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スクリーンの中に映る一方通行。どうやら『隠れ家』に到着したようだ。 一方通行「はァ・・・・・・」コツコツ 一方通行「一応顔は見せたっつっても、あれじゃァなァ」 一方通行「今度しっかり埋め合わせしてやンねェとなァ」 一方通行「とりあえず早いとこ、天使の件を片付けねェと」 一方通行「・・・・・・」 一方通行「まァそンな急ぐことでもねェンだがよォ」 一方通行「いつまでもこのまま・・・・・・ってワケにはいかねェしなァ」 一方通行「・・・・・・(もっとも)」 一方通行「(このままでもいいかもしンねェと思ってる俺もいる・・・・・・)」 一方通行「・・・・・・って、ンなわけねェっつゥの」ハッ 一方通行「くっだらねェ、俺みたいなクソッタレが何をほざいてンだか」 一方通行「あいつらと一緒にいるせいで頭おかしくなっちまったンかねェ」 ガチャ 一方通行「おゥ、待たせたな」 一方通行がドアを開け部屋に入ると、そこには風斬とガブリエルが居た。 ただし。状況が少し普通ではない。 ガブリエルが手に服を持ち、風斬から遠ざけるように腕を上げている。 それを追うように風斬がガブリエルの持つ服に腕を伸ばしていた。 どうやらガブリエルが風斬の服を奪い、それを自分で着ようとして行動に出たようだ。 風斬はブラジャーとパンツのみ着用というフリーダムな格好で、一方通行の方へ目を向けていた。 豊満な胸と、モデルのように引き締まった腰と、艶めかしい太ももが、嫌でも網膜に焼きつく。 風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 ガブリエル「iofll願gmro着nfwkeh」 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・」 一方通行「・・・・・・・あァー・・・・・・・・・・・」ポリポリ 風斬「あ・・・・・・ァ・・・・・・/////」カァァ ガブリエル「wjfewj危機,wekg」 一方通行「(ここで失礼な発言しちまったら、セブンスミストの二の舞だろォなァ)」 一方通行「そのー、なンだ」 一方通行「いい身体つきしてンじゃねェか、思わず見惚れちまったぜェ」キリッ ガブリエル「―――――」ビキキ 風斬「」 風斬「み、見ないでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」バサァ 一方通行「!? な、なンで―――」 グシャ ――第七学区・グループの『隠れ家』 風斬「そ、その・・・・・・ごめんなさい」シュン 一方通行「げっほ・・・・・・いや、問題無ェ・・・・・・」ボロッ 一方通行「(その場の空気を読みきった、完璧な発言だったはずだァ。 どこで間違えた・・・・・・)」 風斬「天使さんが急に私の服を脱がせてきて・・・・・・着たかったんでしょうか?」 ガブリエル「mlg所望etryi」 一方通行「この天使だきゃァ大概に・・・・・・つかちょっと待て」 一方通行「この部屋にはこンなに服は無かったはずだぞ。 そもそもそンな女物の服なんて俺が持ってるはずがねェだろ」 風斬「あ、これはあの時セブンスミストで天使さんが―――」 一方通行「まァァァァァたパクってきたンですかァァァァァ!? 手癖悪すぎンだろォが!!! お前本当は『万引き』を司る天使なンじゃないですかァァァァァァァ!!!?」 ガブリエル「gjiwg誤解f,le」 風斬「違うんです一方通行さん! ここにある服はちゃんとお金を払ってるんです! 天使さんが私に服を渡してきて、それと一緒に財布も・・・・・・ なのでとりあえず放心状態の店員さんに支払っておきました」 一方通行「はァ!? 財布持ってたンかよ!? ンじゃ最初から本とかもそれで買えよ!! つか財布持ち歩いてる天使ってのもなンかイメージダウンっつーか・・・・・」 ガブリエル「fjoe店内,fgeg発見mlg」スッ 一方通行「いやそれ俺の財布ゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!!! 万引きの次はスリかよこの怪盗エンジェルがァァァァァァァァ!!!」 風斬「いえ、どうやらセブンスミストの瓦礫の山から拾ったらしく・・・・・・」 一方通行「変わンねェよ!! スろうが拾おうが俺の財布だろォがァ!!!」 風斬「ほ、ほら・・・・・・やっぱり怒られたじゃないですか・・・・・・もう」 ガブリエル「nfeiw反省mvl;」 一方通行「ったくよォ・・・・・・、はァ・・・・・・もういいわ、財布返せ。 もう金輪際ゴメンだぞこんな事ァ」 風斬「本当にすみません・・・・・・でもいいんですか? 結構しましたよこの服・・・・・・」 一方通行「所詮服だ、こンなもンで俺の財産は揺らがねェ」 ガブリエル「jgrjh謝罪mgrek」 一方通行「・・・・・・お前にも今度なンか買ってやっからよォ、 二度とこンなマネすンじゃねェぞ」 ガブリエル「mglgj感謝fm,e」ダッ 一方通行「抱・き・つ・く・な」バシッ 風斬「本当に優しいんですね、一方通行さん」 一方通行「くだらねェ事言ってンじゃねェ。 まァそれに・・・・・・ 見ちまったこともあるしなァ、これでチャラにしとけ」 風斬「あ、あれはもう忘れてくださいっ!///」 一方通行「はいはい・・・・・・ンじゃ、行くか」 風斬「あ、はい」 ガブリエル「jgorj出発mgerh宴hpk」 ――第七学区・地下街 一方通行「確かこの辺に・・・・・・お、ここだ」 ガブリエル「jiewtj古風ekp/」 風斬「なんというか・・・・・・風情があって良い雰囲気のお店―――」 一方通行「こうしてみると何かボロっちい店だなァおい」 風斬「」 ガブリエル「fmoj早急fm,epw」ソワソワ 一方通行「まァこの際なンでもいいか、こいつも待ちきれねェみてェだし」カラカラ 女店員「いらっしゃいませー!」 一方通行「二人と一匹で」 ガブリエル「―――――」ビシッ 一方通行「いてっ、・・・・・・三人で。 (こいつにツッコミ入れられる日が来るたァ・・・・・・)」 女店員「かしこまりました! 空いてる席へどうぞー!」 「またお客さん来たよー! 今日は最高の一日だぁー!」 「今いる団体さんもどんどん注文くれるし、こりゃ海外旅行も夢じゃないぞー!」 一方通行「・・・・・・大丈夫かよこの店」スタスタ 風斬「何かすごい盛り上がってるお客さんたちがいますね」 ガブリエル「――――――」ジー 一方通行「どォしたよガブリエル? あのバカみてェに騒いでる客が気になるか?」 ガブリエル「ngkw濃mgo魔力jlkmgfll」ジー 一方通行「何て言ってンだ?」 風斬「それが・・・・・・私にも天使さんの言葉がわからなくなってて・・・・・・」 一方通行「何? じゃァいよいよ持ってこいつが何言ってるか わかンなくなっちまったってことか」 風斬「お役に立てなくてすみません・・・・・・」 一方通行「気にすンな。 とりあえずその事については保留だ、ここ座るぞ。 おいアホ天使、お前も来い」 ガブリエル「pougbn早急mdlw」ズズイッ 一方通行「暑苦しいから離れろ隣りに座ンな風斬の隣行け」グイッ ガブリエル「kgrgk渋々dsrew」シュン 女店員「お待たせしました、こちらがメニューになります! 先にお飲み物からお伺いします!」 一方通行「あー、ここ飲み放題あるかァ?」 女店員「もちろんございます! あ、お車を運転してきている方はいますか?」 一方通行「いやいねェ。 車なンざなくても飛べるしなァ」 女店員「かしこりました! では飲み放題で承ります!(飛べる・・・・・・?)」 風斬「す、凄い・・・・・・こんなにビールがたくさん・・・・・・」 ガブリエル「mgeroj所望g,lfklas」トン 一方通行「即決かよ・・・・・・」 女店員「コエドブルワリーの 漆黒 -Shikkoku- をお一つ、大きさはいかが致しますか?」 ガブリエル「gnmkwr中mglrh」 女店員「?」 一方通行「あーすまねェ、ンじゃこいつのは中で頼む」 女店員「かしこまりました! 漆黒 -Shikkoku- の中がお一つ」カキカキ 一方通行「どォなってンだこの店は・・・・・・地ビールだけで二十・・・・・・いや三十種類はあンぞ」 女店員「それがウチの自慢ですから!」エヘヘ 一方通行「普通の生無ェの?」 女店員「もちろんございますよ!」 一方通行「ンじゃ生中」 女店員「生ビールの中がお一つ」カキカキ 風斬「え、えーっと・・・・・・(ど、どうしよう、お酒なんて飲んだことないし・・・・・・)」 風斬「あ」 一方通行「?」 風斬「じゃ、じゃあ私はこのAIM拡散力酒を・・・・・・ちゅ、ちゅー? で」アセアセ 女店員「AIM拡散力酒の中がお一つ」カキカキ 一方通行「なンだそりゃァ・・・・・・」 風斬「えへへ・・・・・・なんか親近感湧いちゃって///」 ガブリエル「bdf最適mglw選択」 一方通行「あっそォ・・・・・・とりあえず以上で」 女店員「かしこまりました! 少々お待ちください」タタッ ガブリエル「―――――」キョロキョロ ガブリエル「―――――」バンバン 一方通行「机叩くなうっとォしィ。 店員を呼ぶスイッチはここには無ェよ、そンなに気に入ったのかあれ」 ガブリエル「cvewr快感fgneig」 風斬「お酒かぁ・・・・・・今さらだけど本当に飲んじゃっていいんでしょうか」ドキドキ ガブリエル「gnro無礼講mle無礼講ndkw」 ※未成年の飲酒は法律で禁止されています。お酒は20歳になってから嗜みましょう。 