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「おっほっほ。はみだし者のあなたには少し教育が必要な様ですね…仏堂紫さん」 「むぐぅ~んんっ!!」 「猿ぐつわをされては…喘ぎ声も満足に出せませんか?…それにしても小さな胸です… 図書委員さん!!彼女の胸をメジャーで測ってごらんなさい」 「かしこまりました。 ピピッ…トップとアンダーの差たったの5…ゴミめ!!」 「おっほっほ。小さいとは思っていましたが…たった5ですか… その程度の胸で、私に逆らっていたなんて… 自惚れもここまでくると少々鼻につきますね」 「っ!!むがぁ~~ぅんっぁ~!!」 「あなたの乳首に電気を流させてもらいました… ちなみにこの機械の最大電圧数は53万です。 もちろん、フルパワーで教育するつもりはありませんから安心して下さい」 「そうだ…片乳首だけに教育してあげましょう。そうすれば少しは楽しめるかも知れませんよ?」 「さて…そろそろ猿ぐつわを外してあげましょう… どうでしたか?ちゃんと規律を守る気になりましたか?」 「ヤダぁ……もっと…もっと教育ひて下しゃいですぅ……」 「おっほっほ。ガッカリですよ。ここはもう少し私に逆らって欲しかったんですが… ま…11歳のお子様なら、こんなものでしょうか… 仕方ありません…では…両乳首に加え陰核にも教育して差し上げましょう。 大サービスですよ。こう見えても私は優しいんです… でわっ!!いきますよぉ~~」 「きゃふぅぅ~っ!!あ…ありが…ますぅぅ」 「おっほっほ。11歳の癖に敏感な様ですね… 私ともあろうもののが少し興奮してきましたよ… 大サービスでごらんにいれましょう…私のペニスを私の真の姿を…」 「光栄に思うが良い…ボクのペニスで教育するのは…君が初めてだよ…久々の運動だ…」 「ひゃぁん…しゅごぉいですぅ…」 「ボクの計算では…50%…つまりMAXサイズの半分もあれば君の膣を破壊する事が出来るんだ」 「バ…バカな…ボクのペニスを全部飲み込んだっ!? はっ!?こいつ…まさか超魔女… 何が超魔女だ…超魔女なんて下らない伝説に過ぎないんだ… こうなったら全力で教育してやるっ……」 「いぃ…いいですぅ~~」 「お待たせしましたね…お望みのフルパワーだ!!」 「もっと…もっと奥にぃ~突きあげるですぅ~~」 「そ…そんな…ボクが勝てない膣があるなんて…… ボクはクラス1の委員長だ…貴様はボクにイカされるべきなんだぁ~~~!!」 「ですぅ~」 「うわぁぁぁ~………」 「委員長?委員長…しっかりするですぅ…もっと…もっともっと私が満足するまで教育してもらうですぅ~~♪」 ー完ー
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「そーせーせきっ!」ガバッ マスターは蒼星石を抱き締める 「マ、マスター急になにするの!?」 「うふふ、照れてる蒼星石も可愛い」ぎゅうっ そのマスターと呼ばれる女性は自分の胸に蒼星石の顔をうずめる 「ま、ますt むぎゅう・・・ん゛ーん゛ーぷはっ・・・もう、ますたぁ!」 「なに?悔しかったらやり返してみなさいw」 「ひ、酷いよマスター・・・僕の胸でそんなこと出来ないの知ってて・・・」 「そうかな?じゃあ・・・」 そう言ってマスターは蒼星石の胸に顔を押し付ける 「マ、マ、マ、マスター!?」 蒼星石は顔を真っ赤にしてマスターの顔を離す 「もう、せっかく蒼星石の胸に顔をうずめて遊んでたのに」 その言葉に蒼星石はさらに真っ赤になり下を向く 「でも、僕の胸小さいし・・・マスターみたいに大きかったら・・・もっとマスターも気持ちよく・・・」 「そうかな?私は蒼星石の可愛い胸が好きだよ?」 「ほ、本当?マスター?」 「うん、でも蒼星石小さいこと気にしてるんだw」 「うっ、いいじゃない・・・僕だって女の子なんだよ・・・」 「ふふ、じゃあ・・・」 そう言ってマスターは蒼星石の胸をなでる 「ぁんっ…」 蒼星石は思わず声を出してしまう 「あは、可愛い~『ぁんっ…』だって~」 「も、もうマスターがいきなり触るかrあんっ・・・もうマスtんっ・・・」 マスターは蒼星石の胸を揉み先端の部分を指で弾く 「マスター駄目だって・・・キャッ・・・」 蒼星石は駄目だと言っているがマスターの手は止まらない 「そんなこと言って気持よくなってきてるんでしょ?」 「そ、そんなこと・・・」「じゃあまだ大丈夫ね?」そう言ってマスターは蒼星石の服の隙間から手を入れ始める 「え、ちょっマスター!?駄目きゃっ!」 「ふふふ、蒼星石の体すべすべして柔らかい、あら?なんだかここは硬くなってる、なにかなw」 マスターが硬くなってる所を軽くつまむ 「そこはだめ、ひゃぅっ!」 蒼星石の体がビクンとのけぞった「あれれ~?感じてるよね?気持いいよんだね?」 「そ、そんなこと・・・」 「本当は?」 「・・・ぼ、僕はそんな・・・」 マスターは指で蒼星石の一点に刺激を加えて言う 「本当に?」 「ひゃぅっ・・・あ・・・ぅぅぅ・・・・・・気持いいです・・・」 「うふふ、可愛いwじゃあもっと気持よくしてあげるね」 マスターの手が蒼星石の胸全体を優しく包みそして動きだす 「だ、だめ・・・ためだよ、ますたぁ・・・これいじょうしたら・・・ ・・・ぼく・・・へんになっちゃう・・・」 息を漏らしながらマスターへ止めてくれるように頼む 「いいんだよ、変になっても、どんな蒼星石でも私は愛してるから」 マスターには何を言っても無駄のようだ 「はぁはぁ、蒼星石・・・ちゅっ」 マスターと蒼星石の唇が重なり合う くちゃっ・・・くちゅ・・・ぴちゃ・・・ 「まふはぁ・・・くちゃ・・・ぴちゃ」 いつのまにか蒼星石の方からも舌を動かしてマスターの味を求めていた ・・・ちゅっ・・・ しばらくして蒼星石の唇からマスターの唇が離れ、そしてマスターと蒼星石は互いに見つめ合う 見つめ合い、幸悦に浸っている蒼星石の顔を見た瞬間、マスターはまた蒼星石の唇を求め唇を奪っていた 「くちゃ・・・ん・・・くちゅ・・・まふはぁ・・・ちゅ・・・まふはぁ・・・・」 蒼星石はマスターの体をギュッと抱き締め何かを求めている 「指でいい?」 そう聞くとマスターはさっきまで蒼星石の胸に触れていた指を蒼星石のパンツの中へと滑らせる 「ひゃぁっ・・・ん・・・・あっ・・・」 蒼星石の中をマスターの指が出入りする 「蒼星石のここ凄く濡れてる」 「だって・・・っ・・・ますたぁが・・・くぅん・・・」 マスターの指が一部をいじりだす 「あぁっ!・・・ん!・・・ますたぁ・・・あぁっ!」 そして激しく動きだす 「ますたぁ・・・僕・・・もう・・・・・・ぁぁぁっー」 蒼星石の腰がビクンビクンと痙攣する 「蒼星石イッちゃった?」 マスターは指をパンツから抜きペロリと舐めて見せる 「ますたぁ・・・汚いよ・・・」 「大丈夫、蒼星石のだし、じゃあ次は私のを・・・舐めて」 「・・・うん」 二人の夜はまだ始まったばかりだ
https://w.atwiki.jp/negiparo/pages/32.html
「桜子さ~ん!大丈夫ですか!?」 急いで走って来たネギが息を切らしながら保健室に入ってくる。顔には不安の色がまじまじと浮かんでいる。 「ネギ君大げさだにゃ……軽い貧血だよ♪」「そ、そうですか…」いつもの朗らかな笑顔を見ると、ネギの顔にも安堵の色が浮かぶ。「………あまり無理しないでくださいよ?」「は~い♪」 (良かった…いつもの桜子さんだ…) ネギはほっと一息つく。しかし“いつもの”桜子では無い事をこの時ネギはまだ知る由も無かった。 「チアの練習中だったんですか…」 「大会近いからね…」そう言って、窓の外に目をやるとグラウンドでは、練習が引き続き行われていた。 「……………………」練習を見つめる桜子はいつもの明るい表情にネギには見えた。 しかし桜子は、焦りや不安など様々な感情をその笑顔の中に隠していた。 少しの間練習を見つめ再びベッドに入った。「桜子さんってすごいですね」 「えっ?」 「だっていつも笑顔でクラスのムードメーカーで部活も頑張ってるじゃないですか」 「そう…かな…」 ここでネギは違和感を感じた。 いつもの桜子なら笑顔で軽口の一つや二つ叩くのではないだろうか。 「私なんか全然すごくないよ―皆に助けられてばっかだもん」 おおよそ桜子らしくない言葉にネギは驚きの表情で桜子を心配そうに見つめる。 「ん、どうしたの?」「あっ、いや、桜子さんがそういう事言うのが珍しいと思って…」「そう…だね!私らしくないや―」 明るく何事も無いかのように笑顔を作る桜子。 しかし二度目の作り笑いはネギには通用しない。 先程から感じていた少しの違和感が確信へと変わり、桜子に問い掛ける。 「………何かあったんですか?」 「え?何もないよ…」桜子が何か隠しているのは明白だった。 既にトレードマークの笑顔はなく、思春期の少女らしい悩みや不安を抱えた表情をしている。 “ネギ君には心配かけたくないや…” 桜子はそう思ったが、ネギは十歳とは思えないほど教師としての責任感が強くこういう問題にはすぐ首を突っ込む。 そもそも十歳で教師をしているという時点で問題なのだが。 「僕だけでいいんで話してくれませんか?」そう言ってネギはじっと桜子の目を見つめる。 “そっ、そんな目で見られたら断れないよ”十歳の少年らしい可愛らしい目で見つめる。 「…ネギ君にはかなわないな―」 「僕じゃ頼りないかも知れません。でも生徒が悩んでいるのを放って置くのはできないです」 真剣な表情で桜子を見つめたまま語り掛ける。 見つめられた桜子は思わず頬を朱に染める。“な、何か恥ずかしいっていうか…” 頬を赤く染めたのは恥ずかしいだけが理由ではない事に桜子自身もまだ気付いていない。ネギは依然桜子を見つめたままだ。 「わかった。話すよ。ネギ君」 「ありがとうございます!桜子さん!」 「チアの事なんだけど…大会近いのにダンスが皆と合わなかったりして迷惑掛けちゃって…それでちょっと悩んでるんだけどその事で私が暗い顔してるとさ、周りの人達が心配しちゃうから誰にも話せなくて…まあ大した悩みじゃないんだけどね―」 「……………………」ネギは黙って桜子の話を聞く。 「にゃはは…そうだよね、いきなりこんな事言われても―」 「桜子さん。」 笑ってごまかそうとする桜子の言葉を中断し、真剣な表情で優しく語り掛ける。 「練習を凄く頑張ってる桜子さんならできるはずです!失敗を恐れないで自分を信じてみて下さい。そうすればきっと大丈夫です」 “…私、難しく考え過ぎてたのかな…” ネギに悩みを打ち明けた事で心がすうっと軽くなっていくのは桜子は感じていた。 「うん、そうかもね…ちょっとビビってたかもしんない。でもネギ君に話したら楽になったかも。ネギ君すごいなー魔法使いみたいだにゃ♪」 「へaびdっ!ままま魔法使いなわけないじゃないですかアハハ」“魔法使い”というワードに激しく動揺するネギを笑顔で見つめる桜子。 その表情には先刻までの暗さは消え失せて、彼女らしい晴れやかな笑顔になっていた。 “ふふっ、ネギ君可愛いにゃ♪でも可愛いだけじゃなくてさっきはちょっと「ドキッ」てしちゃったけど……”「落ち着くにゃ♪」 「す、すみません…。あ、僕なんかのアドバイスで良かったんでしょうか…」 「うん!