきだった。 とりあえず顔を洗ってこようと思い身体を起こそうとするが、なかなか身動きがとれない。 (あァーだりィ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・飲み過ぎたかァ?) 結局昨日はそのまま倒れるように眠ってしまったようだ。『隠れ家』についてからの言動がよく思い出せない。 それにさっきから身体が重い。上手く身動きがとれないでいる。 (何なンですかァ? ったく・・・・・・) と、一方通行が目を開けると、 風斬氷華の寝顔が超どアップで視界に広がった。 一方通行はしばらく身を固めると、視線を少し下にずらす。 そこには、取れかかった風斬のブラジャーがあった。 風斬は一方通行を抱き枕のように抱きしめ、ほぼ着用している意味をなしていない、 乱れまくった下着姿ですやすやと寝息をたてている。 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 一瞬、一方通行の頭にまさかの一言がよぎるが、ひとまずそれは保留しておく。 風斬は一方通行の真横で寝そべっている、これでは一方通行の身体が重い理由にならない。 じわじわと背筋が凍っていくのを感じるが、それでも一方通行は視線を横に向ける。 「uhmbmgjowrgje起床yuojembbm確goujd認tygwgnlvm」 一方通行「うぎゃァァァァァァァァァァああああああああああああああああ!!!!!!?」ドカッ ガブリエル「―――――」ゴロン ドサッ 風斬「・・・・・・ん・・・・・・んん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」モゾモゾ 一方通行「て、ててて、ててててンめェェェェェェェェ!!!!!!!!!!!! また勝手に人の布団に潜り込みやがって・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!!!」 ガブリエル「gjbmmdvg照hmbm必要gikgcad無njghuth」 一方通行「しかも俺の身体に思いっきり馬乗りとか何考えてンですかァァ!!!? 頭湧いてんじゃねェの!!?」ギャー ギャー 風斬「ふみゅ・・・・・・・・・くぁ~・・・・・・・・・・どう、したんですかぁ? 大声出して・・・・・・」パチリ 一方通行「!! ・・・・・・やべェ、第二波が飛ンでくるぞォ・・・・・・」ゾクッ 風斬「あ・・・・・・れ、私・・・・・・・・・・・・・・・・・・・え?」チラッ 一方通行「よ、よォ、とりあえずあれだ、下着はちゃンと着けとけェ」 風斬「あ、え・・・・・・きゃあぁぁ!!?/////」ガバッ 一方通行「誓ってもいいが何も無かったからな、心配すンじゃねェぞ」 風斬「ふぇ、は、はい!! ・・・・・・な、なんで私、ベッドに・・・・・・」 ガブリエル「ghmlbasf寝惚cmlbjrh」 一方通行「オマエだいぶ飲ンでたからなァ、寝惚けてそのまま入っちまったンだろ」 風斬「うぅ~・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ごめんなさい・・・・・・」モゾモゾ ガブリエル「xiqnnigsa好敵手gueorjgel出現cwfkpgl」ギリッ 一方通行「あァ・・・・・・頭痛ェ・・・・・・色々と」フラァ ――――― 風斬「すみません、シャワーまでお借りしてしまって」ホカホカ 一方通行「構わねェよ。 しかしAIMの集合体ってのは便利だなァ、 着替えも一瞬で済ませちまうンだもンな」 風斬「結局、いつもの制服ですけどね」アハハ ガブリエル「megrgns貴方cdfweoufgg」ポン 一方通行「ン、あァ・・・・・・さて、どォするかね」 風斬「イギリスに行くんですよね?」 一方通行「そのつもりだが・・・・・・何点か問題もある」 ガブリエル「tuigvntu拝聴dghvnnxgn」 一方通行「お前らのパスポートはどォする」 風斬「あ・・・・・・、でも飛行機は利用せず、翼で飛んでいけばいいんじゃ?」 一方通行「俺の能力は三十分が限度だって言っただろ、それにお前らに掴まって行くのも出来ればゴメンだ、 音速以上にこいつの腕に包まれての空中飛行はもォうンざりなンだよ」 ガブリエル「rolmsbgn残念vjsmsmv」シュン 一方通行「でもって、仮にその方法で無事に学園都市を抜け出し、イギリスに到着したとする。 これじゃ不法入国じゃねェか」 風斬「確かに、・・・・・・でも今更じゃないですか? 不法入国くらい」 一方通行「戦争終結からまだそンなに時間が経ってねェ、無駄に刺激したくないンだよ。 おまけに会いに行くのは一国の王女だ、アックアだけに会うってのは難しいだろォし」 風斬「神裂さんも言ってましたね、第三王女の護衛についてるとかって」 ガブリエル「c,bvkrgirh強行vmwgujjm突dafk破oupkm」フンス 一方通行「何をいきり立ってンだこいつは・・・・・・。 ン、待てよ? 第三王女、か・・・・・・」 風斬「? 第三王女がどうかしたんですか?」 一方通行「もしかしたら、なンとかなるかもしれねェ」 ガブリエル「―――――」キョトン 一方通行「イギリスの王女ってのは四人居てな、えーっとまずは英国女王のエリザード、だったか。 ンで、そいつにゃ三人の娘が居て、上から第一王女のリメエア、第二王女のキャーリサ、 第三王女のヴィリアン、って具合だった・・・・・・と思う」 ガブリエル「mfgjgm第二guvmf王女tjgftkgk」ムムム 風斬「キャーリサって人はロシアで見かけましたよね」 一方通行「あァ。 ンでな、その三人娘は上から順にこォ評されてるらしィンだ、 長女は頭脳。 次女は軍事。 三女は人徳、ってなァ」 風斬「へぇ~・・・・・・、それで?」 一方通行「アックアが護衛に付いてンのは第三王女だってあの露出狂女が言ってただろ、 つまり国民からある程度人望を得てるような女ってわけだ」 風斬「つまり?」 一方通行「お心が寛大な王女サマと見受けられる、つまり天使の一匹や二匹、 割とあっさり受け入れてくれンじゃねェかなァ~と」 風斬「えぇ~・・・・・・? そんな短絡的な」ガクッ ガブリエル「gmehjbmb良bdfjtith提案sadatt」 一方通行「ダメかなァ・・・・・・」 風斬「他の王女様を通して、じゃダメなんでしょうか?」 一方通行「いけるとは思えねェけどな、特に第二王女なンざ、実際にガブリエルとぶっ殺し合ってる。 第一王女もよくわかンねェし・・・・・・まさか英国女王に直接ってわけにもいかねェだろォしな」 風斬「でも結局はその、エリザードさんにも伝わることですよね」 一方通行「王女よりは護衛のアックアの方が会えやすそうだが、さてどォなることやら」 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ま、とりあえずイギリスに行くぞ。 あとの事は着いてから考えればいい」 ガブリエル「flgtgrou了解cjeutnv」 一方通行「(最悪、アックアをぶちのめして吐かせりゃいいとも考えたが、一筋縄じゃいかねェだろォし・・・・・ それにイギリスの『騎士派』や『清教派』まで敵に回しちまうことになりかねねェ)」 風斬「じゃあ、パスポートはどうします?」 一方通行「ま、番外個体のときもどォにかなったンだ、俺に任せとけ」 風斬「わかりました」 一方通行「よし、じゃァ・・・・・・、あァ、そォだお前ら」 風斬「なんですか?」 一方通行「顔写真撮らせろ、必要になる」 ガブリエル「vmlhtiohj写真xmfjf把握qhg」サッ サッ 一方通行「いや身だしなみとかはどォでもいいンだよ、オマエは変わンねェだろォが」 ガブリエル「―――――」シュン 風斬「私、ちゃんと写るんでしょうか・・・・・・」 一方通行「AIM拡散力場でのブレ云々は俺が能力で操作すっから、ほら」カチャ 風斬「わかりました、・・・・・・普通の表情でいいんですよね?」スッ 一方通行「誘ってるよォな妖艶フェイスでもいいぜェ」クカカッ 風斬「もうっ!」パシャ ガブリエル「cksgrhhi妖艶snwdhegh」クネッ 一方通行「オマエの妖艶フェイスとか誰得だァ・・・・・・」パシャ 一方通行「じゃ、しばらくここで待ってろ。 勝手に出歩くンじゃねェぞ」ガチャ ガブリエル「verhjolb把握mlgihrghib」 風斬「はい、よろしくお願いします」 バタン 風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、写真かぁ」 ガブリエル「uthjblm如何npjn,afcjGUGdadd」 風斬「せっかくですし、イギリスに着いたら何か記念に撮っちゃおうかな」 ガブリエル「uyb,ruycg観光stdqewetp」 風斬「それと、私たち三人の写真も欲しくないですか?」 ガブリエル「utindvvn名案smadjfn」グッ 風斬「天使同盟の記念写真、いいじゃないですかそういうの」 風斬「というわけで、私もカメラ持って行きます」 ガブリエル「yohlmsaf写真dloegu所望aivdskugh」 風斬「( 彼ら とも今度、写真撮りたいなぁ)」 ――第七学区・セブンスミスト跡地の近辺 一方通行「さて、どォすっかね。 とりあえず黄泉川辺りにでも頼ンでみるかァ」 「ん・・・・・・? おーい、一方通行!」タタタ 一方通行「あン? ・・・・・・誰だっけオマエ」 「いきなりそれかよ!! 酷ぇなおい! 浜面だよ、浜面仕上!!」ムキー 一方通行「あァあァ、バカ面か、ロシア以来だな」 浜面「は・ま・づ・ら!! 戦争終わったあとちゃんと自己紹介しただろ!!」ウガー 一方通行「「はいはい、ンで馬面さンはここで何・・・・・・ン?」 「あくせられーた」スッ 一方通行「あァ、オマエか滝壺。 久々だな」 浜面「滝壺の事は覚えてんのかよ・・・・・・」 滝壺「うん、久しぶりだね。 元気にしてた?」 一方通行「おかげさまでェ。 オマエもう身体はいいのかよ?」 滝壺「うん、まだ病院には通ってるけど、回復していってるよ。 心配してくれてありがと」 一方通行「心配なンざしてねェよクソボケ」 一方通行「あの第四位はどうなンだ? あいつも『体晶』を使っちまったせいで、身体ボロボロだったろ」 浜面「麦野ももう大丈夫だ。 滝壺と同じく、アイテムの仲介役の女から得た『素養格付(パラメータリスト)』をエサに、 治療させた。 街を出歩けるくらいには回復してるぜ」 一方通行「そォかよ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ま、よかったじゃねェか、ちゃんと守れてよ」 浜面「おう、ありがとよ」 浜面「ところで・・・・・・ここの事、知ってたかお前?」 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 浜面「セブンスミスト、完全に潰れちまってさぁ」 滝壺「昨日服を買いに行こうってはまづらが誘ってくれたんだ。 でもこれじゃしょうがないよね」 一方通行「・・・・・・すンませンでしたァ」ボソッ 浜面「あ? なんか言ったか?」 滝壺「?」 一方通行「いや、何でもねェ。 つかオマエらこンな朝早くからデートですかァ? 戦争終結直後とはいえ、いいご身分だなァ」 浜面「で、デートってわけじゃねぇよ!///」 滝壺「でーとじゃないの・・・・・・?」 浜面「デートです。 一方通行こそ、こんな朝早くに何やってんだよ」 一方通行「オマエにゃ関係ね・・・・・・待てよ」 浜面「何だよ?」 一方通行「オマエさァ、パスポートの偽造とか出来る?」 浜面「はぁ?」 一方通行「ちょっとヤボ用でよ、必要なンだよパスポートが、早めにな」 浜面「何だ? また何かやばいことに首突っ込んでんのか?」 一方通行「いいから、出来るのか出来ねェのかはっきりしろ」 浜面「出来ねぇことはねぇけどよ・・・・・・」 一方通行「じゃあちょいと二つほど頼むわ。 あァ心配すンな、 偽造元がわからねェよう手配はする。 お前らの生活を脅かすような事態にはさせねェよ」 滝壺「どこか旅行に行くの?」 一方通行「まァそンなとこだな、イギリス観光だ」 浜面「お前だっていいご身分じゃねぇか・・・・・・」 一方通行「最悪、日本には帰ってこれねェかもしれねェがな」クカカッ 滝壺「・・・・・・大丈夫? 危ないことじゃない?」 一方通行「なンでオマエが俺の心配なンざするンだよ、俺を誰だと思ってやがる」 滝壺「そうだね、あくせられーたなら大丈夫だよね」 浜面「しゃーねぇ、引き受けた。 お前にはロシアでの借りもあるしな」 一方通行「助かるぜ、どのくらいかかる?」 浜面「そうだな・・・・・・夕方くらいまで待ってもらうようになるかな」 一方通行「わかった、これ顔写真な。 デートの邪魔して悪いなァ」 浜面「なんだこの顔写真、人間か? おぉ! このもう一枚の方のメガネっ娘、可愛いな・・・・・・って痛ッ!?」 滝壺「いいよ、デートならいつでもできるし、ね?」ニコォ 浜面「は、はい、そうですね」 一方通行「けっ、おー熱い熱い」パタパタ 浜面「ぐ・・・・・・、出来上がったら連絡するから、携帯教えろよ」パカッ 一方通行「あァ」ピピッ 滝壺「わたしにもおしえて?」 一方通行「はァ? まァいいけどよ」ピッ 浜面「じゃあ、夕方頃に」 一方通行「よろしくお願いしまーす」 浜面「あ、そういえばさ」 一方通行「なンだよ」 浜面「昨日の夜にさ、やたら怖い顔した第三位に会ったんだけど、そこでお前の居場所聞かれたんだよ。 あれ、なんだったんだ?」 一方通行「?」 ――第七学区・グループの『隠れ家』 風斬「そういえば、朝ごはん・・・・・・どうしましょう」 ガブリエル「―――――」ガチャッ 風斬「冷蔵庫の中、何かありました?」 ガブリエル「―――――」コクリ 風斬「食材だけはある、と。 私たちはともかく・・・・・・一方通行さんは食べなきゃダメですよね」 ガブリエル「―――――」 風斬「どこかで食べてくるかなぁ」 ガブリエル「ryuorjb名案gjovsvm」ピコーン 風斬「? どうしたんですか?」 ガブリエル「ugomsvmm手料理ckfigh振舞xmdmofj」 風斬「え? え? なんですか?」 ガブリエル「―――――」スタスタ スチャ 風斬「なんでエプロンを・・・・・・はっ! まさか、手料理を!?」 ガブリエル「vjtiowdurgjio正解yfyvghn」ビシッ 風斬「で、でも私、料理なんてしたことないですよ」アセアセ ガブリエル「gvjlvmfe気合bhdroja根性sigievv愛情fegkvmge」 風斬「うーん・・・・・・、でも、このままお世話になりっぱなしというのもいけませんよね」 風斬「ここは思い切って、やってみましょうか!」 ガブリエル「gphndsbcs良tugs決断ytadmm」 ――第七学区・グループの『隠れ家』近辺 一方通行「さて、パスポートの件はこれでいいとして・・・・・・」グギュルルー 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・腹ァ減ったなァ」 一方通行「あいつらも腹空かせてるだろうし・・・・・・って、あいつら別に食事は必要無ェンだっけ」 一方通行「どォすっかなァ、天使共にも携帯教えときゃよかったな」 一方通行「しゃーねェ、とりあえず一旦帰って・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ン?」 モクモク 一方通行「何だァ? 黒煙が上がってやがる・・・・・・能力者がドンパチでも始めてやがンのかァ?」 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あれ、俺ン家のほうじゃね?」スタスタ 一方通行「ていうかあれ、俺ン家じゃね?」 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 一方通行「あンのクソ天使共ォォォォォォォォおおおおおおおおおおおおおおおッッ!!!!」シュバッ ――第七学区・グループの『隠れ家』 一方通行「おらァァッ!!!」ガチャーン 風斬「けほっ、けほっ、あ、おかえりなさーい、けほっ」 ガブリエル「hsdoepl .q貴方gegvwqacl」カチャカチャ 一方通行「何事!? 何これ!? 天使を狙ってきた暗部共の襲撃か何かかァ!?」キョロキョロ 風斬「いえ、ちょっと台所をお借りして、料理を作ってたんです!」 一方通行「料理だァ!? この部屋を料理してたンですかァ!!?」 風斬「あはは・・・・・・何とか爆発オチは避けられました」エヘ 一方通行「黒コゲオチも避けてくれるとありがたいンですけどねェェ!!!! 何をどォしたらこンなことになるンだよォ!!?」 ガブリエル「orgjaqob換気nqwho」カララ 一方通行「全ての窓を開けろよ!! そンなンじゃ換気にならねェ!!!」ガラッ ガラッ 風斬「すみません・・・・・・私がいながらこんなことに」シュン 一方通行「ったくよォ・・・・・・、つゥか料理って」 ガブリエル「ieoelmq試食cmfjiweh要求fnvveigk」コト 風斬「天使さんが提案したんです、一方通行さんに手料理を振舞おうって」 一方通行「・・・・・・そォかよ(あンだけ煙出してた割にゃァまともなもンが出てきたな)。 これ、焼き魚だよな?」 風斬「日本の朝食といえばこれかなぁと思って。 あ、お味噌汁もありますよ。 ご飯も炊飯器に残ってました」 ガブリエル「mknugy和風smggopv」 一方通行「まァ、気持ちは嬉しいけどよォ・・・・・・(こいつらが着用してるエプロンはどこから・・・・・・? この部屋にはエプロンなンざ無かったはずだが・・・・・・)」 風斬「あ、すみません、エプロンも借りちゃってます。 私が着てるのはなぜか小さいんですけど ・・・・・・子供用?」 一方通行「・・・・・・ここにゃエプロンなンてないはずだ」 風斬「え? 普通に台所にありましたけど・・・・・・」 一方通行「そもそも、この朝食の材料はどこから?」 ガブリエル「―――――」トン 一方通行「冷蔵庫ォ? この冷蔵庫にゃコーヒーしか入ってなかっただろォが」 ガブリエル「mjapdjff食材qdbpsgoj豊富dnmksfvi」ガチャ 一方通行「どォなってやがる・・・・・・なンか怖ェぞおい」ゾクッ 風斬「? まぁとにかく、食べましょうよ。 お腹空いてるでしょ?」 一方通行「あ、あァ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 風斬「いただきまーす」 ガブリエル「vnwsepguca合掌mgiyad,」スッ 一方通行「力加減」 ガブリエル「――――――」パン 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」パク ムグムグ 風斬「どうですか・・・・・・?」