約 1,871,618 件
https://w.atwiki.jp/moejinro/pages/1538.html
6日目 ナナツボシ は言った さわやかな朝がやってきました 村の川辺に打ち捨てられた orikaさんの遺体が見つかったようです… ナナツボシ は言った 村人の皆様、今日も1日がんばるのです! 3 (なむなむ) あらぐむ 役職かー ナナツボシ は言った 昼の部スタート! orika は言った 後は任せましたー 3 (なむなむ) Lumiya 相方逝った 1 (ナナツ村) あかみさと 共有が・・・ 1 (ナナツ村) ROWLEYS |ω’)ノ【占い結果】ヨロイモグラさん○ 【理由】自分視点では狼探しについてはもう仕事は果たしたので狐探しです。発言が少なめの人からです。 1 (ナナツ村) ヨロイモグラ 共有全滅かぁ 1 (ナナツ村) TeaRabbit ★占い結果ウツボンさん真っ白な村人様で在らせられます 1 (ナナツ村) Mrチキン 狩人いないっぽいのかな・・・ 3 (なむなむ) ファン ぇー確定白噛みですかぃ 1 (ナナツ村) TeaRabbit 占い理由、寡黙占うよ宣言からいきなりしゃべりだしたのでキツネかな?と思いました。狼かもしれなかったけれど違いましたね 3 (なむなむ) xこぅちゃx んー? 3 (なむなむ) あらぐむ これもう狐見えてるよね狼 3 (なむなむ) xこぅちゃx 見えてるね 1 (ナナツ村) ウツボン これで指針出せる人がいなくなったか・・・ 1 (ナナツ村) リュファ 共有さんが・・・狙われそうな気はしてましたけど・・・ 2 (がぶがぶ) TeaRabbit ていうかあれですね、全然黒引けない 1 (ナナツ村) ROWLEYS (゚д゚)(。_。)(゚д゚)(。_。) ウンウン 3 (なむなむ) orika 死にました 3 (なむなむ) orika どこですか? 1 (ナナツ村) あかみさと ん、ROWさんは対抗の○占いか 1 (ナナツ村) TeaRabbit ていうかあれですね、全然黒引けない 1 (ナナツ村) Mrチキン もぐらさん確定○? 1 (ナナツ村) ヨロイモグラ 俺が両方から○もらってはいる 3 (なむなむ) ファン お疲れ様でっす! 3 (なむなむ) xバーバラx おつかれさまです 3 (なむなむ) シエスタXX おつん 1 (ナナツ村) TeaRabbit ですね 1 (ナナツ村) ヨロイモグラ デスデス 3 (なむなむ) xこぅちゃx お疲れさまですよー 3 (なむなむ) ファン 狩人は誰守っているのでしょうね 3 (なむなむ) Lumiya おつかれさまですの 1 (ナナツ村) TeaRabbit 指針確定白で 3 (なむなむ) あらぐむ おつかれさーん 1 (ナナツ村) TeaRabbit お願いします 1 (ナナツ村) Cate もぐらさんに進行をお願いしたいです 1 (ナナツ村) MB 確定白できましたね ROWLEYSさん偽で見てますがいい占い先だ 1 (ナナツ村) ROWLEYS ですね。それがいいと思います 1 (ナナツ村) ウツボン 最初から出せる意見はがんがん行こうぜ!で行ってたと思うんだけどなぁ 1 (ナナツ村) grep 確定白了解 1 (ナナツ村) Mrチキン 共有いなくなった直後の確定○はいいかんじかな 1 (ナナツ村) リュファ 霊媒もいませんし・・・ 1 (ナナツ村) TeaRabbit グレーはどっこかな? 1 (ナナツ村) ウツボン 土竜さん高確率白○かぁ 1 (ナナツ村) あかみさと というかウツボンさん真の場合きついな 人外いっこも見つかってない 1 (ナナツ村) あかみさと ウツボンさん真ってなんだ うさぎさんねw 1 (ナナツ村) ウツボン 俺真ってなんぞ 1 (ナナツ村) ウツボン 了解w 3 (なむなむ) orika 頭が割れそうだ、ひとりだけの共有にこれだけプレッシャーかかるとは思わなかった 3 (なむなむ) ナナツボシ おつおつー 1 (ナナツ村) ヨロイモグラ grepさん あかみさとさん cateさん MBさん グレー 1 (ナナツ村) ROWLEYS (゚д゚)(。_。)(゚д゚)(。_。) ウンウン ですね 3 (なむなむ) ファン 一人だけの時点で共有じゃないですよね・・w 1 (ナナツ村) あかみさと あとMrチキンさんもかな 3 (なむなむ) シエスタXX ゼブラ吊って占いロラにならないかな 1 (ナナツ村) Mrチキン 私 3 (なむなむ) シンクロ お疲れ様ですね! 1 (ナナツ村) リュファ あかみさとさん、MBさん、Cafeさん、GREPさん、チキンさんです。 1 (ナナツ村) ROWLEYS あ、そだ。チキンさんもだ 3 (なむなむ) あらぐむ 狩人はもういないんじゃ 1 (ナナツ村) リュファ 結構いますね。 1 (ナナツ村) TeaRabbit えっと僕が占っていない人は、チキンさんあかみさとさんCateさんMBさんに 1 (ナナツ村) MB んー TEAさん確定白作りにいかなかったのかと思ったんですが ROWさんの囲い候補いないんですね 1 (ナナツ村) ヨロイモグラ おっとごめんなさい チキンさんも 3 (なむなむ) シンクロ 狩人まだいるかもしれないです 3 (なむなむ) xこぅちゃx んー 居そうな気もする 1 (ナナツ村) TeaRabbit Grepさんも 1 (ナナツ村) ウツボン 10>8>6>4か・・・ 3 (なむなむ) あらぐむ 共有がかまれたってことは 3 (なむなむ) Lumiya 共有で最後まで残るのもなかなか胃が痛くなります先生 3 (なむなむ) ファン 占い守ってるのかなぁ? 3 (なむなむ) xこぅちゃx そんな気がする 1 (ナナツ村) ヨロイモグラ 占いローラーします? 3 (なむなむ) シンクロ かもしれないですね 3 (なむなむ) orika いろいろつれづれchで独り言で考えまとめてみたけど、まとまりきれ穴井 1 (ナナツ村) あかみさと 吊り数的に一回グレからはさんでもいいかもですね 1 (ナナツ村) Mrチキン 残り占いって狼と真? 1 (ナナツ村) TeaRabbit ですよ~というかそろそろ狐が怖いので・・・ 1 (ナナツ村) grep 狼1と狂人1は排除済みとみていいんですかね? これ 1 (ナナツ村) TeaRabbit キツネつれているかなぁ? 3 (なむなむ) orika 狐、死んでるのかな… 1 (ナナツ村) ROWLEYS うち視点だと狼2排除したとみています 3 (なむなむ) あらぐむ まー、前日の段階で狼が狐見えてるって考えたら狩人も占い護衛にまわるか・・・ 1 (ナナツ村) Cate 狐はわかんないですね 1 (ナナツ村) TeaRabbit 恐らく狼と狂人はいません 3 (なむなむ) xこぅちゃx 生きてると思うんだけどねぇ・・・ 1 (ナナツ村) grep なるほど 1 (ナナツ村) ROWLEYS 狐はつれてない、グレーの中にいるような気がします 1 (ナナツ村) ヨロイモグラ んー まだグレー多いし連れてないかも 1 (ナナツ村) TeaRabbit ROWさん視点だと 1 (ナナツ村) ウツボン ここで確定白作ってるからrowさん信頼度上げてもいいような気もするけど、噛みsaki的に狩人もういなさそうだしなぁ・・・ 3 (なむなむ) シエスタXX へ 3 (なむなむ) シエスタXX ROWさん視点 1 (ナナツ村) TeaRabbit リュファさん吊っておしまいになりますね(僕の白ですが 3 (なむなむ) xこぅちゃx 何でそんな視点を語る・・・w 1 (ナナツ村) MB シンクロさん視点だと残りの占いはTEAさん真ROWさん?ですね こうちゃさんが狼だったのでROWさん非狼の人外濃厚です 3 (なむなむ) シエスタXX 狼2吊れたっけ 3 (なむなむ) orika この状況で狐がグレーにいる場合はオオカミ2かも 1 (ナナツ村) ROWLEYS うん、そういうことになりますね 1 (ナナツ村) リュファ まだグレーがだいぶ残ってますから。スライドで占い2人しかいませんからね。 3 (なむなむ) あらぐむ つーか 1 (ナナツ村) TeaRabbit 後は黒出せれば…狐がなぁ;; 3 (なむなむ) あらぐむ rowさん真なら 1 (ナナツ村) あかみさと うむー、グレー削ってもいいかもです 3 (なむなむ) あらぐむ 2つ黒田した時点で 1 (ナナツ村) ROWLEYS じゃあ吊りはどうしましょう 3 (なむなむ) あらぐむ なぜ茶うさぎさん占わない 1 (ナナツ村) Cate もぐらさんどうしましょう 1 (ナナツ村) ヨロイモグラ 狐ケアも考えて、グレーですかね 1 (ナナツ村) MB えっと 今日灰吊る場合は占い決め打ちですかね? 3 (なむなむ) あらぐむ ってことでROWさんも怪しいのよね 3 (なむなむ) シエスタXX 気づいてないだけかも 1 (ナナツ村) TeaRabbit 吊りは後3回? 1 (ナナツ村) Mrチキン ローラーに猶予自体ある? 1 (ナナツ村) あかみさと 吊りはあと4かな 1 (ナナツ村) Mrチキン 意外とありますね 1 (ナナツ村) リュファ あと3回ですね。 1 (ナナツ村) あかみさと あれ ナナツボシ は言った 5分経過(残2分) 1 (ナナツ村) リュファ 4回? 1 (ナナツ村) Mrチキン @1か 1 (ナナツ村) ウツボン 10>8>6>4 1 (ナナツ村) ウツボン 3回かな 3 (なむなむ) シエスタXX ちょっとまてよ 1 (ナナツ村) TeaRabbit ヤバい・・・ですね 3 (なむなむ) シエスタXX 崩れてきたかも・・・ 1 (ナナツ村) あかみさと そうか、何故かここだと最後の吊り数えないのか 1 (ナナツ村) ROWLEYS そのうち2回がろーらーだから…厳しいですね 3 (なむなむ) シエスタXX うーん 1 (ナナツ村) TeaRabbit 決め打ちしていただけるなら良いのですが 1 (ナナツ村) ウツボン ロラを完遂するなら@1回しかない 3 (なむなむ) xこぅちゃx シエスタさんスライドだよね? 3 (なむなむ) シエスタXX んだ 3 (なむなむ) xこぅちゃx 仮に、真狂狼霊の状態でズレて 1 (ナナツ村) TeaRabbit ローラーするなら今しちゃったほうがいいかも知れませんね 1 (ナナツ村) ウツボン 決め撃ちなら@2回・・・だよね・・・ 1 (ナナツ村) Cate ローラーは完遂したいなぁ… ナナツボシ は言った 残り1分 1 (ナナツ村) あかみさと 占い吊るならROWさん グレーからなら指定がほしいかな 3 (なむなむ) orika ラビットさんが真だと、死んだ狼は紅茶さんだけなのかな 1 (ナナツ村) Mrチキン カオス状況なのでローラーきっちりしたいかな 3 (なむなむ) xこぅちゃx 占:真狂狼 霊:真狼 だとしたら 1 (ナナツ村) Mrチキン 今日かどうか別にして 3 (なむなむ) シエスタXX うむ 1 (ナナツ村) リュファ ローラーから先にするんですか? 1 (ナナツ村) TeaRabbit とりあえずもうROWさんは占いで黒は出せませんしね 3 (なむなむ) xこぅちゃx だよねぇ、だから占い食えないよね 3 (なむなむ) xこぅちゃx どっちにしろ、だけど。 3 (なむなむ) ファン まだ狼2探さないとですかぁ 1 (ナナツ村) grep ローラー完遂は賛成 タイミングは確定白さんいお任せします 1 (ナナツ村) あかみさと もぐらさん指定はなし? 1 (ナナツ村) Cate もぐらさんどうします? 1 (ナナツ村) ROWLEYS 狐が気になりますが…ローラー完遂が村の意志なら従います。ただゼブラの存在は忘れないでくださいね ナナツボシ は言った 20秒前 1 (ナナツ村) ヨロイモグラ いえ、今日はグレーでお願いしたいです 1 (ナナツ村) Cate 指定もお願いしたいです 1 (ナナツ村) あかみさと グレーどこだ 寄せ大丈夫かな 1 (ナナツ村) ヨロイモグラ チキンさんかcateさんをグレーで吊りたいんですがどうでしょう 1 (ナナツ村) TeaRabbit なんだか信頼していただいてなんですけれど 3 (なむなむ) orika グレーいったか 3 (なむなむ) あらぐむ 今日はみずもぐらでこなくて正解だったかもしれぬ ナナツボシ は言った -------STOP-------- 1 (ナナツ村) ナナツボシ -------STOP-------- ナナツボシ は言った 夜まで時間がありません 皆様今日の尊い犠牲を選ぶのです!(会話はストップです) 3 (なむなむ) xこぅちゃx 名前吊り?w 3 (なむなむ) シエスタXX なんで?w ナナツボシ は言った 投票は私へtellでするのです! grep は ナナツボシ に言った Cateさん 吊り Mrチキン は ナナツボシ に言った Cateさんでお願いします Cate は ナナツボシ に言った チキンさんに投票します 3 (なむなむ) あらぐむ よろいもぐらさんをみんなが呼んでるの聞いてると自分呼ばれてる気分になってくる 3 (なむなむ) シエスタXX ww 3 (なむなむ) xこぅちゃx なるほど・・・w 3 (なむなむ) xバーバラx ww 3 (なむなむ) Lumiya もぐらローラーの予感 2 (がぶがぶ) リュファ よし、チキンさんの名前が出た。合わせましょう。 2 (がぶがぶ) TeaRabbit ここで黒出してその黒が吊れれば勝ちですね(GJ無ければ 3 (なむなむ) シエスタXX 前回初だっけか ROWLEYS は ナナツボシ に言った えっ、結局どっちだろ、じゃあcateさんで。 リュファ は ナナツボシ に言った チキンさん。 ヨロイモグラ は ナナツボシ に言った Mrチキンさんでお願いします 3 (なむなむ) xこぅちゃx 役職じゃないよね、狐は。 3 (なむなむ) xこぅちゃx だとしたらー・・・リュファさんになるんかなぁ 2 (がぶがぶ) TeaRabbit 占い吊って、明日チキンさんに黒だし 3 (なむなむ) シエスタXX ありえるのは 2 (がぶがぶ) TeaRabbit それで吊れれば勝ちです ウツボン は ナナツボシ に言った rowleysさんでお願いします 3 (なむなむ) ファン グレーか占ってても真じゃない人に占われたのか・・ 3 (なむなむ) シエスタXX 俺からだとこぅちゃさんかな 2 (がぶがぶ) TeaRabbit 僕の信頼によりますが・・・ 2 (がぶがぶ) リュファ ・・・どうなるかなどきどき。 3 (なむなむ) xこぅちゃx 狂人です!w 3 (なむなむ) シエスタXX だ、だよね! 2 (がぶがぶ) TeaRabbit チキンさんに入れますか? 3 (なむなむ) orika 狐吊った場合は○ですよね? 3 (なむなむ) xこぅちゃx 狼から狐まで色々変化するよ 今日の俺は・・・w あかみさと は ナナツボシ に言った Cateさんでお願いします 3 (なむなむ) Lumiya 狐も霊媒結果○ですのう 3 (なむなむ) xこぅちゃx 占っても良かったと思うんだけどなぁ・・・gjあったんだし。 3 (なむなむ) Lumiya あ、占いも一応○か 3 (なむなむ) シエスタXX ROWさん真であってくれ! 2 (がぶがぶ) リュファ 実はもうTELLしてます 3 (なむなむ) orika ならまだ紅茶さんの狐の可能性は一応ある、のか 3 (なむなむ) xこぅちゃx あるよ 2 (がぶがぶ) TeaRabbit どっちだろう・・・ん~どっちがいいのかな・・・ 3 (なむなむ) シエスタXX でないとまた推理外れちゃうよ俺 3 (なむなむ) xこぅちゃx だとしたら 3 (なむなむ) xこぅちゃx 狂人どこ行ったの?になるけどね TeaRabbit は ナナツボシ に言った Mrチキン様に一票お願いいたします 3 (なむなむ) orika 占いのどちらかとか MB は ナナツボシ に言った Cateさんに投票します Cate5 Mrチキン4 ROWLEYS1 3 (なむなむ) xこぅちゃx 狼が騙りに出なかったと? ナナツボシ は言った さようなら Cateさん あなたの勇姿は忘れない・・・。 ナナツボシ は言った 日が沈み始めました よい子も悪い子も寝る時間なのです! ナナツボシ は言った 役職行動の方は私までTELLするのです! 2 (がぶがぶ) リュファ あー。 ROWLEYS は ナナツボシ に言った あかみさとさんは多分純白だと思いますが、お色はいかがでしょうかw 3 (なむなむ) Cate おじゃましまーす 2 (がぶがぶ) TeaRabbit チキンさんに入れたのに・・・ 3 (なむなむ) シエスタXX おつおつ 3 (なむなむ) あらぐむ というのか 3 (なむなむ) xこぅちゃx お疲れ様ですよー 2 (がぶがぶ) TeaRabbit 呪殺されそうな気配 3 (なむなむ) Lumiya おつかれさまですの 3 (なむなむ) あらぐむ そういえばなんで今日グレー吊りになってるんだっけ? 2 (がぶがぶ) TeaRabbit これは・・・まずいです 3 (なむなむ) あらぐむ おつーん 3 (なむなむ) Cate 狐ケアみたい grep は ナナツボシ に言った ヨロイモグラさんを狩人がガッチリガードォォ! 3 (なむなむ) xバーバラx おつかれさまです 3 (なむなむ) シエスタXX 釣り回数あるからだったはず 2 (がぶがぶ) リュファ 呪殺来そうですね。 3 (なむなむ) あらぐむ なるほど 3 (なむなむ) ファン お疲れ様ですぅ ナナツボシ は ROWLEYS に言った あかみさとさんからは真っ黒な影は感じられません・・・村人です! 3 (なむなむ) Cate メモとりながらやると追いつかないね… 3 (なむなむ) シエスタXX 今日からロラだけど 3 (なむなむ) xこぅちゃx 釣り回数まったく無かったはずだけど・・・何故ロラにならなかったのか疑問だったんよね Mrチキン は言った 画面配置少しずらしたいので動きます。これメタにしないでね ROWLEYS は ナナツボシ に言った デスヨネー…さぁあとは溶けますかどうかw 2 (がぶがぶ) リュファ チキンさん噛んで、死体1個にしましょうか?ある意味賭けですけど。 