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【種別】 職業/生き方 【初出】 SS2巻 【解説】 元はどこかの偉い武将が山賊を金銭で雇った所に端を発する、闇に紛れて生きる者たち。 現代では衰退しており、末裔の一部は再興を目指している。 再興のアプローチは派閥ごとに異なるようだが、中には学園都市に潜り込んでいる者たちもいる。 末裔である服部半蔵はその本質を、 「雑草に学べ、害虫を参考にしろ、そして脇役を敬え。 雑草はどこにでもある。害虫はなくならない。そして脇役は風景に溶け込む。 それら全てを兼ね備え、凝縮すること」 と語っている。 それゆえ、台頭を目指す郭と陰に潜もうとする半蔵は分かり合えなかった。 そもそも郭の主張する『高潔なる家系』である服部家も、 出発点が山賊などの『どこにでもいる者』たちなので、前提が間違っていると指摘されている。 戦闘術としての忍術は、 ちょっとした工夫で戦闘のリズムを傾け、その隙に死角から攻撃を加えることが極意であるとされる。 そのため半蔵は目立たない武器として『打ち根』を使用する。 また、くノ一たる郭は御多分に漏れず『色』を利用する術を習得・使用する。 「古来より忍はその時代の最先端の装備を使用していた」とのことで銃などの使用に抵抗がない郭と対照的に、 半蔵は忍術の戦闘哲学を重んじ、目立つ武器全般を酷評している。 【作中で登場した忍者】 服部服部半蔵(はっとりはんぞう) 伊賀郭(くるわ) 甲賀浅井 近江手裏(おうみしゅり) 坂田 杉谷(すぎたに) 野洲 釣鐘茶寮(つりがねさりょう) 風魔北条彩鈴(ほうじょうあれい)
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【曲名】 ジャン・ナイト・じゃん 【アーティスト】 三波春夫 【歌詞】 http //www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=6368 【作詞】 三波春夫 【作曲】 CHOKKAKU 【編曲】 CHOKKAKU 【作品】 スーパーヅガン 【メディア】 TVアニメ 【テーマ】 ED主題歌 【初出】 1992年 【備考】
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ルール 複数のチームに分かれてリレーを行う 今回は室内で行ったために、走るのではなくはいはいで移動するルールにした 走者は折り返し地点に立つ人とじゃんけんをし、勝ったら次の人にタッチして走者交代 負けたらもう一回走者をやる 純粋に運のみの戦いである
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「……案外静かだな、僕の周辺が際立ってるのかもしれないけれど」 森の草木に身を潜めたまま、文字通り植物の如く身動きを取らずに待機していたサボテンダー。 あれから四時間以上は経過しただろうか。 現在までの間、彼は誰とも接触していなかった。 遠くからうっすらと爆発音がしたり、どこからか悲鳴が聞こえたりしたものの、姿は目に入らない。 それはそれで、彼にとっては好都合である。 自分が無駄なリスクを侵すことなく、参加者が減っている証拠なのだから。 特に退屈さを苦としない彼は、そのまま他の参加者が通るのを待ち続ける……。 ……ふと、彼の視界に妙なものが写っているのに気が付いた。 水平線の彼方に見える一つの影を、サボテンダーの空虚な目が捉える。 うみねこか何かか? いや、うみねこにしては少々にデカイような……。 そのうちにそのシルエットは見る見る大きくなり、想像以上に巨大な物体なのだと気づいた。 (あれは一体なんだ? 空を飛ぶ鯨か何かか……?) 楕円を横にした形状の巨大な浮遊物。 これまでずっと砂漠で過ごしてきた彼は、あのような物をこれまで見たことが無かった。 故に、あれが何なのかわからない。ひとまず彼は様子を見続けることにした。 ◆ それは一台の飛行船である。 モンスター同士の熾烈な争いをモニター越しではなく直接で見たい……。 そんな考えを抱く者たちは少なからず存在する。 この飛行船は、そういった貪欲な富豪の方々に向けて作られたツアーバスのようなものである。 飛行船の中で、人々は酒を飲み交わしながら言葉を交わす。 同じ賭け事を愉しむ者同士であるがゆえに、会話にはそれなりに華が咲く。 その楽しみ方も人それぞれである。 「ワシが注目しているピクシーはまだ生きているかね?」 「まだ生きてるみたいですよ」 「おっ、そうか。ピクシーには10万ゴールドも注ぎ込んだんだからなぁ。是非とも勝ち上がって欲しいもんだ。はははは……」 この老齢の富豪の楽しみ方は、金持ちの間では割と一般的なやり方であると言えよう。 自分が気に入ったモンスターに大金を賭けることで、その応援にも熱が込もる。 やはり何事も、自分の好みを選んだ方が楽しい。ギスギスするような『勝負の勝ち負け』よりも重視したいところ。 勝ち負けよりも『娯楽への投資』が優先される。大金はあくまで娯楽へのスパイス……そういう思考である。 モニターを指差しているのは、母親と共に搭乗してきた少年。 「ねぇママ、ルカリオなんで芋虫運んでるの?」 「さぁどうかしらね。きっと仲良しなんじゃないかしら」 「えー、嫌だよ。そんな弱そうな虫なんて殺しちゃえばいいのに。 つまんないなぁ。波動弾使ってよー。ルカリオー」 この少年の場合は賭博目的ではなく、モンスターの勇姿を見るために来ている。 つまり純粋に観戦だけを目当てにしている者。この催しは賭博をしない者にもエンターテインメントとなり得るのだ。 「俺は……ッ! 大穴であるピカチュウに賭けた……! 見ろ……あの回避率、あれじゃあ埒が明かねぇ…… だが、これでいい……! ああやってかわし続けている限り、敗北することなど無いからだ……ッ! コイツは勝てるさ……、俺はコイツの勝利を信じている……俺の直感を信じるんだ……!」 飛行船に乗り込めるだけの富豪でありつつも、このように勝つことに拘る者。 ハイリスクなギャンブルを行い、あわよくば莫大な金を手にする……その流れに酔いしれるのも楽しみ方の一つ。 また、この催しのシステムを利用することで金を稼ごうとする者もいる。 「やぁやぁ、あなたはどこに賭けましたかな?」 「私はすえきすえぞーに賭けてたんだがなぁ……開始早々殺られてしまってね。 まぁ、せっかく飛行船に乗れることだし、あとはのんびり酒でも飲みながら観戦していようかと」 「それは残念ですな……。しかし、実は今ここにワームモンのかけふだが大量にあるんですよね。 どうですか? これも何かの縁、良ければ貴方だけにお売り致しましょう。 きっと応援するモンスターが生きていたほうが、酒も美味しく感じられることでしょう」 「ふむ、そうだなぁ……。それじゃあ、100枚ほど買おうかなぁ」 「15万ゴールドでいかがですか?」 「そりゃキミ、ちょっと高すぎないかね?」 「何を言いますか。ワームモンは今、相当注目されています。当初予測されていたよりも強かったんですからねぇ。 きっともう少し時間が経てば、もっと高額でも買おうと思う人はたくさん出てくるんじゃないでしょうか。 優勝すれば一気に元が取れるでしょうし、不満になったならばまた誰かに売ればいいのです。 何よりも、もうしばらくは熱を込めて観戦を楽しむことが出来ますよ。あなたにとって悪い話ではないはずです」 「ムム……そうだな。では頂こうか」 このように、あらかじめかけふだを大量に購入し、それを誰かに売ることによって儲けを出す者。 モンスター格闘場では基本的に、試合が始まる前にのみかけふだを購入する事が出来る。 それはこの闘技場においても同じである。しかし、この催しの場合は普段の通常のものと比べて試合時間が長い。 ゆえに、かけふだを売買する猶予が存在するわけである。 多少値段を高くしても需要は存在する……これによって元手を超える額を稼ぐことが出来るわけなのである。 無論、ここまで破格の値段による商談が成立するのは、富裕層が集まる飛行船内だからこそであろう。 この男のように、利益よりも効用を求める者には、かけふだが再購入出来るのはなかなかに魅力的な話なのだ。 乗客が会話を楽しむ中、乗務員室から一人の女性ガイドが現れ、マイクのスイッチを入れた。 小さくハウリング音が鳴り、ひと呼吸置いてから解説が入る。 「この飛行船は高度約100mの高さで会場の周囲をぐるりと周回致します。 その際に平地や荒野、山脈や宙を舞うモンスターたちを様子を観戦する事が出来ます。 皆様に双眼鏡を御支給致しますので、どうぞご自由にモンスターたちの戦いをお楽しみください。 また、森林や物陰などにいるモンスターの様子につきましては、モニターの方で状況をご確認頂けます」 モニター……飛行船内部には数十という個数のモニターがズラリと並べられている。 そこに映るのは森林や山道、平原、湖や川底、廃村の内部など、様々な場所に設置された隠しカメラの映像。 映像の中にはモンスターの姿を追っているものもあるため、基本的にはだいたいの様子を伺うことが出来るのだ。 「ちょっ待てよ! 直接見れると思ってきたのに、双眼鏡かよ! もっと間近まで近寄ること出来ないのか?」 「申し訳ありませんが、これ以上の接近をしてしまうと、モンスターたちに過度の刺激を与えてしまう恐れがあります。 そのため、島の上空も避け、海岸線に沿って海上を周回する予定となっております。 本飛行船はモンスターによる攻撃を反射する仕様が施されているものの、不慮の自体が起きないとも限りません。 お客様方の安全を確保するためにも、ご理解頂けるようお願いいたします」 「ちっ……」 深々と頭を下げるガイド、乗客はしぶしぶと引き下がる。 確かに、迂闊に近寄ってうっかり飛行船を破壊されでもしたら溜まったものではない。 しかし、わざわざ高額な金を支払って乗ったわけであり、これには不満を抱かざるを得ない。 双眼鏡が全員に行き渡り、乗客たちは皆レンズを覗き込む。 「おう、なんか見えるか?」 「そうだな、ヤシの木が見えるぞ!」 「あのさぁ……」 富豪たちの間で他愛の無い会話が盛り上がる。 現在の飛行船は島の最南の辺り、近くには森林ばかりが目立つため、モンスターの姿は視認出来ない。 そこから時計回りに一周ぐるりと回る予定になっている。 荒野や平原などであれば、何かしらのモンスターの姿が確認出来ると思うが……。 「……ですが、乗客の皆様のためにサービスしませんとね……」 ガイドの女は小さく呟く。 彼女はこの催しの主催者、モリーからとある指令を受けていた。 『殺し合いに消極的なモンスターに忠告を送り、戦いを加速化させろ』と。 モンスターの中にも戦闘を好まない物や、死の恐怖に怯えて逃げ隠れを行う物がいる。 彼らの思考は理解出来る。しかし、だからと言って彼らに時間を無為に過ごされてはこちらとしては不都合だ。 戦いを長引かせて、観客を退屈させてはいけない。 我々が半ば強制的にでも、戦いに消極的なモンスターを舞台に引っ張り上げる必要があるのだ。 忠告するタイミングは自分の判断に委ねられている。 そこで、この飛行船が通りがかるタイミングにて行うことに決めた。 運がよければそのまま飛び出し、乗客たちに肉眼で姿を披露してもらえる可能性があるからだ。 さて、この付近に一体、開始早々から身を隠し続けているモンスターがいる。 まずこの子から、軽く呼びかけを行ってみようではないか……。 ◆ サボテンダーはついに木の上によじ登って、生い茂る葉っぱの隙間から様子を伺い始めた。 宙に浮かぶ巨体はゆるやかな速度で接近し、島に上陸する直前で方向を転換させた。 結局、アレは一体なんなんだろうか。魔物ではなく、人間の作り出した機械というものだろうか。 機械だったらもっとゴツゴツとしている気がするのだが……。考えても判断は下せないな。 ただ、彼の中では既に『自分からアレにちょっかいを出すべきではない』ということは決まっていた。 何かしら危険な物かもしれない。だが、あれだけ目立っているんだ、きっと誰かが沈めてくれるだろう。 自分はここで留まって、元々の目的を遂行するのが最も生き残れる安全策なのだから。 ―――ザザッ…… 小さなノイズの音。 