一方通行「ホントに今更だなァ、お前あンだけ飲む飲むって張り切ってたじゃねェか」 風斬「うぅ~・・・・・・」 ガブリエル「jgkgj無問題fghk」 一方通行「一度飲みだしたら気にならなくなるぜ。 ま、強制はしねェがな」 女店員「お待たせしました! 生中と 漆黒 -Shikkoku- と・・・・・・AIM拡散力酒になります」コトッ 風斬「よ、よぉ~し・・・・・・」 風斬「これ飲んだら悩みとか吹き飛ぶんですよね?」 一方通行「まァ・・・・・・一概にそうとは言い切れねェがな」 ガブリエル「tohp乾杯mglwegj」スッ 一方通行「あン? 何してンだ」 風斬「もしかして・・・・・・乾杯?」 一方通行「はァ? 何に対して乾杯すンだよ」 天使は二人と自分を順に指さし、ノイズ混じりの声で言った。 ガブリエル「gmopwj我々,me出会,hetk」 風斬「・・・・・・私たちの、出会いに?」 一方通行「はっ、くっだらねェ・・・・・・」 風斬「・・・・・・いいんじゃないでしょうか」 一方通行「本気かよ」 風斬「だって私たち、立場上こうしてわいわい楽しめるような事って絶対なかったはずです」 風斬「でも、天使さんが学園都市に来てから一方通行さん、楽しそうじゃないですか」 一方通行「それを本気で言ってンのならお前病院行ったほうがいい」 風斬「私も・・・・・・まだ今日一日しか遊んでませんけど、すごく楽しいですよ」 ガブリエル「mfoeg同意fwel」 一方通行「セブンスミストの店員がそれ聞いたらブチ切れそォだな」 風斬「私たち、まだ出会ってほとんど日数経ってませんけど」 風斬「一方通行さんは、楽しくないですか・・・・・・?」 ガブリエル「―――――」ジー 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 風斬「・・・・・・・・・・・・」 一方通行「・・・・・・まァ」 一方通行「楽しくねェっつったら、嘘になるかもしンねェなァ」 風斬「! ですよね!」パァァ ガブリエル「gjihje嬉々dklnf」バッ 一方通行「抱き(ry」ゲシッ 一方通行「ちィ・・・・・・俺も本格的にヤキがまわっちまったかァ?」 風斬「私は、この先もこの三人で集まって遊びたいです」 ガブリエル「ndtri同意xasrt」 一方通行「はっ・・・・・・さしずめ、天使同盟(アライアンス)ってとこか」 ガブリエル「njkewu同盟bhdrfg」 風斬「いいじゃないですか、それ!」 一方通行「いや、冗談のつもりで言ったンだが・・・・・・」 一方通行「・・・・・・まァ、悪くはねェ、認めるぜ」 風斬「ふふっ、それじゃあ私たちの出会いに」スッ 一方通行「ン」スッ ガブリエル「―――――」スッ 「「「乾杯!!!!!!!nirghirhlfmlqegj」」」ガシャーン ――こうして、一方通行・風斬氷華・大天使ガブリエルの三人による『天使同盟(アライアンス)』は結成された。 学園都市最強の超能力者、レベル5第一位。 学園都市の技術が凝縮された、本物に匹敵する人工天使。 そして正真正銘、『水』を司る本物の大天使。 その場のノリで結成された天使同盟は、その気になれば本当に世界を征服出来る組織かもしれない。 この様子をスクリーンで見ていた学園都市総括理事長は、頭痛と吐き気で意識を失いかけていた。 余談だが、乾杯の際ガブリエルは力加減を間違えグラスは粉々に。 三人は本当に酒を浴びてしまっていた。 女店員「お待たせしました! 生中と 漆黒 -Shikkoku- 、AIM拡散力酒になります。 お鍋の方はもう少々お待ちください!」 一方通行「ったく・・・・・・また注文するハメになっただろォが」フキフキ 風斬「(服までびしょびしょにならなくてよかったぁ・・・・・・)」フキフキ ガブリエル「rugvn不覚begjo謝罪nefo」フキフキ 一方通行「おら、改めて乾杯だァ」キン 風斬「はい」キン ガブリエル「―――――」キン 一方通行「ンぐ・・・・・・ンぐ・・・・・・ぷはっ」コトッ ガブリエル「―――――」グビグビグビグビグビグビ ドンッ 一方通行「お前いけるクチだなァ・・・・・・」 風斬「・・・・・・・・・・・・」 風斬「えいっ」クイッ ゴクッ 風斬「んぐっ・・・・・・んっ・・・・・・はぁ・・・・・・」トン 一方通行「どォよ」 風斬「美味しい・・・・・・」 ガブリエル「mgojgo卑猥vnkwh」 風斬「?」 一方通行「な、飲ンでみりゃァどォってことねェだろ」クカカッ 風斬「はい! こんなに美味しかったんだ・・・・・・」 ガブリエル「gjhg所望mfoej」トン 女店員「はい! 伽羅 -Kyara- の大をお一つ、かしこまりました!」 一方通行「もう二杯目かよ、こいつとンでもねェ酒豪かもしれねェ」 風斬「ん・・・・・・んぐ・・・・・・ぷはっ」←お酒を飲んでいます 一方通行「さて、その天使同盟(笑)の活動予定なンだが・・・・・・」 風斬「活動予定って・・・・・・まるで組織みたいですね」 一方通行「間違いじゃねェだろ。 天使級が三人も集まっといて仲良しクラブってワケにゃいかねェ」 ガブリエル「wjgmm少数fekp精鋭mflwj」グビグビグビグビグビグビ 風斬「それもそうかも・・・・・・それで、予定は決めてあるんですか?」クピクピ 一方通行「とりあえず、ガブリエルについて詳しそォなやつをあたる」グビグビ 風斬「と、言いますと・・・・・・」 一方通行「あの水ゴリラとか」 風斬「後方のアックア・・・・・・さん、ですか、今はどこにいるんでしょう」 ガブリエル「mfgjor所望mfwj」トン 女店員「五稜郭の星(ヴァイツェン)の大をお一つですね、かしこまりました!」 一方通行「拘束具常備のド変態痴女とか」 風斬「確かサーシャ・クロイツェフ、でしたっけ」 一方通行「あァ、まァそンな感じであちこち回ってみようと考えてる」 一方通行「当然お前も来るンだぞ」 ガブリエル「gmrrrj御意mfo貴方mgpk同行mwfel」グビビビビ 風斬「私も着いていっていいですか?」 一方通行「構わねェが・・・・・・いいのかよ?」 風斬「私も天使同盟の一員です!」フンスッ 一方通行「じゃあお前も来い。 ついでに観光なンかもしてみてェな」 風斬「いいですね、一方通行さんは海外へ行ったことあるんですか? ロシア以外で」 一方通行「アビニョンで爆撃ミサイルごっこをしたなァ」 風斬「へぇ・・・・・・(危なそうな遊び、さすが海外だなぁ)」クピクピ ガブリエル「ngkpp英国cwjf露西亜dfmkj仏蘭西iyuisk」 ガブリエル「―――――――――」 ガブリエル「mflgl違mlr私gomvl還mdfw違mfo」 一方通行「ン、どォした?」 ガブリエル「mjgom宇宙dfgh」 一方通行「?」 風斬「ふい~、もう一杯頂いちゃおうかな」 女店員「大変お待たせしました! お鍋でございます。 熱くなってますのでご注意ください」グツグツ 一方通行「お、来やがったぜ肉が」 ガブリエル「―――――」 一方通行「どォしたおい、肉だぞ肉。 さっきからボーっとしやがって」 ガブリエル「wrjowr待望gyhuj」ジュルリ 風斬「すみません、さっきのちゅーをもう一杯・・・・・・」 女店員「AIM拡散力酒の中ですね、かしこまりました!」 一方通行「おら、お前も食えよ」ガツガツ 風斬「いただきます~、すき焼きなんて初めて食べるから楽しみ―――」 ガブリエル「―――――」ゴキュ ゴキュ ゴキュ 一方通行「何やってンですかァァァァァァ!!!!? 鍋ごと掴ンで飲ンでンじゃねェよ!! ちょ、おい、てめェ肉まで飲むなァァァァァァァァァ!!!!!!」 風斬「あははは、凄いですね! すみませーん、お鍋追加でお願いしまーす」 一方通行「凄いですねじゃねェだろォが!!!クソッタレ・・・・・・ ほらみろ、あっちの団体さンに思いっきり見られたぞ今の」 「女教皇様! 見ましたか今の!」 「え、えぇ、お鍋を素手で持って一気飲みとは・・・・・・」 「とんでもない芸当なのよな・・・・・・」 ガブリエル「gmrlgj美味tjrkj」モグモグ 一方通行「あァ・・・・・・久々の肉マジ美味ェ・・・・・・」シミジミ 風斬「白滝も美味しいれすよ、歯ごたえがたまりません」シャキシャキ 風斬「すみませーん、AIM拡散力酒追加くらさーい」 一方通行「お前けっこう飲むなァ」 風斬「ハマっちゃいそうですー」エヘヘ 一方通行「(・・・・・・若干口調が怪しくなってきた気がするが、大丈夫だよな)」 一方通行「? っておい、お前ら」 風斬「どうしました?」 ガブリエル「uytir何事nkghf」 一方通行「何で卵使ってねェンだよ」 風斬「これですか? これっていわゆる シメ ってやつに使うのでは?」 ガブリエル「bhjbh総括,mnbv」 一方通行「違ェよ。 ほら、こうやって取皿に入れて具材につけて食うンだ」 風斬「お肉に生卵をつけて食べるんですか!? 何か奇妙ですね・・・・・・」 ガブリエル「uyjd把握iyubvd」パカッ 一方通行「まァ人それぞれだがな、とりあえずあるンだからやってみろよ」 風斬「割って・・・・・・混ぜて・・・・・・」カチャカチャ ガブリエル「―――――」カチャチャチャチャチャ 一方通行「おいィ・・・・・・ンな高速でかき混ぜたらよォ」 ガブリエル「fghui不可思議mgf」フワフワ 一方通行「ほら見ろメレンゲになっちまったじゃねェか・・・・・・ 黄身や油分も一緒にメレンゲにするとかどうなってンだよ・・・・・・」 風斬「あ、美味しい。 まろやかな感じになりますねこれ」ムグムグ 一方通行「だろ。 