ナナツボシ は grep に言った ヨロイモグラさんは自分でも固そうだけどガードオオォォォ 3 (なむなむ) シエスタXX えっと 3 (なむなむ) xこぅちゃx 3出て、2出て全ロラなら余裕1 3 (なむなむ) シエスタXX みんなはどっちの占い真でみてるんかな? 2 (がぶがぶ) TeaRabbit いえ、ウツボンさんあたり噛みましょう 2 (がぶがぶ) リュファ それが無難かなあ。 3 (なむなむ) Cate 私はTearabbitさん真かなーっておもってました 3 (なむなむ) あらぐむ でも 2 (がぶがぶ) TeaRabbit 呪殺が分かり切っているので対応できます 2 (がぶがぶ) リュファ 占いはどうしますか? 3 (なむなむ) シエスタXX うーん 2 (がぶがぶ) TeaRabbit チキンさんに白or黒です 3 (なむなむ) あらぐむ うさぎ視点、ROWはニセなので釣っても問題なし 2 (がぶがぶ) リュファ あ、ウツボンさん白出すんですね。 3 (なむなむ) シエスタXX やっぱそうなのかー 3 (なむなむ) xこぅちゃx ウサギさんの立ち位置がねぇ 2 (がぶがぶ) TeaRabbit ウツボンさんには白出してます 3 (なむなむ) orika ラビットさんが死んだと、シンクロさんも真で、確定して死んでいるオオカミは紅茶さんだけか 3 (なむなむ) あらぐむ ROWしてん、自分は仕事終わってるし自分真なのでつっても問題なし 3 (なむなむ) orika 真だ、殺してどうする 2 (がぶがぶ) TeaRabbit そこを噛みます!でよろしいですか? 3 (なむなむ) あらぐむ でなんだかROWさん吊るべき日だったような・・・ 2 (がぶがぶ) リュファ あ、はい。 3 (なむなむ) xこぅちゃx ROWさんが真な気がするにょね 3 (なむなむ) xこぅちゃx 噛んだw 3 (なむなむ) xこぅちゃx するんよね 3 (なむなむ) あらぐむ ROWしてんうかつに狼つると狐死亡 2 (がぶがぶ) TeaRabbit ではでは~大丈夫かな? 3 (なむなむ) あらぐむ でもうさぎ視点だと村真っ青 2 (がぶがぶ) リュファ うまくいけばいいけど・・・ 3 (なむなむ) Cate ROWさんのほうがクロ見つけてる分情報は多いですね 3 (なむなむ) xこぅちゃx 情報多いのもそうなんだけど 3 (なむなむ) シエスタXX んだねー 3 (なむなむ) あらぐむ なのでターン余裕持ちたいならROWさん吊るターンだったような TeaRabbit は ナナツボシ に言った ウツボン様の外殻の無い足からはむっ! 3 (なむなむ) xこぅちゃx 何故かTeaさんはROWさんを守ってるんよね 3 (なむなむ) あらぐむ 気がしただけです 2 (がぶがぶ) TeaRabbit 僕の考えで本当にいいのか不安です^^; ナナツボシ は TeaRabbit に言った ウツボンさんのつぼ焼き!承り! 3 (なむなむ) xこぅちゃx 狼が狐見つけろと、その為に守ってる気がする 3 (なむなむ) Cate 守ってるって言うか、狂だからどっちでもいい?みたいな雰囲気? 3 (なむなむ) シエスタXX もういっそROWさん噛まれないかな 3 (なむなむ) xこぅちゃx だから狂人は俺なのぉ・・・; 3 (なむなむ) orika 狐見つけろと思っているとしたら、初日は護衛成功だったのか 3 (なむなむ) Cate そうなの… 3 (なむなむ) あらぐむ 狼殴り合いする気なもかもぬう 3 (なむなむ) ファン Σ(゚д゚lll) 2 (がぶがぶ) TeaRabbit これで勝てたら、騙り大成功なのですけれど…モグラさんが各白ですからねぇ 5日目へ 7日目へ
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/8021.html
前ページ次ページTALES OF ZERO 第七話B 王都トリスタニア ~才人とトリスタニア~ 此処でクラース達から視点を移して…トリスタニアの街中を歩く一人の少女の姿があった 桃色かかったプラチナブロンドに、魔法学院の制服を着た少女が大通りを歩いている 「ほら、さっさと歩きなさい!!」 それは、ルイズだった…誰が見ても不機嫌そうな顔をして叫んでいる その後ろには、物珍しそうに辺りを見回す才人の姿があった 「へぇ、此処が王都か…色々と賑やかだよな。」 目の前の光景から、以前アーチェにアルヴァニスタの都へ連れて行って貰った事を思い出す あそこに負けない位活気がある街並みで、道端でも様々な物が売り買いされている あれは何だろう、これは…等と見ていると、突然耳を引っ張られた 「イテテテテ!?」 「余所見しないの!!あんたは荷物係なんだから、そんな事してる暇はないの!!!」 解った、と思いっきり引っ張られながら耳元で叫ばれたので、耳の奥でルイズの声が反響する ようやく離された耳を撫でながら、才人はルイズを睨んだ 「いてぇじゃねぇか…何だよ、クラースさんとキュルケの事、まだ怒ってるのかよ。」 「当然よ。クラース先生とあの女がで、ででで、デートなんて……。」 「仕方ないだろ、そうでもしないとあの指輪貸してくれねぇって言ってるんだし。」 もうこれで何度目だよ、とルイズの癇癪に才人はうんざりするしかなかった クラースがキュルケと出掛けた後、才人もルイズに連れられてこのトリスタニアにやってきた 本人は買い物だと言っていたが、キュルケと出掛けたクラースの事が気になるのだろう 現にさっきからきょろきょろと、彼等がいないかその姿を探している 「それに、俺に八つ当たりするのも止めて欲しいんだけどな。」 此処に来るまで、何度苛立ちをぶつけられた事か…それにしても、彼女の苛立ちは尋常ではない 「(怒りっぽいからって、こりゃ異常すぎるだろ……まさか、こいつ。)」 口は災いの元だと言う事を学べないのか…才人は思った事を口にした 「もしかしてお前……クラースさんに惚れてるとか?」 返事は返ってこなかった…帰ってきたのはルイズの鉄拳だった 顔にめり込む勢いだったので倒れそうになったが、何とか踏ん張る 「そんなわけないでしょ!?あのツェルプストーの女と先生が一緒ってのが気に食わないだけよ!!」 「さ、さいですか……まぁ、クラースさんにはミラルドさんがいるし、変な事にはならないって。」 鼻を抑えながら才人がそう答える中、ふとルイズは気になった よく二人の使い魔の会話に出てくる、ミラルドという女性に 「ねぇ、サイト…クラース先生の奥さんって、どんな人?」 「ミラルドさん?そうだな……簡単に言えば、美人で優しい人だな。」 「美人で…優しい?」 「ああ。クラースさんに召喚されてから色々世話になってさ……。」 才人は語った…ミラルドの事を アセリアの事を色々教えてくれたり、おいしい料理を作ってくれたり それに、不安になった時には優しく抱きしめてくれた事…そんな事を話した 「ふーん……何か聞いてても、良い人だって思うわ。」 「だろ?きっと俺とクラースさんが急にいなくなったから…心配してるだろうなぁ。」 才人は空を見上げ、ミラルドやアーチェ、ユークリッド村の人々の事を思い浮かべた そして、地球にいる両親や友達の事も… 「サイト……。」 そんな才人の姿を見て、ルイズは二人を呼び出してしまった事を少し後悔した そして今更だが気付かされた…彼等にも彼等の生活があったんだという事を 「(でも…仕方ないじゃない、あんた達がゲートを潜ってこっちに着ちゃったんだから。)」 召喚した使い魔を戻す魔法なんてない…ルイズにはどうにも出来ない問題だ だんだんと胸の奥がもやもやしてきたので、それを払うべく声をあげた 「ほ、ほら、ぐずぐずしないで…さっさと買い物に行くわよ。」 「何だよ、人が感傷に浸ってるのに…つめたい奴だな。」 才人の言葉に、ルイズは反論しなかった…今だけはやめておこうと思ったからだ ルイズが歩き出すと才人もその後に続き、二人は通りを歩いていくのだった 「これとこれ…あとこれもお願いするわ。」 「ありがとうございます。」 トリスタニアのとある店で、ルイズは買い物を終わらせて店を後にする そんなルイズの後を、彼女の買った物を両手で持つ才人が後を追う 「えっと、次は向こうにあるお店にいって……。」 「おいおい、まだ買うつもりかよ。」 才人が悲鳴に近い声で訴える…既に彼の手には十分すぎる程の荷物があった なのに、彼女はまだ買うつもりでいるのだから当然の訴えだ 「当然よ、女の子には必要な物が沢山あるんだから…本当、荷物係がいて助かるわ。」 「…鬼だ、俺の目の前には鬼がいる。」 可愛らしい顔をしていはいるが、根は酷い鬼が…ぶつぶつと文句を呟く そんな才人を面倒臭そうに見ると、仕方ないとばかりに口を開いた 「ほら、後で何か美味しいもの食べさせてあげるから…頑張りなさいよ。」 「えっ、マジで!?」 此処に来て楽しみと言えるのが食事くらいなので、才人の顔は一気に明るくなる だから、ルイズの「単純…」という声も聞こえなかった 「解ったらさっさと行くわよ。」 「ああ。でも、此処って人の通りが激しいから……。」 才人の言うとおり、狭い通りを大勢の人が行き交いしているので歩きにくい そんな才人の苦労を知ってか知らずか、ルイズはどんどん先へ行く 「おーい、ルイズー、待ってくれよ…うわっ!?」 「きゃっ!?」 ルイズに追いつこうとした時、才人は通行人の一人と真正面からぶつかってしまった 手に持っていた荷物がバラけ、才人は仰向けに倒れる 「(いてぇ、思いっきり倒れた……ん?)」 起き上がろうとしたが、顔に妙な弾力間がある事に気付いた 柔らかい、そして視界が暗い…そう思っていると声が聞こえてきた 「ごめんなさい…大丈夫?」 視界が明るくなったと同時に、目の前に女性の顔が見えた 相手は白のワンピースを着た綺麗な女性だった…それに胸もある その胸が自分の顔を覆っていたと知り、才人は顔を赤らめた 「い、いや、こっちこそすんません。ぶつかっちゃって…。」 「ティアお姉ちゃん、大丈夫?」 隣から、彼女の連れらしい少女が心配そうに覗き込んでくる 「ニナ…私は大丈夫。でも、この人が…。」 「お、俺は大丈夫です。この通り、全然平気ですから…ハハハ。」 そう言うと、才人は起き上がってバラけてしまった荷物を拾い始めた ティアと呼ばれた女性も手伝ってくれ、荷物はすぐに集まった 「ありがとうございます、拾うの手伝って貰って。」 「そんなに沢山の荷物を持って大変ね。おつかいでも頼まれてるの?」 「ええ、ちょっと買い物に付き合わされてね…大変ですよ、もう。」 笑いながらティアの返事に受け答えする才人…その視線は終始彼女の胸に向けられていた そんな事に気付かない彼女は、才人に微笑を返してくれる 「じゃあ、私達はこれで…おつかい、頑張ってね。」 「はい、そちらも気をつけて。」 ティアは連れの少女と共にその場を後にし、やがて人混みの中へと消えた 二人が見えなくなるまで手を振った後、才人は自分の顔に手をやる 「(ティアさん、だっけ……凄くでかい胸してたよなぁ。)」 彼女の胸の感触が残る顔を撫でる才人…周囲の人がいぶかしむ位、にやけながら あのメロンみたいな大きい胸の感触を知る事が出来たので、此処に来たのも悪くはなかった 「さて、と…ルイズ、次は何処に………ルイズ?」 辺りを見回してみると、見知らぬ通行人ばかりでルイズの姿は見えない 何度かルイズの名を呼んでみるが、返事は返ってこなかった 「ひょっとして……はぐれた?」 それに気付いた時…才人は途方にくれるしかなかった 「はぁ…どうすっかなぁ。」 ルイズを探し、荷物を両手で抱えながら才人はトリスタニアを歩き回った 知らない道をぐるぐる回った結果、今では路地裏にたどり着いてしまう始末だ 「こんな所にあいつが来るわけねぇよなぁ…戻るか。」 しかし、帰ろうにも入り組んだ路地裏からはそう簡単には出られなかった 「えーと、確かこっち…いや、あっちだったか?」 右に左に、前に後ろに… あちこっち歩き回っても、中々大通りに出る事は出来ない 「やべぇ、マジでやべぇ…このままだとルイズに会うどころか帰れなくなるぞ。」 だんだんと彼の中に危機感が募っていく…そんな時だった 「や、止めてください。」 向こうの方から、嫌がる女性の声が聞こえてきた それも、何処かで聞いた事のある声…気になった才人は先へ進んでみた 「止めてくださいって言われて止める奴なんていないだろ?」 「だからよ姉ちゃん、俺達と楽しい事しようぜ。」 すると、柄の悪い男達が数人、若い女性を取り囲んでいた 男達に取り囲まれ、困惑するその女性には見覚えがあった 良く見てみると…普段着を着ているが、間違いなくシエスタだった 「シエスタ!?」 「あっ……さ、才人さん。」 才人の声を聞いて、シエスタが此方に振り向いた 当然、彼女を取り囲んでいる男達も才人の方を振り向く 「んん、何だお前…こいつのツレか。」 「えーと…まあ、そんな感じ。そんな事よりシエスタを離してやれよ、嫌がってるじゃないか。」 才人の言葉に男達は顔を見合わせ、やがて大声で笑い出した まあ、この手の人間が素直に話を聞くとは思っていなかったが 「馬鹿かお前、んなの聞くわけないだろうが……おい。」 リーダーらしき男の声に、仲間の一人が近づいてきた 懐からナイフを取り出したので、思わず才人は後ずさる 「えっ、ちょっと……いきなり刃物出すなんてありかよ。」 そうは言っても相手はやる気のようで、ナイフを此方に向かって突き出してきた 咄嗟にその一撃を避けるが、相手は続けてもう一撃繰り出してくる 「くっ…この!!」 「うわっ!?」 後でルイズに怒られる事を覚悟しつつ、荷物を暴漢に向かって投げつけた 顔にぶつかって一瞬怯んだ隙をついて、男の急所を蹴り上げる 「ぐふっ!?」 男の急所は共通…それをよく知っている才人の一撃を受け、相手はその場に蹲った その手から零れ落ちたナイフを、反射的に手に取る 「野郎、抵抗する気か……お前等、やっちまえ!!!」 リーダーの言葉に、男達は一斉に得物であるナイフを取り出した そして、これまた一斉に才人に向かって襲い掛かる 「何でこうなっちまうんだよ…くそ、やるしかないよな。」 ナイフを手に構える才人…その時、左手のガンダールヴのルーンが輝きだした 相手は五人…けれど、才人は怯まずに相手に向かっていった 「でりゃ!!」 まずは一人目…思いっきりナイフを振って相手の手から弾き飛ばす 顔面にパンチを叩き込んで、地面に沈めた 「たあっ!!」 二人目と三人目は攻撃をしゃがんで避け、足払いを掛けた バランスを崩した二人は、重なり合って倒れる 「これで、どうだ!!」 残った二人も、すれ違いにナイフの柄を首筋に当てて沈黙させた 僅か数秒足らずで、才人は全員を倒してしまった 「俺って…実は凄くね?」 得意げになる才人…これも、ガンダールヴの恩恵故であった このままいけるかもと思ったが、そんな彼の快進撃もそこまでだった 「おい、お前…それ以上動くんじゃねぇ。」 何故なら、相手がシエスタの首筋にナイフをかざしていたからだ 「シエスタ……くそ、定番過ぎる卑怯さだぞ。」 「まさか、ガキ一人に皆やられちまうとはな…おら、全員起きろ!!」 リーダーの一喝に、倒れた全員がふらつきながらも立ち上がった 相手はシエスタの首筋にナイフをつけたまま、ゆっくりと近づいてくる 「さあ、ナイフを捨てな…でねぇと、この姉ちゃんの首から血が噴出すぜ?」 「さ、才人さん……。」 相手は脅しではない事を証明する為、ナイフでシエスタの首の皮を一枚切った 切った箇所から赤い血が流れ、痛みと恐怖から彼女の顔が歪む 「解ったらさっさとナイフを捨てろ、今度は本当にやっちまうぞ。」 「お前……解ったよ。」 いくらガンダールヴの力で強化されたとはいえ、この位置から突っ込んでも間に合わない 相手の指示通り、才人は手に持っていたナイフを捨てた 「そうだ、それで良い…おい、お前等、たっぷりとお返ししてやれ。」 周囲の男達が手をボキボキ鳴らしながら、ゆっくりと近づいてくる あれだけやったのだから、タダですむわけがない やられる…恐怖のあまり、才人は目を瞑った ……… だが……数秒が過ぎ、十数秒が過ぎても相手が殴りかかってこない 「(あれ…全然来ないぞ、どうしたんだ?)」 「おい、もう固まってなくて良いぞ。」 疑問を浮かべる才人に、男達とは違う若い男性の声が聞こえてきた 恐る恐る目を開けると、自分を取り囲んでいた男達が再び地面に沈んでいた 「えっ、なんだ、一体何が……。」 「才人さん!!」 目の前の光景に戸惑っていると、シエスタが抱きついてきた 一体何があったんだ…と彼女に尋ねようとした時、再度声が聞こえた 「危なかったな、お二人さん?」 声の方を向くと、その先には髪の長い男性が立っていた…手には刀を吊るした紐が握られている その足元には、何故かキセルを加えた犬までいた 犬は男達のリーダーを踏みつけている…奴も気絶しているらしい 「えっと…あなたが助けてくれたんですか?」 「話は後だ。此処はこいつ等の縄張りだからな…すぐに他の奴等が来るぞ。」 その言葉に、慌てて才人は散らばった荷物を回収する そしてシエスタと共に、青年に連れられて路地裏を後にした ……………… 「ここまでくれば、後は大丈夫だろ。」 追っ手が来ていないのを確認しながら、青年はそう答える 彼の案内により、才人とシエスタは無事大通りへと出る事が出来た 「あの…ありがとうございます、俺達を助けてくれて。」 「別に…仕事でたまたま通りかかっちまっただけだからな、礼なんていらねぇよ。」 才人の感謝の言葉に、青年はそう答える その隣で「わん!!」と、犬も軽く吼えた 「何にせよ、裏通りにはああいう輩が多いからな…今度からは注意しろよ。」 いくぞ、ラピード…彼は連れの犬の名を呼び、その場から立ち去っていく 「本当に、ありがとうございました。」 とシエスタが言うと、彼は後ろ向きのまま手を振り、やがて見えなくなった 二人は彼の姿が見えなくなった後、落ち着ける場所を探してその場から歩き始めた 「私、今日非番だったんです。それで、王都に買い物に着たんですけど…。」 「その途中で、あいつ等に絡まれたってわけだ。」 昼前の噴水広場にて…… ベンチに腰を掛けて、才人とシエスタはそこで落ち着き、話をしていた 「裏通りに引き込まれた時は、私もう駄目かと思いました。でも、才人さんが来てくれたから…。」 「いや、結局俺もさっきの人に助けられたから…。」 助けに行ったつもりが助けられて……ちょっと間抜けだと思った でも、二人とも無事だったのでよしとしよう 「あの犬さん、凄かったんですよ。暴漢達を反撃する間も与えずに一瞬で倒しちゃったんです。」 