すぐ近くから聞こえた。 あまりにも不自然な物音に思わずビクッと体が飛び跳ねる。 状況がよく把握出来ない状態で、ノイズ音に続いて人間の声が聞こえてきた。 『忠告する。Dー6に潜伏中のサボテンダー、積極的な戦闘を行いなさい。 このまま無為に潜伏し続けた場合は、強制的な脱落も視野に入れる』 「は……!?」 まさか、主催者!? 僕が、無為な潜伏……!? 何故僕は忠告を受けているんだ。 僕の戦法は否定されるものだったのか。 『なお、あなたの東側に他のモンスターが三体存在する。参考にして頂きたい。以上』 ブツリッ、と音声が切れた。 改めて蘇ってきた死に対する恐怖に苛まれながらも、サボテンダーは木から降りて音の出ていた箇所を探る。 そして気付いた。樹木の隙間から、人間の作った機械が"瞳"を覗かせている事に。 それがカメラ、スピーカーという名前だとは知らずとも、それが自分たちの姿を監視し、自分たちに呼びかけを行う物であると予測が付いた。 「クソッ……」 思わず悪態を漏らす。 主催者がお気に召すような『積極的な戦闘』をしなければ僕は殺処分されるのか? なんだよそれ? それは流石に、あんまりじゃないのか? ふつふつとこみ上げる苛立ちが、恐怖と入り混じり、彼の心を沸騰させる。 理不尽だ、あまりにも理不尽。 それでも逆らえない。その場で殺されるとわかってて反抗するのか、それとも殺されるリスクを覚悟の上おとなしく従うのか。 「……やるしかない……」 選択の余地など、自分には残されていない。サボテンダーは忠告通り、東の方へと走り出す。 方角に関しては太陽の位置で大まかには掴むことが出来た。 ただ、三体の敵がどんな相手なのか……直接戦闘したところで勝目があるのか……? ……いや、直接戦闘の必要までは無い、闇討ちでも問題ないはずだ。 こちらがいち早く敵を察知し、遠距離から攻撃を仕掛けて仕留める。 そして一体でも仕留めたと見たらすぐさま逃走をする。 殺しを行っている分、『積極的な戦闘』として見てもらえなくもないだろう……。 サボテンダーは戦略を練りつつ、足を進めた。 この先に何が待ち受けるのか、彼はまだ知る由もない。 【G-4/森/一日目/夕方】 【サボテンダー@ファイナルファンタジー】 [状態]:健康、この状況への恐怖(生き残れそうな自信で少しだけ抑え込めている) [装備]:なし [所持]:ふくろ(不明支給品1) [思考・状況] 基本:逃げ隠れしつつ、生き残る。死にたくはない。 1:東にいるであろうモンスターを襲撃する 2:可能な限り直接対決は避ける。他のモンスター同士で潰し合ってほしい。 3:その中で弱そうな奴、傷を負ってる奴は仕留める。 4:危ない橋は極力渡りたくない。基本は逃げ腰。 5:あいつ(主催)には絶対に逆らえない…… 【備考】 オス。割と狡賢いが根は臆病。 ※夕方の時間帯において、観戦用の飛行船が島の周囲を飛びます。 戦いに消極的だと判断される参加者に対して、その近くを飛ぶ際に忠告を行います。 No.56 色鮮やかな結末若しくはマンイーターちゃんのパーフェクト誘惑教室 時系列順 No.47 えー?何?聞こえない? No.43 絡繰考察 投下順 No.45 そんなことよりきのみが食べたい No.03 チキン・ラン サボテンダー No.53 ようやく戦ったね(ニッコリ
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きっとすてたもんじゃないさ【登録タグ き ひらの 初音ミク 友場洋 曲】 作詞:友場洋 作曲:ひらの 編曲:ひらの 唄:初音ミク 曲紹介 前向きな気持ちになれる軽快なテクノポップ 「泣きたい時は泣いた方が笑顔も大きく開くんです」と凹んだことを前向きに捉え様と 綴った歌詞を軽快なリズムで歌った歌。 軽快なリズムを聴いているうちに今の状況を「捨てたもんじゃないさ」と思わせてくれる。 友場洋が作成した詩に後からひらのが曲をつけることで完成した歌。 歌詞 (piaproより転載) すべてがうまく進んでいくなんて つまらないとか歌にはあるけれど すべてが上手く行く人なんて 存在するはずがないのなら なるべく上手く行きたいと願うは必定です 逃げてばかりの引きこもりだなんて 情けないとか歌にはあるけれど ぶつかるだけが壁を越えてく 唯一の方法(すべ)なんかじゃないから たまにはそんな裏技もあるから必見です イヤなことばかりが 記憶には残るけど 忘れたり気付かないだけだよ 捨てたもんじゃないさ 上りのあとは下るように 下りのあとには上るんです 泣きたい時は泣いた方が 笑顔も大きく開くんです ねぇ、きっとそういうもんでしょ!? 暮れては明けるリズムに乗るなんて くだらないとか歌にはあるけれど 驚きばかりつかんでいたら 疲れるだけで休めないから 暮れては明けるリズムも実際は必要です イヤなことばかりを 考えてしまうけど そんなにも恐れないで良いよ 思うほどじゃないさ 出会いが別れを呼ぶように 別れは出会いを寄せるんです 愚痴はあるうちに吐き出して 素敵な言葉で埋めるんです ねぇ、きっとそういうもんでしょ!? 上りのあとは下るように 下りのあとには上るんです 泣きたい時は泣いた方が 笑顔も大きく開くんです ねぇ、きっとそういうもんでしょ!? コメント 歌詞がいいね。励まされる。 -- 名無しさん (2010-03-26 00 58 57) 歌詞が前向きで、前向きになれる! -- みみ (2011-04-21 13 02 06) 名前 コメント
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前ページ次ページSSまとめ 10-313 10-313 名前:前スレ748[] 投稿日:2005/09/12(月) 19 31 28 ID NBBHzLrp0 楓の告白 ラブストーリではありません 1/2 それはとても暑い夏の日のことでござった 拙者が夏休みにお里に帰ったときのことでござる 拙者のお里では、お里に帰ったら普段の修行の成果を見せなければいけないのでござる まぁ、お披露目会、というよりお祭りみたいであるからそんなに堅苦しいものではないのでござるが・・・ 皆、一通り披露が終わり食事をしながらまったりとしていた時のこと 里一番の長老が、久しぶりに自分の技を披露すると言い出したのでござる この長老、若いときの腕は超一流だったのでござるが、今ではすこし痴呆気味なのでござる まぁ、それでも皆なかなかに盛り上がり、その技を見ることになったのである 拙者は一番前に陣取り、ワクワクしながら待っていたのでござる 最もそれがあんな悲劇になるとは思っていなかったでござるが・・・ 10-314 名前:前スレ748[] 投稿日:2005/09/12(月) 19 37 08 ID NBBHzLrp0 2/2 皆の前で印を組む長老 なにやら気合を入れ大声で叫ぶと、大きな爆発が起こり煙がもくもくと上がったでござる すると大蛙が現れ、その背中に長老が乗っていたのでござる 皆からいっせいに歓声があがり、拍手が巻き起こったでござるよ しかし長老同様、この大蛙もすこし痴呆気味になっていることに誰も気がついていなかったのでござる いきなり大蛙は口を開くと、その長い舌で拙者を巻き取ったのである あまりのことに皆呆然としていると、大蛙にそのまま拙者は食べられてしまったのでござる 生臭い息、ぬめぬめした口の中、粘りつく舌、今思い出しても気絶しそうでござる しばらく大蛙にハムハムされた後、拙者はなんとか他のみんなに救助されたのでござる あれ以来でござるよ、拙者は蛙が大の苦手になったのでござる あんなおもい、もう嫌でござる・・・ そう言って楓は一粒の涙を流したのであった 完 10-325 10-325 名前:以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します[] 投稿日:2005/09/12(月) 21 44 02 ID up5ou+4QO ある日の放課後 木乃香と刹那は街にいた、夕飯の買い出しと護衛いつもの二人である 「せっちゃんこの大根安いなあ」 「私はこちらの方がいいかと」 楽しげな二人の買い物は幼なじみの感じが見える、刹那が京都弁を使えば完璧だ そんなうちに買い物も終わり帰路に着く二人、ふと木乃香が足を止める 刹那が木乃香の目線を追うと、ある中華料理店の店主を見ていた フライパン (´・ω・) #x002f; つ┫ニニフ しωJ と見せかけて剣 (´・ω・) 人 #x002f; つ┫ニニブ(∵) しωJ 「ぷっ…( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \」「わあ、このちゃん!」 いきなり笑い出した木乃香に刹那が思わず京都弁になる 「ほなかて玉葱相手に一人で…あかんツボや、ツッコミ入れてええ?アハハ」 「(´・ω・`)…」 店主が見ている、それどころか余りの笑いにみんなの注目の的だ 「失礼します!このちゃんいくで」 刹那は木乃香の手を掴んで慌てて逃げ出す、寮までノンストップだった 夜、刹那は心配になり木乃香の部屋を覗く までもなかった、夕方の話しで一人笑う木乃香と呆れるルームメイト (このちゃん…( A`)) うなだれる刹那だった 10-327 10-327 名前:前スレ748[] 投稿日:2005/09/12(月) 22 18 49 ID NBBHzLrp0 保守がわりに投下、新田ものです。変態モノばかりではあんまりなので真面目に作ってみました 設定は勝手につけてあり、かなり無理があります。もう妄想です、でもこうでもしないと新田カワイソス 1/4 麻帆良学園、私はここで教師をしている 最近は教室で教えるより、教室の外での生徒達の指導を中心としている 鬼の新田と呼ばれ、生徒達からは嫌われ、避けられることもある しかしそれでいいのだ、私がいることで規律が守られるなら、私は十分にその職務を果たしている 几帳面、融通が利かない、すぐに怒鳴る、同僚や後輩の教師達からもそう言われることがある そんな私の性格、勤務態度は父から受け継いだものだろう 父も麻帆良学園の教師だった 私以上に、かなり厳しく生徒を指導していたらしい そんな父の生徒の中には、今では政治家や医者、いろいろな世界で活躍している者が多くいる 中でも父同様、教師になったものが数多くいる 私はこれが一番嬉しい、父のようにありたいと思う 父は私の誇りである 父が生前に語ってくれたことがある 私は、多くの生徒を指導しその人生をよい方向に導いてきたと思う しかし、ただひとつだけ心残りなことがある ある一人の生徒を救えなかったこと 彼女を救えなかったことを今でも後悔している 10-328 名前:前スレ748[] 投稿日:2005/09/12(月) 22 19 25 ID NBBHzLrp0 2/4 それはおよそ60年前、第二次世界大戦の終わり頃のことであった 日本本土にも空襲が来るようになり、空襲の恐怖が日本国民を襲った 麻帆良学園もその例外ではなく、教師、生徒たちも皆、その恐怖におびえていた その日、学園に空襲警報が鳴り響いた 教師は生徒達を急いで防空壕に避難させる 防空壕の扉が閉じらる、皆、体を小さくして爆撃から身を守ろうとする そして教師達は全員が防空壕にいるかを確認している 防空壕には全員いるはずだった だが一人いない者がいた 3−1の生徒、相坂さよである 数日前、脚に怪我を負った彼女はうまく移動することができなかった 本来なら周りにいるものが助けたのであろうが、空襲が始まったとき、不幸にも周りに誰もいなかったのである 防空壕の扉の隙間から外が見える さよがいた こちらに向かって脚を引きずりながら歩いてきている 校舎からここまでおよそ30m、彼女は精一杯こちらに向かっていた 10-329 名前:前スレ748[] 投稿日:2005/09/12(月) 22 20 23 ID NBBHzLrp0 3/4 近くで大きな爆発音がした いよいよ空襲が始まったのである 外は爆風で舞い上がった土煙で何も見えない 父は彼女の名を叫び、防空壕から出ようとした だが、他の教師達がそれを止めた 今出て行けば父の命も危ない、それだけではなく防空壕にいる者たちの命を危険にさらすことになりかねない 父もそれをわかっていた、どうすることもできないことを 防空壕の中、扉の前で父は彼女の名を叫んだ。