ドキドキ ガブリエル「―――――」ソワソワ 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ン、悪くねェ」 風斬「本当ですか!? やったー!」エヘヘ ガブリエル「gmoehpe嬉々iuicsaasb」ホッ 一方通行「味噌汁もいい濃さだし・・・・・始めてだよな? 大したもンじゃねェか」ズズッ 風斬「えへへ・・・・・・///」テレテレ ガブリエル「/////」テレテレ 一方通行「こォいうのって、クソマズいメシが出てきて何だこりゃーってのが定番なンだがな」 一方通行「(ったく・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ホント、呑気なもンだぜェ、 ついこないだまでの血生臭ェ戦争はどこへやら、だな)」 風斬「・・・・・・うん、本当だ、美味しいです!」モグモグ ガブリエル「jefwvnv美味ruabmdfh」ガツガツ ―――――――― 一方通行「ごっそさン」 風斬「お粗末さまでした」 ガブリエル「mbftjohu満腹yrtvnsvn」ケプ 風斬「じゃあ、パスポートは浜面さんが作ってくれるんですね」 一方通行「あァ、夕方頃っつってたから、それまで待ってろ」 ガブリエル「vbthrada御意cmsvryv」 風斬「わかりました」 一方通行「っと、そォだ。 オマエらにも一応携帯番号教えとくぞ」 風斬「携帯? ですか?」 一方通行「あァ。 ・・・・・・持ってる、よな?」 ガブリエル「uybn,calfk不所持cvmjrohy」 風斬「持ってないですね・・・・・・」 一方通行「マジかよ・・・・・・この時代に携帯持ってないやつがいるたァ・・・・・・。 まァ無理もねェか、必要無かったもンなァ」 風斬「でも、あったほうが何かと便利ですよね」 ガブリエル「vxggyjopqdt所望bsfpuhncuygf」 一方通行「・・・・・・どォせアホ面から連絡来るまでヒマだし、買いに行くか」 風斬「え、いいんですか? さすがに携帯電話ともなると・・・・・・」 一方通行「第一位の財力ナメンなよ、携帯電話くらい買ってやらァ」 ガブリエル「ymcksdwh謝々mdofhioehi」 風斬「ありがとうございます! 天使さん、お揃いのにしましょう」 ガブリエル「uyvmfgh御意mvsbrohjs」 一方通行「確か地下街にケータイショップがあったなァ」 風斬「それじゃあ出掛けましょうか」 ガブリエル「bvndkhth出発mbserrhjj」 一方通行「あンま出歩きたくないンだが・・・・・・まァ今更だな」 風斬「この時間帯に開いてますかね?」 一方通行「もうすぐ9時だ、開いてンだろォ」 ――第七学区・地下街 とあるケータイショップ 一方通行「ここか」 風斬「どんな機種でもいいんですか?」 一方通行「好きなよォにしろよ」 ガブリエル「mvghtiuoy御意cdryk」 一方通行「風斬はともかくお前はいらねェンじゃねェの・・・・・・?」ウィーン 女店員「いらっしゃいませ」 一方通行「新規登録。 こいつら二人」 女店員「ありがとうございます、あちらにサンプルがこざいますので、よろしければどうぞ」スッ 一方通行「さっさとしろよ」 風斬「わぁ・・・・・・すごい、可愛いデザインの携帯がたくさんありますね」 ガブリエル「optmmls貴方ifvsn拝見mvjtifjfh」トントン 一方通行「あ? なンだよ俺の携帯見てェのか? ほら」スッ ガブリエル「iyvmeojg所望mbfhphlk」 女店員「え? えっと・・・・・・」チラッ 一方通行「これ暗部から支給されたものだからここには無ェンじゃねェの? 他にも携帯は持ってるが今はない」 ガブリエル「ihbsghrgj残念uyvsgojbn」 風斬「私と一緒のにしようって言ったじゃないですかー」 ガブリエル「mbghk承知cthimh.」 女店員「お客様、当店では只今 ペア契約 というキャンペーンを実施しておりまして」 一方通行「あァ?」 風斬「ペア契約・・・・・・?」 女店員「お二方がペアである、という証明のためのツーショット写真などがあれば契約できます。 それに加入していただきますと通話料金や、その他色々がお得になりますよ」 一方通行「説明テキトー過ぎねェか・・・・・・、そのペアってのはあれか? 男女じゃなきゃいけねェのか」 女店員「同性でも問題はございませんが、ペア契約をされるお客様の大半は男女のカップルですね」 風斬「か、カップル・・・・・・///」 ガブリエル「―――――」キラーン 一方通行「言っとくが、俺はそンなくだらねェキャンペーンのために新規登録するなンざごめンだぞ」 ガブリエル「phkhls至極vmrohj残念ugrohlm」ガクッ 風斬「あははは、まぁそう気を落とさずに。 ・・・・・・」 女店員「それと今ペア契約をしますと、特典としてペア限定ゲコ太ストラップが付いてきます」 一方通行「ふン、オマエらにとっては悪い話じゃねェだろ、ちょいとオマエらでツーショット写真撮るぞ」スッ 風斬「え、あ、はい!」ササッ ガブリエル「kbdsfeoug承知bnrogjj」ズイッ 一方通行「ガブリエル、もォちょい頭下げろ、でか過ぎて枠に入ってねェ」 ガブリエル「―――――」オズ 一方通行「よし、じゃァ撮るぞー・・・・・・、ポチッとな」パシャ 一方通行「・・・・・・ま、こンなもンだろ。 これでいいか?」 女店員「承りました、それではこちらの書類に・・・・・・・・・・・・」アーダコーダ 風斬「あ、一方通行さん」 一方通行「なンだよ」 風斬「さっきの写真、私たちが携帯買ったら送ってくれませんか?」 ガブリエル「mvogohj記念vmrogeoj」 一方通行「あァわかった (こいつら仲イイのか悪いのか・・・・・・)」 風斬「ありがとうございます! じゃ、早いとこ選んじゃいましょう天使さん」 ガブリエル「vmouhr御意csfpiebbm」 一方通行「あ、おい」ボソッ 女店員「はい、なんでしょう?」 一方通行「この場合、ゲコ太ストラップは何個貰えンだァ?」 女店員「あちらの眼鏡のお客様と、あのー・・・・・・えと、ラッパのお客様とで二個になります」 一方通行「ついでだ、もう二個譲ってくれ」 女店員「え、でも・・・・・・」 一方通行「譲ってくれたらこの店贔屓にするからよ、 ・・・・・・頼む」キリッ ←20巻のイケメン顔 店員「あ、はい・・・・・・///」 一方通行「悪ィな (何だ? 割とあっさり譲ってくれたな)」 女店員「では、お二人の身分証明になるものを・・・・・・」 風斬「あっ・・・・・・」 一方通行「ン」パサ 風斬「えっ? 私たちの身分証明なんてあったんですか?」ボソボソ 一方通行「今日の朝帰ってくる前に用意してたンだよ、必要になるとおもってなァ」 風斬「そうだったんですか、ご迷惑おかけします」 一方通行「いいから選ンでろ」 風斬「あ、はい。 これなんて凄い可愛いですねー、液晶画面のイルミネーションが綺麗・・・・・・」 ガブリエル「vgjoerhj機能美dfhign」 風斬「天使さんは機能優先なんですね、それがいいんですか?」 ガブリエル「―――――」コクン 風斬「うーん、あ、じゃあこれなんてどうですか? 機能もデザインも両立してますよ! お値段がちょっと高めですけど・・・・・・」 ガブリエル「―――――」ウーム ガブリエル「megihom決定bqwrjgj」コクン 風斬「決まりですね!」 一方通行「はァー・・・・・・携帯の契約ってなンでこンな面倒なンだろォな」カキカキ ガブリエル「ovgmsdgm待gjegm」ヌゥッ 一方通行「おわッッ!!!」ビクッ 女店員「きゃあっ!!?」ビクッ 一方通行「いきなり上から出てくンな気色悪ィ!!!! ・・・・・・決まったのか?」 風斬「はい、これにしまーす」スッ 一方通行「だとよ」 女店員「かしこまりました、ではこちらでお会計お願いします」ドウゾ 女店員「ありがとうございましたー」 ウィーン パタン 風斬「~♪」ガサゴソ ガブリエル「―――――」ガサゴソ 一方通行「壊すなよォ、特にガブリエル、オマエだァ」 ガブリエル「kgjvsdv御意sfuweigt」 風斬「わぁー、電源入ったぁ」テッテレー 一方通行「さっそく連絡先交換しとくぞ」パカッ 風斬「あ、はい。 えーっと・・・・・・」ピッ ピピッ ガブリエル「―――――」ヤッテヤッテ 風斬「あ、天使さんのもやってあげますね、・・・・・・はいっ」ピピッ 一方通行「ガブリエル、オマエから連絡寄越す時はメールだけにしとけよ。 通話じゃどォせ会話にならねェ」 ガブリエル「tuhbvfmm御意afhibd,」メルメル 一方通行「使い方は・・・・・・まァオマエらなら説明書読めば一発で覚えるだろ」 風斬「要領は把握していますので、大丈夫です」 一方通行「あと、これ貰ったから付けとけ。 ついでだァ」 風斬「あ、ゲコ太ストラップ! ありがとうございます」 ガブリエル「uyvlmlmbb蛙figl髭mlfjf不可思議wefuij」 一方通行「じゃ、はーまづらァから連絡来るまで時間潰しとくか」 ――第七学区・地下街 一方通行「ゲーセンでも行ってみるかァ?」 ガブリエル「―――――」 風斬「ゲームセンターですか? ・・・・・・コスプレはちょっと・・・・・・」 一方通行「コスプレェ? 何の話だァ」 ガブリエル「―――――」ボー 一方通行「おい、オマエはどォ・・・・・・あン?」 風斬「天使さん?」 ガブリエル「―――――」 一方通行「ちっ・・・・・・またかよ」 風斬「天井をボーっと見つめて・・・・・・、空を見てるんでしょうか?」 一方通行「飲み行った時もこンな事あったなァ、こいつたまにボーっとしてつっ立ってやがる」 ガブリエル「―――――」 一方通行「・・・・・・。 もしもォーし、ガブリエルさァーん」 ガブリエル「―――――」ビクッ ガブリエル「ghkbnk何用jbemhh」 一方通行「終わったか、ボーっとしてねェで、行くぞおら」 ガブリエル「―――――」 風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 ガブリエル「―――――」 ガブリエル「ugjjjiet確信uruogmlmv」 ガブリエル「jbmnvg宇宙nfmwotj」 ガブリエル「yoekgke.星jgojorgjkkhhe疑問fhiwghiwg」 ガブリエル「pehopb私bmehjop還kgotocabj」 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おい、大丈夫かよ。 どっかから電波でも受信してンのか」 ガブリエル「―――――」 ガブリエル「nfwghik無問題jojengg,aavg」 ガブリエル「―――――」 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大丈夫そォなら問題無ェ、行くぞ」 ガブリエル「gkglmmls御意fwigbkgwnk」 ガブリエル「gohopjelmg携帯gjag;lb嬉々rguwjkm」♪ 風斬「天使さん、携帯電話気に入ってるみたいですね。 ・・・・・・ところで、あの」 一方通行「あァ、オマエも気付いてたか」 風斬「は、はい・・・・・・やっぱり気のせいじゃないですよね」 一方通行「胸糞悪ィ、こんなバレバレの『尾行』、かえって怪しンじまうぜ」 一方通行「なァ!! さっきからコソコソしてるストーカーさンよォ!!!」バッ 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ちっ」 一方通行「(やっぱ暗部の連中か!? アレイスターの命令で天使の 回収 に・・・・・・)」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぶっひゃ」 風斬「?」 「あひゃひゃひゃひゃ!! やっぱバレるよねーそりゃ!! あっひゃひゃ!!」スッ 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はァ? 何でオマエ」 風斬「あ、あれ・・・・・・? 確かロシアにいた・・・・・・第三位さんの」 ガブリエル「jgfkblmtho番外ihsdjfol個体mfdjierr」 番外個体「ピンポンピンポーン♪ その通り、番外個体(ミサカワースト)でぇーっす」 一方通行「なンだオマエかよ・・・・・・」ガクッ 番外個体「あっひゃ、何その反応。 もっと可愛い女の子だと良かったってかぁ?」アヒャヒャ 一方通行「はァ?」 番外個体「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 風斬「あ、あの、こんにちわ」 ガブリエル「―――――」ペコッ 番外個体「やっほう、天使ちゃん達、ロシアで会ったとはいえほぼ初対面だよねー」 一方通行「てっきりその天使を狙った暗部の糞共かと思ったぜ。 そォだったら大変なことになってたがな(暗部が)」 番外個体「あっそ」プイッ 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(機嫌悪いなこいつ。 ま、いつものことか)」 番外個体「で、あなたはそのエンジェルたんを連れて第七学区をデートってわけか。 あっひゃっひゃっひゃ!! こりゃ上位個体様へのいい土産話になりそうだね」 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あのなァ」 番外個体「この子たちのエスコートで忙しいから、ミサカ達に構ってるヒマなんか無いってことでしょー?」 一方通行「昨日一旦帰っただろォがよ」 番外個体「着替えに寄っただけじゃんか」ボソッ 一方通行「で、なンで俺達を尾けてきやがった?」 番外個体「別に尾けてたわけじゃないけど、面白そうだったから後を追ってみただけだよ」 一方通行「そォいうのを尾けるって言うンだよボケ」 風斬「あ、えっと、その、デートってわけじゃないんですよ?」アタフタ 番外個体「だよね、こんな無愛想なやつとデートなんかしたって楽しくないしね」 ガブリエル「egmrlh否定sfiogml極gihkn,楽saiieovn」 番外個体「しっかしロシアで暴れてた大天使様がまさか本当に学園都市を闊歩してるとは・・・・・・ 世も末っつーか、いいのかなぁこれ」 一方通行「こいつのこと、誰かから聞いたのか?」 番外個体「上位個体がさ、MNW(ミサカネットワーク)を通じて得た情報を教えてもらっただけ。 ほら、学園都市にも妹達(シスターズ)がいるじゃん、そいつらに見られたんでしょ」 一方通行「クソガキはなンか言ってたか」 番外個体「今度ウチに連れてきて、みんなでご飯が食べたいなー。 とか言ってたっけ。 あひゃひゃ、どうすんのさ?」 一方通行「あァー、まァ暇が出来たらな」 ガブリエル「itvnnrgl是非fseropm」 風斬「一度打ち止めちゃんに、ちゃんと謝っておきたいな・・・・・・」 一方通行「過ぎたことだ、気にすンな」 番外個体「あひゃ、優しいんだぁ~! へぇ~」ニヤニヤ 一方通行「うっぜェ・・・・・・」 一方通行「まァいい、ついでだ。 オマエも来いよ」 番外個体「え?」 一方通行「こいつらと時間潰しにゲーセンでも行こうかって話してたンだ。 ついでだからオマエも来い。 どうせヒマなンだろ」 番外個体「え、あ、・・・・・・。 あっひゃひゃ、でもミサカが居たらお邪魔じゃないかにゃ~ん? こういうのに全く縁の無い第一位様の、せっかくのデートなんだし~」ケラケラ 一方通行「デートじゃねェっつってンだろォが」 風斬「あの、良ければ一緒に遊びましょうよ」 ガブリエル「gjnrighvn同行asjrkb」 番外個体「・・・・・・。 仕方ないなぁ、そこまで言うなら付き合ってあげなくもないかな」 一方通行「素直に行きたいですって言えばいいだろォが」 番外個体「あなたに素直がどうのこうのって言われたくないなぁ」 風斬「ふふっ、まぁまぁ。 それじゃ行きましょう」スタスタ ガブリエル「kjeroos案内mootuh要求fhgiovn」スイー 一方通行「あ、そォだ」 番外個体「なに?」 一方通行「これやるよ、『ゲロ太』ストラップ」スッ 番外個体「そんな吐瀉物みたいな名前じゃないっつーの・・・・・・、って、え?」 一方通行「ケータイショップで貰ったンだよ、てめェにと思ってな」 番外個体「あ、え、えっと・・・・・・いいの?」 一方通行「オマエにやるために貰ってきたンだっつゥの。 受け取っとけ」グイ 番外個体「う、うん・・・・・・」ギュッ 一方通行「? なンだよじーっと見つめて、オマエそれ嫌いだったかァ?」 番外個体「うぅん、割と好きだよゲコ太。 でもなんでミサカに?」 一方通行「なンでって言われてもなァ・・・・・・、しばらくウチに帰ってねェし、 その埋め合わせっつゥか。 オマエが喜ぶかなァってよ」 番外個体「そ、そうなんだ。 うん、嬉しいよ。 あ、ありがと///」 一方通行「なンだァ? やけに素直じゃねェか」 番外個体「べ、別に」アタフタ 一方通行「あァそれとな、ほれ、もう一つ」 番外個体「え?」 一方通行「あのクソガキにも渡しておいてくれねェか、ちょっとまだ帰れそうにないンでな」 番外個体「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 一方通行「直接渡せねェからオマエが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、なンだよ」 番外個体「やっぱさぁ、八つ裂きにしてぶっ殺したくなるよね、あなたって」 一方通行「はァ? ンだよ今度は不機嫌になりやがって、精神不安定なンじゃないですかァ?」 番外個体「あぁ~ホント、ひっでぇ死に方してくんねぇかなぁコイツ。 ま、そういうほうがミサカ好みだけどさ」 一方通行「意味わかンねェ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 風斬「一方通行さーん、ここですよー!」 一方通行「見えてるっつゥの」 ガブリエル「vjgjrm光nifiegj機器fjigiw,騒音nfigm凄ogougmbvn」キラキラ 一方通行「うお、なンか光ってンぞあの天使・・・・・・ただでさえ目立つのに」 番外個体「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ふん」 第七学区・とあるゲームセンター 風斬「あの時以来だなぁ~・・・・・・」 ガブリエル「,ihdfm娯楽neugho機器nfgirug多数mvsgjo」キョロキョロ 一方通行「オマエら、テキトーに遊ンでろ」 風斬「はーい、行きましょう天使さん!」