「へぇ、そうなんだ……って犬!?」 「はい、才人さんの周りの人を倒したのが犬さんで、私を捕まえていた人を倒したのがあの人です。」 あの犬が…確かに普通の犬とは少し違うようだったが、まさかそれ程とは というより、犬に助けられてしまうなんて… 「そうか……俺って、犬より弱いんだな。」 「し、仕方ないですよ、私人質になってたんですから…それに、最初は凄かったじゃないですか。」 「そ、そう…かな?」 「はい。あの時の才人さん…とても格好良かったです。」 シエスタのフォローに、才人も少しは気が楽になった しかし、持っている荷物を見て大事な事を思い出した 「あっ、それよりも…ルイズの事、どうすっかなー。」 「ミス・ヴァリエールがどうかしたんですか?」 「いや、今日はルイズと買い物に来たんだけど…あいつとはぐれたんだ。」 どうしよう…と、ルイズが何処にいるのかと才人は頭を悩ませる 下手に動き回ればまた迷うだろうし、一旦街の入り口まで戻ろうか… 「よぉ、お二人さん…何か悩んでんのか?」 そんな時、二人に元気よく声を掛けてくる男が現れた 服装は先程の男同様、この辺では見ない服装で、胸当てを着用している 「え、えっと…悩んでると言えば悩んでるんですけど…。」 「悩んでるんだったら、少し占いで見てもらったらどうだ?すぐそこでやってんだけど…。」 どうやら、男は客寄せの為に自分達を呼んでいるらしい だが、こういう勧誘は怪しいものなので、すぐに返事は出せなかった 「ん、何だ…俺の事信用出来ないってか?」 「いや、そんな事は……。」 そうは言っても、歯切れの悪い言い方がそれを肯定している 「ん~、まぁそうだよな……じゃあ、これが俺の証明って事で。」 男は少し考えた後、二人の目の前にスッと拳を突き出した 何をするんだろう…そう思って二人が見ていると、彼の拳から花が出てきた 「わぁ、綺麗な花ですね…それに見た事ないです。」 「これは東の方に咲くティートレーイの花って言うんだ、一つあんた達にあげるぜ。」 男から花を受け取り、シエスタと才人は再度彼の顔をのぞく 彼は満面の笑みを浮かべており、何だか信じられそうになった 「じゃあ……ちょっとだけ、占って貰っても良いですか?」 「よし、来た。あいつの占いは五つ星だからな、期待しても良いぜ。」 話が決まり、男は占い師の所まで案内しようとする が、その前に大事な事があったと、二人に振り返る 「自己紹介がまだだったな…俺はティトレイって言うんだ、よろしくな。」 男…ティトレイが自身の名を名乗り、才人は横目で先程貰った花を見る これ、自分の名前をつけてんのか…面白い人だな 「わたしはシエスタです、よろしくお願いします。」 「あっ…お、俺は平賀才人…才人って言います、よろしく。」 挨拶が終わると、二人はティトレイに連れられてその場を後にする その後、クラース達が此処へやって来るのだが、二人がそれを知る事はなかった ティトレイに連れられて、二人は件の占い師の所へとやってきた 簡易的なテーブルに白いテーブルクロスが掛けられ、椅子には女性が座っている 黒髪の美女…彼女が占いをするらしいが、彼女はカードを見ていた 「おーい、ヒルダーーー、客連れて来たぜ。」 「ああ、ティトレイ…何処に行ってるのかと思えば。」 ティトレイに呼ばれた女性は顔をあげ、三人に振り向く ヒルダと呼ばれたこの占い師は占いをしていたらしい、彼女のカードを覗き込んだ 「また俺達の今後を占ってたのか……で、どうだった?」 「そうね、この前と同じよ…今は時が来るのを待つしかないわ。」 「そうか…まあ、果報は寝て待てって言うしな。」 うんうんと頷くティトレイ…その間に、ヒルダはカードを整理する それを終えると、今度はシエスタと才人へ視線を向ける 「それで…占って欲しいのはそこの二人?」 「ああ、ヒラガサイトにシエスタ…何か悩んでるみたいだったから連れてきた。」 ふーん、と占い師のヒルダはじっと二人の顔を見つめる 「確かに、色々と悩んでそうね……で、貴方達は何を占って欲しいの?」 「え、えっと……私の仕事の運勢とか占ってもらって良いですか?」 「俺はルイズ…はぐれた奴がいるんだけど、そいつが何処にいるとか占えます?」 「それだけ?」 二人がそれぞれ占って欲しい事を言うが、ヒルダは納得した様子ではない その言葉の意味が解らない二人に、ヒルダは微笑する 「歳若い二人が一緒に占って欲しいと言えば、恋愛運だと思ったのだけど……。」 「ええっ、そんな…私とサイトさんは別にそんな関係じゃ…。」 少し顔を赤らめながら、シエスタは自分達の関係を否定する 彼女の態度を見れば、少しは脈有りだと思うのだが… 「そうですよ。俺なんか、シエスタには勿体ないくらいですから。」 鈍感な才人はそれに全く気がつかなかった…その時、シエスタは少し残念そうな顔をしていた 「まあ、そう言うならいいけど…で、どちらから占うの?」 「そうだな……シエスタ、先に占ってもらったら?」 「えっ、良いんですか?なら、私から……。」 才人の勧めでシエスタが最初という事になり、椅子に腰掛けた ヒルダは持っているカードを使って占いを始める…絵柄は見た事のないものだった 途中色々と質問され、それに答えながら占いは行われていき…… 「結果が出たわ…正直に言うと、このまま仕事を続ければ貴方にとって良くない事が起こるわね。」 結果は思わしくないものだった…それを聞いて、才人はヒルダに向かって怒鳴った 「そんな、どうして!?シエスタは何時もちゃんと仕事してるのに……。」 「そこまでは私にも解らないわ…心当たりは彼女自身が良く知ってるみたいだけど。」 その言葉に才人がシエスタを見ると、彼女は思いつめた表情をしていた それに結果を聞いてもそれ程驚かない…何処か納得しているようでもある 「シエスタ…学院で何かあったのか?」 「それは…いえ、何でもありません。何も…ないんです。」 だが、彼女は何も言おうとしなかった…後の事を考えれば、言えなかった これではあんまりだと思ったティトレイは、ヒルダに尋ねる 「なあ、ヒルダ…どうにか出来ないのか?」 「そうね、気休め程度だけど……宝石が貴方のラッキーアイテムかしらね。」 「宝石?」 「そう、それを身に着けていれば厄災から持ち主を守ってくれるわ。」 完全な保障は出来ないけどね、とヒルダは付け加える 「宝石か……そう言えば、確か…。」 才人はポケットに手を突っ込み、ごそごそとある物を探す すぐにそれは見つかり、ポケットから取り出したそれをシエスタに渡した シエスタが受け取って確認すると、瞳くらいの大きさの黒い宝石だった 「これは?」 「ブラックオニキス、前にクラースさんから貰った奴だけど…シエスタにあげるよ。」 「そ、そんな…頂けません、こんな高価な物…。」 慌ててシエスタはブラックオニキスを返そうとするが、才人はそれを拒んだ 「シエスタには会った時から世話になってるからさ…お礼の意味も込めてって事で。」 と言っても、貰い物なので有難みないかもしれないけど… 「でも……。」 「良いんじゃないかしら。貴方の事を大切に思う人からの物の方が、効果があるかもしれないわよ。」 「ほら、占い師のお姉さんもこう言ってるし…な。」 シエスタはヒルダ、ティトレイ、才人と見て最後にブラックオニキスを見た 黒の宝石を愛おしそうに指で撫でた後、ギュッと握り締める 「サイトさん……解りました、大事にしますね。」 ありがとうございます、とシエスタは笑顔で感謝する これで、シエスタの事は上手くいったと思いたい 「さて、と…じゃあ次は俺の番だな。人を探しているんですけど……。」 「サイト~~~~~~!!!!」 占いを始めようとした矢先、聞き覚えのある声が聞こえてきた 才人が振り向くと、ルイズが此方に走ってくるのが見えた 「あれ、ミス・ヴァリエールじゃないですか?」 「サイトが探してる女の子か…良かったな、占う前に見つかって。」 ティトレイは喜んでいるが、才人は全然喜んでなかった 何故なら、向かってくる彼女の表情が、自分の無事を安堵しているようには見えなかったからだ 「この…馬鹿犬!!!」 その証拠に、才人に向かって飛び膝蹴りを喰らわせようとした 喰らっては大変と、その一撃を避ける 「避けんな。」 「避けるわ、んなの!!」 「あんたって奴は…勝手にいなくなったと思ったら、女の子と一緒にいるなんて…。」 「仕方ないだろ、お前がさっさと行っちまうんだから…それに…。」 「ああ~~~!!!」 弁解の途中でルイズが大きな声を出したので、思わず才人は竦む 彼女が驚いたのは、才人が持っている袋が幾つか汚れていたからだった 「あんた、私の買った物をそんなにボロボロにして…。」 「そ、それは俺の命が危なかったから仕方なく…。」 「言い訳すんな!!」 「はぐぅ!?」 話も碌に聞かず、ルイズは才人の急所を蹴り上げる 不意を付かれてその一撃に才人は膝をつく 「馬鹿、この馬鹿!!」 「げふっ、ま、待てルイ…ぐほっ!?」 「み、ミス・ヴァリエール、落ち着いてください。」 足で散々踏まれまくる才人は弁明の余地なく、地面に沈んだ シエスタは何とかルイズを落ち着かせようとするが、あたふたするばかりだ 「何だか騒がしい連中だな…ま、これで一件落着って事で良いのか?」 「良いんじゃない?」 隣で様子を見るティトレイとヒルダの言葉は、騒がしい三人には聞こえなかった 「全く…理由があったならちゃんと言いなさいよね。」 ヒルダとティトレイと別れ、才人達は道を歩いていた あれから何とかルイズを宥める事に成功し、事情を話して納得させる事が出来た だが、その頃には才人は体中をあちこち痛める辛い思いをする事となったが 「お前が素直に人の話を聞いた事があるのかよ。」 「過ぎた事を何度も言わないでよ、男らしくないわね。」 じゃあ、お前は女らしくねぇよ…と言おうと思ったが、止めておいた 口は災いの元というのを、そろそろ学習しなければならない 「それにしても…何であんたまで付いてくるの?」 ルイズのその言葉は、才人の隣を歩くシエスタに向けられたものだった 別に一緒に行こうとも言っていないのに、彼女は自分達に付いてきた 「だって、サイトさんは命の恩人ですから…お礼がしたいんです。」 「ふーん…まあ、良いんじゃないの。」 特に興味もなさそうに告げると、ルイズはそっぽを向く しかし、横目でチラッと二人の様子を見ていた 「ああ、腹減ったな…そういや、今朝はあんまり食べれなかったし。」 「だったら、あそこで何か買います?美味しそうな果物が並んでますよ。」 「おっ、本当だな。」 黒髪の少年と少女…傍から見れば、お似合いのカップルとも言える 別に使い魔の少年が誰と付き合おうと構わない…キュルケ以外なら 構わない…筈なのだが 「(妙にイライラするのは何でなのよ。)」 あの二人を見ていると、そんな気分になってくる 別に彼等は自分にとって、何も悪い事はしていない筈… 「(……ああ、解ったわ。きっとこれは…。)」 その理由が解ったと思ったルイズは、二人に近づく そして、シエスタが買ってくれた果物を頬張る才人の耳を引っ張った 「イテテテテ、何すんだよ!?」 「使い魔が主人を放っておいたら駄目でしょ、あんたは荷物持ちとして連れて来たんだから。」 そう、自分がイラついていたのはこいつが使い魔としての責務をしていないから… 実際、こうやって諌めた事でルイズの中で気分が落ち着いた 「解った!?」 「わ、解った…解ったって!?」 しぶしぶ了承する才人の声を聞き、解れば良いのよとルイズは耳を引っ張るのを止める 耳を押さえる才人をシエスタが心配するが、ルイズは気にせず先に行く 「(全く、あいつは本当に使い魔らしくないわね…今一度、ビシッと教育する必要があるわ。)」 今度はそれに必要な物を買いましょ…と碌に前を見ずに考えていた だから、ルイズは前から来る人に気付かずにぶつかってしまった 「イタッ!?」 そのショックで地面に思いっきり尻餅をついてしまう それに気付いた才人とシエスタが、後ろから駆け寄ってくる 「ルイズ、大丈夫か?」 「大丈夫じゃないわよ、思いっきり地面にお尻をぶつけちゃったわ。」 イタタ…と地面にぶつけたお尻を擦りながら、ぶつかった相手を見上げた 「おっと、失礼した…大丈夫かな、貴族のお嬢さん。」 ぶつかった相手の男は丁寧にルイズに謝る よく見ると、相手は三人組で、男二人に女一人の組み合わせである それぞれ武器を持っている事から、相手は傭兵のようだ 「あんた達、傭兵?次からはちゃんと前見て歩きなさいよね。」 「お前…兄貴に向かって生意気でヤンス。」 余所見していたのはあんただろうに…と、太っちょの男は憤慨する だが、そんな彼を男は制止させる。 「まあ、待てジョン…此処で貴族と問題を起こしたら面倒だ。」 「それは…そうでヤンスが。」 彼の言葉に、太っちょの男はそれ以上言う事なく黙った 「仲間が失礼した…我々は漆黒の翼という者、以後お見知りおきを。」 男は礼儀正しく、ルイズに向かってお辞儀した 「漆黒の翼?漆黒の翼って何なんですか?」 「おお、良くぞ聞いてくれたな少年!!」 聞いたこともない単語に、才人が疑問を相手に投げかける すると、待っていましたと言わんばかりに叫んだ男は仲間二人に向かって振り向く 「ジョン、ミリー、例のヤツをやるぞ。」 「解ったでヤンス、兄貴。」 「ええ、こんな街中で……仕方ないわね。」 太っちょの男は即座に、女性のほうは少し困惑しつつも了承する そして、彼等は独特のポーズと共に自己紹介を始めた 「私は音速の貴公子、グリッド!!」 リーダーらしく、格好良いポーズを決めるグリッド 剣を引き抜き、頭上高く掲げる 「おいらは大食らいのジョン、でヤンス!!」 力自慢である事を示すようにポーズを決めるジョン その体格に似合った斧を、背中に担いでいる 「私は疾風のミリー!!」 自身の愛らしさと疾風を表現したポーズを決めるミリー 二本のナイフを、クルクルと手の内で玩ぶ 三者三様に、それぞれポーズを決めながら名乗りを上げ、最後の締めへと入る 「「「我等三人、人呼んで最強の傭兵集団…漆黒の翼!!!」」」 決まった…我等の勇姿は深く彼等の胸に刻まれたに違いない そう思っているグリッドに対し、才人達の反応は… 「へー、そうなんだ…で、知ってるか、ルイズ、シエスタ?」 「全然知らないわ。」 「私も…聞いた事ありません。」 「馬鹿なぁ!?」 三者のコメントに崩れ落ちるグリッド、そんな彼をジョンが心配する 「兄貴、大丈夫でヤンスか?」 「大丈夫だ、ジョン…少しばかり、眩暈がしただけだ。」 弟分に支えられ、何とか立ち上がるグリッド しかし、表情はまだショックの後が残っている 「グリッド、私達まだそれらしい活躍してないじゃない。知られてないのも当たり前よ。」 「まあ、それはそうなんだが…漆黒の翼と言えば、色々と有名だろ?」 「私達『は』、まだそんなに有名じゃないでしょうが。」 ベシっと、ミリーの突っ込みがグリッドに入る 彼は頬を人差し指で掻いた後、改めて三人に振り返った 「…まぁ、そういう訳で。今後活躍を予定している漆黒の翼をよろしく頼む。」 では…と、グリッドは一足早くその場を去っていく 他の二人も、グリッドの後を追いかけていった 「…何だったんだ、あれ。」 「さあ…でも、もうあいつ等と会う事なんてないでしょ。」 「それより、早く行きませんか?周囲の視線が…。」 シエスタの言うとおり、周囲の人々の怪しんでいる視線が集中してくる そういう事で落ち着くと、三人は再び歩きだした この時、彼等とは長く関わっていく事になるとは誰も思わなかった 『腹は減っては…』 才人「やっぱ王都ってだけあって広いよなー、広いから迷子になったけど。」 ルイズ「もう二度と迷子になんかならないでよね、アンタを探すの大変だったんだから。」 才人「それは悪かったって…で、これからどうするんだ?」 ルイズ「そうね…そろそろ昼頃だし、何処かで食事にでもしたいわ。」 才人「そいつは賛成だ、俺もう腹減ったし…さっきの約束、守ってくれよな。」 ルイズ「約束…ああ、あれね、一応守ってはあげるわよ。」 才人「一応って…まあ、早くどっかで飯食いたいなぁ。」 『ルーンの秘密』 シエスタ「それにしても、あの時の才人さん凄かったです。」 ルイズ「あの時って…ああ、暴漢に絡まれたっていう…。」 シエスタ「はい。あの時才人さんはナイフを巧みに使って相手を倒したんです。」 才人「でも、結局は俺も助けられたけどな…あの長髪の人と犬にさ。」 ルイズ「ふーん…ギーシュの時もそうだけど、あんたって本当は剣士なの?」 才人「いや、俺剣なんて使った事ないし…自分でもどうしてあんな風に動けたのか…。」 ルイズ「………もしかしたら、契約のせいかもしれないわね。」 才人「契約?」 ルイズ「使い魔を召喚して契約を交わすと、使い魔には特殊能力が宿る事があるのよ。」 ルイズ「例えば、猫の場合だと猫が喋れるようになるとか。」 才人「へぇ…じゃあ、俺が剣を使えるようになったのもルイズとの契約のお陰ってわけか。」 ルイズ「そう言う事…まぁ、あんたは先生のおまけだったからそれくらいあった方が良いかもね。」 才人「おまけっていうな…見てろよ、何時かお前をギャフンって言わせてみせるからな。」 ルイズ「はいはい、期待しないで待ってるわ。」 『伝説の傭兵』 才人「さっき会った漆黒の翼って人達…傭兵ってあんな面白い人達ばかりなのか?」 ルイズ「そんなわけないでしょ、傭兵なんて金にしか目のない奴等ばかりよ。」 ルイズ「おまけに、自分の身が危なくなったらさっさと逃げちゃうらしいし。」 才人「ふーん…傭兵って格好良い職業だと思ってたけどな。」 シエスタ「でも…確か何十年か前に客員剣士として招かれた傭兵がいるって話がありますよ。」 才人「客員剣士?」 ルイズ「それは私も母様から聞いた事があるわ…剣と魔法に卓越した、凄い人がいたって。」 ルイズ「でも、私は母様の話でも信じられないわ…傭兵が陛下直々に招かれたなんて。」 シエスタ「殆ど伝説のような物ですからね…当時を知る人しかその傭兵の存在を知りませんから。」 才人「伝説の傭兵ってわけか…だったら、俺もそんな傭兵みたいに伝説の一つでも残して…。」 ルイズ「調子に乗るんじゃないわよ、この馬鹿。」 才人「イタタタ、冗談、冗談だから…そんなに耳引っ張んなって!?」 『才人からのプレゼント』 シエスタ「♪」 ルイズ「どうしたのよ、あんた…宝石を見つめてにやにやと。」 シエスタ「あっ、ミス・ヴァリエール…これ、才人さんからプレゼントして貰ったものなんです。」 ルイズ「サイト…から?」 シエスタ「はい、本当はミスタ・レスターから頂いたそうなんですけど…。」 ルイズ「ふーん…良かったじゃない、プレゼントなんかもらえて。」 