俺も最初は抵抗あったが食ってみりゃ割と美味かった」 風斬「どうして生卵なんですかね?」 ガブリエル「,kkqfn考察rtue火傷防止mrlmx」 一方通行「詳しいことは知らねェが、直接食ったら火傷しちまう恐れがあるから、 とかって聞いたなァ」 風斬「へぇー・・・・・・」グビグビ ガブリエル「――――――」フフン 一方通行「なンだよその誇らしげな仕草は・・・・・・、すンませン、生一つ」グビグビ 「嫌です~~!! そんなもの着たくありません!!」ギャー 一方通行「(? ・・・・・・なンだあれ)」 「そんな事言わずに!! 五和のために仕立てたこの『守護天使モロメイド』を 是非装着して欲しいのよなー!!!」ダダダッ 五和と呼ばれた少女「モロメイドって・・・・・・イギリスの時の『大精霊チラメイド』より ひどくなってるじゃないですかーーーーーー!!!!」 「建宮・・・・・・五和も嫌がっています、その辺にしておきなさい」ハァ 建宮と呼ばれた男「女教皇様だってツンツン頭のヒーローにぃ、 あの『堕天使メイド』を披露したじゃないで――」 女教皇と呼ばれた女「七閃」 建宮だった物「じょ、冗談でげべふぅっ!!!」グシャア 風斬「す、すごい服ですねあれ」ヒソヒソ ガブリエル「utnfk堕天使iuoubm似gy非afad」 一方通行「それよりあのクワガタ、肉塊になっちまったが、鍋に入れて食うンかな」 女教皇様「あ、すみません、騒がしくてしまって・・・・・・」 一方通行「いや、構わねェよ」 ガブリエル「gjgl聖人jvh」ジー 女教皇様「・・・・・・!?(なんでしょう、あの方から何か物凄い威圧感が・・・・・・)」ゴクリ 一方通行「そォいや今ツンツン頭のヒーローがどォとかって そこの肉塊が言ってたが」 風斬「!!!」 女教皇様「え、あぁ。 あなたは上条当麻の御友人か何かでしょうか?」 一方通行「ちっ、やっぱあの三下の事かァ。 友人なんかじゃねェが 顔見知りってとこだァ」 女教皇様「そうでしたか。 まぁ我々もそれみたいなものです」 ガブリエル「mgrjho魔力nelg濃gtisj感thsf」トントン 一方通行「(ン、やっぱこいつも感づいてンのか) お前ら、魔術師ってやつか?」 女教皇様「! 何故それを?」 一方通行「胸に圧迫感が・・・・・・つってもわかンねェか、まァなンとなく」 女教皇様「・・・・・・その通りです、我々は 天草式十字凄教 という宗派の者です。 私は神崎火織、この宗派の女教皇を務めています」 ガブリエル「ktfgu十字教kdsg」 一方通行「はっ、まさかこンなとこで魔術師軍団に出くわすとはなァ それもすげェ数」 神崎「このお店に来たのも、上条当麻に奨められたからなんです。 あなた方は?」 一方通行「俺に名前は無ェ。 呼びたきゃ一方通行(アクセラレータ)と呼べ」 風斬「あ、風斬氷華です・・・・・・」オズ 神崎「よろしくお願いします、一方通行、風斬氷華。 ・・・・・・あなたは?」 ガブリエル「―――――」 一方通行「あァー・・・・・・なンて紹介したらいいンだ」 神崎「見たところ・・・・・・『神の力』に酷似しているような・・・・・・ 容姿の特徴を聞いただけなので断言できませんが」 一方通行「・・・・・・ (魔術師に向かってこいつは天使だ、なンて言うのもマズいよなァ)」 ガブリエル「hrugh許容mlfgk天使fewgj」コクリ 一方通行「あァ? 天使って言っちまっていいってことか?」ヒソ ガブリエル「yugk許容bafnk」コクン 神崎「?」 一方通行「・・・・・・。 そォいうこった、こいつは『神の力』だ」 神崎「なっ・・・・・・!? 本物の大天使!?」チャキ 風斬「ひっ・・・・・・!」 一方通行「まァ聞けよ、ンな物騒なもン収めてよォ」 神崎「いったいどういう事なんですか・・・・・・!! あなた達は・・・・・・!?」 一方通行は終戦後から今までの経緯を説明した。 後方のアックアによってこの天使は本来の力を失っていること。 そして終戦後、天使が自分に着いてきたこと。 その意図がわからないこと。 正直この天使が来てから自分の生活が乱されまくっているこということ。 天使が学園都市に来てからの行動。 天使同盟(アライアンス)を結成した事。 風斬氷華については特に説明しなかった。話す必要がないと判断したためだ。 神崎「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 一方通行「つまり、こいつが学園都市の、いや世界中の人間に害を及ぼす心配は無い。 そォいうこった。 納得してくれ」 神崎「・・・・・・にわかには信じられませんが、確かに彼女からは敵意は感じられませんね」 ガブリエル「mgrero私dgjt貴方uoior必要kegj」 一方通行「まァ今のも俺に話しかけてるンだろォが・・・・・・何言ってるかわかンねェンだわ」 神崎「申し訳ありませんが、私にもよくわかりません・・・・・・」 風斬「私たちは、天使さんの目的を知るために一緒に行動しているんです」 神崎「事情はわかりました、ですが我々では何も力添えをすることが出来なさそうですね」 一方通行「アテはある」 神崎「天使に関する情報を持つ人物、ですか?」 一方通行「さっき言った後方のアックアってやつに会ってみよォと思う」 神崎「・・・・・・・・・・・・!!」 神崎は後ろで馬鹿騒ぎをしている仲間たちの方に目を向けると、話を聞かれないようにするためか ぼそっと小声で話す。 神崎「なるほど・・・・・・『神の力』の属性を持つ者に接触を・・・・・・」 一方通行「それで解決するとは思ってねェけどな」 風斬「・・・・・・」 神崎「少々危険な気もしますが、大きな手がかりを掴める可能性もありますね」 一方通行「ヤツが今どこにいるか知ってるか?」 神崎「恐らくイギリスにいるのだと思います、英国第三王女ヴィリアン様の護衛として」 一方通行「やっぱイギリスか・・・・・・しかし王女サマの護衛とは、厄介だな」 風斬「簡単には会えそうにありませんね・・・・・・」 神崎「事情を話せば謁見の場を与えてくださるかも知れません」 一方通行「今から『神の力』連れてくるンで茶菓子用意して待ってろ、ってか? それだけで英国軍が戦闘準備をしかねねェな」クカカッ 神崎「私の方から騎士団長(ナイトリーダー)を通して話をつけてもいいのですが」 一方通行「いやいい。 会ったばかりのお前らにそこまで面倒かける気もねェよ」 神崎「しかし・・・・・・」 一方通行「あくまでこれは俺達が受け入れた問題だ。 自分のケツくらい自分で拭けらァ、 そォだろお前ら」 風斬「例えがアレですが、その通りですね」 ガブリエル「mguyoc同意dgftlaml」 一方通行「水ゴリラの居場所がわかっただけでも儲けもンだ、感謝するぜ」 神崎「いえ、何のお役にも立てずに申し訳ありません」 ガブリエル「―――――」 神崎「ミーシャ・クロイツェフも、先程は申し訳ありませんでした」 ガブリエル「uvmsd無問題nmcfj」 神崎「しかし 天使同盟 とは・・・・・・ノリで結成したにしては戦力が驚異的すぎませんか」 一方通行「ぎゃはっ、くだらねェ戦争の抑止力にでもなりゃァいいンだがな」 神崎「笑い事ですか全く・・・・・・、本物の大天使に、 一方通行 というと確か 学園都市最強の超能力者だと耳にしたことがあります。 それと、あなたは・・・・・・」 風斬「あ、私も一応能力者、です・・・・・・」 神崎「もしこれが公式的に結成された組織なら、各国が頭を抱える事態になるところですね」 一方通行「別に世界を取って食おうだなンて考えてねェから安心しろよ」ギャハハ 五和と呼ばれた少女「女教皇様ー、そろそろ帰りましょう! もうみんな完全に酔いつぶれてますー」アタフタ 神崎「ん、それじゃあそろそろ御暇しましょうか」 一方通行「ンだよ、もォ帰ンのか」 神崎「アニェーゼ達、失礼、仲間達が帰りを待っていますので」 一方通行「・・・・・・ (帰りを待ってる・・・・・・)」 風斬「あの、今日はありがとうございました」 ガブリエル「dfukg謝々brulel」 神崎「いえ、とんでもない。 あなた達も頑張ってください」 一方通行「イギリスの無事を祈ってなァ」 神崎「シャレになってませんよ、それ」 程なくして神崎率いる天草式十字凄教の面々は店から引き上げていった。クワガタ頭の男は無事なのだろうか。 ともかく、神崎の情報のおかげで次の行動予定を組むことは出来た、イギリス行き決定だ。 だが後方のアックアと会うには、どうしても王家の人間との接触は避けられないようだ。 すんなりと通してくれとは思えない、ましてやこっちはガチの天使を引き連れている。 風斬「難しい事になりそうですね・・・・・・」 一方通行「最悪の場合、イギリスvs天使同盟だなァ」ギャハ 風斬「そ、そんな・・・・・・」ゾッ 一方通行「冗談だよ、ンなことにならねェようにはしてやる。 まァ、英国王女様のお心が寛大であることを祈るしかねェな」 ガブリエル「mgiri呑ljtrtf」グビグビ 一方通行「ン、そォだな。 とにかく今は飲もォぜ」グビ 風斬「心配だなぁ・・・・・・」クピ 一方通行「しっかし、天草式十字凄教ねェ・・・・・・妙な連中だったな」 風斬「あの人達も、戦争に参加してたんでしょうか?」 一方通行「ロシアじゃあンなやつら見かけなかったが、まァ普通に考えて参加してたンじゃねェの」 ガブリエル「mgjjhlmd所望sfmaog」 女店員「はい、なんでしょう」 ガブリエル「rjgahpsa彼saug,h同物udfpwg」クイッ 一方通行「あン? 俺と同じもの飲みたいってか?」 ガブリエル「―――――」コクン 女店員「かしこまりました!」 