良かった♪」「これからも辛いことがあったりしたらいつでも僕に話して下さい。僕は桜子さんの味方ですから!」 そう言い切り、満面の笑顔を桜子に向ける。某委員長がみたら確実に鼻血ものだ。 ―ドキッ― “まただにゃ。そういやなんで私「ドキッ」てしてるんだろ……”後からどんどん沸いてくるその感情がネギに対する“愛情”である事に気付くのは桜子でもそう時間は掛からなかった。 “私、ネギ君の事…” 「にゃ――――!?」突然奇声を上げ、桜子はベッドに突っ伏す。「どど、どうしたんですか!?いきなり!」“や、やばいよーこれ保健室で二人っきりだし…” 急にあらぬ方向へ思考が展開するが、何とか落ち着かせる。 桜子が落ち着いたように見えたのでネギは顔を近付け様子を伺う。「大丈夫ですか?」 “ネギ君顔近いって!もう我慢できない…”身体中が火照りだし、息遣いも荒くなる。 桜子に芽生えた感情は時が経つにつれ大きくなっていく。 もう我慢の限界だった。 「桜子さ…うわ!?」 気付くとネギはベッドの中で桜子に抱きしめられていた。 背中に二本の腕が回され、しっかり密着している。 “え、ぼ、僕桜子さんに抱かれてる……ってこれはまずいよ!先生と生徒がこんな事…”「さ、桜子さん。お、落ち着いてくださ―」思わずハッと息を飲む。 ネギに向けられていた桜子の笑顔はいつもの元気な笑顔ではなく、故郷の姉を思い出させるような優しい笑顔をしていた。 思わずネギは見惚れてしまう。 「ネギ君?」 「は、はい。」 「さっきは、悩み事聞いてくれてありがと」「い、いえ、そんな」「これは、ネギ君へのお礼―」 瞬間、二人の唇が重なった。 ネギが苦しそうにしていたので、桜子は名残惜しそうに唇を離す。「い、今のがお礼ですか!?」 「そーだよ♪」 「か、かからかうのはやめて下さいよ~」 ネギは桜子の性格から冗談だと思いこみ、照れ隠ししながら、注意する。 「本気だよ」 桜子の表情は、今までに見せたことのないような真剣なもので、はっきりとネギにも決意が感じられた。 「で、でも先生と生徒がこんなことしちゃ」「立場なんて関係ないよ。大事なのはお互いの気持ちでしょう?」「お互いの気持ち…」いくら天才といってもまだ十歳の少年だ。 こういった事にはまだまだ疎い。 「私はネギ君の事が…好き。でもネギ君が私の事嫌なら、行っていいよ」 そう言うと桜子はきつく抱き締めていた腕を離す。 「…嫌なわけないじゃないですか」 「え?」 「今日一日で桜子さんの事がいろいろわかりました。桜子さんは魅力的な人です。だからもっともっと知りたいと思いました」 ネギの少し赤みを帯びた頬に桜子がそっと手を置く。 「ありがとう。なら…もう少しだけ私のこと知ってほしいにゃ♪」にっと笑い再び再びネギを自分の方へ抱き寄せる。 「…少しだけですよ」 「じゃあお願いね♪」桜子は目をすっと閉じ次の行為を待つ。 ネギに受け入れられた嬉しさから思わず笑みがこぼれる。 “こ、こは英国紳士としてリードしなきゃ” そっと二人の唇が触れる。 二回目のキスはお互いが求め合い、濃厚なものになっている。 自然と舌と舌とが絡みつき、熱く貪りあっている。 「んふうっ…あっ、」途切れ途切れ聞こえてくる桜子の嬌声にネギの中にある理性が脆く崩れ落ちていく。 唇を離す時には、自分の欲望が押さえ切れないものだと感じた。 「ネギ君激しいにゃ」「あうう、すいませんー」 「謝んなくていいにゃ今は二人だけの時間。どんなことしてもいいんだよ♪」 そういうと桜子はチアのユニホームに手を掛けていく。 「ネギ君も脱ぐんだよ―」 「は、はいぃ」 二人とも一糸纏わぬ姿になり、お互いの体を観察し合う。 “桜子さんの体、凄く綺麗だなぁ…” チアやラクロスで鍛えられている桜子の肢体は引き締まっているがそれでいて柔らかそうな印象を与える。 ネギが見惚れてしまうのも無理はない。 「ふふっ、ネギ君のここ、固くなってきてるよ~」 ネギの下半身の中心を細い指で弄び始める。「あっ、ひゃうっ!」 「そ、そんな所、汚いですよ…」 ネギは桜子の掌によって与えられる刺激によって体の中からなにか熱いものが湧いてくるのが感じる。 「んっ、さくらこさぁんだめですぅ…」 口では否定の言葉を発しながらも更なる快感を求め、身をよじっている。 “気持ちいいよぉ…”桜子の掌に包まれたそれはリズミカルな動きでしごかれていく。 先走りが溢れだし絶頂が近いことがわかると桜子は手の動きを速め、ネギを高みへ誘う。「あっ、なんかきちゃ…うっ、でちゃう!」「出していいよ~♪」ネギはいよいよ限界に達し、桜子の掌の中に精を放出した。 「あうう、んふう…」「気持ち良かった?」放心状態のネギに桜子が悪戯っぽく声を掛ける。 「はい…すごいです」「それじゃ今度は私の番だよ♪」 そう言うと桜子は仰向けになり、ネギを自身の上に乗せる。 「優しくしてよね~」全く緊張感の無い感じでネギを行為に誘う。「はい」 姉に言われた女の子には優しくしなさいという言葉が頭をよぎる。再びキスを交わし首筋から鎖骨の辺りを舐め回す。 「くすぐったいにゃ」笑顔でそう言いつつも秘所は既に濡れ始めている。 “まだ笑顔でいられる位余裕があるんだ。頑張らないと” 一通り舐め終えると、桜子の体を見回す。 すると視線は二つの柔らかそうな膨らみへと釘付けとなる。 スタイルなら負けないと言うだけあって同じクラスの千鶴や楓ほどではないが、つんと上を向き、なかなかの大きさを誇る。 自然とその膨らみへとネギの手が伸びゆく。「…いいですか?」 「どうぞ~♪」 ーふにゅ…っーー “凄く柔らかい……”ネギにとっては勿論初めての感触であり、それは甘くネギを夢中にさせるものだった。 指が桜子の双丘に沈み込むたびに興奮が高まっていく。 「…んんっ、あっ…」声を押し殺そうとしているがネギの手によってもたらされる快感によって耐え切れず声を漏らしてしまう。 “ふうんっ、ネギ君…上手い…よぉっっ…”ネギは桜子に気持ち良くなって欲しいという一心で行為に及んでいるのだが、元来の器用さによる巧みな指使いで桜子を攻め立てていく。 ネギは更に胸の中心の突起を優しくしごき出す。 「あんっ、ハァ…ネギくぅん…あ、んあっ」豊かな膨らみの弾力を味わいながらも桜子の蕾が固く尖って行くのをネギは感じた。 「ここ気持ちいいんですか?」 そう言うとネギは桜子の右の乳房の頂を口に含み、激しく吸い付く。 「あっ、すごいよぉっ…んくぅんっ…やっ」次々に押し寄せる快楽の波の所為か、桜子は顔をしかめ喘ぎ声を途切れ途切れに漏らしていく。 いつもの桜子とは違う目の前のこの桜子もまた魅力的だとネギは心の中でそう思った。 ネギが名残惜しそうに乳房から口を離す。 そこには息も絶え絶えで目がとろんとした教え子の痴態があった。既に事の主導権は桜子にはなくネギにある。次にネギは桜子の下腹部へと視線を移す。 「うわあ…」 蜜が止めど無く溢れだし、てらてらと黒光りしヒクヒクと脈をうっている様は、ネギを更に興奮のるつぼへと誘っていく。 「じゃあいきます…」ネギは桜子の秘所へと口を近付け舌を徐々に沈み込ませていく。 “そ、そんな…いきなりぺろぺろしちゃあ、らめらよぉ…」 ネギの舌は桜子の敏感な箇所を的確に捉える。 「ハァっ…もう…う…んやあああっ…ら…」ピチャピチャと淫美な音が部屋に響きわたるとともに、桜子の絶頂が近付いていく。 「あうう、ハァ…も、がまんできにゃあい…んあっ…あああっ!」限界に達した桜子の下の口から愛液がネギの顔に飛散する。 「だ…だ大丈夫ですか!?」 「気持ち良過ぎて、こうにゃっちゃったの」 「そ、そうですか…」ネギは先程の桜子の乱れた姿、声が頭に焼きついて離れない。 “さ、桜子さんがあんなことに…でも気持ち良かったらしいからいいのかな?” そう自問自答していると、後ろから声がかかる。 「ネギくん…最後に一緒に気持ちよくなろ」「はい」 ネギは一切の迷いを振り切り決意に満ちた表情で短く答える。 “今日はネギ君にどきどきさせらっぱなしだにゃぁ…” 「んっ…く…」 桜子の顔が一瞬苦痛に歪む。 しかしそれは徐々に痛みから例えようのない快感に変わっていく。「ああああっ!ねぎ…くぅん…すごいよ…」「桜子さん、凄く可愛いですよ」 耳元でネギがそっと囁く。 さすが英国紳士である。 しかし桜子はネギの褒め言葉も聞こえないほど快楽に溺れていく。「んひゃっ…ああああっ!もぅ、らめぇ…」「ううっ、僕もなんか…きちゃいますぅ…」二人の少年少女がまるで映画のラブシーンのように激しく絡みあう。 「んひゃっ!ネギくぅん…も…いっちゃ…うよ…んにゃああああっ!」 「あううっ、んくっ、あああっ!」 二人の甲高い声が響き渡り、桜子の美しい肢体が弓なりにそって震えている頃には、二人の目の前は真っ白になっていた。 二人は着替えを終えてベッドにちょこんと腰を下ろしている。 「あのー桜子さん…だ大丈夫でしたか?」 ネギの顔はまだ赤みを帯び、先程の余韻がまだ残っている。 「うん!すごかったにゃ♪どこであんなこと覚えたの?」 こちらは既にいつもの天真爛漫な彼女に戻っている。 「いや、桜子さんに気持ちよくなって欲しいと思ってやっただけですし…」 天然であれだけの事ができるのだから全く末恐ろしい。 時計の針は既に下校時刻を回っている。 「そろそろ帰りますか?」 「そーだね♪」 「じゃ僕先に行きますけど…いいですか?」「うん!また明日ね♪ばいばいー」 「お疲れ様です!」 ーーガラガラーー。 “ありがとうネギ君。返事は聞いてないけど私の事受け入れてくれて凄く嬉しかったよ♪今日は今までで一番ラッキーな一日だったにゃあ♪” 「美砂と円が待ってるし…行こっ♪」 「あわわわ、ネギ君と桜子が…あないなこと…うん…ウチの心の中に秘めとくべきやな」保健委員の彼女はそう独りごちて帰路に就いて行った。