シエスタ「はい…今後の事で色々と不安だったんですけど、これのお陰で大丈夫そうです。」 シエスタ「私、頑張ります…この先、何があっても。」 ルイズ「………。」 才人「ルイズー、そんな所でボーっと突っ立ってるとまたはぐれるぞ。」 ルイズ「サイト……ふんっ!!」 才人「ぐえっ…い、いきなり何すんだよ!?」 ルイズ「………何となく。」 才人「何となくって…ちょ、おい、待てよ、コラ!!!」 「なぁ…そろそろ昼飯にしようぜ。」 漆黒の翼の面々と別れ、更に歩いた頃に才人がルイズに尋ねる 街に着てから色んな事があったので、お腹はすっかり減っていた 「そうね…確かにお腹も空いてきたから、何処かで昼食を取りたいわね。」 ルイズにもそれには賛成で、何処か良い店はないだろうかと探してみる 貴族に相応しい、品位ある店を…… 「きゃっ!?」 その時、風が通り過ぎたような感覚をルイズは感じた スカートが捲れそうになり、両手でそれを押さえつける 「何、今の…風が通り過ぎたかと思ったけど。」 「あの子が走っていったみたいですよ、ほら。」 シエスタの言葉に前を見るが、その先には通行人が数人見えるばかり 子どもの姿は影も形もなかった 「あの子って誰よ?そんな子いないじゃない。」 「いえ、今さっき男の子が走っていったんですけど…もう見えなくなっていますね。」 「男の子がねぇ…ルイズのスカートでも捲ったのか?」 才人が、男の子が去ったという先を見つめていると、後ろから騒がしい幾つもの足音が聞こえてきた ルイズとシエスタが後ろを振り返ると、大勢の男達が此方に向かって走ってきていた 誰もが我先にと、一生懸命走っている 「な、何よあれ!?」 「きゃあ!?」 彼等の尋常ではない様子に、ルイズとシエスタは道の端へと飛びのいた 「えっ、どうし……ぎゃあああっ!?」 唯一逃げるタイミングを逃した才人は、走ってくる集団に飲み込まれてしまった 彼等が去った後、そこには背中に幾つもの足跡を残した才人がうつ伏せで倒れていた 「才人さん、大丈夫ですか!?」 「ううっ…大丈夫じゃあ、ないかも…。」 「ちょっと、大丈夫!?」 背中に幾つもの足跡を残す才人にシエスタだけではなく、ルイズも駆け寄ってくる 心配してくれてるのか…と思ったが、彼女は才人が持っていた荷物を拾い上げる 「ああ、良かった…こっちは無事みたいね。」 「おい、少しは俺の事も心配しろよ!!」 ルイズが心配したのは買った品物だけ、才人は眼中になかった そんな時、一人のおじさんが後ろからよろよろと歩いてきた 「ふぅ、ふぅ、ふぅ…駄目だ、全然追いつけねぇ。こりゃこのレース負けだな。」 肩で息をする状態で独り言を呟くと、それがルイズの耳に入った ルイズは壁にもたれかかって休もうとするおじさんへと近づく 「あんた、さっきの一団と関係ありそうね…あれは一体何なの?」 「き、貴族様…え、えっとですね、今レースをやっていましてね。一着でゴールしたら賞金が出るんですよ。」 相手が少女とはいえ貴族なので、おじさんはおどおどしながら答える 「ふーん、レースねぇ……行くわよ、才人。」 「ん、何処に?」 「決まってるでしょ、そのレースの開催者に文句言ってやるのよ。もう少しで私の買い物が台無しになる所だったってね」 「…俺の事は範疇にないんだな、やっぱ。」 解っていた事だが…この様子では昼食はもう少しお預けになりそうだ おじさんにそのレースの開催場所を詳しく教えてもらい、ずんずんとルイズは歩いていく 諦めてその後に才人は続き、シエスタも一緒になってその場所へと向かった 前ページ次ページTALES OF ZERO
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/2516.html
前ページ次ページKNIGHT-ZERO だけど…大好きだったな…… 伊藤誠 ルイズは苦悩していた 幼い頃を一緒に過ごした旧友であり、敬愛するトリスティン王女であるアンリエッタは婚姻を控えていた ルイズは学院を訪れたアンリエッタから、誓いの場で祝詞を詠み上げる大役を仰せつかってしまったのだ 祝詞の文言は詠み手であるルイズが草案する慣わし、しかし彼女は詩の素養にはあまり恵まれなかった 学院の宝物庫にある始祖ブリミルの祈祷書がルイズに預けられた、中は白紙で何ひとつ文字が書いてない 製本職人によって数多く複製された祈祷書の内のひとつで、婚姻の儀式における小道具に過ぎないらしい しきたりに従ってルイズの指に嵌められた宝石、この水のルビーの指輪の方がよほど価値のあるものだった アンリエッタの結婚は多分に王家の思惑の混じったものだったが、それについては深く考えないようにした 姻戚を結ぶこともまた外交の手段だったこの時代、国家のための結婚はとても名誉あることとされていた ルイズは学院の近隣にある草原で始祖の祈祷書を閉じると、KITTのドア下部にある物入れにしまった 公式資料に多いA4ファイルに合わせ設計したドアポケットは、この祈祷書の為に誂えたかのようだった ひとつため息をついたルイズは目をこすり、KITTのドライヴァーズシートを倒して伸びをする KITTに助言を頼んでみたが、「その神に帰依していない私には関与できません」と、釣れない返事 傾けたKITTのドライヴァーズシートに寝転がりながらドアポケットから出した祈祷書をもう一度開く 白紙でも眺めていれば何か思いつくんじゃないか、と思い、青いルビーの指輪が輝く左手でページを繰る ルイズが開いた瞬間に何か文字が浮かび、アンリエッタから贈られた指輪の青い石が光ったように見えた きっと目が疲れているんだろう、と思ったルイズは、祈祷書を閉じて再びドアポケットに放り込むと ルイズにとってのお気に入りの時間である、静かな草原でのKITTとの昼寝を楽しむことにした KITTはルイズが祈祷書を開いた時の奇妙なエネルギー反応について彼女に報告しようと思ったが シートに頬をすりよせながら眠るルイズの幸せそうな寝顔を見ている内に、その案は却下された ルイズとシエスタ、KITTを巡っての二人の女の意地をかけた鞘当てと諍いは未だに続いていた かつてKITTがシエスタと密会?していた夜の時間を、KITTを部屋に持ち込んで一緒に寝る事で 独占していた思っていたルイズは、自分が授業を受けている昼間にKITTとシエスタが会ってる事実を 学院の昼休みに食堂で給仕をするシエスタ自身の口から聞いた時、怒りの余り「かはっ」と息を吐いた 「KITTさん、わたしのひい爺さまと同じ世界から来たんですって、それでわたしの午前の休み時間に わざわざわたしの所まで会いにきてくれたんです、わたしにKITTさんの故郷の愛の歌を聞かせたいと」 シエスタのその言葉にもだいぶ誇張があった、彼女もまた背中にKITTへの独占欲の炎を燃やしていた KITTは内部のメモリーに数曲入っていた日本の歌について、シエスタに幾つかの質問をしたいと思い 日本語など判る訳ないのにそのリズムを何度も聞きたがる彼女の求めに応じて日参していただけだった ただ、雨の中でシエスタと聞いた「天城越え」を自分のメモリーから消す事は決して無いだろうと思った マルトー親父の計らいでメイドの仕事を午後に集中させる予定を組んだシエスタは、ルイズの授業時間と 重なるくらいの午前休みを貰っていて、その時間にしばしばKITTとのドライブを楽しんでるらしい ルイズは自室に帰ると、激情に駆られて金切り声を上げながらKITTのドアをガンガン蹴りまくった 「ルイズ、おやめなさい、私にこんな真似をしてもあなたの名誉と靴裏を無駄に減らすだけです」 慇懃な物言いに余計腹がたったルイズは、攻撃を蹴りから拳に切り替えてKITTのボンネットを ゴンゴンと叩いていたが、手の痛みに何だか悲しくっなたルイズはKITTの前で泣き出してしまった 「KITTはなんでわたし以外の女にプレゼントあげるの?なんでわたし以外の女に優しくするの? あんたはわたしの使い魔でしょ?わたしだけ見るの!わたしだけを乗せるの!嫌い・・・だいっきらい!」 KITTはただ泣くだけのルイズを前に成す術なく困り果てた、かつてのパートナーであったマイケルに 心の中で助けを求めた、女性の誘惑に弱いマイケルが得意げに語ったアメリカ人らしい単純な口説き方 女の機嫌を直すのは、プレゼントともう一つ、後者に関してはKITTの体では不可能な事だったので KITTは前者の方法を選んだ、ケンカに効く薬、とても単純で、そして投与のさじ加減の難しい物 「ルイズ、あなたにこの装備を教えるのはもう少し先と思っていましたが、少し予定を早める事にします」 KITTはコントロールパネルの右下にある、組成分析装置を兼ねた引き出し状のボックスを開けた 中には兵隊が腰に巻き、銃や剣を吊る革ベルトをうんと小さくしたような物が入っていた、黒く柔らかい 「ルイズ、あなたにこれをあげます、そろそろあなたはこれを使うようになってもいい頃でしょう」 黒い合成樹脂のリストバンド、ナイト財団の研究所がカシオ社との協力で開発したKITTの付属装備 初期Gショックに似た外観、マイケルとの活動中に欠点だった筐体強度と通信距離を大幅に改良されていた 「これは・・・・・・腕輪?・・・なんか柔らかいのに硬い・・・ヘンなの・・・時計?・・・腕輪に時計がついてるわ」 懐中時計の存在するこの世界では、回転盤で時刻を表す機械式のデジタル表示時計も既に作られていた それは時計職人の腕を誇示する見世物だったが、ルイズは幼い時に訪れた王都でそれを見た事があった 「時計は機能の一部、それはコミュニケーター・リンクです、離れていても私と相互の通信が出来ます」 今度はシエスタがそれを部屋の戸口からこっそり見ていた、無遠慮にルイズの部屋に駆け込んでくる 「あーっ!ミス・ヴァリエールずるいです!、KITTさん!わたし以外の女にプレゼントなんてひどい! あの素敵な夜に、私がマイケルと同じ魂を感じるのはあなただけ、って言ってくれたじゃないですか!」 早速そのコミュニケーター・リンクを手首に巻いたルイズは、シエスタに一歩も引かず薄い胸を突き出す 「何よ!KITTはわたしの使い魔よ!夜は一緒に寝てるの!色々してんのよ!心だって通じてるの!」 「わ・・・わたしだって!・・・・・・その・・・怒んないでくださいよ・・・・・・舌、入れました・・・排気管に・・・」 ルイズは赤面した、今すぐ同じことをKITTにしてやりたかったが、それだと負けを認めたようになる シエスタも赤面した、私はいやらしい女かも、でも"敵"はもっといやらしいことをしてるかもしれない それぞれがお互いに向けていた敵意を、くわばらくわばらとばかりに沈黙していたKITTに向けた 「KITT!」「KITTさん!」 二人は声を合わせて詰め寄った 「「ハッキリして!」」 「え・・・・・・それは……ルイズとは契約を交わし・・・シエスタさんには優しくしてもらい・・・その・・・私は・・・」 赤く光るフロント・インジケーターは、人工知能の優柔不断な心を表すかのように左右に揺れていた 前ページ次ページKNIGHT-ZERO
https://w.atwiki.jp/familiar/pages/4175.html
430 名前: Lv.見習 [sage] 投稿日: 2007/12/30(日) 00 31 47 ID E2SeQHtn シエスタの笑顔は変わらない。 暖かい微笑みにいつもであれば心休まるはずなのに、この恐怖はなんだろう。 才人はぶるりと身を震わせる。 「……あ、あのさ。俺、ほら。ずっとその……ルイズを……だからさ」 「ええ、そうですね。まるわかりでしたよ?サイトさんもミス・ヴァリエールも」 「そ、そうなの?……と、とにかく、そういうワケだからさ」 「ええ、ええ。……私は二番目で結構です」 その言葉に才人はひくりと頬をひきつらせた。 一夫一妻の国、日本で育った才人にとって、それは基本的にありえない。 「ちょ、ちょっと待ってくれよシエスタ。なんだよ二番目って」 「私は妾でも愛人でもなんでも構いません、サイトさんと一緒にいられるなら」 それほどの恋慕を向けられるのはやぶさかではない。 ……しかし、それは"決めた一人"がいる場合には危険な誘惑だ。 「そ、そうだ。例え話をしよう。例えば俺は犬だとする」 「はい、可愛いですね♪」 「かわ……。まあいいや、とにかく、俺は既に一本骨をくわえているとする」 「ミス・ヴァリエールですか?」 「…………ま、まあ、とにかく、そこにもう一本骨が……」 「両方くわえちゃえばいいじゃないですか」 「く、くわえたら元々もってる骨が落ちちゃうからさ?」 「そこは男の甲斐性でクリアできますね」 「……」 シエスタの笑顔の前で、いろいろ言い尽くした才人は沈黙した。 才人はがんばった。 もう、めいっぱいがんばった。 しかし、口の勝負ではシエスタのほうが一枚上手だったわけで。 仕方なく、才人は単純な本音を露見する。 「……ルイズを、泣かせたくない。俺はアイツを支えてやりたいんだよ」 その本音はそれまでの例え話やらより、よほど説得力のある言葉だった。 ……しかし、言葉の力と、実質通じるかどうかとは、別物だ。 「ではミス・ヴァリエールが悲しまれなければよい、ということですね?」 にっこりと微笑みを深くするシエスタに、才人の体に及ぶ寒気は増した。 思いついたからここまでぱっと書いてみたけど、 俺サイトルイズ一本派だからこれ以上は無理だわ(´д`) 誰か続きいける人いたらご自由にどーぞ。 ……しかし黒シエシエ好き多いな。愛されてるねシエ。
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/1353.html
銀時はシエスタとは別にデザートを運ぶこととなった。 ふと見ると金髪巻き毛でフリルのついた服を来たバラを持つメイジがいた。 いかにもベタな昔の二枚目といった感じだ。 ―おいおい、今時あんなの漫画にもいねえぞ。 「なあ、ギーシュ!お前今誰と付き合ってるんだ」 「誰が恋人なんだ?ギーシュ」 ギーシュと呼ばれたメイジは唇の前に指を立てながら言った。 「つきあう?僕にそのような特定の女性はいないのだ。薔薇は多くの人を楽しませるために咲くのだからね」 ―むかつくぅぅ!!デ○ノートがあったら真っ先に名前書き込みたいぐらいむかつくぅぅ!! 銀時はギーシュの言葉に嫌悪感を表しながら、自分に関わることはないだろうとそのままデザートを 配り続ける。 「はい」 一人の貴族の前にケーキをおく。 「ちょっと待て、何これ」 「チーズケーキだけど」 そのチーズケーキは半分喰われていた。 「いやそうじゃなくて、明らかに半分喰われてるだろうぅぅが!!」 「サービスでカロリー50%カットなの」 「物理的にカットされてんだろぉぉが!!っていうかお前が喰ったよね、証拠が口についてんぞぉぉ!!」 銀時は口元についているケーキのカスをぬぐいながら 「うるせえな、男が細かいこと口にすんじゃねえよ、ケーキ食えるだけ感謝しねーか。 俺なんか糖尿で医者から甘い物は一週間に一回って言われてるんだぜ」 「だったら喰うなぁぁ!!」 後ろで叫んでいる貴族は無視して前に進む。 なんとなくさっきの貴族の突っ込みに新八のことを思い出した。 先ほどのギーシュのところに人だかりができている。 なんだと思ってみるとシエスタがギーシュにペコペコ謝っている。 「君のおかげで2人のレディの名誉が傷ついた、どうしてくれるんだね?」 「申し訳ありません・・」 一体何あったんだと銀時は周りの人間の話に聞き耳を立てる。 話を総合するとギーシュが落とした小瓶をシエスタが拾ったせいで 二股かけていたのがばれ、その両方からふられたらしい。 ギーシュはその原因をシエスタにあるとして責めている。 要するに八つ当たりなのだ。 「これだから平民は貴族にたゲボォ!!」 突然ギーシュは奇声を上げて吹っ飛んだ。 シエスタも含め周りにいた人達は一瞬何が起こったのかわからなかった。 銀時がギーシュを思いっきり蹴り飛ばしたのである。 「いい加減にしとけよ、二股がばれてその上女に八つ当たりですか、かっこわりーぜ べつに『何でこんなのに女が2人もいて俺にはいねーんだ、馬鹿野郎!!』 ってひがんでるわけじゃねえからな」 「ひがみだぁぁぁ!!」 周りにいるギーシュの友人達は律儀に突っ込む。 銀時も言わなきゃわかんないのにわざわざ余計なこと言う。 「な、貴様は、ゼロのルイズが呼び出した平民、こんなことをしてただで済むと思っているのか」 赤く腫れた頬を押さえながら、気づいたギーシュは銀時を睨む。 「じゃあ、どうなるっていうんだよ」 銀時は睨み返す。 「ぐっ、なんて野蛮な男なんだ、ゼロのルイズなんかに召喚されたんだからしょうがない、 これだから魔法も使えないあの無能はフゴォ!!」 銀時の2度目の蹴りがギーシュを襲った。 「悪りぃな、足が滑っちまった」 「に・二度も蹴った、父上にも蹴られたことがないのに」 「蹴られもしない奴は一人前になれないってどっかの老け顔艦長も言ってたぞ。 良かったな1人前になれて」 銀時それ微妙に違うから。 「これほどの屈辱初めてだ、万死に値する、貴様決闘だ」 「上等だ」 ギーシュはきびす返す。 「ヴィエストリ広場で待つ、逃げずに来たまえ」 ギーシュが去った後、銀時の隣ではシエスタが真っ青な顔をしている。 「ああ、私のせいで・・なんてことに・・」 ブルブル震えるシエスタを見ながら銀時は 「まあ、気にすんな、シエスタのせいじゃねえ」 「でも貴族を本気で怒らせたら・・ギンさん殺されちゃう、殺されちゃうわ」 「あっ」 責任の重圧に耐え切れずシエスタはその場から走り去っていった。 ―仕方ねえか。 銀時は頭を掻く。 別に感謝されたくてやったことではない。 自分が勝手にやったことなのだ。 「あんた、何してんのよ!見てたわよ!」 後から駆け寄って来るルイズは銀時に怒鳴る。 「よう、ルイズ」 「ようじゃないわよ!何勝手に決闘の約束なんかしてんのよ!」 「なんつーか、成り行きとその場のノリだな」 あっけらかんと語る銀時にルイズはあきれる。 「謝っちゃなさいよ」 「やだね」 銀時は即答する。 「あのね、聞いて?平民はメイジに絶対勝てないの、これ常識なの。 戦ったら怪我どころじゃすまないのよ!!」 「知らねえよ、んな常識、俺異世界人だもんね」 「もんってなによ、もんって!!」 「なあ、ヴィエストリ広場ってどこだ」 「こっちだ、平民」 ルイズを無視して、ギーシュの友人にたずねる銀時。 「人の話聞きなさいよ、ああもう!!ホントに私の使い魔は何でこんなに勝手なの!!」 ルイズは銀時の後を追っかけた。
https://w.atwiki.jp/moejinro/pages/1851.html