風斬「あ・・・・・・私もAIM拡散力酒を一つ、大で・・・・・・」 女店員「かしこまりました、少々お待ちくださいませ!」 女店員「お待たせしましたー、生中とAIM拡散力酒の大になります」コト コトッ 一方通行「そォいや、さっきの神崎とかいう女も三下と知り合いだったみてェだなァ」 風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」グビグビ 一方通行「あの野郎、俺が暗部で色々やってた間に魔術サイドとの人脈を広げてたってわけか」 風斬「そうですね・・・・・・」 一方通行「・・・・・・お前よォ」 風斬「は、はい」 一方通行「どォも三下の話題になると黙りこむよなァ」 風斬「え・・・・・・、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そんなこと」 一方通行「間が空き過ぎだァ、図星ってとこだろ」 風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」グビ・・・・・・ ガブリエル「yfnii我々khgfci相談,tkh,bc」ポン 風斬「え・・・・・・?」 一方通行「こいつも相談に乗るってよ、そォ言いてェンだろ?」 ガブリエル「―――――」グッ 一方通行「サムズアップなンてどこで覚えやがったァ・・・・・・」 風斬「別に・・・・・・相談するほどの事じゃないですよ」ニコッ 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 風斬「心配してくれてありがとうございます、本当に何でもないですから」 ガブリエル「―――――」ハァー 風斬「な、なんで溜息つくんですか! というかそんな仕草も出来るんですね!」 一方通行「お前、ここ来たときに言ってたな」 風斬「え・・・・・・?」 一方通行「俺達はまだ出会って間も無いだのなンだのって」 風斬「は、はい・・・・・・そんなことも言ったような」 一方通行「それは事実だ。 だがよォ」 一方通行「それでもお前が今、無理して笑ってるってことくらいわかンだよ」 風斬「・・・・・・!!!」ビクッ ガブリエル「mabd同意mtyfhos」コクン 一方通行「あンま俺を見くびってンじゃねェぞ」 風斬「わ、私は別に・・・・・・無理してなんか・・・・・・」 一方通行「いいか」 一方通行「さっきも言ったが、俺達はこいつについて、ガブリエルについて調べるために これからあちこち飛ばなきゃならねェンだ」 一方通行「そンで、あるかどォかもわからねェ手掛かりをつかンでいかなきゃならねェ」 一方通行「風斬、そン時はお前も手伝ってくンなきゃ話になンねェ、 俺ひとりじゃ不可能なことだ」 一方通行「第一位だろォがなンだろォが、俺一人じゃ出来ねェことだってあるンだ」 風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 一方通行「そンな状況でお前がそォやって一人で何か抱え込ンだままじゃ、 何も進まねェだろォが」 一方通行「それに、少なくともこいつにゃ隠し事は不可能だぜ、 多分ガブリエルはもっと早くお前の悩みに気付いてる」 ガブリエル「todnkKAZAKIRIodgih」ポン 風斬「あ・・・・・・」 一方通行「・・・・・・ま、ガラにもなく説教臭くなっちまって悪ィが、そォいうこった」 一方通行「天使同盟(アライアンス)で隠し事は不可能、ってなァ。 言えよ、聞くぐらいなら俺だって出来らァ」 風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 風斬「ホント、大したことじゃないんですけどね・・・・・・」 一方通行「三下と何かあったンだろ? ケンカでもしたか、 お前ら確か友達だったよなァ」 風斬「ケンカとかじゃ、ないです。 ただ・・・・・・」 風斬「彼女・・・・・・」 一方通行「あン? インデックス・・・・・・あの暴食シスターか? あいつも友達だろ」 風斬「はい・・・・・・彼も彼女も大事な『友達』です」 一方通行「ロシアから帰る一日前くらいだったよなァ会ったのは。 はっ、三下のやつがボロッボロの瀕死状態になってまで助けたあのガキ」 一方通行「帰る直前までベタベタくっついてやがったっけなァ、そンなに助けたのが、 助けてもらったのが嬉しかったンだろォな、見せつけやがって」 風斬「・・・・・・そう、でしょうね」 一方通行「ン、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 一方通行「(まさか・・・・・・そォいうことかァ?)」 ガブリエル「―――――」 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(あァー、そっち系の話、か)」 風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 一方通行「(ちっ、まいったな・・・・・・俺そォいうのは疎いンだよなァ)」 風斬「ロシアで二人に再開したとき、すぐわかっちゃいました」 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 風斬「彼も彼女も、凄く幸せそうで・・・・・・見ている私まで嬉しくなっちゃって。 これは本当です」 風斬「ただ、その・・・・・・なんて言ったらいいんだろう」 風斬「もしかしたら私は、二人の事が・・・・・・」 風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・羨ましいの、かな」 一方通行「羨ましい、だと?」 風斬「・・・・・・うん。 やっぱりちょっと、羨ましいって思ってる部分もあるんです・・・・・・きっと。 二人には帰る場所も、帰りを待ってくれてる人がいる」 一方通行「・・・・・・!」 風斬「私には、それが無いから・・・・・・」グスッ 一方通行「・・・・・・帰る場所、待ってくれてる人・・・・・・」 ―――― 黄泉川「お前がどこの誰とほっつき歩いてるかは知らないけど」 黄泉川「早く帰ってくるじゃんよ。 桔梗も打ち止めもワーストも、みんな待ってるじゃん」 黄泉川「もちろん、私もね」 ―――― 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 ガブリエル「―――――」 ガブリエル「KAZAKIRI」ギュ 風斬「え・・・・・・!? きゃっ・・・・・・!」 一方通行「!? (今、こいつ・・・・・・)」 風斬「え、あ、て、天使さん・・・・・・? ど、どうしたんですか? そんな抱きしめられると苦し・・・・・・」 ガブリエル「―――――」ギュー ガブリエル「gndsr我々ytobmfd」 ガブリエル「bkjhp帰還uygm居場所oeym我々mgrehk」 ガブリエルはノイズ混じりの声でそう言いながら、一方通行と風斬の手を取る。 そして風斬を抱きしめながら自分も手を出すと、三人の手を重ね合わせた。 ガブリエル「gmthk常時ukwdn一緒bmlh我々oyudn居場所lguycstu」 風斬「天使、さん・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はっ」 一方通行「酔った勢いかと思ったが、どォやらこいつが一番わかってるみてェじゃねェか、参ったぜ」 風斬「え・・・・・・」 一方通行「俺達は出会ってまだ日が浅い。 だからどォしたってンだ」 一方通行「三下や暴食シスターがそれを作ったよォに」 一方通行「俺達だってそれを作りゃァいいだろォが。 いや、もう作ったンだよ」 一方通行「帰る場所を、そンで帰りを待ってくれるヤツがいる環境をよ」 一方通行「そのための天使同盟でもあるンだ」 一方通行「俺達が、お前の帰りを待ってやる。 天使同盟が、お前の帰るべき場所だ」 風斬「一方通行、さん・・・・・・」 一方通行「無けりゃ作ればいいだけの話だろォが、簡単なこった」 風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 風斬「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ふぇ、」 風斬「うぇえええええええん・・・・・・・・・・・・・・・・・ううぅ」グスッ ガブリエル「―――――」ポンポン ギュー 風斬「うぅぅ・・・・・・あり、がとう、うぅ、ぐすっ、ございます・・・・・・」ポロポロ ガブリエル「yvmdf貴方ucsgt格好sdd良dgriv」グッ 一方通行「(ああああああああああ何を言ってンだ俺ァァああああああああああああ)」 一方通行「(最っ高に恥ずかしいこと言ってやがる・・・・・・黒歴史ってレベルじゃねェぞ)」カァァ 一方通行「(穴があったら挿れた・・・・・・入りたいぜクソッタレェェェェェェェェ!!!!!)」ジタバタ 風斬「うぅぅぅ・・・・・・ぐすっ、えぅ・・・・・・ふぇぇ・・・・・・」グスッグスッ 一方通行「(さ、酒だ、アルコールのせいだァ、酔いが回っちまってるせいであンなことを・・・・・・)」 一方通行「・・・・・・ま、まァ今俺が言ったことはだなァ、その、忘れてくれても」 風斬「ぐすっ・・・・・・、ううん、忘れません」 一方通行「い、いやそンな」 風斬「凄く嬉しいです・・・・・・本当にありがとう、二人共」グスッ ガブリエル「fmerj貴方iurm惚mgrjg直ppdnf」ムニュ ギュウゥゥゥ 一方通行「が、ァ・・・・・・俺にまで抱きつく、な・・・・・・ァ!!!」