パシッ ガブリエル「jgojre了解nigjogkl」スイー 番外個体「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なんていうか、呆れたね」 一方通行「何がだよ」 番外個体「ウチに帰って来れない理由が天使とのデートだなんて、さ」 一方通行「オマエしつけェぞ・・・・・・、デートじゃねェってンだろ」 一方通行「それに俺がしばらく帰らなくても問題無ェだろ、黄泉川と芳川がいるし、 クソガキともメールのやりとりはしてる」 番外個体「ミサカとは何にもしてないじゃん」 一方通行「オマエは・・・・・・、そォいやオマエ携帯持ってなかったっけ」 番外個体「ロシアにいた頃持ってた携帯端末はぶっ壊れちゃった。 黄泉川が今度買いに行こうって言ってたけど」 一方通行「ン、そォか、ならいいか。 いやなンなら俺と一緒に契約しに行くかと言おうとしたンだが それなら問題無ェな」 番外個体「ぐ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 あなたとミサカでぇ? 冗談でしょ?」アヒャヒャ 一方通行「はっ、そりゃそうだな」ケラケラ 番外個体「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・死ね」ボソ 番外個体「で、今日も帰って来れないみたいなこと言ってたけど」 一方通行「あァ、ちょっとイギリスまで行ってくる」 番外個体「い、イギリス? なんでまた」 一方通行「ヤボ用だ、多分だが『王室派』の面子とも会わなきゃいけねェかもなァ」 番外個体「ふーん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・天使たちと?」 一方通行「そォいうこった、ったく、イヤになるぜ」ハァ 番外個体「(嫌がってるように見えねぇっつーの)」 番外個体「ま、イギリス土産楽しみにしとくね。 イギリスにも妹達がいると思うから、 その子にもよろしく言っといてよ」 一方通行「あン? イギリスにもいるのかよ」 番外個体「17000号辺りがいるんじゃないかな、お願いねー」 一方通行「まず会わねェよクソボケ」 番外個体「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 ところで、さ」 一方通行「あァ?」 番外個体「今日はご飯食べた?」 一方通行「朝飯ならな、昼飯は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まァいいや、めンどくせェ。 機内食でまとめて取っちまおう」 番外個体「朝ごはん、何食べたの?」 一方通行「ン、普通にメシと味噌汁と焼き魚・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ、つゥかよ。 あの『隠れ家』、なンかおかしィんだよな」 番外個体「え・・・・・・・・・・・・・・・・・・・何が?」 一方通行「いやな、俺は暗部としての『隠れ家』を何個か持ってンだが、あそこの冷蔵庫にあンな食材 入ってなかったはずなンだよなァ。それがなぜか今朝は食材が大量に詰め込まれててよォ」 番外個体「へ、へぇ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そりゃ不思議だね、あひゃひゃ」 一方通行「しかもご丁寧にエプロンまで台所にあったってンだからなァ、 一着は子供用エプロンだったが、ンなもン俺が買うわけねェだろ」 番外個体「さ、さぁ・・・・・・あなたがエプロンフェチならあり得るんじゃないかな?」 一方通行「ブチ殺すぞ。 この状況、普通に考えれば誰かが『隠れ家』に侵入して メシを作ろうとしてたに違いねェんだが・・・・・・それじゃ意味がわからねェ」 番外個体「どういうこと?」 一方通行「わざわざ『暗部が利用している隠れ家』に忍びこンでメシを作る理由だ。 ホームレスでもそンなことはしねェはずだし・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 番外個体「そ、そうだなぁ、天使達がやったんじゃないの?」 一方通行「メシ作ったのはあいつらだからなァ、まァ否定してたが・・・・・・ やっぱあいつらが用意したンかねェ」 番外個体「ご飯を、作った・・・・・・だと」 一方通行「ン、あァ」 番外個体「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・本来なら・・・・・・」ボソッ 一方通行「あ? 聞こえねェよ」 番外個体「何でもないですー、あっひゃひゃ。 ・・・・・・ごめんね上位個体」 一方通行「? 何ブツブツ言ってンだ・・・・・・」 番外個体「はぁ・・・・・・、さて、ミサカもゲーセンなるものを楽しんでみますかね」 一方通行「そォいやオマエも初めてなンだよなァ、こォいうの」 番外個体「大体はわかってるけどね、どれ、パンチングマシーンってやつで遊んで・・・・・・」 ズッドドォォォォォォォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッッ!!!!!!!!!!!!! ガブリエル「―――――」 風斬「あ、あわわ・・・・・・だからアレほど力加減を間違えちゃダメですよって・・・・・・」アセアセ 店員「お客様ぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああ!!!!!! 何やってんのぉぉぉぉおおおおおおおおおお!!!!!」ズドドドッ 風斬「す、すみません・・・・・・パンチングマシーンをやってて・・・・・・それで」 ガブリエル「nvwhgi機器cfiehgk挑発diuokqglm」 風斬「・・・・・・画面のキャラクターが『本気でこいっ!』なんて言うものだから、 その・・・・・・ね?」 店員「本気ったって・・・・・・筐体が店外まで吹き飛んでるんですけどぉ!!?」 風斬「すみません、すみません・・・・・・」ペコペコ ガブリエル「mgrhkl謝々mojgoer」ペコペコ 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あァ、死にてェ」 番外個体「あっひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!! あーっひゃっひゃっひゃ!!! すっげぇぇぇ~そこまでやるぅ!!? ぶっひゃひゃひゃひゃ!!!!!」ゲラゲラ ――――――― ♪The Begining of the End, dark as clouds of scorn Pouring out like prophets of doom they do forewarn.♪ 風斬「一方通行さん、さっきからずっと携帯鳴ってますよ」 一方通行「あン? おォ、悪い」スチャ 番外個体「けけけ、 天使のくせにやるじゃん!!! おらっ、ワロスコンボでも喰らってろぉぉぉ!!!!」ガチャガチャ ガブリエル「,othvsvmv昇竜mrgyp入力mksvnibh難儀meorjorb」ガチャガチャ ボキッ 一方通行「誰だァ?」ピッ 浜面『誰だって・・・・・・俺だよ、浜面』 一方通行「あァオマエか、言ってくンなきゃわかンねェだろ」 浜面『なんでだよっ! お前俺の番号、なんて名前で登録してんだ!?』 一方通行「村人A」 浜面『絹旗みてぇな呼び方しやがって・・・・・・ちくしょうっ!』 一方通行「で、お前からの連絡が来たってこたァ・・・・・・」 浜面『あぁ、出来たぞ。 パスポート』 一方通行「そォか、ご苦労だったな」 浜面『ちょっと手間取って夜までかかっちまった、すまねぇな。 どこで渡す? こっちは今滝壺とコンサートホールの近くにいるんだが』 一方通行「俺達がそっちへ向かう、コンサートホールだな」 浜面『あぁ、じゃあホール前の広場で待ってるぞ』ピッ 一方通行「おら、そろそろ行くぞアホども」 風斬「パスポートが出来たんですか?」 一方通行「あァ、受け取りに行くぞ」 ガブリエル「dvjhotvms敗北aoqibmo」ガクッ 番外個体「あひゃひゃひゃ!! ミサカの勝ちだね~~~♪ これほどの快勝はあまり好みじゃないけど」 一方通行「うぜェからはしゃぐンじゃねェ」 番外個体「あ、何? もう行くの?」 ガブリエル「fmchgtifj御意snbmtorhvk」スクッ ウィーン 番外個体「じゃ、ミサカもそろそろ帰ろうかな。 まぁまぁ楽しかったよ、天使ちゃん達」 風斬「是非また遊びましょう、今度は一緒にプリクラも撮ってくださいね」ニコッ ガブリエル「csuhdmv次回nmirw私saajobfb勝利ndigit」 一方通行「じゃ、クソガキを頼むわ」 番外個体「だーからそんな信用されても困るって言ってるじゃん・・・・・・ ま、今回は任されようかな、あひゃ」 一方通行「あァ、それじゃ黄泉川たちにもよろしくなァ」ザッ 番外個体「あー、待った待った」 一方通行「なンだよ」 番外個体「あー・・・・・・、帰ってきたらさ、こういうふうにどこかへお出掛けしたいな。 上位個体も一緒でいいから、あなたと一緒に」 一方通行「熱でもあるンですかァ?」 番外個体「そういう返答は大好きだけど、とにかくどうなの?」 一方通行「わかったよ、帰ってきたらどっか連れてってやらァ」 番外個体「どーも、上位個体にも伝えておくからね。 嘘ついたら釘千本飲ーます♪」アヒャヒャ 一方通行「針だろ針・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 番外個体「んじゃ、まったねー♪」タッ 風斬「はーい」フリフリ ガブリエル「cmfhkpdf後日ofjzfttun」フリフリ 一方通行「じゃ、行くぞ」 第七学区・コンサートホール前広場 滝壺「あくせられーたたちが来たよ、はまづら」 浜面「ん。 おーい、ここだ」 一方通行「よォ。 ご苦労だったな村人A、滝壺」 浜面「だから村人Aはやめろっつーの・・・・・・」 風斬「あ、ど、どうも、こんにちわ」オズ ガブリエル「―――――」ペコッ 浜面「よっ。 つーか滝壺が教えてくれたんだがこのラッパの姉ちゃん、 ロシアで暴れまくった本物の大天使らしいじゃねーか」ボソッ 一方通行「それがどォした」 浜面「学園都市のクソッタレ共は、何でそんなやべぇのをスルーしてんだろうな?」 一方通行「それもこっちで追々調べるつもりだ、余計なことはすンなよ」 浜面「わかってるけどよ・・・・・・また上層部のやつらが何か企んでるかもしれねぇなら、 黙ってられねぇだろ」 一方通行「お前はこの大天使の味方側にまわるつもりかよ」 浜面「上層部のクソどもかこの天使かって言われたら、そりゃな」 一方通行「でもお前、ロシアでの一件で上層部に一泡吹かせただろ。 それで滝壺達も回復したし、一矢報いたことになってンじゃねェか」 浜面「俺がこの学園都市に気を許すことなんざ、永遠に無ぇよ」 一方通行「はっ、嫌いじゃねェけどなそォいうの」 滝壺「はまづら」 浜面「おっと、長話が過ぎたな。 ほら、パスポート」ポイッ 一方通行「ごくろーさン」パシッ 風斬「ありがとうございます。 でもこんな短時間で出来あげちゃうなんて、凄いんですね浜面さんって」 浜面「い、いやぁー! んな大したことじゃねぇよ! ・・・・・・それにしても」 風斬「?」 浜面「(どういうことなんだよ、お前ってもしかして結構モテるのか?)」ボソボソ 一方通行「(はァ?)」 浜面「(はぁ? じゃねぇよ! あんな可愛くて巨乳な女の子と一緒に旅行なんて・・・・・・ 羨ましいってもんじゃねぇぞ! あ、あれか? 付き合ったりとかしてんの?)」ボソボソ 一方通行「(頭にウジでも湧いてンのかてめェは)」 滝壺「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はまづら」 浜面「ッッ!!! ど、どうした滝壺!?」ビクッ 風斬「・・・・・・////」 ガブリエル「―――――」 滝壺「聞こえてるんだけど」 浜面「」 一方通行「気をつけろよ滝壺。 この猿野郎、とンでもねェ浮気性だぜェ」クカカッ 浜面「んなッ!!? な、何言ってんだよ!! お、おい違うぞ滝壺、これはだな・・・・・・」 滝壺「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」ピッ ピピッ prrrrrrrrr 浜面「あ、あのー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・滝壺さん? どちらへお電話をかけてるのでしょうか?」 滝壺「・・・・・・あ、もしもし、むぎの?」 浜面「えっ」 滝壺「はまづらが浮気した・・・・・・、私のこと、もういらないって」 浜面「」 ガブリエル「vmgorg殺害mogrohj確定dfjmbh」 一方通行「じゃ、パスポートありがとな。 お前のことは忘れないぜ浜面」 浜面「ちょ、ちょっと待って・・・・・・助けて・・・・・・」オロオロ 風斬「そ、それじゃあ、 さようなら ・・・・・・浜面さん」 ガブリエル「mbthmca永久bnchtisj離別vnssgjok」 浜面「天使にまで見捨てられた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 た、滝壺、誤解だからな! 俺は何があってもお前一筋であって―――――」 「はーまづらぁ」 浜面「あ、一方通行ァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!」バシュゥ ブジュ ――第七学区・グループの『隠れ家』 風斬「~~~♪」ゴソゴソ 一方通行「なンだァお前・・・・・・もォ準備してたンかよ」 風斬「楽しみにしてましたから! ね?」 ガブリエル「bsftg,旅行derttmb」コクリ 一方通行「観光ってわけでもねェンだがな・・・・・・」 風斬「一方通行さんは何か準備しなくていいんですか?」 一方通行「着替えを何点か持ってくぐらいでいいだろ」 風斬「カメラは?」 一方通行「オマエらで好きなよォに撮ってろ・・・・・・ったく」 ガブリエル「―――――」ジー 風斬「天使さん、カメラの使い方、もう覚えました?」 ガブリエル「mghoth把握vkwuug」グッ 一方通行「それじゃ、早速だが行くとするかァ」 風斬「いざゆかん、イギリスへ!」フンスッ ガブリエル「csrghbm御意swieojreh」 一方通行たち『天使同盟(アライアンス)』がイギリスへ向かう準備をしていたのと同じ頃、 金髪の怪物 は学園都市に居た。 その怪物は建設中のビルの、鉄骨の端に腰掛けている。危険な場所だが、怪物にとってはそんなことに興味は無いし、価値もない。 怪物は片手に望遠鏡のようなもの持ち、三人の天使の行動を観察していた。 そしてもう片方の手には携帯電話があった。誰かと会話をしているようだ。 「ははは。 どうしたんだアレイスター、私が君に連絡をするという事がそんなに珍しいか?」 電話の相手は、学園都市のトップ。学園都市統括理事長、アレイスター・クロウリーだった。 金髪の怪物は嘲笑の表情を浮かべながら、なおも天使同盟を観察している。 『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・何故、 貴様 がここに いる 』 「余裕が見受けられないな、アレイスター。 やはり天使が三人も集まっては、さすがの君も振り回されてしまうか」 『質問をしているのはこちらだ、 エイワス 』 エイワス。 『ドラゴン』というコードネームで匿われている、学園都市の最重要機密コード。 金髪の長い髪。光り輝く長身と、正確には衣服ではないのだが、その身体を包む白い布装束を着ている。 アレイスター同様、見た目では性別がハッキリとしないのだが、どちらかといえば女性のように見える。 エイワスはかつて、自身を喰らいつくように追い求める人間、一方通行(アクセラレータ)になんらかの価値と興味を見出し、 彼の前に姿を表した。 そして一方通行の疑問にエイワスは素直に答えていくが、ある発言によって一方通行の逆鱗に触れてしまう。 ―――――『そう、彼の計画の要となっている打ち止め(ラストオーダー)が、このままではいずれ『崩壊』するだろう、とかね』 彼の一言は、一方通行の頭にあった様々な疑問を吹き飛ばし、彼の行動を決定させた。 エイワスという存在の『現出』は、打ち止めの身体に多大な負担を掛けてしまう、というものだった。 『現出』にヒューズ=カザキリを必要とする性質上、ミサカネットワークが必要不可欠だからである。 一方通行はその言葉に逆上し、AIM拡散力場の集合体で作られた黒い双翼でエイワスに襲いかかる。 木原数多を、垣根帝督を、問答無用でひねり潰した最強の黒翼で。 しかし。 結果として一方通行はエイワスを倒すことは出来なかった。手も足も出ないとはこういうことなのだ、と突きつけられるかのように。 エイワスの力は圧倒的だった。 背中から生えた、輝きすぎる程の輝きを放つその翼で、一方通行の『反射』を強引に打ち破り、薙ぎ払った。 エイワス本人は攻撃の意志は無かったのだが、アレイスターによって何らかの自殺防止装置のようなものを施されたいたのだ。 これまで無敵を誇っていた一方通行の黒翼を、あっさりと叩き伏せてしまった。 そしてエイワスは一方通行に打ち止めを救う唯一の方法を告げる。 『禁書目録(インデックス)という言葉を覚えておけ、そして』、『ロシアに行け』と。 これが、一方通行が第三次世界大戦に加わる最大の要因となった。 そして一方通行は、超能力者にとっては禁断ともいえる方法『魔術』を用いて、見事に打ち止めを救うことに成功した。 禁書目録(インデックス)がかつて『0930』事件で披露した聖歌を、番外個体(ミサカワースト)の助力とともに、 一方通行は再現してみせたのだ。 しかも、超能力者が『魔術』を使用したのにも関わらず、一方通行は今もこうして生存している。 さらに一方通行は、右方のフィアンマによる天空からの超巨大規模の魔術攻撃を食い止める際に、黒翼を雪のように純白な翼に変え、 頭上に同色の天使の輪を生じさせた。 学園都市最強の超能力者にして、魔術をも使い、天使という記号にも近付いた、究極に近い存在。 エイワスがますます興味を湧かせるのも無理はなかった。 「打ち止めを救うどころか、まさかあれ程までの変化を見せるとはな。 さすがの私も想像していなかったよ」 『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、』 「そして今は、ヒューズ=カザキリと『神の力』を率いて、天使同盟(アライアンス)なるものを結成している」 『エイワス』 「これで興味を湧かせるなというほうが酷だ。 