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元ページ フェラで処女・童貞喪失は笑えるな - 名無しさん 2011-11-20 18 54 55 ジンコウは好き嫌いが大きく出るタイトルだからねぇ、人工少女続編を望むユーザには不評だったのは確か - 774 2011-11-23 03 19 27 >フェラで処女・童貞喪失は笑えるな マジで痛がらなくなるんだぜw - 名無しさん 2011-11-24 06 49 41 まぁイリュージョンは元々こんなんだろ - 名無しさん 2011-11-25 18 46 38 また除外になっとるwwww - 名無しさん 2011-11-26 12 12 20 割れの私怨選評はホントウザいわ - 名無しさん 2011-12-03 12 22 23 普通に楽しめたが ガンパレ楽しんだし人はかなり面白い作品だと思う - 名無しさん 2011-12-27 14 27 56 全員女性にしてレズゲーとしてプレイすると楽しい - 名無しさん 2011-12-27 17 08 19 ユーザーに創造性を求めるゲームだったな。指示されないと動けない人間には苦痛だろう - 名無しさん 2011-12-30 02 14 05 みんながレゴで遊んでる時期に積み木を売り出してる感じ - 名無しさん 2011-12-30 20 21 45 パッチで改善されたのかもしれないけど、「フェラで処女・童貞喪失」しないよ - 名無しさん 2011-12-31 20 12 23 きゃらメイクとクラスメイクのアップロードがすごい楽しかったけどなあ、発売当時はスレも盛り上がったし - 名無しさん 2012-01-13 07 17 06 ジンコウガクエンきてたのかw 超劣化ガンパレ+エロって感じ、続編に超期待してるぜ - 名無しさん 2012-01-13 19 08 01 自分も次回作には期待したいところだけれども、あんまり凝られるとPCのスペックが・・・どうもイリュはいつもその辺のさじ加減が狂っている気がする - 名無しさん 2012-01-16 22 18 19 好き嫌いが分かれる作品 俺は好き - 名無しさん 2012-01-16 22 44 24 割れ私怨認定中ホントウザいわ - 名無しさん 2012-02-08 14 07 16 アイデアノートをそのまま出したってのは同意だな。まじで初期のPS並の操作性 - 名無しさん 2012-02-17 04 02 16 旧・人生ゲームとかRPGツクールみたいに、作る楽しさはあった - 名無しさん 2012-02-25 21 12 55 クエストみたいなの実装して目標設定したら楽しそうだね - 名無しさん 2012-02-25 23 10 43 延々と学校だけだからなぁ・・少なくともデートに誘ってイベントがあるとか - 名無しさん 2012-03-14 02 08 27 これノミネートしたやつ頭沸いてるな - 名無しさん 2012-07-30 00 24 01 多人数をキャラメイクして同時に攻略できるってコンセプトは面白い。インターフェイスだけ改善すれば、単純にボリュームを強化するだけでも名作になると思う。…んだけど、なぜか次作では今作でできたことができなくなってるんだよな、イリュは… - 名無しさん 2012-09-15 10 16 42 体格差とかあって俺は好きだぞ。衣装などはもっとMOD導入しやすくしてくれればいいだけで。批評すりゃいいってもんじゃない - 名無しさん 2012-09-29 17 33 55 もったいない部分はたくさんあるけどクソゲーではないだろ? - 名無しさん 2012-10-09 17 43 40 明らかにクソゲーではない。確かに未完成感はあるが、操作性もグラも貶されるほどではない。コマンド覚えられないとかは頭悪いだけ - 名無しさん 2012-11-10 14 56 46 Hが背景違うだけのガッカリ感 場所特有のものが欲しかったナ 期待にそぐわなかったがクソまではいかない - 名無しさん 2012-11-21 23 21 24 選評書いた奴が頭沸いてるのもそうだが、よくわかってないのに乗っかってレスした連中もいい面の皮だな - 名無しさん 2012-12-14 23 02 53
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ブランド あかべぇそふとすりぃ ジャンル 少女騎士との甘い恋愛ADV メディア DVD-ROM 原画 唯々月たすく シナリオ おぅんごぅる、須永成人、富岡征士郎 発売日 2015/09/18 定価 9,504円(税込) 選評 【2015】 クソゲーオブザイヤーinエロゲー板 避難所 11本目 http //jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/58331/1442020469/ 698:名無しさん :2015/10/06(火) 06 04 49 ID Is9JG3oY0 このゲーム販売版はフルプライスではあるがシナリオは短くミドルプライスにすら劣るシナリオ容量しかない。 初回プレーでも共通ルート込みで早い人なら三時間もあれば読めてしまうだろう。個別だけなら二時間もあれば読める人もいるだろう。 ヒロイン数は四人とフルプライスとしては少ない。またサブ攻略は一切ない。 日常シーンはかなり駆け足ではあるがエロシーンは各ヒロイン6シーン程と多く一エロシーンに一枚絵二、三枚使うこともある。やった後の添い寝CGが各ヒロインあるなど結構手が込んでいる。 性器呼称をユーザーの好きに変更出来たり中に出す外に出すを最初から選択して設定できる等ほとんどヌキゲーといっても過言ではない。 世界観設定が酷いというよりない。 鍛冶屋の息子が騎士になるため学校に行く。その国は騎士が建国した国であり現在は王政ではあるが王か王女は例え現王女の娘でも必ず騎士を経た上でしかなれず(身分は隠す) 一定の功績か学校での主席だけが受けられる試験を突破した者が王か王女の近衛となる資格を得られそれらを聖騎士と呼称する。同時に聖騎士には政治的に大きな権力も付与される。 主席になるためには年に四回ある学校での二人一組で行う決闘で優勝する必要がある。銃もあるが量産されておらずほぼない。剣士=軍事力の世界である。騎士は軍事力であると共に治安維持を兼ねるといった感じ。 読むうえで必要な設定は本当にこれだけである。 出てくるキャラにひどいのがいる、政治中枢が無能すぎて国の先が思いやられる、数年で政変が起こる等の声をスレで見かけたが とりたててこの作品に限った糞さとは言えず一般的な不愉快キャラ、無能キャラの域を出るような物には感じない。 銃騎士で世界観設定、シナリオを叩かれたためかそれらを改善するのではなく極限までシナリオを薄く設定を皆無にしたように感じる。 ただし設定の不備がないわけではなく課外授業で治安維持活動中に盗賊が民間人を襲った際教官が自分は周りの民間人避難させるからヒロインと主人公に盗賊に襲われている民間人の救助を命令するが、 このヒロイン姫である。そしてこの教官姫を守るために派遣されている身分を隠した聖騎士である。働け。 その後盗賊の仲間が周りに潜んでいるを発見してそれを排除していたとフォローはあるが姫ルートではこの教官姫の身分を意図的に自分で主人公に聞かせ 決意を試すという理由はあるもののそれを理由に殺そうとまでしたり反乱が起きた際他の民が犠牲なろうとも一時海外に逃れるべきと姫に進言するため姫の安全は最優先のはずなのだが行動に矛盾がある。 これで実はこの教官が反乱の首謀者の一味で事故を装って姫を亡き者にしようという伏線だったなら良かったのだがそんなものは最後までなくむしろ最前線で勝利の立役者になる。 その後も姫のさや当てになるかと思いきやならずむしろ主人公を認め師のような形になりその無駄にいい声も相まってむしろ主人公が掘られるルートを作るべきと思わせる始末。 当然ながらそんなルートない。他にも姫が身分を隠すのが無理があるとか荒が所々にある。 全体としてキャラ、絵、エロは及第点。 ヌキゲー寄りなので一概に比べられないがキャラと絵はいいが冗長で山場もなく眠くなるだけの恋騎士より読みやす。 があくまで銃騎士のような話をまぜっかえす糞寒いギャグはないからという理由であり基本的に山場という物はない。 つまらないシナリオ長時間読まされるぐらいなら短時間の方がましであるという理由なのでマイナス百点とマイナス三十点のようなものである。 フレイルートは恋愛過程が丁寧で掛け合いが面白いのと思える部分もあるがM男、言葉攻め、媚薬思わせ、アナル、犬属性などフェチよりなため万人にはお勧めしかねる。 他のルートはここまで偏っていないためライターが趣味でノリノリで書いたと思われる。 ただし親が殺人者でその理由が家族を侮辱されたからとしか説明されず面会を条件に試験を辞退しろとかあるのだが最後まで出てこないで終わるためここでも荒が露呈する。 また騎士道を振りかざす割りには騎士見習いに窃盗の濡れ衣を着せ除名させた貴族の騎士見習いを教官が大人の事情という一言で済ませ主人公も即納得する一幕が。 エンディングにはそれをおこなった貴族はその学校の教官になって汚い手を教え始めたとある。騎士道とはなんなのか哀愁を漂わせる。 フレイの妹はかわいい。ただし手を出したら殺すとフレイに宣告されている。 姫であるセルフィルートは前述したように荒が多い。また付き合って即股を開くため姫の貞操観念に疑問が残る。フレイは初体験までかなり過程を丁寧に書くのでなお顕著。 にもかかわらず契りを結ぶという事に関して無知というわけではなくむしろ姫として役割を重く考えているというキャラであり、あるシーンでは重要に描かれるのだが 前述したように即股を開いたようにしか思えないため重要な決意をするシーンでもチグハグ感を感じるあるのが否めない。 リルルートはおおむね及第点だが役職が銃騎士。アナフィラキシーショックで記載を拒否したいところである。銃は火薬を用いた長銃で連射できない。 