ミシベキボキ 風斬「ふふふ・・・・・・ぐすっ」クスッ ガブリエル「mfrgj改iybd乾杯,tuwdydw」スッ 一方通行「っは・・・・・・はァ、てンめェ、俺の時は力加減適当だろクソッタレ・・・・・・」コキコキ 風斬「あ・・・・・・乾杯、ですか?」 ガブリエル「―――――」コクン 一方通行「言葉がわかンなくても仕草で意思疎通は出来てきてるな・・・・・・ま、いい傾向だァ」スッ 風斬「それじゃ・・・・・・」スッ 「「「かんぱーい!!mghjodwdak」」」キンッ 一方通行「――ていうかな、お前抱きつくときに俺の顔に胸押し付けンのやめろォ、 お前にも羞恥心ってモンがあるだろォが」 風斬「(帰る場所・・・・・・)」 ガブリエル「itibk接吻mhthk」ンー 風斬「(帰りを待ってくれる人・・・・・・)」 一方通行「おいバカなンだァ!? なンで顔を近づけてきやがる!? それに気のせいか口を窄めて・・・・・・!!!」グググッ 風斬「(私の大切な友達・・・・・・、『彼』と・・・・・・『彼女』がそれを作ったように)」 ガブリエル「―――――」ンー 風斬「(二人がそれを作ってくれた・・・・・・)」 一方通行「や、やめろ、やめて・・・・・・、ギャァァァアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」 風斬「(私ももう、 独り じゃない―――)」 ―――そして二時間が過ぎた頃、 風斬が引きずっていた 悩み も一方通行とガブリエルが吹き飛ばし、飲み会は本格的になっていた。 彼らの他には客は二、三人ほどしか居なかったが、それぞれですき焼きやお酒を楽しんでいるようだ。 女店員「お待たせしました、湘南ゴールドに、生中、AIM拡散力酒になりまーす、 それにしてもお客さん達、ホントよく飲みますねー!」 一方通行「・・・・・・飲まなきゃやってらンねェ状況だろォが、見てわかンねェか」 一方通行が生ビールを口にしながらボヤくと、巨乳で可愛い女店員は変わり果てた二人に目をやる。 風斬「んくっ・・・・・・んくっ・・・・・・ぷはぁ、それでですねぇー、あくせられぇたさんったらぁー、 わたしが奥でコスチュームに着替えてるときにぃ・・・・・・無理矢理・・・・・・」グデー ガブリエル「yifm主役的affkm行事dmwdl」グデー 風斬「カーテンひっぱってぇーですねぇ、私の裸見たんですよぉ? どぉ思いますこれぇ」ヒック 一方通行「・・・・・・何の話だァ、そもそもお前とゲーセンなンざ行ってねェだろォが」 風斬「あー、まぁたそーやってごまかすんですからぁ・・・・・・、責任取れー責任ー」ウガー ガブリエル「uhbwd認知ybfmbd認知sdcfm」ドンドン 一方通行「・・・・・・こォなっちまったか、ガブリエルはともかく、風斬までこンなになっちまうたァ・・・・・・」 風斬氷華とガブリエルは完全に泥酔していた。風斬の場合、どうもさっきから注文している AIM拡散力酒 というお酒が 彼女との相性バッチリなようだった。普段の彼女のキャラはもはや完璧に崩壊している。 というのも、風斬はさっきからそのお酒しか注文していない。 一方通行「このAIM拡散力酒とかいう酒、なンかヤバいもンでも入ってんじゃねェの?」 女店員「いえそんな。 というかですね、そもそもこのAIM拡散力酒、いわゆる学園都市製の地ビール といったところなんですが、誰が飲んでも酔わないんですよなぜか」 一方通行「はァ・・・・・・? ノンアルコールとかいうあれかァ?」 女店員「成分表では普通の生ビールと同じくらいアルコールは入っているんですが・・・・・・不思議なものでして。 でも車を運転している方などから極稀に注文が入るんですよ」 一方通行「ふゥン・・・・・・でもこの女、完全にベロベロなンですけどォ」グビ 女店員「相性が良かったとか、そんな感じじゃないですかね?」アハハ 一方通行「笑い事じゃねェよ・・・・・・どォすりゃいいンだこれ」 女店員「まぁ、お酒は程々にということで! では失礼します」ペコッ 風斬「こらぁー! 聞いてるんですかあくせられぇたさぁーん・・・・・・」フラフラ 一方通行「あァあァ聞いてますからこっち来ないでくれま・・・・・・お前フラフラじゃねェか、 もォそれ以上飲まねェほうがいいンじゃないですかァ?」 風斬「んぎゅー」ギュッ 一方通行「んぶっ!? お前まで抱きついてんじゃねェよ!! 天使ってのはデフォでハグ癖でも付いてんのかァ!?」 風斬「らきしめてー、ぎんがの、はちぇまれー」ギュー 一方通行「駄目だこいつ・・・・・・早くなンとかしないと」ゲンナリ ガブリエル「―――――」イラッ ガブリエル「ugmdd貴方tohmb」ムギュー 一方通行「ちょ、おいィ!! てめェまで抱きついたらマジで息が―――」ムググ 一方通行は風斬とガブリエルに挟まれる形で抱きつかれていた。サンドイッチの具のように押し潰されかけている。 二人の超豊満な胸の脂肪が、一方通行の呼吸を乱していく(窒息的な意味で)。 男性から見たら殺意が湧くほど羨ましい状況だが、一方通行にとってはそれどころではない。 一方通行「(こ、殺される・・・・・殺されるゥゥ・・・・・・)」 風斬「あー・・・・・・あくせられぇたさん、やっらしーんだー」ムギュー ガブリエル「omlfmgwlgrjlm助gfhm平nkkhure」ギュゥゥゥ 一方通行「(学園都市最強の第一位が女の胸に圧迫されて窒息死・・・・・・なンて間抜けすぎるだろォがァ!! クソッタレ・・・・・・が・・・・・・)」グググ グイッ ガブリエル「―――――」パッ 風斬「あんっ」パッ 一方通行「ぷっは・・・・・・はァ、はァ・・・・・・お前らなァ、マジで悪酔いしすぎだっつの・・・・・・」ゼェゼェ 風斬「ふひー・・・・・・今なら私、なんでもできそうれす・・・・・・」ゴクゴク 一方通行「そンじゃとりあえずもォ酒はやめてくれ」 ガブリエル「ijfdmvlaf不満足leirgjsdkvsf」 風斬「ぶれいこーぶれいこー」 一方通行「アホ天使共がァ・・・・・・、ン、もうこんな時間か」 女店員「すみません、そろそろラストオーダーの時間ですー」パタパタ 一方通行「いや、もォ帰るわ、ごちそォさン」 風斬「こらー、勝手に決めないでくださーい、まだまだ飲めますよー・・・・・・っと」ヒック ガブリエル「irthlbm不hlrmlrn満足hlmdlf;w,f不満glgbb.sldfjif」ヒック 女店員「あぁ言ってますけど・・・・・・」 一方通行「放っといていいンで、会計」 女店員「ありがとうございましたー! またのご来店を!」 ガラガラー ピシャン 一方通行「あァーくそ、こォなるってわかってりゃ飲ませなかったンだがなァ・・・・・・」フラフラ 風斬「わたしもおぶってくらさいよぉー」フラフラ ガブリエル「rgjkkfnafkgjolbm」グデー 一方通行「二人も背負えるかっつゥの、こっちは杖付いてンだぞ」 風斬「てんしさん、もうホントにあくせられぇたさんにベタぼれですねぇ・・・・・・」 一方通行「頼むからそォいう冗談はやめてくれ」 風斬「私のフラグ説、当たってますねぇこりゃ」ヒック 一方通行「それだけは断じて・・・・・・認めざるを得ねェかもしれねェ」ゾッ 風斬「絶対そうですよぉ」 一方通行「カンベンしてくれマジで・・・・・・」 ガブリエル「rgjmvlweiwgj貴方rjgolddbknglm」zzz- 一方通行「・・・・・・で、お前らどこで寝るンだよ」 風斬「なーに言ってるんですか、もちろん『隠れ家』ですよぉ」 一方通行「いいのかよあンなとこで」 風斬「あくせられぇたさんが言ってくれたじゃないですか、私の帰るところはここだって」 風斬「だから私・・・・・・、いえ、私と天使さんの帰る場所は、あなたのいるところれす」 一方通行「・・・・・・そォかよ」 風斬「ふふ」 ガブリエル「―――――」グイー 一方通行「頬引っふぁンにゃアフォ」グイイ ――第七学区・グループの隠れ家 一方通行「おら、ソファーで寝てろ」ポイ ガブリエル「dkndlf乱暴fjfmlsfm」ドサッ 風斬「ふいー・・・・・・熱いですねー・・・・・・」ヌギヌギ 一方通行「飲み過ぎなンだよボケが・・・・・・っておい」 風斬「んあー・・・・・・なんらかふらふらしまふ・・・・・・」ヌギヌギ ポイポイ 一方通行「風斬さァン、一応上下一枚くらいは着てくンないですかねェ、 お前今下着しか無ェ状態だぞォ」 風斬「らって熱いんだもん・・・・・・」 一方通行「あァおい下着まで取るンじゃねェ、起きたとき面倒な事になりそォだ」 風斬「ふぁーい・・・・・・。ん・・・・・・」ポスッ 一方通行「寝ちまいやがった・・・・・・、床で寝たら風邪引くぞ、ったく・・・・・・」 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 一方通行「こンなほぼ全裸状態になられたら運べもしねェだろォがよ・・・・・・」ハァ ガブリエル「ruojgdlsvm負fjif,訳gojlm」ググググ 一方通行「なァにやってンだてめェまで、お前は元々全裸みてェなもンだろォが。 (ってヤベ、こいつに向かってこの発言は―――)」 ガブリエル「hgvsdgmobn不gifndmsd覚gkg,g.,s;g」ガクッ 一方通行「ワケわかンねェ・・・・・・、っと、いけねェ、俺も少し飲み過ぎたかァ」フラッ 一方通行「悪いがベッドは独占させてもらうぜェ、風斬は・・・・・・もォ知らン」ドサッ 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ガブリエルゥ」 ガブリエル「―――――」クルッ 一方通行「お前の帰る場所も・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ここだかンなァ」 ガブリエル「―――――」 一方通行「お前の帰りも・・・・・・俺と風斬が待ってる」 一方通行「お前も・・・・・・独りなンかじゃねェぞォ。 