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春「ただいま」 京太郎「おう、おかえり」 春「ごめん、帰るの遅くなっちゃって」 京太郎「別にいいって。巫女の仕事が忙しかったんだろ?」 春「うん……」 京太郎「なら仕方ないだろ」ダキッ 春「京の体温、温かい……」 京太郎「気のせいだって。とりあえず、ご飯できてるからさ。着替えてこいよ」 春「うん。でもその前に」 京太郎「……っ」 春「ただいまのキス。してなかったから」ニコッ 京太郎「ったく……仕方がないお姫様だ」 春「京が悪い。私を甘やかすから」 京太郎「はいはい。わかったから。ご飯冷めちまうからさっさといけ」 春「いただきます」 京太郎「おう、今日は自信作なんだ」 春「ほんと?じゃあ」 春「あーんして」 京太郎「何故にそうなる」 春「京に食べさせてもらった方が美味しく食べれるから」 京太郎「図々しいなあ、おい!」 春「それが自慢」ニコッ 京太郎「自慢になんねーよ!」 春「減るものじゃないんだからいいのに」 京太郎「ったく、うちのお姫様はわがままだ。ほら、口開けろ」 春「そうしたのは京。あーん」ングング 京太郎「どうだ?」 春「美味しい。でも、味付けがちょっと薄いかな」 京太郎「そうか?このぐらい丁度いいって……」 春「むぅ……」 京太郎「さてと、明日も早いんだろ?もう寝ないとヤバいんじゃないか」 春「うん……最近忙しくて」 京太郎「いいことじゃねえか。それだけはるるが頼られてるってことだろ?」 春「そうだけど……京と一緒にいれる時間が少なくて」シュンッ 京太郎「馬鹿、気にすんなって。それに、しかたがないことだろ」 春「もっと一緒にいたいのに……霞は仕事を押し付けてくる」 京太郎「あはは……」 春「外回りにいつも行ってるけどきっとサボってる」 京太郎「こら。人のことを悪く言ってはいけません」 春「ごめんなさい」 京太郎「よろしい。っと、もう夜は遅いし寝ようぜ」 春「うん。えへへ……京と一緒の布団」 京太郎「お前が一緒の布団がいいっていうから特注のやつ頼んだんだよな」 春「頑張った」ムフー 京太郎「そういえば明日は泊まりの仕事だっけ?」 春「うん。大変」 京太郎「そっか……じゃあ晩飯は作らなくてもいいな」 春「早く帰ることになったら連絡するから」 京太郎「わかった。それじゃあ、おやすみ。はるる」 春「おやすみ」 春(京と結婚して一年。すっごく幸せ9 春(京はいろんな人から好意を寄せられていたけど) 春(私を選んでくれた。好きって、愛してるって言ってくれた) 『俺、はるるのことが好きだ。俺と付き合って下さい』 『……いいの?私愛想悪いよ?器量も良くないよ?』 『俺にとってはそんなの関係ないね。どんなはるるも俺は好きだ。愛してる』 『馬鹿……そういう事言われたら、泣いちゃう。嬉しすぎて……!』 『俺と、結婚を前提にお付き合いして下さい』 『……喜んで』 春(ふふ……嬉しかったな) 春(京はいつも私のことを支えてくれる。愛してくれる) 春(こんな日々がいつまでも。永遠に続いてくれればいいのに) 春(ずっと、一緒だよ。京) 京太郎「おはよう、はるる」 春「おはよう……」 京太郎「おいおい、まだ寝ぼけてるのか。そんなんだったら仕事に間に合わないぞ」 春「京の匂いが染み付いてる布団にいつまでもくるまっていたい」 春「最近は匂いのつきが薄い。私はとても悲しい」 京太郎「そりゃあ洗ってるからだ。定期的に洗わないと汚いだろ」 春「そんなことないよ。京の匂いはいい匂いだから」 京太郎「……アホか。それよりも、早く起きろ」 春「ふぎゅっ」 京太郎「朝飯できてるからよ。デザートにはお前の好きな黒糖アイスもあるぞ」 春「うん。最近の京は優しい。いい気分」 京太郎「ばっか。俺はいつも優しいだろ」 春「そうだけど最近は特に。何か企んでるの?」 京太郎「企んでなんかないって。強いて言えば結婚してから一年経っただろ?」 京太郎「だからはるるにもっと好きになってもらいたくて頑張ってるんだよ」 春「そんなことしなくてもいいのに」 京太郎「男はそういうのを気にするもんなの」 春「見栄っ張り」 京太郎「なんとでも言え」 春「でも、そんな京も好き」ダキッ 京太郎「はるる……」 春「約束だよ、ずっと一緒」 京太郎「ああ」 春「ずっと、好きだから」 京太郎「……ああ」 春「京は?」 京太郎「俺も……はるるのこと、ずっと愛してるから」 春「嬉しい」ギュッ 京太郎「おいおい、仕事に行かなくていいのか」 春「これぐらいしてもバチは当たらない」 春「いいでしょ、少しの贅沢をしないと私もやっていけないから」 京太郎「全く。いつになったら大人の自覚が生まれるんだ」 春「京と一緒が一番だから仕方ない」 京太郎「俺は嬉しいけどさ。はっちゃんや霞さんに怒られるのは俺なんだからな?」 春「私がいいって言ってるんだからいいの」 京太郎「そういう問題じゃねえって。ほら、グズグズしていないで行った行った」 春「……わかった。じゃあ、最後に」 京太郎「……ん」 春「……行ってきます」 京太郎「おう、それじゃあ。また、明日な」 春「うん、また明日」 京太郎「明日は腕を振るってステーキとパインサラダでも作るかな」 春「楽しみにしてるから。じゃあ……」 『愛してる、京』 春「えへへ……仕事が早く終わった」 『思っていたよりもはかどったから家に帰っても大丈夫ですよ』 『ほんとに?』 『ええ。きょーちんを驚かせてみたらいいんじゃない』 『喜ぶんじゃないかな、帰って来なかったはるるが帰ってくるんだから』 春(京の喜ぶ顔が見れるのなら……) 『うおっ!どうしたんだよいきなり帰ってきて!』 『帰ってきちゃった。京の喜ぶ顔が見たかったから』 『ったく、本当に困ったな。嬉しすぎて顔がニヤけるじゃねーか』 『それじゃあ、今日は一緒に風呂とか入ってさ……今夜は寝かさないぜ?』 春「……ふふ、楽しみ」 春(家に入る時はこっそりしないと) 春(京を驚かせるんだ……ふふ) 「あ……んっ」 ――――えっ? 「ちょ、声が大きすぎますって」 「だって、京くんが激しくするからぁ……」 何が、起きてるの? 「あんっ!もう、ちょっときゅっ、ひゃっ、ちょっ」 「休憩させませんよ……っ!」 どうして。 どうして、京と霞が――裸で抱き合っているの? ねえ、おかしいよ。私、夢でも見ているのかな。 だって。だってだってだってだって! 京は私の夫で、愛している人で!いつも私を支えてくれて! ずっと一緒って誓った! そうだ……京はきっと無理矢理されてるんだ! そうだよね?霞に無理矢理迫られて仕方なくなんだよね? だから――違うって言ってよ? ね?私は許すから。ほら、早く。早く。 「……春ちゃんはいいのかしら?」 「……アイツは今は関係ないでしょう」 「あらぁ、いいのかしら?一応、妻なんでしょう?」 「だって、アイツ……家事もなにもしないで、ただ仕事仕事って。 共働きなのに、いつも家事は俺ばっかり。そりゃあ嫌気もさしますよ?」 「……ふふっ」 「どうかしましたか?」 「そうねぇ。春ちゃんは仕事で忙しいものねぇ。『何故か』よく頼られるし。 酷い話よね、そんなことを理由にして京くんをほったらかしにするなんて」 「俺のことを体の良い使いっ走りとしか思っていないんじゃないんですか? 別れようにも同意してくれるかどうかわかりませんし」 あ、ああ、ああ。嘘。 そんなことを思っていたなんて、私知らなかった。 違うの。私、京のことをそんな風に思ってなんかいない! 家事だって、『偶然』忙しかったから出来なかっただけで! 「あん……それで、私と……ゃっ……こーんな関係になっちゃったのよねぇ」 「霞さんには感謝していますよっ!アイツがいない時とか家事を手伝ってくれますしね! こうして俺のことを受け止めてくれる!ああ、最ッッッ高だねえ!!!!!」 「ひゃっ!ちょっ!動きすぎっ!ぁぁん!」 二人一緒に寝ようって買った布団が……そこにいるのは私のはずなのに! 「愛してる!愛してます!霞さん!」 「うん!私も!私も、京くんのこと、愛してる!」 ――――愛してる、京。 ――――俺もだ、はるる。 ……。 …………。 ……………………ぁ。 ぜんぶ、こわれちゃった。 わからない。めのまえのふたりがげんじつかも。 わからない、わかりたくない、しりたくない、みたくない、ききたくない。 ちがう。こんなの、ちがう。 ……。 …………。 ……………………。 ふらふらと、いえからでてそとをあるく。 あのばしょにいたくない、おもったのはそれだけだった。 だって、わたしのいばしょがないから。だれもわたしをみてくれない。 わたしがいるいみがないから。 ごめんなさい、ごめんなさい。 であってしまってごめんなさい。なかよくなってごめんなさい。 あいしてしまってごめんなさい。あいされたいとねがってごめんなさい。 けっこんしてしまってごめんなさい。 「痛っ!テメエ何処見て歩いてやがる!!」 ごめんなさいごめんなさい。 「ごめんで済むと思ってんのか、あ?」 わたしにはごめんなさいというしかないから。 かれのためにできることなんてなにもないから。 「はぁ?頭イッてやがる……ひひっ。おい、嬢ちゃん。お前、その彼に謝りたいんだよなぁ」 あやまりたい。せめて、もういちどでいいからかれのえがおがみたい。 「そうか……ならついてきな。手っ取り早い方法があるぜ」 どんなことでもやる。おかねだってあげる。からだだってつかう。 だから。かれに。 「ケケッ。いい子だ、実にいい子だ」 おねがいします。かれがわらってくれるなら、わたしはうれしい。 しあわせだから。 「おらっ、もっと腰ふれやぁ!!」 「あん……やっ!いたい……!」 「そんな様じゃあ彼は笑ってくれねぇなあ!」 「が、がんばるから!がんばってうごくから!」 「口ではいくらでも言えるよなぁ!」 「おねがいだから、すてないで!ひとりにしないで!」 「ひゃはっ!そうだぜぇ、俺がいなくなったらお前は一人だ。 誰も助けちゃくれねぇ!彼の笑顔も取り戻せないもんなぁ!」 「あうっ……んっ!」 ―――― 「ぐふっ!春ちゃんの中は気持ちいいなあ!」 「ひゃぁん!あん、ゥ、いやぁ!」 「春ちゃんみたいな若い娘とやれて、おじさん嬉しいよぉ! 満足させてくれる分、お金は払うからねぇ!」 「うれ、しい……!もっと、がんばるっ!」 「うおっ!きつっ!」 「はやく、出してぇ……いっぱい、だして!」 「ぐひゅっ!そ、そんな事言われたら一杯出しちゃうじゃないかぁ!」 「ああ、んっ!ひゅっ!」 ―――― 「おう、ちゃんと稼いできたな」 「うん、これ……」 「ご苦労。ほら、これ……好きなんだろ?」 「ひゃぁ……うん、注射、大好き。黒糖よりも、大好き」 「おうおう、キメてくれちゃってよ。彼の笑顔はいいのか?」 「違う、これも必要なこと。んっ、彼のえが、ぁん!みるため、仕方なくっ!」 「そうだよなぁ、仕方ないよなあ!」 「ぁぁああぁあああん!注射しながらぁ!」 「これも必要なことだろ!なぁ!すっげーぶっ飛んでいいもんだろ!」 「うん、うん!だいしゅき!ちゅうしゃしながらぁ、せっくしゅ、だいしゅき!!」 「あひゃひゃひゃひゃ!まるで、犬じゃねえかよ!ヨダレダラダラ垂らしてよ!」 「けっ、締りが悪いな。しゃーねーか、いっつも使ってたもんな」 「もっとぉ……もっひょ、ちょうらい……?」 「うっせーな、便器は黙ってろや」 「げ、ぁ、がぁ」 「おいおい、一発蹴っただけでヘタってるんじゃねぇ!」 「あが、ぃた、ぃ」 「痛いぃ?テメエに痛覚なんてまだあったんだな!大笑いだぜ!」 「もっ、と、ちょう、だい。おくすり、くしゅりぃ」 「金も稼げない奴にやる訳ねーだろうが。テメエはこいつとでもやってろや」 「せいえき、おくしゅりぃ……ちょうらい、ちょうらい!」 「くっ、ひゃはははははっ!犬とでもやるのかよ!同じ犬同士お似合いじゃねえか!」 「ああ、きょう!きょうゥ!」 「マニアにはくっそうけるんだろーけど、獣同士の見たってそそらねぇんだよな」 「いいよぉ、もっと、ついて!きてぇ!」 「まっ、飽きるまで勝手にやってろや。幸せな結婚生活とでも言えるのかねぇ! ぎゃはははははっ!」 「きょう、きょうゥ!」 「わたし、きょうと、いっしょで、しあわせだよぉ!」 「みえるの、ぜんぶきょうで!きもちいいのもきょうで!」 「うへ、えはっ!きょうのえがおいっぱい!せいえきいっぱい!」 「しあわせ、わたしぃ!しあわせぇ!」 END1『幸せな結婚生活』
