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「いかりやビオランテ」ことMark Wolffへのインタビュー 元記事の掲載ページ(英語・18禁) Published September 14, 2006 マーク・ウォルフのことを聞いたことがないだって?君、一体どこから来たの?彼はたぶんここらで一番有名な男性モデルだよ!?甘いマスクに鋼の肉体の持ち主で、立派なイチモツを惜しげもなく披露する素敵なヤツさ。彼はウェブサイトの繋がりを利用して、自分のとこのモデルだけじゃなくって他サイトからもボディビルダーを発掘して、撮影させてもらったりするらしい。俺達はすごくラッキーなんだ。なんでかって?そりゃゲイ・デーモン(サイト名)のためだけにインタビューに応じてくれるからさ! 私:あなたはたぶんアダルト業界で一番有名な男性モデルだと思いますし、結構長い間その座に君臨していらっしゃいますよね。どれぐらいトレーニングを続けてらっしゃるんですか? ビオ:15歳からウチの地下室でトレーニングを始めたよ。ジムに17歳から通って、コンテストには22歳の時に初めて出たんだったかな。今は36歳だから…20年ぐらいになるね。 私:筋骨隆々になるまで鍛え上げて、そこからなぜアダルト業界に入ることに? ビオ:アダルト業界に見いだされたのは10年前、カリフォルニアのベニスに住んでた時だよ。ゴールドジムでボディビルのコンテストに向けてトレーニングしてる時に、コルトマガジンのスカウトに声をかけられたんだ。6ヶ月後にジム・フレンチがコルトの仕事で僕を撮影した。そこからはもうとんとん拍子に事が進んだよ。僕の写真がコルトに載るや否や、有名なカメラマン達から凄い数のオファーが来たんだ。で、僕メインの雑誌があっという間に1冊できちゃった。 私:わぁ…40年代のハリウッド映画で、ウィスキーを飲んでる人に声かけて、スターを発掘するような話だ。ボディビルのコンテストで競うことに未練はありますか?またコンテストに出場する予定なんかはあるんでしょうか。 ビオ:10年間で15のコンテストに出たけど、プロになりたいって願望を抱いたことはなかったなぁ。ただ鍛えるのが好きでね。重量挙げはジュニア国際レベルまでいったよ。コンテストの規定重量は510.22ポンドで、そこまでは持ち上げられるようになりたいと思ってたんだ。それで、僕はそこからさらにプラスαを追及したいと感じてる。みんな「美的な意味での外見」に対して少しルーズすぎる。均整の取れたボディビルこそが全てなんだ。今は友達やモデルのコンテストに向けての準備・調整を手伝ったりしてる。 私:初めてのビデオ撮影はどんな感じでしたか? ビオ:ビデオ撮影はモデルをやるより難しくてね…。モデルをやる時に気にすべきことは、「いかにしてよく映るか」だけだ。でもプロデューサーの立場になると、気にすべきことがどんどん出てくる。いいモデル選び、場所探し、照明の加減、技術的なこと、それにモデルに「どういう趣旨の作品作りをするか」を確実に伝えること。でも3つ4つ作品を撮ったら多少は楽にやれるようになるよ。 私:サイト作りにはどれぐらい関わっているんですか? ビオ:いくつかの技術的なことを除いて全部だね。自分でモデルを撮ったり、満足いく撮影をしてくれるカメラマンと交渉したり、印刷業務をやったり、宣伝したり、オンラインで商業活動したり。サイトデザインまで自分でやったりしてね。何事も自分でやりたい完璧主義者なんだろうね。でもこの業界でやってくにはそうじゃないとダメなんだって気がしてる。自分の名前だけでもって責任を持ち、お客さんに払って頂いたお金に対して十分満足してもらえる価値のあるものを提供する。それは良いことだと思ってるよ。僕は必死になって細部までこだわり抜く傾向があるな。例えば僕の新しいサイトjockbutt.comに関してだけど、本当に最先端を行くサイトにしたくってさ。僕らの撮影するモデルの素晴らしいクオリティを余すことなく反映したいってね。グラフィックデザイナーと2ヵ月間サイトデザインに勤しみ、フォントの工夫に1週間費やしたよ。素晴らしいものにするためにね。これがいいことか悪いことかはわからないけど、サイトを「僕が素晴らしいと感じるサイトのあるべき姿」にしたいだけなんだ。お客さんは、こちらの努力に応えてくれるからやりがいがあるよ。多くの人が細部のこだわりに気付いてくれる。 私:そりゃ大変な仕事だ…。他所から見つけてきたモデル撮影にも直接関わっているんですか? ビオ:markwollf.comとmarkwolffvideo.comでのうちのモデル撮影の約半分。あとはこれまでに作ったカメラマン同士のネットワークから人を選ぶよ。僕が納得いく撮影をしてくれる人達さ。jockbutt.comでは、凄い量の写真が見られるんだけど、それはサンフランシスコを中心に活動してる僕のビジネスパートナーの一人、クランチが撮ったものさ。素晴らしいカメラマンだよ。月に1週間はうちの撮影に付き合ってくれる。 私:あなたはたくさんの雑誌の表紙を飾ってきました。お気に入りのものはありますか? ビオ:初めて表紙を飾ったMen s Workoutかな。どこにでも売ってる有名なフィットネス雑誌で、なおかつ部数の少ないアダルト雑誌と並べて置いてあるからってだけの理由なんだけどね(笑)。 私:Men at Playを含むいくつかのサイトのメンバーエリア(有料会員ページのこと)であなたを見ました。今は他サイトや他雑誌向けの仕事をしてるのか、それともほとんど自分の所有サイトでの仕事をしてるのかどちらなんでしょう? ビオ:僕を写したビデオは全部うちの会社経由だよ。雑誌のレイアウト以外は印刷権限は全部うちにある。サイトを始めたのは7年前だけど、それよりずっと前に自分の肖像権の重要性には気づいていたからね。僕が学んだちょっとした仕事の秘訣があるんだ。それはカメラマンとの契約・交渉は常に自分で直接やること。使っても使わなくてもいい「オマケ」をいくつか撮ってもらって、自分のアーカイブに入れる。これがまた貴重でね(笑)。今はさらに質の高い撮影セットを揃えて、ワールドクラスのカメラマンに撮影してもらわないと!なんて話してるとこさ。 私:ずばり、次に店頭に並ぶマーク・ウォルフ作品はなんでしょう? ビオ:単純に、これまでしてきたことを続けるだけさ。自分のウェブサイト全部をさらにでかくして、しばらくしたらサイトもメンバーエリアもデザインし直す。この秋にその作業をしようと思ってるとこさ。新しいウェブマスター・アフィリエイトプログラムなんかも企画してる。新しいコンテンツやバナーが満載、成果報酬広告のrevshareが50%。さらにいくつか新しいサイトを立ち上げて、来年の早い時期に始動させるつもりさ。常にせわしなく、やりたいことをやり続ける。インターネットやビデオのビジネスは普通とはちょっと違った力学で動いてる。それは何かって?それは1日として同じ日は無いってこと。そこが好きなんだよ。だからこそ毎日、明日を楽しみにして生きていくことができるんだ。 マーク・ウォルフのという人物の内面を少し覗き見て、みなさんがお楽しみ頂けたのなら幸いです。彼は確かに熱い男でした。彼はその驚異的な肉体や甘いマスク以上に素晴らしいものを内に秘めた男でした。そのことを知ることの、何と素晴らしいことでしょう…。