空襲が終わるまで叫びつづけた やがて爆音は遠くに聞こえるようになる その音が止み、父は防空壕の外に出る 無残な光景だった 木々は爆風でへし折れ、煙をあげている 校舎は半分近くが破壊され、グラウンドには机や椅子の破片が飛び散っていた あたりには焼け焦げた匂いが立ち込め、黒い煙が視界をさえぎる 父が最後にさよを見たあたり、そこに彼女は倒れていた 10-330 名前:前スレ748[] 投稿日:2005/09/12(月) 22 28 08 ID NBBHzLrp0 4/4 まるで生きているようだった どこにも傷ひとつついていない ただ倒れている、そう思えた しかし彼女はその人生を終えていた 父は動かなくなった彼女を抱きしめ、肩を震わせて泣いた 彼女が倒れていた場所 今、そこには噴水がある 父は毎月、彼女の命日にあたる日になるとそこに花を供えていた 父が亡くなった今は私が引き継ぎ、少女の冥福を祈っている また3−A騒がしい、今度は何をしているのだろうか? いつもながら懲りない連中だと思う 彼女が亡くなったときと同じ年頃の生徒たち 今、彼女がもしあのクラスにいたらどんな風な生徒なのだろうか? 彼女達と一緒に騒いで私にしかられているのだろうか そんなことを思いながら、私は3−Aに向かう いつものように扉を開け、彼女達を叱り付けた 「コラ!お前達!また何を騒いでいる!」 完 10-341 10-341 名前:以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します[] 投稿日:2005/09/13(火) 00 30 34 ID xddwWtvA0 千雨「はぁー腹減ったな。ザジ?」 ザジ「何?」 千雨「何食う?」 ザジ「・・・そうめん」 千雨「微妙なとこだな。まぁ手軽と言えば手軽か」 ザジ「手伝う?」 千雨「いや、いいよ茹でるだけだし」 ザジ「分った」 〜〜数分後〜〜 千雨「よしできた、食うか」 ザジ「この麺つゆ・・・」 千雨「あぁ、ストレートだから水はうすめなくていいはずだよ」 ザジ「酢は?」 千雨「ああちょっとまってろ・・・・あー悪いきれてるわ」 ザジ「じゃぁいいよ」 千雨「今度買っとくよ」 ザジ「覚えてたらでいいよ」 〜〜黙々と食べ進める〜〜 千雨「ふぅ結構美味かったな」 ザジ「片付ける」 千雨「ん、そうか。悪いな」 10-361 10-361 名前:前スレ748[] 投稿日:2005/09/13(火) 15 56 23 ID HrwdXALk0 1/3 ?? 「ほほう・・」 麻帆良祭初日、図書館島にて行われたゲリライベント「麻帆良祭(秘)コスプレコンテスト」 そのイベントを見つけたのは偶然だった 彼女は舞台に立つ優勝者の少女を見つめる ?? 「千雨ちゃんがねぇ・・」 麻帆良祭二日目 美砂 「千雨ちゃん♪ちょっといい?」 普段会話もしないような少女、柿崎美砂が話し掛けてきた 千雨 「何?私は忙しいんだけど・・」 美砂 「そんな冷たいこと言わないでよ、千雨ちゃん。ううん、ちうちゃん♪」 千雨 「!!!」 一瞬で千雨の顔色が変わる 千雨 「て、てめえ、なんでそのことを!!誰に聞いた!!」 慌てて美砂に詰め寄る 美砂 「あら、昨日のイベント出てたじゃない。かわいかったわよ〜♪」 千雨 「み、見てたのか!」 にっこり笑って美砂が頷く 美砂 「もちろん!まさか千雨ちゃんがあのちうだったなんて・・くすっ」 千雨を横目で見て、美砂は意味のある笑いをこぼす 千雨 「ぐっ!で、私に何の用だ!まさかてめぇ・・」 美砂 「あのねぇ、ちょっと手伝って欲しいことがあるんだけど・・」 10-362 名前:前スレ748[] 投稿日:2005/09/13(火) 15 57 47 ID HrwdXALk0 2/3 千雨 「コスプレをプロデュースして欲しいだと!?」 美砂 「そうなの、ホラーハウス最終日に向けて何かインパクトのあるキャラが欲しかったの、どう?」 千雨は少し考える 千雨 「わ、私がコスプレして出る、ということなのか?」 美砂 「それでもいいんだけど・・今回はネギ君♪」 あごに手を当てて千雨は考え込む ネギにコスプレさせるのか・・なんで私がそんなことを・・いや、ここで普段の恨みを・・ しばしの沈黙、やがて千雨は口を開く 千雨 「わかった、私の言うとおりにやってくれるなら引き受けてもいい」 美砂は笑顔で千雨の手を取り嬉しそうに言う 美砂 「ホントに、よかった〜!もちろん千雨ちゃんの言うとうりにするよ!」 千雨は少しばかり血が騒いだ 千雨 「で、何か条件みたいなものはあるのか?」 美砂 「ネギ君のかわいらしさをどどーんとアピールできるやつで、あ、ミニスカ風狐娘はもうやっちゃったからね!」 千雨 「ふむ・・」 美砂 「できれば万人受けするやつがいいと思う、でも、お客さんは比較的女の人が多いからそれにあわせてもいいかも・・」 万人受けならキャラ物はあんまりよくない、着ぐるみとかならそれもアリだろうが・・ やはりここはアレで行くか・・ 千雨の目が怪しく光る 千雨 「わかった、一時間ほど待ってろ。衣装を用意してやるから」 美砂 「うん、期待してるよ!」 10-363 名前:前スレ748[] 投稿日:2005/09/13(火) 15 58 21 ID HrwdXALk0 3/3 一時間後 美砂 「・・・マジですか・・」 千雨 「マジだ、ふふ、前はこれで隠れているし、後ろからは尻尾でそう簡単には見えない」 美砂の眼は点になっている 千雨 「あのくらいの年なら見た感じ、男か女かはわかりづらい、それにこの目隠しがあればさらに見分けにくい」 まだ美砂は手に取った衣装を見ながら悩んでいる 千雨 「どうだ、私の言うことは聞くんだろう・・」 美砂 「ほとんど賭けね・・・わかったわ!これでいきましょう!」 麻帆良祭三日目、ホラーハウスは大盛況であった ホラーハウス前は黒山の人だかりが集まっている、そのほとんどは女性客だ お立ち台の上に哀れないけにえが立っていた、千雨のコスプレをさせられたネギである となりの立て札にはこうかかれていた 妖怪 ネコ耳裸エプロンさん、しっぽと目隠しもあるよ そばの廊下にはいいんちょが鼻血を出して倒れている。誰も助けない、放置プレイというやつであろうか やがてこの騒ぎは新田の耳に入ることとなり、ホラーハウスは営業停止処分を受けた 美砂 「うーん、やっぱり間違ったかな・・」 千雨 「何を言っている、お客は集まったし、キャラにはインパクトがあった、完璧なプロデュースじゃないか!」 千雨はニヤニヤ笑っている、ネギへの仕打ちがうまくいき満足なのだろう 美砂は千雨に頼んだことを少しばかり後悔した 完 10-371 10-371 名前:以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します[] 投稿日:2005/09/13(火) 18 03 31 ID FW8Alkg20 日替わりキャラ×千雨、今回は13番木乃香。設定が設定だから違和感は無視してくれ。 木乃香「うーん、どないしたかな……」 千雨 「……ん?誰だ?」 木乃香「あ、ちうちゃん!」 千雨 「ちうは止めろ!って……何だお前か。変な格好してるから誰かと思ったぞ」 木乃香「白無垢ってゆーて結婚衣装なんよ」 千雨 「……結婚?」 木乃香「あ、心配しとるん?」 千雨 「そ、そんなんじゃねぇ!」 木乃香「心配せんでもウチはそんな気ないえ。おじいちゃんが見合い趣味で無理矢理な」 千雨 「そ、そうか」 木乃香「……そや、ちうちゃんも着てみーへん?」 千雨 「は?それをか?」 木乃香「もちろん。ウチは紋付き着るから」 千雨 「何でだよ。……うわよせ、脱がすな!分かった着る、着るから!」 木乃香「わー、似合っとる♪」 千雨 「何でこんな……」 木乃香「よーし、ほな行こっか」 千雨 「何処にだよ。つーかこの服装で?」 木乃香「その服装やないとダメなんよ」 千雨 「結婚衣装じゃないと?……っておいまさか」 木乃香「大丈夫やよ、おじいちゃんだって祝福してくれるえ」 千雨 「おい引っ張るな!やめろ、まだ心の準備がー!」 10-398 10-398 名前:前スレ748[] 投稿日:2005/09/14(水) 01 56 49 ID kxWBCbEF0 それは不思議な光景だった 早朝、麻帆良学園の一角にある公園 その広場に一人の少女がいた 広場には柔らかな光が降り注ぎ、あたりは清清しい空気に包まれている 朝露でぬれた芝生がきらきらと朝日で輝いていた 少女がゆっくりと天に向かって手を伸ばす すると、どこからだろうか小鳥達が飛んできて少女の手にとまった 少女はそのまま顔の高さまで手を下ろし、手にとまった小鳥を見つめる 小鳥が囀りだす、それに答えるように少女がにこやかに微笑む、まるでおはようと言っているようだ 他の小鳥も囀りだした。皆、少女に挨拶している 広場には小鳥の囀りだけが響いていた しばらくすると広場に近づいてくる足音が聞こえてきた 足音の主が広場に入り、先客の少女に声をかける アキラ 「おはようザジさん。みんな、いる?」 ザジは頷いて答える アキラ 「よかった。おはようみんな、今日も元気?」 そう言ってアキラは小鳥達に挨拶する。小鳥達もそれに答え、アキラに近づいてくる 二人のその姿は深い森の中、動物と戯れる妖精のようであった 朝の公園の広場、それは彼女達だけの世界 完 10-405 10-405 名前:以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します[小ネタ] 投稿日:2005/09/14(水) 08 27 13 ID CuTFmO1UO 夏美達の部屋 夏美「はぁ…」 あやか「どうしましたの?」 夏美「二人共スタイルいいよね、胸とか」 あやか「当然ですわ幼少よりミルクは沢山頂いてますもの、ああネギ先生のミ(略…」 夏美(|ω・`)このショタめ…) 夏美「ちづ姉は?」 千鶴「うーん、私もミルクと言うか牛乳かな背は伸びるし胸も、困ったものよね」 夏美(牛乳の無駄遣い…) あやか、ちづ姉ファンスマソ もとねたhttp //www1.gyunyu.com/mb/index.jsp;jsessionid=aU16CLVkhm 10-416 10-416 名前:以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します[保守] 投稿日:2005/09/14(水) 14 37 21 ID CuTFmO1UO このか「せっちゃん」 せつな「このちゃん」 このか大好きやえ」 せつな「うちもー」 ちゅー 刹那「お嬢様、教室で恥ずかしい人形劇は…」 木乃香「ええやんうちとせっちゃんそのままやん(抱きっ)」 刹那「こ、このちゃん!」 みんな「( ゚д゚)ポカーン」 10-419 10-419 名前:以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します[保守] 投稿日:2005/09/14(水) 15 53 08 ID CuTFmO1UO ネギ「こんな時言うのもなんだが」 ザジ「何ですか…、先生」 ネギ「ちうと居る時君は少し喋りすぎだとおもうんだが」 ザジ「Σ( ̄□ ̄)!」 ちう「(`・ω・´)」 ザジ「なんで先生までチェックしてるんだー!(どたばた)」 ちう「うちのサイトのチャットだよ」 10-433 10-433 名前:前スレ748[] 投稿日:2005/09/14(水) 18 08 25 ID kxWBCbEF0 クイーン -修羅の道- 今日も一人、また勇敢な挑戦者が彼女に戦いを挑む 彼女は戦いの支配者、皆からは畏敬の念をこめ、女王(クイーン)と呼ばれている 彼女は負けたことはない、どんな相手にも 彼女もはじめは挑戦者だった いつのころだったかはわからない、気が付けば無敗のチャンピオンになっていた 三対一、いや五対一という不利な戦いもあった しかし彼女はそんな不利をいとも簡単に跳ね返し、勝利を掴む まるで勝利するのがあたりまえのように 勝負を決する時がきた。女王と挑戦者、お互いの手札を見せ合う やがて審判がその勝敗を告げる 和美 「挑戦者3カード!