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無題 オリ男×漫 オリ男、凌辱注意 ID e3urajNW 第5局 952- 971 「遅かったな」 影の中で男が言う。漫は重い表情をしながら、細い声で詫びをいれた。 「何か用事があったんか?」 「いえ……」 「単純に気が進まんかっただけか。まあ、俺は別にええけど」 軽く挑発的な声色に不快感が押し寄せてくる。次の言葉は分かりきっているのだ。 「あの写真をネットに流されたくはないやろ?」 漫は俯いたまま頷いた。 「ほな、わかるやろ?」 「……はい」 男は校舎の裏と体育倉庫の間にいた。外の道路や校舎の中からは死角になっている場所で、 授業中は不良たちの溜まり場になっている。しかし、今のように下校時間も過ぎると誰もいない 寂れた場所になる。――いや、最近一週間は、二人の生徒がここに待ち合わせをしていた。 漫はその中の一人だ。今日もいつものようにそこに足を踏み入れた。路地のようになっていて、 茜色の光も消えている。ひっそり静かで、コンクリートに囲まれているからか真夏にも関わらず 涼しい。快適な場所だ、と漫は思った。目の前に立っているこの男さえ居なければ。 「ほらほら、早く」 唇を噛む思いをしながら、スカートの裾を持ち上げた。無論、下着が男の眼前にあらわになる。 男はふっと顔を綻ばせつつも、意地悪そうに言う。 「いつもの言葉は?」 恥で頭が熱くなっているというのに、その言葉で更に熱くなった。初めての日からずっとやらされ ていることだが、未だに慣れない。逆に、その他の行為に対して耐性がついてしまっていることが 哀しくなって、漫は泣き出しそうになった。 「ええんか?ばらまかれても?」 スカートを掴む手に汗が滲む。何故、こんなにものっぴきならないことになっているのだろう。何 度も何度も自問したが、結局答えは出なかった。それに今は、それを考えている時間はない。 「私を……犯してください……」 男は満足げそうな顔をして、漫の唇を強引に奪った。気持ちが悪くて口を開きたくない。それな のに男の舌は、震える漫の唇を難なく割り、口内に侵入してくる。 「ちゅ、ちゅる……ん、ふぁむ……」 漫の口の中で男は舌を絡ませる。漫の方は決して応じようとはしないが、相手は勝手に舐め回 してくる。心底、男を拒絶しているのに、その動きに思考が融かされていく。 「ん、んん……ひんっ!?」 下半身に電流が走った。男の指が漫のパンツに触れていた。足がよろけ、校舎の壁に寄りかかっ た。背中にひんやりとした温度が伝わる。同時に漫は自分の体がどれだけ熱くなっているのかを知っ て、いたたまれなくなって目を閉じた。 男の指は的確に秘部の周辺だけをなぞっていた。徐々にもどかしくなってきて、無意識に腰をくねら せた。が、そうすると男は指を止めて、唇も離した。 「上重さんはエロいなー 自分から腰動かしてくるとか」 怒りが沸いてくるが、事実なので否定することもできない。 「そんなに触ってほしいんやったら、直の方がええやろ」 言うや否や、男は漫の下着に手を滑り込ませた。思わず悲鳴が上がるが、全く意に介さず男は指を 動かす。 「ぅ、うぁあ……ひやぁっ!あっ、んんっ……!」 中指と薬指が膣に入り、その中で暴れまわる。同時に器用にも親指で陰核を擦りたくる。必死で口を 閉じようとしても、快感は漏れて声になってしまう。 「あぁぁんっ!あか、んんぅ……ひぁあん……あっ、あぁぅん……!」 行為を始めて幾分もしないというのに愛液の量は凄惨なことになっていた。膣に突っ込まれた指を伝っ て手の甲から滴り落ちる。パンツは既にぐっしょりと濡れ、粘着性のある水がとめどなく太ももを流れて いく。 「あっ、あぁんっ!あかん、あかんぅ……あんっ!あっ、ひゃぁっ」 男が二本の指で一点を攻め始めると、漫の声も連動して大きくなっていった。クリトリスを弄るこ とも忘れずに、男はもう片方の腕で漫の胸を掴んだ。 「ひゃぁんっ!」 童顔に似合わず漫は巨乳だった。制服の上から乱暴に揉みしだくと、制服の前開きの間からチ ラリと素肌が覗いた。興奮した男はますます両手の動きを強く、激しくした。 「あっ、あっ、あぁ……っ!あかん、あかんって……ぇ……あ、ふぁあ……ぁんっ!」 どんどん声が大きくなっていく。閑散としていると言っても、近くに誰か来たらバレてしまいそうだっ たが、今の漫にはそれを考える余裕は残っていなかった。目をとろんとさせ、口では嫌がっていた が、もう快感に溺れていることは火を見るより明らかだった。 「あ、ひぅ……っ!あ、くぅ、ん……!?」 今にも絶頂に達しそうになった時、男は急に手を止めた。漫は驚いて男の顔を見た。にやついて いるその顔が視界に入って、慌ててそっぽを向いた。 「イキたかった?」 無視した。しかしこうして快感に酔ってしまっていた事実は消せず、漫は自己嫌悪に陥り、男は気 を良くした。 「今度はこっち気持ちよくしてや」 男は躊躇いもなくチャックを下ろし、股間の一物を露出させた。漫は目を逸らしたが、内心では諦 めていた。もう、一週間ほども同じことをさせられているのだ。別段、抵抗も無くなってしまった。 「あんまり同じこと言わせんなや」 「……はい」 地面に膝をつくと、男のモノはちょうど鼻の辺りに来た。大きく膨張し、反り上がっている。手をやっ て位置を調節し、その先端を口に含んだ。 「っ……」 男が息を吐いたのがわかった。思いきり噛みついてやりたかったが、男に従う以外の道はなかった。 強い臭いが鼻をつく。顔をしかめると髪を引っ張られたことがあったので表には出さないよう我慢した。 「ほら、もっと深くまで……」 男の手が後頭部に回され、漫の顔は彼の股ぐらに押し込まれた。 「ん、んふぅ……っ」 息が苦しくなり、思わず眉を顰めてしまった。しまったと思って漫は男の顔を見上げたが、その視線 は彼の性感を刺激しただけだった。 「ほら、自分から動かして」 「ん、んっんっ……じゅぷっ、じゅぷっ」 言われるがままに口を前後に動かす。舌の上にペニスが通り、唾液が音を立てる。 次第に男の声に苦悶が混じってきた。男は漫の頭を両手で支え、自ら腰を動かし始めた。 「んんっ……!?」 喉の奥に陰茎の先端が衝突し、気分が悪くなる。手を振りほどこうとするが、意に介さず男は動 きを止めようとしない。 「んん~~っ!んっ、んんっ!んぅっ!」 「ああ、出る……っ!」 「ん……っ!!」 口内でペニスが脈を打ち、そのまま漫の喉に精液を流し込んだ。 「んん~~……っ!」 暫くそうして、やっと男は漫の口から一物を引き抜いた。しかし同時に漫の顎を持ち上げる。 「ほら、吐き出さんと飲めよ」 「んっ、ん……ぅんん……っ!」 喉がゴクンと鳴ると、男は手を離した。漫が咳き込む。屈辱的だったが、それでも、もう慣れてし まっている自分自身を彼女は恨んだ。 「上重さん、だんだん上手くなってんな」 心を見透かしたように男が言う。本当に憎い。でも、それを考えられるほど漫の肉体は余裕を持っ ていなかった。 「無理矢理フェラさせられても感じてしもうたん?」 漫のへたりこんだ場所には愛液が水溜まりを作っていた。まるでお漏らしでもしたかのような風景 に男は嘲笑した。 「はぁ、はぁ……」 咳が止まって、肩で息をする漫。次で終わりだ、と思っても、全く気は楽にならなかった。 このところはずっとこんな感じで、前戯が終わると挿入になる。それが終わると解放してもらえる。 そしてまた明日。そんなサイクルだった。 「上重さん、実はな」 「?」 「今日、俺のうち開いててん。これからうちへ移動するけど構わんな?」 それは初めての誘いだった。言葉を失っていると、白々しく男が言った。 「嫌やったら、俺は別にいいけど」 「……わかりました」 男はにっこり笑って、その表情のまま漫に歩み寄った。制服の前開きの胸辺りに両手を掛け、 キョトンとする漫の目の前で、それを力任せに開いた。 驚いた漫が小さく悲鳴を上げ、それに続くようにボタンが散らばる音がした。ピンクのブラジャー と、それに包まれた豊満な乳肉があらわになった。漫は腕でそれを隠し、男に対して怒鳴りたてた。 「な……なにしてるんですか!」 しかし男はどこ吹く風といった顔をした。 「さ、行くで」 「そんな、こんなんで表歩けませんよ!」 「ほな、体操服にでも着替えたら?」 思わず「は……?」という声が出て、それから彼の意図に気づいた。 男に従う以外の選択肢が無いと観念している漫は、仕方なく服を脱ぎ始めた。男はそれを眺めて いたが、スカートを脱いだ時、思い出したように口を開いた。 「あ。そのままちょっと待って」 男はバッグから何やら小さな物を取り出し、それを漫に渡した。 卵のような形の機械だった。漫が首を傾げていると、男がそれを解説する。 「それ、中に入れて。膣の」 「え?」 「だから、下の口から突っ込んで中に入れて」 呆然としていると、まどろっこしそうに男は近づいてきて、それを漫の手から奪うとパンツをずり下 げ、膣に入れ始めた。 「ひあっ!?」 「こういう使い方なんやって。知らんの?」 入れ終わるとパンツを穿かせ、男は再びバッグを探り始めた。 股間に違和感を覚えつつも、漫は体操服の下を穿こうとした、その時―― 「~~~っ!?」 体勢が崩れ、地面に伏した。最初はその感覚の正体が何なのか全く分からなかった。しかし少しす ると理解できた。それは自分の体の中から来ていた。さっき膣に入れられたあの機械が振動していた。 「あぁぁぁっ!!ひゃぁぁぁんっ!!」 「え?」 「あーーーっ!!ん……ぁぁああ……」 心の準備ができていない突然の刺激に漫は耐えきれなかった。パンツに水が溜まり、隙間からこぼ れ落ちてくる。 「あぁ……はぁん……っ」 「よかったなぁ、ズボン穿く前で。後やったら本格的に外歩く方法のうなってたで」 「……っ……っ」 男の手に小さな機械が乗せられていた。漫の体に入れたのはバイブレーターで、それを遠隔操作す るリモコンだった。 「はよ立って。行くで」 「ま、待ってぇ……止めて、止めてぇ、これ……」 目尻に涙を溜めながら漫が嘆願する。彼女の膣内の機械はまだ振動していた。イッた直後とい うのにまだ加えられる刺激に、彼女は腰を上げることもできない。 「だらしないなぁ」 男は漫の腕を引いて立ち上がらせた。しかし膝はまだ震えが止まらず、歩くこともままならない。 男はそのまま漫の手を引き、路地から放り出した。 「いや、いややぁ!」 「ほら、はよズボン穿かんと」 「お願い……これだけは……これだけはやめてぇ……!」 「ばらまかれてもええの?」 それは何よりも大きい強制力だった。涙目を隠しきれずに立ち上がり、ズボンを上げた。 「よしよし。あ、そっちの方が面白そうやしブラも取ろうか。ほら」 「ぅあぁ……あぁ……」 幸い学校を出るところまでは誰にも見つからなかった。バレないために男が下校時間後に呼び出 しているので当然ではあったが。 道に出ると、人の往来が多く、絶望感が身を苛んだ。背後を振り向くも、男は少し離れてこちらを見 ているだけだった。どうやら行けということらしい。 声を必死に押さえて歩き始める。ただでさえ歩くのが難しく、壁に手をついて歩かなくてはならない のに、体操服という異質な外見が更に歩行者の視線を集めた。泣き出しそうになった。誰かが声を 掛けてくれたが無視した。それに答えようと口を開けたら、きっと堰が壊れてしまうと思ったからだ。 何もしなくても股の間でバイブレーターが動くのに、歩く度に漫の巨乳が微かに揺れ、乳首が擦れ た。