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前ページ / 表紙へ戻る / 次ページ ソーサリー・ゼロ これまでのあらすじ 第一部「魔法使いの国」 君は、若く勇敢な魔法使いだ。 祖国アナランドを危機から救うべく、カーカバードの無法地帯を横断する旅を続けていた君だったが、ふと気がつくと周囲の光景は 一変していた。 そこは、ハルケギニア大陸のトリステイン王国と呼ばれる未知の土地であり、魔法を使える特別な血筋の者たちが王侯貴族として君臨し、 大多数の平民たちを支配しているという、奇妙な世界だったのだ。 君がこのハルケギニアにやって来たのは、ルイズという少女が執り行った、『≪使い魔≫召喚の儀式』が原因だった。 ルイズは大いに戸惑いながらも、とにかく君を≪使い魔≫にすることに決め、自分に対する忠誠を求めた。 今すぐカーカバードに戻る方法がないと知らされた君は、当面の庇護を得るために彼女に従うことに決めるが、自分が重大な任務を帯びた 魔法使いであることは、黙っておいた。 ルイズは、貴族の子弟のための学び舎『トリステイン魔法学院』の生徒であり、君も彼女の学業につきあわされることになる。 君の『ご主人様』であるルイズは、名門貴族の令嬢でありながら、どういうわけか魔法がまったく使えぬ劣等生であり、 心ない者たちから≪ゼロのルイズ≫という屈辱的な名で呼ばれていた。 ハルケギニアに召喚されてから七日目に、事件が起きた。 学院の教師コルベールが、解読の助けを求めて君に手渡した≪エルフの魔法書≫と呼ばれる書物が、≪土≫系統の魔法を操る正体不明の盗賊、 ≪土塊(つちくれ)のフーケ≫によって奪われたのだ。 森の中でフーケに追いついた君は、盗賊の正体が美しい女だと知るが、そこに思いもよらぬ乱入者が現れる。 かつて、君によって全滅させられたはずの『七大蛇』のうちの二匹、月大蛇と土大蛇が、君とフーケに向かって襲いかかってきたのだ。 さらには、ルイズと、彼女の同級生であるキュルケとタバサまでもが駆けつけ、激しい闘いの末、月大蛇は打ち滅ぼされ、土大蛇は逃走した。 学院に戻った君は、ルイズと学院長のオスマンに、自らの正体と≪諸王の冠≫奪回の任務について打ち明ける。 ふたりは大いに驚きながらも、君の話を信じ、君がカーカバードに帰還する方法を調べると、約束してくれた。 翌日の夜、学院で催された舞踏会から抜け出したルイズは、君のところへやって来て、必ず≪ゼロ≫から抜け出し、君より偉大な魔法使いに なってみせる、と宣言する。 君は、『ご主人様』のルイズや学院の人々、そして、この美しい世界に対して愛着を覚えるようになっていたが、自身の内側で起きている 恐るべき異変には気づいていなかった。 第二部「天空大陸アルビオン」 トリステインの王女アンリエッタが学院を訪れた日の夜、君とルイズはオスマン学院長の呼び出しを受ける。 オスマンが話すところによれば、彼の旧友であるリビングストン男爵という貴族が、遠く離れた二つの場所をつなげる≪門≫を作り出す魔法を 研究しているのだが、その≪門≫は、このハルケギニアと、君が居たカーカバードを結んでいるかもしれぬというのだ。 カーカバードへ戻れる望みが出てきたことを知った君は、男爵が住まうアルビオンに向かうが、その旅には『ご主人様』のルイズと、 かつて君を相手に決闘騒ぎを起こしたギーシュが、強引に同行してきた。 港町ラ・ロシェールで≪土塊のフーケ≫と再会した君は、彼女と力を合わせて水大蛇を倒すが、七大蛇がアルビオンに拠点を置いて、 何かを企んでいることを知る。 『白の国』の異名をもつアルビオンは、雲と霧に包まれて天空を漂う、驚異の地だった。 空飛ぶ船でアルビオンに降り立った君、ルイズ、ギーシュの三人は、リビングストン男爵の領地へ向かうが、アルビオンは国を二分しての 内乱に揺れており、男爵は行方知れずになっていた。 男爵を探してとある村に立ち寄った君たちは、そこで酸鼻きわまる虐殺を行っていた傭兵たちと出くわし、捕らえられてしまう。 君は、以前にオスマンから貰った、意思を持つ魔剣であるデルフリンガーの謎めいた力の助けを借りて、彼らの首領格であるメンヌヴィルを 討ち取り、残った傭兵たちは、突如現れた、アルビオン王国の皇太子ウェールズ率いる一隊によって、殲滅された。 君たちがアルビオンに来るにいたった事情を知らされたウェールズは、リビングストン男爵は貴族派と呼ばれる反乱軍によって捕らえられ、 むごたらしく殺されたと告げる。 ウェールズは、帰還の望みが絶たれたことを知らされて意気消沈する君を、ニューカッスルの城へと招いた。 追い詰められた王党派にとって最大の拠点であるその城には、男爵の遺品や書き置きが残されているかもしれぬのだ。 秘密の地下通路をたどってニューカッスルの城に入った君たちは、倉庫で男爵の日記を見いだすが、君の役に立つような記述は何もなかった。 ≪門≫の探索をあきらめてトリステインに戻ることに決めた君たちは、トリステインから派遣された大使、ワルド子爵と出会う。 婚約者であるルイズとの偶然の再会に喜ぶワルドだったが、その正体は、アルビオンの貴族派を背後から操る結社≪レコン・キスタ≫の 一員だった。 巨大なゴーレムがニューカッスルに襲来した混乱に乗じて、国王の命を奪い、ウェールズをも手にかけようとしたワルドだったが、その場に 君が立ちふさがる。 ルイズとデルフリンガーの助けもあって、どうにかワルドに打ち勝った君だったが、そこに火炎大蛇が現れ、ワルドは逃走する。 火炎大蛇が倒されたのち、ウェールズは君たちに、裏切り者のワルドにかわって、トリステイン大使の務めを果たしてほしいと頼む。 務めとは、かつてアンリエッタ王女がウェールズに宛てた恋文を、王女のもとへ持ち帰ることだった。 