次弾まで二十秒ほどかかるという代物。彼女は聖騎士であり身分を隠しているためこの銃を時に棍のように扱い戦うのだが暴発はどうなる? また中世的な銃ではなく銃騎士で出てきた金属を纏ったサイバー的な銃でありこれで剣を受け止めている。 一応その類まれな技量で受け流しているとしているが砲身曲がったら最悪暴発する気が。暴発しなくとも弾道曲がる。 むしろ先制の精密射撃を売りにしているような発言がなされているのでなおさら疑問が残る。当然この辺の説明はない。 このルートの最大の疑問はなぜ設定の齟齬を生んでまで銃騎士役職ヒロインを出したのかに尽きる。 あかべそふとは銃騎士をなかったことにする気はないようである。正直でよろしい。許すか許さなないかは別問題ではあるが。 カノンルートは糞である。誤解を招きそうなので言っておくがキャラは立っている。 ただ吊り橋効果としか思えない演出で結ばれ盛った猿と化す。最終的に国を追われることになる程執着してはずのことすらそっちのけでやる事を優先し始め、 それ主人公でなくてもよかったんじゃねと思えてくる。元々すっは系ヒロインでつかみどころのない気軽なキャラという事になっているがここまでやると尻軽にしか見えない。 最終的にヒロイン姫が権限使って逃亡を容認させるがこの姫自分のルートでは権限使って主人公に超法規的措置を行うため扱い酷くね?となる。 また国を追われる理由になった事も相応に理由がありむしろ騎士ならそっちの方が許されるべきではと思われる上に された方が有力貴族で悪事を重ねた上でそれを受けるに至ったというわかりやすい理由がありフレイルートの大人の事情とあわせ騎士道の闇の深さを教えてくれる。 補足 【2015】 クソゲーオブザイヤーinエロゲー板 避難所 11本目 http //jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/58331/1442020469/ 693:名無しさん :2015/10/06(火) 05 54 57 ID Is9JG3oY0 選評に入る前にいくつか説明しておかねばならないことがある。まずは補足から入らせてもらう。 このゲームその年のクソゲー界の門番として名を馳せた銃騎士の補償を目的として作成されたゲームであるという事。 一般流通としても販売はされたがあくまで主目的は補償がメインとしてメーカー側が公表している。 本来続編でもファンディスクではないため触れるべきではないがこの「補償」としてというのがケースバイケースに当たると判断して、 場外乱闘に該当する可能性のある物も製品に含む可能性があるとし記載させていただく。 まず聖騎士入手方法には複数の方法がある。 銃騎士ゲームディスクをあかべえそふとに送り補償としてメーカーから発送された聖騎士を受け取ることと店頭から購入することである。 銃騎士ゲームディスクをあかべえそふとに送る際送料を負担して発送すると特典タペストリーと早期予約特典の色紙四枚が付属となると最初は公表されその期限は聖騎士発売日の消印有効とされていた。 ただ途中で特典付きの場合銃騎士ゲームディスク送る期限がメーカーサイトに追記記載され発売日前に打ち切られる事態となった。 打ち切り後に発送者が送料負担で発送した場合には送料返金するという記載がされたがやはりというか銃騎士の件で欠片もあかべそふとを信用していなかったユーザーが多かったのか、 その後も無視して送るユーザーが後をたたなかったようで最終的に発売日までに発送者負担で消印があるものは特典付随という形になった。 ただ生産段階の見通しの甘さで特典数を絞っていたため数が足らないので途中で打ち切った以降の物に関しては追加生産のため発売日から三週間程度先の発送となるとした。(多分まだ届いてない) 特典の追加生産を三週間という短い期間でなされたことから考えるに最初から出来るようにしてあったとも思え、 最初から特典付きの期限を発売一か月前ぐらいに区切っておけば追加生産も発売日に間に合うよう発送できたのではないかとは思う。 補償としてとの名目がある以上落ち度があるのは許されず万全を期す必要があるので対応を全く評価しないが最低ラインは死守したのか? そのためこのゲームを評価する視点にはいくつか立場の違いが発生する。 銃騎士予約購入組、新品購入組、中古購入組として銃騎士を購入してディスクを送り補償として聖騎士を受け取った人間と流通版の聖騎士を購入した人間である。 また銃騎士予約購入組新品購入組と中古購入組では銃騎士が発売直後からクソゲーとして名を馳せたため、 買取価格が暴落もしくは買取拒否となり発売数日で二千円を切った価格で買える人間もいたため損害額に大きな差がある。 発売より相当な期間後補償として新作ゲームを受け取りるとして発表されたが新品で買っていた人間ほとんどは手放しており、 結果的に中古で投げ売りされていた物を買って所有していた人間が最も得をする形となった。 そのため中古購入でワゴンで買っていたなら好意的になる人間がいる一方、新品で購入し手放していた人間は何の補償も受け取れなかったためヘイトをつのらせる結果となったと思われる。 選評主は銃騎士予約特典購入組で特典付きの補償受け取り組である。ただし特典付送付期限が設けられるかなり前に送ったにもかかわらず、 発売日には送られてはこなかった上に大型連休を挟み発売日から一週間以上経過後に送らてきた。 ここでもあかべえそふとの管理不備を露呈する形となり銃騎士から何も学んでいない事と補償として配布されたはずの物なのだから、 建前であれ補償対象者こそ優先しなければならないはずなのに聖騎士購入組を優先し補償者に発売日にプレーさせず蔑にするという行為を行っている。 補償として売ることも賠償の一つでありエロゲーはその商品特性上発売日から買い取り額が値崩れするのが一般的である以上発送を遅らせるということは賠償額を減らすことでもある。 銃騎士が在庫過多で暴落したように聖騎士も暴落するのはわかりきっているため銃騎士の件であかべえそふとへのヘイトが高く商品をすぐ売る可能性が高い補償組への発送を遅らせ、 中古価格下落に歯止めをかけようとしてやっというなら補償のためという名目がある以上ここで告発され糞要素とされるのは自明の理である。 これらの立場の違いによる隔たりは極めて大きく客観的に記載すべきである選評であるが到底埋められる物ではないと判断する。 選評主はあかべそふとよりうけた仕打ちの数々と立場上おそらくプレーヤーの中で初めから心証最悪のひとりだろう。 そのためあくまでこの選評はかなり厳しい視点で見ていることが前提としてとらえてほしい。 見ている立場によって評価はかなり緩和されるとも思う。 エロはいいがそれだけでシナリオはほぼ糞、世界観設定は相変わらず破綻している。一応CG数や演出に不備はないためわざわざ選評書くほど特出した糞はない。 ただ毒にも薬にもならないというのが今出ている評価のように感じるが、 要はこれ銃騎士の被害者が聖騎士をクソゲーにしたがっているというのがプレーした上での当方の見解である。 あかべそふとは死〇として当方もこれをクソゲーしたかった一人ではあるがさすがにこれをクソゲーとするのはクソゲーの検証作業で散って逝った数多の英霊たちに顔向けできない。 クソゲーに対する侮辱である。せいぜい駄作。 最初に結論を言ってしまうと個人的には騎士シリーズで最も評価が高い。具合悪くなるとまでは言い難い。 報告1 【2015】 クソゲーオブザイヤーinエロゲー板 避難所 11本目 http //jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/58331/1442020469/ 880:代理上げ :2015/10/12(月) 14 44 08 ID uTqNo/1E0 478です。聖騎士クリアしてきたので、報告する。 先に申し上げるがこれは選評ではない。「シナリオがうっすいだけの凡作」という評価にとどまるためだ。 せっかくなので以下につらつらと書いてみたい。雑談みたいなものだと思ってご容赦願いたい。 この世界の舞台背景だが、この国家ヤバイ。すでに滅亡の縁に半歩足かけていると入ってよい。 重装鎧着た戦士がのたのた走りながら個人戦闘(散兵戦術と呼べる域にない)やってる国の海の向うに、 300年は技術的に先行していると思われるマスケット、命中率考えるともうライフルなんじゃないかという レベルの銃を海外に売る程度の数を持っている。しかもそこまでの渡洋技術はもう確立している。 つまり主人公の国はいつインカ帝国になってもおかしくない。 昇進つけたプラエトリアンでマスケを惨殺できるのはシド星だけである。 ちなみにマスケットと同じ時代に開発された兵器に、カノン砲やらガレオン船やらがある。これらを保有して いた場合、足突っ込んでるのは縁じゃなくて墓穴の底になる。 内政もかなりお寒いようである。 セフィルートの公爵様はこの際どうでもよい。あれは個人の資質の問題である。問題はフレイルートのアホボンと カノンルートのゲス貴族である。騎士学園は「国に仕える騎士が教官を務めている」以上、国公立のような位置 づけにあるものと推察される。その組織が、いかに大貴族とはいえ、個人の意向により入退学の法を歪め、金品を もって人を籠絡し、その悪事が露見して尚、聖騎士をしても厳しく断罪できない程度に顔色をうかがう必要がある。 つまり王権は脆弱で、国家基盤も地方領主たる貴族やその連合に対し配慮を欠かせない程度のものでしかない。 上記の推察を補完するのが、カノンルートである。ゲス貴族様の取引先は、私設騎士団を保有している。しかも 駐留しているのが王都のお膝元、中央区である。これはいつでもクーデターを起こせる武力を指呼の間に置かれて いても口出しできない程度の権力しか、王が持っていないことの証である。なおカノンルート内で、 「上級貴族は王立騎士団に干渉できるので私設騎士団持つ必要すらない」旨言及がある。すでにこの王様、 足利義昭より悲惨なことになっているものと思われる。たんなる権威のお飾り、「社稷のお血筋」でしかない可能性が 高い。