こんな展開を、一体誰が予想できる?」 「君とて、無理だろう。 アレイスター」 『 エイワス 』 「だから焦っているのだろう?」 アレイスターは明らかに苛立った様子でエイワスに言葉を掛ける。 『私の質問に答えろ、エイワス。 なぜ貴様がここに いる ?』 「ふふ」 そう。 エイワスは本来、もうこの世界には存在しないはずだった。存在できるはずがなかった。 一方通行が打ち止めの意識に干渉した事で、エイワスの存在を繋ぎ止める力が大幅に削り取られたためだ。 よってエイワスは一度、『表面』から離脱するはずなのだ。 だがエイワスは現にこうして、この世界に留まっている。 「おかしなことを聞くねアレイスター。 君がわからないのに私がわかるはずがないだろう」 『貴様は数年ほど、この世には現出できないはずだ』 忌々しげにアレイスターが言う。だがエイワスはそんなことなど気にもとめず、楽しそうに観察を続けていた。 「これが、 世界の選択 なのではないか?」 『何・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?』 「運命、とでも言うべきなのだろうか。 ヒューズ=カザキリが存在出来ている以上、私が存在できてもおかしくないだろう」 「おまけにミーシャ=クロイツェフの生存。 これらの要素は君のプランを崩壊へと進ませている」 「これほど興味深いことはないよ、アレイスター。 ふふふ」 アレイスター『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・修正は可能だ』 エイワス「非常に厳しいと思うがな。 君の意見を伺おう」 アレイスター『ベツレヘムの星、あれの発見に着手している』 エイワス「おや? ベツレヘムの星は右方のフィアンマの敗北によって崩壊したはずだが?」 アレイスター『わかっているくせに何も知らないような言動はやめろ』 エイワス「ふふふ、本当に余裕が無いな、アレイスター」 アレイスター『宮殿の大部分は北極海に墜落したが、私の見解ではこうだ』 アレイスター『恐らく、ミーシャを生み出すために宮殿に作られた儀式場は今も存在している』 エイワス「だろうな。 でなければミーシャ=クロイツェフの存在が説明できない」 アレイスター『それを見つけ出し、破壊する』 エイワス「なるほど、単純だが正当な方法だ」 アレイスター『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・エイワス、儀式場が今どこにあるのか、 君 は知っているのだろう?』 エイワス「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 アレイスター『答えてもらおうか、儀式場は今どこにある』 エイワス「ふふふ・・・・・・、君が私に教えを乞うとは、ずいぶん久しい状況だな」 アレイスター『私に必要な知識を与えてくれた、あの時以来か』 エイワス「そうなるな。 だがねアレイスター、君は勘違いをしているよ」 アレイスター『何?』 エイワス「私はね、もう君のプランに助力する気は無いんだ」 アレイスター『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・エイワス』 エイワス「君のプランは崩壊へと進んでいる。 そしてプランが崩壊したとき、 この世界にどのような未来が待っているのか、私の興味は今そちらに向いているようだ」 アレイスター『・・・・・・エイワス、私がその気になれば、君をこの世から永遠に消し去る事が出来る。 二度と現出できないように。 それを忘れていないか』 エイワス「不可能だよ」 アレイスター『?』 エイワス「私は現時点を持って、 傍観者 の立場を放棄する。 理解できるか? 私は私の存在のために、『生きる』と言っているのだよ」 アレイスターは今度こそ、絶句した。 アレイスター『生きる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・だと?』 エイワス「そうだ。 まさか私にこのような心境が生まれる日が来ようとは、思いもしなかった。 『生きる』ということに何の興味も無かったし、価値も見出せなかった私がだ」 エイワス「これも 運命 なのか、または 偶然 なのか・・・・・・、しかしどっちであろうとどうでもいい。 それこそ興味がない、価値も無い」 アレイスター『貴様・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』 エイワス「君はね、少々急ぎすぎだよ。 君と、右方のフィアンマの戦闘を感知したとき思った。 これではすぐに終わってしまう。 せっかく興味が湧いても、それでは物足りない」 エイワス「状況を楽しむために、私は一度奥深くへ潜ってしまったほうがいいと考えたが、 こうして存在している以上、愉快な時間を長引かせるために私自身が動いたほうが良さそうだ」 アレイスター『何を企んでいる?』 エイワス「私は、彼らが結成した天使同盟とやらに着目するとしよう。 これもまた、興味深い」 アレイスター『あくまで私に敵対しようというのか』 エイワス「必要ならば、それも厭わない。 アレイスター、私は君の味方ではない。 君とてそれは理解しているはずだ」 アレイスター『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』 エイワス「ふふ・・・・・・。 ところで君は知っているかな、アレイスター」 アレイスター『?』 エイワス「すき焼きという料理は、食材に生卵を浸して食すらしい」 アレイスター『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』ブツッ アレイスターは強引に連絡を絶った。金髪の怪物は、とても楽しそうに笑っていた。 エイワスは携帯電話を収めると、望遠鏡を構えた。 天使同盟(アライアンス)の三人、一方通行・風斬氷華・ガブリエルは第二三学区へと足を運んでいるところだった。 「ふむ、まずはイギリスか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 しかし」 エイワスは思考する。自分の存在がアレイスターによって消されることは無い。エイワスはアレイスターによって施された 様々な制限を排除していた。もともと縛られていたというわけでもないが、これでエイワスは自由の身となっていた。 エイワスや風斬氷華がこうして存在しているのは、 世界の選択 や 偶然 、ましてや 運命 などでもない。 自分自身の意思で、この世に留まりたいと願ったからである。 そんなこと思う自分が可笑しいのか、エイワスは先程から笑みを崩さない。なぜそんなことを願ったのか。 彼ら天使同盟を見て興味が、それとも、考えにくいが羨望でも生まれたのだろうか。 なんにせよ、これでエイワスやヒューズ=カザキリが存在していても、妹達(シスターズ)や打ち止めに悪影響は無い。 そしてアレイスターがエイワスを排除するためにミサカネットワークに牙を向けようとするなら、それも阻止するだろう。 「ふふ、これはまた・・・・・・皮肉にも彼と利害が一致しているではないか。 ふふふ・・・・・・」 何がそんなに面白いのか、エイワスは自分の顔に手をやりクツクツと笑っている。 かつてこれほどまでに気持ちが高揚したことがあっただろうか。今はもうこの状況が楽しくて仕方がない。 この心境の変化にも興味を持ってしまうほどに。 「さて・・・・・・、どのように彼らに接触すれば、穏便に事を運べるだろうか」 こうして真剣に物事を考えることが既に面白い。エイワスはそうして笑うと、背中から輝きすぎる程の輝きを放つ翼を生やし、 学園都市から飛び立った。 一方通行・ヒューズ=カザキリ・ミーシャ=クロイツェフ。 この三人の天使によって構成された天使同盟に、新たな存在が近付こうとしている。 エイワス。またの名をドラゴン。 自分は地球外生命体でも聖守護天使でも、ましてや真なる者でもない。 ドラゴン≠エンジェルだとエイワスは言うが、それでも――――。 エイワスもまた、天使の記号に対応している存在なのだ。 ――第二三学区・国際空港 まだ夕方から少し過ぎたぐらいの時間帯。 学園都市の国際空港は大勢の人々で賑わっていた。 そして天使同盟の三人の姿もここにあった。 一方通行「えェと、俺達が乗る飛行機は・・・・・・あれだな」 ガブリエル「―――――」 一方通行「お前、絶対それ脱ぐなよ」 水を司る大天使、ガブリエルは衣服を纏っていた。 クリーム色のワンピースのような服に超巨大なフードが付いており、ラッパ状の彼女の頭もスッポリと覆うことが出来る大きさのものだった。 さすがに外国でこの異形な姿をさらけ出して歩くのはマズいだろう、と風斬が提案し、一方通行が空港にあった店で購入してきたのだ。 風斬「あっちに着いたら、顔ぐらいは出してもいいと思いますよ」 ガブリエル「uhyjsdvm御意gufeg,n」 一方通行「イギリス行き。 こいつらと俺で三人。 これパスポート」パサッ 受付「少々お待ちください。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 はい、確認しました。 どうぞ、お気をつけて。 よい旅を」 一方通行「二十時三十五分に出る飛行機だ、スカイバス365」 風斬「もうそんなに時間がないですね、早く荷物を預けましょう」 ガブリエル「―――――」ジー 一方通行「そのベルトコンベアに荷物を乗せンだよ」 ガブリエル「tiufndki把握venjkrg」ボスッ 風斬「よいしょ・・・・・・と」ボスッ 一方通行「ガブリエルは荷物扱いにしてここに預ければ旅費浮いたかもなァ」ボスッ 風斬「そんな意地悪言っちゃダ――――」 瞬間。 一方通行と風斬、そしてガブリエルに凄まじい悪寒が走った。 一方通行「―――ッ!? なンだ・・・・・・!?」 風斬「い、今、一瞬・・・・・・」 ガブリエル「―――――」キョロキョロ 三人はすかさず辺りを見回す。だが、悪寒の正体なるものは見当たらない。 そしてその後はパッタリと感じられなくなった。 一方通行「今の嫌な感じ・・・・・・どこかで」 風斬(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まさか、いやそんなはずは)」 ガブリエル「―――――」 一方通行「・・・・・・ふン、まァいい。 行くぞ」 風斬「あ、はいっ」 ガブリエル「thoblml天使vnwgk否mgogqsb人工nfighih否dmfiehg不可思議mbnehg」 一方通行「ファーストクラスだ、文句無ェだろ」 風斬「す、すごい! さすが第一位ですね・・・・・・」 一方通行「第一位なンて肩書き、こンくらいにしか役に立たねェけどな」 ――スカイバス365・ファーストクラス用機内ラウンジ 風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」ポカーン ガブリエル「gmgjjkmfk圧巻uymbshek」キョロキョロ 一方通行「へェ・・・・・・、あンま期待してなかったが、大したもンじゃねェか」 風斬「な、なんで飛行機にラウンジが・・・・・・、ざ、座席じゃないんですか?」 一方通行「ファーストクラスの座席もあるにはあるが、スカイバス365はこォなってンだろ。 俺達に用意されてる専用の部屋もあンぞ」 風斬「うわぁ~・・・・・・、うわぁ~!!」キョロキョロ ガブリエル「mvthioth興味sribnc深々nifig;b」 風斬「て、天使さん!! あれ! バーのカウンターみたいなのまでありますよ!!」キャッキャッ ガブリエル「geubnbdk未来的neisd空間ddfipk」 一方通行「はしゃぎすぎだろオマエら (いやでも・・・・・・凄ェなこれ)」キョロキョロ 風斬「す、すみません! でもこんなの・・・・・・テンション上がっちゃいますよ!」 一方通行「わァーかったから落ち着けってェの。 とりあえず部屋行くぞ」 風斬「は、はい! わぁ~・・・・・・もう既に最高ですよこの旅行・・・・・・」 一方通行「もォガブリエルの情報収集とかどうでもいいくらい?」 ガブリエル「―――――」コクン ――スカイバス365・ファーストクラス 天使同盟(アライアンス)専用指定個室 一方通行「さすがにホテルとかみてェに広いわけじゃねェンだな」 風斬「で、でも、三人でもゆっくり寛げるくらいには広いですよこれ! まるで私たちのために誂えたような・・・・・・」 一方通行「受け付けた人数によって指定される部屋も違うンだろ、一人じゃちょっと広いぞここ」 ガブリエル「mvoghjr寝台yybdnq広々grhblh」ピョイーン ボスッ 一方通行「ベッドに飛び込ンでンじゃねェよ、クソガキかお前は」 風斬「わ、私も! ふわぁ・・・・・・フカフカですよこのベッド・・・・・・」ピョイーン ボスッ 一方通行「ったく・・・・・・どいつもこいつも」ハァ 風斬「あ、天使さん、機内探索に行きましょうよ!」 ガブリエル「mgotjhm御意asuvur」 風斬「一方通行さんも行きましょう」 一方通行「行くかクソボケ、オマエらで行って来い。 頼むから暴れたりすンなよ、 さすがに航空機は弁償出来ねェ」 風斬「わかりました、すぐ戻ってくると思いますので!」ガチャッ ガブリエル「mnbyafg探索tydnskp開始hvhrogm」パタン 一方通行「これじゃ本当にただの観光旅行だぜェ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 ピョイーン ボスッ 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おォ、マジでフカフカじゃねェかァ・・・・・・」フカフカ 一方通行「いやお前が頷いたら元も子も無ェだろ」 ガブリエル「―――――」 風斬「うわ、見てください! アメニティセットがたくさん並んでますよ・・・・・・ 可愛いデザインの小袋ですね~、きっとこれ有名なブランドさんが作ったものですよ!」 ガブリエル「butbmb酒nbiter」 風斬「あ、お酒ですね。 シャンパンとかワインとかが中心みたいですね、 さすがにすき焼き屋とかにあるのとは違うんでしょうね~」←失礼 フライトアテンダント「ようこそ、スカイバス365へ」 風斬「あ、え、ハ、ハロー・・・・・・!」アセアセ フライトアテンダント「うふふ、そこまで畏まらなくても大丈夫ですよお客様。 えっと、 風斬氷華様に、ミーシャ=クロイツェフ様で宜しかったでしょうか?」ピッ ピッ 風斬「あ、はい。 あの、騒がしかったですか・・・・・・?」 フライトアテンダント「いえいえ。 機内食のご注文を伺いに参ろうかと思いましたので、 お声をかけさせていただきました」 風斬「機内食・・・・・・やはりファーストクラスともなると凄いご馳走が・・・・・・?」 フライトアテンダント「勿論でございます、料理協会より厳選された一流のコックによる 豪華ディナーを用意しております」 ガブリエル「ajdjgot豪華tutofgm料理vcgrlkd」ジュルリ 風斬「楽しみです! 部屋に一方通・・・・・・まだ一人残ってるので、 彼に聞いておいてもらえますか?」 フライトアテンダント「かしこまりました。 では、ごゆっくり寛いでいってくださいね」ニコッ 一方通行「ほォ・・・・・・観れる映画もかなりの数があるじゃねェか、テレビも割とでけェし。 今度、黄泉川たちやクソガキ共も皆呼んでどっか連れてってやろォかな」ピピッ フライトアテンダント『失礼します、機内食のご注文を承りに参りました』 一方通行「ン、もォそンな時間かァ、どォぞ」ガチャ フライトアテンダント「失礼します、こちらのメニューからお選びください」スッ 一方通行「ちっ、機内食のクセにこンなに種類あンのかよ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ めンどくせェ、適当に三人分持ってきてくれ」 フライトアテンダント「かしこまりました、お飲み物は先にお持ちしましょうか?」 一方通行「あァ頼む、シャンパンでいいわ」 フライトアテンダント「承りました、少々お待ちくださいせ」ガチャ パタン 一方通行「シャンパン注いだグラス片手に、フカフカのソファーに腰掛けて映画鑑賞か・・・・・・、 ぎゃは、やってることが学園都市のお偉方となンら変わらねェ」 一方通行「さて・・・・・・着いた時のことも考えねェとな。 確かこの便はロンドン行きだったが・・・・・・そもそもアックアはどこにいるンだ」 一方通行「やっぱ第三王女の護衛をしているとなると・・・・・・バッキンガム宮殿かァ?」 一方通行「王女じゃなくて護衛に会うワケだから、割とすンなり通してくれる・・・・・・はずだよなァ」 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はァ、めンどくせェ」 フライトアテンダント『失礼します、シャンパンをお持ちしました』 一方通行「開けていいぞ」 フライトアテンダント「失礼します」ガチャ 一方通行「どっかその辺にでも置いといてくれ」 フライトアテンダント「かしこまりました」ゴトッ 一方通行「なァ、ロンドンまであとどれくらいで到着すンだァ?」 フライトアテンダント「トラブルが起きなければ、あと十一時間ほどで空港に着陸出来るかと」 一方通行「十一時間・・・・・・だと」 フライトアテンダント「それでは、機内食の方はもうしばらくお待ちくださいませ。 失礼いたします」パタン 一方通行「やっぱ超音速旅客機で行ったほうが遥かに早かったな・・・・・・ まァそれ言えばあいつらの場合、自分で飛ンでいったほうが早いけど」 一方通行「ま、たまにはこンなのんびりした移動も悪くはねェか」 風斬「ただいまー」ガチャ ガブリエル「mjeigj貴方utyptm只今jfvurkgk」 一方通行「よォアホども、探索はもォいいのかよ」 風斬「はい、もう最高ですねこの飛行機! どこもかしこも豪華絢爛で・・・・・・、 あ! すごい、映画とかもあるんですね!」 一方通行「数も結構あるから、観てェもンがあンなら観ろよ。 まだあと十一時間もこの旅客機にいなきゃなンねェンだからな」 風斬「十一時間どころか、もうここに住んでもいいくらいですよ!」 ガブリエル「bswuigh同意gdtwefp」コクン 一方通行「いやさすがにそこまでじゃねェだろ・・・・・・テンション高ェなァ」 一方通行「・・・・・・にしても、なンかさっきからこォ・・・・・・チリチリするっつゥか、 わずかだが重圧みてェのを感じるンだよなァ」 風斬「そういえば・・・・・・テンション上がりすぎちゃって気付きませんでしたけど、 空港で感じた時のような気配が感じられますね」 ガブリエル「―――――」キョロキョロ 一方通行「機内を探索してる時に、妙なヤツがいたりしなかったか?」 