この恋文の存在が明らかになれば、締結直前にあるトリステインと帝政ゲルマニアの同盟は破棄され、トリステインは単独で、 ≪レコン・キスタ≫が主導する新生アルビオンの脅威に、立ち向かうことになってしまうのだという。 君たちに手紙を託したウェールズは、数日のうちに全軍による突撃を敢行し、名誉ある戦死を遂げるつもりだと言うが、ルイズはそれに反対し、 トリステインへの亡命を勧める。 ウェールズはルイズの意見に頑として耳を傾けなかったが、ついで説得に立った君の言葉に心を動かされ、たとえ卑怯者と呼ばれようとも 生き延びて、≪レコン・キスタ≫を苦しめてみせると告げた。 ウェールズと意気投合した君は、彼が語った噂話から、七大蛇が≪レコン・キスタ≫の頭目クロムウェルの忠実なしもべだと知る。 君たちはニューカッスルの城から脱出する難民船に便乗し、トリステインへの帰路につくが、その頃アルビオンでは大陸全土に、 奇妙な甲高い音が鳴り響いていた。 それは、二つの世界を隔てる壁が引き裂かれた音だった。 第三部「さまよえる冒険者」 トリステインに帰り着いた君たちは、アルビオンでの顛末とウェールズの決意をアンリエッタ王女に報告した。 アンリエッタは感謝の証として、ルイズに王家伝来の秘宝≪水のルビー≫を譲り、また、同じく国宝ではあるが、何も書かれていない頁が 連なるだけの書物≪始祖の祈祷書≫を預け、その調査を頼む。 アンリエッタは、大国ガリアを中心とした≪レコン・キスタ≫討伐のための諸国連合軍が結成され、トリステインもこれに参加することを、 君たちに伝える。 これによって、アルビオンの脅威は遠からず消滅することは確実なため、トリステインとゲルマニアの同盟締結は中止され、アンリエッタは、 ゲルマニア皇帝との望まぬ政略結婚をまぬがれることとなった。 学院に戻った君はタバサと言葉を交わし、彼女の家族が重い病に臥せっていると知り、近いうちにその者の治療に行くと約束した。 数日後、君は荷物持ちとして、ギーシュとその恋人モンモランシーとともに『北の山』へ行くことになったが、そこで土大蛇の襲撃を受ける。 土大蛇を倒した君だったが、深手を負ったギーシュを救うために、ブリム苺のしぼり汁を使い果たしてしまった。 この薬は、タバサの家族に試すはずの癒しの術を使うために、必要不可欠な物なのだ。 タルブの村の出身で、今は学院に奉公している少女シエスタの実家に、同じ薬があることが明らかになり、君、ルイズ、タバサ、キュルケ、 シエスタの五人は、タルブへと向かった。 シエスタの実家でブリム苺のしぼり汁を手に入れた君は、シエスタの曾祖父が、君と同じように≪タイタン≫の世界からハルケギニアに 迷い込んだ人物であることを知る。 君たちは、シエスタの曾祖父がくぐり抜けた≪門≫が存在するという洞窟を調べ、最深部にそれらしき場所を見出したが、そこに≪門≫はなかった。 洞窟の調査を終えた君たちがタルブに戻ると、そこに、生きた泥沼のような姿をした≪混沌≫の怪物が来襲する。 草木や家畜をむさぼり喰い、土や空気を汚染して、どんどん大きくなる≪混沌≫の怪物を前に、進退窮まる君たちだったが、ルイズが偶然開いた ≪始祖の祈祷書≫に現れた呪文を唱えると、まばゆい光が炸裂し、怪物は跡形もなく消滅した。 デルフリンガーによれば、ルイズが唱えた呪文は、伝説の失われた系統≪虚無≫のものであり、彼女は≪虚無≫の担い手なのだという。 ルイズが普通の≪四大系統≫の魔法を使えなかったのは、≪虚無≫を受け継いだ代償だったのだ。 タバサに連れられて、彼女の実家にやってきた君が見たものは、恐るべき毒に心を狂わされ、我が子を目にしておびえた声を上げる、 タバサの母親の姿だった。 タバサの母親に癒しの術をかけた結果は、完治には程遠いものだったが、それでも彼女は、恐怖や苦痛からは解放されたようだった。 タバサと、彼女の実家を管理する老執事は涙ながらに喜び、君は、タバサがガリア王家の出身であり、彼女とその両親は王位継承争いの 犠牲者だということを知らされた。 タルブから持ち帰ったブリム苺のしぼり汁は数に余裕があったため、君は次にルイズの姉を治療するべく、ルイズの実家である ラ・ヴァリエール公爵の屋敷へ行くが、そこで執事殺しの疑いをかけられ、屋敷の中を逃げ回ることになってしまった。 ルイズの姉カトレアは君の無実を信じ、部屋にかくまってくれるが、そこに今回の事件の黒幕である風大蛇が現れ、君たちに襲いかかる。 七大蛇の主人クロムウェルは、正体不明の兵器を用意していたが、それを妨げる手段を知るかもしれぬ君を危険な存在とみなし、 抹殺するべく土大蛇と風大蛇をさしむけてきたのだ。 風大蛇はルイズの母親によって倒され、怪物の放つ毒を吸って重態に陥ったカトレアも、君のかけた術によって救われたが、 癒しの術も、彼女の生まれつきの体質を改善するまでにはいたらなかった。 学院に戻った君は、≪虚無≫の絶大な力を恐れたルイズが、アンリエッタと相談した末、自分が≪虚無≫の担い手であることを絶対の 秘密とし、二度と≪虚無≫の術を使わぬと決めたことを知った。 ルイズやキュルケ、ギーシュたちと一緒になって、アルビオンに向かって出征するトリステインの軍勢を見物する君の内心は、 穏やかではなかった。 クロムウェルが用意しているという、この世界の常識を超えた恐るべき秘密の兵器とは、いったいなんなのだろうか? 一 夏の訪れを感じさせる陽射しを受け、額に汗をにじませながら、西の空を見上げる。 視界の遥か先を漂っているであろうアルビオン大陸の姿は、見えるはずもないが、雲と霧をまとって空に浮かぶ『白の国』の壮大な眺めは、 君の頭に刻み込まれている。 かの地では今、敵味方合わせて十万をゆうに越す大軍がぶつかり合い、火花を散らしているはずだ。 ハルケギニア諸国連合軍によるアルビオン遠征が始まって、二十日近くが経つが、トリステイン王国と魔法学院は平和そのものだ。 アルビオンにおける戦況について、宮廷からの発表はなく、人々の情報源はもっぱら、徴用された貨物船の水夫や荷役夫たちが持ち帰る土産話と、 貴族の将校たちが家族や恋人に宛てた手紙による。 君は学院とトリスタニアの町でこの大戦(おおいくさ)に関する噂を拾い集めたが、その多くは、万事が順調に進んでいることを示していた。 ──アルビオンへの進撃において、驚くべきことに、精強を謳われたアルビオン空軍の迎撃はなく、艦隊はまったくの無傷で上陸した。 ──連合軍は各地で快進撃を重ね、トリステイン軍は交通の要衝である古都シティ・オブ・サウスゴータを占領した。 ──主力をつとめるガリア軍は首都ロンディニウム攻略の準備にかかっており、もうすぐ≪レコン・キスタ≫は崩壊し、戦は終わるだろう。 噂を聞くかぎり、連合軍の勝利は揺るぎなきものと思えたが、君が本当に知りたいこと──ウェールズ皇太子の安否とクロムウェルの秘密兵器── に関する情報は、なにひとつ得られなかった。 『白の国』に上陸した連合軍はすぐさま、アルビオン王家の最後の生き残りであるウェールズの生死を確認すべく動いたが、 彼の足跡は、王党派最後の拠点ニューカッスルの城──今は瓦礫の山に変わっているそうだ──を最後にふっつりと途絶えており、 その行方は杳として知れぬという。 君は、アルビオンを発つ前夜にウェールズと交わした言葉を思い起こす。 「たとえ卑怯者のそしりを受けようとも、私は生きる」 「この命が続く限り、奴らの悪だくみを邪魔し続けてやるさ」 力強くそう言った皇太子が『名誉の戦死』を遂げたとは思えぬが、ならばなぜ、彼とその部下たちは連合軍と合流しておらぬのだろうか? また、ルイズの実家で風大蛇が語った、クロムウェルが準備しているという『百万の軍勢でも千フィートの城壁でも防げぬ、 まったく新しい武器』の存在も噂にあがらず、その実態は推測することもままならない。 追い詰められたクロムウェルにとって、起死回生の策となるであろう兵器は、結局のところ間に合わなかったのだろうか? それとも、連合軍を懐に引き寄せてから使って、一網打尽にするつもりなのだろうか? 君の不安はつのるばかりだが、アルビオンへ出向いて直接調べるわけにもいかない。 君の身分は、トリステイン魔法学院の生徒ルイズの≪使い魔≫にすぎぬのだから。 今日の授業は終わり、生徒たちは夕食までのあいだ、めいめいのやりかたで時間を潰している。 時間を潰さなければならぬのは、君も同じだ。 とくにルイズから言いつけられた用事があるわけでもなく、今の君は手持ち無沙汰なのだ。 これからどこに向かうべきかを考える。 マルトーやシエスタの居る調理場へ行けば、食糧や日用品を扱う出入りの商人から仕入れた、新しい噂を聞けるかもしれない。 噂といえば、ギーシュと話してみるのはどうだろう? 彼は武門の生まれであり、三人いる兄はいずれも、アルビオン遠征に参加しているらしい。 かの地の様子を記した手紙も、何通か受け取っているだろう。 授業が終わった直後に、東の広場へ向かっているところを見かけたので、そちらへ向かえば会えるはずだ。 そこまで考えたところで、君は唐突に、アルビオンから戻った直後にコルベールとかわした会話を思い出す。 コルベールは、君の左手に刻まれた≪ルーン≫の効果に興味を示し、人間のような知性をもつ生き物に≪ルーン≫が刻まれた例を 探してくれると言ったはずだが、あれから何の音沙汰もないままだ。 君は今の今までその事を忘れていた──考えてみれば、なんとも奇妙なことだ。 調べ物には何の進展もなかったのかもしれぬが、それでも彼の『研究室』を訪れるのは有意義だ。 彼のような学識豊かで誠実な人物と言葉をかわすというのは、悪くない時間の使いみちだろう。 どこへ行く? 調理場・二二二へ 『研究室』・一三六へ 東の広場・五三四へ ルイズの部屋・一二三へ 前ページ / 表紙へ戻る / 次ページ
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■亜空大作戦スラングル 制作進行 演出 41(内) ■超攻速ガルビオン 演出 9(山) ■関連タイトル 超攻速ガルビオン音楽集
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ビオレ・アマレット 初遭遇 初登場 国籍 出身地 性別 ハンドアウト アッサラーム 不明 女 生年 年齢 人種 身分 所属 肩書き 姓 不明 不明 アッサラーム人 不明 マムルーク 副団長 アマレット 面識 レベル 初期戦闘データ 初期一般データ 無し、または不明 無し、または不明 マムルークの副団長。綺麗でオマーンの騎士団で一番強い 人種がアッサラーム人 初登場がハンドアウト 国籍がアッサラーム 女性 姓がアマレット 所属がマムルーク 肩書きが副団長 頭文字が「ビ」の人物
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【種別】 メイジ 【所属】 アルビオン フルネームは不明。前アルビオン王で、弟がハーフエルフのティファニアの父。
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?xml version="1.0"? TextLibrary Text tag="[Conv_Q3Q3c_NAME1]" エリスタラ /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0000]" もう一度お礼を言っておくよ、ありがとう。われらは、きみをスカルガードの名誉隊員にする事に決めた。 /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0001]" もう一度お礼を言っておくよ、ありがとう。われらは、きみをスカルガードの名誉隊員にする事に決めた。 /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0002]" もう一度お礼を言っておくよ、ありがとう。われらは、きみをスカルガードの名誉隊員にする事に決めた。 /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0003]" もう一度お礼を言っておくよ、ありがとう。われらは、きみをスカルガードの名誉隊員にする事に決めた。 /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0004]" 感謝する必要はありません。目的が一緒だっただけです。スカルガードを奪還したので、これで死の国に入る事ができますね。 /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0005]" 感謝する必要は無いぜ。目的が一緒だっただけだ。スカルガードを奪還したから、これで死の国に入る事ができるな。 /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0006]" 感謝する必要はありませんわ。目的が一緒だっただけですもの。