皇国の守護者における、皇主と五将家の関係に近いと推察される。 さて、これを踏まえたうえで本作の直接の舞台、騎士学園について触れよう。 OP直後で分かるとおり、主人公は鍛冶屋の息子である。騎士学園の門戸は階級を問わず、広く開かれているようである。 ここで疑問が発生する。「なんで広く門戸を開いているのか」? 騎士階級で独占して国の支配層握ったほうが明らかに得である。それをそうしていない理由はなにか。 「騎士」と名こそ付いているものの、その実態は国民国家の常備軍における将校であるから であろう。明治期の日本、もっと言えば「文明化」したばかりの新興国でよくある図である。軍功を上げて一旗揚げて、 将軍に任ぜられれば勲功爵として故郷に錦を飾れる。極貧生活ともおさらばである。 大貴族~中貴族あたりが国家の軍権を握ってしまった結果、弱小貴族や騎士階級は没落し、既に経済的にも政治的にも 平民とさして変わらないところにまで零落してしまったのだろう。 「騎士」という言葉も、日本の幹部候補生学校で教える「武士」と同じようなもの、昔のかっこいい戦士階級の残光を 額に入れて飾ったものに過ぎないのであろう。 あれぇっ?これもう騎士モノじゃなくね!? 作品中の裏付けはまったくないものの、以下の様な推察も成り立たせられないことはない。すなわち、 「もともと騎士が膨張主義制作で軍事的に併呑しまくってできた国なんだし、まだ周辺国家とドンパチし続けてても おかしくない」→「戦争のし過ぎで既存の戦士階級が滅亡寸前になったため慌てて他階級からの募兵を始めた」 説である。ドリフターズのオルテ帝国みたいに戦争のし過ぎでリソースが尽きかけている状態である。 なお、これは純然たる著者の想像の飛躍であり、単なる好みである。 こんな話だと、主人公は当然聖騎士として名声を稼ぐとか地道に修行するとかの甘ったるい展開に入ることはなく 速やかに最前線へと投入され、 「敵の拠点にランスチャージかけたら銃による弾幕射撃を受けて仲間が半分肉塊に変わって、撤退先で適当な兵士と 生を貪るようなセクロス三昧」とか、「捕虜になってスルタンに売られてイェニチェリ出産専用肉便器」とか、 「出征前の晩に主人公が追軍売笑婦に優しくしてもらって泣きながら腰を振る」とか、傭兵ピエールみたいな話大好き です。陵辱されない女騎士に意味はあるのでしょうか(エウ脳) という風に考察をしてみたわけだが、どうやっても歴史クラスタや軍事クラスタの視点からの重箱爪楊枝チャージ 以上にはならない。背景はあくまでガジェットであって、その向こう側に逆流してくるわけではない。すなわち 部室のように「実はバイオハザードでした」とか、プリホリみたいに「実はファンタシースターIIIでした」とか、 世界観そのものをちゃぶ台返ししてくるわけではないのだ。世界観がショボいのは認めよう。話がチャチいのは その通り。だが畢竟、それだけなのだ。固定ルート入って500クリックでエロ8連戦という抜きゲーにおける 刺し身の妻でしかない。 CG数は全部で2.3jks、エロシーン限定でも1.25jksあり、品質に関しては及第もしくはそれ以上、 インターフェースについてはやや使いづらさを感じたものの深刻なものではない、局部の呼称変換というちょっと おもしろい機能(著者は「ちんこ」を「ゲルググ」に変えて通した。お陰でエロラッシュでも眠くならなかった) もついているので遊びようもある。部室ほどではないが。 著者は銃騎士未プレイにつき(というより、本作が初あかべえ)、銃騎士購入者の抱えるブラックホールが如何程の ものなのかは推察できない。故に、銃騎士からのコンボという補正要素を持ち得ない。 本作単体では並の抜きゲー程度の評価が妥当であろうと考える。 ※注意 以下のコメントフォームは、誰でも好き勝手にコメントを残せるので、その程度のものだとお察しください。またここに何を書こうが本スレには無関係です。 過去のコメントはコチラ
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SIMPLE2000シリーズ Vol.20 THE ダンジョンRPG 忍~魔物の棲む城~ 【しんぷるにせんしりーず ぼりゅーむにじゅう ざ だんじょんあーるぴーじー まもののすむしろ】 ジャンル ローグライクRPG 対応機種 プレイステーション2 発売元 D3パブリッシャー 開発元 タムソフト 発売日 2002年12月19日 定価 2,000円(税別) 判定 クソゲー ポイント 据置機でやる意味のない内容城じゃなくて洞窟だよねぇ SIMPLE2000シリーズ 概要 特徴 問題点 ゲームバランス その他の問題 評価点 総評 余談 概要 D3パブリッシャーによる廉価版ゲームシリーズ『SIMPLE2000』の1作。 忍者を主人公としたローグライクRPG。 特徴 ダンジョンに潜り、ラスボスの退治を目指す。…これだけのゲームである。 ただアイテムを拾い、ザコを倒してレベルを上げ、ひたすら下のフロアを目指す。これ以外に何もない。 ラスボス撃破後は好きなだけ奥のフロアまで進むことができるが、新たな目標などは何もない。 空腹度は存在しない。 「使うと1階に戻れるアイテム」を最初から所持している。 とはいえ下記の通り町も店も存在しないので、レベルが足りないと思った際に戻ってやり直すという使い道しかないが。 問題点 ゲームバランス 主人公は最初は防具を所有していない。この状態だとザコ2体に囲まれただけで確実に殺される。ゲームを始めた途端敵が複数いる場所に飛ばされて瞬殺される事も珍しくない。 ところが最弱の鎧を付けただけでダメージをまるで受けなくなるという極端なバランスである。 その代わりということなのか、本作はステータス異常の種類がやたらと豊富で、しかも治す為にはアイテムを使うしかない。自動的に治る事はない。 5階ごとに「回復用のフロア」が登場するが、アイテムも敵もいない只の狭い空間で、歩き回ってHPを自動回復させるだけの部屋である。ステータス異常は治らない。 アイテムは2,000種類以上あるという触れ込みだが、その大半は装備品(*1)で、しかも同系統のものだと色と性能を少し変えただけである。水増しなんてものではない。 飛び道具として手裏剣が存在するが、これは回数制限がある上に攻撃力は低く、ごく初期しか役に立たない。 しかも一度に持てるアイテムは24個までで、本作には町も店も預かり所も存在しない為、コレクションもできない。ただ使い捨てて行くだけ。 SIMPLE1500シリーズ版の『THE ダンジョンRPG』とは違い、図鑑機能は存在しない。また主人公の名前も変更できない。 その他の問題 セーブ自体はいつでもできるが、セーブする度にタイトル画面に戻される。 主人公は忍者だがダッシュが存在しない。アクションもいちいちもっさりしている。 ローグライクでは当たり前の「移動も何もしないで時間だけ経過させる」ことができない。 ザコ敵のグラフィックは6種類程度で、色と能力値を変えただけ。 パッケージには「イベントまで自動生成」とあるが、本作にはラスボス戦以外のイベントなどというものは存在しない。 敵以外のキャラクターも存在せず、会話も何もない。 1フロアを2階層式にした事をセールスポイントとしているが、単に2つのマップをワープ床で繋いだだけ。普通にフロア数を増やすのとどう違うのだろうか? オープニングとラスボス撃破時にテロップが流れるが、スクロールが速すぎる上に一時停止できない。しかも小難しい漢字ばかり使われている為とても読めない。 シナリオ自体あってないようなゲームのため、読まなくても支障はないが。 評価点 ステータス異常には、どれも「反転」というものがあり、反転させるとプレイヤーにとっての有利な状態異常となる。 例えば毒にかかっている状態で「反転」させると、HPを徐々に回復できるようになる。麻痺の場合は行動回数が増える、など。目新しいと言えばらしい。 総評 味気も何も無いゲームである。 戦闘はバランスからして淡泊、役に立つアイテムは限られている、ステータス異常だけは鬱陶しい、マップは同じような背景ばかり…PS2だというのにもっとどうにかならなかったのだろうか? 余談 今作は、あの『おまカフェ』と発売日が一緒である。 あちらの出来といい、こちらの出来といい、この日は何かに呪われてたのだろうか? もっともこちらは『おまカフェ』と違って無味乾燥でネタにもならないのだが。 こんな出来のゲームだが、某掲示板によると、なんと500階まで攻略したという猛者も存在するとの事。
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ぷちえゔぁ 【ぷちえゔぁ】 ジャンル まったりほんわか 対応機種 ニンテンドーDS メディア DSカード 発売元 バンダイナムコゲームス 開発元 ベック(芝村組) 発売日 2008年3月20日 定価(税込) 通常版/特典付き共通 5,040円※特典は特製スクールカレンダー レーティング CERO A(全年齢対象) 判定 クソゲー ポイント 2008年クソゲーオブザイヤー携帯機部門次点 対象層が明らかにミスマッチキャラの可愛さだけが取り柄違和感だらけのボイス 新世紀エヴァンゲリオンゲームリンク クソゲーオブザイヤー関連作品一覧 概要 ゲーム内容 問題点 評価点 総評 余談 概要 『新世紀エヴァンゲリオン』の公式スピンオフ作品である『ぷちえゔぁ ~EVANGELION@SCHOOL~』のゲーム化作品。これは、エヴァのキャラクターを二頭身半のチビキャラにデフォルメし、TVシリーズで一度行われたネタをもとに学園物として再構築されたギャグ要素の強い作品である。 バンダイチャンネルで公開されたアニメ作品や、『月刊少年エース』などに掲載された漫画作品などがある。ちなみに角川系列では、『涼宮ハルヒの憂鬱』に対する『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』など、このような公式スピンオフが連載される例が他にもある。 