6日目 Navi 今日もすがすがしい朝がやってきました 村の広場の真ん中に食べかけのまま息絶えている シキワロスさん の遺体が発見されました… 2 (ゾンビ部屋) jitto 次狐やったときは、潜伏してみるかね・・・・ シキワロス 元水曜日COして撤回したな。あれは本当だ。だって現水曜日ですし・・・どうでもいいけど水うめぇしたら死にました Navi 村人の皆様、今日もがんばってください 2 (ゾンビ部屋) Mrチキン ここでぐれーつぶしだと! Navi 昼の部スタートです 1 (なび村) SEIRIOS 今日の占い結果:シキワロスさん○。何かてんぱったような発言の増え方が気になったので占ってみました。村だった・・・ごめんよ 1 (なび村) サイア わは。 1 (なび村) Jareky 【占いCO】グレイの2択。発言量ほんのちょっと多いBBLさん、○でした。 1 (なび村) うんちや 【霊媒CO】トガリさんは○ 1 (なび村) サイア なるりー 2 (ゾンビ部屋) トガリ さってどうなるやら 1 (なび村) BBL 結果把握しました 2 (ゾンビ部屋) シキワロス トゥ 2 (ゾンビ部屋) Mrチキン ああでもかぶったか 2 (ゾンビ部屋) チルノA すいようどうでしょう 2 (ゾンビ部屋) Mrチキン おちかれ 1 (なび村) SEIRIOS 失敗したなあ・・・・ 1 (なび村) サイア かぶったのはいたかったけど、まだ有利 2 (ゾンビ部屋) シキワロス これはSEIさん狼かもしれん 2 (ゾンビ部屋) オペこ おつP 1 (なび村) サイア え 2 (ゾンビ部屋) シキワロス おつかれさまですー 1 (なび村) サイア ○? 2 (ゾンビ部屋) トガリ おつかれさまー 1 (なび村) サイア トガリさん○? 1 (なび村) SEIRIOS いや、食い合わせになったのが。 1 (なび村) シエスタSS おかしい? 1 (なび村) うんちや はい 1 (なび村) こののん トガリさん白丸か 1 (なび村) BBL うんちやさん視点占い真狼ですね 1 (なび村) SEIRIOS ん? 1 (なび村) サイア んー 2 (ゾンビ部屋) オペこ SEIさんは何か分からないけどジャレさんは残念真だった 2 (ゾンビ部屋) Mrチキン SEIさん狼とかあったら神展開だなw 2 (ゾンビ部屋) シキワロス 多分それだとおもうなー 1 (なび村) サイア そうなるとJareさんが●でないと、うんちやさん視点計算合わないよね 2 (ゾンビ部屋) マリノス おつかれさまー 1 (なび村) こののん ジャレさん先に吊るかうんちやさん先か 2 (ゾンビ部屋) シキワロス この流れなら自分を●にすることも不可能じゃないし 1 (なび村) シエスタSS おれは 1 (なび村) サイア これが狼の策略なら、Jare吊りを先行したいとなるし 2 (ゾンビ部屋) シキワロス 完全グレー占いしないで噛み合わせはどうかなって 1 (なび村) シエスタSS ジャレさん先に吊りたくなったな 1 (なび村) こののん なるほど 1 (なび村) サイア 真なら、Jareさんが狼だし 1 (なび村) サイア でも、シキさんくわれたのがあれーっと 1 (なび村) BBL Jareさん先でもいいとは思いますがうんちやさんは残せるかは微妙です 1 (なび村) サイア BBLさんはシキさんを村視してて 2 (ゾンビ部屋) トガリ 私が黒だとみんな思ってたのか 2 (ゾンビ部屋) jitto えっと・・・今狼何人吊れてるって言う状況?もちろん憶測で 1 (なび村) BBL 発言的に村だと思ってました 1 (なび村) サイア 昨日まで寡黙だった、しえたんは、じゃれ吊り推しっと 2 (ゾンビ部屋) シキワロス いや。思ってない 2 (ゾンビ部屋) マリノス ロラなんで^^; 2 (ゾンビ部屋) Mrチキン 1~2 1 (なび村) BBL 視野が広いなあと 1 (なび村) サイア と、こんなところかな 2 (ゾンビ部屋) シキワロス 1 2 (ゾンビ部屋) jitto 思ってない。 1 (なび村) サイア でも、とりあえず 1 (なび村) サイア 霊ローラ+Jareさん吊って1/2確率になります 2 (ゾンビ部屋) シキワロス うちが狩人に見えたとかあったりするんかなー 1 (なび村) サイア 明日、占い結果が出せれれば、勝ちです 2 (ゾンビ部屋) jitto サンキュ!! 1 (なび村) Jareky 霊媒結果が○ってことは霊媒か占いに●ですよね? 2 (ゾンビ部屋) シキワロス それなら内訳は多分簡単なんだけど。 1 (なび村) サイア シキさんは狩りと思われたかな 2 (ゾンビ部屋) Mrチキン 狩人は正直わかんないんだよねぇ 1 (なび村) サイア うん 1 (なび村) サイア そです 1 (なび村) サイア だから、霊とJareさんは吊りたい 1 (なび村) BBL うんちやさん視点はそうなります 2 (ゾンビ部屋) jitto 狩人こそ潜伏だからね… 1 (なび村) Jareky SEIさん狼説はなしですかの 1 (なび村) サイア そして、吊り回数は3 1 (なび村) シエスタSS いま 1 (なび村) サイア うん、ない 2 (ゾンビ部屋) Mrチキン まぁ材料もさほどないしね 1 (なび村) シエスタSS セイさんのグレーだれ? 1 (なび村) サイア 心中するので 2 (ゾンビ部屋) jitto 吊回数多いな!!! 1 (なび村) BBL 私とシエスタさんです 1 (なび村) サイア BBL シエスタSS 1 (なび村) こののん シエスタさんとBBLさん 1 (なび村) サイア のみ 1 (なび村) サイア 最終日1/2になります 1 (なび村) サイア だけどね 1 (なび村) シエスタSS ふむ 1 (なび村) SEIRIOS BBLさんとシエスタさんかな 1 (なび村) シエスタSS 狩人CO 1 (なび村) サイア 明日SEIさんが生きてたら、チェックメイト 2 (ゾンビ部屋) シキワロス 多分SEIさん狼で共有噛みGJだと主張 1 (なび村) サイア 狼はSEIさんアタックしか道が無い 1 (なび村) こののん 日記よろしく 1 (なび村) SEIRIOS おんやま 1 (なび村) うんちや 日記をどうぞ 1 (なび村) BBL 狩人CO 1 (なび村) シエスタSS GJはセイサン 1 (なび村) サイア あら 1 (なび村) BBL 3日目 護衛先 サイアさん 理由 前の日と同じ 1 (なび村) BBL 4日目 護衛先 サイアさん 理由 前の日と同じ 1 (なび村) BBL 2日目 護衛先 サイアさん 理由 状況的にSEIさん真っぽいですが確定していないのでサイアさんを護衛しておきます 1 (なび村) BBL 1日目 護衛先 サイアさん 理由 どの役職も真偽つかないし共有を守ります 1 (なび村) BBL 狩人日記 1 (なび村) BBL 5日目 護衛先 サイアさん 理由 前の日と同じ 2 (ゾンビ部屋) Mrチキン お、いいタイミングでCOするね 2 (ゾンビ部屋) シキワロス ほらー 1 (なび村) サイア んじゃどっちか噛まれてね 1 (なび村) Jareky でもそれはSEIさんが真前提ですよね 1 (なび村) シエスタSS まじかw 1 (なび村) シエスタSS 日記とか無いぞw 1 (なび村) サイア 最終日に残ったの吊ります 1 (なび村) サイア 日記いいよ、あてにならんし Navi 5分経過(後2分) 1 (なび村) サイア 霊>Jare>生きてる狩人吊り 2 (ゾンビ部屋) jitto 俺の発言馬鹿!! 1 (なび村) サイア ここで狩人を襲わなければSEIさんが結果くれます 1 (なび村) サイア 以上をもって 1 (なび村) サイア チェックメイト 1 (なび村) こののん まあまだ狩人いるのならSEIさん明日も生きてるから 2 (ゾンビ部屋) Mrチキン これでチェックかな 1 (なび村) こののん 大丈夫そう 2 (ゾンビ部屋) Mrチキン 是t棒狼 1 (なび村) サイア 今日は霊でいい_ 2 (ゾンビ部屋) Mrチキン 絶望狼 2 (ゾンビ部屋) jitto お終い・・・ 1 (なび村) サイア 霊でいい? 1 (なび村) SEIRIOS 狩人さん頼んだ 1 (なび村) BBL SEIさん護衛していでしょうか? 2 (ゾンビ部屋) jitto かね? 1 (なび村) サイア 明日Jareさんね 1 (なび村) こののん 今日は霊で了解です 2 (ゾンビ部屋) マリノス これさ SEIさん狼だと本当面白いんだけど たぶん詰みですな 1 (なび村) サイア うん、SEIさん護衛して狩は食われて 1 (なび村) うんちや 異存なしです 2 (ゾンビ部屋) Mrチキン SEIさん狼で誘導してたとしたら 2 (ゾンビ部屋) Mrチキン 神すぎるw 1 (なび村) サイア 最終日には、残った狩りも吊るから 2 (ゾンビ部屋) シキワロス この狩人COはどうみてもうちが狩人と踏んでのCOですね・・・ Navi あと1分 1 (なび村) サイア ま、その前にSEIさんが判定くれます 1 (なび村) シエスタSS ふふふ 1 (なび村) サイア えっと、本当にチェックメイトなんだよ 1 (なび村) BBL わかりました 1 (なび村) シエスタSS BB子よ 1 (なび村) BBL なんでしょうか?シエスタさん 1 (なび村) シエスタSS 勝負だ! Navi 20秒前 1 (なび村) BBL 望むところだ! 1 (なび村) Jareky チェックメイトの前提:SEI真 1 (なび村) こののん 今日は霊のうんちやさんに投票してね 1 (なび村) サイア 今日はうんちやさん 1 (なび村) シエスタSS 真だよ 1 (なび村) サイア うん。SEIさんと心中します 2 (ゾンビ部屋) Mrチキン どだろ、普通にシエスタさんが真狩人としてみてます Navi 夜まで時間がありません 皆様今日の尊い犠牲をお選びください(会話はストップです) 3 (GREEN) Navi 会話可能時間スタート 3 (GREEN) Navi ---------------------------------------- Navi 投票は私に直Tellでお願いします 1 (なび村) Navi -------------------------- 1 (なび村) Navi 6日目終了 1 (なび村) Navi -------------------------- 2 (ゾンビ部屋) シキワロス おなじく。 3 (GREEN) BBL やらない方が良かったのかなあ (T) SEIRIOS > うんちやさんに投票します (T) こののん > うんちやさんに投票します 2 (ゾンビ部屋) jitto 検討つかねぇや・・・・ (T) サイア > うんちやさんでー 3 (GREEN) BBL でも厳しいよなあ (T) うんちや > Jarekyさん 2 (ゾンビ部屋) シキワロス まあ 3 (GREEN) BBL ごめんなさい (T) Jareky > SEIさんの真が揺るがないなら、実際にチェックメイト 2 (ゾンビ部屋) シキワロス こののんさん噛まれるでしょう (T) あらぐむ > ぼへー、ぽっぽけー。うんちやさんに吊りいれます 2 (ゾンビ部屋) Mrチキン 今回はSEIさん占いでも万が一狼でもMVPだな 3 (GREEN) Jareky ヤバい誤爆した。Naviさんにwww 3 (GREEN) BBL 嫌な予感があったのか 3 (GREEN) BBL w 3 (GREEN) Jareky SEIさんの真が揺るがないなら、実際にチェックメイト 2 (ゾンビ部屋) jitto だな・・・ (T) シエスタSS > うんちやさんで 2 (ゾンビ部屋) シキワロス 生きてたら主張できるけど 2 (ゾンビ部屋) シキワロス まあ狩人2COなら多分SEIさん真だろう 2 (ゾンビ部屋) シキワロス でもな・・・ 3 (GREEN) BBL Jare-BBL 対 SEIRIOS-シエスタ 3 (GREEN) Jareky シエスタさんが狩人でなかった時点で終わってたのかもしれない 3 (GREEN) BBL 無理だな 2 (ゾンビ部屋) シキワロス それだと狼は賭けにでたことになるか 2 (ゾンビ部屋) Mrチキン SEIさんが真じゃないパターンがあまりにも確率低すぎるが正しいけどな (T) BBL > うんちやさんに投票します (T) Jareky > うんちやさんに投票 うんちや7 Jareky1 2 (ゾンビ部屋) jitto あ~今更ながらすっげぇ悔しい!!!! 2 (ゾンビ部屋) Mrチキン 狐は完全に占いにしてやられてるわけだしのぅ 2 (ゾンビ部屋) jitto 狐とばれてるぶん、更に悔しい!! 3 (GREEN) BBL 投票はうんちやさんしかないなあ 3 (GREEN) BBL というかSEIさん偽にもって行くのが厳しい Navi さよなら うんちやさん …あなたの勇姿は忘れない Navi 日が沈み始めました よい子も悪い子も寝る時間です 3 (GREEN) Jareky 真占い潜伏でのキツネ呪殺、その信頼を崩すのは難しいね Navi 役職の方は私にTellお願いします 2 (ゾンビ部屋) Mrチキン ヤケになったかw 2 (ゾンビ部屋) jitto 狐がいる恐怖がまるでないんだぜ?狐役職ありなのに(お前が馬鹿だからだ 1 (なび村) サイア わふー 1 (なび村) サイア ごばく 4 (パリっ子) サイア わふー 4 (パリっ子) こののん 狼ってサイアさんかみに行ったと思います? 4 (パリっ子) こののん ww 4 (パリっ子) サイア どうだろうねー 2 (ゾンビ部屋) jitto あららら!? 3 (GREEN) Jareky 狩人を抜けなかったのも大きかった 4 (パリっ子) サイア BBLさんのウチ守りが怪しいなー 4 (パリっ子) サイア でも 2 (ゾンビ部屋) うんちや おつどす 4 (パリっ子) こののん まあ今日しななくても占い結果は出るから 4 (パリっ子) サイア ありえるっちゃーありえるし 2 (ゾンビ部屋) jitto サイアさん・・・まさか!? (T) SEIRIOS > 分母が小さくなるほど外す占い師が占いますー。BBLさんは何色かな? 4 (パリっ子) こののん うむー 4 (パリっ子) サイア うん 2 (ゾンビ部屋) Mrチキン おちかれさまー 2 (ゾンビ部屋) シキワロス おつかれさまです。 2 (ゾンビ部屋) マリノス おつかれさまー 3 (GREEN) BBL シキさん占うって予想はあたったのになあ 2 (ゾンビ部屋) Melge おつかれさま~ 2 (ゾンビ部屋) jitto 乙!!! 2 (ゾンビ部屋) トガリ おつかれー 4 (パリっ子) サイア 占い抜きはできない 2 (ゾンビ部屋) マリノス 共有誤爆ね 4 (パリっ子) サイア 結果は出る 4 (パリっ子) サイア チェックメイト 4 (パリっ子) こののん 今日はうちらがかまれそうなきがする 2 (ゾンビ部屋) シキワロス 共有誤爆だから割と問題はない 4 (パリっ子) サイア 考えるのやめた (T) > SEIRIOS BBLさんは真っ黒な狼でした!● 4 (パリっ子) サイア そねー 4 (パリっ子) こののん ww 4 (パリっ子) サイア 誰が食べられてもおかしくないし 2 (ゾンビ部屋) Mrチキン これで実は狼という神展開が 3 (GREEN) Jareky そこが狩じゃなかったからね 2 (ゾンビ部屋) jitto これで狼だったら笑えるな・・・・ 4 (パリっ子) サイア 誰が食べられてもチェックメイト (T) SEIRIOS > 了解!実は白いと思ってた! 4 (パリっ子) こののん んーと 4 (パリっ子) サイア あと7名であってる? 3 (GREEN) BBL 反省会するしかないなあ 3 (GREEN) Jareky 誰かもうか 4 (パリっ子) こののん 狩人のどっちかがかまれるとして 4 (パリっ子) こののん えーと (T) シエスタSS > これでSEIさんに護衛せんかったらおもろいけど怒られるなw素直にセイさんの肉壁に! 2 (ゾンビ部屋) うんちや ハッ共有相方生きてたんか 4 (パリっ子) こののん 明日の朝で6 3 (GREEN) BBL 一応噛みは共有にでもしますか 4 (パリっ子) サイア 数え間違ったたらやばい 2 (ゾンビ部屋) jitto ただ・・・ワフーというもが・・・(言いがかり大王ジット君 4 (パリっ子) サイア 2回つれるよね 4 (パリっ子) こののん 明日つって 2 (ゾンビ部屋) Melge サイアさんのお決まり挨拶だったような気が 4 (パリっ子) こののん 残り4人で 3 (GREEN) BBL シエスタさんもSEIさんも噛めない 2 (ゾンビ部屋) Mrチキン わふーはサイアさんの定型句です、これテストにでます 4 (パリっ子) こののん もう1回つって 4 (パリっ子) こののん おわりかな 3 (GREEN) BBL サイアさんでいいですか? 4 (パリっ子) サイア おけおけー 2 (ゾンビ部屋) マリノス わはー だと偽物です吊りましょう (T) > シエスタSS 君が!死ぬまで!殴るのを!やめない! 2 (ゾンビ部屋) jitto へぇ…メモメモ・・・・・ 4 (パリっ子) サイア 狩人が2名生きてても、占いが出てるのでEND 3 (GREEN) Jareky SEIさん以外なら誰でもいいような 4 (パリっ子) サイア 狩人片方死ねば、残ったのは吊る 4 (パリっ子) こののん 明日は狩人の生き残りかジャレさんどっちかな? (T) シエスタSS > まず殴られるの前提か 3 (GREEN) Jareky サイアさんが一番かな 4 (パリっ子) サイア 誰が食われても変わらない 3 (GREEN) BBL シエスタさん噛んだらあがけない 4 (パリっ子) サイア 明日はジャレさん 4 (パリっ子) こののん うい 2 (ゾンビ部屋) jitto もういっそ、引き分けにでもなってくれねぇかな・・・(無理だろ 3 (GREEN) Jareky ですねよね 4 (パリっ子) サイア 狩人生存してると思う 3 (GREEN) BBL ではサイアさんいきます 4 (パリっ子) こののん まあ2人出てるから 4 (パリっ子) こののん どっちかが本物ですよね (T) BBL > サイアさん噛みます 狩人なんて大嫌いだーー!! 4 (パリっ子) サイア Jare>狩人(占い●でも可) この2吊りでEND 3 (GREEN) Jareky 占い先はどうしよ 4 (パリっ子) こののん ほい (T) > BBL おいしく食べてね! 4 (パリっ子) サイア まかせたー 4 (パリっ子) こののん サイアさんかまれそうだものね 4 (パリっ子) サイア 誰噛まれるかなー (T) BBL > おいしく食べる余裕なんて… 4 (パリっ子) こののん 今日狩人かまれないなら 4 (パリっ子) サイア これでさ、SEIさん噛まれたらびっくりだよ 3 (GREEN) BBL ご飯が美味しく食べれません 4 (パリっ子) こののん もう1回占いの結果出るからなぁ 4 (パリっ子) こののん ww (T) > BBL 最後の晩餐ならぬサイアの晩餐 2 (ゾンビ部屋) Mrチキン ちなみにうんちやさんが噛まれたのとなぜか勘違いして、狼がヤケになったかと思ってしまったw 4 (パリっ子) サイア もうね、Navi子ひっぱたきに行く 4 (パリっ子) こののん それは狩人がひどい (T) BBL > w 2 (ゾンビ部屋) マリノス なんか月曜24時間体制になるかもという仕事のメールが・・・(´;ω;)ブワッ 4 (パリっ子) サイア 血が出るまで止めない 4 (パリっ子) こののん それもひどいw 2 (ゾンビ部屋) jitto 恐ろし!!! 4 (パリっ子) サイア んま 4 (パリっ子) サイア あとは雑談しかないなー 4 (パリっ子) サイア ボーっと明日は眺めてようかな 4 (パリっ子) こののん もうなるようにしかならない 4 (パリっ子) サイア それぞれの狩人につっかかってみよう 1 (なび村) Navi -------------------------- 1 (なび村) Navi -------------------------- 2 (ゾンビ部屋) マリノス なんでやけになったんだろうと考えました チキンさんを吊りましょう 5日目へ 7日目へ