俺達 が、お前の帰る場所だ」 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・すまねェな、お前の言ってることが伝わらなくて・・・・・・」 一方通行「けどいつか・・・・・・絶対ェわかってみせるから・・・・・・これだけは約束・・・・・・する」 一方通行「お前の気持ち・・・・・・俺と風斬がいりゃァ・・・・・・楽勝だ」 一方通行「だから・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 ガブリエル「―――――」 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・黙ってどっか行くンじゃねェぞ」 一方通行「わかっ・・・・・・たなァ・・・・・・んみゅ・・・・・・」スー 一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・すー・・・・・・すー・・・・・・」 ガブリエル「―――――」 酔った勢いで言ったのかどうかは定かではないが、一方通行は言いたいことだけ言うとそのままベッドで就寝してしまった。 「―――――」 帰る場所、帰りを待っている者。風斬氷華がその事で悩んでいたのを、一方通行は自分たちがそうだと言って解決させた。 彼らしくない言葉かもしれないが、AIM拡散力場の集合体である彼女はそれで救われたのだ。 そして人間界には本来居場所の無い大天使も、彼が居場所を作ってくれた。 「―――――」 ガブリエルは下着のみというほぼ全裸状態の風斬にそっと毛布をかけてやると、一方通行の方をじっと見据えた。 今は自分が伝えたいことはわからないけど、いつか必ず理解してやる。風斬氷華と力を合わせて。 彼は意識朦朧の中でも、確かに約束してくれた。 次に目が覚めた時、彼はその事を忘れているかも知れない。 だがガブリエルは信じた。信じることが出来た。彼はそんな人間ではない、必ず約束を果たしてくれると。 ロシアでの出来事 で、それはもう分かっていた。 なぜなら彼女は、他でもないその ロシアでの出来事 があったらこそ、こうして彼の側にいるのだから。 「―――――」 天使同盟(アライアンス)。その場のノリで結成された組織だが、ガブリエルはとても嬉しかった。 自分のような化物を、快く受け入れてくれたのだから。 ガブリエルはベッドで眠る一方通行にも布団をかけてやると、誰にも聞こえないような、 しかしノイズが一切混じってない、透き通った美しい声で呟いた。 「―――――感謝」 そして彼女は部屋の隅にある椅子に腰掛けると、目の前にある机の引き出しから一枚の紙とペンを取り出す。 彼女は一方通行に隠れて、こうして毎日一枚の紙と格闘していた。 言葉で伝えられないのなら、文字で伝えればいい。 だが上手く文章にできない、自分の伝えたいことをどのように書けば一方通行に伝わるのかよくわからないでいた。 やがて彼女は慣れない手つきで何かを紙に書いていく。 そして一分もしないうちにペンを置き、元の場所に片付けた。 こうして少しずつ書いていき、時間をかけて完成させ、読んでもらえばいいと考えているのだ。 彼女はソファーに腰掛け、一方通行と風斬に目を向ける。 そして本来睡眠を必要としない彼女も、この幸福で満たされた隠れ家の一室の静寂を楽しむかのように、 ゆっくりと目を閉じて、就寝した。
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な バ .| / | i ./ l il ./ \ \ \ | 中 ん バ .! 从人/ { {/ .∧ .|| .∧. \ ヽ \从人爻父_ ! 学 だ ァ | 爻介 ./ | j ./i/∨{/ ∧ /. ∨ \! 八 j レ' 爻 .| 生 よ .| 爻ヘ ′ ∨ / .| |,/ ′∨ / ! | .∧ ,爻.! は. !! ..| 爻父 | .ハ ∧∨ .| | ./! l∨ | .} .} .| ゞ爻 > 艾爻´ !/ ,/ ∨ { ! ∧| ! | \| 从 ./ | . .. 父 / 爻入 | | ∨ |Ⅵ人∧. |. !\ \ .人 } / |∧.| . . . . _,爻\_\___/ /爻_ -'⌒ | i ∨.| tテヘ | .i. | tテ\ i/ / 人 ム爻_ / _ムイ .人 | Ⅳミ三彡∨,ハ ミ三彡∨./! / / ヽ. . . ィ爻\ / ̄`ヽ爻_ ∧ハ( ∧ ∨ \ /∨ | /./ _,爻___ヽ. { ̄ ̄`ヽ\从. / | 八 ∧\_ ヽ ノ__// .ハ .∧/ 从爻 ̄ ̄`}. ∨ \}ノ! 从 爻 \ j\`ヾ二二二ノ/}. / |/ ´ . . 乂爻 _ .∧ | ̄` ー─‐//}从 爻入 `!//`> __ ///;|/从 _爻天´ ̄ ./ } 帝国騎士団・帝都防衛近衛隊・近衛将軍直轄部隊。『円卓の騎士』の一人。 ベクトル操作の能力を持つ最強の超能力者。 本名は不明。 何故かシャア・アズナブルと仲が良い。
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学園都市最強の能力者。 運動量電気量熱量といったあらゆるベクトルを操ることができる。 またピンチになると黒翼で攻撃といった厨二要素も含んでいる。 言葉遣いは粗暴。小さいア行とンがカタカナ表記。 「く、は、面白ェ。何なンだよその右手は!」 下ネタ的な発言が多い。 「あはぎゃはっ!無様なローアングルのサービスをさらしてくれてアリガトウ!!」 「ンだァその逃げ腰は。愉快にケツ振りやがって誘ってンのかァ!?」 「おーおー、おしゃぶり上手なツラになりやがって」 ロリコンであるが憧れる人も多い …らしい
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セイバーの協力者だった黄の参加者。それなりに付き合いは長かったのではないかと伺わせる。 セイバーより情報に明るく、学生の情報を調査しセイバーに提供した。 4日目、セイバーを学生組に送り込み青の内部崩壊を目論んだが、裏切られ移籍権にされた。 運営によるアナウンスによるとIさんということなので、「いっぽうつうこう」さんなのだろう。 セイバーが裏切って移籍権にしたことを全く後悔してる様子がないため、後ろ暗い裏稼業の人間と思われる 金目当ての参戦。それなりに目端が利き、セイバーを利用して生き残ろうと考えていた。 小悪党だが、強い上昇志向を持っていた裏稼業の人物
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ゴミ収集車 商品ページ 名称:ゴミ収集車 要点:積載量1t、ツーマンセルで運用、消化器付き 周辺環境:きれいな町並み 評価値:なし 特殊; *ゴミ収集車のカテゴリは個人所有アイテム *ゴミ収集車の効果。設定国民しか使用出来ない →次のアイドレス:火力発電所での代価燃料化(技術) コメント ゴミ、シューシューシャ、ゴミ、シューシューシャ。 個人所有アイテム……なんだろ、変わり種な使い方としてはゴミ関係の会社企業作りつつコレ買うとか? もっとも閉店してるので今は変えないアイテムの一つだけどね。(ついでに設定国民しか使用できないし)
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9ページ目 冗談じゃない――、一方通行は目の前の光景を信じたくはなかった。 赤いヒゲだけでも苦戦していたというのに、事もあろうか新たに1人、緑のヒゲがやってきたのだ。 「マリウォ~!」 「ルイーズィ~!」 マリオと――ルイージと呼ばれた男はお互いに相手の名前を叫びながら抱き合う。 そして、2人とも感極まった様子で涙を流し始めた。 中年2人が抱き合って涙を流す場面など突っ込み所満載だが今の一方通行にはそんなことを考えている余裕などない。 「ふッざけやがッて…………!」 彼がこれほどの屈辱を感じたのは、今日が初めてだった。 ふざけた男にわけの分からない技で攻撃され、こちらが倒れていても追撃すらしてこない。 学園都市第一位、最強であるはずの一方通行に対して舐めてかかってきている。 その瞬間、一方通行の頭の中で何かが弾ける。 「マリオ!?」 立ち上がった一方通行を見てルイージが不安げにマリオの名を呼ぶ。マリオとルイージは抱き合うのをやめて再び一方通行へと向かい直る。 あれだけの攻撃を喰らって立ち上がれるはずがない、マリオもルイージもそう判断していたのだ。 決して一方通行を舐めてかかっていたわけではない。ただ、自分達の力を過信していただけだ。 だが、それが一方通行に伝わることはない。 「てめェら覚悟しろよォ……? 2人仲良く内臓ぶちまけてやるからよォ!!」 先程まで彼が感じていた怒りは既に消えてなくなってしまっている。 目の前の2人をどう殺してやるか、一方通行は楽しみで仕方が無かった。 無邪気で、邪悪な笑い声が廃倉庫一帯に響き渡る。 その直後――強風がマリオ達を襲った。 次へ トップへ