女王(クイーン)ストレートフラッシュ!よって勝者は・・・」 審判の手が女王に向けられる 和美 「勝者!女王(クイーン)椎名桜子!!!」 桜子 「イエーィ!食券ゲット!!今日も楽勝だったね!」 今日も食券は彼女のものとなった、彼女が今までに得た食券の数はゆうに万を超えるといわれている また、今日も挑戦者の屍がまた桜子の前に積み上げられた 桜子は振り返ることなくその屍の道を行く、修羅の道を 完 10-440 10-440 名前:以下、名無しにかわりましてモナーを取り返します[] 投稿日:2005/09/14(水) 18 38 37 ID 0BP6URaA0 今日の日替わりは早乙女ハルナ。うはwww呼称がワカラナスwwww orz ハルナ「ねーちょっと長谷川!頼みがあるんだけど」 千雨「頼み?面倒な事じゃねぇだろうな」 ハルナ「そんな大した事ないんだけど、実は締め切りが」 千雨「断る」 ハルナ「まだ全部言ってないじゃない!」 千雨「どうせまたアシやれって言うんだろ。やってられっか」 ハルナ「違うって、今回はモデルを頼みたいの」 千雨「モデル?」 ハルナ「そう、キャラと同じポーズ取って欲しいの」 千雨「……まぁそれくらいなら」 千雨「ちょっと待てー!」 ハルナ「あ、動かないで」 千雨「動こうにもこんな椅子に縛り付けられた状態で動けるか!」 ハルナ「それならよかった」 千雨「よかねぇ!どんなシーンだこれ!」 ハルナ「主人公が敵に捕まって嬲られるシーン」 千雨「中学生が何描いてんだ!」 ハルナ「えーと、じゃあ服を無理矢理脱がすトコやるから悲鳴上げてね」 千雨「おいよせ、やめ……キャァァァァァ!?」 ハルナ「おぉ、いいよその悲鳴!演技派だね長谷川!」 千雨「演技じゃねぇ!」 ハルナ「よーし、次は胸を責められ嫌だけどちょっと……ってシーンを!」 千雨「だ、誰か助けてくれー!」 10-463 10-463 名前:前スレ748[] 投稿日:2005/09/14(水) 21 48 12 ID kxWBCbEF0 ザジの宝物 テレビの前で一人の少女が座っている、ザジ・レイニィディだ いつもの無表情で画面を見つめている、その手にはリモコンが持たれていた ザジはいつものように再生ボタンを押す 彼女が画面を見つめてから約30分、画面にはエンディングが流れていた 彼女の頬には一粒の涙が流れている いつものペイントではない、彼女が流した本物の涙だ やがてエンディングが終わり、次回予告が始まる 「魔法少女ビブリオン!次回、奪われたステッキ!お楽しみに!」 魔法少女ビブリオン、それは 千雨 が毎週楽しみにしているアニメだ ザジは震える手でビデオテープを取り出した そしてゆっくりとラベルを見る、そこにはこう書かれてある 大サーカス紀行 ロシア公演編 奇跡の空中ブランコ それはザジの宝物だった 10-486 名前:前スレ748[] 投稿日:2005/09/14(水) 23 46 10 ID kxWBCbEF0 ドアを開ける、部屋の中は真っ暗だった たしかザジがいるはずなんだけど・・・ 千雨は不審に思いながらも部屋の中へと入る 何か声が聞こえる・・聞きなれた声だ 奥の部屋、真っ暗な中でザジはテレビの前で座っている 先ほど聞こえてきた声はそのテレビから流れてきたものだった 千雨 「お、ビブリオン見てるのか!そうか、お前もビブリオンの良さがわかったんだな!」 そう言って、千雨は笑顔でザジに近寄る ザジは何も言わずリモコンの停止ボタンを押す、そして巻き戻しボタンを押しテープを巻き戻し始めた 千雨 「ん?そうか最初から見るのか、じゃあ一緒に見よう!ちょっと待ってろ!」 千雨は部屋の電気をつけ、着替え始める やがてテープが巻き戻されると、ザジは再生ボタンを押した 千雨 「セーフ、間に合った!」 着替えが終わった千雨はザジの横の座布団に座る オープニングが始まり15分ぐらいした頃のことである 突然、ザジが涙をながし始めた 千雨はそれに気づき、声をかける 千雨 「おいおい、そんな泣くほどの話じゃないだろう。変なやつだな?」 ザジの涙は止まらない。あふれる涙を拭おうともせず、ただ画面を見つめていた 千雨 「そんなに感動する話か、コレ?」 不思議やつだなと思いながらも、千雨の視線はビブリオンに戻された 10-487 名前:前スレ748[] 投稿日:2005/09/14(水) 23 47 02 ID kxWBCbEF0 千雨 「うん!やっぱりビブリオンはイイな、お前もそう思うだろう?」 ビブリオンのエンディングが終わり、次回予告へと進む。ザジはまだ画面を見つめている 千雨 「お〜次も見たいのか!はまったなお前!」 千雨は嬉しそうだ、同志が増えたと思っているのだろう ザジは何も言わず、画面を見つめている 千雨 「おいおい、次回は来週だ。また録画しておいてやるからさ!」 次回予告も終わり、CMが流れ始めた。ビブリオンが終わったのである、それでもザジはテレビを見るのを止めない 千雨 「だからもうにも録画されていないんだってば!どうしたんだ、いったい?」 CMが途中で切れ、画面には砂嵐が現れる。録画が終わったということを告げているのだ 千雨 「ほら、もういいかげんにしろ。もうなにも・・」 そこまで千雨が行ったとき、テレビから割れんばかりの歓声が聞こえてきた 画面には、ど派手な衣装を身に纏った美しい女性が映っている その女性は観客の声援にこたえるように手を振っていた しばらくしてナレーションが入る 声「1995年、ボリショイの鳥人マリア・ゴルバチョフの空中ブランコでした」 千雨は自分が何をしたか悟った ザジの涙は止まらない やがて 大サーカス紀行 ロシア公演編 奇跡の空中ブランコ のエンディングが流れ始める 10-488 名前:前スレ748[] 投稿日:2005/09/14(水) 23 51 50 ID kxWBCbEF0 それからは地獄だった 朝食はパン一切れに水、ザジがにらんでいる、無表情だが千雨にはわかる 弁当はコロッケが1個、ザジがにらんでいる、無表情だが千雨にはわかる 夕食はゆで卵がひとつ、ザジがにらんでいる、無表情だが千雨にはわかる 洗濯は自分の分だけやっている 一緒にお風呂に入らなくなった 布団の中では背中を向けられた キスをしてごまかそうとした、そっぽ向かれた 優しく頭を撫でてみようとした、噛み付かれた ビブリオンをあるだけ見せてみた、泣き始めた くじけそうになっていた千雨であったが、なんとか解決策を考える ネットオークション、コレが無ければどうしようもなかっただろう マリア・ゴルバチョフ 〜そのすべて〜 というのを落札してみた それをザジに渡してみる ザジはまた泣き始めた、相変わらず無表情のままであるが・・ ザジの涙、それは悲しみの涙ではなかった、嬉しさであふれ出る涙であった 千雨に抱きつくザジ、頬にキスをする、やっと許しが出たのであろう なんとかザジの機嫌は直ったが、しばらくはビブリオンが見れなくなった アレを見ると、ザジは泣く癖がついてしまったのである 完 前ページ次ページSSまとめ
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前ページ次ページSSまとめ 9-629 9-629 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/09/05(月) 20 55 35 ID hgc1nnRYO ちづる 「ふぅ・・・・・」 ちづるは疲れていた。 毎日ボランティアで悪ガキ達の相手をして 最近では小太郎という手のかかる居候までできたのだから無理もない しかし普段そんな事は臆面にもださないちづる クラスメイトの誰もがそれを知る由はなかった ちづる 「さぁ今日もがんばるわよ」 ちづるは子供達の待つ施設に向かっていた 建物の前まで来るとなにやら女の子が立っていた 「あっ!ちづるお姉ちゃん来たー」 女の子はそう言うとちづるの手をグイグイ引っ張った ちづる 「あらあら」 ちづるはいつもの笑顔で女の子に着いていく 9-630 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/09/05(月) 20 56 03 ID hgc1nnRYO 建物の中に入ると子供達が勢揃いしていた 驚いたちづるは黒板に目をやるとたどたどしい字で 【ちづるおねえちゃんいつもありがとう】 と書かれていた。呆気にとられているちづるに園長先生が話しかける 「これはね最近ちづるちゃんが元気ないからって子供達が企画したのよ」 そう聞かされるや今度は一人の男の子がちづるに近づく やんちゃでいつもちづるの手を焼かせている子だ 「ちづるお姉ちゃん、僕・・・僕もっといい子になるから・・・ だから元気出して・・・・・・」 男の子の声は泣きそうだ。 ちづるは心底驚いていた。子供達の前でも元気のない素振りは 一度も見せたことはない。 子供の年上の人を見る観察眼なのか、それとも・・・・・ 9-632 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/09/05(月) 20 56 50 ID hgc1nnRYO ちづる 「ふふ私は幸せね・・・」 ちづるは子供達からもらった折り紙とラッピング用の紐でできた ネックレスを首からぶら下げながら帰路についていた ちづる 「ただいま」 夏美 「ちづ姉おかえりー」 あやか 「お帰りなさいちづるさん」 ちづる 「あら・・・これは?」 ちづるはテーブルに並べられた豪華な夕食を見つけた 夏美 「ふふふちづ姉最近疲れてるっしょ?知ってんだからね」 あやか 「まったく一人で全部抱え込むのはちづるさんの悪い癖ですよ 私達は・・・その・・友達なんですからね」 二人は気づいていた・・・それで普段作らない料理を作って ちづるを待っていたのだ 夏美 「ん??ちづ姉それ何??」 夏美はネックレスを指差しちづるに問いかけた ちづる 「これ?私の宝物よ・・・(あなた達もね)」 夏美 「ん?最後聞き取れなかったー」 ちづる 「ふふ何でもないわ」 あやか 「さぁ冷めないうちに食べましょう」 人の心はわからない でも 自分が心を開いてる人たちにはもしかしたら・・・・・ 終わり 9-614 9-614 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/09/05(月) 19 26 13 ID p7fiX95M0 万博の弁当持ち込み禁止の話を作ってみればいいんじゃね? 9-633 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2005/09/05(月) 20 56 51 ID ml788M2j0 係員「お客様、こちらは持ち込めませんのでお引取りくださいwwwwww」 ちう「マジかよ・・・じゃあ置いてくから処理しといてくれよ」 ザジ「(´・ω・`)イヤ!」 ちう「イヤってなぁ・・・でも捨てなきゃ入れないぞ?ザジ楽しみにしてたじゃないか」 ザジ「(´;ω;`)ちうの料理捨てるなら今食べる!」 ちう「めっ、迷惑だから列はずれよう、な!?」 ザジ「(´;ω;`)・・・うん・・・」 ちう「もったいないなあ・・・」 ザジ「(´・ω・`)ちうの料理、もったいないね・・・」 ちう「いやせっかく朝から並んでたのにさ」 ザジ「(´・ω・`)ちうの料理のほうが大事・・・」 ちう「・・・せっかくここまできたし名古屋城公園で飯にするか。もう並ぶのもイヤだろ?ついでに一泊してゆっくりしよう。な?」 ザジ「う、うん! ちう???!!」 ちう「こら、あんま引っ付くなって・・・」 係員「荷物のチェックをさせていただきまーす・・・お客様、こちらの飲み物は持ち込めません」 VIPPER?「おまwww今飲み物って言ったなwwwww」 VIPPER?「言った言ったwwwww」 新田「それは君用ではないのだがそこまで飲みたいのならば・・・」 係員「ちょwwww何で脱いでんのwwwwwwww」 新田「私の絞りたてをどうか!召し上がっていただきたいッ!」 係員「ちょwwwwふぐっ、んがっ────」 VIPPER?「先生カッコヨスwwwww」 VIPPER?「よしずらかれwwwwww」 新田「フォーーーー!」 