あくまで『ぷちえゔぁ』のゲームなので、ほんわか和ませ系のゆるい雰囲気を持つキャラゲーになっている。 ゲーム内容 操作はほぼ全てタッチペンで行われ、補助的に十字ボタンとスタートボタン(ポーズ用)が使われる。 4月から3月までの12ヶ月それぞれに各4話のステージが用意されており、それぞれでストーリー付きのミニゲームを行う。最初の4月のみ、オープニングで1話使っているため全3話となっている。よって全47話、ミニゲームも47個である。 最後の3月第4話をクリアするとエンディング。各ステージはクリアできなくても、3回失敗した場合は先に進める。 各ステージを好成績でクリアすることで固有の「おたから」と呼ばれるアイテムを最大2~3個入手でき、コレクションできる。 問題点 ゲーム全体に渡るチープさ ミニゲームが低年齢層向けFlashゲームレベルの寄せ集め。 原作エヴァ世代はとうにいい大人になっているし、ご存知の通り作品自体グロテスクなシーンや性描写も多く、「子供向け」とは到底言えない。『ぷちえゔぁ』にしたって、幼児が触れるほど低年齢層向けの作品ではないはずだが… 「逃げちゃだめだ」「歌はいいねえ」など、エヴァの有名セリフも(半ば無理矢理に)出てくる。一体このゲームは誰をターゲットにして作っているのだろうか。 ボリューム的にも、「おたから」に拘らず進めて2時間、コンプリートまでせいぜい5時間といったところ。 ミニゲームの内容を紹介。カッコ内は収録個数。 タッチアドベンチャー(10回):画面上のキャラクターや物体をタッチペンで囲み選択することで、会話を進めていくミニゲーム。 説明役のミサトからある程度の指示は出るものの、どのキャラクターを選択すれば話が進むかはほとんど運任せである。 クリアだけなら楽だが、「おたから」を集めようとすると最短手順を覚えるだけの記憶ゲームとなる。 タッチアクション(14回):シンジ達がひたすらゴールに向かって歩いていくor走っていく。障害物に当たるとしばらく動きが止まってしまうので、タッチやスライドで除去するミニゲーム。 ステージによっては追ってくる敵の妨害やシンジの加速などの要素があるため完全に単調にはなっていないものの、基本は同じ。ベタな作りや収録個数の多さもあり、ダレること必至。 タッチパズル(11回):配置を入れ替えるミニゲーム。ギミックを正しく配置して設置物を動かすステージや、計算式や四字熟語を正しく並べ変えるステージがある。 設置物を動かすステージは、やや頭は使うものの難易度は高くなく幼稚さが漂う。計算式や四字熟語の並べ替えはさらに酷く、問題が小学生低学年程度のレベル。 ハートにタッチ!(7回):キャラクターとの会話の返答を4択で10問答えるミニゲーム。10問それぞれで配点は異なり、合計100点満点のうち80点取ればクリア…相手の性格や原作ネタから若干は答えが推測できるが、少なからずただの運ゲーである。 + 問題の例 (アスカとプールへ。なぜか黙りこくるアスカ) Q:む…… (選択肢)「……」「暑いねえ」「な、何かしゃべろうよ」「なんできげん悪いの?」 A:「なんできげん悪いの?」5点、「な、何かしゃべろうよ」4点、「……」3点、「暑いねえ」0点 (父・ゲンドウと二人きり) Q:…… (選択肢)「テレビ、面白くないね」「(テレビをねっしんに見る)」「おなかすいたね」「……」 A:「(テレビをねっしんに見る)」5点、「……」4点、「テレビ、面白くないね」3点、「おなかすいたね」0点 「おたから」をコンプリートしたい場合は満点の100点が必要なので、間違えてはそれを覚えてやり直し、の繰り返しを強要される。 たくさんタッチ!(5回):ひたすらタッチペンで連打するだけ。もはやミニゲームと呼んでいいか怪しいレベルである。最終面もこれ。 「おたから」の取得について不親切な点が多い。 ステージによって2つ入手できる場合と3つ入手できる場合があるのだが、そのステージがどちらなのかは一切表示されていない。 コレクションページの歯抜け状況を見ればだいたい推測は可能ではあるが、それでも完全な断定はできない。 好成績を残して「おたから」を全て取得しても、特にストーリー内容は変わらない。 ステージ選択画面において、クリア成績に応じて各ステージに最大3つの星マークがつく。しかし、星の数と「おたから」の取得数は直接連動していない。 2つしか入手していないのに星が3つ付く場合や、その逆の場合も起こり得る。結果、星の数は「おたから」の取得に関してあまり参考にはならない。 「おたから」自体ネタ的に面白い訳でもないので、最初からコンプリートする気になるかどうか微妙なところではある。 ゲーム冒頭でキャラクターや世界観の説明が一切されない。 オープニング映像はキャラと名前が出るだけで、20秒余りで終わる。説明書のキャラ説明もおざなり。 エヴァを知っていればキャラにさほど混乱はしないだろうが、それにしたって『ぷちえゔぁ』自体の世界観の説明がゲーム内で全くないまま始まるのはいかがなものか。 ゲーム内のムービーは、何かの日常系マンガに出てきそうなありがちなネタで、内容は決して面白いと言えるほどのものではない。テキストも全編ほとんどひらがなとカタカナしかないので、児童以外のプレイヤーは見づらくてしょうがない。 綾波ではなくアスカのみが正ヒロインとして扱われており、シンジもアスカのほうにより恋愛感情を持っているという描写について好みは分かれる。 あくまでスピンオフなので製作側の意図の範疇ではあるが、原作では明確な差がなかったヒロイン2人の扱いが割れているのは否めない。 意味不明なボイス シンジやアスカ、綾波らキャラクターのセリフ全てにボイスが付いているのだが、これが意味不明極まりない。 ボイスは「あっ」「うん」「うふっ」などと聞こえるごく短いボイスのみで、まともに感情や意味をなす言葉はろくに喋ってくれないためほとんど用をなしていない。 ボイスはキャラクターやセリフとろくに合っておらず、出来の悪いアクションゲームのダメージボイスのような音声からは意図がさっぱり読めない。 そもそも音質の悪さからかくぐもっているものも多々あり、ボイスというよりは「なんだかよくわからない声が一瞬聞こえる」といった有様であることも多い。 スタッフロールによればボイスはならはしみき氏と宮田浩徳氏が当てているらしいのだが、この両名はメインキャラクターにおける元々の声優ではないし、そもそもエヴァへの出演経験自体全くない。 スピンオフだからといって原作と同じ声優を当てなければならないという道理はないが、それにしたってもうちょっとまともな声の当て方があるだろう。 そもそも、聞いていて両氏の声だと判別できるかどうかは非常に怪しい。二人ともベテラン声優(*1)なのに、明らかに無駄遣いである。これだったらいっそ電子音か無音のほうがいくぶんマシであろう。 オプションは「手書きで設定したプレイヤー名の変更」と「データ消去」の2つだけと、「オプション」の体を完全に成していない。 評価点 シナリオは適当だがキャラクターの設定やビジュアルにはそれほど問題はなく、女の子キャラはどれもそれなりにはかわいい。シンジもかわいい。 とは言え、これは元々の『ぷちえゔぁ』という企画、ひいては原作エヴァの功績であり、本作が独自の長所ではないだろう。 総評 とにかく、まずフルプライスのゲームとしては明らかにボリュームが足らない。 47個という個数だけで言えばまだマシにも思えるが、1分もかからずに終わるようなゲームが大まかに分けてたったの全5種、拡大解釈しても10種もないようなバリエーションの少なさである。 ストーリーにしろミニゲームにしろほとんど手が掛かっているようには見えず、先に進むことによる達成感や緊張感を感じさせる作りにはなっていない。 ちなみに開発者インタビュー内では、DSということである程度ライトな層を対象にしたかったらしく、「電車の中で1話ずつプレイするようなプレイスタイルを想定」とか、 「たまに詰まって頭の中で試行錯誤して解法を見つけるようなゲーム」などという主旨の発言がされている。 それにしては、公衆の面前でやるのはどうかという連打ゲーや、解法なんてほとんどないような運が大部分を占めるゲームが多数混じっていたりするのだが… 余談 ゲームデザインはあの芝村裕吏氏。 2ちゃんねるエヴァ板では「4500円のカレンダーを買ったらDSのゲームがついてきて得した」とまで言われる始末。 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版 破』(2009年公開)で登場する新キャラクターの「真希波・マリ・イラストリアス」がこのゲーム内で先行登場している(*2)。 ストーリー内にたまに紛れ込んでいるモブキャラという位置づけになっているため、特にセリフや活躍の場はない。 値崩れした結果、販売から1ヶ月も経たないうちに特典付きがワゴン置き場で売られているのが確認されてしまっている。