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/136.html
通路をプロシュートが前、ルイズが後ろを歩く。 だがプロシュートの後ろ姿から ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ というような音と何かオーラが見える。 「……何?まだ怒ってるの?」 プロシュートがルイズに向き直る。 「いいかッ!オレが怒ってんのはなテメーの『成長の無さ』なんだルイズ! そりゃあ確かに毎回『爆発』起こしてんだ、『ゼロ』と呼ばれて当然だッ! 自分まで『巻き込まれちまってる』んだからな!オレだってヤバかった!」 己の使い魔に一番痛いところを突かれた。 「毎回失敗する理由はオレなんかには分からねぇ! だが!オメー自身の心が『成長』しなけりゃあまた『ゼロ』と言われるだけだッ!」 プロシュートの言っている事はルイズにも十分分かる、だが今まで散々努力はしてきた。 知識だけならそこら辺のメイジ達よりも上だという自負もある、だが魔法は使えない。故に『ゼロのルイズ』と呼ばれる。 これ以上できる事が他に何があろうか。したがって次に出てきた言葉は 「……使い魔がご主人様にお説教しようなって100年早いのよ!今日のご飯無しだからね!」 ルイズが駆け出し通路の曲がり角を曲がり居なくなる。 「オイ!まだ話は終わっちゃいねーぞ!……チッ、ペッシのよーにはいかねーか」 昼食を抜かれたとしてもプロシュートには朝の男からギッた金があるので特に問題はない。 だが、一つ肝心な事を忘れていた。 「ヤバイな……迷ったか?これは」 流石の兄貴も慣れない場所では迷うらしい。 10分程通路を歩いたが全く道が分からず、さすがにイラついてきた。 (ギアッチョならあたり構わずブチのめしてるとこだな) チームである意味ペッシ以上に手のかかる仲間の事を少し思い出す。 ちなみにこの前はニュースにイラついて溜まり場のテレビをブッ壊しリゾットにカミソリを精製されかけていた。 自慢の氷の防御もリゾットの磁力にだけは効かないらしい。 「あ、あの……どうかなさいましたか?」 と、まぁ明らかにカタギの人間じゃあないプロシュートに若干恐れの入った声がかかる。 自分が居た場所、もとい世界では特定の地域を除いてでしか見ることのできないメイド服を着た少女がそこに居た。 「……ああ、食堂に行きてぇんだが生憎道が分からなくてな」 「それでしたら、私も行く途中なのでご案内します」 「助かる」 食堂に向かい歩くメイドと非カタギ、通常であれば明らかに異常な光景である。 途中気付いたのか 「あなたがミス・ヴァリエールの使い魔になった平民の方ですか?」 「まぁ訳の分からねーうちにそういう事になっちまったようだがな。オメーもメイジとかいうやつか?」 「いえ、私も平民です。ここには奉公のために貴族を世話しに来ているんです」 (あのマンモーニ連中の世話か…リゾット以上に苦労してそうだな) 「私はシエスタと申します。よければお名前を教えて頂いてもよろしいでしょうか?」 「プロシュート、意味はオレの国の言葉で『生ハム』だ」 「プロシュートさん…ですね、食堂に着きましたよ」 「グラッツェ」 そう礼を述べプロシュートが中に入ろうとするがシエスタが 「あの、賄い物でよろしければ食べていかれませんか?」 と聞いてくる。 それは使い魔として召喚されたプロシュートを気遣ったものだが、今まで裏街道を歩いてきたプロシュートにとってほぼ初めてとも言ってもいいものだ。 「いや、一応金はあるからな。そこまで世話になるわけにはいかねぇさ」 「そうですか…残念です」 「何かあれば遠慮なく世話にならせてもらうぜ」 プロシュートが微笑を浮かべシエスタにそう返す。 チームの連中(特にメローネ)に見られた日には自殺もんだが、幸いヤツらはここには居ない。 その超レアとも言える兄貴の微笑を見てシエスタも微笑み返す。 「外の方にもお席はありますので」 「そうさせて貰おう」 『魔法学院アルヴィーズ食堂』 本来なら生徒達が食事や談笑する場所であるが、ある一角だけ全く人が座っていなかった。 当然プロシュートが食事をしている周辺である。 注文したのはピッツァとワイン。 細かい味付けは違うがやはりイタリア人としてはこれが一番よく馴染む。 声が小さすぎて聞き取れないが多分『平民』『平民』と言ってるのだろうと思う。 ギャングという事からイタリアに居た時もこのような視線は結構浴びており慣れていたはずだが、どうも不快感を感じるが何故かはまだ分からない。 ピッツァを食べ終わりワインの香りを味わいながら飲んでいるとメイドがデザートを運んでいるのが見えた。シエスタである。 プロシュートに気付いたのか笑みをこちらに向ける ―が、視線が反れたのか金髪の男と正面から衝突し、その勢いでデザートが重力を脱し男の服に直撃を果たす。 その男にプロシュートは見覚えがあった。このピッツァとワインの代金を提供して貰ったヤツだ。 貴族どうしなら大して騒ぎにならない事だがこの場合は違う。貴族とその奉仕に来ているメイド、明らかにシエスタの分が悪い。 当然ながら男がシエスタに対し騒ぎ立てる。 「君…平民が貴族に…『青銅のギーシュ』に何て事をしてくれたんだ!これから大切な用があるというのにどうしてくれる!」 「も、もももも申しわけございません!」 シエスタが男に向かって半泣きになりそうになりながら今にも土下座に発展リーチしかねんばかりに頭を下げている。 とりあえず、おさまったのかギーシュが後ろを向く。 「申し訳ありません…ぶつかってしまった時これを落とされたようですが…」 が、頭を下げている時シエスタがギーシュの足元に落ちている小瓶に気付きそれを拾い上げる。 瞬間、ギーシュが凄まじい勢いでそれを否定する。 「こ、これは僕のじゃない、き、君は一体何を言ってるんだ!」 「ですが、確かにギーシュ様の足元に…」 さらに否定しようとするギーシュ、だが周りがそれを肯定する。何時の時代も最大の敵は強敵(とも)という事か。 「ん…?この小瓶はモンモランシーの香水じゃあないか」 「そうか…ギーシュは今モンモランシーと…そういう事か」 こうなってくるとギーシュにはもう収拾する術はない。 そうこうしてると今朝食堂前でギーシュと一緒に居た少女がその集団に泣きながら向かいそして―― グワシィィーz_ィン 少女のビンタが炸裂した。 それを見たプロシュートが (メローネが見たら『スゴク良い!良いビンタだ!手首の(ry』と言うだろうな) と思った程の勢いだ。 そしてビンタを決めた少女が泣きながら走り去った後、新たな少女がギーシュに詰め寄ってきた。 「これは、どういう事かしらギーシュ…!!」 「モ、モンモランシー!違う、違うんだ!あの子はだだの…」 そうギーシュが言い終わる前にモンモランシーと呼ばれた少女がシエスタが持っている香水を取りそれをギーシュにブチ撒ける。 「もう二度とその顔を見せないで…!」 少女二人に捨てられたギーシュ、二股をかけていた当人が当然悪いのだが理不尽な怒りはシエスタに向かっていった。 「君が軽率に香水のビンなんか拾い上げたおかげで、二人のレディの名誉が傷ついた。どうしてくれるんだね!」 シエスタはただ頭を下げ続け謝るばかりだったが他の生徒達の前でビンタと香水を頭からブチ撒けられたという恥からさらに怒りがヒートアップする。 「申し訳ありませんで済めば憲兵なんていらないんだよ!……どうやら君には貴族に無礼を働くとどうなるかを身を以って知った方がいいようだね」 ギーシュが薔薇の造花の杖を出し構える。 メイジが杖を出す時。それは魔法を使う時だとシエスタは十二分に知っていた。つまりこれから自分が何をされるかという事も。 「ひっ……!」 シエスタがうずくまり頭を両手で押さえる。 この騒ぎにギャラリーが出来ていたようだが、誰もギーシュを止めようとしたりシエスタを助けようとはしない。 むしろニヤニヤとした笑みを浮かべ見物している物が多数を占めている。 それを見た時プロシュートが感じた不快感が何か理解した。 あの目だ…あの目と同じだった。 組織の他のチームの幹部連中が自分達暗殺チームを見る目。 利用するだけ利用し、得る物はボスからの不当ともいえる報酬のみ。 他のチームがそれぞれのシマを持ち利益を得ているというのに自分達にはそれがない。 その圧倒的とも言える他のチームとの待遇の差による自分達を見下した目……それと同じだった。 そう思った瞬間プロシュートは行動していた。 頭をかばうようにして縮こまるシエスタは圧倒的な恐怖から泣いていた。 少しだけ視線を上げ上を見る、ギーシュが杖を振り上げていたのを見て少しでも恐怖から遠ざかろうと目を閉じた。 だが、いくら時間が経っても自分が恐れていたものは襲ってこない。あるいはもう襲ってきてしまったのかと思いつつ恐る恐る目を開ける。 「ミス・ヴァリエールが召喚した使い魔君じゃないか…邪魔しないでくれたまえ!」 平民が貴族にあのような無礼を働いたんだ。貴族の使い魔の君がそれが分からないのかい?」 逆行で顔はよく見えなかったが男が振り上げられたギーシュの腕を掴んでいた。 「それとも、平民同士助け合おうってことかい?涙ぐましい友情だね」 「二股かけてたのがバレで無抵抗のヤツに八つ当たりか?マンモーニを通り越してゲス野郎だなオメーは」 ゲス野郎という言葉に完全プッツン来たようである。 「……いいだろう!まずは君から礼儀というものを教えてあげた方がいいようだねッ!」 「何がやりてぇのか言ってみなゲス野郎」 「まだ言うか…!『決闘』だッ!ヴェストリ広場で待っている!準備ができたら何時でも来たまえ!」 そういい残しギーシュが友人とギャラリーを引き連れ広場の方向へ向かっていった。 「あ、ありがとうございます…でも元々関係ない貴方に迷惑はかけられません…私が行って何とか事を沈めてきます…」 「ヤツが決闘したがってるのはオレだ、オメーじゃあねぇ。それに何の問題も無ねぇ」 「で、でも…このままじゃ貴方の命が…」 「ここで万が一オレが死ぬとしてもオレは常にそういう『覚悟』をしてきている」 そう言うと、プロシュートは自分が座っていた席に戻り最後の残ったワインを飲むと広場にと向かっていった。 ←To be continued 戻る< 目次 続く
https://w.atwiki.jp/nettoucm/pages/206.html
テレビ欄 和服美女&ランジェリー店美人店長生着替え&熱湯か? ゲスト シャ乱Q 熱湯以外 1組目 シエスタ店長 セクシーグッズ店「シエスタ」の店長 2組目 リンク 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/moejinro/pages/1427.html
4日目 Navi 今日もすがすがしい朝がやってきました 村の広場の真ん中に食べかけのまま息絶えている すもでんぱさん の遺体が発見されました… Navi 村人の皆様、今日もがんばってください すもでんぱ ニ、ニンジャー 2 (ゾンビ部屋) ナナツボシ なびさんにブルーチーズを食べさせよう Navi 昼の部スタートです 1 (なび村) メルーファ すもさんは囲いじゃないってことだなー 1 (なび村) ほしくん オイサー 1 (なび村) Jareky 【占いCO】SEIRIOSさんは村人でした。○です。村視できていない人3人のうちの一人です。あと二人が不明です。 1 (なび村) glimmakin おはようございますー 1 (なび村) jinjahime 白ぐいね 1 (なび村) SEIRIOS 仮白がー 1 (なび村) Akizuki うーん 1 (なび村) Akizuki おはです 2 (ゾンビ部屋) Navi 後追いのすも 2 (ゾンビ部屋) すもでんぱ ぞんびーぬ 1 (なび村) glimmakin すもさん囲いが十分あるとこだと思ってたんですけど噛んできましたね 1 (なび村) ほしくん おはようですー 2 (ゾンビ部屋) ナナツボシ いらはーい 1 (なび村) シエスタXX 狩人探しなのか 2 (ゾンビ部屋) Navi おいでまし~ 1 (なび村) メルーファ Jareさんの村視できてない残り2人は誰かな? 1 (なび村) jinjahime 村視できていない3人?後の二人は? 1 (なび村) SEIRIOS 死亡フラグ頂きました 2 (ゾンビ部屋) リンウ おいでませズンビー部屋 1 (なび村) glimmakin あ、それはいわないほうがいいかも 1 (なび村) メルーファ 言うとSGにされるか・・ 2 (ゾンビ部屋) リュファ 適当に占いひとり噛んで、後は残して信用を落とす・・・策とか? 1 (なび村) Jareky それは言いません。狼の噛みにヒント与える 1 (なび村) glimmakin 噛みあわせもありますし 2 (ゾンビ部屋) リュファ いらっしゃいませ。 1 (なび村) メルーファ 了解ですー 2 (ゾンビ部屋) サイア (ちょと限界なんで、落ちるとします) 2 (ゾンビ部屋) サイア (オヤスミー) 2 (ゾンビ部屋) リュファ おやすみなさーい。 2 (ゾンビ部屋) ナナツボシ おやすみー 1 (なび村) jinjahime 今日はどうします?吊り 1 (なび村) Jareky 外れてる可能性もあるし 2 (ゾンビ部屋) リンウ おやすみなさいほいー 1 (なび村) シエスタXX ん~でグレランするの? 2 (ゾンビ部屋) Navi おやすみなさい~ 1 (なび村) ほしくん 狩人がまだ残ってるか探ってる、って感じなのかな 1 (なび村) メルーファ グレランでいいかもー 1 (なび村) SEIRIOS 今日一回だけ余裕ありなんだっけ 1 (なび村) ほしくん ふむー 1 (なび村) glimmakin 一回グレー吊りますか 1 (なび村) jinjahime グレーの中からまとめるの? 1 (なび村) メルーファ 狼2票残っててJareさんが吊れたとしても、それはそれで情報になる 1 (なび村) jinjahime それなら、ノイズの占い吊ってからのほうがよくない? 1 (なび村) SEIRIOS で、Akizukiさんが寡黙だーっていうところの申し開きがほしい 1 (なび村) ほしくん えぇと 1 (なび村) ほしくん 取り合えず俺はグレーのはず 1 (なび村) Akizuki 自分もですね 1 (なび村) jinjahime Akizukiさんはおはすてだからなぁ。グレーからなら第一候補 1 (なび村) メルーファ グレーは ほしくんさん、グリさん、あきずきさん、jinjaさん、シエスタさん、メルーファ 1 (なび村) glimmakin メタですけど昨日何か聞こえた気がしますw 1 (なび村) ほしくん となると、 1 (なび村) Akizuki まあ仕方ないとは思います 1 (なび村) シエスタXX まあ誰が怪しいかって話ならAkizukiさんだけど 1 (なび村) Jareky 8>6>4> 役職全ローラーで狼1は確実。グレイ吊りは二回チャンス 1 (なび村) jinjahime COあれば聞くよ 1 (なび村) Akizuki 昨日のことはきかなかったことにw 1 (なび村) ほしくん 意外とランダム多いのかな、 1 (なび村) jinjahime 今日のうちに 1 (なび村) シエスタXX なーんかそのまんますぎる気もする 1 (なび村) ほしくん メタで決めるのは良くないしねw 1 (なび村) メルーファ グレーの中で怪しいのは、寡黙気味なあきずきさんになるかなぁ 1 (なび村) glimmakin ですよねー 1 (なび村) メルーファ むしろそれ以外の人が白っぽい 1 (なび村) ほしくん ですね、 2 (ゾンビ部屋) リュファ メタな推理はメッタにしないほうがいい。 2 (ゾンビ部屋) すもでんぱ 吊ろう 1 (なび村) Akizuki じぶんで構いませんよ 1 (なび村) ほしくん 俺もあきずきさんに入れたいですねー 2 (ゾンビ部屋) リュファ うぎゃー。 2 (ゾンビ部屋) リンウ 処刑タイム・・; 2 (ゾンビ部屋) Navi きびしいすもさん 2 (ゾンビ部屋) すもでんぱ 逆さ吊り。 