係員「んぐーーーーー!」 9-677 9-677 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2005/09/06(火) 02 00 59 ID cyG043Qw0 千鶴「あら、夏美ちゃん。胸少し大きくなったんじゃないの?」 千鶴は隣で体を洗っている夏美に声をかけた 夏美「えへへ・・やっぱりわかるー」 夏美は千鶴のほうに向くと自慢するように自分の胸を両手で持ち上げた 夏美「2cmアップ」 その言葉を聞いた千鶴はまじまじと夏美の胸を見つめ、感嘆の声をあげた 千鶴「すごいわね?、成長期なのかしら?」 夏美「それもあるけど、今、秘密のマッサージしてるの。効果抜群なの!」 千鶴の目がキラリと光る 千鶴「そう、私も大きくなる方法ひとつ知ってるわよ?」 夏美「え、どんなの?」 千鶴「それはねぇ?」 千鶴はそういうと夏美の前から消えてしまった 9-678 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2005/09/06(火) 02 01 32 ID cyG043Qw0 突然の千鶴の消滅に夏美は驚く 夏美「え?ちづねえどこ?」 夏見は千鶴を探すがどこにもいない そして誰もいないはずの夏美の背後から声がする 千鶴「後ろからたくさん揉むのよ?」 そういうと千鶴は夏美の背後から夏美の胸に手を伸ばし、両手で夏美の胸を揉み始めた 千鶴「お?きくな?れ?」 夏美「うひゃあ!ちづねやめて!だめだって!」 夏美は抗議の声をあげる 千鶴「そ?れ?、そ?れ?」 千鶴は夏美の抗議を無視して夏美の胸をもみしだく 夏美「いやぁ、だめだってばぁ・・・」 千鶴「ぐい?んぐい?ん」 夏美「あ・・あっ、やめっ、やめてぇ、も、もう・・」 千鶴「う?ふ?ふ?、最後は?キュッ」 夏美「あっ・・あああん!!!」 この方法で胸が大きくなるかどうかは定かではない 9-682 9-682 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2005/09/06(火) 02 23 15 ID cyG043Qw0 それは奇妙な偶然だった 女子中等部、非常に大きく広い校舎であり、それゆえたくさんの施設がある つまりトイレもいっぱいある、しかし・・ どこのトイレも空いていない 夕映はあせっていた もはや膀胱は決壊寸前である トイレのドアを叩く、内側から返事のノックが返ってくる 隣も同じ、2階のトイレも同じ、3階のトイレも空いていない 夕映はロビーにいた もじもじしながら冷や汗をかいている まるで膀胱からおしっこが逆流し、汗として出しているようであった 我慢が限界に達したとき 夕映は叫ぶ 夕映「も?る?で?す?」 校舎の中心でもるですを叫ぶ 完 9-683 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/09/06(火) 02 52 30 ID T5wNfoSPO 夕映はもるですしかネタが無いのか。 9-684 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/09/06(火) 04 04 03 ID H2cmeyxn0 もらない夕映はただの夕映さ 9-686 9-686 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/09/06(火) 05 50 18 ID w3bNundQ0 ザジ「(*1))ガクガクブルブル」 ちう「どうした?」 ザジ「ちう!どうしよう!!アメリカに怪獣がいるって、女の子の」 ちう「はあ?何バカなこと言ってるんだ」 ザジ「だって、だって今ニュースでいってたもん! 怪獣が堤防壊したり家をメチャクチャにしてるって」 ちう「怪獣???」 ニュース「アメリカのルイジアナ州では【カトリーヌ】により堤防が決壊し―――」 保守です、ごめんなさい 一刻も早い救援・復興を願います 9-700 9-700 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/09/06(火) 12 47 53 ID z3M0yhGAO 保守 「風の音とは良い物だな、たとえそれが暴風であっても心地いい‥‥」 「マスター、そろそろ中に戻った方が‥‥」 「もう少しだけ‥‥、台風の日は何故か外に出たくなるんだ」 「(それは子供ですから‥‥)私が押さえていないと飛びそうな人の言う台詞では無いと思いますが‥‥」 「う、うるさい!」 「はい、もういいですよね帰りましょう」 ひょい 「あ、こら!降ろせ!私はまだ外にいるんだー!」 何か変な物を幻視した‥‥ 9-703 9-703 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2005/09/06(火) 13 36 52 ID E+e+HQFD0 夕映「これが今回の分のレポートです」 そう言うと夕映は五月に一冊のノートを手渡した 五月 いつもありがとうございます 五月はうれしそうにノートを受け取り、夕映に感謝の言葉を述べる 夕映「それはこちらも同じことです、毎回楽しみですから」 五月 では今回はこちらをお願いします 五月は夕映にひとつの袋を手渡した 夕映「今回は・・5本ですね」 夕映は中身を確認し、うれしそうにつぶやいた 五月 ええ、今回はなかなか苦労しました。その分いいものに仕上がったとおもいますよ。 にこやかに五月は微笑む 夕映「では10日後ぐらいにレポート持ってくるです。それでいいですか?」 五月 ええ、わかりました。それでは10日後、ここでお願いします 夕映「わかったです」 帰り道、夕映は袋の中から一本のペットボトルを取り出した ペットボトルには怪しい色の液体が入っている ペットボトルにはラベルが貼ってあり、そこにはこう書かれていた いちご酢昆布 夕映「これはなかなか・・・今回も楽しませてもらえそうです」 夕映レポート そこには夕映が飲んだ五月の試作ジュースの感想が非常に細かく記されている 学園内で販売されている一部のジュースはこのレポートから生まれるのである しかしそれを知るものは少ない 9-706 9-706 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/09/06(火) 15 42 29 ID LHifkgKM0 ちう「ザジ、傘なんか持ってどこへ行くんだ? 外は台風で凄い風だぞ」 ザジ「こんなビッグウェーブは見逃せないよ!」 ちう「はぁ?」 ザジ「じゃあ、風乗りに行ってくる」バタン ちう「風乗り?……――まさか!!」Σ(゚Д゚;)ハッ ザジ「う?ん、いい風だぁ」シュラセンプウケン ちう「おーい! バカなことはやめろーっ」 ザジ「ちょっと飛んでくるね」カサヒロゲ ちう「行くなあ!! ホントに危ないってぇっ!!」 ザジ「いってきま?す」フワリ ちう「ザジィイイイッ!!」。・゚・(ノД`)・゚・。 翌日 ザジ「ただいま?。遅くなっちゃった」テヘッ ちう「ザ…ザジ? 心配したんだぞっ。バカぁ!!」ダキ ザジ「そんなに心配しなくても――」 ちう「もう会えないかと思った……独りになっちゃたと思ったの……」グスン ザジ「ごめんね……もう独りにしないよ」ハンセイ ちう「うん」 ザジ「次は一緒に飛ぼう!!」 ちう「ええっ!?」Σ(゚Д゚;)ガーン 9-727 9-727 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/09/06(火) 21 15 01 ID UbMTQozsO ゆえ 「ど、どうしたですか!のどか!?」 ゆえは部屋に帰るなり泣いているのどかを見つけた のどか 「ゆえ?今日ね・・・・」 のどかはゆえに今日あった事を話した ネギの朝練を応援しに行ったこと しかし何やらネギとクーがいい雰囲気で声を掛けれなかった事 このままではクーにネギを取られてしまうんじゃと思った事を話した ゆえ 「やれやれですのどか・・・」 のどか 「えっ?」 ゆえ 「すぐ弱気になるのはのどかの悪い癖です。初心忘るべからず ですのどか。告白した時の勇気を持ち続けるですのどか」 のどか 「うん!そうだねゆえありがとう!」 ゆえ 「のどか・・・・・・・」 ゆえはのどかを強く抱きしめてあげた ゆえ 「ピカーン」 のどか 「へっ何??」 ゆえ 「ファイナール!!!アトミーーック!!!」 のどか 「何??ゆえ私たち逆さまだよ・・・」 ゆえ 「バスターーーーー!!!!!!」 地面に叩きつけられ気を失うのどか のどか 「・・・ぴく・・・・ぴく・・・・・」 ゆえ 「ハラショーー!!!!!!!」 9-744 9-744 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2005/09/06(火) 22 52 01 ID E+e+HQFD0 木乃香は思った言葉を口にした 木乃香「なんでやろ?」 最近不思議に思うことがあった 木乃香の部屋には現在三人+一匹が暮らしている 木乃香、明日菜、ネギ、カモである ネギはよく寝ぼける、寝ぼけて布団にもぐりこんでくる 明日菜の布団に そしてどういうわけか明日菜の布団にしかもぐりこんでこない なんでウチの布団にはもぐりこんでこんのやろ? 木乃香「はぁ・・・」 木乃香はため息をつく ウチもネギ君と一緒に寝て、ぎゅーってやったあげたいなぁ 木乃香はそんなことを思いながら夕飯の準備をすすめるのであった 完 9-751 9-751 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/09/07(水) 00 34 38 ID Nj85hxP00 ザジ・レニーデイは不機嫌だった。 その原因は、最愛の人である長谷川千雨にあった。最近、二人の時間がめっきり減っている のである。 当然、ザジはそれに耐えられない。ちうにもっと時間を作ってもらって、二人でなるべく長い 時間一緒にいたい。その思いから、ザジは千雨にこう訴えた。「もっと私といる時間を多く 作って」と。しかし、千雨はこう切り替えしてきた。 「何云ってんだ、お前。私らは同じ部屋だから、一緒の時間も何もないだろ」 「・・・・・・・でもちうは、パソコンに向かってばかり・・・・・」 「当たり前だ。私はネットアイドルだぞ。ファンを大切にしないアイドルがどこにいるんだよ」 「・・・・・・・・ファンより、私を大切にしてよ・・・・・・」 「してるじゃないか。一日2時間は一緒にいるだろ。それで文句いうなんて、お前は我侭だな」 千雨は真面目に話を聞こうとしなかった。それどころか、現状で満足出来ないのは、自分が 我侭だからだという。 ザジは失望した。私はこんな人のことを愛していたのかと。 「・・・・!!・・・ちうのバカーーーーーーー!!!もう知らないーーーーっ!!!!!」 後ろから、何か声が聞こえていたかもしれない。でも、そんなものは無視してザジは走った。 とにかく、千雨の顔が見たくなかった。 その後、部活に出ることにした。好きな奇術をやっていれば、少しは心が晴れると思ったから だ。しかし、そんなことはなかった。それどころか、余計に気分が滅入ったかもしれない。ここ 最近ザジはスランプ気味で、何をやっても上手くいかないという状態だった。 結局下校時刻まで練習せずに、途中で切り上げて帰ることにした。 何だかすごいムカムカする。でもザジは、それを消し去る方法を知らない。多分、こんな感情は 今までで初めて経験するものだったから。 9-752 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/09/07(水) 00 37 15 ID Nj85hxP00 ―――手品もちうも、大っキライ 考えるのはそれだけ。周りの景色も見たくなかったので、目を瞑ってがむしゃらに歩いた。 どれくらい歩いただろう。気が付くと、知らない所にいた。森・・・だろうか。夕方の陽の光が 木の葉を潜って差し込んでいて、それが不思議と奇麗に思えた。 まだ寮に帰りたくはないので、偶然に感謝しつつこの辺りを散策することにした。特に何も 無いところだが、何故だか心は落ち着く。