風斬「私たちが妙なやつといえば妙なやつですけど・・・・・・特に見ませんでした。 さすがに他人の個室に入って探索とかはしてませんし」 ガブリエル「rtugjsFUSEmvrgrk酷似yofbk」 一方通行「何か気付いたのか?」 ガブリエル「grgahyrib確信mgorus不可能etyrkgv,」ブンブン 一方通行「ふン・・・・・・まァいい、気になってしょうがねェってレベルでもねェし、 魔術師でも乗ってンのかもな」 風斬「そうですね・・・・・・。 あ、シャンパン」 一方通行「おっと、そォだった。 せっかくだし飲もォぜ」シュポン 風斬「はい、でも程々にしといたほうがいいですよね」 ガブリエル「ryuffmg炭酸rthkqqsm飲料qwgngngm」 ――スカイバス365・ファーストクラス とある専用指定個室 フライトアテンダント「失礼します、ご要望のパンフレットをお持ちしました」 エイワス「うむ、感謝するよ」 フライトアテンダント「それと、こちらサービスのシャンパンとなっております」 エイワス「成程、普通席や中間クラスでは本来提供されないものも、このファーストクラスでは 無料で提供されるというわけだ。 このような航空機の機内でさえ、格差が生じているのだな」 フライトアテンダント「? はぁ」 エイワス「しかし、こうしてみると航空機での移動というのも悪くない。人間の生み出した文明の 利器で空の旅・・・・・・、うむ、自身で音速飛行をするよりは遥かに快適だとは思わないか」 フライトアテンダント「そ、そうですね (自身で音速飛行・・・・・・?)」 エイワス「こういったことにもなかなかの価値が見出せる・・・・・・やはり効率よりは価値だよ、 私とアレイスターを分ける差異は、ここにあるのだろうな」 フライトアテンダント「(うぅ・・・・・・変なお客さんだなぁ。 見た目は信じられないくらい綺麗だけど、 どういう仕組なんだろう、全身がすごい輝いてる・・・・・・特殊な化粧品か何かなのかな?)」 エイワス「下がってくれていいよ。 君のことはもう理解した。 ファーストクラスの客室乗務員は、他とは違う専門の訓練を受けている・・・・・・、 クラスによって客への対応も変わるからなのだろう」 エイワス「ここですら差別が生じるのだな、いや、これは必要だからなのか。 全く・・・・・・やはり興味が尽きないよ、この世界は」 フライトアテンダント「で、では失礼します」 エイワス「む、すまない、少し待って欲しい。 私はね、この旅客機に乗って あることをしたかったのだ。 その行為に興味を持ったから乗り込んだと言っても過言ではない」 フライトアテンダント「? なんでしょうか?」 エイワス「君、『ビーフオアフィッシュ』と、私に質問してはくれないか」 フライトアテンダント「は?」 エイワス「『ビーフオアフィッシュ』だよ。 航空機内では必ずされるやり取りなのだろう? こういう何気ないやり取りにも、価値は見出せたりするもなのだよ」 フライトアテンダント「い、いえ、ファーストクラスではア・ラ・カルトで機内食を選択する方式ですので、 ビーフオアフィッシュはちょっと・・・・・・ (や、ヤバい、笑いそうになっちゃう)」プルプル エイワス「ふむ? と、なるとやはりビジネス・・・・・・いやエコノミークラスでないとこのやり取りは 不可能だということだろうか? この時のために完璧な発音を習得してきたのだが」 エイワス「・・・・・・それにしても、私のような存在がまさか言葉の発音を練習するという行為に走るとはね。 だがどうだろう、実際に練習してみると、物凄い充実感を得ることが出来た。 ヒューズ=カザキリの言葉もあながち間違いではないということか。 人間を知るということはこうした充実感を得るとともに、そこにまた価値を見出すことが―――」ペラペラ フライトアテンダント「あの・・・・・・当旅客機は我々がイラストを見せ、選択していただくという方式を 取らせていただいています。 しかもビーフオアチキンです」 エイワス「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 フライトアテンダント「(だ・・・・・・駄目だ、まだ笑うな、こらえるんだ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ し、しかし・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)」プルプル エイワス「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ビーフオアフィッシュ」キリッ フライトアテンダント「ぶふぉっ」 ――スカイバス365・ファーストクラス 天使同盟専用指定個室 一方通行「・・・・・・なんか少し先の部屋から笑い声が聞こえるンだが」モグモグ 風斬「うーん♪ このグリルチキン、すっごく美味しいです」モグモグ ガブリエル「絶品mvl」ガツガツムシャムシャ 風斬「これが全部タダだなんて・・・・・・私、海外旅行にハマっちゃいそうです」 一方通行「幸せそうだなァオマエら・・・・・・こンなので良けりゃいつでも連れてってやンよ」 ガブリエル「d至福rg」 風斬「ありがとうございます。 って、あれ?」 一方通行「こいつ、声出した時のノイズがやたら少なくなってンな」 ガブリエル「近距離。 sudfj星dd」 一方通行「距離? なンの話だ、それが原因なのか?」 ガブリエル「確信。 不可能。 然。 距離。 ffh近rrhg」 風斬「それでも要領を得ませんが、距離がどうとかって言ってますね」 一方通行「(・・・・・・距離、ここが上空だから、か? だが上空だからどォした、 空に何かある・・・・・・? 近距離・・・・・・)」 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・くそっ、わからねェ」 ガブリエル「謝々。 言葉。 上手。 伝達。 不可」シュン 一方通行「謝る必要なンざ無ェよ、落ち込むな。 そのためのイギリス行きだろォが」 そう。 そのためのイギリスなのだ。 しばらくするとガブリエルの音声には再びノイズが混じっていた。 絶好のチャンスだったが、ガブリエルが伝えんとする言葉の意図は掴めなかった。 だが、収穫ゼロというわけでもない。 距離。近距離。ガブリエルは確信が持てないという感じのことを言っていたが、これだけははっきり聞き取れた。 それと、ガブリエルの感情の揺れがノイズの有無に関係していることもわかってきた。 すき焼き屋の風斬についての件、あのとき彼女は風斬の名をはっきりと呼んでいる。 これで更にイギリスで何らかの情報が手に入れば、案外早期にこの天使騒動を解決できるかも知れない。 しかし。 (・・・・・・・・・・・・・・・・・・・このまま解決の手掛かりが得られず、ずっとこんな生活が続いても・・・・・・。 はっ、いやいや・・・・・・無ェよ。 それはない。) このままでもいいかもしれない。 天使二人に振り回されてバカ騒ぎを起こし、そこに打ち止めや番外個体も加わり、たまに浜面達と馬鹿やって・・・・・・ そんな生活の中に、まぁ上条当麻も加えてもこの際良い。戦争は終わったのだ。平和を満喫するのも悪くは・・・・・・ そう思いかけたこともあったが、やはり 学園都市 はそれを許さないだろう。 ―――アレイスター・クロウリー。 学園都市のトップが、これまでの一方通行達の行動を無視しているのは不自然だ。 何かを企んでいるに決まっている。自分たち暗部を道具のようにこき使ってきたやつなのだ。 学園都市にとって、天使の存在など障害以外の何者でもない。必ず消しにかかってくる。 (・・・・・・・・・・・・・・・・・・・冗談じゃねェ) もし学園都市がガブリエルを抹消に来るというのなら、一方通行はかならずそれを食い止めるだろう。 彼自身は認めてはいないが、恐らくは、彼こそが今のこの生活を一番気に入っているのだ。 ガブリエルがそう簡単に消されることなど無いだろうが、アレイスターのことだ。 必ず何らかの手段を用いて徹底的に天使同盟を消しにかかってくるに違いない。 (・・・・・・・・・・・・・・・・・・・とりあえず今は、イギリス、ロンドンだ) 一方通行は食事を終えると、一旦眠ると風斬らに言い、ベッドに横になった。 風斬達は部屋に付属している32型液晶TVで、何の映画を観ようかと楽しげに話し合っていた。 一方通行は考えることをやめ、就寝した。 「―――行さん、一方通行――起――さい!」 ユサユサと、身体が揺さぶられる感覚。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いや、これ実際に揺さぶらてるんじゃないか? 「――さん! 一方通行さん! もう到着しますよ!」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ン、あ・・・・・・?」 目を開けると、そこには 「mbohwfwg到着,pgkdsfhio」 ガブリエルの顔面がどアップで接近していた。 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はァ」 いい加減このイベントは慣れた。 一方通行はため息をつきながら起床する。 「間もなくロンドンに到着するみたいですよ」 風斬がいそいそと荷物を片しながら言う。ということは自分は十時間以上寝ていたというわけだ。 よくそれまでこの二人がおとなしく出来ていたものだと、一方通行は小さく感心する。 「えへへ、新作映画、六本くらい観れちゃいました」 若干顔を赤くしながら心底どうでもいい情報を提供してくれた風斬。 よく飽きもせずに観賞できるものだ。 ――スカイバス365・ファーストクラス 天使同盟専用指定個室 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今、ロンドンは何時くらいだ?」ボケー 風斬「えっと、朝の五時といったところでしょうか。 早朝ですね」 一方通行「五時か・・・・・・、どォする? 朝飯食ってから行くか?」 ガブリエル「hhruerh空腹vetrugigjl」 風斬「そうですね、一方通行さんもお腹空いてるでしょう?」 一方通行「ンー・・・・・・、まァそォだな」 ピピッ フライトアテンダント『失礼します。 おはようございますお客様』 風斬「あ、おはようございます」 ガブリエル「betrigdfj御早rtifjfmgm」 フライトアテンダント『当旅客機は、まもなくロンドンのヒースロー空港に到着いたします。 お荷物をまとめ、降りる準備をお願いいたします』 一方通行「はいはい」 フライトアテンダント『それでは、失礼します』プツッ 一方通行「そンじゃ、行きますかァ」 風斬「わー・・・・・・楽しみだなぁ・・・・・・!」ワクワク ガブリエル「dferrusf期待ctewfejh」テカテカ 一方通行「完っ璧に観光気分だなオマエら・・・・・・」 ――ロンドン・ヒースロー空港 ターミナル3 一方通行「早朝だっつゥのに人多いなァおい・・・・・・」 風斬「うわぁー・・・・・・いろんな国の人がいる」 一方通行「そりゃそォだろ・・・・・・」 ガブリエル「frtothjro異国vdrygjl人vghrhgi」キョロキョロ 風斬「テンション低いですねー、一方通行さん」 一方通行「オマエらが高すぎるンだっつゥの、それに俺は寝起きだァ」 ガブリエル「bgmeghjjh荷物cvhghij」ヒョイ 一方通行「おし、ンじゃどっか適当な店でメシでも食うか」 風斬「お金、ユーロとポンドどっちなんですか?」 一方通行「ポンド、そっちのほうが良かったはずだ、もう替えてある」 風斬「それじゃあ行きましょうか」 エイワス「―――やぁ。 待っていたよ、天使同盟(アライアンス)」 一方通行「つか空港に店あンだろ、そこでいいや」 風斬「そうですね、軽めの食事にしておかないと」 ガブリエル「vdsrerog朝食nmtohoth」 エイワス「久しぶりだな、一方通行。 無事に第三次大戦を切り抜けられたようで何よりだ。 まぁもっとも、私はそうなることが分かって、君をロシアへ行くよう促したのだがね」 一方通行「ロンドンにマックってあンのかなァ」 風斬「せっかくですし、現地の料理を食べましょうよ」 ガブリエル「vngerij同意guiniorgkrlk」 一方通行「ンなもン夜にでも食えばいいじゃねェか、大体オマエら食ってばっかじゃね? 食事なンざ摂る必要無ェくせに」 エイワス「確かに、AIM拡散力場の集合体である我らと天使には、食事という行為を取る必要はない。 だがあえてそういった人間らしい事をするのもまた一興だとは思わないか? 何事も経験だと、人間たちも言っているではないか」 風斬「上手くいけば、バッキンガム宮殿でお食事とか出来たりしますかね?」 一方通行「あちらさンが友好的に受け入れてくれりゃァな」 エイワス「ふむ、この状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、察するに私は無視されている、と解釈するべきか。 ふふふ、照れているのか? 久しぶりの再会だ、無理はないが・・・・・・。 ここはひとまず、私の言葉にも耳を傾けてみてはいかがだろうか。 もっとも、私の言葉に耳を傾ける価値がないと判断しているのであれば話は別だが」 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 ガブリエル「gjhdfogj不可思議vweotuof発光体fwetogmh同類cfhgjogj」 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なンでてめェがここにいやがる、あー、名前なンだっけ、 金髪メルヘンブタ野郎でしたっけ?」 エイワス「メルヘン? 私の翼の事か? 今は生やしていないのだが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ なるほどメルヘンか、そのような解釈も出来るとは・・・・・・ふむ、興味深い」 風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 エイワス「嫌悪感剥き出し、といったところだな。 ヒューズ=カザキリ。 何か私が君を不快にさせるような発言をしてしまっただろうか?」 風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あなたは今、この世には現出できないはずです。 それなのにどうしてここへ?」 エイワス「ふふ、アレイスターと同じようなことを聞くのだな君も。 私が何故現出しているか。 君の胸に聞いてみたらいいと思うのだがね」 風斬「私・・・・・・、そ、それは・・・・・・」 エイワス「そうだ。 君も私も、恐らくは同じ理由で現出しているのだよ。 だがそれを気にすることはないはずだ、そうだろう?」 風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・っ」グッ エイワス「何をそんなに怒っている? 私の存在が気に入らないのか」 一方通行「言わなきゃわかンねェか?」 エイワス「ふふふ・・・・・・、私が存在していると、打ち止めに負担が掛かるからか」 一方通行「ッ!!! てめェッ!!!!」バッ 風斬「あ、一方通行さん・・・・・・!!」バッ ザワザワ・・・・・・ ナニ?ケンカ? 一方通行「・・・・・・ッ、ちィ・・・・・・」 エイワス「ふむ・・・・・・成程、君の怒るのもごく自然だというわけか」 エイワス「ならば、打ち止めに連絡をとってみたまえ」 一方通行「何・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」 エイワス「おそらく、彼女の元気な声が聞けるだろう。 打ち止めの身に 何かが起きていれば、今すぐこの場で私を消し去るがいい。 今の君なら可能かもしれない」 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」パカッ prrrrrrrrrrr prrrrrrrrrr 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」prrrrrrrrrr prr 打ち止め『もしもーし、ってミサカはミサカは勝手にイギリスに行ったあなたに 少し憤慨しつつも元気に電話に出てみたり』 一方通行「打ち止め、お前身体に何か異変は起きてねェか?」 打ち止め『え? ミサカはいつでも元気だよ! ってミサカはミサカは無い胸を張ってアピールしてみる』 一方通行「電話越しでアピールされてもわかンねェよ・・・・・・、本当に何もないンだな?」 打ち止め『大丈夫だよ、あなたの声を聞いてむしろ更に元気なったかも! ってミサカはミサカは 少し顔を赤らめながら恥ずかしい事を言ってみる・・・・・・えへへ///』 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 エイワス「ふふ、可愛らしいじゃないか」 ガブリエル「xdyoysfk天使adfdnh否vsriyhk不可思議deujogl」 エイワス「私は厳密には天使ではないよ、ミーシャ=クロイツェフ。 いや、ガブリエルと呼んだほうが いいのかな? 初めまして、エイワスだ。 以後宜しく」スッ ガブリエル「dldgjuh初見ffugrog宜敷dgrirolbm」ギュ 一方通行「握手なンざしてンじゃねェよ」ギロッ ガブリエル「rfjrglm謝々tootjbflb」ビクッ 打ち止め『あ、ゲコ太ストラップありがとね! ってミサカはミサカは一生の宝物にするって心のなかで宣言してみる』 一方通行「思いっきり口に出てンぞ。 ・・・・・・まァ何もないならいい」 打ち止め『? どうしたの、あなたってミサカはミサ・・・・・・あ、そうだ! ちゃんとお土産買ってきてよねってミサカはミサカは釘を刺してみたり!』 一方通行「あァ、紅茶とかでいいか?」 打ち止め『それもいいけど、ちょっとありきたりかもってミサカはミサカは思案してみたり・・・・・・ うーん、お菓子がいいな! でもやっぱりあなたが買ってきたものならなんでも嬉しいよ! ってミサカはミサカは恋人のような発言をしてみる』 一方通行「そォかよ、わかった。 じゃ、またな」 打ち止め『今度ミサカ達とも一緒に旅行に行こうねって、ミサカはミサカはあなたの帰りを楽しみに待ってみる!』プツッ ツー ツー 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」パチッ エイワス「健気な子だな。 