1 (なび村) jinjahime で、個人的には、黒 メルーファ>シエスタ>SEIさんでみてる 2 (ゾンビ部屋) ナナツボシ なにあっても吊ろうしかいわないじゃないw 1 (なび村) ほしくん ふむー 1 (なび村) SEIRIOS だが私は仮白 2 (ゾンビ部屋) すもでんぱ akizukiさん吊りは無いかな 1 (なび村) シエスタXX んーみんなAkizukiさんに入れる流れか 1 (なび村) メルーファ SEIさんは一応Jareさん白だけど、無効で見てるのかな 1 (なび村) SEIRIOS 疑うならJareさんとセットだね 2 (ゾンビ部屋) リンウ これ 狐勝利ねらうとしたら 相当壮絶な戦いになりそう・・ 1 (なび村) jinjahime まぁ、暫定白は考えない方向で見てるよ 2 (ゾンビ部屋) すもでんぱ この時点でメッタメタな考えだと 1 (なび村) ほしくん まあそうなるね 1 (なび村) jinjahime 発言筋かな。メルさんよってる発言多くない? 1 (なび村) メルーファ 黒度は グリさん>シエスタさん>jinjaさん>ほしくんさん かな 2 (ゾンビ部屋) すもでんぱ 役職は狼と狩人しか居ないからね 2 (ゾンビ部屋) リンウ 拡張ルール最大適用とか なきそう; 1 (なび村) glimmakin jinjaさんとメルーファさんは白い印象ですね 1 (なび村) ほしくん jareさんが狂か狼だったらセットで怪しくなってくるしね 1 (なび村) メルーファ うーん、そうかな?グレランや霊媒CO賛成の時も、一応理由付けて発言はしてますよー 1 (なび村) glimmakin ほしくん辺りが潜伏っぽい感じがします 1 (なび村) jinjahime うむ。 1 (なび村) ほしくん そうかなー Navi 5分経過(後2分) 1 (なび村) SEIRIOS うん、ほしくん若干あやしい 1 (なび村) ほしくん ふむー 1 (なび村) シエスタXX 現時点の予想ってまだ信憑性がなー 1 (なび村) jinjahime で、今日は一応多数決する? 1 (なび村) シエスタXX むずかしいな 1 (なび村) jinjahime 占いつりに一票 1 (なび村) ほしくん 俺を吊るならそれでもいいけどなー 1 (なび村) メルーファ グレランに一票 1 (なび村) glimmakin でも今日はakizukiさん吊りたいです 1 (なび村) Akizuki 占いにしてほしいです 1 (なび村) glimmakin あ、グレランに一票 1 (なび村) シエスタXX 俺もグレランよりは占いなんだよなー 1 (なび村) Akizuki 吊るなら占いの後がいい 1 (なび村) ほしくん グレランかなー 1 (なび村) jinjahime セイさんは? Navi あと1分 1 (なび村) SEIRIOS んー、グレランで推理のタネほしいかな? 1 (なび村) SEIRIOS 狩人存命なら私食われそうだし・・・ 1 (なび村) ほしくん 怪しまれてるのは俺とあきずきさんってかんじかなぁ 1 (なび村) jinjahime OKじゃ、グレーの中から、ランではなくて名前出すなら? 1 (なび村) Jareky なんか絞った三人、揺らいできた Navi 20秒前 1 (なび村) メルーファ グレラン4票、占い3票かな。Jareさんの意見は占いだから聞けないだろうし 1 (なび村) シエスタXX 時間無い 1 (なび村) jinjahime アキヅキいきます 1 (なび村) Jareky グレランといっておく 1 (なび村) SEIRIOS ほしくん 1 (なび村) メルーファ 名前出すならあきずきさん 1 (なび村) シエスタXX Akizukiさんにいれるわ 1 (なび村) SEIRIOS あきさんもね Navi 夜まで時間がありません 皆様今日の尊い犠牲をお選びください(会話はストップです) 3 (GREEN) Navi ---------------------------------------- 3 (GREEN) Navi 会話可能時間スタート Navi 投票は私に直Tellでお願いします 1 (なび村) Navi -------------------------- 1 (なび村) Navi 4日目終了 1 (なび村) Navi -------------------------- (T) メルーファ > Akizukiさんに投票します (T) シエスタXX > Akizukiさんで 3 (GREEN) glimmakin この流れ意味あるのかなw (T) ほしくん > あきずきさんに一票入れますー (T) SEIRIOS > シエスタXXさんに投票します (T) Akizuki > ほしくんに吊り投票 (T) Jareky > Akizukiさんに投票 3 (GREEN) glimmakin まあ宣言どおりにakizukiさんに入れますよー 2 (ゾンビ部屋) リュファ 見学多いのに、墓場がなんか静かですね。 2 (ゾンビ部屋) ナナツボシ なんかじゃれさんあやしいなぁ 2 (ゾンビ部屋) リュファ (墓場としては正しいのかも。) 2 (ゾンビ部屋) ナナツボシ 本物だったらグレランといっておくとかいうかな 2 (ゾンビ部屋) Navi もりあげて! (T) jinjahime > メタは別として、狩人くさい位置ではあるな。SEIさんが若干におう。 吊り投票>Akizuki 2 (ゾンビ部屋) リンウ 生ものは初めてだからじっくり展開をみないと・・ 意味すら分からない; 2 (ゾンビ部屋) リュファ フォレストアップ!! 2 (ゾンビ部屋) リュファ 森、上げて・・・ 2 (ゾンビ部屋) Navi 吊ろう 2 (ゾンビ部屋) ナナツボシ 自分で説明しちゃったw 2 (ゾンビ部屋) リュファ ぎゃああ。 (T) glimmakin > akizukiさんでお願いします Akizuki6 シエスタXX1 ほしくん1 2 (ゾンビ部屋) ナナツボシ たまには少人数もいいよね 2 (ゾンビ部屋) ナナツボシ 頭悪いなりに意識が行き届く感じ 2 (ゾンビ部屋) ナナツボシ いきなり死んだけど 2 (ゾンビ部屋) リンウ いきなりしんだらへったくれもないじゃないですかー: Navi さよなら Akizukiさん …あなたの勇姿は忘れない Akizuki 吊られてしまったか~それにしてもこのオオカミ2、ノリノリである 2 (ゾンビ部屋) ナナツボシ へったくれないなー Navi 日が沈み始めました よい子も悪い子も寝る時間です Navi 役職の方は私にTellお願いします 2 (ゾンビ部屋) Akizuki こんちゃ~ 2 (ゾンビ部屋) ナナツボシ いらはい 2 (ゾンビ部屋) リンウ めんそーれ 2 (ゾンビ部屋) Navi おいでまし~ (T) Jareky > メルーファさんを占います。(Akizukiさん吊りで終わってないのかな 2 (ゾンビ部屋) リュファ 申し訳ございませんお客様、只今当冥界は満席でございます。 2 (ゾンビ部屋) Akizuki えっ (T) > Jareky メルーファさんはごく普通な村もにーでした!○ 2 (ゾンビ部屋) Akizuki 冥界ってそんなに狭いのか・・・次の人も入れないじゃん・・・ 2 (ゾンビ部屋) リュファ 合い席でよろしければご用意できますが・・・とりあえずすもさんと同じ墓穴へ。 (T) Jareky > 了解。狼淘汰で終わってるか、そうでなければ明日吊られる。お仕事はもうおしまい (T) メルーファ > Jareさん真、あかみさん狂人、リュファさん真、ナナツさん狼かなー 3 (GREEN) glimmakin 狩人日記かきかき 3 (GREEN) glimmakin じゃあどこかもうかなー 2 (ゾンビ部屋) Akizuki すもさん一緒でいいですか~? 2 (ゾンビ部屋) すもでんぱ やです。 2 (ゾンビ部屋) Navi ひどいw 2 (ゾンビ部屋) Akizuki ;; 2 (ゾンビ部屋) リンウ 6日目の会議とか 必死になりそうな予感zz (T) メルーファ > ナナツさんはあらかじめ霊媒に出ようとしてて、「黒が出たら出る」と言ってたのは潜伏できる自信があったから=自分は噛まれないから。と見てみる 2 (ゾンビ部屋) すもでんぱ ななつんのコタツへどうぞ 2 (ゾンビ部屋) ナナツボシ いらはい 2 (ゾンビ部屋) Akizuki こたつ・・・ 2 (ゾンビ部屋) Akizuki いったいどこへ行けば・・・ 3 (GREEN) glimmakin シエスタさん超空気なんでここ残ると絡めないw 2 (ゾンビ部屋) すもでんぱ 入ったら最後4顔の呪い。 3 (GREEN) glimmakin シエスタさんかむしかないなー (T) メルーファ > SEIさん、ほしくんさん、シエスタさんは村人っぽい。jinjaさんとグリさんはまだわからないな 2 (ゾンビ部屋) ナナツボシ ちがいます 祝福です 2 (ゾンビ部屋) sunesuki 恐ろしい・・・ (T) glimmakin > シエスタさんをかみかみ 2 (ゾンビ部屋) Akizuki もうこんなとこ・・・やだ・・・ (T) > glimmakin おいしく食べてね!! 3 (GREEN) glimmakin この溶け込みっぷりは見習いたい・・・ 3日目へ 5日目へ
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/8362.html
前ページ 三つの『二つ名』 一つのゼロ 次ページ 「参ったな……入れ違いとは」 図書館の前で立ち尽くしながら、クリフは呟いた。 ルイズ達と分かれたクリフはオスマンにも言われたとおり、元の世界に帰るべくまずは魔法に詳しいというコルベールを探しに出 ていた。 しかし手近なメイドなどに道を聞きながら図書館に行ってみると、ちょうどコルベールは調べ物を一旦終えて外に出て行ってしま ったらしい。 オスマンが許可を出した話を聞いたからか、怪訝顔をしてクリフを見つめる女性司書によれば、彼がどこに向かったかまでは分か らないとのことだった。 「タイミングが悪いな……しかし、どうしたものか」 コルベールがいなければ、魔法についてなにも知らないクリフでは勝手が全く分からない。そもそも、どこが『フェニア』の区画 であり、どの棚にそういう書物があるのかも分からない。司書に聞いてもよかったが、彼女はオスマンから直接の協力をするように 言われているわけではないだろう。 「仕方ない……出直すとしよう」 今更慌てても仕方がないのも確かではあった。早く調べにかかりたいが、重要な書物と聞いている以上、まさか素人が一人で勝手 に棚をいじくりまわす、というのも少々問題である。 「……できる限り早いほうがいいんだが……。……僕としても、ユーゴー達が心配だし……うーむ」 ともかく、ここで一人考え込んでいてもしかたがないので、クリフは戻ることにした。 階段を下り、中央塔の立派な玄関を出て、とりあえずもと来た道を歩き出す。 そういえば、とクリフは思った。ルイズ達はどこの教室に行ったのか聞き忘れたので、どこに向かえばいいのか分からない。とに かく、元のルイズの居室のある塔で待つことにした。 道すがら、授業中のせいか人影はあまり見られなかった。春らしい優しい風が吹いて新緑の街路樹を揺らす。ひどくのどかな風景 が続いている。 「……春、か。こんなに春めいてるのは、イギリスあたりとは大違いだな……それにずいぶん暖かい」 トリステイン魔法学院の穏やかな春の情景を眺めながら、ぽつりとクリフは呟いた。自分達の境遇とは裏腹に、つい少し気分が良 くなってくる。思わず鼻歌を口ずさんでしまった。 目的の塔の近くまで来ると、近くに大男が一人と黒髪の少年、メイド服を着た小柄な少女の姿があった。 「あれ? ヴォルフ、残っていたのか。なにをしてるんだ?」 一人はヴォルフだった。手に洗濯物を持っている。 「あら、クリフ。もう帰ってきたの? アタシは見てのとおり、お嬢ちゃんの服の洗濯よ。授業はキクロプスがついてるから、アタ シ達はこっちを片付けることにしたの。ねーサイトちゃん」 「水が冷てえ……はぁ」 才人はまだ立ち直っていないらしく、ため息をついて悲しげな顔をしながら、しぶしぶといった感じで洗濯を手伝っていた。 「ふむ、そうか……。そっちの子は?」 クリフは視線を隣の少女にむけた。切り揃えられたボブカットの綺麗な黒髪で、少しそばかすのある見た事がない娘だった。 「ああ、この子はシエスタよ。ほら、キクロプスが言ってたでしょ、知り合ったメイドさんって」 「ああ、なるほど。そういえば今朝タオルをもらったとかなんとか……」 「タオル?」 「ん? ヴォルフは知らなかったか。はじめまして、僕はクリフ・ギルバートだ。君、僕の仲間が親切にしてもらったらしいね。 ありがとう、礼を言うよ」 クリフがそう言うと、少女―――シエスタは深々と、やけに恭しく頭を下げた。 「……えっと。どうしたんだい、そんな……?」 え、という顔をして、シエスタが顔を上げる。ヴォルフが口を出した。 「あらシエスタちゃん、こいつは貴族じゃないわよ。アタシ達と同じただの平民。そんな仰々しくすることないわ」 「え、そ、そうなんですか? でも、お召し物が……」 「スーツ? ああ、ちょいと珍しいかしら。でも気にしなくていいわよ、全然偉くないから」 ……どうやら僕を貴族と勘違いしたらしい、とクリフは理解した。シャツとジーパンのヴォルフやアーミールックにコート一枚の キュクロプスとは違い、クリフだけは少々値の張る小奇麗なスーツを着てはいる。が、もちろんVIPの類ではない。 「す、すみません! 失礼を……」 「失礼じゃないでしょ、むしろ逆じゃないの?」 「え、あれ? でも? あ、そうか、その……ご、ごめんなさい」 二重の間違いに、シエスタの顔が赤面した。そのどこか可愛らしい仕草に、ついクリフは笑みがこぼれた。 「いや、いいよ。僕の服がおかしいみたいだしね。……貴族に見えるのか、僕は? 着替えたほうがいいのかな。ヴォルフはどう思う?」 「別に? アタシにはフツーに見えるけど」 「……だよ、な。……そうだ、着替えもないんだよなぁ……」 クリフは思わずぼやいてしまう。着たきり雀でこれ一着しかないし、そもそもスーツを扱ってくれるクリーニング屋なんてあるん だろうか。さすがに汗臭くなってきたしズボンに皺が出てきたから、せめてアイロンくらいかけたいな……。などと思うのだが。 「なんとかなるでしょ。それより、そっちはどうだったの?」 ヴォルフはぱん、と洗濯物を空中で伸ばし、吊り紐にかけつつこっちの成果を聞いてくる。 「……ダメだ、入れ違いになってMr.コルベールに会えない。どこに行ったかも分からないらしい」 「あら? タイミング悪いわねぇ。じゃあ、どうすんの?」 「待つしかない、な。僕はまだ学園内が不案内だし。どうも聞いた限りでは、彼の研究室とやらには行っていないらしいが。本も出 したままで少し外に出ただけみたいだから、時間を置いてからもう一度図書館に行ってみようと思う」 「参ったわねぇ……。今頃どーしてるのかしらユーゴー。キャロルも無事だといいんだけど……」 「……きっと大丈夫だ。そうに決まってる」 クリフは自分に言い聞かせるように呟いた。そう、無事に決まっている。 「だといいけど……。はぁ。しかたないわね。コルベールってあれでしょ、あの変な薄らハゲ。あれ待ちね」 肩をすくめて頭を振りながらヴォルフが言う。すると、その隣でシエスタが少し驚いた顔をしていた。 「あら? どーしたのよシエスタ、手が止まってるわよ? ひょっとして具合が悪いの? つらいなら休んだほうがいいんじゃない?」 「いえ、その……。あんまり、貴族の方の悪口を大声で言うのは……」 「悪口? ああ、なんか偉いんだっけ貴族って。だいじょぶよ別に、あんな電球頭怖くないし」 「でもその……いくらなんでも、寮塔のすぐ近くで真昼間からっていうのは……周囲に聞こえますし……」 「心配症ねぇ。だいじょーぶだいじょーぶ。なんとでもなるわよ」 ヴォルフは太い笑みを浮かべて、バンバンとシエスタの背中を叩いた。本人は軽く叩いてるつもりなのだろうが、小柄なシエスタ は「わわわ」と目を丸くしてよろめいている。 「さ、とりあえずはお洗濯を続けましょ。お嬢が帰ってくるまでには終わるでしょ」 ヴォルフが振り返って、後ろのたらいに積み上げていた洗濯物の山を眺めた。昼までに干したであろう分と、同じくらいの山と二 つある。かなりの量だ。 どうやらヴォルフはルイズの洗濯物を洗うついでに、シエスタがやっていた洗濯物を手伝っているらしかった。 「ずいぶん多いな……。よし、僕も手伝うよ。することもないし」 クリフも進み出て、スーツの上着を近くの木に掛け襟をまくった。見ているだけ、というのも少々居心地がよくない。 「え、ミスタ・ギル……クリフさん、悪いですよ、そんな……」 「いいよ、お世話になったみたいだし。ヴォルフやサイト君だって手伝ってるだろう?」 「それは、そうですけど……」 「いいからいいから」 「あ……」 シエスタはヴォルフと違い、どこかクリフに遠慮しているようだった。その様子に、クリフはもう一度自分の身なりをチラリと眺 めてみる。 (……やはり貴族に見えるのかな? 僕は自分がそんなふうに見えると自覚したことはないんだけど) 「だいじょぶなのアンタ? 家事なんてほとんどしたことないでしょ」 ヴォルフが少々眉をひそめて言った。失敬な、いくらなんでも洗濯くらい僕だって……。 「レース生地の手洗いのやり方なんて知らないでしょ?」 ……。 「……手洗い?」 「手洗いよ、洗濯機ないんだもの。ていうか電気がないし。だからあれでやるのよ?」 ヴォルフが指差したそこには、泡立った水がたっぷりと張られたたらいと洗濯板があった。そのそばで、才人が冷たい水にヒーヒー 言いながら洗濯物をこすっていた。 「……」 「だいじょぶなのホントに? ほらアンタったらこういう肉体労働全般、どうも苦手でしょ? 破ったりしない?」 「……そんなわけないだろう。大丈夫だ、やる。やってみせよう」 「言い出したら聞かないわねぇ……。ま、そんなに言うなら手伝ってもらいましょ。量だけはたっぷりあるし」 ヴォルフは楽しげに笑顔を作ると、こっちにウインクしてきた。 ……なんか早まった気がするな。 「こんなに重労働だったとは……」 予想以上の疲れに息を吐いて、クリフは大きく伸びをした。吊り紐に並べられた、風にはためく真っ白いシーツの群れを眺める。 「相変わらずこういうことやらすとダメねぇ。サイト君のがなんぼか使えたわよ?」 横からヴォルフの酷評が飛んできた。う、うるさいな……。 