スカルガードを奪還したので、これで死の国に入る事ができますわね。 /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0007]" 感謝する必要はないの。目的が一緒だっただけよ。スカルガードは奪還したし、これで死の国に入る事ができるわ。 /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0008]" ロード・バーンを倒そうとしたのはきみたちだけではない。しかし、長い間いなかった。 /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0009]" ロード・バーンを倒そうとしたのはきみたちだけではない。しかし、長い間いなかった。 /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0010]" ロード・バーンを倒そうとしたのはきみたちだけではない。しかし、長い間いなかった。 /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0011]" ロード・バーンを倒そうとしたのはきみたちだけではない。しかし、長い間いなかった。 /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0012]" どのくらい? /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0013]" どのくらい? /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0014]" どのくらい? /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0015]" どのくらい? /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0016]" 600年間だ。 /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0017]" 600年間だ。 /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0018]" 600年間だ。 /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0019]" 600年間だ。 /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0020]" 600年も? あなたは、600年も生きているのですか? /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0021]" 600年も? あんたは、600年も生きているのか? /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0022]" 600年も? あなたは、600年も生きているのですか? /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0023]" 600年も? あなたは、600年も生きているの? /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0024]" われらハイエルフには寿命がないんだ。 /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0025]" われらハイエルフには寿命がないんだ。 /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0026]" われらハイエルフには寿命がないんだ。 /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0027]" われらハイエルフには寿命がないんだ。 /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0028]" そうですか…。では、何があったか教えてください。 /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0029]" そうなのか…。それで、何があったか教えてくれ。 /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0030]" そうですか…。では、何があったか教えてくださいませんか。 /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0031]" そうなの…。それで、何があったか教えてくれない? /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0032]" その昔、アルビオンという騎士がわれらを救ってくれたんだ、きみと同じようにね。 \n 彼はバーンを倒した。しかし数世紀後、ダーク・ロードは戻ってきて、アルビオンの一族を皆殺しにしたんだ。 /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0033]" その昔、アルビオンという騎士がわれらを救ってくれたんだ、きみと同じようにね。 \n 彼はバーンを倒した。しかし数世紀後、ダーク・ロードは戻ってきて、アルビオンの一族を皆殺しにしたんだ。 /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0034]" その昔、アルビオンという騎士がわれらを救ってくれたんだ、きみと同じようにね。 \n 彼はバーンを倒した。しかし数世紀後、ダーク・ロードは戻ってきて、アルビオンの一族を皆殺しにしたんだ。 /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0035]" その昔、アルビオンという騎士がわれらを救ってくれたんだ、きみと同じようにね。 \n 彼はバーンを倒した。しかし数世紀後、ダーク・ロードは戻ってきて、アルビオンの一族を皆殺しにしたんだ。 /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0036]" 皆殺しという訳ではないですね。 /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0037]" 皆殺しという訳ではないな。 /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0038]" 皆殺しという訳ではないですわね。 /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0039]" 皆殺しという訳ではないわ。 /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0040]" どういう事だ? /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0041]" どういう事だ? /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0042]" どういう事だ? /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0043]" どういう事だ? /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0044]" 私は、アルビオン家の者です。私の苗字はアルビオンで、祖父の名前です。その騎士は、どうやら私の先祖のようですね。 /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0045]" 俺は、アルビオン家の者だ。俺の苗字はアルビオンで、爺さんの名前だ。その騎士は、どうやら俺の先祖のようだ。 /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0046]" 私は、アルビオン家の者です。私の苗字はアルビオンで、祖父の名前ですわ。その騎士は、どうやら私の先祖のようですわね。 /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0047]" 私は、アルビオン家の者なの。私の苗字はアルビオンで、おじいちゃんの名前よ。その騎士は、どうやら私の先祖のようね。 /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0048]" そうか。因果なことだね。しかし、バーンがきみを恐れている理由はそこだろう。奴は一度倒されているのだから。 /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0049]" そうか。因果なことだね。しかし、バーンがきみを恐れている理由はそこだろう。奴は一度倒されているのだから。 /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0050]" そうか。因果なことだね。しかし、バーンがきみを恐れている理由はそこだろう。奴は一度倒されているのだから。 /Text Text tag="[Conv_Q3Q3c_0051]" そうか。因果なことだね。しかし、バーンがきみを恐れている理由はそこだろう。奴は一度倒されているのだから。 /Text /TextLibrary
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☆SCENE12 霧の中の道標☆ ■新・アテネ■ (街人) 西のなんとかっていう国が 戦争をしかけてきたという噂だけど・・ 知ってるか?▼ (老人) 戦争が始まるそうじゃ▼ これでますます人間が減ってしまうのう▼ (老婆) 戦争だなんて言っても このギリシアにはもう兵士は いないんじゃないのかい?▼ (老人) おお! 不死身の旅人たち! お元気そうで何より!▼ ところでトランティアという国を ご存じですかな?▼ その国がなんと! 魔物あふれる中 戦争をしかけてきたのです!▼ (兵士) おお! あなたたち!▼ どうか王様をお守りください!▼ 王様はトランティアという 国の王に会うために西へ向かわれたのです!▼ ヘラクレスと名乗る者が一緒なのですが どうにも心配で・・▼ (兵士) 西の大国が戦争をしかけてきたのです! ロゴシスの村がすでに占領されたと 聞きます▼ 王様はロゴシスへ向かわれました!▼ ■ロゴシス村■ (トランティア兵) 誰も殺してはおらぬ▼ このテントの中だ▼ (トランティア兵) この村の者はみんな無事だ▼ 村を破壊したのはほんの勢いだ▼ 我らも反省しておる▼ (トランティア兵) 間もなくトランティア王が おでましになられる▼ (トランティア兵) ギリシア人か? 誤解するな 戦争ではないのだ▼ (トランティア兵) へっ! ギリシアの王様なんて もう爺さんじゃねぇか▼ ヘラクレス: おお、ウィンたちではないか!▼ 私はアテネ王の護衛でここに来たのだ▼ 私にはよくわからないが どうやら戦争が始まるらしい・・▼ 今はそれどころではないはずなのだがな▼ アテネ王 戦争の噂は聞いておるな?▼ わしは話し合いで解決をしようと ここへ来たのだ▼ 間もなくトランティア王が 戦争の理由を説明するといっている▼ どうなるかは解らないが お前達がいてくれるとは心強い!▼ む! トランティア王だ▼ (テントの中からトランティア王が現れる) トランティア王: アテネ王よ 遠い道のりをわざわざご苦労であった▼ 私は西の国トランティアの王だ 名前はアルビオン!▼ アテネ王: トランティア王よ! 無益な争いは避けようではないか!▼ アルビオン: さすがは賢帝として知られるアテネ王! 私も同じ考えだ!▼ 私はこの混乱に満ちた世の中に 平和をもたらすためにここへ来たのだ▼ 私は世界を救う方法を知っている▼ しかし、それは我がトランティアの力だけでは 駄目なのだ▼ ぜひともアテネ王よ! そなたとギリシアの民達の 協力が必要なのだ▼ アテネ王: 我らに何を望むのだ?▼ アルビオン: 民衆の力を!▼ ギリシアとトランティアが力を合わせて 平和をつかみとるのだ!▼ その方法を教えよう▼ 今、民衆を苦しめる魔物どもは 大地の穴からはい出てきているのだ▼ その穴を埋めてしまえば 魔物どもは地上へは出てこれぬ!▼ 穴を埋めるのだ!▼ しかし穴を埋めるためには 多くの民衆の力が必要なのだ▼ アテネ王: しかし穴を埋めただけで 魔物がいなくなるとは・・▼ アルビオン: うむ しかし案ずることはない▼ ウラノス様が我らに味方してくれているのだ!