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もと子ちゃんのワンダーキッチン 【もとこちゃんのわんだーきっちん】 ジャンル クリックアドベンチャー 対応機種 スーパーファミコン 発売元 味の素 開発元 不明 発売日 1993年 定価 非売品 プレイ人数 1人 備考 懸賞ソフト 判定 バカゲー 概要 特徴 変な点 評価点 問題点 総評 余談 概要 大手食品メーカー・味の素が関わった唯一のゲームソフト。ゲーム起動時に味の素のCMコールが入るゲームなど後にも先にも本作のみだろう。 市場で販売されたものではなく、味の素マヨネーズの懸賞として配布されたものである。その為、ゲームを通して味の素マヨネーズがやたらとプッシュされており、ゲームそのものがコマーシャルとなっているとも言える。 非売品ではあるが、3,000本×6回の計18,000本と少なくはない数を配布。その為、中古市場には意外と流通しており、懸賞ゲームながら知名度はそれなりに高い。 保護者が懸賞に応募して当選したのをきっかけにプレイした人もいるだろう。 プレイヤーは案内人の女の子「もと子ちゃん」に味の素マヨネーズを買ったお礼として「ステキなところ」に案内されるが、何故かそこでメモを探すように指示される。 ゲームの目的は、そのメモに書いてある材料を集め、料理を作ってもと子ちゃんに食べさせる事である。 特徴 販促作品だけあって、ゲームを始めると早速リアルに描かれた味の素マヨネーズが登場する。しかも袋はしっかり透過処理されているという拘りぶり。 ゲームとしてはポインタを操作して画面を調べていくクリックアドベンチャーにあたる。 画面上のオブジェクトはクリックすると様々なリアクションを返し、先に進むためのフラグになったり、食材が手に入る事もあるが、多くはその場限りのリアクションとなる。これらの反応を見ていくのもこのゲームの楽しみ方の一つ。 基点となるキッチンには三つのメモが置かれており、それぞれに料理の材料が書かれている。それに応じて、三匹の動物(ペンギン、ゾウ、サル)と共に各ワールドに赴いて材料を集める。 材料を全て集めると料理パートに移る。画面上の指示に従って、調理器具や材料をクリックしていき、料理を作る。全ての料理を作るとゲームクリアとなる。 ゲーム進行に難しい箇所は無い。画面上のオブジェクトをクリックしていけばクリアできる。そのエリアにある材料を全て集めるまで先に進めないので迷うこともない。サル編のあるマップでは制限時間内に正解のオブジェクトをクリックしないと前のマップに戻されるという仕掛けはあるが、その程度である。 料理パートも適宜指示してくれるので何も難しい事は無い。 これだけならまともなゲームに思えるだろうが、本作はその世界観の異質さから非常にカオスな様相と化しているのである。 変な点 まず拠点のキッチンからして現実離れしている。「ワンダーキッチン」のタイトルは伊達ではない。 時計の針は鳥になって飛び立ち、冷蔵庫(野菜室?)からは音楽が流れ、プリンはバレリーナへと変異して壁の絵の中に入っていく。そして冷凍庫は雲の上に、オーブンからはサバンナに、流し台の下の戸棚からは魔女の寝室へと繋がっている。 各ワールドも、雲の上の城に入れば何故かそのまま海に落ちて目の前に海賊船が現れたり、その海賊船の大砲からはキャベツや虹が飛び出したりなど、常識の通じない世界となっている。 中にはサバンナでライオンに喰われたと思ったら、そのライオンが捕まって一緒にサーカスに連れて行かれる。というややブラックな展開も。 食材もどれもフリーダムなものばかり。 海中ではしいたけがクラゲに混ざって泳ぎ、サーカスではキーウィ(鳥)がキウイフルーツへと姿を変え、海賊船のパラソルはミサイルのように飛び立った後にスイートコーンに変化する。…本当に食べていいものなのだろうか? プレイヤーが操作する指ポインタも単なるアイコンと思いきや、指を足に見立ててタップダンスや玉乗りを披露する、扉に挟まって痛がるなど、やたら自由な振る舞いを見せる。 料理一品分の食材を揃えると、もと子ちゃんの祖父の「もとじろう」が現れ、マヨネーズに関する諸々を聞かせてくれる。 しかし「味の素と他社のマヨネーズを通行人に食べ比べしてもらったら味の素の方が美味しいという人が多かった」「味の素マヨネーズは何故美味しいのか」と、モロに宣伝込みの内容である。 一応、マヨネーズの起源(の一説(*1))と言ったまともなトリビアもある。 ちなみにもとじろうは料理に応じて衣装が変わる。誰得 料理パートでは全ての料理で勿論、味の素マヨネーズを使用。袋から開封するといちいち「デデデデン♪」という大袈裟なSEが入る。 また、何故かスイートコーンも味の素製という事になっている。上述の通り、元は海賊船のパラソルなのだが…。 ちなみにこれだけ味の素マヨネーズ推しながら、マヨネーズ自体は料理パートで使う調味料に過ぎず、この混沌の世界には一切関わってくる事はない。 精々オープニングで顔と手足の付いたキャラになっているそしてロケットの如く飛んでいく程度で、本編中はマヨネーズの国だとか魔法のマヨネーズだとか言ったファンタジックなものは存在しない。 評価点 クリックポイントは多く反応も様々で、この世界観に馴染める人なら楽しんで探索できる。 料理パートは結構本格的で、デフォルメされながらも本当の料理を作っている気分が味わえる。 基本指示に従うだけなので失敗したり違うものができる事は無いが、器具を毎回水洗いしたり、塩胡椒を異常に振りかけたりと色々と遊ぶ事もできる。 また、フライパンに事前に油を引いたり、仕上げにマヨネーズをたっぷり掛けた場合(*2)など、もと子ちゃんのセリフが変わるという作り込まれた部分もある。 勿論、どれも現実で調理可能。また、料理パート後やエンディングでは他にもマヨネーズを使った簡単な料理を教えてもらえる。 ちなみにレシピの中では「マヨネーズ」ではなく「 味の素 マヨネーズ」としっかり強調されている。コマーシャルは忘れていない。 マヨネーズの使い方はそれぞれ「生のフルーツに合える」「完成した料理にかける」「具に乗せてオーブンで焼く」といった具合に、それなりにバリエーションがある。 当時、マヨネーズは野菜やお好み焼きに付けるくらいにしか使わなかった家庭も少なくなかったので、いずれも新鮮なレシピであった。 ただし料理完成後にもと子ちゃんから教えてもらえるのは全て「混ぜて作るソース」とシンプルにまとめられている。 魔女の寝室ではオセロがプレイ可能 勝っても何も無いがCPU(魔女のおばば)はそこそこ手強く、本作プレイヤーからは食材集めよりオセロに夢中になってしまったという意見も少なくない。 問題点 もとじろうの講釈が長い しかもスキップもメッセージ送りも不可。文字スクロールも遅く、ただひたすら終わるまで待たなければならない。 繰り返しプレイしてやり込むようなゲームではないとは言え、毎回宣伝込みの講釈を聞かされるのは苦痛である。さっさと料理させて下さい…。 調理後に聞けるもと子ちゃんのメッセージも同様だが、こちらはもとじろうほどしつこくはない。 ボリュームは薄い 懸賞ゲームだけにゆっくりやっても一時間程度で終わる。食材探しも1ワールドは3マップ程度で済む。 そのくせ前述の通りもとじろうの講釈が長いので、手早くプレイするとプレイ時間を講釈が相当占める事に。 また、これは調理方法の都合だが、「パイナップルのサラダ」は材料を切って混ぜるだけなのであっと言う間に終わってしまう。 セーブ、パスワードは無い 短いゲームではあるが、料理パートだけプレイしたかったり、レシピを聞きたかったりしたらまた最初からやらなくてはならない。そしてその都度、爺の長話を聞く羽目に…。 本編とは関係ない小ワールドでは、一つ前のマップに戻れる「ホウキ」と、キッチンに戻れる「ランプ」が入手可能だが、短い上に戻る必要の無いゲームなので利用価値は乏しい。 「ホウキ」は一つ前のマップでもっと遊びたい場合になら使えるが、「ランプ」は入手した小ワールドから帰るぐらいにしか使い道が無い。 クリアしてももとじろうからレシピを二つ教えてもらえるだけで、あとは作中のマップが映し出された後にタイトルに戻る。スタッフロールは無い。 総評 混沌としたゲーム内容は大人から見たらサイケデリックであり、怪作・奇作などと評される事が多く、あながち否定も出来ないが、本来対象としていたであろう未就学児(特に女児)からしてみれば夢のある世界と言える。流し台や冷蔵庫が別世界に繋がっているなど、なんともメルヘンな設定である。 書籍『超クソゲー』に載せられた所為もあってかクソゲー扱いされる事もしばしばあるが、料理パートも含め、小さな子供の知育ゲームとして見ればなかなかによく出来たゲームという見方もできるだろう。 余談 パッケージを見ないと分からないが原案は料理やお菓子作りをテーマとした児童文学『こまったさん』『わかったさん』シリーズ(*3)を手掛けた寺村輝夫、絵は『わかったさん』シリーズの作画担当の永井郁子が関わっている(*4)。本作がこのような世界観になっているのはその影響が大きいと思われる。 寺村氏は『ぼくは王さま』シリーズ(*5)でも知られており、本作の不可思議な演出は同シリーズに通じる部分が多い。また、もと子ちゃんもどことなくわかったさんに似ている。 これらを踏まえれば、本作のカオスな作風が味の素の乱心という訳ではなく、このような作品に親しむ層に向けて意図されたものである事が窺えるだろう。 しかし本作にスタッフロールが無い所為か、この両名が関わっている事はあまり知られておらず、カオスさばかりが知れ渡っているのが実情である。 ちなみにこの二人、味の素のマスコットキャラクターとかそういうものではなかったりする。同社のマスコットキャラクターは2005年に生まれた「アジパンダ」だけで、もと子ちゃんももとじろうも本作だけのオリジナルキャラクターである。 もとじろうの講釈の中で「マヨネーズが菌に強い」という話が出るのだが、その際にバイ菌として何故か『ドクターマリオ』の三色のウイルスが出て来る。 この事から、開発は任天堂ではないかという噂も囁かれている。 タイトル画面でしばらく待つと、もと子ちゃんから笑顔が消え、もとじろうと入れ替わる小ネタがある。しかもタイトルも「もとじろうのワンダーキッチン」になってしまう。 勿論、ただのネタなので、もとじろうの為に料理を作る内容になったりはしないのでご安心を。 スーパーファミコン用のマウスに対応している。 2020年現在、味の素マヨネーズは「ピュアセレクト」シリーズとして販売されている。本作で紹介されている料理を作る時は必ずこれを使うように。 味の素の公式サイトで多数のレシピが公開されているが、その中に本作の「トマトカップのサラダグラタン」とよく似た「トマトカップマヨグラタン」がある。具材は異なるが、調理方法はほとんど同じ。 本作と似たコンセプトの懸賞ゲームとしては『U.F.O.仮面ヤキソバン ケトラーの黒い陰謀』が有名だが、そちらは懸賞で配布した後に商品化・一般販売された。