―――と、 「どなたですか」 不意に声を掛けられた。発言の主を探してみると・・・居た。 同じクラスの絡繰茶々丸だった。何故かは知らないが、猫に囲まれている。 「・・・データ一致。ザジ・レニーデイさんですね」 「・・・そう」 そっけなく答えて、ザジは茶々丸の方に歩み寄った。近くで見ると、彼女は猫に餌をやって いることが判った。 なんとなく、意外だった。 教室での彼女は、正直近寄りにくい雰囲気を持っている印象だった。自分も人のことは 云えないかもしれないが。 隣にしゃがみこんで、聞いてみる。 「・・・餌、私にも貰えない?」 「はい・・・でも、もうこの子達は食べ終えてしまったと思います」 たしかに、餌を食べている猫はもういない。 来るのが少し遅かったかな。ザジは損した気分になった。 「申し訳ありません」 そんなザジの心境を読み取ったのか、茶々丸は頭を下げた。 何で謝るのかなと思いつつ、ザジは猫をかまって遊んだ。奇術をやっていると動物と接する のは日常だが、猫は奇術ではそうそう使わない。そのせいか、新鮮な気がした。 ただ純粋に可愛い。いつも動物と触れ合うときに感じるものとは違う。心が穏やかになって いく。その感覚が気持ち好い。 9-884 名前:保守代わりに[] 投稿日:2005/09/08(木) 02 26 46 ID 2wO0umCx0 いつの間にか、ザジの周りには猫達が集まってきていた。動物に慣れているからなのか、 それともそういう類の才能があるのか。 それを見ていた茶々丸が、その中の一匹を抱き上げながら、ザジに云った。 「あなたは、善い人ですね」 「?」 「動物に好かれる人に、悪人はいません。あなたは、とても良い心の持ち主なのでしょう。 ・・・すいません。あなたを少し、誤解していました」 「・・・」 いきなりそう云われてもどう反応すればいいのかザジには解らなかった。でも、悪い気分は しなかった。そして思った。それなら、あなたも善い人じゃないかと。 自分も誤解していたのだから、謝った方がいいのかどうか、ザジが思案していると、茶々丸が 聞いてきた。 「なぜ、こんなところに?」 「・・・」 「・・・ここは、私の憩いの場所だと思います」 「・・・思います?」 「私はロボットですから、そのような感情があるかどうかは解りません。ですが、言語化すると すれば、そのような言葉になるかと思います。私はこの子達に餌を与えている時、何と云えば いいのでしょうか、落ち着くのです」 「・・・」 「・・・あなたは、どうですか?」 どうですかとは、自分が落ち着く時はどんな時か、ということだろうか。ザジはそう解釈し、 答えようとした。 9-893 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/09/08(木) 03 56 29 ID 2wO0umCx0 だが、その言葉は出てこなかった。 今まさに、その相手とはケンカ中だったことに気付いた のだ。なので、ちょっとだけ言葉を曖昧にしておいた。 「・・・最愛の人と、いる時」 「最愛の人―――ですか」 「うん。・・・でも、今はいない」 「?」 「ケンカして、キライになったから」 「そうなのですか?」 茶々丸は何故か疑問形で返してきた。今の言葉に、何か不可解なところでもあったの だろうか。 9-886 名前:保守代わりに[] 投稿日:2005/09/08(木) 02 28 07 ID 2wO0umCx0 茶々丸が続ける。 「私には、そうは思えません。少なくとも、あなたは既に相手のことを許しているのではない ですか」 「・・・・・・・」 「いえ、初めからあなたは、相手のことを嫌ってなどいないのではないですか。だから、私の 問に対して、すぐに『最愛の人』という言葉が出てきたのでしょう」 「あ・・・・・」 私はちうを、嫌っていない? さっきまで、あんなに嫌っていた筈なのに? 「そうなの・・・かな・・・」 「私はそう考えます。もしあなたがその人と一生会えなくなるとしたら、あなたはとても悲しむ 筈です」 「・・・一生、会えない・・・」 ちうに、一生会えない状況。そんなのは、考えられない。考えたくない。想像しただけで 悲しい。ザジにとってそれは、生きる意味を失くすこととほぼ同義だ。 ちうがいない人生。悲痛。恐怖。孤独。無力。打ちひしがれる。絶望。そして―――死。 多分、真っ先に死を選んでしまうだろう。 「泣かないで下さい」 茶々丸に抱きしめられていた。 冷たい機械の感触。でも、なんだか落ち着く。 「泣く・・・涙が出るということは、あなたがその人と離れたくはないと考えている証明です。 私は、その人と仲直りすることを提案しますが」 「・・・・・・・」こくり。 「やはり、あなたは善い人です。自分に正直で、素直ですから」 涙を拭って、ザジは立ち上がった。もう何をするかは明確で、迷いは無かった。 9-887 名前:保守代わりに・・・[] 投稿日:2005/09/08(木) 02 51 09 ID 2wO0umCx0 茶々丸を見て、云った。 「・・・ありがとう」 「いえ、どうも。私も貴重な体験をしました。私よりも口数の少ない人に出会うという経験は、 これが初めてですから」 「・・・それ、冗談?」 「・・・そうなのでしょうか。本当のことだとは思いますが」 「そうだね」 くすっと笑う。結構、気が合う人なのかもしれない。ロボットだけど。 最後にもう一度、云っておくことにした。 「ありがとう。今度は教室で話そ」 「・・・はい。私も、それを望みます」 そう云って、ザジは歩き出した。最愛の人の元へ。 と、歩き出したところで目的の人がやって来た。かなり息を切らしているようだ。ここまで 全力疾走だったのだろうか。・・・それにしても、何て格好してるんだろ・・・。 でも、別にそんなことは気にしない。 「ザジ!!」 「ちう!!」 どちらからともなく駆け寄り、抱きしめあう。心の底から落ち着く。安心できる。 ―――再確認した。自分にはちう以外、有り得ない。 9-889 名前:保守代わりに・・・[] 投稿日:2005/09/08(木) 02 53 45 ID 2wO0umCx0 その後、二人は一緒に部屋に戻った。 帰る途中、千雨はザジを探しに出た経緯を説明した。先に部屋に帰り、ホームページの 更新をするも、別れ際の言葉が気になって、どうも身が入らない。居ても立ってもいられずに、 部屋を飛び出して来たのだそうだ。街中で色んな人に聞いて回り、居場所を突き止めたのだ という。 それで服がそんなのなんだね、と云うと、千雨はぎょっとしていた。自分の服装が「ちう」の ままだったことに、今の今まで気付いていなかったらしい。 「ありがとう、ちう」 「・・・?何が」 「だって、服に気が回らないぐらい、私のことを心配してくれてたんだよね」 「え?・・・まあ、結果的にはそうなるのかな・・・」 「ありがとう、ちう!!大好きっ!!!」 ちょっ、ここ電車だからっ、という制止の声を無視して、ザジは千雨を思いっきり抱きしめた。 結局千雨もザジに負けて、公共の場で存分に抱擁し合った。周りの視線なんて気にしない。 クラスの奴が見てたら、それはそれだ。どうにでもなる。 自分の体面よりも、目の前にいる少女の方が、何百倍も大切だから。出来ることなら、一生 共に居たい。何があっても、離しはしない―――。 その思いが強まった、それだけでも、今回のことは意味があったと云えるだろう。 前ページ次ページSSまとめ
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前ページ次ページSSまとめ 3-21 3-21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/11(月) 21 50 28 ID Az6BABGt0 TV「コパンコパーンちっさくたっていちにんまえ? コパーン…」 ザジ「……」 TV[コパンコパーンちっさくたっていちにんまえ?」 ザジ「……(ふりふり)」 TVと一緒に踊りだすザジ ちう「ただいまー あれ?ザジなにやってんだ?」 ザジ「?(゜□゜?)」 3-51 3-51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/11(月) 23 14 29 ID nDrdIol60 さよ「あのぉ…」 エヴァ「ん?どうした」 さよ「その…この間いっていた実体化できるというお話なんですが」 エヴァ「どうした、気でもかわったか?」 さよ「あの…学校が終わってから0時まではできますか?」 エヴァ「…ちょっと長いがまぁいいだろ」 さよ「あ、ありがとうございます!」 エヴァ「礼にはおよばぬ。…で何をしに行くのだ?」 さよ「あの…それはですね」 3-56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/11(月) 23 30 27 ID nDrdIol60 さよ「あのぉ?…」 朝倉「ん?どうしたの…あれ、あんたなんか今日は…」 さよ「今日だけ特別に実体化してるんですよ」 朝倉「…ほんとだ、触れるし足はえてるし」 さよ「あ、あの…それでですね朝倉さん…こ、これから一緒にお出かけしませんか?」 朝倉「へ?…その、実体化は今日だけなの?」 さよ「は、はい…(たぶんですけど…)」 朝倉「…(ニッ)ま、友達の頼みだしね。いいよ、行こう」 さよ「…!ありがとうございます!」 3-65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/11(月) 23 44 33 ID nDrdIol60 朝倉「で、どこいくの?」 さよ「え!?…え?と」 朝倉「いーよ、あんたの行きたい場所でさ」 さよ「は、はい」 さよ「わぁ?昔と違って色々ありますねぇ?」 朝倉「あれ?あんた自由に動けたんだから色々見てるんじゃないの」 さよ「見てましたけど、こうやって自分の足で歩いて見るのとでは違いますよ?」 朝倉「そーゆーもんかね」 さよ「ええ、それに…」 朝倉「ん?」 さよ「い、いえ!なんでもありません!!つ、次いきましょ!」 3-67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/11(月) 23 54 10 ID nDrdIol60 ちう「あれ、朝倉じゃねーか」 ザジ「…」 ちう「ん?隣の??あぁどっかでみたことあるな…ってあれって」 ザジ「…」 ちう「出席番号1番の…だよな」 ザジ「(こくこく)」 ちう「ど、どういうこっちゃ…化けてでたか?でも足はえてるし…様子見する…か?」 ザジ「…」クイックイ ちう「ん?あぁ、邪魔しちゃ悪いか。まぁ関わってもしょうがねぇし行くか」 ザジ「(こくこく)…」 ――ガンバッテネ… ちう「ん?なんかいったか?」 ザジ「(ふるふる)」 3-72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/12(火) 00 15 00 ID AlMQpJ9a0 さよ「あ、朝倉さん。あれって」 朝倉「あぁ、プリクラ?記念に一緒に撮る?」 さよ「はい!」 カシャッ 朝倉「できたできた。お、さよちゃんかわいく撮れてるねぇ」 さよ「え、いえそんな…」 朝倉「はっはっは。おっとごめん。ちょっとトイレいってくるからここで待ってて」 さよ「はい」 茶々丸「あの…」 さよ「はい?あ、あなたは」 茶々丸「マスターからの伝言です。その…マスターもがんばっているのですが 実体化はもって後一時間程だそうです。」 さよ「…そうですか」 茶々丸「申し訳ありません。」 さよ「い、いえそんな。私のワガママですし…ありがとうございましたとお伝えください」 茶々丸「…かしこまりました」 3-106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/12(火) 02 24 51 ID AlMQpJ9a0 朝倉「…教室?」 さよ「えぇ、ずっとここにいたので、なんだかんだで一番落ち着くんです」 朝倉「そっか」 さよ「あのぉ朝倉さん、今日はつきあわせちゃってごめんなさい」 朝倉「こらこら、あやまるとこじゃないでしょ」 さよ「あ…あはは、そうですよね。