すっかり勃起した乳首が体操服の布から浮き上がり、周囲の視線が痛かった。 「はあ、はあ……」 息を荒げながら脚を動かす。地獄に仏というべきか、教えてもらった男の家は学校の近くにあり、 徒歩で行くことができた。もし電車を使わなくてはならなかったら、絶対に耐えきれなかっただろう。 しかしここが学校の近くというのは、顔見知りにこの痴態を見られる可能性もあるということだっ た。漫の通う姫松高校は麻雀部の名門であり、部員も当然多い。それゆえ、目撃される可能性も 高い。もし憧れである先輩の末原恭子に見られたりすれば―― 「う、くぅ……っ」 漫は一週間前、あの男にレイプされた。精液と鮮血が混じり溢れ出す性器を、裸のまま泣きじゃく る漫を、男はカメラに収め、脅迫した。この写真が全世界にばらまかれなくないのなら、誰にも言うな。 明日から男の命令に従え、と。 一年生の時から漫は麻雀部のレギュラーの座についていた。名門・姫松のレギュラーなんて、少し 詳しい人なら顔まで記憶しているだろう。その写真がネット上に流されでもしたら、漫はもう表を歩け なくなる。男はそれを知って彼女を襲ったのだった。 この男を殺しでもしてしまえば――そこまで漫は彼のことを憎んでいたが、それはできなかった。部 員である漫が犯罪など起こしてしまえば、麻雀部は間違いなく活動休止になる。皆の夢を壊すわけに はいかないと、漫はこの状況を甘んじて受けていた。 「は、はぁっ……んっ」 体の内部から引きも切らず来る刺激を快感だと認めたくなくて、漫は苦しんでいた。これを認めてし まうと、その瞬間糸が切れてしまうと何となく予感していた。 しかし、それは間違いなく肉体を苛む。脚は震え、太ももは引き攣り、額には汗が垂れる。目の前は 霞んで、無意識に委ねられようとしている。そうなれば彼女は往来の真ん中で倒れ、衆目の眼前で絶 頂を迎えてしまうだろう。そうなればもう生きてはいられない。 歩くこと僅か十分ほどだったが、漫にとっては永遠にも感じられる地獄だった。指定されたマンショ ンに入り、あらかじめ開かれていた戸を開け、息を切らして玄関に倒れた。 「あ、っ……ふ、うぅぅぅん……っ!!」 戸がバタンと閉じると、安心感から漫の緊張はほどけてしまった―― 「あ、あぁぁぁ……」 下着の中で噴水のように水が弾ける感覚がして、体操服のズボンに染みを広げた。 湛えた水は溢れだし、玄関の床に小さな水溜まりを作った。 「はぁ……っ!ひ、うぅぅ……っ」 しかしまだ体の痙攣が止まらない。膣内のバイブレーターはまだ振動を続けていた。男の目がない ことに油断してか、漫はその快感を憚ることなく受け止めた。 「あぁっ!あっ、あっ!はぁっんっ!」 脚を広げてみっともなくくねらせ、快感に溺れる。ここが男のマンションだということも忘れ、漫の脳 は耽美な刺激に酔っていく。 いつの間にか彼女の手は無意識にズボンとパンツを脱がしていた。自身の性感帯をひたすら弄り、 背をのけぞらす。 「あ……っ!あかん、イク……ぅぅっ!!」 幾分もしないうちに、漫の性器から液体が弧を描いた。玄関だというのに、彼女は淫らな鳴き声を あげて自慰を続けた。 そのとき、突然バイブレーターが動きを止めた。突然消えた刺激にもどかしさを覚えていると、目 の前のドアが開いた。漫は思わず声をなくして慄いた。 「うわ……すげー」 そこに立っていたのはあの男だった。漫はホッと息をつき、そして頭を振って、自分がしていた行 動をようやく認識した。 「あ……あぁ……っ」 それは彼女を絶望に叩き落とすには十分だった。殺したいほど憎んでいる相手の家で自慰をして いた。それも、彼の刺激を借りて。 「あぁぁぁぁぁ……っ!!!」 頭を抱える漫。しかし男は更に彼女を追い詰める言葉を吐く。 「そんな大声出したら、外に聞こえるやろ?」 「……えっ」 もしかすると、自慰に耽っている間、漫の喘ぎ声はマンションの廊下に漏れていたのではないか。 そう思うと同時に、漫の目の前は暗闇に包まれた。 「さて、俺の相手もしてもらうか」 「………」 漫には聞こえていなかった。しかしその場に押し倒され、股を広げられると、瞠目して脚をばたつ かせた。 「いや!ここはあかん!せめて――」 「ここでやるんがええんやろ?ほら、いくで」 「いや!いやぁぁぁっ!!」 そんな悲鳴も虚しく、男は漫の膣からバイブレーターを取り出すと、躊躇いもなく己の分身を侵入 させた。 「あぁぁ……っ!」 脈動し、熱く滾ったそれが漫の陰唇を割り、内部へと押し込まれる。 犯され続けてすっかり慣れてしまった彼女の膣は男のペニスをすんなり受け入れ、やがて互いの 肌がピッタリ触れあったところで男は動きを止めた。 「全部入ったで」 「あ、ぁ……」 このところ行為中も悟ったような表情の漫だったが、今日ばかりは最初にレイプした時と同じように なっていた。 目尻から涙が溢れだし、唇を歪めて微かに震わせている。男はご満悦の様子で腰を前後させ始め た。漫の涙が揺れ、また一筋、頬を伝って落ちていく。 「あっ、あぁっ……!ひゃぁんっ!あっ!」 腰を打ち付ける度、淫靡な水音が玄関に響く。漫の体も突き動かされ、巨乳が体操服の布の下 で大きく揺れる。 男はセックスを続けながら両手で胸を鷲掴みにした。柔らかな布地を伝って感じられる乳肉が心 地よく、我慢ならない男は服を捲りあげた。 「はっ、はぁっ、あ、ひうんっ!」 露になった巨乳を乱暴に揉みしだく。ひとしきり楽しんだあと手を離し、動きに合わせてぶんぶん と大きく揺れる眺めに男は見入った。 「あっ、あぁぁんっ!!あか……ひぅっ!あうぅっ!ひゃあっ!」 漫の声が大きくなっていく。男も肉棒の限界を感じ始めていて、体を沈めて漫の乳房にかぶりつ いた。 「ふぁんっ!?」 たわわな乳肉に顔を埋め、勃起している乳輪を舐め、口で挟んで吸う。そのたびに淫らな音が大 きく響く。 「や、あぁ……っ、あかんんぅ……!も、うぅ、ひうっ!あ、イ……クぅ……っ」 漫は口元を手で隠そうとするが、男は咄嗟に彼女の両手首を掴んで床に押さえこんだ。口を隠せ なくなって、それでも声を抑えようと努力するも、結局声は漏れ出してしまう。 「ひゅぅ……あっ、く、ぁんっ……あ、はぁあんっ!あっ、あか、んっ!あぁぁぁっ!」 男の肉棒が勢い込んで突きこまれ、漫は絶叫を上げた。 「あぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」 男の腰が痙攣し、ペニスから精液が怒濤のように発射され、膣を満たした。 「は……あぁぅぅ……」 肉棒が引き抜かれると、漫の性器から白濁が溢れ落ちてきた。 「ひゃぁぁぁっ!!」 時間は経って、真夜中。 二人はずっと絶えることなく淫行を続けていた。玄関の後は、風呂場、浴槽、キッチン、ソファの上、 ベランダと、ここまで続けても男の性欲が止まることはなかった。 「あ、はぁっ……も、う、休ませ……てぇ……」 ベッドの上に四つん這いにされ、漫が懇願するように男を振り返る。しかし涙声のそんな懇願は 逆に男を興奮させるだけでしかなく。 「あ、ふぁあぁぁぁぁっ!!」 更に速度を強めて腰を打ち付ける。丸い尻が夜に浮かび、男の性欲をそそる。男は尻肉を揉み しだきながら、漫の膣内を犯し続ける。 「はぁっ!あっ!あっ、あぁんっ!ひぅうっ!」 何度も行為を繰り返しているのに肉棒の硬度は衰えない。鋼のように固まったそれが柔らかい膣 内で暴れまわり、肉壁を突き、その刺激が背骨を伝って漫を痺れさせていく。 「やぁっ!あかんぅっ!は、あっ!あっ、ふあぁっ」 「漫ちゃん……」 汗が滴る尻に、男は張り手を叩きつけた。 「ひぃんっ!?」 何かが破裂したような音がして、暗闇の中にぼんやり浮かぶ尻肉に赤い痕が残る。 「や、やめ……!」 懇願も聞き入れず、男は無慈悲に尻を叩き続ける。その度、悲鳴を上げるのに、漫の膣壁は男 のペニスをぎゅうぎゅうに締め付けてくる。 「はぁっ!やぁっ!あっ、ふぁあっ!」 腕を崩し、顔を枕に埋める。破裂音が部屋に響き渡ると同時に、溢れ出した涙が枕を濡らした。 「あ……はぁ……っ」 「漫ちゃん、もう出すよ」 「は、いぃ……」 もう何度も繰り返し中出しされている膣はペニスに突かれる度にひどく淫靡てはしたない音を立て る。漫の悲鳴と喘ぎと、男の熱い息が混じりあい、絶頂へと向かわせていく。 「ひ、ひゅあぁぁぁぁぁあ……っ!!!」 漫が果て、背をのけぞらした。硬直させた体は内部でペニスを圧迫し、搾り取るように射精を促した。 「あぁぁぁ……はぁぁ……ぁ……っ……」 肉棒が抜かれた性器から白濁が溢れ、漫は突き上げていた腰も落としてうつ向けに倒れ込んだ。 しかし男は容赦せず、夜が明けるまで漫を離さなかったのだった。 おわり
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「いってきまーす」 「ユタカ、オジサン、行ってくるネ」 コミックマーケット開催日当日、私とそうじろうおじさんは、こなたお姉ちゃんとパティちゃんを見送った。 ふたりともとても楽しそうだ。 「いっちゃいましたね……」 私はおじさんの顔をみながら尋ねる。 「本当に、お姉ちゃん達と一緒にコミケに行かなくて良かったのですか?」 「ま、残念だけど、ゆーちゃんを置いてはいけないよ」 おじさんは苦笑めいた表情を浮かべながら言ってくれる。温かい心遣いがとても嬉しい。 「おじさんって、とても優しいんですね」 「ん、あ、まあ」 照れたようなおじさんはちょっと可愛らしい。 「おじさんにはいつも、感謝しているんです」 私は、玄関から戻ろうとしたおじさんに近付き、ゆっくりと手を握る。 大きくてごつごつとしていて、やっぱり男の人の手なんだなあと思う。 「ゆ、ゆーちゃん?」 いきなり姪にてのひらを握られてたことに動揺して、おじさんは戸惑った声をあげる。 「おじさんには、ずっとお世話になりっぱなしで、いつか、お返しをしようとずっと思っていたんです」 おじさんの家に下宿してから1年以上が経っている。おじさんは姪の私を、自分の娘のように優しくしてくれた。 申し訳ないと思うと同時に、いつかお返しをしなくてはと常々思っていたから、一日中、ふたりきりになれる 今日は絶好の機会と言えた。 私はおじさんの大きな身体に、手を伸ばして抱きつく。 しかし、身長差がすごくあって、作務衣の腰のあたりに手を回すことになってしまう。 「お返しなんて、俺はただ……」 「おじさんは、小さい女の子が好きですよね」 おじさんはロリータコンプレックスと自称するように、小さい女の子が活躍するアニメが大好きだ。 「あう……」 上目遣いで見つめると、おじさんの顔は真っ赤になっている。 「やっぱり、二次元の女の子じゃないと駄目ですか?」 おじさんの目を見据えながら問いかける。 「いや……」 「三次元で、高校生の私では駄目ですか?」 「いや、そんなことない…… というか最高だけど、ゆーちゃん、なんてことを」 姪に迫られて混乱しているおじさんの身体をぎゅっと抱きしめながら、私は囁くような声でお願いする。 「おじさん。少しかがんでいただけませんか」 このままでは、つま先だちになっても唇には届かないから…… 「いや、しかし、でも……」 おじさんはちらりと後ろを振り返った。写真立ての中でかなたおばさんが幸せそうに微笑んでいるのが見える。 