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トイレキッズ 【といれきっず】 ジャンル シューティング 対応機種 PCエンジン メディア 4MbitHuカード 発売元 メディアリング 開発元 ビッツラボラトリー 発売日 1992年3月6日 定価 6,900円 判定 バカゲー ポイント 外見的にはまさに「糞」ゲー下ネタのオンパレードメディアリングのご乱心ゲームそのものは至って普通の作り ストーリー 概要 ゲームシステム 評価点 バカゲー要素 問題点 総評 余談 ストーリー 主人公の大介君は今、生意気盛りの3歳。 でも、彼にはひとつだけ弱点があります。それは、いまだにオムツが取れないこと。これじゃカッコつかないぜ、と大介君は果敢にも初めてトイレに挑みました。すると突然、トイレの中に引き込まれてしまったのです。そして、そこには子供達のオムツばなれを阻むフトドキ者”ウンピ大王”が待ちうけていたのです。 さあ、大介君はウンピ大王を倒さなければ、一生オムツ人生で終わってしまいます。かわいい助っ人花子ちゃんと力を合わせ勝利をつかめ! 概要 上記のストーリーからお判り頂ける通り、あまりにもアホ臭い設定でお下品なゲーム。 そのお下品さは設定面のみならずグラフィックや演出面にまで徹底されている始末で、ある意味これ以上に『糞』ゲーとしての冠に相応しいゲームは滅多に存在しないだろうと思われる代物である。 ゲームシステム いわゆる対空ショットと対地ショットを使い分ける形式の縦シューティングで、『ツインビー』や『ゼビウス』などのそれに近いものとなっている。 対空ショットのみ、ボタン押しっぱなしにして離すと、溜め撃ちが放てる。 評価点 グラフィックの描き込み自体は割と良質な方で、結構カラフルで華やかである。 むしろそのせいで、下品度に磨きがかかっているともいえるが。 BGMも爽やかで心地よい良曲揃い。裏技でサウンドテストも可能。 それ故に、外見のお下品さとのギャップが激しい。 ゲームバランスは悪くなく、シューティングとしての土台もしっかりしている。 見た目が狂ってるのにシューティングとしては普通という意味では、同じPCエンジンの『超兄貴』と非常に似通った存在といえる。 二人同時プレイが可能なのだが、2P側の女の子「花子ちゃん」はエンディングの表示を見る限りでは普通に可愛い容姿である。 総じてゲームの出来自体は良好で、少なくとも遊べる出来にはなっている。見た目で多数のプレイヤーからは引かれてしまったが… バカゲー要素 自機はオマル。敵キャラも排泄物と動物を合わせたものや、性器や便器などばかりとド直球な下ネタ。敵キャラの名前も「ポコチー」「ヘをコクター」「クソナゲゴリラ」「フンギョ」「ベンキウナギ」といったものばかりで、ネタのセンスが低年齢層並である。 道中において便器やウ◯コなどがいたるところに配置されており、中身を知らない常人がプレイしようものなら狂乱必至な世界観である。 雑魚敵もボス敵も、鼻糞を投げてきたり、屁をこいたり、小便はもちろんのこと糞まで飛ばしたりと、変態的な攻撃ばかり。ご丁寧にも弾の色はほぼ茶色、一目でわかるお下劣ぶり。 ゲームオーバーになると「ヘタクソ!!」と画面にでかでかと表示される(*1)。「クソ」と「ヘタクソ」をかけたダジャレだと思われるが、ある意味プレイヤーを傷つけていないだろうか? ちなみにゲームオーバー時にヘタクソ呼ばわりされるのは、このゲームと「はにぃいんざすかい」等あまり多くはない。そりゃそうだ アイテムの名前が「ブルーレット」「セボン」「サンポール」とかどこかで聞いた事があるような代物。(詳しくは余談参照) ご丁寧なことに、取得時にボイスつきでアイテム名がコールされる。 ラスボスの「ウンピ大王」はソフトパッケージやタイトル画面でも登場するあのキャラなのだが、どう見ても変態なおっさんです、ありがとうござ(ry 問題点 全4ステージしかなく、各ステージもそんなに長くない(全ステージをクリアするのに20分程度のプレイ時間)ので、短時間で攻略できてしまう。明らかにボリューム不足であり、同期のPCエンジンシューティングの中でも小粒である。さすがにこれで定価6,900円は高い。 各ステージ途中には中ボスが登場し、最終ステージはボスが2回登場するが、それでもボリュームを補うには程遠い。 対空、対地ショットに連射機能がないので、手動でボタン連打しなければならない。また、連射パッドを使用すると対空の溜め撃ちが放てなくなる。 オプション項目にて難易度を三段階まで選べるのだが、あまり大きな差はなく、全体的な難易度は控えめである。 総評 とにかく、外見上としてみれば間違いなく「糞」ゲーなのは事実であり、当初からそういう意味での批判もあったようだ。 しかしゲームとして見れば、特にシューティングとして破綻している訳でもゲームバランスが崩壊している訳でもなく、ストレスの渦に巻き込むような不備もなく至って普通のゲームであり、クソゲーと呼べるものでは断じてない。 汚物系のネタを受け付けない人にとっては到底オススメできないが、お下劣な下ネタが好きなゲーマーにはオススメの一品といえよう。 余談 製作元のメディアリングは化学工業メーカーの三菱樹脂(*2)の子会社だった(*3)。 そしてクリア後のスタッフロールで拝める驚愕の事実とは、小林製薬や大日本除虫菊など、実際にトイレ洗剤を製造販売するメーカーとのタイアップを図っていたことである。『悪趣味ゲーム紀行』にて「こんな会社とタイアップかけるゲームは後にも先にもこれっきり」「何でゲームの中身にその企業努力が向かなかったのでしょうか」と揶揄されている。 CSで放送されているゲーム番組「東京エンカウント」にて、同番組でMCを務める杉田智和氏が「番組で使いたいけど(どこが権利を持っているのかわからなくて)許可が取れない」タイトルの1つに本作を挙げていた。 プレミアがついており、入手困難である。
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おさわり探偵 なめこ大繁殖 【おさわりたんてい なめこだいはんしょく】 ジャンル パズル 対応機種 ニンテンドー3DS メディア 3DSカード 発売元 サクセス 開発元 ラクジンビーワークス 発売日 2013年2月28日 定価 3,990円(税5%込) プレイ人数 1~2人 セーブデータ 1個 廉価版 ぐっどぷらいす2014年3月13日/2,200円(税5%込) レーティング CERO A(全年齢対象) 判定 クソゲー ポイント 「なめこ」を消すマッチ3パズルモードは3つだけで余りにボリューム不足「おさわり探偵」でやる必要性も薄め無 料 版 を や れ おさわり探偵シリーズ1 / 2 / 3 / なめこ大繁殖 / なめこリズム THE なめこのパズル ~なめこ大繁殖~ 【ざ なめこのぱずる なめこだいはんしょく】 対応機種 Nintendo Switch 発売元 D3パブリッシャー 開発元 ビーワークスサクセス 発売日 2018年12月20日 定価 パッケージ版:3,080円(税込)ダウンロード版:2,037円(税込) レーティング CERO A(全年齢対象) 判定 クソゲー ポイント Switchへの移植版対戦はJoy-Conおすそ分けに変更それ以外の変更点はなし THEシリーズ 概要 基本ルール モード一覧 問題点 評価点? 総評 概要 『おさわり探偵』シリーズの主人公「小沢里奈」が、相棒かつ本シリーズのマスコットの「なめこ」を原木から大量に収穫する過程をパズルゲームに落とし込んだ作品。 廉価版が出ているほか、発売元がD3パブリッシャーに変更されてSwitchに移植されている。 こちらは『SIMPLEシリーズ』と同じ『THE ○○』のタイトルが付けられており、広義の『SIMPLEシリーズ』に含まれるが、公式に『SIMPLEシリーズ』のナンバリング作品にはなっていない。 基本ルール 本作は『ZOO KEEPER』などで知られる、「マッチ3」タイプのパズルゲームである。 全10種類の「なめこ」が8×8のマスにランダムで敷き詰められているので、どれか2マスを入れ替えて同色のなめこを3つ並べて消していくのが基本スタイル。 入れ替えてもなめこが消えなかった場合、その入れ替えは無効になりキャンセルされる。 収穫 なめこは同色のものを縦か横に3列並べると消すことができる。この消す作業のことを「収穫」と呼んでいる。 なお本作では縦に並べた場合を「縦収穫」と、横に並べた場合を「横収穫」と呼んでいる。 収穫されて空白になったマスは下のマスが繰り上がる形で補充される。一番下のマスには新規のなめこが補充される。 収穫したなめこの種類によって、異なる点数(単位は「Np」)が入る。 連鎖 一度の交代で同時に2つの収穫を行ったり、収穫でできた穴を補充するなめこがさらに3つ並ぶと連鎖になる。 かたまり収穫 同色のなめこを2×2の形で正方形状に集めると、そのなめこを中心に4×4の範囲が種類に関係なく一挙に収穫できる(画面からはみ出る分は切り捨て)。 いちれつ収穫 同色のなめこを縦もしくは横に4つ並べると、その列すべてのなめこが種類に関係なく一挙に収穫できる。 タイムゲージ パズルや後述の「探偵試験」のモードは、左の赤いゲージが0になるまでプレイできる。赤いゲージはおよそ30秒分を反映している。 収穫を行うとわずかに回復、コンボやかたまり・いちれつ収穫によって大幅に回復する。 残り5秒程度になると、画面が赤く点滅して知らせてくれる。 スロットなめこ 画面に、時折スロットのようになめこが入れ替わる「スロットなめこ」のマスが現れる。 これをタッチしてスロットを止めると、8×8の面全体にわたってこの絵柄と同じ種類のなめこを全て消すことができる。 モード一覧 かんたんモード 既定の得点(Np)を獲得することでクリアになる面クリアモード。こちらは練習用のモードで、ステージ5で終了となる。 いずれかのなめこを収穫する(消す)度に、次に収穫できるなめこが強調されるヒント機能が自動で働くようになっているため、難易度は非常に簡単になっている。 ひたすらモード かんたんモードと同様の面クリアモード。いずれかの面でタイムゲージが無くなりゲームオーバーになるまで、無限にステージクリアを続けるエンドレス形式で、ハイスコアが記録される。 