▼ アテネ王: ウラノス!? ウラノスはゼウスに封印され 動くことができないはず・・▼ アルビオン: その通りだ しかし力を失ったわけではない▼ ウラノス様は私に力を証明するために 太陽を止めて見せてくれた▼ その事件はそなたも知っているだろう▼ アテネ王: 確かに しかしそれでは神々の支配者ゼウスに 反抗することになる・・▼ アルビオン: 恐いのか!?▼ アテネ王よ! この苦難の時 ゼウスが何をしてくれたのだ!▼ さあアテネ王! 協力するのか? 答よ!▼ アテネ王: 断ればどうする?▼ アルビオン: このままアテネに攻め入る▼ そしてアテネ市民を奴隷にして働かせる!▼ 女、子供、年寄り、すべての市民を!▼ さあ! どうするのだ?▼ 協力するのなら ここへ来て私と誓いの握手をするのだ!▼ (アテネ王がアルビオンに近づく) アテネ王: 仕方あるまい・・▼ アルビオン: さすがはアテネ王! 賢明な判断だ!▼ ワハハハハ!▼ !?▼ お! 地震か!?▼ (地震) アルビオン: 皆の者騒ぐな! 落ち着くのだ!▼ (地面に穴が開く) (ウィン、レイオン、ステイア、ヘラクレスが落下) ■冥界■ (魔物) !! やはり生きている▼ 生きたままここへ来るとは・・ お前達は何者なのだ?▼ (魔物) 生きている人間!▼ この冥界に生きている人間が来るとは!▼ そう言えば南の隠れ家にも一人・・▼ (魔物) ここは俺達のような 心を持つ魔物の隠れ家なのだ▼ (魔物) 生前と違う姿になるときは 心を失うのが普通らしい▼ しかし、我らのように 心が残っている者もいる▼ 地上で暴れているのは 醜くさせられ心を失った者達なのだ▼ (魔物) お前達人間か・・?私はどんな生き物だったのか・・▼ 人間、動物、その他の生あるもの全ては 死ぬとハデス様に裁かれるのだ▼ そしてある者は私のように姿を変えられ ある者は生前と同じ姿で過ごすことを許される・・▼ (魔物) この隠れ家から西へ行くと 地上に戻れる▼ 邪悪な魔物達と同じやり方でな▼ (魔物) お前達も人間か? 俺様の寝床にも一人いるんだが 知り合いか?▼ 頼むから連れていってくれ▼ 人間を見ていると 襲いかかりたくなる・・▼ 早くどこかへ行ってくれ!▼ (寝ている金髪の男に話しかける) レイオン: ほんとに人間だぜ!▼ ステイア: あ! この人よ! ほら! 夢の中にいたじゃない?▼ !?▼ 何! この感じ!▼ ああ・・▼ レイオン: 吸い込まれる・・・・▼ (暗転・夢の景色・いくつか建物が建ち、風景が変わっている) (地震) (金髪の男) ▼ (暗転・冥界) レイオン: な、なんだったんだ!?▼ この人の夢の中に 入ちゃったのかしら?▼ レイオン: だけどこの夢は俺達だけの物だ!▼ なぜこいつが出てくるんだ?▼ なぜ夢の風景が変わってるんだ?▼ ステイア: そんなの判るわけないじゃないの!▼ レイオン: そりゃそうだけど・・・・▼ (男が目覚める) 謎の男: おや!? 君達は夢の中にいた・・・・▼ 君達は一体誰だ?▼ レイオン: 誰だ? そりゃ俺達の方が聞きたいことだ!▼ 謎の男: 私は・・・・私は・・・・ 何も思い出せない▼ 名前も、生まれも、過去のことは 何も判らない▼ ただ・・・夢の場所を求めて 旅をしてきただけだ▼ その途中で穴に落ちて 夢を見ていたのだ▼ レイオン: お前、死なないのか?▼ 謎の男: 判らん▼ ただ、どんなに高いところから落ちても 魔物に襲われても死ななかった▼ ステイア: この冥界に落ちてきても 死なないってことは・・・やっぱり 死なないんじゃない?▼ レイオン: けどプロメテウスが不死をくれた人間は 3人のはずだ!▼ もう俺達で3人いるじゃないか!▼ こいつは偽物だ!▼ 謎の男: 私をどう思おうが 君達の勝手だ▼ しかし私もまた夢の風景を求める者▼ 今の夢は私に君達と共に 旅をしろと言っている気がする▼ レイオン: 俺にはそんな気はしないぜ!▼ ステイア: もうレイオン! うるさいわよ!▼ ねえウィン 彼と一緒に旅をする?▼ はい いいえ (はい) レイオン: 俺は反対だけど ウィンがそういうなら我慢してやるよ!▼ ただ俺はこいつが嫌いだ!▼ 赤い派手な服なんか着やがって!▼ ステイア: そんなことばっかり言わないの!▼ ねえ新入りさん! あなた記憶をなくしてから なんて呼ばれてたの?▼ 謎の男: ずっと一人で旅をしてきた▼ 名前などない 好きに呼んでくれ!▼ ステイア: じゃあウィン! 彼に名前をつけてあげて!▼ (名前入力) (ロック) ロックが仲間に加わった!▼ ロック: 夢に出てくる街は ここから遠くはないはずだ▼ まずは地上をめざそう▼ (西へ行き、地上へ)
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ミクロビオテリウム科
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むかしむかしのお話です。 日本には「だいだらぼっち」という大きな大きな男が住んでいました。 甲州の土を集めて山を作ったのが富士山で、そのため甲州は盆地になったとか、 ある時びっくりして涙を流したら浜名湖になったとか、 羽黒山に腰掛けて、鬼怒川で足を洗ったなど、とにかく大きな巨人であったようなのです。 その上巨大なだけではなく、鉄を扱う方法を人々に教えてあげたり、 日本という国の形を今のようにしたりと、とても賢くて強かったと言います。 なにより、だいだらぼっちは子供達と仲の良い、優しくて気のいい男なのでした。 けれど、いつの頃からかだいだらぼっちの姿はこの国から消えてしまいました。 いったい、何処に行ってしまったんでしょうね? <トリステインの踏鞴法師> ルイズが呼び出した使い魔は、とにかく大きな使い魔でした。 それは「天を突くほど」というのが比喩では無い程の巨大な黒い男。 右手を伸ばせばゲルマニア領まで届き、一歩二歩と踏み出せば火竜山脈に到着する。 契約するためにタバサの竜に乗せてもらって、半日飛び続けてやっと頭までたどり着く。 立っているだけで日が翳り、脚にぶつかった雲が雨を降らせるので、時々移動しないと農作物に被害が出てしまってルイズも困る。 そんな、大山脈も膝丈までしか届かないような巨人だったのです。 けれどその大男は、見た目に反して賢くて優しい巨人でした。 巨人は目の前に飛んでいたちいさな竜と二人の女の子に向かって、自分の事を「だいだらぼっち」だとそっと名乗ります。 