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10ページ目 塔内部 ミンウ「ヒルギガースだ!」 ギガ「うおォん!!」ガオー 一通「いくぞ、ミンウ!」 ミンウ「ああ!」 ヒルギガースが腕を振り上げ突進を始めたのと一方通行が加速を始めたのはほぼ同時だった。 後方からミンウが一方通行に補助魔法をかけるが反射によって自分自身にプロテスとシェルがかかる。 ヒルギガースが腕を薙ぐ。が、直前に真上へと跳んでいた一方通行に攻撃は当たらない。 万一の事態に備え、ミンウが一方通行へとブリンクを唱える。が、反射されミンウに分身がつく。 「終わりだッ!!」 上空で炎の槍を構え、そのままヒルギガースへと落下する。 直撃と同時にミンウがバーサクの魔法をかけるが反射されて自分の攻撃力が上昇する。 炎の槍によるジャンプ攻撃はヒルギガースを一撃で倒すには十分すぎる威力だった。 ミンウ「ふぅ、案外楽に倒せたな」 一通「あァ」 次へ トップへ
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│∩∩∩ │∪∪∪ _ ,´ `ヽ / l ノリ从从.〉 / \`(lリ゚ ー゚ノリ、` 、 / /\⊂i、半,i⊃ ヽ ヽ | | \ 〒 l! | | ヽヽ |_\ \ / / \ [こっから先] / ヽ[一方通行],/ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |\ ̄ ̄| │∩∩│ | | ̄ ̄ ̄ ̄ \ | ΟΟΟ │∪∪│ | |____ / | J JJ | __|/ |  ̄ ̄ ̄ ̄| |  ̄ ̄ ̄ | | ・立ち 一方通行 _ ,´ `ヽ l ノリ从从.〉 `(lリ゚ ー゚ノリ ⊂i、半,i l 〒l! |__l_j ・一方さん八巻Ver _ _ ,´ノ从 ヽ ノノリ从从〉 ソ(lリ゚ ー゚ノリ /i,ミ彡i ┣ l. T l! ┃ |__l_j _ _ ,´ノ从 ヽ トンファーベクトル操作!! ノノリ从从〉 689 ソ(lリ゚ ー゚ノリ(Д ) ドゴォォ /i,ミ彡i ⊂⊂ 丶 / ┣ l. T 二三;,そ ) 二 ┃ |__l´ し し ヽ ,ィ・ . イ イハハ ノパ∀゚リ <こッから先は一方通行だッてンだよォ! /\V/⊃ ∪|_j_| |∪ ∪ ・中国っぽい制服っぽい服着た一方さん __ /_☆__ヽ_ l ノリ从从.〉 `(lリ゚ ー゚ノリ ⊂i. ゚|[]i l].T.[l |__l_j ・百合子さん _ ,´∞ `ヽ l ノリ从从.〉 `(lリ゚ ー゚ノリ <なーンなーンでーすかー? ) 介iつ◇ [く/_|j〉 し ノ ・ブーン一方さん _ _ ,´ノ从 ヽ ノノリ从从〉 こっから先は一方通行だおwwwww ━━┳⊂二ソ(lリ^ω^ノリ二⊃ 三 ,i ミ彡/ ブーン 三 @( 7 / 三 レレ ・上昇一方さん / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ここから先は一方通行なんだよォォォォォ \ \  ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \ ∧ ∧ (゚Д゚∩ ⊂/ ,ノ  ̄  ̄ 「 _ |~ ウ  ̄  ̄  ̄ ∪ ヽ l オ / ∪ \ / オ / || . オ \ / | オ \ / . | . オ | | . | . || . ・一方さん入り複数AA _ ,´ `ヽ l ノリ从从∩ _ ,-ーー-、 `(lリ゚∀゚ノリノ ´ `ヽ _ 从 ゙ヽソリ ⊂ 最ノ ノ卯ソノノ从))、 _ , =[三]ョ、( (゚∀゚b∩ヽ (つ ノ 《il`∩゚∀゚ノ ) , ´ `´ヽ ( /゙ ヽリソリ ヽ電 〈,, (ノ )) |〉 黒 / ル /ノノハ)〉ゞ ( (゚- ゚∩jヽ ヽヽ_) (_ノ ノ ヾ∩゚∀゚ノ ) O,_妹〈 〉子,_O _ , ―-、 `ヽ_) (_/ ,´ ヽ 从 ゙リソリ、 1乙! 1乙! ノノリjji从〉 ⊂(゚∀゚⊂止`⊃ ⊂´■⌒⊃゚∀゚ノli⊃ ・全てを凌駕するほど胡散臭いのが右から2番目辺りにいますが 気にしたら負けという方向で _ _ _ , ´ `ヽファイトよ , ´ `´ヽ ファイトですよー ,´∞ `ヽ ファイトだってンだよォ! リソリノ ゙从 ゛ ル /ノノハ)〉 ゛ l ノリ从从.〉 ゛ , -― 、 ノjid゚ ヮ゚ノ 、 . ヾ(リ ゚ヮ゚ノノ `(lリ゚ー゚ノリ .リソリ ゙从 ファイトーってミサカはミサカは応援してみたり ゙(;; ~゛;;;~゛;; ))) ゙(;; ~゛;;;~゛;; ))) ゙(;; ~゛;;;~゛;; ))) ゙ ノid ゚ヮノ゙ ミ;,,_,,;ミ,_,,;ミ ミ;,,_,,;ミ,_,,;ミ ミ;,,_,,;ミ,_,,;ミ (( ※ノ王|っ※)) し ノ し ノ し ノ (_l_i \\ あんまり立て逃げしないで! あなたはだれにもフラグを! // \\ ヒロイン増やすのやめてよ! 私が誰より一番! // _ _ _ _ _ , ´ `ヽ , ´=[三]ョ ,´∞ `ヽ , ´ `´ヽ ,´ ヽ リソリノ ゙从∩ リソリノ゙ ヽ∩ , -―、 l ノリ从从.〉∩ ル /ノノハ)〉∩ lノリjji从〉∩ ノjid ゚∀゚ノ 彡 ノjid ゚ -゚ノ 彡 リソリ ゙从∩ `(lリ゚∀゚ノリ彡 ヾ(リ゚∀゚ノ 彡 |(lリ゚∀゚ノ 彡 ( ⊂彡. ( ⊂彡. ノid ゚∀ノ彡 ( ⊂彡. ( ⊂彡 li( †⊂彡 ビリビリ ミサカ 打ち止め 百合子ちゃん 小萌せんせー 姫神(仮) 蓮 __ ,-、-, _ _ ,、,、,、,、 l≡l . || , ´ `ヽ / .《  ̄ ヽ , ´ .∧ヽ┏ ´ `ヽ〓 ,r ,ィ---ト、┃ ┃l _ノ二ヽl∩ |〃!/从i.リl)∩. [(工∨_]∩ . ノ卯ソノノ从)∩ ly , `´ `ヾi∩ | ノjリ ゚∀゚ノj彡 | ハ||゚∀゚ノ|彡 //从リ-ソノ彡 《il`リ#゚∀゚ノl彡ヽ w(i ゚∀゚ノ 彡 | ( ⊂彡. ノ/ (φ⊂彡 ζ( ┏⊂彡 )) | (〓⊂彡 [[]━( ━⊂彡 アニェーゼ (( ねーちん ミーシャ 白黒 冥途 . , , i, ,, ./i || .| / /i /ヘ .|.| / -,, ヽ, , =,,ヽ, - ヘ, ., , .i ., .| t ヽ / ヘ l.l .i .|V i - .-/ | || .|./ ./|/ .,i .| | i, -,, -丶 i.ヘ \ヘ .ヽ丶- ノi/i,ノi ,, ,, | ┌-|-┐ .〆 / \ .| _,,, .iy.|丶 ./ ..| | Y / .i.iy ./ヘ.|ヘ | ヘ -, -t iヘ, ヽ l -ヘ、/ ../ // ./, .| . └-|-┘ | . s;,_ .i .l ヘl ,.ヘ ..| t .| iヘ/ |ヘ{|V.|.. 、 .~ -,トi |ミ,, .\.ヽ .ヾ .\ ヽ\ . --,._| ヽヽノ ヽ ./ / ヘ l.l | -=< i,.|!., 、{ .ト.| .|.| .| .| ..| トlヘ,.|, ト, , .| | |ミijヾ ヽリ .k i ヽ i,;;. -  ̄= | |――ノ -- / \ ...| ,-=  ̄ , | | i .ヘl | ヘ{ .|.| .|i | | |yi ヽk.i.ト,.ヽ.ヽ, .| l.|, -y ヽ.ヾ .l l hkヘ i, ,k=-| . .子 ..t- l.l .| ,y  ̄ --,,, .| | .| リ | .r .|.| .|.| | | |l i,rヘ.l| | .,弋 ヽ .|i.| . -,.乂ヽ.ヾ | .| .い.i >i ノ-┼- / こ ア .ノ - k,y=- -=-i| || | rヘ.| |i ヘ l l;;i , ..l, |./, ヘ , y{_ヘミ,、 |ノ、 ヽ\i iヘノ |l .|.lヘ , -=八 . -┼- / ,,--  ̄ .t/ イ ,|| l | オヘ{ i|, |H./ ヘ.i. ゝi! |.l ヽヘ =,,_ヾ =-,, \ヘ |iヘ.ノ.| |/ | ,;; ミ -=- .\  ̄ ̄ ̄ .r- \ -.フ --ナミ ヘ ..| .| -i .ト,| ヘ|ノ,,,,リ;;;r, ,ヘ.i!i;ヘ/ ヾ;__,--ヾ \ ヽ ノi./ .| .ハ, |,;ノミ,, ,,,,, _,=s / | -┼- 〆_ ./ ̄ _,- _,,- _, --./ ヽ .i, | .| i .|,, | | _ i,,_ ,, ;l.|ヘ . , iヘ,,__;;-_,,y \ヽyヘk/ |/ ii.ヘ | ;; __ - ̄ \ ..レ 〆_ / /-=, - ミ .i.|.| , .ヘ.|ヘ .k |i ̄弋ノ -;,,,i| ヽ ヽヘ ,-_ ~- _,ノノへ.i~/ i .i/ | i |ヘl ,,;;;;;ミ,, ヽ,==- - ,,,,_ _ _ _,,- / ノ- ./ | | i| .ヾi |  ̄ --  ̄ ヽ丶 .|ヽ;;;;;. ̄-,- ;;;;;;;;;|.i .|/ / | ..| | .\ ;;;;;;;; 、 -,,,ヽ  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ /_ -=-フ _,, ノi | |, .| | ト| ; ヘ {k ..y / ヘ.| / .|./ l| ;;; _ ヽ ,_ yヽ\ /====,_ -フ/ _, .|./.|.|i, ii レ.iヘ , .i| ./, /. , /l.| .l./,,- レ\y _ \ .r  ̄ ̄ -==へ - フォ .|| I|.ヘ |ヘ .ヘ. ,| ,, -,,_ ;,,,,,,;; _,,,/ ノ/.//l.|.| _| ミ,,ハミ_-== ====l .|  ̄ -=,=/_,,-/ | ,{ヘ 、レ| -,_ =―――――= .,/ _// /i| || ,,,,, = ,- -t | X _,-ti , .ヾ |ト ヽI -|k -,_. -====- _,,- /./i ./ i.| / _>- .| .| |==-,,_ /./ミ,=|.ノ |レ , ゙ | | ヽi l l -,,_  ̄ ̄ _,- ii/.|/ヘ .|k . / ,_ K  ̄_,, _,,--  ̄ ./ .| | 、  ̄ ―  ̄|/ ̄ フ,,y / iヾヘ - | | | .| l ヘ i ー-ー ./i /i/|l ヾ / -=,,,,-三 =-_,,- / |