こちらのモードでは、ヒント機能はボタンでの任意発動方式になっている。 累計得点が10000Np単位に達する度に、上記のヒント機能の使用回数が1回増える。 じいの探偵試験モード 本作のやりこみ要素であり、じいが主人公の里奈の探偵力を鍛えるべく用意した10個の試験。それぞれ「お題」が固定で用意されている。 + 10のお題一覧 ・横収穫を15回行う(縦収穫を行うと減点対象) ・なめこを150本収穫する。方法や色は問わない ・連鎖を合計20回行う ・いちれつ収穫を合計3回 ・かたまり収穫を合計5回 ・タイムゲージをピンチの状態から満タンにする ・いちれつ・かたまり収穫以外の方法で原始なめこ(ピンク色)を15本収穫する ・連鎖を途切れず7連続成功させる ・ランダムで選ばれた2種類のなめこをそれぞれ15本、6本ずつ収穫する。指定数をオーバーすると数え直しになる。 ・いちれつ収穫を縦と横それぞれ2回ずつ行う。指定数をオーバーすると数え直し。 開始時の持ち点として、「探偵IQ」が100与えられている。 探偵IQは、お題をクリアできずに時間切れになってしまうと-100される。 お題をクリアすると、条件によって探偵IQが最大で+100される。この加点の幅は無駄行動やクリアまでの時間経過に応じて減らされていく。あまりにも時間が掛かってしまうと、クリアしても減点される。 なお探偵IQはマイナス値まで低下することはなく、0まで下落してしまった際の減点は無効になる。 最終的に10のお題を達成した時点での探偵IQがハイスコアとなる。 通信対戦モード 対戦では、タイムゲージという概念がない。そのかわりHPに該当するゲージがあり、タイムゲージと同じ要領で回復する。 逆に、収穫を行うことで相手のHPゲージを削ることができる。先に相手のHPゲージを0にした方が勝ち。 収穫に成功すると、「かび」を相手側に送り付けることができる。「かび」はなめこに取り付き、何の色なのかを分からなくしてしまう。隣接した部分を収穫したりタッチすることで消すことが可能。 Switch版『THE なめこのパズル』では通信対戦がなくなり、Joy-Conを分け合ってのローカル2人対戦に変更されている。 問題点 価格にまったく見合っていない薄い内容 やることが殆ど無い。言ってしまえば、本作のボリュームは小沢里奈シリーズ「本編」に付属するミニゲームのレベル。 ニューゲーム時から4つのモードがあるが、「お試しモード」はチュートリアルであり、すぐに終わってしまうので、ちゃんとゲームのボリュームに貢献しているのは事実上3つだけ。 その3つにしても、エンドレスモードである「ひたすらモード」、「通信対戦」の2つはクリアという概念の無いモードであり、残った「探偵試験」も10分程度で終わるチャレンジモードである。 プレイ状況によって解放される新要素といったものもないので、ゲームの底が浅い。 ルールそのものも、ありがちなマッチ3パズルであり目新しさも無いので、無料の携帯のゲームアプリを探せば本作と似たようなゲームが遊べてしまうだろう。本作の価格も (多めに見積もってせいぜい)1,000円未満のDLソフトといったところ。 ちなみにこのゲーム、発売前からサクセスの公式・Yahoo! Mobageにおいて無料版が配信されていたコンテンツなので、なぜパッケージ化しようと思ったのかすら謎。強いて言うなら操作はやりやすいか(*1)…? 2019年11月末にサービスは終了したため以降は本作でしかプレイできなくなったが、それまではぶっちゃけ無料のこちらをプレイすれば十分であった。無料ブラウザ版とこちらで、システム的に様変わりしたものもない。 おさわり探偵要素の弱さ 本作は、パズルゲームに『おさわり探偵』の世界観や登場人物が使われているだけの状態。 ストーリーモードも無いのでストーリー性はほぼ皆無であり、本作だけプレイしても、主人公や彼女を取り巻く人物、ひいてはなめこの設定がほとんどわからない。 本当に最低限のストーリーが「じいの探偵試験」で繰り広げられるのみ。パッケージのキャラも右下の小沢里奈しか登場しない。それ以外の3人はマルチプレイをしないと出会えないし、会ったところで人物紹介は一切ない。 キャラの説明コーナーといったものもないので、本編を知っているファンの喜ぶようなキャラゲーの体裁をなしているのかが限りなく怪しい。パズルゲームが好きで『おさわり探偵』シリーズを知らない人を引き込もうにも、本作のみでは全く世界観に没入できない。 「じいの探偵試験」が鬼畜 やりこみ要素なので難しいのは当然なのかもしれないが、理不尽ともいえるレベルに達している。難易度の段階的な調節もできない。 見かけは簡単そうな題もあるが、慣れていないうちは特にタイムオーバーしがち。 また「課題に直結しない無駄な行動」は減点対象になるのだが、正直このあたりはなめこの初期配置や新たに配置されるなめこの色にも影響される。 なめこの配置を大々的に変えたいのなら、画面上部のなめこを収穫する必要があるが、画面上側で3列並べられない状態になってしまえば、ほとんど運ゲー状態。 「かんたんモード」と「対戦モード」にあったような画面の大部分にわたるなめこを一掃するギミックがないので、なめこの配置が一度でもいいので悪いものになるとあっという間に時間のジリ貧に追い込まれる。 「ぴったり●本収穫」は、意図しない連鎖によって勝手にオーバーさせられがち。 画面内に見えているなめこによる連鎖だけなら自分が連鎖に気付けなかったで済むが、画面外から新たに追加されるなめこまではプレイヤーも干渉できず、理不尽さがある。 あまりにも時間をかけて粘るとじいの評価に響くので、クリアしたにも拘らず100点減点というのも珍しい話ではない。 プレイヤーの甲斐なく100点減点された日には、10ステージも続く試験に対してすらモチベーションが下がってしまう。「じい」から次の試験の存在を知らされて、小沢里奈がやるきなさげに(まだあるの…。)と心の中でつぶやくが、これが皮肉にもプレイヤーの心理を見事に代弁してしまっている。 ロード メニュー画面からモード選択画面に移るときに1秒前後のロードが入る。この2画面はよく切り替えることになるのでやや気になる。 評価点? ゲームの設計の不可解さはある意味小沢里奈シリーズらしさなのかもしれない。 ごく基本的な部分 操作性は良好である。一時停止機能もきちんと搭載してある。 わかりやすいチュートリアルも付属している。 対戦について 対戦モードでは、デイジー、まなみ、ちとせといった『小沢里奈』シリーズのキャラも登場する。 対戦ルールでは、お邪魔キャラに該当する「かび」を送りつけるという新しい駆け引きが出来るようになる。 総評 一応はマッチ3パズルという既にルールが確立したパズルのため、エンドレスモードをやりこむことで多少のボリュームは発揮してくれなくは無い。 とは言え、この内容の薄さでは、やりこむ以前の問題としてゲームに対するモチベーションが保てるかどうかが最大の問題になるだろう。 本編を除いたやりこみ要素の難易度もやたらと高いので、ひとつのパズルゲームとして楽しめるかも疑問である。 少なくとも、コストパフォーマンスが良いとはお世辞にも言えない内容なので、プレイする際には注意と覚悟が必要。 『おさわり探偵』シリーズのファンアイテムとしても余りに微妙であり、それでも手に入れておきたい、というモチベーションが無ければ勧められない作品である。
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爆伝 アンバランスゾーン 【ばくでん あんばらんすぞーん】 ジャンル アドベンチャー 対応機種 PCエンジン スーパ-CD-ROM2メガCD 発売元 ソニー・ミュージックエンタテインメント 開発元 工画堂スタジオ 発売日 1994年4月22日 定価 7,800円(税別) 判定 クソゲー ポイント 通称「大魔王」人類には早すぎる内容スッカスカ「ソニーからの刺客」 概要 あらすじ 問題点 評価点 総評 余談 概要 ロックバンドの爆風スランプが監修を手がけ、赤塚不二夫がキャラクターデザインを勤めた、当時国内における二大CD-ROM機、PCエンジンスーパーCDロムロムとメガCDで発売されたゲーム。 基本的にナレーションが入る紙芝居のような流れでストーリーは勝手に進んで行くが、イベントが起こるとアイコンを選択してゲームを進めて行く。5つのアイコンからどれかひとつを選び、それが正解であれば先へ進める。 あらすじ 主人公・バンド宅人はアニメとゲームが大好きな退廃的生活を送る超オタクな15歳。その宅人の前に、ある日突然爆神(バクシン 爆風スランプの神様)が現われる。爆神は、宅人に「アンバランスゾーンへ行き、壊れてしまった世界を音楽の力で修復するのだ」と、いきなり勝手な使命を下す。爆神の手により、アンバランスゾーンへと送り込まれてしまう宅人。無感情な青春を過ごしていた宅人の天然色の冒険が始まる。笑いあり、音楽あり、スーパー・ドタバタ喜劇の幕は上がった! 問題点 ストーリーが電波かつ支離滅裂。 キャラクターデザインが赤塚不二夫ということもあり「シュール」を目指したかったのはわかるが、出来上がったものは悪い意味で先が読めない電波かつ支離滅裂なストーリーで非常に人を選ぶ。おそらく選ばれなかった人の方が多いだろう…… オープニングからして、人類には早すぎるこのゲームの要旨を嫌と言うほど伝える出来。 開始して黒の画面に爆風スランプの4人の顔写真が浮かび、すぐ後にその下に小学生の落書きのような一筆書きの体が出現。そのままもっさりした踊りを始め、「始まるよ、始まるよ、始まるよ、始まるよ~♪ 爆伝~♪ アンバランスゾーン~♪」と歌が流れる。前衛アートのなりそこないみたいでいきなりついていけません。 上記のプロローグも、主人公がゲームをしている所に突然壁に穴をブチ開けながら爆神4人が現れ、主人公の事を「こいつが主人公で大丈夫か?」「ダサい」「友達になりたくないタイプ」と貶しながらお寒いメタネタ・小ネタを延々とボソボソ喋り続け中々始まってくれない。 