ありがとうございました」 朝倉「あっはっは、いいのよ別に」 さよ「いえいえ?本当にありがとうございます」 … さよ「…私…ですね、60年以上ここにいて、誰にも気づいてもらえなくて…すごく寂しかったんです… 誰でもいい、私に気づいて友達になって欲しいって…幽霊なのに…馬鹿ですよね」 朝倉「…」 さよ「でもあの日、ネギ先生と朝倉さんに友達になってくれるって言ってもらえて… すごく、うれしくて…」 朝倉「…うん」 さよ「あの…改めて言わせてもらいます。本当にありがとうございます」 朝倉「うん…あ、さよちゃん?」 さよ「え…?」 ――ゥゥウウウ 3-107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/12(火) 02 30 00 ID AlMQpJ9a0 さよ「あ…そろそろ時間みたいです…」 朝倉「そっか…」 さよ「今日はたくさん遊んで疲れてしまったのでこれで失礼しますね。 あ、別に消えるということではないですから」 朝倉「…馬鹿な事いうんじゃないよ」 さよ「あ、ご、ごめんなさい!…あの、朝倉さん」 朝倉「なに?」 さよ「これからも、よろしくお願いします」 朝倉「なぁにあらたまっても?…当然でしょ」 さよ「えへへ…それでは」――チュ シュゥゥゥ…… 朝倉「……はは、これじゃあいつらのこといえねーな」 3-108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[終] 投稿日:2005/07/12(火) 02 32 38 ID AlMQpJ9a0 ――翌朝 さよ「あ、お、おはようございます」 朝倉「ん、おはよ」 …チョンチョン さよ「?(机の下?…あ……プリクラ…)」 朝倉「私達はずっと、友達だよ」 さよ「…はい!」 3-71 3-71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/12(火) 00 09 52 ID ofXm5/WJ0 千雨「そんなにくっつくなって、満員じゃないんだから」 二人は電車の中。 ザジ「・・・・・」 ガタン 二人「うわっ」 二人倒れる 千雨「だからくっつくなって言ったのに・・・もう」 ザジ「ちう・・・眼鏡かけないほうがやっぱりかわいい・・・。」 千雨「っ、眼鏡っ、眼鏡」 ザジ「めがね・・・かけないで。そのほうが、ちうの顔がよく見えるから・・・」 千雨「嫌だよ・・・返せって」 ザジ「・・・(><)」 千雨「分かったよ、今日だけな。」 ザジ「(*≧▽≦*)」 ザジ「・・・ぎゅっ」 乗客「あのー、そろそろ立ってもらえない?」 千雨、恥ずかしそうに 「あ、はい、すみませんでした・・・」 ザジ「・・・・ぎゅっ」 千雨「だから、くっつくな。また転ぶから」 ザジ「・・・・(*≧▽≦*)」 千雨「ま、いいか・・・」 3-75 3-75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/12(火) 00 21 07 ID Bn2EoHIQ0 ザジ「………♪」 千雨「あっれ……眼鏡どこやったっけ。」 ザジ「………(*≧▽≦*)」 千雨「うわっ、ちょ。ザジあたしの眼鏡っ。」 ザジ「……」 千雨「ちょっ、かえしてよぉ?。」 ドタバタドタバタッ。。。。。 さよ「(じ?)……ザジさん楽しそう(ニコ)」 3-78 3-78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/12(火) 00 42 44 ID TE/t5rY10 「夜風が気持ち良くなってきたなぁ・・・もう梅雨も終りかな?」 タイピングの手を止め、千雨が呟く。そんな姿を、ルームメイトのザジが微笑みながら見ている。 「何・・・・見てんだよ・・」 視線に気付いた千雨は、やや乱暴な言葉を投げかける。しかし、その表情には、照れが浮かんでいた。 ザジの方も、その言葉の乱暴さが照れ隠しである事が解っているので、その微笑を崩す事はない。 千雨はモニターに向きなおし、ネットの海の向こう側に居る男達からのログを追いかける。 しかし、以前の様な高揚感は得られない。何か冷めてしまっていた。 やがて、ちうの発言が無くなっている事に気が付いた男達が騒ぎ始めていた。 ちう不在のまま、チャットのログは無責任な妄想で埋め尽くされ、流れてゆく。 「なんだかなぁ?・・・・・」 ポツリと溢した千雨の言葉に、ザジは何かを感じ取ったのか、ゆっくりと立ち上がっていた。 3-79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/12(火) 00 43 15 ID TE/t5rY10 ギュッ・・・・・・・・ ザジの腕が、千雨を優しく包み込み抱き締める。 「なっ・・・・何・・すんだよ・・」 ぶっきらぼうな言葉を口にする千雨だったが、その体はザジに委ねられている。 そして千雨の心の中に、ザジの音にされない言葉が染み込んでゆく。 「ありがと・・・・そうだな、今はお前が居るもんな・・」 自分の気持ちが伝わった嬉しさから、ザジは千雨を抱き締める腕に力を込める。 「おっ、おい・・ちょっとイタイってば・・もうちょっと待っててな」 千雨は一瞬、照れ笑いを浮かべた後、何かを決意して、キーボードを打ち込んでゆく。 ”みんなぁ?っ、ココでちうからの重大発表だっぴょ?ん♪” 3-80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/12(火) 00 43 46 ID TE/t5rY10 突然のちうの言葉に、男達は色めき立つ。 ”ちうは、暫くお休みする事にしましたのぉ?、みんなぁ?っ、元気でねぇ?っ hearts” そう打ち込むと、千雨は男達の反応を見る事無く、PCの電源を落とす。 振り返れば、ザジの優しい微笑みがあった。 「今は・・・ちうでいるより・・・千雨でいる方がいい・・よな?・・・」 千雨は顔を赤らめ、ぽつりと呟く。ザジは、その言葉にゆっくりと頷く。 千雨の照れた笑顔を見つめていたザジだったが、やがてその瞳は潤み、熱みを帯びてゆく。 「うっ、うわっ!!」 千雨が驚きの声を上げた。ザジがその華奢な体付きとは裏腹に、軽々と千雨を抱き上げていたのだから。 千雨を、いわゆる”お暇様だっこ”の状態で抱き上げたザジは、ゆっくりと歩き出し、ソファーの方へ向かう。 3-81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/12(火) 00 44 18 ID TE/t5rY10 ザジはソファーに千雨を下ろすと、覆い被さり、熱く潤んだ瞳で見つめる。 「・・・・・まだ・・お風呂入ってないよ・・・」 千雨は弱々しい声で、ザジを見つめ返す。しかし、その言葉でザジを征する事は出来ないと解っていた。 やがて千雨の瞳も熱を帯び、潤んだ視線が絡み合ってゆく。そして、千雨はゆっくりとその瞳を閉じる。 ザジも瞳を閉じる、そして二人の唇がゆっくりと近づいてゆく。 「んっ・・・・・・ hearts」 唇が重なった瞬間、千雨から甘い吐息が漏れる。その声を聞いたザジは、千雨の唇をこじ開け舌先をねじり込む。 「んぁっ・・・・んぐっ・・・・・」 唇を貪り合い、舌を絡め、二人は甘い吐息を漏らす。 お互いの耳に響きあう甘い声に、二人は酔いしれていった。 3-82 3-82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[ムダ毛処理してたら指切ったwwテライタスwwww] 投稿日:2005/07/12(火) 00 54 40 ID eHZHK7FrO ちう「そういえばザジ、お前って携帯電話持ってるのか??」 ザジ「………(コクコク)」 ちう「へぇ?。どんなのなんだ??」 ザジ「………(カキカキ)」 ちう「図を描いてくれるのか……え?っと何々、紙コップ2つとタコ糸で…ってこれは糸電話だろ!!」 ザジ「(* ∀ *)」 3-86 3-86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/12(火) 01 19 13 ID JFVOjAoe0 夏。 照りつける日差し。だが、決して暑くは無い。 風が吹く。 優しく、心地よい風。 柔らかな風鈴の音。 縁側。そこには2人の少女が、肩を寄せ合ってうたた寝をしている。 カランと、グラスの氷が音を立てる。遠くにセミの声。 2人は、ただゆっくりとした時を楽しんでいる。 そんな初夏の昼下がり。 3-94 3-94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/12(火) 01 42 11 ID byjX3vFPO 1-358 「「ご馳走様」」 あれから二人は冷めた千雨お手製晩ご飯を暖め直し、二人仲良く食べた。 「さて、風呂でも入るか」 「ちう…、一緒に入ろう…」 「分かってるよ」 千雨は、二人で入るときは、大浴場には行かず、専ら備え付けのバスルームを使っていた。 その方が、ザジと楽しい二人だけの時間が作れるからだ。 「…服、脱がしてあげる…」 「なっ、それ位自分で出来るよ!!」 「………どうしてもダメ?」 「ううっ…」 ザジは、自然に千雨に強請っているのだろうが、千雨は、この時のザジの顔には滅法弱い。 「変な事するなよ…」 「……うん」 ザジが満面の笑みで千雨に返すと、千雨はザジの可愛さに気絶寸前まで持っていかれる。 ザジのおかげで、いいんちょのネギを見て気絶する気持ちが少し分かったかもしれない。 「………♪」 ザジは楽しそうに千雨の服を脱がしているが、千雨はそれ所ではなかった。 「(随分…エロい脱がし方じゃねぇか…)」 千雨は、自分の身体の昂まりを必死に我慢しているのだが、 当のザジはどこ吹く風という感じで千雨の服を脱がしていく。 3-96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/12(火) 01 44 55 ID byjX3vFPO ブレザーは、千雨の腋の下から手を入れてボタンを外し、シャツを絡み付く様な手つきで脱がす。 実はザジ、脱がしながら千雨の身体を楽しんでいるのだが、 千雨は身体の昂まりを抑えるので、まるで気付いていない。 「(ちうの服…良い匂い…♪)」 「な、なぁ…ザジ…早くしてくれないか…」 「(こくこく)」 「(ザジの奴…、一体、何処でこんな…)」 3-134 3-134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[DVD見てたわ] 投稿日:2005/07/12(火) 05 09 56 ID AlMQpJ9a0 ちう「Mr.インクレディブルおもしろかったなー」 ザジ「(こくこく)」 ちう「やっぱヒr?ロには特殊能力だな。怪力だったり、伸縮自在だったり… 足があやかったり…バリアはれたり……」 ザジ「…?」 ちう「…なんかすごく身近にいる感じがするわ」 3-154 3-154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[保守してくださってる方々サンクス!] 投稿日:2005/07/12(火) 10 30 37 ID 6PABcnL20 さよ 「ドゥルルルンドゥルルンドゥルンドゥルルルンドゥルン タッ! ♪くっうっきっ女と?小人を連れて?街にサーカスが来る前に?」 朝倉 「え…えーと…さよちゃん…?なにしてんの…?」 さよ 「うわっ!み、見てたんですか朝倉さん…あのその、今流行のボイパを練習してたんです」 朝倉 「そ、そう…でもボイパってもう流行ってないよ?あと色々間違ってるっていうか…」 さよ 「あ…そうなんですか…じゃあ今は何が流行ってるんですか?」 朝倉 「え?う?んそうね?…………あ、え、えーと今は、 す、好きな女の子同士で色々Hな事するのが流行ってるかな、うん」 さよ 「へ?」 朝倉 「(なっ、なに言ってるの私はっ。いくらさよちゃんと…いやいやいや違う違う!)」 さよ 「へぇ?そうなんですか?」 朝倉 「ごっ、ごめん!調子に乗りまし…」 さよ 「…でも私幽霊だから朝倉さんに触れないなぁ…」 朝倉 「あ…」 さよ 「あ、いい事思いつきました!