「かなたおばさんに操をたてる誠実なところは大好きです。でも、もうそろそろ良いのではないでしょうか?」 おじさんがおばさんに先立たれてから18年が経過した。いくらなんでも許してくれると思う。 「でも、こなたが」 「こなたお姉ちゃんのことも気に掛けているのですか?」 「いや、まあ」 おじさんは優柔不断だ。さっきから戸惑った声ばかりをあげている。 「こなたお姉ちゃんもたぶん許してくれると思いますよ。苦笑いをしながらですけど」 「そ、そうかな?」 おじさんが、私の為にコミケ行きを断念したと告げた時、こなたお姉ちゃんは私とおじさんを交互にみながら、 どこか達観しているような表情を浮かべていた。 勘が鋭くて想像力が豊かなお姉ちゃんは、たぶん、おじさんと私の組み合わせを想像することができると思う。 「ええ。そうですよ」 私ははっきりと断定すると、ようやくおじさんの表情から固さが取れた。 「だったら、いいのかな」 おじさんは自分自身を納得させるように言うと、ようやく腰をかがめてくれる。 私は、おじさんの首の後ろにしがみつく様にして唇を近付け、あっさりと触れ合った。 「ん…… 」 男の人とキスをするなんて初めてだったから、流石に身体の震えが止まらない。 「んんっ」 私の口からため息まじりの音が漏れた直後、おじさんの舌が口の中に入ってくる。 「ん、んくっ…… んんっ」 いきなりのディープキスにうろたえて、私はくぐもった声をあげた。 「ん……くうっ、うくっ」 しかし、おじさんは動揺する姪に構うことなく、歯の裏や頬の粘膜を舐めとっていく。 「ふあっ…… んふっ」 私は何度もえづきながら喘ぎ声をあげる。よだれが溜まり、唇の端からもれてしまう。 「んはっ」 おじさんは、散々口の中を蹂躙してからようやく唇を離した。そして、荒い呼吸を続ける私を抱きあげる。 「ゆーちゃん。俺、もう我慢できないけれど、本当にいいのか?」 最後通告だ。引き返すのは今のうちだぞ、という鋭い視線が突き刺さる。 「大丈夫です。私も子供じゃありません。分かっていますから心配しないでください」 「そうか」 おじさんは頷くと、小さな身体を抱きかかえて、私の部屋に連れて行った。 「もう遠慮しないからね」 おじさんは迷いを断ち切るように言ってから私をベッドに降ろすと、すぐに上着を脱がしにかかる。 瞬く間に白いブラまで取られると、冷たい空気がさしこんでくる。 「ゆーちゃんの乳首、可愛いね」 おじさんは私の育っていない胸を凝視しながら言う。 「そ、そんなこと……」 羞恥で顔を火照らせた姪を観察してから、おじさんは微かに笑いながら顔を近付け、乳首を口に含んだ。 「んひゃあ」 痺れるような刺激が脳に伝わり、私は思わず裏返った声をあげてしまう。 おじさんの舌端がとても敏感なところを突いてきて、堪らなくくすぐったい。 「お、おじさん、駄目、くす、ぐったいっ、あうっ」 懸命に身体を捩りながら、何度も悲鳴をあげるけれど、とても強い力で抑えつけられて逃れられない。 「ん、んくっ、だめっ、だめですっ」 散々、乳首やふくらみはじめた乳房をいじられたあと、おじさんの手がのびて、スカートを降ろしていく。 「や、み、見ないでください」 太腿と白い飾り気の無いショーツが、おじさんの視線に晒される。 「ゆーちゃん。もう、ぐしょぐしょだね」 下着が濡れいている事実を指摘されてしまい、ゆでたこのようになった顔を両手で隠しながら私は叫んだ。 「だめですっ、お願いだからみないでっ」 「ゆーちゃん。隠すところが違うよ」 「で、でも。恥ずかしくて」 おじさんは笑いながら手を伸ばし、羞恥に震える姪の下着を触る。 「ひゃうっ」 女の子の大事なところを下着越しに撫でられて、私は短い悲鳴をあげた。 「おじさん、いじらないでください」 「ゆーちゃんは嘘ばかりつくんだな。本当は気持良い癖に」 おじさんは淡々とした口調で言うと、割れ目をほじくるように指先を動かしていく。 「んあ、だめ、だめええっ、んひゃう」 痺れるような快感が脳にダイレクトに響く。 私は淫らなよがり声をあげながら、太腿をぎゅっと閉じてひたすら責めに耐えようとするけど、身体の奥からは 熱く湿ったものが次々と零れ出して、下着どころかシーツまで濡らしてしまう。 「ゆーちゃん。そろそろいいよね」 「えっ」 おじさんは戸惑う私に構わず、両手で私の下着を掴むとゆっくりとおろしていく。 「ぬ、ぬがさないで……くださいっ」 私の大切なところが、異性の目に晒される。 「ゆーちゃんは、まだ生えていないな」 「そ、そんなこと言わないでくださいっ」 慌てて大事なところを隠そうと手を伸ばそうとしたけど、おじさんに両手を抑えつけられてしまう。 「いや、生えない方が好みなんだけどね」 あぶないことをさらりと言ったおじさんのもう片方の手が伸びて、何も守るものが無くなった割れ目に指先が入ってくる。 「んひゃっ」 下半身が焼けつくように熱くなり、私は甲高い声をあげた。 「ん、お、おじさん、だめ、だめです」 涙目になりながら、幼い身体を左右によじる姪の姿に興奮したのか、おじさんが指を動かし始める。 「だめっ、んんっ、だめえっ」 くちゃくちゃと、アソコからあふれ出た液体を掻きまわす、とてもいやらしい音が部屋中に響き渡る。 「ん、おじさん、わたし、わたしっ」 私の声がだんだんと甘ったるくなってきた。 とても恥ずかしいと思う一方、身体の奥で生まれた快感がどんどん大きく膨らんでいく。 「ん、んあっ…… はうっ、んあああっ」 おじさんの指の動きは的確で、着実に快楽の頂きへと導いていく。 「おじさんっ、もっと、もっと強く、んあっ、お願い、しますっ」 私の願いを聞いてくれたのか、おじさんの指の動きが激しくなる。 「ゆーちゃんのおまめさん、大きくなっているよ」 おじさんは愉しそうな口調で言ってから、私のクリを強く摘んだ。 「ひゃあああああああっ」 強烈すぎる刺激に耐えられず、私は、髪を振り乱しながら泣き叫んだ。 痺れるような強い刺激が全身を貫いて、背中がそりかえる。 「だめ、だめえっ、そこはだめえええっ」 しかし、おじさんはよがり狂う姪の姿にすっかり興奮しており、摘んだクリをねじったり揉みしだいたりして、やりたい放題だ。 「ん、ふあ、あふう…… ひゃうっ」 アソコを激しく擦りつける度に、愛液が溢れだすイヤらしい音と、私の喘ぎ声だけが絶え間なく響いている。 「もう、だめ、わたし、んあっ、わたしいっ」 はしたなく涎を漏らしながら、シーツを強く噛んで必死に耐えるけれど、急速に快感がこみ上がってくる。 「だめ、だめええええええっ」 ほとんど耐える暇もなく、私はひときわ大きな悲鳴を放つと、あっというまに絶頂を越えてしまった。 「はあっ、はあっ」 絶頂の余韻にひたりながらベッドに仰向けに倒れている姪を眺めていたおじさんは、淡々とした口調で告げた。 「ゆーちゃん。痛いけれど我慢してね」 「えっ!?」 予想しているはずなのに、無様にうろたえる私に構わず、おじさんはズボンと下着を脱いだ。 「うそ……」 私は、おじさんのアレをまともに見て…… 絶句した。 あんなに大きいものが、こんなに小さい私の中に入るのだろうか。 「いや、いやです」 私の小さな身体は壊れてしまうのではないか。 「いくよ。ゆーちゃん」 しかし、動揺する姪を無視したおじさんは、両足を掴んで大きくひろげてから、覆いかぶさってくる。 「痛っ」 むにゅっとした感触の直後、激痛が走る。 身体を二つに引き裂かれるような激しい痛みに、涙があふれ出る。 「あぎっ、おねがいっ、やめてっ」 掠れた声で懸命に訴えかけるけれど、もちろん、おじさんは聞いてはくれない。 「んあああっ、んぐううううっ」 おじさんのアレによって狭い膣がおもいっきり広げられる。息ができない程苦しくて何度もむせる。 まだまだ途中までしか入っていないけれど、これ以上は無理、絶対に無理だ。 「だめっ、お願いっ、止まって。もう駄目なのっ」 「ゆーちゃん。力を抜いて」 無駄とは思いつつも、身体の力を抜こうとおおきく深呼吸をする。 「だめ、もう、だめ、んああああっ」 しばらく動きを止めていたおじさんは、再び力を込めて強引に押し込んでいく。 「やあああああ、だめええええっ」 そして、私の絶叫を何度も聞いた後、ついに最後まで入れてしまった。 「んはっ、はああっ、はああっ」 脂汗を大量に流しながら、懸命に耐えている姪を見ながらおじさんは告げる。 「ゆーちゃん。動かすよ」 「は、はいっ」 私の返事を確認すると、おじさんは腰を動かし始めた。 「いたっ、痛いいっ、お願い、やめっ」 ずんっ、ずんっと重い音が鼓膜に響く。 おじさんの体重が圧し掛かるたびに、身体を杭で打ちつけられているような鈍い痛みに苛まれる。 「はっ、はうっ、んあっ」 おじさんの肩口越しに天井を見上げると、蛍光灯がゆらゆらと揺れている。いや違う。私の身体が揺れているのだ。 「んっ…… んぐっ……」 おじさんの低い呻き声を耳にしながら、ひたすら出し入れを繰り返す。 そして、挿入と排出が何百回も繰り返されると、ようやく少しずつ重い痛みは遠のいてくる。 「ん、んはっ、はうっ、おじさん、おじさん」 時折、薄らぐ意識を無理やり引きもどしながら、私は金魚のように口を開けて喘ぎ続ける。 「はっ、はう、キモチ……イイ」 自分の口から、気持ち良いという言葉が無意識にでてきてびっくりする。 男のひととのセックスは初めてだったけれど、身体が信じられない程に、早く順応しているのだろうか。 「ゆーちゃんの中、締めつけられてすごくいいよ」 おじさんのとても嬉しそうな声が鼓膜に届く。 「わ、私も気持ちいいです。もっと奥まで…… 奥まで、お願いします」 私は、なんてことを言っているのだろう? 「ああっ、わかった」 おじさんは頷くなり、いままでよりもより深く強く突き入れてくる。 「あっ、きゃう、んはっ、はううっ」 ギシギシとベッドを揺らしながら私は嬌声をあげる。おじさんのアレが膣の奥に突きこまれる。もっと強く、もっと激しくして欲しい。 「はう、んああっ、わたし、いっちゃう、もう、いっちゃうよ」 ギュッと力を入れて膣を閉めると、身体の奥から快感がどんどんこみあがってくる。 「ゆ、ゆーちゃん、俺も、もう」 おじさんがうめくように言って、更に腰の動きを加速させる。 「だめ、もう、だめっ、わたし、いっちゃう、お願い、だめええええっ」 私は甲高い声をあげながら、おじさんの背中にしがみつき、首を大きく振る。白いリボンの片方が外れてしまい髪が乱れる。 「俺、もう、出る……」 「いやっ、だめ、だめええええ」 私が悲鳴をあげるのと同時に、熱いものが私の奥に叩きつけられる。 「あっ、だめ、やめっ」 しかし、おじさんは私に密着して離れようとしない。 おそらく脈打っているであろうアレから、何度も何度も熱い液体が注ぎ込まれるのを感じながら、私は絶頂の快感に打ち震える。 「はあっ、はあっ」 全てを出し終わった後、おじさんは荒い息を吐き出してから、ようやく姪の身体から離れた。 「お、おじさん」 我に返った私は、おじさんの顔を見上げながら、振り絞るようにしてお願いする。 「机、机の一番上の引き出しをあけてくださいっ」 「引き出し?」 怪訝そうな表情をみせたおじさんに説明をつけ加える。 