何がアンバランスゾーンなのかも一切解説は無く意味不明。主人公は延々とキテレツな歴史をさまよう事となる。 ちなみに「爆神」は音楽の神様らしい。 イベントが起きるとキャラが動いたり等アニメーションするのだが、これが超もっさり。 フルボイスでキャラが喋ってくれるのだが、これまた台詞のテンポが遅れており、中々イライラさせてくれる。 正解アイコンのヒントは無く、基本総当たり。 間違えるとイベントが起きた後その選択肢でまたやり直す事が出来るが、上記の驚異的もっさり感と合わさり何度もやり直すというのは非常に苦痛。 言葉では表せないので、実際に見てもらった方が早いだろう。 + プレイ動画 http //www.nicovideo.jp/watch/sm11590261 評価点 突如現れる謎の音声ドラマ、柳家小ゑんを起用した江戸小噺などは豪華声優が担当。 主人公役の結城比呂、ナレーションの石井康嗣を始め、高木渉、白鳥由里、飛田展男、二又一成、ならはしみきと言った有名声優を惜しみなく起用している。 ただし、力の入れ方を完全に間違えている。何より、力を入れた割には音とアニメがズレまくっている残念な出来。 爆風スランプによる楽曲も挿入歌、主題歌として収録。タイトル画面からして力が入っている。説明書に歌詞まで記載してある親切ぶり。 ただし、説明書には6曲分の歌詞があるのにゲームに収録されているのは5曲である。何より力の入れ方を(ry 上記のとおり選ばれた人ならば、ストーリーが面白く感じて楽しめる…かもしれない。 ただし、本当に人を選ぶゲームなので1回上記の動画を見てから選ばれた人か、選ばれなかった人かを調べた方が良いだろう…。 総評 「シュール」と「電波」を完全に取り違えてるゲームである。 始めのうちこそ理不尽なストーリーをシュールとして苦笑いできるかもしれないが、開始数分で睡魔が襲ってくる。 上記で挙げた評価点も全てに「ただし」が付く辺り、評価の度合いもお察しである。 RUNNERというよりは暴走の残りカスの様なゲームになってしまいましたとさ。 余談 このゲーム、発売元がソニー系列のSMEであり(当時爆スラはSony Recordsに在籍していたのだがその関係だろうか?)このゲームがPCエンジンスーパーCDロムロムとメガCD、言うなればCDの雄だけで発売された事、何よりこのゲームが発売された年の暮れ、12月3日にあのプレイステーションが発売された事から「実はソニー陣営によるNECとセガへの壮大な嫌がらせだったのではないか」などとネタになった。
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ケロケロ7 【けろけろせぶん】 ジャンル カエルスパイアクションゲーム 対応機種 ニンテンドーDS メディア 256MbitDSカード 発売元 バンダイ 開発元 アメディオ 発売日 2006年1月19日 定価 4,800円(税別) プレイ人数 1~4人 レーティング CERO:全年齢対象 判定 クソゲー ポイント 人体の構造を無視したとしか思えない操作性アクションとしても酷く単調 概要 ストーリー 特徴・問題点 評価点? 総評 概要 カエルゴルフのケロフでおなじみ『ケロケロキング』シリーズのスピンオフ作品。 ケロフとは全く関係ない2Dアクションゲームになっている。 ストーリー カエルたちが住む気温35度、湿度95%の惑星ケロリンポ星。ある日そんなケロリンポ星に恐ろしい魔の手が迫るという。 秘密諜報機関「ケロケロ7」はその恐ろしい魔の手から惑星を救うため調査をするのであった…。 (Wikipediaより) 特徴・問題点 ライフ 残機制のミッションクリア型2Dアクション。十字ボタンで移動、Bボタンでジャンプ、Yボタンで回避、ステージ内で指定されたミッションを達成すればクリアというごく普通のアクションゲーム。 だったのだが、そこにタッチペンでアクションという操作をぶち込むという前代未聞の暴挙。開発陣には「人類には腕が2本しかない」という常識が抜け落ちていたとしか思えない。 なお、クリアできるかできないかで言えば普通にできる。さすがに「水平移動とジャンプとタッチ操作を同時に要求する」という無茶なシーンはなく、状況に応じて右手をボタン操作とタッチ操作に適宜使い分ければなんとかなる。それでも、「ジャンプ中に連続タッチ」など明らかに忙しすぎる場面はあるが。 アクションゲームではよく見られる「指でタッチ」操作だが、本作ではこすったり回したりする操作が多用されるためペンなしでの操作はパネルを痛めかねないのでやめた方がいい。 ちなみにこの操作スタイルを見ればわかる通り左利きお断り。いくらなんでも左手にタッチペンを持って操作するのはまず不可能なので、無理を押して慣れない右手でのタッチするしかない。オプションでの切り替えはない。 なお、今どきのゲームでありながらボタンコンフィグは搭載されていない。Lボタンをジャンプに割り当てられるだけで劇的に楽になるのだが…。 純粋にアクションゲームとしてみてもそう褒められた出来ではない。 ギミックのバリエーションがあまり多くなく、序盤から終盤まで似たような仕掛けが多く登場する。 ボス戦はほぼ例外なくボスと直接対決することがない。ギミックを解除してダメージを与えるだけ。ボスの方も直接攻撃してこないことが多い。 ステージ総数は数分で終わるステージが合計30。総ボリュームは推して知るべし。 しかもこの中には敵も登場しない中でひたすら同じ仕掛けを連続して解除するような単調極まりないステージも含まれる。 一応クリア済みタイムアタックが目標にはなるのだが、操作が嫌になるぐらい忙しいので再プレイが苦痛。 またボーナスステージも10種類ある。ただし、雑誌などで公開された特殊なパスワードが必要になるので現在コンプリートは至難。 子供向けとはいえ、グラフィックも雑で、アニメーション枚数も少ない。 おまけのギャラリーにシステムメッセージが思いっきり被っており、すべて見ることが不可能になっている。 同様にシナリオもいい加減。「何か問題が起きた→すぐ調査に迎え!」の単調な繰り返し。主人公であるケロケロ7以外に仲間が6人いるはずなのに、ろくに描写がない。 システムも適当。 この時期のゲームにも拘らず、イベントスキップ未搭載。失敗して再挑戦すると非常に手間がかかる。 またメッセージ送りにはなぜかAボタンしか使えない。ゲーム内ではAボタンは全く使わないにも拘らず、である。 評価点? 「スパイギア」という機能は多少評価されている。 信号パターンの登録、スクラッチ機能を用いたイラストの隠ぺい、様々な効果音を組み合わせたりそれをアラームにしたりできる。 昔あったスパイ7つ道具か何かのようなものと思えばいい。特に便利ではないが、雰囲気はそれなりにある。 ただ、秘密道具とかいう割にはゲーム本編では全く役に立っていないのだが。 総評 操作性があまりに前代未聞・空前絶後すぎるため、この一点だけでもインパクトは"超"抜群。 とはいえ、慣れてしまえばただひたすら雑に作られただけのアクションゲームなので、あまり語ることもなかったりする。 「人類の限界に挑戦しよう」と思っても、意外と肩透かしを食らうかもしれない。さながらカエルのごときつかみどころのない作品である。
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【2014】 クソゲーオブザイヤーinエロゲー板 72本目 http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1397749850/ 928 名前: ◆WPwdEntg/s3s [sage] 投稿日:2014/04/24(木) 19 40 58.47 ID bgge5HSK0 [1/4] プリズム☆ま~じカルは2010年にぱじゃまソフトから発売されたエロゲである。ぱじゃまソフトといえば、「プリンセスうぃっちぃず」や「プリズム・アーク」、「ピアノの森の満開の下」などの良作を出してきたメーカーであり、傘下ブランドも加えると「ティンクル☆くるせいだーす」など人気作も輩出しているメーカーである。今作はプリズム系の系譜を引く作品として発売された。OPムービーがフルアニメーション(※1stOPのみ。2ndは静止画GIFアニメ、3rdは1stの改変使い回し)であり、体験版として第八話まで公開するなど、ゲームの概要とが分かりやすいようにと親切設計されていた。だが、いざ蓋を開けてみると、製品版に追加されたのは、共通2話と個別4話であり、体験版を順繰りに公開していった期間を考えれば、明らかに手抜きとかんがえられる状態であった。また、ギャグ基調の女装モノ作品なのであるが、そのギャグが非常に寒く、ユーザーの心は覚めるばかり。どのキャラの√も予定調和的なハッピーエンドしかなく、ここからも安直な手抜きを見て取れた。また、ゲーム全体として「プリンセスうぃっちぃず」の焼き直し感が強く、過去作を知っている人間では更に嫌悪感が高まる仕様となっている。また、グラフィックの質が非常に低く、特に立ち絵に関しては某レビューサイトも含め不満が非常に多い。原画家の癖もあるのだろうが、同人でもまだマシな絵があるのでは…。CGやアニメーションはそこそこなのが唯一の救い。他、音楽は殆どが「プリズム・アーク」からの流用である。露骨なコストカット。バトルパートに関しても、プリズム・アークなどの作品と比べるとスピード感がなく、後半になればなるほどダレること請け合い。多くのユーザーがバトルスキップ設定を使ったと考えられる。唯一褒められるのは、エロがとにかく濃厚だったということか…。ちなみに、これだけの手抜きであるにもかかわらず、定価9800円とオーバープライスだったりする。この値段と内容のギャップが最もクソゲー要素ではなかろうか。また、特典が多めに入っているプロフェッショナル版に至っては定価12800円…。それだけのギャップがあったがゆえに、そのプロフェッショナル版は買い取り価格が少女神域並の100円で安定している。