こうやって朝倉さんに乗り移れば…」 朝倉 「ひゃっ!?」 さよの声「朝倉さんと私とで感覚を共有しますから…ふふふ…」 朝倉 「えっ!?ちょっ、ま…あれ…?体がうごかな…」 さよの声「今は私に主導権がありますから朝倉さんの意思じゃ体は動かせませんよ。 それじゃ始めましょうか…うわぁ、朝倉さん胸大きいですねぇ…」 朝倉 「ちょ、ちょっと待ってぇ!さよちゃん!んっ…あっ…」 さよの声「わ…すごい事になってますよ…?朝倉さんのここ…」 朝倉 「あっ、ひゃっ…んぁっ…ああっ…だめぇ…」 さよ 「(ふふふ…嘘を教えようとした罰です… んっ…んんっ…もう、敏感すぎです、朝倉さん…)」 3-162 3-162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[2人が行列の出来る美味しいラーメン屋に行ったら??] 投稿日:2005/07/12(火) 11 27 43 ID eHZHK7FrO 店主「ラーメン2つですね、ごゆっくりどうぞ」 ちう「ほらよ、さて食べますか」 ザジ「……(コクコク)」 ちう「ふぅー…ふぅー…」 ザジ「………ぁ…クスクスッ」 ちう「ん…??ザジどうした??」 ザジ「ちう……メガネ…クスクスッ」 ちう「あぁ、曇ってるからな…取れば大丈夫だろ??」 ザジ「…(*´∀`*)」 ちう「ん…、まだ何か付いてるか?」 ザジ「ちうの顔キレイだから…つい(*´∀`*)」 ちう「ばっ…バカ…」 さよ「いいですねぇ…(*´∀`)」 朝倉「…さよちゃん??」 従業員「あのお客様、ご注文を…」 3-178 3-178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[朝倉の計らいで3-Aのパーティーの買い出しに二人が行ったら??] 投稿日:2005/07/12(火) 13 54 57 ID eHZHK7FrO ちう「朝倉の奴…絶対わざとだ…」 ザジ「ちうと2人っきり…だからいい…」 ちう「ばっ、バカ…そんな事恥ずかし気も無く言うなよ…」 ザジ「後は何を買うの…??」 ちう「食べ物と飲み物は注文してきたからな…後はパーティーグッズかな?」 ザジ「(*´∀`*)」 ちう「あ…あったあった。えっと、買う物は…帽子32個、クラッカー31個…後はビンゴカードか。」 ザジ「ちう…これ付けて?」 ちう「ん…?メガネ??…付けたけどこれで良いのか??」 ザジ「…クスッ…ちう可愛いよ…クスクスッ」 ちう「何笑ってるんだ??……!?」 ザジ「ちう、鼻メガネよく似合う…クスクスッ」 ちう「ばっ、バカ笑うなぁっ!!」 朝倉「ちょっと帰りが遅いと思ったらやっぱりこれだよヽ(´ー`)ノ」 さよ「ふふっ…あ・さ・く・ら・さん♪」 朝倉「へっ?何さよちゃn…うわぁぁぁ!?」 さよ「ビックリしました?怖そうなお面があったので付けてみました♪」 オチは無いぞw パーティーに参加してく(ry 3-179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/12(火) 13 59 19 ID RcbPgd/70 178 ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwww 俺もそのパーティー参加してEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE 3-182 3-182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/12(火) 14 40 07 ID 6PABcnL20 ちう「よーし今日も一位…寝るか…」 ザジ「にゃん♪(スリスリ)」 ちう「え…ど、どうしたんだザジ!?ネ、ネコミミなんて着けて…それにそのカッコ…」 ザジ「にゃあ?」 ちう「え…っと…とりあえず服着ろ!下着姿じゃ、か、風邪ひくだろ!」 ザジ「にゃあ?ん」 ちう「う…ど、どうしたんだよぉ??ってほっぺ舐めるなぁ!…こらぁ…」 ザジ「にゃ?(ぺろぺろ)」 ちう「うぅぅ…そこはぁ…だめだって…んっあああああ!」 ガバッ ちう「はぁ…はぁ…ゆ、夢…?くそ、なんで一番いい所で………!もう一回寝たら続きが見れるかも…」 ・ ・ ・ ちう「よーし今日も一位…寝るか…」 ??「フゥゥゥゥゥゥゥ!」 ちう「なっ!?」 ??「重力への挑戦フゥゥゥゥゥゥ!!」 ちう「なっ…ザ、ザジ!?天井に!?」 ザジ「どーもー!ハードザジでーす!ナイトメアフゥゥゥゥゥゥ!!」 ちう「こ、腰を動かすな!え?な、なにを…うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 ガバッ ちう「はぁ…はぁ…ゆ、夢…?夢で良かったぁ…」 ザジ「にゃん♪(スリスリ)」 ちう「え…」 3-187 3-187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/12(火) 15 58 29 ID 5DhxAKUy0 個人的に修羅場展開が一番好きだ。 朝倉「ちーうちゃん」 千雨「…何の用だ」 朝倉「つれないなー、もっと愛想良くしないと」 千雨「余計なお世話だ。で、用件は?」 朝倉「うん。写真できたよー」 千雨「…は?何の事…ってこれ!私の寝姿なんていつの間に撮った!?」 朝倉「ヒドいなー、あの二人の夜を忘れたの?」 千雨「おま、何を言って…」 ザジ「…………」 千雨「おおうぁ!?ザジ、居たのか?いや違うんだ、これは朝倉が勝手に言ってるだけで」 朝倉「そんな!私の事は遊びだったと言うの!?」 千雨「ちょっと黙ってろ!…落ち着けザジ。話せば分かる、だからその爪をしまギャー!」 朝倉「あはは!本当にあの二人からかうと面白いなー」 さよ「…朝倉さん」 朝倉「ん?さよちゃんどうしたの?」 さよ「結局何で千雨さんの写真持ってたんですか?」 朝倉「……あはは」 さよ「ちょっとあっちで話し合いましょうか」 朝倉「…はい」 あれ?これって修羅場展開か? 前ページ次ページSSまとめ
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アイドルグループのAKB48が24枚目のシングルを歌うメンバーを決めるじゃんけん大会の開催を発表しました。 昨年に続き2回目の開催ですね。 総選挙とじゃんけん大会は、毎年の恒例行事みたいなになってきましたね。 新メンバー江口さんがCGだったことで人気が落ちるかと思われましたが、まだまだ人気は続きそうですね。 遊澤亮 卓球 遊澤亮 ユニバーサル・コミュニケーション かわいい店員を落とす方法
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―64― 律「ふぁ~あ…耳かき美味しいなあ…!」 ざわ… ざわざわ… 澪「おいっ、おい、律よ」 律「アン?」 澪「お前、自分が何言ってるのか分かってるのか?」 律「おうよ、冗談でこんな事言ってたまるかよ」 唯「み、耳かき美味しいの?」 律「アタシ、なんか言ったっけ」 紬「りっちゃんは何を言ったつもりだったの?」 律「さあな。まあ、気にするなよ」 律「世の中、すべての事柄に意味があるワケじゃない。そうだろ?」 澪「そりゃそうだが」 唯「りっちゃんはもう少しハツゴンに意味をもたせた方がいいと思うんだよ」 律「ハツゴンってなんだ?」 唯「ハツゴンはハツゴンだよ。ねえムギちゃん」 紬「アーメンハレルヤピーナッツバター」 澪「今日は朝からやけに疲れるな…」 律「ショボくれんなよ。生きてりゃ良いことも巡ってくるさ」 澪「誰のせいでショボくれる羽目になったと…」 澪「まあ、いいや」 紬「そうそう。気分よく生きましょう」 唯「じゃあさ、じゃあさ、今朝はもう気分かえて朝マック行かない?」 律「おお、いいじゃねえか、タテノリだ!」ヒャッホ 澪「朝からマック?」 律「なんだよ、お前、夜にマック行くつもりかよ」 澪「夜にマック行って何が悪い」 紬「夜にマック行ったら太るわ」 唯「それに脂肪がつくよ!」 律「体重も増える」 澪「全部 同じ事だろ!?」 澪「ハァハァ…」 唯「澪ちゃん大丈夫?」 澪「よし、冷静に生きるぞ」 紬「その意気よ」 律「じゃあ話もまとまった事だし、朝マック行こうぜ!」 澪「あ、でも…」 律「今度はなんだよ」 澪「寮の朝ごはん、どうするんだ?残すとうるさいぞ」 唯「あっ、それはあるね」 紬「残したらうるさいんなら燃やしたらどうかしら」 律「お前バカか?」 律「もしくは何かの神経症だぜ」 紬「私にそんな口を2度と聞かないで」 唯「まあまあ2人とも」 澪「やっぱり朝マックは諦めようか」 紬「え?私がバカな事を言ったからやめるの?はええ?」 澪「律、ムギに謝れよ」 律「いやアタシ 紬「アアーッ!?ヲワアアアアアアーッ!!!!」ピョーンピョーン 律「生まれた時からアタシが悪かった」 紬「ふふゅっ♪」ルンルン 唯「あっ、ムギちゃん楽しそう」 澪「やあ~、よかったよかった」 律「ここまで来たらなんとしてでも朝マック喰わないと気がすまないな…なあ、唯」 唯「言い出しといてなんだけど、そこまででもないよ」 澪「どうせチャチなホットケーキとか薄っぺらいジャガイモとか 食べられるものは限られているしな」 律「じゃあ、どうしろって言うんだ」 紬「寮で用意された朝食を機械的にお口に運ぶのよ」 唯「外に出るのもめんどいし」 澪「そういうワケで食堂へ向かおう」ペタペタ 律「萎えるお話だな、まったく…」 唯「朝ごはんはヒラメがいいな~」ペタペタ 紬「まあ、閃いたのね、唯ちゃん」 澪「どうしたムギ」 紬「唯ちゃんはヒラメを食べる事を閃いたの」 律「お前、薬飲めよ」 紬「ヲワョアアアアア」 律「よし、行こうぜ」 ―食堂― 恵「あら、おはよう澪ちゃん」 澪「おはようございます曽我部先輩」 律「アタシらには挨拶無し?」 恵「誰だか知らないけど取り込み中よ」 律「知らないの!?」 紬「りっちゃん、アレは曽我部先輩よ」 律「いや、アタシは知ってるんだよ」 恵「澪ちゃん…」パクパク 紬「澪ちゃんをガン見しながら食物を口の中に放りこんでいるわ」 恵「ごくっ、ごくっ」 澪「オッパイ見ます?」チラッ 恵「ボッ」 唯「あっ、澪ちゃんの南半球が」 澪「うう…恥ずかしいな」 律「お前、変わったね」 紬「学園祭でパンツ全開で発狂してた澪ちゃんはどこへ」 澪「まあ減るもんじゃないしな」 律「それもそうだ」 唯「いいからご飯とりに行こうよ~」ギュルル 紬「しゃらんらしゃらんら朝はパン派~♪」 律「へっへへ。今日はぜひとも食パンにイチゴジャム塗りたくって食べたい気分だな」 律「あっ」 唯「今日は白米だね」 紬「まあ先輩が白米食べてたし、正直分かっていたわ」 律「イチゴジャム…」 澪「イチゴジャムなら一応おいてあるぞ」コト 律「白米にそんなもん塗ったらお百姓さんが悲しむ!」 唯「大丈夫、言わなきゃバレないよ」べちゃ 紬「そうそう」べちゃ 律「おいっ、このアホンダラども!!?アタシの白米にジャムを…!!」 律「ああ…」 律「うまい」グチャグチャ 澪「おいっ、向こうむいて食え!!」 律「ぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃ」 澪「うう…」 紬「どうしたの澪ちゃん」ムシャムシャ 澪「律のニュー日の丸ご飯見てたら気色悪くて食欲なくなってきた」 唯「ミイラとりがミイラになっちゃったね」ムシャムシャ 澪「私がいつミイラをとりに行ったんだ?」 澪「よし、残そう!!」 紬「声高らかにもったいない事を宣言した」 律「朝マック行けよ」 唯「残すとうるさいから朝マック断念したのにね」 澪「あっ、食堂のおばちゃんがコッチを見てて残しづらいよ…」 律「ヘタレ野郎だな」 律「だから好きだぜ」 恵「澪ちゃん。その食べかけのご飯、8万円で購入していいかしら」 唯「ブオッ」 澪「た、ただであげます」 恵「ハッ ハッ」ぺちゃぺちゃ 紬「ああ…まるで残飯を食べる豚のように」 律「あのように旨そうに食うならお百姓さんもお喜びさ」 唯「お百姓さんが喜ぶならいいね」 澪「今日死んだら天国に行けそうだな」 ―64― おわり 27