「ね、主婦は大変なのよ。ちょっとは見直したかしら?」 「主婦じゃないだろうお前は……」 「あら心外。心はいつも若奥様なのに」 他愛のないやり取りをしながら横目に見てみると、ヴォルフはたらいの中の汚れた水を側溝に流していた。結構な重量があるはず なのだが、まるでバケツみたいに片手で上に持ち上げてから傾けているあたり、すごいパワーである。 「ありがとうございます、助かりました。今日は洗濯物、多かったですから」 近くでシエスタが、ぱんぱんと干したベットのクッションを叩きながらにこやかに言った。 「う、うん……。僕はあまり、役に立たなかったけど。いつもこんな事を?」 「ええ。お仕事ですから」 シエスタは気軽に言ってくれるが、クリフは正直感嘆する。僕は毎日やったら気が滅入りそうだ……。 「クリフも少しは敬いなさい。女はすごいのよ?」 「……」 だからヴォルフ、お前は女性じゃない。なんで代表者みたいな顔してるんだ。 内心突っ込みを入れるクリフの隣に立つ才人が、ぐっと伸びをして息をついた。 「うーん……はあ。なんか、すっきりしちゃったなぁ。ま、いいや別に。異世界でも。ファンタジーだし、メシは美味いし、観光と いうことにしよう」 才人は洗濯をしているうちに気分が変わったらしい。さっぱりとした顔をしていた。 しかし観光って……。とクリフはなんとも言えない感想しか出せなかった。才人はずいぶんと楽天的で順応性が高い少年らしい。 とはいえ、暗いよりはクリフとしても助かるのではあるが。 「さて、そろそろお嬢ちゃんもそろそろ帰ってきても……あら、噂をすれば影」 後片付けを終えたヴォルフの視線の先を追うと、向こうからルイズが歩いてきていた。その後ろに、キュロプスがついてきている。 「おかえりお嬢ちゃん。授業はどうだったかしら? キクロプスもお疲れさま」 「……別に、ふつうよ」 「あら、可愛くない。もっとなにかあるでしょ、もう。で、今日はもう授業終わり?」 「そうよ。あとは、夕食までなにもないわ」 「そりゃけっこう、お疲れさま。じゃ、夕食までだいぶ時間空きそうだし、アタシどうしましょ? シエスタの手伝いでもしましょ うかしら」 なかなか感心するようなことを言う。こう見えても、ヴォルフは意外と働き者だ。 「……わたしの洗濯物は終わったの?」 「そりゃもちろん。ついでだからその前に部屋の掃除もちょっとしといたわよ。そんなに汚れてなかったし」 ルイズの問いに、軽やかにヴォルフは答えた。仕事が早い男である。 「そう。じゃ、あとは好きにしててもいいわ。働きたかったら働いても」 「そうね、そうさせてもらいましょーか。じゃ、シエスタ。次はなにかある?」 ヴォルフがそう聞くと、シエスタは遠慮がちに言った。 「いえ、これ以上は悪いですよ。それに、ミス・ヴァリエールの使い魔さんなんですから、そちらのほうを……」 「なに言ってんのよ、気にしないで。お嬢だっていいって言ってるし、やることないし、キクやサイトちゃんだっているし。だいた い今日の晩ごはんだって、コックさんやアンタみたいなメイドさんががんばってお仕事して作ってるわけでしょ? じゃあ当然、ア タシも働かせてちょうだいよ」 「で、でも……」 「いいからいいから。アタシ暇ってダメなのよ。ね、お願い?」 強引に仕事をせがむヴォルフに、シエスタが困った顔をした。 「……まあ、こういう男なんだ。シエスタ、君がよければこいつを働かせてくれ。いいよね、ルイズちゃん?」 「だから、別にわたしは構わないわよ。やることやってるなら、あとは自由時間にしても」 クリフとルイズがそう言うと、少し考えてからシエスタは納得したようだった。 「じゃあ……すいません、お願いしますね。乾いた洗濯物を畳んで、持ち主の貴族の方にお届けするんですけど……」 「オッケーイ。じゃ、やりましょうか」 ヴォルフは早速積まれたままの洗濯物をゴソッと手に取りはじめる。 それを横目に、クリフは木にかけた自分のスーツを着て歩き出した。 「じゃあ、僕はもう一度Mr.コルベールを探してくる。図書館に戻ってきてるかもしれないし」 「そーね、じゃまたいってらっしゃい。夕食時には戻ってきてね」 「ああ、それじゃあ」 クリフが再びコルベールを探しに出てからすぐ。 その場に残されたヴォルフ達のそばを、ルイズと同じく授業を終えたばかりの生徒たちが、ガヤガヤと寮塔に向かっての道を帰っ てきていた。 「フーンフーン♪ よっしゃ、それじゃこれいったんどっかに運ぶんでしょ?」 大きな両手に洗濯物を抱えたヴォルフがシエスタにたずねた。ほとんど一人で持ってしまっている。 「ええ、まずはメイド達用の使用人宿舎に。お仕事用のお部屋がありますのでそちらへお運びしてから、畳んだのにタグを乗せて一 つずつお届けするようになってます」 「はいはーい。あ、サイトちゃん悪いけど、最後にそこのたらいと布団叩き持ってきて。アタシはもうちょっとだけやってくから」 ヴォルフは顎でしゃくって、置かれたままの用具を指した。 「うん、分かった。ほい」 「終わったらルイズちゃんの部屋で待っててね。今日はお疲れ様よ、クリフの百倍役に立ったわ。アイツったら全然ダメなんだから、 レースは繊細だから優しく揉み洗いだって言ってるのに洗濯板使おうとするし」 ヴォルフはクリフの奮闘をばっさりと切り捨てると、シエスタについて歩き出す。 それを脇で眺めていたルイズは、 「……じゃあ、わたしは部屋に帰るわ。あんた達で足りるでしょ。キクロプス、来なさい」 「…………」 そう言って身を翻し、寮塔へ向かっていった。それに黙って付き従うキクロプスの姿は、もっとも模範的な従者の姿であった。 「じゃあねお嬢、もうちょっとしたら帰るからねー。さ、行きましょ行きましょ」 そうしてルイズと分かれたヴォルフ達が宿舎へ向かおうとすると。 ふと、寮へ向かう生徒達の列から、とある男子達の一団がこちらに向かってきた。 なにやら、君達は先に帰っていたまえ、とか、急にどうしたんだギーシュ、などと言い合っている。 「ん? なにかしら?」 ヴォルフ達が立ち止まっていると、ギーシュと呼ばれていた金髪の少年がその前に立った。シエスタに話しかけてくる。 「きみ。さっき、ぼくの上着を頼んだんだが。突然すまないが、返してくれないか」 「え? あ、ミスタ・グラモンですね。先ほどのですか? それでしたら……」 シエスタは後ろを振り向く。そこには、さきほどヴォルフ達が洗濯したばかりの服たちが風に揺られながら干されていた。 「……もう、あ、洗って……しまったのか!?」 目を見開いて洗濯物の群れを見つめるギーシュ。 「え、は、はい。洗いましたが……」 「な……なんと……!」 何を驚いているのか、驚愕してわなないている。 その姿にシエスタはなにかピン、と来たらしい。ごそごそと自分のエプロンのポケットをまさぐると、紫色の液体が入った小瓶を 取り出した。 「あの、ひょっとしてこれでしょうか? ポケットにお入れになっていたままでしたので、勝手とは思いましたが取り除けておきま した」 「あ、そ、そうか。よ、よかった……」 ギーシュはシエスタの手の中のそれを確認すると、ほーっと息を吐いた。 「失礼しました。では、お返しいたします」 シエスタが小瓶を渡そうとする。すると、なぜかギーシュはすっと一歩引いてそれを受け取らなかった。 「え?」 「い、いや。違う、それはなんというか……ぼ、ぼくのではない。違うんだ、き、気にしないでくれたまえよ」 「え……? で、ですが……」 「き、気にしないように。それでは」 そのまま踵を返して、ギーシュは突然立ち去ろうとする。 「は、はあ……?」 「ちょ、ちょっとした間違いだったんだ、うん。じゃあ……」 「なんだギーシュ。あ、それって……紫だ、まさかモンモランシーか?」 それを目聡く見ていた、ギーシュの後ろにいた一人がポツリと呟いた。その言葉を聞いたギーシュの友人達がワイワイと騒ぎはじ める。 「ち、違う。これは、その。いいか、彼女の名誉のためにぼくは言うが……」 「なに言ってるんだ。紫色の香水、間違いないぞ。ギーシュの上着のポケットから出て来たってことは、それしかないじゃないか」 「そうか、お前心配になってわざわざ来たのか。どうりでさっきから急いでると思ってたんだよ」 「やめたまえきみたち、だからだな。つまりなんというか……」 その時、必死に弁明をするギーシュに向かって、一人の少女が近づいてきた。栗色の髪をした、可愛らしい少女である。その姿を 視界に捉えたギーシュが、うめき声を出した。 「え゛っ……! ケ、ケティ……!」 「ギーシュ、様……」 ケティと呼ばれた少女は呆然としてギーシュを見つめていた。やがて、ぽろりと一粒の涙が零れる。 「ひ、ひどい……そんな、……私、信じてたのに……」 「ち、違うんだ聞いてくれたまえケティ。いいかい、今きみは誤解している。これはあくまで事故であって、ぼくはきみのことだけ を……ぶっ!」 ごまかそうとしたギーシュの頬が思い切り張られた。パァン、と小気味のいい音が響き渡る。 「さよなら!」 ケティは顔を覆いながら、走り去っていってしまった。 取り残されたギーシュが頬をさすって呟く。 「う、ううむ……なんと間の悪い……って、はっ!?」 ギーシュが振り返ったところに、さらにまた一人の女の子が仁王立ちをしていた。綺麗な金色の髪を巻いてカールにした、少しそ ばかすの残る少女だった。 「ギーシュ?」 「な……!? モ、モンモランシー!? な、なぜきみがここに……!」 「授業が終わって部屋に帰るからよ」 「……ち、違う! か、彼女とは少しばかり遠乗りをしただけの仲であって……!」 「全部見てたわ。ねえ、ギーシュ。……舌噛まないでね」 ぼそり、とモンモランシーは呟くと、その鼻に向かって強烈な肘鉄を見舞った。不意を打たれたギーシュが思い切りのけぞる。 「ごふっ!」 「サイテー。うそつき」 どう、と倒れ伏したギーシュを尻目に、モンモランシーはスタスタと歩いて行ってしまった。 「か、かはっ……。は、鼻が……ぐお……!」 草むらに倒れてうめいてるギーシュの姿に、何事かと遠巻きに見ている寮塔への列から好奇の視線が向けられる。 唖然としたままのシエスタは目の前で起こった暴行に、なにもできずにただ見ているしかなかった。 「え……あ、あの……だ、大丈夫ですかミスタ・グラモン? え、えと……?」 おずおずとそう言うが、ギーシュは鼻を押さえたまま悶絶している。 「ぬおお……く、くう……なんてことだ……。ぐわ、ぼ、ぼくの鼻が……!」 かなりいいのをもらってしまったらしく、ギーシュはすぐに立ち上がることができないらしかった。 横でそれを見ていたヴォルフがつまらなそうに呟いた。 「なによこの坊や? わけわかんないわね。バカかしら?」 「さあ、知らねーっす。アホくさ」 下らなそうに才人が返す。完全に見下した目でギーシュを見ていた。 「えっ!? ちょ、ちょっとヴォルフさん!? サイトさんも!?」 「さ、シエスタ。さっさと行きましょ、ボーっとしてたら日が暮れちゃうわよ」 「いいよいいよ、シカトして。バカに付き合ってらんねーし。いこーぜ」 もがいているギーシュを無視して歩き出すヴォルフ。才人もダルそうにその後を付いていく。 「え、で、でも、あの、その」 「ほら早く。仕事しないとねー」 シエスタを促して、騒ぎからヴォルフ達が離れようとした時、後ろでゆっくりとギーシュが立ち上がった。 「……待ちたまえ、きみ達。そこのでかいの、どこに行くつもりだ」 「は? なにかしら?」 「今バカと言ったな? 口の利き方を知らないらしいな……」 「……なにコイツ? アナタ誰?」 「……貴様……!」 ヴォルフの呟きにギーシュの額にビシィッと血管が浮かんだ。怒気を感じたシエスタが慌てはじめる。 「わ、わ! す、すみません! すみませんミスタ・グラモン! 大変失礼しました!」 洗濯物を投げ出して、その場に膝をついて大慌てでシエスタは頭を下げた。 「どうかお許しください! この者達はミス・ヴァリエールの使い魔でして、貴族の方々へのお言葉遣いを知らないのです! も、 申し訳ありません!」 平身低頭するシエスタの言葉を聞いて、ギーシュがヴォルフ達を見て上から下へ視線を走らせた。忌々しげに、チッと舌打ちを打つ。 「……ふん……! なるほど、そっちの黒髪はよく知らないが、そういえばそのでかいのはそうだったな……! まあいいだろう。 愚かな平民を構うほどぼくも暇ではない。だが、きみはぼくが違うと言ったのに、どうしてすぐに小瓶を仕舞わなかったのだ」 「……えっ!? え……!?」 「きみの反応さえ早ければ、そうすればきっとケティに見つかることも、モンモランシーに見られることも、そしてぼくの鼻が潰さ れることもなかったのに。なぜすぐに仕舞わなかったんだ」 「は……え、えと……!?」 「なんたることだ。この学院のメイドたる者が、それぐらいの機転もないとは。女性を喜ばす美しい薔薇であるこのぼくが、とんで もない恥をかいてしまったじゃないか。どうしてくれる?」 ギーシュは苛立ちまぎれに、シエスタに無茶ないちゃもんをつけはじめる。 ギーシュにとって、理由はなんでもいいらしい。とにかく、苛立ちをどこかにぶつけたいらしく、ちょうど目の前で頭を下げたシ エスタにロックオンしていた。 「す……すみません! 申し訳ありません!」 「どうしてくれるんだ。どうしてくれようか? まったく、大変なことだよこれは。分かっているのかねきみ?」 「も、申し訳ありません! 大変失礼しました!」 シエスタはとにかく頭を下げて謝罪を繰り返した。無茶苦茶な注文だが、シエスタは逆らわずにひたすら謝り続ける。 「あん? ちょっと、なんでシエスタが謝ってるの? なにこれ?」 「おい、そこのキザ。ちょっとやめろよ、わけわかんねーぞ?」 ヴォルフと才人は揃って異を唱え、止めに入った。これではいくらなんでも意味が分からない。 しかし、ギーシュは傲慢に言い放ち、ヴォルフと才人をねめつける。 「なんだと? だいたい、きみ達もだ。いくらヴァリエールの使い魔だからと言って、貴族に対する礼儀を失するなどありえないぞ。 そこのメイドのように頭を下げたまえ。しょせんつまらない事だ、そうすれば許してやろうじゃないか」 「なにナメたこと言ってるのかしらこのガキ。やっぱりバカなのかしら」 「なにが頭下げろだよ、お前が下げろよ浮気野郎。テメーのせいじゃねーか」 「……な!? な、なんだと!? お前達、平民だろう!? も、もう一度言ってみろ!」 すぐに頭を下げるものかと思っていたのか、予想外の抵抗にギーシュが少し驚いた顔を見せた。 「自業自得もいいとこじゃないの。女の敵よ。貴族だか平民だか知らないけど、それ以前に男の風上にも置けないわ」 「薔薇ってなんだよ? バカ丸出しじゃねーか。なに考えてんだ? バラとバカを言い間違えたんじゃなくてか?」 「な……!? お、おい……!」 顔を高潮させて、みしみしとギーシュの顔面がこわばってくる。しかし、それにも構わずヴォルフと才人のコンビは暴言を続けて いく。 「なんだったらアタシが張り倒してやりたいくらいよ。倒れてるとこ踏んづけて行かなかっただけ感謝して欲しいくらいね」 「俺もサッカーボールみてえに頭蹴り飛ばしたくなったけどぐっと我慢したんだ。むしろありがたく思ってくれ」 「ほら、テキトーのそのへんの草で鼻でも拭いておウチに帰りなさい坊や。お仕事してる人の邪魔しちゃダメよ」 「八つ当たりはそこの木でも相手にやってろっての。つーか女の子追いかけたらどうだ? もしくはさっさと早く帰れバカ。お前の 家は目の前だ」 「ところでさサイトちゃん、なんかこの坊やすんごいダッサくない? うーん、せっかくの素材を殺しちゃってるっていうか、ちょ っと品がないわね。メイク前のピエロ? 薔薇はまだいいけど」 「あーそーだねってええ!? 薔薇もないでしょ、正直キッツイよこれ。俺だったらこんなの着て道を歩けないな、なんの罰ゲーム だよって感じ。あ、罰ゲーム中なのか?」 言葉の暴力でメタメタに言ってのける二人に、ついにギーシュが激昂した。 「き、貴様らぁっ!! な、なんでだ!? なんでそこまで言われなきゃならないんだ!? ぼ、ぼくを、このぼくを舐めるとはい い度胸だ、平民ごときが! 決闘だぁ!! 決闘を申し込む!! こ、殺してくれる!!」 すさまじい激怒を表し、胸元のハンカチを投げつける。その様子に、シエスタが飛び上がった。 「ひっひえっ!? わ、わわ! あわわ!? そ、そんな!? す、すいません、お許し下さい! ヴォ、ヴォルフさんサイトさん、 謝って! 謝って下さい! も、申しわけ……わひゃっ!? 」 そう言ってさらに頭を下げようとしたシエスタの襟首を、ヴォルフが軽くつまんでぐっと引き上げた。そのまま体が上がって立ち 上がってしまう。 「コラ、ダメダメ。ダメよシエスタ、謝る必要なんてどこにもないわ。頭を下げちゃダメよ、こっちは悪いことなんてしてないんだ から」 「わっわっ!? ダ、ダメ! ダメです謝って! た、大変なことに……!?」 「ダーメ。胸を張りなさい。そいつの服を洗ってやって、その上ビンまでちゃんと取っといてあげたのに逆ギレされてるのよアナタ? ふざけてるじゃない」 「き、貴族の方ですよ!? なにを言ってるんですか、このままじゃ、こ、殺され……!?」 「殺され? こんなほっそいモヤシになにができるのよ、しっかりなさいな。下手するとアナタでも勝っちゃうんじゃないの?」 「や、やだ! やです、ダメ、離して! わ、わー!? わー!?」 「はいはい、落ちついて落ちついて。クールに行きましょ?」 半狂乱になって暴れはじめるシエスタをヴォルフは無理に抑える。シエスタはそのせいで逃げ出すこともできない。 周囲を取り巻いていた人間は決闘と聞いて、まるで突発のイベントでも起きたかのように大いに囃し立てはじめている。 「諸君! 聞きたまえ、今ここにぼくはこの三人に決闘を申し込む! 少々変則的だが、なに、何の力もない平民相手だ! 三人ま とめて相手にしてくれよう! 場所は……ヴェストリの広場だ! そこでやろう!」 ギーシュは高らかに宣言し、胸から出した薔薇の造花を掲げた。わっと歓声が上がる。 「さ、さんにん!? 今、今三人って言った!? わ、私、私も入ってる!?」 「入ってるわね? ま、いいんじゃない。軽ーく寄り道してフクロにしちゃいましょうか、ついでだし。たまにはきっと楽しいわよ?」 「バカだなあいつ。勝てると思ってんのか? ヴォルさんが殴ったら死んじゃうんじゃねーの? つーか俺一人でもよさそうだけど」 「いやぁー!! やだ、やだぁー!? し、しに、しにたくないぃ~!!」 シエスタの悲鳴が響いた。 前ページ 三つの『二つ名』 一つのゼロ 次ページ