彼女にとって君は、最も価値のある、大切な存在なのだろう」 一方通行「・・・・・・どォいうことだ? ならどォやってお前は顕現している?」 エイワス「顕現などという大袈裟な言い方は私には相応しくないな。 ただ私は、一個人として この世に存在しているだけだ」 風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 エイワス「ここに我々の用な者が揃いも揃って存在している。 それだけでも価値を見出せると 思わないか? ヒューズ=カザキリ」 風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・その意見には同意します。 ただ、その名前で呼ぶのはやめてくれませんか? 私の名前は風斬氷華です。 それ以上でも以下でもありません」 エイワス「成程、人間の名前を冠し、人間として生きる道を選択したか。 実に興味深いよ、風斬氷華」 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・それで、何の用だメルヘン二号。 潮岸ンとこでの続きでもやるか? それともお前、ガブリエルに何かくだらねェことしに来たンじゃねェだろォな」 ガブリエル「―――――」 エイワス「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、そうだと言ったらどうする気だ」 一方通行「今すぐてめェはスクラップだ」カチッ エイワス「ふふ、穏やかじゃないな。 だが安心していい、彼女に何かしようと言うわけではない。 興味はあるが、それは彼女だけではなく、君たち全員に、だよ」 風斬「?」 エイワス「天使同盟(アライアンス)なるものを結成したそうじゃないか。 非常に興味深い」 一方通行「このストーカー野郎が・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 エイワス「そう言わないでくれ。 私の知的好奇心が君たちの存在を知らせてしまっただけだ。 天使クラスの存在による同盟・・・・・・興味を持つなという方が難しい」 一方通行「くだらねェ、どうせアレイスターから送られてきたお目付け役かなンかだろォが」 エイワス「それは否定して欲しいな。 私は今、アレイスターとは何の繋がりも持ってないよ」 一方通行「何だと・・・・・・? 裏切ったのか」 エイワス「裏切る? それは違うな、元々彼と私は仲間などという関係ではないよ。 彼とそんな繋がりを持ったところで、そこに価値は見出せないからな」 一方通行「どォやって信じろってンだ? アレイスターの顔でも踏ンでみせてくれンのか」 エイワス「それも一興だが・・・・・・、私は信用してもらうために、君達に接触を試みたのだよ」 風斬「と、いうと・・・・・・?」 エイワス「―――私も、天使同盟(アライアンス)と行動を共にしたいのだが、どうだろうか?」 一方通行「」 風斬「」 ガブリエル「mgjeherhk賛成df0ighphk」 一方通行「お前でもギャグとか言うンだな」 エイワス「人々との接触に自然に加わることができるよう、そのギャグというものも 習得していくつもりだが・・・・・・、今のはギャグではないな」 風斬「一体どういうつもりなんですか? 何が目的で?」 一方通行「いや、つゥか今ガブリエルのやつ、さりげに賛成みたいな仕草しなかったか?」 ガブリエル「vsdroiho反対rtdsdvm理由sgthb皆無hetobl」 エイワス「本物の大天使に受け入れてもらえるとは。 ふふふ、光栄の極みだな」 一方通行「大体加わるもクソも、俺達は仲良しクラブでもなンでもねェ」 エイワス「 天使の帰る場所 、だろう?」 一方通行「・・・・・・吐き気がするぜクソ野郎が。 てめェ盗聴器か何か俺に仕込ンでやがンのか」 エイワス「まさか、そんなことをしてどうなる。 しかし天使の帰る場所というのは興味深い。 本来、天使の 還る 場所とは『天界』ではないのか?」 ガブリエル「sdroyoh還asoig居場所dsdppppvn」 エイワス「しかし君は、あえて天使同盟という組織を作り、帰る場所を天使に提供している。 ヒューズ・・・・・・失礼、風斬氷華についても同じだ」 風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 エイワス「つまり言い換えれば天使同盟とは、一方通行が新たに生み出した『天界』。 と、いう解釈も可能だということだ」 一方通行「アレイスターもひっくり返るぶっ飛び理論だな、ふざけてンじゃねェぞ」 エイワス「何もふざけてはいない。 これは素晴らしいことではないか? 現に風斬氷華は天使同盟を受け入れ、君が帰りを待ってくれているという現実に満足している」 風斬「え、いや、私は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・その///」アセアセ 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・帰る場所が無ェなンて、つまンねェだろ。 そンだけだ」 エイワス「そこに価値があると言っているのだよ、わからないのか? 本物の天使であるミーシャ=クロイツェフですら、この環境に幸福を感じているのだぞ」 ガブリエル「doguoyuafm私btrhokg幸福tdbmdb」 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 エイワス「前も言ったが、私も君に興味がある。 そして天使同盟誕生の瞬間、 私は正直震えたよ。 やはり君に着目して正解だった、とね」 一方通行「気持ち悪いこと言ってンじゃねェ。 おだてたって何も出ねェぞ」 エイワス「煽てではないよ一方通行。 私は私の気持ちを正直に告白しているだけだ。 天使クラスの三人が同盟を組むという時点で、異常事態なのだから」 風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・それで、どうしてあなたまで加わりたいと?」 エイワス「それを君が聞くのかね、風斬氷華。 君は終戦後、私に言ったな。 人間をもっとよく知るべきだと。 人間はとても強い生物だと」 一方通行「オマエ、こいつと会ったことがあンのか・・・・・・?」 風斬「・・・・・・はい、二度ほどですが」 エイワス「だから私は知ろうと思う、人間という生物の価値を。 一方通行率いる、天使同盟を通してね」 一方通行「お勉強なら一人で勝手にやってやがれ」 エイワス「一人より、君達に着いていったほうが遥かに面白いのだということに気付かないのかね?」 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・わ、私は、一方通行さんに任せます。 天使さんは既に歓迎しちゃってるようですけど・・・・・・」 ガブリエル「vmhe0holm天使vorhj龍vjirgrool曖昧cjtiblmv」 エイワス「私は厳密には天使ではないと言っただろう、ミーシャ=クロイツェフ。 そう、ドラゴンというのが一番近いのかもしれない」 一方通行「!? てめェ、ガブリエルの言葉がわかるのか!?」 エイワス「ほんの僅かだがね、至極簡素な会話程度なら可能だろう。 そこを利用して手掛かりを得るために、私を受け入れてくれても構わんよ」 エイワス「もっとも、君はこのままの環境でも構わないと思い始めてる節があるようだが・・・・・・」 風斬「えっ?」 ガブリエル「―――――」 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ちっ」 エイワス「すまない、失言だったかな」 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・問題を解決してェって気持ちは本当だ」 一方通行「だが・・・・・・、確かにそこのクソ野郎が言ったように、 ・・・・・・もし解決できなくても、それはそれでいいンじゃねェかって 思い始めてる自分もいる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・かもしれねェ」 風斬「一方通行さん・・・・・・」 ガブリエル「―――――」 ガブリエル「dregierih同意wghjhmb」コクン エイワス「彼女も、同意見だそうだよ」 一方通行「!!」 一方通行「だ、だがオマエは一刻も早く本当の居場所へ還りてェはずだ! こンなクソッタレの人間界じゃなく、本当の世界へ・・・・・・」 ガブリエル「ceogjoho否定dsdhegjj」ブンブン ガブリエル「ruijvksmvl私xnavhg帰還cnvfheugh貴方cngighnk」 ガブリエル「coigjekrg永遠dkegooj一緒amgiruhj」 エイワス「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ふふふ、やはり君は最高だな一方通行。 ますます興味が湧いてきたよ」 風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・わ、私も! もし何も解決出来なくても、 天使さんが良ければ・・・・・・みんなでずっと居たいです!」 一方通行「風斬・・・・・・」 エイワス「一方通行。 君が思ってる以上に、君は彼女たちに慕われているよ。 価値、と言っては言い方が悪いな。 友情? それとも・・・・・・それ以上の感情かな、ふふふ」 風斬「い、いや、そんなんじゃ・・・・・・///」 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 一方通行「・・・・・・入れるとか入れないとか、俺達は組織じゃねェンだ。 そンな事決める権利、俺には無ェよ」 エイワス「ふむ」 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・好きにしやがれクソッタレ」 エイワス「感謝するよ一方通行。 これで私が存在する明確な理由が出来た。 これが、我々を支えてくれる力ということかな? 風斬氷華」 風斬「私は、そう思います」 ガブリエル「mcgjborejo改ckothot宜敷xniefhieg」 エイワス「ふふ、宜しく。 ・・・・・・ふむ、しかしこれでは私の立場は 結局 傍観者 ということになりかねないな。 それでは意味が無い」 一方通行「アレイスターから離れて、ポジションでも失ったかよメルヘン二号」 エイワス「認知し難いがそういうことになってしまうな。 君達はそれぞれどういったポジションなんだ?」 一方通行「俺がツッコミ、二人がボケ」 風斬「えぇっ!? なんで私までボケに入ってるんですかぁ!?」 ガブリエル「cothhol,意味vvojoj不明xcvwgj」ポカン エイワス「ボケ・・・・・・? ツッコミ・・・・・・? 私もミーシャと同意見だな、 意味が理解出来ない」 一方通行「ふン、勉強不足だな」 エイワス「ふふふ・・・・・・ご指導ご鞭撻の程宜しく頼むよ一方通行」 一方通行「ほざいてろクソ野郎・・・・・・、けっ」 エイワス「今のような態度を、日本ではツンd(ry」 一方通行「くだらねェ事だけ覚えてンじゃねェよボケドラゴン!!!!」 こうして、天使同盟(アライアンス)に新たな同行者が加わった。 ―――『ドラゴン』の符丁を冠する正体不明の存在、エイワス。 人間を知りたい、という目的で天使同盟に加わったエイワスだが、その真の目的は アレイスターの計画が崩れた場合の、世界の行末。それを引き起こすのが彼らではないかと睨んでいるのだ。 ガブリエルの生存という半ば偶発的な出来事から始まったこの物語。そして一方通行によって生まれた天使同盟。 さらに風斬氷華にくわえ、エイワスまで参入したこの同盟は、もはや無敵といっても過言ではなかった。 一方通行の苦難なエンジェルライフは、続いていく。 エイワス(この天使に関する問題が解決しなくても構わない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・) エイワス(この問題が解決しなくても皆と居られればそれでいい・・・・・・・・・・・・・・・・・・・か) エイワス(ふふふ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、素晴らしい見解だ) エイワス(だがね、一方通行。 この問題が解決しても、解決しなくても―――) エイワス(ミーシャ=クロイツェフはこの世から消え去ってしまうだよ、このままだと、ね) ――ロンドン・ヒースロー空港 ターミナル4 マクドナルド 一方通行「チーズバーガー、ポテトはM、ドリンクはレギュラーのコーヒー、ブラックで。 全員バリューセットで頼む」 風斬「私はフィレオフィッシュとストレートティーを。 ポテトはSでお願いします」 ガブリエル「thjodbml所望cmfogjmkl」トン トン 店員「チキンマックナゲットとオレンジジュース、ポテトはSですね」ピッ ピッ エイワス「ファーストフード店か・・・・・・、学園都市のとは微妙にメニューが異なるのだな。 紅茶が安い点がやはりロンドンといったところか」 一方通行「さっさと選べよ」 エイワス「おや、ご馳走してくれるのかな」 一方通行「仕方がねェだろ、超不本意だがなァ」 エイワス「ふふ、寛大なお心に感謝する。 ではチキンサンドイッチと、ドリンクはチョココーヒー、 ポテトは・・・・・・Lでお願いしようか」 店員「かしこまりました (この人なんで光ってるんだろ・・・・・・すげぇ)」 風斬「あの・・・・・・その発光、やめたほうがいいと思いますけど・・・・・・。 さっきから注目の的になってますよ」 一方通行「さて、これからの行動予定だが」モグモグ 風斬「どうします? すぐにバッキンガム宮殿に向かいますか?」ムグムグ ガブリエル「mvrgojhr美味dfniweghig」ガツガツ エイワス「うむ、この絶妙な甘みとわずかなとろみ・・・・・・チョココーヒーとは面白い飲料だな。 このサンドイッチは・・・・・・、ふむ、普通だ」パクパク 一方通行「アックアにさえ会えりゃあとはどォでもいいンだがなァ」 エイワス「後方のアックアか、『神の力』の属性を持つ者に接触すれば、 何らかの情報が得られるだろうという見解か」 一方通行「期待はしちゃいねェがな」 エイワス「王女との謁見ならともかく、護衛程度ならどうとでもなるのではないのか?」 風斬「戦争終結からまだあまり時間が経っていませんから、警戒されるかも・・・・・・」 エイワス「ましてや、ミーシャ=クロイツェフを連れるとなると・・・・・・成程、 面白いものが見れるかも知れんな」 ガブリエル「ltojgeeg隙有mwgogj」ヒョイ パクッ エイワス「ほう・・・・・・、私が会話をしている隙にポテトを盗み、食べるとは。 天使にもこういった茶目っ気というものがあるのだな、興味深い」 一方通行「興味深いって言いたいだけだろオマエ」 エイワス「そういう解釈も出来るのか。 それこそ興味深い」ニヤ 一方通行「こいつぶっ殺してェ・・・・・・」 一方通行「まァフード被った二メートル級の女がいる時点で注目の的だがな」 エイワス「おっと、私としたことが。 気遣いが足りなくてすまないな」フッ 風斬「けど実際、どうするんですか? このまま天使さんを連れていったら、最悪戦闘に・・・・・・、 あちらには直接天使さんと戦ったキャーリサ王女がいますし・・・・・・」 エイワス「そうなったらそうなったで、また一興なのだが」 一方通行「(やべ、こいつと意見が合っちまった)」 ガブリエル「oogorsnf善処hbseweogj」 エイワス「彼女もそうならないよう努力するといった様子を見せている。 とにかく行ってみなければわからないだろう」 一方通行「戦闘の意思は無ェってことをアピールしまくればいいンだよ」 エイワス「予め白旗を持参して訪問するとか、か? それは面白い」 一方通行「まずは俺一人で訪問するとかな、方法はいくらでもある」 風斬「私は皆で行ったほうがいいと思いますけど」 エイワス「私のみが訪問し、話をつけてきてもいいのだが」 一方通行「オマエは自己満足のためだけに行くに決まってる、却下だ」 エイワス「ふふ、手厳しいな」 ガブリエル「sdfoibjk一先mofjgmkr訪問dnnvjibjke」 エイワス「そうだな、ここでいくら意見を交わしていても話は前に進まない」 一方通行「オマエに纏められンのは癪だが・・・・・・、とりあえずこれ食ったら行くぞ」 風斬「わかりました。 うわー、緊張してきた」ドキドキ エイワス「肩の力を抜きたまえ。 我々は戦争をしに行くのではないのだから」 一方通行「(どォでもいいけど、学園都市最高機密コードのこいつが普通にマック食ってるってどォなンだ)」 ――ロンドン・バッキンガム宮殿 正門前 一方通行「はっ、こりゃまた随分立派なご自宅ですこと」 風斬「ふわぁー・・・・・・、大きいですねぇー・・・・・・」ポカーン ガブリエル「mcjrouh若干megegj魔力degurl感知drugoerjo」 エイワス「恐らく、カーテナが放つ魔力だろうな。 バッキンガム宮殿には普段 防護術式などは施されていないはずだ」 風斬「かーてな?」 エイワス「英国王室に代々伝わる、イギリス最大の霊装だ。 オリジナルとセカンドが 存在していたが、オリジナルはイギリスのクーデターの時に幻想殺しによって消滅。 セカンドもオリジナルとの斬り合いでバラバラになったようだが・・・・・・ふむ、 この魔力はセカンドの欠片から流れているものだな」 一方通行「(幻想殺し・・・・・・、三下の野郎もここに来たことがあンのか)」 見張りの騎士A「ん・・・・・・? なんだあいつら・・・・・・仮想パーティの集団か?」 エイワス「気付かれたようだな」 一方通行「隠れてたわけじゃねェ」 風斬「え? どこかに見張りでもいるんですか?」 ガブリエル「mcotjtjhobg彼処kooerbm」スッ 風斬「え・・・・・・? あ、本当だ、あんなとこに・・・・・・ (皆よく分かるなぁ・・・・・・)」 一方通行「しばらくここで待って、様子でも伺うか」 エイワス「うむ、無難な選択だな」 ――バッキンガム宮殿・廊下 見張りの騎士B「失礼します。 騎士団長(ナイトリーダー)、お伝えしたいことが」 騎士団長「何事だ」 見張りの騎士B「先程、バッキンガム宮殿の門前にて奇妙な集団がこちらを伺っているとの情報が」 騎士団長「奇妙な集団・・・・・・?」 見張りの騎士B「いかがいたしましょう? 戦争直後ですし、何らかの私怨で エリザード様のお命を狙っている可能性も・・・・・・」 騎士団長「・・・・・・。 