「ピル、入っていますから」 「あっ、ああ」 おじさんは我に返った表情になってから頷き、すぐにビンに入っている錠剤を持ってきてくれる。 「んんっ」 ビンを開けて錠剤を口の中に放り込む。それから、枕の近くに置いてあるペッドボトルのふたを開けて、 薬ごと喉の奥へ流し込む。 「ゆーちゃん。それをどこで?」 呆然とした顔つきでおじさんが尋ねた。 「ネットで買いました」 「そ、そうか」 おじさんはそれ以上は何もいわなかったし、私もそれ以上は説明はしない。 本当に効き目があるのかとか、購入手段が違法じゃないかとか、いろいろあるだろうけれど、話をしても何の意味もないことだから。 その代わりというか、バツの悪さを埋め合わせるつもりで、私は告げた。 「おじさんのそれ。綺麗にしなくっちゃ……」 「ゆ、ゆーちゃん?」 戸惑うおじさんに構わず、私は滑り込むように近付いて、くわえてしまう。 先程の出し残りの、苦みを帯びた味が口いっぱいにひろがる。 「ゆーちゃん、そんな知識をどこで?」 姪の予想外の行動に、おじさんは目を白黒させるばかりだけれど、今はネットなら誰だろうがどんなイヤらしい知識でも入ってしまう。 未成年に対するネット規制を真剣に検討する時期ではないだろうか、なんて考えも頭によぎるくらいだ。 「ふあっ…… んんっ」 私は、口に含んだアレの先をゆっくりと舐めはじめる。 いったんは鎮まったおじさんのモノが瞬く間に膨らんで、苦しくてむせそうになる。 「んっ…… んんっ」 息苦しさに耐えながら、先端と竿の部分を同時に刺激していく。 「だめ、だめだ、ゆーちゃん」 おじさんの顔が歪み、ちょっと情けない悲鳴があがる。 強くしごき過ぎたのか、いともあっさりと液体が間欠泉のように噴き出してくる。 「あっ…… あふう」 私は一生懸命飲み込もうと喉を鳴らしたけれど、つい先程出したばかりだというのに、とても量が多くて口からあふれだしてしまう。 「ごほっ、ごほっ」 結局、飲みきれずに、激しくせき込みながら出してしまったが、後ろに回ったおじさんが背中を優しくさすってくれた。 コトが全て終わった後、シャワーを浴びた私はおじさんの隣に身体をよこたえた。 「なあ、ゆーちゃん」 「はい。おじさん」 おじさんはとても気だるそうな表情を浮かべて呟いた。 「今日は、いろいろ法律に違反してしまったな」 「そうですね……」 「こなたに言ってもいいぞ」 おじさんは何もかもを諦めたような口ぶりになっている。こなたお姉ちゃんに懺悔して許しを乞うつもりなのだろうか。 「別に話しませんよ」 「どうして?」 「だって、私が誘ったんですから」 「それはそうだが……」 コミケに行きたかったおじさんを、寂しいからって無理やり引きとめたのも私で、エッチをしようって誘ったのも私だ。 おじさんはとても優しいから、姪の我儘に応じてくれただけだ。 「ゆーちゃんは良い子だな」 「いいえ。とても悪い子ですよ」 私は首を左右に振った。 今日の出来事を、一日限りの悪い夢として忘れることなんて、私も、おそらくおじさんも決してできない。 えっちがこんなに気持ちが良いことなんて知らなかったし、両親はもとより、こなたお姉ちゃんや、ゆいお姉ちゃんや、 かなたおばさんを裏切る行為に、この上もない背徳的な悦びを感じていたから、やめられる訳がない。 そして、ずるずると爛れた関係を続けていけば、必ずばれるに決まっている。 「そうか…… 」 おじさんは曖昧な表情で頷きながら、私の頭を軽く撫でる。それから、 「すまんが、俺、寝るわ」 と、小さく呟いてから瞼を閉じた。 「おやすみなさい。おじさん」 私はおじさんに軽いキスをしてから、寄り添うようにして、静かに眠りにおちていった。 (おしまい) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 23-251氏に戻る コメントフォーム 名前 コメント ・・・・・。 おじさん・・・・ww -- 松本 (2009-12-24 20 19 26) あぁぁ、なんて背徳感!でも、それがいい!Gj! -- 名無しさん (2009-12-07 20 22 58) 作者が書くゆーちゃんは魔性すぎるww -- 名無しさん (2009-11-10 12 34 55) なるほど こういうのもアリなのかw GJ!!!! -- 名無しさん (2009-10-14 23 33 50) コミックス7巻のアレですか。やはり考える人いますね。 -- 名有りさん (2009-10-14 20 42 45) あの後、こんなことがおきてたはんて…… -- 名無しさん (2009-10-14 00 57 46)
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入院生活が始まってから3週間目・・・ 今、日記をスタンドの明かりを頼りに書いている さて、最近は酷い目にばかり合うみたいだ 先週の直腸検温以来、アグリアス先生はあの行為に新たな世界を見せたようで検診の際は直腸検温をされている そして僕もあの感触によって興奮を覚え始めt・・・ ラムザ「・・・やめよう。こんなことを日記に書いてたのがばれた日には・・・」 ???「ばれた日には?」 ラムザ「特に今はラヴィアンさんやアリシアさんに何されるかわかったもんじゃない」 ラヴィアン&アリシア「私達がどうかしましたか?」 ラムザ「うわあぁぁぁぁぁ!!な、なんで居るんですか、お二人とも!?」 アリシア「見回りですから」 ラヴィアン「上に同じです」 ラムザ「見回りってワザワザ個室に入ってくるもんなんですか!?」 アリシア「いや~、ラムザ隊ty・・・じゃなかったラムザさんが何か書いてたので気になって・・・ね、ラヴィアン♪」 ラヴィアン「そうそう♪さてそれじゃ、早速見せてもらいましょうかねぇ、アリシア♪」 ラムザ「ひゃぁぁぁぁぁぁ・・・」 暫くお待ち下さい・・・-------------------- ・・・それから1時間ほど経ったが僕は未だに解放されては居ない・・・ ラヴィアン「なるほど・・・あの検温にアグリアス先生は大ハマりっと」 アリシア「まぁ、好きな男子が恥らう姿に興奮を覚えると言うのには私も同感だけど・・・」 ラヴィアン「ここまではまるとは・・・ねぇ?」 アリシア「それにラムザさんも満更じゃないみたいですしねぇ~」 ラムザ「そ、そんなことは・・・」 などと言っていると突然個室の天井灯が輝いた ラムザ「あ、アグリアス先生!」 アグリアス「ラヴィアン!アリシア!見回りから戻ってこないと思ったら!」 アリシア「あ、アグリアス先生!丁度良かったです♪」 アグリアス「何が丁度よかったです♪だ!仕事をサボるなとあれほど言っているだろうが!」 そう言ってアグリアス先生は手を振り上げるとゴチーーーーーーーン!!っと音がしそうなくらい痛そうな拳骨がアリシアさんとラヴィアンさんの脳天に落とした ラヴィアン「いたーい」 アリシア「暴力反対です・・・アグリアス隊tyじゃなかったアグリアス先生」 アグリアス「黙れ!もう一発ずつ貰いたくなければさっさと見回り業務にもどれ!」 アリシア&ラヴィアン「「は~~い」」 そうしてとぼとぼと去っていく二人を見送ってから、アグリアス先生はこちらを睨みながらお説教を始めた アグリアス「大体、君はいつも言っているが他人に流され安すぎる!もっと威厳を持て!自分の意思を持て!」 ラムザ「す、すみません・・・」 アグリアス「むっ・・・ま、まぁとにかく私が言いたいのはもうちょっとNOと言えるように努力しろということだ」 ・・・なんでだろう、この人と接しているとアグリアスさんを思い出す アグリアス先生とアグリアスさんは別人のはずなのに・・・失礼だよなぁ などと考えていたら アグリアス「聞いているのか!!」 っと怒鳴られ更に3時間ばかり説教をされた後、額に早く治るおまじないだとキスをしてくれた その柔らかい感触が何だか嬉しくて今夜は良い夢が見られそうだ アリシア「ところでいつになったらラムザ隊長は私達の正体に気づくのかしら?」 ラヴィアン「さぁ?あの方も変なところで鈍いから・・・退院日まで気づかないに「赤チョコボのテリヤキソース和え」かなぁ」 アリシア「じゃぁ、私は退院しても気づかないに「キングベヒーモスのレアステーキマッシュポテト和え」ね」 アグリアス「お前達、私の目の前で賭け事をするとは良い度胸だな・・・?」
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nanaki(2007-1-10) ≪魑魅魍魎 美食の宴≫ …お待たせしました(笑) 「おいおい…あいつまた狐のところにいるぜ…」 「ほんとだ…好きだなぁ…あいつも」 「あの狐さ、頭いいんだろ?」 「そうそう。狐の分際で…」 「あいつさ、誰だっけ…」 「あいつ?ああ。伝吉だよ。袋狢の伝吉」 かつて妖怪狐と妖怪狸は一度だけ戦争を起こしたことがある。 東西の“出汁”を巡る戦い…後の「狐狸妖怪大戦争」である。 千年という長期に渡る戦争であったが、話し合いの末引き分けという形で幕を閉じた。 最終的に話し合いを持ち出したのが“妖怪狐連盟”と“妖怪料理協会”である。 それに伴い、“アンチ妖怪狐”を掲げ一部の妖怪狸達が立ち上がり“妖怪狸連盟”という組織を設立。 戦争がなくなった今でも裏ではお互いいがみ合っていた。 それを知った妖怪料理協会は、「今後の妖界における差別をなくそう」をスローガンに、妖界料理を極める“匠”を育てる“妖怪大学”を開校。狐、狸に限らず、色々な妖怪が在学し今までに何匹もの“料理妖怪”を育ててきた。 しかし“匠”と呼ばれる妖怪は未だ生まれず、妖怪料理界はある意味での危機を迎えていた。 そして… ――宗旦狐…何者だ…? ――主領、どうやら最近出てきた狐、のようですな… ――妖怪料理界のホープ…か… ――若干100歳で妖怪栄養学を取得…もしかしたらこれからの妖怪料理界が変わるやもしれぬな… ――主領。如何致しましょう… ――うむ…連れてまいれ…といいたい所だが…少々問題があるようだな ――ああ…あいつですか… ――あれが邪魔だな… ――それでは…某が「排除」してきましょう… 「伝吉!こんな所にいたのか」 「宗旦…」 「なんだ?どうした?」 「…俺、卒業できないよ…」 「!?どうして…」 「さっき、学長に呼ばれて…お前は今期を以って退学だって…」 「そんな…」 「なぁ…宗旦。俺、何もしてないんだ」 「分かってるよ」 「じゃぁ…何で…」 「伝吉…これは何かの間違いだ。私が学長に直談判してくる」 「宗旦!それだけは…!」 「伝吉。私はね。大学を出たら妖界の小さな町で店を開業するのが夢なんだ。その時はお前、伝吉も一緒に店を手伝ってほしいと前から思っていたんだよ」 「宗旦…」 「それなのに何だ…上層部は未だ大昔の事を引きずっている…。それではいつまで経っても妖怪料理界は廃れたままだ!」 「それは…」 「最近、私の周りでは妖怪狐が狢とつるんでいると好奇の視線で見られるようになった。私がここに入った時と随分と変わってしまったようだ」 「宗旦…俺は…」 「伝吉。お前は何も気にすることはないんだよ。私が掛け合ってくる」 ―そうだ…宗旦はあの後…俺を裏切ったんだ… 伝吉は今“太郎そば”のある通りに来ている。 先刻、天邪鬼から「白い狐と小さい狐」が訪れたという話を聞いていてもたってもいられなくなり飛んできたのだ。 「宗旦…やはり俺を捨てて狐とつるんでいやがった…」 伝吉はゆっくりと歩き出す。 やがて向こう側から一つの小さな灯りが見えてきた。 「…あそこか」 かすれた文字で“太郎そば”と書かれた看板が見えてくる。 伝吉は静かに扉に手をかける。 「…確かに、まだ妖怪狐独特の妖気が残っている…」 まずはここの店主から聞き出す…もしかしたらあいつらの居所が分かるかもしれない… 伝吉はゆっくりと扉を開ける。 すると突然、店の中から「うひゃぁぁぁぁ!!!!」という素っ頓狂な叫び声が聞こえてきた。 伝吉は…呆然と立ち尽くしていた。 それではからすさん、後は頼みました(笑) 魑魅魍魎 美食の宴