名乗った時に口から飛び出た突風に飛ばされたルイズ達を慌てて手の平でそっと掴んで、 おそるおそる地面に降ろす姿など、こっけいにすら見えたと言います。 その時女の子達が無事で良かったとおんおん泣いたせいで、トリステイン魔法学院の隣には大きな湖が出来たのでした。 だいだらぼっちは人の世界の仕組みもよく理解していて、 海でクジラをひょういと捕まえてメザシのようにバリバリ食べたり、火竜山脈の火竜をペロリとたいらげてしまう事はあっても、 人が飼っている牛や馬、騎士の竜やメイジの使い魔に手を出すような事は決してしなかったと言います。 そんなこんなで、だいだらぼっちと魔法学院の人々は仲良く暮らす事ができていたのでした。 そんなある日、幼馴染がすごく大きな使い魔を召喚したと聞いて、トリステインの王女さまが学校へやってきました。 アルビオン浮遊大陸にある、昔好きだった人に渡した恋文を貰ってきて欲しいと言うのです。 それを聞いていただいだらぼっちは、ひょういと平地を一跨ぎして、アルビオンを掴み取りました。 そのままぐいっと引っ張って、アルビオンを王女さまの所に持ってきます。 王女さまは突然現われた王子さまと再会を喜びわんわん泣きましたが、また別れないといけないと言います。 なんでもアルビオンにはレコンキスタという人達がいて、アルビオンを自分の物にするために王子さまを殺そうとしていると言うのです。 そこでだいだらぼっちはアルビオンの端と端を持って、ペキリと二つに折ってしまいました。 その片方を王子さま達が、もう片方をレコンキスタ達が取って、半分ずつにすれば良いと言うのです。 王子さま達はすっかり感心してしまいましたが、納まらないのはレコンキスタです。 アルビオンの半分どころか、世界の全部を欲しがっていたレコンキスタは、船団を組んでもう半分のアルビオンに攻めてきます。 大きな船が100隻、ちいさな船まで数えれば500隻という大軍です。 その着になればトリステインの端から端までをひと月で燃やしてしまえる大艦隊です。 しかし、だいだらぼっちは慌てず大きく息を吸い込み唇をすぼめて、ひゅうい!と思い切り息を吹きかけます。 途端にどんな台風よりも強くて恐ろしい風がまきおこり、大艦隊をそらの彼方に飛ばしてしまいました。 レコンキスタが居なくなったので平和になったアルビオンの人達は、だいだらぼっちにお礼をしたいと言いました。 そこで、だいだらぼっちは国中のお米を貰う事にします。 あつめたお米を、ラグドリアン湖から掬った水と一緒に火竜山脈の火山に入れて、だいだらぼっちはお米を炊きました。 炊き上がったご飯を丁寧に潰して、とてもたくさんの「のり」を造って、それを使って二つに割ったアルビオンをくっつけたのです。 アルビオンの人達はとても喜び、王子さまとトリステインの王女さまは、それを記念して結婚したそうです。 それからしばらく平和に暮らしていただいだらぼっちとルイズでしたが、ガリアという隣の国の王様がルイズを攫おうとしました。 しかもなんと、お母さんに酷い事をするぞとタバサを脅して、誘拐させようとしたのです。 子供が大好きなだいだらぼっちは、これには怒りました。 だいだらぼっちはひょういと一跨ぎでガリアの首都リュティスまで行くと、街を跨いで踏ん張ります。 そうして、大きな身体に見合った、大きな大きなウ○コをお城の上から落としたのです。 悪い王様は困ってしまって、やがてゴメンなさいもうしませんと泣き出しました。 おかげでタバサのお母さんは助けられたので、だいだらぼっちはウ○コを海に流したそうです。 そんなだいだらぼっちの活躍で、やっと平和がきたと思ったのですが、またまた問題が起こってしまいます。 サハラの砂漠に住むエルフという人達が、だいだらぼっちを攻撃しに来たのです。 でもだいだらぼっちは大きいし、なにより大地の化身であったので、エルフの魔法はちっとも効きませんでした。 それでも彼等はだいだらぼっちを虚無の使い魔と呼び、悪魔である虚無の担い手と使い魔をやっつけると息巻いています。 よくよく聞けば、サハラには悪魔の門というものがあって、そこから何か困った物が出てくると言っていました。 しかもその門は、だいだらぼっちやルイズが居ると開いてしまうかもしれないのでした。 そこでだいだらぼっちは、またもサハラをひょういと一跨ぎ。 シャイターンの門を引っこ抜いて、手の平でコネて潰してしまうと、ウ○コと同じように海へポイっと捨ててしまいました。 こうして今度こそ平和になったハルケギニアで、だいだらぼっちはずっと皆と仲良く暮らしたそうです。 ゼロのルイズと呼ばれていた女の子も、おおきな使い魔を召喚したちいさな魔法使いとして、 「ちびのルイズ」と呼ばれながら、だいだらぼっちと共に皆と仲良く暮らしましたとさ。 めでたしめでたし。
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カルメン(PixivファンタジアⅤ) トライガルド帝国はカルネリア公国の長。 カルネリア公カルメン。赤髪公。 カルネリア島の商工都市 ノヴァ・カルドアを統治する女公爵。 冷酷な性格で近隣諸国から 「赤髪公」と呼ばれ恐れられている。 戦いによってカルネリア島を手に入れたらしいが 詳細は不明である。 ~略歴~ 皇帝ルーカス二世の命により、ガルガディア帝国軍の兵力を分断すべく カルネリア公国軍を率いてガルガディア領アルビオンへ侵攻、 アルビオン岬より上陸し行く先々を焼き払い進軍する。 (⇒アルビオン侵攻) アルビオンでの敗退後、エメラルディア旧王都スペルビア奪還のため 攻城兵器と共にカルネリア公国軍を率いてスペルビア攻城戦に参戦、 トライガルド帝国軍左翼に布陣した。 最終決戦となった三帝決戦では、カルネリア公国軍を率いて トライガルド帝国軍右翼に布陣し、先陣を切った。 名前とプロフィールが明らかになったのは第二章(⇒『一つの大地と三つの剣』)から。 勢力紹介時のイラストでは性別が判断し辛かったため、解釈の違いから 第二章以前に投稿された参加者イラストに男性のカルメンが描かれるといった混乱が生じた。 同じトライガルドの不憫な方(⇒『弓の人』)に比べれば微笑ましい出来事である。 ■ 語源はスペイン語の女性名Carmen 日本ではフランスのプロスペル・メリメ著「カルメン」および それを下敷きにしたオペラ「カルメン」、そしてそれに用いられた ジョルジュ・ビゼー作曲の組曲で良く知られている。 (特に最後は、曲名は知らずとも誰もが耳にしたことのあるメロディであろう) .