その集団の元へ行き、話を伺うよう伝えろ」 見張りの騎士B「了解しました」ザッ 騎士団長「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 果てしなく嫌な予感がするが・・・・・・杞憂か」 一方通行「・・・・・・お、誰かこっち向かってンぞ」 風斬「映画で見たことあるなー、あんな感じの鎧」 エイワス「さて、どうなることか・・・・・・楽しみだな」 ガブリエル「―――――」 見張りの騎士A「失礼。 お前たちは何者だ? 先程から宮殿の様子を伺っているようだが」 一方通行「えェーっとォ、お友達に会いに来ましたァ」 エイワス「はっはっはっ」ケラケラ 風斬「(お、お友達って・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)」アセアセ 見張りの騎士A「友達だと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・? 誰のことだ?」 一方通行「アックアっていうゴリラがここにいるはずなンですけどォ」 エイワス「くっくっくっ・・・・・・、これは酷いな」クスクス 風斬「(ちょ、ちょっと! 失礼ですよそんな言い方!!)」ボソボソ ガブリエル「―――――」ガクガク 見張りの騎士A「アックア・・・・・・? (なんでこのフードのやつ、痙攣してるんだ?)」 エイワス「ウィリアム・オルウェル、といえばいいのかな」 一方通行「?」 見張りの騎士A「ウィリアム殿に・・・・・・? 貴様達、ウィリアム殿と何の関わりが」 一方通行「だからお友達だっつってンだろ。 消し飛ばされてェか」 風斬「」ツネッ 一方通行「痛ッッ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!?」ビクゥ エイワス「ふふふふ、成程。 尻を抓るとは、これはユニークな黙らせ方だな」 見張りの騎士A「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (怪しすぎる)」 風斬「その、私たちアック・・・・・・ウィリアムさんにお尋ねしたいことがありまして、 会わせていただくことは出来ないでしょうか・・・・・・?」 エイワス「これが手本だよ。 一方通行、我々も見習わなければ」 一方通行「うっせェ」ヒリヒリ 見張りの騎士B「騎士団長、連絡用霊装に通信が」 騎士団長「繋げろ」 見張りの騎士A『騎士団長、こいつら何か、ウィリアム殿に会わせてくれと言ってますが・・・・・・』 騎士団長「ウィリアムに? 何者だ?」 見張りの騎士A『なんでもお友達だとかって・・・・・・。 どうしますか? 正直こいつら、怪しすぎますよ』 見張りの騎士B「まさか、本当にエリザード様のお命を・・・・・・?」 騎士団長「いや、そうだとするとウィリアムに会いたいというのが分からない。 私やエリザード様本人なら理解できるが・・・・・・」 見張りの騎士A『どうします?』 騎士団長「・・・・・・・・・・・・。 宮殿内に入れてやれ、適当な客室に案内するんだ」 見張りの騎士A『よろしいのですか?』 騎士団長「エリザード様に話してくる。 ・・・・・・何、いざとなったら私もいる。 妙な真似はさせんよ」 見張りの騎士A『了解しました』ブツッ 騎士団長「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(まさか、例の黒髪の東洋人ではあるまい。 だとすると誰だ? 神裂君ならこんな訪問の仕方はしないはず・・・・・・彼女の身なりは確かに怪しいが)」 見張りの騎士A「騎士団長から許しが出た。 ひとまず客室へ案内しよう、入りたまえ」ギィィィィ 一方通行「おォ、侵入成功ってなァ」 風斬「侵入じゃなくて訪問ですよ!」 エイワス「しかしそれは紙一重といったところではないか? この先の行動次第では 侵入ということで扱われる可能性も否定出来んぞ」 ガブリエル「jreojoelf突撃cmmvokhoh」 ――バッキンガム宮殿・客室 見張りの騎士A「しばらくここで待っているように」パタン 一方通行「内部もすげェ綺羅びやかだったなァ、目が痛いぜ」 風斬「こういうところに住んでみたいなぁ」ホレボレ ガブリエル「mvjjituih強烈mvjrigkem魔力vighibk」 エイワス「恐らく騎士団長から感じ取った魔力だろうな。 凄まじく精錬されている。 ソーロルムの術式だったか・・・・・・、まぁ興味はないが」 一方通行「騎士団長だと? 三派閥のトップの一人がここに居やがるってのか」 エイワス「そのようだな、だが後方のアックアの魔力と思われるものは感じ取れない。 今は不在のようだ。 おっと、今のアックアはもう聖人はおろか魔術師の力も・・・・・・」 一方通行「オマエ、やたら魔術に詳しいンだなァ。 元々あった知識か?」 エイワス「あのアレイスターにあらゆる知識を与えたのは私だぞ? 知らないということはないだろう」 風斬「なるほど・・・・・・ (でも常識的な知識はどこか欠けてる。 そういうとこ私や天使さんに似てるなぁ)」 一方通行「つゥかアックアが居ねェだと? これじゃ来た意味が無ェだろォが」 風斬「王女様に頼んで、来てもらうようお願いしたらどうです?」 エイワス「その前に一つ、忠告しておこう」 一方通行「なンだよ、偉そォに」 エイワス「今後、彼のことをアックアと呼ばない方がいい。 彼はもう神の右席には所属していないし、 神の右席はローマ正教の暗部のようなものだ。 後方の名で呼んでは気分を害するだろう。 それはこちらにとって不利益でしか無い」 風斬「じゃあ、えっと・・・・・・ウィリアムさんって呼べばいいんでしょうか」 エイワス「それが望ましいだろうな」 一方通行「ふン・・・・・・めんどくせェ」 ――バッキンガム宮殿・王室 騎士団長「エリザード様、騎士団長です」コンコン エリザード「んー・・・・・・、入っていいぞ」 騎士団長「失礼しま・・・・・・、・・・・・・はぁ。 エリザード様、一国の女王であるあなたが ソファーに寝っ転がってゲームをしているとは何事ですか」 エリザード「いやこれけっこう面白いんだよ、携帯ゲーム機なのにほら、画面が立体というか・・・・・・ 奥行きがあるって言うのか。 年甲斐もなく夢中になってな」ピコピコ 騎士団長「つか、いつ買ったんだよそれ・・・・・・」 エリザード「で、どうした? お前が直接訪ねてくる事だ。 何か大事でも?」 騎士団長「いえ、ただ―――」 エリザード「あぁそういえば、さっきから客室辺りから・・・・・・なんて言うのか、 凄まじい重圧のようなものを感じるな」 騎士団長「・・・・・・やはりあなたもお気付きでしたか」 エリザード「あれは普通の人間には出せないものだな、どっかの魔術団体でもおいでなすったか?」 騎士団長「先程、門前にいる彼らを少し見ましたが・・・・・・三次大戦の時に見かけた覚えがあります。 よってどう考えても只者ではないことだけはわかりますが」 エリザード「ほうほう、三次大戦に。 で、何の用だって?」 騎士団長「どうもウィリアムへの会見を求めているようですが」 エリザード「うん? そりゃまた」 騎士団長「ウィリアムの友達だと主張しているみたいですが、どういたしますか」 エリザード「面白そうじゃないか、ここへ連れておいで」 騎士団長「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、了解しました」 騎士団長「失礼するよ」ガチャ 一方通行「あのォ、なンかウィリアムさンが今ここにはいないっぽいンですけどォ」 騎士団長「む・・・・・・、なぜそう言い切れる?」 一方通行「なンとなく。 まァそンな事ァどォでもいい、いないンなら俺達は帰――」 騎士団長「いや待ってくれ、ウチの女王陛下が君達との会見を申し出ている。 エリザード様に会ってはくれないか」 一方通行「はァ? マジかよ」 風斬「えっ! 王女様と・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 ガブリエル「mverg9ohj是非ssfirgjik」コクン エイワス「私も彼女と同意見だ。 会わせてくれるというのなら、是非会ってみたいものだね」 騎士団長「・・・・・・失礼、そこのフードの方。 先程、声に何か違和感が・・・・・・」 一方通行「あァー・・・・・・、その辺についても話すからよ、とりあえず王室に案内してくれ。 多分王女サマに話すのが一番手っ取り早い」 騎士団長「・・・・・・承知した、ついてきたまえ」 風斬「い、いよいよですね・・・・・・」ドキドキ エイワス「ふふふ、そう緊張することもないだろうに」 ガブリエル「―――――」ダンマリ 一方通行「すまねェな。 そのフード、すぐに取れるよォにしてやっから」 騎士団長「エリザード様、客人たちを連れてまいりまし・・・・・・、 すまないね君達、ちょっと待っててくれないか」ガチャ バタン 一方通行「なンだよ・・・・・・」 騎士団長「(せめて簡単なドレスくらいには着替えられないのかよテメェは!! 一応相手は客人だっつーのに上下ジャージとかどういう神経してんだ!?)」ボソボソ エリザード「(え、えー・・・・・・別にいいじゃんか・・・・・・王族会議とかでもないんだし。 こんくらいフランクな王女のほうが客人さんも接しやすいだろう?)」ボソボソ 騎士団長「(いいから!! さっさと着替えてください十秒以内に!!)」バタン!! 騎士団長「・・・・・・コホン、失礼。 十秒ほど待ってくれたまえ」 風斬「?」 エイワス「私は別にジャージという衣服でも構わないのだがね、ふふふ」クスクス 騎士団長「! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 もォいンじゃね?」 騎士団長「う、うむ・・・・・・では改めて。 エリザード様、客人を連れてまいりました」 エリザード「うむ!! 入り給えー!!」キリッ 騎士団長「わざとらしすぎる・・・・・・」ガチャ 一方通行「ちィーっす」 風斬「し、失礼しますっ!」カチコチ ガブリエル「―――――」ペコッ エイワス「お初にお目にかかります、英国女王陛下 (あれか・・・・・・カーテナ・セカンドは)」 エリザード「ようこそ、バッキンガム宮殿へ。 私が英国女王陛下のエリザードだ。 よろしく頼む」 一方通行「(・・・・・・ふゥン。 見た目はもろにババアだが、只者じゃねェってことはわかるな)」 風斬「は、初めまして女王陛下様! (わー・・・・・・、何か凄い迫力あるなぁ)」 エリザード「あっはっは、そう畏まらんでもいいぞ」 ガブリエル「―――――」 エリザード「・・・・・・ふむふむ」 エイワス「ふふ、噂通り、おおらかな方でいらっしゃる」 風斬「あ、えと、私は風斬氷華と言います! よろしくお願いします!」 エリザード「よろしく氷華、そちらさんは?」 一方通行「・・・・・・一方通行(アクセラレータ)でいい」 騎士団長「一方通行・・・・・・。 思い出した、風斬氷華と一方通行。 君達はロシアでミーシャを討った二人だな? 羽根のような物を生やし飛んでいたから深く印象に残っている」 一方通行「やっぱあの時『騎士派』もいたのか」 エリザード「ほうほう、あの『神の力』を! こりゃまたとんでもない大物がやって来てくれたなぁ で、そちらの綺麗な金髪の貴婦人・・・・・・かな? ・・・・・・自己紹介を頼む」 エイワス「ドラちゃん、と呼んでくれ。 よろしく頼むよ、エリザード」 エリザード「ドラちゃん? 自分でちゃん付けとは・・・・・・やるなぁ」 一方通行「(頭の三角柱に不具合でも発生したンですかァ? 何だよドラちゃンって)」ヒソ エイワス「(エイワスと名乗ってはまずい可能性を考慮してみたのだよ。 『ドラゴン』でもいいが、一応学園都市の最重要機密コードだしな、 親しみ易い呼び名を考えてみた。 いいセンスだろう?)」ヒソヒソ 護衛騎士A「お、おい! 貴様達、エリザード様に馴れ馴れしくし過ぎではないか!?」 風斬「はひっ、す、すみません・・・・・・」 エリザード「こらこら、そんなこと言うもんじゃないだろう。 私としてはこれくらいの 距離感が一番落ち着くんだ。 一国民として扱ってくれても一向に構わんよ」 護衛騎士A「はっ、し、失礼しました・・・・・・!」 一方通行「器がでかいな、感謝するぜ」 エリザード「褒めたって何も出んぞー、はっはっは。 さて・・・・・・ そちらのフードの方は?」 一方通行「そうだな、こいつを紹介するために今日はここに来た、と言っても過言じゃねェ」 騎士団長「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?」 一方通行「今からこいつのフードを取ってご対面ってわけだが、二つほど約束してほしい」 護衛騎士A「貴様、客人の立場で女王陛下に向かって―――」 騎士団長「黙ってろ」 護衛騎士A「ぐ・・・・・・、失礼しました」 エリザード「うむ、伺おう」 一方通行「まず一つ、俺達は別にイギリスさンと戦争しようだなンて考えちゃいねェ、 だからこいつの姿を見ても決して騒がず、出来れば他の国やらに口外しねェで欲しい」 騎士団長「(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・嫌な予感しかしない)」 エリザード「もう一つは?」 一方通行「こいつの姿を見せた後、ウィリアムを連れてきて欲しい。 なるべく早めにな」 騎士団長「その客人とウィリアムはどのような繋がりがある?」 一方通行「見りゃァわかるさ」ニヤリ エリザード「ふーむ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」チラ 騎士団長「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・全てあなたに一任します、エリザード様」 エリザード「んじゃ、その二つの約束、承ろうじゃないか」 騎士団長「(もう少し考えてもいいだろうに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)」 一方通行「ありがとよ、そンじゃ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ フードを取れ、『神の力』」 ガブリエル「vigimbvhfgj久々bgjrore露西亜tgjgjrgaal以来dfjuti」ヤッホー 騎士団長「」 護衛騎士A「」 エリザード「oh・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 つづく
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/2739.html
autolink ID/W10-002 カード名:”超能力者”(レベル5) 一方通行(アクセラレータ) カテゴリ:キャラクター 色:黄 レベル:2 コスト:2 トリガー:1 パワー:7000 ソウル:2 特徴:《超能力》? 【永】あなたのターン中、他のあなたの《超能力》?のキャラが2枚以上なら、このカードのレベルを+3し、パワーを+2500。 【自】[④]バトル中のこのカードがリバースした時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、このカードをレストし、このカードとバトル中のキャラをリバースする。 RR:図に乗ってんじゃねえぞ格下が RRR:オマエじゃ俺に届きゃしねぇよ レアリティ:RR RRR illust.- パンプの条件が非常に緩い。同作品には《超能力》のキャラが多いので、条件は簡単に満たす事が出来るだろう。 条件を満たせば自ターンに限り5/2/9500と、バニラよりもパワーが高くなる。 更に「“多才能力者”木山」と組み合わせる事で、1枚につきパワーを+2500出来る。 木山自身が《超能力》を持つ為、永続効果の発動条件を満たすカードとしても使え、非常に相性がいい。 二つ目の効果は戦国BASARAの2/1《忍》?で見られた「リバースからの復帰+α」能力で、このカードは強制リバース能力を持つ。反射能力の原作再現である。 コストが一見高いが、コストアンコール+1コストで一方的に相手をリバースできると考えると非常にお得。 こちらも木山のCXシナジーでストックを貯める事により使い易くなる。
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/3880.html
autolink ID/W13-103 カード名:学園都市の第一位 一方通行(アクセラレータ) カテゴリ:キャラクター 色:黄 レベル:2 コスト:2 トリガー:1 パワー:9500 ソウル:2 特徴:《超能力》? 【永】このカードのバトル中、あなたはイベントと『助太刀』を、手札からプレイできない。 おい、今何つった レアリティ:TD illust. 11/01/25 今日のカード。 パワーがバニラより500高いデメリット持ちだが、その内容が少々きつめ。 できるだけ場持ちさせたいコスト2のキャラなのにカウンターを使えないため、相手のパンプ等で簡単に狩られてしまう可能性が高い。 どうしても使用するなら、“冥土帰し”でアンコールを付与する等の工夫が必要になるだろう。
https://w.atwiki.jp/mitlocke/pages/45.html