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9話:一方通行な想い 廃墟と化したラブホテルを住処にする野良の妖犬。 彼、ドーグラスは自由気ままな野良生活を送っていた。 それがある日、彼の人生に大きな潤いがもたらされる事になる。 「ドーグラスさん、お願いがあります、私を犯して下さい」 「……は?」 それは、廃墟探検が好きだと言う、中学生の少女からの突然の願いだった。 彼女はドーグラスと知り合いたまに食糧を持ってきてくれるなどそれなりに親しい仲になったとは、 ドーグラス自身も思ってはいたがまさかこんな願いをされるとは。 そしてドーグラスは少女の願いに、答えた。 普段滅多に交尾も出来ないのにわざわざ女の方から願われているのだから断る理由など無い。 「ああ! あああ~! 犬のおち***が奥まで来てるよぉ!」 「締まりが最高だぜ! ウウッ、クウウッ気持ち良いぞォ! もっと締めろや!」 「あひぃ! 締めます! 締めますぅ! ああああ!」 ドーグラスは中学生の割に発育の良い身体をした少女を心ゆくまで味わった。 そしてその日からドーグラスと少女はより親密な仲になった。 ◆ 「ふぃー」 廃集落の廃屋の壁に小水を掛けながら白い毛皮の妖犬、ドーグラスは一息つく。 「出た出た……さてと、凛花捜すか……あいつこの殺し合い生き残れないかもしれんけど」 片桐凛花――――廃墟探索を趣味とする中学生の美少女でありドーグラスの性欲処理相手。 彼女がこの殺し合いに呼ばれていると知った時からドーグラスは凛花を捜し出すと決めていた。 彼女の事が大切と言うよりも、折角手に入れた性欲処理要員を失いたく無かったと言うのが大きい。 「あいつは俺の大事な性処理道具だからなー。 食べ物持ってきてくれたりするしおまけに最近知ったがあいつすげぇ金持ちの家の娘らしーじゃねぇか。 お嬢様を性的に独り占めなんて俺はツイてるなぁ。 よーし、さっさとあいつを捜し出して死ぬまで犯してやろう! どうせ生きて帰れる訳ねーしwww」 そしてドーグラスはこの殺し合いからの生還を諦めていた。 首には爆弾付きの首輪がはめられ無理に外そうとしたり逃げようとすれば、 開催式の時に首輪を誤って爆破されて殺された許田拓斗のようになる。 首輪をどうにか出来るような人物が都合良くいるとも思えない。 以上の事から、ドーグラスは片桐凛花を捜し出したら命ある限り凌辱しようと決めていたのだった。 「凛花はどこにいるのかなーっと」 ダダダダダッ!! 「うおお!」 突然、ドーグラスの足元辺りに銃弾が複数撃ち込まれる。 幸いにもドーグラスに当たる事は無かったが。 「何だよ!? ……ああ? あいつ……」 自分を銃撃したと思われる人物を見付け、ドーグラスは驚く。彼はその人物を知っていた。 「見付けたぞ……ドーグラスぅ!」 「お前、凛花のクラスメイトの」 「気安く彼女の名前を呼ぶなぁ!!」 ダダダダダダッ!! 「ぬおお! 危ねぇだろ!」 「畜生、上手く避けやがって……!」 ドーグラスに向けデジニトクマッシSR-2短機関銃を乱射する中学生風の少年。 彼が目の前の妖犬を見るその目には殺意が滲んでいた。 「俺を殺そうってか、んな事したって凛花はおめぇのモンにはならねーよ、平田洋明君よォ!」 「うるさいうるさい! お前のせいで、彼女は変わってしまったんだ!」 少年、平田洋明はドーグラスが弄んでいる片桐凛花のクラスメイトで、 凛花に片想いをしていた。最近では凛花に対しストーカー行為を働き、 そして彼は目撃してしまった、凛花が廃墟で野良犬と性交しているのを。 学校では清楚で可憐な雰囲気を漂わせていた凛花が、 廃墟で野良犬の赤黒いそれを股に咥え込んでよがり狂い、身体中に精液を掛けられ嬉しそうにしている様子など、 洋明には到底受け入れ難いものだった。 だから彼は現実を認めなかった。自分の都合の良いように解釈してしまう。 「お前が片桐さんを無理矢理犯したんだろう……お前が片桐さんを淫らにしたんだろう! そうだ、そうに決まっている、片桐さんが自分から喜んであんな事する訳が無いじゃないか……」 悲しげな声でそう言う洋明を、ドーグラスは憐れむような表情を浮かべながら言った。 「はぁ、お前、凛花の奴を美化し過ぎじゃね? あいつはお前が思ってるような清楚な女じゃ」 「うるさいって言ってるだろぉおお!! 糞犬がぁああ!!」 ダダダダダダダッ!! 洋明が吼え、ドーグラスに向けSR-2を乱射する。 しかし本人が銃に不慣れなせいとしっかり照準を定めていないせいもあって、 銃弾はドーグラスに掠りもしなかった。 「何で当たらないんだ!!」 「ちゃんと狙えやストーカー野郎! じゃあな! いつまでも付き合ってられないんだよ!」 「ま、待てっ……くそっ、弾が切れた!!」 逃げ去るドーグラスに向けて再びSR-2を掃射しようとした洋明だったが、 弾が切れ発砲する事が出来なかった。 予備の弾倉に替えている間にドーグラスを見失ってしまった。 悔しがって、近くに放置されていた廃車のドアに蹴りを入れる洋明。 「あの糞犬め! 馬鹿にしやがって……! はぁ、はぁ……今度会ったら、今度こそ殺して、 あの汚いチ*コを切り取って、燃やしてやる! ……片桐さん、貴方は僕が生き残らせます、 僕が、あの汚い野良犬から解き放ってあげますから」 そう言う洋明の目にはかなりの狂気が宿っていた。 とても想い人のために、と言うような様子には見えない。 彼はもう誰にも止められないであろう、もしかしたら彼が一方的に想っている少女さえも。 ◆ 「チッ、あのストーカー野郎、マジで俺を殺そうとしやがった……」 廃集落は規模が大きく、平田洋明からそれなりに離れたはずだがドーグラスはまだ廃集落内だった。 遺留物もほとんどないがらんどうの廃屋の中で息を潜める。 平田洋明については凛花本人から話を聞かされていた。 「最近ストーキングされている」と。 洋明の想いも虚しく当の凛花からは「ストーカー」としか認識されていない。 その事も知らず――知る由も無い洋明はドーグラスを殺して凛花を救うなどとほざいた。 滑稽過ぎるな、とドーグラスは笑みを浮かべる。 「あそこで殺しときゃよかったかなあいつ、あれだと凛花まで殺しそうだが。 ……まあ良いか、あんな奴勝手に自滅すんだろ……」 出来ればもう平田洋明とは会いたくない、関わりたくないとドーグラスは心から願った。 【早朝/C-2廃集落】 【ドーグラス】 [状態]健康 [装備]??? [持物]基本支給品一式、???(1~2) [思考・行動] 0:片桐凛花を捜し出し死ぬまで弄ぶ。 1:殺し合いに乗る気も抗う気も無いが襲われたらそれなりの対処はする。 2:平田洋明にはもう会いたくない。 [備考] ※平田洋明から離れた場所にいます。 【平田洋明】 [状態]健康 [装備]デジニトクマッシSR-2(20/20) [持物]基本支給品一式、デジニトクマッシSR-2の弾倉(4) [思考・行動] 0:片桐さんを優勝させ、自分は自害する。 1:ドーグラスを殺したい。 [備考] ※特に無し。 ≪キャラ紹介≫ 【ドーグラス】 35歳の妖犬の雄。白い毛皮だがボサボサで汚れ、痩せ気味。 気ままな野良生活を送っており廃墟のラブホテルを住処にしているが、最近、 近所の中学に通う少女と親密になっている。ドーグラス自身は少女を性欲処理相手としか考えていない、 訳ではないかもしれない。過去にオスケモ好きの変態男に捕まり尻穴調教され尻が敏感。 【平田洋明】 ひらた・ひろあき 14歳の中学二年の少年。大人しく特に目立った特徴の無い普通の中学生。 同じクラスの美少女・片桐凛花に想いを寄せストーカー行為を働いてしまっていたが、ある日、 凛花が廃墟で野良犬とまぐわっているのを目撃し思い詰めるようになってしまう。 凛花本人からは単なるストーカーとしか思われていない事に彼はまだ気付いていない。 名前の元ネタは声優の平田広明。取り敢えず本人にごめんなさい。 ≪支給品紹介≫ 【デジニトクマッシSR-2】 平田洋明に支給。予備弾倉5個とセット。 1999年にロシアで開発された小型短機関銃。 ボディアーマーを着用したテロリストなどを相手とすることを想定し高い貫通力を持つ弾薬を使用する。 ロシア国内の法執行機関にて使用されているらしい。 前:エンカウンター 次:アミューズメントパーク動乱 ゲーム開始 ドーグラス 次:You took the best parts of my life ゲーム開始 平田洋明 次:全ては君を”救う”ために