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バトルロワイアルの会場に配置された小学校の教室のうちの一つの中に、参加者として選ばれた少女達が立て籠もっていた。 教室の扉には机と椅子で簡易的なバリケードを作り、侵入者を防いでいる。 「とりあえずはこれで凌げそうだけれど……」 教室の窓の外を見渡しながら、源静香――友人からはしずかちゃんと呼ばれている少女が呟く。 「まるちゃんみたいな私達が知ってる人も、巻き込まれてるのかな……」 怯えを隠せない様子で、穂波たまえ――親友からはたまちゃんと呼ばれている少女が言う。背は静香よりも低く、学年にして2年ほど年下といえる。 「乃亜って人に集められたとき、たまえちゃんが知ってる人はいたの?」 「分かりません……。あんなのを見せられて、何も考えられなかったんです……」 俯きながら、たまえは静香の問いに首を振る。 「そうよね……あんなことが起こるなんて……」 静香もここに飛ばされる前の、海馬乃亜が行った残虐な行いや死者蘇生といったあまりにも現実離れした光景が脳裏に蘇り、息を詰まらせる。 静香もまた、自分の知人がいたかどうかはよく覚えていない。様々な冒険を共にしたドラえもんやのび太、ジャイアンやスネ夫がいてくれれば頼もしいのだが。 「しずかさんもたまえさんも、心配な人がいるなら今すぐ探しに行くべきよ!ここでじっとしているわけにもいかないでしょ?」 そう言って声を上げるのは、桜田ネネだ。身長はたまえよりもさらに低く、年齢も5歳と見ての通り幼稚園児だ。 それを聞いて、静香とたまえは困ったように顔を見合わせる。 「でもね、ネネちゃん」 「あまり動き過ぎるのは危険よ。今の私達が襲われたら、誰も助からないわ。私やたまえちゃん、ネネちゃんだけじゃない、もっと小さい子もいるのよ?」 そう言って、静香はネネの隣へと視線を移す。そこには、花柄のワンピースを着た幼い女の子がいた。ネネよりもさらにさらに背は小さく、齢にして3歳程度だろうか。あまり殺し合いに参加させられたことによる動揺はなく、いまいち状況を把握していないようだった。 「……わたしのこと?しずかもたまえもネネも、みんなおっきいよ?」 静香、たまえ、ネネから視線を移されて、女の子はきょとんとしながら小首を傾げる。 3歳でありながら、基本的な会話は可能なようだった。 静香、たまえ、ネネ、そして女の子は、運よくこの小学校で出会うことができた。全員が互いにゲームに乗っていないことを確認すると、静香の発案でとにかく身を隠せる場所として教室に立て籠もることにしたのだ。 この中でも、静香は明らかに最年長だったため、ある種の責任感を持っていた。 「それでも、こんなところに籠ったまま何もせず動かないなんて、何一つ良くならないわ!そりゃアタシだって怖いわよ!怖いけど……襲ってくる人だけじゃなくって、友達や協力してくれる人とも会えるかもしれないでしょ!?ウジウジして何もしない人、アタシキライっ!」 「ネネ、おこらないで」 ネネはそう言って、ぷいっとそっぽを向いた。そんなネネを見上げながら、女の子は心配そうに寄り添っていた。 「それよりネネ、リアルおままごとっていうのおしえて?どんなことするの?」 「今はやらないっ!あれは男がいないとできないの!どこかの誰かさんが閉じこもったままで友達も探しに行こうともしないから、何も始まらないわ!」 「ともだち……」 ネネは自分より年上の小学生二人を横目で見ながら鼻を鳴らす。 女の子はネネの服を掴みながら、両者を見比べていた。 静香とたまえは、もう一度顔を見合わせる。 そして微笑みながら、ネネの頭に手を置いた。 「ありがとう、ネネちゃん」 「ちょっとだけ勇気が出たよ」 それを聞いて、ネネは少し驚いてから顔を背けたまま気恥ずかしそうにする。 ネネはかすかべ防衛隊の紅一点としてしんのすけ達と共に巨悪に何度も立ち向かっただけあって年齢にそぐわぬ行動力を持っており、それが静香とたまえを引っ張る形となった。 「よかったぁ、なかなおりできたね!」 雰囲気が明るくなっていくと同時に、女の子の顔にも笑みがこぼれた。 「それじゃあ、ちょっと危険かもしれないけど、もう少ししたらこの学校を出て他の参加者を探しに行きましょう。離れ離れにならないように、みんな手を繋ぐこと」 静香の言葉に反論する者はおらず、4人の今後の方針が定まった。 4人とも出会って間もないが、仲は良好だった。 「その前に、みんなランドセルを持ってきて。参加者と道具を確認しましょう」 たまこは「はい!」と、女の子は「は~い!」と手を上げ、ネネは照れくささを残したままの様子で各々のランドセルを持ち寄る。 できればこの中にドラちゃんのひみつ道具があればいいんだけど……と静香は考えていた。 § これは、殺し合いだ。 殺らなければ、殺られる。 殺せ。 殺せ。 殺せ。 殺せ。 殺せ。殺せ。殺せ。殺せ。殺せ。殺せ。 殺せ。殺せ。殺せ。殺せ。殺せ。殺せ。殺せ。殺せ。殺せ。殺せ。殺せ。殺せ。 殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ § 少し時間が経った後の教室。 少女達の和やかな雰囲気で満たされていたそこは、殺し合いの場に発展した。 床、壁、天井に付着する、血、血、血。 その中に倒れているのは、源静香、穂波たまえ、桜田ネネ。 先ほどまで笑い合い、手を取り合っていた少女達は、皆命を落としていた。 しかも、ただ殺されたのではない。互いに互いの命を奪い合ったのだ。 その死に顔は、少女の可愛らしいそれではない、目の前のモノに対して憎悪と殺意を向けた醜く歪んだ顔のままだった。 源静香も穂波たまえも、率先して人を殺そうとするなど考えられない心優しい性格である。桜田ネネも問題行動が時々見られるとはいえ、根は優しいし、そもそも幼稚園児だ。人を殺せるほど身体が発達していない。 どうしてこんなことになったのだろう、と将来この凄惨な現場を見る者は思うのかもしれない。 その元凶となる者が、ガラガラガラと教室の扉を開け、机のバリケードの下から這い出てきた。 それは、あの幼い女の子だった。 「しずかも、たまえも、ネネも死んじゃった。あーあ」 先ほどの惨劇を経験したにも関わらず、まるでちょっとしたお菓子を落とした程度の軽く惜しむ声を呟きながら、廊下を歩く。 その頬には、あの三人の誰かからつけられた軽い切り傷があった。 女の子は軽く周囲を見回してから、あることにようやく気づく。 「ここ、『ざいだん』じゃない?」 女の子の呟いた『ざいだん』とは、発音そのままに財団である。 その財団とは、SCP財団。科学では解明できない異常なモノを確保・収容・保護する団体。 そして女の子は、そのSCP財団に保護されていたSCP-053の番号がつけられた収容対象である。彼女を詳細に記録するページでつけられた名は『幼女』であった。 ”幼女”の持つ特異性とは、すなわち殺人衝動の誘発。彼女と接触しただけで、どんなに心優しい人物でも激しい被害妄想を引き起こし、やがて近くの人物を殺した後に”幼女”本人を殺そうとするという、この殺し合いにおいてはもはや爆弾とも言えるものだった。 しかし”幼女”を殺そうとしても、殺意を向けた者は心臓麻痺で死亡するために最後に残るのは”幼女”だけになる。たとえ傷つけられても驚異的な回復力を持っており、どんな傷もたちまち癒えていく。 静香、たまえ、ネネは、この”幼女”の特異性によって殺し合い、そして命を落としたのだった。 しかし、そんな惨劇を”幼女”は気にも留めていなかった。なぜなら、”幼女”にとってこれが普通だったから。彼女に近づいた大きな人は、みんな凶暴になって殺し合い、やがて彼女にまで殺意を向けるのだから。 「わぁ……!」 小学校の門から出て、”幼女”は感嘆の声を上げる。財団で保護されていた時とは違う、見たことのない、刺激的な景色。それは彼女の好奇心を刺激するには十分だった。 「ともだち……ここならともだち、できるかな?」 海馬乃亜に集められ、自分より年上とはいえ大人とはいえない年の者達がたくさんいた光景を思い出す。 一緒に遊んでくれる、ともだち。それは”幼女”が最も欲しているものだった。 財団では玩具もあったし、本もあったし、ゲームもあった。食べ物も常に財団の人達が運んでくれた。 しかし財団の人達は常に大きな『ぼうごすーつ』という鎧を着て、すぐに”幼女”から離れてしまう。財団から与えられたもので遊ぼうにも、”幼女”は一人で遊ぶしかない。 少しでも長く”幼女”と一緒にいた人達は、先ほどの三人のように皆狂い、そして死んでいく。 ”幼女”はいつも一人ぼっちだ。 ”幼女”からして友達といえる者は、自分と一緒にいても狂わず死なない、大きなトカゲさんくらいだった。 「新しいともだち、探しに行こうっと」 そう言って、”幼女”は殺し合いの場に解き放たれる。 これから多くの死を振り撒く可能性も知らずに。 「……リアルおままごと、やりたかったなあ」 『幼女』は空を見上げながら、ネネから教えられた遊びを知ることができないことを惜しんでいた。 ――ともだちひゃくにんできるかな。 【源静香@ドラえもん】 死亡 【穂波たまえ@ちびまる子ちゃん】 死亡 【桜田ネネ@クレヨンしんちゃん】 死亡 【SCP-053“幼女”@SCP-Foundation】 [状態]:頬に切り傷(回復中) [装備]:なし [道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3 [思考・状況]基本方針:ともだちをつくる 1:ともだちになってくれそうなひとにあいにいく 2:リアルおままごと、やりたかったなあ…… [備考] 小学校の教室には、源静香、穂波たまえ、桜田ネネの遺体およびランドセル、凶器に使われた不明支給品に加え、数多くの血痕が残されています。 源静香、穂波たまえ、桜田ネネのうち、一人だけ死因は心臓麻痺です。誰が心臓麻痺で死亡したかは後続の書き手にお任せします。 【補足】 クリエイティブ・コモンズ 表示-継承 3.0に従い、 SCP FoundationにおいてDr Gears氏が創作されたSCP-053を二次使用させて頂きました。
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元スレURL ルビィ「一ヵ月おねいちゃぁのアイス盗み食い生活すルビィ!」 概要 悲壮な決意 タグ ^黒澤ルビィ ^短編 ^安価 ^コメディ 名前 コメント