一方通行(アクセラレータ) ランク:B S(とある魔術の禁書目録) 属性 ・男 ・超能力者 ・一方通行 ・人間 敗北条件 (G)キャラクターと(E)キャラクターをそれぞれ1人以上止めを刺していないと敗北 能力値 ESP能力レベル 5 ESPパワー 40 耐久力 4 精神力 5 特殊能力 ・ベクトル反射[戦闘][特殊][攻撃] このキャラクターがCカードを使用した防御に成功した時、 防御に成功した攻撃の特性によって以下の効果を使用できる。 *[E] 攻撃したキャラクターはESPレベルチェックを行う。 失敗した場合、その攻撃と同LV・同火力・[E]で対象1体に攻撃。 *[E][格闘]以外の属性 その攻撃と同LV・同火力・[固有]で対象1体に攻撃。 ・ベクトル操作[戦闘] 以下の能力を得る。 *自分がCカードを使用する時、そのCカードのLVを+1して使用する。同調不可。 この時、ESPパワーはCカードの元のLV分消費する。 *自分がLV:6~7のCカードを使用する時、LV:5のCカードとして使用する。同調不可。 ただし、対象のCカードが攻撃Cカードの場合、そのCカードが持つ特殊効果は無効になる。 この時、ESPパワーはCカードの元のLV分消費する。 ・拳銃[戦闘][主要][攻撃][固有] ブラスター所持 ・電子チョーカー[戦闘][常動] 自分のESPパワーが0の場合、自分は気絶状態になる。 備考 正体がバレると優先して止めを刺させてもらえなくなるので、極力正体は隠した方がいい。 (Good視点で考えると、一方通行がまだEvilに止めを刺していないなら 一方通行がEvilを倒すのに協力してくれる存在になるため。Evilについても同様。) GoodかEvilに止めを刺したら正体を明かし、止めを刺した方の陣営と協力すると多少楽になる。 もたもたしていると片方の陣営が全滅してしまうので戦闘には積極的に参加した方が良い。 Q&A Q.ベクトル反射した攻撃は自分の攻撃になりますか? A.なります。この攻撃で倒した場合とどめを刺した扱いになります。 Q.ベクトル操作は能力名の宣言が必要ですか? A.はい、能力の説明欄が“~できる”ではないので能力名の宣言が必要です。 Q.Evilキャラクターが全て死亡してしまいました。どうしたらいいですか? A.Evilキャラクターが復活するのを待つか、 頑張って自分以外のキャラクターを全員死亡させて単独勝利宣言をしてください。 Q.Evilキャラクターが全員改心されGoodキャラクターになりました。 この場合、どうしたらいいですか? A.敗北条件に関わるキャラクターがゲームに存在しない場合、その敗北条件は無視されます。 ゲームが終了するのを気長にお待ちください。 このキャラクターへの意見 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/26949.html
Blu-ray とある科学の一方通行 Vol.1 初回仕様版 おまけアニメ 特典サントラCD付 発売日:10月30日 初回仕様版特典 (1)原作者・鎌池和馬書き下ろし小説「とある魔術の禁書目録SS(仮)」 (2)キャラクターデザイン・八重樫洋平描き下ろしデジパック仕様 (3)特典CD「オリジナルサウンドトラック」 (4)解説マニュアル(16P予定) ここを編集 2019年7月放送開始。とある科学の超電磁砲のスピンオフ作品。 https //toaru-project.com/accelerator/ 監督 鎌仲史陽 原作 鎌池和馬、山路新 シリーズ構成 杉原研二 キャラクター原案 はいむらきよたか、山路新 アニメーションキャラクターデザイン 八重樫洋平 プロップデザイン きむらひでふみ 美術監督 鈴木朗 色彩設計 舩橋美香 撮影監督 高橋昭裕 撮影管理 八木祐理奈 ツール・スクリプト開発 野口優輔 2Dデザイン 向井吉秀 編集 後藤正浩 編集助手 仙土真希 音響監督 明田川仁 音響効果 小山恭正 録音調整 根岸信洋 録音助手 大寺文彦 音楽 井内舞子 アニメーション制作 J.C.STAFF 制作協力 ACGT 脚本 杉原研二 石川あさみ 高木登 あみやまさはる 玉井☆豪 コンテ 鎌仲史陽 高木啓明 渡部高志 きむらひでふみ 演出 鎌仲史陽 冨永恒雄 高木啓明 川西泰二 佐藤英一 粟井重紀 作画監督 八重樫洋平 福世孝明 松元美季 小倉恭平 松本文男 古澤貴文 岡辰也 阿形大輔 Chang BumChul Jang Young Sun Hue Hey Jung Kim Hyoun OK Shin Hey Ran 橘尚美 粟井重紀 長坂寛治 石田啓一 Kim Myeongsim Kim Jinyeong ■関連タイトル Blu-ray とある科学の一方通行 Vol.1 初回仕様版 おまけアニメ 特典サントラCD付 OPテーマ Shadow is the Light EDテーマ Parole 原作コミック とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の一方通行 1 Kindleまとめ買い とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の一方通行 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Blu-ray 魔女見習いをさがして Blu-ray「どうにかなる日々」Blu-ray Happy-Go-Lucky Edition 初回限定生産 Blu-rayDisc付き 『ラブライブ! スーパースター!!』「始まりは君の空」【みんなで叶える物語盤】 BEM~BECOME HUMAN~豪華版Blu-ray Blu-ray 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 10th Anniversary Compact Collection Blu-ray ぐらぶるっ! Blu-ray 映画クレヨンしんちゃん 激突! ラクガキングダムとほぼ四人の勇者 Blu-ray CHRONO CROSS 20th Anniversary Live Tour 2019 RADICAL DREAMERS Yasunori Mitsuda Millennial Fair FINAL at NAKANO SUNPLAZA 2020 ゴブリンスレイヤー Blu-ray BOX 初回生産限定 グリザイア ファントムトリガー THE ANIMATION 03[Blu-ray] 特装版 ラブライブ! サンシャイン!! Saint Snow 1st GIG 〜Welcome to Dazzling White Town〜 Blu-ray Memorial BOX ゾンビランドサガ Blu-ray BOX 初回生産限定盤 Blu-ray 思い、思われ、ふり、ふられ 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 1st Season 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 2nd Season 完全生産限定版 Blu-ray ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIII OVA Blu-ray 映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日 BD特装版 Blu-ray アズールレーン 三笠大先輩と学ぶ世界の艦船 ぶるーれい Blu-ray 水瀬いのり Inori Minase 5th ANNIVERSARY LIVE Starry Wishes かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 22 OVA同梱版 呪術廻戦 公式ファンブック よつばと! 15 監修 庵野秀明・樋口真嗣など 夢のかけら 東宝特撮映画篇 パラレルパラダイス 13 特装版 アイドルマスター ミリオンライブ! Blooming Clover 9 オリジナルCD付き限定版 美樹本晴彦マクロス画集 軌 わだち― 夜ノみつき 10th EUSHULLY WORKS しらこ画集 ILLUSTRATION MAKING VISUAL BOOK カズアキ画集 Kazuaki game artworks ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~ 公式ビジュアルコレクション ぼくたちは勉強ができない 第21巻 音声ドラマ ミニ画集付き同梱版 あいきょう 荻pote作品集 ヒョーゴノスケ流 イラストの描き方 TVアニメ『くまクマ熊ベアー』オフィシャルファンブック 押井守原作・総監督 西村純二監督作品 『ぶらどらぶ』 解体新書公式コンプリートガイド OCTOPATH TRAVELER Design Works THE ART OF OCTOPATH 2016-2020 おそ松さん 3rd season SPECIAL BOOK 描きたい!!を信じる 少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描き方 YMO1978-2043 「小冊子・YMO全トラックリスト2021 Amazon限定表紙版」付き To LOVEる -とらぶる- ダークネス FIGURE PHOTOGRAPHY COLLECTION 斉藤朱夏 CALENDAR 2021.4-2022.3 ラブライブ! サンシャイン!! Aqours DOME TOUR COMIC ILLUSTRATION BOOK ラブライブ! サンシャイン!! Aqours COMIC ILLUSTRATION BOOK 2020 Winter イジらないで、長瀞さん 10 特装版 「はたらく細胞」公式アニメ完全ガイド リスアニ! Vol.43.2「アイドルマスター」音楽大全 永久保存版VII アイドルマスター シャイニーカラーズ 3 CD付き特装版 ウルトラマンマックス 15年目の証言録 ウルトラマンZ特写写真集 じじぃ 人生は深いな 冴えない彼女の育てかた 深崎暮人画集 上 Flat. ぷよぷよ アートワークコレクション 古谷静佳1st写真集 re START THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER COLLABORATION! Great Journey ウルトラマンゼロ Blu-ray BOX クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 Blu-ray BOX 初回生産限定版 小林さんちのメイドラゴンBlu-ray BOX ゆゆ式Blu-ray BOX スペシャルプライス版 とーとつにエジプト神 Blu-ray 直球表題ロボットアニメ 全話いっき見ブルーレイ 未来ロボ ダルタニアス 一挙見Blu-ray VOL.1 シュヴァルツェスマーケン 全話見Blu-ray ワールドトリガー一挙見Blu‐ray VOL.1 異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 魔王プレイボックス 初回生産限定 トータル・イクリプス 全話見Blu-ray Blu-ray Cutie Honey Universe Complete Edition 夜ノヤッターマン 全話いっき見ブルーレイ こみっくがーるず Blu-ray BOX 初回生産限定 Blu-ray 幼女社長 むじなカンパニーセット 初回生産限定 ログ・ホライズン 円卓崩壊 Blu-ray BOX 七つの大罪 憤怒の審判 Blu-ray BOX I Blu-ray 水樹奈々 NANA ACOUSTIC ONLINE 『Dr.STONE』2nd SEASON Blu-ray BOX【初回生産限定版】 魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編 Blu‐ray BOX 今井麻美 Winter Live「Flow of time」 - 2019.12.26 at EX THEATER ROPPONGI - Blu-ray盤 Blu-ray 仮面ライダーゼロワン ショートアニメ EVERYONE'S DAILY LIFE 仮面ライダー一挙見Blu-ray 1号 2号・V3編 仮面ライダー一挙見Blu-ray X・アマゾン・ストロンガー編 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1975-1981 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1982-1986 半妖の夜叉姫 Blu-ray Disc BOX 1 完全生産限定版 裏世界ピクニック Blu-ray BOX上巻 初回生産限定 Levius レビウス Blu-ray BOX【期間限定版】 スーパー戦隊 学研の図鑑 江口寿史美人画集 彼女 アニメディスクガイド80's レコード針の音が聴こえる necomi画集 PHONOGRAPHIC フルーツバスケット アニメ2nd season 高屋奈月 Illustrations 2 彼女、お借りします TVアニメ第1期 公式設定資料集 ドラゴンボール 超戦士シールウエハースZ 超シールガイド ガンダムアーカイヴス『ガンダムビルドシリーズ』編 Angel Beats! 天使画集 Angel Diary PANZER FRAULEIN 野上武志画集 【陸編】 Angel's cage るび様画集 Sweet Dream はすね画集 画集 制服Girl's▼コレクション もりょ作品集 異世界ファンタジーのキャラクターコレクション 劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」公式ビジュアルBOOK アイドルマスター シャイニーカラーズ イラストレーション ワークス VOL.2 Blu-rayDisc付き 八十亀ちゃんかんさつにっき 10 特装版 あんさんぶるスターズ! Ready For Star 2巻 缶バッジ付 Switch エーペックスレジェンズ チャンピオンエディション New ポケモンスナップ -Switch 【PS4】BIOHAZARD VILLAGE PLAMAX 聖戦士ダンバイン サーバイン ノンスケール PS製 組み立て式プラスチックモデル スーパーミニプラ 無敵ロボ トライダーG7 3個入りBOX 魔道祖師 前塵編 完全生産限定版 HGUC 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ Ξガンダム MG 機動戦士ガンダムSEED モビルジン 1/100スケール カンチ 青 ノンスケール ABS&ダイキャスト製 塗装済み完成品 ☆赤ver 魔女の旅々17 ドラマCD付き特装版 クリストファー・ノーランの世界 メイキング・オブ・インターステラー BEYOND TIME AND SPACE 時空を超えて るるぶアズールレーン からかい上手の高木さん15からかいカレンダーカード付き特別版 「武装神姫」原案イラスト集 ALLSTARS 機動戦士ガンダム サンダーボルト 17 キャラクターブック付き限定版 とある科学の超電磁砲T OFFICIAL VISUAL BOOK Aqours 5周年記念アニメーションPV付きシングル「smile smile ship Start!」【BD付】
https://w.atwiki.jp/83452/pages/3042.html
1 2 逆クロス 『とある魔術の禁書目録』 2010/03/17 http //yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1268836966/ 戻る 名前 コメント すべてのコメントを見る 唯、紬「」 -- (名無しさん) 2013-08-08 12 15 56 純、和「」 -- (名無しさん) 2012-06-26 23 28 08 浜面、俺も加勢するぜwww -- (駄メガネ) 2012-06-04 01 06 29 海原が一番まし…かな? 土御門もいいけど。 -- (名無しさん) 2012-06-03 21 54 20 ↓×7 土御門の妹より、枝先絆理の方が似てる。 容姿はもちろん、声も同じ -- (名無しさん) 2011-07-06 14 27 37 一方通行「……歯ァ喰いしばれよ、最弱―――――」グッ 一方通行「俺の最強は、ちっとばっか響くぞ」 当たり前だろwww -- (名無しさん) 2011-07-01 01 43 27 上条さんバンザーーイww -- (名無しさん) 2011-03-28 20 54 26 海原とは良いコーラが飲めそうだ -- (りっちゃんが好きでしょうがない隊) 2011-03-28 01 37 18 上条さん・・・すいませんでした -- (柚愛) 2011-03-23 01 47 59 ここまでさわちゃンなし -- (名無しさん) 2011-03-22 17 36 14
https://w.atwiki.jp/11992345/pages/184.html
/// / // /// / / / | |ヽ\ /// ' // /// / , / l ,′| 、丶ヽ , / ' | ′ ' j/ // イ j/ / / ; } ' ! . //! ,! / |l |∧ | /イ / ノ , ン∨// ハ ! 丶 l/_j/j/! 八l' ト| ノィ /// //イ l / }/ 、 ', . -=彡l, ィ ! | ゙lーr=彳| l/‐彡, i-=彡! ハ jハ / l lヽl . / || |、 | |‐j‐l┼トlz_y} 刈_l_厶}/-}ァ ! |l| | || | Ⅵl Ⅳ__弐z」 メ/ // }伝z__/} 八l //リ | ;ぃ| l八l爪 V勹//イ/ /'^ V厂)〉/ lk/i/! 八{ ^|、八小ミ  ̄ ´ `  ̄ 彡'/ 小l/ ` l ハ l介 | /イl l、{い l' )ト l {_| _ ノ从{介 fl 込 !小ヘ{ |jイ !\ -一=ニュ, .イ ! |{ { |' ! | l 介 ⌒ .イl | |l |l . |j /} | | |、 >‐< ,f¬ |l |l |! |/´/´} | |、  ̄ ̄ ̄|_」 八リ | |__> イ  ̄ ̄厂ト|八{___乂 __/|て } / |  ̄`メノ^ヽ_ , f  ̄ ヘ .ゝ \ー―-、 , -‐┼‐/´ . イ ー‐x.、 / .. \ \ ` ー-------‐じ’ ..イ ;′ / \ ∧ | | . \ |l≫=========チ / . l ヽ l ' l | .、 |f \/ / / / ノ ; ノ! | l | .、 ||\ / / / ; / / ; ノ| 丶 l \ 弋 \ / / / {// ノ { ′ ヽl \ ` =弌≦ / / /「 { 5日目に登場した木原に所属するサイキック 本名は「スズ」 性別は女性だが後述する理由により男装している。 元々はヒーローを夢見るコーヒーが好きな女の子だったがまどかが脱走に失敗して機人化したことと、妹のように可愛がってたアリスを守ることができなかった事から孤独感が強くなり、アリスやまどかに再会するためには強くならなければいけないと確信。 そこから女々しい自分を全否定し自身の理想像であるヒーローと重ね合わせた結果、自分の事を男性だと認識するようになった。 現在では同期のサイキックが全員モンスターに転生した影響でますます孤独感が強くなってるらしく、それを晴らすためか深淵樹の間にて合成獣と共に暴れている。